4月スタートの中村倫也主演、東村アキコ原作ドラマ「美食探偵 明智五郎」に、小芝風花の出演が決定。中村さんと初共演を果たす。本作は、中村さん演じる探偵・明智五郎が類まれなグルメの知識を使って、殺人事件を解決しながら殺人鬼へと変貌する主婦と対決する“恋する毒殺サスペンス”。『魔女の宅急便』や『ガールズ・ステップ』の小芝さんが演じるのは、美食家・明智がこよなく愛する移動弁当屋「いちご・デリ」の店主・小林苺。いつも探偵に助手として駆り出されてしまう、明智の相棒だ。確かな味覚と料理の腕を持っており、それが事件解決の鍵になることも。今回、日本テレビドラマ初出演となる小芝さん。演じる苺役について「すごく喜怒哀楽がはっきりしている元気な女の子です。料理の腕も良くて、中村さん演じる明智五郎さんの探偵事務所の前で“いちご・デリ”という移動販売のワゴン車でお弁当を販売しています。明智さんが常連客なのですが、色々振り回されながら、明智さんの助手を頑張っています」と説明。また、デリカーを自ら運転し、弁当を販売する苺を演じるため、普通自動車運転免許を取得。「中村さんを横に乗せて運転するかもしれないと思って、必死に勉強して一発で合格!昨年末は免許取得に捧げました(笑)」と明かしている。そして今回中村さんとは初共演だそうで「すごく優しい方です。本読みで初めて顔を合わせた時から、優しく声を掛けて下さって。チャーミングな方で、カメラが回っている時もそうではないときも、ずっと笑わせて頂いています。だから、すごく楽しく和やかな現場です」と中村さんの印象や撮影現場での様子を報告。「この作品を見てくださった皆様に面白さと、ゾッとする恐怖と、続きが気になる!というワクワク感をお届けできるように頑張りますので是非、楽しみにしていてください」と意気込みも語っている。第1話ストーリー江戸川探偵事務所。ここで探偵業を営む明智五郎(中村倫也)は、三度の食に命をかける美食家にして変わり者の探偵。キッチンカーで移動弁当屋を営む小林苺(小芝風花)は、明智に料理の腕を買われたがために、明智の周りで次々と起こる厄介な事件に巻き込まれることに…。あるとき、明智の元へ夫の浮気に悩む主婦が依頼に訪れるが、明智はランチタイムを犠牲にして浮気調査をすることに気が進まない様子。浮気された主婦の気持ちに感情移入した苺は、尾行中の明智に弁当を届ける約束をしてしまう。明智は、主婦の夫が若い女性の家で毎日1時間、濃厚なランチタイムを過ごしていることを突き止めるものの、事態は思わぬ殺人事件に発展し――。「美食探偵 明智五郎」は4月期日本テレビ日曜ドラマにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年01月30日ジェイアール京都伊勢丹にて、様々な“お茶”が集結するイベント「ティーフェスティバル」が初開催。期間は、2019年10月2日(水)から7日(月)まで。「ティーフェスティバル」の会場には、地元京都の銘茶から、人気のタピオカドリンク、そしてお茶のスイーツまで、“茶”にちなんだ多種多様のメニューが勢ぞろい。全国の厳選された出店店舗から、茶の魅力を詰め込んだメニューが発売される。京都ならではの味わいを楽しみたい!という人には、抹茶の名店<丸久小山園>の「壺切抹茶」がオススメ。新茶の季節に摘んだ茶葉をひと夏の間冷蔵保存で熟成させたこだわりの抹茶は、特別な日のティータイムにはもちろん、京土産としても喜ばれそうだ。フランス人オーナー ステファン・ダントンによる<おちゃらか>は、緑茶やほうじ茶などの茶葉に果物、花、よもぎ、昆布といった日本独特の香りをつけたオリジナルフレーバーティーを提供。出会ったことのないフレッシュな日本茶の味わいに、あなたもきっと魅了されるはず。そのほか会場では、神戸元町・中華街発の中国茶専門店<天仁茗茶>によるタピオカたっぷりのミルクティーや、注文ごとにお茶を立てて作る<YUGEN>の香り高いほうじ茶ラテといったティーメニューをはじめ、<手鞠鮨と日本茶 宗田>による手鞠鮨とお茶のペアリング、<中村藤吉本店>や<茶寮都路里>の抹茶スイーツなどを楽しむことができる。【詳細】「ティーフェスティバル」開催期間:2019年10月2日(水)~7日(月)※最終日18:00終了場所:ジェイアール京都伊勢丹10階=催物場住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町・<丸久小山園>壺切抹茶 20g 1,674円・<手鞠鮨と日本茶 宗田>手鞠鮨・お茶飲み比べセット1,815円<ジェイアール京都伊勢丹限定>内容:手鞠鮨5貫・お茶3種(雁金茶・ほうじ茶・玄米茶)/1セット)・<おちゃらか>金木犀 30g 1,620円・<天仁茗茶>タピオカミルクティー 580円・<YUGEN>ほうじ茶ラテ 594円【問い合わせ先】TEL:075-352-1111(大代表)
2019年09月28日NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』に出演している中村勘九郎が来阪。弟・中村七之助とふたりが中心となり、中村屋一門で行う毎年恒例の全国巡業公演「錦秋特別公演2019」の会見に臨んだ。今回、関西では堺、京都、神戸で上演、全国14か所を巡演する。歌舞伎を観る機会の少ない地方に「自分たちが全国各地に足を運び、たくさんの方に歌舞伎を観てもらおう」とスタート、15周年を迎えた今年で47都道府県制覇となった。「中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演 2019」チケット情報今回のプログラムは『芸談』から始まり3演目を上演。幕開きは、勘九郎と七之助がスーツ姿で登場し、素顔で語る人気のトークショー『芸談』だ。観客の質問コーナーもあり、芸談からプライベートな話まで楽しく盛り上がる。「初めて歌舞伎をご覧になる方の緊張を少しでも和らげ、リラックスした状態で後の演目をご覧いただきたい」。そして、まずは中村屋の門弟一同でにぎやかに踊る『艶紅曙接拙 紅翫(いろもみじつぎきのふつつか べにかん)』を上演。「江戸の風物詩を織り込み、物売りもたくさん出て来て、さまざまな役が登場する、ビジュアルで楽しんでいただける演目です」。次に『三ツ面子守(みつめんこもり)』。背負った子供をあやすため、子守の娘がおかめ・えびす・ひょっとこの3つのお面を素早くかけ替えて軽妙に踊る。「歌舞伎を代表する舞踊のひとつで、子守の役として踊り分けをするというテクニック的にも難しい踊りです」。この公演でおなじみの中村鶴松が修行を重ね、「うまくなってきました。大抜擢で踊ってもらいます」。最後は、羽衣伝説をもとにした『松廼羽衣(まつのはごろも)』。松の枝にかけられた天女(七之助)の羽衣を取った漁師の伯竜(勘九郎)が、羽衣を返す代わりに舞を所望し、天女は優美に舞いながら天へと帰って行く。「ファンタジーにあふれたお話を、常磐津でしっとり踊ります。常磐津舞踊の中でも本興行でかかることが少ない演目。この公演ではそういうものも大事にしていきたいと、チョイスしました。七之助とふたりでしっかり踊るのは約1年半ぶりなので、楽しみです」。錦秋特別公演をきっかけに、歌舞伎に興味を持ち、南座や大阪松竹座へ足を運ぶようになった人も増えている。「続けてきてよかった」と言いつつも「どの劇場でも、初めて生で歌舞伎を観る方が7割ぐらいいらっしゃるので、まだまだだな、と。今年、15周年を迎えましたけれど、やはり初心を忘れずにやってくことが一番ですね。マラソンランナーの役をやっていたので持久力がつき、体力的には結構上がったんじゃないかな。番組をきっかけに来てくださるお客様も多いと思いますので、いい意味で期待を裏切りたいと思っています」。公演は10月18日(金)大阪・フェニーチェ堺 大ホール、10月19日(土)京都・ロームシアター京都 メインホール、10月20日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホールにて上演。その他、全国を巡演。取材・文:高橋晴代
2019年09月12日ベイクルーズのオリジナルブーランジェリーブランド「ブール アンジュ(BOUL’ANGE)」が、2019年8月19日(月)、JR京都駅構内にオープンする。「ブール アンジュ」は、ベイクルーズ初のオリジナルブーランジェリーとして2017年6月に誕生し、全国に10店舗を構える人気店。食パンはトースト専用の「パン ド ミ “ブール”(Pain de mie “Boul”)」と、生食専用の「パン ド ミ “アンジュ”(Pain demie “Ange”)」の2種類を揃え、店名を冠するほどのこだわりようだ。京都初の店舗としてオープンする「ブール アンジュ JR京都駅店」では、1日に1,000個売り上げる人気NO.1の「クロワッサン」をはじめとしたバリエーション豊富なラインナップを揃える。また、卵、ツナ、フルーツ、MIXなど、サンドイッチのラインナップを拡充した。オープンを記念し、人気のクロワッサンに京都・宇治の老舗「中村藤吉本店」の抹茶を贅沢に使用した「抹茶クロワッサン」を期間限定発売。抹茶の豊かな風味や、バターのコクと甘味を感じる、ザクザク食感のクロワッサンに仕上がっている。その他、プレーン、チョコレート、限定フレーバーの抹茶を組み合わせた「クロワッサンギフトセット」を各日数量限定で展開する。なお同敷地内には、台湾発チーズティー専門店「マチマチ(machi machi)」が同日オープンする。【詳細】「ブール アンジュ JR京都駅店」オープン日:2019年8月19日(月)住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 JR京都駅構内 西口改札内営業時間:8:00~21:00TEL:075-343-0210定休日:不定休メニュー例:・抹茶クロワッサン 250円+税 ※期間限定(終了日未定)・クロワッサンギフトセット 925円+税 ※1日30個限定・パン ド ミ アンジュ 500円+税・パン ド ミ ブール 400円+税・クロワッサン 180円+税※オープン日の8月19日(月)から8月25日(日)の計7日間、各日100個のクロワッサン型シュガーを先着でプレゼント。
