2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。手術から半年が経過し、現在の状態を確認するための検査を受けることになりました。検査の結果は……。★前の話こほこさんは右胸の乳房再建時、左太ももの自家組織を使って再建をしようとしましたが、採取した組織が足らず脂肪注入をして胸の形を整えました。他にも瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)という右脇にできた傷の引きつれを治す手術も受けました。脂肪注入から約1カ月たったころ、右胸の手術から半年が経過していたので検査を受けることになりました。術後から半年たち、こほこさんの体に起こった変化とは。私は右胸の全摘と再建手術を受けた後、傷の治りを良くするために極力右腕を使わないように生活していました。その後、右胸と鎖骨の間にできてしまった段差を埋めるために脂肪注入をしたのですが、脂肪の定着させるために右腕を動かさないように制限していました。結果、半年間は右腕をあまり動かすことができず……右肩の関節が硬くなってしまい、腕を真上に上げたり後ろに回しにくくなってしまいました。右脇の中央に太くて固い筋があり、モンドール病︎(胸部から上腹部にかけて表側にある静脈に血栓が出てきて、それが筋状に見えるもの)かと思ったのですが、医師から指摘されることもなく術後4カ月ごろには消えていました。ただ引きつられている感覚があり、腕を上げると胸ごと引っ張られているような感じがして万全とは言えない状態でした。術後経過を見るための検査では、採血をした後に乳腺外科で診察とエコー検査を受けました。ホルモン療法の影響でホットフラッシュによる不眠に悩まされていたのですが、それは漢方を飲むことで解消されました。それ以外に疲れやすく、頭がシャッキリしないので何か漢方を処方して欲しいとお願いしたところ、「既に服用している漢方と成分が合わさると肝機能に良くない」ということで追加の処方はできないとのことでした……。エコーで右胸を見てもらったところ、鎖骨辺りに注入した脂肪が見えるらしく「ボコボコしているのが見えます」と言われました。しかし、私にはどうボコボコしているのかわかりませんでした(笑)。手術をしていない左側の脇のリンパが腫れているとのことで、1月以上前に接種した新型コロナウイルスのワクチンの副反応がまだ残っているようでした。血液検査の結果は問題なく、ホルモン療法の一つであるリュープリンの注射をおなかに打ってもらって帰宅しました。ー--------------手術から半年が経過し、こほこさんは右肩が以前より硬くなったように感じているのだとか。その理由は術後、傷に響かないよう右腕を使わない生活を意識していたからなのだそうです。こほこさんは無理のない範囲でストレッチをするようにして、元の肩を取り戻そうとしているようです。肩が硬くなると腕を動かしにくくなるので大変ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年02月16日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。1年ぶりに健康診断を受けることになったへそさん。乳がん検診を終え、次は骨密度検査を受けることになりました。人生初の骨密度検査でへそさんは……。★前の話健康診断の会場で迷子になりながらも、無事に乳がん検診を終えたへそさん。検診を受ける前にケープを着用したところ、鏡に映った自分の姿が芸人の今くるよのように見えたのだとか。その後、いくつかの検査を経て骨密度検査をおこなう場所にたどり着きました。人生初の骨密度検査の結果は、へそさんにとって意外なものでした。こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。私が受けた骨密度検査は、くるぶしで骨密度を計測するものでした。この検査では素足になる必要があったので、タイツをはいていなくてよかったと思いました。検査はすぐに終わり、その場で結果を聞くことができました。更年期になると骨粗しょう症になりやすくなるといううわさを聞いたことがあったのですが、私は骨太だし大丈夫でしょ! となんとなく自信満々で検査に挑みました。しかし、結果はギリギリ正常値以下とのこと!20〜44歳の骨密度の平均値を100%としたとき、私の骨密度は80%くらいだと説明されました。私の前に検査をしていた人は100%だと言われていたので、思わず追いかけて「どんな食生活送ってるんですか!?」と聞きたくなってしまいました(笑)。これからはカルシウムを意識的に摂取しなければいけないな、と思いました。ー--------------骨密度検査で正常値よりも少し下の数値が出てしまったというへそさん。自分は骨太でがっちりとしているから大丈夫だろうと思っていただけに、この検査結果はショックだったのだとか。更年期になり、体のあらゆる部分に衰えが出てきていることを実感したそうです。年を重ねると目立った不調を感じていなくても、体に変化が出てきてしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年02月15日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。術後はホルモン療法を受け、がんの再発を防止していくことになりました。ホルモン療法を始め、こほこさんの体にはさまざまな変化が現れて……。★前の話右胸の全摘と再建手術から半年、術後の経過は順調なこほこさん。経過観察の検査を受け、特に異常はなしということでした。検査の日、こほこさんはホルモン療法の一つであるリュープリンの注射をしてもらいました。注射を打ったこほこさんは、生理痛のような痛みを感じていました。乳がんのがん細胞は女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けて増殖したりすることから、エストロゲンを抑えるためにホルモン療法をおこなうことになりました。半年に1回、リュープリンという注射を打つ以外にも、タモキシフェンという飲み薬を毎日欠かさず服用して治療をしています。初めてリュープリンを打った日の夜は頭痛と吐き気を感じてとてもしんどかったのですが、体が慣れたのか今回は少ししんどいと思うくらいでした。しかし、翌日は倦怠感が強く、頭痛の症状もあったので仕事をしていてもあまりはかどらず……1週間くらいしんどさを感じる日々が続きました。しかもこのころから、子宮にじんわりと痛みが出てくることがありました。ホルモン療法の影響で生理は止まっているのですが、生理痛のような痛みを感じていました。リュープリンを打った場所はツベルクリン反応のように赤くなって皮膚がコリコリと硬くなっており、ズボンをはいたりしたときに当たるとちょっと痛かったです。ホルモン療法を始めてから半年近くたち、ホットフラッシュ以外にも髪が絡まりやすくなったり爪が割れたりと、あらゆる部分に影響が出てきました。慢性的な倦怠感やバテやすさにも困っていましたが、何よりも膝の関節痛がつらい! 正座から立ち上がろうとすると、思わずフラフラ。趣味の茶道ではお茶碗を落として割ってしまわないかドキドキすることもしばしば。脚といえば、私は左太ももの組織を利用して乳房の再建をしたのですが、しゃがんだりしたときに傷が引きつっているように感じることがありました。術後すぐは痺れのような痛みがありましたが、時間とともにそれは薄れていっていました。それなのにまた違和感が出てきたということは、皮膚の感覚が正常に戻ったのか、それともただ単に乾燥しているだけなのか……。特に困っているわけでもないので、ひとまず保湿クリームを塗って様子を見ることにしました。ー--------------エストロゲンを抑えるためにホルモン療法を始めたこほこさん。治療開始から約半年が経過し、ホットフラッシュや髪のパサつきなど体の変化に戸惑うばかりでした。体調不良によって仕事にも集中できない日があったりしたのだとか。病気の治療による体調不良は仕方がないことだとわかっていても、日常に影響があるととてもつらいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年02月15日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。1年ぶりに健康診断を受けることになったへそさん。まずは乳がん検診を受けることになりました。乳がん検診を受けるための検診車に乗り、着替えていると……!?★前の話健康診断の会場で迷子になり、係員の手を借りながら乳がん検診の会場までたどり着くことができたへそさん。乳がん検診は検診車の中でおこなわれるということで、車の中で服を脱ぐことに。そこでへそさんはとあるものを見つけました。こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。健康診断で乳がん検診を受けられるということだったので、マンモグラフィーの検査を受けることにしました。事前の案内では、検査着を用意していないのでケープなどの胸を出しやすいものを持参するように言われていました。私はケープなんて気の利いたものは持っていなかったのですが、さすがにひとりだけ胸を丸出しにしている訳にもいかず……家にあったボタン付きのストールを持って行きました。しかし、検診車の更衣室に入るとまさかの使い捨てケープが置いてありました。更衣室から検査室まで2mくらいの距離だったのですが、そこを行き来するためだけに使い捨てケープがあるなんて、少しもったいないような気もしました。ケープを置いているならそう言ってくれればいいのに〜と思いながら、私はストールではなく、使い捨てケープを着用。ケープを着終わり、鏡を見てみるとそこには芸人の今くるよさんのような姿になった自分が!! 思わず「どやさ!」と言いたくなってしまいました(笑)。ー--------------乳がん検診を受ける人に対し、ケープなどの着替えを持参するように案内があったようです。へそさんはケープを持っていなかったので、ボタン付きのストールを持参しました。しかし、会場には使い捨てケープが用意してあり、へそさんはストールが荷物になってしまったと感じたそうです。備えあれば憂いなしと言いますから、例え荷物になったとしても準備して行くことは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年02月13日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの自家組織を用いた乳房再建手術をおこなったこほこさん。