三池崇史の最新作、映画『初恋』 が主演・窪田正孝で2020年2月28日(金)に公開。主人公は天才プロボクサー、三池崇史初のラブストーリー『初恋』は、カンヌ国際映画祭2019「監督週間」に選出された、三池崇史による原作のないオリジナル作品。三池初のラブストーリーだ。ある試合での敗戦がきっかけで、人生の歯車が一気に狂いだしてしまった天才プロボクサー葛城レオが体験した、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる濃密な一晩を描く。“アングラ世界”の登場人物に、豪華キャスト集結!ディープなアンダーグラウンドの世界に登場するキャラクターたちを演じるのは、日本を代表する豪華キャスト勢。主演は、『東京喰種 トーキョーグール【S】』の出演を控える窪田正孝。また『ビジランテ』の大森南朋、『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』『パラレルワールド・ラブストーリー』の染谷将太といった人気俳優らが主演の脇を固める。葛城レオ(窪田正孝)希有の才能を持つプロボクサー。負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界に足を踏み入れてしまう。大伴(大森南朋)アンダーグラウンドに足を踏み入れた刑事。自らの正義を振りかざし、悪をも牛耳ろうと画策している。加瀬(染谷将太)ヤクザの策士。組織の中でうまく上りつめるが、綻んだ計画から組織内で目をつけられてしまう。権藤(内野聖陽)ヤクザきっての武闘派。喧嘩っ早さから敵も多く、チャイニーズマフィアから恨みをかっている。ジュリ(ベッキー)ヤクザの一員であるヤス(三浦貴大)の彼女。見た目に反して純粋で、一度キレたら止まらない。その他、村上淳や塩見三省といった人気キャストらが、凄みのきいたキャラクターたちを熱演する。カンヌ映画祭で公式上映カンヌ映画祭で『初恋』が、公式上映された。カンヌ映画祭は2年ぶりで7回目の参加となる三池崇史監督は「みんなでつくり上げた作品が、自分たちを昨日と違う景色へ連れて行ってくれる。映画とは夢のあるもの。映画を観客と共に観るというのは格別な時間でありとても楽しみ。」とコメント。初のカンヌ参戦となる窪田は、「カンヌという聖地に連れてきてもらい感無量です。作品はパワフルでスピード感がすごくて、観る者の目を惹きつける力があり、自分自身も熱くなるものがありました。世界の人に観てもらいたい」と満面の笑みをみせた。全米では先行公開へ日本公開より早い2019年9月27日(金)に全米公開へ。実写邦画としては大規模な100館程度での上映を予定している。なお、それより一足先に開催される北米最大の映画祭「第44回トロント国際映画祭」のミッドナイト・マッドネス部門に出品されることも決定した。【詳細】『初恋』公開:2020年2月28日(金)監督:三池崇史出演:窪田正孝、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、三浦貴大、藤岡麻美、顏正國(YEN CHENG-KUO)、段鈞豪(TUAN CHUN-HAO)、矢島舞美、出合正幸、村上淳、滝藤賢一、ベンガル 、塩見三省、内野聖陽企画・プロデュース:紀伊宗之プロデューサー:坂美佐子 前田茂司 伊藤秀裕 小杉宝共同プロデューサー:飯田雅裕監督:三池崇史脚本:中村雅音楽:遠藤浩二<あらすじ>舞台は、さまざまな事情を抱えた人間たちが流れ込む欲望の街・新宿歌舞伎町。天涯孤独ながら希有な才能を持つプロボクサーの葛 城レオが、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫し、試合後の診察で余命いくばくも無い病に侵されていることを知る。自暴自棄になったレオが、気もそぞろに繁華街を歩いていると、男に追われる少女に出くわす。ただ事ではない様子を察 したレオは条件反射的に男をKO。気を失った男のポケットにあった、警察手帳をとっさに懐へとしまうと、少女の後を追った。少女はモニカと名乗り、親の虐待から逃れるように街へ流れついて、ヤクザに囚われていたことを明かす。KOされた男 は悪徳刑事・大伴でヤクザの策士・加瀬と裏で手を組み、ヤクザの資金源となる“ブツ”を横取りしようと画策、モニカを見張っていたのだ。ヤクザと大伴から追われる身となったレオだが、モニカと自らの境遇が重なる部分もあり、どう せ短い命ならと半ばやけくそで彼女を救おうと決意する。一方で、モニカと共に資金源となる“ブツ”が消えさらにヤクザの一員・ヤ スが殺されたことを彼女のジュリから知らされる組員一同は、組長代行の基で今にも一触即 発の様相を呈している。一連の事件をチャイニーズマフィアの仕業だと踏んだ組随一の武闘派・権藤が組の核弾頭・市川と共に復讐を決意し、ジュリも後を追った。 ヤクザとチャイニーズマフィアに悪徳刑事。ならず者たちの争いに巻き込まれた孤独なレオとモニカが行きつく先に待ち受けるもの とは……。欲望渦巻く繁華街で出会った孤独な二人が過ごした、人生で最も濃密な一夜の結末や如何に。
2019年04月29日現在放送中の主演ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」も話題の窪田正孝が、三池崇史監督最新作『初恋』で主演を務めていることが分かった。本作は、コメディタッチのものからバイオレンス、ホラーまで様々な作品を生み出し続ける三池監督初のラブストーリーで原作のないオリジナル作品。カンヌ国際映画祭2019「監督週間」に選出され、『FIRST LOVE』の英題が付けられている。主演を務めるのは、放送中の「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」で天才的診療放射線技師を演じ、また新たな一面を見せる窪田さん。今後も『Diner ダイナー』や『東京喰種トーキョーグール【S】』、連続テレビ小説「エール」と続々と出演作の公開&放送が控えている。本作では、そんな窪田さんが扮する希有の才能を持つプロボクサー・葛城レオが、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描いていく。三池監督とは「ケータイ捜査官7」以来約10年ぶりのタッグとなる窪田さん。そのオーディションで監督と初対面したそうで、当時をふり返り「現場で監督が演出する1カット1カットがとにかく面白くて、その魅力に、その空間にしがみついて役を生きていたいと当時感じたのを思い出しました」と語る。そして「再び、三池ワールドに帰ってくる機会をもらえて本当に嬉しかった」と今回の出演を喜び、「挑戦してみたかったボクサー役。もう一度、面と向かって監督とセッションできたのは本当に幸せな時間でした」と明かしている。またカンヌ映画祭は2年ぶり7回目、「監督週間」には4年ぶり3回目の選出となる三池監督は「初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。バイオレンスよ、さらば!!」とコメントしている。『初恋』は2020年、公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月26日カンヌ国際映画祭2019「監督週間」に選出された三池崇史監督最新作『初恋』(英題:FIRST LOVE)が、2020年に公開されることが26日、明らかになった。窪田正孝が主演を務める。同作は、希有の才能を持つプロボクサー・葛城レオ(窪田)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描く。窪田と三池監督は『ケータイ捜査官7』以来約10年ぶりのタッグに。世界各国の映画祭の常連である三池監督だが、カンヌ映画祭は2年ぶり7回目、「監督週間」には4年ぶり3回目の選出となる。同作は東映配給により全国で公開される。○三池崇史監督コメント初めて撮ったラブストーリーがカンヌに選ばれた。幸せです。バイオレンスよ、さらば!!○窪田正孝コメントケータイ捜査官7のオーディションで三池監督と初対面してから約10年が経ちます。現場で監督が演出する1カット1カットがとにかく面白くて、その魅力に、その空間にしがみついて役を生きていたいと当時感じたのを思い出しました。再び、三池ワールドに帰ってくる機会をもらえて本当に嬉しかったです。挑戦してみたかったボクサー役。もう一度、面と向かって監督とセッションできたのは本当に幸せな時間でした。今作がカンヌ国際映画祭「監督週間」にも選出され、三池さんにまた新しい世界を魅せてもらえた気がします。本当に底知れない人間的魅力、チカラ、器が三池監督にはあるのだと思います。話してると普通の大阪のオッサンなのに。笑映画 『初恋』ぜひ、よろしくお願い致します。
2019年04月26日これまでになく若手俳優の層が厚い昨今の映画界では、この春、見目麗しい男前たちが桜と同じく満開となっている。温かな春の陽の光のように、キラキラと輝きながらスクリーンを彩るイケメンたち。顔面偏差値の高さのみならず、類まれなる演技力と賞賛すべき身体能力を兼ね備えた若手注目株たちが出演する、この春公開の話題作を5本紹介しよう。山崎賢人、吉沢亮、本郷奏多がスペクタル歴史絵巻『キングダム』で壮絶バトル!山崎賢人…大将軍を夢見る少年・信役でアクション全開!1994年生まれ、東京都出身。2010年に俳優デビューした山崎さんは、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『ヒロイン失格』『orange-オレンジ-』(ともに2015年)のほか、三池崇史監督作『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年)など、人気コミックの実写化にて主演を数多く務める“マンガ実写化の絶対的エース”として知られる。本作では戦災孤児として寄る辺ない身となりながらも、親友・漂とともに「天下の大将軍」になることを夢見て鍛錬に励む少年・信役。『オオカミ少女と黒王子』(2016年)のドSな黒王子役や『羊と鋼の森』(2018年)の繊細なピアノ調律師役とは真逆の、キラキラ輝くつぶらな瞳が印象的な“真っ直ぐで熱い男”を熱演している。見事に鍛え上げられた細マッチョから繰り出される、超絶アクションにも注目!吉沢亮…信の幼なじみ、秦の若き王のニ役をクールに演じ切る!1994年生まれ、東京都出身。「仮面ライダーフォーゼ」やTBSドラマ「ぶっせん」、沖田総悟役に扮した福田雄一監督作『銀魂』など話題作に出演する。山崎さんとの共演作『斉木楠雄のΨ難』(2017年)で演じた、中二病の少年役の成り切りぶりが秀逸。ドラマ、映画、舞台、CMと全方位で活躍中。信の幼なじみにして共に立身出世を願う親友・漂役と、中華統一への先陣を切らんとする秦国の若き王・えい政の二役に臨んだ吉沢さん。後々まで信の指標となる志高い少年と、気品と威厳そして知性を感じさせる高貴な人物を見事に演じ切っている。本作で演じた、冷静沈着ながら心に熱き炎を燃やす王役は吉沢さんの真骨頂と言えるだろう。本郷奏多…反乱を起こすヒール役を体現!1990年生まれ、宮城県出身。幼い頃よりキッズモデルとして芸能活動を行っていた本郷さんは、『リターナー』(2002年)で金城武が演じた主人公・ミヤモトの幼少期を演じて映画デビュー。本作でメガホンをとった佐藤信介監督作品への出演は『GANTZ』シリーズ、『いぬやしき』(2018年)に続いて4作目となる。えい政の異母弟・成きょうに扮した本郷さん。父母ともに王族の血を引く自分こそが正統な王であるとして反乱を起こし、えい政を追いやり王座に君臨する“ヒール(悪役)”を体現する。身分の低い者を見下し、整った顔をゆがませながら指図をする憎々し気な様子は、さすが俳優歴17年の堂に入った演技を見せている。中国・春秋戦国時代の史実をベースにつむがれた原泰久のベストセラーコミックを映画化。大将軍を志す戦災孤児の少年・信が、後に秦の始皇帝となる若き王・えい政と共に中華統一を目指すまでを描いた歴史エンターテインメント。『キングダム』は4月19日(金)より全国東宝系にて全国公開。成田凌が純度100%の恋愛映画『愛がなんだ』でヒロインを翻弄!1993年生まれ、埼玉県出身。「MEN’S NON-NO」の専属モデルとして注目され俳優デビュー。2018年は井浦新と共演した『ニワトリ★スター』を皮切りに中田秀夫監督作『スマホを落としただけなのに』ほか計6本の出演映画が公開するなど、最も躍進した若手俳優に。岸井ゆきのがヒロイン・テルコを演じた本作で、成田さんはテルコの想い人・マモルに扮している。テルコを電話一本で呼び出し、用がなくなると深夜でも追い返す自分勝手なマモル。成田さん演じる、テルコの好意を利用するだけの厄介なダメ男は絶品。ワガママな顔の裏に自分自身に自信が持てない弱さもにじませた成田さんの卓越した演技力に感服させられる。直木賞作家・角田光代の恋愛小説を映画化。平凡なOLテルコがダメ男に翻弄され仕事や生活を犠牲にしながらも、“一方通行の片想い”に全身全霊でぶつかっていくホロ苦ラブストーリー。『愛がなんだ』は4月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開。高杉真宙、宮沢氷魚が『映画 賭ケグルイ』で超ハイテンション心理合戦!高杉真宙…最下層の生徒役を感情表現豊かに熱演!1996年生まれ、福岡県出身。2009年の舞台「エブリ リトル シング’09」で俳優デビュー。初主演作『ぼんとリンちゃん』(2014年)のアニメ&ゲームオタク役や中島哲也監督作『渇き。』(2014年)での金髪不良少年役、そして今年1月に公開された話題作『十二人の死にたい子どもたち』(2019年)でのクールな眼鏡男子役など変幻自在な顔を持つ。ギャンブルの強さによって生徒の階級が決められている本作で、高杉さんが演じたのはギャンブルに負けて最下層の“ポチ”として虐げられる涼太役。這い上がろうと必死になったり借金を抱えて絶望したりと、感情表現豊かに演じている。宮沢氷魚…ミステリアスな反生徒会組織のリーダー役に挑戦1994年、米サンフランシスコ生まれ。成田さんと同じく「MEN’S NON-NO」の専属モデル出身。「コウノドリ」シリーズや「トドメの接吻」などテレビや舞台を中心に活動し、本作で映画デビューを飾っている。国際基督教大学卒業。若手俳優きってのインターナショナルな知性派としても知られる。本作では反生徒会組織ヴィレッジの穏やかで冷静なリーダー・村雨天音役に扮した宮沢さん。「非ギャンブル・非服従」をモットーとしながらも、かつて生徒会長にギャンブルで勝利したという過去を持つミステリアスな人物に挑戦している。財政界の子女が通う名門・私立百花王学園。この学園を牛耳る生徒会が主催する賞金3億円のギャンブルイベントに、最強のJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺美波)が挑む。原作コミックの作者・河本ほむらがシナリオ原案・監修した完全オリジナルのギャンブル・エンターテインメント。『映画 賭ケグルイ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。横浜流星、中尾暢樹が青春スポーツドラマ『チア男子!!』で満面の笑顔!横浜流星…キュートな笑顔と高い身体能力で魅せる1996年生まれ、神奈川県出身。ファッション雑誌のメンズモデルを経て、2014年にスーパー戦隊シリーズ「烈車戦隊トッキュウジャー」で注目を集める。2019年早々、深田恭子と共演したTBSドラマ「初めて恋をした日に読む話」で大ブレイク。映画においても主演作『愛唄 -約束のナクヒト-』のほか計4本の出演映画が公開予定となっている今年最も活躍が期待される若手俳優。