三浦宏規のコンサート『Hiroki Miura "My Moment My Day"』が、8月8日(木)・9日(金) に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催されることが決定した。三浦は舞台を中心に活躍するミュージカル俳優。5歳よりクラシックバレエを始めた彼は、全国バレエコンクールで多くの入賞経験を持ち、『恋するブロードウェイ vol.4』出演を機に、ミュージカル『刀剣乱舞』(髭切役)などの舞台で人気を博している。また2019年には、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役に史上最年少で抜擢、2022年の舞台『千と千尋の神隠し』世界初演でハク役を務めるほか多数の作品でメインキャストとして出演。最近では舞台『キングダム』、フレンチロックミュージカル『赤と黒』で主演を演じるなど、昨今ミュージカル界で注目を浴びるひとりだ。今回のコンサートでは本人のコメントにあるように、「“今”の三浦が表現できるすべてのエンタテインメント」をテーマに、ミュージカル楽曲や自身のオリジナル楽曲が披露される。チケットは4月5日(金) 18時より先行受付がスタートする。■三浦宏規 コメント今、自分ができる全てのエンタメをこのコンサートでやります。やりたいことをやらせてもらえるこの環境にとても感謝しています。素晴らしいクリエイターの皆様にもご協力いただき、誰も見たことがないショーを作れたらと思っていますので、皆様ご期待ください!<公演情報>三浦宏規『Hiroki Miura "My Moment My Day"』8月8日(木)・9日(金) 東京・LINE CUBE SHIBUYA開演18:30出演:三浦宏規演出:金谷かほり■オフィシャル抽選先行:4月5日(金) 18:00~4月14日(日) 23:59()公式サイト:
2024年03月25日2024年8月、ミュージカル俳優・三浦宏規のコンサート『Hiroki Miura "My Moment My Day"』の開催が決定しました。三浦宏規は舞台を中心に活躍するミュージカル俳優。5歳よりクラシックバレエを始めた彼は、全国バレエコンクールで多くの入賞経験を持ち、『恋するブロードウェイ vol.4』出演を機に、ミュージカル『刀剣乱舞』(髭切役)などの舞台で人気を博している。2019年にはミュージカル『レ・ミゼラブル』のマリウス役に史上最年少で抜擢、2022年の舞台『千と千尋の神隠し』世界初演でハク役を務めるほか多数の作品でメインキャストとして出演、最近では舞台『キングダム』、フレンチロックミュージカル『赤と黒』で主演を演じるなど、昨今、ミュージカル界で注目を浴びる一人です。この度、発表された三浦宏規のコンサートのタイトルは、"My Moment My Day"。本人のコメントにあるように、“今”の三浦宏規が表現できるすべてのエンタテインメントを、バンド編成にて、楽曲もお馴染みミュージカル楽曲から、さらには自身のオリジナル楽曲も引っ提げお届けいたします。会場はLINE CUBE SHIBUYA。チケットは4月5日(金)よりオフィシャル抽選先行を実施。ミュージシャンの聖地とも呼ばれる会場で、三浦宏規の"My Moment My Day"をご体感ください。三浦宏規コメント今、自分ができる全てのエンタメをこのコンサートでやります。やりたいことをやらせてもらえるこの環境にとても感謝しています。素晴らしいクリエイターの皆様にもご協力いただき誰も見たことがないショーを作れたらと思っていますので、皆様ご期待ください!さあ、今日も俺の輝かしい人生が始まる。<Hiroki Miura "My Moment My Day" 公演概要>■開催日時:2024年8月8日(木)、9日(金)ともに18:30開演■会場:LINE CUBE SHIBUYA■出演:三浦宏規■演出:金谷かほり■チケット(税込):全席指定9,350円※未就学児入場不可■一般発売:2024年5月11日(土)10:00より<オフィシャル抽選先行>■受付期間:4月5日(金)18:00~4月14日(日)23:59受付URL> ■公演HP ■三浦宏規公式HP 主催:PROMAX inc.企画・制作:PROMAX inc./ Will-b International Inc.協力:ディスクガレージ/インターブレンド問い合わせ:ディスクガレージ 三浦宏規プロフィール1999年3月24日生まれ5歳よりクラシックバレエを始め、全国バレエコンクールでの入賞経験を持つ。第22回全国バレエコンクール in Nagoya男子ジュニアA部門 第1位第18回NBA全国バレエコンクール コンテンポラリー部門 第3位<主な出演作品>恋するブロードウェイ♪シリーズミュージカル「刀剣乱舞」シリーズ/髭切 役ミュージカル「レ・ミゼラブル」/マリウス 役(2019年/2021年)ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」/ W主演 シーモア役(2020年/2021年)ミュージカル「モンティ・パイソンのSPAMALOT」featuring SPAM® /ガラハッド卿 役ミュージカル「GREASE」/ダニー 役舞台「千と千尋の神隠し」/ハク役(2022年/2023年8月)ミュージカル「ヘアスプレー」/主演:リンク役舞台『キングダム』/主演:信役Why don’t you SWING BY?ミュージカル『のだめカンタービレ』/千秋真一役フレンチロックミュージカル『赤と黒』/主演:ジュリアン・ソレル役<出演中>『メディア/イアソン』/ 2024年3月31日(日)まで出演中<今後の出演予定>ミュージカル『ナビレラ』/主演:イ・チェロク役舞台『千と千尋の神隠し』/ハク役ENTERTAINMENT DANCE PERFORMANCE『BOLERO』-最終章- 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月25日全国ツアー、ニューアルバム『OVER』のリリース、そして3月にはアリーナ公演を予定するなど常に我々の想像を超えた音楽を届けてくれる三浦大知さん。『OVER』制作に込めたご自身の音楽活動の信念、活動を通した繋がりで感じた人間関係への思いを伺いました。率直な意見が言えるのも、相手へのリスペクトがあればこそ。圧倒的な歌声とパフォーマンスで、観る者の心を一瞬にして惹きつける。そんな唯一無二のエンターテイナーである三浦大知さんが、2月14日にニューアルバム『OVER』をリリース。今作には新たなクリエイターとのコラボなど、様々な試みが詰まっている。「音楽を作る時は、常にそれまでの自分を超えていきたいという思いがありますが、今作はよりその幅を広げたいと思ったんです。そのためにはまだご一緒したことのないプロデューサーの方たちと楽曲を作るなど、フットワーク軽くアプローチできたらいいなと考えていました」その一人が、「能動」の中毒性あるトラックを手がけたTOMOKO IDAさん。国内外で注目を集める気鋭のプロデューサーだ。「TOMOKOとは20歳くらいの頃から友だちだったんですけど、一緒に仕事をするのは今回が初めて。僕は以前からTOMOKOの作るトラックがかっこいいと思っていたので、TOMOKOの好きなように作ってほしいとお願いしたんです。でも、“三浦大知”を意識したポップス寄りのトラックを作ってくれて…。僕はTOMOKO名義で出しているインストのような複雑な構成の曲にしてほしかったので、改めてそうオーダーして、新たに送られてきたのが今の『能動』。ビートが次々変化して、同じところが一つとしてない。“最高!”となりました」仕事相手に修正をお願いするのは、どんな職業でも起こり得る場面。ともするとピリッとしてしまいそうだが、そんな時、三浦さんはどのようなコミュニケーションを心がけているのだろうか。「前提として、相手をリスペクトしているというところが大きいと思います。今回の場合は、TOMOKOのサウンドメイキングが好きで、その中に自分が入ってみたいと思っていたほど。それを言葉にもしますが、リスペクトする気持ちって透けて見える気がするんです。相手を尊重していることが伝われば、率直な意見を言っても、信頼は揺るがないんじゃないかと思います」今作では旧知の間柄でのコラボも実現。「全開 feat.KREVA」で客演しているラッパーのKREVAさんとは、これまで何度も曲作りを共にしている。「KREVAさんは僕にとって、永遠のかっこいい先輩です。昨年、ライブを観に行かせていただいた時も、そんなKREVAさんが“全KREVA”を出し惜しみなくやり尽くしていたことに感動して。以来、自分の中で“今を全開で生きる”ことがキーワードになりました。だから今二人で歌うなら、『全開』しかないでしょう、ということになったんです」疾走感のあるビートに、KREVAさんの力強いラップと三浦さんの“全開”というリフレインが乗り、背中を押されるような感覚に。こうした勢いのある曲がある一方で、ファルセットでゆったりと歌い上げる「Sheep」など、三浦さんの表現の幅広さは計り知れない。「僕は“三浦大知”という、ある種の遊び場みたいなものでありたいと思っているんです。そこにトラックメイカーの方とか、ダンサーとか、いろんな人が遊びに来て、三浦大知を媒介に、それぞれの表現を楽しんでほしい。僕はそこに“溶けている”くらいがいいんです。そうなることで、楽曲の面白さがダイレクトに伝わると思うから」三浦さんの言葉からは、人との関わり合いにより生まれる化学反応を楽しみ、柔軟に捉える姿勢が窺える。それは歌詞に対するスタンスからも感じられる。「僕は、明確なメッセージを伝えたいというよりも、受け取った人の解釈の余地を残しておきたいんです。同じ曲でも、聴いた時の感情によって歌詞の響き方が変わってくる。そんなふうにいろんな角度から自分の気持ちを投影できる歌詞であったらいいなと思っています」ところで最近、プライベートの人間関係では、こんな気づきがあったという。「自分が遠慮すると、相手もその空気を感じて遠慮してしまう。せっかくの縁を逃してしまうというか。実は僕、ピースの又吉さんがYouTubeの番組でやっている、小説の読み解き企画がすごく好きで、ラジオ局で又吉さんをお見かけした時に、それを伝えたいって思ったんです。でも、突然知らない人に話しかけられても困ってしまうかも…。そう躊躇して会釈だけしかできませんでした」その出来事を猛烈に後悔して、後日、自身のラジオ番組で「後悔しています」「いつかお会いしたいです!」とアピール。すると、昨年末に念願叶って初対面を果たせたそう。「僕のライブを観に来てくださって『また会いましょう』という嬉しい展開に。やっぱり自分の好意は、素直に伝えたほうがいいですね。もちろん、相手の方へのリスペクトを大切に。心の距離を縮める秘訣なのかなと思います」みうら・だいち1987年生まれ、沖縄県出身。2005年、ソロ・デビュー。代表作は「EXCITE」「Be Myself」「燦燦」など。’24年2月には全国7都市を巡るホールツアーを完走。2月14日、7年ぶりとなるオリジナル・アルバム『OVER』をリリース。初コラボには「EverythingI Am feat. Furui Riho」も。全10曲収録。通常盤¥3,410(SONIC GROOVE)チェスターコート¥121,000パンツ¥46,200(共にガラアーベント/3RD[i]VISIONPR TEL:03・6427・9087)シャツ¥35,200(レインメーカー TEL:075・708・2280)その他はスタイリスト私物※『anan』2024年3月6日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・村田友哉(SMB International)取材、文・保手濱奈美撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー(by anan編集部)
2024年03月05日舞台『千と千尋の神隠し』の製作会見が2月29日に都内で行われ、ハク役の醍醐虎汰朗/三浦宏規/増子敦貴(GENIC)が登場した。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。○■舞台『千と千尋の神隠し』ハク役は醍醐虎汰朗/三浦宏規/増子敦貴(GENIC)ハク役はトリプルキャストに。醍醐は「前回・前々回に引き続き、こうして、またハク役を務めること、そして千尋の皆さんの小さくて大きい背中を間近で見れることを誇りに思います。今回も胸を張って精一杯努めていきたいと思います」と意気込む。三浦は「前回の名古屋公演で、卒業宣言みたいなものをさせてもらったんですけれども、いろんな奇跡が噛み合いまして、再び出演できることになりました」と苦笑し、キャスト陣も笑顔に。「初演から携わっている素敵なメンバーと、そして新しく入られるキャストの方々、どんどん人数が増えていて、すごいカンパニーだなと思って、自分もその一員にいられることを幸せに思いますし、僕が舞台を始めた頃からの一つの夢であった、日本のオリジナルの作品を海外に持って行くということが、この素晴らしい作品で実現できたということに、すごく喜びを感じています。精一杯頑張りたいなと思っております」と語った。新キャストの増子は「おはようございます!」と元気に挨拶し、隣の三浦と醍醐は爆笑で撃沈。「2024年、今年なんですけど、実は年男でして。辰年で、さらにそこに付け加え、宮崎駿さんと全く同じ誕生日という、ちょっと運命を感じる。ハク役に選んでいただいたのは、本当にそういう運命だったのかなと思う所存です」とコメント。「なので、ハクのように……あ、龍のように天高く舞い上がって……舞い上がる?」と言葉選びに迷いながら「とにかく全力で頑張ります!」と力技で締めた。また、それぞれの役について「〇〇なハク」とキャッチフレーズをつけてほしいと求められると、戸惑いながらも醍醐は「キレキレのハクだと思います」と自称する。ロンドン公演のみ参加の三浦は「『稽古に来ないハク』とか言うな!」と周囲にツッコミつつ、「幻のハク」。増子は「僕は東北出身なんですけど、色白で消えそうとよく言われるので『消えそうなハク』で。照明でバンってなって消えちゃうんじゃないかな」と予想した。東京公演は帝国劇場にて3月11日〜30日、 ロンドン公演はロンドン・コロシアムにて年4月 30日〜8月24日、名古屋公演は御園座にて4月7日〜20日、福岡公演は博多座にて年4月27日〜5月 19日、大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて5月27日〜6月6日、北海道公演は札幌文化芸術劇場 hitaruにて6月15日〜20日。
