アキラナカ(AKIRANAKA)は、2022-23年秋冬コレクションを発表した。五木田智央のアートワークから着想2022年プレフォールコレクションに続いて、今季も五木田智央のアートワークからインスパイア。デザイナー・ナカアキラが着目したのは、五木田智央の表現に見て取れる、シュールなアプローチや、意表を突くような表現手法だ。既存の様式や技法から距離をとった五木田智央の独創性には、シュルレアリスムを彷彿させる要素や、思わず目を引くようなフックが内在している。同時に、ナカアキラはシュルレアリスムでよく用いられる手法の1つである「デペイズマン」にも焦点を当てている。「デペイズマン」は、従来の文脈や概念からあえて逸脱させた形で、異質な空間の中に“そこにあるはずのない”“そうであるはずがない”物体を配置することで、見る者に衝撃をもたらす。シュルレアリスムのアプローチ、美の変容に着目五木田智央のアートワークや「デペイズマン」の概念に触れ、「好奇心を掻き立てる“歪さ”や異和はやがて受容され、新たな価値観として定着するのではないか」と考えたデザイナーのナカアキラは、シュールな歪さを衣服のデザインにて実践。異和を生み出すことで、新たな美の追求、“美”の概念の変容を試みている。例えば、コートの前立てや袖口、ブラウスに並ぶボタンは、途中まで一定のリズムで並んでいるにも関わらず、いきなりある地点から凝縮される。袖口とグローブが一体化したジャケットは、手をグローブに入れずに着ると手の影が立体化しついて回っているかのような遊びのあるデザインに仕上げた。余白を描き出す柔らかなウール地のワンピースやジャンプスーツには、ボタニカル柄を描いた上からあえて塗りつぶしたグラフィックを転写。余白と陰影の入り混じる抽象的な模様が余韻を残していく。また、あえて服地に大きな穴を開け、その周りをチェーンで縁取ったブラウスや、スパンコールを編み込んだニット、チェーンをランダムに連ねるようにしてあしらったニットなど、余白をあえて装飾するディテールも散見された。“動き”をもたらすディテール加えて、フリンジが所々から飛び出しているかのように見えるニットやドレス、片側の袖にのみ、突飛な形でファーをあしらったニットなど、動きを持たせたデザインも目を引いた。大胆なノットモチーフがフロントを横断するワンピースやスカートも、“結ぶ”という動作と、それによる変形によって、衣服に動きがもたらされている。
2022年04月06日上野樹里主演にて、フジテレビ系月9ドラマとして初めての2クール連続放送で法医学者と刑事という父娘を描く「監察医 朝顔」。第1シーズンに続き、本作でも主題歌「朝顔」が使用されている折坂悠太が新たに書き下ろした楽曲「鶫(つぐみ)」が挿入歌として、本日2月15日(月)放送の第14話に使用されることが決定した。折坂さんは鳥取県出身、幼少期にロシアやイランに住んでいた経歴を持つシンガーソングライター。2019年には月9時枠ドラマ「監察医 朝顔」主題歌に「朝顔」が抜擢、2020年同ドラマのシーズン2の主題歌に。また、2020年公開の仲野太賀主演映画『泣く子はいねぇが』では初となる映画主題歌・劇伴音楽を担当した。今回新たに挿入歌としての使用が決まった新曲「鶫(つぐみ)」は、「監察医 朝顔」の主人公・万木朝顔(上野さん)のひとり娘・つぐみ(加藤柚凪)の名前からとったもの。「ほらね ごらんよ 夜が明ける」という歌詞で歌われるこの曲は、あらゆる災厄からの夜明けを願った歌であると同時に、「朝顔」から「つぐみ」へ、親から娘へと、新しい世代への希望のバトンを繋ぐ歌となっている。また、3月10日(水)にリリースする折坂さんの新作ミニアルバム「朝顔」の作品内容も明らかに。主題歌「朝顔」は今回、初CD化、挿入歌「鶫(つぐみ)」が収録されるほか、祝祭的ともいえるアップリフティングな新曲「針の穴」、沖縄民謡「安里屋ユンタ」のカヴァー、そして今作の通奏低音ともいうような全体を司るインスト曲「のこされた者のワルツ」を含む全5曲が収録される。折坂さんは「楽曲『朝顔』の中でくりかえされる『願う』という言葉は、私が歌うことの本質です。その本質に忠実な歌を5曲おさめました。夜明けを待つ人の元へ、このCDがとどきますように」と、思いのこもったコメントを寄せる。併せて公開されたアートワークは、韓国のシンガーソングライター、イ・ランの作品を多く手掛けている廣川毅による版画と、「STUDIO VOICE」や五木田智央の展覧会のアート・ディレクションなどを手掛けている鈴木聖によるデザインとなっている。「監察医朝顔」第14話(2月15日放送)朝顔(上野樹里)は、父親の平(時任三郎)と、もう一度きちんと話し合おうと決意する。平は、朝顔と電話で話した際に、明日病院へ行くと約束したが、翌朝になるともうその約束を覚えていなかったのだ。一方、桑原(風間俊介)は、仕事や子育てに追われている朝顔を少しでも手助けしようと、休日のたびに長野から神奈川に戻っていた。同時に、神奈川県警への復帰を模索するが、話を聞いてもらえない桑原。事情を知った野毛山署強行犯係長の山倉(戸次重幸)は、個人的な相談だと前置きして、桑原を戻すために県警の人脈に当たってほしいと部下たちに頼んだ。朝顔は、つぐみ(加藤柚凪)を連れて、平が暮らす仙ノ浦を訪れることに…。折坂悠太ミニアルバム「朝顔」は3月10日(水)発売。「監察医 朝顔」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2021年02月15日森山大道×YOSHIROTTENによる空間・ビジュアルデザインや、新宿の名店とクリエーターのコラボレーションアイテムを発売します。さまざまな顔を併せ持ち、雑多な雰囲気を持つ私たちの街「新宿」1923年の関東大震災時に地盤が強くほとんど影響を受けなかったため、駅周辺に交通が集中し発展したこの街。戦後の闇市から商店街化、60年代商業の急激な発展により今の新宿のベースができあがった、高度経済成長期に西新宿側は再開発ラッシュとなり、91年の都庁移転後も街は変容を続けている。そんなヒストリーとともに、複雑な街のつぎはぎの表情は、褪せない魅力を醸し続けている。RESOLUTION - 解像度解像度をあげることによって初めて、眼前に表出するもの解像度を下げ抽象化を進めることで立ち現れるもの単純に、図像を拡大⇆縮小するという行為によって、獲得できる感覚を超えてわたしたちは、表現を読み感じることができる。いくつも複層の視座に、解像精度は存在する。商いをおこなうもの、生活を営むもの、目的や想いをもってやってくるものここを訪れる人々そのものが街の景色を構成する、複層的な人の営み新宿の有り様と、新宿へ向けられた眼差しは、表現者を刺激し、文化を刺激する。この度、伊勢丹周辺を取り巻く歴史あるお店やエリア、そしてそこにゆかりのあるアーティストとを組み合わせ、同質化してしまった街にはない魅力をひきだす試みを企画した。今回メインビジュアルと空間デザインを構成するのは、日本を代表する写真家・森山大道とアートディレクター・YOSHIROTTENが率いるYAR。森山大道によって切り取られデジタル化された新宿の断片のレゾリューション(解像度)を行き来しながら、YOSHIROTTENがその中に新しいイメージを見出したビジュアルとなっています。森山大道コラボレーション限定アイテムイベント限定MDとして森山大道の写真をデザインに落とし込んだアイテムが登場。氏が惹きつけられてやまないという新宿の街を撮りためた写真集「ニュー新宿」からの抜粋した作品を中心に、5クリエーターが限定アイテム14種類を販売します。<MIN-NANO×森山大道>Tシャツ2種 各8,250円<SECRET BASE×森山大道>1/1スケール 三沢の犬フィギュア(シリアルナンバー入り) 82万5,000円*発売日についての詳細は、ISETAN THE SPACE公式インスタグラムでお知らせいたします。画像の作品のほか、スモール 三沢の犬フィギュア3色 各16,500円もご紹介いたします。<森山大道×PORTER>バッグ 各1万9,800円<PAKE×森山大道>ジッパーバッグ3個セット2種(上段・下段) 各2,200円<森山大道×YOSHIROTTEN>特殊紙ポスター6種 8万2,500円新宿名店・名所コラボレーション限定アイテム目まぐるしいスピードで姿を変えていく街がある一方で、都市開発と昔ながらの街並みが共存する雑多な街、新宿。そんな新宿の文化を担ってきたお店やスポットとゆかりのあるクリエイターがコラボレーションした、本イベントならではの限定アイテムを21種類販売。<Ken Kagami×伊勢丹>Tシャツ 5,500円Thermo mug 各4,290円、BAGGU 2,530円<TACOMA FUJI RECORDS×新宿西口 思い出横丁×五木田智央>Tシャツ 6,930円<TACOMA FUJI RECORDS×新宿ゴールデン街×丹羽洋己>Tシャツ 6,930円<OLGA-goose candle-×新宿高野・フルーツパーラー>キャンドル:パフェ 1万8,700円、フルーツサンド 各5,500円キャンドル:メロンゼリー 7,700円、フルーツチョコ 各5,500円<PURPLE THINGS×珈琲西武>Tシャツ 6,600円カップ&ソーサ― 2,750円、灰皿 1,980円<RURU MARY’s×新宿御苑>新宿サブレ 1,320円写真家・森山大道氏による写真作品のゼラチンシルバープリントを受注販売をいたします。