横浜さんが演じたのは、柔道一家に生まれながらも優しい性格のため強くなりきれない大学生・晴希役。本作では「はじこい」でのピンクヘアのユリユリとも、『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(2019年)の赤髪の俺様男とも違う、黒髪で笑顔がキュートなスポーツ男子に扮している。極真空手の初段という高い身体能力を活かしたチアも必見!中尾暢樹…チアへの情熱は誰にも負けない“ガッツ男”を熱演!1996年生まれ、埼玉県出身。俳優集団「D-BOYS」の一員。2016年にスーパー戦隊シリーズ「動物戦隊ジュウオウジャー」で主役に抜擢され、本格的に俳優デビュー。池田エライザと共演した『一礼して、キス』(2017年)での弓道の天才役で注目される。この春から日曜ドラマ「あなたの番です」、深夜ドラマ「カカフカカ-こじらせ大人のシェアハウス-」の2本のドラマが放映予定。晴希の柔道仲間で男子チアリーディング部の創設を提案する一馬役に扮した中尾さん。実は一馬の亡き両親の出会いのきっかけだったチア。だからこそチアへの情熱は誰にもまけない“ガッツ男”を熱演している。横浜さんの柔和な笑顔に対し、中尾さんは元気イッパイの弾ける笑顔でスクリーンを明るく照らす。朝井リョウによる実在する男子チアリーディングチームをモチーフにした人気小説を映画化。男子チア部を創設した大学生2人が、人生に迷い葛藤しながらも仲間たちと深い絆を築き、新たな道を切り開いていく青春スポーツドラマ。『チア男子!!』は5月10日(金)より全国公開。松坂桃李が時代劇エンターテインメント『居眠り磐音』で本格的な殺陣を披露!松坂桃李…愛しい人への想いに胸をこがす、心優しき用心棒として見参!1988年生まれ、神奈川県出身。2008年に男性ファッション誌「FINEBOYS」の専属モデルとして活動開始。翌年、スーパー戦隊シリーズ「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビューを飾る。樹木希林と共演した『ツナグ』(2012年)ほか多数の作品に出演し、白石和彌監督作『孤狼の血』(2018年)では第41回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した実力派俳優。松坂さんは本作で、ある悲しい事件から許嫁を残して脱藩した浪人・磐音に扮している。礼節をもって人と接する穏やかな磐音はまさにハマリ役。愛しい人への想いに胸をこがす大人な男の色気には胸キュン必死!太刀筋鋭い本格的な殺陣シーンも見どころポイントとなっている。佐伯泰英のベストセラー時代小説を映画化。昼はうなぎ屋、夜は両替屋の用心棒として働く浪人・磐音は、幕府が流通させようとしている新貨幣で一儲けを企む悪徳一味の陰謀に巻き込まれる。新しい時代に幕を開ける痛快・時代劇エンターテインメント。『居眠り磐音』は5月17日(金)より全国公開。中国史から時代劇まで多彩なジャンルがずらりとそろった春映画たち。まさに眼福のイケメン・ラインアップをお楽しみください。(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:チア男子!! 2019年5月10日より全国にて公開©朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会居眠り磐音 2019年5月17日より全国にて公開©2019映画「居眠り磐音」製作委員会キングダム 2019年4月19日より全国東宝系にて公開Ⓒ原泰久/集英社Ⓒ2019 映画「キングダム」製作委員会映画 賭ケグルイ 2019年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会
2019年04月12日圧倒的知名度と人気を誇る、日本を代表するベストセラー作家・東野圭吾。その代名詞といえば、ヒューマンドラマやラブストーリーが鮮やかなまでに盛り込まれたミステリー。作中に仕込まれた巧妙なトリックはもちろん、情景描写や登場人物の心情描写にも定評があるため、ミステリーでありながら人間ドラマとしても楽しむことができることで幅広い年代から支持を得ている。映像化された作品は数知れず。そのエンターテインメント性から幅広い層に受け入れられ、多くの大ヒットを飛ばしてきた。そこで今回は、劇場で観れる作品から過去の作品まで、東野圭吾原作のミステリー映画からオススメをピックアップ。『パラレルワールド・ラブストーリー』この愛の謎が解けるか…?(5月31日全国公開)東野氏自身が「ぶっ飛んだアイデアで、よく書いたものだと感心します」と語り、映像化は不可能といわれていた同名原作が20年の時を経て実写映画化。主人公・敦賀崇史を演じるのは「Kis-My-Ft2」のメンバーとして活躍する玉森裕太。本作では爽やかなルックスを生かしつつ、その内面に秘められた感情を滲ませるような演技を披露している。崇史は恋人である麻由子(吉岡里帆)と幸せな同棲生活を送っているが、目を覚ますと麻由子は親友の智彦(染谷将太)の恋人である、もう1つの世界に迷い込んでしまう。目を覚ますたびに変わる世界に混乱する崇史は“謎”を解き、真実にたどり着けるのか?本作のポイントはなんといっても「目を覚ますと別のパラレルワールドにいる」という不思議な感覚を、主人公の崇史と同じように体験できることだ。2つの世界をつなぐ“謎”の暗号、ひとつひとつのシーンがパズルのピースのようになっている構成に登場人物の感情が絡んでいくことによって、さらなるスリルを生み出す。頭をフル回転にして、本作の謎に挑んで欲しい。『マスカレード・ホテル』木村拓哉×長澤まさみのバディムービーとしての魅力も(公開中)2019年最初の東野圭吾実写化作品は、大人気「マスカレード」シリーズの第1作目を映画化した『マスカレード・ホテル』。誰もが“お客”という仮面をかぶってやってくる、ホテルという非日常空間を舞台に、連続殺人事件を解明するため潜入捜査をする刑事・新田浩介を木村拓哉、一流ホテルマンである山岸尚美を長澤まさみが演じる。刑事として次々にやってくる宿泊客を疑う新田と、ホテルマンとしてお客様を最後まで信じる山岸。立場も性格も正反対の2人が難事件に挑む本作はミステリーとしてだけでなく、バディムービーとしても多くの観客を熱狂させた。宿泊客としてやってくる豪華すぎるキャストたちにも注目!『ラプラスの魔女』新境地の小説を三池崇史監督×旬なキャストで映画化(2018)「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と東野氏が野心的に語る同名原作を三池崇史監督がメガホンを取り、櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰をキャストに迎えて映画化。“ラプラスの魔女”とはかつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した、全てを知り、未来を予見する者の存在のこと。全く離れた場所で硫化水素中毒死の死亡事件が連続して発生、さらに死亡した2人は知り合いであること、しかも同じ自然現象の下で事件が起きたことがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江修介(櫻井翔)に協力を依頼する。もしこれが事件であるなら、“ラプラスの魔女”にしかなし得ない犯行だと行き詰まる青江の前に、謎の女・羽原円華(広瀬すず)が現れるーー。『祈りの幕が下りる時』“泣けるミステリー”「新参者」シリーズ完結!(2018)東野作品の中でも屈指の人気を誇る主人公・加賀恭一郎を阿部寛が2010年の連続ドラマから演じてきた、「新参者」シリーズ完結編。謎に包まれた殺人事件の捜査線上にある女性演出家(松嶋菜々子)が浮上したことで、加賀の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされる。事件に隠されたトリックを謎解いていく過程が楽しめるのはもちろん、東野作品の中でも、犯罪に隠された人々の想いを描写することで“泣けるミステリー”として評判のシリーズなので、これまで「新参者」に触れたことがない人でも楽しめる作品となっている。『真夏の方程式』(2013)誰もが知る天才物理学者・湯川学が活躍する劇場版第2作目福山雅治が頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗の天才物理学でありながら、理屈屋で「変人ガリレオ」とあだ名される湯川学を演じ、大ヒットしたドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版第2作目。主人公の湯川は「マスカレード」シリーズの新田、「新参者」(加賀恭一郎)シリーズの加賀と並ぶ東野作品の人気主人公であり、クセ者だ。しかし、本作では子どもは大の苦手としている湯川が10歳の少年・恭平(山崎光)と海辺の町で夏を過ごすことになり、彼のために事件を解決していく、というかつてない姿と切なすぎる結末が話題に。1作でさまざまな感情が入り乱れる傑作ミステリー。ぜひスクリーンでも楽しんでみて。『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マスカレード・ホテル 2019年1月18日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 Ⓒ 東野圭吾/集英社パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年03月31日「EXILE/GENERATIONS」関口メンディー、本田翼、斎藤工らが、この春から放送がスタートする女児向け特撮シリーズ「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」(テレビ東京系)に出演することが分かった。本作は、三池崇史が総監督を務める特撮番組「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」に続く“ガールズ×戦士シリーズ”の第3弾。正義の怪盗、ひみつ×戦士 ファントミラージュが、逆逆警察によって“イケナイヤー”にされてしまった人から、「イケない心」をちょーだいして平和を取り戻す…という物語。最新VFXを駆使したダイナミックな映像と、ダンス監修expgによるハイテクニックなダンスが見どころの次世代の特撮番組だ。今回、そんな本作に出演する豪華なレギュラーキャストが決定。ファントミラージュたちのボス・ファンディー役に、「EXILE/GENERATIONS」の関口メンディー。ファントミラージュと敵対する悪の組織“逆逆警察”のリーダー・ギャンヌ署長役に、モデルの石田ニコル。主人公・ココミのパパでスイーツカフェでパティシエをしている桜衣慎一役に、『ソローキンの見た桜』『麻雀放浪記2020』などが今年公開を控える斎藤工。また、ココミといつも一緒、シルクハットがキュートなくまの妖精“くまちぃ”の声を、春の月9ドラマ「ラジエーションハウス」でヒロイン役に決定したことでも話題の本田翼。そして番組のナレーターは、「デュラララ!!」竜ヶ峰帝人役、「ユーリ!!! on ICE」勝生勇利役で知られ、俳優・声優・歌手など幅広く活躍する豊永利行が務める。そのほか、元格闘家の黒石高大、タレント・ぺえの出演も決定した。■キャストコメントファンディー役/関口メンディーファンディー役の関口メンディーです。ひみつ戦士ファントミラージュのボスとして逆逆警察とたたかっていく役ということで、自分の中でも、監督さんとも話しながら色々なファンディーをイメージして撮影に臨んでいます。このようなファンタジーな世界でお芝居するのは初めてなのですごく新鮮ですし、CGなどもイメージしながら考えて演じることがすごく面白いですね。ファンディーは、コミカルな性格で、ホログラムでポッと登場する場所もとにかく毎回面白いので、そういったところもぜひ注目していただきたいです。くまちぃ役/本田翼(声の出演)女の子向け特撮シリーズに参加させていただくことが初めてで更にマスコットキャラクターの声を担当するのも初めてなのでお話をいただいた時は正直びっくりしました。くまちぃを演じる時は裏声をつかったり自分なりに工夫や苦労もあるのですが楽しくて良い経験になっています。くまちぃはファントミラージュの女の子達を見守る役割で、きちんとこの子達に教えてあげなきゃ、伝えてあげなきゃと一生懸命だと思うので、ドラマを観ている女の子達にもそれが届くように心がけて演じています。ギャンヌ署長役/石田ニコル署長なのでアベコベ刑事とマギャク巡査をまとめるために、リーダーシップをとろうとするんですが、どこか空回りしてたり、抜けたところがある愛されるキャラクターを演じています。衣装の半分が警察の制服、もう半分がドレスになっているところや、メイクも半分半分違うところもポイントです。逆逆警察のシーンは、大人が「これが面白いんじゃないか」と本気で面白いものを探り、毎回作り上げているので、みなさんで好きな回を見つけて「くすっ」と笑っていただければ嬉しいです。桜衣慎一役/斎藤工桜衣慎一は、主人公ココミのお父さんであり、優しいスイーツ男子です。経営しているスイーツカフェだったり、遊園地での撮影は、その世界に自分がいることがとても新鮮で、見たことのない自分に出会えている気がしています。第一話で演じた「イケナイヤー」は、別のキャラクターになるというより、普段優しい慎一の中にある実は外に出ていない部分、人間が同時に持っている両極端の心理をついているんじゃいかと、台本を読んだときはドキッとしました。お子さんも、その保護者の方がみてもドキっとするし、ドラマ自体がカラフルで楽しいファンタジーになってますので、ぜひ、ご家族で楽しんでもらえたら嬉しいです。「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」は4月7日(日)9時~テレビ東京系にて放送開始。※3月31日(日)9時~直前特番を放送(cinemacafe.net)
2019年02月26日歌舞伎俳優の市川海老蔵とV6の三宅健が出演する六本木歌舞伎第三弾『羅生門』の公開舞台稽古が22日、東京・EXシアター六本木で行われた。初めて歌舞伎を見る人でも楽しめる仕掛けが散りばめられた舞台に、報道陣からも何度も笑いが起こった。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。相次ぐ天変地異で人々は飢え、生きるためには手段を選ばぬ世の中。ある日、行き場をなくした下人(三宅)が羅生門の楼上に登る。そこで下人が目にしたものは、折り重なる死体の中、死人の髪を抜く老婆(海老蔵)の姿であった。聞けば、髪を抜いて金にするという。下人もまた生きるために、老婆の衣を剥いで駆け出すが、そこに鬼=茨城童子(市川右團次)が現れ、切り捨てられてしまう。その後、海老蔵が本人役で登場し、下人に声をかける。「市川海老蔵です。歌舞伎俳優です」などと話しかけて下人を混乱させるユニークな掛け合いの中、海老蔵は下人に、渡辺綱(海老蔵)の家臣・宇源太として別の人生を生きてみることを提案。舞台上に消し幕が現れ、三宅は下人から宇源太となり見得を切り、花道も使って渡辺綱の行方を追っていく…といった展開だ。海老蔵は渡辺綱、老婆、市川海老蔵(本人役)、三升屋兵庫之助三久の4役、三宅は下人、宇源太の2役に挑戦し、それぞれの役になりきって迫真の演技を披露。海老蔵は、全く異なるキャラクターを見事な演じ分け、三宅は習得した見得のほか、宇源太を演じている場面では、茨城童子らとの刀を使った立ち回りの見せ場も。六本木歌舞伎ではお馴染みになりつつある海老蔵の本人役の登場シーンでは、三宅とのユーモアあふれる掛け合いに報道陣からも笑いが。海老蔵に促されて三宅がモノマネを披露する場面もあり、毎回違ったやりとりが繰り広げられそうだ。そのほかにも、出演者が役を演じながらわかりやすく解説するシーンや、三宅のキャラクターを生かしたシーンなどもあり、歌舞伎初心者や三宅のファンが楽しめる工夫が施されている。六本木歌舞伎第三弾『羅生門』は、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。
