映画『3月のライオン』(2017年春公開 前後編2部作)の劇中画像が24日に公開となり、俳優・神木隆之介が演じる主人公・桐山零のビジュアルが明らかになった。原作は、『ハチミツとクローバー』で知られる羽海野チカ氏が漫画誌『ヤングアニマル』(白泉社)で連載している同名コミック。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。神木は零のトレードマークである黒縁のメガネと高校の制服姿で登場。桜をバックに、複雑な感情のこもった伏し目がちな表情を見せた。メガホンをとった大友啓史監督は「子どもの頃からプロの俳優として活躍してきた神木は、零のキャラクターと重なる部分が多い」と語る。また、映画には有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司、前田吟、高橋一生、岩松 了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、板谷由夏などのキャストが出演予定のほか、零の”心友”である二海堂晴信役などの発表を控えている。
2016年09月24日俳優の桐谷健太が、10月17日スタートのフジテレビ系月9ドラマ『カインとアベル』(毎週月曜21:00~21:54 ※初回15分拡大)に出演することが16日、明らかになった。主演のHey! Say! JUMP・山田涼介と、連ドラ初共演となる。『カインとアベル』は、旧約聖書に登場するアダムとイヴの息子たちによる神話で、兄のカインが、全ての父である神・ヤハウェから寵愛(ちょうあい)を受ける弟のアベルに嫉妬し、"愛への渇望"、"父に認められたい"というテーマが描かれる物語。これを、現代の東京に舞台を置き換えて、ストーリーが繰り広げられる。桐谷が演じるのは、山田演じる優の兄・隆一。父に認められたいという一心で育ち、兄弟が勤める高田総合地所の副社長で、次期社長候補だ。桐谷は、山田の印象を「とても明るく、素直な方」と語り、「山田くんが役者として、ここからどう化けていくのかすごく楽しみにしています」と期待を話す。また、高田総合地所で働くヒロインの矢作梓役として、倉科カナも出演。天真らんまんながら仕事に対する情熱を持つ姿勢に、優は少しずつ魅了されていき、隆一も、彼女の仕事へのスタンスを高く評価している。倉科は山田について「"私より全然しっかりしている方"という印象で、きっと撮影現場では年上の私が、年下の山田さんから、たびたびツッコミを入れられる…」と覚悟しているようだ。さらに、兄弟の父で、高田総合地所の社長・貴行役を高嶋政伸が演じる。兄の隆一を溺愛し、弟の優に対しては苦手意識を持っている役柄で、高嶋は「親子関係における、温かさとは何か、道徳心とは何か、恐怖、尊敬、憎悪とは何か、そして、愛とは何か、を問い続ける"父親"高田貴行を丹念に演じていきたいです」と話している。山田は、高嶋から顔を踏まれるシーンもあるといい、「完璧に"嫌なやつ"を演じられるので、それに屈しないように強い気持ちを持ってがんばりたいと思います」と意気込みを語った。なお、山田と桐谷が美しい肉体を披露するメーンビジュアルも完成。担当したグラフィックデザイナーの吉田ユニは「アダムとイヴから連想される楽園のように緑でうめつくされた世界、そしてその中でがんじがらめに縛られたそれぞれの葛藤、嫉妬や愛を、手に模した枝や絡みついた蔦(つた)で表現しました」と説明している。
2016年09月16日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が月9初主演を務める「カインとアベル」。この度、新たに主要キャストとして桐谷健太、倉科カナ、高嶋政伸の出演が決定した。旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟の名前をタイトルにした本ドラマ。旧約聖書の「カインとアベル」とは、兄のカインが、神・ヤハウェ(=すべての父)から寵愛を受ける弟のアベルに嫉妬し、“愛への渇望”、“父に認められたい”という普遍的なテーマが描かれている話だ。今回のドラマではそんな“運命的な兄弟”の姿を現代に置き換えて描く。高田優(山田涼介)は、デベロッパー会社の社員。優の父は幼い頃から成績優秀な兄に目をかけ愛するが、優には無関心。優は「どうにか父に認められたい…」と父親の愛情に飢えていた…。ある日、優は1人の女性と巡り会う。出会いは最悪だったが、仕事や思いもよらぬ展開を通して徐々に彼女に恋愛感情を抱き始める優。しかし、皮肉にもその女性は兄の恋人だった。「好きになってしまった感情は、簡単には忘れられない」。複雑な恋愛模様、兄そして父との葛藤の中で度重なる危機に直面する優が、1人の男として、そして1人の人間として変貌を遂げるべく歩み始める――。初の月9レギュラー出演となる桐谷さんが演じるのは、山田さん演じる優の兄で高田総合地所の副社長を務める隆一役、優や隆一と同じく高田総合地所で働く矢作梓役には倉科さん、優と隆一の父で高田総合地所の社長を務める貴行役を高嶋さんが演じる。山田さんとは連続ドラマ初共演となる桐谷さんは「とても明るく、素直な方という印象ですので、今回山田くんと一緒に芝居できることを楽しみにしています」と語り、「今回の作品を通じてお互いが切磋琢磨することで、いい化学反応を起こし、刺激的なドラマを作り上げたい」とコメント。本作では父に認められたいという一心で、それに応え続け文武両道の鑑のような人生を歩んできたいわゆるエリートのできる男役。そんな役どころに桐谷さんは「はたから見たら完璧にも見える男が、何を抱えて生きているのか、隆一の持つ人間らしいところに血を通わせていけたらと思っています。いままで演じたことのないような人物像なので、自分自身が撮影が進んでいく中でどう変化していくのか楽しみです」と自身も期待を寄せているようだ。また5年ぶりの月9出演、初の月9ヒロインとなる倉科さんは「矢作梓という女性が魅力的に生きているさまを、のびのびと表現できたら」とコメントし、一方11年ぶりの月9出演となる高嶋さんは「人生の節目ごとにチャンスを与えてくださっている、僕にとって大切なドラマ枠です。真心を込めて演じさせていただきたい」とこれまでの月9出演をふり返る。さらに、主演の山田さんは「今回の月9は王道のラブストーリーではありません!複雑な人間関係の中から湧き上がってくる恋心など、ひとつひとつ丁寧に描いていきますので、細かい部分にまで注目してもらいたい」とメッセージを寄せた。「カインとアベル」は10月17日より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送開始(初回15分拡大)。(cinemacafe.net)
2016年09月16日羽海野チカ・原作の国民的人気コミックを、神木隆之介・主演で実写化する『3月のライオン』。このほど、本作の前後編の公開日と併せ、話題をさらったメインキャスト発表に続いて高橋一生、岩松了、斉木しげる、中村倫也ら個性際立つ演技派俳優陣の出演&コメントが解禁された。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(神木隆之介)。幼いころに家族を亡くした彼は、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む三姉妹・川本あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)と出会い、やがて親交を深めていく。才能と激情がぶつかり合う将棋の世界と、あたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『君の名は。』と実写・アニメ問わず出演作が大ヒットを記録している神木さんを、熾烈な勝負の世界を生き抜く主人公・零に起用した本作。先日の第2弾キャスト発表では、彼をあたたかく見守る三姉妹を倉科さん、清原さん、新津さん、島田八段を佐々木蔵之介が演じるほか、伊藤英明、加瀬亮、前田吟、有村架純、豊川悦司の出演も発表されたことで、大きな話題を呼んだばかり。この度、前編3月18日(土)、後編4月22日(土)の公開日決定と併せ、発表された第3弾キャストは、『シン・ゴジラ』での熱演も記憶に新しい高橋一生、日本映画界に不可欠なベテラン俳優・岩松さんと斉木さん、舞台「ライチ☆光クラブ」でも絶妙な掛け合いを魅せた若手屈指の実力派、中村さんと尾上寛之、『SR サイタマノラッパー』で鮮烈な映画デビューを飾った奥野瑛太、『踊る大捜査線』シリーズをはじめ数々の作品に出演する名バイブレイヤ-・甲本雅裕、演技だけでなくキャスターなど幅広く活躍する板谷由夏という豪華メンバー。個性派・演技派として名高い名優たちがずらりと顔を揃えている。いずれも、それぞれ色濃い人生を送るキャラクターたちについて、大友啓史監督は「一見平凡に見えるようなどんな人にも、必ず人生のドラマがある。原作の『3月のライオン』は、そんな真実をさらりと感じさせてくれる稀有な作品です。主人公である桐山零君を取り囲むすべての人物たちが、まるでその人が実在するかのような唯一無二の個性と、頬ずりしたくなるような愛しさを持ったキャラクターばかり」と愛情たっぷりにコメント。「皆さんが、映画という限られた時間の中で見事に体現し、零君を巡る物語をより豊かに彩ってくれました。それぞれを主役にしてスピンオフを創りたい、そんな衝動すら覚えます。唯一無二の魅力的な俳優たちが奏でる人生のアンサンブル。映画『3月のライオン』、どうぞご期待ください」と、豪華キャスト陣の演技に絶賛を贈っている。■高橋一生/林田高志役桐山零の担当教師。零がプロ棋士であることを知っており、いつも気にかけている。<コメント>大友組の素敵な世界観の中で、原作のように温かく、それでいて映画的な時間を過ごせました。作品を観てくださった方たちが、どう感じてくださるか、いまから楽しみです。■岩松了/神宮寺崇徳役日本将棋連盟会長。第十六世名人で、7期名人を務めた経験を持つ。世話好きで、釣り好き。<コメント>『3月のライオン』に出るんだって話をしたら、原作ファンの知り合いから「この役でしょ?」と即当てられました。むむ。将棋連盟会長、意外なキャスティングのはずなのに。■斉木しげる/柳原朔太郎役九段・棋匠。60歳を越えていまだA級に在位。将棋界屈指の実力者。<コメント>「もう一度行きまーす。」大友さんの声。十数回続く。何だかどんどん楽しくなってくる。そんな感覚は初めてだ。実に不思議だ。もう演ずるって感じではないな。さて、どんな風に私は存在しているのだろう。■中村倫也/三角龍雪役愛称「スミス」。B級2組、六段のプロ棋士。