1月7日、いよいよNHK大河ドラマ「西郷どん」がスタートする。 ドラマに先駆けて3日には「もうすぐ!西郷どん」が放送。そこで主演を務める俳優・鈴木亮平(34)と、90年の大河ドラマ「翔ぶが如く」で西郷隆盛役を演じた西田敏行(70)の“新旧・西郷隆盛”対談が実現。今回の「西郷どん」では語りを担当する西田は「僕は鈴木亮平君に初めてお会いしてこれぞ『西郷どん』を演じる唯一無二の役者さんだと確信しました」と鈴木を絶賛している。 また視聴者からもTwitterで《鈴木亮平の西郷さんって、キャスト発表された時に「分かる!」となったので楽しみです》《型にはまらない西郷さんになると思う》《1年間大河主演を任せられる若手で西郷どんのイメージに合うのは鈴木亮平しかいなかったよ…!》と期待の声があがっている。 いったい彼の何が、周囲を惹きつけるのだろうか。その秘密は、彼の“懐の深さ”にあるのかもしれない。 鈴木といえば役に応じて体型を変えるストイックさがあるいっぽう、バラエティ番組での気さくなトークもたびたび話題になってきた。メディケア生命保険株式会社の企画した「イマドキ女子の結婚観・仕事観に関する調査2017」でも「理想の人生のパートナーランキング」部門で1位に輝くなど、好感度も抜群だ。 そんな鈴木だが、13年に公開された映画「HK 変態仮面」では主役の”変態仮面”を熱演。パンツをかぶる衣装で話題を呼んだ。 「鈴木さんは『変態仮面』のオファーを受けたのではなく、自ら出演を志願。もともと原作漫画をリスペクトしていたそうです。昨年12月31日放送の『スタジオパーク 大みそかスペシャル』に出演した際も渡辺直美(30)から『パンツかぶりたいと思っていたんですね』と聞かれ、鈴木さんは『そういうことです』と告白して笑いを誘っていました。そんな型にはまらないところが、彼の幅広い演技力を生んでいるのでしょう」(ドラマ関係者) 変態仮面から西郷隆盛へ。その演技の幅広さで、ますますファンを魅了しそうだ。
2018年01月03日俳優の鈴木亮平が、2018年6月公開の映画『羊と鋼の森』(橋本光二郎監督)に出演することが4日、発表された。映画『羊と鋼の森』に出演する鈴木亮平同作は、宮下奈都による同名小説の映画化作品。舞台は北海道、主人公の青年・外村直樹(山崎賢人)が、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)に出会ったことをきっかけに、板鳥のいる江藤楽器店で調律師として働くことになる。外村が、悩み、迷い、挫折を経験しながらも、調律師として一歩一歩前へ進んで行こうとする成長物語。今回、鈴木が演じるのは、外村が勤める江藤楽器店の調律師で、外村にとって一番年齢の近い先輩であり、成長のきっかけとなるアドバイスをしていく兄貴分・柳伸二を演じる。鈴木は、撮影前からピアノ調律の練習を重ねていき、役に挑んだという。ほか、江藤楽器に勤める事務員で、ムードメーカー的存在の女性・北川みずき役は堀内敬子、同じく江藤楽器に勤め、口は悪いが調律師としての腕は優秀な男・秋野匡史役は光石研、柳の恋人役であり、外村に柳の過去を伝える女性・濱野絵里役は仲里依紗。柳の顧客であり、ジャズバーで演奏するプロピアニスト・上条真人役は城田優が演じる。さらに、外村の顧客であり、悲しい過去によってピアノを引けなくなってしまった青年・南 隆志役は森永悠希、厳しく接しつつも、外村を見守り続ける祖母・外村キヨ役は吉行和子、そして、外村の弟・雅樹役は、佐野勇斗がそれぞれ演じる。
2017年12月04日NHK大河ドラマの主演バトンタッチセレモニーが11月30日に行われ、柴咲コウ(36)と鈴木亮平(34)が出席した。 大河ドラマ『おんな城主 直虎』は12月17日で最終回。来年1月7日からは新たに『西郷どん』がスタートする。柴咲が『直虎』撮影秘話として“台詞練習と寝るためだけの狭い部屋へ引っ越していた”と告白をすると、あまりのストイックさに鈴木は「そこまではできないですけど、考えます」と語っていた。 そんな鈴木に今、心配の声があがっているという。 「鈴木さんはバトンタッチセレモニーだと弱気な発言をしていましたが、過去にはストイックすぎる役作りで話題になっています。15年放送のドラマ『天皇の料理番』(TBS系)では、病に冒された役を演じるべく20キロ減量。その直後に15年公開の映画『俺物語!!』で巨漢の男子高校生を演じるため30キロ増量したのです。あまりの増減ぶりに、ファンから体調を心配する声があがっていました」(テレビ局関係者) そんな命を削るような役作りをしてきた鈴木だからこそ、今回も過酷な増量に臨むのではないかと言われているのだ。 「バトンタッチセレモニーに登場した際の鈴木さんはそれほど太っていませんでしたが、今回演じるのはあの西郷隆盛。実際の写真は残っていませんが、一般的にはかなりどっしりとしたイメージです。今回、柴咲さんから発破をかけられたことで『鈴木さんがいつも以上に気合を入れて、体重を激増させるのでは……』と心配されているのです」(芸能関係者) NHKは記者の過労死などをきっかけに、働き方改革に着手。『西郷どん』を全50話から47話に減らしたことを明かしている。主演の鈴木も役作りのためとはいえ、くれぐれも体調には気をつけてほしい。
2017年12月02日完成されたルックスと佇まいで、ドラマ界に彗星の如く現れたこの人。スポーツでの挫折。韓国でのキャリア。“大谷亮平ができるまで”を伺います。23歳の時に韓国で出演した『ダンキンドーナツ』のCMが反響を呼び、以降11年間、韓国でモデルや俳優として活躍。’16年からは日本でも活動を始め、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』や『奪い愛、冬』など、話題作に立て続けに出演。30代後半を迎えた今、生まれ育った日本の芸能界でも“逆輸入型俳優”として脚光を浴びている。偶然にも取材当日は、大谷さんの37回目の誕生日だった。――お誕生日おめでとうございます!今日で37歳ですね。大谷:ありがとうございます。でも、小さい頃に思い描いてた37歳と今の自分があまりにも違いすぎて。いざなってみたら、37歳ってこんなに子供なんだなってびっくりしています。――昔思い描いてた“大人の男”はどんなイメージでした?大谷:完璧な男。何事にも動じず、何を聞いても的確な答えをくれるイメージ。どんなアトラクションにも乗れ、おばけ屋敷も怖くない、みたいな(笑)。でも、全然そんなことないっていうのが、今ならよくわかります。――大谷さんは自分を大人の男だと思いますか?大谷:いや、まったく。――でも、すごく落ち着いた雰囲気で、“大人の男”という表現がぴったりですけど。大谷:そのギャップがすごく歯がゆいんです。顔も濃いし、大学生の頃から老け顔なので、周りからは落ち着いて見られるんですけど、本当は全然そんなことなくて。まだまだ子供です。――なぜそう思うんですか?大谷:周りの同年代の友達は、父親になってるやつも多いんですよ。家族がいるから好き勝手できるような状況ではなくて、自分本位な生き方をちゃんと改めている。そういうやつを見ると、本当に立派だなと思います。覚悟を決めて生きている感じがするし。でも僕はまだ、やりたいことや夢を諦めきれない。それが許されない年齢になってることはわかってるんですけど。――放送中の『WOWOW 連続ドラマW東野圭吾「片想い」』では、感情に左右されない冷静な大人の男、早田幸弘を演じられていますが、大谷さんとのシンクロ率はどれくらいですか?大谷:僕自身もあまり感情を表には出さないタイプです。心の中では結構ふつふつとしてることもあるんですけど。周囲には、僕のそんな態度を寂しいと感じる人も多いみたいで。興味ある女性にも、全然その気がないフリをしてしまう(笑)。シャイなんでしょうね。――それは昔から?大谷:いや、むしろ昔は表に出すほうでした。喜怒哀楽も激しくて。人から見たら短気って思われるようなやつだったと思います。気に食わないことがあったら、すぐにふてくされたり。よく親にも言われてました。「お前は感情を表に出しすぎだ!」って。とにかく調子にのっていたので、僕が寝ている時に姉が腕をへし折ろうとしたことがあるらしくて(笑)。「この子は口で言っても言うこと聞かんから」って。――そんな(笑)!?その後、何か変わるきっかけがあったんですか?大谷:小学生の頃からやっていたバレーボールを通して変わったと思います。バレーに関しては、何でも思い通りにいく時期があったんですよ。それで天狗になってたんですよね。でもそれがだんだん、上に行けば行くほど通用しなくなってきて。その挫折を経て、性格が変わったような気がします。自分よりも実力が上の人がいっぱいいる環境になって初めて、弱い立場の人の気持ちを知った。いま振り返ってみると、なんでそんなことがわかんなかったのかなって思うんですけど。最近聴いた小田和正さんの「風の坂道」という曲の中にも、“弱いから立ち向かえる哀しいからやさしくなれる”といった歌詞が出てきて。本当にその通りだなって。――スポーツの世界はもちろん、異国の地での芸能活動も厳しい環境だったと思うのですが…。大谷:海外に11年いると、みなさんそういう印象を持たれるみたいですけど、そんなに苦労した感覚がないんですよね。たしかに、日本と韓国は似ているようで些細な違いがたくさんあります。どうしてもわかり合えない部分もある。それで何度もきついなと思ったり、日本が恋しくなることもあったんですけど、その度に韓国の人たちの打算のない情け深さだったり、優しさに救われて。プラスの部分のほうが多かったから、あまり苦労したと思わないのかもしれません。――今の大谷さんが思う大人の男は、どんなイメージですか?大谷:無条件に明るくて、周りの人を楽しませるのが上手な人。自分にはそういうところがまったくないので、憧れますね。あとは、それこそこれまでアンアンの大人の男特集に出ているような、振る舞いひとつをとってもかっこいい人っているじゃないですか。僕もそんな“ダンデー”な男になりたいです。――ダンデー(笑)。具体的に大人の男と聞いて、思いつく方はいらっしゃいますか?大谷:福山雅治さんはダンデーでしたね。ドラマ『ラヴソング』で共演させていただいたんですけど、第5話から合流した僕に気を使っていろいろ話しかけてくださって。プライベートでも一度呑ませていただいたことがあるんですけど、振る舞いがとてもダンデーでした。「大谷くんは立たなくていいから」と言って、福山さん自らお酒を持ってきてくださったり、こちらが硬くならないように気を使って、くだけた話もしてくださったり。さすがですよね。――次の節目は40歳かと思いますが、それまでにはこうなっていたい!というような夢や目標は何かありますか?大谷:今よりはもっと、落ち着いていたいですよね。あとは、英語を習得したい。いま出演しているドラマ『片想い』の監督や台湾の芸能界で活躍している日本人の親友は、韓国語と中国語の2か国語が堪能。僕はもう中国語は挫折したので(笑)、せめて英語を。今後も韓国はもちろん、機会さえあれば他の国でも活動したいですし。とはいえ、40歳なんてまだまだ先のことのように思えて、あまり具体的にイメージができないんですけど(笑)。おおたに・りょうへい1980年10月1日生まれ、大阪府出身。俳優。’16年の『ラヴソング』で日本のドラマに初出演。現在は『WOWOW 連続ドラマW東野圭吾「片想い」』(毎週土曜22:00~)に出演中。ニット¥20,000(トゥモローランド)パンツ¥22,000(ノット メン)シューズ¥140,000(ヴァーシュ)以上トゥモローランド TEL:0120・983・522その他はスタイリスト私物※『anan』2017年11月15日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)インタビュー、文・菅野綾子(by anan編集部)
