フリーアナウンサーの加藤綾子が6日、都内で行われた「ウォーターマン×加藤綾子 クオリスますコラボレーションイベント」に出席した。高級筆記具ブランド「ウォーターマン」を展開しているニューウェル・ラバーメイド・ジャパンは、同商品の魅力を伝えるクリスマスコラボレーションイベントを開催。イベントにはスペシャルゲストとして招かれた加藤綾子が登場してトークショーを繰り広げた。同商品の最新コレクションでもある「メトロポリタン プライベート コレクション」のローズ色を意識したワンピース姿で登壇した加藤は「どれも素敵で個性的ですけど、私はローズの万年筆が一番好きです。ローズって元々好きな色で、エレガントさが一番あってとても魅力的だと思います」と話しながら、すでに使用したという同商品を「とても書き心地が良かったです。こんなにスラスラ書けるんだ~と思いましたし、細っとしたシルエットなので女性の手には馴染んで書きやすいんですよね」と絶賛した。イベント中にはお気に入りの同商品を使用して書いたメッセージも披露され、クリスマスと家族に対する思いをメッセージに込めた加藤は「クリスマスは家族と過ごすのがいいなと思って書きました。ちょっとしたことで『ありがとう』とは言いますが、改めて感謝することがないので、いいきっかけになりました」と笑顔だった。万年筆を紹介するイベントということで、ペンにまつわるエピソードについて「社会人になって初めての誕生日に友だちが素敵なペンをくれました。そういうペンを日常から使うことで日常がキラキラ輝く気がして。一歩大人の女性になった気分でした」とコメント。また、加藤はデジタル時代には珍しくペンでメモを取るタイプのようで「私は圧倒的に手書きですね。局員時代もレポートを提出する時はどう書くのかまず自分で書いて、ほぼ文章を完成させてからパソコンに向き合ってました」と意外な一面を明かしていた。
2016年12月06日フリーアナウンサーの加藤綾子(31)が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、最終目標は「結婚」と語った。先週に引き続き、古舘伊知郎、宮根誠司というフリーアナウンサー3人が出演。宮根から「これからどうしたいの、カトパンは。どこに向かっていくわけ?」と聞かれた加藤アナは、「一番は結婚がしたいです」と本音を明かした。「最終目標は結婚なんだ。そこで(仕事を)辞める?」と聞かれると、「辞めないです」と答え、古舘が「緩やかにやることもできるもんね」と言うと、「はい」と返した。また、お金と仕事のモチベーションについてのトークでは、自身のギャラは「知ってはいる」と言うも、「お金のために頑張ろうとは思ってないです」と告白。「生活はしないきゃいけないのでそれは頑張りたいですけど、もっともっともっとみたいな(欲望はない)」と説明し、「古舘さんが(ギャラを)確認されてなかった時代があったとおっしゃっていたのと通ずるところがあるなと」と話した。
2016年11月13日フリーアナウンサーの加藤綾子が、あす13日に放送されるフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)で、最終目標を「結婚したい」と語る。この日の放送は、前週に引き続き、加藤と古舘伊知郎、宮根誠司が登場。古舘は、2004年に『報道ステーション』のキャスターに就任した当時の真相を明かし、宮根は『情報ライブ ミヤネ屋』でなかなか中継を切らない意外な理由を明かす。そして加藤は、最終目標を「結婚したい」と発表。この収録の際、3人の中で一番スタッフにチヤホヤされていると、古舘・宮根から抗議される。
2016年11月12日「気品と知性と色気がある」「優しくて面白い」「またお会いしたい」と、会う人を皆ファンにしてしまうと噂の、中井貴一さん。役者としての凄さは誰もが知っているけれど、素の顔はいったいどんな感じ?中井さんの魅力について、共演者やスタッフにこっそり教えていただきました!■「おしゃれで作法も素敵、一瞬で恋しました」(ドラマプロデューサー・浅野澄美さん)初めてお会いした時、深々とお辞儀をされて「中井です」と挨拶された瞬間に、すっかり恋に落ちてしまった私です(笑)。『最後から二番目の恋』では、生真面目で誠実、ユーモアと包容力に溢れる三枚目の男、という長倉和平を演じられるのは貴一さんしかいない!と最初から決めていました。どんな役もまるでその人物がその街で生きているかのようなリアリティを出せるし、何でもないようなセリフも、貴一さんが口にすると名言になったりする。運動神経がよくて料理、歌、絵手紙まで何でも上手だし、イタリア製のスーツから上下グレーのジャージまで着こなしてしまう。さらに、話題が豊富で話が面白く、しかも聞き上手で…ってその魅力は書ききれません。■「青年のような顔も持つ、“THE大人の男”」(女優・長澤まさみさん)現在公開中の映画『グッドモーニングショー』で、初めてお会いした中井さん。身のこなしがスマートでありながら、誰にでも気配りを忘れないジェントルな方で、想像通りの“THE大人の男”でした。一方で芝居には貪欲で、時には、良い意味で青年のような生きのよさがあるところも、魅力的。いつでも笑顔で余裕を持っていて、どんなシーンでも融通が利くというか、決してひとりよがりな芝居をされないところは、とても勉強になります。年齢の壁がなく、おなじ土俵に立ったからには、若手からベテランの方まで同等に接してくれる、俳優のお手本のような方です。どんな役者とも向き合えるあたりも、先輩としての覚悟を感じて頼りになります。■「気配り上手で背中に目があるみたい!」(スタイリスト・白石絵理子さん)現場に私服で入られる時にいつも驚くのは、ハイブランドの服とファストファッションなどを絶妙にコーディネートされていること。ハイもローもすべてをフラットに判断できる知識とセンスをお持ちなので、常にこちらは試されているようです(笑)。モノの本質をきちんと見極められるところは、さすがです。すべてにおいて器用で、お世話になったスタッフには、よく直筆のお礼状を書いて渡していると聞いています。コンビニのシュークリームから政見放送にまで詳しく、何に対しても目が肥えていて、しかもアシスタントにまで「お昼食べなよ」と声をかけたり、気配りをしてくれます。背中に目があるみたい!といつも驚かされます。■「中井さんのこと、本当の父だと思っています」(俳優・神木隆之介さん)ドラマ『風のガーデン』での共演が決まり、中井さんにお会いする前は、もし怖い方だったらどうしよう…とも考えていました。でも、いざお会いすると本当に優しくて、僕を息子のように思って接してくださいました。それからは僕も本当の親子みたいな気持ちでお付き合いさせていただいています。僕が20歳になった時「人生での大きなお祝い事は、成人式と還暦だと思うから、きちんと祝いたい」とおっしゃって、お祝いをしていただきました。また、基礎から教えていただいた、テニスのコーチでもあるんです。壁を作らずに、周りにいる人たちを常に笑顔で気にかけている姿を見ると、本当に憧れます。どうしたら父さんみたいな紳士になれますか?◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物◇浅野澄美さんドラマプロデューサー。(株)フジクリエイティブコーポレーション所属。これまでに中井さんが主演をつとめた『風のガーデン』『最後から二番目の恋』『きんぴか』の3作品を担当。◇長澤まさみさん女優。1987年6月3日生まれ。代表作は映画『モテキ』『海街diary』ほか。公開中の『グッドモーニングショー』では、アナウンサー役をつとめ、中井さんと共演。◇白石絵理子さんスタイリスト。主に雑誌やCMに出られる時の中井貴一さんの衣装を担当しているファッション・スタイリスト。2004年から中井さんと仕事をしていて、今年で12年目。◇神木隆之介さん俳優。1993年5月19日生まれ。2017年は映画『3月のライオン』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など出演作がぞくぞくと公開予定。※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月11日スタジオに入ると、まずはスタッフに「よろしくお願いします」とにこやかに挨拶をしてくれた中井貴一さん。そして、こちらが衣装を選びかねている時は「一度全部着てみましょうか?」と、提案してくれる軽やかさ。俳優デビューから36年、ずっと第一線で活躍してきた理由は、こういうところにもあるのではないだろうか。「役者を続けていられるのは、運がよかったんですよ。あとは親父のおかげです。親父は僕が2歳半の時に亡くなりましたが、僕に俳優のバトンを渡してくれたんです。(父に)受け渡されたものが8なら、自分の実力はたぶん2くらい。ずっとそう思って生きてきて、今の自分があるという感じ(笑)」それがリアルな実感なのだそう。1983年、名作ドラマ『ふぞろいの林檎たち』の大ヒットでその名を全国に知らしめると、次々に人気ドラマや大作映画に出演。25歳の時、大河ドラマで武田信玄の主演を張り、実力派俳優の地位を早くも不動にした中井さん。「僕は、これまでの大河ドラマ史上で一番怒られた主役だったと思う。子役時代がほとんどなくて、青年期も大人も僕が演じたから全50回に出演したんですけど、若くてまだ何も知らないし、監督も厳しくて、毎日すごいストレスで。でもね、ダメ出しをされて隅っこで落ち込んでいると、照明さんがやってきてボソッと『よかったよ』と言ってくれたりするんです。救われましたね。そういう大人たちが陰で僕を支えてくれて、神輿の上に抱え上げてくれた。がむしゃらにやって怒られて、周りの手を借りながらも何とか乗り越えたからこそ、いい経験になったんだと思います。気がつけば、当時支えてくれた大人たちの年齢を超えていました。でも僕が大人になれたかというと、まだなりきれてないような気がする(笑)」昔はグレゴリー・ペックを見て、日常から気負わずおしゃれを楽しんでいる、そんな大人になりたいと憧れていたという中井さん。「大人の定義って、あるようでないのかもしれないし、実際のところ僕にはまだわからない。年齢を重ねてこなせる役が広がるとか、それなりにおしゃれを楽しめるようになった気がするのは、ただの経験値にすぎないんですよね」最近は、楽しい作品に出演することも多い。公開中の映画『グッドモーニングショー』ではキャスターの澄田真吾を演じている。まさにベテランなのにトホホな男だ。「コメディこそ、間が大事。反射神経を鍛えて、常に気を使って芝居しないと面白くならないんです。クスクスと笑えるユーモアは、僕の人生におけるテーマのひとつ。人間、必ずどこかで悩むんだから、それなら笑って過ごしたいと思うんですよね。