「大胡蝶蘭展」が、2019年11月30日(土)から2020年3月15日(月)まで、長崎・ハウステンボスで開催される。「大胡蝶蘭展」には、国内最多200品種の胡蝶蘭が集結。ピンク、イエロー、ホワイトなど、色とりどりの胡蝶蘭で埋め尽くされる会場は、非日常的なムードが漂う神秘的な世界へと様変わり。歩みを進めるごとに、多彩なアレンジが加えられた胡蝶蘭のアート空間を楽しむことができる。注目は、“ひと足早い春”をイメージした新スポット「蘭でお花見」。部屋に設置された約3.5mの大木には、桜に代わって、ピンク色の蘭の花をデコレーション。まるで満開の桜が降り注いでいるかのような風流な演出が施されている。また色鮮やかな蘭で覆われる「蘭のトンネル」など、毎年人気のスポットもバージョンアップして登場。作品は全て自由に撮影可能なので、お気に入りの場所で記念に1枚映してみてはいかがだろう。会場を回った後は、カフェでほっと一息。パレス ハウステンボス1階にあるティーサロンは、多彩な蘭で彩られた空間「蘭カフェ」へとチェンジ。“優雅”という花言葉を持つ蘭に囲まれたティータイムは、きっと特別な時間へと変えてくれるはずだ。【詳細】大胡蝶蘭展会期:2019年11月30日(土)~2020年3月15日(月)会場:長崎・ハウステンボス住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1入館料:パスポート対象【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2019年11月24日残すところあと2カ月となった、令和初のNHK紅白歌合戦。超厳戒態勢で行われる出場者選考会議の様子を総力取材!11月下旬の出場者発表に先駆けて、どこよりも早い内定者リストを公開する。Official髭男dismや日向坂46といったフレッシュなアーティストへのオファーが進められるなか、昭和から平成を彩ったベテランアーティストたちの名前も数多くあがっている。今年でデビュー50周年を迎える由紀さおり(70)や古希を迎えても精力的に活動を続ける矢沢永吉(70)。そのなかでも、いまだ紅白出場経験のない竹内まりや(64)の出場はNHKにとって悲願だ。「竹内さんは今年3月、11年ぶりにNHKの密着番組に出演しています。今年はデビュー40周年ということで露出も多く、本人もやる気になっているといいます。バックバンドとして夫の山下達郎さん(66)へもオファーしているそうですが、こちらは厳しいでしょう。また41年ぶりに歌手復帰した伊藤蘭さん(64)も77年にキャンディーズとして出場して以来の紅白出場に前向きだと聞いています。夫の水谷豊さん(67)や長女の趣里さん(29)ら家族も歌手活動再開を全面的に支援していることが影響しているようです」(NHK関係者)今年いっぱいでの芸能界引退を発表している森昌子(61)の出場にも期待がかかるが、驚きの計画が進行しているという。ある芸能レポーターはこう語る。「森さんはこれまで15回出場し、紅組の司会を務めたこともある紅白の功労者。12月31日は芸能生活最後の日となるので、出演は間違いないでしょう。“花の中三トリオ”としてともに活動してきた山口百恵さん(60)の“出演”も期待したいところ。会場への登場は難しくてもビデオメッセージや音声で百恵さんから『おめでとう昌子ちゃん。これまでお疲れさま』と、労いのメッセージをもらえたなら盛り上がること間違いなしです」森へのオファーには“別の目的”もあるようだ。森の息子でもあるTaka(31)がボーカルを務めるロックバンド・ONE OK ROCKの初出場だ。「若年層からの支持拡大を狙うNHKとしては、10代~20代にカリスマ的な人気を誇る“ワンオク”にはなんとしても出場してほしいところ。2年前に彼らがNHKで地上波初登場したときから時間をかけて関係を築き上げ、ラブコールを送り続けています。そして森さんの引退に華を添える最初で最後の”親子共演“も計画されているようです」(音楽関係者)令和初にして、伝説の紅白を期待したい!
2019年11月07日11月5日(火)今夜放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に芸能プロダクション社長・渡辺万由美が出演。中村倫也、松坂桃李、菅田将暉ら人気俳優を次々と世に送り出すその仕事ぶりに3か月にわたりカメラが密着する。昨年「崖っぷちホテル!」、連続テレビ小説「半分、青い。」に「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」などで瞬く間に超人気俳優に。この夏放送の「凪のお暇」でも多くの視聴者を虜にするなか12月13日(金)からは、神木隆之介、浜辺美波らと共演、主題歌を「Perfume」が担当しミステリーランキング4冠を達成した今村昌弘原作の小説を映画化する『屍人荘の殺人』が公開となる中村さん。人気俳優への登竜門である戦隊シリーズ「侍戦隊シンケンジャー」に出演、そこから「視覚探偵 日暮旅人」や『キセキ -あの日のソビト-』など多彩な作品への出演を経て、最近では「パーフェクトワールド」や『娼年』『新聞記者』などに出演。史上初となる「直木賞(第156回)」と「本屋大賞(2017年)」のW受賞を果たした恩田陸の原作を映画化、松岡茉優、森崎ウィン、鈴鹿央士らと共演した『蜜蜂と遠雷』が絶賛公開中の松坂さん。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『共喰い』や『あゝ、荒野』などでその演技力が高く評価され、1月クールの「3年A組」も大きな話題に。音楽アーティストとしても大きな注目を集めるなか、アルベール・カミュによるローマ帝国皇帝を題材にした傑作戯曲「カリギュラ」に主演。11月9日(土)~新国立劇場 中劇場から上演を控える菅田さん。所属する俳優たちが次々とブレイク、ドラマ、映画界をリードする存在となっている渡辺さん。数千人を超える所属者を抱える事務所もあるこの芸能界で、渡辺さんは自分が目の届く範囲でしか抱えないという。そこには“実家のように” “人生を預かる”という流儀と覚悟があった。華やかな世界の第一線で活躍しながらも“人見知り”と語る渡辺さんの3か月に及ぶ仕事ぶりをカメラが追った。今回は渡辺さんをはじめ中村さん、松坂さん、菅田さん。さらに渡辺さんの事務所に所属する木村佳乃、佐々木希、杏、尾上菊之助に伊藤蘭、映画プロデューサーの鈴木敏夫らも出演する。プロフェッショナル 仕事の流儀「芸能プロ社長・渡辺万由美」は11月5日(火)22時30分~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年11月05日「今年の『相棒』は放送開始から20年目に突入します。テレビ朝日も開局60周年ということもあり、目玉となるスペシャルゲストの起用が検討されているのです。実は、水谷さんの奥さん、伊藤蘭さんの名前が挙がっています」(制作関係者)9日からシーズン18がスタートする、水谷豊(67)主演の人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。現場もかつてないほど盛り上がっているという。「制作費も破格で、初回放送分は北海道で12日間もの大規模なロケが行われました。水谷さんと反町隆史さんのコンビも5年目に入り、あうんの呼吸に。北海道ロケでは休憩中、水谷さんの隣に反町さんが座り、水谷さんから聞かれたことを反町さんはすぐスマホで調べて教えてあげていました。食事や温泉にも2人で一緒に行っていましたね」と、前出・制作関係者。もはや円熟の『相棒』ぶりだ。「当初は温泉行きを渋っていた水谷さんが反町さんに強引に誘われて入ったところ、予想以上に楽しかったそうです。ロケ期間の終盤には『実は昨日もソリ(反町)に誘われて温泉行っちゃったよ』と、水谷さんは照れ笑い。最終日にはスタッフらも一緒に入って“裸の付き合い”でさらにチームワークを深めたそうです」(前出・制作関係者)注目の初回スペシャルには、“2時間ドラマの帝王”船越英一郎(59)がゲスト出演。「過去のスペシャルには、大地真央さんや斎藤工さん、吉田鋼太郎さんなど、他番組では主役を張る役者さんが特別に出ています」(テレ朝関係者)そんななか、今シーズンでは水谷の妻・伊藤蘭(64)のゲスト出演が検討されているという。伊藤は今年5月、41年ぶりに音楽活動を再開しているが、水谷との夫婦共演が実現すれば、13年の映画『少年H』以来のことだ。「制作サイドは伊藤さんに出演依頼をしたいと、水谷さんにも相談しているそうです。もし出演となれば、結婚後初のドラマでの夫婦共演になり、話題性も抜群です」(番組関係者)6年前に映画共演した際、水谷は自らの還暦のお祝いとして直接、伊藤に出演依頼を。「ドラマ『事件記者チャボ!』(日本テレビ系)以来、約30年ぶりの共演でした。水谷さんは収録では終始、上機嫌。伊藤さんも『声を掛けてくださった水谷さんに感謝してます』と感慨深げでした。それを聞いた水谷さんは『次の夫婦共演は古希のお祝いにしよう!』と笑顔で話していました」(当時を知る映画関係者)古希まで3年――。「来年3月、今シーズン最終回のゲスト出演を狙って、粘り強く交渉しているそうです」と、番組関係者。国民的ドラマに“私生活の相棒”が登場する日を待ちたい。
2019年10月09日■今も女性の心にあり続ける、『ときめきトゥナイト』多くのアラフォー女性たちを夢中にさせたあの名作『ときめきトゥナイト』の主人公・蘭世が、スキンケアブランドとタイアップ!9月26日よりマンダムから販売中のスキンケアブランド『エムフォー』では、作者の池野恋先生描き下ろしの「40歳のときの蘭世」のイラストを使ったビジュアルを公開♪ さらに、数量限定パッケージや、特典のノベルティ企画が実現しました。 『ときめきトゥナイト』のファンタジーな世界観や、主人公の蘭世と真壁くんの恋模様は、今でも懐かしむ声が多く挙がるほど長く愛される作品。 連載当時、“毎回続きが気になってドキドキしていた”、“真壁くんのセリフにときめいていた”という方も多いのではないでしょうか?■最近、“ときめき”感じてる?あの頃は、蘭世と同じように学生生活や日常の中で、敏感に“ときめき”を感じ取っていた私たち。でもオトナになった今、かつてのような “ときめき”を感じられていますか?マンダムが20代~40代の働く女性637名に行った調査によると、「日常生活に“ときめき”が欲しい」と回答した人が7割いるにも関わらず、「ここ最近ときめきを感じた」と回答した人は、年齢が上がるにつれ減少していることが明らかに!■お肌の輝きで心ときめく、スキンケアブランド『エムフォー』そんな心の“ときめき”不足は、心だけでなく見た目にも影響を与えているかもしれません。先ほどの調査によると、「ときめきを感じているとき、肌の調子がよくなると感じる」人は、20歳代から40歳代を通じて約6割いることが分かっており、気持ちとお肌の関係を実感している女性が多くいるようす。そんなアラフォー世代の女性たちを、「輝きのある肌に導くことで、心からときめきを感じてほしい!」という想いから誕生したのが、新スキンケアブランド『エムフォー』なんです!調査概要・調査方法:インターネットリサーチ・調査時期:2019年8月実施・調査対象:20歳~49歳 /働く女性 n=637(マンダム調べ)▼センサーサイエンスに着目したスキンケア日々ストレスや忙しさに追われていると「夕方になると疲れた顔になる」「怒って見える」といったような、悩みを感じる瞬間があるはず。そこで、肌本来の健やかさを保つ肌の“感覚センサー”に着目したのが、新生スキンケアブランド『エムフォー』。