2019年02月22日歌舞伎俳優の市川海老蔵、V6の三宅健が22日、東京・EXシアター六本木で行われた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』の公開舞台稽古に参加した。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。ついにこの日、新たな『羅生門』がお披露目された。海老蔵は渡辺綱、老婆、市川海老蔵、三升屋兵庫之助三久の4役、三宅は下人、宇源太の2役を演じ、それぞれの役になりきって迫真の演技を披露。海老蔵は、見事な演じ分けで魅了し、三宅は力強い見得のほか、宇源太を演じている場面では、茨城童子らとの刀を使った立ち回りの見せ場も。また、海老蔵が本人役で登場し、下人役と宇源太役の三宅に話しかけるシーンでは、2人のユーモアあふれる掛け合いに会場から笑いが起こった。歌舞伎初挑戦の三宅は「海老蔵さんをはじめとする歌舞伎の世界の方々とご一緒させていただき身の引き締ます思いです。みなさんとお芝居をさせていただく中で、時代も空間も飛び越えた真に迫る表現力のすごさを目の当たりにしています。来る日も来る日も修練を積み重ね、歌舞伎俳優という人生を生きて来た人のすごさを今この眼で見届けられることに感動しています」と心境を告白。「そんな方々とご一緒させていただけることに日々感謝と敬意を払い、ひと公演ひと公演を噛み締めながら大切に演じていきたいと思います。そんな厳しい荒波の中で揉まれて、この公演が終わった時には一皮も二皮もむけたタフな漢になれるように精一杯努めたいと思います。そして、強面な見た目とは裏腹にとっても優しい人柄の三池さん。三池さんの描く独創的な羅生門の世界にこの1カ月どっぷりと浸かり私の身も心も捧げたいと思います」と意気込んでいる。なお、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。
2019年02月22日俳優・山崎賢人が主演する映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が、2月10日(日)深夜、地上波初放送されることが決定した。荒木飛呂彦の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を、『クローズZERO』『悪の教典』の三池崇史監督が実写化した本作。原作の中でも高い人気を誇る第4部「ダイヤモンドは砕けない」を映画化し、“スタンド”と呼ばれる特殊能力を持つ高校生・東方仗助役を山崎さんが好演、凶悪犯から家族と町を守るために繰り広げる戦いとその行方を描いた。共演には、仗助の同級生・広瀬康一役の神木隆之介、同じく同級生の山岸由花子役の小松菜奈のほか、岡田将生、新田真剣佑、山田孝之、伊勢谷友介ら豪華な顔ぶれとなっている。原作の舞台である“杜王町”を再現することにもこだわり、世界各地を探し求め、日本の町並みをスペインの海沿いの町・シッチェスで撮るという大胆な海外ロケが行われた本作。“ジョジョ・ワールド”を見事に描き切った本作をぜひお楽しみに。『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は2月10日(日)深夜25時20分~TBSにて放送(※一部地域を除く)。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017年8月4日より全国にて公開© 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2019年02月10日歌舞伎俳優の市川海老蔵、V6の三宅健が4日、都内で行われた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』製作発表会見に出席した。六本木歌舞伎は、海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。歌舞伎初挑戦の三宅は「人生の中でまさか歌舞伎に出演させていただくことになるとは考えもしなかった」と言い、海老蔵との共演について「同じ舞台に立たせていただけることは生涯のうちで一度あるかないかのことだと思っているので、これが最初で最後のつもりで、そのくらい捨て身で、無我夢中の境地で挑みたいと思います」と引き締まった表情でコメント。「これをきっかけに、ジャニーズファンの方が本物の歌舞伎に触れてもらえるというのはすごく素敵なことだと思っているので、いろんな方に見ていただきたいです」と期待し、和装姿についても「なかなかこういった正装をすることはないので、紋付き袴を着られてうれしいです。まだ現実を受け入れがたいです」と感想を述べた。三宅はまた、「テレビでやっている海老蔵さんのドキュメントを毎年欠かさず見ている」と明かし、「テレビの中の歌舞伎役者の方という印象。体も常に鍛えていてストイックな方という印象」と海老蔵の印象を告白。「そんな方とご一緒できることをうれしく思っています」と喜んだ。一方の海老蔵は、「V6でデビューされたときに誰が一番かっこいいかなと思ったときに、この人一番かっこいいなと思ったのは三宅さんでした。この人はモテるんだろうなという第一印象です」と明かし、三宅は「大変恐縮です。ありがとうございます」「うれしかったです」と照れ笑い。さらに、海老蔵が初めて歌舞伎を見る三宅のファンへの鑑賞のアドバイスを求められ、「基本的に三宅さんを見ていればいいんじゃないでしょうか。その中で歌舞伎に興味をもっていただければ」と話すと、三宅は「ダメですよ。海老蔵さんを見なきゃ」と笑っていた。なお、東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。この日の会見には、海老蔵、三宅のほか、演出の三池崇史監督、松竹副社長/演劇本部長の安孫子正氏も登壇した。
2019年02月04日V6の三宅健が4日、都内で行われた六本木歌舞伎第三弾『羅生門』製作発表会見に出席し、2020年いっぱいでの活動休止を発表した嵐についてコメントした。囲み取材で嵐について聞かれ、三宅は「僕も会見を拝見させていただいたんですけど、非常に残念なことをお伝えしないといけない会見ではあったんですが、嵐が嵐らしく、ファンのみなさまへ誠心誠意、みんなが思っていることを伝えたい一心だったということがすごく伝わってきましたね」と会見の感想を述べた。また、「僕は衣装もすごくいいなと思って見ていた」と言い、「それぞれお互いの色を使い合ったスタイリングで、嵐それぞれがそれぞれを思い合っているような、そういうメッセージが込められているような気がして、ファンのみなさんへの彼らの思いが、言葉だけではなく衣装にも込められている気がしてすごく素敵だなと思いました」と語った。六本木歌舞伎は、歌舞伎俳優・市川海老蔵の新しい歌舞伎を作っていきたい思いから2015年に始まった。第3弾となる今回は、芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池崇史監督が演出し、海老蔵に加え、歌舞伎初挑戦の三宅が出演。生きるための悪という人間のエゴイズムを描いた文学作品が、新たな解釈でよみがえる。東京公演はEXシアター六本木にて2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日~17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日~24日。会見には、三宅のほか、市川海老蔵、演出の三池崇史監督、松竹副社長/演劇本部長の安孫子正氏も登壇した。
2019年02月04日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」の1月31日(木)放送回に、「V6」の三宅健がゲスト出演。三宅さんはプラスワンゲストとして「嵐」とともに、吉田沙保里率いるチームチャンピオン軍団と対戦する。今回「嵐」チームと対戦するのは元女子レスリングオリンピックメダリストの吉田さんをはじめ岡田圭右、陣内智則、小島瑠璃子、そして今回が本番組初登場となる「霜降り明星」で構成された「チームチャンピオン」。これまで世界の舞台で勝利してきただけに「ずっと勝ち続けなきゃいけないので、負けられないです」と意気込みを見せる吉田さん。吉田さんは「霜降り明星」粗品とともに、ロッククライミングのように壁をのぼりながらボタンを押して得点を稼いでいく「クリフクライム」に挑戦、吉田さんの自慢の腕力と粗品さんの長い手足を生かしたプレイで攻めていく。また今回はとある人物の、とある顔のパーツからそれが誰かを予想する対決「顔パーツ嵐」が登場するほか、吉田さんが「やりたいゲーム」だという「スライダースマッシュ」も新登場、こちらでも大熱戦を繰り広げる。今回プラスワンゲストとして参戦した三宅さんは2月22日(金)から上演される“六本木歌舞伎 -第三弾- 「羅生門」”に出演する。2015年よりEXシアター六本木で上演されてきた「六本木歌舞伎」の第三弾作品となり、今回は芥川龍之介の代表作「羅生門」を上演する。演出を第一弾から手掛けてきた三池崇史が務め、市川海老蔵と三宅さんの共演で、人間のエゴイズムを克明に描いた文学作品を新たに描き出す。“六本木歌舞伎 -第三弾- 「羅生門」”は2月22日(金)~3月10日(日)の期間、EXシアター六本木で上演された後、3月13日(水)~17(日)まで大坂・オリックス劇場で、21日(木・祝)~24(日)まで札幌・わくわくホリデーホールでそれぞれ上演。「VS嵐」は1月31日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年01月31日俳優・窪田正孝が、テレビ東京系にて放送中の女児向け特撮テレビシリーズ「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」にゲスト出演することが決定。窪田さんは、初のカリスマ料理研究家役として、12月9日(日)放送回に出演するという。本作は、三池崇史が監督・総監督を務める女児向け特撮ドラマ「アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!」に続く「ガールズ×ヒロイン!」シリーズの第2弾。「きらめく魔法でピュアライズ!」を合言葉に、魔法使いがダンスの力で悪を倒し、人々の夢や世界の平和を守る、ライブ型NEW特撮ヒロインストーリーだ。今回本作にゲスト俳優として出演が決定したのは、主演映画『東京喰種トーキョーグール』の続編が決定し話題となっている窪田さん。“カリスマ料理研究家”林守道として登場し、料理教室を開催中、「マジマジョピュアーズ!」の敵である「邪魔邪魔団」によって、「スペシャルアキラメスト」に変身させられてしまう…という役どころだ。「今回また、新しい役どころに挑戦しました」と料理研究家役を演じるのは初めてという窪田さんは、「普段、料理はあまりしないので戸惑いましたが、調理する手つきなど現場で細かく指導していただきました」とふり返る。また、「友達の子供も、僕の姪っ子も、『マジマジョピュアーズ!』の大ファンなので『モモカたちに会ったんだよ!』って自慢します」とコメントしている。また、魅力的に料理をする俳優は誰かと考えたとき、窪田さんしかいないと思ったと言う平野勝利監督は、「カリスマ料理研究家役を演じる窪田さんの姿に、リアルに料理番組を見ている感じがしました。でも、料理よりも自然と窪田さんに目が行ってしまうほど、爽やかでトキメキがあります」と絶賛。さらに「何か面白いことをしてくれるのではないかと、ついつい長回しになり、『もっと早くカットかけて下さいよ!』と突っ込まれ、『ですよね~』とやりとりするなど、あっという間に緊張は解け、和気あいあいと撮影ができました」と撮影の様子を明かし、「窪田さん演じる料理研究家がスペシャルアキラメストになった時の演技の変化に注目です」と見どころも語っている。本編では、窪田さんの華麗な料理シーンも登場するという今回。スペシャルアキラメストへの変身や戦うシーンなど、新たな窪田さんの魅力が楽しめそうだ。「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」は毎週日曜日9時~テレビ東京系にて、毎週火曜日17時~BSテレ東にて放送。(cinemacafe.net)
2018年12月04日俳優の小栗旬が、2020年公開予定の映画『ゴジラVSコング(仮)』(原題:GODZILLA VS. KONG)でハリウッドデビューすることが12日、わかった。役柄は明かされていないが、重要な役所になるという。同作は、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズの第4弾。映画史上で最も象徴的な怪獣たち、威厳あるゴジラと強大なコングが激突する。小栗は「ハリウッド映画に出演する事には、もちろん憧れがありました。それだけにそのハードルの高さも強く意識せざるを得ませんでした。しかし、本作の監督やプロデューサー、レジェンダリーの皆さんのこの作品に対する情熱に触れて、そのハードルにチャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました」と心境を告白。「我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるという事に、今はひたすら興奮しています。演技者としてその作品世界に染まれるよう、全力で楽しみたいと思います」と語った。アレックス・ガルシアプロデューサーは、小栗の起用について「レジェンダリーと監督のアダム・ウィンガードは、三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』で初めて彼を見た時から、そして、最近では『銀魂』での小栗旬の仕事を高く評価している。彼がMonsterVerse(モンスター・ヴァース)シリーズの『GODZILLA VS. KONG』に加わってくれることに非常に興奮している」と明かした。撮影は、11月よりハワイやオーストラリアにて開始予定。共演者には、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルド、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のミリー・ボビー・ブラウン、『アイアンマン3』のレベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーらが決定。監督は『サプライズ』(2011)や『ザ・ゲスト』(2014)、『デスノート/Death Note』(2017)のアダム・ウィンガードが務める。日本公開日は未定だが、2020年5月22日に2D、3D、IMAXでの北米公開が予定されている。(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.