気さくな性格で、後輩の零を可愛がっている。<コメント>悩める天才・桐山くんの周りでわちゃわちゃとしてる愉快な先輩コンビの一角。原作を読んだ時の最初の印象です。しかし役と向き合っていくほど”軽さがモットー”な棋風ながらどうしても重くなってしまう、三角という男の美意識の高さと繊細さと優しさを知り、それに共感しながら創り上げることができました。相方・松本くんとの掛け合いに桐山くんが困惑する様を、是非皆さんに楽しんでいただけたらと思います。■尾上寛之/松本一砂役C級2組、五段のプロ棋士。スミスと仲良しで、将棋会館のムードメーカー的存在。<コメント>将棋、そして原作が大好きで、大友監督がつくる3月のライオンの世界を生きる事が出来て夢のようでした。松本一砂を全力で演じさせていただきました。スミスとの掛け合いを楽しんでいただけたら幸いです。■奥野瑛太/山崎順慶役C級1組、五段のプロ棋士。26歳未満の棋戦である新人王戦で4度優勝。二海堂、零の前に立ちはだかる。<コメント>「将棋を指す」ということが、これほどまで過酷なものだということを今作品で初めて知りました。テレビでよく見るあの静かな対局の風景からはとても想像できないほどプロ棋士達は命がけでしのぎを削っているのだなと。撮影中指す一手一手にその重みを感じ取りながら臨みました。知力・気力・体力全て振り絞って、盤の上でバチバチに喧嘩しております。参加させていただきとても楽しかったです。■甲本雅裕/安井学役C級1組、六段のプロ棋士。普段は腰が低いが、将棋に負けるたびに酒に溺れ、家族にも愛想をつかされている。<コメント>妻も子どももいるオトナの男の愚れた様を誠実に演じてみました。御覧になられた全ての方にダメ男と思ってもらえれば幸いです。笑■板谷由夏/美咲役川本三姉妹の叔母。プロ棋士ご用達の「バー美咲」のママ。妹だった母親に代わり、三姉妹を見守る。<コメント>大友組は温かさと緊張感のある素晴らしい現場でした。あの日々があの台本がどんな映画になるのか、とても楽しみです。『3月のライオン』は【前編】2017年3月18日(土)、【後編】4月22日(土)、全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日芸能人だからといって、すべての男性がイケメンでスタイル抜群というわけではありませんよね。どう見てもカッコいいとは思えない人や、むしろブサイクとさえ思える人も……。それにもかかわらず、たびたび美女と噂になったり、 結婚・離婚を繰り返したりと、芸能界にはなぜかモテる人が少なくありません。そこで、パピマミ読者のみなさまに「なぜかモテるなぁと思う男性有名人は?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●なぜかモテるなぁと思う男性有名人は?・1位:川谷絵音(ゲスの極み乙女。)……27%(68人)・2位:濱口優(よゐこ)……14%(36人)・3位:狩野英孝……12%(30人)・4位:有田哲平(くりぃむしちゅー)……9%(23人)・同率5位:林下清志(ビッグダディ)……8%(20人)・同率5位:新井浩文……8%(20人)・7位:大森南朋……5%(14人)・8位:リリー・フランキー……5%(13人)・同率9位:木村祐一……4%(11人)・同率9位:六角精児……4%(11人)※11位以下は省略※有効回答者数:256人/集計期間:2016年9月6日〜2016年9月7日(パピマミ調べ)●第1位:川谷絵音(ゲスの極み乙女。)最も多くの票を獲得したのは『川谷絵音』さんで、27%(68人)でした。『ベッキーと別れたあと、またすぐ別の女性と撮られてたでしょ?ミュージシャンてだけで寄ってくる人もいるんだろうね』(20代女性/大学生)『どう見てもイケメンじゃない。昔から女癖が悪かったって話もあるけど、何でこんなやつがモテるのか分かんないな』(40代男性/営業)ベッキーさんとの不倫騒動で、日本中からバッシングを受けることとなった『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音さん。これをきっかけに奥さんと離婚することになり、ベッキーさんとの関係も終わりを告げました。しかし、まだ傷も癒えていないだろうと思われるなか、別の女性との熱愛がスクープ されることに!すでに離婚しているため、恋愛することは自由となった身であるものの、「こんな男に近づく人がまだいるのか」と批判が再燃しました。やはり川谷さんには、女性にモテる何かがある ということなのでしょうか。●第2位:濱口優(よゐこ)2位にランクインしたのは『濱口優』さんで、14%(36人)でした。『女優やグラビアアイドルと次々付き合ってるってイメージ。ほっとけない感じとか優しい感じとか、モテるのもわかる気はするけど、カッコいいかと聞かれると違うと思いますよ』(30代女性/専業主婦)『噂になった人たちはみんな美人揃い!少年っぽさに引かれるのかなー』(30代女性/事務)小倉優子さん、倉科カナさん、内田有紀さんなど、これまでそうそうたる顔ぶれと熱愛の噂があった 濱口優さん。一見、カッコいいとはいがたいものの、マメだったり優しかったりと、女性を引きつける魅力に溢れているのだとか。あの明石家さんまさんが「濱口の魅力が分からへんヤツは、そもそもモテへん男や」 と言うほどで、分かる人には分かる魅力を持っていると言えるでしょう。裏表がなく、誰にでもフラットに接する性格が女性の警戒心を解き、ひとたび交際するとどんな希望でも受け入れるというほど優しい濱口さん。次はどんな大物芸能人と噂になるのか楽しみですね。●第3位:狩野英孝3位にランクインしたのは『狩野英孝』さんで、12%(30人)でした。『あのポンコツ男を女性取り合うなんて信じられない。最終的にどっちも手に入れられないところなんかは狩野っぽいけど』(20代女性/編集者)『なんでモテるんだろうねー。あの自信満々な感じが女性を引きつけるのかな?といっても俺にはまねできないけどね(笑)』(30代男性/飲食)川本真琴さん、加藤紗里さんと騒動を巻き起こした狩野英孝さん。その後、6股疑惑も飛び出すなど女性関係のルーズさを露呈することになりましたが、裏を返せばそれだけ女性にモテる ということ。自分のことをイケメンと声高に叫び笑いを生む姿は、時にポンコツ扱いされることもありますが、圧倒的なポジティブさは女性を笑顔にする要素と言えそうです。真面目でピュアな一面もあり、それが女性の母性本能をくすぐる のかもしれませんね。----------いかがでしたか?ランクインした男性芸能人を見ると、女性にモテるためには顔がすべてではない ということが分かります。優しさだったり、積極性だったり、何かひとつでも強みがあれば、それを武器に女性をとりこにすることも可能と言えそうです。“芸能人”というブランドはあるものの、女性にモテる要素を学ぶ良いお手本 とすれば、自分に自信の持てない男性も参考にできる部分が必ずあるはず!二股や不倫は褒められたものではありませんが、女性を喜ばせる術をぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】なぜかモテるなぁと思う男性有名人は?()●文/パピマミ編集部
2016年09月08日神木隆之介主演で来年実写映画化もされる「3月のライオン」。この度、今秋放送予定のアニメ「3月のライオン」のオープニング&エンディングテーマを、「BUMP OF CHICKEN」が担当することが決定。オープニングテーマは書き下ろしの新曲、エンディングテーマはコラボソング「ファイター」起用することが分かった。主人公・桐山零は、幼い頃、事故で家族を失い、心に深い孤独を背負う17歳のプロ将棋棋士。東京の下町にひとりで暮らす零は、あかり・ひなた・モモの3姉妹と出会い、少しずつ変わり始めていく…。これは、様々な人間が「何か」を取り戻していく、優しい物語。そして、戦いの物語――。原作は、「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中の「ハチミツとクローバー」などで知られる羽海野チカによる同名コミック。将棋界を舞台にした本作は、「第4回マンガ大賞2011」、「第35回講談社漫画賞」一般部門受賞、「第18回手塚治虫文化賞」マンガ大賞受賞など様々な賞に輝き、いま大人気の漫画だ。現在、総動員数30万人を予定している大規模なスタジアムツアーを開催中のアーティスト「BUMP OF CHICKEN」。「3月のライオン」との縁は、2014年に発表された原作コミックス10巻と「BUMP OF CHICKEN」の楽曲「ファイター」にさかのぼる。お互いをクリエイターとしてリスペクトしていた両者のコラボレーションとして、「BUMP OF CHICKEN」は「3月のライオン」と呼応した楽曲「ファイター」を書き下ろし、それを聴いた羽海野氏が「3月のライオン」前日譚ともいえるスピンオフ漫画を描き下ろすという前代未聞の試みが実現したのだ。そして、アニメの制作が決定した際、原作に対してこの上ない愛情で応えた「BUMP OF CHICKEN」に対し、アニメのオープニングテーマを手掛けて欲しいと熱望し、今回の2度目のコラボが実現する運びとなった。再びのコラボに「BUMP OF CHICKEN」は、「大好きな漫画『3月のライオン』ともう一度コラボレーションできることを大変嬉しく思います。いまとても続きが気になっていて、早く読みたいです」と心境を語り、「羽海野チカ先生の素敵な画がアニメではどのように表現されるのかということや、またいままで文字で読んでいた名ゼリフの数々を実際に耳で聴けるということなどが、いまからとても楽しみです。放送開始が待ち遠しいです」とアニメ本編も楽しみにしていると話した。なお、神木さん主演で実写化される映画は、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取り、前・後編の2部作で来年公開予定。そのほか、倉科カナ、伊藤英明、佐々木蔵之介、有村架純ら豪華俳優陣が出演する。アニメ「3月のライオン」は2016年秋、NHK・総合にて放送予定。映画『3月のライオン』前・後編は2017年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月15日漫画『3月のライオン』が実写映画化。主演に神木隆之介を迎え、2017年3月18日(土)に前編が、4月22日(土)に後編が公開される。原作の『3月のライオン』は、大ヒット漫画『ハチミツとクローバー』で世に名を知らしめ、「第4回マンガ大賞2011」大賞をはじめ数多くの受賞歴を持つ、羽海野チカによる漫画。