2023年12月からぴあがスタートした落語の動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」の月間視聴回数ランキングで、「2023年12月」と「2024年2月」に1位を獲得した落語家、三遊亭歌奴。2000演目以上の演目がアップされているサブスクリプションサービスにおいて、会員の皆さまから高い人気を獲得している歌奴師匠のインタビューをお届けします。──新宿末廣亭「2023年3月中席」から収録の許諾をいただいて、取材時(2024年3月)には実に41演目もの高座を動画配信させていただいております。ぴあが動画配信という事業を立ち上げたことをご提案した際に、どんな印象をお持ちになりましたか。普通の寄席を録画してそれを流すというのは、案外あるようでなくて。僕も地方出身者なので、離れたところの人間でも寄席の雰囲気を楽しめるというのはすごく良いなと思った。コロナのときに鈴本さん(鈴本演芸場)とか浅草さん(浅草演芸ホール)が配信をやっていた時期もあって、視聴者の方に集まっていただいた。「ぴあ落語ざんまい」は手軽に観ることができるので、面白いコンテンツだなと思いました。──歌奴師匠は、例えばトリの長い尺のものから、バージョンの違う演目まで多彩なネタを挙げていらっしゃるので「ぴあ落語ざんまい」をご覧いただいている皆さまから人気が高いのではと推測しております。ご自身が視聴回数ランキングで高い人気を獲得されていることをどのように受け止めていらっしゃいますか。いやぁ、なぜランキング1位なんだろう。僕もわからない(笑)。12月は『掛取り』という噺だったので、年末らしいということで。でも演目が詳しくない方は『掛取り』が師走の噺ということも知らない訳で。どうしてなのかがわからないですよね。まあ『掛取り』も『掛取り・トリver.』とか、いろいろなバージョンの題名をつけたので、興味を持っていただいたのかな。──2月の「今週のランキング」では『阿武松』がトップを獲られております。トリのときのネタがランキング1位をいただいているのをみると、長尺、たっぷり時間をかけた噺もお客様は観たいのだなというのはありますね。15分のものじゃなくて、30分くらいあるもの。あとは『阿武松』にしても『御神酒徳利』にしても、皆があまり演らない噺、寄席の高座でも収まり切れない、30分以内では難しいような噺を、僕はよく時間を縮めて演るので、珍しい噺を出しているのもひとつ興味を持ってもらえている理由かもしれませんね。──大分県ご出身の師匠が落語家になられるまでの生い立ち、経緯など教えていただけますでしょうか。中学校に「落語クラブ」があって、2年生のときに初めて文化祭で落語を演ったんです。それがウケて。初めて落語を演って、“これはいいなぁ”と。人前に出て落語を喋るのがすごく快感で。中学生を卒業したら演る処もないんで、中学時代の同級生とふたりで素人の落語会を作って老人ホームの慰問をやったりしていた。そのうち地元のテレビや新聞に取り上げてもらって。“高校生が落語を演っている”というドキュメンタリーの番組があって。ほんとにこの子がなれるか密着取材で着くことになって。“誰に弟子入りしたい?”と問われて、“じゃあ(三代目の三遊亭)圓歌師匠に”と言ったらテレビ局が師匠に連絡してくれたり。それがきっかけで弟子入りしたんです。周りの人がどんどん落語家になるための御膳立てをしてくれたようなもので。気が付いたら高校を卒業してすぐ落語家になってました。──若いうちからいろんな経験をされて落語家になられたのですね。アマチュアで落語をやっていたというのは、ある意味プラスにもなるし、マイナスにもなる。稽古をつけてもらった訳じゃないので、変な癖がついちゃってる。師匠には素人のときに演っていた噺は前座の頃はやるなって釘刺されていました。うちの師匠は江戸っ子だったので、九州・大分出身の僕は言葉をすごく教えてもらいましたね。住み込みの弟子だったので、生の江戸弁を毎日聞かせてもらっていたので、すごく財産になっています。歌奴師匠が思う落語家のいい形とは?──歌奴師匠はどんな落語家になろうと思い描かれたのですか。ご自分の個性をどのように自覚し表現されていったのでしょうか。自覚は結構あとになってからですね。声の調子がいいとか、明るい、体が大きい、みたいなことが良い方に作用するようには演っていたのですけれど。じゃあ“お前の個性は何なんだ”と訊かれたときに自分で答えられない。ようやく真打になってから、例えばお客様に“声がいい”と褒められる。じゃあそれをもっと前に出してみようと思いました。僕は相撲の噺が好きなので、呼び出しさんの声をやったら拍手がくるようになった。じゃあこれを武器にしようかとお客様の意見を聞くようになって。説得力があるらしいと。江戸時代の古典落語に現代的なカタカナ文字を入れてギャグにしたりとか。説得力があるとすぐに元の噺に戻れるんですね。説得力が無いとそれがずるずると悪いほうに下がっていってしまう。僕はそれを戻せる力があるって人から言われて。例えば寄席の流れで、さっき前に出ていた人の落語をちょこっと入れたり。寄席ってそういうのも面白くて。我々もトリに向かってどんどんお客さんを盛り上げて、自分もウケて、そのバトンをあとの演者に譲っていくっていうのが寄席の流れですからね。その流れも壊さないようにやっていきたいなと思っているんです。一見同じ噺をしているようでも、日によってお客様も違いますし、繋いできたバトンによって雰囲気も全然違うので、毎日そのグルーヴの変化は寄席の醍醐味だなぁと感じますね。──ド素人な質問で恐縮ですが、寄席って同じ番組で演目が重複しないじゃないですか。演者さん皆さんですり合わせるんじゃなくて、先に出た方との調整をされるのですか。そうですね。ネタ帳っていう帳面があって、自分の出番の30分くらい前に寄席に行って、前の人がなにをしているのかわからないので。例えば与太郎が出てくる噺だったら与太郎の噺はやらない、とか、自分の持ちネタと今日の気分とお客さんの雰囲気を見て、じゃあこの噺にしよう、と。だいたいふたつくらい候補があって、マクラ喋ってる頃に、ウケ方で、こっちのウケ方だったらこっちやろうとか、どっちやろうか迷いながらあがるときがありますね。──当日、まさに前の方のネタをみて決める、ということは本当に日々の演者さんのチームプレーなのですね。早く来て「このネタ、俺やりたいから」なんて人はいませんからね(笑)。できるだけギリギリに来て、みんな怠け者だから(笑)。だから夜の部のトリが一番たいへんです。ネタがその日ばーっとたくさん出ている中で、自分の自信のある噺をやらなきゃいけない。そりゃ「夜トリ」はたいへんですよ。──新宿末廣亭という会場に関しては思うことはございますか。僕は一番最初に行ったのが中学生のときに末廣亭だった。初高座も末廣亭なので想い出があります。寄席文字が好きで。大師匠のことを大看板っていうんですけど、まさに末廣亭のトリ取ると大きな看板があって、それが大看板っていう語源になっている。こないだ亡くなった寄席文字の橘左近師匠が書いて下さっていて、もうずいぶん前ですけど僕が「看板どうするんですか」って訊いたら、「剥がして捨てる」というからもらいました。落語会をやったときにでも皆様にお見せしたいなと思ってるんです。──歴史を積み上げてきて今に至る「落語」ですが、弟子の育成なども踏まえて、今後の落語の将来について思っていらっしゃることはございますか。だんだん時代が変わってくるので、やりづらくはなると思うんですよね。『妾馬』っていう噺があるんですけど、自分の妹が殿様の愛人になる、妾になるという噺で。これをやったときに女性のお客さんから「なんであんな落語をやるんだ」と言われたことがありました。じゃあ過去にあった悪いことも全部無くしちゃっていいんですかね、と。その時分そういうことがあったけど、そのおかげで今はそういうことはなくなって、嫌な目にあった人はいるけれども、それを伝えていくことによって、今はそういう時代じゃなくて良かったねって、昔のこととしてわかってくれる。そういう心の余裕がだんだん今の世の中なくなってきているんじゃないかと思う。それが自分の弟子世代の心配のひとつで。あと、落語をちょっと壊してやる人がずいぶんと多くなっちゃった。もっと落語というものを信用して欲しい。僕もアドリブでつまんないギャグを入れたりするんですけど、それもウケて、かつ脈々と語り継がれている落語のギャグ、くすぐりもウケなきゃ意味がない。小手先だけで笑わしたって噺の本筋の幹の部分が描かれていないんじゃあ落語はつまらないものになってしまう。だから雰囲気を壊さないように、ちゃんとした幹を残したまんま落語をやって欲しいっていうのは、今でも言いますね。──今は、善悪を匿名という形で正義を振りかざす世の中になってしまい、落語に登場される主人公たちは、“今の正義”で判断したらよくないのかも知れないけれど、それが愛おしくて、自分も頑張って、“評価されるだけが全てじゃない”っていうところで笑える瞬間もあると思うんですよね。与太郎の噺でもそうですけど、ちょっと馬鹿だからってみんなで馬鹿にするんじゃなくて、実は周りでなんとか良いようにしてあげようっていうのが元々の眼目なんですよ。馬鹿にする、だから面白い、じゃなくて。結局なにかしてやろうと思ったら案外与太郎のほうが利口で返り討ちに遭ったみたいな。お客様にはそこだけじゃなくて全体をみていただきたいなと思いますね。入船亭扇遊師匠っていうかたがいらっしゃって、僕ら商売人だから“誰に習った噺だ”っていうのは台詞を聞けばわかるんです。扇遊師匠はほぼ一言半句教わった通りにやる師匠なんですけど、だけど“扇遊師匠の落語”なんですよ。これが一番、落語家のいい形だなって思いますね。ちゃんと先人から教わったものを今度後輩に残していくっていう、それでちゃんと自分の味が出ているという芸人は素晴らしいなと。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己<プロフィール>三遊亭歌奴(さんゆうてい・うたやっこ)1977年3月19日生まれ、大分県出身。1995年3月、三代目三遊亭圓歌に入門。前座名「歌きち」。1999年5月、二ツ目昇進「歌彦」と改名。2008年9月、真打昇進、四代目「三遊亭歌奴」を襲名。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい三遊亭歌奴 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2023年12月)()※三遊亭歌奴「掛取り・トリver.」が月間1位!ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年2月)()※三遊亭歌奴「阿武松」が月間1位!
