人形に付けられた糸を使って表情や体の動きを表現して見せる、マリオネット。ポーランドに、マリオネットに魅せられた1人の男性がいます。ウカシュ・プチュコ(aonsolniki)さんは高校を卒業後、ポーランドの国立演劇アカデミーで本格的に人形劇について学びました。その後、ウカシュさんは自分だけのオリジナルのマリオネットを作り始めます。彼が選んだのは人間ではなく…犬!こうして完成したのが犬のマリオネット、ビュレックくんです。犬のマリオネットと本物の犬が対面すると?ウカシュさんがビュレックくんを連れて歩いていると、散歩中の犬たちが近寄ってくるのだそう。実はビュレックくんにはほかの犬の匂いを付けてあるため、風が吹くと犬たちが気付くのです。ビュレックくんを見た本物の犬はどのような反応を見せるのでしょうか。こちらをご覧ください!@aonsolniki Burek - The Dog Marionette. Fully improvised show with unique type of marionette. Puppet has a smell from other dogs, what with a propper wind can bring a dog to Burek in seconds what randomly starts interaction. Body language allowed by handmade construction is the key here. Burek is not barking, but people around my shows are This puppet is working as well as a therapy dog for people who are affraid of dogs those are very random moments during a show on a street, but not that impossible to handle with this puppet. This is 7th generation of Burek, first has been made in 2009. (For licensing or usage, contact licensing@viralhog.com) st-Art Festival, Tegelen 2024, Totaal Theater. #dogs #puppet #street ♬ dźwięk oryginalny - PuppetMan立ったり歩いたりするだけでなく、しっぽを振ったり、伏せたり、耳を動かしたりもできるビュレックくん。見た目も動きもとてもリアルで、遠目で見るとまるで本物の犬のようですね。本物の犬は興奮してしっぽを振っているので、ビュレックくんと友達になりたいのかもしれません。ウカシュさんいわく、ビュレックくんのすごさは、手作りだからこそできる「繊細なボディランゲージ」なのだそう。実はこの動画のビュレックくんは7代目で、初代は2009年に作られました。ウカシュさんの操るテクニックもさることながら、ビュレックくん自身も進化しているのですね。@aonsolniki Burek - The Dog Marionette. Fully improvised show with unique type of marionette. Puppet has a smell from other dogs, what with a propper wind can bring a dog to Burek in seconds what randomly starts interaction. Body language allowed by handmade construction is the key here. Burek is not barking, but people around my shows are This puppet is working as well as a therapy dog for people who are affraid of dogs those are very random moments during a show on a street, but not that impossible to handle with this puppet. This is 7th generation of Burek, first has been made in 2009 st-Art Festival 2024, Tegelen. Totaal Theater. #dogs #puppet #street ♬ dźwięk oryginalny - PuppetManビュレックくんは犬と遊ぶだけでなく、人の手の匂いを嗅いだり、お手をしたりすることもできます。実際に、ビュレックくんは犬を怖いと感じる人に対して、セラピードッグとしても活動しているのだとか。ウカシュさんの動画には「まるで生きているみたいだ」「遊び好きな本物の犬かと思った!」「僕も操り人形の練習をしたことがあるから、これが簡単じゃないことが分かるよ」と絶賛の声が寄せられています。文字通り、ウカシュさんの手によって命を吹き込まれた、犬のマリオネット。ビュレックくんはこれからもポーランドの町で、たくさんの人と犬たちを楽しませてくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年04月08日3月3日のひな祭りに飾る『ひな人形』。近年では、コンパクトに収納できるものから、モダンなデザインのものまで、多種多様なひな人形が登場しています。それぞれの家庭で、個性あふれるひな人形が飾られていることでしょう。クオリティに驚き!レゴで作った『ひな人形』COFFEE PANDA(@CoffeePanda2022)さんは、2024年のひな祭りに合わせて、あるものを使ってひな人形を自作。X(Twitter)に投稿したところ、クオリティの高さに驚く声が寄せられました。早速、こちらの写真をご覧ください!そう、COFFEE PANDAさんが作ったのは、組み立てブロックのオモチャ『レゴ』のひな人形!『レゴ』で表現された着物が色鮮やかで、とても華やかですね。前年に作ったものからバージョンアップさせたものだそうで、小物などの細かいところまでも『レゴ』で作られており、唯一無二のひな人形になっています。COFFEE PANDAさんは作品について「ぼんぼりは大きさも形もうまく工夫して作れたし、行器(ほかい)も雰囲気を出せて気に入っています」とコメント。投稿には「色の組み合わせで和を感じさせるすごさ」「こういうのが欲しい」などの声が寄せられていました。COFFEE PANDAさんは「次は何を増やそうか」と、今後ひな人形をさらに進化させようと考えているとか。自分の好きなように、年ごとにバージョンアップできるところも、『レゴ』のひな人形の面白さなのでしょうね![文・構成/grape編集部]
2024年03月07日・無駄にならなくてよかった。・有効活用していて、かわいい。・吹いた。これはこれで正しい。・最高かよ!いい買い物しましたね。X(Twitter)で、そんなコメントが寄せられていたのは、人形集めが趣味の、るい(@Rui_0321s)さんの投稿。ある日、るいさんは人形を座らせて飾るために、ペット用の小さなソファを購入しました。しかし、想像していたサイズではなかったため、いったん、棚の上に置いておくことにしたそうです。そして、ふと棚のほうを見上げると…。なんと、ソファで猫が気持ちよさそうに寝ていたのです…!猫からしたら、こんな寝心地のよさそうなソファがあったら使わずにはいられないでしょう。人形を座らせることはできなくなりましたが、気に入ってもらえてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2024年03月06日3月3日の『ひな祭り』には、子供の健やかな成長を祈るため、ひな人形を飾る家庭もあるでしょう。5児の母親である、ゆか(yukaaa.o31)さん宅では、2024年2月末に、ひな人形の飾り付けを実施。子供たちが自由すぎる発想でひな人形の飾り付けをし、多くの大人を笑わせました。ひな人形を子供だけで飾ったら?写真に「斬新な飾り付けだぁ!」「爆笑」『楽しいひな祭り~おもてなし編~』ひな人形を飾り付け終えたら、縁起のいいお供え物を準備したいですよね。定番は、ひし餅やひなあられ、甘酒など。ゆかさん宅の子供たちも、素敵なお供え物で『おもてなし』をするのですが…またもや、ツッコミどころ満載な結果に。男雛の気持ちを代弁した、ゆかさんのコメントとともに、写真をご覧ください!女雛のひなあられがどんぶりで用意されたり、男雛にだけアンモナイトが供えられたりと、自由なお供え物にクスッとさせられます。さらには、原始人や動物たちが大集合!さすがの男雛も「早く静かな箱に入りたい」と感じたかもしれません…。盛大な『おもてなし』は反響を呼び「笑いすぎてお腹が痛い」などのコメントが寄せられました。・いやぁ~楽しすぎる。笑いすぎて、お腹が筋肉痛になりそう。・女雛がさり気なく『ジュリ扇』を持ってるの笑う。もう最高です!・何これ爆笑!周りに置かれる物のクセがすごい。・「早く静かな箱に入りたい」で吹いた。盛大なおもてなしですね。なお、ゆかさんは『おもてなし編』の続編となる『完結編』を、Instagramで投稿予定とのこと。準備の段階から大盛り上がりな、ゆかさん宅のひな祭りの様子には、多くの人が笑顔になったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年03月04日毎年ひな祭りの時期になると、街中や各家庭でひな人形を見る機会があるでしょう。特に段飾りのひな人形では、主役である男雛と女雛以外にもさまざまな役割を持つ人形が飾られるもの。男雛と女雛に仕える『三人官女』も、その1つです。仕え人の役割を果たす三人官女ですが、主役の男雛と女雛を横目に、『引き立て役』としての不満を抱いているのかもしれません…。三人官女の本音自ら撮影したフィギュアの写真をSNSで公開している、すえきち(@suekichiii)さんは、ある日4枚の写真を、X(Twitter)に投稿。三人官女の心の声を、『あの歌』の一節になぞって表現しました。「まさにぴったり」とうなずいてしまう、ユーモアたっぷりな作品をご覧ください。「はいはいあの子は特別です」「我々はハナからおまけです」「お雛様の引き立て役Bです」すえきちさんが、三人官女にあてたセリフに、どこか見覚えはないでしょうか。…そう、音楽ユニット『YOASOBI』の楽曲、『アイドル』の一節をアレンジしたものだったのです!男雛と女雛の背後から飛び出す、ちょっぴり皮肉の効いたセリフに、クスッと笑ってしまう人もいるでしょう。「もしかして、いつもこんな気持ちでいるのかな」と、想像が膨らみますね。投稿には「まじでおもろい。この日のために出来た歌のようだ!」「これを見て笑ったら、持ってたコーヒーを落としかけた」「『天才的なお雛様』ですね!小4の娘も大爆笑でした」といった反響が上がっています。また、「三人官女さん、いつもありがとう」と感謝をする声も。男雛と女雛に注目が集まりがちなひな祭りですが、ほかの役割にスポットライトを当ててみると、新たな発見があるかもしれません![文・構成/grape編集部]