2017年11月14日来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』を絶賛撮影中の鈴木亮平(34)。多忙のなか並行してこの秋挑むのは、新国立劇場開場20周年記念の主演舞台『トロイ戦争は起こらない』(10月5〜22日まで)。稽古場に潜入すると、以前よりがっちりした姿が!そんな彼に、『西郷どん』への意気込みを聞いた。 ーー昨年末の『西郷どん』の会見時よりも体が大きくなっているような気がしますが。 鈴木「体重は量ってないのですが、おそらく過去最大です。(腹をパンとたたいて)着物姿も、これで貫禄十分!」 ーー大河ドラマの主演が決まったときは、どんな気持ちでしたか? 鈴木「『本当ですか?』って、ちょっと笑っちゃったんです。いつかはやりたいという夢はありましたけど、僕にはまだまだだろうと。その半面、僕にオファーをいただけたということは、『今ならできるかもしれない』という思いもあって、不思議とプレッシャーを感じなかった」 ーー座長として考えることは? 鈴木「僕がとてもストイックだという噂があるみたいで。現場でも緊張感があるんじゃないかと誤解されちゃうんです(笑)。みんながリラックスできて、やるときはやる、そんな現場の空気が作っていけたらと。目指すは、楽しく、ほがらかな現場です」 ーー大河と並行して主演舞台もお稽古真っ最中。セリフを覚えるのが大変じゃないですか? 鈴木「ですです(笑)。鹿児島の人って、何でも2回言うんですよ。セリフは、実は全然違う作品のほうが切り替えはしやすい。特に大河の薩摩弁は外国語を話しているような感じですしね。イントネーションが想像以上に難しいんですが、苦労している姿は見せたくなくて」 ーーやはりストイックですよ。 鈴木「高いハードルを与えられるのは好きですね(笑)」
2017年09月25日グラビアアイドルの今野杏南がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD&ブルーレイ『あんな夢、こんな恋~Anna Konno Final Image』(ともに発売中 各4,104円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)の発売記念イベントを行った。グラビアアイドルの登竜門「日テレジェニック2012」に選ばれてから、雑誌のグラビアやテレビなどで一躍人気グラビアアイドルとなった今野杏南。2014年には自ら執筆した官能小説『撮られたい』を発表するなど、グラビア以外の活躍も目立っている。そんな彼女のDVDラストとなる今作は、今年5月に沖縄で撮影。2日間というタイトなスケジュールで悪天候と過酷な条件も、最後のDVDに相応しい大胆ショットを惜しげもなく披露している。今野は「設定は特になく、チャプターごとにストーリーがある感じとなっています。看護婦さんになったりベビーシッターになったり水泳の先生になったりと、色んな設定があります」と最新作を紹介。「今回初めて長ズボンを穿いたんですが、意外に『イイね!』と言われたしエロいと思います」と自信をのぞかせて、「ナース服のシーンやビスチェのシーンなどは妖艶さが出ていて、エッチになってますよ(笑)。もう大人なので、大人のセクシーさは出せたと思います」と最後のDVDに満足げだった。同じグラドルの安枝瞳や森下悠里がラストグラビアを宣言して結婚を発表(森下は結婚を発表した後にグラビア卒業を宣言)したが、今野も結婚が理由でラストDVDと思いきや、「(周囲から)結婚するの? って結構言われるんですけど、全然ないので(笑)。本当、羨ましい限りですよ」と寂しげな表情も、本当の理由を「28歳になり、ちょっと区切りをつけたいというか、気持ちに変化が出てきました。自分の中で一歩先に進みたい思いがありました」と赤裸々に告白し、「お芝居をずっとしたかったので、これからはお芝居のお仕事を頑張りたいです。今は日々勉強です」と今後は女優に転身することも明かしていた。今野杏南(こんの あんな)1989年6月15日生まれ。神奈川県出身。O型。身長156cm。スリーサイズはB88・W59・H83。中学3年生時にテレビ東京で放送された『シブスタ』のコーナー『フェロモン中学生』に出演したのを機に芸能界デビュー。2011年から本格的にグラビアアイドルとして活動をスタートさせる。2012年にはグラドルの登竜門的ミスコン『日テレジェニック2012』に選出されて一躍人気グラドルに。グラビア以外では映画『みんな!エスパーだよ!』に出演するなど、女優としても活躍中。特技は官能小説を書くこと、フットサル。趣味は官能小説を読むこと、舞台鑑賞。
2017年09月02日『ライ王のテラス』以来、1年半ぶりの舞台に出演する鈴木亮平。フランス演劇の巨匠、ジロドゥの傑作『トロイ戦争は起こらない』(10月・新国立劇場)で戦争を止めようと奔走するトロイの英雄、エクトールを演じる。【チケット情報はこちら】「トロイの遺跡は世界遺産ですし、好きなジャンル!と思ったのですが、戯曲を読んだら、全く違っていました」と、歴史好きで世界遺産に詳しい鈴木亮平は笑顔で言う。1935年に初演された『トロイ戦争は起こらない』は、ふたつの世界大戦の間に書かれている。作者のジロドゥはフランス外交官でもあり、情報局長にもなった人物だ。「ジロドゥは当時の世界情勢や、もっと普遍的な戦争について、そして人間について書いているんだと思います。古代のスペクタクルな物語として捉えるのではなく、とても現代的なところが新鮮です。戦争とは何か、なぜ人間は戦争を起こしてしまうのか、人間の愚かさや哀しさを描いているのが面白いですね」トロイの王子・エクトールは人望が熱く、歴戦の戦士だが、戦争の無残さを痛感しているからこそ、平和を願っている。「かっこいいというイメージはなくて、とにかく戦争を止めるために必死になっているひとりの男と感じました。古代の英雄をやるんだ!と思ってはいけないなと(笑)。衣裳は現代になるみたいで、ヴィジュアルで伝わることも多いと思います。」物語のクライマックスとなるのが、ギリシャの知将オデュッセウス(谷田歩)との会談シーンだ。「オデュッセウスも戦争はしたくないと思っているのでは。敵同士なのに、とても穏やかに話し合うんです。一対一なら分かり合えるのに、政治が絡むと戦争になってしまうというのは怖いなと思います。ジロドゥは外交官として、こうした交渉の場を経験してきたはずで、そういう人が書いたと思うと、いろいろな読み方ができて、ワクワクします」“交渉”と言えば、来年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で鈴木が演じる西郷隆盛は、勝海舟と会談し江戸城無血開城が決まる役どころだ。歴史の大きな流れを作る役が続く。「僕は会談キャラ?(笑)。自分とは全然違いますけど、エクトールが器の大きな人物に見えたら光栄です。でも、まだ全てはこれから。演出の栗山民也さんに身を捧げるつもりで稽古に臨みます。疑問がまだまだあるので、栗山さんにどんどん聞いていきたいです。分からないまま、演じることは出来ないので」。戯曲の奥深くへ分け入ろうとする姿勢が、豊かな人物像へとつながっていく。公演は10月5日(木)から22日(日)まで東京・新国立劇場中劇場、10月26日(木)・27日(金)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:沢 美也子
2017年08月15日俳優の鈴木亮平が6月15日(木)、都内で行われたWOWOW「連続ドラマW宮沢賢治の食卓」の完成披露試写会に出席。若き日の賢治を演じる鈴木さんは「共通点ですか?マニアックなところが似ていると思います」と話していた。「賢治は夢見がちで空想好きというイメージもあると思いますが、実際には世界に対する知識があふれ出ていた人。例えば、石に詳しかったり」と賢治像について語る鈴木さん。自身も世界遺産検定1級に合格するなど、幅広い知識の持ち主として知られており「僕も遺跡が大好きですし、地質や地層を見るのも大好き」と賢治に負けない“マニアック”ぶりを披露していた。魚乃目三太による同名コミックをもとに、「銀河鉄道の夜」「雨ニモマケズ」などの代表作で知られる国民的な詩人、童話作家の宮沢賢治が食やクラシック音楽を愛した青春時代を描く。鈴木さんは「誰もが知る人物で、皆さんの中にもそれぞれのイメージがあると思いますが、おそらく誰も描いたことがない宮沢賢治が映し出されているはず」と強い手応え。“食”を題材にした内容にも言及し「いま流行のグルメもので、たぶん一番質素な内容だと思います。第1話の主役はコロッケですし(笑)、最終話に至っては雪ですから…。ドラマを通して、身の周りにある食事のおいしさを改めて実感していただけるはず」とアピールしていた。完成披露試写会には、賢治の一番の理解者である妹・トシを演じる石橋杏奈、演出を手がけた御法川修監督が出席した。ドラマには鈴木さん、石橋さんをはじめ、山崎育三郎(女学校音楽教師の藤原嘉藤治役)、市川実日子(賢治の運命の人である櫻小路ヤス役)、神野三鈴(賢治の母・宮沢イチ)、平田満(賢治の父・宮沢政次郎)らが出演している。