2024年04月22日落語家の三遊亭若圓歌(本名・公文治)さんが7日、膵臓がんのため死去した。12日、落語協会が公式ホームページで発表した。同協会は発表で「葬儀は近親者のみで執り行われました」と報告。最後の寄席出演は2023年1月の東京・浅草演芸ホール公演で、「謹んでご冥福をお祈りいたします」とつづった。東京都文京区出身、7月3日生まれ。69年に三代目三遊亭圓歌に師事し、87年に二ツ目昇進。91年には「国立演芸場花形落語会銀賞」を受賞。93年に真打昇進し現在の名前・三遊亭若圓歌となった。また、寄席だけでなく、企業や寺院、地方銀行、商店などで落語講演活動を行ってきた。
2024年04月12日お笑いコンビ「蛙亭」イワクラ(33)が4月9日に放送された『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日)に出演し、交際中のお笑いコンビ「オズワルド」伊藤俊介(34)と一時破局していたことを明かした。男友達というテーマで、イワクラは親友に「めちゃくちゃ話を聞いてもらってて」と切り出すと「最近、伊藤君とバチもめしたんですけど」と告白。「めっちゃぎゅっと話すと、伊藤君が一緒に飲んでいる時に、ちょっと店長に失礼だなと思うようなことをやって、”ちょっとないな”みたいな感じで言ったら、“俺は水商売で関係性とか心得てるから”って感じで、お互いの飲み方についてもめて、私が”もう別れる”ってその勢いで言ってしまいまして」と明かした。すると伊藤は「わかった。お互い、お笑い頑張ろうな」とあっさり別れを受け入れたという。イワクラは次の日、”ごめん、やっぱり別れたくない”と復縁を求めたが、伊藤は“いや、それはないな”と拒否し、そこからもめにもめたのだという。泣いたかと出演者から問われると、「好きなので戻りたいです」とイワクラが伊藤に伝えた際、「ごめんだけど気持ちが切り替わったから」と伊藤に拒否され、「今までありがとうございました」と号泣したと明かした。伊藤も泣きそうになりながら「これから何かあったらすぐ頼ってきてな。嫌いになったとかではないから」と男気を見せたが、気持ちが切り替わったイワクラは「いや連絡しないです。今後も共演NGで」と告げ、家を出たと話した。しかし、結果的には「揉めたんですけど、最終的に仲直りして。友達たちにも電話して”戻ることになりました”って」と復縁を報告した。実は、伊藤も3月20日に放送された『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)で、イワクラとの破局について告白し、ある”超大物女優”がイワクラとの関係をつないでくれたと明かしていた。破局の翌日に、復縁の申し出を伊藤に断わられたイワクラは「泣きながらキャリーケースに荷物を詰め込んで“一生1人で生きていってやる”って飛び出して行った」という。伊藤は小籔千豊(50)にイワクラとの破局について相談したところ、後日2人で神社に行ってお祓いをすることに。お祓い後に2人で食事していると、女優の泉ピン子(76)から小籔に突然電話があったという。小籔によれば、メール以外で泉からの電話は初とのことだった。さらに、伊藤と食事していることを伝えると「私、あの方(伊藤)好きよ。あの子の彼女のイワクラちゃんも好き。だから、伊藤くんには、あの子だけは手放しちゃダメよって伝えといて」と告げられたという。小籔からは「お祓い行った途端にピン子さんに(破局を)止められた。これは神様が”別れるな”って言うてんねん」と言われたといい、伊藤は「結果的に俺とイワクラの”かすがい”になってくれたのは泉ピン子さん。お礼言わないと」と、泉への感謝を述べていた。別れによって、二人の絆はより強くなったかもしれない。
2024年04月10日抹茶体験を通して気軽に日本の茶文化を楽しめるカフェ「京都 茶の湯 明保野亭」がグランドオープン。“詫び寂び”を感じる抹茶カフェ「京都 茶の湯 明保野亭」京都 茶の湯 明保野亭は、京都屈指の観光地・清水の産寧坂にある幕末ゆかりの建造物「明保野亭」内に位置し、日本らしい“侘び寂び”の心を感じられるような空間が魅力のカフェだ。店内では、1階と2階で構成され、2023年12月に1階のカフェスペースが開業し、続いて4月に2階の茶室がオープンする。<1階・カフェ>目の前で点てられた抹茶を堪能1階のカフェはカウンター席を中心としたカフェ空間。スタッフが目の前で丁寧に抹茶を点てて、本格的な「茶」の文化に浸れるメニューを提供する。宇治抹茶を使用した上質な「抹茶ラテ」などのドリンク、スイーツメニューを手に、京都の風情を感じながら観光中にホッと一息つくことができる。<2階・茶室>抹茶の体験会を実施産寧坂の街並みを望む2階には、和の雰囲気に包まれた茶室を3部屋用意。事前予約制で実施する抹茶の体験会を新たに開催し、抹茶を石臼で挽く・点てる・飲むという抹茶体験や茶菓子などを気軽に楽しむことができる。詳細京都 茶の湯 明保野亭グランドオープン日:2024年4月1日(月)住所:京都府京都市東山区清水2-222営業時間:11:00~18:00席数:30席TEL:075-334-6757■メニュー例・抹茶ラテ(S / R) 660円 / 770円・アイス抹茶ラテ(S / R) 660円 / 770円・濃厚抹茶ラテ(S / R) 770円 / 880円・アイス濃厚抹茶ラテ(S / R) 770円 / 880円■抹茶体験会・電話での事前予約(開催日は電話で確認)料金:30分 ひとり3,500円※1回6名まで※専任スタッフが在籍の場合のみ当日の参加が可能な場合あり・当日の参加料金:20~30分 ひとり2,500円
2024年04月05日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年2月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年2月の1位に輝いたのは、三遊亭 歌奴『阿武松』。2位は古今亭 菊之丞『二番煎じ』、3位は三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年2月)01位 三遊亭 歌奴『阿武松』()02位 古今亭 菊之丞『二番煎じ』()03位 三遊亭 歌武蔵『支度部屋外伝』()04位 五明樓 玉の輔『紙入れ』()05位 蜃気楼 龍玉『鹿政談』()06位 三遊亭 天どん『ひろっちゃった!!』()07位 入船亭 扇辰『麻のれん』()08位 古今亭 雛菊『黄金の大黒』()09位 柳家 さん喬『時そば』()10位 金原亭 馬生『佃祭』()11位 三遊亭 歌奴『御神酒徳利』()12位 古今亭 駒治『楽しい山手線』()13位 古今亭 文菊『つる』()14位 三遊亭 歌奴『都々逸親子』()15位 柳家 花緑『芝浜』()16位 古今亭 菊丸『片棒』()17位 柳家 わさび『紋三郎稲荷』()18位 古今亭 文菊『浮世床 ―本―』()19位 入船亭 扇遊『権助芝居』()20位 古今亭 志ん輔『唐茄子屋政談』()21位 五街道 雲助『お直し』()22位 古今亭 佑輔『権助提灯』()23位 古今亭 菊之丞『法事の茶』()24位 五街道 雲助『堀の内』()25位 古今亭 菊龍『生徒の作文』()26位 吉原 朝馬『蜘蛛駕籠』()27位 柳家 さん喬『長短』()28位 柳亭 左龍『のめる』()29位 春風亭 勢朝『彦六話』()30位 古今亭 佑輔『桃太郎』()【集計期間】※2024年2月1日~2024年2月29日※会員の皆さまの視聴回数を集計したランキングとなります(視聴回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年03月14日一般社団法人落語協会は、3月21日(木) より真打に昇進する林家つる子、三遊亭わん丈の新真打昇進披露会見を6日、都内で開催した。つる子は先輩11人抜き、わん丈は16人抜きの昇進で、落語協会では12年ぶりの抜擢真打になる。会見に出席した落語協会会長の柳亭市馬は「すでに活躍は目覚ましいふたりだが、この真打昇進を機にまたひとつ上の段階に進んでもらいたい。当人たちも大変に気合いが入っておりますが、気負うことなくやってほしい」と期待を語った。林家つる子は2010年に林家正蔵に入門。「私は噺家になる前、客席で(ファンとして)寄席を楽しんでいました。その高座にトリで上がらせていただける日が来るのかと思うと本当に感慨深い。また今年は落語協会発足100年の節目の年。より多くの方に落語を知っていただけるような、初めて落語を聞く方にも楽しさを伝えていけるような噺家になりたい。まずは真打披露興行を精一杯務めさせていただきます」と挨拶。林家つる子師匠の正蔵は「つる子が何人もの先輩を抜いて昇進という話をいただいた時に、随分と迷いました。まだ二ツ目として色々なことに挑戦し、色々なところで失敗してほしかった」と本心を吐露。「でもありがたくお引き受けしようと思ったのは、自分の経験からです。私の時は真打の昇進試験があり、腕のいい兄さん方が落ちて、私はどういうわけだか受かってしまった。その3日後に志ん朝師匠に呼ばれ鶴巻町のお宅に伺い『流れには乗れ。人生、何度も大きなチャンスは巡ってこない。色々なことを言われるかもしれないけれど、一生懸命やっていれば見ている方には分かってもらえる』と言っていただいた。その言葉を信じ生きてきました。また同じ頃、私より実力もあり賞も取っていた右朝兄さんに池袋の居酒屋に連れていかれ『きちんと抜いてくれよ、あいつに抜かれたんだったらしょうがねえって思わせてくれよ』と言われた言葉も思い出しています。つる子には亡くなった両師匠の言葉が響いてくれればいいなと思っています」としみじみ。林家正蔵その正蔵の横で、目に涙を浮かべて聞いていたつる子は「真打昇進のお話をいただきましたその日にも、師匠から『出る杭は打たれるものだから、打たれて強くなればいい』というお言葉をいただき、それを支えにしてきた。この会見の場でも師匠の言葉を聞き、より一層頑張らなければと身が引き締まる思いです」と話した。三遊亭わん丈は2011年に故・三遊亭円丈に入門、円丈死去に伴い2022年からは三遊亭天どん門下。入門前はバンドマンとして活動していた経歴を持つ。「私は28歳、少し遅めの入門でした。幼い頃から目の前にいる人を喜ばせるのが好きで、そのまま生きていけたらと色々なライブ芸に挑戦しましたが、自分が大成できそうなものをなかなか見つけられなかった。落語に出会った時はこれが最後のチャンスだと思い、亡くなった師匠の円丈に入門しました。落語に人生を救ってもらったと思っています。このまま落語に人生を救ってもらいながら、もう少し経ったら次は私が落語のためにできることをしていきたい。