これなんて読むの!?と驚くような難読漢字や、よく使うのに意外と読めない常識漢字…あなたも漢字クイズにレッツトライ!「努努」はなんて読む?「努」は、努力や、努める(つとめる)など、よく使う身近な漢字ですよね。しかし、これが2つあわさった熟語はあまり見かけない方が多いかもしれません。いったい、「努努」はなんと読むのでしょうか?正解を知りたい人は、もう少しスクロールしてみてください。正解は…正解は「ゆめゆめ」でした!努(ゆめ)は、意味や感情を強める効果があります。意味は、2つあるので例文とあわせてご紹介!1つ目は後に禁止の語を伴って、「決して」「断じて」と意味する場合。「努努、忘れるな」(決して忘れないで)のように使います。2つ目は後に打ち消しの語を伴って、「少しも」「まったく」と意味する場合。こちらは、「努努、記憶がない」(まったく記憶がない)というように用いることができますよ。みなさんは分かりましたか?家族や友だちにも、「知ってる?」と聞いて自慢してみて!あわせて読みたい🌈【内奥】はなんて読む?「ないおく」とは読みません!
2023年04月01日山崎賢人主演の日曜劇場「アトムの童」が、11月20日(日)放送の第6話より第二章がスタート。山崎努、麻生祐未、加藤ローサが出演することが分かった。本作は、若き天才ゲーム開発者が巨大資本に立ち向かい、周囲との関わりの中で成長していく姿を描く、脚本家・神森万里江による完全オリジナルストーリー。本日11月13日(日)より放送された第5話では、那由他(山崎さん)たちが生み出した「ゲッチャリロボ」がアジア最大のゲームアワードでベストワン賞を受賞。アトム玩具のメンバー全員で喜ぶのも束の間、最大の敵である興津晃彦(オダギリジョー)率いる「SAGAS」にアトム玩具が買収される…という衝撃の結末となった。第6話から突入する第二章の物語では、那由他たちが新たなゲーム開発に乗り出し、そこに大きく関わっていく人物役で山崎努さん、麻生さん、加藤さんが出演する。那由他たちがゲームの新たな可能性を探っていく第二章。興津との因縁の対決は政界や異業種を巻き込んでスケール感を増し、さらにゲーム業界の勢力図に大きな変化ももたらすことになる。日曜劇場「アトムの童」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。※山崎賢人、山崎努の崎は、正しくは「たつざき」(text:cinemacafe.net)
2022年11月13日大ヒット漫画原作の実写化映画の続編『キングダム2 遥かなる大地へ』より新キャストが解禁。麃公を豊川悦司が演じるほか、小澤征悦、高橋努、渋川清彦の出演が発表された。本作は、中国春秋戦国時代を舞台に、後に秦の始皇帝となる若き王・嬴政と天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信の活躍を描く壮大なスペクタクルロマン「キングダム」(原泰久/集英社)の実写映画化。2019年に公開され大ヒットとなった前作の続編となる。1月1日には最新ティザー映像が解禁され、ストーリーは“蛇甘平原”が描かれること、キーパーソンである羌瘣を演じる清野菜名、信・羌瘣とともに運命共同体となる“伍”のメンバーのキャスト(岡山天音・三浦貴大・濱津隆之)がすでに発表され、大きな注目を集めている。そして、秦国の最前線に居続ける変わり者と言われているが、六将にも引けを取らない力を持つ大将軍である麃公(ヒョウコウ)を豊川悦司が演じることが分かった。麃公は主人公・信の初陣での総大将となる。些細な戦の変化も見逃さず、戦を炎に例えて表現し、その匂いをかぎ取って本能で動く独特の感性を持つ麃公は、豪胆さと、圧倒的な行動力で、無謀ともとれる激しい合戦を繰り広げる。本作への出演について、豊川さんは「佐藤監督のもと、キングダムの世界にどっぷりと浸ってきた。大感謝。大満足。想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう。キングダム、恐るべし!」とコメントを寄せた。さらに、豊川さんについてプロデューサー・松橋真三は「野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました」とキャスティングの経緯を明かす。そして、馬に乗り、荒野を駆ける姿を見た監督・佐藤信介は「本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました」と語っている。さらに、敵国となる魏国の総大将で、魏国が誇る魏火龍七師の一人であり、戦の天才と言われる呉慶(ゴケイ)を小澤征悦が、呉慶軍の副将であり、軍師も兼任している宮元(キュウゲン)を高橋努が、麃公軍所属の千人将で、信の初陣の上官となる縛虎申(バクコシン)を渋川清彦が演じることも決定。一歩兵として戦場に繰り出し、まさに「大将軍」の一歩を踏み出した信、そして彼が出逢うことになる偉大なる将軍たちが、どのように物語に絡んでくるのか?今後の情報にも注目だ。■豊川悦司(麃公役)コメントキングダムが、強者役者をキャスティングしまくってるという噂が走った。なんかドキドキした。俺に声がかかるのか、かからないのか。強がりしててもなんか気になる。で、この大役をいただきました。就職試験に受かった気分。トヨエツじゃねー!という声もあるでしょうが、佐藤監督のもと、キングダムの世界にどっぷりと浸ってきた。大感謝。大満足。想像以上に1を超えた2が、あなたの目の前に繰り広げられるでしょう。キングダム、恐るべし!■松橋真三(プロデューサー)コメント麃公将軍とは、百戦錬磨で戦場を生き抜いてきた秦国最強の大将軍のひとりであり、原作でも大人気のキャラクターです。その野獣のような眼光と、巨大な鎧を着こなす大きな体躯、そして大将軍としての存在感、説得力。それをを考えると、豊川悦司さんしか思い浮かばず、ご出演のお願いをしました。豊川さんの演じる本能型将軍の最高峰・麃公将軍の勇姿とその感動を、主人公の信が間近で感じるように、観客の皆さまにも劇場の大スクリーンで感じていただきたいと思います。■佐藤信介(監督)コメント麃公という本能で動く将軍を、豊川悦司さんに演じていただくに際し、まずはビジュアルづくりを一緒になって、細かく作り込んでいきました。髪、髭、眉毛、鎧。全てを本当に細かく。ビジュアル作りが、キャラクター作りの始まりでした。撮影では、本能に任せて全軍を指揮しつつも、どこかユーモラスなキャラクターが、一挙手一投足のうちに浮かび上がって来て、本作の大黒柱となるキャラクターの創造に、ひたすら興奮しました。『キングダム2 遥かなる大地へ』は夏、公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングダム2 遥かなる大地へ 2022年夏、公開予定(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会
2022年03月08日福田雄一と大泉洋のタッグで映画化される『新解釈・三國志』。この度、本作にムロツヨシ、橋本さとし、高橋努が参戦することが分かり、あわせて特別映像が公開された。誰もが一度は目や耳にしたことがある『三國志』とは、今からおよそ1800年前、西暦約200年の中国・後漢の時代を舞台に、魏、呉、蜀の3国が中国の覇権を巡り群雄割拠していた史実をまとめた書物の名称だ。この『三國志』の中には、魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備をはじめ、中華統一を目指す、一癖も二癖もある個性豊かな武将が登場し戦うことから、日本でも小説や漫画、そしてゲームなど多くのコンテンツが作られ、親しまれてきた。しかし、この『三國志』で語られる逸話の中には、現実味にかける話や解き明かされていない謎も数多く存在し、読み手によってこれまでさまざまな解釈がされてもきた。ヒットメーカーの福田の手によって映画化される本作は、オリジナル脚本の『新解釈・三國志』ということで、大きな注目が集まっている。「劉備玄徳を大泉さんがやらないんだったら、これはもう全然やる必要のないものだという感覚でした」と福田監督に言わしめた大泉が、福田監督と初タッグを組む本作だが、そんな本作への参戦が発表されたのが、ムロと橋本と高橋。