中学生という異例の若さで将棋のプロとしてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士である桐山零を主人公に、数々の対局と温かな人々との交流を通じて彼の成長を描く人気作品だ。実写映画化にあたり、桐山零役を神木隆之介が演じ、零のライバルであり“心友”の二海堂晴信役は染谷将太が務める。他にも、新星から重鎮まで豪華キャストが集結。零の義理の姉役に有村架純(幸田香子役)、彼女が恋をする強面のプロ棋士に伊藤英明(後藤正宗役)、皆を脅かす天才棋士に加瀬亮(宗谷冬司役)、さらに零を支える川本姉妹には倉科カナ(川本あかり役)、清原果耶(川本ひなた役)、彼の相談にのる担任教師には高橋一生が抜擢された。他にも、佐々木蔵之介(島田開役)、豊川悦司(幸田柾近役)、後編にキーパーソンとして登場する伊勢谷友介らが共演者に名を連ねる。監督を務めるのは、連続テレビ小説「ちゅらさん」や大河ドラマ「龍馬伝」、映画『るろうに剣心』シリーズ、『ミュージアム』などを手掛けた大友啓史。温かい家族ドラマから、身を削るような血の匂いがするアクション、そして近未来ものまで、様々な作品を残してきた大友が漫画賞を総ナメにする人気作品の実写化に挑む。大友啓史は映画について次のようにコメントしている。「どこへ向かって、どんなふうに生きていけばいいのだろうかと悩む桐山零は、誰もが自分の青春期を思い浮かべた時に、自己投影できる主人公だと思います。今まさに家族や学校のこと、自分の居場所や人との付き合い方に悩んでいる若い世代にとっては、口に出せない想いや衝動を共有できるのではないでしょうか」今回公開に先駆け、主演・神木隆之介と有村架純にインタビューを実施。役柄や本作への思い、原作への感想について話を聞くことができた。神木さんは演じられた桐山零とご自身、何か共通点は感じましたか。神木:監督に「神木と零は境遇が一緒だよね。神木は小さい頃からプロとして生きていて、零も中学生でプロの将棋士になっていて」とおっしゃって頂いて、考えてみたら共有できるところがたくさんあるなと思いました。零は若くしてプロとなり、でも戦う棋士は60代の方もいる。しかしその人達が本気でプロとして倒そうとしてくる。若くても「プロとして目の前に座っている」という見られ方は、幼少の頃の自分と一緒なのかなと感じました。なので僕もふき飛ばされないように、頑張ってプロとして立っていないといけないと思います。幼い頃から「プロ」として見られているという点が似ているんですね。神木:僕は親からずっと「この世界は年齢とか関係なく、わがままもダメだし、できることが当たり前。一人のプロとして立たないといけない。」と言われてきました。確かに自分が年上になって、子役の人と芝居をしている時は、相手を子供だと思っていなくて、1人の役者さんとして見ています。なので、僕も小さい頃そう見られていたのかなと今となっては思うんです。本作を語る上で欠かせない「将棋」。特に映画を彩る数々の対局シーンは、棋士たちの内面の激しい戦いが描かれ、まさに生々しい魂のぶつかり合いを見ているよう。思わずこちらまで緊張してしまう。劇中のハイライトの1つでもある、緊張感とリアリティのある「将棋の対局」シーン。どんな役作りや準備をしたのか教えてください。神木:プロ棋士の方は、幼い頃から将棋に関わっているので、僕達が箸をもって食べるのと同じくらいの感覚で指していると思ったんです。そのレベルまでいかなくてはいけなかったので、難しかったです。とにかく将棋をたくさん練習しました。ひたすら指して。でも元々将棋が好きだったので、とても楽しかったです。血の繋がっていない姉弟という微妙な距離感の零と香子、お互い演じるに当たり何か話し合いはしましたか。神木:零と香子は原作の中でも、一番ふわふわしている関係なんです。恋人にも見えますし、家族、姉弟にも見える、だけどやはり他人かと思ったり。心の中を共有できるような関係でもあるので、香子は零を打とうが、何をしようが、彼の家に行き不安を吐き出し、それを零が受け入れる。歯車が合っているようで、合っていない。そこが零と香子の関係性の魅力だよねと話していました。有村:香子にとって零は、もちろん義理の弟として見ていますが、血が繋がっていない。彼女は後藤が好きで一緒にいますが、穴を埋めきれないでいて。その寂しさをぶつけられる唯一の相手が零なんですよね。すごく特別な存在で、多分彼は香子の居場所を作ってくれる存在なのかなと思っていました。今回有村が演じる香子は、プライドが高く気性が荒い人物だ。きつい目付きで罵倒を浴びせたり、感情任せに手を出したり、これまでの「正統派」「清純派」というイメージを覆す、今まで見たことのない有村架純に出会える。有村さん、演じられた香子は初の悪女役ですね。演じる上でチャレンジングだったことは何でしょうか。有村:ワイルドな感じを意識しましたが、彼女は強いだけではなく脆い部分もあるので、そのバランスを演じるのがチャレンジングで。声のトーンや喋り方は全部変えて、そのキャラクターというものを作るようにしました。演じたことのない役柄だったので難しかったです。原作ファンの方もたくさんいらっしゃるので、すごく緊張もしましたし、どうやって香子を演じようかと思っていましたね。今作の魅力の1つである、個性豊かなキャラクターたち。零の育ての親や義理の姉弟、将棋に捧げる棋士たち、そして彼を支える川本3姉妹や担任教師など。そんな個性豊かな人物を演じる豪華キャストも公開前から話題となっている。『3月のライオン』には個性豊かな様々なキャラクターがいますが、中でも印象深い人物はいますか。神木:加瀬さんが演じる、宗谷です。静寂と同時に、圧倒的な強さを持っていて、この人には勝てないという迫力があります。原作の後藤と全然違うのが面白くて、後藤は向き合ったときに見える圧力があるのですが、宗谷の圧力はどこからかかっているか分からないので、怖いんです。そこが原作でも宗谷の好きなところですし、それを加瀬さんが表現できるというのがすごいなと思いました。不確かな存在なのに、圧倒的。矛盾しているものがあるんです。普通なのにゾクッと背筋が凍る感じです。有村:私も宗谷です。この役は本当に難しいなと思うのが、足し引きを間違えると、ただ空気のような存在になってしまいそうなんですよね。加瀬さんが一体何を考えてそこに立っていたんだろうってすごく興味が湧くし、やはり加瀬さんだからあの雰囲気が出せるんだろうなと思いますね。劇中でお気に入りのシーンがあったら教えてください。有村:私は零が家で寝込んだ時に、三人姉妹がマスクしながら来て「病院行こう!」って言うシーンです。すごくかわいくて胸キュンしました。神木:印象的なのは、香子が「全て将棋に奪われた」と言うシーンです。今まで強がっている姿しか見たことがなかったので、初めて涙を流すような彼女を見て、この人も苦しんでいるんだなと思いました。迫力や叫びのようなものが見えました。お2人が考える、今後お互いにこんな役をやってほしいというのがあれば教えてください。神木:猟奇的な役をして頂きたいです。全然イメージがないので、見てみたいです。どんな顔をするんだろうと思います。有村:ラブストーリーを見たことないので、やってほしいですね。まっすぐにはいけない、試練があるようなヒューマンラブストーリーです。最後に、観客に向けて一言お願いします。神木:前編は熱い映画、後編は温かい映画。後半の最後の零の表情は自分で演じていながらも自分で良かったなと救われた気持ちになりました。まるでお味噌汁を飲んだような温かい気持ちになり、家族にありがとうと言いたくなる作品になっていると思います。有村:登場人物みんなが思いを抱えて、それぞれの苦しみがわかる前編とそれを回収するのが後編。みんなが報われて終わる映画です。前後編通して1本の作品になっています。【ストーリー】中学生という異例の若さで将棋のプロ棋士としてデビューし、東京の下町にひとりで暮らす17歳の棋士、桐山零(きりやまれい)。彼は、幼い頃に両親と妹を交通事故で亡くし、孤独を抱え、来る日も来る日も、すがりつくように将棋を指し続けた。そんなある日、零は同じ下町に住む3姉妹・川本あかり、ひなた、モモと出会う。それは、将棋盤以外の“自分の居場所”との出会いでもあった…。激しい才能と激情がうごめく棋士たちの生きる将棋の世界と、陽だまりのような川本家の食卓。数々の対局とあたたかな人々との交流を通じ、零は棋士として、人として、ある覚悟を決めていく――。【作品情報】映画『3月のライオン』公開日:前編 2017年3月18日(土)、後編 4月22日(土)監督:大友啓史出演:神木隆之介、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊勢谷友介、前田吟、高橋一生、岩松了、斉木しげる、中村倫也、尾上寛之、奥野瑛太、甲本雅裕、新津ちせ、板谷由夏、伊藤英明、豊川悦司原作:羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)■配役神木隆之介(桐山零役)有村架純(幸田香子役)倉科カナ(川本あかり役)染谷将太(二海堂晴信役)清原果耶(川本ひなた役)佐々木蔵之介(島田開役)加瀬亮(宗谷冬司役)伊勢谷友介(甘麻井戸誠二郎役)前田吟(川本相米二役)高橋一生(林田高志役)岩松了(神宮寺崇徳役)斉木しげる(柳原朔太郎役)中村倫也(三角龍雪役)尾上寛之(松本一砂役)奥野瑛太(山崎順慶役)甲本雅裕(安井学役)新津ちせ(川本モモ役)板谷由夏(美咲役)伊藤英明(後藤正宗役)豊川悦司(幸田柾近役)© 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2016年07月11日俳優・佐々木蔵之介、伊藤英明、女優・有村架純らが、神木隆之介と大友啓史監督がタッグを組んで人気漫画を実写化する映画『3月のライオン』(2017年春に前後編2部作で公開)に出演することが7日、発表された。原作は、『ハチミツとクローバー』で知られる羽海野チカ氏が漫画誌『ヤングアニマル』(白泉社)で連載している同名コミック。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。2016年秋には、『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズの新房昭之監督によって、TVアニメ化も決定している。佐々木、伊藤、有村に加え、発表された新たなキャストは加瀬亮、倉科カナ、清原果耶、新津ちせ、前田吟、豊川悦司の9人。佐々木は零を将棋研究会に誘う努力家のプロ棋士・島田開を、伊藤はかつて幸田八段の弟弟子ですごみを利かせるこわもてな九段の棋士・後藤正宗を、有村は零の義姉でプロ棋士の父の関心を奪っていった零に愛憎入り交じった感情を抱く幸田家の長女・香子を、それぞれ演じる。