2024年03月04日3月3日のひな祭りの時期が近付くと飾られる、ひな人形。男雛と女雛のみの一段のほか、三段、五段、七段飾りなどがあります。基本形である七段飾りの場合、三段目には楽器を手にした『五人囃子(ごにんばやし)』が並んでいるでしょう。ひな人形の間違い探し尾八原ジュージ(@GNekogasuki)さんは、『五人囃子』の1人を撮影し、X(Twitter)に投稿しました。写っているのは、『五人囃子』の一番左に配置される、太鼓の演者。あなたは、こちらの写真を見てすぐ違和感に気付くことができるでしょうか…。そう、この演者が叩いているのは、太鼓ではないのです!「これは、我が家に伝わる『小道具の太鼓を紛失してしまったため、スネアドラムを叩くことになった五人囃子』です」尾八原さんの説明で、ようやく小道具がドラムであることに気付いた人もいるでしょう。投稿は反響を呼び、「ジャストサイズだ」などのコメントが相次ぎました。・違和感のなさに笑う。ギターとベース、キーボードもそろえよう!・マンネリが打破されそう。でも、音楽性が違うと解散しちゃうかもしれないね。・手元の脱力具合がいい感じ。ドラムを叩くのめっちゃうまそうじゃん。・我が家も、『五人囃子』の小道具が壊れたり紛失したり…。今はエアーバンド状態です。・ひな人形のお道具は、ばら売りしていることもあるので問い合わせてみるのもありです。太鼓とは異なるリズムや音の違いに、ほかの『五人囃子』が戸惑いそうな状態。ですが、男雛も女雛も、新たな風を感じる演奏を好んでいる…かもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2024年03月03日『桃の節句』とも呼ばれ、ひな人形や桃の花などを飾ることで広く知られているひな祭り。女の子の健やかな成長を願うとともに、春の訪れを感じる行事でもありますよね。毎年ひな祭りの時期には脚光を浴びるひな人形も、時期が過ぎれば片付けられ、また次の年まで暗闇で過ごすことに。その間、意外な変貌を遂げることもあるようです…。1年ぶりに対面したひな人形の髪型に爆笑2024年3月2日、自身で飾ったひな人形の写真を、X(Twitter)に投稿したのは、とりとる(@ToriToruTori)さん。どうやら、とりとるさんの家のひな人形は、毎年ある部分が変化するようです。今年の『コンディション』を2枚の写真で報告したところ、爆笑が巻き起こりました。その理由は…こちらを見れば分かるはずです!「今年も寝癖は直りませんでした」男雛の髪の毛が、横になびいて躍動感あふれる姿に…!まるで突風が吹いた瞬間のように、ふわっと浮いた髪の毛。すました表情でもごまかしきれない乱れ具合に、じわじわと笑いがこみ上げます…。とりとるさんによると、ひな人形の寝癖は「昨年よりマシになっていた」とのこと。上の写真と比較しながら、1年前の姿をご覧ください。その差は歴然で、左右の髪の毛が勢いよく跳ねており『爆発』しているではありませんか…!ひな人形はもしかすると、しまわれていた1年の間に、次の年に向けて必死に櫛を通していたのかもしれませんね…。とりとるさんの報告を、毎年楽しみにしているファンもいるようで、投稿には「今年も待っていました」という声や、「これは笑った」などのコメントが続々と寄せられました。・お腹が痛い。本当に最高。・もう10分くらいこれで笑ってる。前日に飲み過ぎた男雛かな。・ひな祭りに寝坊して、慌てて来たところみたいでかわいい。・私には風が見えるぞ!年に一度の晴れ舞台には、身だしなみをしっかりと整えたいもの。とりとるさんのひな人形は、こんなことを思いながら台座に座っているかもしれません。「今年も準備、間に合わなかったわぁ…」[文・構成/grape編集部]
2024年03月03日子育てをしていると、子供の想像力に驚かされることがあります。クスッとしてしまったり、時には思わずゾクッとしてしまうことも…そして、こんな光景を目にしてしまうこともあるのでしょう。娘のおままごとにギョッ!娘さんを育てる父親のコミック-xx(@xxx_comics)さん。ある日、娘さんは人形でおままごとをしていたといいます。その際、目にした人形の様子を撮影し、X(Twitter)で公開したところ「吹き出した」「怖すぎる!」などの声が続出することになりました。実際の写真をご覧ください!なぜか足におもちゃの鎖が絡みついており、そのまま持つと人形は宙釣りに!写真を見た人はきっとこう思ったことでしょう。「この人形、一体どんな罪を犯したんだ…」娘さんがどのように遊んでいたかは定かではありません。しかし、状況から察するに人形は何かしらの罰を受けていたのでしょう…。「狂気すぎて笑った」「夜に見たら絶対に叫ぶ!」「うちの子供もよく人形を振り回して遊んでいます…!」など、多くの人が度肝を抜かれた様子。独特な遊び方で笑いを誘った、娘さん。これも人形遊びが大好きだからこそ…なのだと信じたいですね!grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年02月25日こいのぼり製造会社の株式会社 徳永こいのぼりは、2024年2月1日に木製の五月人形「新樹の光」の販売を開始いたしました。新作五月人形「新樹の光」これからの時代に合う新しい五月人形を作るにあたり、原型の作製とデザインを世界的に活躍する彫刻家の灰原愛先生に依頼しました。灰原先生の作品は、木の魅力を活かした温もりのある優しい表現が特徴的です。作品の世界観を実現するにあたり、無垢の木を一から彫刻し、一つ一つ手作業で塗装するという、今までにない新しい作り方に取り組み、ここにしかない新しい五月人形が完成しました。彫刻でしか出せない、着物の模様やしわなどの立体的な表現。色を何層にも塗り重ねることで作り出される、深みのある色彩と温もりのある雰囲気が魅力。■木でつくる、新しい五月人形灰原先生の作品は、木の風合い、優しい色彩と温もりのある表現が特徴です。上品で日本らしさとともに、現代のインテリアによく合います。使用する木材は木目も柔らかで美しいヒノキ材を使用。天然木の優しい雰囲気で空間を包み込んでくれます。無垢の木を一から彫刻し、一体ずつ手作業で塗装するという工程を経て、作品の優しい雰囲気を再現することに成功しました。彫刻でしか出せない、鎧の立体的な文様を表現しました。色を何層にも塗り重ねることで作り出される、深みのある色彩と温もりのある雰囲気が魅力です。■現代のインテリアに合うモダンな五月人形木の温もりのあるモダンなデザインの五月人形は、現代のインテリアによく合います。華美過ぎない洗練された佇まいは洋室、和室、どんな空間にも馴染みます。木の持つ温もりと、優しい表情でお子さまの成長を見守り、大きくなってからも宝物のようにずっと大切に飾っていただける価値のある五月人形です。■商品と販売について商品名: 灰原愛の五月人形〈新樹の光〉価格: 154,000円(税込)本体価格: 140,000円(税抜)材質: 雛人形、台座:ヒノキ材サイズ: H235×W193×D195mm重さ: 850g(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)※出典:プレスリリース
2024年02月16日総勢27名のキャストがお届けする笑いと涙のエンターテインメント人形劇!人形劇団ひとみ座(神奈川県川崎市、代表:中村孝男)主催、人形劇『花田少年史』が2024年3月26日 (火) ~3月31日 (日)に川崎市アートセンターアルテリオ小劇場(神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて1月30日(火)より発売開始です。カンフェティにて1月30日(火)よりチケット発売開始 公式ホームページ 人形劇団ひとみ座(神奈川県川崎市中原区)は、2024年3月26日(火)~31日(日)に、川崎市アートセンターアルテリオ小劇場にて、劇団創立75周年記念公演として、新作人形劇「花田少年史」を上演いたします。チケットは1月30日(火)よりカンフェティチケットセンターにて発売します。ひとみ座が総勢27名のキャストで挑むのは、1995年度第19回講談社漫画賞を受賞し、今なお根強い人気を集める一色まこと原作の「花田少年史」。幽霊(オバケ)と人間の心の交流を描く、笑って泣けるエンターテインメント作品です。アニメ化、映画化もされた本作品を初めて人形劇として発表いたします。脚本・演出を、劇団代表の中村孝男が務め、コロナ禍を過ごす劇団員達の視点を新たに脚本に取り込み、ひとみ座独自の物語に仕上げました。人形劇ならではの表現を駆使して創り上げるオバケたちの世界にご期待ください。公演日には、開演1時間前から終演1時間後まで、「ひとみ座のおばけ展」も同時開催。過去のひとみ座作品に登場したオバケの人形が多数展示され、人形劇の世界をよりいっそうお楽しみいただけます。ぜひ、オバケの世界に浸りながら、春休みのひとときをご家族そろってお楽しみください。<STORY>今から少し昔の日本。元気いっぱいの少年「一路」は事故にあって生死を彷徨うが、その時から成仏できない幽霊(オバケ)が見えるようになってしまう。成仏できないのはこの世に願いがのこっているから。オバケたちは一路にその願いを託すようになり、一路はオバケたちの人生を垣間見ることとなる。その中でも不幸な死を遂げたりん子は一路を冥界へと連れて行こうとするのであった。原作/一色まこと「花田少年史」(講談社『モーニングKC』所載)劇団代表・中村孝男のコメント~公演のテーマは「人が人といることで前に進める」~新型コロナウイルスの世界的蔓延から4年が経ちました。私たちひとみ座はコロナ禍を人形劇という活動に希望を捨てないで頑張ってきました。その中で、改めて人形劇の魅力は想像力によってみている子どもたち、大人たちが心を豊かにすることだと思いました。私たちはこの逆境の中でかえって足場がしっかりしたと感じています。そして「コロナ禍からの脱却の今、私たちが発信するのは何か」と劇団全体でアイデアを出し合い、笑いあり涙ありの漫画「花田少年史」を選びました。一路という少年がひょんなことからオバケと交流する能力を得て、オバケがこの世に残した思いを叶える中で、さまざまな人生を垣間見て少し成長していく話ですが、私たちが75年にわたり創り続けてきた人形劇は、モノに思いを託し、ドラマを生み出そうとするものです。その人形たちそれぞれに想いがこもっているのです。人形たちに願いがあるとすれば、それを叶えてあげられるのは私たち。人形にとって一路のような存在であるとも言えます。ひとみ座75周年記念公演「花田少年史」はそんな私たちの想いも反映させた演出となっています。人が人といることで前に進める、これがこの公演のテーマです。公演概要人形劇団ひとみ座 創立75周年記念公演『花田少年史』公演期間:2024年3月26日 (火) ~2024年3月31日 (日)会場:川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場(神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1)■公演スケジュール2024年3月26日(火)18:3027日(水)10:30/14:3028日(木) 10:30/14:3029日(金)10:30/14:3030日(土) 10:30/14:3031日(日) 10:30/14:30※開場は開演の30分前※上演時間:約2時間予定(休憩含む)■出演者荒木倫子伊東亮榎本トオル岡野洋子金子優子齋藤俊輔佐伯左京佐藤綾奈篠崎亜紀末永快鈴木文鈴木裕子高橋奈巳田川陽香友松正人鶴田理紗照屋七瀬冨木義之西田由美子深澤まりあ松島麗松本幸子松本美里森下勝史やなせけいこ蓬田雅代 龍蛇俊明(五十音順)■スタッフ脚本/中村孝男・西田由美子演出/中村孝男人形美術・衣装デザイン/伊東亮舞台美術デザイン/小川ちひろ作曲/庄子智一照明プラン/石川哲次音響プラン/遠藤宏志(アコルト)舞台監督/勝又茂紀・森下勝史演出助手/花岡沙織演出協力/松本美里美術進行/小倉悦子歌唱指導/片桐雅子宣伝美術/小川ちひろ制作/石川哲次■チケット料金前売大人:4,500円前売子ども:2,500円(全席指定・税込)※当日券は各500円増し※全席指定子ども料金は4才~高校生まで※3才以下膝上観劇無料 お席が必要な場合は有料【主催】人形劇団ひとみ座【後援】川崎市市制100周年記念事業・全国都市緑化かわさきフェア実行委員会【提携】川崎市アートセンター【助成】文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援)) 独立行政法人日本芸術文化振興会人形劇団ひとみ座人形劇団ひとみ座は、創立75周年を迎えた、神奈川県川崎市の人形劇団です。1948年の創立以来、幼稚園・保育園・小学校・中学校、公立文化施設や子ども劇場での公演など、全国の子ども達を対象に公演活動を続けています。