僕が演じる澄田は、次々起こるハプニングに動揺して逃げ腰になる。その一方で、女性に対してカッコつけようとしたりしてる。そんな人間らしさが見えるから、笑えるし愛着が湧きます。だって僕らの若い頃は、女性を助手席に乗せるために車の免許を取ったもんです。不良だって、好きな子に『髪型ダサい』って言われただけで、あんなにポリシーを持っていたリーゼントをやめたりする時代でした。男なんて、女性から『カッコいいね』って言われたいから背伸びもするし、頑張れるんです(笑)。そういう意味では、大人の男は女性が作ると言っても、過言ではないのでしょうね」◇なかい・きいち1961年生まれ。大学在学中に俳優活動を始める。代表作は映画『ビルマの竪琴』や大河ドラマ『武田信玄』ほか。『最後から二番目の恋』も話題に。2017年は織田信長役をつとめる映画『花戦さ』が公開予定。ジャケット¥105,000(タリアトーレ/ビームスF 新宿 TEL:03・5368・7305)シャツ¥34,000チーフ¥9,000(共にルイジ ボレッリ/ビームスF 新宿)パンツ¥35,000(PT01/ビームスF 新宿)ネクタイ¥18,000(ルイジ ボレッリ/バインド ピーアール TEL:03・6416・0441)時計¥3,150,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター TEL:03・3255・8109)シューズ¥270,000(ジョン ロブ/株式会社ジョン ロブ ジャパン TEL:03・6267・6010)眼鏡、リングは本人私物※『anan』2016年11月16日号より。写真・中野敬久スタイリスト・白石絵理子ヘア&メイク・藤井俊二インタビュー、文・若山あや
2016年11月10日フリーアナウンサーの加藤綾子が、6日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演し、『めざましテレビ』生放送中に倒れたことがフリーになったきっかけであることを明かした。同番組には、古舘伊知郎、宮根誠司というフリーアナ3人で出演。加藤は2014年、『めざましテレビ』の生放送中に意識を失って倒れてしまった際の詳細を説明した。その日は、風邪ぎみと自覚しながら生放送に臨んだが、勤務的には『めざまし』で終わる予定だったため、そこまで乗り切って家で休もうと考えていたそう。オープニングをこなしても「今日は大丈夫」と思っていたが、「だんだん原稿を読みながら息苦しくなってきて、ちょっと危ないかなと思って。他の人が原稿を読んでいるのを聞いて立っている間に、どんどん酸欠になってきて、気づいたら倒れてたんです」という。意識はすぐに回復したそうだが、病院に運ばれる間、加藤は「私、このまま死ぬかも」とまで思ったそう。それまでは、生放送中に体調的な厳しさを感じることがあっても持ち直してきたそうだが、意識を失って倒れてしまったことで、「ちょっと体のことを考えようと思ったんです」と、フリーになったきっかけを明かした。これを聞いた古舘と宮根は、自分たちがフリーになってもっと働きたいと思って退社したことから、違和感を覚えた様子。古舘は「総合すると、『めざまし』を辞めたかったんだね」と解釈し、加藤は「それくらいの思いじゃないと『めざまし』は辞められないと思いました」と、当時の心境を振り返った。しかし、宮根は「『めざまし』が嫌いになった?」と疑問。古舘も「ウソで倒れた可能性もありますよね。こうすればフジテレビ上層部もカトパン出すしかないだろうってなる」と、悪意ある推測をしていた。
2016年11月06日フリーアナウンサーの加藤綾子が、フジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)の6・13日の放送に2週連続で出演し、『めざましテレビ』の生放送中に倒れた日の詳細などを語る。同番組は、さまざまなジャンルで活躍する3人がトークを繰り広げていくもので、加藤は古舘伊知郎、宮根誠司とともに登場。フジテレビを退社してフリーになった真相のほか、"カトパン"と呼ばれて複雑な気持ちだった当時の思い、キャスターを務めていた『めざましテレビ』で生放送中に倒れてしまった当日の詳細など、これまで深く語られてこなかった話題に、古舘と宮根が切り込んでいく。収録を終えた加藤は、古舘と宮根について「同年代の男子アナウンサーではまったく考えられないしゃべりの量と、頭の回転の速さでした」と、圧倒された様子。2人から繰り出される言葉数や知識量、例え話などを受け、「自分はまだ"アナウンサー"になれていないんだと。なってないうちにフジテレビを辞めてしまったな」と心境を吐露した。古舘は、『報道ステーション』キャスター時代の知られざる苦労や、実況を得意とするがゆえに通常のニュース読みでやってしまった失敗、自身の出演番組をすべて見直すという徹底した仕事観までを披露。宮根は、今回が古舘と初共演だが、7年前に2人で朝までカラオケに行ったエピソードや、古舘から受けた「鉈(なた)になりなさい」というアドバイスも紹介する。加藤は「ノンストップでトークしていって、いろんなところに話は飛びましたけど、あんなにトークだけで進んでいく、勢いのある収録はあまり経験したことがありませんでした」と振り返り、「この輪に入れてもらえて本当に光栄でした」と感謝。「"アナウンサー"とはこういう人たちのことを示すんだということにわかってもらえるような回になると思います」と見どころを語っている。
2016年11月04日主演・中井貴一×君塚良一監督(「踊る大捜査線」シリーズ)のタッグで贈る、現在公開中の映画『グッドモーニングショー』。この度、10月20日に大阪・TOHOシネマズなんばにて本作の舞台挨拶が行われ、中井さんが登壇した。ワイドショーを舞台にした本作は、落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの1日を追った抱腹絶倒のオリジナルコメディ。このキャスターが、女子アナから交際関係をバラすと迫られ、プロデューサーからは番組の打ち切りが告げられ、さらには、立てこもり事件に巻き込まれ、犯人と直接交渉するハメになる、“人生サイアクの日”を描く。主人公のキャスター澄田真吾役の中井さんほか、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、松重豊、時任三郎など豪華俳優陣が登場する。8月に行われた完成披露試写会では、中井さんが澄田真吾としてMCに初挑戦し、流石の司会ぶりと爆笑の舞台挨拶で話題に。カナダで開催された「第40回モントリオール世界映画祭」では、本作がワールド・コンペティション部門に正式出品され、現地の映画ファンも爆笑の渦に巻き込み、さらに公開直前には、中井さんと時任さんが女子アナの卵たち100人にグッドなアドバイスを行うイベントを実施し、大変な盛り上がりをみせた。また、先日の初日舞台挨拶では、登壇者がくじ引きで一番“ツイてない”人を決め、見事(?)中井さんが「ハズレ」を引き、本作で使用された重さ50kgの防爆スーツを再び着るハメになり会場を沸かせた。そして今回は、中井さんが本作を引っさげ、笑いの本場大阪に登場!中井さんは「大人の方に楽しんで頂ける映画を、と思ってみんなで撮影をしました。このような映画がヒットしてくれると、大人向けの映画がどんどん作れるので、ぜひ皆さん、お誘いあわせの上ご覧ください」と挨拶。本作はコメディということで、「コメディの方が難しいです。秒単位で攻めていかないと面白くならないので…」と話し、参加したモントリオール世界映画祭については「世界に通用するのはやっぱり“大阪”だと思いました。モントリオールのお客さんは声を出して、ものすごく笑うんですよ。東京だと、みなさん、あまり声を出して笑わない。大阪では、舞台の公演をやっても、本当に笑ってくれる。つまらなかったらつらい当たり方をされるんですが、おもろかったら、みんな、わーって立って喜んでくれて、本当にありがたい」とコメント。また舞台挨拶中、大阪のファン代表として大阪のご当地アイドル(?)「オバチャーン」のメンバーが花束を持って登場。「オバチャーン」は、「大阪のおばちゃんパワーで世界を元気に」することを目的に結成された“絡んでくるアイドル”だそう。中井さんを歓迎するため、「オバチャーン」でも特に精鋭の「仏セブン」を含む10人が集結し、ヒョウ柄の衣装に身を包んだおばちゃんらは、非常に近い距離で中井さんに絡んでいく!「えらい男前やなあ。一つだけ聞かせて。中井さん、その役は『ミヤネ屋』の宮根さんを意識してはると違います?」とオバチャーンレッド・舟井栄子が詰め寄ると、「宮根さん?まったく意識してないです(笑)」と否定した中井さん。続けてオバチャーンブルー・宇口久子が「長澤まさみみたいな若い人に言い寄られても、アンタ、あんまちょっかい出したらアカンよ。女は怖いから」と言うと「勉強になります」と中井さんは受け止めた。そして花束贈呈では、「声がすてきやね」とオバチャーンイエロー・有田けい子。中井さんは「こんなに汗かく花束は、初めてです」とコメントし、MCから感想を求められると「感想?こんなにうれしいことはないです(汗)え?感想?しんどいわ…」とおばちゃんパワーにタジタジの様子だった。『グッドモーニングショー』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年10月21日当時でも異色の社会派ドラマ「ふぞろいの林檎たち」での共演が1983年。その後、シリーズを重ねた同ドラマの「パートIV」(1997年)以来の共演となった中井貴一と時任三郎は、しかし「何年か会ってなくても、つい昨日も顔を合わせていたような感じ」と口をそろえ、その関係を“戦友”と表現する。20代で出演した「ふぞろい…」から約30年にわたり、様々なドラマに出演し、いわばテレビ業界を“中の人”として見てきた2人が今回、映画『グッドモーニングショー』で演じたのは、TV局で働き、朝のワイドショーを担当するアナウンサーと番組プロデューサー。そんな2人に改めて、TVの隆盛と近年のインターネットの勃興で叫ばれる危機、30年の変遷について語ってもらった。――普段、ドラマでTVに出てらっしゃるおふたりですが、ワイドショーのスタッフを演じてみて、同じTV業界でもやはり違うものでしたか?中井:僕らは普段、ワイドショーには番宣(※放送前のドラマなどの番組の宣伝)で出させていただく立場で、招き入れていただいて2~3言、コメントするくらいで、そんなに大変と思ってなかったけど、実際の番組制作の現場はこんなに大変なのか!と。映画のオープニングで、番組の準備に奔走するスタッフたちの姿はほぼ、僕が見学させていただいた現場そのままです!朝の情報番組ほど“ながら”なものってないでしょ?