2019年07月28日中村雅俊デビュー45周年を記念した『中村雅俊45thアニバーサリー公演』が7月に東京・明治座で上演される。芝居とライブの二部構成となる公演について中村に話を聞いた。【チケット情報はこちら】1974年4月にドラマ『われら青春!』で俳優デビューし、同年7月にはドラマ挿入歌『ふれあい』で歌手デビュー、その日から45周年を迎える感想を中村は「改めて長い間やってきたんだっていう実感……がないんです(笑)」と明かし、「今をどう生きているかが一番!」と、第一線を走り続ける理由を感じるひと言。今回の公演は、中村の両輪である“芝居”と“歌”をそれぞれ披露する二部構成。第一部は鴻上尚史が脚本・演出、鹿目由紀が脚本を手掛け、中村が勝海舟の父・勝小吉を演じる時代劇『勝小吉伝 ~ああわが人生最良の今日~』を上演する。鴻上とは昨年上演された『ローリング・ソング』に続いてのタッグ、共演者は賀来千香子、東啓介、愛加あゆ、山崎銀之丞、田山涼成、寺脇康文と共演経験のあるキャストが多く揃い、中村にとっては安心する座組だという。「若手の東くんと愛加さんは初めてですが、歌がうまいと聞いて、ひょっとすると芝居にも歌が入るのかな?と思っています。俺が第二部で歌だけやるにも関わらずね(笑)。鴻上さんだったらやりそうだなあ。そしたら田山くんなんかは“ちょっと歌わせてくれよ”って飛び入りしてくるかも(笑)」と楽しそうに語った。第二部は中村のLIVE『yes!on the way』。「皆さんの知っている曲を多くやろうかなと思っています」とセットリストも決まっているそうだが、「言えるのは、俺が楽器をたくさんやるってこと。サックス、ピアノ、ギター、ハーモニカと弾きますよ」と中身は開幕までのお楽しみ。さらに7月15日(月・祝)に開催される一夜限りのスペシャルライブには小椋佳、松山千春がスペシャルゲストで参加するなど、アニバーサリーならではの企画も用意されている。「楽しんでもらえると思います。ライブの中で、ファンの皆さんと一緒に“ここまできたね”と思えたらいい。でもここで終わりじゃないのでね。on the way、途中なので!」最後に45年前の自分に声をかけるとしたら?と聞いてみた。「“よかったね、中村くん”かな。いきなりドラマの主役でデビューして、デビュー曲もオリコンで10週間1位だったんですよ。そのときは、これから先でこれ以上の結果は出せないと思った。それで不安だったんだろうね。当時の取材では“八百屋になろうかな”とか言ってるんですよ(笑)。だから45年後もまだやれてるってことで、“よかったね、中村くん”と言いたいです」中村の魅力が詰まった公演は7月6日(土)から7月31日(水)まで東京・明治座にて。チケット発売中。また、7月1日(月)には歌手生活45周年を記念したシングルベスト盤『yes! on the way』を発売する。取材・文:中川實穗
2019年06月05日2019年3月に全国12か所で開催される「中村七之助 特別舞踊公演2019」。この公演について中村七之助が意気込みを語った。【チケット情報はこちら】本公演は、中村屋一門が行うおなじみの全国巡業公演。古くは十八世勘三郎が率いた親子会に始まり、2005年からは勘九郎と兄弟で務めてきた。2018年は歌舞伎座・平成中村座で行われた十八世勘三郎七回忌追善興行のほか、「平成中村座スペイン公演」、パリ公演「ジャポニスム2018」などで大役を果たし、2019年末上演の「風の谷のナウシカ」歌舞伎版への出演も発表された七之助が全国各地に足を運ぶ。群馬・ながめ余興場や岐阜・かしも明治座、東座といった昔ながらの芝居小屋での公演では、客席から演者までの間が2メートルあるかないかの至近距離で立ち回りや舞踊が繰り広げられる。演目は、中村鶴松が美しい海女の姿に扮する「汐汲」。ハイライトは、鶴屋南北の「於染久松色読販」から見どころを抜粋した「隅田川千種濡事」だ。「於染久松色読販」は2018年2月の博多座でも七之助が七役を演じており、自身も「平成中村座などでも、これまで自分が演じてきた自負がある」と語る。今回、七之助は許嫁・お光、油屋娘・お染、丁稚・久松、土手のお六の四役早替りを務める。演目を迷っていた七之助に「歌舞伎を初めて観る人に醍醐味を伝えるとしたら、早替りを見せるのはどうでしょう」と声をかけたのは、「隅田川千種濡事」で共演する中村いてうだと言う。「隅田川千種濡事」に決めた七之助は、演目の見どころを「男も女も見せることができて、エンターテインメント性があるところ」と語る。さらに「この演目は舞台裏が非常に大変で、共演者、スタッフがひとり欠けたら成立しない。しかも毎日違う会場で、広さも使える部分もそれぞれ違う。昨日捌けられた部分が、今日は捌けられないこともある。お客さまとの距離もとても近い。私にとっては本当に毎日がチャレンジで、とても楽しみです」と続けた。「汐汲」の前には、七之助、鶴松による「芸談」が行われる。ここでは「隅田川千種濡事」を観るにあたって、七之助が演目の予備知識を解説。さらに「中村屋ヒストリー」と題し、十八世勘三郎など中村屋の秘蔵映像を振り返りながら、七之助と鶴松が懐かしい話に華を咲かせる。「中村七之助 特別舞踊公演2019」は、3月2日(土)より群馬・ながめ余興場を皮切りに開催。チケットの一般発売に先駆けて、群馬、埼玉、長野、石川、広島、千葉、岐阜公演の抽選先行、大阪公演は先着先行を実施中。取材・文:横山由希路
2018年12月26日名古屋パルコにて「中村佑介展」が期間限定で開催されます。“ASIAN KUNG-FU GENERATION”のCDジャケットや“謎解きはディナーのあとで”の書籍カバーなど、話題の作品に多数携わる人気イラストレーター・中村佑介さんの展覧会情報をお届けします。「中村佑介展」名古屋パルコで開催2018年11月16日~12月2日まで名古屋パルコにて「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」が期間限定で開催されます。東京・池袋パルコで開催された同展覧会には、2万5千人以上が来場。人気のイベントに注目が集まります。中村佑介さんとは1978年生まれの兵庫県出身のイラストレーター。人気バンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、“謎解きはディナーのあとで”、“夜は短し歩けよ乙女”などの書籍カバーを手掛ける注目のイラストレーターです。ファン必見の原画やオリジナルグッズが多数展開ASIAN KUNG-FU GENERATION『ソルファ』330点以上の作品を展示予定本展覧会では原画や完成イラスト以外に、アイディアスケッチや着色前の線画など貴重な作品が330点以上展示される予定。中村佑介さんのほぼ全てのアートワークが集結するとあって、ファン必見の展覧会です。オリジナルグッズを販売会場では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズが展開予定。イラスト付きサイン会の実施会場内のショップで対象商品を含む2,000円(税込)以上グッズを購入すると、イラスト付きのサイン会に参加できるそう。2018年11月24日と25日の二日間、各日60名のみの貴重なサイン会です。参加希望社への整理券配布は初日より実施するそうなので、参加希望の方はお早めの来場がおすすめです。「中村佑介展」イベント詳細期間2018年11月16日~12月2日営業時間10:00~21:00※最終日は18:00閉場 / 入場は閉場の30分前まで。会場名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場入場料一般800円学生500円小学生以下無料イラスト付きサイン会情報日時:2018年11月24日、25日 各日13:00~会場:パルコギャラリー内定員:各日60名参加条件:展覧会初日より、会場内ショップにて対象商品を含む2,000円(税込)以上購入すると、参加希望者には整理券を配布。<対象商品>作品集『Blue』、『NOW』、展覧会図録『BEST』、中村佑介2019カレンダー、 ぬりえブック『COLOR ME』※定員に達し次第、参加券配布を終了。※サインは対象商品にする。※サイン会開催時は一部作品を観覧できない可能性あり。※イベントは予告なく変更となる場合あり。問い合わせ先「中村佑介展」に参加しよう森見登美彦著『夜は短し歩けよ乙女』人気作品のCDジャケットや書籍カバーなど、多岐に渡って活躍する中村佑介さんの大展覧会。ぜひこの機会に「中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA」に足を運んで、貴重な作品を見てみませんか。イベント情報イベント名:中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA催行期間:2018年11月16日 〜 2018年12月02日住所:名古屋市中区栄3-29-1名古屋パルコ西館6F・パルコギャラリー、南館8F・特設会場の2会場
2018年11月19日平成中村座 十一月大歌舞伎〈十八世中村勘三郎七回忌追善〉が11月1日(木)に初日を迎える。今回平成中村座が設営されるのは、おなじみの浅草寺境内。役者の名前を染め抜いた何本もの幟がはためき、中村屋の紋〈角切銀杏〉の櫓を掲げた入り口をくぐると、大提灯と中村座オリジナルの三色の定式幕が目に入る。平土間の席には座布団が並び、江戸時代の芝居小屋にタイムスリップしたかのようで、一気に芝居心が刺激される。歌舞伎座や国立劇場とはまた違った客席と舞台の一体感がいい。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させたい」。故・十八世中村勘三郎のそんな長年の夢が、2000年に平成中村座として実現。以来、大坂、名古屋、そしてNYやベルリンと、各地で大勢の人々を魅了してきた。「父が19歳の時に唐十郎さんのテント芝居を観て、”こういう小屋を作りたい”と夢を抱き、かなったのがこの平成中村座です。日本国内だけではなく海外へも行かせていただきました。そして”もっといろいろなことができそうだ”ということが確信に変わったときに、父が逝ってしまった。その父の夢を僕らが引き継ぎました。先輩後輩皆さんのお力を借りて、これからも続けていきたいと思います」と中村勘九郎は製作発表で語っていた。今回の演目は昼の部が、血で血を洗う源平争乱にあって颯爽と生き抜いた武将を描く『源平布引滝 実盛物語』、長い晒を使った力強くあでやかな舞踊『近江のお兼』、だましだまされ化かし合いの物語『江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし』。夜の部は、出演者一同によるにぎやかな『弥栄芝居賑』、十七世/十八世中村屋のために書き下ろされた舞踊劇『舞鶴五條橋』、大星由良之助の本心とお軽平右衛門兄妹の情が響き合う『仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場』。亡き父に代わり奮闘する中村勘九郎と中村七之助、そして盟友中村扇雀に、中村芝翫。中村屋ゆかりの演目と顔ぶれで、秋の浅草を満喫したい。11月26日(月)まで。文: 五十川晶子