神木演じる零と同様、実写映画化発表後に原作ファンがネット上でキャスティングを熱望した棋士・島田を演じる佐々木は「ご期待に応えられるのか、島田八段のごとく胃がキリキリ痛んでおります」と早速、原作のキャラクターを意識したコメント。続けて伊藤は、「男と男の勝負の世界にどっぷり浸かっていくのにゾクゾクしました」と現場を楽しんでいる様子を見せる。一方、これまで演じてきた役柄とは異なり、気性の激しい香子に挑戦する有村は「何度も何度もテイクを重ねて作られていくシーンが不思議と心地よくて、まだまだ役を演じていたい思いでした」と新たな手応えを口にする。このほか、倉科は気立てがよく亡き母に変わって妹たちを支える下町住まいの川本3姉妹の長女・あかり役を、加瀬は史上4人目の中学生プロにして将棋史を覆す天才棋士・宗谷冬司役を、清原は明るく頑張り屋の中学生で内の強さからくる言動が零の心を激しく打つ川本3姉妹の次女・ひなた役を、豊川は零の実父の友人で零を内弟子として引き取った八段のプロ棋士・幸田柾近役を、それぞれ担当。また、新津は川本モモ役を、前田は川本相米二役を務める。佐々木同様に原作ファンから、あかり役として支持を集めていた倉科は「もし演じるなら、いつかは『あかりさん』を演じたいなっと思っていた」と、その胸中を告白。加瀬は「食堂で食券を渡す時に人さし指と中指で挟んで渡してしまうくらい疲れています」と天才棋士の役にのめり込んでいることを明かす。清原は、ひなたを「自分の中に強い芯を持っているけど、どこかはかない」と表現。「私なりに精いっぱい演じたい」と意気込みを語る。そして、『プラチナデータ』(13年)以来の大友組となる豊川は「大友作品に帰ってこれて、とてもうれしく思っています」と喜びを表している。旬の演者から、ベテランの役者まで集まったキャスト陣。これを前に大友監督は、「棋士たちが丸ごと背負った人生の、ゴツゴツと音を立て、神経がささくれ、骨がきしむようなぶつかり合い。そんな棋士たちの世界に近づくために、おのおのが背負った人生が香ってくるような、そしてその人生がまったく違う価値観であることが匂って来るような、多彩なキャスティング」と自信を見せ、「異種格闘技戦の如き、個性豊かなキャストによるぶつかり合いを日々楽しんで撮影しています」と報告した。(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2016年07月07日神木隆之介主演の映画『3月のライオン』に、佐々木蔵之介、伊藤英明、加瀬亮、倉科カナ、有村架純、豊川悦司らが出演することが発表になった。その他の情報本作は、羽海野チカの人気コミックを2部作で実写化するもので、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、夢を獲得していく様を描く。主演の神木が主人公・桐山を演じ、佐々木蔵之介が島田開を、伊藤英明が後藤正宗を、加瀬亮が宗谷冬司を、倉科カナが川本あかりを、清原果耶が川本ひなたを、新津ちせが川本モモを、前田吟が川本相米二を、有村架純が幸田香子を、豊川悦司が幸田柾近を演じる。八段のプロ棋士・島田を演じる佐々木は「私が演じる島田開八段は、原作の漫画でも、とても魅力的な人気あるキャラクターの一人です。羽海野チカさんの、原作ファンの皆様のご期待に応えられるのか、島田八段のごとく胃がキリキリ痛んでおります」と語り、九段の棋士・後藤を演じる伊藤は「対局の場面をやっていくうちに、ただ将棋を指すだけではなく一手一手に意味と感情があり、男と男の勝負の世界にどっぷり浸かっていくのにゾクゾクしました」とコメント。零の義姉・香子を演じる有村は「大友組、素敵な共演者の方々の中に自分も仲間入り出来た事が本当に嬉しいです。私も全編早く観たいです。楽しみにしています」と期待を寄せている。また、「原作はずっと読んでいて、もし演じるなら、いつかは“あかりさん”を演じたいなっと思っていた」という倉科は「お話を受けてとても嬉しく、ただ、とてもプレッシャーに感じました。でも、そのプレッシャーを糧にして、楽しみながら演じたいと思います」と意気込みを語っている。メガホンをとる大友啓史監督は「棋士たちが丸ごと背負った人生の、ゴツゴツと音を立て、神経がささくれ、骨が軋むようなぶつかり合い。そんな棋士たちの世界に近づくために、各々が背負った人生が香ってくるような、そしてその人生がまったく違う価値観であることが匂って来るような、多彩なキャスティングを目指しました」と説明。さらに今後も新たなキャスト発表が予定されている。『3月のライオン』2017年春2部作全国ロードショー
2016年07月07日結婚情報誌「ゼクシィ」新CM&CMソング発表会が5月20日(金)に都内にて行われ、ゼクシィ9代目CMガールとなった吉岡里帆、相方の戸塚純貴、またCMソングを担当するAKB48から入山杏奈、柏木由紀、加藤玲奈、島崎遥香、横山由依が出席した。ゼクシィCMガールは、これまで加藤ローサ(2004年)、倉科カナ(2006年)、松井愛莉(2013年)、広瀬すず(2014年)など名だたる面々を輩出し、いわば美少女タレントの登竜門ともいうべき存在となっている。9代目を射止めた吉岡さんは、連続テレビ小説「あさが来た」の田村宜役でお茶の間にその存在を知らしめ、現在は話題沸騰中のドラマ「ゆとりですがなにか」に出演している。ゼクシィ9代目CMガールと相方の選考にあたっては、オーディションが行われたという。この日はオーディションの模様も映像で流され、クリエイティブディレクターを務めた箭内道彦氏も登壇し、「吉岡さんは暗いんだけど(笑)、輝いてて不思議な勢いを感じました。戸塚くんは落語をやり出したんだよね」と、正反対の2人のオーディションの様子を解説。さらには、合格が告げられた瞬間「ドッキリじゃなくて?うれしい」と涙を流した吉岡さん。当時の映像を見てまた涙し、「落ちたと思っていたので」と、改めて選ばれた嬉しさをかみしめていた。吉岡さんは「本当に夢を見ているような、そんな気分です。実は初めて仕事したのが小学校3年生のときで、ウエディングのモデルだったんです。すっごく小さく掲載されたのが『ゼクシィ』でした。15年のときを経て夢が叶うことあるんだなと思って、すごく感謝しています」と、縁を感じるようなエピソードを披露した。また、新たなCMソングの曲名は「しあわせを分けなさい」。AKB48の45枚目の楽曲かつ6月18日(土)に行われるAKB48選抜総選挙の結果で歌唱メンバーが決定するという。現在、「ゆとりですがなにか」で吉岡さんと共演しており、昨日「明日一緒だね」と携帯でやり取りをしていたことも明かした島崎さんは、「普段は(役の)先生姿を見ているので、こんな晴れ姿を見るのは初めてで、すごく可愛かったです。素敵でした」と笑みを見せた。一方、先日、卒業したメンバーの結婚式に出たという横山さんは「結婚式のときにすごい幸せそうだったので、実は帰りにコンビニで『ゼクシィ』を買ったんですよ(笑)」と幸せに便乗したいと鼻息を荒くしていた。(cinamacafe.net)
2016年05月20日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞で報道された芸能ニュースをコラムニスト・芸能解説者の木村隆志が厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースを総ナメできる。■5位:西島秀俊に第一子誕生! またも極秘で株を上げた"プロ彼女"3日、西島秀俊(45)が、先月末に第1子となる男児が誕生したことを発表。所属事務所を通じて、「先月末に第1子となる男児が誕生いたしました。おかげさまで母子ともにとても元気です。支えてくださった皆さまに心より感謝いたします。本当にありがとうございました。これからも、より一層ひとつひとつのお仕事を一生懸命頑張ります」と報告した。西島は2014年12月に3年間の交際を経て、16歳年下の一般女性と結婚。父親役を演じることも多く、その度に子ども好きを明かしてきただけに、喜びは大きいだろう。このニュースで気になったのは、出産どころか妊娠の報道すら一切なかったこと。お腹が大きければ気づきそうな上に、おめでたいことだけに家族や友人経由で情報が漏れることも多い。芸能記者たちを「またやられた」と悔しがらせたのは、「プロ彼女」と呼ばれた妻の徹底した情報管理か。週刊誌に影すら踏ませない妊娠&出産劇は、痛快さすら感じる。■4位:陣内智則とミオパンの結婚は今夏か? するする詐欺か?3日、ビールのイベントに出演した陣内智則(42)が、記者たちから結婚関連の質問ラッシュを受けた。まず元妻・藤原紀香(44)の結婚について「祝杯をあげたい」、次に「DAIGOさん(38)と北川景子さん(29)の結婚式を見て、本当にすてきだなと思った」と祝福。これに絡めて交際中のフジテレビ・松村未央アナ(29)との結婚を聞かれると、「(彼女が6月29日で)30歳になるんで、ちゃんと考えなければいけないですよね」と笑顔で語った。しかし陣内は昨年秋に、両親と松村アナを会わせたことや、「その場で結婚の話もした」などのエピソードを話したほか、2月の誕生日ライブでは事前に「重大発表!」とうたっておきながら、「同棲もプロポーズもまだ」と明かしたり、8月に行われる「アメリカライブが終わってから」とほのめかしたり、"結婚するする詐欺"のような状態が続いている。そもそも陣内が記者から追いかけられているのは、「単に結婚を祝福したいから」というわけではない。藤原との離婚理由が浮気だったことを公言したほか、松村アナとの交際後も『ZIP!』出演モデルをお持ち帰りした前科があるなど、記者たちの「またゲスなことをしそう」という期待値が高いのだ。「結婚が白紙になるかも」「結婚してもすぐ浮気しそう」という"ゲスの極み予備軍"として、今後も人気以上の注目を集めるだろう。■3位:相武紗季が電撃結婚! 相手は6歳年上の会社社長相武紗季(30)が会社社長との結婚を発表した。大安の5月3日午前、2人で区役所に婚姻届を提出。相武は直筆で、「彼とは友人を介して出会い、恋人として寄り添うようになりました。昨年末にプロポーズをして頂いてから、こうして皆様にご報告できる事をとても嬉しく、とっても幸せに思います」と喜びを明かした。男性とは3年前に金子ノブアキの紹介で知り合い、猛アタックを受けて昨年初めに交際スタート。7月には2人で犬の散歩をしている姿が報道されていたが、昨年末にプロポーズされたという。相武は、「不器用な私を忍耐強く愛をもって見守ってくれる彼と温かく、笑顔いっぱいな家庭を築いていきたいと思います」と宣言。かつて相武は、「TOKIO・長瀬智也(37)と結婚間近」との報道もあったが、2012年ごろの破局以降は、浮いた話はほとんどなかった。