いずれも、映画やドラマに欠かせないバイプレイヤーだ。ムロが演じるのは、稀代の天才軍師として名高い諸葛亮孔明。蜀のために采配を振い、明晰な判断力と予見力で敵を翻弄し、戦場に神算を描く“カリスマ軍師”だ。そして、橋本が演じるのは、大泉演じる劉備と共に“桃園の誓い”で義兄弟となる誓いを結び、仁義に生きる豪傑・関羽。さらに、高橋が演じるのは、超怪力の猛将・張飛だ。果たして、歴史に名を残した英雄たちは、本当はどんな人物像だったのだろうか。ボヤキ続ける劉備と共に蜀を盛り立て、“ワンチーム”で覇権争いを戦い抜く彼らの動向に注目だ。そして、三(さん)國志を描く本作は、毎月3(さん)日に、この群雄割拠の戦いに参(さん)戦するメンバーと、撮影現場での特別映像が発表・公開されることが明らかに。毎月3日に発表される情報にも注目だ。今回公開された特別映像には、あまり緊張感の感じられない“ゆるい”撮影現場での、キャスト・スタッフの楽しげな様子が収められている。ムロ、橋本、高橋のコメントは下記。■ムロツヨシ「ムロくんの役は諸葛亮孔明です」と福田監督に言われました。「本気ですか?」と聞きました。「本気、大丈夫、劉備役を大泉洋さんがやるから」と答えがきました。「肩に力入れまくってガチガチの投球フォームで全力投球します」とお応えしました。「うん、普通に投げて」と返ってきました。こんな時代にお届けしたい喜劇。みんなで映画館で笑おう。笑いに来てください。笑ってください。だから皆さん、それまで、どうか、笑っていてください。■橋本さとしいよいよ『新解釈・三國志』上映ですか!思い返せば、福田さんが演出していたミュージカルの稽古中に呼び出され、ダメ出しでも食らうのかと思ってビビっていたら、「三國志の関羽やりますぅ?」「あ、やりますぅ」という感じでいただいた役……が、関羽って三國志で唯一神格化されてる武将ではないですか!これは気合いを入れなくてはと鼻息も荒く現場に入りましたよ。はい。ところがピリピリ感は皆無。ワンカットごとに監督の笑い声が響く。そこに大泉さんのゆるい空気感が相まってなかなか居心地のいい現場でした。まあ、福田さんは他力本願……いや失礼!福田さんはスタッフにも役者にも絶対的な信頼を寄せていて、各々が最高の仕事をするのをガハガハ笑って見ているという感じ。まるでニコニコしたジャイアン!まさにプロフェッショナルな福田組でした。■高橋努念願の福田組は狙っていくとウケないし、全然駄目だと思ったらオッケー出るし、分からないけど監督笑ってるし、三國志だから現場は遠いし、だけど中国じゃないし、役がデブの設定だし、肉襦袢は暑いし、装備は重厚だし、顔じゅう毛がモジャモジャだし、指と手にもモジャモジャつけるし、それでアクションやるの大変だし、馬に乗るの難しいし、初日から長台詞を長兄(劉備)と兄者(関羽)と合わせて言わなきゃいけないし、全然合わないし、でも監督オッケー出すし、めっちゃ笑ってるし、長兄はずっとグチグチ言ってるし、兄者は変なリアクション唐突にするし、皆さんの芝居に笑い堪えるの必死だし、監督めっちゃ笑ってるし、その笑い声聞こえてくるし、今回の自分のスタンスをムロ君に相談したら皆にバラされて恥ずかしいし、いやぁ、実に楽しかった。『新解釈・三國志』12月11日(金)より全国公開
2020年04月03日蒼井優と山里亮太(南海キャンディーズ)の電撃結婚を受け、『長いお別れ』で蒼井さんの両親役を演じた松原智恵子、山崎努からお祝いのメッセージが到着した。現在公開中の本作では、仕事も恋愛もうまくいかず、人生の岐路に立つ東家の次女・芙美を演じている蒼井さん。山崎さんが演じる父・昇平が認知症を発症したことで、家族と向き合い、自分の人生を見つめ直しながらも、笑って、泣いて、前に進んでいく女性を見事に体現。劇中では、認知症の症状が進み、次第に記憶を失っていく父に対して恋愛や人生の悩みを打ち明ける姿も映し出されており、本作を観た観客からは蒼井さん、山崎さんを絶賛するコメントも多く見受けられる。そんな中、報道された今回のおめでたいニュースはSNS上でも話題沸騰!直前に映画を観ていたという投稿も多く、「蒼井優ちゃん出てる『長いお別れ』観たばっかで結婚て聞いて嬉し泣きしそうだったわ」といったコメントで賑わっている。6月1日に行われたばかりの公開記念舞台挨拶では、ずっと憧れていたという大先輩・山崎さんとの初共演について、「山崎努さんの著書『俳優のノート』を10代の最後の方に買って、それに一生懸命線を引きながら読んで学んできて、こうして10年以上のときを経て大先生と共演できた感じがした」と明かし、「自分にとって意味のある作品になりました」と感激ぶりを口にしていた蒼井さん。劇中では悩みをかかえている次女・芙美を演じた蒼井さんに母・曜子役の松原さんは、「芙美ちゃんは結婚には縁遠くお母さんは心配していました でも、蒼井優さんはちゃんとご自分の幸せを手に入れてお母さんはとても安心して喜んでいます」と劇中同様、温かな愛を感じるコメント。一方、山崎さんは「偽の父として、おめでとう。『ゆ~』っとした家庭を作っておくれ。俳優業も期待しています」と劇中のセリフを用いながら、茶目っ気たっぷりの祝福メッセージ!ちなみに、長女・麻里役を演じた竹内さんも映画公開直前に結婚が報じられており、本作はおめでたいこと続きとなっている。『長いお別れ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年06月06日蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努という、日本映画界が誇る実力派俳優陣の共演で贈る中野量太監督の『長いお別れ』。この度、山崎さん演じる東家の父・昇平とその孫との微笑ましいやりとりが収められた本編映像がシネマカフェに到着した。今回到着した映像は、山崎さん演じる昇平と孫の崇(蒲田優惟人)とのユーモア溢れる本編シーン。アメリカで暮らす長女・麻里(竹内結子)の息子・崇が漢字が得意な昇平に教えを請うシーンだが、何より、崇に褒められることで次第に誇らしげな表情を見せていく山崎さんの細やかな変化に要注目。黒澤明監督の『天国と地獄』をはじめ数々の傑作に出演してきた往年の名優とは思えないほど、どこか可愛らしくも見えるその表情の変化には、見ているだけで思わずクスっと笑ってしまう、そんな“おかしみ”が感じられる。本作には、本映像で感じられるようなユーモア溢れるシーンが散りばめられている。今回、初めて小説の映画化に挑んだ中野監督は、脚本開発に取り掛かった当初、原作者である中島京子氏から受けた“唯一のオーダー”が「原作にあるユーモアや“おかしみ”だけは残して欲しい」だったそう。監督自身、原作にある“おかしみ”の要素がなければ、今回の映像化はなかっただろう、と断言するほど、“思わず笑ってしまうおかしさ”を表現するのにこだわりを持っていたといい、そのオーダーに自身を持って臨んでいる。そして、原作者である中島氏からのオーダーは、中野監督に2つ目の挑戦に挑ませることにもなった。これまで中野監督は自身で脚本を手掛けてきたが、「今回は他の人と一緒に脚本を書いてみたい」と考え、旧知の仲である、『海月姫』(14)などの脚本を手掛けてきた大野敏哉との共同脚本という形がとられている。大野さんの脚本は、例えば『シムソンズ』(06)や『武士道シックスティーン』(10)などのように、複数の人間を描きながらも、その骨子を失うことなくユーモアを兼ね備えている点が特徴で、それは本作でも遺憾なく発揮されている。山崎さん演じる一家の父が認知症を発症したことにより、それぞれが自分自身の人生と向き合うことになる家族の7年間を、優しさとユーモアたっぷりに描いた本作。劇中で披露される、父・昇平とその家族のやりとりには、誰もが“思わず微笑んでしまう”そんな愛がたくさん詰め込まれている。家族をテーマに映画を撮り続けてきた中野監督だからこそ描くことのできた本作を、劇場で堪能してみて。『長いお別れ』は5月31日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会