会場の展示作品の一部の中からご希望のサイズでオーダーが可能。額装は新宿に本店を構える文具画材の専門店・世界堂が行います。作品サイズ・254 x 305mm (10x12inch)・279 x 356mm (11x14inch)・356 x 432mm (14x17inch)・457 x 560mm (18x22inch)・508 x 610mm (20x24inch)・600 x 900mm・1000 x 1500mm※価格は店頭にてご案内いたします。サイズにより会場での額装対応が出来かねますのでご了承ください。スペシャル情報■本イベント開催にあたりショートムービー公開本イベントの開催にあたり、新宿のランドマークである新宿アルタビジョンにて、森山大道とYOSHIROTTENによるショートムービーを公開します。8月20日(木)~26日(水)10:00~24:00 毎時4回放映予定。■三越伊勢丹オンラインストア ISETAN THE SPACE特集ページでのスペシャルコンテンツ森山大道×YOSHIROTTENインタビュー、各クリエイターのコメントはISETAN THE SPACE特集ページにて掲載予定です。■企画概要「SHINJUKU_RESOLUTION」・会期:2020年8月21日(金)~9月23日(水)・会場:伊勢丹新宿店本館2階=イセタン ザ・スペース※価格はすべて税込となります。関連情報■ISETAN THE SPACE公式インスタグラム@ISETAN_THE_SPACE■ISETAN THE SPACEショップページ企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月14日エンワントウキョウ(en one tokyo)は、国内で公開型アートオークションを運営するSBIアートオークションと共同で、昨年大好評を博したイベント「Harajuku Auction」の第2弾を、10月26日に東京・表参道にあるバツ アート ギャラリー(BA-TSU ART GALLERY)にて開催。10月24日から25日のプレビュー期間中は全作品が展示される。原宿は1960年代以降、常にファッション、音楽、アートなど文化発信の中心であり、特に近年では世界的なストリートカルチャーの盛り上がりを受け、国際的なカルチャーシーンでも存在感を増している。「Harajuku Auction」2回目となる今回は、山口歴『OUT OF BOUNDS No.58』(150万円〜250万円)、MADSAKI『NOW OR NEVER』(10万円〜15万円)、KYNE『Untitled』(50万円〜80万円)、五木田智央『MATURE #2 2017』(2,000万円〜3,000万円)、ゲルハルト・リヒター『Waldhaus [House in Forest] (P18)』(70万円〜100万円)、カウズ『KIMPSONS SERIES (TWO WORKS)』(1,800万円〜2,800万円)、アンディ・ウォーホル『Vegetarian Vegetable, from Cambell’s soup Ⅱ』(250万円〜350万円)、ジュリアン・オピー『Anya With Cocktail Dress』(300万円〜500万円)、バンクシー『Happy Choppers』(120万円〜200万円)など、昨年より出品点数を211ロットと大幅に増やし、ストリートアートから音楽、デザイン、ポップアート、また現代美術を代表する作家の作品まで、より幅広いジャンルの作品がそろう。なお、10月24日から25日のプレビュー期間中は全作品が展示される。購入できるアートが一堂に会すまたとない機会に、足を運んでみては。【イベント情報】Harajuku Auction会期:10月24日〜10月25日(プレビュー)、10月26日(オークション)会場:BA-TSU ART GALLERY|B-SIDE住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5時間:10月24日〜10月25日(プレビュー)12:00~20:00、10月26日(オークション)15:00~
2019年10月15日今週の気になるトピックスをまとめてチェック!FASHION HEADLINE読者の関心を集めたアクセスランキングBEST5を発表。1. 駅直結の新施設「渋谷スクランブルスクエア」開業日が決定! 日本初上陸など全212の出店店舗も発表2. 今年もスヌーピーが銀座三越をジャック! タイムトラベルをテーマにさまざまなグッズやスイーツが登場3. 松戸の伝説的カレーパン「ツォップ」の専門店が東京駅にオープン。早速行ってきた4. 京都に“アートなホテル”「node hotel」オープン。五木田智央、大竹伸朗らの作品を展示5. メンズファッション、次の10年の流れを探るvol.1【2020春夏メンズコレクション総括】
2019年07月13日京都市の中心地、四条西洞院に“アートコレクターの住まい”をコンセプトにしたホテル「ノードホテル(node hotel)」が7月26日にオープン。7月1日より公式サイトにて予約受付を開始した。1F エントランス世界中の旅行者から注目を集める都市・京都。現在、京都ではそのインバウンド需要を満たすために宿泊施設が数多く増え続けている。今回オープンする「ノードホテル」は、暮らしの中でアートを身近に感じられる、“アートコレクターの住まい”のようなホテル。非日常の贅沢ではなく、理想の暮らしを体験する場所として誕生した。シンプルな佇まいの中に、アートが存在感を放ちながらも調和し、オーセンティックな家具や装飾品が洗練された空間を演出。暮らしの中でアートを身近に感じる豊かな時間を提供する。1F パブリックスペース館内1階のパブリックスペースには、Barry McGee、Bernard Frize、五木田智央、大竹伸朗、荒木経惟、井田幸昌など、世界中のギャラリーやアートフェアでコレクションしてきた、世界的に評価の高いアーティストの作品を数多く展示。また、アーティストやギャラリーとコラボレーションした展示会やポップアップストアなど、アート、デザイン、ファッション、音楽をテーマにした企画イベントを実施し、積極的な情報発信を行い、文化や人々の交わる場を創造する。第1弾は、アーティスト桑田卓郎の作品展示を8月2日から25日まで開催する。ジュニアスイートアート作品は、パブリックスペースだけでなく客室にも展示。グレーを基調とした落ち着いたトーンに、クラシックでオーセンティックな家具と現代アート作品を展示した洗練された空間となっている。家具は海外にオーダーし、木や石、鉄などの素材を活かし、職人によるハンドメイドで作り上げたオリジナルのもの。ファブリック、アメニティ、ルームウエアにもこだわっている。客室は10㎡のシングルタイプから、50㎡超えのジュニアスイートタイプまで、幅広い客層、利用シーンに対応する。1F バーホテル1階のカフェダイニング・バーでは、“farm to table” をコンセプトに地元京都の食材を使用し、世界中のあらゆる食文化が混ざり合ったジャンルレスな料理とワインが楽しめる。朝食からカフェ、ディナー、バーまで、過ごす時間によってゲストに最適な心地よいサービスを提供。宿泊客以外も利用できるため、1階パブリックスペースにあるアートとともに食事を楽しむこともできる。“node”とは、結節点。国内外から訪れる旅行者、地域の方々との交流を図るコミュニティを形成し、人と人、文化と文化が触れ合う機会を創出し、そして何十年と地域とともに、その街の資産となるホテルを目指していくという。【施設情報】node hotel住所:京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町 461オープン日:7月26日営業時間:ホテルフロント 24時間、カフェダイニング・バー 7:30〜24:00
