「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」に中村倫也と生見愛瑠が出演することが分かった。内村光良率いる人気コント番組「LIFE!」。今回は、子どもや若者の幸せを考える「君の声が聴きたい」プロジェクトとのコラボとなっており、15分拡大版で放送。内村さん、川西賢志郎、じろう、田中直樹、塚地武雅、西田尚美といったお馴染みのメンバーに加え、同プロジェクトメンバーの中村さん、ラランド・サーヤ、初登場となる生見さんをゲストに迎える。今回、6年ぶりの出演となる中村さんは、じろうさんとの二人芝居で王子様役に挑戦。「久しぶりなので、緊張しました!笑 じろうさんのキャラクターがあまりに強烈なので、のまれないように必死で演じ切りました」とコメント。独特のストーリーで息の合ったかけあいを見せる。一方、生見さんは、人気シリーズコント「俺は継がない」に出演。コント収録を終え、「内村さんとコントをするのが初めてだったので、すごく新鮮で楽しかったですし、面白くて自然に笑ってしまって、すごく楽しい現場でした!!」とふり返る。内村さんとじろうさんによるアドリブ本気芸に、生見さんが抱腹絶倒する。ほかにも、人気シリーズコント「宇宙人総理」新作も2年ぶりに登場。なお、プロジェクトキービジュアルも公開された。各波で主なテーマとする、“親子を見つめ直す”・“性とジェンダー”・“若者たちの声”などを散りばめたワンダーランドに、プロジェクトメンバーが登場するデザインとなっている。「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」は5月3日(金・祝)21時30分~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日女優の石原さとみが、16日に都内で行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■石原さとみ、吉田恵輔監督に出演を直談判「人づてに辿って……」7年前に吉田監督に出演を直談判していたという石原。「今のままじゃいけない! 変わりたい! 自分を壊してほしい! という衝動に駆られまして、私を変えてくれる人は誰だといろんな作品を観て、吉田監督の作品に出会って『この人だったら私のこと変えてくれる! 絶対に学びがある』という直感がして。そこから人づてに『吉田監督を知りませんか?』といろんな人を辿って、プライベートでお会いして『(作品に)出させてほしい』と直談判しに行きました」と当時を回顧する。しかし当時は断られてしまったそうで、「『連絡先だけでも交換させてください!』とお願いして、3年間全く音沙汰なかったんですが、3年後に『脚本書きました』と連絡をいただいて。飛び跳ねるように嬉しかったんですが、妊娠出産を待ってくださって、去年の今頃に撮影をしました。そして今こうしてお届けできるということが本当に感慨深いです」と出演までの経緯を振り返りつつ、語った。また、今作の役作りのためにボディソープで洗髪をしていたそうで、石原は「監督と一緒に美容院に行きまして、美容師さんに『一番髪の毛を痛ませる方法は?』と(聞いて)。髪を染めたまだらな状態をボディーソープで洗うと、どんどん傷んでいくとアドバイスいただいて、そこから毎日洗っていったらすっごく傷みました(笑)」とわざと髪を傷ませて撮影に臨んでいたという。それ以外にも「肌荒れだったり、体の緩さだったり、爪の汚さだったり、いろんな部分で自分のことをなりふり構わない状態を作り上げました」と話し、会場を驚かせた。さらに、今作で演じた役柄がなかなか抜けなかったそうで、「切り替えられなかったかも……なので終わった瞬間にすぐにショートカットにしました!」とバッサリと髪を切った理由を明かした。
2024年04月16日映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会が16日に都内で行われ、石原さとみ、中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)が登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■石原さとみ、出産後初の主演映画『ミッシング』完成披露試写会に登場今作で出産後の初の映画撮影に挑んだ石原は、冒頭の挨拶から感極まった様子で目に涙を溜めながら「出る前にいろんな方から、試写を観てくださっていろんな言葉をかけていただけて……本当に幸せだなと感じます」と語り始める。続けて「私の夢が叶った作品です。こうしていち早く皆さんにお届けできることが心の底から嬉しいんですけど、怖い部分もあります」と声を震わせながら懸命に伝えた。続く中村は「すごく清らかな空気感が…… 今、すごくふざけたい衝動に駆られております……我慢しようと思います(笑)」と石原の涙をフォローするように挨拶し、笑いを誘っていた。また、フォトセッションでは何か思うことがあったのか、青木が目を潤ませる場面も。これに気が付いた石原も青木と言葉を交わし、目に涙を浮かべていた。そして最後に石原は「宝物のような作品です。この経験は何年経ってもこの作品が転機だと言えます。それくらい私にとって宝物のような時間ですし作品です。優しい光が必ずあります。どうかそれを受け取ってくれたら、誰かに渡してくれたら嬉しいです」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
2024年04月16日俳優の中村倫也が、16日に都内で行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に石原さとみ、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■中村倫也、石原さとみ・青木崇高との3ショットは「Destiny感じる」今作で石原と19年ぶりの共演を果たした中村。石原とはともに1986年12月24日生まれという共通点があるそうで「同い年で同じ誕生日で同じ血液型なんです! 不思議」と話す。19年ぶりの共演についても「(撮影が)始まる前は久しぶりにさとみちゃんと一緒だ! 嬉しいなと、ただ思っていたんですけど、初日に現場に行ったらものすごく感慨深くて……そこで気づいたんですよ。嘘でもなんでもなく『ちょっと石原さとみの背中を追いかけてたんだな、俺』ってマジで思ったんですよ」と振り返る。これに石原は「え!? なんですかそれ?」と驚いた表情を見せるも、中村は「僕が言うとすごくふざけているみたいでしょ? 僕がふざけてそうなときはふざけてないんですよ」と本心だと説明。「僕が仕事を始めたときに、もうさとみちゃんは仕事をされていて、同世代のトップを走っていた感じがあって、そこからしばらく共演もなく、いつかなんかでご一緒したいなって思っていた」と待望の共演だったことを明かした。また、19年前に中村と石原が共演したドラマに青木も出演していたそうで、「(ドラマで)一緒に甲子園を目指していたんですけど、崇くん(青木)も出ていて。この(石原・青木・中村)並びを見たときに運命を感じましたね……あ、ごめんなさい! “Destiny”を感じましたね(笑)」と現在放送中の石原の主演ドラマのタイトルとかけて話し、笑いを誘っていた。
2024年04月16日映画『ミッシング』完成披露試写会が4月16日(火)に都内劇場にて行われ、出演する石原さとみ、中村倫也、青木崇高らが登壇した。並々ならぬ思いで臨んだ本作について、冒頭の挨拶で石原さんはすでに感極まり涙があふれそうになる。しかし、自ら「早い、早い」と笑顔で突っ込み、自身の涙を止めていたが思いはあふれた。『ミッシング』は『空白』、『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔(※吉は<つちよし>が正式表記)が、オリジナル脚本で挑んだ映画。ある日、突然愛する娘がいなくなった沙織里(石原さん)が、娘の帰りを懸命に待ち望みながらも、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しむ。事件をめぐるマスコミと、世間の声に翻弄される母親とその家族が、出口のない迷路をさまよい続ける姿が描かれる。7年前、石原さんが吉田監督に直談判したところから本作はスタートした。当時を振り返り、石原さんは「今のままじゃいけない、変わりたい、自分を壊してほしいという衝動に駆られました。いろいろな作品を観て、吉田監督の作品に出会って“この人なら絶対学びがある”と直感で」と吉田監督作品との出会いを明かす。それから人づてにたどり、何とかプライベートで吉田監督と会う機会を設けたと石原さんは話した。「一度は断られたんです(苦笑)。でも『連絡先だけでも』と言って。3年後に脚本を書きましたといただいて、飛び跳ねるようにうれしかったんです。今こうしてお届けできることが本当に感慨深くうれしいです」と石原さんは熱を帯びた。石原さとみ吉田監督は、「最初『すみません、苦手です』と(笑)。石原さんの華がすごくて…」と当初の断った経緯を語った。「でも、今回その石原さんをこっちの世界に引きずり込めないかなって。ギャンブルというか、努力して。みんなが知ってる石原さんじゃないものが映っている自信があります」と吉田監督は言い、公開前での自信のある発言となったが「ハードルを上げて(観て)いいと思う」と太鼓判を押していた。吉田恵輔監督石原さんと同級生(誕生日も同じ!)、同じ血液型という中村さんは、実に19年ぶりの共演となった。「始まる前まで久々に一緒でうれしいなって思っていたんですけど、初日に現場に行き、芝居のときにものすごく感慨深くて。そこで気づいたんです、石原さとみの背中を俺はちょっと追いかけてたんだなって。19年前のドラマには(青木)崇(高)くんも出ていて、この並びを見て運命“ディスティニー”を感じましたね」と涼やかに倫也節を吹かせていた。石原さとみ&中村倫也そのほか、完成披露試写会には森優作、小野花梨、細川岳が登壇した。映画『ミッシング』は5月17日(金)より全国公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッシング(2024) 2024年5月17日より全国にて公開©︎2024「missing」Film Partners
2024年04月16日2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の公演ビジュアルが公開された。劇団☆新感線の最新作となるいのうえ歌舞伎『バサラオ』は、「ヒノモト」と呼ばれる国で幕府と帝が相争う時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、そんな男の参謀としてバディとなる元・幕府の密偵の男、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。コロナ禍以降、新感線は意識的に明るい作品を上演してきたが、久しぶりに楽しいばかりではない、今までとはひと味違ったダークなトーンの作品となる。主演を務めるのは、17歳で新感線に初めて参加し、今作で5作目、生誕39年を記念したサンキュー公演となる生田斗真。そして、2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来、生田と友情を築いてきた中村倫也が、生田とバディを組む。また、新感線には2度目の参加となる西野七瀬、同じく新感線には3度目の出演となるりょうが、本作で果敢にアクションに挑み、生田と中村がかねてから劇団公演での共演を切望していた看板俳優・古田新太、そして粟根まことをはじめとする、平均年齢50代の劇団員も出演する。公開されたビジュアルでは、本作のキーモチーフでもある桜が乱れ散る中、登場人物それぞれの思惑が交差する様を美しくかつダークに描き出している。<公演情報>2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』作:中島かずき演出:いのうえひでのり【出演】生田斗真中村倫也/西野七瀬粟根まこと/りょう/古田新太右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ村木仁川原正嗣武田浩二藤家剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 寺田遥平 伊藤天馬米花剛史藤浦功一西岡寛修NaO大村真佑清水一光井上真由子松本未優樽谷笑里奈白瀧真由美さいとうえりな高森あゆな古見時夢【公演日程】福岡公演:2024年7月7日(日)~8月2日(金) 博多座東京公演:2024年8月12日(月・休)~9月26日(木) 明治座大阪公演:2024年10月5日(土)~10月17日(木) フェスティバルホール公式サイト:
2024年04月12日映画『ミッシング』の新たな場面写真が公開された。『ミッシング』は、2022年の出産後、1年9カ月ぶりの芝居に臨んだ石原さとみが主演を務め、『空白』『愛しのアイリーン』『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔がオリジナル脚本でメガホンをとった作品。ある日突然いなくなった娘・美羽(有田麗未)の帰りを懸命に待ち続ける母親・沙織里(石原)とその家族は、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒されながらも、沙織里は娘にいつか必ず会えると信じて、出口のない迷路を彷徨い続ける――。公開された場面写真には、沙織里が夫の豊(青木崇高)とともに失踪してしまった娘のビラを配る様子や、娘に会いたい一心からすがるような表情で何かに迫る夫婦の姿、沙織里が弟の圭吾(森優作)に掴みかかる様子などが切り取られており、失踪事件から時間だけが経っていくことへの苛立ちや、焦りがシーンからも伺える。そして、沙織里たちの取材を続ける地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)が浮かべる、報道する立場としての葛藤も見え隠れする表情や、砂田とともに取材を続ける、どこか飄々とした態度のカメラマンの不破(細川岳)、毎日が精いっぱいの新人記者の三谷(小野花梨)の姿も。どの登場人物の表情にも、一言では言い表せない感情とともに事件の報道を観るような緊迫感に満ちており、吉田監督ならではのリアリティある演出の一端が映し出されている。<作品情報>映画『ミッシング』5月17日(金) 公開公式サイト:「missing」Film Partners※吉田恵輔の「吉」は「つちよし」が正式表記
2024年03月30日「この本は、自由を楽しむレシピ本です。料理とは、自由なものです」。初の料理本にして、全編“雑炊”縛りで構成された、中村倫也(37)による異例の書籍『THE やんごとなき雑炊』(KADOKAWA監修協力:タカハシユキ)の「まえがき」では、このようにつづられている。その言葉通り、紹介されている20の雑炊の調理工程、ショートエッセイを通して、料理の自由さと楽しさ、そして中村自身の“人生観”が垣間見える内容となっている…。と、ここまで書きながら「そもそも中村の“人生観”とは何なのか」という疑問が浮かび上がってきた。そこで、インタビュー・イベント取材の2回にわたって中村の考えに触れてみた。■担当編集の“仕掛け”に本音「何をニヤニヤしているんだろう」書籍化に感謝同書は、中村が「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆するという、これまでにない斬新な誌面で、発表当初ファンをざわつかせた連載企画「中村倫也のやんごとなき雑炊」の書籍化。2022年4月号から約1年半にわたり、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されたその企画誌面が、『THE やんごとなき雑炊』とタイトルを変えたものとなる。出版前、対面でのインタビューを実施。書籍を読んで感じた「手際のよさ」について向けてみると、やわらかい笑みを浮かべた。「学生時代とかバイトとかでも『これをやっている間に、あれを終わらせておいて…』みたいなことを考える『効率』みたいなのが好きだったんですよ。それもあるのかもしれないですけど、料理って本当10秒長く火にかけただけで、ちょっと変わっちゃったりするものじゃないですか。例えば、葉野菜などが如実ですが。だから、あわあわしないように準備しておくみたいなのはしているかもしれないですが、そんな語れるほど大したものではないですよ」。1冊の書籍になった“雑炊本”には、自分自身でも驚きの気持ちがあった。「俳優の雑炊の連載が1冊になるってことがもうわけわからない、すごいことなので、よくやったなって思います(笑)。1冊になっていることが、稀有なケースだと思います。料理とかじゃなくて『雑炊』ということに明言して作っているのは、世の中の人もきっと、本屋とかで目にしたら『どういうこと?』って思うんじゃないかなと感じているので、そういうものを形にできたっていうことに対して、このチームに『よくやったなー!』という思いです」。調理中には、担当編集の村井氏が手際のいい中村に“さまざまな仕掛け”を行って、それに対するかけあいも読みどころのひとつ。インタビューにも同席していた村井氏が「困らせたいんです(笑)」と打ち明けると、中村は「“中村を困らせたい”は、俳優業界でもけっこうあるんですよ。こんなオファーしたら困るだろう、こんな役苦労するだろうみたいな。それで、苦労しているのを見たいみたいな。僕そんなに困らせたがらせる存在なんですかね?」と笑いながら、村井氏への“おかえし”とばかりに次のような秘話を公開した。「村井さんの変なところは、仕掛けたいんだけど、料理を知らない(※村井氏は料理をしていないことを書籍内でも公言)から、それがミスなのか、困ることなのかがジャッジできないっていう(笑)。何を、この人はニヤニヤしているんだろうっていう瞬間もけっこうありました。タカハシ先生と共謀して、仕掛けをやっている時もあって『なんだ、そのタッグマッチは?』っていうこともありました(笑)」村井氏とのかけあいからも伝わってくるが、書籍を読んでいると、多忙な中にあっても、中村が本当に楽しそうに料理に臨んでいるように感じられる。中村本人は、どう感じていたのだろう。「料理して、喋って、食べて、おいしいって言いながら、タイトルをつけて、写真撮ったら『お疲れ様でした!』ってなるのは、シンプルに楽しい仕事でした。この雑炊っていう縛りの中で、みんなが工夫しているのがわかるので、それを見つけると、ものづくりをするものとして、チームとしてすごく豊かな気持ちにもなりました。有意義な時間でしたね。趣味みたいなことじゃないですか。ある人は『ミスしないかな?』とか言って、料理している様子を眺めたり(笑)。これをちゃんとこうやって1冊にまとめて、仕事にしてるっていうのがプロを感じますし、なんかいろんな意味で後ろ向きなものが何もないのだと思います」。■“穏やかに生きる”ことの大切さ「気づく人」中村倫也は先を行く「100面相を持って…」書籍の中では「気づかない人になりたい」ということを語っているが、鈍感ゆえの突破力を持つ人への憧れもあるという。「本当に目の前の一点しか見えてない人とかいるじゃないですか?それもそれで問題ですけど、すごくうらやましい気持ちはあるんです。槍のような人と言うんでしょうか、そういう方は突破力がすごくありますよね。僕は、それで言うといろんな種類の武器をそろえちゃうタイプなんで。憧れはあります」。まさに激動ともいえる日々だが、中村は「簡単にいえば、穏やかに生きています」と打ち明ける。「感覚なんですけど、いろんな情報が入ってきたりとか得たりとかしている時、港にいる漁師の気持ちになって『きょう波高ぇな、すげぇなぁ』みたいな感じはあるんですよ。そういう時ほど穏やかにいたいなって思います。入ってくる情報で、多少なりとも影響を受けるじゃないですか。考えることが増えたりとか、不安になることもあったりとか。そういう時こそ、意図的に平坦な感覚を作れるようにしておくみたいな。多分そういうのをやっちゃうタイプなんです。今年も本当にいろんなことが起こっていますが、考える適切な角度で考えるべきことを考えて、あとはいつも通りっていうのを生きるようにしています」インタビューから1ヶ月後、書籍の出版記念イベントが行われ、そこに足を運んだ。この日の進行は、担当編集の村井氏が務めた。観客から拍手で迎えられた中村は、村井氏を紹介しながら「(ともに)やりとりしながら作ってきたものを『初めて聞く』『初めて聞かれる』がごとく、質疑応答していきます」と呼びかけ、会場の雰囲気を温めた。今後の「やんごとなき」シリーズについては「雑炊の本が出て。さっき思いつきました。雑草!」と明かすなど、大いに盛り上がったが、終盤「ちょっといい話していいですか?」と切り出した。「この間、河津桜を見に行ったんですよ。花見する時にこだわりがあって。桜が咲いている(一方で、足元では)たんぽぽが咲いている率が高くて、それを見つけて愛でるみたいなことをやっているんです。花見の席では桜がメインで、たんぽぽは気づかれない(存在なので)、僕はこっちに気づいてあげられる僕でいたいっていう…自己満足ですが、そういう気持ちがあります。僕がこっち(たんぽぽ側)だったから…っていうこともあると思うんです。(駆け出しの頃などに)現場であいさつされてうれしかったとか」中村の人柄や考え方を感じるエピソードだが、ここで再びインタビュー時に時計の針を戻す。今年の目標を聞いてみると「僕、課題があるんですよ。『人のメンツを潰さない』です」と笑顔で教えてくれた。さて、その真意はどこにあるのだろうか。「人がたくさん関わっていると、通るべきセクションも多かったり、通すべき筋も折れ曲がったり、早い話ができなかったりするじゃないですか?そういう時に一番偉い人に話を通して、そこからズバッとトップダウンしちゃうんですよ。多分せっかちなんですが『その方が早いし、みんなもいいでしょう?』と思っちゃうんです。でもそうすると、間に入ってる人とか、どういう場でその話を通すかとか、伝え方にって、なんかこうメンツを潰すことが多分あったんですよね」。「年齢的に挟まれている(世代で)もう1個自分が有能になるには、そこのかいくぐりをうまいことできたら、もっと腕磨いたって思えるんじゃないかな。そうすると、みんなもハッピーだし、悪い気しないじゃないですか?そこの100面相を持っていこうが、僕の今年の課題です(笑)。考えることはそっちなんですよ。今年の課題は『人のメンツを立てる‘24』にします(笑)」。今いるところから、もう一歩先へ…。そう思う時、人はもっと人にやさしくなれるし、人生が豊かになるのだと、中村の言葉から感じた。
2024年03月27日川崎鷹也が、自身最大規模の全国ホールツアー『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』を開催することが決定した。今回のツアーは7月から2025年1月にかけて開催予定で、川崎の地元である栃木県の栃木県総合文化センターを皮切りに全国15都市を巡る。ファイナル公演は、過去最大キャパシティとなる神奈川・パシフィコ横浜で行われる。チケットは、本日3月21日(木) に開設されたオフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」会員を対象とした先行受付が、4月1日(月) 18時よりスタートする。<ツアー情報>川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』告知画像7月12日(金) 栃木・栃木県総合文化センター メインホール7月15日(月・祝) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール7月23日(火) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂8月4日(日) 北海道・千歳市民文化センター 北ガス文化ホール8月18日(日) 新潟・長岡市立劇場 大ホール9月14日(土) 広島・広島文化学園HBGホール (広島市文化交流会館)9月27日(金) 埼玉・さいたま市文化センター 大ホール10月6日(日) 香川・サンポートホール高松 大ホール10月14日(月・祝) 宮城・東京エレクトロンホール宮城11月3日(日・祝) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)12月1日(日) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール12月7日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール12月15日(日) 福岡・福岡市民会館12月20日(金) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール2025年1月12日(日) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールツアー特設サイト:オフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」:
2024年03月21日コマ撮りアニメーションの特集番組「ルカと太陽の花」がNHKにて放送されることが決定。メインキャストを中村倫也と當真あみが務める。「ルカと太陽の花」は、雲に覆われた村に暮らす少年ルカと幼なじみロサ、2人の絆が奏でる物語。1994年から続くコマ撮りアニメ番組「プチプチ・アニメ」の「森のレシオ」やMr.Children「HERO」のミュージックビデオなどを手掛けるコマ撮りアニメ作家・村田朋泰によるオリジナル原案・監督作品だ。脚本は、「ハイキュー!!」「王様ランキング」など数々の人気アニメを手掛けてきた岸本卓が務める。主人公の少年ルカを中村倫也、ヒロインの少女ロサを當真あみが演じるほか、声優の甲斐田裕子、村瀬歩、名塚佳織、津田健次郎らも出演する。コメント【ルカ役/中村倫也】監督の「森のレシオ」を拝見し、隅の隅まで素敵さが行き渡っている作品に感動しました。可愛らしくも、どこか荘厳さも感じるような世界観。その登場人物の一人でもあるルカはどんな人なんだろう、どんな声なんだろうと、探す旅をしながら今作と向き合っていた感覚です。大人も子供も、ぜひ多くの人に触れていただけたら嬉しいです。【ロサ役/當真あみ】「ルカと太陽の花」で、主人公ルカの幼なじみ、ロサの声優をさせていただきました。小さい時よく見ていた(コマ撮り)アニメーションに今回参加させていただけて、とても嬉しかったです。私が演じるロサは、表情豊かで、コロコロ変わる表情が可愛らしい元気な女の子です。アフレコの時、実際に撮影に使っていたロサを触らせてもらいました。洋服や髪の毛が凄くリアルに作られていたり、目が光るように作られていたりと驚く事ばかりでした。繊細な表情の変化と共にルカとの掛け合いにも注目していただけると嬉しいです。【監督・原案/村田朋泰】遥か昔、大噴火によって何年も雲に覆われ閉塞感に包まれた時代がありました。閉塞感は今もカタチを変え襲ってきますが、それでも前を向き生きていく若者の姿を描きたいと思い、この物語を構想しました。ロサの持つ太陽の力、ルカの奏でる笛の音が重なり合い、大きな変化を迎えます。ミニチュアセット、髪の毛や服の質感に至るまですべて手作りで仕上げた、コマ撮りアニメならではの叙情詩として描いていますので、どうぞお楽しみください。コマ撮りアニメ「ルカと太陽の花」は3月22日(金)午前9時~NHK E テレにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日中村倫也が3月18日(月)放送のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」第117回に登場。趣里演じるスズ子に年末の歌番組への出演をオファーするテレビ局の敏腕ディレクター役を演じ、「最初誰だかわからなかった」「サプライズ」など話題を呼ぶなか、中村さんからコメントが到着した。「ブギウギ」で中村さんが演じるのは、“勉さん”と呼ばれる丸の内テレビのディレクター・沼袋勉。ダジャレを次々と繰り出しながら、スズ子に「オールスター男女歌合戦」への出演をオファーする、という役どころ。そんな中村さん演じる沼袋はこれからも登場する。朝ドラへの途中参加は「長いこと回している大縄跳びに入るようなもの」――「ブギウギ」に出演することが決まって中村ピンポイントで出てきて場を乱す、だけどヒロインの人生においてひとつのきっかけともなるという、絶妙な役をいただきました。ピンポイントながらも意外とタスクが多い役で、楽しみだなと思うのと同時になかなか大変でもありました。いいバランスでちゃんと「飛び道具」としていられたらいいですね。これまでずっとやってきたスズ子役の趣里さんをはじめ、他のキャストのみなさんともいい具合に絡んでいけたらと思って撮影に臨みました。――ご自身の役について中村この人すごく楽しそうにアイデアを説明するな~という、巻き込み型のキャラクターだということだけを思って現場に入りました。ダジャレについては、心を無にして言いました。ダジャレを言う人は、笑いが取れるかどうかじゃなく、とりあえず思いついたことを口に出しますよね。だから何も考えずにやりました。この役はギリギリすべってるぐらいがちょうどいいんです。沼袋だけ見たら「なんだコイツ!?」ってなりますが、スズ子や周りの人が「敏腕ディレクターだから」とほめてくれるのでバランスが取れているんじゃないかと思います。――撮影に参加して中村(制作の)NHK大阪は、僕が18、19歳のときに出演させていただいた朝ドラ「風のハルカ」(2005年後期)の撮影で通った思い出の場所です。景色が変わったところもありますが、ひとつひとつが懐かしいです。久しぶりに参加して、朝ドラはやっぱり撮るものが多いので、すごく撮影が速いですね。そこに途中参加するのは、長いこと回している大縄跳びに入るようなものです。朝ドラの大縄跳びは速い上に縄が3本回っているようなものなので、引っかからないように、速いテンポ感の中でどのように加わっていくかという点で、とてもやりがいがありました。――ヒロイン・趣里さんについて中村趣里さんは同じ事務所の後輩で、彼女が事務所に入った頃から約10年来の付き合いです。衣装合わせのときにスタッフのみなさんに「趣里さん、がんばってますか?」と聞いたら、みなさん「趣里さんのおかげで!」「趣里さんじゃないと!」ということをおっしゃるんです。一緒に仕事してる人からそう言ってもらえるのは、俳優として以前の、人間としての部分の評価なので、がんばってるんだなと思いました。こう言ってもらえるのは彼女のがんばりや気遣いあってこそだと思います。スタッフのみなさんにそう思われているなら、立派なヒロインなのではないでしょうか。――放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへ中村これまで長い期間みんなで一丸となって作ってきたこのドラマも、いよいよ終わりが近づいてきました。どうか最終回までぜひ見届けてください。連続テレビ小説「ブギウギ」は3月30日(土)まで毎週月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日劇団☆新感線の舞台を映画館で上映する『ゲキ×シネ』の15作品が、U-NEXTで配信されることが決定した。「“演劇”というライブ空間で体験できる迫力や興奮、感動をもっともっと多くの人に知ってほしい!味わってほしい!!」そんな思いから立ち上がった『ゲキ×シネ』。今年20周年を迎えることを記念し、現在「ゲキ×シネ20th記念プロジェクト」が続々と展開されている。U-NEXTとのコラボ企画『GEKI×CINE meets U-NEXT』は、2024年3月23日(土) から6月29日(土) にかけて『ゲキ×シネ』の歴代作品が15週連続で配信される予定で、3月23日配信の『五右衛門ロック』、3月30日(土) 配信の『メタルマクベス』、4月6日(土) 配信の『蛮幽鬼』はU-NEXT会員であれば誰でも視聴することができる。また4月13日(土) 配信の『蒼の乱』には早乙女太一、早乙女友貴兄弟から、そして4月20日(土) 配信の『けむりの軍団』には古田新太、早乙女太一からのコメントを収めたスペシャル映像も。さらに、生田斗真主演『偽義経冥界歌』と、中村倫也主演『狐晴明九尾狩』もスペシャル映像付きで配信される。■劇団☆新感線プロデューサー・柴原智子 コメントこのたびはU-NEXTさんの配信コンテンツとして弊社の『ゲキ×シネ』作品を参加させていただくこととなりました。視聴者の皆様の中には、これまで演劇を観たことも無いという方々は数多くいらっしゃるかと思います。また、ご興味はあっても配信のプラットホーム上に溢れている多くの映像作品の中では、なかなか弊社の作品にたどり着く機会は少なかったかと思います。今回、「舞台・演劇」ジャンルというものをカテゴリーとして大きくジャンル分け頂いたU-NEXTさんで、初めて演劇や舞台に興味を持っていただける方や、新感線の名前は知っていても劇場では観たことがなかったという演劇ファンの方々に、新しく出会っていただける機会を作っていただきました。是非、多くの方にお楽しみいただき、そして次は、実際に劇場へお越しいただき、生の舞台を体感頂けましたら幸いです。■ゲキ×シネ プロデューサー・金沢尚信 コメント『ゲキ×シネ』は今年で20年を迎えます。節目の年に15週連続で『ゲキ×シネ』作品をライブ配信するということが決まり、しかも大半が初配信。ちょっとワクワクしています。U-NEXTさんには数多くの演劇コンテンツが同居しているというのも、ほかの配信プラットフォームにはない環境なので、皆さんとともに舞台・演劇というジャンルの一翼を担えればとてもハッピーです。ライブ配信という場所は違うけれど、時同じくみんなで観てみるという試み、なんだか楽しそうではありませんか。20周年の今年は『ゲキ×シネ』最新作となる『天號星』の映画館公開や、過去作の連続上映企画『GEKI×CINE 20th☆Tour』も控えておりますので、もしお気に召しましたら、是非、映画館でもゲキ×シネをご覧になってください。■株式会社U-NEXT 取締役COO・本多利彦 コメントU-NEXTと劇団☆新感線とのパートナーシップを本日新たに発表できることを大変うれしく思います。U-NEXTはこれまで、宝塚歌劇団、劇団四季などの日本を代表する舞台を始め、大ヒットコミック・アニメ・ゲームから生まれた最新の2.5次元舞台・ミュージカル、更に海外から歴史的で壮大なオペラ、バレエ、フィルハーモニーなど、お客様が望むあらゆるステージジャンルを集めて参りました。舞台・音楽、そして映画を愛するU-NEXTのステージコレクションにとって、『ゲキ×シネ』はパーフェクトな映像芸術であり、演者の皆様から噴き出るアクションの臨場感、衣装や舞台の映像美、音楽と照明が生み出す迫力など、劇団☆新感線ならではの魅力をU-NEXTの連続ライブ配信からダイナミックにお届けして参ります。このパートナーシップを通じ、『ゲキ×シネ』、そして劇団のアニバーサリーイヤーに向けて、U-NEXTにて数多くのお客様に劇団☆新感線の舞台をご覧頂ければ幸いです。<配信情報>ゲキ×シネ20th記念プロジェクト第五弾『GEKI×CINE meets U-NEXT』2024年3月23日(土) より毎週土曜日20:00に配信【配信作品】・五右衛門ロック:2023年3月23日(土)/見放題・メタルマクベス:2024年3月30日(土)/見放題・蛮幽鬼(ばんゆうき):2024年4月6日(土)/見放題・蒼の乱(あおのらん):2024年4月13日(土)/880円※スペシャル映像付(予定)・けむりの軍団:2024年4月20日(土)/880円※スペシャル映像付(予定)・蜉蝣峠(かげろうとうげ):2024年4月27日(土)/880円・薔薇とサムライ:2024年5月4日(土)/880円・ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ:2024年5月11日(土)/880円・SHIROH:2024年5月18日(土)/880円・朧の森に棲む鬼(おぼろのもりにすむおに):2024年5月25日(土)/880円・シレンとラギ:2024年6月1日(土)/880円・乱鶯(みだれうぐいす):2024年6月8日(土)/880円・神州無頼街(しんしゅうぶらいがい):2024年6月15日(土)/1,200円・偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう):2024年6月22日(土)/1,500円※スペシャル映像付(予定)・狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり):2024年6月29日(土)/1,500円※スペシャル映像付(予定)※各作品1週間の見逃し配信ありゲキ×シネ公式サイト内特設ページ:
2024年03月18日俳優のムロツヨシが、22日に都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』(公開中)の公開御礼舞台挨拶に登壇した。同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。○■ムロツヨシ、『身代わり忠臣蔵』舞台挨拶を1人で大回しファンに神対応もMCなしで行われた今回のイベントを約25分にわたって1人で回したムロ。報道陣向けのフォトセッションでもテレビカメラに向けて「めざましジャンケン」、『ノンストップ!』ポーズ、『ZIP!』ポーズを披露するサービス精神で会場を盛り上げていた。『ZIP!』に向けたメッセージでは、同番組に出演する日本テレビ 水卜麻美アナウンサーに「水卜さん、最近お会いできていないですが、元気ですか?」と語りかけ、「すみません。最近月一で中村倫也を借りています」と告白。「1人なもので、彼に月一で夜ご飯に付き合ってもらっています。本当に感謝しております。そのとき水卜さんは外食に行っているそうなのでwin-winかなと思います。今後ともよろしくお願いいたします! ZIP!」と明かし、笑いを誘った。また、フォトセッションを終えたムロは観客に「僕だけなので写真撮ってもいいですよ」と心遣い。ファンからの呼びかけにも丁寧に反応し、コミュニケーションを楽しんでいた。
2024年02月22日俳優・中村倫也の“料理”と“人生観”が詰まった初の料理本「THE やんごとなき雑炊」が3月14日(木)発売。この度、そのカバーデザインが公開された。本書は、“中村倫也が「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆する”というコンセプトのもと、2022年4月号から約1年半にわたり雑誌「ダ・ヴィンチ」で掲載されてきた連載企画誌面をまとめたもの。19回分の連載誌面(※写真は一部除く、原稿の改稿あり)に加え、撮り下ろし特別企画として、中村さん自身が考案した第20回「雑炊レシピ」を収録。そして今回公開されたカバーは、中村さん本人のオリジナルレシピによる一皿が写し出されている。さば缶を使った年末調整雑炊?「自由を楽しむ」本書の魅力――「早くて簡単でうまくて、他の料理に応用が利くもの、でレシピを考えたんですよ」(本書より)自作レシピ雑炊について語る中村さん。にんにくは手間を省くため、おろすのではなくみじん切りに。メイン食材はコンビニでも手に入るさば缶で…などと自由かつ柔軟な発想で作られた一品に。――「雑炊って、なんでもありでしょ?ごはんと一緒に炊いたら、何でも雑炊になる。だって、『雑』な『炊』だからね」(本書より)中村さん曰く、この本は「自由を楽しむレシピ本」。本書を貫くそんな思いを体現する“さば缶を使った年末調整雑炊”。一風変わったレシピ名にも、自由な精神があふれている。また、中村さんがいかにしてこのレシピ名を思いついたのか、その思考の道筋も余すところなく記録されている。なお、発売を記念して、中村さんと一緒に雑炊をつくる自身初となるオンラインクッキングイベント「雑炊総選挙 やんごとなきオンラインクッキングトークライブ2024」が開催。イベント開催に向け、「雑炊総選挙」が特設サイトにてスタートした。「THE やんごとなき雑炊」商品情報著者:中村倫也監修協力:タカハシユキ発売:2024年3月14日(木)定価:1,870円(本体1,700円+税)判型:A5判頁数:136頁(オールカラー)ISBN:978-4-04-114256-1発行:株式会社KADOKAWA(シネマカフェ編集部)