2024年03月01日シアタークリエ2024年5・6月公演ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』のメインビジュアルが公開された。小説や漫画原作からのミュージカル化に定評がある韓国文化体育観光庁傘下のソウル芸術団により2019年にミュージカル化され、好評を得て2021年に再演された本作。初の日本版上演となる今回は、一流のバレエダンサーを目指すイ・チェロク役を三浦宏規、かつて諦めたバレエに挑戦するシム・ドクチュル役を川平慈英が演じるほか、ドクチュルの妻役で岡まゆみ、ドクチュルの次男役で狩野英孝、ドクチュルの長男役でオレノグラフィティ、チェロクに未来を挫かれたと思っている幼馴染役で瀧澤翼、ドクチュルの孫役で青山なぎさと井上音生(Wキャスト)、チェロクのバレエ団長役で舘形比呂一が出演する。公開されたメインビジュアルでは、5歳よりクラシックバレエを始め、第18回NBA全国バレエコンクールコンテンポラリー部門第3位ほか数々の賞を獲得した経歴を持つ三浦が美しく舞う姿と、人生初の“おじいさん役”に挑む川平が、バレエに憧れ心奪われる姿が映し出されている。<作品情報>シアタークリエ2024年5・6月公演ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』上演台本・演出:桑原裕子原作『ナビレラ』作:HUN, JIMMYオリジナル台本・作詞:パク・ヘリム作曲:キム・ヒョウンオリジナル・プロダクション:ソウル芸術団【出演】イ・チェロク:三浦宏規シム・ドクチュル:川平慈英ドクチュルの妻:岡まゆみドクチュルの次男、TVプロデューサー:狩野英孝ドクチュルの長男、会社員:オレノグラフィティチェロクの元サッカー仲間:瀧澤翼ドクチュルの孫娘:青山なぎさ/井上音生(Wキャスト)バレエ団長:舘形比呂一久保貫太郎市川絵美 岩﨑巧馬 岡山玲奈 河西茉祐 古賀雄大 政田洋平 舞夏 山田美貴【公演日程】2024年5月18日(土)~6月8日(土) 東京・シアタークリエチケット情報:()公式サイト:
2024年02月21日昨年、舞台『キングダム』で帝国劇場主演も務めた三浦宏規さん。佇まいに漂う清々しさと品は、クラシックバレエの素地にもあるのかも。今なお持ち続けるバレエ愛、そして演じるカラダについて話してくれた。ただ踊りたいから踊る。結局好きなんだと思います。近年はミュージカル作品への出演も多い。カラダだけでなく喉も使う舞台だ。日々の公演に向けコンディションはどう整えているのだろうか。「もともとは暴飲暴食タイプでした。食べたいときに食べて夜更かしして、寝たくなったら寝て、朝起きない。まあ、10代でしたからね(笑)。でも今は、夜は早めに寝て、朝きちんと起きるように心がけています。夕食は夜9時頃までに食べて、その後は寝るまで何も口にしない。逆に朝は、どんなに忙しくても何かひと口でも口にするようにしたり。規則正しい生活を心がけるようになったら、カラダが引き締まっただけでなく、カラダの調子も良く、メンタルも安定するようになりました」きっかけは、20代に入ってからカラダの変化を感じるようになったこと。「ミュージカルに出演するようになってから、どのくらいの時間に起きて、本番の何時間前にアップして、どれくらい前に食事を摂ったらいいのか、ずっと模索してはいたんです。ようやく掴めたかなっていうのがつい最近…今年の頭までやっていたミュージカル『赤と黒』の頃でした。本番が始まる4時間半前に起きて、2時間半前から2時間前までの間にごはんを食べて、30分前にアップを始める。そうしたらすごくいいパフォーマンスが発揮できたんです。しかも全然疲れないし」それも三浦さんにとっては、努力ではなく、いいパフォーマンスを見せるための当たり前のこと。「この仕事って、毎回評価されるわけで、それが次に繋がっていくものです。だからこそ、いつどんなときも不完全燃焼で終わりたくないし、『今日は調子が悪かったんで』なんて言い訳するのは自分が嫌。納得のゆくパフォーマンスができない言い訳を、コンディションのせいにはしたくないんです」持ち前の負けず嫌いと飽くなき向上心で、俳優として着実にキャリアを積み上げている。その三浦さんの真の武器は、自ら強い意志を持って芸の道を追究していける精神なのかもしれない。「僕、役者を始めてからの方が、ダンスが上手くなった気がするんですよ。ダンスから離れていた期間が長かったけれど、その間にいろんな人生経験を積んで多くのものを吸収して、ダンサーとして、エンターテイナーとして、表現者として、味も出せるようになったし、踊りの中に深いものを表現できるようになっている気がする。もちろんテクニックも大切だけど、そうじゃないところから培われてくるものもあるのかなと思っています」一度は封印したはずのバレエ熱。しかし近年、踊りたい欲が高まっているという。「2022年の舞台『千と千尋の神隠し』の公演期間中、本番が終わった後、劇場のリハーサル室に行ってひとりでバーレッスンしていました。完全にやりたくて、です。結局、踊りが好きなんですよ」みうら・ひろき1999年3月24日生まれ、三重県出身。3月に舞台『メディア / イアソン』、5月にミュージカル『ナビレラ』。7月に『BOLERO‐最終章‐』、8月には単独コンサートを予定。ジャケット¥11,280(エジュクロasclojapan@gmail.com)タンクトップ¥2,730パンツ¥9,100(共にホーリーインコードholyincodejp@gmail.com)靴¥83,600(シュガーヒル/林デザイン事務所 TEL:090・4737・1805)ネックレスは本人私物※『anan』2024年2月14日号より。写真・RYO SATOスタイリスト・ダヨシヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年02月14日何気なくカメラの前ですっと立ってみせる。たったそれだけなのに、三浦宏規さんに目を奪われる。上げた腕は指先まで美しく、片足立ちでもカラダの重心はブレることがない。「ちょっと跳んでみましょうか」そう言って跳躍すれば、その軽やかさと空中姿勢の美しさ、高いジャンプに感嘆の声が上がる。仮面ライダーに憧れるように熊川哲也さんに憧れた。「5歳のときに熊川哲也さんのドキュメンタリーを見たんです。子供が仮面ライダーや戦隊モノに憧れるように僕は熊川さんに憧れて、これをやりたいって言ってバレエを始めました」当時、バレエを習う男子は珍しかったと思うのだけれど…。「バレエに興味のある同級生なんて、全然いなかったです。でも僕は、こんなにカッコいいのになんでみんな知らないんだろうって思っていたタイプ。『チャイコフスキー知らないの?』って、昨日レッスンで教わったことを学校で得意げに披露して、みんなにすごいって言わせたりしていました」バレエ熱は徐々に増してゆき、地元・三重のスクールでのレッスンに加え、約1時間をかけて名古屋のスクールにも通い、ほぼ毎日バレエレッスンという生活を送っていたそう。「でも全然嫌じゃなかったし、それを努力だと思ったこともなかったです。ただ、やりたいからやってるだけ。僕からしたら、お腹がすいたからごはんを食べるとか、綺麗にしたくてお風呂に入るとかと同じ。どんなに面倒くさくても、上手くなりたいんだから、そりゃやるでしょって感じです(笑)」その頃の夢は、熊川さんと同じように英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル。それにはまず、コンクールでいい成績をおさめることが求められる厳しい世界。そんななか、三浦さんはレッスン中に脚を負傷してしまう。世界を目指すには、脚の怪我がネックになっていくかもしれない…。そう葛藤していたときに俳優という仕事に出合い、新たな道に進むことを選んだ。「正直、踊りは封印して芝居や歌をやっていくつもりでした。でもそこではなかなか勝負できなくて、唯一の武器が踊りだったので、必然的にそこを要求されることが多かったんです」三浦さんに注目が集まり始めたのは、16歳で出演した漫画『ONE PIECE』を題材にした20分程度のショー。声は声優の吹き替えだが、目の前を駆け回り躍動感溢れる“生のルフィ”の姿に釘付けになる観客が続出。翌年には、2.5次元ブームの火付け役となったミュージカル『テニスの王子様』で、作品屈指の人気キャラクター・跡部景吾を演じた。その後、ミュージカル『レ・ミゼラブル』でグランドミュージカルに進出すると、またたく間に多数の作品で主演を務めるまでに。バレエを基礎とした優雅な所作や颯爽とした佇まいで、舞台に上がればひときわ目を惹く。しかし逆に、「それが足枷になることもある」のだとか。「昨年、舞台『キングダム』で、主人公の信を演じましたが、これが野生児みたいなキャラクター。言ってみたら、バレエ的な動きなんてもっともいらないわけです。姿勢が良すぎるから、わざと猫背にしてみるんだけど、幼少期から身についているものってなかなか崩せないんですよね。ガサツに見えるよう研究してやっていましたが、慣れない動きでカラダへの負担が大きく、怪我しやすいので、結構苦労しました」それでも、身寄りのない貧しい奴隷から、不屈の精神と機敏さで国を支える武将を目指す青年・信を、軽やかな身のこなしとパッションとで泥くさく演じ、しっかりと実績に。そもそも、役の出自や感情を、言葉ではなくカラダや踊りで伝える表現は、幼い頃からずっとやってきたことだ。「たしかにずっとカラダでの表現と向き合ってきてはいるんですよね。どんな作品でも、役を立ち上げていくときには、基本的にまずどんな歩き方をする人なのかを考えるタイプですし」カラダの動きから役を構築していくというのは、バレエ出身者ならではの視点なのかもしれない。「昔から、歩き方や佇まいが美しいと言っていただくことが多かったんですが、さまざまな役をやっていくうち、美しいことが正解なのかと疑問を感じるようになりました。そこから、素敵だと思う役者さんの佇まいとか、動きに注目するように。僕が素敵だと思う役者さんはみなさん、歩くだけで、どんな出自でどんな人物なのかが見えるような表現をされる。自分もそうなりたいと意識するようになりました」みうら・ひろき1999年3月24日生まれ、三重県出身。3月に舞台『メディア / イアソン』、5月にミュージカル『ナビレラ』。7月に『BOLERO‐最終章‐』、8月には単独コンサートを予定。ジャケット¥11,280(エジュクロasclojapan@gmail.com)タンクトップ¥2,730パンツ¥9,100(共にホーリーインコードholyincodejp@gmail.com)靴¥83,600(シュガーヒル/林デザイン事務所 TEL:090・4737・1805)ネックレスは本人私物※『anan』2024年2月14日号より。写真・RYO SATOスタイリスト・ダヨシヘア&メイク・堤 紗也香取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2024年02月14日2024年4月26日(金)、コニカミノルタプラネタリウム天空(東京・押上)にて『LIVE in the DARK w/三浦拓也(DEPAPEPE) ~Birthday Strings Live~』を開催します。本公演は4月生まれの三浦拓也のバースデーライブとして、渡邊紘率いるKokonQuartet(弦楽四重奏)とのコラボレーションでお届けする特別なプラネタリウムライブです。『LIVE in the DARK w/三浦拓也(DEPAPEPE) ~Birthday Strings Live~』開催決定!三浦拓也(DEPAPEPE)のバースデーを記念した『LIVE in the DARK w/三浦拓也(DEPAPEPE) ~Birthday Strings Live~』の開催が決定しました。本公演は三浦たっての希望によりプラネタリウムを舞台に、渡邊紘率いるKokonQuartetとのコラボレーションが実現。アコースティックギター、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、そしてコントラバスによる弦楽五重奏で、バースデーライブにふさわしい特別な一夜をお届けします。弦楽器の持つ心地よく温かいサウンドと共に、プラネタリウムに合わせた特別なセットリストをお楽しみください。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時をぜひ。●チケット販売に関して●■DEPAPEPE オフィシャルファンクラブ「Acoustic Friends」先行受付(抽選)期間:2024年1月22日(月)12時00分~1月28日(日)23時59分 ※ファンクラブ会員の方が対象となります■ticket board先行受付(抽選)期間:2024年2月3日(土)10時00分~2月12日(月・祝)23時59分 ※ticket boardにご登録いただければどなた様でもご応募いただけます■一般販売(先着)期間:2024年2月23日(金・祝)10時00分~ ※予定枚数に達し次第受付を終了します※先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい●『LIVE in the DARK w/三浦拓也(DEPAPEPE) ~Birthday Strings Live~』東京公演 概要●出演:三浦拓也(DEPAPEPE) / KokonQuartet(1st.Vn.根本理恵、2nd.Vn.若旅菜穂子、Va.松宮茉希、Cb.渡邉紘)日程:2024年4月26日(金)時間:1st Stage 18:30開演(18:00開場) / 2nd Stage 20:30開演(20:00開場)料金:一般シート:7,700円(税込) / 三日月シート:18,000円(税込) ※2名掛け/各公演3席限定会場:コニカミノルタプラネタリウム天空 in東京スカイツリータウン(R)【イベントに関する注意事項】※本イベントはプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい※イベントの延期/中止を除き、感染症を含む個人的な体調不良や周辺環境等の理由による払い戻しは行いませんので、ご了承の 上チケットをお買い求め頂きますようお願い致します※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております※本イベントは時節に応じた感染症防止対策を行い実施いたします※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません(中学生以上は要チケット)▼その他詳細は特設サイトをご確認ください ●三浦拓也(ミウラタクヤ) プロフィール●1983年、兵庫県神戸市出身。2002年ギターインストゥルメンタルユニット DEPAPEPE(デパペペ)として活動をスタート。2005年メジャーデビュー。 インストゥルメンタルのアーティストのデ ビュー作品としては、日本音楽史上初の”オリ コンベスト10”にランクイン 、第20回日本 ゴールドディスク大賞にてW受賞に輝く。アジア各国、フランスやアメリカなど国境を超えてコンサートを行ない、タイでは3000人、インドネシアでは10000人以上もの観客を動員するなど海外での強さも感じられる。2021年には、恐竜好きが高じ(恐竜発掘の名所として知られる)福井県観光PRのテーマソングを提供。卓越したギターテクニックに裏打ちされた情緒溢れるメロディセンスとアレンジが高く評価され、楽曲提供やアレンジ、多くのミュージシャンとのセッション参加など幅広く活動中。Instagram@depapepe_miura X(旧Twitter)@DEPAPEPE_miura ●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月22日三浦宏規が主演するフレンチロックミュージカル『赤と黒』が12月8日(金)、東京芸術劇場プレイハウスで開幕した。『1789』『ロックオペラ モーツァルト』を生み出したフランスのプロデューサー、アルベール・コーエンが手掛け、2016年にパリで初演した作品。日本では今春、宝塚歌劇団が『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』というタイトルで初演したが、今回は世界的話題作『SIX』共同演出家であるジェイミー・アーミテージが演出をする新バージョンである。原作はスタンダールの同名小説。