映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」が4月公開映画の期待度ランキングを発表し、第90回アカデミー賞「脚色賞」を受賞した『君の名前で僕を呼んで』(4月27日公開)が1位になった。『君の名前で僕を呼んで』は、1983年夏の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く。昨年11月に全米公開されると大ヒットを記録し、「魅了され、恍惚となるほどに美しい映画」(ワシントンポスト紙)、「"傑作"という名前でこの映画を呼ぼう」(ニューヨークポスト紙)など各誌レビューでも高評価を得ている。また、「彼(ティモシー・シャラメ)の活躍に興奮している。とても才能のある魅力的な子だ。きっとまたこの(アカデミー賞の)場所に戻ってくる」(ゲイリー・オールドマン)、「『君の名前で僕を呼んで』は必見よ!!」(ニコール・キッドマン)、「(鑑賞後)しばらく動けなかった。話したくても、話すことができないほどだった。失恋についての残酷な真実を、最高の、審美的な映画で見ることはとても感動的だ」(グザヴィエ・ドラン)、「2017 年に観た映画の中で一番のお気に入り」(ポール・トーマス・アンダーソン)など、海外の著名人からも絶賛の声が上がっている。邦画では、『何者』『愛の渦』三浦大輔監督の最新作で松坂桃李主演『娼年』(4月6日公開)がトップ。お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が主演する『いぬやしき』(4月20日公開)が続いた。「期待度ランキング」は、FilmarksのClip!数(ユーザーが観たい映画として登録した数)を集計しランキング化したもの(Clip!は1作品につき1人1件まで)。今回のランキングは、2018年3月30日時点のClip!数をもとに集計している。○Filmarks4月公開映画期待度ランキングTOP201位『君の名前で僕を呼んで』 37,827Clip![4月27日公開]2位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 23,443Clip! [4月27日公開]3位『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 13,085Clip! [4月6日公開]4位『レディ・プレイヤー1』 10,866Clip! [4月20日公開]5位『パシフィック・リム アップライジング』 9,681Clip! [4月13日公開]6位『娼年』 7,714Clip! [4月6日公開]7位『ワンダーストラック』 5,035Clip! [4月6日公開]8位『名探偵コナン ゼロの執行人』 4,981Clip! [4月13日公開]9位『いぬやしき』 4,942Clip! [4月20日公開]10位『ダンガル きっと、 つよくなる』 4,446Clip! [4月6日公開]11位『さよなら、 僕のマンハッタン』 4,381Clip![4月14日公開]12位『ラブレス』 4,007Clip![4月7日公開]13位『となりの怪物くん』 3,488Clip![4月27日公開]14位『ザ・スクエア 思いやりの聖域』 3,486Clip![4月28日公開]15位『女は二度決断する』 2,485Clip![4月14日公開]16位『心と体と』 2,304Clip![4月14日公開]17位『クソ野郎と美しき世界』 1,858Clip![4月6日公開]18位『ママレード・ボーイ』 1,779Clip![4月27日公開]19位『ミスミソウ』 1,777Clip![4月7日公開]20位『ロンドン、 人生はじめます』 1,570Clip![4月21日公開](C)Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016、 (C)2018「いぬやしき」製作委員会 (C)奥浩哉/講談社、 (C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会、 (C)2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC、 (C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会、 (C)Legendary Pictures/Universal Pictures.、 (C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED、 (C)2018MARVEL、 (C)Frenesy, La Cinefacture
2018年04月04日2016年夏、日本初演が行われた小池徹平×三浦春馬W主演ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」が、 小池さんと三浦さんほか、主要キャスト続投で来年再演されることが決定。あわせて、 新たに撮り下ろしたビジュアルと、キャスト陣からコメントが到着した。■「キンキーブーツ」とは?2013年、トニー賞で最多となる13部門にノミネートされ、作品賞、主演男優賞、オリジナル楽曲賞、振付賞、編曲賞、衣装デザイン賞の6部門を受賞したブロードウェイミュージカル「Kinky Boots」。 経営不振に陥った老舗の靴工場の跡取り息子チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程を描いた2005年に公開された同名イギリス映画をミュージカル化。シンディ・ローパーの書き下ろしの楽曲の数々が大きな話題を集め、いまもなおブロードウェイで人気を集める大ヒット作品だ。そんな本作が、日本では小池さんと三浦さんW主演に迎え、音楽、演出、振付はブロードウェイ版そのままに、2016年に初演。全日即日完売、連日大盛り上がりで、スタンディングオべーションの嵐に。また、本作で小池さんは第42回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞し、三浦さんは第24回読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞した。■小池徹平、「勝手に体が動いてしまいます(笑)」経営不振に陥る靴工場の跡取り息子、チャーリーを演じる小池さんは、とにかく必死だったという初演をこうふり返る。「チャーリーもローラも別のパワーではありますが、とてもエネルギッシュな役なので。大変な役でしたが、楽しく、そしてやりがいもありました。初演時は、お客様の盛り上がりが素晴らしくて、ラストでは一緒に立って踊ったりしてくださって」。また、「初演が終わってしまう頃から、もし再演があるなら絶対やりたいと思っていました」という小池さん。今回の決定に関して、「再演をやると聞いたときは嬉しかったです。ヴィジュアル撮影で、久しぶりに春馬くんのローラに会って、ついに帰ってきたなと。いまでも、『キンキーブーツ』のナンバー聞くと、ひとりでに歌ってしまうし、勝手に体が動いてしまいます(笑)」と再演を楽しみにしている様子。■三浦春馬、「老若男女絶対に好きになってくれる」一方、ドラァグクイーンのローラを演じる三浦さんは「ローラは、台風の目にならなきゃいけないと稽古中教えていただき、チャーリーは、この作品の完全なる屋台骨だから、いつでもみんなの中心になり、皆を支え続けなければならない。そういうキャラクターなので、ストーリー上だけでなく、楽屋裏でもそういう関係性は、お互い自然とやろうやろうとしていました。当時、(小池さんに)たくさん助けられました」と初演時をふり返る。そして、「『キンキーブーツ』の音楽は、まだ観たことがない方も聞いたことがない方も、絶対刺さるナンバーだし、ストーリーも老若男女絶対に好きになってくれると思います」と魅力を明かし、「劇場に来て、観て頂くのが一番伝わると思いますので、ぜひ観て頂きたいですね」とメッセージを寄せている。あわせて公開されたビジュアルでは、スーツ姿の初演時の公演ヴィジュアルとは異なり、実際に舞台のクライマックスでの衣裳を着用。カメラマンはファッション誌のカバーや広告などを手掛け、多くの女優やアーティストに支持されている写真家・下村一喜が。クリエイティブ・コンサルタントとしてディーン・フジオカなどのスタイリングを手掛けるカワダイソンといったファッション界でも超一流のスタッフが参加。この撮影でローラに再び扮した三浦さんは、「一言につきます。めちゃくちゃ嬉しい!!」と喜びを語っている。■共演陣も初演から続投!さらに共演者には、初演に続き靴工場で働く従業員のローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任ドン役を勝矢、工場長ジョージ役をひのあらたが演じる。ソニンさんは、「再演を必ずやるだろうと、やらねばならんと初演時から強く感じていたので歓天喜地でございます」と心境を明かし、玉置さんも「まさかまたあの世界にニコラとして生きられるなんて…これもまた夢のようです。さらにパワーアップした日本版KinkyBootsをお届けできるよう頑張ります!」と意気込み。また、「この作品はめまぐるしく変わる素晴らしいセットの転換、衣装やメイクの対比や美しさ、シンディ・ローパーの心を掴まれる楽曲、芝居の心地よいテンポと感情の流れ、まだまだありますが色々な意味で総合芸術として素晴らしいと思います」と作品の魅力について明かす勝矢さんは、「再演が決まったときは、『最高だぜ~』って思いました」と喜び。再演の朗報は電車内にてメールだったと言うひのさんは、思わず無言のガッツポーズをしたそうで、「待望の再演!!より深くジョージさんを理解し、Price and Sonを、キンキーブーツを盛り立てていきたいです」と語っている。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」は2019年4&5月、東急シアターオーブ(東京公演)、5月、オリックス劇場(大阪公演)にて上演。(cinemacafe.net)