2024年02月15日2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』が、2024年7月から10月にかけて福岡・東京・大阪で上演されることが決定した。『バサラオ』は、劇団☆新感線の44周年興行であり、主演を務める生田斗真の生誕39年を記念したサンキュー公演。ヒノモトと呼ばれる国で南北朝を彷彿とさせる時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指す男、そんな男の参謀としてバディとなる謎多き男、そしてイキすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語だ。コロナ禍以降、新感線は意識的に明るい作品を上演してきたというが、本作は久しぶりに楽しいばかりではない、今までとはひと味違ったダークなトーンの作品となる。おのれの美貌を武器に天下取りという野望を持つ男・ヒュウガを生田が演じるほか、幕府の密偵だったが、ヒュウガの参謀としてバディを組み共に天下取りを目論むも、なにやら一筋縄ではいかない謎の男・カイリを中村倫也、ゴノミカドの守護役を西野七瀬、男丈夫な姉御キャラ、アクションにも果敢に挑む女大名をりょうが演じる。また生田・中村と対峙するゴノミカドを演じる古田新太に加え、粟根まことをはじめとする劇団員もキャストとして名を連ねている。■作:中島かずき コメント「24年は生田斗真39(サンキュー)公演で中村倫也も参加、古田も出る。しかもリベンジ博多座、東京は明治座、大阪はフェス」とプロデューサーから聞いて、「だったら、歌あり踊りありの賑やかで楽しい演目がいいね」と、道中物でふたりの盗っ人コンビはどうだろうと考えた。盗みのアイデアもある。共演者も決まり、いのうえとも「これでいこう」と合意してプロットにかかったのだが、なぜだかこれがどうにも進まない。本当にこれでいいのか、斗真君倫也君やりょうさん西野さん、そして古田君に納得のいく役が書けるのか。なんだか上っ面だけの芝居になりそうで躊躇してしまう。改めて、自分が今、斗真君に一番書きたい役はなんだろうと考え直した。そのときに浮かんだのが、「顔がいいだけで日本を支配しようとする冷酷な男」だった。小学生の時に読んだ『ジャパッシュ』というマンガが大好きで、こういうタイプの話をいつか書きたいとは思っていた。今こそそれにチャレンジしろということか。だったら他のキャラも悪い方がいい。己の野望欲望に忠実に生きそして死ぬ、互いに裏切り裏切られる。それなら時代設定は南北朝はどうだろう。思い切ってこちらに舵を切って考え直すと、あら不思議、倫也君も古田君もりょうさん西野さん、粟根君を初めとする劇団員も含めて、あれよあれよという間にキャラクターが見えてきた。動き出した。というわけで、今回はピカレスクロマンです。但し、度を越した人々がひしめき合って陽気に己が己がと主張します。歌って踊って戦います。ダークでシリアスもあるけれど、むしろ派手で絢爛で極彩色な人間の業の玉手箱のような舞台になるんじゃないかと思います。それがバサラなのかもしれません。ご期待下さい。■主宰・演出:いのうえひでのり コメント今回は、生田斗真ありきの公演としてスタートしました。2020年の博多座公演が残念で、博多座での上演を死守したかった。そこに「俺を呼ばないんですか!」と参加してきた中村倫也。『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』での初共演で馬が合い、友情を築いてきたふたり。そして、ここ数年の新感線を支えてくれた二人が出演してくれることはとても嬉しいですね。この歌って踊れる二人がいるなら、その魅力をふんだんに魅せられるものにしたい。とはいえど、話のトーンはおチャラけてるわけではなく、シリアスさを持たせつつのダークかつスペクタクルなものを目指します。西野さんはアクションも頑張っていただくなど、今回かなりチャレンジングな役になりますが、ハマると思います。りょうさんは、男勝りな役はこれまでも演じてますし、本人の希望でアクションもたっぷりあるので、期待してください。そして、斗真が長年願ってきた、劇団公演での古田新太との共演が今回叶うことは、大きな見所ではありますね。ちなみに、倫也も新感線で古田とやるのはこれが初(過去に『ロッキー・ホラー・ショー』(2011)で共演経験あり)。歌って踊って“ザ・新感線型商業演劇”を初の明治座で上演するという点でもエポックな企画です。コロナ禍以降、意識的に暗い話の上演は避けてきたのですが、今回は、軽いばかりでない、ダークな匂いもする、今までとは違った新作になります。とはいえど、楽しい公演にしますので、お見逃し無いように!■生田斗真 コメント前回出演させていただいた『偽義経冥界歌』は志半ばで公演が中止になってしまい、“あの時のリベンジを一緒にしよう!”という新感線の皆様からのラブコール。受けない訳には参りません。なにがなんでも成功させて、お客様に喜んでいただける公演にしたいと思います。そして、17歳の時初めて参加した新感線。いつもあの時の緊張感と、舞台に立てる喜びを改めて教えていただけます。しかも、生田斗真39(サンキュー)公演なる素敵な名称まで作っていただき、感謝に堪えません。ありがとうの気持ちを全て舞台にぶつけます。かつて中村倫也さんと共演した際、彼が音頭をとって、完璧なサプライズ、手の込んだ演出、愛のこもったプレゼントで私のお誕生日をお祝いしていただきました。「中村倫也恐るべし、、コイツぁとんでもない男や、、」と思いました。一生忘れられない素敵な日でした。あれ?ちょうど今回も公演中に私の誕生日がやってきますね……倫也きゅん何かしてくれるのかな、、ドキドキ……。今回はとんでもない悪役です。極悪非道です。皆様に嫌われるかもしれません。こんなにいい人の私に、こんなに爽やかな私に、果たしてそんな役が務まるのでしょうか……心配でございます。新感線が描く悪には色気と妖しさが求められるので、新しい挑戦を目撃していただきたいです。■中村倫也 コメントということで、色んな想いを乗せて走る本公演。前々回、斗真くんとご一緒した『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』ではキケンなヒメとして、前回『狐晴明九尾狩』(2021)では飄々とした座長として参加させていただきました。今回は少数精鋭の客演のひとりとして、クレバーに暴れ回りたいと思います!そして百戦錬磨の、水にも火にもなれる劇団員の皆様の個性が乱れ咲く作品になることでしょう。今年の夏秋は楽しみしかない!■西野七瀬 コメント新感線の舞台は、観ていて躍動感や痛快さを味わえる印象です。しばらく運動をしていなかったので、躍動感を出せるように準備しておけたらと思います。そして、新感線の皆さんに再びお会いできることが嬉しく、前回出演させていただいた時とはまた違った雰囲気の作品になりそうなので、どんな自分に出会えるのか楽しみです。今の自分にできることを精一杯お届けできたらと思いますので、よろしくお願いいたします。■粟根まこと コメント2024年、ただ一回の劇団☆新感線公演となる『バサラオ』。その代わりに公演期間が超弩級の長さになりそうなのですが、それに負けないほどゲストの皆様も超豪華です。17歳の時から新感線に出て下さっている生田斗真さんに、ニヒルな仮面の下に熱い心を秘めている中村倫也さん、真っ直ぐで芯の強い西野七瀬さん、そして妖艶なのに迫力も兼ね備えたりょうさん。そんな豪華なゲストの皆様を古田新太くんを始めとした我々劇団員たちが支えます。特に、古田くんを慕い続けている斗真さんと倫也さんが新感線の舞台上で古田くんと相まみえるのは初めてなのです。そりゃもう皆さんも楽しみでしょう。でもね、私はもっともっと楽しみにしているんですよ。長丁場の公演となりますが、最後まで無事に走り切りたいと思いますので、どうぞお楽しみに!■りょう コメントあれから4年……。待ってました!劇団☆新感線!博多座へCOME BACK!そして明治座!フェスティバルホール!大暴れする準備はできています!どうぞ皆さま。よろしくお願い申し上げます。■古田新太 コメント(今回の公演)斗真と倫也かー。面白そうじゃないか。ヨロシクたのむ!全力で楽しんでいただけるよう努力いたしますので、お楽しみに。なぁちゃん(西野七瀬)はカワイーぞ!<公演情報>2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』作:中島かずき演出:いのうえひでのり2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』チラシ画像【出演】生田斗真中村倫也/西野七瀬粟根まこと/りょう/古田新太右近健一河野まさと逆木圭一郎村木よし子インディ高橋山本カナコ礒野慎吾吉田メタル中谷さとみ村木仁川原正嗣武田浩二藤家剛川島弘之菊地雄人あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 寺田遥平 伊藤天馬米花剛史藤浦功一西岡寛修NaO大村真佑清水一光井上真由子松本未優樽谷笑里奈白瀧真由美さいとうえりな高森あゆな古見時夢【公演日程】福岡公演:2024年7月7日(日)~8月2日(金) 博多座東京公演:2024年8月12日(月・休)~9月26日(木) 明治座大阪公演:2024年10月5日(土)~10月17日(木) フェスティバルホール公式サイト:
2024年02月15日俳優の生田斗真が、2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の主演を務めることが15日、明らかになった。同作は劇団☆新感線の最新作であり、生田の誕生39年を記念してのサンキュー公演。さらに、新感線40周年であった2020年4月、新型コロナウイルスの影響で生田主演『偽義経冥界歌』の全公演を断念し、「必ず帰ってこよう!」と誓った博多座へのカムバック公演でもあり、エンターテインメントの殿堂・明治座への初進出公演でもあるという。そんな『バサラオ』は、ヒノモトと呼ばれる国で南北朝を彷彿とさせる時代を舞台に、自分自身の美しさを武器に天下取りを目指すクールで悪い男・ヒュウガ(生田)、幕府の密偵だったがヒュウガの参謀としてバディとなる謎多き男・カイリ(中村倫也)、そしていきすぎた自分の信念のために裏切り裏切られる人々の物語。コロナ禍以降、意識的に明るい作品を上演してきた新感線が、久しぶりにダークなトーンの作品を上演する。ショーの要素もふんだんに、歌って・踊ってショーアップしたエンターテインメントとなる。主演を務める生田は、17歳で新感線に初めて参加し、今作で5作目の出演に。おのれの美貌を武器に天下取りという野望を持つ男・ヒュウガを演じ本領発揮となる。記念すべき公演に「僕を呼ばないわけないでしょう!」と名乗りを上げたのは、16年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』以来、生田と友情を築いてきた中村倫也。プライベートでも親交が深い2人の息の合った競演に注目となる。さらに21年の『月影花之丞大逆転』では手練れの演者の中で新境地を開いた西野七瀬が、今作ではゴノミカドの守護役として、アクション満載の演技で新たな一面を披露。新感線には3度目の出演で、生田と同じく『偽義経~』で悔しい想いを共有したりょうは、男丈夫な姉御キャラ、アクションにも果敢に挑む女大名を演じる。生田と中村がかねてから劇団公演での共演を切望していた看板俳優・古田新太が、生田・中村の“TTコンビ”と対峙するゴノミカドを演じ、粟根まことをはじめとする平均年齢50代の劇団員も豪華ゲストを迎え撃つ。福岡公演は博多座にて7月7日~8月2日、東京公演は明治座にて8月12日~9月26日、大阪公演はフェスティバルホールにて10月5日~17日。○■作:中島かずき コメント「24年は生田斗真39(サンキュー)公演で中村倫也も参加、古田も出る。しかもリベンジ博多座、東京は明治座、大阪はフェス」とプロデューサーから聞いて、「だったら、歌あり踊りありの賑やかで楽しい演目がいいね」と、道中物で二人の盗っ人コンビはどうだろうと考えた。盗みのアイデアもある。共演者も決まり、いのうえとも「これでいこう」と合意してプロットにかかったのだが、なぜだかこれがどうにも進まない。本当にこれでいいのか、斗真君倫也君やりょうさん西野さん、そして古田君に納得のいく役が書けるのか。なんだか上っ面だけの芝居になりそうで躊躇してしまう。