葵さん(仮名・34歳)はカフェ巡りが趣味で、SNSなどにもよく様子を投稿していたそう。葵さんが職場にスイーツを差し入れた際、10歳下の後輩・牧本さん(仮名)がスイーツ好きであることが判明し、共通の趣味を持つ二人は意気投合します。あるとき、牧本さんからカフェのオープンイベントに誘われ、葵さんは一緒に行くことに。ところが約束の当日、カフェのオープンが延期になったことを知らされます。二人はカフェ巡りを楽しむことにし、2軒をはしご。そして3軒目は、カフェではなくホテルに行ってしまったそう…。不倫関係となった二人は、その後どうなっていったのでしょうか。彼と過ごす甘いひととき「牧本くんとは、たまに一緒にカフェに出かけました。今まで男性とそういった場所に出かけたことなどなかったので、新鮮で楽しかったですね。10歳下ということもあり、子どもっぽい反応がとても可愛く感じました。カフェ巡りのあとは、とまどいなくホテルに向かっていましたね。短時間ですが、甘いひとときを過ごしました。夫と子どもに対しては、常に罪悪感がありましたが…申し訳ないとは思っても、彼に会ってしまうとその感情が吹き飛んでしまい、関係を終わりにすることはできなかったんです」女性といる姿を見かけてしまった「牧本くんとの関係が半年ほど続いたころ、仕事帰りにたまたま彼の姿を見かけました。隣には女性の姿が……。距離が近く、ずいぶん親しくしているように見えました。その相手というのが、職場の別部署の女性だったんです。年齢は私とさほど差はありません。見た目も、そこまでいいというほどではない。私と何が違うのかというと、彼女は独身でした。独身というだけで、彼との可能性は広がります。逆に私はいつかは終わる関係。それを痛感し、軽い絶望感に襲われました」不倫相手と突然の別れ「牧本くんが女性と親しくしている姿を目撃した数日後。彼とカフェを訪れていたときでした。その日はいつもと少し雰囲気が違いました。まず、彼の口数がいつもより少ないんです。食べたかったはずの評判のフレンチトーストだったのに、食べても反応が薄くて。何かある…と察したところで、“こうやって出かけるのは最後にしたい”と言われました。私は、数日前に目撃した出来事について尋ねました。すると、“実はもう付き合っている”と言われたんです。大ショックで涙が溢れてきました。ただ、私は既婚者。別れようと言われて、引き留めることはできません。受け入れるしかありませんでした。そこからしばらく、家事は疎かになるわ、仕事に集中できないわ。会社に行くのもとても憂鬱でした」自暴自棄になり夫に告白「夫が、私の落ち込んでいる様子に気付いたんでしょう。“職場で何かあったのか?”と尋ねてきました。私は、そのときどうかしていました。自暴自棄になっていたのでしょう。すべてを話して楽になりたいという感情が働き、不倫を告白してしまったのです。夫の表情がみるみる険しくなりました。そして、“お前とはもう一緒にいられない”と言い、子どもを連れて実家に戻ってしまいました。気力を失っていた私は、止めることもできず、二人が去っていく様子をただ茫然と眺めるしかありません。今は家族と別居中で、仕事もやりがいを感じません。大好きだったカフェ巡りも行けず、SNSの更新も止まったまま。すべてが停止した状態です」“スイーツ好き男性と社内不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。不倫によりすべてを失い、虚無感に襲われた状態が続いているようです。趣味をきっかけとした関係であっても、不倫に堕ちてしまえばすべてが崩壊してしまうのでしょう。©milatas/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月17日自分の趣味や、夢中になっているものに共感してくれる人がいたら嬉しいですよね。そんな人と出会うことができれば、自然と距離も近くなりやすいはずです。葵さん(仮名・34歳)も同じ趣味の男性と親しくなった結果、不倫関係に堕ちてしまったそう。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。職場のスイーツ好き男性「私の趣味はカフェ巡りです。結婚する前からちょこちょこ通っていたのですが、結婚後出産をしてからは、仕事の休みの日に子どもと出かけたり、親しい友人と出かけたりしていました。その様子を写真におさめてSNSに投稿するのも、楽しみのひとつでした。あるとき、カフェで購入したスイーツを職場に差し入れとして持っていきました。そのころ評判だったカヌレを差し入れると、ひとりの男性社員が、“甘いもの大好きなんです!”と飛びついてきました」共通の趣味を見つけて話しかけると…「興味を示してくれたのは、牧本くん(仮名)という10歳下の後輩の男性社員でした。以前から、無邪気で可愛いなという印象は持っていましたが、カヌレをおいしそうに食べている姿がさらにその印象を強めました。牧本くんとは年齢差もあり、あまり個人的に話す機会はありません。でも、共通の好みを見つけたので、話しかけてみたんです。私がカフェ巡りの話をすると、興味を持ってくれたのでSNSをやっていることも伝えました。そうしたら翌日、“SNS見ました!”と言ってくれて、とても嬉しかったです」初めて二人でカフェに「それから牧本くんとは、“このカフェは評判がいい”“スイーツがおいしい”といった情報交換をLINEでするようになりました。ある日、仕事が早く終わり、牧本くんともタイミングが合って、職場近くのカフェに二人で寄ることに。30分程度の時間でしたが、直接話ができるのは、LINEとは違った喜びがありました。すると後日、牧本くんからLINEが届き、“友人がカフェをオープンするので、初日に一緒に行きませんか?”と誘われたのです。私は即OKしました」カフェをはしごした後に向かったのは…「約束の日、私は実家に子どもを預けて、待ち合わせ場所に向かいました。カフェの最寄りとなる駅前に到着すると、すでに牧本くんが待っていました。でも、少し浮かない表情をしていて、私に“ごめんなさい”と謝るのです。“実は話が二転三転して、店がまだオープンにこぎつけていない”と言うのです。でも、せっかく私と約束したのに、“今更キャンセルはしたくなかった”と……。私はその言葉を嬉しく思ったので、私のおすすめするお店に行くことにしたんです。さらに移動してもう1軒。カフェをはしごしました。計3時間ほど一緒に過ごし、完全に打ち解けていました。さんざん話をしたのに、まだまだ話し足りない気分に。そして、2軒目のカフェを出てもう1軒、とはなりませんでした。私たちの向かったのは、ホテル。そこで、甘い時間を過ごしてしまいました……」“スイーツ好き男性と社内不倫に堕ちた妻の告白”をご紹介しました。年下男性と過ごす甘い時間に酔いしれてしまったようです。既婚者であるのなら、異性と出かける際は軽い感覚で行動してしまわないよう注意が必要でしょう。©chachamal/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月17日自分の夫が不倫している、そして不倫相手の誕生日を祝おうとしていると知ったら、腹が立ちますよね……。ということで今回は、不倫女の誕生日に復讐した話を紹介します。夫と不倫相手が泊まるホテルを予約し、両親を連れて行った「夫が不倫していると知りショックでした。しかも夫は不倫相手の女の誕生日を祝おうと、なんと私たち夫婦が記念日によく利用する高級ホテルに泊まるようで、怒りで爆発!そこで私は、夫と不倫相手の女が高級ホテルに泊まる同じ日に、ウチの両親とそのホテルに泊まることにしました。夫がどの部屋に泊まるか、どのレストランを予約しているかまで知っていたので、夫たちの部屋の隣を予約し、レストランも夫たちと同じ時間を予約しました。で、不倫相手の女の誕生日当日、夫と不倫相手とホテルで偶然を装い遭遇し、当然ですが2人とも気まずそうな顔をしていましたね(笑)。私たちが隣の部屋にいることを知った夫は泊まるのをあきらめたみたいです。そりゃそうですよね」(30代女性)▽ 奥さんの両親が、いったいどんな気持ちで義理の息子の不倫現場を見ていたのか……気になりますね。
2024年04月17日多くの人にとって、不倫をすることはハードルの高い行為でしょう。だからこそ、不倫を始めてしまうのにも何かしらの動機があるはず。しかし、それは得てして自分勝手なものである場合が多いようです。今回は、“不倫に走った呆れた動機”について、経験のある男女の話をご紹介していきます。一期一会の出会いに惹かれた「僕が勤めている職場の、年に1度あるかないかの出張に行ったときです。夜、ひとりで食事をしていたら、隣のテーブルに座る女性と会話を交わすタイミングがありました。そのまま帰るのが惜しくなり、ダメもとで次のお店に誘ってみると、なんとOK!二人でお酒を飲み、“もう二度とこんなことはないだろう…”と思って、ホテルに誘い関係を持ってしまいました。よく聞くと、彼女も既婚者。お互いにこれが最初で最後だと察していたのか、連絡先も交換しなかったです」エイタ(仮名)/30歳一期一会の出会いのような感覚になったのでしょう。しかし、そんな出会いは意外と多いもの。それが動機となると、また同じことをやりかねません。不倫中の友人の気持ちを理解しようとした「私には、学生時代から親しくしている友人がいます。あるとき友人が、“付き合っている人がいる”と言うのです。私も彼女も既婚者。“夫も彼も愛している”と言うのですが、その感覚が理解できませんでした。でも、彼女がとても楽しそうで、充実しているような素振りを見せるんです。そんな友人の存在があったため、気持ちを理解したくなり、つい私も同僚と不倫をしてしまったことがあります。ただ、私の場合は罪悪感しかありませんでした。結局友人も不倫がバレて離婚していましたね」アオイ(仮名)/33歳友人の気持ちを理解したかったというのは、言い訳にすぎません。友人と同じように、不幸な道をたどる可能性も大いにあったでしょう。妻のほうが交際人数が多かったから「僕は、初めて付き合った女性と6年続いていました。今の妻は、2人目の彼女。あるとき会話の流れで、妻が“今までに7~8人と付き合った”と言うので、なんだか納得できないような気分になりました。それからしばらくして、親しくなった女性ができた際に、“妻のほうが交際人数が多いし…”という自分でもよく分からない理由をつけて不倫をしてしまったことがあります」トシ(仮名)/32歳妻に交際人数で負けている、という悔しさでも抱いていたのでしょうか。自分でも言っているとおり、到底納得できる理由ではありませんね。女性として求められたのが嬉しくて「結婚して子どもが生まれ、夫からも女性として見られている感覚がなくなっていました。“女性として終わったのかな…”という意識すら芽生えていました。そんなある日、友人とバーに出かけたんです。そこのスタッフの男性に、“キレイですね”と褒められて嬉しくなりました。以来、そのお店に通うように。男性と連絡先を交換し、“二人で会えませんか?”と誘われたとき、女性として求められた喜びを感じました。今も関係が続いていますが、彼と会うと、自分が一人の女性でいられる気がしています」ナナ(仮名)/35歳不倫によって、妻でも母でもない自分自身を愛してくれている、と感じられているのかもしれません。しかしその関係は、いずれ家庭を破壊しかねないことを認識しておかなければならないでしょう。“不倫に走った男女の呆れた動機”をご紹介しました。やはり、どれも自分勝手な意見です。自分のことばかり優先していると、いつの間にかほかの誰かを傷つけ、やがてそのツケが自分に回ってくるのでしょう。©yamasan/Adobe Stock ©taka/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月12日不倫が妻にバレた男性の中には、謝ってなんとか許してもらえたという夫も多いよう。妻の器の広さに救われたと言ってもいいでしょう。ところが夫に不倫をされた経験を持つ女性に話を聞くと、そう単純な話ではなさそうです。不倫をしておきながら、さらに呆れるような行動をとって妻をイラつかせる夫もいるのだとか…。今回は、不倫夫の許せない言動を紹介します。妻の浮気を疑ってくる「うちの夫は、過去に自分が不倫をしたことがあるくせに、私の浮気を疑ってくることがあってイラつきます。女友達と飲みに行って帰ってくると『最近やたら飲み会が多いけど、男と会ったりしてないよね?』と詮索してくるんです。誰もが浮気をすると思ったら大間違い。自分と一緒にしないでよ…と怒りに震えることがあります」(真琴/32歳)自分が不倫をした経験があるからこそ、妻も不倫しているのでは…?と疑心暗鬼になってしまうのかもしれません。そもそも自分がされて嫌なことはすべきではないと、不倫をしているすべての男性に気づいてほしいです。