まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、イジメと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。そんなある日、あおいちゃんにイジメられて不登校になっていたゆうかちゃんが、勇気を出して登校することとなりました。教室の扉の前でやはり怖くなり、逃げ出したくなるゆうかちゃんでしたが、教室に入ると待っていたのはゆうかちゃんを迎えるクラスメイトの声と拍手の嵐。ゆうかちゃんは思わず涙がこぼれてしまいました。感動するゆうかちゃんとは対照的に、クラスの雰囲気をしらけた態度で聞き流すあおいちゃん。そんなクラスに先生は……?もう大丈夫、気にしなくてもいいんだよ! クラスに馴染んでいくゆうかちゃんに、あおいちゃんは悪態をついて攻撃しますが、ほのかや他のクラスメイトから支えられたゆうかちゃんはその後も元気に登校するようになりました。一方あおいちゃんはというと、次第にクラスから孤立、さらに中学校に進学すると、他の小学校から進学してきた気の強い子に打ち負かされ、不登校となってしまったのでした。 まゆみさんはいまだに、一連のいざこざへの親としての対応に悩むことがあるよう。しかしあの経験が学びにもなったと自覚し、正解があることでもないと心に置いて子どもたちの成長を見守っています。 あおいちゃんが最終的に不登校になってしまったことは残念なことではありますが、なによりもほのかやゆうかちゃんがこれ以上苦しまずに生活できるようになったことは、良かったといえるでしょう。現在は通信教育やフリースクールなど、学校に無理に通わなくても学びの場はあるため、子どもたちが必ずしも登校しなければならないという社会ではありません。しかしながら、子どもたちが心を病むことなく学校に通い続けられる環境が一番です。今回のお話から、私たちも子どもたちが倫理観を持って生活できる環境づくりをできていけたら良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年10月31日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、イジメと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。仲がこじれていたママ友・あきこちゃんに市役所で偶然遭遇したまゆみさん。あきこちゃんから聞くモンスターママ・よしえさんの話は自分の行動に対する言い訳のようでした。まゆみさんはあきこちゃんとの友情が薄れていくのを感じてしまいます。あきこちゃんは同調を求めるように、さらによしえさんの話を続けます。以前、教室でほのかがケンカに巻き込まれケガをした際、保護者会でよしえさんが強く学校側を責めてくれたことに対し、心強かったのにとまゆみさんが漏らすと、すかさずあきこちゃんから訂正が入りました。なにか理由が他にあったようで……?よしえさんらしいよね…。 実はよしえさんはあのとき、当時の担任への腹いせに学校側を強く責め立てていたのだと聞いたまゆみさん。「怖い人だね、よしえさんって。」「ねっ……。」となおも同調を求めるあきこちゃんに対し、よしえさんとあきこちゃんの関係もこじれていることを確信しましたが、もはやまゆみさんの中にはあきこちゃんに対する思いは無くなっており、友情の終わりを感じたのでした。そんなことがあってからある日のことです。ついにあおいちゃんにイジメられて不登校になっていたゆうかちゃんが、学校に行くことを決心したとゆうかちゃんのママから連絡が入ります。運命の登校日、やはり恐怖で足がすくんでしまうゆうかちゃんでしたが、教室に入るとゆうかちゃんを待っていたのは、みんなからの温かい声と拍手でした。 未だ問題は解決しきれていないクラスですが、ゆうかちゃんが不登校から脱出できて本当に良かったですね。このことに対して思うことのありそうなあおいちゃんの姿もありましたが、クラスの大半はゆうかちゃんの味方といっても過言ではないでしょう。これを皮切りに、クラスの問題が着実に解決していけば良いですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年10月30日小2まで何も指摘されなかったけれど、9歳で分かった発達障害現在12歳の息子は9歳で自閉スペクトラム症(ASD)、反抗挑戦性障害(反抗挑発症)、LDの診断を受けました。息子は、イヤイヤ期の時はそれなりに大変ではありましたが、産まれてから小2の秋頃までは発達に遅れや気になる部分はありませんでした。定期健診でも何も指摘されず、園や学校の担任からも問題なしと言われ続けてきました。そんな息子に変化があったのは、小学校2年生の2学期頃でした。登校渋りが始まり、家で癇癪·暴言が……この頃から息子は宿題を極度に嫌がるようになりました。それまでは、学校のテストではそれなりの点数がとれていたのですが、かけ算につまづいた頃から、10点や20点といったテストを持ち帰るようになったのです。当然宿題も難しかったのでしょう。泣きながら夜遅くまでかかることもありました……。Upload By ユーザー体験談自力では授業に追いつけなくなったことで、周りのみんなから取り残される不安、劣等感から、ちょっとしたことで癇癪や暴言がでるようになりました。これはのちに、反抗挑戦性障害と診断されることになります。そして登校渋りも始まりました。完璧主義の息子は「学校へ行くのはつらい」けれど「休んでしまう自分を許せない」という気持ちの間で毎日激しく揺れていました。どっちにも進めず、登校前には玄関で泣きわめく日々……。私もどうしたらいいか迷う毎日でしたが、担任の先生には登校を促してほしいと言われたため、ただただ息子に登校するよう促す毎日でした。そんな中、学年の年度末からコロナ禍による休校に突入。ここから息子はもっと荒れていきました。Upload By ユーザー体験談「お母さんが僕をこんな風にしたんだ!」暴言・暴力がエスカレートし、児童精神科を受診3年生に進級後も休校は続いたため、学校からはたくさんの自宅学習用の課題(宿題)が出されました。息子はこれをこなすことができず、癇癪を起こしました。結局休校明けは初めて課題を終えることなく登校していきました。完璧主義の息子にとって、とてもつらいことだったと思います。そして現実逃避からか、ゲームにのめりこむようになりました。上手くいかないと暴言・暴力です。「なんでこんなゲーム作りやがったんだ!」「お母さん!ゲーム会社に文句言ってよ!」(コントローラーを投げつける)止めたり諭すと今度は矛先がこちらに向きます。「お前が僕をこんな風にさせたんだろ!」と殴りかかってきたり、壁を殴り蹴り穴を開け……。きょうだいにも八つ当たりすることもあり、私はそれを必死で止めました。Upload By ユーザー体験談ゲーム以外でも、例えば髪が伸びる、爪が伸びるといったことでさえ「伸びるな!」とキレてしまいます。切ってもらうのが面倒臭いからのようです。また、食べこぼしをすると「なんだ!この皿は!」と。全てに対して他責的です。何を言っても否定·反発しかされないので、何も言わずに様子を見ていると「聞いてんのか⁉」「返事しろ!」と壁や床を叩き気を引いてきます。外では完璧主義からかいい子にしている息子は、その反動で家では「かまってちゃん」。こちらが反応するまで続くので、無視もできない状態です。そしてついにポツリポツリと学校を休むことが増えてきました。児童精神科で検査をしたところ、自閉スペクトラム症(ASD)、反抗挑戦性障害、LDの診断で、学力は「実年齢より2学年下」という結果をいただきました。私は「やっぱりな……」と思いました。完全不登校、学力は小2~小3の息子の進学先は……それから現在に至るまで、息子は完全に不登校です。支援センターや児童精神科など各所相談しましたが、本人は嫌がるので親だけが通う日々です。ただ、幸いにも学校が非常に協力的で、通常学級に在籍しながら特別支援学級を自由に受けられるようにしてくださり、本人が行けそうな授業だけ単発で飛び入り参加することが時々あります。少しずつ増やしていこうと話しています。そんな息子についての現在の悩みは、中学への進学です。息子自身は自分の将来については、あまり考えていないように親からは見えます。「学校へは行けるようになりたいけれど、頑張るのはつらいし面倒臭い」というのが本人の弁です。現在の適応は情緒クラスなのですが、学校へは特に以下のポイントに絞って相談しました。・もし登校した場合、現在の学力は小2~小3くらいなので中1の勉強は理解できない可能性が高い。勉強が分からず不登校に逆戻りでは元も子もない。とにかく勉学がどうとかよりも「登校できる」を最優先に考えたい。・中学も不登校かもしれないが、いつ「行く」と言うか分からないので、少しでも登校できる可能性の高いところを希望したい。相談の結果、一番登校できる可能性の高そうな学校・学級を選択し、申し込みました。本人には就学の面接だけを嫌々ながらも受けてもらいました。Upload By ユーザー体験談暴力は減りました。母の願いは「失敗を恐れず成功への糧にできる人になってほしい」幸いにも今は激しい暴力はなくなりましたが、心がキャパオーバーになると暴言は出てしまいます。息子には自分で考えて行動できる人になって欲しいと思っています。ですので、学校へ行くも行かないも、勉強するもしないも、何をして楽しむかも自分で決めること。自らの力で選んでほしいです。ただ、家族やほかの人と過ごすためには、最低限のルールを守ることが必要です。相手が困ることはしない、暴言暴力はしない……これだけできれば、人との関係も築いていけるのではないかと思います。また、世の中には誰にもどうにもできないことがあり、それは泣いても叫んでも怒っても暴れても叶うことはないので、折り合いをつける能力を身につけられたら……。完璧主義が故に失敗を恐れすぎている息子なので、失敗は悪い事でも時間の無駄でもなく、今後の成功への糧にできるものなんだと、前向きにとらえて行ってほしいです。これから息子がどのように成長していくのか、親として寄り添っていきたいと思います。イラスト/星河ばよ※エピソード参考者のお名前はご希望により非公開とさせていただきます。(監修:新美先生)学校は、全員が同じ場所で同じやり方で学習・活動を一律に行うのが当たり前とされているので、たまたまそのやり方、進み方に合わないお子さんにとっては、「みんながやれていることをやれない自分」に直面させられて追い詰められてしまうということが簡単に起きてしまいます。息子さん、たった2年生という幼い時期に本当につらい思いをされたのだと思います。追い詰められてどうにもならないストレスが、癇癪、暴言・暴力という形で噴出したのでしょう。「お母さんが僕をこんな風にしたんだろ!」という言葉は、本人のどうにもならない行き場のない苦しさの表れで、決してお母さんが悪いわけじゃないと理解しても、それをわが子から言われたらどれほどつらかったことかと思います。息子さんもお母さんも本当にお疲れ様です。そんな、経緯をくぐりぬけ、学校に行かないまま中学進学をむかえるというのは、親子ともに複雑な心境を抱かれているかと思います。中学は行くか行かないか分からなくても、もし行く気になった時のために、在籍級を進学前から決めておかなきゃいけないという学校の融通のなさにいら立ちつつ(注:いら立っているのはコメントしている私で、記事内容では全くそんなことは書かれていません)、もし登校できた場合に一番行きやすそうな場所を選んだ、その保護者としての思いを聞かせてくださり、記事を読んでとても共感しました。記事には息子さんの「学校へは行けるようになりたいけれど、頑張るのはつらいし面倒臭い」という発言が書かれていました。「面倒臭い」ということばの裏には、小2の時期に極限まで頑張って燃え尽きてしまった苦しい記憶が反映されているのかもしれません。この先の人生の中で、息子さんにとって適した環境、頑張ることで報われる機会をスモールステップで経験することで、頑張っても頑張ってもつらすぎた記憶が上書きされていくことを願うばかりです。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年10月20日環境の変化が苦手で聴覚過敏が強い娘。避けて通りたいNO.1行事は運動会!わが家の10歳の娘は、小3から不登校を選んでいます。6歳で自閉スペクトラム症、ADHDの診断を受けた娘は、元々は「積極奇異型」で、知らない人にもガンガン話しかけていくタイプでした。しかし、幼稚園や小学校で合わない環境で無理をさせたためか過剰適応が激しくなり、周りに合わせられない自分に劣等感を持つようになりました。家庭では、ユーモア溢れる好奇心旺盛で明るい様子の娘なのですが、外では感覚過敏や不安が強くなるという面があります。そんな性格の娘なので、幼稚園の頃から行事が苦手でした。特に運動会!人が多かったり普段と違う環境が苦手であり、また聴覚過敏もあるため、運動会はできたら避けて通りたい行事NO.1でした。集団行動を重視する幼稚園に入園。初の運動会前から癇癪が激しくなり、園に相談したら…幼稚園入園の際、発達障害の知識が全くなかった私は、(就学に備えて集団行動に慣れさせるほうがいいだろう)と、多動傾向が強い娘を集団行動を重視する幼稚園に入園させました。入園直後から毎日激しく行き渋り、無理やりバスに乗せる日々。娘はさぞかしストレスを感じていたと思います。そして運動会前になると練習で疲れているのか、帰宅後にひどい癇癪を起こすようになりました。Upload By ユーザー体験談幼稚園に相談したのですが、みんなと同じようにやるということを大事にしている園だからなのでしょう、心無い言葉を投げかけられてしまいました。配慮を受けるどころか、逆に娘に練習を無理強いするような形になってしまいました。もちろん癇癪は増える一方……。そして運動会当日、娘が出るお遊戯の時間では、最初だけは少し踊っていたのですが、すぐ踊りもやめぼーっとただ立っているだけ……。(このままずっと立ってるだけなのかな……)と固唾をのんで見守っていると、急にしゃがみこんだと思ったら、園庭の砂をいじりだしました。(ああ、やっぱりお遊戯は難しかったか……)と思いました。Upload By ユーザー体験談ただ、年少さんの時はほかにも同じようなことをしているお子さんも多かったため、私自身はあまり問題に感じなかったのです。きっと来年には成長して参加しているよね、というくらいでした。特別支援学級では、教室の床にステップの足型と番号のシールを貼ってダンスを特訓その後、年中の運動会では目立ったことはなく無事に終了、年長ではリレーでの入場直前に大泣きして断固拒否!結局不参加となりました。この頃には娘に特性があるかもしれないと分かっていたので、就学相談を経て、娘は少人数で個別対応してもらえる特別支援学級に入学しました。これでどうにかやっていけるかと思ったのですが、娘は学校という場に馴染めず、入学後まもなく行き渋りがはじまり、小3からは完全な不登校となりました。聴覚過敏のため学校のどこにいてもうるさいと感じてしまうことや、触覚過敏で教科書やノートや粘土などさわれないものが多いことも、学校がつらい原因だったと思います。ただ、特別支援学級では手厚く見てくださり、小1のときの運動会前は通常学級より早くからダンスを教えていただくことができました。教室の床にステップの足型と番号のシールを貼るなどの工夫をして教えていただいたおかげで、苦手なダンスも覚えることができた娘。苦手ながらも前向きに取り組むことができ、この年が一番自信をもって臨めた運動会だったと思います。Upload By ユーザー体験談聴覚過敏も不安も強いため、運動会自体は楽しくはない様子でしたが、コロナ禍で短時間の運動会だったためどうにか乗り切りました!