改めて、自分が今、斗真君に一番書きたい役はなんだろうと考え直した。そのときに浮かんだのが、「顔がいいだけで日本を支配しようとする冷酷な男」だった。小学生の時に読んだ『ジャパッシュ』というマンガが大好きで、こういうタイプの話をいつか書きたいとは思っていた。今こそそれにチャレンジしろということか。だったら他のキャラも悪い方がいい。己の野望欲望に忠実に生きそして死ぬ、互いに裏切り裏切られる。それなら時代設定は南北朝はどうだろう。思い切ってこちらに舵を切って考え直すと、あら不思議、倫也君も古田君もりょうさん西野さん、粟根君を初めとする劇団員も含めて、あれよあれよという間にキャラクターが見えてきた。動き出した。というわけで、今回はピカレスクロマンです。但し、度を越した人々がひしめき合って陽気に己が己がと主張します。歌って踊って戦います。ダークでシリアスもあるけれど、むしろ派手で絢爛で極彩色な人間の業の玉手箱のような舞台になるんじゃないかと思います。それがバサラなのかもしれません。ご期待下さい。○■主宰・演出:いのうえひでのり今回は、生田斗真ありきの公演としてスタートしました。2020年の博多座公演が残念で、博多座での上演を死守したかった。そこに「俺を呼ばないんですか!」と参加してきた中村倫也。『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』での初共演で馬が合い、友情を築いてきた二人。そして、ここ数年の新感線を支えてくれた二人が出演してくれることはとても嬉しいですね。この歌って踊れる二人がいるなら、その魅力をふんだんに魅せられるものにしたい。とはいえど、話のトーンはおチャラけてるわけではなく、シリアスさを持たせつつのダークかつスペクタクルなものを目指します。西野さんはアクションも頑張っていただくなど、今回かなりチャレンジングな役になりますが、ハマると思います。りょうさんは、男勝りな役はこれまでも演じてますし、本人の希望でアクションもたっぷりあるので、期待してください。そして、斗真が長年願ってきた、劇団公演での古田新太との共演が今回叶うことは、大きな見所ではありますね。ちなみに、倫也も新感線で古田とやるのはこれが初(過去に『ロッキー・ホラー・ショー』(2011)で共演経験あり)。歌って踊って“ザ・新感線型商業演劇”を初の明治座で上演するという点でもエポックな企画です。コロナ禍以降、意識的に暗い話の上演は避けてきたのですが、今回は、軽いばかりでない、ダークな匂いもする、今までとは違った新作になります。とはいえど、楽しい公演にしますので、お見逃し無いように!##■生田斗真 コメント前回出演させていただいた『偽義経冥界歌』は志半ばで公演が中止になってしまい、“あの時のリベンジを一緒にしよう!”という新感線の皆様からのラブコール。受けない訳には参りません。なにがなんでも成功させて、お客様に喜んでいただける公演にしたいと思います。そして、17歳の時初めて参加した新感線。いつもあの時の緊張感と、舞台に立てる喜びを改めて教えていただけます。しかも、生田斗真39(サンキュー)公演なる素敵な名称まで作っていただき、感謝に堪えません。ありがとうの気持ちを全て舞台にぶつけます。かつて中村倫也さんと共演した際、彼が音頭をとって、完璧なサプライズ、手の込んだ演出、愛のこもったプレゼントで私のお誕生日をお祝いしていただきました。「中村倫也恐るべし、、コイツぁとんでもない男や、、」と思いました。一生忘れられない素敵な日でした。あれ?ちょうど今回も公演中に私の誕生日がやってきますね…倫也きゅん何かしてくれるのかな、、ドキドキ…今回はとんでもない悪役です。極悪非道です。皆様に嫌われるかもしれません。こんなにいい人の私に、こんなに爽やかな私に、果たしてそんな役が務まるのでしょうか…心配でございます。新感線が描く悪には色気と妖しさが求められるので、新しい挑戦を目撃していただきたいです。○■中村倫也 コメントということで、色んな想いを乗せて走る本公演。前々回、斗真くんとご一緒した『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』ではキケンなヒメとして、前回『狐晴明九尾狩』(2021)では飄々とした座長として参加させていただきました。今回は少数精鋭の客演のひとりとして、クレバーに暴れ回りたいと思います!そして百戦錬磨の、水にも火にもなれる劇団員の皆様の個性が乱れ咲く作品になることでしょう。今年の夏秋は楽しみしかない!○■西野七瀬 コメント新感線の舞台は、観ていて躍動感や痛快さを味わえる印象です。しばらく運動をしていなかったので、躍動感を出せるように準備しておけたらと思います。そして、新感線の皆さんに再びお会いできることが嬉しく、前回出演させていただいた時とはまた違った雰囲気の作品になりそうなので、どんな自分に出会えるのか楽しみです。今の自分にできることを精一杯お届けできたらと思いますので、よろしくお願いいたします。○■粟根まこと コメント2024年、ただ一回の劇団☆新感線公演となる『バサラオ』。その代わりに公演期間が超弩級の長さになりそうなのですが、それに負けないほどゲストの皆様も超豪華です。17歳の時から新感線に出て下さっている生田斗真さんに、ニヒルな仮面の下に熱い心を秘めている中村倫也さん、真っ直ぐで芯の強い西野七瀬さん、そして妖艶なのに迫力も兼ね備えたりょうさん。そんな豪華なゲストの皆様を古田新太くんを始めとした我々劇団員たちが支えます。特に、古田くんを慕い続けている斗真さんと倫也さんが新感線の舞台上で古田くんと相まみえるのは初めてなのです。そりゃもう皆さんも楽しみでしょう。でもね、私はもっともっと楽しみにしているんですよ。長丁場の公演となりますが、最後まで無事に走り切りたいと思いますので、どうぞお楽しみに!○■りょう コメントあれから四年…待ってました! 劇団☆新感線!博多座へCOME BACK!そして明治座! フェスティバルホール!大暴れする準備はできています!どうぞ皆さま。よろしくお願い申し上げます。○■古田新太 コメント(今回の公演)斗真と倫也かー。面白そうじゃないか。ヨロシクたのむ!全力で楽しんでいただけるよう努力いたしますので、お楽しみに。なぁちゃん(西野七瀬)はカワイーぞ!【編集部MEMO】生田斗真は1984年10月7日生まれ、北海道出身。2011年には主演映画『人間失格』と『ハナミズキ』でジャニーズ初のキネマ旬報ベストテン新人男優賞とブルーリボン賞新人賞を受賞し、近年は映画『湯道』『渇水』(23年)などに出演。劇団☆新感線出演作品は『スサノオ〜神の剣の物語〜』(02年)、SHINKANSEN☆RX 「Vamp Bamboo burn〜ヴァン・バン・バーン〜」(16年)、『偽義経冥界歌』(19年)、2020年劇団☆新感線39興行・春公演 いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』(20年 ※全公演中止)。2023年11月よりフリーランス俳優として活動している。
2024年02月15日北川景子主演、中村倫也、芳根京子ら共演の『ファーストラヴ』が2月12日(月・休)18時30分よりBSテレ東「シネマクラッシュ」にて無料テレビ初放送されることが決定した。島本理生が第159回直木賞を受賞したベストセラーサスペンスを原作とする本作。監督は『20世紀少年』、『SPEC』、『TRICK』の堤幸彦が務め、昨年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』での一人二役が話題となった北川景子が主演し、共演には中村倫也、芳根京子、木村佳乃、窪塚洋介、板尾創路ら日本映画界を代表するキャストが集結した話題作だ。番組プロデューサー・五十嵐智之は「北川景子さん、芳根京子さんら俳優陣の迫力ある演技と、二転三転する展開にラストまで目が離せません。そしてすべての真相が明らかになったとき、感動とともに、観た人それぞれの“ファーストラヴ”の意味を考えずにはいられなくなるはず。今回もいつもより早い、夜6時30分からの放送です。是非ご覧ください!」とコメントしている。『ファーストラヴ』は2月12日(月・休)18時30分~BSテレ東にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2024年02月06日ディズニーの不朽の名作を実写化した大ヒット映画『アラジン』が、3月1日(金)の金曜ロードショーで放送されることが決定した。1992年に公開されたディズニー・アニメーション映画『アラジン』は、主題歌の「ホール・ニュー・ワールド」がアカデミー歌曲賞を受賞する大きな話題となり、大ヒットを記録。その『アラジン』が27年の時を経て、完全実写化したのが本作。日本では、その年の実写映画として第1位となる121.6億円の興行収入を記録した。“ランプの魔人”ジーニーをウィル・スミス、アラジンをエジプト出身のメナ・マスード、ジャスミンをナオミ・スコットが演じ、吹き替えには、中村倫也(アラジン役)と木下晴香(ジャスミン役)が参加し、ミュージックシーンで見事な歌唱を披露。さらに、山寺宏一(ジーニー役)、北村一輝(ジャファー役)が参加している。今回、金曜ロードショーでは、20分枠拡大で放送となる。金曜ロードショー『アラジン』は3月1日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年02月02日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』にゲスト声優として参加する、中村倫也さんと賀来賢人さんが作品の魅力を語ります。ドミトリ CV 中村倫也声を作っての演技の難しさに悶絶。どんな声なのかは、ぜひ劇場で!ピンチに陥ったアーニャの前に立ちはだかる敵役のドミトリを演じたのが、中村倫也さん。もともとこの作品はマンガもアニメも大好きで、出演依頼はとても嬉しかったそう。「ただ、演じたドミトリのビジュアルを見て、“なぜ僕のところにオファーが来たのか…”と思いました。骨格から何からすべてが僕と異なるキャラなので…。正直今も、なぜ僕がやらせてもらえたのか、よくわかりません(笑)」演じるドミトリは、中村さん曰く「ちょっと変なヤツ」。演じるにあたり、普段の喋り方や声ではなく、声を作って演じようと思ったとのこと。「猫背で、なるべくローに響く省エネな発声法を意識しました。あまり口を縦に開けない、こもった声のイメージです。最初は松重豊さんみたいに喋ろうと思ったんですが、そうするとバタバタした喜劇にしづらく、栗原類さんのように…と考えたものの、今度はワーキャーできない。この年になると、新人のときに感じたような“どうすりゃいいの?!”みたいな状況にはあまり陥らないけれど、今回は久々にそんな感じ(笑)。でもだからこそ、収録はとても楽しかったです」この仕事を通じ、自身の小さい頃の冬休みを思い出した、と中村さん。「そういえば自分も、子供の頃、兄貴と一緒に親に連れられて、アニメ映画を観に行ったことがありました。冬の街並みって映えるし、旅に出るという展開も、特別感があっていい。大人の皆さんはそんな懐かしい気持ちになってくれると嬉しいし、小さい子供たちも、この作品を映画館で観たということを、いつか思い出してほしい。そんなふうに楽しんでもらえたらいいですね」DOMITRI東西平和の転覆を目論む、軍情報部の特別偵察連隊の一員。ひょろりとした細い体躯と、猫背が印象的なキャラクター。なかむら・ともや1986年生まれ、東京都出身。2005年、俳優デビュー。近年はドラマ『ハヤブサ消防団』、映画『沈黙の艦隊』、舞台『OUT OF ORDER』などに出演。2月よりAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』がPrime Videoにて配信予定のほか、映画『ミッシング』(5/17公開)が控えている。ルカ CV 賀来賢人声の仕事に関しては、ほぼ新人。相手役が中村倫也でよかったです。「原作の面白さに加え、キャラクターにぴったりの声、躍動感のある動き。このアニメは、エンタメの王道として、大人も子供も楽しめる作品です。でもその素晴らしさが、自分が出演するとなってからは非常に大きなプレッシャーに…。これは失敗できないなと、収録まではとにかく風邪をひいてはいけない、とだけ考えていました(笑)」賀来賢人さんが演じるのは、ドミトリとコンビを組み、アーニャたちを邪魔しにかかる男・ルカ。自身とはあまり共通点がないキャラだそうで、「見た目が結構ゴリッとしている感じなので、僕もなぜ自分にオファーしてくださったのかは、未だ最大の謎。実は僕は声優の仕事をさせてもらうのはまだ3回目なので、ぴよぴよの新人。音響監督の言うことを汲み取るだけで精一杯でした。なのに横で(中村)倫也が楽しそうにやってるから余計に焦って(笑)。“楽しそうにやってんな!”と思いながらのアフレコ現場でした」全身を使っての芝居の場合、動作や表情で表現を補える。でも声だけの芝居の場合、それができないのが本当に難しい、と賀来さん。「今回は音響監督からのアドバイスで、普段の声とは違う声で演じていますが、声の高さ、強弱など、テクニカルなことが本当に難しかった。改めて、声だけの芝居は難しいと思いましたね。願わくば、エンディングまで僕の声だと気が付かれないといいな、と思います」今回、種﨑敦美さん、早見沙織さんの声を事前に聞いてからアフレコに臨んだそうで、「声を聞いた瞬間“うわー!”となりまして、めちゃくちゃ感動しました。二人とお芝居ができたこと、それだけで僕は大満足です(笑)」LUCAドミトリ同様、東西平和の転覆を目論む、軍情報部の特別偵察連隊の一員。相方とは対照的にガッチリした体格が特徴。かく・けんと1989年生まれ、東京都出身。2007年に映画で俳優デビュー。以降ドラマ、映画、舞台で幅広く活躍中。ドラマ『今日から俺は!!』『Nのために』『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、連続テレビ小説『花子とアン』などに出演。今年、ドラマ『忍びの家』がNetflixにて配信予定。『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』オペレーション〈梟〉担当変更の指令がロイドに下った。同時にアーニャが通うイーデン校で、優勝者に〈星(ステラ)〉が授与される調理実習が実施されることに。ロイドは任務継続を交渉するために、審査員長の好物・フリジス地方の伝統菓子《メレメレ》作りをアーニャに提案。一家はフリジスに家族旅行することに。道中、アーニャが重大な秘密が隠されたチョコレートを飲み込んでしまい…。原作・監修・キャラクターデザイン原案/遠藤達哉監督/片桐崇脚本/大河内一楼大ヒット上映中。※『anan』2024年1月24日号より。©2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会©遠藤達哉/集英社(by anan編集部)
