女優の上白石萌音が、10日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開記念舞台挨拶に松村北斗、光石研、りょう、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗、光石研の返しに爆笑「上手なことをおっしゃる(笑)」撮影を振り返った光石は「お二人(松村と上白石)が醸し出す空気が、現場の空気を作るような感じだったもんですから、邪魔しちゃいけないと思って。おとなしくおとなしくしてなるべく目立たないようにしていました」と話す。しかし、実際の撮影現場での姿は違ったようで、松村から「何をおっしゃいますか! お昼時間はもう話を回していたじゃないですか!」とツッコまれてしまう。上白石からも「栗田化学のみんなはプラネタリウムで使うように小さいライトを持っているんです。休憩中の光石さんが『よ~い』の声がかかったときに私の顔にライトをバンッて(当ててきて)……そういうことをしてケラケラ笑って『おかしいおかしい』といいながら(笑)」と“いたずら”を暴露されてしまい、光石はタジタジに。壇上で深々と頭を下げ、笑いを誘った。このエピソードを聞いた松村は「今のは2歳児とのエピソードではなく?(笑) 光石さんとのエピソードで間違いない?」と上白石に問いかける。これに光石が「62歳児です……」と返すと、「上手なことをおっしゃる(笑)」と笑いをこらえられずにいた。
2024年02月10日SixTONESの松村北斗が、10日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開記念舞台挨拶に上白石萌音、光石研、りょう、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗&上白石萌音に三宅唱監督からサプライズ!公開まで撮影・プロモーション活動に務めたW主演の松村と上白石に、三宅監督からサプライズで感謝の手紙が。「お2人へ。こんにちは。こういうサプライズの手紙で泣くと翌朝のニュースになったりもしますが、泣かせる気は一切ありませんので、笑顔もしくは完全な真顔でお聞きください。早速ですが、最近僕が新しく発見したことを報告しますと、上白石さんと松村さんがどういう人かを一言で言うなら、お二人とも“本気な人”であるということです。お二人の本気さは歯を食いしばって踏ん張るようなレベルよりももっと本気です。本気だからこそ丁寧にやるし、本気だからこそユーモアも忘れないし、その結果、柔らかくて穏やかな人になっているんだろうと僕からは見えていました。お二人とも瀬尾さんの書いた小説を大切に思うからこそ、悩んだことはたくさんおありかと思いますが、最後まで本気になることを恐れずに、また本気でい続けることを諦めずにいて、だからお二人とも最高にかっこいい俳優なんだなと思います。思えば、藤沢さんもいつも本気の人だし、山添くんもずっと本気の人でした。また、本編ではカットしてしまったシーンですが、藤沢さんのもとにタクシーで駆けつけるりょうさん演じるお母さんも本当に本気の顔をしていたし、光石さん演じる栗田社長も今はここにいない家族の位牌に本気で手を合わせていました。そんな皆さんのおかげでもうめちゃくちゃいい映画ができました。この手紙それぞれに書こうと思ったものの、2人セットになってしまってすみません。でもお二人のコンビネーションは最高でした。この映画の上白石萌音が素晴らしいのは、相手が松村北斗だったからであり、この映画の松村北斗が素晴らしいのは相手が上白石萌音だったからです。俳優というのは、俳優という仕事はなぜ美しいのか? その答えは自分1人で輝くのではなく、一緒にいる相手を輝かせ、相手と共に輝くことができるからだとお二人が教えてくれました。2人は周囲の俳優も輝かせ、僕らスタッフの仕事も輝かせ、そして映画を観る多くの人の生活も輝かせてくれるだろうと確信しています。素晴らしい仕事に改めて心から感謝と拍手です。ありがとうございました」この手紙を受け取った松村は「ありがとうございます。本当に……」と感動した様子で監督からの言葉をかみ締める。「映画ってこの1枚のスクリーンのもの。言葉をお借りするようですけど、それ以外のものまですべて本気な方。現場での人間関係であるとか、時間の有意義さであるとか、そういうものにもすべて本気で素敵な方だなと思います」と話す。さらに「三宅監督が1番本気で努力される方なのに、自分の努力を人の称賛のために上げてしまえる優しさは、映画監督と俳優として出会ったとかじゃなく、人として惚れている部分であり、人としてもらっていかなきゃいけない部分だなっていうのを改めて、この手紙で感じて本当にこの手紙に出会えてよかったです」と感謝を伝えていた。上白石も「ずるいですよね……」と感慨深げ。「監督と初めてお会いする前に、実はお手紙をいただいていたんです。もう何万字という卒論ぐらいの……その時から私は監督に心をつかまれっぱなしで、また今日もこうして言葉をいただいて、私は本当に監督がくださる言葉が好きで、素敵な言葉をお持ちということは、その心と器が素敵ということ。この映画に出会えてよかったですし、監督に出会えて良かったですし、監督のもと、皆さんと出会えて本当に幸せだなと思いました」とメッセージを送った。
2024年02月10日映画『夜明けのすべて』(公開中)の公開記念舞台挨拶が10日に都内で行われ、松村北斗、上白石萌音、光石研、りょう、三宅唱監督が登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗、上白石萌音からの感謝にまんざらでもない表情「いいんですよっ!」同作の内容にちなみ、「日々の生活の中で心がけている思いやり」について聞かれた松村。「本当に自己満足なんですが、仕事現場ってたくさんの人数がいて、みんなで一斉に移動していくってことがある」と話し始める。「例えばちょっとした段差がある時に、後ろの人が会話に熱中していたら気づかないんじゃないかと思って、『おぁ』と(言って)、膝を曲げて沈むようにしてます」と、わざとつまずくふりをしていると壇上で再現しながら話した。これには会場からも驚きの声が上がるが、松村は「普段グループでやっていて、他に5人いるので、誰にもケガしてほしくないということもありますし……」とメンバー愛からくる行動だということを明かしていた。しかし、ここまで撮影・プロモーションをともにしてきた上白石は、松村のこの行動に気が付いていなかったそうで、「私が全然察知できていなかった……」と反省した様子。これに松村は「いや、シームレスですから僕は。気づかない間に潜在(意識)の中に入っていきますから」とフォローする。改めて「松村さんに感謝です。私が転ばないでいられるのも……」と上白石から感謝を伝えられると、「とんでもないです! いいんですよっ!」とまんざらでもない表情を見せていた。また、松村は降壇時に階段を降りる際にも、しっかり“わざとつまずく”思いやりを披露。会場の笑いを誘っていた。
2024年02月10日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(公開中)のメイキング映像とメイキング写真が7日、公開された。○■松村北斗、三宅唱監督と共演者に信頼感「撮られている感覚がほとんどなかった」今回公開されたのは、8mmフィルムで撮影されたメイキング映像。あたたかいBGMとともに、山添くん(松村)と藤沢さん(上白石)の職場である栗田科学で出演者たちが仲睦まじく笑い合う風景や、松村と上白石らのオフショットの数々が映像を彩っている。山添くんと藤沢さんが働く栗田科学は、家庭用プラネタリウムや顕微鏡などの科学工作玩具の製造・販売を行う会社。社長の栗田和夫(光石研)は「無理なく、怪我なく、安全に」がモットーで社員の健康を第一に考えている。職場で山添くんがパニック障害の発作を起こしたり、藤沢さんがイライラを爆発させたりしてしまうが、社長をはじめ栗田科学の職員たちは優しく2人に寄り添う。芝居とはいえ実際に過換気症候群になるリスクを伴った発作のシーンについて松村は「練習から本番まで、発作を起こすシーンではつねにすぐ近くに医療監修の先生がいて、リアルに見えるかを確認しながら、同時に僕のケアをしてくれました。そこは、最初から三宅唱監督が気遣ってくれていましたね」と振り返る。さらに「まるで栗田科学にいるような、楽しくて居心地のよい現場でした。演じるみなさんも役そのままという感じで。多くのカットで、今撮られているなって感覚がほとんどなかったんです。おかげで芝居にだけ集中できました」と監督や他の役者と良いチームワークを築き山添くんを演じ切れたと話した。上白石も「演じるうえで悩んだり苦しかったりしたことはたくさんありましたけど、そういうものすべてをプラスのエネルギーに変えられる現場でした。全員が一個一個のシーンにこのうえなく愛情を注いでいる現場で、まだ終わりたくない、ずっとここにいたいと思いながら撮影していました。みんなで何かをつくるってこんなに楽しいんだ、と思い出させてもらった気がします」と撮影現場を回顧。撮影現場全体に漂うインクルーシブな雰囲気や意識、姿勢についても「三宅組はたしかに栗田科学でした」と断言した。メイキング映像には、松村と上白石が撮影の合間に公園で和気あいあいとはしゃぐ姿など、役ではないふたりの素顔も垣間見ることができる。さらに撮影現場の裏側をフィルムカメラで撮影したオフショットも解禁。絶妙な距離感で佇む松村と上白石はまさに山添くんと藤沢さんそのもの。2人でブランコを漕ぐ姿や、休憩中にくつろぐ松村、マフラーに包まる上白石など、それぞれのリラックスした表情も見どころとなっている。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月07日瀬尾まいこの同名原作小説を三宅唱監督で映画化した『夜明けのすべて』よりメイキング映像とメイキング写真が解禁された。月に一度のPMS(月経前症候群)で自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さん(上白石萌音)と、パニック障害を抱えたことで人生が一変した山添くん(松村北斗)が、職場の同僚として過ごす中で互いの“生きづらさ”を知り、支え合っていく日常を描いた本作。この度、撮影時に8mmフィルムで撮ったメイキング映像が解禁。降り注ぐ陽の光のようなあたたかいBGMとともに、山添くんと藤沢さんの職場である栗田科学で出演者たちが仲睦まじく笑い合う風景や、松村さんと上白石さんらのオフショットの数々が映像を彩る。栗田科学は、家庭用プラネタリウムや顕微鏡などの科学工作玩具の製造・販売を行う会社で、社長の栗田和夫(光石研)は「無理なく、怪我なく、安全に」がモットーで社員の健康を第一に考えている。劇中では、職場で松村さん演じる山添くんがパニック障害の発作を起こしたり、上白石演じる藤沢さんがイライラを爆発させてしまうシーンが登場するが、社長をはじめ栗田科学の職員たちが、優しく2人に寄り添う姿が印象的に描かれる。芝居とはいえ実際に過換気症候群になるリスクを伴った発作のシーンについて、松村さんは「練習から本番まで、発作を起こすシーンではつねにすぐ近くに医療監修の先生がいて、リアルに見えるかを確認しながら、同時に僕のケアをしてくれました。そこは、最初から三宅監督が気遣ってくれていましたね」と三宅組の真摯な姿勢を印象深く語る。さらに「まるで栗田科学にいるような、楽しくて居心地のよい現場でした。演じるみなさんも役そのままという感じで。多くのカットで、今撮られているなって感覚がほとんどなかったんです。おかげで芝居にだけ集中できました」と撮影現場の様子を明かし、監督やほかの役者と良いチームワークを築き山添くんを演じ切れた模様。PMSの症状による感情の浮き沈みを見事に表現した上白石さんは「演じるうえで悩んだり苦しかったりしたことはたくさんありましたけど、そういうものすべてをプラスのエネルギーに変えられる現場でした。全員が一個一個のシーンにこのうえなく愛情を注いでいる現場で、まだ終わりたくない、ずっとここにいたいと思いながら撮影していました。みんなで何かをつくるってこんなに楽しいんだ、と思い出させてもらった気がします」とふり返る。撮影現場全体に漂うインクルーシブな雰囲気や意識、姿勢について「三宅組はたしかに栗田科学でした」と上白石さんは断言し、思い出深い現場となったようだ。メイキング映像には、松村さんと上白石さんが撮影の合間に公園で和気あいあいとはしゃぐ姿など、役ではない素顔も垣間見え、そんな彼らが生み出すあたたかな空気感が本作を作り出していることが想像できる。また併せて、撮影現場の裏側をフィルムカメラで撮影したオフショットも解禁。絶妙な距離感で佇む松村さんと上白石さんはまさに山添くんと藤沢さんそのもの。ふたりでブランコを漕ぐ姿や、休憩中にくつろぐ松村さん、マフラーに包まる上白石さんなど、それぞれのリラックスした表情も垣間見える。『夜明けのすべて』は2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年02月07日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)のイラスト版ビジュアルが5日、公開された。○■山添くんと藤沢さんを取り巻く人々がプラネタリウムのように描かれたビジュアル今回公開されたのは、イラストレーターの丹地陽子氏が手掛けた同作のイラスト版ビジュアル。絶妙な距離感で佇む山添くんと藤沢さん、そしてその周りには2人が働く栗田科学の人々、山添くんの恋人や前職の上司、藤沢さんの母親など、2人の日常を見守るキャラクターたちがまるでプラネタリウムの夜空の星のように映し出されており、柔らかなタッチと色合い、それぞれの表情に癒される優しいイラストに仕上がっている。