2019年05月20日映画『長いお別れ』が、蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努出演で2019年5月31日(金)に全国ロードショー。『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太が、中島京子の同名小説を映画化『長いお別れ』の原作は、直木賞受賞作家・中島京子の同名小説。認知症になった厳格な父が、日に日に記憶を失っていく昇様子に戸惑いながらも向き合うことで、娘たちが自分を見つめ直していくストーリーだ。今回の映画化では、『湯を沸かすほどの熱い愛』で、驚きと感動の詰まった家族の物語をつくりあげた中野量太が、メガホンを採り、時に泣き、笑い、悩みながら前に進んでいく愛に溢れた家族の様子を、ユーモアを交えて感動的に描いていく。“東家”を演じる蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努認知症になった父を取り巻く“東(ひがし)家”の次女・芙美役には、『彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得した蒼井優。蒼井は、芙美役について「私が演じた芙美は、よしておけばいいのにと思うようなことをついやってしまう、でも笑えるほど不器用でもない、というちょっと不憫なタイプの女性です。そんな彼女が30歳を超えてもう一度家族から学ぶことの大きさが大切なのかなと思いながら演じました。」と話している。また、夫の転勤で息子とアメリカに移り住み、慣れない生活に戸惑う長女・麻里に竹内結子、専業主婦として夫と娘たちを献身的に支えてきた母親・曜子に松原智恵子が起用されている。そして、紫綬勲章、旭日小綬賞を受章した名優、山﨑努が認知症を患う父親・昇平役を演じる。麻里の息子・崇役は、オーディションで抜擢された蒲田優惟だ。主題歌にシンガーソングライターの優河 を起用映画『長いお別れ』で 主題歌を担当するのは、神秘的な歌声が魅力のシンガーソングライター優河。 本作のために書き下ろしたという「めぐる」は、作品のテーマにリンクした、穏やかでありながらもポジティブな力強さを兼ね揃えた楽曲に仕上がっている。ストーリー父、昇平の70歳の誕生日会。久しぶりに集まった娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった―。日に日に記憶を失っていく昇平の様子に戸惑いながらも向き合うことで、自分自身を見つめ直していく家族たち。そしてある日、家族の誰もが忘れかけていた“愛しい思い出”が昇平の中に今も息づいていることを知る・・・。【作品詳細】映画『長いお別れ』原作:中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)公開日:2019年5月31日(金)全国ロードショー監督:中野量太脚本:中野量太、大野敏哉出演:蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努配給・制作:アスミック・エース
2019年01月27日俳優の山崎努が17日、東京・パルテノン多摩 大ホールで行われた第10回TAMA映画賞授賞式に登場した。同映画賞は、多摩市及び、近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰」するもの。山崎は特別賞を受賞した、沖田修一監督の『モリのいる場所』の主演として登場した。山崎は「主人公たちは全く変化がありません。実はそういうところに惹かれて出演させてもらったんですが、撮影中にふと、こういう映画でお客さんが来てくれるのかなあと思いました。もちろん監督は自信があったと思いますが、僕はちょっと不安でした」と振り返りつつ、「で、いっぱい入って売れました。そして喜んで楽しんでくれました」と喜ぶ。「その上、こういう立派な賞をいただいて、嬉しく思っています。特に、特別賞は嬉しいです」と感謝したが、「ここに(奥さん役の)樹木希林がいれば、もっと良かったんですが。残念です。まあ仕方ありません」とこぼした。ともに文学座出身で、56年の時を経ての共演となった樹木について、山崎は「プライベートでもそんなに会ったことなかったんですけどね」と語る。「実は撮影に入る前に、彼女は病気でだいぶ体調が悪いと聞いてましたけども、ものすごく元気で、逆に僕が熱中症寸前でダウンしそうになって、彼女に助けてもらいました」と明かした。さらに「沖田監督も途中で捻挫しまして、ギブスで松葉杖で。一番元気だったのが、希林さんだった」と、樹木のことを悼んだ。■最優秀作品賞『万引き家族』 (是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)■特別賞沖田修一監督、及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同 (『モリのいる場所』)上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同 (『カメラを止めるな!』)■最優秀男優賞東出昌大 (『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)松坂桃李 (『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)■最優秀女優賞安藤サクラ (『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)松岡茉優 (『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)■最優秀新進監督賞今泉力哉監督 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)三宅唱監督 (『きみの鳥はうたえる』)■最優秀新進男優賞吉村界人 (『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)吉沢亮 (『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)■最優秀新進女優賞深川麻衣 (『パンとバスと2度目のハツコイ』)伊藤沙莉 (『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)
2018年11月18日日本を代表する名優・山崎努と樹木希林に、加瀬亮、吉村界人ら世代を超えた豪華キャストが脇を固める映画『モリのいる場所』。このたび、本作に登場する主人公モリの3度のごはんをまとめた特別映像がシネマカフェに到着した。主人公のモリこと熊谷守一は、庭を愛し、30年間ほとんど外に出なかったことで知られる実在の画家。画商や近所の人でにぎわう茶の間、大勢でたべる夕ご飯。ちゃぶ台に縁側、黒電話。人と人との距離がいまよりも近く感じられる昭和の暮らしと、50年以上をともに過ごしてきた老夫婦の絆、心豊かに充足した人生のある夏の1日を描き出す。■庭とつつましい暮らしを愛した老画家とその妻の食卓は…?モリは一見、かなりの偏屈に見えるが、実は食べることが大好き!歯が1本もなくても、はさみやキャンバスはさみをフル活用して、固いベーコンやフランスパン、みかん、たくあんなども食べていたという逸話の持ち主。このたび届いた、モリ家の朝昼晩のごはんをまとめた特別映像でも、その様子が伺える。朝はアジの開きを七輪で焼き、お昼はお隣さんが「カレー作りすぎちゃった」と持ってきたので、急きょカレーうどん。しかし、モリはぜんぜん食べられない。そして、夜は夜で、姪の美恵ちゃんが買いすぎたお肉ですき焼き、ビフテキと実に豪華な食卓となる。朝食こそ家族3人での食事だが、お昼はご近所さんや毎日通ってくるカメラマンとその助手らも混じり、夜に至ってはお肉が大量のため、工事現場の若者たちを招いてワイワイ、がやがや、大いに飲み食いする大宴会。だが、そんなときでもモリはひとり黙々と食べる…といった光景が繰り広げられる。そんなモリ家の様子には、自然体の着こなしやライフスタイルで人気を集めるスタイリストの伊藤まさこ氏も「土、台所、陽だまり、風、木々、畳、洗濯物…映画の中からなんとも言えないいい匂いがたくさんしてきた」とコメント。