北海道のチョコレートメーカー「ロイズ」から、新スイーツブランド「ロイズ京都」が登場。伊丹空港「ITAMI Marché」で展開するほか、京都府内を移動販売車で販売する。新スイーツブランド「ロイズ京都」“北海道土産の定番「ロイズ」が京都と出会ったら…”というユニークなコンセプトのもと生まれた、新スイーツブランド「ロイズ京都」。ロイズ人気の生チョコレートやポテトチップチョコレートをベースに、抹茶・黒豆・山椒…など、古来から京都で親しまれてきた“和素材”を組み合わせることで、新しいスイーツを届ける。「ロイズ京都 生チョコレート」は、京都と北海道のおいしさをぎゅっと詰め込んだ2層仕立ての生チョコレート。マスカルポーネ、ゴーダ、クリームチーズと3種のチーズをブレンドしたホワイトチョコレートの上に、宇治抹茶をブレンドしたチョコレートを重ね、宇治抹茶使用のチョコレートパウダーを振りかけた。抹茶とチーズという“意外性のある”組合せでありながら、相性は抜群。口に入れると、チョコレートがなめらかにとろけ、抹茶の奥深い香りを堪能できる。「ロイズ京都 ポテトチップチョコレート」は、抹茶と和歌山県産ぶどう山椒を取り入れた“大人の味わい”のポテトチップスチョコレート。宇治抹茶のチョコレートをコーティングしたポテトチップの片面に、和歌山県産ぶどう山椒をまぶして、ピリッとしたアクセントをプラスした。塩気のあるポテトチップと、ほろ苦い抹茶チョコレートの絶妙なコンビネーションは、一度食べるとやみつきに。ポテトの旨みを詰め込んだ「ポテごまクッキー」は、宇治抹茶を合わせて京都テイストにアレンジ。白ごまを練り込みほんのり塩味を効かせたクッキーに、宇治抹茶と北海道産マスカルポーネチーズをつかった抹茶フロマージュチョコレートをあしらい、上品な渋みをもたせた。他にも、“さくさくほろほろ食感”の一口サイズクッキー「ロイズ京都 ほろっとほどけるクッキー」や、黒糖と抹茶の2層チョコレート「ロイズ京都 黒糖と宇治抹茶のチョコレート」などがラインナップ。なお、ロイズ京都の商品は、現在ロイズ直営店や公式オンラインストアでの展開はなく、今後の販売予定は決まり次第ロイズ公式ホームページなどで公開される予定だ。【詳細】ロイズ京都・ロイズ京都 生チョコレート[宇治抹茶とフロマージュ]20粒 821円・ロイズ京都 ポテトチップチョコレート [宇治抹茶と山椒]190g 864円・ロイズ京都 黒糖と宇治抹茶のチョコレート 18枚 756円・ロイズ京都 ポテごまクッキー[宇治抹茶フロマージュ]15枚 756円・ロイズ京都 ほろっとほどけるクッキー[3種詰合せ]3種 計18個 972円※すべて期間中でも品切れとなる場合あり。取り扱い店舗:・伊丹空港「ITAMI Marché」※セキュリティチェック後 搭乗待合エリア住所:大阪府豊中市螢池西町3丁目555・伊丹空港「関西旅日記」※2F セキュリティチェック前期間:2021年10月15日(金)~10月31日(日)<京都府内での移動販売車出店スケジュール※予定>※ロイズ京都の商品のほか、生チョコレートやポテトチップチョコレートなどロイズの人気商品も販売。■期間:2021年10月15日(金)~10月31日(日)京都市中京区河原町通六角西入ル山崎町233-1営業時間:11:00~19:00■期間:11月2日(火)~11月20日(土)イオン洛南店(京都市南区吉祥院御池町31)営業時間:11:00~19:00■期間:11月22日(月)~12月12日(日)イオン福知山店(京都府福知山市岩井79-8)営業時間:11:00~19:00※日程や営業時間の変更、中止になる場合あり。※移動販売車のスケジュールは、ロイズ公式ホームページの「催事情報」からも確認可能。
2021年10月09日写真家のHisa(@Hisa0808)さんが、大阪府と兵庫県にまたがる大阪国際空港(伊丹空港)で撮影した2枚をご紹介します。とらえたのは、飛行機が離陸する瞬間。Twitterへ投稿されると「美しすぎる」「銀河鉄道999みたい!」と話題になりました。特別な撮影方法で写された、大阪国際空港の上空の様子がこちら。離陸した飛行機の光跡が銀河航空999。 pic.twitter.com/2OVHcGZuNi — Hisa (@Hisa0808) June 20, 2021 夜空へとのびる、美しい飛行機のライト。まるで光のレールが空へと続いているようにも見えますね。