物語はナポレオンによる帝政が崩壊したフランスが舞台で、大工の息子として生まれたジュリアン・ソレルは美しく、優秀な頭脳も持っているが、下層階級の身分である。唯一の出世の道である聖職者になろうと野心を抱く彼は、家庭教師として勤めるレナール家の貞淑な夫人、ルイーズと禁断の恋に溺れ……。まず、視覚的にとても美しい作品だ。上流階級の屋敷を思わせる舞台美術は、上部はその壁が破綻しているのが見て取れるものの、黒を基調に金をあしらった品のあるもの。セットの奥にはバンドがいて、そのバンドをシルエットで見せる冒頭からインパクトがあり心を掴まれる。黒いセットの中、赤い衣裳を身に纏い詩的に踊るダンサーたちの存在も美しい。音楽はフランス産ミュージカルらしく、メロディアスでノリの良い現代的なサウンドだ。しかし芝居面は意外なほど古典的。長台詞で独白するような箇所も多々あり、重厚な台詞劇のような味わいすらある。芝居はクラシカルかつ文学的に見せ、歌唱シーンになると一気にスタイリッシュでサイケデリックになる演出が面白い。三浦は、内気ながら情熱的というジュリアンを、影のある佇まいと迸るパッションで魅力的に演じている。これまでは少年っぽさを残す溌溂とした役柄を演じることが多かったが、今回は若々しさがありながらもアダルトな色気も伝わってくる役作りで、俳優としての成長も見てとれる。ルイーズは夢咲ねね。貞淑な人妻でありながらジュリアンの情熱に翻弄され、一見その行動に整合性が取れていないようにも思える難役だが、ルイーズ自身の混乱をストレートに表現し、とても人間臭い人物として造形している。秀逸だったのがマチルド役の田村芽実だ。登場シーンではフレンチミュージカルにぴったりのコケティッシュさで魅了する一方で、貴族社会に退屈している少女から、ジュリアンを深く愛する大人の女性への変化を鮮やかに見せた。またムッシュー・ド・レナール役の東山光明とムッシュー・ヴァルノ役の駒田一は、ある一定の立場を手にした者ならではの小心や見栄、対抗心といった“人の嫌らしさ”を表現し、同時にコミカルな芝居で作品にスパイスを加える。反対に、マチルドの父であるラ・モール侯爵役の川口竜也は“人の良心”といった存在を、深みのある歌声で演じた。そして狂言回しのジェロニモを演じるのが東山義久。時に物語の外側から登場人物たちを見つめるような存在で、示唆に富んだセリフも多い役をこの人らしい魔性を湛えながら艶やかに演じ、観客を物語にいざなった。信仰と愛、道徳と欲望。人間の中には、常に相反するものが内在している。愛に身を焦がし破滅していくジュリアンの人生から伝わってくるのは、いつの時代もかわらない人間の、感情と理性の葛藤だ。名作文学と現代的サウンドの融合で贈るのは、濃密なラブストーリーであり、“人間とは”という深淵なテーマにも迫る、スリリングなミュージカルである。東京公演は12月27日(水)まで同劇場にて。その後1月3日(水)から9日(火)まで大阪公演もあり。取材・文:平野祥恵撮影:岡千里★主演・三浦宏規さんのインタビューを掲載中!三浦宏規、「刺激的な1年」の最後に挑むフレンチロックミュージカル『赤と黒』。自由な稽古場でつくりあげる美青年・ジュリアンとは?()<公演情報>フレンチロックミュージカル『赤と黒』演出:ジェイミー・アーミテージ上演台本・訳詞:福田響志出演:三浦宏規/夢咲ねね田村芽実東山光明川口竜也/東山義久駒田一遠藤瑠美子池尻香波斎藤准一郎竹内真里今野晶乃増山航平髙橋莉瑚松平和希荒川湧太吉井乃歌スウィング:齋藤桐人【東京公演】2023年12月8日(金)~12月27日(水)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年1月3日(水)~1月9日(火)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:公式サイト:
2023年12月12日1830年の刊行以来、幾度となく映像化・舞台化されてきた、フランスの文豪スタンダールによる長編小説『赤と黒』。2016年には母国フランスで、『1789』『ロックオペラ モーツァルト』などを手掛けたプロデューサーによりロックミュージカル化されて好評を博した。今年3~4月に宝塚歌劇団によって日本初演(『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』)された同作を、新たな上演台本と演出で上演する「フレンチロックミュージカル『赤と黒』」が、本日12月8日(金)に東京芸術劇場プレイハウスで開幕。『千と千尋の神隠し』『キングダム』『のだめカンタービレ』と、大作への出演が続く若手実力派、三浦宏規の主演作としても注目を集める公演だ。物語の舞台は、ナポレオンによる帝政が崩壊し、王政が復活した19世紀初頭のフランス。小さな町ヴェリエールで、貧しい製材屋の息子として育った美貌を持つ青年ジュリアン・ソレル(三浦)は、町を支配するブルジョワへの憎悪に燃えていた。聖職者となり出世しようと野心を抱く彼は、レナール家の家庭教師の職を得るが、信心深く貞淑な夫人ルイーズ(夢咲ねね)との禁断の恋に溺れてしまう。やがてその秘密を暴かれ、町を出たジュリアンがパリで出会ったのは、奔放な令嬢マチルド・ド・ラ・モール(田村芽実)。この出会いもまた、彼の運命を大きく狂わせていく――。フレンチロックミュージカル『赤と黒』PV演出を務めるのは、ウエストエンドやブロードウェイなどで大ヒット中のミュージカル『Six』の共同演出家として知られ、日本の演劇界には今回が初登場となるジェイミー・アーミテージ。フレンチロックに彩られた本作について、「窮屈で抑圧的な社会と闘い、変革を起こそうとする彼(ジュリアン)の欲望がとても本能的で魅力的」「エキサイティングでフレッシュなストーリーが皆様を刺激し、何かしらのインスパイアを与えられるものになる事を願っています」とコメントを寄せている。そのアーミテージの紹介で参加し、共にロンドンで本作のためのワークショップを行ってから来日したという振付家、アレクザンドラ・サルミエントが手掛けるダンスにも注目したい。文:熊田音子★主演・三浦宏規さんのインタビューを掲載中!三浦宏規、「刺激的な1年」の最後に挑むフレンチロックミュージカル『赤と黒』。自由な稽古場でつくりあげる美青年・ジュリアンとは?()<公演情報>フレンチロックミュージカル『赤と黒』演出:ジェイミー・アーミテージ上演台本・訳詞:福田響志出演:三浦宏規/夢咲ねね田村芽実東山光明川口竜也/東山義久駒田一 他【東京公演】2023年12月8日(金)~12月27日(水)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年1月3日(水)~1月9日(火)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:公式サイト:
2023年12月08日フレンチロックミュージカル『赤と黒』の公開ゲネプロが7日に東京・東京芸術劇場プレイハウスで行われ、主演の三浦宏規らが登場した。○■フレンチロックミュージカル『赤と黒』主演の三浦宏規が公開ゲネプロ同作はフランスの文豪スタンダールの名作『赤と黒』を原作とし、フレンチロックで紡いだミュージカル。『1789』『ロックオペラ モーツァルト』などを手掛けたフランスのプロデューサー アルベール・コーエンにより2016年にパリで初演を迎え、好評を博した。日本では宝塚歌劇で今春に『Le Rouge et le Noir 〜赤と黒〜』と題し、本作の日本初演を礼真琴主演で上演した。世界中で注目を集める話題『SIX』共同演出家のジェイミー・アーミテージが、日本初演出に挑む。舞台は小さな町ヴェリエール。貧しい製材屋の末息子として育った美しき青年ジュリアン・ソレル(三浦宏規)は、町を支配するブルジョワへの激しい憎悪に燃えていた。聖職者になり出世しようと野心を抱く彼は、レナール家の家庭教師の職を手にしたが、信心深く貞淑な夫人、ルイーズ・ド・レナール(夢咲ねね)と、情熱的な禁断の恋に溺れていく。しかしその秘密は、町長ムッシュー・ド・レナール(東山光明)に激しい対抗心を持つブルジョワ、ムッシュー・ヴァルノ(駒田一)によって暴かれてしまう。町を出たジュリアンがパリで出会ったのは、ラ・モール侯爵(川口竜也)の令嬢、マチルド・ド・ラ・モール(田村芽実)だが、出会いもまた彼の運命を狂わせていく。ストーリーテラーのジェロニモ(東山義久)の語りに添って、激しいダンスと歌によって、階級に苦しむジュリアン・ソレルの人生が表されていく。東京公演は東京芸術劇場プレイハウスにて12月8日〜27日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて2024年1月3日〜9日。○■演出:ジェイミー・アーミテージ コメント私たちが作った新バージョンの『赤と黒』を楽しんでいただけることを願っています。私たちはこの美しい物語の核心に迫るスリリングな作品にしたいと思い、お芝居、歌、そしてダンスそれぞれに焦点を当てて素晴らしいキャストの皆様と創作してきました。キャストの皆様一人一人が、心震わせる上質な作品を作るために懸命に取り組んできてくれました。私はすべてのキャストの皆様そして最高のチームの皆様を誇りに思います。本日はお越しいただき有難うございます。○■三浦宏規 コメント本日はお集まりいただきまして誠にありがとうございます。ジュリアン・ソレルを演じます三浦宏規です。ようやくこの日がやって参りました!演出家のジェイミーを筆頭に信頼のクリエイター陣、強烈な個性を放つ出演者、最高にロックなバンドメンバー、そしてそれらを全て支えてくださるスタッフの皆様。この人達と一緒なら初日も全く怖くない! なんなら初日より怖い関係者が沢山いるゲネプロだって怖くない!笑 そう思える方々と出会えたことを今とても幸せに感じています。この作品は19世紀初頭、ナポレオン失脚後、王政復古の時代となったフランスが舞台のお話です。それが現代を生きる皆様の目にどう映るのか。何を感じ取っていただけるのか。様々な感想を是非記事にしていただければと思います。酷評の方はですね、私、凹んでしまうので、ほどほどにしていただけましたら幸いです。笑 それでは、どうぞ『赤と黒』の世界をお楽しみください。
2023年12月07日スタンダールの長編小説を原作とした“フレンチロックミュージカル『赤と黒』の公開稽古と取材会が行われ、主演の三浦宏規をはじめ、夢咲ねね、田村芽実、東山光明、川口竜也、東山義久、駒田一、演出のジェイミー・アーミテージが出席。3つの場面での歌唱シーンがお披露目された。ナポレオン帝政の崩壊後のフランスを舞台に、貧しい家に生まれながらも出世への野心を胸に成り上がっていくジュリアン・ソレルの姿を描く本作。ヘンリー8世の6人の妻の半生を現代のポップ・コンサートに置き換えた話題のミュージカル『SIX』の共同演出家のアーミテージが日本で初めて演出を務める。この日、最初に披露されたのは、裕福なブルジョワ階級のレナール家に家庭教師として雇われたジュリアン(三浦)が、レナール氏の妻・ルイーズ(夢咲)に恋焦がれ、彼女の寝室に忍び込むシーン。驚くルイーズにジュリアンはまっすぐに「あなたを愛しています!」と告白。貞淑なルイーズは拒否しようとするもジュリアンは「あなたが僕を狂わせた」と情熱的に迫り…。愛を確かめ合った2人は「禁じられた愛の言葉」を歌う。顔を近づけ、見つめ合いながら愛を歌い上げる2人の姿が官能的だ。続いて披露されたのは、ルイーズとの密会が露呈し、レナ―ル家を去ることになったジュリアンが、ルイーズの愛を失ったと思い込み、哀しみ、愛、憎しみ、怒り、そして野望を歌い上げる「赤と黒」。ジュリアンの内にある赤き情熱、黒い闇がロック調の歌とダンスで力強く表現される。最後に披露されたのは、2幕の冒頭で舞台はパリ。ジュリアンが秘書を務めるラ・モール侯爵(川口)の屋敷でのパーティの場面で、侯爵の娘・マチルド(田村)が社交界に飽き飽きしているさまを歌う「誰も彼も退屈」。このマチルドとの出会いもまた、ジュリアンの運命を大きく狂わせていくことに…。公開稽古を終えて、「凄い緊張感で、1公演が終わったような感じです」と語る三浦。デンジャラスでスリリングなジュリアンという主人公の魅力を表現する上で「内に秘めた思いと外にはそれを出さない部分――二面性を出したい」と語る。作品全体についても「迫力あるナンバーが多いので(楽曲が目立って)ショーのように見えかねないですが、そこに至るまでのストーリー、気持ちをつなげていく作業を丁寧にやっていきたい」と語った。ジュリアンが愛と欲望のはざまで揺れ、成りあがり、堕ちていくさまをどう表現するのか。完成を楽しみに待ちたい。取材・文:黒豆直樹
2023年11月22日俳優の三浦宏規、川平慈英が出演するミュージカル『ナビレラ』が上演されることが4日、明らかになった。同作はは2016年、韓国のポータルサイト「Daum」で連載されたWEB漫画の舞台化作。日本でも漫画サイト『ピッコマ』を通して人気となり、2021年にはドラマ化もされNetflixで配信されている。2019年には、『ダーウィン・ヤング悪の起源』等、小説や漫画原作からのミュージカル化には定評がある韓国文化体育観光庁傘下のソウル芸術団によりミュージカル化され、2021年には再演されるなど、多くの観客に愛されている。○■2024年5月・6月に東京・日比谷シアタークリエで上演この度、初の日本版として2024年5月・6月に東京・日比谷シアタークリエにて上演されることが決定。上演台本・演出は桑原裕子が務める。桑原は劇団KAKUTAを主宰し、2018年に『荒れ野』で第70回読売文学賞受賞。2022年にはNHK『昭和歌謡ミュージカルまた逢う日まで』の脚本を手掛けるなど、暖かな眼差しで人間ドラマを描き続け、次々と活躍の場を拡げている。一流バレエダンサーを目指すイ・チェロク役を演じるのは、舞台『千と千尋の神隠し』ではハク役を務め、舞台『キングダム』信役で主演を果たし、本年10月にはミュージカル『のだめカンタービレ』での千秋真一役を好演した三浦宏規。5歳よりクラシックバレエを始め、数々の名誉ある賞を獲得した三浦が本領を発揮する。そして、幼い頃からバレエを踊る事を夢見ながら断念し、郵便局員を定年退職後、一度は諦めていた想いを叶えようとするシム・ドクチュル役を演じるのは川平慈英。主演を務めたミュージカル『ビッグ・フィッシュ』の演技により、第45回菊田一夫演劇賞を受賞し、NODA・MAP第24回公演『フェイクスピア』、音楽劇『スラムドッグ$ミリオネア』、オリジナルミュージカル『カラフル』など大作・話題作で存在感を放つ。川平と三浦は初共演となる。○■三浦宏規 コメントもしかしたら自分はこの作品をやる為にこれまでバレエをやっていたのかもしれない・・・(笑) と思ってしまうほど、この作品との出会いにワクワクしています。そして、ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』を拝見した際に座長としてのお姿に感銘を受け、憧れ続けてきた川平慈英さんとご一緒できる贅沢。もう今から楽しみでなりません! 皆様、どうぞご期待ください。○■川平慈英 コメント僕の演じるドクチュルは、残り少ない人生と直面しながらも、バレエに魅せられていく年老いた男です。純然たる“老人”という役柄は今作が初めてで、バレエも学生の頃レッスンを1、2回かじっただけで、ステージでお見せするのは初めて。初めてづくしの中で未知な自分を楽しみたい。チャレンジするのに年齢は関係ないですから!僕ならではのドクチュルをお見せできればと思います!(C)HUN,JIMMY/SUPERCOMIX STUDIO Corp.