夫の何気ない一言に不信感「3年くらい前に夫が年下の女性と不倫していたことが発覚して、すごく傷つきました。その後は夫も態度をあらため、かなり反省したようだったので、私も最近は彼を信じるようにしていたのですが…。ところが最近、知人男性が10歳以上年下の女性と結婚した話が出て、夫が何気なく『10歳年下?いいなあ』とつぶやいたんです。その一言で、年下女性と不倫していた過去が蘇ってしまい、最近また夫が信じられなくなっています…」(悠里/36歳)過去に一度でも不倫という罪を犯し、妻を傷つけた経験がある男性は、どんなに時間が経ったとしても発言には気をつけるべき。深い意味はない言葉だとしても、不倫の過去を少しでも思い出させるような発言は厳禁です。妻は再び傷つきますし、不信感が募るでしょう。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、不倫が妻にバレてしまったのであれば、その後は一生かけて償うくらいの覚悟がないと、許してもらえません。「何年か前に夫の行動が怪しくて探偵をつけてみたら、不倫が発覚しました。その時はかなり揉めたものの、夫が平謝りしてきて離婚は踏みとどまったんです。ところが最近結婚記念日があって、夫がレストランを予約してくれたんですが、なんとそのお店が、以前不倫相手とデートしていた店だったんです…。探偵が撮った写真にお店が写っていたので、はっきり覚えていて。その日以来、怒りが再びこみ上げてきて、夫のことが許せません」(ひとみ/35歳)不倫を許してもらえただけでも奇跡のようなものなのに、妻への感謝の気持ちを忘れて、不倫相手を連れて行った店に妻と行くなんて、信じられない行為です。妻の心の傷をえぐるような行為は絶対にやめるべき。結局、反省が足りないのかもしれませんね。夫に不倫をされた妻に聞いた「不倫夫の許せない言動」を紹介しました。不倫がバレても、妻が許してくれたのだから一件落着…と思い込んでいる男性も多いのかもしれませんが、大間違い。一度でも裏切られた心の傷は簡単には癒えません。愛想を尽かされたくないのであれば、誠意ある行動を心がけて、名誉挽回してほしいものです。©kei907/Adobe文・小泉幸
2024年04月11日不倫はリスクが伴うものなので、大きな犠牲を払うことになる可能性もあります。最悪の場合、自分の人生を大きく狂わせるような状況に陥ってしまうことも…。そこで今回は、女性たちが「心の底から不倫を後悔した瞬間」について紹介します。メンタルを病んでしまった「相手が“妻とは離婚する”と言うから不倫をしてしまいましたが、なかなか別れてくれずにストレスで体調を崩しました。そこから不倫をしたことへの後悔とか罪悪感もどんどん大きくなって、うつ病のような状態に…。全て自業自得ですが、本当にボロボロになりましたね」(20代・女性・WEB制作)不倫は、罪悪感や後ろめたさ、自己嫌悪などを抱えながらの関係性でもあるでしょうから、精神的に追い詰められてしまう可能性も。精神面と体調面の両方にダメージを受けてしまう場合もあるので、やはり健全な恋愛をするのが一番でしょう。職場にいられなくなった「上司と1年半近く不倫関係にありました。バレそうな気配すらなかったのでちょっと気を抜いていたら、仕事帰りに二人で腕を組んで歩いているところを同僚数人に見られてしまって…。そこから噂が社内中に広まり、会社に居づらくなって私が辞めるしかなくなってしまいました」(30代・女性・不動産関係)同じ職場の人と不倫関係に陥った場合、バレたときの影響はかなり大きなものになるでしょう。職場の人間関係がおかしくなったり、仕事に支障をきたしたり、場合によっては退職しなくてはならなくなったり…。せっかくのキャリアに傷をつけることにもなりかねないので、リスクは最初にきちんと認識しておくべきでしょう。SNSに晒されてしまった「私が働いている飲食店によく来てくれるお客さんと不倫関係になってしまい、それが相手の妻にバレて大変な目に遭いました。お店にも怒鳴り込んできたし、SNSにも私のことやお店のことなど色々と晒されて…。不倫相手は一切守ってくれないし、お店にも迷惑をかけて、本当に不倫をしたことを後悔しました」(20代・女性・飲食)不倫相手の妻の怒りに触れたら、とんでもない目に遭う可能性も。慰謝料を請求されたり、全てを暴露されたりするケースもあるでしょう。最近ではSNSで晒される危険性もあるので、軽い気持ちで不倫に足を踏み入れるのはリスクが大きすぎます。不倫相手の子を妊娠してしまった「友人から『不倫相手の子を妊娠した』と泣きながら電話がかかってきたことがあります。不倫はやめなとずっと言っていたのに聞く耳を持ってくれなかったので、だから言ったじゃんという気持ちにしかなりませんでした。今は一人でその子どもを育てているので、応援はしています」(30代・女性・看護師)友人からの忠告は素直に聞いておくべきだったのでしょう。不倫相手との関係性のみならず、家族や友人にも少なからずネガティブな影響を与えてしまうものなのです。不倫にはたくさんのリスクが潜んでいます。そういった恐ろしさをちゃんと知っておかないと、間違いなく後悔することになるので、安易に足を踏み入れないようにしてくださいね。©buritora/Adobe Stock ©taa22/Adobe Stock文・山田周平
2024年04月09日ヨガインストラクターをしている有紗さん(仮名・31歳)。ジムに勤務していたものの独立を機に出張ヨガに働き方を切り換えて。ある生徒さん(結奈さん・仮名・32歳)の上から目線の態度に腹を立て、仕返しに夫(一哉さん・仮名・42歳)を略奪することを決意。やがて二人は不倫関係に。彼に金銭的援助を受けるも、有紗さんは突然別れを告げられてしまいます。彼を妻から簡単に奪えると思っていた有紗さん。結奈さんに不倫がバレた以上、合わせる顔がないのでレッスンの受け持ちを辞めることに。その一方で、今後はヨガ教室に力を入れることにしたのだとか。元不倫相手からの資金援助が終了…どうにかヨガ教室を勢いづけようとするも…「彼と別れて金銭的援助がなくなっても、どうにか自分のヨガ教室を守ろうと必死でした。新しい生徒さんを募集することでレッスンの数をグッと増やし経営を軌道にのせることに。教室のホームページだけでなく現在いる生徒さんにも協力してもらって、動画サイトでヨガレッスンの生配信をすることを告知。オンラインでもたくさんの人が見学できるよう工夫しました」しかし、当日とんでもない人物がヨガ教室に現れたのです。「その日、教室で見学するかたも数人来ていました。私は張り切ってヨガレッスンの生配信をスタートさせたのですが…。突然、ある女性が立ち上がったかと思うと『うちの夫に出資してもらったヨガ教室は順調?』と言い出して…さらに周りを見渡しながら『私も先生の教え子なんですよ、みなさんも夫を奪われないよう気をつけてくださいね』とニヤリ。なんと元不倫相手の妻である結奈さんが教室に乗り込んでいたのです。忙しかった私は彼女がそばにいることに気づかず…。さらに結奈さんは『これが不倫の証拠です』と探偵に撮らせた写真をスマホでみんなに見せ始めて。私の不倫の事実はその場にいた生徒さんたちだけでなく、生配信を見ていた多くの人にも知れ渡ってしまいました」このトラブルが原因で生徒数は一気に激減して、有紗さんはやむなくヨガ教室を畳むことになったのだとか。真夜中に家のインターホンが鳴って…そこに現れた意外な人物とは…?「私は精神的にショックを受けて家に引きこもりました。職も失った上に、マンションの家賃も払えなくなりそうで、絶体絶命のピンチに立たされることに。そんなある日、深夜に突然うちのインターホンが鳴って…恐る恐る玄関モニターを見ると、そこには元不倫相手の妻の姿が…。正直、結奈さんが家にまで押しかけてくるとは思ってもみませんでした。一哉さんに私の住所を聞き出してやって来たのでしょう。彼女は『あなたに夫は渡さないから』『お金がほしくて不倫に走ったんでしょ、軽い女ね』と大声を出し始めて。私は驚きのあまり立ちすくんでしまいました」結局、有紗さんは玄関から出ることはなかったそうです。「その後顔を合わせることなく、結奈さんは帰っていきました。翌朝、ごみを捨てに外へ出ると『昨夜はうるさかったね』と隣に住む男性に嫌味を言われて…私は『ご迷惑おかけしてすみません』とすぐに謝罪。すると『お金を払ったら、俺とも関係を持ってくれるの?』とニヤニヤしてきて。この言葉を聞いて、昨日彼女が騒いだのも私がマンションに住みにくくするためだったのではと悟ったのです。私は恐怖を覚えマンションを出ることに…帰る実家もなくホテルを転々とする日々。元不倫相手の妻から慰謝料を請求されるも、精神的ダメージから仕事に復帰することはできそうもありません。何もかも失った私はこれからどう生きていけばいいのでしょうか」一方的に腹を立て仕返しに夫を略奪した有紗さん。たとえ不倫相手にすべてを満たされたとしても、人の家庭を壊すようなことをしたのだから、満足いく時間が長続きしなくても仕方ありません。結果的に身を滅ぼすことにならぬよう、しっかり自分の感情をコントロールしたいところです。©SOMKID/Adobe文・菜花明芽
2024年04月08日上から目線の態度を取られると誰でも腹が立つのではないでしょうか。今回は、ある人物からのマウントをきっかけに既婚男性との不倫に走ってしまった31歳女性のエピソードをご紹介します。仕事で独立するも…ある生徒さんの存在が悩みの種に有紗さん(仮名・31歳)は現在とある既婚男性(一哉さん・仮名・42歳)と不倫関係にあるそうです。なぜ、有紗さんは先の見えない恋愛に足を踏み入れてしまったのでしょうか。「私は一人っ子で早くに両親を亡くしました。ですので、しっかり働いて一人でも生きていけるようにと考えていて。ヨガインストラクターとしてジムに勤務していたのですが、最近独立して出張ヨガに切り替えることに。ゆくゆくは自分のヨガ教室をひらくことが夢なんです。少しずつ生徒さんが増えてきて…私はやる気にみなぎっていました」こんなにも仕事熱心な有紗さんが不倫に陥るとは到底思えないのですが…。「実はある生徒さん(結奈さん・仮名・32歳)のことで頭を悩ませていました。彼女は、大きな家に住む社長夫人で年齢も近いこともあり、私にとって憧れの存在だったのです。レッスンは真剣に受けてくれるし、ポージングも呼吸もうまいし、ヨガについては何も言うことはないのですが…。帰り際になると『あなたこの仕事で食べていけるの?』『生活が大変ならもっと月謝を払ってもいいわよ』と上から目線で物を言ってきて。最初は笑顔で受け流していたものの、結奈さんの偉そうな態度に内心イライラするようになりました」不満を募らせた有紗さんは、ある人物に目をつけるようになったと言います。「結奈さんは主に夕方ヨガレッスンを行っていました。そのため、彼女の夫である一哉さんが仕事から帰宅し、私と顔を合わせることもしょっちゅうあって。彼とは挨拶を交わす程度だったのですが、マウントばかり取る結奈さんに一泡吹かせたい一心で、夫を略奪することを決意。彼女がトイレに行っている隙に、私は連絡先を書いたメモを一哉さんにそっと手渡したのです」有紗さんの思惑通り、程なくして一哉さんから電話がかかってきたのだとか。「私は一哉さんと頻繁に連絡を取り合うようになり、やがて不倫関係になりました。彼は社長なので羽振りがよく、私にタワーマンションの部屋を用意してくれたり、念願のヨガ教室をひらく資金も出してくれたり…それはもう至れり尽くせりで。妻の結奈さんが週末他の習い事をしているのをいいことに、彼女の外出中に家を訪れ、そのまま夫婦のベッドで彼とカラダを重ねていたのです。その上、勝手に彼女のブランド品を身にまとい『妻より君の方がずっと似合っているよ』と彼に褒められて、私は完全に調子に乗っていました」一哉さん夫婦には子どもがいなかったので、有紗さんは彼を簡単に奪えると思ったそう。突然不倫相手に別れを告げられて…その時彼が手渡してきた封筒の中身とは…?「いつものように週末彼の家に行きました。すると、一哉さんは神妙な面持ちで『妻に君との不倫がバレた』『俺は社会的立場があるから妻とは離婚できない』と言うと『これで不倫はなかったことにしてくれ』と私に分厚い封筒を手渡してきて。中身を確認するとそれは多額の手切れ金だったのです。驚いた私は、思わず受け取りを拒否。そうすると彼は『もう別れるのだからマンションの家賃も払わないし、ヨガ教室へのお金も出さない』『わかったらすぐに帰ってくれ』と冷たく言い放つと、その場を去っていきました」あっけなく彼に捨てられてしまった有紗さん。別れを機に金銭の提供をしてもらえなくなっても、自らの努力で手にした訳ではないのだから、何も文句は言えないのではないでしょうか。©Maksim Kostenko/Adobe文・菜花明芽