モリのキャラクターと昭和の空気感が溶け合った、いまにもごはんの匂いがしてきそうな特別映像となっている。『モリのいる場所』は5月19日(土)よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月12日名優・山崎努と樹木希林の初共演で話題を呼ぶ『モリのいる場所』。画家・熊谷守一をモデルに沖田修一監督がメガホンを取る本作の新キャストとして、若手演技派俳優・吉村界人をはじめ、加瀬亮、光石研、青木崇高ら豪華俳優陣の出演決定、「昭和49年懐かしのお茶の間」の風景とともにコメントが到着した。■あらすじ時流にも無頓着、自分のやりたいことだけに夢中になる画家の守一、通称モリは94歳。ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しむ妻・秀子76歳。自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、モリの描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、モリは妻の秀子と2人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。若い写真家、温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋や画商や近所の人々、そして、得体の知れない男…。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。■若手からベテランまで!追加キャスト発表山崎さん(80)と樹木さん(74)の初共演が話題となっている本作に、このほど、20代から60代までの個性豊かな俳優たちの出演が発表された。モリに惚れ込み、モリの写真を撮ることに情熱を燃やすカメラマン・藤田に、沖田監督と同世代で現在の日本映画を牽引する演技派・加瀬亮(42)、その藤田のアシスタントとして現場に連れてこられた鹿島に、TVドラマ「僕たちがやりました」で一躍注目を集め、『ビジランテ』『サラバ静寂』とこれからの日本映画を支える気鋭監督とのタッグが続く若手演技派の吉村界人(24)の出演が決定。さらに、経営する温泉旅館の看板を描いてもらうためにやってくる朝比奈に、多数の映画・TVで名バイプレイヤーとして大活躍する光石研(56)、熊谷家の隣のマンション建設のいかつい現場監督・岩谷に、『るろうに剣心』シリーズ、『雨にゆれる女』の青木崇高(37)、マンション・オーナー水島役に、映画に舞台にと才人ぶりを発揮する吹越満(52)、熊谷家の家事を手伝うモリの姪・美恵ちゃんには、名舞台女優・池谷のぶえ(46)、そしてモリの家に入り浸る画商・荒木役に、沖田組常連のきたろう(69)など、とびきり個性的で魅力的なキャストが勢ぞろい!■吉村界人&加瀬亮らコメント到着『南極料理人』をはじめ『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』『モヒカン故郷に帰る』など、国内外で高い評価を受ける沖田監督作品への出演について、キャストたちは「詩人のまどみちおにも通じるような熊谷守一の宇宙に興味をもっていたので。監督はじめ、今回参加するいろんな人の感じ方を知りたくて出演を決めました」(加瀬さん)、「熊谷×沖田×山崎×樹木。この魅力全開なスクエア映画を断る俳優はいません!現場では、最高に幸福な時間が流れておりました。有難うございました!」(光石さん)とコメント。今回、初の沖田組参加となる吉村さんは、監督の印象を「技術からは学ぶことができないその人の話し方や動きを、甘受してくださる方でした。僕は僕でいいんだと、思えました」と語り、山崎さんとの共演について「絶え間ない緊張感がありました。僅かですがお話させていただいたときに、僕は到底、聞くだけで精一杯でしたが、初心だけは、忘れたらいけないんだ。という感覚だけは感じました。それは、心も行動も。気構えが素晴らしかったです」と感銘を受けた様子。樹木さんに対する「生きていてお会いしたことないくらい稀有な方でした。映画、音楽、恋、仕事の話をしました。とても大切な時間になりました。ただ僕のことをジュリーと呼んでいましたけど…もう一度ご一緒したいです。必ず」というコメントからも、世代を超えた出演者たちの化学反応がうかがえる。また、山崎さんとの共演も出演の決め手になったという青木さんが「リラックスして関係性を探っていけたのでとても楽しかったです。樹木さんが現場で色んなアイデアを出されていたのが印象的でした」と撮影時を振り返っているほか、「まず、台本をいただいて、自分がどの役をやるのかは気にせず一度読んでモリの魅力に胸がきゅっとなり、二度めに樹木希林さんとの共演シーンがあると知り、お尻の穴がきゅっとなりました」(吹越さん)、「沖田監督の世界にどっぷり浸かることができる喜びで参加させていただきました。現場での誰よりもワクワクしている様子の監督に接して、ますますファンになりました。」(池谷さん)、「沖田監督が好きだから」(きたろうさん)とコメントを寄せるなど、数々の作品へ出演を果たしてきた名俳優たちも、沖田監督独特の世界観と、それを支える山崎さん・樹木さんの名タッグに惚れ込んでいるよう。12月1日から熊谷守一の没後40年・大規模回顧展がはじまるなど、映画ファンのみならず美術ファンからも熱い注目が集まる『モリのいる場所』。人と人との懐かしく温かいつながりを描く本作を楽しみにしていて。『モリのいる場所』は2018年5月よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月07日水島努×岡田麿里による新プロジェクトとして始動したTVアニメ『迷家』だが、その放送が2016年4月よりMBSアニメイズム枠、WOWOWにてスタートすることが明らかとなり、さらにメインキャスト陣が発表された。アニメ業界の先頭を突っ走るヒットメーカーによる奇跡のコラボレーションプロジェクト『迷家』。30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは? 1話たりとも見逃せない、謎が謎を呼ぶスリリングな展開……閉鎖された村での人間模様と主人公の心の葛藤を描く、前代未聞の群像アニメとなる本作。MBS、TBS、CBCでは4月8日より、BS-TBSでは4月9日より、WOWOWでは4月1日より放送開始となる。MBS …… 4月8日より毎週金曜26:10~TBS …… 4月8日より毎週金曜深夜CBC …… 4月8日より毎週金曜深夜BS-TBS …… 4月9日より毎週土曜24:00~WOWOW …… 4月1日より毎週金曜22:30~ / 翌週金曜22:00~(再放送)注目のキャスト陣は、光宗役を酒井広大、真咲役を相坂優歌、颯人役を八代 拓、こはるん役を佐倉 薫、ヴァルカナ役を鈴木達央、リオン役を五十嵐裕美がそれぞれ担当する。○TVアニメ『迷家』登場キャラクター■光宗(みつむね) cv. 酒井広大年齢:16歳 / 職業:学生 / 性格:成績優秀だがそれを鼻にかけず、おっとりした人を信じやすい少年。■真咲(まさき) cv. 相坂優歌年齢:17歳 / 職業:学生 / 性格:少し不思議ちゃんのきらいはあるものの、素直で明るく一途な性格。■颯人(はやと) cv. 八代 拓年齢:16歳 / 職業:学生 / 性格:学業も卒なくこなし、容姿も良い少年。光宗の理解者。■こはるん cv. 佐倉 薫年齢:24歳 / 職業:大学院生 / 性格:大学の研究室で、納鳴村の事を調べている。■ヴァルカナ cv. 鈴木達央年齢:25歳 / 職業:プログラマー / 性格:仕事を請け負った会社で情報流出騒ぎがあり、その責任をすべてなすりつけられた。■リオン cv. 五十嵐裕美年齢:14歳 / 職業:学生 / 性格:霊感が強く、見えないものが見えてしまう少女。また、エンディングテーマを片平里菜が担当することも発表されている。そのほか詳細はアニメ公式サイトにて。(C) diomedea・Ponycanyon/project迷家
