2024年2月現在、SNSで議論を呼んでいる、『マルハラ』という言葉。マルハラとは、『マルハラスメント』の略称で、中高年層が「はい」や「了解」などの言葉の最後に句点を付けて、若者にメールやメッセージアプリで送ることを指します。送られてくる文章の文末に句点が付くことに対し、相手の感情が分からず、恐怖心を抱く若者が増えたことにより生まれた言葉のよう。『マルハラ』という言葉が世間に知れ渡るとともに、「句点を多用するのは『おばさん構文』」とネット上で話題になり、複数のメディアが取り上げました。俵万智の『金言』に絶賛の声同月8日、短歌『サラダ記念日』で有名な、歌人の俵万智さんがX(Twitter)を更新。マルハラや『おばさん構文』にまつわる話題を目にしていた、俵さんは、「そっと置いておきますね」と、自身が詠んだ一首を投稿しました。句点を打つのも、おばさん構文と聞いて…この一首をそっと置いておきますね〜優しさにひとつ気がつく ✕でなく○で必ず終わる日本語— 俵万智 (@tawara_machi) February 8, 2024 「✕でなく、○で必ず終わる日本語」と、句点を指すような一首を詠んだのです。きっと俵さんは、『マルハラ』と呼ぶほど、句点を恐れる若者に、恐怖の対象ではないことを優しい表現で伝えたかったのでしょう。また、言葉のプロでもある俵さんは、この一首を通して、文章の文末に『。』を付ける美しさや、年齢と句点は関係がないことも伝えたかったのかもしれません。『金言』とも呼べる、俵さんの心に響く一首に、絶賛と感動の声が寄せられています。・『おじさん構文』『おばさん構文』と揶揄(やゆ)する文化。優しい世界になってほしい。・最高です。日本語の優しさを伝えてくれて、ありがとうございます。・句点が怖いと思う人たちに、ぜひ読んでほしい。・言葉を生業にする人は違うなあ。感動しました。・ギスギスした気持ちを解きほぐしてくれる、素敵な言葉…。言葉の使い方は、時代によって変わりゆくもの。手軽にやり取りができるメッセージアプリの普及によって、句点が除かれたやり取りが増えてはいるものの、美しい日本語で物事を表現する大切さは、どれだけ時が経っても変わらないはずです。俵万智さんが歌で詠んだように、句点を『マル』だと思えば、苦手意識を克服できるかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2024年02月08日尾上松緑が主演を務める新作歌舞伎『俵星玄蕃』『荒川十太夫』が、2023年12月から2024年1月にかけて2カ月連続で歌舞伎座にて上演されることが決定した。今回の2作では、江戸時代に起きた「赤穂事件」をもとにした物語が描かれる。12月に上演される『俵星玄蕃』は、赤穂義士たちが素性を隠して、虎視眈々と吉良邸討入りの準備をしている中で出会う槍の使い手・俵星玄蕃を主人公にした作品。赤穂義士の杉野十平次との心の交流が描かれ、討入り前夜から当日の物語が展開される。浪曲では三波春夫のものが有名だが、今回は講談の人間国宝である神田松鯉に脚本協力を仰ぎ、昨年好評を博した松緑主演・西森英行演出・竹柴潤一脚本のトリオにより、新たな舞台が誕生する。そして来年1月に上演される『荒川十太夫』は、松鯉の口演による『赤穂義士外伝』をもとにした作品で、昨年10月に歌舞伎座で初演。討ち入り後の後日談として、高田馬場の決闘で有名な赤穂義士のひとり、堀部安兵衛の切腹の際に介錯をつとめた下級武士の荒川十太夫の苦悩と、武士としての覚悟が情感豊かに描き出される。■尾上松緑 コメント御機嫌宜しゅう御座居ます、尾上松緑ですこの度、東京歌舞伎座に於きまして、今年の十二月に『俵星玄蕃』、来年一月に『荒川十太夫』と、講談から起こしました新作歌舞伎を二ヶ月連続で上演します事が決定致しました昨年、初演致しました『荒川十太夫』は賞を頂いたりと、お客さんもとても喜んで下さっていた手応えは有りましたが再演が叶い、友人であり尊敬している神田伯山先生との約束が一つ果たせた事、嬉しく思いますまた、伯山先生から御縁を繋いで頂き台本協力等、様々なお教え、御力添えを賜っている神田松鯉先生には言葉では言い尽くせ無い感謝の念で一杯です今年十二月に初演予定の書き下ろし「俵星玄蕃」は忠臣蔵事件の討ち入り前夜から当日そして、来年一月再演予定の『荒川十太夫』は討ち入り後の顛末を物語った作品となります「俵星」は原作をベースにしながら、より歌舞伎味を強く「荒川」は前回の台本を手直ししながらも、講談ベースをより色濃く二作品の毛色の違いを出して行けたらと計画中です話は続いておりますので二夜連続ドラマとして観て頂ければ幸いと思っております二作品共、脚本竹柴潤一さん、演出西森英行さんと、何でも言い合える仲間と再び手を組める事も心強く存じています御好評頂ければ、今後も年一本位のペースで古典歌舞伎に準じた新作歌舞伎を発表出来ればいいなとも胸の内に願っておりますまた、個人的には私は再来月の歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」にて、片岡仁左衛門の兄さんが松浦鎮信公を演じられます「松浦の太鼓」で赤穂浪士の一人である大高源吾を勤めさせて頂きますこの芝居もまた討ち入り当夜を描いた作品で御座居まして、続けて観ても話に矛盾は御座居ません或る意味、忠臣蔵三夜連続ドラマを観る様な感覚でお楽しみ下さると私もより嬉しいです共演者、スタッフ、松竹株式会社と共に、また新たにお客さんに喜んで貰え、再演を望まれる作品となる様に努力致しますどうか応援の程を宜しくお願い致します■神田松鯉 コメント嬉しいニュースが二ツ届いた。第一は、講談「俵星玄蕃」の歌舞伎化である。飲兵衛で槍の名人俵星と赤穂義士杉野十平次の物語は、かつて歌にまでなった名作。第二は、昨年秋に初演された『荒川十太夫』が、早くも来年の正月歌舞伎座で再演されるという。快挙である。こうして講談を次々と歌舞伎化して下さる尾上松緑丈には只々感謝をするばかりだ。真ッ直でいて懐が深く、豪放と細心を併せもつ松緑丈の舞台に今から胸を躍らせている。■西森英行(演出)コメント『俵星玄蕃』・『荒川十太夫』、歌舞伎座二ヶ月連続上演。この挑戦的かつ意欲的な興行に、演出として参加させて頂けることを、心より光栄に思います。『荒川十太夫』は、緻密な心理劇の構造を俳優の皆さんと共有し、古典劇現代劇の技法を融合させ、あたかも古くから上演を重ねてきたかのような歌舞伎作品として昇華させることを考え続けて作り上げました。『俵星玄蕃』では、人として生きる誇りとは何か、根源的な問いを抱える俵星玄蕃の心模様を縦糸に、重層的な対話劇と活劇を織り合わせ、新たな人間ドラマを描く歌舞伎作品として、醸成していきたいと考えています。赤穂事件により、その人生が色濃く浮き彫りになった俵星玄蕃と荒川十太夫。二人の男、二つの物語から浮かび上がるのは、時代が変われど、現代を生きる私たちにも受け継がれている「日本人のこころ」。講談の世界で、声とことばで聴くものの心を震わせ続けてきた物語、古から受け継がれる「こころ」を、優れた歌舞伎俳優さんの肉体を通して、現代に甦らせたいと思っています。尾上松緑さんは、若かりし頃から一意専心、歌舞伎への、伝統への深い思いを青い炎のように胸の内にたぎらせ続けてきました。俵星玄蕃、荒川十太夫、二人の人物を通して、松緑さんの達人の居合の如き魂の一閃を、目撃して頂きたいと思っています。<公演情報>令和5(2023)年12月歌舞伎座『俵星玄蕃』2023年12月 東京・歌舞伎座で上演令和6(2024)年1月歌舞伎座『荒川十太夫』2024年1月 東京・歌舞伎座で上演
2023年09月20日2023年7月24日、Twitterが社名変更に伴い、お馴染みの青い鳥のロゴから、白と黒の『X』に変更され、ユーザーに大きな衝撃を与えました。青い鳥のロゴは、11年ほど続いていたため多くの人が親しみを感じており、廃止にさびしさを訴える声が相次いでいます。俵万智さんロゴ変更に短歌で想いをはせる同日、『サラダ記念日』で有名な、歌人の俵万智さんは、Twitterのロゴ変更への想いを詠んだ2首をSNSに投稿。大きな反響が寄せられています。言の葉をついと咥(くわ)えて飛んでゆく小さき青き鳥を忘れず@tawara_machiーより引用このままでいいのに異論は届かないマスクの下に唇をかむ@tawara_machiーより引用言の葉をついと咥(くわ)えて飛んでゆく小さき青き鳥を忘れずこのままでいいのに異論は届かないマスクの下に唇をかむ寂しいね…— 俵万智 (@tawara_machi) July 24, 2023 1首目は、Twiterの青い鳥が去っていくさびしさ、2首目はユーザーの想いがCEOのイーロン・マスク氏に届くことのない切なさや皮肉が、五七五七七で見事に表現されています。言葉のプロが紡いだ秀逸な短歌は、多くの人々の心をとらえ、ネット上では絶賛する声が続出しました。・「ついと咥えて」が『ツイート』、「異論」が『イーロン』など、かけ言葉に鳥肌。すごい!・さすがです。Twitter民の想いがこの2首にすべて込められています。・なんて粋な風刺の効かせ方。天才を越えて神!格が違いすぎます。・日本語の美しさを感じられるとは…。素敵な歌をありがとうございます。また、中には投稿に触発されて、オリジナルの一首を詠む人も多数見られました。俵さんは、青い鳥への人々の想いを、Twitterらしいもっとも素敵な形で残してくれたのではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年07月27日ながおか・若者・しごと機構(新潟県長岡市)は、「米百俵デジタルコンテスト2022」(略称:米100DC)を開催し、2022年9月1日より募集を開始します。米100DC2022ロゴ本コンテストは、新型コロナウイルス感染症の影響で生活様式が変化し不安を感じる若い世代に、これからの時代を前向きに、世界は明るくワクワクするものであると感じて欲しいと2020年に始まりました。ユニークな発想を持つ若者がチャレンジできる環境、先端技術を取り入れた現代の学びの場を提供することで、若い才能を発掘し、支援するもので、今年で3回目の開催となります。募集するのは、子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリ・IoTデバイス)のアイデアです。1次審査、2次審査を経て、長岡市内の小学生による投票でグランプリを決定します。■過去グランプリ受賞作品の紹介・2020年度(第1回):「なぞなぞソープ」(古沢 菜月さん/長岡造形大学)コロナ禍で重要性が再認識された手洗いを楽しくするプロダクト。ソープディスペンサーをプッシュするとなぞなぞが出題され、手洗いに最低限必要とされている30秒後に答えを教えてくれます。小学生からは「手をいつもより長く洗えそう」「大好きななぞなぞをしながらみんなで楽しく手洗いができそう」と、支持を集めました。2020年度グランプリ作品「なぞなぞソープ」・2021年度(第2回):「Ohanashi(おはなし)」(栗川 詩加さん(崇城大学)、岩永 菖さん(同)、木村 真琴さん(同))誰かに話を聞いてもらいたいという思いを叶えてくれるトークロボットのアイデア。「心のもやもやを話すことで、自分の感情の天気が晴れになるから」「自分の気持ちを他人に話せないときでもOhanashiなら自分の気持ちをわかってくれると思うし、辛いときもポジティブに物事を考えることができるから」と小学生から高い評価を得ました。2021年度グランプリ作品「Ohanashi(おはなし)」●米100DC公式サイト ・2021年度の受賞作品一覧: ・2020年度の受賞作品一覧: ■長岡市内の小学校へ「課題解決型」授業を提供米100DCでは、応募資格年齢に満たない若者(小学生)に対する教育活動も行なっています。第1回開催時より、長岡市の小学生が米100DCに関わる取り組みとして、「ひみつ道具」のアイデア募集や、グランプリを決定するWEB投票への参加を促しています。今年も米100DCをテーマに、タブレットを活用した特別授業を行いました。児童が、自ら課題を発見し、解決するアイデアを発想する手法を学ぶことで、デジタルプロダクト・テクノロジーへの関心や創造のきっかけをつくっています。■募集概要・応募資格創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者(1998年4月2日~2010年4月1日生まれの者)※居住地、職業(学生、社会人)を問いません。※個人またはグループ(最大5人)。・募集期間2022年9月1日(木)~11月1日(火)17時・募集内容子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクトのアイデアを以下の2つの区分から募集します。1. スマートフォン・タブレットなどで動作するアプリ2. IoTデバイス※アプリ、IoTデバイスはプロトタイプや作動するものがなくてもかまいません。アイデアだけでも応募できます。・応募方法WEBからオンライン応募。以下の「作品名」「説明文」「動画」等が必要です。●作品名(15字まで)●説明文1. 誰のためのデジタルプロダクトか(45字まで)2. 