無事にがんは摘出でき、ホルモン療法を受けることになりました。がん治療を受ける中で避けて通れないお金の問題に対し、こほこさんは……。★前の話こほこさんは右胸の再建手術を受けたものの、用意していた自家組織だけではきれいな乳房を形作ることができず、鎖骨と胸の間に段差ができてしまっていました。そこで、脂肪吸引をして段差をなくし、乳房の形を整えることにしました。他にも傷の引きつれを治す手術や術後の検査など、がんを摘出したからといって治療はすぐに終わるものではありません。がん保険に入っていなかったというこほこさんは、お金のことについて考えました。乳がんになった私は右胸の全摘手術だけではなく、再建した乳房に乳頭を作ったり、さらに乳輪のタトゥーを入れる手術を受けたりもしました。それ以外にもがんの再発防止のためにホルモン療法を受けることにもなっていました。タモキシフェンという女性ホルモンであるエストロゲンを抑える飲み薬は、今後10年間毎日欠かさずに飲まなければいけない薬でした。もう一つの治療薬であるリュープリンという注射は保険適用でも1回約25,000円! 半年に1回の注射でいいとはいえ、決して安いものではありません。手術や治療だけではなく、入院準備や検査、通院のための交通費などこまごまとした出費があり、いろいろとお金がかかるんだなぁと実感しました。がんになるなんて夢にも思っていなかった私はがん保険に入っておらず、医療保険でまかなえない部分は海外旅行用に貯金していたお金から支払いをしました。今は仕事ができる状態だからいいけれど、今後働けなくなったり再発してしまったりしたらどうしようと思うことはありました。悩みながらSNSを見ていたある日、乳がん経験者でも入れるという保険があることを知りました。資料を取り寄せ、保険に入るか検討中ではありますが、乳がん経験者でも加入できる保険があるのはありがたいなと思いました。ー--------------乳がんになり、手術や治療以外にもたくさんのお金がかかることを知ったこほこさん。元々入っていた医療保険では入院と手術費用しかカバーできなかったとのことで、他は旅行用の貯金から支払ったのだとか。しかし、これからも治療や検査でお金がかかるということで、こほこさんはがん保険への加入を検討しているそうです。自分がいつ病気になるかはわからないけれど、もしものことを見据えておくことは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年02月13日2児の母であり、漫画家として活躍するはるたけめぐみさん。ある日の入浴時に乳房のセルフチェックを行うと、今まではなかったはずの“しこり”があることに気づきます。しばらく乳がん検診を受けていなかったはるたけさん。しこりが気になり婦人科に向かうと……?!【あらすじ】入浴時のセルフチェックで乳房のしこりを発見した、はるたけさん。はっきりとわかるほどサイズが大きく、慌てて婦人科を受診しました。そこで一通りの検査を受け、医師からは「がんではないとは言い切れないけれど、良性の葉状腫瘍の可能性が高い」と言われます。 検査の結果が出るまで2週間ほど。がんでないことを祈りながら、結果を聞きに再度婦人科を受診しましたが……? 検査結果はどうだった? ※乳房葉状腫瘍とは:乳腺腫瘍の一種。良性であることがほとんどですが、悪性の場合は全身に転移する可能性があります。初期の状態は、線維腺腫とよく似ているため区別しにくいですが、葉状腫瘍は急速に巨大化する特徴があるので切除手術が必須です。 MRIと針生検の結果から、はなたけさんの乳房にできた腫瘍はがんでないことがわかりました。少しホッとするはなたけさんさんですが、腫瘍のサイズが大きいことから、切除手術を行うことが決まっています。 摘出した腫瘍を検査してはじめて、良性か悪性かの判断ができるのです。一般的には数日間入院をして、全身麻酔を行なったうえで摘出手術が進められますが、はなたけさんの場合は腫瘍が乳房の表面に近いところにあることから、局所麻酔をうち日帰りで手術ができることがわかりました。 術後に傷跡が目立ってしまうリスクが残りますが、体への負担は少し軽くなりそうですね。しこりに気づいてから、手術日までスムーズに決まったはなたけさん。実の姉が乳がん経験者だったこともあり、「もしがんであっても、ひとつひとつ冷静に対応していこう」と心構えができていたそうです。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はるたけめぐみ
2023年02月10日2児の母であり、漫画家として活躍するはるたけめぐみさん。ある日の入浴時に乳房のセルフチェックを行うと、今まではなかったはずの“しこり”があることに気づきます。しばらく乳がん検診を受けていなかったはるたけさん。しこりが気になり婦人科に向かうと……?!【あらすじ】入浴時のセルフチェックで胸にしこりがあることに気づいたはるたけさん。今まで気づかなかったことが信じられないほどのサイズ感で、慌てて婦人科を受診しました。 このしこり、やっぱり“がん”なの?! ※乳房のしこりを調べるために、まずマンモグラフィーや超音波検査などの精密検査を行います。画像診断で「乳がんの疑いあり」と判定された場合、しこりに針を刺して組織を切り取り顕微鏡で観察する「針生検」を行います。 ※乳房葉状腫瘍とは:乳腺腫瘍の一種。良性であることがほとんどですが、悪性の場合は全身に転移する可能性があります。初期の状態は、線維腺腫とよく似ているため区別しにくいですが、葉状腫瘍は急速に巨大化する特徴があるので切除手術が必須です。 胸にしこりがあることに気づいた翌日、婦人科を受診し詳しく検査をしてもらったはるたけさん。超音波検査でしこりを確認したあと、しこりに針を刺し組織を切り取って詳しく調べる針生検も行いました。 一通りの検査を終え、先生からは「がんではないとは言い切れないけれど“葉状腫瘍”である可能性が高い」という診断が……。“葉状腫瘍”は良性であることがほとんどですが、増大するスピードが速い特徴があります。そして、はるたけさんの場合はすでにサイズが大きいこともあり、良性の葉状腫瘍であっても切除手術が必須であることがわかりました。 先生からのお話を冷静に受け止めるはるたけさんですが、想像以上に大事になってしまったことから、改めて定期検診の受けなかったことを悔やむのでした。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター はるたけめぐみ
2023年02月09日2児の母であり、漫画家として活躍するはるたけめぐみさん。ある日の入浴時に乳房のセルフチェックを行うと、今まではなかったはずの“しこり”があることに気づきます。しばらく乳がん検診を受けていなかったはるたけさん。しこりが気になり婦人科に向かうと……?!【あらすじ】漫画家として活動するはるたけさん。ある日の入浴時に、ふと思い立ち乳房のセルフチェックを行いました。すると、ボコッとした手触りがあり“しこり”らしきものがあることに気付いたのでした……。 ん?!こんなの今まであった? 入浴時のセルフチェックで、乳房に“しこり”らしきものがあることに気付いたはるたけさん。「なにかある」とハッキリわかるほどのサイズ感に驚き、なぜ今まで気づかなかったのか愕然とします。 実は、彼女には母親をがんで亡くした過去があるのです。さらに、実の姉は乳がんの既往歴があり胸を切除していました。がんにかかったことがある家族がいることから、「これはヤバいかも……」と不安になったそうです。 乳がん検診を受けたのは3年ほど前のこと。定期的な受診をしなかったことを少し後悔したと言います。自覚症状がないと、健康管理をついつい後回しにしがちですが、病気の早期発見のためには定期的な健康診断が大切ですよね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) ※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はるたけめぐみ
2023年02月08日乳がん患者向けに貼り付けタイプの人工乳房を製造販売しているナチュラルブレスト株式会社(所在地:福岡県福岡市、代表取締役社長:本田 幸恵)は、写真から人工乳房に色付けする技術を確立いたしました。写真から色付けする技術の実施を、国内で1年半にわたり実行しています。仕組み概要: 人工乳房の色付け◆背景貼り付けタイプのリアルな人工乳房は、海外には無いもので、海外からの問い合わせが多くありました。そのため、4年前からJETROに支援をしてもらいながら、米国など契約先を探していましたが、現地での彩色技術者の育成などハードルがありました。写真から肌の色を再現して人工乳房に彩色することは困難でしたが、1年半の時を経て海外からの直接受注もできる彩色技術レベルとなりました。◆写真から人工乳房に彩色する技術本来は対面で人工乳房を体に乗せて彩色しますが、本技術は写真を特殊なモニターなどを使い、本来の色合いを再現します。本人に会わずに人工乳房に彩色するため、国内の遠距離の場合のみならず、海外からの注文にも対応できることになりました。すでに米国には2012年12月よりFDA登録を完了しています。昨年は、英国と米国に有償サンプルを輸出しました。◆企業概要商号 : ナチュラルブレスト株式会社代表者 : 代表取締役社長 本田 幸恵所在地 : 〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉3-1-18 福岡芸術センター507設立 : 2014年7月3日事業内容: つけ義乳首、つけ義乳房、人体パーツの製造販売、輸出資本金 : 500万円URL : 実績 : ・2019はばたく中小企業300社選出(経済産業省)・特許庁傘下INPIT重点支援企業・JETRO新輸出大国コンソーシアム採択企業(4年連続) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月06日「昨年、タレントの高見知佳さん(享年60)が急逝しましたが、子宮がんが疑われ、判明したときは、すでにステージ4。さらに大腸や卵巣、肺、脳や骨など全身の臓器に転移していたそうです。病気判明の直前まで、参議院選の選挙活動をしており、落選後も地元の市議会議員選も見据えていたということですから、死の直前まで、病気の自覚がほとんどなかったのでしょう」(芸能記者)これほどまでに、がんは静かに全身を蝕んでしまう。