●鶴瓶の一言で「ポジティブになれましたし自信にも」篠田麻里子がAKB48を卒業してから7月で2年。タレント、モデル、デザイナー、役者。篠田は笑福亭鶴瓶からの「いろんなわらじを履いた方がいい」や秋元康氏からの「スポンジになりなさい」という金言を胸に、さまざまなジャンルの仕事に身を置いてきた。そんな中、抜てきされたのが園子温監督が手がけた映画『リアル鬼ごっこ』(7月11日公開)。篠田にとって初の本格的なアクション作品で、正体不明の鬼から追われる役を熱演している。以前は「苦手」と話していた演技の仕事。"わらじ"を履き、"スポンジ"状態を続けてきた結果、彼女にはどのような変化がもたらされたのか。苦手意識を持つようになったきっかけや演技との向き合い方、AKB48選抜総選挙の苦悩やメンバーの存在など、篠田が「今だから語れる」ことを赤裸々に告白する。○あわや全治1カ月の大ケガ――以前からアクションに憧れていたそうですね。AKB48時代に『マジすか学園』(テレビ東京系)というドラマに出させていただいて、喧嘩や乱闘シーンで感情移入しやすい自分に気づきました。台本を読んでセリフにつられてしまう自分に比べ、動きながら自然とセリフが言える自分。お芝居の捉え方が動きが入ると全然違うと思ったのと、アクション自体にも魅力を感じました。『マジすか』の時は現場で動きを決めていく流れでしたが、今回は1カ月掛けてアクションの準備をして1から学ばせてもらったので、それがすごく自分のためになったと思います。――篠田さんは過去にこうやって暴れたことがあるんじゃないかと思うくらい、とてもリアルなアクションでした。いやいや! 暴れたことはないです(笑)。役と一体になった自分が「殺さないと殺される」状況に追い込まれた結果、表現できたシーンだったと思います。今まで自分の中で難しく苦手に感じていた演技が、園監督の作品ですごく自然に向き合うことができました。アクションシーンはカットせずに、一連の流れで撮っています。園監督の現場はテストが少なくて不安になるのですが、結果ため込んだパワーを一瞬で出すことができたと思います。相手が男性だったら多少当たっても大丈夫なのかなと思いますが、今回の出演者は全員女性。絶対にケガをさせてはならないと思い、気を付けました。いつかアクションをやりたいと思い、キックボクシングを習っていましたが、格闘技とアクションとの違いは「当てる」か「当てない」か。寸前で止めながら、力強さの雰囲気や躍動感も出さないといけないアクションの難しさを実感しました。――監督からのOKが出ても、映像を観るまでは不安もありそうですね。不安でした。動きとして成立しているのかなとか敵を刺しているように見えたかなとか。実際にケガもしましたので…。アクションシーンを撮っていると、自分でも熱くなっているのが分かるんです。張り切りすぎて、着地に失敗して、片足から落ちてしまって。今まで骨折の経験はないのですが、その瞬間は「折れた」と思いました。でも、痛みよりもいろんな人に迷惑を掛けるので申し訳ない気持ちでいっぱいで、すごく悔しかったです。骨が折れたり、腱が切れたりしていたら全治1カ月だったそうですが、筋肉がびっくりしただけだったみたいで、その日は腫れましたが、しばらくして治まりました。日頃からトレーニングして、筋肉をつけていたかいがあったと思います。リハビリしてすぐに治りましたが、お医者さんからは「普通の人だったら折れてる」「なぜそんな危険な着地を!」と言われてしまいました(笑)。――アクションの撮影には付き物なんでしょうね。そうですね。園監督の現場は役を演じるというよりも、自分がその状況に放り出されるという感じ。実際に自分が体験しているような不思議な感覚で、「お芝居」というよりも「体感型」の作品だったと思います。だから、許容範囲外まで突っ走ってしまうこともありました(笑)。撮影がはじまる前から出演者の皆さんとの稽古があったので、現場は一体感があってとても良い雰囲気でした。――キックボクシングをはじめたのはいつから、どのようなきっかけだったのでしょうか。お尻の筋肉を上げたいと思って、去年あたりから始めました。通っているうちに、アクションに役立つんじゃないかと思って、自然と行く回数も増えて。今はこの作品でお世話になったアクションチームのトレーニングに通っていて、キックボクシングのジムには野呂(佳代)ちゃんが行っています。野呂ちゃんはダイエット目的で、全然ボクシングしていなくて腹筋や背筋をやって帰っています。もったいない(笑)。○苦手意識を克服するまで――以前、インタビューさせていただいた時、鶴瓶さんの言葉「いろんなわらじを履いた方がいい」に励まされたとおっしゃっていました。AKB48の卒業から2年。当時苦手ともおっしゃっていた演技への印象は変わりましたか。だいぶ成長できたとは思います。あの時はいろんなことをやることに不安もありましたし、それでいいのかなという疑問もありました。そんな時に言われたのが鶴瓶さんの一言。ポジティブになれましたし、自信にもつながりました。以前、出させていただいた『家族狩り』(TBS系・2014年7月期)は、セリフに引っ張られてしまうこともあったんです。でも、『リアル鬼ごっこ』で言葉だけに引っ張られるのではなくて、感情を乗せる大切さを学ばせていただいた気がします。例えば、「どうして?」というセリフがあったとして、言い方次第でそれが質問だけでなく、泣きながらや笑いながらで全然違うように。園監督の作品は以前から拝見していましたが、実際に出させていただくと、こんなにも自分の知らない部分が出てくるんだとビックリしました。●現場で聞こえてしまった「スタッフのリアルな声」――園監督は今回の起用に際して、「イメージの破壊」がテーマだったみたいです。私の中で、自分のイメージは壊れました(笑)。周囲の方から怒られていたことなのですが、今まで「こうなりたい」という願望がすごくあって、「自分はこういうものが合う」と勝手に自己プロデュースをしがちだったんです。秋元(康)さんから昔、「スポンジになりなさい」と言われたことがありました。スポンジのケーキはイチゴやチョコレートなどで周りがデコレーションしてくれるもので、いろいろなものを吸収できる。それが、秋元さんからの教えでした。この作品でも監督はじめ、たくさんのスタッフさんの「デコレーション」のおかげで、自分の役も作られています。そこを前提とした「ゆだねる」気持ちが大切だと分かったので、そこから楽しさや充実感、魅力、新鮮味も感じられるようになったんだと思います。――話を聞いているとすごくキラキラしているというか、実生活の充実感が伝わりますよ。ありがとうございます(笑)。確かに充実していると思います。『リアル鬼ごっこ』の撮影は年始からスタートしたんですけど、この作品ではじまる2015年は昨年からすごく楽しみな年でした。お話をいただいた時は「よし!」、こんなに幸せなことってあるんだとしみじみ感じましたし。