2023年11月04日夜泣きが激しかった息子に三浦翔平さんが理由を聞くと…(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)かねてよりプライベートでも親交があり、同じ1988年6月生まれだという三浦翔平さんとおばたのお兄さん(誕生日は2日違い!)が、9月25日放送の『Blue Ocean』(Tokyofm)で共演し、子育てにまつわるトークで盛り上がりました。おばたのお兄さんは8月27日に第一子が誕生。「おばたのお父さんになりました!」と言いながら颯爽と登場しました。しかし収録した日はちょうど赤ちゃんが生後3週間を迎えたタイミングで、俗に“魔の三週目”と呼ばれる時期。「何しても寝ない、泣く」という状態で、おばたさんは明らかに「寝不足な顔つき」だったようです。3歳の長男を育てる先輩パパの三浦さんは、“魔の三週目”について「お腹の中から出てきて(少し経った時期で)、子ども自身も(これまでは羊水の中にいたこともあって)戸惑ってるときなんだよ、きっと」と予想。それを聞いたおばたさんは、赤ちゃんが沐浴の際に「『そうそう、これこれ!』みたいな顔する」と言い、沐浴が羊水を彷彿させてしっくりくるのでは、と納得したようです。三浦さんの子どもも赤ちゃんの頃は夜泣きが激しかったそうですが、3歳になった長男に「なんで(赤ちゃんの頃あんなに)泣いてたの?」と聞いてみたところ、驚くべきことに「ミルク足んなかったの!」という答えが返ってきたとか。本当にミルクが足りないと感じていたのか、それとも親が「ミルクが足りないのかな?」などと話していたことをなんとなく覚えているのかは不明だそうですが、おもしろいやりとりですよね。(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)また、すでに育児グッズはひと通りそろえたというおばたさんが、これから購入すべき育児グッズの相談をすると、三浦さんは「バンボは? まじ使えるから」と提案。最終的に三浦さんからの出産祝いとしてバンボをプレゼントし、加えて山﨑夕貴アナにもエステ券などをプレゼントすることになりました。ママへの労いを忘れないところがさすがですね。ちなみに三浦さんとおばたさんは少し前に出産祝いについて連絡していたものの、おばたさんは育児に追われるあまり返信が滞っていたそう。赤ちゃんが産まれてからは「携帯もさわれない」というおばたさんに共感しつつ、三浦さんは「その一瞬って今しかないからね」「(赤ちゃんの成長を)目に焼き付けた方がいいと思いますよ」と、経験者ならではのアドバイスを送っていました。(※画像はおばたのお兄さんオフィシャルブログより)
2023年10月02日上野樹里と三浦宏規が出演するミュージカル「のだめカンタービレ」のメインビジュアルが完成した。本作は、2001年より月刊「Kiss」(講談社)にて連載を開始し、2004年に第28回講談社漫画賞少女部門を受賞、全13巻の新装版単行本ほかシリーズ累計発行部数は3900万部を超える爆発的ヒットとなった同名漫画の初のミュージカル化。今回完成したビジュアルは、上野さん演じるのだめと、三浦さん演じる千秋が、ピアノとともに写し出された、原作から抜け出たような、上演への期待が高まる一枚となっている。また、シアタークリエ千穐楽の10月29日(日)13時公演を、ライブ配信することも決定。本作は満席となったが、出かけ先や家庭で楽しむことができるようになる。そして公演グッズは、原作者・二ノ宮知子による描き下ろし「劇場の客席に座るのだめと千秋先輩」イラストの、クリアファイルやアクリルスタンドなどが揃っている。▼ライブ配信概要【配信日時】10月29日(日)13:00 開演の部(16:00 終演予定)【アーカイブ】ライブ配信終了後準備整い次第~11/8(水)23:59まで(視聴チケット販売は 11/8(水)20:00 まで)【配信プラットフォーム】uP!!! (KDDI)【配信視聴料金】4,400円(税込)ミュージカル「のだめカンタービレ」は10月3日(火)~29日(日)シアタークリエ、11月3日(金)~4日(土)サントミューゼにて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年09月25日「それはちょっと許せなかったね」 この投稿をInstagramで見る shohei miura/三浦翔平(@shohei.63)がシェアした投稿 三浦翔平さんは2018年に女優の桐谷美玲さんと結婚し、2020年に誕生した長男は3歳に。番組ではしばしばお子さんとの日常を明かしている三浦さんですが、この日の放送では「翔平三浦の○○の話」というテーマトークのコーナーで、『これだけは許せない話』として、子どもと行った公園での出来事を話しました。『これだけは許せない話』というトークテーマながら、「いや許そう、全部。結局だって許すもん、許せなくても」と、寛容な姿勢の三浦さん。許容するということに関連して、まずは空港で遭遇したエピソードを明かします。三浦さんはあるとき空港で、泣く赤ちゃんを連れた母親に文句を言っている外国人を見かけ、その人のことを「かわいそうだな」と思ったのだといいます。「みんな、赤ちゃんだからしょうがないでしょ、みたいな空気なのに。すげえなんかお母さんにぶわーって言ってて。イヤイヤ泣くでしょって、赤んぼなんだから。かわいそうっていう感じ」と、赤ちゃんが泣くことを許せないその人を、かえって気の毒に思ったそう。ただし、どうしても許容できないこともあります。たとえば子どもに危険が及ぶような場合で、三浦さんも「さすがにこれは許せない」と感じた出来事はあるといいます。それは三浦さんが息子を連れて公園で遊んでいたときのこと。公園には0歳児から1~3歳くらいの小さな子もいれば、5~6歳、小学生まで、幅広い年齢層の子どもたちがひしめいています。そんな中、小学生と思しき集団が全力で鬼ごっこをしていて、危険を感じたことがあったようです。「子どもたちは全力なのよ、走ることに。でもベイビーたちのこと見えてないからさ、結構ぶつかったりするのよ。あっぶなあ、みたいな。俺が他の子に『危ないよ、赤ちゃんいるからね』とか言うんだけど、『はあ?何このおっさん』みたいな目で見られんのよ(苦笑)。いい子もいるのよ、ハーイみたいな」「で、うちの子がすべり台やってたら、後ろから、小学校の女の子と男の子が追いかけっこしてて、蹴られて、顔を。うちのチビが」周囲を気にせず走り回る小学生たちに注意していた三浦さんですが、なんとすべり台で遊んでいた息子が顔を蹴られるという事件が発生。もちろん三浦さんはその小学生を「ちょっと待て」とひきとめ、「小さい子がいるんだから」と注意したといいます。ところがその子は逃げてしまい……「親どこだって探すけど親いないの。おそらく遠くの方のベンチでママ会やってる誰かの子なんだけど。それはちょっと許せなかったね。さすがにとっ捕まえて親呼んでこいとまでは言わなかったけど」と、縦横無尽に暴れまわる我が子を放置している親に対して、怒りがわいたと明かしました。このエピソードに、スタッフから「他人のお子さんでも、ちゃんと叱るんですね」と言われた三浦さんは、「だって普通に危ないんだよ。全力だからさ。遊ぶのはいい、もちろんね。でもそのときから、赤ちゃんとかに対してもっと気を配れと。死んじまうぞ?っていう。だから普通に、子どもにガチで怒る」と、よその子であってもしっかり叱らなければならない重要な場面であるとキッパリ。もちろん、息子にも「近くにベイビーがいたらちゃんとしようね」と日頃から言い聞かせているそうで、息子は自分より小さい子が近くにいるときは、「あ、ベイビーいるから危ないね」と意識するようになったそうです。(※画像はイメージです/photoAC)
2023年07月25日7月21日(金) から31日(月) に恵比寿ザ・ガーデンホールで開催される舞台『Why dont’ you SWING BY ?』の新ビジュアルが公開された。シソンヌとみうらひろきが企画する本公演は、コント師と舞台俳優がショートストーリーで繰り広げる、新たなエンターテインメント。出演者にはシソンヌ、三浦宏規、原田優一、鈴木拡樹が名を連ねており、さらにバンドの生演奏も加わる予定だ。併せて、出演者からのコメントが到着した。■じろう(シソンヌ) コメント手作りの舞台です。途中、何を見せられているのかわからなくなり、気絶しないようにお気をつけ下さい。あ、あと羽織るものを忘れずに。空調はワガママなので。■長谷川忍(シソンヌ) コメント稽古はとても順調です!5人の団結力も固まってきました。ただバタバタでいろんな事が決まったり変わったりしているので、全員がソワソワしています。果たしてそこが本番でどう転がるかは、神のみぞ知る。■三浦宏規 コメント個性と個性が激しくぶつかり合い、誰も見たことがないような作品が出来上がりました。新ジャンルの舞台です。そして何故か私が2曲振り付けをしました。私の振付家デビューでもあるこの作品、皆様、是非観にいらしてください!!■原田優一 コメントついに、今まで観たことのない、そして、やったことのないジャンルのなにやらが初日を迎えます。シュールで快活な空気をお楽しみいただけるのではないかと思っております。ドキドキしていますが、ワクワクもしています。不安はありませんが、心配はあります(笑)。とにかく!振り幅にすっ飛ばされないように、しがみつくのみです。ご来場のお客様に楽しんでいただけますよう、我々も楽しんで準備しております!■鈴木拡樹 コメント暑い夏の季節となりました。皆様、快適にお過ごしでしょうか?今年の夏はどこかへお出かけでしょうか?私たちは?と言うと日々作品作りの暑い夏を満喫しています。今年は本当に暑い夏になりそうだ!劇場でお待ちしています。<公演情報>『Why dont’ you SWING BY ?』7月21日(金)~31日(月) 恵比寿ザ・ガーデンホール出演:シソンヌ、三浦宏規、原田優一、鈴木拡樹企画:シソンヌ&みうらひろきチケット料金:全席指定11,000円(税込)※未就学児入場不可公式サイト:
2023年07月19日ダンスパフォーマンスグループs**t kingz(シットキングス)が、盟友・三浦大知とのコラボ楽曲「No End feat. 三浦大知」を7月19日(水) に配信リリースすることを発表した。本楽曲は、s**t kingzの日本武道館単独ライブ『THE s**t』のテーマ曲。サブスク解禁に先立ち、Music Videoが7月8日(土) 21時にプレミア公開されることも決定した。「No End feat. 三浦大知」は、s**t kingzと三浦大知プロデュースのもと、作詞・歌唱は三浦大知が担当。作曲は三浦やAI、8LOOM、BTSなど国内外多数のアーティストに楽曲提供しているUTAが手掛ける。歌詞を書くうえで三浦大知は、「僕たちに共通していることは何かを考えた時に、"もっと新しい事をしたい、もっと誰もやってない事をやりたい"という“とめどない欲望”なのかなと思った。“ダンサー史上初”の日本武道館ライブという大きな目標を達成してもなお、シッキンが"まだまだいくぞ"と決意表明出来るような、そんな歌詞にしたいなと思い書いてみました」とコメントしている。MVは、本楽曲の歌詞のいたるところに込められたメッセージである「満足できない」「止まるわけにはいかない」「まだまだここから」という“渇望”や“込み上げる衝動”を全面に出すべく、“未知なる世界”を感じさせる洞窟で撮影された。かなり激しいダンスにも関わらず、足場は、土や石が転がり、斜面もある今までで最も厳しい撮影環境だったという。メンバーは「それでもいい映像を撮りたくて頑張りました!過酷だったはずの1日でしたが、スタッフも含めみんなで一丸となって乗り越えた達成感で清々しかったです!」とコメント。見どころは各メンバーのソロパートだといい、「メンバーそれぞれの魅力を特に注目して見てください!洞窟というシチュエーションに炎、水、光と幻想的かつ攻撃的な作品になっています。15周年を迎えたs**t kingzのこれから先への牙剥き出しのパフォーマンスを是非ご覧ください!」と語った。<s**t kingzメンバー コメント>■shoji15周年の記念すべきタイミングで、武道館公演を控えた心が燃えるタイミングで、ライブハウスツアーを控えたワクワクするタイミングで、遂に三浦大知と楽曲を制作する事が出来ました。むしろ、この時の為に我慢し続けてきました!三浦大知と共に歩んできたこれまでの時間と、想いと、熱意がぶつかり合って、最高にアツい楽曲が完成しました!!!s**t kingzの事をs**t kingz以上に理解している三浦大知だからこそ、紡がれた言葉に想いとリアルを感じてもらえると思います。何度も観て、聞いて、楽しんでください!■kazuki15周年、そして武道館という大舞台を控えたこのタイミングで、同世代で昔から一緒に頑張ってきた大知と一緒に作品を作ることを狙ってました!■NOPPOいつかは絶対に大知と一緒に楽曲を作りたい!とずっと思っていました。今年はLiveツアー、武道館と沢山の方々と会える機会があり、しかも15周年!こんな勝負の年に、10年以上の付き合いで、ずっと刺激をくれる三浦大知の音楽なしでは迎えられなかったので、実現できて嬉しいです。■Oguri三浦大知は共に走り続け、闘い続けている戦友であり、表現者としても人間としても心から尊敬できる、シッキンにとって大切な存在です。15周年、初の武道館公演に向けた渾身の一曲は、大知の力を借りて最高最強な音楽を作りたかったんです!■三浦大知 コメント10年以上の付き合いになるシッキンと遂に楽曲を作る事が出来て本当に嬉しいです。音楽プロデューサーのUTAさんにお願いしまして、みんなで一緒に0から作り上げていく時間がとにかく楽しくてずっとワクワクしながら制作しました。僕達は誰かに何かを言われているわけでもないのに、「何か新しいものを生み出したい!生み出さなければ!」という謎の使命感と欲望に逆らえない、ある種、病気的なまでの衝動に常に突き動かされています。そんな終わりのない三浦大知とシッキンの溢れる情熱が詰まりまくった一曲になりました。熱いです。感動的です。是非聴きまくっていただきたいです!MVを見せて頂きましたが、シッキンの表現がもう画面内に収まってません。画面から溢れ出してしまっています。身体の内側から吐き出された「まだ足りない!」という尽きる事のない炎のような探究心とダンスに対する愛を感じる事のできるMVだと思います。最高です!<リリース情報>Digital Single「No End feat.三浦大知」「No End feat.三浦大知」配信ジャケット7月19日(水) 配信リリースLyrics:Daichi Miura、s**t kingzMusic:UTA、Daichi Miura「No End feat.