美しい瞬間をとらえた2枚に、漫画『銀河鉄道999』を連想した人も多いことでしょう。投稿には12万件以上の『いいね』が寄せられ、このような声も上がっています。・美しすぎる!銀河鉄道が走っているみたいですね。・飛行機ってこんなにきれいに飛ぶんですね…。ゾクッとしました!・ロマンを感じます。まるで夢の中の世界みたい。空へと続く美しい光跡。その先に何があるのか…想像するとワクワクしますね!HisaさんはTwitterやInstagramに素敵な写真を投稿しています。気になった人は、覗いてみてください。Twitter:@Hisa0808Instagram:ag.lr.88[文・構成/grape編集部]
2021年06月30日「寿司キットカット」が関西初上陸。大阪・キットカット ショコラトリー 伊丹空港店に登場する。「寿司キットカット」は、2016年4月エイプリルフールの際にSNSを通じて登場した限定メニュー。「キットカット」のチョコレートを寿司ネタに見立て、チョコレート職人が本物の寿司さながらに一貫一貫丁寧に握る。シャリ風のライスパフは、ホワイトチョコレートでコーティングして、さらにわさびパウダーを忍ばせることで奥深い味わいに。「寿司 まぐろ」は、甘酸っぱいラズベリーチョコレートをあわせた。たまごに見立てたのは、まろやかな甘みのバナナ味のチョコレート。上から海苔を巻いてユニークなビジュアルに仕上げている。同じく海苔を巻いて軍艦型にした「寿司 ウニ」は、マスカルポーネチーズ入りの北海道メロン味のチョコレートをあわせている。これらは、初の空港常設店となる大阪・キットカット ショコラトリー 伊丹空港店で、2018年4月18日(水)から5月6日(日)までの期間、3,000円(税込)以上購入者を対象に、毎日先着30名合計570名にプレゼントされる。なおショップでは、「おおきに」デザインのチョコレートや、恵比寿様デザインのスイーツなど、伊丹空港店でしか手に入らない限定品を取り揃える予定だ。【詳細】寿司キットカット プレゼント期間:2018年4月18日(水)~5月6日(日)※期間中、3,000円(税込)以上購入した人が対象。※毎日先着30名、限定570名。場所:キットカット ショコラトリー 伊丹空港店住所:大阪府豊中市螢池西町3-555TEL:06-6151-3282営業時間:6:30~21:00
2018年04月19日関空・伊丹空港、仙台空港のほかにも、次々と経営権を民間に売却する動きがある2016年は、「空港民営化元年」とも称されている。前半では先行する関空・伊丹と仙台の変化に触れたが、この後半ではこれから経営権売却のプロセスに入る高松空港、福岡空港、新千歳空港の民営化の行方を考察してみたい。○主導権で揺れる福岡先行する3空港のほか、2016年度以降に空港民営化と喧伝(けんでん)されているのは、高松、福岡、新千歳、広島、静岡、新潟の空港だ。しかし、今後の民営化の進展は空港により色々な思惑が交錯しており、複雑化する可能性がある。まず福岡だが、ここで焦点となるのは前福岡県知事の麻生渡氏が社長を務める空港ビル会社である。当初ビル会社は空港運営権の獲得に意欲満々で、ビル会社として入札に参加すると言明していた。これに国交省は反発し、「当事者である第三セクターがコンセッションに入札することは選定の公平性を損なう恐れがあるので認めない」との方針を打ち出した。「当事者による出来レース」の批判を排除しようとしたわけだ。一見透明性の高い制約を課したように思われるが、実情はそうではない。「県、市は応札企業に参加することはできないが、落札した企業に一定割合で出資することは可能」という落とし所が検討されており、これでは「県市が確実に勝ち馬に乗れる」方式になるだけだ。他方、地元の民間企業群にも積極的な動きがあり、福岡財界の中心である「七社会」、つまり九州電力、西鉄、JR九州といった中軸企業が「地元連合」を組織し入札しようしている。資金面で足りない部分を補う「外部プレーヤー」を加え、コンソーシアムを組む方式が有力と言われている。しかし、地元自治体や財界を敵に回しては事業運営が成功するはずもないので、外部参入者がどこまで主導権を握れるかは不透明であり、新運営権者が独自の経営で新たな空港運営を築くには制約を受ける可能性がある。○空港容量も課題また、福岡は容量が限界に達しつつあり、2016年夏ダイヤ以降はレベル3という最高格の混雑空港指定となった。