2018年11月12日アダム・ウィンガードが監督する『ゴジラVSコング』(邦題未定、原題:『GODZILLA VS. KONG』)に小栗旬が出演、ハリウッドデビューを果たすことが判明した。ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズ、東宝が提携し、2014年の『GODZILLA ゴジラ』より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズ。本作はその第4作目にあたり、ゴジラとキングコングの戦いが描かれる。小栗さんといえば、主演作『銀魂』シリーズが大ヒットしたことが記憶に新しく、これまでも『クローズ ZERO』『信長協奏曲』など話題作に出演してきた。そんな小栗さんが今回、本作でハリウッドデビューが決定。気になる役柄は明らかになっていないが、物語の重要な役どころになる模様だという。今回の出演決定に小栗さんは、「ハリウッド映画に出演する事には、もちろん憧れがありました。それだけにそのハードルの高さも強く意識せざるを得ませんでした。しかし、本作の監督やプロデューサー、レジェンダリーの皆さんのこの作品に対する情熱に触れて、そのハードルにチャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました。我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるという事に、今はひたすら興奮しています。演技者としてその作品世界に染まれるよう、全力で楽しみたいと思います」と意気込みを語っている。また小栗さんの起用理由について、アレックス・ガルシアプロデューサーは「レジェンダリーと監督のアダム・ウィンガードは、三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』で初めて彼を見た時から、そして、最近では『銀魂』での小栗旬の仕事を高く評価している。彼がMonsterVerse(モンスター・ヴァース)シリーズの『GODZILLA VS. KONG』に加わってくれることに非常に興奮している」と明かしている。なお、撮影は11月よりハワイやオーストラリアにて予定。キャストには、軍隊のリーダー役で出演交渉中と報じられていたアレクサンダー・スカルスガルドのほか、ミリー・ボビー・ブラウン、レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、エイザ・ゴンザレス、ジュリアン・デニソン、ジェシカ・ヘンウィック、カイル・チャンドラー、デミアン・ビチルらが決定している。『ゴジラVSコング』(原題)は2020年、全国東宝系にて公開予定。※北米公開は2020年5月22日(cinemacafe.net)
2018年11月12日累計発行部数300万部突破、押見修造の人気コミック『惡の華』の実写映画化が決定した。監督は、原作者からの逆指名により井口昇が務めることに。併せて、井口監督からのコメントも到着している。■ストーリー高校生の春日高男は、同じクラスの人気者・常磐文が本屋で詩集「惡の華」を読んでいるのを目撃する。かつて「惡の華」に憧れを抱く内向的な文学少年だった春日は、中学時代の過去を思い出していた…。山々に囲まれた地で閉塞感のある日々に息苦しさを感じていた中学2年のある日、春日は教室でクラスのマドンナ佐伯奈々子の体操着を見つける。誰もいない放課後、胸が高揚しているそのとき、春日は人の気配を感じて咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。後日、その一部始終をクラスの変わり者、仲村佐和に見られてしまっていたことが発覚。「秘密をばらさない代わりに私と契約しよう」。こうして仲村と春日の奇妙な共犯関係がはじまった。仲村の命令が日々エスカレートしていくと同時に、春日は「惡の華」への憧れと同じような魅力を仲村にも感じていく。ところがある日、町の夏祭りで起きた事件がふたりの関係を決定的に変えてしまう…。■原作者から逆指名!?監督は海外からの人気も高い井口昇監督!原作は別冊少年マガジンに2009年から5年間に渡って連載され、「このマンガがすごい!2011」オトコ編の10位にランクイン、「マンガ大賞2012」にもノミネートされた「惡の華」だ。絶望をテーマに主人公の鬱屈とした青春と行き場のない衝動を描き、その過激なストーリー展開は読者に強烈なインパクトを与え、ティーン世代のバイブルと化した。コミック連載中の2013年にはテレビアニメ化、2016年には舞台化を果たし、数多くの映画化のオファーを受けた。監督は、原作者からの逆指名でメガホンを取ることになった井口昇監督。井口監督は、2007年公開の『片腕マシンガール』が海外および国内でカルト的な人気を博し、数々の国際映画祭に出品している。新作を発表する度に海外から招待が殺到する程、世界中で熱狂的ファンを生み出しており、北野武、三池崇史に並ぶ人気と知名度を誇る。■井口監督からのコメントも到着!井口監督は、「惡の華」を初めて読んだ際、初めの数ページで「これは絶対に映画にしたい。そのために映画監督になったのではないか」と、全身に電流を浴びたような衝撃と直感を感じたという。「毒のある過激さだけではない普遍性と、孤独を感じる少年少女への共感が、『惡の華』に人々を惹きつける理由だと思います。今を生きる観客が求める題材とリンクしてきた『惡の華』こそ、今映画にするべき作品だ」と語り、映画化への意気込みを語った。さらに、脚本を担当する岡田麿里も「自意識の暴走と、どうしようもない焦燥と、それらが引き起こす羞恥と、土地がもたらす閉塞感と…。『惡の華』が持ついくつかのテーマは、誰しもの思春期と重なる部分があると思います。皆さんの中の少年少女が疼くような、そんな作品になるといいなと思います」とコメントを残している。また、原作者でもある押見修造は、井口監督に「惡の華」を撮ってもらうことが長年の夢だったと語り、物語を作る際の手本にしていたと胸の内を語っている。「惡の華」を描く上でも多大な影響を受けたといい、「岡田麿里さんの脚本が絡み合うことで想像以上のものが出来ると思っています。本当の、切実な、胸に突き刺さる『変態』を観れることを心待ちにしています」と映画への期待を言葉にした。なお、映画の公開時期やキャストは後日発表されるとのこと。引き続き続報に注目したい。『惡の華』は、2019年公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年11月08日トップアイドルやミュージシャンとして華やかなスポットライトを浴びながら、いざ“俳優”の顔になれば、まるで異なる表情を見せ、その底力を感じさせるーー。くしくも11月生まれのジャニーズたちは、そんな俳優としても一目置かれる実力派が勢揃い。特に2018年はそれぞれが新たな代表作を得て、スクリーンでこそ、いっそう映える存在であることを改めて実証している。錦戸亮:『羊の木』に大河「西郷どん」、1月からは“科捜研の男”まず、1984年生まれ、11月3日に34歳の誕生日を迎えたばかりの「関ジャニ∞」錦戸亮。連続テレビ小説「てるてる家族」やドラマ版「1リットルの涙」で注目を浴び、「ラスト・フレンズ」では一見、優男だが、長澤まさみ演じる主人公にDVをふるう恋人役を怪演した。「流星の絆」「ごめんね青春!」などヒットドラマへの出演も多く、映画では2010年、現代にタイムスリップしてきたサムライを演じた映画初主演作『ちょんまげぷりん』が小規模公開ながら高い評価を得る。「関ジャニ∞」メンバーと『エイトレンジャー』『エイトレンジャー2』に出演したほか、『県庁おもてなし課』『抱きしめたい -真実の物語-』とコンスタントに出演。そして4年ぶりの単独主演作として選んだのは、山上たつひこ×いがらしみきおがタッグを組んだ原作漫画を、『紙の月』『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化した『羊の木』(ブルーレイ&DVD発売中)だ。現代社会の問題を浮き彫りにさせつつ、ユーモアと緊迫感が両立する問題作にあって、松田龍平、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯といった強烈な個性を放つクセ者たちを相手に、ごく普通の公務員として彼らに翻弄され続ける、“受け”の芝居をひたすら披露。どんな役柄も自然に見せられるニュートラルな魅力が存分に発揮された。本作の映画公益社団法人 日本外国特派員協会での記者会見の模様は、ジャニーズ事務所ネット解禁の第1号ともなった。初出演した大河ドラマ「西郷どん」では、“新政府”の時代になり、海外経験を経てひと回り成長した西郷従道(信吾)役を好演中で、存在感を発揮している。2019年1月期には、元科捜研の古賀慶・原作による「トレース~科捜研法医研究員の追想~」で主演を務めることが発表されたばかり。「冷たく見えて実は熱い」というキャラクターもまた、錦戸さんにハマるのではないだろうか。長瀬智也:40代手前で出会った『空飛ぶタイヤ』で硬派な熱演11月7日は「TOKIO」長瀬智也の誕生日、1978年生まれの彼は今年40歳を迎える。少年のあどけなさが残る初主演の青春ドラマ「白線流し」(96)は、その後も主人公たちの20歳や25歳などの節目でスペシャルドラマが第5弾までつくられ、人気シリーズとなった。現在もカルト的人気を誇る「池袋ウエストゲートパーク」や、“抱かれたい男NO.1”のシンガーソングライター・桜庭裕一郎を演じた「ムコ殿」、岡田准一と共演した「タイガー&ドラゴン」、新垣結衣のブレイク作でもある「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」などを代表作としてあげる人も多いだろう。「ムコ殿」では“桜庭裕一郎”として写真集を発売したり、握手会を行ったり、劇中歌「ひとりぼっちのハブラシ」などもリリースされた。続編やスペシャルドラマなどで長く愛される作品が多いことも、彼の特徴だ。「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」でタッグを組んできた人気脚本家・宮藤官九郎とのつながりも深く、宮藤さんの映画監督デビュー作『真夜中の弥次さん喜多さん』や、11年ぶりのタッグとなった『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』では主演を務めた。地獄の高校の軽音部顧問で、ロックバンドのギタリストの“赤鬼”を演じられるのは、もはや彼しかいないだろう!かと思えば、CMではランドセルと半ズボン姿の小学生に扮することもでき、コメディからシリアスまで幅広くこなせることも強みだ。そして、「下町ロケット」「陸王」で知られる池井戸潤作品初の映画化として、この夏大ヒットした『空飛ぶタイヤ』が2019年1月9日(水)よりリリースされる。同作での赤松役からは、「TOKIO」のやんちゃな末っ子らしさは微塵も感じられない。被害者への贖罪や大企業への憤怒を抱えながら、「俺が闘わなくて誰が闘う!」と果敢に立ち向かう熱血漢ぶりは実に頼もしい。作業着姿のみならず、ディーン・フジオカらと並んだスーツ姿の大人の色気にときめいた人も多いはず。岡田准一:美しい時代劇『散り椿』から一転、『来る』で新境地か11月18日には、1980年生まれの「V6」岡田准一が38歳に。「V6」としては11月1日にデビュー23周年を迎えている。長瀬さんと共演した「D×D」などを経て、宮藤さんが脚本を務めた2002年のドラマ「木更津キャッツアイ」の“ぶっさん”役で、俳優としてもブレイク。その劇場版『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』で映画単独初主演、続編となる『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』、さらに長瀬さんと再タッグとなった「タイガー&ドラゴン」と、彼もまた“クドカンワールド”で輝きを見せた。その後の代表作となるのは、『SP』シリーズの井上薫や『図書館戦争』シリーズの堂上篤といえるが、その一方で『花よりもなほ』(是枝裕和監督)や、『おと・な・り』(熊澤尚人監督)、『天地明察』(滝田洋二郎監督)、さらには大河ドラマ「軍師官兵衛」など、硬軟交えた作品への抜擢で演技を磨いていく。第38回日本アカデミー賞においては『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞をW受賞する快挙。日本映画界を代表する名カメラマンである木村大作と『追憶』後に再び組んだ『散り椿』では、1人の女性を愛し続ける男の哀愁を全身で体現したほか、剣豪役として殺陣を自ら担当。『SP』以来、体得したフィリピン武術「カリ」やブルース・リー発祥の「ジークンドー」などの影響を汲んだ、ある意味、斬新ともいえる殺陣には“ネクストレベル”との声もあがっている。ところが一転!12月7日(金)公開『来る』では、珍しく現代に生きるキャラクターで、派手なシャツにひげをたくわえ、ネタになれば何でも取り上げるようなオカルトライターという役まわり。『告白』『渇き。』などの鬼才・中島哲也監督によるホラーで、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡らが豪華共演。これはまた、新たな岡田さんの一面を見ることができそうで、期待が高まる。木村拓哉:ヒーロー検事のイメージ一新!『検察側の罪人』から『マスカレード・ホテル』へそして忘れてならないのが、1972年生まれ、11月13日に46歳の誕生日を迎える木村拓哉だ。これまで、片想いするメガネ男子の「あすなろ白書」から、「若者のすべて」「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」「GOOD LUCK !!」など、数々の伝説的ドラマで多彩な役柄をこなし、役者としての地位を確立。根強い人気からTVスペシャルになり、劇場版も公開された「HERO」(01)は言わずと知れた代表作で、2014年には第2期がスタートし、翌年の劇場版も大ヒットした。「HERO」の規格外の検事を見て法曹界を目指す人が増え、「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」ではカリスマ美容師ブームに拍車をかけるなど、彼が演じた職業は一躍、注目の的となる。その一方、『2046』ではウォン・カーウァイ、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』ではトラン・アン・ユンと、アジアルーツの国際派監督とタッグを組んだことも。また、山田洋次監督の『武士の一分』では盲目の武士役を務めて、殺陣も披露。三池崇史監督『無限の住人』のあまのじゃくで武骨な“不死身のサムライ”はハマり役といわれ、クライマックスの殺陣も話題となった。そんな木村さんが今年、再び検事役に挑んだのが、『関ヶ原』の原田眞人監督による『検察側の罪人』。容疑者として浮上した男を、自らの正義感からあらゆる手段で追い詰めていくエリート検事は、「HERO」の久利生公平とは全く異なる姿であり、年齢を重ねたことで渋さや脆さが増し、スクリーンでより映える存在となった。初共演で“対立”する関係となった二宮和也とともに、“これまでに目にしたことのない2人がいる”といわれた。さらに1月18日(金)公開『マスカレード・ホテル』では、高級ホテルの接客のプロ・長澤さんとの初共演での“対立”が見もの。東野圭吾が生み出した「ガリレオ」の湯川学、「新参者」の加賀恭一郎に続く、“新HERO”潜入捜査官・新田浩介を演じる。長澤さん演じる山岸尚美から、たびたび「お客じゃなくてお客様」と注意されながらも、「はい、はい」と苦笑してみせる姿からは木村さんの人間味が伺える。今冬も映画俳優としての“木村拓哉”をスクリーンで楽しめそうだ。(text:Reiko Uehara)