つけっぱなしで朝ご飯食べたり、ネクタイ締めたりしながら「今日の占いは…」なんて(笑)。でも気楽なものほど作り手は大変で、それはコメディで笑ってもらうための作品作りの現場ほどシビアだってのとリンクしましたね。時任:立場としては普段、僕らは取材される側の人間で、それこそ若い頃は、ワイドショーに追いかけられて「この野郎!」って思ったり、肝心なコメントは編集で切られたりしてて腹を立てたものだけど(笑)。いざ、その立場に放り込まれてみると、こんなに大変な仕事なんだなぁって感じましたね。――中井さんが演じたのは、ある出来事がきっかけで、現場レポートができなくなったアナウンサー・澄田。時任さんは、番組プロデューサーの石山を演じられています。長い付き合いという意味で、お二人の関係と重なる部分もあったかと思います。時任:“積み重ねた時間”という意味では重なりますよね。中井:2人のシーンは、台本にない余白の部分を2人で作っていった感じがあったよね?時任:完成した映画を観たら「あれ?あそこ削ってるんだ?」ってやりとりもあったけど(笑)。中井:久々の共演で懐かしさもあったけど、それよりも僕らの中にある“同期”感覚がスクリーンを通じて映ってるんじゃないかなと思いますね。――「ふぞろいの林檎たち」の当時と比べて、ドラマ、TV番組の作り方も大きく変わったと思いますが。時任:当時は必ず、全てのシーンでリハーサルがあって週に2日はリハに充ててたからね。相当鍛えられましたね。中井:ほぼしごき(笑)。いま考えると、相当ぜいたくな時間でしたよ。時任:リハーサルをクリアするために、電話で読み合わせをしたりしたよね?中井:携帯なんてない時代に、家の電話でですよ。リハーサルのためのリハーサル!――当時、お互いについては俳優として、どんな思いで見てたんですか?中井:これね、さぶちゃんは「そんなことない」とか「覚えてない」って言うんだけど、当時、僕は21歳でさぶちゃんは25歳、この年齢の開きってすごく大きく感じるんですよ。本の読み方やお芝居の引き出しも確実に持ってて。演出家がものすごく怖くて、俺と柳沢慎吾は何やってもダメですごく委縮しちゃうんだけど、いつも三ちゃんだけ「うん、正しいですね」って言われるの。それはいま考えると役柄に合わせて狙ってやってたことなんだろうね。三ちゃんの役は自由人で、独立心の強いタイプだったし。そんなことはつゆ知らず、僕らはいつも「すげぇな、三郎」って(笑)。時任:いやいや、こっちはこっちでね「貴一、すごいな」と思ってたんですよ。いまも昔もそこは変わんないんだけど、100%の準備をした上で、アドリブが効くんです。本番で何があっても受け止めてくれるし、それを受けて返してくれる。今回の映画でも、改めて役者としてすごいなと思いましたよ。立てこもり犯役の濱田(岳)くんとのやり取りが、真に迫ってたなぁって。――現代でも名作と名高い「ふぞろいの林檎たち」ですが、当時はどんな風に受け止められていたのでしょうか?中井:「ふぞろい」の直後にね、フジテレビを中心にいわゆるトレンディドラマブームが起こるんですよ。でも、僕らがやってたのはあくまで社会派ドラマで、あの波には乗れなかったんだよね(苦笑)。フジテレビのドラマでも、トレンディのど真ん中のA面と、ちょっと変わった企画をやるB面とあるんですよ。柳葉敏郎さんに陣内孝則さん、石田純一さんなんかがA面で、僕らはB面…。そこはすごい格差を感じたよ! 「ふぞろい」も人気はあったけど、やっぱり社会派で、続編を続けるほど、そっちのカテゴリの空気が強くなったから…。トレンディは人々の“憧れ”を描くけど、僕らのドラマは「共感」。よく街歩いてて「頑張れよ」って声かけられました(笑)。頑張ってるよ(笑)!時任:少なくとも、人気の俳優をキャスティングして…という形で始まった作品じゃなかったしね。中井:撮影してたら、見学のおっちゃんが「ドラマ?誰出てんの?」って。「時任三郎とか柳沢慎吾が…」って俺はずっとスタッフとして対応してたもん(笑)。それが徐々に人気が出て、当時は移動は全員が集合してロケバスだったけど、修学旅行のバスが横に来て「キャーっ!」となってるんだけど、全員「え?誰に対し『キャー』って言ってんの?」って感じでポカーンとしてた。時任:楽しかったのと大変だったのと記憶がごちゃ混ぜになってるね。大変だったからこそ、チームワークが生まれて楽しいと思えるところまで行けたし。当時は「社会派」って部分についてもそんな深く考えず、自分は大学を途中で辞めた人間だから「もう一回、大学に入れた!」って喜んでた(笑)。貴一は当時は…中井:現役大学生でしかも3年生!そういう意味でもリアルだった。大学の中での反応もどんどん変わっていくの。自分が出る講義の教室の周りに人だかりができてて「人気の講義なんだ」と思って入ったら中はガラガラで「なんで教室の外にあんなに人がいるの?」って友達に訊いたら「お前だよ!」って言われるとか、漫画みたいなこともあったし(笑)。だって数か月前まで「誰が出てるの?」って聞かれてたんですよ。不思議だったね。――その当時といまと、TVを巡る環境も大きく変わってきています。中井:ちょうど僕がデビューした頃、TVに押しやられて映画がなかなか作れなくなった時代だった。今度はTVがインターネットに押しやられてる。一概に良いとか悪いって話じゃないんだけど、当時はTVって大人をターゲットにしてた。それがチャンネル権を子どもが持つようになって、子どもや若い子に向けて番組を作るようになった。でもいま、逆にチャンネル権を持ってるのって大人なんですよね。若い子はネットを見てるわけで。そういう意味で、勇気をもって立ち止まって、もう一度、大人向けの作品を作っていくのが得策なんじゃないかなって思いますけどね。楽な方に逃げて、お金を使わず…ってなると悪くなる一方で、悪い時ほどお金を掛けろって言うでしょ?時任:まあ、時代に合った媒体が広がり、必要ない、求められないものが淘汰されていくのは自然なことで、本当に良いとか悪いじゃないんですよね。ただ、スポンサーの意向ありき、コンプライアンスありきでの作品作りが、作品に変な影響を与えてしまう部分は多少なりともあるのかなとは思いますね。中井:最近、深夜枠のドラマが面白かったりするのは、作り手の意思で、面白いものを作ろうって意識がしっかりと反映されてるからなのかなと思う。見る側もアラばかりを探さない寛容さは必要ですよね。だって殺人犯が普通シートベルトして逃げないでしょ!?(笑)時任:そこは作り手も見る側も“作り話”として楽しめばね。中井:無茶をやるからこの世界、楽しいわけで、規律正しく生きてるひとは、俳優になってない(笑)。もう一度、大人になることを憧れさせるようなTVになってほしいですね。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年10月10日映画『グッドモーニングショー』が10月8日(土)より公開を迎え、主演の中井貴一をはじめ、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、時任三郎、君塚良一監督が舞台挨拶に登壇した。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚監督が、自らよく知るTV業界の裏側に切り込んだ本作。ワイドショーの中年アナウンサーがなぜか、立てこもり事件の犯人から現場に来るように指名され、事件に巻き込まれていくさまをコミカルに描き出す。中井さん、長澤さん、志田さんはアナウンサー役ということで、事前にレッスンを受けたり、実際にフジテレビの朝のワイドショーの現場を訪れたりしたという。中井さんは「クランクイン前に『めざましテレビ』の現場にお邪魔して、アナウンサーの感情などについて聞かせていただきました。実際に、映画のセットは『めざましテレビ』(フジテレビ)のものなんですけど、背景は『ZIP!』(日本テレビ)なんです。そこは局や監督の気遣いですね(笑)」と裏事情を明かす。長澤さんは実際に女子アナ役を演じてみて「同じTVの世界でも(女優とは)全然違う畑、職業なんだなと感じました。自分がもしアナウンサーになると考えたら…毎日の生放送の緊張に耐えられないだろうと思います。私、話が下手で、いつもどこで話を終えたらいいかわかんなくなるんです。『あいつ、使えねーな』と思われてダメになる気がします…」と自嘲気味に語った。実際、アナウンサーの指導に当たる先生から指導を受けたという志田さんも「発声や強弱のつけ方がセリフを読むのとまったく違って難しかったです。私もアナウンサーになっても、カメラ目線で笑顔で話せないと思うので、私も『あいつ、使えねー』とクビになるんじゃないかと…」と苦笑する。濱田さんは、ワケあり立てこもり犯を熱演!「最近、重たいボブでマサカリ担いで走ってるばかりだったので…(笑)、僕にできるかと思ったんですが、思い切り立てこもらせていただきました!」と冗談めかして述懐する。主に中井さん、そして刑事役の松重豊とのシーンが中心となったが「あの立てこもりのシーンは、5日間くらい、同じ場所に通って撮影していました。中井さん、松重さんを若手が5日間も独り占めできることもなかなかない機会なので、思い切って胸を借りようと…。ついついアドリブで『うっせー、バカ!』とか出ちゃいましたが…と釈明する。これに中井さんは「本音ですよ。ああいうときに本音が出るんですよ」と冷たく語り、会場は笑いに包まれていた。『グッドモーニングショー』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月08日映画『グッドモーニングショー』の公開直前試写会イベントが10月5日(水)、都内にて開催され、主演の中井貴一と共演の時任三郎が登壇。時任さんが、18年ぶりという中井さんとの共演の印象を語った。同作は、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにする朝の情報番組である「ワイドショー」のメインキャスター・澄田真吾(中井さん)の災難だらけの1日を描いたコメディ・エンターテインメント。「踊る大捜査線」シリーズなど、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督がメガホンを取り、時任さんは澄田に理解を示す同期のプロデューサー・石山聡を演じる。時任さんと中井さんが、映画やドラマで共演するのは、ドラマシリーズ「ふぞろいの林檎たち」以来で18年ぶり。時任さんは、「久しぶりに中井貴一さんと共演できるというので、『はい』と即答でした」とオファーをすぐに快諾したエピソードを明かした。撮影が始まると、時任さんは「18年ぶりとか言われてもそんなにブランクを感じないのですよね。ほんとに、昨日会ったかのような感覚でした」といい、「映画とかテレビ以外でも、CMなどで共演していますから。