2019年度末に誘導路の複線化、2025年度末平行滑走路の新設が計画されているが、滑走路間隔が狭いため空港容量は20%程度しか増えないとみられ、空港内のエプロン数の制約も拡大にブレーキをかける。より容量の増える志賀島沖新空港が議論されてきたが、地元の利害意識は空港よりもむしろ、新空港建設による天神地区の建築規制の緩和にあった。現在の平行滑走路計画ではこれの抜本改革は望めないが、「特区による建築制限の緩和」というウルトラCによって、一気に空港改良はより現実的、短期間なものにシフトチェンジしたのである。とはいえ、運営権者にとっては30~40年経っても空港容量が増えないのは経営上大きな問題だ。中期的な新規就航の受け皿としては、24時間運用が可能で容量に余裕のある北九州空港があり、空港間アクセスの改善が進むことを前提に北九州との一体運営もいずれ俎上に上るであろう。現在、北九州空港は赤字経営だが、福岡空港経営権売却スケジュールを阻害しないという前提のもと、福岡空港の容量等の制約でこぼれる需要の受け皿となることは可能である。福岡県、北九州市と十分な疎通を取りながら民間による「眠らぬ空港」のさらなる活用策が検討されることを期待したい。○高松は広島との連合で活路ありか福岡と相前後して民営化が検討される高松空港は、民間事業としての魅力は相対的に低い。事実、LCC(低ローコスト航空会社)の春秋航空日本が2015年10月より、成田=高松線から撤退した。同路線は中国インバウンドを牽引していたため、この撤退は大きな打撃となった。空港の発展性という点では潜在能力に乏しいと思われるが、ここは視点を広げて中四国広域観光圏をフルに活用することも手だろう。次に民営化が見込まれる広島空港とともに、インバウンド需要の強力な受け皿としても瀬戸内地域の空港連合を構築すれば、大きなポテンシャルがある。応札者の事業構想には、十分な工夫とソリューション提案力が求められるだろう。○新千歳は"同床異夢"状態残るは新千歳空港だ。現在言われているのは、「道内の国管理空港をひとまとめにした一括経営権売却」である。だがこれには紆余曲折が予想される。そもそも、滑走路増設予算と引き換えに経営権売却(民営化)を飲んだ福岡と違い、新千歳には経営権を売却し民間他社に移管するインセンティブがない。現在の運営会社である北海道空港会社は、土産物売上は全国ナンバーワンという旺盛な商業需要を背景に黒字経営を続けている。「道、国交省の関与を受けずにもっと自由に空港経営をしたい」という意欲はあっても、それを他者に売り渡そうという気はないだろう。その意味では国交省とは"同床異夢"の状態にあり、福岡のように「三セクは応札に参加できない」となれば、空港会社は国の新千歳空港民営化方針に抵抗することも予測される。また、北海道は道内コミューター会社(HAC)の経営問題も抱えており、一括民営化を転機としたリージョナル航空会社の再編も大きな課題だ。かつて民間による地域都市間コミューター輸送の試みもなされたが、小型機運航の非効率性の壁を克服できなかった。道内空港の民営化を論じるに当たっては、新千歳の収益を道内他空港への内部補助に転化するとかいう目先の方策ではなく、地域航空網の再整備という大きな視点で、大手航空会社(JAL・ANA)、地域型ハイブリッドエアライン(ADO)と地元支援によるオペレーションがどうかみ合い、成り立ち得るのかを議論すべきである。空港民営化元年、まだまだ各地の揺れ動く動向から目が離せない。○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。スターフライヤー創業時のはなしは「航空会社のつくりかた」を参照。
2016年03月14日この4月には関西・伊丹空港が民営化での経営を開始する。そのほか、2月には仙台空港が新経営権者の設立した新会社のもとで6月から空港運営を開始、その後も、高松空港、福岡空港が経営権売却のプロセスに入る。そのため、2016年は「空港民営化元年」とも言われている。"コンセッション"と呼ばれるこの経営構造の転換は、今後の空港運営にどのような変化と影響を及ぼすのだろうか。○関空・伊丹の新会社はどう動く?まず、関空・伊丹から見てみよう。4月にはオリックスとフランスのVINCIグループが関西・伊丹の経営を開始するため、3月末に現在の新関西空港(NKIAC)が行っている空港運営業務が、オリックスグループが設立した新会社(関西エアポート)に移管される。