センサーサイエンス・スキンケアによって、夕方もお疲れ印象のないハリツヤ肌に整え、表情まで晴れやかな“ときめき肌”に導いてくれます。▼『エムフォー』×『ときめきトゥナイト』夢のタイアップ!そしてこの度、『エムフォー』の発売を記念し、『ときめきトゥナイト』のECサイト限定パッケージが実現しました!限定5,000個の 『エムフォー』スターターセット にはあの頃の蘭世と並び、“『ときめきトゥナイト』世代”と共に大人になった蘭世の姿が! 池野恋先生のイラストに、パッケージを開く前からキュンとさせられちゃいます♡中には『エムフォー』ミニサイズの5アイテムが入っており、ライン使いをしながら使い心地を試すことが出来ます。 紅茶の香りをアクセントとしたホワイトガーデン&ティーの香りは、スキンケアしながら、心に癒やしも与えてくれます。▼「ときめき定期便」もスタート!さらに『エムフォー』新発売を記念し、2020年1月22日注文までの期間限定で 「ときめき定期便」 も現在、受付中!お申し込み者全員に、『ときめきトゥナイト』限定ノベルティがついてくるのだとか! これはファンにはたまらないキャンペーンとなっています♪▼町田駅でも蘭世に会える!そして東京都の町田駅では、池野恋先生描き下ろしの蘭世が大きくあしらわれた駅貼りポスターが展示されています! 池野恋先生ならではの優しいタッチも見ることができ、大きさ共々見ごたえバツグン♪ 町田駅を利用した際に、ぜひ立ち寄ってみて。■“ときめくお肌”を手に入れよう限定パッケージや駅貼りポスターなど、見どころ盛りだくさんの今回の『エムフォー』タイアップ。センサーサイエンスに着目した『エムフォー』ならお肌本来のハリツヤを引き出し、そんな自分のお肌の変化に心も“ときめき”で満たされるはず!トライアルができるこのタイミングで、ぜひ、あなたも“ときめく肌”を体感してみてください。 「お肌ときめくトゥナイト」を体験する! (文:ソーシャルトレンドニュース編集部)■提供マンダム
2019年10月08日歌手で女優の伊藤蘭(64)が9月24日、『うたコン』(NHK)に生出演。キャンディーズ解散以来41年ぶりとなる生放送での歌唱を披露した。ネット上ではその歌声と変わらない美貌に、絶賛の声があがっている。番組冒頭、懐かしのキャンディーズの映像とともに伊藤が登場。「皆さんこんばんは、伊藤蘭です」と自己紹介し、「春一番」や「ハートのエース出てこない」といった代表曲を熱唱。スタジオセットの背景はパネルになったシングルレコードのジャケットになっており、客席からは「ランちゃーん!」と大きな声援が飛んでいた。歌い終えた伊藤は「やっぱりドキドキです。やはり3人で歌っていたものを1人で歌うっていう心細さと。あがってます緊張してますけど、でもキャンディーズ、いい歌がたくさんあるのでこれからもチャンスがあったらば、歌っていきたいなと思っております」とコメント。今後もキャンディーズの楽曲を歌い継いでいくことに意欲を見せていた。ネット上ではファンを中心に、伊藤の久々の歌唱姿やその変わらない美貌を絶賛する声が。《NHKうたコン 伊藤蘭が出演してる!キャンディーズの曲を歌ってる…これは感動!》《キャンディーズの伊藤蘭さんが41年ぶりに生放送で唄ったけど、すごい美貌…。私もこんな素敵な人になりたい》《今夜のうたコン、最初から伊藤蘭さんのキャンディーズメドレーなんて…ほとんどの振り覚えてたww》また伊藤は今年5月、キャンディーズ解散以来41年ぶりにソロ歌手としてデビュー。6月には東京と大阪でソロコンサートも開催している。今年の伊藤の活躍を受けネット上では元メンバーである藤村美樹(63)とのコラボや、紅白歌合戦への出場を待ち望む声も多数上がっていた。《伊藤蘭さんに感激感動! 田中好子さんがいらっしゃいませんが、願わくば藤村美樹さんと紅白歌合戦に出場してもらいたいです》《ここにきてうたコン出演って、もしかして年末の大舞台出場あり得るかな? サプライズでミキちゃんも出て、バックスクリーンに映し出された在りし日のスーちゃんと一緒に歌ったら最高やけどなー》
2019年09月25日キャンディーズの元メンバーで女優の伊藤蘭(64)が9月22日、福岡・福津市の恋の浦野外ステージで開催される音楽フェス「宗像フェス」に出演する。フェスの公式サイトで発表された。キャンディーズは78年に惜しまれつつ解散。伊藤は80年に活動を再開し、女優業に専念してきた。そんななか、今年は41年ぶりに歌手活動を再開。先月11日には都内で初のソロコンサートを開催した。夏フェスへの出演は、芸能生活で初となる。12年から開催されている同フェスは、今年9月21日と22日に開催。21日はMCを鈴木亮平(36)がつとめ、氣志團、きゃりーぱみゅぱみゅ(26)、ゴールデンボンバーらが出演。22日は伊藤のほか、岸谷香(52)、ゴスペラーズ、MISIA(41)ら豪華な面々が予定されている。「先月行われた伊藤さんのライブチケットはかなりの倍率だったようです。入場できたラッキーなファンは、わずか2,500人のみ。今回出演が決定したフェスは3連休の中日ということもあり、キャンディーズのファンたちが大挙するでしょう」(音楽関係者)歌唱順や歌唱曲は後日発表となるが、伊藤の登場によって会場の光景がガラリと変わりそうだという。「お目当てのアーティストの歌唱順でないときは、そのアーティストのファンをなるべくステージに近いところに行かせるのが夏フェスの暗黙のルールとなっています。伊藤さんが歌うときは、あまり夏フェスでは見ないような年齢層のファンがみられそうです」(レコード会社関係者)
2019年07月09日東野圭吾原作の「新参者」を阿部寛主演でドラマ化してきたシリーズの完結作となる映画『祈りの幕が下りる時』が6月30日(日)本日TBS系で地上波初放送される。東野氏の原作を阿部さん主演で連続ドラマ化、2010年から放送され“泣けるミステリー”として人気を博してきた「新参者」シリーズ。阿部さんが演じているのは、鋭い洞察眼を持つ凄腕の刑事・加賀恭一郎。本作は殺人事件の真犯人を探すサスペンスと、謎を解明していく過程でのヒューマンドラマとしての要素が相まって大ヒット。連続ドラマ放送後には「赤い指」「眠りの森」の2作のSPドラマが放送。2012年には劇場版『麒麟の翼』が公開、16億を超える興収を記録し、人気シリーズへと成長した。そのシリーズ完結作となる『祈りの幕が下りる時』では加賀の“最大の謎”が明かされることに。東京都葛飾区小菅のアパートで女性の絞殺死体が発見される。被害者はハウスクリーニングの会社で働く滋賀県在住の押谷道子。殺害現場となったアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっていた。松宮たち警視庁捜査一課の刑事たちが捜査にあたるが、押谷道子と越川睦夫の接点が全く見つからず、捜査は難航。捜査を進めるなかで松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることを発見。その事実を知った加賀恭一郎は激しく動揺する。それは失踪した加賀の母に繋がっていた…加賀恭一郎の母はなぜ息子を残し失踪したのか?加賀が日本橋に留まる理由とは?加賀はなぜ「新参者」になったのか?捜査線上に浮かびあがる女性演出家・浅居博美に松嶋菜々子。加賀の従兄弟にあたる松宮脩平役には溝端淳平。さらに田中麗奈、キムラ緑子、烏丸せつこ、春風亭昇太、音尾琢真、及川光博、伊藤蘭、小日向文世、山崎努らが共演。また本作公開後、「花のち晴れ」で一躍ブレイクした飯豊まりえに、『ういらぶ。』などで注目を集める桜田ひよりといった若手キャストのフレッシュぶりにも注目。映画『祈りの幕が下りる時』は6月30日(日)21時~TBS系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:祈りの幕が下りる時 2018年1月27日より全国にて公開© 2018 映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
2019年06月30日ゲストの悩みに史上最強弁護士軍団が白黒つける人気法律バラエティ「行列のできる法律相談所」。6月9日(日)今夜はゲストとして「ジャニーズWEST」重岡大毅、福原遥らを迎え、「猛烈に片思いしてますSP」と題してオンエアする。2014年、「ジャニーズWEST」のメンバーとして「ええじゃないか」でCDデビュー。同時期に「SHARK~2nd Season~」で主演を飾ると「ごめんね青春!」や『殿、利息でござる!』『溺れるナイフ』などの映画で演技も磨き、この春放送の「ストロベリーナイト・サーガ」では殉職する大塚刑事役で出演。1話のみの出演ながら大きな反響を巻き起こした重岡さん。子役時代に大人気となり、その後「レンタル救世主」や映画『チア☆ダン』などへの出演、「キラキラ☆プリキュアアラモード」では有栖川ひまり/キュアカスタード役で声優としても活躍するなど、仕事の幅を広げてきた福原さん。今年1月クールの「3年A組-今から皆さんは、人質です-」も大きな反響を呼ぶなか、この春には「FANTASTICS」佐藤大樹とW主演を務めた『4月の君、スピカ。』や浜辺美波、高杉真宙、宮沢氷魚らと共演した『映画 賭ケグルイ』も公開され話題を呼んでいる。今回は2人のほか元キャンディーズの伊藤蘭、徳井義実、東野幸治、宮迫博之、渡部建、ブルゾンちえみらをゲストに迎えて、MCを後藤輝基と市來玲奈アナウンサーが担当しての放送となる。重岡さんが子どもの頃に野球を教わった“おっちゃん”はスーパースターだった?スタジオ騒然の真相や、福原さんが片思いしている“W”とは?また伊藤さんの語るキャンディーズ解散秘話にも注目だ。重岡さんがメンバーの「ジャニーズWEST」は最新DVD&Blu-ray「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2019 WESTV!」を7月10日(水)にリリースする。DVDとBlu-rayそれぞれに初回と通常仕様が用意され、初回仕様には36Pブックレットや着せ替えパッケージなどの特典が、通常仕様には8Pブックレットが付属する。「行列のできる法律相談所」は6月9日(日)今夜21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2019年06月09日キャンディーズ解散から41年、これまで女優として活躍してきた伊藤蘭さん(64)が、5月29日にアルバム『My Bouquet』をリリース。ソロ歌手としてデビューした。’78年、後楽園球場の解散コンサートは、女性シンガーで初めてスタジアムで行われたものだった。その後、役者として復帰し、水谷豊さん(66)との結婚後、35歳で出産。育児と仕事の両立に悩みながらもPTA活動も体験した。「何もしないで後悔するより、やってみて苦労するほうが楽しい」とチャレンジすることで自分を成長させてきた。「“年齢の壁”は笑って乗り越えたい」と6月11、12日には東京で、14日には大阪で「ファースト・ソロ・コンサート」にも挑む――。「ソロのお話は、以前からちょこちょこ言われていたんです。でも、ちゃんと受け止められず、軽く受け流していました。去年の春、もう一度言われて、決めました。あと何十年も元気でやっていられるかわからない。元気もあるし、エネルギーもある、いまのうちに尻込みせず、勇気を出して挑んでみようかなという気持ちになりました。娘もしっかり育ちました。主人も変わらず、エネルギッシュに仕事をしている。ですから、タイミング的にも、よかったんです」夫の水谷さん(66)は、俳優業だけでなく、現在公開中の映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』で脚本・監督を務めている。