「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」に中村倫也と生見愛瑠が出演することが分かった。内村光良率いる人気コント番組「LIFE!」。今回は、子どもや若者の幸せを考える「君の声が聴きたい」プロジェクトとのコラボとなっており、15分拡大版で放送。内村さん、川西賢志郎、じろう、田中直樹、塚地武雅、西田尚美といったお馴染みのメンバーに加え、同プロジェクトメンバーの中村さん、ラランド・サーヤ、初登場となる生見さんをゲストに迎える。今回、6年ぶりの出演となる中村さんは、じろうさんとの二人芝居で王子様役に挑戦。「久しぶりなので、緊張しました!笑 じろうさんのキャラクターがあまりに強烈なので、のまれないように必死で演じ切りました」とコメント。独特のストーリーで息の合ったかけあいを見せる。一方、生見さんは、人気シリーズコント「俺は継がない」に出演。コント収録を終え、「内村さんとコントをするのが初めてだったので、すごく新鮮で楽しかったですし、面白くて自然に笑ってしまって、すごく楽しい現場でした!!」とふり返る。内村さんとじろうさんによるアドリブ本気芸に、生見さんが抱腹絶倒する。ほかにも、人気シリーズコント「宇宙人総理」新作も2年ぶりに登場。なお、プロジェクトキービジュアルも公開された。各波で主なテーマとする、“親子を見つめ直す”・“性とジェンダー”・“若者たちの声”などを散りばめたワンダーランドに、プロジェクトメンバーが登場するデザインとなっている。「LIFE!春 君の声が聴きたいSP」は5月3日(金・祝)21時30分~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日この春、新たにYouTubeチャンネル「長渕剛のyoutube now now now!」を開設した長渕剛(67)。4月11日、「長渕剛 誹謗中傷へのメッセージ」と題する動画をアップし、自身に関する騒動に言及した。動画で「俺ね、ずーっとこの数ヵ月さ、具合が悪いんだ」と切り出した長渕。具体名は明さなかったものの、「最近ネットで、俺の誹謗中傷がガンガン炎上したりなんかしてた」と説明したうえで、こう語り始めた。「炎上させてるやつが誰かわかんないんだけど、俺も気になるからやっぱり見るじゃん。 なんでおめえにこんなこと言わなきゃいけないの?って。会ったこともないのに。そんなばっかりだったから。だけど、たとえばさ、それを我慢しろって弁護士さんたちに言われるとさ、我慢するのが社会の通念なのかな?とか思うし。で、人を傷つけたくないから、それをちゃんと喧嘩するっていう柄でもないし。昔、自分が30代だったらさ、俺、どうしてたかな?『てめこの野郎』って言ってたかもわかんないけども。なんで俺はこんな傷ついてんだと」また、長渕は誹謗中傷によって「俺は人間をこれだけ傷つけてきたのか?という風に、本当に、なんか入っちゃって、バッドに入っちゃって」と、心を痛めていることを明かした。加えて、ツアーを目前に控え、プロモーションをしようとしたところ、この騒動による”実害”を受けたという。「実害が何かっつったら、テレビプロモーションやろうとしてたら、全部ノーサンキュー。『え。なんでっ?』て(聞くと)、『いやいや、ちょっとすいません長渕さん。応援はしたいんだけど。今ネットでいろんなこと言われてるんで、少し様子を見ながら』(と言われた)。様子って何の様子ですか?何の様子見るんですか。その言われてることが沈静化したらですか?いつ沈静化すんだよって。誰のこと言ってんだって。俺って言ってんの?被害者と加害者がいて、こいつが悪いって言ってるやつは誰?って話なのね」などと述べ、騒動への憤りをあらわにした。炎上によって、いろんな人が傷ついていることに加え、テレビやラジオでのプロモーションができなくなったという長渕。「そうすると俺はどうやってみんなにアプローチして、コンサートに行くよって、待っててねって、言えんのよと」と辛い状況も告白。「こうやって叩いて叩いて潰していく構図なんだと思うよね。悔しい!今までの俺だったら『てめえこの野郎こっちこいや!』って言ってんだけど、やっぱりそれは相手にするほどのことではないなと、別のチャンネルでも思ったり」と、騒動に対し沈黙をしてきた理由についても明かした。
2024年04月18日俳優の中村倫也が、16日に都内で行われた映画『ミッシング』(5月17日公開)の完成披露試写会に石原さとみ、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督(※吉はつちよし)とともに登壇した。同作は、吉田恵輔監督によるオリジナル作で、とある街で起きた少女の行方不明事件を描く。娘が行方不明になった時、母・沙織里(石原)はネット上で誹謗中傷の投稿がなされ、苛立ちを募らせていく。さらに日が経つにつれ、夫・豊(青木崇高)との温度差も感じ始め、言動も次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまう。一方、地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)には局上層部の意向で、視聴率獲得の為に世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。○■中村倫也、石原さとみ・青木崇高との3ショットは「Destiny感じる」今作で石原と19年ぶりの共演を果たした中村。石原とはともに1986年12月24日生まれという共通点があるそうで「同い年で同じ誕生日で同じ血液型なんです! 不思議」と話す。19年ぶりの共演についても「(撮影が)始まる前は久しぶりにさとみちゃんと一緒だ! 嬉しいなと、ただ思っていたんですけど、初日に現場に行ったらものすごく感慨深くて……そこで気づいたんですよ。嘘でもなんでもなく『ちょっと石原さとみの背中を追いかけてたんだな、俺』ってマジで思ったんですよ」と振り返る。これに石原は「え!? なんですかそれ?」と驚いた表情を見せるも、中村は「僕が言うとすごくふざけているみたいでしょ? 僕がふざけてそうなときはふざけてないんですよ」と本心だと説明。「僕が仕事を始めたときに、もうさとみちゃんは仕事をされていて、同世代のトップを走っていた感じがあって、そこからしばらく共演もなく、いつかなんかでご一緒したいなって思っていた」と待望の共演だったことを明かした。また、19年前に中村と石原が共演したドラマに青木も出演していたそうで、「(ドラマで)一緒に甲子園を目指していたんですけど、崇くん(青木)も出ていて。この(石原・青木・中村)並びを見たときに運命を感じましたね……あ、ごめんなさい! “Destiny”を感じましたね(笑)」と現在放送中の石原の主演ドラマのタイトルとかけて話し、笑いを誘っていた。
2024年04月16日KinKi Kidsの堂本剛が3月31日、ファンクラブ内にあるブログ『Love Fighter』を更新。同日で、SMILE-UP.を退所する剛が心境をつづった。剛は、「昔から何気ない景色のなかにみんなのことを強烈に想う時がたくさんあります」「うまく伝えられないけれどいつも僕の胸の中でみんなを感じていることは明日からも変わらない本当にうまく言えてないけれど伝えたかった今日までもたくさんの愛をありがとう」「文字や言葉だけじゃなく胸の奥を見つめ感じていてください本日も一緒にいます空と心は繋がっています」とメッセージを送っていた。今年2月に剛は退所を報告。KinKi KidsはSMILE-UP.所属のまま、今後も活動を続けていく。剛は、1979年4月10日生まれ、奈良県出身。1995年、ドラマ『金田一少年の事件簿』で主演を務め、以降TBS系ドラマ『to Heart ~恋して死にたい~』、『Summer Snow』などの作品に出演。97年、KinKi Kidsとしてシングル「硝子の少年」、アルバム『A-album』の同時リリースでCDデビュー。02年、ソロシングル「街/溺愛ロジック」をリリースしたのを皮切りに、ENDLICHERI☆ENDLICHERIを筆頭に、数々の音楽ソロ・プロジェクトを立ち上げている。プライベートでは、今年1月11日にアイドルグループ・ももいろクローバーZの百田夏菜子と結婚したことを報告している。
2024年03月31日「この本は、自由を楽しむレシピ本です。料理とは、自由なものです」。初の料理本にして、全編“雑炊”縛りで構成された、中村倫也(37)による異例の書籍『THE やんごとなき雑炊』(KADOKAWA監修協力:タカハシユキ)の「まえがき」では、このようにつづられている。その言葉通り、紹介されている20の雑炊の調理工程、ショートエッセイを通して、料理の自由さと楽しさ、そして中村自身の“人生観”が垣間見える内容となっている…。と、ここまで書きながら「そもそも中村の“人生観”とは何なのか」という疑問が浮かび上がってきた。そこで、インタビュー・イベント取材の2回にわたって中村の考えに触れてみた。■担当編集の“仕掛け”に本音「何をニヤニヤしているんだろう」書籍化に感謝同書は、中村が「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆するという、これまでにない斬新な誌面で、発表当初ファンをざわつかせた連載企画「中村倫也のやんごとなき雑炊」の書籍化。2022年4月号から約1年半にわたり、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されたその企画誌面が、『THE やんごとなき雑炊』とタイトルを変えたものとなる。出版前、対面でのインタビューを実施。書籍を読んで感じた「手際のよさ」について向けてみると、やわらかい笑みを浮かべた。「学生時代とかバイトとかでも『これをやっている間に、あれを終わらせておいて…』みたいなことを考える『効率』みたいなのが好きだったんですよ。それもあるのかもしれないですけど、料理って本当10秒長く火にかけただけで、ちょっと変わっちゃったりするものじゃないですか。例えば、葉野菜などが如実ですが。だから、あわあわしないように準備しておくみたいなのはしているかもしれないですが、そんな語れるほど大したものではないですよ」。1冊の書籍になった“雑炊本”には、自分自身でも驚きの気持ちがあった。「俳優の雑炊の連載が1冊になるってことがもうわけわからない、すごいことなので、よくやったなって思います(笑)。1冊になっていることが、稀有なケースだと思います。料理とかじゃなくて『雑炊』ということに明言して作っているのは、世の中の人もきっと、本屋とかで目にしたら『どういうこと?』って思うんじゃないかなと感じているので、そういうものを形にできたっていうことに対して、このチームに『よくやったなー!』という思いです」。調理中には、担当編集の村井氏が手際のいい中村に“さまざまな仕掛け”を行って、それに対するかけあいも読みどころのひとつ。インタビューにも同席していた村井氏が「困らせたいんです(笑)」と打ち明けると、中村は「“中村を困らせたい”は、俳優業界でもけっこうあるんですよ。こんなオファーしたら困るだろう、こんな役苦労するだろうみたいな。それで、苦労しているのを見たいみたいな。僕そんなに困らせたがらせる存在なんですかね?」と笑いながら、村井氏への“おかえし”とばかりに次のような秘話を公開した。「村井さんの変なところは、仕掛けたいんだけど、料理を知らない(※村井氏は料理をしていないことを書籍内でも公言)から、それがミスなのか、困ることなのかがジャッジできないっていう(笑)。何を、この人はニヤニヤしているんだろうっていう瞬間もけっこうありました。