2018年11月01日「中村屋」は、大阪・天満の天神橋筋商店街にあるコロッケ屋さんです。 この道40年のお店が生み出す、親しみやすい味が大人気。 「コロッケ」以外にも「ハムカツ」や「ミンチカツ」など、「中村屋」でぜひとも味わいたい絶品メニューをご紹介します。約40年の歴史を持つ「中村屋」食べ歩きで楽しめる揚げ物メニューが人気天神橋筋商店街のアーケードを入ってすぐのところにある「中村屋」は、約40年もの間、地元住民から親しまれてきたお店です。 人気の「コロッケ」以外にもバラエティ豊かなメニューをお手頃価格で取りそろえています。「中村屋」の揚げ物メニューは片手で食べられるので、食べ歩きで楽しむのが主流です。 昔なつかしい、ほっこりした味わいは、多くの人に愛されています。テレビや雑誌などでも紹介される人気ぶりこれまでに「中村屋」はテレビや雑誌などのメディアで多く紹介されてきました。関西地方で放送されている人気番組「ごぶごぶ」では、司会のダウンタウン・浜田雅功さんのお気に入り店としてたびたび登場しています。さらに、2018年4月には大阪を訪れていた安倍晋三首相ご本人が直接来店し、コロッケを購入したサプライズもあったそう。地元住民はもちろん、著名人にも評判のお店であることがわかります。1日で5,000個売れる「コロッケ」特にリーズナブルな「コロッケ」(70円)は「中村屋」の看板商品です。 年代や性別を問わず人気が高く、多いときには100人以上の行列ができたり、1日で5,000個売れることもあるそうです。ほどよく混ぜ込んだ牛肉は主張しすぎず、ジャガイモのホクホク感が堪能できる一品です。 ラードを使い、サクッとした食感に揚げています。 少し甘さを感じられる味わいなので、ごはんのおかずとしてだけでなく、おやつにもぴったり。食べ歩きしたいことを伝えれば、揚げたてのコロッケを小袋に入れてくれます。 冷めてもおいしくいただける点も大きな魅力で、テイクアウト用のパックに入れてもらっている人も多く見られます。若い世代に人気の「ハムカツ」若い世代から支持されている「ハムカツ」(70円)も人気です。 凝縮された旨みのあるハムを揚げた、一度口にすればやみつきになること間違いなしの一品です。ビールや焼酎などで晩酌を楽しむ大人の方にもおすすめです。 家族や友人とのホームパーティーでおみやげに持っていっても喜ばれるでしょう。お肉の旨みたっぷりの「ミンチカツ」ボリューム感のある揚げ物を食べたいときには「ミンチカツ」(120円)がおすすめです。 食べ盛りの子どもや学生も大満足の食べ応えです。 ひき肉の旨みがたっぷりと詰まったジューシーなおいしさが魅力で、脂っこくなくて食べやすく、サクサクと食べられます。そのままでもおいしくいただけますが、パンに挟んでアレンジしてみるのもおすすめです。 トマトやレタスなどのフレッシュな野菜と合わせれば、贅沢なサンドイッチが出来上がりますよ。大人気「中村屋」の穴場な時間帯「中村屋」は、長い行列ができることでも有名です。お昼や夕方は、OLやサラリーマン、主婦といったお客さんが大勢集まり、瞬く間に行列ができてしまいます。混雑を避けたいなら、夏場は14:00~15:00頃が狙い目です。 スケジュールに余裕がある場合は、ピークの時間帯から少しずらして足を運ぶのがおすすめですよ。昔なつかしい「中村屋」のコロッケを片手に散歩しよう「中村屋」の昔なつかしい味わいのコロッケを片手に、天神橋筋商店街をぶらぶらとお散歩してみてはいかがでしょうか。 街中で楽しむ食べ歩きでは、店内での食事とはまた違ったおいしさが感じられるはずですよ。スポット情報スポット名:中村屋住所:大阪市北区天神橋2丁目3-21電話番号:06-6351-2949
2018年09月04日くつろげるスタイリッシュな極上和モダン空間「中村藤吉本店(なかむらとうきちほんてん)銀座店」は、GINZA SIXの4階の一角にあり、入口は老舗のお茶屋らしく、たくさんの種類のお茶が並んでいます。のれんが和の雰囲気をより一層高め、特別感を演出。明るい雰囲気で一人でも立ち寄りやすく、気軽に贅沢なひとときを過ごすことができます。店内は、黒をアクセントに木の温かみのある家具で和モダンなインテリア。肩肘張らずにゆったりとくつろげる特別な空間となっています。和の魅力たっぷり! 老舗のこだわりが詰まった店内関東では、銀座が初出店となる「中村藤吉本店」は、1854年(安政元年)に京都宇治の地にて創業した茶商です。そのため、店内には各所に茶商としてのこだわりが詰まっており、床には抹茶を挽く石臼に使われる御影石を使用。壁は、宇治本店の茶の審査場をイメージして黒く塗られています。テーブルは、茶の製造道具にも塗られていたという柿渋や、和紙、漆を使用して作った特注の天板。お店の全体からも、老舗ならではのこだわりを随所に感じられます。抹茶たっぷり! 銀座店でしか味わえない極上抹茶パフェ関東初出店となる銀座店でしか味わえないのが、銀座店限定の「別製まるとパフェ」。別製とは、特別なお茶に対してつけられていた名前で、一年に渡り手間暇を掛けて育て、葉を手摘みした最高品質の抹茶のことです。繊細で気品ある甘味と旨み、優雅な香りをたっぷりと盛り込んだパフェは、幾層にもなり、ゼリーやアイス、シフォンケーキと様々なスイーツが。抹茶の香りを余すことなく優雅に楽しむことができます。抹茶と黒蜜でお好みの味にできる抹茶たっぷりのかき氷この季節に味わいたいのが、自分好みの味に変えられる「宇治きん氷」。かき氷の上には、ミルクと抹茶のソフトクリームに、あずきと白玉が添えられています。かき氷自体にはシロップがかかっていないため、別添えの抹茶蜜と黒蜜、抹茶をお好みで。口いっぱいに広がる抹茶の深く濃厚な味は、お茶屋ならではのこだわりの抹茶を使用しているからこその味わいです。原材料にこだわり! お茶の魅力を再発見できる店日本人に長く親しまれてきたお茶ですが、昔に比べて嗜む機会も段々と少なくなっています。その中でもお茶が魅力的であり続けるために、スイーツ、フード、ドリンクといった様々な形で日本茶のメニューを提供し、抹茶の魅力を再確認してもらえるよう取り組んでいます。人気の生茶ゼリイには、挽きたての抹茶を使用。抹茶独特の色や香り、味の魅力を最大限に活かせるよう、原材料にはこだわり抜いています。毎日、大勢のお客さんで混みあう人気店なので、10:30のオープン直後の来店がおすすめです。お店は東京メトロ各線「銀座駅」A3出口より徒歩2分の「GINZA SIX」の4Fにあります。銀座店でしか味わえないパフェや、抹茶をたっぷりとかけた宇治きん氷など、本格抹茶スイーツで優雅なひとときを堪能しましょう。スポット情報スポット名:中村藤吉本店 銀座店住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F電話番号:03-6264-5168
2018年07月13日中村屋一門による恒例の巡業公演が、今年は春に開催。『中村勘九郎中村七之助春暁特別公演2018』として、全国12か所を回る。そこで勘九郎、七之助の父・十八代目中村勘三郎に、「3人目の倅」として目をかけられてきた中村鶴松に話を聞く。中村勘九郎中村七之助春暁特別公演2018 チケット情報「日ごろ歌舞伎を観る機会の少ない地方のお客さまにも歌舞伎に親しんでもらいたい」との趣旨のもと、2005年から毎年行われている巡業公演。鶴松は、地方ならではの触れ合いや食事を楽しみにしつつ、実は最も重責を感じる公演でもあるという。「普段あまり歌舞伎を観ない分、地方のお客さまにとってはその1回が本当に大事だと思います。そこで歌舞伎って難しいな、面白くないなと思われてしまったら、二度と足を運んでいただけないかもしれませんから。それだけに1回1回、本当に気が抜けないですね」今回予定されている演目は、『鶴亀』、『浦島』、『枕獅子』の3作品。「『鶴亀』はおめでたい踊りです。本興行ではなかなか出来ない、お弟子さんだけの演目ということで、今みんな必死に稽古に取り組んでいます。『浦島』は青年から老人への早変わりが見どころ。勘九郎さんがどう演じ分けるかにも注目していただきたいです。勘九郎さんと七之助さんの踊りの違いは、もちろん立役と女形の違いはありますが、勘九郎さんが非常にダイナミックで体のすべてに神経を行き渡らせるような感じだとすれば、七之助さんはしなやかで流れるような感じ。『枕獅子』では、傾城(=遊女)演じる七之助さんの美しい踊りを堪能していただけると思います。また僕は久しぶりの禿(=少女)役なので、どうすればかわいく見えるか(笑)、日々研究しているところです」鶴松にとって憧れの存在である勘九郎と七之助。『芸談』では、そんなふたりの素顔、仲のよさを垣間見ることが出来る。「歌舞伎役者の赤裸々なトークを聞くことってあまりないと思いますし、またお兄さんたちが話上手ですからね。これは貴重な機会になるのではないかなと。公演によってはお弟子さんに一発芸をやらせることもありますし(笑)。えっ、僕ですか!?いやいや、絶対出ないですよ!」中村屋ならではの、アットホームな雰囲気も魅力の本公演。どの演目も観やすく、歌舞伎初心者にもおすすめの内容だ。「とりあえず観てもらわないと始まらないですからね。歌舞伎ってどんなものか。まず一歩足を踏み入れて、あの迫力、感動を体験して欲しいなと思います」公演は3/17(土)の埼玉公演を皮切りに、東京、北海道、青森、山形、福島、鳥取、島根、岡山、広島、大分、神奈川と各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2018年03月13日あの作品でお馴染み。イラストレーター「中村佑介」東京・表参道にて『謎解きはディナーのあとで』などの有名書籍のカバーでお馴染みのイラストレーター・中村佑介の作品を展示したカフェ「中村祐介ギャラリーカフェ」が2018年3月2日(金)~3月18日(日)まで「Cafe&Dining hanami」にて期間限定でオープンします。くつろぎながら数々の人気作品の世界を楽しんで店内には、中村佑介が過去に手掛けた作品の原画の数々が展示されます。小説『謎解きはディナーのあとで』や『夜は短し歩けよ乙女』などの有名書籍のカバーだけでなく、有名アーティストのCDジャケットやアニメのキャラクターデザインなど、多岐に渡る中村佑介の作品は、一度は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。「中村佑介ギャラリーカフェ」では、そんな中村佑介の世界を、カフェでくつろぎながらゆっくりと楽しむことができます。ぜひ手に入れたい!中村佑介のイラストグッズ「中村佑介ギャラリー」では、販売が初となる「中村佑介オリジナルマスキングテープ」が販売されます。これはファンは逃さずに手に入れたいですね。他にも数多くの中村祐介グッズが取り揃えられています。ギャラリーカフェには特典がいっぱい!期間中、来店者全員に中村祐介のイラストが描かれた特製コースターがプレゼントされます。ドリンク1杯の注文につき、さらにもう1枚。特製コースターは全部で10種類です。そして、中村祐介プロデュースのVR作品「Birth YUSUKE NAKAMURA VR」を体験した人には、特製缶バッチがプレゼントされます。こちらは全9種類。その場で感想をツイッターに「#Birthを観た」を付けて投稿すると、さらにもう1個貰うことができますよ。「中村佑介ギャラリーカフェ」は、東京メトロ各線「表参道駅」のA1出口から徒歩3分のところにある「Cafe&Dining hanami」にて開催されます。イベント情報イベント名:中村佑介ギャラリーカフェ催行期間:2018年03月02日 〜 2018年03月18日住所:東京都渋谷区神宮前5-3-8 AF Lohas St.Bldg 1-2F(Cafe&Dining hanami)