三浦大知」MV※7月8日(土) 21:00プレミア公開<ツアー情報>『s**t kingz Dance Live Tour 2023 「踊ピポ」』s**t kingz Dance Live Tour 2023『踊ピポ』ビジュアル【東京】9月8日(金) 開場 18:00 / 開演 19:009月9日(土) 開場 12:00 / 開演 13:00 開場 17:00 / 開演 18:00会場:Zepp DiverCity問合せ:キョードー横浜TEL:045-671-9911(月〜金 11:00〜15:00)【福岡】9月16日(土) 開場 16:00 / 開演 17:00会場:Zepp Fukuoka問合せ:BEATEL:092-712-4221(平日 12:00〜16:00)【愛知】9月18日(月・祝) 開場 16:00 / 開演 17:009月19日(火) 開場 18:00 / 開演 19:00会場:Zepp Nagoya問合せ:サンデーフォークプロモーションTEL:052-320-9100(全日 12:00〜18:00)【北海道】9月22日(金) 開場 18:00 / 開演 19:00会場:Zepp Sapporo問合せ:WESSinfo@wess.co.jp(Mailto:info@wess.co.jp)【大阪】9月29日(金) 開場 18:00 / 開演 19:009月30日(土) 開場 12:00 / 開演 13:00 開場 17:00 / 開演 18:00会場:Zepp Namba問合せ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00〜18:00 ※日祝休業)【宮城】10月7日(土) 開場 16:00 / 開演 17:00会場:仙台 GIGS問合せ:ジー・アイ・ピー (お問い合わせフォーム)【広島】10月15日(日) 開場 16:00 / 開演 17:00会場:BLUE LIVE 広島問合せ:キャンディープロモーションTEL:082-249-8334(月〜金 11:00〜17:00)【チケット料金】価格:8,800円(税込)※3歳以下入場不可 / 4歳以上チケット必要※ドリンク代別※1公演につき1人4枚まで公式HP:<イベント情報>『s**t kingz Workshop Tour 2023』『s**t kingz Workshop Tour 2023』ビジュアル【東京】9月10日(日)入門クラス:開場 10:45 / 開演 11:30入門クラス:開場 14:00 / 開演 14:45経験者クラス:開場 17:15 / 開演 18:00会場:有明アリーナ サブアリーナ問合せ:キョードー横浜TEL:045-671-9911(月〜金 11:00〜15:00)【福岡】9月17日(日)入門クラス:開場 11:15 / 開演 12:00経験者クラス:開場 14:15 / 開演 15:00会場:Whask(ワスク)問合せ:BEATEL:092-712-4221(平日 12:00〜16:00)【愛知】9月20日(水)入門クラス:開場 15:15 / 開場 16:00経験者クラス:開場 18:15 / 開場 19:00会場:SPACE “D”問合せ:サンデーフォークプロモーションTEL:052-320-9100(全日 12:00〜18:00)【北海道】9月23日(土)入門クラス:開場 11:15 / 開演 12:00経験者クラス:開場 14:15 / 開演 15:00会場:DANCE STUDIO NATIVE SAPPORO問合せ:WESSinfo@wess.co.jp(Mailto:info@wess.co.jp)【大阪】10月1日(日)入門クラス:開場 10:45 / 開場 11:30入門クラス:開場 14:00 / 開場 14:45経験者クラス:開場 17:15 / 開演 18:00会場:城東区⺠センター ホール問合せ:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00〜18:00 ※日祝休業)【宮城】10月8日(日)入門クラス:開場 11:15 / 開演 12:00経験者クラス:開場 14:15 / 開演 15:00会場:エルパーク仙台 スタジオホール問合せ:ジー・アイ・ピー (お問い合わせフォーム)【広島】10月14日(土)入門クラス:開場 11:15 / 開演 12:00経験者クラス:開場 14:15 / 開演 15:00会場:TSS テレビ新広島 別館 9F スタジオ問合せ:キャンディープロモーションTEL:082-249-8334(月〜金 11:00〜17:00)【チケット料金】価格:7,150円(税込)※全自由 / 整理番号付 番号順入場※未就学児入場不可 / 小学生以上チケット必要※1公演につき1人2枚までs**t kingz Dance Live in 日本武道館『THE s**t』10月25日(水) 日本武道館開場 17:30 / 開演 18:30関連リンク公式サイト:::::
2023年07月07日現在テレビ出演などを休止し、表舞台から姿を消している三浦瑠麗氏(42)。コメンテーターとして引っ張りだこだった三浦氏が消えたきっかけは、夫の三浦清志氏だった。投資会社「トライベイキャピタル」代表取締役である清志氏は「建設の見込みのない太陽光発電の建設計画を別の会社の代表に持ちかけ、出資金としておよそ10億円を騙し取った」として刑事告訴され、その後、業務上横領の疑いで逮捕・起訴された。当の三浦氏にも数々の“いわく”がーー。’19年7月、三浦氏のTwitter投稿によって「夫婦関係に関する投稿をされプライバシーが侵害された」として、テレビ朝日の社員が三浦氏を相手に起こした訴訟で、今年3月に三浦氏の敗訴が確定。原告は当時、「公に発言することの責任を、三浦さんには自覚してほしいと思います」とのコメントを発表していた。本誌も今年2月下旬の夜、夫ではない男性と腕を組んで歩いたり、タクシーの中で男性にしなだれかかる姿を目撃している。そんな三浦氏だが、気になる点が。それは、フジテレビの番組審議会に参加しているということだ。三浦氏は’19年4月から同会の委員を務めており、今年6月14日開催の「第528回 番組審議会」にも参加している。このことについては清志氏の逮捕から特に異論が噴出しており、SNSでは厳しい声がこう上がっている。《三浦瑠麗氏を番組審議会委員として平然と起用し続けるフジテレビ》《未だに三浦瑠麗氏を番組審議会の委員のままにしているフジテレビ。この人に何を審議してもらうの?》《フジテレビは何を考えているのでしょう。番組審議会のメンバーとして相応しいのでしょうか?》そこで、本誌はフジテレビに「三浦さんは7月の番組審議会にも参加しますか」「三浦さんが審議会の委員を続けていることを批判する声もありますが、見解は」「国際政治学者の肩書を掲げる三浦さんが番組審議会の委員に選ばれたのは、なぜでしょうか」といった質問状をメールで送った。すると、担当者はこう回答した。「三浦さんには、当社の番組審議会の委員として、番組や放送全体について貴重なご意見を頂いています。7月もその予定に変更はございません」テレビからいなくなっても、テレビの審議は続けていくようだ。
2023年07月01日6月12日(月) にWOWOWで生中継・ライブ配信される『生中継!第76回トニー賞授賞式』に、三浦宏規がゲスト出演することが発表された。三浦は今年5月にプライベートでニューヨークを訪れ、ブロードウェイで今年のノミネート作品を含め話題作を観劇したばかり。トニー賞直前のブロードウェイから大いに刺激を受けた、三浦の熱冷めやらぬトークに期待ができそうだ。なお番組には市村正親と平方元基のゲスト出演も予定されている。また、番組オープニングでナビゲーターの井上芳雄と宮澤エマが、今年度のミュージカル作品賞にノミネートされている『ニューヨーク・ニューヨーク』のタイトル曲を歌唱披露することが決定。『ニューヨーク・ニューヨーク』は、マーティン・スコセッシが監督を務め、作曲をジョン・カンダー、作詞を故フレッド・エッブが手がけた1977年の同名映画をもとに作られた新作ミュージカル。既存の名曲ナンバーの上に新しい楽曲も加わり、リン=マニュエル・ミランダ(『ハミルトン』)が歌詞を書きおろしたことも話題になっている。さらに、今年4月に井上がおよそ3年ぶりにニューヨークのブロードウェイに渡り、ロケを行った番組がWOWOW公式YouTubeチャンネルで公開中。本番組は、WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信中の『トニー賞がやってくる!』の再編集版。活気あるブロードウェイの近況を現地からリポートするとともに、昨年11月にオープンした演劇に特化した体験型ミュージアム「ブロードウェイ博物館」を訪れ、トニー賞やブロードウェイの歴史を井上自身の現地からのリポートで巡っていく。なお今回の映像は、7月2日(日) 23:59までの期間限定公開となる。井上芳雄inニューヨーク!トニー賞って?ブロードウェイの今と昔を巡る!※7月2日(日) 23:59までの期間限定公開<番組情報>生中継!第76回トニー賞授賞式6月12日(月) 8:00(※日本時間)放送・配信(同時通訳)[WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]字幕版は6月17日(土) 21:00放送・配信 [WOWOWライブ][WOWOWオンデマンド]※放送終了後WOWOWオンデマンドでアーカイブ配信あり配信期間:生中継版6月17日(土) 20:59まで/字幕版7月2日(日) 23:59までナビゲーター:井上芳雄、宮澤エマゲスト:市村正親、平方元基、三浦宏規詳細はこちら:
2023年06月08日落ちこぼれながら天才的なピアノの才能を持つ音大生・のだめこと野田恵と、同じ大学のエリートで指揮者を目指す千秋先輩こと千秋真一。このふたりを中心にクラシック音楽の世界を描いた大人気のコミック『のだめカンタービレ』が、ドラマ、アニメ、映画化に続いて、初めてミュージカルになる。のだめを演じるのは、ドラマ、映画でも大好評を博した上野樹里。千秋には、舞台で大活躍中の三浦宏規が扮する。どんなコンビとなりどんな舞台を作っていくのか。初顔合わせながら、会話のなかに作品への熱い思いがあふれた。「千秋先輩」との共通点は自分のミスが許せないところ──上野さんは、このミュージカル『のだめカンタービレ』が初舞台となります。その挑戦を決意された思いから聞かせてください。上野実は最初、原作の二ノ宮知子さんが私のラジオ番組(『Juri’s Favorite Note』)の第1回目のゲストに来てくださったときに、今度舞台になるんだというお話を伺ったんです。それで、「それ、ちょっと興味あります」と私が言ったところから、今に至ります(笑)。ちょうどその時期、原作の連載が20周年を迎えて開催された「のだめカンタービレ」展を私も見学させていただいて、のだめがよみがえってきたというか、自分の中に生き続けているということを改めて感じたこともあって。タイトルの「カンタービレ」は、「歌うように」という意味を表す音楽用語ですが、ミュージカルになって、のだめが本当にカンタービレするとどんなふうに歌うんだろうと、それがちょっと面白そうだなと思って、挑戦してみたいと思ったんです。──そして三浦さんには、千秋役に決まったときの気持ちをお聞かせいただければ。三浦ドラマを放送当時観ていて大好きな作品だったので、それがミュージカルになるというのがまず驚きでした。その大好きな作品の千秋先輩に自分がなるなんてもちろん夢にも思ってなかったですし。しかも、のだめ役を上野さんがやられるということで、本物の「のだめ」とお芝居させていただくなんてものすごく緊張しますが、本当にうれしいです。皆様の期待を裏切らないよう、ご迷惑をかけないよう、千秋先輩という役を務められるように精一杯頑張りたいです。──上野さんはのだめの魅力を、三浦さんは千秋という役をどう捉えておられますか。上野ハートフルなところが魅力ではないかなと思います。感情表現が豊かで、「ぎゃぼ―」という奇声を発したり(笑)、エンジンがかかると集中力を発揮して千秋先輩もコントロール不能になってしまう、ちょっと普通じゃないところもあるんですけど。でも、その人間的な感情がピアノ演奏に込められているから、千秋先輩の心を動かすのかなと思ったりします。演じていても楽しいんですよね。真剣に本気で演じているんだけどふざけているような感じにも見えたり。皆さんにとっても親しみやすいキャラクターだと思います。三浦千秋先輩は完璧主義者で隙がなくて、誰もが憧れる理想像ですね。でも、のだめが現れて、彼女に振り回されることによって、その完璧に見えていた千秋先輩のいろんな面が見えてくるところがかわいくて。そこが魅力的なところだなと思います。──ご自身とリンクするところはありますか。三浦どうでしょう。僕は決して完璧主義ではないんですけど、ミスをするのはイヤなんです。もちろん舞台にはミスがつきもので、それにどう対処するかというのは、演じる側にとっても観る側にとっても、「生もの」としての面白味のひとつだとは思うんですけど、自分がやってしまったら許せなくて、けっこう引きずるんです。上野みんなきっと、自分が失敗しちゃったらそうなりますよね。三浦はい。周りから「面白かったからよかったよ」と言われるんですけど、「許せない。稽古でやってきたことをちゃんとやりたい」って思うんです。あ、千秋先輩みたいなことを言ってますけど(笑)、ちょっとそういうところはあります。ちょっとだけ。未知数のミュージカル版『のだめ』に想像をふくらませて──ミュージカルでのだめを表現することについて、上野さんはどんなふうに想像されていますか。上野どうなるのか本当に想像がつかないんです。音楽という意味では同じかもしれないですが、歌ではなくクラシックの演奏を描く物語ですし。でも、とにかく何より、今でもDVDなどで繰り返し『のだめ』を観ていますというファンの方がたくさんいてくださるので、そういう方たちが、目の前に生ののだめがいることをうれしく思ってくださったりするのかなと思っていて。映像では年齢もリアルが求められますけど、舞台だったら今の私が大学生を演じることもできますし。再びのだめになって、皆さんと生で会えるのが私も楽しみなんです。──三浦さんはクラシックバレエを習っていらっしゃったので、クラシック音楽にもなじみがおありかと思います。三浦そうですね。5歳からクラシックバレエをやっていたので、クラシック音楽しか聴いてこなかったんです。最近はポップスも聴くようになって好きなんですが、昔は好きな曲はクラシックばかりでした。通学中やバレエのレッスンに行くときもイヤホンでクラシック音楽を聴いていて、それも、バレエ音楽じゃない協奏曲や交響曲を聴きながら、自分で適当に振りを付けるのを趣味にしていたんです(笑)。