運動会で倒れてしまった娘。娘が書いた渾身の作文には……。小2では、前年の様子を踏まえてくださった先生から、自分の出番以外は空き教室で過ごすことを提案していただきました。これ幸いと、運動会中は私が付き添って教室で過ごし、出番の時だけ入場門に連れて行って参加することができました。無事参加できてよかったと思ったのも束の間、自分の番だけでも極度に疲れてしまった娘は、教室に戻る時にはぐったり……。そして床に倒れ込んでしまいました……。こんなに疲れてしまっていたなんて……娘にとって運動会は本当に、本当につらいものなのだと、可哀そうになりました。もっと理解しなければと、運動会に出ること自体を見直した方がいいと思いました。Upload By ユーザー体験談そして運動会後、娘は「運動会」をテーマに作文を書きました。内容は「運動会がどんなに嫌だったか」。その渾身の文章からは、本当に嫌で嫌でたまらなかった娘の気持ちが伝わてきました。先生からは気持ちがよく書けていると褒めていただきました。これもあって、翌年は運動会自体を欠席してもよいのではないかと先生とは意見が一致。(もう一生この子の運動会は見られないかも……)と思うと、寂しい気持ちがないことはないのですが、娘にとって運動会はただのつらい行事です。娘が今後運動会に参加するつらさを味わわなくていいことのほうが、よほど喜ばしいことでした。現在不登校の娘、今は親子でハンドメイド作家として活動中!小1・小2の頃は行き渋りがありながらも、担任の先生が娘の気持ちに寄り添ってくださる方だったので、休み休みどうにか学校に通えていました。しかし、小2の終わりでその先生が異動されてしまうと娘はどんどん学校に行けなくなり、小3の6月から完全に不登校になりました。現在の娘は、家で安心して過ごせているようです。そして、家にいる時間を利用して親子でハンドメイドを始めました。娘とのハンドメイドの時間は楽しく、かけがえのない時間です。今では親子でハンドメイド作家として毎月イベントに出店するようになりました!娘にとって運動会はつらい行事でしかありませんでした。小3では「運動会に出ましょう」と言われるのではないかと不安に感じていましたが、特にそのようなこともなく、親子ともにほっとしました。娘には感覚過敏や自分の特性を理解して受け入れて、自分に合う環境を選んでいけるようになってほしい。そして、自分のやりたいことを自分で見つけて、めいっぱい人生を楽しんでもらいたいと思っています。私も娘によりそい、できる限り支えていきたいと思います。イラスト/keikoエピソード参考/MIKKO(監修:鈴木先生より)ASDのお子さんは、園の発表会を皮切りに小学校では運動会の嫌いなお子さんが多いようです。特に同じことを繰り返す練習の嫌いなことが多いのですが、さほど練習していなくてもASDのお子さんは本番には強いという特徴が見られます。こういう行事が嫌いな理由の一つに大勢の人が来て見られるのが嫌という対人恐怖や視線恐怖(社交不安症)があります。日頃からクラス代表で発表したり、日直をしたりすることが苦手なことが多いのです。周りから注目されるのを嫌う傾向があります。また比較的多い理由のもう一つに音過敏もあります。特に運動会はピストルの音やスピーカーで流れる大音量の音楽やマイクのキーンという音などを特に嫌がります。おまけとして運動会後に疲れのせいか不登校になるケースも多々見られます。ただでさえ2学期は期間が長いので行事も多く疲れやすいのです。特に起立性調節障害を併存しているお子さんには馬力がないため不登校が多くみられます。運動会の嫌な子には文化祭という選択肢があってもいい時代にそろそろなってきたのではないでしょうか。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
2023年10月14日これまで3,000人以上の中学受験生親子をサポートしてきたプロの家庭教師、オリジナル・エデュケーション代表 牧 静(まき しず)は、昨今報道されているような中学受験の過熱ぶりを受け、幸せな受験を実現させる方法を収めた『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』を2023年9月28日に出版しました。中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長【過熱する中学受験と毒親予備軍の増加】首都圏模試センターによると、2023年の首都圏における中学受験者数が過去最多52,600名、受験率も過去最高の17.86%と発表されました。これは小学六年生のおよそ4.65人に1人の割合で中学受験をしていることになります。また近畿2府4県でも中学受験率が14年ぶりに10%を超えるなど、その過熱ぶりは全国的な拡がりをみせています。このような中学受験の過熱ぶりの一方、ここ数年毒親および毒親予備軍の増加が問題視されています。【もしかして毒親?中学受験を控えた親がやってしまいがちなNG行動3選】毒親とは過干渉や暴言、暴力などによって子どもに重圧を与えたり、親の都合を優先し子どもを構わなかったりする親のことです。また明確にそのような言動に出ていなくても、子どもの気持ちをかえりみない発言や、親の価値観を押し付けてしまうことはよくあること。特に中学受験生を持つ親は要注意です。良かれと思って取ってしまう行動で子どもを苦しめてしまうことがあるのです。中にはそれが行き過ぎてしまい、教育虐待にまで発展してしまうことも。実際に3,000人以上の親子の中学受験をサポートしてきたプロ家庭教師 牧 静(まき しず)も、子どものためだと思いながら知らず知らずのうちに子どもを追い詰めてしまっている親の例を数多く見てきました。そんな経験から、中学受験を控えた親がやってしまいがちなNG行動のうち、特に気を付けていただきたい3つを挙げてみました。(1)模試の結果に一喜一憂する。これは視野狭窄の典型と言えます。模試の結果だけを見て良かった悪かったを言っても無意味。次にどう生かすのかを考えましょう。(2)子どもの不得意な科目を克服させようとする。これは子どもの勉強に対する苦手意識が強くなるだけ。どんどん勉強嫌いになってしまいます。(3)「こんな学校なんて」「こんなはずじゃなかった」と口にする。このようなことを言われてしまえば、子どものやる気は削がれるだけです。このような言葉から不登校が始まることも少なくありません。オリジナル・エデュケーション代表 牧 静【幸せな受験とは?そしてその実現方法とは?】中学受験を控えた子どもとの接し方に悩むお母さんに、最初に気を付けていただきたいことが3つあります。「まずはお母さんが自分自身のことを信じること。」「早い段階で、成績から志望校を決めないこと。」「長期的視野を持って子育てをすること。」です。過熱する中学受験において子どもを追い詰めてしまう親がいる一方、合格不合格関係なく受験をとおして幸せな関係を築いた親子の例もたくさんあります。そんな幸せな受験を実現してきた親子も見てきた牧は、全ての受験生親子にそうあってほしいという願いから『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』を出版しました。本書では幸せな受験を実現するために必要な考え方やコミュニケーションの取り方などを実例を交えて分かりやすく説明しています。また、落ちても受かっても、やって良かったと思える受験、すなわち幸せな受験を実現させること、受験のタイミングを使って子どもの能力を伸ばすことが目的と考え、心を鬼にしない子育ての方法を紹介しています。<牧コメント>「受験において合格と不合格は結果論であり、事実として等価価値です。大切なのは受験というタイミングで人間的に成長できているかどうかです。」書名 :『中学受験 プロ家庭教師が見てきた、成績が伸び続ける子のお母さんの特長』出版社:ORIGINAL-EDUCATION発売日:2023年9月28日単行本:133ページISBN :979-8862737677価格 :kindle 1,000円、ペーパーバック 1,650円Amazonサイト: 【会社概要】会社名 : オリジナル・エデュケーション(代表=牧 静)本社 : 〒231-0843 神奈川県横浜市中区本郷町3-264-1事業内容: 家庭教師および母親向け不登校受験コーチングURL : 《オリジナル・エデュケーション 中学受験に関する相談窓口》URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月11日学生時代から、生理前のPMSや生理中の不調など、ホルモンバランスに振り回されてきた私。40歳になってからも、とにかく朝から晩まで不調続き。婦人科に相談しに行くと、「自律神経」が原因かもと言われました。自律神経を整える方法について調べ実践していくうちに、だんだんと体調に変化が!?息子のチック症発症をきっかけに婦人科を受診高校生のころから生理痛がひどく、社会人になってからは生理前のPMSも加わり、生理やホルモンバランスの変動に振り回されてきました。ピルなども試しましたが、どれも体に合わずに断念。40歳になってからは、不調がさらに悪化。排卵日前後には体中が痛くなり、気分が落ち込む。排卵が終わればPMSでイライラしてネガティブに。生理が来れば、激しい腹痛と吐き気、腰の痛み。生理が終わるころには、体中の鉄分がなくなってしまったかのように貧血っぽく、常時めまい、吐き気、ぐったりして寝込む……。1カ月のほとんどが不調の連続です。なんとか折り合いをつけながら生活していたものの、離婚してシングルになり、息子が不登校で引きこもりになったため、私も家でぐったり寝込んだりイライラしたりしているわけにはいかなくなりました。繊細な息子は私の精神状態を敏感に感じ取り、ストレスからチック症を発症してしまったからです。このままではいけないと思った私は、婦人科を受診することにしました。婦人科で言われた思いがけない言葉に涙不調を改善するため勧められたのは、子宮の入り口に装着して直接ホルモンが作用するという薬でした。この薬は生理中の出血や腹痛を軽くするものだそうです。また、排卵日前後とPMSの不調については、ホルモンバランスを整える漢方で様子を見ましょうということになりました。残る対策は生理後の不調です。生理後の貧血による不調がつらいので、鉄分を補う鉄剤を処方してほしいと私が言うと「採血してみましょう」と医師。採血の結果、貧血はなく、「貧血ではないので鉄剤を飲んでも症状の改善には有効ではないです」と言われました。え? と私はがく然としました。私はどうにかしてこの不調を治したいと思って婦人科に来たのだから、このままじゃ引き下がれないと思い、「シングルで、ひとり息子が不登校で、今日婦人科に来るのもやっとだったんです。発達障害で、チックも発症してしまって……」と、関係ないことまで話しました。すると、「それは大変ですね。体調が悪くなるのは当然です。元々ある不調に精神的ストレスが上乗せされますからね。ひどくて当然。大変ですね」と医師。思いがけない言葉に、涙が出てしまいました。原因はストレス! 自律神経の乱れのせいホルモンバランスのせいで体調不良になっていると勝手に思い込んでいたけれど、私の場合は精神的なストレスで自律神経が乱れ、さらに不調がひどくなっていると医師に教えてもらいました。また、貧血のようにめまいが起きる原因は、「起立性低血圧」ではないかとのこと。これもストレスから起こる自律神経の乱れが原因の1つらしいです。私は早速、ネットで「自律神経整える」と検索したり、図書館で本を借りて読んだりしました。そして、自律神経を意識した生活を心がけるように。私が意識したことを簡単にまとめると、・深呼吸をする・ゆっくり動いて生活する・笑顔を作る・朝日を浴びる・軽い運動・ストレスを解消する工夫まず効果を実感したのが、深呼吸でした。気持ちが落ち込んで寝込んでしまったとき、ゆっくり深呼吸してみたのです。すると、目の前の霧が晴れたようにスッキリしました。お風呂でもゆっくり深い呼吸を意識しながら体を洗い、頭を洗いました。すると、毎回お風呂から出たあとはぐったりして座り込んでしまっていたのに、それがなくなったのです。また、意識して笑顔を作ることで、自然と楽しい気持ちになることも実感しました。まとめ心と体はつながっているという言葉をよく聞きますが、私はこのことを改めて再認識しました。私の場合、ストレスを感じて常に呼吸が浅くなっていたのかもしれません。深呼吸することによって、肺をはじめ体の隅々に酸素が行き渡ったように感じ、体や脳が動くようになりました。こんな基本的なことができていなくて、自律神経がうまく働かなかったようです。体調が悪いからなんとかしなきゃという焦りも、もしかしたら症状を悪化させてしまっていたのかもしれません。排卵日前後や生理前に体調が悪くなる日もありますが、前に比べると本当に快適に生活できるようになりました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。マンガ/山口がたこ著者/こんにゃく(40歳)40歳のシングルマザー。フリーランス。発達障害の一人息子は現在不登校真っ最中。毎日毎時間、いかに幸せに暮らすかを模索することが趣味。東京から大阪に移住し、山の風景に心癒やされる日々。
2023年10月08日学校を休ませていい?悩む保護者へ精神科医の回答が届く!「学校休んだほうがいいよチェックリスト」【LINEにて無料利用可】Upload By 発達ナビニュースお子さんから「学校休みたい」「学校行きたくない」と言われたとき、休ませていいのか、どう対応すべきか多くの方が迷われるのではないでしょうか。そんな保護者、教員の方々などに向けたサービス「学校休んだほうがいいよチェックリスト」が2023年8月23日にリリースされました。こちらは不登校専門紙・不登校新聞、個別指導塾のキズキ共育塾、オンラインフリースクールのBranchという不登校のお子さんやご家族を支援している3社が開発し、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターの松本 俊彦先生が監修されたチェックリストで、LINEにて無料で利用できます。不登校による深刻な問題として、学校を休むべきときに保護者が子どもを無理に登校をさせ続ける「過剰適応」というものがあります。これによって子どもは追い詰められ、うつ病や自殺といったリスクが高まってしまいます。しかしこの「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を使い、休むべき基準を知ることで過剰適応を防ぐことが可能です。「学校休んだほうがいいよチェックリスト」は、不登校の予兆となる20個の質問に「はい」「いいえ」で答えることで、お子さんの状況に応じて、監修の先生からの回答が届きます。チェックリストを利用することで、休んでもいい基準を事実ベースで客観的に判断することができます。Upload By 発達ナビニュース子どもは適切に休むことができれば元気を取り戻すことができます。不登校を恐れ過ぎず、適切に子どもを休ませる判断の一助として、このサービスを利用してみませんか?※「LINE」はLINE株式会社の商標または登録商標です。※クリックすると、発達ナビのサイトから「学校休んだほうがいいよチェックリスト」のページに遷移します。※このチェックリストは3社が非営利で運営しているため、開発と運営のためクラウンドファンディングを実施しています。ご興味のある方は以下寄付ページをご覧ください。※クリックすると、発達ナビのサイトから「READYFOR 学校休んだほうがいいよチェックリスト」のページに遷移します。3,847の事業者が導入!