アメリカへの語学留学が「失恋を癒すため?」と噂されていただけに、測ったような30歳ちょうどでの結婚に祝福の声が集まっている。■2位:戸田恵梨香と加瀬亮が『SPEC』熱愛! お互いの恋人とは破局戸田恵梨香(27)と加瀬亮(41)の交際が明らかになった。2人は2010年スタートの『SPEC』シリーズで共演したほか、今年も再共演があったばかり。昨年、その撮影で一気に距離を縮めたという。加瀬の所属事務所が、「報告は受けていませんが、お似合いのカップルだと思います」とコメントしたことが、円満交際を物語っている。『SPEC』が放送されていたころ、加瀬は市川実日子(37)、戸田は綾野剛(34)と交際。戸田は破局後に勝地涼(29)とも交際したが、いずれも破局。特に加瀬と市川は長年のつき合いがあり、同棲もしていただけに驚きは大きい。昨秋、戸次重幸(当時41)と市川由衣(同29)、鈴木浩介(同40)と大塚千弘(同29)が結婚したように、40代男性と20代女性の"俳優婚"は定番なだけに、今後の展開が注目される。同様に、竹野内豊(45)と倉科カナ(28)の結婚はあるのか。■1位:ついに口を開いたジャニー社長。「SMAP解散させない」今年1月の事務所退社&グループ分裂騒動が記憶に新しいSMAP。その後も「契約更新の9月に解散するのでは?」という噂がくすぶっている中、ジャニー喜多川社長がついに口を開いた。ジャニー社長は記者たちの前で「みなさんが聞きたいのはSMAPのことでしょう」と自ら切り出し、「SMAPはわが子と同じ。もともと彼らが出て行くはずがないと思っていたし、僕に相談なしに解散するはずがない。そんな心配、全然ない。解散とか冗談じゃない」と話した。9月のデビュー25周年についても、「(記念イベントを)盛大にやるべき。周りに遠慮して萎縮する意味もない。ツアーもやらなきゃ」と強烈な援護射撃。グループ活動の予定がほとんどないことを心配していたファンたちはホッとしたのではないか。事務所内はもちろん、業界内でも強大な影響力を持つ人の言葉とは言え、本人たちの言葉ではないだけにモヤモヤは残ったまま……。あの生謝罪で世間に与えた暗いイメージを払拭するためには、やはり5人の力強い言葉が必要だろう。□おまけの1本:「オードリー・春日、ボディービル大会で予選落ち」オードリー・春日俊彰(37)がボディービル大会『東京オープン選手権』の75キロ以下級に出場。昨年は5位入賞で驚かせたが、今年はまさかの予選敗退。「トップ3入り」を目標にしていた上に、「トゥース!」などのギャグも披露できず終わる惨敗だった。春日は、「予選は突破して当然、そもそも決勝に進む前提でいた自分にムカついている」とガックリ。28人中、上位12人に入れなかったことがよほど悔しかったのか、「調子こきました。ゆるやかに体重を減らさないといけないのに、1週間で6キロ落とした調整の失敗。筋肉に張りがなかった……」と肩を落とした。ちなみに、同級に出場した、なかやまきんに君(37)は2年連続の2位。春日はフィンスイミング日本代表として6月の世界大会に出場予定であり、並行してのトレーニングに難しさがあったのか。こちらは昨年、リレー種目で銅メダルを獲得しているだけに、2年連続メダリストの期待が高まる。ただその反面、本業の漫才を見る機会はほとんどない……。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年05月08日先日、北川景子さんとDAIGOさんの結婚式が行われましたね。DAIGOさんがサプライズで『KSK』という自作の曲を歌ったり、北川さんがプロポーズの言葉にDAI語で「HI。はい」と答えたりと、お二人らしいエピソードも満載でした。不倫報道が続くなか、久しぶりのあたたかい話題にほっこりしましたね。しかし!「そろそろゴールインか!?」と言われ続けている芸能人カップルはまだたくさんいます。お次はどなたの番でしょうか?そこで、恋愛jpでは、「近々結婚しそうだと思う芸能人カップルは?」 といったアンケート調査を実施。気になる結果をランキング形式で発表したいと思います。●近々結婚しそうだと思う芸能人カップルは?・1位:井上真央と松本潤(嵐)……55%(75人)・2位:宮﨑あおいと岡田准一(V6)……10%(14人)・3位:倉科カナと竹野内豊……9%(13人)・4位:紗栄子と前澤友作……7%(10人)・5位:益若つばさとFukase(SEKAI NO OWARI)……6%(8人)・6位:南明奈と濱口優(よゐこ)……4%(6人)・7位:本田翼と三浦翔平……2%(3人)・8位:矢口真里と梅田賢三……2%(3人)・9位:安藤美姫とハビエル・フェルナンデス……2%(3人)・10位:マイコと妻夫木聡……1%(2人)※有効回答者数:137人/集計期間:2016年4月25日〜2016年4月28日(恋愛jp調べ)●第1位:井上真央と松本潤(嵐)1位は「井上真央と松本潤(嵐)」カップルで、55%(75人)と半数以上の票を集めました。『井上真央の事務所独立って、やっぱり結婚へ向けての準備なんじゃないの? 相手がトップアイドルだし、SMAPの解散騒動もあったし、大変な時期かもしれないけどそろそろ許してあげてほしい』(20代男性/営業職)『もう長いし、今年こそ結婚するんじゃないですかね。というか、花男ファンとしては結婚してほしい願望が強いです(笑)。この二人が結婚したら理想の夫婦になりそう。応援しています!』(20代女性/学生)2005年にドラマ『花より男子』で共演したころから熱愛のウワサがあり、かれこれ交際期間は10年以上になるのでしょうか。2016年現在、井上さんは29歳、松本さんが32歳です。年齢から考えても十分あり得ますよね。ただし、“今年の2月に結婚する予定だったけれど先送りされた” というウワサも出てきています。ドラマのようにはいかないかもしれませんが、しがらみを乗り越えて幸せになってほしいものですね。●第2位:宮﨑あおいと岡田准一(V6)2位は「宮﨑あおいと岡田准一(V6)」カップルで、10%(14人)という結果に。ジャニーズタレントが連続でランクインしました。『同棲しているみたいだし、本人たちはもう新婚夫婦みたいな感じなんじゃない?あとは事務所がどう判断するか……』(30代女性/主婦)『不倫のイメージがあるから心から祝福はできないけど、今は独身だし、お互いいい年になってきてる。そろそろいいと思う』(20代女性/ネイリスト)こちらも以前から「結婚秒読みか」と言われ続けているカップルですよね。宮﨑さんは俳優の高岡奏輔さんと2011年に離婚。岡田さんとは不倫のウワサがあったため、1位の真央&潤カップルより祝福ムードは少なめです。ただ、岡田さんが新居の購入を検討している というウワサもあり、そろそろ結婚が現実的になってきているかもしれませんね。●第3位:倉科カナと竹野内豊3位は「倉科カナと竹野内豊」カップルで、9%(13人)という結果でした。『年の差はあってもお似合いだと思う!竹野内ロスになるかもしれないけど、年齢的には今すぐに結婚してもおかしくない 』(20代女性/金融関係)『破局とか言われてたけど、それもカモフラなのではと思えてしまう。竹野内豊のドラマが終わったら結婚しそう。もう、どこの情報を信用したらいいのかわからない!!』(20代女性/営業職)熱愛報道が出たのは2014年で、竹野内豊さんは現在45歳。ばっちり交際宣言もしていますし、たしかにいつ結婚してもおかしくないですよね。----------いかがでしたか?2015年は芸能界で結婚ラッシュが起こりましたが、今年はまだそこまで盛り上がってはいないようです。好きな芸能人が結婚するとショックではありますが、たまにはおめでたい話題も聞きたいもの。次はどんなビックカップルが結婚するのか、楽しみですね!【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】近々結婚しそうだと思う芸能人カップルは? | 恋愛jp()(文/恋愛jp編集部・佐藤)
2016年05月04日歌手の西野カナが、女優・綾瀬はるかの主演映画『高台家の人々』(6月4日公開)の主題歌を担当することが11日、発表された。楽曲は本作のために書き下ろした「You & Me」。同曲を収めた予告映像も合わせて公開された。原作は、『ごくせん』や『デカワンコ』などで知られる森本梢子氏の同名漫画。平凡で口下手ながらも、頭の中では事あるごとに妄想を繰り広げる内気なOL・平野木絵(綾瀬)を主人公に、元華族・高台家の長男で人の心が読めてしまう光正(斎藤工)との出会いを通じて、2人の"不釣り合いな恋"を描き出す。西野は主題歌について、「カップルの間に自然と生まれるルールや『どっちもどっち』というお互いの性格を描いた曲」と表現。さらに、「恋人にまつわるエピソードは、皆さんそれぞれだと思いますが」と前置きしつつ、「"長所"も"短所"も全部含めて『相性』として受け止めるカップルを表現しました」と作詞の背景を語る。一方、主演の綾瀬は「内気なんだけど妄想はじける木絵さんの頭の中や恋する気持ちが表れてるように感じて、とってもすてきな曲」とコメント。「お客さまにも西野カナさんの歌と共に、映画『高台家の人々』を見て、物語の余韻に浸ってもらいたい」と呼びかけている。土方政人監督は、本作を「妄想とテレパスという、ともすると少し風変わりな作品に見えるかも」としつつ、「でもそれは表面的なことで、誰しもが自分を置き換えて考えられるラブストーリー」と奥にある普遍性を強調。「それをストレートに伝えたい」という思いから、恋する女子の心に寄り添う歌で人気を獲得している西野に主題歌をオファーしたと打ち明ける。楽曲については、「さすがです…! 物語の本質を捉えていました」と話すように作品にもぴったりとマッチしたようだ。予告映像では、中盤から同曲を使用。光正とのデート中にも休まず妄想を続ける木絵の思いが描写されると共に、軽やかな曲が流れ、アンバランスな2人の関係に彩りを加える。そのシーンの先では、光正が「僕と結婚してほしい」とプロポーズしながら、寸止めのキスを披露する場面も。しかし、婚約相手がテレパシー能力者であると知った木絵は困惑を隠せず、「見られる方の気持ち、光正さんには分かる!?」とウェディング姿で式場から出て行ってしまう。(C)2016森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会