あまり久しぶりという感じではなくて、『おお、昨日』という感じでやりました」とふり返った。時任さんいわく、中井さんとは「一緒に戦ってきたといったら大袈裟ですけど、若い頃に、同じ作品で同じ山を乗り越えてきた仲」とのこと。メインキャスターとプロデューサーという関係性を演じるに当たり、「その積み重ねを、アナウンサーとプロデューサーという2人の役柄で、空気感として自然に見せられたらいいなと思いました」と共演に臨んだ心境を言葉にした。試写会イベントには、アナウンサーを目指している女子アナの卵たち100名が集結した。中井さんと時任さんが女子アナの卵たちの悩みに答える企画が行われ、女子アナの卵の中の1人から、「年上の男性が好きなのですが、年上の男性に好かれる女性になる方法を教えてください」との質問が向けられる一幕があった。質問を受け、時任さんは「一生懸命やっている姿は素敵ですよね」と何かに打ち込むことをアドバイス。続いてマイクを持った中井さんは、「何がかっこいいのか分かりませんが、異性を意識してのことだと思います」と語り始めた。中井さんは、「最近、男子も、『付き合うの、ちょっと、いいっす』みたいな。『女子とか、自分はいいので』みたいな。『車とかあまり、いらないので』とかなるじゃない」と、最近増殖しているという“草食系男子”の在り方に触れたうえで、「俺らの時代はさあ、一生懸命、女子のためにかっこつけたのよ」と回顧。車を選ぶことをはじめ、「全部の目線が女子に行っていたわけ。“女子が『かっこいい』って言ってくれるから買う!”みたいな」とも。「そういうところが色々なものによって邪魔されていって、なくなってしまうことがこれからの社会は怖いなと思います」と、“草食系男子”に象徴される現代社会の現象に警笛を鳴らし、「すべてがやましい気持ちから出発することって、ありのような気がしているのですよ。それが色気に発展していく気がします」などとコメントし、質問者には「恋をすること」を勧めていた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年10月05日フリーアナウンサーの加藤綾子が、花王「ビオレ うるおいクレンジングリキッド」の新CMで、"すっぴん"を披露する。10月1日から全国で放送される。今回の新CM「気持ちよすぎるすっぴん!」編では、加藤がダイナミックな水しぶきで「すすぎ」を表現。「すっぴんチャレンジしませんか?」と呼びかけ、すっきりとした表情で"すっぴん"を披露する。加藤は、勢いよく顔をすすいでいくシーンで、テイクを重ねるごとに真剣にモニターを確認。監督のアドバイスを受けながら、自らも水の量や、手の角度など提案していた。何度も顔をすすぐという撮影にも関わらず、加藤は「もう1回やらせてください!」と自ら直訴。"すっぴん"の気持ちよさを、さまざまな表情で伝えていた。なお、花王「ビオレ」のCMでは、加藤のフジテレビの先輩に当たる高島彩も出演し、同じく"すっぴん"を披露している。
2016年09月30日「第40回モントリオール世界映画祭」“ワールド・コンペティション部門”に出品されている、主演・中井貴一で贈る『グッドモーニングショー』。この度、本作が 現地時間9月4日、公式上映が行われ、中井さん、長澤まさみ、志田未来、そして君塚良一監督が登壇した。「踊る大捜査線」シリーズなど、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く本作。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報から人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾役の中井さんを始め、長澤さん、志田さん、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介と豪華俳優陣が勢揃いしている。この日、映画祭のメイン会場であるシネマ・インペリアルにて、ワールド・コンペティション部門23作品の最後を飾る作品として上映される本作。上映に先駆けて、『誰も守ってくれない』『遺体 ~明日への十日間~』とモントリオール映画祭の常連とも言える君塚監督と共に、初めてモントリオールを訪れたキャスト3人は、カナダの民放最大手・CTV(カナダテレビ)や、旧市街最大の観光スポットであるノートルダム大聖堂など市内を観光した。そして、いよいよ公式上映。上映開始前には会場の外に200人を越える観客が列を作り、そこへモントリオール名物である“馬車”に乗って、中井さん、長澤さん、志田さん、君塚監督が登場。40回を数えるモントリオール世界映画祭史上初となる馬車での登場に、会場前の観客のボルテージは最高潮に!公式上映には、映画ファンを中心に700人を越える幅広い年代の老若男女が客席を埋めていた。上映前の舞台挨拶で中井さんは「みなさん、こんばんは、中井貴一です。モントリオール映画祭に参加するのは初めてです。いま、この会場で、みなさんとご一緒出来ることをとても嬉しく思います。私たちの映画『グッドモーニングショー』は100%日本製のコメディです。リラックスしてたっぷり楽しんで頂ければと願っています」と流暢なフランス語で挨拶。続けて長澤さんも「こんにちは、初めまして長澤まさみです。今回私が演じた役はとんでもない勘違い女です。楽しんで観て下さい」。志田さんは緊張しながらも「こんばんは。志田未来です。カナダの女子アナウンサーとは違った“日本の朝”を楽しんで下さい」とそれぞれフランス語で挨拶し、温かい拍手が送られていた。上映中は、中井さん演じる澄田に起こる災難に、声を上げての笑いが連続して場内に響きわたったり、追い込まれる澄田の姿に「Oh、My GOD!!」と感情移入してしまったり、とすっかり映画に入り込んでいる様子だった。上映後観客からは「すごく良かった。コメディとシリアスの面が入り混じっていて、日本の社会的な部分も感じることが出来た。俳優陣も素晴らしく面白かった」「コメディ映画と思って来場したが、シリアスな場面も盛り込まれていて何層もある様な深みのある映画だった」「とても心に残る映画でした」「私の人生にスパイスを与えてくれる映画」などと絶賛の声が寄せられていた。映画祭を終えて中井さんは「緊張していたのですが、思った以上に現地の方が笑って下さったので日本の方よりも素直に笑ってくれたイメージがあります」と手応えを感じていたよう。また、上映前の舞台挨拶で流暢なフランス語を披露していた中井さん。第二外国語はフランス語を専攻していたそうで、「フランス語は棒読みだと伝わらないので、伝わっているか不安でした。ほかの国の言葉を使うのも楽しいですね。とても良い経験をしました」と話し、「映画祭っていいですね。出演者として日々、現場で苦労していますが、映画祭に来るとその苦労が報われた気がします。そういう意味ではとても幸せな時間だなぁと思います」と映画祭を満喫していたようだ。また、長澤さんは「舞台挨拶については、直前まで全く緊張してなかったんですが、中井さんが完璧に挨拶されていたので、すごく緊張してしまいました。面白いことを言おうと狙っていたのですが、案外ウケなくて。通じなかった事にしておこうと思います(笑)」と明かし、志田さんは「観客の皆さんがみんな笑ってくれて、すごく楽しんで観られました。何度も一緒に笑ってしまいました」と観客と鑑賞した感想を語る。さらに、君塚監督は「観客の皆さんがよく笑って頂き、よく理解して頂いていたので、狙ったところで笑って下さった。非常に嬉しかった。海外の方々は作品を率直にとらえて下さっていると感じました」と喜び、「この3人は撮影現場では台詞を全然間違えないんですけど、今回はえらい緊張していて、ギリギリまで楽屋で練習をしていましたね(笑)」と明かしていた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月06日10月8日公開の映画『グッドモーニングショー』の完成披露試写会が29日、都内で行われ、主演の中井貴一をはじめ、長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、時任三郎、君塚良一監督が出席した。『踊る大捜査線』シリーズで脚本などを手掛けた君塚良一監督の最新作となる同映画は、キャスターを主人公にテレビ番組のワイドショーを舞台にした物語。中井貴一扮するキャスター、澄田真吾とその周囲の騒動をコミカルに描く。完成披露試写会が行われたこの日は、中井貴一が欠席という設定で、劇中で演じた澄田真吾キャスターとして進行役を務めた。長澤に対して「おきれいでいらっしゃいますよね。"生長澤まさみ"は初めて拝見しましたよ。このドレスは長澤さんならでは!」と絶賛。続けて、「映画出演の話をいただいた時の感想は?」と質問すると、劇中で女子アナ役を演じた長澤は「女子アナは女優という仕事と似ていましたが、全く違う仕事だったので自分に演じられるか不安でした。でも作品のメッセージがとても誠実なものだったので、その誠実さに救われた気がします」と真面目な回答。そんな長澤に続き、キャスト陣や君塚監督は真面目に回答したが、澄田キャスターでいようとする中井を不真面目に思ったのか、長澤が「いつまで澄田さんなんですか?」と指摘するも、中井は最後まで本人とは認めず登壇者と観客を笑わせた。そんな中井が主演を果たした本作は、「第40回モントリオール世界映画祭」のワールド・コンペディション部門に正式出品が決定。中井をはじめ、君塚監督、長澤、そして志田が現地へと訪れる。君塚監督が「映画祭はオリンピックのようなもの。金メダルを目指していきたいです。中井さんを手ブラで帰さない!」と宣言すれば、長澤も「楽しめたらいいかなと思っています。中井さんがいないと不安なので」と今から映画祭が待ち遠しい様子だった。映画『グッドモーニングショー』は、10月8日より全国公開。