NKIACは会社としては存続するものの役割を大きく変え、新経営権者からの毎年490億円に上る料金の収受や国有地等の管理などを行うのみ。NKIACの社員は原則そのまま新会社に転籍し、現在の業務を続行することとなる。これだけでは、経営主体が変わっても関空・伊丹の空港運営には大きな変化がないように見える。新会社である関西エアポートは喫緊の課題としては、まず空港稼働の向上、すなわち新規就航や増便化の促進を挙げている。これは、他空港に先駆けて空港営業を推進してきた現在のNKIACの営業チームでの活動を継続強化しようというものだ。新会社はLCC(低コスト航空会社)誘致の象徴となる第3ターミナルの建設を着実に進めながら、経営移管後の事業運営を安定軌道に乗せることを最優先としていると思われる。○関空・伊丹に期待できる変化では、完全民営化による変化とはどのようなものがあり得るのか。利用者目線で見ると、まずは商業エリアの充実が考えられる。特に、免税エリアはNKIACが自社で仕入れから販売までを行ってきたが、海外の空港では大手免税業者に入札させ、売り場を任せることで30%を超える高い利益率を確保しているケースが多い。自社仕入れでは自分たちで仕入れの交渉や目利きを行わなければならない関係上、扱うブランドの数も限られ、管理コストも結構かかる。空港会社の利益を最大化するノウハウの観点から見てみると、専門免税事業者には及ばないというのが実情だ。4月以降、委託方式がどれだけ導入されるかはまだ分からないが、新しいブランドや海外での話題商品が増え、利用者の選択肢が広がっていくだろう。また、VINCIの海外空港運営のノウハウを活用した安価なグランドハンドリング会社の設立や、着陸料等の空港使用料の弾力化(思い切った新規就航路線への値引き・優遇策等)など、エアラインのコスト削減につながる施策が実行されることも期待できる。さらに、経営改善といえばNKIAC時代のコスト構造の改善も重要だ。特に同社が多く抱える関連会社は関空・伊丹の統合以前に設立されたものが多く、伊丹に関わる旧OAT(大阪空港ビル)の関連会社の役割は関空の関連会社と重複するものも多い。これらは完全民営化を機に、大胆な整理統合を含めた効率化を図ることが可能と思われる。○仙台は誘致の活性化へ一方の仙台空港の経営権移行形態は、よりシンプルとなるだろう。仙台空港ビルは2月より、新たに仙台空港の経営権を取得した東急グループと豊田通商、前田建設が設立した新会社「仙台国際空港」の所有となった。空港運営の移管は6月に行われることになっている。まず、空港ビル会社を新運営権者が100%購入した上で空港運営を引き継ぐ。すでに宮城県、仙台市、航空会社などのビル会社への出向者は親元に帰っており、新会社の仙台国際空港がビル経営を行いながら、6月からの空港経営のあり方を練り直している。仙台空港で期待されるのは、民間の柔軟で豊富な運動量によるエアライン誘致の活性化と商業施設の充実だろう。新会社の岩井卓也社長はすでに、「旅客数に連動する着陸料=エアラインの閑散期リスクの軽減」を検討していることを言明しており、新規就航会社・路線へのインセンティブをひねり出す新たな工夫が行われていると見られる。既存の料金決定プロセスにとらわれない、柔軟な機軸が打ち出されるものと思われる。また、経営移行後の事業運営が軌道に乗った後は、関空・伊丹、仙台の空港周辺開発において、コンセッショネアであるオリックス、東急グループのノウハウ導入により今後いろいろな新しい開発アイデアが飛び出すだろう。空港内外に貨物、物流、サービスなどの新事業が創出され、両空港の活性化が図られることを期待したい。○空港料金負担のあり方にも変化ありもうひとつ、民営化で変化が起きそうなのが旅客が支払う空港施設使用料だ。関空・伊丹、仙台での運用を意識したのか、国交省は旅客空港施設使用料(PSFC)のより柔軟な設定を認めることについて提起し、1月27日までパブリックコメントを募集し、現在、取りまとめを行っている。従来は新たに行った旅客向け施設の設備投資を回収するためのPSFC課金しか認められていなかった。しかし、今後は空港運営者が事業運営に要する費用の回収のため、柔軟にPSFCを徴収することが認められるという方針である。「単に増収を図るための旅客負担増」というだけではなかなか新設・増額は認められないとは思われるが、例えば、エアラインの着陸料負担を軽減するための財源としてPSFCを活用するなど、総合的な課金根拠があれば新たな制度変更は認められるべきものと思われる。