「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月17日(土)、毎週土曜日22時~WOWOWにて放送予定(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月16日あるときは“銭形警部”、またあるときは“変態仮面”、そして来年には、NHK大河ドラマで幕末~維新の志士・西郷隆盛を演じる鈴木亮平。これまで、さまざまな役柄に果敢に挑み、ときにはかなりハードな肉体改造も行ってきた鈴木さんが、6月17日(土)22時よりスタートするWOWOW「連続ドラマW宮沢賢治の食卓」では、なんと“ヤング宮沢賢治”を演じる。多くの人がそれぞれ抱いている国民的作家の“宮沢賢治像”。だが、本作を見るかぎり、鈴木さんが体現する賢治は、「雨ニモマケズ」と遺したような従来のイメージをいい意味で裏切っているように思える。「僕の中にも宮沢賢治像が確かにあって、清貧で聖人のようなイメージがあったんですよね。それは、残っている有名な写真のせいもあると思うんですが、話を聞いたら、あの写真はベートーヴェンに憧れマネをして『ベートーヴェンっぽく撮ってくれ』と言って撮影したものらしく、面白い人だなって」と鈴木さん。「一番びっくりしたのは衣装合わせです。史実に基づいて作ってはいるんですが、洋風の、貴族が猟に出るかのような格好で…。僕の中にあった賢治像がまたひとつ崩れ、一瞬混乱しました(笑)」と笑顔で明かす。「痩せっぽちの“耐える”人かと思いきや、実はお金持ちの長男で、生活に困ってもいないし、写真をよく見ると、ぽっちゃりしてる(笑)。病弱ではあったんだろうけど…、意外と抱いてきたイメージと違う。それならば僕なりの、今回の作品なりのものを作っていってもいいのかなと」と語り、実際には「こんな感じの人だったんじゃないかな?って思ってもらえるような賢治像を作れたらと思って役に臨んでいます」と言う。本作の賢治は、東京に家出をしていたが、妹・トシ(石橋杏奈)の病気の電報を受け、岩手・花巻に帰郷、母・イチ(神野三鈴)や弟妹たちには歓迎されるも、厳格な父・政次郎(平田満)とは折り合いがつかない。土産代わりにコロッケを家族に振る舞い、喜ばれたことをきっかけに、“幸せを分かち合うこと”こそが自らの理想とする生き方だと気づき、農学校教師として働き始める。慎ましく、孤高の存在として語られる印象とは裏腹に、実はユーモアにあふれ、食やクラシック音楽などを愛する“好奇心の人”だったという賢治。「子どもがそのまま大人になったような印象で、現場でもそのイメージで演じています。ある種、モラトリアムのような生活から始まって、自分も何かの役に立ちたいけど、何をしていいのかわからないという、あふれ出るような想像力を持て余している状況にいる。ここ最近は大人の役柄が多かったんですけど、宮沢賢治を演じる上で少し幼くさせて、嬉しいことがあれば身体をピョンピョンさせるような感じでやってますね(笑)」と朗らかに語る鈴木さんは、すでに賢治そのもの。「僕も子どものまま大人になったようなところがあるので(笑)。普段、仕事の場では、それをひた隠しにして生きてますけど(笑)、実は基本的に子どもです。空想したりすることも多いですし…彼ほど天才的な何かがあるわけではないですけど、似ているものを感じます。ひとつのものから思考がどんどん広がっていき、それを周りの人に話すと、話が飛びすぎていてポカンとさせてしまうってところもありますね」と明かす。そんな「空想好き」も、賢治に定着しているイメージといえるが、「実はその根底には圧倒的な科学による裏付けや知識があってすごいんです」と鈴木さん。「学者肌で、気になったらとことん調べるところは、僕も少しあるかなって気もします。石ひとつ見ても、賢治には何ていう種類の石で、どういう風にできていて…ということが全てわかって、周りの地形も見えてくる。それだけの知識量があるということは本当に尊敬します。空想だけじゃないんです」と、熱く語りだす。彼自身も英検1級はもちろん、世界遺産検定1級を有しており、博識、学者肌はまさにぴったり!?しかし、鈴木さんは「いかんせん演じる上で、天才を相手にするのは難しい。僕みたいな凡人が作り上げるものなので、その難しさを一番感じています(苦笑)。天才・賢治にこちらのレベルまで『降りてきて』もらわないといけないんです。むしろ、天才に僕らのサイズにまで小さくなってもらわないと、リアルな演技ができないんです。だからこそ、自分自身のサイズを大きくしようといつも思っていますが」と謙遜する。「僕は彼の音感は持ち合わせてないので…。『賢治ならどんな音を口ずさんだんだろう?』と自分なりに考えつつ演じています」と言う。そんな試行錯誤から生まれた“賢治”は、見る側にとってはむしろ親しみやすいのでは?「その点は自信があります。みんなに愛されるチャーミングな賢治になっているんじゃないかなと思います」と、自信を込めて断言する鈴木さん。「賢治は濁った溜まり水を見て、この中にうごめいてる微生物がたくさんいるから濁っていて、それを想像して楽しそうにはしゃいでいる。すごい感性だなと思います。それは、ありのままを何もかも受け止めるってことですよね。いろんな角度から見て、良さを感じられる感性は、賢治さんが持っているものの中でもすごく好きなところですし、自分も持っていたいと思います」とも語る。また、劇中には、“食”のシーンも数多いが、登場するのはコロッケやアイスなどで、「グルメドラマにしては、こんなシンプルでいいのかと…」と苦笑する鈴木さん。「焼きリンゴなんて、子どもの頃に食べて以来ですが、ただ焼いただけっていうのが美味しかったりして、発見でした。子どものときから『亮平は、おいしそうに食べるのはすごいね』って親から言われていたので(笑)、そこは活かせるかなと」。しかも、賢治の場合は「食べたものに対する感謝がすごい人なんじゃないか」と鈴木さん。「想像力と知識があり、感性も豊かなので、コロッケひとつでも、イモがどうやって作られて、この甘さの元は…といったことが全部わかる。育てる上での苦労、どのように改良されてきて…ということも知っているので、食べたときにただ『おいしい』だけじゃなく、歴史から何から全てが入ってきて『あぁ! いまこれを食べられるってなんて幸せなことなんだろう!』って感じるんじゃないかと思います」と独自に分析。「僕も減量中においしいものを食べた経験がありますが、芝居では絶対にこんなリアクションはしないよってくらい『メチャクチャおいしい!』というリアクションをするんです。絶対に目を閉じるんですよ(笑)。本当に体が求めて『食べたい!』と思って食べると、感覚を全部、味覚に集中させるんです。今回、その経験を活かせる部分があるなと思います」と、これまでのストイックな肉体改造が役立ったよう。「僕自身、映画やドラマを見るときは食べるシーンがすごく好きなんです。食べ方、何を食べるかにその人の人生が出ている気がするし、演技のときも食事のシーン、気をつけるようにしてます」と語る鈴木さん。では、自身にとって忘れられない味とは?「ありきたりですけど、肉ジャガがいいですね、やはり。うちは共働きで父が料理を作る家だったんですが、でも肉ジャガは母親が作ってくれて。関西の肉ジャガは牛肉なんです。いまでもそれが好きです」と明かしてくれた。さらに、「食事って生物学的には単なる“栄養摂取”かもしれないけど、それ以上の意味を持っていますよね。親交を深めたりするきっかけにもなる。それは不思議だなって思います。なんで一緒に食べると仲良くなれるんだろう? って」と言う。同じ食卓で、同じものを分かち合って食べる。賢治が生きた時代はごく当たり前のことだったが、“個食”や“孤食”という言葉も生まれるほど、現在の日本では若干難しい部分があるのかもしれない。「“分かち合う”というのが今回の作品のテーマですが、それを大事にしていくとより良い社会になっていくだろうと思いますね。個人の社会になっていきがちですが、だからといって、人々の愛情が希薄になっているわけじゃないと思う。周りへの愛情を大事にすることって、いつの時代でも求められている気がします」。(text:cinemacafe.net)
2017年06月14日俳優の鈴木亮平が、34歳の誕生日を迎えた29日、自身のブログを更新。幕末の志士のような情熱を持って役者に向き合うことを誓った。29日をまわった直後に「34才」というタイトルで更新した鈴木は、「夜分に失礼しますよ。たった今、34才になりました。鈴木亮平です」と書き出し、「なんだか、気恥ずかしいですね。いつもはあんまり誕生日を意識しない性格なのですが、今年はちょっと意識して前のめりに、こんな時間にブログをアップしてみました」とつづった。そして、意識した理由について「最近調べてみたんです。『34才って、幕末の志士たちは何をしていたのだろう』と。そうすると、びっくりしたのは、多くの人たちがその年にはすでに亡くなっているんですね」と説明。「橋本左内 享年25 久坂玄瑞 享年25 高杉晋作 享年28 吉田松陰 享年29 坂本竜馬 享年33」と列挙し、「気付けばいつのまにか、坂本龍馬よりも年上になっていました」と記した。さらに、「近藤勇・土方歳三・小松帯刀の3名はちょうど34才にして亡くなっています。恐るべきスピードで『生』を燃やし、歴史に名を残して散っていった彼ら」と続け、「一方、わたくし鈴木亮平。僕はもちろん長生きする気まんまんですが、それでも彼らに負けるわけにはいきませんので、同じくらいの激しい情熱を静かに腹に落とし込んで、これからの役柄に向き合っていきたいと思います」と、幕末の武士らと同じく情熱を持って役者の仕事に向き合っていくことを誓った。また、2018年NHK大河ドラマ『西郷どん』の新キャストが発表されたことを報告し、主人公の西郷吉之助(隆盛)役を演じる鈴木亮平は「最高のキャストが実現したと思っています」とコメント。「僕の好きな邦画トップ10には必ず入る『蒲田行進曲』の伝説的トリオ、松坂さん、風間さん、平田さん」「ずっと同世代の俳優として意識し、尊敬してきた瑛太くん」「黒木華ちゃん。皆さん知っての通り、花アンファミリーであり、天皇の料理番ファミリーでもあります。なんと二度とも彼女の義理の兄役だったのですが、今回は夫婦ということで、これまでに築き上げた信頼関係を活かして、素敵なシーンを作り上げていけたら」などと共演者への思いを記した。