娘の趣里さん(28)は、主演映画『生きてるだけで、愛。』で、今年3月、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。「夫からも、娘からも刺激を受けて、私も触発されました。家族それぞれが向かっているものを持っていて、3人が集まったとき、それぞれの話ができるというのは、喜びが3倍になるんです。60代になったからといって、落ち着くモードに入るのは早いかな。オファーがあるとき、それに応えられる私でいたいと思って、ソロデビューを決意しました」蘭さんは’55年1月13日、東京で生まれた。渡辺プロダクションに入ったのは、’69年。14歳のころだ。「もともとね、フォーリーブスに会いたいと思って、そのバックで踊るスクールメイツに応募したんです。最初は母に反対されたんですが、翌年、また、渡辺プロダクションが経営する東京音楽学院を受けて、通いだしたのが、この世界に入るきっかけです」3年後には、NHKの『歌謡グランドショー』のオーディションに合格。同時に受かった田中好子さん、藤村美樹さんと組んで、トリオを結成する。そのとき、NHKスタッフが命名したグループ名が「キャンディーズ」だった。’73年9月、『あなたに夢中』で歌手デビュー。しばらくはヒットに恵まれなかったが、デビュー前からザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』にレギュラーとして出演し、お茶の間では大人気。スターダムにのし上がったのは、センターを田中さんから蘭さんに交代した5曲目『年下の男の子』(’75年)の大ヒットからだった。「いまでこそアイドルというカテゴライズはありますが、あの当時は、なかったんですね。『私たちはアイドルです』という認識では活動していなかったと思います。3人の意識としては、歌手でした。歌があるから、バラエティもやっていい。でも、真ん中は歌で、歌に戻るんだという意識でした」ところが、絶頂期にあった’77年7月17日、キャンディーズは突然、解散を発表する。「普通の女のコに戻りたい」日比谷野外音楽堂でのライブで、蘭さんが泣きながら放ったこの言葉は、流行語にもなった。解散に踏み切った3人の決意に、ファンも涙ながらに呼応した。大学生を中心に結成されていた全キャン連(全国キャンディーズ連盟)を中心に解散の日に向けてファンが盛り上がりを作っていった。’78年3月にはシングル『微笑がえし』が、キャンディーズ史上初めてオリコン1位を獲得する。解散コンサート当日は、途中経過をNHKニュースが生で放送し、後日、TBSで録画放送されると、単独歌手のコンサートでは最高の視聴率32.3%を記録。その記録はいまだ破られていない。「当時の熱ですか?ふっと1人になったとき、いまひとつ、実感として湧かないので、わからないんです。どこかで、あの(解散の)渦に巻き込まれ切れていない自分があったのかもしれない。なんとなく、別世界という……。あのころは、解散というゴールがあって、そこで終わるという最大の目的に向かって、みなさんに盛り上げていただきながら、がむしゃらに走っていました。スタッフと合宿もしましたし、解散コンサートを一緒に作り上げていく感じがありました。4月4日に向かって、全国各地の大きな会場を回って。50曲以上、歌いました。その集大成が後楽園。あの日、私は、この光景を忘れないよう、目に焼き付けるように歌いました。いまでも、目を閉じると、あの光景が浮かんでくるんですよ」キャンディーズ解散後、蘭さんは芝居の世界に足を踏み入れた。実は中学時代は演劇部の部長を務め、東京都大会で2位に入るほど、演劇に打ち込んでいたのだ。’80年、大森一樹監督の出世作であるATG製作の『ヒポクラテスたち』で、女優デビュー。’81年には、野田秀樹さん率いる夢の遊眠社に参加。ジャージ姿で稽古に励み、舞台『少年狩り』などに出演。その後は、山田洋次さん、倉本聰さん、市川森一さんなど、名だたる監督や脚本家の作品に出演。女優としての地歩を築いた。’89年、水谷豊さんと結婚。翌年には長女・趣里さんを出産して、35歳で母親になった。「子どもが生後5カ月くらいのころから、2時間ドラマはやっていましたが、子育てがおろそかにならないように、バランスを取りながら、仕事をさせていただいていました」両立が大変になってきたころ、蘭さんを支えたのは、青年座の女優・初井言榮さん(90年没・享年61)の言葉だった。「蘭ちゃん、女性はね、本当に我慢して、我慢したときに、内側から素敵な薄桃色の優しさがにじむものなのよ」いまの我慢は後の自分に生きてくる――。この言葉が、蘭さんの心にずっと残っている。「20代のころ、ドラマで共演したときに、言われたんですね。フェミニストの方からすると『えっ?』と思う発言かもしれないけれど、たしかにそういうことってあるなぁと私は思うんです。いろんな角度から、我慢ということを考えることは、必要ではないか。自分が何かを主張したいとき、それをやみくもに主張するのではなく、ちょっと我慢することで、表現の仕方や言い方が変わる。そこが大事なのではないか、と。我慢を重ねることで、表現のバリエーションも増えるし、人間としても豊かになっていくような気がします」蘭さん自身、仕事と子育てを両立させていたこの時期は、葛藤を抱えながら自分と向き合っていた。「振り返れば、子どもに寂しい思いをさせたんじゃないか。もっと寄り添えたんじゃないかと思うこともありましたね。仕事も子育ても、どちらもないがしろにはできない。ひとつのことに専念している方、打ち込める方に比べれば、心身ともに分散してしまいます。あのころは、『仕事も、育児も、どちらもちゃんとやるしかない』と、自分に言い聞かせていました。PTAもやりましたよ。娘が小学生のときに安全対策委員を(笑)。何もしないより、やってみて苦労するほうがいいですよね。お母さん同士のお付き合いで学ぶこともありました。それが楽しくもあり、私を人としても、母親としても、成長させてくれたんです。いまに至る大事な過程だったなと思います」アルバム『My Bouquet』には、そんな蘭さんの人生のスピリットがこめられている。11曲中3曲で、蘭さん自ら作詞も担当した。妻の挑戦を夫である水谷さんはどう思っているのだろう?「今回は、特に相談らしい相談はしていなくて、自分でやると決めてから、『どう?』と、伝えたら『いいんじゃない?』と。音が完成するまで、聴くのを待ってもらっていたんですが、最後には『いいかげん、早く聴かせなさい!』って(笑)。マスタリングが終わったものを聴いてもらったら、3~4回、聴いてくれていましたね。『1曲1曲がバラエティに富んでいて、飽きないね。聴き入っちゃうね』と、言ってくれました」【伊藤蘭さん衣装】ワンピース、カーディガン:HANAE MORI
2019年06月03日「あははははっ……」『Let’s・微・smilin’』は、伊藤蘭さん(64)の軽やかな笑い声で始まる。蘭さんのソロデビュー・アルバム『My Bouquet』の3曲目だ。「この歌詞を書いてくださった、阿木燿子さんから『蘭さんは、あははっ、うふふと笑っているイメージなのよ』と、言われたんです。私って、おめでたいのかな(笑)とも思ったんですけど、主人(水谷豊さん)にも言われるんです。『蘭さんは、笑ってればいいんですよ』って」そう言いながら、やっぱり蘭さんは、うふふっとほほ笑んでいる。春風のようなその微笑は、かつて「キャンディーズ」で一世を風靡したアイドル時代そのままだ。’78年4月4日、東京・後楽園球場で行われたキャンディーズ解散コンサートから41年。これまで女優として活躍してきた蘭さんが、5月29日にアルバムリリース。ソロ歌手としてデビューした。6月11、12日には東京で、14日には大阪で「ファースト・ソロ・コンサート」も予定されている。「ソロのお話は、以前からちょこちょこ言われていたんです。でも、ちゃんと受け止められず、軽く受け流していました。去年の春、もう一度言われて、決めました。あと何十年も元気でやっていられるかわからない。元気もあるし、エネルギーもある、いまのうちに尻込みせず、勇気を出して挑んでみようかなという気持ちになりました。娘もしっかり育ちました。主人も変わらず、エネルギッシュに仕事をしている。ですから、タイミング的にも、よかったんです」夫の水谷さん(66)は、俳優業だけでなく、現在公開中の映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』で脚本・監督を務めている。娘の趣里さん(28)は、主演映画『生きてるだけで、愛。』で、今年3月、日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた。「夫からも、娘からも刺激を受けて、私も触発されました。家族それぞれが向かっているものを持っていて、3人が集まったとき、それぞれの話ができるというのは、喜びが3倍になるんです。60代になったからといって、落ち着くモードに入るのは早いかな。オファーがあるとき、それに応えられる私でいたいと思って、ソロデビューを決意しました」とはいえ、41年のブランクはなかなか手ごわかったようだ。「正直、大変でした(苦笑)。年数の隔たりはかなり大きくて、壁を感じましたね。歌声も、思うように出ないこともありました。ボイストレーニングは、時々していましたが、歌うにあたって、新しいボイストレーナーの方について、声出しから始めました。スタジオでは、昔の感覚が戻るまで、どこに向かって歌えばいいのかという心もとない思いを感じました。レコーディングも何百回と繰り返してきたはずなのに、その感覚が薄れていた……。それを一つ一つ、乗り越えなければいけない。とてつもないことを決めてしまったんだなと、メゲそうになることもありました。でも!」そこで、蘭さんはまた、うふふと笑う。「笑って過ごすしかないかな、と。嘆いてばかりいても仕方ないので、年齢の壁は笑って受け止めて、付き合っていこうよって。そのほうが私らしいと思うんです」アップテンポなナンバーから始まる今回のアルバムは、バラードあり、ボサ・ノバあり、ロックありと、色とりどりの曲調がそろって華やかな、まさに歌のブーケ(花束)だ。少し鼻にかかった独特の“蘭ちゃんボイス”も健在だった。年齢を重ねたことで深みが増し、パワーアップした感もある。「100曲以上の候補から厳選して、全11曲の構成にしました。キャンディーズ時代は、レコーディングとなってからの参加でしたが、今回は、楽曲を決める段階から参加させていただきました。曲選び、歌詞、アレンジ、すべて参加しましたので、楽曲作りを知ることになり、皆さんと力を結集して、共に作ったという実感があり、充実していましたね。私らしく、明るくて軽やかな作風を心がけたんです。そして、そんなアルバムになったと思います」歌の世界に入ったとき、解散を決めたとき、女優を目指したとき、母となったとき。いくつものチャレンジを繰り返し、蘭さんはいま再び、新たな道を歩き始めている。「常に、軽やかに、チャレンジしていたいというのはありますね。解散時の後楽園球場も、女性グループ初のスタジアムコンサートということで、ハードルの高いチャレンジでしたけど、今回は……。無謀な挑戦とも言えますよね」苦笑してみせたが、蘭さんは楽しそうだった。ワクワク感が伝わってくる。そのエネルギーはどこからくるのだろう。「ゆったりした時間を過ごすのもいいのですが、より刺激を受けて細胞が活性化するような感じのほうが、生き生きできますよね。40代では少し、疲れを感じるようになりましたが、50代になると、対処法がわかってきて、上手に付き合えるようになる。60代は、これまでの経験を駆使して、どう乗り越えていくかという年代に差しかかる。50~60代って、挑戦するにはいい年代ではないでしょうか。私も60代半ばにさしかかりますが、新しいことに挑戦したい意欲はあります。『蘭ちゃんも、まだ、頑張っているんだから』と、皆さんにも挑戦してほしいですね」【伊藤蘭さん衣装】ワンピース、カーディガン:HANAE MORI