2016年02月05日『ガールズアンドパンツァー』や『SHIROBAKO』などの監督で知られる水島努氏と、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などを手掛けた岡田麿里氏によるコラボプロジェクトが始動! 両者がタッグを組んだTVアニメ『迷家』が2016年春より放送開始となる。■TVアニメ『迷家』ストーリー概要そして、僕らは消えた。興味本位で参加した胡散臭いバスツアーで合流した若き30人の男女。ツアーの目的地は納鳴村(ななきむら)と呼ばれる存在が定かではない幻の村『納鳴村』では現世でのシガラミに縛られないユートピアの様な暮らしができる……と都市伝説のように囁かれていた。現実の世界に絶望している…退屈な日常を抜け出したい…人生をやり直したい…それぞれの思惑や心の傷を抱えた30人を乗せ、バスは山奥深くへと導かれてゆく…そして30人が行き着いたのは、朽ちつつも微かに生活の匂いが残る無人の集落だった…30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは?スタッフ陣は、監督・水島努氏、シリーズ構成・岡田麿里氏に加え、キャラクターデザインをアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』の井出直美氏、音楽を『心が叫びたがってるんだ。』の横山克氏、アニメーション制作をディオメディアがそれぞれ担当する。謎が謎を呼ぶスリリングな展開! 閉鎖された村での人間模様と主人公の心の葛藤を描く、前代未聞の群像アニメ『迷家』は、2016年春の放送開始予定。詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。○「水島 努×岡田麿里」新プロジェクト「迷家」PV第1弾(C) diomedea・Ponycanyon/project迷家
2015年12月29日●演じるときは「"自分"が知らないところに」小心者。ビビリ。あまり言われたくないこれらを意味する広島の方言"びったれ"がそのままタイトルになった映画『劇場版 びったれ!!!』が、11月28日から公開している。ドラマから映画化された人気シリーズでヒロイン・杉山を演じるのが、今年に入って『THE NEXT GENERATION パトレイバー -首都決戦-』、『HERO』、『レインツリーの国』といった話題作への出演が続く女優・森カンナ(27)。元極道であることを隠して司法書士として第2の人生を歩む伊武努(田中圭)を、アシスタントの杉山はその過去を知った後でも、ミスを見つけては容赦なく叱りつけるしっかり者だ。2009年の『仮面ライダーディケイド』(テレビ朝日系)のヒロインから本格的に女優業をスタートし、『ショムニ2013』(フジテレビ系)などで注目される存在に。"女優・森カンナ"の真の姿は杉山栄子にあるのでは――本作の試写でエンドロールが流れている時にふとそんなことが頭をよぎり、直接本人に会って確かめることにした。一視聴者として、無意識に抱いていた先入観。それが"心地良い勘違い"であることを、対面して知ることになる。――広島が舞台の作品ですが、今回の映画で初めて広島ロケを行ったそうですね。市内外、両方で撮影しました。街ではご飯がとにかくおいしくて。広島焼きのお店にあった、カキのバター焼きや鉄板焼きは最高でした。何よりも、ご当地で広島焼きを食べられるというのは幸せですね(笑)。機会があれば、プライベートでも行ってみたいです。――今回はドラマからの映画化でした。いつもの映画撮影との違いはどういったところにあるのでしょうか。みなさんとの距離感が違うので、現場の雰囲気も変わってきます。初めての現場で心がけているのは、あまり殻に閉じこもらないこと。話をすることで本番の時の緊張感が少しだけ和らいだりするので、少しは作品に影響するのかなとも思います。『びったれ!!!』のドラマ現場では(田中さん)が引っ張ってくれていたので、何か分からない時や困った時にはいろいろ聞くことができて、本当に助けてもらいました。――田中さん演じる伊武努の姉の娘・かりんを演じていたのが、岩崎未来ちゃん。森さんはご自身のインスタグラムにもツーショット写真を載せていましたが、現場では「ママ」と呼んでくれていたそうですね。そうなんです。お母さんの気持ちになりたいと思って、そう呼ぶようにお願いしました(笑)。ドラマの最初の時だったと思います。ちゃんと呼んでくれるんですよ。動画とかもたくさん撮って、「もう1回言って!」とお願いしてみたり(笑)。合間には一緒に遊んで、私にとっては"癒やし"のような存在でした。映画が完成した時に会いましたが、すっかり大人になっていて。そのあとに試写でも会ってさらに大人に……。子どもの成長には、びっくりしますね(笑)。――森さんが演じた杉山栄子は、司法書士・伊武をサポートする補助者という立場でしたが、軽率なミスを繰り返す伊武を叱りつけるシーンはこのシリーズでおなじみです。杉山の魅力はどのようなところだと思いますか。唯一、伊武にガミガミ言えることができるしっかり者。伊武の裏の顔がヤクザであることが分かっても、接し方が変わらないところとかは、人間の本質を見るタイプなんだと思います。何よりも司法書士としての伊武を尊敬していることもあって、どんなにガミガミ怒ってもそのあたりの態度が変わることはありませんでした。――怒り方に変化は?同じだと思います。同じミスが繰り返されると「また?」みたいなイラ立ちがあってヒートアップして、最後はあきれてしまいます(笑)。――ご自身と栄子を比較して似ていると思いますか。全然、似ていません。逆です(笑)。私は人を叱れるほど、しっかりした人間ではありません。怒られてばかりで(笑)。――ちょっと意外です。物事をストレートに言いそうなイメージでした。はっきりしたタイプだとは思いますが、どちらかというと「しっかりして」と心配されるタイプ。私は適当なところがあるので、杉山との大きな違いはそこだと思います。共通しているところは……あるかなぁ……たぶんないです(笑)。あえて挙げるとするなら、"子ども好き"なところとかでしょうか。――その様子だと、役柄を演じる時にあまり自分と比べることはないんですかね。そういう方もいるのかもしれませんが、私は演じるときには"自分"がどこか知らないところに行ってしまいます(笑)。よく聞かれる質問ではあるんですけど、いつも考え込んでしまって。演じることは自分とは全然別ものだと思っています。――困ってしまう質問でしたか(笑)。そうですね。考えてしまうので(笑)。――ついつい聞いてしまう質問です。プライベートの経験が役にも現れるという話もよく聞きますし、役とは違う"森カンナ"という女性を知るきっかけとしてはとても便利な入り口というか。それはなきにしもあらずな気もします。ただ、これまでやらせていただいた役は私がほとんど経験したことない人ばかりだったので(笑)。●女優になった意外なきっかけ――なるほど。本作では"びったれ"がキーワードになっています。広島の方言で「小心者」を意味するそうですが、森さんの"びったれ"な一面は?あまりないと思ってはいるんですけど……何歳になっても"お化け"とかは怖いです。そのあたりに関してのビビリっぷりはすごいと思います。富士急のお化け屋敷に大人数で入った時もすぐに出てきてしまったり。スタートしてすぐにいきなり耳元で不気味な音がして、「あっ、これはダメだ」と(笑)。――絶叫しましたか(笑)?いえ、「はい、出ます」みたいな感じです(笑)。結構な時間並んだのにすぐに出てしまうって、かなりの"びったれ"ですよね。――でも本当の"びったれ"はそういう状況で叫んでしまいそうですが。怖がりながらも森さんは冷静沈着(笑)。なんか怖いなぁと思っても、「はっ! はっ!」と声を出してみたり、手をたたいてみたり。そういうふうに音で蹴散らそうとしています(笑)。――これまでドッキリやサプライズなども含めて、声を出して驚いたことは? 森さんが森さんじゃなくなった瞬間というか。お化けとはまた違いますが、3~4年前ぐらいでしょうか。トンボが顔面に迫ってきて、その時は絶叫しました(笑)。一人で歩いていた時だったので、周りの人もびっくりして(笑)。普通、トンボって避けてくれませんか?