2017年03月29日「天皇の料理番」や『俺物語!!』など、演じる役柄でストイックな肉体改造を行い、様々な役どころを演じ分けてきた俳優・鈴木亮平が、今度は宮沢賢治を演じることが決定。本作は、「思い出食堂」より魚乃目三太の「宮沢賢治の食卓」を原作に、6月よりWOWOWの連続ドラマW枠にて放送される。大正10年、若き青年・宮沢賢治は裕福な実家を飛び出して、東京へ家出してきていた。自活の道を歩みながら8か月に及んだ東京暮らしの間も、心をとらえて離さないのは最愛の妹・トシのことだった。夏の終わりのある日、ふいに届いた電報には「トシ ビヨ ウキ スグ カエレ」とある。大慌てで帰郷する賢治を待っていたのは、元気な様子のトシ。賢治の身を案じた父・政次郎の目論見にまんまと騙されたのだった。久々に帰郷した賢治は、自分の胸を熱くする“何か”を見つけられずにいた。そんな中、東京で味わったコロッケを手作りし、家族と“分かち合う”ことから気づきを受け、“幸せを分かち合うこと”を自らの理想であると自覚し始める。それは、賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の一節にある、「ほんとうのさいわい」であり、賢治の思想の根幹にあった「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」に通じるものだった。そして賢治はトシの志を受け継ぎ、新設され たばかりの稗貫農学校で教職に就くことを決心する――。本ドラマは、賢治が愛した食や音楽を切り口とする“ヤング宮沢賢治、愛と青春の旅立ちの物語”。特に傑作詩篇「永訣の朝」にうたわれた最愛の妹・トシとの死別に描かれる兄妹愛の行く末は、涙なくして観られない。いままでの映像作品ではなかなか描かれなかった、泣いて笑って躍動する、瑞々しい宮沢賢治が描かれる。そして今回、主人公・宮沢賢治を演じるのは、これまで執事役、刑事役、高校生役、うさぎの着ぐるみを着た死神役、西郷隆盛役と幅広い役柄を演じてきた鈴木さん。宮沢賢治には朴訥(ぼくとつ)としたイメージを勝手に持っていたと話す鈴木さんは、「当時の資料を調べていくと、とても熱くて人間臭い人だったようで驚きました。時には周りをも巻き込んでしまう、子どものように豊かな感受性と情熱を持った”宮沢賢治”という一人の人間を、まるでいまそこに生きているかのようにのびのびと演じられたらと思います」と持っていたイメージとは違ったと語る。また、「いわゆるグルメドラマの枠をはるかに超える濃厚な感動作」と脚本を読んだ印象を明かし、「“宮沢賢治”の詩の世界と、当時の東北の人々の暮らしと、素朴で美味しい料理が混じり合って、絶妙なマリアージュが生まれています。この企画、この脚本に巡り会えたことに感謝しています」とコメント。さらに「宮沢賢治のファンはもちろん、宮沢賢治の作品を全く知らない方でも存分に楽しん でいただけるドラマです。“生きる”とは。“人を想う”とは。ただ泣けるだけでなく、心の深い場所まで揺さぶられる感動作になりそうです」とアピールした。「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」は6月より毎週土曜日22時~WOWOWにて放送予定(第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2017年03月15日ドラマ「東京タラレバ娘」出演中の俳優・鈴木亮平が、2月2日(木)今夜放送の日本テレビ系人気バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」の人気企画「ゴチになります!18」にVIPゲストとして登場。北陸の旬の味覚を味わいながら“ゴチバトル”を繰り広げる。食べた料理の合計金額が設定金額と同額だった場合はピタリ賞として100万円もらえるが、設定金額から最も離れた金額を食べてしまった人は全員分を自腹で支払うという過酷なルールの“ゴチバトル”。今回“ゴチバトル”の舞台となるのは南青山の「ふくい、望洋楼」。スペシャルメニューをかけた料理争奪ゲームはカニさん棒を手で持ちワカメ障害を避けながらカニさん歩きで進んで、先にあるマシュマロを食べることで次の走者と交代できるというリレー形式の2チーム対抗戦のレース対決「カニさん横歩き!スラローム対決?!」。2年前に挑戦した際にはニアピン賞で2位という好成績だった鈴木さん。今回はどんな成績を残せるのか!?そして今回自腹を切るのは一体誰なのか?“ゴチバトル”の結果をお楽しみに。今回ゲストで登場した鈴木さんは、現在放送中の日本テレビ系ドラマ「東京タラレバ娘」に出演中。東村アキコが講談社「Kiss」で連載中の同名コミックを原作に、主演の吉高由里子が30歳、独身、売れない脚本家で彼氏もおらず、親友らと3人で居酒屋で女子会ばかり繰り返す日々を送る主人公を演じる。また、親友には榮倉奈々と大島優子。彼女ら3人を現実に目覚めさせる年下の金髪イケメン人気モデル役で坂口健太郎が出演。鈴木さんは主人公にかつてふられたことがあるドラマプロデューサー役で出演している。ドラマ「東京タラレバ娘」は毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。また、鈴木さん主演で日本テレビとWOWOW、Huluが共同制作するドラマ「銭形警部」が2月10日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送される。連載50周年を迎えるモンキー・パンチの名作「ルパン三世」に登場する人気キャラクター・銭形警部の知られざる真の姿にスポットを当てるプロジェクトとなり、日本テレビで基軸となるストーリーを放送した後、WOWOW、Huluでそれぞれ独自のストーリーが展開。地上波、衛星、配信が連動したこれまでにない試みとなる。日テレ「金曜ロードSHOW! 銭形警部」は2月10日(金)21時~日本テレビ系にて放送(※一部地域を除く)。Hulu「銭形警部 真紅の捜査ファイル」は2月10日(金)より配信スタート(全4話)。WOWOW連続ドラマW「銭形警部 漆黒の犯罪ファイル」は2月19日(日)22時~スタート(全4話、第1話無料放送)。鈴木さんをVIPゲストに迎えた「ぐるぐるナインティナイン」は2月2日(木)19時56分~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年02月02日俳優の大谷亮平が、15日(13:55~15:20)に放送されるテレビ朝日系『あなたは今幸せですか?』で、ドキュメンタリー番組のナビゲーターに初挑戦する。この番組は、街で出会った「幸せです」と回答した人に、その幸せの中身を円グラフで書いてもらい、その理由を可視化するほか、密着も行い、その人の暮らしぶりや仕事・趣味・人生観などを探っていくというもの。昨年4月から半年間深夜番組としてレギュラー放送されていたが、スペシャルとして復活することになった。そこで今回、番組ナビゲーターを大谷が担当。「番組のトーンにマッチするようにコメントを言わなければいけないので、その点で難しさとかプレッシャーを感じました」と言うが、「すごく身近にあるテーマだったところは楽しかったです」とも話す。大谷は、自身も幸せの円グラフを描いてみたが、「仕事」「家族・親族」「友人」に加え、小学生から続けている「バレーボール」の4等分に。「自分で頑張ってきたという思いと、家族に支えられて続けてこられたという思いもあるので。バレーボールはこの先も出来るところまで続けたい、という思いがあります」と、思い入れを語った。番組では、東日本大震災の被災地・宮城で牡蠣の養殖を行う男性や、神奈川・小田原で400年続く祭りを執り行う山伏の男性、けん玉世界大会の優勝経験者、渋谷を歩く大正生まれの老婦人などに出会う。
2017年01月13日鈴木亮平を主演に迎え「ルパン三世」でお馴染みの国民的人気キャラクターを実写化、日本テレビ×WOWOW×Hulu共同製作で贈る話題のドラマ「銭形警部」。このほど、ポスタービジュアルとともに、上川隆也、安田顕、要潤、大野拓朗、原田泰造、渡部篤郎など、話題の実力派俳優による豪華ゲストキャストが明らかになった。地上波の日本テレビ(以下、日テレ)、衛星放送のWOWOW、配信のHuluが共同製作し、それぞれ独自のストーリーを描いていくビッグドラマプロジェクトとなる本作。今回、主人公の銭形警部を演じる実力派・鈴木さん、そして警視庁捜査一課の若き女性刑事・桜庭夏希役の前田敦子、同じく捜査一課の刑事・国木田晋太郎役の三浦貴大というメインキャストによる、ポスタービジュアルが完成。余裕たっぷりのニヒルな笑顔をした鈴木さんの銭形警部は、ダンディズムと可愛いらしさを追求したキャラクターにマッチ。それとは対照的に、桜庭と国木田の緊迫感ある表情からは、共に難事件に立ち向かっていく姿が目に浮かぶかのよう。また、今回のドラマのために「ルパン三世」のアニメチームが特別に描き下ろした銭形警部のイラストも初お披露目!漫画・アニメファンにとっても注目のビジュアルとなっている。「捜査も、正義も、型破り。」というキャッチコピーのとおり、キャスト、ストーリー、放送・配信形態も型破りとなる“痛快刑事ドラマ”には期待が増すばかり。また、鈴木さん、前田さん、三浦さんに加え、日テレ「金曜ロードSHOW! 銭形警部」に出演する渡部篤郎(友情出演)、袴田吉彦、渡辺いっけい、上川隆也ほか、各局・各話のエピソードを飾る豪華ゲストキャストが決定。WOWOWの連続ドラマW「銭形警部漆黒の犯罪ファイル」には渡部さんほか、芦名星、原田泰造、堀部圭亮、関めぐみ、安田顕らが登場。Huluの「銭形警部真紅の捜査ファイル」には、要潤、大野拓朗、神保悟志、羽場裕一、マイコらが参戦。さらに、銭形警部たちとともに難事件に挑む警視庁捜査一課のレギュラーメンバーとして、袴田さん、渡辺さんの活躍にも注目が集まる。ちなみに、日テレ版では、警視庁国際捜査課に所属するエリート警部・銭形の部下としてサポートをする桜庭と国木田、WOWOW版では銭形と国木田のバディ感がより描かれ、Hulu版では銭形に対して信頼感が増した桜庭が、銭形をいじるユニークなシーンもお目見えするという。日テレ版ではスペシャルドラマらしい大規模な難事件が展開、謎解き要素も多く、銭形たちが犯人の巧妙な手口を暴いていく痛快さが見どころとなる。WOWOW版ではアクションシーンも多くハードボイルドな銭形に、Hulu版では銭形の初恋の女性や子どもとのエピソードもあり、より人間味あふれる銭形の姿が楽しめることになりそうだ。そしてこのたび、3か月の撮影を終え、新たな“銭形警部”像を魅せつけた主演・鈴木さんからクランクアップ・コメントも到着。国民的キャラクターであるだけに「クランクイン前はものすごいプレッシャーがありました」という鈴木さん。「そのプレッシャーを除々に解きほぐしてくれたのは、スタッフのみなさんの温かい支援でした。また、『銭形警部にしか見えない!』と監督が呪文のように何度も言ってくれたので、さらに安心して演じ切ることができました。言葉にせずとも伝わる、とても愛のある現場で、自分自身も『銭形警部』を愛し抜きました」と撮影現場の様子に言及。「連続ドラマの主演を単独で務めたのが初めてでしたが、その“初めて”が、『銭形警部』で本当に幸せでした。役者としても人間としても成長できる機会を与えてくださったプロデューサーにも感謝しています。そして、共演した前田敦子さん、三浦貴大さんと共にいいケミストリーが生まれ、特に3人の共演シーンは視聴者を惹きつける自信があります!」と手応えを覗かせ、「全局で結果を出したいと思います!」と意気込んでいる。熱血で人情に厚く、ダンディズムと可愛らしさを表現する鈴木さんの銭形と、彼を取り巻く個性的なキャストたちとの共演を楽しみにしていて。日テレ「金曜ロードSHOW! 銭形警部」は2017年2月10日(金)21時~日本テレビ系にて放送(※一部地域を除く)。WOWOW連続ドラマW「銭形警部 漆黒の犯罪ファイル」は2017年2月19日(日)22時スタート(全4話、第1話無料放送)。Hulu「銭形警部 真紅の捜査ファイル」は2017年2月10日(金)より配信スタート(全4話)。(text:cinemacafe.net)