キックボクシング、日舞、アクション……常に何かに挑戦していたいタイプなので、"いろんなわらじ"を履いて興味を持つことはすごく大事なことだと思っています。――ぜひお聞きしたいのですが、ネットで「本格的」「キャラおかずがすごい」と話題になっている料理もその一環ということでしょうか。料理はあまり上手ではないんです。ハンバーグを作ることはできますが、それに合わせるバランスの良いメニューとか、冷蔵庫のあり物で作る料理とかが苦手で、それを勉強している真っ最中。苦手な部分を「できない」と指摘される方が、頑張ってしまいます。――そのような経験は他にもありますか?あるドラマで、一言だけのセリフを全然言えなかったことがありました。緊張して何度か噛んでしまってうまくいかなくて。休憩している時にスタッフさんの「あのセリフいらないんじゃないか」という声が聞こえてしまって、すごくショックで。自分には演技の仕事は向いてないんだなと思ってしまって…。私がいないと思って話している「現場のリアルな声」だったので、その言葉はいつまでも頭の中に残って「演技=怖い」という状態に。お芝居への苦手意識がさらに強くなって、それ以来、お芝居の話が来ると恐怖しかなくて(笑)。AKB48を卒業してからその時の監督さんにお会いして、その当時のことをお話しました。そこで分かったことなのですが、私が緊張して縮こまっていた姿が、監督にとってはあまり良い印象じゃなかったみたいで。お互い思っていたことを包み隠さず話して、すごく盛り上がりました(笑)。自分の中でのわだかまりみたいなものがなくなってホッとしました。――秋元さんの言う"スポンジ"状態であれば、いろいろなものを受け入れられるので、そこまで敏感にならなかったかもしれませんね。そうですね。自分をスポンジではなくて、ケーキでありたいと思い込んでいたんでしょうね。チーズケーキになって「何もデコレーションできない」ことが良いとアピールしたかったのかもしれません。シンプルな考え方に変えた時に、いろいろなものを吸収できる楽しさに触れられるようになったんだと思います。○篠田麻里子にとってのAKB48メンバーとは――6月のAKB48選抜総選挙後にツイッターで感想を書かれていましたね。卒業から2年が経って同期メンバーや後輩たちは今の篠田さんにとってどのような存在ですか。卒業してから「2年目」というところで見ると私もまだまだ新人。メンバーの一生懸命がんばっている姿を見ると、同じように「がんばろう」という気持ちにもなれます。だから、応援するというよりも、一緒に頑張っていこうという仲間意識。ただ、総選挙での彼女たちの何とも言えないような表情を見ていると、総選挙当日のモヤモヤした気持ちを思い出します。順位という「大人からの肩書」のようなものに押さえつけられることについての切なさやむごさを感じてしまう瞬間もあったり、そういうことをバネに頑張ってほしいなという思いと、自分も頑張ろうという思いもあったり。泣いてしまうので生放送は見ないようにしました(笑)。感情移入しすぎてしまって…選ばれなかった周りの子とかついつい見てしまうんですよね。だから、結果だけをニュースで確認しました。卒業メンバーは刺激になりますね。この前もあっちゃん(前田敦子)が、秋元さんの誕生日会を企画してくれました。――板野友美さんが秋元さんにネタばらししてしまった会ですよね(笑)。そうですそうです! 本当にそういうところがあるんですよ(笑)。みんな家族であり、姉妹。いまだに影響されることもありますし、より頑張ろうと刺激にもなる。自分がつらかった時も一緒に乗り越えた仲間ですから、これからも支えてもらいたいですし、支えていきたいですね。そういう仲間がいることはステキなことで、幸せなことだなと思います。■プロフィール篠田麻里子1986年3月11日生まれ。福岡県出身。身長168cm。A型。2006年にAKB48に加入し、2013年7月にAKB48を卒業。卒業後初出演ドラマとなった『海の上の診療所』(フジテレビ系13年10月期)第2話ではヒロイン役に抜てきされ、翌年には『銭女』(フジテレビ系)で悪女、『家族狩り』(TBS系)で非行に走った後に更生する難役にも挑んだ。映画の主な出演作は、『犬とあなたの物語 いぬのえいが』(11年)、『サラリーマンNEO劇場版(笑)』(11年)、『桜蘭高校ホスト部』(12年)など。
2015年07月10日映画『リアル鬼ごっこ』でヒロインを務めるトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜が7月7日(火)、都内高校にサプライズ登場し、女子高生100人と本気の鬼ごっこをした。本作では小説から大きく設定が変わり、ターゲットとなるのは“全国の佐藤さん”ではなく“全国のJK(女子高生)”。今回のイベントは本作の設定に沿って開催。「クランクアップしてからあまり走っていないので自信はないです。頑張ります」(トリンドルさん)、「鬼ごっこは何年ぶりだろうと思うと不安ですが、最後まで残れるように頑張りたいと思います」(篠田さん)、「私も自信はないのですが、こういうイベントに憧れていたのでみなさんと楽しめれればと思います」(真野さん)とそれぞれ意気込んで挑んだ鬼ごっこ。いざ始まると第1ラウンドではトリンドルさんと篠田さんが生き残るものの、第2ラウンドでは、3人とも逃げ切れずという結果で終了。3人の中でも一番最年長の篠田さんは、ヘトヘトになりながらも「1回目逃げ切ったので2回目も逃げ切れるかと思っていたのですが、6人ぐらいの鬼に追いかけられて逃げ切れなかったですね…」と悔しさいっぱいに語った。トリンドルさんは、「追い詰められる感じが撮影中の恐怖を思い出しました。でも楽しかったです」と語り、真野さんも「大人になって全力で、笑顔で走ることはないので、すっごい楽しかったです」と、それぞれ女子高生との鬼ごっこに満足の様子だった。最後にトリンドルさんは「いま鬼ごっこで追いかけられる感じを劇場でまた体感できる映画になっているので見てね!」と参加した女子高生たちにメッセージを贈り、イベントは幕を閉じた。『リアル鬼ごっこ』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月08日『ラブ&ピース』も大ヒット公開中の園子温監督が、トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をトリプルヒロインに、大ベストセラー小説を映画化した『リアル鬼ごっこ』。11日の公開を目前に控え、ヒロインたちが鬼から逃げる、 “ガチ”な全力疾走の場面写真が到着した。2001年に“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるという、斬新でインパクトの強い設定で中高生を中心に爆発的なブームを巻き起こした山田悠介の原作小説を、鬼才・園監督が新たに生まれ変わらせた本作。