――森さんもなぜ避けなかったんですか(笑)。避けてくれるんだろうなぁと。街中でかなりの取り乱し方でした(笑)。――お話していて明るい人柄が伝わってくるのですが、落ち込んだりすることは?人並みにあります(笑)。ただ、自分から相談することはなくて、どちらかというと相談されることの方が多いような気がします。人の考えを聞くことはありますけど、それで自分の意志を決めることはありません。悩みを克服する一番の方法は時間だと思いませんか?――同感です。妥協に近いですけど、それが結局解決につながったりしますよね。人間は忘れる機能が備わっています。私はあまり相談しませんが、それでもつらいときは人と話すことがやっぱり良いような気がします。――最近のご活躍ぶりから想像するに、とても多忙な日々を送っていらっしゃるような気がしているのですがいかがですか。友だちとご飯を食べに行く時間もたくさんありますし、ジムに行ったり自分の時間をちゃんといただいています。――もともとモデル活動をされていて、オーディションで演技をする機会が重なったことが、女優になるきっかけだったそうですね。最初は興味のなかった分野だったのでしょうか。それまで女優に興味はありませんでした。パリコレに出ていた田辺あゆみさんとか、むしろモデルさんの方に憧れていました。背があまり伸びなくてこれからどうしようかと思っている時に、オーディションで演技をする機会が増えて、そこに面白さを感じました。――それからどのあたりで演技の魅力、やりがいを感じるようになったのでしょうか。最近だと思います。現場が楽しいと思えるようになったのは本当に最近です。――2010年のドラマ『インディゴの夜』(フジテレビ系)では、性同一性障害のホスト役でした。難しい役だったと思いますが、番組サイトのインタビューでは「お芝居については勉強中の身ですが、正直演じることに対して"楽しみ"を感じたことはまだないんです」「私にとって撮影をしている現場は"戦場"。その中でお芝居技はひたすら難しいし、分からないことだらけです。自分の思うようなお芝居ができて、アイディアもどんどん出せるようになったら、『お芝居っておもしろい』と思うのかもしれないですね」とありました。現場は今も変わらず"戦場"ですか?当時の"戦場"とはまた違うと思いますが、短い時間の中で自分が出せるものを集中してやっていないと取り残されてしまいます。そんなお芝居を"楽しい"と思えることは5年前と同じように今もありませんが、そんな"戦場"の現場に行くのが"楽しみ"に感じられるようにはなりました。最近は女性らしい役が続いているので、そういう時は正反対の役柄への欲が出てきます。女性らしい役が続くと肌や髪のケア、爪にいつも以上に気を使ったりしますが、正反対というのは例えばそういう面で何にも気を使わなくていい部分が求められるというか。「ちょっと太ってください」みたいなお願いもされたいです(笑)。コメディとかすごく興味があって。どちらかというとそういうタイプなんです(笑)。■プロフィール森カンナ1988年6月22日生まれ。富山県出身。2008年に映画『うた魂♪』で女優デビュー。その後も『しあわせのパン』(12年)、『太陽の坐る場所』(14年)など映画やドラマ、CMに出演。2016年に公開予定の映画『僕だけがいない街』が控えている。(C)田島隆・高橋昌大(別冊ヤングチャンピオン)2013 / 2014「びったれ!!!」製作委員会
2015年12月08日俳優の田中圭が主演を務めた深夜ドラマ「びったれ!!!」が、『劇場版 びったれ!!!』としてスクリーンに進出!「お人好しなシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元極道」という3つの顔を持つ主人公・伊武努が、理不尽な目にあう弱者のために再び大活躍する。「伊武努という人物が魅力的なのは、まず主人公なのにめちゃくちゃ弱いところなんです。基本的に自信がないし、常に悩んでいる。極道だった過去を引きずっているし、葛藤と罪悪感も抱えているんです。でも亡くなった姉の娘という守るべき存在があり、何より人が大好き。ある種ヒーローではあるんですが、周りの人たちに助けられたり、教えられたりして生きる姿がとても好きですね。役者として3つの顔を演じるやりがいもありますよ」「カバチタレ!」「極悪がんぼ」で知られる田島隆が原作、高橋昌大が漫画を手がける人気シリーズを映像化。今年1月から全国10局でドラマ版が放送され、第8話で広島のチャンネル占有率が33.5%をマークした。「これほどじっくり同じキャラクターと向き合う機会は初めて。演技の枠を超えて、いかに説得力をもって、伊武努を生きることができるか。挑戦であると同時に、30歳を超えたいまの自分だからこそ表現できる“何か”を目指しました」。台本の段階から打ち合わせに参加し、「僕自身は脚本家ではありませんが、それでも役者の目から見た台本のイメージ…例えば、セリフの言い回しなど現場の皆さんと話し合う場を持たせてもらった。プロデュースとまではいかないですが、映画版では竹中直人さんや山本耕史パイセン(笑)に出演をお願いしたり。一生懸命演じるのは当然ですが、今回はそれ以上に作品全体を見渡し、いつも以上に学ぶことが多かったです」と強い思い入れを示す。だからこそ「これで終わりにしたくない」と、さらなる『びったれ!!!』ワールドの展開に誰よりも期待を寄せている。「ゴールデンとか深夜枠とか、そういうことは関係なく、現場には『面白いものを作りたい』と情熱を燃やす人たちがたくさんいる。今回、映画化できたことでヨチヨチ歩きながらも、一歩を踏み出した『びったれ!!!』をもっといいものにしようと、みんなが再び集まれれば、これ以上に幸せなことはないですね」と声を弾ませる。田中さんと言えば、「びったれ!!!」『劇場版 びったれ!!!』に加えて、シリーズ前作に続き人気キャラクター・小牧幹久を演じた『図書館戦争 -THE LAST MISSION-』(有川浩原作)が好評を博したばかり。さらにフジテレビの月9ドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」(相原実貴原作)にも出演中だ。いまや“原作もの”の実写作品に出演するのは、売れっ子俳優の宿命ともいえるが、当の本人はどのように役作りと向き合っているのだろうか?「原作はシカトはしないです…、でも原作をなぞるつもりはない。本当にそれに尽きますね。もちろん、原作ファンの皆さんがたくさんいるのはわかるんですが、実写化するなら原作通りに演じる必要はないと思うんです。大切なのは単純なリアルさではなく、共感したり、ズシンとメッセージが届けられるリアリティ。実写化することで、フィクションがフィクションでなくなる瞬間を、僕ら俳優が演技を通して表現できればと思っています」。2000年にデビューし、気が付けば人生の半分以上を俳優という仕事に費やしてきた。映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍し、「びったれ!!!」という名刺代わりともいえる作品にも出会えた。そんな田中さんが、いま大切にしていることは?「僕らの仕事って根本に『好きでやっている』という気持ちが絶対あると思うんですよ。環境の変化によって、スケジュールがタイトになることも多々ありますが、その気持ちを忘れず、現場に立ちたいですね」。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:劇場版 びったれ!!! 2015年11月28日より全国にて公開(C) 田島隆・高橋昌大(別冊ヤングチャンピオン)2013 / 2014「びったれ!!!」製作委員会