2016年12月26日俳優の大谷亮平が、17日に放送されたTBS系情報番組『王様のブランチ』(毎週土曜9:30~14:00)の「ごはんクラブ」コーナーに登場。出演中の同局系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(毎週火曜22:00~)について語った。韓国で活躍しており今年4月から日本でも活動を開始した大谷は、同ドラマが初の日本での連続ドラマレギュラー出演。星野源演じる津崎平匡の会社の後輩・風見涼太を演じている。3~4カ月の撮影を振り返り、「日本で連ドラをガッツリするのは初めてだったので、『逃げ恥』はこの先すごい思い出の作品になるんじゃないですかね」としみじみ。「ひとつひとつが重いです」と語った。また、撮影中に主演の新垣結衣から「お肌ツルツルですね」と褒められたことを告白。「もっと頑張ろうと思いました」とうれしそうに話し、「ちょっと演技が変わったくらい」と振り返った。また、「ポテトチップスの食べ過ぎには注意です」という星野からのメッセージが紹介されると、「源さんらしいですね」と笑い、「お酒飲み始めたときから、ポテトチップス、チョコレート、カップラーメンは常に常備されていた。それが楽しくて」と説明。お菓子が「すっごい好きです」と明かした。
2016年12月17日伊勢丹新宿店では、新年を晴れやかな気分で迎えるのための「迎春祭」を12月31日まで本館=各階にて開催している。同店では、雑貨や食品など様々なアイテムから、新年に相応しい干支モチーフや験担ぎアイテムなどを展開。また、特設サイト()では、週刊少年ジャンプで連載中の『磯部磯兵衞物語」の豆アニメとコラボレーション。主人公の磯兵衞が、オススメの迎春アイテムをユニークなコメント付きで紹介している。磯兵衞がオススメする商品のラインアップは、本館6階=マタニティ・新生児フロアのベビー用品から、来年の干支「酉」をモチーフにした2WAYドレス(4,900円)、ガラガラ(1,200円)、スタイ(1,800円)や、本館5階=リビングデコールの、人気フラワーデザイナー今野亮平氏のアレンジによる、お正月に欠かせないしめ縄飾り(8,000円)。さらに、本館1階=婦人雑貨フロアでは、三越伊勢丹のオリジナルブランド・ナンバートゥエンティワン(Number Twenty-one)と、イラストレーター・デザイナーのオブチアキコ氏がコラボレーションをした、十二支が施されたガーゼハンカチーフ(各1,000円)や、食品フロアの本館地下1階=甘の味から、煎茶チップ入りの苺チョコを熊手にセットしたユニークな「めで鯛ショコラ」(7,500円 ※各日5点・計50点限り)の他、各フロアで厳選されたアイテムを紹介している。伊勢丹新宿店の担当者は、「伝統的なものや風習を大切にしながらも、幅広い世代の人に楽しみながらお正月の準備をしていただきたいと思い、磯部磯兵衛を起用しました」とコメントした。『磯部磯兵衞物語』映画館で!お店で!テレビで!配信サイトで!各メディアで展開中!! 詳しくは「磯兵衛磯兵衛.com」で! (c)仲間りょう/集英社・磯豆奉行所
2016年12月15日俳優・鈴木亮平が、2018年放送のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」にて、主人公・西郷隆盛を演じることが発表された。西郷隆盛(小吉、吉之助)は、薩摩の貧しい下級武士の家に育った。両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を見ると放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。西郷家はますます貧乏になり、家族は呆れかえるが、西郷は空腹を笑い飛ばす。そんな愚直な西郷に、カリスマ薩摩藩主・島津斉彬が目を留めた。「民の幸せこそが国を富ませ強くする」と強く主張する斉彬に、西郷も心酔。西郷は、斉彬の密命を担い江戸へ京へと奔走。薩摩のキーパーソンとなっていく。生涯の師・斉彬との出会いと別れ。篤姫との淡い恋。仲間との友情と反目。多感な青年期を経て、3度の結婚、2度の島流し…。極貧の下級武士に過ぎなかった素朴な男は、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく――。原作は、「不機嫌な果実」「anego」など様々な著書が映像化される林真理子の「西郷どん!」。そして、脚本は「ハケンの品格」や「花子とアン」など数々の話題作を手掛ける中園ミホが担当する。今回主演を務めるのは、これまで執事、巨漢高校生、王様、うさぎの着ぐるみを着た死神、変態仮面など様々な役どころを演じ分けてきた鈴木さん。どんな役にも対応し、役柄に応じて肉体改造も行ってきた鈴木さんだが、大河ドラマに出演するのは今回が初めて。本作では男にも女にも“日本史上最もモテた男”西郷隆盛を演じる。林氏は「以前、最後の将軍徳川慶喜とその妻美賀子を書いたときに、幕末の複雑さにつくづく苦労しました。しかしそれゆえに歴史の主役たちにすっかり魅了されてしまったのです。その中でも一番難解で面白いのが、西郷さんです。彼をめぐる女性たち、流された島々を深く描くことによって、いままで誰も書かなかった西郷どんを作り上げているという自負があります」と本作を書いた経緯を明かす。また中園さんは「セゴドンという男の魅力に、女の視点で切り込みます。林真理子さんの原作『西郷どん!』は愛にあふれています。命がけで彼を愛した男たち、女たちの視線をまじえ、テレビの前の皆様にも一年間どっぷりセゴドンに惚れていただきたいと思っています」とコメントした。知ってるつもりの「西郷隆盛」像をぶち壊し、誰も描かなかった愛すべき“人間西郷”を描きいていく本作。クランクインは来年夏を予定しており、全く新しい”西郷どん”を鈴木さんが一体どう演じていくのか。そしてどんな共演者が集結するのか。続報が楽しみだ。「西郷どん」は2018年1月よりNHKにて放送予定(全50回)。(cinemacafe.net)
2016年11月02日NHKの2018年大河ドラマ『西郷どん』の主演者会見が2日、東京・渋谷の同局で行われ、俳優の鈴木亮平が主演を務めることが発表された。2018年1月から放送する同ドラマは、林真理子の小説『西郷どん!』を、人気脚本家の中園ミホが脚色。幕末という激動の時代を生き抜いた西郷隆盛の波乱に満ちた生涯を描く。主人公の西郷隆盛は、大河ドラマ初出演となる鈴木亮平が務める。原作者の林真理子と脚本家の中園ミホとともに登場した主演の鈴木亮平。「正直言いまして、今の心境はうれしさや喜びというよりも責任感の方が大きくて、身が引き締まっております。とはいえ、大河ドラマは歴史上の人物の一生をかけてじっくり描くので、俳優としてはこれ以上ない機会だと思いますしとても楽しみな気持ちもあります」と感想を。演じる西郷隆盛役については「知れば知るほど興味深い人生を送っているなと思います。まだまだ謎が多い人物ですが、その分やり甲斐のある人物だと思いますので、これまで大河ドラマで大先輩方が演じてきた西郷隆盛をしっかりと勉強して、その上で自分ならではの西郷隆盛を提示していけたらと思っています」と意欲を見せた。鈴木は、昨年放送のTBS系ドラマ『天皇の料理番』で役のために体重を落として撮影に臨んだり、『変態仮面』で1年かけて肉体改造を行うなど、ロバート・デ・ニーロ顔負けの役作りで話題を集めている。西郷隆盛を演じる上で「今回はどういう西郷隆盛像を描かれるのかまだ分かっていないので、何もないのが現状です」と白紙である点を強調。そんな鈴木に対して林は「さっき中園さんが『いつ脱いでも良いような身体でいなさい』と命じてましたので、そっちの方も個人的には期待したいと思います」と笑いを誘えば、林から暴露された中園は「裸体がみたい訳ではありません。アクションシーンとかるので」と断りながら「西郷隆盛と鈴木さんの共通点は、2人とも鰻飯が大好き。早く鈴木さんが演じる西郷隆盛が鰻飯を美味しく食べている姿を早く見たいですね」と期待を寄せた。
