俳優の三浦翔平が、ライフスタイルマガジン『GOODA(グーダ)』Vol.60(ブランジスタメディア)の表紙&巻頭グラビアに登場している。三浦は今回、色気のあるスクエアプリントのシャツ、脱力感漂うレトロなワイドパンツと白シャツなど“男の色気”をテーマにしたアーバンリゾートファッションを披露。インタビューでは、趣味のサーフィンについて「基本的には毎日でも海に行きたいんです」「仕事が早く終わった日には、そのまま海に直行することもありますよ」と明かし、「もう少し子どもが大きくなったら、一緒にサーフィンやツーリングにも連れて行きたいですね」と語っている。また、もともとゴルフやキャンプとアウトドアの趣味が多いが、キャンプでの釣りにも挑戦してみたいという三浦。キャンプに至っては「外出自粛の期間にはキャンプもできなかったので、気分だけでも浸ろうと、ベランダにアウトドア用のイスを出して、iPadで焚き火の映像を流しながら、ビールを飲んだりしていました」と話すほどの没頭ぶりだ。
2021年07月15日3年ぶりの新作舞台『物語なき、この世界。』の公演を発表した、劇作家の三浦大輔さん。三浦さんの手がける中でもとくに舞台は、過激でスキャンダラスな題材や人間の生々しい生き様を描いた作品が知られるが、今回の主人公に岡田将生さんを抜擢したことで、双方の新境地を期待する人も多いのではないだろうか。「三浦さんとは、映画『何者』でご一緒させていただいた時に、口数が少なくてもお互いになんとなく分かり合える部分を感じましたし、芝居をしっかり見てもらえたという思いもあって、もっと三浦さんの演出を受けたいと思っていました。そういう感覚は結構大切にしていて、三浦さんの作品ならどんなジャンルであろうとやりたいと思っていたので、このお話をいただいた時は、すぐにやらせていただきたいとお返事しました。脚本がないままお受けするのは初めてだったのでドキドキしていますし、新たなチャレンジになるという恐怖もあります」岡田さんと共に挑むのは、個性派やベテランの役者たち。「峯田(和伸)さんの音楽が元々好きなこともあり、今までにないセッションが期待できますし、大先輩の(寺島)しのぶさんは舞台上に一緒に立つだけで頼れる存在で。10代から知っている柄本時生とは舞台で初共演が叶って『やっとだね』なんて話してて。みなさんとこの作品を濃密に作り上げるのが楽しみです」ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』では、理屈っぽくてひねくれた“元夫”を演じ、そのどこか憎めないキャラクターが目を引いた。「自らクセのある役を選んでいるところもあって。僕にとっては欠点がある人の方が魅力的だし、それを理解しながら生きている人に愛着が湧くんです。とくに最近はそういう役柄が続いていて、楽しんで演じさせていただいています。一時期は責任感に囚われすぎていたこともあったけど、今は力を抜いてお芝居を満喫したいと思うようにも。その転機となったのが2016年のドラマ『ゆとりですがなにか』。同年代の役者と呼吸をするように会話をした現場が強く印象に残っていて、あの呼吸を思い出すために必死にお芝居をしている部分もあります」一方、舞台では歴史的名作を含めいろんな役柄に果敢に挑戦できたり、セリフで遊べる部分にやりがいも感じているという岡田さん。「生の芝居で自分のダメさを実感したかと思えば、翌日には最大限の力を発揮できたりするのも、舞台の面白さ。自分自身を見つめ直せて、どこかリセットできるような魅力があります。毎回刺激的な三浦さんの作品も、30代の今こそ“そっちの世界に”っていうのも変だけど(笑)、飛び込めることに覚悟しつつ、呼んでいただき感謝しています」「僕自身はクセはない、つまらない人間ですよ」と笑う。「同世代でイケメンの決め決めの役をやってくれと言われたら、僕よりも似合う役者がいる。そこは手は出せないから、自分の役割は見つけていかなくちゃとは考えていますが、どんな役でもハマれる人にはなりたい。その時どきで、柔軟に対応できる役者でありたいです」おかだ・まさき1989年8月15日生まれ、東京都出身。出演映画『Arc アーク』が公開中。また映画『ドライブ・マイ・カー』は8月20日、『CUBE』は10月22日公開予定。12月には舞台『ガラスの動物園』が上演予定。ジャケット¥31,900Tシャツ¥20,900パンツ¥22,000(以上NEEDLES/NEPENTHES TEL:03・3400・7227)『物語なき、この世界。』売れない役者・菅原裕一と売れないミュージシャンの今井伸二が10年ぶりに新宿歌舞伎町で出会い、二人のドラマは幕を開けたかのように見えたが、そもそもこの世界に物語など存在するのだろうか…。7/11(日)~8/3(火)Bunkamuraシアターコクーン8/7(土)~11(水)京都劇場※『anan』2021年7月14日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・TAKUROヘア&メイク・小林麗子(do:t)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2021年07月12日岡田将生が主演、共演に峯田和伸、寺島しのぶらを迎えた、三浦大輔3年ぶりの新作舞台「物語なき、この世界。」が開幕。三浦さんと、岡田さんらキャスト陣からコメントが到着した。誰もが物語の“主人公”であり“脇役”で、人生に物語を求めがちな現代。なにか起きそうで、起こらなそうな危うい街、新宿・歌舞伎町で、「ドラマ」の主人公に憧れる売れない俳優と、人生に「ドラマ」を求める売れないミュージシャンが10年ぶりに邂逅する。映画監督としてのキャリアを積み上げた三浦さん作・演出の本作は、観客を演劇と映画の狭間にいざなう。売れない俳優で、同棲している彼女の稼ぎでヒモ生活をおくる菅原裕一役には、岡田将生。売れないミュージシャンで菅原の田舎の高校の同級生、今井伸二役にはロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸。売れない俳優と売れないミュージシャンという現実とは真逆の役柄を、初共演の2人が演じる。そして、今井のバイト先の後輩でフリーターの田村修役には柄本時生。菅原の彼女でOLの鈴木里美役に内田理央。事件のキーパーソンとなる橋本浩二役に星田英利、本作品の鍵を握る歌舞伎町のスナックのママ・橋本智子役に寺島しのぶ。さらに、宮崎吐夢、米村亮太朗と個性豊かな俳優陣が脇を固めた。三浦大輔コメント稽古中はマスク着用で何とかやってきました。難しいテーマでしたので、舞台として成立するのか手探りでしたが、良いものをお届けしたいと皆で一緒に意見交換しながら協力しあってこの世界感を作り上げました。(キャスト・スタッフの皆さんには)感謝しています。いよいよお客様にお見せ出来るので、反応が楽しみです。岡田将生コメント感染対策を徹底的に行いながら稽古をやってきました。この作品は疲れれば疲れるほど良くなってプラスになっていき疲労感イコール気持ちよくなってきて、とても充実した稽古ができました。やっとお客様の前で最高の芝居を届けられるのが嬉しいです。一つ一つのシーンを大切に演じていきます。峯田和伸コメント稽古場ではマスク着用でしたので目だけの情報だけで稽古をしていましたが、劇場に入ってマスクを外してお芝居ができるのでやっと一緒にお芝居ができているな、と実感がつかめた感じがしました。本場が楽しみです。舞台は同じ設定で同じセリフを話しますがそこに楽しみを見出したいと思っています。これが最期になってもよいという覚悟で、自分がやらなくてはいけない事をやるだけです。頑張ります。寺島しのぶコメント三浦さんの舞台は「禁断の裸体」以来で、その時も子供が生まれて2年経った時で煙草の火がつけられない程緊張したのを覚えています。今回も2年振りに舞台へ引き戻してもらい縁を感じています。三浦さんのグサッと刺さるセリフを理屈っぽくなくいかにサラッとメッセンジャーとして伝えるためにどう身体に入れるのか戦っています。COCOON PRODUCTION 2021「物語なき、この世界。」は【東京公演】~8月3日(火)Bunkamuraシアターコクーンにて公演中、【京都公演】8月7日(土)~8月11日(水)京都劇場にて公演。(text:cinemacafe.net)
2021年07月12日3年ぶりとなる三浦大輔の新作舞台、COCOON PRODUCTION 2021『物語なき、この世界。』が、7月に東京で、8月に京都で上演される。これまで猥雑で、欲望むき出しの人間たちの物語を数多く創作してきた三浦だが、本作ではその“物語”自体を疑うことから始め、自ら「挑戦作」と位置づける。そこで主人公の菅原裕一を演じる岡田将生とともに、どんな舞台が立ち上がっていきそうか。作品にかける想いを訊いた。中途半端の極みのような菅原裕一を演じること――シアターコクーンでは3年ぶりの新作ですが、創作の出発点になったこととは?三浦これまでは人間のいやらしいところを描くとか、揚げ足を取るような表現が僕の作風とされてきたと思うんです。今回もその根本は変わりませんが、なんか世の中全体の揚げ足を取りたい、そんな大風呂敷を広げてみたいと思っていて(笑)。岡田(笑)。三浦ふと思ったんです。ずっと僕は“物語”をつくってきたけど、それって都合のいい事柄だけ、自分の描きたいもののエゴだけでうまくまとめようとしていたんじゃないかなって。ただそもそも人って、自分の人生を物語だと思いたがる節があるんですよね。単なる出来事の羅列を都合よく解釈して、物語にしているだけ。そういうことに対して揚げ足を取りたかった、というか。まぁひねくれ過ぎなんですけど(笑)。岡田でも僕自身もひねくれているところがあるので、少しわかる気がします。人間誰しもそういう部分は持っていて、どこか悦に入る時ってありますよね。――岡田さんは映画『何者』で三浦さん作品に参加されましたが、今回舞台のお話があった時はどう思われましたか?岡田本当に嬉しかったです。やはり舞台ということで、映画よりももっと濃密に、三浦さんの演出を受けられて役に没頭出来ると思うので。俳優という仕事をしていると、どんどん違うステージに行きたいとは思いつつも、そのためには何かきっかけがないとなかなか難しくて。そういった意味でも、三浦さんの舞台に立つことで、また違う一面を見せられるのではないか、とそんな想いもありました。――新作『物語なき、この世界。』ですが、三浦さん作品における主人公は、ほぼ毎回「菅原裕一」ですね。三浦そうですね、もう10代目くらいじゃないかと(笑)。岡田そうなんですか!?岡田そうそう。まぁ言ってしまえば、僕の分身でしかないんですけどね。でも岡田くんがやる菅原っていうのは、すごく僕の中でしっくりきて。やっぱり作家や演出家っていうのは、今まで見てこなかったその人を見たい、引き出したいと思うもの。ほかの作品で岡田くんが、菅原裕一みたいな中途半端の極みとも言える役を演じている姿って見たことなかったですから。どんな男かよくわからない、曖昧な人物をやってもらいたいと思ったんです。岡田それってすごく難しい作業ですよね……?三浦綱渡りみたいな作業になっちゃいますからね。すごく難しいとは思います。でも僕の中で岡田くんがやる菅原のイメージはすぐに沸いたんですよね。――この役を構築していく上で、どんなことが最初の手がかりになっていきそうだと思いますか?岡田役もそうですが、やっぱり作品づくりなので、まずは共演者の皆さんと、このチームでやっていくって意識を高めていくことが、いつも舞台に出る時の最初の作業になっています。そして10代目にはなりますが(笑)、また違う菅原裕一を見つけたいですし、三浦さんやこのチームと、芝居づくりという点では密にやっていけたらと思います。何もないことを提示し、面白がってもらう――その共演者ですが、峯田和伸さん、寺島しのぶさんといった三浦さん作品経験者のほか、柄本時生さんや内田理央さんなど、バラエティに富んだ面々が集いました。三浦僕にとっては挑戦作になるので、まずは信頼出来る岡田くん、峯田くん、寺島さんというお三方をメインにしたいと考えました。あと思ったのは、統一感を持たせたくないなということ。バラバラな、まとまりのない感じも、キャスティングの狙いではあります。それぞれ単体で面白い人というか、時生くんとか内田さんとか、なんか俗っぽいと思うんですよ。いや、言い方悪いか。存在がこう…俗っぽいっていうか。岡田また「俗っぽい」って言っちゃってますけど(笑)。三浦(笑)。つまりこの作品の匂いみたいなものに合っている方がいいなと思ったんです。――新宿・歌舞伎町を舞台に、岡田さん演じる売れない俳優・菅原と、峯田さん演じる売れないミュージシャン・今井が出会うことから作品は動き出します。岡田ただ菅原と今井の間には、特に何もないんですよ。その何もない人間関係って、これまで作品にしてこなかっただけで、往々にしてそうあることが多いと思っていて。で、今回はその何もなさに執着して描くことで、浮き彫りになるものがあるんじゃないかなと。つまり何もないことをお客さんに提示し、何もないことを面白がってもらおうと思っているんです。岡田まためちゃめちゃ難しいことをサラッと言いますね(笑)。――演じる側にとっては、相当ハードルが高い作業ですよね?岡田しびれますね(笑)。三浦(笑)。だから演出に関しても、何もないことに突き進む感じになると思います。そこに何かが生まれてはダメだし、例えば菅原と今井の間に友情とかが芽生えてはダメなんです。岡田難しい!三浦でも結果的にそういうものの積み重ねが、ひとつの世界観になっていくのではないかと思っていて。岡田プロットを読んだ時点で、三浦さんの世界だなと思うのと同時に、また今までとは違う匂いも感じました。三浦結果、それがエンタメになり得るかが勝負ですし、僕にとっての挑戦だと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津己公演情報COCOON PRODUCTION 2021『物語なき、この世界。』作・演:三浦大輔出演:岡田将生 / 峯田和伸 / 柄本時生 / 内田理央 / 宮崎吐夢 / 米村亮太朗 / 星田英利 / 寺島しのぶ / 増澤璃凜子 / 仁科咲姫 / 日高ボブ美 / 有希【東京公演】2021年7月11日(日)~2021年8月3日(火)会場:Bunkamura シアターコクーン【京都公演】2021年8月7日(土)~2021年8月11日(水)会場:京都劇場チケット情報