2018年04月03日俳優・松坂桃李が主演する衝撃作『娼年』が、ついに来週公開を迎える。実は本作は過去にも何度か映画化が企画されたのだが実現せず。今回ついに映画化実現されたことについて、プロデューサーが裏話を明かした。「撮影前、念のため、レイティングを確認しようと、映画倫理機構(以下、映倫)に台本を持ち込みました。意外にも映倫のご担当者はすでに原作小説も読まれていました。なぜなら、過去に何度か映像化が企画され、性描写などについて相談を受けたりしたことがあったそうで、気になったので原作を読んだんです。というお話をされていました」と、以前にも石田衣良の「娼年」が映画化が企画されていたことを明かす小西プロデューサー。また、質問や相談の多くはR18+指定にならないような描写にするにはどうしたらよいかというもので、さらに主人公リョウを含め演じる俳優さんがなかなか見つからなかったという。これを受け、「そもそもあの原作を映像化するにはR18+でないと無理なんだと再認識しましたし、松坂さんや出演者の方々の役者魂を改めて物語っているエピソードだと思います」とコメントしている。そういった背景があったため、台本を読んだ映倫担当者は「本当にこのままやるんですか?」「主人公を松坂桃李さんがやるんですか?」と驚いたそう。それもそのはず、台本には「“性描写”に関しては一切妥協しない」と三浦大輔監督が語る通り、半分以上をセックスシーンが占め、事細かに行為の描写が書き込まれていた。原作者の石田氏も「娼年」執筆にあたり、編集者に大学生の娼夫がたくさんの女性と性の仕事をしていくなかで、ひとりの人間として成長していくストーリーであることと、「セックス表現からは絶対に逃げないで書きたい」と話していたそうで、そんな監督&原作者がこだわった、「性描写に関しては妥協しない」「セックス表現からは絶対に逃げない」という、“R18+も厭わない”アプローチが映画化実現への大きなポイントとなったようだ。そんな流れから、映倫の担当者は「R18+なら何の問題もありません」と言われ、「この小説を描写も含め中途半端に映画化するならやる意味がないと思う。応援していますから是非実現してください」とエールを送られたという。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年03月31日こんばんは、古山エリーです。アラフォー独身女子との会話でよく出てくるのは、もしかするとこのまま一人で生きていくかもしれないので、そのためにどうしたらいいのかという相談と四十路のボディケア事情です。先日も、女は脱ぐ機会が減ると太るし、むだ毛の処理をしなくなる、そういう意味でも恋人は必要だという話になり、その流れから今年こそ美容皮膚科で脱毛したいなぁと(今さらな気もしますが……)悩み中です。今宵もたわごと、お付き合いくださいませ。脱げる女になる前に恋の相手を見つけなくてはならないのですが、みんなどこで出会っているの? 周りに婚活事情を聞いてみると、揃って言うのがマッチングアプリでした。えーっ! 怖くないの? サクラはいないの? 聞いてみると──上手に利用しいている人が多く、中には交際や結婚に発展している人もいました。たしかに、数年前に観た映画『きみといた2日間』もネットで知り合った男女の恋物語で、当時アメリカのカップルの三分の一がネットで知り合っているという事実に驚いたのを覚えています。ここはひとつ私もチャレンジ! どのマッチングアプリがいいのか教えてもらって登録しようと思ったのですが、考え方が古いのでしょうか、やっぱり気が進まず登録すらできませんでした(情けない…)。自分の理想の男性の条件を入力すると候補者が出てくる(妥協も必要ですが…)。確かに便利です。でも、最初のデートでいろんな情報が分かっているということは、会話の楽しみがなくなるんじゃない? あ、共通の趣味があればいいのか! そんなふうにひとりで悶々としているときに巡り逢ったのは、何とも衝撃的な映画『娼年』でした。大学生のリョウが、女性専用コールクラブで娼夫として生きていく姿を描いた、愛と成長の人間ドラマです。原作は石田衣良の同名小説で2016年に三浦大輔の演出&松坂桃李の主演で舞台化。チケットは即完売、当日券を求めて長蛇の列ができた作品としても記憶されています。舞台は観ることができなかったので、映画で観られるのは嬉しい! 映像化を待っていた女性、多いと思います。何が凄いかって、主人公のリョウを演じる松坂さんも相手役の女優さんたちも、一糸まとわぬ姿でセックスシーンに挑んでいることです。その潔さというか、役の向き合い方がまず凄い。恋愛映画でよくあるのが、キスしてベッドに倒れ込むけれど、次のシーンではもうコトを終えていて、胸の辺りまでシーツを纏っているというパターン。それはそれで頭のなかで想像する楽しみもありますが、正直しらけちゃうこともあります。でも、この『娼年』はそこを全て見せている。全て見せているけれど、決してエロスだけではなく、さらけ出すことによって浮き上がってくる人間の欲望も見せている。とても人間くさい。そして、セックス描写をあれだけ積み重ねているのに、女性たちのタイプも欲望もさまざまであるから見ていて飽きない。観終わった後に、何とも言えない爽快感を抱いたことも新鮮でした。女性たちの性の欲望を叶えながらリョウ自身も成長していく、何気なく生きていて「女性なんてつまらない」と言っていたリョウが変わっていく。愛のドラマにして青年の成長ドラマ、なかなか奥深い映画でした。女性のみなさん、必見です。(text:Elie Furuyama)(Elie Furuyama)
2018年03月30日ついに来週公開となる石田衣良原作映画『娼年』。本作で注目が集まっているのが、主演の松坂桃李が身体も感情も隠すことなく挑んだセックスシーン。この度、そんなシーンについて松坂さんらが語るコメントが到着した。監督「一切妥協しない」入念な準備を実施本作において、「“性描写”に関しては一切妥協しない」と話していた三浦大輔監督。「ひとつひとつの行為によって、どういう感情が沸き起こり、それを積み重ねることによって、人間と人間の間にどういうコミュニケーションの形が生まれるのか、丁寧に細かく、その解像度を高めて、描いていきました」と明かしているように、事前に全てのセックスシーンで画コンテを作成し、それを基にスタンドインによるビデオコンテを作成、さらに松坂さんら出演者による入念なリハーサルを実施。俳優の身体の動きをこと細かくシュミレーションし、それに伴うカメラの位置を徹底的に検証。リハーサルはなんと5日間にも及んだという。丸1日セックスシーンが続くことも…そんな撮影について、「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語っていた松坂さんだが、小西プロデューサーは、「俳優・松坂桃李の役者魂と人間・松坂桃李のメンタルの安定感に驚かされました。当然と言えば当然ですが、これはちょっと…という気の迷いがほんの少しでも出たらこの役は出来ないと思います」と松坂さんの役者魂に脱帽。また、「丸1日延々とセックスシーンの撮影が続いても、時には卑猥な台詞を吐いたり過激な描写があっても、何一つ一切ひるまず黙々と取り組む。一方、そういった肉体的にハードなシーンが続く中でリョウという人物のセンシティブな感情の揺れ動きも見事に表現している。本当に大変だったと思います」と絶賛し、「リョウが娼夫の仕事を全うしていることと、松坂桃李が俳優として役を全うしていることが、現場を見ていると見事にシンクロしていて感動しました」とふり返っている。松坂桃李“濡れ場監督”に…?一方、本作で「7、8年分の濡れ場をやった感じです」と語る松坂さんは、『彼女がその名を知らない鳥たち』、舞台版「娼年」での濡れ場経験から、白石和彌監督やキャスト陣に濡れ場の“先生”と呼ばれていたそう。松坂さんは、「濡れ場のプロフェッショナルとして、副業を見つけたかな(笑)」と新たな道が開けた様子で、「濡れ場監督とか。出演するのではなく、アクション監督のように監修が必要なところで呼ばれるみたいな。殺陣師?いや、濡れ場師!!」とまさかの“濡れ場師”で副業宣言(?)さらに、「エンドロールに“松坂桃李”とあって、あれ?どこに出てた?って。“濡れ場指導:松坂桃李”とか」と笑いながら話していた。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年03月29日来月4月公開となる石田衣良の恋愛小説を実写化した『娼年』。この度、本作で主演を務める松坂桃李が、4月4日(水)放送の「徹子の部屋」で番組初出演を果たすことが分かった。「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビューにして初主演を飾り、その後も「チーム・バチスタ」シリーズ、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」、「ゆとりですがなにか」、『キセキ ーあの日のソビトー』『不能犯』など様々なジャンルの作品に出演してきた松坂さん。そんな大活躍中の松坂さんが、今回番組でデビュー秘話から現在の意外な悩み(?)まで、黒柳徹子に語り尽くす。姉と妹に囲まれて育ち、子ども時代は一人で遊ぶことが多かったという松坂さん。いまでも焼肉や鍋料理、カラオケにも一人で行くというエピソードに、黒柳さんはびっくり。また、デビューした当時の撮影での苦労話も披露され、秘蔵映像には思わず赤面する一幕も。そして、人気俳優なのに“オーラがない”と言われてしまうという松坂さん。そんな告白に黒柳さんは…。もちろん、映画『娼年』についても語られる今回。黒柳さんの反応はいかに!?今回ゲスト出演した松坂さん出演最新作『娼年』は、2001年の直木賞候補となった石田氏の恋愛小説を、2016年上演の舞台と同じ松坂桃李×三浦大輔のコンビで映画化したもの。松坂さん演じる娼夫である主人公リョウが、様々な女性たちと身体を重ねながら、彼女たちの心の奥に隠された欲望や心の傷を優しく愛し、自らも少しずつ成長していく物語。「徹子の部屋」松坂桃李ゲスト回は4月4日(水)12時~テレビ朝日・ABC系にて放送。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年03月24日最終話放送まであと2日と迫ったTBSドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」。TBS日曜劇場では実に6年ぶり2回目となる異例のシーズン化が実現し話題となった本作が、3月15日(木)昨日、主演の「嵐」松本潤をはじめとする斑目法律事務所・刑事事件ルームのメンバーが揃ってクランクアップを迎えたことが分かった。昨年の夏から秋まで撮影され、年明けに撮影を再開する長丁場となった本作。制作発表時には松本さんから、撮影が無かった間のブランクがあるため年明け早々に休日返上で集まり役者陣だけで本読みをしたことも明かされ、まさに出演者・スタッフ全員が一丸となって作り上げられた本作。今回のクランクアップで松本さんは、「8月の中旬から実質5か月の撮影、本当にお疲れ様でした。SEASON Iのときから変わらないスタッフでやれたことが、今回支えにもなりましたし、新たにもう1シーズン、この皆さんとつくり切ることができ、貴重な体験が出来ました。また、今回から加わって頂いた、木村文乃さん、馬場園梓さんが新しい風を吹かしてくださり、その中で一緒につくれたことがチャレンジングかつ刺激的な経験になりました」とコメント。また「2回目だからこそ大変な部分があったと思いますが、いまふり返ってみると、それ以上に楽しかったです。そう思えるのは、このチームで撮影が出来たからだと思っています。本当にありがとうございました!」と感謝を述べた。佐田篤弘役の香川照之は、「皆さん、連日夜遅くまでの撮影、お疲れ様でした。またキャストの皆様も、本当に知恵をふり絞って、体力を振り絞って、毎日毎日を、精一杯やり抜けてきました。そのことをしかとみておりました。本当にお疲れ様でした。木村ひさし監督のいままでの経験が花開き、SEASON IIも同じスタッフでこうしてまとめ上げられたことに感謝致しますし、厳しい撮影を全て笑顔で乗り切ったスタッフは99.9の誇りです」と労いの言葉をかけ、「また近い将来このメンバーでお会い出来たら、と思います」と続けた。そして、今シーズンからの参加となった尾崎舞子役の木村文乃は、「嬉しいことも、楽しいことも、悔しいこともたくさんありましたが」と撮影をふり返り、「SEASON IIから仲間入りさせていただいて、最後まで5か月間、皆さんと色々な感情を共有出来たことが宝物です。皆さん本当にお世話になりました」とコメントしている。3月18日(日)放送の最終回(第9話)は、「Hey! Say! JUMP」中島裕翔や、元横浜DeNAベイスターズの三浦大輔、前シーズンで立花彩乃役を演じた榮倉奈々などが出演し、2時間のスペシャル版で放送。極めて困難な開かずの扉ともいえる「再審請求」に深山(松本さん)たちが挑むことで、弁護士・裁判官・検察官、三者それぞれの立場における信条を描き出す。「99.9-刑事専門弁護士- SEASONII」は最終話は3月18日(日)21時~TBSにて2時間スペシャル放送。(cinemacafe.net)