2024年01月23日KADOKAWAは3月14日、俳優の中村倫也さんによる書籍『THE やんごとなき雑炊』を発売します。同書は、料理好きとして知られる人気俳優・中村倫也さんの「初の料理本」。中村さんが「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆する「雑炊×雑談×俳優」を実現させた雑誌の連載企画「中村倫也のやんごとなき雑炊」を書籍化しました。一般的な「雑炊」の想像をはるかに超えるスペシャルな20の雑炊レシピと、調理中にふいに出てきた中村さんの言葉の数々、その折々に綴ってきたエッセイが楽しめる一冊です。「簡単でおいしい!」に加え、「中村倫也の生き方の工夫や考え方」までも知ることができます。収録している雑炊レシピは、「中国の、田舎町の、怖い先輩雑炊」「あの波に消えた、ビーチボールは。」「泳げ!たまごごい雑炊」など。中村さんは書籍化にあたり、下記のようなコメントを寄せています。「ものづくりをする上で、制約を大切にしている。これは私が定められた枠組みの中で求められる発想力にこそ創造性を感じるタイプだからだ。何でもアリと言われると、逆に物足りない。工夫が必要な環境でこそ「人間」が見えてくる。そんな期待を込めての”雑炊”縛り。なんとも絶妙な枠組みだ。囲いの中で、どんな料理が生み出されるのか。どんな言葉が溢れ出るのか。頭と心だけでなく、舌でも楽しめる書籍。ぜひ手に取っていただければ幸いです」■書誌情報書名:THE やんごとなき雑炊著者:中村倫也監修協力:タカハシユキ定価:1,870円※全国の対象書店、Amazon.co.jp、楽天ブックス、セブンネット、HMV&BOOKS onlineでは、それぞれ購入特典付き(フォルサ)
2024年01月23日俳優の中村倫也が、20日に都内で行われた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(2023年12月22日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に声優を務める江口拓也、種崎敦美、早見沙織、松田健一郎、賀来賢人とともに登壇した。同作は、TVアニメ『SPY×FAMILY』の劇場版作品。敏腕諜報員・黄昏こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる“仮初め”の家族・フォージャー家が、ロイドの任務「オペレーション 梟(ストリクス)」継続とアーニャの「星(ステラ)」獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す。○■中村倫也、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』舞台挨拶に登場同作の劇中には“ある”神様が登場するそうで、種崎は「言ってもいいんですか……?」と恐る恐る切り出し、「言ってしまうと“うんこ”。(うんこに)この尺使っていいのかなってドキドキだった」と明かす。江口も「“うんこ”に使う尺じゃないんすよ~(笑)」と話し、早見も「あそこだけオリジナル作画監修が入っているんです。力の込め方が……(笑)」と笑いを誘った。これに関連して、中村が「『トイレ行くか?』っていうセリフを天然で間違えて『うんこ出たか?』って言っちゃって(笑)。そしたら、“それおもしろいかも! 使います”と使われて(笑)」とエピソードを披露。現場で一連の流れを見ていたという賀来は「すげぇこいつ……と思って。だって『SPY×FAMILY』にセリフ刻んだんですよ!」と興奮気味に話し、中村も「40前に“うんこ”で爪痕を残すとは……(笑)」と笑顔を見せていた。
2024年01月20日料理好きとして知られる人気俳優・中村倫也が初の料理本を出版。20の“スペシャルな雑炊″を作りながら、雑多に自由に話して書いた書籍「THE やんごとなき雑炊」が3月14日(木)に発売される。中村さんが「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆する。そんな「雑炊×雑談×俳優」というこれまでにない斬新な誌面で、発表当初ファンをざわつかせた連載企画「中村倫也のやんごとなき雑炊」。2022年4月号から約1年半にわたり、雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されたその企画誌面が、「THE やんごとなき雑炊」とタイトルを変え書籍化。上記連載誌面19回分(※写真は一部除く、原稿の改稿あり)に加え、新たに20回目として書籍撮り下ろしで中村さん自身が考案した「雑炊レシピ」回を収録。さらに書籍購入特典として、期間限定でその中村さん考案のレシピ回の調理作業&取材風景が見られる動画も公開される(2025年3月15日23時59分までを予定)。【注意】※動画は紙本のみの特典になります(電子書籍ではご覧になれません)。※指定URLにアクセスし、パスワードを入力して視聴する形式となります。※詳細は、書籍購入時の特典案内にてご確認ください。人気俳優が2022年から2023年年末まで「雑炊」を作り続けた、約2年間(※企画構想期間含む)の記録が凝縮された本書。この1冊には、一般的な「雑炊」の想像をはるかに超えてくるスペシャルな20の雑炊レシピと、調理中にふいに出てきた中村さんの言葉の数々、その折々に綴ってきたエッセイが詰まっており、「簡単でおいしい!」に加え「中村倫也の生き方の工夫や考え方」までも楽しめる1冊となっている。●中村さんの「雑談」部分をちょっと抜き出し(本書より)「おいしいものを作るのがまず楽しいし、もともと何かを作るのが好きなんですよ。工程……最適な順番があって、作っていくうちに変化もある。それが楽しいんだと思う」「なんだかわからないものが好きなんですよ。それぞれのセクションが頭をひとひねりするじゃないですか。一生懸命考えて生み出されるものってクリエイティブだなと思う」「バラエティに出る時は、がんばってあの手この手でコメントするんですよ。いろんな種類の球を全員が投げれば使いやすいだろうと思うから。だけど、この企画の読者とスタッフの前では無理はしたくない。“誠実なあんちゃん"でいたい」●中村倫也からコメント到着ものづくりをする上で、制約を大切にしている。これは私が定められた枠組みの中で求められる発想力にこそ創造性を感じるタイプだからだ。何でもアリと言われると、逆に物足りない。工夫が必要な環境でこそ「人間」が見えてくる。そんな期待を込めての"雑炊"縛り。なんとも絶妙な枠組みだ。囲いの中で、どんな料理が生み出されるのか。どんな言葉が溢れ出るのか。頭と心だけでなく、舌でも楽しめる書籍。ぜひ手に取っていただければ幸いです。「THE やんごとなき雑炊」は3月14日(木)より発売。著者:中村倫也監修協力:タカハシユキ定価:1,870円(本体1,700円+税)判型:A5判頁数:136頁(オールカラー)発行:株式会社KADOKAWA【イベント情報1】中村さん本人による「“雑談”イベント」の開催が決定!●日時:3月15日(金)18:30開演予定※場所:東京都内某所※ご当選された方にのみ、場所・参加時間などの詳細をご案内いたします。【イベント情報2】中村さん本人によるみんなで雑炊を作るオンラインイベントの開催が決定●日時:3月14日(木)20時~スタート(予定)(シネマカフェ編集部)
2024年01月10日CS「衛星劇場」では、「どっぷりステージDAYS~年末年始SP~」と題して中村倫也や松下洸平ら人気俳優が出演する舞台作品を一挙放送。予告映像も公開されている。12月31日(日)午前8時からは、中村さんが出演したMUSICAL「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」や、松下洸平や白州迅ら出演の音楽劇「夜来香ラプソディ」などのミュージカル&音楽劇を、1月1日(月)午前8時45分からは、片岡仁左衛門と坂東玉三郎の共演が話題を呼んだ<シネマ歌舞伎>『桜姫東文章』など、話題の作品が多数登場する。12月31日(日)午前8時~ミュージカル・音楽劇特集12月31日(日)8:00 ミュージカル「COLOR」【浦井健治&柚希礼音/成河】9:30 ミュージカル「COLOR」【成河&濱田めぐみ/浦井健治】11:00 イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「魍魎の匣」【出演:小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也ほか】13:45 ミュージカル「DOROTHY(ドロシー)~オズの魔法使い~」【出演:桜井玲香、蒼井翔太、渡辺大輔ほか】16:30 PARCO PRODUCE 2023「マヌエラ」 【出演:珠城りょう、渡辺大、パックン(パックンマックン) ほか】19:15 cube 25th presents音楽劇「夜来香ラプソディ」 【出演:松下洸平、白洲 迅、木下晴香ほか】22:15 音楽劇「ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~」 【出演:海宝直人、平間壮一ほか】25:00 MUSICAL「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」【出演:中村倫也、木下晴香ほか】「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」深夜3:15 韓国ミュージカル「マリー・アントワネット」【出演:キム・ソヒョン、イ・チャンソプ、ミン・ヨンギほか】1月1日(月)6:00 韓国ミュージカル「ウェルテル」(主演:KAI)【出演:KAI、キム・イェウォン、パク・ウンソクほか】韓国ミュージカル「ウェルテル」1月1日(月)午前8:45 ~シネマ歌舞伎特集8:45 <シネマ歌舞伎>『二人藤娘/日本振袖始』【出演:坂東玉三郎ほか】10:30 <シネマ歌舞伎>『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』【出演:坂東玉三郎、中村勘九郎ほか】12:45 <シネマ歌舞伎>『京鹿子娘二人道成寺』 【出演:坂東玉三郎、尾上菊之助】14:00 <シネマ歌舞伎>『蜘蛛の拍子舞』 【出演:坂東玉三郎ほか】15:30 <シネマ歌舞伎>『阿古屋』【出演:坂東玉三郎ほか】17:15 <シネマ歌舞伎>『桜姫東文章 上の巻』【出演:片岡仁左衛門、坂東玉三郎ほか】19:30 <シネマ歌舞伎>『桜姫東文章 下の巻』【出演:片岡仁左衛門、坂東玉三郎ほか】<シネマ歌舞伎>『二人藤娘/日本振袖始』(シネマカフェ編集部)