2019年06月03日女優の伊藤蘭が、31日(22:00~)に放送されるニッポン放送『伊藤蘭のオールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることが決定した。伊藤はキャンディーズ解散後の1980年から1982年の2年にわたり、同局で『伊藤蘭 通りすぎる夜に』を担当。さらには2012年、1日限りの年末特別番組『伊藤蘭 通り過ぎる季節に』で30年ぶりにラジオパーソナリティを務めた。今回は自身初となる『オールナイトニッポンGOLD』の生放送に挑戦する。当日は、ソロ歌手としてのデビューアルバム「My Bouquet」の紹介をはじめ、キャンディーズ時代の話、仕事や家族、プライベートのことなどについて、トークをするほか、リスナーからのメールのメッセージにも答える予定だ。さらに番組のゲストとして、アルバム『My Bouquet』のプロデューサーの佐藤準氏、作詞家の森雪之丞氏を迎える予定とのこと。伊藤は「6年ぶりにラジオパーソナリティをさせていただくことになりました。しかも今回は生放送! 今からもう緊張でドキドキしてますが、皆さまからのメールを励みに頑張ります」とコメント。そして「ソロアルバムからの曲もたくさん紹介しますので楽しみにしていてくださいね」と話した。
2019年05月24日水谷豊さん(66)が監督・脚本を務めた映画『轢き逃げ-最高の最悪な日-』(配給:東映)が5月10日からロードショー公開。監督作品は、’17年公開『TAP-THE LAST SHOW-』に続く2作目となる。前作はけがで引退を余儀なくされた元タップダンサーが、閉館する劇場のために、若手ダンサーを育成して最後の公演に挑むというエンタテインメント作。2作目にはサスペンスというまったく毛色の違う作品を選んだ。「次の作品をやることになったとき、プロデューサーが『水谷さんが思うサスペンス。それが見たい気がする』と、言ってくれた。そこで、自分のなかにどんなものがサスペンスの世界としてあるのか、ちょっと考えてみようというのが始まりでした」それから、2日ほどたって浮かんできたのが、主役の宗方秀一(中山麻聖・30)と森田輝(石田法嗣・29)の姿だった。「2人は学生時代からの付き合いで、同じ会社に就職します。でも、片方は憧れられる存在で、もう片方はおもしろく振る舞ってもり立てるという役柄。こういう関係はよくあることだけど、ちょっとした嫉妬心やいたずら心が、大きな事件を招いてしまう。そこが始まりでした」結婚式への打ち合わせに急ぐ秀一が運転する車が、人気のない路地裏で若い女性をはねてしまうところから物語は始まる。輝のささやきで、2人はその場から逃げ去ってしまうのだが――。水谷さんは’52年7月14日、北海道で生まれた。7歳のときに東京へ移り、12歳で児童劇団に入団。その後、’68年放送の手塚治虫原作の実写ドラマ『バンパイヤ』のオーディションで主役の座を射止めた。高校卒業後はアメリカに行くつもりだったが、父親が勤めていた会社が倒産し、渡米を断念。とりあえず大学進学を目指すことになった。「その時点で、役者は一度辞めていたんです。完全に辞めたのに、大学を落ちて、ちょうどバイトもしなきゃいけないというときに、たまたま、僕が役者を辞めたことを知らないプロデューサーから声がかかった。『どうだ、仕事は?監督と会わないか』って。知っている世界だし、バイトとしてならいいかって、19歳のときにまた始めたんですよねぇ。だから、よく言うんですけど、それからもう50年、バイトを続けているんですよ(笑)」役者復帰した直後の“バイト”が伝説刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(’72年)。初回で犯人役を演じて、注目を集めた。’74年、故・萩原健一さん(享年68)と組んだ『傷だらけの天使』は、視聴者の心に強いインパクトを残した名作となった。しかし、役者としての成功を素直に喜ぶことができなかった。「『傷だらけの天使』を始める前に、『これが終わったら、役者は辞めます』と、言っていたんですよ。僕はこの世界に長くいない。長くいる世界じゃないと思っていましたから。大学を落ちて、4年です。もう、別の世界に出合わないといけないという思いでした。ただ、辞めようとすると、なんかヒットするもんですねぇ」’76年、映画『青春の殺人者』で、キネマ旬報賞主演男優賞を受賞。’78年には主演した学園ドラマ『熱中時代(教師編)』が大ブレーク。水谷さんの演じた北野広大は、理想の教師像として、日本中の親や子どもたちの憧憬を集めた。それでも「別の世界」を求める気持ちは微動だにしない。タップダンスに心がひかれたのも、20代のころだ。「『TAP』を市川崑監督(享年92)のところに持ち込んだのは、29歳のころ。脚本家の市川森一さん(享年70)に相談して、監督にお会いして、『TAP』の構想をお話しさせていただきました。一昨年、映画化した作品とは違います。そのときは、自分が踊るつもりでしたから」’82年のドラマ『あんちゃん』、’83年の『事件記者チャボ!』で共演した、元キャンディーズの伊藤蘭さん(64)と、36歳のときに結婚。そのころになっても「別の世界」への憧れは消えずにくすぶっていた。そんな水谷さんを変えたのが、娘・趣里さん(28)の誕生だった。’90年9月、38歳になっていた。「役者というのは、自分でこの仕事を一生やると決められない。基本的には、オファーがあっての仕事です。自分で一生、続けられないかもしれない仕事を本業といっていいんだろうか、とかね。そんな思いに駆られたりするんです。ただ、娘ができたときには、やっぱりね……。どこまでできるかわからないけれど、できる限りやってみようかな、と」映画『轢き逃げ』で、水谷さんは、監督・脚本だけでなく、轢き逃げされて亡くなった被害女性の父親・時山光央役を演じている。肩を落とし、少し丸めた時山の背中からは、ある日突然、娘を失った父親のぼうぜん自失と傷心の深さがにじみ出る。犯人たちが逮捕され、刑事が娘の遺品を渡しに来るが、その中に携帯電話がなかったことを時山は不審に思う。事件のあの日、娘に何があったのか。突き止めようとする時山の鬼気せまる行動は、観客の心をわしづかみするはずだ。《私は、もう(娘が)帰ってこないこともわかっています、でも、やっぱり親として……》劇中で、父親としての時山の思いを受け止めるのが、水谷さんの“盟友”岸部一徳さん(72)演じるベテラン刑事、柳公三郎だ。「柳も離れて暮らす娘がいます。警察として時山に過激なことはしてほしくない。でも、一方で、気持ちが痛いほどわかる。そんな役を完璧に表現してくださいました」時山の娘である望は劇中で28歳の誕生日を迎える。「僕にも娘がいますからね……。時山が娘を亡くして抱いた気持ちは、僕のなかにも自然に、よぎっていきます」取材直前の3月1日、趣里さんは日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。昨年公開された菅田将暉(26)とW主演の映画『生きてるだけで、愛。』で、自らの精神的な弱さに苦しむ難役を演じきったことが評価された。娘の映画を見た感想を水谷さんはこう語った。「僕も試写を見せていただいて……。『あぁ、いままで何も言ってこなくてよかったな』、と思うぐらいいい映画でした。感動しましたねぇ。そんなときにふと、娘がこの仕事を選んで『まぁ、よかったな』という気持ちになるんです」
2019年05月09日《私のような年齢になってからこんなに素敵な機会を授かった事にただ感謝するばかりです。これから心も身体も健やかにいる事を心がけてこの11曲の愛しき歌達を大切に歌っていきたいと思っています》3月14日、自身のインスタグラムにそう綴ったのは伊藤蘭(64)。キャンディーズ解散以来、41年ぶりの歌手活動再開を発表したのだ。「様々な作家に『今の伊藤蘭に歌わせたい曲』をオファーしたところ、実に110曲が集まったそうです。そこから11曲がデビューアルバムに選ばれ、伊藤さんも3曲で作詞に挑戦しています。6月には東京と大阪でコンサートの開催も決まっています」(音楽関係者)伊藤が「普通の女の子に戻りたい」と解散を宣言し、マイクを置いたのは’78年のこと。2年後に女優として芸能界に復帰するが、歌手活動を再開することはなかった。「去年の春ごろオファーを受けた伊藤さんは『最終列車に飛び乗る感じで挑戦してみよう』と即決したそうです。もちろん、夫の水谷豊さん(66)も『やってみれば』と背中を押したといいます。8年前にはキャンディーズの“スー”こと田中好子さんが55歳の若さで、乳がんで他界しています。伊藤さんも還暦を過ぎ、やり残しておけないという気持ちがあったのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)キャンディース解散後も、ラン・スー・ミキの交流は続いていたと芸能プロ関係者は言う。「田中さんのがん闘病が始まってからも、藤村美樹さん(63)と伊藤さんは夫婦ぐるみで何度も集まっていたそうです。お菓子を食べ、お茶を飲みながら、深夜まで語り合うこともあったといいます」キャンディーズ解散後、美樹さんも歌手としてソロ活動をしていた時期もあるが、’83年の結婚を機に芸能界を引退している。伊藤の歌手活動再開のきっかけに美樹さんの存在もあったのだろうか。東京都内に住む美樹さんのもとを訪ねた。――伊藤さんから報告は受けられましたか?「本人から聞きました。『新しい曲を出すのよ』って(笑)。私は『頑張ってね』と伝えました」――コンサートにも行かれますか?「それは、ご想像におまかせします(笑)。でも、連絡はしょっちゅう取り合っているし、会って話すこともありますよ」――美樹さんご自身の復帰は?「アハハ。私はしないですよ」そう言い残すと、笑顔で去っていった。41年の時を経て、再びマイクを握ったラン。エールを送ったミキ。その“絆の微笑がえし”は天国のスーにも届くはず――。
2019年04月05日伝説のアイドルグループ、キャンディーズの伊藤蘭がソロ歌手としてデビュー。6月に東京と大阪でソロコンサートを開催することが決定した。【チケット情報はこちら】キャンディーズの解散から41年を経てのソロデビューについて伊藤は「すべてのタイミングが合ったという感じで、思いがけず弾みがついてしまったというか(笑)」とコメント。くわえて「昨年春に事務所からそろそろ歌をやりませんかと言われたとき“やったほうがいいのかな”って直感で思ったんです。もちろん歌うということに自信なんてないですし、でも年齢的な事も考えると、そうそうこんなチャンスがあると思えないですし、まだエネルギーがあるうちに、歌ともう1度向き合うのもいいのではないか思いました。間違いなくラストチャンスだと思ったから。別に歌が嫌いになったわけではないですし、お芝居に夢中になりすぎて、ちょっと疎遠になった友達に久しぶりに会う感じでしょうか(笑)。また、一緒にやりましょうと言ってくれたプロジェクトチームひとりひとりにぬくもりと信頼を感じたことも大きかったです」と語っている。5月29日(水)にはソロデビューアルバム『My Bouquet』をリリース。同作には井上陽水、阿木燿子×宇崎竜童、トータス松本、森雪之丞ら豪華作家陣による珠玉の楽曲が収録。同作を携えて行われるコンサートについて「コンサートやお芝居でも、観に来てくださっているお客さんの目線に助けられる部分がとても大きいと思います。“与えられた場所”だと思っていますので、その期待に応えられるよう、来てくださった方々と楽しい時間を共有できるよう努めたいと思います」と意気込みを語っている。公演は6月11日(火)・12日(水)に東京・TOKYO DOME CITY HALL、14日(金)に大阪・NHK大阪ホールにて。チケットの一般発売に先駆けて、チケットぴあではオフィシャル最速先行を実施中。受付は3月24日(日)午後11時59分まで。