児童演劇や人形劇の各フェスティバルにも積極的に参加したり、大人に向けた人形劇作品も含む、豊富で多様性に富んだ作品群を生かした主催公演も頻繁に行うなど、全国の皆様に人形劇を観ていただくための活動を続けています。大人に向けた作品としては、シェイクスピア戯曲にも果敢に挑戦し、60周年記念を跨いだ企画として、「リア王」「マクベス」「テンペスト」の『シェイクスピアシリーズ三部作』を発表。その他にも、日生劇場プロデュースの人形劇公演に、2005年より出演や人形製作で継続的に参加するなど(2021年「ひなたと月の姫」人形美術・出演)、(2023年「せかいいちのねこ」人形美術・出演)人形劇の新しい表現に挑戦し続けています。今後も当劇団は精力的に新作公演の制作に取り組み、人形劇の魅力を広く発信してまいります。〈これまでの主な活動〉テレビ「ひょっこりひょうたん島」「伊賀の影丸」「ネコジャラ市の11人」など映画「おおあなむちの冒険」など受賞神奈川文化賞(1983年)、川崎市文化賞(1983年)舞台「リア王」「夏の夜の夢」「マクベス」「ロミオとジュリエット」「テンペスト」「ズッコケ三人組」「長くつしたのピッピ」「ふたりはともだち」「マウイ・チキチキ」「ズッコケ時間漂流記」「ゲゲゲの鬼太郎」「弥次さん喜多さんトンちんカン珍道中」「美女と野獣」「賢治のカバン」「岸辺のヤービ」「はれときどきぶた」「どろろ」「9月0日大冒険」「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」「シュレミールと小さな潜水艦」など 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月06日人形劇団プーク主催、『霧と風からきいた話/ひとまねアヒル』が2024年2月3日 (土) ~2024年2月25日 (日)にプーク人形劇場(東京都渋谷区代々木2-12-3)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 人形劇団プーク公式ホームページ 人形劇団プーク公式X(旧:Twitter) 宮沢賢治の童話の世界を人形劇で。「ありときのこ」と「鹿踊りのはじまり」の二本からなる『霧と風からきいた話』は抒情的でありながらユーモラスな作品。懐かしい風景と幻想が混じり合い、美しい余韻が残ります。 『ひとまねアヒル』は会場中が笑いと驚きに包まれる人気作。見るものすべて欲しくなる欲張りなアヒルは、白鳥の長い首やペリカンの大きなくちばしなど次々と自分のものにしていきますが…人形劇ならではの自由奔放な表現をお楽しみください。『霧と風からきいた話』「ありときのこ」朝早い森の中。小さなアリンコの兵隊たちが、見張りをしています。突然白く光るあやしい物体が現れ、みるみる大きくなっていき…兵隊たちは大あわて!「鹿踊りのはじまり」山へきのこを採りに出かけた嘉十(かじゅう)が出会ったのは、4匹の鹿たちです。嘉十が置いた栃の実のおだんごに興味津々の鹿たちですが、そばには妙な忘れ物があり…『ひとまねアヒル』すてきな風船を手に入れた元気なアヒル。白鳥の長い首や、ニワトリの赤いトサカ、ツルの細い脚など、次々と欲しくなります。風船と取り替えっこする度に…あれ?あれ?人形劇団プークとは1929年創立の日本で最も歴史ある現代人形劇団。現代人形劇の確立と発展に長年寄与し、数々の表現技法を生み出す。2024年には創立95周年を迎える。全国各地での公演の他、1958年の国際人形劇連盟(ウニマ)日本支部の立ち上げ以降、海外交流も活発に行い、共同制作・招聘公演・海外フェスティバルへの招待参加など実績多数。1971年には日本初の常設人形劇場としてプーク人形劇場を建設、2021年に50周年を迎えた。新宿を拠点に年間約300回の「人形劇団プーク」子ども向け公演や定期的に行われる大人向け公演の他、毎年世界の優れた人形劇を紹介する「世界の人形劇シリーズ」をはじめ、伝統人形劇の紹介や映画会、講演会、あかちゃんcafe 等々、日本の人形劇センターとして現在も活動の幅を広げている。また、プークのテレビ部門「スタジオノーヴァ」も2020年に50周年を迎え、NHK教育テレビ「いないいないばあっ!」「ざわざわ森のがんこちゃん」や三谷幸喜脚本「シャーロックホームズ」など、多岐に渡る映像に特化した人形劇も手がけている。公演概要『霧と風からきいた話/ひとまねアヒル』公演期間:2024年2月3日 (土) ~2024年2月25日 (日)会場:プーク人形劇場(東京都渋谷区代々木2-12-3)■出演者岡本和彦、大橋友子、原山幸子、山越美和、佐藤翔太■スタッフ『霧と風からきいた話』原作/宮沢賢治(「ありときのこ」「鹿おどりのはじまり」より)脚色/川尻泰司演出/岸本真理子美術/坂上浩士音楽/秋岸寛久音響効果/鬼沢洋子『ひとまねアヒル』原作/ステーエフ(偕成社刊「ひとまねがちょう」より)文/西郷竹彦脚色/野田牧史演出プラン/早川百合子演出/岡本和彦美術/佐久間弥生音楽/平岩佐和子【共通スタッフ】照明/阿部千賀子舞台監督/岡本和彦制作/井上幸子■公演スケジュール2024年2月3日(土)10:30/14:002月4日(日)10:30/14:002月10日(土)14:002月11日(日)10:30/14:002月17日(土)10:302月18日(日)10:30/14:002月23日(金)10:30/14:002月24日(土)10:30/14:002月25日(日)10:30/14:00※開場は、開演の30分前です。■チケット料金全席自由:3,300円(税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月02日下北沢で毎日、違う国の人形劇を上演するほか、アーティストによるレクチャーやワークショップ、子ども向け無料上演会など、人形劇のイベントも実施する。特定非営利活動法人 Deku Art Forum主催、「第一回下北沢国際人形劇祭」が2024年2月21日 (水) ~2024年2月27日 (火)にザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1-45-15)などで開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 人形劇の新しさを知る一週間、「下北沢国際人形劇祭」にようこそ!「人形劇」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?人形劇は、(日本ではあまりそう思われていませんが)とても民主的で、フレッシュなアートです。人形劇はたった一人で、狭い部屋の中で、あり合わせのもので始めることができます。そしてうまくいけば、何百人もの観客の心を動かすことができます。ちょうどボサノバが、小さなアパートの一室でボソボソと歌うブラジルの若者たちによって始まり、一大潮流を作ったように。「下北沢国際人形劇祭」では、アイルランド・イギリス・スロヴェニア・チェコ・ドイツ・米国の各地に生きる若者たちが創った、とがっていて面白い人形劇の数々を、下北沢のクールな空間で観ることができます。人形劇は、演劇・美術・音楽・ダンス・サーカスなどと交わりつつ、独自に発展してきました。人形劇は何世紀も前から今に至るまで、社会や政治に対するラディカルなメッセージを伝える媒体です。このフェスティバルにかかわる人形劇は、パンクであり、フェミニズムであり、反全体主義であり、反権威主義です。人形劇の世界にあふれる新しいアイディアと批判精神は、既存のすべてに飽き飽きしている人の助けになるかもしれません。2024年2月21日(水)~27日(火)の下北沢での1週間。ザ・スズナリでは、毎日、違う国の人形劇を上演。屋外公演や、子ども向けの無料上演会もあります。アレイホールは、アーティストを囲んでの「朝ごはん会(Breakfast Puppet Club)」の会場となります。人形劇のレクチャーやワークショップも開催します。誰でも寄稿できるデイリージャーナルも発行します。演じる人、観る人、手伝う人……みんながひとりの「人形劇人」として出会う、国際的で草の根的なフェスティバルをぜひ、おたのしみください。プログラム◇ 2月21日(水) 17:30~/20:00~会場:ザ・スズナリ『犬の生活』 Teatro Matita(スロヴェニア)チャペック『犬の生活』を題材にしたオブジェクトシアター。人間にシッポを踏まれるたびに、ダーシェンカは「犬の生」というものを実感していた。第二次大戦前、イデオロギーの台頭に立ち向かった人々が得たのもまさしく「犬の生」だった。ダーシェンカの生と、チャペックの生が交錯する。小さなもの、傷つきやすいものに対する詩的態度と、真実の名の下に幾度も独断を押しつけるメディアの喧騒との対比を、オブジェクトシアターならではの手法で描き出す。作・演出・音楽・出演: Matija Solceドラマトゥルギー:Ariel Doron, Sara Evelyn Brown制作:Teatro Matita & MCLU Koper言語:ほぼノンバーバル、若干の英語あり(日本語字幕) 推奨年齢:15才以上上演時間:60分【Teatro Matita】スロヴェニアスロヴェニアの首都リュブリャナの公立人形劇場の首席演出家でありながら、ソロのパフォーマーやミュージシャンとしても活躍。オブジェクトと音楽の取り合わせの巧みさに定評。東欧圏を代表する若手人形劇人の一人。 ◇ 2月22日(木) 16:00~/19:00~会場:ザ・スズナリ『STICKMAN(棒人間)』 Darragh McLoughlin(アイルランド)ステージには一人の男と一本の棒が置かれている。背景には大きなフラットスクリーンTBV。画面には「男 / 棒」と表示されている。まるで、人間が目の前の舞台をどう見るべきか、スクリーンがいちいち指示しているかのようだ。時間とともに男と棒は形を変え、それぞれある種の独立性を得るようになる。その間、常にスクリーンは私たちに何を見るべきか教えてくれるが、はたして私たちは、それ以外のものを見ることができるだろうか。作・演出:Darragh McLoughlin出演:Darragh McLoughlin ほか言語:ノンバーバル(演出上の日本語・英語ディスプレイ表示あり)推奨年齢:10才以上上演時間:45分【Darragh McLoughlin】アイルランド/ドイツフィジカルシアターやニューサーカスのバックグラウンドを持つが、近年人形劇界でも高い注目を集めている、新進気鋭のアーティスト。オブジェクトについての優れたコンセプトと、それを具現化するだけの身体的技術がある。 ◇ 2月23日(金・祝) 15:00~/19:30~会場:ザ・スズナリ上演時間:[作品① 40分] [作品② 20分] 間に30分間の休憩あり計90分ダブル・ビル(二作品併演)ーハンドパペットの現在地ー人形劇の源流であるハンドパペットは、今もシーンの最前線を走っています! 伝統と現代の交錯を目撃する、ダブル・ビル(二作品併演)公演です。[作品①] 『Kašpárek and Co.』Divadlo Alfa(チェコ)カシュパーレクにとっても仕事と育児の両立は簡単ではない。しかも家には死神もいて......。チェコを代表する公立人形劇場、Divadlo Alfaによる2023年の新作。主人公「カシュパーレク」は、イタリアのプルチネッラに端を発し、欧州が共通して持つ民衆人形劇のキャラクター。民衆人形遣いの熟練芸を生かしつつも、主題と演出はあくまで現代的。現代の家庭に共通する小さな悩みとおかしみを描き出した、子供から大人まで楽しめる作品。作・演出:Blanka Josephova Lunakova美術:Ivan Nesveda音楽:Michal Vanis出演:Blanka Josephova Lunakova, Martina Hartmannova, Tomáš Jeres言語:ノンバーバル推奨年齢:5才以上上演時間:40分【Divadlo Alfa】チェコチェコは公立人形劇場が13もあるが、その中でも三指に入る、チェコ人形劇界のトッププレイヤー。東欧圏の伝統人形劇の技法的慣習を保持しつつ、独自のポエジーとユーモアとデザインを備えた現代的作品を作る、という離れ業をやってのけている。 [作品②] 『Boxed』Ariel Doron(ドイツ)その卓越した技術と鋭い社会性によって人形劇界の若手スター的存在であるAriel Doronの最新作。パンデミックの真っ最中に制作され、オンライン版と舞台版の両方とも、ヨーロッパ中の人形劇祭を席巻した。ある男が自宅隔離中、Amazon.comから、いつものように段ボール箱が届く。商品名は「友達」。箱を開けるとリアルな人間の手の形をしたオブジェクトが入っている。孤独な主人公は、心通うオブジェクトの出現を喜び、「友達」として愛でるが、次第にその予測不能の暴走に巻き込まれていく。作・演出:Ariel Doronドラマトゥルギー:Tobias Tönjes制作:Erlangen Figurentheater Festival, The Hanut 31 Theater & Gallery (Tel Aviv), FITZ! Figurentheater Zentrum言語:ノンバーバル推奨年齢:10才以上上演時間:20分【Ariel Doron】ドイツイスラエル版エルモ役に弱冠20歳で抜擢された後、マペット等既存の人形に留まらずあらゆる玩具・オブジェクトの動き・ふるまいを独自に探究。ベルギーのオブジェクトシアターの第一人者Agnès Limbos等に師事。現代オブジェクトシアターを代表する一人。 ◇ 2月24日(土) 17:00~/20:00~会場:ザ・スズナリ『KAR』 DAMUZA + Fekete Seretlek(チェコ/スロヴェニア)トルストイ『アンナ・カレーニナ』をモチーフにしたオブジェクトシアター。葬儀の晩餐会へ訪れた弔問客(=観客)にはウォッカが振る舞われる。グラスの音がメロディーに変わり、ティーカップはロシア宮廷舞踊を踊りはじめ、気がつけば観客はアンナ・ カレーニナの物語の登場人物になっている。アコーディオン、パーカッション、バイオリン、チェロ、コントラバスと歌声にのせて、机上のオブジェクトの予想もつかない動き・振る舞いが、故人の人生を次第に明かしていく。演出・音楽:Matija Solce舞台装置:Marianna Stránská出演:Pavol Smolárik, Anna Bubníková, Jiří N. Jelínek, Ivo Sedláček, Matija Solce, Jan Meduna言語:英語・チェコ語(日本語字幕)推奨年齢:15才以上上演時間:60分【DAMUZA】チェコ/スロヴェニアDAMUZAは、プラハ芸術アカデミー出身者に創造の場を提供するプロダクション・ユニット。アカデミー出身の著名芸術家と、若い卒業生とを結びつけ、若い世代にアピールする作品を作り続けている。今回は楽団 Fekete Seretlek(東欧圏を代表する民俗音楽祭「Colours of Ostrava」受賞者)と共に出演。 | ◇ 2月25日(日) 16:00~/20:00~会場:ザ・スズナリ『The Table』 Blind Summit(イギリス)文楽に影響を受けたという三人遣い人形(ただし段ボール製)一体と、何の変哲も無いテーブル一台。舞台にあるのはそれだけ、しかし史上屈指の傑作として現代人形劇界を席巻した有名作品。英語圏の人形劇人でこの作品を知らなかったらモグリとされる。Tommy CooperとEddie Izzardを足して二で割ったような哲学者兼コメディアンである主演の人形「モーセ」は、「これまで人間が地球上で目にした中で最も面白い段ボールの塊」だとの評あり。「現代人形劇トップ5のひとつ」—— Sunday Telegraph作・演出:Blind Summit人形美術:Nick Barnes音楽:Lemez and Friedel出演:頭 Mark Down/腰 Sean Garratt/足 Fiona Clift言語:英語(日本語字幕)推奨年齢:15才以上上演時間:70分【Blind Summit】イギリス2012年ロンドン五輪開会式で活躍した巨大人形を製作・操作したり、イギリス国立歌劇場やニューヨークMETなどから委嘱を受けて人形遣いとして出演したり、イギリスきっての著名人形劇団。人形と人形遣いのインタラクションについて、観客の先入見を打ち破る驚きの作品を作り続けている。 ◇ 2月26日(月) 17:00~/20:00~会場:ザ・スズナリ『REUNION』 MEHEDAHA(チェコ)チェコの伝説的なオルタナティヴ・シアターグループ「MEHEDAHA」が、このフェスティバルのために30年ぶりに再結成! リーダーのペトル・ニクルによれば、この作品は「非言語的な夢幻劇」あるいは「夢のようなタブロー」。舞台の後方ではあらゆるオブジェクトが登場するマリオネットが夢幻へと誘う一方、前方では小さなロボットの自律的動きが常に知覚を刺激する。「人形劇」の二つの極を同時に呈示しつつ、それぞれの限界について再考を促す。作・演出:Petr Nikl出演:Petr Nikl, František Petrák, Tomáš Absolon, Tomáš Volkmer言語:ノンバーバル推奨年齢:15才以上上演時間:50分【MEHEDAHA】チェコチェコを代表する現代美術家、ペトル・ニクル(Petr Nikl, 1960-)を中心とした芸術家集団。民主化する前の1985年に結成され、現代に至るチェコのオルタナティヴ・シアター・シーンに多大な影響を与えた。下北沢国際人形劇祭のために30年ぶりに再結成される。 ◇ 2月27日(火) 15:00~/18:30~会場:ザ・スズナリ『道化恐怖症』 Opposable Thumb Theatre(イギリス)ヨーロッパ中どこでも観客を恐怖と爆笑の渦に陥れたヒット作品。現代的で優れた作品を数多く生み出している、ノルトラント・ヴィジュアル・シアター(ノルウェー)によるプロデュース。高級料理からチェーンソーまであらゆるものが段ボールでできた虚構世界から、二人の道化がなんとか抜け出そうともがくが、邪悪な人形「ポコ」に捕まってしまう。逃げ出すには、間抜けな観客をだまして身代わりにするしかない・・・・・・。人形を操りながら人形に操られる、それを可視化する技術が卓越している。人形劇史上屈指のスラップスティック・ホラー・コメディ。演出:John Nicholson脚本:Dik Downey, Adam Blake, John Nicholson出演:Dik Downey, Adam Blake美術:Dik Downey, Emma Powell言語:英語(日本語字幕)推奨年齢:15才以上上演時間:75分【Opposable Thumb Theatre】イギリスパンク的、破壊的な人形劇カンパニー。高い人形劇操演のテクニックのみならず、クラウンやフィジカル・シアターの技術もある。「作品の中心にいるのは、ウィットに富み、傷つきやすさに満ちた、寛大で熟練した2人のパフォーマーだ。見ていて飽きない二人だ。」—— Total Theatre 開催概要「第一回 下北沢国際人形劇祭」公演期間:2024年2月21日 (水) ~2024年2月27日 (火)会場:ザ・スズナリ(東京都世田谷区北沢1-45-15)、下北沢アレイホール、下北線路街 空き地、BONUS TRACKほか■公演スケジュール2月21日(水) 17:30/20:00『犬の生活』 Teatro Matita(スロヴェニア)2月22日(木) 16:00/19:00『STICKMAN(棒人間)』 Darragh McLoughlin(アイルランド)2月23日(金・祝) 15:00/19:30ダブル・ビル(二作品併演)ーハンドパペットの現在地ー [作品①]『Kašpárek and Co.』 Divadlo Alfa(チェコ)/[作品②] 『Boxed』Ariel Doron(ドイツ)2月24日(土) 17:00/20:00『KAR』 DAMUZA + Fekete Seretlek(チェコ/スロヴェニア)2月25日(日) 16:00/20:00『The Table』 Blind Summit(イギリス)2月26日(月) 17:00/20:00『REUNION』 MEHEDAHA(チェコ)2月27日(火) 15:00/18:30『道化恐怖症』 Opposable Thumb Theatre(イギリス)★初日:17:00よりオープニングセレモニーあり。※受付開始・入場整理券配布:各回の開演90分前より※入場(客席へのご案内)開始の時刻は、演目による。「直前」の場合あり。詳しくは会場に掲示。※公演スケジュール詳細は公式ページにてご確認ください。■チケット料金U-25:2,000円一般:4,200円パトロネス・パス:35,000 円(全席自由・税込)※U-2525歳以下。予約を受け付け「観劇当日に会場でチケットお渡し/精算」※パトロネス・パス各演目×1回ずつの観劇券、その他記念グッズプレゼント※「パトロネス・パス」、「U-25」は主催団体にお問合せください。SIPFチケットセンターmail: ticket@sipf.jp tel:070-4135-6744■スタッフ企画 & 統括:山口遥子 Yoko Yamaguchi、安藤僚子 Ryoko Ando、ヤクブ・ホラ Jakub Hora広報:天田泉 Izumi Amada制作: 星幸恵 Sachie Hoshiグラフィック:福岡南央子 Naoko Fukuoka写真:間部百合 Yuri Manabeウェブサイト:江口信之 Nobuyuki Eguchi■クレジット第34回下北沢演劇祭参加作品主催:特定非営利活動法人 Deku Art Forum共催:ザ・スズナリ、下北沢アレイホール後援:駐日スロヴェニア共和国大使館、NPO法人日本ウニマ(国際人形劇連盟)助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】、文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(国際芸術交流支援事業))|独立行政法人日本芸術文化振興会、 公益財団法人関西・大阪21世紀協会日本万国博覧会記念基金事業、EU・ジャパンフェスト日本委員会、Culture Ireland、Nordland Visual Theatre、 ゲーテ・インスティトゥート協力:チェコセンター東京 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年01月26日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。イラスト:エトラちゃんは見た!ロッカーに不気味な人形が…学校が終わり、主人公は友人と一緒に帰ろうとしていました。するとロッカーを開けた友人が驚きの声を上げます。驚く友人出典:エトラちゃんは見た!主人公も見てみると…出典:エトラちゃんは見た!中には不気味な人形が出典:エトラちゃんは見た!ここでクイズこの後、主人公たちは“あるもの”を見てさらにゾッとします。一体何を見たのでしょうか?ヒント!主人公たちは人形の背中を見たようです。人形の背中にメモが…出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「『貴女の子』と書かれたメモ」でした。主人公は「先生に言ったら?」と提案しますが、友人は「大丈夫」と言います。しかしその日を境に友人の様子がおかしくなり、どんどんやつれていったため、主人公は友人を心配するのでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(愛カツ編集部)