2018年11月07日1999年に俳優デビューして以来、テレビ、舞台、映画と幅広いメディアで注目を集める実力派俳優・山田孝之。10月20日に誕生日を迎え35歳となる山田さんは、この秋、俳優のみならず本格的にプロデューサーとしても活躍している。海外でもジョージ・クルーニー、リース・ウェザースプーン、ブラッド・ピットほか多くのハリウッドスターがプロデューサーとして手腕を発揮しているが、山田さんは日本のブラピとなるのか?今回は製作・俳優二足のワラジを履く山田孝之に迫ってみる。イケメン若手俳優としてデビュー今年で芸歴19年となる山田さん。俳優デビューは1999年に放映された、朝基まさしのコミックを原作とする土曜ドラマ「サイコメトラーEIJI 2」。主演はTOKIOの松岡昌宏が務め、山田さんは渋谷の街を守る自警団「城北レーベル」のメンバーとして登場。不良グループの一員という役柄ながら、まだあどけなさの残る16歳の少年だった。その後、一世を風靡したNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」シリーズでヒロインの弟役、ドラマ初主演作「WATER BOYS」でシンクロ同好会のリーダー役を好演。そしてセカチューブームの一端を担ったドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」で主人公の朔太郎を演じ、第42回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(主演男優賞)受賞の快挙に。一方映画では、ジブリアニメ『猫の恩返し』(2002年)で “猫の国の王子”ルーン役を務め声優デビュー。続く日米合作映画『ジェニファ 涙石の恋』(2003年)では、原案者でありヒロインも演じたジェニファー・ホームズとW主演を飾っている。デビュー当時の山田さんは、キリッとした眉毛とキラキラ輝く大きな瞳が印象的なイケメン少年。女性たちの熱い視線を浴びながら、爽やかな青春ドラマやラブロマンスを初々しく演じる若手俳優のひとりだったのだ。転機となった『クローズZERO』そんな折、ネット掲示板“2ちゃんねる”の書き込みから産まれた純愛ストーリー『電車男』(2005年)が公開される。この作品で長髪&メガネのもっさりとした秋葉系オタク青年を演じた山田さんは、それまでの美形イメージを払拭して役者としての新たな顔を披露する。そして転機となったのは鬼才・三池崇史監督がメガホンをとった『クローズZERO』(2007年)。小栗旬扮する転校生と壮絶なテッペン争いを繰り広げる不良軍団のリーダー役をアグレッシブに演じて高く評価された山田さんは、それ以降、アクション&バイオレンスへの出演比率を高めていく。当たり役は、主人公である闇金業者・丑嶋馨を体現した『闇金ウシジマくん』シリーズ。ドラマでも扮した丑嶋役をハードに演じる一方で、福田雄一監督作のコメディ『大洗にも星はふるなり』(2009年)で勘違いナルシストに扮し、さらに異色ラブファンタジー『ミロクローゼ』(2011年)では、愛する女性を探して次元をさすらう3部構成の主人公を1人で演じたことも。アクション、コメディ、ファンタジー、時代劇、ラブロマンス~と、どの分野でも主役を張れるジャンルバスターとして、20代後半から着々と実力と実績を蓄えていった山田さん。『闇金ウシジマくん Part2』(2014年)の公開前に行われたシネマカフェのインタビューでは、「ある程度キャリアを積んで実力やコネクションを身に着けた上で、自分たちから動き出したり、待っているだけでなく割と早い段階から作品に携わることができるようになったのは楽しいですね」と、作品へのスタンスを明かすなど、将来のプロデューサーとしての活躍を予感させるコメントもしている。新たな邦画の在り方を提示した『映画 山田孝之3D』最近の山田さんは、いかに作品製作を楽しむかを模索している印象を受ける。その実験的試みの1つが、テレビ東京の深夜枠で放映された「山田孝之の東京都北区赤羽」と「山田孝之のカンヌ映画祭」だろう。この2作品では、ノンフィクションの体裁で作られたモキュメンタリードラマとして山田さんに密着。「北区赤羽での自分探し」や「カンヌ国際映画祭を目指す」など、その時々に山田さんが抱えている様々な想いと、予測不能の出来事をユーモア交えて映し出している。監督を務めた松江哲明&山下敦弘両氏による演出と、リアルな山田さんとの境界線が曖昧になる面白さ。加えて適度なユルさがクセになる不思議な味わいの作品だ。その松江&山下監督コンビが放つ『映画山田孝之3D』(2017年)では、ドラマで果たせなかった「カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞する」という野望を継承。山田さんの幼少期や思春期、家族環境を題材に、人間・山田孝之を浮き彫りにするドキュメンタリーとしてカンヌに正式応募するまでを描いている。内容的にも独立した1本の映画で、言わばドラマへのアンサーを盛り込む手法にびっくり。ドラマと映画連動の新たな在り方の1つを提示した意欲作ではないかと思う。6年越しの企画が結実、最新作『ハード・コア』これまで作品作りを通じて世間を挑発してきた山田さん。そんな彼が盟友・山下敦史監督とタッグを組んだ最新出演映画が『ハード・コア』(11月23日公開)。作・狩撫麻礼、画・いましろたかしによる伝説的コミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を完全映画化。信念を貫くあまり孤立する主人公が、謎のロボットに出会ったことで日常を一変させる人生活劇だ。本作で、純粋すぎて世の中に馴染めないアウトローの主人公・権藤右近を体当たりで演じた山田さんは、プロデューサーとしてもクレジットされている。実は山田さんと山下監督が本作の原作について話をしたのは、2人が初めて組んだオムニバス映画『BUNGO ささやかな欲望』(2012年)の一編「握った手」の製作時。山田さんからアプローチを受けた山下監督が企画を軌道に乗せ、6年越しで映画化にこぎつけたのだという。また今回、右近とは真逆のエリートで頭脳明晰の弟・左近を佐藤健、右近の友人・牛山を荒川良々が演じている。このキャスティングは山田さんと山下監督の強い意向が反映されているとのことで、彼らのアンサンブルにも注目してみて欲しい。今年山田さんは人気コミックの実写化『聖☆おにいさん』の製作総指揮、続く『ハード・コア』で出演・プロデューサーを兼務。そして来年公開される阿部進之介主演作『デイアンドナイト』(2019年1月26日)では、ついに自身の出演一切ナシのプロデューサー・山田として映画製作に携わる。予算調達から脚本会議、キャスティングまでこなす裏方に徹しているという『デイアンドナイト』は、ただいま鋭意製作中。人間の善悪に鋭く切り込んだというこの作品、山田さんのプロデューサーとしての手腕に乞う、ご期待だ!(text:足立美由紀)(text:Miyuki Adachi)■関連作品:デイアンドナイト 2019年1月26日より全国にて公開 ※1月19日秋田県先行公開©「デイアンドナイト」製作委員会ハード・コア 2018年11月23日より全国にて公開©2018「ハード・コア」製作委員会
2018年10月20日東野圭吾がデビュー30周年記念作として発表した異色のミステリーを、三池崇史監督が映画化した『ラプラスの魔女』。この度、本作のBlu-ray&DVDが11月14日(水)に発売されることが決定した。この度発売が決定したBlu-ray&DVDには、インタビューやメイキング、豪華キャストが登壇したイベント映像集など貴重な映像特典がディスク2枚分収録されている。中でも櫻井翔、広瀬すず、三池崇史監督が本編を見ながら撮影の裏側を明かしたり、お互いの疑問など質問し合ったりするビジュアルコメンタリーは特に充実した内容となっている。■大人数の前に立つ櫻井さんでも、撮影現場は緊張?物語は硫化水素中毒による死亡事件が発生し、櫻井演じる地球化学の専門家・青江修介教授が、事故現場の調査を行うところからはじまる。集まった警察や取材陣に調査結果を説明するシーンで櫻井さんは「ここ、セリフが全然言えなかった。4、5テイク撮り直しましたよね」と語り、「人がいっぱいいるから、なんか緊張しちゃって」と付け加えると、大人数の前でコンサートを行っている櫻井さんに、三池監督と広瀬さんから「それはないでしょ」とツッコまれる一面も。また、広瀬さん演じる羽原円華が、青江教授に向かって「見た目よりバカね」と言う印象的なシーンでは「ここ、よく見た。テレビCMとかで使われてましたよね」と櫻井さんが話すと、三池監督からは“見た目よりバカね”って言われているところを、全国のお茶の間に大量に放送されている気分は?」とお茶目な質問が。櫻井さんは「そんなに見た目賢そうに見えてるんだ、と思って、嬉しかったですよ、逆に」とアイドルらしいコメントで応酬した。■広瀬さんにとって初体験が多かった現場一方、化学的な専門用語のセリフが多かった広瀬さんに対し、「スラスラ言えていてすごいと思った」と感激した様子の櫻井さん。広瀬さん自身も「いままでの作品で一番覚えられなかった」と苦労を明かした。ほかにも演技において“初”だったこともいくつかあったようで「はじめて1回も制服を着ていない」とコメント。部活やスポーツなどの、いわゆる“練習モノ”でもないこともはじめての経験だったそうで、三池監督から「踊らないしね(笑)」と言われると、「かるた取ったりもしなかったので(笑)」と広瀬さんも笑いで返した。“天候”など自然現象が物語のキーとなっている本作では、雪の積もったシーン、風のシーンなど様々なシチュエーションのシーンが存在し、CGやスタジオで撮影しているカットもあるが、ロケで撮影しているカットも多い。実際、天候の都合で撮影が遅れることもあったが、三池監督はそんな状況が「けっこう好き」と語る。雨で撮影が出来なかったり、吹雪になってしまったりと、思い通りにならないにならない天候に遭遇すると「あ、地球と一緒に仕事している」と感じるそうで、それには櫻井さん、広瀬さんも影響を受けたのか、天候が関わるシーンになると「地球と一緒に仕事していますね!」とコメンタリー収録の際は合言葉ように話していた。このコメンタリーでは、福士蒼汰、リリー・フランキー、豊川悦司などほかの出演者に関するエピソードや、撮影後のプライベートの話、映画のプロモーション活動でのエピソードなども明かされている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラプラスの魔女 2018年5月4日より全国東宝系にて公開(C)2018 「ラプラスの魔女」製作委員会
2018年09月25日六本木歌舞伎第三弾「羅生門」が、来年2月22日(金)のEXシアター六本木を皮切りに、大阪、札幌にて上演されることが決定。市川海老蔵と「V6」三宅健が共演する。「六本木歌舞伎」は、2015年2月、脚本:宮藤官九郎×演出:三池崇史、海老蔵さんと中村獅童共演で「地球投五郎宇宙荒事」がスタート。昨年はリリー・フランキーが新解釈で描き出した「座頭市」を三池氏演出で第二弾が上演。海老蔵さんに加え、寺島しのぶが参戦したことも話題に。そして来年上演される第三弾は、芥川龍之介の代表作「羅生門」。引き続き三池氏が演出を担当し、出演は海老蔵さんと、歌舞伎初出演となる三宅さんに決定。海老蔵さんは「人間のエゴイズムを描いた名作を、歌舞伎という舞台でいかに表現するのか。今からとても楽しみにしています」と期待を寄せ、三宅さんは「海老蔵さん、三池監督、憧れのお二人とお仕事をご一緒させていただけることを大変光栄に思います。悪と正義の存在理由。三池監督が描く羅生門の世界を追求できる喜びを噛み締めています」と心境を明かす。一方、演出を手掛ける三池氏は「芥川龍之介も驚嘆!歓喜!やっぱ歌舞伎は面白い!が私のテーマです」と言い、「芥川龍之介×市川海老蔵×三宅健!何かが起きぬワケが無い。六本木歌舞伎、ここに極まる!」と熱いコメントを寄せている。なお、本公演のチケットは、11月17日(土)10時より一般発売がスタートする。六本木歌舞伎 第三弾「羅生門」は2019年2月22日(金)~3月10日(日)EXシアター六本木、3月13日(水)~3月17日(日)オリックス劇場、3月21日(木・祝)~3月24日(日)わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて上演。(cinemacafe.net)
2018年09月19日歌舞伎役者の市川海老蔵が主演する六本木歌舞伎 第3弾『羅生門』が上演されることが17日、わかった。V6の三宅健が共演、三池崇史が演出を務める。2015年に海老蔵と中村獅童の共演、宮藤官九郎脚本、三池崇史演出により上演された『地球投五郎宇宙荒事』から始まった六本木歌舞伎。2017年には寺島しのぶ出演、リリー・フランキーが新解釈で描き出した第2弾『座頭市』が上演され、今回が第3弾となる。芥川龍之介の代表作『羅生門』を、第1弾から引き続き三池が演出し、歌舞伎初出演となる三宅が挑戦。生きるための悪という人間のエゴイズムを見せていく。東京公演はEXシアター六本木にて2019年2月22日~3月10日、大阪公演はオリックス劇場にて3月13日〜17日、札幌公演はわくわくホリデーホール(札幌市民ホール)にて3月21日〜24日。○市川海老蔵コメント今回で3回目となります、六本木歌舞伎。芥川龍之介の『羅生門』に、三池監督、三宅健さんと共にチャレンジします。人間のエゴイズムを描いた名作を、歌舞伎という舞台でいかに表現するのか。今からとても楽しみにしています。日本各地で自然災害で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りいたします。○三宅健コメント海老蔵さん、三池監督、憧れのお2人とお仕事をご一緒させていただけることを大変光栄に思います。悪と正義の存在理由。三池監督が描く羅生門の世界を追求できる喜びを噛み締めています。各地での度重なる災害に胸が痛みます。皆さんの日常が一日も早く戻りますよう心よりお祈り申し上げます。○三池崇史コメント芥川龍之介も驚嘆! 歓喜! やっぱ歌舞伎は面白い! が私のテーマです。芥川龍之介×市川海老蔵×三宅健! 何かが起きぬワケが無い。六本木歌舞伎、ここに極まる!