2019年07月10日京都の中心部、四条西洞院に、“アートコレクターの住まい”をコンセプトにした宿泊施設「node hotel(ノードホテル)」が、2019年7月26日(金)にオープンします。「node hotel」について理想の暮らしを体験できる場所として“アートコレクターの住まい”をコンセプトに、アートを身近に感じられる唯一のホテル。シンプルな佇まいの館内には、世界中から集めたアーティスト作品が数多く展示されています。さらに、オーセンティックな家具や装飾品が、洗練された空間を演出。まるで美術館のような世界で、心を満たす特別なひとときを過ごせますよ。ホテルに展示されているアートコレクション世界中のギャラリーやアートフェアで集めたアーティストの作品を展示。なかでも、Barry McGee、Bernard Frize、荒木経惟、五木田智央、大竹伸朗、井田幸昌など、世界的に評価の高いアーティスト作品が、ホテル1Fのパブリックスペースに展示されます。展示会やイベントも開催パブリックスペースでは、アーティストやギャラリーとコラボした展示会やポップアップストアなど、アートはもちろん、デザイン、ファッション、音楽をテーマとした企画イベントを実施。第1弾として、2019年8月2日(金)~25日(日)まで、アーティスト桑野卓郎氏の作品展示が行われます。「node hotel」の客室グレーを基調とした落ち着いたトーンに、クラシカルかつモダンな雰囲気の家具を配置。重厚感のある家具は、木材や大理石、アイアンなどひとつひとつの素材にこだわったオリジナル作品で、海外の現地職人がハンドメイドで制作しています。また、客室内にも洗練されたアート作品を展示。じっくり鑑賞しながら快適に整えられたお部屋でのんびりと寛げますよ。客室のタイプさまざまなシチュエーションやニーズに対応しているお部屋が、10平米のシングルタイプから50平米超えのジュニアスイートタイプまで揃っています。カフェ・ダイニングバーホテル1Fに併設されているカフェ&ダイニングバーでは、“farm to table”をコンセプトに、京都の食材を使用したジャンルレスな料理とセレクトワインが味わえます。朝食・カフェ・ディナー・バーまで、過ごす時間に合わせた心地よいサービスを提供。パブリックスペースに飾られたアート作品を楽しみながら食事を楽しんで。営業時間朝食:7:30~10:30(ラストオーダー 10:00)カフェ:11:00~18:00(ラストオーダー 17:30)ダイナー:18:00~23:00(ラストオーダー 22:30)BAR:18:00~24:00(ラストオーダー 23:30)「node hotel」概要オープン日2019年7月26日(金)※予約開始:2019年7月1日(月)~営業時間ホテルフロント:24時間営業ホテル客室2F~5F 全25室(シングル:3室/スタンダードダブル:13室/スーペリアツイン:6室/ジュニアスイート:3室)スポット情報スポット名:node hotel住所:京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461電話番号:075-221-8800
2019年07月06日銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)では、“変わり続ける公園”をコンセプトとして実施する実験的プログラムの第6弾となる「#006 TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition」が、大好評につき、4月14日まで会期を延長して開催中。2009年にスタートしたアート出版に特化した日本で初めてのブックフェア「TOKYO ART BOOK FAIR」。年に一度のペースで開催し、アーティストや出版社が一堂に集結する場所としてアジア最大規模のアートブックフェアとなっているが、今回「#006 TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition」 として、初めて銀座の街で1ヶ月にわたって開催する。会期延長に伴い、最後の週末4月13日、14日のブース出展者を追加。公募によって選出された出展ブースの他、ゲストアーティストたちによる特別ブースも登場予定だ。TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition、最後の週末まで見逃せない。すでに足を運んだ人も、ぜひ、この機会に再訪してみて。期間中は、ワークショップやトークショー、スクリーニング(上映会)、Park Liveでのミュージックパフォーマンスなどイベントが多数ラインアップ。ワークショップでは、アーティスト、エレナ・トゥタッチコワによるブックフェアの地図作りやオランダの出版社、The Future Publishingが指導する本作り体験、3月25から31日までのホンマタカシによる展覧会「Every Building on the Ginza Street」関連のワークショップ、“かみのかみさま”ことソビーとワッキーによる紙を使ったさまざまな遊びが繰り広げられる「かみであそぼう」などが開催。さらに、4月8日から14日の最終日までは、東京を拠点とするファッションレーベル「PUGMENT(パグメント)」によるプロジェクト「Magnetic Dress」 の展覧会の開催が決定した。PUGMENTは、今回のTOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Editionのスタッフユニフォームのデザイン、制作も担当している。 また、会期中の平日のみに登場する「Art Book Vending Machine(アートブック販売機)」も必見。この販売機には、週末のブース出展者より“出展料”として集めた本を中心に、1000冊を超えるアートブックをストック。販売機に参加料(500円、または持参したアートブック1冊)を入れ、キーワードを選ぶと、それに紐づく一冊が”販売機”から出てくる仕組みになっている。平日のみ登場する「Art Book Vending Machine(アートブック販売機)」国内外の出版社、ギャラリー、書店、アーティストが、それぞれのテーブルで、来場者と直接コミュニケーションをとりながら印刷物の魅力を伝える「Exhibitor Booth」では、アーティストがやってきてサイン会を行うテーブルも。五木田智央、横山裕一、ウィスット・ポンニミット、塩田正幸、小山泰介、細倉真弓ら、作り手と触れ合える貴重な機会となる。地下4階で開催されているPark Liveは、期間中イベントと連動してラインアップを決定。3月29日には、detune.+青葉市子+イトケン+西島大介によるユニット・すべてがちょっとずつ優しい世界、4月7日には、アーティスト・安野谷昌穂とミュージシャン・森俊二のセッションなど、ここでしか見ることが出来ないプログラムが多数開催される。3月30日開催の、写真家・ホンマタカシのバンド・deer revengeの出演など、フェアに参加するアーティストたちによる演奏も必見。アートブックのみならず、音楽との出会いも楽しめる催しとなっている。また、地下4階で流れているBGMも、期間中イベントと連動し、フェアにゆかりのあるアーティストたちが選曲している。地下3階では、「Art Book × Curry」をテーマにCURRY TRUCKが登場し、期間中、10店舗以上のカレー屋が日替わりで出店しているので、こちらも合わせてチェックしてみて。3月27日更新【イベント情報】#006 TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition会期:3月8日~4月14日会場:銀座ソニーパーク(Ginza Sony Park)住所:東京都中央区銀座5-3-1時間:10:00~20:00入場無料 ※混雑時は入場規制の可能性あり
2019年03月27日テクノポップバンドのイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)が2018年、結成40周年を迎える。これを記念するプロジェクトの一環として、テイ・トウワの発案によるアニバーサリー・コンピレーション『NEUE TANZ』(ノイエ・タンツ)が10月17日、CDとアナログLPで発売されることが決定した。タイトルになっている『NEUE TANZ』はドイツ語で新舞踊の意。1981年にリリースされたアルバム『テクノデリック』に収録された同名曲から採られている。選曲は全て、各メンバーのソロ作品も含めたアルファレコード時代(1978年から1983年まで)のものだが、「ライディーン」や「テクノポリス」といった定番曲はあえて外され、YMOが最も急進的に音楽的な実験を試みたアルバム『BGM』および『テクノデリック』の楽曲を中心に収録している。これは、テイ・トウワ独自の「今響かせたいYMO」という視点によるものだという。リマスタリングは、METAFIVEやSweet Robots Against The Machineでテイ・トウワと活動を共にし、YMOマニアとしても知られる元電気グルーヴの砂原良徳が担当。カバーアートワークは、METAFIVEなどのアルバムジャケットも手がけている東京出身のポップ・アーティスト、五木田智央が手がけている。LPのカッティングは、米国でバーニー・グランドマンの手によって行われた。アニバーサリー・コンピレーション『NEUE TANZ』は10月17日、CD(2,400円)と完全生産限定盤となるアナログLP(5,500円)でリリース(価格はいずれも税別)。なおアナログLP盤は、CDから「SPORTS MEN/スポーツマン」「TAISO/体操」「1000 KNIVES/千のナイフ」「NICE AGE/ナイス・エイジ」を除いた全12曲2枚組となる。