2018年03月16日藤ヶ谷太輔、痩せたなあ~! まず思ったのはそれだ。舞台『そして僕は途方に暮れる』に主演するにあたり、稽古で3キロほど痩せたそうだ。気鋭の作家・三浦大輔の演出は、緻密で、リアリティーを求めるものなので、精神的なものかと思ったが、藤ヶ谷の役は、その三浦自身を投影している。三浦はかなり痩せて、影のある風貌をしているので、そこに近づいてしまったのかもしれない。○BUSAIKU判定でもおかしくない主人公作家を投影した菅原裕一という役は、自堕落な日々を送っていて、恋人(前田敦子)、親友(中尾明慶)、バイト先の先輩(米村亮太朗)、学生時代の後輩(三村和敬)、姉(江口のりこ)……と次々と頼り、その都度、関わった人たちを怒らせ、怒られたくなくて、問題から向き合うことなく逃げてしまう。ついには故郷の母(筒井真理子)の元へと逃避するが、そこでもうまくいくわけはなく……逃げ場がなくなったとき、出会ったのは、家を出ていって何年も経つ父親(板尾創路)。この親にしてこの子ありという感じで、父こそ、あらゆることから逃げていた。つまり、逃げまくった末路の見本を目の前にして、裕一はどうするのか……というのがだいたいの流れだ。この舞台を紹介する記事で、「バラエティ番組『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)での、彼女への対応がカッコイイかブサイクか判定するコーナーで低評価をとることがあまりない藤ヶ谷が、対人関係がうまくいかない人物を演じることが興味深い。」(『週刊SPA!』2018年3月6日号)と書いたように、藤ヶ谷は人に対してきちんと接するイメージがあった。姉役の江口のりこに取材をしたとき「稽古初日から稽古場に対して心を開いているところが凄い。なかなかそんなことできないから」(『プラス アクト』2018年4月号)と言われていた藤ヶ谷が、裕一を演じると、とことん人と目を合わせず、だらだらしていて、他人の家にお邪魔したときも、ついつい実家にいるかのように全力で甘えて、まったく気が利かない。『キスマイ超BUSAIKU!?』で言ったら、「超BUSAIKU」判定を受けるに違いないその態度に笑ったり、いらっとしたり、自分にもそういうとこあるかも……とギクリとしたりしながら観た。それに、部屋でだらだら過ごす藤ヶ谷の姿の無防備な感じも、覗き見気分で楽しめるのではないかと思う。○ハードルの高い仕事に挑む藤ヶ谷『そして僕は途方に暮れる』は2幕構成。1幕目は裕一と恋人や友人知人、家族の一対一のやりとりで、2幕目は実家で向き合う人数が増えていく。裕一の関係者も、いなくなった彼を心配して連絡をとりあうなどして関わりをもっていくが、基本的に、裕一と相手による2人芝居の総当たり戦。にもかかわらず、誰に対しても"ちゃんと向き合わない"という、ある意味苦行に、藤ヶ谷はみごとに耐えて、やりきっているところが見事だ。ものすごく悪いことを言ったりやったりする人物のほうが、動きのバリエーションもつけやすいが、悪い人ではなく、ただなんとなく逃げ腰っていうほうが難しいと思う。しかも、人と向き合って会話するよりも、LINEで済ますような現代人で、LINEを打つ演技ってあまりやりようがない。そういうところがあるのが、この作品の面白さで、裕一に対する人たちは熱をもって彼に当たるが、それをスルーしたり、ネットで済ましたりする希薄なコミュニケーションのリアリティーを3時間近くも演じ続けるのは、やはり苦行と思うが、公演をやり遂げたら、俳優として飛躍できるだろう。ずいぶんとハードルの高い仕事に挑んだ、その姿勢に感動を覚える。○★ここからややネタバレありただ、じょじょに変化もあって。救いようのない人ではないのだなと思うし、逃げて、逃げて……、その結果、ある瞬間、裕一が他者に対していままでにないリアクションを見せることがあって、そのときの藤ヶ谷の見せる、明らかな違いには目を見張るものがある。とにかく、思いがけない展開が待っている。長い時間、はっきり言葉にしない登場人物の気持ちを観察し続けた結果のサプライズを、どう捉えるかは、人それぞれ……。最後に。藤ヶ谷太輔、ダッフルコート、似合うなあ!ダッフルコートは、青春の苦さの象徴だなあと思う。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月15日映画『娼年』の完成披露舞台挨拶が3月12日(月)、都内にて開催され、主演の松坂桃李、三浦大輔監督、真飛聖、冨手麻妙ら共演者たち13名が豪華集結した。同作は、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ石田衣良の同タイトルの恋愛小説が原作で、2016年の舞台と同じ松坂桃李×三浦大輔のコンビで映画化。退屈な日常を送る20歳の大学生・森中領(もりなかりょう/松坂さん)は、会員制ボーイズクラブのオーナー・御堂静香(真飛さん)に誘われ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初は戸惑ったものの、リョウは様々な女性たちと身体を重ねながら、彼女たちの心の奥に隠された欲望や心の傷を優しく愛し、自らも少しずつ成長していく。イベントには、松坂さん、真飛さん、冨手さん、三浦監督のほか、猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、大谷麻衣、佐々木心音、西岡徳馬、江波杏子が出席。■松坂桃李、過酷撮影を振り返る作品が完成した心境を尋ねられると、松坂さんは、緊張や不安もあるというも、「このメンバーだったら僕に怖いものはないです」といい、「ここにいる皆さんとリハーサルがクランクイン前にできたことが大きかったです」と回顧。ただ、撮影は過酷だったようで、松坂さんは「撮影期間中は本当に『明日、休みにならないかな』とか、『三浦さん、風邪を引いて寝込まないかな』とか。実際に三浦さんは風邪を引いていたのですが、それでも現場に来ていたので、『ダメだ。この人は無敵だ』と思いました」と笑顔で振り返った。作品に関しては、松坂さんは、「僕がいままでに携わってきた作品の中で、これほど入り口と出口が違う作品もなかなかなかったなと思います。そして何よりもものすごく余韻を楽しめる作品だと思います。最初は面食らうかもしれないのですが、劇場を出るときは軽やかな会話を繰り広げられるのではないかなと思っています。それだけ、自信のある作品です」と胸を張った。■松坂桃李、共演の女優陣から絶賛され照れ笑い!?イベントでは、松坂さんが演じる娼夫「リョウ」と関係を持つ女性たちが勢揃いした形になった。松坂さんの魅力が話題にあがると、冨手さんは、出会いの場面は最初の方に撮り、最後のシーンは最終日に撮る「順撮り」という手法で撮影が行われたことを紹介し、「久しぶりにお会いしたときに、本当に、リョウ君として全然違う人間になっていたといいますか。映画とともに、リョウ君という存在がものすごく変わっていたのが、私から見て、役者としてさすがだなと尊敬しました。すごく大変な撮影だったのに、バナナ1本しか食べている姿を見なかったのですよね。あまりごはんを食べていなくて。一番大変だったのに、バナナを食べている姿しか目撃しなかったので、本当に体力があるなと思いました。松坂さんのおかげでこの作品はすばらしいものになりました」と絶賛。冨手さんの言葉を受け、松坂さんは「嬉しいです」と目を輝かせたが、バナナに関しては「集中できるので」と説明。「別に好きではないのですが」と付け加えて笑いを誘った。桜井さんも「リョウの無気力さのようなものの中にちゃんと品があるといいますか、それは本当に松坂さんがお持ちの雰囲気だと思うのですが、それがすごく役にぴったりで、いい雰囲気が出ていました。本当に素晴らしいなと思いました」と松坂さんの俳優としての資質に脱帽の様子。馬渕さんは、「寒い時期のロケでした。待ち時間などは、役者さんはスタッフさんがベンチコートみたいなものをすぐに羽織らせてくれたりするのですが、一切、着なかったのです。『いや、俺はいいです』みたいな。それが、なんでなのだろうと思って。自分で自分を追い詰めていらっしゃるのか。でも、聞くに聞けなくて」と述懐し、松坂さんに「なんでだったのですか?」と質問。松坂さんは「なんでだったのですかね。…『どうせまた、すぐに脱ぐし』と思っていたので」と答えたが、馬渕さんが「結構、長いこと待っていましたけど」と口にすると、「たぶん、自分の中で気合いを入れていたのだと思います」と照れ気味にコメント。馬渕さんは「すごくストイックな方だなと思いました」と舞台裏での松坂さんの姿に感動していた。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(竹内みちまろ)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年03月12日映画『娼年』(2018年4月6日公開)の完成披露上映会が12日、都内で行われ、松坂桃李、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、西岡德馬、江波杏子、三浦大輔監督が登場した。同作は石田衣良による同名小説を映画化。無気力な大学生・森中領(松坂)は会員制ボーイズクラブ「パッション」で「娼夫」となり、女性の欲望を引き出していく。2016年8月には松坂主演、三浦大輔演出で舞台化され、当日券を求める人々で長蛇の列となった。大胆に谷間を露出した佐々木や、シースルー&スリットのドレスで肌と美脚をチラ見せした馬渕など、女優陣は艶やかなドレス姿で登場。R18+作品で、馬渕は「ちょっと変わった性癖を持っているといいますか、普通の行為じゃ満足できない女性の役です」と自己紹介するなど、女優陣は赤裸々に役柄を説明した。西岡と夫婦役を演じた佐々木は「とても歪んだというか、不思議な愛情表現を持つ夫婦でして、楽しくセックスさせていただきました。お楽しみください」とあっけらかんと言い放つ。さらに「なんだかよく分からないうちに撮影が終わっていた」という西岡は、「私のシーンはねえ、ほとんど桃李と心音ちゃんの格闘技みたいな(性行為)シーンで、車椅子に乗ってじっと見てた」と明かした。西岡は「監督が妥協しないので何回も何回もやって本当に大変でしたよ、あれは」と振り返り、「ご苦労様でした」と渋く明るくねぎらった。