作者の丹地氏は「映画を観て、私たちは一人ひとりがかけがえのない星だなというようなことを感じました」とコメントした。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年02月05日女優の上白石萌音が、1日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の同僚参加限定試写イベントに松村北斗、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■上白石萌音、大先輩の言葉が心の支えに「きっかけの言葉でした」観客が自分の同僚と参加する条件で行われた同イベント。上白石は「同僚限定試写会、初めて聞きました! きょうは仕事のことを忘れてと言いたいところですが、お隣に同僚がいたら仕事のことは忘れられないと思いますので、仕事のこと強烈に意識しながら楽しんでください!」と挨拶し、笑いを誘う。「心の支えになった言葉」について聞かれると、上白石は「たくさんあるんですが、いまだによく思い出すのは、今も第一線で活躍し続けていらっしゃる大先輩とお話をしてた時に、ポロっとおっしゃった『僕は満足したことないよ』っていう言葉」と答える。「自分まだまだだなと思ってばっかりの私は、少し厳しいかもしれないんですけど『僕は満足したことがない』という言葉に、救われました。じゃあ、私は満足してなくて当然じゃんと思えた。“満足してない自分はこれでいいんだ”と張り切って苦しむようになったきっかけの言葉でした」と語った。また、「仕事に行くのが憂鬱な日のモチベーションの上げ方を教えてください」という質問に「ありますよねぇ~」と深く頷きながら同意した上白石。自身の対処法については「そういう日は上げません! 上げないまま、『あぁ~行きたくない』と思いながら準備をして、家を出ます。でもどこかで上がる瞬間がくるので、そのときのギリまで温存してます(笑)」と回答。続けて「誰かの力を借りたり、必要に駆られて上がるので、自分から上げると余計に疲れちゃう。本当にどうにもならないときは口角だけ上げとく!」と奥の手を明かしていた。
2024年02月01日SixTONESの松村北斗が、1日に都内で行われた映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の同僚参加限定試写イベントに上白石萌音、三宅唱監督とともに登壇した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■松村北斗、俳優業の後押ししてくれた出会い明かす「かなり影響が大きかった」今回の試写会では、「働くことに関する相談・質問」に登壇者陣が回答。「初対面の方とどのように距離を縮めますか?」という質問が寄せられると、松村は「僕ね、すごい下手くそなんですよ……人としゃべるのが下手くそ。苦手意識もある」と共感を示し、「朝ドラのときも机に1人でイヤホンして音楽聞いていたので……」と上白石と夫婦役で共演したNHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』撮影当時を振り返った。これに上白石が「なんか違う思い出作ってる……そんなことなかったですよ!」と反論するも、松村は「覚えてないですか? じゃあ、もういなかったことになっている」とネガティブ発言で笑いを誘っていた。また、「自身に大きな変化を与えた人」について聞かれると、松村は「自分のもとからやっていたアイドルとお芝居を分け始めたときに、『パーフェクトワールド』というドラマに出演させていただいて、そこで出会った監督さん」と回答。「自分の中でお芝居の場って役者さんたちの畑で、アイドルがいっていい場所ではない思いがあって。でも、もちろん憧れもあるし、お話をいただいているから、“自分にできることを全力で”というつもりで臨んだ。そうしたら他の役者さんとなんら変わりない接し方、なんら変わりない指導でちゃんと怒ってくれた。『今のはお芝居じゃない』『今の芝居は良かった』とちゃんと言ってくれた」と振り返る。続けて、「自分がお芝居をがんばってもいいのかもなと、がんばることは自由なのかもしれないと思わせてくれた方。かなり影響が大きかったですし、(その出会いが)なかったらここまで来れなかったんじゃないかなと思います」としみじみと語った。
2024年02月01日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)のメイキング・本編映像が26日、公開された。○■藤沢さん(上白石萌音)が山添くん(松村北斗)の散髪をしてあげる『夜明けのすべて』本編映像今回公開されたのは、藤沢さん(上白石)が山添くん(松村)の髪を切るシーンのメイキングと本編映像の一部。月に1度のPMS(月経前症候群)で自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんと、電車などの混雑した乗り物や美容室などの狭い室内に入れないパニック障害を抱えた山添くんは、お互いに自分ではどうすることもできない“生きづらさ”を抱えている共通点があることを知る。少しでも山添くんの力になろうと、自転車をプレゼントするため突然山添くんの家を訪問した藤沢さんは、そこで山添くんが自分で髪を切ろうとしていたことに気づき散髪をしてあげることに。自信満々にハサミを入れるも「あ……」とつぶやき、手を止める藤沢さんに「大丈夫ですか?」と不安げな山添くん。「大丈夫……もう1回チャンス頂戴!」と声を漏らす藤沢さんに、「チャンスってことは失敗したんですよね!?」と山添くんがすかさず突っ込む、微笑ましいふたりの姿が収められている。できないことも自分ひとりで解決しようと殻にこもりがちな山添くんと、ちょっぴりおせっかいで陽気な藤沢さん。両極端でありながらもふたりが打ち解けあうきっかけとなる、重要なシーンとなっている。撮影では、切り方、髪の毛の量、切る位置などの指導を受けながら、真剣な表情で確認する上白石の姿が見られ、役作りのために髪を伸ばして地毛で撮影に臨んだ松村は上白石にプレッシャーがかからないようやさしく声をかけていた。また、そんなふたりを三宅監督もそばで見守っており、失敗ができない一度きりのチャンスにチーム一丸となって臨んだシーンとなった。また、あわせて公開初日の2月9日から2月12日までの4日間限定で、入場者プレゼントとしてオリジナルフィルム風フォトシートの配布が決定。山添くんと藤沢さんの職場の栗田科学で一緒に洗車をするシーンや、藤沢さんによる散髪シーンなど、ふたりの日常が映し出されたアイテムとなっている。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に1度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年01月26日瀬尾まいこの同名小説を映画化した三宅唱監督作『夜明けのすべて』よりメイキングと本編映像が解禁された。第74回ベルリン国際映画祭 フォーラム部門正式招待決定するなど、公開前からすでに大きな注目を集める本作。この度解禁となったのは、上白石さん演じる藤沢さんが、松村さん演じる山添くんの髪を切るシーンのメイキング映像と本編映像の一部。月に一度のPMS(月経前症候群)で自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんと、電車などの混雑した乗り物や美容室などの狭い室内に入れないパニック障害を抱えた山添くん。栗田科学という職場の同僚として過ごしていたふたりは、お互いに自分ではどうすることもできない“生きづらさ”を抱えている共通点があることを知る。少しでも山添くんの力になろうと、自転車をプレゼントするため突然山添くんの家を訪問する藤沢さんは、そこで彼が自分で髪を切ろうとしていたことに気づき散髪をしてあげることに。自信満々にハサミを入れるも、「あ…」と呟き手を止める藤沢さんに「大丈夫ですか?」と不安げな山添くん。「大丈夫…もう一回チャンス頂戴!」と声を漏らす藤沢さんに、「チャンスってことは失敗したんですよね!?」と山添くんがすかさず突っ込むという、なんとも微笑ましいふたりの姿が収められている。できないことも自分ひとりで解決しようと殻にこもりがちな山添くんとちょっぴりおせっかいで陽気な藤沢さん。両極端でありながらもふたりが打ち解けあうきっかけとなった、本作にとっても重要なシーンだ。実際の撮影風景には、切り方、髪の毛の量、切る位置など指導を受けながら、真剣な表情で確認する上白石さんの姿が。今回役作りのため髪を伸ばして地毛で撮影に臨んだ松村さんだが、切られる側として上白石さんにプレッシャーがかからないようやさしく声をかける様子もうかがえる。そんなふたりを三宅監督も傍で見守っており、失敗ができない一度きりのチャンスに、チーム一丸となって臨んだシーンとなった。緊張感の中撮影されたシーンだからこそ生み出された、リアリティあふれる空気感のワンシーンとなっている。さらに、本作の公開を記念して、公開初日の2月9日(金)~2月12日(月・祝)の4日間限定で、本作上映館にて入場者プレゼントとして「オリジナルフィルム風フォトシート(サイズ:35mm×100mm)」の配布が決定(※数量限定、無くなり次第終了)。山添くんと藤沢さんの職場の栗田科学で一緒に洗車をするシーンや、この度解禁となった藤沢さんによる散髪シーンなど、ふたりの日常が映し出されたアイテムとなっている。『夜明けのすべて』は2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月26日2月9日(金) 公開の映画『夜明けのすべて』のメイキング映像と本編の一部が公開された。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が映画初共演&ダブル主演を務め、今回は同僚役で最高の理解者となる特別な関係性を演じる本作。このたび公開となったのは、上白石演じる藤沢さんが、松村演じる山添くんの髪を切るシーンだ。月に一度のPMS(月経前症候群)で自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんと、電車などの混雑した乗り物や美容室などの狭い室内に入れないパニック障害を抱えた山添くん。職場の同僚として過ごしていたふたりは、お互いに自分ではどうすることもできない“生きづらさ”を抱えている共通点があることを知る。少しでも山添くんの力になろうと、自転車をプレゼントするため突然山添くんの家を訪問する藤沢さんは、そこで彼が自分で髪を切ろうとしていたことに気づき散髪をしてあげることに。自信満々にハサミを入れるも、「あ……」と呟き手を止める藤沢さんに「大丈夫ですか?」と不安げな山添くん。「大丈夫……もう一回チャンス頂戴!」と声を漏らす藤沢さんに、「チャンスってことは失敗したんですよね!?」と山添くんがすかさず突っ込むという、なんとも微笑ましいふたりの姿が収められている。実際の撮影風景には、切り方、髪の毛の量、切る位置など指導を受けながら、真剣な表情で確認する上白石の姿が。今回役作りのため髪を伸ばして地毛で撮影に臨んだ松村だが、切られる側として上白石にプレッシャーがかからないようやさしく声をかける様子もうかがえる。そんなふたりを三宅唱監督も傍で見守っており、失敗ができない一度きりのチャンスに、チーム一丸となって臨んだシーンとなった。また、公開初日の2月9日(金) から12日(月・休) の4日間限定で、入場者プレゼントとして「オリジナルフィルム風フォトシート(サイズ:35mm×100mm)」の配布が決定。山添くんと藤沢さんが職場で一緒に洗車をするシーンや、藤沢さんによる散髪シーンなど、ふたりの日常が映し出されたアイテムとなっている。映画『夜明けのすべて』入場者プレゼント:「オリジナルフィルム風フォトシート」映画『夜明けのすべて』メイキング&本編映像<作品情報>映画『夜明けのすべて』2月9日(金) 公開(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2024年01月26日NHK朝のテレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音のW主演映画『夜明けのすべて』が2月9日(金)に全国公開される。『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名小説を、『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化。パニック障害とPMS(月経前症候群)を抱えた男女の、出会いと日常を描いているのだが、シリアスなテーマでありながら、どこかほんわかとしたユーモアが漂っていて、辛さを抱えた人に優しく寄り添ってくれるような作品。2月15日(木)から開催される第74回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式招待されている。『夜明けのすべて』「あまりに激しい症状のため、死んでしまうのではないか、などの恐怖感も伴います」、パニック障害をネットで調べるとそんな風に書くサイトもある。動悸・心拍数の増加、発汗、からだの震え、息切れ感または息苦しさ、窒息しそうな感覚……といった10以上ある症状のうち4つ以上が同時に起こり、急激に高まり、急速におさまっていく、という。100人に1〜2人というから発症の可能性は比較的高い病だが、自分の周りにはいなかった(…と思う)。死んでしまうのではないかという恐怖心も、4つ以上の症状が同時に、というのも尋常ではない。一方、PMSも腹痛、頭痛、情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下など、さまざまな症状があり、生活に困難を感じるほど強いPMSを示す女性の割合は5.4%程度という。