2015年11月26日優しいお父さんかと思えば、相手をやりこめる切れ者司法書士、直視できないほどの乱闘ヤクザ。くるくる変わる3つの顔を演じる俳優・田中圭さんの魅力に迫ります!* **ある時はお人好しで頼りない“シングルファーザー”、またある時は豊富な法律知識で庶民を守る切れ者の“司法書士”、その正体はなんと“元ヤクザ”…。田中圭さんが最新作『びったれ!!!』で演じたのは、そんな異なる3つの顔を持つ主人公・伊武努。「はじめて原作のコミックを読んだとき、伊武努というキャラクターに強く惹かれたのを覚えています。いまの自分がこの役をどう表現できるのか、それを確かめる意味でもぜひ挑戦させてもらいたい作品だと思いました」『びったれ!!!』は今年の1月から深夜ドラマとして放送され、異例の高視聴率を記録。オリジナルキャストに豪華俳優陣を加え、満を持しての映画化が決まった。「ドラマがあったおかげで、役の特徴やクセは自分の中で全部決まっていました。だから、映画では必要以上にキャラクターの個性を意識することもなくて。むしろ、父親としての伊武、司法書士としての伊武、そして元ヤクザとしての伊武、どの役をやっている時も、一人の“伊武努”を演じているんだ、という感覚を持つように意識していました」とはいえ、ひとたび“元極道”のスイッチが入ったあとの表情や身のこなしの変化は必見。法的な手段でも動じない悪徳な輩には、“脅威の裏の顔”で鉄槌を下す。「やっぱりヤクザモードの時がいちばん緊張しますね。なんていうか僕、まんじゅうみたいな顔してるから怖くないじゃないですか(笑)。“伝説の極道”という設定に自分自身が負けないように、強さに説得力を持たせたいと思って。そういう意味では、映画で格闘シーンを演じた相手役が同じ事務所の大親友・鈴之助くんだったのはよかった。お互いアドリブで思いっきり殴り合うことができました。もちろん、フリですけどね」◇『びったれ!!!』あらすじかつては暴力団組織の金バッジ、狂犬と恐れられた男・伊武努(田中圭)。いまは極道から足を洗い、司法書士となって亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手ひとつで育てている。ドラマ最終話で平和な生活を取り戻したかのように思えたものの、幼稚園のパパ友の不当解雇や、伊武の補助者・杉山(森カンナ)の実家が不正な取引で立ち退きを迫られるなど、またも伊武の元にトラブルが舞い込んで…。皆の未来を背負った伊武は、義理と人情を貫き、ピンチを切り抜けることができるのか!?◇たなか・けい1984 年7 月10日生まれ。東京都出身。出演映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』が公開中。ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)、『ホイチョイドラマ 恋の時価総額』(スカパー!)にも出演する。◇『びったれ!!!』。原作は『カバチタレ!』『極悪がんぼ』などで有名な田島隆さんによる同名の司法書士漫画。映画化に際し、自身初のオリジナル脚本を共同執筆&全面監修した。11月7日(土)に広島で先行上映が開始。11月28日(土)より全国ロードショー。※『anan』2015年11月11日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・山本隆司ヘア&メイク・北村典雄取材、文・瀬尾麻美
2015年11月04日元極道の司法書士が活躍する人気漫画を映画化した『劇場版 びったれ!!!』の完成披露試写会が11月3日(火・祝)、都内で行われ、ドラマに続き主演を務める田中圭、子役の岩崎未来(みく)ちゃん、金田敬監督が舞台挨拶に立った。田中さんが「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」という3つの顔を持つ伊武努を演じ、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する。タイトルは広島弁で、小心者の意味。今年1月から全国10局でドラマ版が放送され、第8話にて広島のチャンネル占有率が33.5%をマークした。今回の劇場版で、ついにオール広島ロケが実現し、田中さんも「すごくパワーをもらった」と感激しきり。「タイトなスケジュールだった」とグチもこぼしたが、すぐさま金田監督から「でも、毎晩飲みに行ってたよね」とツッコミが入るなど、和やかな雰囲気。「伊武は大好きな役なので、何年後かにまた演じたい」(田中さん)と強い思い入れを示した。亡き姉の子どもを演じる未来ちゃんは現在7歳。親代わりともいえる役柄の田中さんの第一印象は「ヤクザの格好をしていたから、怖かったけど、おしゃべりしたらカッコ良かった」と無垢なコメント。一方、田中さんは「未来のお絵かきや漢字を書く姿を見ながら『すごいねー』って褒めても、すぐカンナちゃん(共演する森カンナ)になついちゃって、一瞬さみしかった」と“父の顔”を見せていた。『劇場版 びったれ!!!』は11月7日(土)よりバルト11ほか広島にて先行上映、11月28日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などで知られる、田島隆による司法書士漫画の新シリーズを田中圭主演で映画化する『劇場版 びったれ!!!』。このほど、田中さん始め、ライバル弁護士役の山本耕史や黒幕の実父役・竹中直人らも登場する、待望の予告編映像が公開となった。本作は、「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」という3つの顔を持つ伊武努(田中圭)が、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する痛快・裏リーガルドラマの劇場版。かつては暴力団組織の金バッヂ、狂犬と恐れられた伊武は、いまでは極道から足を洗い、司法書士となって亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手一つで育てている。ドラマ最終話で無事に娘を取り戻し、平和な生活に戻ったかのように思えたが、幼稚園のパパ友はまたも不当解雇に怯え、大事な補助者・杉山(森カンナ)の実家は不正な取引で立ち退きを迫られ、かりんまで人質にとられてしまう…。テレビドラマ放送時にも好評を博し、満を持して映画化となった本作。「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などを手がけてきた田島隆による同名漫画が原作となるだけに、1つ1つのエピソードがとにかくリアル。今回の劇場版も、田島さん自身初のオリジナル脚本を共同執筆し、全面監修した。予告編映像では、さまざまな困難に直面する伊武(田中さん) 、それを支える杉山(森さん)が登場。田中さんは、元・極道の姿からメガネ男子のシングルファーザー、そして司法書士と見事に演じ分けている。さらに、法律家でありながら「法は人間を救ってなんかくれない」と宣戦布告をするライバル弁護士・霧浦(山本さん)、そして裏から操る伊武の実の父・制覇 (竹中さん)が、伊武の前に立ちはだかる。かりんや杉山、善良な市井の人々を守るため、義理と人情の“たんかを切る”田中さん演じる伊武の姿を、まずは予告編から確かめてみて。『劇場版 びったれ!!!』は11月7日(土)よりバルト11ほか広島にて先行上映、11月28日(土)より角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月07日田中圭が主演を務める、「カバチタレ!」「極悪がんぼ」の田島隆原作の深夜ドラマの映画化『劇場版びったれ!!!』の全国版および広島限定版のポスターがこのほど解禁となった。かつては暴力団組織の金バッヂ、狂犬と恐れられた男・伊武努(田中圭)。極道から足を洗い、いまや司法書士となり亡き姉の娘・かりん(岩崎未来)を男手一つで育てている。ドラマ最終話で無事に娘を取り戻し、平和な生活に戻ったかのように思えたが、幼稚園のパパ友はまたも不当解雇に怯え、大事な補助者・杉山(森カンナ)の実家は不正な取引で立ち退きを迫られ、かりんまで人質に…。ライバル弁護士・霧浦(山本耕史)の狡猾な戦略、そして外道な伊武の父(竹中直人)の魔の手が伊武の前に立ちはだかる。皆の未来を背負った伊武は義理と人情を貫き、かりんと杉山、善良な市井の人々を守ることができるのか――。「お人好しで頼りないシングルファーザー」「切れ者の司法書士」「元・極道」の三つの顔を持つ伊武が、理不尽な目にあう庶民を助けるべく奮闘する痛快・裏リーガルドラマの劇場版となる本作。原作者・田島氏は、今回の映画化に際し自身初のオリジナル脚本を共同執筆&全面監修を務めている。