株式会社 松栄堂が運営するインセンスショップ「リスン」にて、陶芸家 東 好美 氏と写真家 今西 徹 氏の二人の作品が並ぶ展覧会“Skagastroend※”(スカガストロンド)を2023年2月10日(金)~2月27日(月)に京都、3月9日(木)~3月27日(月)に青山で開催いたします。※「oe」は「o」にウムラウト付展覧会メインビジュアルSkagastroend※とは、「半島の海岸」という意味を持つ、アイスランド北西部の小さな町です。昨夏、二人はそこに滞在し制作活動をされました。海と山に囲まれ空が広く見渡せる美しい町。本展では、その風景やそこでの生活を通じて感じたことがありありと表出した作品を展覧します。本展での東氏の作品であるトレイやオブジェなどは、荒々しい現地の自然や、拾い集めた奇妙な形の海藻や石に着想を得て作られました。そこには直線的で力強い趣が残ります。今西氏は、青の濃淡で像を作り出す「サイアノプリント」という技法を用いて、現地の景色やものを写し込んだ作品を制作されました。シンプルな単色の濃淡のみで表現されるそれは、かえって様々な想像を掻き立ててくれます。同じ景色を眺める中で生まれた、それぞれの作品が共鳴し創り出す世界をぜひお楽しみください。東氏のオブジェ今西氏の写真【会場・会期】リスン京都:2023年2月10日(金)~2月27日(月)11:00~19:00 [短縮営業中] ※21日(火)臨時休業京都府京都市下京区烏丸通四条下ル COCONリスン青山:2023年3月9日(木)~3月27日(月)10:00~19:00 ※水曜日定休東京都渋谷区神宮前5-47-13 2F■東 好美 Yoshimi Azuma 京都生まれ。京都教育大学美術学科卒業、後渡仏。MJM graphic designでディスプレイデザインを学ぶ。京都府陶工高等技術専門校成形科修了。手のひらに収まる小さな器から、私たちを包み込む空間という器まで。テーブルウェアからはじまる空間づくりの提案をコンセプトに活動を続けている。■今西 徹 Toru Imanishi 大阪生まれ。ビジュアルアーツ大阪写真学科(夜間部)卒業。日本、フランスにて作品制作・展覧会を行う。人/水/火山をモチーフとして、物質と生命との関連を写真の記録性によって視覚化して表現している。■Lisn(リスン) 香りある豊かなライフスタイルを提案するインセンスショップ。約150種のインセンスを中心に機能性とデザイン性に優れた香りのプロダクトを展開。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月10日大塚製薬の「オロナミン C」ブランドによる働く若者を応援するプロジェクト「キミハツ」は、働く若者にスポットを当てた「若者の働き方・想いを知る」と題した、関係者・報道向けのニュースレターを2月27日に発行した。同ニュースレターでは、日本各地で前向きにがんばる働く若者にスポットを当て、それぞれの「働き方」について紹介する。第一弾は「地方で働く~雇用者編~」として、奈良県の今西酒造 代表取締役である今西将之氏へのインタビューを掲載。創業355年の奈良の老舗酒造に生まれ、京都の大学を卒業後に一般企業に入社、父の急逝にともなって28歳の若さで代表取締役となった今西氏に、「地方で働く」ことについての経験談と共に、雇用者の立場から今後地方で働く若者へ伝えたいことなどをインタビューしている。今西氏は、地方で働くことの醍醐味として、地の利を活かしたビジネスチャンスがあること、自分・自社の成長が周辺地域の成長につながることを挙げている。最近では、今西酒造が蔵を構える三輪(奈良県桜井市)全体が元気になることを目的に、地域外からの人の流入を生み、ひいては雇用の創出につながるような施策を行っている。これから地方で働く若者に向けては、地域ブランドの確立に携わることができることや、仕事人として成長していくことで、地域の活性や発展への貢献を感じることができると語っている。地方では、ゆっくりと働くイメージもあるが、自分のあり方や行動次第でダイナミックな動きを感じられる場でもあるという。なお、最近、今西酒造では海外進出も視野に入れた営業活動を行っている。2014年11月にはキミハツプロジェクトのサポートを受け、ロシアのモスクワで開催されたジャパンカルチャーイベント「J-FEST2014」において現地事業者との商談を実施。その成果として、ロシアに向けた「日本酒 三諸杉」の輸出事業を始動した。今西氏は、地方の中小企業も世界へ進出できる可能性を持っており、積極的に行動して見分を広めることで、地方から世界に出て行く若者となってほしいと語っている。
2015年03月23日