こちらは、周りにいたのかもしれないが、わからない。もしいたとしたら、配慮が足りなかった、と今さら悔やむ。三宅唱監督も原作小説を読むまで、PMSもパニック障害も、まるで詳しくなかった、という。そんな、パニック障害の山添くん(松村北斗)とPMSの藤沢さん(上白石萌音)の物語。ふたりは、こども向けの科学機器を制作・販売する小さな会社「栗田科学」で席を並べる同僚同士。偶然のいきさつで、お互いの病気のことを知ってから、どんな風に向き合い、変わっていったかを描く。ふたりの関係は、恋人とも、友だちとも違う、「生きづらい世界」を伴走してくれる同志のような存在といったらいいか。上白石萌音が演じる「藤沢さん」の方が少し年上。映画は、雨の中、バス停の前で濡れ鼠になって途方に暮れている、いかにも新入社員然とした藤沢さんの姿から始まる。大企業に入社早々、トラブルを連発し、辞表をだし、あっさり受理される藤沢さん。その後、バイトやパートを経験し、この会社に転職してきた。年下の、松村北斗が演じる「山添くん」も大企業で働いていたようだが、突然パニック障害に。生活をスケールダウンし、アパートから歩いて通える、比較的のんびりとして、負担もプレッシャーも少ないこの会社に入ったばかり。ふたりは、特にカミングアウトしているわけではないが、60代の年長者がほとんどのこの会社では、社長を始め、みな、心得ている感じ。月に一度、爆発し、イライラを皆にぶつける藤沢さんも、翌日はシュークリームを買ってきて、みなに謝ってまわる。同僚たちは、逆にそのお詫びのお菓子を楽しみにしているようなおおらかさだ。そんなある日、山添くんが、パニック障害の発作をおこし、藤沢さんがそれに気づき……。瀬尾まいこの原作では、ふたりの職場は建築資材や金物をホームセンターに卸す金属関係の会社。それをミニ・プラネタリウムを扱う会社にした着想がなんともすてきだ。脚本は、三宅唱と和田清人。「『夜明け』を単に希望の比喩とせずに、さまざまな意味を持ちうる『夜』を描きたいと考えていたところ、たまたま宇部市のプラネタリウムに行く機会があり、これはいい!と思ったんです」と三宅監督。移動プラネタリウムのイベント準備に共同作業で取り組むなかで、ふたりはささやかな希望を見いだしていく。温かくてのんきそうだが、ある思いを胸に秘めている栗田科学の社長(光石研)、山添くんのことを気にかけてくれる前の会社の上司(渋川清彦)、無力感を抱いていく山添くんの恋人(芋生悠)、藤沢さんにとって友だちのような母(りょう)、そして会社の同僚たち。ふたりの周囲の人物像も、映画ならではのアダプテーションが加えられたことで、重層化し、リアリティが倍増している。そして、魅力的な主人公ふたり。突然自分に訪れたパニック障害への戸惑い、常に不安と隣り合わせにいる心細さ。プライドとの葛藤。その彼に、他者への無理のない気遣い、やさしさも芽生え……。難しい山添くんのキャラクターを松村北斗は自然に演じて、シンパシーさえ感じさせる。どちらかというとおせっかい、思いやり、気遣いが人一倍あるのに、PMSのときは人が変わる、藤沢さんの上白石萌音はハマリ役。不思議なユーモアが感じられ、親しみが持てる存在だ。注目されづらい地味なテーマを扱っているが、人気キャストと実力派の監督の組み合わせで、全国の映画館での拡大公開となる。となると、少なくとも10万人以上が観るわけで、パニック障害、PMSについて、知る人が増えることは素晴らしいと思う。もうひとつ。「そうだ、プラネタリウムに行こう!」 ときっと思います。文=坂口英明(ぴあ編集部)(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月22日気になるあの人の美容話。今回は、俳優の石川萌香さんです。保湿力重視の念入りなスキンケアでノーファンデでも光り輝くツヤ肌に。昨年放送されたドラマ『コタツがない家』で、小池栄子さん扮するウェディングプランナー・深堀万里江のアシスタント・首藤凛奈を演じるなど、新進気鋭の若手俳優として注目を集める石川萌香さん。内側から発光するようなツヤ肌が目を引く彼女に“ナチュラル”がテーマのセルフメイクを披露していただきました。「プライベートではいつもナチュラルメイクです。意識しているのは、肌のツヤ感。もともと乾燥肌でツヤが出にくいので、保湿力のある下地がマストアイテム。あまり厚塗り感を出したくないのと、ヨレやすいこともあって、ファンデーションは使わずに気になるクマやシミだけをコンシーラーでカバーしています」ノーファンデとは思えないほど美しい肌の秘訣は、保湿を重視した毎日の念入りなスキンケアにあり。「『コスメデコルテ』のリポソームシリーズの美容液を塗ってからローションパックをして、スチーマーで浸透させています。その後、6本リピートしているくらい保湿力抜群の美容液『クラランス』のダブル セーラム EXをつけて、さらに乳液、クリームまでしっかりと。ベースを整えるとメイクの仕上がりもよくなるので、スキンケアはメイク以上に力を入れています」日々、努力を続けるモチベーションの源とは?「事務所の先輩の小池栄子さんは、本当に肌がきれい。小池さんのように年齢を重ねても美肌でいるために、できることからコツコツ頑張ろうと思っています」ポーチの中、見せてください!「保湿力の高さがお気に入りの下地は『カネボウ』。『ジバンシイ』のブルーのコントロールカラーでくすみを飛ばしてから、クマやシミを『ディオール』と『&be』のオレンジ系のコンシーラーでカバーします。アイシャドウは『ルナソル』、リップは『ディオール』。最後に『コスメデコルテ』のフィックスミストで仕上げると、メイクが肌にぴたっと密着して、乾燥による浮きやヨレが気にならなくなりました」Self Makeup Point「アイメイクは基本、ブラウン系です。ピンクのアイシャドウは、イエベだから全然似合わなくて諦めました(笑)。『ルナソル』のスキンモデリングアイズ01は濃すぎない発色がお気に入りで、これ1つできれいなグラデーションが作れます。アイラインとマスカラも極力ナチュラルに。リップも色はのせず、『ディオール』のアディクト リップ マキシマイザー001でツヤ感だけをプラスしました」My Beauty Rules1、お風呂から出たら真っ先に保湿。「乾燥肌なので、お風呂から出たら20秒以内にスキンケアをスタートさせます。そうじゃないと、水分が飛んでいってしまう気がして。体も『アベンヌ』のスプレータイプの化粧水で潤いを補給。お風呂上がりに電話がかかってきても、保湿で忙しいので出られません(笑)」2、温かい飲み物で冷え症を撃退!「冷え症なので体の中から温めることを意識。本当は冷たいものが好きなんですけど、体を冷やさないように温かい飲み物を選んで飲むようになりました。お気に入りは紅茶やハーブティー。飲み始めてから、お腹がポカポカするし、足先も冷えにくくなったような気がします」3、ストレス解消法はたっぷり寝ること!「めちゃくちゃロングスリーパーで、お休みの日は平気で15時間くらい寝ています(笑)。忙しくてあまり眠れない日が続いた時、ストレスが溜まって肌も荒れてしまって、睡眠の大切さを実感しました。今は週1回、たっぷり寝る日を作ってストレスを発散しています」いしかわ・もか2001年3月22日生まれ、滋賀県出身。旭化成キャンペーンモデル、『めざましテレビ』イマドキガールを経て、ドラマ『競争の番人』『鎌倉殿の13人』等に出演。2月17日からは舞台『桃源暗鬼』で初舞台に挑戦する。トップス¥53,900(ポンティ TEL:03・6280・4408)右耳のイヤーカフ、上¥29,700下¥18,700左手中指のリング¥22,000(以上イー・エム/イー・エム アオヤマ TEL:03・6712・6797)右耳のイヤーカフ(中)¥8,690左手人差し指のリング¥15,400(共にバルブス/ズットホリック)イヤリング¥19,800(プティローブノアー TEL:03・4567・6217)
2024年01月21日シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』にて、上白石萌歌、梶裕貴ら日本語吹き替え版声優の第1弾情報が公開された。前作でファンの心を瞬く間に掴み、新生ゴーストバスターズの中心的存在となったフィービー(演:マッケナ・グレイス)役の上白石さん、兄のトレヴァー(フィン・ウルフハード)役の梶さんをはじめ、2人の良き仲間ポッドキャスト(ローガン・キム)役の高山みなみ、共にゴーストに立ち向かう仲間となるラッキー(セレステ・オコナー)役の日笠陽子。母・キャリー(キャリー・クーン)役の朴璐美、キャリーのパートナー・ゲイリー(ポール・ラッド)役の木内秀信も参加。続投について上白石さんは「聡明でチャーミングなフィービーを再び演じさせていただけること、とても嬉しく思います。さらにパワーアップして戻ってきたゴーストバスターズがどんな世界をみせてくれるのか、1ファンとしてワクワクしています」と心境を明かし、梶さんはトレヴァーについて「ECTO-1を乗り回し、プロトンパックを扱う姿には、もはや初代メンバーのような貫禄が…!?」とゴーストバスターズとしての成長に期待した。また、新生ゴーストバスターズと共に未曾有の危機に挑む初代ゴーストバスターズの面々として、ピーター・ベンクマン(ビル・マーレイ)を安原義人、レイ・スタンツ(ダン・エイクロイド)を玄田哲章、ウィンストン・ゼドモア(アーニー・ハドソン)を菅原正志、ジャニーン・メルニッツ(アニー・ポッツ)を安達忍と、80年代公開のシリーズ1作目から吹き替えを担当するベテラン声優陣もカムバックする。『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』は3月29日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴーストバスターズ/フローズン・サマー 2024年3月29日より全国にて公開
2024年01月20日『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』の日本語吹替版声優が発表された。本作の舞台は太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。猛暑のビーチで老若男女が海水浴を楽しむ中、海の向こう側から突如として巨大な氷柱が大量出現。悲鳴を上げながら逃げ惑う人々をよそにその勢いはとどまらず、一瞬にしてニューヨークの街は氷河期さながらの氷の世界になってしまう。日々ゴーストバスターズとしてニューヨークの人々をゴーストから守っているスペングラー家は、その元凶が全てを一瞬で凍らせる“デス・チル”のパワーを持つ<史上最強ゴースト>であることを突き止めるが――。日本語吹替版では、前作で新生ゴーストバスターズの中心的存在となったフィービー役(マッケナ・グレイス)を上白石萌歌、兄のトレヴァー役(フィン・ウルフハード)を梶裕貴が演じるほか、ふたりのよき仲間となったポッドキャスト役(ローガン・キム)を高山みなみ、ともにゴーストに立ち向かう仲間となるラッキー役(セレステ・オコナー)を日笠陽子が担当。またフィービーとトレヴァーの母・キャリー役(キャリー・クーン)を朴璐美、キャリーのパートナーでフィービー&トレヴァーの父親的存在のゲイリー役(ポール・ラッド)を木内秀信が演じる。前作からの続投について上白石は「聡明でチャーミングなフィービーを再び演じさせていただけること、とても嬉しく思います。さらにパワーアップして戻ってきたゴーストバスターズがどんな世界をみせてくれるのか、1ファンとしてワクワクしています」とシリーズへの愛たっぷりにコメント。続けて、本作の“夏が凍る”という設定にちなんで「史上最強ゴーストに凍えずに立ち向かえるよう、ハートをあつあつに燃やして挑みます」と意気込みを語った。梶は自身が演じるトレヴァーについて「ECTO-1を乗り回し、プロトンパックを扱う姿には、もはや初代メンバーのような貫禄が……!?」とゴーストバスターズとしての成長に期待。そして、「最高にクールなゴースト映画、3月29日(金) の公開をお楽しみに!!」と締めくくった。さらに、新生ゴーストバスターズとともに未曾有の危機に挑む初代ゴーストバスターズの面々は、ピーター・ベンクマン役(ビル・マーレイ)を安原義人、レイ・スタンツ役(ダン・エイクロイド)を玄田哲章、ウィンストン・ゼドモア役(アーニー・ハドソン)を菅原正志、そしてジャニーン・メルニッツ役(アニー・ポッツ)を安達忍が務め、80年代公開のシリーズ1作目から吹替を担当するベテラン声優陣がカムバックする。また本作から登場する新キャストの声優は、後日発表される予定だ。■上白石萌歌 コメント全文前作に続きフィービー役を務めさせていただきます、上白石萌歌です。聡明でチャーミングなフィービーを再び演じさせていただけること、とても嬉しく思います。さらにパワーアップして戻ってきたゴーストバスターズがどんな世界をみせてくれるのか、1ファンとしてワクワクしています。史上最強ゴーストに凍えずに立ち向かえるよう、ハートをあつあつに燃やして挑みます。どうぞおたのしみに!■梶裕貴 コメント全文早くも新生『ゴーストバスターズ』が帰ってきます!もちろん、僕が声を担当させていただいたトレヴァーも登場しますよ!ECTO-1を乗り回し、プロトンパックを扱う姿には、もはや初代メンバーのような貫禄が……!?最高にクールなゴースト映画、3月29日(金) の公開をお楽しみに!!<作品情報>『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』3月29日(金) 公開『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』キービジュアル公式サイト:
2024年01月20日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)が「第74回ベルリン国際映画祭」フォーラム部門に正式出品されることが17日、明らかになった。○■松村北斗、『すずめの戸締まり』に続き2年連続で「ベルリン国際映画祭」に参加ドイツ・ベルリンで毎年2月に開催されるベルリン映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。日本の映画人では巨匠・黒澤明監督や山田洋次監督をはじめ、2021年に『ドライブ・マイ・カー』で世界的評価を得た濱口竜介監督の『偶然と想像』が銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞、行定勲監督が『パレード』(10)、『リバース・エッジ』(18)にてパノラマ部門 国際批評家連盟賞を、荻上直子監督が『彼らが本気で編むときは、』(17)でパノラマ部門 テディ賞審査員特別賞を受賞するなど、名だたる映画監督たちが評価されてきた。同作を手掛ける三宅唱監督は、2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)以来2年連続3回目の同映画祭選出となり、自身の長編監督作品が全てベルリン映画祭に招待されていることになる。同作が選出されたフォーラム部門は、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めた部門で、強い個性や多様性のある物語が選出。“生きづらさ”を抱えた2人の男女の特別な関係性を描いた同作が、国境を越えてどのような視点をもって評価されていくのか、注目が集まる。さらに、松村は昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となる。松村は『すずめの戸締まり』でアニメ界のアカデミー賞とされる「第51回アニー賞」声優賞(映画部門)へのノミネートを果たしたばかりで脚光を浴びている。また合わせて、同作のロング予告も公開された。コメントは以下の通り。○■三宅唱監督『夜明けのすべて』原作者である瀬尾まいこさんに感謝申し上げます。そして、すべての俳優、すべてのスタッフの美しい仕事を誇りに思います。ベルリンを皮切りとして世界中のさまざまな人々に『夜明けのすべて』を無事に届けられるよう、またどんな反応があったかお知らせできるよう、引き続き大切に進めていきます。国内外問わずさまざまな状況下を生きるみなさんが心穏やかに映画を愉しめるような世の中に少しでもなることを心より願っています。○■松村北斗この歴史あるベルリン映画祭への参加が決まった事を『夜明けのすべて』チームの一員としても松村北斗個人としても本当に誇りに思います。この映画は大きな世界の小さな街の話です。誰もが生きづらさを感じる今に、生きることが少し楽になる願いを込めた映画です。そんな映画が世界に届く事を本当に幸せに思います。世界中の誰しもが自分なりの生きづらさを抱えていると思います。そんな方々に願いを込めながら参加したいと思います。○■上白石萌音映画の一員として、そしてこの映画を好きないち観客として、とても嬉しいです。描かれているのは、世界のどこで暮らしていても感じ得る心の機微です。作品の温もりが海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。○■原作・瀬尾まいこ氏ベルリン映画祭への正式出品、本当におめでとうございます。三宅監督、スタッフの皆さん、出演者の方々が丁寧に、小説を温かく深い世界にして下さったことに感謝しています。私たちの生きている今の世界を離れることなく、すぐそばにいてくれる見た人の心をそっと照らしてくれるこの素敵な映画を、海外の方にも見ていただけると思うと嬉しいです。○■Berlinale Forumディレクター・Barbara Wurm氏男性はパニック障害を抱え、女性は極度のPMSに悩まされている。彼らの会社は社員にとんでもないものを提供する。というとそのようには聞こえないかもしれないが、実は小津安二郎の世界そのものなのだ。ここの人々は気配りができ、気づかないうちにお互いに良いことをしている。私も、私のチームも皆この作品が大好きって、もう言ったかしら?【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年01月17日松村北斗と上白石萌音がW主演を務める『夜明けのすべて』がベルリン国際映画祭<フォーラム部門>に正式出品されることが決定。喜びのコメントが到着し、さらにロング予告映像も解禁された。『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が、「そして、バトンは渡された」などの瀬尾まいこの小説を映画化した本作。この度、本作が【フォーラム部門】に正式出品された現地時間2月15日(木)~25日(日)開催予定の第74回ベルリン国際映画祭は、カンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつ。三宅唱監督作品としては、2019年の『きみの鳥はうたえる』(フォーラム部門)、昨年の『ケイコ 目を澄ませて』(エンカウンターズ部門)以来2年連続、3回目のベルリン国際映画祭選出となり、自身の長編監督作品が全てベルリン映画祭に招待されていることになる。本作が選出された【フォーラム部門】は、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めた部門で、強い個性や多様性のある物語が選出されている。“生きづらさ”を抱えた2人の男女の特別な関係性を描いた本作が、国境を越えてどのような視点をもって評価されていくのか、注目が集まる。さらに本作で上白石萌音と共に主演を務め、パニック障害を抱えた青年・山添くんに扮した松村北斗は、昨年声優として出演した『すずめの戸締まり』(22/新海誠監督)が第73回ベルリン国際映画祭に正式出品されており、今年で2年連続の招待となる。松村さんは同作で、アニメ界のアカデミー賞とされる第51回アニー賞で声優賞(映画部門)へのノミネートを果たしたばかりで、声優初挑戦にしての快挙に世界中から脚光を浴びている。また、映画祭への出品情報と併せて、ロング予告が解禁。友達や恋人のような親密さではなく、少し不思議な距離感と空気感に包まれた物語の主人公、山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)が映し出され、“生きづらさ”を抱えた者同士、互いに支え合っていく様子が捉えられている。三宅唱監督 コメント『夜明けのすべて』原作者である瀬尾まいこさんに感謝申し上げます。そして、すべての俳優、すべてのスタッフの美しい仕事を誇りに思います。ベルリンを皮切りとして世界中のさまざまな人々に『夜明けのすべて』を無事に届けられるよう、またどんな反応があったかお知らせできるよう、引き続き大切に進めていきます。国内外問わずさまざまな状況下を生きるみなさんが心穏やかに映画を愉しめるような世の中に少しでもなることを心より願っています。松村北斗 コメントこの歴史あるベルリン映画祭への参加が決まった事を「夜明けのすべて」チームの一員としても松村北斗個人としても本当に誇りに思います。この映画は大きな世界の小さな街の話です。誰もが生きづらさを感じる今に、生きることが少し楽になる願いを込めた映画です。そんな映画が世界に届く事を本当に幸せに思います。世界中の誰しもが自分なりの生きづらさを抱えていると思います。そんな方々に願いを込めながら参加したいと思います。上白石萌音 コメント映画の一員として、そしてこの映画を好きないち観客として、とても嬉しいです。描かれているのは、世界のどこで暮らしていても感じ得る心の機微です。作品の温もりが海を超えて、誰かの心をすこしでも軽くできますよう願っています。瀬尾まいこ コメントベルリン映画祭への正式出品、本当におめでとうございます。三宅監督、スタッフの皆さん、出演者の方々が丁寧に、小説を温かく深い世界にして下さったことに感謝しています。私たちの生きている今の世界を離れることなく、すぐそばにいてくれる見た人の心をそっと照らしてくれるこの素敵な映画を、海外の方にも見ていただけると思うと嬉しいです。Barbara Wurm(Berlinale Forumディレクター)コメント男性はパニック障害を抱え、女性は極度のPMSに悩まされている。彼らの会社は社員にとんでもないものを提供する。というとそのようには聞こえないかもしれないが、実は小津安二郎の世界そのものなのだ。ここの人々は気配りができ、気づかないうちにお互いに良いことをしている。私も、私のチームも皆この作品が大好きって、もう言ったかしら?『夜明けのすべて』は2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月17日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音がW主演を務める瀬尾まいこ原作映画『夜明けのすべて』の完成披露試写会が1月11日(木)、都内で行われた。ふたりの共演は、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」での夫婦役以来で、映画では初めて。再共演の感想を問われると、松村さんは「当時は、撮影期間も短くて、岡山弁を覚えるので必死。今回、初めて(上白石さんの)人柄を知った」と回答。一方の上白石さんも「やっとお互いを知ることができました」とうなずき、本作で得た絆を噛みしめていた。また、お互いの“魅力”に話題が及ぶと、松村さんは「感情を爆発させる瞬発力。それに、その場に馴染む感覚は(他の)追随を許さない。朝ドラのときもそうでしたが、時代を感じ取って、自分に反映させる感覚が鋭い」と分析。上白石さんは、「いま、場所に馴染むと言ってくださったが、松村さんは役に溶け込むのが早い。すごく自然で、いつも引っ張っていただいている。もう、他の追随を許さないです」と松村さんのコメントを“拝借”し、魅力を熱弁していた。松村北斗(SixTONES)、上白石萌音、光石研、三宅唱監督完成披露試写会には、松村さん、上白石さんに加えて、共演する光石研、三宅唱監督(『ケイコ 目を澄ませて』)が出席。キャスト3名は、初の三宅組で「とにかくみんなにフラットで一丸。誰もが端っこの人間じゃないんだと思わせてくれる、すてきな監督でした」(松村さん)、「監督が誰よりも現場を楽しんでいた。初日のワンシーン目を撮り終えて『さみしい。映画を撮るのが楽しくない?』って。その楽しさで連れて行ってくれる」(上白石さん)。ベテラン俳優の光石さんは「三宅さんの評判は、他の映画人から聞いていたので、お声をかけてもらって、うれしくて。でも、最初は、おっかない監督かなって(笑)」。これには、三宅監督も「僕のほうが、緊張しました」と苦笑い。改めて、光石さんは「スタッフを引っ張り、僕らにも寄り添ってくれるバランスが良かった」と話していた。最後に、松村さんは「気持ちが少し楽になる作品。誰かを助けてあげよう、手を伸ばしてみようと思ってもらえれば」、上白石さんは「常に完ぺきにハッピーな人はいないと思うし、皆さん、何かしら抱えているものがあると思います。この作品に出会えて良かったと思える人に、この作品が届けば」とメッセージを送っていた。『夜明けのすべて』は2月9日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2024年01月11日映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、松村北斗、上白石萌音、光石研、三宅唱監督が登場した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■映画『夜明けのすべて』で同僚役の松村北斗、上白石萌音、光石研が想像今作ではキャスト陣が同じ会社で働く役ということから、「それぞれどのような社員になりそうか」というトークに。作中では社長役の光石だが「僕、本当にそういうのないんですよ。リーダーシップとか」と全否定。松村が「リーダーシップっていう意味では監督」と話を振るも、三宅監督は「映画館でアルバイトしていたときはあるんですけど、長年使えないことが許されているような、ただ映画のチラシを眺めて、次観たい映画について調べているような」とこちらも拒否する。松村は「僕は、ギリギリ遅刻してくるやつじゃないですか? 苦手なんですよ、約束の時間通り行くの」と表し、自身は「『もういいって、あいつ』と思われながら、肩身狭い思いしている社員」になると予想する。「ダメダメだ、いる人間全員ダメダメだ」と嘆く松村に、上白石は「私たち、会社勤めとかできない人間」と苦笑し、松村も「社会に入れなかった人間たち」と乗っかった。最後に社長を勧められた上白石が「私、本当に決められないんです。意思決定ができなくて、絶対私が社長になったら破綻しますね。決めきれずに全部をなあなあにして、あとは全部『できます!』『やります!』『間に合います!』と言ってみんなに嫌われるタイプです」と予想すると、松村は「このマネジメントは結構厄介ですね」とリアルに嫌がる。上白石が「私がリーダーじゃない方がいいですよね。全員(社長に)消極的……」と結論づけると、松村が「まあ……経営破綻ですね」とまとめていた。
