5月31日(日)、佐藤浩市と樋口可南子が夫婦役として初めて共演を果たした『愛を積むひと』のロケ地である北海道・美瑛町に、佐藤さん、樋口さん、朝原雄三監督が再訪。記念セレモニーおよび舞台挨拶つき町民限定試写会が行われた。第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子は、かつて外国人が暮らしていた家で暮らし始める。良子は篤史に家を囲む石塀作りを頼んだが、以前から患っていた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日良子より手紙が届いた。驚く篤史。そして、次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々の人生に関わっていく。そして長年疎遠となっていた娘、聡子と再会し…。「日本で最も美しい村」と称される北海道・美瑛町を舞台に撮影が行われた本作。記念セレモニーでは、佐藤さん、樋口さん、朝原監督が劇中で二人が暮らす家に再訪。イベントでは、劇中で良子(樋口さん)の思いを聞き入れて篤史(佐藤さん)が積み上げた石塀に、この日のために用意された“ハート型に作られた石”がはめ込まれ、夫婦の絆の象徴としての“愛の石塀”が完成された。その後、佐藤さん、樋口さん、朝原監督の3人は、美瑛町町民センターで実施された美瑛町民のための特別試写会の舞台挨拶に登場。映画を観終わった直後には、美瑛町民430名で超満席となった場内からは割れんばかりの大きな拍手が沸き起こった。劇中の白髪とはうってかわって黒髪で登場した佐藤さんは「劇中とはちょっと見た目が変わりましたが…」と笑いを交えて挨拶。続いて樋口さんが、「この映画のために家を一軒建てていただき、本当に贅沢な撮影ができたことを感謝しています」と町民へ改めて感謝の気持ちを伝えた。一方の朝原監督はその十勝岳をロケハンで登頂し、本当にキツかった思い出を披露。「撮影で佐藤さんにも本当に登らせようとしたけれど、『俺は嫌だ』とはっきり断られた(笑)」とのエピソードで会場に笑いを誘っていた。美瑛町を代表して、浜田哲町長が3人へ「丘のまち美瑛を舞台に素晴らしい作品を作ってくださって心からお礼を申し上げます」と感謝の言葉が述べられ、ついで町民から美瑛の特産品である「アスパラガス」が贈呈。樋口さんは大のアスパラ好きのようで、「昨日も一昨日もいただきました!」と喜んでいた。『愛を積むひと』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年06月01日プラスリードはこのほど、20代~40代の女性857名(20代294名、30代312名、40代251名)を対象に実施した、「好きな年上男性芸能人」に関するアンケート結果を発表した。調査は、同社が展開するWebリサーチサービス「アスリード」にて、自由記述形式で行われた。○女性がエスコートされたい「年上男性芸能人」調査では、自分よりも年上で、買い物や食事に連れて行ってもらいたい(エスコートされたい)と思う男性を"大人の男性"とした上で、「あなたにとって大人の男性だなと思う芸能人を1名挙げてください」と質問。その結果、堂々の第1位は「福山雅治(76票)」となった。2位に20票以上もの差をつけた上に、全ての年代でトップとなるなど、女性からの圧倒的な評価が伺えた。続く2位は「西島秀俊(54票)」。40代女性からの評価はそこまで高くなく10位だったものの、20代・30代では2位という結果に。3位には「大沢たかお(39票)」がランクインし、20代は5位、30代で3位、40代は6位と、年代による大きな差は見られなかった。また、「竹野内豊(4位)」や「阿部寛(5位)」、「木村拓哉(8位)」などは、いずれも20代と30代の評価が高いことから上位にランクイン。一方、40代女性からの票を多く集めて上位となった男性芸能人は、「佐藤浩市(6位)」や「舘ひろし(7位)」だった。
2015年05月25日ソフトバンクモバイルのCMでもお馴染みのお母さん、樋口可南子が出演する『愛を積むひと』(6月20日公開)、さらに、“ザ・昭和の母”ともいえる存在感の『おかあさんの木』(6月6日公開)の鈴木京香など、映画の中にはその優しさ・強さに感謝したくなるお母さんたちがたくさん。本日5月10日の「母の日」に、そんな愛情たっぷりの素敵なお母さんたちに迫った。●もんぺに割烹着の鈴木京香、7人の子どもたちと戦争を描く『おかあさんの木』突然始まった戦争により、貧しいながらも懸命に育て上げた7人の子どもたちを次々と兵隊にとられた田村ミツ。そのたびにミツは桐の木を植え、息子たちが無事に生きて帰ってくることを待っていた…。戦後70年の今年、鈴木さんが「かつて日本のお母さんといえば、こうだった!」という、昭和のお母さん像を演じている本作。原作はいまから45年前に発表され、幾度も小5用の教科書に掲載、この5月には大人向け文庫としても発売される不朽の名作だ。まさに、いつの時代も決して変わることのない“母と子の情愛”を描き、息子たちを待ち続ける母の姿に、涙せずにはいられない。●7年ぶり映画出演の樋口可南子、優しくも芯の強い母に『愛を積むひと』第2の人生を送るため北海道に移住してきた篤史(佐藤浩市)と良子(樋口さん)。だが、良子は心臓病を患い、先が短いことを知りながらも、夫・篤史と娘(北川景子)の不仲を心配したり、若いカップル(野村周平&杉咲花)を実の子のように世話をしたり、優しく芯が強い母親・妻として彼らを支えていく。CMでは上戸彩のお母さんとしておなじみの樋口さんが、7年ぶりに映画出演を果たし、佐藤さんと初の夫婦役を演じていることにも注目だ。●子どもの可能性を誰よりも信じ、応援する吉田羊『ビリギャル』成績学年ビリのギャル・さやか(有村架純)が、塾講師・坪田(伊藤淳史)と出会い、慶應義塾大学に現役合格を目指す、青春サクセスストーリー『ビリギャル』。主人公・さやかが“ああちゃん”と呼ぶ母親を演じたのが、いまをときめく人気女優の吉田羊だ。どんなときでも娘を信じ続ける頼もしい存在で、塾の授業料を稼ぐために配送業のパートをするなど、まっすぐで温かい母の愛を感じさせている。ちなみに吉田さんは、『愛を積むひと』では杉咲さんの母親役を演じている。●その愛こそ母の強さ…余貴美子&深津絵里『寄生獣』『寄生獣 完結編』高校生・泉新一(染谷将太)と彼の右手に寄生した“ミギー”(声:阿部サダヲ)との奇妙な友情と、寄生生物“パラサイト”たちとの壮絶な戦いを描く『寄生獣』。新一の母・信子を演じるのは余貴美子。パラサイトに乗っ取られてしまい、新一を襲うことになるラストには、まさに“断腸の思い”ともいうべき母の愛がある。また、高い知能を持ち、ネットワークのパラサイトを掌握していた、深津絵里演じる田宮良子は、『完結編』では人間の子どもを出産し、母親になったことで次第に変化していく…。映画の中にある、さまざまな形の母の愛。その愛に触れることで、ふだんはなかなか口にできない「いつもありがとう」という思いを、あなたもきっと伝えたくなるはずだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年05月10日篠原涼子を主演に迎え、2006年1月期に連続ドラマとしてスタートしてから10年が経つ「アンフェア」。この度シリーズ最終作となる映画『アンフェア the end』から初の本編映像が公開された。バツイチ、子持ち、大酒飲み…検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事・雪平夏見(篠原涼子)は、父が殺された事件の真相を探っていた。事件の背景に警察組織の“闇”があることをつかみ、父が警察内のクーデター計画を画策していたことを知る。それは、長い年月を経て、警察病院占拠事件(『the movie』)、ネイルガン連続殺人事件(『the answer』)へと繋がり、元夫・佐藤和夫(香川照之)の命と引き換えに、国家の中枢で権力を濫用する組織から機密データを手に入れる。前作から4年――『the end』では、元夫・佐藤の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平に新たな事件が勃発。鋭い嗅覚と型破りな手段で、いよいよ最後の敵へと迫っていく。雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかに…。本作には、篠原さん扮する雪平の協力者となり国家の謀略を暴こうとするシステムエンジニア、津島直紀役に永山絢斗、最高検察庁監察指導部である武部将臣役には「EXILE」のAKIRA、検察庁・特捜部長役の吉田鋼太郎といった新キャストのほかに、佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進、向井地美音ら前作からのメンバーが再集結している。今回公開された特報映像の冒頭には三浦春馬、西島秀俊、瑛太、江口洋介、大森南朋、山田孝之、香川照之と錚々たるメンバーが次々とフラッシュバックで登場。シリーズを通して、名だたる俳優が出演してきたことが伺える。「組織の不正を暴きたい」と語るAKIRAさんや永山さん、佐藤さんが登場。さらにシリーズを通して鍵となっている「アンフェアなのは誰か」と書かれた栞のシーンも。雪平と拳銃を向け合う人物は誰なのか…。「あなたが父を殺したの」と涙ながらに語る雪平のセリフは誰に向けられたものなのか?期待が高まる映像となっている。『アンフェア the end』は9月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月02日本日4月22日(水)は「よい夫婦の日」。嬉しいことは倍に、辛いことは半分にしてくれる、一番近くで寄り添う存在。でも、あまりに近すぎるため、ふだんはまるで空気のように隣にいることが当たり前になってしまうもの。そして、かけがえのないその存在を失ったとき、心が押しつぶされるほどの深い悲しみが訪れる…。そんな夫婦の愛の力を強く深く感じられる新作映画2本を、「よい夫婦の日」にちなんでシネマカフェがご紹介!★『夫婦フーフー日記』~2人の時間はあっという間…“瞬間”を大切に生き抜いた夫婦の愛~5月30日(土)より全国公開される『夫婦フーフー日記』は、2010年に38歳という若さでこの世を去った“ヨメ”と、彼女を支え続けた“ダンナ”の闘病ブログから生まれた「がんフーフー日記」(小学館刊)が原作。夫婦役を演じるのは、本作が10年ぶりに2度目の夫婦役で共演する佐々木蔵之介と永作博美。作家志望の“ダンナ”が、長年友人だった“ヨメ”と出会って17年目にして結婚、1か月後に妊娠。その5か月後にはヨメに悪性腫瘍が発覚し、怒涛の育児と闘病生活を送るも、ダンナと赤ん坊の息子をおいてヨメは亡くなってしまう。しかし、四十九日の前日、死んだはずのヨメがダンナの前に現れた!夫婦だった期間はわずか493日という2人。嬉しいことも大変なこともあっという間に過ぎていく。だからこそ、この瞬間、瞬間を大切に精一杯生き抜いた夫婦の愛に、笑いながら涙する作品となっている。★『愛を積むひと』~亡くなってなお夫を支える妻と妻を思い続ける夫、不器用な夫婦の愛~また、6月20日(土)公開の『愛を積むひと』では、佐藤浩市と樋口可南子が長いキャリアの中で初めての夫婦役に。原作は2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr.著「石を積むひと」。第二の人生を踏み出そうと北海道・美瑛町に移住した篤史と良子の夫婦。だが、その矢先、妻・良子が病に侵され先立ってしまう。良子が遺した手紙によって、悲しみから新たな人生に向き合う篤史は、良子に頼まれていた家の石塀作りを再開。