2016年11月02日日本テレビとWOWOW、Huluが、大型ドラマプロジェクト「銭形警部」の共同制作を決定。主演には鈴木亮平を迎え、前田敦子、三浦貴大共演で来年放送&配信されることが分かった。モンキー・パンチ原作の名作「ルパン三世」に登場する、誰もが知るキャラクター・銭形警部。神出鬼没の大泥棒・ルパン三世逮捕に執念を燃やすその姿は、老若男女に幅広く知られ、まさに国民的人気キャラクターとなっている。だが、彼の真の姿を知る者は数少ない。「いつもルパンに逃げられているドジな刑事」そういう印象を持っている人が多いはず。しかし、それは事実ではない。頑固一徹で、正義感が強く、悪を決して許さない。そして、誰よりも人情味にあふれる優秀な刑事なのだ。本ドラマは、そんな銭形にスポットライトを当て、様々な難事件を解決していく様を描くオリジナルストーリーとなっている。本プロジェクトは、日本テレビで基軸となるストーリーを放送した後、WOWOW、Huluでそれぞれ独自のストーリーを描いていくもので、局の垣根を越え地上波、衛星、配信という異なるデバイスでひとつの作品を展開していくドラマプロジェクトは日本初の試みだ。今回の主人公の銭形警部を演じるのは、『俺物語!!』では巨漢高校生、舞台「ライ王のテラス」では王様、ドラマ「お迎えデス。」ではうさぎの着ぐるみを着た死神、そのほか執事役や変態仮面役など、どんな役にも七変化する実力派俳優・鈴木さん。「銭形警部と言えば、声優さんが演じている声のイメージがある」と鈴木さんが語るように、アニメーションではこれまで初代の納谷悟朗や2代目・山寺宏一らが演じてきた声が印象深い人も多いはず。鈴木さんは「その部分も引き継ぎながら、そこに自分の声をプラスして新しい銭形警部像にしていきたいです。これだけ有名なキャラクターなので、正直プレッシャーもありますが、毎回、監督に『これで大丈夫ですか?』と確認しながら魂を込めて役作りをしています」と話し、「『実際に銭形警部がいたらこんな人なんじゃないかな』と思っていただけるように、銭形が持つダンディズムと可愛いらしさを表現しながら、スケールの大きい刑事ドラマを作り上げたい」と意気込んだ。また、警視庁捜査一課の若き女性刑事・桜庭夏希役には前田さん。同じく捜査一課の刑事・国木田晋太郎役に三浦さんがキャスティング。前田さんは「あの銭形警部を鈴木さんが演じると聞いて、真っ先に『面白い!』と思いました。すごく勢いがあり、楽しいドラマになると思います」と期待を語り、「毎回わくわくしてもらえると思いますし、カッコイイ新しい銭形警部を楽しみにしていただきたい」とコメント。三浦さんは自身の役どころを「少しドジな部分もありますが、仕事には人一倍情熱を持った刑事」と語り、「ルパン三世」シリーズが大好きだという三浦さんは「銭形警部を鈴木さんが演じるとお聞きして『これはキタな!』と思いました。漫画・アニメのファンのみならず、この実写版を見て新たにファンになり、楽しんでいただくこともできます。ぜひ、ご覧になっていただければと思います」とメッセージを寄せた。様々な役柄を演じ分け、役によっては肉体改造で極端な体重の増減もし、そのストイックな役作りには度々話題を集める鈴木さん。加えて高い演技力にも定評がある鈴木さんが、今度はあの有名すぎる銭形警部をどう演じるのか。また、共演の2人とはどんな絡みが見られるのか。引き続き続報に期待したい。日テレ×WOWOW×Hulu 共同製作ドラマ「銭形警部」は2017年、日本テレビ、WOWOW、Huluにて放送&配信予定。(cinemacafe.net)
2016年09月30日ノラ猫たちの成長する姿を描いた友情と冒険の物語『ルドルフとイッパイアッテナ』。今週の公開に先駆け、声を担当した井上真央と鈴木亮平が、市谷亀岡八幡宮にて大ヒット祈願を行った。1987年に初刊が発行されて以来、29年のロングセラーを誇りシリーズ累計発行部数100万部を超える児童文学の不朽の同名作を映像化する本作。ひょんなことから飼い主のもとを離れおもいがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫としてともに生き、成長する姿を描いた友情と冒険の物語が、フル3DCGアニメーション作品となって登場する。先日、映画の公開に先駆け行われたヒット祈願には、ルドルフ役の井上さんとイッパイアッテナ役の鈴木さんの2名がスタッフ・キャストを代表して、市ヶ谷にある市谷亀岡八幡宮にて大ヒット祈願と特製招き猫の奉納を行った。市谷亀岡八幡宮は、江戸城を築城したことでも有名な室町時代の武将・太田道灌が鎌倉にある鶴岡八幡宮の分霊を祀るために建立された神社。昔、太田道灌が戦に敗れ逃げ落ちた際、道に迷ってしまい絶体絶命の危機を迎えたときに、突如現れた1匹の黒猫に導かれ、九死に一生を得たという逸話からペット祈願の名所としても名が知られている。そんな黒猫に縁の深い神社であることから、今回の大ヒット祈願の場所に選ばれたのだ。爽やかな青空に恵まれたこの日、井上さんと鈴木さんは神主によるお祓いを受け、映画の大ヒットを祈念した特製ルドルフ招き猫とイッパイアッテナ招き猫の2体を神社に奉納していた。これまで、大ヒット祈願のようなイベントをした経験がなかったという井上さんは、「今日はとても新鮮な気持ちで臨めました。今回はスタッフ・キャストがこの映画にかける熱い想いを代表して、しっかりとお祈りさせていただきました。多くの人に映画を観ていただけると嬉しいです」とメッセージを寄せ、また鈴木さんも「今日奉納した招き猫が、この映画を観た人にたくさんの幸せと感動を招いてくれたらいいなと思います」とコメントした。『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日(土)より全国3D/2D同時公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ルドルフとイッパイアッテナ(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年08月02日猫たちを主人公にしたベストセラー児童文学をアニメーション映画化した『ルドルフとイッパイアッテナ』で声優を務めた井上真央と鈴木亮平が8月1日(月)今夜放送の「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」にゲスト出演する。日本テレビ系で毎週月曜夜に放送されている人気バラエティ「しゃべくり007」と「人生が変わる1分間の深イイ話」が合体。2時間にわたるスペシャル版になった「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話話題の人気者合体SP」。井上さんと鈴木さんは「しゃべくり007」パートにゲストとして出演する。「しゃべくり007」では「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人たちが毎回“旬”なゲストを迎えトークや企画を繰り広げるのだが、今回2人を招いてのトークでは井上さんが「声が通るため、お店で気づかれやすい」というエピソードを紹介。実際どの程度声が通るのか試すことに。またバナナが大好物という鈴木さんだが食べ方にこだわりがあるそうで、しゃべくりメンバーも一緒に食べてみるが…一体どんな食べ方なのか?それは放送を見てのお楽しみに。さらに、鈴木さんが“キュンキュン”“ムカムカ”するタイプの女性をそれぞれ紹介する企画「鈴木亮平の気になる女007」や、パクチーが好きだという井上さんに、パクチーの量別に3段階に分けてパクチー料理を紹介する「真夏のパクパクパクチー007」も。パクチー嫌いが多いしゃべくりメンバーは果たして食べることができるのか?今回ゲスト出演した井上さんと鈴木さんが声優を担当、“猫”を熱演する『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日(土)から全国で3D/2D同時公開。1987年の初版刊行以来ロングセラーとしてシリーズ累計100万部を超える名作を最新CG技術で映画化。ひょんなことから飼い主とはぐれ、東京にやってきた黒猫のルドルフがノラ猫のイッパイアッテナらと出会い、たくましく生きていくさまを描く。『劇場版ポケットモンスター』シリーズの湯山邦彦がメガホンを取り、全米で人気の3DCGアニメ「パックワールド」の榊原幹典監督ら日本屈指のクリエイターが集結して今回映像化。井上さんと鈴木さんの他、八嶋智人、古田新太らも声優を務めるなどキャストも豪華だ。大好きな飼い主と突然離れ離れになってしまった黒猫のルドルフ。迷い込んだ長距離トラックで辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは町で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナ。ルドルフは故郷へ帰ることもできずイッパイアッテナとともにノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらないヒミツがあったのだ――。『オオカミ少女と黒王子』でも主題歌を手がけたバンド「back number」が新曲「黒い猫の歌」を主題歌として書き下ろしたことも話題になった。「しゃべくり007×人生が変わる1分間の深イイ話 合体SP」は8月1日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ルドルフとイッパイアッテナ(C) 2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
2016年08月01日お笑いコンビ・麒麟の川島明と、ピン芸人となった今野浩喜が、4日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『IPPONスカウト』で優勝し、6月11日(21:00~23:10)に放送される本戦の『IPPONグランプリ』に初出場することが決まった。大喜利好きの10名の芸人が、"一本"の数を争って勝者を決める同番組は、ダウンタウン・松本人志が大会チェアマンを務め、2009年に深夜番組でスタートしてから、今回で15回目の放送。川島と今野は、全国のお笑い芸人1,405人が挑んだペーパーテストから勝ち上がり、最後は、川元文太(ダブルブッキング)、こいで(シャンプーハット)、永野というメンバーを破って、初の2人同時優勝で本戦出場を決めた。本戦の収録を終えた川島は「1問目の最初にボタンを押せたのが良かったかもしれないですね。押せていなかったら、雰囲気に飲まれてしまっていたかもしれません」と話し、実力を発揮できた様子。一方の今野は「個人的には、採点される際の、自分の顔のアップが一番嫌でしたね(笑)。途中から、目をつぶっていました」と、同番組独特の演出に手を焼いたようだ。このほか、本戦には、サンドウィッチマンの伊達みきお、ナイツの塙宣之が初出場。秋山竜次(ロバート)、千原ジュニア(千原兄弟)、博多大吉(博多華丸・大吉)、バカリズム、堀内健(ネプチューン)、若林正恭(オードリー)という常連メンバーたちに挑む。さらに、観覧ゲストとして、大地真央、ローラに加え、KinKi Kidsの堂本剛が初出演。堂本はサプライズで大喜利をさせられてしまい、「ちょっと気軽な気持ちで来てしまった」と反省したが、あらためて松本から正式に参戦のオファーがあった場合は「昔からあこがれている大スターですので、『はい』と言いますけれど、放送後、1カ月くらいは芸能活動休止ですかね。たぶんちょっと変になると思うので(笑)」と恐れていた。