標的は全国の“JK”=女子高生!誰が、何のために追ってくるのか、全く分からないままに命を狙われ、死闘を繰り広げるヒロインたちを、トリンドルさん、篠田さん、真野さんがそれぞれ熱演する。今回到着したのは、3人の命懸けの全力疾走シーン。ミツコ(トリンドル玲奈)は血まみれのセーラー服を着て悲愴な面持ちで、ケイコ(篠田麻里子)はウエディングドレスをふり乱しながら、いづみ(真野恵里菜)はマラソンウェアで眉をしかめながらという、三者三様の“逃げ様”が披露されている。谷島正之プロデューサーは「もともとこのシリーズは、不条理な理由で鬼から“逃げる”物語。なので“走る”映像、切迫した速度がポイント」だと考え、「“感情が伴った走るシーン”を撮れる」ということで園監督に白羽の矢を立てたとのこと。「彼の映画は、つねに走ります。そこには理由があり、感情があり、物語があります。本作は全編“走り続ける”映画なので、彼の映画に毎回現れるような躍動するシーンが飛び出す事に期待しました」と語っている。そのエネルギッシュでオリジナリティあふれる作品が、海外でも高い評価を得ている園監督が、原作をあえて読まずに「何かが何かに追われる」という設定だけを活かした完全オリジナル脚本として作り上げたという本作。一度乗ったら降りられない“恐怖のジェットコースタームービー”をぜひ劇場で体感してみて。映画『リアル鬼ごっこ』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月02日元AKB48の篠田麻里子、モデルのトリンドル玲奈、女優の真野恵里菜が15日、東京・丸の内ピカデリーで行われた映画『リアル鬼ごっこ』(7月11日公開)の完成披露試写会に出席した。本作は、200万部を突破した山田悠介氏の小説『リアル鬼ごっこ』をモデルに、抹殺されるターゲットを"全国の佐藤さん"から"全国のJK(女子高生)"に移し、監督の園子温氏が一から脚本を書き上げて制作。3人はトリプルヒロインを務めている。"豚の顔をした花婿"と結婚式を挙げさせられるケイコを演じた篠田。「今まで演じる事をとても難しく捉えてました」と語る彼女にとって、園監督の映画作りは「考える前にストーリーが進んでいく感じ」で、「園さんの世界にポーンと飛び込んで、感じるままにというか、アトラクションのような新感覚」に思えるほど、驚きの連続だったという。正体不明の"鬼"に命を狙われる中、ウエディングドレス姿で華麗な立ち回りを披露するなど、今回初めて本格的なアクションに挑戦した篠田は、「アクション映画にずっと出てみたくて、キックボクシングを習っていた」と陰ながらトレーニングを積んでいたことを明かし、「まさかそれが、園監督の作品でできるなんて本当に夢のようでした」と喜びをかみしめる。実際の撮影では、「キックボクシングは当てるんですけど、アクションは見せるためのものなので、その違いが難しくてとても勉強になりました」と発見もあったようだ。"鬼"に追いかけられる作品にかけ、「何かに追われた」経験を聞かれた篠田は、「ディズニーランドに遊びに行ったら、修学旅行の男子に追われてリアル鬼ごっこ状態になりました」と、プライベートのエピソードを披露。さらに、今回女子高生たちが狙われる理由が"ふてぶてしい"ことにあることから、「自分をふてぶてしいと思う瞬間」について質問されると、現在29歳の篠田は「年がいもなく、制服を着てきた自分がふてぶてしい」と返し、会場の笑いを誘っていた。この日、3人は映画でも着用したミニスカートの制服姿で登場。入場時には会場から「かわいい!」の声が上がり、最後のフォトセッションでは特別に携帯電話やスマートフォンでの撮影許可が下りた。会場中がカメラを構えるなか、登壇者が手にしたハンドガンから赤いテープが打ち出され、劇中で血の赤い雨が降るシーンのような演出で会場を盛り上げた。(C)2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年06月16日『新宿スワン』『ラブ&ピース』の園子温監督が、トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をヒロインに迎え、ベストセラー小説を生まれ変わらせた『リアル鬼ごっこ』。公開目前の本作から、篠田麻里子の女優魂あふれる演技を垣間見ることができる、場面写真が解禁された。ターゲットとなるのは、“全国のJK(女子高生)”。理由も分からないまま命懸けで逃げ惑い、“鬼”と闘うヒロインとなる女子高生として、ミツコ役に、ティーンに絶大な人気を誇るトリンドル玲奈。ケイコ役に、ドラマ・舞台と活躍の場を広げ続けている篠田麻里子。いづみ役に、園作品常連の真野恵里菜といったいまが旬の女優たちが抜擢。華やかな“トリプル”ヒロインとして顔を揃え、それぞれがイメージを覆す熱演を見せている。今回解禁となった篠田さん演じる「ケイコ」のビジュアル。美しいウェディングドレス姿ながら、キレッキレのアクションシーンだ。篠田さん自身が「アクション映画をいつかやってみたくて、個人的にキックボクシングを習いにいっていた」というだけあって、動きづらいはずのドレス姿で、鮮やかなアクションを披露。また、顔を歪ませて絶叫する画像では、いまにも声が聞こえてきそうなほど。国民的アイドルグループ「AKB48」のトップメンバーとして絶大な人気を誇り、“麻里子様”の愛称で親しまれた篠田さん。本作での“脱・アイドル”の気合いに満ちた渾身の演技を、ぜひスクリーンで堪能してみて。『リアル鬼ごっこ』は7月11日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年06月11日タレントで女優のトリンドル玲奈と篠田麻里子が26日、千葉・幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2015」内で、映画『リアル鬼ごっこ』のヒット祈願イベントを行った。7月11日に全国公開される本作は、過去に映画やドラマで実写化されてきた山田悠介の同名小説(幻冬舎文庫・文芸社刊)を題材にしたホラー作品。女子高生のミツコ(トリンドル)、ケイコ(篠田)、いづみ(真野恵里菜)は、正体不明の"鬼"に命を狙われる――というストーリーで、監督・脚本を園子温が務めている。ヒロインを熱演したトリンドルは、「撮影の時を思い出して、泣いちゃいました。絶対に楽しんで頂けると思う」と胸を張り、篠田も、「園監督の世界に開始30秒で引き込まれた。何回でも見たい」と笑顔でアピール。また、“鬼”から必死で逃げるシーンがあるトリンドルは、「運動は全然なんですけど、私が1番走りました」と明かし、「アクション監督と一緒にトレーニングしたり、食べ物もエネルギーのあるものをたくさん食べて頑張りました」と笑顔を見せていた。一方、久しぶりだという制服姿のほか、ウェディングドレスでのアクションシーンに挑戦した篠田。アクションをやるためにキックボクシングを習っているそうだが、「根本的に違った。ケガもしてしまいました」とその苦労を語りつつ、ドレス姿での格闘シーンに、「本番では、色んなところをビリビリにして3着も無駄にしてしまいました(笑)。本当に動きにくかったけどカッコイイと思う」と自信たっぷり。最後に報道陣から、実際に着る予定を聞かれると、「本番はあと10年くらい無いかな?」と苦笑いで返していた。