障害のある人に向けたデジタル障害者手帳「ミライロID」Upload By 発達ナビニュース2019年に登場した障害のある人に向けたデジタル障害者手帳「ミライロID」を導入する事業者が、2023年8月31日時点で3,847に達しました。250以上の自治体での手続きや各種交通機関での利用のほか、レジャー施設、ショッピングやグルメなどさまざまな場所でご利用いただけます。「ミライロID」は障害者手帳を登録できる無料アプリ。障害者手帳を持ち歩くことなく、またカバンから出し入れする手間もなく、スマートフォンで素早く提示することができます。音声読み上げにも対応しています。「ミライロID」に登録できる障害者手帳は、「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」の3つ。障害種別によって、一人ひとりに合わせた情報も受け取ることができます。また、保護者がお子さまの障害者手帳を登録することも可能です(ただし、一つの障害者手帳を複数の端末で登録することはできません)。そのほか、レジャー施設、ショッピングやグルメなどでお得に使える電子クーポンを利用することができたり、障害者割引価格のチケットをオンラインで購入することも可能。車いすなどの福祉機器の仕様や必要なサポートの内容を登録すれば、窓口での伝達をスムーズに行えます。また、施設のバリアフリー情報も確認できるので、外出時の負担を減らしてくれます。Upload By 発達ナビニュース「ミライロID」の利用方法は3ステップ1. 「ミライロID」のアプリをスマホにダウンロードする2. お持ちの障害者手帳を撮影し登録します(顔写真の掲載された障害者手帳のみ登録可能)3. 導入施設でミライロIDの提示や、クーポン・チケットの利用ができます。※アプリは無料で使用できますが、ご利用の際に通信量に応じたパケット通信料金が発生します。使える場所の一覧や詳細のご利用条件は、以下より確認できます。WEBページ:アプリ:画面下部の「使える場所」をタップ暑さも和らいで外出には絶好の季節の秋、「ミライロID」を利用してお出かけしてみてはいかがですか?※クリックすると、発達ナビのサイトから「ミライロID」のページに遷移します。暗闇の中、五感を使って楽しむ「秋を感じる 見えない東北の旅」、食のマインドフルネスを体感「『一粒』大地の恵みを感じ一粒米(イチリュウベイ)のいのちを頂く」開催/ダイアログ・イン・ザ・ダーク2023年秋のプログラム「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、純度100%の真っ暗闇の中で見ること以外の感覚を使い、一緒に参加する仲間たちと共に、さまざまなシーンを体験するエンターテイメント。体験を案内するのは、普段から目をつかわないで生活をしている、視覚障害があるアテンドスタッフです。1988年、ドイツの哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれ、これまで世界で900万人以上が体験しています。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の「暗闇」はいつも同じではありません。季節など、テーマに合わせて、さまざまな体験を暗闇の中ですることができます。2023年の秋には2つのプログラムが開催中です。Upload By 発達ナビニュース紅葉する木の葉、季節の移ろいを知らせる虫たちの鳴き声、優しい川のせせらぎ……9月から始まったのは、暗闇の中にある東北の豊かな秋を感じるプログラムです。8人1グループになり、視覚障害者のアテンドと一緒に五感を使って東北への旅情を味わってください。〈詳細〉「秋を感じる 見えない東北の旅」開催期間:2023年9月7日(木)から11月23日(木・祝)体験時間:90分会場:ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」東京都港区海岸1丁目10番45号アトレ竹芝シアター棟1Fチケット:大人:3,850円学生:2,750円小学生:1,650円(税込)※クリックすると、発達ナビのサイトから「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のページに遷移します。Upload By 発達ナビニュース昨年好評を博したプログラム「『一粒』大地の恵みを感じ一粒米(イチリュウベイ)のいのちを頂く」が、神宮外苑前「内なる美、ととのう暗闇。」で再登場します。こちらは、「食のマインドフルネス」を体験できるプログラム。私たちが当たり前すぎて普段忘れがちな「いただきます」「ごちそうさま」の本来の意味を感じることができます。暗闇の中で、米一粒と自分の関係を改めて捉えなおしてみませんか?〈詳細〉「『一粒』大地の恵みを感じ一粒米(イチリュウベイ)のいのちを頂く」開催期間:2023年9月16日(土)~2024年1月8日(月・祝)体験時間:90分会場:三井ガーデンホテル 神宮外苑の杜プレミア 2階東京都新宿区霞ヶ丘町11番3号チケット:大人:5,500円(税込)※18歳未満はご体験いただけません。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。ADHD(注意欠如・多動症)注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。SLD(限局性学習症)LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
2023年09月23日社会課題の解決に挑む起業家の姿をクイズ形式で楽しく学ぶ番組「noLEGACY ~クイズで迫る!社会課題解決に挑む起業家たち~」(制作:CREED PRO)が、9月23日土曜日19時からTOKYO MXで放送されます。またMXが運営するエムキャスでも同時配信。全国から視聴できます。番組では、社会課題の解決に取り組む起業家2人に注目。彼らが興した企業を濱口優さん(よゐこ)とForbes JAPAN執行役員の谷本有香さんが訪れ、起業の経緯や解決したい社会課題への想いを聞きます。注目する起業家の1人が、俳優としても活躍し2021年に株式会社AGRIKOを起業した小林涼子さん。農業の担い手づくりと障がい者の社会参画を目指す農福連携の取り組みを実践している小林さんが、俳優を続けながら起業した想いに迫ります。株式会社AGRIKO 小林涼子さんの会社を訪ねて、濱口さんがまず驚いたのが屋上での取り組み。都会のビルの屋上で2030年問題の解決にもつながる珍しい風景が広がっていました。また小林涼子さんの目指す「〇産〇消」の循環システムにも注目です。注目するもう1人の起業家は、“3週間で不登校解決プログラム”を展開し、再登校に導くためのサービス事業を行う株式会社スダチの代表取締役・小川涼太郎さん。株式会社スダチ 不登校の解決といえば、ドラマなどでよく見る光景は、お子さんと直接話して説得する姿。しかしこちらのサービスでは、お子さんと話すことなく、再登校に導くという独自のメソッドを開発。濱口さんも思わず感嘆した、驚きの取り組みとは?それぞれの企業では、その企業の事業内容や解決に向けて取り組んでいる社会課題にまつわるクイズに濱口さんが挑戦。楽しみながら企業の取り組みを知ることができます。取材を終えた濱口さんは「日本の未来が明るく感じた。若いリーダーについていきます!」と社会課題の解決に挑む起業家の姿に頼もしさを感じた様子。谷本さんも「環境やサスティナビリティという言葉が世界的なバズワードとなる中、今回の収録でご一緒した若い起業家たちから感じたのは『視座』の高さと、『視点』の優しさ。彼らがリードするこれからの社会は今よりもっともっと温かく、豊かなものになる。そんな確信と心強さを得ました。」とコメントしています。さらに、視聴者の皆さんが挑戦するミニクイズも出題します。 ぜひご覧いただき、社会課題に挑戦する企業について知ってください。【番組タイトル】noLEGACY ~クイズで迫る!社会課題解決に挑む起業家たち~番組HP : 番宣映像: 【番組放送日時】9月23日(土) 19:00~19:30 <TOKYO MX1>※スマートフォン用アプリ&Webサイト「エムキャス」で同時配信番組「noLEGACY ~クイズで迫る!社会課題解決に挑む起業家たち~」番組の出演者(左から・小川涼太郎さん・谷本有香さん・濱口優さん・小林涼子さん)【出演者】よゐこ濱口優1990年、有野晋哉とお笑いコンビ「よゐこ」を結成。2018年 南明奈さんと結婚。昨年、男児が誕生。2019年 第2回ベストウエディングアワード受賞(夫婦)。バラエティ番組他、YouTube「濱口夫婦チャンネル」やYouTube「濱口優と秘密基地」など幅広く活動。よゐこ濱口優さんコメンテーター:谷本有香(Forbes JAPAN 執行役員Web編集長)証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカーを務めた後、米国でMBAを取得。その後、日経CNBCキャスター、同社初の女性コメンテーターとして従事。 これまでに、オードリー・タン台湾デジタル担当相、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック、スターバックス創業者のハワード・シュルツをはじめ、3,000人を超える世界のVIPにインタビューした実績有。現在、経済系シンポジウムのモデレーター、政府系スタートアップコンテストやオープンイノベーション大賞の審査員、企業役員・アドバイザーとしても活動。2016年2月より「Forbes JAPAN」に参画。2022年1月より現職。Forbes JAPAN谷本有香さんナレーション:八幡美咲早稲田大学政治経済学部卒。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学後、2018年くまもと県民テレビにアナウンサーとして入社。ラグビーワールドカップや報道番組などを担当。2020年広島ホームテレビに移籍。高校野球番組やサンフレッチェ広島番組のMCなど、報道からバラエティー、スポーツなど幅広く担当。広島ホームテレビ在籍時には「地方局アナ総選挙」で全国1位を獲得した。2023年4月からセントフォースに所属し、現在はフリーアナウンサーとして、為替ニュースや「起業家たちの挑戦ストーリー」などで幅広く活躍。フリーアナウンサー八幡美咲さん【番組内容】現代社会は、過去積み上げてきたもの(LEGACY:遺産)だけでは生きづらくなってきた。今までの日本を創ってきた年代は、その自負とともに過去にすがる一面も覗かせる。今後の日本を中心で支えていく次世代経営者たちには、新たな創造の責務が、誠に勝手ながら、課せられている。そのキーワードは「社会課題解決型」ではないだろうか。この番組では、そんな社会のうねりを感じとり、社会課題を解決することを仕事とする起業家を取り上げその闘う様を視聴者に共有する。慈善事業で終わるのではなく、稼ぐ力を携え、持続可能な歩みを模索する。時に、過去の遺産的なルールがその道を阻むこともあるだろう。それでも自身のビジョンを崩さず坂道を登っていく様をクイズ形式で、楽しくお届けする。【主な取材先とポイント】取材先:株式会社スダチ不登校を支援し再登校に導くサービス「スダチ」を運営。2019年設立。業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。累計550名以上の不登校のお子さんを再登校に導く。株式会社スダチ 取材を受ける小川涼太郎さん小川涼太郎さんの撮影風景ポイント:去年、父親にもなったよゐこ濱口優さんが、不登校の現実に驚き!?濱口さんは、父親として、どのように子供を育ててくのか?まだまだ子育ては始まったばかりですが、親子関係を作るうえで大切な視点などにも迫ります。代表プロフィール:代表取締役 小川涼太郎。1994年3月生まれ(29歳)。関西大学卒業後、コンサルティング会社に入社。「誰もが巣立ちゆける世界を」という理念のもと、“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたける”未来を目指し、教育事業を行っている。小川涼太郎さん取材先:株式会社AGRIKO俳優の小林涼子さんが代表取締役を務め、2021年に設立されたスタートアップ。循環型農業「アクアポニックス」を活用したSDGs17項目フルコミットの都市型ファーム「AGRIKO FARM」を運営。農業の担い手づくりと障がい者の社会参画をめざす農福連携を通して、障がい者雇用やD&I(多様性と包摂)など、企業の課題解決をサポートしている。株式会社AGRIKO 取材を受ける小林涼子さん小林涼子さんの撮影風景ポイント:俳優という仕事を続けながら「起業」を決断した小林涼子さんの想いに触れ、よゐこ濱口さんはどのような反応を示すのか?2030年問題への取り組みや、農業の未来とは?代表プロフィール:代表取締役 小林涼子(俳優)1989年11月生まれ(33歳)。4歳で子役デビュー。7月期テレビ朝日系「ハヤブサ消防団」など8クール連続でドラマに出演し話題を集める。2014年頃から、リフレッシュとして新潟で農業の手伝いを開始。家族の体調不良をきっかけに2021年株式会社AGRIKOを設立した。小林涼子さん【制作スタッフ】ホームページ 濱口小百合/植田羽蘭制作 MXテクニカルサービス株式会社/株式会社daInaRIアシスタントディレクター 高橋泰崇ディレクター 岩城渚アシスタントプロデューサー 秋定沙織プロデューサー 松本洋子総合演出 平岩憲和企画総括/プロデューサー 増田尚志製作著作 株式会社CREED PRO【株式会社CREED PRO】所在地 : 大阪市中央区平野町1-15-11 エルギャラン平野町702代表取締役: 富田惠介HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月22日【発達障害×子育てアンケート】不登校・行き渋りになったことがある?発達障害のあるお子さんの保護者の皆さんから「長い休み明けや日曜日の夜が近づくと体調が悪くなる」「子どもが朝なかなか起きられない」、というお困りの声をいただくことがあります。進学などで環境が変わったり、学校の行事があったりすると、そのような傾向が強くでてしまうお子さんもいるのではないでしょうか?そこで、LITALICO発達ナビではお子さんの不登校や行き渋りについて公式LINEでアンケートを実施。アンケートでは「お子さんに不登校・行き渋りはあるか?」「どんなときにあったのか?」や、お子さんが不登校や行き渋りのとき、学校の対応でうれしかった・助かったことについて伺いました。※「LINE」はLINE株式会社の商標または登録商標です。※アンケートはLITALICOの公式LINEにて!『お友だち登録』お待ちしています!Upload By 発達ナビ編集部Upload By 発達ナビ編集部不登校・行き渋りのとき、学校の対応でうれしかった・助かったことの回答「 登校渋りのはっきりした理由は分かりません。ただ、すぐ学校に相談したところ、無理に登校させなくても良いことや、子どものペースに合わせて行きましょうと言ってくださったのがありがたかったです。今も午後登校や保健室登校が多いですが、臨機応変に対応してくれます。欠席連絡もアプリ対応となったので親のストレス軽減になっています」「授業をオンライン配信してくれて、出席扱いにしてくれました。オンラインを通じてクラスの様子がわかり、登校につながりました」「発達グレーの息子が、夏休み明けから一歩も家から出られなくなりました。先生方は、まず子どもの様子を気にかけてくれたことはもちろん、分団登校から個別登校にしてくれたり、こちらのスタンスを理解して対応してくださいました。