2024年01月15日新国立劇場バレエ団 2023/2024シーズン『くるみ割り人形』が、12月22日(金) に東京・新国立劇場 オペラパレスで初日を迎えた。新国立劇場バレエ団では、少女クララがクリスマスに見た夢と冒険を通して成長する姿を描くイーグリング版を2017年より上演。まさに夢の中の浮遊感を表すような複雑なリフトが多く用いられ、主役から群舞まで高度なパートナリングや多彩なステップで魅せる新国立劇場バレエ団ならではの舞台で、新国立劇場の冬の風物詩として多くの人に愛されている。公演期間は2024年1月8日(月・祝) までで、全17公演が予定されている。<公演情報>新国立劇場バレエ団 2023/2024シーズン『くるみ割り人形』振付:ウエイン・イーグリング音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー指揮:冨田実里 ほか管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団合唱:東京少年少女合唱隊出演:新国立劇場バレエ団公演日程:2023年12月22日(金)~2024年1月8日(月・祝) 東京・新国立劇場 オペラパレスチケット情報:()公式サイト:
2023年12月25日犬用のおもちゃといえば、噛むと音が鳴るぬいぐるみやボール、引っ張り合いができるロープなどいろいろなものがあります。愛犬がどんなおもちゃを好むのかは、実際に与えてみないと分かりませんよね。ドッグトレーナーのシャナン(chancethepupper)さんの愛犬であるゴールデンレトリバーのチャンスくんには、お気に入りのおもちゃがあるそうです。それは、クリスマスの帽子をかぶったキュウリのピクルスの人形。チャンスくんは子犬の頃から、このピクルスの人形をどこへ行くにも持ち歩いているといいます。2023年11月、シャナンさんはペット用品店であるものを発見。なんと、キュウリのピクルスの大きな人形が売られていたのです。シャナンさんは迷わず購入し、家に帰ると早速チャンスくんにその大きなピクルスの人形をあげました。さて、チャンスくんの反応は…こちらをご覧ください!@chancethepupper If someone finds a bigger pickle lmk @Petco #christmasdog #goldenretriever #dogtoys ♬ Rockin' Around The Christmas Tree - Brenda Lee大きなピクルスの人形をくわえて、すぐさま遊び始めたチャンスくん。ブンブンと振っているしっぽから、チャンスくんの興奮が伝わってきます。するとシャナンさんのこの動画に対して、「うちの近くの店には巨大なのがあるよ」というコメントが寄せられたのだとか。そこで彼女は翌朝その店に行き、前日に買ったものよりさらに大きなピクルスの人形をゲットしました!巨大なピクルスの人形を見たチャンスくんは喜んでくれたのでしょうか…!@chancethepupper Replying to @Kordeee the big pickle pupdate #christmaspickle ♬ Rockin' Around The Christmas Tree - Brenda Leeチャンスくんは自分の体と同じくらいのピクルスの人形に抱きついたり、噛みついたりして大興奮!サイズが大きくなっても、チャンスくんはピクルスの人形がやはり大好きなのですね。ちなみに、子犬の頃から一緒に過ごしてきた小さなピクルスの人形も、変わらずお気に入りなのだそうです。これらの動画には、幸せそうなチャンスくんの姿に感動した人たちから多くのコメントが寄せられました。・チャンスくんの嬉しそうな姿を見て泣けてきた!よかったね。・あなたは彼を世界一幸せな犬にしてあげたね。・かわいい!これでピクルスファミリーの完成だ。チャンスくんはおもちゃを強く噛むことはしないため、子犬の頃から遊んでいる小さな人形は今でもきれいなままなのだそう。新しく買ってもらった大きな人形も、きっとチャンスくんは大切にするでしょう。言葉で何が欲しいかを聞くことができないだけに、あげたおもちゃを愛犬が喜んでくれたら、飼い主さんはとても嬉しいはず。少し早いクリスマスプレゼントをもらって幸せそうなチャンスくんの姿は、多くの人たちを笑顔にしたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年12月21日SNSで人気を集めている『アグリーベイビーズ』という人形を知っていますか。いわゆるスクイーズ人形と呼ばれるもので、人形の中には細かい砂のようなものが入っており、低反発のような感触がクセになるおもちゃです。表面はゴムのような手触りなのですが、『アグリーベイビーズ』の特徴はなんといっても変幻自在に伸びること。上に引っ張ると、頭も体もビヨーンと伸びます。また、平たく潰すこともできますよ。このように、変形した姿がちょっと気持ち悪いけれど、なんだかかわいいとバズっている『アグリーベイビーズ』。しかし、子供用おもちゃとして入手した筆者は大きな壁にぶつかりました。戻し方が分からない…!頑張って手で整えてみてもボコボコしているし、「時間が経てば戻るのか?」と思い、放っておいてもまったく変化なし。「どうすればいいの?」と悩み、調べてみた結果、いくつか復元する方法がありました。『アグリーベイビーズ』のおすすめの戻し方調べたところ、どうやら以下の3つの方法が復元に効果的であることが判明。早速、変形した『アグリーベイビーズ』で試してみることにしました!1.ペシペシと叩く筆者はビヨーンと伸びた『アグリーベイビーズ』を、ぎゅーっと手で押さえつけていましたが、それよりもペシペシと叩くほうがいいようです。出っぱってしまった部分をペシペシ叩くと、元の形状に自然と戻っていきました。2.両手ですりすりする変形した『アグリーベイビーズ』を両手ではさみ、手のひらで人形を転がすようにすりすりとこすります。すると、あれよあれよと原型に戻っていきました。3.左右にパンパン投げるハンバーグ生地の空気を抜く要領で、右から左にパンパンと投げます。不思議なことに、投げているうちに元の姿に戻っていました。どの方法でも無事に元通りになって、ひと安心!ちょっと刺激を与えることで、中の砂のようなものが均等に整えられていくのかもしれませんね。筆者が入手した『アグリーベイビーズ』は全長約15cm。価格は税込み429円でしたが、サイズやメーカー、購入場所によって価格が違うこともあるようです。ものによっては本体の作りにもやや違いがあるそうなので、本記事で紹介した戻し方が通用しない可能性もあります。『アグリーベイビーズ』の戻し方に困っている人は、まずは紹介した3つの方法を試してみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年12月14日スターバックス リザーブ ロースタリー 東京から、京都・島田耕園人形工房とのコラボレーションによる干支や縁起物の御所人形「ジモト メイド プラス(JIMOTO Made +) 東山」が登場。2023年12月13日(水)に発売される。京都の老舗・島田耕園人形工房とコラボした御所人形日本各地に根付く伝統的なモノづくりの情熱を、スターバックス リザーブ ロースタリー 東京を拠点に発信する特別なグッズシリーズ「ジモト メイド プラス」。安政6(1859)年に創業以降した島田耕園人形工房とのコラボレーションによる御所人形(※)は、例年年末の発売を待ち望むファンも多い、ロースタリー 東京の風物詩のひとつだ。※御所人形(ごしょにんぎょう)かわいらしい幼児の姿の姿をモチーフにした、日本の伝統的な人形。そのルーツは平安時代にまで遡り、疫病を祓うための等身大の人形から、身代わりに災厄を引き受ける「ひとがた」へと転化し、子の無事を願う御所人形へと派生した。「JIMOTO Made+ 東山 干支置物辰」2024年の干支である辰のモチーフは、コロンとした愛らしいフォルムと凛々しい表情が特長の干支置物として登場。腰にはロースタリー 東京のシンボルである星のマークが描かれている。「JIMOTO Made+ 東山 干支土鈴福龍」また、同じく辰をモチーフにした土鈴もラインナップ。魔除けや縁起物として歴史のある土鈴は、古くから家庭の安全と幸せな時間を願うお守りのような存在。ぷっくりとしたフォルムの福龍が奏でる心地よい音色が、新年の到来をつげる。亀を持つ御所人形、プラチナ箔の招き猫このほか、不老長寿の象徴でもある亀を手にした御所人形「JIMOTO Made+ 東山 御所人形亀持ち」、商売繁盛の縁起物として愛される招き猫をプラチナ箔で彩色した特別な一品「JIMOTO Made+ 東山 招き猫白金」など、様々な縁起物が展開される。商品情報「ジモト メイド プラス 東山」発売日:2023年12月13日(水)※2023年12月13日(水)から31日(日)までの期間中は1人1商品につき1点まで、以降1人1商品につき10点まで購入可能。販売店舗:スターバックス リザーブ ロースタリー 東京
2023年12月10日国内外の観光客を対象にさいたま市の伝統産業である「岩槻の人形」の魅力や伝承技術についてPRし、市への誘客を促進することを目的として、岩槻を舞台としたアニメ「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」と「人形」をキーワードにコラボレーションしたイベントを、昨年度に引き続き開催します。今年は人形師の世界をより身近に感じられるような体験ができます!告知チラシ■開催日時令和5年12月9日(土曜日)・10日(日曜日) 午前11時から午後6時まで■会場KITTE地下1階 東京シティアイパフォーマンスゾーン(東京駅丸の内南口より徒歩約1分)■内容1. 岩槻の人形関連企画(1)人形の製作実演(午前11時から午後2時)岩槻の人形師による人形の製作実演を行います。出演予定者(岩槻人形協同組合)・12月9日:衣裳着人形株式会社鈴木人形 鈴木 章人 氏(面相書き)人形の飛鳥工房 飯塚 宗孝 氏(振り取り)・12月10日:木目込み人形鈴木人形 鈴木 利光 氏(面相書き)有松人形工房 有松 亮一 氏(木目込み・箔押)(2)製作体験ワークショップ(午後3時から午後5時)※参加費無料・定員あり・12月9日:面相書き体験講師 株式会社鈴木人形 鈴木 章人 氏・12月10日:木目込み体験講師 有松人形工房 有松 亮一 氏鈴木人形 鈴木 利光 氏(3)岩槻の人形関連展示昔ながらの手仕事で作られ、愛され続ける岩槻の人形。実際の人形や小道具を展示するとともに、その製作技術や工程もご紹介します。※人形の製作実演、製作体験ワークショップの時間や実施内容等の詳細は、決まり次第、市ホームページでお知らせします。2. アニメ「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」コラボ企画(1)アニメ聖地関連展示アニメに登場する岩槻の街並みを、アニメのカットとともにご紹介します。(2)キャラクター等身大パネルと写真が撮れるフォトスポット(3)アニメ複製原画の展示(4)オンラインくじ「くじ引き堂」の着せ恋オリジナルグッズの展示(5)オリジナルコラボ雛人形の展示「着せ恋ひな人形製作プロジェクト」により製作された雛人形を展示します。3. 謎解きLINEを使って会場内のヒントを手掛かりに、展示を楽しみながら、謎を解いていきます。■イベントの詳細について以下のホームページやSNSで随時お知らせします。・市ホームページ: ・Instagram : ・X(旧Twitter) : ■「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」について (アニプレックス公式ホームページ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月01日『人形遊び』は子供がよくする遊びの1つです。幼い子供が、かわいらしいぬいぐるみや人形に服を着せたり、食事を与えるふりをしたりなど、お世話の真似ごとをして遊ぶ姿は、ほほ笑ましいものですよね。5歳の息子さんと、2歳の娘さんを育てる、い大(@yasai_tabeyouna)さん。娘さんが人形遊びをする様子を見て、「誰でも分け隔てなくかわいがっている」と感じたそうです。X(Twitter)に娘さんが遊んだ後の『人形の姿』を投稿すると、10万件もの反響が寄せられました。怪獣が、プリンセスに変身…!ティアラとドレスを身にまとっていたのは、特撮番組『ウルトラマンシリーズ』に登場する、怪獣のレッドキング!悪役として知られるキャラクターも、娘さんの手にかかれば、すっかりメルヘンで乙女チックな装いになりました。心なしか、レッドキングが照れているようにも見えてしまい、笑いが込み上げますね。写真を見た人たちからは「笑った。遊び方が100点満点!」「センスがいい。レッドキング、似合っているぞ」「レッドキングがかわいくなる世界線があるとは」などの声が上がっていました。人形遊びの固定観念を覆す、娘さんの遊び方は、多くの人に優しい気持ちと笑顔を届けました![文・構成/grape編集部]