篤史が妻を思いながら積み上げた石に、彼を取り巻く人々の人間ドラマが重なっていくーー。十人十色、愛の形は夫婦それぞれ。パートナーがいる人は、かけがえのない“互い”という存在をいま一度見つめてみる良い機会に、また、いま人生のパートナーを探している人にとっても、自分にとってかけがえのない存在について考えさせてくれるであろう、2作。誰かと寄り添い、互いを思いやる人生について、思いを巡らせてみてはいかがだろう。(text:cinemacafe.net)■関連作品:愛を積むひと 2015年6月20日より全国にて公開(C) 映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年04月22日俳優の佐藤浩市が主演を務める映画『愛を積むひと』(6月20日公開)のポスタービジュアルが16日、公開された。本作は、2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニーJr著の『石を積むひと』を原作に、舞台をアメリカから日本に移した新しい物語として描かれている。女優の樋口可南子が妻・良子を演じ、佐藤と初の夫婦役を務めることも話題に。第二の人生を踏み出した矢先に妻に先立たれ、彼女が残した手紙によって悲しみから新たな人生に向き合う夫の姿と、彼を取り巻く人々とが織りなす人間ドラマだ。夫婦が柔らかい表情を浮かべる、今回公開されたポスター。佐藤は、「ハードボイルドで武骨な役が多かった彼だからこそ、見たことのない愛すべき弱さを演じてほしかった」という制作サイドの要望を受け、年相応の心にたまった思いや苦労を表すためにあえて白髪での出演を選んだという。重い心臓病であることを周囲から隠し、その恐怖と戦う妻・良子を演じる樋口の凛とした表情とともに、実力派の2人の役者魂を感じる。さらに、映画の舞台となった北海道・美瑛町は、「日本で最も美しい村」連合第1号に認定された場所。その風景も見どころになっており、ポスターでも壮大な緑と、そのバックに広がる青空が映し出されている。共演には、女優の北川景子、杉咲花、吉田羊、俳優の野村周平、柄本明ら若手からベテランまで実力派が脇を固める。(C)映画「愛を積むひと」製作委員会
2015年04月16日佐藤浩市と樋口可南子が初の夫婦役を演じ、妻が遺した手紙により新たな人生に向き合う夫と、彼を取り巻く人々との人間ドラマを描いた『愛を積むひと』。このたび、穏やかな表情を浮かべる夫婦と美しい風景が印象深いポスタービジュアルが、シネマカフェにいち早く到着した。本作の原作となるのは2004年に出版され、翻訳本としては異例のロングセラーを続けているエドワード・ムーニー・Jr.著「石を積むひと」。舞台をアメリカから日本に移し、北海道・美瑛町に移住した夫婦の絆を描く。第二の人生を踏み出そうとした矢先、妻・良子(樋口可南子)に先立たれた篤史(佐藤浩市)。良子が残した手紙によって悲しみから新たな人生に向き合う篤史の姿と、彼を取り巻く人々を映し出していく。今回完成したポスターは、互いを思いやる夫婦が絶妙な表情を浮かべている姿と、周囲の人々の明るい笑顔に加え、北海道の美しい風景が印象的なビジュアルとなっている。そして、佐藤さんの地毛の白い髪も目を引く。これはハードボイルドで無骨な役が多かった佐藤さんだからこそ観たことのない愛すべき女々しさを演じてほしいと、「妻がいないと日常生活において何もできない最後の昭和の男」をイメージしていたプロデューサー陣の要望に、佐藤さんが応えたものだそう。また、穏やかでありながら意志の強さが感じられる樋口さんの表情には、重い心臓病による死期を悟りながらも、周囲に気づかれないように日常生活を送り、夫を支え続ける良子に「女性としての凄味を感じる」という樋口さんの想いが込められている。北海道・美瑛町を舞台に、互いに思いやりながらも不器用な夫婦の姿を描く本作。佐藤さん、樋口さんを始め、北川景子、野村周平、杉咲花、吉田羊、柄本明ら名優たちによる人間ドラマをぜひ、“大切な人”と一緒に体感してみて。『愛を積むひと』は6月20日(土)より全国にて公開。(椎名あい)
2015年04月16日2006年1月期にスタートをし、予測不可能で巧妙なストーリー展開と、主人公・雪平夏見を演じる篠原涼子を始めとする魅力的なキャストが揃い踏みをしたとことで、視聴者から圧倒的な支持を受けた連続ドラマ「アンフェア」。その劇場版となる『アンフェア the end』が今年9月に公開されるが、先日4月2日(木)、主演の篠原さんが10年越しとなる感動のオールアップを迎えた。2007年3月公開の劇場版『アンフェア the movie』、2011年9月公開の『アンフェア the answer』と立て続けに大ヒットを記録した本シリーズが、前作から4年、連続ドラマスタートから10年目の2015年、『アンフェア the end』として遂に完結を迎えることとなる。阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進らドラマシリーズからのレギュラーメンバーに加え、前作『アンフェア the answer』より本シリーズに加わった佐藤浩市、さらに今回からの新キャスト・永山絢斗、AKIRA、吉田鋼太郎が加わり、新旧豪華キャストが集結しているのも本作の見どころのひとつだ。埼玉県内の満開の桜並木で行なわれた撮影最終日。最終カットのOKの声がかかると、「アンフェア」シリーズを支え続け、篠原さんと共に作品を作り上げてきた佐藤嗣麻子監督が花束を持って篠原さんのところへ。「この花をもらったら終わっちゃう」と冗談っぽく笑ってみせるも、感慨深げに花束を受け取り、感謝の気持ちを伝えたという。既にひと足早くクランクアップを迎えていた雪平の“最後の相棒”となる津島直樹役の永山絢斗も篠原さんには内緒でロケ地を訪れ、スタッフと共に最後の勇姿を見守っていたそうだ。永山さんのクランクアップの時には篠原さんがサプライズで登場するなど、お互い“相棒”に最後を見届けられながらのクランクアップとなった。雪平夏見の10年を締めくくるその日、満開の桜の中でクランクアップを迎えた篠原さんからは「ふり返ると私も当時は31歳で若かったのですが、『アンフェア』と共に成長する事ができました。その中でもふり返ると、結婚したり、子どもができたり、『アンフェア』を通して、本当に幸せで贅沢な人生を過ごせた日々だったと思っています。作品も本当に素晴らしい作品でしたし、毎回台本を読んで、どんな作品になるんだろうとこんなに楽しみに思える作品はほかにありません」と喜びのコメントが寄せられている。10年に及ぶ壮大な謎解きの結末とは?遂に明かされる、刑事だった雪平の父親殺害に隠された驚愕の真実とは?10年に及ぶシリーズが遂にフィナーレを迎えることになる。『アンフェア the end』は9月5日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月08日『ストロボ・エッジ』で福士蒼汰と王道“片想い”ラブストーリーを演じる一方、「半沢直樹」の池井戸潤・原作の月9ドラマ「ようこそ、わが家」では、ストーカーからの嫌がらせと闘う「嵐」相葉雅紀の妹役に。かと思えば、『ビリギャル』(5月1日公開)では原作「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」のとおり、驚異の偏差値と金髪&超ミニスカ姿という“振り幅”を見せる有村架純。そして先日、モデル業や女優業と両立させながら名門女子大を卒業した桐谷美玲も、今年は主演作が相次いで公開されるが、まもなく4月17日(金)より公開の『恋する・ヴァンパイア』では、“人間に恋してしまうヴァンパイアの少女”に。また、『ヒロイン失格』(9月19日公開)では、NHK朝ドラ「まれ」にも出演する“ブレイク男子”・山崎賢人と“塩顔男子”・坂口健太郎の間で揺れる、“非・王道ヒロイン”役も自ら熱望してゲットした。さらに、“2015年のブレイク女優” の1人といわれる杉咲花は、『トイレのピエタ』(6月6日公開)では人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎はじめ、リリー・フランキー、宮沢りえ、大竹しのぶらと、『愛を積むひと』(6月20日公開)では佐藤浩市、樋口可南子、野村周平らと共演を果たし、その筆頭株であることを証明する熱演を見せている。人気、実力ともに申し分なく、業界内からも熱い視線を注がれる若手女優の“振り幅” と、その“女優魂”に注目してみた。アメリカのサイト「TC Candler」による「世界で最も美しい顔100人」2014年版で、日本人女性としては最高位の8位に選ばれた桐谷さん。主演映画『恋する・ヴァンパイア』では、戸塚祥太(A.B.C-Z)演じる初恋の男の子・哲との恋に悩む美少女ヴァンパイア、キイラをキュートに好演する。“ヴァンパイア”の血を持って生まれたキイラは、12歳で両親を亡くし、親代わりである叔母夫婦とパン職人を夢見るごく普通の女の子として毎日を送っている。そんな彼女の目の前に現れたのが、8年前に離ればなれになったきりの初恋の相手・哲。いまではしがないサラリーマンとなった哲のミュージシャンになる夢を再び呼び戻したことがきっかけとなり、2人は晴れて恋人同士に。しかし、人間に恋をしてはいけない彼女は、哲の首筋を見ると思わずウズウズ、“ヴァンパイア”に豹変してしまう!?彼だけにはそんな“真の姿”を見せてはいけないと必死になる、桐谷さんのヴァンパイアぶりは実に健気。さらに、彼女を温かく見守る田辺誠一&大塚寧々夫婦の自然体の演技にも癒やされ、本作はこれまでにないポップでハートウォーミングなヴァンパイア映画となっている。さらに、ニュースキャスターとしても活躍し、知的なイメージの強い桐谷さんは、人気少女コミックの映画化『ヒロイン失格』では恋に暴走する“オトメ”を体当たりで熱演。その可憐な容姿で、本人も「最後かも」という女子高生役を演じながらも、坊主頭や変顔、号泣の失恋走りなど、まさかのヒロインらしからぬ姿を披露。山崎さん、坂口さんという2人の“最旬”&“最強”イケメンを相手に、原作のマネをしながら「変顔の練習をしていた」というほど思い入れある役柄に挑戦している。一方、10代の若者から大人の女性まで絶大な人気を誇るバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎(Vo./Gt.)が演技初挑戦にして、映画初主演を果たす『トイレのピエタ』に出演する杉咲さん。「夜行観覧車」「MOZU」などのドラマや、スタジオジブリの『思い出のマーニー』、中谷美紀主演『繕い裁つ人』など次々と話題作に出演してきた彼女は、情報誌「日経トレンディ」による“2015年の顔”にも選出。本作では、いま最も注目を浴びる若手女優の1人ながら「絶対に出演したかった」とオーディションから参加し、野田さん演じる余命わずかの画家志望のフリーター・宏を翻弄する女子高校生・真衣役を得た。飄々としてどこか投げやり、でもまだ“死にたくはない”宏と、ある事情を抱え「死にたい」と考えている孤独な少女・真衣。そんな2人がお互いを想うゆえの激情のぶつかり合いとなる夜のプールのシーンは、今後も語り継がれるであろう名場面の1つとなることは必至。本作での杉咲さんには、「野田さんの潜在能力をも覚醒させた」とプロデューサー陣も絶賛。もはや“回鍋肉の女の子”という代名詞で呼ぶのははばかれるほど、天性の演技力を見せつけている。そして、日本で最も美しい村といわれる北海道・美瑛を舞台に、佐藤さんと樋口さんが夫婦役を演じるロングセラー翻訳小説の映画化『愛を積むひと』では、野村さん演じる青年・徹の恋人・紗英役に。樋口さん演じる妻を喪った佐藤さん演じる篤史は、妻から届いた手紙に導かれるように家を囲う石塀を作り始めるのだが、そんな彼を手伝う徹も、紗英もどこかワケありげ。紗英を心配する母親には吉田羊、がんこな義父には柄本明が扮しており、豪華キャストが織りなすこのヒューマンドラマでは、また違った側面から“いのち”を考えさせてくれる役柄に挑んでいる様子だ。これからも楽しみな彼女たちの“振り幅”、ぜひ劇場でも確かめてみて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ストロボ・エッジ 2015年3月14日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ストロボ・エッジ」製作委員会 (C) 咲坂伊緒/集英社ビリギャル 2015年5月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「ビリギャル」製作委員会トイレのピエタ 2015年6月6日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「トイレのピエタ」製作委員会