2019年03月14日串田和美が演出を手掛け、安蘭けいが出演するベルトルト・ブレヒトの喜劇『マン イスト マン』が1月26日に開幕した。【チケット情報はこちら】物語は、英軍隊の機関銃隊のおバカな4人組が寺院で賽銭泥棒をはたらき、ひとりが逃げ遅れてしまうことから始まる。鬼軍曹にひとり足りないことがバレないよう何とかしたい3人は、酒屋のおかみにキュウリを運ばされるお人よしの男に助けを頼み――。人間とは何か。笑いとユーモアの中でアイデンティティをめぐるストーリーだ。S席はテーブルがあって料理付き、A席も座席で飲食ができる“キャバレーシアター”。客席には振るとパチパチ拍手音が鳴る“パタパタ”が配られ、開演までコック姿のキャストたちが“ブーイング笛”を販売。上演中に拍手もブーイングもできるカジュアルな雰囲気だ。安蘭と串田が登場して挨拶すると、物語はスタート。作品は“S席の料理を作ったコックたちによるお芝居”として始まり、登場人物の名前も料理にちなんだ名前に変更されている。客席からは舞台袖も丸見え。コック達が次のシーンの準備をしているのも、舞台上の芝居を見てブーイング笛を鳴らしている(!)のも見え、「難解」と言われるブレヒト作品への構えが自然と取り払われていく。出演者は、おかみベグビック役の安蘭、鬼軍曹役の串田、そしてコックとして物語の登場人物を演じる武居卓や小椋毅、海老澤健次らオーディションで選ばれた12人のメンバー。前半ではコックたちの場面と『マン イスト マン』の物語を行き来しながら彼らが案内役として客席を引っ張るが、S席の観客が食事を終えた頃には物語は一直線に進み始める。劇中には歌やダンスがちりばめられ、『リトル・ナイト・ミュージック』(2018年4~5月)ぶりとなる安蘭の歌や、串田のクラリネット演奏も見どころ。音楽・ピアノ演奏を担当する元ボ・ガンボスのDr.kyOnによる歌にも注目だ。ここでしか体験できないものがたくさん詰まった本作。ブレヒト作品に初挑戦したい人にもオススメしたい。KAAT 神奈川芸術劇場とまつもと市民芸術館による初の共同プロデュース作品『マンイストマン』は、2月3日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオで上演中。その後、2月8日(金)から13日(水)まで長野・信毎メディアガーデン1Fホールにて上演。取材・文:中川實穗
2019年01月28日ソーイ(soe)が、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーションしたユニセックス向けのカプセルコレクションを展開。東京・目黒のエム アイ ユー及び全国のソ―イ取扱店舗にて販売される。とんだ林蘭は、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法で作品を手掛ける人気アーティスト。キャンディストリッパーやコンバース(CONVERSE)のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース」などともタッグを組むなど、近年のファッションシーンにおいても注目を集める人物だ。そんなとんだ林蘭とコラボレートしたカプセルコレクションの主役となるのは、フットボールをテーマに制作されたグラフィック。“ドル札”とプレイヤーを組み合わせたユニークな絵柄やロゴは、彼女らしい独創的な雰囲気を帯びている。展開されるのは、トレンチコートやジャケットといったアウターや、スウェットやシャツなどのトップス、リバーシブルのマフラーやバッグといった小物類など。日頃からとんだ林蘭が愛用しているアイテムをセレクトした、パーソナルなラインナップとなっている。【詳細】ソ―イ×とんだ林蘭のカプセルコレクション販売時期:販売中取扱店舗:エム アイ ユー、全国のソ―イ取扱店舗、エム アイ ユー オンラインショップ展開例:・トレンチコート 89,000円・ジャケット 56,000円・ジーンズ 35,000円・スウェット 18,000円・マフラー 21,000円【問い合わせ先】エム アイ ユーTEL:03-5457-2166
2018年12月14日◼︎本谷有希子の同名原作が映画化!DRESS読者のみなさん、こんにちは。今回みなさんにご紹介したいのは、劇作家・小説家の本谷有希子の同名原作を映画化した『生きてるだけで、愛。』です。2016年に小説「異類婚姻譚」で第154回芥川賞受を賞した本谷有希子が、2006年に発表した『生きてるだけで、愛』は、第135回芥川賞候補に、のちに単行本が第20回三島由紀夫賞候補にもなりました。本作のヒロイン・寧子は過剰な自意識に振り回されて、自分自身すらコントロールできず、現実との折り合いがうまくつけられない女性。映画では、寧子の彼氏・津奈木のキャラクターを独自に膨らませ、他者とのつながりを求める現代の若者たちの姿をエモーショナルに映し出します。◼︎『生きてるだけで、愛。』のストーリー寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)は同棲して3年になる恋人同士。メンタルに問題を抱え、鬱状態にある寧子は、バイトも満足に続かない。おまけに過眠症で、津奈木の買って帰ってくるお弁当を食べる以外は、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかりの生活をしているのだった。一方の津奈木も、文学に憧れて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事ばかりを任されることにやりがいを感じられず、職場での人間関係にも行き詰まっていた。そんなある日、寧子がいつものように家で寝ていると、突然、かつて津奈木と付き合っていたという安堂(仲里依紗)が訪ねてくる。寧子と別れさせて、津奈木を取り戻したい安堂は、寧子が津奈木から離れても生きていけるようにと、なぜか寧子の社会復帰を手助けするという。寧子は、安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーでバイトを始めることになり……。◼︎主演ふたりの熱演に注目本作の主人公・寧子(やすこ)を演じるのは、TVドラマ『ブラックペアン』のクールな看護師・猫田役も記憶に新しい趣里です。俳優の水谷豊を父、女優の伊藤蘭を母に持つ趣里。独特の雰囲気と個性を持った彼女が、鬱で過眠症というヒロイン・寧子を繊細な危うさと、感情豊かな力強さで見事に演じている姿は必見!その圧倒的な存在感から、今後の活躍が楽しみです。そして寧子の恋人・津奈木(つなき)を演じるのは、若手人気俳優の菅田将暉です。社会や仕事への不満を抱えながらも、優しさと無関心がない交ぜになった男の存在感を、いつもより少し大人な表情と包容力で演じています。閉ざされた心情と生き様を抑制の効いた芝居で魅せる様からは、不器用ながらも真っ直ぐな男の色気を感じます。◼︎寧子と津奈木、恋の行方は――。愛することにも愛されることにも不器用で、関係が成就する前に自ら壊してしまうような寧子。他人と距離を保つことで傷つきも、傷つけもしないけれど、すべてを諦めているような津奈木。いびつな自分を受け止めてくれる相手がお互いに必要だった、不器用な男女ふたりの関係は、寧子の前に津奈木の元カノ・安堂が現れたことから変化していきます。ふたりはなぜ、惹かれあい、3年間も一緒に暮らしていたのか。物語が進むにつれて「自分という存在を誰かにわかって欲しい」「誰かとつながりたいという」現代の若者たちのリアルな心情がどんどん浮き彫りになっていきます。せめて一瞬だけでも、わかりあうことができたら…。とても愛おしく、とても切ない、そんな彼らの願いがヒリヒリと心に突き刺さります。あまりに真っ直ぐで、あまりに不器用な男女ふたりのエモーショナルなラブストーリー『生きてるだけで、愛。』は、スクリーンでぜひご覧ください!◼︎『生きてるだけで、愛。』公開情報『生きてるだけで、愛。』11月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)監督・脚本:関根光才出演:趣里菅田将暉田中哲司西田尚美/松重豊/石橋静河織田梨沙/仲 里依紗配給:クロックワークス上映時間:109分公式サイト:©2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
2018年11月10日松本穂香、松坂桃李らの出演で人気コミックをドラマ化したTBS日曜劇場「この世界の片隅に」が9月16日(日)の放送をもって最終回を迎え、感動の声がネット上にあふれている。本作はこうの史代による累計130万部突破の原作コミックにオリジナルの現代パートなどの要素を加え連続ドラマ化。太平洋戦争の最中、広島の江波から呉に嫁いだ松本さん演じるヒロイン・北條すず(松本さん)とその周囲の人々のかけがえのない日常を丹念に描いてきた。すずの夫・周作を松坂さんが演じ、周作の姉・径子に尾野真千子、周作の父・円太郎に田口トモロヲ、周作の母・サンに伊藤蘭、北條家の隣人・刈谷幸子に伊藤沙莉、すずの祖母・森田イトに宮本信子、すずの妹・すみに久保田紗友、すずの幼なじみ・水原哲に村上虹郎、現代パートには榮倉奈々と古舘佑太郎といったキャスト。広島の江波に住む幼少期のすずはおつかいにいった先で人さらいに遭い、そこで周作と出会う。周作は大人になってからもそれを覚えておりすずを嫁に迎え、すずは北條家の一員として呉で暮らすことに。当初はすずを快く思っていなかった径子や幸子とも親しくなり、迷った先の遊郭で出会った遊女・白木リン(二階堂ふみ)とも心を通わせるすずだが、空襲が激しさを増すなかで呉も焼け、遊郭も失われ、径子の娘・晴美を亡くし、すず自身も右手も失う。そして広島には原爆が投下される…というのがこれまでのあらすじ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では終戦後が描かれた。終戦後に海平団に招集された周作の帰りを待つすずの元に祖母・イトから手紙が。母が行方不明で父は亡くなり、すみは原因不明の病に倒れたという…広島に向かったすずと入れ違いに周作も帰宅。すずを追い広島に。原爆ドームの前で再会した2人は駅で、母を失った幼い節子と出会い呉に連れ帰る。そして家族として新たに暮らし始める…というストーリー。放送後のSNSでは「一人の人間が必死で生きて家族をつくっていく話だったんだなあ」「すずさんの居場所を探す物語なんだな」など、ヒロイン・すずの歩んだ軌跡を改めて振り返って感慨にふけるツイートや「丁寧に作られた印象に残るドラマ」「ストーリーにめっちゃアレンジ効いてて面白い」など作品自体を高く評価する声などが多数投稿。また「ドラマ版のすずも可愛かった松坂桃李は毎週見る度にイケメンで最高やった」「松坂桃李さんの制服姿がほんとに素敵」「松本穂香のすずさんもめっちゃ良かった」などキャストを讃えるツイートも多数アップされ続けている。(笠緒)