2024年04月08日新卒で入社したばかりの会社で、既婚者だとは知らなかった年上の先輩社員と深い仲になってしまった奈々美さん(仮名)。不倫相手の山本さん(仮名)の「もう離婚間近」という言葉を信じ、軽い気持ちで不倫関係を継続してしまったそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、社内不倫をしたせいで人生が転落した20代女性のエピソードをお届けします。SNSに不可解なコメントが…奈々美さんが山本さんとの社内不倫を続けていたある日、奈々美さんのSNSに「この女は不倫をしている」という趣旨のコメントが何度かつくようになったとのこと。不気味に思いながらもSNS上で返信はせず、おかしなコメントがつくたびに削除をしていたそうですが、次第に我慢の限界を迎えたそうです。「しばらくは、悪質なイタズラだと思いながらも静観していたのですが、何日かに1回そういうコメントが入ってくるので、思い切って送り主にDMを送ってみたんです。すると、コメントをしていた相手は自ら、山本さんの妻だと正体を明かしてきて、私と二人で会いたいと言ってきました」なかなか離婚をしない山本さんに対して不満が大きくなっていた奈々美さん。山本さんの妻がコンタクトをとってきたことで、妻に対して離婚について直接提案ができると意気込んでいたそう。そこでDMではあえて細かい話をせず、会ったときにきちんと話そうと思い、数日後に会う約束をしたといいます。不倫相手の妻は自分と同世代だった「待ち合わせ場所に向かうと、山本さんの妻が約束通りに現れました。驚くことに、妻は私と同世代の女性だったんです。私は山本さんの話ぶりから、てっきり妻は私よりもうんと年上で、山本さんと同じくらいの年齢だと思っていたので、すごく年下の妻だったことにショックを受けました」妻いわく、山本さんとは社内結婚で、夫は彼女の教育係を務めていたという事実が発覚。妻と自分がまったく同じパターンだったことに驚くとともに、ここで初めて山本さんが年下好きの浮気症であることに気づき始めたそうです。「山本さんは前職のころ、妻が育休中に新卒社員と不倫をしたことが会社にバレて、転職に至ったことも判明しました。山本さんはただ若い子が好きなだけだと妻から聞かされて…。もはや私からは、何も言えませんでした」打ちひしがれた奈々美さんは、その後すぐに山本さんとは別れました。しかし、社内の人たちは奈々美さんと山本さんとの関係を薄々察していたために、奈々美さんは不倫を終えてからも、同僚たちから腫れ物に触るような扱いを受け続けたと言います。「仕事をするにも支障が出て、社内の人間関係が気まずくなったから、結局は自主退職しました。せっかく頑張って入った会社なのに、不倫のせいで過去の努力が水の泡です。親にも退職の本当の理由を話せませんでした。若い女の人と不倫をしたいだけだった人に騙されるなんて…。あの頃に戻れるなら、山本さんとは絶対に深入りなんてしません。今はただ、失ってしまったキャリアをどう巻き返したらいいのかと、毎日悩み続けています」不倫をしている最中には、自分だけは特別と錯覚をしたり、妻よりも自分のほうが愛されていると思い込んだりしがちです。しかしそういった幻想から目が覚めたときに、失っているものの大きさに気づいて愕然とする話は後を絶ちません。身近な人と不倫関係になりそうになっても、絶対に応じるべきではないのは言うまでもないでしょう。©K+K/Adobe Stock ©naka/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月07日社会人になって間もない頃は、知らないうちに世間の荒波に巻き込まれてしまうこともあるでしょう。20代前半で予想もしなかったドロドロの不倫に足を踏み入れ、人生を大きく狂わせてしまった女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。相談役の先輩社員と社内恋愛をスタート奈々美さん(仮名)は新卒で、とある企業に入社。その会社では直属の上司とは別に、先輩社員が新卒社員の相談役を務める“メンター制度”を取り入れていたそうです。奈々美さんのメンターの山本さん(仮名)は、奈々美さんが就職活動のときにOB訪問でお世話になった先輩社員で、「顔を知っている人がメンターで良かった!」と、すっかり安心。山本さんを頼りにしていた奈々美さんでしたが、これがきっかけで奈々美さんの人生は大きく狂ってしまう事態に…。「OB訪問で10歳近く年上の山本さんの話を聞き、仕事や会社に憧れを抱いていました。山本さんのおかげでその企業への志望度が高まったという背景もあり、私は山本さんとの運命的なつながりを感じて舞い上がっていました。メンターとは頻繁に話をする間柄なので、仕事の相談をするうちに山本さんと私の距離はどんどん縮まっていきましたね。毎週末は山本さんと飲みに行くのが当たり前になって、自然と男女の関係も持つ仲になっていったんです」恋人が既婚者だと知って…奈々美さんはしばらくの間、仕事もできて優しく、大人の魅力を感じる山本さんと、社内恋愛ならではのシチュエーションを楽しむ日々を送っていたとのこと。ところが、順調に交際が進んでいると思っていたある日、山本さんから実は既婚者だと打ち明けられてしまいます。「その話を聞いたときには、“え?まさか?”という感じでした。だって山本さんは家庭を持っている感じが全くなかったし、週末も普通にデートをしていたので…。ただ、山本さんの年齢を考えると結婚をしていても不思議ではないと、そのときに初めて気づきました。山本さんからは“夫婦関係は冷え切っていて、もう離婚間近”と聞いたので、それなら妻と別れるまでの辛抱だなと思うことに。不倫は嫌でしたが、少しの我慢だと納得して、関係を続行する道を選びました」結婚をしていても生活感がなく、既婚者の雰囲気をまったく感じさせない人もいます。すでに想いが盛り上がっている段階になって、実は既婚者だと打ち明けられても、気持ちの整理をつけるのが難しい場合もあるでしょう。隠れ既婚者と不必要な距離を縮めないためにも、親密になる前の段階で相手の既婚の有無は、きちんと確認しておくに越したことはありません。©wichayada/Adobe Stock ©琢也 栂/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月07日会社の課長(既婚者)に勧められたことをきっかけに、サウナにハマった美羽さん(仮名・28歳)。彼氏に“一緒に行こう”と誘ったところ、断られてしまいますが、そのあと上司に誘われて二人でサウナに行くことに…。自然と距離が縮まり、ホテルに誘われて深い関係になってしまったそうです。その後関係はどう変化していったのか、詳しくお聞きしました。課長とサウナデートを重ねる日々「課長と二人でサウナに行ったあと、そのままホテルに行くような関係が続きました。二人で入れるようなプライベートサウナに出かけたり、少し足をのばして、山のなかにあるサウナなどに出かけたりもしましたね。課長とはどんどん親密になり、まるで恋人のような感覚に。一方で、彼氏とは疎遠になっていきました。課長と関係が始まったころに、“妻とうまくいっていない”“離婚も考えている”と言っていたこともあり、私もどんどん本気になっていきました。ただ、付き合いが長くなるにつれて、次第にそんな言葉を聞かなくなっていったんです」「離婚の準備も整いましたか?」と尋ねると…「あるとき課長が出張に出かけ、“今日はのサウナに行ってきた”とLINEが届きました。そうやって連絡は取り合っているものの、内容はサウナの話ばかり。私は、単なるサウナ仲間にしか思われていないのでは…と思ってしまいました。そこで、ちょっとした意地悪も込め、冗談半分で“離婚の準備も整いましたか?”とLINEを送ってみたんです。それに対して、返事がありませんでした。それどころか、その連絡を境にピタッとサウナへの誘いもなくなってしまったのです」他の女性社員をサウナに誘う課長に激怒「課長とプライベートで会う機会のないまま、1か月ほどが経過しました。課長は、職場では相変わらずサウナトークを繰り広げていて、同僚たちに対してサウナの素晴らしさを語っていました。そのなかに新人の女性社員がいて、彼女が“行ってみたい”と興味を示したんです。すると課長が“今度行こう!”と嬉しそうに応えていたのです。その様子を横目に見ていて、私のなかで何かがブチッと切れました」職場と妻に不倫を暴露しようとして…「課長に、“私とは一緒に行ってくれないのに”とLINEを送りました。そこで普通に誘ってくれたらいいのに、“あれは社交辞令だから”とただ言い訳してきたので、頭にきてしまいました。“会社に私たちの関係を伝えます”と伝えたあと、怒りのままに“妻にも伝えます”と送りました。すると、課長から電話がかかってきました。冷静になるように言われ、そんなことをしたら会社にいられなくなる、と諭されて…。“妻からも慰謝料を請求されかねない”とも言われ、少し落ち着きました。私も、職場を離れるのは嫌だったので思い止まることに。課長との関係も、これ以上先はないと諦め、解消することになりました。あれから半年ほどが経ち、今も同じ職場で働いていますが、ギクシャクした関係が続いており、居心地の悪さを感じます。課長もその一件以来、職場でサウナの話を一切しなくなりました」“サウナ好き上司と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。不倫をしたあと、もとの関係に戻れることはありません。人間の感情は、そんな都合よくはいかないもの。同じ職場で働きながらも、これからさらにこじれていく可能性もあるでしょう。©kevers/Adobe Stock ©DimaBerlin/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月05日趣味が合う人とは、距離が縮まりやすいもの。そんな相手が職場にいたのなら、すぐに親しくなることでしょう。美羽さん(仮名・28歳)も勤めている会社の上司と、ある共通の趣味がキッカケで深い関係になってしまったのだとか…。当時の状況を詳しくお聞きしました。職場のみんなでサウナへ「私の勤めている職場は、みんな仲が良く、アットホームな雰囲気でした。というのも、上司である課長が気さくな人だったからです。40代半ばで既婚者、コミュニケーションを大事にするタイプの人でした。その上司の趣味が、サウナ。普段からよくサウナの話をしていました。たまにある出張では、ついでに地方のサウナにも出かけて満喫しているよう。そしてあるとき、“みんなで行こう”と声がかかり、課長のおすすめのサウナに職場の仲間5~6人で出かけることになりました」上司のレクチャーでサウナに目覚める「私はそれまで、サウナの経験がありませんでした。なので、入り方について課長から指導を受けていました。サウナに10~12分入ったあと、水風呂に行き、外気浴で1セット。これを3セット繰り返すように言われていました。初めての経験でキツかったんですが、なんとか熱さに耐えて3セットをこなしたとき、よく聞く“整う”感覚を味わいました。カラダが軽くなるような、スッキリとするような……こんなに気持ち良いものなのかと、サウナに目覚めた瞬間でした」上司を男性と意識した瞬間「サウナから出たあと、宴会場のようなところでみんなで乾杯しました。そこで飲んだビールも最高においしくて。そのとき、課長がすぐ近くにいたんですが、やけに肌が艶々していて綺麗だったんです。溌溂としていて、若返っているようにも見えて、ドキッとしてしまいました。初めて、課長を男性として見てしまいましたね。その後、また個人的にサウナに行きたいと思いました。当時彼氏がいたので、一緒に行こうと誘ってみたんですが、“俺、熱いの苦手なんだよ”と断られてしまい…。課長とLINEでやり取りをしながら、おすすめの場所を聞いたりしましたが、一人だとなかなか気が進まずにいました」上司と二人きりでサウナへ「しばらくして、職場で課長が私に紙袋を渡してきました。誕生日が近かったのでプレゼントをくれたのです。中身は、サウナグッズでした。“興味を持ってもらえて嬉しかったから”と言われましたが、嬉しいのはむしろ私のほう。そこで、彼氏がサウナに興味を持っていないことを伝えると、“じゃあ次の週末にでも行こう”と誘われたんです。そして、課長と二人でサウナへ行き、人生2度目の整う感覚を体験。その時点で、課長との距離はとても近いものになっていました。私のなかで、覚悟というか、すでに期待をしていたのかもしれません。そのあとホテルに誘われても、なんの抵抗もありませんでした。そうして私たちは、不倫関係になってしまったのです」“サウナ好き上司と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。共通の趣味があると、距離も縮まりやすいものです。独身であれば恋愛の始まるキッカケにもなりますが、どちらかが既婚者であった場合、望ましくない関係に陥ってしまうこともあるのでしょう。©Kitreel/Adobe Stock ©paloma/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年04月05日自分の夫が不倫している、そして不倫相手の誕生日を祝おうとしていると知ったら、腹が立ちますよね……。ということで今回は、不倫女の誕生日に復讐した話を紹介します。「夫は私と離婚する気なんてまったくないわ!」「夫が不倫していると知り、怒りで震えました。夫を問い詰めると『彼女とは完全に遊びだ。その子の誕生日だけ祝ってあげたら、別れるから』と言っていて、信じることにしました。まぁでも、不倫相手の誕生日を祝うなんて嫌でしたが……。ただ黙って2人が別れるのを待つだけは嫌だったので、不倫相手の女の誕生日をレストランで祝っているところに乱入。そして『悪いけど、夫は私と離婚する気なんてまったくないわ』『夫があなたに買ったプレゼントを見たけど、どれも安物ね。可哀想に』『夫があなたとは遊びだと、よく分かったわ』と、立て続けに言葉を浴びせてやりました!すごくスッキリしましたね」(30代女性)▽ この後、不倫相手は自分から夫のもとを去っていったそうです。妻をなめるな!と言いたいですね。