タカハシ先生と共謀して、仕掛けをやっている時もあって『なんだ、そのタッグマッチは?』っていうこともありました(笑)」村井氏とのかけあいからも伝わってくるが、書籍を読んでいると、多忙な中にあっても、中村が本当に楽しそうに料理に臨んでいるように感じられる。中村本人は、どう感じていたのだろう。「料理して、喋って、食べて、おいしいって言いながら、タイトルをつけて、写真撮ったら『お疲れ様でした!』ってなるのは、シンプルに楽しい仕事でした。この雑炊っていう縛りの中で、みんなが工夫しているのがわかるので、それを見つけると、ものづくりをするものとして、チームとしてすごく豊かな気持ちにもなりました。有意義な時間でしたね。趣味みたいなことじゃないですか。ある人は『ミスしないかな?』とか言って、料理している様子を眺めたり(笑)。これをちゃんとこうやって1冊にまとめて、仕事にしてるっていうのがプロを感じますし、なんかいろんな意味で後ろ向きなものが何もないのだと思います」。■“穏やかに生きる”ことの大切さ「気づく人」中村倫也は先を行く「100面相を持って…」書籍の中では「気づかない人になりたい」ということを語っているが、鈍感ゆえの突破力を持つ人への憧れもあるという。「本当に目の前の一点しか見えてない人とかいるじゃないですか?それもそれで問題ですけど、すごくうらやましい気持ちはあるんです。槍のような人と言うんでしょうか、そういう方は突破力がすごくありますよね。僕は、それで言うといろんな種類の武器をそろえちゃうタイプなんで。憧れはあります」。まさに激動ともいえる日々だが、中村は「簡単にいえば、穏やかに生きています」と打ち明ける。「感覚なんですけど、いろんな情報が入ってきたりとか得たりとかしている時、港にいる漁師の気持ちになって『きょう波高ぇな、すげぇなぁ』みたいな感じはあるんですよ。そういう時ほど穏やかにいたいなって思います。入ってくる情報で、多少なりとも影響を受けるじゃないですか。考えることが増えたりとか、不安になることもあったりとか。そういう時こそ、意図的に平坦な感覚を作れるようにしておくみたいな。多分そういうのをやっちゃうタイプなんです。今年も本当にいろんなことが起こっていますが、考える適切な角度で考えるべきことを考えて、あとはいつも通りっていうのを生きるようにしています」インタビューから1ヶ月後、書籍の出版記念イベントが行われ、そこに足を運んだ。この日の進行は、担当編集の村井氏が務めた。観客から拍手で迎えられた中村は、村井氏を紹介しながら「(ともに)やりとりしながら作ってきたものを『初めて聞く』『初めて聞かれる』がごとく、質疑応答していきます」と呼びかけ、会場の雰囲気を温めた。今後の「やんごとなき」シリーズについては「雑炊の本が出て。さっき思いつきました。雑草!」と明かすなど、大いに盛り上がったが、終盤「ちょっといい話していいですか?」と切り出した。「この間、河津桜を見に行ったんですよ。花見する時にこだわりがあって。桜が咲いている(一方で、足元では)たんぽぽが咲いている率が高くて、それを見つけて愛でるみたいなことをやっているんです。花見の席では桜がメインで、たんぽぽは気づかれない(存在なので)、僕はこっちに気づいてあげられる僕でいたいっていう…自己満足ですが、そういう気持ちがあります。僕がこっち(たんぽぽ側)だったから…っていうこともあると思うんです。(駆け出しの頃などに)現場であいさつされてうれしかったとか」中村の人柄や考え方を感じるエピソードだが、ここで再びインタビュー時に時計の針を戻す。今年の目標を聞いてみると「僕、課題があるんですよ。『人のメンツを潰さない』です」と笑顔で教えてくれた。さて、その真意はどこにあるのだろうか。「人がたくさん関わっていると、通るべきセクションも多かったり、通すべき筋も折れ曲がったり、早い話ができなかったりするじゃないですか?そういう時に一番偉い人に話を通して、そこからズバッとトップダウンしちゃうんですよ。多分せっかちなんですが『その方が早いし、みんなもいいでしょう?』と思っちゃうんです。でもそうすると、間に入ってる人とか、どういう場でその話を通すかとか、伝え方にって、なんかこうメンツを潰すことが多分あったんですよね」。「年齢的に挟まれている(世代で)もう1個自分が有能になるには、そこのかいくぐりをうまいことできたら、もっと腕磨いたって思えるんじゃないかな。そうすると、みんなもハッピーだし、悪い気しないじゃないですか?そこの100面相を持っていこうが、僕の今年の課題です(笑)。考えることはそっちなんですよ。今年の課題は『人のメンツを立てる‘24』にします(笑)」。今いるところから、もう一歩先へ…。そう思う時、人はもっと人にやさしくなれるし、人生が豊かになるのだと、中村の言葉から感じた。
2024年03月27日川崎鷹也が、自身最大規模の全国ホールツアー『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』を開催することが決定した。今回のツアーは7月から2025年1月にかけて開催予定で、川崎の地元である栃木県の栃木県総合文化センターを皮切りに全国15都市を巡る。ファイナル公演は、過去最大キャパシティとなる神奈川・パシフィコ横浜で行われる。チケットは、本日3月21日(木) に開設されたオフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」会員を対象とした先行受付が、4月1日(月) 18時よりスタートする。<ツアー情報>川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”『川崎鷹也2024-2025 Hall Tour “愛心 -MANAGOKORO-”』告知画像7月12日(金) 栃木・栃木県総合文化センター メインホール7月15日(月・祝) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール7月23日(火) 東京・昭和女子大学 人見記念講堂8月4日(日) 北海道・千歳市民文化センター 北ガス文化ホール8月18日(日) 新潟・長岡市立劇場 大ホール9月14日(土) 広島・広島文化学園HBGホール (広島市文化交流会館)9月27日(金) 埼玉・さいたま市文化センター 大ホール10月6日(日) 香川・サンポートホール高松 大ホール10月14日(月・祝) 宮城・東京エレクトロンホール宮城11月3日(日・祝) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)12月1日(日) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール12月7日(土) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール12月15日(日) 福岡・福岡市民会館12月20日(金) 岩手・盛岡市民文化ホール 大ホール2025年1月12日(日) 神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールツアー特設サイト:オフィシャルファンクラブ「カワサキホークス」:
2024年03月21日コマ撮りアニメーションの特集番組「ルカと太陽の花」がNHKにて放送されることが決定。メインキャストを中村倫也と當真あみが務める。「ルカと太陽の花」は、雲に覆われた村に暮らす少年ルカと幼なじみロサ、2人の絆が奏でる物語。1994年から続くコマ撮りアニメ番組「プチプチ・アニメ」の「森のレシオ」やMr.Children「HERO」のミュージックビデオなどを手掛けるコマ撮りアニメ作家・村田朋泰によるオリジナル原案・監督作品だ。脚本は、「ハイキュー!!」「王様ランキング」など数々の人気アニメを手掛けてきた岸本卓が務める。主人公の少年ルカを中村倫也、ヒロインの少女ロサを當真あみが演じるほか、声優の甲斐田裕子、村瀬歩、名塚佳織、津田健次郎らも出演する。コメント【ルカ役/中村倫也】監督の「森のレシオ」を拝見し、隅の隅まで素敵さが行き渡っている作品に感動しました。可愛らしくも、どこか荘厳さも感じるような世界観。その登場人物の一人でもあるルカはどんな人なんだろう、どんな声なんだろうと、探す旅をしながら今作と向き合っていた感覚です。大人も子供も、ぜひ多くの人に触れていただけたら嬉しいです。【ロサ役/當真あみ】「ルカと太陽の花」で、主人公ルカの幼なじみ、ロサの声優をさせていただきました。小さい時よく見ていた(コマ撮り)アニメーションに今回参加させていただけて、とても嬉しかったです。私が演じるロサは、表情豊かで、コロコロ変わる表情が可愛らしい元気な女の子です。アフレコの時、実際に撮影に使っていたロサを触らせてもらいました。洋服や髪の毛が凄くリアルに作られていたり、目が光るように作られていたりと驚く事ばかりでした。繊細な表情の変化と共にルカとの掛け合いにも注目していただけると嬉しいです。【監督・原案/村田朋泰】遥か昔、大噴火によって何年も雲に覆われ閉塞感に包まれた時代がありました。閉塞感は今もカタチを変え襲ってきますが、それでも前を向き生きていく若者の姿を描きたいと思い、この物語を構想しました。ロサの持つ太陽の力、ルカの奏でる笛の音が重なり合い、大きな変化を迎えます。ミニチュアセット、髪の毛や服の質感に至るまですべて手作りで仕上げた、コマ撮りアニメならではの叙情詩として描いていますので、どうぞお楽しみください。コマ撮りアニメ「ルカと太陽の花」は3月22日(金)午前9時~NHK E テレにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日中村倫也が3月18日(月)放送のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」第117回に登場。趣里演じるスズ子に年末の歌番組への出演をオファーするテレビ局の敏腕ディレクター役を演じ、「最初誰だかわからなかった」「サプライズ」など話題を呼ぶなか、中村さんからコメントが到着した。「ブギウギ」で中村さんが演じるのは、“勉さん”と呼ばれる丸の内テレビのディレクター・沼袋勉。ダジャレを次々と繰り出しながら、スズ子に「オールスター男女歌合戦」への出演をオファーする、という役どころ。そんな中村さん演じる沼袋はこれからも登場する。朝ドラへの途中参加は「長いこと回している大縄跳びに入るようなもの」――「ブギウギ」に出演することが決まって中村ピンポイントで出てきて場を乱す、だけどヒロインの人生においてひとつのきっかけともなるという、絶妙な役をいただきました。ピンポイントながらも意外とタスクが多い役で、楽しみだなと思うのと同時になかなか大変でもありました。いいバランスでちゃんと「飛び道具」としていられたらいいですね。これまでずっとやってきたスズ子役の趣里さんをはじめ、他のキャストのみなさんともいい具合に絡んでいけたらと思って撮影に臨みました。――ご自身の役について中村この人すごく楽しそうにアイデアを説明するな~という、巻き込み型のキャラクターだということだけを思って現場に入りました。ダジャレについては、心を無にして言いました。ダジャレを言う人は、笑いが取れるかどうかじゃなく、とりあえず思いついたことを口に出しますよね。だから何も考えずにやりました。この役はギリギリすべってるぐらいがちょうどいいんです。沼袋だけ見たら「なんだコイツ!?」ってなりますが、スズ子や周りの人が「敏腕ディレクターだから」とほめてくれるのでバランスが取れているんじゃないかと思います。