2018年02月28日中村勘九郎、中村七之助兄弟らによる全国巡業公演が今年も開催される。「春暁特別公演2018」と銘打ち、3月中旬の埼玉を皮切りに全国12か所を巡るふたりに、話を聞いた。春暁特別公演2018 チケット情報普段、歌舞伎の舞台を生で観ることができない全国の人たちに、歌舞伎の楽しさを届けたい、と2005年より毎年開催、兄弟ふたりが中心になってのこの巡業は、「最初の頃は不安でした。が、継続は力なり。この公演を見て歌舞伎を好きになったという方が多く、やってきて良かったなと思います」と話す勘九郎。上演演目も、初めて歌舞伎を観る人も存分に楽しめるものをと工夫を重ねてきた。今回、勘九郎が演じる「浦島」は、かの昔話の主人公の後日談。「海から戻ってきた浦島が、竜宮城での思い出を踊りで見せます。その後玉手箱を開けたらどうなるか──、皆知っていることですが(笑)、これが意外と古風な早変わりで、楽しく観ていただけると思います」(勘九郎)。いっぽう、七之助が踊るのは華やかさに満ち満ちた「枕獅子」。「『鏡獅子』の元となったとても古風な踊りです。僕が演じるのは傾城で、その切ない女心を格式高い曲調で踊ります。『鏡獅子』よりもさらに華やかなところもあり、春にぴったりですね」(七之助)。中村屋門弟らによる「鶴亀」も、春にふさわしい、おめでたい雰囲気に溢れた舞踊だ。この巡業公演ならではのお楽しみ、「芸談」の時間も。「芝居のことも、プライベートのこともざっくばらんに話すトークショーです」と勘九郎。この時間はいつもスーツ姿での登場だが──「いまだに『おおーっ!』と声があがる。あれは絶対、『着物じゃない?スーツだ!』『普通の人だ!』ということでしょう(笑)。生で観る歌舞伎は初めてという人は?と聞くと、半分以上の方が手を上げられる。まだまだ、ですね」と七之助も言葉に力を込める。質疑応答のコーナーでは、「どんなニックネームで呼べばいいか」という斬新な質問も。「屋号以外で?じゃあ何か考えてください、と返すと、『カン』と『シチ』って(笑)──」と七之助。「そんな掛け合いもできるんです」と勘九郎も楽しげだ。都市によってシャイだったり積極的だったりとか客席の雰囲気は様々だが、客席との直接の交流が生まれるかけがえのない時間といえるだろう。2019年の大河ドラマ主演を控える勘九郎だが、これを逃すと勘九郎の生の舞台はしばらくお預けとなるだけに、兄弟揃っての公演は見逃せない。公演は3月17日(土)さいたま市文化センター 大ホールから4月5日(木)鎌倉芸術館 大ホールまで全12か所で開催、チケットは発売中。取材・文加藤智子
2018年01月30日「細かいことの後先を考えずにまっすぐ進むところが藤吉の魅力であり、かっこいいところだと思います」 NHK連続テレビ小説『わろてんか』で演じる藤吉の魅力をそう語るのは、松坂桃李(29)。長年の夢であった寄席の経営に乗り出した藤吉とてん(葵わかな)。若き寄席経営者として奮闘するヒロインの夫・藤吉は、思い込んだらまっすぐな性格で、まわりを巻き込みヒヤヒヤさせる一面も。 「気持ちのぶつけ方もストレートで見ていて気持ちがいい。僕が怖くてできないようなことも、彼は跳ねのけていく強さと勇気がある。そこは男としてかっこいいと思いますね」(松坂・以下同) たしかに藤吉は大胆で決断力がある人。松坂自身はそんな藤吉をうらやましく思っているのだとか。自身と重なる点についてたずねると、こんな返事が。 「似ているところを探してみたんですけど、なかなかなくて、うらやましいなと思うことのほうが多いです。彼のまっすぐな行動力と気持ちというのは自分にはないもの。僕はけっこう迷ってしまうことが多くて。藤吉のようにストレートに行けたら、人生を謳歌できるんだろうなって」 ドラマのテーマとなっている“笑い”。自分にとって笑いとは?と最後に聞いてみた。 「笑いは心の薬みたいなもの。嫌なことや悔しいことがあっても、笑うと、凝り固まってしまった気持ちが解きほぐされる。藤吉とてんは笑いを提供することで、多くの人の心の医者になろうとしているのかなと思いますね」
2017年12月09日歌舞伎界の次世代を担う中村勘九郎、中村七之助兄弟が、普段から交友のあるゲストの面々とトークを展開する番組「座・中村屋(仮)」が、2018年1月4日(木)にフジテレビ系にて放送されることが決定した。勘九郎さんと七之助さんが贈る、珠玉の新春トーク番組「座・中村屋(仮)」。ゲストと様々なことをざっくばらんに語り合う2人の表情は普段、なかなか見ることのできないもので、話す言葉のひとつひとつに、彼らの素顔が垣間見られる貴重な機会に。そして気になるゲストは、俳優・藤原竜也、女優・大竹しのぶ、そして、脚本家・俳優・監督など様々な顔を持つ宮藤官九郎の3人。勘九郎さんが藤原さんと、七之助さんは宮藤さんと対談。さらに、父親で故・中村勘三郎のかけがえのない友でもあり、まるで身内のような存在だという大竹さんと3人のトークを展開していく。■中村勘九郎×藤原竜也、出会いから演劇人としての熱い想いを語る勘九郎さんが藤原さんとの対談の場所に選んだお店は、中村屋にとっても大切な場所のひとつ。勘九郎さんと藤原さんは、2004年の大河ドラマで共演して以来、互いに信頼を寄せる仲。そんな2人対談では、出会いの頃のエピソードから、演劇人としての熱い想い、ともに師匠を失ったときの心情などを素直な言葉で語り合う。大河ドラマ出演時、20代前半だった2人。それから10年以上の時が経ち、いま、若き役者時代の“やんちゃ”な思い出を笑顔で競うように話す彼ら。時折、勘九郎さんが「新春特番ですから」とその場を仕切り直し、演技への向き合い方や、最近の歌舞伎界、演劇界を見て思うことなども語られる。■中村勘九郎×中村七之助×大竹しのぶ、「まるで中村家のリビング」プライベート感満載の対談にまた大竹さんとのトークでは、ホスト役の2人はやや緊張の面持ち。大竹さんは「ふたりが進行役なんて大丈夫?ちゃんとやってね」と軽くジャブを繰り出す。そして、勘九郎さんと七之助さんを本名から“雅ちゃん”“隆ちゃん”と呼び、2人の母親や、勘九郎さんの妻子を交えた中村家の日常のエピソードを披露。さらに、中村家がとても大切な存在にしている、ある生き物にまつわるエピソードも語られた。ここでは故・勘三郎さんを偲ぶ秘話が語られ、尽きない話の中で大竹さんは「まるで中村家のリビングで話しているみたい」と、プライベート感満載の濃密な対談になっている。■中村七之助×宮藤官九郎、亡き勘三郎さんについて語らう七之助さんと宮藤さんの対談では、中村家ひいきのお店に宮藤さんを招待して行われ、亡き勘三郎さんの話で大いに盛り上がった。息子から見て、いかに勘三郎さんが厳しい人だったのか、七之助さんが語る驚きのエピソードの数々に、宮藤さんも「そんな父親が待っている家に帰りたくない」と笑顔で思わず一言。また、七之助さんはこの場に“飛び道具”を用意。この“飛び道具”に宮藤さんは驚くやら、恥ずかしがるやら。笑いあふれるトークが展開される。■ホスト役勘九郎さん&七之助さんからコメント到着!中村勘九郎そもそも、僕らがホストの対談番組が放送できるなんて、と驚いています。大竹さんや竜也くん、さらに宮藤さんをお迎えして、普通のトーク番組ならカットされがちな話がオンエアされることでしょう(笑)皆さん、普段から親しくしているからこそ聞き出せる、魅力ある話ばかりです。反面、竜也くんとはただただお酒を飲むばかりでした。かなりマニアックな話もしたので、もしかしたら視聴者の皆様には不親切な番組かもしれませんがお許しください(笑)中村七之助僕たちもあまりトーク番組に慣れていないので、ゲストの皆さんと自分たちの間で通じていることをあまり説明せず話を進めてしまいました。視聴者の皆さまには、僕らの楽しい雰囲気をぜひ“感じて”いただきたいと思います(笑)テレビの前で兄弟そろって話をするのはそうないことですし、大竹さんからは父の恋愛観など初めて聞く話もあり、非常に良い機会となりました。兄と藤原さんの対談はかなりめちゃくちゃだったとか(笑)そのため、宮藤さんとは真面目なトークをお届けしたいと思います。「座・中村屋(仮)」は2018年1月4日(木)13時45分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月28日京都の郊外が今、おもしろいんです! ハートを目指して女子がつめかける、そんなときめくかわいいスポットから、自然あふれるお茶の町「宇治」とお酒の町「伏見」もちょっぴりご紹介します。ハートの窓とカラフルな天井にときめくかわいさで女子殺到まず、おすすめは、ハートの猪目窓に女子が殺到中と密かに話題の宇治田原町にある「正寿院」。猪目は日本古来から使われている図柄で、魔除けや福を招く護符の意味合いがあります。この窓は樹木の色の移り変わりと共に季節によっても色が変わり、夏は青々しい緑。平和な心と共に恋愛運もアップしそうです。さらに、天井に描かれた絵がまた見事! 100名弱の日本画の先生によって描かれたもので、花や日本を感じる風景がテーマとなっています。制作には5年もかかったそうで160枚の異なる絵が描かれています。7月1日〜9月18日までの期間限定で風鈴まつりも開催中です。一面に揺れる風鈴はとても風情があります。風鈴は本来、魔除けという意味もあるそうで心も体もリセットできそうです。風鈴の絵付け体験も1000円でできるのでおすすめです。お茶の宇治で抹茶フードを堪能続いて宇治に移動。京都の宇治と言えば抹茶が有名ですよね。現在、JR東海より「お茶の宇治・お酒の伏見」満喫セットという宇治・伏見をお得に巡る旅行プランが出ています。その旅行プラン特典のひとつ、ペットボトルの緑茶 伊右衛門でおなじみの『福寿園』さんでお抹茶をいただきました(写真上)。『ますだ茶舗』さんの抹茶パウダーたっぷり濃厚な「ソフトクリーム」(300円)はリピートしたくなるおいしさです。そしていつも大人気という川を眺めながらおそばやスイーツがいただける『中村藤吉』さんの「茶蕎麦」と「生茶ゼリイ」もここにきたら味わいたい一品です(セットで1200円)。宇治にきたら兎のおみくじを宇治の代表的なお寺と言えば、10円玉にも描かれている平等院ですが、少し散歩をしながら宇治の氏神様でもある「宇治神社」(写真上)や世界遺産の「宇治上神社」(写真下)に足を伸ばしてみるのもおすすめです。両方ともおみくじが兎でとってもかわいいんです。宇治神社の兎が後ろを振り返っているのは「みかえり兎」といって、神様が道に迷った時に振り返りながら道案内をしたからだそう。それによって人々の人生を道徳の正しい道へと導く神様のお使いとして伝わっているそうです。何かに迷った時、自分にとって正しい一本の道が開けるかもしれませんね。宇治の大自然を満喫しながらお散歩京都の中心部とはまた異なり、宇治川が流れ、緑が息吹く様子はエネルギーチャージにもなります。赤い橋をキラキラ輝く川を眺めながらのんびりと渡ったり、川沿いでちょっとした茶室のようなスペースもある400年続く宇治の茶陶『朝日焼』さんの新しい店舗を訪れるのも京都の風情を感じられるスポットです(小皿3000円〜)。お酒の町伏見ではお水がおいしい名水の神社へ宇治からも近く、合わせて行きたいのはお酒の町、伏見です。ここで行きたいのは「御香宮神社」。万病平癒に効く伏見七名水の社があります。安産のご利益もあると安産祈願にも人気が高いそう。まろやかでとっても優しいお水は名水百選にも選ばれ、ペットボトルなどに入れて持ち帰ることもできます。体から清められる感じです。お水で濡らすとお言葉が浮かび上がるおみくじもおもしろいですよ(写真左)。今回は、京都通から初心者も楽しめる京都の郊外のおすすめスポットをご紹介しました。京都市内だけでなくぜひ、郊外にも足をのばして京都の奥深さを感じてみてはいかがでしょうか。Information■2017年夏特集「テーマでめぐる京都旅 宇治&伏見」■京都お茶の宇治・お酒の伏見満喫の旅■京の夏の旅■正寿院■福寿園■ますだ茶舗■中村藤吉■宇治神社■宇治上神社京都府宇治市宇治山田59■朝日焼■御香宮神社