遊び、学び、暮らしをどう楽しくするか(140字まで)3. デジタルでどう実現するか(図解画像1点)●動画(90秒以内)アプリ、IoTデバイスのデモ動画またはプレゼン動画■審査<1次審査>すべての応募作品の中から、審査員が以下の基準で審査した総合得点上位の作品が1次審査を通過します。1次審査通過作品には、12月に約1ヶ月間の作品ブラッシュアップ期間が与えられ、審査員からのフィードバックを参考にして作品名、説明文、動画を作り直して再提出することができます。・子どもたちの遊び、学び、暮らしを楽しくする・表現力に光るものがある・技術的に光るものがる・サービスとして光るものがある<2次審査>ブラッシュアップされた1次審査通過作品の中から、長岡市の小学生・審査員・特別審査員が選びます。長岡市内の小学生がWEB投票を行い、グランプリを決定します。特別賞として審査員が選ぶ表現賞、技術賞、持続可能性賞と、長岡公務員・情報ビジネス専門学校が選ぶ中・高校生賞、長岡市長が選ぶ長岡市長賞を各決定します。・小学生が自分で使ってみたいと思う(人気投票1位:グランプリ)・表現力が優れている(表現賞)・技術的に優れている(技術賞)・長く愛されるサービスになりうる(持続可能性賞)・高校生以下の応募者の作品で内容が優れている(中・高校生賞)・新たな一歩を応援する(長岡市長賞)<表彰>グランプリ(1作品) Grand Prize 30万円表現賞(1作品) Expression Prize 8万円技術賞(1作品) Tech Prize 8万円持続可能性賞(1作品) Sustainability Prize 8万円中・高校生賞(1作品) Junior High and High School Students Prize 8万円長岡市長賞(1作品) The Nagaoka Mayor's Prize 8万円※特別賞は他の賞と重複して選ばれることがあります。※中・高校生賞は高校3年生以下・高校相当年齢以下の応募者を対象に選ばれます(グループの場合は全員が高校3年生以下・高校相当年齢以下であること)。デジタル領域に関心を持ち、行動する10代を強く支援していきます。<審査員>市原 えつこ(メディアアーティスト)高瀬 章充(Socialups株式会社 代表取締役社長)改田 哲也(風の企画事務所 代表/長岡技術科学大学 アイデア開発道場 道場長)<特別審査員>長岡公務員・情報ビジネス専門学校長岡市長■開催の背景米百俵デジタルコンテスト(米100DC)の「米百俵」は、幕末から明治初期の長岡藩の歴史に由来します。北越戊辰戦争に敗れた長岡藩。見舞いとして送られた百俵の米を、長岡藩大参事の小林虎三郎が「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と説き、売ったお金を学校教育(国漢学校)に充てます。国漢学校はその後多くの人材を育て、日本の発展に貢献しました。この、苦しいときでも未来を見据え行動する「米百俵の精神」は長岡の人々に受け継がれ、まちづくりの指針や理念として今日まで大切にされています。特に2018年からは、長岡市として「長岡版イノベーション」を推進し、市政のあらゆる分野に先端技術や新たな発想を取り入れて、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に向けて取り組んでいます。米100DCはこの取り組みの一環として、学生や若者が起業しやすい環境の創出、「楽しむ」から「学ぶ」そして「仕事」につながるコンテンツの提供、長岡の未来を支える産業人材の育成を目指し、2020年から開催しています。2023年には、長岡が誇る歴史と文化を継承し、新たな人づくり・産業振興を支える拠点「ミライエ長岡」もオープンします。長岡版イノベーションについて(長岡市WEB>市政>計画・事業>長岡版イノベーションの推進) ミライエ長岡について <主催>ながおか・若者・しごと機構<共催>長岡市<協力>長岡技術科学大学/長岡造形大学/長岡公務員・情報ビジネス専門学校<後援>長岡市教育委員会/長岡大学/長岡崇徳大学/長岡工業高等専門学校/クレアヘアモード専門学校/晴陵リハビリテーション学院/晴麗看護学校/長岡介護福祉専門学校あゆみ/長岡こども・医療・介護専門学校/長岡こども福祉カレッジ/長岡崇徳福祉専門学校/長岡赤十字看護専門学校/長岡美容専門学校/新潟県厚生連中央看護専門学校/日本ビジネス公務員専門学校/北陸食育フードカレッジ/北陸福祉保育専門学院/悠久山栄養調理専門学校/長岡商工会議所/長岡地域商工会連合/大光銀行/第四北越銀行/長岡信用金庫/新潟縣信用組合/株式会社日本政策金融公庫/長岡公共職業安定所/NCT/FMながおか80.7/新潟日報社/BSN新潟放送/NST新潟総合テレビ/TeNYテレビ新潟/UX新潟テレビ21(順不同)<企画>デザイントーク株式会社■ながおか・若者・しごと機構について「長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進役として、長岡市内の4大学1高専15専門学校、金融、産業、行政の29機関で設立された組織です。「若者のアイデア実現」「若者同士の交流創出」「若者が学ぶ・働く魅力創出」を主な役割としています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月01日野外音楽フェス「長岡 米百俵フェス 2022 ~花火と食と音楽と~」が、新潟県・長岡市の東山ファミリーランドで開催される。日程は2022年10月7日(金)・8日(土)・9日(日)の3日間。野外音楽フェス「長岡 米百俵フェス」花火や食も2018年よりスタートした「長岡 米百俵フェス ~花火と食と音楽と~」は、人気アーティストによる音楽ライブ、長岡が誇る「長岡花火」、自然豊かな土地で育てられた美味しい食べ物を一挙に楽しむことができる野外フェス。2021年は屋内開催となったが、2022年は2年ぶりに、キャンプエリアを完備した東山ファミリーランドに帰ってくる。注目の出演者、Awesome City Clubや石崎ひゅーい注目の出演アーティストは、映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソング「勿忘」で注目を集め、2022年3月に最新アルバム『Get Set』をリリースしたAwesome City Club(オーサムシティクラブ)や、内藤剛志主演ドラマ『警視庁・捜査一課長 season6』の主題歌「花束」を担当する石崎ひゅーいなど。ドラマ『最愛』や『やんごとなき一族』で俳優としても活躍する松下洸平も参戦する。出演アーティスト一覧■10月7日(金)出演者大橋彩香/JUNNA/鈴木愛理/Bitter & Sweet/降幡 愛/Little Glee Monster■10月8日(土)出演者Awesome City Club/海援隊/ゴスペラーズ/佐藤ひらり/TUBE/日向坂 46/ファーストサマーウイカ/南こうせつ■10月9日(日)出演者ASKA/石崎ひゅーい/竹原ピストル/手越祐也/ナオト・インティライミ/ひなた/松浦航大/松下洸平/マーティ・フリードマン/wacci※最終出演者情報。開催概要野外音楽フェス「長岡 米百俵フェス 2022 ~花火と食と音楽と~」日程:・2022年10月7日(金) 開場15:00/開演16:00・10月8日(土)・9日(日) 開場9:30/開演11:00場所:東山ファミリーランド住所:新潟県長岡市栖吉町3300番地チケット情報チケット価格:・3日通し券 一般21,000円/中高生取り扱い無し・1日券 10月7日(金) 一般7,000円/中高生取り扱い無し、10月8日(土)・9日(日) 一般9,000円/中高生4,500円・1日券 ペア割 10月7日(金) 一般13,000/中高生取り扱いなし、10月8日(土)・9日(日) 一般17,000円/中高生8,000円※ペア割で入場の際は、同行者と一緒に入場。ペア割は1名の利用で2日間にわたっての利用はできない。チケット販売サイト:ぴあ※1公演、1申し込みにつき、最大6枚まで申し込み可能。※小学生以下は成人同伴に限り入場無料。1歳以上〜小学生までは、成人(18歳以上)同伴者1名につき、子供2名の入場が可能。※1歳未満の子供は入場不可。※チケット詳細は公式サイト(を確認。【問い合わせ先】キョードー北陸チケットセンターTEL:025-245-5100
2022年06月30日ながおか・若者・しごと機構(新潟県・長岡市)は、2021年9月1日より全国の若者を対象に開催した「米百俵デジタルコンテスト2021」(略称:米100DC)の受賞者ならびに受賞作品を決定しました。米100DC2021ロゴ初開催となった昨年度に引き続き、子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリ・IoTデバイス)のアイデアを募集しました。全国から83作品の応募があり、1次、2次審査を経て、長岡市内小学生の投票によるグランプリと、審査員による特別賞を決定し、2022年3月1日のオンライン表彰式にて発表しました。グランプリは、誰かに話を聞いてもらいたいという思いを叶えてくれるトークロボットのアイデア「Ohanashi」(おはなし)を提案した、栗川 詩加さん(崇城大学)、岩永 菖さん(同)、木村 真琴さん(同)が受賞。投票した小学生からは「心のもやもやを話すことで、自分の感情の天気が晴れになるから」(4年生)「コロナ禍の中、話があまりできない人もいるからいいと思った」(4年生)「自分の気持ちを他人に話せないときでもOhanashiなら自分の気持ちをわかってくれると思うし、辛いときもポジティブに物事を考えることができるから」(5年生)と、幅広い支持を集めました。オンライン表彰式には、5作品の制作者と審査員が参加し行われました。グランプリ受賞者には新潟県産杉にロゴを刻印したトロフィーと副賞、記念品として「米百俵」にちなみ長岡産のお米が贈呈されました。以下に、受賞した5作品をお知らせします。なお、米100DC特設サイトでは、全受賞作品の応募動画、講評など詳細を公開しています。ぜひご覧ください。米100DC特設サイト オンライン表彰式の様子■審査結果<グランプリ>「Ohanashi」栗川 詩加(崇城大学)/岩永 菖(同)/木村 真琴(同)<表現賞/技術賞>「けずログ」友田 七海(東京理科大学)<持続可能性賞>「おみカジ」佐藤 峻哉(トライデントコンピュータ専門学校)/児玉 龍哉(同)/鈴木 文也(同)<長岡造形大学賞>「はかーる君」中倉 拓哉(長岡工業高等専門学校)/清水 日菜子(同)/藤本 清太郎(同)<長岡市長賞>「かんかん図漢」Masako Okumura(女子美術大学)/于瑶(同)※賞についてグランプリ :小学生が自分で使ってみたいと思う長岡市内の3小学校で「デザイン思考」特別授業を実施。小学生が受賞候補作の評価と投票を行い、グランプリを決定。(長岡市立阪之上小学校4年生、長岡市立上組小学校5年生、新潟大学附属長岡小学校4~6年生 計298人)表現賞 :表現力が優れている技術賞 :技術的に優れている持続可能性賞 :長く愛されるサービスになりうる長岡造形大学賞:高校生以下の応募者の作品で内容が優れている長岡市長賞 :地域の課題を解決しうる■グランプリ作品紹介グランプリ作品「Ohanashi」作品名:Ohanashi作者 :栗川 詩加(崇城大学)/岩永 菖(同)/木村 真琴(同)「Ohanashi(おはなし)」は、誰かに話を聞いてもらいたいという思いを叶えてくれるトークロボットです。話しかけた内容によって、花の色や表情が変わります。「Ohanashi」との会話に“花を咲かせる”ことで、コミュニケーション力も育てます。<審査講評>過去10年間、人間の負の感情は怒り・心配・悲しみと全て増加しているといわれる。これは日本だけでなくグローバルに起きていることだ。「Ohanashi」は、そのような負の感情を一度吐き出し、ニュートラルにとらえるきっかけを与えるプロダクトだと感じる。AIを活用したサービスは多く、BERTやGPT-3に代表されるような話の内容を理解して文を作成する自然言語処理に関する研究も盛んだ。また、話し方から感情を読み取ることも同様に行われている。しかし、「Ohanashi」を評価した小学生の意見を読むと、感情を分析してアクションを起こして欲しいのではなく、ただ話を聞いてうんうんと相槌をうってくれる、やさしい話し相手を求めているようだ。子どもたちの「話をきいてもらいたい」という強いニーズをとらえ、かわいらしいプロダクトに昇華させたアイデアが光った作品だ。<受賞者コメント>制作にあたり、米100DCのWEBで公開されていた小学生アンケート「ひみつ道具のアイデア」を参考に、多くの子が抱える課題を解決するものをつくりたいと取り組みました。子どもにとって親しみやすいビジュアル、わかりやすい表現を心がけたので、小学生投票で評価されたことがとても嬉しいです!制作中は、チームとして3人の得意分野をどう生かして完成させるか、チーム活動の勉強にもなりました。