中学生くらいのときに好きだったのが、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」でした。『のだめ』の中でものだめと千秋先輩が連弾していたので、舞台でもそんな場面があったらいいな、なんて思っていますが、どうなるでしょう(笑)。──上野さんから「先輩」と呼ばれるのは、いかがですか。三浦いやいや、やめてください(笑)。上野でも、本当に先輩ですよ。だって、舞台においてはもう間違いなく先輩ですから。演出の上田一豪さんとも『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『グリース』(共に21年)ですでにご一緒されているし、私はたぶんおふたりについていくしかできないと思うんです。しかも、クラシック音楽についても、そうやってラフマニノフを聴きながら振付を考えていたお話を聞くと、住む世界が違うなという感じで、千秋先輩を演じる素質が十分にあると思いますし。だから、すごく安心して信頼してついていきます。よろしくお願いします!三浦ありがたすぎるお言葉です。自分なりに精一杯頑張りたいと思います。『のだめ』の経験で開花されたもの──この機会に、舞台の先輩の三浦さんに上野さんから聞いておきたいことはありますか。上野何を聞いていいかわからないくらいですけど(笑)。稽古していくなかで台本もお芝居もどんどん変わっていくそうなので、本番直前に最終的な形に仕上がるとしたら、自分のものになってきたなという手応えはどのあたりで感じられるものなんでしょう。どのくらいから自信がみなぎってくるんですか。三浦自信がみなぎったことはないですけど(笑)、どれだけ入念に稽古ができても、僕は初日が開くまで怖いんです。だから、稽古の段階でどれだけ仕上がったと思ってもそれが自分の軸になることはなくて、初日が開いてお客様から拍手をいただいたときに初めて、自分のものになるというか。ふっと落ちてくる感じがあります。上野お客様の笑い声は耳に入ってくるの?三浦入ってきます。上野へぇ〜どんな感じなんだろう!その分、間ができるから、お芝居の時間が延びますよね。三浦絶対延びます。『のだめ』はたぶん笑いが多いでしょうし。上野じゃあ、笑いが止まらなくて上演時間が延びたら成功なのかな(笑)。三浦でも、笑いを欲しがって調子に乗ると怒られますから(笑)。気をつけます。──三浦さんからも、『のだめ』という作品の先輩である上野さんに、ぜひ質問してみていただければ。三浦のだめって個性的で、演じるのが難しいキャラクターだと思うんですけど、ドラマで演じられているあのイメージは、すぐにできたものなんですか。上野1話を観るとまだうぶな感じで、当時は、監督が笑ってくれたら大丈夫とか、それを頼りに演じるしかなかった気がします。あとは、原作ののだめの動きをつなげて三次元にしたらどうなるか考えたり。でも、衣裳や髪型も原作に忠実に用意してくださったので、衣裳を着ればのだめになって、声や動きもこれくらいかなというのが徐々に感覚的にわかってきました。だから、そのうち自分でも、普通に立ったり座ったり歩いたりするだけでは物足りなくなってくるんです(笑)。そうやって、のだめによって開花された声の出し方とかがあって、それが未だに自分に根付いているかもしれないです。三浦この間、改めてドラマを見直したんですけど、あんなに個性的なキャラクターなのに、内から感情がリアルに出てきていて、本当に感動したんです。──見直して印象に残っているシーンは?三浦千秋先輩が指揮した演奏が終わったあと、拍手が起きるまでのひと間に、のだめの目から自然に涙がこぼれてくるんですけど、自分もよくあるんです。カーテンコールのときに、なんで泣いているのかわからないけど感動して泣いているっていうことが。だから、そののだめの姿が素敵で!って僕、うるさいですよね(笑)。上野いえいえ(笑)、ありがとうございます。でも、今回は観ている側ではいられないので、そういう表情にお客様がなってくださるような舞台を作らないといけないっていうことですね。三浦はい、そうです。頑張ります!上野感情表現が豊かなのだめと一緒にいろんな感情を楽しんでもらって、笑顔になっていただける舞台にできたらと思います。取材・文=大内弓子撮影=杉映貴子<公演情報>ミュージカル『のだめカンタービレ』原作:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社『Kiss』所載)演出:上田一豪脚本:上田一豪笠浦静花音楽:和田唱(TRICERATOPS)クラシック音楽監修:茂木大輔2023年10月3日(火)~2023年10月29日(日)会場:東京・シアタークリエ11月3日(金・祝)・4日(土)長野・サントミューゼ公演あり公式サイト:ぴあアプリでは上野樹里、三浦宏規のアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年05月22日俳優の三浦宏規、高野洸らが出演する舞台『キングダム』が、5月11日に配信サービス・uP!!! オンラインライブで生配信される。今回、生配信が決定したのは北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruの千穐楽公演。13時公演には、三浦(信)、牧島輝(嬴政・漂)、華優希(河了貂)、梅澤美波(楊端和)、石川由依(紫夏)、18時公演には高野(信)、小関裕太(嬴政・漂)、川島海荷(河了貂)、美弥るりか(楊端和)、朴璐美(紫夏)が出演する。また、アーカイブ配信は生配信終了後に準備でき次第開始し、5月18日(~23:59)まで配信されるほか、公演15分前にはミニメイキング映像も配信される。視聴チケットは一般5,500円、auスマートパスプレミアム会員は5,000円で販売。5月18日(~20:00)まで購入することができる。
2023年04月06日舞台『キングダム』の千穐楽2公演ライブ配信が決定したことが6日、明らかになった。同作は原泰久による、人気コミックスの舞台化作。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(三浦宏規/高野洸)と、後の始皇帝となるエイ政(小関裕太/牧島輝)が、ともに中華統一を目指す。原作の既刊67巻の累計発行部数は9,500万部を突破し、著者である原泰久は本作がデビュー作ながら、2013年には第17回手塚文化賞マンガ大賞を受賞。昨年、TVアニメ第4シリーズも放送された。2019年4月には待望の実写版映画が公開され、2022年に公開された『キングダム2 遥かなる大地へ』の大ヒットを経て、2023年7月には『キングダム 運命の炎』公開と、盛り上がりを巻き起こし続ける。舞台版は2023年2月5日に帝国劇場で開幕し、帝国劇場、梅田芸術劇場は1度も公演中止になることなく、4月2日より博多座公演で公演を行っている。5月6日より札幌文化芸術劇場hitaruでの上演を予定しており、5月11日13時公演、18時公演がライブ配信されることとなった。本編・スペシャルカーテンコールをノーカットで配信し、本編配信前には特典としてミニメイキング映像も。一般価格:5,500円(税込)、販売期間は5月18日20時、アーカイブ視聴は5月18日23時59分まで。○三浦宏規 コメントこの度本公演のライブ配信が決定しました! 帝劇からはじまって全国ロングラン公演を行っている最中ですが、日々進化を続けている舞台です。圧倒的運動量である殺陣のシーンでは、カメラの寄り引きによってわかる細やかな表情や、目の動き、息遣いが感じられ、何台ものカメラでの映像で、照明やセットのすばらしさもライブならではのお楽しみ方が出来ると思います。またメイキング映像も配信されます。どんな姿が映っているのか、楽しみな気持ちと少々不安な気持ちもありますが、ぜひ舞台裏の“リアル”を感じていただき、より本編を楽しんでいただけたらと思います!○高野洸 コメントこのロングラン公演を統一する瞬間がどなたでも観られるようになりました!溢れんばかりの熱気はお客さんと共に日に日に増しています。既にご観劇の方も必ず違った感覚で観ていただけます。カメラアングルにも注目です。是非、今年2月から走り続けてきた舞台『キングダム』のラストを観に来てください!○小関裕太 コメントとくに、映像だからこそ切り抜かれる「表情」や「目線」は注目していただきたいです。例えば客席からだと目が合っているように見えていたけれど実は目が合っていないところもあると思います。シーンによっては、目が合っているといないでは解釈が変わることもあるので、ぜひ考察いただきたいです。2月に開幕し、1公演1公演にキャスト全員で魂を込めながら進み続け、福岡までやってまいりました。期間を経てこその「変化」「進化」もぜひお楽しみください!○牧島輝 コメント舞台『キングダム』を全国で観ていただける事になったんですね! とても嬉しいです。東京の初日から、キャスト一同毎公演全力で戦っています。劇場によっても作品の雰囲気は変わってくるし、それぞれのキャストの中で公演を重ねる毎に変化していっているものもあります。台詞の言い方だったり、目つきだったり、剣の振り方だったり、色々ですが。そうしてこの作品も大きな生き物のように変化していっていると思います。千穐楽にどんな『キングダム』になっているのか僕も楽しみです。ぜひ皆様に見届けて欲しいなと思います。○山口祐一郎 コメント舞台『キングダム』打っ千切り。遥か2200年の時空を超え、信が、政が、あなたの元に飛翔する。兵馬俑の士卒が押し寄せる。なぜ、2023年5月11日なのか。なぜ、今なのか。この3年3カ月、中止・延期に堪えマグマを蓄えた演劇人たち。帝国劇場で産声をあげて4カ月。コロナ禍公演中止が一度もない、これは稀有なことです。劇場は社会の映し鏡。この新しい時代の幕開きを皆様と共に祝えることを心より願っております。王騎。○出演者・5月11日13時公演【信】三浦宏規【エイ政・漂】牧島輝【河了貂】華優希【楊端和】梅澤美波【紫夏】石川由依・5月11日18時公演【信】高野洸【エイ政・漂】小関裕太【河了貂】川島海荷【楊端和】美弥るりか【紫夏】朴ロ美・共通キャスト【壁】有澤樟太郎【成キョウ】神里優希【左慈】HAYATE【バジオウ】元木聖也【昌文君】小西遼生【王騎】山口祐一郎(C)原泰久/集英社
2023年04月06日人気漫画『のだめカンタービレ』が初のミュージカル化。“のだめ”こと野田恵役に上野樹里、千秋真一役に三浦宏規を迎え、2023年10月に東京・日比谷のシアタークリエにて上演される。『のだめカンタービレ』初のミュージカル化二ノ宮知子による漫画『のだめカンタービレ』は、落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生・“のだめ”こと野田恵が主人公の、クラシック音楽ラブコメディ。ゴミだらけの部屋で美しいピアノの音を奏でるのだめが、同じ大学に通うエリート音大生の千秋真一や個性的なキャラクター達と出会い、ともに音楽家として成長していく姿がコミカルに描かれている。2006年~2008年には“のだめ”役に上野樹里、千秋真一役に玉木宏を迎え、テレビドラマ化。2009年・2010年には劇場版が公開され、その後もアニメ化や韓国でのテレビドラマ化などあらゆるメディアミックスを展開し、ヒットを収めてきた。上野樹里が再び“のだめ”役に、千秋役は三浦宏規そんな人気漫画『のだめカンタービレ』が初めてミュージカル化されることに。“のだめ”こと野田恵役は、テレビドラマと劇場版でも同役を務め、ミュージカル『のだめカンタービレ』で初舞台に挑む上野樹里が担当。千秋真一役は、舞台『千と千尋の神隠し』やミュージカル『ヘアスプレー』など話題作へ立て続けに出演し、舞台『キングダム』で主演を務めた三浦宏規が演じる。演出は上田一豪演出は、『笑う男』『四月は君の嘘』『ファースト・デート』など、様々なジャンルを手掛けている上田一豪が担当。また、クラシック音楽監修は、NHK交響楽団首席オーボエ奏者を経て、指揮者として活躍している茂木大輔が務める。また、“のだめ”役と千秋真一役の決定に際して行われた取材会には上野樹里と三浦宏規が登壇。ミュージカル『のだめカンタービレ』に向けた意気込みを語った。上野樹里はミュージカル『のだめカンタービレ』で再び“のだめ”を演じることについて、「『のだめカンタービレ』は初めて連続ドラマの主演を務めた作品であり、長期にわたって関わってきた作品。まさか時を経て、映像とは別の形で“のだめ”を演じることになるとは想像もしていなかった」と語り、舞台上から新しい『のだめカンタービレ』を届けることについては、「お芝居の延長線上で“のだめ”がカンタービレすると、どのように歌うのか想像するだけで面白いと思い、挑戦することにした」と語った。千秋真一役に挑む三浦宏規は『のだめカンタービレ』について、「ドラマ放送当時から見ていた大好きな作品で、ミュージカルになるということだけでも驚いたし、あの“千秋先輩”に自分がなるなんて夢にも思っていなかった」とコメント。また、「本当に大役なので、皆様の期待を裏切らないように精一杯頑張りたい」と意気込みを語った。さらに、原作者の二ノ宮知子は、ミュージカル『のだめカンタービレ』に向けて下記の通りコメントを寄せた。<二ノ宮知子 コメント>私は原作者は作曲者みたいなものだろうと思っています。私が描いたのだめカンタービレという曲が、アニメ、ドラマから、今度は舞台という新しいステージで、演出する方々が指揮者となり、ソリストである役者さんたち、舞台を作り上げる多くのスタッフさんが一丸となって、また新しい演奏を聴かせていただけるのだと、とてもワクワクしております。そして天才的のだめソリストの上野樹里さんと、舞台で大活躍中の三浦宏規さんの、新しいのだめと千秋が見られるのが本当に楽しみです!皆さま、どうぞ自由に、楽しく頑張ってください!【詳細】ミュージカル「のだめカンタービレ」原作:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社『Kiss』所載)演出:上田一豪クラシック音楽監修:茂木大輔出演:上野樹里、三浦宏規■公演開催時期:2023年10月会場:シアタークリエ住所:東京都千代田区有楽町1-2-1