新たなPSFCの設定は一時的には利用者に負担増を強いるものであり、単純に消費者保護を主張する層からの反発も予想される。しかし、今後の空港運営のあり方を考える際、従来のような空港事業者への課金で空港収支を埋めるという単純な構図は、理想的ではないように思われる。利用者によるPSFC負担を原資としてエアラインの着陸料負担を軽減し、エアライン側はさらに低価格運賃の商品を増やす。その上で新規就航・増便を行う。結果的に総旅客数が増加し、商業収入などが増加して空港運営が改善されるという、「三方一両得」の好循環を実現させるためにも、PSFCの柔軟な設定は必要だろう。当然、PSFCの運用に当たっては課金根拠・数値の透明性が求められる。関空・伊丹、仙台に続いて、2016年度以降、高松空港、福岡空港が経営権売却のプロセスに入る。また、これらに続く空港民営化と喧伝(けんでん)されているのは、北海道、広島、静岡、新潟の空港だ。しかし、今後の民営化の進展は空港によりいろいろな思惑が交錯しており、複雑化する可能性がある。これについては、また後半で考察したい。○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。スターフライヤー創業時のはなしは「航空会社のつくりかた」を参照。
2016年03月11日ANAは3月4日、スター・ウォーズキャラクターの特別塗装機第3号「BB-8 ANA JET」(ボーイング777-300型機)を3月27日に伊丹空港にてロールアウトすることを発表。同機は3月28日に伊丹空港から羽田空港行の国内線(ANA22便)に特別に就航し、翌29日の羽田空港00時05分出発ロサンゼルス行(ANA106便)で国際線に就航する。世界で初めてとなるスター・ウォーズキャラクターをデザインした特別塗装機は、ウォルト・ディズニー・ジャパンとコラボした「STAR WARSプロジェクト」の一環として登場。2015年10月に就航した「R2-D2 ANA JET」(ボーイング787-9型機、国際線仕様)、同年11月に就航した「STAR WARS ANA JET」(ボ-イング767-300型機、国内線仕様)、そして今回の「BB-8 ANA JET」の3機。コラボはこれらの特別塗装機を皮切りに、2020年3月までの5年間にわたって実施される。「BB-8 ANA JET」には、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場するキャラクター「BB-8」全面にデザイン。ロールアウトとなる3月27日には、事前に募集したANAマイレージクラブ会員50人が立ち会い、機内で記念撮影や機内食を楽しむほか、「BB-8 ANA JET」の前で人文字を作るなどのイベントを予定している。同機は3月29日に就航を果たした後、羽田空港および成田空港と米国(ニューヨーク、シカゴ、ワシントン、ヒューストン)を結ぶ路線を中心に運航される。また、機内でもスタ-・ウォ-ズ」の世界観を感じられるよう、同機体専用デザインの紙コップや紙ナプキン、ヘッドレストカバ-を使用し、客室乗務員は特別デザインのエプロンを着用する。この他、既に就航を開始している「R2-D2 ANA JET」でも、2月1日より客室乗務員が「R2-D2 ANA JET 」特別デザインのエプロンを着用している。
2016年03月04日オリックスおよびVINCI Airports S.A.S.(本社: フランス、以下ヴァンシ・エアポート)は11月20日、両社を中核企業とするコンソーシアムが「関西国際空港及び大阪国際空港特定空港運営事業等」における運営権者の選定手続きにおいて優先交渉権者に選ばれた件に関して、新関西国際空港(以下NKIAC)および同コンソーシアムとの間で基本協定書を締結したことを発表した。オリックスとヴァンシ・エアポートは、2015年末までに本事業の運営権者となる特別目的会社を設立し、NKIACと運営権者との間で実施契約を締結する予定となっている。11月10日に優先交渉権者に選ばれ、今回の11月20日の基本協定書の締結以降のスケジュールは、空港運営権は2016年3月末付で本運営権者に移転され、2016年4月1日より国内初の本格的な民間による空港運営事業を開始する予定となっている。