2021年07月06日『恋人たち』『ぐるりのこと。』の橋口亮輔や、『娼年』『愛の渦』三浦大輔、『私をくいとめて』『勝手にふるえてろ』大九明子、そして新鋭・谷口恒平といった映画監督陣を迎えた異色の恋愛オムニバスドラマ「初情事まであと1時間」が放送決定。1~4話に出演するキャストも明らかになった。恋人たちが初めて結ばれるまでの直前1時間。近づきたいけど近づけない、近づかないはずだったのに近づいた。心も体も裸になってつながるまでの、めくるめく恋と性の駆け引き。可笑しくて切ない、不器用でメンドクサイ、だけどどうしようもなく愛おしい、アノ瞬間を切り取った恋愛オムニバスドラマが誕生した――。演出は豪華監督陣、多彩な恋愛事情を赤裸々に描き出す6年ぶりの新作となる橋口監督は第89回キネマ旬報日本映画ベスト・テン第1位をはじめ数々の映画賞に輝いた『恋人たち』、報知映画賞最優秀監督賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞(木村多江)を受賞した『ぐるりのこと。』など、国内外で高い評価を受けている。ドラマの脚本を手掛けるのはNHKドラマ「みちくさ」(06)以来、15年ぶりとなる。橋口亮輔コメント一線で活躍する若手人気俳優から無名の役者までヴァラエティに富んだキャストとのお仕事を楽しみに撮影に臨みました。可笑しくて切ない、少しだけHな肩の凝らないドラマを目指しました。三浦監督は、作・演出を手掛けた舞台を自ら映画化した『娼年』や『愛の渦』が話題となり、舞台「物語なき、この世界。」(今夏上演)や同名舞台の映画化『そして僕は途方に暮れる』の公開が2022年に控えるなど、劇作家・演出家・映画監督として躍進を続けている。三浦大輔コメント橋口亮輔監督からお声掛け頂き、これはやらないわけにはいかないと二つ返事でOKしましたが、脚本執筆、撮影、編集、全てが時間との戦いになりました(苦笑)厳しいスケジュールの中、素晴らしい演技をして下さったキャスト、そして、尽力して下さったスタッフの皆様にこの場をお借りして感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。自分らしい「初情事」をポップにエロく、描けたような気がしています。是非、ご覧下さい。また、『勝手にふるえてろ』、そして『私をくいとめて』が東京国際映画祭で観客賞に輝き、さらに『私をくいとめて』は第30回日本映画批評家大賞で監督賞・主演女優賞(のん)をW受賞。松雪泰子主演で40代独身OLの日々を描いた『甘いお酒でうがい』など、現代社会を生きる主人公のリアルをユーモラスに描く作風に定評がある大九監督。大九明子コメント人に触れるのも、触れられるのも、実際すごく難しい。それをこの1年、ウイルスに振り回されながら再認識している。こんな時代にセックスなんていう恐ろしいものに挑む二人を応援したい。だから今回ほど、描いたカップルたちの幸せを祈ったことはないかもしれない。おかげさまで、私史上初めて、この二人きっと一生別れないな、と思えるカップルも生み出すことができた。幸甚です。そして、『やりたいふたり』がピンク映画ベストテン2019で年間1位を獲得、監督賞に輝いた期待の新鋭・谷口監督が参加。この豪華監督陣が同名コミックを原作に、脚本を書き下ろし監督陣が演出を手掛けている。谷口恒平コメントノッツさんによる「物語の最後に必ず初情事を迎える」という発明的なアイデア。そこから生まれた二次創作を、偉大な先輩監督達とともにお送りします!私は一昨年、登場人物のほとんどがパンツを脱ぐピンク映画を監督しましたが、今回はテレビドラマで裸になるまでのエロスを描きます。キャプチャされた静止画なんかじゃ伝わらないエロさを、視聴者の皆さんと一緒にドキドキしながら見守りたいと思います。原作は「月刊コミックフラッパー」で2016年10月号~2018年7月号まで連載され、情事に向かうカップルのリアルな感情の機微がネット上でも話題となったノッツによる同名漫画。オフ会で意気投合したドール愛好家、人生初めてのH、地元で再会した幼なじみ、姉と妹と姉の恋人、不倫に悩む先輩と恋する後輩、浮気カップル、超不幸体質の女性、片想い渦巻く鍋パーティーなど、多彩なSEX事情を通して浮かび上がる人間模様を赤裸々に描き出す。原作者(ノッツ)コメント原作を元にしたものからドラマオリジナルまで、実写化していただくにあたり各監督の素敵な持ち味を出していただいています。きっとより生々しいいろんな「初情事まであと1時間」が…。自分も今からドキドキです…。初めての愛の営みを目前に控えるカップルに最旬キャストが集結第一話「心の容れ物」(橋口亮輔監督)カスタムドール愛好家の男女を演じるのは工藤阿須加と臼田あさ美。オフ会で出会った2人が互いのドールを前に交わす愛を描く。工藤阿須加(高山聡役)橋口監督とはいつかご一緒したいと思っていたので、とても光栄でした。僕が演じた高山はカスタムドールが趣味で、人形と向き合ったときに初めて自分を知ることが出来た人間です。人には色んな出会いがあって、それぞれ嗜好があって、それは日常に溢れている。人の心が動く瞬間は見ていてすごく面白いですし、スピーディーな展開も見所なのできっと楽しんでもらえると思います。臼田あさ美(相田美智子役)短い撮影時間の中で、ひとつひとつ大事に、自分の知らない世界に心の違和感を無くすような気持ちで過ごしました。橋口亮輔監督の作品に参加できたこと、監督の演出を感じられたことは、これからも私の中で特別なものになります。第一話「心の容れ物」楽しんで頂けたら幸いです。よろしくお願いします。第二話「初体験まであと1時間」(三浦大輔監督)初めて同士の大学生を演じるのは萩原利久と木竜麻生。お互い頭の中はソノことでいっぱいなのにうまく切り出すことができないフレッシュなカップルの物語。萩原利久(隆司役)とてもデリケートなテーマでしたが、なんだか笑ってしまう楽しい台本でした。現場では木竜さん、三浦監督と1つのセリフ、1つの動きまで細かく細かく話しながら撮影していきました。こんなことあったなぁ、こんなやついるのか~ くらいの優しい目で観てもらえたら嬉しいです。ぜひ、観てください。木竜麻生(香苗役)短い時間の中で大きな出来事が起こるわけではないけれど、本人たちにとってはとても切実な問題にフォーカスしたお話です。男の子だけじゃなく女の子も、あまり口には出さないけど興味があったり、わからないけどわからないと言えないとか、なかなかここまで本気で間抜けに一生懸命悩んでいる人たちを見られる機会はないので、これから経験する人にも経験がある人にも、楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。第三話「ビフォア」(大九明子監督)故郷で再会した大人の幼なじみを演じるのは、松雪泰子と大森南朋。海辺の町を舞台に酸いも甘いも知ったふたりの静かな愛が紡がれる。松雪泰子(青木役)大九監督の台詞を、一つ一つ大切に紡ぐ様に撮影が進んでいきました。人生の一つのタームを終えた男と女の再会。美しいロケーションの中、穏やかに優しく浸透していく物語…。ふわりとした、優しい余韻が胸に残る、そんな物語です。素敵な大森さんと丁寧に紡ぎました。お楽しみください。大森南朋(上田役)大九監督の作品に出演するのは初めてですが、今回の脚本はセリフが活き活きしていて生々しく、松雪さんと一緒に演じられるのがすごく楽しみでした。現場では安心感のある松雪さんに頼もしさすら感じました。他の「初情事まであと1時間」たちと並んで、この作品がどのように佇むのか、僕らも楽しみです。第四話「姉と妹」(谷口恒平監督)姉の恋人と姉妹を演じるのは望月歩と青山美郷と中田青渚。一つ屋根の下で繰り広げられる姉と妹と姉の恋人の微妙な三角関係を描く。望月歩(芳樹役)「姉と妹」で芳樹役をやらせていただきました、望月歩です。情事の直前を描く作品の中で、姉と妹という少し危ない雰囲気の題材です。その中でも姉妹の考えてることや関係性だったり、その二人と僕の関係だったりを楽しんでいただければ嬉しく思います。是非、ご覧ください。青山美郷(瑞穂役)繊細な心の動きが重なり合う台本で、物語の世界に吸い込まれました。今回、共演させていただいた望月歩さんと中田青渚さん、そして谷口監督の素晴らしい感性に沢山心が動かされ、とても刺激的な時間でした。中田青渚(菜摘役)「この二人がこうなるんだろうな」という作品が他の話では多いと思うのですが、 「姉と妹」は主人公の芳樹が姉と妹、どっちとくっつくかという三角関係のドキドキ感が見どころだと思います。 ぜひこのドキドキを味わってもらえると嬉しいです。ドラマ特区「初情事まであと1時間」は7月22日(木)MBS・テレビ神奈川で初回放送、チバテレ・テレ玉・とちテレ・群馬テレビでも順次放送(全8話)■TVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり(全8話)■TELASA&J:COMオンデマンドほかにて見放題独占配信(全12話)(text:cinemacafe.net)
2021年06月09日7月11日から8月3日まで、Bunkamura シアターコクーンでの公演が決まった三浦大輔作・演出による舞台『物語なき、この世界。』。岡田将生、峯田和伸、柄本時生、内田理央、宮崎吐夢、米村亮太朗、星田英利、寺島しのぶといった錚々たる出演陣が展開する物語で、その内容こそベールに包まれているものの、これまでの三浦作品から推測するに本作もまた今の時代を鋭くえぐり、そしてリアルを見せる舞台であることが予想される。ここでは【前編】【後編】の2話にわたって三浦作品の複数に関わってきた峯田和伸、そして作・演出の三浦大輔とのロングインタビューをお届けする。【後編】の今回は『物語なき、この世界。』で峯田がどんな役回りになるのか、そして三浦が目指す表現について聞いた。今回の『物語なき、この世界。』では、峯田のイメージが変わるかも?――そんなプライベートでの談話の中で、今回の『物語なき、この世界。』のオファーもされたようですね。三浦そうです。『裏切りの街』が終わった後も、僕はずっと「峯田くんとやりたい」と思っていて。それでオファーさせていただいたんですよ。出てもらうのは役者としてではあるけど、単に「役者と作り手」という関係性ではなく、「峯田くんと一緒にものを作りたい」という思いです。だから、今回の『物語なき、この世界。』のキャスティングは、峯田くんありきで考えました。――岡田将生さんをはじめ、良い意味で想像がつかないキャスティングですね。三浦良い意味でチグハグですよね。演劇臭くもなく、芸術臭くもなく、どこか俗っぽい感じもするし、そういうアベコベさが良いなと思ってるんですけど、これがどんな作品に仕上がるのかはやってみないとわからないです。峯田現時点では僕も全くわからない(笑)。ここで三浦さんに聞いてみたいことがあって。三浦さんは今まで何作も脚本を書いてきたと思うんですけど、『物語なき、この世界。』で、「これまでの作品にはなかった、こういうことをやりたい」とか「今回はこれまでと、ここを変えたい」とかはあるんですか?三浦それで言うと、峯田くんの使い方は変えたいと思ってる。峯田くんの魅力的なところって、実直だったり感情の強度のすごさでしょう。そこをみんな観たがっていると思うんです。でも、普段接していると、峯田くんにも当然軽薄な部分があったり、素顔があって。でも、その部分は皆さんこれまでにあまり作品に反映させていなかったんじゃないかなと思うんですよ。だから、今回の作品では、いわゆるカリスマ性のある峯田くんではなく、カリスマ性のいっさいない峯田くんでやって欲しいと思っています。そこは観る人にとっても新鮮じゃないかと思うし、また「カリスマ的ではない」峯田くんにもすごい魅力があると思うので。だから、今回の舞台を観たら、峯田くんの見え方が変わっちゃうかもしれない(笑)。そんな風に考えています。楽しい瞬間なんて1秒もない「三浦組」の現場の心地良さ――峯田さんから見た、三浦さんの現場の特徴、作品が完成に至るまでの特徴をお聞かせください。峯田三浦さんの現場は、役者さん、スタッフさん全員に一体感がある。「三浦組」みたいな緊張感で、いっさいの無駄がない。何がそうさせているのかは、はっきり言えないけど、きっと三浦さんのことを関わる人が全員信じてるからだと思う。銀杏BOYZの『恋は永遠』っていう曲のミュージック・ビデオの監督を三浦さんにお願いしたことがありました。そのビデオでは僕はちょっとしか出ていなくて、ほとんどが三浦さんがセッティングしてくれたものだったんだけど、その撮影現場を僕が観に行ったんですね。場所は川崎だったんだけど、現場に着いて最初遠くからその撮影の様子を見てたの。20分くらいだったかな?そこには役者さん、照明さん、カメラマンさんとスタッフの人たちが塊になって取り組んでたんだけど、その現場の熱量とか緊張感がすごく良くて。本当にすごい現場に見えた。言葉ではうまく言えないけど、このときに思ったのは、「あ、俺はこんなに素晴らしい、熱のある現場にいられたんだな」って。そう思うと、なんかすごく感動しちゃって。三浦「楽しそうじゃない」現場だとは思いますけどね。楽しい瞬間なんて1秒もないと思うけど、だから、もしかしたら峯田くんもそっち側を望む人なのかもしれないですね。ものを作るときは、苦しさしかないですよ。峯田その苦しい感じが心地良いのは確かですね。三浦さんの新作を観に行かせてもらうと、「ここに至るまで、この役者さんたちがどれだけ稽古をやって、どれだけのものを犠牲にしてきたのか」とかが見えるので、その説得力はすごいですよ。「大変だから良いんだ」ってことではないけど、でも、今の時代は特になんかフワフワしてて緊張感がないでしょう。その点、三浦さんの緊張感ある作品や現場に僕は心地良さを感じますね。新作の公演チラシとかを見せてもらう度、正直に思うことは「あ、今回の作品には俺はいないんだな」っていう。ちょっと寂しいんですよ。「三浦さんの作品なら、絶対なんでも出てみたい」とかではないですよ。でも、その一方で自分が関わっていない三浦さんの作品を知って寂しく思うことがあります。不思議なんですよね。それくらい刺激を受けているってことですね。人間のエゴで「物語があるように見える」ことで世界が動いている――肝心の『物語なき、この世界。』のストーリーはどんなものなのでしょうか。三浦目標点としては「『人間のエゴでしかないんじゃないか』というところをほじりたい」と思っています。みんな自分の人生にとってのドラマや物語があると信じていると思うんですけど、見方を変えれば物語なんてない。それなのに、人間のエゴによって「物語があるように見える」ことで世界が動いている……そんなところを描きたいと思っています。――例えばSNSとかだと、みんな主人公みたいになっていますよね。「オンリーワン」気分というか。でも、そうじゃない人もいて、そういった「世間の皮」みたいなものをペロッと剥がした世界を描かれるのかなと思いました。三浦別にたいしたこともないのに物語を取りたがる人の滑稽さ、おかしさ、醜さを描くことに重心を置くと、確かに描きやすいです。でも、今回はその領域ではないんです。そういう物語を求める人と、この世界の矛盾するところを暴きたい。そういう大仰なところに行きたいと思っています。峯田過去に自分が関わらせていただいた三浦さんの作品にも、そういう片鱗がありましたよね。「今世間で起こっていることを、どこか俯瞰で冷静に見せる」みたいな。だから、今の話を聞いて腑に落ちるところがありました。もしかしたら、「演劇ではあるけれど、それを劇的に見せないで、そのまま見せていく」みたいなやり方になるのかな?かなり難しいとは思うけど、だからこそ僕も楽しみにしています。PHOTO:吉田圭子TEXT:松田義人(deco)スタイリスト:入山 浩章(峯田和伸)トップス¥12,000(税抜)/WEYEP(c)SONIC YOUTH、パンツ¥38,000(税抜)/Sasquatchfabrix.問い合わせ先:WEYEP/ 050-3393-1939、ドワグラフ.(dwagraph.)/ 【公演情報】「物語なき、この世界。」作・演出:三浦大輔出演:岡田将生/峯田和伸/柄本時生/内田理央/宮崎吐夢ほか東京公演会場:Bunkamuraシアターコクーン公演日程: 7月11日(日)~8月3日(火)京都公演会場:京都劇場公演日程:8月7日(土)~8月11日(水)★東京公演分のチケット発売中!