才能ある若い方が落語の世界に憧れてもらえるような真打になっていけるよう精進します」と意気込みを。三遊亭わん丈師匠の天どんは「そもそもここに並んでいる人の中で僕だけ抜擢されていない、むしろ(後輩に)抜かれているので、僕から言うことはない」とボヤいて笑いを取りつつ、「わん丈君は『結果を残したい』『売れたい』ということをちゃんと意識していたから、ここまで駆けあがってこれたんだと思う」と分析。「これから披露目が始まりますが、今までひとりで考えていたものが皆さんのおかげで回っていくことも多くなっていく。そうするとまた考え方も変わってくると思う。心配はしていません」とエールを贈った。記者から新真打ふたりの美点について問われると、市馬は「つるちゃんはこのとおり綺麗な子だから、こんな子が噺家なんていいのかしらと思ったが、本当に最初からよく気が回り、よく働く子だった。わん丈は最近には珍しい、芸人としての図々しさを持ち合わせている(笑)。最近の人はスマートだから“自分が自分が”というのはあまり出さないが、彼はわりと、ずんずん出していく。これ、褒めてるんですよ」。落語協会会長 柳亭市馬正蔵も「わん丈君は本当に図々しい(笑)。でも『近江八景』などを聞いていると、古典落語でもお客さんをしっかり掴んでいるし、新作も面白いんです。つる子は自分が美しいことをちょっと鼻にかけるところがあって……(披露興行の)ポスターを見ても、お前何を勘違いしているんだと……。だって中央大学の落研時代の名前が“中央亭可愛(ちゅうおうてい かわいい)”ですよ、バカじゃないの!?」と毒舌たっぷり。「図太いところを持ったふたりだし、力強いパワーがあり、これから伸びていくのがわかる。軸足がしっかり落語にあるのもわかっているから、この世界を飛び出しドラマでもバラエティでも出てほしい。できれば洋服で、今のナリで今のことを語れる人になってほしい」と話した。また天どんは「つる子さんに関しては、僕は実は中央亭可愛時代に会っています。まだ二ツ目の時に自分の落語会を、当時の落研の子に手伝ってもらったのですが、その時のメンバーはほとんどが落語家になっていて『あの時手伝わせてもらいました』と挨拶してくれたのですが、つる子さんは一度もそのことを言ったことがない。多分(自分に挨拶する)メリットを感じなかったのだと思います。その立ち回りの巧さ、如才のなさがこの抜擢に繋がっているのかな」と、こちらも毒舌調で会見場を笑わせる。さらに「わん丈君については、僕はフォローしなければいけないですね(笑)。前座になった時から“やらされている”のではなく能動的に動き、具体的にどうやったら近道かを考え、結果を出してきた。師匠の円丈が生前、師匠孝行というのは弟子が売れることだと言っていましたが、わん丈君は師匠孝行したんじゃないかな」と語っていた。三遊亭天どん市馬はさらに「つる子も言っていたように、出る杭は打たれるのですが、抜かれた人は今度はつる子とわん丈を抜き返そうと頑張る。そうするとふたりはまた『俺たちは抜擢されたんだから』と奮起する。落語界がいい形で発展していくでしょうし、それがこちらの狙いでもある。次の時代を本当に担うふたりなので、私はこの先が楽しみで仕方ありません」とも。新真打ふたりへの期待がたっぷり詰まった会見は終始和やかに進んだ。真打昇進披露興行は3月21日(木) の鈴本演芸場より始まり、4月の新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場、5月の紀尾井小ホールまで続く。取材・文・撮影=平野祥恵
2024年03月08日淡路島西海岸の劇場&レストラン「青海波-SEIKAIHA-」内にある劇場「波乗亭」では、大人から子どもまで多くの人に愛されてきた名作『ピーターとオオカミ』を3月23日(土)より上演いたします音楽劇『ピーターとオオカミ』は、20世紀の大作曲家のひとりであり、「ロミオとジュリエット」や、オペラ「三つのオレンジへの恋」の行進曲などを生み出してきたセルゲイ・プロコフィエフ氏の代表作の一つです。本公演では、ピーターとオオカミをめぐる愉快なストーリーを、淡路島で仕事と音楽活動のダブルキャリアを実践し、音楽を通じた地方創生を目指す音楽家集団のパソナグループ「音楽島」メンバーがお届け。優しく物語の世界へ誘う“語り”やストーリーの情景を豊かに表現する“ダンサー”、ヴァイオリンやパーカッション、オーボエ等8つの楽器による“生演奏”で、絵本の世界に入ったような時間をお楽しみいただけます。世界中で愛され続ける音楽劇を、ぜひ、ご家族やご友人と一緒にお楽しみください。■音楽劇『ピーターとオオカミ』 概要開催日時: 3月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)14:00 開演(13:30 開場)出演: 語り/佃 華枝ピアノ/長谷川 雄紀ヴァイオリン/大澤 珠美フルート/佐藤 碧美バリトンサックス/橋本 凪咲パーカッション/黒田 菜々花クラリネット/増田 華トロンボーン/相澤 卓人オーボエ/尾松 美幸ダンサー/Elena Gradkovskaya・木村 くるみ※日替わり料金: 一般/2,000円、中学生/500円(税込)※小学生以下入場無料会場: 劇場「波乗亭」(兵庫県淡路市野島大川70)予約: teket( )問合わせ: 青海波TEL 0799-70-9020<ストーリー>森の牧場におじいさんと暮らしていた少年ピーターは、ある日、扉を閉め忘れ、飼っていた動物たちを逃がしてしまいます。そこへ狼が現れ、大事なアヒルを丸呑みに!ピーターは、残された動物たちとともに、アヒル救出作戦を開始します。通りがかった狩人の協力も得て、果たしてアヒルは無事助け出されるのでしょうか?音楽劇「ピーターとオオカミ」 | 青海波 -SEIKAIHA- |劇場&レストラン|淡路島西海岸 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月06日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】三遊亭白鳥が創作した全十話の長編『流れの豚次伝』は新作落語の歴史に燦然と輝く金字塔だが、白鳥はその偉業に飽き足らず、サイドストーリーを創作し始めた。第四話『雨のベルサイユ』で初登場して第十話まで重要な役割を果たす悪役メス猫“マリー”を主役とするピカレスク外伝『金瞳のマリー』シリーズである。クローズドな勉強会「白鳥の巣」でネタおろしされたこの新シリーズが、「落語の神が舞い降りる」名演を連発している無観客の代官山で進化していくのを、ぜひ目撃してほしい。<公演情報>代官山落語夜咄 三遊亭白鳥 無観客高座『豚次外伝〜金眼のマリー1&2話』2月26日(月) 19:00配信※アーカイブは3月10日(日) まで視聴可能チケットはこちら:
2024年02月10日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】「高嶺の花」の花魁に恋をした職人が、想いを遂げて夫婦になるという男のロマンを描いた『紺屋高尾』。大正から昭和にかけて活躍した浪曲師・篠田実のレコードが大ヒットしてポピュラーになった物語で、落語では六代目三遊亭圓生が得意とした他、立川談志が講釈師の五代目一龍斎貞丈から教わり、浪曲のテイストを盛り込みながら独自の『紺屋高尾』を作り上げた。今の落語界では『紺屋高尾』というと志の輔や談春といった談志系が目立つが、兼好は圓生系の『紺屋高尾』を独自に磨き上げて見事に自分のものにしている。この機会にぜひ兼好の『紺屋高尾』を聴いていただきたい。<公演情報>代官山落語夜咄 三遊亭兼好『紺屋高尾』1月24日(水) 東京・晴れたら空に豆まいて配信あり■出演三遊亭兼好広瀬和生(MC / トーク)■チケット料金観覧:3300円(別途1ドリンク代700円)配信:2200円(ご祝儀システムあり)※配信はアーカイブで2月7日(水) 夜まで何度でも視聴可能チケットはこちら:
2024年01月19日今、もっとも勢いのある落語家のひとりと言っても過言ではないだろう。三遊亭わん丈、落語協会所属の二ツ目。今年3月下席より、落語界の最高位である真打へ、先輩16人抜きの大抜擢で昇進する。落語協会では“抜擢昇進”自体が12年ぶり。過去、抜擢で昇進した噺家は、林家たい平、柳家喬太郎、春風亭一之輔ら、第一線で活躍する人気者ばかり。期待の高さが伺えるというものだ。2023年に務めた高座は脅威の1509席2023年は、1509席の高座に上がった。これもまた、わん丈の売れっ子っぷりを補強する数字だ。「コロナ禍で減っていた仕事が戻ってきたところに、さらに真打昇進が決まり、『真打になる前にもう一回出てよ』と呼んでくださる方が増えた。あと私は“学校寄席”という学生さんの前で噺をするお仕事も多く、そうなると休日や平日夜だけでなく、朝・昼・夕もお仕事をさせていただけるんですよ。ありがとうございます、とどんどんお受けしていたら……こんなことになっていました」と笑う。落語家を目指す以前は、バンドのボーカリストだったという経歴を持つ。「滋賀県出身ですが、大学が北九州なので、そのまま北九州で活動していました。いわゆるミクスチャーロックバンドで、私たちのちょっと上に175Rさんがいて。私のいた音楽シーンは、頂点がマキシマム ザ ホルモンさんや10-FEETさん、ROTTENGRAFFTYさんといった方たちで、そういったバンドが北九州に来た時に、地元でツアーサポートをしたりしていた。7年くらい続け、地元ではワンマンをやればお客さんが入るし音楽だけで食えるようにはなったのですが、30歳手前にして、このままやり続けても食い続けることができるほどの才能は自分にはないなと思ったんです」もともと音楽をやっていたのも「人前でパフォーマンスをしたいというところからの逆算だった」と振り返る。「ライブでは30分の持ち時間中15分はMCというくらい、喋るタイプ(笑)。だからラジオの仕事とか喋る仕事ができないかなと、東京のとある芸能事務所にデモテープを送ったところ、面接をしてくれることになり、東京に出てきました。でも結局、ダメだったんです。その時に言われたのが『君には芸の入り口がない』。中に入ってしまえば能力を生かせるところはありそうだけど……と。でもこちらはなけなしのお金をはたいて東京に出てきているので、おめおめと帰れません。“入り口”とはなんぞやと模索し、漫才、お芝居……色々なものを観に行きました。その中で行ったひとつ、池袋演芸場で落語に出合いました」。そこでもう、ビビッときた。「純粋に面白かったんです。出てくる人出てくる人みんな面白くて、しかも老若男女のお客さまが、平日昼から笑っている。ひとつのことで老若男女関係なくみんなが笑うって、難しいことだと思うんですよ。