2016年06月04日俳優・鈴木亮平が、主演映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(公開中)のキャンペーンで、27日から29日(現地時間)にかけて台湾を訪れ、舞台あいさつなどを行った。鈴木の訪台は、現地からの熱烈なオファーを受けて実現。 前作『HK/変態仮面』(13年)は台湾の映画祭で上映されチケットもすぐに売り切れるなど、原作も含め現地で高い人気を誇っており、本作の公開規模も、52館と2016年に台湾で公開された日本映画としては最大となっていた。27日、台北市内から遠い桃園空港に22時頃の到着にもかかわらず、待ち受けた50人ほどのファンから一斉に歓声が上がった。サインや握手に応じる鈴木。「日本のHERO、変態仮面を台湾に広げるためにがんばります!」と意気込みを見せた。2日目となった28日の移動中は、前回は実施していなかった"アドトラック"を台北の原宿と言われる西門町で偶然、発見。自ら走って停めてもらい、その前で変態仮面のポーズをきめて撮影会を行う一幕もあった。その後は、ホテルで記者会見を実施。メディア20社が駆けつけ、台湾の印象を聞かれると、鈴木は「人が温かい、そして文化に寛容な国」とコメント。理由は、「先ほど見たアドトラックが、おしり丸出しのビジュアルで、これを街中で走らせる。日本でもそこまではさすがにできなかった」と話し記者たちの笑いを誘った。最後に、「台湾は来るたびに優しく迎えてくれるし、応援してくれるので、またぜひ戻ってきたい」とアピール。「できれば『変態仮面3』で」と期待を寄せ、シリーズは「ただ笑うだけではなくかっこいい。変態だけどかっこいいので、皆さんぜひ見に来てもらって、『変態仮面』がアジアを代表するHEROになっていければ」と現地の応援に感謝しながらさらなる発展を呼びかけた。続けて、舞台あいさつのため、新光影城SKCINEMAに向かうも、待ち受けていたのは360人ほどのファンたちの長蛇の列。これに鈴木は、「国も言葉も超えてこの変態HEROを愛していただいて本当にうれしい」と歓喜し、多くのファンと交流を楽しんだ。最終日もSHOWTIME CINEMAで、2度目の舞台あいさつを実施。自己紹介と作品名を現地語で披露すると観客から歓声を受けた。質疑応答で「次の作品が引退前の最後の作品になるとしたらどんな役がよいですか?」という質問に、「『変態仮面3』です!」と力強く答えると、声援はさらに大きくなった。劇中では、共演の柳楽優弥に"おいなりさん"を押し付けるシーンが多いが、当該場面の撮影になると、柳楽に「今日は"おいなりさん"をくっつけるけどごめんね……」とあらかじめ詫びを入れていたという。それを踏まえ、「柳楽くんは(日本で)主演男優賞を獲った俳優なんですが、そんな俳優に押し付けるなんてうれしかった」と告白。会場を笑いの渦に包んだ。移動中、シンボルタワーの"台北101"近辺で、またもアドトラックを再発見。タワーをバックに変態仮面をさらにアピールした後、帰りの松山空港では、100人ほどのファンが待機した"花道"を通って帰国の途についた。(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会
2016年05月30日『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』で主演を務める鈴木亮平が、5月27日(金)からの台湾公開に併せ、現地からの熱烈オファーを受けてキャンペーンを実施。台湾で空港や街頭、舞台挨拶に登場し熱い歓迎を受けた。パンティを被った興奮の力で悪を倒すヒーローを、鈴木さんが驚異の肉体美と身体能力で演じ切って大ヒット、そのまさかの続編に清水富美加、柳楽優弥、ムロツヨシを迎えて実現した本作。欧米含め世界20か国以上から上映オファーが続々届いているという中、台湾での公開に合わせて“降臨”した鈴木さん。台湾では、前作『HK/変態仮面』が映画祭で上映された際、チケットは即売に。原作「究極!!変態仮面」が現地で大人気だったこともあり、映画も高い注目を集め、当時も鈴木さんが現地で舞台挨拶を行い、大歓迎を受けた。今回の続編の公開規模は、今年台湾で公開された日本映画でも最大の52館。満を持しての台湾公開となり、台北市内から遠い桃園空港に22時ごろの到着にもかかわらず、待ち望んでいたファンからは歓声が上がり、鈴木さんも快くサインや握手に応じていた。翌5月28日(土)は、現地メディアの取材からスタート。開始前に「前作は台湾で大ヒットしましたが、今作品もそれ以上に向けて自身のキャンペーンにかかってるので、がんばります」とコメントをしていた鈴木さん。50万部発行の現地日刊紙「Apple Dairy」や、朝ドラ「花子とアン」も放送したケーブル局「ビデオランド」などの取材を受けた。その後はランチの予定だったが、移動中に街頭ビジョン(台北市内10か所、台湾全土で32か所)を発見。また、前回は実施していなかったアドトラックを“台北の原宿”といわれる西門町で、偶然見つけた鈴木さんは、体感温度40度を超える猛暑にも関わらず、自ら走ってアドトラックを停めてもらい、その前で変態仮面さながらのポーズで緊急撮影会を行った。その後、Regent Hotelで行われた記者会見には、テレビ8社、WEB5社、新聞4社(※台湾の新聞全紙)、雑誌3社の計20社が参加。台湾の印象を聞かれ、鈴木さんは「人が温かい、そして文化に寛容な国だなと感じています」とコメント。その理由を尋ねられると、「先ほど見たアドトラックが、おしり丸出しのビジュアルで、これを街中で走らせる。日本でもそこまではさすがにできなかった」と応じ、集まった記者たちからも笑いが起きた。そのアドトラックは、前回を超える115台が台湾全土で走行しているというのだから尚驚きだ。最後に、「台湾は来るたびに優しく迎えてくれるし、応援してくれるので、またぜひ戻ってきたいと思います。できれば『変態仮面3』で。今作品はパワーアップしているし、ただ笑うだけではなくかっこいい。変態だけどかっこいいので、皆さんぜひ見に来てもらって、“変態仮面“がアジアを代表するHEROになっていければと思っています。ありがとうございました」と挨拶して会見を締めくくった。5月29日(日)のキャンペーン最終日も、朝から現地雑誌メディアの取材からスタート。その後、SHOWTIME CINEMAに移動し、2度目の舞台挨拶を実施。自己紹介と作品名を現地語で披露すると観客から歓声が上がった。その後のQ&Aでは、「次の作品が引退前の最後の作品になるとしたらどんな役が良いですか?」という質問に対し、「『変態仮面3』です!」との堂々発言にも歓声が巻き起こった。また、共演の柳楽さんに“おいなりさん”を押しつけるシーンが多かった本作。撮影でそのシーンがあると、まずは柳楽さんに「今日は“おいなりさん”をくっつけるけどごめんね…」と謝っていたが、実は「柳楽くんは(カンヌで)主演男優賞を獲った俳優なんですが、そんな俳優に押しつけるなんて嬉しかったです」と告白、会場は爆笑に包まれた。上映後、ドラマをずっと観ていたという20代の女性ファンは「映画を見て、すごく面白かったです。こんな変態なヒーローを演じられるのは鈴木亮平さんだけだと思います」とコメント。また10代の男性は、「皆にオススメしたい映画です。鈴木亮平さんは前作からすごく良かったです。ほかの正統派ヒーローとは全然違っていて面白いです」と感想を語ってくれた。その後、鈴木さんは、台北のシンボルタワーでもある「台北101」近辺でもアドトラックを見つけ、101タワーをバックに変態仮面をさらにアピール。帰りの松山空港でも、100人ほどのファンがすでに“花道“を作って待機しており、その花道を通って、鈴木さんは熱烈歓迎の台湾を後にした。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』のヒットを記念し5月25日(水)、“アブノーマル・ナイト”と銘打って、主演の鈴木亮平、ヒロインを演じた清水富美加、原作者のあんど慶周が舞台挨拶に登壇した。あんどさんの伝説の人気漫画「究極!!変態仮面」の実写映画第2弾として公開され、公開後の満足度ランキングで1位を記録し、海外からも公開オファーが届くなどジワジワと人気の広がりを見せている。この日も平日の遅めの時間の上映にもかかわらず多くの観客が劇場に。鈴木さんは「アブノーマル・ナイト…変態の夜(笑)?よくこんなイベントに来てくださいました。しかも、ほとんど女性じゃないですか!みなさん、ナイス変態!」と満面の笑み。客席に6歳と9歳の女の子もおり「面白かった」という感想に鈴木さんは嬉しそうにほおを緩めていた。原作者のあんど先生は、そもそも変態仮面がどのように生み出されたのかを問われ「小学生のころ、兄とお風呂に入るとき、パンツを引っ張り合ってた」というエピソードを明かし「漫画家になろうと思ったとき、これを漫画にしたらみんな、絶対に笑うだろうと思った」と説明。変態仮面と言えば、主人公の狂介が女性のパンティを被って“変身”するヒーローと認識されているが、鈴木さんはこの誕生秘話に「パンツ被るんじゃなくて、お稲荷さん先行!?」と驚愕していた。また、変態仮面の動きに関してあんど先生は、腰をグッと入れることの重要性を強調するが、実際に変態仮面を演じた鈴木さんはこれを身をもって体感しているようで、次々と壇上でポーズを披露!今回の最新作にあたっては「データをスマホに全部入れて、その上で先生が(原作に)描いてないけど、変態仮面ならこうするという新たなポーズも入れました」と誇らしげに明かし、本作、そして変態仮面への強い思いを見せつけた。既に本作は20か国以上から公開のオファーが届いているが、あんど先生はこの状況に「鈴木亮平の世界進出は時間の問題」と太鼓判。以前から、本シリーズの海外展開を念頭に置いていたという鈴木さんは、アメコミヒーローを参考にしつつ、日本的な進化を遂げた変態仮面について「自動車やラーメンと同じで、ゼロから作るのではなく、元々あるもののクオリティを高め、日本の感性や美意識を注ぎ込む、日本の良さが詰まってます。これぞ日本のモノづくりの神髄!」と力強くアピール。清水さんは世界からのオファーに「世界中に変態がいる証明。人類イコール変態ということ」と嬉しそうに語り、海外進出を果たしたあかつきには、鈴木さんに変態仮面の衣裳でレッドカーペットを歩くことを提案!