嵐の二宮和也(40)が10月24日付けで旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)から独立したことをファンクラブ向けの会員サイトで発表した。今回の決断について《毎日このことで悩んだ》という二宮。ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を巡る会見に触れ、《1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始めて、正直な話、僕も怖くなったし不安な気持ちにも凄くなって、これからどうしていこうかなと考え始めました》と告白していた。この二宮の独立について、SNS上では性加害問題の余波の大きさに衝撃を受けるファンが続出している。《大好きだった事務所から独立しなければならなかった、そうせざるをえないところまで追い込まれた事を思うと涙が出でくる》《二宮さんが独立を選ぶって相当なことだ。それほど演技仕事等に支障出まくりで迷惑かけまくりになってしまっている現状があるんだろうな》《事務所にいてもできるよ ってことを示し続けてくれた二宮くんが個人として独立という選択をとるまでの経緯を思うとやっぱり苦しいそのままじゃお仕事に影響が出てることに憤りを感じるよ…結局圧力なんかな》これほどの衝撃が広がっているのは、二宮が“事務所愛”の強いタレントとして認知されているからだろう。「二宮さんは’20年12月末に嵐が活動を休止すると、その4ヵ月後に『ジャにのちゃんねる』と題してYouTubeチャンネルを開設しました。二宮さんはかつて『A-Studio+』(TBS系)に出演した際に、YouTubeを始めた理由について、《とにかく後輩がしゃべる場所があまりにも無さすぎて、後輩としゃべる場を作りたかった》とコメント。事務所の後輩たちを気遣う姿勢を見せていました。さらに、別の番組では事務所を辞めていった後輩たちが本当にやりたかったこととしてYouTubeを始めていたことから、『もう辞めなくてもできるよっていうのが伝わればいいなと思ってました』と明かしています。チャンネル名に“ジャニ”とあえていれたのも、事務所全体を盛り上げていこうという思いがあったのでしょう。」(音楽関係者)二宮は今年3月にX(旧Twitter)を始めたが、そのプロフィール欄にも《公式マークより、事務所タレントからのフォローが欲しい》と書かれていることからも、後輩のことを気にかけていることがうかがえる。■TOBE移籍の岸にも「辞めるきっかけがどこに存在するの?」また’16年、「第39回 日本アカデミー賞」で最優秀主演男優賞を受賞した際には“異例”のコメントが注目を集めた。「通常は共演した俳優や監督などにむけてコメントをするのですが、二宮さんは作品関係者には一切触れず『ジャニーさんとメリーさんとジュリーさんと、今までずっと迷惑をかけてきた人たちに、これでちょっとは恩返しができたかなと思うと、すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています』と当時の事務所の経営陣に対して感謝の言葉を述べたのです。二宮さんは、俳優である前にアイドルであるという自覚があるようで、嵐で活動していた時代には『映画に呼ばれても俳優然とせず、自分がそこに呼ばれた意味を考えて動いていました』とアイドルとして如何ふるまうかを考えていたと語っていました。自身が成功できたのは“アイドル”だからであり、そしてその“アイドル二宮和也”を作り上げてくれた事務所に対しては、相当な恩義を感じているのだと思います。後輩たちを大事にするのも、その気持ちからでしょう」(芸能関係者)それだけに、旧ジャニーズ事務所から後輩が移籍することに対しては、厳しい姿勢をみせることもあった。「今年8月、二宮さんの冠番組『ニノさんとあそぼ』(日本テレビ系)に元King&Princeの岸優太さん(28)が出演。9月に事務所を退所することが決まっていた岸さんが『正直、やりたいことめちゃくちゃあるんですけど、今まだ決めきれていない状態ですね』と言うと、二宮さんは『何も決まってないのに、辞めるきっかけがどこに存在するの?』と鋭く切り返していました。二宮さんは、”ジャニーズ”という看板に誇りをもっていたのでしょう」(前出・芸能関係者)そんな大切にしていた事務所から独立することを選んだ二宮。その決断には相当な覚悟と重みがあると前出の音楽関係者は言う。「現在、性加害報道の影響で所属タレントは窮地に立たされています。大手企業の間ではCMの起用を見直したり、現在放送中のものを打ち切りにする会社も多数みられました。映画やドラマなどにも数多く出演する二宮さんが“怖くなった”ということ、そして“即日退所”を選んだということは、CM以外のところでも相当な影響があったことが考えられます」事務所から離れ、自らの足で歩み始めた二宮。不安を吹っ切った活躍ぶりに期待したい。
2023年10月26日嵐の二宮和也(40)が、10月24日付で旧ジャニーズ事務所から独立し、個人で活動していくことを発表した。嵐がグループ活動を再開する際には、メンバーとして活動していく意向であるという。故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受け、10月17日に社名を変更したSMILE-UP.社。同社は旧ジャニーズ事務所として9月と10月に会見を行っているが、同社のタレントの広告起用を見送る企業が相次ぐなど、影響は続いている。二宮は独立の経緯について、ファンクラブ向けサイトで「1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」と告白している。「所属タレントらのマネジメントを請け負う新会社が今後設立され、各タレントはその会社とエージェント契約を結ぶことが可能になります。嵐のメンバーもこうした新体制について5人そろって説明を受けたということです。結局、仕事への影響などを鑑みて二宮さんはエージェント契約ではなく独立を選択。ほかのメンバーへの報告は済んでいるとのことです」(スポーツ紙記者)そんな二宮だが、旧ジャニーズ事務所への帰属意識を伺わせたさせた場面が記憶に新しい。「9月いっぱいで退所した岸優太さん(28)が、8月の『ニノさんとあそぼ』(日本テレビ系)にゲスト出演した際、二宮さんが『芸能界辞めるっていうこと?』と問い詰める場面がありました。岸さんは『まだ決め切れていない』と答えると二宮さんは『何も決まってないのに(ジャニーズを)辞めるきっかけがどこに存在するの?』となおも追及。二宮さんの事務所への強い愛を感じさせ、話題を呼んでいました」(前出・スポーツ紙記者)しかし急転直下、事務所を離れることになったことに対して、SNS上で心ない声を寄せる人もいるようだ。《ニノが何しようとどうでもいいんだけども、この人いつも事後報告なんだな。他の人達って猶予を設けるからファンにできるだけ寄り添ってるのかなって印象だったけど…節目のときに人間性ってでるよねやっぱニノは自分ファーストなんだって印象が強まったという個人的な感想》《ニノ、なんか自分勝手に思えてきちゃった嵐の復活は遠のいたし、絶望的だと思ったのは私だけ?ちゃんと詳しく説明してほしい5分くらいの動画じゃ何もわからない。櫻井くんの嵐に対する思いもちゃんと考えてよ、》《嵐動いたら合流するんでよろしく!的なノリで出ていかれましたけど、事務所に残された嵐は誰が守り誰が嵐活動の為に動くんですか?他のメンバーに面倒事押しつけて美味しいお仕事だけ頂戴してまたね!と?勝手すぎませんか二宮さん》ある芸能関係者は言う。「11月3日には嵐がデビュー25周年イヤーに突入します。SMILE-UP.社及びエージェント会社の今後が不透明なだけに、トップアイドルの嵐が25周年を迎えるというのはファンの心の拠り所だったのでしょう。岸さんを追及していたこともあって、“事務所がピンチの今、なんで独立?”と思うファンもいるのだと思います。とはいえ、二宮さんは独立に際し『毎日このことで悩んだ』とコメントしており、かなり苦悩していたことでしょう。俳優業、CM出演のオファーも多い売れっ子の二宮さんにとって、仕事に影響が出ることは死活問題だと思いますし、そのことに二宮さんの責任もありません。嵐の一員としては今後も活動していくそうですし、事務所ともきちんと話をした上での独立ではないでしょうか」悩んだ末に大きな決断をくだした二宮への心ない声に対して、諫める声もあがっている。《なぜ裏切り者って言われてるの? へ?嵐はやるって言ってるやん?》《凄いなニノの批判する人。この約半年間、彼が所属する事務所がどんな事になってきたのか何も見てないじゃん。独立するなら仕事するなってこと??》
2023年10月25日《み、み、み、皆様…!!ありがとうございます本当に温かいお言葉ばかりで沁みます。》10月25日、Xにファンへの感謝を綴ったのは二宮和也(40)。10月24日に有料ファンクラブサイトに公開した動画で、旧ジャニーズ事務所からの独立を発表したのだ。「二宮さんは独立を決意した理由について、ジャニーズ事務所の一度目の会見以降、自身の活動に影響が出て怖くなったし、不安な気持ちになり、どうしていこうかと考え始めましたと説明していました。嵐からは脱退せずに、グループとして活動を再開する際には、メンバーとして活動していくそうです」(スポーツ紙記者)独立を発表する一週間前の10月17日、本誌は東京駅構内の新幹線乗り場を険しい顔で歩く二宮和也を目撃していた。この日、主演映画『アナログ』の大ヒット御礼舞台挨拶を大阪で2回、名古屋で2回、東京で1回、計5回を一日で行うため、大阪から名古屋、名古屋から東京を新幹線で移動していたのだ。過密スケジュールからか、大阪、名古屋での舞台挨拶で着ていた服と同じ、緑のシャツの上に紺色の“カーディガン”を羽織っていた。「大阪から東京まで約400キロを移動しながら5回の舞台挨拶をこなした二宮さんですが、どの会場でも疲れを見せずに受け答えしていましたね」(芸能関係者)人気タレントとして、仕事に奔走する二宮にも、ジャニー喜多川氏による性加害問題は影響を及ぼしている。「JCBが13年間起用してきた二宮さんの新たな広告起用を見送りました。また中丸雄一さん(40)などとともに運営するYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』は、それぞれの所属するグループでの活動を優先するため休止中です。チャンネル名も公募で名称を変更する予定だとか。井ノ原快彦さん(47)が映画公開約3週間前にナレーションを降板したり、目黒蓮さん(26)の主演ドラマの番宣映像がお蔵入りになったりするなど、テレビ局や映画会社で、“ジャニーズNG”の動きが広がっています。ジャニーズタレントが主演を務める予定の有料放送のドラマに、降板を申し入れた俳優もいたと聞いています」(テレビ局関係者)性加害問題の影響からか、今回、大ヒット舞台挨拶を一緒に行ったメンバーは“寂しい”印象だったと、前出の芸能関係者は明かす。「大阪と名古屋では、同作で共演した今井隆文さん(38)、タカハタ秀太監督(60)とともに登壇しました。東京では、母役を務めた高橋惠子さん(68)、タカハタ監督と一緒に舞台挨拶していました。波瑠さん(32)や、桐谷健太さん(43)など豪華キャストが集結した10月6日の初日舞台挨拶と比べると、地味になった印象はぬぐえません。性加害問題に対する新しい報道が日々伝えられるなかで、主演の二宮さんは記者会見で“共演者たちに迷惑をかけること”を懸念しているといいます。今回の舞台挨拶は、“なるべく一人”で矢面に立つ覚悟の表れなのでしょう」冒頭の東京駅からその足で向かった舞台挨拶で、「本日は数ある(作品の)中から『アナログ』を選んでいただきありがとうございます」などと、しきりに観客への感謝を伝えていた。所属事務所の問題で、自身の活動に大きな影響が出るなか、“般若顔”で奔走する二宮。般若はもともと悟りを得る智恵を表すが、二宮はこの日何を悟ったのかーー。