2018年07月31日今週末、6月23日、24日のニューなトピックスをまとめてチェック!いよいよオープンしたチームラボの話題のミュージアム、シャネルの3日間限定イベント、間もなく閉会のアート展など。今すぐ行きたいお出かけスポットをピックアップしてお届け。話題の新スポット誕生!◆ついにオープン、森ビルとチームラボの世界初デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」あの展覧会もスタート&開催中◆アジア初となるNYの人気アーティスト回顧展「ゴードン・マッタ=クラーク展」@ 東京国立近代美術館(〜9/17)ゴードン・マッタ=クラーク(中央左)とジェイン・クロウフォードの結婚を祝う友人たちとともに 1978年© The Estate of Gordon Matta-Clark; Courtesy The Estate of Gordon Matta-Clark and David Zwirner, New York/London/Hong Kong.◆身近なデザインの今を知る「日本のグラフィックデザイン2018」展@ 東京ミッドタウン(〜7/31)JAGDA賞2018 カテゴリー【複合】 デザイン施設の企画展のグラフィック・空間構成 「デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法」 (ad:佐藤 卓 cl:明治 + 21_21 DESIGN SIGHT)◆「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」@ 渋谷区立松濤美術館(〜7/29)《ウェディング用扇(ヘイワードの箱つき)》ブリュッセル・アプリケーション、19世紀、ベルギー / ©Keita(FLAME)今週末開催のイベント◆シャネルの新フレグランス「レ ゾー ドゥ シャネル」の香りを体感できる3日間のイベント(6/22〜24)© CHANEL◆藤原ヒロシデザインによる「モンクレール ジーニアス」のポップアップショップ@ 新宿伊勢丹(〜6/26)◆ウィメンズブランドosakentaroとアートブックショップflotsambooksのイベント開催中@ 新宿伊勢丹(〜6/26)間もなく閉会、見逃しはない?◆落合陽一の個展「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」@ 表参道ジャイル(〜6/28)◆五木田智央の個展「PEEKABOO」@ 東京オペラシティ アートギャラリー(〜6/24)「記念撮影」 2017 アクリルグワッシュ、キャンバス Courtesy of Taka Ishii Gallery Photo: Kenji Takahashi
2018年06月22日「タグチ・アートコレクション」とは? 「タグチ・アートコレクション」とは、実業家・田口弘氏により収集された国内有数の現代美術のコレクションのこと。400点を超える芸術作品を所有するコレクションから、世界で活躍する作家たちの作品を通して、現在の美術の動向が一望できます。本展覧会ではそのコレクションの中から、2000年代に制作された作品を中心に、約70点にも及ぶ作品を紹介しています。性別、出身地、宗教や文化が異なる作家たちは、私たちと同一の現代社会の暮らしの中で生きています。しかし、その作品からは社会の側面をユーモアに映し出す鏡であり、知らない価値観を教えてくれる大切なツールでもあります。会場を構成している分類にならいながら、美術的背景とともに作品をご紹介します。 モダンとポップ ー 美術とは何か?ー 左)ジュリアン・オピー街中で見るサインや標識のように簡略化された人物ですが、黒の輪郭線や小さく描かれた目によって表情を的確に捉えられています。17〜18世紀の肖像画家による古典的な作品が重ねられています。右)ヴィック・ムニーズマウリッツハイス美術館に所属されているヨハネス・フェルメール《デルフトの眺望》の裏面を忠実に再現した作品。19世紀後期から20世紀初期にかけて “写真” が登場すると、報道や記録の目的以外に芸術的表現も探求されるようになります。写真は美術の在り方を変えていきました。現実を再現するという写実主義が重要視されなくなり、20世紀前半は抽象表現が開拓されます。そして、20世紀後半には大衆文化を取り入れながらも大衆文化を批判する、大量生産・消費社会をテーマを軸とした写真を活用する「ポップアート」が誕生。その中でも、広告やアニメーションのイメージを取り込んだアンディー・ウォーホルは、日常的な人工物を作品に取り入れて非日常的なものと示し、美術の概念を問い直すような作品を手掛けました。このような「ポップアート」の系譜は、ジュリアン・オピーやロブ・プルイットの作品に見られます。その後、既存の美術作品や一般に流布しているイメージをそのまま流用する作品も登場しました。ヴィック・ムニーズやジョナサン・モンクは、古典的な作品を引き写して、美術にとって重要と考えられる「オリジナル」とは何かを問うような作品を制作しています。20世紀は「芸術とは何か?」という問いから、様々な表現方法が試みられ、各作家が考える作品が誕生しました。続く、21世紀もその概念は拡張し続けています。身体・アイデンティティ・物語 ー何故、私は私であるのか?ー 左)ガーナ系イギリス人のリネット・ヤドム=ボアキエは、黒人のモデルにして描く画家として知られています。描かれる人物には実在のモデルがいるわけではなく、自身の記憶をもとに思考のおもむくままに制作しているそうです。右)セバスチャン・ディアズ・モラレスの映像は、主人公が扉を通り抜けて別の空間へと移るシーンをループさせ、迷宮にいるかのような幻想的なストーリーを感じさせます。 「美術とは何か?」という問いが続けられている一方で、作品から意味を切り離すことができないと考え、作家の内発的なものを強調する場合もあります。このことは、人間の身体そのものや個人のアイデンティティーをテーマにした作品に特徴的にあらわれています。身体は個人にとって逃れようのないものですが、同時に鑑賞者が個人の意志に関わりなく、社会的に価値づけてしまうものです。作家たちは、自身をたらしめている要点となる身体そのものや、民族やジェンダーといったアイデンティティーの構成要素を、人間の存在に関わる問題として捉えています。また、ストーリーの要素を含んだ物語の手法による作品は、自身を取り巻く社会や人間関係が問いかけています。アイデンティティーに関わるものや物語を要素を感じさせる作品は、作家の個人的な体験や内発的な動機に依ながら、鑑賞者のイメージを喚起しているのです。作品の声に耳を傾けて会期中には担当学芸員によるギャラリートークが開催されなど、現代美術に馴染みがない人でも楽しめる取り組みが行われます。会場に展示されている様々な作品は、作家の独創的アイデアより、ユーモアと機知に富んでいます。一点、一点、作品の声に耳を傾けながら鑑賞することで、自分の知り得なかった概念や社会を教えてくれる重要なものとなるでしょう。作品を鑑賞しながら、おかしくて笑ってしまったり、ハッと気づかされたり、深く考えさせたりしながら、美術館でアート体験を楽しんでみてください。 【情報】『21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで』会期:4月21日(土)〜6月17日(日)会場:平塚市美術館開館時間9:30 ~ 17:00( 入場は16:30 まで)休館日 月曜日(ただし、4/30 は開館)観覧料金一般800(640) 円/高大生500(400) 円※( ) 内は20 名以上の団体料金※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)
2018年05月17日魅了されるモノクローム ©Tomoo Gokita / courtesy of Taka Ishii Gallery キャンバスに描かれたモノクロームの作品郡は、その大きなサイズに圧倒されるだけでなく、濃淡のグラデーションに引き寄せられます。モノクロームだけの表現にも関わらず、まるで豊かな色彩で描かれているかのように、肉体の弾力などの質感が伝わってくる、妖艶なポーズを取っている絵画の中の女性達。そんな彼女達の髪型やクラシカルなファッションから、古き良きアメリカを彷彿とさせます。また、描かれている人物に注目してみると、特に旧作は顔がハッキリと描かれていないものが多く、瞳が描かれていないのに視線を感じたり、現代の風刺画のようにも読み取れたり、想像が掻き立てられるのも魅力の一つです。 本展覧会の見どころ ©Tomoo Gokita / courtesy of Taka Ishii Gallery 本展覧会では新作の絵画をはじめ、ドローイングを中心とし、2000年以降の作品を36点を展示しています。両手を挙げて微笑みかける艶かしい女性を描いた「Come Play with Me」は、本展覧会のためのメインビジュアルに使用されている新作。また、アクリルグワッシュと墨を使ったチャレンジ精神溢れるドローイングも必見です!800点以上の大小さまざまなドローイングからなる大規模なインスタレーション「Untitle」は、一点、一点、作品を鑑賞しながら贅沢な時間に浸ってみてほしいです。その他にも、五木田さんのプロレス好きがわかりすぎる、愛するプロレスラーの似顔絵をレコードジャケットのフォーマットで描いた、225点にも及ぶ「Gokita Records」が展示されています。 多彩な表現の可能性に触れる©Tomoo Gokita / courtesy of Taka Ishii Galleryイラストレーションから出発した五木田さんは、60〜70年代のアメリカやサブカルチャーに影響を受け、雑誌や写真にインスピレーションを得た作品を発表してきました。計算されたグラデーションや陰影が生み出すエレガントでファッショナブルな魅力、シンプルな描線とデフォルメされた歪な造形のコントラストが醸し出すユーモアやノスタルジー、具象と抽象の間を自由に行き来するイメージの両義性など、多彩な表現の可能性を発散しています。是非、五木田智央の魅力を存分に味わえる本展覧会に足を運んでみてください。 【情報】 五木田智央『PEEKABOO』 期間:2018年4月14日(土) – 6月24日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー開館時間:11:00-19:00 (金・土は11:00-20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(但し4月30日は開館)