鈴木さんもノリノリで「アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたら、変態仮面でレッドカーペットを歩きます」と約束し、喝采を浴びていた。『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月26日明石家さんまと強烈キャラの評論家たちによるトークバラエティ「ホンマでっか!?TV」が11日(水)今夜放送され、俳優の鈴木亮平がゲスト出演する。今週の放送は“ホンマでっか!?人生相談”と“レギュラートーク「名前で人生は変わるのか!?」”の2本立てとなり、鈴木さんは“ホンマでっか!?人生相談”に登場。今回鈴木さんが相談するのは「集中するといつも失敗してしまう性格を直したい!」という悩みを明かす。鈴木さんといえば13年公開の映画『HK/変態仮面』では体重を一度15kg増量してから脂肪をそぎ落とすという方法で、彫刻のような美しいボディを仕上げたほか、ドラマ「天皇の料理番」では病死する主人公の兄を演じるために20キロ減量。その後の主演映画『俺物語!!』では40日間で30kg増量するなど、役作りのために過酷な肉体改造をいとわないことから“和製クリスチャン・ベール”とも呼ばれるほど。そんな鈴木さんだけに並外れた集中力を持っていると思われるが、果たしてどんな失敗をしてしまうのだろうか!?そして評論家軍団は鈴木さんにどんなアドバイスを送るのだろうか。見逃せない放送になりそうだ。またレギュラートークコーナーの「名前で人生は変わるのか!?」には麻木久仁子、吉澤ひとみがゲストとして登場。名前が及ぼす影響を科学的に分析するという。今回ゲスト出演する鈴木さんは主演映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』が5月14日(土)から新宿バルト9ほか全国にて公開される。シリーズ2作目となる今回も、前作同様鍛え抜かれた驚異の肉体をフル活用し、パンティを被って戦う変態ヒーローを熱演している。「ホンマでっか!?TV」は11日(水)21時25分~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年05月11日俳優の佐藤健と鈴木亮平が10日、都内ホテルで行われた「第24回橋田賞」の授賞式に出席し、受賞の喜びを語った。2人は、TBSテレビ60周年特別企画『天皇の料理番』での演技を認められ、橋田賞を受賞。ドラマ自体も、「夢を掴み取るために試練に立ち向かう主人公と、それを支える者たちの愛の物語は、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ」と評価され、同賞を受賞した。主人公・秋山篤蔵を演じた佐藤は「このような素敵な賞をいただいて大変光栄です」と感激。「『天皇の料理番』という作品に出演できたことを大変うれしく思います。と共に、今後も見てくださる方々の心に深く残り続ける作品作りを目指して、精進していきたいと思っています」と語った。篤蔵の兄を演じた鈴木も「主役を演じた佐藤健と一緒にこのような賞をいただけてうれしい限り」と喜びを表現。「僕の役は自分の夢をあきらめて弟に夢を託すという役で、弟に対して手紙を書くシーンが多かったのですが、手紙の中での『夢に向かって努力して苦しめることは幸せなことなのだ』というセリフが今でも忘れられない。苦しいことがあるたびにそのセリフを思い出します」と言い、「自分の中でとても大切な作品になっています」と感慨深げに話した。「『天皇の料理番』だけは見ていた」という脚本家・橋田壽賀子氏は、佐藤に対し、「若い時から年寄りまで一生懸命なさっていたのがすごい好感が持てて、ファンになりました」と告白。鈴木に対しても、「役のためにお痩せになったんですって? そんなこと私できない。なんて真面目な人が世の中にいるんだろうと感動した」と同ドラマのために20キロ減量した役者魂をたたえた。脚本家・橋田壽賀子が理事を務める橋田文化財団主催の橋田賞は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かくとりあげてきた番組と人に贈られる賞。今回、橋田賞は、『天皇の料理番』、佐藤、鈴木のほか、『あさが来た』(NHK)、脚本家の大森美香氏、古沢良太氏、女優の岸本加世子、新人賞は女優の吉田羊、特別賞は女優の三田佳子が受賞し、大賞は該当者なしだった。
2016年05月10日俳優の鈴木亮平が世界を冒険する紀行ドキュメンタリーの第2弾「鈴木亮平“世界ミステリー遺産”に挑む!~カリブ海縦断4800km!7日間の大冒険~」が2日(土)今夜放送となる。鈴木さんといえば「世界遺産検定1級」を持つことでも知られる“遺跡マニア”。そんな鈴木さんが7日間にわたる冒険に出発する。今回の舞台は中南米・カリブ海の国々。コロンビアの平地に突如現れる聖なる巨岩やマヤ文明最後の都市と言われるベリーズの巨大神殿をはじめ、メキシコの湖に浮かぶ謎の水上都市などロマンあふれる風景や神秘の世界を鈴木さんが探訪する。昨年7月の第1弾ではアドリア海沿岸を旅した鈴木さん。世界遺産が本当に好きな鈴木さんだからこそ醸し出せる本気の感動や興奮が視聴者からも好評を得て、第2弾が待望されていた。出演は鈴木さんのほか、ナレーションを本上まなみが担当する。「鈴木亮平“世界ミステリー遺産”に挑む!~カリブ海縦断~」はNHKBSプレミアムで2日(土)21時~23時の放送。(笠緒)
2016年04月02日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が、演出・宮本亜門、主演・鈴木亮平で、47年ぶりに上演されている。世界遺産「バイヨン寺院」を建設したカンボジア王の物語に三島が託したものは何だったのか。3月4日に開幕したばかりの舞台の模様を報告する。舞台『ライ王のテラス』チケット情報この戯曲が誕生したのは、三島がアンコールトムを訪れたことがきっかけだ。カンボジア最強の王と語り継がれるジャヤ・ヴァルマン七世の美しい彫像を目にした三島はすぐに、その完璧な肉体が病に冒されていく物語を着想したという。ゆえに、王を演じる鈴木に求められたのは、まずは肉体の美しさだった。幕が開くと、その期待は否応なく高まる。宮本が自らカンボジアでオーディションをして選んだダンサーたちが民族的な舞踊を見せながら、王が見事に戦勝した様子が影絵を使って語られるのだ。カンボジアの音楽が流れ、劇場が中世のカンボジアの空気に包まれるなか現れる凛々しい王の影。そしていよいよ、第二王妃(倉科カナ)と第一王妃(中村中)が待つところに、彫像のような肉体に仕上げた鈴木が登場する。説得力は十分である。しかし、真骨頂はそこからである。民のためにと「バイヨン寺院」の建設を始めるとともに病魔に冒される王。第二王妃は献身的に支え続けるも、王の美しさが蝕まれていくことに耐えられないと彼を避ける第一王妃が王の苦悩を深くする。舞台ではもちろん肉体自体を変えることはできない。にもかかわらず、その存在に何とも言えない心もとなさがにじむ。健やかで自信にあふれた大きな王から、瞬時に見せた鈴木のその変化。“演じる”ということが見せてくれるものの力を、改めて感じることができる。王の肉体が崩壊していくに従って、観世音菩薩を模したバイヨンが完成していく様を、三島は、自分の全存在を芸術作品に移譲して滅びてゆく芸術家の人生に重ねたのだそうだ。舞台の上で、なぜ自分は病になったのかと自問自答する王の姿は、人は何のために生きるのかと、観客に問いかけてくるようでもある。王の病を利用して国の転覆を目論む宰相(神保悟志)や、愛する息子が苦しむ姿を見ていられないと毒殺を企てる王太后(鳳蘭)の人間の業にも、揺さぶられる。宮本曰く、「人間の本質を見たくないところまでえぐり出す」という三島文学の魅力を、まさにナマの肉体が体現した舞台であった。公演は3月17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。取材・文:大内弓子
2016年03月08日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が、演出・宮本亜門、主演・鈴木亮平で、47年ぶりに上演されている。世界遺産「バイヨン寺院」を建設したカンボジア王の物語に三島が託したものは何だったのか。3月4日に開幕したばかりの舞台の模様を報告する。舞台『ライ王のテラス』チケット情報この戯曲が誕生したのは、三島がアンコールトムを訪れたことがきっかけだ。カンボジア最強の王と語り継がれるジャヤ・ヴァルマン七世の美しい彫像を目にした三島はすぐに、その完璧な肉体が病に冒されていく物語を着想したという。ゆえに、王を演じる鈴木に求められたのは、まずは肉体の美しさだった。幕が開くと、その期待は否応なく高まる。宮本が自らカンボジアでオーディションをして選んだダンサーたちが民族的な舞踊を見せながら、王が見事に戦勝した様子が影絵を使って語られるのだ。カンボジアの音楽が流れ、劇場が中世のカンボジアの空気に包まれるなか現れる凛々しい王の影。そしていよいよ、第二王妃(倉科カナ)と第一王妃(中村中)が待つところに、彫像のような肉体に仕上げた鈴木が登場する。説得力は十分である。しかし、真骨頂はそこからである。民のためにと「バイヨン寺院」の建設を始めるとともに病魔に冒される王。第二王妃は献身的に支え続けるも、王の美しさが蝕まれていくことに耐えられないと彼を避ける第一王妃が王の苦悩を深くする。舞台ではもちろん肉体自体を変えることはできない。にもかかわらず、その存在に何とも言えない心もとなさがにじむ。健やかで自信にあふれた大きな王から、瞬時に見せた鈴木のその変化。“演じる”ということが見せてくれるものの力を、改めて感じることができる。王の肉体が崩壊していくに従って、観世音菩薩を模したバイヨンが完成していく様を、三島は、自分の全存在を芸術作品に移譲して滅びてゆく芸術家の人生に重ねたのだそうだ。舞台の上で、なぜ自分は病になったのかと自問自答する王の姿は、人は何のために生きるのかと、観客に問いかけてくるようでもある。王の病を利用して国の転覆を目論む宰相(神保悟志)や、愛する息子が苦しむ姿を見ていられないと毒殺を企てる王太后(鳳蘭)の人間の業にも、揺さぶられる。宮本曰く、「人間の本質を見たくないところまでえぐり出す」という三島文学の魅力を、まさにナマの肉体が体現した舞台であった。公演は3月17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。取材・文:大内弓子
2016年03月08日