2016年03月11日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が、演出・宮本亜門、主演・鈴木亮平で、47年ぶりに上演されている。世界遺産「バイヨン寺院」を建設したカンボジア王の物語に三島が託したものは何だったのか。3月4日に開幕したばかりの舞台の模様を報告する。舞台『ライ王のテラス』チケット情報この戯曲が誕生したのは、三島がアンコールトムを訪れたことがきっかけだ。カンボジア最強の王と語り継がれるジャヤ・ヴァルマン七世の美しい彫像を目にした三島はすぐに、その完璧な肉体が病に冒されていく物語を着想したという。ゆえに、王を演じる鈴木に求められたのは、まずは肉体の美しさだった。幕が開くと、その期待は否応なく高まる。宮本が自らカンボジアでオーディションをして選んだダンサーたちが民族的な舞踊を見せながら、王が見事に戦勝した様子が影絵を使って語られるのだ。カンボジアの音楽が流れ、劇場が中世のカンボジアの空気に包まれるなか現れる凛々しい王の影。そしていよいよ、第二王妃(倉科カナ)と第一王妃(中村中)が待つところに、彫像のような肉体に仕上げた鈴木が登場する。説得力は十分である。しかし、真骨頂はそこからである。民のためにと「バイヨン寺院」の建設を始めるとともに病魔に冒される王。第二王妃は献身的に支え続けるも、王の美しさが蝕まれていくことに耐えられないと彼を避ける第一王妃が王の苦悩を深くする。舞台ではもちろん肉体自体を変えることはできない。にもかかわらず、その存在に何とも言えない心もとなさがにじむ。健やかで自信にあふれた大きな王から、瞬時に見せた鈴木のその変化。“演じる”ということが見せてくれるものの力を、改めて感じることができる。王の肉体が崩壊していくに従って、観世音菩薩を模したバイヨンが完成していく様を、三島は、自分の全存在を芸術作品に移譲して滅びてゆく芸術家の人生に重ねたのだそうだ。舞台の上で、なぜ自分は病になったのかと自問自答する王の姿は、人は何のために生きるのかと、観客に問いかけてくるようでもある。王の病を利用して国の転覆を目論む宰相(神保悟志)や、愛する息子が苦しむ姿を見ていられないと毒殺を企てる王太后(鳳蘭)の人間の業にも、揺さぶられる。宮本曰く、「人間の本質を見たくないところまでえぐり出す」という三島文学の魅力を、まさにナマの肉体が体現した舞台であった。公演は3月17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。取材・文:大内弓子
2016年03月08日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が、演出・宮本亜門、主演・鈴木亮平で、47年ぶりに上演されている。世界遺産「バイヨン寺院」を建設したカンボジア王の物語に三島が託したものは何だったのか。3月4日に開幕したばかりの舞台の模様を報告する。舞台『ライ王のテラス』チケット情報この戯曲が誕生したのは、三島がアンコールトムを訪れたことがきっかけだ。カンボジア最強の王と語り継がれるジャヤ・ヴァルマン七世の美しい彫像を目にした三島はすぐに、その完璧な肉体が病に冒されていく物語を着想したという。ゆえに、王を演じる鈴木に求められたのは、まずは肉体の美しさだった。幕が開くと、その期待は否応なく高まる。宮本が自らカンボジアでオーディションをして選んだダンサーたちが民族的な舞踊を見せながら、王が見事に戦勝した様子が影絵を使って語られるのだ。カンボジアの音楽が流れ、劇場が中世のカンボジアの空気に包まれるなか現れる凛々しい王の影。そしていよいよ、第二王妃(倉科カナ)と第一王妃(中村中)が待つところに、彫像のような肉体に仕上げた鈴木が登場する。説得力は十分である。しかし、真骨頂はそこからである。民のためにと「バイヨン寺院」の建設を始めるとともに病魔に冒される王。第二王妃は献身的に支え続けるも、王の美しさが蝕まれていくことに耐えられないと彼を避ける第一王妃が王の苦悩を深くする。舞台ではもちろん肉体自体を変えることはできない。にもかかわらず、その存在に何とも言えない心もとなさがにじむ。健やかで自信にあふれた大きな王から、瞬時に見せた鈴木のその変化。“演じる”ということが見せてくれるものの力を、改めて感じることができる。王の肉体が崩壊していくに従って、観世音菩薩を模したバイヨンが完成していく様を、三島は、自分の全存在を芸術作品に移譲して滅びてゆく芸術家の人生に重ねたのだそうだ。舞台の上で、なぜ自分は病になったのかと自問自答する王の姿は、人は何のために生きるのかと、観客に問いかけてくるようでもある。王の病を利用して国の転覆を目論む宰相(神保悟志)や、愛する息子が苦しむ姿を見ていられないと毒殺を企てる王太后(鳳蘭)の人間の業にも、揺さぶられる。宮本曰く、「人間の本質を見たくないところまでえぐり出す」という三島文学の魅力を、まさにナマの肉体が体現した舞台であった。公演は3月17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。取材・文:大内弓子
2016年03月08日漫☆画太郎の伝説的ギャグ漫画を実写化した『珍遊記』(山口雄大監督)の初日舞台あいさつが2月27日に、東京・新宿バルト9で行われ、同作が台湾、香港、マカオなど世界8の国と地域で公開されることが発表された。『珍遊記』舞台あいさつ/その他の写真天竺を目指す不良少年の山田太郎と坊主・玄奘が、道中で次々と騒動を巻き起こしていく本作。舞台あいさつには山口監督をはじめ、太郎役の松山ケンイチ、玄奘を演じる倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、温水洋一、ピエール瀧、山口雄大監督、脚本を手がけたお笑いトリオ・鬼ヶ島のおおかわらと松原秀が登壇した。世界公開の決定に山口監督は、「ヤバイですね、日本がこういう国だと誤解されたら(笑)。全部、(原作者の)画太郎のせいですけど。特にアジア圏では、元ネタの『西遊記』が有名だと思いますが、その日本流がこれかと思われたら…」と複雑な表情を浮かべた。主人公・山田に扮し、坊主頭にパンツ一丁の姿でコミカルな演技を披露した松山は、「役作りで参考にしたのは『七人の侍』の三船敏郎さん、『無責任男』シリーズの植木等さん、千原せいじさん。それに松岡修三さんの日めくりカレンダーの表情も。この4人が柱になっています」と告白。「外見はもちろんですが、内面からにじみ出るものを大切にしている」とコミック原作の映画に出演する際のこだわりを語った。一方、倉科は「特殊メイクに4時間くらいかかり、本当につらかった。もう2度とやるかと思いましたね」と苦労の連続だった撮影を振り返り、「続編があったら?もうやりません!」と即答。会場の笑いを誘った。『珍遊記』新宿バルト9ほか、全国にて公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年02月27日俳優の松山ケンイチが2月27日(土)、東京・新宿バルト9で行われた主演作『珍遊記』の初日舞台挨拶に登壇し、主人公・山田太郎の役作りについて「松岡修造さんの日めくりカレンダーの表情を参考した」と明かした。漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画を実写映画化。天下の不良少年・山田太郎(松山さん)と坊主・玄奘が、天竺を目指し奇想天外な“珍”道中を繰り広げる。松山さん演じる太郎は、喜怒哀楽の感情表現豊かに、次々とトラブルを巻き起こす破天荒な役柄で、「参考にしたのは修造さんと、『七人の侍』の三船敏郎さん、『無責任男』シリーズの植木等さん。それに千原せいじさんが(役作りの)柱になっている」と仰天の役作りを語った。また、たびたび原作ものの実写化で主演を務める経験から、「外見はもちろんですが、(キャラクターの)内面から出てくるものを大事にしたい。今回は特に悩みましたね」と持論を展開。午前8時半からの上映に駆けつけたファンには、「朝イチから観る映画じゃない!」と笑いを交え、感謝を述べていた。舞台挨拶には倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、温水洋一、ピエール瀧、山口雄大監督らが登壇。坊主・玄奘を演じる倉科さんは、「こんな“お下品”な作品のために、朝早くからありがとうございます」と松山さん同様、熱心なファンに感謝の意。もし続編があれば?と問われると、「やりません」と即答し、「特殊メイクに4時間くらいかかって、本当につらかった。2度とやるかと(笑)」と言いつつ、実際には続編を待ち望んでいる様子だった。『珍遊記』は全国公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開)で、本編冒頭の6分間を収めた映像が25日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。「この物語はオリジナルであり、他のどんな物語の影響も受けていません。ましてや、"中国の有名な伝記"とは一切関係ありません。いや、マジで」というテロップから始まる映像は、山のふもとのとあるボロい一軒家を映し出す。そこで真剣な面持ちで向かい合っているのは、徳を積む修行の旅をする坊主・玄奘(倉科)と家に住むじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)。映画で一番初めのセリフは、予告編にも収められ話題を呼んだ玄奘による、男性器に関しての問いかけだ。なおこのセリフは、おおかわら肝煎りのセリフだという。続けて、天下の暴れん坊の不良少年・山田太郎(瀧)の圧倒的な男性器、屁、尻の穴がいかに強烈なものであるかがじじいとばばあの証言によって、白日の下にさらされていく。さらに、太郎出生の秘密やじじいとばばあのラブシーンなども披露。終盤では、玄奘が法力"乳房矯正具脱着(ブラホックオフ)"を使ってばばあのみならず、じじいのブラジャーのホックまでも一瞬で外す能力を見せる。この映像からもわかるように、映画はその始まりから、下ネタのオンパレードとも言える作風で進行していく。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年02月25日今年で女優生活は10年目。そんなメモリアルイヤーのスタートラインに映画『珍遊記』を飾るとは、可愛らしい顔とは裏腹に挑戦心を内に秘めた人だ。でも女優・倉科カナの道のりはいつだって挑戦に満ち溢れていたような気がする。グラビアを出発点に深夜のミニドラマではコント調で女優としての萌芽を見せ、2009年のNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」で朝ドラのヒロインに。以降は本格的に女優として歩み出し、ジャンルに囚われる事無く様々な役どころを体現してきた。それはすべて“あえて”だ。