だからこそ、無症状のうちから定期的にがん検診を受診することが大切だ。しかしコロナ禍の今、がん検診の受診控えが懸念されている。’17年から’19年度までの3年間のがん検診平均受診者数と、’20年度のがん検診受診者数を厚生労働省のデータをもとに共同通信が比べたところ、胃がん検診は214万人から141万人、大腸がんが357万人から279万人など、軒並み2~3割ほど減っているというのだ(画像参照)。常磐病院(福島県)の医師・尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災の際も、直後からがん検診の受診率が下がり、元の水準に戻るまでには5年ほどかかりました。しかし、当たり前のことですが、受診が遅れるほど、がんは進行するのです」がんからの生還は早期発見が必須だが、気になるのは検診費用だ。「任意で行うがん検診は医療保険が使えず、全額自己負担となってしまいます。しかし、自治体で行っている検診を利用すれば、全体的に安価に受けることができます」がん検診の案内は、居住している市町村からはがきなどで届く。そこに書いてある電話番号や医療機関に問い合わせると、自治体が行う検診を受けることができる。日本医師会のホームページにも、全国の「福祉課」や「健康推進係」など該当の窓口につながる電話番号が載っている。調べてみよう。また、がん検診の頻度や対象年齢は厚労省が指針を定めている。そのため、各自治体によって差異はあるものの、好きなタイミングで何度でも安価に検査できるわけではないことが多いので要注意だ。がんの種類ごとに、おすすめの検査や費用を解説してもらった(※各がん検診の自己負担額は医療機関や自治体により制度・金額はさまざま〈編集部調べ〉)。【肺がん】〈X線〉自費:2000~3000円/自治体など(目安):無料~300円〈CT〉自費:1万~3万円/自治体など(目安):3000~5000円厚労省の指針によると、肺がんの検診は年に1回、40歳以上に推奨されている。「X線検査が一般的な肺がん検診です。さらに、より確実に早期の肺がんを発見できるのは、CT検査。喫煙経験があるなど、リスクが高い人には選択肢の一つです」アメリカの調査で、X線よりもCT検査を受けた人のほうが、肺がんによる死亡率が約20%低くなるというデータもある。■自分を後回しにせず、主婦も積極的に受信を【胃がん】〈バリウム〉自費:1万~1万5000円/自治体など(目安):1500円程度〈内視鏡〉自費:1万~2万円/自治体など(目安):3000~5000円胃がんの場合、50歳以上では2年に1回の胃カメラが基本。ただ、40歳以上は年に1回のバリウムによるX線検査も選択肢だ。「特に胃カメラは、早期のがんを見つけやすいです。苦しいイメージがありますが、今は細いファイバースコープもあり、鼻から検査もできるので負担が軽減されています」【大腸がん】〈便潜血検査〉自費:2000円程度/自治体など(目安):無料~500円〈内視鏡〉自費:2万円前後/自治体など(目安):-大腸がん検診(便潜血検査)は年1回、40歳以上にすすめられている。精度の高い検査は内視鏡だが、自覚症状がない場合自費で行うため、2万円前後と高額。「大腸をくまなく観察するには内視鏡が効果的ですが、一般的な健康診断にも組み込まれている、便潜血検査が基本。痛みもなく、費用も少額です」国立がん研究センターのホームページによると、毎年、便潜血検査を受けることで、大腸がんの死亡率を60%下げると報告されている。【子宮頸がん】〈細胞診〉自費:3000~1万円/自治体など(目安):500~1000円厚労省の指針では、20歳以上の女性は2年に1回の細胞診が提唱されている。「早期の場合、自覚症状がほとんどないため、定期的に検診を受けておくことが求められます」細胞診は、自治体検診を利用すれば500円から1000円程度だ。【乳がん】〈マンモグラフィ〉自費:5000~1万円/自治体など(目安):500~1000円〈超音波〉自費:5000~1万円/自治体など(目安):500~1000円「触診やセルフチェックで見つかることはあるものの、より確実に病変を見つけるためにも、40歳以上の人は2年に1度、マンモグラフィ検査を受けましょう。なかでも、乳腺組織が厚い40代の若い人は、マンモグラフィだけでは早期のがんが見つけづらいので、超音波検査を組み合わせたりします」自治体などの乳がん検診を利用すれば、マンモグラフィと超音波検査を合わせても1000円から2000円前後で受けられそうだ。女性の場合、主婦だと定期的な健康診断に行く習慣がつきづらい。また、家族を優先し、自分の検査が後回しになってしまうことも。病状が進んで後悔しないよう、定期的にがん検診を受けよう。
2023年01月30日慶應大医学部の井上浩義教授監修1月18日、腸活やリラックス効果、生活習慣病予防などに役立つ「5倍麹みそ」の作り方や、「5倍麹みそ」を使用するレシピを紹介している新刊『毎日食べたい5倍麹みそ』が時事通信社から発売された。A5判、98ページの単行本であり、定価は1,540円(税込)となっている。著者はスタジオChouetteria代表で予防医学指導士、栄養士、発酵食エキスパート1級、みそソムリエ、みそ発酵コンシェルジュの松田敦子氏である。また、慶應義塾大学医学部化学教室の井上浩義教授が監修を務めている。美肌・ダイエット・乳がんのリスク減の効果もみそは発酵食品であるが、「5倍麹みそ」は大豆に対して5倍の量の米麹を使用して発酵、熟成させるみそである。松田敦子氏は京都在住のみそ作り講師で、20年以上みそ作り教室にて「5倍麹みそ」を教え続けている。みそを手作りする際のハードルといえば、半年以上寝かせているうちにカビが生える、食べられるようになるまで時間がかかりすぎるといった問題であるが、「5倍麹みそ」は約2週間で食べ始めることができる。また、食物繊維やポリフェノールは腸活に役立ち、リラックス効果、生活習慣病予防も期待できる。新刊では、専用の道具不要、みそ作り初心者でもできる「5倍麹みそ」を解説。おすすめのレシピとしては、みそ汁はもちろん、野菜・肉・魚のみそ漬け、はちみつみそ、お菓子などを掲載し、大腸がんの予防、美肌、ダイエット、生活習慣病の予防、乳がんのリスク減などの健康効果も紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※毎日食べたい5倍麹みそ - 時事通信出版局
2023年01月29日女性が気を付けたい病気の1つが、胸にできる『乳がん』。進行具合によっては、命に係わる危険があります。20代の時に母親を看取ったキクチ(kkc_ayn)さんは、思い出を漫画にしてInstagramに投稿しました。キクチさんの母親も乳がんになったことがあり、さまざまなことを教えてくれたといいます。乳がんの啓発を目的とする『ピンクリボン運動』の一環として開催中だった、体験型イベントに連れて行ってもらったキクチさん。母親から、自己触診の大切さを教えられてから、毎日素手で身体を洗って、胸の状態を確かめているといいます。また、定期健診を受けるようにもいわれてから、毎年エコー(超音波)検査を予約しているとのこと。漫画を公開するとともに、キクチさんは改めて自身の想いをつづっています。「がんの怖さを目の前で学んできたからこそ、もしなったとしても、早期発見できるようにしたい!」親が子供にいろいろと教えるのは、我が子を大切に想い、同じような苦労をしてほしくないからこそ。娘さん想いな母親の教えは、多くの人の胸を打っています。・母親の愛情…涙腺が緩む。・乳がんは、なる人はなるので、年齢や家系にとらわれないでほしいです!・私も乳がんです。セルフチェックは本当に大事。おかしいと思ったら病院へ!・子供を想う、お母様の気持ちが痛いほど分かります。忙しい日々の中でも、身体に異常がないかをチェックする時間を設けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月27日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、子宮がん検診、胃がん検診を受け、今回は乳がん検診を受けることに。★前の話乳がん検診に行ってきたマメ子さん。乳がん検診では、いつもやるせない気持ちになることがあるようで……。ー----------------乳がん検診に行きました。私だって、痛い〜!って言ってみたい。せんべいみたいに伸ばされてみたい。私の場合、おっぱい伸ばされても、耳たぶちょっとつままれたくらいの感覚でしかありません。でも、痛くはない分、挟むのに毎回苦労するんです。いざ……!「お胸、すくいます」と言われるたびになんか申し訳ない気持ちになる……!この余白の多さ!こんな面積、いらないよ!いつもやるせない気持ちになります。こんな端っこでおっぱい終わってますけど、こんなんでちゃんと検査できてるの?それにしても、スレンダーな人ならともかく私のたくましい腰周りからすると、あり得ない胸のなさ。前世の呪いか何かでしょうか。そして、大変ご苦労をかけながらなんとか撮影終了。まるで難しいオペ後のような信頼感が生まれました!胸は痛めても乳を痛めず……ってね。----------------乳がん検査では、毎回胸を挟んでもらうのに苦労するというマメ子さん。マメ子さんの言うように、胸を挟む板の面積が大きくてやるせない気持ちになるのはわかるような気がしますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月21日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸の再建時に脂肪が足りなかった部分に脂肪注入をすることになったこほこさん。他にも右脇にできてしまった瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)の手術も受けることになり……。★前の話右胸の全摘、左太ももの組織を使った同時再建手術から156日がたちました。再建時に脂肪が足りなかった部分に脂肪を注入して、右脇の引きつれた傷も治してもらうことになりました。脂肪注入の手術も引きつれた傷を治す治療も日帰りで受けることができ、その日のうちに帰ることができました。脂肪注入の手術中は、静脈麻酔を打ったこともありほとんど記憶がありません。2時間後くらいに目が覚めたとき、軽快なJ-POPが流れていたような気がするけど夢かも……。