大学では、デザインの視点から、地域課題を解決する表現を学んでいます。今回の経験を、来年度の卒業制作にも役立てたいです。■全体講評審査員:佐藤 ねじ(アートディレクター/プランナー)審査では、どこか一部分で突き抜けているアイデアに魅力を感じた。サービスとしての必要性は大事だが、作者のつくりたいという気持ち、エネルギーも重視したい。ニッチでもいいから、自分の立場だからこそ発見できる課題やアイデアを大切にしてほしい。小利口になりすぎず、失敗を恐れず、アイデアをどんどんかたちにしていくことが重要だと思う。小学生によるグランプリ投票では、子どもたちのとても新鮮なインサイト(潜在的なニーズ)を得た気がした。大人の視点とは違うアプローチで評価され、グランプリが選ばれるのは、米100DCの大きな特長だ。子どもによる子どものための作品を選ぶコンテストとして、驚きと面白さを感じる体験になった。審査員:矢野 昌平(長岡工業高等専門学校 電気電子システム工学科 研究推進 教授)どの応募作品からも、ものをつくりたいという気持ちが感じられて面白かった。何をつくるかを考える際に、自分の感じる課題だけでなく、家族、友達など周りの人が困っていることから課題を探すことにも挑戦してほしい。自分の持っている技術で、周りの人の課題が解決できるかもしれない。グランプリ作品は、カウンセラーのようなロボットだと感じた。投票した小学生は4~6年生で多感な時期にあたり、複雑で不安定な気持ちのフォローが求められた結果だろう。自分自身、子どもの話を聞いてあげなければと再認識させられたし、低学年だとどういう反応になるのかにも興味が湧いた。技術的には、AIアシスタントを搭載するスピーカーやSiriなどと似ているが、子どもたちは応答(音楽の再生、疑問の検索等)を期待するより、「話を聞いてほしい」という課題の解決を求めていた。AIの技術を使った新しいサービスの可能性を感じられる作品だった。審査員:平野 未来(株式会社シナモン 代表取締役社長CEO)グランプリ作品は、機械に話しかけるところを想像できず実現性が低いのではないかと思っていたが、小学生の評価を読むと、むしろ機械に話しかけることをポジティブにとらえているコメントさえあった。時代と共に感覚が変わっているのであり、プロダクトをつくるときは自分の感覚を信じすぎない方が良いということに改めて気づかされた。今は昔に比べて圧倒的に簡単にプロトタイプをつくることができる。たくさん挑戦する中で見えてくる世界が必ずあるので、失敗をおそれずに前に進んでほしい。自分自身を振り返っても、プログラミングを覚えたばかりの10代の頃には、荒削りなものをつくってはリリースしていた。成功するサービスを作り出せる確率は低く、難しいが、ものをつくりたいという気持ちを大事に!若い人には、どんどんチャレンジしていって欲しい。特別審査員:公立大学法人 長岡造形大学ターゲットや利用シーン、機能をピンポイントに絞った作品が多い印象で、たくさんの楽しい提案を見ることができた。絞った分とても尖った提案になったように思う。応募から1次審査を通過すると、ブラッシュアップ期間が設けられるのが米100DCのおもしろい仕組みで、これにより2次審査の段階で大きく変化する作品がある。これは勢いでの制作ではなく冷却期間を経て、アドバイスを受け改めて作品について考えることで、本当に必要な人や機能や効果などについて考えることができた結果ではないだろうか。プレゼン動画は1次審査で90秒、2次審査で2分以内という厳しい制限があり、本当に難しいと思うが、使い方や機能の説明が中心にならず、その提案で得られる魅力的な体験や、作品によってどんなシアワセな未来がもたらされるのかということが伝えられると、より魅力的な提案にできると思う。特別審査員:磯田 達伸(長岡市長)本コンテストに、全国から多数の応募があったことはうれしく思う。また、応募したみなさんが、アイデアを考え抜き、かたちにしてくださったことで、未来を担う長岡の子どもたちにワクワクする気持ちや夢、希望を与えてくださったことに感謝したい。「おもしろい」「新しい」ことへのチャレンジが新しい価値を創造する。長岡市は、長岡で暮らしながら首都圏の企業にリモートワークで勤めることができる「NAGAOKAワーカー」をはじめ、多様な働き方を後押しする制度や、起業・創業の補助金制度など、若者がやりたいことにチャレンジできる環境を整えている。このコンテストをご縁に、長岡に興味を持ち、「長岡で何かやってみよう」と思っていただきたい。■コンテスト概要ながおか・若者・しごと機構が、「長岡版イノベーション」を推進し、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に取り組む長岡市と共催で、2020年度から開催するコンテスト。長引くコロナ禍でも、ユニークな発想を持つ若者がチャレンジできる環境、先端技術を取り入れた現代の学びの場を提供することで、若い才能を発掘し、支援することを目指す。2021年度は、新たな試みとして、市内の3小学校で「デザイン思考」を使った特別授業を実施。2回の授業(※)を通して「デザイン思考」を体験した小学生298人が、グランプリを決定するオンライン投票に参加した。※7月にインタビューを通して小学生がほしい「ひみつ道具」のアイデアを考える「共感」の授業、1月に「Yes And話法」を使って受賞候補作について意見を出し合う「評価」の授業を行った。主催:ながおか・若者・しごと機構共催:長岡市<募集内容>子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリまたはIoTデバイス)のアイデア※応募者の参考となるよう、ユーザーである子どもたちが欲しい「ひみつ道具のアイデア」を長岡市内の小学生から公募し、集まった356件のアイデアと、「デザイン思考」特別授業に参加した小学生のアイデア340件をWEBで公開。<応募者>創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者(平成9(1997)年4月2日~平成21(2009)年4月1日生まれの個人またはグループ)<コンテストの経過>・7月 長岡市内の3小学校で、第1回「デザイン思考」特別授業を実施(長岡市立阪之上小学校4年生、長岡市立上組小学校5年生、新潟大学附属長岡小学校4~6年生 計約300人)・9月1日~11月1日 作品募集(全国から83作品の応募)・11月 審査員の1次審査により受賞候補作を選定・12月6日~1月5日 審査員の講評等により、制作者が作品をブラッシュアップ・1月~2月 第2回「デザイン思考」特別授業を行い、小学生による受賞候補作の評価と投票でグランプリを決定。審査員、特別審査員の2次審査により特別賞を決定■ながおか・若者・しごと機構について新潟県「長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進役として、長岡市内の4大学1高専15専門学校、金融、産業、行政の29機関で設立された組織です。「若者のアイデアを実現」「若者同士の交流創出」「若者が学ぶ・働く魅力創出」を主な役割としています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月02日ながおか・若者・しごと機構(新潟県・長岡市)は、「米百俵デジタルコンテスト2021」(略称:米100DC)を開催し、2021年9月1日より募集を開始します。米100DC2021ロゴ本コンテストは、新型コロナウイルス感染症の影響で生活様式が変化し不安を感じる若い世代に、これからの時代を前向きに、世界は明るくワクワクするものであると感じて欲しいと2020年に始まりました。ユニークな発想を持つ若者がチャレンジできる環境、先端技術を取り入れた現代の学びの場を提供することで、若い才能を発掘し、支援するものです。募集するのは、子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクト(アプリ・IoTデバイス)のアイデアです。1次審査、2次審査を経て、長岡市内の小学生による投票でグランプリを決定します。■高校生以下からの応募作品を審査対象とした特別賞を新設2021年から、特別賞として、高校生以下からの応募作品のみが受賞できる「長岡造形大学賞」を新設しました。デジタル領域に関心を持ち、行動する10代を強く支援していきます。■長岡市内の小学校へ「課題解決型」授業を提供米100DCでは、応募資格年齢に満たない若者(小学生)に対する教育活動も行なっています。第1回開催時より、長岡市の小学生が米100DCに関わる取り組みとして、「ひみつ道具」のアイデア募集や、グランプリを決定するWEB投票への参加を促しています。2021年はさらに、米100DCをテーマに、タブレットを活用した特別授業を市内の小学校3校で行いました。児童が、自ら課題を発見し、解決するアイデアを発想する手法を学ぶことで、デジタルプロダクト・テクノロジーへの関心や創造のきっかけをつくっています。●米100DC公式サイト ■開催の背景米百俵デジタルコンテスト(米100DC)の「米百俵」は、幕末から明治初期の長岡藩の歴史に由来します。北越戊辰戦争に敗れた長岡藩。見舞いとして送られた百俵の米を、長岡藩大参事の小林虎三郎が「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と説き、売ったお金を学校教育(国漢学校)に充てます。国漢学校はその後多くの人材を育て、日本の発展に貢献しました。この、苦しいときでも未来を見据え行動する「米百俵の精神」は長岡の人々に受け継がれ、まちづくりの指針や理念として今日まで大切にされています。特に2018年からは、長岡市として「長岡版イノベーション」を推進し、市政のあらゆる分野に先端技術や新たな発想を取り入れて、人材育成と未来への投資を行う「新しい米百俵」の実現に向けて取り組んでいます。米100DCはこの取り組みの一環として、学生や若者が起業しやすい環境の創出、「楽しむ」から「学ぶ」そして「仕事」につながるコンテンツの提供、長岡の未来を支える産業人材の育成を目指し、2020年から開催されています。長岡版イノベーションについて(長岡市WEB>市政>計画・事業>長岡版イノベーションの推進) ■募集概要・応募資格創造性を持ち、デジタル領域に関心のある若者(1997年4月2日~2009年4月1日生まれの者)※居住地、職業(学生、社会人)を問いません。※個人またはグループ(最大5人)。・募集期間2021年9月1日(水)~11月1日(月)17時・募集内容子どもの遊び、学び、暮らしを豊かにするデジタルプロダクトのアイデアを以下の2つの区分から募集します。1. スマートフォン・タブレットなどで動作するアプリ2. IoTデバイス※アプリ、IoTデバイスはプロトタイプや作動するものがなくてもかまいません。アイデアだけでも応募できます。・応募方法WEBからオンライン応募。以下の「作品名」「説明文」「動画」等が必要です。●作品名(15字まで)●説明文1.誰のためのデジタルプロダクトか(45字まで)2.遊び、学び、暮らしをどう楽しくするか(140字まで)3.デジタルでどう実現するか(図解画像1点)●動画(90秒以内)アプリ、IoTデバイスのデモ動画またはプレゼン動画<主催>ながおか・若者・しごと機構<共催>長岡市/長岡造形大学<後援>長岡市教育委員会/長岡技術科学大学/長岡大学/長岡崇徳大学/長岡工業高等専門学校/クレアヘアモード専門学校/晴陵リハビリテーション学院/晴麗看護学校/長岡介護福祉専門学校あゆみ/長岡公務員・情報ビジネス専門学校/長岡こども・医療・介護専門学校/長岡崇徳福祉専門学校/長岡赤十字看護専門学校/長岡美容専門学校/新潟県厚生連中央看護専門学校/日本ビジネス公務員専門学校/北陸食育フードカレッジ/北陸福祉保育専門学院/悠久山栄養調理専門学校/長岡商工会議所/長岡地域商工会連合/大光銀行/第四北越銀行/長岡信用金庫/新潟縣信用組合/株式会社 日本政策金融公庫/長岡公共職業安定所/NCT/FMながおか80.7/新潟日報社/BSN新潟放送/NST新潟総合テレビ/TeNYテレビ新潟/UX新潟テレビ21(順不同)<企画>デザイントーク■審査<1次審査>すべての応募作品の中から、審査員が以下の基準で審査した総合得点上位の作品が1次審査を通過します。1次審査通過作品には、12月に約1ヶ月間の作品ブラッシュアップ期間が与えられ、審査員からのフィードバックを参考にして作品名、説明文、動画を作り直して再提出することができます。・子どもたちの遊び、学び、暮らしを楽しくする・表現力に光るものがある・技術的に光るものがある・サービスとして光るものがある<2次審査>ブラッシュアップされた1次審査通過作品の中から、長岡市の小学生・審査員・特別審査員が選びます。