2017年08月10日創業150年以上の歴史ある老舗店「中村藤吉本店(ナカムラトウキチホンテン)」1854年創業、宇治抹茶商の有名老舗店「中村藤吉本店(ナカムラトウキチホンテン)」は、京都・宇治駅から徒歩5分のところに店舗を構えています。宇治の需要文化財のひとつとして選定され、明治・大正時代の製茶工場を現代風に改修した趣のある店構え。開店前から行列ができているほどの人気店です。カフェスペース以外にも、お茶やお菓子などを販売しているショップも隣接。待合席も設けているので、待ち時間にお土産を見て楽しめます。抹茶の香りが口いっぱいに広がる茶蕎麦は必食「中村藤吉本店」の人気商品でもある、抹茶が練り込まれた「茶蕎麦」。しっかりと冷やされたお蕎麦は夏にぴったりです。麺はコシのあるモチモチとした食感と喉越しが良いところが特徴的。食べると鼻から抜ける上品な抹茶の香りを楽しむことができます。鮮やかなグリーンと、口いっぱいに広がる抹茶の香りで、見た目でも味でも楽しめる一品です。抹茶がふんだんに使われた絶品スイーツを堪能!「中村藤吉本店」でぜひ食べてほしいのが、自慢の抹茶をふんだんに使ったスイーツ、「生茶ゼリイ」です。竹の器に盛りつけられており、より和を感じることができます。ゼリー以外にも、濃厚な抹茶アイス、白玉、あんこが盛り付けられており食べごたえ満点!アイスは、運ばれてくるときには食べごろの滑らかさ。スイーツのお供には温かいお茶がセット。より抹茶を美味しく味わえる工夫が盛りだくさんです。JR宇治駅徒歩5分ほど。観光地にあるお店ですが地元の人にも愛され、並んででも味わいたい絶品メニューとスイーツが盛りだくさんの「中村藤吉本店」。あなたも、150年以上の歴史と絶品抹茶メニューを味わいに訪れてみませんか?スポット情報スポット名:中村藤吉 本店住所:京都府宇治市宇治壱番10電話番号:0774-22-7800
2017年08月01日銀座エリア最大の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」は、話題のレストランやカフェ、フードショップによる夏の新メニューを展開する。B2Fのフードフロアでは、手土産に最適なスイーツや、銀座らしい上質な食品、お酒などが提供される。レストランやカフェからは、冷たくさっぱりとしたメニューやデザート、夏だからこそ食べたいスパイシーなフードなど、種類豊富なラインナップだ。中でも注目したいのは、夏のひんやりスイーツ陣。京都の宇治茶専門店「中村藤吉本店」は、宇治きん氷を販売。雪のようにくちどけの良い氷にソフトクリーム、大納言小豆餡を添え、お茶の風味豊かな蜜をかけたもの。蜜は抹茶、ほうじ茶、抹茶ほうじ茶、抹茶黒蜜の4種類から選べる。フローズンフルーツバー専門店「パレタス(PALETAS)」の銀座店限定サマーギフトセットは、旬のこだわりフルーツをジェラートに閉じ込めたフローズンフルーツバーの詰め合わせセット。6本セット、10本セットと選べるので、お土産としてはもちろんの事、家族みんなでシェアするにもよいだろう。連日行列ができる人気店、葉山ビーカープリン「マーロウ」からは、ビーカーに入ったSNS映え抜群の夏季限定杏ジュレが発売される。長野県産の杏100%の果汁を使用し、杏リキュールの香りとジュレの食感が夏らしい一品。京都の宇治茶専門店「辻利」の京ラテスムージー ゆずジュレは、粒あん入りの抹茶スムージーの上にゆずジュレがかかった和スイーツだ。抹茶の深い香りと粒あんの甘さの中に、甘酸っぱいゆずジュレがアクセントとなり爽やかなのに味わい深い。また、フード販売だけではなく、ブランドの限定ショップやツーリスト向けのワークショップも開催される。【詳細】GINZA SIX 2017 SUMMERアイテム例:・4F「中村藤吉本店」宇治きん氷(抹茶/ほうじ茶/抹茶ほうじ茶/抹茶黒蜜) 各1,204円+税 ※2017年9月中旬頃まで・B2F「PALETAS」Summer Gift Set 3,158円~+税 ※2017年6月中旬~8月下旬まで・B2F「マーロウ」杏ジュレ 750円+税 ※2017年6月上旬~8月下旬まで(なくなり次第終了)・B2F「辻利」京ラテスムージー ゆずジュレ 630円+税 、辻利ソフト 夏のパルフェ 880円+税※2017年8月末まで(予定)住所:東京都中央区銀座6丁目10-1営業時間:ショップ・カフェ(B2F~5F) 10:30~20:30レストラン(6F・13F) 11:00~23:30
2017年07月21日今年4月に開業した銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」にある、最旬のひんやり甘いスイーツを楽しんで自分にご褒美をしてみては?またお中元や贈り物にも最適なギフトも、見た目も涼しい夏のおすすめが勢ぞろい。では早速「GINZA SIX」の新メニューをご紹介!■宇治きん氷「中村藤吉本店」細雪のような口どけよい氷にマリアージュするのは旨味ある抹茶蜜、香ばしいほうじ茶蜜、深みのある黒蜜。さらにソフトクリームと大納言小豆あんが添えられてあり、細な食感とお茶の風味が広がる贅沢なかき氷を味わえる。価格は1,204円(税別)で提供期間は9月中旬ごろまで。■京ラテスムージー ゆずジュレ&辻利ソフト 夏のパルフェ「辻利」左は、抹茶スムージー&ゆずジュレ&粒あんの3つの食感が楽しめる、京都の夏を彩るさわやかなスムージー。抹茶に柚子が香る和テイスト満載の、この夏イチオシのドリンク。価格は630円(税別)。右は、辻利の抹茶ソフトクリームに、黒糖ゼリー&あんず&わらび粉を使用した生八つ橋を添えた、涼やかな夏のパルフェ。価格は880円(税別)。両方とも提供期間は8月末までの予定。■ナイアガラジェラート「St.Cousair wine&grocery」サンクゼールのナイアガラブランを使用した、本店と「GINZA SIX」限定の芳醇でフルーティーな香りのジェラートはマスカットのような、爽やかな味わいに。価格はシングル371円、ダブル463円(税別)。■レモンのシブースト「The Pie Hole Los Angeles」夏季限定レモンのシブーストのパイ。サクサクのパイの上に、レモンのカスタードブリュレが乗り、レモンと蜂蜜の風味が楽しい一品。ギフトにも喜ばれそうなこちらの価格は、ホール3,600円、スライス450円(どちらも税別)。提供期間は8月31日(木)まで。■Summer Gift Set「PALETAS」旬な時期に収穫されるこだわりのフルーツを、ジェラートなどに閉じ込めた“ひんやりフレッシュ”なフローズンフルーツバーの「GINZA SIX」限定セット。6本セットのほかに、10本セットも用意されている。価格は3,158円~で、8月下旬までの提供。■夏のはちみつマリナードギフト「L’ABEILLE」女性にうれしいフルーツがたっぷり詰まったマリナード2種の詰め合わせ。冷水や炭酸で割ってお楽しみください。フランス産ひまわりに国産青梅を漬けた限定のマリナードは、まろやかな甘酸っぱさが体にうれしい味わい。レモンのマリナードは水や炭酸で割って爽やかなドリンクに。苦味はなく優しい甘さで、レモンピールはマーマレードとしても楽しめる。価格は3,300円で、無くなり次第終了。B2Fのフードフロアを中心に、夏の手みやげに最適なスイーツ、食卓を彩るこだわりフードやお酒などを取り揃え、フォトジェニックで、銀座らしい上質な逸品が、暑い夏に涼やかな風をもたらしてくれるかも。※価格は全て税抜表示です。また提供数量、提供時間等の詳細は各店舗にお問い合わせください。※店舗により、別途サービス料が発生いたします。※提供内容が変更になる可能性がございます。(text:cinemacafe.net)
2017年07月07日話題のスポットやニューオープンのお店を、本誌編集者・めた坊(42歳独身。食いしん坊生活が続き、身長170センチで体重はかろうじて0.1トンを切るメタボ体形に成長)が覆面取材。“勝手に対決”させるこの企画。今回は、銀座エリア最大級の商業施設「GINZA SIX」の日本茶専門店対決だ! ■「辻利」 最初に向かったのはギンザシックス地下2階にある「辻利」。京都に本店を置く1860年創業のお茶の老舗だ。多様な店舗が並ぶ地下食品街でお客さんが列をなしている人気店。カフェスタンドとお茶などの販売スペースがあり、列の皆さんのお目当ては銀座店のみの特別メニュー「辻利ソフト濃い茶」(630円)。めた坊も10分ほど並び注文、食べてみた。抹茶が惜しみなく使われた超濃厚なソフトクリームで大満足! 販売スペースでは人気の「京濃い茶テリーヌ」(2,700円)を購入。茶匠厳選の宇治抹茶のまろやかな苦味にストロベリーソースの甘さが絶妙にマッチ。「ほうじ茶ノワゼット」はナッツに香り豊かなほうじ茶チョコがコーティングされていた。一緒にいただくお茶は「玉露辻利柴舟」(500g・1,080円)。のどごし爽やかなお茶だった。 ■「中村藤吉本店」 次に向かったのは4階にある「中村藤吉本店」。こちらは1857年創業の京都の有名店。カフェスペースはゆったりと広いものの人気店ゆえ約1時間待ち。後ろ髪引かれながら販売スペースでいろいろと気になるものを購入。それでも会計まで15分くらい待った……。 店員さんおすすめの「生茶ゼリイ(深翠)」(450円)は銀座店限定品でぷるぷるとみずみずしい抹茶ゼリーが納涼気分を高めてくれた。「生茶ゼリイ(ほうじ茶)」(390円)はほうじ茶の香ばしさとほどよい甘さの小豆が特徴。香りがすごくいい!「抹茶フィナンシェ」(257円)はお茶の風味を残しつつも洋風にアレンジされていてペロリと食べてしまった。そしてお供は「水出し煎茶」。これぞ梅雨時におすすめの風味豊かなお茶でした。 【めた坊ジャッジ】抹茶スイーツは数あれど、テリーヌは目新しかった。驚きの大きさで今回は辻利の勝利だ!