術後は手術台でしばらく安静にして、起き上がれるようになってから着替えて付き添いできていた夫と合流しました。脂肪注入した右側の腕は1カ月間あまり動かさないように言われました。というのも、動かさないほうが脂肪が定着しやすいのだそう。麻酔をしているのでまっすぐ帰るように言われたのですが、お昼過ぎだったこともあり私はうどんを食べて帰ると報告(笑)。夫もいるし大丈夫だと思っていたのですが、看護師さんから「フラッとしたらすぐ声をかけてくださいね」と言われたので、日帰りでも安静にしたほうがいいのだなと思いました。今回、右太ももの脂肪を入れたのですが、再建用に組織を採取した左太ももにできていた脂肪の膨らみも取ってもらい、見た目をきれいにしてもらいました。脂肪の吸引、注入後は太ももに青タンができたり打ち身のような痛みや痺れがありました。右胸は2日くらいで赤みも引いて、1カ月くらいたってから脂肪がなじみ始めました。吸入したら細くなるかと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。初めは外ももを触ったら少し減っているように感じましたが、すぐ元に戻ってでこぼこになることもならなかったです。足りない部分に注入するだけだったので、もしかしたら少量の吸引で済んだのかもしれません。右胸の脂肪注入手術と同日に右脇にある瘢痕拘縮を治す手術も受けました。瘢痕拘縮というのは引きつれた傷のことを指します。私の右脇には、中央はきれいだけど脇に向かって指で挟める程度の膨らみがある引きつれた傷がありました。手術自体は1時間くらいだったそうで、傷も特に痛むことはありませんでした。9日後に抜糸をしたのですが、膨らみはすっかりなくなってフラットな傷になっていました!術後は右腕伸ばしたりするとピリピリしたり皮膚が引っ張られている感覚があったものの、次第にその感覚もなくなって、腕は動かしやすくなりました。ー--------------脂肪注入と引きつっている傷をきれいにする手術を受けたこほこさん。脂肪注入の後は注入部分を動かさないほうが定着しやすいのだそう。引きつっている傷も、3週間は力を入れると痛みが出たりすることがあったようです。しかし、引きつれていた傷はきれいになったとのこと。他の人から見えない部分であってもきれいな状態にしておきたいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年01月14日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。こほこさんは右胸の全摘と同時に再建手術を受けていました。そのとき、鎖骨下の脂肪が足りなかったので脂肪注入をすることになったのですが……。★前の話私は右胸を全摘したとき、左太ももの組織を使って乳房の再建もおこないました。ただ、そのときに脂肪が足りず、鎖骨の下の辺りには段差ができてしまっていました。その段差を埋めるべく、脂肪注入の手術を受けることになりました。胸に脂肪を入れられるということで、私はとあることを医師に聞いたのですが、とても驚かれてしまいました。手術から5カ月たち、経過も良好だったので脂肪が足りていない部分に脂肪注入をすることになりました。私の場合、右胸に浸潤性小葉がん以外にも浸潤性乳管がんや非浸潤性小葉がん、線維腺腫の腫瘍があったため、想定よりも広く摘出したことが脂肪不足の原因でした。再建は胸の下側のラインを合わせてもらっていたので、上側である鎖骨付近の脂肪が足りなくなっているという状態。脂肪注入の手術は保険適用外なので、9万円ほどしました。ちなみに金額は病院によってかなり違うようです。脂肪注入は日帰りで受けられる手術なので、気持ちもラクでした。それでも夫は手術だから、と病院まで付き添ってくれて、手術中は受付付近で本を読んで待っていました。私だけ手術室のほうへ向かい、手術用の服に着替えました。手術の確認をしているとき、何げなく「手術をしていない左胸にも脂肪を入れて大きくできたりするんですか?」と聞きました。私は小胸なので、本当にただの好奇心で聞いただけだったのですが……。胸を大きくできるか聞く人はいないのか、目力の強い先生が目を見開いて「え、やりたいんですか……?」としばし絶句するくらい戸惑っていました(笑)。両方の胸のバランスを整えるために手術をしていないほうの胸にも脂肪を入れることはあるそうですが、乳腺外科の先生と連携をして確認する必要があるとのことでした。手術は静脈麻酔を打って受けます。静脈麻酔を打つ理由は興奮や不安を抑えるためなのだとか。その後、先生が胸に黒いマジックでお絵描き……ではなく、胸の形を整えるための目印をつけてくれました。ちょうど夏場だったので、手術室の中は冷房でキンキンに冷えていて逆に寒かったです!手術台に横になると、看護師さんがタオルや暖かい布のようなものをかけてくれたので、寒さは少しましになりました。ー--------------こほこさんが好奇心で聞いたことは先生をとても驚かせてしまったのだとか。皆さんは純粋な疑問で誰右胸の再建時に脂肪が足りず、鎖骨の下に段差ができてしまっていたこほこさんは、日帰りで脂肪注入の手術を受けることになりました。こほこさんは自分の胸が小さいので、好奇心で「手術をしていない左胸にも脂肪を入れて大きくできたりするんですか?」と聞きました。すると先生はとても驚いてしまったのだとか。皆さんは純粋な疑問で誰かを驚かせてしまったことはありますか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年01月11日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸に浸潤性小葉がんが見つかり、右胸の全摘と再建手術をおこなったこほこさん。術後、ホルモン療法を始めたところ、こほこさんにある悩みが出てきて……。★前の話私は2021年2月に乳がんだと告知され、4月に右胸の全摘と左太ももの組織を使った乳房の再建手術を受けました。その後、病理組織診断の結果を踏まえてホルモン療法をおこなうことになりました。このホルモン療法は女性ホルモンであるエストロゲンを抑えるものなので、生理が止まったり、更年期症状のようなものが出たりするなど私の体にはさまざまな変化が出ていました。私はリュープリンという注射とタモキシフェンという飲み薬を使用してホルモン療法をおこなっています。ホルモン療法ではエストロゲンの生成を抑えるので、生理も来なくなりますし、更年期症状のようなものも起こるようになります。このとき、ホルモン療法を始めて2カ月以上がたっており、私が感じているほてりもホットフラッシュだろうということでした。季節も夏に近づいていたところにホットフラッシュが重なって、私は暑さで夜中に目が覚めてしまうように……。熟睡できなくなり、少し困っていました。そこで、更年期におすすめだという大豆イソフラボン由来のエクオールというサプリを飲んでもいいかと主治医に聞いてみたところ、それを試してみてもいいけど、ひとまず漢方を処方してもらえることになりました。処方してもらったのは加味逍遙散(かみしょうようさん)というもので、1日3回飲むように言われました。この漢方は私の体に合っていたようで、ホットフラッシュは少し落ち着いて、夜も眠れるようになりました。ホットフラッシュ以外にも頭がぼんやりしたり体のだるさも感じていたので、それに効くものはないか相談してみました。すると漢方も飲み合わせで肝臓に影響が出たりする可能性があるので、一緒に処方することはできないのだとか。一番の悩みだったホットフラッシュについて改善できたので、ひとまず様子を見ることにしました。手術から4カ月後にコロナワクチンの接種をしました。その1カ月後に2回目の接種をして、腕の痛みや熱などの副反応も出ました。その後、手術をした右胸や自家組織を採った左太ももへの影響は特にありませんでした。2回目のワクチン接種から44日後、乳腺外科で定期検査を受けていると主治医が何やら左の脇を入念にチェックしていました。どうやら、ワクチンを打った手術をしていないほうである左側のリンパが腫れているとのことでした。これは後から調べてわかったことなのですが、マンモグラフィーや乳房超音波検査はワクチンの接種前か接種後6〜10週空けてから受けるのが望ましいのだそう。私は接種から6週間空いていたのですが、もう少し早く打っておけばよかったと後悔しました。ー--------------こほこさんはリュープリンという注射とタモキシフェンという飲み薬によるホルモン療法を受けているのだそう。ホットフラッシュを抑える漢方を処方してもらったものの、飲み合わせの都合で追加の漢方の処方をしてもらえなかったこほこさん。何か新しい薬やサプリを飲みたいときはしっかりと医師に相談することが大切ですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連記事:「わからない!」父の書類の転送について聞いたらたらい回しに #預金資産ゼロの父が倒れた話 28★関連記事:毎月痛風の症状がある夫が気になる妻。待ちに待った健康診断の結果は #夫とともに四半世紀 17★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年01月07日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右乳の全摘と再建手術から約3カ月、こほこさんは久々に湯船に浸かったそう。今まで湯船に入らなかったのにはとある理由があって……。★前の話私は2021年2月に乳がんだと告知されました。4月に右胸の全摘と左太ももの組織を使った乳房の再建手術を受け、今はホルモン療法を受けています。温泉やスーパー銭湯に行くことが趣味なくらい入湯好きな私。手術前は、しばらく入れないから! と毎週末温泉や銭湯に行っていました(笑)。私は、術後全摘をした右胸と再建のために自家組織を採取した左太ももにドレーンという、体液を排出するためのチューブを付けていました。退院日にドレーンを抜いて、シャワーは毎日浴びてもいいようになりました。ただ、右胸の皮膚の一部が壊死していたので退院してすぐのころは湯船に浸かることは禁止されていました。術後40日目くらいになって湯船に浸かることもOKになったのですが、皮膚から違う病気に感染したら怖いと思ってしまい湯船に入る勇気が出ませんでした。ですが、この日我慢しきれず湯船にドボン!壊死していた部分も新しい皮膚に変わっていっていたので、もう怖がる必要もないのかなと思いました。湯船に入ると、血流が巡って気持ちいい〜! まるで天国にいるような気分になりました(笑)。