2018年03月12日俳優の松坂桃李が12日、都内で行われた主演映画『娼年』(2018年4月6日公開)の完成披露上映会に、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、西岡德馬、江波杏子、三浦大輔監督とともに登場した。同作は石田衣良による同名小説を映画化。無気力な大学生・森中領(松坂)は会員制ボーイズクラブ「パッション」で「娼夫」となり、女性の欲望を引き出していく。2016年8月には松坂主演、三浦大輔演出で舞台化され、当日券を求める人々で長蛇の列となった。その内容からR18+作品となっているが、松坂は「なにかあったら三浦さんのせいでもあるので、そういう責任を割り勘しよう」と監督に話しかけ、「このメンバーだったら僕に怖いものはないですね」と自信を見せる。三浦監督は「僕のせいなんですけど、スクリーンに苦労は刻まれてるかなと思っております」と苦笑した。相手役を務めた女性陣に松坂の印象を尋ねると、冨手は「バナナ1本しか、食べてるところを見なかったんですよね。一番大変だったのにすごい」と感心。松坂は、バナナが好きなわけではないが「集中できるという意味で食べてました」と明かした。桜井は「バーのシーンのリハーサルで、お酒を入れるメジャーカップを持たれていた指2本が、ずっとプルプルプルプル震えてて。不器用な方なのかなあと。いい意味で、場がほぐれた」と暴露。一方で「作品を見てからは、領の無気力さの中にちゃんと品があるというか。松坂さんの雰囲気がすごく良い風に出てた」と演技を称賛した。馬渕も「結構寒い時期のロケだったんですが、待ち時間にベンチコート羽織らせてもらったりするのに、一切着なかった」と松坂のストイックな様子を明かす。意図を聞かれた松坂は「なんでだったんですかね、多分自分の中で気合いを入れてた……」と苦笑し、女優陣からの様々なエピソードにたじたじになっていた。
2018年03月12日石田衣良の恋愛小説を、舞台版と同じく松坂桃李×三浦大輔のタッグで贈るR18+愛のドラマ『娼年』。この度、映画化困難と言われた本作の予告編が公開された。今回到着した予告編では、アルバイトでバーテンダーとしてカウンターに立つ領(松坂さん)が、「女なんてつまんないよ」「セックスなんて手順の決まった面倒な運動です」と呟く場面からスタート。そして、大学生活や女性との関係に退屈している領を、会員制ボーイズクラブ「Le Club Passion」のオーナー・御堂静香(真飛聖)がスカウトし、娼夫・リョウになる…。また、「欲望の種類は無限にあるわ」と静香が言う通り、「人を待つのってすごくじれったいでしょ?そのじれったいのが好き」と言うヒロミや、「うちの人、私が乱暴にされるのを見ると喜ぶようなんです」とリョウをたじろがせる泉川夫妻など、様々な欲望と想いを持った人々が映し出され、リョウとの濃密な時間が展開していく。しかしそんなある日、同級生の恵とホストの進也に娼夫として働いていることが知られ非難されるが、リョウは「欲望の秘密は、その人の傷ついているところや弱いところにひっそりと息づいている」と娼夫という仕事にやりがいを感じるようになっていた。ひとりの青年が女性たちと出会うことで、次第に変化していく様子が感じられる映像になっている。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年03月09日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が5日、主演舞台『そして僕は途方に暮れる』 の公開フォトコールに登場し、前田敦子、中尾明慶、板尾創路とともに取材に応じた。同作は演劇ユニット・ポツドールの代表で、映画監督としても活躍する三浦大輔によるオリジナル新作。自堕落な生活を送るフリーター・菅原裕一(藤ヶ谷)は、恋人、後輩、家族を芋づる式に裏切り、あらゆる人間関係から逃げ続けるが、家族から逃げていった父に出会い変わっていく。裕一はなぜ逃げ続けたのか、最後にどのような決断をするのか。フォトコールでは、藤ヶ谷と中尾の"生着替え"シーンも披露された。すべてから逃げる男を演じ、レポーターからも「観ていてムカついた」と言われると、藤ヶ谷は「作戦通りですね。三浦さんにいろいろ鍛えていただいたのが出てたのかなって、自信になりました」とニヤリ。藤ヶ谷が演じた裕一は三浦、前田が演じる恋人の里美は三浦の彼女がモデルになっているというが、藤ヶ谷は「稽古中も話し方とか姿勢が感じを盗みつつ、わからないことも聞いて、リアルな話を聞けた」と振り返った。Kis-My-Ft2のメンバーで"裕一ぽい人"を尋ねられると、悩んだ末に「やっぱ宮田(俊哉)さんあたりは、本当は心で思ってることと違っても『いいね!』って言って、その後に『良くない』って顔をしてる。たまにテレビとか見てても、『ははは』と言って、目が笑ってない時がある」と暴露し、「多少参考にしましたね」と明かした。また、以前に舞台で共演経験がある中尾は、藤ヶ谷について「すごくいい匂いがする座長ですね。とてもいい香りがして」と笑顔を見せる。「甘い匂いがするんですよ。こんな甘い匂いする座長は初めてなので、後半ちょっと友達同士で抱き合うシーンがあるんですけど、その匂いを楽しみに頑張ってます」と裏側について話した。中尾から「前回よりも舞台を楽しそうにやられてるなという印象があります」と言われた藤ヶ谷は、「この前は、ストレートプレイが初めてだったので、悔しさしか残らなかったですね。できないことばかりで。今回は楽しみながら」と成長を見せた。東京公演はBunkamuraシアターコクーンにて2018年3月6日~4月1日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて4月9日~15日。
2018年03月06日元AKB48のメンバーで女優の前田敦子が5日、藤ヶ谷太輔主演舞台『そして僕は途方に暮れる』 の公開フォトコールに登場し、中尾明慶、板尾創路とともに取材に応じた。同作は演劇ユニット・ポツドールの代表で、映画監督としても活躍する三浦大輔によるオリジナル新作。自堕落な生活を送るフリーター・菅原裕一(藤ヶ谷)は、恋人、後輩、家族を芋づる式に裏切り、あらゆる人間関係から逃げ続けるが、家族から逃げていった父に出会い変わっていく。裕一はなぜ逃げ続けたのか、最後にどのような決断をするのか。座長の藤ヶ谷について、前田は「すっごい真面目だし、距離感をすごく考えてもらっているので、難しいですよね。あんまり仲良くないです。今」と笑顔で語る。祐一に裏切られる恋人を演じているため「あんまり普段からペラペラ喋るのはなんか違う気がする」と心境を明かし、「観てもらうと分かりますが、藤ヶ谷さんはずっと舞台にいるので、コミュニケーションどうこうより、役でどういう距離感でいるのかが一番なのかな。知りすぎない方がいい気がする」と真意を説明した。それぞれの人物が藤ヶ谷と対峙するような構成に、藤ヶ谷は「全員のシーンも全然ないんですよ」と解説し、「仲悪いとかではないんですよ。でも三浦さんからも『僕が出す空気が静かすぎるからこうなっちゃうのか、1日だけ盛りあげようか』と相談されて。『多分、無理なさらないほうがいいんじゃないですか』というお話もしました」と様子を語った。板尾は「シーンとしてます。(自分が出番のない時に)何回も居眠りした」と驚きの発言の一方で、演技に当たっている俳優陣は「すごい集中してる」と雰囲気を表した。
2018年03月06日’80年代前半、甲子園を熱狂させたヒーロー荒木大輔さん(53)。だが、プロではさまざまな壁にぶち当たった。度重なるケガと過酷なリハビリ。どん底を味わっているときに出会ったのが、のちに結婚する女優でモデルの相田寿美緒さん(54)だった。行動力のある妻に引っ張られて、荒木さんも前に進むことができた。引退後に解説やコーチ業をするうえでも、常に支えになってくれた妻の存在は大きかった――。 野球解説者としてもおなじみの荒木さんは、かつては「大ちゃん」の愛称で親しまれた甲子園の大スター。早稲田実業の1年生投手として’80年夏の甲子園大会で準優勝を果たした彼は、端正なマスクで渾身のストレートを投げ込み、世の女性たちを熱狂させた。 「1回戦の試合は、宿舎だった旅館のご主人と女将さん、バイトのお手伝いさんの6~7人に、『行ってらっしゃい』と見送られて出かけたんです。しかし、試合が終わって帰ってきたときには、その宿舎にたどり着けないほど、女性たちでごった返していて」(荒木さん・以下同) すさまじい、大ちゃんフィーバーの始まりだった。 「3~4時間で、世界が変わってしまっていた。もう、ワケがわからないですよね。それからは宿舎から出ることができなくなってしまいました」 ブームは熱狂的だった。’80年の新生児の名前、男児1位は「大輔」だ。中日ドラゴンズの松坂大輔(37)も、’80年9月生まれで、荒木さんの活躍にあやかった1人だった。その“大ちゃんフィーバー”は高校3年間のみならず、ドラフト1位でヤクルトスワローズに入団してからも、日本中に吹き荒れたものだった。 ’83年、人気投手として、鳴り物入りでヤクルトに入団。本拠地の明治神宮野球場には、目当てのファンの殺到を防ぐため、グラウンドからクラブハウスまでの地下通路、通称「荒木トンネル」が作られた。 「いや、僕が入ったときにはすでにありましたからね。僕のために設計されたわけではないと思いますよ」 そんな誤解も生まれるほどの人気とは裏腹に、荒木さんはプロになって初めて“負け続ける”ということを知った。 「それまで野球は、やれば勝てるものでした。しかし、当時のヤクルトは万年最下位。負け続けるということは、僕が打たれるということです」 精神的にも、つらいプロの洗礼を受けた荒木さん。打たれてはファームで調整して、1軍に戻るという、行ったり来たりの日々が続いた。 それでもプロ3年目の’85年、6勝をあげた荒木さんは、’86年の開幕投手に選ばれた。オールスター戦ではファン投票1位で、先発投手。’87年にはプロでも一流投手の証しとされる10勝を挙げ、さらなる活躍が期待された翌’88年、シーズン途中で右肘をケガ。戦線を離脱する。 