2023年11月17日チャイコフスキーの音楽による『くるみ割り人形』は、クリスマスの夜の夢の物語を描いた古典バレエの傑作。クリスマスが近づくと、世界各地の劇場でさまざまなヴァージョンが上演されるが、新国立劇場が2017年より上演しているウエイン・イーグリング振付の舞台は、大掛かりで立体的な舞台装置、質の高い踊りの連続、説得力あるストーリー展開などで多くの観客の人気を得ている。この舞台に主演する新国立劇場バレエ団プリンシパルの木村優里、渡邊峻郁に、『くるみ割り人形』、またイーグリング版でしか味わうことのできない魅力について、話を聞いた。ひとりの少女が成長していく姿がしっかり描かれているところも魅力──2017年のバレエ団初演以来ずっと、木村さんは主人公のクララ/こんぺい糖の精を、また渡邊さんはドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子役を演じてこられました。毎年おふたりで一緒に舞台を重ねてきたことで、取り組み方に変化を感じたり、新たに気づいたりしたことはありますか。木村踊れば踊るほど、イーグリング版『くるみ割り人形』の見どころや奥深さを、より色濃く表現できるようになってきたのではないかと思っています。初めて取り組んだときは本当に驚くほどハードで、いや、もちろんいまもハードですが(笑)、回を重ねるごとにたくさんの気づきがあり、少しずつ進化していると感じています。Photo by Yumiko Inoue渡邊踊り手にとってハードだからこそ見応えある踊りになるのかなと思いますし、男性の主役がここまで踊る『くるみ割り人形』のヴァージョンは珍しいと思います。クララだけでなく、王子もしっかりフォーカスされている。やりがいがあります。Photo by Yumiko Inoue木村聞いたことのある曲がたくさんあると思いますので、初めてバレエを観るという方にもぜひおすすめしたい作品です。とくにイーグリング版は、一つひとつの踊りの質の高さももちろんですが、ひとつのストーリーとして、ひとりの少女が大人への憧れを抱き、成長していくという姿がしっかりと描かれているということも大きな魅力です。クリスマスのパーティーで出会った年上の男性に一目惚れするも、やっぱり年の差があって、「かわいいね」としか見てもらえない。そんな彼と、理想の女性になった自分がふたりで踊るのですから、甘酸っぱいですよね。「そういう時代が自分にもあったな」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんし、どの世代の方にも、共感していただけるのではないかなと思います。──誰もが耳にしたことがあるであろうチャイコフスキーの音楽も本当に素晴らしいですが、とくに印象に残る、お気に入りの曲はありますか。木村私がとくに好きなのは、序曲ですね。踊るための音楽ではないのですが、クリスマスのワクワク、ドキドキする雰囲気がすごくよく表現されていると思うんです。しんしんと雪が降っている様子とか、街中のお店がライトアップされてプレゼントが並んでいる光景とか──子供の頃を思い出します。撮影:瀬戸秀美渡邊僕は、第1幕の雪のパ・ド・ドゥの音楽が一番好きです。音楽が盛り上がっていくにつれてリフトもさらに難しくなってきて、それが滑らかに繋がっていく。どんどん上がっていく感情は、まるでジェットコースターのよう! 憧れの男性が目の前に現れたときのクララの気持ちの高まり、それが爆発する場面だと思うので、大事にしたいなと思っています。木村このパ・ド・ドゥには、まるで氷の上を滑るアイススケートのような振りがあるんです。まさにイーグリングさんならではの振付だといえます。渡邊後半に登場する、スペイン、アラビア、中国などの各国のダンサーたちも、ひとつずつの踊りの質がしっかり確立されていて、それぞれに特徴的。こういった場面もすごく見応えがあります。1年の終わり、そして始まりにも『くるみ割り人形を』──大掛かりで立体的な美術も圧巻ですね。木村たとえば巨大な気球が出てきたりダイナミックな舞台転換があったりして独特です。演出の部分でも、くるみ割り人形と対決するねずみの王様も、ちゃんとパーソナリティが確立されているのが面白いんです。茶目っ気があって、でもちょっと怖くて気持ち悪い(笑)。そこがとても好きですね。またコール・ド・バレエ(群舞)も、見応えがあると思います。撮影:瀬戸秀美撮影:瀬戸秀美渡邊とくに終盤に登場する「花のワルツ」はすごいですよ。まさに花が咲き乱れる感じです。木村列を揃えてポーズをして、というだけでなく、皆がソリストと同じように複雑な振付を踊りつつ、かつ揃っているのがすごいんです。渡邊女性を支えている男性のサポートも難易度が高い! 大勢いる中の一組だけに注目して見ると、かなり難しいことをしているのがわかります。しかも舞台裏では皆、走っています(笑)。一度舞台から引っこんでも、また次の場所に急いで向かわなければいけない。僕らはその後に大きな出番が控えているので、舞台袖でウォーミングアップしながら、『これから始まるな』と思って見ているんです。撮影:瀬戸秀美──それに続くのが、こんぺい糖の精になったクララと王子によるグラン・パ・ド・ドゥと呼ばれる踊りですね。主役ふたりの踊りに、それぞれのヴァリエーション(ソロ)を含む、古典バレエならではの華やかな場面ですが、その見どころ、魅力を教えてください。渡邊「花のワルツ」で完全に盛り上がったところから、急に静かになり、荘厳な雰囲気で始まるんです。これは主役が出てくるな、という感じになると思います(笑)。ただし、僕らダンサーにとっては大変な踊りで、それまでに踊られるパ・ド・ドゥとの差をしっかりと見せて踊っていく必要があります。というのも、第1幕、第2幕冒頭に登場するパ・ド・ドゥとでは、踊りの質が全く違い、まさにクラシックの王道の踊りなのです。木村アカデミックな踊りということですね。より制約が多い踊りだからこそ、美しさがあるのではないかと思います。渡邊派手なテクニックではないけれど、ちょっとした身体のひねりとか、脚を上げるにしても目一杯高くではなく、ちょっと抑えた高さで上げるからこその美しさ、ですね。そこにクラシックならではのエッセンスというか、薫ってくるものがあると感じています。これぞ“ザ・クラシック”、ですね。木村しかもイーグリング版は、他のヴァージョンの振りと比べてさらに多くの振りが詰め込まれていますよね。撮影:瀬戸秀美撮影:瀬戸秀美渡邊イーグリングさんの要素が色濃く反映されたステップで攻めつつも、常にアカデミックなものに戻っていく。このヴァージョンはその両方を一度に味わえる、つまり“一度で二度美味しい”作品といえます。そういう意味では、現代の観客の方々にぴったりのヴァージョンなのではないでしょうか。木村それまでにもたくさんのハードな場面を踊って、疲れきった状況でグラン・パ・ド・ドゥにのぞむので、ダンサーにとってはまるでトライアスロンのよう(笑)。1年の終わりの、同時に1年の始まりの、大きな力試しになるとも感じます。撮影:瀬戸秀美──確かに、「1年の始まりも」、ですね。多くのバレエ団がクリスマス・シーズンに、あるいは年末までに上演することが多い『くるみ割り人形』ですが、新国立劇場では新年にも上演されますね。木村年明けの『くるみ割り人形』も、本当に多くの方々が観に来てくださって、驚きました。ロンドンの英国ロイヤル・バレエ団でも『くるみ割り人形』は新年まで上演していますよね。クリスマスの後にお正月、というのは日本の文化だけれど、欧米ではクリスマス自体がとても大きなイベントだということだと思うんです。渡邊初詣もいいけれど、新しい文化として「明けまして『くるみ割り人形』」という習慣を広めたいですね!──また、おふたりが主演される「ぴあスペシャルデー」の公演(12月29日)では、開演前や幕間にホワイエで生演奏が行われると聞いています。渡邊それは僕もホワイエに行きたいくらいです! 以前から、日本の劇場でも海外のクリスマス・マーケットみたいに楽しい空間を実現できたらもっといいよねって言っていたんです。撮影:瀬戸秀美木村クリスマスはやはり家族と一緒に過ごすイベントですから、ぜひ、家族連れで観に来ていただきたいですね。もちろん、デートでもいいし、おひとりでも! 多くの方々にこの舞台を楽しんでいただきたいと思っています。取材・文:加藤智子<公演情報>新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』振付:ウエイン・イーグリング音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー美術:川口直次衣裳:前田文子照明:沢田祐二出演:新国立劇場バレエ団指揮:冨田実里 ほか管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団合唱:東京少年少女合唱隊2023年12月22日(金)~2024年1月8日(月・祝)会場:新国立劇場 オペラパレス★ぴあスペシャルデー(貸切公演)開催!・2023年12月24日(日)13:00開演柴山紗帆(クララ/こんぺい糖の精)/速水渉悟(ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子)・2023年12月29日(金)13:00開演木村優里(クララ/こんぺい糖の精)/渡邊峻郁(ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子)当日はホワイエでのミニライブやメルマガ登録で抽選会参加など、さまざまなイベントを予定しております!チケット情報:公式サイト:
2023年11月10日株式会社柿沼人形は、同社の節句人形「itowa(いとわ)」の新シリーズとしてフランス、イタリアメイドのテキスタイルや、ヨーロッパをイメージさせるテキスタイルを用いた「旅するitowa」を発表いたしました。2024年の「旅するitowa」では、雛人形3商品、五月人形(兜)2商品を新作として限定数にて販売いたします。「旅するitowa」スペシャルページ: オンラインショップ: Instagram : X(旧Twitter) : Facebook : YouTube : 親王飾 柚々(ゆゆ)と生地柿沼利光がパリの街で出逢ったドレス用生地を人形の衣裳に使用。ドレス生地はチューリップの花畑をイメージさせるデザインになっています。パリの店にディスプレイされていた生地■旅するitowaのコンセプト(思い)itowaのプロデューサーである伝統工芸士・柿沼利光が、フランス、イタリア、ドイツなど欧州を旅するなかで、ふと目にした空、街に咲く花、そして赤ちゃんをくるむ一枚の布。それは日本で見るものとは違う色や形ではありましたが、その土地の人々の心を癒す自然の色であり、小さな子どもへの深い愛情を感じる布の色でした。節句人形は日本の文化ですが、わが子の健やかな成長を願う心は、世界共通。欧州を旅した時に心を動かされた空や花の色、一枚の布の色に思いを馳せ、世界中の子どもたちの健やかな成長を願って、新たにitowaに加えたのが“旅するitowa”シリーズです。旅するitowa ロゴ■これまでのitowa商品との主な違い・これまでは日本の伝統的な生地を生産する京都・西陣の生地を主として使用。・「旅するitowa」シリーズではフランス、イタリアメイドの生地やヨーロッパをイメージさせる生地を使用。・これまでよりも、より可愛らしさを演出するため、人形の目の比率をひと回り大きく変更。