2015年04月06日俳優の佐藤浩市が主演する、横山秀夫原作の映画『64-ロクヨン-』(2016年公開)の追加キャストが発表され、俳優の綾野剛、榮倉奈々、瑛太らが出演することが26日、明らかになった。原作は、2013年の「このミステリーがすごい!」1位に選ばれ、累計発行部数110万部を突破した小説『64(ロクヨン)』。昭和64年に起きた未解決の誘拐事件(通称"ロクヨン")に端を発する県警と記者クラブ、さらには警察内部の対立を、広報官である三上(佐藤)の視点で描く。映画の撮影は今年2月にクランクインしており、5月にクランクアップ予定。前編と後編の2部作で公開される。ミステリーとしてはもちろん、総勢150人にもおよぶ登場人物で壮大な人間ドラマが描かれることでも話題の原作。その映画化を実現すべく、佐藤の脇を綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝といった主役級の役者陣が名を連ねる。三上の部下を演じる綾野は「瀬々敬久監督、佐藤浩市さん、スタッフ、キャストと共に、正義と不義のはざまで、ただ一つの真実に向かって闘い抜く所存です」と気合十分。三上を支える広報室婦警・秋川役の榮倉は、「男性社会の中で、自分の役割を探し懸命に仕事と向き合う女性の役です」と説明し、「自分自身も、力強い役者の先輩方の中で美雲と向き合い、少しでも戦力になれますよう頑張りたいと思います」と力強く語った。広報室のメンバーと激しく対立していく瑛太は、「佐藤浩市さん演じる三上と対立する幹事社秋川を演じるのは容易ではないです。秋川のくせ者度合いを楽しみ、この映画の良いスパイスになれるよう全身全霊でぶつかりたいと思います」と語る。三上が信頼を寄せる上司を演じる三浦は、「とにかく主人公三上が前後編出ずっぱりで、間違いなく心身共にハードな仕事になっていると想像します。われわれは真の縁の下の力持ちになれるよう頑張るのみです」と役柄同様に佐藤を気遣う。メガホンを取る瀬々敬久監督は、「横山秀夫さんの思いが込められた『64(ロクヨン)』の映画化という重責の中の船出でしたが、佐藤浩市さんを中心とする世代を超えた出演者の競演に息を飲む瞬間の連続です。熱意が集積した映画を届けられるよう、今後も進んでいこうと思っています」と意気込みを語った。■映画『64-ロクヨン-』登場人物キャスト<県警>県警本部長/辻内欣司…椎名桔平:県警のトップ。同期の中で最も警察庁長官の椅子に近い男<警務部>秘書課広報室広報官/三上義信…佐藤浩市:かつては刑事部でロクヨン捜査にも関わる。異動により現在は20年ぶりに二度目の広報室勤務秘書課広報室係長/諏訪…綾野剛: 広報室勤務5年、機転の利く広報マン秘書課広報室婦警/美雲…榮倉奈々:元交通課で広報室の紅一点。職務熱心で真っすぐな性格警務課調査官/二渡真治…仲村トオル:事態の裏で暗躍する、三上の警察学校での同期。県警内の人事にも携わる警務部長/赤間…滝藤賢一:出世欲の強いキャリア組<刑事部>刑事部捜査一課長/松岡勝俊…三浦友和:三上の刑事部時代の上司。ロクヨン捜査では追尾班長を務めた刑事部長/荒木田…奥田瑛二:所轄刑事の頂点である刑事部長で、ポストをまもるため保身に走る<記者クラブ>東洋新聞キャップ/秋川…瑛太:幹事社として県警記者クラブを仕切るある交通事故の警察発表の方針を巡り広報室と対立<ロクヨン関係者/その他>雨宮漬物経営/雨宮芳男…永瀬正敏:ロクヨン事件の被害者家族。事件の捜査を通じ警察に不信感を抱く元ロクヨン自宅班/幸田一樹…吉岡秀隆:ロクヨン事件の半年後に辞職元ロクヨン自宅班/日吉浩一郎…窪田正孝:現場から臨場要請を受け科捜研から捜査に参加元婦警/三上美那子…夏川結衣:三上の妻。ロクヨン発生当時は捜査班にも加わるスポーツ用品店経営/目崎正人…緒形直人:新たに発生した誘拐事件の被害者家族(C)「64-ロクヨン-」製作委員会
2015年03月26日俳優・佐藤浩市を主演に迎え、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などの傑作を生み出してきた横山秀夫による、ベストセラー小説を前後編の2部作として映画化した『64(ロクヨン)』。この度、佐藤さんの共演者に、綾野剛、榮倉奈々、瑛太ら日本映画界最高峰の豪華オールスターキャストが出演していることが明らかになった。2012年度「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年度「このミステリーがすごい!」年間1位、2013年度「本屋大賞」第2位に輝き、過去のどの警察小説よりも警察、記者たちの葛藤・攻防がリアルに描かれ、瞬く間に文壇を席巻した「64-ロクヨン-」。昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年――主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。刑事部と警務部の軋轢、未解決のロクヨンと新たな誘拐事件の関係、そして三上の一人娘の行方。驚愕の展開が次々と三上を襲う…。今回発表されたのは、日本映画界を名実共に代表する超豪華オールスターたち。佐藤さん扮する三上の部下として奔走する「広報室係長・諏訪」を演じるのは綾野剛。諏訪と共に広報室の紅一点として、三上を支える「広報室婦警・美雲」に榮倉奈々。広報室と対立する記者クラブを取りまとめる「東洋新聞キャップ・秋川」に瑛太。三上の刑事時代の上司で、かつてロクヨンの捜査班も務めた「捜査一課長・松岡勝俊」に三浦友和。さらに、“ロクヨン”事件の被害者の父「雨宮芳男」を永瀬正敏が演じるほか、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝など、主演級の俳優陣が顔を揃える。主人公の部下を演じる綾野さんは、「瀬々敬久監督、佐藤浩市さん、スタッフ、キャストと共に、正義と不義の狭間で、ただ一つの真実に向かって闘い抜く所存です。64の世界を、諏訪を通して真っ当を振りかざさず、心に秘めて生きさせて頂きます」と真摯にコメント。さらに榮倉さんは「男性社会の中で、自分の役割を探し懸命に仕事と向き合う女性の役です。自分自身も、力強い役者の先輩方の中で美雲と向き合い、少しでも戦力になれますよう頑張りたいと思います!」と意気込みを語った。佐藤さん、綾野さん、榮倉さんと対立することになる瑛太さんは、「佐藤浩市さん演じる三上と対立する幹事社秋川を演じるのは容易ではないです。秋川の曲者度合いを楽しみ、この映画の良いスパイスになれるよう全身全霊でぶつかりたいと思います」と語った。三浦さんも「とにかく主人公三上(佐藤浩市)が前後編出ずっぱりで、間違いなく心身共にハードな仕事になっていると想像します。我々は真の縁の下の力持ちになれるよう頑張るのみです」とコメントを寄せている。『アントキノイノチ』や6月より公開となる『ストレイヤーズ・クロニクル』を手がけた鬼才・瀬々敬久が手掛ける本作。前編では加害者匿名報道を巡る、広報室と記者クラブの確執のその狭間で、三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では新たに発生した因縁の事件「ロクヨン」をなぞる誘拐事件に対し、かつては刑事として、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれる。『64-ロクヨン-』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日1995年、佐藤浩市、本木雅弘、ビートたけしほか錚々たるキャストで制作され、国内外から高い評価を受けたバイオレンスアクション『GONIN』。19年の年月を経た今年、東出昌大を主演に迎えて贈る続編『GONIN サーガ』に、テリー伊藤の出演が明らかとなり、凄みを感じさせる劇中画像が解禁となった。2014年。五誠会で3代目の誠司(安藤政信)が力をつける中、かつて五誠会が雇ったヒットマン(ビートたけし)のせいで父を失った久松勇人(東出昌大)、そして大越大輔(桐谷健太)、五誠会に囲われる麻美(土屋アンナ)、19年前の事件を追うルポライター・森澤(柄本佑)。それぞれ五誠会に恨みをもつ4人が出会ったことから、再び彼らの物語は動き始める…。監督・脚本は前作に引き続き、石井隆。主演の東出さんを始め、桐谷健太、土屋アンナ、柄本佑、安藤政信というメインキャストに、竹中直人、福島リラら個性的な実力派俳優陣の出演が明らかにされている本作。テリーさんが演じるのは、19年前の“GONIN”の襲撃により引退に追い込まれた五誠会・初代会長の息子で、2代目の式根隆誠。安藤さん演じる3代目の息子・誠司さえも恐れるほどの静かな狂気をたたえ、土屋さん演じる麻美を愛人として囲う冷徹な男だ。テリーさんは、ふだんのTVでは決して見せることのない、圧倒的な存在感と迫力の演技を炸裂させている。今回の参戦に際し、テリーさんは、「石井監督は(1カットが)長回しなので、自分の前の各役者さんの台詞や演技がしっかりしていて、ここで自分がミスをするわけにはいかないと、気合が入りました」と、石井組の現場に圧倒された様子。さらに、「監督もすごく気合が入っているし、役者さんもスタッフも、皆が本当にいいものを作ろうとしているのが伝わってきて…こういう仕事をさせてもらって本当に嬉しいです。この作品は世界的な話題になると思います」と期待を込めた。本作は、2014年6月末日にクランクアップしたが、最後のキャスト1名がいまだシークレットとされている。前作で死闘を繰り広げた男たちが遺した、それぞれの家族の血と宿命に彩られた新章に登場するのは、果たして誰なのか。引き続き注目していて。『GONIN サーガ』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月19日俳優の佐藤浩市と、女優の本田翼が初共演する映画『起終点駅 ターミナル』(秋公開予定)の場面写真が6日、公開された。本作は、2013年に『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞した、作家の桜木紫乃の同名小説が原作。佐藤は主人公の弁護士・鷲田完治を演じ、ヒロイン・敦子役を本田が務める。さらに、完治の元恋人・冴子役を演じるのは、女優の尾野真千子。『深呼吸の必要』(2004年)や『小川の辺』(2011年)などで、人間同士の情感を巧みに描写した篠原哲雄監督がメガホンをとる。今回公開された場面写真は計4枚。最果ての街・釧路にたどり着き、他人との関わりを一切絶った完治の姿。いたずらっぽく見つめる敦子と、それに困ったような表情を浮かべる完治との2ショットや、どこか切なげな表情を浮かべる冴子の様子などが映し出されている。原作に感銘を受けたという佐藤は、「人の脆(もろ)さ危うさを絡めとる桜木紫乃さんが、自分を断罪した男と浮遊する女の道行きを描いた作品。自身の罪の彼岸にひっそりと立とうとする男と、波間に浮遊する女の再生を描く桜木紫乃さん、痛みを知ってます!」とコメント。本田も「なぐさめてくれるような、後押ししてくれるような、すべてのことを肯定してくれる作品です」と、作品の懐の深さに触れた。(C)2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会