長岡市内の小学生がWEB投票を行い、グランプリを決定します・小学生が自分で使ってみたいと思う(人気投票1位:グランプリ)・表現力が優れている(表現賞)・技術的に優れている(技術賞)・長く愛されるサービスになりうる(持続可能性賞)・高校生以下の応募者の作品で内容が優れている(長岡造形大学賞)・地域の課題を解決しうる(長岡市長賞)<表彰>グランプリ(1作品)Grand Prize 30万円表現賞(1作品)Expression Prize 8万円技術賞(1作品)Tech Prize 8万円持続可能性賞(1作品)Sustainability Prize 8万円長岡造形大学賞(1作品)The Nagaoka Institute of Design Prize 8万円長岡市長賞(1作品)The Nagaoka Mayor's Prize 8万円※特別賞は他の賞と重複して選ばれることがあります。<審査員>佐藤ねじ(アートディレクター/プランナー)矢野昌平(長岡工業高等専門学校 電気電子システム工学科 研究推進 教授)平野未来(株式会社シナモン 代表取締役社長CEO)<特別審査員>長岡造形大学長岡市長■ながおか・若者・しごと機構について新潟県「長岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進役として、長岡市内の4大学1高専15専門学校、金融、産業、行政の29機関で設立された組織です。「若者のアイデアを実現」「若者同士の交流創出」「若者が学ぶ・働く魅力創出」を主な役割としています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月01日住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代にみんながこぞって読んでいた本の話。同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょうーー。’88年に出版された吉本ばななのデビュー作『キッチン』。’89年にすぐさま映画化(監督・森田芳光、主演・川原亜矢子)され、’89年3月に発売された『TUGUMI(つぐみ)』は、平成初のミリオンセラーを記録した。吉本ばななは’80年代の終わりに、文学界を彩った作家といえる。トレンド評論家の牛窪恵さん(53)は『キッチン』の《私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う》という始まりの一文が印象的だったという。「昭和の働く女性は、職場ではお茶くみ、飲み会ではお酌をするのが当たり前とされていました。バブル期に入り、そうした風潮への抵抗感もあって、多くの女性は肩パットに象徴される「肩肘張ったキャリアウーマン」に憧れました。ですがバブル終焉まで、社会は女性解放とはほど遠く、そうした女性が「オヤジギャル」と揶揄されることもあったほどです。だからこそ、当時まだ多数派だった専業主婦を連想させる『台所』が好きという表現が、逆に新鮮で、心に残ったのだと思います」物語では、祖母を亡くして天涯孤独となった主人公の女子大生が、祖母のお気に入りだった生花店のアルバイト男性と、ゲイバーを経営する男性の母親(元父親)との共同生活を通して、自分の居場所、自分らしい生き方を模索していく姿が描かれている。「ワンレンヘアで、ボディコンスーツに身を包み、ハイヒールで闊歩する“ザ・女子大生”が世をにぎわす一方で、流行に合わそうと頑張りすぎるより、自分らしく生きたいと願う女性もいました。こうした層を取り込んだ雑誌が「オリーブ」(マガジンハウス)です。アメリカナイズされたトレンドより“北欧テイスト”、キラキラしたレストランでのディナーより“おうちごはん”ーーそんな“オリーブ少女”たちが、『キッチン』を好んで読んだように思います」同時期である’87年にヒットした、現代の口語調を用いる短歌を収めた、俵万智の『サラダ記念日』にも、“オリーブ的ニュアンス”を感じるという。「手紙や交換日記に、短歌を書いて披露し合った人も多いのではないでしょうか。私も友人と《○○と君が言ったから、○○は○○記念日》と、代表的な短歌をアレンジしたりしていました(笑)」どちらの本も女性を意識したためか、装丁がおしゃれだ。「ブックバンドが大学生に人気だったので、“ジャケ買い”して持ち歩く女子大生も目立ちました」「女性自身」2021年4月20日号 掲載
2021年04月12日4月スタートの連続ドラマW「華麗なる一族」より、また新たなキャストが発表された。これで万俵家全キャストが明らかになった。主人公・万俵大介を中井貴一が演じるほか、長男・鉄平を向井理、次男・銀平を藤ヶ谷太輔、大介の愛人・高須相子を内田有紀、大介の妻・寧子を麻生祐未が演じることは既報通り。加えて大介の3人娘、清楚で控えめな性格の長女・美馬一子役を美村里江。縁談において次第に大介や相子と対立していく次女・万俵二子役を松本穂香。好奇心旺盛な三女・万俵三子役を、『思い、思われ、ふり、ふられ』の福本莉子が演じることがこのほど明らかに。美村さんは「共演者の方々との各場面が楽しみです。あの時代ならではの衣装・メイク、また男女観も含め、立体化を目指したいと思います」と意気込み、松本さんは「身に余る思いではありますが、素晴らしい役者さん方から色んなものを吸収し、私らしい二子を演じられたらなと思っています」出演にあたって思いを明かし、「人間の底にある感情が包み隠さず描かれています。時に苦しい場面もあると思いますが、ぜひ『華麗なる一族』を、最後まで見届けて頂けたら」と視聴者へメッセージ。福本さんも「三子は万俵家の三女で、作中で唯一と言えるぐらい自由で何にも囚われていない純粋な女の子です。重厚な人間ドラマの中で、ポジティブな存在として明るく、そして何よりも楽しく華麗なる一族の一員としてこの時代を生きられたらなと思います」とコメントしている。さらに、関西財界の重鎮の令嬢で銀平との縁談を受ける・安田万樹子役を吉岡里帆、元通産大臣の娘で鉄平の妻・早苗役を、主にミュージカルのフィールドで活動する笹本玲奈、そして大蔵省に勤める一子の夫の美馬中役を要潤が演じる。吉岡さんは「手汗握る緊張感もありますが、脚本を読み進めていく手は素直で『早く続きを、どうして?それから?』と高揚感の方がうんと強く胸の高鳴りを感じました」そのストーリーに触れた印象を明かし、笹本さんは「時代背景や山崎豊子さんの原作の世界観にしっかりと馴染めるよう、早苗役を大切に深めて参ります」と意気込む。いつかは山崎作品のドラマに参加してみたいと思っていたという要さんは、今回念願が叶い「このような身に余る大役を頂けることに大変身が引き締まる思いと共に、これまでの自分の芝居をようやく褒めてあげられるのかな、と思います」と喜んだ。この6人もまた、阪神銀行を守るため、阪神銀行の更なる発展を遂げるために、大介が企てた大胆な計画により、大介の野望の歯車となり、大きく運命を狂わせていき、不気味で巨大な権力機構〈銀行〉の波に飲まれていくのだ。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年4月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全12話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年12月21日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、トップテンに入った韓国ドラマ『愛の不時着』に主演した俳優のヒョンビンが、VTRでコメントを寄せた。ヒョンビンは「心からの感謝を申し上げます。温かな心が集まって作られた意味ある受賞であるだけに、感無量です。今日くださったこの賞は、僕だけでなく、ドラマ『愛の不時着』に贈ってくださった愛情だと思って、すべての出演者、そして制作スタッフの方々と共に、分け合いたいと思います」と喜びをコメント。そして、「もう一度、受賞に感謝を申し上げ、日本にいらっしゃるすべての方々にも、健康で温かな年末を過ごされるよう願います」とメッセージを寄せた。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、トップテンに入った『鬼滅の刃』から集英社『週刊少年ジャンプ』の中野博之編集長が喜びを語った。中野氏は「このような名誉を頂いたのは、(作者の)吾峠呼(世晴)先生の圧倒的な努力と思い、それはもちろんですが、アニメーションをはじめ、『鬼滅の刃』を日本中、世界中に広げるのに手助けしていただいた多くの関係スタッフの皆様、そして何よりも、老若男女『鬼滅の刃』を読んで、見て、愛して、そして話題にしてくださった、たくさんのたくさんのファンの皆様のおかげだと思っています」と感謝。その上で、「今日のこのうれしい心を原動力として、これからも精進していきます」とあいさつした。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日お笑い芸人のヒロシが1日、都内で行われた「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式に出席し、「ソロキャンプ」で受賞したことへの複雑な心境を語った。トップテンに入った「ソロキャンプ」で受賞したヒロシは、「17年前に『ヒロシです』っていうネタで売れたんですけど、あのときですらここに立つことはなかったので、『なんで今さらなんだ』と、このように思っております(笑)」と苦笑い。また、「『おめでとうございます』と言われても、僕じゃなくて『ソロキャンプ』っていう流行語だから、僕じゃないですよね」「地道な活動と言われますけど、本当に好きでやってただけで、こういう人が多いのが苦手なんですよ。1人になりたくて山に行ってたら、ここに呼び戻されたという、訳のわからない状況になっとるんですね」と困惑した。今後、お笑いのネタで流行語を狙っていくことへの意欲を聞かれると、「特にそういう欲はないですね。『ヒロシです』をやって17~18年経ってるんですけど、限界が見えましたのでそれは諦めました」とキッパリ。表彰式の最後には、去り際に「チャンネル登録よろしくお願いします」とつぶやいて降壇した。年間大賞は「3密」。トップテンには、ほかにも「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「フワちゃん」が選ばれた。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が1日、都内で行われ、選考委員の漫画家・やくみつる氏が、ぼる塾の「まぁねぇ~」がトップテンを逃したことを惜しんだ。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。やく氏は「ぼる塾はせっかく私が(ノミネートに)ねじ込んだのに、うちであんなに流行った『まぁねぇ~』は何だったんだろう」と無念の様子。「(ノミネート)30語が発表されたときにネットの反応を見ると『聞いたことがない』とかいう輩が結構いまして、何を言ってるんだと。このコロナで困窮してるときにあおりを食ったお笑いの方々。懸命にテレビ等で映像的な技術を駆使したり距離をとったりして、お笑いの方が頑張っておられて、いつにも増してお世話になっていたというか、沁みたというか。そういう年ではなかったのかなと」と、コロナ禍で笑いを届けてくれた芸人たちに感謝しながら、「その中にあって、ぼる塾は私の心の糧であって、(表彰式に)お招きできなくて誠に残念でございます。引き続き頑張って頂きとう存じます」とエールを送った。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞とトップテンが1日、発表された。年間大賞は「3密」。トップテンには、「愛の不時着」「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」「アベノマスク」「アマビエ」「オンライン◯◯」「鬼滅の刃」「GoToキャンペーン」「ソロキャンプ」「フワちゃん」が選ばれた。表彰式には、「ソロキャンプ」のヒロシ、「フワちゃん」のフワちゃんらが出席。「3密」の小池百合子東京都知事はリモートで登場する。講評では、「フワちゃん」について「個性を押し殺し、権威に忖度して顔色をうかがう人達が多い昨今、本音や本能で自分らしく生きるフワちゃんの姿は、何とも痛快なのだ」。「3密」について、選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「“3密”は健気な日本語である。大切な項目をまとめる言い方が日本語にはあって、得意技とも言える。この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」と解説した。ノミネート30語は、以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