2016年08月30日映画『グッドモーニングショー』の完成披露試写会が8月29日(月)に開催されたが、主演の中井貴一は、劇中のワイドショーのレポーターの役柄そのまま司会者として登壇!共演の長澤まさみ、志田未来、濱田岳らにレポーターとして鋭く切り込み、会場を盛り上げた。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家として知られる君塚良一がメガホンをとった本作。中年の落ち目のワイドショーレポーターが、なぜか立てこもり事件に巻き込まれていくさまをコミカルに描き出す。この日は「主演であるにもかかわらず、中井貴一は欠席」という設定で、中井さんはあくまで劇中のレポーター・澄田真吾として、ステージの中央ではなく、端っこの司会者席に登場!あくまで澄田になりきって「『グッドモーニングショー』という番組のキャスターをやっており、同じタイトルの映画という縁もありまして、本日の司会を務めます」と挨拶。さらに「ひとつ、みなさんにお詫びしないといけないことがある」と前置きし、主演・中井貴一が別の仕事のために欠席すると発表し「(主演の完成披露試写会欠席は)ありうるんですかね? いい気になってるんじゃないでしょうか?」と信じられないといった表情を見せ、笑いを誘っていた。共演者として長澤まさみ、志田未来、濱田岳、吉田羊、時任三郎、そして君塚監督も登壇したが、“司会者・澄田”の存在に、どう接していいのかと、なんともやりづらそうな微妙な苦笑いを浮かべる。君塚監督は「この設定のままやるんですか?」と尋ね、澄田キャスターより「設定?ちょっと意味が分からないですが…」と返され、お返しとばかり、中井貴一欠席について「非常に失礼!どうせ、三谷幸喜の映画とかに出てるんでしょ」と語り、会場は爆笑に包まれた。濱田さんは、主演でありながらも完成披露を欠席した中井さんを「社会性がないですね」とバッサリ。澄田キャスターは落ち着いた口調で「私もそう思います。本人に伝えさせていただきます」と返答する。また、濱田さんが映画の中で立てこもり犯を演じていることについて、澄田キャスターは「俳優さんは、演技を引き出しの中から出すそうですが、実際に立てこもりをなさったことがあるんですか?」と質問。濱田さんが「そういうことではないと思います。実体験を出すというわけではないので…」と説明すると澄田キャスターは「私は演技のことはよく分かりませんので」とすっとぼけ、さらに多方面で活躍中の濱田さんに「一寸法師をやられてましたっけ?」「スーさんの役も」と切り込む。濱田さんは「金太郎です!」「浜ちゃんです。スーさんはおじいさんのほうです」と苦笑交じりに訂正し、会場は再び笑いに包まれていた。時任さんと中井さんは、本作で18年ぶり共演を果たしたが、時任さんは「18年ぶりとは思えないですね。若い頃、同じ作品で濃厚な時間を過ごして…いまだにいつ会っても久しぶりって感じしなくて、つい昨日会ったような気がしてます」と語ったが、澄田キャスターはこの言葉に「中井さんの気持ちまでは僕は分からないですが…(笑)、おそらく同じ感情をお持ちなのでは?」と代弁!最後に澄田キャスターは、中井さんから預かってきた手紙を朗読するというパフォーマンスも見せる徹底ぶり!長澤さんからあきれ気味に「いつまで澄田さん(の設定)なんですか?」と突っ込まれるも、最後までぶれることなく「ちょっと質問の意味が分からないですが…」とかわし、最後まで司会者の大役をやり遂げた。『グッドモーニングショー』は10月8日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月29日2005年「夏が終わる」で「R‐18文学賞」を受賞した南綾子さんの、婚活を題材にした最新小説をご紹介。「婚活のアドバイスといえば、『女子会はぬるま湯。彼氏を見つけたいなら単独行動しろ』とかなので、金曜日の夜に、予定なしの女子たちで集まるのはちょっとうしろめたい。でも、24時間べったり一緒にいるわけではないし、『男との予定優先』と暗黙の了解もあるわけです。1週間のうちのほんの数時間くらい、女同士で羽を休める場があってもいいじゃないかと思ったんですよね」そう語る南さんの『ぬるま湯女子会、38度(ときどきちょっと熱い)』は、婚活に疲れ気味の女性たちにとって元気になる言葉がたくさん。栄養ドリンクのような一冊だ。男を信用できず恋に優柔不断なメーコ。すぐ体の関係になるのに結婚相手の条件にうるさいカワイ。恋愛経験がなさすぎる妄想女子のサモさん。隙がなくて男から敬遠される成田屋。彼女たちの女子会やデートの様子を見ていると、自分と似たところが見つかって激しく感情移入するやら、イタタと思わせられるやら。「30にもなれば、なぜ結婚できていないかの理由はうっすらわかっている。けれど、人に指摘されて、はっとすることもありますよね。身にならないお世辞は言わない、というのが30代のリアルかなとは思っていましたが、実際書いてみたらかなり遠慮なく言い合ってました(笑)」だが、そのうそのなさがいい。「学生時代からの友だちって、人間性が未熟な時代に友だちになっているから案外難しい。昔からの関係性を引きずって、マウンティングし合ったり。むしろ働きだしてから友だちになった人とは、適度な距離感でつき合えて、共通の話題も多くて、『大人になってからの友だちもいいよ』と言いたいですね」◇4人の悪戦苦闘に、共感も同情も湧き上がるし、彼女たちの男への悪口は名人の域!婚活の泣き笑い+Over30の温かい友情小説。双葉社1400円◇みなみ・あやこ作家。1981年、愛知県生まれ。2005年「夏が終わる」で「R‐18文学賞」を受賞。『すべてわたしがやりました』『婚活1000本ノック』ほか著書多数。※『anan』2016年8月10日号より。写真・森山祐子(本)インタビュー、文・三浦天紗子
2016年08月08日フリーアナウンサーの加藤綾子(31)が29日、神奈川・横浜赤レンガ倉庫で行われた「誕生60周年記念 ミッフィー展」開幕記念イベントに参加。子供たちに絵本の読みを行い、ミッフィーと子供たちと一緒に歌とダンスも披露した。子供が大好きで、大学時代は音楽教育学科に所属し、音楽教師を目指していたという加藤アナ。「中学校と高校の(教員)免許をとりました。ピアノの先生に憧れていて、何か人に教えられる仕事につけたらいいなと思っていました」と振り返り、初の読み聞かせを前に「初体験なのでドキドキしていますが、母が私に読み聞かせをしてくれたことを思い出しながら頑張りたい」と意気込みを語った。そして、「みんな読んだことある?」「読んでいこうね。ミッフィーちゃんだよ」と穏やかな表情で子供たちに話しかけ、「ちいさなうさこちゃん」と読み聞かせをスタート。優しい語り口調で、時折、子供たちに話しかけながら読み進めた。「海行くの!」「水着一丁だよ!」と天真らんまんな子供たちに思わず笑う場面もあり、「海行くんだ」「水着一丁だね」と笑顔で受け止めていた。その後、ミッフィーと歌のお姉さんも加わり、子供たちと一緒に歌をダンスを披露。「ミッフィー、かわいいうさちゃん」「ミッフィー、おりこううさちゃん」と歌いながら、かわいらしいダンスを踊った。「先生になりたいっていう夢がかなりました。素敵な時間でした」と大満足の加藤アナは、子供たちから「ありがとうございました」と言われると、「ありがとうございました」とうれしそうに返していた。「誕生60周年記念 ミッフィー展」は、ミッフィー(うさこちゃん)が2015年に誕生60周年を迎えたことを記念した展示会。昨年より全国を巡回しており、7月30日~8月24日に横浜赤レンガ倉庫1号館にて開催される。世界初公開の1955年『ちいさなうさこちゃん』(第1版)で描かれた「ファースト・ミッフィー」と、おなじみの姿に描き直された1963年の第2版の原画が並べて公開されるほか、資料約300点が展示される。
2016年07月29日中井貴一主演映画『グッドモーニングショー』が、カナダのモントリオールで開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のメイン・コンペティション部門である“ワールド・コンペティション部門”に正式出品されることが決定した。本作は、「踊る大捜査線」シリーズ脚本を手掛け、放送作家・脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が、朝の情報番組である「ワイドショー」を題材に描く。報道、スポーツ、芸能、さらにファッションのトレンドやグルメ情報や人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにするワイドショー。そのワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が本作の主人公。澄田は生放送中にアシスタントの美人アナウンサーから2人の交際関係をバラすと脅され、プロデューサーから番組打ち切りの危機を告げられ、さらに突然起こった立てこもり事件に巻き込まれて犯人との直接交渉をする羽目になってしまう。本作は、そんなキャスター澄田の災難だらけの1日の模様を描くコメディ・エンターテインメント映画だ。キャストには、主人公・澄田真吾役の中井さんを始め、長澤まさみ、志田未来、時任三郎、吉田羊、濱田岳、松重豊、池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ豪華俳優陣が勢揃いしている。今回正式出品が決定した「モントリオール世界映画祭」は、1977年に設立されたカナダ最古の国際映画祭の1つ。毎年8月にケベック州のモントリオールで開催され、40回目を迎える今年は、現地時間の8月25日(木)~9月5日(月)の期間で行われる。日本からはこれまでに、奥田瑛二監督の『長い散歩』(最優秀作品賞)、滝田洋二郎監督の『おくりびと』(最優秀作品賞)などが賞を受賞し、日本作品が高い評価を受けている。なお、君塚監督は『誰も守ってくれない』で最優秀脚本賞を受賞、『遺体 明日への十日間』のワールドグレイツ部門(非コンペ)の招待に続き、今回で3度目の出品になる。主演の中井さんは「エンターテインメント色の濃い本作が海外の映画祭に招待を頂けるのは画期的で、光栄だと思っています」と喜び、「出演した映画が海外の映画祭に招待されることはあったのですが、スケジュールの都合で参加出来ていませんでした。そういう意味では、初めて海外の映画祭に参加することになりますが、君塚監督、そして長澤さん志田さんら女性陣と一緒に楽しめたらと思います」と初参加となる海外映画祭に期待を抱いた。さらに、「日本を代表して行くので、リオではなくてモント“リオ”ールで金メダル(グランプリ)を獲って来られたらと思っています」と意気込んでいた。また君塚監督も、「ワイドショーの狂騒を描いたこの映画を世界の人々に見てもらえることになり、喜んでいます。朝のワイドショーは世界中で放送されている番組なので、きっと楽しんでくれるでしょう」とコメントした。本映画祭の公式上映にて初めて海外お披露目となる本作。映画祭には中井さんほか、長澤さん、志田さん、そして君塚監督が出席予定とのこと。『おくりびと』以来のコンペ部門でのグランプリ栄冠に期待がかかる。『グッドモーニングショー』 は10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月28日2016年7月7日発売の『女性セブン』で熱愛が報道された嵐・二宮和也さん(33歳)とフリーアナウンサーの伊藤綾子さん(35歳)。国民的アイドルグループのスキャンダルだけに、ファンのみならず多くの人たちの注目を浴びています。そんな中あるニュースが飛び込み話題になりました。