2023年10月25日二宮和也ら出演の「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」第3話が10月23日放送開始。誠司のもう1つの“能力”に「記憶力も凄いとは」「記憶力も神レベル」など驚きの声が上がるとともに、明かされた彼の“過去”にも多くの注目が集まっている。3人の男女を主人公に、それぞれのクリスマスイブの物語が同時並行で進行。それらが次第に運命の交錯へと導かれていく…という展開の本作。銃撃犯として警察に追われる身となった、記憶のない勝呂寺誠司を二宮さんが。店に現れた誠司を追いかけようとして秘伝のデミグラスソースをこぼしたシェフ・立葵時生に大沢たかお。誠司の学友で時生とも接点がある模様のローカルテレビ局「テレビ横浜」キャスター・倉内桔梗に中谷美紀。自らのことを知るため警察署に乗り込んできた誠司を逃がした警視庁管理官・蜜谷満作に江口洋介。誠司を慕うような言動をみせつつ彼の行動を監視もする笛花ミズキに中川大志。誠司の前に現れ蜜谷に会うよう勧めたフリージャーナリストの八幡柚杏に中村アン。時生の店「葵亭」のアルバイト・細野一に井之脇海。ソムリエール・竹本梅雨美に桜井ユキ。ギャルソン・蛇の目菊蔵に栗原英雄。「横浜テレビ」報道制作局長・折口康司に小手伸也。「横浜テレビ」で記者をしている時生の娘・立葵査子に福本莉子。愛犬・フランを探す真礼に佐藤浩市といった俳優陣が出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。桔梗は査子に逃亡犯が天樹勇太(あまぎゆうた)だと告げると、かつて通っていた大学を訪ねる。非常に記憶力が良かった勇太は大学3年で中退。かつて暮らしていたマンションも18年前に自死者が出て、今では取り壊されていた。過去を調べるとその自死者が天樹悟という名前であることが判明。桔梗の取材メモから悟に当時大学3年の息子がいたこともわかる…。前回に続き「何故大学を中退しその後どうしたのか?!気になる事ばかり」「悟の死の真相を探る為に本名を隠してアネモネに潜入?!かな…」など、誠司=勇太への“潜入捜査官”説が強まる一方、「蜜谷と天樹悟って同期とか親友だったりする?だから誠司くんのことも知ってるとか」と、蜜谷が勇太の父・悟と繋がっているのでは?という推測も。また誠司=勇太の記憶力が良かったと話していた桔梗。3話ではミズキに連れられ医者のもとを訪れた誠司が、医者から院内に入ってからのことを話すよう促され、驚異的な記憶力を見せるシーンも。「誠司、身体能力だけではなく、記憶力も神レベル」「記憶喪失になっても誠司さん、とんでもない観察力と記憶力」「身体能力がずば抜けているだけじゃなく記憶力も凄いとは」など、視聴者からは身体能力のみならず、その記憶力にも驚愕の声が上がっている。【第4話あらすじ】誠司にたどり着いた桔梗は、彼を「天樹勇太」と呼び、大学の刑法ゼミで何度かあったことを伝えるが、誠司は何も思い出せないと返し、自分のことを勝呂寺誠司と呼ぶ奴らもいる、と告げる。桔梗は査子に逃亡中の容疑者に会ったことを伝え、過去の事件などを洗って「スグロジセイジ」という名前がないかどうか調べるよう指示する…。「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2023年10月24日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(公開中)のメイキング映像が20日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■二宮和也、後輩・藤原丈一郎への気遣い今回公開されたのは、悟(二宮和也)が仕事のために訪れる、大阪支社の面々とのコミカルな場面のメイキング映像。大阪支社の後輩・島田(藤原丈一郎)、島田の上司である高橋(宮川大輔)と、デザインの確認など簡単な打ち合わせをするシーンの裏側で、ゴルフセットを使って楽しそうに休憩する様子が映し出された。撮影がひと段落すると、まるで本物の同僚同士の休憩時間のように、ゴルフバトルで楽しそうに遊ぶ3人。気合満々な宮川のナイスショットに「今のはすごい!」と二宮が手を叩く姿も見られた。続く藤原も負けじとクラブを握るが、ゴルフボールは遥か遠くへ行ってしまう。苦笑いして立ち去ろうとする宮川と二宮に、藤原が「僕ゴルフ経験ないんですよ……!」と言い訳をするも、「勝負したらそんなん言い訳や」「ビギナーズがね!」と2人から総ツッコミにあってしまう。二宮と藤原は今回が初共演であり、藤原はなにわ男子加入後初めての映画出演ということで、現場では緊張しっぱなしだったそう。実はその様子を見ていた二宮が、藤原の緊張をほぐしリラックスして演技ができるようにと気遣い、宮川と共にゴルフバトルに誘った。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年10月20日映画『アナログ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が17日に都内で行われ、主演を務める二宮和也、高橋惠子、タカハタ秀太監督が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■二宮和也の渾身の演技をタカハタ秀太監督も太鼓判「素晴らしい」初共演で親子役を演じた高橋とともに登壇した二宮。親子での撮影で印象に残っているシーンを聞かれると、「本当に手前味噌な話で大変申し訳ない! どこからも出ないので、僕から言おうってことなんですけど……」と切り出す。「(高橋と)2人で病室で話しているときに『ありがとうございます』というシーンがあったじゃないですか。あの『ありがとうございます』は結構自分史上の最高値を叩いていると思う!」と自画自賛し、会場を盛り上げた。その後も「『なに、彼やるじゃない!?』と観たときに思って。(撮影を)やっているときは楽しくやっていただけなのに、でき上がりを観たら……『彼、なんていう子?』『彼、使っちゃおうかな!』と思うくらい。最高値のありがとうが出たなと……」と話し、笑いを誘った。そして、この話を聞いたタカハタ監督も「僕はもう現場でガッツポーズでました。素晴らしい!」と振り返りつつ絶賛。二宮は「やっぱそうなんだ! 観ていると思うんですね」と笑顔を見せていた。
2023年10月17日映画『アナログ』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が17日に都内で行われ、主演を務める二宮和也、高橋惠子、タカハタ秀太監督が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■二宮和也、初共演・高橋惠子と親子役「本当にずっと見ていた先輩」高橋と初共演で親子役を演じた二宮は「本当にずっと見ていた先輩です。それこそ初めて会ったときも、(高橋さんが)お出になられていた舞台で。観終わった後に挨拶させてもらったのが出会いだったりしたので、まさか一緒に親子をできるとは……。僕は素直にやらせていただきました」と出会いを振り返った。一方の高橋も「私もスクリーンやテレビなどで拝見していて。会ってみたい人、話してみたい人だな、おもしろそうな人だなと。実際に共演させていただいて、すぐに親子になれたというのが、さすがだと思いました」と二宮の印象を明かす。2人の共演シーンの撮影は1日半だけだったそうだが、「はじめましてで撮影をして。本当の親子のような気持ちになれました。それは二宮さんのおかげです」と二宮を絶賛していた。また、イベント終盤には同作の大ヒット祝福とプロモーション活動への労いの意味を込めて、高橋から、二宮とタカハタ監督にサプライズで花束が贈られる場面も。花束を手にした二宮は「心が温かくなる瞬間がいくつもあったと思いますし、そう願っております。悟も含め、この物語に出てくる人たちはすごい平凡な人たちばかりですけども、相対的に見ていて、平凡は非凡ではないんだなというふうに改めて感じることができました」と語る。続けて、「きょうはお母さん(高橋)と一緒にいるので、余計に思うんですけど、伝えるものはちゃんと伝えておかなきゃいけないなと思います」と切り出した二宮。「10月17日のきょうはですね、私の実の母の誕生日です! おめでとうございます!」と壇上で実母にバースデーメッセージを送った。「びっくりしました! (きょう)うちの母、誕生日じゃないかと思って。『おめでとう』って言ったら、『ありがとう』という5文字だけで……さぞお忙しいんだろうな! と思っています」と母からのリアクションを明かし、笑いを誘っていた。