マッサージも隔週で通うくらい私には必要なものでした。仕事でパソコンを使うことが多いので、全身をほぐしてもらうことは大切なことでした。しかし、手術をしてからは行くことができず……もう肩はカチコチに固くなっていました! 首筋も鉄棒だと思うくらいに固く張っていて、どうにかしたいという気持ちでいっぱいでした。とはいえ、うつ伏せになると右胸にかかる圧がすごくて、とてもマッサージを受けられる状態ではありませんでした。スタッフさんに事情を話すと、抱き枕を用意してくれて横向きで施術してもらえることに!背中をぐいぐい押してもらえて、カチコチだった部分もいい感じにほぐれて体がラクになりました。ー--------------退院後、こほこさんは自分の体の調子と相談しながら、湯船に浸かったりやマッサージなど心身のリフレッシュをおこなっていたのだそう。マッサージ店でうつ伏せになれなかったところ、抱き枕を用意して横向きで施術をしてくれるというすてきな対応を受けたこほこさん。お店の人からの気づかいはとてもうれしいしありがたいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連記事:ついに再発行できた保険証! もうこれで安心だと思ったのに #預金資産ゼロの父が倒れた話 27★関連記事:「大盛り食べなければ大丈夫」4回痛風を発症したのに楽観的な夫に妻は #夫とともに四半世紀 16★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年01月04日かわいい夫と2人暮らしのるるさんの日常を描いたマンガを紹介します。これまでに4回痛風を発症しているるるさんの夫のMさん。ある日の仕事帰り、Mさんを心配したるるさんが病院に行くことを勧めたところ……。★前の話Mさんは8年前に最初の痛風を左足に発症しました。そして2回目に発症したのが2021年の3月。そこから3カ月後の6月にも再発し、1カ月後の7月には右足にも症状が出てしまっていました。病院に行き、検査をしてもらえるかと思ったものの医師からは「体質ですね」と言われてしまい、痛み止めしか処方してもらえませんでした。Mさんは病院が苦手ということもあり、るるさんは心配する気持ちでいっぱいでした。こんにちは! 老眼がつらくなってきたアラフィフ主婦のるるです。私たちはタイミングが合えば仕事終わりに待ち合わせをして、一緒に家に帰ることがありました。この日も待ち合わせをして家に帰ることに。帰り道では何げない会話をすることがほとんどなので、Mが「土曜、髪切りたかったけど、俺の担当さんが休みなんだって……」と言ったのは日常会話と同じ感覚だったと思います。ですが、私はそれを流したりせず、土曜日に病院へ行くことを勧めました。というのも、Mは5回目の痛風を発症しかけていたからです。私がMの右足が赤く腫れていたのを見て指摘をしたところ、Mは「さっきかいちゃったの」とひと言。前回病院に行ったとき、ろくに検査もしてもらえず痛み止めだけしかもらえなかったこともあり、私はしっかりと検査を受けてほしいという気持ちが強くありました。満腹になるほど食べると足に痛風の症状手前のような違和感が出るそうで、「大盛り食べなければ大丈夫」とMは自分でコントロールできると楽観的に考えているようでした。だんだん痛風を発症する期間が短くなっているので、私としてはいち早く検査してほしいという気持ちがあるものの……病院が苦手な上に多忙で休みのないMに無理強いはできませんでした。ただ、このときM自身の口から「次痛風になったら病院に行く」という言葉が出てきました。今まで何度か病院に行く約束をしてきましたが、M自ら行くと言ってくれたのは初めてのことでした。Mの気持ちが少し変化してくれたことは、とてもうれしかったです。ー--------------今までMさんは病院が苦手ということもあり、なかなか病院を受診してくれなかったのだそう。しかし、今回は自ら病院に行く約束をしてくれ、るるさんの「絶対だよ」という言葉に頷いてくれました。ほぼ毎月痛風の症状が出ているMさんを心配しているるるさんの気持ちに対して、Mさんなりに応えようとしてくれたのかもしれませんね。★関連記事:乳がん判明から早くも半年が経過。手術を受けた今、思うこととは #乳がん絵日記 34★関連記事:「やめるべきか…」コンタクト生活に悩んでいるとまさかの事態が! #アラフィフ主婦ちゃんねる 48★関連記事:「そこまで俺もたないよ」夫の体にじんましんが! その理由は… #夫とともに四半世紀 1著者/るる東北在住のアラフィフ主婦。福島弁を使った「うさ福」などLINEスタンプを作っています。現在は空き家になってしまった実家の管理に奮闘中。Instagram:@lulu_illustdiary
2023年01月03日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。倒れて入院してしまったお父さんの保険証が見当たらず、医療費10割負担の恐怖におびえていたエェコさん。何とか保険証の再発行までたどり着いたものの、新たな問題が発生して……。★前の話職場から救急搬送され、検査と治療のために入院しているエェコさんのお父さん。そのお父さんの今後のことを考えたエェコさんはひとまずお父さんの経済状況を把握することにしました。その結果、貯金は7万円しかないのに実家の家賃は9万円であることが判明し、退院したお父さんが生活できる状況ではありませんでした。その上、お父さんの保険証が入院時から行方不明になっており、エェコさんは保険証の再発行もおこなわなければいけない状態でした。役所に行くととてもスムーズに保険証の再発行ができました。あとはこれを病院に持っていけば完璧!父が入院してからというもの、何かとお金で悩まされる場面が多くありました。それ以外にも保険証や銀行の通帳、実家の退居など私が対応しなければいけないことがたくさん。父は搬送されたときに保険証を持っておらず、実家や会社に置きっぱなしになっていたかばんを探してみるも保険証は見つかりませんでした。病院で聞いてみると、役所で再発行できるとのことで父に委任状を書いてもらうことに。委任状は本人のサインが必要なので、サインができるまでに容態が回復していて本当によかったです。もしサインができなかったら保険証も再発行できず……と思うとゾッとする思いでした。健康保険高齢受給者証という負担額の割合を記載しているものがあるのですが、それももう期限が切れる間近とのこと。父は入院中なので新しいものを届けられても受け取ることができません。郵送で送られるとのことですが、私も毎日実家に通えるわけではなくその間に盗まれてしまう可能性もありました。どうやったら私が健康保険高齢受給者証を受け取ることができるのか、考える必要がありました。ー--------------無事にお父さんの保険証の再発行をすることができたエェコさん。しかし、今度は健康保険高齢受給者証の有効期限が切れるとのことで、新しいものが郵送されるとのことでした。自宅から実家まで距離があるエェコさんが、健康保険高齢受給者証をどう受け取るのかが問題になりました。通帳は本人以外の再発行ができないそうなので、代理人が手続きできるものを知っておくと役立つことがあるかもしれませんね。★関連記事:乳がん判明から早くも半年が経過。手術を受けた今、思うこととは #乳がん絵日記 34★関連記事:「やめるべきか…」コンタクト生活に悩んでいるとまさかの事態が! #アラフィフ主婦ちゃんねる 48★関連記事:「お父さんが職場で倒れて…」突然、知らない番号から電話があり… #預金資産ゼロの父が倒れた話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年01月03日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。3カ月に1回受けている緑内障の定期検査後の診察で、角膜内皮細胞の数が減っていると言われショックを受けたへそさん。そこで生活を見直していると、まさかの出来事が起こって……。★前の話先天性緑内障を患っており、小さいころから定期的な検査が欠かせないへそさん。いつものように受けた緑内障の検査の結果、角膜内皮細胞の数値が1000以下になっており3カ月後の定期検査でしっかりと調べることになりました。こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。私は緑内障の定期検査を受けた際、右目の角膜内皮細胞が800個しかないと言われました。この角膜内皮細胞というものは、健康な成人であれば1平方mmあたり2500〜3000個程度あるのだそう。検査の仕方が悪かった可能性もあり次回の定期検査でしっかりと調べてもらうことになったものの、これ以上角膜内皮細胞の数を減らしてはいけない! と思いました。角膜内皮細胞はコンタクトレンズの使用などによる角膜の酸素不足や外からのダメージで減ってしまうそうです。なので、週末に出かけるときだけつけていたコンタクトレンズの着用を続けるかどうか迷っていたのですが……ちょうどこのときに新型コロナウイルスが流行し始めたのです!外出する機会もなくなったこともあり、週末も眼鏡で過ごすことにしました。そのくらいしか角膜を守る方法が思いつかなかったのですが、せめてもの抵抗で目に良いとされている健康茶も飲むことに。飲んだのはメグスリノキ茶とハブ茶でした。目だけでなく体に良いお茶なので、何かしらの効果が出たらいいなと思いました!ー--------------3カ月後の定期検査に向けてさまざまな対策を始めたへそさん。コンタクトレンズの着用について悩んでいたようですが、新型コロナウイルスの流行によってステイホームが推奨され、外出の機会も減るのでコンタクトレンズの着用はやめたそうです。他にも健康茶を飲んで、目の健康に気づかっているのだそう。皆さんは健康のためにしていることはありますか?※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。★関連記事:「むくみやすく血圧も高め」もっと腎臓を気にかけていればよかった #43歳で腎がんになった話 22★関連記事:乳がん判明から早くも半年が経過。手術を受けた今、思うこととは #乳がん絵日記 34★関連記事:「なんか臭い!」夫の背中から異臭が!? その正体は… #アラフィフ主婦ちゃんねる 1著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年01月02日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。