――撮影に参加して中村(制作の)NHK大阪は、僕が18、19歳のときに出演させていただいた朝ドラ「風のハルカ」(2005年後期)の撮影で通った思い出の場所です。景色が変わったところもありますが、ひとつひとつが懐かしいです。久しぶりに参加して、朝ドラはやっぱり撮るものが多いので、すごく撮影が速いですね。そこに途中参加するのは、長いこと回している大縄跳びに入るようなものです。朝ドラの大縄跳びは速い上に縄が3本回っているようなものなので、引っかからないように、速いテンポ感の中でどのように加わっていくかという点で、とてもやりがいがありました。――ヒロイン・趣里さんについて中村趣里さんは同じ事務所の後輩で、彼女が事務所に入った頃から約10年来の付き合いです。衣装合わせのときにスタッフのみなさんに「趣里さん、がんばってますか?」と聞いたら、みなさん「趣里さんのおかげで!」「趣里さんじゃないと!」ということをおっしゃるんです。一緒に仕事してる人からそう言ってもらえるのは、俳優として以前の、人間としての部分の評価なので、がんばってるんだなと思いました。こう言ってもらえるのは彼女のがんばりや気遣いあってこそだと思います。スタッフのみなさんにそう思われているなら、立派なヒロインなのではないでしょうか。――放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへ中村これまで長い期間みんなで一丸となって作ってきたこのドラマも、いよいよ終わりが近づいてきました。どうか最終回までぜひ見届けてください。連続テレビ小説「ブギウギ」は3月30日(土)まで毎週月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日俳優・中村倫也の“料理”と“人生観”が詰まった初の料理本「THE やんごとなき雑炊」が3月14日(木)発売。この度、そのカバーデザインが公開された。本書は、“中村倫也が「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆する”というコンセプトのもと、2022年4月号から約1年半にわたり雑誌「ダ・ヴィンチ」で掲載されてきた連載企画誌面をまとめたもの。19回分の連載誌面(※写真は一部除く、原稿の改稿あり)に加え、撮り下ろし特別企画として、中村さん自身が考案した第20回「雑炊レシピ」を収録。そして今回公開されたカバーは、中村さん本人のオリジナルレシピによる一皿が写し出されている。さば缶を使った年末調整雑炊?「自由を楽しむ」本書の魅力――「早くて簡単でうまくて、他の料理に応用が利くもの、でレシピを考えたんですよ」(本書より)自作レシピ雑炊について語る中村さん。にんにくは手間を省くため、おろすのではなくみじん切りに。メイン食材はコンビニでも手に入るさば缶で…などと自由かつ柔軟な発想で作られた一品に。――「雑炊って、なんでもありでしょ?ごはんと一緒に炊いたら、何でも雑炊になる。だって、『雑』な『炊』だからね」(本書より)中村さん曰く、この本は「自由を楽しむレシピ本」。本書を貫くそんな思いを体現する“さば缶を使った年末調整雑炊”。一風変わったレシピ名にも、自由な精神があふれている。また、中村さんがいかにしてこのレシピ名を思いついたのか、その思考の道筋も余すところなく記録されている。なお、発売を記念して、中村さんと一緒に雑炊をつくる自身初となるオンラインクッキングイベント「雑炊総選挙 やんごとなきオンラインクッキングトークライブ2024」が開催。イベント開催に向け、「雑炊総選挙」が特設サイトにてスタートした。「THE やんごとなき雑炊」商品情報著者:中村倫也監修協力:タカハシユキ発売:2024年3月14日(木)定価:1,870円(本体1,700円+税)判型:A5判頁数:136頁(オールカラー)ISBN:978-4-04-114256-1発行:株式会社KADOKAWA(シネマカフェ編集部)
2024年02月15日北川景子主演、中村倫也、芳根京子ら共演の『ファーストラヴ』が2月12日(月・休)18時30分よりBSテレ東「シネマクラッシュ」にて無料テレビ初放送されることが決定した。島本理生が第159回直木賞を受賞したベストセラーサスペンスを原作とする本作。監督は『20世紀少年』、『SPEC』、『TRICK』の堤幸彦が務め、昨年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』での一人二役が話題となった北川景子が主演し、共演には中村倫也、芳根京子、木村佳乃、窪塚洋介、板尾創路ら日本映画界を代表するキャストが集結した話題作だ。番組プロデューサー・五十嵐智之は「北川景子さん、芳根京子さんら俳優陣の迫力ある演技と、二転三転する展開にラストまで目が離せません。そしてすべての真相が明らかになったとき、感動とともに、観た人それぞれの“ファーストラヴ”の意味を考えずにはいられなくなるはず。今回もいつもより早い、夜6時30分からの放送です。是非ご覧ください!」とコメントしている。『ファーストラヴ』は2月12日(月・休)18時30分~BSテレ東にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2024年02月06日先頃、日本代表(A代表)のロールモデルコーチとして参加することが発表された、中村憲剛さん。世代別代表のロールモデルコーチも務め、U-17ワールドカップを目指すチームにも帯同していました。プロになる前は、世代別代表とは無縁の"非エリート"だった中村憲剛さんは、エリート選手たちに、どんな言葉をかけていたのでしょうか?さらには「伸びる選手と伸びない選手の違い」についても、お話しいただきました。(取材・文鈴木智之)ここだけのノウハウが詰まったDVD【KENGO Academy】>>■日常を、基準を高めていこうU-16、U-17日本代表に、ロールモデルコーチとして帯同した中村憲剛さん。エリートたちを前に、こんな話をしたと言います。「この環境にいることは、みなさんの努力の賜物なので素晴らしいことです。だけど、いまここにいることが、将来を保証するものではないことも確かです。過去のデータを見ると、このチームからA代表に上り詰められるのは、1人か2人ぐらいしかいないよ」さらにこう続けます。 「そして10年後。16歳、17歳の時点で日本のトップにいるキミたちではない、見向きもされないような選手が、日の丸をつけたケースがあります。それが僕です。僕はキミたちの年齢の頃、世代別代表のような良い場所にはいられませんでした。でも、みんなが途中で断念したところを越えて、違うルートで駆け上がっていきました」中村憲剛さんは「みんなはいま、この場所にいられているのだから、そこにいることを自分から放棄するのはもったいない。右肩上がりで成長していけば、他の選手が追いつけないところに行ける」と言葉に力を込めます。「努力を怠ると、ウサギとカメのように、追い抜かれてしまうんです。それが嫌なら、自分の日常を、基準を高めていこう。日本代表という素晴らしい環境で、最高の時間を過ごしているにもかかわらず、自分のチームに帰ったらそれを忘れて、のんべんだらりと過ごしていると、二度と戻ってこられなくなる。そんなもったいないことはないよ」■伸びる選手と伸びない選手の違いこのような話を聞いた選手たちは、「目の色を変えて取り組むようになる」と言います。そのうえで、中村憲剛さんは「伸びる選手と伸びない選手」の違いを、次のように表現します。「伸びる選手は、素直で聞く耳を持っています。人のせいにせず、自分の足りないところを分析した上で、ちゃんと努力し続けられる人。それが伸びる選手だと思いますし、その反対が、伸び悩む選手なのかなと思っています」中村憲剛さんは現役引退後、指導者の道を進み、S級ライセンス取得の過程で、母校・中央大学で指導を行っています。また、現役時代から若手選手の相談に乗り、アドバイスをしてきました。「現役のときは、後輩たちにも伝えていましたけど、話を聞く子、聞こうとする子、アドバイスをもらいに来る子は、継続して努力ができるんです。一方で、こちらの言ったことに対して『ちょっとそれは』とか『俺はこう思ってるんで』など、意見を聞き入れない人は、成長するチャンスを逃しているのかなと思います」■成長するために大切なことプロとして18年間、第一線で活躍してきた、中村憲剛さん。サッカー選手として成長し続けるために、必要なキーワードを3つあげます。それが「素直さ」と「傾聴力」。そして、努力し続ける「継続力」です。「監督も人間なので、目を見て話を聞く人と、明後日の方向を見ながら聞く人の、どちらに伝えたくなるか。僕はいま指導者なので、指導者目線で見ると『話が頭に入っていないな』『真剣に聞く準備ができていないな』と感じることもあります」さらに、選手から指導者に立場が変わり、見えるものが変わってきたと話します。「育成年代の子たちは、本人はちゃんと聞いているつもりでも、それが態度に現れない子もいます。だから指導者である自分自身も、しっかり人を観ないといけないなと思います」■育成年代を指導する上での気づき育成年代の指導に力を注ぐ中で、2023年には東京・調布でKENGO Academyのジュニアクラスを新設。既存の中学生(神奈川県・川崎市)に加え、S級取得の過程では大学生を指導しており、各カテゴリーで「何を、どのように教えるか。その違いに直面している」と言います。「大学生になったときに、新たなサッカーの考え方を入れるのは、なかなか難しいので、ある程度、小学生の段階でサッカー観を提示したほうがいいのかなと思っていました。でも、そうすると効率が良すぎてしまって、子どもたちがそれしか判断しなくなるのではないか。その結果、彼らが本来持っている、クリエイティブさに欠けてしまうのではないかというのが、いま感じている課題です」中村憲剛さん自身、小中高大、プロと、様々な環境、指導者のもとでサッカーをすることで「30代後半から40歳ぐらいのときに、自分のサッカー観ができあがりました」と話します。「それは、たくさんの経験をした結果だと思うので、削ぎ落としたものを小学生や中学生にポーンと渡すのはどうなのかなって。正解のプレーを提示して、それをさせるのは、道を歩いていて、小石をどかす作業をしているようなものですよね」さらに、こう続けます。「小石につまづくことで、次はつまづかないようにしよう、どうすればいいんだろうと考えますよね。そこに対して大人が関わり、正しい方向に持って行きすぎると、エラーが起きなくなるんです。そうするとトライアンドエラーではなくなってしまうので、すごく難しいですし、指導者としてはジレンマだなって思います」■KENGO Academy DVDでサッカーを学ぼう中村憲剛さんは現場での指導に加え、KENGO Academy DVDを通じて、サッカーの考え方のベースを提示しています。現役生活を振り返り「たくさんの指導者のもとでプレーしてきた中で、それぞれの良いところを抽出して、自分のものにしていく作業を繰り返してきた」と話し、「相手をどう攻略するのか。その基礎の基礎となる部分の話をしている」と自信を持つDVD。サッカーに対する考え方を知ることで、サッカー理解が深まることでしょう。ぜひサッカーIQを高めるために、DVDを観て学び、レベルアップに役立ててみてはいかがでしょうか?前回の記事「相手を観て、プレーすることの大切さ」はこちら>>