2018年04月30日この週末からいよいよ始まったゴールデンウィーク、今年は何をして過ごす?都内とその近郊では大注目の展覧会が続々とスタート。行楽シーズンにぴったりな野外イベントも! GWお出かけまとめの前回「都内の新名所5選」に続いて今回は、今すぐ行けるおすすめスポット全10ヶ所をまとめました。GWに合わせて注目展覧会が続々とスタート◆黒柳徹子×田川啓二の「SU・TE・KI!展」が横浜に(〜5/7)日本橋髙島屋で開催され大好評を博した黒柳徹子と田川啓二による珠玉のコレクションが並ぶ「SU・TE・KI!展」が、横浜髙島屋ギャラリーで5月7日まで開催中。時代を問わず「SU・TE・KI!」と思えるものの素晴らしさを多くの人に知ってほしい、そして未来にも残したい……そんな2人の想いがぎゅっと詰まった本展では、未公開コレクションも展示される。◆落合陽一の新作と近作を一堂にそろえた個展が開催中(〜6/28)落合陽一の近年の制作のテーゼである「計算機自然」をモチーフに、新作と近年合わせて全15点で構成されたソロエキシビション「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」が表参道のジャイルで6月28日まで開催中。ジャイルの吹き抜け空間にも5月13日まで作品が展示されているのでお見逃しなく。◆清川あさみ「美女採集」展。ゆりやんレトリィバァ、和田アキ子、コムアイ、菅原小春が新作に(〜5/6)清川あさみの個展「ADASTRIA 美女採集」by ASAMI KIYOKAWAが表参道ヒルズのスペース オーで始まった。今回の個展では、清川あさみの代表作「美女採集」にフォーカス。注目されるのは、清川あさみが今最も気になる美女として水曜日のカンパネラのコムアイ、菅原小春、ゆりやんレトリィバァ、和田アキ子を“採集”した初公開の新作。その他も合わせて100点以上の「美女採集」作品や、他シリーズの最新作の初公開、清川とゆりやんレトリィバァのトークショーなども予定されている。◆女優のんがアーティストとして初の個展開催! (〜5/8)1993年生まれ、女優やモデル、声優、ミュージシャンなど、“創作あーちすと”として様々な活動を行うのんが初個展「‘のん’ひとり展-女の子は牙をむく-」を、渋谷スペイン坂のギャラリーエックスバイパルコで開催中。会場では、「女の子は牙をむく」をコンセプトに描き下ろされたドローイングや立体作品、インスタレーションを中心に、自作衣裳なども公開されている。中でも見どころの一つに、のん自らが身体を使い演出を加えた写真作品がある。そこにはアートの解説に加えて何より作品を見る人にも自由な発想で楽しんでほしいというのんからのメッセージが込められているという。◆野性爆弾くっきー「超くっきーランド」がパワーアップして池袋へ上陸! (〜5/20)くっきーの狂気の世界観は世界水準であった...。野性爆弾くっきーによる最狂の展覧会「超くっきーランドneoneo」が、池袋パルコ本館7階のパルコミュージアムでスタートした。昨年10月に原宿でスタート、今年3月に台湾で開催し1ヶ月で10万人を動員した本展。今回は、吉田ユニらクリエイターとのコラボレーションした作品などに加え、世界初公開の「チェチェナちゃんの乙女部屋」や本邦初公開の「台湾お出かけフォト」といった新作も披露される。◆建築家の藤本照信監修、余すところなく日本建築の本質に迫る壮大な「建築の日本展」@ 森美術館(〜9/17)六本木ヒルズの森美術館で「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」が開催中だ。サブタイトルに「その遺伝子のもたらすもの」とあるように、本展では全100プロジェクト、総数400点を超える展示品を通して日本の現代建築が、古代の伝統を礎としていることを深く隅々まで知ることができる。なかでも日本古来の工芸として、原寸大模型で再現された千利休の茶室、国宝・待庵には中に入ることもできるのだ。たった2畳分のスペースで構成された美しき日本建築の遺伝子を体感してほしい。◆五木田智央の最新作がみられる個展「PEEKABOO」@ 東京オペラシティ(〜6/24)2014年に大規模な展覧会をDIC川村記念美術館で開催したことが記憶に新しい、画家・五木田智央の個展が6月24日まで初台の東京オペラシティ アートギャラリーにて開催中。本展では、最新作を含めた2000年以降の作品約50点が公開されている。また5月10日までは、丸の内のH.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIで「History on paper」シリーズにフォーカスした展示も開催中など、2018年の活動にも目が離せない。「記念撮影」 2017 アクリルグワッシュ、キャンバス Courtesy of Taka Ishii Gallery Photo: Kenji Takahashi◆岩合光昭の写真展「世界ネコ歩き」が帰ってくる。世界の猫たちが大集結(5/2〜5/14)猫を40年以上ライフワークとして撮り続けている写真家・岩合光昭のNHK BSプレミアム番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」の写真展第2弾が開催される。今回は、ニューヨークのピザ屋の看板猫「ホワイトス ライス」を始め、世界60ヶ所以上の撮影地から厳選された猫たちの作品約170点が公開となる大大大ボリュームの展示。猫好きには必見だ。©Mitsuaki Iwago◆奈良美智、名和晃平、荒木経惟など原美術館の歴史を物語る作品が一堂に(〜6/3)原美術館では、創業者であり館長の原俊夫がキュレーションした「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展」が開催中。前期と後期に分けられた本展は現在、後期が開催中。安藤正子、荒木経惟、ヤン・ファーブル、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック・シディベ、杉本博司、やなぎみわなどの作品が展示されている。奈良美智「Eve of Destruction」2006 年 カンヴァスにアクリル絵の具 117x91 cm / ©Yoshitomo Nara海辺でシネマを鑑賞!◆夜景を見ながら海辺で映画。みなとみらいの2ヶ所でシネマイベント(5/2〜6)みなとみらいの夜景を臨むロケーションで映画鑑賞を楽しめる野外シアターイベント「SEASIDE CINEMA」が、横浜赤レンガ倉庫とマリン アンド ウォーク ヨコハマの2ヶ所で開催される。“ファミリー映画”をテーマにした横浜赤レンガ倉庫の上映作品には、『ルパン三世 カリオストロの城』、『パディントン』など。一方“海と音楽”をテーマがテーマのマリン アンド ウォーク ヨコハマでは、『オーシャンズ』や『スタンド・バイ・ミー』などが期間中日替わりで上映される予定。→→ゴールデンウィーク中開催のイベント情報をもっと見る。