「ドラマ女優、映画女優、舞台女優と、カテゴライズされるのがイヤなんです。女優という仕事はそのカテゴライズの上にあるものだと思うので、パブリックイメージも気にせず、役柄や物語に魅力があれば、汚い役であろうと何でもやっていきたい」。それが女優として自らに課す信条。それでも10年目を迎えた現在は「どんどん辛くなっていく」と意外な言葉が飛び出す。女優として走り出した当初は、何もかもが新鮮で楽しさが先行していた。しかし時間と経験を重ねるうちに“女優業”に対する向き合い方も真剣さを増していく。同時に責任感とプレッシャーも重くのしかかる。「役への取り組み方に正解がない仕事でもあるので、演じる役柄に対する探求心が強くなって役柄を深く掘り下げたいと思う一方で、まだまだ到達していないという歯がゆさを感じることが多い」。10年一区切りに訪れた壁。だが倉科自身「この時期を飛び越えてしまえば、楽になるはず」と知っている。そのために必要なのは、前進と挑戦だ。だから漫☆画太郎による、カルトギャグコミックを実写映画化した『珍遊記』も、脚本を読んで二つ返事で引き受けた。「お下品でお馬鹿なところもあるけれど、単純に脚本の1ページ目から面白くて。コメディでの掛け合い演技は難しいので、挑戦という意味で興味を惹かれた」という。放送禁止用語セリフもあり「時間が経過した今の冷静な目で見ると“何をしていたんだろう……”とは思うけれど、撮影時の熱量の中では戸惑いも不安もなかった」と笑う。演じたのは、天竺を目指して旅をする尼僧の玄奘。約4時間かけての特殊メイクで坊主頭になったが、その耐久的長時間が倉科を役柄同様に仏の境地へと導いた。「特殊メイクが完成するまでの4時間はずっと座ったまま、ひたすら空を見つめていました。でもこれも修行だと考えたら本当に無の状態になって、撮影中は何が来ても動じない気持ちが生まれた。その心境が僧という設定にプラスになった」と“禍を転じて福と為す”状態に声を弾ませる。その動じない心は、全裸の松山ケンイチを目の前にしても発動。「セリフを喋りながら自分の目の前に松山さんのお尻があるのが普通で、冷静に“お尻だな”と感じていました。4時間の無の境地を切り抜けると、全裸のお尻も単なる物体としてのお尻でしかなくなる。改めて思い返すと愕然としますが、撮影期間は強過ぎるメンタルを持っていたんでしょうね」と照れつつ極限状態を振り返る。強化されたメンタルのほかにも得たものがある。それは改名への迷いの断ち切りだ。松山ケンイチ、倉科カナ、ピエール瀧、アイアム野田、と1作品に名前にカタカナが入る人間が4人も揃うという珍状況。「年齢を重ねると、カタカナで書く“カナ”という名前が軽い感じに見えないかと不安だったけれど、松山さんもピエールさんもカタカナ名で立派に活躍されている。それで安心して、このままでも大丈夫だと思えた」と、カタカナ名に愛着と自信を持つことが出来た。本作の監督である山口雄大が「これまでに見た事のない姿が映っている」と太鼓判を押すほどに、一皮も二皮も向けたコメディエンヌと化した新しい姿。倉科は“10年一区切り”の壁を飛び越えるだけの脚力を持っていることを実証したわけだ。そんな心機一転の今年は「主演をやること」が目標。過去にテレビドラマや映画で主演作はあるが「主演をやらせてもらいながらも、ずっと自分には主演の器はないと思っていました。いつの頃からか“脇役で十分だ”と思うようになって」と、迷いと妥協があったことを打ち明ける。しかし、様々なジャンルや役どころに挑戦してきたこれまでの道のりが、単なる歳月の積み重ねではなかったことを一番理解しているのは、倉科自身。器は誰かに作ってもらうのではなく、自らが作り上げていくもの。当たり前のことかもしれないが、10年の道のりを経てそれを心から実感するようになった。「これまでの10年はとても苦しい道のりでしたが、でもその苦労はこれから先に必ず活きていく。この10年間があったことで苦労している人の気持ちもわかるし、作品を作っていく上で悩んでいる後輩の気持ちも理解できて、共感を持って声をかける事も出来るようになったはず。不安がないわけではないけれど、今年中には主演を務めてみたい」と力を込めた。壁を脱した後のリスタートも、現状維持を許さぬ“あえて”の挑戦から始まる。やはり倉科は、可愛らしい顔とは裏腹に挑戦心を内に秘めた人だった。(photo/text:Hayato Ishii)
2016年02月25日松山ケンイチが主演を務める、漫☆画太郎の傑作ギャグ漫画のまさかの実写映画化『珍遊記』。2月27日(土)に迫った劇場公開を前に、およそ6分に及ぶ本編冒頭映像が解禁!松山さん演じる主人公の姿は見えないものの、倉科カナ演じる修行僧・玄奘が「大丈夫なの?」と心配したくなるほどにアブないセリフを連発、田山涼成の“じじい”と笹野高史の“ばばあ”による特に見たくもない(!?)ラブシーンなど、冒頭から本作の世界観が濃縮された映像であることが分かった。週刊少年ジャンプにて連載され、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画の実写映画化となった本作。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘が、天下の不良少年・山田太郎の更生を頼まれ、恐るべき妖力を封印。だが、太郎を引き取ることになり、何の因果か天竺への旅を共にする羽目になる、という物語。解禁となった冒頭映像は、山のふもとのとあるボロい一軒家、真剣な面持ちで向かい合う徳を積む修行の旅をする坊主・玄奘(倉科さん)と、この家に住むじじい(田山さん)とばばあ(笹野さん)の3人のシーンからスタート!一番最初のセリフは、予告編にも収められ大きな話題を呼んだ、玄奘の「ち○こ…で、ございますか」だ。そして、じじいとばばあが語り始めるのは、天下の暴れん坊である不良少年・山田太郎(ピエール瀧)の圧倒的なち○こ、放屁、そしてケ○の穴がいかに強烈なものかという事実。また、太郎出生の秘密が、初めて明かされる。じじいとばばあによる、エロティックすぎる42年ぶりの昼下がりの秘めごとには「このくだり、長くないですか?」と玄奘からツッコミも。さらに、玄奘の法力“乳房矯正具脱着(ブラホックオフ)”が、ばばあのみならず、じじいのブラジャーのホックを一瞬にして外すという驚異的な力を見せつける…。この「ち○こ…で、ございますか」というセリフは、脚本の一人であるお笑い芸人・おおかわら(鬼ヶ島)肝入りのセリフとのことで、演じる役者たちは深刻な場面として見事に演じ切っている。このシリアスさと繰り広げられる会話内容との大き過ぎるギャップには、誰もが思わず吹き出さずにいられない!?ちなみに、この冒頭映像には、松山さん演じる主人公の山田太郎は1秒たりとも出てこない。果たして彼は、映画スタートから何分後に登場することになるのやら…。とにかく、笑いと衝撃がてんこ盛りの約6分間を、こちらからご覧あれ!『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月25日映画『珍遊記』の完成披露試写会が18日(木)都内で行われ、主演の松山ケンイチ、共演の倉科カナ、溝端淳平、出演者で脚本担当のお笑いトリオ「鬼ヶ島」のおおかわら、そして山口雄大監督が出席。おおかわらさんの友達で、ただ遊びに来ていただけの本作に無関係なドランクドラゴン・鈴木拓がなぜか登場し、壇上を荒らした。唯一無二の作品を生み出す孤高の漫画家・漫☆画太郎による、カルトギャグコミック「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」をまさかの実写映画化。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科さん)は、偶然立ち寄った家のじじいとばばあに天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印。人間サイズになった太郎(松山さん)を連れて共に旅をする羽目になる。映画に出演もしておらず、本編も観ていないという鈴木さんは溝端さんに引っ張られる形で登壇。鈴木さんは「この人(溝端さん)無茶するから、本当に怖い」と悲鳴を上げながら「凄く変な汗が出る。俺、なんでこんなところにいるんだ?」と言いつつも、シレっと会話に参加。MCを務めたおおかわらさんから本作の見どころを聞かれた山口監督に「僕も映画を観ていないので、教えてください」などと話しかけると、山口監督からは「客席に座っていろ!」とマジギレされていた。そんな混乱にあっても松山さんは「滅茶苦茶な原作ですから、映画として成立するかわからないけれど、画太郎さんのファン。雄大監督と面白い世界に行きたかった」と作品をアピール。劇中では坊主頭の特殊メイクを施し、放送禁止用語を口にする倉科さんは「ただただ脚本が面白かったので出演させてもらったけれど、今では自分でもビックリしています。あの時は何も考えていなかった…」と頭を悩ませていた。オリジナルキャラを演じた溝端さんは「とんでもないクズ役だったので、振り切ってやれたし、やり甲斐があって楽しかった。モデルはおおかわらさんです」と言い、おおかわらさんについては「こんなに現場で蔑まされている脚本家は初めて見た。一番下の助監督の方にも呼び捨てにされていた」と舞台裏を明かし、笑いを誘った。映画『地獄甲子園』『漫☆画太郎SHOW ババアゾーン(他)』など画太郎原作に取り組んできた山口監督は「その中でも最も難しい原作で、しんどかったけれど形になった。汚いのと可愛いののバランスがいい映画。今までに見た事のない3人(松山さん・倉科さん・溝端さん)の姿が見られるはず」と紹介。その横で無関係の鈴木さんは「へ~、そうなんだぁ」と普通に声を漏らしていた。映画『珍遊記』は2月27日(土)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日俳優・松山ケンイチが、映画『珍遊記』(2月27日公開)で演じる主人公・山田太郎のさまざまな表情を映した場面写真が17日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。天下の暴れん坊の不良少年・山田太郎(瀧)は、通りすがりの坊主・玄奘(倉科)と壮絶な闘いを繰り広げた結果、持っていた妖しい力は消え去り、3本の髪の毛を持つ子ザルとしての姿(松山)に変えられてしまう。劇中で太郎は、玄奘と渋々天竺(てんじく)を目指す途中に立ち寄った街で、1億円の懸賞金が賭けてられており、さまざまな人物と相対する。この度公開されたのは、そんな太郎の喜怒哀楽を捉えた場面写真。目を見開きながら腕を広げて敵を威嚇したり、"臭過ぎるもの"に対して鼻をつまんだり、満面の笑みで攻撃を仕掛けたり、むしゃむしゃとつまみ食いしたりする明るく狂った一面を披露している。