■商品概要親王飾 湖々(ここ)商品名:湖々(ここ)価格 :101,200円(税込)型番 :ha0512h017生地 :レッドとブルーのバラがプリントされた、イタリア製ジャージ生地サイズ:30×20×19センチその他:屏風は変わり二曲屏風(大小の丸は赤銅色の箔押し)親王飾 瑠々(るる)商品名:瑠々(るる)価格 :102,300円(税込)型番 :ha0512h016生地 :美しい数種類の糸が交差するイタリア製ツイード生地サイズ:30×20×16.5センチその他:天然木で作られた衝立には桜模様で春の訪れを表現親王飾 柚々(ゆゆ)商品名:柚々(ゆゆ)価格 :115,500円(税込)型番 :ha0512s018生地 :プロデューサー・柿沼利光がパリの街で出逢った、フランス製のドレス用生地金糸でチューリップのシルエットが縁取りされた優雅なデザインサイズ:30×20×33.5センチその他:飾り台が収納箱を兼ねた「収納飾り」屏風は二曲屏風で藍色のベースに桜と唐草の金彩を施した兜飾り 陽光(ようこう)商品名:陽光(ようこう)色 :紫価格 :68,200円(税込)型番 :ga05k1h004生地 :西陣の生地をヨーロッパを感じさせる配色にサイズ:30×20×22センチ特長 :飾り台はマーブル柄の紀州塗、屏風は二曲の金屏風兜飾り 光騎(こうき)商品名:光騎(こうき)色 :青価格 :113,300円(税込)型番 :ga05k1h011生地 :紋章をイメージさせる柄の西陣織の生地サイズ:30×25×31センチ特長 :兜の鍬形は天然木製、兜の緒は伝統工芸品の東京組紐エンジ色の屏風は二曲屏風のオリエンタルな模様は手描き杢目を際立たせた矢立には、宝来鈴を添えた【木目込人形とは】木目込とは、衣裳のひだや布切れの境となる部分に細い溝を彫り込み、そこに布を「きめこむ」ことからそう呼ばれています。発祥は、約270年前の元文年間(1736~41)の京都。通説によると、当時の上加茂神社の雑掌の高橋忠重という人が、余技で、神社の祭礼用の道具を作った余りで木彫りの人形を作り、それに神社の衣裳の残り裂を木目込んだのがはじまりといわれています。この人形は当時、加茂人形・加茂川人形・柳人形と呼ばれ、のちに木目込人形と呼ばれるようになります。木目込人形は江戸の発展と共に、京都から江戸に移り住んだ人形師により、「江戸風」に発達していきました。現代では、「江戸木目込人形」として経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定され、おもに東京・埼玉でつくられています。【柿沼利光】itowaの雛人形・五月人形の作者は江戸木目込人形の伝統工芸士、柿沼利光。25歳より人形師・芹沢英子、2代目・柿沼東光に師事し、技と感性を磨いてきた柿沼利光が、現代的な可愛らしさと本物志向の品格を追い求めてプロデュースしたのが、itowa~いとわ~です。衣裳の柄や色合わせはもちろんのこと、お人形のふっくらとしたお顔のシルエットを「優しさ」「愛しみ」「見守り」「包容」といったコンセプトに合わせて決定。またお人形の「眼」も、それぞれのコンセプトに合った表現とするなど、こだわり抜いたプロデュースを行なっています。【会社概要】商号 : 株式会社柿沼人形事業内容: 節句人形や木目込製品の製造・販売 所在地 : 東京都荒川区西尾久2-13-2(本社) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月01日マテル社が、実写映画『バービー』でライアン・ゴズリングが演じたケンをモデルとしたケン人形を発売することが分かった。同社がSNSで発表した。ライアン版ケン人形は、劇中でライアンが着ていた「I’m Kenough(ケン+イナフ…バービーのお飾りじゃない、自分自身の個性を発見したケンの意)」と刺繍されたタイダイ柄のパーカーを着用。頭に巻いているバンダナなど、ほかのアイテムも再現度が高い。顔については「ライアン・ゴズリングに似せて作った」という。価格は50ドル(約7500円)。配送日については「2024年10月31日またはその前に」とのこと。商品については「実写映画『バービー』で、自己発見をするケンを演じてくれたライアン・ゴズリングに感謝します。あの瞬間は、世界中の何百万人もの人にインスピレーションを与え、たちまち象徴的なものになりました」と説明されている。なお、タイダイ柄のパーカーは成人用の商品も販売されており、「今年のマストハブ」としてマテル社がケン人形と共にオススメしている。価格は60ドル(約9000円)。ライアン版ケン人形は、現在マテルのオンラインショップでプレオーダーを受け付けている。締め切りは現地時間11月14日。(賀来比呂美)
2023年10月31日友人や会社の同僚だけでなく、夫婦の間にも、何かしらの秘密はあります。まったくの他人に知られるより、配偶者に知られて非難されるほうが、怖い時もあるでしょう。しまだ(@simada108)さんは、ある秘密を抱えた夫が登場する創作漫画を描きました。夫は、なぜか届いた荷物の中身が妻にバレないよう、隠していて…。『不穏…寡黙な夫の言えない秘密!!』50歳の夫が購入していたのは、動物の人形とドールハウスで遊べるおもちゃ『シルバニアファミリー』!人形を集めて遊びたい気持ちがありつつも、妻の反応が怖くて、いい出せなかったのでしょう。しかし、夫の心配は無用でした!妻が夫のギャップに叫んだ「ラブリーすぎでしょ!」という言葉に、多くの人が賛同しています。・ギャップがすごいけど癒された。『シルバニアファミリー』は、かわいいから仕方ないね。・大人になってから本当に欲しかったものを買うこと、あります!・「ファンシーなものが好き」と堂々といえない気持ち…分かるな…。・私の夫も『シルバニアファミリー』の人形、欲しがっています。ひと昔前は、年齢や性別にふさわしいと思われる趣味以外だと、批判されることもありました。ネット社会となった現在では、いろいろな趣味の人がいることが周知されるとともに、『シルバニアファミリー』のファンが幅広いことも知られています!思っている以上に、あちこちの家庭に『シルバニアファミリー』の人形はある…かもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年10月09日やっと雨が降ったなーと思ったら、土砂崩れ情報が出るくらいの大雨でビビりました。みなさまこんにちは、かわベーコンです。夏休みが終わり、息子の髪の毛を切ってもらいに美容室に行きましたが、おしゃべりな息子が美容師さんに延々とゲームの話などをしていて楽しそうでした。彼の話に付き合ってくれてありがとうございました、美容師さん…。さて今回は、最近、よく見かけるようになった「ある人形」の話です。みなさんはご存知でしょうか。私もついこの前、見つけました。■変幻自在な人形なぜか子どもは洋服を脱がすことが多いですね…。好奇心が強いから、気になるのかもしれません。この人形はスクイーズなのかな? にぎにぎしたり、伸ばしたりできて、変幻自在なんですよね。そして、この人形の遊び方が動画で紹介されていて…。 ■なぜ赤ちゃんの形をしているのか!?叩きつけるのもそうだけど、握り潰すのも同じだよなぁ!? なぜ赤子の形をしているのか。ちょっと作り手のサイコみを感じてしまいます。ところで、私はまだ夏休みの体内時計が戻っておらず、なかなか昼間に元気が出ません。夏休み明けのパパやママは、みんな同じなはず。大丈夫! みんな私より頑張ってるからァ! 体大事にして! と、伝えたい母なのでした。
2023年09月15日渋谷区立松濤美術館で、「私たちは何者?ボーダレス・ドールズ」が開かれています。本展では、平安時代から現代までの日本のさまざまな人形を紹介。なじみのあるお雛さまやマネキン、リアルな生人形、さらに性を扱う人形など多彩な造形物が展示されています。会場の様子や学芸員さんのお話など、詳しくレポートします!ボーダーラインを飛び越えた人形が集結!「私たちは何者?ボーダレス・ドールズ」会場入り口【女子的アートナビ】vol. 304「私たちは何者?ボーダレス・ドールズ」では、民俗や考古、玩具、芸術など各ジャンルのボーダーラインを飛び越えた日本のさまざまな人形を展示。多様性をもつ人形をとおして、日本の立体造形表現の変遷を知ることができる展覧会です。本展を担当された松濤美術館学芸員の野城今日子さんは、本展の趣旨について次のように解説。野城さん人形にはさまざまな分野があり、表現方法も役割もすべて違います。ふだん、美術や芸術という枠組みで私たちは考えていますが、美術館に人形を並べてみると、「何が芸術なのか」と概念が揺さぶられるのではないでしょうか。人形の造形表現をとおして、カテゴライズできないところにも日本のモノづくり精神が宿るということをお伝えできればと思います。衝撃的な呪詛人形からスタート!《人形代[男・女]》平安京跡出土平安時代前期京都市指定文化財京都市蔵本展は10章構成。いくつか見どころをピックアップして、ご紹介していきます。第1会場(2階展示室)にある第1章では、考古や民俗資料としての人形を中心に展示。平安時代につくられた《人形代(ひとかたしろ)[男・女]》は、京都で出土したもので、人を呪い殺すためにつくられた人形です。本展のポスターにも使われています。野城さん人形代は、薄い木に顔を描いたシンプルなものが京都などでたくさんつくられ、儀式などで使われていました。約10年前に平安京跡の井戸から出土した人形代は、立体的で肉感もあり、精巧につくられ体に名前も書かれています。リアルにつくることにより、より強く呪いをかけられると当時の人は思っていたようです。大きなお雛さま!末吉石舟《古今雛》文政10(1827)年東京国立博物館蔵続く第2章では、おなじみの雛人形や五月人形を展示。雛人形は、貴族や公家社会の行事で、子どもの健康を願うため、また社会の規範を子どもに教えるためにも使われました。野城さんお雛さまは、小さなものや、子どもの健康を願うものなど、いろいろな種類があります。例えば、「古式立雛」は、今のドールハウスのように、子どもたちがお雛さまで遊んでいたルーツもあるようです。「古今雛」のような大きなお雛さまなどのバリエーションもあり、サイズや表現を変化させながら人々の生活に根づいていきました。彫刻と人形の違いは…小島与一 《三人舞妓》 1924年アトリエ一隻眼蔵前章は江戸時代までの人形でしたが、第3章からは明治に入り、西洋化を推し進める日本でつくられた人形が展示されています。野城さん江戸時代まで、彫刻的なものであった人形は、近代に西洋から彫刻の概念が入ると変化が生じていきます。例えば、展示されている博多人形はどこから見ても破綻のない形で、彩色も美しく、彫刻といっても人形といってもいい存在です。彫刻と人形の差はどう区別するのか、と感じていただきたいです。ギョッとする生人形「私たちは何者?ボーダレス・ドールズ」展示風景第2会場(地下1階展示室)に入ると、生人形(いきにんぎょう)が登場。生人形とは、幕末から明治にかけて流行したリアルな人形で、ギョッとするほど精巧につくられています。野城さん生人形は、見世物として架空の物語や歴史の物語のひとつの場面を表したりしているエンタメのひとつでした。お祭りなどのためにつくられた生人形もあれば、地域伝承に使われるものもあります。例えば、《生人形松江の処刑》は、松山市三津浜地区に伝わるものです。松江さんという女性が地域の乱暴な男に襲われそうになり、男性を殺めてしまいます。それで自分も処刑してほしいと父親に頼み、首を切られる場面を生人形で表しています。松江さんのお墓の横にこの人形を置き、供養のためにみなで踊ったりしていました。マネキンや現代アートも!「私たちは何者?ボーダレス・ドールズ」展示風景第8章では、商業で活躍した「人形」としてマネキンを紹介。さらに、最後の10章では、現代美術家、村上隆さんのアート作品とフィギュアが展示されています。野城さん初期の洋装マネキンは、実は彫刻家がつくっていました。向井良吉は彫刻家で、七彩というマネキンをつくる会社の創業者でもあります。会場では、彼のつくったマネキンと彫刻を並べて展示しています。また、最後の章では、村上隆さんのアート作品とフィギュアを展示。人形に対する思いは、いろいろな分野に分散しながら日本の根底に流れていき、今は現代アートとして世界に発信されています。大人の展示コーナー「私たちは何者?ボーダレス・ドールズ」展示風景第9章は、1階の特別エリアに作品が展示され、大人だけが入場できます。この展示室では、多くの人の心身に寄り添ってきたラブドールなど、性愛を対象にした人形が紹介されています。(18歳未満の方は、ご覧になれません)野城さんラブドールは、性行為をする相手としてつくられた人形で、生きているような血色、肉感がわかり、どこかリアルな感じがあります。生人形から流れている「人をつくりたい」という気持ちが現代にも受け継がれています。役割も表現の仕方も分野もすべて違いますが、人形は私たちと近い距離にあります。美術や芸術という枠組みでカテゴライズできないところにも造形精神が宿る、というのをこの展覧会で感じていただければうれしいです。展覧会は8月27日まで!本展は、前期と後期にわかれ、一部展示替えがあります。また、担当学芸員さんによるトークイベントなども予定されています。ぜひ、多様な人形の世界を楽しんでみてください。Information会期:~8月27日(日) ※前期:7月1日(土)~7月30日(日)後期:8月1日(火)~8月27日(日)※会期中、一部展示替えがあります休館日:月曜日[7/17は開館]、7/18(火)会場:渋谷区立松濤美術館時間:10:00~18:00(金曜日~20:00) *入館は閉館30分前まで観覧料:一般¥1,000大学生¥800高校生・60歳以上¥500※土・日曜日、祝休日及び夏休み期間は小中学生無料※毎週金曜日は渋谷区民無料