2017年07月03日6月2日福岡・博多座で「六月博多座大歌舞伎」が開幕。中村橋之助が八代目中村芝翫を襲名。同時に、長男の国生が四代目中村橋之助、二男の宗生が三代目中村福之助、三男の宜生が四代目中村歌之助を襲名という、歌舞伎界初となる親子4人同時襲名披露として大きな話題を呼んでいる。その初日、中村芝翫が博多座ロビーで鏡開きを行ない、公演に対する思いを語った。六月博多座大歌舞伎「昨年の東京・歌舞伎座、そして今年お正月の大阪松竹座に続き、大好きな博多座で親子4人揃って、襲名披露ができます事、本当に嬉しく思います。先輩方、後輩、素晴らしい役者さんたち。スタッフの皆様、劇場に足を運んでくださるお客様。そして今日も朝から裏で頑張ってくれている家内。そんな皆様の支えあってこそですね。本当に有り難いです」と笑顔で挨拶する芝翫。詰めかけたファンも「成駒屋!」「八代目!」と掛け声で答える。今回は昼夜それぞれ親子4人の共演演目(昼:「車引」、夜:「祝勢揃壽連獅子」)が上演となるが、特に「車引」は並々ならぬ思いがあるとか。「橋之助の梅王丸は吉右衛門の兄さま、福之助の桜丸は菊之助さん、そして歌之助の杉王丸は染五郎さんがそれぞれ教えてくださって。倅たちもそれぞれ、役者への思いというものが少しずつピントが合ってきたように思います。本当に歌舞伎界全てで支えてくださって有り難いですね。身に余る光栄でもあり、なんとか恩返ししなくてはと思っております」残念ながら、休演となった中村獅童も今回の博多座公演は非常に楽しみに思っていたようで「博多の皆様によろしく」と電話をもらったとか。「この芝翫という名前は個人の名前ではない。中村芝翫という会社の社長に就任したようなものですよね。そして、私は八代目芝翫を大きくして業績もあげなきゃいけないということ。そしてそれを倅の誰かにこっそりと渡してやりたいと思いますね(笑)」と語り、博多手一本で締めくくった。6月26日(月)まで上演。チケット発売中。
2017年06月02日銘茶店「中村藤吉本店」が、銀座エリア最大級の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」に2017年4月20日(木)オープンする。日本初上陸グルメ、スイーツが揃う「ギンザ シックス」の目玉の一つとなるのが、関東初出店となる「中村藤吉本店」だ。中村藤吉本店は、日本を代表する茶所である京都・宇治市で1854年に創業した老舗銘茶店。ギンザ シックスにオープンするカフェでは、上品な香りを持つ日本茶とその魅力を活かしたスイーツや食事を提供。白玉や小豆などを何層にも重ねた「まるとパフェ[抹茶]」や豊かなほうじ茶の香りを集めたオリジナルパフェ「まるとパフェ[ほうじ茶]」。さらに夏季限定で、抹茶蜜と薫るほうじ茶蜜を掛け合わせて、深みのある黒蜜とソフトクリームを添えた「宇治きん氷」も登場する。また、ギンザ シックスのオープンを記念し限定メニュー「別製まるとパフェ」がラインナップ。高品質の抹茶が持つ色、香り、濃厚な風味とアイスクリームや小豆、渋皮栗の見事なコンビネーションが楽しめる、抹茶好きは見逃せない、こだわりの一品だ。なお併設された銘茶売り場では、様々な日本茶やギフトが販売される。【詳細】中村藤吉本店 銀座店オープン日:2017年4月20日(木)住所:東京都中央区銀座6丁目10-1 ギンザ シックス 4F営業時間:10:30~20:30(LO:19:45)価格帯:1,500円~2,000円席数:50■メニュー例・まるとパフェ[抹茶] 1,400円・まるとパフェ[ほうじ茶]1,400円・別製まるとパフェ 2,200円・宇治きん氷 1,300円
2017年04月17日銀座エリア最大の商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」が、2017年4月20日(木)東京・銀座六丁目10番街区にオープンする。ファッションブランド、ビューティーブランドが数多く軒を連ね、銀座 蔦屋書店も登場する「ギンザ シックス(GINZA SIX)」であるが、フードゾーンにも多数の注目ショップが集まっている。日本初上陸グルメはもちろん、パパブブレ・銀座千疋屋といった人気スイーツ店の新業態なども揃っている。今回は「ギンザ シックス」内フードゾーンの注目ショップを紹介する。日本初上陸ソルトグリル アンド タパスバー バイ ルーク・マンガンオーストラリアのスターシェフ、ルーク・マンガンが手掛ける、グリル&タパス料理「ソルトグリル アンド タパスバー バイ ルーク・マンガン」が日本上陸。国内1号店では、ここでしか味わうことのできない希少価値の高いオーストラリア産プレミアムビーフを思う存分楽しめる。JOE’SCAFEイギリスブランド・ジョゼフ(Joseph)のカフェ「JOE’SCAFE」も日本へ。店内には、紅茶やコーヒーと相性の良いメニューが揃っている。オープンを記念して登場するスコーン、パウンドケーキ、マドレーヌなど焼き菓子をセレクトして楽しめる「TEA SWEETS SET」も注目。フランボワーズフランス・パリ発のクレープガレット専門店「フランボワーズ」の1号店が「ギンザ シックス」にオープン。ヤギのチーズとリンゴを合わせたそば粉のガレットは、新店のためにパリで考案された限定メニューだ。新業態ヴィエノワズリー ジャン・フランソワブーランジェリー&カフェ「ジャン・フランソワ」からは、卵やバター、牛乳、砂糖を使用した菓子パン「ヴィエノワズリー」に特化した新店が。工房一体型店舗なので作り置きではなく、常時30種類のヴィエノワズリーが焼き立てで提供される。パティスリー銀座千疋屋人気のフルーツショップがマルシェのような賑わい溢れるフルーツスイーツ専門店へ。取扱いメニューは最多のバリエーションを誇り、元祖フルーツサンドの伝統を踏襲した新サンドウィッチやフルーツたっぷりのゼリーが並ぶ。パパブブレキャンディショップ・パパブブレは、「世界一おもしろいお菓子やさん」のビジョンのもと、マシュマロ、グミ、キャラメル、チョコレート、タフィーなど多数の砂糖菓子を揃え、新業態で新しいコンフィズリーの世界を作り上げる。セブンティ トゥディグリース ジューサリー プラス カフェ バイ ディヴィット マイヤーズミシュランスターシェフのデイヴィッド・マイヤーズによる、新業態カフェがギンザ シックスに。スーパーフードを使用したスムージーや、フルーツたっぷりのオープンサンドなど、ヘルシーなメニューが揃っている。都内初中村藤吉本店京都・宇治市の老舗銘茶店「中村藤吉本店」が関東初出店。「ギンザ シックス」店では、日本茶とその魅力を活かしたスイーツや食事が提供される。白玉や小豆などを何層にも重ねた「まるとパフェ[抹茶]」や豊かなほうじ茶の香りを集めたオリジナルパフェ「まるとパフェ[ほうじ茶]」、さらに限定メニュー「別製まるとパフェ」も銀座の街で味わうことができる。ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュフランス・パリ発のブーランジュリー「ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ」関東第1号店では、看板商品の「バゲットモンジュ」をはじめ、りんごタルト「タルトレット・オ・ポム」や、伝統商品に現代風アレンジを加えた限定商品など約70品を展開する。辻利銀座店京都で人気の『辻利』が関東初出店。辻利銀座店(つじリぎんざみせ)のメインとなるのは、高級抹茶を通常の2倍量使用した「辻利ソフト濃い茶」と、抹茶・ホワイトチョコの濃厚な生地を低温でじっくり焼き上げた「辻利京濃い茶テリーヌ」。どちらもここでしか購入できない逸品だ。イシヤ ギンザ白い恋人の石屋製菓は、道外初の直営店「イシヤ ギンザ」を「ギンザ シックス(GINZA SIX)」内に設ける。「白い恋人」の代わり、「サク ラング・ド・シャ」や「パリ パイ」など5つの看板メニューが登場予定だ。施設詳細ギンザ シックス(GINZA SIX)オープン日:2017年4月20日(木)エリア:東京・銀座六丁目10番街区<フードショップ一例>6階 アート、ブック&カフェ/レストランソルトグリルアンドタパスバー バイ ルーク・マンガン、ジャスミン 和心漢菜、イル カディナーレ、だるまきわ味、焼肉山水、銀座 真田、テッパンヤキ 10 ギンザ、タマリンド、ビストロオザミ、スターバックス コーヒー 銀座 蔦屋書店、グリル&ハブ ザ・ニックストック、ギンザ フードホール、フォンド348フィッシュバー13階 バンケット&レストランザ・グランギンザ、つきじ鈴富、ロム デュタン バー ア・ニュ、旬熟成 ギンザ グリル、銀六、てんぷら山の上ギンザ、グラン クリュ カフェ ギンザ地上2階 食物販いまでや、オリジンヌ・カカオ、フィリップ・コンティチーニ、ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ、ヴィエノワズリー ジャン・フランソワ、銀座 平翠軒、ベッシュマン アンド バートン、10 ファクトリー、パパブブレ、パティスリー銀座千疋屋、パレタス、はちみつ専門店ラベイユ、銀座 千年こうじや、発酵酢屋 庄分酢、クゲヌマ シミズ、綾ファーム、辻利、菓子匠 末広庵、カフェ・ユーロップ、イシヤ ギンザ、ぎんざ 鏡花水月、甚五郎、ホンミドウ、ふふふあん by 半兵衛麩、南風農菓舎・デザートハウス、マーロウ、イグレックプリュス+、パティスリーパブロフ、ミート&グリーン 旬熟成、タカザワ イチハチマル、三山、荻野屋、刷毛じょうゆ 海苔弁山登り、カフェエクスベルト、ワインショップ・エノテカ、ザ パイホール ロサンゼルス、サンクゼール ワインアンドグロッサリー