2020年12月01日毎年恒例の「『現代用語の基礎知識』選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネートが5日に発表され、「鬼滅の刃」「顔芸/恩返し」「フワちゃん」といったエンタメ分野や、新型コロナウイルス関連の言葉など30語が選ばれた。トップテンと年間大賞は、12月1日に発表される。吾峠呼世晴氏原作の漫画『鬼滅の刃』は、2016年2月から週刊少年ジャンプで連載開始され、2019年4月から9月にかけてアニメ版が放映されたことで大きな流行に。10月に公開された映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、公開から10日間で興行収入が100億円を突破、歴代最速記録を更新し、LiSAが歌うアニメ版主題歌の『紅蓮華』、劇場版主題歌の『炎』も大ヒット。「顔芸/恩返し」は、TBS系ドラマ『半沢直樹』で香川照之演じる大和田暁が半沢に言った「おしまいデス」「施されたら施し返す、恩返しです」や、出演している歌舞伎俳優たちの迫力ある表情が「顔芸」「顔プロレス」とネット上で話題に。「フワちゃん」は、1年中スポーツブラにミニスカートという元気な姿で、男女を超越した小動物のように行動し、自撮り棒撮影で誰とでも友だちになれるというキャラクターのYouTuber兼お笑いタレント。ワイドショーのコメンテーターなどの仕事も増えテレビで見ない日はないといっても過言ではない。その他エンタメジャンルでは、韓流ドラマ「愛の不時着/第4次韓流ブーム」や、ニンテンドースイッチ用ゲームソフト「あつ森(あつまれどうぶつの森)」、瑛人の「香水」、ぺこぱの「時を戻そう」、グローバル・ガールズグループ「NiziU」、ぼる塾の「まぁねぇ~」がノミネートされた。また、2020年は避けては通れない新型コロナウイルス関連の言葉も多数選ばれ「おうち時間/ステイホーム」「3密(三つの密)」「ソーシャルディスタンス」などが選ばれている。これらを含む、ノミネート30語は以下のとおり(50音順)。「愛の不時着/第4次韓流ブーム」「新しい生活様式/ニューノーマル」「あつ森」「アベノマスク」「アマビエ」「ウーバーイーツ」「AI超え」「エッセンシャルワーカー」「おうち時間/ステイホーム」「オンライン○○」「顔芸/恩返し」「カゴパク」「鬼滅の刃」「クラスター」「香水」「GoToキャンペーン」「3密(三つの密)」「自粛警察」「Zoom映え」「総合的、俯瞰的」「ソーシャルディスタンス」「ソロキャンプ」「テレワーク/ワーケーション」「時を戻そう(ぺこぱ)」「NiziU(ニジュー)」「濃厚接触者」「BLM(BlackLivesMatter)運動」「PCR検査」「フワちゃん」「まぁねぇ~(ぼる塾)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』 編集長)の7人。
2020年11月05日中井貴一主演で贈るWOWOW開局30周年記念「連続ドラマW 華麗なる一族」より、中井さん扮する主人公・万俵大介を大きく切り取ったティザービジュアルが公開された。山崎豊子の名作を、連続ドラマW「沈まぬ太陽」の脚本:前川洋一、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズの西浦正記監督、「ミラー・ツインズ」の池澤辰也監督で今回映像化。大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として関西の政財界で閨閥を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる。今回到着したティザービジュアルでは、壮大な野望の実現に突き進む主人公・万俵のインパクトのあるビジュアルを使用。ベルベットのカーテンを背景にクラシックな椅子に座る姿は、開局30周年記念にふさわしいゴージャスな仕上がりとなっている。また、側には「欲望に、限りはない。」というコピーが添えられ、壮大な野望を成し遂げるため、非情とも思える計画を練る万俵を表した。連続ドラマW「華麗なる一族」は2021年、WOWOWプライムにて放送予定(全12話)。(cinemacafe.net)
2020年10月07日自身が経営するホストクラブのホストたちと共に詠んだ短歌をまとめた『ホスト万葉集』が現在、大ヒット中の手塚マキさん。31文字が持つ不思議な魅力を感じて。「短歌を読むと、詠んだ人の心を歌の中に感じることができるだけでなく、自分の心の中に潜む、忘れていた何かが呼び起こされる感覚をおぼえます。また、短歌を詠んだ時は、その瞬間に歌の中に閉じ込めた自分の気持ちを、鮮度を保ったまま、ずっと心に残すことができる。読み手として、そして詠み手として、この31文字という定型が持っている不思議な魅力を感じずにはいられません」そんな手塚さんがセレクトしたのは、短歌の入り口としてぴったりのものから、最先端の感性を味わえるものまでとさまざま。なかには初めて涙したという作品も。31文字が作り出す世界観を堪能してみて。『はじめての短歌』穂村 弘/河出書房新社したあとの朝日はだるい自転車に撤去予告の赤紙は揺れ――岡崎裕美子新聞などに投稿されたものなど、さまざまな人が詠んだ短歌を、歌人である穂村弘が自身で改悪例を作りながら評する。「短歌の読み方を教えてくれる短歌入門です。決して難しいものではなく、読んでいて“なるほど”と空を見つめることがしばしば。ビジネス的な言葉の表現との違いに触れることができ、短歌の世界の入り口に立てるので、これから始める人にも。それにしても、選出した歌の“したあと”って何ですかね(笑)」『あなたと読む恋の歌百首』俵 万智/文藝春秋私をジャムにしたならどのような香りが立つかブラウスを脱ぐ――河野小百合歌人の俵万智さんが選んだ恋の歌100首。幸せに満ち溢れていたり、許されない恋に悩んでいたりと、さまざまな恋模様が詠まれている。「それぞれの歌に俵さんの解説と感想が付き、短歌の自由な鑑賞の楽しみ方を教えてくれます。選出した歌を、どの立場でどう読むかは人それぞれに違うでしょうが、私はこんなにエロティックな女性を知らない。想像するだけでエロいです。100首もの作品が読めるので、短歌を学びたい人にも」『歌に私は泣くだらう妻・河野裕子 闘病の十年』永田和宏/新潮社何といふ顔してわれを見るものか私はここよ吊り橋ぢやない――河野裕子乳がんの宣告を受けた女流歌人・河野裕子。闘病生活の中で歌を詠み続けた夫婦の物語。「病気の告知から亡くなるまでの闘病記とともに、互いの気持ちを込めた歌が連なります。死に向かう物語を背景にした短歌に触れることで、言葉の強さをあらためて知ることができる。短歌は、その瞬間を、鮮度をそのままに31文字に閉じ込めることができるものだと思いますが、この絶望する夫に向けた歌を読み、私は初めて短歌で泣きました」『メタリック』小佐野 彈/短歌研究社セックスに似てゐるけれどセックスぢやないさ僕らのこんな行為はゲイであることを公表している台湾在住の歌人であり作家が、30歳からの4年間で詠んだ短歌より、370首を選んだ第一歌集。「生々しくて強い、そして儚い思いに正面から向き合って言葉にする彼の姿勢には、憧れを感じると同時に、“もし、自分であったら壊れてしまうだろうな”とも思う。選んだ歌もですが、性的マイノリティと呼ばれる方々の葛藤に触れるとともに、“一体、何がマイノリティなのだろうか?”と考えさせられます」『眠れる海』野口あや子/書肆侃侃房わたしが持てばどんなあなたも銃身であるから脚をからませて抱く現代を代表する歌人の2012~2017年までの作品を収録。「彼女の選ぶ言葉の世界観に浸ると、まさに、この歌集のタイトルのように、自分の心の奥底にある暗い深海を漂っているような心地になる。自分の記憶を自分が貪るように促す感覚をおぼえます。選出した歌を読み、あなたはどんな“わたし”を呼び覚ますでしょうか?観念的な歌が多く、少し難しいところもあるのですが、現代の最先端の短歌に触れることができます」てづか・まき「Smappa! Group」会長。歌舞伎町でホストクラブやバー、飲食店などを構える。LOVEをテーマにした書店「歌舞伎町ブックセンター」のオーナー。著書に『裏・読書』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。※『anan』2020年9月23日号より。取材、文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月19日1987年に初版が発行され、280万部を超える大ベストセラーとなった俵万智さんの第1歌集『サラダ記念日』。「『この味がいいね』と君が言ったから」で始まる、表題にもなっている歌『サラダ記念日』は、きっと多くの人が耳にしたことがあることでしょう。あれから33年…まさにサラダ記念日の7月6日に作者の俵さんが自身のTwitterを更新し、歌に込めた思いを説明。SNS全盛期の今だからこそ、俵さんの説明を聞くと、より一層歌に共感してしまうはずです。「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日今は「いいね」の数を競うような風潮があるけれど、これはたった一つの「いいね」で幸せになれるという歌です☺️ #サラダ記念日 — 俵万智 (@tawara_machi) July 6, 2020 SNSが普及した現代では、顔も知らない相手ともネット上でつながることができ、気軽に『いいね』がもらえます。便利な反面、その3文字が持つ意味よりも、どれだけの『いいね』が得られたかという数を気にする人が増えたのも事実。「これはたった1つの『いいね』で幸せになれるという歌です」という俵さんの説明に、はっとした人も多いはずです。【ネットの声】・ひとつの『いいね』で幸せになる…素敵な言葉です。・幾千の『いいね』より、君の『いいね』。同感です。・『サラダ記念日』、教科書に載っていたなぁ。懐かしいです…!『サラダ記念日』は、すでに多くの人を感動させてきた名作。しかし、現代だからこそ改めて分かる、歌の素晴らしさもあります。[文・構成/grape編集部]
2020年07月06日「『現代用語の基礎知識』選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」が2日、発表され、「ONE TEAM」が年間大賞に選ばれた。受賞者は、ラグビー日本代表チームで、この後、都内のホテルで行われる表彰式に、日本ラグビーフットボール協会の森重隆会長が登壇する。今年大フィーバーを巻き起こしたラグビーワールドカップで活躍した日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチが掲げたテーマである「ONE TEAM」。同賞では「世界に広がりつつある排他的な空気に対する明確なカウンターメッセージであるとともに、近い将来、移民を受け入れざるを得ない日本のあり方を示唆するものとなった。それは安倍総理にもしっかりと伝わったと信じたい」と講評している。ラグビー関連では「ジャッカル」「にわかファン」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「笑わない男」もノミネートされていたが、これらはトップテンに入らなかった。このほか、トップテンには「計画運休」「軽減税率」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「#KuToo」「○○ペイ」「免許返納」「闇営業」「令和」が受賞。また、選考委員特別賞に「後悔などあろうはずがありません」が選ばれた。「スマイリングシンデレラ/しぶこ」のプロゴルファー・渋野日向子選手、「後悔などあろうはずがありません」の鈴木一朗氏は、表彰式を欠席する。○今年のノミネート30語(五十音順)「あな番(あなたの番です)」「命を守る行動を」「おむすびころりんクレーター」「キャッシュレス/ポイント還元」「#KuToo」「計画運休」「軽減税率」「後悔などあろうはずがありません」「サブスク(サブスクリプション)」「ジャッカル」「上級国民」「スマイリングシンデレラ/しぶこ」「タピる」「ドラクエウォーク」「翔んで埼玉」「肉肉しい」「にわかファン」「パプリカ」「ハンディファン(携帯扇風機)」「ポエム/セクシー発言」「ホワイト国」「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」「◯◯ペイ」「免許返納」「闇営業」「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」「令和」「れいわ新選組/れいわ旋風」「笑わない男」「ONE TEAM(ワンチーム)」今年の選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト )、俵万智氏(歌人)、 室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』 編集長)の7人。