2015年04月27日AKB48の篠田麻里子が、ヘアケアブランド「HAIRGRANCE(ヘアグランス)」のイメージキャラクターに起用された。ブランドサイトでは撮影時のメイキング映像も公開している。篠田麻里子、卒業後は「ファッション関係やっていきたい」クリーミーな泡立ちが特徴のノンシリコンシャンプーや自然由来の成分を贅沢に配合したトリートメントなど、サロン仕様の自然由来の厳選成分を贅沢に配合した同シリーズ。毛幹部の80%を占め、美髪作りに欠かせないといわれる「コルテックス」を集中補修する成分が配合されているほか、フレグランスのような優しいフローラルムスクの香りも女性たちに支持されている。そんな同ブランドが「気高さ・気品・多才なイメージを持つ」(同社)篠田を起用して作成したキービジュアルは、「DAILY REBIRTH」がコンセプト。上品なラベンダーカラーと美しい“羽”をまとった姿で、女性たちへ美しさと上品さをアピールしている。篠田は7月の福岡公演をもってAKB48を卒業。今後、モデル業をはじめとしたファッション関係を中心に活動していくとコメントしている。
2013年06月19日ネイルクイーン2012を見事受賞!人気アイドルグループAKB48のメンバーである篠田麻里子が19日、自身のTwitterおよびGoogle+において、「ネイルクイーン 2012」の授賞式に出席したことを報告、受賞の喜びをつづっている。「ネイルクイーン」は、ネイルアートをこよなく愛し、ネイルの素晴らしさを伝えてくれた著名人をたたえる賞で、タレント部門、女優部門、アーティスト部門、モデル部門、メンズ部門など、各部門が設けられ、その分野でその年、最も輝いた人を選出するものとなっている。篠田はこのアーティスト部門のネイルクイーンに輝いた。タレント部門・ローラとの2ショットも公開タレント部門ではローラが受賞、ほかに女優部門は栗山千明、モデル部門は菜々緒、メンズ部門が渡辺豪太、文化部門を蜷川実花、協会特別賞を夏木マリが受賞している。篠田は初の個人における賞であり、かつ昔からずっと楽しんできたネイルでの賞とあって、非常にうれしかったようで、受賞の喜びを語り、最近では広告や撮影など、仕事の関係で存分にネイルを楽しめるということがなかったが、今日は思いっきりネイルしたともコメントしている。画像では、タレント部門を受賞したローラとの2ショットを特別に公開。キュートなポーズで、この日のネイル&衣装を披露した。この投稿には数多くの祝福の声が寄せられている。元の記事を読む
2012年11月21日女優の栗山千明(28)、AKB48の篠田麻里子(26)、タレントのローラ(22)らが19日、都内で開催されたネイルが最も似合う著名人を選ぶ祭典『ネイルクイーン 2012』の授賞式に出席。こだわりのネイルをそれぞれお披露目し、“美爪”の競演を果たした。【写真】ファー付きネイルの篠田麻里子、ネコをモチーフとしたネイルの栗山千明ら黒とピンクを基調にネコをモチーフとしたネイルを披露した女優部門選出の栗山は「ネイルも変身の一つのアイテムとして大好き。うれしく思います。ファッションの1部としてネイルを楽しみたい」と声を弾ませた。アーティスト部門で受賞した篠田は「ネイルは大好きだけど、なかなか仕事上ではできないので、豪華にしてみました」と、冬をテーマにしたファー付きネイルを紹介。AKBのファッションリーダーらしく「オシャレは爪先から」とアピールした。タレント部門で選ばれたローラは「すっごいいい気分だよ~」と終始ゴキゲンで「テーマは、ちょっと黄金虫な感じ~。キラキラなイメージかな。気に入ってる~。おばあちゃんになってもネイルやっていこうと思った。ハ~イ」とローラ節を炸裂させ、会場の笑いを誘った。メンズ部門に選ばれた渡部豪太は、「日本の海」をテーマにしたネイルをはじめ、着物姿とスニーカーというファッションでも魅了。文化部門選出の蜷川実花は自身が撮影した写真をネイルにあしらった。協会特別賞に選ばれた夏木マリは「待ってたわ、この賞」と喜び「ネイルは30年近くやってた。今年、60(歳)だけど、年を重ねてくほど、ネイルはマスト」と艶っぽい表情を浮かべていた。なお、モデル部門に選ばれた菜々緒はスケジュールの都合により欠席した。
2012年11月19日創刊35周年の記念イベントでファッションショーに登場人気アイドルグループAKB48のメンバーである篠田麻里子が、現在専属モデルも務めている、ファッション雑誌「MORE」のイベントに4日、登場した。このイベントは「HAPPY FES.2012」とタイトルづけられたもので、同誌の創刊35周年を記念するイベントとして催された。この日のイベントでは、ファッションショーも行われ、篠田も最旬ファッションに身を包み、人気モデルらが競演するなか、堂々と彼女らしいキュートな笑顔でのウォーキングをみせた。篠田は、自身の公式ブログでもその様子を伝えている。念願の表紙も決定!「MORE」の専属モデルとして活躍するようになって、5年がたつという篠田。来年1月号では、はじめて表紙を飾ることも決定したそうだ。普段は男性誌の表紙や、グラビアでの登場が多いだけに、女性ファッション誌での表紙カバーモデルに選ばれたことは、本人にもおおいな喜びだったようで、新しい第一歩であり、自分の夢が叶ったような気持ちがすると語っている。すでに撮影は終了しており、満足感・達成感はばっちりとのこと。今からその仕上がりが楽しみだ。新体制で指導したAKB48でもチームAの新キャプテンとなり、活躍を続けている彼女。今後のさらなる飛躍にも期待したい。元の記事を読む
2012年11月06日AKB48メンバーの篠田麻里子をプロデューサー兼デザイナーとして迎えたレディースファッション・ブランド「ricori(リコリ)」が新たに展開、2013年春夏シーズンにデューする。2013年春夏よりデビューする同ブランドは、株式会社ダブルウェアより展開され、洋服から小物まで幅広く取り扱う。ブランドコンセプトは「女の子に魔法をかけた1枚の服」女の子がかわいくなりたい、きれいになりたいという夢を叶えるリアルクローズを提案する。価格は、カットソー7,000~15,000 円、ジャケットが12,000~30,000 円、カーディガン8,000~16,000 円、スカート6,000~12,000 円、パンツ7,000~16,000 円、ワンピース8,000~16,000 円、ブルゾン7,000~18,000 円、T シャツ3,000~9,000 円、キャミソール3,000~8,000 円、帽子4,000~12,000 円、シューズ8,000~25,000 円、バッグが7,000~29,800 円より展開される。篠田麻里子本人が、洋服・小物のデザインから内装やブランドプロデュースにも携わり、篠田麻里子のファッションへのこだわりと想いを込めたブランドになる。元の記事を読む