「いつからなのか定かではありませんが、どこかで確実に、腱が切れていたわけです」 8月、アメリカのスポーツ医学の権威・ジョーブ博士の手術を受けた。切れた右肘じん帯の代わりに、左手首の腱を移植した。 「手術は成功しましたが、ジョーブさんに渡されたメニューを見ながら一人でリハビリをしているうちに、移植した腱がまた切れていたことがわかったんです」 当時は専門のスタッフなどいないなかで復帰を焦るあまり、リハビリを急ぐ気持ちもあったという。翌年の再手術を経て、ようやく回復が見えた’91年。今度は腰の椎間板ヘルニアを発症。 「強烈なしびれと痛みで食事もできないくらいでした。復帰を心配する以上に、寝たきりになるのかなという不安のほうが大きかったですね」 結局、24歳から28歳という選手として伸び盛りの時期を、ケガとの闘いに費やした。光と影を味わったスター。それが以降の荒木さんの強みになった。 当時、荒木さんは、どん底状態の自分を支える人と出会った。後に妻となる寿美緒さんだ。それは、4年間のリハビリ期間中のことだった。 「プレーを離れていたその時期は、騒がれることもないので、ある意味、プロになって初めてホッとする期間でもあったんですよね」 カネボウ化粧品のCMモデルで、女優としても活躍した寿美緒さんは、野球のことはほとんど知らない女性だった。 「王さん、長嶋さんくらいしか知らなくて。僕のことも、名前は聞いたことがあるっていうくらい(笑)。それは、僕にとって、いいことでした」 荒木さんを決してファン目線で見ない寿美緒さんは、一緒にいて楽な女性だった。 「試合に出かけるとき、『打たれないで』って祈るように手を合わせられたら、たまらないですよ。重荷になりますから。彼女には現役時代も、だいぶ助けられました。僕が復帰できた要因の1つです。故障してから出会った彼女に、『俺は野球選手なんだぞ』ってところを見せたいという思いもありましたね。いまの僕があるのも、彼女のおかげなんです」 ’92年、球団から、今シーズンに復帰がなければ、来期の契約は難しいと通告を受けた。荒木さんは諦めなかった。同年9月24日。対広島戦7回表、2アウト、ランナー一塁、バッターは4番・江藤という緊迫の場面で、アナウンスが流れた……「ピッチャー、荒木」。1,541日ぶりの1軍復帰だ。マウンドに上がった荒木さんを迎えたのは、神宮の森にこだまする大歓声だった。 「このときね、ものすごい拍手をもらったんです。ヤクルト側だけじゃなく、広島のファンからも。そんな経験は初めてでした」 江藤を見事、空振り三振に打ち取り、復活をアピール。荒木さんは、その後も2戦に先発し、ヤクルトはその年、リーグ優勝を果たす。翌’93年には8勝し、日本シリーズ初戦で先発。勝利投手となり、チームを日本一に導いた。 しかし、2度の手術を受けた右肘の頑張りもここまで。’96年には横浜ベイスターズへ移籍したが、1シーズンのみで現役を引退した。 寿美緒さんとは、日本一になった’93年のオフに挙式。寿美緒さんは芸能界を引退した。 ’99年には1年間、渡米して、インディアンズの2Aでコーチ修業をしている。以降、西武やヤクルトで1軍投手コーチを歴任し、野球解説者としても活躍。そして、今年から北海道日本ハムファイターズ・ファーム(2軍)監督に就いた。 「彼女は、何でも行動できる強い女性です。渡米した直後も、ランゲージスクールの願書を一人で取りに行って、どんどん話を先にすすめていました。『女性って強いなぁ』って思いましたよ。変な言い方かもしれないけど、僕を引っ張っていってくれる人です」 荒木さんは今後、ファーム監督から、1軍監督を目指していくのだろうか。 「どうかなぁ。いまはファーム監督業を好きになってきています。ファームで頑張っているけれど、チャンスに恵まれない選手を取り上げることで、夢や希望を与えたい。欠点を直すより、長所を伸ばしてあげたいですね。魅力ある選手がたくさんいますので、ファームの選手が上に行って、それこそ1億円プレーヤーになったら……。そんな楽しさはほかにないでしょう」
2018年03月03日性の極限を描いたセンセーショナルな内容で話題を呼び、直木賞候補にもなった石田衣良の恋愛小説を、2016年の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化する『娼年』。早くも話題騒然の本作の撮影に臨むにあたり、松坂さんは前作撮影終了後からわずか1日半で、見事なまでの切り替えを見せたという。この数年、多彩な役に挑戦し、振り幅の広い俳優として進化し続ける俳優・松坂桃李。2009年「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー後、単独初主演の映画『ツナグ』(12)、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(12)、大河ドラマ「軍師官兵衛」(14)などで大きな注目を集めてきた。その後も演じた役柄は、『日本のいちばん長い日』(15)の血気盛んな青年将校・畑中健二役、『ピース オブ ケイク』のオカマの天ちゃん(15)、『劇場版MOZU』の殺人鬼・権藤剛役(15)と実にさまざまだ。演技の幅を広げつつ、最も対極にある役柄に挑む最近では、連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの夫を務めつつ、『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)ではペラペラなゲス男・水島真役、『パディントン2』(18)ではクマの紳士パディントンの吹き替え声優を務めるなど、あらゆる役柄に挑んでいる。そんな中、最大限に真逆に振れたのが、「ゆとりですがなにか」(16・17)の童貞の小学校教師・山路一豊役と、本作『娼年』の娼夫・リョウ役だろう。実は、その対極にある役柄を演じた2作品は、撮影時期が2017年の春、スペシャルドラマ「ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編」クランクアップ後、わずか1.5日後に映画『娼年』の撮影が開始された。つまり、松坂さんは“童貞”から“娼夫”へ、その短期間でシフトチェンジを果たしたわけだ。「リョウはすでに自分の中にあった」だが、松坂さんは「舞台をやっていたので、リョウはすでに自分の中にあったのが大きかったです。流れも把握していましたし。だからこれだけ濃い作品に1.5日でクランクインできたのだと思います」と涼しい顔。むしろ、舞台の感覚をとり戻すというより「映画化の話を聞いたときから頭の片隅にずっとあり、モチベーション、スタンスの準備はしていました」と言う。加えて、『娼年』ならではの切り替え術を、「今回は、その1.5日の間に渋谷に移り住んだんです」と激白する松坂さん。「環境を変えました。撮影期間中(約3週間)はずっと渋谷のビジネスホテルに住んでいました。この作品は、その日の撮影での熱量を次の日も冷まさない状態に保ちたかったのですが、家に帰ると好きなマンガやゲームがあってリフレッシュしてしまうので、半ば強制的に自分を追い込むためです。撮影場所も渋谷が多かったですし」と語る。さらに、「自宅から通ったら、現場に行っていなかったかもしれません。撮影があまりに過酷で…。この作品を身近なところに置く。それが重要でした」と、まさに渾身の撮影現場をふり返ってもいる。30代を見据え、難役もいとわず走り続ける松坂さんが「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語る本作で、どんな景色をみせてくれるのか、期待せずにはいられない。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:娼年 2018年4月6日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開© 石田衣良/集英社2017映画『娼年』製作委員会
2018年03月02日2001年の直木賞候補となった石田衣良の恋愛小説を、松坂桃李×三浦大輔のコンビで映画化した『娼年』。この度、2種類のポスタービジュアルが公開された。“女性の身体と心が解放されていく物語”であると同時に、松坂さん演じる“リョウの成長ドラマ”でもある本作。リョウが娼夫の仕事を通じて女性たちの欲望を解放していく過程で、彼女たちの心の奥底に潜む想いを受け止め、娼夫としても人としても「成長」していく。到着したポスタービジュアルは、そんな娼夫・リョウが夜の街に佇む本ポスタービジュアルと、女性を抱くリョウの姿を捉えたポスタービジュアルの2種類。「僕を、買ってください。」というコピーが書かれた本ポスタービジュアルは、バックのネオンが非日常的な娼夫の世界に足を踏み入れたリョウを引き立てている。真っ直ぐにこちらを見つめるリョウにそう語りかけられたら…。一方、女性を抱くリョウを写したビジュアルでは、「そして僕は、娼夫になった――」というコピーが。全てを脱ぎ捨てることで初めて現れる、奥深い人間ドラマが垣間見えるリョウの表情に思わず惹き込まれてしまいそう。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月24日2016年の舞台と同様、松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化した『娼年』。このほど、松坂さん演じる“娼夫”リョウに客として出会い、欲望を解放していく女性たちの場面写真が公開された。劇中には、女性専用コールクラブ「Le Club Passion」のオーナー・御堂静香(真飛聖)がリョウに、「女性の欲望はあまりにも広くて、予測不能で圧倒されてしまう」と語るシーンがあるが、まさに年代もタイプも違う女性たちがそれぞれの欲望や想いを抱える客として登場。そんな女性たちと、彼女たちを受け入れるリョウとの人間ドラマが繰り広げられていく。今回公開された場面写真にはその女性たち、白崎恵役の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY - リミット・オブ・スリーピング ビューティ』の桜井ユキ、近年舞台で活躍するイツキ役の馬渕英里何、舞台・ドラマなど出演多数の主婦役の荻野友里に、映画『最低。』で主演を務めた紀子役の佐々木心音、映画『向こうの家』が控えるヒロミ役の大谷麻衣、老女役のベテラン女優・江波杏子の姿が。また、本作では、こうした彼女たちとリョウの物語が展開するたびに東京の主要な都市が映し出されていくのも特徴的。その意図について三浦監督は、風景を描くことはできなかった舞台と比べ、映画ではそれが実現できることから「作品にリアリティを与える意味でも、東京のいろいろな街を切り取りたかった思いがありました。その効果も相まって、最終的には、現実と非現実がちょうど良いバランスで混在している作品になったと思っています」と語っている。新宿、表参道、池袋、渋谷、鶯谷、そして熱海と、街に溶け込みながら待ち合わせに向かうリョウと女性たち。そのときの彼らの心情にも思いを馳せながら風景も楽しんみて。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『娼年』(2018年4月6日公開)の追加キャストが16日、明らかになった。同作は石田衣良による同名小説を映画化。無気力な大学生・森中領(松坂)は会員制ボーイズクラブ「パッション」で「娼夫」となり、女性の欲望を引き出していく。2016年8月には松坂主演、三浦大輔演出で舞台化され、当日券を求める人々で長蛇の列となった。今回は松坂桃李演じる”娼夫”リョウに、客として出会う女性たちと、その場面写真が公開された。紀子役の佐々木心音、白崎恵役の桜井ユキ、イツキ役の馬渕英里何、主婦役の荻野友里、老女役の江波杏子、ヒロミ役の大谷麻衣。様々な女性がそれぞれの欲望や想いを抱え、客として登場し、彼女たちを受け入れるリョウとの人間ドラマが繰り広げられる。また、同作ではリョウと女性たちが出会うたびに東京の主要な都市が映し出されるが、三浦大輔監督はその意図について、「作品にリアリティを与える意味でも、東京のいろいろな街を切り取りたかった思いがありました。その効果も相まって、最終的には、現実と非現実がちょうど良いバランスで混在している作品になったと思っています」と語る。新宿、表参道、池袋、渋谷、鶯谷、熱海と、様々な街でリョウと女性たちの濃密な時間が描かれることになる。