2023年10月17日クリスマスイブの1日を描く群像劇「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」2話が10月16日放送。二宮和也演じる誠司の“正体”に様々な推測が飛び交うとともに、大沢たかお演じる時生と中谷美紀演じる桔梗の関係にも多くの注目が集まっている。記憶を失って追われる身となった男。秘伝のソースをこぼしてしまった老舗レストランのシェフ。自ら志願してローカルテレビ局に入局した報道キャスター…3人の男女のクリスマスイブの1日を1クールかけて描く本作。殺人の容疑をかけられ逃走することになる勝呂寺誠司を二宮さんが演じ、代々受け継いできたソースをこぼした老舗レストラン「葵亭」のシェフ・立葵時生に大沢たかお。長年キャスター務めてきた報道番組を降ろされることが決まった倉内桔梗に中谷美紀。誠司を匿いながらも彼の行動を監視する笛花ミズキに中川大志。誠司に接触するフリージャーナリストの八幡柚杏に中村アン。誠司の素性を知っているらしい警視庁管理官の蜜谷満作に江口洋介。「横浜テレビ」で記者として働く時生の一人娘・立葵査子に福本莉子。愛犬・フランを探して街を徘徊する真礼に佐藤浩市といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。柚杏から蜜谷なら“自分のことを知っている”と教えられた誠司は、蜜谷に会うため横浜警察署へと向かう。「何があった」と問う蜜谷に記憶を失ったことを話す誠司だが、そこに彼を追う狩宮カレン(松本若菜)の声が。蜜谷は誠司を逃がし駆けつけたカレンらに、警察署の出口を封鎖するよう指示。蜜谷が犯人のことを知っているのでは?と訝しむカレンに「勝呂寺誠司…そいつの名前だ」と告げる。誠司の映像を見て大学時代のゼミ仲間であることを思い出した桔梗だが、上層部の意向でオンエアは事件ではなくクリスマス特集で行くことが決定。社内での立場が悪くなっても桔梗を手伝いたいと申し出る査子。桔梗は彼女の耳元で「あまぎゆうた」という名をささやき、それが逃亡犯の名前だと続ける…。誠司に“もう1つの名前”があったことに「誠司は偽名で公安か」「名前違うってことは潜入してるのかな…公安とか」といった推測が上がるとともに、警察署内での蜜谷の行動から「蜜谷が誠司を逃がしたってことは…やっぱり誠司は潜入捜査官」「公安やん。蜜谷さん知ってるんでしょ?」といった声も。また1話に続き2話でも警察署の屋上からとなりのビルに飛び移るなど、驚異的なジャンプ力を見せたことから「誠司の身体能力高すぎて、もう別班確定」「記憶力凄くて身体能力鬼の誠治はやっぱり別班」と、二宮さんが前クールで出演した「VIVANT」に絡めたコメントも。一方、桔梗が査子が撮影した映像に映り込んだ時生の姿を見て驚きの表情を浮かべるシーンには、「時生と桔梗の関係も気になる」「桔梗と時生は昔付き合ってた?」といった声も。「自分の誕生日が母の命日」という査子のセリフから「お母さん死んだんじゃなくて居なくなっただけで桔梗さんが査子ちゃんのお母さんなのでは?」「あれ?もしかして査子ちゃんのママは桔梗さん?」と、桔梗と査子の“親子”説を唱える視聴者も現れている。【第3話あらすじ】誰が味方で誰が敵かわからない疑心暗鬼状態となる誠司。「記憶はある男に会えば戻るかもと言われた」とミズキは語る。秘伝のデミグラスソースを失ったままクリスマスディナー営業を行おうとする時生に、客にビーフシチューを頼ませなければいいと提案するスタッフたち。そして桔梗は誠司にたどり着き、“もう1つの名”で彼を呼ぶ…。「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2023年10月17日絶賛公開中の『アナログ』よりプロデューサーのコメントが到着。二宮和也、波瑠のキャスティングのほか、ビートたけしによる原作小説を映画化した製作背景について語っている。手作りの模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟(二宮和也)が、携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と恋に落ち、連絡先を交換せずに週に一度の約束だけで仲を深めていく本作。自然体な演技を見せる二宮さんと波瑠さんは、穏やかに育まれる悟とみゆきの恋模様を描くのにぴったりのキャスティングとなっている。本作のプロデューサーである井手陽子は、二宮さんをキャスティングした理由について「タカハタ秀太監督が原作を読まれた際にすぐ、(悟は)二宮さんをイメージされました。プロデューサー陣も全く異論なく、すぐにオファーさせて頂きました。二宮さんは、国民的スターでありながら、特殊なキャラクターにも、どこにでもいる普通の人にもなれる。どんなに難しい役でも、必ず映画の世界観に溶け込み、その存在にリアリティを持たせてしまう。見るものに全く違和感を与えないんです。物語の中にいるはずの人物が、いつのまにか現実の世界と地続きに存在しているように思えてしまう。観客はいつのまにか作品に引き込まれてしまいます。本当に素晴らしい俳優だと思います」と明かした。また波瑠さんについては「みゆきは、素性がわからない女性という設定なので、前半ではキャラクターの背景などを細かくは描けません。それでいて、悟が一目惚れも同然で恋に落ちなければいけないし、過去にヴァイオリンをやっていたクラシックが好きな上品さも欲しい。どこか浮世離れしたところもあり、本当に難しい役どころだと思います。脚本を開発しているときは、このキャラクターが成立するのか、少し不安な部分もありました。波瑠さんは、品の良さがあり、とても柔らかく人を包み込む雰囲気がありながら、芯に強いものがあり、それがみゆきにぴったりだと思いました。実際に、撮影初日に波瑠さんのお芝居を見て、『あ、みゆきだ』とスタッフは誰もが思ったと思います。説得力がありました」と波瑠さんが纏う空気感がみゆきという難役を成立させるのに一役買ったと話す。そして2017年に刊行された原作を6年の時を経て映画化した理由について「携帯やインターネットなど、現代では当たり前にあるツールにより、いつでも誰とでも繋がれるようになったのが現代です。コロナの時代を経て、デジタル化は一気に加速しました。『アナログ』は、ある事情から携帯を持たない女性との恋を描く物語です。現代的なツールを取り除いたとき、恋愛はどうなるのか、そこから何が見え、何が残るのか。そこには、時代が変わっても、決して変わることのない“愛”の原点が見えてくるのではないかと思います。コロナによって、物理的に人に会えないことを経験した今だからこそ、直接誰かに会えることの喜びや、人と一緒に過ごす時間の尊さ、普遍的な情愛を、あらためて感じて頂けたらと思いました」と映画に込めた思いを明かしている。『アナログ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年10月13日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(公開中)のメイキング映像が11日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■映画『アナログ』未公開アドリブシーンのメイキング映像公開今回公開されたのは、初めてのデートで緊張気味の悟(二宮)と、居酒屋の喧騒に不慣れな様子のみゆき(波瑠)、そんな2人を茶化しつつも温かく見守る幼なじみで親友の高木(桐谷謙太)と山下(浜野健太)の自然体な未公開アドリブシーンが収められたメイキング映像。メイキング映像では、二宮と波瑠が真剣な表情で集中しているかと思いきや、浜野の発言をきっかけに弾けた笑顔で現場を和ます様子が。また本編にはないアドリブシーンとして、高木が携帯を持たないみゆきにガラケーとスマホの違いを教えようとし、悟が「それぐらい知ってるよ! 迷惑かけないでよもう……!」とけん制し、みゆきを気遣う様子を見せ流姿も。さらに高木の提案で写真を撮ろうとし、悟が山下にちょっかいをかけたりするなど、リアルな友人同士のような空気が収められている。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年10月11日二宮和也、波瑠共演の話題作『アナログ』よりメイキング映像が解禁された。ビートたけしによる小説を原作とした本作は、携帯を持たない女性との恋を描く、この秋一番の感動のラブストーリー。ついに公開を迎え、鑑賞後アンケートでは満足度92.7%と高評価を獲得し、20代~50代の女性を中心に「とにかく泣けた」「感動した」とのコメントが相次いでいる。SNS上でも賞賛の声が届いており、すでに二度三度と映画館に足を運ぶリピーターもいるようだ。そんな本作より、この度解禁となったのは、初めてのデートで緊張気味の悟(二宮和也)と、居酒屋の喧騒に不慣れな様子のみゆき(波瑠)、そんな2人を茶化しつつも温かく見守る幼なじみで親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)の、超自然体な未公開アドリブシーンが収められたメイキング映像。映像では、二宮さんと波瑠さんが真剣な表情で集中しているかと思いきや、浜野さんの発言をきっかけに弾けた笑顔で現場を和ます様子や、本編では見ることのできない4人の姿が捉えられている。喫茶店で出会いみゆきに一目ぼれをした悟は、行きつけの焼き鳥屋に彼女を誘い、距離を縮めようとする。ドキドキしながらお店に入ると、そこにいたのは幼なじみの高木と山下。お店を変えようと提案する悟に対し、背中を押すようにみゆきは焼き鳥屋に入っていく。4人で同じテーブルを囲み、他愛もない話に花を咲かせるのだった…。メイキング映像では、携帯を持たないみゆきに、ガラケーとスマホの違いを教えようとする高木と、「それぐらい知ってるよ!迷惑かけないでよもう…!」と高木をけん制し、みゆきに嫌な思いをさせまいと気遣う悟のやり取りも切り取られている。さらに高木の提案で写真を撮ろうとするも、悟は山下にちょっかいをかけたりなど、本編には無いシーンながら、リアルな友人同士のやりとりを捉えたかのような様子が映し出されている。本作では、タカハタ秀太監督がリアルで等身大な人間模様を捉えるべく、長回しで撮影したうえで各シーンを構成したりといった工夫が凝らされているという。自然体な空気を追求する監督の要求に、二宮さん、波瑠さん、桐谷さん、浜野さんが見事に応え続けている様子がうかがえる。『アナログ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年10月11日この秋の月9ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」が10月9日放送開始。老舗レストラン「葵亭」の面々の行動に多くのツッコミが寄せられるとともに、二宮和也演じる誠司と中谷美紀演じる桔梗の“意外な繋がり”にも驚きの声が上がっている。本作はクリスマスイブの1日に起こる出来事を、1クールかけて描く謎と愛と奇跡の物語。3人の男女を主人公に、それぞれの物語が同時並行で進行していくなか、それらが次第に運命の交錯へと導かれていく…という展開が繰り広げられる。殺人の容疑をかけられ逃走することになる勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ)に二宮和也。秘伝のソースを受け継いできた老舗レストランのシェフ、立葵時生(たちあおい・ときお)に大沢たかお。ローカルテレビ局「テレビ横浜」で報道番組「報道フォーカス」のキャスターを10年務めてきた倉内桔梗(くらうち・ききょう)に中谷美紀。誠司を追う警視庁管理官の蜜谷満作に江口洋介。蜜谷が追う国際犯罪組織の2代目ボスに中川大志。神奈川県警警部補の狩宮カレンに松本若菜。逃走中の誠司の前に突然現れる八幡柚杏に中村アン。時生の店「葵亭」で働くアルバイトの細野一に井之脇海。時生に対して物怖じしないソムリエールの竹本梅雨美に桜井ユキ。「葵亭」のベテランギャルソン・蛇の目菊蔵に栗原英雄。