2021年06月08日7月11日から8月3日まで、Bunkamura シアターコクーンでの公演が決まった三浦大輔作・演出による舞台『物語なき、この世界。』。岡田将生、峯田和伸、柄本時生、内田理央、宮崎吐夢、米村亮太朗、星田英利、寺島しのぶといった錚々たる出演陣が展開する物語で、その内容こそベールに包まれているものの、これまでの三浦作品から推測するに本作もまた今の時代を鋭くえぐり、そしてリアルを見せる舞台であることが予想される。ここでは【前編】【後編】の2話にわたって三浦作品の複数に関わってきた峯田和伸、そして作・演出の三浦大輔とのロングインタビューをお届けする。【前編】の今回は、後に盟友とも言うべき関係を築くふたりの出会いから、これまでにタッグを組んだ作品の裏話を聞いた。楽曲提供だけのはずが、峯田が稽古場に来て、役者さんたちに演技指導まで…――峯田さんが初めて三浦さんの作品に関わったのは映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(2010年)ですね。峯田そうです。でも、実は前段階があって。2004年くらいかな?知り合いの編集者の方から「今、演劇の世界にすごい人がいるんだよ。いつか絶対に会わせたい。気が合うと思う」って言われたことがあって。それが三浦さんだった。ただ、そのときはなんやかんやで会えなくて、それで『ボーイズ・オン・ザ・ラン』のときに声をかけていただいて、そこで初めて「この人が、噂の三浦さんだ!」と。三浦僕はもともと銀杏BOYZのイチファンだったんです。ただ、同時に遠い存在にも思っていました。峯田くんは嫌がるかもしれないけど、カリスマ的存在だし、銀杏BOYZの音楽そのものも立ち入る隙がないような感じでしたから。だから、僕が峯田くんと何か仕事をさせていただける機会があるのだとしたら「役者」「監督」という関係なら大丈夫かなと思って。それで『ボーイズ・オン・ザ・ラン』でオファーさせていただいたんですね。そこからお付き合いさせていただいています。――その後、舞台『裏切りの街』(2010年)では銀杏BOYZが劇中歌を楽曲提供したり、峯田さんにとって初の舞台出演となった『母に欲す』(2014年)など、多くの三浦作品に関わるようになります。三浦本当に嬉しいですね。『ボーイズ・オン・ザ・ラン』以降、家が近所だったこともありプライベートでも一緒に食事をしたりすることが多くなりました。そういうときに話をすると、ちょっとクサい言葉になるけど、「物を作るときの孤独感」みたいなものが峯田くんとシンクロすることが多くて。峯田くんに頼りきりになってしまっているけど、以来、僕の作品にも複数関わっていただくようになりました。峯田僕は音楽、三浦さんは演劇と畑は違うのに「こんなに通じる人がいたのか」と思ってすごいうれしかったことを覚えている。ゼロから物を作る上でのキツさと喜びの両方を知っているというか。だから、例えば演出とかでも三浦さんから「あそこは、こうやって欲しいんだよね」って言われたら、すぐその意図がわかる。そういった点であまりズレがないんです。――聞くところによると、『裏切りの街』では、「楽曲提供」だけのはずだったのに、何故か峯田さんや銀杏BOYZのメンバーが、役者さんたちの稽古場まで出向いて、役者さんたちにダメ出ししていたという(笑)。役者さんたちからは「あの人たち、一体なんなんだ」と言われたそうですね。峯田越権行為ですね(苦笑)。今思うと、超恥ずかしいことをやっていましたよ。『裏切りの街』の役者さんたちに申し訳ないことをしたと思って反省しています。三浦でも、あのときは僕は本当にうれしかったし感謝しかなかった。むしろ「ちょっとナメてたな」と反省するところもありました。舞台用の楽曲提供だけのはずなのに、ちゃんと稽古場にも来て、内容をきちんとわかってくれた上で曲に落とし込んでくれる……これは表現者として真摯でまっとうな態度だと思いました。だから、さらに領域を超えて、舞台全体の相談にもよく乗ってもらったし、だいぶ頼っちゃったところはありましたね。同じ熱量で取り組んでくれて、本当に感謝しかないです。峯田初出演の舞台『母に欲す』では、ぶつかることもあった――その『裏切りの街』の後、いよいよ『母に欲す』(2014年)で峯田さんは三浦作品の舞台初出演を果たします。三浦このときは結構いろいろあって。まぁ平たく言うと、峯田くんとも結構ぶつかりましたし。今思えば、複数の人間が何かを真剣に取り組むことになったら、当然起こりうることだとも思うので、ある意味健全なことだったかもしれないですけどね。峯田僕はバンドをやってるじゃないですか。でも、1曲作るごとに、メンバーといちいち衝突するんですよ。例えばギタリストは、「こうやって弾きたい」みたいなイメージがある。でも、曲を作った僕は「いや、その弾き方、要らないんだよな」と思うこともある。そういうぶつかりあいは避けて通れないものです。でも、一番の正解を知っているのは、その曲を作った人であり、演劇の場合は三浦さんなんですよね。三浦さんの「正解」に近づけるために、役者たちは「こうしたらもっと良くなるかな」と色々やるんだけど、ただどうしてもズレが生じることはある。そういうときに衝突が起きるのはしょうがないし、そのことで、「なるほど。こういうことか」と納得できるのなら前進ですよね。だから、「表現をする」という上では健全なことだと思うし、当然のことだと思いました。――聞けば、銀杏BOYZが9年間アルバムを出せなかった時期にも、三浦さんと峯田さんはよく会っていたそうですね。三浦はい。なんか峯田くんと会うと、すごいテンションが上がるんですよ(笑)。最初の会話は「あのときのライブの○曲目、あれはなんであんなことになったの?」みたいな、ファンの感じの好奇心の話から始まるんですけど、そのうち、だんだん真面目な話になる。自分の中には色々なところがあるじゃないですか。軽薄な自分、真面目な自分とか。それが峯田くんと接していると、自分の「真面目なところ」を発散できるような感じがあるんですよ。真面目なことを話せる人はなかなかいないんですけど、峯田くんは数少ない「真面目な友達」のひとりですね。峯田それは僕にとってもそうですよ。うちのマネージャーの江口くんとかに、真面目な話なんかいっさいできないですから(笑)。真面目な話をしたところで、まぁ伝わらないだろうからって諦めちゃう。でも、三浦さんと話をしていると、僕自身が考えていたことが明確になったり、三浦さんの考えに影響を受けたりすることが多くて。本当に刺激になるんです。三浦他人から見たら気持ち悪いかもしれないけど、何を言っても共有できちゃうから、もしかしたら、そのことに僕も峯田くんも「気持ち良がっている」ところはあるかもしれないですね(笑)。PHOTO:吉田圭子TEXT:松田義人(deco)スタイリスト:入山 浩章(峯田和伸)トップス¥12,000(税抜)/WEYEP©︎SONIC YOUTH、パンツ¥38,000(税抜)/Sasquatchfabrix.問い合わせ先:WEYEP/ 050-3393-1939、ドワグラフ.(dwagraph.)/ 【公演情報】「物語なき、この世界。」作・演出:三浦大輔出演:岡田将生/峯田和伸/柄本時生/内田理央/宮崎吐夢ほか東京公演会場:Bunkamuraシアターコクーン公演日程: 7月11日(日)~8月3日(火)京都公演会場:京都劇場公演日程:8月7日(土)~8月11日(水)★6月5日(土)10:00より東京公演分のチケット一般発売開始!