こほこさんの右胸に浸潤性小葉がんがあると判明してから約半年がたちました。右胸の全摘と再建の手術を終え、元の生活に戻ったこほこさんが思うこととは……。★前の話人間ドックで私の右胸に異常が見つかったのは2020年の12月のことでした。翌年、年明けすぐに病院を受診して1カ月間様々な検査を受けて私は乳がんだと告知されました。その後、右胸の全摘と左太ももの組織を使って乳房の再建手術を受けました。右胸の傷口が壊死したりするトラブルもあったものの、体は順調に回復していました。年明けから1カ月間検査をおこなっているとき、私の中にはまだ「実は良性で大丈夫なんじゃないのか」という考えがありました。しかし、結果はがん。告知されたときは頭にもやがかかったようにぼんやりして、どこか他人事のように感じていました。詳しく検査をして、検査の総合的な結果から右胸を全摘することになった際も、私はどうにか乳輪と乳頭が残せないかと考えていました。夫がMRIの再検査やセカンドオピニオンのことを聞いてくれたのですが、最終的には、全摘して再建をするということで前進することになりました。コロナ禍ということもあり、患者会も中止のしていたため、実際の患者さんや経験者から直接話を聞くこともできず、手術までは不安な気持ちで過ごすことになりました。入院すると治療が進むということから気持ちは少し落ち着いて、入院中は穏やかな気持ちになっていました。退院後は体の回復に専念することにしていたので、体が回復すればするほど気分も上向きになりました!今はホルモン療法でバテることもありますが、復職もして、趣味も楽しめるようになったことに喜びを感じています。職場復帰してからすぐに今までと同じだけの仕事をすることはできなかったので、初めの1カ月間はヘルプに入っていてくれた職員から少しずつ仕事を引き受けていました。人員も増えていたこともあり仕事が詰まっていることはなく、体調が微妙な日でも心には余裕がありました。以前は仕事に追われることも多かったのですが、入院している間に私の職場環境を周囲の方が整えてくれていました。そのおかげか、職場の人には雰囲気が変わったと言われることが増えました。街中で上司と会っても気づかれないレベルだったので、かなり変化したのだと思います(笑)。休職直前は病気のことと仕事のことでいっぱいいっぱいだったので……。ただ、体は回復の途中なので右腕が重く感じたり、右脇の下側に痛みが出ることはたまにありました。休日には近くの神社でおこなっていた茅の輪(ちのわ)くぐりで無病息災を祈ったり、大好物のあぶり餅を食べたりもしました。他にもお寺や美術館を巡って心のリフレッシュをしながら体力の増強もおこないました。ー--------------乳がんになって心身にさまざまな変化があったというこほこさん。特に告知を受けてから手術をするまでの2カ月間は頭が回らず、仕事に集中することができなかったのだそう。しかし、そんな気持ちも入院して治療を受けられるようになったことで落ち着いたようでした。病気になると落ち込みやすくなってしまうので、心のリフレッシュ法を見つけておくといいかもしれませんね。★関連記事:「角膜内皮細胞の数値が…」思わず絶叫! 再検査することになり #アラフィフ主婦ちゃんねる 47★関連記事:「9万円です」家賃が値上がりしても父が引っ越さなかった理由は #預金資産ゼロの父が倒れた話 26★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2023年01月01日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。右胸の全摘と再建の手術から2カ月。職場復帰したこほこさんはホットフラッシュのような症状に悩まされていて……。★前の話手術から2カ月ちょっとがたち、復職したと同時に趣味も再開することにしました。ウォーキングや登山、バイオリンや茶道など趣味の幅が広い私にとってまた趣味が楽しめることはとてもうれしいことでした。茶道が趣味の私にとって、正座ができるかどうかは大きな問題でした。私は右胸の再建をした際に左太ももの自家組織を使いました。その影響で術後は正座どころか階段を上り下りすることすら困難でした。手術について説明を受けているとき、どのくらいの期間で正座ができるようになるのか医師に聞いたら、一瞬黙って目を見開かれてしまいました(笑)。回復の度合いは人それぞれなので、即答はできないとのことでしたが私は2カ月程度で正座ができるようになりました。茶道のお点前するとき、下半身の筋力をかなり使用するので稽古の後は太ももやおしりが筋肉痛になることもありました。術後の筋力に不安がありましたが、特に問題はありませんでした!しかし、長時間正座すると左太ももの傷全体の引きつれを感じたり、おしりの付け根あたりにある傷にかかとが食い込んでしまったりして正座は1時間くらいが限界でした。私は術後、女性ホルモンであるエストロゲンの生成を抑えるホルモン療法をおこなっていました。そのせいなのか疲れやすく、すぐにバテてしまう状態……。リモートワークと組み合わせて働き方を調整しても、出社するとめまいがしたり立ち上がることがしんどいと思うことがありました。職場にいるとカーッと背中から首の辺りが熱くなって体に熱がこもる感覚が! このころは6月で気温もグッと上がってきていた時期だったので、暑さのせいかと思っていました。しかし、同僚は長袖のシャツにネクタイをしていても暑くなさそうな様子。対する私は半袖のカットソーを着ているのに汗をかいていました。元々寒がりだった私がこんなにも暑がりになってしまうなんて……もしかしてホルモン療法が影響しているのかな? と思いました。ー--------------趣味を楽しめるまでに回復したこほこさん。趣味があると日々が豊かになっていいですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。★関連記事:「やばい…」家事や仕事に加え、父の面倒まで…頼みの綱は #預金資産ゼロの父が倒れた話 25★関連記事:「角膜内皮細胞の数値が…」思わず絶叫! 再検査することになり #アラフィフ主婦ちゃんねる 47★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年12月31日子供と一緒に参加できる、キッズパークを会場にした「ママのためのがん検診体験イベント」を企画・運営する「ママのがん検診応援プロジェクト」(事務局:一般社団法人シュフレ協会/所在地:神奈川県横浜市/代表理事:武次 直美)は、2021年6月にスタートした「乳がんエコー検診無料体験会」に続いて、2022年11月25日「子宮頸がんHPV検査無料体験会」をスタートしました。「子宮頸がんHPV検査無料体験会」は、子宮頸がんについての正しい知識の啓発を目的にしたイベントで、子宮頸がんに関する無料セミナーに加えて、自宅で好きな時に受けられる子宮頸がんHPV検査キットを配布。検査キットの使い方の説明や検査後のアフターフォローまで無料で行うことで、子宮頸がんHPV検査に対する不安や疑問を解消し、定期的な検査習慣をつけていただくことを目指しています。■子育て中のママの「子宮頸がん」に対する意識子育て中のママたちに「子宮頸がん検診」の受診状況についてアンケートを実施したところ、出産前は7割以上のママが検診を受診していたにも関わらず、出産後は76.7%のママが検診を受診できずにいるという結果となりました。また、子宮頸がんに関する基本的な知識を問うクイズを出題したところ、3問全てに正解したママはわずか13.7%でした。乳がんについての同様のクイズの正答率が44.2%であったことと比較しても、子宮頸がんについての関心の低さがわかります。これは子宮頸がんについての正しい知識を学ぶ機会が少ないこと、子育てや家事・仕事に追われて自分の健康について意識を向ける余裕が少ないこと、子どもの預け先の確保など受診に至るまでのハードルが高いことなどが原因として考えられます。第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」に参加した子育て中のママたちからは、「子供のことも大切だが自分の時間もとるようにしなくては、ゆくゆくは家族に迷惑がかかると感じた」「子宮頸がんのリスクがこんなにも高いことを知らなかった。検査を定期的に受診することで早期発見ので今後も継続して受診したい」などの感想が届いています。グラフ■「ママのためのがん検診体験イベント」について子育て世代のママたちのがん検診の受診率を向上し、早期発見・早期治療につなげ、家族の笑顔と未来を守ることを目的としたプロジェクトです。屋内型キッズパークを会場にし、子どもと一緒に参加できる「がん検診体験イベント」を開催するなど、ママのがん検診が子どもにとっても楽しい思い出となるような企画を運営しています。2021年6月から2022年9月までに「乳がんエコー検診無料体験会」を横浜市内で計17回開催し、述べ445名のママが参加しています。参加者のうち3割の138名に何かしらの所見が出ていることからも、定期的な検診の重要性がわかります。また2022年11月の第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」では定員となる30名のママが参加。ヒトパピローマウイルス(HPV)の検査キットを使った自己検査を行い、現在専門機関によって結果の分析が行われています。<イベントの様子>ママがイベントに参加しているあいだ、子どもたちはキッズパーク内で遊んで待ちます。見守りスタッフを配置しているので安心して遊べます。ママがイベント参加中の子どもたち子宮頸がんセミナー風景乳がん検診モデルキットによる自己触診指導■ママのがん検診応援プロジェクト OFFICIALサポーターの募集についてがん検診の重要性を啓発し、ママたちのがん検診受診率の向上を目指す「ママのがん検診応援プロジェクト」の趣旨に賛同し、応援してくださる企業および各種団体の皆様からのご協賛を募集しています。詳しくは、ホームページをご確認ください。 ■ママのがん検診応援プロジェクト 事務局・事務局 : 一般社団法人シュフレ協会(代表理事 武次 直美)・所在地 : 〒224-0066 神奈川県横浜市都筑区見花山1-30 見花山3階・電話 : 0120-72-1010・ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんの診断を受け、右胸の全摘と左太ももの組織を使って乳房の再建手術をおこなったこほこさん。