2012年11月05日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日DVD CMでみせた新境地!人気アイドルグループAKB48のメンバーである篠田麻里子が、18日から全国オンエア開始された海外ドラマ「コバート-アフェア」のテレビCMで、本格的なアクションを披露し、話題を呼んでいる。このCMは、同ドラマのDVDが18日リリースされるのに合わせ放送されているもので、篠田は作品のスペシャルサポーターを務めている。本格的なアクションは初挑戦となる彼女だが、周囲も驚くスピードで演技を習得したとか。彼女の華麗な演技は必見といえる。ワイルドな姿にますます魅了されちゃう?!CIA諜報員として、特別任務を遂行するアニー-ウォーカーの活躍を描いたサスペンスアクション作である「コバート-アフェア」。18日のDVDリリースに続き、シーズン2のDVDも8月3日に予定されている。CM内で篠田は“やんちゃ”なCIA捜査官に扮し、大男のマフィア数人を投げ飛ばすド派手なアクションをみせる。キュートでセクシー、これまでにないワイルドな彼女に、ファンはますます魅了されそう。新境地がうかがえる注目のCMは、公式サイトでも公開されている。元の記事を読む
2012年04月19日人気アイドルグループ「AKB48」の篠田麻里子が、大ヒット海外ドラマ「COVERT AFFAIRS/コバート・アフェア」のスペシャル・サポーターに就任し、3月28日(水)、都内でCM撮影を行った。撮影後、取材に応じた篠田さんは、先日、同グループからの卒業を発表した前田敦子について「去年くらいから何度か相談を受けていた。(卒業発表の)前日にも『これからも一緒に頑張りたいね』と話していたので、きっと前日まで迷っていたと思う」とあっちゃんの“葛藤”を明かした。映画『ボーン・アイデンティティー』シリーズの製作チームが放つサスペンス・アクション。トレーニング修了前にもかかわらず、突然、現場諜報員に大抜擢されたCIA女性訓練生、アニー・ウォーカー(パイパー・ペラーボ)のミッション遂行を軸に、彼女に白羽の矢を立てたCIAの真の目的が明かされる。CMでは篠田さんがキュートな女スパイをイメージさせる衣裳に身を包み、本格アクションに挑戦している。「ずっとアクションをやってみたかったので、楽しくてスカッとしました。快感ですね」とご機嫌の篠田さん。タイトなスカートでの撮影だったが「意外と動けるものですね。練習ですか?15分くらい。覚えるのは早いんですけど、忘れるのも早くって(笑)」と運動神経の良さも垣間見せた。主人公のアニーは、才色兼備の女スパイで「6か国語を話せたり、とても優秀なのにチャーミングだし、ファッションセンスもある。そんなギャップは女の子の憧れ」と魅力を語った。そんな篠田さんは、前田さんについて「相談を受けたときはもちろん止めましたし、(発表)前日の反応で『もしかしたら、考え直してくれたかな』って期待する部分もあった」のだとか。それでも発表当日、ステージに立つ前田さんが「胸に手を当てた瞬間、言うなと思った」(篠田さん)と明かし、「AKB48のことを誰よりも考えているセンター、前田敦子だからこその決断。本人が決めたことなので、応援したい」とエールを送る。ちなみに自身の“卒業”については、「年功序列で言えば、私なんですけどね(笑)。私は体が動く限り、ファンのみなさんがいる限り、卒業はありません」と断言!この日、CM撮影で披露した体の“キレ”を見れば、篠田さんのAKB卒業はしばらくなさそうだ。<セル>「コバート・アフェア Vol.1」 [DVD]価格:980円(税込)発売日:4月18日(水)※同日レンタル開始「コバート・アフェア DVD-BOX」価格:6,090円(税込)発売日:4月25日(水)発売元/販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント公式サイト:■関連作品:COVERT AFFEAIRS/コバート・アフェア [海外TVドラマ]© 2010 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年03月28日映画『桜蘭高校ホスト部』のスペシャル上映イベントが3月14日(水)に開催され、川口春奈、山本裕典、竜星涼、中村昌也、千葉雄大、高木心平、高木万平、篠田麻里子、大東駿介ら主要キャスト陣が勢揃い。山本さんら“ホスト部”の面々は川口さん、篠田さんらにホワイトデーにちなんでプレゼント贈呈と共に愛の告白を行なった。日本有数のセレブの子女が通う桜蘭学院高校の中で、美男子たちが女子たちを癒すホスト部。なぜかここに迷い込んでしまい、男子と偽って部員となった庶民女子・ハルヒの恋を描き出す。この日はホワイトデーということで、男性キャスト陣が役になりきって各々クッキーを手に川口さんと篠田さんにアタック!トップバッターを務めた大東さんは大照れ。「緊張します…」と苦笑を浮かべつつもクールな副部長になりきって告白を添えて篠田さんにクッキーを手渡した。山本さんは「麻里子さま、あなたの愛を“フライングゲット”させてください」と「AKB48」ネタで愛を告げた。川口さんに対しては「ハルヒ、1年間おつかれさま」と感謝をこめてクッキーをプレゼント。イケメンのホスト部の面々から求愛を受けた川口さんだが「シンプルにキメてくれた環先輩(山本さん)の告白が一番、刺さりました!」と感激の面持ちだった。メンバーの中で唯一、悲惨だったのが中村さん。口を開く前から篠田さんには「ごめんなさい」と拒否され、再チャレンジとなった川口さんからも「いりません」とすげなく断られ、会場は笑いに包まれた。『桜蘭高校ホスト部』は3月17日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:桜蘭高校ホスト部 2012年3月17日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012 葉鳥ビスコ・白水社/映画「桜蘭高校ホスト部」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?中村昌也、女子高生に妻・矢口の名を呼ばれ苦笑山本裕典、舞台「パレード」で日替わりでパンツ見せる!山本裕典「120%はじけたい」人気ドラマ『桜蘭高校ホスト部』映画化決定!