2019年12月02日「長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と~2019」が、2019年10月12日(土)・13日(日)の2日間、新潟・東山ファミリーランドにて開催される。「長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と~2019」は、新潟県長岡市で開催される音楽フェス。豪華アーティストによるライブはもちろん、地元・新潟のおいしいごはんやお酒、長岡が誇る「長岡花火」など、新潟の魅力をたっぷりと体感できる内容となっている。昨年に続き2回目の開催となる2019年は、“子どもから大人まで幅広い世代が1日中楽しめるフェス”をテーマに設定。長岡の子供たちが自分の故郷に誇りをもてるよう、昨年よりスケールを大きくし、来場者を迎える。ステージを彩るアーティストは、2017年に再結成し話題を集めたキック・ザ・カン・クルー(KICK THE CAN CREW)や、映画『君の膵臓をたべたい』『十二人の死にたい子どもたち』に出演した北村匠海がボーカルを務めるディッシュ(DISH//)らが登場。さらに、つるの剛士や琴音、wacci、C&K、DUBFORCEらの出演も決定している。なお、2019年は、小さな子連れ家族でも来場しやすいよう会場内に駐車場を新設。また、オフィシャルキャンプサイトを100歳と以上に拡充する。さらに、新潟県のアウトドアブランド・スノーピークとタッグを組み、プレミアムグランピングも展開する予定だ。【詳細】長岡米百俵フェス~花火と食と音楽と~2019日時:2019年10月12日(土)、13日(日)時間:9:30会場、11:00開演、19:30終演花火:19:30(予定) ※雨天決行、台風などの荒天の場合は中止会場:東山ファミリーランド住所:新潟県長岡市栖吉町3300番地出演アーティスト(五十音順):KICK THE CAN CREW、琴音、C&K、DUBFORCE、つるの剛士、DISH//、中澤卓也、BIGMAMA、ひなた、横山だいすけ、wacci / 小林幸子(スペシャルゲスト)※他、10 アーティスト程度の出演が予定【チケット】発売日:2019年6月3日(月) 10:00~※長岡市民割引先行チケット・シャトルバス・駐車場・キャンプチケットは7月10日(水)~販売開始料金:・1日券 おとな8,500円(税込)、中高生4,000円(税込)、小学生以下無料・2日券 おとな16,000円(税込)、中高生7,000円(税込)、小学生以下無料・ペアチケット おとな16,000円(税込)、中高生7,000円(税込)、小学生以下無料■長岡市民割引先行チケット・1日券 おとな7,500円(税込)、中高生3,000円(税込)・エッセンシャル2日券 おとな14,000円(税込)、中高生5,500円(税込)、小学生以下無料※1歳以上~小学生までの人は、成人同伴者1名につき、子供2名の入場が可能■シャトルバス・JR長岡駅発着(往復)1,000円(税込)、悠久山公園発着(往復)500円(税込)・シャトルバス付き駐車場券 悠久山公園発着(往復)2,000円(税込)■会場内駐車場3,000円(税込)■米フェスオフィシャルキャンプサイトチケット(キャンプサイト内駐車場1台分付き)・フリーサイト30,000円(税込)・テント、マットレンタル付きサイト40,000円(税込)・手ぶらでキャンプサイト55,000円(税込)
2019年06月06日北川景子主演、松田翔太らが共演した「家売るオンナの逆襲」の第5話が2月7日オンエアされ、北川さん演じる万智のライバルとして今シーズンより登場した謎の存在・留守堂の“正体”と万智との関係がついに明かされ、ネットが騒然としている。北川さんが“家を売って売って売りまくる”伝説の不動産屋・三軒家万智を演じて主演、大人気となった前作とSPドラマに続いてこの1月からスタートした本作。今シーズンより万智の強力なライバルとして松田さん演じる留守堂謙治が登場。フリーの不動産屋である留守堂は万智の行く先々に現れ、顧客に別の物件を紹介。さらに万智をライバル視してきた千葉雄大演じる同僚のイケメン営業マン・足立聡に接触を図ると、そのハートを射止め情報を入手。ついに前回、万智から顧客を奪い“勝利”するという展開に。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。留守堂に敗北を喫した万智は突然有給休暇をとると宣言、自宅にも書置きを残し姿を消すのだが、これは留守堂の正体を探るためだった。庭野(工藤阿須加)と屋代(仲村トオル)も来店した田部竜司(柄本時生)から、万智が小学校の同級生・マンチッチではないか?と言われ、小学生時代の万智が明るいひょうきん者だったことを知る…というのが5話の展開。そして留守堂の本名が三瓶良雄。万智の小学校時代の同級生でその頃はドジでブサイクランキング1位に選ばれるほどでいじめられていたが、顔を変えてイケメンとなり違う名前を名乗って万智に近づいていたという真相が明かされ、「今もあなたを愛しています」と留守堂に言われた万智の表情が揺らぐ…というラストで締めくくられた。子ども時代の留守堂に万智が人工呼吸していたことも明かされ、その時の息が“餃子の味”だったというセリフに「人工呼吸は餃子の味ってw」「人工呼吸で餃子の味ってヤダw」などツッコミが殺到。「絶対真面目に恋愛ドラマしねえぞってとこすこ…ついこの間まで大恋愛書いてた脚本家なんだよな」と脚本を担当している大石静を讃えるツイートも。次回はついに万智と留守堂が共同戦線を張る模様。後半戦に突入する本作の今後からますます目が離せない。(笠緒)
2019年02月07日ドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』が、2019年12月上旬シアター・イメージフォーラムほか全国の劇場で順次公開される。是枝裕和の愛弟子・広瀬奈々子よる最新作『つつんで、ひらいて』は、現在75歳の装幀者・菊地信義の仕事を約3年間追いかけたドキュメンタリー映画。2019年1月に柳楽優弥主演の映画『夜明け』が公開された、是枝裕和の愛弟子・広瀬奈々子よる最新作となっており、今回の作品では監督だけでなく、編集、撮影も務める。装幀者・菊地信義の仕事に迫る菊地信義は、広告代理店などを経て、独立から40年、中上健次や古井由吉、俵万智、金原ひとみなど、1万5000冊以上の本の装幀を手がける装幀者。日本のブックデザイン界をリードし続けてきた存在だ。紙と文字を触りながら、あくまで"手作業"で本を1冊ずつデザインしている。『つつんで、ひらいて』は、菊地の指先から、印刷、製本に至るまでの工程を見つめ、ものづくりの原点に迫っていく。インターネットが日常のものとなった今だからこそ、物への愛着、紙の手ざわりに焦点を当てた作品となっている。菊地は、約3年間にわたる撮影を許可した理由について、「紙の本。その装幀という仕事を撮りたいという。言葉を、目から手へ、そして心にとどける仕事。思い掛けない若い監督の、本への思いに絆された。撮られる事で、新たに意識化できることもあるはず。どうあれ、紙の本の魅力を伝えるためにと引き受けた。」と語っている。広瀬奈々子コメント広瀬は、映画の公開にあたり次のようにコメント。「初めて菊地さんとお会いしたのは、銀座の樹の花という喫茶店でした。『僕は映像は好きじゃない』と言われて意気消沈して帰ってきたのを覚えています。言葉のプロで、ある意味演出家でもある相手に毎回何をどう撮りたいのか説明し、説得するのには大変苦労しました。この映画に映るもの全てが菊地さんとの共作です。今もなお菊地さんへの尊敬の念は深まるばかりですが、これは菊地信義を賞賛するための映画ではありません。本とは何か、自問自答するための映画です。言葉と五感に対する欲求は、作り手にとってだけでなく、誰にとっても重大な問題なのだと思います。」【詳細】ドキュメンタリー映画『つつんで、ひらいて』公開時期:2019年12月上旬、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開監督・編集・撮影:広瀬奈々子企画制作:分福配給:マジックアワー
2019年02月04日「『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、東京・帝国ホテルで発表され、「忖度(そんたく)」と「インスタ映え」が年間大賞に選ばれた。「忖度」は、森友学園騒動をきっかけに話題となった言葉で、注目の受賞者は、「忖度まんじゅう」を企画した大阪の会社・ヘソプロダクション代表取締役の稲本ミノル氏が登壇した。「インスタ映え」は、SNS・Instagram(インスタグラム)で反響が見込まれる写真を指す言葉で、「CanCam it girl」の中村麻美、白石明美、尾身綾子が登壇して受賞した。「忖度まんじゅう」このほか、ノミネート30語から選ばれたトップ10には「35億」(受賞者:ブルゾンちえみ)、「Jアラート」(YouTuberのクリス・ブロード氏)、「睡眠負債」(枝川義邦早大教授)、「ひふみん」(加藤一二三氏)、「フェイクニュース」(清原聖子明大准教授)、「プレミアムフライデー」(石塚邦雄経団連副会長)、「魔の2回生」(森山志乃芙産経新聞記者)、「○○ファースト」(受賞者なし)が選ばれたが、ブルゾンちえみと加藤一二三氏は、授賞式を欠席した。なお、選考委員特別賞として、陸上の桐生祥秀選手が「9.98」で、将棋の藤井聡太四段が「29連勝」で受賞。いずれも、授賞式は欠席したが、桐生選手は「とてもうれしい反面、気が引き締まる思いです」、藤井四段は「このことを糧として将棋の魅力をさらに伝えられるようになりたいと思っています」と、喜びのコメントを寄せている。●『現代用語の基礎知識』選 2017ユーキャン新語・流行語大賞 ノミネート30語「アウフヘーベン」「インスタ映え」「うつヌケ」「うんこ漢字ドリル」「炎上○○」「AIスピーカー」「9.98(10秒の壁)」「共謀罪」「GINZA SIX」「空前絶後の」「けものフレンズ」「35億」「Jアラート」「人生100年時代」「睡眠負債」「線状降水帯」「忖度(そんたく)」「ちーがーうーだーろー!」「刀剣乱舞」「働き方改革」「ハンドスピナー」「ひふみん」「フェイクニュース」「藤井フィーバー」「プレミアムフライデー」「ポスト真実」「魔の2回生」「〇〇ファースト」「ユーチューバー」「ワンオペ育児」選考委員は、姜尚中東大名誉教授、歌人の俵万智氏、女優の室井滋、漫画家のやくみつる氏、『現代用語の基礎知識』清水均編集長。授賞式の司会は、例年生島ヒロシが務めていたが、今年は宮本隆治が担当した。
2017年12月01日「カレーとカレーのためのうつわ展」が、大阪・阪急うめだ本店で開催される。期間は、2017年8月30日(水)から9月5日(火)まで。阪急うめだ本店が、カレーとカレーのうつわを組み合わせたイベントを開催するのは今回が初めて。通がうなる名店のカレーや、アイデアあふれるカレー惣菜など10店の出店に加えて、カレーのためだけに作られた器や、俵万智が選んだカレー短歌の展示も行う。関西初「神田カレーグランプリ2016」受賞店など10店のカレーが集結東京・御茶ノ水「お茶の水、大勝軒」つけ麺「大勝軒」創業当時の人気メニューが、40年ぶりに復刻する。毎週土曜日海軍の父に連れられて食べた海軍食堂のカレーライスをルーツにした一皿は、ラーメンのスープをベースに煮込んだルゥに海鮮の旨味が染み渡った具が入った、だし文化の関西人にはたまらない味。限定揚げシュウマイ付きで登場だ。なお、2016年神田カレーグランプリでは準グランプリを受賞している。東京・神保町「カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎」「カリー&ワヰン ビストロべっぴん舎」のスパイス香る店内で作られる「あかのべっぴんカリー」は、カルダモンやジンジャーなどの秘伝スパイスとワインで煮込んだ自家製香味野菜スープをブレンドした、コク深さとすっきりとした後味が魅力。2016年夏にカレー激戦区と謳われる神保町にオープンした名店が4日間限定、大阪で楽しめる。なお、2016年神田カレーグランプリでは神田カレーマイスター賞を受賞している。話題のカレー総菜やカレーに合うコーヒー大阪「コロッケの神戸や」「コロッケの神戸や」が提供するのは、食べ歩きのできる手持ちサイズのカツカレー。カラッと揚げられた衣に包まれた、薄切り豚ロースでカレーライスは、プレーンなカレーロールとチーズ入りの2種類でラインナップする。大阪「THE coffee time」フルーティーな水出しコーヒーに炭酸水とシロップ漬けのフルーツをあわせた「フルーツコールドブリュー」は「THE coffee time」から。辛いカレーを食べた後は甘いマスカットやオレンジ、マイルドなカレーには甘酸っぱいレモンがマッチする。カレーのためのうつわ岡山の「アートスペース油亀」が総力を挙げて、カレー好きのために6,000点のうつわを用意。カレーのことを想って作られたこだわりの器を展示販売する。カレーを食べながら色を楽しむもの、食べ終わった後に物語が現れるもの、テーブルの雰囲気をがらりと変える八角形のもの……。カレーを食べる楽しみをより一層高めてくれる作品の数々が揃う。そのほか、スープカレーやドライカレーなどカレーの種類に合わせた器にくわえ、カレーのお供を楽しむ豆皿も個性豊かなデザインで会場に並ぶ。【詳細】「カレーとカレーのためのうつわ展」期間:2017年8月30日(水)~9月5日(火)場所:阪急うめだ本店 9階催場住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