2023年12月24日たびたび報じられる有名人同士の交際報道。2023年は土屋太鳳×片寄涼太、水卜麻美アナ×中村倫也といった電撃結婚を発表するカップルが相次ぎ、最近では、12月17日に「NEWSポストセブン」が有村架純(30)とKing&Prince・髙橋海人(24)の交際を報じたばかり。華やかなスター同士の交際は、注目の的となり、交際によってさらに互いの好感度が上昇するカップルも。果たして、ここ最近、交際を報じられた有名人カップルの中で、憧れを集めているのは誰なのか。そこで本誌は、15歳以上の男女500人を対象に「憧れる」「応援できない」有名人カップルについてのアンケートを実施した。クロス・マーケティングのQiQUMOを利用。本稿では、「憧れるカップル」の結果を公開する。まず、3位は鈴木京香(55)×長谷川博己(46)。最初に交際が報じられたのは’11年。’10年のドラマ『セカンドバージン』(NHK)での共演をきっかけに交際に発展した2人は、’13年ごろからは京香のマンションで同棲生活も開始。何度か破局が報じられることもあったが、その後も交際は続き、トップ俳優同士、互いに高め合いながら愛を育んできた。本誌も京香の愛犬を散歩させる長谷川の姿など、2人の絆を何度か目撃。今年7月期のドラマに主演する予定だったが、体調不良のため急きょ降板するといったアクシデントに見舞われた京香だが、長谷川が献身的にサポートする姿も報じている。適度な距離感で支え合う“大人な恋愛”を楽しんでいる2人に憧れる声が多かった。《自立していて、助け合っているから》《大人の恋という感じ。余裕のある感じ》《お互いに歳を重ねて若さ以外の面で惹かれあっているから》《女性が年上カップルで子を持たなくてもそばに居てくれる相方は素敵に見えます》続く、2位は西野七瀬(29)×山田裕貴(33)。今年7月に「NEWSポストセブン」によって交際を報じられた2人。報道を受け、山田はパーソナリティーを務めるラジオ番組『山田裕貴のオールナイトニッポンX』(ニッポン放送)で「両者温かくそっと見守ってくれるとうれしいです」とコメント。自ら交際について言及し、認める有名人はなかなか珍しいだけに、その姿勢には称賛が寄せられた。好感度が高い2人だけに、“応援したい”と思う人が続出。《お似合いだから》《真剣な感じがするから》《2人とも好感度があるカップルだから》《どちらも好感を持っているから》そんな2組を抑えて、1位に選ばれたのは広瀬すず(25)×山﨑賢人(29)。映画『四月は君の嘘』(16年)で共演経験のある2人の交際を、昨年7月に「文春オンライン」がスクープ。『キングダム』『ゴールデンカムイ』といった超人気作品で主演を務める山﨑と、『ちはやふる』や『流浪の月』といった話題作への出演だけでなく、『三度目の殺人』では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞するなど実力も確かな広瀬というトップ俳優カップルだ。今年6月には「NEWSポストセブン」が半同棲状態だと報じ、交際は順調のよう。圧倒的な人気と実力を誇る2人の交際には、まさに非のつけどころがないと感じた人が多かったようだ。《ベストカップル》《美男美女でうらやましい》《2人ともよいイメージがあるため》《美男美女、共演経験もあり、物語から飛び出したようなカップルだからです》《2人とも仕事もバリバリやっててかっこいいから》24年はこのなかからゴールインするカップルが出てくるのか――。■「憧れる」有名人カップルランキング1位:広瀬すず×山﨑賢人2位:西野七瀬×山田裕貴3位:鈴木京香×長谷川博己4位:蛙亭・イワクラ×オズワルド・伊藤俊介5位:原田知世×椎名桔平
2023年12月23日俳優の中村倫也が、22日に都内で行われた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(12月22日公開)の公開初日舞台挨拶に、声優を務める江口拓也、早見沙織、松田健一郎、賀来賢人とともに登壇した。同作は、TVアニメ『SPY×FAMILY』の劇場版作品。敏腕諜報員・黄昏こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる“仮初め”の家族・フォージャー家が、ロイドの任務「オペレーション 梟(ストリクス)」継続とアーニャの「星(ステラ)」獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す。○■中村倫也の画力に江口拓也も驚き「うまっ!」今回ゲスト声優として出演した中村は「同業者からうらやましがられました、『マジか!』って。自分も知り合いがここに立っていたら『いいな〜』と思う」と出演の喜びを明かす。ともにゲスト声優を務めた賀来がレギュラー声優陣を一緒に芝居ができたことを嬉しそうに語ると、中村も印象的なシーンがあると告白。「(賀来と自分を指し)僕ら2人がヨルさんにひねられるシーンがあるんですけど、変な意味じゃなく興奮しました! やっぱりうれしかったですよね!」と話し、笑いを誘う。さらに自身の発言が不安になったのか、報道陣に向けて「『変な意味じゃなく』って書いといてください!」と呼びかけていた。また、イベントでは「No.1 スパイ決定戦」と題し、登壇キャスト陣による3本勝負企画を実施。同企画内でアーニャの好きなところをテーマにイラストを披露することに。中村がイラストを発表すると、その画力に思わず賀来も「うまいなぁ~!」と声を上げ、江口も「えッ! うまっ! 絵心!」と絶賛。これに中村は「でもこれさっき10秒くらいで描いたんで、すみません!」ととぼけた表情を見せていた。
2023年12月22日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(12月22日公開)の公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、声優を務める江口拓也、早見沙織、松田健一郎、中村倫也、賀来賢人が登壇した。同作は、TVアニメ『SPY×FAMILY』の劇場版作品。敏腕諜報員・黄昏こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる“仮初め”の家族・フォージャー家が、ロイドの任務「オペレーション 梟(ストリクス)」継続とアーニャの「星(ステラ)」獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す。○■江口拓也、クリーンなホワイトスーツで登場 胸元には『SPY×FAMILY』ピンバッチも映画を観終えた観客から大きな拍手を送られた江口は「お話を頂いてから結構な時間が経ったので、ついに観ていただいたんだなという実感があります。この映画のすごさや熱を周りの方に伝えていただけたら嬉しいです」と話す。今作で銀河万丈と共演した江口は、「一緒に収録させていただきました!」と声を弾ませ、「銀河さんといえば、もうレジェンドですから! 普段は謙虚な方なんですが、マイク前ではお芝居がとにかく激しい。僕は後ろで収録を観ていたんですが、“自分も将来こういうお芝居にアプローチしたいな”と思いました。かっこよかったです!」熱く語った。また、イベントでは「No.1 スパイ決定戦」と題し、登壇キャスト陣による3本勝負企画を実施。1つ目の瓦割り対決では全員が与えられた8枚全ての瓦を割り、同点に。続くイラスト対決では、事前に描いたアーニャの好きなところをテーマにイラストを披露。それぞれ思い思いのイラストを発表していく中、トリを務めた江口が、「いろんな表情を表現したかったので、表情豊かに描かせていただきました」と渾身のイラストを披露すると、独特なタッチの1枚に会場からは、笑いとともに悲鳴が上がる。観客の反応に不服そうな江口は「悲鳴ってなんですか!」と一歩前に出つつ、観客に語り掛け、笑いを誘っていた。さらに、中村から「これは魔除けかなんかですか?(笑)」といじられてしまい、賀来からも「これ、『地獄のミサワ』ですよね?」とツッコまれてしまう。しかし江口は「やっぱりいろんな表情を描きたかった。すごい楽しそうにしているアーニャですね!」と説明していた。最後に江口は「初日に観ていただいたということは、皆様も『SPY×FAMILY』ガチ勢だと思うので、映画館で公開している期間にまたぜひ足を運んでいただけたら嬉しいなと思っております」と集まった観客にメッセージを送って、舞台挨拶を締めくくった。
2023年12月22日「結婚発表から9カ月がたちますが、実は新婚旅行にまだ行っていないそうなんです……」(テレビ局関係者)3月25日に日本テレビの水卜麻美アナ(36)との結婚を発表した中村倫也(36)。《水卜麻美さんと結婚いたしました。生活に彩りと安心をもたらしてくれる、春風のような方です》というコメントには祝福の声が寄せられていたが、いっぽう関係者の間で懸念されていたのが“ファン離れ”だった。「中村さんには当然、多くの女性ファンがいますからね。彼女たちがどんな反応をするのかはまったくの未知数でした。ファンをやめる人が出てくるのではないか、または水卜アナに批判が向かわないかなど、いろんな心配がされていました」(芸能関係者)だが、それらはすべて杞憂に終わったようだ。中村はいま、“嬉しい誤算”に直面しているという。「11月からユースケ・サンタマリアさん(52)との舞台『OUT OF ORDER』が始まったのですが、ほぼチケットが完売しているんです。鳥栖から始まって兵庫、仙台、愛知と続き、12月からは東京へ。お客さんの反応もいいですし、パンフレットやグッズなども爆売れしているそうです。結婚を発表してから初めての舞台だったので正直、お客さんの入りも心配するところはありました。しかしまったく変わらないどころか、結婚で話題になったことでむしろ注目度が高まっているくらいです。今年はそんな多忙な日々が続いてきたため、中村さんも新婚旅行はまだ当分“お預け”になっているそうです」(舞台関係者)さらに東京公演の最終日はなんと、クリスマスイブ。結婚後初のイブを過ごせないとなると、水卜アナとの夫婦関係が気になるところだが……。「中村さんはクリスマス当日にもオンラインのトークイベントも行う予定ですし、28日から30日は『OUT OF ORDER』の大阪公演も控えているなど大忙しです。普通なら新婚夫がクリスマスも年末も仕事漬けとなると嫌がる人も多いと思うのですが、水卜アナはそのあたりに理解があるようです。かわりに、中村さんは舞台が終わるとまっすぐ家に帰るようにしているみたいですよ」(前出・舞台関係者)“結婚特需”に沸いていた中村。2024年は夫婦水入らずの時間が作れるのだろうか?
2023年12月22日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』が12月22日(金) より公開される。今回、ゲスト声優として参戦するのが中村倫也と賀来賢人。アーニャの前に立ちはだかる映画オリジナルキャラクター・ドミトリとルカを演じる。2012年、ミュージカル『RENT』で初共演。以降、定期的に共演を重ねながら親交を深めてきたふたり。気心の知れた間柄ならではの軽快なトークをぜひ楽しんでほしい。僕たちはくすぶり同盟でした――旧知の仲のおふたりですが、出会った頃と今でお互いどんなところが変わったor変わらないですか。賀来倫也は変わらないですよ。ずっとこんな感じ。飄々として、なんでもやれちゃう。ただ、『RENT』のときはお互い心の奥底に「絶対売れてやるぞ」という思いはあった。そういう意味ではちょっとギラギラしていたかもしれないです。中村賢人は気にしいで気遣い屋。そういう元々の性格は変わらないなと思いますけど、今言ったように昔は「売れてやるぞ」という沸々としたものがあって。それが10何年という時を経て、自分の中にある歯車と外にある歯車がかみ合って回りだしたっていう違いはあるかもしれないですね。賀来『RENT』をやってたのがもう10年以上前。そこから今もこうやって一緒にお仕事できているというのは感慨深い思いがありますよね。中村リソースを割く対象が自分の内側だけじゃなくなった分、きっと人間的には昔より人に優しくできる部分も増えただろうし。そういう変化はお互いにあるんだろうなと思います。賀来しかも面白いことに、同じ時期にくすぶってて、同じ時期ぐらいに売れたんです。だから結構気持ちがわかるというか。あんまりそういう人いないじゃないですか。――お互いがブレイクしていくさまをどうご覧になっていたんですか。賀来倫也の方が先だったんですよ。ちょうどその真っ最中に『今日俺』(『今日から俺は!!』)にゲストで出てくれて。俺と(仲野)太賀で「お前売れたな〜。本当よかったな〜」って言ったのを覚えてる。中村それ言われたね。賀来普通にうれしくて。太賀と言った思い出がある。中村太賀もちょうど同じような感じでね。賀来そうそう。で、太賀がまた俺たちよりブレイクのタイミングが1段階遅かったんですよね。中村だから、太賀と火曜10時の恋愛ドラマ(『この恋あたためますか』)やってるときはなんか変な感じしたもん。賀来やってたね。取り合ってたの?2人で。中村そう。森七菜を取り合ってた(笑)。賀来太賀と?(笑)中村アイツが恋愛ドラマに慣れてなかったから、2話ぐらいまで力んじゃって力んじゃって。それをよく「大丈夫だよ」って声かけてたな。賀来それおもろいね。中村年齢は違うけど、それぞれ売れるタイミングが似てて、ちょっと同志みたいなところがあるというか。賀来くすぶり同盟でした(笑)。中村ただ個人的には、賢人は『スーパーサラリーマン左江内氏』とかでも一緒で、その頃から福田組の新たなエース候補という感じで見てたから、『今日俺』でドーンと来たというふうには僕は思ってなかったですけどね。『今日俺』とかをやりつつ、コメディアンだけじゃなく、いろんなジャンルができる俳優としての実績をよそでしっかり積んでいってるんだなという感じで見ていました。賢人がいきなりニャンちゅうみたいな声になってた――そんなおふたりが今回はアフレコという形で共演を果たしました。賀来序盤は結構探り探りな感じでしたね。中村お互い手探りで始まって。途中で賢人が勝手に反省しだして落ち込んでみたいな。賀来いや、するでしょ?中村久しぶりにナイーブな賢人を見たなと思いながら。でも1回休憩を挟んだら一気にギアが入って、いきなりニャンちゅうみたいな声になってた。あ、見つけたんだと思って。