2015年03月06日佐藤浩市と本田翼が30歳差の共演で注目を集めている『起終点駅 ターミナル』。今秋公開を予定している本作から、このほど、本田さんが佐藤さんのことを興味津々に覗き込む2ショットが公開された。2013年「ホテルローヤル」にて第149回直木賞を受賞、北海道在住の作家として、一躍ベストセラー作家になった桜木紫乃の代表ともいえる名作を映画化した本作。『山桜』『真夏のオリオン』『小川の辺』などで、卓越した人間同士の情感描写に定評のある篠原哲雄が、愛を失った55歳の男、孤独で傷ついた25歳の女、その差30歳の二人の男女の淡きラブストーリーを描く。本作の原作文庫本が3月6日(金)に発売されることを記念して公開された今回のビジュアル。最果ての街・釧路で他人との関わりを一切絶った完治役の佐藤さん、その前に現れた敦子役の本田さんの2ショットや、どこか切なげな表情を浮かべる完治の元恋人・冴子を演じる尾野真千子の姿が映し出されている。主演の佐藤さんは本作の原作について「人の脆さ危うさを絡めとる桜木紫乃さんが、自分を断罪した男と浮遊する女の道行きを描いた作品。自身の罪の彼岸にひっそりと立とうとする男と、波間に浮遊する女の再生を描く桜木紫乃さん、傷みを知ってます!」とコメント。本田さんも「なぐさめてくれるような、後押ししてくれるような、すべてのことを肯定してくれる作品です」と絶賛している。映画『起終点駅 ターミナル』は2015年秋、公開予定。「起終点駅ターミナル」文庫本(小学館刊)は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年03月06日2006年1月期に連続ドラマとしてスタートし、その後公開された劇場版でも興行収入23.4億円を超える大ヒットを記録した「アンフェア」シリーズ。その続編であり完結編となる『アンフェア the end』が9月5日(土)に公開されることが決定。主人公・雪平夏見を演じる篠原涼子は、これまで瑛太、江口洋介、山田孝之と豪華男性キャストとタッグを組んできたが、今回TVドラマシリーズで篠原さんの相棒を演じた瑛太さんの実弟・永山絢斗が出演することが明らかになった。バツイチ、子持ち、大酒飲み…検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事・雪平夏見(篠原涼子)は、父が殺された事件の真相を探っていた。事件の背景に警察組織の“闇”があることをつかみ、父が警察内のクーデター計画を画策していたことを知る。それは、長い年月を経て、警察病院占拠事件(『themovie』)、ネイルガン連続殺人事件(『theanswer』)へと繋がり、元夫・佐藤和夫(香川照之)の命と引き換えに、国家の中枢で権力を濫用する組織から機密データを手に入れる。前作から4年ーー『the end』では、元夫・佐藤の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平に新たな事件が勃発。鋭い嗅覚と型破りな手段で、いよいよ最後の敵へと迫っていく。雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかに…。今回発表されたキャストは、篠原さん扮する雪平の協力者となり国家の謀略を暴こうとするシステムエンジニア、津島直紀役に永山絢斗。瑛太さんと兄弟で「アンフェア」シリーズに出演するという異例のキャスティング。「10年前の瑛太さんとの因縁を感じるが、いまの永山さんにしか表現できない演技でナイーブな役を魅力的に演じてくれている」と本作のプロデューサーも大絶賛。当の永山さんは「『アンフェア』は10年も続く凄く長い歴史があって、僕が仕事する前の高校生のときにTVドラマを見ていました。そのシリーズにまさか自分が関わることになるとは思っていなかったのでびっくりしています」とコメント。さらに、今回タッグを組む篠原さんについては「現場で初めてロングコートを着て、話している姿が僕も知っているカッコいい雪平さんだったので、なんだか嬉しかったです。現場を離れて普段お話しするときには、すごく優しい方で、まるで子どものように扱われてます(笑)」と明かした。そして雪平の敵か味方か、本作のキーとなる人物となる最高検察庁監察指導部である武部将臣役には「EXILE」のAKIRA。前作の黒幕・山田さん演じる村上検察官の殺人事件に端を発する国家権力の闇に迫る。映画『ちゃんと伝える』初主演を務め、その後もTVドラマ「GTO」で鬼塚を好演し、着実に俳優としての活躍の幅を広げている。AKIRAさんは、「自分が実際どういう役柄を演じるのかは詳しくは言えませんが、作品同様にとても振り幅のある役になっていると思いますので楽しみにしていただければ幸いです」とファンにメッセージを贈り、「篠原さんはキュートな役も『アンフェア』のようにクールな役柄もすべて魂を込めて演じていらっしゃる印象を持っています。その姿は男からみてもかっこいい。今回共演できることになってとても嬉しいです」と喜びを語った。そのほか、検察庁の特捜部長役には吉田鋼太郎が抜擢。NHK連続テレビ小説「花子とアン」で注目を集め、昨年だけで7本ものTVドラマに出演するなど引っ張りだこの吉田さんは、本作では、仲間の検察官を立て続けに殺され、立場上から村上親子殺しの犯人を挙げるために執念を燃やし、雪平と津島を追いつめる。前作から引き続き、佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進、向井地美音が再集結する本作。新旧メンバーでシリーズ最終作を盛り上げる。『アンフェア the end』は9月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月20日俳優の佐藤浩市が、映画『64(ロクヨン)』(前編/後編とも2016年公開予定)に主演することが、このほど明らかになった。原作は、『半落ち』『クライマーズ・ハイ』などを世に送り出した横山秀夫氏の同名小説。監督は、『ヘヴンズ・ストーリー』(2010年)で、第61回ベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受けた瀬々敬久監督が務める。佐藤が2部作の映画で主演を務めるのは、本作が初となる。オファーを受ける前から出演を熱望していたという佐藤だが、「原作を読んだ時から、大変な仕事になるという覚悟を決めなければできない作品」という印象をもったという。しかし、「自分がやりたい、やらなければならないという演者の欲と、必ず強い作品にできるということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と覚悟を決めて撮影に挑んだ。横山氏は原作について、「何年も苦しんで執筆した作品なので、自分の分身のように感じます。デビュー以来、組織と個人のせめぎ合いを中心に描いてきましたが、『64』はその集大成かもしれません」。事実、2012年の「週刊文春ミステリーベスト10」で1位、2013年の「このミステリーがすごい!」で年間1位、2013年の「本屋大賞」で2位と、実績十分の力作だ。映画化の知らせを受け、「職業人として尊敬する佐藤浩市さんをはじめ、出演者のみなさんと製作スタッフの情熱が、原作と映画を切っても切れない関係にしてくださると信じています」とエールを送った。物語の舞台は、昭和最後の年である昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年、刑事として当時「ロクヨン」の捜査にあたっていた三上義信(佐藤浩一)は警務部広報室に広報官として異動。記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなかに、「ロクヨン」をなぞるような新たな事件が発生する。本作は、事件を解決に導くミステリーとしての側面だけではなく、主人公・三上が刑事と広報官、キャリアとノンキャリア、仕事と家庭など、複雑な関係性の中で悩み、苦しみ、生きていく様を描く人間ドラマでもある。重厚で濃密な"横山ワールド"が、映画では初となる佐藤とのタッグによって、前編と後編の2部作という大スケールで展開される。
2015年02月18日横山秀夫の傑作ミステリー『64(ロクヨン)』が佐藤浩市主演で映画化されることが決定した。『ヘヴンズ ストーリー』の瀬々敬久監督がメガホンを執り、前後編2部作の大作として2016年に東宝系で公開される。『64(ロクヨン)』は、警務部広報室の広報官で、かつては刑事だった主人公・三上義信が、昭和64年に起きた未解決の少女誘拐殺人事件“ロクヨン”に挑む姿を描いたミステリー。映画の前編では、加害者匿名報道を巡る広報室と記者クラブの確執と、その狭間で三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では、ロクヨンをなぞるように新たに発生した誘拐事件に、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれるという。横山秀夫作品はこれまでに4作(『半落ち』『出口のない海』『クライマーズ・ハイ』『臨場 劇場版』)が映画化されており、『64(ロクヨン)』は4月からピエール瀧主演でNHKでドラマ化されることも決定している。原作に惚れ込みオファーを受ける前から出演を熱望していたという佐藤は「『クライマーズ・ハイ』の時もそうでしたが、『64』も原作を読んだ時から大変な仕事になるという覚悟を決めなければ出来ない作品です。しかし自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品に出来るということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と語り、脚本の製作段階から“三上”という男の人物像とその演出法について瀬々監督と意見をぶつけ合っているという。映画化にあたり横山氏は「原作の世界観を共有し、さりとて具象の檻にとらわれることなく、映像作品として優れたものに昇華して欲しいと願っています。活字と映像は好敵手であり、だからこそ無二の親友にもなりうる。職業人として尊敬する佐藤浩市さんをはじめ、出演者の皆さんと制作スタッフの情熱が、原作と映画を切っても切れない関係にしてくださると信じています」と期待を寄せている。本作は2月26日(木)から5月まで、東宝撮影所や関東近郊にて撮影を行い、10月の完成を目指す。『64-ロクヨン-前編/後編』2016年 全国東宝系ロードショー