2024年04月02日不倫をしている相手が口にする「いつでも離婚できる」を鵜呑みにし、妊娠をした結果、とんでもない結末が待ち受けているパターンもあります。茜さん(仮名)も、住まい探しをサポートしてくれた業者の男性と不倫関係になった末、彼の子どもを妊娠したそう。30代女性の身に降りかかった想定外の悲劇にまつわるエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。妊娠を告げると彼の顔色が変わり…家探しに苦戦していた茜さんは、親身になってくれた不動産会社の大野さん(仮名)と不倫関係に。「いざとなればいつでも離婚できる」という彼の言葉を信じて、密会を続けていたそう。そんななか彼の子どもを妊娠し、これで彼は離婚してくれるだろうと期待をしていた矢先。事態は茜さんの想像もしていなかった方向へと向かっていきました。「私が彼に妊娠の事実を告げると、彼の顔色が目に見えて変わりました。そして、それまで優しかった彼とは別人のように厳しい顔になって『実は妻もつい最近妊娠をしたんだ。だから今、離婚をして茜ちゃんと一緒になることはできない』と言われてしまったのです。妻とは良い関係を築けていないと言っていたので、まさか子作りしているなんて思ってもいなかったし、彼の言葉に絶句するしかありませんでした」茜さんには妊娠した子どもを一人で産んで育てる勇気はなく、彼がすぐに離婚をできないと知ったあとは半狂乱になってしまったそうです。子どもを諦め、人間不信に…「だけど、私がどんなに懇願をしても、彼の気持ちが変わることはありませんでした。結局、子どもは諦めることにして、大野さんとも別れました。別れるときに大野さんは『タイミングが悪くて申し訳なかった』と言っていましたが、私は妻と別れると言っていた大野さんの言葉を信じていたので、裏切られた思いでしたね。その後も金銭的な事情から、大野さんが仲介してくれた物件に住んでいますが、大野さんとは完全に縁が切れました。彼が今、どこでどうしているのかは分かりません。彼が勤めていた不動産屋の前を何度か通ったのですが、大野さんの姿はありませんでした。その後一度だけ、その不動産屋にお客を装って大野さん宛に電話をしたら『退職しました』と言われました。私は大野さんに裏切られたショックが大きくて人間不信に。あれからもう1年くらい経ちますが、今も恋人をつくる気になれません。独身だと言って近づいてくる人に対しても『本当かな?』と疑ってしまうようになり、男性と距離を縮めることができなくなってしまいました」今でも大野さんに強い恨みが残っていると話す茜さんは、できれば一度大野さんに会って、罵倒したい気持ちもあるそうです。しかしそんなことをしても何もいい結果にならないことも分かっているそうで、モヤモヤとした感情を抱えながら、不倫をした自分を後悔する日々が続いていると話していました。どんな事情があるにしても、不倫をして幸せな結末を迎えるケースは稀でしょう。「自分だけは大丈夫」「妊娠をすれば彼は動くはず」と安易な期待をしても、思惑通りに進まないのが大半であるのは間違いありません。©buritora/Adobe Stock ©toya_uz/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月31日新生活が始まるタイミングで、普段とは異なる出会いに胸がときめいてしまう人もいるようです。住まい探しをサポートしてくれた業者の男性と、予想もしなかった不倫関係にハマってしまった30代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。土地勘のない場所での新居探しに苦戦30代前半の茜さん(仮名)は当時、転職に伴って土地勘のない土地での新居探しを始めたそう。しかしなかなか満足できる物件に巡り合えず、何度も不動産業者のもとへと足を運んでいました。「何社か問い合わせをして、1番親身になってくれた業者に家探しをお願いすることにしました。でも、私が出している条件が悪かったのか、なかなか『これ!』という物件がなくて……。そうこうしているうちに、転職の日が近づいてきて、不動産屋に毎日通うハメになってしまったんです」茜さんの担当である大野さん(仮名)は茜さんと年齢が近く、希望条件への理解も深かったため、とても親身になって家探しをしてくれたとのこと。そして、毎日大野さんと顔を合わせていた茜さんは、いつしか大野さんに恋心を抱くようになってしまったのです。「いつか離婚してくれるなら」と不倫関係に「家探しが佳境になった頃、もう希望の物件は見つからないと諦め始めてウンザリしていたときに、とある部屋に内見に行き、そこで『もう家探し疲れた……』と愚痴ったんです。私が大野さんを見ると、彼もじっと私のことを見ていて……次の瞬間には、キスをされていました。その日、家探しのあとに一緒に食事をして、そのままホテルにも行ってしまいました」その時点では、大野さんを「独身」だと思い込んでいたという茜さん。しかし無事に家が決まり、大野さんが新居に遊びに来ているときに「実は俺、既婚者なんだよ」と打ち明けられたそうです。「まさか自分が不倫をするなんて、思ってもいませんでした。大野さんは左手の薬指に指輪をしていなかったから、てっきり独身だと思い込んでいました。でも、既婚だと打ち明けられても既に私は大野さんに心を奪われていたので『いつか離婚してくれるなら、このまま付き合いたい』と言ってしまったんです」大野さんからは、妻とはそこまで仲良くないことや、子どもがいないのでいざとなればいつでも離婚できるなどの話をされ、その気になってしまったと茜さんは当時を振り返ります。「大野さんはイケメンだったし、不倫だけど週に3回はうちに遊びに来ていて、さらに月に何度かは泊まっていくこともあったから、寂しいっていう気持ちはありませんでした。それに、ここまで自由に生活をしているなら、妻と不仲なんだろうなという気がしたので、妻に嫉妬をすることもなく、気楽に密会を楽しむようになりました」左手の薬指に指輪をしていなくても、既婚者である人は少なくありません。指輪の有無だけで判断をし、深い仲になってしまえば、茜さんのように予想外の不倫に足を踏み入れるリスクもあります。親しくなる段階で、相手の状況はきちんと確かめておくに越したことはないでしょう。©buritora/Adobe Stock ©koumaru/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月31日大学時代から恋愛を謳歌していた莉緒さん(仮名・22歳)。念願の小学校教員になるも、教室の雰囲気は悪くなるばかり。そんな時、指導係の敦也先生(仮名・38歳)がとても親身になってくれて。これを機に莉緒さんは彼を一人の男性として意識するようになり、やがて二人は不倫関係に。しかし、突然莉緒さんは敦也先生から別れを告げられてしまいます。いつしか不倫に本気になっていた莉緒さん。他に交際していた男性たちと別れた事実を言い出せぬまま、敦也先生に捨てられてしまって…。職場で彼と顔を合わせるのはつらいけれど、今は仕事に邁進するしかないと思ったのだとか。見知らぬ女性が突然授業参観で不倫を暴露…「数日後、授業参観がありました。初めて保護者と顔を合わせるということもあり、私はとても緊張していて。算数の授業で、子どもたちに『りんごが3つとみかんが2つ…合わせていくつになりますか?』と問いかけることに。すると、ある生徒が『4つです』と答えたので『惜しい!違います、正解は5つです』と説明を始めたのですが…。急に見知らぬ女性が『既婚者と付き合っていたあなたの方がよっぽど間違っているじゃない』と大きな声を出したのです。さらに黒板に私と敦也先生の不倫の証拠写真を張り出して…何事かと思っていると、その女性は『敦也の妻(凛子さん・仮名・37歳)です、公私ともに夫がお世話になりました』と私に言い放ちました」なんと元不倫相手の妻が保護者に混じり授業参観に参加していたのです。「その後はもう修羅場でした。凛子さんは『夫の様子がおかしいと思いスマホにGPS機能をつけた結果、莉緒先生の部屋で二人が密会を重ねていたことがわかりました』『これが証拠写真です』とみんなの前で不倫を暴露。続けて『しかも莉緒先生は他に数人の男性とも付き合っていて…それを知った夫は私の元へ帰って来たんです』と話すと、気が済んだのか彼女はその場を去って行って。その後教室は大騒ぎ…収拾がつかなくなり私は校長先生に呼び出しを食らって強く叱責されたのです。元不倫相手の妻からの思わぬ復讐に私は完全にメンタルをやられてしまいました」莉緒さんは、この出来事を機にしばらく休職することにしたそう。仕事を休み心の回復を図るも…意外な訪問者が現れて…「私を心配した母が少しの間うちに来ることになりました。もちろん、自分の不倫が原因で仕事を休むことになったとは母には内緒にすることに。気分転換にと二人で散歩へ出かけ帰宅すると、ドアの前に誰かが立っていて…顔を見るなり『私のパパを奪わないで』と幼い子が言ったかと思うと、今度は女性が『子どもの受験のためにも夫とは離婚しませんから』と母の前で言ってのけて…。元不倫相手の妻が娘(史果さん・仮名・12歳)を連れて、私へさらなる仕返しをしにやって来たのです。その場の雰囲気で母は私の不倫を察知した様子。『相手の子どもまで巻き込んで…不倫するなんて恥ずかしいと思わないの!』と怒鳴ると、母はそのまま帰ってしまいました」その後、莉緒さんは両親に絶縁されてしまいます。「私は精神的なショックから、職場に復帰することなくそのまま退職しました。すべて自分が悪いのだけれど、元不倫相手の妻の復讐がトラウマとなり教壇に立つことはもうできないと思って。凛子さんから慰謝料を請求されるも、他に何のスキルもないので職探しは難航しています。家賃も払えなくなり、実家も頼れないので友人の家に転がり込んだのですが…。私が不倫していたとわかると『それが理由なら協力することはできない』とその場で友人に追い出される始末。もう踏んだり蹴ったりで…今頃になって不倫に走ったことをとても後悔しています」新生活の大変さから逃れるため不倫に陥った莉緒さん。周りの人から見放されることになっても、相手が既婚者とわかって交際していたのだから「身から出た錆」と言えますね。身勝手に人の家庭を壊そうとすると、それ相応の罰を受けると覚えておきましょう。©NanSan/Adobe文・菜花明芽