2024年02月01日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』にゲスト声優として参加する、中村倫也さんと賀来賢人さんが作品の魅力を語ります。ドミトリ CV 中村倫也声を作っての演技の難しさに悶絶。どんな声なのかは、ぜひ劇場で!ピンチに陥ったアーニャの前に立ちはだかる敵役のドミトリを演じたのが、中村倫也さん。もともとこの作品はマンガもアニメも大好きで、出演依頼はとても嬉しかったそう。「ただ、演じたドミトリのビジュアルを見て、“なぜ僕のところにオファーが来たのか…”と思いました。骨格から何からすべてが僕と異なるキャラなので…。正直今も、なぜ僕がやらせてもらえたのか、よくわかりません(笑)」演じるドミトリは、中村さん曰く「ちょっと変なヤツ」。演じるにあたり、普段の喋り方や声ではなく、声を作って演じようと思ったとのこと。「猫背で、なるべくローに響く省エネな発声法を意識しました。あまり口を縦に開けない、こもった声のイメージです。最初は松重豊さんみたいに喋ろうと思ったんですが、そうするとバタバタした喜劇にしづらく、栗原類さんのように…と考えたものの、今度はワーキャーできない。この年になると、新人のときに感じたような“どうすりゃいいの?!”みたいな状況にはあまり陥らないけれど、今回は久々にそんな感じ(笑)。でもだからこそ、収録はとても楽しかったです」この仕事を通じ、自身の小さい頃の冬休みを思い出した、と中村さん。「そういえば自分も、子供の頃、兄貴と一緒に親に連れられて、アニメ映画を観に行ったことがありました。冬の街並みって映えるし、旅に出るという展開も、特別感があっていい。大人の皆さんはそんな懐かしい気持ちになってくれると嬉しいし、小さい子供たちも、この作品を映画館で観たということを、いつか思い出してほしい。そんなふうに楽しんでもらえたらいいですね」DOMITRI東西平和の転覆を目論む、軍情報部の特別偵察連隊の一員。ひょろりとした細い体躯と、猫背が印象的なキャラクター。なかむら・ともや1986年生まれ、東京都出身。2005年、俳優デビュー。近年はドラマ『ハヤブサ消防団』、映画『沈黙の艦隊』、舞台『OUT OF ORDER』などに出演。2月よりAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』がPrime Videoにて配信予定のほか、映画『ミッシング』(5/17公開)が控えている。ルカ CV 賀来賢人声の仕事に関しては、ほぼ新人。相手役が中村倫也でよかったです。「原作の面白さに加え、キャラクターにぴったりの声、躍動感のある動き。このアニメは、エンタメの王道として、大人も子供も楽しめる作品です。でもその素晴らしさが、自分が出演するとなってからは非常に大きなプレッシャーに…。これは失敗できないなと、収録まではとにかく風邪をひいてはいけない、とだけ考えていました(笑)」賀来賢人さんが演じるのは、ドミトリとコンビを組み、アーニャたちを邪魔しにかかる男・ルカ。自身とはあまり共通点がないキャラだそうで、「見た目が結構ゴリッとしている感じなので、僕もなぜ自分にオファーしてくださったのかは、未だ最大の謎。実は僕は声優の仕事をさせてもらうのはまだ3回目なので、ぴよぴよの新人。音響監督の言うことを汲み取るだけで精一杯でした。なのに横で(中村)倫也が楽しそうにやってるから余計に焦って(笑)。“楽しそうにやってんな!”と思いながらのアフレコ現場でした」全身を使っての芝居の場合、動作や表情で表現を補える。でも声だけの芝居の場合、それができないのが本当に難しい、と賀来さん。「今回は音響監督からのアドバイスで、普段の声とは違う声で演じていますが、声の高さ、強弱など、テクニカルなことが本当に難しかった。改めて、声だけの芝居は難しいと思いましたね。願わくば、エンディングまで僕の声だと気が付かれないといいな、と思います」今回、種﨑敦美さん、早見沙織さんの声を事前に聞いてからアフレコに臨んだそうで、「声を聞いた瞬間“うわー!”となりまして、めちゃくちゃ感動しました。二人とお芝居ができたこと、それだけで僕は大満足です(笑)」LUCAドミトリ同様、東西平和の転覆を目論む、軍情報部の特別偵察連隊の一員。相方とは対照的にガッチリした体格が特徴。かく・けんと1989年生まれ、東京都出身。2007年に映画で俳優デビュー。以降ドラマ、映画、舞台で幅広く活躍中。ドラマ『今日から俺は!!』『Nのために』『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』、連続テレビ小説『花子とアン』などに出演。今年、ドラマ『忍びの家』がNetflixにて配信予定。『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』オペレーション〈梟〉担当変更の指令がロイドに下った。同時にアーニャが通うイーデン校で、優勝者に〈星(ステラ)〉が授与される調理実習が実施されることに。ロイドは任務継続を交渉するために、審査員長の好物・フリジス地方の伝統菓子《メレメレ》作りをアーニャに提案。一家はフリジスに家族旅行することに。道中、アーニャが重大な秘密が隠されたチョコレートを飲み込んでしまい…。原作・監修・キャラクターデザイン原案/遠藤達哉監督/片桐崇脚本/大河内一楼大ヒット上映中。※『anan』2024年1月24日号より。©2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会©遠藤達哉/集英社(by anan編集部)
2024年01月23日KADOKAWAは3月14日、俳優の中村倫也さんによる書籍『THE やんごとなき雑炊』を発売します。同書は、料理好きとして知られる人気俳優・中村倫也さんの「初の料理本」。中村さんが「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆する「雑炊×雑談×俳優」を実現させた雑誌の連載企画「中村倫也のやんごとなき雑炊」を書籍化しました。一般的な「雑炊」の想像をはるかに超えるスペシャルな20の雑炊レシピと、調理中にふいに出てきた中村さんの言葉の数々、その折々に綴ってきたエッセイが楽しめる一冊です。「簡単でおいしい!」に加え、「中村倫也の生き方の工夫や考え方」までも知ることができます。収録している雑炊レシピは、「中国の、田舎町の、怖い先輩雑炊」「あの波に消えた、ビーチボールは。」「泳げ!たまごごい雑炊」など。中村さんは書籍化にあたり、下記のようなコメントを寄せています。「ものづくりをする上で、制約を大切にしている。これは私が定められた枠組みの中で求められる発想力にこそ創造性を感じるタイプだからだ。何でもアリと言われると、逆に物足りない。工夫が必要な環境でこそ「人間」が見えてくる。そんな期待を込めての”雑炊”縛り。なんとも絶妙な枠組みだ。囲いの中で、どんな料理が生み出されるのか。どんな言葉が溢れ出るのか。頭と心だけでなく、舌でも楽しめる書籍。ぜひ手に取っていただければ幸いです」■書誌情報書名:THE やんごとなき雑炊著者:中村倫也監修協力:タカハシユキ定価:1,870円※全国の対象書店、Amazon.co.jp、楽天ブックス、セブンネット、HMV&BOOKS onlineでは、それぞれ購入特典付き(フォルサ)
2024年01月23日俳優の中村倫也が、20日に都内で行われた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(2023年12月22日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に声優を務める江口拓也、種崎敦美、早見沙織、松田健一郎、賀来賢人とともに登壇した。同作は、TVアニメ『SPY×FAMILY』の劇場版作品。敏腕諜報員・黄昏こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる“仮初め”の家族・フォージャー家が、ロイドの任務「オペレーション 梟(ストリクス)」継続とアーニャの「星(ステラ)」獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す。○■中村倫也、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』舞台挨拶に登場同作の劇中には“ある”神様が登場するそうで、種崎は「言ってもいいんですか……?」と恐る恐る切り出し、「言ってしまうと“うんこ”。(うんこに)この尺使っていいのかなってドキドキだった」と明かす。江口も「“うんこ”に使う尺じゃないんすよ~(笑)」と話し、早見も「あそこだけオリジナル作画監修が入っているんです。力の込め方が……(笑)」と笑いを誘った。これに関連して、中村が「『トイレ行くか?』っていうセリフを天然で間違えて『うんこ出たか?』って言っちゃって(笑)。そしたら、“それおもしろいかも! 使います”と使われて(笑)」とエピソードを披露。現場で一連の流れを見ていたという賀来は「すげぇこいつ……と思って。だって『SPY×FAMILY』にセリフ刻んだんですよ!」と興奮気味に話し、中村も「40前に“うんこ”で爪痕を残すとは……(笑)」と笑顔を見せていた。
2024年01月20日料理好きとして知られる人気俳優・中村倫也が初の料理本を出版。20の“スペシャルな雑炊″を作りながら、雑多に自由に話して書いた書籍「THE やんごとなき雑炊」が3月14日(木)に発売される。中村さんが「雑炊」を作りながら「雑談」をし、その調理過程からイマジネーションしてショートエッセイを執筆する。そんな「雑炊×雑談×俳優」というこれまでにない斬新な誌面で、発表当初ファンをざわつかせた連載企画「中村倫也のやんごとなき雑炊」。2022年4月号から約1年半にわたり、雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されたその企画誌面が、「THE やんごとなき雑炊」とタイトルを変え書籍化。上記連載誌面19回分(※写真は一部除く、原稿の改稿あり)に加え、新たに20回目として書籍撮り下ろしで中村さん自身が考案した「雑炊レシピ」回を収録。さらに書籍購入特典として、期間限定でその中村さん考案のレシピ回の調理作業&取材風景が見られる動画も公開される(2025年3月15日23時59分までを予定)。【注意】※動画は紙本のみの特典になります(電子書籍ではご覧になれません)。※指定URLにアクセスし、パスワードを入力して視聴する形式となります。※詳細は、書籍購入時の特典案内にてご確認ください。人気俳優が2022年から2023年年末まで「雑炊」を作り続けた、約2年間(※企画構想期間含む)の記録が凝縮された本書。この1冊には、一般的な「雑炊」の想像をはるかに超えてくるスペシャルな20の雑炊レシピと、調理中にふいに出てきた中村さんの言葉の数々、その折々に綴ってきたエッセイが詰まっており、「簡単でおいしい!」に加え「中村倫也の生き方の工夫や考え方」までも楽しめる1冊となっている。●中村さんの「雑談」部分をちょっと抜き出し(本書より)「おいしいものを作るのがまず楽しいし、もともと何かを作るのが好きなんですよ。工程……最適な順番があって、作っていくうちに変化もある。それが楽しいんだと思う」「なんだかわからないものが好きなんですよ。それぞれのセクションが頭をひとひねりするじゃないですか。一生懸命考えて生み出されるものってクリエイティブだなと思う」「バラエティに出る時は、がんばってあの手この手でコメントするんですよ。いろんな種類の球を全員が投げれば使いやすいだろうと思うから。だけど、この企画の読者とスタッフの前では無理はしたくない。“誠実なあんちゃん"でいたい」●中村倫也からコメント到着ものづくりをする上で、制約を大切にしている。これは私が定められた枠組みの中で求められる発想力にこそ創造性を感じるタイプだからだ。何でもアリと言われると、逆に物足りない。工夫が必要な環境でこそ「人間」が見えてくる。そんな期待を込めての"雑炊"縛り。なんとも絶妙な枠組みだ。囲いの中で、どんな料理が生み出されるのか。どんな言葉が溢れ出るのか。頭と心だけでなく、舌でも楽しめる書籍。ぜひ手に取っていただければ幸いです。「THE やんごとなき雑炊」は3月14日(木)より発売。著者:中村倫也監修協力:タカハシユキ定価:1,870円(本体1,700円+税)判型:A5判頁数:136頁(オールカラー)発行:株式会社KADOKAWA【イベント情報1】中村さん本人による「“雑談”イベント」の開催が決定!●日時:3月15日(金)18:30開演予定※場所:東京都内某所※ご当選された方にのみ、場所・参加時間などの詳細をご案内いたします。【イベント情報2】中村さん本人によるみんなで雑炊を作るオンラインイベントの開催が決定●日時:3月14日(木)20時~スタート(予定)(シネマカフェ編集部)