2015年02月18日「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などの傑作を生み出してきた警察小説&人間ドラマの名手・横山秀夫が7年ぶりに世に放った衝撃作「64-ロクヨン-」を前編・後編の2部作で実写映画化されることが決定。さらに、佐藤浩市が主人公を務めることが明らかとなった。昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年ーー主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。刑事部と警務部の軋轢、未解決のロクヨンと新たな誘拐事件の関係、そして三上の一人娘の行方。驚愕の展開が次々と三上を襲う…。2012年度「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、2013年度「このミステリーがすごい!」年間1位、2013年度「本屋大賞」第2位に輝き、過去のどの警察小説よりも警察、記者たちの葛藤・攻防がリアルに描かれ、瞬く間に文壇を席巻した「64-ロクヨン-」。映画化に挑むのは、『ヘヴンズ ストーリー』で「第61回ベルリン国際映画祭」国際批評家連盟賞を受賞するなど世界的にも評価され、『アントキノイノチ』や6月より公開となる『ストレイヤーズ・クロニクル』を手がけた鬼才・瀬々敬久。オファーを受ける前、原作を読んだ段階から出演を熱望していたという佐藤さん。『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』でもタッグを組んだ瀬々監督と、脚本製作段階からすでに“三上”という男の人物像とその演出法について意見を交わしていたという。「『クライマーズ・ハイ』のときもそうでしたが、『64』も原作を読んだときから大変な仕事になるという覚悟を決めなければ出来ない作品です。しかし自分がやりたい、やらなければいけないという演者の欲と必ず強い作品に出来るということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と気合十分。原作者・横山氏は、過去4作映画化されており、本作で第5作目。「64」には思入れがあったようで「何年も苦しんで執筆した作品なので、自分の分身のように感じる」と語る。また、2部作で映画化されることについては「知らされたときは本当に驚きました。嬉しい半面、『64』の文庫本を上下巻で出している身としては『冒険だな』とも。本では上巻、映画では前編の出来と質がまず問われますよね。恐いけれどもワクワクする。冒険のパートナーに『64』を選んでいただいたことに感謝しています」と喜びを語った。センセーショナルな事件を解決に導いていくだけではなく、主人公・三上が複雑な関係性の中で悩み、苦しみ、生きていく様を描いている本作。前編では加害者匿名報道を巡る、広報室と記者クラブの確執のその狭間で、三上が広報官として覚醒していく様が描かれ、後編では新たに発生した因縁の事件「ロクヨン」をなぞる誘拐事件に対し、かつては刑事として、今度は広報官として真っ向から立ち向かう三上の姿が描かれるという。『64-ロクヨン-』は2016年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月18日SMAP・木村拓哉が4日午前3時、東京・東宝スタジオの第8ステージで、8年ぶりに映画化される主演作『HERO』(7月18日公開)のクランクアップを迎えた。昨年12月1日にクランクインしてから2カ月。木村は城西支部のメンバーより一足早く撮影を終え、メンバー全員に見送られた。本作は、木村拓哉が型破りな検事・久利生公平を演じ、絶大な人気を博したテレビドラマシリーズの映画化第2弾。個性豊かな東京地検城西支部のメンバーに加え、今回はゲストとして佐藤浩市が参加し作品を彩る。さらに、ドラマ第1シリーズで久利生と絶妙なコンビネーションを見せていた雨宮舞子(松たか子)も登場。「変わることなく久利生を制する雨宮の目をしていて、この目が雨宮だと思い出させてくれました」と木村が語るように、当時と変わらないかけ合いも見どころだ。スタッフとキャスト全員が見守る中、「新人の美術スタッフが、撮影が終盤になり取り壊されていくセットを見て涙を流していた。スタッフたちの作品に掛けるそういうすごい気持ちに囲まれて、カメラの前に立てているんだなあとあらためて感じました」と振り返り、「そういう皆さんの気持ちに感謝しています。ありがとうございました」と感慨深くあいさつした木村。テレビシリーズから長年タッグを組む鈴木雅之監督と力強く抱擁を交わしたあと、最後は城西支部の仲間たちによる花道をくぐり、現場を後にした。
2015年02月06日木村拓哉が主演を務め、型破りな検事・久利生公平を演じる人気シリーズの最新劇場映画『HERO』が7月に公開されるが、4日午前3時に木村がすべての出演シーンの撮影を終えた。本作は検事の久利生が先入観や常識にとらわれることなく真実を追う姿を描いた人気シリーズ。7月に公開されるのは8年ぶりの劇場版で、木村は昨年の12月1日から撮影に入っていた。木村の最終日の撮影は東宝スタジオ第8ステージで行われ、城西支部のメンバーより一足先に撮影を終了すると、鈴木雅之監督から花束を渡され、「新人の美術スタッフが、撮影が終盤になり取り壊されていくセットを見て涙を流していた。スタッフ達の作品に掛けるそういうすごい気持ちに囲まれて、カメラの前に立てているんだなと改めて感じました。そういう皆さんの気持ちに感謝しています。ありがとうございました」とあいさつした。木村は「テレビドラマから映画になりましたが、現場の空気感であったり、カメラ前での自分たちには良い意味で変化はなく、作品と自分とが良い距離感で撮影をする事が出来ました」と言い、「共演者も、今回ゲストである佐藤浩市さんがフィクションである物語に、その演技で説得力を与えてくれました。また、松たか子さんは久しぶりの『HERO』に参加ということで、時間は離れていたかもしれないけど、すぐにキャスト皆と分け隔てない感じで打ち解けてくれました。演技の面でも、変わることなく久利生を制する雨宮の目をしていて、この目が雨宮だと思い出させてくれました。城西支部レギュラーメンバーは超能力を持たないアベンジャーズのようなもの(笑)。空は飛べないし透視能力も怪力もあるわけじゃないけど、それぞれの個性を活かして事件を解決していくチームなんです」とコメント。本シリーズを「あるだけで良いかけがえのない存在」という木村は「是非公開したら、映画のチケットという通行証をもって城西支部に来て一員になってほしいです」とファンにメッセージをおくった。『HERO』7月18日(土)公開
2015年02月06日笑福亭鶴瓶が出演する舞台『スジナシBLITZシアター』が3月2日(月)・3日(火)・4日(水)に東京・赤坂BLITZで上演。同作の記者発表が都内で行なわれ、笑福亭鶴瓶と進行役の中井美穂が出席した。【チケット情報はこちら】スジナシは、笑福亭鶴瓶とゲストがスタジオに組まれたひとつのセットを舞台にぶっつけ本番&一発勝負のアドリブドラマを演じ、その後、出来上がったドラマを見ながらトークするテレビ番組で、1998年から2014年まで放送。そこから派生した、舞台版の「劇場スジナシ」も過去数回行なわれている。スジナシがスタートした経緯について、鶴瓶は「フリーでやるトーク番組はこれまで色々やってるけど、役になりきってフリーでお芝居をやるというのをやりたかった。というのも、それが一番その人の私生活や素が見えるから」と語った。また、進行役の中井美穂については、「OK!ってお芝居を止めてくれる人が欲しくて頼んだんですが、最初の頃は芝居を見るのが好きすぎてなかなか止めてくれなかった(笑)。慣れてきたらだいぶ上手く止めるようになったけど」と評した。中井は「スジナシ」について「人は1番困った時には普段思ってることしか出てこない。だから出てくる登場人物やエピソードとかも、普段周りにいる人や、実際に自分が体験したものが出てくる。役になりきっているようで、実はその人の素顔が出てくるという恐ろしい舞台です」と分析。また「OK」を出すタイミングについては「演者のふたりがそこからまた展開を考えているのかどうか、そこを見極めなくてはいけないので、大分上手くなったとは思いますが、まだまだ師匠にはダメ出しされますね(笑)」と苦笑い。すると鶴瓶は「吉田羊さんがゲストの時は、もうちょっとでキスできたのに、そこで「OK」が出てしまって…あれは今でも悔やんでますね(笑)」と語ると、中井は「鶴瓶さんはいつ何が起きても大丈夫なように、歯を磨いてる(笑)」と暴露するという一幕もあった。また、今回この記者会見で、3月2日(月) に佐藤浩市、3日(火) に大島優子、4日(水)にマツコ・デラックスと、各日の出演者が発表された。出演者について鶴瓶は「この3人は凄いよね。佐藤とは飲みに行ったりはするけど、共演は初めて。出て欲しかったけど、本当に出てくれると思わなかった(笑)。大島は度胸満点だし、楽しみ。マツコは前に1度スジナシに出た事あるけど、メチャメチャおもろかった。舞台でやるのは初めてだから、どんな風になるかな」とコメント。また中井は劇場でのスジナシの醍醐味について「効果音を出してもらったり、最後にタイトルを決めたりと、お客さんに参加していただくところがたくさんあるので、そこも楽しんでもらいたい」と話した。舞台『スジナシBLITZシアター』は3月2日(月) ・ 3日(火) ・ 4日(水)に東京・赤坂BLITZで上演。また、全国の映画館でライブビューイングの開催も決定している。なお、チケットぴあでは本公演の先行抽選プレリザーブを実施中。受付は2月4日(水)午後11時59分まで。
2015年02月03日東映の2015年のラインナップ発表会が2月2日(月)に都内劇場で開催。この日、初めて製作が明かされた『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』など2016年にかけて公開となる計20本が発表された。昨年2014年の東映作品は『相棒 -劇場版- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』が興行収入21.2億円を記録したが、同シリーズは第1作目が約44億、2作目が約31.8億円を記録してきただけにやや物足りない数字となった。『相棒』シリーズと並んで『仮面ライダー』シリーズ、戦隊ヒーロー、『プリキュア』シリーズも数字的には伸び悩みを見せており、今年2015年は巻き返しの年となる。「娯楽度1000%」をキャッチフレーズに掲げる今年は、現時点で20本がラインナップされている。春の公開作品としてまず注目を集めるのが、4月18日(土)公開の『ドラゴンボールZ 復活の「F」』。2013年に17年ぶりの新作として公開された『ドラゴンボールZ 神と神』は約30億円を稼ぐ大ヒットとなったが、そこから2年を経ての待望の新作では、原作者・鳥山明が劇場版19作目にして初めて脚本を手がけた新ストーリーが展開する。ファンの間で絶大な人気を誇る最強の悪役・フリーザが復活!悪の帝王が率いる1,000人の兵士と悟空やベジータら地球の戦士たちの戦いが繰り広げられる。同じくアニメでは『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』が3月14日(土)に公開。同じく『プリキュア』の新シリーズが『映画Go!プリンセスプリキュア(仮)』でこちらは秋公開となる。また『プリキュアオールスターズ』より一週間遅れて3月21日(土)公開となるのが『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』。先日、“幻”の仮面ライダーとも言われる3号を及川光博が演じることが発表されたばかりだが、新ライダーでありつつも懐かしさを感じさせる3号の存在が、子どもたちのみならずオールドファンをも劇場に呼び込む起爆剤となるか?注目が集まる。春先公開の実写作品として期待を集めるのが、浅田次郎原作の同名小説を『相棒』シリーズでも知られる水谷豊を主演に迎えて映画化した『王妃の館』。水谷さんが『相棒』とは別の“右京”--天才小説家・北白川右京を演じ、パリのホテル“王妃の館(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)”に集まったワケありの男女10人のツアー客たちの人間模様が交錯する。