コンソーシアム構成企業オリックス(代表企業)、VINCI Airports S.A.S.、アシックス、岩谷産業、大阪瓦斯、大林組、オムロン、関西電力、近鉄グループホールディングス、京阪電気鉄道、サントリーホールディングス、ジェイティービー、積水ハウス、ダイキン工業、大和ハウス工業、竹中工務店、南海電気鉄道、西日本電信電話、パナソニック、阪急阪神ホールディングス、レンゴー、池田泉州銀行、紀陽銀行、京都銀行、滋賀銀行、南都銀行、日本生命保険相互、みずほ銀行、三井住友信託銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行、民間資金等活用事業推進機構
2015年11月22日ANAは9月29日、伊丹空港において国内線プレミアムメンバー向け最上級ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」の供用を11月5日より開始することを発表した。同ラウンジは2014年に開始した那覇空港に続くもので、今後、新千歳空港や福岡空港においても順次展開していく。同ラウンジは伊丹空港南ターミナル2階の国内線ANA LOUNGEで、106席の快適なラウンジスペースを備え、ワインやプレミアムビール、パンやスープなどの軽食も提供する。なお、現在3階にある「ANA LOUNGE」に関しては、今後も利用できる。伊丹空港内の「ANA SUITE LOUNGE」では、日本に初めてベルギーワッフルを紹介した「マネケン」の一番人気であるプレーンワッフルを用意する。本場ベルギーの伝統製法にこだわり、毎日伊丹空港内の店舗で焼きあげたものをラウンジにて提供する。ベルギー産パールシュガーが入った、外はサクッと中はふんわりとした食感が特徴となっている。
2015年09月29日大阪国際空港(伊丹空港)は7月28日、おだやかな関西弁を話す愛らしい姿で人気の公式キャラクター「そらやん」の新オリジナル商品を発売した。「そらやん」は大阪国際空港75周年を記念して2014年に誕生したキャラクター。今回は多数の要望があったという「ぬいぐるみ」(1,620円)と「ボールチェーンマスコット」(734円)を発売する。グッズは大阪国際空港限定で、北ターミナル2階出発ロビー「スカイプラザ」、中央ブロック2階「だがし屋」、南ターミナル2階出発ロビー「リュニベールC」、搭乗待ち合わせエリア内店舗「スカイストアーズ」「スカイコンビニ」にて発売している。プロフィール名前: そらやん (「ら」にアクセント)住んでいるところ: 大阪国際空港のラ・ソーラデッキ日課: 空港内や近くのまちをお散歩すること。空港のみんなのお仕事を手伝うこと。お仕事 大阪国際空港を笑顔いっぱいにすること好きなこと: おしゃれをすること。お気に入りのスカーフを集めている将来の夢: いつか空を飛びたいと思っているお友だち: 関西国際空港のカンクン。 空を飛ぶカンクンにひそかに憧れている性格: 好奇心旺盛で、人懐っこい。ちょっと甘えん坊言葉: おだやかな関西弁を話す。口癖は「~やん」※価格は税込
2015年07月30日大阪国際空港(伊丹空港)の中央ブロック4階にある屋上展望レストラン「収穫祭」では、7月10日よりバイキング形式のビアガーデンを実施する。同レストランでは飛行機の発着を目の前で眺めながら、本格的な欧州料理を好きなだけ楽しめる。食べ放題・飲み放題は90分制で大人3,980円/小人1,080円、食べ放題のみは90分制で2,580円/3歳以下680円となる。開催期間は7月10日~9月中旬までの予定となっている。※価格は税込。写真はイメージ
2015年07月08日JALは5月28日より、新たに大阪空港(伊丹)搭乗待合ロビーに「JAL 充電ステーション」を設置する。「JAL 充電ステーション」はバッテリー切れの不安がないように、搭乗直前までスマートフォンなどのモバイル端末を利用しながら無料で充電できる、JALの新しいサービス。これにより、「JAL SKYNEXT」仕様の運航便を利用者も、バッテリー残量を心配することなく機内インターネットサービス「JAL SKY Wi-Fi」を楽しめる。JAL 充電ステーションでは、ACコンセントやUSBポートを利用できる。大阪空港搭乗待合ロビー内15、17、18、21、23番搭乗口付近に各1台設置し、今後も設置空港の拡大を検討しているという。
2015年05月25日