2017年08月07日ブックホテルを中心とした複合施設「箱根本箱」が、神奈川県箱根町の強羅温泉エリアに2018年8月にオープンする。本に囲まれて暮らす複合施設「箱根本箱」は、ブックホテルを中心に、ブックストア、レストラン&カフェ、ショップ、コワーキングスペースなどを備えた複合施設。東京近郊にありながら豊かな自然があり、観光地である箱根・強羅に、本に囲まれてゆったりと過ごせる空間が登場する。全室に露天風呂が付いた「ブックホテル」施設の中核となるホテルは「本のある暮らし」を提案する宿泊者専用のスペース。書斎をイメージした客室にはオリジナルの本棚を設置し、自宅のリビングルームでくつろぐように読書や執筆、仕事など思い思いの時間を過ごすことができる。大浴場の他に、全室に温泉露天風呂が付いているので、プライベートな空間で心も身体もリラックスできる。日帰りでも利用できるブックストアやレストランブックストアやレストランは日帰りでの利用も可能だ。レストランでは、「オーガニック&クレンジング」をテーマにした自然派イタリアンが堪能できる。本と暮らす彩のある暮らしを提案する「ライフスタイル & アルチザンショップ」では、丁寧な手仕事が光るアクセサリーやテキスタイル、レザー小物やうつわなどを販売する。館内には新しい本と出会える仕掛けが満載さらに、施設内では本をより身近に楽しめる企画を多数用意した。館内には、歌人・俵万智や美術家・横尾忠則、作家・西加奈子など広い業界で活躍するアーティストが選んだ”わたしの選書”によるオリジナルの本箱「あの人の本箱」を設置。新たな本との出会いをロマンチックに演出してくれる。施設内全体に本が設置されており、来場者はすべての本を購入することができる。新刊だけでなく古書や洋書まで約1万冊を取り揃えているので、充実のラインナップから自分の読みたい本を見つけてみてはいかがだろうか。【詳細】箱根本箱オープン時期:2018年8月場所:神奈川県箱根町 強羅温泉エリア宿泊料:1泊2食 18,321円〜 (2名利用時の1名料金)プロデュース(総合監修・企画):株式会社自遊人プロデューサー:クリエイティブディレクター岩佐十良BOOKディレクション:YOURS BOOK STORE(日本出版販売)
2017年06月09日●プロデューサーは"家買ったオンナ"「私に売れない、家はありません!」「家を、売るためです!」「GO!!」…北川景子が目をカッと見開いて叫ぶそのセリフに、最初は違和感を持ったものの、次第に快感に変わってきた視聴者も多いのではないか。日本テレビ系ドラマ『家売るオンナ』が、きょう14日22時からついに最終回。次々に家を売っていく北川演じる不動産屋のスーパー営業ウーマン・三軒家万智は、SNS上でも「おうちを探してもらいたい」「憧れます!」と大人気だ。常に命令口調で無愛想な言動を見せてきた彼女が、なぜここまで愛されるのか。その理由を日本テレビの小田玲奈プロデューサーに聞いたので、つべこべ言わずインタビュー本文へGO!!――今回『家売るオンナ』が初プロデュース作品ですよね。日本テレビに入社してからは、どのような番組に携わってきたのですか?最初から「ドラマを作りたいです!」って叫んで入社したんですが、入社後はまず朝の『ズームイン!!SUPER』を5年間担当しました。その間もずっと「ドラマに行きたい!」と言っていて、制作局に異動することになり、これは絶対ドラマだ!と思ったんですが、バラエティだったんです(笑)。そこからしばらくはドラマ志望と言わないようにしてたんですけど、あるタイミングでそろそろいいだろうと思って「ドラマやりたいです!」と言ったタイミングが、ちょうど良かったみたいで、ドラマ班に来ることになりました。――それから『家売るオンナ』の企画を出したんですか?異動するより前のバラエティ時代に『有吉ゼミ』で「坂上忍、家を建てる。」というコーナーに携わっていたとき、これはドラマとしても面白そうだと思って出した企画が『家売るオンナ』なんです。それがドラマ班の方で好評になってボツにせず残してくれていて、私が異動してから1年間は、尊敬していた先輩の櫨山裕子さんの下について、ドラマづくりをいろいろ教えていただいて、いよいよ自分がプロデューサーデビューというときに、「この企画出してたんですけど…」と掘り起こして成立したという流れですね。――実際に不動産屋への取材もいろいろされたんですよね。企画が走りだしたときに、旦那と一緒にお客さんになって、家の内見に行く車の中で「困ったお客さんとかいますか?」と聞いたりして、潜入取材のようなことをしていました。そうやっていろいろエピソードを聞き出すのが目的だったんですが、見る家見る家が楽しくなっちゃって、私、家を買っちゃったんです(笑)――え!? 取材目的だったんですよね!?そうなんです。でも、だんだん話が変わって本気になってきちゃって(笑)。日本テレビは生田スタジオ(神奈川・川崎市多摩区)でドラマを撮ることが多いんですけど、そこに近いところに家を買ってしまいまして、バラエティに戻って汐留(本社)に通うとなったら遠くなってしまうので、これは何としてでも当てないといけないという覚悟を持って、今回の作品に臨みました(笑)――『家売るオンナ』は、この7月クールのドラマで平均視聴率トップを走っています。ひと安心ですね(笑)はい。35年ローンを組んじゃったので、しばらくは大丈夫かなと(笑)――今作は主演の北川景子さん演じるスーパー不動産営業・三軒家万智というキャラクターが、ものすごく立っていますよね。目を動かしたり振り向いたりするたびに効果音が付いて、まるでロボットのようなキャラクターですが、なぜあのような設定になったのですか?今、連続ドラマは本当に頑張って脚本も丁寧に作ってちゃんと撮っているのに、なかなか視聴者に見ていただけないね、という話をしていて、監督の猪股隆一さんが「もしかしたらスベるかもしれないけど、演出を普通の日常よりも、何段階か上げたオーバーな動きがまかり通るような設定にしよう」と決意されて生まれたんです。――スベるどころか、第1話で、三軒家万智が木に登っては落ち、木に登っては落ちと、何回も諦めずにやっていたシーンは、まるでターミネーターのような動きで爆笑してしまいました。その決意から、部下たちが営業に出るのを躊躇(ちゅうちょ)するときに、三軒家万智がアップで「GO!!」と叫ぶシーンも生まれたんですね。あのシーンは、北川さんに風を当てて、髪をふわっと舞うようにしているんですが、脚本に「風が吹く」というト書きは一切書いてなかったので、私の中では大人っぽく「GO…」って言うだけのイメージでした。風まで当てると日本テレビでいうと土曜ドラマのような演出だったので、水曜ドラマの視聴者に喜ばれるのだろうか、と悩んでいたんですが、あるタイミングから「なんじゃあれは!?」と評判になってきたので、皆さんに引っかかったということで、成功したんだと思います。●スタッフみんなにあった「GO!!」の苦労話――この「GO!!」は、思わずマネしたくなるセリフですよね。「北川さんに風を当てて」とおっしゃいましたが、どのように撮っているんですか?手持ちのカワイイ扇風機ではなく、サーキュレーターを顔の正面下からクッと上げて当てています。初めはやっぱりうまくいかなくて、「GO!!」と言っているときにグッとアップになるのですが、カメラマンさんも息を合わせるのに苦労されていたり、風と一緒にホコリがつくこともあるので、あんまりやり過ぎるとメイクさんがドキドキし始めたり…(笑)。それで、打ち上げのときに、スタッフのみんなが「GO!!」で大変だったことをひと言ずつ発表していく「GO!!ができるまで」というVTRを流したんですが、すごく盛り上がりました(笑)――それぞれ、「GO!!」の苦労話を持っているんですね(笑)音声さんは「GO!!」と言う声が扇風機の音に潰されてしまうんで、直後に「声だけもらいまーす」と言って「GO!!」の声をアフレコしてたり、衣装さんは三軒家万智がカーディガンを羽織っていることが多いので、それが「飛ばないように祈ってました」とか(笑)。それでも撮影が進むにつれてだんだん慣れてきて、だいたい一発OKになりました。そうそう!3話の「GO!!」のOAを見た北川さんが「微風だな…もっと思いっきり当てて!」と乗り気になったんです。そしたら、次やったときにブワォ!ってすごい当てられて、「そう!」みたいなこともありました(笑)――納得の「GO!!」が出たんですね(笑)。ところで、三軒家万智にモデルとなった人物はいるんですか?キャラクターを作るにあたって、脚本の大石静さんと、正義感を振りかざすよりはミステリアスの方が面白いんじゃないかという話はずっとしていたんですが、一方でお金のために家を売っているという人が視聴者に好かれるんだろうか、反感を買わないだろうかという不安があったんです。そんな中、今回約30人の不動産屋さんに取材したんですが、30歳くらいの女性営業マンの方が「私はこの仕事をして、自分より明らかに年齢も肩書きも上の人に『あなたに家を探してもらえて本当に良かった』と感謝されました。この仕事はお客さまの人生を背負っている。だから私は医者や弁護士と同じように"先生"と呼ばれてもいい仕事だと思っています」と言っていたんです。それを聞いて、やることをやっている主人公であれば、あまり反感を買われないのかなと思うようになりました。今回取材した30人の不動産屋さんたちからは、他のキャラクターの要素にも生かしています。――見事に小田さんに家を売った営業マンはどんな方でしたか? もともと買うつもりのないお客さんに買わせるなんて、相当な敏腕だと思いますが。男性の方で、やっぱり上手でした。気づけば転がされていましたね(笑)。私たちと運命共同体という気持ちで家を探してくれたそうですが、私に売った後に「この仕事辞めます」って連絡が来て、思わず「おいっ!」って突っ込んでしまいました。今でも連絡はとってますけどね(笑)――本当の不動産屋の方は、このドラマを見てどんな感想を持ってるんですかね?ネットなどで評判を見ているんですが、「これはあり得ない」とか「これはあるあるだ」とか、誰の感想よりも興味深いです。結構取材からもらったエピソードもあるんですが、まず皆さんが面白おかしく楽しそうに話すのは、愛人に家を売った話と、事故物件の話ですね(笑)。それから、これは第3話に出てきたんですけど、ペットのカメのためにサンルーム付きの1億円の家を買ったという話は、実話のエピソードです。ドラマの中では、1億5000万円の家を3億円で売った(第4話)みたいな、あり得ない話もあるんですが、細々とした話は、わりと"あるある"だったりするんです。――不動産屋さんの日常で起こってることが、ドラマなんですね。そうなんですよね。そういう面白い話はどんどん入れていったので、不動産屋さんの評判を見るのが楽しみなんです。あと、不動産屋さんは「契約が水に流れないように」という説で水曜日は縁起が悪いから定休日のところが多いんですが、それで「不動産屋が休みの日に放送するのはさすがだ!」と言ってくれて(笑)。見やすいと思ってもらえているとうれしいですね。●最終回で課長・庭野との三角関係が決着!?――北川景子さんとは今回が初めてのお仕事だそうですが、印象はいかがでしたか?初めてお会いしたときから、すごく気持ちのいい人でした。今回の役について「わりと自分と近い役だから、疑問点を持たずにやれました」と話しているのを聞いて驚きましたが、この3カ月間、番宣も含めていろんなところで彼女を見ていると、仕事に対しての情熱がすごいので、そういうところが三軒家さんに共感したんだろうなと思いました。何を置いてもまずは仕事、仕事がないと私は生きていけませんって、結構おっしゃっているんですよね。――他の作品でも、すごくストイックに役に打ち込むという話はよく聞きますね。ところで、あの三軒家万智のキャラクターを見ていて、以前、篠原涼子さんがスーパー派遣社員を演じた日テレさんのドラマ『ハケンの品格』(※)を思い出しました。三軒家と工藤阿須加さん演じる庭野と、篠原さんと新米派遣社員の加藤あいさんの関係は、やはり意識されているんですか?実は『ハケンの品格』は、セリフがしっかり入るくらい何度も見ている、私が日テレで一番好きなドラマなんです。もちろん影響を受けています。『家売るオンナ』をつくるときのベースとして、1話から10話までの人間関係がどう変わっていくのかというのを、『ハケンの品格』をもとに、グラフみたいなものを作って研究したんです。そこから、何話目に人間関係で思わぬ出来事が起こったらインパクトが与えられるんだろうというのを考えていたんですが、『ハケンの品格』は、3話で篠原さんと大泉洋さんがキスするシーンがあるんですよ。当時私はそれを見て「そんなつもりで見てなかったのに!」とびっくりしたんですが、今回出ていただいている課長役の仲村トオルさんがとってもすてきなので、大石さんに「4話で三軒家万智とキスするというのをやろうと思うんです」と相談したんです。『ハケン』は3話でやったんで、こっちも3話でやろうと思ったんですけど、その段階ではどう考えてもできなくて(笑)(※)『ハケンの品格』…篠原涼子演じるスーパー派遣社員・大前春子が、正社員とバトルを繰り広げながら、無表情で完璧に仕事をこなし、会社のピンチを何度も救っていくドラマ。