2021年06月07日岡田将生や銀杏BOYZ・峯田和伸などが出演する舞台『物語なき、この世界。』が東京・Bunkamuraシアターコクーンで2021年7月11日(日)から8月3日(火)まで、京都劇場で8月に上演される。作・演出は三浦大輔が務める。『娼年』『何者』の三浦大輔が書き下ろし『物語なき、この世界。』は、『娼年』『何者』など映画監督としてのキャリアを積み上げた三浦大輔による3年ぶりの書き下ろし作品。“売れない役者”と“売れないミュージシャン”、人生に<ドラマ>なんて起こるはずのない平凡な二人に突如降り掛かる、あまりにも大きすぎる<事件>の顛末を描く。“売れない俳優”岡田将生&“売れないミュージシャン”峯田和伸売れない俳優・菅原裕一役を演じるのは、映画『星の子』『さんかく窓の外側は夜』などに出演し、『Arc アーク』『ドライブ・マイ・カー』『CUBE』などの公開を控える岡田将生。売れないミュージシャン・今井伸二役は、ロックバンド銀杏BOYZはもちろん、役者としても活躍する峯田和伸が演じる。役柄が現実とは“真逆”ともいえる二人が、人生に<ドラマ>を求める現代人へ問う、三浦大輔の衝撃作に挑む。個性豊かな共演陣また、今井の後輩役には柄本時生、菅原の恋人役には内田理央を抜擢。事件のキーマンとなる橋本浩二役を星田英利、物語の核を担う歌舞伎町のスナックのママ・橋本智子役を寺島しのぶが演じる。さらに、宮崎吐夢、米村亮太朗と個性豊かな俳優陣が集結する 。詳細舞台『物語なき、この世界。』期間:会場:・2021年7月11日(日)~8月3日(火):Bunkamuraシアターコクーン・2021年8月:京都劇場作・演出:三浦大輔出演:岡田将生、峯田和伸、柄本時生、内田理央、宮崎吐夢、米村亮太朗、星田英利、寺島しのぶ、増澤璃凜子、仁科咲姫、日高ボブ美、有希美術:愛甲悦子照明:三澤裕史 音楽:井筒昭雄 音響:中村嘉宏 衣裳:小林身和子 ヘアメイク:河村陽子映像:冨田中理演出助手:山﨑総司 美術助手:岩本三玲 舞台監督:齋藤英明■『物語なき、この世界。』<あらすじ>舞台は新宿歌舞伎町。人々は皆、猥雑なネオン看板が軒を連ねる通りを抜け、突き当たりにある映画館に向かって歩いていく…。空虚な街並みに抗うように、何かしらの『物語』を求め、歩いていく…。そこで、『ドラマ』の主人公に憧れる、売れない俳優と、人生に『ドラマ』を求める、売れないミュージシャンが、うらぶれた風俗店で 10 年ぶりに邂逅する。その出会いは、『運命』というには間抜けすぎ、二人のお互いへの想いは、『友情』という言葉で言い表すには、あまりにも軽薄で浅はかだった…。「自分達の身の上には、『ドラマ』など起こり得ない」 唯一、二人を結びつけたものは、それぞれの人生に対する、共通した『諦念』しかなかった…。そんなとき…二人の身に、わかりやすすぎるくらい、大きな『事件』が降り掛かる。二人は、たまたま出くわした、とある中年男と争いになり、男を突き飛ばしてしまう。男の頭からは大量の血が流れ――!!その場に訪れた俳優の彼女、ミュージシャンの友人、そして彼らを助けるスナックのママを巻き込んで、脇役も出揃ったかのように、二人が主人公の『ドラマ』は、いよいよ幕を開けた!かのように見えたが…二人は、歌舞伎町の街並みを眺め、呟く…。「そもそも、この世の中に『物語』など存在するのだろうか…」■チケット<東京公演>チケット一般発売:2021年6月5日(土)チケット料金:S席 11,000円(税込)、A席 9,000円(税込)、コクーンシート 5,500円(税込)※コクーンシートは、特に観劇しづらい席となる。チケット取り扱いプレイガイド:・オンラインチケット MY Bunkamura(座席選択可能)・Bunkamura チケットセンター発売日初日特電:TEL 03-3477-9912 (オペレーター 10:00~17:00)6月6日(日)以降:TEL 03-3477-9999 (オペレーター 10:00~17:00)・Bunkamura チケットカウンター<6月6日(日)以降>Bunkamura 1F (10:00~18:00)・東急シアターオーブチケットカウンター<6月6日(日)以降>渋谷ヒカリエ 2F (11:00~18:00)・チケットぴあ 公式サイト(座席選択可能)・チケットぴあ 電話受付発売日初日特電:TEL 0570-02-9920 (Pコード不要 10:00~23:59)6月6日(日)以降:TEL 0570-02-9999 (Pコード:505-807)・チケットぴあ店舗 ※6月30日(水)まで・チケットぴあ セブン-イレブン(24時間 毎週火曜日・水曜日の 1:30~5:30を除く)・イープラス公式サイト・イープラス ファミリーマート店内 Famiポート・ローソンチケット 公式サイト(発売日翌日以降は座席選択可能)・ローソンチケット< 6月6日(日)以降>ローソン・ミニストップ店内Loppi(Lコード:34499)※6月6日(日)以降は残席がある場合のみ取り扱う。問い合わせ先:Bunkamura TEL 03-3477-3244(10:00~18:00)<京都公演>2021年8月7日(土)~8月11日(水) 京都劇場京都公演主催:サンライズプロモーション大阪チケット発売日:7月4日(日)問い合わせ先:キョードーインフォメーション TEL 0570-200-888(11:00~16:00/日曜・祝日は休業)
2021年06月05日「Disney+」で独占配信されるマーベル・スタジオドラマシリーズ最新作「ロキ」。この度、平川大輔がトム・ヒドルストン扮するロキの声を本作でも担当することが明らかに。吹き替え版の本編映像も公開された。ロキは、これまで多くのMCU作品に登場し、“裏切り王子”と呼ばれるヴィランでありながらも、圧倒的な人気を誇るキャラクター。平川さんは、マーベル・スタジオ映画において過去6作品でロキの声を担当。「ヴィランであるロキが主人公のドラマシリーズと伺った時は驚きもありましたが、そちらでもロキの声を担当させていただけると決まった時は、僕自身も大好きなMCUの世界にまた戻ってくることができて、本当に嬉しかったです」と今作への参加を喜んだ平川さんは、「ロキは、いつも周囲を裏切るのに何故か憎めない魅力を持つヴィランなので、このドラマを通して、皆さんにより愛されるキャラクターになると思います。MCUファンの方はもちろん、今までMCU作品を観たことがないという方にも楽しんでいただける作品になっているに違いない!と、僕も期待しています」と自信を覗かせた。アベンジャーズのメンバーであるソーの義弟として初登場したロキは、兄への嫉妬心が爆発し、自身が故郷アスガルドの王座に座るため、家族や仲間に対して様々な嘘と裏切りを敢行。『アベンジャーズ』では、アイアンマンたちの敵として華麗に登場、地球征服を目論みあらゆる嘘と裏切りでアベンジャーズを翻弄。…かと思えば、兄に協力したり、家族への愛を感じさせてみたり…誰もが思いつかないような裏切りで観客を弄んできた。最後に登場した『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で捕縛されていた彼が偶然に四次元キューブを手に入れると、即座に悪用しその場から逃げ出した。「ロキ」では、彼がアベンジャーズたちの手から逃げ去った後の物語が描かれていく。平川さんは「『エンドゲーム』内で描かれた『アベンジャーズ直後の純粋な悪役であるロキ』が、その後の本来辿る歴史とは異なる体験をすることでどのように変化していくのか、それともしないのか(笑)。どうぞ見届けていただきたいと思います」とコメントしている。ほかにも、ロキの相棒となるメビウス役を志村知幸、ラヴォーナ・レンスレイヤー役を鷄冠井美智子、ハンターB-15役を斉藤貴美子と、実力派キャストが参加する。「ロキ」は6月9日(水)16時よりDisney+にて日米同時配信。(cinemacafe.net)
2021年06月05日5月27日に開催されたゴスペラーズの全国ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』東京公演に声優の小野大輔がゲスト出演した。「今日はここであの方をステージにお呼びしてみたいと思います」とMCで触れると、おもむろにアカペラで「Gospellers’Theme」がスタートし、小野大輔が笑顔でステージに姿を現した。小野大輔はツアーにボイスアクターとして出演しているが、ステージ出演は告知されていなかったので会場からは驚きと大きな拍手が巻き起った。6人でアカペラを歌い上げるとゴスペラーズと小野大輔はトークを展開し、小野は「最初、ライブを観にきませんか?というお誘いだと思ったが、一緒に歌いませんか?というお誘いでビックリした」とオファーを受けた時の素直な気持ちを告白。トークでは今まで声優として演じてきたキャラクターを紹介しながら実際にその声を披露すると、小野がその中で『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで演じた空条承太郎の声のベースは北山陽一の低い声だったと語りゴスペラーズを驚愕させる場面も見られた。ハーモニーブック「VOICES」を手にする小野大輔さらに小野が学生時代にハーモニーブック「VOICES」でゴスペラーズのアカペラを1人で練習していたことが明かされると、「せっかくだから当時の気持ちでハモってみる?」とニュース番組のジングルになっていた「靴は履いたまま」シャララバージョンを、リードを担当する際には歌詞を変えて歌うなど全パートに挑戦。また酒井雄二のヒューマンビートボックス講座を小野大輔が受け、Boyz Ⅱ Menの「Thank You」にヒューマンビートボックスで参加したりと様々なタイプのアカペラコラボレーションを展開し「小野Dのアカペラテクニックはバッチリ」とゴスペラーズを感嘆させた。最後にはアカペラ上級編と題してゴスペラーズのデビュー曲「Promise」を6人でセッションし、美しいハーモニーを響かせ一夜限りのコラボは幕を閉じた。現在開催中の『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』は残すところ東京・愛知・大阪での9公演となっている。<リリース情報>『アカペラ2』2021年3月10日 リリースゴスペラーズ『アカペラ2』初回盤ジャケット■初回生産限定盤(2CD+DVD)4,527円(税抜)■通常盤(1CD)3,000円(税抜)【Disc 1 / CD】(初回・通常共通)01. INFINITY02. VOXers03. Loving Out Loud04. 雨あがり05. I Want You06. 誰かのシャツ07. 離れていても 〜Wherever you are〜08. ハーモニオン09. OVER & OVER10. マジックナンバー11. 嘘と魔法12. 風が聴こえる13. インターバル【Disc2 / CD】(初回生産限定盤のみ)<アカペラクロニクル>01. Love me! Love me!02. Platinum Kiss03. Street Corner Symphony04. 新大阪05. いろは06. UPPER CUTS 9502 (MEDLEY)07. 星屑の街08. Promise -a cappella-09. ひとり10. 参宮橋11. 星空の5人 ~WE HAVE TO BE A STAR~12. 深呼吸【Disc3 / DVD】(初回生産限定盤のみ)『ゴスペラーズ27年目の真実』CDの購入はこちら:kmu.lnk.to/vvwqW6vZ各サブスクリプションはこちら:kmu.lnk.to/m29rWw08<ツアー情報>『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』※終了分は割愛5月29日(土) 日本青年館5月30日(日) 日本青年館6月4日(金) 日本青年館6月5日(土) 日本青年館6月12日(土) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月13日(日) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月17日(木) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月19日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月20日(日) 大阪・南海浪切ホール 大ホール関連リンクGosTV公式Twiiter公式LINE公式Instagram公式Facebook
2021年05月28日岡田将生と「銀杏BOYZ」峯田和伸が共演する舞台「物語なき、この世界。」の全キャストが決定、ビジュアル写真とコメントが到着した。『娼年』『何者』『愛の渦』など映画監督としてのキャリアも積み上げてきた三浦大輔による3年ぶりの書き下ろし作で、Bunkamuraシアターコクーンにて上演するCOCOON PRODUCTION 2021の作品となる本作。売れない俳優・菅原裕一役に、舞台「ハムレット」でのタイトルロールの熱演が記憶に新しく、TVドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」にも出演中の岡田将生。売れないミュージシャン・今井伸二役に、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」ほか、三浦さんとの親交も深い峯田和伸がシアターコクーンに初登場。今井の後輩役に悲運のヒロインをコミカルに演じた舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」や、TVドラマ「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」など演技に定評のある柄本時生。菅原の恋人役に、舞台「星の数ほど星に願いを」やTVドラマ「来世ではちゃんとします2」で主演を務める内田理央。菅原と今井に降り掛かる“事件”のキーパーソンとなる橋本浩二役には、映画『宮本から君へ』、NHK連続テレビ小説「おちょやん」にも出演した星田英利が決定。そして物語の核を担う歌舞伎町のスナックのママ・橋本智子役を、三浦作品には舞台「禁断の裸体」や映画『裏切りの街』にも出演してきた寺島しのぶ。さらに、舞台のみならずドラマ・映画と様々な映像作品に出演、近年では、映画『凪待ち』での哀切な演技が印象深く、自身でイベントの企画・演出のほか、執筆業などマルチに活躍する個性派俳優宮崎吐夢。三浦さん主宰の「劇団ポツドール」に参加以降、看板俳優として劇団の全作品に出演し、三浦さんからの信頼も厚く、行定勲による映画『いっちょんすかん』では主演を務めた米村亮太朗と個性豊かな俳優陣が集結した。到着したビジュアルでは、歌舞伎町の一夜で邂逅する、8人の空虚な眼差しが印象的なものとなっている。キャストコメント岡田将生僕が今回演じる「売れない役者・菅原裕一」は、中身が空洞のような、虚無感を感じさせる男です。この物語、この世界に自分は果たして存在しているのか、自分はなぜここにいて、一体何をしているのか……お客様もそういったことを、一緒に深く考えてしまうような芝居になる気がしています。不安なことも多い世の中ですが、舞台に立てる幸せをしっかり噛み締め、皆様が舞台の世界にどっぷり浸かっていただけるような作品に仕上げたいと思っています。