2024年01月11日映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)の完成披露試写会が11日に都内で行われ、松村北斗、上白石萌音、光石研、三宅唱監督が登場した。同作は瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。○■映画『夜明けのすべて』でW主演となった松村北斗&上白石萌音NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村と上白石が、映画初共演でW主演に。互いの魅力について聞かれると、松村は「1つぐらいに絞った方がいいですよね。全然時間足りないと思いますんで」と前置きし、上白石について「瞬発力、感情を爆発させる力もありますが、その場に馴染む力も好きなんです。観ていただいたらわかるかと思いますが、主人公はきっと街なんじゃないかなと思うような映画。だからこそ、その街にどれだけ違和感がないかというのはすごい大事なのかなと思うんですけど、初日のワンシーン目から本当に、もうその辺から15分ぐらいかけて会社に来たのかなというような佇まいと声の使い方、喋り方をされるんです」と澱みなく表す。さらに松村が「朝ドラでもそうでしたけど、時代を感じ取って自分に反映するところは、追随を許さないんじゃないかな」と表すと、上白石は「いじってますよね?」とツッコミ。松村の言葉を受けた上白石は「『ここにいさえすればいいんだな』という現場を監督はじめスタッフの皆さん、キャストさんの皆さんが、もうすでに作っていてくださった」と感謝し、「松村先生、光石先生と、この方々の胸をお借りしてやれば大丈夫だという安心感がある現場なので、そう言っていただけてありがたいです」と語った。逆に松村について聞かれた上白石は、「本当に、他の追随を許さない……」と松村の言葉を使い、会場からは拍手も。上白石は改めて「松村さんは役に溶け込むのが本当に早い方。その人としてワンシーン目からいらっしゃるし、その人として話すのを、すごく自然にする方。でも、普段の松村さんと役に入ってるときは全然違うので、すぐに人に溶け込んで入れる役者さんという感じがしているので、本当にいつも引っ張っていただいています」と説明し、松村は紳士的なお辞儀で応えた。朝ドラ撮影時の様子については「『カムカム』の時、さして話してないんですよね」(松村)、「撮影期間も短かったし、いっぱいいっぱい」(上白石)と2人とも苦笑。松村は「岡山弁を覚えるのに必死だったので、今回初めて人柄を知っていったという感じですね」、上白石は「やっと知れたという感じ」と、互いに再共演で仲を深めたようだった。
2024年01月11日宮﨑駿の原作を、ジョン・ケアードの翻案・演出で舞台化。2022年3月に世界初演として帝国劇場で開幕した舞台『千と千尋の神隠し』。第47回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど大きな注目を集め、2023年8月には名古屋・御園座で再演。2024年には再び帝国劇場で上演後、愛知、福岡、大阪、北海道、そして英国ロンドン・ウエストエンドでの上演も決定している本作で、新たに千尋役を射止めたのは川栄李奈と福地桃子。作品への思いや舞台への意気込み、クワトロキャストで演じる千尋役について話を聞いた。「チャキチャキ」と「ふわふわ」時間軸がまったく異なるふたり――川栄さんと福地さんは初対面とのことですが、今のところの印象は?福地数年前に作品で一度ご一緒させていただいていたんですが、長い時間というのは初めてです。ご一緒してからもそうですが、尊敬する俳優さんのおひとりでしたので。なので、またお会いできることもとても嬉しかったですし川栄さんとお稽古をさせていただく時間は学びだなと思います。わたしはなんだろう......ついのんびりしてしまいますが、(川栄さんは)チャキチャキしてる……。川栄そう(笑)。たぶん時間軸が全然違うだろうなっていう、今日はまだひとつしかインタビューを受けていないんですけど、そう感じます(笑)。私はせっかちなんですけど、福地さんと一緒にいるとよりせっかちだなって思うというか、ふわふわ感がすごい素敵だなって。福地いやいや、気をつけようと思います(笑)――『千と千尋の神隠し』という作品の魅力をおふたりはどう感じていて、どんなところに惹かれてオーディションを受けられたのでしょうか?川栄(2001年の映画公開当時は)私自身も小さかったので、千尋が“10歳のちっちゃい子”だとは思わずに観ていて。今こうして千尋をやるとなって作品を観返すと、「こんなにちっちゃい子がこんなに頑張っているんだ!」みたいな親目線というか、必死で生きてる千尋の一生懸命さが素敵だなと思います。原作がとても好きなので最初に舞台化すると聞いた時も絶対に観たいと思って、当時、(千尋役の)上白石さんが朝ドラでご一緒で、そのご縁で観に行かせてもらいました。ジブリ作品の中で一番好きで小さい頃から何回も観ていたので、そこに一番惹かれたのかなって思います。福地私が幼心に感じたのは、スクリーンに次々と登場する生き物たちの力強さと「千尋は、よくこんな怖い世界に飛び込んでいくな」ということ。奇妙な雰囲気がずっとあるけれど、目が離せない不思議さがありました。大人になると、普段の生活をしていてリアルに起こることではないのに、その場面がとてもリアルに感じるキャラクターの人間味だったり、もしかするとそういうところに子どもの頃は真っ直ぐに神経が向くことができるのかな、と感じて、ふたつの面から楽しめる作品だと思いました。そして舞台を通してこれからも、もっと楽しみが広がっていったら素敵なことだなと思っています。オーディションを受けた際に、映像を拝見したのですが、想像を遥かに超えていて……。凄いものをみたという感覚でした。肉眼で一度観てみたい! 観てみたかった! と思いました。凄まじい努力があったんだろうなと、初演を創り上げたチームの皆さんへのリスペクトももちろんありました。私も原作が大好きで、映画の公開日に兄といっしょに母にせがんで連れて行ってもらったという話を、舞台の出演が決定してから聞き驚きました。子どもが観たいという映画に並んだのは「千と千尋の神隠し」が初めてだったそうです。――ちなみに、一番印象深いシーンや、演じるのが楽しみなシーンはありますか?川栄オーディションでハクからおにぎりをもらって号泣するシーンをやらせてもらって、すごく印象的なシーンでいいなと思っていたんですけど……ただ、いざ舞台で一連の流れを通して見てると、めちゃくちゃ走り回った後の“極限の千尋”みたいなシーンなので、やるとなると心的にもすごく大変なんだろうなと思いました。福地私もオーディションでやったシーンで、ハクを助けるために、釜爺に電車のチケットをもらう、映画でも印象に残っていた場面です。自分の中で何かを見せようとする感覚ではなく、湧き出た感情を大事にしようと思えたのがそこのシーンだったので、これから稽古をしていきどんなふうに変化していくのかがとても楽しみです。4人でワンチーム。熱量を繋いでいきたい――初演舞台をご覧になった感想はいかがでしょうか?川栄本当に映画のまんまの登場人物だったりの再現度と、あと、人が手で動かしているのに、その技術がすごいのでパペットにしか目がいかなかったりとか、細部にまでこだわった演出が本当にすごいなと思いました。福地私は、生の空間で聞こえてくる音だったりと、原作の千尋の動きというものが、演じられる方によって合わさったことで生まれる魅力というか、一つひとつのシーンに可愛らしさだったり魅力が詰まっていて、それを肉眼で見られる、聞くことができるという贅沢な空間が舞台にはあるなと思いました。――特に千尋役についてはいかがでしたか?川栄今、橋本さんと上白石さんの両方のDVDを観ているんですけど、同じセリフでも全然違う千尋になっていて。上白石さんはすごく芯の強さみたいなのが最初からある。環橋本さんは、10歳の明るい無邪気な女の子というのがすごく出ていて、本当にふたりとも違ってすごく良くて、さらにその周りのキャストの方々も日によって変わったりするじゃないですか。それによっても、全然違う作品になるんだろうなと。何通り見てもすごいだろうなって思っています。福地(千尋は)本当にどのシーンにも登場するので体力面もそうですし、冒頭で不安を抱えながら登場してくる姿から、流れる風景の中で千尋がとても自然に逞しく見えてくるというのがとても印象に残っています。初演からご出演されているお2人が熱量を持って取り組んできたものを大切に「繋ぐ」という意識を持ち参加したいと思います。――あらためて、生の舞台に挑むお気持ちは?川栄いつも舞台はとても緊張してしまうのですが、観てくださる方も生で観て、良い意味でみなさん緊張しているし、ダイレクトに伝わるじゃないですか。セリフ間違えちゃったりとか、すごく調子が良いときもあればそうでないときもある。そういうことも全部感じ取れるのが舞台の良いところだと思っているので、もちろん頑張るんですけど、ほどよい緊張感を持って、お客さまと一緒に空気感を味わう自分も出して頑張れたらいいなって思っています。福地『橋からの眺め』(2023年9~10月上演)では幕が開いてからも朝に集まり稽古を重ねていたのでほとんどの時間をキャスト・スタッフと一緒に過ごしました。舞台の上で言葉を繋ぐ緊張感も一緒に作っている感覚、過ごしている時間全てが今改めて思い出してもとても貴重な経験でした。これからまた素晴らしいチームの皆さんと共に時間を作っていけること、私も千尋という役を、大切に生の緊張感も楽しみながら作っていけたらいいなと思います。――同じ役を4人で演じることについてはどんなお気持ちを抱いていますか?川栄ライバル心は全くなく、本当に4人でワンチームじゃないですけど、そういう気持ちで作って行けたらいいなっていうのと、やっぱり、他のキャストの方々もそうですけど、初演のふたりが作り上げてくれたものなので、私たちが入ってプラスになるように、4人に増えてさらにパワー増したよねと言ってもらえるようなものにしたいなと思っています。福地こんなにも強い方がいて下さるっていう経験はなかなかない中で、あの表情の裏にはどんなことが起きているのかというのを知ることができるというワクワクもあるなと思いますし、ワンチームとおっしゃってくださったように、私もプラスになるように、発信できるように、そこにいられたらいいなと思います。――4人千尋がいる中で、ご自身の千尋はどんな風になりそうか、こんな千尋になったらいいなという想像など教えてください。福地(まだ見たことのない)川栄さんの千尋...すごく楽しみです。舞台ならではの動きをやってみたらすごく難しかったんですよね?川栄しなやかな動きとか、座ってる状態からいきなりバッと立ったりとか、それこそ服が引っ張られてバッてなったりとか、家でやってみたんですけど全然できなくて(笑)、私結構不安なんですけど……。今回は橋本さんと上白石さんという先輩がいるので、教えてもらえるっていう得と、映像もあるので、良いところを吸収するっていうのは大切だなと思っています(笑)。自分がどうなるか自分でもよくわかってないです(笑)。福地千尋の動きの面だけで見ると、訓練だなと思いました。――体力は自信がありますか?福地あり……ますか?(笑)一同(笑)福地私はどうだろう……(笑)川栄なんかすごいふわふわしてて……稽古場でめっちゃ鋭かったらどうしようっていうくらい、すっごいふわふわ。福地してますか(笑)川栄ふわーんって空気が流れているので、楽しみです、一緒に稽古していくの(笑)福地私もすごく楽しみです(笑)よろしくお願いします!取材・文:ぴあ編集部撮影:TOMOヘアメイク:(川栄)KUMI(LODGE Corp.)・(福地)Moe Hikidaスタイリスト:(川栄・福地)武久真理江<公演情報>舞台『千と千尋の神隠し』原作:宮﨑駿演出・翻案:ジョン・ケアード共同翻案:今井麻緒子出演:千尋:橋本環奈 / 上白石萌音 / 川栄李奈/ 福地桃子ハク:醍醐虎汰朗 / 三浦宏規(帝劇公演を除く)/ 増子敦貴(GENIC)カオナシ:森山開次 / 小㞍健太 / 山野光 / 中川賢リン/千尋の母:妃海風 / 華優希 / 実咲凜音釜爺:田口トモロヲ / 橋本さとし(帝劇公演を除く)/ 宮崎吐夢湯婆婆/銭婆:夏木マリ / 朴璐美 / 羽野晶紀 / 春風ひとみ兄役/千尋の父:大澄賢也 / 堀部圭亮父役:吉村直 / 伊藤俊彦青蛙:おばたのお兄さん / 元木聖也頭:五十嵐結也 / 奥山ばらば坊:武者真由 / 坂口杏奈ほか2024年3月11日(月)~3月30日(土)会場:東京・帝国劇場【ツアー公演】2024年4月 愛知・御園座2024年4月~5月 福岡・博多座2024年4月30日(火)~8月24日(土) 英国ロンドン・コロシアム2024年5月~6月 大阪・梅田芸術劇場メインホール2024年6月 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaruチケット情報:()日本公演公式サイト:海外公演公式サイト:
2024年01月05日「義母と娘のブルースFINAL2024年謹賀新年スペシャル」が1月2日放送。亡き父・良一と“ある方法”でバーシンロードを歩くみゆきに「素敵すぎて泣けちゃう」「笑いと涙を誘う」など様々な声が送られている。本作は桜沢鈴による同名コミックをドラマ化、2018年から放送されてきたシリーズの完結編。同シリーズは綾瀬はるか演じるキャリアウーマンが、竹野内豊演じる8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚。娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いたヒューマンドラマ。今は「ベーカリー麦田」営業本部長の宮本亜希子を綾瀬さんが演じ、亜希子の義理の娘で大学卒業を控える宮本みゆきに上白石萌歌。亜希子にみゆきを託し今は天国から2人を見守る宮本良一に竹野内豊。亜希子に想いを寄せ続ける「ベーカリー麦田」店長の麦田章に佐藤健。みゆきの幼馴染みで親しい関係となった黒田大樹に井之脇海。亜希子とみゆきを見守る下山和子に麻生祐未。みゆきの大学の先輩・桜向日葵に吉川愛。亜希子のママ友で元PTA会長の矢野晴美に奥貫薫。良一の部下で亜希子のママ友でもある猪本寧々に真凛。亜希子の部下だった田口朝正に浅利陽介。良一の元上司・笠原廣之進に浅野和之。章の父・麦田誠に宇梶剛士。幼い頃に病を患った大樹を心配する母・黒田博美に松下由樹。大樹の父・黒田由紀夫に遠山俊也といった顔ぶれが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回放送の「義母と娘のブルースFINAL」SPは、みゆきが大学卒業を目前にして就職活動をしていないことに亜希子が気づくが、それを指摘するとみゆきから「このまま麦田のアルバイトでよくない?」と言われてしまう。それでも二人三脚の就職活動を開始するのだが、そんな矢先、みゆきが大樹と結婚したいと言い出す…というストーリー。大樹の病を心配するあまり結婚に反対する博美を説得し、最後はみゆきと大樹が結婚するという展開となった。結婚式を前に亜希子はみゆきに、何か借りた物、青い物、古い物、新しい物の4つを身に着けると花嫁は幸せになれると話し、下山さんの腕を“借り”“青い”刺繍を施したみゆきの実母・愛の遺品のハンカチを“古い物”として渡し、さらに“新しい物”として自作した良一のアクリルスタンドも渡す。みゆきはこれをウエディングドレスのポケットに入れバーシンロードを歩くのだが、視聴者からは「良一さんアクスタを作って、一緒にバージンロード歩いて欲しいっていう亜希子さんの願いが素敵すぎて泣けちゃう」「良一さんのアクスタ可愛過ぎる、、、そして込められた愛情ステキすぎ」など感動の声が続出するとともに「父とのバージンロード用アクスタは新しい」「笑いと涙を誘う、良一さんのアクスタ」等々、様々な声が送られる。式のあと、みゆきの結婚を良一の墓前に報告に行く亜希子だが、途中で歩道橋から転落。意識を失い三途の川で良一と再会。成仏しきれず三途の川の船頭をしている良一に「どんな登場の仕方なのよ良一さんw」「良一さん、まだ成仏してなかったんですか…」などのツッコミが相次ぐなか、亜希子は意識を取り戻し、その事をみゆきに伝える。「お父さんまだ働いてるんだね」と応えるみゆきに亜希子は「死んでも働くんですね。人生は大変ですよ」と返す…。このシーンには「死んでも働く良一さん」「死んでからは働きたくない」「死んでも働く…なんとも切ない…」などの反応が続出していた。(笠緒)
2024年01月03日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2月公開)のスペシャルメッセージ動画とキャラクター動画が1日、公開された。○■松村北斗&上白石萌音のナレーションで互いをそれぞれの視点で紹介するキャラクター動画今回公開されたのは、W主演を務める松村と上白石からの新年の挨拶を収めたスペシャルメッセージ動画と、松村と上白石による新規収録のナレーションで、藤沢さん(上白石)と山添くん(松村)が互いをそれぞれの視点で紹介するキャラクター動画。山添くんバージョンは、職場での山添くんの様子が藤沢さん視点で切り取られ、無表情で差し入れを断り、炭酸水を飲みながら黙々と業務に向かう姿から始まる。藤沢さんはそんな山添くんを“いつも無気力で他人に興味のない人”と思っていたが、「なぜそう思い込んでいたんだろう」という問いかけをきっかけに、これまで見えてこなかった山添くんの優しさに気づきはじめる。そして、山添くん自身もPMS(月経前症候群)に苦しむ藤沢さんの症状を和らげるために外に連れ出したり、飲み物を差し入れたりと、自ら藤沢さんに歩み寄っていくうちに、次第に表情が明るくなっていく。「自分の発作はどうにもならないんですけど、3回に1回くらいだったら藤沢さんのこと助けられると思うんですよ」という山添くんのセリフからは、パニック障害による生きづらさを抱えながらも、藤沢さんを救いたいという気持ちの芽生えを見ることができる。一方の藤沢さんバージョンでは、世話好きでおおらかな性格だが、月に一度のPMSでイライラが抑えられなくなり、職場で声を荒げてしまう藤沢さんの姿を収録。山添くんは藤沢さんを”おせっかいでたまに感情が爆発する苦手な人”と思っていたが、「本当にそうだろうか」という問いをきっかけに、藤沢さんの真意を理解していく。藤沢さんの抱える生きづらさを知った山添くんが、洗車や深呼吸を提案して職場での病状を和らげようとすることで、藤沢さんは周囲に気配りができる姿勢や持ち前の明るさを取り戻していく。美容院に行けない山添くんの髪を藤沢さんが散髪するシーンでは、失敗して思わず笑い転げる和やかな2人の姿も見ることができる。第一印象で相手のことを決めつけず、「本当にそうだろうか?」と考え、もう一度問い直していく藤沢さんと山添くん。同作を手掛けた三宅唱監督は、「問い直すことは正直大変で面倒くさいことですが、それでも考え続けようと相手に接する二人になにか大切なものを感じました」と2人のキャラクターに惹かれたポイントを語った。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2024年01月01日2月9日(金) 公開の映画『夜明けのすべて』のキャラクター動画が公開された。『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの原作小説を、『ケイコ 目を澄ませて』などで知られる三宅唱監督が映画化した本作。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗(SixTONES)と上白石萌音が映画初共演&ダブル主演を務め、今回は同僚役で最高の理解者となる特別な関係性を演じる。今回公開されたのは、藤沢さん(上白石)が山添くん(松村)を、山添くんが藤沢さんをそれぞれの視点で紹介し、松村と上白石による新規収録のナレーションで彩るキャラクター動画。藤沢さん視点で描かれる山添くんバージョンは、職場での山添くんの様子が藤沢さん視点で切り取られ、無表情で差し入れを断ったり、いつも炭酸水を飲みながら黙々と業務に向かう姿から始まる。そんな山添くんを藤沢さんは“いつも無気力で他人に興味のない人”と思っていた。しかし、「なぜそう思い込んでいたんだろう」という問いかけをきっかけに、これまで見えてこなかった山添くんの優しさが見えてくる。PMS(月経前症候群)に苦しむ藤沢さんの症状を和らげるために外に連れ出したり、飲み物を差し入れるなど、自ら藤沢さんに歩み寄っていくうちに、次第に山添くん自身の表情も明るくなっていく。「自分の発作はどうにもならないんですけど、3回に1回くらいだったら藤沢さんのこと助けられると思うんですよ」という山添くんの台詞からは、パニック障害による生きづらさを抱えながらも藤沢さんを救いたいという、気持ちの芽生えが見て取れる。一方で山添くん視点で描かれる藤沢さんバージョンでは、世話好きでおおらかな性格だが、月に一度のPMSでイライラが抑えられなくなり、職場で声を荒げてしまう藤沢さんのふたつの顔が映し出されている。山添くんは藤沢さんについて“おせっかいでたまに感情が爆発する苦手な人”と思っていたが、「本当にそうだろうか」という問いをきっかけに、藤沢さんの真意を理解していく。藤沢さんの抱える生きづらさを知った山添くん。洗車や深呼吸を提案して職場での病状を和らげようとしてくれることで、藤沢さんは周囲に気配りができる姿勢や持ち前の明るさを取り戻していく。美容院に行けない山添くんの髪を藤沢さんが散髪するシーンでは、失敗して思わず笑い転げる和やかなふたりの姿も収められている。第一印象で相手のことを決めつけず、「本当にそうだろうか?」と考え、もう一度問い直していくふたり。三宅監督は「問い直すことは正直大変で面倒くさいことですが、それでも考え続けようと相手に接する二人になにか大切なものを感じました」と原作を通してふたりのキャラクターに惹かれたポイントを語っている。第一印象はマイナスからのスタートだったが、日々の交流を通して、“できることは少なくても、私たちは救い合えるかもしれない”と相手を思いやるふたりの姿からは、他に代わるもののない“かけがえのない繋がり”が感じられる。そうして相手と向き合った“山添くんだからこそ分かる藤沢さん”、“藤沢さんだからこそ分かる山添くん”、それぞれの人間らしさが愛おしく浮かび上がるキャラクター動画となっている。併せて、松村と上白石による新年の挨拶を収めたメッセージ動画が公開となった。『夜明けのすべて』山添くんキャラクター動画『夜明けのすべて』藤沢さんキャラクター動画松村北斗&上白石萌音 メッセージ動画<作品情報>映画『夜明けのすべて』2月9日(金) 公開(C)瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会関連リンク公式サイト:::
2024年01月01日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める、映画『夜明けのすべて』(2024年2月公開)の場面写真が18日、公開された。○■山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)の変化する関係性今回公開されたのは、パニック障害を患う山添くん(松村)と、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石)が、友達でも恋人でもなく、同士のような特別な関係になるまでの変化を捉えた場面写真。黙々と仕事をする山添くんに藤沢さんが差し入れのお菓子を渡す一幕では、職場で周囲とコミュニケーションを取らず殻に閉じこもる山添くんと、常に周りを気にかけている藤沢さんの温度差が感じられる。さらに、発作が起きた山添くんを心配し、藤沢さんがいきなり家に押し掛けるシーンでは、突拍子もない藤沢さんの行動に驚く山添くんだが、このときの会話をきかっけに藤沢さんが抱える生きづらさを知ることになる。共同作業で1つの仕事を担当することになった2人が、隣に座り仕事に取り組む姿を切り取った1枚からは、お互いが遠慮のないありのままの姿でありながら協力し合う特別な絆を感じることができる。【編集部MEMO】映画『夜明けのすべて』は、瀬尾まいこ氏による同名小説の実写化作。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石)と、パニック障害を患い、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っている山添が、職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく姿を描いている。NHK 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音が、映画初共演でW主演を務める。(C)瀬尾まいこ/2024『夜明けのすべて』製作委員会
2023年12月18日松村北斗(SixTONES)と上白石萌音がW主演を務める瀬尾まいこ原作映画『夜明けのすべて』より、新場面写真が公開された。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村さんと上白石さんが今回演じるのは、最高の理解者となる特別な関係性の同僚。PMSとパニック障害、それぞれ生きづらさを抱えた者同士が交流し、少しずつお互いの殻を溶かし合っていく姿を描く。今回公開された場面写真では、松村さん演じる山添くんと、上白石さん演じる藤沢さんが、友達でも恋人でもなく、同士のような特別な関係になるまでの変化を捉えた。黙々と仕事をする山添くんに、藤沢さんが差し入れのお菓子を渡す一幕では、職場で周囲とコミュニケーションを取らず殻に閉じこもる山添くんと、常に周りを気にかけている藤沢さんの温度差が感じられる。また、発作が起きた山添くんを心配し、藤沢さんが突然、家に押し掛ける場面では、突拍子もない藤沢さんの行動に驚く山添くん。しかし、このときの会話をきかっけに、藤沢さんが抱える生きづらさを知ることに。日常の交流を通して、徐々に心を開いていく2人は、共同作業で一つの仕事を担当することに。隣に座り、仕事に取り組む様子からは、お互いが遠慮のない、ありのままの姿でありながら協力し合う、そんな特別な絆が感じられる。瀬尾さんが「何よりも温かな心地のいい作品だと思いました。無理に盛り上げたような大げさな部分が一切なくそっと心に寄り添ってくれるような映画で、それでいてひきつけられる作品でした。漂う空気は原作と似ていると思います。主人公たちの真面目でひたむきなのにどうにもできない気持ちがあり、それなのに、その二人のやり取りがどこかおもしろくいつまでも聞いていたくなる雰囲気などは共通しているかなと」と太鼓判を押している本作。全国の書店員限定で行った試写会でも絶賛の声が寄せられ、鑑賞後の満足度は95%に。小説にはないオリジナルな表現もあり、原作好きもまた違った良さを楽しめる。『夜明けのすべて』は2024年2月9日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2023年12月18日宮城県白石市の山田裕一市長が、立案から1年で開校した不登校特例校「白石きぼう学園」についてSurfvoteで紹介・意見を募集し、投票結果を公表!SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか?」というイシュー(課題)について11月30日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。イシュー発行の背景宮城県白石市に令和5(2023)4月、不登校特例校である白石市立白石南小学校・白石南中学校(通称:白石きぼう学園)が開校しました。本校は小中一貫校として東北初、全国でも3例目です。今回はSurfvoteイシュー第一弾として、白石きぼう学園が開校した背景や開校にかかわった方々の想いなどを全国の皆さんに届け、広くご意見を募るためイシューを設定しました。 