2018年09月17日Amazon Prime Video(以下、プライム・ビデオ)では、8月より東宝製作・配給の映画20作品以上を順次、見放題配信することが決定した。本日8月1日(水)より配信スタートするのは、2016年に劇場公開され興行収入82.5億円の大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』が独占配信。庵野秀明が脚本・総監督を務め、長谷川博己を主演に迎えた本作は、2016年7月に劇場公開され、2016年実写邦画ランキング第1位を獲得。日本アカデミー賞では最優秀作品賞ほか最優秀監督賞、最優秀撮影賞など7部門を制覇し、大きな話題となった。また同日には、主演・染谷将太×監督・山崎貴のタッグで映画化された『寄生獣』と『寄生獣 完結編』。連続テレビ小説「まれ」で夫婦役を演じた土屋太鳳と山崎賢人が再びタッグを組み、大人気青春漫画を映画化した『orange -オレンジ-』。福士蒼汰、神木隆之介、山崎紘菜と最旬俳優を迎え、鬼才・三池崇史監督がメガホンをとった『神さまの言うとおり』などを配信。さらにその後も、自称・超売れっ子天才美人マジシャンの山田奈緒子(仲間由紀恵)と、騙されやすい天才物理学者の上田次郎(阿部寛)が超常現象を暴く大人気シリーズ『トリック劇場版』シリーズ、大人気漫画を三浦春馬主演で実写化した『進撃の巨人』シリーズ、佐藤健と神木隆之介がW主演を務め、ほかにも小松菜奈、染谷将太、山田孝之ら豪華キャストが出演する『バクマン。』、大泉洋を主演に迎え、『図書館戦争』シリーズや『BLEACH』を手掛ける佐藤信介が監督した『アイアムアヒーロー』、様々な問題が山積する高校を舞台に、教師が生徒を大殺戮するという衝撃的な題材を扱う三池崇史監督×伊藤英明主演の『悪の教典』ほか、人気作が順次プライム・ビデオに追加されていく。今回の作品追加について、Prime Video コンテンツ事業本部長 ジャパンの児玉隆志氏は「日本を代表する映画制作会社の一つであり、日本の映画産業の歴史を創ってきたと言っても過言ではない東宝株式会社様が制作された人気映画作品の数々をプライム会員の皆様に提供できることとなり、大変嬉しく思っています」とコメントしている。<8月末までにプライム・ビデオに追加予定のラインナップ>◆8月1日配信予定『GODZILLA』(1998)『奇跡のリンゴ』『青天の霹靂』『GODZILLA ゴジラ』(2014)『神さまの言うとおり』『寄生獣』『寄生獣 完結編』『orange -オレンジ-』『シン・ゴジラ』※独占配信◆8月8日配信予定『世界の中心で、愛をさけぶ』『いま、会いにゆきます』『トリック劇場版』『トリック劇場版2』『劇場版 TRICK 霊能力者バトルロイヤル』『トリック劇場版 ラストステージ』『バクマン。』◆8月29日配信予定『ロボコン』『阿修羅のごとく』『サイレンFORBIDDEN SIREN』『岳 -ガク-』『星守る犬』『宇宙兄弟』『悪の教典』『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』『進撃の巨人ATTACK ON TITAN エンドオブ ザ ワールド』『アイアムアヒーロー』(cinemacafe.net)■関連作品:トリック劇場版 2002年11月9日より公開劇場版TRICK(トリック) 霊能力者バトルロイヤル 2010年5月8日より全国東宝系にて公開© 2010「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」製作委員会岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館星守る犬 2011年6月11日より全国東宝系にて公開© 「星守る犬」製作委員会宇宙兄弟 2012年5月5日より全国東宝系にて公開© 2012「宇宙兄弟」製作委員会進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開© 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 2015年8月1日より全国東宝系にて公開© 2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 © 諫山創/講談社悪の教典 2012年11月10日より全国東宝系にて公開© 2012「悪の教典」製作委員会トリック劇場版 ラストステージ 2014年1月11日より全国東宝系にて公開© 2014「トリック劇場版 ラストステージ」製作委員会青天の霹靂 2014年5月24日より全国東宝系にて公開© 2014 「青天の霹靂」製作委員会GODZILLAゴジラ 2014年7月25日より全国東宝系にて公開© 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLCバクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開© 2015映画「バクマン。」製作委員会寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開© 映画「寄生獣」製作委員会寄生獣完結編 2015年4月25日より全国東宝系にて公開© 2015映画「寄生獣」製作委員会orange 2015年12月12日より全国東宝系にて公開© 2015「orange」製作委員会 © 高野苺/双葉社進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD 2015年9月19日より全国東宝系にて公開© 2015 映画「進撃の巨人」製作委員会 © 諫山創/講談社シン・ゴジラ 2016年7月29日より全国東宝系にて公開© 2016 TOHO CO.,LTD.
2018年08月01日TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の脚本家・林民夫が、同作についてコメントを寄せた。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。SNSでは「組織と闘う一人の男の葛藤、勇姿が描かれていた。痺れました。 久しぶりに飽きない2時間だった」「高い技術と誇りを持って立ち向かっていくプロのおっさん達の姿は、本当にかっこよくて惚れる」とクチコミが広まり、現在大ヒット中の同作。矢島孝プロデューサーも「キャスティングよりもまずは脚本だと思った」と語る通り、丁寧ながらもテンポの良い展開で、濃い2時間となっている。今回は、気になる部分について林がメールで回答を寄せた。○アメリカのネットドラマをイメージ――池井戸作品初の映画化作品である『空飛ぶタイヤ』の脚本依頼があった際、どのような印象を受けましたか?読み始めたらぐいぐいと引き込まれ、一気読みしました。社会派でありながらエンターテインメントとして成立しているのが素晴らしいと思いました。初めての映画化だったのはその時は知りませんでした。この作品にとってどうか、この物語にとってどうか、ということを最優先事項に考えました。――脚本を執筆するうえで意識したことや、苦労された点は何でしょうか?2時間におさめることです。まず、タイヤの脱輪事故から始まる、ある種の巻き込まれ型の物語としてとらえました。脱輪事故がなければ、主人公の赤松は別の人生を歩んでいたはずだからです。だから脱輪事故を冒頭早い段階で起こし、赤松がどういう人間であるかということを、それに対処する行動で描いていきました。他の登場人物も同じで、自分語りを極力排し、非常時に対する行動、リアクションで人間を描きました。アメリカのネットドラマのように、背景をあまり描かず、物語で転がしていくイメージです。ある状況に対し、怒るのか、あきらめるのか、自分を守るのかで、人間が現れてくると思ったのです。観客の想像力を信じ、行間を駆使し、時には台詞のないリアクションで人間を描くという方法です。それでも登場人物があまりに多く、2時間ではおさまりきりません。赤松とホープ自動車の狩野(岸部一徳)は最後まで会うことはありません。最終的な闘いは刑事の高幡と狩野です。別軸で闘っていた井崎(高橋一生)を赤松は存在すら知りません。でもそれこそが巨大な敵と闘うリアリティにあふれていて、赤松にとって本当の敵は、顔が見えないのです。主人公なんだから赤松と狩野が最後は直接対決しよう、などという物語のための決着は最初から考えませんでした。敵は顔が見えないけれども、どこかで顔の見えない誰かが自分なりの方法で共に闘ってくれているシーンが物語を豊かにしてくれていると思いました。多くの登場人物がこの物語には必要なのです。必要ならば描いていくしかありません。シークエンスでいろんな人物をさばきながら、うねるように観客を巻き込むことだけを考えました。それでも脚本は140枚近くになり、本木監督の職人ような的確な演出がなければ2時間ではおさまらなかったでしょう。○原作の精神に則ったラストシーン――原作では描かれなかったラストシーンを入れたのはなぜでしょうか?赤松がホープ自動車の人間で接するのはほぼ沢田(ディーン・フジオカ)だけです。彼には最初、沢田=ホープ自動車に見えている。でも沢田は単なる一社員で、しかも会社の中でこの事故に関して一番動いてくれているのが彼なんです。それを知らない赤松は、沢田に怒りをぶつける。その2人の関係が僕には、すごく面白かった。だから2人を軸に物語を考えていきました。最初は沢田は電話にもでない。沢田は実在してるのかとさえ赤松は思う。ロビーですれ違う。電話で初めて話す。そして直接会う。1億円の補償金を境に2人の人生は別方向に歩みだす。子供の文集を切っ掛けに再び邂逅する。そんな2人のある種のバディものととらえて、彼らがときには争い、最後は一瞬心を通い合わせて別れていく姿を縦軸に描いていきました。別軸の井崎には「人、1人が死んだんですよ。どうしてそんな会社を助けなくちゃいけないんですか」という直接的な台詞を一言だけ言わせていますが、つまりはそういう話なのではないかと思ったのです。すべてが解決しても命は戻ってこない。人、1人が死んでいる。そのことを痛感している2人がいる。だからあのラストシーンが必要だと考えました。原作の精神と同じだと思います。――完成した作品をご覧になった感想や、長瀬さん、ディーンさん、高橋さんたちの演技はいかがだったでしょうか?素晴らしかったです。長瀬さんは台詞を言っていない時の苦悩の表情も素敵です。父親のあとを継ぎ、10年苦労してきた社長に本当に見えました。おさえた演技もとても魅力的です。ディーンさんは、大企業の社員、一筋縄ではいかない世界を、巧妙に自らの立場を保持しながら、正義のためにも立ち上がる、という難しい、ある意味人間らしい役を繊細に演じていただきました。沢田のどこへ行くのかわからない行動が、物語のいいフックになっていると思います。井崎が唯一会社で私的な言葉を吐くのが「人、1人が死んだ」という台詞です。そこの高橋さんは特に素晴らしかった。高橋さんは自分の演技を見てくれというような過剰な芝居をしないのに、存在感のある、好きなタイプの役者さんです。――最後に本作を手掛けた脚本家として、作品の見どころを教えてください。池井戸さんの原作。長瀬さんの主演。サザンオールスターズの主題歌。本木監督の演出。どんなきっかけでもいいから、劇場に足を運んで観てもらいたいです。1人でも多くのみなさまに観てもらうことを願っています。■林民夫1966年、神奈川県出身。『ルート225』(06)で劇場用映画を初執筆。以後『フィッシュストーリー』(09)、ゴールデンスランバー』(10)、『白ゆき姫殺人事件』(14)、『予告犯』(15)などで、中村監督作品を執筆。その他の作品に『藁の楯 わらのたて』(13/三池崇史監督)、『永遠の0』(13)、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17)、『ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~』(17)、舞台TEAM NACS本公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」(18)など。