峯田和伸三浦さんとはこれまで3本の作品でご一緒しています。ずいぶん前から「また舞台に出てよ」と言われてましたし、またその機会が来るんだろう、という覚悟はしてました。『裏切りの街』と「母に欲す」の現場では、一つの舞台が段々と立ち上がっていくさまがとにかく新鮮でした。あの体験にすごく刺激を受けましたし、特別な感動があったんです。自分の中には、「この人の作るものは絶対に面白い」という確信めいたものがあるクリエイターです。柄本時生三浦さんとは、映画『愛の渦』以来。現場では三浦さん自身が、自分の皮をどんどんめくるように演出されていた印象があります。そうして身を削るように出来上がる三浦作品は、実はすごく優しいような気がしています。今回の戯曲を最初に読んだ感想は「本当に『物語なき、この世界。』だな、偽りないな~!」(笑)。役者としては、余計なことをしたら意味がない、何もしなくても意味がない……と、難易度の高いことが求められる予感がしています。内田理央『愛の渦』は映画館で拝見し、人間の内面をえぐるような、ぐさっと刺さるような印象が残っています。最初にお話をいただいたときは、嬉しい気持ち半分、怖い気持ち半分というのが正直なところでした。稽古開始前からすでに「セリフが出てこない」みたいな悪夢も見てますが(笑)、「この山を登るぞ!」と覚悟を決めました。去年、デビュー10周年を迎え、今年は30歳という節目、成長するという強い思いで精いっぱい演じたいと思っております。宮崎吐夢一番初めに三浦さんの作品に出演したのは2002年、下北沢・駅前劇場での「男の夢」でした。次がその3年後、「S高原から」(作:平田オリザ)を三浦さんが演出した時ですから、一緒にお仕事するのは16年ぶり。クリエイションを重ねるごとに角度を変えて挑戦する逞しさは螺旋階段を上がるようで、ますますスケールアップしています。作品に参加する役者として、そして一人の観客としても、三浦演劇の最新形を楽しみにしています。米村亮太朗三浦さんの舞台には初期作品から参加していますが、最大の魅力の一つは着眼点のオリジナリティにあると思います。今回の舞台の主役は、人間が欲望をむき出しにできる歌舞伎町という街そのものじゃないかな?と感じました。誰も見たことのないようなアングルから、あの街を捉えてくれるんじゃないかと期待しています。厳しい状況が続いていますが、こんな時だからこそ突き刺さるような作品になる予感がしてなりません。星田英利三浦さんとご一緒するのは初めてです。この本には「人生って輝かしいものだ」なんてウソくさいことが一切、書かれていないと思います。舞台は刹那なもので、その瞬間、瞬間で毎回変化しますし、「もう一回」がない。人生と一緒でやり直しがきかないところが好きです。そして、お客様が舞台の為に時間を作って来て下さっているわけで、ウソのつけない真剣勝負です。お客様と演者のせめぎ合いの連続。楽しみにしています。寺島しのぶ三浦さんとお仕事させていただくのはこれで3回目になります。彼の世界観、思考、音のセンス……私が好きなところをグッと突いてくるクリエイターであり、求めることは過酷でも不思議と演じていて爽快感があって、台本も「うん、これ言いたい。わかる」という台詞がたくさん散りばめられているんです。三浦さんの世界を炸裂できるような素敵な顔ぶれが集まりましたし、「これなら心中できる」という覚悟ができる座組みだと思っています。COCOON PRODUCTION 2021「物語なき、この世界。」は【東京公演】7月11日(日)~8月3日(火)Bunkamura シアターコクーンにて、【京都公演】8月7日(土)~8月11日(水)京都劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2021年05月25日2021年5月20日、漫画『ベルセルク』などで知られる、漫画家の三浦建太郎さんが亡くなったことが分かりました。54歳でした。株式会社白泉社によると、死因は急性大動脈解離とのこと。同月6日に亡くなったそうです。『ベルセルク』を掲載してきた白泉社は、三浦さんの訃報についてウェブサイトでこのようにコメントをつづっています。漫画家の三浦建太郎先生が、2021年5月6日14時48分、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。享年54歳でした。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。なお告別式はご家族にて執り行われました。三浦先生には、永年にわたり白泉社で『ベルセルク』をはじめとする人気作品の数々をご執筆いただきました。現在もヤングアニマルにて同作を、一昨年からはヤングアニマルZEROで『ドゥルアンキ』を連載中でした。読者の皆様には、三浦先生の作品をご愛読いただきましたことを深謝いたしますとともに、謹んでご逝去のご報告をお知らせ申し上げます。白泉社ーより引用また、同作品が掲載されていた『ヤングアニマル』の編集部も、コメントを掲載しました。三浦建太郎先生の突然の訃報に接し、ヤングアニマル編集部は深い悲しみに包まれています。この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした。どうかファンの皆様、関係者の皆様、三浦先生の楽しそうな笑顔を想像していただき、ヤングアニマル編集部と共に静かにご冥福を祈っていただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます。白泉社ーより引用【三浦建太郎先生 ご逝去の報】『ベルセルク』の作者である三浦建太郎先生が、2021年5月6日、急性大動脈解離のため、ご逝去されました。三浦先生の画業に最大の敬意と感謝を表しますとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。2021年5月20日 株式会社白泉社 ヤングアニマル編集部 pic.twitter.com/baBBo4J2kL — ベルセルク公式ツイッター (@berserk_project) May 20, 2021 三浦さんの訃報に多くの人が驚き、「あまりにも早すぎる」「素晴らしい作品を描く漫画家だった」といった声が上がっています。1989年に連載開始した『ベルセルク』は、最新刊である40巻が2018年に発売。アニメも放送され、大人気作品となりました。連載途中で三浦さんが亡くなったため、ネットからは「未完結作品になるのではないか」と惜しむ声が上がっています。三浦さんの作品は、今後も多くの人に感動を与えることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2021年05月20日N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)のデザイナー・尾花大輔とユナイテッド アローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)のコラボレーションによるウィメンズ新作が、2021年4月21日(水)、ユナイテッドアローズ&サンズほかにて発売される。リラックス感がありつつもエレガントなウェアを展開今回のコラボレーションでは、上品な素材感のオールインワンやワンピースなどがラインナップ。オールインワンは、前後でVネックとクルーネックの2WAYで着用できる仕様に。くっきりとした畝や光沢を持つ上品な素材を活かして、エレガントなシルエットに仕上げた。一方でワンピースは、フレアシルエットのノースリーブデザイン。素材には、特殊加工でシボ・シワ感・膨らみを出した風合い豊かな生地を採用した。また、ワンピースと同素材で、フロントボタンを除いてミニマルな表情に仕上げたVネックカーディガンや、ゴム&ドローストリング仕様のテーパードパンツ、ゆったりとしたサイズ感のクルーネックTシャツなども用意。いずれも、カラーはブラックとダークグレーで展開する。さらに、Vネックカーディガンとイージーパンツは、ウィメンズシリーズ初となるチェック柄でも登場。グレーのミニチェック柄をプリントした、クラシックな雰囲気のアイテムに仕上げた。詳細ユナイテッド アローズ&サンズ バイ ダイスケ オバナ 新作ウィメンズアイテム発売日:2021年4月21日(水)取扱店舗:ユナイテッド アローズ&サンズ、ユナイテッド アローズ 渋谷スクランブルスクエア店・青山 ウィメンズストア・丸の内店・六本木ヒルズ店・心斎橋店・ルクア大阪 ウィメンズストア・札幌店・福岡店、オンラインストア展開アイテム:・チェックカーディガン 25,300円、チェックパンツ 22,000円カラー:ミディアムグレー・ドレス 30,800円、オールインワン 33,000円、カーディガン 20,900円、スカート 18,700円、パンツ 19,800円、クルーT 13,200円カラー:ブラック、ダークグレーサイズ:いずれも S / M※価格はいずれも税込【問い合わせ先】ユナイテッド アローズ&サンズTEL:03-5413-5102
2021年04月24日「’08年にV6の人気番組であった『学校へ行こう!』(TBS系)が終了すると、同時期に嵐や関ジャニ∞といった後輩グループが次々に台頭してきていました。いっぽうV6はデビューから13年が経過し、最年少の岡田さんも30歳が目前に迫ってきていました。『自分たちはこのままでいいのか?』、そんな悩みをメンバーたちが感じ始めていたのです」こう語るのは、かつてV6メンバーと数年間にわたり仕事をしていた男性・Aさん。3月12日に森田剛(42)が11月1日をもってジャニーズ事務所を退所し、グループの解散も発表したV6。26年間、誰も脱退することなく活動を続け“ジャニーズの優等生”とも呼ばれる彼らだが、実は約10年前にも“解散の危機”を迎えていた。「具体的に解散の危機が表面化したのは’10年ごろ、V6のデビュー15周年の前でした。『15周年を花道にしては』と、解散を主張するメンバーが2人、存続を主張するメンバーが4人で、真っ向からぶつかりました」(前出・仕事関係者Aさん)解散派は岡田准一(40)と井ノ原快彦(44)だったという。「岡田さんは『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)で、俳優として手ごたえを感じていました。また井ノ原さんも、『あさイチ』(NHK)のキャスター就任が決まるなど、マルチタレントとしても開花していました」(前出・仕事関係者Aさん)いま振り返ると意外にも思えるが、森田は“存続派”だったという。「デビュー前から特に仲がよかった三宅さんも存続を願っていたこともあったのでしょうが、『V6としてまだ燃焼しきっていない』というのが彼の主張でした。両派は激論を続けましたが、森田さんが頑張ったこと、さらにジャニー喜多川社長(当時)の説得もあり、解散の危機を脱したのです」(前出・仕事関係者Aさん)■宮沢りえとの結婚も森田のモチベーションにその全力の解散阻止から11年、26周年での解散のきっかけになったのが森田の発言だったということにAさんは感慨を覚えたという。「’14年には紅白歌合戦への初出場も果たしましたし、森田さんも“やりきった”と感じることができるようになったのでしょう。若いころから事務所内でも“天才肌”と呼ばれてきた森田さんですが、初めての単独主演映画となった『ヒメアノ~ル』(’16年)のサイコキラー役は圧巻でした。彼は性風俗などをテーマにした過激な作品で知られる劇作家の三浦大輔さんにも傾倒していると聞いています。今後はそういった作品にもチャレンジしていきたいのでしょう。もちろん宮沢りえさん(47)との結婚生活もモチベーションになっていると思いますよ」’19年春ごろから始まった6人の話し合いは、1年足らずで同意にいたったという。’20年末にV6と仕事現場をともにした音楽関係者はこう語る。「井ノ原さんが三宅さんとまるできょうだいのようにじゃれ合っていたり、カメラが趣味だという岡田さんがメンバーたちの写真を撮影していたり……。すごく和気あいあいとしていたので、今回の解散発表は信じられませんでした」26年間、本音でぶつかり合ってきたからこそ、音楽関係者が目撃したような空気感にたどり着くことができたのだろうか。11月1日以降、それぞれ新しいステージに立つ6人も応援していきたい――。「女性自身」2021年4月6日号 掲載
2021年03月23日ゴスペラーズの全国ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』に、声優の小野大輔が声で出演することが決定した。大学時代からゴスペラーズのファンであることを公言している小野にとって、ゴスペラーズとのコラボは今回が初めて。声の録音を終えた小野は「あの時の自分にこんな未来が来ることを伝えてあげたい」とコメントしている。ゴスペラーズのアカペラアルバム『アカペラ2』を携えて行われる本ツアー。小野自身のステージ出演は今のところ行われない予定となっている。■小野大輔 コメントまだ何者でもない大学時代、ただのゴスペラーズファンでした。江古田の六畳一間でパーフェクトハーモニーブックを片手に、ひとりで全パートを練習した日々。あの時の自分にこんな未来が来ることを伝えてあげたいです。ゴスペラーズの音楽から、声が持つ無限大のパワーを教わりました。今こうして声でライブに力を添えられることを、本当に光栄に思います。素敵なライブツアーになりますように。また、不定期で配信されているゴスペラーズのTwitter番組『#おうちからハーモニーを』の番外編が3月27日20時より生配信されることが決定した。<配信情報>ゴスペラーズTwitter生配信番組「#おうちからハーモニーを 番外編」3月27日(土) 20:00〜ゴスペラーズ公式Twitterにて生配信リリース情報『アカペラ2』2021年3月10日 リリースゴスペラーズ『アカペラ2』初回盤ジャケット■初回生産限定盤(2CD+DVD)4,527円(税抜)■通常盤(1CD)3,000円(税抜)【Disc 1 / CD】(初回・通常共通)01. INFINITY02. VOXers03. Loving Out Loud04. 雨あがり05. I Want You06. 誰かのシャツ07. 離れていても 〜Wherever you are〜08. ハーモニオン09. OVER & OVER10. マジックナンバー11. 嘘と魔法12. 風が聴こえる13. インターバル【Disc2 / CD】(初回生産限定盤のみ)<アカペラクロニクル>01. Love me! Love me!02. Platinum Kiss03. Street Corner Symphony04. 新大阪05. いろは06. UPPER CUTS 9502 (MEDLEY)07. 星屑の街08. Promise -a cappella-09. ひとり10. 参宮橋11. 星空の5人 ~WE HAVE TO BE A STAR~12. 深呼吸【Disc3 / DVD】(初回生産限定盤のみ)『ゴスペラーズ27年目の真実』CDの購入はこちら:kmu.lnk.to/vvwqW6vZ各サブスクリプションはこちら:kmu.lnk.to/m29rWw08ツアー情報『ゴスペラーズ坂ツアー2021 “アカペラ” #あなたの街にハーモニーを』4月3日(土) 埼玉・三郷市文化会館4月4日(日) 埼玉・三郷市文化会館4月10日(土) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール4月11日(日) 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール4月17日(土) 東広島芸術文化ホール くらら4月18日(日) 東広島芸術文化ホール くらら4月22日(木) KAAT神奈川芸術劇場 ホール4月24日(土) KAAT神奈川芸術劇場 ホール4月25日(日) KAAT神奈川芸術劇場 ホール5月14日(金) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ215月15日(土) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ215月18日(火) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)5月19日(水) 北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)5月27日(木) 日本青年館5月29日(土) 日本青年館5月30日(日) 日本青年館6月4日(金) 日本青年館6月5日(土) 日本青年館6月12日(土) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月13日(日) 愛知・刈谷市総合文化センター アイリス6月17日(木) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月19日(土) 大阪・南海浪切ホール 大ホール6月20日(日) 大阪・南海浪切ホール 大ホール関連リンクGosTV公式Twiiter公式LINE公式Instagram公式Facebook