なんと、あの松本潤さんが二宮さんにプレゼントしたTシャツを伊藤さんが着用し、オフィシャルブログに登場しているというのです。松本さんと二宮さんといえば、嵐のなかでも大の仲良しとして有名な2人。男どうしの友情の証を、悪びれることなく着て堂々とブログに現れる伊藤さんに、ファンたちは大憤慨しています。●『あざとい』『相手のことを考えていない』ネット上のファンたちの怒りの声『彼氏ができて嬉しいアピール?もうアラフォーに片足突っ込んでる女がコレってイタすぎ』『他のジャニメンのときもこういうのあった。彼女になった人ってこういう地味なアピールするの好きだよね。大っぴらに言えないから姑息に公表してるんだろうね』『大人だし芸能人なんだから、節度を持ってちゃんと隠すべき』『こうやって外堀から埋めていって結婚せざるを得ない状況に持っていく。すごい執念深い女』『あざとい。確実に同性からは好かれないタイプだよね。職場とかにいたら孤立する子』『自分も女だから気持ちは分かる。愛されてるのは私なのよって言いたいんだよね。でもさ、相手のことをあまりにも考えてないよ。ニノが迷惑するって思わないのかな』『結局隠したいの?バラしたいの?隠したいなら脇が甘すぎだし、バラしたいならやり方が汚すぎ。こんなことしてたらファンを失うだけ』『自分は松潤ファンだけど、これはひどい。伊藤綾子は松潤ファンまでも敵に回したね』『これ、アイドルの彼女なら絶対やっちゃいけないことだよ。お花畑で自己顕示欲の塊。ニノは早く逃げたほうがいい』『美人で知的だと思ってたのに残念。少なくとも頭は悪いってことがよく分かった。計算でやってるとしても、その後だれが迷惑するのか理解してない段階でアウト』このように、ネット上には伊藤さんの態度に対する怒りの声が広がっています。伊藤さんはこの騒ぎの後、該当するブログを閉鎖してしまいました。アイドルスターとの恋愛をこれからどのように実らせていくつもりなのか。「いま、日本で一番したたかな女」伊藤綾子さんの今後に、目が離せません。(文/パピマミ編集部)
2016年07月25日●"学ぶ感覚"がすごく楽しいこの春、メインキャスターを務めてきた朝の情報番組『めざましテレビ』を涙で卒業し、『スポーツLIFE HERO’S』でスポーツキャスターに初挑戦している加藤綾子。5月からはフリーアナウンサーとなり、週刊誌・ファッション誌のグラビア、さらにはCM出演も続々と決まるなど、順調なスタートを切った。民放キー局3社から内定を受け、入社したフジテレビでは"カトパン"の愛称で人気に。情報番組、バラエティと大活躍で、看板アナウンサーとして8年間走り続けてきた彼女だが、今少し休みの時間も増えてきたことで、あらためて自らを見つめ直す機会が多くなったようだ――。――『スポーツLIFE HERO’S』が4月にスタートして1クール(3カ月)がたちました。スポーツキャスター初挑戦ということでしたが、振り返っていかがですか?やっぱりまだ分からないことも出てきますが、日々、毎週学んでいるという感覚があって、それがすごく楽しいです。雰囲気もアットホームですし、分からないことは素直に聞いてほしいと言ってもらえたことで、「自分がしっかりしなきゃ」という気負い感がないので、素直に楽しめるスタンスで番組ができるというのは、すごく幸せだなと思っています。――どういった部分を学んでいるという感覚ですか?難しい野球のルールですとか、そういうプレーの面だけではなく、このアスリートの方はこういう人なんだとか、昔はこういうことがあって今活躍されているということだったりとか、人となりを見ていくのが、すごく楽しいです。――まさに番組タイトルの"スポーツLIFE"の部分ですね。第1回の放送でゲストに来た明石家さんまさんから「マイケル・ジョーダンとモハメド・アリを知らなかった女ですよ。こんなやつにスポーツ番組やらせられるか!」と言われていましたが、その後さんまさんから、『ホンマでっか!?TV』で共演する際など、何か感想やアドバイスなどはありましたか?全然ないです(笑)。私も、全く分からないっていう感じで返事をしてしまったので、さんまさんの中では「この子とはもうスポーツのことは共有できない…」と見られていると思います(笑)――でも、さんまさんって結構いろんな人の番組を見てますよね。今後急に振られることもあるんじゃないですか?そうなんですよね! 見てくれているかもしれないですね。でも、またパッと写真を出されても、ちょっと戸惑うと思います(笑)――実際にスタジアムに足を運ぶようになって、スポーツの現場はいかがですか?この前、プロ野球の取材で初めて球場に行ったのですが、グラウンドに立つのも初めてだったので、すごい貴重な体験をさせていただきました。――プライベートでもスポーツ観戦されるようになりましたか?女子バレーボールの五輪最終予選を見に行きました。逆転勝利したオランダ戦です! 第1セットを取られて、第2セットは取り返すという展開で、本当に会場が一体になっているのを見て、びっくりしました。――加藤さんは音楽の教員免許を持っていますし、文化系のイメージが強いですが、体育の授業以外で、これまでスポーツのご経験は?小学校時代に水泳を習っていたくらいですね。ひと通り全部の種目を習って、これからタイムを競っていくというところで辞めました(笑)――先日、競泳バルセロナ五輪金メダリストの岩崎恭子さんもゲスト出演されていましたが、やはり競泳を見る目は、他の競技と違うんですか?正直変わらないです(笑)。でも私の場合、スポーツを見るきっかけになるのは、こうして実際に競技をされている方に会うことだと思います。お話を聞くと、その人に興味を持つじゃないですか。そこから派生して、やっていたスポーツにも興味をもつようになるんですよね。フィギュアスケートも好きで見に行ったことがあるのですが、もともと浅田真央選手が好きだというところから入ったんです。氷のシュッと切れる音とか、男性と女性のスピード感の違いなど、生で見る楽しさを感じましたね。――スポーツ選手にお会いしたといえば、先日CM撮影でサッカーの長友佑都選手と共演されましたよね。イタリア・ミラノまで行って撮影されたそうですが、あの"アモーレ"宣言の前ですよね。そうです! "アモーレ"宣言が出たのは、撮影のすぐ後でしたので、びっくりしました!――撮影時に "アモーレ"なオーラは感じましたか?幸せそうでした! でも、きっと後付けで思ってるだけですよね(笑)。長友選手は、その撮影チームで出演されて6年目になるそうなんですが、初めてで不慣れな私にも「ああ今の良かったんじゃないですか?」とおっしゃってくださったり、立ち居振る舞いも含めて、すごく紳士な方でした。――平愛梨さんがほれるのも、納得ですね。分かります! しっかりしている長友選手と、天然でかわいい愛梨ちゃんとのカップルがピッタリで、すごくすてきだなと思いました。●今後は自分から"前のめり"に――『めざましテレビ』を卒業されて3カ月、フリーになって2カ月ですが、時間の使い方はだいぶ変わりましたよね。それをきっかけに、何か新しく始められたことはありますか?それがゼロで…。今どうにかしようと思っている最中です。以前はゆっくりしたいっていう思いが強すぎたんですが、実際にゆっくりしてみたら、意外とやることがないんです(笑)。なので、なにか自分から外に行くきっかけになるようなものを作らないといけないと思っています。――タモリさんも『笑っていいとも!』が終わって、念願の昼酒ができるようになったものの、1週間で飽きてしまったそうですしね。本当にそういうものだと思います。仕事をして、その中のお休みだからこそ充実するんですね。新たな発見でした。だから、新しい行動に出たいなと思っています。――お仕事では、フジテレビの『FNS27時間テレビフェスティバル!』(7月23~24日)に、MCとして参加されることになりましたよね。今まではアシスタントや進行役だったと思います。自分でも驚きました! 番組内での基本的なスタンスは変わらないのですが、やっぱり「MC」という見られ方をされると、気が引き締まりますね。アシスタントとしてMCの方を頼るのではなく、自分でそこから何かを学ばねければいけないなと思います。――スポーツキャスター、CM出演、MCと新たなチャレンジが続いていますが、他にやってみたいことは何ですか?やっぱり昔習っていたピアノにまた挑戦したいですね。自分が気持ちよくなれる程度でいいんですが、自らの性格を振り返ってみると、与えられたものをやっていくというのが、ずっと私のスタンスだったと思うんです。フジテレビにいたときも、ありがたいことにお仕事をたくさんいただいて、自分を動かしてもらっていたと思うのですが、これからは自分で何かを見つけて、人や物にもっともっと積極的になっていかないと、自分を生かせないと思うので、そこは前のめりでやっていかないといけないなと思っています。――フリーアナウンサーとして生き残っていくための決意ということですか?というよりは、自分の生活スタイルとしてですね。今せっかく休みがあるんですけど、何かをしないと、すぐグータラしちゃうんです(笑)。それはすごくもったいないと思っているので、フジテレビ時代の経験を生かして、動かなきゃなっていう感じですね。――今はそれを考える時期なんですね。今まで「私の趣味はこれです」って言えたことがないんですよ。ありがたいことに、仕事が趣味だったので…。だから、仕事以外に好きなものを見つけるための行動力という点で、今自分はすごくダメだなぁって思ってます。――でも、今まではそんな暇もなかったわけですし。そうなんですけど、きっと「できない」ということに甘えてた部分もあると思うんですよ。忙しい中でも体を動かすためにピラティスを1年間習ったりしていて、それもすごく楽しかったんですよね。だから、そういう体を動かすこともまた始めたいですし、自分の気持ちと心を休めるのはもう足りてきたなと思うので、ここからいいペースで仕事をさせていただける合間の自由な時間のプライベートを、うまく使っていきたいですね。――仕事面では、今後「教育番組」をやりたいとおっしゃっていますよね。何十年後かの目標というくらいなのですが、自分がやってきたことを生かすという意味でも、やりたいなということですね。大学でも教育科で幼児教育のゼミに入って、教育ってすごく大事だなと思うことが多かったので、自分が先生役なのかどうかは分からないですが、何か教育的なことに携わりたいなという思いです。――いろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。ところで、今まではアナウンサーとして、インタビューを"する側"が多かったと思うのですが、フリーになって"受ける側"の機会も増えてきたと思います。何か新しい発見はありますか?そうですね。最初は、自分が質問に答えることに大丈夫かなという不安もあったんですけど、実際に受けてみて、自分の考えを整理するきっかけになっていると思います。今までは聞くばかりでしたし、アナウンサーというのは中立的な立場なので、何か物事を聞かれても、「私はこう思います」と断言するのでなく、「そういう一面もありますもんね」という風に、いい意味で逃げちゃうことができたんです。でも、インタビューをしていただくと、それに答えながら、「自分はこの質問にこう考えてるんだ…」と気づくことがあるんですよ。再発見ですね。――以前、フジテレビ時代に『ワイドナショー』を担当してみたかったけど、今後コメンテーターとして出演するのは「絶対無理です!」と言っていましたが、こうしてインタビューを受けて自分の考えが整理されてくると、コメンテーターとしての出演にも自信がついてきませんか?えー!まだダメです!! それは、うーん…まだ全然ダメですね(笑)。でも、この人ってこういうものの見方をするんだと思われるように、ちゃんと自分の意思は持ちたいですし、それをちゃんと発言できる自信も持ちたいなとは思っています。■プロフィール加藤綾子(かとう・あやこ)1985年埼玉県生まれ。国立音楽大学を卒業後、2008年にフジテレビジョン入社。『めざましテレビ』『笑っていいとも!』など、数々の人気番組でレギュラーを務めた。2016年5月からフリーに転身。現在は『ホンマでっか!?TV』『優しい人なら解ける クイズやさしいね』『スポーツLIFE HERO’S』(いずれもフジテレビ)などに出演中。