2018年04月28日東京・丸の内の新丸ビル7階飲食店ゾーン、丸の内ハウスでは、4月23日から5月20日までの約1ヶ月間、丸の内ハウスにゆかりのあるアーティストやクリエイター約30名が参加する企画展 the MOTHER of DESIGN@(marunouchi)HOUSE「ZINE House」を開催。丸の内ハウスでは、2008年より「the MOTHER of DESIGN」と題して、話題のアーティストやクリエイターの展覧会を開催し、アートやカルチャーを積極的に発信するとともに、飲食店ゾーンとしての新機軸を打ち出してきた。今年10回目を迎える本企画は、イラストや写真、コラージュなどを、コピーやリソグラフなど簡易で安価な方法で複製し自主制作した小冊子“ジン(zine)”をテーマに展開。ジンは、作品の自由度が高く、DIY精神に溢れることから、その魅力に惹かれて世界中にファンやコレクターが多く存在する近年話題のムーヴメントだ。丸の内ハウス総合プロデューサー・山本宇一と、キービジュアル・空間ディレクションを手掛けるエンライトメントのヒロ杉山の呼びかけによって、丸の内ハウスにゆかりのあるアーティストやクリエイターを中心に、多方面で活躍する多彩な顔ぶれが参加する。丸の内ハウスでしか実現できない貴重なラインナップによる、本企画のために創られたオリジナルの個性豊かなジンが一堂に会すことに加え、会場内にて展示されている30点余りのジンの部数限定販売、その他関連イベントも実施するなど充実した企画を多数予定している。なお、ジンの購入は1人1種類につき1点まで。部数限定のため、既に販売を終了している作品もあるが、展示は見ることができる。参加予定アーティスト・クリエイターは、青崎伸孝、浅野忠信、泉太郎、伊藤桂司、植野隆司(テニスコーツ)、臼井良平、eri、大山エンリコイサム、尾角典子、KYNE、GREEN FINGERS、五木田智央、小林エリカ、ヒロ杉山、題府基之、m-flo、田中麻記子、谷尻誠、TOWA TEI、蜷川実花、野宮真貴、平林奈緒美、ウィスット・ポンニミット、増本泰斗、MADSAKI、水原希子、山口一郎(サカナクション)、山田愛子、横山裕一、吉田ユニ、loveli、鷲尾怜、高橋幸宏、Takashi Kumagaiほか。「11th Anniversary PARTY」イメージさらに、丸の内ハウスが11周年を迎える4月27日には「11th Anniversary PARTY」を実施。フロア内の全5ヶ所に20名を超えるDJが登場し、様々なジャンルの音楽が響き渡るフロア各所を回りながら、全9店舗からフリーで提供される11周年記念のパーティーフードが楽しめる。出演DJには、DJ NORIやFPMのTOMOYUKI TANAKA、松浦 俊夫らがラインアップ。チケットは、全店フリーフードと3ドリンクチケット付の当日エントランスチケットが税込3,000円、また、全店フリーフード・4ドリンクチケット付で税込3,000円の前売りチケットを、丸の内ハウス各店舗にて販売中。丸の内ハウス“the MOTHER of DESIGN”のこれまでの多様な活動と、これからのポテンシャルを感じさせる特別なジンの展示「ZINE House」、1夜限りの11周年記念パーティー「11th Anniversary PARTY」と、この春さらに賑わう丸の内ハウスにぜひ足を運んでみては。【イベント情報】the MOTHER of DESIGN@(marunouchi)HOUSE「ZINE House」会期:4月23日~5月20日会場:丸の内ハウス住所:千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル7階時間:11:00~28:00(ライブラリー開場は23:00まで)入場無料※4月27日は丸の内ハウスの11周年パーティーのためフロアを15:00にクローズ。当日19:00より再オープンとなるが、展示の観覧はパーティー参加者のみ可能。11th Anniversary PARTY日程:4月27日会場:丸の内ハウス住所:千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル7階時間:19:30~24:00(受付開始19:00~、最終入場23:30)料金:当日エントランスチケット 全店フリーフード・3ドリンクチケット付 税込3,000円/前売りチケット 全店フリーフード・4ドリンクチケット付 税込3,000円(丸の内ハウス各店舗にて販売中)
2018年04月27日4月14日、15日のニューなトピックスをまとめてチェック!いよいよ始まる展覧会やイベント、期間限定ショップなど...今週末は何をする?ビッグコラボニュース!◆シュプリームとリモワのコラボスーツケース登場。14日に伊勢丹メンズで数量限定発売「トパーズ(45L)」14万7,000円(560×450×250mm) / Supreme®/RIMOWA話題の展覧会スタート!◆二階堂ふみがカメラマンデビュー! 初写真集『月刊モトーラ世理奈』の写真展◆ジェーン・バーキンの長女で写真家ケイト・バリーの追悼写真展が原宿BOOKMARCで今週末まで◆東京オペラシティ アートギャラリーの五木田智央展「PEEKABOO」がついに「記念撮影」 2017 アクリルグワッシュ、キャンバス / Courtesy of Taka Ishii Gallery Photo: Kenji Takahashi◆日本最大のブルーノ・ムナーリ回顧展が葉山で開催中! 日本初公開作品を含む約320点《時間X》1963年、ジャックリーン・ヴォドツ・エ・ブルーノ・ダネーゼ財団/ © Bruno Munari. All rights reserved to Maurizio Corraini srl. Courtesy by Alberto Munari Photo by Roberto Marossi. Courtesy Fondazione Jacqueline Vodoz e Bruno Daneze「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」もいよいよ開幕◆「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」、第6回目となる今年のテーマは“UP”。ジャン=ポール・グードやフランク・ホーヴァット、中川幸夫...Jean-Paul Goude, Grace revised and updated, painted photo, New York, 1978/ © Jean-Paul Goude◆蜷川実花が“京都”と“花街”を撮り下ろした約120作を鑑賞できる写真展が美術館「えき」KYOTOにてとし純(宮川町・舞妓) / ©mika ninagawa, artbeat publishers◆写真家・山谷佑介による3年ぶりの神出鬼没な「ギャラリー山谷」が京都へおいしいものを求めて...◆12日に発売されたスターバックス新メニュー“イチゴ過ぎる”フラペチーノ®と、初の期間限定イチゴ農園風ビニールハウス店!?◆青山で行われる日本最大級のコーヒーフェス、“カフェ”にフォーカスした28店舗が初出店◆新宿伊勢丹フランス展が今年も開催中! ベルナシオンのリヨン本店でしか食べられないチョコレートケーキや1日400個限定ブーランジュリー デュロンベルジェのバゲットなどフランスを堪能できるイベント
2018年04月13日画家・五木田智央の展覧会「五木田智央 PEEKABOO」が、2018年4月14日(土)から6月24日(日)まで、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。イラストレーションと共にそのキャリアをスタートした五木田は、60〜70年代のアメリカサブカルチャーや、アンダーグランドの雑誌や写真にインスピレーションを得た作品を発表している異色の画家。90年代後半にドローイング作品により熱狂的な支持を得て以来、キャンバスにアクリルグワッシュで描くモノクロームの人物画を代表とする作品制作を続け、国内外で高い評価を得ている。今回開催される展覧会は、新作の絵画、ドローイングを中心に、近年の代表作や、800点以上のドローイングの小品からなる大規模なインスタレーションなど、約40点の作品を通して、画家・五木田智央の魅力を紹介するもの。その半分は新作で、展覧会のメインヴィジュアルにもなっている《Come Play with Me》も、本展のために五木田が新たに描き上げた作品となっている。また、大のプロレスファンである五木田がこよなく愛するプロレスラーをレコードジャケットのフォーマットに描いた作品も展示。プロレスラーの名前、その似顔絵、実在する有名な楽曲のタイトルなどで構成される全225点の作品《Gokita Records》は、レスラーと楽曲との間にはとくに必然性はなく、その無関係な組み合わせが思わず笑いを誘う、五木田のユーモアと嗜好が詰まった必見の作品だ。【開催概要】「五木田智央 PEEKABOO」開催期間:2018年4月14日(土)〜6月24日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー開館時間:11:00〜19:00(金・土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(ただし4月30日は開館)入場料:一般 1,200(1,000)円、大・高生 800(600)円、中学生以下 無料※( )内は15名以上の団体料金。※同時開催「収蔵品展062 日常生活|相笠昌義のまなざし」「project N 71 平子雄一」の入場料を含む。※収蔵品展入場券200円(project N を含む / 割引無し)もあり。※障害者手帳の所持者および付添1名は無料。※割引の併用および入場料の払い戻しは不可。【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年04月05日東京・丸の内のH.