2021年03月20日2018年にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」が、舞台と同じく三浦大輔監督×主演・藤ヶ谷太輔(「Kis-My-Ft2」)の再タッグで映画化が決定した。自堕落な生活を送っているフリーターの菅原裕一には、長年同棲している鈴木里美という恋人がいる。しかし、とあることをきっかけに里美を裏切ってしまった裕一は、家を飛び出してしまう。それから、親友・今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤、姉、母のもとを渡り歩き、ばつが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。しかし、偶然にも家族から逃げていった父・浩二に出会い、裕一の中で、何かが少しずつ変わり始めていくが――。藤ヶ谷さんを主演に迎え、劇作家・三浦さんによるシアターコクーンへの初の書き下ろし作品として2018年に上演された原作舞台は、「忘れがたい感覚を植え付けていく作品」「藤ヶ谷太輔の憂いある表情、声、すべてがよかった」など、上演時に絶賛の声があがった。実は、この舞台をきっかけに、次は映画でタッグをと、三浦監督×藤ヶ谷さん主演で様々な企画が候補に挙がっていたが、最終的に舞台の映画化に至った経緯には、昨今のコロナ禍も大きく影響しているという。プロデューサーは「SNSツールの普及とコロナ禍の影響で、人と人が直接会って対話する機会が極端に少なくなり、コミュニケーションの考え方自体が変わってきた。このままだと人間関係を構築することが、面倒なことになってしまう。だからこそ今この作品を映画化する意義があると監督に改めて提案した」と明かし、映画はあらゆる人間関係を壊したまま街の片隅で呆然と立ち尽くすひとりの平凡な現代の若者の姿を、リアリティある会話と確かな演技力で表現していく。今月よりクランクインする本作。主人公のフリーター・菅原裕一を演じる藤ヶ谷さんは「一度演じた作品をまたやらせていただくという機会が初めての経験なので、オファーを頂いて素直にすごく嬉しかったです」と映画化を喜び、「楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです。舞台とは異なり順撮りではないので、壁にぶち当たるのではないかと感じていますが、監督はじめチームを信じて、『菅原裕一』という人物に集中して挑みたいと思っています」と意気込む。また「何事からも逃げてばかりの裕一のことを、クズだな、よく言い訳をする男だな、と感じると思うのですが、誰にでも時には『逃げたい』という願望はあると思います。なので、自分もこんなこと思ったことあるなと共感したり、応援したい気持ちになったり、その先がどうなるのかと知りたい欲にも駆られたり・・・様々な感情が沸く作品だと思います」と説明し、「是非、公開を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです」とコメントを寄せている。これまで、『愛の渦』『娼年』など、毎回賛否が渦巻く衝撃作を世に送り出してきた三浦さんは、「舞台の公演が終わってからずっと、いつか、この作品を映像化したいという想いは持ち続けていました。こうして念願叶い、とても嬉しく思っています」と思いを明かし、「藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな『そして僕は途方に暮れる』をつくれることに、喜びしかありません。自分のオリジナルである本作が、舞台を経て、映画化されることによって、さらに多くの人に届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです」と語っている。『そして僕は途方に暮れる』は2022年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2021年03月11日監督・三浦大輔、主演・藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)の映画『そして僕は途方に暮れる』の製作が決定し、今月よりクランクインすることが明らかになった。2018年にシアターコクーンで上演され、各所から絶賛された舞台『そして僕は途方に暮れる』(作・演出:三浦、主演:藤ヶ谷)。「忘れがたい感覚を植え付けていく作品」「藤ヶ谷太輔の憂いある表情や声、すべてがよかった」など絶賛の声が上がり、多くの観客から熱い支持を獲得した。この作品が同じく三浦と藤ヶ谷によるタッグで映画化される。本作は藤ヶ谷が演じる主人公のフリーター・菅原裕一がほんの小さなことの積み重ねで自ら人間関係を断っていく逃亡劇。舞台とは違い映像でしか表現できない世界に挑戦していくという。実は「舞台をきっかけに次は映画でタッグを」と三浦監督×藤ヶ谷主演で様々な企画が候補に挙がっていたという。しかし、最終的に舞台の映画化に至った経緯には昨年来のコロナ禍も大きく影響したそうだ。プロデュースを務めた小西啓介は「SNSツールの普及とコロナ禍の影響で、人と人が直接会って対話する機会が極端に少なくなり、コミュニケーションの考え方自体が変わってきた。このままだと人間関係を構築することが、面倒なことになってしまう。だからこそ今この作品を映画化する意義があると監督に改めて提案した」とコメント。これからクランクインということで、どんな作品に仕上がるのか期待が高まる。映画の公開時期やその他キャストなどについては続報を待とう。菅原裕一役:藤ヶ谷太輔・コメント僕自身、一度演じた作品をまたやらせていただくという機会が初めての経験なので、オファーを頂いて素直にすごく嬉しかったです。とても信頼している三浦さんと、また作品つくりが出来ることをとても嬉しく思います。楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです。舞台とは異なり順撮りではないので、壁にぶち当たるのではないかと感じていますが、監督はじめチームを信じて、「菅原裕一」という人物に集中して挑みたいと思っています。舞台で演じさせていただいた3年前と現在では全く状況が変わってしまいました。だからこそ、人と人との繋がりとは何なのか、改めて考えさせられるのではないでしょうか。何事からも逃げてばかりの裕一のことを、クズだな、よく言い訳をする男だな、と感じると思うのですが、誰にでも時には「逃げたい」という願望はあると思います。なので、自分もこんなこと思ったことあるなと共感したり、応援したい気持ちになったり、その先がどうなるのかと知りたい欲にも駆られたり…様々な感情が沸く作品だと思います。是非、公開を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。脚本 / 監督:三浦大輔・コメント舞台の公演が終わってからずっと、いつか、この作品を映像化したいという想いは持ち続けていました。こうして念願叶い、とても嬉しく思っています。そして、舞台と同じく、主人公の菅原裕一は、藤ヶ谷太輔くんが演じてくれます。藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな「そして僕は途方に暮れる」をつくれることに、喜びしかありません。自分のオリジナルである本作が、舞台を経て、映画化されることによって、さらに多くの人に届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、期待してお待ちください。『そして僕は途方に暮れる』公開日未定
2021年03月11日主演・岡田将生、峯田和伸ら共演で、『娼年』『何者』『愛の渦』などの映画監督や劇作家・演出家として知られる三浦大輔が3年ぶりに書き下ろした舞台「物語なき、この世界。」が、Bunkamuraシアターコクーンにて上演されることになった。作・演出を手掛けるのは、スキャンダラスな題材と、リアルな感情を追求した演出で、観る者の感情を揺さぶる三浦大輔。シアターコクーンには2015年ブラジル演劇の巨匠ネルソン・ロドリゲス「禁断の裸体」の演出で初登場。2018年のオリジナル戯曲「そして僕は途方に暮れる」では、現実に向き合わないダメ人間の逃亡劇を描いた。エロスや暴力シーンを封印し、精緻な台詞と構成で微妙な人間関係を巧みに演出、新境地を切り開いた。本作では“新宿歌舞伎町”を舞台に、映画監督としてのキャリアも積み上げた三浦さんによる、3年ぶりの書き下ろし作を満を持して上演する。出演は、30歳を過ぎても売れない俳優で、同棲している彼女の稼ぎでヒモ生活をおくる菅原裕一役に、2019年Bunkamuraシアターコクーンで上演された「ハムレット」でタイトルロールを熱演し好評を博し、三浦監督の映画『何者』にも出演した岡田将生。売れないミュージシャンで、菅原の高校の同級生、今井伸二役には、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」ほか、三浦監督の映画『ボーイズ・オン・ザ・ラン』に出演し、テレビ、映画と俳優として活躍の場を広げているロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸。今井のバイト先の後輩でフリーターの田村修役には、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」で、コミカルながらも哀切なジュリエットを見事に演じた実力派俳優柄本時生。菅原の彼女でOLの鈴木里美役には舞台「星の数ほど星に願いを」やドラマでも主演を務め、女優・モデル・バラエティなどジャンルにとらわれず多方面で活躍する内田理央。歌舞伎町のスナックのママ、橋本智子役には舞台「禁断の裸体」、映画『裏切りの街』と多くのタッグを組み、三浦さんが絶大な信頼を寄せる寺島しのぶ。第60回ベルリン国際映画祭では銀熊賞を獲得し、国際的な評価も高い寺島さんが、劇世界に奥行きを与える。作・演出三浦大輔「キレイごとやメッセージなしで、この世界の矛盾を暴く」新宿・歌舞伎町のゴジラロードを通り過ぎ、映画館に向かう人波。“物語なんてない”猥雑な街並みと、“物語を求める人間”が一緒くたになった歪な風景を見たとき、ここを舞台にしようと決めた。自分自身、舞台や映画をつくりながら「なぜ、こんな都合がいい出来事ばかりを並べているんだ?」と違和感を感じることがある。歌、小説、絵画といった芸術、あるいはニュース番組……「人生は物語だ」という言葉も都合のいい理屈、所詮は自分の人生をドラマチックに彩りたがる人間のエゴで、むしろドキュメンタリー番組だったら使われない部分、人生の残りカスが本質かもしれない。「人間、所詮そんなものだ」という諦念を描くのではなく、『世の中』というもの自体の“あら”や“だらしなさ”のみを抽出し、そこに執着し、キレイごとやメッセージなしで、この世界の矛盾を暴く――そんなことを試みたい。主演 岡田将生「尊敬してやまない峯田さんとお芝居できる」皆様の前に立てる事、喜びを感じております。舞台は何度かやらせてもらってますが、毎回いろいろな発見があります。今回はどんな発見があり、どうこの作品に向き合っていくか、すごく楽しみです。三浦さんは以前、『何者』という映画でご一緒させて頂き、そして中学の時から尊敬してやまない峯田さんとお芝居できる事、飛び跳ねました。こんな日がくるとは…いつもより数段テンションが高いです。そして今までと違う自分を見せられる気がします。こんな待ち遠しい仕事はありません。エンタメは不可欠だと思います。この作品を沢山の方に観て頂きたいです。峯田和伸「三浦さん作品に出るには裸になるしか」三浦さんの舞台に出演するのは今回で二度目になります。あれ(「母に欲す」)が僕の人生初舞台でした。あの濃密だった二ヶ月間の暗闇から、もう七年がたちます。ですがまだ僕は追いかけられています。三浦さん作品に出るには裸になるしかありません。顔にモザイクをかけるしかないようです。共演者、スタッフの皆さんと一緒にすごい舞台にしたいです。今はこの一心です。柄本時生「まだ想像が付きません」色々と難しい環境の中、コクーンの舞台にまた立たせて頂けるという・・・本当にありがたいと思ってます。どんな作品になるかはまだ想像が付きません。笑楽しんでいただけるよう一生懸命頑張ります。内田理央「三浦さんの舞台のオーディションを受けたことが」実は私がお芝居に出会う前に、一度三浦さんの舞台のオーディションを受けたことがあります。ご縁はありませんでしたが、その時オーディションでありながらお芝居ってこんなに心がドキドキするものなんだ!と衝撃を受けたことを今でも覚えています。今回は皆さんと一緒にコクーンの舞台に立たせて頂くことがとても嬉しいです。精一杯頑張ります。寺島しのぶ「三浦さんの代弁者でもある役」「禁断の裸体」「裏切りの街」に続いて、また三浦さんとお仕事できることを大変嬉しく思います。三浦さんの代弁者でもある役だと思うので、しっかりと舞台に存在したいと思います。人生をドラマチックに生きたいと思ってる方、必見です。COCOON PRODUCTION 2021「物語なき、この世界。」は東京公演 7月11日(日)~8月3日(火)Bunkamura シアターコクーン、京都公演 8月、京都劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2021年03月08日7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さんの所属事務所・アミューズは21日、公式サイトを通じ、9月4日に発表していた「三浦春馬基金(仮称)」の詳細について報告した。同社は、「2020年9月4日にお知らせさせていただいておりました『三浦春馬基金(仮称)』に関しまして、現状のご報告をさせていただきます」の書き出しから、「三浦春馬が2007年に初めて参加したAct Against AIDS『THE VARIETY』。この活動を通じて、彼はその支援先であるラオ・フレンズ小児病院に何度も足を運び、現地で活動するスタッフの方々と共に、『ラオスの子供たちの未来を守りたい』という強い気持ちを持って、チャリティ活動に取り組んでおりました」と背景を説明。「その想いを未来へ繋げていくべく、三浦春馬に関する弊社の全ての利益は、『三浦春馬支援』と称し、ラオ・フレンズ小児病院を始めとする、あらゆる困難に立ち向かう人々への寄付・支援に充てさせていただきます」とし、「まずは、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN様を通じ、ラオ・フレンズ小児病院内にて使用される注射器や、感染症予防の為のスタッフ用グローブなどの購入、小児病院の運営維持に充てられます」と最初の支援先を明かした。今後については、「現在の新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、その時々に必要な国内外における支援を関係各所とご相談の上で、決定して参ります」。内容は決まり次第、報告していくという。