2024年01月10日CS「衛星劇場」では、「どっぷりステージDAYS~年末年始SP~」と題して中村倫也や松下洸平ら人気俳優が出演する舞台作品を一挙放送。予告映像も公開されている。12月31日(日)午前8時からは、中村さんが出演したMUSICAL「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」や、松下洸平や白州迅ら出演の音楽劇「夜来香ラプソディ」などのミュージカル&音楽劇を、1月1日(月)午前8時45分からは、片岡仁左衛門と坂東玉三郎の共演が話題を呼んだ<シネマ歌舞伎>『桜姫東文章』など、話題の作品が多数登場する。12月31日(日)午前8時~ミュージカル・音楽劇特集12月31日(日)8:00 ミュージカル「COLOR」【浦井健治&柚希礼音/成河】9:30 ミュージカル「COLOR」【成河&濱田めぐみ/浦井健治】11:00 イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「魍魎の匣」【出演:小西遼生、吉田雄、北村諒、神澤直也ほか】13:45 ミュージカル「DOROTHY(ドロシー)~オズの魔法使い~」【出演:桜井玲香、蒼井翔太、渡辺大輔ほか】16:30 PARCO PRODUCE 2023「マヌエラ」 【出演:珠城りょう、渡辺大、パックン(パックンマックン) ほか】19:15 cube 25th presents音楽劇「夜来香ラプソディ」 【出演:松下洸平、白洲 迅、木下晴香ほか】22:15 音楽劇「ダ・ポンテ~モーツァルトの影に隠れたもう一人の天才~」 【出演:海宝直人、平間壮一ほか】25:00 MUSICAL「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」【出演:中村倫也、木下晴香ほか】「ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~」深夜3:15 韓国ミュージカル「マリー・アントワネット」【出演:キム・ソヒョン、イ・チャンソプ、ミン・ヨンギほか】1月1日(月)6:00 韓国ミュージカル「ウェルテル」(主演:KAI)【出演:KAI、キム・イェウォン、パク・ウンソクほか】韓国ミュージカル「ウェルテル」1月1日(月)午前8:45 ~シネマ歌舞伎特集8:45 <シネマ歌舞伎>『二人藤娘/日本振袖始』【出演:坂東玉三郎ほか】10:30 <シネマ歌舞伎>『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』【出演:坂東玉三郎、中村勘九郎ほか】12:45 <シネマ歌舞伎>『京鹿子娘二人道成寺』 【出演:坂東玉三郎、尾上菊之助】14:00 <シネマ歌舞伎>『蜘蛛の拍子舞』 【出演:坂東玉三郎ほか】15:30 <シネマ歌舞伎>『阿古屋』【出演:坂東玉三郎ほか】17:15 <シネマ歌舞伎>『桜姫東文章 上の巻』【出演:片岡仁左衛門、坂東玉三郎ほか】19:30 <シネマ歌舞伎>『桜姫東文章 下の巻』【出演:片岡仁左衛門、坂東玉三郎ほか】<シネマ歌舞伎>『二人藤娘/日本振袖始』(シネマカフェ編集部)
2023年12月24日俳優の中村倫也が、22日に都内で行われた『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(12月22日公開)の公開初日舞台挨拶に、声優を務める江口拓也、早見沙織、松田健一郎、賀来賢人とともに登壇した。同作は、TVアニメ『SPY×FAMILY』の劇場版作品。敏腕諜報員・黄昏こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる“仮初め”の家族・フォージャー家が、ロイドの任務「オペレーション 梟(ストリクス)」継続とアーニャの「星(ステラ)」獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す。○■中村倫也の画力に江口拓也も驚き「うまっ!」今回ゲスト声優として出演した中村は「同業者からうらやましがられました、『マジか!』って。自分も知り合いがここに立っていたら『いいな〜』と思う」と出演の喜びを明かす。ともにゲスト声優を務めた賀来がレギュラー声優陣を一緒に芝居ができたことを嬉しそうに語ると、中村も印象的なシーンがあると告白。「(賀来と自分を指し)僕ら2人がヨルさんにひねられるシーンがあるんですけど、変な意味じゃなく興奮しました! やっぱりうれしかったですよね!」と話し、笑いを誘う。さらに自身の発言が不安になったのか、報道陣に向けて「『変な意味じゃなく』って書いといてください!」と呼びかけていた。また、イベントでは「No.1 スパイ決定戦」と題し、登壇キャスト陣による3本勝負企画を実施。同企画内でアーニャの好きなところをテーマにイラストを披露することに。中村がイラストを発表すると、その画力に思わず賀来も「うまいなぁ~!」と声を上げ、江口も「えッ! うまっ! 絵心!」と絶賛。これに中村は「でもこれさっき10秒くらいで描いたんで、すみません!」ととぼけた表情を見せていた。
2023年12月22日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(12月22日公開)の公開初日舞台挨拶が22日に都内で行われ、声優を務める江口拓也、早見沙織、松田健一郎、中村倫也、賀来賢人が登壇した。同作は、TVアニメ『SPY×FAMILY』の劇場版作品。敏腕諜報員・黄昏こと父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、凄腕の殺し屋・いばら姫こと母・ヨル、未来予知犬・ボンドからなる“仮初め”の家族・フォージャー家が、ロイドの任務「オペレーション 梟(ストリクス)」継続とアーニャの「星(ステラ)」獲得のため、初めての全員での家族旅行に行くことから物語が動き出す。○■江口拓也、クリーンなホワイトスーツで登場 胸元には『SPY×FAMILY』ピンバッチも映画を観終えた観客から大きな拍手を送られた江口は「お話を頂いてから結構な時間が経ったので、ついに観ていただいたんだなという実感があります。この映画のすごさや熱を周りの方に伝えていただけたら嬉しいです」と話す。今作で銀河万丈と共演した江口は、「一緒に収録させていただきました!」と声を弾ませ、「銀河さんといえば、もうレジェンドですから! 普段は謙虚な方なんですが、マイク前ではお芝居がとにかく激しい。僕は後ろで収録を観ていたんですが、“自分も将来こういうお芝居にアプローチしたいな”と思いました。かっこよかったです!」熱く語った。また、イベントでは「No.1 スパイ決定戦」と題し、登壇キャスト陣による3本勝負企画を実施。1つ目の瓦割り対決では全員が与えられた8枚全ての瓦を割り、同点に。続くイラスト対決では、事前に描いたアーニャの好きなところをテーマにイラストを披露。それぞれ思い思いのイラストを発表していく中、トリを務めた江口が、「いろんな表情を表現したかったので、表情豊かに描かせていただきました」と渾身のイラストを披露すると、独特なタッチの1枚に会場からは、笑いとともに悲鳴が上がる。観客の反応に不服そうな江口は「悲鳴ってなんですか!」と一歩前に出つつ、観客に語り掛け、笑いを誘っていた。さらに、中村から「これは魔除けかなんかですか?(笑)」といじられてしまい、賀来からも「これ、『地獄のミサワ』ですよね?」とツッコまれてしまう。しかし江口は「やっぱりいろんな表情を描きたかった。すごい楽しそうにしているアーニャですね!」と説明していた。最後に江口は「初日に観ていただいたということは、皆様も『SPY×FAMILY』ガチ勢だと思うので、映画館で公開している期間にまたぜひ足を運んでいただけたら嬉しいなと思っております」と集まった観客にメッセージを送って、舞台挨拶を締めくくった。
2023年12月22日石原さとみ主演、吉田恵輔監督・脚本の『ミッシング』に、中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳らが出演することが分かった。『空白』『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔監督の最新作となる本作は、娘が失踪し世間に翻弄される母親を石原さとみが演じ、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿を、リアルにかつ繊細に描いた感動作。この度、個性あふれる豪華キャスト陣が一斉解禁。コメントも到着した。娘が失踪した家族の取材を真摯に続ける地元テレビ局の記者・砂田役に中村倫也。妻・沙織里との温度差から夫婦喧嘩が絶えなくなる夫・豊役に青木崇高。心が見えなく何を考えているのか分からない怪しげな沙織里の弟・圭吾役に森優作。キー局を受けるも全滅してローカル局に入社した新人記者で砂田の後輩・三谷役に小野花梨。飄々とした態度で取材中も緊張感がないカメラマン・不破役を細川岳が演じる。ほかにも、失踪してしまう沙織里の娘・美羽役に有田麗未(ありたつぐみ)。砂田の上司でテレビ局の番組デスクを演じるのは小松和重。沙織里の弟・圭吾の職場の先輩役にカトウシンスケ。砂田の後輩記者・駒井役に山本直寛。失踪事件の担当刑事・村岡役に柳憂怜。沙織里と圭吾の母親役に美保純が出演している。【コメント全文】◆中村倫也理想と現実を同じ地平に存在させることは難しい。そんな一筋縄では行かないもどかしさを乗せて、砂田という役を演じました。この作品でそっと置かれている、人間の美しさが私は好きです。お楽しみに。◆青木崇高「この夫婦に、これからも希望の光がさし続けますように」撮影が終わり、役柄から離れても、そう願っている自分がいます。この映画が人の心に優しく寄り添えるものになって欲しいです。◆森優作いろんな情報が錯綜している社会で、日々、個人の価値観が揺らぎ、知らず知らずの内に、物事に対する白黒を簡単につけすぎているのではないか、と感じます。その色と色の狭間には何が在るのか、この作品は懸命に見つめています。自分が演じた土居圭吾は、今もずっと心にいます。より多くの方に何かが少しでも届くことを願っています。よろしくお願いします。◆小野花梨目を背けたくなるけど目が離せない。そんな石原さとみさんの佇まいと作品のエネルギーに圧倒されました。作品の一部になれて幸せでした。◆細川岳どこまで続くか分からない苦しみに胸を締め付けられながらも、そっとさしこむ光や風景、そこで生きる人の姿にはっとさせられた。『美しい』と思う瞬間が何度もあった。そういう瞬間にこそ自分勝手な日常から立ち止まることができるし、人を想うことができるのではないかと感じさせられた。実際そうだと思った。強さとはなんだろうか、強くないといけないのだろうか。喪失の先にある未来に光があると信じたい。『ミッシング』は2024年全国にて公開。※吉田恵輔監督の「吉」は<つちよし>が正式表記。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ミッシング(2024) 2024年全国にて公開予定©︎2024「missing」Film Partners