2018年09月16日インテリア雑貨ブランド「スワティー(SWATi)」が、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーション。2018年9月5日(水)より、キャンドルとボディ&ハンドソープを大阪・阪神梅田本店、阪急うめだ本店の期間限定ストア、スワティーオフィシャルストアで発売する。とんだ林蘭は、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて作品を制作している人気のアーティスト。キャンディストリッパーやコンバース(CONVERSE)のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース」などともコラボレーションするなど、ファッションシーンでも注目を集める人物だ。そんなとんだ林蘭が「他では作ったことのない、スワティーならではのコラボレーション商品に仕上がりました。」と表現するほど、スワティーとのタッグではユニークなアイテムが展開される。オリジナル書き下ろしイラスト・キャット ウーマンをポイントにした「キャット ウーマン キャンドル(CAT WOMAN CANDLE)」。グラスに注がれたブランデーをイメージし、イエローのジェルキャンドルを透明グラスにセットした。火を灯すと、ベルガモットティーの上品な香りが広がる。自宅でのリラックスタイムにぴったりな落ち着きのある香りとなっている。3種類のデザインで登場する「グッド リビング ボディ&ハンド ソープ(GOOD LIVING BODY&HAND SOAP)」は、付属のアクリルパーツでオリジナルアレンジが楽しめる、遊び心溢れるボディ&ハンドソープ。ソープを使い終わった後は、口紅やバナナ、お札など、様々なモチーフのアクリルパーツをクリアケースの中に入れて、水を注げばスノードームに早変わり。もちろん、アクセサリーやキーチャームとしてアレンジするのもOKだ。ソープはネロリの爽やかな香りで、泡立ちが良くサッパリした洗いあがりとなっている。【詳細】スワティー(SWATi)×とんだ林蘭発売日:2018年9月5日(水)・キャット ウーマン キャンドル 3,000円+税・グッド リビング ボディ&ハンド ソープ 全3種 各3,400円+税取り扱い店舗:・阪神梅田本店 2Fシーズン・ギフト雑貨マルシェコーナー住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13・阪急うめだ本店の期間限定ストア住所:大阪府大阪市北区角田町8-7・スワティーオフィシャルストア<ノベルティ>コラボレーション商品を購入者に、先着でオリジナルのポストカードとステッカーをプレゼント。※商品1点につき、1セットをプレゼント。※無くなり次第終了。■阪急うめだ本店の期間限定ストア住所:大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店3階プロモーションスペース33開催期間:2018年9月5日(水)~9月11日(火)営業時間:日~木/10:00~20:00、金・土/10:00~21:00
2018年09月08日松本穂香、松坂桃李らのキャストで人気コミックをドラマ化したTBS日曜劇場「この世界の片隅に」の第7話が9月2日にオンエアされ、尾野真千子の演技に泣かされる視聴者、激しい空襲の模様に衝撃を受ける視聴者が続出している。こうの史代の累計130万部突破原作コミックに、現代パートなどのオリジナル要素も加え連続ドラマ化。太平洋戦争のさなか、広島の江波から呉に嫁いだすず(松本さん)が嫁ぎ先の北條家で暮らす、かけがえのない日常を丹念に描いていく本作。松本さんがすずを演じ主演、すすが幼い頃出会いその後結婚した周作に松坂さん、周作の姉・黒村径子に尾野さん、周作の父・円太郎に田口トモロヲ、周作の母・サンに伊藤蘭、北條家の隣人・刈谷幸子に伊藤沙莉、すずの母・浦野キセノに仙道敦子、父・十郎にドロンズ石本、すずの妹・すみに久保田紗友、すずの幼なじみ・水原哲に村上虹郎、呉の遊女・白木リンに二階堂ふみといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。当初は戦時下ではありながらあくまで日常の人間ドラマが描かれてきた本作だが、前回から呉の町も空襲に襲われるようになった。そんななか負傷した円太郎を見舞った帰り、時限爆弾の爆発に巻き込まれすずは一緒にいた径子の娘・晴美を亡くし、自らの右手も失う重傷を負う。そんな幕開けに「初っ端から尾野真千子さんの演技に泣かされる…」「ひどいことになっとる」「そうかもう晴美さん…」など衝撃を受ける視聴者が続出。原作やアニメ版を観ている視聴者からは「今日はキツい展開」という声も。その後意識が戻ったすずだが径子から厳しい言葉を浴びせられ、さらに度重なる空襲で精神的にも負担を強いられることに。訓練から戻りすずを気遣う周作に「広島に帰る」と空襲のさなかにも関わらずケンカになってしまう。すみが見舞いに来たり、径子からも謝罪さら、北條家に残ることを決めたすずだが、その瞬間強い閃光と激しい衝撃波に襲われる。広島に原爆が投下されたのだった…というのが7話のあらすじ。アニメが大ヒットしたこともあり、ドラマ版にも大きな注目が集まっていた本作だが「映画でカットされてたとこ結構多いのうれしい」「径子さんのセリフが原作バージョンになってて個人的にこっちが好き」と、時間をかけて描けるドラマならではの丁寧な演出を評価する声や、「北条家セット。何がすごいって、太陽の角度の再現が素晴らしい。この感覚は地元民じゃないと分からんことかも知れんけど」などといったツイートも多数寄せられていた。(笠緒)
2018年09月02日旅とグルメをテーマにしたロケバラエティ「火曜サプライズ」の8月14日(火)今夜オンエア回に、現在人気急上昇中の俳優・中村倫也がゲスト出演する。また歌手の和田アキ子に綾小路翔、「EXILE」からAKIRAとTAKAHIROも登場。見どころ満載の1時間になりそうだ。松坂桃李、菅田将暉らを擁する「TOP COAT」所属の中村さんはスカウトされ俳優の道へ。映画『七人の弔』でデビューすると映画版『海月姫』や大河ドラマ「軍師官兵衛」「アオイホノオ」などの映画やドラマ出演で着実にスキルを磨いていく。その後、多部未華子主演の『ピース オブ ケイク』や綾野剛主演の『日本で一番悪い奴ら』などへの出演を経て、2017年1月から放送されたドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」で演じた警官役などで大きな注目を集めるように。また昨年は『愚行録』『3月のライオン』『笑う招き猫』『あさひなぐ』『先生!、、、好きになってもいいですか?』などの映画でも活躍。今年春クールの「崖っぷちホテル!」に連続テレビ小説「半分、青い。」などへの出演で飛躍的に知名度を上げ、大ブレイク俳優として現在、映画・ドラマ界だけでなく多方面から熱い視線が注がれている。今回中村さんは新企画「欲しいもの買いまくり旅」に出演、果たして注目俳優の欲しいものとは!?また番組人気の「アポなし旅」には和田さんが初登場。今回和田さんは綾小路さんの地元木更津へ向かう。また「EXILE」AKIRAさんとTAKAHIROさんのノリノリ食レポもお楽しみに。中村さんは現在Huluで配信中のドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」に柴田巡査部長役で出演中。同作は竹内結子が史上初の“女性版”シャーロック・ホームズを、貫地谷しほりがバディのワトソンをそれぞれ演じている作品で、滝藤賢一、大谷亮平、小澤征悦、伊藤蘭、斉藤由貴らも共演している。「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」はHuluにて独占配信中のほか世界19か国HBOアジアにて放送。また今年デビュー50周年を迎える和田さんは、9月5日(水)に「アッコがおまかせ ~和田アキ子50周年記念トリビュート・アルバム~」をリリース。「EXILE」は3年ぶりのドームツアー「STAR OF WISH」が9月15日(土)の大阪・京セラドーム公演を皮切りにスタートする。「火曜サプライズ」は8月14日(火)19時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2018年08月14日累計120万部を超えるこうの史代の同名コミックを松本穂香、松坂桃李らの出演で連続ドラマ化したTBS日曜劇場「この世界の片隅に」。8月12日放送の第5話では村上虹郎演じるすずの幼なじみ・水原哲に対し「かっこよすぎる」「泣けてくる」などの声が寄せられている。本作は太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・北條すずが、嫁ぎ先の北條家で夫・周作らとともに暮らすかけがえのない日常を丹念に描く物語。オーディションで3,000人の中から選ばれた松本さんがヒロイン・すずを演じ、すずの夫・周作を松坂さんが、すずの幼なじみですずに対し恋心を抱いている水原哲を村上さんがそれぞれ演じる。その他すずの祖母・森田イトに宮本信子、すずの母・浦野キセノに仙道敦子、父・十郎にドロンズ石本、すずの兄・要一に大内田悠平、すずの妹・すみに久保田紗友。周作の父・円太郎に田口トモロヲ、周作の母・サンに伊藤蘭、周作の姉・黒村径子に尾野真千子。また周作と縁談が持ちあがった過去のある呉の遊女・白木リンに二階堂ふみ、といったキャスト。また、ドラマ版のオリジナル要素として現代パートが加わっており榮倉奈々と古舘佑太郎が出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第5話では出征していた哲がすずのもとを訪ね、北條家に一晩泊めてほしいと言いだす。サンや径子は哲がすずのことを好きだと気づきこの状況を楽しむが、すずは戸惑い、周作もあまり快く思わない。夜になり哲から任務の話を聞いた周作は突然、哲に納屋で寝るよう伝え、すずにも納屋に行けと水を向ける。納屋ですずは哲からもらった鳥の羽でペンを作り画を描くのだが、すると哲がすずを抱き寄せる。驚くすずに哲は自分が死んでもお前は普通でいてくれと告げる…というストーリー。哲がすずを抱き寄せるシーンでは「さっきの村上虹郎エロすぎて泣いた」などの声と共に、哲のセリフの端々から漂う“もう帰って来れないかもしれない”という言葉の重みに「村上虹郎見るだけで泣けてくる」といった反応も。さらにすずの兄・要一の戦死に、ラストではすずの頭上に飛来した大量の米軍機と、放送開始当初の“ほっこり”ムードから一変した展開に「ついに辛いパートに入ってきてしまった」というツイートも。次回の6話ではさらなる過酷な試練がすずを襲うことに。放送後には「次回めっちゃつらいやつやん」「次回あれが来るかと思うと気が重い」などの声が多数投稿され続けている。(笠緒)