桔梗の同期で「横浜テレビ」報道制作局長を務める折口康司に小手伸也。時生の一人娘で「横浜テレビ」新人記者の立葵査子に福本莉子。「横浜テレビ」カメラマンの国枝茂雄に梶原善。愛犬・フランを飼っており、神出鬼没でふらふらと街を徘徊する真礼に佐藤浩市といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話では記憶を失い目覚めた誠司が、頭部を撃たれた男を発見。同時にスマホに着信があり何者かから「今すぐその場から離れろ」と告げられる。逃走中の誠司はパトカーから身を隠すため「葵亭」の店内に侵入し時生と出くわし、カウンターを飛び越えその場から脱出するのだが、誠司を追いかけようとした時生は、代々受け継いできた秘伝のデミグラスソースが入った寸胴鍋を倒してしまう…。その後事態を知った査子、細野、梅雨美に菊蔵らは誠司が寸胴鍋を倒したものだと思い、激しい怒りを燃え上がらせるも、そのせいで時生は自分が鍋を倒したと言い出せなくなってしまう…。「デミグラスソース編あまりにもコメディすぎる」「シェフ、マジでソースの件は自白しちゃった方が良いって」といった反応がSNSで上がるなか、店内から誠司が落とした拳銃が発見され、警察に届けると店が開けられなくなると考えた菊蔵たちは拳銃を捨てようと画策する…という展開に「なんで拳銃をどこに置くかを考えるのよ…ここはソースどうこう以前に通報しましょう」「デミグラスソースのために証拠品を警察に言わないで捨てようとするのヤバすぎるww」など、さらなるツッコミが。その後、桔梗はニュースで紹介した映像の逃走犯が誠司に酷似してることに驚き、自分のPCに保存された過去の写真を検索。キャンプで撮影された集合写真に写る若かりし頃の彼の姿に、思わず笑みを浮かべる…。無邪気な笑顔で写真に写る誠司の姿に視聴者からも「誠司めっちゃ朗らかな笑顔で写ってるじゃん!」「誠司くんが普通の青年の顔しとる…」といった声とともに、「え~知り合いだった!桔梗さんと!」「誠司くんと桔梗さんどういう繋がり?」「写真を見つけた桔梗がうれしそうな顔してたのが気になる」など、2人の関係性に言及したポストも多数タイムラインに上がっている。【第2話あらすじ】誠司は柚杏から蜜谷なら自分のことを知っていると教えられ、無実を証明するため蜜谷に会うべく横浜警察署へ向かう。店内に拳銃が落ちていたことを警察に通報した時生は犯人からの報復を恐れ、店で1人になるのを避けようと一度は中止を決めたクリスマスディナーの営業を行うことを決める。逃亡中の犯人が学生時代の知人だと知った桔梗は自分の番組で事件の特集を組もうと動き出す…。「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2023年10月10日映画『アナログ』(公開中)の初日舞台挨拶が6日に都内で行われ、主演を務める二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎(なにわ男子)、板谷由夏、タカハタ秀太監督が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■二宮和也、なにわ男子の推しメンは道枝駿祐今作に二宮演じる悟の後輩役で出演した藤原は、「この映画を誰と観たい?」という質問を受けると、「なにわ男子メンバー7人」と回答。「自分の作品を見られるっていうのはちょっと緊張するんですけど、きょう10月6日に……」と語り始めたが、先輩・二宮に「結成5周年だもんな!」と横取りされてしまう。「めちゃくちゃ嬉しいんですけど……」と困惑する藤原に、二宮は「めっちゃ嬉しいなぁ?」とエセ関西弁で相槌を打ち、ニヤニヤ。藤原はそんな二宮に「自分の口から言おうと思ったんですよ!」と抗議し、笑いを誘った。続けて「結成日と公開日が重なるなんて、これはもうめちゃくちゃと縁起がいいなと…」と話すも、動揺からか「ねっ! むら……」と口にし、「二宮くんって言おうとしたんですが、関西感が強すぎて村上(信五)くんって言おうと……」と、二宮のエセ関西弁につられて、関ジャニ∞の村上の名前を呼び間違えてしまい、赤面する姿も見られた。MCから「なにわ男子で観たらどんな雰囲気になる?」と聞かれた藤原は、「結構涙もろいメンバーが多いので、多分みんなシクシクしながら劇場を出ていくと思います」と予想。さらに、「すごい良かった……『アナログ』に出会えて良かったっすね」とメンバーの道枝駿祐が言いそうな感想をモノマネを交えながら披露すると、「そういえば(二宮と桐谷の)2人は撮影中でも『みっちー元気?』とかめっちゃみっちー推しだった」と撮影を回顧する。不服そうな表情を浮かべる藤原に、二宮は「推しメンは誰だっていいじゃない!」とバッサリ。その後も藤原は、名前を「藤原丈」と間違えた区切り方で呼ばれ、ツッコむなど、先輩・二宮と仲の良い掛け合いを見せていた。
2023年10月06日映画『アナログ』(公開中)の初日舞台挨拶が6日に都内で行われ、主演を務める二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎(なにわ男子)、板谷由夏、タカハタ秀太監督が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■二宮和也、映画『アナログ』初日舞台挨拶に登場今回のイベントは、SNSで募集された「大切な人と直接会えたときの喜び」というコメントが書かれたパネルを背景に実施。キャスト陣のコメントも記載されているなか、「お客さんに会場で会えたこと」と書いた二宮は「自分だけ絵日記みたいな感じになっちゃって(笑)。もうちょっとちっちゃい文字でよかった……。『ごきげんよう』のサイコロの目みたいなこと書いちゃってごめんなさい」と話し、笑いを誘う。「コロナ禍の中でいろいろ制限されている中で、みたいなことをちゃんと書けばよかった。抽象的過ぎた……」と反省していると、桐谷から「大丈夫よ!」とフォローを受け、笑顔を見せていた。また、二宮は「この映画を観て、奇跡とか縁とか運とかいうものは存在するんだと。同じ1日はなくて本当に大変な1日もあればすごく嬉しい1日もあるので、毎日一生懸命生きるべきだなと改めて思わされたし、本当に何が起こるかわからない中で自分たちはずっと生きていくんだなと思いました」と同作を観て感じたことを語る。続けて、「今日この会場に来る途中にですね、元気に歩いてる大野智に出会いました」と話し、会場を驚かせる。「すごく元気に歩いてました(笑)。車を運転しているときに、“なんか見たことある人がいるな”とびっくりして! で、『何しに行くの?』と言われて、今から舞台挨拶なんだって言ったら『へぇ~がんばって~』って(笑)。縁でつながっていると思わざるを得ない」と奇跡的なエピソードを披露し、会場を盛り上げた。
2023年10月06日TOHOシネマズとKDDIは、二宮和也の主演映画『アナログ』が6日から公開されることを記念し、木曜日限定で劇場のフード割引が抽選で当たるクーポン特典に、コスタコーヒー各種を追加して26日まで提供する。auスマートパスプレミアム会員を対象に、今年7月から同キャンペーンを展開中のTOHOシネマズとKDDI。毎週木曜にauスマートパスプレミアム内の指定サイトから参加すると、ポップコーンMサイズ、チュリトス、ピザの3商品いずれかの割引クーポンが抽選で当たり、今回は期間限定でコスタコーヒー(コーヒー/ラテ/フラットホワイト)が追加される。対象劇場は全国のTOHOシネマズで、毎週木曜の抽選で当選した場合は、当選(クーポン)画面を店に提示すると利用することができる。なお、クーポンの利用は1つの劇場のみで、1人1回限りとなっている。二宮和也が主演を務める映画『アナログ』は、ビートたけしの同名小説を原作に、手作りにこだわるデザイナーと、携帯電話を持たない女性の恋を描く。タカハタ秀太監督がメガホンを取り、二宮のほか、波瑠、桐谷健太、なにわ男子・藤原丈一郎らが出演。YOASOBIのボーカル・幾田りらの「With」、androp・内澤崇仁の音楽が作品を彩る。
2023年10月06日●ビートたけし原作映画でラブストーリーに挑戦日本を代表する俳優・二宮和也。ビートたけしが初めて書き下ろした恋愛小説を実写化した映画『アナログ』で、ラブストーリーに挑んでいる。今作で二宮が演じるのは、手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟。喫茶店「ピアノ」で、携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会い、恋に落ちていく。インタビューでは、「恋愛ものをやらない」と思っていた二宮がラブストーリーとどのように向き合ったのか、そして2度目のタッグとなるタカハタ秀太監督の演出によって生まれた“奇跡的な瞬間”について明かした。○■ラブストーリーへの挑戦は「新鮮」――現代を舞台にしたラブストーリーに挑まれましたが、演じてみて、率直にどのような感想を持たれましたか?これまであまりこういった毛色の作品には出ていなかったので、新鮮だったというのが最初の印象です。僕はどちらかというと、まだ見たことなかったり、メジャーではない表現を求めるタイプなので、それと“恋愛”というものがどこまでリンクしていいものなのか……。やっぱり“恋愛もの”って、いわゆる約束事みたいなものがちゃんと無いと、好きな人からしたら物足りないと思うんだろうなぁと思うんです。――約束事にどれだけ色を足せるかというバランスは難しいところですよね。やっぱりずっと肩透かしを食らっている状態だと、「じゃあ恋愛じゃなくて良かったじゃん」とか「もっと違う作品で表現すればよかったんじゃないの?」というように感じる人もいると思うんです。なので、そうならない塩梅を全体の形から探る作業が多かったです。○■タカハタ秀太監督の現場にフィット感「自由にやらせてくれる」――また、タカハタ監督とは2015年に放送されたTBS年末ドラマスペシャル『赤めだか』以来のタッグとなります。僕は比較的、現場で話をして、「ああしよう、こうしよう」とやっていくことが多いのですが、タカハタさんは「とりあえずやってみて」と対応してくれる。僕だけじゃなくて、今回出演している皆を信頼して自由にやらせてくれるので、言ってしまえば楽というか……。現場で僕たちが自分たちの表現をとりあえず一回やってみると、タカハタさんの中には、「こういうのがもうちょっと欲しいなあ」とか「もう十分足りた」というのが明確にあるんです。撮影が半分終わったときに、タカハタさんはもう本編を繋いでいて。そのときに「もう4時間になっちゃった」とか言うから、撮影も半分なのに本編4時間ってどういうこと? 前後編のつなぎ方してるじゃん! と(笑)。画が見えているから、撮影が終わる頃には本編はもうほとんど全部繋ぎ終わっていて、あとはこのシーンをはめるだけみたいな形になっているんです。普通だと本編を繋いでいても言わなかったりするんです。