2024年03月26日身勝手に不貞を働いて、後々悔やむことになる人は多々いるようです。今回は、親身になってくれた既婚男性と不倫関係に陥ってしまった22歳女性のエピソードをご紹介します。学生時代はプライベートが充実していて…憧れの小学校教員になるも…莉緒さん(仮名・22歳)は現在とある既婚男性(敦也さん・仮名・38歳)と不倫関係にあるそうです。なぜ、莉緒さんは不毛な恋に走ってしまったのでしょうか。「自分で言うのもなんですが、私は昔から男性にモテます。大学在学中も『来るもの拒まず』で数人の男性と交際していて…暇さえあればデートをする日々を送っていました。正直『今が楽しければいい』と考えており、奔放な恋愛をしていたのでプライベートはとても充実していて。そんな私も大学卒業後、念願の小学校教員に…新しい生活に早く慣れようと必死になっていました」やる気にみなぎっていた莉緒さんですが、ひょんなことから既婚男性に関心を寄せるようになります。「いざ教壇に立つと、私はとても緊張しました。一年生の担任を引き受けたのですが、私の動揺が伝わったようで子どもたちはまったく落ち着きがありません。急に席を立ち上がって教室を走り回ったり、隣の子とおしゃべりを始めたり…いくら私が注意しても生徒たちは聞く耳を持たず…。すっかり自信を失っているところに、指導係の敦也先生が声をかけてくれたのです。『子どもたちの前ではもっと堂々と』『一年生はまだ幼いから、わかりやすい言葉選びをすること』と熱心にアドバイスしてくれて。私は頼りになる敦也先生のことを一人の男性として意識するようになりました」しかし、この時点で莉緒さんは他に数人の男性と交際していたのだとか。「敦也先生に興味がわいたものの、本気で好きになったわけではありませんでした。新生活は何かと緊張の連続なので、癒しを得るために新しい恋をするのもいいかなと思ったのです。ですので、他の男性たちと同時進行で敦也先生とも交際しようと考えて…。彼は既婚者だとわかった上で、私から徐々にアプローチを試みました」莉緒さんは、どのように相手に近づいたのでしょうか。「長く生活を共にしていれば、妻(凛子さん・仮名・37歳)に不満の一つや二つあるだろうと考えて『奥さんとうまくいっているんですか…? 』と敦也先生に質問しました。すると『妻は教育ママで娘(史果さん・仮名・12歳)をエリートにしようと躍起になっている』『そのため、帰宅するとすぐ娘の勉強を見ろと言われて…家に帰っても安らぎの時間さえない』と愚痴り始めて。そこで『私が敦也先生を癒してあげたい』と彼の心に寄り添うことで、すぐに私たちは不倫関係になったのです」二人は同じ職場ということもあり、不倫がバレないよう細心の注意を払ったと言います。「私の一人暮らしの部屋は職場から距離があったので、うちで彼と密会を重ねることにしました。敦也先生は周りの目を気にしていつも変装をしてやって来て…。私が手料理を振る舞ったり、二人でテレビを見たり…まるで夫婦のような時間を過ごすことに。彼は『莉緒先生といると心が満たされる』と言ってみるみる表情が明るくなったのです。私も敦也先生とカラダの関係を持つたび、彼への思いが膨らんでいきました」他の男性たちとの交際がバレて…その時彼が放った衝撃的な言葉とは…?「ある日、職場で敦也先生に呼び出されました。彼は『僕の他にも付き合っている男性がいるんだって?』『君は不倫に本気じゃなかったんだね…それなら僕も妻の元へ帰るよ』と言い出して。急な展開に私は頭が真っ白に…敦也先生への強い気持ちから、交際していた他の男性全員に別れを告げていたのですが…。驚きのあまり何も言えないでいると『娘の受験のためとはいえ、妻は僕を必要としてくれているから…君よりずっとマシだよ』と言い残すと、彼はその場を足早に去っていきました」他の男性たちにさよならを告げて、本命を不倫相手一人に絞っていた莉緒さん。この事実を告げることもできず、別れを余儀なくされても相手が既婚者だったのだから、明るい未来は望めなかったのではないでしょうか。©twinsterphoto/Adobe文・菜花明芽
2024年03月26日結婚後も美容部員を続けていた優希さん(仮名・31歳)。化粧品の売れ行きが落ち込んだため、美容系インフルエンサーのママ友(絢さん・仮名・27歳)に宣伝をお願いするも、即断られてしまって。それに腹を立てた優希さんは彼女の夫(宗介さん・仮名・33歳)を略奪することを計画。やがて二人は不倫関係に。しかし、優希さんは突然宗介さんにさよならを告げられてしまいます。優希さんはいつの間にか不倫に本気になっていたので、宗介さんと別れることになり相当つらい思いをしたのだとか。でも、夫(忍さん・仮名・34歳)に浮気がバレていなかったので、とりあえず元の生活に戻ることにしたと言います。元不倫相手の妻からの電話…浮気の復讐を予告されて…「数日後、元不倫相手の妻の絢さんから電話がかかってきました。出るなり『あなたの依頼を断ったからといって、夫を略奪するなんて許せない』『二人でずいぶん不倫を楽しんでいたのね』と怒鳴られて。最近太り始めた宗介さんを不審に思った彼女が探偵にすべてを調べさせた様子。私は予想外に不倫がバレたことで頭が真っ白に。絢さんは『最終的に夫は私を選んだのよ』『こちらからもそれ相応の復讐をさせてもらうから…私のSNSをよくチェックしておくことね』と告げると電話を切りました」絢さんからの復讐は想像をはるかに超えるものだったそう。「しばらくすると、インフルエンサーである絢さんのSNSに私と宗介さんの不倫の証拠写真が投稿されました。彼の顔はわからないよう加工されていたのですが、なんと私の顔はそのまま載せられていて。さらに『美容部員のママ友から化粧品の宣伝をお願いされ、それを断ったら腹いせに夫を略奪されました』『私の何がいけなかったのでしょうか…』というコメントが書かれたのです。絢さんの言葉にたくさんの人が同情し、瞬く間にSNSは大炎上。不倫をとがめる発言はもちろん、私の名前や勤め先も特定されることに。街に出ても見知らぬ人からの視線を感じるようになりました」このタイミングで、優希さんは会社の上司から呼び出されたと言います。「上司の話はやはり絢さんの投稿についてでした。彼女は会社名こそ出さなかったものの、私の顔が世間にバレたことで勤務先が特定され、結果的に化粧品会社としてもSNSで炎上してしまって。上司に『君が個人的に宣伝を依頼したことで、会社にネガティブなイメージがついた』と叱責されたのです。私はこれ以上周りに迷惑をかけられないと考え、その場で責任を取って会社を辞めることにしました」夫に不倫がバレて…その時彼が下した大きな決断とは…?「帰宅すると、夫は怒り心頭でした。SNSで炎上したことで私の不倫も夫の知るところになった様子。私が慌てていいわけしようとすると、夫が『お客さまが来た』と言うので、後ろを振り返るとそこには私の両親が立っていたのです。両親はSNSをしないので不倫がバレることはないと秘かに高をくくっていたのですが…。顔を見るなり『忍さんからあなたが不倫していると聞いたわよ』『謝罪の気持ちがあるなら態度で示しなさい』と両親に怒鳴り散らされて。私は夫の目の前で土下座をして許しを請うたものの『君には愛想が尽きた…離婚しよう』と告げられてしまいました」優希さんは、それを受けて両親に絶縁されてしまいます。「私はすぐに家を追い出されました。実家を頼ることもできないので身を寄せるためのホテルを探していたら、夫から電話がかかってきて。『さっき保育園に娘(日和さん・仮名・4歳)を迎えに行ったら、周りの保護者から白い目で見られた』と言うのです。続けて『お前の不倫が原因で日和がいじめられたらどうするつもりだ』と責められて…その結果私は親権を失うことに。夫に慰謝料を払うため職探しをしているのですが…一度SNSで炎上している身なので、どこの化粧品会社へ行っても門前払いを食ってしまいます。今まで地道に積み重ねてきた美容部員としてのキャリアも意味をなさなくなってしまいました。家族も仕事も、住む場所も失って…一時の感情で不倫に走ったことを後悔してもしきれません」ほんの仕返しのつもりで不貞を働いた優希さん。不倫の代償として大切なものを失っても、すべて背負って生きていくしかありません。人生のやり直しはそう簡単にできないと覚えておきましょう。©kei907/Adobe文・菜花明芽
2024年03月12日「意に沿わない結果を受け入れられない」というのはかなり自分勝手ではないでしょうか。今回は、ママ友に頼み事をしたものの、断られたがために不倫に走ってしまった31歳女性のエピソードをご紹介します。美容部員として活躍するも…化粧品の売り上げは落ちるばかり優希さん(仮名・31歳)は結婚しているにもかかわらず、現在とある既婚男性(宗介さん・仮名・33歳)とW不倫しているそうです。なぜ、優希さんは先行き不安な恋愛に走ってしまったのでしょうか。「私は、夫(忍さん・仮名・34歳)と娘(日和さん・仮名・4歳)の三人家族です。結婚後も化粧品会社の美容部員を続けており、この仕事は自分の天職だと思っています。しかし、数年前から外出の機会が減ったことで、化粧品の売れ行きは思わしくなくて…常々何か解決策はないかと悩んでいました」仕事熱心な優希さんは、あるアイデアを思いつきます。「子どもが同じ保育園に通うママ友(絢さん・仮名・27歳)が美容系インフルエンサーをしていることを思い出しました。家族ぐるみで親しくしているので、SNSでうちの化粧品をお勧めしてくれないかと彼女にお願いすることに。すると『自分でいいと思った物しか発信しないから』と断られてしまって…。たしかに絢さんの言うことはごもっともですが、私は『友人なんだから少しくらい協力してくれてもいいじゃない!』と内心腹立たしく思っていました」この出来事をきっかけに、優希さんはママ友に仕返しをしようと企んだのだとか。「数日後、いつものように絢さん家族と一緒に出かけました。私はさりげなく彼女の夫に近づいて『奥さんってとっても美人ですよね、何も不満はないでしょう…?』と話しかけてみたのです。すると彼は『美容にいいことを押しつけられて困っている』と語り出し『白湯は飲むと基礎代謝が上がるからと、毎日水筒に入れて会社に持たされている』『週末には一定期間食事をしないファスティングに付き合わされて、お腹が空いて仕方ない』と愚痴り出して…。私は『それは大変ですね』と宗介さんに共感することで、徐々に彼の心を奪おうとしました」優希さんは、頼み事を断られた腹いせにママ友の夫を略奪しようと考えたのです。「秘かに宗介さんとLINEを交換し、頻繁に不平不満に耳を傾けました。彼が妻の絢さんに不満を抱いていたこともあり、すぐに不倫関係に陥って…。浮気がバレることを恐れ、二人とも『休日出勤』と家族に嘘をついて、週末遠方まで出向き人目を避けることを徹底。彼が妻の健康志向な食事に不満を募らせていたので、逆をついて私たちはメガ盛りのおいしい店を中心に食べ歩くことに。お腹いっぱいになるとそのままホテルへ行きカラダを重ねました」不倫を楽しんでいた優希さんにこの後思いもよらない出来事が起こります。不倫相手に突然別れを告げられて…あまりのことに納得できず…「ある日、彼から突然電話がかかってきました。いつも不倫がバレないようLINEで連絡を取り合っていたので何事かと思ったら、電話に出るなり『君とはもう別れる』の一点張り。私が『急に何を言っているの…?妻の絢さんといても息苦しいだけでしょ』と彼を諭そうとするも『やっぱり妻が一番なんだ』と言われたのです。いつしか不倫に本気になっていた私は、宗介さんの心変わりに気持ちがついていけず…。最後に『不倫はなかったことにしてほしい』と告げられ一方的に電話を切られてしまって…彼を引き止めることもできないまま私は別れを余儀なくされました」思い通りにならないと腹を立て不倫に走った優希さん。相手が既婚者だとわかっていたのだから、急に別れることになってもやむを得ないのではないでしょうか。©buritora/Adobe文・菜花明芽
2024年03月12日20代の頃に社内不倫をしていた不倫相手と、再び同じオフィスで働くことになった美咲さん(仮名)。夫には不倫を隠しきっているものの、元不倫相手からしつこく復縁を迫られ、過去の過ちのせいで苦労する日々を送っているそうです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、過去の不倫のせいで今の生活に不安を抱いている30代女性のエピソードをお届けします。過去の不倫を隠すために、元不倫相手の連絡を無視できない日々美咲さんは、元不倫相手である田中さん(仮名)から復縁を迫られた際に、「今は夫が一緒に住んでいるから無理」と跳ねのけたそう。しかし、その後もオフィスにいるときに田中さんからやたらと視線を感じるようになったり、社内チャットが頻繁に届いたりして、どう対応すればいいか困ってしまっていたとのこと。過去の不倫を絶対に周囲にバラされたくない美咲さんは、田中さんを完全に無視することもできず、付かず離れずの距離感をキープするために苦心していたと語ります。「田中さんを逆上させて、不倫をバラされたら仕事にも家庭にも影響が出るので、それだけは絶対に避けたかったんです。だから、ときには彼の発言に対して、私が思わせぶりな態度をとることもありました。そんなことをしているうちに、ある日彼に自宅の最寄り駅で待ち伏せされてしまって…。さすがにこれはまずいと思いました。私の自宅近くにまで来るほど思い詰めているなら、今きちんと話そうと提案したのですが、田中さんは話を聞いてくれなくて。だから仕方なく『もうあなたと関係を持つことはできない』と、改めてはっきり伝えたんです」すると、田中さんは大声で「あんなに俺のことが好きだって言ってくれていたのに!」と叫び出したとのこと。周りに人がいる場所でいきなり感情的になっている姿を見て、美咲さんはしばらく唖然とした状態に。すると、突然背後から夫が現れ、「どういうことだ?」と声をかけられてしまったのだとか…。夫と元不倫相手が鉢合わせ「その日は雪が降る予報だったので、なんと夫は私を駅まで迎えに来てくれていたんです。まだ夫は駅に到着していないと思っていたんですが、実はもう着いていて、私が見知らぬ男性と会っている様子だったのでこっそり見ていたらしいです。