日本テレビ系で2007年1~3月放送。――いよいよ最終回ですが、見どころを教えてください。最終回は、いつもと同じように、とあるお客さんに向き合って家を売るというお話なので、これまで見ていなかった方にも楽しんでもらえます。そんな中、三軒家さんがテーコー不動産を追われそうになるという事態が起きて、そこで彼女がどんな気持ちで家を売るのか、というところがポイントですね。これまで、彼女のいろんな過去の話が出てきましたけど、彼女が今どういう思いでいるのかを語るシーンがありますし、一軒も家を売っていない白洲美加(イモトアヤコ)が最後には家を売れるようになるのかにも注目ですし、三軒家と課長と庭野の三角関係も、ある程度決着というか、ひとつの形が見えてきますよ。――ラストシーンは海岸ですよね。全く展開が読めません(笑)えーっ!?って驚くと思います(笑)。最終回を見て、その後1話からあらためて見ていくと、これはここにつながっていたのか!と、伏線にも気づくと思います。――ところで、次の水曜ドラマ『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』でもプロデュースを担当されますよね。同じ枠で2クール連続というのは異例だと思います。これは同時に出した企画書が通って、本当にたまたま連投になっちゃっただけなんです(笑)。『地味にスゴイ!』は、女性をはじめ、どんな小さな仕事でも一生懸命頑張っている人を応援するドラマ。自分の居場所はここなのだろうかと悩みながら働いている人ってすごくいっぱいいると思うんですよ。そんな人たちが、本当はやりたい仕事じゃなくても、本気でやれば自分をほめていいんだって思えるようなドラマにしたい。それは、ほんっとうに私が13年間、ドラマに異動できなくて、すごく抱えて考えていたことなので、その思いを描いていきたいと思います。■プロフィール小田玲奈(おだ・れいな)1980年生まれ、東京都出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、2003年に日本テレビ放送網入社。朝の情報番組『ズームイン!!SUPER』を担当後バラエティ制作に移り、『メレンゲの気持ち』『another sky-アナザースカイ-』『魔女たちの22時』『不可思議探偵団』『有吉ゼミ』などを担当し、2016年7月クールの『家売るオンナ』で初の連ドラプロデュース。次の10月クール『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』でもプロデュースを担当。
2016年09月14日北川景子演じる天才的不動産屋・三軒家万智が「わたしに売れない家はない」と、あらゆる顧客相手に家を売りまくるドラマ「家売るオンナ」も9月7日(水)今夜の放送で第9話。今夜は国際結婚する夫婦とその家族を相手に万智は家を売る。これまで医者夫婦や引きこもりの息子を抱える家族、ゴミ屋敷の住人とミニマリストのカップルや社長とその妻、そして愛人、さらには自らの勤務先の“ダメ社員”の両親など、毎回濃すぎる顧客相手に驚きの手腕を発揮して家を売ってきた万智。前回放送の第8話では篠田麻里子演じる人気お天気お姉さんと和田正人演じるマネージャー、実は裏で結婚していたがすでに冷め切っていた“夫婦”に、初心に帰れる家を提案。篠田さん演じるお天気お姉さんは清純派からヤンキーキャラに大胆イメチェン。スキャンダルによる人気急落の危機を脱するというミラクル大逆転をみせた。さらに万智の部下である庭野(工藤阿須加)と足立(千葉雄大)が探偵のごとく和田さん演じるマネージャーのプライベートを探るシーンでは、尾行する2人の姿が「カワイイ」と“キュン死”する視聴者が続出。歌手の大塚愛も自身のTwitterで「庭野&足立ペアがかわいすぎる。」とツイートしたほか「この2人のコントおもろすぎるし可愛すぎる」「足立王子と庭野のコンビがたまらん」などの投稿が続出した。そして今夜万智は二世帯住宅の売却を担当することに。一方、庭野(工藤阿須加)と足立(千葉雄大)はそれぞれ担当する客に悩まされていた。なんと2人の客は物件に対する文句がそっくりで名字も同じ「雨宮」。実は親子だった。その頃、万智は行きつけの餃子屋で働き始めたナイジェリア人・ビクトル(星野ルネ)から恋人と住むための家を探して欲しいと頼まれるが、なんとビクトルの恋人は雨宮家の長女・波留(八木優子)。そこで万智は雨宮家の親夫婦と息子夫婦をくっつけて二世帯住宅を売ると言い、足立と庭野に手を引くように告げる。だが雨宮家は姑の智代(鷲尾真知子)と嫁の礼(MEGUMI)が犬猿の仲で、そこに波留が突然ナイジェリア人との結婚を発表したことで一家は大混乱してしまう。そんな一家を相手に万智はどう家を売るのか!?毎回笑いあり、涙あり、サプライズありの「家売るオンナ」第9話は9月7日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年09月07日「わたしに売れない家はない」――北川景子演じる天才的不動産屋・三軒家万智が、数々の難客相手に奇想天外な手法を駆使して家を売りまくる「家売るオンナ」の第4話が8月3日(水)今夜オンエアされる。北川さんをはじめ、工藤阿須加、千葉雄大、イモトアヤコ、仲村トオル、臼田あさ美、梶原善らが共演する本作。北川さん演じる三軒家万智がテーコー不動産新宿営業所に赴任してきたことからドラマはスタート。これまで1話では予算はあるが注文が多く希望の家を見つけられないでいた医者夫婦に家族の素晴らしさを感じられる家を販売。2話では20年間引きこもりを続ける息子がいる老夫婦に、息子が引きこもりを続けられる物件を提案。先週の3話ではかつてカップルだった「ゴミ屋敷」に住む女と極度の「ミニマリスト」の2人が共に暮らせる家を販売してきた万智だが、今回はカリスマ料理研究家に家を売るべく奮闘。そこで思わぬ“挫折”を味わうことになる。屋代(仲村さん)はカリスマ料理研究家・沢木峰乃(かとうかず子)に高級マンションへの住み替えを提案。話を聞く代わりに自分が主催の婚活料理教室に女性を連れて参加してほしいと頼まれるも、女性が見つからず途方に暮れる屋代に万智(北川さん)が参加したいと手を挙げる。婚活に参加する万智だったが、その美貌で男性陣を魅了するもドSな態度でドン引きされ、料理でプロ顔負けの腕前を見せるものの婚活は惨敗に終わる。一方、美加(イモトさん)は足立(千葉さん)とお酒を飲んで泥酔。公園のベンチで寝ているところをホームレス風の男性・富田(渡辺哲)に声をかけられ意気投合。その頃庭野(工藤さん)はこころ(臼田さん)から万智のことが好きなのでは?と指摘される。屋代は婚活が惨敗して落ち込む万智を元気付けようと飲みに誘うが、万智から意外な言葉をかけられ勢いでキスしてしまう。さらにその様子を庭野が目撃。さらに屋代は峰乃が莫大な借金を抱えていることを知る…というのが4話の展開。前回はクールで素性が知れないゆえ、屋代に本社からのスパイではないかと疑われた万智だが、回を重ねるごとにその人物像も少しづつ見えてきた。今回は婚活に失敗して落ち込むなど万智の“内面”がこれまで以上に垣間見られそうな展開。ますます見逃せなくなりそう。「家売るオンナ」第4話は8月3日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月03日ヴェネチア、カンヌ、ベルリンと世界三大映画祭全てで受賞をはたした中国の名匠ジャ・ジャンクーの最新作『山河ノスタルジア』。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも正式出品された本作に、<a href="">『無伴奏』</a><a href="">『シェル・コレクター』</a>が公開中の池松壮亮、<a href="">『あん』</a>の河瀬直美監督ら、各界の著名人から絶賛の声が続々と到着していることが分かった。1999年、山西省汾陽(フェンヤン)。小学校教師のタオ(チャオ・タオ)は、炭鉱で働くリャンと実業家ジンシェン、2人から想いを寄せられていた。タオはジンシェンのプロポーズを受け、結婚を承諾。やがて男の子を出産し、息子を“ダオラー”と名づける。2014年。タオはジンシェンと離婚し、ダオラーとも離れ、一人、汾陽で暮らしていた。ある日、タオの父親の葬儀に出席するため、数年ぶりにダオラーが戻ってくる。母子の関係を取り戻そうとするタオだったが、ダオラーがジンシェンと共にオーストラリアに移住することを知らされる。そして2025年、オーストラリア。19歳になったダオラーは、長い寄宿舎生活のため、もはや中国語をほとんど話さず、自らのアイデンティティを失っていた。彼は、かすかに記憶する母親の面影を思い出し、母親と同世代の中国語教師ミアに魅かれ始める…。本作は『青の稲妻』(’02)、『四川のうた』(’08)、<a href="">『罪の手ざわり』</a>(’13)に続いて4作目となる、ジャ・ジャンクー監督のカンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。描かれるのは、母と子の愛から浮かび上がる過去・現在・未来と、それでも変わらない市井の人々の想い。時代を越えても変わらない、母が子を想う気持ち、旧友との絆、そして生まれ育った故郷の風景などへの愛と哀愁に満ちあふれた、壮大な叙事詩となっている。そんなジャ・ジャンクー監督の最新作は世界の映画ファンを魅了しており、日本でも芥川賞受賞作家の小野正嗣氏を始め、池松さんや河瀬監督、女優の南果歩、俳優・監督の竹中直人など、第一線で活躍する著名人から続々と絶賛のコメントが到着している。<著名人コメント>順不同■池松壮亮(俳優)いままで監督の作品はずっと見続けてきていましたが、今回、ラストで初めて涙を流しました。傑作!■「cero」高城晶平(ミュージシャン)砂埃、夕闇に燃える火、ディスコ、そしてお馴染みのキャスト。多くの要素がデジャヴとなって押し寄せる。だけど突然見慣れない真新しいものも現れて、いつも通りぼくを驚かせてくれる。ブレない、それでいて常に革新的なジャ・ジャンクーをこれからもずっと観ていたい。■河瀬直美(監督)甘美な郷愁とめどなくあふれる想い気づけば、温かな涙が頬をつたうこれは、感情をもった「人生」という「映画」だ。■俵万智(歌人)125分で、何人ぶんかの人生を生きたような気分になった。単純な意味での幸せな人は、一人も出てこない。そこがリアル。辛さが深さに変わる瞬間を味わうこと、それが人生の醍醐味なのかもしれない。■小野正嗣(芥川賞作家)時間にさらされ変わるもの、時間を貫いて変わらないもの。ジャ・ジャンクーのまなざしに触れるとき、私たちもまた感情のいちばん深いところにある懐かしい風景へと連れ戻される。■竹中直人(俳優・映画監督)母を演じるチャオ・タオ…彼女の何とも言えない独特なお芝居に釘付けになる。孤独な母の思いが静かに哀しく愛おしく染み入ってくる。ジャ・ジャンクー監督の眼差しに震えた。■南果歩(女優)青い季節、若者は彼の地に夢を見る。人生の答え合わせなど考えもせず。彷徨う魂に帰る場所が残されていれば、それを幸福と言うのだろう。 ジャ・ジャンクーのミューズ、チャオ・タオの瞳は、この26年に渡る叙情詩を河の流れの如く、私たちの心の深部に語りかける。■コウケンテツ(料理研究家)餃子を包む=幸せを包む、という意味もあるそうです。すべての想いをやさしく包みこんだ餃子。永遠には続かないからこそ、いまこの一瞬を…。痛いほど伝わります。『山河ノスタルジア』は4月23日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月02日7月6日はサラダ記念日です。多くの人が一度は目にしたことのあるこの言葉。そもそも、なぜ今日が「サラダ記念日」なのかご存じですか?○サラダ記念日は短歌から命名された「サラダ記念日」は現在も活躍中の歌人、俵万智さんが作った言葉です。1987年に「サラダ記念日」を表題にした歌集を発売。瞬く間に大ベストセラーになり、同氏の代表作となりました。その歌集「サラダ記念日」の中に同名の短歌が掲載されています。その短歌に出てくる日付が7月6日ということで、今日がサラダ記念日となりました。○サラダ油とは「サラダに合う油」「サラダ記念日」のサラダは昔からなじみの深い料理ですが、以前は料理の脇役でしたよね。最近は健康食として人気を集めているようで、サラダ専門店まであるようです。すっかり料理の主役になってきた感じがします。ところでサラダ油は、「サラダに合う、火を通さなくてもおいしく食べられる油」として1924年 (大正13年) に発売されたのを知っていましたか? 意外と歴史の深いサラダ油。今日はそんなサラダ油を使ってドレッシングを作ってみるのもいいかもしれません。ちなみに7月6日はサラダ記念日のほかに、以下のような記念日にもなってます。・公認会計士の日・ゼロ戦の日・ピアノの日・記念日の日など本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月06日