2020年12月21日横浜FCの三浦知良選手とモデルの三浦りさ子の長男で俳優の三浦りょう太(「りょう」はけものへんに寮のうかんむりなし)が、21日より放送される日本航空(JAL)と日本コカ・コーラが共同制作した新CM「JAL×コカ・コーラ2020『Airport』篇」で、CM初出演を果たした。旅の出会いをつないできたJALと、青春の日々を応援してきたコカ・コーラがコラボレーションした同CMでは、三浦りょう太と永井彩加が初々しい演技を披露。東京に住む男の子(三浦)と故郷に残る女の子(永井)の遠距離カップルを演じ、ずっと会えなかった恋人同士の再会を表現した。CM撮影が初体験だったという三浦は、飲み物を自然に飲むことも難しかったそうで、「14テイクを出してしまった」と苦笑い。また今回は博多弁にもチャレンジ。博多に住む知り合いに頼んで、毎日レクチャーしてもらったそうで、その努力の甲斐もあって方言指導の方からお墨付きをもらっていた。クリスマス時期に流れるCMに出演するのが夢だったそうで、「小さいころから家族がそろうのがクリスマスから年始にかけてだったので、僕にとってあったかくて好きな期間でした。その期間にテレビに流れているCMが心に残っているので、(CMが決まって)うれしかったです」とその理由を告白。また、CM初出演がJALだったことに対して、「僕が生まれたキッカケというか、両親の出会いがJALだったので、とても縁を感じました」と感慨深そうに語った。5年前まで毎年家族でグアムかハワイに旅行に行っていたという三浦。だが、「父親がトレーニングを始めるので、僕たち子どもはそのトレーニングに毎回つきあってました」と、三浦にとってグアムやハワイは「砂浜で走って、ホテルのジムでトレーニング」というイメージになってしまったそう。自由に海外旅行ができるようになったら「ハワイでバカンスを楽しみたい」と話した。今回のCMは「人との再会・出会い」をテーマにしているが、三浦が今一番会いたい人は、サッカー選手のペレとのこと。「ペレは、世界のキングです」と興奮気味に語った。
2020年12月21日アーティストの三浦大知が18日(21:08~)、KREVA Official YouTubeチャンネルの生配信「KREVA YouTube Live #8」のスペシャルゲストに登場する。2人はこれまでにも5曲のコラボ曲を発表しており、10年以上お互いを刺激しあってきた“盟友”。今回の生配信では、23日にリリースされるニューシングル「Fall in Love Again feat. 三浦大知」について2人で語るほか、ファンからのコメントにも答えていく予定。KREVAは「色々な企画を用意してお待ちしております!」とアピールしている。自身のYouTubeチャンネルで、MUSIC VIDEO公開や無観客での生ライブ配信、ビートメイク、リリック解説、ファンとのコミュニケーションなどを精力的に行ってきたKREVA。現在続々公開中の「Fall in Love Again feat. 三浦大知」のMUSIC VIDEOをゲストに鑑賞してもらう“リアクション動画”企画も各方面で話題に。KREVA自身が監修し撮影・編集まで行い、女優の川口春奈、声優の宮野真守など豪華メンバーが登場している。
2020年12月17日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の公開記念舞台挨拶が12日に都内で行われ、三浦翔平、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。坂本龍馬役の三浦翔平は、「春馬とともに、今日は我々皆さんとここにいるので、短い時間ですがよろしくお願いします」と挨拶。「もともと龍馬の役については、春馬とご飯を食べていた時に『今回、天外者という映画で、僕が五代という役をやるんだけど、坂本龍馬を翔平にやってほしいんだ』という話を聞いて」と振り返る。「(出会って)10年以上経ったから、一緒にやりたいねと言ってて、『春馬が言ってくれるんだったら、それはやりますよ。じゃあ正式にオファー待ってます』というところから始まったんです」と明かした。さらに「現場に行けない時、なかなか会えない時に、春馬が『読み合わせしよう』と言ってくれて。サーフィンに行く車の中とか、電話とか、会えない時間があったら作って読み合わせをして、2人でやっておいて現場に入ったという感じですね」とエピソードを披露。「僕の龍馬は春馬がいたからできた龍馬なので、本当に感謝してます」と語った。田中監督も「リハーサルに翔平くんがいない時なんかは、不安になるじゃないですか。そういう時に春馬くんが『監督、大丈夫、安心して。翔平にちゃんとこの雰囲気を伝えて読み合わせしとくから』と言ってくれて」と感謝。「次来た時は完璧に役になって、翔平くんが作ってきてるので、いいコミュニケーションをとって、座長として素晴らしい役目を果たしてくれた。主演・三浦春馬という感じですね」と絶賛する。また高校の同級生であり、夫婦役となった蓮佛も「私も正式にオファーをいただく前、ご飯に行った時におもむろに企画書を取り出して『今度こういうのやるんだけど、やらない?』と言うから、『いつからプロデューサーになったの?』みたいな」と笑顔を見せ、田中監督は「ずっと前から」と一言。田中監督は「本当に配慮の男なんですよ。彼は影でちゃんと支えてくれていた。こういう話を聞くのはこのキャンペーンになってからなんです」としみじみしていた。改めて三浦翔平は「彼はね、もう本当に自分のことよりも、共演者だったりスタッフさんだったり、そういう方たちを自分以上に見て、自分以上に大切にしてる人だったので。常に誰かのことを気にかけて、常に周りのことを見て、誰かが元気なさそうにしたら駆け寄って『どうしたの?』と声をかけるような男。座長としてもだけど、人として本当に素晴らしい男です」と語る。さらに「完成作を見た三浦春馬さんがどんな感想を持つか?」という質問には、「何て言うんだろうな。多分そこにいると思うんですけど、照れてんじゃないですか」とにやり。「幕が開いてみなさんにお届けできたことを誰よりも感謝してると思うし、誰よりも悔やんでるかもしれないし。でもたぶん爽やかな笑顔で『ありがとう』と言ってるんじゃないですか」と予想した。フォトセッション時には、三浦翔平が周りに話しかけて、主演である三浦春馬さんの場所を空けての撮影も。最後にはMCから登壇者の名前が読み上げられた後に、「主演・三浦春馬さんでした!」という紹介がなされた。
2020年12月12日現代日本の基礎を築いた男、五代友厚。そのエネルギー溢れる生き様と功績をなぞり、一時代の若き灯火を見届けて。映画『天外者(てんがらもん)』に出演する三浦翔平さんにお話を伺いました。幕末から明治にかけて、日本の未来のために生き抜いた実業家・五代友厚と仲間を描いた『天外者』。五代を演じた三浦春馬さんと坂本龍馬を演じた三浦さんのお二人も、役同様10年来の「盟友」です。――作品に参加することになった経緯は?春馬から「龍馬を、気心の知れた翔平にやってほしいんだ」と言われて「一緒にやりたいね」と二つ返事で答えました。共演した『ごくせん』以来、お互いが積み重ねてきた10年分の力をこの作品で出そうよって。――演じた坂本龍馬はあまりにも有名です。『龍馬伝』の福山雅治さんだったり、いろんな先輩が演じてきている偉人なので、歴史を勉強しながら、何が正解なのかわからなくなってしまったんですよね。どうやっても誰かの龍馬になってしまいそうで…。――吹っ切れたきっかけは?撮影前に、龍馬のお墓が隣接する「霊山歴史館」や暗殺されたと伝わる場所などを巡る時間が持てたんです。お墓の前でしばらく物思いにふけっていると「役を作り込みすぎて、それに引っ張られるのも違うな」と感じたんですよね。そこには龍馬の魂のような、目には見えないけれども、時代を超えて感じさせる何かがありました。なので、あえてフランクに現場に入り、いざ、撮影が始まってからは、春馬が演じる五代才助(のちの友厚)との関係性の中で、僕なりの龍馬を作り上げていきました。――ものすごいパワーを感じました。けっしてパワフルに演じようと思ったわけではないですが、才助、龍馬、(岩崎)弥太郎(西川貴教)、利助(のちの伊藤博文/森永悠希)と、「新しい日本を作るんだ」という同じベクトルに向かう仲間が集まると、とてつもないエネルギーが生まれるんですよね。無謀に思えることにもチャレンジして、「誰に何を言われようと、絶対に俺たちが世の中を変えるんだ」という気持ちは出せたのかなと。4人で鍋を食べるシーンは、好きなシーンのひとつです。通称“鍋リハ”で(笑)、4人一緒にセッションしながら作れて楽しかったですね。――4人でごはんを食べたことは?スケジュールが合わず全員は揃わなかったですが、3人ずつ食べに行ったことは何度かありました。鍋のシーンにある「うまいのう」という方言を使ってみたり、豪快に飲みながら作品について語ったり(笑)。本来なら、この取材に春馬もいて、「今日は何食う?」なんて話してたんだろうな。ただ春馬は、全身全霊をかけて挑んだ五代という役とともにスクリーンの中で生きているんでね。五代、そして、春馬が遺してくれた想いを受け取ってほしいです。――「男女関係ない自由な国」を目指し、勉強したがる遊女のはる(森川葵)に本を贈ったり、女性に寄り添う五代も素敵です。何十年先、何百年先を見ていた人間だからこそ出てくる強い言葉ですよね。はるからは、身分格差の激しかった時代に女性が学ぶことへの自由を想う強い意志が感じられます。その頃と比べれば今は、だいぶ違いますけど、もっと日本が変わってもいいと思うんです。僕個人としては、もっと男が子育てをしやすい社会になればいいのになって。子供と一緒にいる時間って、楽しくて仕方ないですよ!命懸けで世を変えるエネルギーを体感。激動の時代に、新しい日本を作ろうと、己の命をまっとうした五代らの熱量と高い志が胸を打つ。「彼らが作ってくれた未来、つまり僕らが生きている“今”に感謝して、これからの日本をもっと真剣に考えていきたいです」©2020「五代友厚」製作委員会みうら・しょうへい1988年6月3日生まれ、東京都出身。2008年『ごくせん』第3シリーズで俳優デビュー。今年主演を務めたドラマ『M 愛すべき人がいて』が話題に。ジャケット¥354,000パンツ¥135,000シャツ¥58,500ネクタイ¥30,000(以上ベルルッティ/ベルルッティ・インフォメーション・デスク TEL:0120・203・718)ベルトはスタイリスト私物『天外者』タイトルは「てんがらもん」と読み、鹿児島弁で“すさまじい才能の持ち主”という意味。ずば抜けた頭脳と、夢を実現させる大胆な行動力の持ち主、五代友厚を表す。12/11よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。※『anan』2020年12月9日号より。写真・佐藤航嗣(UM)スタイリスト・根岸 豪ヘア&メイク・清水恵美子(マロンブランド)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年12月05日三浦春馬さんが近代日本の未来を切り開いた“五代友厚”を演じる『天外者』の完成披露試写会がTOHOシネマズ 六本木にて行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、筒井真理子、田中光敏監督の7名が登壇した。100年以上前に、いまの日本の基礎を作った偉人たちを演じる上で苦労した点や自分なりにこだわった部分について、坂本龍馬を演じた三浦翔平さんは「いろんな先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるのかとすごく考えていたのですが、五代友厚演じる三浦春馬くんがいたからこそ、できた龍馬だと思っています」と話す。三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎を演じた西川さんは「これまでの弥太郎は、どちらかというと手段を択ばない非情な部分が描かれてたところが多かったと思うが、でも一代でこれだけのものを作り上げた人なので人間的な魅力があった方、愛嬌というそういった部分を表現しようと思いました」とコメント。「あと、少し体重を増やして臨みました。ちょっと、ぽっちゃりめでした(笑)」と、お茶目に話すと会場の笑いを誘った。筒井真理子、三浦春馬の母役はレディー・ガガの母を参考に!?また、日本の未来を切り開いた凄まじい才能をもった“天外者(てんがらもん)”にして、魅力的な女性たちを惹きつけた“人間=五代友厚”について聞かれた森川さんは、「自分のためではなく、人や国のために尽くす部分がすごく素敵だな思いました。男性として人間としても魅力的です」と大絶賛。筒井さんはそんな五代友厚の母を演じるにあたり「天才の母として、いろんなリサーチをしました。エジソンの母やレディー・ガガの母など。春馬くんの母役を何度かやらせてもらっているが、本番中の物凄い集中力の彼を見ているだけで、本当に天才を見ているようで、そのまま“やす”にさせてもらって、ただ見守るだけで母になれていたんじゃないかなと思います」と三浦春馬さんとのエピソードを話した。「三浦さんとは高校の同級生で、10年前も学園物で一緒だったんです」と明かした蓮佛さんは、「正式に事務所オファーが来る前に、『れんちゃん、この役やってくれない?』って言われたのがこの夫婦役で、本当にうれしかったです」と述懐。森川さんは撮影中のエピソードについて聞かれると、「ほとんど三浦さんとの二人芝居でしたが、かならず演技のあとに一言かけてくれるのが嬉しくて。これからは、人に対して、春馬さんを見習って思ったことを声にしていこうと思いました」と力強く話した。