スクールカウンセリングでは、不登校の経験に対し『頑張ったんですね』と労いの言葉までくださいました」「不登校が始まった小学校ではあまり適切な対応をしていただけなかったが、中学校では特別支援学級の担任が毎週訪問して本人が興味を持ちそうなことを一緒にやってくださったり、3年時の担任は通信制高校受験のサポートを親身になってしてくださいました」「学校からは休むことに対してサボるという判断をされ、理解してもらえませんでした。しかしその事について相談したフリースクールの先生は、サボっていると言われたことに対し自己批判をする娘に『自分を守るために行かなくていい。行かない選択をしたことは勇気がいっただろうし、その判断は間違っていない』と娘を認めてくれて親子で救われました」「本人が先生やカウンセラーの先生に相談をしたので話を聞いてくれました。そして、それを親に連絡して教えてくれました。中学生にもなるとなかなか本人は親に直接話すことはなく、信頼できる先生に話すことの方が多くなるようです」LITALICO公式LINEアカウントお友達へのアンケート結果より回答期間:2023年9月3日~9月6日回答人数:2,255名※一部抜粋まとめ今回のアンケートでは、お子さんに不登校・行き渋りはあるかを聞いたところ、81%の回答者が「不登校・行き渋りがある」と回答。不登校や行き渋りがあったときで最も多かったのが「嫌なことがあったとき」、次いで多かったのが「夏休みなど長期休み明け」という回答でした。夏休みが明けて一ヶ月ほど経過した今、不登校で悩んでいる保護者の皆さんやお子さんが増えている時期かもしれません。その中でも、学校の対応でうれしかった・助かったことでは760を超えるコメントを寄せていただきました。「欠席に理解を示してくれた」「登校できた時は褒めてくれた」「オンラインで授業を配信してくれた」など、学校現場でも不登校に対する理解が深まっていることも分かりました。加えて「スクールカウンセラーの先生が対応してくれた」「フリースクールの先生が寄り添ってくれた」といった担任や学校の先生以外の大人との関わりについての回答も目立ちました。不登校の小中学生は年々増加傾向にあり、2023年は過去最多になりました。特に、発達障害のあるお子さんの場合、「学校」という枠組みや「標準」とよばれるようなものにフィットしづらい傾向があり、困りごとを抱えている中で不登校につながることがあるのかもしれません。お子さんの不登校に直面された保護者の方の多くは「子どもの将来が心配」というお気持ちなのではないでしょうか。LITALICOでは、発達ナビの記事や情報、またオンラインでの勉強会の開催など、さまざまな方法で不登校や行き渋りがあるお子さんと保護者の方をサポートしています。発達障害があるお子さんの一人ひとりの個性や特性に合わせた環境の整え方や、進路の選択肢について一緒に考える「勉強会」「個別相談」を行うLITALICOライフでは、【不登校の支援と将来の準備】に関する勉強会を開催しています。フリースクールや訪問教室など不登校のお子さんへの支援や、義務教育以降の高校進学について通信制高校など不登校に理解のある進路情報など、幅広く知ることができます。また、教育にまつわる資金など、現実的な準備についても学べる勉強会です。Upload By 発達ナビ編集部※アンケートはLITALICOの公式LINEにて!『お友だち登録』お待ちしています!(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年09月21日社会課題の解決に挑む起業家の姿をクイズ形式で楽しく学ぶ番組「noLEGACY ~クイズで迫る!社会課題解決に挑む起業家たち~」(制作:CREED PRO)が、9月23日土曜日19時からTOKYO MXで放送されます。またMXが運営するエムキャスでも同時配信。全国から視聴できます。番組では、社会課題の解決に取り組む起業家2人に注目。彼らが興した企業を濱口優さん(よゐこ)とForbes JAPAN執行役員の谷本有香さんが訪れ、起業の経緯や解決したい社会課題への想いを聞きます。注目する起業家の1人が、“3週間で不登校解決プログラム”を展開し、再登校に導くためのサービス事業を行う株式会社スダチの代表取締役・小川涼太郎さん。株式会社スダチ 不登校の解決といえば、ドラマなどでよく見る光景は、お子さんと直接話して説得する姿。しかしこちらのサービスでは、お子さんと話すことなく、再登校に導くという独自のメソッドを開発。濱口さんも思わず感嘆した、驚きの取り組みとは?また子育てにも熱心な濱口さんが、改めて「愛情やしつけ」について見つめ直す、優しいパパの一面にも注目です。また注目するもう1人の起業家は、俳優としても活躍し2021年に株式会社AGRIKOを起業した小林涼子さん。農業の担い手づくりと障がい者の社会参画を目指す農福連携の取り組みを実践している小林さんが、俳優を続けながら起業した想いに迫ります。株式会社AGRIKO それぞれの企業では、その企業の事業内容や解決に向けて取り組んでいる社会課題にまつわるクイズに濱口さんが挑戦。楽しみながら企業の取り組みを知ることができます。取材を終えた濱口さんは「日本の未来が明るく感じた。若いリーダーについていきます!」と社会課題の解決に挑む起業家の姿に頼もしさを感じた様子。谷本さんも「環境やサスティナビリティという言葉が世界的なバズワードとなる中、今回の収録でご一緒した若い起業家たちから感じたのは『視座』の高さと、『視点』の優しさ。彼らがリードするこれからの社会は今よりもっともっと温かく、豊かなものになる。そんな確信と心強さを得ました。」とコメントしています。さらに、視聴者の皆さんが挑戦するミニクイズも出題します。 ぜひご覧いただき、社会課題に挑戦する企業について知ってください。【番組タイトル】noLEGACY ~クイズで迫る!社会課題解決に挑む起業家たち~番組HP : 番宣映像: 【番組放送日時】9月23日(土) 19:00~19:30 <TOKYO MX1>※スマートフォン用アプリ&Webサイト「エムキャス」で同時配信番組「noLEGACY ~クイズで迫る!社会課題解決に挑む起業家たち~」番組の出演者(左から・小川涼太郎さん・谷本有香さん・濱口優さん・小林涼子さん)【出演者】よゐこ濱口優1990年、有野晋哉とお笑いコンビ「よゐこ」を結成。2018年 南明奈さんと結婚。昨年、男児が誕生。2019年 第2回ベストウエディングアワード受賞(夫婦)。バラエティ番組他、YouTube「濱口夫婦チャンネル」やYouTube「濱口優と秘密基地」など幅広く活動。よゐこ濱口優さんコメンテーター:谷本有香(Forbes JAPAN 執行役員Web編集長)証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカーを務めた後、米国でMBAを取得。その後、日経CNBCキャスター、同社初の女性コメンテーターとして従事。これまでに、オードリー・タン台湾デジタル担当相、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック、スターバックス創業者のハワード・シュルツはじめ、3,000人を超える世界のVIPにインタビューした実績有。現在、経済系シンポジウムのモデレーター、政府系スタートアップコンテストやオープンイノベーション大賞の審査員、企業役員・アドバイザーとしても活動。2016年2月より「Forbes JAPAN」に参画。2022年1月より現職。Forbes JAPAN谷本有香さんナレーション:八幡美咲早稲田大学政治経済学部卒。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学後、2018年くまもと県民テレビにアナウンサーとして入社。ラグビーワールドカップや報道番組などを担当。2020年広島ホームテレビに移籍。高校野球番組やサンフレッチェ広島番組のMCなど、 報道からバラエティー、スポーツなど幅広く担当。広島ホームテレビ在籍時には「地方局アナ総選挙」で全国1位を獲得した。2023年4月からセントフォースに所属し、現在はフリーアナウンサーとして、為替ニュースや「起業家たちの挑戦ストーリー」などで幅広く活躍。フリーアナウンサー八幡美咲さん【番組内容】現代社会は、過去積み上げてきたもの(LEGACY:遺産)だけでは生きづらくなってきた。今までの日本を創ってきた年代は、その自負とともに過去にすがる一面も覗かせる。今後の日本を中心で支えていく次世代経営者たちには、新たな創造の責務が、誠に勝手ながら、課せられている。そのキーワードは「社会課題解決型」ではないだろうか。この番組では、そんな社会のうねりを感じとり社会課題を解決することを仕事とする起業家を取り上げ、その闘う様を視聴者に共有する。慈善事業で終わるのではなく、稼ぐ力を携え、持続可能な歩みを模索する。時に、過去の遺産的なルールがその道を阻むこともあるだろう。それでも自身のビジョンを崩さず坂道を登っていく様をクイズ形式で、楽しくお届けする。【主な取材先とポイント】取材先:株式会社スダチ不登校を支援し再登校に導くサービス「スダチ」を運営。2019年設立。業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。累計550名以上の不登校のお子さんを再登校に導く。株式会社スダチ 取材を受ける小川涼太郎さん小川涼太郎さんの撮影風景ポイント:去年、父親にもなったよゐこ濱口優さんが、不登校の現実に驚き!?濱口さんは、父親として、どのように子供を育ててくのか?まだまだ子育ては始まったばかりですが、親子関係を作るうえで大切な視点などにも迫ります。代表プロフィール:代表取締役 小川涼太郎。1994年3月生まれ(29歳)。関西大学卒業後、コンサルティング会社に入社。「誰もが巣立ちゆける世界を」という理念のもと、“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたける”未来を目指し、教育事業を行っている。小川涼太郎さん取材先:株式会社AGRIKO俳優の小林涼子さんが代表取締役を務め、2021年に設立されたスタートアップ。循環型農業「アクアポニックス」を活用したSDGs17項目フルコミットの都市型ファーム「AGRIKO FARM」を運営。農業の担い手づくりと障がい者の社会参画をめざす農福連携を通して、障がい者雇用やD&I(多様性と包摂)など、企業の課題解決をサポートしている。株式会社AGRIKO 取材を受ける小林涼子さん小林涼子さんの撮影風景ポイント:俳優という仕事を続けながら「起業」を決断した小林涼子さんの想いに触れ、よゐこ濱口さんはどのような反応を示すのか?2030年問題への取り組みや、農業の未来とは?代表プロフィール:代表取締役小林涼子(俳優)1989年11月生まれ(33歳)。4歳で子役デビュー。7月期テレビ朝日系「ハヤブサ消防団」など8クール連続でドラマに出演し話題を集める。2014年頃から、リフレッシュとして新潟で農業の手伝いを開始。家族の体調不良をきっかけに2021年株式会社AGRIKOを設立した。小林涼子さん【制作スタッフ】ホームページ 濱口小百合/植田羽蘭制作 MXテクニカルサービス株式会社/株式会社daInaRIアシスタントディレクター 高橋泰崇ディレクター 岩城渚アシスタントプロデューサー 秋定沙織プロデューサー 松本洋子総合演出 平岩憲和企画総括/プロデューサー 増田尚志製作著作 株式会社CREED PRO【株式会社CREED PRO】所在地 : 大阪市中央区平野町1-15-11 エルギャラン平野町702代表取締役: 富田惠介HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月21日無料の参加登録受付中!発達が気になるお子さんやご家族へ届けたい、オンラインセミナーが9/23(土)に開催決定Upload By 発達ナビアライアンス プログラム学校へ行きたがらない。ずっと家にこもっている。勉強はしないまま……。そんなお子さんが今どういう心の状態なのか、どう声をかけたらいいのか、ずっとこのままなのだろうか。ご不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。発達ナビでは不登校のお子さまとそのご家族に、ご自宅で情報を得られる機会をお届けするために「不登校サポートセミナー」を開催します。・日時:2023年9月23日(土)9:30~13:35(予定)・参加費:無料・形式:Zoomウェビナー配信・参加方法:事前申込必須。下記ボタンよりお申し込みください・内容:専門家講演、発達が気になるお子さまや不登校のお子さまを応援する企業によるセミナー※企画調整中のため、今後変更となる場合もございますオンラインセミナーの内容をご紹介Upload By 発達ナビアライアンス プログラム夏休みも終わり2学期が始まりましたが、「学校に行きたくない」と言うお子さんへ、どう関わったらいいのか・この先どうなっていくのか、不安な気持ちでいる方もいらっしゃると思います。まずはお子さまの心の状態を理解し、前向きになってくれるサインを見逃さず接していくことが大切です。今回は、自身も40歳を目前にADHDの診断を受けた不登校新聞代表が、当事者目線で、また不登校や特性のある当事者、親、識者など400人以上に取材してきた経験も踏まえてお話しいただきます。当日は視聴者のみなさまからの質疑応答タイムもご用意しています。ぜひご参加ください!講師:石井志昂 氏不登校新聞の代表。『不登校新聞』とは「当事者の声に寄り添う」をモットーに、日本で唯一の不登校に関する新聞として、98 年に創刊。 以来1000 名を超える不登校・ひきこもり当事者経験者の声を掲載。2022年からは不登校の親専用コミュニティ「親コミュ」を設立。自身も中学生で不登校を経験しており、不登校新聞にかかわり続けている。近著に「フリースクールを考えたら最初に読む本」(2022年/主婦の友社)Upload By 発達ナビアライアンス プログラム悩みの深いご家庭と向き合う無学年式オンライン教材「すらら」。2022年は不登校や発達の気になる生徒2,700名(すらら利用者全体の約6割※)が家庭学習で利用。そして、家庭学習を見守る保護者の関わり方を学ぶほめビリティ講座は、今年リニューアルし約150名の方が受講されています。※株式会社すららネット調べ本講演では、繊細で不安が強く、無気力になってしまうお子さま、挑戦したい気持ちはあっても、不安になる気持ちとうまく向き合えないお子さまなどを持つ保護者さまへ、心理療法の「認知行動療法」も取り入れた関わり方や事例をお伝えしていきます。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム発達が気になるお子さまの子育てをオンラインサポートする「発達ナビPLUS」。発達ナビPLUSの監修者でもある公認心理師・緒方広海先生に、思春期の二次障害への「特徴」とその「相談の目安」について解説いただきます。・そもそも二次障害って?・不登校や引きこもりは二次障害なの?・二次障害への対応はどうすれば?など、特性があるお子さまの二次障害に関する疑問やお困りごとへの手立てについてお話しします。Upload By 発達ナビアライアンス プログラム発達に特性がある子の「好き」をのばし、力に変えることのできる習い事や保護者さまの関わりについて解説する、保護者向け勉強会です。ゲームや動画が大好きなお子さまが、実際に好きなことを力に変えた成長事例などを交えて、保護者さまの関わり方のポイントや習い事の選び方、将来への活かし方についてご紹介します。・子どもの「好き」を力にする親の関わり方や習い事って?・事例で分かる!「好き」を伸ばした子のストーリー・将来に活きる力に変えるために今からできることは?Upload By 発達ナビアライアンス プログラム不登校や引きこもりがちなお子さまがいるご家庭向けの勉強会です。復学や居場所など、学校に行かない選択をした子へのサポートや、中学以降の進路の選択肢について解説します。1.不登校支援の選択肢フリースクールや訪問教室など、不登校のお子さまへの支援の選択肢や選ぶ際のポイントを解説します。2.中学以降の進路の選択肢義務教育以降の高校進学の選択肢として、通信制・サポート校や高等専修学校、チャレンジスクールなど、不登校に理解のある進路を幅広く知ることができます。3.教育にまつわる準備教育資金やお子さまの自立後に必要になってくる費用など、現実的な準備についても解説します。たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしております。