このほど公開された広島限定版ポスターは、全編広島ロケを敢行した本作にちなみ、広島カープの赤を基調にした原作「びったれ!!!」のイラストを背景に、広島で人気の西田篤史・池谷公二郎・城みちるの三人をフィーチャーした特製版に仕上がっている。広島版ポスターは、広島県内を中心に設置される予定。広島ではチャンネル占拠率33.5%を誇ったドラマの映画化ともあり、広島を中心に大きな話題を集めそうだ。『劇場版 びったれ!!!』は11月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月23日元ヤクザ、お人好しのシングルファーザー、キレ者の司法書士という3つの顔を持つ男を若手実力派の田中圭が演じ、好評を博した深夜ドラマの映画化『劇場版 びったれ!!!』。11月に全国公開される本作から、待望の特報映像が解禁となった。「カバチタレ!」「極悪がんぼ」「ダンダリン労働基準監督官」などを生み出してきた田島隆が原作を務める“司法書士”漫画の新シリーズが、連続TVドラマ化に続き、劇場版としてよりパワーアップして帰ってくる本作。「びったれ」とは、小心者を意味する広島弁だ。司法書士事務所に勤務する、お人好しで頼りないシングルファーザーの伊武努(田中圭)が、「切れ者の司法書士の顔」、そして法的な手段でも動じない輩には「元・極道の顔」という、3つの顔で理不尽な目にあう庶民を助け、人の温かみと厳しさを突き付ていく痛快な裏リーガルドラマ。連続ドラマは、tvkほか全国10のローカル局で始まるも、“地元”・広島では同時間帯の視聴率6.3%(チャンネル占拠率33.5% ※第8話)、福岡では視聴率4.3%(チャンネル占拠率36.7% ※第7話)と大好評を博し、その勢いのまま映画化が決定した。今回解禁となる30秒特報では、庶民を助けるはずの主人公・伊武を襲う数々の困難が描かれていく。極道時代の過去をネタに中傷を受けたり、家族の絆に亀裂が入ったり、足を洗ったはずなのに大乱闘…。果ては、ライバル弁護士・霧浦(山本耕史)からは痛烈な批判を受け、そして宿敵の実父・伊武制覇(竹中直人)からも宣戦布告されている。ドラマ版に引き続き、本作の主題歌を担当するのは、関西出身のアイドルパンクDJユニッ「あゆみくりかまき」。6月24日にメジャー2ndシングル「蜜蜜蜜(ハニーハニーハニー)」をリリースしたばかりの彼女たちが、この劇場版のために書き下ろした新曲「森森森(もりもりもり)」もこの特報映像の中で解禁されている。広島発の超庶民派・司法書士は、理不尽なことばかりの社会に風穴を開けることができるのか?まずはこの特報映像を覗いてみて。『劇場版 びったれ!!!』は11月、全国にて公開。ドラマ「びったれ!!!」DVD-BOX(発売元・販売元:キングレコード)は7月8日(水)よりリリース予定。(text:cinemacafe.net)
2015年06月25日ソロアーティスト、石月努が5月3日(日・祝)に東京・東京キネマ倶楽部で開催する「TSUTOMU ISHIZUKI presents VVS1. 2015 ~キネマ倶楽部の変~」にMERRYの出演が決定した。【チケット情報はこちら】同イベントは2005年に解散したFANATIC◇CRISISのボーカル、石月努が2015年に行なう対バンライブの第1弾。今回出演が決まったMERRYは昨年12月に3年5か月ぶりとなる、通算8作品目のアルバム『NOnsenSe MARkeT』をリリースしている。チケットの一般発売は4月4日(土)午前10時より。■「TSUTOMU ISHIZUKI presents VVS1. 2015 ~キネマ倶楽部の変~」日時:5月3日(日・祝) 開場16:00 / 開演17:00会場:東京キネマ倶楽部(東京都)出演:石月努×MERRY料金:オールスタンディング 5000円 ※ドリンク代別途必要
2015年03月10日俳優の田中圭が、ドジでお人好しのシングルファーザー、切れ者の司法書士、元ヤクザの裏の3つのキャラを演じ分ける、深夜TVドラマシリーズ「びったれ!!!」が最終話を待たずして映画化が決定!本日(3月3日)発売の「別冊ヤングチャンピオン」4月号の誌面で明らかになった。主人公の伊武努(田中圭)は、普段は司法書士事務所に勤務するお人好しのサラリーマン。しかも、ちょっぴりドジなシングルファーザー。だが、彼は、弱者が強欲な輩のせいで理不尽な目に遭っているのを見過ごすことが出来ない、誰よりも熱い男だった…。「びったれ」(※小心者を意味する広島弁)という言葉を聞くと、法的な手段で庶民を守る“切れ者の司法書士の顔”に、そして、法的な手段でも動じない至極悪徳な輩に対しては、誰にも見せられない“脅威の裏の顔”に変身するのだ。原作は、「カバチタレ!」「極悪がんぼ」「ダンダリン 労働基準監督官」の田島隆。現在、司法書士漫画の新シリーズとして「びったれ!!!」を別冊ヤングチャンピオンにて連載中。田島さん自身、法律実務に身を置くことから、今回の映画化に際し、オリジナル脚本を共同執筆&全面監修!メガホンをとるのは、社会派からピンク映画まで自由に行き来する名監督・金田敬。キャストには、現在放送中のドラマ「残念な夫。」(フジテレビ)では倉科カナ扮する知里の元カレを爽やかに演じ、「徒歩7分」(NHK・BS)では根暗なストーカーを、さらに10月に続編が公開される『図書館戦争』では、岡田准一演じる堂上の隣で優しく見守る教官を演じるなど様々な役柄を好演する田中さんが、TVドラマシリーズに引き続き主人公・伊武努役を務める。そして、ドジな主人公を叱責しながらもサポートし、どこか好意を抱くツン系ヒロインを、8年ぶりに映画化される『HERO』、5月には『パトレイバー』、冬には『レインツリーの国』と話題作に続々と出演が決まっている森カンナが続投する。毎回放送コードぎりぎりのセリフで繰り広げられるドラマ版。劇場では遥かにそれを超えた田中さんが繰り広げる激しい“舌戦”に期待だ。映画『びったれ!!!』は2015年、秋公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日俳優の伊武雅刀、三島有紀子監督らが11日、東京・新宿ピカデリーで開催された映画『繕い裁つ人』(2015年1月31日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、漫画家・池辺葵が漫画雑誌『ハツキス』(講談社)で連載中の『繕い裁つ人』を原作に、『しあわせのパン』(2012年)や『ぶどうのなみだ』(2014年)などで知られる三島有紀子監督がメガホンを取った作品。祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目の店主・市江を中谷美紀が演じ、彼女の「世界で1着だけの一生もの」というこだわりが、ブランド化を勧める営業マン・藤井との出会いによって揺れ動いていく。ベテランの仕立屋・橋本を演じる伊武は、4日前に本作を観た時のことを「観終わって、誰にも会いたくなくて。一人でうちに帰って土鍋で湯豆腐を作って。お酒を飲んで、丁度満月だったんですよ。ものすごくお酒がおいしかったです」と振り返り、「そういう映画です」とアピール。三島有紀子監督から「どうしても必要なカットだから絶対やってほしい」と頼まれたミシンのシーンに関して「ミシンも足踏みで大変でしたが…映画をご覧になると分かるんですけどカットされました!」と暴露し、三島監督が「ごめんなさい!」と謝る場面もあった。また、本作が100本目の出演映画であることが発表されると会場からは拍手。「いい作品に出会えて最高じゃないですか。これがつまんない作品だったら悲しいんですけどね。やったーという感じです。以上!」と照れくさそうに締めくくった。この日は伊武、三島監督のほか、中谷美紀、三浦貴大、片桐はいり、黒木華、杉咲花、中尾ミエが出席し、作品のテーマに合わせて「今日のための特別な1着」で登場。和装の伊武は、「洋裁店の話なんです。うんざりするほど洋服が出てきますので、裏切った意味で和のテイストを。生地はスーツ」と説明し、「京都で作っているんですけど、日本人として着ていて気持ちがいい一着です」とうれしそうに語った。
2014年12月11日