これはすごい芸能だと思った。それが27歳の時です」予備知識もなく見た落語だったが、今でも具体的に思い返せるほど印象に残っている。「すごいフリースタイルで、後から考えたら、それは新作落語の会でした。出演されていたのは、今でも寄席で活躍されてる師匠でしたね。林家彦いち師匠と林家きく麿師匠が特に記憶に残っている。でも『やりたい』でやっていい年齢じゃないなと思って悩んだのですが、高座に上がる師匠方がみんな太っていたから『この人たち食えてる(笑)! この仕事なら今から始めても大丈夫かも』と(笑)。あとは、ひとりでやれるという点も惹かれました」そして、2011年に故・三遊亭円丈に弟子入り。円丈を師匠に選んだのは「一番面白かった。そして、上品」。円丈は後進に多大な影響を与えた、新作派のトップランナーである。新作落語の会で衝撃を受け、円丈に弟子入り。わん丈自身も、印象的な新作落語を数多く持っている。最初の入り口は新作落語だったのだろうか。「そうか、そう思われそうな経歴ですね(笑)。私、新作と古典と分けて考えるのはナンセンスだと思っていて。古典落語だって、生まれた時は新作落語だし。面白い新作は面白いし、面白くない新作は面白くない。面白い古典は面白いし、面白くない古典は面白くない(笑)。面白ければ何でもいいと思っています。円丈も、新作落語のすごい人……という印象がどうしても勝ちますが、僕が最初に聞いたときに感動したのは古典の『金明竹』でした」落語は「究極のエンタメ」では落語という芸の魅力は、と尋ねると「究極の芸」と即答する。「できないことがない。しかも身軽。座布団を用意していただき、着物・扇子・手ぬぐいを自前で持っていけば、どこでもできます。日本人って、想像力に長けている民族らしいんですよ。私たちは何もないところで喋るけど、そこに様々な登場人物がいて、会話して動いているように見えるでしょ? お客さまの頭の中で想像していただけるんですよ。想像力というものはリミットがない。舞台上にセットや小道具を実際に用意するよりも、はるかに大きいものをお客さまは見ることができる。そういう意味で落語は究極のエンタメだと思います」16人抜き大抜擢!……だが「こんな制度、なくなった方がいい(苦笑)」わん丈の抜擢真打昇進は昨年4月に発表され、落語ファンの間でも大きな話題となった。さぞや嬉しかったのでは、と訊くと、少し複雑な表情を見せた。「言われた瞬間は、嬉しかったです。言われた瞬間“だけ”、嬉しかった(苦笑)。落語協会って、会長や理事といった偉い師匠方が、全員面白いんです。組織のトップというものはキャプテンタイプとエースタイプがありますが、全員現役のエース。その方々が私のことを見てくださっていたんだな、ということが嬉しかった」そもそも落語家にとって真打昇進というのはどういう位置づけなのか。「落語家の身分は、前座、二ツ目、真打とあります。ざっくり例えると、前座は義務教育、二ツ目は大学生、真打が社会人。真打昇進がスタートラインですので、そこに到達したというのは喜ばしいことではあります。ただ、こちらとしては二ツ目を(平均的に二ツ目修行期間とされる)10年やると思っていたところ、2・3年早いけど上がれと言われたわけです。大学3・4年と遊ぶぞ! と思っていたのに、大学2年でいきなり社会に出ろと言われているようなものです。正直、お断りしようかなということは頭をよぎったし、そこから先は……嬉しいことはない(苦笑)!」。……どういうことなのだろう。「めっちゃ本人喜んでる、と思われているかもしれないですけど、二ツ目でいた方が楽に決まってます! もちろん、言っていただいた限りは頑張りますけれど……。意外と理事の方からも、お会いした際に『悪かった! みんな俺のせいにしろ!』と言われたりもしました、なので今してみました(笑)」ちなみにずばり、軋轢は?「……ありました。あるに決まってる(笑)。こんな制度、なくなった方がいいですよ、これ書いておいてください(笑)! 芸人の世界って、厳密に序列が決まっているんです。1秒でも先に入ったら“兄さん・姉さん”で、食事に行けばぜんぶ先輩がご馳走してくれて、翌日後輩は御礼の電話をする。そんなガチガチに厳しい序列で回っている世界に、なぜ抜擢なんてものがあるのか! どれだけややこしいかと言うと、例えば私が抜いた先輩Aさんと二人会を開催しているとする。それまでは『A・わん丈 二人会』だったものが、今後ずっと『わん丈・A 二人会』となります。トリも、基本的に香盤が上になる私がとる。でも、楽屋の広い方はA先輩が使うし、ご馳走してくれるのもA先輩。お客さまに見えるところは私が上、でもお客さまに見えないところは今までと何も変わらず、先輩は先輩のままです。こんなの、軋轢が生まれないわけないです」。だが、大抜擢ということで世間からの注目も集まった。良い面もあったのでは、と重ねて訊いてみても「そんな注目いらないです、のらりくらりと落語をしていたい」と本音を漏らす。「私としても、二ツ目の間にこういう古典を勉強しよう、こういう新作を作っていこうと計画していたんですよ。その設計図が崩れた。でも性格上、『できない』じゃなく『3年でやることを1年でやらなあかん!』と思っちゃう人間なんです。それで今、あがいているし、さすがに支障もきたしている。ただ、こんな失敗をするんだ、こんなに自分はダメなんだと気付かされて、それもまたいい経験になっています。おそらくそれも含め『こいつならなんとかするだろう』と言われているのかなと思って、頑張っているところです」昇進準備で感じる、亡き師匠・円丈のありがたみだが想定外だったのは「師匠が亡くなったこと」。最初の師匠、三遊亭円丈は2021年に他界。落語家は真打になって一人前。前座・二ツ目は、師匠がいないと落語家として認められない。そのため現在は、元兄弟子である三遊亭天どんが、わん丈を弟子として預かっている。とはいえ「私が何かしくじった時、一部の人からは『だから師匠がいない人間はダメだ』という評価になってしまう。そうなると今ものすごく面倒をみてくれている天どんにも迷惑をかける、と必要以上に気を遣う場面も多い。それに、私がやらかした時、私が偉い方に謝ってもダメなんです。師匠がその方に謝ってくださって、師匠の顔で弟子のしくじりを許してくださっていた、そして師匠が僕に怒ってくれることで成立していたんだなということを痛感したりもしています」落語の世界は、師匠がどんなことを言っても弟子は従わなければいけない、という厳しい師弟関係が存在することはよく知られるところ。「それを理不尽だと言う人もいます。でも先に理不尽を仕掛けているのは弟子側なんですよ。誰だかわからないと思いますが私を弟子にとってください、食い扶持を与えてください、芸を教えてくださいと押しかける。師匠には何の得もないのに。しかも私は、円丈が67歳の時に弟子入りしています。前座・二ツ目の修業期間は15年と言われています。『私のために83歳まで生きて!』と言ったようなもの。無茶苦茶ですよね(笑)。それを受け入れていただいた。亡くなって2年以上経ちますが、亡くなった時以上にこの1年は師匠のありがたみを感じています」披露興行は"寄席デビュー"にもちょうどいい3月21日(木)からは、いよいよ真打昇進披露興行が始まる。披露興行は都内4つの定席寄席――鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場で各10日ずつと、紀尾井小ホール(建て替えを控えている国立演芸場の代替会場として)5日、計45日かけて行われる。「寄席は通常、十数人の芸人が15分程度の持ち時間で次々と高座に上がり、4・5時間かけ様々な芸を見せていきます。落語家でいうと、最初に前座が上がります。2番目に二ツ目が上がる。それ以降上がる落語家は基本的に、すべて真打。そしてトリを人気の師匠が努めます。披露目はその最も重い責任であるトリを、新真打が務めます。真打になった洗礼を浴びるわけです。……でも、そんなん無理でしょ、キツイでしょ、お客さまも不安でしょと、普段寄席でトリを取るような大看板の師匠方が、ボンボンボンボンっと私めの前に登場されます。超有名な師匠がいきなり3番目に出てきたりもする。もう、オールスターですね。……年齢的には“名球会”ですが(笑)」ちょっと毒なギャグを挟みつつ、テンポよく説明してくれる。「さらに途中には、そのオールスターの師匠方が並ぶ中、私がいて、横には私の師匠がついてくださり、『わん丈とはこういう男です』とお客さまに紹介してくださる“口上”もあります。いつもの寄席とはひと味違う、お祭りのような興行です。もう、すごいですよ。今後しばらくこの人の後に上がることはないだろうなという師匠方が、全員私の前に出てくる。びっくりするほど豪華ですし、絶対に全員、面白い。そう考えると、披露興行は、落語初心者や寄席デビューしたい方にもいいかも!」さらに2024年は、落語協会誕生100周年の記念の年でもある。「おめでたいタイミングで上がらせてもらいます。ただ協会の方に『抜擢昇進は、100周年を盛り上げるために決めたことではないから』と言っていただいた。それもまた嬉しい。とはいえお祭り気分が続く中で披露目ができるというのは、多くの方に見ていただける可能性があるということで、ありがたいです」また、落語協会では5人ずつ真打に昇進する例が多く、一般的に新真打は45(50)日を5人で割った10日前後をトリとして上がるが、今回わん丈は、先輩である林家つる子と二人で昇進するため、45日の半分・22日間のトリをとる。加えてトリとして上がらない23日間も、後半の時間帯に高座に上がることが決まっている。「今まで体験したことのない、寄席連勤が始まります」と気合いを入れる。さらに「なるべく、トリで上がる22日間は、全部違う噺をかけたい。変えりゃいいというものではないですし、寄席というものは“流れ”がありますので絶対とは言えませんが……できる限り、変えたいですね」。こういう貪欲な姿勢が、今現在の評価を引き寄せたのだろう、とチラリと思った。最後に、わん丈の考える“理想の落語家”とは。「今、コンプライアンスの遵守が叫ばれている時代です。当然ながらそれは、お客さまが不快にならないように守っていきたい。でも人って、ちょっとした他人の不幸を笑ってしまったり、尾籠な話で笑ってしまうもの。落語の名人は、それを嫌な思いをさせず、笑いに昇華できる人だと思っています。少しエッチな噺でも『色っぽい噺を聞いたな』、ちょっと不幸な人の噺でも『ついてないときってあるよね』と思ってもらえるような。落語でしか表現できない、下品なものを上品に見せる芸というのはあると思う。師匠・円丈の噺で『うんこ三部作』というものがあるんですが(笑)、ある方が『うんこって何度も言っても、円丈師匠がやるとうんこの匂いがしない』とおっしゃった。これはすごい誉め言葉だと思う。うんこって、存在も語感も面白いんですよ。そこから汚さを取り除いたら、最高ですよね(笑)。今のは究極の例えですが……これは新作に限らず、古典もです。難しい材料でも上品に聞かせられる芸人に私はなりたいです」真打昇進披露興行のチケットは1月21日(日)に一般発売開始。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己<公演情報>真打昇進披露興行2024年3月21日(木)~3月30日(土)会場:東京・鈴本演芸場2024年4月1日(月)~4月10日(水)会場:東京・新宿末広亭2024年4月11日(木) ~4月20日(土)会場:東京・浅草演芸ホール2024年4月21日(日) ~4月30日(火)会場:東京・池袋演芸場チケット情報()公式サイト:落語の動画配信サブスク「ぴあ落語ざんまい」はこちら:
2024年01月19日Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」より、本作ができるまでを追ったメイキング映像が公開された。1990年から4年間、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された冨樫義博による伝説的大ヒット漫画「幽☆遊☆白書」を、北村匠海(浦飯幽助)、志尊淳(蔵馬)、本郷奏多(飛影)、上杉柊平(桑原和真)、滝藤賢一(戸愚呂兄)、稲垣吾郎(左京)、綾野剛(戸愚呂弟)らを迎え、かつてないスケールで実写化した本作。世界配信から約1か月、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で初登場から2週連続1位、英語を含めた全言語シリーズで全世界2位を獲得するなど、いまなおその勢いは衰えることがない。日米グローバルワンチームの制作体制を敷き、細部にまでこだわり抜かれたかつてない映像体験が、配信開始直後から世界中に大きな衝撃を与えている。そんな本作の制作期間は5年。今回公開された映像では、戸愚呂兄弟役の綾野剛と滝藤賢一をはじめ、監督・月川翔、VFXスーパーバイザーの坂口亮、VFXプロデューサー・赤羽智史、アクション監督・大内貴仁らキャスト&スタッフのインタビュー、世界最先端VFXスタジオ「スキャンラインVFX」のスタジオ内部に潜入した模様を世界初公開。第2話で描かれる幽助vs剛鬼戦のアクションシーンの制作過程、綾野さんと滝藤さんが、スキャンラインVFXのスタジオでの撮影に日本人として初めて挑んだ姿が収められている。Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」は世界同時配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月14日Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』のメイキング映像が公開された。『幽☆遊☆白書』は、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載された冨樫義博による同名漫画が原作。2023年12月14日に配信されると、Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)で初登場から2週連続1位を獲得するのみならず、英語を含めた全言語シリーズで全世界2位を獲得し、話題となっている。このたび公開されたのは、「まだ誰も見たことがない映像表現」への挑戦の裏側を収めたメイキング映像。戸愚呂兄弟を演じた綾野剛、滝藤賢一をはじめ、月川翔監督、アカデミー賞受賞歴もあるVFXスーパーバイザーの坂口亮、VFXプロデューサーを務めた赤羽智史、アクション監督の大内貴仁らキャスト・スタッフのインタビューを交えつつ、初公開となる世界最先端VFXスタジオである「スキャンラインVFX」のスタジオ内部に潜入した映像も収められている。また、2話で描かれる主人公・浦飯幽助(北村匠海)vs剛鬼のアクションシーンの制作過程をはじめ、綾野と滝藤が米・ロサンゼルスにあるスキャンラインVFXのスタジオでの撮影に日本人として初めて挑んだ姿も。“表情のみ”で演じるという、役者としても過去類を見ないハイレベルな演技が求められたこの撮影をについて、綾野は「むしろこれは贅沢なこと」と振り返っている。Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』メイキング映像<作品情報>Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』Netflixで独占配信中Netflix 公式サイト:
2024年01月12日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 橘蓮二のおススメ】2024年の年始めは大きな飛躍が期待される気鋭の若手落語家・笑福亭茶光さんが三遊亭白鳥作『富Q』を含む渾身の三席に挑む注目の会を大プッシュ!茶光さん自身も「この会を新年の基準にさらなる高い水準に成長してゆく姿を見せたい」と今後の落語家人生の重要なターニングポイントと位置づける。人気漫才師「ヒカリゴケ」としての活動を経て2015年に落語家に転身、2019年二ツ目昇進後も人気ユニット√9のメンバーに名を連ねるなどメキメキ頭角を表す。古典、新作、改作の全てに於いて緻密な構成力とリズミカルな語り口で展開する高座は逸材揃いの若手二ツ目の中でも屈指の表現力を兼ね備えている。1月13日(土) 赤坂RED/THEATER 開場 18:00/開演 19:00 笑福亭茶光独演会『ゴールデンドロップ』。未来の落語界を担うスター候補の新たなる扉が開かれる。<公演情報>笑福亭茶光独演会『ゴールデンドロップ』2024年1月13日(土) 東京・赤坂RED / THEATER笑福亭茶光三遊亭白鳥作『富Q』ほか2席※ゲストありチケット情報:()
2023年12月30日12月14日(木) 東京・丸ビルホールにて『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』が開催された。落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しむことが出来る動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」。本イベントは、そのスタートを記念した落語会だ。司会とともに、柳家花緑師匠、古今亭菊之丞師匠が登壇するとまずはトークコーナーからスタート。まずは、菊之丞師匠が白を基調とした自身の着物を指して「病院からやってきました」と笑いを誘う。そして、同サービスの企画が立ち上がった2020年から両師匠に相談をしていたことが明かされると、花緑師匠は「正直、このサービスは実現しないと思ってました」と、まさかの発言も飛び出し会場は笑いに包まれた。また、花緑師匠はさっそく配信を視聴したようで「落語家は座席でほかの芸人の高座を聴くのはご法度。だから座席視点で高座が見られるのは新鮮」。さらに「1000本近いコンテンツの中には重複したネタもあるが、人によって様々なバリエーションがあるので聴き比べをすることができて楽しい」と満足な様子だった。トークコーナーを終え、出囃子が鳴ると一席目に登場したのは、花緑師匠。師匠であり祖父の五代目・柳家小さんが好きだったそばの話から屋台の話になりそのまま『時そば』へ。そばを勢いよくすする音が実に美味しそうに感じさせる。そして独特のリズムで会場の笑いを誘った。続いて菊之丞師匠が登場すると、マクラでは花緑師匠の噺を受けて『時そば』を十八番としていた五代目・柳家小さんとの思い出話も。そして『二番煎じ』を高座にかける。歌が上手いことで知られる菊之丞師匠らしく、夜回りのシーンでは様々な声色で美声を響かせていた。仲入りを挟んで、ふたたび菊之丞師匠。自分と同じ「菊之丞」という名前が3人いて間違えられることから、そそっかしいお客さんの話につながりそのまま『長短』へ。気の短い「江戸っ子」とゆったりはんなりとした「上方」の対比がことさら強調され、特に煙草を一服する所作では何度も笑いが起きていた。トリを飾る花緑師匠は、冒頭のトークコーナーで司会から「師走らしい噺を」というリクエストを受けて、噺の山場が大晦日なことから年の瀬に演じられることが多い『芝浜』を口演。それまでの滑稽噺から一転、夫婦の愛情を描いた人情噺に会場からは割れんばかりの拍手が起こり、公演は終了した。なお、本公演は「収録ライブ」と銘打っている通り、12月中に「ぴあ落語ざんまい」にて配信されることが決定している。また、12月25日(月) 23時59分までの期間限定で初月無料キャンペーンも実施中だ。<イベント情報>定額見放題配信「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ12月14日(木) 東京・丸ビルホール【演目】柳家花緑『時そば』古今亭菊之丞『二番煎じ』-仲入り-古今亭菊之丞『長短』柳家花緑『芝浜』<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)※初月無料キャンペーン実施中!「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月19日幽助やコエンマになりきって、赤ちゃんから大人まで家族みんなでコーデを楽しもう!コエンマなりきりロンパース(BABY用/全1種)コエンマに変身できるベビー用なりきりロンパースフードには「王」ワッペンと「Jr」刺繍をほどこしてコエンマの帽子を再現。ボディは切り替えとプリントで衣装を表現し、赤ちゃんの着心地にこだわっています。別売りのスタイとのコーディネートもオススメです。◆幽☆遊☆白書 コエンマなりきりロンパース価格:6,490円商品ページ:名言スタイ(BABY用/全5種)幽助・妖狐蔵馬・飛影・コエンマ・戸愚呂弟の名言をプリントしたベビー用スタイ赤ちゃんと絶妙なセリフのチョイスににっこり。裏面は幽☆遊☆白書のロゴデザインになっており、気分に合わせてリバーシブルで楽しめます。出産祝いやプレゼントにもオススメです。・幽助 「開(アンテ)!」・飛影 「残像だ」・コエンマ 「万が一の場合 このおしゃぶりをとる」・妖狐蔵馬 「まさかまたこの姿に戻る日が来るとは……妖狐の姿にな」・戸愚呂弟 「酒はダメなんでオレンジジュースください」◆幽☆遊☆白書 名言スタイ価格:1,980円商品ページ:幽☆遊☆白書 着る毛布(大人用/全3種)幽助・蔵馬・飛影をイメージした着る毛布ふわふわの肌ざわりがたまらないシャギーボア素材のあったかルームウエア。