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHIでは、4月1日から5月10日まで「History on paper -Tomoo GOKITA-」を開催中。左:『ESCAPE INTO FANTASY』(2008年)Pigment Print on German Etching Paper 53.5 x 71cm右:『ESCAPE INTO REALITY』(2008年)Pigment Print on German Etching Paper 53.5 x 71cm版画というジャンルを切り口に、改めて数多ある名品の価値や歴史の成り立ちに触れる「History on paper」シリーズ。第5回は、2000年代より活躍し、今や世界の美術館・ギャラリーでの展示に参加し、高い評価を得る五木田智央を紹介する。国内では2014年にDIC川村記念美術館での個展が記憶に新しく、2018年4月には東京オペラシティアートギャラリーにて大規模な個展を開催予定だ。白と黒のグラデーションをベースに、コラージュ的な構成と大胆な筆致、即興性の高いドローイングなど、現代絵画の可能性を広げながら独特な世界を作り出す五木田の作品。本展では、そんな五木田のこれまでの作品を展示する。時代を象徴する新たな価値を生み出し、後世に受け継がれてゆく数々の作品を紹介する本展で、五木田の世界に触れてみては。【イベント情報】History on paper -Tomoo GOKITA-会期:4月1日~5月10日会場:H.P.FRANCE WINDOW GALLERY MARUNOUCHI住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング1階時間:11:00~21:00(日曜祝日は20:00まで)
2018年04月04日近年目覚ましい制作活動で注目を集める五木田智央が、東京オペラシティ アートギャラリーにて個展「五木田智央 PEEKABOO」を4月14日から6月24日まで開催する。「Old Portrait」 2016 アクリルグワッシュ、キャンバス 個人蔵Courtesy of Taka Ishii Gallery Photo: Kenji Takahashiイラストレーションから出発した五木田は、60〜70年代のアメリカやアンダーグラウンドのサブカルチャーに影響を受け、雑誌や写真にインスピレーションを得た作品をこれまで発表してきた。絵画をコラージュ的に構築する発想や方法は、五木田の絵画制作全般において特筆すべき創作の原点となっている。黒と白のモノクロームを基調とした作品には、計算されたグラデーションや陰影が生み出すエレガントでファッショナブルな魅力、シンプルな描線とデフォルメされた歪な造形のコントラストが醸し出すユーモアやノスタルジー、具象と抽象の間を自由に行き来するイメージの両義性など、多彩な表現の可能性を発散している。ときに神秘的なイメージや状況設定は、こうした視覚言語の豊かな可能性を見事に引き出し、鑑賞者の想像力に強く訴えかけて独自の絵画世界に誘う。同展では新作の絵画、ドローイングを中心とした2000年以降の作品約50点で、五木田の魅力を探る。【展覧会情報】五木田智央 PEEKABOO会期:4月14日〜6月24日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00 金・土は20:00まで(入館は30分前まで)料金:一般1,200円 大学・高校生800円 中学生以下無料休館日:月曜日(4月30日は開館)
2018年02月14日六本木アートナイト初日の10月21日、東京・六本木に新たなアートスポットとして商業施設「complex665」がオープンする。地上3階建ての施設内には、小山登美夫ギャラリーとシュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリーがそれぞれ新スペースをオープンさせる。03年の六本木ヒルズの開業を皮切りに、森美術館、国立新美術館、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHTと東京を代表する多彩な美術館が続々と開館し、今や文化発信地とも言えるほどの地区となっている六本木。今回そんな六本木に新たに建設されたビル「complex665」内に、小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリーがそれぞれオープンするスペースでは、オープニング展としてギャラリーアーティストによる新作及び未発表作品の展示が行われる。ムトカ建築事務所が内装設計を行った小山登美夫ギャラリーの新スペースでは、12月3日まで蜷川実花の個展「Light of 」を開催。青木淳建築計画事務所が内装を手掛けたシュウゴアーツは、12月4日まで小林正人による「Thrice Upon A Time」が行われる。また、ブロードビーンが内装設計を担当したタカ・イシイギャラリーでは、11月19日までオープニング展「Inaugural Exhibition: MOVED」を開催。同展には、荒川医、荒木経惟、トーマス・デマンド、エルムグリーン&ドラッグセット、ルーク・ファウラー、マリオ・ガルシア・トレス、五木田智央、畠山直哉、法貴信也、伊藤存、木村友紀、クサナギシンペイ、前田征紀、森山大道、村瀬恭子、シルケ・オットー・ナップ、スターリング・ルビー、竹村京、登山博文、ケリス・ウィン・エヴァンスらが参加する予定だ。
2016年10月16日国内外のアートシーンの第一線で活躍する写真家の田附勝と間部百合、画家の五木田智央の3人による展覧会「田附勝・五木田智央・間部百合」展が、5月5日から7月15日まで東京・吉祥寺にオープンするギャラリー・アマラ(amala)にて開催される。五木田智央は、ポップカルチャーやプロレス、ホラー映画、幾何学模様など多様なイメージを即興的に描いたドローイングなどを手掛ける画家。海外のギャラリーではモノクロで描かれた抽象的なペインティング作品を発表している五木田だが、今回は実験的なカラー作品を展示する。田附勝は、写真集『東北』で2011年度木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家。同展では、同作品と並ぶ代表作で、長年に渡り全国でアート・トラックおよびドライバーを撮り続けてきた『DECOTORA』から作品を出展。また、日本の戦後70年の節目を過ぎた今、東京から離れた山村における民族行事を撮った新作『終戦70年の日の太陽 杉並 東京』の作品も展示される。間部百合は、アメリカ・ポートランドやドイツなど国内外を行き交う中で出会った被写体を撮影した作品を発表している写真家。被写体の表情の捉え方やその写真のクオリティの高さで注目を集めている。今回は、ゴツゴツとした氷の塊がゆっくりと溶けていく時間のうちに淡い光が氷に反射した一瞬の輝きの美しさを捉えた作品『ice』や、それに続く新作を展示する。また同展に合わせて、作品集やアーティストTシャツ、青森ひばを使用したオーガニックなプロダクツを生産するプロジェクト・カルデサック-ジャポン(Cul de Sac - JAPON)と五木田がコラボレートした限定オブジェ3種(各50個サイン入り)などのアイテムを販売。雑誌『スタジオ・ヴォイス(STUDIO VOICE)』のADを務める鈴木聖がセレクトするアート古書なども取り扱われ、同時代のアーティストによるエッジの効いた世界観が体感できる機会となっている。【イベント情報】「田附勝・五木田智央・間部百合」展会場:アマラ住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-36-8会期:5月5日~7月15日不定休
2016年05月04日5月1日(日)に宮城・仙台RensaでARABAKI ROCK FEST.16の後夜祭イベント「荒吐宵祭16 ?GOLDENSUNDAY」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントには初恋の嵐、カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久)、渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹)、内橋和久の4組が出演。また、昨年のARABAKI ROCK FESに“渡邊琢磨 Piano Quintet × 牧野貴 with 染谷将太”で出演した俳優の染谷将太が監督を務めた短編映画が2本上映される。チケットの一般発売に先駆けてオフィシャルHP先行を実施中。なお、オフシャルHP先行のみ、通常価格4,000円のところ、ARABAKI ROCK FEST.16も参加する方限定で、リストバンドの提示で特別価格の2000円で割引販売。受付は3月9日(水)午後11時59分まで。■荒吐宵祭 16 -GOLDEN SUNDAY日時:5月1日(日)開場/開演13:00会場:仙台Rensa(宮城県)出演:初恋の嵐/カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久) / 渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹) / 内橋和久 /and more・・・【短編2作品上映】染谷将太監督料金:全自由4,000円※1ドリンク別500円当日【オフィシャルHP先行特別価格】2,000円※1ドリンク別500円当日