2023年11月30日2024(令和6)年2月東京・歌舞伎座、3月名古屋平成中村座で上演される「十八世中村勘三郎十三回忌追善興行」の合同取材会が11月28日、都内で行われ、中村勘九郎、中村七之助が出席した。時代物から世話物、新歌舞伎に新作歌舞伎、舞踊に至るまで、幅広い分野で当り役を持ち、人々を魅了し続けた十八世中村勘三郎。その十三回忌追善では、勘三郎の長男・勘九郎、次男・七之助をはじめ、由縁の出演者と演目が揃い、名優を偲ぶ。1987(昭和62)年1月歌舞伎座『猿若江戸の初櫓』猿若=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹1992(平成4)年10月南座『青砥稿花紅彩画 白浪五人男』弁天小僧菊之助=十八世中村勘三郎(当時 五代目勘九郎)©松竹2月歌舞伎座では、寛政元(1624)年に初代猿若(中村)勘三郎が、後の中村座である猿若座の櫓をあげ、江戸で初めて歌舞伎興行を創始したことを記念して始まった「猿若祭」を開催。続く3月名古屋平成中村座では、初代勘三郎生誕の地とされる愛知県名古屋市中村区で、十八代目中村勘三郎襲名披露として、平成18(2006)年以来となる同朋高校体育館での公演が実現する。勘九郎は歳月の流れに思いをはせながら、「祖父が父に『追善興行ができるような役者になっておくれ』と言っていた通り、追善興行ができるのは本当にうれしい」としみじみ挨拶し、「親孝行は何ひとつできていなかったと思うが、これで少しは親孝行ができるのかなと思う」と安どの表情。七之助も「1年を通して、父の追善興行を行えるということは息子として本当にうれしく、身の引き締まる思いです」と背筋を伸ばした。2010(平成22)年4月歌舞伎座『連獅子』狂言師後に親獅子の精=十八世中村勘三郎、狂言師後に仔獅子の精=中村勘九郎(当時 二代目勘太郎)、狂言師後に仔獅子の精=中村七之助©松竹2月歌舞伎座夜の部では、初代勘三郎が、江戸で芝居小屋建立を幕府に認められるまでを描いた中村屋由縁の舞踊劇「猿若江戸の初櫓」を上演。勘九郎の長男・中村勘太郎が初役で猿若を勤め、出雲の阿国で七之助が華を添える。17代目と18代目の伝説的な共演以来、中村屋を語る上で欠かすことができない舞踊の大曲「連獅子」では、親獅子に勘九郎、仔獅子には10歳となる次男の中村長三郎が初めて挑むことになった。猿若を勤めることを知った勘太郎の様子について、勘九郎は「マスク越しに笑みがこぼれるのが見えて、愛おしかった」と目を細め、「連獅子」に初挑戦する長三郎には「火の玉のような子獅子を演じてくれるはず」と期待を寄せた。2010(平成22)年2月歌舞伎座『籠釣瓶花街酔醒』佐野次郎左衛門=十八世中村勘三郎©松竹昼の部では、勘三郎が当り役にした「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」の佐野次郎左衛門を、勘九郎が初役で勤め、女方の大役・兵庫屋八ツ橋を七之助が同じく初役で勤める。「いつかやりたいとタイミングを模索していた。兄弟ふたりでできるので、父も喜んでいるはず」(勘九郎)、「八ツ橋は、女方あこがれのお役。初役はありがたい」(七之助)と声を弾ませた。さらに、各地の芝居小屋やホールをめぐる「陽春・春暁・錦秋歌舞伎特別公演2024」、10月には「俊寛」の舞台である鹿児島県三島村・硫黄島で13年ぶりの開催となる「三島村歌舞伎」も決定した。勘九郎は「2011年に2回目の『俊寛』を三島村で演じた時、私が14歳で千鳥をやらせていただいた」と回想。勘太郎(当時は七緒八)が誕生した頃で、「父が『七緒八が14歳になるのはいつだ?俺が70歳になるから、その記念でまたやろう』と決めていた」と秘話を披露。「それが見られなかったのは悔しいんですが、父の遺志を継いで、三島村で俊寛を勤められるのも、本当に楽しみ」と追善興行ラインナップに奔走する2024年に闘志を燃やしていた。取材・文・撮影(会見写真):内田涼<公演情報>十八世中村勘三郎十三回忌追善■「猿若祭二月大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、新版歌祭文野崎村二、釣女三、籠釣瓶花街酔醒【夜の部】16:30~一、猿若江戸の初櫓二、義経千本桜すし屋三、連獅子2024年2月2日(金)~2月26日(月)※13日(火)、20日(火)休演※9日(金)昼の部は貸切(幕見席は営業)会場:東京・歌舞伎座■「名古屋平成中村座 同朋高校公演」【昼の部】11:00~一、弁天娘女男白浪二、身替座禅【夜の部】15:30~一、義経千本桜川連法眼館二、二人藤娘2024年3月6日(水)~3月18日(月)※12日(火)休演会場:平成中村座(学校法人 同朋学園 同朋高等学校 体育館)公式サイト:
2023年11月29日息抜きは「料理と散歩です」 マギーさん演出の舞台「OUT OF ORDER」で共演する中村倫也さんとユースケ・サンタマリアさん。今は連日、舞台稽古の真っ最中で、この日も通し稽古のあとで番組収録に臨んだといいます。「毎晩のように忙しいでしょう? 少ない時間でどうリフレッシュしてるの?」と聞かれた中村さんは、「僕は散歩と料理です」と即答。「最近作ったのは?」の質問には、「毎日作ってるんであれですけど……」としつつ、「レンコンをマヨネーズとしょう油で炒めたやつ。マヨネーズが油なので、(鶏肉の)ササミを焼くときもいいんですよ」と、美味しそうなメニューを教えてくれました。舞台の場合、テレビや映画の撮影よりは規則正しい生活になるからか、舞台稽古中は特に毎日自炊しているという中村さん。収録現場のカフェではキッチンをうろうろして興味津々ですが、自分が使う料理道具に関してはこだわりがなく、「100均でいい」のだそう。毎日やっていても料理が楽しく息抜きの時間になっているのは、「他のこと考えない時間。脳のストレッチだと思うんですけど。全然違うことをやってると、リフレッシュになりますね」と語りました。中村さんは今年3月に、日本テレビの水卜麻美アナウンサーとの結婚を発表しましたが、水卜アナは日テレの番組で「おいしい手料理を作ってくれるところが好き」だと明かし、「おいしかった料理は?」と聞かれると、「だし巻き卵やお味噌汁、あったかいほっこりしたものを出して待っててくれるとすごくうれしい」「最後の一口をくれるところが優しい」と笑顔を見せていました。今も毎日、美味しい手料理をいただいているのでしょうか。とはいえ、家事を全部中村さんが担っているわけではなく、「やれる方がやれるときに、やれることをやっている感じ」だといい、水卜さんも料理は得意。中村さんが疲労困憊で帰宅したときには、逆に水卜さんが温かいものを作ってあげているのかもしれません。 マギーさんと中村さんは2009年の舞台で一緒に仕事をしたことがありますが、当時、中村さんが「俺、このままじゃダメだと思うんですよ」と真剣に相談したことがあったそう。同世代の俳優たちがドラマなどで次々と大きな役を演じている中、中村さんはまだ売れっ子とはいえませんでしたが、マギーさんは強い気迫を感じたといいます。この回想に「青いやつですね……」と苦笑する中村さん。18歳で映画に出演して「これで売れる」と勘違いしていたことを「自分もバカだった」と振り返ります。さかのぼると、小学生の時に何の根拠もなく「みんな俺のことが好きだと思ってた」そうで、ところが高学年になって「誰と誰が付き合った」といったことが始まると、「あれ?俺のこと好きだったんじゃないの?」と素でビックリしたのだそう。その後、中学で恋をして初めて彼女ができましたが、特にモテるタイプではなかったのだとか。ちなみにユースケさんはバンドを組んでいて中高生時代はモテモテ、「すごい人気あったしキャーキャー言われるし他の学校から見学きたり」もしたほどだったそう。すごいですね。結局、中村さんのモテ期は「朝ドラ(『半分、青い。』)に出てから」。「モテたくて俳優を始めたようなところもある」といいますが、もがいていた20代を経て30代になり、自分中心ではなく広い視野を持てるようになったことで好転していったと明かしていました。
2023年11月07日9月14日(木)今夜、最終回を迎えた中村倫也主演ドラマ「ハヤブサ消防団」のBlu-ray&DVDBOXが、来年1月26日(金)にリリースが決定した。本作は、「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を世に送り出し、大旋風を巻き起こしてきたベストセラー作家・池井戸潤の衝撃の異色作のドラマ化。中小企業や銀行などを題材に、男たちの戦いを描く硬派なビジネス・エンターテインメントではなく、物語は豊かな自然が広がる長閑な集落を舞台に、ミステリ作家の主人公が、怪事件に挑むミステリー作品。「下町ロケット」では、若き技術者を演じた中村さんが、戸惑いながらも不穏な事件にからめとられていく主人公・三馬太郎を演じている。また、物語の鍵を握るヒロインを川口春奈、太郎を迎え入れる消防団のメンバーとして、満島真之介、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、生瀬勝久が出演している。今回のリリースでは、クランクイン・クランクアップ集、制作発表記者会見などが映像特典として付く予定だ。「ハヤブサ消防団」商品情報【発売日】2024年1月26日(金)※レンタル同日リリース(全5巻)【価格】Blu-ray BOX 31,680円(税込)DVD-BOX 25,080円(税込)発売元:株式会社テレビ朝日販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング(C)池井戸潤「ハヤブサ消防団」/テレビ朝日(シネマカフェ編集部)