2023年03月25日ミュージカル「のだめカンタービレ」取材会が3月20日(月)に行われ、のだめ役の上野樹里、千秋真一役の三浦宏規が出席、記者からの質疑応答に応じた。「のだめカンタービレ」は累計発行部数3900万部を超える大人気漫画の初ミュージカル化作品。落ちこぼれながら天才的なピアノの才能を持つ音大生“のだめ”こと野田恵と、のだめと同じ大学に通うエリート音大生で指揮者を目指す千秋のストーリー。上野さんは2006~2008年の同名テレビドラマ&2009年・2010年の劇場版でのだめを演じ、自身の代表作ともなった。出演の経緯を聞かれた上野さんは、自身がパーソナリティを務めるラジオのゲストに、作者の二ノ宮知子氏を呼んだことがきっかけだったと話す。「ラジオの収録前に“今度、舞台をやるんだよね”と聞いて。“興味あるんですけど!”から今に至っているという感じです(笑)」と説明。上野樹里「初めての連ドラの主役が“のだめ”で、長期で関わることができました。今になって別の形で“のだめ”をやることになるとは、誰も、私も想像していなかったです。“のだめ”のファンの方とすれ違うと、若い人たちからも『小さいときにお母さんと見ていたんです!』と声をかけてくれます。たくさんの人の中に映像で残っているのだめが、ミュージカルになるのは想像がつかなくて、面白いな、挑戦してみようとなりました」と愛情たっぷりに話した。一方、千秋役の三浦さんは「いやあ…まさかでした」と出演が決まったときのことを思い起こす。「本当に大好きな作品で当時見ていましたし、その千秋先輩に自分がなるなんて夢にも思っていなくて…。しかも上野さんがのだめをやられると。本当にうれしいけど正直怖いです。『玉木(宏)さんじゃないんかい!』って言われそうで(笑)」と言うと、思わず隣の上野さんも「(記者の)皆さん、笑ってる~(笑)」と笑顔になり一気に場が和んだ。三浦宏規さらに、舞台を初めて踏むことになる上野さんから、「千秋先輩についていきますのでよろしくお願いします!」と言われると、三浦さんは向き直り、「いえいえ!千秋先輩と言われて、こんな(緊張の)顔にならないように気をつけたいと思います!」と軽快なトークで返し、すでに息ぴったりの様子を見せていた。原作者 二ノ宮知子氏コメント私は原作者は作曲者みたいなものだろうと思っています。私が描いたのだめカンタービレという曲が、アニメ、ドラマから、今度は舞台という新しいステージで、演出する方々が指揮者となり、ソリストである役者さんたち、舞台を作り上げる多くのスタッフさんが一丸となって、また新しい演奏を聴かせていただけるのだと、とてもワクワクしております。そして天才的のだめソリストの上野樹里さんと、舞台で大活躍中の三浦宏規さんの、新しいのだめと千秋が見られるのが本当に楽しみです!皆さま、どうぞ自由に、楽しく頑張ってください!二ノ宮知子ミュージカル「のだめカンタービレ」は10月、シアタークリエにて上演。(cinamacafe.net)
2023年03月22日群雄割拠した紀元前の中国・春秋戦国時代を舞台に、孤児から強い信念と戦いの才で身を起こし大将軍を目指す信(しん)と、秦国の若き王・嬴政(えいせい)。このふたりの青年を軸に描いた大ヒット漫画『キングダム』。初の舞台化で主人公・信をWキャストで演じるのは、’17年からミュージカル『刀剣乱舞』(以下、刀ミュ)で、髭切と膝丸の兄弟刀を演じてきた、三浦宏規さんと高野洸さんです。――えい政と、政の影武者となって死んだ信の親友の漂(ひょう)の二役を演じるのが、小関裕太さんと牧島輝(ひかる)さんです。小関さんは、三浦さんとはミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』で共演、高野さんは初共演ながら子役時代に『天才てれびくんMAX』に出演していた繋がりが。牧島さんは共に刀ミュで共演しています。おふたりの政役はいかがですか。三浦宏規:小関くんの政は…なんかかわいいんだよなぁ。先輩に失礼かもしれないけれど。高野洸:予想外のワードが出てきたけど、確かにかわいいかも。三浦:チャーミングというのかな。しっかりされていて、あちこちにアンテナを張って、政として何を大事にするかを見極めて演じていらっしゃるんですけれど。王としての完璧さの中にも14歳らしい若さや不安定さが見え隠れする感じがあって、ちゃんと等身大のキャラクターになっているんですよね。そのバランス感も計算して演じられているとしたら…もうお見それしました、という感じです。高野:裕太くんて、普段から言葉遣いが丁寧だし、清潔感があって綺麗な方ですけど、その品の良さが政にいい形で反映されている感じがするんです。そのうえで、誰よりも稽古場に早く来て自主練していて、すごい真面目な努力家。その姿を見るたびに、自分も頑張らなきゃって刺激をもらってます。三浦:小関くんが少し儚い政としたら、まきちゃん(牧島輝さんの愛称)は目力の強さに揺るがない意志の強さをより感じるかな。あえて比べれば、だけど。高野:そうそう。輝くんは地声が低いぶん、なんかドシッと落ち着いた雰囲気が出る。そこがWキャストの面白さかもしれないよね。三浦:まきちゃんは、演出家の山田(和也)さんが「原作でわからないことがあったら牧島さんに聞いてください」って言うくらいの『キングダム』の熱狂的ファンだし。高野:それ、新しいキャストの方が参加するたびに言ってますよね。3回ぐらい聞きました(笑)。――『キングダム』の広大な戦場や何万もの兵を、舞台上でどう表現するのかも気になるところです。高野:舞台上に何万もの兵を出すことはできないですけれど、代わりに生の舞台でしか伝えられないものっていうのがあって。それこそ、俺らが発する気迫だったり熱だったり、エネルギーの強さだったりを、目の前で体感していただくことで伝わるものがあるんじゃないかということは、山田さんもおっしゃっていて…。三浦:そう。だから意外に、跳ぶにしても戦うにしても、派手な舞台機構を駆使して見せていくっていうより、ほぼ全部俳優が持てる肉体の力で表現しているんだよね。高野:そうそう。三浦:もちろんド派手なセットも感動するけれど、この作品は最終的に人が人を動かしていく物語。だから場面を盛り上げるだけの音楽やSEはほぼなくて、刀が当たる音とか、俳優の息遣いとかしか聞こえてこない場面っていうのもあって。そこは逆に戦場のリアルさを感じさせてくれる気がしてて。高野:蹴るシーンではちゃんと蹴っているし、ちゃんとぶつかり合うんで、泥くさいアクションシーンになると思うけど、そのぶんリアルな迫力を感じられる気がする。三浦:体への負担はもちろん大きいですけど、この作品は信の熱量が物語を引っ張っていくわけで、その感情が動けば動くほどお客さんに伝わるし共感してもらえると思うんです。だからそこは嘘のないようにやりたいんですよね。――おふたりは信というキャラクターのどこに魅力を感じますか?三浦:嘘がないところと、目的がはっきりしているところじゃないですか。“天下の大将軍になる”っていうところがブレない。紆余曲折ありながらも、そこにひたむきに進んでいくから、多くの方が応援したくなるのかなって。高野:俺も全く同じことを挙げようと思ってた。あともう一つ挙げるなら、自分が下僕だった過去があるからこそ、残虐な方法じゃなく正攻法でぶつかっていくところに美学を感じるんですよね。――信を演じるにあたって、大事にしたいと思っていることは?高野:やっぱり嘘がないところですね。ちゃんと信の感情を整理して、理解して、高野洸としてセリフに嘘がないようにしたいし、それを信の生きるテンポ…脈というか、そこに合わせていければと。三浦:そうだね。あとは怪我をしないこと。そして漂とのシーンかな。漂が亡くなることで、信はふたりで描いた夢に突き進んでいくわけで、そこがこの物語の一番の肝になるわけだから。かなり序盤ですけれど丁寧にやりたいです。――あと、信としてはとても大事なキーパーソンである、王騎(おうき)将軍を山口祐一郎さんが演じますね。三浦:原作で、信が王騎将軍と会って「でけー」って言うんですけど、稽古場で祐様(山口さんの愛称)の稽古を見ていると4mぐらいあるんじゃないかってほど存在感があって。登場するだけで場の空気が一変するんです。高野:本当に大きかったです。本読みのときの声の響き方がすごすぎて、稽古場じゅう…天井まで震えてるような感じがしました。しかもそこに、これまで背負ってきた歴史の重みや、器の大きさ…人間力の大きさも全部出てて。三浦:演劇界のレジェンドなのに、優しく気配りの方なんだよね。高野:俺らみたいなガキンチョのこともリスペクトして、すごく丁寧に接してくださるんですよね。――あらためて舞台『キングダム』の魅力とは?高野:舞台だとやっぱり戦の熱量が際立ってる気がします。三浦:あとこれは原作もそうですけれど、シリアスとコミカルなシーンのバランスかな。もちろん重厚な場面も多いけれど、コミカルな要素がテンポよく挟み込まれることで、より楽しく見やすい作品になっていると思います。(写真左)みうら・ひろき1999年3月24日生まれ、三重県出身。幼い頃から数々のバレエコンクールで入賞し、2015年より俳優として活動スタート。近年は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』マリウス役や舞台『千と千尋の神隠し』ハク役で活躍。テーラードジャケット¥82,500(シーク ヤボーティー/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)ツイードニットカーディガン¥48,400(ディスカバード TEL:03・3463・3082)シアートップス¥17,600(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)パンツ¥31,900(サノバチーズ/サノバチーズショップ TEL:03・6427・1986)リング¥18,700(IVXLCDM/IVXLCDM 六本木ヒルズ TEL:03・6455・5965)シューズ¥52,400(セサ フットウェアー/ノウ ショールームhello@ontheparkstreet.com)(写真右)たかの・あきら1997年7月22日生まれ、福岡県出身。ダンスの才能を認められDream5のメンバーとして活躍後、ミュージカル『刀剣乱舞』や舞台『ヒプノシスマイク』などに出演し注目される。2019年よりアーティスト活動スタート。テーラードジャケット¥79,200(ダイエットブッチャー)フレアパンツ¥29,200(アタッチメント)ブレスレット¥30,800リング¥50,600(共にセブン バイ セブン × バウゴ ヘイアン)シューズ¥26,400(アポクリファ)以上サカス ピーアール TEL:03・6447・2762ニットベスト¥37,400シアートップス¥17,600(共に08サーカス/08ブック)舞台『キングダム』2月27日(月)まで帝国劇場、以降、3月に梅田芸術劇場メインホール、4月に博多座、5月に札幌文化芸術劇場 hitaruにて上演。原作・原泰久(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載)脚本・藤沢文翁演出・山田和也音楽・KOHTA YAMAMOTO出演・三浦宏規/高野洸、小関裕太/牧島輝、川島海荷/華優希、梅澤美波(乃木坂46)/美弥るりか、有澤樟太郎/梶裕貴、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)/神里優希、早乙女友貴、元木聖也、朴璐美/石川由依、小西遼生、山口祐一郎ほか東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777※『anan』2023年2月15日号より。写真・MARCOスタイリスト・井田信之ヘア&メイク・瓜本美鈴(三浦さん)佐々木まりこ(高野さん)インタビュー、文・望月リサ撮影協力・EASE(by anan編集部)
2023年02月14日夫の清志氏が詐欺容疑で刑事告訴され、周辺が騒がしい国際政治学者の三浦瑠麗(42)。そんな三浦の“まさかの姿”を本誌は目撃した。2月上旬、三浦は飲食店で待ち合わせた男性と、深夜1時ごろまで3軒ほど居酒屋をハシゴ。1軒目を出て後は男性と腕を組んで密着し、甘えるような姿も。翌日の夕方も、別の男性とホテルのバーで合流。この日も店を出た後は男性と腕を組んで、さらに乗り込んだタクシーの中では、男性の肩に頭を乗せてしなだれかかる姿を見せていた。本誌の取材に対して、三浦が社長を務める会社は「いずれの男性も仕事関係の10年来の友人です。個人情報については控えさせていただきます」と回答。14日17時時点で、SNSや会社HPでも報道に対する本人のコメントもない。しかし、清志氏が代表を務める会社が投資トラブルによって家宅捜索を受け、刑事告訴されている渦中に、堂々と“密着デート”を楽しんだ三浦に対しては、ネット上から“メンタル強すぎ”といった驚きの声が相次いだ。そんな三浦だが、’21年5月に、「第13回ベストマザー賞2021」を受賞している。受賞に際して、「わたしは最高の母親になれているとは思いませんが、これからも毎日『大好きだよ』と伝えたいと思っています。そして、愛されるだけでなく、愛するって素晴らしいことなんだ、ということを伝えていけたら」と、コメントを発表していた。実は、同年のベストマザー受賞者には、もう一人“醜聞”が最近話題を呼んでいる人が……。元AKB48の篠田麻里子(36)だ。昨年8月、篠田の不倫を疑った夫が長女を連れて別居していると報じられて以降、篠田と不倫関係にあると報じられる男性とのLINEのやり取りや、T氏との修羅場音声が飛び出すことに。篠田の親族が、夫のモラハラを告発するなど夫婦トラブルは泥沼化の様相を呈している。2019年2月に結婚、20年4月に長女を出産し、21年5月にベストマザーを受賞した篠田。その際、「私自身が1番びっくりしています」とした上で、「子育てを1人でやっていると不安になったりすることもある。個人的にはママとしてはまだまだですが、ベストを尽くして子育ても楽しんでいきたいと思います」とコメントしていた。主催する日本マザーズ協会が「選ばれたベストマザーの方達の生き方や考え方が、少しでもママ達の幸せのヒントになれれば」と、子育て支援・母親支援を啓発する活動の一環として、ママ達の投票によって選出されているベストマザー賞。同じ受賞経歴をもつ女性有名人に“醜聞”が相次いだことに、ネット上では呆れる声が。《ベストマザー賞って、この三浦さんとか篠田さんが受賞されてますね。 どの辺がベストマザーなのか審査員に説明してほしいわ…もっと母として素晴らしい人っていっぱいいると思うけど、どういうこと? 》《まあよくも「ベストマザー」に選出された方々が醜聞をまき散らしたものです》《これで2021年にはベストマザー賞を受賞してんのかぁ 》《コレが…『ベストマザー』か…世も末だな… 》