2017年04月17日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで12月8日、中村橋之助改め八代目中村芝翫、中村国生改め四代目中村橋之助、中村宗生改め三代目中村福之助、中村宜生改め四代目中村歌之助が、歌舞伎界“史上初”となる“親子4名同時襲名”を行い、パークで公演中の15周年記念パレード「ユニバーサル・RE-BOOOOOOOORN(リ・ボーン)・パレード」を「襲名披露リ・ボーン・パレード」と代え、一家で“やり過ぎ”お練りを披露した。中村芝翫さん、橋之助さん、福之助さん、歌之助さんの4名が「襲名披露リ・ボーン・パレード」を先導する、ユニバーサル・グローブを掲げたフロートの上で手をふると、パークのゲストから次々と歓声が。メイン・ストリートでは中村芝翫さんの妻で三兄弟の母である三田寛子さんがパレードを見守り、「今日はいちギャラリーとして参加したけど、ゲストと一緒に心が一つとなってお祝いできたことが本当にありがたいです」とコメントした。一方、中村芝翫さんは、「パレードに乗車して涙がこぼれそう。USJのように我々の歌舞伎も日本から世界に届けたい。日本の伝統芸能である“歌舞伎”、世界最高のエンターテイメントを提供し続けてきたユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ともにこれからも素晴らしいエンターテイメントを日本から世界へ発信していきましょう」と、抱負を口にした。また、「襲名披露リ・ボーン・パレード」を終えた中村芝翫さん一家は、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」エリアにて、今年新たに登場した「ワンド・マジック」を体験。家族全員で「ロコモーター!」と呪文を唱えて杖をふると、「魔法のクリスマス・ツリー」のオーナメントが次々と踊り出して、魔法界のクリスマスを満喫した。■ユニバーサル・スタジオ・ジャパン×大阪松竹座中村橋之助改め八代目中村芝翫国生改め四代目中村橋之助、宗生改め三代目中村福之助、宜生改め四代目中村歌之助「襲名披露リ・ボーン・パレード」2016年12月8日(木)1日限りで開催写真提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年12月13日中村勘九郎、中村七之助の兄弟を中心とする中村屋一門が、時期に応じて「新緑」「錦秋」と銘打ち、2005年以来、毎年行っている巡業公演が今秋も開催。今回の上演は、「歌舞伎塾」、七之助『汐汲』、勘九郎『女伊達』の3演目。「歌舞伎塾」は新たな試みで、立役と女方ができるまでの化粧の様子や実演を、勘九郎と七之助の解説と共に見せていくもの。全国14か所を巡る今年の「錦秋特別公演」を前に、七之助が抱負を語った。【チケット情報はこちら】「歌舞伎塾では、『草摺引』の曽我五郎役の中村いてう、舞鶴役の中村鶴松が化粧をする過程をスクリーンも使ってリアルタイムでお見せし、その後『草摺引』の一部を実際に上演します。これは、鎧を持って出かけようとする曽我五郎を舞鶴が引き止めようとして草摺(鎧の一部)を引っぱる、という単純な舞踊劇。派手だし、むきみ(隈どりの一種)だし、台詞もあるし、歌舞伎らしさを楽しんでもらえると思います」七之助が踊る『汐汲』は、須磨に暮らす海女の姉妹、松風と村雨が、在原行平から寵愛を受けたという伝説に基づく能『松風』の趣向を取り入れた、長唄の舞踊だ。「『汐汲』は、日本舞踊で初めのころに教わる、基礎中の基礎。お能の格式を表現したかと思えば、行平が残した烏帽子と狩衣を着て、恋しい人への切ない思いを表すなど、様々な要素が詰まった踊りです。僕自身もかなり前に習いましたが、舞台で踊ったのは(坂東)玉三郎のおじさまと共演した『村松風二人汐汲』(2014年)が初めて。おじさまには“型と型の間こそが踊りになる”ということを丁寧に教えていただきました。型と型の間というのは、呼吸や間合い、目線、動きなど、ちょっとしたことで変わります。今回はひとりなので、玉三郎のおじさまの踊りを思いながら、最初は格式高く、やがて情愛たっぷりに踊りたいですね」最後は勘九郎の『女伊達』。桜が満開の新吉原を舞台に、尺八を差した美しい女伊達(女侠客)が、男伊達たちを相手に踊る作品だ。「男伊達ふたりとの立ち廻りもある華やかな踊りです。兄の女方は久しぶりですが、もともとは女方だったんですよ。きびきびとしてすっきりとした、江戸っ子の女方になるのではないでしょうか」多忙の中、10年以上欠かさず続けて来た巡業公演への思いは強い。「とにかく、色々な人に観てほしいです。歌舞伎というと難しいイメージがあるけれど、本当はそんなことないですから。僕たちが地方を回ることで、普段は歌舞伎をご覧にならない方にも気軽に来ていただき、“意外と面白いな”と思ってもらえたら嬉しいし、つまらなくても、それは人それぞれ。まずはふらっと歌舞伎を観に来てもらえるようにしたい。錦秋公演は、歌舞伎が好きな方はもちろん、初心者の方にもわくわくしてもらえるよう、敷居を一生懸命削ってお届けする公演です」11月7日(月)の東京・オリンパスホール八王子での公演を皮切りに各地を巡る。チケットは発売中。取材・文:高橋彩子
2016年08月17日歌舞伎役者の市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助が17日、都内で行われたシネマ歌舞伎『阿弖流為<アテルイ>』(6月25日公開)の完成披露上映会に登場した。劇団☆新感線・いのうえひでのりが演出、中島かずきが脚本を担当し、2015年に新橋演舞場で行われた、歌舞伎NEXT『阿弖流爲<アテルイ>』を映像として編集、全国公開する。舞台挨拶では、18日に33歳の誕生日を迎える七之助に、サプライズでバースデーケーキが贈られた。観客に祝われた七之助は「どんどん衰えていくものなので、次の歌舞伎NEXTの時は動けるように、日々精進していきたいと思います」と33歳の抱負を語った。染五郎が七之助の口にケーキの装飾の熊を「あ~ん」と食べさせると、七之助は「甘いです」と苦笑。また、勘九郎は「いい1年にしてください」とメッセージを送った。『阿弖流爲<アテルイ>』について、染五郎は「すごいもの、びっくりするものを作ろうじゃないかと、思いだけで作り上げた感じ」と説明し、「同じ方向を向いて一気に作り上げた」と感慨深げに振り返った。七之助は「劇団☆新感線は見るもんで、出るもんじゃないと言われていたけど、まあ、地獄でした(笑)」と舞台の激しさを語り、「養老院みたいな人たちが走らされて、けが人続出で大変でしたね」としみじみ。また七之助は、舞台上の動きがほとんどいのうえの演出指示通りであることを明かし「型が決まっている中で、自分の感情を表現するのは歌舞伎と同じ」と表現した。劇団員である俳優・古田新太や橋本じゅんについて、「自由にやってるなと思ってたんですけど、毎回そういう演出を受けてたんですよ。ああ恐ろしい人達だと思いました」とすごさに触れた。
2016年05月18日俳優・中村雅俊の娘でモデル・タレントとして活動する中村里砂が主演を務める、世界的カルト漫画の実写映画化『少女椿』。このほど、中村さん演じるヒロインのみどりをはじめ、カナブンや紅悦など、原作の世界観を表現する強烈なキャラクター写真の数々が解禁となった。ある時代の東京。14歳のみどり(中村里砂)は、病気の母親を置いて家を出て行った父親の代わりに家計を助けるため、花売りをしていたが、ある日、家に帰ると母親(鳥居みゆき)は病死していた。一人ぼっちになったみどりは、赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎(中谷彰宏)に拾われる。地方巡業に回るサーカス団には、怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)ら、個性的で怪しげな連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、いじめにあいながらも健気に毎日を送り、走る列車を見ながら東京の我が家のことを思うのだった。そんなある日、サーカス団にワンダー正光(風間俊介)という超能力を持った男が加入する。いじめにあうみどりを見たワンダー正光は、彼女のことを気にかけ、彼自身が持つ超能力で不思議な光景を見せる。彼の優しさにみどりは次第に心を寄せていく。ワンダー正光の評判は瞬く間に広まり、サーカス団は連日大入りとなった。だが、団員たちは彼の人気に嫉妬し、さらにみどりをいじめる。それを見たワンダー正光は怒り、超能力で団員たちを従わせる。彼はみどりのことを愛していたのだった。それに嫉妬した鞭棄も、みどりを力づくで振り向かせようとするが、それを見たワンダー正光は激怒、超能力で鞭棄を殺害してしまう――。1984年の発刊以来、アニメ化や舞台化がされてきた、丸尾末広によるカルト漫画を原作とする本作。これまで実写映画化は何度も試みられながら、その世界観を描くことが難しく、幾度も企画が立ち消えになってきたが、このほど短編映画『ミガカガミ』でモントリオール国際映画祭ほか、国内外の映画祭で数々の賞を受賞した監督TORICOによってついに実現。本作の公開決定がニュースとして流れるや、Twitter上などSNSでは大きな盛り上がりを見せ、翌日のTwitterでは話題度1位となったほど。