便利なポケット付きで実用性にもこだわっています。飛影は本体、スヌード、邪眼刺繍入りヘアバンドの3点セットでそれぞれ単品使いが可能。メチャメチャきびしい寒さを乗り切るのにかかせないアイテムです。◆幽☆遊☆白書 着る毛布価格:6,490円商品ページ:ネームソックス(22-24cm/全5種)幽助、桑原、蔵馬、飛影、コエンマの名前を施したネーム入りりソックスデイリー使いしやすいデザインでトレンドコーデにもばっちりハマります。全色揃えて毎日楽しみたいアイテムです。◆幽☆遊☆白書 ネームソックス価格:1,089円商品ページ:刺繍ソックス(22-24cm/全6種)幽助、桑原、蔵馬、飛影、コエンマ、妖狐蔵馬のワンポイント刺繍入りクルーソックス足元からちらりとのぞくカラーがコーデのアクセントに。左右色違いでアンバランスなコーデを楽しむのもオススメ。プレゼントにもぴったりです。◆幽☆遊☆白書 刺繍ソックス価格:1,419円商品ページ:取り扱い店舗BABYDOLL公式オンラインショップ:(実店舗での取り扱いはありません)コージィコーポレーション(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅どの色にする?おしゃれすぎる紀ノ國屋の「エンドレス柄バッグ」は全10色!オンラインに加え店頭販売開始✅可愛い♡「ファミリア」から大人のためのギフトセットが登場、眠ってしまうほど気持ちいい「スリーピーパイル」のタオルやぬいぐるみなど✅ハローキティとマックがコラボ!全種類制覇したい♡ハローキティのぬいぐるみがハッピーセットに登場
2023年12月18日吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」より、矢部太郎、本多力、信川清順、野村麻純、毎熊克哉、三遊亭小遊三の扮装写真が公開された。本作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の物語。吉高さんがまひろ(紫式部)を演じる。今回公開された扮装写真には、矢部さん演じるまひろの従者・乙丸、本多さん演じる道長の従者・百舌彦。百舌彦役/本多力信川さん演じるまひろの弟・藤原惟規の乳母であるいと、野村さん演じる愛情に飢え一風変わっているまひろの友人・さわ。さわ役/野村麻純毎熊さん演じる、風刺劇を披露する散楽の一員で、政治や社会の矛盾を面白おかしく批判する自由な言動に、まひろと道長が影響を受ける、本性の分からない謎めいた男・直秀。直秀役/毎熊克哉小遊三さん演じる、文や歌の苦手な者のために代筆業を営む絵師だが、実は、まひろが文や歌を作っており、まひろの創作することへの最初の入り口となる男が登場している。絵師役/三遊亭小遊三大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)より放送(初回15分拡大)。NHK総合/日曜20時(再放送 翌週土曜13時5分)、BS・BSP4K/日曜18時、BSP4K/日曜12時15分。(シネマカフェ編集部)
2023年12月07日「それ説明する暇あったら自分でやればいいじゃない」(※写真はイメージです)34歳のときに21人抜きの大抜擢で真打に昇進した春風亭一之輔さん。年間1000席近い高座をこなしている落語界のスターで、今年2月からは「笑点」の新メンバーに加入し、すっかり馴染んでいます。黒柳徹子さんも「笑点」が大好きで昔からずっと視聴しているのだそう。落語界のスターであると同時に、家庭では18歳の長男、15歳の次男、13歳の長女という3人のお子さんのパパ。2004年に結婚した奥様は日本大学芸術学部の先輩で、9年付き合った末の結婚でした。番組では夫婦が家事で揉めたエピソードも明かされましたが、それは「ブラジャーの洗い方」について。コロナ禍で自宅にいることが増えた時期、5人家族で洗濯もたまってしまうため、「落語家だからって昔みたいに『カミさんにやらせときゃいい』なんてわけにはいかない」と一之輔さんも積極的に洗濯をするようにしていましたが、妻から「ブラジャーの洗い方が違う」と指摘されたそうです。ブラジャーは洗濯ネットに入れてほしいと言われ、大きいネットに入れようとしたら「それじゃない」と指摘され、正解は「黒柳さんの髪型みたいな形」のブラジャー専用のネットでした。そのネットに適当にブラジャーを入れようとしたら「それも違う。折って入れなさい」と指示があり、折りたたんで入れると「違う。それじゃ傷む」……。最終的に、「パットが重なるように折って空いたところに紐を入れて、柔軟剤とおしゃれ着用の洗濯洗剤を入れて」と、丁寧に指導され、内心では「それ説明する暇あったら自分でやればいいじゃない」と思ったそうですが、「勉強になります!」と表明して、事なきを得たのだとか。こういった“虐げられたエピソード”は夫婦ネタの落語の枕(始まり)に使えるそうで、「(やりとりすべて)無駄にならない」と笑顔の一之輔さん。洗濯物を干したり畳んだりする仕草も、実演していました。また、お子さんたちが小さい頃は保育園の送迎を担当し、一緒に誌面に登場したこともありましたが、今ではすっかり大きく成長し、長男は高校3年生。長男が17歳のとき、一之輔さんの著書『いちのすけのまくら』の解説で父について書いた内容が番組で紹介されましたが、まるで評論家のような的確さとちょっとスパイスの効いた文章で素晴らしいものでした。一之輔さんも、「こんなちっちゃかったのに……(父親のことをちゃんと)見てるんですね」と感慨深い面持ちで、来年は大学生になる愛息の成長の早さをしみじみ感じている様子でした。
2023年12月01日俳優の北村匠海が主演を務めるNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』(12月14日配信)の場面写真が1日、初公開された。さらに『幽☆遊☆白書』キャラクタートラックの日本縦断も決定した。1990年から4年間、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された冨樫義博氏による大ヒット漫画『幽☆遊☆白書』(ジャンプ・コミックス刊)。世界中に多くのファンを生み出した『幽☆遊☆白書』が、北村匠海(浦飯幽助役)、志尊淳(蔵馬役)、本郷奏多(飛影役)、上杉柊平(桑原和真役)の豪華キャストを迎え、世界初の実写ドラマとなって誕生する。11月11日に本作の映像初公開、そして滝藤賢一(戸愚呂兄役)、稲垣吾郎(左京役)、綾野剛(戸愚呂弟役)ら新キャストが発表された。○■『幽☆遊☆白書』場面写真15点公開この度、世界中を魅了し続けるあのキャラクターたちの初公開場面写真15点が一挙公開された。幽助、蔵馬、飛影、桑原が躍動するバトルシーンを切り取ったカットから、螢子、ぼたん、雪菜、コエンマ、幻海、幽助の母親・温子など幽助たちをサポートしていくキャラクターたちのカット、そして、幽助たちの行く手を阻む、支配者級の妖怪・鴉、鎧を纏い巨大な斧を振るう妖怪・武威、戸愚呂兄弟を雇い裏社会を牛耳る謎多き人物・左京、さらに、幽助たちの前に立ちはだかる最強の敵、戸愚呂兄弟のカットなど、細部の表現にまでこだわり抜かれたバトルアクションへ期待が高まるカットとなっている。○■『幽☆遊☆白書』キャラクタートラックが日本縦断『幽☆遊☆白書』世界配信を記念し、12月4日~17日の期間、日本の各都市で異なるキャラクターたちのアドトラックの走行が決定した。トラックの車体には各キャラクタービジュアルと印象的な名台詞が記され、札幌・名古屋・大阪・福岡の4都市から出発。トラックは各都市を巡り、世界配信日である12月14日に全12台が東京・渋谷へ到着する。【編集部MEMO】Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』配信前日の12月13日には、一夜限りのスペシャルイベント「12.13決戦前夜祭 全世界最速上映会」を開催。世界中でどこよりも早く本作を鑑賞できる先行上映会のほか、前夜祭として会場には様々な企画が用意される。(C)Y.T.90-94
2023年12月01日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 広瀬和生のおススメ】今年7月、三遊亭白鳥は柳家三三との二人会で『船徳』をネタ出しした。『船徳』は初代古今亭志ん生作の長編人情噺『お初徳兵衛浮名桟橋』のごく一部を初代三遊亭圓遊が滑稽噺に仕立てたもの。それとは別に五代目志ん生が発端を一席ものにした『お初徳兵衛』という人情噺もある。だが白鳥が実際に演じたのはどちらでもなく、お初と徳兵衛を主役にした完全オリジナルストーリー。これが圧倒的に面白く、ぜひ「代官山落語夜咄」で再演してほしいと直訴、白鳥が快諾してくれて今回の再演となった。この機会を逃したら勿体ない!<配信情報>第41回代官山落語夜咄 三遊亭白鳥 無観客高座『白鳥版 船徳お初徳兵衛』Produced by 広瀬和生12月14日(木) 配信スタート※アーカイブは12月24日(日) まで視聴可能■出演三遊亭白鳥広瀬和生(MC /トーク)■視聴料金価格:2,200円※ご祝儀システムあり視聴はこちら:
2023年11月30日2022年7月に交際していることが発覚した、お笑いコンビ『オズワルド』の伊藤俊介さんと、お笑いコンビ『蛙亭』のイワクラさん。週刊誌で熱愛が報じられたおよそ1週間後、ポッドキャスト番組『蛙亭のトノサマラジオ』(ニッポン放送)にて、イワクラさんが伊藤さんとの交際を認めたことで話題になりました。オズワルド伊藤&蛙亭イワクラのプライベート写真に反響2023年11月28日、お笑いタレントの石井ブレンドさんがX(Twitter)を更新。自身が運営するコーヒーショップ店に、伊藤さんとイワクラさんが2人で来たことを明かしました。石井さんが「なんというか、すごくほっこりしました」という、ツーショット写真をご覧ください!伊藤くんと岩倉ちゃんが来てくれました。なんというかすごくほっこりしました。伊藤くんの持っているのは、太煙草ではなくアイスのメープルラテです。いや、太煙草の可能性も捨てきれないです。 pic.twitter.com/AQS5W5KOtX — 石井ブレンド (@comandanteishii) November 28, 2023 コーヒーを片手に笑顔で写る、伊藤さんとイワクラさん。職種こそ同じですが、きっと互いに仕事に集中しているからこそ、公の場でたわむれ合う姿は控えているのでしょう。プライベートのため、自然体で距離感も近い2人からは、『幸せオーラ』があふれていますね!伊藤さんとイワクラさんのツーショット写真には、さまざまな声が寄せられました。・2人とも、本当にお似合いなカップル!・大の大人に失礼かもしれませんが、ほほ笑ましいカップルですね。心が和む~!・『推し』のカップルです!素敵な写真をありがとうございます!2021年12月から交際しているという2人。仲睦まじい姿を見せた伊藤さんとイワクラさんに、「幸せになってほしい」と、多くの人が願ったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月29日大阪の水族館「海遊館」では、冬季限定のイルミネーションイベント「海遊館イルミネーション 2023」を、2023年11月17日(金)から2024年1月31日(水)までの期間で開催する。世界最大級の水族館「海遊館」の冬イルミネーション世界最大級の水族館「海遊館」冬の風物詩となっている「海遊館イルミネーション」。2023年は、ミナミイワトビペンギンやコツメカワウソが新たに誕生したことや、世界最大級のサンゴ礁の海を再現する水槽「グレート・バリア・リーフ」がリニューアル中であることから、「Restart」をテーマにしたイルミネーションが点灯する。高さ20mのツリー&展示生物をモチーフにしたオブジェ期間中は、メインビル前のイベント広場に高さ20メートルのツリーを設置し、施設一帯を柔らかく暖かな光で彩る。ツリーの周囲に輝く計23体のオブジェは展示生物をモチーフにしたもので、それぞれの担当飼育員が監修したリアルなつくりに注目だ。音楽と光の演出もまた、実際に「海遊館」で暮らしているイルカやペンギンの鳴き声などの自然音響を使った楽曲や、海をイメージした青色の光を組み合わせた音楽と光の演出が、17時からの毎時15分ごとに行われる。開催概要「海遊館イルミネーション 2023」開催期間:2023年11月17日(金)〜2024年1月31日(水)※2024年1月10日(水)・11日(木)の休館日を除く場所:海遊館メインビル前 イベント広場時間:17:00~21:15料金:観覧無料■音楽と光の演出時間:17:00~21:15の毎時00分、15分、30分、45分(1回約2分間)
2023年11月12日12月14日(木) より配信されるNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』のティザー映像が公開された。原作は、1990年から94年にかけて週刊少年ジャンプで連載された冨樫義博による同名マンガ。第1話で主人公が死亡するという衝撃的な展開から物語はスタートし、人間界、魔界、霊界という三つが交錯する壮大な世界観の中で、それぞれに強い信念をもって戦う魅力的なキャラクターたちのバトルが描かれた。初の実写ドラマとなる今回は、主人公・浦飯幽助役で北村匠海、蔵馬役で志尊淳、飛影役で本郷奏多、桑原和真役で上杉柊平が出演する。世界中のNetflix注目作品が集まるオンライングローバルイベント「Geeked Week’23」で初公開されたティザー映像では、幽助、蔵馬、飛影、桑原をはじめ、人間と妖怪、種族を越えて交錯するキャラクターたちの躍動する姿が映し出されている。この魅力的なキャラクターたちのみならず、人間界・霊界・魔界という3つの領域からなる世界観の表現を追及するため、数多くのハリウッド大作を手がけるスキャンラインVFXのほか世界中の最先端技術を結集。日米グローバルワンチームで細部にまでこだわり抜いたという。また映像内には、新たに発表されたキャスト陣も登場。幽助の幼馴染・雪村螢子役を白石聖、不慮の事故に遭った幽助を死後、霊界へ導く案内人・ぼたん役を古川琴音、生き別れた兄を探す妖怪氷女・雪菜役を見上愛、戸愚呂兄弟とともに幽助たちの行手を阻む支配者級の妖怪・鴉役を清水尋也、霊界探偵となった幽助に指令を与えるエンマ大王の息子・コエンマ役を町田啓太、霊光波動拳の使い手、幽助と桑原の師範となる幻海役を梶芽衣子、人間から妖怪へ転生した戸愚呂兄弟の兄役を滝藤賢一、戸愚呂兄弟を雇い裏社会を牛耳る謎多き人物・左京役を稲垣吾郎、そして、幽助たちの前に立ちはだかる最強の敵、戸愚呂兄弟の弟役を綾野剛が演じる。Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』ティザー映像<作品情報>Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』12月14日(木) Netflixで独占配信Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』ティザーアートNetflix 公式サイト:
2023年11月11日サクサク食感がおいしい、ローソンの「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」2つのソース味粉末を使用したスナック菓子は、甘辛い味わいが絶妙でおいしいですよ♡3時のおやつにもぴったりです!2つのソース味粉末を使用した甘辛い味わい出典:coordisnap「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」は、ローソンより10月3日(火)に発売されました。価格は108円(税込)です。開封してみると、ソースの甘辛い香りが広がりました。食欲をそそります♡パクっと手に取って食べやすい出典:coordisnap手に取ってみると、パクっと食べやすい一口サイズです。まん丸な形がまるでたこやきのようで、かわいいですよね!サクサク食感がおいしい出典:coordisnap食べてみると、サクッと軽めの食感。ソースの甘辛い味わいが絶妙で、くせになる味わいです。食べ始めると手が止まらなくなり、気づいたら完食していました!気になるカロリーは?出典:coordisnap1袋当たり271kcalです。たっぷり入っているので、シェアして食べるのもおすすめ。おやつとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ。おやつにもおつまみにもぴったり出典:coordisnapローソンの「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」は、サクサク軽めの食感がおいしいですよ♪ソースの味わいが絶妙で、一度食べ始めると止まらないおいしさです。気になる方はローソンへ足を運んでみてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年10月11日2023年10月2日、声優の種敦美さんがX(Twitter)を更新。同じく声優の宮崎遊さんと、結婚したことを発表しました。アーニャ役の声優・種敦美が結婚を発表!アニメ『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役やアニメ『葬送のフリーレン』のフリーレン役など、さまざまな作品で活躍している種さん。投稿に「みな様へ」と題し、直筆の手紙と愛猫の写真を添えて、結婚を報告しました。皆様へ。 pic.twitter.com/WzggHbSHKj — 種﨑敦美(種崎敦美) (@tanezakiatsumi) October 2, 2023 文章には、普段から愛猫を溺愛しているという種さんらしく「もともと豊かだった愛猫・せれぶの表情が、さらにかわいくなった」と書かれています。愛猫も、種さんの幸せを心から喜んでいるのかもしれませんね。また、お相手の宮崎さんもX(Twitter)で種さんとの結婚を報告。種さんのことを「一生を添い遂げたいと初めて思えた方」だと、つづっていました。いつも応援してくださる皆様へ。 pic.twitter.com/MCbCNj6HL1 — 宮崎遊 (@asobu_to_kaite) October 2, 2023 ネットでは種さんの結婚報告を受け、「あっちゃん結婚」「アーニャ結婚」がトレンド入り。ファンからは祝福の声が相次いでいます。・ご結婚おめでとうございます!お2人とも大好きなので、本当に嬉しいです!・『SPY×FAMILY』で種さんを知りました。おめでとうございます!・末長くお幸せに。幸せなニュースをありがとう!種さん、宮崎さん、本当におめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2023年10月02日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】いま、軽妙洒脱な話芸で高座を楽しませてくれる落語家と言えば、第一に名前を挙げたいのが、三遊亭兼好ではなかろうか?昨日、新聞テレビをにぎわせた話題をすぐさま取り上げ、落語家ならではの諧謔的な切り口で笑いをとって見せる。最も今日的な落語家と言える。それでいて、本題に入れば、骨格のしっかりした、そして、メリハリの利いた噺の運びで、「古典」を今日の出来事のように聴かせてくれる。その兼好が「芸歴二十五周年記念公演」と銘打った独演会を10月25日(水) 品川・きゅりあん大ホールのほか、10月29日(日) には、福島・御蔵入交流館文化ホールで、11月27日(月) には銀座ブロッサム中央会館ホールで開く。25日きゅりあん大ホールは、お得意の『三枚起請』のネタ出し。昨年秋、故安倍首相の武道館での葬儀がおこなわれた直後の三越落語会では、噺の中で喜瀬川花魁が起請文を書いた三人に追いつめられた揚げ句、逆上し、拳を振り上げている江戸っ子に言い返す。「なんだい、その握り拳なんか振り上げて」。すると、一瞬間をおいて、男が声を挙げる「国葬反対!」。この見事なギャグが忘れられない。今度は、どんなギャグが飛び出すだろう。ゲストは柳家喬太郎。福島でのゲストは春風亭昇太、銀座でのゲストは立川志らく。三人これまた一癖も二癖もある噺の巧者である。<公演情報>三遊亭兼好 芸歴25周年記念公演「まるっと兼好」10月25日(水) 東京・きゅりあん大ホールゲスト:柳家喬太郎10月29日(日) 福島・御蔵入交流館 / 文化ホールゲスト:春風亭昇太11月27日(月) 東京・銀座ブロッサム 中央会館・ホールゲスト:立川志らく■チケット料金全席指定:4,000円(税込)当日:4,500円(税込)※未就学児童入場不可チケットはこちら:
2023年09月28日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 長井好弘のおススメ】落語芸術協会(芸協)の二ツ目が日頃の研鑽ぶりを披露する、文字通りの若手勉強会。落語協会にも同じタイトルの会があるが、芸協主催の当会は「ゲストの真打が観客の目の前で各自の高座を講評する」が特徴だ。観客にとってはゲスト真打の「芸の見方」を知る貴重な機会であり、講評を聴く若手にとっては自らの芸の現時点での到達点を知る怖くて嬉しい会でもある。今回の出演者は、三遊亭遊七、講談の神田鯉花、立川幸朝、瀧川鯉三郎の4人。いずれ劣らぬ勢いのある芸の持ち主だが、中でも注目すべきはトリを務める鯉三郎だろう。知る人ぞ知る実力派で、鯉昇一門らしい飄々とした軽さも併せ持つ。彼ら若手を見守る85歳の大ベテラン、三遊亭遊三の「プロの眼」にも注目したい。<公演情報>「二ツ目勉強会~第十四回 真打に講評してもらう会~」9月27日(水) 東京・お江戸日本橋亭■出演三遊亭遊七神田鯉花(講談)立川幸朝瀧川鯉三郎ゲスト:三遊亭遊三
2023年09月04日株式会社クラフティは、おにぎり専門店『結亭』(ムスビテイ)を8月31日(木)に東京都渋谷区渋谷3丁目にオープンいたします!朝ごはん、ランチ、おやつ、夕食、お気軽にご利用ください。夜は店内の飲食スペースで定番のおにぎりや新潟直送の海産物と一緒にお酒もご堪能いただけます。お仕事終わりにゆったりとした時間をお過ごしください。『結亭』が大切にしていることおむすびの「むすび」の意味もありますが、お客様との出会いはもちろん、こだわりのお料理・お酒との出会いなど、様々な出会いを通してあたたかい「結」で繋がれますように。そんな想いも込めています。おひとりさまでも、ホッと一息つける空間でお待ちしております。つい笑顔がこぼれ、また来たいなと思っていいただける場所になれることを願っています。【『結亭』のこだわり】■「味」のこだわり新鮮な食材を厳選し、豊富なバリエーションの具材と、日本有数の米どころ「新潟」のコシヒカリを使用しています。おにぎりに最適な炊きあがりにこだわり、ふっくらとした、お米のおいしさを最大限に活かしひとつひとつ愛情込めて提供します。■「おもてなし」のこだわりこぢんまりとした空間で、お客様お一人おひとりに心地よい時間を過ごしていただけるよう、アットホームな雰囲気を大切にします。お気軽なテイクアウトも、店内でのお食事もおもてなしの気持ちでお待ちしていますのでお気軽にお立ち寄りください。■「内装」のこだわり店内は落ち着いたモダンで和テイストな雰囲気に仕上げました。おひとりさまでも、お気軽にお越しいただけるお店になっております。こだわりの空間で、ゆったりとお料理やお酒をご堪能ください。■店舗概要店舗名: 結亭開店日: 2023年8月31日(木)所在地: 〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-7-2 第3矢木ビル1FTEL : 03-5464-2211アクセス: 山手線渋谷駅徒歩3分営業時間: 7:00~23:00席数: 8席Instagram : musubitei_omusubiX(旧:Twitter): @musubiteimusubiteiFacebook: User Name 結亭(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月31日バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )では、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の劇中に登場するアイテム「千年ロッド COMPLETE EDITION」(11,000円 税込/送料・手数料別途)の予約受付を2023年8月28日(月)16時に開始いたします。(発売元:株式会社バンダイ)※商品購入ページ: 千年ロッド COMPLETE EDITION■商品特長2000年より放送されたアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』より、主人公・武藤遊戯のライバルの一人、『マリク』が持つ「千年ロッド」を玩具史上初、LED発光&音ギミックを搭載したコンプリートエディションとして商品化いたします。本体の外観は真空蒸着メッキ加工を施すことで、豪華な見た目になっており、発光ギミックと合わせることで劇中のような黄金の輝きを放ちます。また、劇中の音声や効果音を多数収録。マリクと闇マリクの2つのモードを搭載しており、各モードでそれぞれの人格の印象的な台詞を再生可能です。台詞ボタンを長押しすることで発動する台詞の切り替えが可能になっており、モンスター召喚台詞や、魔法、罠発動台詞も聞くことができます。さらに、「ラーの翼神竜」を召喚する際に唱える「ヒエラティックテキスト」も収録。神(ラー)の隠された3つの能力を発動することができます。BGMや主題歌も収録されており、「千年の力」や「闇の呪い」、そして、アニメ『バトルシティ編』中盤(第81話~131話)のOP主題歌「WILD DRIVE」を聴くことができます。BGMや主題歌を聞くことで、より臨場感や没入感を味わいながら、劇中同様に決闘(デュエル)を楽しむことができます。■商品概要・商品名 :千年ロッド COMPLETE EDITION( )・価格 :11,000円(税込)(送料・手数料別途)・対象年齢 :15才以上・セット内容:千年ロッド…1・商品サイズ:W約400mm×H約166mm×D約73mm・商品素材 :千年ロッド…ABS、MABS・生産エリア:中国・販売ルート:バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」( )、他・予約期間 :2023年8月28日(月)16時~2023年10月23日(月)23時予定・商品お届け:2024年2月予定・発売元 :株式会社バンダイ(C)スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI※最新の情報・詳細は商品販売ページをご確認ください。※準備数に達した場合、販売を終了させていただくことがあります。※ページにアクセスした時点で販売が終了している場合があります。※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。※日本国外で販売する可能性があります。※本商品は、店頭やイベント等で販売する可能性があります。■アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」について1996年より連載を開始した高橋和希の漫画『遊☆戯☆王』を原作とし、2000年から放映開始となった大人気作品。カードゲームを基としたストーリーとなっており、千年パズルを解いた主人公の武藤遊戯(声:風間俊介)が様々なカードを駆使し、デュエルモンスターズというゲームを通して様々な敵と闘う。■バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」とは「プレミアムバンダイ」は今ここでしか買えないメーカー公式の限定商品、アニメ・コミックなどに登場する人気キャラクターのグッズを多数取り扱っています。ガンプラなどのプラモデルやフィギュア、ガシャポン、食玩からファッションまで豊富な品揃えです。バンダイナムコグループ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月28日一棟貸し切りの宿泊施設「古民家宿 るうふ 遊之家(ゆうのいえ)」が千葉・八千代にオープン。“一棟貸し切り”「古民家宿 るうふ 遊之家」山梨を中心に一棟貸し切りの宿泊施設を展開する「古民家宿 るうふ」が、ブランド12棟目となる古民家宿を開業。都心から50分、成田空港から35分というアクセス環境の良い千葉・八千代を舞台に、「古民家宿 るうふ 遊之家」を展開する。庭園や座敷で“和装体験”館内には、庭園や座敷など情緒あふれる空間が用意されているので、着物や小物を持ち込んで撮影会を楽しむことも可能。オプションメニューで、プロによる本格的な衣装やヘアメイク、小道具で仕上げる“和装体験”ができるのも嬉しいポイントだ。半露天の檜風呂・サウナ・水風呂を完備また、半露天の檜風呂、サウナ、水風呂も用意。サウナ室ではロウリュもできるので、じっくり汗を引き出して“ととのう”至福のひとときを過ごせる。囲炉裏テーブルで味わう食事囲炉裏テーブルで寛ぎながら味わう食事には、旬の素材を贅沢に使用。芳ばしく炭火で焼き上げた食材を、美酒とともに堪能できる。〆として釜戸炊きのごはんを味わえるのも魅力的だ。寝室は2部屋寝室は、2部屋を用意。間接照明を備えた空間で、リラックスタイムを過ごせる。【詳細】「古民家宿 るうふ 遊之家」オープン日:2023年8月8日(火)住所:千葉県八千代市下市場1-5-29宿泊料:19,800円~(1名1泊~)+サービス料※宿泊人数・季節により料金は変動する。詳細は宿泊予約カレンダーで要確認。アメニティ:バスタオル、フェイスタオル、ドライヤー、歯ブラシ・歯磨き粉、くし、コットン、綿棒、足袋、ボディタオル、かみそり、部屋着、羽織チェックイン時間:15:00チェックアウト時間:11:00【問い合わせ先】TEL:055-288-9016 (10:00~18:00)
2023年08月19日やくもらくご主催、『第一回やくもらくご三遊亭萬橘独演会』が2023年9月22日(金)にめぐろパーシモンホール小ホール(東京都目黒区八雲1-1-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 三遊亭萬橘公式ホームページ 目黒でもっと落語会が開催されたらいいのに、という思いから、第一回のやくもらくごを開催。古典落語を独自の解釈でさらに面白く、エネルギー溢れる落語を演じる三遊亭萬橘師匠をお迎えして開催。三遊亭萬橘プロフィール本名:中村彰伸(なかむら・あきのぶ)生年月日:昭和54年(1979年)1月20日出身地:愛知県豊川市(旧 宝飯(ほい)郡一宮町)出身校:法政大学文学部中退血液型:A型紋:高崎扇芸歴2003年7月 三遊亭圓橘に入門。前座名「橘つき」2006年10月 「きつつき」で二ツ目昇進2013年3月 真打昇進、四代目「萬橘」襲名受賞2007年3月 「さがみはら若手落語家選手権」優勝2009年2月「第6回伝統芸能祭りグランドチャンピオン大会」グランプリ受賞メディア2007年 ぴあMOOK『落語ワンダーランド』“嗚呼、麗しの美形落語家”趣味ボクシング観戦、読書、動物園公演概要『第一回やくもらくご三遊亭萬橘独演会』公演日時:2023年9月22日(金)18:30開場/19:00開演会場:めぐろパーシモンホール小ホール(東京都目黒区八雲1-1-1)■出演者三遊亭萬橘、ほか■チケット料金全席指定:3,300円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月18日