賀来ちょうどいい声の出しところをね。中村それが面白かったです。すごい声帯に負荷をかける発声をしてて。賀来してたしてた(笑)。中村あ、魂を削る覚悟で今日来たんだなって(笑)。賀来声を飛ばすつもりでやってました(笑)。最後らへんはもう楽しんだもん勝ちでしょみたいな勢いのある方に行けたので、僕は悔いはないです。中村アフレコ自体は結構すぐ終わったんですよ。僕としては手応えはなかったんで、これで合ってんのかなみたいな感じだったんですけど。終わった後、スタッフさんから「爆笑でしたよ。遠藤(達哉)先生もすごく喜んでくれていました」と言われて。賀来遠藤先生が喜んでくれているなら、それはもうありがたいですよね。中村そうだよ。だから、気持ちよく帰れました(笑)。賀来まあ、今回の僕たちの役目は箸休めなんで。中村僕らの得意なやつです(笑)。賀来メインストーリーに絡んでそうで絡んでない(笑)。メインはあくまでフォージャー家のみなさん。中村だから、お邪魔はしてますけど、悪い汚し方はしてないですね。賀来いい賑やかしをしたよね。中村滅私の精神でお仕事に携わらせていただいているので(笑)。だから、取材でも僕たちの話は聞かなくていいんです。賀来そう。本来取材を受けるのは僕たちじゃないんです。中村ただ、アニメをそんなにご覧にならない方が僕たちをきっかけに劇場まで来てくれるかもしれないので。そうすると、次回作の予算も増えるので、そこを楽しみにしていただければ。それが今回の僕たちのキャスティング理由です(笑)。(C)2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会(C)遠藤達哉/集英社僕は「自分教」なんです――では、ここからは作品にちなんで、おふたりの素顔を聞かせてください。中村さん演じるドミトリは占いに頼りがちなキャラですが、おふたりは占いって信じますか。中村信じないと思ってるでしょ。――思ってます(笑)。中村信じないです(笑)。何も気にしたことない。星座占いとかも見ないです。賀来僕はいいことだけ信じます。だから、しいたけ占いは一時期見てました。中村しいたけ占いってなんだっけ?誰かから教えてもらったな。賀来しいたけ占いはいいことしか言わないの。だから好き。中村俺、しいたけ嫌いだもん(笑)。賀来あのね、ぶっちゃけしいたけは関係ないの(笑)。いいことを言う人に悪い人はいないなと思って。特に占いの結果を信じているわけではないですけど、楽しく見ていました。――おふたりは舞台にもお出になりますが、本番前のゲン担ぎとかも…?中村何もしないです。賀来しないっすね。中村なんなら開演1分前に劇場入りしたいぐらい。賀来なんかできそうだもんね。中村家から来て、劇場着いて、着替えて、そのままぬる〜っと舞台に出てもいい。実際そういうわけにはいかないからしないですけど。――占いとかゲン担ぎに頼るのって、信じる何かがほしいからだと思うんですね。そういうものに頼らないおふたりは何を信じているんでしょうか。中村僕は極論を言うと自分しか信じていないです。そういう外部メモリーというか、外付けの心の拠り所をつくると、それがなくなったときに力が発揮できなくなるじゃないですか。僕は何にも頼らず、何にも担がれず、いろんな負荷とか興奮とかプレッシャーを得ない状態で発揮できたパフォーマンスが自分の真っ当な実力だと思っているので。だから、そういうものに頼らない。賀来一緒だわ。僕も「自分教」なんです。言霊という言葉があるくらい、自分の思いや信念、あとは流れみたいなものをずっと信じていて。むしろ僕は自分のこうなりたいという強い意志がないと動けないタイプ。だから、あんまり占いとかに左右されないのかな。それよりもちゃんと自分を持って、自分の決断や行動を信じて前に進むことを大事にしたいですね。中村極論、占いとか、おみくじとか、そういうのは僕にとってコミュニケーションツールのひとつくらいな感じ。現場でよく晴れ男とか雨男とかで盛り上がったりするけど、そういうのもまったく気にしない。ただ、「おみくじ引いたら大凶だったんです」って言ったら3行分ぐらいは喋れるでしょうし、「あの人がいるといつも雨降るよね」って言ったら、2行分ぐらいは喋れる。そういうツールとしてはいいのかもしれないけど。賀来あくまでエンタメだよね。中村そう。エンタメですね。僕が人狼ゲームをやったらすぐ負けます――では次の質問です。フォージャー家の面々で家族にするなら誰がいいですか。賀来僕はボンドがいいですね。まず家にワンちゃんがいないのでワンちゃんがほしいのと、未来予知に興味あるので、ボンドに未来を先読みしてほしい。それがいい方向に転がっても悪い方向に転がっても、1日くらいなら体験してみても面白そうだなと。中村僕はヨルさんかな。ヨルさんは可愛いので、お姉さんになってほしいです。殺し屋ですけど、家族は知らないんで困らないし。料理は自分がつくるんで大丈夫です。――では最後にもうひとつ。フォージャー家はみんな隠しごとを持っていますが、おふたりは隠しごとをするのは得意ですか。中村僕は人狼ゲームとかやったらすぐ負けるタイプなんで。たぶん嘘つけないです。賀来そうなんだ。意外。中村よく何考えてるのかわからないとか、すごい考えてそうとか、本心じゃないことをやってそうとか言われるんですけど、まったくそんなことはなくて。ただ何も考えずに行動していることがかえって怪しく思われるだけで、何も裏表がない。賀来そう言われるとそうだね。中村逆に人狼ゲームとかやると、すぐバレる。日常的に隠したり嘘ついたりというのがないんですよ。だから、隠しごとはできないタイプです。賀来僕はどうなんだろう。自分じゃわからないからなあ。中村今日1日ずっと一緒に取材を受けていますけど、さっきインタビューで困ってるのはすぐわかりましたよ。賀来顔には出やすいです。中村あ、この質問答えづらそうだなっていうのはひと目でわかります。賀来わかりやすいんだと思います(笑)。だから、僕も隠しごとはできないですね。取材・文:横川良明撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』12月22日(金) 公開『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』ポスタービジュアル公式サイト:「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会(C)遠藤達哉/集英社
2023年12月20日女優の石原さとみが主演を務める、映画『ミッシング』(2024年公開)のキャストが30日、明らかになった。とある街で起きた少女の行方不明事件を描く同作では、石原が失踪した娘の母親・沙織里を演じている。そんな家族の取材を真摯に続ける地元テレビ局の記者・砂田役で、中村倫也が出演。また妻・沙織里との温度差から夫婦喧嘩が絶えなくなる夫・豊役に青木崇高、心が見えなく何を考えているのか分からない怪しげな沙織里の弟・圭吾役に森優作、キー局を受けるも全滅してローカル局に入社した新人記者で砂田の後輩・三谷役に小野花梨、飄々とした態度で取材中も緊張感がないカメラマン・不破役に細川岳と実力派俳優陣が揃った。その他、失踪してしまう沙織里の娘・美羽を有田麗未、砂田の上司でテレビ局の番組デスクを演じるのは小松和重、沙織里の弟・圭吾の職場の先輩をカトウシンスケ、砂田の後輩記者・駒井を山本直寛、失踪事件の担当刑事・村岡を柳憂怜、沙織里と圭吾の母親を美保純が演じている。○■中村倫也 コメント理想と現実を同じ地平に存在させることは難しい。そんな一筋縄では行かないもどかしさを乗せて、砂田という役を演じました。この作品でそっと置かれている、人間の美しさが私は好きです。お楽しみに。○■青木崇高 コメント「この夫婦に、これからも希望の光がさし続けますように」撮影が終わり、役柄から離れても、そう願っている自分がいます。この映画が人の心に優しく寄り添えるものになって欲しいです。○■森優作 コメントいろんな情報が錯綜している社会で、日々、個人の価値観が揺らぎ、知らず知らずの内に、物事に対する白黒を簡単につけすぎているのではないか、と感じます。その色と色の狭間には何が在るのか、この作品は懸命に見つめています。自分が演じた土居圭吾は、今もずっと心にいます。より多くの方に何かが少しでも届くことを願っています。よろしくお願いします。○■小野花梨 コメント目を背けたくなるけど目が離せない。そんな石原さとみさんの佇まいと作品のエネルギーに圧倒されました。作品の一部になれて幸せでした。○■細川岳 コメントどこまで続くか分からない苦しみに胸を締め付けられながらも、そっとさしこむ光や風景、そこで生きる人の姿にはっとさせられた。『美しい』と思う瞬間が何度もあった。そういう瞬間にこそ自分勝手な日常から立ち止まることができるし、人を想うことができるのではないかと感じさせられた。実際そうだと思った。強さとはなんだろうか、強くないといけないのだろうか。喪失の先にある未来に光があると信じたい。【編集部MEMO】映画『ミッシング』は吉田恵輔監督(※吉はつちよし)によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)は好きなアイドルのライブに足を運んでいたという事実と茶髪メッシュの風貌ゆえに、ネット上では「ライブ狂いで育児放棄の母」という誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、徐々に冷静になっていく夫・豊(青木崇高)との温度差を感じ始め、夫婦喧嘩が絶えなくなっていく。世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていた。一方、砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に沙織里や沙織里の弟・圭吾(森優作)に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。(C)2024「missing」Film Partners
2023年11月30日石原さとみ主演、吉田恵輔監督・脚本の『ミッシング』に、中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳らが出演することが分かった。『空白』『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔監督の最新作となる本作は、娘が失踪し世間に翻弄される母親を石原さとみが演じ、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿を、リアルにかつ繊細に描いた感動作。この度、個性あふれる豪華キャスト陣が一斉解禁。コメントも到着した。娘が失踪した家族の取材を真摯に続ける地元テレビ局の記者・砂田役に中村倫也。妻・沙織里との温度差から夫婦喧嘩が絶えなくなる夫・豊役に青木崇高。心が見えなく何を考えているのか分からない怪しげな沙織里の弟・圭吾役に森優作。キー局を受けるも全滅してローカル局に入社した新人記者で砂田の後輩・三谷役に小野花梨。飄々とした態度で取材中も緊張感がないカメラマン・不破役を細川岳が演じる。ほかにも、失踪してしまう沙織里の娘・美羽役に有田麗未(ありたつぐみ)。砂田の上司でテレビ局の番組デスクを演じるのは小松和重。沙織里の弟・圭吾の職場の先輩役にカトウシンスケ。砂田の後輩記者・駒井役に山本直寛。失踪事件の担当刑事・村岡役に柳憂怜。沙織里と圭吾の母親役に美保純が出演している。【コメント全文】◆中村倫也理想と現実を同じ地平に存在させることは難しい。そんな一筋縄では行かないもどかしさを乗せて、砂田という役を演じました。この作品でそっと置かれている、人間の美しさが私は好きです。お楽しみに。◆青木崇高「この夫婦に、これからも希望の光がさし続けますように」撮影が終わり、役柄から離れても、そう願っている自分がいます。この映画が人の心に優しく寄り添えるものになって欲しいです。◆森優作いろんな情報が錯綜している社会で、日々、個人の価値観が揺らぎ、知らず知らずの内に、物事に対する白黒を簡単につけすぎているのではないか、と感じます。その色と色の狭間には何が在るのか、この作品は懸命に見つめています。自分が演じた土居圭吾は、今もずっと心にいます。より多くの方に何かが少しでも届くことを願っています。よろしくお願いします。◆小野花梨目を背けたくなるけど目が離せない。そんな石原さとみさんの佇まいと作品のエネルギーに圧倒されました。作品の一部になれて幸せでした。◆細川岳どこまで続くか分からない苦しみに胸を締め付けられながらも、そっとさしこむ光や風景、そこで生きる人の姿にはっとさせられた。『美しい』と思う瞬間が何度もあった。そういう瞬間にこそ自分勝手な日常から立ち止まることができるし、人を想うことができるのではないかと感じさせられた。実際そうだと思った。強さとはなんだろうか、強くないといけないのだろうか。喪失の先にある未来に光があると信じたい。『ミッシング』は2024年全国にて公開。※吉田恵輔監督の「吉」は<つちよし>が正式表記。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッシング(2024) 2024年全国にて公開予定©︎2024「missing」Film Partners
2023年11月30日