2012年03月14日ジャスティン・ティンバーレイクが主演するアクション・サスペンス『TIME/タイム』の日本語吹替版で、ヒロインの声を担当したAKB48の篠田麻里子が取材に応じ、作品の魅力や収録の苦労話、さらには映画が描く危険な恋へのあこがれを語った。その他の写真遺伝子操作によって人間の成長が25歳で止まる近未来。金に代わって“時間”が通貨として流通し、わずかな余命を削りながら生きる貧困層を尻目に、富める者が永遠の生を謳歌する世界で、運命の出会いを果たした貧しい青年ウィル(ティンバーレイク)とセレブ出身のシルビア(アマンダ・セイフライド)は不条理な社会システムの真実を暴きだす。“日本で最も輝く25歳”として、シルビア役に大抜てきされた篠田は「もともとアマンダのファンでしたが、すでに彼女が演じた役柄に自分の声や感情を入れるのは本当に難しかったですね」。特に英語と日本語の“タイミング”の違いに苦心したといい「息づかいや細かい演技に、ピタっと息を合わせるのが大変でした」と振り返る。自身が演じたシルビアについては「自然とにじみ出る気品や女性らしさは見習いたいです。それに裕福な生まれで守られた存在なのに、スリルを求めている。それがすごく人間らしいなって思いますね」。確かにウィルとシルビアが交わすロマンスは、危険な香りが漂う。現在はAKB48のメンバーとして活躍中で恋愛は“ご法度”。それでも「危険な恋、あこがれますね」と秘かな願望を明かしてくれた。活動の幅を広げる中で、女優業への本格的な進出について聞いてみると「実はアクションに挑戦したいんですよ。しゃべるの苦手なので(笑)、体を張りたいと思います。この映画でもアマンダが、ピンヒールで走ったりしていて本当にカッコ良かったですし」。本作を薦めたいのは「秋元先生ですね」と断言し、「私たちより忙しいし、きっと寝ていないはず。それでもメンバーをよく観察して、いろんなことに気づいてくれるんです。夢のある映画なので、ぜひ楽しんでほしい」と常に“時間”と戦っているAKB48総合プロデューサーの秋元康氏を気遣った。『TIME/タイム』2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国ロードショー
2012年02月16日人気グループ「AKB48」の篠田麻里子が、話題のアクション・サスペンス『TIME/タイム』の日本語吹替え版で、ヒロイン・シルビア役の声を担当した。舞台は余命の時間が通貨とされる近未来。「25歳で全ての人間の成長が止まる」という独創的な設定にちなみ、いま最も輝く25歳の篠田さんに白羽の矢が立ったのだ。今後、ますます魅力的な女性へと“成長”を遂げるはずの彼女が、本作を通して考える“イイ女の条件”を語ってくれた。わずかな余命と共に生きるスラム街の青年・ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と、金持ちならぬ“時間持ち”のセレブ一族に生まれたシルビア(アマンダ・サイフリッド)が、運命的な出会いを機に、時間を搾取する社会システムの真相を暴こうと奮闘する。「時間に追われるハラハラ感がすごく楽しかったです。それに映画を観て、いろんなことを考えました。確かに時間が買える世界は、うらやましく思いますね。でも時間が限られているから、人間は頑張れるんだなって」(篠田さん)。主演を務めるジャスティンのセクシーな魅力、死と隣り合わせの逃避行を繰り広げる2人のロマンスなど“女子的見どころ”も満載。さらに注目したいのが、セレブ育ちであるシルビアの華やかでゴージャスなファッションの数々だ。AKB48の中でも断トツのファッショニスタ・篠田さんも「アクションシーンが多いのに、ミニスカートが多いのはさすがハリウッド映画ですね。それにピンヒールで走り回るのもすごい」とやはり、ファッションに目を光らせる。本作に限らず、映画を観るときは「ついつい、衣裳やメイクを見ちゃいますね」と言い、「元々、アマンダの大ファンなんですよ。スタイルがいいから、何を着ても素敵だし、美脚ですよね。髪型もロングからボブになってさらに魅力的になった。メイクの雰囲気もいつもと違って、目力を強く感じました」と鋭く分析する。「やっぱり“イイ女”は、アマンダみたいに美貌はもちろん、気品や女性らしさが自然とにじみ出てしまうんですね」と語るが、その点は篠田さんも負けてはいない。あえて、もうひとつイイ女の条件を聞いてみると、「まかない料理が作れることですね」。プライベートでは「料理本を見ながら、ぶり大根やローストビーフを作ります」と言う篠田さんだが、「そういうのじゃなくて、冷蔵庫に余った食材でささっと、まかない的なメニューが作れたらいいなって思います。それができる女性は、素敵ですよ」とさらなる女磨きに意欲を見せた。『TIME/タイム』は2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。<『TIME/タイム』公開初日プレゼント>2月17日(金)の初日限定で、劇場で本作を鑑賞された方に篠田麻里子さんの超レアポストカードを先着プレゼント!(数量限定・お一人様につき1枚)■関連作品:TIME/タイム 2012年2月17日より TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:AKB48篠田麻里子、もし寿命100年あったら「100年後もAKBやっていたい」シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第23回)あなたが萌える“スーツ男子”は?甘辛ドレスの着こなしをアマンダに学ぶ!『TIME/タイム』贅沢ファッションの数々J・ティンバーレイク×A・サイフリッド『TIME/タイム』カップル限定ジャパンプレミアに10組20名様ご招待AKB篠田、ハリウッド映画声優デビュー!『TIME/タイム』で大富豪ヒロインに
2012年02月15日いよいよ2月17日(金)より全国公開となる、『TIME/タイム』。斬新でスリリングな展開が大きな話題を集めている本作で、ハリウッド映画の日本語吹き替え版に初挑戦しているAkb48 篠田麻里子のコメントより、コメントが到着。<篠田麻里子>【全ての人間の成長が25歳で止まる】というのは、ちょっと羨ましくもあります。現実になる可能性もあるのかな、と思える世界です。でも実際に『TIME/タイム』の世界の設定が実現されてしまうと、時間に追われることになるので、意外に怖い世界になると思いました。吹替え収録はとても緊張して、何度も録り直しましたが、作品を邪魔しない声になっていると思います。ぜひ楽しみにしていてください。【全ての人間の成長は25歳で止まる】という作品のキーワードにちなみ、今最も輝く25歳である篠田麻里子が出演するTVスポットも全国TV局でオンエア中なので、こちらにもご注目を!作品情報『TIME/タイム』監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇他、全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月14日篠田麻里子が編集長のマリマガ、大好評AKB48の篠田麻里子が編集長を務めたファッションブック「MARIKO magazine」の出版記念イベントが開催された。ファッションだけではなく、ヘアやメーク方法、筋肉トレーニングなど、篠田麻里子のすべてが凝縮されたという渾身の一冊で「夢がかないました。大満足、100点満点です」とアピール。(デイリースポーツより)また、11月2日の篠田自身のブログでもなんとマリマガ初版12万部大好評につき増刷決定5万部増刷決まりましたと、驚きと喜びを記している。11月3日より篠田が受付嬢に扮する「サラリーマンNEO」が劇場公開された。元の記事を読む