先に発表となった、主人公でヒロインのみどりを演じる中村さんのほか、ワンダー正光には『猫なんかよんでもこない』の風間俊介、カナブンにはビジュアル系ロッカーの武瑠(SuG)、紅悦にはグラビアでも話題となった女優『花鳥籠』の森野美咲、鞭棄には若手俳優の注目株『アキラNo.2』の佐伯大地、赤座には『新宿スワン』の個性派俳優・深水元基、そしてサーカス団団長の嵐鯉治郎には作家としても活躍する中谷彰宏といった、超個性的な面々が登場。見事なまでに、美しくも奇妙でエログロな世界観を再現した本作を、これらの写真から覗いてみて。『少女椿』はシネマート新宿ほか5月21日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月05日「女方として、できる範囲のことはすべてチャレンジしたい」と語るのは、中村七之助。彼の今年最初の舞台は、歌舞伎ではなく現代劇だ。十八代目中村勘三郎とデヴィッド・ルヴォーの企画で誕生したという『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より-』。『心中天網島』は、遊女小春・紙屋治兵衛・その妻おさんの三角関係を描いた近松の代表作。この作品を、注目の若手作家・谷賢一が、ルヴォーのオリジナルアイデアに基づき新作戯曲として描き下ろす。七之助は、初めてルヴォーの演出を受け、これまであまりやったことのない現代劇で女方を演じ、そして初共演の深津絵里とW主演する。まさにチャレンジだ。稽古前に来阪し、「父の、死してなお夢を実現する力」を感じながら、遺志を受け継いで出演する意気込みを話した。『ETERNAL CHIKAMATSU -近松門左衛門「心中天網島」より-』チケット情報「父は、歌舞伎の演目を海外の方に演出してほしいという夢があり、私たち息子にも話していました。具体的にルヴォーさんで近松を、と。それをルヴォーさんが覚えていてくださり、今回の上演になりました。ルヴォーさんという暮らしも文化も違う方が、近松作品をどういう解釈で演出され、そこからどんな変化が生まれるのか。今回、それが一番楽しみです」。物語は、現代に生きるハル(深津)が、江戸時代に生きる遊女・小春(七之助)と出会い、近松門左衛門の古い古い恋の物語に引き込まれていく。ハルと小春を通して描く、究極の愛。1月下旬から稽古に入るが、初めてやる時に一番大事にしていることは「お稽古までに台本を全部覚えて行くこと」と言う。「これは父が口を酸っぱくして言ってましたから。それと、柔らかい気持ちで行くことかな。杉村春子先生は台本を100回読まれたと。だから、台本は最初から最後までよく読んで、自分のキャラクターを考えます。でも、固めて行かない。固めると、そこから抜け出ることが大変になるから」。今回、深津とはガップリ四つの初共演だ。「僕はテレビでも映画でも歌舞伎でも、相手役はほとんど男としかやったことがなかったんです。だから、深津さんとほぼ初対面でポスター撮りした時、『もっと顔を近づけて、近づけて』と言われて、恥ずかしくてね(笑)。すごい脇汗でした(笑)。深津さんはキレイな人で、すごくいい方でした」。ほかに伊藤歩、中嶋しゅう、中島歩、音尾琢磨らが出演。「今回は、歌舞伎で培ってきたものをいろいろ試せる、チャレンジできる舞台でうれしいです。現代劇の中で女方として出るなんて、これは僕個人としてもおもしろいし、ボクがお客様だったら、ちょっと観てみたいな(笑)」。公演は、2月29日(月)から3月6日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、3月10日(木)から27日(日)まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年02月05日真っ青な秋空に映える大阪城の天守閣。10月25日、大阪城西の丸庭園で5年ぶりとなる大阪平成中村座が開幕した。前日の会見で、中村扇雀は「感無量」と言い、中村橋之助は「兄が亡くなり、こんな早い時期にできたことは本当にうれしい、皆様のおかげです」と感謝。今回は、坂東彌十郎と坂東新悟、中村橋之助と中村国生、中村扇雀と中村虎之介という、3組の親子共演も楽しみだ。「大坂の陣400年記念 大阪平成中村座」チケット情報中村勘九郎・七之助はもとより、座組み全員が十八世中村勘三郎への想いを胸に、舞台に立った初日。昼の部には、満員の観客席に京都・先斗町から舞妓さんたちの姿もズラリと。『女暫(おんなしばらく)』は、歌舞伎十八番の『暫』を女方が演じる演目。七之助が凛々しくもキュートな巴御前を演じ、大奮闘!『三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)』は長唄舞踊。木下藤吉郎に扮した勘九郎が踊りの名手ぶりを披露する。紅葉の背景が開くと、陽に輝く大阪城が借景に!大拍手の客席に秋風が流れ込む。『狐狸狐狸(こりこり)ばなし』は、だまし合いの喜劇。扇雀が弾けて大活躍、七之助も魅力を発揮し、物語のおもしろさに引き込んで笑わせる。客席は大喜びのうちに昼の部が終演。休憩は2回。お弁当は敷地内の五軒長屋で早めに買おう。トイレは長蛇の列でも大丈夫。順番待ちまで楽しませるお茶子さんの話と超スムーズな誘導、場内案内からお弁当の空箱回収まで手際の良さは抜群だ。これぞ中村座名物、勘九郎の言う「世界に誇れるお茶子さん」。イヤホンガイドもおすすめ。公演中はもちろん、休憩時間には大阪城の歴史などの解説も。夜の部は『俊寛』と、30分の休憩をはさみ『盲目物語』。「どちらも祖父、父と二代に渡って大切にしてきたもので、父の想いが詰まった演目です」と七之助。前回、十八世勘三郎が演じたゆかりの演目『俊寛』は、来年、八代目中村芝翫を襲名する橋之助が渾身の演技で。『盲目物語』は、「ずっとやりたかった」と勘九郎、「大阪城にぴったりの作品」と七之助。今回の中村座の目玉はこれだ。お市の方に仕える盲目の弥市と豊臣秀吉の対照的な人生を、勘九郎が早替りで演じ分ける。回り舞台まで使う演出、幕切れは三味線を弾く弥市と幻想の中で琴を合奏するお市。その背景にライトアップされた大阪城が…。「鳥肌の立つような演出をご覧いただきます。観た人は最後を言わないでください」と扇雀。だから、言いません。「『還暦になったらまた大阪に来るよ』と言っていた父は、約束を守りました」と語っていた勘九郎。まるで十八世勘三郎が乗り移ったかのような舞台だった。彼らを、芝居小屋の18か所から“隠れ勘三郎”の眼が見守る。「最後の1個が探し出せたら賞金もの」。空き時間に“眼”を探し、スマホで撮影。とことん楽しませてこそ中村座だ。ただし、全部見つけても「賞金は出ません(笑)」。『大坂の陣400年記念 大阪平成中村座』は11月26日(木)まで大阪城西の丸庭園内 特設劇場にて上演中。取材・文:高橋晴代
2015年11月16日紅葉で色づく神社仏閣、秋の味覚をふんだんに味わえる懐石料理…。秋の京都の王道は数あれど、各方面で活躍するあの人がおすすめする、思い入れたっぷりなお店の一品は、また特別!京都初心者にも京都通にもマストな、魅惑のリスト大公開です。■肉割烹 安参(やっさん)の「テールスープ」/武智志穂さん(モデル)京都案内の本を出すほど京都通の武智志穂さん。彼女が「人生一度は行ってほしい」と一押しするのが、祇園にある昭和23年創業の肉割烹『安参』。赤提灯が目印のこちら、肉好きの間では言わずと知れた名店で、メニューは肉の刺し身、煮込み、焼き物のみといたってシンプル。テールを3日間煮込んで作られるスープは昆布だしで和風に仕上げ、具は生姜とワカメに山椒をパラリ。「あっさりしていて、上品な味がお気に入りです」清水焼の抹茶茶碗で供されるテールスープ¥800(税込み)肉割烹 安参東山区祇園町北側347 TEL 075・541・966618:00~22:30日・祝日休■中村藤吉本店の「生茶ゼリイ 抹茶」/矢野未希子さん(モデル)「抹茶が大好き」と矢野さんが足を運ぶのは、1854年創業の宇治にあるお茶の老舗『中村藤吉本店』。店舗奥には明治・大正期の建物をリノベーションしたカフェが併設されており、お茶屋ならではの上質な茶葉を使ったスイーツが味わえる。「抹茶が濃くておいしい」と絶賛する生茶ゼリイは、抹茶ゼリイのほのかな苦み、もっちりとした白玉、粒あんと抹茶アイスの甘み…と多様な食感と味わいが絶妙。最後まで食べる手が止まらない。竹筒の器で味わえるのは本店だけ。¥740(税込み)中村藤吉本店宇治市宇治壱番10TEL0774・22・7800カフェ11:00~17:30(17:00LO)無休■三嶋亭の「みぞれ鍋」/JUJUさん(歌手)学生時代を京都で過ごしたJUJUさん。「秋は神社仏閣巡りにもいい季節。一人で街を歩くだけでもうっとりできる京都、最高です」。すき焼きで知られる老舗『三嶋亭』のみぞれ鍋は、実はこの時期だけ登場するメニュー。5代目が「体が温まるヘルシーな鍋を」と10年ほど前に考案。寒くなると甘みが増す蕪のすりおろしを和風だしに加え、しゃぶしゃぶの要領で味わう。だしに黒毛和牛の旨みが溶けだし、じわり体に染みるおいしさ。知る人ぞ知る季節限定メニュー。1人前¥11,880(税込み)三嶋亭中京区寺町三条下ル桜之町405TEL075・221・0003水曜(祝日は営業)、1月1日休。11~12月は無休11:30~22:30(21:00LO)※『anan』2015年11月4日号より。写真・仲尾知泰文・江角悠子
2015年10月28日