2023年07月23日かわいらしい動物の人形を中心とした、ドールハウス『シルバニアファミリー』。3歳以上から遊べる知育玩具として知られていますが、その人気は子供だけにとどまりません。『シルバニアファミリー』は、老若男女を問わず、多くの人を魅了しているのです。『シルバニアのアザラシの赤ちゃんがかわいくておじさんが森のキッチンに行った話』男性の軍手(@miyamo_tofu)さんも『シルバニアファミリー』が好きなのだとか。2023年7月に発売されたシリーズ『アザラシファミリー』の赤ちゃんに、心を射抜かれてしまったそうです。そこで軍手さんは、大きなアザラシの赤ちゃんと一緒に食事ができるという、埼玉県越谷市の『レイクタウンアウトレット』内にあるレストラン『シルバニア森のキッチン』に行くことにしました。『シルバニアファミリー』の世界観を堪能できる店内に、軍手さんは大興奮!そして、念願かなってアザラシの赤ちゃんと対面した際には、思わずこんなことを考えました。「この子…産んだ気がする…尊い…」アザラシの赤ちゃんの愛らしさに、母性本能が爆発…!最後はショコラウサギのフレアと記念撮影をすることもでき、大満足で帰路についたそうです。軍手さんは、実際に席に座っていた、アザラシの赤ちゃんの写真も投稿しています。確かに、丸くて大きな目とふわふわとした毛並みには、誰もがキュンとさせられそうですね…!投稿には、軍手さんへの共感の声や、漫画の感想などが多数寄せられました。・おじさんもかわいい!・「産んだ気がする」って!何回読んでも笑える。最高すぎます!・『シルバニアファミリー』への愛とかわいさがビシビシ伝わってくる。いい漫画。・私もきっと同じ気持ちになる。『シルバニア森のキッチン』に行きたいよ…!なお『シルバニア森のキッチン』で赤ちゃんと一緒に食事ができるのは、平日限定で事前予約が必要とのこと。気になった人は、平日に予約のうえ、足を運んでみてはいかがでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2023年07月13日<人形劇×音楽×プロジェクションマッピング>8才の少年チトが大人たちに問う!心に響くファンタジー人形劇(公財)北区文化振興財団主催、『人形劇団むすび座「チトみどりのゆびをもつ少年」』が2023年9月30日 (土)に北とぴあさくらホール(東京都北区王子1-11-1)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて6月30日(金)10:00より発売開始です。カンフェティにて6月30日(金)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 名古屋の人気人形劇団むすび座 渾身の作品が北とぴあに登場!繊細かつダイナミックな人形の動きと、音楽、プロジェクションマッピングなどの、多様な演出で魅せる迫力の舞台!8才の少年チトが大人たちに問う!心に響くファンタジー人形劇。<令和4年度児童福祉文化賞(厚生労働大臣表彰)受賞作品>【ストーリー】ばら色の頬に金色の巻き毛のチト。裕福な両親に愛されて育った8才の少年チト。チトには不思議な力がありました。親指をあてると、どんな所にも花を咲かせ、緑を育てることができるのです。刑務所、病院、貧民街……チトは街を花や緑でいっぱいにし人々を驚かせます。ある日、戦争のニュースが飛び込んできて、武器工場の経営者であるチトのパパは大忙し。そして、チトは…※公演時間1時間50分(休憩10分含む)予定人形劇団むすび座について1967年に丹下進・田中寛次により、東海地方で初のプロ人形劇団として名古屋市に誕生しました。創立以来、「子どもと子どもをむすびます。人と人とをむすびます」を合言葉に、心の糧となる人形劇を子どもたちの生活に近い場で上演してきました。子どもを取り巻く状況が厳しくなっていく今、子どもたちが想像の世界(人形劇)を楽しむ中で、現実をもう一度見直し、夢を大きくふくらませ、未来を切り拓く力を育てていく手助けをするために、子どもたち一人一人の心と心にむすびついていきたいと願っています。また、大人向けの人形劇の創作、海外交流にも力を入れ、人形劇の一層の普及を目指しています。〈主な活動〉公演/幼稚園、保育園、小学校、中学校、おやこ劇場・子ども劇場、子ども会、お寺、会館、自主公演など。その他/人形製作、人形劇・人形作りの指導、短大講師など。【公式サイト】 公演概要『人形劇団むすび座「チトみどりのゆびをもつ少年」』公演日時:2023年9月30日 (土)13:30開場/14:00開演会場:北とぴあさくらホール(東京都北区王子1-11-1)■出演者人形劇団むすび座■スタッフ原作/「TISTOU LES POUCES VERTS」作/ Maurice DRUON著作権代理:(株)フランス著作権事務所訳/安東次男(「みどりのゆび」岩波書店刊)脚色/篠原久美子演出/福永朝子美術/宮武史郎長谷川真代世宮友江音楽/八幡美佳ノノヤママナコ(マナコ・プロジェクト)音響/ノノヤママナコ(マナコ・プロジェクト)衣装/長谷川真代衣装制作/幅上ちさと歌唱指導/板倉惠三子板倉歌奈子映像/牛嶋宏樹アニメチーム/宮武史郎伊藤博美福永朝子照明/若狭慶大(藤井照明)振付/LONTO (ラストラーダカンパニー)舞台監督/小辻賢典宣伝美術/イラスト:宮武史郎、デザイン:杉江智子(デザインキッズ)制作/吉田明子 伊藤博美■チケット料金一般:3,800円小学生以下:1,800円(全席指定・税込)※4歳から入場可※小学生以下券の方は入場時、生年月日が確認できるもの(保険証等)をご提示いただく場合があります。主催:(公財)北区文化振興財団共催:東京都北区後援:東京都北区教育委員会 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月26日SPAC『人形の家』が、6月23日(金) から25日(日) に中国・A劇場で上演される。『人形の家』は、2023年1月に初演された宮城聰の最新演出作で、1879年に発表されたヘンリック・イプセンの代表作を、宮城の演出版では1935年(昭和10年)の日本に舞台を移し、“和装の「人形の家」”として上演。現代の日本においても「女性の立場」が根本的には戦前から変わらないのではないかと問いかけ、大きな反響が寄せられた。今回の公演は、6月15日(木) から25日(日) に中国・河北省秦皇島市で開催される『阿那亜演劇祭(Aranya Theater Festival)』の招聘を受け実現。なお宮城演出のSPAC作品が中国で上演されるのは今回が初となる。<公演情報>SPAC『人形の家』6月23日(金)~25日(日) 中国・A劇場演出:宮城聰作:ヘンリック・イプセン訳:毛利三彌(論創社版)出演:たきいみき、加藤幸夫、武石守正、葉山陽代、bable、森山冬子中国・阿那亜公演ニュースページ:
2023年06月22日平安時代の呪具であった人形代(ひとかたしろ)から現代アートのフィギュアまで、日本の様々な時代の多種多様な人形を紹介し、日本の立体造形の根底に脈々と流れてきた精神を問うという意欲的な企画展が、7月1日(土)から8月27日(日)まで、東京の渋谷区立松濤美術館で開催される。同展で紹介される人形は実に多彩だ。平安の考古遺物や民間信仰に用いられたオシラサマといった民俗資料。子供の健康を祈って年中行事に組み込まれ、現代社会にも根付いている雛人形や五月人形。明治になって「彫刻」が西洋からもたらされたことで、「美術」の範囲からはずれることになった人形や、昭和の人形芸術運動のなかで人形作家によって美術作品としてつくられた人形の名品。第二次大戦中に出兵した青年たちに寄り添った《慰問人形》。日常を豊かにするために芸術家たちが制作した愛らしい人形や、本物の人間であるかのようなリアルさをもつ生人形(いきにんぎょう)。ファッション業界や商業の現場で活躍したマネキンや、ラブドールなどの性を扱った人形、そして現代美術家たちの手による球体関節人形や、ハイアートに昇華されたフィギュアなど……。歴史を振り返れば、日本の人形たちは、民俗、考古、工芸、彫刻、玩具、現代美術など、実に様々なジャンルのボーダーラインを縦横無尽に飛び越えながら、存在し続けてきたことがわかるという。同展は、そんな日本の人形の、決してひとくくりにはできない複雑な様相を、あえて「芸術」という枠に押し込めることなく、多様性をもつ人形そのものとして紹介する展覧会だ。多彩な人形を通じて、日本の立体造形の根底に流れてきた精神にふれることのできる同展はまた、軽やかに境界を越えていく人形という存在を通して、私たちがふだん囚われている「美術」や「芸術」という概念や枠組みを改めて考える機会ともなるのだろう。<開催情報>『私たちは何者?ボーダレス・ドールズ』会期:2023年7月1日(土)~8月27日(日)※会期中展示替えあり会場:渋谷区立松濤美術館時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:月曜 (7月17日は開館)、7月18日(火)料金:一般1,000円、大学800円、高校・65歳以上500円、中小100円※土日祝及び夏休み期間は中小無料、毎週金曜は渋谷区民無料※リピーター割引あり※18歳未満(高校生含む)は一部作品鑑賞不可公式サイト:
2023年06月22日多くの子供が、特定のおもちゃを外出先に持っていきたがるもの。田口ナツミ(@NatsuTagu)さんが育てる2歳の息子さんは、最近外出する際にあるおもちゃを持ち出すようになったそうです。息子さんの隣にある、もう1つのチャイルドシートに、そのおもちゃが置かれていました。息子さんが自宅から持ち出したのは、ドールハウス『シルバニアファミリー』のウサギの人形。以前、田口さんが息子さんと大型ショッピングセンターを訪れた際、自宅にあったのと同種の大きな人形が展示されていたのです。「もしかして、ついてきちゃったの?」といいながら、大きな人形に身を寄せていたという、息子さん。スーパーの展示人形に、2歳息子が告げた一言「涙が出る」「声が出ちゃった」きっと息子さんはその時、「ウサギさんも一緒に出かけたいんだ」と思ったのでしょう。外出先で運命的な再会を果たして以降、ウサギの人形への思い入れが強くなったようです。田口さんは、息子さんの写真をTwitterに投稿。一連のエピソードを見ていた人たちから、さまざまな声が上がっています。・尊い。息子さんの優しさに、胸を打たれました。・心が浄化された。この純粋さとかわいさを、守りたい!・癒されすぎてため息が出た。私もウサギの人形を持ち歩こうかな…。人形の気持ちを汲み取ろうとする息子さんは、将来、他人の気持ちに寄り添える、素敵な大人に成長するのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月11日