でも、タカハタさんは適宜そういう進捗をみんなと共有してくれる。その上で「やっぱりこれがもうちょっと欲しい」という要望を回りくどくなく伝えてくれるので、出演者たちもちゃんとそこにミートできるんです。――撮影半分で4時間は確かに前後編じゃないと難しいですね(笑)。お話しを伺っているとタカハタ監督への信頼感が伝わります。今回の『アナログ』の話も「これ(アナログの映画化)をやりたいんだ」と言うから、「珍しいね。でもやったらいいんじゃない?」と返したら「お前とやりたいんだけど」と言われて(笑)。僕は勝手に恋愛ものをやらないと思っていたし、タカハタさんが恋愛ものをやるなんて珍しいな~と思っていたら驚きました(笑)。タカハタさんは、結構話をしに来てくれたり、壁を感じさせずにそういう相談をしてくれる人なので、僕はすごい信頼できる。○■二宮和也から見た監督・タカハタ秀太のすごさ「人間力とカリスマ性」――様々なタイプの監督がいるかと思いますが、二宮さんから見てタカハタ監督はどういった監督ですか?監督が一番上に立ってピラミッドができる現場もあれば、そうじゃなく、みんな横並びで行こうという組もあって、それぞれなんですけど、タカハタさんはどっちもある。その日の流れをすごく重要視する人なので、ノっているなと感じると、予定にないシーンの撮影もやってしまうんです。悟が海でみゆきに抱きしめられるシーンも、「これ、今やっちゃおう」と言い出して。これまでみんなで一緒にやろうねと横一列だったはずの人が急にリーダーシップをとって、図抜けるんです(笑)。もちろん、みんな「えぇ~」と驚くんですが、さっきも話したようにタカハタさんには画が見えている。不思議な人だけど、周りから「めちゃくちゃだよ、あの人」「なんだよ、それ」みたいな声は一切上がらないのが、タカハタさんの人間力とカリスマ性。みんな、監督が求めているものに近づきたいという気持ちを持っていました。●二宮和也が考える“一人前の役者”とは○■40分の長回しで生まれた奇跡的なリンク――今回、恋愛映画ということで、劇中では波瑠さん演じるみゆきとの様々なデートシーンが描かれていました。二宮さんからみて、“素敵だな”と思ったデートはありましたか?蕎麦打ちデートはすごく印象的で撮影自体もすごく覚えていて。本当に蕎麦打ち体験を最初から最後までやって、40分ぐらいカメラを回したんです。みんなで「絶対使わないよ……」とか言いながら(笑)。台本にも数行しか書かれていないシーンなのに、撮影スケジュールには1時間半とか書いてあって、映画を撮っていて、初めて撮影中にカメラの記録カードの容量がいっぱいになってしまった場面を見ました(笑)。こんなに長く回してどうするんだろう? と思いながらも、演じる側としてはおもしろかった!長く回すのは、こっち(演者)のお芝居を信じていないわけじゃなくて、その中で垣間見える一瞬の波瑠ちゃんだったり、二宮だったりを監督は押さえたいんです。長く回した中に出てくる緩みや本来見せてはいけないものが見えたときにすごく喜ぶ人なんです。――そんな長回しで作られた蕎麦の出来はいかがでしたか?劇中の流れからいって、みゆき(波瑠)さんのほうが絶対上手くて、悟が下手で「てへへ」とかなるパターンかなと思っていたら、俺めちゃくちゃ上手かったですね(笑)。ある種、キャラクターのパーソナルな部分が生まれた瞬間だったとも思います。模型を作っていたり手作業の温もりが好きと言っている悟と妙にリンクして、奇跡的にキャラクターに深みが出てたなと。監督は俺の蕎麦の実力は知らないだろうから、狙っていたのかどうかはわからないですけど(笑)○■陶芸から学んだ“一人前”「一見地味で達成感もないかもしれない…」――奇跡的なリンクで悟のパーソナリティが深掘りできたと。二宮さん自身は手作りやアナログなものでこだわりのあるものはありますか?機械で作っているのが悪いということじゃないんですけど、お皿とかですかね。というのも、前に陶芸の見習い役を演じたときに、教えてもらっていた先生に言われて覚えていることがあって。「自分の人生の中で、これだ! っていう誰にも真似できない、俺にしか作れない1枚は誰でもできる」と。でも「みんなが“これでいいか”と手に取って4、5枚買っていくようなもの、そしてちゃんとその4、5枚が重なるものを作れるようになったら一人前だ」っていうことを言われて。まさにお芝居もそうだなと思いました。誰もやったことないような表現とか芝居は誰でもできるけど、普通に座ってご飯食べているところや、ただ話を聞いてるとか一見地味で達成感もないかもしれない。だけど、それができないと一人前じゃないということですよね。僕もそういうことができるようになっていかなきゃいけないなと思っています。■二宮和也1983年6月17日生まれ。東京都出身。A型。1996年より芸能活動を開始し、1999年には嵐のメンバーとしてCDデビューを果たす。近年の主な出演作にドラマ『VIVANT』(23年)、『マイファミリー』(22年)、映画『検察側の罪人』(18年)、映画『ラーゲリより愛を込めて』(22年)がある。10月9日スタートのフジテレビ系ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』では、中谷美紀、大沢たかおと共に主演を務める。また、主演を務める映画『アナログ』が10月6日より全国公開中。
2023年10月06日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(6日公開)の場面写真が4日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■悟(二宮和也)&みゆき(波瑠)が涙…映画『アナログ』場面写真今回公開されたのは、感情がこみあげている悟(二宮)、そして複雑な感情を抱えているみゆき(波瑠)が涙を流す姿を収めた場面写真。「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をし、かけがえのない時間を積み重ね、プロポーズまで決意していたはずの悟とみゆきが涙を流す理由が気になるカットになっている。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年10月04日今までこういう毛色の作品にあまり出ていなかった。ビートたけし原作の恋愛映画『アナログ』への出演について、二宮和也はそう率直に語る。数々の映画で主演を務めてきた演技派が、40代という新たな人生のステージで迎えた新境地。そこには、まだ見たことのないニノと、変わらぬニノの姿があった。蕎麦打ちは、蕎麦粉をこねるところから全部やりました(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.「(監督の)タカハタ(秀太)さんから相談があったんですよ、『次はこれがやりたいんだけど』って。それが、この『アナログ』の原作で。タカハタさんが恋愛映画を撮るイメージがなかったから、『へえ、いいんじゃないの?』なんて言って。そしたら、『いや、お前とやりたいんだよ』と。あ、俺となんだって。こういう作品を自分もやることがあるんだって、ちょっと意表を突かれたところからのスタートでした」俳優としての名声を一気に高めた『青の炎』や『硫黄島からの手紙』をはじめ、近年も『浅田家!』『TANG タング』『ラーゲリより愛を込めて』などヒューマンな作品の印象が強い二宮和也。これだけ正統派のラブストーリーは、フィルモグラフィーを振り返っても極めて稀少だ。そんな“ラブストーリーの二宮和也”を存分に味わえるのが、ヒロイン・美春みゆき(波瑠)とのデートシーン。毎週木曜日に、同じ喫茶店で会う。そう約束を交わした2人は、喫茶店で落ち合うと、いろんな場所を訪れる。「個人的に印象に残っているのが、蕎麦打ちのシーン。実はあのシーン、使われているのはほんの少しなんですけど、蕎麦打ちを最初から最後まで全部やったんですよ」おかしそうに笑いながら、二宮は追憶に馳せる。「台本には、ほんのちょっとト書きが書いてあるだけなんです。だから、20〜30分で終わるかなと思っていたのに、スケジュールを見ると1時間半と。いやいや、こんなにかからないでしょと言いながら現場に入ったら、監督が『頭から全部やります』って言うんです。それで、先生に教えてもらいつつ、蕎麦粉をこねるところからやりました。スタッフもみんな、『絶対こんなに使わないよね?』と思いながら撮影していた気がしますけど(笑)」(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.監督のタカハタとは、ギャラクシー賞月間賞にも輝いたドラマ『赤めだか』でタッグを組んで以来、プライベートでも親交が厚い。それだけに監督との思い出を振り返る二宮の口調も自然と砕けたものになる。「結局、1時間半ずっと撮りっぱなしで。僕、映画の現場で初めて見ましたよ。カメラマンさんがカメラの(メモリー)カードを途中で替えるのを(笑)。2台で撮っていたんですけど、そのうち1台が途中で落ちちゃって。ささっとカードを差し替えてたんです。これはもうデジタルだからできることですよね。もしフィルムでこの量を撮っていたら、大変なことになっていたんじゃないかな(笑)」だが、そうした撮り方をするのにも監督の狙いがある。旧知の仲である二宮も、監督の意図はもちろん承知の上だ。「そうやって長く撮っていると、やっぱり途中で役者の中に“緩み”が出てくる。そういう本来見えないものが見えたときに喜ぶ人なんですよ、タカハタさんは。俳優のお芝居を信頼した上で、一瞬垣間見える波瑠ちゃんなり二宮和也をおさえることを面白がる人。1時間半カメラを回して、使うのはほんの数秒なんだけど、タカハタさんにとっては使う使わないは問題じゃないんです」(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.蕎麦打ちは、波瑠ちゃんの方が苦戦していました(笑)(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.ちなみに、蕎麦打ちの腕前はどうだったのかと言うと……。「僕がすごく上手かったんですよ。先生からも『筋がいいね』と褒めてもらえて。昔、『優しい時間』という作品で陶芸職人の見習い役をやって。蕎麦粉をこねる感じが、陶芸とまったく同じやり方だったので、ちょっと懐かしいなと思いながらやっていました。むしろ波瑠ちゃんの方が苦戦していましたね(笑)」波瑠演じる美春みゆきは、どこか謎めいた女性。波瑠のパブリックイメージとそのまま重なるような透明感と神秘性を持ったヒロインだ。「キャラクター的に言うと、波瑠ちゃん演じるみゆきさんの方がうまくて、僕の演じる(水島)悟の方が下手くそで『てへっ』となっていそうなんですけど、実際は逆(笑)。僕はA型なので、蕎麦を切るのも細かいんですよ。その横で波瑠ちゃんが『私の方が下手なんだけど』って悔しがっていました(笑)。