かなりヤバい状況だと思ったので、田中さんを置き去りにする形でその場をいったん離れ、夫婦で家に帰りました。夫から『あいつは誰なんだ?』と聞かれたので、元不倫相手とは言わずに、昔付き合っていた元彼だと説明しました」最初は疑っていた様子の夫も、今までに密会の気配がなかったことや駅での二人の様子から、いったんは美咲さんの潔白を信じてくれたとのこと。しかし、本当に「元彼」でしかないのかを怪しまれる日々が続いているそうです。「田中さんは、夫と鉢合わせてからようやく大人しくなりました。しかし、夫はやっぱり私と田中さんの関係を疑っているみたいです。独身時代に付き合っていた元彼が同じ職場にいるなんて話はしたことがなかったので、腑に落ちないところがあるのでしょう。今は、不倫の過去をとにかく知られないように気をつけていますが、田中さんが暴走すれば職場にバレるのは時間の問題ですし、いつ夫に不倫がバレるか毎日恐ろしくてたまりません」過去のあやまちだと考えていても、家族を裏切った事実が発覚すれば、家族仲に影響が及ぶのは必然と言えます。「絶対にバレない」という自信があったとしても、不倫をするべきではないのは言うまでもありません。©polkadot/Adobe Stock ©ARAMYAN/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月10日かつて不倫をしていたという人もいれば、今まさに不倫をしているという人もいるかもしれません。なかには、すでにパートナーにバレそうな状況を迎えている人も。今回はそんな、“今にもバレそうな現在進行形の不倫”について、女性たちに状況を語ってもらいました。夫を不倫相手の名前で呼んでしまった「私はたまに一人で飲みに行くんですが、あるバーで知り合った若い店員さんと親しくなり、いい関係になりました。ある日の休日も、夫と二人で部屋でダラダラしているときに、私は不倫相手の彼とLINEをしていたんですね。そしたら、夫に声をかけるときに間違えて、彼の名前である“カイくん”と呼びかけてしまいました。ちゃんと聞こえなかったのか、夫が不思議そうな顔でこっちを見たので、私は慌てて背中を掻いて、“ああ、痒い……”とごまかしましたが、怪しまれていると思います」マキ(仮名)/33歳名前を呼び間違えるというのは、パターンとしてはありがちかもしれません。そういった綻びが発端となり、破滅へと向かっていくのでしょう。スマホを忘れてGPSで探したら…「私の不倫相手は独身なので、彼の家へたまに遊びに行きます。あるとき彼の家から戻ってくると、手元にスマホがありませんでした。帰りのタクシーに忘れたと思いましたが、タクシー会社が分からず連絡できなくて…。夫にそれを伝えると、“GPSで分かるかも”と言われたので、探してもらいました。結局スマホは見つかりましたが、場所は明らかに彼のマンションを示していたので、必死でごまかしました」エイミ(仮名)/30歳スマホをなくしたときは、場所がどこかハッキリと分からない場合もありますよね。こういった状況から、不倫が発覚するケースもあるようです。夫に尾行されている「友人が企画したパーティに参加したときに知り合った男性と、不倫関係になりました。相手も既婚者で、土日のどちらかで会うことが多かったんです。ある日、夫には“友だちと飲みに行ってくる”と言って家を出て、駅に着いてなんとなく辺りを見回したとき、怪しい人影が…。雰囲気を見てすぐに夫だと分かったので、慌てて方向転換しました。その日は“友だちにドタキャンされた”と家に帰りましたが、翌週も同じように尾行をされました。おかげで、不倫相手とはしばらく会えていません」サチ(仮名)/31歳夫にはすでにかなり怪しまれているようです。実際に不倫相手と会えていないわけですから、ある意味では尾行は成功していると言えるかもしれません。上司のSNSに友だち申請「私は職場の上司と半年ぐらい不倫をしています。仕事終わりに二人で食事をしてホテルに行くような感じなんですが、細心の注意は払っているつもりです。夫には、怪しい素振りをまったく見せていないと思っていたんですが…。あるとき、不倫相手の上司から、“こんなの来たんだけど”とスマホを見せられました。なんと上司のSNSに、夫から友だち申請が届いていたのです。二人にはまったくつながりがないので驚きでした。もしかしたら、上司といるところを目撃されたか、LINEを覗かれたのかもしれません」(仮名)/30歳夫は不倫相手を特定して申請してきたのか、怪しいと思う相手数名に申請したのか…。なんにせよ不倫を怪しまれている可能性が高く、バレる寸前の状態なのでしょう。“妻が今にもバレそうな現在進行形の不倫”をご紹介しました。自分ではバレていないつもりでも、夫側はすでに何かを察し、行動に移っている場合もあります。バレていると少しでも感じているのであれば、一刻も早く罪を償うために何か策を講じるべきかもしれません。©kapinon/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年03月07日婚活などの資金を手に入れるために、パパ活を始めたという30代会社員の春美さん(仮名)。しかし一度ホテルへ行ったことをきっかけに、パパ活相手の男性に本気になってしまい、不倫関係へと落ちてしまったそう。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、安易な行動によって地獄の展開を迎えた女性のエピソードをお届けします。「お金の関係は虚しいからもう渡さない」と彼に言われ…パパ活相手だった山内さん(仮名)と不倫をスタートさせて2か月ほど経ったときに、春美さんは山内さんから「僕たちは恋愛をしているのに、お金の関係が続くのは虚しいから、もうお金は渡さない」と宣言をされたそう。春美さんも、お金のやり取りをすると生々しい雰囲気になることが気になっていたので、山内さんの申し出を二つ返事で了承したそうです。「パパ活感がなくなって、普通の恋人関係で付き合えるようになるから、そのときの私は山内さんからの申し出がむしろ嬉しかったんです。今思えば、お金を渡さずにホテルに行けるので、山内さんにとってはメリットしかなかったんでしょうけど…。当時の私は山内さんに夢中だったので、彼の真意を疑うこともなく、なんでも彼の言う通りにしていました」妻に不倫がバレて慰謝料を支払うことに不倫ではあるものの、純粋な恋人同士のように金銭が絡まない関係になって3か月ほど過ぎたときに、事態は急展開を迎えます。春美さんのもとに、山内さんの妻を名乗る女性からSNSのダイレクトメッセージが届いたのです。「山内さんの妻だという女性から、“不倫の証拠を押さえている。すぐに夫とは別れてほしい。慰謝料もきっちり請求する”といった内容のメッセージがきたんです。私が不倫をしていることは友だちにすら話していなかったから、山内さんが何かヘマをしてバレたんだな…って思いました。すぐに山内さんに電話をしてみたのですが、なんと着信拒否になっていて、何度かけても繋がらなくて…。そのとき初めて、私は『これはヤバい』と気づいたんです」SNSのDMを無視していると、その後も何度か山内さんの妻からDMが届いていたそう。それも無視をし続けたら、そのうちに届かなくなったとのこと。しかしその後、山内さんの妻から自宅に内容証明郵便が届き、そこには不倫の慰謝料を請求する旨が書かれていたそうです。「自宅の住所まで知られてしまった以上、もう逃げられないと思いました。妻を名乗る女性からDMが届いて以降、山内さんはお別れも言わずに私のもとから去ったまま。内容証明が届いたときも誰にも相談できませんでしたね。ジタバタしても仕方ないので、慰謝料を払って終わらせるしかないんだなと諦めました」春美さんは借金をして妻から請求された額を支払い、山内さんとは結局、一度も連絡がつかないままで関係は終わったそうです。「払った慰謝料は、山内さんからパパ活で受け取っていたお金と比較にならないほど何倍もの額です。パパ活で儲けたつもりでいたけれど、借金をして慰謝料を支払った今は、むしろマイナス。恋愛もパパ活も順調に進めて、パパ活で得たお金で婚活を成就させるはずだったのに……まったく想定外の結末になってしまいました。今はまず借金を返済しないといけないので、恋愛や婚活どころではありません。あのとき、パパ活に手を出すべきではなかったし、山内さんからホテルに誘われたときにも断るべきでした。いろんなことを安易に考えていたせいで、取り返しのつかないことになってしまったと反省しています」どんな経緯で出会った相手でも、不倫関係になってしまえば、妻から慰謝料を請求されることも。安易な考えで関係を続けてしまうと、それだけドロドロの結末を迎えるリスクも高まるでしょう。©Monet/Adobe Stock ©one/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月03日独身同士の出会いを求めていたはずなのに、パパ活をきっかけに既婚者との不倫に走ってしまう女性もいます。安易な行動を重ねた結果、自分でも想像しなかった悲惨な末路を迎えた30代女性のエピソードを、元議員であり相談者の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。恋愛は恋愛、パパ活はパパ活と割り切っていたはずが…30代の会社員・春美さん(仮名)は、結婚願望はあるものの納得できる相手との縁に恵まれないまま、何年も時間が経過。そのうちに自分の稼ぎだけでは遊ぶお金も婚活にかけるお金も足りないと感じるようになり、パパ活に手を出したと語ります。「恋愛は恋愛、パパ活はパパ活って感じで、自分のなかでは割り切って考えていました。恋愛をするにしても、出会いの場に行くには洋服や美容代などそれなりにお金がかかるので、私の稼ぎだけではキツくて。最初は婚活代を捻出するために、友だちの勧めもあってパパ活を始めただけだったんです」容姿に恵まれている春美さんは、パパ活を始めてから順調に収入を増やし、遊ぶお金や美容代にも余裕が出てきたそう。しかし恋愛や婚活はまったく思い通りに進まず、焦りを抱える毎日だったそうです。「独身の相手を求めてマッチングアプリにも登録しましたが、いざ会ってみると“思っていた人と違ったな”という出会いばかりで。マッチしてメッセージのやりとりをして、会う約束をして……という一連の流れにもだんだん疲れてきていたんです。そんなときに、パパ活で知り合った山内さん(仮名)からホテルに誘われて、ついOKしてしまいました」割り切った「大人の関係」のつもりが心を奪われ…山内さんが既婚者であることを知っていた春美さんは、体を重ねるまでは「数いるパパのうちのひとり」程度にしか捉えていなかったとのこと。しかし体を重ねてしまったことによって、自分の気持ちに変化が生じてしまったと振り返ります。「肉体関係を持ったことで、情が湧いたのでしょうか。気づいたら、山内さんに恋をしていたんです。私は恋愛では一途な性格なので、好きな人ができてしまうと、もう他の男性は見えなくなってしまうんですよね。山内さんを好きになったときも、彼が既婚者であることはわかっていたけれど、もう気持ちは止められないところまできてしまっていました。だから山内さんから誘われるたびに、私は他の予定をドタキャンしてでも彼に会うようになりました」恋愛や婚活は計画通りに進んでいないことを認識しつつも、久しぶりに好きな人ができたことが嬉しかった、と春美さんは当時を振り返ります。最初の頃は「彼が独身だったらよかったのに」と思っていたそう。ですが、すでに婚活に疲労感を覚えていたこともあって、「しばらくは不倫でもいいかな…。誰もいないよりマシだし」と、ズルズルと関係を続けてしまったのだとか。山内さんとのデートではパパ活のお手当も受け取れたので、「好きな人と楽しい時間を過ごして、さらにお金までもらえるから一石二鳥だと思った」と当時を振り返っていました。パパ活がきっかけで不倫に足を踏み入れてしまい、なかなか抜け出せなくなるパターンもあるようです。自分では「お金のため」と割り切って始めたつもりでも、気持ちを奪われてしまった途端に、それまでとは異なる関係性になっていく例もあるでしょう。何がきっかけであれ、不倫には絶対に足を踏み入れるべきではありません。©maru54/Adobe Stock ©west_photo/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月03日不倫に走るパターンはいろいろあるでしょう。なかにはちょっと変わったシチュエーションで、あり得ないと思われる相手と不倫関係に堕ちてしまった女性もいるようです。今回はそんな、“後悔している不適切な不倫相手”というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。親友の夫と…「高校時代から付き合いのある親友が結婚しました。