2016年07月03日朝の情報番組“ワイドショー”を舞台に、中井貴一、長澤まさみらを迎えて描く『グッドモーニングショー』。この度、本作の主題歌が「KANA-BOON」の新曲「Wake up」に決定したことが分かった。澄田真吾(中井貴一)は、朝のワイドショー「グッドモーニングショー」のメインキャスター。かつて報道番組のニュースキャスターだったが、ある震災現場からの現場リポートが世間から非難を浴びて番組を降板。以来、現場からのリポートが怖くてできなくなり、同期入社のプロデューサー石山聡に拾われていまに至っている。ある日、いつものように深夜3時に起床した澄田は息子と妻の言い争いに巻き込まれる。面倒くさいことから逃げるようにテレビ局に向かう車内で今度は、澄田のアシスタントの小川圭子アナウンサーから連絡があり、2人の交際を今日の番組で発表しようと迫られる。彼女は澄田と付き合っていると勘違いしているのだ!さらにプロデューサーの石山から番組の打ち切りが報告され、新番組への登板はないことも伝えられ、踏んだり蹴ったりの事態に意気消沈する…。『踊る大捜査線』シリーズなどを手掛け、放送作家、脚本家としてテレビを知り尽くした君塚良一監督が描く本作は、報道、スポーツ、芸能、さらにファッション、グルメや人気動画まで、視聴者が興味を持つものなら何でもネタにする、そんなワイドショーの顔であるキャスター澄田真吾が主人公。この落ち目のキャスターが陥る、災難だらけの一日を追った抱腹絶倒のストーリーを描いていく。キャストには、主人公・澄田役としてキャスター役初挑戦となる中井さんをはじめ、サブキャスターの女子アナに長澤さん、新人アナウンサーに志田未来、澄田と同期のプロデューサーに時任三郎、澄田の妻に吉田羊、立てこもり事件の犯人に濱田岳、事件の解決にあたる警視庁特殊班リーダーに松重豊、さらには個性的な番組スタッフに池内博之、林遣都、梶原善、木南晴夏、大東駿介とバラエティに富んだ、ひとクセどころか、ふたクセ、みクセの豪華俳優陣が勢揃いしている。そして今回、「KANA-BOON」が本作の主題歌に決定。君塚監督が描く魅力的なラストシーンが、一層輝くような楽曲をイメージしたところ、プロデューサーの頭に「KANA-BOON」の疾走感あるロックが思い浮かび、いまの若い世代の気持ちを代弁する視線が映画を支えてくれるものになると考え、今回のオファーに至ったという。「KANA-BOON」が実写映画の主題歌を担当するのは本作が初めて。メンバーの谷口鮪は「今作『Wake up』は、また新たな自分たちの未来を切り開く、フレッシュで力強い楽曲です。劇中に出てくる言葉や情熱が、ミュージシャンとしての自分の想いとも重なり、映画とも心が通った曲となりました」と楽曲について語り、「より多くの方に、この映画の面白さ、そして僕たちの楽曲に込めたメッセージが届くことを願っております!」とコメントを寄せた。また君塚監督も「テレビキャスターのとんでもない1日を描いたこの映画に、彼らの闘争的なメロディと独特な声の色が必須でした。完成した主題歌は作品をより深く強く包んでくれました」と楽曲を絶賛した。『グッドモーニングショー』10月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月22日アーティストの高木綾子によるキャラクター“UAMOU”の新作個展「ホーム(HOME)」が、7月1日から10日まで東京・中目黒のギャラリー・ボイルド(VOILLD)にて開催される。高木綾子は、絵本、フィギュア、アニメーションを通して独自の世界観を表現し、アートとデザインを軸にキャラクターの可能性を追求し続けるアーティスト。キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツ在学中からヨーロッパを中心に、ピュアなハートをもった宇宙人キャラクターUAMOUの製作販売を行っている。同展では、“UAMOUの部屋”をテーマに、高木綾子の制作風景を垣間見ることのできるような空間に会場を構成。UAMOU、BIG UAMOUなどのフィギュアやクッション、シェルフ、ライト、イラストレーションなど約150点を展示する。その他、キーホルダーやステッカーなどのオリジナルグッズも販売される予定だ。【イベント情報】「UAMOU EXH IB IT ION “HOME”」会場:VOILLD住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台地下1階会期:7月1日~10日時間:12:00~20:00(土・日曜日は18:00まで)休廊日:月曜日
2016年06月06日フリーアナウンサーの加藤綾子が、28日発売の小学館「Oggi」(オッジ)7月号で、女性ファッション誌に初登場することが27日、明らかになった。4月末でフジテレビを退社した加藤だが、小学館によると、フリー転身を決断した際に、ほぼ全ての女性ファッション誌からオファーが殺到したという。その中から加藤は、20代後半からの働く女性を応援するというコンセプトの「Oggi」を選択。自身が31歳になったばかりで読者と同世代であることに加え、仕事・ファション・等身大というキーワードから、「仕事もおしゃれも成長したい」という同誌のテーマに共感したという。今回の誌面では、局アナ時代には見せたことのない表情や、洗練されたファッションカットを収録。さらに、自身の仕事観について、インタビューに応じている。「Oggi」7月号は、28日発売(一部地域で異なる)。定価730円。
2016年05月27日フリーアナウンサーの加藤綾子がこのほど、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ特番『一流が嫉妬したスゴい人』(14日21:00~23:10)の収録に参加。4月末の同局退社後初めてのバラエティ収録だったが、「あれだけ送別会を何回もやってくれたのに、正直卒業してない気持ちになっちゃって…」と、まだフリーの実感がない心境を語った。加藤は、この番組でMCを担当。スタジオゲストの劇団ひとりが「何回かカンペ無視してました」とフリー後の変化を語り、千原ジュニアも「フロアD(ディレクター)とかなりバチバチなんだなと思います」とあおっていたが、「劇団さんに出ていたカンペで、なかなか行かないから私が奪っちゃったんです(笑)」とカラクリを明かし、スタッフとのバトルを否定した。フリーの実感はまだないそうだが、今回の収録では「あーこれはこれは加藤さん!」「カトパンなんてもう呼べないよ!」など、わざと仰々しく迎えられたそうで、「今までになかったです(笑)」と自身より周囲に変化が。一方で、今まではメインMCをサポートする役回りが多かったが、この番組では単独MCという立場になり、「1人で回していく難しさとか、ちょっと間ができた時にドキッとしてしまうところがあって、ここが慣れてないところだなと思いました」と課題を挙げた。また、局アナ時代に担当してみたかった番組に『ワイドナショー』を挙げたが、今後コメンテーターとして出演することには「(松本人志ら)あれだけ色の濃い人たちとの並びは、絶対無理です」と消極的だ。その理由について、「アナウンサーって、いい意味でも悪い意味でも中立の立場で逃げられてたんだなと思ったんです。意見を求められても、言わなくていいというところに自分は甘えてた」と分析し、「パッと振られて自分なりの角度のコメントが言えるのはすごいことだと思うので、そこにはさすがに並べない」と説明。その上で、「まずは1人でも(MCが)行けるよっていうところを目指したいと思います」と目標を語る。この番組は、一流の世界で活躍する人が「スゴい!と思った人」=「嫉妬した人」を告白していくもので、今回は、樹木希林、さだまさし、澤穂希、三池崇史、鈴木おさむ、浜崎慎治(CMディレクター)、片岡護(イタリアンシェフ)、コロッケという8人が、嫉妬した人物を紹介。加藤は自身の嫉妬するとして、NHKの有働由美子アナウンサーの名前を挙げながら、「嫉妬というのはかっこ悪い言葉だと思ってたんですけど、この番組ですてきな言葉に聞こえ、自分の気持ちを素直に受け止めることで、心が軽くなる感じがしたんです」といい、「背中を押してもらえるような番組だと思うので、本当に見てもらいたいです」とアピールした。
2016年05月08日4月30日でフジテレビを退社した加藤綾子アナウンサー(31)が同日、同局のブログで感謝の思いをつづった。加藤アナは「いつも見てくださった皆さま」というタイトルで更新し、「2008年にフジテレビに入社してから8年と1ヶ月、本日をもってフジテレビアナウンサーを卒業致します」と報告。「本当に本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。そして、「フジテレビアナウンサーとしての日々はこんなに一生懸命になれる自分がいるんだと初めて気付くことのできた、貴重な時間です」と振り返り、「それも全て、いつも番組を見て応援して下さる皆さま、アナウンス室の皆さん、スタッフの皆さん、そして同期のおかげです」と感謝。「皆さんがとても大きなパワーを与えてくれました。本当に感謝の気持ちしかありません」と思いを込めた。5月1日からはフリーに転身する加藤アナ。「形は変わりますが、引き続き全力で頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します」と呼びかけた。