出来上がった蕎麦も食べましたよ。すごく美味しかったです。余ったものをタカハタさんにあげたら、そのまま持って帰っていました(笑)」上映尺の都合で泣く泣くカットしたシーンも多いと言う。「タカハタさんは撮影しながら編集もする人で。3分の2くらいまで撮影が終わった段階で、その時点で『もう4時間くらいになっちゃった』と言ってました(笑)。どういうことなんだっていう話ですよね。タカハタさんはせっかく撮ったシーンを削るのが本当に辛いらしくて。できることなら全部使ってあげたいという信条の人。最終的にはなんとか尺におさめたみたいですけど、どんな仕上がりになっているのかは僕も楽しみです」(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.自分しかつくれない皿は、1枚なら誰でもつくれる(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.二宮にとっては、これまであまり経験のなかったラブストーリー。撮影に臨むにあたり、他の作品とはまた違う試行錯誤があった。「恋愛モノには、『あれが見たい』『これが見たい』というお約束ごとみたいなものがある。でも、僕はどちらかと言うと、まだ見たことのない、メジャーではない表現を追い求めるタイプ。とはいえ、あんまり他がやっていないようなことをやりすぎても、恋愛モノを求めてご覧になった方からすると『だったら恋愛モノでなくてもよかったんじゃない?』と肩透かしをくらった気分になる。そこのバランスというか、ちょうどいい塩梅を現場では常に探っていました」だが、どんなジャンルであっても二宮和也は二宮和也。まるで本当にその人が実在するような自然さでスクリーンの中に佇んでいる。この作品や役に溶け込む力は何から生まれているのだろうか。「さっき陶芸の話をしましたけど、『優しい時間』で先生に陶芸を教えてもらうときに言われた言葉があって。それが今も、そうだよなって心に残っているんですよね」そう話しながら、二宮は少しだけ遠くを見つめる。「これは他の誰にも真似できない、俺にしかつくれない皿だというものは、1枚なら誰でもつくれる。それよりももっと難しいのが、どこにでもある、割れたらすぐに替えが効くような、平凡な皿をつくることだって」(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.芸術性というのは、唯一無二のオリジナリティにこそ宿るようにも思える。だが、本当に技術やセンスが問われるのは、奇をてらうことではない。地味で、なんでもないものにこそ、その人の本質が試される。「あるじゃないですか。お店で普通に100円とかで売っていて。4〜5枚重ねても丈夫なお皿って。そういうものをつくることができて、ようやく一人前なのだと先生はおっしゃっていました。それってすごく地味なことだし、面白くないし、あんまりやりたくないと思われがちなことなんだけど、でもそれができないと一人前ではない。あのとき、先生は『昔の考えかもしれないけど』とおっしゃっていましたけど、芝居にも通じることだなと思ったんです」そうして続けた次の言葉にこそ、二宮和也の役者の矜持が集約されていた。「お芝居も、大見得切って、発狂して、泣いて、人を刺して殺してみたいなのは誰にもできる。僕はさっき誰もやったことのない表現を求めがちと言いましたけど、そういうものは逆に言うと誰にでもできるんです。それよりも、ただ普通に座って、飯食って、友達と話して、人の話を聞いて、泣いている人に寄り添って、そういうお芝居の方がずっと難しい。すごく地味だし、正直そういう平凡なシーンってやっていても日々の達成感はあまりないのかもしれないけど、そういうことがちゃんとできるようにならなきゃいけないんだって、今回やっていて改めて思いました」『アナログ』の二宮和也は、まさに何気ない日常を、ささやかに、ひたむきに生きている人間としてそこにいる。いや、もっと言えば、これまでのどの作品でも、二宮和也はそうやって役に命を与えてきた。ともすれば、平凡に見えるだろう。だが、私たちの日常と地続きの世界で生きていると感じさせてくれる俳優は決して多くない。だから、二宮和也は非凡なのだ。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.取材・文:横川良明<作品情報>『アナログ』10月6日(金) 全国公開配給:東宝 アスミック・エース(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.STORY手作り模型や手描きのイラストにこだわるデザイナーの悟。携帯を持たない謎めいた女性、みゆき。喫茶店「ピアノ」で偶然出会い、連絡先を交換せずに「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をする。二人で積み重ねるかけがえのない時間。悟はみゆきの素性を何も知らぬまま、プロポーズする事を決意。しかし当日、彼女は現れなかった。その翌週も、翌月も…。なぜみゆきは突然姿を消したのか。彼女が隠していた過去、そして秘められた想いとは。ふたりだけの“特別な木曜日”は、再び訪れるのか――。クレジット二宮和也波瑠桐谷健太浜野謙太/藤原丈一郎(なにわ男子)坂井真紀筒井真理子宮川大輔佐津川愛美鈴木浩介板谷由夏高橋惠子/リリー・フランキー監督:タカハタ秀太原作:ビートたけし『アナログ』(集英社文庫)脚本:港岳彦音楽:内澤崇仁インスパイアソング:幾田りら「With」(ソニー・ミュージックエンタテインメント)製作:「アナログ」製作委員会制作プロダクション:アスミック・エース AOI Pro.配給:東宝 アスミック・エース(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.関連リンク公式サイト:公式X:公式Instagram:
2023年10月03日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(10月6日公開)のスペシャルトーク映像が29日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○幾田りら、二宮和也、波瑠がトーク今回、同作のインスパイアソング「With」を書き下ろした幾田りら、主演の二宮和也、ヒロインの波瑠が、楽曲の制作秘話や映画の撮影の裏側を語り尽くす、スペシャルトーク映像が公開された。3人は初対面ということで、緊張した面持ちでスタートした鼎談だったが、楽曲や作品を通してそれぞれの想いを語っていくうちに雰囲気は和やかなものになり、ファン垂涎のレアなエピソードも次々と飛び出した。まず映画の感想について聞かれると、幾田は「大号泣しました。生きるってなんだろう、愛ってなんだろうという気持ちで作品を鑑賞しました。お二人の演技やお話しも素晴らしくて、自分の生き方を立ち返れるような……大切なものを教えてもらえた映画でした」と、真剣な表情で語った。さらに、インスピレーションのまま書き上げたというインスパイアソング「With」の制作については、「映画を見た後に“こんな音が欲しい!”というのがすぐに下りてきて、そこから“こんなアレンジの提案をしてみよう!”というイメージもすぐに出来上がっていました。自分の人生を変えてくれるほどの運命的な出会いとは、それまでの色々な選択について辻褄があったように感じられる瞬間なのだと思っていて。映画を見たときに(この考えが)一致したので、そんな自分の経験をなぞらえながら書けたらいいなと思っていました」と、自身の経験を楽曲に落とし込んだと明かす。幾田の楽曲について、二宮は「歌がうまいだけじゃない。表現とか感情が乗っかっているので、本当に良い曲に仕上がっています。映画に寄り添ってくれていると思いましたし、映画が輝く曲を作ってくれたのだと思いました」と手放しで称賛し、波瑠も、「キラキラしたものが耳から入ってきて心が動かされる。幾田さんのそんな魅力が伝わってきました」と、楽曲の持つパワーや魅力について話した。また、印象的なシーンとして二宮があげたそば打ちシーンのメイキング映像も初解禁。1時間くらいかけてそば打ちの最初から撮影したにも関わらず、本編で使われていた部分は……というエピソードも。劇中で悟とみゆきが運命の出会いをしたように、自身もこれまでの運命の出会いがあったかと聞かれると、幾田は「19歳の頃に出会ったYOASOBIの相方のAyaseさんです。今のスタッフとAyaseさんが先にYOASOBIを立ち上げて、そのボーカルにSNSで歌の動画をアップロードしていた私を見つけてもらったんです。見つけてもらえるまでの過程も含めて運命だと思いました」と、YOASOBIの結成秘話についても振り返った。そのほか、3人が「最近号泣した」エピソードの秘話や、二宮&波瑠の運命だと思う出来事など、普段語られることのないエピソードも飛び出した。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年09月29日『アナログ』よりインスパイアソング「With」を書き下ろした幾田りらと、二宮和也、波瑠のスペシャルトーク映像が解禁された。本作は、ビートたけしによる原作小説を、二宮和也と波瑠共演で映画化したこの秋一番の感動作。この度解禁された映像では、幾田りら、主演の二宮和也、ヒロインの波瑠が、楽曲の制作秘話や映画の撮影の裏側を語っている。まずは映画の感想について聞かれると、幾田さんは「大号泣しました。生きるってなんだろう、愛ってなんだろうという気持ちで作品を鑑賞しました。お二人の演技やお話しも素晴らしくて、自分の生き方を立ち返れるような…大切なものを教えてもらえた映画でした」と、真剣な表情で答える。さらに、インスピレーションのまま書き上げたというインスパイアソング「With」の制作については、「映画を見た後に“こんな音が欲しい!”というのがすぐに下りてきて、そこから“こんなアレンジの提案をしてみよう!”というイメージもすぐに出来上がっていました。自分の人生を変えてくれるほどの運命的な出会いとは、それまでの色々な選択について辻褄があったように感じられる瞬間なのだと思っていて。映画を見たときに(この考えが)一致したので、そんな自分の経験をなぞらえながら書けたらいいなと思っていました」と、自身の経験を楽曲に落とし込んだと語った。幾田さんの楽曲について、二宮さんは「歌がうまいだけじゃない。表現とか感情が乗っかっているので、本当に良い曲に仕上がっています。映画に寄り添ってくれていると思いましたし、映画が輝く曲を作ってくれたのだと思いました」と手放しで称賛し、波瑠さんも、「キラキラしたものが耳から入ってきて心が動かされる。幾田さんのそんな魅力が伝わってきました」と、楽曲の持つパワーや魅力について話した。さらに、印象的なシーンとして二宮さんがあげたそば打ちシーンのメイキング映像も初解禁。