2011年11月04日11月3日に公開されるNHKの異色コント番組を映画化した『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』で、AKB48の篠田麻里子が7種類のコスプレを披露していることが明かされた。その他の写真『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は、2年連続で国際エミー賞のコメディ部門にノミネートされたTVシリーズ(NHK)を、世界観やテイストはそのままに長編ストーリーを導入し映画化。新キャストに小池徹平を迎え、生瀬勝久、沢村一樹らレギュラー陣が、業界1位をめざすビール会社の社員たちをコミカルに演じている。その中で、篠田(AKB48)は、昼は新城(小池)、中西(生瀬)らが勤務するビール会社の受付嬢で、夜は秘密のアルバイトをしているマオ役で登場。昼間はカジュアルな通勤スタイルを、夜はアルバイト先で、ナース、ビールガール、エンジニア、そして江戸時代風猫娘の姿を披露するという。篠田は自身の役どころを「冷たい人間だけれど母性もある。ちょっとコメディも入っているような役で、割と普通の女の子です」と話し、セクシー系からキュート系までさまざまな姿に挑戦したことについては「猫娘の格好がすごく好き。ナースの格好はみんなに『いいね』と言われたので、ちょっと調子に乗りました(笑)。今度NEOに参加するときは、“びしょびしょ秘書”のような強いキャラをやってみたい」とコメントを寄せている。『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』11月3日(木・祝) 全国ロードショー
2011年10月24日「AKB48」の篠田麻里子が出演するau配信の番組「麻里子姫はアプリがお好き♪ for LISMO Channel」の生収録の模様が公開された。同番組はスマートフォン向けのアプリケーションを紹介するもので、篠田さんがMCを担当。わがままな“麻里子姫”こと篠田さんが、ヒマを持て余して様々なアプリに挑戦していく。この日は、ゲストとしてお笑いコンビ「TKO」の木本武宏も出演し、Ustreamでインターネット上で番組が生中継された。篠田さんは同番組に加え、LISMOドラマ「くるみ洋品店」に主演しているが、このドラマ撮影は夜の7時から始まり、翌日の朝10時まで続くこともあったそう。篠田さんは「もう声が出ないんじゃないか、というくらいのときもありました」と苦労を明かしつつ「でも、それくらい一生懸命みんなで作ってます」と笑顔を見せた。篠田さん演じるくるみは、ひと目で客のスリーサイズが分かるという特殊な才能の持ち主で、その能力を生かして毎回様々な事情を抱えた客のためにスタイリストとして活躍する。役柄については「クールな役なんですが、冷たすぎると伝わりにくい。(調節が)難しかったです」とふり返る。ちなみに、監督からは「(漫画の)『ブラックジャック』のように、熱いものを中に持っているけど見せないで」と役について説明されたとか。今後、やってみたい役を尋ねると「クールな役が多いので奇抜でブッ飛んだ役をやってみたい!」と明かした。木本さんは相方の木下隆行と共に映画『蟹工船』に出演しているが、俳優として共演の可能性を問われると篠田さんは「(木本さんは)優しいサラリーマン役とか似合いそう。相談相手になってくれそうですね」と好感触。すかさず木下さんが「それで恋に落ちたり…」と持ちかけるも「それはないですね」とバッサリと斬り捨てていた。また、この日は木本さんと共に「mixiアプリ 手相占い」に挑戦。「いつも手相が良いと言われる」という篠田さん。この日の診断では「クールなロマンチスト」という判定が。さらに、木本さんとの相性を診断すると、友人としては「74%」、さらに恋愛指数は「82%」とかなりの高い数値!しかしながら結婚指数になると「64%」と急落…。これには木本さんも苦笑いだった。番組収録後、生収録の感想を問われると篠田さんは「90分、緊張しつつ、楽しい番組ができたと思います。Twitterでみんなの声も聞けてよかったです」と笑顔でふり返った。ドラマにちなんで、もし、AKBのメンバーのひとりをスタイリストとしてコーディネートするなら?と尋ねられると「秋元才加ですね。スタイルはいいけど、着こなしが下手くそなので(笑)。普段、黒を着ることが多いので、いろんなカラーを着せたい」と“AKBのトレンドリーダー”の顔をのぞかせていた。「麻里子姫はアプリがお好き♪ for LISMO Channel」は本日7月20日(水)より配信開始。■関連作品:サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会DOCUMENTARY of AKB48 to be continued10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう? 2011年1月22日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会■関連記事:AKB篠田麻里子『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』に参戦!小池徹平と恋に落ちる?小池徹平&西島隆弘がビーチで夏恋W主演ドラマで臼田あさ美、木南晴夏にキュン!AKB48が日替わりで美人時計に登場野菜コスプレでお昼どきをジャックAKB48大島優子「父あっての私」1stフォトブックで父親と対談中村蒼が前田敦子の憧れの王子様に!「イケパラ」イケメン男子キャスト陣決定
2011年07月20日NHKの人気番組を映画化した『劇場版サラリーマンNEO』の正式タイトルが『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』と決まり、「AKB48」の篠田麻里子が出演することが明らかになった。2006年にレギュラー放送が開始され、コントを中心にパロディあり、シュールなギャグありで、NHKとしては異色のバラエティとして人気を集めた番組を映画化した本作。劇場版では小池徹平扮する新城が業界第5位のビール会社に入社し、営業一課に配属。理不尽な課長・中西(生瀬勝久)、5年も契約が取れていない川上(沢村一樹)らハチャメチャなメンバーに囲まれながら絵に描いたようなサラリーマン生活を送る。ある企画会議で新城がその場しのぎで出した企画が通ってしまい…。篠田さんが演じるのは、新城らが務める「NEOビール」の受付嬢。営業一課の飲み会には必ず声がかかるアイドル的存在で、夜には“秘密のアルバイト”に励む。新城にアドバイスを与えるが、それが社運を賭けた一大プロジェクトの成功のカギとなる重要なヒントに!?新城との関係も気になるところだ。NHKではこの春から、篠田さんにとってTV初冠番組となる「麻里子さまのおりこうさま!」が放送されているが、今度はNHKきっての異色番組の劇場版に参戦することに。AKBとしてではなく単独での映画出演は『犬とあなたの物語 いぬのえいが』に続いて2作目となる。篠田さんは「元々コメディは好きで、いつかコメディドラマとかコメディ映画をやってみたいと思っていたので今回劇場版に参加できてとても嬉しかったです。『サラリーマンNEO』は、TV版で培われたチーム力がありますので、初めは緊張していたのですが、撮影現場では、みなさん、役どころも面白いし、休憩中の会話も面白いので、楽しい撮影現場でした。私が入ることによって、その世界観や雰囲気が崩れないよう、そしてもっと良い作品になるように頑張りました。その結束されたチーム力が作品の中に凝縮されていると思いますので、ぜひご期待ください」と出演の喜びと作品にかけた思いを語ってくれた。小池さんは「2度目の共演で、前回はあまりお話する機会がなかったのですが、今回は2人のシーンも多くて、年も近くて凄く喋りやすい人だなと思いました。会社の受付嬢や夜の秘密のアルバイトという貴重な篠田さんは、なかなか見ることができないと思うので、いい思いをさせてもらったなぁと思います。役の設定では、新入社員の僕とこの後ふたりはどうなるの?なんか2人仲良くなってるよ?みたいな感じになっているので、ぜひ、楽しみにして下さい」と期待を煽る。麻里子さまはどんな笑いを見せてくれるのか?本作はついに特報も完成!週末より劇場で上映される。『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は11月3日(木・祝)より全国にて公開。※こちらの特報映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:サラリーマンNEO 劇場版(笑) 2011年11月3日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会■関連記事:小池徹平&西島隆弘がビーチで夏恋W主演ドラマで臼田あさ美、木南晴夏にキュン!郷ひろみ22年ぶり邦画出演!『サラリーマン NEO』で本人役&主題歌も休憩中の小池徹平、生瀬勝久らのトークを生配信『サラリーマンNEO』給湯室開始「サラリーマンNEO」がついに映画化!小池徹平が“新入社員”で参戦