2023年09月14日国民的ヒットメーカー・池井戸潤の小説を、中村倫也主演でドラマ化した戦慄の田園ミステリー「ハヤブサ消防団」が、9月14日(木)今夜、最終回を迎える。本作は、中村さん演じるミステリー作家・三馬太郎が、不気味な連続放火の謎に迫っていく物語。毎話、驚愕のラストで視聴者を揺り動かし、考察も盛り上がりを見せ、見逃し総配信数2000万回を突破した(ビデオリサーチにて算出期間:7月13日~9月12日)。教団がハヤブサ地区を狙った目的が判明し、彩(川口春奈)の裏切りや住職・江西佑空(麿赤兒)の正体も発覚し、視聴者を騒然とさせた前回。今夜は、太郎ら消防団が聖母アビゲイル教団との最後の戦いに挑んでいく。教団が皆既日食の日に聖母降臨の儀式を行うことを察知した太郎たち。このままでは、彩が新たな聖母となり、彼らの聖地としてハヤブサが乗っ取られてしまうことは明白。太郎は消防団メンバーの協力のもと、自分なりの方法で儀式を阻止しようと試みる。そして運命の儀式の日、彩が一世一代の仰天行動に出る。さらに、展子はアビゲイルの初代聖母であり、江西住職の妹でもある山原展子(小林涼子)の真実も明らかに。そのほか、主題歌「命日」を歌うちゃんみながカメオ出演する。役柄は、視聴者をギョッとさせること間違いなしの“(秘)キャラクター”だという。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月14日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』のゲスト声優が発表され、中村倫也と賀来賢人が映画オリジナルキャラクターを演じることが分かった。10月からはTVアニメSeason2の放送スタートが決定するなど常に盛り上がりを見せる大人気マンガ作品『SPY×FAMILY』(遠藤達哉・著)。そんな原作を映画化した本作は、父・ロイド、超能力者の娘・アーニャ、母・ヨル、未来予知犬・ボンドから成る仮初めの家族・フォージャー家が初めて家族全員で旅行に行くことから物語が動き出す完全新作オリジナルエピソードだ。この度、声の出演が発表された中村倫也と賀来賢人が演じるのは、アーニャの前に立ちはだかる映画オリジナルキャラクター、ドミトリとルカ。東西平和の転覆を目論む軍情報部の特別偵察連隊の一員で、大きな秘密が隠されたチョコレートを食べてしまった アーニャの前に立ちはだかる敵役コンビだ。 中村さん・賀来さんともに原作・アニメのファンだという。ドミトリ小心者で何かと占いに頼りがちなドミトリを演じた中村さんは「お話を頂いたときはとても嬉しかったです。しかし骨格が自分とは全く違うキャラクターだったので『なぜ私に・・・?』とも思いました。役どころが賢人とコンビで、ちょっとコミカルなところもある悪役二人組と聞いて楽しみなりました」とコメント。ルカ恰幅のいい体型でツッコミ担当のルカを演じた賀来さんは「まさか自分にオファーが来るなんて……という思いと同時に、錚々たるキャストの方と共演できる非常に光栄な機会だなと嬉しく感じました」とオファーを受けた時の気持ちを語った。アフレコは実際に2人で掛け合いをしながら行われた。「最後までずっと手探り状態。俳優という仕事を20年近く続けてきて、右も左もわからないという状況はなかなかない事なので、その奮闘がとても楽しく、貴重な経験になりました(中村さん)」、「最後まで不安でいっぱいでした。勉強させていただいたと共に、ベストは尽くさせていただいたつもりです(賀来さん)」と声優業の難しさを感じたとともに、今作への参加から学んだことも多かった様子。実生活でも仲が良い2人の掛け合いはユーモアにあふれていて、スタッフ陣大絶賛のままアフレコは終了。アフレコに同席した遠藤先生も「(中村さんと賀来さんは)仲の良いお二人だそうで、収録中のやりとりもコントみたいでとても楽しかったです。アドリブでの2人の掛け合いも息ぴったりで面白かったし、演技の勢いで台本と違うセリフを言ってしまったシーンも笑えたのでそのままOKになったり。ぼんやりだったルカとドミトリというキャラクターの肉付けをして頂けたなと感じます。お二人とも以前からスパイファミリーを読んでくださっていたそうで、とても嬉しかったです」とコメントを寄せた。■中村倫也 コメント(ドミトリ役)原作もアニメもファンだったので、お話を頂いたときはとても嬉しかったです。しかし骨格が自分とは全く違うキャラクターだったので「なぜ私に…?」とも思いました。役どころが賢人とコンビで、ちょっとコミカルなところもある悪役二人組と聞いて楽しみになりました。アニメのアフレコは、普段自分たちが演じる時とは全くと言っていいくらい違う表現の筋肉を使います。「こういう時はどうしたら良いのか」という方法も分からなかったですし、アイディアが浮かんでやってみたとしても、それがちゃんと出来ているのかも分からない状況だったので、最後までずっと手探り状態でした。俳優という仕事を20年近く続けてきて、右も左もわからないという状況はなかなかない事なので、その奮闘がとても楽しく、貴重な経験になりました。アフレコ中はスタッフさんたちに沢山ほめていただきました(笑)。公開時期が12月末ということで、日本ではちょうどクリスマス時期ですね。お子さんや、『SPY×FAMILY』を好きな方たちが観に来るのにピッタリの作品だと思います。この年末は、この作品が日本中を染め上げてくれると思います。お楽しみに。■賀来賢人 コメント(ルカ役)原作を読んで「こんなに面白い漫画があるんだ!」と思って、読んだ瞬間に色々な友達に薦めるくらい好きな作品だったので、まさか自分にオファーが来るなんて……という思いと同時に、錚々たるキャストの方と共演できる非常に光栄な機会だなと嬉しく感じました。アフレコをしている時、沢山の方に褒めては頂いたのですが、それを鵜呑みにしていいのかどうかわからないくらい最後まで不安でいっぱいでした。勉強させていただいたと共に、ベストは尽くさせていただいたつもりです。台本を読んだ時、世代も年齢も性別も問わない、完璧な台本だと思いました。『SPY×FAMILY』をずっと好きな人が観て楽しんでもらえるのは勿論ですが、初めて観るという方にも楽しんでもらえる内容になっていると思います。映画版ならではのスケール感で、まさに『SPY×FAMILY』全部乗せのような感じなので最高の劇場版が出来ると思います。『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は12月22日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 SPY×FAMILY CODE: White 2023年12月22日より全国にて公開©2023「劇場版 SPY×FAMILY」製作委員会©遠藤達哉/集英社
2023年09月12日池井戸潤の小説を、中村倫也主演でドラマ化した「ハヤブサ消防団」が現在放送中。物語が佳境を迎えている中、3か月超続いた濃密な撮影が無事終了し、クランクアップ写真が到着した。5月半ば、青空の下でクランクインした本作だが、中村さんら消防団員を演じるキャストたちは、消火活動特訓を受けるため、撮影前から準備を開始しており、クランクイン後は4分間長回しワンカットによる大規模な消火シーン、275人のエキストラを動員した消防操法大会シーンなど、困難な撮影を乗りこえて絆を深めた。ラストカットは、小学校の校庭を借りて行われた、最終話の消防訓練シーン。「以上をもちましてオールアップです!」というスタッフの声が響くと、現場は大きな拍手に包まれ、セレモニーが開催、ひとりひとり監督から花束を手渡され、握手を交わした。スピーチ中も抜群のチームワークを見せ、合いの手やツッコミを入れあい、監督がスピーチをはじめると全員で監督を囲んで正座して笑わせ、笑顔の絶えないセレモニーとなった。作家・三馬太郎役の中村さんは、「キャストの一員かなと思うぐらい最後まで走り回ってくださって…ご協力ありがとうございました」とボランティアで撮影を支えたロケ地の消防団員たちに感謝し、「チームワークもバランスも素晴らしい、本当に奇跡的ともいえるメンバーが集結し、その座組で“真ん中(=座長)”を務めさせていただいたことに毎日幸せを感じていました。ハヤブサの大自然に負けないくらい美しい、“誇れる現場”でした」と達成感みなぎる表情を見せた。続くキャストたちも口々に感謝の言葉を述べ、藤本勘介役の満島真之介は「毎日撮影に行くのが楽しみで楽しみで仕方なくて、早く明日になれ、明日になれ…と、小学生気分で過ごしていました。実は、これまであまり明るい役を演じたことがなくて、自分の中では挑戦の日々ではあったのですが、先輩方にいろいろご指導をいただき、毎日が勉強になりました。これからもまた絶対にお会いできると思うので、成長した姿をみなさんに見せていきたいと思います」と語り、森野洋輔役の梶原善は「現場はものすごく楽しかったです。それはスタッフと“ナイスキャスト”のおかげ」と消防団メンバーの顔をひとりひとり見渡しながら述べた。熱き分団長・宮原郁夫役の橋本じゅんは「誰ひとり欠けてもこの現場にはならなかった。奇跡的な時間を与えてくださって、本当にありがとう。みなさんに会えなくなるのが本当に寂しくて明日からどうしたらいいのか…」と早くもハヤブサロスの心境を訴え、率先して現場を盛り上げた山原賢作役の生瀬勝久は「関西時代から一緒にやってきた(橋本)じゅんくんや昔からの知り合いの(梶原)善ちゃんと一緒なのがうれしくて、さらに倫也くんが的確にツッコんでくれることに甘えてしまって、毎日、ボケたおしておりまして…そういうにぎやかな現場だったからこそ、最後まで楽しく仕事ができたと思います」としみじみ撮影をふり返った。さらに、居酒屋△店主・賀来武彦役の福田転球も「アビゲイル教団のみなさんに押されて店名が“〇”になりかけるところでしたが(笑)、“△”のままで終わることができ、今、ここにいられてよかったです。クランクアップの日によんでいただき、ありがとうございました」とコメントした。第8話あらすじ東京から戻り、多くの人でにぎわうハヤブサ地区に驚いたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は混乱しながらも、映像ディレクター・立木彩(川口春奈)の家へと急ぐ。ところが、太郎の前に現れたのは、“アビゲイル騎士団”の後継団体、“聖母アビゲイル教団”の弁護士・杉森登(浜田信也)と太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光(古川雄大)だった。杉森は、彩は自分たちの仲間であり、もう太郎には会わないと宣言。当の彩も一瞬だけ姿を見せるが、太郎から目をそらしてすぐに扉の向こうに消えてしまう。ハヤブサ地区に集まっているのは、単なる観光客ではなく、聖母アビゲイル教団の信者たちであることは明白だった。すでにハヤブサ地区の空き家に多数の信者が入居をはじめており、その浸食の速さに消防団のメンバーは驚愕。このままではハヤブサが教団に乗っ取られてしまう。危機感を募らせた消防団は、八百万町の町長・村岡信蔵(金田明夫)に働きかける。そして、太郎は教団がなぜハヤブサという土地を選んだのかが腑に落ちない。そんな中、太郎の家に突然、ハヤブサ地区に住む白髪の女性・野々山映子(村岡希美)が現れる。その後、映子を追うかのように彩が太郎に会いにやって来る。久々に対面した彩に、太郎は「ぜんぶ嘘だったんですか」と問いかけるが、彩の返答は…。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月03日中村倫也主演ドラマ「ハヤブサ消防団」の第7話が、8月31日(木)今夜放送される。先週放送された第6話のラストで、中村さん演じる三馬太郎が「ハヤブサの平和を脅かす人物が消防団の中にいます」という衝撃のひと言を放った。これによりSNSでは、「おお…ハヤブサ消防団なんというところで終わるんや」、「ハヤブサ消防団つづきが気になりすぎる!!はやく来週!!!」、「ハヤブサ続き気になってしゃーないけど、やだよー消防団の中に放火犯がいるの…」、「ハヤブサ消防団、全員怪しくてだれも信じられない」と犯人考察をめぐって悶絶する視聴者が多数見受けられ、放送直後にはX(旧Twitter)でトレンド1位、「TVer」のお気に入り登録数も100万人を突破した。そして今夜は、太郎の出版記念サイン会が都内の書店で開催されることとなり、それにあわせて藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)らハヤブサ消防団のメンバーが東京へ。大都会にはしゃぎまくる一同の前で、ついに太郎が自身の推理で突き止めた連続放火犯の名を明かす。“放火犯は消防団の中にいる”のは本当なのか、それは誰なのか…。さらに、山原浩喜(一ノ瀬ワタル)に続く、新たな犠牲者が出て、太郎は打ちのめされることに。同じころ、立木彩(川口春奈)が残るハヤブサでも、不気味な異変が起きていて…。