1時間くらいかけてそば打ちの最初から撮影したにも関わらず、本編で使われていた部分は…というエピソードも必見。また、劇中で悟とみゆきが運命の出会いをしたように、自身もこれまでの運命の出会いがあったかと聞かれると、幾田さんは「19歳の頃に出会ったYOASOBIの相方のAyaseさんです。今のスタッフとAyaseさんが先にYOASOBIを立ち上げて、そのボーカルにSNSで歌の動画をアップロードしていた私を見つけてもらったんです。見つけてもらえるまでの過程も含めて運命だと思いました」と、いまや日本を超えて飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を誇るユニット「YOASOBI」の結成秘話についても感慨深そうにふり返った。そのほかにも、3人が「最近号泣した」エピソードの秘話や、二宮さんと波瑠さんの運命だと思う出来事など、普段語られることのないスペシャルトーク映像となっている。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年09月29日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(10月6日公開)の本編映像が21日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■悟(二宮和也)&みゆき(波瑠)のデートシーンを映した本編映像今回公開されたのは、悟(二宮)とみゆき(波瑠)の“アナログ”なデートシーンを映し出した本編映像。蕎麦打ち体験をするため、初めて訪れる蕎麦屋に向かっている2人だが、店にたどり着く前に悟のスマホのバッテリーが切れてしまう。「どうしよう……お店もうちょっとのはずなんだけどな……」と焦る悟だが、普段からスマホを持たないみゆきは冷静に「あっちじゃないですか? 行ってみましょう」と勘を頼りに路地を進んでいき、心配そうな悟に「でも、楽しいですよ」と微笑みかける。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年09月21日大切な人にただ会える喜びを描いた映画『アナログ』より、二宮和也と波瑠が演じる、悟とみゆきのデートシーンが公開された。デザイナーの悟が、携帯を持たない謎めいた女性・みゆきと恋に落ち、連絡先を交換せず、週に一度の約束だけで仲を深めていく本作。今回到着した映像では、2人のアナログなデートシーンが見られる。蕎麦打ち体験をするために、初めて訪れるお蕎麦屋さんに向かっている様子の2人だが、たどり着く前に悟のスマホのバッテリーが切れ、地図を失ってしまう。焦る悟だが、普段からスマホを持たないみゆきは冷静に「あっちじゃないですか?行ってみましょう」と勘を頼りに路地を進んでいく。その道で目に入ってきたものは、スマホの地図を見ながら歩いていたら気がつかなかったかもしれない街の様子だった。スマホなしで街を歩くささやかな冒険にほっこりし、当てもなく歩いてみるデートも素敵かも、と思えるワンシーンとなっている。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年09月21日二宮和也、中谷美紀、大沢たかおトリプル主演の月9ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」に佐藤浩市がレギュラーキャストとして出演することが分かった。人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日を1クールかけて描く本作は、それぞれ別の人生を歩む3人の男女の物語が並行して進んでいき、次第に運命の交錯を果たす、というストーリー。佐藤さんが演じるのは、謎の男・真礼(まれい)。横浜の自宅で愛犬・フランを飼っているということ以外、全てが謎。怪しげな雰囲気を漂わせ、横浜の街をふらふらと徘徊している。記憶を失った逃亡犯・勝呂寺誠司(二宮和也)、クリスマスディナーの準備で追われる大ピンチのシェフ・立葵時生(大沢たかお)、そして殺人事件の真相を追う報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀)ら主人公たちにどのように関わってくるのか。第1話から目が離せない展開となりそうだ。佐藤さんのフジ連ドラ出演は、月9ドラマ「鍵のかかった部屋」(2012年)以来約11年ぶり。二宮さんとの共演は二宮さんが主演を務めた新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」(2015年)以来約8年ぶりとなる。大沢さんとは映画『キングダム 運命の炎』(2023年公開)での共演も記憶に新しく、中谷さんとは映画『清須会議』(2013年)以来10年ぶりの共演となる。佐藤浩市コメント「ストーリーの展開を鑑みてコメントをしづらい役柄はあります。今回も僕はコメントをしづらい役です!しかし企画段階で最初にお話を頂いたとき、長年の演者の勘が“これは化けたらかなり面白いことになる”とささやいてくれました。それを信じ、フットワークを軽く皆とのシーンを良い意味で遊んでいけたらと思います」「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は10月9日より、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送(初回30分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月19日映画『アナログ』(10月6日公開)の公開直前イベントが18日に都内で行われ、主演を務める二宮和也、波瑠が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■波瑠、プロポーズの返事を代読で甘噛み「動揺と高揚で…」大切な人と見る試写会として開催された同イベントでは、会場に集まった観客から大切な人に伝えたい思い・メッセージを手紙で募集し、その手紙を二宮と波瑠が代読するコーナーを実施。50代男性から妻へ送られた手紙を読んだ二宮は「なかなかありがとうって言えなかったりするじゃないですか。だからこういう機会っていいですね」と感慨深げな表情を浮かべていた。また、30代女性から恋人への手紙を代読した波瑠が、「プロポーズを受けた際にちゃんと返事ができなかったので、この場を借りて返事をする」という内容を読み上げると、会場からは驚きの声が上がる。「不束者ですが、末永くよろしくお願いします」という承諾の返事が読まれると、会場からは大きな拍手が送られ、二宮も「うわぁ~、すごい!! おめでとうございます」と祝福。まさかの内容に驚いたという波瑠も「動揺と高揚で噛みました……(笑)」と笑顔を見せた。最後に二宮は、「大事な人がいるということは責任があったりするかもしれないけど、すごく幸せなこと。ただ、その大切な人を大切にできる期間って、自分が思っている以上に短い気がしています。今、隣にいる大事な人を大事にできる期間は今しかないと思って向き合ってもらいたいなと思うし、こういう手紙を読ませていただいて、僕も改めてそう思うことができました」とメッセージを送る。「本当はこっちが裏話とか一個二個用意しなきゃいけなかったはずなんですが、皆様に助けてもらって、しかもプロポーズとかもできちゃったりして! 本当にありがとうございました。嬉しい日になりました」と集まった観客に感謝を伝え、イベントを締めくくった。
2023年09月18日映画『アナログ』(10月6日公開)の公開直前イベントが18日に都内で行われ、主演を務める二宮和也、波瑠が登場した。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■二宮和也、誇らしげに親友の存在を告白「俺は4人います」大切な人と一緒に観る試写会として開催された同イベント。集まった観客がうちわを使って参加するコーナーもあり、「映画を観て泣いた?」という質問では、多くの「はい」という回答が挙げられる。これに二宮は「泣くということが1つの評価ではないですが、多くの方がそう言ってくださると、制作側としては救われます」と喜びを語った。また、同作の内容にちなみ「携帯電話を持たない人と恋愛はできる?」と聞かれた二宮は「俺は結構できなさそう……」とポツリ。一方の波瑠は「気持ちだけで考えたらできなくはないと思う。絶対不便だと思いますけど、気持ちとして好きなんだったら、それでなしになるのは、う~ん……と思います」と持論を展開する。この話を聞いた二宮は「モデルケースでいうと、古田新太だよね(笑)。『あの人はケータイを持っていないけど、だいたい三茶にいるよね?』みたいな特性があれば(笑)」と古田を例に挙げて話し、笑いを誘っていた。続いて「なんでも話せる親友はいる?」という質問では、「なんでも話せる」という部分にひっかかった様子の二宮と波瑠。波瑠が「二宮さんの悩みなんてわかる人いないよ! こんなすごい舞台に立っている人の悩みなんてわかってあげられないもの!」と話すと、二宮は「逆に言うと、仕事とか立場でいったら嵐の人には言える。だってあの人たちしかわからないから」「ずっと同じ価値観で進んでいる友達ってあの人たちしかいないんだよなぁ……」と自分で納得した表情を見せた。最後には「俺は(親友)4人います!」と胸を張り、会場を盛り上げた。
2023年09月18日俳優の二宮和也が主演を務める映画『アナログ』(10月6日公開)の本編映像が12日、公開された。同作はビートたけし初の書き下ろし恋愛小説の実写化作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟(二宮)は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会う。なぜか携帯を持っていないみゆきは「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」と言い、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。やがて思いを募らせた悟は、みゆきにプロポーズすることを決意するが、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなる。○■悟(二宮和也)がカラオケで熱唱する楽曲とは今回公開されたのは、悟(二宮)がスナックでカラオケをするシーンの場面写真。ミラーボールがきらめく暗い店内で、親友・高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)を前に熱唱する悟の姿が収められている。歌っている楽曲は非公開だが、曲と二宮の歌声は映画内で確認できる。(C)2023「アナログ」製作委員会 (C)T.N GON Co., Ltd.