2023年09月20日社会課題の解決に挑む起業家の姿をクイズ形式で楽しく学ぶ番組「noLEGACY」(制作:CREED PRO)が、9月23日土曜日19時からTOKYO MXで放送されます。またMXが運営するエムキャスでも同時配信。全国から視聴できます。収録を終えた八幡美咲さん八幡美咲さんのナレーション収録の様子番組では、社会課題の解決に取り組む起業家2人に注目。彼らが興した企業を濱口優さん(よゐこ)とForbes JAPAN執行役員の谷本有香さんが訪れ、起業の経緯や解決したい社会課題への想いを聞きます。クイズ形式の進行にはかかせないナレーションを担当したのは、フリーアナウンサーの八幡美咲さん。くまもと県民テレビ、広島ホームテレビで経験を積み、2023年4月からフリーとして活動。「地方局アナ総選挙」で全国1位を獲得した注目の女子アナです。番組が注目した起業家の1人が、“3週間で不登校解決プログラム”を展開し、再登校に導くためのサービス事業を行う株式会社スダチの代表取締役・小川涼太郎さん。株式会社スダチ 不登校の解決といえば、ドラマなどでよく見る光景は、お子さんと直接話して説得する姿。しかしこちらのサービスでは、お子さんと話すことなく、再登校に導くという独自のメソッドを開発。濱口さんも思わず感嘆した、驚きの取り組みとは?もう1人の起業家は 俳優としても活躍し2021年に株式会社AGRIKOを起業した小林涼子さん。農業の担い手づくりと障がい者の社会参画を目指す農福連携の取り組みを実践している小林さんが、俳優を続けながら起業した想いに迫ります。株式会社AGRIKO 小林涼子さんの会社を訪ねて、濱口さんがまず驚いたのが屋上での取り組み。都会のビルの屋上で2030年問題の解決にもつながる珍しい風景が広がっていました。また小林涼子さんの目指す「〇産〇消」の循環システムにも注目です。それぞれの企業では、その企業の事業内容や解決に向けて取り組んでいる社会課題にまつわるクイズに濱口さんが挑戦。楽しみながら企業の取り組みを知ることができます。ナレーションを担当した八幡美咲さんは、「大切な情報を楽しく伝える番組では、ナレーターの存在感が番組のクオリティを左右します。放送局のアナウンサーとしての経験を経てフリーになり、ナレーションの仕事にもやりがいを感じています。自分自身も両親が事業をおこして奮闘している姿を見ながら育っているので、起業家の皆さまの奮闘ぶりに少しでも寄り添えられたらとナレーション撮りに挑みました。また、よゐこ濱口さんとForbesJAPAN谷本さんとの軽妙なやりとり、さらに起業家の皆様との素敵な会話をさらに引き立てるような“語り”を心掛けました。制作スタッフの皆さんとの収録も順調に進み、シーンごとに声の質も絶妙に変化しておりますので、そちらも楽しんで頂けたらと思います。社会課題解決に挑む起業家の熱い想いを、ナレーションを通じてお伝えしています。是非ご覧ください」と話してくれました。【ナレーション:八幡美咲プロフィール】早稲田大学政治経済学部卒。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学後、2018年くまもと県民テレビにアナウンサーとして入社。ラグビーワールドカップや報道番組などを担当。2020年広島ホームテレビに移籍。高校野球番組やサンフレッチェ広島番組のMCなど、 報道からバラエティー、スポーツなど幅広く担当。広島ホームテレビ在籍時には「地方局アナ総選挙」で全国1位を獲得した。2023年4月からセントフォースに所属し、現在はフリーアナウンサーとして、為替ニュースや「起業家たちの挑戦ストーリー」などで幅広く活躍。フリーアナウンサー八幡美咲さん【番組タイトル】noLEGACY ~クイズで迫る!社会課題解決に挑む起業家たち~番組HP : 番宣映像: 【番組放送日時】9月23日(土) 19:00~19:30 <TOKYO MX1>※スマートフォン用アプリ&Webサイト「エムキャス」で同時配信番組「noLEGACY」番組の出演者(左から・小川涼太郎さん・谷本有香さん・濱口優さん・小林涼子さん)【出演者】よゐこ濱口優1990年 有野晋哉とお笑いコンビ「よゐこ」を結成。2018年 南明奈さんと結婚。昨年、男児が誕生。2019年 第2回ベストウエディングアワード受賞(夫婦)。バラエティ番組他、YouTube「濱口夫婦チャンネル」やYouTube「濱口優と秘密基地」など幅広く活動。よゐこ濱口優さんコメンテーター:谷本有香(Forbes JAPAN 執行役員Web編集長)証券会社、Bloomberg TVで金融経済アンカーを務めた後、米国でMBAを取得。その後、日経CNBCキャスター、同社初の女性コメンテーターとして従事。これまでに、オードリー・タン台湾デジタル担当相、トニー・ブレア元英首相、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック、スターバックス創業者のハワード・シュルツはじめ、3,000人を超える世界のVIPにインタビューした実績有。現在、経済系シンポジウムのモデレーター、政府系スタートアップコンテストやオープンイノベーション大賞の審査員、企業役員・アドバイザーとしても活動。2016年2月より「Forbes JAPAN」に参画。2022年1月より現職。Forbes JAPAN谷本有香さん【番組内容】現代社会は、過去積み上げてきたもの(LEGACY:遺産)だけでは生きづらくなってきた。今までの日本を創ってきた年代は、その自負とともに過去にすがる一面も覗かせる。今後の日本を中心で支えていく次世代経営者たちには、新たな創造の責務が、誠に勝手ながら、課せられている。そのキーワードは「社会課題解決型」ではないだろうか。この番組では、そんな社会のうねりを感じとり、社会課題を解決することを仕事とする起業家を取り上げその闘う様を視聴者に共有する。慈善事業で終わるのではなく、稼ぐ力を携え、持続可能な歩みを模索する。時に、過去の遺産的なルールがその道を阻むこともあるだろう。それでも自身のビジョンを崩さず坂道を登っていく様をクイズ形式で、楽しくお届けする。【主な取材先とポイント】取材先:株式会社スダチ不登校を支援し再登校に導くサービス「スダチ」を運営。2019年設立。業界最速で不登校を解決する「3週間で不登校解決プログラム」を展開。累計550名以上の不登校のお子さんを再登校に導く。株式会社スダチ 取材を受ける小川涼太郎さん小川涼太郎さんの撮影風景ポイント:去年、父親にもなったよゐこ濱口優さんが、不登校の現実に驚き!?濱口さんは、父親として、どのように子供を育ててくのか?まだまだ子育ては始まったばかりですが、親子関係を作るうえで大切な視点などにも迫ります。代表プロフィール:代表取締役 小川涼太郎。1994年3月生まれ(29歳)。関西大学卒業後、コンサルティング会社に入社。「誰もが巣立ちゆける世界を」という理念のもと、“巣から飛び立つ鳥のように、誰もが社会という大空へ羽ばたける”未来を目指し、教育事業を行っている。小川涼太郎さん取材先:株式会社AGRIKO俳優の小林涼子さんが代表取締役を務め、2021年に設立されたスタートアップ。循環型農業「アクアポニックス」を活用したSDGs17項目フルコミットの都市型ファーム「AGRIKO FARM」を運営。農業の担い手づくりと障がい者の社会参画をめざす農福連携を通して、障がい者雇用やD&I(多様性と包摂)など、企業の課題解決をサポートしている。株式会社AGRIKO 取材を受ける小林涼子さん小林涼子さんの撮影風景ポイント:俳優という仕事を続けながら「起業」を決断した小林涼子さんの想いに触れ、よゐこ濱口さんはどのような反応を示すのか?2030年問題への取り組みや、農業の未来とは?代表プロフィール:代表取締役 小林涼子(俳優)1989年11月生まれ(33歳)。4歳で子役デビュー。7月期テレビ朝日系「ハヤブサ消防団」など8クール連続でドラマに出演し話題を集める。2014年頃から、リフレッシュとして新潟で農業の手伝いを開始。家族の体調不良をきっかけに2021年株式会社AGRIKOを設立した。小林涼子さん【制作スタッフ】ホームページ 濱口小百合/植田羽蘭制作 MXテクニカルサービス株式会社/株式会社daInaRIアシスタントディレクター 高橋泰崇ディレクター 岩城渚アシスタントプロデューサー 秋定沙織プロデューサー 松本洋子総合演出 平岩憲和企画総括/プロデューサー 増田尚志製作著作 株式会社CREED PRO【株式会社CREED PRO】所在地 : 大阪市中央区平野町1-15-11 エルギャラン平野町702代表取締役: 富田惠介HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月20日不登校児童が「学校に行けなくなった原因」、最多は「いじめ」にアンケートの結果、いじめが原因の不登校が1位になりました。いじめによる不登校の中には「友達からのいじめ」だけでなく「学校の先生からいじめられた」や「友達の親からいじめられた」など、子ども以外からのいじめを原因とする声もありました。特に学校の先生とのかかわりについては3位にもランクインしており、苦手な先生と出会ってしまうと児童は逃げ場がなく、かなりの苦痛になっているようです。また、いじめの中には「LINEグループで仲間外れにされた」「自分の知らないチャットルームで悪口を言われていた」などネットいじめも多くみられました。児童がスマホを所持することが増えているため、いじめの内容も変化しており、親はより注意深く子どもの様子を見守ることが必要なようです。【漫画無料イッキ読み】娘がLINEいじめの被害に…もう黙っていられない『子ども同士のSNSトラブル』不登校の児童8割が「不登校になる前兆があった」と回答不登校経験を持つ296名のうち、80%が「学校に行けなくなる前の前兆があった」と回答しました。では、実際にどんな変化が多く起きるのでしょうか?体調不良や学校への行き渋りなどが多く、全体的に朝学校に行く時間が近づいたときに、いつもと違った様子が見られやすいようです。このような異変を感じた場合、保護者は無理せず学校を休ませる、じっくり話を聞いてあげるなど、早めに対応することが求められるでしょう。調査概要調査方法|インターネット調査調査期間|2023/7/21~8/2調査人数|不登校の経験を持つ人296名調査に活用したサイト|クラウドワークスツナグバ成基(マイナビ子育て編集部)<関連記事>✅子どもの受験勉強、「予備校」「通信教育」を押さえて、過半数の親が選んでいるのは?約75%は「成績につながっている」✅子供の犯罪被害の現状とは?SNSで広がる児童買春や児童ポルノなどのは年7,000件以上起きている✅【漫画無料イッキ読み】娘がLINEいじめの被害に…もう黙っていられない『子ども同士のSNSトラブル』
2023年09月20日私は大学生のころから、シミに悩んでいます。顔中シミだらけで肌の色から唇の色までどす黒い……。若いころから美白やスキンケアを頑張っていたけれど、悩みを抱えたまま40代に突入。まったく改善しない肌に諦めかけたそのとき、出合ったのです。コスパ最高の、誰にでもできる身近なシミ対策に!20代からシミだらけで40代でさらに濃くなり…若いころから、顔のシミに悩まされてきました。大小さまざまな大きさのシミが顔中にあるのです。子どものころから「色白美人だね」なんて言われていた私。元々は色白のはずなのに、22歳くらいから、顔がなんだかどす黒く見えるように……。仕事の合間にトイレの鏡を見ると、自分でビクッと驚くくらいドス黒いんです。周囲の人からもよく「体調悪いの?」と心配されていました。今までさまざまな化粧品やサプリを試しました。子どものころから褒められていた色白を保ちたくて、高校時代から毎日日焼け止めを欠かさず、バイト代をつぎ込んで高めの美白スキンケアをライン使いしていました。大人になってからも、スキンケアといえば「美白コスメ」一択。プチプラ系から、デパ地下コスメまでいろいろ試しました。サプリメントも、「美白」というキーワードにすぐ飛びついてはたくさん試しました。 それでも、私のしぶといシミはうんともすんとも言わず。諦めてはまた違う化粧品を試すのでした。そうやって毎日頑張っていたのに、悩みを抱えたまま気が付けば40歳。それどころか加齢によりさらにシミが濃くなって、顔色も表情も悪くなっていく一方なのでした。肌の悩みは消えず、外出自粛で気分も落ち込み私が40歳に差し掛かるころ、コロナ禍で自粛生活が始まりました。同時に1人息子の不登校と引きこもりが始まり、私もいや応なしに引きこもることに。そのころ離婚も経験し、自分の見た目に気を配らなくなりました。たまに買い物に出ても、マスク着用でノーメイク。遠出のお出かけはしないし、人と話すこともない。会食も自粛でしたから、マスクを人前で外すことも皆無。おしゃれをする機会もめっきり減りました。そんなさまざまな要素が重なり、私は「女」の部分をすっかり放り投げたのです。髪はボサボサのまま、1日中パジャマで毎日家にこもっていました。すると、1カ月もたたないうちに気持ちがどんより沈み、すぐにイライラしている自分に気が付きました。自分のメンタルがどんどん病んでいくのがわかったのです。「これではいけない!」と思いました。もともとInstagramでメンタルヘルスについてのアカウントをフォローしていて、そこでよく見かけたのが、1.早起き 2.運動 3.本を読む 4.よく笑う 5.今ある幸せを見る 6.お酒をやめるなどという内容でした。そこからヒントを得て、私は気持ちを上げるための行動を始めました。メンタルのために始めたことでシミも改善!私が始めたのはランニングでした。体力をつけるためではなく、気持ちを上げるためです。そして、これもInstagramの受け売りですが、日の光を浴びると幸せホルモンであるセロトニンが活発になるらしいのです。これは一石二鳥!継続するために私が気を付けたのが、緩~くおこない「毎日走る!」とか「隣町まで走る!」とか目標を決めないこと。家の近くの川沿いを走っていると遠くに山並みが見えます。その景色に癒やされ、元気付けられ、 気持ちが上向きになっていくのを感じました。走れなかった日も気にしない。目標を設定しないことで、楽しい気持ちを大事にしながら取り組むことができました。また、ノーメイクでも寝起きでも、キャップとマスクで顔が隠れるので気軽でした。気付けば週6日、1日30分以上は走っていました。2カ月くらいたったある日、久しぶりに鏡の中の自分を見ると、なんだか顔色が良い? 頬がピンクだし、目もキラキラしている! 走ることによって、血流が良くなったのか、基礎体温も上がり、顔色が良くなりました。肌も以前より化粧水が良く染み込むようになり、シミも目立たなくなった気がします。本当、棚からぼた餅の体験でした。まとめ思えば、私は就職してからずっと座り仕事でした 。コロナ禍と子どもの引きこもりで、さらに完全在宅ワークになりました。血行が滞り、顔もドス黒くなるのも今ならうなずけます。私に必要だったのは、血流を良くして基礎体温を上げること。40歳で気付くことができました。今でも緩く続けていますが、どんどん肌も心もデトックスされ、一時は放り投げた「女」の部分も、また頑張りたいと思えてきました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic 医師)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。イラスト/きびのあやとら著者/こんにゃく(40歳)40歳のシングルマザー。フリーランス。発達障害の一人息子は現在不登校真っ最中。毎日毎時間、いかに幸せに暮らすかを模索することが趣味。東京から大阪に移住し、山の風景に心癒やされる日々。