2018年02月16日2016年の舞台と同じく、主演・松坂桃李×三浦大輔監督のコンビで石田衣良の恋愛小説を映画化する『娼年』。この度、本作に出演する冨手麻妙、真飛聖、猪塚健太の場面写真が公開された。今回到着した場面写真は、松坂さん演じる“娼夫”リョウが働く女性専用コールクラブ、「Le Club Passion」のメンバーたち。まず写真中央に写るのは、真飛さん演じる御堂静香。森中領(松坂さん)の元に、中学校の同級生・田嶋進也(小柳友)が連れてきたのがこの静香。領に興味を持った静香は、自分の家に招き入れ、“情熱の試験”を受けさせるのだが、実はそれは静香が手がける女性専用コールクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験。そして、そのとき領の目の前に現れたのが、写真左、冨手さん演じる耳が聴こえない謎の女性・咲良だ。さらに、娼夫「リョウ」として仕事を始めたある日、静香から紹介される猪塚さん演じるクラブのトップクラスの売上を誇る平戸東(通称:アズマ)が、写真右に写っている。なお、猪塚さんは舞台版「娼年」でも同役で出演していた。『娼年』は4月6日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月05日昨年末に紅白の初出場も果たし、抜群の歌唱力と卓越したダンス技術で国内でも傑出した存在となっている、三浦大知さん。三浦さんのステージを長年ともに作り続けるほか、いち“ダンサー”の域を超えて世界を舞台に活躍する4人組ダンスパフォーマンスチーム、s**t kingz(シットキングス)。ダンスを選んだ2組のスペシャルトークをお届けします。――三浦さんがシットキングス(シッキン)と共演したいと思ったきっかけは何でしたか?三浦:すごいダンスユニットがいるという噂を聞き、クラブのショーを見に行ったんですよ。ダンスのうまさはもちろんだけど、4人はすごく仲がいいし、家族のような空気感がいいなぁって。それでNOPPOさんに『Inside Your Head』(2008年リリースのシングル)のMVに出演していただいて、続いてのイベントは全員一緒に出たんだよね。shoji:オファーをいただいたときは、ワオ!僕らが昔から憧れていた大知君と共演!そこに行っていいんですかー、って、相当興奮しました。Kazuki:知り合う前はめちゃライバル視していたんですよ。オレらはアンダーグラウンドで頑張るから、メジャーでどうぞ、って。でもいざ会ってみたら、ヨロシク~、と一瞬で気持ちが変わった(笑)。三浦:そうだったんだ(笑)。NOPPO:大知は接し方でもなんでも、すごくダンサーを尊重してくれるんですよ。“アーティスト”という感じがしない。友達同士の感じなんです。シッキン一同:そうそう。Oguri:アーティストから振付をもらう経験も、大知がはじめて。普通はダンサーが先に振付して、後でアーティストさんに憶えてもらうんですが、大知のリハーサルは、本人がいないと始まらない。現場でコミュニケーションがたくさん取れるのが楽しくて。kazuki:しかも上手な振付を持ってくるんだよね。Oguri:自分で振付するときも、“あ、やべえ、大知の影響を受けちゃってる”って思うこともよくある。三浦:それは僕の作戦にまんまと引っかかってる!実は先にみんなのエッセンスをいただいているんだよ。あれ、似てる?と感じるのは、もともと4人の振りだったりするよ。Oguri:マジで!?巧妙すぎる(笑)。とはいえ、大知のフィルターを通して作られているので、新鮮に感じるな。三浦:出会って10年近く経つけど、会うたびに4人それぞれが刺激を持ってきてくれるチームだよね。どこの世界でも、メンバーが固まると多少マンネリ化することがあるけど、シッキンにはそれがない。そういう関係があるから楽しいし、一緒に踊れる喜びを感じるんです。――三浦さんの作る振付は、やはり歌を第一に考えたものなのでしょうか?三浦:歌のためのダンス、が大前提ですが、その感覚が彼らと似ていると感じています。普通は、いい意味でも悪い意味でも、ダンサーによって聴いている音が全く違うと感じるのですが、4人とは感じているものがとても近い気がします。shoji:普通、昔作った振付の曲を踊ると、“この感じ、ちょっと恥ずかし~!”って感じることがある。でも、大知が振り付けた曲って、振りが古いと感じたことがないんですよね。毎回、その時どきの新しいエッセンスが入っているのに、古くならない。それってすごいことだと思う。Oguri:ベーシックなことを大事にしているからかな。基本がなくて中途半端な振付だと、踊っていても楽しくない。大知の振りは、いつ踊っても古さを感じないんだよね。三浦:おおー。ここはぜひ詳しく書いておいてくださいね。シッキン一同:(笑)みうら・だいち‘87年8月24 日、沖縄県生まれ。‘05年ソロデビュー。天性の歌唱力に加え、抜群のリズム感を見せるダンスで国内外の人々を魅了する、日本を代表するエンターテイナー。昨年末の『第68回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。シットキングス‘07年結成。米コンテスト「BODY ROCK」で2年連続優勝を果たして以来、世界中から注目を浴びるユニット。海外イベントへの出演から単独舞台公演、夏フェスまでボーダーレスに活躍中。振付家としても引っ張りだこ。通称シッキン。三浦/ベスト¥60,000シャツ¥42,000(共にオールモストブラック/アイデア バイ ソスウTEL:03・3478・3480)ジャケット¥49,000(エトセンス/エトセンス オブ ホワイト ソースTEL:03・6809・0470)パンツ¥22,000(イロコイ/イロコイ ヘッドショップTEL:03・3791・5033)シューズ 参考商品(ディーゼル ブラック ゴールド/ディーゼル ジャパンTEL:0120・55・1978)shoji/ジャケット¥287,000※スーツセット価格ポロシャツ¥42,000(共にディースクエアード/ディースクエアード 東京TEL:03・3573・5731)kazuki/ジャケット¥269,000シャツ¥208,000スカーフ¥19,000(以上ディースクエアード/ディースクエアード 東京)NOPPO/シャツ¥71,000スカーフ¥22,000(共にディースクエアード/ディースクエアード 東京)Oguri/ジャケット 参考商品パンツ 参考商品チュールレイヤードシャツ¥68,000スカーフ¥22,000(以上ディースクエアード/ディースクエアード 東京)その他はすべてスタイリスト私物※『anan』2018年1月31日号より。写真・関 信行スタイリスト・村田友哉(SMB international./三浦さん)Babymix(s**t kingz)ヘア&メイク・外山龍助(KIDMAN/三浦さん)新宮利彦(VRAI/s**t kingz)取材、文・北條尚子
2018年01月30日女優の綾瀬はるかとバンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストの高橋大輔が30日、都内で行われた「コカ・コーラ」平昌2018冬季オリンピック応援キャンペーンPRイベントに出席。会場に設置されたリンクでスケートを披露した。現在放送されている同キャンペーンのテレビCMで共演した2人。綾瀬はフィギュアスケート選手、高橋はコーチ役として登場したが、高橋は綾瀬のフィギュアスケート衣装について「綾瀬さんはおきれいなのでフィギュアスケーターにいそうだなと。まったく違和感がなかった」と太鼓判を押した。そして、会場に設置されたリンクに降りて2人でスケートを披露。「幼少期のころに家族や友達とたまに滑りに行ったりするくらいですが、少しあります。25年くらい前の話」と幼い頃にスケート経験があると話していた綾瀬は、その時の感覚が体に残っていたのか、最初からしっかり滑り出し、高橋は「うまい」と驚いた。2人で手をつないで息の合ったスケートも披露し、リンク中央で元気いっぱいにポーズ。「面白い」と大満足の綾瀬は、「上にくるくるんって回ってキャッチされたい」という易度の高い要望も口にし、高橋は「僕もやったことがない。次までに練習しておきます」と笑った。リンクから退場する際には、綾瀬がスピードを出そうとしてつまずき、壁に突っ込むハプニングも。会場は笑いに包まれ、綾瀬は「帰り際がスマートじゃなくて」と反省。高橋は「あの怖いもの知らずさはフィギュアスケートにも必要なので、フィギュアスケートでもトップにいかれたと思います」「体感がしっかりしていて素晴らしい」「僕よりうまい」と大絶賛だった。
2018年01月30日女優の綾瀬はるかとバンクーバー五輪フィギュアスケート男子銅メダリストの高橋大輔が30日、都内で行われた「コカ・コーラ」平昌2018冬季オリンピック応援キャンペーンPRイベントに出席した。現在放送されている同キャンペーンのテレビCMで共演した綾瀬と高橋だが、CM撮影は別々に行われ、この日が初対面。高橋が「光栄です」と照れながらあいさつすると、綾瀬も「こちらこそ光栄です」とおじぎした。綾瀬は、高橋について「表現力の深さは、お芝居と似ているのかなと思って見入ってしまう。表現力の豊かさを感じてすごい刺激をいただいています」と印象を告白。一方、高橋は「テレビの中の人という感じで、今お会いしてるんですけど実感が湧かない。本当に会えてるのかなと。テレビ以上に笑顔が素敵で、生まれてよかったなと、生きててよかったなと思っています。癒やされます」とメロメロの様子だった。会場にはスケートリンクが設置され、2人で手をつないで滑りを披露すると、高橋は「手もつなげた。こんなことできる人はいないです。ありがとうございます」と大感激。また、綾瀬に氷入りコカ・コーラを用意してもらうと、「今まで飲んだコーラの中で一番おいしい」と喜んでいた。