投票の詳細イシュー(課題):【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか? 調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票投票期間:2023年9月6日〜11月30日有効票数:71票投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)社会全体で向き合う必要のある事象だと思うのでとても興味がある 66.2%学びのペースが速すぎたり、同級生との関係においてピりついて心理的安全性が保たれないなど、学校生活になかなか適応できない子どもはいると思います。自分のペースで自己肯定感が保てる学びの場はとても大切だと思います。自分自身や身近に悩んでいる人がいるのでとても興味がある 14.1%不登校はどの子供がなってもおかしくない問題です。家族はもちろんですが、社会全体で日本の将来を担う子供たちを守っていかないといけないのが日本の不登校問題だと思います。山田市長の考えを読みながら、こんな温かい大人がいる街(社会)がもっとたくさんあるべきだと心から思いました。人はみな居場所が必要なのです。自分自身や身近に悩んでいる人はいないが興味はある 5.6%自分自身や身近に悩んでいる人がいないので興味はない 1.4%不登校は個人的なものだと思うので興味はない 7%その他 2.8%周囲にもそのような人たちがいなかったり、自分自身も経験がないので、取り組みの是非を考えたり、取り組みがどういうものかイメージしたりしづらい。わからない 2.8%不登校の子が学校があったらいいなと思う反面、そーゆー学校があるから行ってみない?と声を掛けられることすら負担に思う子もいるのでは。学校とういう場所自体が嫌いになってしまっていたり。必ずしも学校に行くことが自分の未来に繋がるとは思いません。イシューの結果を踏まえ山田市長からのコメント白石市や白石きぼう学園の取組について、皆さんの考えを聞くことができ大変ありがたく、励みになりました。また、約7割の方が「社会全体で向き合う必要のあることで、興味がある」と高い関心を寄せてくださったことも感激しました。開校以来、うれしかったことは、生徒から「開校してくれてありがとう」という言葉をもらったこと。また、米俵を土俵の外にだれが一番先に出すか競う催しに、同校の生徒が出場して、その生徒を他の生徒が応援する姿です。中でも一番驚いたのは、同校の生徒が優勝したことと、賞品の米30㎏を家に持ち帰らずに「学校でおにぎりにしてみんなで食べよう」と言っていたこと。これはとてもすごいことだと感じ、多様な学びの場の受け皿づくりは、今後ますます必要だと感じています。白石きぼう学園の我妻校長からは、「開校から約8カ月。目の前の子どもたちに職員と共に向き合い、子どもたちの成長を日々感じています。『学校に行くのが楽しい』と感じる学校環境づくり、一人ひとりの子どもたちに応じた個別の指導の大切さ、居場所となる学校づくりの重要性を改めて感じています」。「白石市の子どもたちのためになる学びの場を創り続けていくことが、私たち職員の向き合い方だと思っています。本校の取組は、まだ始まったばかり。これからも試行錯誤の日々が続きますが、子どもたちの笑顔と成長が私たちのエネルギーになっており、これからも学び続ける教員集団として努めていきたい」との感想も得ました。皆さんからのご意見等は、私自身の様々な気付きとなり、今後の運営に活かしてまいる所存です。宮城県白石市本市は、宮城県の南端にあり、西には雄大な自然景観をもつ国定公園蔵王連峰と東には阿武隈山系が連なる、南北に長い盆地のまちです。また、南北に東北新幹線と東北自動車道が走り、市内にはそれぞれ白石蔵王駅、白石インターチェンジが設置され、東京駅から白石蔵王駅まで東北新幹線で約2時間という好アクセスにより、宮城蔵王の玄関口となっています。仙台市と福島市のほぼ中央に位置し、どちらからも新幹線で約15分、高速道路で約25分という好アクセスに加え、仙台空港へのアクセスもしやすい交通の要衝となっています。また、湯治客で賑わう温泉地や四季折々の自然、地元民に愛される白石温麺(しろいしうーめん)は市内だけでなく日本全国、また海外からも食べにくる方がいるほど人気の特産品になっています。あなたの意見・投票を社会のために活用しますPolimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3~5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年12月14日瀬尾まいこの同名小説を映画化した『夜明けのすべて』より原作者と主演の松村北斗と上白石萌音よりコメントが届いた。また瀬尾まいこ原作映画の魅力についても明かしている。「そして、バトンは渡された」で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの原作小説を、『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化した本作。松村北斗と上白石萌音が映画初共演&W主演を務め、お互いに最高の理解者となる特別な関係性を演じる。瀬尾まいこの作品は家庭や学校など身近な舞台で、人と人の繋がりや絆を題材に優しい物語を紡ぐことで多くの読者の心を掴んでおり、第16回本屋大賞を受賞した「そして、バトンは渡された」(2019)をはじめ、吉川英治文学新人賞を受賞した「幸福な食卓」(2004)、「僕らのごはんは明日で待ってる」(2012)など、数多くの著書が映像化されている。これまでの映画化作品の紹介とともに、映画化にあたり表現の変化もあった映画『夜明けのすべて』が織りなす“瀬尾まいこならではの世界観”の魅力について、原作者の瀬尾氏をはじめ松村北斗・上白石萌音のコメントで紐解く。『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017)“食”を通して描かれる正反対のふたりの7年間。平凡だけど温かいかけがえのない日常に瀬尾氏らしさが溢れる。「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔が主演、新木優子がヒロインを演じ、『箱入り息子の恋』の市井昌秀が監督・脚本を務めた。無口な高校生・葉山亮太(中島裕翔)は、明るく思ったことを何でも言ってしまう自分とは正反対のクラスメイト・上村小春(新木優子)から突然告白をされる。次第に彼女の明るさに惹かれて付き合い始め、そんなふうに始まった恋は、2人が大学生になっても続いていたが、ある日突然小春から別れを切り出される…。瀬尾作品には、登場人物たちの“生活”を連想させる“食”が多く登場するのだが、本作でも、運動後のスポーツ飲料、2人がデートするファミレス、手作りのフライドチキンなど、亮太と小春の周りには身近な“ごはん”がたくさん登場する。“食”を通して丁寧に描かれる2人の平凡だけどあたたかい日常のかけがえのなさが、原作・映画ともに多くの人から支持されており、瀬尾作品らしさに溢れた作品となっている。『そして、バトンは渡された』(2021)血のつながらない家族を通して描かれる、人と人とのあたたかな繫がりと多幸感に優しい涙がこぼれ出す。永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲が映画化。優子(永野芽郁)は血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も苗字が変わった。いまはわけあって、料理上手な義理の父・森宮さん(田中圭)と2人で暮らしている。一方、何度も夫を変えながら自由奔放に生きている梨花(石原さとみ)は、泣き虫な娘みぃたんのママになり精いっぱいの愛情を注いでいたが、突然愛娘を残して姿を消してしまう…。家族をテーマにした作品が多い瀬尾作品の中でも、本作では血のつながらない子への無償の愛が描かれており、命をかけた切ない嘘と秘密がとにかく泣けると話題に。瀬尾まいこファンである上白石萌音は文庫版「そして、バトンは渡された」の解説で、「作品を読み終えた後の多幸感は、家族揃って『ごちそうさま』をするときの気持ちとどこか似ている」とコメントを寄せており、瀬尾作品が多くの人々に愛される理由は、人と人の繋がりをあたたかく描きながら読者や観客に優しく寄り添うことで生まれる、この多幸感にきっとあるのだろう。『夜明けのすべて』(2024年2月9日公開)映画完成前には「映画化され、物語の世界に触れられることをうれしく思います。また、見ていただいた方にとってほのかな光がちりばめられた温かいものになればいいなと楽しみです」と期待のコメントを寄せていた瀬尾氏から、完成した映画についての新規コメントが到着した。「何よりも温かな心地のいい作品だと思いました。無理に盛り上げたような大げさな部分が一切なくそっと心に寄り添ってくれるような映画で、それでいてひきつけられる作品でした。そばに置いておいて、いつでも手に取りたくなる。そんな映画でした」と本作を絶賛。自身の実体験を重ね合わせて執筆した原作の映画化だが「主人公たちの真面目でひたむきなのにどうにもできない気持ちがあり、それなのに、その二人のやり取りがどこかおもしろくいつまでも聞いていたくなる雰囲気は原作と似ていると思いました」と、松村さんと上白石さんが演じる山添くんと藤沢さんの姿を小説のキャラクターたちと重ねながら、あたたかく見守っている。また、映画化にあたり小説にはない映画オリジナルの表現を取り入れた本作。「原作と違う場面も、話をより深く、より温かくするためのもので、とても素敵だと思いました」と瀬尾氏は語り、山添くんを演じる松村さんは「小説からいろいろ変更した点も多く驚きましたが、今思うと、大胆に変えた部分があったからこそ、小説で届けたかったものが全部伝わってきたのかもしれませんね」と好意的にふり返る。藤沢さんを演じる上白石さんは原作の大ファンでもあるが、「あの展開には驚きました。でもできあがった映画を見たら、このラストシーンでよかったと心から思いました」と三宅唱監督の決断に心服した様子で映画についてコメントしている。それぞれの生きづらさを抱える山添くん(松村北斗)と藤沢さん(上白石萌音)が、「簡単に分かり合うことはできないけれど、救い合うことはできる」という関係を築いていく本作。瀬尾氏は「『それでも私たちは救いあえる』と言う表現はとても素敵だと思います。友情や恋愛などという言葉をつけなくても、そばにいる人を救えることはたくさんあるし、そばにいる人に救われることもたくさんあると思います」とコメントを寄せている。『夜明けのすべて』は2024年2月9日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:僕らのごはんは明日で待ってる 2017年1月7日より全国にて公開©そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会夜明けのすべて 2024年2月9日より全国にて公開©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
2023年12月10日障害がある3名のピアニストがオーケストラ、合唱団と共演!『だれでも第九』 12月21日(木)サントリーホールにて開催・YouTubeにて同時生配信Upload By 発達ナビニュースYouTubeによるオンライン(生配信・アーカイブ配信)で視聴ができる『だれでも第九』コンサートが、2023年12月21日(木)サントリーホール ブルーローズにて開催されます。『だれでも第九』とは、指一本から弾ける自動伴奏追従機能つきのピアノ「だれでもピアノ」(東京藝術大学とヤマハ株式会社の共同開発)を使って、障害がある3名のピアニストと、オーケストラと合唱団がベートーヴェンの「第九」を共演する、かつてないコンサートです。出演する3名のピアニストは、生まれつき右手に欠指の障害があり、過去にピアノを習おうとしたけれどあきらめた経験がある東野 寬子さんと、先天性ミオパチーという筋肉の難病で身体を動かすことが難しい古川 結莉奈さん。古川さんは、小さい頃から音楽が好きで右手の親指で電子キーボードを弾いていたそう。3人目の宇佐美 希和さんは生後まもなく脳性麻痺と診断され、両手足に障害があります。小学校2年生の時に姉がピアノを習う姿をみて、ピアノを習い始めました。本コンサートでは、「ピアノを弾きたい」という熱い想いを持ちながらも障害のために難しさを抱える3名が、「だれでもピアノ」で一人でピアノを弾くことからさらに一歩踏み出し、オーケストラと合唱団と共演するという夢のステージに挑戦します。オーケストラは、テレビ朝日「題名のない音楽会」などメディア出演の多い『横浜シンフォニエッタ』、合唱は1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団『東京混声合唱団』が出演します。音楽とテクノロジーの力が融合された今回のコンサートは、音楽に向き合う喜びや新たな一歩を踏み出す勇気を届けてくれることでしょう。障害や経験、年齢という壁を超え、喜びと感動が響き渡る「第九」の音色をこの機会にぜひ体感してみませんか。日時2023年12月21日(木)16:00開場16:30開演(18:00終演予定)会場サントリーホール ブルーローズ(東京都港区赤坂1-13-1)出演東野 寛子・古川 結莉奈・宇佐美 希和音楽プロデュース・編曲高橋 幸代指揮米田 覚士演奏横浜シンフォニエッタ合唱東京混声合唱団演奏曲ベートーヴェン「交響曲 第9番 ニ短調(合唱つき)」主催ヤマハ株式会社鑑賞について(1)公式YouTube生配信の視聴(無料)(2)公式YouTubeアーカイブ(ダイジェスト)配信の視聴(無料)※視聴URLは、後日『だれでも第九』特設サイトに掲載されます※サントリーホールブルーローズでの観覧(130名様・抽選)の申し込みは終了しました※クリックすると、発達ナビのサイトから『だれでも第九』特設サイトに遷移します。