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月31日中村倫也がミステリ作家を演じる「ハヤブサ消防団」の6話が8月24日に放送。中村倫也が演じる主人公・三馬太郎が放火犯の正体に気づくラストの展開に「考察が追いつかない」や「まさか」の声が上がっている。池井戸潤の同名小説を原作とする本作は、スランプ気味だった小説家が田舎に移住し謎に巻き込まれていくという物語。過去に凄惨な事件を起こした宗教団体「アビゲイル騎士団」の登場で、謎がさらに深まっている。ミステリ作家の三馬太郎を中村倫也、映像ディレクターでアビゲイル騎士団に入団していた過去を持つ立木彩を川口春奈、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光を古川雄大、消防団のメンバーで火事の被害を受けた山原賢作を生瀬勝久が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。彩(川口春奈)の過去を受け入れ、交際をスタートした太郎(中村倫也)。苦戦していた連載小説も最終回の評判はすこぶるよく、彩とともに過ごす何気ない日々に幸せを感じていた。そんな中、太郎は以前から次の放火のターゲットになると目をつけていた民家に太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光(古川雄大)が出入りしているのを見かける。その直後、太郎の背後に消防団メンバーの山原賢作(生瀬勝久)が登場。実は、賢作は3年ほど前に真鍋の姿をハヤブサ地区で見かけ、不審に思ってひそかに見張り続けていたらしい。そこで2人は消防団に集合をかけ、真鍋が連続放火に関わっているのではないかという推理を伝え次の放火の標的を探るべく聞き込みを開始する。その矢先、警告なのか、太郎の住む“桜屋敷”で炎が上がり――というのが6話の展開。無事に火を消しことなきを得る太郎だが、その後消防団のメンバーしか知らないはずの新刊のタイトルを真鍋が知っていたことから、消防団の中に真鍋と内通している人物がいるのではと疑問を持つ。そして江西和尚(麿赤兒)の協力を得た太郎は、犯人が誰か確認するため居酒屋「さんかく」で消防団と飲んでいるところに和尚を招く。そんな太郎のラストの「犯人がわかりました」発言に、SNSでは「考察が追いつかない」「放火犯はまさか…」「消防団員のわちゃわちゃが好きすぎて、犯人がいなければいいと思ってしまう」といった声が上がっている。また考察が盛り上がる謎に満ちたストーリー展開に「考えれば考えるほどみんな怪しい」「まだまだ二転三転しそうな予感」「どんどん面白くなってきましたね」など興奮の声が上がっている。果たして放火の犯人は誰なのか。またルミナスソーラーとは一体どんな組織で、何のためにハヤブサの土地を買っているのか。散りばめられた伏線の回収に、今後も期待が高まる。【第7話あらすじ】最新作の書籍化を記念して三馬太郎(中村倫也)のサイン会が都内の書店で開催される。そこで藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)らハヤブサ消防団のメンバーもそれに合わせて東京へと研修旅行にやって来る。一同は久々の旅行、そして大都会に大はしゃぎ。だが、食事の席で勘介は自分たちが不在の間にハヤブサで火事が起きないか心配だと不安をもらす。するとそれを聞いた太郎は意を決して「放火犯は今、ハヤブサにいない」ことを報告。そして自身が突き止めた連続放火犯の名を一同の前で明かすのだった。ところがその直後、さらなる衝撃の事態が太郎たちに襲いかかり――。「ハヤブサ消防団」は毎週木曜21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年08月25日映画『沈黙の艦隊』(9月29日公開)の完成披露試写会が24日に都内で行われ、大沢たかお、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、中村倫也、水川あさみ、笹野高史、夏川結衣、江口洋介、吉野耕平監督、ジェームズ・ファレル氏(Amazonスタジオ)が登場した。同作はかわぐちかいじ氏による同名コミックの実写化作。日本初の原子力潜水艦が日米共同で極秘裏に建造されたが、艦長・海江田四郎(大沢)は原潜と乗員76人を伴い航海中に逃亡。理想とする世界の実現に向けて海江田が描いた大胆不敵なシナリオと、海中での天才的な戦闘術に日米は翻弄され、重大な決断と選択を迫られる。キャスト挨拶時には、水川が間違えて2度自己紹介してしまい、自分に笑いが止まらなくなる事態となり、離れた立ち位置から「がんばれ!」と声援を送っていた中村倫也。予告編でも使われている、水が流れ込んでくるシーンについては「視界もないし息もできない、この辛さを共有したくても現場に僕しかいなかったので非常に寂しかったですね」と苦笑する。さらに「スタジオをで撮ってたんですよ。濡れたりした時のために体をあたためる用の温水プールをおいてくださってて、1人で待ってる間に入ってて『いつもはここに水川さん入ってるんですよ』なんて言われて、誰もいなかったので『いいなあ、人がいるって』と思いました」と切ないエピソードも。ユースケが「みんなで『心の湯』って呼んでました」と明かすと、「ポツンと。寂しかったです」と1人撮影を嘆いていた。
2023年08月24日映画『沈黙の艦隊』(9月29日公開)の完成報告会見が24日に都内で行われ、大沢たかお、玉木宏、ユースケ・サンタマリア、中村蒼、中村倫也、水川あさみ、夏川結衣、江口洋介、吉野耕平監督、かわぐちかいじ氏(原作者)、ジェームズ・ファレル氏(Amazonスタジオ)が登場した。同作はかわぐちかいじ氏による同名コミックの実写化作。日本初の原子力潜水艦が日米共同で極秘裏に建造されたが、艦長・海江田四郎(大沢)は原潜と乗員76人を伴い航海中に逃亡。理想とする世界の実現に向けて海江田が描いた大胆不敵なシナリオと、海中での天才的な戦闘術に日米は翻弄され、重大な決断と選択を迫られる。○潜水隊員・入江蒼士を演じる中村倫也海江田と深町(玉木)が共に乗船する潜水艦が海難事故に遭った際、同じく乗組員だった潜水隊員・入江蒼士を演じた中村倫也。「本当に自分が関わっている作品ですが、僕も観た時に鳥肌が立ちました。予告を観て面白そうだなと期待して観に行って、期待値を遥かに超えてきますので、ぜひ早く皆さんに同じ興奮と驚きと感動を届けたいなと今楽しみに待っております」と太鼓判を押す。自身の役については「ある出来事が、登場人物たちの行動に影響を与える、ある種、キーパーソン」と表す。また吉野監督について聞かれると「現場でも本人は緊張しているとか、悩んでるということはおっしゃってたんですけど、どんどん存在感と、監督としての説得力が増しているのを感じていて。さらに出来上がりを観た時に、こんなに真正面から人や物を撮って、説得力と重さと圧力を出せるなんてすごいこと」と絶賛。さらに「情報も少ないじゃないですか、潜水艦って。外の景色がないんですよね。だけどすごい情報に溢れてるんですよ。原作を元に作ってなかなかそこまでいかせるのは難しいミッションじゃないかと思っていたんですけど、見事に一人一人、一つ一つの力でなっていたので、鳥肌が立ったんです」と続け、「なのでまた何かやるとき呼んでください。これだけ褒めたんでお願いします」と笑いを誘っていた。
2023年08月24日歌舞伎座新開場十周年「『秀山祭九月大歌舞伎』二世 中村吉右衛門三回忌追善」が、9月2日から25日まで東京・歌舞伎座で上演される。2021年に逝去した中村吉右衛門の三回忌追善として行われ、数々の当り役を持ち、多くの人々を魅了してきた歌舞伎界屈指の名立役をゆかりの演目、出演者で偲ぶ。夜の部では、歌舞伎三大名作のひとつ、『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』より、原作の三段目にあたる『車引』が上演されることになり、中村又五郎、歌昇、種之助が出演する。松王丸、梅王丸、桜丸という三つ子の兄弟の争いを描き、歌舞伎の様式美を凝縮した華やかな演目。又五郎の松王丸、歌昇の梅王丸、種之助の桜丸という配役で、豪快な荒事の魅力を披露する。『菅原伝授手習鑑 車引』平成30(2018)年7月大阪松竹座公演より、松王丸=中村又五郎(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』平成26(2014)年4月金丸座より、梅王丸=中村歌昇(c)松竹『菅原伝授手習鑑車引』2023年「秀山祭九月大歌舞伎」オフィシャルビジュアルより、桜丸=中村種之助(c)松竹又五郎、歌昇、種之助の親子3人で『車引』の三兄弟を勤めるのは、今回が初めて。このたび、都内で行われた取材会に顔を揃え、それぞれの意気込みを語るとともに、在りし日の吉右衛門の思い出話も披露した。「古典中の古典ですし、播磨屋の一員として、お兄さんにお稽古で教えていただいた“核の部分”をしっかり噛みしめながら、舞台に挑めたら」。そう語る又五郎は、「大きなお役を、ここにいる3人で勤められるのは、なかなかない機会で親としてはとてもうれしいこと。子どもたちは嫌だと言うかもしれませんが(笑)」と親子共演に喜びを示し、演じる松王丸については「梅王丸、桜丸を痛めつけるのではなく、体から出てくるパワーで抑えつける感じが出せれば」と語った。梅王丸を勤める歌昇は「播磨屋として、おじさまの舞台に対する姿勢を近くで見てきました。教えていただいたことをしっかりと継承し、おじさまに近づけるように精進することで恩返ししたい。親子3人での共演もうれしいですし、梅王丸は金丸座以来、だいぶ時間が経っているので、成長した姿をお見せしなければ」と決意表明。桜丸を勤める種之助は初役となり、「(尾上)菊之助のお兄さんに教えていただきます。教えをしっかりと自分のものにして、歌舞伎座という舞台に見合う桜丸を目指していければと思います」とこちらも闘志を燃やした。吉右衛門との思い出を問われると、又五郎は「スパルタという意味ではなく、『あそこはこう』とお厳しい指導をいただいた。こちらが進歩をすれば、『そうだ、あれでいいんだよ』と褒めてくださった」としみじみ。「お言葉すべてが財産。舞台に対する姿勢の厳しさは常々でしたが、映画を観たり、絵画を鑑賞したり、そういった体験や経験が自分の豊かさにつながるとも教えていただいた」(歌昇)、「とにかく死ぬ気でやれと言われました。生前には『これからの歌舞伎はどうなるんだろうね』とも。時代が変わり、お客様の求めるものも変わるなかで、古典以外に新作や昔の古典の再演など、工夫をこらしているが、それには驚いていると思うし、どんな歌舞伎を望んでいらっしゃったのか分かりませんが、私たちが教わったことを守っていきたい」(種之助)と話していた。<『菅原伝授手習鑑 車引』あらすじ>三つ子の兄弟、松王丸(又五郎)、梅王丸(歌昇)、桜丸(種之助)は、それぞれ藤原時平、菅丞相、斎世親王に奉公しています。主人たちの対立により、今は敵味方となった三人。ある日、梅王丸と桜丸は主人の無念を晴らそうと、敵である時平が乗る牛車の行く手を阻みます。それを止めに入ったのが松王丸。三人が争う内に牛車より時平(中村歌六)が現れ……。取材・文:内田涼<公演情報>歌舞伎座新開場十周年「秀山祭九月大歌舞伎」二世中村吉右衛門三回忌追善【昼の部】11:00~一、祇園祭礼信仰記金閣寺二、土蜘三、二條城の清正【夜の部】16:30~一、菅原伝授手習鑑車引二、連獅子三、一本刀土俵入取手宿安孫子屋よりお蔦の家 軒の山桜まで2023年9月2日(土)~9月25日(月) ※11日(月)、19日(火) 休演会場:東京:歌舞伎座
2023年08月22日