2018年01月30日最旬女優であるのに、どこか儚げで寂しげ、映画『愛の渦』などで妖艶な体当たり演技を見せる一方、ヒロインを大らかに包み込む親友役も演じられる門脇麦。その彼女が、現在放送中のドラマ「トドメの接吻(キス)」では山崎賢人演じるホストを“キスで殺す”謎だらけの女性を怪演し、大きな注目を集めている。20代に人気実力派がひしめく中、個性的でナチュラルな女の子からミステリアスな怪女まで演じられる門脇さんは、唯一無二の若きカメレオン女優だ。■『愛の渦』『闇金ウシジマくん』から朝ドラ抜擢見た目は地味ながら“誰よりも性欲の強い女子大生”を演じた2014年公開の『愛の渦』は、あるマンションに集った見知らぬ男女による乱交パーティの一夜を描いた物語。松坂桃李主演『娼年』の三浦大輔監督が、同じく舞台で上演した自らの戯曲を映画化したもので、本編123分のうち“着衣時間”はわずか18分(つまり残りはハダカ)という衝撃さが話題となり、門脇さんとともにW主演した池松壮亮も一躍注目を浴びた。「頭のネジが2~3本飛んでた(笑)」と、当時の撮影について語っていた門脇さんは、大胆な濡れ場もこなしヒロインを熱演。三浦監督からダメ出しを受けた“あえぎ声”をカラオケBOXでひとり練習した、という逸話もあるほど。「撮影が終わった後、私も乱交パーティに参加していたかのような変な感じがありました」ともふり返る役ヘの没頭ぶりを見せた門脇さんの名が、多くの映画関係者、映画ファンに刻まれた1作となった。続いて出演したのが、山田孝之主演の人気シリーズ劇場版第2弾『闇金ウシジマくん Part2』だ。原作の「ヤンキーくん」編と「ホスト」編を基にした本作には、門脇さんをはじめ、全国区ブレイク直前の菅田将暉、窪田正孝、柳楽優弥らも出演していた。門脇さんは柳楽さん演じる日雇い労働者からストーカーされる一方、窪田さん演じるホストに入れあげて闇金に借金、風俗へと身を落としていく10代女性を演じ、才能豊かな面々の中でも存在感を見せた。しかも、続く主演“ヨガ”映画『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』ではブレイク前夜の坂口健太郎、ディーン・フジオカとも共演を果たしている。そして翌2015年には“闇社会”から一転、“朝の顔”へ。土屋太鳳、山崎さん、柳楽さん、葉山奨之、清水富美加(千眼美子)、浜辺美波ら若手俳優が多数出演した連続テレビ小説「まれ」で主人公・まれの親友・みのり役に抜擢された。落ち着いた包容力ある優しさで先走りがちなヒロインを時にいさめ、時に癒すブレーキ役となり、門脇さんの演技も好評を得た。■菅田将暉、福士蒼汰、神木隆之介、柳楽優弥…最旬イケメンを手玉にとる!?1992年生まれの門脇さんは、東出昌大、満島ひかり&真之介姉弟、安藤サクラなどが名を連ねる「ユニマテ」に所属。2011年にTVドラマ「美咲ナンバーワン !! 」でデビューして以来、現在まだ25歳とは思えぬほど、多彩な作品で印象的な活躍を見せてきた。2013年には、森川葵と女の子同士の恋愛を描いた『スク-ルガール・コンプレックス~放送部篇~』で映画デビュー。綾瀬はるか主演の大河ドラマ「八重の桜」にも出演し、太賀が演じた徳富健次郎(後の徳冨蘆花)と駆け落ちした姪・山本久栄役を務めていた。もっとも、「あの子は誰?」とまず注目を集めるきっかけとなったのは、バレリーナ“舞”役で竹野内豊と共演した東京ガスのCM「ガスの仮面」だろう。さながら「ガラスの仮面」か『ブラック・スワン』かという展開を見せた同CMで、門脇さんはクラシックバレエ歴12年の腕前を吹き替えなしで披露、ライバルを前に豹変し「やかましい!」と啖呵を切るひと幕もあった。その後、朝ドラ「まれ」以降も躍進は続き、北川景子主演ドラマ「探偵の探偵」では強烈な“ラスボス”を演じたり、映画『合葬』では柳楽さんと“元・許嫁”という関係で再共演したり、「劇団イキウメ」の舞台の映画化『太陽』では極寒&多忙なスケジュールの中でも共演の神木隆之介から「とんでもなく素晴らしかった」と絶賛される演技を見せた。ドラマ「お迎えデス。」では福士蒼汰とデビュー作以来の共演で、“幽霊”役にもなった。『あゝ、荒野』岸善幸監督の初映画作品で小池真理子の同名小説を原作にした『二重生活』(2016)では、待望の映画初主演。じっとりとした眼差しで長谷川博己演じる隣人を尾行する彼女の姿は衝撃を呼び、恋人役菅田さんとの濃厚な“朝イチ”シーンにも挑んだ。こうした体当たりの演技は、門脇さんが高い評価を集める理由の1つにほかならない。■「ドメキス」のキス女は彼女にしかできないハマリ役!昨年は主演作『世界は今日から君のもの』を含む6本もの映画、湊かなえ原作のドラマ「リバース」と立て続けに出演、カリスマシンガーソングライターを演じた『ナミヤ雑貨店の奇蹟』では感涙を誘う歌声も披露していた門脇さん。そして2018年早々から話題沸騰中なのが、山崎さん、菅田さんに新田真剣佑、佐野勇斗、志尊淳とイマ旬イケメンたちが勢揃いする「トドメの接吻」、通称「ドメキス」だ。富裕層の女性たちを食い物にする堂島旺太郎(山崎さん)のクズホストぶり、キスでタイムリープを繰り返す謎が謎呼ぶ展開に引き込まれる人が続出。「まれ」『オオカミ少女と黒王子』と共演作が多い山崎さんに何度も何度もキスをし、タイムリープを起こさせるミステリアスなキス女を演じる門脇さんへの関心も高まっている。前回、門脇さん演じるキス女の名前が“佐藤サイコ”であることは分かったが、本名ではないはずで、春海(菅田さん)が言うように、旺太郎を“助ける”ためにキスをしている可能性も捨てきれない。正体不明でありながら、ふとした表情に妖艶さと、あどけなさや孤独をも感じさせる“サイコ”は、まさに門脇さんにぴったりのハマリ役。これからどんな豹変ぶりを見せてくれるのか、期待していたい。(text:cinemacafe.net)
2018年01月21日直木賞候補にもなった石田衣良の恋愛小説を、2016年上演の舞台と同じ松坂桃李×三浦大輔のコンビで映画化する『娼年』の公開日が4月6日(金)に決定し、あわせて本作の特報映像が到着。なお、本作のレイティングはR18+となる。到着した特報映像では、松坂さん演じる“娼夫”リョウが、「私、いますぐ、リョウくんとしたいな…」と耳元でささやかれ戸惑う表情からスタートし、リョウが女性たちの欲望の世界へ踏み込んでいくシーンが繰り広げられる。様々な女性たちと身体を重ねながら、彼女たちの心の奥に隠された欲望を解放し、自らも少しずつ成長していくリョウ。松坂さんは、本作の撮影について「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語っており、全身全霊を傾け、女性の欲望に真摯に向き合いながら、極限まで挑んだ。「“性描写”に関しては一切妥協しない」と言う三浦監督と共に臨んだ松坂さんが、「舞台同様、無になりました」とふり返る渾身の一作。まずはこちらの映像から確認してみて。『娼年』は4月6日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月16日俳優の松坂桃李が主演を務める映画『娼年』(2018年4月6日公開)の特報が16日、公開された。同作は石田衣良による同名小説を映画化。無気力な大学生・森中領(松坂)は会員制ボーイズクラブ「パッション」で「娼夫」となり、女性の欲望を引き出していく。2016年8月には松坂主演、三浦大輔演出で舞台化され、当日券を求める人々で長蛇の列となった。今回、公開された特報は、"娼夫"のリョウが、「私、今すぐ、リョウくんとしたいな……」耳元にささやかれる場面から始まる。続いてキスをする姿が薄暗く浮かび上がり、揉みしだかれる女性のセクシーなお尻のアップに。そして、「ダメ、リョウくん、そんなとこ……」という喘ぎ声とともに、リョウと艶めかしい女性の裸体が映し出される。R18+となった同作で、主役のリョウはさまざまな女性たちと身体を重ねながら、彼女たちの心の奥に隠された欲望を解放し、自らも少しずつ成長していく。松坂も「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語り、女性の欲望に真摯に向き合いながら、極限まで挑んだ。
2018年01月16日お笑いタレントの宮川大輔(45)が14日、自身のツイッターを更新。「姪っ子が第一志望の中学校に受かった」と親戚の受験事情について投稿し、「泣いてしまったなぁ」と思わず涙したことを明かした。 この時期は受験シーズン真っ只中。宮川は「泣いて電話かかってきて泣いてしまったなぁ」と姪が無事に第一志望の中学校に合格したことを報告。「頑張りよったんやなぁ。おめでとうやなぁ」と温かくねぎらった。 つづけて、「でもまぁ勉強もやけど、その学校に姪っ子の親友やライバルや思春期に大切な友達がいっぱいいっぱい出来たらええなぁと思います」と新生活を控える姪への希望をつづった。 このツイートには、普段の倍である2万件を超える“いいね”が押され、ファンからは「おめでとうございます!」と祝福のコメントや、「いい話だなぁ」「優しいおじさんで羨ましい」「温かい叔父様の言葉でホッコリします」といった声が寄せられている。
2018年01月15日西田大輔が脚本・演出を手がける舞台『ONLY SILVER FISH』が、2018年1月6日(土)に開幕する。本作は、西田が主宰するAND ENDLESSで2007年に初演された舞台作品の10年ぶりの再演。今回は舞台に加え、舞台と同じキャストが出演し、異なる役柄&ストーリーで展開する映画版(監督・西田大輔)も春に公開される。舞台の稽古場にて、主演の松田凌と西田に話を聞いた。舞台版「ONLY SILVER FISH」チケット情報映画の撮影は終え、舞台の稽古中というタイミングの取材。西田は「映画と舞台を同じキャストで同時進行するという初めての経験で。普段、作品をつくる中で俳優の人間性を知って、それを役の中に落とし込んでいくのが僕の仕事だと思っているのですが、今回は先に映画の撮影があったので、既にひとつ潜り抜けてここに来ているような想いが今はあります。いよいよホームグラウンド(舞台)での稽古ですが、そもそも座組がすごくいいし、映画を経たことによっていい効果が生まれるんじゃないかと思っていますね」と手ごたえを語る。主演の松田が「舞台ありきの映画、映画ありきの舞台、という感覚の作品ではない」と語った本作。2作で共通しているのは“一匹の魚=シルバーフィッシュ”だけで、全く違うストーリーを描く。舞台版は、ある洋館で開かれるパーティに招かれたメンバーがひとり、またひとりと死んでいくミステリーだ。「こういうワンシチュエーションで会話だけで表現していく作品は、今の西田さんのイメージにはないかも」と松田が語るように、華やかでエンターテインメント性の高い西田作品とはひと味違うものになる。それについて西田は「三谷幸喜さんがワンシチュエーションで上質な芝居をつくって時代を牽引されてるのを下の世代として見ていたので、本当はやりたかったけど『書かない』って決めてたんですよ。だけどやっぱり書いてみたいと思って書いたのが、この作品なんです」と明かしてくれた。そんな本作について松田は「演じていて、『この人の頭の中ってどうなってるんだろう』と思うんですよ。作品全体もそうだし、お話の内容もそうだし、演出もそうなんですけど、裏の裏をかくようなところがあって。セオリー通りじゃない。“この人の作品は観なきゃ損だよ”と思います!」と熱く太鼓判を押す。自身の役柄についても「ずっと出てるし、ほぼ全員と絡んでる。実はそういう役は今まであまりないので、演じてて面白いですね。こんなにもいろんな人と目を合わせて芝居するのは久しぶりで、嬉しいです」と充実を感じているという。松田が「新年一作目に!」とオススメする本作は2018年1月6日(土)から17日(水)まで東京・紀伊國屋ホールにて。映画は2018年春に公開予定。取材・文:中川實穗