2023年09月12日二宮和也主演映画『アナログ』より、二宮さん演じる悟がスナックで熱唱する場面写真が公開された。主人公の悟と、携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)。喫茶店で出会ったふたりは、「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」と約束を交わす。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、週に一度だけ会うことを大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。今回公開されたのは、悟がスナックでカラオケをするシーン。暗い店内でミラーボールがきらめく中、マイクを握って熱唱する悟。一体、何の曲を歌っているのか。悟の表情、傍らに座る親友・高木(桐谷健太)の表情、山下(浜野謙太)の佇まいにも注目だ。『アナログ』は10月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アナログ 2023年10月6日より全国にて公開©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.
2023年09月12日堺雅人が自衛隊の秘密組織・別班を演じる「VIVANT」の9話が9月10日に放送。ついに明かされた役所広司と二宮和也の出会いやテロ組織“テント”の創設に至る壮絶な過去に「役所さんの演技に号泣」や「ベキの過去がつらすぎてつらい」などの声が上がっている。「ドラゴン桜」や「半沢直樹」シリーズなどの人気ドラマで演出を担当してきた福澤克雄が脚本を務める本作は、テロ組織“テント”と別班の攻防と家族の物語。別班のメンバーでテントのリーダーの息子・乃木を堺雅人、テントのリーダー・ベキを役所広司、ベキの息子で乃木の弟・ノコルを二宮和也、別班の仲間・黒須を松坂桃李が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。テントが、テロや犯罪行為を他から請け負って得た収益で、バルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明する。そんな中、ベキ(役所広司)はノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木憂助(堺雅人)を働かせるようにと指示。ノコルは乃木に大幅なコストカットを命じる――というのが9話の展開。テントが地下資源であるフローライトを手に入れるため次々とバルカの土地を買い漁っていることを知った乃木は、テロの代わりに株による資金調達を提案する。別班の情報を使い、見事、目標金額の調達を成功させた乃木は幹部たちとの食事の席に招待され、ベキからテント結成の過去を教えられる。内紛状態だったバルカで諜報活動を行っていたベキ(林遣都)は、公安の司令官に裏切られ武装勢力に囚われ拷問にかけられる。息子の憂助は人身売買のために連れ去られ、妻の明美(高梨臨)も拷問の末、命を落としていた。その後、武装組織の一員だったバトラカ(林泰文)に命を救われたベキは、明美の遺言通り、憂助を探すことに。しかし憂助と同い年の日本人が死んだと知ったベキは、死人同然になる。そんな中、ベキはお腹を空かせて死んだ孤児の弟だった赤ちゃんのノコルを育てることになり、再び命の火を灯す。そして武装勢力から身を守るため村人を訓練し、テントを作り上げたのだった。そんなベキの壮絶な過去にSNSでは「ベキの過去がつらすぎてつらい」や「役所さんの演技に号泣」など同情の声が。またノコルとの出会いが明らかになった場面には「ノコルとの出会いに泣けた」や「後半、ベキやノコルとの出会いで、彼らに情が湧いてくる」などの声が上がっている。「ベキの過去と赤ちゃんノコルとの出会いやバトラカ、ピヨとのファミリー感をあれだけ回想で見せられたらもう完全に情がわく」といった声もあり、別班、公安、テントの三つ巴の攻防がどのような決着を見せるのか、最終回も見逃せない。【第10話あらすじ】死んだはずの別班員たちのリハビリの様子が映された映像が届き、乃木が別班を裏切っていなかったことが判明。実は別班のメンバーたちは全員、急所を外され日本で生きていた。事実を知って激昂するノコル。ベキの問いかけに「私は、別班の任務としてここに来ました」と答える乃木に、ベキは刀を抜き――。「VIVANT」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月11日二宮和也が主演を務める映画『アナログ』の本編映像が公開された。『アナログ』はビートたけしによる同名小説が原作。二宮が演じる主人公の悟は、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会い、週に一度の約束でゆっくりと仲を深めていく。2人の恋愛を通じて、コロナ禍を経た今だからこそ実感する“会うこと”の大切さと、いつの時代も変わらない愛の原点である“大切な人にただ会える喜び”が描かれる。公開された映像は、息子・悟に、母・玲子(高橋惠子)が愛にあふれた激励を贈るシーン。入院している母を献身的にサポートし、自分以外を優先する癖がついている悟。そんな悟に、みゆきとの出会いという素晴らしい出来事があったことを知った玲子は、「悟、幸せになりな」と優しく、そして力強く伝える。普段通りに見舞いに訪れている悟は、おもむろに発せられた母の言葉に「また、何?」と照れ笑いするが、玲子は「人には自分だけの幸せのかたちがある。それを信じて貫きな」と、母として、人生の先輩として、まっすぐな言葉を重ねる。悟は、そんな愛にあふれた願いを受け取り、静かにうなずき、幸せになることを約束する。穏やかで何気ない場面だが、悟と母・玲子が過ごしてきた人生が垣間見えるような、行間を想像させる奥深いシーンに仕上がっている。撮影の合間は本当の親子のように仲良く談笑していたという二宮と高橋。そんな2人を見て、タカハタ秀太監督はこの親子には丁々発止のテンポのよい会話ではなく、リアルな会話で生まれる間(ま)があった方がいいと判断。微妙な間をあえて残すことで、相性の良さを存分に生かした自然な親子のやり取りが堪能できるシーンとなっている。二宮とは今回初共演にして親子役を演じた高橋だが、クランクアップした直後に「今朝会って、(二宮さんと)親子になって、本当の親子のようにやりとりして……。本当に不思議な仕事だな、と思いながらも、とてもいい時間を過ごせました」と、悟と玲子の絆を大切に演じた貴重な時間についてしみじみと振り返った。映画『アナログ』本編映像<作品情報>映画『アナログ』10月6日(金) 公開(c)2023「アナログ」製作委員会 (c)T.N GON Co., Ltd.関連リンク公式サイト:::
2023年09月05日堺雅人が自衛隊の秘密組織“別班”を演じる「VIVANT」の8話が9月3日に放送。二宮和也演じるノコルが披露した嫉妬や寂しさが入り混じった表情や演技に「見てる人全員味方につけた」「泣きました」など絶賛の声が上がっている。毎話予想外な展開が繰り広げられる本作は、別班に所属する主人公がテロ組織“テント”と対峙する物語。主人公の乃木を堺雅人、同じく別班に所属する黒須を松坂桃李、公安に所属し乃木をマークする野崎を阿部寛、乃木と恋愛関係になった薫を二階堂ふみ、乃木の父親でテントのリーダー・ベキを役所広司、テントの幹部としてベキを支えてきたノコルを二宮和也が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。乃木(堺雅人)たち別班はテントの会合に潜入し、ノコル(二宮和也)を捕らえる。しかし、乃木が別班の仲間を次々と狙撃するという裏切り行為を働き、黒須(松坂桃李)を除いた全員が死亡。乃木と黒須はテントに捕らえられる。その後、乃木は自分がテントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)の息子だと主張し、DNA鑑定の結果実の子であると認められる――というのが8話の展開。実の子だと認められた乃木だが、黒須に銃を向け目の前で発砲したことや別班の仲間を射殺したため、相変わらず危険人物として牢屋に入れられていた。しかし乃木は手で持つだけで重さがわかるという特技を活かし、テントが支援する保護施設の不正を暴き、自分の部屋とノコルと同じ特別な白色のデールを手に入れる。そんなベキの対応や乃木の活躍を見ていたノコルの嫉妬や悔しさが滲み出る表情に、SNSでは「泣きたいほど嫉妬するけど泣かずに堪える様がもう。見てる人全員味方につけたわノコル様」や「血の繋がりはなくてもずっと本当の父親として慕ってきた父親の見たことない表情を目の当たりして嫉妬と寂しさで顔を歪めるノコル様に泣きました」など絶賛の声が上がっている。また仲間を裏切った事実に変わりはないにも関わらず、ベキが態度を変えた理由としては、ベキが乃木の特技を知ったことで、乃木が銃の残弾がないとわかった上で黒須に発砲したことに気が付いたからでは?などの推測の声も。乃木の本当の目的は一体なんなのか。別班の仲間は本当に命を落としたのか。次回以降も目が離せない。【第9話あらすじ】テントが、テロや犯罪行為を請け負って収益を得、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことがわかる。そんな中、ベキ(役所広司)はノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺雅人)を働かせるようにと指示。ノコルは乃木にコストカットをするよう指示を出すが――。「VIVANT」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月04日