「三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしている」と監督そして、三浦春馬さんを“武士の魂と商人の才を持つ男“五代友厚にキャスティングしたことについて、監督は「彼は最近、大人の魅力があって芯がしっかりある。彼にやってもらいたい。彼に対して、あんなに綺麗な大人になれるのか!と思いましたね」とふり返りながら絶賛を惜しまない。最後に、“いま見るべき映画”と謳う本作について三浦翔平さんは、「それぞれいろんな思いを抱えて、この場に立っております。こういう場でお披露目ができていることは本当に嬉しいです」と打ち明ける。「このあと上映を見終わったあとに、いろんな感情がわくと思いますが、どうか彼の熱量と必死に生きた五代友厚の熱量をしっかりと目に焼き付けてほしいです」と熱のこもった声でアピール。監督も「まさしく主演の三浦春馬はここで、本当に素晴らしく最高の演技をしています。そしてここにいる役者の方々、しっかりと主演を支えたその素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と続け、完成披露イベントは幕を下ろした。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年12月01日俳優の故・三浦春馬さんが主演を務める、映画『天外者(てんがらもん)』(12月11日公開)の完成披露試写会が30日に都内で行われ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵、蓮佛美沙子、田中光敏監督が登場した。同作は幕末から明治初期を生きた実業家・五代友厚を主人公にしたオリジナル作。武士の魂と商人の才を持ち、薩摩藩士から明治政府役人を経て、今日に続く商都大阪の基礎を作り上げた五代の人生を中心とした歴史青春群像劇となる。坂本龍馬を演じた三浦翔平は、「いろんな先輩方が演じてきた中で、どうしたら僕の色が出せるかなと考えてたんですけど、三浦春馬くんがいたからこそできた龍馬だと思っています」と感謝。岩崎弥太郎役の西川も「春馬もそうですし、現場の空気が本当によかったんですよね。息の合った空気の中で、集中させていただいて、短い撮影期間ではあったんですけど、それぞれの役に集中できるように、中心で春馬が頑張ってくれてる姿がみんなの励みになっていたと思います」と振り返った。田中監督は三浦春馬さんについて「大人の男性の魅力があって、それでいて美しくて、芯がしっかりある。そういう役者。彼に五代友厚をぜひともやってもらいたいという思いはありました。第一印象で『こんなに綺麗な大人になれるものなのか』というくらいに思って、彼にオファーしてよかったと思った作品でもあります」と語る。三浦翔平は、集まった観客に「僕ら全員、色んな思いを抱えてこの場に立っています。やっとお披露目ができることが本当に嬉しいです。きっと色んな感情を受け取ると思いますけど、どうか彼の熱量と、必死に生きた五代友厚という役柄の熱量をしっかりと目に焼き付けて帰って欲しいと思います」とメッセージ。田中監督も「主演の三浦春馬はここで本当に素晴らしく最高の芝居をしています。ここにいる役者の方々もしっかりと主演を支え、『天外者』という物語を演じきっている。その素晴らしい演技も、しっかり見届けてください」と語りかけた。
2020年11月30日五代友厚を演じる主演・三浦春馬をはじめ、三浦翔平、西川貴教、森永悠希、森川葵らが出演する、12月公開の映画『天外者』。この度、「約束編」、「決意編」、「友情編」と題した3本のWEB限定15秒スポットが到着した。まず「約束編」は、夢見ることを望み強く生き抜く遊女・はる(森川さん)の手を取りながら、「自由になったら何がしたい?」という五代の問いかけに、「二人で海が見たい」と答えるシーンからスタート。はるを背負い涙を流す場面や、「俺についてこい!」と熱弁する姿が収められている。また、五代が“天外者”だったことが伺える、父(生瀬勝久)が囲碁を打ちながら「あいつの言うことは奇想天外」と語るシーンから始まる「決意編」では、自らの髷を刀で切り落とす、決意が垣間見える。そして最後は、志を共にする坂本龍馬(三浦翔平さん)、岩崎弥太郎(西川さん)、伊藤博文(森永さん)らが登場する「友情編」。若かりし頃の伊藤博文が憔悴した様子の岩崎弥太郎を鼓舞し、4人が鍋を囲み、また、五代と龍馬が笑い合うシーンなど、彼らがそれぞれの熱い思いを胸に、友として激動の時代を駆け抜けたことが分かる映像となっている。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年11月24日2020年11月20日に放送されたバラエティ番組『爆報!THEフライデー』(TBS系)に俳優の三浦翔平さんが出演。過去に、『ワケあり物件』に住んでいたことを明かしました。三浦翔平、タクシーの運転手のひと言で引っ越しを決意当時、『ワケあり物件』とは知らずに立地の条件もよく、角部屋で家賃が安かったという理由からその家を選んだという三浦さん。しかし、三浦さんの家に遊びに来る友人たちはたびたび、怪奇現象を目撃しており…。最初はそこが家賃が安いかっていう理由で住んだんですけど、角部屋だし広いしすごく立地がよかったんです。友人が何人か泊まりに来ている時に、みんながみんな「なんか子供の足音が聞こえる」だの「金縛りにあう」だの「廊下で黒い渦の中から人が出てきた」だの。やたらそういうのが(多くて)、僕だけ感じてなかったんです。爆報!THEフライデーーより引用三浦さんだけ感じなかったのか、友人たちは科学では証明できないような怪奇現象に遭遇。ある日、三浦さんがタクシーで家に帰っていると運転手から衝撃的なひと言を聞いたのです。ある日、タクシーで家で帰っている時に「次のところ右に曲がってください」っていったら運転手さんが「あ、元病院のところですね」っていったんですよ。それで全部つながって。それで結構調べたら小児科病院の跡地で、すぐ引っ越しましたけど。爆報!THEフライデーーより引用三浦さんが住んでいたのは、小児科病院の跡地。魂が成仏できなかった子供たちがずっと、その土地にいたのかもしれません。そこに三浦さんの家が建って、遊びに来ていたのでしょうか。三浦さんは、運転手のひと言で引っ越しを決意したといいます。視聴者からは驚きの声が上がっていました。・跡地まで確認して引っ越しをしないといけないね。・本人が何も感じてなくて立地がいいなら、そのまま住むという選択肢もあったのかな。・そんなことがあるんだ。跡地ならあり得るかもしれない。病院の跡地は、公園になったり商業施設になったりするところが多いようです。三浦さんの友人たちは、肝が冷えたことでしょう。何か身に危険が及ぶようなイタズラをする子供たちじゃなくてよかったですね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月21日2020年11月15日に放送されたバラエティ番組『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に、俳優の三浦翔平さんが出演。同年7月の三浦春馬さんの訃報を受けて気付いた『大切なこと』を語り、その内容が「考えさせられる」と話題になっています。友達だからこそ、大切にしたいこと三浦翔平さんは、2008年に放送されたドラマ『ごくせん』第3シリーズ(日本テレビ系)で三浦春馬さんと共演以来、親交が深かったといいます。訃報の直後、その深い悲しみをInstagramでつづっていました。満面の笑み浮かべる三浦春馬を写した『1枚』三浦翔平の投稿に、涙誘われる番組内で、三浦翔平さんは仲のいいグループのメンバーとして、俳優の佐藤健さん、城田優さん、ロックバンド『ONE OK ROCK』のボーカルのTakaさん、そして三浦春馬さんらの名前をあげました。20代前半は、ほかのメンバーとも集まることが多かったという三浦翔平さん。次第に仕事が忙しく会わなくなった人もいたようで、最終的に今のメンバーになったといいます。番組パーソナリティでタレントの上田晋也さんから「最近もそのメンバーと飲みに行ったりするか」と聞かれ、こう答えます。そうですね…。仲間が1人亡くなってしまったので、やっぱり「会う時間って大切だよね」って、改めて話し合ったりしています。本当に、「時間を作ってでも会わなきゃいけないな」と思います。おしゃれイズムーより引用親友の訃報の後、かつて三浦春馬さんもいたグループのメンバーと話し合う機会があったという三浦翔平さん。話し合いで、改めて仲間と過ごす時間の尊さを実感し「どんなに忙しくても、大切な友人との時間をつくりたい」と感じたといいます。ネット上では、放送を見た人からこのようなコメントが寄せられています。・思わず胸が苦しくなりました。本当に大切な人には会える時に、会ったほうがいいですよね。・翔平くん、つらい中話してくれてありがとう。改めて家族や友人を大切にしようと思いました。・本当にその通り。春馬くんはみなさんの心に、生き続けていることでしょうね。三浦翔平さんが感じたように、仲間や家族との時間はかけがえのないもの。新型コロナウイルス感染症の影響で直接人と会うことは難しいですが、テレビ電話や手紙など別の手段を模索して、大切な人と思いを通わせることが大切なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月16日KREVAと三浦大知との最新コラボ曲「Fall in Love Again feat. 三浦大知」が、12月23日(水)にシングルリリースされることが決定した。KREVAと三浦大知は、2009年「Your Love feat. KREVA / 三浦大知」、2011年「蜃気楼 feat. 三浦大知 / KREVA」「H♡PE 」、2014年「全速力 feat. 三浦大知 / KREVA」 、2018年「Rain Dance MIYAVI vs KREVA vs 三浦大知 / MIYAVI」と過去に5度のコラボ曲を発表しており、10年以上もの間作品やライブ共演で互いを刺激しあってきた“盟友”。その2人の新曲「Fall in Love Again feat. 三浦大知」は、“コロナ禍を乗り越えて、また一緒に集まろう”という、ファンや仲間との絆・繋がりをラブソングという形で表現した楽曲となった。また、今作には現在配信中の「タンポポ feat. ZORN」も収録。それぞれのインスト音源と合わせて4曲入りCDシングルとなる。パッケージはスペシャルブック仕様の完全生産限定盤A / Bの2種で発売。完全生産限定盤Aには「Fall in Love Again feat. 三浦大知」「タンポポ feat. ZORN」のMVとメイキングに加え、今年6月に開催された無観客生配信ライブ”KREVA Streaming Live「①(マルイチ)」”で披露された全18曲のライブ映像を収録したDVDが付属される。本日「Fall in Love Again feat. 三浦大知」ティザー映像が公開。併せてKREVA、三浦大知からのコメントも届いている。KREVA コメントレコーディングの時に大ちゃんが、この曲を皆さんの前で披露できる日が来たら号泣してるかも、というような話をしていて、自分はそれだけでもう泣きそうでした。いつかその日が迎えられる事を、そしてその後もずっと歌い続ける事が出来ると信じさせてくれる、強く優しい曲になったと思います。三浦大知 コメント久しぶりにKREVAさんと楽曲を制作させていただけてとても幸せでした。まだまだ大変な時期は続きますが、だからこそ今、この楽曲で皆さんと繋がる事が出来たら嬉しいです。「Fall in Love Again feat. 三浦大知」ティザー映像リリース情報KREVA New Single「Fall in Love Again feat. 三浦大知」「Fall in Love Again feat. 三浦大知」ジャケット2020年12月23日(水)リリース※完全生産限定盤A / Bの2形態■完全生産限定盤ACD+DVD / スペシャルブック仕様税抜5,908円■完全生産限定盤BCD / スペシャルブック仕様税抜1,908円【CD収録内容】1. Fall in Love Again feat. 三浦大知2. タンポポ feat. ZORN3. Fall in Love Again feat. 三浦大知(Inst.)4. タンポポ feat. ZORN(Inst.)【DVD収録内容】 ※完全生産限定盤Aのみに付属1. KREVA Streaming Live 「① (マルイチ)」 at Billboard Live TOKYO 2020.6.2401. パーティーはIZUKO? ~2019 Ver.~ / 02. 国民的行事 / 03. 王者の休日 ~2019 Ver.~ / 04. 人生 / 05. 基準 ~2019 Ver. / 06. ストロングスタイル ~2019 Ver.~ / 07. One feat. SONOMI / 08. スタート ~2019 Ver.~ / 09. アグレッシ部 ~2019 Ver.~ / 10. 瞬間speechless / 11. かも ~2019 Ver.~ / 12. EGAO / 13. もしかしない / 14. トランキライザー ~2019 Ver.~ / 15. 素敵な時を重ねましょう feat. SONOMI / 16. 涙止まれよ feat. SONOMI / 17. ひとりじゃないのよ feat. SONOMI / 18. 音色 ~2019 Ver.~2. Fall in Love Again feat. 三浦大知(Music Video)3. タンポポ feat. ZORN(Music Video)4. Fall in Love Again feat. 三浦大知(Making)5. タンポポ feat. ZORN(Making)KREVA Digital Single「タンポポ feat. ZORN」※ストリーミングサービスおよび主要ダウンロードサービスにて配信中関連リンクKREVA OFFICIAL HP OFFICIAL FAN CLUB Official LINE BLOG Official YouTube Channel三浦大知オフィシャルサイト
2020年11月06日主演・三浦春馬が五代友厚を演じ、日本の未来を切り開いた彼の物語を初めて映画化する『天外者』より、心突き刺さる新場面写真が到着した。全国の劇場で発売された前売特典(オリジナルB5クリアファイル)は、販売初日に完売と、注目の高さがうかがえる本作。そんな本作から今回到着した場面写真は、五代と三浦翔平演じる龍馬が鬼気迫る顔で背中を合わせている場面をはじめ、岩崎弥太郎(西川貴教)と伊藤博文(森永悠希)が真剣に話し合うシーンと、本作に期待高まる写真ばかり。また、五代と妻・豊子(蓮佛美沙子)が寄り添って字をしたためている写真も公開され、妻の優しさ、そして五代の唯一心休まる場所が妻の隣だったということが伝わってくるかのようだ。ほかにも、坂本と岩崎が希望に満ちた表情を見せたり、力強い目線を向ける遊女はる(森川葵)の姿も写し出されている。『天外者』は12月11日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:天外者 2020年12月11日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2020 「五代友厚」製作委員会
2020年11月05日