2018年08月12日累計130万部を突破したこうの史代の漫画を、連続テレビ小説「ちゅらさん」「ひよっこ」の岡田惠和が脚本を手掛けドラマ化する「この世界の片隅に」。松本穂香、松坂桃李らの出演が発表され話題となっている本作だが、この度、新たに榮倉奈々と古舘佑太郎の出演が明らかになった。太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・北條すずが、嫁ぎ先の北條家で夫・周作らとともに暮らすかけがえのない日常を丹念に描いていく本作。また、戦後70年が過ぎ、現代の日本人にも“遠い昔のこと”になりつつある戦争。しかし、当時の人々が戦時下でも感じていた喜びや悩み、幸せはいまの時代にも通じるもの。このドラマを「時代劇」ではなく「現代劇」とするために、2018年の現代で悩み、喜び、生きる人々もドラマオリジナルで描いていく。すでに出演者には、すず役にオーディションで勝ち取った松本さん、その夫・周作役を松坂さん。ほかにも、村上虹郎、二階堂ふみ、尾野真千子、田口トモロヲ、仙道敦子、伊藤蘭、宮本信子ら豪華な顔ぶれが勢揃い。そんな中、今回新たに73年前の広島と視聴者を結び、このドラマと視聴者を繋ぐ重要な橋渡し役となる2人の出演者が決定。■榮倉奈々、ドラマオリジナルで描かれる現代の女性に主演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が公開中、TBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは、約2年ぶりとなる榮倉奈々が演じるのは、2018年夏に東京から呉市の古民家を訪れる近江佳代。ある理由からここにやってきた佳代は、「北條」と表札のある古民家へ。彼女は73年前の広島とどんな関係があるのか…?脚本を読み、色々な感情が起こったという榮倉さんは、「中でも浄化されたような気分になったことがとても印象的でした。不便な時代ではあったと思うのですが、その中で生きている人たちがみんな伸び伸びしていて…環境も時代も違ったとしても、そういう心を忘れたくないなと思いました」とコメント。また演じる役柄については、「普遍的な役だと考えています。こういう時代設定のある作品は、遠い昔の話で自分には関係ないような気になってしまうことがあると思います。佳代さんが橋渡しの役割をして現代と“つながっている”ということを視聴者の方と一緒に感じながら作っていけたらいいなと思っています」と語っている。■恋人役には古舘佑太郎「普通代表の男の子で最後までいきたい」また、佳代の恋人で彼女と共に呉を訪れる江口浩輔を演じるのは、フリーアナウンサーの古舘伊知郎を父に持ち、音楽活動をしながら、連続テレビ小説「ひよっこ」に出演するなど、俳優としても活動する古舘佑太郎。呉には個人的に訪れていたという古舘さんは、「海と山に挟まれているこの街の環境がすごく心地がいいなと思っていました。変わらない部分と変わっていった部分が交差しているこの街の魅力にすでにもう影響を受けていて、撮影の前は緊張していたんですけど、始まった瞬間からリラックスしてやることができました」と撮影地の環境がいい影響をもたらしている様子。また役については「この作品の中で一番、広島や呉、戦争というものからかけ離れている存在です。佳代ちゃんがいなかったらこの呉には来てないだろうし、テレビの前で見てくれている方に一番近い存在なのかなと」と分析し、「ですから、普通代表の男の子で最後までいきたいなと思っています」と意気込みを語っている。日曜劇場「この世界の片隅に」は7月15日より毎週日曜日21時~TBSにて放送。※初回25分拡大スペシャル(cinemacafe.net)
2018年07月04日松本穂香と松坂桃李が夫婦役で共演する、累計120万部突破のこうの史代の漫画の実写化「この世界の片隅に」。この度、本作の新たなキャストとして、二階堂ふみ、村上虹郎、宮本信子らの出演が発表された。太平洋戦争の最中、広島の江波から呉に嫁いだすず(松本さん)が嫁ぎ先の北條家で暮らす、かけがえのない日常を丹念に描いていく本作。松本さんと松坂さんが、ヒロイン・すずとその夫・周作を演じるほか、尾野真千子、田口トモロヲ、伊藤蘭、伊藤沙莉、土村芳、久保田紗友の出演が発表されていた。そして今回、新たにすずの人生に彩りを添えるキャストが決定!■二階堂ふみ、すずのよき友人となる“遊女”にまず、『私の男』で第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞し、現在放送中の大河ドラマ「西郷どん」など、様々な作品で圧倒的な存在感を見せつけている女優・二階堂ふみが演じるのは、呉にある朝日遊郭の遊女で、買い物帰りに遊郭に迷い込んだすずと偶然知り合い、奇妙な友情を育むことになるこの物語のキーパーソン、白木リン。今回の出演にあたり、「当たり前が当たり前でなかった、悲しく寂しい時代に、私達と同じ人間が、懸命に生きていたことを感じる作品にできたら」と語る二階堂さん。原作でも人気の高いリンを彼女がどう演じていくのか楽しみだ。■村上虹郎、すずの幼なじみ役「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で主演を務め、「仰げば尊し」やTVアニメ「いぬやしき」などに出演する村上虹郎が演じるのは、すずの幼なじみで、彼女とは互いに淡い恋心を抱きながらも、亡くなった兄の遺志を継いで海軍兵学校に入隊する水原哲。その後、周作と結婚したすずの元へ、哲が再び現れて…。映画版を観賞したという村上さんは、「劇中で幾度と鳴る空襲警報に子どもが『警報飽きた~』と言うんです。その言葉がずっと脳裏に残っています」と明かし、「こんな素晴らしい作品を実写ドラマ化と共によりたくさんの人に届けられること、そして水原哲という役を演じられることがとても嬉しいです」とコメントを寄せている。■すずを見守り続ける祖母役には宮本信子そして、幼い頃から孫のすずを温かく見守り、不器用なすずの優しさを誰よりも理解している祖母・森田イト役には、近年では、連続テレビ小説「あまちゃん」「ひよっこ」などでヒロインを時に厳しく、時に優しく支え続ける人物を好演した宮本信子に決定。「イトは明治生まれで、その時代を生きた人。ごくごく普通の人がその人なりに一生懸命生きてきた、その“なり”を芝居に活かしていきたいです」と意気込みを語った宮本さんは、「松本穂香さんとは前から知っているので、自然に孫とおばあちゃんみたいな空気感でやっています」と撮影状況を明かし、「お客様がどのように感じてくださるか楽しみです」と述べている。■すずの両親ほか、多彩なジャンルのキャスト決定ほかにも、すずの母・浦野キセノ役に、連続ドラマ出演は「徹底的に愛は…」以来25年ぶりとなる仙道敦子。父・浦野十郎役は、お笑いタレントで俳優のドロンズ石本。幼少期のすずを、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインの幼少期を演じた子役の新井美羽。すずが嫁いだ北條家の隣人家族の母で、主婦仲間のリーダー的存在、刈谷タキ役を木野花、隣人家族の祖父・堂本安次郎役を塩見三省。そして、尾野真千子扮する周作の姉・黒村径子の娘・晴美には、「コウノドリ」「ブラックペアン」にも出演した子役・稲垣来泉が抜擢された。日曜劇場「この世界の片隅に」は7月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年06月04日話題になっている嵐・二宮和也(34)主演の医療ドラマ「ブラックペアン」(TBS系)。ドラマで注目を集めているのが、二宮演じる天才外科医・渡海征司郎をサポートするクールな看護師「ねこちゃん」こと猫田麻里。演じるのは、女優の趣里(27)だ。 「すでに知られた話ですが、父親は俳優の水谷豊さんで母親は元キャンディーズで女優の伊藤蘭さんという超サラブレッド。とても家族仲がいいそうで、趣里さんにインタビューで両親のことを聞くと嬉しそうに話してくれました」(芸能記者) 趣里は11年に放送された「3年B組金八先生ファイナル直前同窓会スペシャル・ファイナル」(TBS系)で女優デビュー。13年公開の「おとぎ話みたい」で映画初主演をつとめ、映像作品をこなしながら数々の舞台作品に出演してきた。 そして、昨年4月期放送のドラマ「リバース」(TBS系)では“不倫夫を監禁してしまうエキセントリックな妻役”を演じた。 「高校時代は英国にバレエ留学してバレリーナを目指していましたが、挫折。やりたいことが見つからず、そんなとき女優を目指すことに。しかし“親の七光”を良しとせず抵抗し、演技学校に通うことを決意。そこで改めて、女優という仕事の魅力にハマったそうです。1年ほど前までは、所属事務所も両親の名前を出すことを敬遠していました。しかし最近は女優として開花したことが認められてきたこともあり、両親の名前もトークも解禁したようです」(テレビ局関係者) 近い将来、親子3人での共演が実現する可能性もありそうだ。
2018年05月07日TBS日曜劇場にて7月から放送が始まる「この世界の片隅に」キャスト発表取材会が5月3日(木)、緑山スタジオにて行われ、ヒロイン北條すずを演じる松本穂香、すずの夫・周作役の松坂桃李が舞台となる古民家のオープンセット前に登場した。呉市から移築した古民家に「再現度がすごい!」74年前の佇まいを忠実に再現するため、呉市に実在していた古民家を、わざわざ緑山スタジオの敷地内に移築したという気合いの入りよう。絶賛建築中の古民家を前に、ふたりは「すごかった!」と声を合わせた。松本さんは「オープンセットを初めて見ました!本当に家、住める家!」と感激の様相。松坂さんも、「原作の家の作りとか、木の植え方とか、段々畑とか…再現度がすごかった。作品への愛情の注ぎ方が細かいところに出ていて、こっちにも伝わってやばい、頑張ろう、と(笑)」と決意新たにしていた。「この世界の片隅に」は、累計120万部を超えるこうの史代の同名漫画の連続ドラマ化。太平洋戦争の最中、広島の江波から呉に嫁いだすず(松本さん)が、嫁ぎ先の北條家で暮らす、かけがえのない日常を丹念に描いていく。物資が不足し、家族や友達が戦場に送られていくという不安と戦いながらも、前向きに健気に生きるすずや北條家の暮らしを通して、自分の隣にある幸せに気づけるような内容となっている。ヒロイン決定に「正直“うれしい”とかよりも“ポカーン…”という感じ」一次審査からオーディションに参加し、並み居る強敵3,000人の中から見事すず役を勝ち取った松本さん。決まったときの気持ちについては、「正直“うれしい”とかよりも“ポカーン…”という感じ。事務所の方にも“よかったね”と言われるんですけど、あまり入ってこない、信じられない気持ちでいっぱいです」と、心境を吐露。しかし「オーディションの時点から、すずさんをもっと知りたいし、本当にやるんだという気持ちで受けていました。後からじわじわと、すずさんになれるんだっていううれしさが(こみ上げ)、すごく大きかったです。すずさんのように明るく前向きに精いっぱい楽しんで、最後まで頑張りたいと思います」と松本さんは熱い想いを明かした。ふたり以外の主な出演者として、周作の姉役に尾野真千子、周作の父に田口トモロヲ、母に伊藤蘭と演技派が構える。脚本は「最後から二番目の恋」の岡田惠和、演出とプロデュースは「カルテット」で組んだ土井裕泰と佐野亜裕美が名を連ねており、強力なスタッフ陣が集結。さらに、音楽を担当するのは民放連続ドラマ登板は24年ぶりとなる久石譲と、これ以上ない布陣。松坂さんの本音「“どんなもんじゃい”というプレッシャーも感じている」期待が高まるチームについて、松坂さんは「岡田さんとは5~6年ぶり、土井さんも7年ぶりで、本当に久しぶりです。すごくお世話になっていて好きな方で、このタイミングで呼ばれてご一緒するのは、すっごくうれしい」と爽やかな笑顔を見せつつ、「けど、すごく緊張すると言いますか。この歳月の中で“どんなもんじゃい”というプレッシャーも感じながら、いい緊張感でお芝居をしながら作品をしっかりと届けていきたいと思います」と高い志を掲げた。松本さん&松坂さん、初共演の印象は?なお、松本さん&松坂さんは初共演。互いの印象を聞けば、松坂さんは「衣装合わせのとき、僕の前に(松本さんの)写真が置いてあって、見たときに雰囲気がすずさんにぴったりだなって。ちょいちょい“緊張します”と言うんですけど、その感じが見えなくて肝が据わっている女性だと感じています」と隣に座る松本さんに微笑むと、松本さんは「ありがとうございます」とソワソワ。松本さんは「周作さんにしか見えないというか。“周作さん、誰だろう?”と思ったとき、本当に松坂桃李さんが絶対に合うと勝手に思っていたんです。本当に、お母さんと話していて」と現実に叶ったことを伝えると、松坂さんは「キャスティングしていただいて、ありがとうございます(笑)」と御礼を告げ、雰囲気を和ませていた。「この世界の片隅に」はTBS7月期日曜劇場にて放送開始予定。(cinamacafe.net)