2017年12月27日石田衣良の恋愛小説『娼年』を、松坂桃李主演で映画化。2018年4月6日(金)より、全国で公開される。石田衣良の恋愛小説を映画化原作は、2001年の直木賞候補となった石田衣良の同名小説。「娼夫」として生きることになった主人公・森中領(もりなかりょう、通称:リョウ)が、一人の人間として、男性として成長する姿を描き、性の極限を表現したセンセーショナルな内容が話題となった。また2016年には三浦大輔演出、松坂桃李主演で舞台化され、原作に忠実にセックスを描いたストーリーと松坂桃李の体当たりの演技が注目を集めた。今回の映画では、再び三浦大輔と松坂桃李がタッグを組み、舞台とは一味違う映像表現の限界に挑戦する。キャスト松坂桃李が体当たりの演技に挑む主演を飾るのは、2018年に『不能犯』、『孤狼の血』などが立て続けに公開を控える松坂桃李。「娼夫」として女性の欲望や奥深さに触れ、一人の人間として成長していく主人公リョウを演じる。舞台に引き続くキャスティングとなり、映画という枠でどのような表現に挑むのか、期待が高まる。秘密の会員制ボーイズクラブ「パッション」のオーナーで、リョウが想いを寄せる御堂静香には『無限の住人』、『帝一の國』などの映画をはじめ、ドラマ、舞台と幅広い活躍を見せる、元宝塚歌劇団の真飛聖。女性の心の闇や性を大胆かつ繊細に演じる。静香の娘・咲良役には、冨手麻妙。「パッション」に入るための"情熱の試験"の場でリョウの前に現れる。過去には『新宿スワン』、『みんな!エスパーだよ!』に出演。その他にも、リョウが「娼夫」として出会う様々な客たちとして、魅力的な登場人物たちが登場する。わけありの泉川(いずみかわ)夫妻の夫役には西岡徳馬、上品な老女役には舞台に引き続き江波杏子が扮する。監督は舞台化も手掛けた三浦大輔メガホンを取ったのは『何者』、『裏切りの街』を手掛けた三浦大輔。映画監督としてだけでなく劇作家、演出家としても活躍する。三浦監督は映像化について「色んな意味で舞台化よりさらに困難な作業になりましたが、原作の石田衣良さんの小説の意思を受け継ぎ、性描写に関しては一切妥協せず、でも、よりポップに描き切ったつもりでいます。結果、あまり前例がない、新しいエンターテイメントが産まれた予感がしています。」と語っている。ストーリー主人公の森中領は東京の名門大学生。日々の生活や女性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。ある日、領の中学校の同級生で、ホストクラブに勤める田嶋進也が、美しい女性をバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香。「女なんてつまんないよ」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がける女性専用コールクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌日に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ戸惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていく。詳細『娼年』公開時期:2018年4月6日(金) TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー出演:松坂桃李、真飛聖、冨手麻妙、猪塚健太、桜井ユキ、小柳友、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、階戸瑠李、西岡德馬、江波杏子脚本・監督:三浦大輔原作:石田衣良「娼年」(集英社文庫刊)(C)石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会■特典付きムビチケカード 1,400円 <数量限定>発売日:2月10日(土)特典:オリジナルポストカード3枚セット(場面写真2点+スペシャルショット1点)※取扱映画館など詳細は映画公式サイトにて要確認。
2017年12月22日松坂桃李が主演を務め話題を呼んだ舞台を、同じく三浦大輔監督とのコンビで映画化するR18指定作品『娼年』。このたび、松坂さん演じる主人公の娼夫・リョウを誘い入れるボーイズクラブのオーナー・御堂静香や、リョウの客を演じる全キャストが発表された。■あらすじ主人公は、森中領(通称:リョウ)。大学生活にも退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気力な生活を送っている。リョウの中学校の同級生で、ホストクラブで働く田島進也(通称:シンヤ)がある日、ホストクラブの客として訪れた女性を、リョウの勤めるバーに連れてきた。女性の名前は御堂静香。恋愛や女性に「興味がない」という領に、静香は彼女がオーナーを務める秘密の会員制ボーイズクラブ「パッション」に誘い入れる。最初こそ戸惑ったが、「娼夫」として仕事をしていくなかで、女性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを見つけていくリョウ。「女性は退屈だ」と言っていたかつての姿が嘘のように、どんな女性の欲望も引き出し、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女性たちは自分を解放していく。やがて静香に対しても想いを寄せるようになるのだが…。松坂桃李x三浦大輔が映像表現の限界に挑むR18の衝撃作、キャスト決定性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼び、2001年の直木賞候補にもなった石田衣良の同名恋愛小説が、2016年の舞台に続いて松坂さんと三浦監督の再タッグで映画化。今回、映画版での松坂さん以外のキャスト陣が明らかになった。恋愛や女性に「興味がない」というリョウを見出し、娼夫になるよう誘う会員制ボーイズクラブ「パッション」のオーナー、御堂静香には、元・宝塚花組トップの女優・真飛聖。「パッション」に入るための“情熱の試験”の場でリョウの前に現れる静香の娘・咲良役に、園子温監督の秘蔵っ子として『アンチポルノ』で主演を務めるなど活躍し、三浦監督の『何者』にも出演した冨手麻妙。リョウが「娼夫」として出会う、さまざまな客たちからは、わけありの泉川夫妻の夫役に西岡徳馬、上品な老女役には舞台に引き続き江波杏子。松坂さん演じる領の同級生・田島進也に小柳友、同じクラブで働く平戸東(通称:アズマ)に猪塚健太、そしてリョウによって、その欲望を引き出されていく女性客たちに、『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY - リミット・オブ・スリーピング ビューティ』の桜井ユキほか、馬渕英里何、荻野友里、佐々木心音、大谷麻衣、階戸瑠李という注目女優たちが、各々まさに全身全霊で役にぶつかっていく。真飛聖&冨手麻妙&西岡徳馬&江波杏子、コメント到着御堂静香を務める真飛さんは、「人は大人になるにつれ、心に抱えている思いを吐き出しにくくなるものですが、この『娼年』という作品は、そんな女性たち心の闇、そして生きていくなかで本当は切っても切れない性(さが)を大胆かつかつ繊細に描いています」とコメント。「欲望から生まれる葛藤、心のきびというのはとてもリアルで生々しささえ感じますが、実はその中にある日常ではなかなか理解しがたい様々な愛の形がそこには存在していて、それを通してひとりの男性が人として成長していく姿はとても魅力的」と、人間の“性”について言及。また、静の娘・咲良役を演じる冨手さんは、三浦監督による舞台化の際「オーディションに落選してしまい、物凄く悔しい思いでいっぱいでしたが、今回再び三浦監督が映画化されるということで再チャレンジさせて頂き、原作を読んだときからどうしてもやりたかった咲良役で選んでいただきました」と思いを込める。映画についても「家族やカップル、友達同士で見に行って、あえて別々の席に座って、見終わった後、この映画について色々語り合って欲しい、そんな見方ができる」と期待を込めて語る。そしてベテランの西岡さんは、「三浦監督より熱いラブコールをいただき、原作を読み脚本を読みましたが、『この役は何故に俺なのか??』と不思議に思いました」と明かす。「きっと西岡徳馬がこの役を演じたら面白い!と思われたからでしょう。しかしこの“面白い”というフレーズが曲者で、皆それにのせられるのです。所詮役者は演出家の駒。でも、ただでは転ばないぞ!ともがき遊ぶのが役者。この戦いもたっぷり遊ばせてもらいました!三浦く~ん!ありがとう!!」と、監督に感謝も。さらに、舞台「娼年」と同じ役での出演となった江波さんもまた、「三浦監督の真摯な演出空間に全身を預け、その静謐にて清澄な、そして深く神秘な地熱、どこか怖い甘やかな心地良さに導かれ、年齢を重ねた我、女優は真に演じさせて頂きました」と監督についてコメント、撮影を「幸福な愉悦な時間」とふり返っている。原作に忠実にセックスを真っ向から描いた内容と松坂さんの体当たりの演技で話題騒然、伝説となった舞台同様、「性描写に関しては一切妥協せず、でも、よりポップに描き切ったつもりでいます」と語る三浦監督。「結果、あまり前例がない、新しいエンターテインメントが産まれた予感がしています」と手応え十分。松坂さん自身も、「舞台で表現できなかったこと、映像だからこそ残せるものが、映画『娼年』にはある」と心の内を明かしている本作。今後の続報にも期待していて。『娼年』は2018年4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月19日