2018年06月23日今年20周年を迎える米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)。6月17日(日)明治神宮会館にて、グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」の授賞作品発表を含む計11の賞の発表と表彰が行われた。セレモニー前のレッドカーペットには、千葉真一、菊川怜、中川翔子、叶美香をはじめ、さらに小池百合子東京都知事など、各界の著名人が登場。さらに、2019年に向け「Ladies for Cinema Project」の新設が発表され、木村佳乃が女性たちに熱いメッセージを贈った。■グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」はシンガポール作品に!ジョージ・ルーカス監督の名を冠した本映画祭の最高賞であるグランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」は、シンガポールの実力派監督イーウェイ・チャイの『カトンプールでの最後の日』が受賞。「オフィシャルコンペティション」の3つの優秀賞の中から選出されグランプリとなった本作品は、次年度(2019年)第91回米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる。会場の大きな拍手に包まれながら、グランプリ受賞の感想を問われたチャイ監督は「ありがとう東京!ありがとうSSFF & ASIA!こんなに素敵な賞を頂くことができて、気持ちが圧倒されています!」と興奮した様子で「この作品の力を信じて応援してくれた人々とこの賞を分かち合いたいです」と受賞の喜びをコメント。受賞理由については、主人公の少年の素晴らしさが挙げられ、「誰もが1つは持っているだろう子ども時代の淡い思い出を綺麗な色彩と巧みな演出で表現しており、ユニークながら多くの人が共感出来る作品となっている」とのコメントが寄せられた。なお、同作はアジアインターナショナル部門優秀賞/東京都知事賞にも選出された。■審査委員の三池監督「ショートフィルムの可能性を改めて感じた」東京都知事賞では小池都知事が「Cinematic Tokyo部門」のプレゼンターとして登場し、受賞作品『東京彗星』の洞内広樹監督へトロフィー授与。「東京都としても応援しているSSFF & ASIAに、こんなにも多くの方々にお越しいただけ嬉しいです。ノミネートされたショートフィルムはどれも東京を新しい切り口で紹介してくれていましたね」と総評を語り、「東京オリンピック、パラリンピックまで残り768日となり、都も準備を加速させています。スポーツだけに留まらず“伝統”と“革新”という2つのキーワードをもとに東京の文化やアートのメッセージを伝え、記憶に残る大会にしたいと思っています」とコメント。「オフィシャルコンペティション」3部門の受賞作品がそれぞれ発表され、会場の熱気が高まる中、公式審査員を務める千葉さん、本仮屋ユイカ、三池崇史監督、モーリー・ロバートソンらが登場。審査委員としての総評を尋ねられた三池監督は「才能とスタッフの技術は本物!ほかの作品もどれも素晴らしく、ショートフィルムの可能性を改めて感じました。監督の勇気、誰しもが本当は感じている本音を、信念を持って表現する、その強さがすごいです。これからも素晴らしい作品を作っていってほしい」と、受賞者たちへの祝福の言葉を述べた。■森崎ウィンも新設VR 部門のプレゼンターで登場!今年新設された「VR SHORTS」および「LEXUS VR FILM AWARD」では、現在公開中のスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』に唯一の日本人俳優として出演した森崎ウィンが、プレゼンターとして登場。VR作品についての質問を受けると「俳優の立場からすると、360度気が抜けないですね」と新たな映像技術への率直な感想を述べた。本映画祭代表を務める別所哲也は「どの作品も、どう五感に訴えるかが大事ですが、ストーリーの世界観を360度体験できるVR作品は、自分がどう受け止めるかが重要で、面白い部分だと思います。1人1人への伝わり方が変わりますね」と今後のVR技術とショートフィルムの展開にも期待できるコメントを残した。セレモニー中盤では、「SSFF&ASIA」と「和楽器バンド」によるコラボレーションで製作されたショートフィルム『遠い時間、月の明かり』が上映され、主演を務めた本仮屋さん、尚玄が登壇。この作品で一番印象に残った部分について尋ねられた本仮屋さんは、「最後にシャッターを切るシーンですね。その場にいた全員の呼吸が一緒になるのを感じた、思い出のカットです」と答え、「撮影は最高でした!みなさんオープンマインドでポジティブで、明るい現場」と沖縄で行われた撮影について語った。「CGアニメーション部門」の審査員を務めた中川さんは「アニメーションは言葉も国境も時も越える文化であり、その発展のさなかにこんな素敵な作品たちがあって、しかもSSFF & ASIAに参加することができてとても光栄でした!」と興奮の面持ち。続いて「ノンフィクション部門」では、審査員を務めた菊川さんが「私たちが想像していた以上の現実を観させられました。ショックに感じると同時に、いろんなことを考えさせられましたね」とノンフィクション作品独特の世界観に対する感想を語った。■木村佳乃、女性映画人支援プロジェクトに意気込み「とても光栄」セレモニーの最後には、代表の別所さんが21年目の「SSFF&ASIA」に向け、「Ladies for Cinema Project」新設の発表し、プロジェクトに参加する木村佳乃がゲストとして登壇。女性映画人の1人として本プロジェクトへの意気込みを問われると「とても光栄です!20年以上このお仕事をさせていただいていますが、まだまだ女性クルーは少なくて、男性が多いイメージです。たくさんの女性と作品をつくっていきたいです。いまからこのプロジェクトに参加するのが楽しみです!」と世界中で活躍する女性たちに対するメッセージを送った。「Ladies for Cinema Project」は世界中の女性映画人を応援するプロジェクトであり、2019年より本格始動する。今回の受賞作品を含む約250作品は、「LEXUS MEETS...」や「iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ」など都内8会場にて上映。ショートフィルムにまつわる各イベントも開催され、一部イベントを除き、すべて無料で楽しめる。「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018」は6月24日(日)まで東京・計8会場にて開催中。(text:cinemacafe.net)
2018年06月18日近ごろ、人気イケメン俳優たちの脱ぎっぷりがいい。しかも、臆することなく、一糸まとわぬ姿をスクリーンで見せることもしばしば。『娼年』で新境地に挑んだ松坂桃李をはじめ、菅田将暉や斎藤工、東出昌大から中村勘九郎、さらに“渋オジ枠”の阿部寛や豊川悦司、リリー・フランキーまで、その脱ぎっぷりに注目した。■R18+指定『娼年』多くの女性と交わり続ける松坂桃李直木賞候補となった石田衣良の原作を、舞台版と同じ松坂桃李×三浦大輔のコンビで映画化した『娼年』。シネマカフェのインタビューで「20代後半から“いろいろな色の役や作品をやっていこう”」としていた松坂さんが運命的に出会い、「悔いはないです」とまで語るほど“やりきった”という本作。松坂さんは一糸まとわぬ姿で多くの女性と交わり続け、彼女たちの心と身体を解放させていきながら、自身も“心が童貞”の状態から少しずつ成長していく主人公の青年・リョウを熱演した。先の連続テレビ小説「わろてんか」では“朝の顔”を務めていたのに、度肝を抜かれたファンも多かったはず。リピーターも多く、「#おかわり娼年」というタグができたり、“応援上映”も開催されたりするなど、まだまだ話題には事欠かない。なお、松坂さんは、ドラマ「コンフィデンスマンJP」や「リーガル・ハイ」、映画『ミックス。』で知られる脚本家・古沢良太が手がけた『エイプリルフールズ』(’15)でも、セックス依存症の“天才医師”を演じており、全裸の後ろ姿を披露。共演の戸田恵梨香からも「ビューティフル!まさかそこまで出しちゃうんだ(笑)」と絶賛を受けていた。■菅田将暉が主演賞を総なめ『あゝ、荒野』で真っ裸山田孝之とアカウント名「菅田山田」でTwitter、「山田菅田」でInstagramを開設し、7月スタートの金曜ナイトドラマ「dele」でタッグを組むことが明らかになった菅田将暉。昨年、寺山修司の長編小説を映画化した『あゝ、荒野』前後篇ではヤン・イクチュンとW主演を務めあげ、第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。菅田さんが演じたのは、吃音症のバリカン(ヤン・イクチュン)とボクシングを始めることになる、少年院上がりの孤独な青年・新次。新次は少年院から出所してすぐに、後に彼女となる女性・曽根芳子を買うのだが、まるで彼の“感情の枯れ”を表すかのように映画序盤から全裸のハードなラブシーンが続く。しかも、芳子を演じた木下あかりとはその日が初対面だったというから、菅田さん、そして木下さんの気概には恐れ入る。“シャワーシーン”もあった共演のイクチュンさんも、そんな菅田さんについて「何のためらいもなくパンツ一丁になってボクシングをしてて、うらやましかったですね(笑)。この人は全てを投げ出せる人なんだなと」(シネマカフェ・インタビュー)と語るほど。また。劇中でボクサーとしてトレーニングを重ねていくことで、後篇の試合シーンではしっかりと身体ができている点も見逃せない。それに菅田さんといえば、『帝一の國』では野村周平や間宮祥太朗らと、ふんどし姿を披露していたことも記憶に新しい。■斎藤工&池松壮亮、佐藤健&綾野剛ら、ハダカの共演が話題に先日終了したドラマ「おっさんずラブ」では田中圭、吉田鋼太郎、林遣都のプラトニックなピュアラブが話題となったが、映画の中での男性同士の愛で印象深かったのが、直木賞作家・小池真理子の原作小説を映画化した『無伴奏』(’16)かもしれない。その罪なセクシーさで人気を誇る斎藤工と、『愛の渦』や『海を感じる時』『紙の月』などで“濡れ場”を数々経験してきた池松壮亮による秘密の逢瀬シーンは、2人の一糸まとわぬ姿が観る者を魅了した。当時、同作のプレミア試写会イベントで斎藤さんは、寒い時期の撮影だったことをふり返り「衣裳を着てないシーン、肌と肌を合わせるシーンが結構あります。誰とかはお楽しみですが…(笑)」とお茶を濁しつつ、「相手の体温を欲し、暖をとる…人って温かいんだなと感じた」とイタズラっぽい笑みで語っていたことも。ちなみに、前述の『エイプリルフールズ』では、窪田正孝と矢野聖人が“一線を越える”ハダカの関係になっている。また、田中さんも出演する水川あさみ主演のWOWOW連続ドラマW「ダブル・ファンタジー」(6月16日~放送)では、改めて身体を鍛えたという新進俳優役の柳俊太郎にも期待しておきたい。とはいえ、肌と肌の触れ合いといえば、何もラブシーンばかりではない。『クローズEXPLODE』(’14)では、あの鈴蘭高校の不良たちを演じた東出昌大や勝地涼、さらに矢本悠馬、奥野瑛太(『友罪』)が一緒に銭湯へ!それぞれが腹を割って話し、友情を深めていくのに、ハダカのつき合いはひと役買う。その後、銭湯でケンカとなり、東出さんや勝地さんが一糸まとわぬ姿で商店街を駆けて逃げていく姿も必見だ。ハダカで駆けるといえば、映画『銀魂』で新撰組局長・近藤勲を演じた中村勘九郎。真選組をまとめあげ、お人好しで人情溢れる人柄ではあるが、下ネタ行動に走ることが多く、志村新八(菅田さん)の姉・志村妙(長澤まさみ)に一方的で過剰な好意を抱く近藤は、原作やアニメで抜群の肉体美を誇る“脱ぎキャラ”として知られる。『銀魂』の“カブト狩り”のシーンでは、ふんどし一丁でハチミツまみれの名シーンを完全再現し、全力疾走もしてくれたが…。近藤役を続投する勘九郎さんは『銀魂2(仮)』のキャスト発表時、「初日に服を着ていた時点で(前作とは)大きな違いがありました」と笑っていたが、果たして今回はどうなることやら。ちなみに、勘九郎さんは2019年には大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」が控えている。共演の生田斗真は、脚本の宮藤官九郎とは映画、舞台、ドラマなど多くの作品でタッグを組んでいるが、「いつも大概、裸にさせられることが多くて、今回も裸になる予定がございます」と明かしており、監督・三池崇史の『土竜の唄』シリーズで見せたような前貼りだけのハダカシーンが、ある…のかも?さらに、はっきりと全裸は映っていないものの、映画『亜人』で鍛え抜かれた肉体美を披露しているのは佐藤健と綾野剛。初日舞台挨拶では共演の川栄李奈が「1,800円でふたりの裸が見られるって贅沢ですよね?」と語っており、綾野さん自身も「しっかりケツも撮ってもらいました!」とキッパリ、「全裸のカットだけの予告作ってくれればよかったのに」とまで開き直るほど。しかも、公開時のMX4D上映では綾野さんの裸シーンで場内がバラの香りで満ちる、という演出がされていると佐藤さんが暴露。初めてそのことを聞いた綾野さんが、「おかしいでしょう!」とツッコミを入れていたことも話題となった。■阿部寛&豊川悦司、ふんどし一丁共演『のみとり侍』その一方で、公開中の『のみとり侍』では、阿部寛と豊川悦司のふんどし姿に注目!越後長岡藩の藩士・小林寛之進(阿部さん)が藩主のご機嫌を損ねてしまったことから、女性に愛をお届けする江戸の裏稼業“のみとり”に精を出していく本作。生真面目な寛之進は女好きの恐妻家・清兵衛(豊川さん)に「拙者に女の喜ばせ方を教えてくれぬか!」と頼み込み、清兵衛から手取り足取り(?)の教示を受けながら、“のみとり”技術がめきめきと上達していく。『テルマエ・ロマエ』でもおなじみの阿部さんの変わらぬ美ボディぶり、そして、朝ドラ「半分、青い。」では個性がスゴすぎる人気少女漫画家・秋風羽織を怪演している豊川さんのギャップぶりは見応えアリ。また、同じく“オーバー50”のリリー・フランキーも、是枝裕和監督のカンヌ・パルムドール受賞作『万引き家族』(6月8日公開)で、一糸まとわぬ姿を披露する。東京の下町に暮らす貧しい家族は、実は「犯罪」で生計を立てており、ある日、外で凍えていた幼い少女を“拾った”ことから少しずつ状況が変わっていくことに。リリーさんは『そして父になる』の人情味あふれる父親とはまた違う、万引きに子どもを巻き込む甲斐性なしの父親に。その妻役を、是枝組初参加ながら内外で絶賛されている安藤サクラが務めているが、この2人がハダカになってからというもの、物語は急展開を見せていく。身も心も、オープンにさらけ出すことが要求される“脱ぎの演技”。スクリーンから伝わるその役者魂は、俳優自身もひと皮向けて躍進するきっかけとなるのだ。(text:Reiko Uehara)