術後の経過も良く、いよいよ職場復帰することになり……!?★前の話手術から2カ月。再建した右胸の傷口が壊死したりとトラブルはあったものの、体は順調に回復していました。術後すぐのころは右胸の感覚がなく、テープで胸のようなものをくっ付けられているような感じがしていました。しかしそれも時間がたつにつれて、体になじんできていました。左右の胸を比べたとき、左よりも右のほうがハリがあってやや固めなのですが、これは胸と太ももの脂肪の違いなのかな? と思っています。今は理想の胸の形をしているのですが、そのうち下垂してしまうのだそう。仕方ないとは思いつつも少し悲しい気持ちになりました。右腕は傷口が引きつる感覚があるものの、ほぼ垂直に腕を上げられるようになり包丁もしっかりと使えるようになっていました。日常生活にほぼ支障はなく、仕事も問題なくできそうでした。私は乳がんの告知を受けてから、手術で入院する直前まで仕事をしていました。約2カ月間休職していたのですが、退院後にメールをチェックしたりオンラインミーティングの様子を見たりと完全に仕事から離れることはしていませんでした。しかし、休み始めて1カ月くらいたったころから仕事の感覚が抜けてきてしまい、早く復帰しないと! と焦ってしまう気持ちもありました。焦る気持ちの半面、もう少し休みたいな〜と思うことがあったのですが、日中に1人で過ごしていると社会とのつながりがなくなってしまうのではないかと不安になったりもしました。ちょうど年度末から休職したので、上司の異動や新しい人が入ってきているとのことでした。知らない人に会うので、復職前日はドキドキしていました(笑)。復職の日は体調も良く、足取り軽く職場へと向かいました!おかし外交と称して、イラストを描いたシールを貼ったラスクを配り歩きました(笑)。年度が変わったということもあり、人の入れ替えや仕事の進め方も変わっていました。いろいろと追いつく前に会議の時間になってしまったのですが、ちょっと仕事をすると休職前にワープしたような感覚になっていました。ただ、体力が落ちたからなのか疲れはかなり感じやすかったです。めまいがすることもあり、1日おきに休みを取ったり、リモートワークにするなど焦らずに復帰すればよかったと思いました。復職から半年がたっても倦怠感を感じたり集中できない日があったりするのですが、調子良く働ける日が増えていっています。ー--------------こほこさんはもっとゆっくりと復職していけばよかったと思ったのだそう。何事も焦りは禁物ということですね。★関連記事:「全線開通ー!」黒目の縁が白く濁る? 老人環とは一体 #アラフィフ主婦ちゃんねる 44★関連記事:「こ、これは私!?」術後に痩せたと喜んでいたら思いも寄らぬ惨状が… #43歳で腎がんになった話 19★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年12月24日■久ぶりの乳がん検診へこんにちは、エェコです。皆さんは、がん検診を定期的に受けていますか?私は先日、久しぶりに乳がん検診を受けに行ったのですが…40歳以上ということでマンモのみの検査でした。人生2回目のマンモ。そして…そう、実は要精密検査は2回目でして…。1回目の時はもうショックでショックで大変でしたが、結果なんともなかったので今回も大丈夫!また前回の部分が引っ掛かり再検査なんだろうと気楽に考えてました。精密検査はエコーでした。10分くらいで終わるかなと思ったら、長い時間がかかりました。そして…■え? しこりが数十個ある!?前回より一気に5倍以上増えてる…!…とショックを受けていましたが全部良性! よかった…!!しかし…というわけで経過観察になってしまいました。私の母や祖母が若くしてガンで亡くなっているので、それもあって経過観察と言われました。(遺伝性…という可能性もなくはないと言われました)確実に…前回より悪くなっている…。やっぱりガン検診は定期的に受けないと…! と思い知らされた出来事でした。
2022年12月18日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。こほこさんは全摘、再建手術をおこなった右胸の傷の経過を確認するために形成外科を訪れました。そのとき、手術の執刀医から再建についてのハンドブックを渡されたそうで……。★前の話手術から54日目。退院してから3回目の形成外科での経過観察の日でした。傷の経過は順調とのことで安心していると、医師から「再建についてのハンドブックを作っている」ということを聞きました。私は自分が乳がんになるまで治療のことなんてまったく知りませんでした。告知をされたときも衝撃で頭が回らず、医師が説明してくれたことなんて右から左に抜けている状態。そんなとき、このハンドブックがあれば気持ちが落ち着いてからきちんと治療について確認できていいよな、と思いました。当然、私は何も知識がなかったので全摘といっても中身だけを取って、乳輪や乳頭は残しておけるものだと思っていました。本当は乳房の再建と乳輪・乳頭の再建は別でおこなうし体形によっては自家組織での再建ができなかったりするのだそう。乳がんになって、胸を全摘して再建するとなったときどんな選択肢があるのか知れたら気持ちは少しラクになるような気がしました。がんの病理組織診断の結果を受けて、私はホルモン療法を始めていました。その内容は、女性ホルモンであるエストロゲンを抑えるために「タモキシフェン」という飲み薬を毎日服用することと24週ごとに「リュープリン」という皮下注射を打つこと。この日は血液検査をしたのですが、特に異常はないということでひと安心!タモキシフェンはこれから10年間飲み続けなければならない薬なのですが、手術をした病院では2カ月分しか処方できないとのことでした。しかし、告知を受けた病院では3カ月分処方できるということだったので、その病院に転院することにしました。乳腺外科の医師はどちらの病院でも勤務しているので、担当医が変わることはありませんでした。タモキシフェンの副作用に悩んでいたのですが、もうすぐ職場に復帰する予定になっていたので薬についても少し相談しました。ー--------------こほこさんは形成外科で制作中のハンドブックを見せてもらったそう。こうやって自分の経験が誰かの助けになることはすてきですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年12月12日44歳ごろから体の異変を感じ始めた私。それは少し早い更年期の始まりでした。そこから内科、婦人科、乳がん専門クリニックといろいろな病院にかかり、検診と投薬を繰り返すことになったのです。更年期の始まりから乳がんに至るまでの体験をご紹介したいと思います。★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1早すぎる老化の始まり初めて体がつらいと思ったのは通勤中のときでした。歩いていると体が鉛のように重く、10分ほどの道のりでさえ息切れを起こし始めたのです。夏に入りかけの季節だったので、最初は暑さのせいかな? と思っていました。ですが、首を絞められているように息苦しくなり、仕事が手につかない日も出てくる始末。そこで近所の内科で検査をしてもらうと、不整脈と診断されました。不整脈の薬を飲み始めてから数カ月、改善の兆しはありませんでした。生理も半年に1度しかこない程度になり、今度は婦人科に診てもらうことにしました。結果、私は44歳で更年期が始まり、生理の終わりを迎えようとしているとのことでした。更年期治療は乳がんの始まり?40代前半で生理が終わると、さらに年齢を重ねたときに骨粗しょう症への心配があり、エストロゲンを補充するホルモン補充療法(HRT)治療を婦人科の医師から勧められました。この治療を受けると生理を呼び戻すことができるのだそう。このとき、投薬する際の乳がんへのリスクも説明されましたが、ほとんどリスクはないということで治療を始めることに。薬の服用を始めると不整脈や体のしんどさはほぼなくなり、生理も順調に戻ってきました。治療を始めて1年が経過したころ、婦人科の医師から年に1度は乳がん検診を必ず受けるように言われていたこともあり、検診を受けに行きました。このときの私は、これから再検査を何度も受けることになるとは、夢にも思っていませんでした。果てしない再検査乳がん検診はマンモグラフィーとエコー検査、触診を受けました。検査結果は再検査を受ける必要があるとのことでした。その理由は以前からあったのう胞が、少し大きくなっていたからだそうです。何年も前からあったのう胞が初めて大きくなっていたので、念のための再検査となりました。次の検査は細胞を調べる細胞診でした。私ののう胞は小さく、石灰化していました。そのため細胞がなかなか取れず、麻酔なしで胸に刺した針をグリグリ、ゴリゴリとかき回され、痛みで発狂寸前!「痛ければ教えてね」と医師は言ってくれたのですが、私が何度もたまらず痛いと叫んでも、その手は止まらず……今までで1番痛かった検査になりました。なのに検査の結果は、まさかの「判別できず」で、また再検査。あんなにも痛い思いをしたのに……と、がっかりしたのをよく覚えています。この後、針生検や造影CTなどのさまざまな検査を受け、「陽性」の結果が。つまり乳がんであると診断されました。ここまで来るのに、最初の検診から2カ月かかりました。再検査が続き、きっと乳がんなんだろうと覚悟していたので、医師から告げられたときにショックを受けることはありませんでした。まとめ乳がんの手術、放射線治療を経て、今の私は乳がんの再発防止のための投薬をしています。この薬は子宮体がんになるリスクが高くなるようで、半年に1度、子宮体がん検診にも通っています。私はマンモグラフィーとエコー検査を毎年かかさず受けてきたことで早期発見することができ、リンパまでがん細胞が広がらずに済みました。毎年の検診を怠っていたら……と思うと、ゾッとします。乳がんになったのは更年期の薬が影響したのかどうかはわかりません。ただ私は助かったこの命を守るために、リスクを抱えながらこれからも薬を飲み、毎年検診を受けようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/春日翔琉夫と小学生の子どもとの3人暮らし。印刷会社に勤務。校正やオペレーターとして原稿などを作成している。趣味はフラダンス。子どものために英語を勉強中。