昨年6月に3週間にわたってパリでの豪華なロケを敢行したが、邦画の撮影でヴェルサイユ宮殿でのロケが行われるのはこれが初めてだという。配給協力作品にも注目作が並ぶ。岩井俊二監督で製作された『花とアリス』から10年、同じく岩井監督の原作・脚本であり、初の長編アニメーションとなる『花とアリス殺人事件』がまもなく2月20日(金)より公開となり、10年前の主演を務めた蒼井優と鈴木杏が声優として本作でも主演を務めている。また人気絶頂の「ももいろクローバーZ」主演による青春アイドル映画で、平田オリザの小説を『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が映画化した『幕が上がる』も2月28日(土)より公開。同じくアイドル主演の映画としては、6月13日(土)に人気上昇中の「でんぱ組.inc」主演の『白魔女学園 オワリトハジマリ』も公開となる。夏、秋以降の公開作品では「EXILE」の妹分とされる「E-girls」の石井杏奈主演のガールズムービー『ガールズ・ステップ』が秋公開。直木賞作家・桜木柴乃原作の初の映画化であり、佐藤浩市と本田翼という異色の組み合わせによる『起終点駅 ターミナル』も秋に公開される。東映は過去、戦後50年目の1995年に『きけ、わだつみの声 Last Friends』、60年目の2005年に『男たちの大和/YAMATO』と戦争を扱った映画が公開されてきたが、戦後70年目となる今年は、児童文学者・大川悦生の同名著作(ポプラ社刊)を原作にした『おかあさんの木』を製作、6月6日(土)公開となる。原作発表から40年を経て、何度もこれまでにも教科書にも採用されているが、母親と子どもたちの物語を中心に戦時下に生きた人々を描いており、戦闘シーンのない戦争映画となる。主演を鈴木京香が務め、志田未来、三浦貴大といった若手俳優も共演陣に名を連ねている。また年末の12月公開予定作品で、1890年に和歌山県沖で起きたオスマン帝国の軍艦の遭難事件、および1985年のイラン・イラク戦争時のトルコ航空によるテヘラン在留邦人救出劇という日本とトルコの2国間で起きた実際の2つの事件を軸に描かれるのが『海難1890』。日本とトルコの友好関係の源と言える事件を題材に、両国の深い絆を描く超大作として期待を集める。そして、この日のラインナップ発表会で初めてその製作が明らかにされたのが人気刑事ドラマシリーズ「あぶない刑事」の10年ぶりとなる最新劇場版にして最後の作品となる『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』。舘ひろし、柴田恭兵のW主演に、仲村トオル、浅野温子というおなじみの顔ぶれが参戦し、シリーズのラストを華々しく飾る。こちらは2016年のお正月公開が予定されている。【東映2015年ラインナップ一覧】『悼む人』2月14日(土)公開『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~』2月28日(土)公開『映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』3月14日(土)公開『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』3月21日(土)公開『ドラゴンボールZ 復活の「F」』4月18日(土)公開『王妃の館』4月25日(土)公開『ズタボロ』5月9日(土)公開『天才バカヴォン ~甦るフランダースの犬~』5月23日(土)『おかあさんの木』6月6日(土)公開『アリのままでいたい』夏公開予定『劇場版 仮面ライダードライブ(仮) 手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE(仮)』夏公開予定『ガールズ・ステップ』秋公開予定『映画Go!プリンセスプリキュア(仮)』秋公開予定『起終点駅 ターミナル』秋公開予定『海難1890』12月公開予定『仮面ライダー×仮面ライダー MOVIE大戦2016(仮)』冬公開予定『さらば あぶない刑事 -long good-bye-』2016年正月公開予定【配給協力作品およびODS作品】『花とアリス殺人事件』2月20日(金)公開『幕が上がる』2月28日(土)公開『白魔女学園 オワリトハジマリ』6月13日(土)公開(text:cinemacafe.net)
2015年02月03日佐藤浩市と樋口可南子が、哀しい別れを経てもなお、愛と絆で結ばれた夫婦を演じ注目を集める『愛を積むひと』。本作の公開日が6月20日(土)に決定し、北海道の美しい大自然に加え、北川景子、野村周平、杉咲花ら豪華キャストも登場する特報映像とティザーポスターが解禁となった。第二の人生を大自然に包まれた土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)。美しい自然の中で暮らし始めた矢先、良子は以前から患っていた心臓の病が悪化し、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日良子より手紙が届き…。本作の舞台となった北海道美瑛町は、「日本で最も美しい村」連合第1号に認定された場所。今回解禁されたティザーポスターの背景にもなっているその景色の雄大さは、圧巻のひと言だ。そしてる今回の特報映像では、佐藤さん、樋口さんを始め、父親と疎遠となっている2人のひとり娘・聡子役を務める北川景子、篤史の石塀づくりを手伝う青年・徹役の野村周平、その恋人・紗英役の杉咲花らも登場。さらには紗英の両親役である柄本明と吉田羊も姿を見せるなど、2015年ブレイク必至の若手俳優からベテランまで、豪華キャストが華を添えている。これまでどちらかと言えば、骨太な強い男の役を多く演じているイメージがあった佐藤さんだが、目に涙をためて亡き妻を想う、“男の弱さ”を見せるシーンの引力は、さすが日本を代表する名優。バックに流れるナット・キング・コールの名曲「スマイル」も相まって、胸打たれずにはいられない映像となっている。『愛を積むひと』は6月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月29日篠原涼子を主演に2006年1月期に連続ドラマとしてスタートし、日本のドラマでは異例とも言える徹底したハードボイルド&サスペンス路線で人気を博した「アンフェア」。TVドラマ開始から10年経ったいま、すべての謎が明らかになる完結編『アンフェア the end』が製作決定。篠原さんらメインキャストも再集結することが明らかになった。劇場版『アンフェア the movie』(’07)、『アンフェアthe answer』(’11)が興行収入23.4億円を超える大ヒットを記録した本作。バツイチ、子持ち、大酒飲み。検挙率ナンバーワンの敏腕であり、過去に犯人を射殺した経験のある唯一の刑事・雪平夏見は、父が殺された事件の真相を探っていた。事件の背景に警察組織の“闇”があることをつかみ、父が警察内のクーデター計画を画策していたことを知る。それは、長い年月を経て、警察病院占拠事件(『themovie』)、ネイルガン連続殺人事件(『theanswer』)へと繋がり、元夫・佐藤和夫の命と引き換えに、国家の中枢で権力を濫用する組織から機密データを手に入れる。前作から4年。『the end』では、元夫・佐藤の死と引き換えに、国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平に新たな事件が勃発。鋭い嗅覚と型破りな手段で、いよいよ最後の敵へと迫っていく。雪平が刑事になったきっかけともいえる、父親殺しの真犯人の正体も明らかに…。数々の個性的なキャラクターが予測不能な騙し合いを繰り広げてきた本作。前作から引き続き、篠原さんを始め、佐藤浩市、阿部サダヲ、加藤雅也、寺島進らが出演。さらにはドラマから出演し、現在は「AKB48」として活躍する雪平の娘・雪平美央役の向井地美音の出演も決定している。主演の篠原さんは「ドラマから数えると約9年という月日が経ち、10年目を迎える前に『アンフェア』を完結させたいということで(プロデューサーさんから)今回のお話を頂きました。私自身も雪平夏見という役は自分を成長させてくれた本当に大切な役でしたので、是非この壮大なストーリーを完結させたいと思い、参加させて頂くことになりました」と再び“雪平”を演じる喜びを語った。「タイトルにもあるとおり、『the end』ということで今回で本当に物語が終わってしまいます。初めてご覧になる方も、いままでご覧頂いていた皆様にも楽しんで頂けるような『アンフェア』らしい、ミステリー・サスペンスそして裏切りが詰まった内容になっております。私も後悔のないよう、全力で雪平夏見を演じたいと思っておりますのでみなさん、期待してお待ち頂けると幸いです」とファンに向けてメッセージを送った。これまで、瑛太、西島秀俊、三浦春馬、香川照之、椎名桔平、江口洋介、山田孝之、大森南朋などが雪平を取り巻くキーマンとして出演してきた。本作でも大物キャストが出演するとのこと。続報に期待したい。『アンフェア the end』は2015年秋、公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アンフェア the movie 2007年3月17日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国東宝系にて公開(C) 2006 Kansai Telecasting Corporation.All Rights Reserved.アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開(C) 2011 アンフェア製作委員会
2015年01月27日三谷幸喜が脚本を務め、野村萬斎を主演に迎えて贈るスペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」。11日(日)、12日(月・祝)に放送となる本作に先駆け、10日(土)に、“ものまねメイク”で話題のざわちんが主要キャストのメイクを披露するメイキング番組が放送されることが明らかになった。フジテレビ開局55周年特別企画として製作された本作。ミステリーの女王アガサ・クリスティーの世界的名作を基に、三谷幸喜版として描いていく。2夜にわたり放送されるが、第1夜は原作に忠実に、第2夜は“犯人側の視点”から描くというオリジナルの演出が加えられた構成となる。民放ドラマ初主演・フジテレビドラマ初出演となる野村萬斎が日本版名探偵ポアロ・勝呂武尊演じる本作には、松嶋菜々子、二宮和也、杏、玉木宏、沢村一樹、吉瀬美智子、石丸幹二、池松壮亮、黒木華、八木亜希子、青木さやか、藤本隆宏、富司純子高橋克実、笹野高史、小林隆、草笛光子、西田敏行、そして佐藤浩市など、人気・実力共に兼ねそなえた、ドラマ・映画史上かつてない豪華な顔ぶれが勢ぞろいして放送前から話題を集めている。今回放送されるのは、三谷幸喜版オリエント急行殺人事件のメイキング番組。「オリエント急行『ざわちん』事件」(関東ローカル)としてざわちんさんが、主演の名探偵勝呂武尊を演じる野村萬斎、第2夜のキーマンとなる超重要人物・家庭教師、馬場舞子を演じる松嶋菜々子、美貌の外交官夫人である安藤伯爵夫人役を演じる杏のモノマネメイクを本物の衣装を着て披露するとのこと。それぞれのメイクにチャレンジしたざわちんさんは、「萬斎さんは初挑戦、松嶋菜々子さん・杏さんは再挑戦ということだったが、実は再挑戦のふたりが心配だった。というのも前回はかなり苦戦して、いままでのモノマネメイクでもトップレベルの難易度だった。