相手の男性を紹介してもらいましたが、彼は年下で、昔はかなり遊んでいたタイプのよう。妊娠がきっかけで結婚することになったそうです。私は二人の子どもと遊んだりするために、よく家を訪ねることがありました。子どもが眠ったあと、3人で食事をすることも多かったですね。親友はお酒が飲めないので、親友の夫と私の二人でよくお酒を飲んでいました。あるとき、親友が寝ている子どもの様子を見に行った際に、酔った勢いで親友の夫とキスをしてしまったんです。一度してしまってからは、二人きりになると毎回キスをする流れができてしまいました…。今はキスまでですが、もしそれ以上を求められたら断れる自信はありません」アカリ(仮名)/26歳これは時間の問題かもしれません。親友の家庭を自分の手で壊す前に、今のうちに距離を置くべきではないでしょうか。息子の通う幼稚園の先生と…「息子が幼稚園に通い始め、送り迎えをするように。担当の先生と顔を合わせるんですが、若くてイケメンだったので、周りのママ友からも人気がありました。ある日、私がスーパーで買い物をしているとき、偶然その先生と会ったんです。どうやら家が近かったらしく、流れでLINEを交換することになりました。それからは、ご近所ということもあって誘いやすく、“お茶でもしませんか?”“食事でもいかがですか?”と出かける約束をしました。二人で出かけた際に、自然な流れで関係を持ちましたね。しばらくは不倫状態が続きましたが、息子の卒園と同時に関係も終わりました」メグ(仮名)/32歳子どもを巻き込んだ不倫は、相応のリスクを背負うことになるでしょう。同じ過ちを繰り返さないことを祈ります。夫の上司と…「夫の上司がとても面倒見のいい人で、妻が料理研究家ということもあり、夫と一緒にホームパーティへ招かれることがありました。上司はすごく熱い性格で、会社の仲間はファミリーだというような人。自分の夢などを食事しながら語るんですが、その姿に好感を持ちました。あるとき、夫の仕事のことで相談があり、個人的に連絡をしたのです。二人で会うことになったんですが、上司から“好意を持っています”と告白されました。後日、その告白を受け入れて、不倫関係に……。今も密かに関係を続けており、どうすればいいかわからない状態が続いています」ウミカ(仮名)/31歳個人的に連絡を取ってしまった時点でアウトでしょう。当然、責任はお互いにあると言えます。ペットショップの店長と…「結婚してペット可のマンションに引っ越しました。犬を飼い始めたくて近所のペットショップに足しげく通ううちに、そこの店長の男性と親しくなったんです。ワンちゃんをお迎えしてからは、店長と休みを合わせてドッグカフェやドッグランに出かけるように。車で送ってもらったりしているうちに、関係はどんどん親密になっていきました。そのうちペット抜きでも会うようになり、今は不倫相手として関係を続けています」ユイ(仮名)/30歳ペットがきっかけで不倫をしているとは、夫も気付きづらいかもしれません。可愛がっているペットを利用した、非常に悪質な行動でしょう。“妻が後悔している不適切な不倫相手”をご紹介しました。意外な相手と不倫をしていたというパターンもあるということは、自分でも思ってもいない相手と不倫に堕ちる可能性もあるということ。相手がどんな相手であっても、不倫になり得る人と二人で会うようなことは避けるべきでしょう。©kapinon/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年02月29日沙月さん(仮名・29歳)の高校時代からの友人である尚美さん(仮名)は、昔から人間関係のトラブルを起こしがちなタイプだったそう。尚美さんは結婚し、落ち着くかと思いきや不倫に走ります。さらには不倫相手との子どもと思われる赤ちゃんを妊娠。相手に認知してもらえなかった尚美さんは、夫の子どもと偽って出産を迎えたといいます。その後、どんな結末に向かっていったのでしょうか…。不倫相手との子どもと思われる赤ちゃんを出産「尚美が出産して、彼女の家庭がどうなっていくのか心配でした。不倫相手とはこの一件で関係が切れていたようですが、もし夫側が子どもと血縁関係がないと分かったらどうなるのかと…。しかし、幸い子どもは尚美似。成長していくほどによく似てきました。私もたまに顔を見に家に行きましたが、尚美の夫も子どもにデレデレ。とても可愛がっていました。ただ、裏の事情を知っている私にとってはやや複雑な気分でした」友人が二度目の不倫「尚美の子どもが3歳になると、保育園に通い始めました。すると尚美が、“そろそろパートでも始めようかな”と言い始めたんです。ある休日、“面接を受けに行くから子どもを預かって欲しい”と言ってきました。尚美の子どもは一応私に懐いてはいてくれるものの、まだ小さいので心配でしたが、“2~3時間で戻ってくる”というので預かることにしたんです。そして尚美が戻ってきたところで、“お腹すいてるでしょう?”と聞くと、“食べてきたから大丈夫”と言います。面接を受けていたはずなのにおかしいな…と思いました。よくよく聞くと、“男性と会っていた”と告白。なんと尚美は、また別の男性と不倫を始めていたんです」とうとう夫に不倫がバレて…「それから、何度か子どもを預かる機会がありました。本人は、“パートをしている”と言うものの、不倫相手と会っているのは明らかでしたね。しかし、そんな生活は長く続きませんでした。突然、“不倫がバレた”と尚美から連絡がきたのです。夫に行動を怪しまれ、LINEでのやり取りを見られてしまったそう。夫は激怒し、“離婚する”と言っているとのこと。もともと夫婦関係は壊れていたも同然だったため、尚美としても、離婚は受け入れるつもりでいたようです。ただ、ここでひとつ大きな問題が…。夫側が、親権が欲しいと主張してきたのです」親権の行方「もとを正せば、子どもはかつての不倫相手の子である可能性が高いわけです。もし夫が親権を取ったとして、将来、子どもが自分と血縁関係がないと分かったらどうなるのか…。夫も子どもも不幸になるのは確実でしょう。さらに、その責任は尚美にあり、どんな状況に追い込まれるのか、想像して恐怖をおぼえました。そのため、なんとか尚美が親権を取れるように、私も努力しました。とりあえず不利になる要素を排除するため、経済面を整えようと、一緒に就職先を探すことに。知り合いの会社を紹介し、事務職として採用が決定しました。最終的に尚美は子どもを引き取ることができ、無事に離婚となりました。今のところは平穏な生活を送っていますが、尚美のおかした罪は重いです。そして、傍にいながら黙って見ていた私も、その罪は深く、背負っていかなければいけないのだと思っています」“不倫相手の子を出産した友人を持つ女性の告白”をご紹介しました。友人の不貞行為を認識していながら、傍観していたことに反省と後悔を抱いている、と語ってくれた沙月さん。仲が良い人のあやまちこそ、勇気をもって正さなければならない場面もあるのでしょう。©kapinon/Adobe Stock ©ponta1414/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年02月28日妊娠を機に学生結婚した紫乃さん(仮名・37歳)。夫(柊さん・仮名・41歳)が何かにつけて「世間知らず」と自分を見下した言い方をするのでいつもけんかが絶えなくて…。娘(藍さん・仮名・17歳)の家庭教師(悠斗さん・仮名・21歳)と交際することで青春を取り戻したいと考えるように。紫乃さんのアプローチの末、二人は不倫関係になるも「彼女(玲那さん・仮名・20歳)と授かり婚をすることになった」と突然彼に別れを告げられてしまいます。不倫相手から急に別れを告げられぼう然自失になった紫乃さん。しかし、ほんの少しでも恋愛を楽しめたことをプラスにとらえ、元の生活へ戻ろうとしたのだとか。娘の家庭教師に前任の先生が決まるも…「数日後、家庭教師派遣会社から悠斗さんが辞めるという連絡がありました。そんな訳で、娘のリクエストで前任の先生に来てもらうことになって…彼女は久々だからと、わざわざ挨拶をしにうちに顔を出してくれたのです。玲那さんは以前と違ってお腹が少しふっくらしていて『今妊娠中なので、後任の先生が決まるまでの少しの間お世話になります』とニッコリ。娘が『先生結婚するの…?ママも学生結婚だったんだよ』と言うと、彼女は『お腹の子の父親は悠斗先生なの、あなたのママと不倫していたけれど、最終的に私を選んでくれたのよ』と態度を急変させました」玲那さんの思いがけない話にその場はシーンと静まり返ったそう。「まさか元不倫相手の彼女が玲那さんだったなんて思いもよりませんでした。浮気の事実を知った娘は『私とそれ程歳の変わらない悠斗先生とママが不倫していたなんて…信じられない』と言うと泣きながら家を出て行ってしまって。私は玲那さんが帰る姿をただぼう然と見ていたのですが…そこに珍しく早く帰宅した夫が鉢合わせしたのです。慌てふためいていると私の目の前に今度は悠斗さんが現れて…どうやらあらかじめ玲那さんが彼に迎えを頼んでいた様子。予想外に私は崖っぷちに立たされることになりました」元不倫相手が自ら不倫を暴露…その時夫が発した驚きの言葉とは…?「玲那さんが夫に『彼氏から話があるそうです』と言い出しました。何事かと思ったら、悠斗さんが『僕は娘さんの家庭教師をしていたのですが、奥さんに手を出してしまいました…本当に申し訳ありません』と自ら夫に不倫を暴露したのです。さらに『僕は彼女と結婚することになったので、紫乃さんとは別れました』と語ると『ずっとモヤモヤしていたからあなたに謝罪できてよかったです』と言ってのけて。その後、玲那さんと悠斗さんは何事もなかったかのように二人で帰っていきました」不倫がバレた紫乃さんはあまりのことに血の気が引いたと言います。「とにかく夫は怒り心頭でした。『不倫していたのは本当か?』と聞かれ…私が頷くと『お前が誘惑したんだろう』『彼は反省し謝罪もしてくれた…若気の至りで仕方がない』と話し始めたのです。つまり、悠斗さんはとがめないけれど、私のことは許さないということ。夫から離婚を切り出されたタイミングで、私のスマホが鳴りました」電話をかけてきたのは紫乃さんの両親だったそう。「なんと娘が実家に逃げ込んだと言うのです。両親が『藍からお前が不倫していたと聞かされたけれど…どういうことなの?』と問いただしてきたので、とっさに私は『不倫なんてするわけないじゃない』と嘘をついてしまって。隣でそれを聞いていた夫が私のスマホを奪うと、電話越しに『紫乃は藍の家庭教師と浮気していたんですよ』と両親に不倫を暴露。案の定、私は両親に絶縁されてしまいました」その結果、紫乃さんは家を追われ、親権も失ってしまったのだとか。「実家も頼れず身を寄せる場所もないので、ホテルを転々とする日々を送っています。離婚が決まり、夫に慰謝料を払うため仕事を探しているのですが、この歳で社会人経験がまったくないため職探しは難航するばかり…。何もかも失った私はこれからどうやって生活していけばいいのでしょうか」自分のしたことが巡り巡って返ってきた紫乃さん。一生守ると誓った家庭を一時の感情で捨ててしまったのだから、悲しい結果になってもすべて受け入れるしかありません。大切な家族を裏切った上で成り立つ幸せは、そう長く続かないと覚えておきましょう。©健二 中村/Adobe文・菜花明芽