松村 北斗さん上白石 萌音さん、ダブル主演映画『夜明けのすべて』2024年2月9日(金)よりロードショーUpload By 発達ナビニュース『そして、バトンは渡された』などで知られる人気作家・瀬尾 まいこさんの同名小説を、『ケイコ目を澄ませて』の三宅 唱監督が映画化した『夜明けのすべて』が2024年2月9日(金)よりロードショーされます。俳優の松村 北斗さんと上白石 萌音さんをダブル主演を務める本作は、原作者の瀬尾さん自身のパニック障害(パニック症)の経験をベースにし、生きづらさを感じながら生きる男女の交流が描かれた心温まる人間ドラマです。月に1度、PMS(月経前症候群)の影響でイライラを抑えきれなくなる藤沢さん(上白石 萌音さん)は、会社の同僚である山添くん(松村 北斗さん)のささいな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまいます。転職してきたばかりにもかかわらず、やる気がなさそうに見える山添くん。そんな彼もまた、理由もなく動悸やめまい、息苦しさ、手足の震えなどのパニック発作が起こるパニック障害を患っており、ままならぬ毎日に生きがいや気力を失っていました。そんなお互いの事情を知った二人は次第に、恋人でも友達でもない同志のような特別な関係を築いていきます。本作では、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村 北斗さんと上白石 萌音さんの再共演にも期待が高まっています。そして、2人が働く会社の社長を光石 研さん、藤沢さんの母をりょうさん、山添くんの前の職場の上司を渋川 清彦さんが演じます。「人生は思っていたより厳しいけれど、救いだってそこら中にある」。生きづらさを共有することで生まれる人と人との繋がりや周りの理解……。夜明け前の暗闇のなかに、光が差し込んでくるかのような心温まるひと時を与えてくれる作品です。<劇場公開>2024年2月9日 (金)よりロードショー※編集部注:パニック障害は現在、「パニック症」という診断名となっていますが、最新版『DSM-5-TR』以前の診断名である「パニック障害」といわれることが多くあるため、ここでは「パニック障害(パニック症)」と表記します。※クリックすると、発達ナビのサイトから『夜明けのすべて』のページに遷移します。不登校・発達障害児童生徒の学び空間としてーー『学研WILL学園メタバースキャンパス』2023年12月1日(金)プレ開校Upload By 発達ナビニュース不登校や発達障害の傾向のある児童生徒を主として、小中高と幅広い児童生徒が通う通信制サポート校・フリースクールとして、首都圏・東海・関西に8拠点を展開する学研WILL学園が、2023年12月にメタバース空間を活用した完全オンラインのフリースクール・サポート校「学研WILL学園メタバースキャンパス」をプレ開校しました。今回、新たに開校するメタバースキャンパスは、対面スタイルのWILL学園の特徴である「少人数でアットホームな環境」「無学年制・個別対応などの自分ペースの学び」「豊富な体験講座・課外活動」を大切に継承。そこに、バーチャル空間を利用したオンライン指導の技術を活かした「プログラミング」や「ChatGPT」など、今注目されているスキルも合わせて学ぶことができます。また、自宅から参加できるクリスマスパーティーや新入生歓迎会といったオンライン交流会のようなメタバースキャンパスらしい行事やイベントに加えて、対面でのオフ会遠足や1泊2日の宿泊行事なども予定されているそうです。当校の対象は、小学6年生~高校3年生まで。学校の進度に合わせた学習だけでなく、過去学年に遡っての復習や面接・作文対応も含めての受験指導、大学や専門学校で習うような「心理学」「お金の勉強」や、判断力、思考力を養うための「eスポーツ」の授業まで、幅広く学ぶことができます。さらに、高等部では通信制高校の制度を利用することで、離島や一部地域、海外在住でも日本の高等学校の卒業資格を取得することできます。中等部も、学習指導要領準拠のオンライン教材を用いることで、メタバースキャンパスに在籍中も学校での出席認定が可能。「誰かと繋がりたい」「色んな経験がしたい」「学びたい」という意欲があれば、自宅から毎日通う(ログインする)こともできるメタバースキャンパス。今後、さまざまな事情や困難さを抱えた子どもたちの多様な学びを支える場として、輝く未来を照らす存在となるのではないでしょうか。※クリックすると、発達ナビのサイトから『学研WILL学園メタバースキャンパス』のページに遷移します。「『遊び』を通して、子どもの育ちを共に考えるシンポジウム 発達支援のめざすもの~子どもの興味・関心・遊びを広げたくなる時~」東京女子大学にて 2023年12月17日(日)開催ーー令和5年度 杉並区発達障害児地域支援講座 実践報告会Upload By 発達ナビニュース杉並区立こども発達センターと東京女子大学が協同で行う地域支援講座「『遊び』を通して、子どもの育ちを共に考えるシンポジウム 発達支援のめざすもの〜子どもの興味・関心・遊びを広げたくなる時〜」 が、東京女子大学にて2023年12月17日(日)に開催されます。子どもたちの日々の生活のなかで、「遊び」にフォーカスする今回のシンポジウム。子どもにとっての「遊び」は、社会性を身に付けるなど、子どもの成長や発達にとって重要な体験が多く含まれているといわれています。それでは、特別なニーズがある子どもたちが「遊び」を体感するには、どのような理解と支援が必要なのでしょうか。加えて、彼らと共に生きる保護者を含めた大人たちには、どんな意識や支えがあるとよいのでしょうか。「興味の幅が狭い」「こだわりが強い」など特性がある子どもの「遊び」について、発達支援事業所の支援者や幼稚園や保育園の先生方、医学的・臨床心理学的に支援している専門家の方々、そして今回の参加者のみなさんと共に、さまざまな角度から考えていきます。杉並区立こども発達センターと東京女子大学が連携し企画運営をする本講座は、発達障害に関心がある方であればどなたでも参加可能です。本講座への参加を通じて「共に生活し、共に育っていく」という、インクルーシブな環境づくりを共に考えてみてはいかがでしょうか。【第1部】児童発達支援事業所、保育園、幼稚園による実践報告【第2部】シンポジウム司会:森田 慎一郎氏(東京女子大学)助言者:勝盛 宏氏(河北総合病院)、前川 あさ美氏(東京女子大学)日時2023年12月17日(日)13:00~16:00会場東京女子大学24202教室対象発達障害に関心のある方参加費無料定員200名申込方法2023年12月11日(月)までに、下記申し込みフォームからお申し込みください申し込みはこちらから※クリックすると、発達ナビのサイトから杉並区ホームページ『令和5年度 杉並区発達障害児地域支援講座 実践報告会』のページに遷移します。大人気ミステリードラマ『アストリッドとラファエル文書係の事件録』(字・吹)が見放題配信中!Upload By 発達ナビニュース論理的で繊細な頭脳派の文書係アストリッドと、直感的で大胆な行動派の警視ラファエル。正反対のふたりが難事件を解決するフランス発大人気犯罪ミステリー『アストリッドとラファエル文書係の事件録』がPrime Videoチャンネル「シネフィルWOWOW プラス」で配信中です。犯罪資料局で働く自閉スペクトラム症があるアストリッド。警官だった父の影響を受け、子どもの頃から刑事事件の調書や謎解きに人一倍興味を持っていました。そして、犯罪学者や監察医並の知識も兼ね備えているという頭脳派。ある日、警視のラファエルに的確な資料を出したことで才能を見出され、難事件を一緒に調べてくれとアストリッドをスカウトしたことから物語は始まります。論理的で几帳面、犯罪捜査のデータベースのようなアストリッドと、思いつきで行動する猛進型だが、おおらかで誰に対してもフレンドリーなラファエルという正反対の女性二人。しかし、アストリッドは自閉スペクトラム症を周りから理解されないという苦悩を抱えています。いっぽうでラファエルもまた、愛息の親権を失う悲しみを抱いていて……。お互いの苦悩と孤独を理解し合い、事件を解決したいという情熱を共有することで、徐々に距離が近づき、アストリッドとラファエルは最強のバディへと成長していきます。そんな二人の姿から「自分ができないことを誰かと補い合い、助け合うことで、自分一人ではできなかったことが成し遂げられる」のだと感じさせられるドラマです。ファンの方はもちろん、初めての方も、この機会にぜひご覧になってはいかがでしょうか。<配信情報>『アストリッドとラファエル文書係の事件録』(字幕版・吹替版)シーズン1&2配信中シーズン32023年12月8日(金)より配信開始※クリックすると、発達ナビのサイトから『アストリッドとラファエル文書係の事件録』のページに遷移します。ドキュメンタリー映画『マイ・ファミリー~自閉症の僕のひとり立ち』2023年11月25日(土)より順次公開中Upload By 発達ナビニュース自閉スペクトラム症がある男性の8年間を記録したドキュメンタリー映画『マイ・ファミリー~自閉症の僕のひとり立ち』が2023年11月23日(木)の東京上映を皮切りに、2024年1月より京都、神奈川、愛知にて順次上映されます。オランダに暮らすケース・モンマは42歳。9歳の時にテレビで自閉スペクトラム症を取り上げた番組を見て、自分が当事者であることを自覚し、のちに自閉スペクトラム症だと診断されました。現在ケースは、自治体の文書館で働きながら、カリグラファーアーティストとしての仕事もこなしています。ケースの住まいは実家の離れ。長年”半分自立”した暮らしを送ってきましたが、365日かいがいしく世話をしてくれる両親は80歳を超え、母親には認知症の兆候が現われ始めていました。ケースは、老いと共に変わっていく両親を目の当たりにし、パニックに陥ることも。そんな息子を見て「自分たちが亡くなったあとも安心な暮らしをさせてやりたい」と願う両親は、ケースの本当の自立を目指しますが、一筋縄ではいかなくて……。監督を務めたのは、オランダ本国で450万人が鑑賞したと言われ、のちにテレビシリーズ化もされた「ケースのためにできること」を手がけたモニーク・ノルテ監督。ケースとは1997年に出会って以来、26年間にわたって交友があり、ケースと両親の関係を撮り続けてきました。本作でも、ケースと家族の紆余曲折の「自立を目指す日々」を、ありのままのケースの姿と、そして家族との生活に寄り添いながら丹念にすくい取り、ユーモラスに映し出しています。<劇場公開>・新宿K’s cinema2023年11月25日 (土)~2023年12月8日(金)・アップリンク京都2024年1月下旬・横浜 シネマ・ジャック&ベティ、名古屋シネマスコーレ、シネ・ヌーヴォ、元町映画館など近日公開予定※クリックすると、発達ナビのサイトから『マイ・ファミリー~自閉症の僕のひとり立ち』のページに遷移します。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年12月09日SixTONESの松村北斗と女優の上白石萌音がW主演を務める映画『夜明けのすべて』(2024年2月9日公開)が、auスマートパスプレミアム会員限定で期間中いつでも1,100円で鑑賞できるキャンペーンの対象作品になった。同作は、『そして、バトンは渡された』で2019年に本屋大賞を受賞した瀬尾まいこ氏の原作小説を映画化。『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭ほか20以上の映画祭に出品され、第77回毎日映画コンクールで日本映画大賞・監督賞他5部門を受賞するなど、国内外を集める三宅唱氏がメガホンを取る。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢美紗(上白石萌音)はある日、同僚・山添孝俊(松村北斗)の“ある小さな行動”がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりでやる気が無さそうに見えていた山添もまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめ、生きがいも気力も失っていた。職場の人たちに支えられながら、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。W主演を務めるのは、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役を演じた松村北斗と上白石萌音。映画としては初共演となる二人が、同僚役で最高の理解者となる特別な関係性を演じる。原作にオリジナル要素を加え、二人が少しずつお互いの殻を溶かしあっていく姿を、彼らの見つめる日常の美しさや季節の移ろいとともに捉える。複数の作品で、昨年5月から展開中の同キャンペーン。auスマートパスプレミアム会員(同伴者1名まで)を対象に全国のTOHOシネマズ、ユナイテッド・シネマ/シネプレックス、コロナシネマワールドなどで実施し、期間中であれば、何度でも一般・大学生1,100円、高校生以下は900円で鑑賞が可能となる。【編集部MEMO】本作が映画初共演作となる二人。それぞれの起用理由について、井上竜太プロデューサーは「山添くんは一見クールで繊細、心根は優しいキャラクターで、まさに松村さんだと思いお願いしました。藤沢さんを演じた上白石さんは、原作の優しい世界を体現できる人。ご本人も原作の大ファンで快諾頂きました。お二人とも原作小説から抜け出したかの様にリアルに魅力的に演じてくれました」と語っている。
2023年12月05日