2023年09月16日赤ちゃんの頃から気になっていた娘の発達。成長して一見目立つ困りごとはないけれど…はじめまして、マミヤと申します。わが家は主人、私、小学校3年生の娘(8歳)の3人家族です。娘のしぇーちゃんは2歳4ヶ月の時に自閉スペクトラム症と診断されました。娘が産まれてすぐ「寝ない、飲まない、泣き止まない」ことで育てづらさを感じ、歩き出してからは多動や意思疎通の難しさが気になるようになりました。1歳半健診では発語の少なさや指差しができず「要観察」。その後自閉スペクトラム症の特徴と思える行動(逆さバイバイやクレーン現象など)が増えてきたので、「娘に発達障害があるのではないか」という思いが私の中で次第に強くなりました。その後、発達相談を経て、娘が2歳になってすぐに療育機関へ通うことになりました。就学までいくつもの療育機関に通い続けた結果、2~3歳頃に心配していた多動は徐々に落ち着き、オウム返しも減り、年長になる頃には、娘は一見目立つ困りごとはない元気な女の子に成長しました。Upload By マミヤ小集団療育でも一斉指示が通らない、聴覚過敏もある娘。就学先は…ただ、目立つ困りごとがないからといって、娘の自閉傾向がなくなったわけではありませんでした。年長で小集団療育に通っていた時のことです。療育に参加していた子どもは娘を入れて5人。子どもたちの目の前で、先生が活動の開始を伝えるのですが、何回やっても娘には先生の「それでは始めて下さい」が聞こえませんでした。さらに、活動を始めている周りの子どもを見ることもありません。個別の声がけをされるまでボーっとしているのです。また、雨が激しい日や蝉の声が聞こえる時期には、 娘は「外の音で室内の声が聞こえない」と訴え、これではとても通常学級の中で学校生活を送れるとは思えませんでした。娘をよく見て下さっていた小集団療育の先生のすすめもあり、娘が楽しく通えることを優先して特別支援学級の情緒障害学級を希望しました。Upload By マミヤ登校渋り、不登校…心配事もあるけれど、娘の個性に寄り添ってUpload By マミヤ娘は好奇心旺盛で負けず嫌いです。「やりたい!」と思ったら何度も練習して習得するガッツがあります。好きな言葉は「あきらめない」。これは大好きな戦隊ものや美少女戦士から影響を受けていると思います。活発でゲームが大好きなのでお友達は男の子が多いです。逆に細やかなコミュニケーションは苦手で親しい女の子の友達はいません。また正義感が強く、納得できないことをいつまでも気にしたり、自分が理解できない行動をする相手を嫌悪したり怖がったりしてしまうことがあります。「学校にいるだけですごく疲れてしまう」と教えてくれたこともありました。特別支援学級に入れたので「はい、安心」とはいかず、入学後は娘の登校しぶりや不登校など現在も悩みはつきません。娘の小さい時の様子や小学校生活での出来事、親子関係などもお伝えできたらいいなと思っています。執筆/マミヤ(監修:新美先生より)マミヤさん、初めまして。しぇーちゃんの魅力が伝わる素敵な初回コラムをありがとうございます。好きなものがいっぱい、好奇心旺盛で負けず嫌いで、好きな言葉は「あきらめない」ってとっても素敵ですね。また「学校にいるだけですごく疲れてしまう」と自分の状態を言語化できるのもすごいです。学校という枠は、しぇーちゃんには窮屈なところがあるのかもしれません。そんな学校とのお付き合いで日々の調整を担う親のほうもとっても疲れますよね。コラムでいろいろ聞かせてもらえるのが楽しみです。よろしくお願いいたします。(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2023年09月16日と娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスでは、学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が起こります。緊急保護者会を機に、クラスに教員増員の措置がとられ、安心する保護者たち。不登校になってしまったゆうかにもクラスへのサポートが増える話は届きますが聞きたくないと耳をふさぎます。そして、子どもたちの間では、あおいちゃんを中心に未だ不穏な空気が流れていました。気に入らない女子の悪口を言い出したあおいちゃん。その言葉に、クラスメイトのりんちゃんも同調し、話は膨れ上がっていきます。こんなの間違ってるよ…! 互いにクラスメイト・モテ香ちゃんの悪口を言って盛り上がる、あおいちゃんとりんちゃん。ほのかは同意を求められますが、あまり話したことのないクラスメイトだからわからないと、やんわりと否定します。翌日からあおいちゃんとりんちゃんの行動は悪い方へと進んでいき、ついにはモテ香ちゃんの服に油性ペンで落書きをしようと言い出したのでした。 あおいちゃんにどんどん引きずられ、行動や言動がエスカレートしまうりんちゃん。2人に引きずられず、もやもやとしながらもしっかりと自分の考えを持って判断しているほのかは立派です。母親のまゆみさんのように、いつか勇気をもって声をあげられるようにもなれるのではないでしょうか。りんちゃんとあおいちゃんは、ほのかの行動や視線から、自分たちがやろうとしていることが間違っていると早く気付いてほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月11日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスで、学級崩壊が起きていることが判明。さらには子どもたちの間でも問題が起こります。あおいちゃんのいじめによる不登校、いつも誰かが怒り、ケンカの絶えない毎日、そんなクラスを見て、ほのかが4年生のころにもどりたいと思っていた矢先、男子のケンカに巻き込まれガラスでケガを負います。それを受けて開かれた緊急保護者会。そこで、以前は学校や担任を擁護していたよしえさんが、学校側を糾弾。まゆみさんはよしえさんに頼もしさを感じたのでした。一方、あおいちゃんのイジメにより不登校になっているゆうかちゃんは……?本当に学校は良くなっていってるの? 保護者会を機に、クラスには教務主任の先生がついてくれることとなり、安心したまゆみさん。これで良くなるはずと、希望を感じます。そんな保護者たちとは裏腹に、子どもたちの間では未だ不穏な空気が流れ続けていました。今回先生が増えたことで授業が落ち着き、ほのかは少し安心を見せます。その一方で、クラスメイトに対して移り気なあおいちゃんの態度に、ほのかの中に言葉にできない不安が胸の中にくすぶり続けているのでした。 今回のような子どもたちのいざこざに、どこまで介入していいのか悩む保護者も多いのではないでしょうか。小学校は社会生活の第一歩、コミュニティの形成や、コミュニケーションの仕方を学ぶ場としてはある程度ケンカやいざこざを経験することも必要です。かといって、今回のように不登校や傷害事件にまで発展するのは違いますよね。大人ができる適度な介入はどこまでなのか……難しい問題です。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月10日「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より娘が朝起きれなくなった原因は?前の晩は調子よく過ごしていたはずの娘が翌朝、学校に行く時間になると一向にベッドから起きてこない。なだめてもすかしても、ちょっと声にドスを効かせて迫っても、てこでも起きあがろうとしない。はたまた別の日には、なんとか起き上がることはできても、見事にスローモーションのようにしか動けない。やっとのことで身支度をして、家を出たかと思っても、途中でひどくお腹が痛くなったと青い顔をして戻ってくる。最初のうちは、学校で嫌なことでもあったのだろうかとあれこれ話を聞いた。すると、そりゃあ多少は面倒なこと、嫌なことがあったとしても、断固として登校を拒みたいほど決定的な出来事が起こったわけでもなさそうだった。ましてや、なんとか登校できた日には、その日の学校で起きたあれこれを楽しそうに話すのである。「学校に行きたくないわけじゃない。でも、どうしても体がいうことを聞かないんだよ」という娘の言葉は、どうも本心のようだった。そんなことがしばらく続いたある日、ネットで探した専門の病院にかかると、娘には起立性調節障害(OD)という診断が下りた。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)は、神経内科医の渡辺氏がODがなぜ起きるのか、そして症状を改善していくためにどんな対策が有効かを、悩める子と親に優しく寄り添いながら、細やかに提示してくれる。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より子どもが朝起きない原因だった「起立性調節障害」(OD)とは本書によると、OD(オーディー)とは、青少年の自律神経失調症を指す言葉として用いられ、軽症を含めると小学生の約5%、中学生・高校生の約10%に見られるほどよくある病気だという。また、ODは、“精神の病気ではなく肉体(内臓)の病気”なのだそうだ。内臓をコントロールする自律神経が乱れると倦怠感やふらつきなどの体調不良を引き起こす。成長過程の自律神経の歪みが原因なので、成長するに従って自律神経が整い、自然と治っていくケースが多いというが、特に症状が重い場合や、ODがきっかけで始まった悪い生活習慣が定着してしまった場合には、回復に時間がかかる場合もあるという。だからこそ意識して、親としてはときに厳しさをもって、生活習慣を改善していくことが、ODの早期回復には欠かせないのだそう。学校に行けない原因は精神面の問題だけとは限らない本書に描かれている漫画では、ODが起こる原因や症状がわかりやすく説明されている。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より生活習慣の改善。ODの子を持つ親としては、「わかっちゃいるが……」というのが正直なところであろう。起きなさいと言っても起きない子どもは、寝なさいと言っても寝付けないこともまたよくある。さらに私のような働くひとり親としては、栄養ある食事が大事、とわかっちゃいても、申し訳ないですが今夜はマックでお願いします、なんてこともままある(ましてや子どもにも喜ばれる)。何より、生活“習慣”というのは習慣化し、日常の中に無意識にサイクルとして組み込まれてしまっているからこそ、改善しようにも一体どこから手をつければいいのかわからないのだ。ODはどうやって改善していくの? タームごとに分けられた方法本書の優れた点は、そんな悩める私たちに「HOP期」「STEP期」「JUMP期」と、3つのタームに分けて、段階的に、理想的な生活改善を進めていける、6カ月間のロードマップを提示してくれている点だ。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)より症状を自覚し生活リズムを整えることからスタートする「HOP期」、運動に慣れ、たくさん食べる「STEP期」、さらに筋肉と自律神経を鍛える「JUMP期」。書かれている通りに進めるのは決して簡単なことではないが、一つ一つのアクションについて、それぞれが必要な理由や、期待できる効果が説明してあるので、やみくもにやるより取り組みやすい。ましてやODという病気を抱え、出口の見えない真っ暗なトンネルの中にいる親子にとって、症状改善に向けた明確な行動の指標があることは、一つのたしかな希望となってくれるのではないだろうか。「子どもが起きない!」(著/渡辺正樹・漫画/むぴー)よりODの診断を受けて…その後の生活はどうなった?現在高校3年性の娘は去年、どうしても行きたい大学を見つけ、そのためには欠課することなく進級し、卒業しなければならないというので、娘自身が症状改善の必要性をそれまでより強く自覚するようになった。その結果ここしばらくは、学校の先生方の理解も得ながらなんとか(ギリギリ欠課を免れる程度に)、学校に通えるようになってきた。ただ、それでもやっぱり新学期が始まることを考えると、ちょっとだけ気が重い。本書の中のマンガでも描かれていた通り、正直言うともう「欠席します」の学校への電話連絡も、叱られを覚悟した三者面談も、どうにか勘弁してほしい!……何より本人がしんどいのは重々承知しているんだけどさ。私は数年前からODの子を持つ親の、匿名のチャットグループに参加している。そこには日々、自分の子育てのどこに問題があるのかと悩み、画期的な治療法を探し続けるお母さんたちの書き込みで溢れている。勝手に同士のように感じている、顔も名前も知らない彼女たち、そしてそのお子さんたちが、なんとか1日も早くこの苦しい病気を克服し、気持ちの良い朝を迎えられることを願っている。本書を支えに、ともに励まし合いながら、生活習慣の改善を頑張っていきましょう。(文/紫原明子) 「子どもが起きない!」 渡辺正樹 (著), むぴー (イラスト)中学生を中心に10代の約10人に1人が症状をうったえている起立性調節障害(OD)。朝起きれなくなる症状が大半で、患者の3〜4割の子どもたちが学校に行けず、不登校になってしまうほど。本書では、自律神経失調症でもあるODの症例を多数担当してきた自律神経の名医が、3ステップで治すOD治療のノウハウを初めて体系化。ODの実情をマンガ化し、OD患者やその家族が抱える問題や、治療のポイントを解説。