2023年02月14日群雄割拠した紀元前の中国・春秋戦国時代を舞台に、孤児から強い信念と戦いの才で身を起こし大将軍を目指す信(しん)と、秦国の若き王・嬴政(えいせい)。このふたりの青年を軸に描いた大ヒット漫画『キングダム』。初の舞台化で主人公・信を演じるのは、数々の舞台でフィジカルの高さを発揮してきた、三浦宏規さんと高野洸さん。支え合い競い合い、広大な戦場を駆け抜ける――。――’17年からミュージカル『刀剣乱舞』(以下、刀ミュ)で、髭切と膝丸の兄弟刀を演じてきたおふたりが、今回、帝国劇場という場所で、舞台『キングダム』という大作の主人公をWキャストで演じることに不思議な縁を感じます。三浦宏規:洸が信をやるって知ったとき、ここでキタか~と思いました。なんなら共演って刀ミュだけで、今度いつ一緒にやれるんだろうって思ってたから、それがまさかの帝国劇場で、舞台『キングダム』の信役をWキャストでやるなんて、とんでもないオチ(笑)。でも、オチとしては最高じゃない?高野洸:そうだね。ここ数年、お互い活躍の場が違ってきてたから…。三浦:出演が発表されて、結構いろんな人から連絡もらいましたし。――Wキャストというのは、演じられる側はどういう感覚ですか?三浦:僕はすでに他の作品で経験してるんですけれど、作品によって稽古の仕方も全然違うんです。今回はふたりのシーンが多いんで、基本的に稽古も4人一緒でやることが多くて。組み合わせはその日ごとに違うんですけど、ひとつのシーンを4人で作ってる感覚です。高野:僕は今回が初めてなんですが、皆さんが意見を出しやすい環境を作ってくださるから、いい雰囲気で稽古できてると思ってて…。三浦:もちろん意識する部分もありますけど、歳が比較的近いのもあるし、もともとみんな知ってる仲間で…。何より、1人で役を作るより2人で作った方がより良いものを目指せると思うから、いい関係性が築けてるんじゃないかな。高野:ただ、初めてだから稽古初日は不思議な感覚でした。…なんかテンパってたし(苦笑)。でも宏規が堂々とやってるのを見て…。三浦:全然堂々とやれてないよ。高野:やってたって!三浦:堂々としようとしてるだけだって。洸の方こそ、全然テンパってるように見えなかったけど?高野:Wキャストってどうやって稽古を進めていくのか何もわからなかったから…。三浦:初日は…殺陣か。あの日はみんなテンパってたから!芝居の稽古が始まる前に、2週間ぐらい殺陣とパルクールのワークショップをみんなで受けて。芝居稽古は、シーンの頭からお芝居も殺陣も全部を一緒に作ってる感じで。高野:稽古の進め方も独特だよね。このシーンを稽古しますってなったら、まず舞台セットでビジュアルイメージを共有して、そこから出演する人全員で脚本の読み合わせをして、芝居のニュアンスを確認してから立ち稽古に入るっていう。あれは、演出の山田(和也)さんの稽古スタイルなのかな?三浦:だと思う。俺も今回初めてのやり方なんだよね。立ち稽古でも、まずはどのタイミングでどこにどう動くかっていうのを確認して。そこから時間があれば、お互いの組で1回ずつ稽古するっていう感じで進めてるんだけど…。あれは1日に何回もできないよね。高野:うん。信の立場からすると、冒頭から重たいシーンが続くから…。めちゃくちゃ動き回るし、叫んで、怒って、悲しんで、心も激しく動くから忙しい。序盤でこんだけ疲れてて、本当に最後まで走り抜けられるのか不安だよ(笑)。ただ、戦場で生き抜くことや大将軍を目指すことの難しさとか、果てしなさは実感してるかな。――三浦さんはバレエ、高野さんはヒップホップの素養があり、身体能力の高さは証明済み。熱い想いと己の腕一本でのし上がる信を演じるのが楽しみです。お互いの稽古を見ていかがですか?高野:100点だし、マジで器用。普通、説明されても一発でできないようなこともすぐにできちゃうんで、すごいなって思ってます。三浦:大汗かいてるけどね(笑)。でも、お互いに正面から相手の芝居を見るのって変な感じだよね?洸の稽古を見てるとき、なんか自分がえい政役になった感覚がある。高野:俺も、自分の役を自分が見てる感じがして、すごく変な感じ。三浦:洸の信はさ、もう何してても信に見える。高野:嘘だ。取材だからって…。三浦:ホントだって。まきちゃん※とも「信すぎない?」って話してたんだから。髪型がちょっと似てるのもあるけど、衣装をつけたら『キングダム』の信だなってわかるくらい。高野:嬉しいな。あんまり自信がなかったから。※牧島輝(ひかる)さんの愛称(写真下)みうら・ひろき1999年3月24日生まれ、三重県出身。幼い頃から数々のバレエコンクールで入賞し、2015年より俳優として活動スタート。近年は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』マリウス役や舞台『千と千尋の神隠し』ハク役で活躍。テーラードジャケット¥82,500(シーク ヤボーティー/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)ツイードニットカーディガン¥48,400(ディスカバード TEL:03・3463・3082)シアートップス¥17,600(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801)パンツ¥31,900(サノバチーズ/サノバチーズショップ TEL:03・6427・1986)リング¥18,700(IVXLCDM/IVXLCDM 六本木ヒルズ TEL:03・6455・5965)シューズ¥52,400(セサ フットウェアー/ノウ ショールームhello@ontheparkstreet.com)(写真上)たかの・あきら1997年7月22日生まれ、福岡県出身。ダンスの才能を認められDream5のメンバーとして活躍後、ミュージカル『刀剣乱舞』や舞台『ヒプノシスマイク』などに出演し注目される。2019年よりアーティスト活動スタート。テーラードジャケット¥79,200(ダイエットブッチャー)フレアパンツ¥29,200(アタッチメント)ブレスレット¥30,800リング¥50,600(共にセブン バイ セブン × バウゴ ヘイアン)シューズ¥26,400(アポクリファ)以上サカス ピーアール TEL:03・6447・2762ニットベスト¥37,400シアートップス¥17,600(共に08サーカス/08ブック)舞台『キングダム』2月27日(月)まで帝国劇場、以降、3月に梅田芸術劇場メインホール、4月に博多座、5月に札幌文化芸術劇場 hitaruにて上演。原作・原泰久(集英社『週刊ヤングジャンプ』連載)脚本・藤沢文翁演出・山田和也音楽・KOHTA YAMAMOTO出演・三浦宏規/高野洸、小関裕太/牧島輝、川島海荷/華優希、梅澤美波(乃木坂46)/美弥るりか、有澤樟太郎/梶裕貴、鈴木大河(IMPACTors/ジャニーズJr.)/神里優希、早乙女友貴、元木聖也、朴璐美/石川由依、小西遼生、山口祐一郎ほか東宝テレザーブ TEL:03・3201・7777※『anan』2023年2月15日号より。写真・MARCOスタイリスト・井田信之ヘア&メイク・瓜本美鈴(三浦さん)佐々木まりこ(高野さん)インタビュー、文・望月リサ撮影協力・EASE(by anan編集部)
2023年02月13日政治学者・三浦瑠麗氏(42)の夫・三浦清志氏が抱える10億円の投資トラブルによって三浦氏本人にも影響が出始めている。三浦氏が木曜レギュラーを務める情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)は当面の間出演見合わせに。また、Twitterでも8万件を超えるツイート数で「三浦瑠麗」が一時トレンドに上がるなどネットでも注目を集めている。10億円の投資トラブルとは、三浦氏の夫・清志氏が太陽光発電事業の名目で約10億円をだまし取ったとして詐欺容疑で刑事告訴されたというもの。東京地検特捜部は20日、清志氏の会社と自宅を家宅捜索した。三浦氏は一連の事態を受けて20日、自身が代表のシンクタンクのホームページで「全く関与していない」とのコメントを出している。しかし、夫婦は別人格であるとはいえ、批判の声は大きい。「三浦氏は、政府の成長戦略会議や過去に出演したテレビ番組でも、太陽光発電を推奨するような発言があったということで、“利益誘導”や“詐欺の広告塔”の疑いなどが報じられています。また、夫の投資トラブルに関連する民事裁判で、夫が代理人に立てていたのが、旧統一教会の顧問弁護士で現役信者という報道も出たため、余計に注目が集まっているのでしょう」(全国紙記者)そんな中でネットでは今、三浦氏の過去のある論文に注目が集まっている。それは自民党が主催する「国際政治・外交論文コンテスト」で2004年に三浦氏が最優秀賞である「自由民主党総裁賞」を受賞した論文だ。同コンテストは04年から22年まで毎年行われており、第1回目の初代最優秀賞受賞者が三浦氏なのだ。「このとき三浦さんはまだ東京大学農学部の学生で23歳でした。ここから三浦さんの華々しいキャリアが始まったと言えるでしょう」(前出の記者)この論文についてネットでは、《よくテレビでお見かけする三浦瑠麗さんが東京大学農学部4年のときに自民党総裁賞を受賞した「論文」があるんだけど、わたしはあれを読んで彼女を見る目が一気に変わった。よくない方へ。あといまの自民党は相当やばいなと思った。興味あれば見てみてほしい》《これ、出来レースで「とりあえずなんか書いてよ」とオファーされたんじゃないのか?誤字が3か所もあったし1、2時間で知っていることさらりと適当に書いて提出した感がすごい。箔付のためにこのコンテストが用意された気すらする》《論文コンクール第一回の受賞者だったかと。父親の人脈などから自民党に一本釣りされたのだろうと思いました。杉田水脈議員に近く、でももう少しアカデミック受け?する人材というつもりだったのでは》■《我々日本人は国際社会においては、ジャパニーズ・ドリームの体現者だとまず自覚を》ここまで言われる論文とはどのような内容なのか。一部抜粋する。テーマは「日本の国際貢献のあり方を考える」で、冒頭は《国際貢献とは日本の生き様を示す舞台でなければならない》という見出しから始まる。《国際貢献の究極の目的は、国際社会の住人としてその責任を果たすことであり、日本の信じる正義を実現することである》《日本は、世界一の長寿国であり、世界一安全な国である。世界に誇れる独特の伝統を保持しつつ、世界にも例を見ない美しい国土を持った国である。我々日本人は、国際社会においては、まさにジャパニーズ・ドリームの体現者であることをまず自覚すべきである。その上で、どのように具体的な国際貢献をなし得るか考えてみるべきであり、国際貢献とは、日本の生き様を国際社会に示す舞台でなければならない》《日本の理想を掲げることは、他国に対して優越的な地位を主張したり、威張ったりすることではない。むしろ、日本と言う類い稀な国に生まれた我々の、世界とアジアに対する特別の責任を自覚した覚悟の必要な姿勢である。日本の国際貢献のあるべき姿は日本の理想を高く掲げることであると考えるが、それは、日本人自身の生き様を世界に対してしめしていくことに他ならない》この論文については著名人・識者からも辛口コメントが続出。映画評論家の町山智浩氏はツイッターで20日、次のように指摘した。《このたった4Pの論文だけで今の国際政治学者としての地位を築いたのか。参考文献も論拠となるデータも実証的な論拠もなく、ただ自分の気持ちだけを書き連ねている。これは論文ではない。作文だ》麗澤大学客員教授の飯山陽氏も21日に配信した自身のYouTubeチャンネルで三浦氏の論文を採点して「及第点はあげられない」「感想文としてもダメ。中身は一層意味不明」と酷評。昨年の同コンテストでは、10代~90歳まで86名の応募があり、授賞式には岸田文雄首相(65)や茂木敏充幹事長(67)らも出席したことを、審査委員を務めた井上信治議員(53)がブログで明かしているが、一体どのような論文コンテストなのか。過去の審査員の1人である、青山学院大学の袴田茂樹名誉教授に聞いた。■「評価がバラバラになることもあります」「三浦さんが受賞した第1回目は私が審査員になる前のことだと思います。一昨年の第18回まで10回前後は審査員を務めましたので、私が責任を持って言えるのはその期間のことだけです。選考の手順は、まず自民党国際局の方で下選びをして、入賞件数の2?3倍ほどの論文を選出。それを7?8名ほどの外部の審査員が採点して、採点の合計が高い順に賞を取るというシステムです。各人がそれぞれの評価をしますから、評価がバラバラになることもありますし、皆さんの評価が同じようなときもありましたし、それは年によってさまざまでした」それではどういう人物が審査員に招かれるのだろうか。「審査員には、政治学者や出版社の編集長、マスコミで論説するような人などがいました。識者が必ずしも中立と言えるかどうか私にはわかりませんが、櫻井よしこさんや百田尚樹さんのような保守論客が常連メンバーということはありません(笑)。とはいえ、自民党に招かれているので、自民党の対外政策を真っ向から批判し続ける人ではないとは思いますが、私は自民党の党員でもありませんし、当時の安倍政権の対露政策に対しては公にかなり批判していましたので、そういう意味で、時の政権を全面的に支持する論文が選ばれるようなシステムになっているとは限らないです。少なくとも私に関しては、自信を持って公正な立場で選考にあたってきました」三浦氏の論文が論文の体裁をしてないとの指摘がある件については、袴田名誉教授は次のように解説する。「引用文献等をきちんと書いた学術形式になっているものと、自分の意見を独自に述べるものと結構バラバラでした。色んな人の意見を引用しながらではなく、自分の独自の意見を述べるという論文も私はここではいいと思います。学生、学者、あるいはもっと年配の人たちの論文など色々ある中で、私が読んだ中で一番年齢が低かったのは中学生の論文でした。非常にいい論文でした。決して学術的なスタイルではありませんが、むしろ下手な学者の論文より言うべきことを自覚した内容で、よく中学生でこれだけのものを書けたなと驚いたくらいです。なので、学術的な論文の体を成しているかは評価には関係なく、中学生が自分の体験を元に書いた論文でも、非常に強い印象を受けて評価した論文もあるということは言っておきます」三浦氏が再び『めざまし8』に登場する日は来るのだろうか。
2023年01月28日“キングカズ”こと三浦知良の長男で俳優の三浦りょう太(りょう=けものへんに寮のうかんむりなし)が14日、静岡県静岡市のツインメッセ静岡 北館で開催された「SDGs推進 TGC しずおか 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。TGC初登場の三浦は、オープニングのファッションショー「TGC SHIZUOKA SPECIAL COLLECTION」に出演。スタイリスト・沢田結衣氏が手掛けた同ショーでは、地球に優しくサステナブルでエシカルなアイテムが多数採用され、三浦はリメイクされたコートを羽織ってクールな表情でランウェイを歩いた。2019年より2年連続で開催し、SDGsの推進に取り組んできた「SDGs推進 TGC しずおか」が3年ぶりに開催。今回は「輪-WA-」をテーマにファッションショーやアーティストライブを展開。手を取り合い、SDGs達成に向けて行動し連携していく“輪”を広げたいという思いが込められている。撮影:加藤千雅
2023年01月15日