2016年05月01日4月末でフジテレビを退社する加藤綾子アナウンサーが、13日(21:00~22:48)に放送される同局系バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』(レギュラーは毎週水曜21:00~21:54)のスペシャルで、ウエディングドレス姿を披露することが4日、明らかになった。加藤アナがこの姿を披露するのは「フリー転身のカトパンと共に4月から新生活で幸せになれちゃいまスペシャル」という特別企画。司会の明石家さんまや評論家集団、マツコ・デラックスらパネラー陣が、不動産屋、物件、ヘアサロンなどを訪問してトークを繰り広げる。この中で、ブライダルサロンを訪れた際、加藤アナがウエディングドレスを着ることになった。今回着用したドレスは、胸元がかなり開いたセクシーなタイプと、胸元がレースの体にフィットするタイプ。番組開始以来、加藤アナを見守ってきたさんまは「なんやねんこれおまえ~」と言いながら、晴れ姿にうれしそうな表情を浮かべる。加藤アナは「ウエディングドレスは女の子の憧れの象徴でもあるので着られてうれしかったんですけど、もうすぐ31歳になるのでリアルな感じがしてドキドキもありました」と感想。一方で、「"結婚前にウエディングドレスを着ると婚期が遅れる"という都市伝説もあるので、大丈夫かなって…(笑)」と不安ものぞかせていた。この日の放送ではほかにも、俳優ディーン・フジオカが初登場し、さんまとも初共演。評論家集団に「自分を抑えられない性格をなんとかしたい!」という悩みを相談する。
2016年04月04日4月いっぱいでフジテレビを退社する加藤綾子アナウンサー(30)が1日、メインキャスターを務めてきた朝の情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金曜5:25~8:00)を卒業した。入社1年目の2008年から同番組に出演し、2012年4月よりメインキャスターを務めてきた加藤アナは、「いつもゲラゲラ大きな口を開けて笑っていました」と笑顔で振り返り、「入社してから7年半も朝の生活を続けてきたのですが、まさかここまで続けて来られると思っていませんでした」と語った。そして、東日本大震災の取材を思い返し、「『めざましテレビ見ています』と温かい声をかけていただき、こんな私でも人の力になれることがあるんだなと思ってここまでやってくることができました。たくさんの笑顔をみなさんからいただきました」と涙顔で感謝。「素敵な思い出でいっぱいです。本当にありがとうございます」と続けた。三宅正治アナから"卒業証書"を受け取ると、さらに大粒の涙を流し、「皆さんからは学んだことが多い。先輩からはスキルを、後輩からは人として」と共に出演してきた先輩後輩に感謝。「アナウンサーを辞めたい」と軽部真一アナに相談したことも明かし、後任の永島優美アナから「お疲れ様でした」と花束を受け取ると「心配していません」と話した。その後あらためて、「本当に幸せな8年間でした。視聴者のみなさまと毎朝『おはようございます』とごあいさつできて本当に幸せでした。ありがとうございました」と感謝の思いを述べた加藤アナ。最後の「めざましじゃんけん」ではチョキを出し、「今日も元気に、いってらっしゃい」と笑顔で締めくくった。加藤アナは、4月いっぱいでフジテレビを退社。来月1日よりフリーアナウンサーとして活動する。
2016年04月01日鳥取に日本で最初に出来た民藝店があるのをご存知だろうか。銀座にもその支店がある「鳥取たくみ工芸店」だ。同店を創業した鳥取市出身の吉田璋也は、日本の民藝運動を率いた柳宗悦から直接教えを得た人物。晩年まで、医師として鳥取で務め、一方各地の作り手に民藝運動のプロデューサーとしてアドバイスした吉田の教えは、今もなお鳥取の地に息づいている。吉田の熱心な活動に加え、かつて交通が不便であった鳥取では、自分たちの土地にあるもので必要なものを作るという姿勢が根付いており、今もなおクラフトが盛んな土地柄だ。今回訪ねたのは、1945年に開窯した「因州・中井窯」。そこで、3代目・坂本章さんに窯を案内してもらった。窯では黙々と作業が続けられている中井窯では、緑、白、黒の色使いが印象的なモダンな器を作陶している。深く、しかし澄んだ色合いをみせる釉薬には、なるべく地元の天然素材を使う。例えば、農業を営む家が多い地域性を活かし、稲藁(いなわら)の灰、山林に育った広葉樹木の灰をつかい「白」の釉薬を調合するというように。緑、白、黒の色使いが中井窯の器の特色の一つ「ここの器は、自然にあるものを使って成り立っている焼き物ばかり」だと彼は話す。自然素材から作る釉薬は、気温や湿度などの環境の変化にも敏感だ。そのちょっとした変化が映された器には、どれ一つとして同じものはない。その感覚が、中井窯の器を手に取る人の心を掴むのかもしれない。また、窯の敷地内に2012年にオープンしたギャラリーショップには、手に届く価格で日々の食卓を彩るお皿、湯のみ、徳利、コーヒーカップなど、幅広い世代に愛される器が並ぶ。その中にはミルクピッチャーのように現代の暮らしに応えるような器も見られる。そこで、坂本さんに「どのアイテムが新しい型なのか」と尋ねると「どれが新しい、どれが古典という線は引きがたい。ただ、頭の中にいつも創作のチャネルがあって、ふとした時にそのスイッチが入る感覚で新たな器が生まれるんです」と返ってきた。そして、「いつの時代も、試行錯誤して新しい要素を加えていかなければ、伝統として残れない。諦めないこと、続けること、何か次の一手を打つこと。待っているだけでは、民藝に発展はない」と続ける。この思いが、民藝とデザインを出合わせ、現代の暮らしに寄り添う器を生み出したのだろう。窯の敷地内にはギャラリーショップもある坂本さんは、「生まれた時からここの器が日常だった。いいも悪いもない」と作陶をはじめたきっかけに話が及んだ時に話してくれた。暮らしの中で、その器を使い、この地の土に触れること。手を通じ、目を通して中井窯の器に触れてきた彼だからこそ、見いだした境地がそこにある。中井窯を語る上で欠かせない緑、白、黒の三色に掛け分けされた丸皿。その皿を手にして「ここにはもう何も足しません。引いて引いて、ここに何もかもがあるから」と語る坂本さん。もし鳥取を訪れたなら、足を伸ばしてもらいたい場所の一つだ。【窯情報】住所:鳥取県鳥取市河原町中井243ー5OPEN:9時~17時(不定休/訪問時は要連絡)URL:
2016年03月21日2月13日からWOWOWでスタートする連続ドラマ『きんぴか』で、主演の中井貴一が飯島直子と濃厚なベッドシーンを披露することが明らかになった。同ドラマは浅田次郎の原作をドラマ化したもので、中井演じる不器用なヤクザ・阪口健太、政治家秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)、元自衛官・大河原勲(ピエール瀧)の悪党3人が老刑事(綿引勝彦)のもとに集まり、彼らなりのやり方で"筋"を通そうとする重厚な人間ドラマ。物語の中で、飯島演じる看護師・マリアはふとしかきっかけで健太の優しさに触れ、健太は彼女の懸命な姿を見て強く惹かれ合い、肌を重ねる。東康之プロデューサーは「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中に背負ってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演じていただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な"大人のラブシーン"にぜひ注目下さい」とコメント。ドラマ『最後から二番目の恋』では兄妹役を演じていた2人が、はたしてどんな妖艶な絡みを見せてくれるのか注目だ。ドラマ『きんぴか』は2月13日(土曜 22:00~)WOWOWプライムにてスタート(第1話無料放送)。
2016年02月08日中井貴一がWOWOW連続ドラマWで初の主演を務め、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧と“3人の悪党”を演じる「きんぴか」。この度、刺青姿の主人公演じる中井さんと、恋人役の飯島直子の過激なベッドシーンの写真が解禁された。天崇連合会岩松組の組員・阪口健太(中井貴一)が、敵対する銀鷲会組長を射殺。これは、組を想っての健太の単独行動だった。それから13年、“務め”を終え出所した健太を出迎えたのは、老刑事・向井権左エ門(綿引勝彦)ただひとり。大勢の組員の出迎えを想像していた健太に向井は「バカが。捨て駒になりやがって」と現実を突きつけられる。一方の最強の肉体を持つ自衛官・大河原勲(ピエール瀧)は安全保障関連法案の撤回を求めて“ひとりクーデター”を起こすも失敗。また同じ頃、政治家・山内瀧造(村井国夫)の優秀な秘書・広橋秀彦(ユースケ・サンタマリア)は山内の収賄容疑をかぶり逮捕され、離婚の危機に。そんな崖っぷちの2人にも向井が声を掛け、健太、大河原、広橋が揃った。かくして“3人の悪党”の快進撃が始まる――。昭和任侠を絵に描いたような昔かたぎで不器用なヤクザ・阪口健太には、今回がWOWO連続ドラマ初主演となる中井さん。また、政治家が犯した収賄の罪をかぶる元政治家秘書にユースケさん、安保法案に反旗を翻し単独クーデターを起こした元自衛官にピエールさん、ヤクザと恋に落ちる伝説の看護師役の飯島さん、そして3人の悪党を束ねる老刑事役に綿引勝彦といった豪華なキャストが集結している本作。今回解禁されたビジュアルは、品川徹演じる天崇連合会の総長・新見が入院している病院の救急センター看護師長で、業界では“血まみれのマリア”とも呼ばれる阿部マリアとの過激なベッドシーン。ドラマ「最後から二番目の恋」では兄妹役を演じていた2人が、今回はお互いに惹かれ合う恋仲を演じる。ビジュアルからも中井さんの刺青姿が異様な圧迫感、また飯島さんの妖艶さが感じられる。プロテューサーを務める東康之氏は「中井貴一さんと飯島直子さんが、ついに禁断の一線を越える…。中井さんには4時間かけた刺青を背中にしよってもらい、飯島さんには一糸まとわぬ美しいお背中で演していただきました。2人が小さなベッドで重なり合う、それはそれは危険な“大人のラブシーン”にせひこ注目ください」とコメント。3人の悪党の快進撃も気になるところだが、2人が熱演する危険な大人のラブシーンにも話題を集めそうだ。土曜オリジナルドラマ「連続ドラマWきんぴか」は2月13日(土)よりWOWOプライムにて放送開始。(1話無料放送)(cinemacafe.net)
2016年02月08日