萬斎さんは写真をみた途端、自分に似ている!と思い、すぐに出来上がった。松嶋さんの美しいフェイスラインは、陰影をつけることで似せていった。今回、苦戦したのは杏さんの髪型。複雑に結われた髪型は実は地毛!」と明かした。「三谷幸喜のオリエント急行殺人事件の魅力世紀の話題作を一足お先にお届け!」は1月10日(土)11時15分よりフジテレビにて放送。フジテレビ開局55周年特別企画「オリエント急行殺人事件」は2015年1月11日(日)21時~、1月12日(月)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月09日“三谷幸喜 × アガサ・クリスティー”という夢のコラボレーションで贈る、フジテレビの新春スペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」。このほど完成披露試写会が都内で行われ、脚本を手がけた三谷さんを始め、主演の野村萬斎、共演の松嶋菜々子、二宮和也(嵐)、杏、玉木宏、沢村一樹、佐藤浩市ら豪華キャストが出席した。この日の会場には、本作の第二夜がちょうど1月12日(月・祝)の「成人の日」に放送されることにちなんで今年、成人になる55人が晴れ着姿で客席に華を添え、報道陣からも“成人の日”にちなんで、「20歳の頃の思い出や新成人へのメッセージをお願いします」という質問が飛んだ。三谷さんは「(20歳の時)成人式に行っておまんじゅうをいただき、これはいいと思って、次の年も行ってまたおまんじゅうをもらった記憶があります」と笑いを誘う。野村は「20歳のころは、もう狂言をやって17年くらい経ってたんですけど、父の鞄持ちなどをしていました。大人になるってことは責任が出ますが、逆に言うと、失敗できる猶予がまだあるということだと思います。だから、いろんなことに対して、チャレンジ精神を持ってやってほしいと思います。失敗したらそれでいいじゃないか。やり直せるのが若さの特権です」と熱いメッセージを送った。松嶋さんは「母が着物を用意してくれて、さらに母が自分で免許を取って着物を着せてくれたのですが、地元ではない中学校に通っていたので、成人式に友達がいなくて寂しかったんです…」と少し切ない思い出を披露。すでに「嵐」として活躍していた二宮さんは「明治神宮で松本潤と一緒に成人式を迎えました。実はその時までスーツを持っていなくて、ちょうど深夜番組で使っていたスーツをいただいたので、それで成人式に行ったんですね。そしたら(松本は)その時のためだけに作った、恐らく何十万もするような成人式でしか着ないようなスーツを着ていて…。その時にケチっちゃいけないなと思いましたので、皆さんも使うときはバッと使ってエンジョイしてください」とエール(?)を送った。昨年末に東出昌大との結婚を発表後、初の公の場となった杏さんは20代の思い出を述懐。「私が20歳のときはモデルをしていましたが、16歳の頃から“成人式は、自分の髪で絶対に日本髪を結うぞ!”と誓っていました。それから髪を伸ばし始めて成人式で日本髪を結うことができて、そのまま今のロングヘアに至りました。20歳からあっという間の8年間が過ぎました。20代は楽しいことも辛いことも盛りだくさんで、勢いがあってすぐに過ぎてしまう。今ふり返っても本当に早かったです。そんな盛りだくさんの20代を楽しんでいただきたいです」と語った。劇中で杏さんの玉木さんは「僕はちょうど、映画『ウォーターボーイズ』を撮影していましたが、まだアルバイトをしないと生活できなかった状態で。そのアルバイト先によく松嶋さんがいらっしゃっていて、早くこの仕事一本で生活できるようになるといいなと思いながら過ごしていました。今、こうして同じ舞台に立たせていただけけることが本当に嬉しいです」と苦労の20代を明かす。沢村さんはまさに転機の時期だったようで、「上京してきたのが20歳で、所持金18万円で、住むところも決まってなくて…。成人式のために地元に帰るお金もなかったです。なので、こうやって27年後、三谷さんの作品に出演することができるまでになった自分にご褒美をあげたいですね(笑)」。最後に、佐藤さんは「役者を始めたときで、海の者とも山の者とも分からず、これから食っていけるのかなあなんていう時期でした。僕が生まれた1960年は、高度経済成長期に向かう時期だったので、楽に考えていて、今の方々の方が、自分の今と将来をシビアに考えていると思います」と若者たちに敬意を表していた。ドラマは、フジテレビ開局55周年特別企画として製作されたもので、「オリエント急行」の日本での初ドラマ化作品となる。原作と同時期の昭和初期ながらも、舞台を日本に置き換え、下関を出発する「特別急行東洋」で起こる殺人事件の謎に名探偵・勝呂武尊(すぐろ たける/萬斎さん)が挑む。ドラマは2夜連続で放送されるが、第1夜では原作に忠実に沿った物語が展開し、第2夜では犯人の視点から事件が再構築されるという奇抜な構成となっている。スペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」は、第1夜:1月11日(日)21時~、第2夜:1月12日(月)21時~フジテレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日“三谷幸喜 × アガサ・クリスティー”という夢のコラボレーションで贈る、フジテレビの新春スペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」。先日、本作の完成披露試写会が行われ、脚本を手がけた三谷さんを始め、主演の野村萬斎、共演の松嶋菜々子、二宮和也(嵐)、杏、玉木宏、沢村一樹、佐藤浩市ら豪華キャストが一堂に会した。フジテレビ開局55周年特別企画として製作された本作。「オリエント急行」の日本でのドラマ化はこれが初めてとなるが、原作と同じ時期の昭和初期ながらも舞台を日本に置き換え、下関を出発する「特別急行東洋」で起こる殺人事件の謎に名探偵・勝呂武尊(すぐろ たける/萬斎さん)が挑む。ドラマは2夜連続で放送されるが、第1夜ではできる限り原作に忠実に物語が展開し、第2夜では犯人の視点から事件が再構築されるという奇抜な構成となっている。出来上がった作品の感想を聞かれた三谷さんは、「僕が中学生のときに“オリエントの急行”を読み、映画を観て、ずっと“この物語の裏にはどんなことがあったんだろうか”と考えてきて、その答えが今回やっと出せたという感じです。(2夜にわたり)6時間かけて描くことができたのは、テレビの持つ強さかなと思います。テレビドラマに関わる人間として、ドラマの可能性がまた広がったのではないでしょうか」と自信をのぞかせた。また、キャスト陣には本作での役作り・見どころについての質問が。殺人事件の捜査に乗り出す主人公の名探偵・勝呂役を演じた野村さんは、「これだけの豪華キャストの方と共演させていただくので、逆にみなさんのキャラが生きるように心がけました」と贅沢な苦労を明かす。乗客であり事件の容疑者となる面々は、そんな野村さんとの共演シーンを見どころにあげる。馬場舞子役の松嶋さんは「名探偵・勝呂の尋問のシーンですね。三谷さんからも細かく指示をいただいて少し緊張していました。間や表情など繊細な部分に気をつけて演じました」。二宮さんも「取り調べのシーンですかね。僕の場合は小林(隆)さんと一緒に、しゃべりすぎる人としゃべらなすぎる人と対になるように意識しました。小林さんと考えながら萬斎さんと戦えたというのは印象的です」と語る。また、安藤伯爵夫人役を演じた杏さんは「第一夜で列車に乗ってきた人たちがなぜ乗車してきたのか? また第二夜は、安藤伯爵(玉木宏)が乗車した理由がポイントです」といい、夫を演じた玉木さんは「僕の役どころは、妻を大切にするすごく真面目男で、それがこの役を演じる上で大事なところだと思います。二夜を見ていただければ、いかに妻のことを大事に思っているかが分かると思います」と明かした。一方、ベテラン俳優陣は三谷組ならではの“笑い”を織り交ぜたトークを展開…。沢村さんが「僕にとって一箇所大事なシーンがありまして、すごい緊張感の中で演じたんですが…このナイフをどうやって…」とおどけると、三谷からすかさず“ネタバレチェック”が!気を取り直し「現場で一番気をつけていたことは、久しぶりに共演した松嶋さんに朝から“下ネタ”を言わないようにすることでした」と語り笑いを誘う。被害者を“好演”した佐藤さんの番になると、三谷さんが「佐藤浩市の“死に顔”はすばらしかったですね。本当に死んでしまったんじゃないかなっていうくらい見事な死に顔でした」と絶賛。佐藤さんは「12時間、ずっと“死に顔”だったんです。だから、僕が映っていないときのセリフを覚えていて、そこで息をするんです。そこまで息が出来ないんです。それを私は勝手に“ブレスポイント”と名付けていて。それがつらかったですね」と撮影秘話を披露した。最後に、これだけの豪華キャスト。その撮影現場はどんな雰囲気だったか?という質問が。多くの出演者が勢揃いする密室状態に近い列車のシーンでは、撮影の合間に“なぞなぞ”を出しあったりしていたそうだが、15分間にも渡る長セリフに挑戦したという野村さんは「朝早くからてっぺん(深夜12時)越えるくらいまで、1日半、(列車の中にいる)皆さんはほぼ聞いているだけ、私しゃべるだけ。僕は、しどろもどろになってしまったらせっかくの皆さんの忍耐がぶちこわしになるので、必死でした」といい、二宮さんは「そのプレッシャーに耐えきれず、(そのすぐあとのセリフを)3度ほど噛んでしまいました。長セリフもすごいですが、一回ではなく、何度も何度もやりきったことに本当に感動しました」と話し、杏さんも「セリフを言い終わると出演者みんなから拍手がおこった」というエピソードを明かして、チームワークの良さを感じさせた。スペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」は、第1夜:1月11日(日)21時~、第2夜:1月12日(月)21時~フジテレビにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年01月07日「嵐」が年明けの1月3日(土)に、フジテレビの正月特番で4年連続となる3時間スペシャル番組「VS嵐 2015賀正新春豪華2本立てSP」に出演することになり、大野智、松本潤、櫻井翔、二宮和也、相葉雅紀が揃って報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。恒例の「三つ巴対決」では、野球の「侍ジャパン」のメンバーである嶋基宏、内川聖一、松田宣浩、前田健太、中田翔、則本昂大といったスーパースターたちが参戦!「チーム未年」では「さま~ず」(大竹一樹&三村マサカズ)、「V6」の三宅健、杉村太蔵、押切もえ、板野友美らが出演することが明らかになった。松本さんは「先日の日米野球を見ていましたので、『侍ジャパン』のこれだけ豪華な方々と直に対戦できるのは楽しみです」と語る。櫻井さんは、「嵐」チームがなかなか決勝に進出していないことに言及し、勝利への執念を口にする。松本さんは勝利のための秘策に「チームワーク」を掲げ「みんなでやるゲームが多いので。決勝まで行きたいし勝ちたい!」と力強く語った。2本立てとして、豪華ゲストと「嵐」のメンバーがババ抜きをして“最弱王”を決する「BABA嵐」も開催!ゲストには芦田愛菜、GACKT、佐藤浩市、ヒロミに、昨年、相葉さんと最弱王の座を争った狩野英孝、さらにまさかの「不正疑惑」を立てられた森山直太朗も汚名返上とばかり参戦することが決まった。相葉さんは「BABA嵐」における宿敵である狩野さんに「熱烈なオファーを出した」と告白。雌雄を決する日を心待ちにしている様子だった。