2022年12月10日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。実家に帰省して療養中のこほこさん。ずっと心配をかけていた母と一緒に神社へ行った際、母からとあることを聞き……。★前の話私は約2カ月ぶりに実家へと帰省していました。まるで子どものころに戻ったかのように両親に甘えながら過ごしていました。術後2カ月近く経過し、体もかなり回復していました。実家で犬の散歩をしていたのですが、犬と一緒に走ったりすることもできるようになっていました。術後すぐは再建用に組織を取った左脚で体を支えることができず、階段の上り下りすら大変な状態でした。右胸を全摘したので、右腕を90度よりも上に上げると引きつったような感覚があったりしたのですが、それも130度くらいまで上げられるようになっていました。右側を下にして寝ることや正座もなかなかできずにいたのですが、それもできるようになりどんどん生活スタイルが元に戻っているのを感じました。実家の近所には小さな神社があります。母は毎日その神社へ行って私の手術が無事に終わるよう願っていたのだそう。コロナ禍で家族ですら面会できなかったので、その分心配をかけてしまったなと思いました。帰省中、母とその神社へ行ったのですが100段くらいある階段を2人で上りました。母はここに毎日通っていたのか……。この他にも近所のお寺まで散歩したり花や映画を見たり、レストランへ行ったりなど母とゆっくりした時間を過ごしました。実家での療養中、仕事復帰へ向けて人事の人たちと話し合いをしました。どのような休暇制度を使っているのか、私の代わりに仕事をしてくれているスタッフとの引き継ぎなどなど……のんびりモードだった気分が一気にシャキッとしました!他にも上司の方々に復帰のメールを送ったりしました。実家には2週間くらい滞在し、犬と離れる寂しさを感じながら帰宅しました。ー--------------段々と元の生活に戻りつつあるこほこさん。元の生活への準備を進めると病気が治ってきている感じがしてきますよね。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年12月10日2021年に乳がんが判明し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。全摘と再建をした右胸の傷の経過を確認してもらうために形成外科を受診したこほこさん。そこでドッグイヤーという聞き慣れない言葉を耳にして……。★前の話手術の傷を確認してもらうために約20日ぶりに形成外科を受診しました。傷が治ってきたのか、皮膚の盛り上がり方も少し変わってきていました。退院した日に抜糸をしてもらっていたのですが、その糸が残っていたのでこのときに抜いてもらいました。右胸の傷は術後、一部が壊死しているとのことでどうなるかと思っていたのですが……きちんと新しい皮膚が壊死した部分を埋めてくれているようでした。私は全摘した右胸の再建に自家組織を使うことにしたので、左太ももから皮膚や脂肪、血管を移植しました。ただ、太ももの皮弁(血流のある皮膚や皮下組織)だけでは足りなかったようで、半年後くらいに脂肪注射をして胸の形を整えることになりました。私の右胸の傷は端がぽっこりと盛り上がっているのですが、そこはドッグイヤーという名称になっているのだそう! かわいい名前だな〜と思ったのもつかの間、ドッグイヤーを放置していると皮膚が引きつれてしまうとのこと。自分でも傷が引きつっている感覚があったので、いずれ治すことになりました。退院から1カ月。術後の経過も良く、体調も元に戻りつつあったので実家へ帰省しました。私が住んでいるところから実家は新幹線に乗らなければいけないほど離れており、両親とは術前にあったのが最後でした。母は何かと私のことを気にかけてくれており、電話をしてくれたり、クール便でおかずを送ってくれたりしていました。無事に手術も終わったし、両親の前では元気に振る舞おうと思っていたのですが……。「痩せたね」と母は私をかなり心配している様子。体重変わってないのに痩せたように見えるのか!? と少し驚きました(笑)。親だからこそわかる違いみたいなものがあるのかな〜と思いつつ、帰省中は子どものころのように両親に甘えました。実家には犬がいるのですが、その犬を散歩したとき犬が走り出したので私も連られて駆け出していました! 再建時に組織を取った左脚を引きずることや痛みを感じることはなく、回復しているとしみじみ思いました。ー--------------術後の帰省で両親に甘えたというこほこさん。親の存在って特別なものですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/こほこ2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。Instagram:@co_4_co_kyoto
2022年12月07日乳がん検診について知ろう!ご自身のクリニック「六本木ブレストレディースクリニック」で検診を行っている、院長の及川明奈先生に、根掘り葉掘り詳しく伺いました。症状のない人が受けるのが検診です。乳がん検診とは、マンモグラフィ(X線検査)やエコー(超音波)検査などで、乳房の中にがんができていないかを調べる検診。「乳がん検診の目的は、乳がんによって亡くなる人を減らすこと。乳がんが増える40歳以上の女性に、2年に一度マンモグラフィを受けてもらうことで、乳がん死亡者を減らすことができた、というデータも出ていますし、現在はエコー検査でも、同様のデータの蓄積が進んでいます」(及川先生)検診は、自覚症状がない人が受けるもの。セルフチェックで何か異常を感じた場合は、検診ではなく、乳腺科のある病院を受診してください、と及川先生。検診を受ける場所によって、多少内容が異なるそうですが、及川先生のクリニックでは、問診とマンモグラフィ、触診しながらのエコー検査がセットになった検診プランがあるのだとか。「マンモとエコー、どちらか1つでもいいですが、それぞれ長所と短所があるので、両方行うことをおすすめしています。当院では検査後、当日に結果説明もできますが、時間がないという場合は後日結果を郵送することも可能。検査時間は30分程度です」検診を受ける時期は基本的にはいつでもよいそう。でも、胸の張りが取れている、生理後1週間目くらいがベストタイミング。「新型コロナワクチン接種後は腋のリンパが腫れることもあるので、接種後6~10週間は検診を避けたほうがいいでしょう」検診が受けられる場所は3つあります。自身の年齢や就労状況などから、受けやすいところを選びましょう。「職場の健康診断と市区町村の住民検診は、いずれも時期が決まっていて、また住民検診は基本40歳以上の女性が対象です。ただ、無料だったり、少ない自己負担で受けられてお得なので、対象の場合はぜひ積極的に参加を。乳腺外科クリニックは費用はかかりますが、診断の質の高さや丁寧な説明に加え、データが残るので変化に気づきやすい、といったメリットが」【クリニック】乳腺の専門医がいる認定クリニック。「〈マンモグラフィの認定施設〉であること、また乳腺科医がいること、マンモ撮影認定技師がいることなどが、選ぶ目安に。また産婦人科医の中にも、乳がん検診超音波実施講習を受けている人も。クリニックを探すときは、『日本乳がん検診精度管理中央機構』の認定施設や、『日本乳癌学会』の乳腺専門医一覧などを参考に」【職場の健康診断】会社の福利厚生で、健康診断にプラスされていることも。「職場では年に1度健康診断がありますが、これは法律で定められたもの。その内容は会社によって異なりますが、最近は女性の雇用促進の動きもあり、乳がん検診をプラスしている会社も増えています。医療機関に行かずして検診の機会が得られるので、自分の職場の健康診断に組み込まれているなら、ぜひ利用を」【市区町村の検診】40歳以上の人は2年に一度、市区町村が行う検診へ。「2008年、健康増進法という法律で、各市区町村は2年に一度、40歳以上の女性に乳がん検診を行うことが定められました。マンモグラフィが基本ですが、対象年齢や内容は地域によって異なります。無料の地域もあれば、500円で受けられる〈ワンコイン検診〉など、少額で実施しているところも。居住地域の保健所で検索を」主な検診の流れ。検診にはいろいろなパターンがありますが、ここでは及川先生のクリニックのやり方をご紹介。「まずは問診をして、そのあとマンモグラフィで胸のレントゲンを撮り、最後に触診をしながらエコーで乳房内をチェックします」【問診】生理周期や病歴、胸について気になることを話してみましょう。問診票は必ず記入。その上で、直接医師が診察、またはスタッフが問診を確認することが多いとか。「私が必ず伺うのは、生理の状況、出産歴・授乳歴があるか、ピルの服用経験、また豊胸手術を受けたことがあるか、さらには乳がんのご家族がいるかについて。他にも、乳がん以外の病歴や、今まで乳がん検診を受けたことがあるかも尋ねます。このあたりのことを予めメモしておくと、問診のときに落ち着いてお話ができると思うので、おすすめです」【マンモグラフィ】乳房を挟んで、おっぱいをレントゲン撮影。マンモグラフィとは、乳房の内側を写すX線の検査。板で上下から挟んで撮影、左右から挟んで撮影。それを左右の乳房で行うので、合計で4回撮影をします。「マンモグラフィは、“石灰化”というしこりを作らないタイプの乳がんの発見に長けています。ただ挟むことで痛みを伴うことがあるのと、レントゲンなので被ばくがあります。妊娠時期やその疑いがあるときは検査はできません。脂肪が少ない乳房の場合、挟みにくかったり、しこりが見えにくいというデメリットもあります」【エコー(超音波)】機器を滑らせて、超音波で内部を見ていきます。次はエコーで乳房の内部をチェック。及川先生は、マンモで撮影したレントゲン写真を見ながらご自身で直接検査をしますが、検査技師が行う施設もあります。「皮膚にゼリーを塗り、機器を滑らせながら超音波で内部を見ていきます。エコーはしこりの発見がしやすく、質的な判断もしやすい。被ばくもないので妊娠中でも検査が可能です。短所は、検査をする人の技量が重要になってくるところ。乳がんとは関係ないしこりを発見したり、逆に見落としがあることも無きにしもあらずです」及川明奈先生医師、「六本木ブレストレディースクリニック」院長。乳腺専門医、外科専門医。日本女性医学学会会員。女性の健康をサポートする幅広い医療を提供。※『anan』2022年12月7日号より。イラスト・安藤理絵(by anan編集部)
2022年12月04日