2011年07月15日篠田麻里子はAKB48を「家」と表現した。「落ち着くし、楽でいられる場所なんです」。ファンの投票の結果次第でチーム内での自分の立場が容赦なく上下するシステムに恋愛御法度のルールなど、いわば現代の日本の教育システムとは180度様相を異にする戦いの場を生き抜く少女たち。“1.5期生”としてこのAKB48に加入した彼女は、AKB48としての活動に加えモデル、さらに最近ではドラマや映画にも立て続けに出演するなど女優としての活躍も目立つ。先日公開されたAKB48初のドキュメンタリー劇場公開作品『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued』でも、仕事への思いやAKB48での自らの役割についてクールに、しかし強い想いのこもった言葉を発している彼女。映画の副題には「10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」とある。篠田さん自身は自らの歩む道をどのように見据えているのだろうか――?最年長だからこそみんなをサポートしたい映画の中でカメラが捉えているのは、昨年1年間にわたる彼女たちの活動の全て。昨年の彼女たちの活躍ぶりは周知のとおりだが、篠田さんにとっては2010年はどのような1年だったのだろう?「いままで生きてきた中で、一番早く過ぎた1年でしたね、自分たちでも訳が分からないくらいいろんな仕事があって…。1日はすごく長いのに、昨日何があったかを忘れてしまうくらい1日が濃くて、普通では経験できないことばかりでした。個人的に、いままであまり一生懸命やったことってなかった気がするんですが(笑)、去年は本当にずっと一生懸命で…だから早く過ぎたのかな?TVやドラマ、映画の撮影もあって新しいことに挑戦できましたね。挑戦というのを自分なりに目標にしていたので、それは達成できたかな、と思います」。メディアで彼女たちを見ない日はないというほどの大ブレイク。ジェットコースターという言葉がぴったりのめまぐるしい日々を送る彼女たちだが、その喧噪の渦の中にいるのはどのようなものなのだろう?「取材でも以前はみなさん『AKB48という存在は知ってるけど何をしてるの?』という疑問から入られることが多かったんです。そういうことひとつ取っても、知名度がどんどん上がっていくのは感じましたね。逆に何気ないひとつの発言がものすごい反響を呼んでニュースになってたりということもあって…(苦笑)。自分でもどうしていいのかよく分からない部分もありましたね」。「あまり自分を見せるのは好きじゃない」と苦笑する篠田さん。映画の中ではそんな彼女に密着したパートも!だが印象的だったのは、彼女が自分のこと以上に周囲のメンバーの魅力を生き生きと語る姿。「周りのことばっかりに目が行っちゃうんですよ…」と照れくさそうに笑うが、彼女の人間性がうかがえる。チームの中での自身の立ち位置に関してはこう語る。「知らない間に最年長になってて…(笑)。だから自覚がなくて、年上とかリーダーといった部分に責任が持てないんですよ。いまさら仕切るわけにもいかないしなぁ…って(苦笑)。だからというわけじゃないけど、(高橋)みなみや(大島)優子、秋元(才加)がみんなをまとめるのをサポートできたら、と。上に立つ彼女たちだって悩むこともあるだろうし、そういうときに一緒に考えたり、少し長い人生経験はあるので(笑)、私なりの視点で話がしてあげられたらいいなって」。だが、チーム、仲間である一方で周囲はライバルでもある。特殊で、そしてある意味で残酷なAKB48というシステムの中で、10代、20代前半の若さで彼女たちは自分という存在や投票の結果に向き合わなくてはならない。篠田さんは総選挙で、2年連続で3位にランクイン。「3位っていいポジションだな、と思ってます(笑)」と少しおどけた口調で語る。「正直、私の中で1位を取りたいって気持ちはあまりなくて、かといって前回よりも下がってたらへこんでたでしょうね(笑)。特に今回はメディアの注目が前回と全く違っていたし、ちょうど私の中でAKB48の中での在り方を考えていた時期でもあったんです。中間発表ではもっと下だったのに、なかなか自分の名前が呼ばれなくて、そんな中で友(板野友美)が4位って発表されたので、「じゃあ私が3位かも」と思って、その時点で勝手に大泣きしてしまって…あたかも自分が3位決定したかのように(笑)」。そんな言葉から、我々の想像を絶する彼女たちの孤独な戦いがほんの少し垣間見える。「基本的に仕事でもプライベートでも“素”」そんな“戦場”に身を置くからこそ、プライベートでは「AKB48の篠田麻里子」ではない全く違った素顔を持っているのでは?と思いきや、彼女の口からは意外な答えが…。「基本的に仕事でもプライベートでも“素”です。素の自分がどんな人間かというと…見た目は大人で中身は子供(笑)。考えることも食べるものも子供なのに、言うことは意外に大人…かな(笑)?」素でいられるということが逆にすごいことだが…。「逆に、作れる自分がいないんです。演技で自分じゃない“役”を演じることはできても、自分を演じることはできない。最初にAKB48に入ったとき、“アイドル=ブリッ子”というイメージがあって、でも自分にはそういうキャラはできないし、無理して作ってもボロが出ちゃう。それは周りのメンバーもそうで、結構、素が多いんですよ(笑)。それがアイドルらしくなくて、AKB48という新しいジャンルの魅力かな、とも思います」。だからこそ、彼女はAKB48を“家”と言えるのだろう。では最後に副題の「10年後」について尋ねる…その前に10年前について!10年前といえば彼女は中学生である。「10年前…。部活やってましたね。テニスやってたのでウィンブルドンに出たいとか思ってました。芸能界に入りたいというのはなくて、TVもほとんど見てなかったのでTVの向こう側の世界に興味が持てなかったです」。そんな彼女がいま、こうして歌手、モデル、女優として活躍することになるとは――。改めて10年という月日の大きさが感じられる。では無理を承知で篠田さんが描く10年後の自分は?「さすがに10年後は予想つかないけど、これまで1年後、2年後にこうしていたいという希望は叶ってきているんですよ。言えば叶うじゃないけど、口に出すからこそできることもある。だから昔から、どんどん言っていこうって決めてて、その結果としていまがあるのかな、と思ってます。10年後…モデルとしても女優としても自分を表現できる存在になれたらいいですね。演技はまだまだ分からないことが多いけど、いままで生きてきた自分の中から自分ではないものを作るというのはすごく面白い。役を通じて自分じゃない自分がいて、そんな私を楽しんでくれる周りもいて…その世界が楽しいです」。まずは彼女たちの“いま”に目を凝らしてほしい。(photo:Shinya Namiki)■関連作品:DOCUMENTARY of AKB48 to be continued10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう? 2011年1月22日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会■関連記事:AKB48「Beginner」で初のミリオン達成!秋元康作詞曲としては16年半ぶり快挙AKB48高橋みなみ初ドキュメンタリー映画初日に感極まって涙!AKB48映画の主題歌は発売未定、映画館でだけ聴ける新曲「少女たちよ」!AKBの素顔をいち早くキャッチ!アメーバピグで「AKB48」映画を先行配信大島が卒業についても言及?「AKB48」映画で前田、板野ら15人の本音に迫る
2011年02月08日