2018年05月05日竹内結子が史上初の“女性版”シャーロック・ホームズを、貫地谷しほりがそのバディ役演じる、Hulu×HBO共同製作ドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」。この度、本作に滝藤賢一、中村倫也、大谷亮平、小澤征悦、斉藤由貴、伊藤蘭がレギュラーキャストとして出演することが発表された。あのシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンが、もし現代の東京にいたら?しかも、2人とも、日本人女性だったら――?本作は、シャーロック不変の圧巻の謎解きはそのままに、ホームズとワトソン、この世界一有名な2人を大胆不敵な新解釈で捉えた、連続ミステリー・ドラマ。日本版にアレンジされた本作は、原作ファンにとっては、どの役を誰が演じるのか、というところも大きな注目ポイント。今回決定したレギュラーキャストは、ほぼ毎話登場するという重要な役どころだ。■滝藤賢一×中村倫也がバディ!才能ある警視庁捜査一課の刑事で、竹内さん演じるシャーロックを利用し、出世を目論む礼紋警部を演じるのは滝藤賢一。また、礼紋の部下で熱血漢の柴田巡査部長を、現在放送中の「ホリデイラブ」での熱演が話題になっている中村倫也が演じる。竹内さんとは今回で4度目の共演となり、絶大な信頼を寄せているという滝藤さんは、「とても面白い役作りをされていたので、毎日が刺激の連続でした」と竹内さんについて話し、中村さんについては、「カットがかかっても永遠にアドリブで続けられる程、楽しい時間を共有できたと勝手に自画自賛しております」と充実した撮影だったと話す。また自身の役については、「礼紋は愛妻家で家庭を大事にしています。まさに僕ですね(笑)飄々としているので情熱的な赤ではなく、クールな青を意識しました」と語っている。シャーロック・ホームズを小学生のときに読んでいたと言う中村さんは、「柴田は日本オリジナルの要素です。滝藤さんとのコンビネーションもすごく楽しいですし、作品の中で関係性の変化や成長も良く描かれていると思います」と内容について少し触れ、「竹内さんが魅力的なシャーロックを演じられていて予想がつかないことをしてくるので、一生懸命柴田が柴田で居られるように頑張りました。滝藤さんとコンビがやれるだけでも贅沢なのに滝藤さんは同じ目線で考えてくれるので、大好きになっちゃいました」とコメント。■ほかにも豪華キャストが集結!大谷亮平が和都(貫地谷さん)と同様の心の傷を持つ戦場カメラマン・守谷透。小澤征悦が、シャーロックの兄で唯一の肉親、内閣情報調査室の内閣情報分析官・双葉健人。斉藤由貴が精神科医・入川真理子。そして伊藤蘭は、お屋敷に住む未亡人でシャーロックに部屋を貸しているシャーロックの良き理解者・波多野君枝を演じる。「このドラマでは珍しいラブな展開があります」と明かしたのは大谷さん。「竹内さんは格好良く、素敵でした。立ち振る舞いが気品にあふれていて、動きが凛としていて自信を持った芯の通ったシャーロックに見えました。シャーロックといるときの貫地谷さん演じる和都さんは正義感あふれていて純粋に自分の気持ちをぶつけていくところが魅力的で、守谷と一緒にいるときには女性としての可愛らしさやキュートな部分を思う存分出されているので、ラブな部分も演じていて入りやすかったです」とコメント。原作小説はほぼ全巻読んでいると言う小澤さんは、「その世界観に自分が参加できる、これ以上の喜びはないなと、びっくりしたのと同時に本当に嬉しかったです」と喜び、「健人という役は、シャーロックのお兄さんという役で、シャーロックからしても頭がいい、憎たらしい、機転が効くという役柄です」と自身の役どころについて説明。斉藤さんは、竹内さんと貫地谷さんについて「竹内さんはあんなに美しいのに、サバサバしていてすごく男前な人です。でもお芝居に関してはすごく緻密」「貫地谷さんは竹内さんとは対照的に自由人で感覚派。自分の中に生まれる役柄の感情をすごく繊細に、正直に見つけようとする感じの演技者」と印象を明かしている。また「サスペンス好きな人にも推理好きな人にも、楽しめる要素がたくさん詰まった作品」と語る伊藤さんは、「毎回はらはらドキドキの濃い事件が起こって、それを解決するため立ち向かい頭を働かせるシャーロックと名コンビの和都さんの2人の掛け合いが楽しめますし、私もちょっとした箸休めみたいな感じで登場していますので楽しんでいただけたらと思います。ご期待ください」と述べている。「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」は4月27日(金)よりHuluにて独占配信スタート(全8話)、世界19か国HBOアジアにて放送。(cinemacafe.net)
2018年02月20日映画『祈りの幕が下りる時』(2018年1月27日公開)の日本橋レッドカーペットイベントが12日、都内で行われ、主演の阿部寛、共演の松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、春風亭昇太、飯豊まりえ、伊藤蘭、小日向文世、メガホンをとった福澤克雄監督が出席した。同作は、2010年4月に連続ドラマとしてスタートし、阿部寛演じる日本橋署に異動してきた刑事・加賀恭一郎が、謎に包まれた殺人事件の真犯人を探すミステリー要素と、事件の裏に隠された人の心の謎を解くというヒューマンドラマ要素で、"泣けるミステリー"と話題となった東野圭吾原作の『新参者』シリーズ完結作。同シリーズがついに完結して加賀恭一郎役と別れる心境を尋ねられた阿部は「僕はそれまでエキセントリックな変わった役が多くて、ここまで真っ直ぐな役をやらせていただくことはなかったんですけど、8年やらせてもらった加賀恭一郎という役は僕の基盤で、何年かに1度帰って来られる役者の芯の部分だと思っていました」としみじみと語り、「その役が今回最後というのは寂しい思いがありますけど、その分だけ素晴らしい作品に仕上げようと頑張りました」と胸を張った。一方、事件の鍵を握る美しき舞台演出家・浅居博美を演じる松嶋は、同シリーズ初出演となったが「ドラマなどを拝見させていただいておりましたので、初めて阿部さんとお会いしたときに"加賀さんがいる!"って思いまして、いろんな意味で感激いたしました」と声を弾ませ、「今回の役はちょっと謎めいた女性なんですけど、ポイントポイントで印象に残る役作りができればと思って演じました」と明かした。そんな阿部と松嶋は今回が初共演だったそうで、お互いの印象を聞かれると、阿部は「心からお芝居をされる方だなと思いました。勝手に『家政婦のミタ』のイメージを持っていて、クールでかたい人なのかと思っていたら全然で、初めてご一緒させていただいたとは思えないほど温かいものを感じました」と話し、松嶋は「加賀恭一郎さんはお茶目で、そういうところもきっと持ち合わしていらっしゃる方だなと思いましたし、もちろんカッコいい方でもありますので、ぜひまた違った役でもご一緒させていただきたいなと思いました」と笑顔を見せた。さらに、加賀恭一郎が浅居博美に対して「やっぱりキレイだな」と言うセリフを、福澤監督が阿部と相談した上で「やっぱり超キレイだな」に変更したそうで、初共演の松嶋に対してそのセリフを言った感想を聞かれた阿部は「本当に言いやすかったです。完全に1発OKでしたね」と心の底から語り、「加賀の表情の中で1番気に入っているシーンです」とコメント。これに松嶋は「役柄がそういう設定でしたので、頑張って言っていただけて嬉しかったです(笑)」と恐縮しきりだった。
2017年12月13日東野圭吾のベストセラーを阿部寛主演でドラマ化、映画化してきた『新参者』シリーズの最新作にして完結編となる『祈りの幕が下りる時』の完成を記念してシリーズの舞台である日本橋にて12月12日(火)にレッドカーペットイベントが開催!主演の阿部寛をはじめ、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、春風亭昇太、飯豊まりえ、伊藤蘭、小日向文世、福澤克維監督が出席し、約50メートルのレッドカーペットを歩いた。ドラマ放送時以来のレッドカーペットに阿部寛、溝端淳平ら感激!刑事・加賀恭一郎を主人公に、2010年に始まった人気シリーズの劇場版第2弾にして完結編。社会現象になったドラマ「半沢直樹」や放送中の人気ドラマ「陸王」の演出を務める福澤監督が本シリーズでは初めてメガホンを握り、ある殺人事件の謎と共に加賀がなぜ“新参者”として日本橋に来たのかが明かされる。12月の寒空の下、レッドカーペットの脇には多くの人々が詰めかけ、登壇陣に熱い声援を送った。2010年にドラマの放送が始まった際に、同じく物語の舞台である人形町でレッドカーペットイベントが開催されたが、阿部さん、溝端さんらレギュラー陣は当時を思い出し、しみじみ。阿部さんが8年ぶりの凱旋の喜びを「感無量です」と語れば、溝端さんも「7年を経て、この場所でこんなに温かく迎えていただいて…」と感慨深げ。阿部寛、加賀恭一郎役は「僕の基盤であり役者としての芯」2010年の連ドラ「新参者」に翌2011年のSPドラマ「赤い指」、2012年の劇場版『麒麟の翼~劇場版・新参者~』、さらに2014年のSPドラマ「眠りの森」と度々、加賀恭一郎を演じてきた阿部さんは、同役について「8年間、加賀をやらせていただきましたが、僕はそれまでエキセントリックな変わった役が多く、ここまでまっすぐな役をやらせてもらったことはありませんでした。加賀は僕の基盤であり、何年かに一度、帰ってこられる役者としての芯ともいえる部分です」と強い思いを明かす。「今回で最後ということで寂しいという思いはあるけど、その分、素晴らしい作品に仕上げようと頑張りました。スタッフ、共演者のみなさんに恵まれて、いい作品になったと思います」と自信をうかがわせた。松嶋菜々子のあまりの美しさに監督がセリフ「キレイ」から「超キレイ」に変更!シリーズのファンだったという松嶋さんは今回、加賀と対峙する謎めいた美女・浅居博美を演じている。意外にも阿部さんとは初共演となったが「初めてお会いしたとき、「加賀さんがいる!』と感激しました」とニッコリ。一方の阿部さんは、松嶋さんについて「心からお芝居される方でした。勝手に『家政婦のミタ』のイメージでクールで固い人だと思ってたんですが、全然、そんなことなくて、初めてお仕事させていただく方と思えない温かさを感じてやりやすかったです」と感謝と称賛を口にする。ちなみに、予告編で加賀が博美を見て口にする「やっぱ超きれいだな」というセリフがあるが、この“超”という言葉は、当初の脚本になかったにもかかわらず、福澤監督が松嶋さんを見て加えたものだという。福澤監督は「美しい方なんで(笑)。阿部さんと相談して書かせていただきました」と説明。阿部さんは「本当に言いやすかったです!完全一発OKで、加賀の表情の中でも気に入っているとこです」と笑顔でふり返る。松嶋さんは「感想は聞かなくていいです(苦笑)」と照れくさそうに制し、「役柄がそういう設定だったので、頑張って言っていただいて嬉しかったです」と困ったように語っていた。また、今回、初めて登場する加賀の母親を演じた伊藤さんは、阿部さんが俳優デビューした当初の1988年放送のドラマ「花嵐の森ふかく」以来の再共演。いまや押しも押されもせぬ日本を代表する俳優となった阿部さんに「すっかり大人の、渋い俳優になって、嬉しい限りです」とこちらも感慨深げに語っていた。「祈りの幕が下りる時』は2018年1月27日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月12日