2023年09月08日株式会社文藝春秋コミック編集部は、大原由軌子著『大原さんちの不登校』を9月8日(金)に発売します。自分の子供が「学校に行きたくない」と言い出したら、あなたはどうしますか? 全国で24万人と言われる不登校児ですが、統計では9月に発生するケースが多いとのこと。ネット上で賛否両論を巻き起こした『息子がいじめの加害者に?』に続く、「大原さんち」シリーズの最新刊です。中学生になった大原家の次男レイだが、1年生の夏休み直前から様子がおかしくなった。朝、起きられない、食欲がない、遅刻が多い。やがて、クレジットカードの無断使用が発覚。レイがゲームソフトに課金していたのだ。自分がオンラインゲームの中毒であることをレイは告白する……。一方、学校からの課題(宿題)提出に追い込まれ、レイはノイローゼ気味に。同級生の制服に穴を開ける、腕時計を壁に投げつけるなど、問題行動が目立つようになる。スクールカウンセリングでは、発達障害の疑いを指摘される事態に。八方塞がりの現実から逃避するためか、レイは禁止されたはずのゲームに再びのめり込むようになる……。2年生の9月、ついにレイは学校に行くことができなくなった。不登校の背景に、担任教師による「体罰」があることを、レイはカミングアウトする……。「ゲーム中毒」「課題」「カウンセリング」「体罰」。問題山積のなか、レイは学校に戻れるのか?子供の不登校という切実な問題に、家族で真摯に向き合った実録マンガ。その処方箋ともなる一冊です。(大原由軌子さんのコメント)親に無断でゲームに高額課金し、そのゲームの中毒状態となり体調不良に陥るなど、現代ならではとも言える問題行動を次々引き起こす中学1年生の次男。その後彼は「不登校」の道を選びます。何が原因だったのか、どうすれば解決できるのか。家族で次男の不登校に向き合った怒涛の日々を綴りました■書誌情報書名:大原さんちの不登校定価:990円(税込)発売日:2023年9月8日体裁:A5判 並製カバー装詳細URL: ■関連情報☆文藝春秋公式YouTubeにてスペシャル動画を公開中 ■著者プロフィール大原由軌子(おおはら・ゆきこ)1970年生まれ。長崎県佐世保市出身。美術系短大卒業後、グラフィックデザイナーとして14年間、都内に勤務。2006年、パニック障害+神経症持ちの夫との日々を描いた『大原さんちのダンナさん このごろ少し神経症』でデビュー。著書に『お父さんは神経症』、『京都ゲイタン物語』、『大原さんちの2才児をあまくみてました』、『大原さんちの食う・寝る・ココロ』、『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』などがある。2012年より「まぐまぐ!」からメールマガジン「大原さんちの九州ダイナミック」を週刊で配信中。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月07日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択することに。ホームスクーリングに取り組みながら過ごすこと1週間、しぇーちゃんは「休んで元気になった気がする」と自分から再登校することを決意! 無理のない範囲で、時短で再登校してみることにしました。4時間目まで登校すると決め、別室教室などを使いながら、自分のペースで時短登校を続けるしぇーちゃん。苦手だった運動会の練習にも無理のない範囲で参加し、無事に運動会を終えることができたのです。 そして、もう一つしぇーちゃんが苦手としていた給食については、担任のA先生がお弁当の持参を提案してくれました。給食当番にも復帰し、徐々に長い時間、学校にいられるように。 これからも少しずつ頑張っていこうと思っていた矢先……!? 「昇進!?」まさかの展開に… 小学校では担任の先生だけでなく教頭先生にも気にかけてもらい、少しずつ学校へ通う時間が長くなってきたしぇーちゃん。休みの日には支援級のお友だちと公園へ遊びに行けるようにもなりました。「不登校を決めた日には、またこうやってお友だちと遊べる日がくるなんて想像できなかったなぁ……」と感動したマミヤさんでしたが、その日の夜に夫から、昇進に伴い転勤が決まったことを知らされます。 転校の話を聞いて、大粒の涙を流しながら困惑するしぇーちゃん。結果的に引越し先にも支援級があり、新しい環境にも慣れていったそうですが、初めて聞いたときのショックは大きかったのかもしれませんね。 人生には予期しない変化がつきもの。これまでも対話を繰り返し、お互いの気持ちを大切にして支え合いながら乗り越えてきたマミヤさん一家なら、きっと大丈夫! この引っ越しがしぇーちゃんにとって、新しい人や環境との出会いのきっかけとなるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年09月06日東北初・全国3例目の小中一貫不登校特例校をSurfvoteが取材。白石きぼう学園ってどんな学校?先生たちが大切にしていることは?「子どもたちが主役の学校」をご紹介します!SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteでイシュー(課題)「学校が自分たちの居場所になるために必要なことは?」を9月6日に発行しました。Surfvoteでアカウント登録をすると、この課題について投票しコメントを入力することができます。本イシューは11月30日まで投票可能、締切後は結果を公表します。 Surfvote白石市取材班が白石きぼう学園を取材!さまざまな理由で学校に通えない子どもたちの教育機会を守るため、2017年に「教育機会確保法」が施行されました。これに基づき、特別な教育課程をもつ文部科学省公認の不登校特例校が全国に設置されています。今回は宮城県白石市にある「白石きぼう学園」の我妻聡美校長先生に取材を行い、実際に学校内も見学させていただきました。第一弾は、子どもたちは普段どのような学校生活を送っている?先生たちが大切にしていることは?「学校らしくない学校」白石きぼう学園をご紹介します。 関連イシュー【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか? - Surfvote : Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月06日記念すべき第一弾は2023年4月に開校した不登校特例校の「白石きぼう学園」がテーマ。開校の経緯や不登校について思うこと、不登校に悩む方へのメッセージなど想いの詰まったイシューを執筆いただきました。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteでイシュー(課題)「【宮城県白石市長から全国の皆さんへ】白石市の不登校に対する取り組みについてどう思いますか?」を9月6日に発行しました。Surfvoteでアカウント登録をすると、この課題について投票しコメントを入力することができます。本イシューは11月30日まで投票可能、締切後は結果を公表します。 「首長・議員」として初めてSurfvoteに参加いただいた山田裕一市長が全国の方へ問いたいこと宮城県白石市では、2023年の4月に不登校特例校である「白石きぼう学園」が開校しました。国は、健康的あるいは経済的以外のなんらかの理由で、1年間に30日以上学校に行くことのできない、行けていない子どもたちを「不登校」と位置付けており、令和3年度の文部科学省の調査では全国でおよそ24.5万人いると発表されています。次代を担う貴重な人材である子どもたちが行きたくなるような学校を作ることができれば、子どもたちにとっても、またその家族にとっても素晴らしいことになるのではないかという山田市長の熱い想いから、白石きぼう学園が実現しました。今回、山田市長はSurfvoteを通じて全国の方へ白石きぼう学園開校にあたっての想いや不登校という事象について思うこと、また不登校について悩まれている方へのメッセージを掲載しています。不登校という事象に対する白石市の取り組みについて、是非ご覧ください。 宮城県白石市宮城県の南端にあり、西には雄大な自然景観をもつ国定公園蔵王連峰と東には阿武隈山系が連なる、南北に長い盆地のまちです。伊達政宗公の智将として知られる片倉小十郎景綱公を初代とする片倉家の城下町として発展し、片倉家が代々居城とした白石城や武家屋敷などの歴史的建造物や史跡に加え、工芸品などの無形の文化財が数多く存在し、城下町の風情を今に伝えています。また、南北に東北新幹線と東北自動車道が走り、市内にはそれぞれ白石蔵王駅、白石インターチェンジが設置され、東京駅から白石蔵王駅まで東北新幹線で約2時間という好アクセスにより、宮城蔵王の玄関口となっています。美しい桜彩る白石城関連イシュー白石きぼう学園を取材!学校が自分たちの居場所になるために必要なことは? - Surfvote : Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家、自治体の首長や議員の方にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月06日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択することに。ホームスクーリングに取り組みながら過ごすこと1週間、しぇーちゃんは「休んで元気になった気がする」と自分から再登校することを決意! 無理のない範囲で、時短で再登校してみることにしました。4時間目まで登校すると決め、別室教室などを使いながら、自分のペースで時短登校を続けるしぇーちゃん。再登校ということもあり、なるべく無理をさせないようにしていたところ、授業中にプリントの問題を解く時間になると、「疲れたから」という理由で取り組まずに、家に持ち帰ることが続きました。 家ではプリントをスムーズに解けていること、さらに休み時間は元気に過ごせているということから、しぇーちゃんは「疲れたと言えば、やらなくていい」と思っているのでは?と感じたマミヤさん。 しぇーちゃんと「“疲れライン”の基準を大まかに決めておけたらいいね」と話し合い、「運動会の練習をしていないなら、普通授業は基本的に頑張る」「運動会の練習のあとなら、よく考えて本当にできない場合は先生に伝える」と決めました。 そして、不登校の期間中に予約していた、児童精神科の受診の日がやってきました。 「何で支援級なわけ?」友だちからの質問に… 服薬に対して、マミヤさんとしては「もう少し様子を見てもいいのでは……」と思っていましたが、先生からは「環境を整えることも大事だが、将来、自分に合った環境下に必ずいられるとも限らないので、不安を少し和らげる薬を飲んでみてもいいのでは」と言われました。 家族で話し合った結果、今の環境でもうまくいかないときに、また改めて服薬について検討することに。 その後、運動会も無事に終了し、給食の代わりにお弁当を持参して登校するようになったしぇーちゃん。給食当番にも復帰し、徐々に長い時間、学校にいられるようになってきました。 周囲の子と少し違う環境で学校に通っているしぇーちゃんは、お友だちからも「お弁当なのに給食のデザートは食べるの?」「なんで支援級なの?」「どうして4時間目で帰るの?」など、子どもならではの直球な質問を受けることもあるそう。しかし、しぇーちゃんは質問をそのまま受け取り、言葉の裏を考えることなく、淡々とお友だちに事実を伝えます。 こういうときに、返答に困らず自分の状況を的確に伝えられるのは、素晴らしいですよね。いつも親子で話し合っているからこそ、しぇーちゃんはしっかりと自分の状況を理解し、感情や意見を適切な言葉で表現できるのかもしれませんね。 小児科医・松井 潔 先生によると、自閉症スペクトラムのお子さんは繊細なため、学校の生活で疲れが出やすく、そのようなときはストレスの負荷を下げることが大切とのこと。ストレスのかけ方は、「体調が良いときほど頑張らない」「体調が悪いときは少しだけ頑張る」のが良いそうです。 運動会などの特別な行事はストレス度が高いので、フルに普段の学校生活ができてから参加するほうが良いでしょう。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年09月05日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択することに。ホームスクーリングに取り組みながら過ごすこと1週間、しぇーちゃんは「休んで元気になった気がする」と自分から再登校することを決意! 無理のない範囲で、時短で再登校してみることにしました。4時間目まで登校すると決め、別室教室などを使いながら、しぇーちゃんのペースで時短登校を続けていました。 そんなある日……。 ただ面倒になってやっていないのでは!? 授業中、プリントの問題を解く時間になると、「疲れたから」という理由で取り組まずに家に持ち帰ることが続きました。しぇーちゃんに理由を聞いてみても、運動会の練習で疲れたという理由でもなさそう……。 学校も保護者も「再登校中は無理をさせない」ということを心がけていましたが、その結果、しぇーちゃんは「疲れた」と言えばしなくていいと思ってしまったのかもしれません。家ではプリントをスラスラ解けていること、そして休み時間は元気に過ごせているということから、マミヤさんはしぇーちゃんと話し合うことにしました。 親子で「“疲れライン”の基準を大まかに決めておけたらいいね」と話しあい、「運動会の練習をしていないなら、普通授業は基本的に頑張る」「運動会の練習のあとなら、よく考えて本当にできない場合は先生に伝える」と決めました。結果、この話し合いのあと、プリントをしないということはなくなったそうです。 子どもの気持ちを尊重したいものの、子どもの意見を鵜吞みにしてしまうと甘やかすことになってしまう可能性も。どこまで子どもの背中を押せばいいのか、明確な答えがないからこそ親は悩んでしまうものですよね。 SNSのコメント欄にも、「難しい対応だと思いますが、丁寧に向き合っている姿に尊敬しかありません」 「これは難しい……判断能力が未熟な子どもの自主性にどこまで任せていいものか」 「本当に難しいです。背中を押すのも、受け止めるのも、甘えなのかを見極めるのって本当に難しい」 など、こういった場合の対応に難しさを感じるという意見が多数。 正解がないからこそ、マミヤさん親子のようにその都度、納得がいくまで親子でじっくり話し合うことが大切なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年09月04日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択することに。ホームスクーリングに取り組みながら過ごすこと1週間、しぇーちゃんは「休んで元気になった気がする」と自分から再登校することを決意! 無理のない範囲で、時短で再登校してみることにしました。4時間目まで登校すると決め、別室教室などを使いながら、しぇーちゃんのペースで時短登校を続けていました。 そんなある日、交流級の担任であるB先生に「運動会の練習のとき、怒られちゃったの……!」と、ショックを受けた様子で話すしぇーちゃん。 もともと、夏休み明けにおこなわれた運動会の練習で、B先生がクラス全体に伝えた内容に恐怖心を抱いたことをきっかけに、しぇーちゃんの登校しぶりが始まったという経緯がありました。 しぇーちゃんに何があったのか聞いてみると……。 また不登校になるかもしれない 運動会の練習中、足を崩してしまっていたしぇーちゃんとその付近の子どもたちに注意をしたB先生。偶然先生と目があってしまったことで、しぇーちゃんは自分が強く怒られてしまったと感じたのでしょう。 「子どもの言うことに対して、すべて味方をしてあげたい」「でも、何もかも肯定して慰めるわけにもいかない」親として、このさじ加減は非常に難しいところ。 「私の反応次第で娘が余計につらく捉えてしまう場合もあるので、今回のように娘に原因がある場合は、あまり肩を持たないようにしています」とマミヤさん。B先生と話せたことで、先生もしぇーちゃんの様子を気にしてくれていることがわかりました。 再登校を始めて、マミヤさん親子は先生方の気遣いを改めて感じたそうです。小学校では多くの子どもたちが集団で学習をしています。一人ひとり、得意不得意があるのは当たり前。学校に通うのがつらくなってしまうようなことがあれば、まずは先生方に相談し、協力しながら、子どもが過ごしやすい環境を整えてあげたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年09月03日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択することに。ホームスクーリングに取り組みながら過ごすこと1週間、しぇーちゃんは「休んで元気になった気がする」と自分から再登校することを決意! 無理のない範囲で、時短で再登校してみることにしました。まずは4時間目まで登校すると決めたしぇーちゃん。再登校初日、学校から早退などの連絡はなく、マミヤさんは予定通り12時に学校へお迎えに行きました。 