2016年03月04日5月1日(日)に宮城・仙台RensaでARABAKI ROCK FEST.16の後夜祭イベント「荒吐宵祭16 ?GOLDENSUNDAY」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントには初恋の嵐、カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久)、渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹)、内橋和久の4組が出演。また、昨年のARABAKI ROCK FESに“渡邊琢磨 Piano Quintet × 牧野貴 with 染谷将太”で出演した俳優の染谷将太が監督を務めた短編映画が2本上映される。チケットの一般発売に先駆けてオフィシャルHP先行を実施中。なお、オフシャルHP先行のみ、通常価格4,000円のところ、ARABAKI ROCK FEST.16も参加する方限定で、リストバンドの提示で特別価格の2000円で割引販売。受付は3月9日(水)午後11時59分まで。■荒吐宵祭 16 -GOLDEN SUNDAY日時:5月1日(日)開場/開演13:00会場:仙台Rensa(宮城県)出演:初恋の嵐/カフカ鼾(ジム・オルーク、石橋英子、山本達久) / 渡邊琢磨Piano Quintet With Special Guest 五木田智央(渡邊琢磨、梶谷裕子、須原杏、徳澤青弦、千葉広樹) / 内橋和久 /and more・・・【短編2作品上映】染谷将太監督料金:全自由4,000円※1ドリンク別500円当日【オフィシャルHP先行特別価格】2,000円※1ドリンク別500円当日
2016年03月04日東京都・渋谷のBANK GALLERYは荒木経惟、田名網敬一、村上隆などのクリエイターによる赤塚作品のパロディーやオマージュ作品の展覧会「赤塚不二夫のビチュツ展」を開催する。会期は12月3日~12月16日。開催時間は11:00~20:00。入場料は1,000円(オリジナルバッヂ付き)。同展は、荒木経惟、田名網敬一、村上隆などクリエイター約20組による赤塚作品のパロディーやオマージュ作品を「ビチュツ作品」と名付け、一堂に展示するもの。赤塚不二夫の生誕80周年を記念して開催され、2015年9月に開催された「バカ田大学祭ライブ 電気グルーヴ&スチャダラパー篇」、2015年12月から東京大学で行われる「バカ田大学」の開講につづくメインイベントである同展は、赤塚不二夫生誕80年企画における「バカ田大学文化祭」の位置付けとなる。なお、展覧会の構成および展示デザインはブックデザイナーの祖父江慎が手がけるということだ。参加アーティストは、赤塚藤雄(漫画家)、赤塚りえ子(アーティスト)・朝倉世界一(漫画家)・荒木経惟(写真家)・安斎肇(イラストレーター/アートディレクター)・伊藤桂司(イラストレーター)・宇川直宏(アーティスト)・金氏徹平(アーティスト)・五木田智央(アーティスト)・白川東一(KOO-KI 映像ディレクター)・白根ゆたんぽ(イラストレーター)・スージー甘金(イラストレーター)・田名網敬一(アーティスト)・都築潤(イラストレーター)・パラモデル(アーティスト)・村上隆(アーティスト)・横山裕一(漫画家、アーティスト)ほか。また、赤塚藤雄(不二夫)が漫画家デビュー前、新潟の小熊塗装店に勤務していた時代(中学卒業から上京までの約2年間、16~17歳頃)に制作した絵画作品が特別に初出品される。そのほか、赤塚不二夫のキャラクターグッズや厳選されたコレクターアイテムの展示も行われるということだ。また、関連企画として、「これでいいのだ」に代表される「赤塚イズム」を再発見するべく、さまざまな分野の第一線で活躍する著名人の方々が、それぞれの表現方法で「バカとは」について解き明かし、東京大学の教壇で熱弁を振るう「バカ田大学」が東京都・文京区の東京大学山上会館にて開講される。講師は、河口洋一郎、みうらじゅん、安齋肇、宮沢章夫、坂田明、浅葉克己、喰始、三上寛、宇川直宏、泉麻人が予定されている。開講期間は12月1日~2016年3月31日。授業料は1コマ5,500円(受講者全員にオリジナルノート付き)。詳細は同イベントWebページにて案内されている。
2015年11月18日ヴァーサストーキョー(VERSUS TOKYO)のポップアップショップが2月11日から16日まで伊勢丹新宿店1階ザ・ステージで開催される。メルセデスベンツ・ファッションウィーク東京の人気イベントとしてバイヤーやプレス向けだけではなく、広くユーザーに向けてファションと音楽を複合化させ、多くのファッショニスタを集める同イベントに参加してきたブランドが一同に会し、物販が行われるのは今回が初めて。各ブランドの限定商品もバラエティーに富んでおり、昨年10月の同イベントでタイアップした資生堂メンのアイテムがフルラインアップされ、2点以上の購入者には参加ブランドのオリジナル限定ポーチのプレゼントが予定されている。販売されるのは昨年10月の第3回ヴァーサストーキョーに参加した6ブランドを中心に、過去の同イベントに参加した「フェノメノン(PHENOMENON)」や「ソーイ(soe)」などのブランド、さらに同イベントのオーガナイザー、ザ・コンテンポラリー・フィックス(THE CONTEMPORALY FIX)の吉井雄一がセレクトした最新の東京ネクストブランドから「ハバノス(HBNAS)」「ディガウェル(DIGAWEL)」などの限定アイテムが用意された。昨年10月のヴァーサストーキョーに参加した6ブランドの中で話題を集めそうなアイテムは、「トーガ・ビリリース(TOGA VIRILIS)」が画家の五木田智央のイラストをプリントしたリバーシブルのMA-1ブルゾンとTシャツ(5型)。五木田は昨年1月にニューヨークの老舗ギャラリー、メアリー・ブーンで開催した個展を成功させ、昨年12月までDIC川村記念美術館でも回顧展が開かれ注目を集めているが、トーガとは以前からコラボレーションでTシャツが発表されており、昨年10月のコレクションで発表されたアイテムが限定で販売される。ブルゾンはカーキ、黒、白の3色展開で、ライナーのプリントも五木田モチーフ。「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」からは今回のポップアップイベント用に描き下ろされたアメリカ国旗柄イラストのスウェットとTシャツが、通常は展開されていないメンズサイズで用意された。「ファセッタズム(FACETASM)」はカモフラ柄のダブルブレストのM65、昨年10月に同イベントでデビューコレクションを発表した「ファイヤーワイヤー(PHIRE WIRE)」からはフィナーレを飾ったトビウオ柄のTシャツ、「ミスター・ジェントルマン(MR.GENTLEMAN)」はチャンピオンとのコラボのコーチジャケット、ケッズとのコラボスニーカー、コージーコーナーのジャンボシュークリームをセットにした保冷トートバッグなど、バレンタインデーのギフトアイテムとして使えそうなアイテムも用意されている。また第1回目よりヴァーサストーキョーのグラフィックを手掛けているスケートシングが主宰するブランド「シーイー(C.E.)」と仲條正義がデザインしたパッケージの、ミルフィーユ オ ショコラ(資生堂パーラー)は、ファッショニスタには見逃せないバレンタインデーアイテムになりそうだ。
2015年02月09日10月18日、デザイナー古田泰子手掛ける「トーガ ビリリース(TOGA VIRILIS)」が2015SSコレクションを東京・渋谷のヒカリエホールで発表した。今シーズンは、ファッション、アート、音楽を融合させた世界観をテーマにインスタレーション形式で披露。会場には、スタイリスト猪塚慶太がスタイリングを手掛けたモデル達がマネキンのように整列し異質な空間を放った。ヘムラインをレザーテープで縁取ったロングジャケットや、ペイズリー柄のシャツやパンツ、ターコイズのアクセサリーなど、70年代フォークロアなテイストを織り交ぜながら、トーガ ヴィリリース独自のヒッピースタイルを提案。初めてメンズラインに登場するアイテムとして、エンボス加工が施され重厚感のある金属バックルが印象的なサンダルが登場した。また、本インスタレーションで初披露となるものに、90年代後半からモノクロのドローイング作品で注目を集めている画家の五木田智央とのコラボレーションアイテムも。プレゼンテーションのラストには、五木田とのコラボTシャツを着用したカナディアンサイケデリックアーティストの、ダーティー・ビーチズ(Dirty Beaches)が白熱したライブステージを見せた。
2014年10月20日