2018年06月07日「嵐」櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰が初共演を果たした、現在公開中の映画『ラプラスの魔女』。この度、櫻井さんと広瀬さんが博多にて大ヒット御礼舞台挨拶を行い、その前にはさらなる大ヒット祈願のため、太宰府天満宮を参拝した。今回は舞台挨拶に先駆けて、櫻井さんが本作で大学教授役を演じ、広瀬さんは驚異的な計算能力を持つ魔女役を演じたことにちなみ、学問・文化芸術を祀る太宰府天満宮を参拝。太宰府天満宮を訪れるのは2人共初めてだそうで、国の重要文化財でもある御本殿をバックに、絵馬を持って記念撮影も。さらに、2人はおみくじも引き、櫻井さんは「吉」、そして広瀬さんは「小吉」という結果に。そのあと行われた舞台挨拶では、太宰府天満宮を参拝してきたことを伝えると、客席からは驚きの悲鳴が。福岡について櫻井さんは「コンサートで度々来ますが、『ヤッターマン』の際にも舞台挨拶で福岡に来たので、自分の中では、“舞台挨拶×福岡”というイメージがあります。福岡では北京五輪前に取材で来た際に、長浜の屋台でおでんを食べて過ごしたことが思い出深く残っています」と話し、今回で福岡は2回目だという広瀬さんは、「前回も映画の舞台挨拶で来たため外には出られなかったので、いつかプライベートで来たいといつも思っていました。太宰府天満宮には行けて嬉しかったです。空も真っ青でとても綺麗でした」とコメント。一方、櫻井さんと広瀬さん、お互いについて語る場面も。「人をよく観察されているなと思いました。初日に言われた『~なんつって』という口癖は、メンバーでも気づいていませんでしたが、自分の出演番組を見ると度々言っていました(笑)」(櫻井さん)、「プロモーションを通して、櫻井さんはどんなに数が多くてもひとつひとつの取材に対して丁寧に答えていて、隣でバラエティ番組を見ているような感じでした」(広瀬さん)。また、太宰府天満宮での参拝をふり返った櫻井さん。「おみくじを引いて『吉』が出ましたが、『安産』と書いてあって、どう捉えて良いのかわからなかったです」と笑って告白。そして、「もし続編があれば、ラプラスがフランス人ということにちなみ、フランスで撮影したいと思っています!」と続編への意欲を見せ、広瀬さんも「もし続編があったら、アクションをやりたいです。1年前に撮影した作品がこうして、素敵な作品になったので、色々なところに届いて欲しいです」と思いを語っている。最後には、青江教授のセリフ「ありえません」を博多弁バージョンで、「観ないなんて、ありえんたい!」と400名以上の来場者と共に掛け声をかけて舞台挨拶は終了した。本作は、2015年に執筆30周年を迎えた人気作家・東野圭吾が発表した同名小説を、三池崇史監督が実写化。5月4日より公開された本作は、17日間で動員81万人、興行収入は10億5千万円を突破。また、6月に開催される第21回上海国際映画祭にて公式上映(非コンペ部門)されるほか、韓国や中国、東南アジア諸国などアジア12の国と地域での配給も決定している。『ラプラスの魔女』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ラプラスの魔女 2018年5月4日より全国東宝系にて公開(C)2018 「ラプラスの魔女」製作委員会
2018年05月21日「関ジャニ∞」丸山隆平がメインMCを務め、毎週土曜朝に好評放送中の情報番組「サタデープラス」の5月5日(土)放送回に、「嵐」の櫻井翔がゲスト出演。ジャニーズの人気グループのメンバーにして共にキャスターもこなす2人の対談が実現した。以前櫻井さんが司会を務める音楽番組に「関ジャニ∞」として出演したことはあるものの、2人での仕事は今回が初めてだという両者。今回は櫻井さんが主演を務める映画『ラプラスの魔女』の話題から両グループ内のやり取り、長期間にわたりグループを存続させるための秘訣まで多彩なトークを繰り広げる。丸山さんが公開中の『ラプラスの魔女』の撮影について「共演者の方とのコミュニケーションは?」と聞くと、櫻井さんは「広瀬さんはトレーニングするのが好きで、僕のためにトレーニングメニューを作ってくれた」と共演シーンが多かった広瀬すずとのエピソードを明かし、スクワットやスタジオの廊下をダッシュしすぎたせいで「汗だくになって(撮影が)俺の汗待ちになった」と告白し笑いを誘う。またグループに関することで「意見が分かれたときはどう解決するんですか?」という丸山さんからの質問には「コンサートグッズ決めるとかは完全に多数決。遠慮する人が集まっているグループだから、話し合うと決まらない」と答えた櫻井さん。櫻井さんがメンバーが皆優しい性格だという「嵐」に対し「関ジャニ∞」は「けんかというか、お互いがちゃんとぶつかってそう」と分析すると、丸山さんが「3年くらい前に1度、僕と錦戸で(けんかが)ありました」と“あるモノ”を巡って大げんかになった出来事を話し出す…注目の対談をお楽しみに。櫻井さんが主演した映画『ラプラスの魔女』は人気作家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品となる“最も異色な”衝撃作を映画化。『テラフォーマーズ』『無限の住人』などの三池崇史監督がメガホンを取り、櫻井さんのほか広瀬すず、福士蒼汰、高嶋政伸、志田未来、佐藤江梨子、TAO、玉木宏、檀れい、リリー・フランキー、豊川悦司らが豪華共演。遠く離れた場所で起きた“自然現象”による2件の不審な事故死の調査を警察に依頼された地球化学研究者の大学教授・青江修介(櫻井さん)が、自然現象を予言する謎の少女・羽原円華(広瀬さん)と共に事件の謎に迫っていく、自然現象による完全犯罪を描くミステリーとなっている。映画『ラプラスの魔女』は現在公開中。「サタデープラス」は5月5日(土)8:00よりMBS・TBS系で放送。(笠緒)
2018年05月04日女優の広瀬すずが4日、都内で行われた映画『ラプラスの魔女』(5月4日公開)の公開記念舞台挨拶に、櫻井翔(嵐)、福士蒼汰、玉木宏、高嶋政伸、三池崇史監督とともに登場した。同作は小説家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品で発行部数は28万部を突破し、原作権の獲得には12社が競合したという。連続しておきた不審死の調査を担当することになった地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井)は、謎の女・円華(広瀬すず)とともに行動をともにする。広瀬は櫻井について、「よく『なんつって』って言うんですよ」と口グセを指摘。「『友達とご飯行こう、なんつって昨日行って』って、絶対1つの話の中に5回くらい出てくるんですよ。途中から気になって気になって仕方なかった」と告白すると、櫻井は「それすごい指摘だったよ。初めてだったもん」と感心していた。また、作品にちなみ「未来を予知できるとしたら?」という質問には、櫻井が「この映画のどのくらいの方に観ていただけるのか知りたいですね」と真面目に答える。続く広瀬は「もちろん、私も……」と同意し、櫻井から「それはずるいよ」とツッコミ。「違う答えを考えてたんですけど、そうか、と思って」と弁解する広瀬に、櫻井が「ダメよ、こういう正論みたいな話は」と広瀬自身の回答を促した。広瀬が改めて「いつ、自分が死んじゃうか」と予知したい内容を明かすと会場はざわつき、櫻井も「急に重たいな!」と驚いた様子に。「知りたいけどさ、ワードの強さね!」とつっこむ櫻井に、広瀬は「考えたんですけど、それが一番伝わるかな。何歳まで生きれるか」と語った。
2018年05月04日アイドルグループ・嵐の櫻井翔が4日、都内で行われた主演映画『ラプラスの魔女』(5月4日公開)の公開記念舞台挨拶に、広瀬すず、福士蒼汰、玉木宏、高嶋政伸、三池崇史監督とともに登場した。同作は小説家・東野圭吾のデビュー30周年記念作品で発行部数は28万部を突破し、原作権の獲得には12社が競合したという。連続しておきた不審死の調査を担当することになった地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井)は、謎の女・円華(広瀬すず)とともに行動をともにする。共演した福士について、櫻井は「立ち上がってくる福士くんの姿を見て、いやイケメンだなおい! と思いましたけどね。背も高いし、存在感があるというか」と感嘆。「バラエティとかでご一緒してるんですけど、お芝居の現場でレンズの前に立った時のオーラは独特のものがありました」と絶賛した。一方、福士が櫻井について「非常に優しい方だな。棘が一切なく、イメージは球体のような……」と表現すると、櫻井は首を傾げつつ、両手を下で丸めながら球体をイメージしたポーズをとる。福士は「何を言っても受け入れてくれるという、優しい印象があります」と慌ててフォローしていた。玉木とのシーンでは撮影地が温泉旅館だったため、同じ部屋に2人で過ごしていたという。櫻井は「僕はコタツに入って漫画を読み、僕がその漫画をお勧めしたので、玉木くんは窓際で漫画を読む。撮影1週間目にして親族みたいな雰囲気で過ごしてましたね」と振り返った。また、玉木も櫻井について「こんな第一線で活動されてるのに、すごく普通」「棘がない、すごい丸い」と語り、櫻井の"球体"イメージが強調されることとなった。さらに、作品にちなみ"ありえない"ことを聞かれた櫻井が、「まさに今朝ですね。逗子の方に行ってまして。こっち(東京)に横須賀線で戻ってきたんですね」と明かすと、会場は驚きに包まれる。櫻井は「何年ぶりだろう? 寝過ごしちゃって。品川で降りようと思ってたんですけど、起きたら品川が遠ざかる」とエピソードを披露。国民的アイドルにもかかわらず、一人で電車に乗って寝過ごす、という櫻井の"普通"な姿に、共演者陣も驚いていた。
2018年05月04日「嵐」にプラスワンゲストを加えた嵐チームとゲストチームが、体感型ゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」。5月3日(木)今夜放送回はゲストに“映画『ラプラスの魔女』チーム”が参戦。「嵐」から櫻井翔がゲストチームに加わり4人となった「嵐」はどう戦う…!?映画『ラプラスの魔女』は櫻井さんが主演…ということで、通常であれば「嵐」チームのメンバーである櫻井さんは今回ゲストチーム側を率いる役目に。櫻井さんのほか広瀬すず、福士蒼汰、高嶋政伸、橋本一郎、そして三池崇史監督がゲストチームに加わる。一方プラスワンゲストには「スピードワゴン」小沢一敬、「次長課長」河本準一が参戦。4人となった「嵐」チームを仕切るのはリーダー・大野智。大野さんの斬新な仕切りは爆笑必至。また櫻井赤面さん“赤面”の撮影裏の貴重映像なども紹介される。広瀬さんと福士さんらは話題沸騰の企画「バラ嵐」にも挑戦する。櫻井さんをはじめ多彩な俳優陣が集結し、「ガリレオシリーズ」「天空の蜂」「プラチナデータ」など発表する作品の多くが映画・ドラマ化され大ヒットする作家・東野圭吾の“最も異色な”衝撃作を映画化した『ラプラスの魔女』は5月4日(金・祝)より全国東宝系にて公開。遠く離れた場所で連続して起きた2つの不審死で死亡した2人は知人同士だった。この不可解な事件の調査を警察から依頼された地球化学の研究者である大学教授・青江修介(櫻井さん)は自然科学的見地から事件性を否定、念入りに検証していくが、そこに1人の女・円華(広瀬さん)が現れ、青江の目の前でその場所で次に起こる自然現象を言い当ててみせる。それは奇跡か、偶然か。なりゆきで円華と行動を共にすることなった青江は、彼女が失踪した甘粕(福士さん)という青年を探していることを知る。一方、警察は「円華には、なにか不思議な力が備わっている」として事件への関与を疑い始めた。そして、ついに第三の事件が発生する――というストーリー。今夜ゲストチームで出演した櫻井さん、広瀬さん、福士さん、高嶋さんらのほか志田未来、佐藤江梨子、TAO、玉木宏、檀れい、リリー・フランキー、豊川悦司らも出演、多彩で豪華な俳優陣と『無限の住人』『ジョジョの奇妙な冒険』などの三池監督によって“異色”東野サプペンスを映像化する。「VS嵐」は5月3日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年05月03日