一方でGACKTさんの参戦について相葉さんは「ババ抜きのルール知ってるのかな…?」とその存在とババ抜きというゲームがなかなかイメージとして結びつかないよう。メンバーからは「サングラス掛けてこられると困る!」といった懸念の声も…?さらに、二宮さんからは「何で僕らがババ抜きやってんのか分かんない…」と本音も!櫻井さんは、以前の最弱王決定の瞬間に相葉さんが悔しさのあまり涙を見せたことに言及し「三十いくつの男が、負けて泣く姿って衝撃的でした」と語ったが、これに対し相葉さんは「今度は勝って喜びの涙を!」と語り、一同から「結局、泣くのかよ!」とツッコまれていた。「VS嵐 2015賀正新春豪華2本立てSP」は2015年1月3日(土)18:00~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年01月03日少女コミックの実写化で絶大な人気を獲得した福士蒼汰を始め、新年早々に人気女優との結婚を決めた染谷将太や東出昌大、大ヒット中『海月姫』の菅田将暉や長谷川博己、大河ドラマの熱演の後は華麗なヴァイオリニストに扮している松坂桃李など、昨年も大活躍で魅せてくれた人気俳優たち。では、2015年はどうだろう?ネクストブレイク必至の8人の若手たちを、シネマカフェが厳選してご紹介!■山崎賢人&葉山奨之、全国的ブレイク必至枠“朝ドラ「まれ」”まずは、2014年のブレイク男子のひとりとしても紹介し、主演した『L・DK』から“壁ドン”の立役者といわれた山崎賢人(20)だ。今年は3月スタートのNHK朝の連続テレビ小説「まれ」で、ヒロイン・土屋太鳳演じる津村希(まれ)の同級生・圭太役に抜擢。近年、朝ドラヒロインの相手役といえば、向井理を始め、高良健吾、松坂さん、福士さん、東出さんに、昨年同時期の「花子とアン」からは鈴木亮平、窪田正孝といったブレイク男子を続々と生み出してきた“枠”。それだけに、山崎さんの人気は10~20代の女性のみならず、幅広い年代+全国区へとさらに拡散する可能性大。山崎さんは、雑誌「ピチレモン」のメンズモデルとしてデビュー後、2010年から俳優として活動を始め、橋本愛とW主演の『管制塔』で映画デビュー。『Another アナザー』や『ジンクス!!!』、TVドラマ「35歳の高校生」などから注目を集め、2014年は『L・DK』ほかドラマ「弱くても勝てます ~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」「水球ヤンキース」に次々出演。「水球ヤンキース」で披露した、サッカーで鍛え抜かれた“細マッチョ”な筋肉に目を奪われた女子たちは数知れず、年末に行われた2nd写真集の発売イベントには4,500人ものファンが殺到した。初舞台にして初主演を務めた「里見八犬伝」を終えたいまは、熱いハートを持つ演技者としてひと皮向けた格好だ。同じく「まれ」からは、希の弟・一徹役の葉山奨之(19)にも注目。『渇き。』や『シャンティ デイズ365日、幸せな呼吸』では、そのルックスとは裏腹に怪しげな若者を好演、スクリーンに強い印象を残し、ドラマ「Nのために」では榮倉奈々の弟役でも注目を集めた。大河ドラマ「軍師官兵衛」の最終話では、成長した豊臣秀頼の姿で登場していたことも記憶に新しい。2015年は「まれ」のほか、「ごめんね青春!」や能年玲奈との「カルピスウォーター」CMなどでこちらも注目株の小関裕太、『at Home』『ストロボ・エッジ』『ストレイヤーズ・クロニクル』と映画3本が控える“ネクストブレイク女子”のひとり・黒島結菜と共演する『あしたになれば。』などが公開に。岩井俊二初プロデュースで話題となったドラマ「なぞの転校生」や、「乃木坂46」の秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未と共演する山下敦弘監督の『超能力研究部の3人』(公開中)と有名監督からもお墨付き。卓越した演技力と美少年のルックスを兼ね備えた、将来、“大化け”する可能性を秘めた若手の登場といったところだ。■さらなる覚醒を見せる!? ブレイク女子と共演する野村周平&村上虹郎&柳楽優弥ブレイク女子のお相手といえば、『日々ロック』で二階堂ふみをヒロインにはじけた熱演を見せた野村周平(21)。「顔が小さくて手足が長いイマドキのイケメン」を封印し、ダサくて情けないヘタレの主人公を見事演じ切ったことに、監督の入江悠を始め映画関係者から高い評価を得た。佐藤浩市&樋口可南子共演の感動作『愛を積むひと』(初夏公開)では、佐藤さん演じる主人公の“石積み”を手伝う青年・徹役に。相手役を務めるのは、早くも“2015年の顔”といわれているネクストブレイク女子・杉咲花だ。また、「JR SKISKI」のCMで広瀬すずと共演している若き個性派・村上虹郎(18)も要チェック。父は俳優の村上淳、母は歌手のUAという2世俳優で、昨年カンヌ国際映画祭を沸かせた河瀬直美監督作『2つめの窓』で映画初主演にしてデビュー。独特の存在感を放ち、河瀬監督や父・村上さんとともにカンヌの地も踏んだ。川口春奈、本田翼らも出演し、“ブレイク女子”輩出CMとして知られるJRのスキーCMでは、広瀬さんが一瞬でときめく、ちょっと素朴な役柄で「あの子は誰?」と話題になっている。今年は、『百瀬、こっちを向いて。』の元「ももクロ」早見あかりと『忘れないと誓った僕がいた』に主演。また、小出恵介主演で薬丸岳の江戸川乱歩賞受賞作を連続ドラマ化する「天使のナイフ」(WOWOW)では、少年犯罪の加害者役で北村匠海、清水尋也らと問題作に挑む。これらでも、親の七光りだけではない個性派イケメンぶりを発揮してくれることだろう。さらに、昨年、テレビ東京の隠れた人気枠(?)「ドラマ24」にてドラマ化された人気マンガ原作の「アオイホノオ」では山本美月と共演し、映画『闇金ウシジマくん Part2』では門脇麦と共演するなど、作品ごとに全く違った役柄ながら圧倒的な存在感を発揮していた柳楽優弥(24)にも再ブレイクの兆しが。ナース版“白い巨塔”といわれる堀北真希主演のドラマ「まっしろ」(TBS)では、アメリカ帰りのエリートドクター・仲野孝太郎役で連続ドラマのレギュラーに。瀬戸康史とW主演を務める映画『合葬』(秋公開)も控えており、もはや“『誰も知らない』の~”という形容詞が不要な実力派俳優として、引っ張りだこになる可能性を秘めている。■特撮枠は「ファブリーズ」高杉真宙、『アオハライド』千葉雄大&吉沢亮にも注目一方、福士さんや菅田さん、さらには佐藤健、綾野剛ら名だたる人気俳優を輩出してきた「仮面ライダー」シリーズを始め、若手の登竜門といわれる特撮出身者も見逃せない。まずは、「仮面ライダー鎧武」の呉島光実/仮面ライダー龍玄役で名を馳せ、「ファブリーズ」のCMでもすっかりお馴染み、現在は「レオパレス21・学割編」のCMで堀北さんと共演中の高杉真宙(18)だ。『渇き。』では別人のような強烈なキャラに扮していた高杉さんは、1月13日(火)スタートの新ドラマ「ゴーストライター」(フジテレビ)で、13年ぶりに連ドラに主演する中谷美紀が演じる“天才作家”・遠野リサの、手に余る反抗的な息子・遠野大樹役に。『渇き。』での共演シーンはなかった2人だが、昨年、大きな騒動となったテーマを取り上げた問題作で、水川あさみ扮する“ゴーストライター”に頼らざるを得ないほど才能の枯渇に直面する中谷さんの、もうひとつの悩みのタネとなる高校生の息子をどう演じてくれるのか、期待が膨らむ。そして、年末年始も大ヒット中の『アオハライド』と人気ドラマへの出演でいっそうファンを増やした、元「仮面ライダーフォーゼ」の朔田流星 / 仮面ライダーメテオこと吉沢亮(20)と、元「天装戦隊ゴセイジャー」のレッド、千葉雄大(25)も今後さらなるブレイクを見せそうだ。ネクストブレイク筆頭の山崎さんとは「水球ヤンキース」ですでに共演済み。吉沢さんは、フォーゼ役の福士さんがひと足先に大ブレイクを果たしてはいるが、そのキラキライケメン度の高さは小湊亜耶役にぴったりと“アオハル”ファンも太鼓判。菅田さん&野村さん共演の『男子高校生の日常』、佐藤さん主演の『カノジョは嘘を愛しすぎてる』や「地獄先生ぬ~べ~」などに立て続けに出演し、ファンが急増中だ。もちろん千葉さんも、「きょうは会社休みます。」で仲里依紗演じる大川瞳に想いを寄せる同僚、加々見龍生役をキュートに演じていたことでも話題に。『アオハライド』では一転、本田さんを追いかける“肉食ぶり”も垣間見せているほか、秋元才加との料理トーク番組「カップルキッチン」(CS・フジテレビTWO)の新米夫ぶりなどから、その“天使系”を超えた柔軟な“ギャップ”キャラが引く手あまたとなりそう。さて、あなたが注目するネクストブレイク男子は、いったい誰?(text:cinemacafe.net)
2015年01月03日映画『バンクーバーの朝日』が12月20日(土)に公開され、舞台挨拶に登壇した主演の妻夫木聡が、壇上で感極まって涙を見せた。戦前のカナダ・バンクーバーを舞台に、差別や貧しさの中で日本人社会の希望の星となった日系人野球チーム「バンクーバー朝日軍」の活躍を描き出す。この日は妻夫木さんに加え、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、高畑充希、佐藤浩市、石井裕也監督も登壇。上映直後の劇場の客席の間を通って妻夫木さんらが登壇すると会場は拍手と歓声に包まれた。妻夫木さんは「ようやくスタートです。昨日は眠れずに12時頃に監督とメールをしてました(笑)」と明かし、「全身全霊を尽くして、みんなで思いを込めて作った作品です」と力強く語った。朝日軍のエースを演じた亀梨さんも「この作品に参加させていただいたことを誇りに思います。同じ日本人としてこの映画を通じて歴史を感じ、『生きる』ということを感じていただければ」と呼びかける。妻夫木さんの父親役を演じた佐藤さんは「最初に話が来たとき、打って投げて走る気満々だったんですが…」とチームの一員として出演するものと思っていたそうだが、父親役ということで「そういうシーンは一切なく…」と残念そう。グラウンドで躍動する妻夫木さんらの姿を見て、体がうずくこともあったようで「フィールドの中でみんな、苦労していて、妻夫木さんが『もう1回お願いします!』と言ってたりして『なぜオレはあの中にいないんだ!』と思い、それだけは悔いが残ってます」と悔しそうだった。実際、野球未経験だった妻夫木さんは、硬球での、しかも当時の薄い革のグローブでのプレイで「中指にヒビが入った」ことも。しばらくプレイできなかったが「そのおかげで野球が好きだと気づけたのが最大の救いだった」とふり返る。亀梨さんはそんな妻夫木さんについて「背中で引っ張ってもらえた」と語る。「2人でのシーンもすごく印象的で、妻夫木さんの人柄を感じました。包容力がある」とそのリーダーシップへの惜しみない称賛と感謝の思いを口にした。「朝日軍」のメンバーが揃い、笑いに満ちた舞台挨拶だったが、最後に締めの挨拶のためにマイクを握った妻夫木さんは、胸の内の思いを語る中で感極まって言葉を詰まらせる。涙を見せまいと何度も後ろをふり返りながら「一生懸命頑張っている姿は、どんなに着飾っている姿よりもカッコいいと思います。観ていただいた方に少しでも希望を与えられたらと思っていました。いまの世の中、選択肢はいろいろあると思いますが、目の前にあることから逃げないでください!」と映画作りの過程と当時のバンクーバー朝日軍の面々の生き方を重ね合わせつつ、観客に向け、涙ながらにメッセージを送り、会場は温かい拍手に包まれた。『バンクーバーの朝日』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バンクーバーの朝日 2014年12月20日より全国東宝系にて公開(C) 2014「バンクーバーの朝日」製作委員会
2014年12月20日