2024年02月28日不倫のきっかけはどこに潜んでいるかわかりません。今回は、夫への不満を募らせた末に、とある独身男性と不倫関係に陥った37歳人妻のエピソードをご紹介します。学生結婚するも…自分を見下す夫に不満を抱く日々紫乃さん(仮名・37歳)は既婚者であるにもかかわらず、現在とある独身男性(悠斗さん・仮名・21歳)と不倫関係にあるそうです。なぜ、紫乃さんは不毛な恋に走ってしまったのでしょうか。「私は夫(柊さん・仮名・41歳)と娘(藍さん・仮名・17歳)の三人家族です。大学生の時に、当時付き合っていた夫の子を妊娠して…そのまま学生結婚することに。社会に出て働きたい気持ちもあったけれど、何より愛する人との間に子どもを授かったことが嬉しくて。でも、家庭を守ると強く決意した私に、夫は事あるごとに『お前は世間知らずだから』と馬鹿にしたような言い方をするので、常にけんかが絶えません。早く結婚したがために多くの犠牲を払ったのに…いつしかそんな夫の態度に不満を抱くようになりました」夢半ばで大学を辞めた紫乃さんは、自然と娘の教育に力を入れるようになったのだとか。「私と違って、娘にはきちんと大学を卒業してほしいと考えました。そのため、かなり早い段階から娘に家庭教師をつけていたのです。子どもと相性が合う先生を探すのも大変で…今は大学生の悠斗さんに勉強を見てもらっています。マンツーマンということもあり、娘の成績は右肩上がり。夫は仕事が忙しく帰りも遅いので、先生と食卓を囲みまるで家族のように過ごすことも…。私はいつしか『悠斗さんみたいな人と結婚すればよかった』と思うようになりました」そんな紫乃さんに大きな転機が訪れます。「その日、珍しく娘の帰りが遅くなっていました。すでに先生がうちに来ていたので、しばし二人でお茶をすることに。私は『早くに結婚したから勉強や恋愛で充実した日々を送る大学生が羨ましい』と語り『青春を取り戻すためにも、私を先生の彼女にしてくれない?』と冗談っぽく彼に笑ってみせたのです。すると悠斗さんは『僕は構いませんけど…』と言うじゃないですか。叶わぬ恋だと思っていたので、予想外の展開に私は驚きを隠しきれませんでした」二人が不倫関係に陥るまでそう時間はかからなかったと言います。「初めてのデートでショッピングモールへ行きました。悠斗さんが服を見たいというので、彼に似合うものを二人で探していたのですが…。店員さんが『こちらの服もお似合いですよ』と悠斗さんに話しかけると『お母さまもそう思うでしょ』と私に同意を求めてきて…。なんと私たちはカップルではなく親子に間違われたのです。かなり歳の差があるので仕方ないと思いつつも、すっかり恋人気分でいた私は意気消沈。その後、悠斗さんに誘われても一緒に出かけることにためらいを感じるようになりました」しかし、二人の関係はここで終わるどころか逆に深まっていったのだとか。「そんな私を見兼ねた彼からキャンプへ誘われました。自然の中なら人目も気にしなくていいし、二人きりで楽しい時間が過ごせると提案してくれたのです。彼にはテントを張ってもらって、私は事前に買った食材で調理を担当。カレーを振る舞うと『こんなにおいしい料理は久しぶり…実家の母より料理上手ですね』と言うので『たしかに私は年上だけどあなたの彼女なんだから、母親扱いしないでね』と笑い合って。自宅のキッチンならもっと手の込んだ料理を食べさせてあげられるのに…と切なく思うことも。私たちは毎回テントでカラダを重ねて…悠斗さんともっと一緒にいたかったけれど、家族に『友人と会う』と嘘をついて出てきていたので、夕方にはいつも家に帰っていました」不倫を謳歌していた紫乃さんに思いがけない出来事が起こります。突然不倫相手から別れを告げられて…彼が発した衝撃的な理由とは…?「ある日、悠斗さんから突然電話がかかってきました。出るなり『彼女(玲那さん・仮名・20歳)が妊娠したから結婚することになった』と言うので、私は『彼女がいるなんて聞いていない!』と大激怒。すると悠斗さんは『僕が本気で不倫していると思っていたんですか?』『あなたの恋愛ゲームに付き合っただけですよ』と冷たく言い放ったのです。さらに『もう顔を合わせたくない』という理由で娘の家庭教師を辞めると告げると、彼は一方的に電話を切ってしまって…。私はあまりのことに頭が真っ白になり、悠斗さんを引き止めることもできませんでした」不倫相手に捨てられてしまった紫乃さん。彼から恋人の存在を聞かされていなかったとしても、自分も家族に嘘をついていたのだから、この結果も当然の報いと言えるでしょう。©琢也 栂/Adobe文・菜花明芽
2024年02月28日不倫は、パートナーを裏切る罪深い行為。にもかかわらず、そこからさらに罪を重ねるようなことをする人もいるようです。沙月さん(仮名・29歳)にも、そんな過去を持つ友人がいたといいます。当時、いったいどんな状況だったのか詳しく話を伺いました。ブッとんだ友人の存在「私には、尚美(仮名)という高校時代からの友人がいます。尚美は見た目はいたって普通なんですが、ちょっとブッとんでいるというか。人間関係において、常識外れな行動を取ることがありました。たとえば、友人の彼氏と二人きりで会いたいと隠れて連絡を取り合ったり、彼女主催の男女の飲み会で本人が当日にドタキャンしたり…。そんなことを繰り返すうちに友人が離れていきました。幸い私はそこまでの被害がなかったため、友人関係を続けていました。そんな彼女が、25歳のときに結婚をしたんです」友人の不倫が発覚「尚美の結婚相手は、大きな会社に勤めている、年上のしっかりした男性でした。相手としては申し分ありません。普通にしていれば、きっと幸せになれるだろうなと思いました。尚美は、子どもが欲しかったようなんですが、それがなかなか叶いませんでした。“たぶん夫に問題がある”と、当時は不満を漏らしていましたね。すると、しばらくして“彼氏ができた”と告白を受けて…つまり不倫です。尚美の夫は仕事が忙しく出張などもあり、家を空ける時間が多いため、“寂しくなった”とのこと。その告白を聞いても、彼女の性格もよく知っているため、さほど驚きはしませんでした」祝福できない妊娠「尚美の不倫が始まって半年ほど経ったころ、二人で食事をしたんです。そのとき、彼女のファッションがいつもと少し違うことに気付きました。いつもはタイト目な服を着ているのに、ダボッとした服装で現れたのです。そして、お腹のあたりが大きくなっていることに気付きました。彼女の“妊娠した”との言葉に、私は“良かったね!”と祝福。当然、夫との子どもだと思いました。これで、幸せな家庭を築いていくんだろうなと思ったのですが…。尚美がそこで、“どっちの子か分からないんだよね”とボソッと言ったのです。私はそれを聞いて、ゾッとしました」「夫の子どもとして育てる」と…「尚美は、“たぶん不倫相手の子ども”と言っていました。私が、“これからどうするの?”と尋ねると、不倫相手のほうとは話をしたと言うのです。まだ定かではないものの、不倫相手の子どもということにして、“産んでもいい?”と尋ねたそう。そこで受け入れてくれたのなら、夫と別れて不倫相手と一緒になるつもりだったようです。しかし、“おろして欲しい”“認知はできない”と言われてしまったとのことでした。彼女としては、以前から子どもを望んでいたので、おろすつもりはありません。そこで、“夫の子どもとして育てることにした”と言うのです。すべての事実を隠して…。長年友人関係を続けてきた私でも、さすがにドン引きしてしまいました。“不倫相手の子を出産した友人を持つ女性の告白”をご紹介しました。最初のうちは他人事だと思って余裕を持っていたかもしれませんが、それでは済まなくなってきたのでしょう。もっと早いうちに、友人を諫めるべきでしたね。©buritora/Adobe Stock文・塚田牧夫
2024年02月28日不倫経験のある人は、何度でも繰り返すパターンが少なくありません。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、何度も不倫をしている女性たちにありがちな理由に迫ります。経済力と自由な時間が魅力的で抜け出せない「私は20代の頃から、ずっと不倫を重ねています。独身の男性と付き合ったこともあるけれど、なかなかうまくいきませんでした。既婚者の彼氏は、経済的に余裕がある人が多いのでチープなデートはしないし、家庭があるからベタベタと一緒にいる必要もなく、恋愛のいいところだけを味わえるので、どうしても抜け出せなくなってしまうんです。恋愛や結婚のためにキャリアを犠牲にしたくない私にとっては、不倫のほうが合っているのかもしれないなって…。もう30代後半なので、そろそろ独身男性と結婚を見据えたお付き合いをしないとダメなのかなと焦りも出てきましたが、そこまでの魅力を感じず、結局は不倫を続けてしまっています」(39歳女性/自営業)自分の時間を大切にしたいポリシーが強く、恋愛では豪華なお付き合いを望む女性ほど、不倫にハマりがちな傾向も。男性に都合のいい関係を求めると、既婚者のほうがしっくりきてしまうという人もいるのでしょう。自分のモチベーション維持のために「結婚3年目から夫以外の男性と関係をもつようになり、今の不倫相手で10人目くらいです。深入りする付き合いはせず、あくまでも都合の良い関係というスタイルを貫いています。夫とレスなわけではありませんが、いわゆる主婦的な普通の生活にどうしても満足できず、刺激がないとダメなんです。不倫をしていないときは化粧もせずにお菓子ばかり食べて、ブクブクと太ってしまい、鏡を見るのも嫌になります。不倫をしているときには急な呼び出しにも応えられるよう朝からメイクもするし、ファッションにも気を使います。食べすぎて太ることもありません。私にとって不倫は、自分のモチベーション維持のために欠かせないものになってしまいました」(44歳女性/パート)夫との穏やかな日常を単調に感じてしまう人は、不倫による刺激を求めがちです。常に女性扱いされていたい願望や、自分自身が夫以外の男性からも求められていると思うことによって、簡単には抜け出せないほどの満足感を得てしまっているのでしょう。仕事でのメリットが大きい「自分でも悪い癖だとわかっているのですが、営業の仕事のために不倫関係に走ってしまうことがあります。周囲にもバレていると思いますが、それよりも仕事の成果が大事なので……気にしていません。立場ある男性はだいたいが既婚者だし、そういう人と恋愛関係になることで仕事に好影響が出るなら、不倫もやむを得ないって割り切っています。相手の男性をすごく好きになることもあったけれど、基本的には私も“仕事のため”と割り切っているので、どハマりすることもありません。でも振り返ってみると、ここ10年くらいはほとんど既婚者とばかり付き合ってきましたね。仕事のチャンスを優先しようと思うと、自分でも止められないので、どうしてもそうなってしまうみたいです」(36歳女性/金融関係)仕事のためとはいえ不倫は不倫なので、非難されてしかるべき行為。しかし不倫がメリットになると思い込んでいると、「仕事のために」と正当化して不倫を繰り返しがちかもしれません。どんな理由があっても、不倫は絶対にすべきことではありません。「やめたい」と思いながらも繰り返してしまう人もいれば、割り切った関係だと開き直って不倫を繰り返すパターンもあるでしょう。ですが、いかなる事情があるとしても、周囲を傷つけ自分たちの信用を落とす行為でもあることは肝に銘じておくべきでしょう。©oka/Adobe Stock ©rrice/Adobe Stock文・並木まき
2024年02月26日夫婦仲が単調なことで魔が差してしまい、職場の後輩男性と不倫を始めたという有紗さん(仮名・40代後半)。職場に行く楽しみができ、単調だった毎日に張り合いが出たと喜んでいたのですが…。アラフィフで不倫にハマり、人生が大きく狂った女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫は妻の不倫を知っていた… 突然訪れた夫婦の危機有紗さんが、職場の後輩男性である木村さん(仮名)との不倫を続けていたある日のこと。夫と会話をしていると、『俺の上司が早期退職を考えているらしい』という話題になったそうです。そこから仕事や将来の話になり、夫婦の今後について軽い気持ちで話をしていたところ、夫の発言に違和感を覚えます。「家のことやお金のことなどを話していると、夫から『まぁ俺らは、いつまで夫婦でいるかも分からないんだし』と言われて驚きました。最初は言葉のあやかと思ったのですが、どうやら夫は本気で離婚を視野に入れているような話しぶりでしたね。そこで、『なぜそんなことを言うの?』と問い詰めてみると、『だって君、不倫しているじゃないか』『もうこれから信頼関係を修復するのは厳しいと思うよ』と、淡々と告げられたのです」夫は有紗さんの不倫について話しているあいだも終始冷静で、感情的になることは一切なかったとのこと。すでに夫は有紗さんの不倫を確固たる証拠とともに知っていたのでした。必死に謝罪をして離婚を回避するも、夫婦仲は絶望的「私は驚きましたが、木村さんと私のLINEのやりとりもバレていたので、観念して不倫を認めました。そして、不倫は気の迷いであること、もう彼とは会わないことを必死で訴えて、その場は一旦『お互いに頭を冷やそう』となりました」しかし、有紗さんが夫に歩み寄ろうとしても、夫からは常に一線を引かれている状態。夫婦関係の修復はまったく上手くいっていない状態が続いていると有紗さんは語ります。「夫は『世間体もあるから、すぐには離婚を考えていない』と言いますが、関係修復は絶望的に感じます。先日は結婚記念日で、毎年ささやかにお祝いをしていましたが、今年は何もできませんでした。“夫に知られそうになったら、きっぱり彼と別れよう”と不倫を安易に捉えていた自分が恥ずかしいです。今さら後悔をしても遅いのですが、夫婦仲が致命的に壊れてしまい、これからどうしたらいいか分かりません。いつかは離婚という選択しかないのだろうと覚悟は決めていますが……。こんなはずではなかったという反省でいっぱいです」完全に壊れてしまった夫婦仲を修復するのは、並大抵のことではありません。世間体のために一時的には離婚を回避できたとしても、将来的に破局に至るリスクは極めて高いと言えるでしょう。安易な気持ちで不倫に走れば、取り返しのつかない事態に見舞われても不思議ではないのです。©polkadot/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・並木まき
2024年02月25日