しぇーちゃんは運動会の練習にも参加できたようでひと安心したのですが、どうやら給食前の時間にクラスが荒れている様子。 いつもより荒々しい態度だったクラスメイトのE君のことを、「運動会の練習を頑張ったから、今は疲れちゃっているのかも……」と思いやるしぇーちゃん。 「うるさくて我慢できない私はひどいのかな」と考えてしまうしぇーちゃんを、マミヤさんは「いいんだよ」と伝えながら抱きしめました。 しぇーちゃんの時短登校について、同じ支援級に通う子どもたちがどう思っているのか、気にしなくてはいけないと感じたマミヤさんは……。 先生に怒られちゃった…! しぇーちゃんに話を聞いてみると、支援級のお友だちのことを本人なりに理解して受け入れている様子。そして、時短と別室教室などを使いながら、しぇーちゃんのペースで時短登校を続けていました。 そんな中、交流級の担任であるB先生に「怒られちゃったの……!」と、ショックを受けた様子で話すしぇーちゃん。 もともと、夏休み明けにおこなわれた運動会の練習で、B先生がクラス全体に伝えた内容に恐怖心を抱いたことをきっかけに、しぇーちゃんの登校しぶりが始まりました。しぇーちゃんは、そのときの恐怖心をまだ拭いきれていないのでした。 社会に出るといろいろな人がいるように、小学校にもいろいろな先生がいますよね。穏やかな先生や、ビシッと注意する先生、おもしろい先生や、真面目な先生など。あらゆる場面に遭遇してきた経験豊富な大人からすれば、「そんなに気にすることないよ~」と思ってしまうこともありますが、まだまだ経験が少ない子どもにとっては、先生との関わり方にも不安を抱きやすいのかもしれません。 皆さんはこのような場合、子どもにどのような言葉をかけますか? 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年09月02日なぜかメールが届かず……コロナ禍で感染者が増えたり減ったりを繰り返していた中、息子の通う小学校で感染者が出て、学級閉鎖になったことがありました。通常、このような緊急の休みがあれば保護者にメールで連絡がきます。しかし、このときはなぜか私のところにメールが届かず……。学級閉鎖を知らないまま、私はいつもどおり息子を登校させ、自分も職場へと出勤しました。慌てて帰宅するも、息子の姿がない!私が学級閉鎖のことを知ったのは、職場に着いて1時間ほど経った頃。同じ小学校に子どもを通わせるパート仲間との会話でその事実を知り、私は慌てて上司に報告、緊急で帰宅させてもらうことにしました。その日は気温が10度を下回る寒い日。普段、息子が帰る頃にはすでに私も帰宅しているため、息子は鍵を持っていません。寒空の中、家に入れず寂しく待っている息子を想像するだけで落ち着かず、とにかく全力で自転車をこぎ、家へと到着しました。しかし、家の前に息子の姿はなし。周囲を見回しても息子の姿は見当たらず、私はパニックになってしまいました。息子を寒さから救ってくれた、やさしいご近所さん息子がいない!焦った私が学校に電話しようとしたとき、どこからか、「奥さん!こっちこっち!」との声が聞こえました。見ると、お向かいの家に住むお母さんが、私を手招きしています。そして、「お子さん、ここにいるから!」と。学校閉鎖に気づき家に戻るも家に入れず待っていた息子を見つけ、今まで面倒みてくれていたのでした。そのお母さんとは子どもの年齢が離れているためこれまで付き合いはなかったのですが、それ以来、家族ぐるみでお付き合いしています。====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。エピソード募集中妊娠中、子育て中に誰かに助けてもらって感謝していることはありませんか。そんな「ありがとう」の気持ちを込めたエピソードを募集しています。あなたのすてきな体験談を教えてください。投稿フォームはこちら
2023年09月02日マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択することに。ホームスクーリングに取り組みながら過ごすこと1週間、しぇーちゃんは「休んで元気になった気がする」と自分から再登校することを決意! 無理のない範囲で、時短で再登校してみることにしました。まずは、4時間目まで登校すると決めたしぇーちゃん。 何かあれば先生に伝えることを約束し、マミヤさんは送り出しました。 我慢できない私、ひどいのかな… ※訂正:(誤)すごいかったでじょ?→(正)すごかったでしょ? 再登校初日、学校から早退などの連絡はなく、マミヤさんは予定通り12時に学校へお迎えに。しぇーちゃんは運動会の練習にも参加できたようでひと安心したのですが、どうやら給食前の時間にクラスが荒れている様子。荒れているE君のことを、「運動会の練習を頑張ったから、今疲れちゃっているのかも……」と思いやるしぇーちゃん。 実際に現場を見たマミヤさんも「百聞は一見に如かずと言いますが、娘から聞いていた通り、給食の時間は支援級で一番ザワザワする時間帯のようでした」と振り返ります。暑い中での運動会の練習は、子どもたちにとってもすごく大変なこと。体力的にも精神的にも余裕がなくなって、荒れてしまうこともあるのかもしれません。 お友だちのことを思い、「うるさくて我慢できない私はひどいのかな」と考えてしまうしぇーちゃんは、とてもやさしい心の持ち主です。抱えている気持ちを正直に言葉にしたしぇーちゃんのありのままを認めて、抱きしめながら「いいんだよ」と伝えたマミヤさん。いつも近くで見守ってくれているマミヤさんの存在が、しぇーちゃんにとっての安全基地になっていることが伝わってきますね。 著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ
2023年09月01日小学3年生のときに不登校になり、“少年革命家”でYouTuberのゆたぼん(14)。なんと、まさかの“登校宣言”をしたのだがーー。8月30日、ゆたぼんは「【ご報告】不登校なのに不登校じゃなくなりました」と題した動画を自身のYouTubeチャンネルにアップ。中学2年生時の出席日数は0日だったとした上で、中学3年生の現在はオンラインのフリースクールに通っており、担任などと話し合いのもとそこで勉強した分の時間は出席日数に加算されていると明かした。文部科学省のサイトによると、フリースクールとは、不登校の子供に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている施設のことを指す。民間の施設ではあるが、ゆたぼんのように学校側が代理で出席を認めるケースもあるようだ。小学生のころは時々学校に通っていたというゆたぼんだが、「中学入ってから1回も学校に行ってへん」と不登校を貫いていた。だが中学卒業7カ月を前に、「行ってみようかなと思っている」と少し迷いが出たことを明かし、「制服とかも買ったし上履きとかも買った」とコメント。「俺が学校行くとか先のことはまだわからんねん」としつつも、「高校どうするかとかは今考え中」と進路について悩んでいると素直な心境を語っていた。とはいえ動画の最後には、「学校に行きたい子は行ったらいいし、行きたくない子はいかんでええ、学校だけが全てじゃない」と変わらずの“ゆたぼん節”も炸裂させていた。過去に「(学校に通う)まわりの子たちがロボットに見えた」など過激な言動が波紋を呼ぶなど学校に否定的だったゆたぼんから飛び出した、まさかの登校への迷い。大きな転換期を思わせる内容だが、アップから1日経った現在でも再生回数は5000回ほど。数年前は560万回再生される動画もあったことと比較すると、その勢いは落ち着いてきている印象だ。一方、同じ中学生でも着々と登録者数を伸ばしているYouTuberグループがーー。男子中学生同士の微笑ましいやりとりが人気の「ちょんまげ小僧」だ。自己紹介の切り抜き動画がTwitter(現X)上で拡散されたことをきっかけに、注目度が急上昇。8月21日にはチャンネル登録者数が100万人を突破し、現在は130万人を超えるなど破竹の勢いを見せ、人気YouTuberの仲間入りを果たした。ちょんまげ小僧のメンバーは、学校に通う普通の中学生4人組。親しみを感じさせる中学生の等身大なやりとりと、大人顔負けの編集技術の高さのギャップに心を掴まれるファンが続出しているようだ。今回の動画で「学校行かなくても友達も作れるし色んな経験なんてできるし、学校だけが全てじゃない」と語っていたゆたぼん。差が広がるばかりのちょんまげ小僧の活躍に何を思うのか。
2023年09月01日発達障害の姉と妹は仲良し姉妹わが家には3歳差の仲良し姉妹がいます。自閉スペクトラム症、ADHDがある姉(現在中1)は、小1~小3は通常学級(小1は加配あり)、小4~小6は特別支援学級(情緒)、中学進学後も特別支援学級(情緒)に引き続き通っています。普段は素直で優しい姉ですが、こだわり強め、癇癪頻発、また特性から1日中しゃべり続けていることもあります。記憶力が良いため昔のことをよく覚えていて、特につらく悲しい記憶が抜けない面があります。以前交流級の男子数名からいじめにあったことがあり、学校へ行くことが怖く現在は不登校を選んでいます。妹(現在小4)は、周りをよく見ていて常に気配りできる子どもです。いつも自然に姉の面倒を見てくれていて、声かけのタイミングや話の聞き方は療育の先生より上手と思えるほどです。二人の関係は良好です。妹が姉のやりたいことを優先してくれることもありますが、妹が対戦ゲームをしたいときなどは、姉を誘って一緒に遊んでもらうこともあります。姉は話を聞いてもらいたいタイプなのですが、脈絡なく話してしまったり、話が飛び飛びになったりもするし、聞き取りにくいことも多々あります。それでも妹は相づちを入れつつ「ちゃんと聞いているよ」という姿勢で姉との会話を楽しんでいるようです。このように妹は話の聞き方一つにしても、親以上に姉への対応が上手だなと感じています。それは4歳の頃から自然に身についていったように思えます。Upload By ユーザー体験談4歳から自然と身についていた姉への「声がけの仕方」妹は小さい頃から”周囲の人を助けたい”と思う性格のようで、園や学校のお友達が困っていると自然と手助けをしていましたし、姉のフォローもいつもすすんでしてくれています。姉は話しかけられても気づかないことが多いのですが、妹は4歳くらいの頃から、姉に話しかけるときは姉の視界に入る場所に移動して名前を呼び、一旦注目させてから話すということを自然と行っていました。普段私がそのように話しかけている様子を見て、自然に習得したようです。妹が年長くらいになると、出かける際、姉に「〇〇(姉の名前)、□□(場所)に行きます。あわてないで準備します」などと姉に声がけをするようになりました。姉のパニックや癇癪に事前に気づいてくれるまた、妹は姉のパニックや癇癪に対して、落ち着くまでそっとしておいたほうがいいときと声がけをしてあげたほうがいいときの違いを感覚的に掴み、対応してくれます。それも妹が4歳頃から自然と行っていたように思います。姉がパニックや癇癪を起こしたときは、落ち着くまで待つのが1番の対応になります。妹はそのときも何も話しかけずただ待っています。そして、おさまったタイミングで、「落ち着けてよかった」など声をかけて、パニックや癇癪を起こしたことは責めません。ちゃんと落ち着けたタイミングを見極められていることもすごいことだなぁと思います。また、姉がパニックを起こしそうになる状態に気づくのがとても早く、先生がそれに気づかず進めていると、「〇〇(姉の名前)大丈夫?ちょっと休む?」と絶妙なタイミングで声をかけています。妹の声かけがもう1分遅かったら癇癪を起こしていただろうと思うことが何度もありました。癇癪を起こしてしまうと長いし、本人も周りもつらいので、一瞬の表情の変化や動きで気づいて助けてくれる妹にはとても助かっています。また姉も「ありがとう、ちょっと休みたいな」と妹の声がけだと素直に応じられることが多いです。Upload By ユーザー体験談姉のパニックを最小限に抑えてくれる妹のすばやい状況理解と対応以前療育施設で、姉と妹だけ別の部屋に案内されたときの話です。案内された部屋には、学校の机と椅子があり、その部屋に案内された時、一瞬姉の動きが止まりました。瞬時に妹はその動きに気づき「やばい!」と思ったそう。やはり姉が癇癪起こす直前の状態、体が強張る様子になっていました。いじめられて不登校になった姉は、学校を思い出させる机と椅子がとてもつらく、耐え難いものでした。療育の先生はそのことを知らなかったということもあり、異変の理由に気づきませんでした。私は、姉が学校の机と椅子が嫌なことを妹には話していなかったのですが、妹は姉が学校を連想したのかもしれないとすぐ気づき、部屋に入る前に「このお部屋は学校みたいだから〇〇(姉の名前)は苦手みたい」と療育の先生に教えてくれました。また姉には「この部屋はいやだよね。無理しなくていいと思うよ」と穏やかに声をかけていました。Upload By ユーザー体験談その後、妹が姉にその後の予定を話し、落ち着かせようとしてくれました。姉も一旦落ち着きかけたのですが、少しパニックになってしまったため、その日の療育はそのまま終わってしまいました。ですが、あのまま案内された部屋に入っていたら、1週間は荒れていたと思います。妹の気づきと素早い対応のおかげで、その日1日荒れる程度で済みました。これからも仲良し姉妹で!姉は少しでも過ごしやすいように、妹には好きを優先してほしいこのように妹には姉だけでなく、私もとても助けてもらっています。ただ、優しすぎて自己主張が苦手な面がある妹。いつも負担や我慢ばかりさせているかと思うと、親として申し訳ない気持ちもあります。ですので、母と妹2人で出かけたり、ぎゅーっと抱きしめることは欠かせません。Upload By ユーザー体験談親としては、二人がこれからも仲良し姉妹でいてもらいたいというのが何よりの望みです。姉は、素直で優しい部分はそのままで、気持ちのコントロールを徐々にできるようになってもらい、悲しみばかりに囚われず少しでも過ごしやすくなってもらいたいです。妹は……いつも自分の気持ちよりも相手のことを優先しがちなので、もっと自分のやりたいこと、好きなことを優先できるようにになってもらいたいです。サポートには本当に助かっていますが、妹には妹の人生があると思うので、その部分は我慢をさせないように親としても注意して見守っていきたいです。また妹は、家では姉をサポートし、学校では特別支援学級の子をサポートしているようです。本人も人を助けたい思いが強く、大人になったら姉の通う療育施設の先生になろうかなと話しているので、療育の先生になって支援が必要な子やその家族の支えになる存在になってくれればと思っています。イラスト/カタバミエピソード参考/naco.(監修:森先生)とっても良い妹さんですね。お母さんから妹さんへの配慮も、大変素晴らしいと感じます。発達障害のある子どもが成長するためには、親だけでなく家族全員の協力が得られるとより良いですよね。親だけではケアできない部分もあり、同年代のきょうだいからケアしてくれることは、とっても助かるでしょう。ただし、パニックや癇癪の対応は、大人でも疲れてしまうこともあるくらい大変なことです。「きょうだい児」がどんなに優秀でも、親はそれに甘え過ぎないことが大切です。「きょうだい児」にも、安心して家族に甘えたり、ときに反抗したりすることも必要です。「きょうだい児」とのコミュニケーションも大切にして、ときに親と2人っきりで甘えられる時間を意識的にとってあげること。「お世話をしてくれるから」でなく、「その子自身を愛している」こと、「その子のやりたいことを応援している」ことを、これからも今の調子でしっかりと伝えられるといいのではないかと思います。
2023年08月31日