原作では、つかみどころの無いキャラクターとして描かれていた太郎という難役を、松山は細かなしぐさだけでなく、全身を使って、軽やかに表現。好戦的かつ子供っぽく、どこか優しさをも併せ持つ役どころに、実写ならではの分かりやすさと説得力を持たせている。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年02月17日漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画を、松山ケンイチ主演で実写映画化する『珍遊記』。この度、そんな松山さんの喜怒哀楽を捉えた六変化する場面写真が解禁された。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に天下の不良少年・山田太郎(ピエール瀧)を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべき妖力を封印するが、嫌々ながら太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。原作は、1990年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載されていた伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」。「西遊記」をベースに描かれている本作は、シリーズ累計発行部数は約400万部を記録し、人気を博した。『地獄甲子園』で「ゆうばり国際ファンテスティック映画祭」ヤングコンペ部門グランプリを受賞した山口雄大が手掛ける本作には、主人公・山田太郎役の松山さんをはじめ、倉科カナ、笹野高史、ピエール瀧、田山涼成、そして映画オリジナルキャラクターとして、溝端淳平、板尾創路など、バラエティ豊かなキャストが集結。さらに主題歌となるオープニングとエンディング曲には、「RIP SLYME」の楽曲が起用されている。今回解禁された場面写真は、松山さん演じる太郎が、腕を広げて威嚇したり、臭過ぎるものに鼻をつまんだり、笑顔で敵に攻撃を仕掛けたり、つまみ食いをしたりするなど、印象的な表情が捉えられている。原作では掴み所の無いキャラクターとして描かれていた太郎という難役を、表情や細かな仕草のみならず、全身を使ってその喜怒哀楽を軽やかに表現することで、好戦的かつ子どもっぽく、どこか優しさも併せ持つ役柄に分かり易さと説得力を持たせているということが分かる。映像化不可能ともいわれた本作で、難役に挑んだ松山さんの怪演ぶりが垣間見える場面写真に、さらなる本作の期待が膨らみそう。『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月17日三島由紀夫の最後の戯曲であり、1969年と1974年には北大路欣也の主演で上演された“幻の名作”『ライ王のテラス』。カンボジア最強の王と呼ばれるジャヤ・ヴァルマン七世王を主人公にしたロマン大作だ。このたび久々に上演される本作で、鈴木亮平が扮するジャヤ・ヴァルマン王の第二王妃を演じるのが倉科カナ。彼女に話を聞いた。チケット情報はこちら出演を決めた最大の理由は「三島由紀夫さんの戯曲」だという。「三島さんの作品に出たい、という意識はずっとありました。三島さんの戯曲は、伝えていかなきゃいけないものだと思うんです。そして知るだけだったら誰にでも出来ますが、ちゃんと体験して自分の糧にし、“この道、知ってるよ”と誰かに伝えていくことが大切。“出なきゃ”と、直感的に思いました」。その憧れはどこから来たのだろう。「俳優の先輩方を見ていると、色々なことを知っていらっしゃるんです。三島作品ひとつとっても、白熱して演技論を交わしている。私は知らないことが多すぎて。一緒に語り合いたいとも思いますし、女優・俳優として同じ立場に立ちたい。先輩を追いかけたいし、いずれは自分も先輩という立場になって後輩に背中を見せないと。そのためには通らなければいけない道なんです」。演じる第二王妃は、王を心から愛する貞淑な女性。宰相の謀反に利用され、王から不義を疑われながらも、やがて病を得ていく王に寄り添い続ける。「清らかで、王の幸せを自分の幸せとする理想の女性。ずっと考えているのですが、そんな女性本当にいるのかなって(笑)。でもふと、慎ましく清らかでありたいと思う心の裏には、嫉妬や憎悪という感情があるんじゃないかなって思ったんです。つまりその裏の感情を自制する心の強さがあり、考えて行動できる女性。でも、お芝居をする上で“自制する”というのも、難しいんですよ。発散する方が伝えやすい。そういう意味でもやっぱりハードルが高い。セリフでも苦戦、心を探るのも苦戦してます」。そう苦笑するが、役への分析が冷静で、その語り口からすでに倉科の考える“理想の女性”第二王妃の姿が二重写しになってくるようだ。現在すでに稽古に入っているそうだが、実際に三島の紡ぐ言葉を口にして「手ごわいです」とも語る。「セリフ自体が綺麗なので、第二王妃が何を感じてその言葉を言うのか、自分の中に落とし込んでいかないと、言葉が流れていってしまう。とても難しい」と、覚悟していた壁に直面している。「そもそも舞台が苦手なんです(笑)。舞台は私にとって楽しいものというより、苦痛が伴うもの。もちろん、達成感ややりがいもありますが。でも私は女優としてこれからもやっていきたいので、そのためには好きなことだけをやっていては10年先はないと思います。辛い道も選んで、色々な刺激を受けないと」。柔らかな佇まいとは裏腹に、ストイックな言葉が次々と飛び出してくる。そんな彼女が覚悟を決めて挑む『ライ王のテラス』でどんな表情を見せてくれるのか、楽しみだ。公演は3月4日(金)から17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットは発売中。
2016年02月12日イケメン俳優に負けず劣らずモテると言われているお笑い芸人のみなさん。「面白い人がタイプ」という女性も少なくないですし、話が上手で笑わせてくれる男性はやっぱり魅力的です。しかし、熱愛報道が出た芸人さんの中には「この人がなんでそこまでモテるの!? 」と思ってしまうような人もいますよね。そこで、恋愛jpでは「“意外と”モテると思うお笑い芸人は? 」というアンケート調査を実施しました。二股騒動で世間を賑わしている“あの人”は果たして何位に入っているのでしょうか?結果をランキング形式で発表したいと思います。●女性に質問! “意外と”モテると思うお笑い芸人は?・1位:濱口優(よゐこ)……32%(33人)・2位:有田哲平(くりぃむしちゅー)……13%(13人)・3位:井上裕介(NON STYLE)……12%(12人)・4位:狩野英孝……10%(10人)・5位:日村勇紀(バナナマン)……9%(9人)・6位:村上健志(フルーツポンチ)……6%(6人)・同率7位:福田充徳(チュートリアル)……5%(5人)・同率7位:小沢一敬(スピードワゴン)……5%(5人)・9位:小杉竜一(ブラックマヨネーズ)……4%(4人)・10位:出川哲朗……3%(3人)・11位:岩尾望(フットボールアワー)……2%(2人)・同率12位:マンボウやしろ……1%(1人)・同率12位:小峠英二(バイきんぐ)……1%(1人)※有効回答者数:104人/集計期間:2016年2月5日~2016年2月8日●第1位:濱口優(よゐこ)堂々の第1位はよゐこの「濱口優さん」で32%(33人)という結果でした。『アッキーナと付き合ってたら勝ち組でしょ!今カノに限らずこれまでの女性遍歴もすごすぎる 。いい人そうだしモテるのは分かるけど、ここまでモテモテなのは意外!』(20代女性/学生)『女を侍らせる色男って感じではないけど、母性本能をくすぐるかわいらしさがズルい。実力のある芸人さんだからそういう目で見ないけど、個人的には眉がキリッとした素朴な顔がけっこう好き』(20代女性/事務職)『「とったどー!」とかたくましい姿を見ても全然キュンとはしないんだけど、さんまさんとか他の芸人さんが絶賛するのを見ていると、「意外とモテるんだなー」って思います』(10代女性/学生)過去にウワサになった女性は“ゆうこりん”こと小倉優子さんや倉科カナさん、内田有紀さんなど美女ばかり。しかも、オアシズの大久保さんや光浦さんといった女芸人さんにも普段から優しい と評判です。小さな変化にも気づいて褒め、彼女の言うことはなんでも受け入れ、少々まずい料理も「おいしい!」と言って食べてくれるそう。世の男性は学ぶところが多そうですね。●第2位:有田哲平(くりぃむしちゅー)2位にランクインしたのは、くりぃむしちゅーの「有田哲平さん」で13%(13人)という結果でした。『おじさん体型だしイケメンでもないけど、なんか憎めないし話がうまいから、会ったら好きになっちゃいそう』(20代女性/学生)『深キョンやローラとのうわさが出たのがイケメン俳優でもアイドルでもなくて有田だなんて……恐るべし』(30代女性/企画職)『売れているけど気取った感じがないし、トーク番組を見ていてもふざけているようで気遣いができる人なんだと思う。頭も育ちも良さそうで何気に好感度が高い 』(20代女性/新聞社勤務)イケメンじゃないという声も多いのですが、それにも関わらずモテモテの有田さん。イケメンすぎないため女性に警戒心を抱かせないのもモテる秘訣かもしれません。●第3位:井上裕介(NON STYLE)3位にランクインしたのは、NON STYLEの「井上裕介さん」で12%(12人)という結果でした。『ブサイクで殿堂入りしたのに失われない自信たるや。テレビではいじられていても、実際は案外モテるのではと思えてくる 』(20代女性/広告代理店勤務)『けっこうフライデーされてるのに、もともとブサイクだから好感度が下がらない(笑)。うまいこと楽しんでるなーって印象』(20代女性/営業職)『女優の新川優愛ちゃんが好きだと言っていて、番組で会って恥ずかしそうにしていたのを見て、「こやつ、やるな!」と思った』(30代女性/主婦)「よしもとブサイクランキング」で殿堂入りしている井上さんですから、意外性で言ったらナンバーワン かもしれません。ブサイクランキングが注目されがちですが、2008年の「M-1グランプリ」でも優勝している実力の持ち主。2つの栄冠を手にするカリスマとも言えるかもしれません。----------いかがでしたか?二股騒動で話題の狩野英孝さんは惜しくも4位。モテるのが意外ではなかったのか、はたまたモテるとまでは言えないということなのか、どちらでしょうか……?たとえ二枚目タイプでなくても、他に魅力があればモテモテ人生も夢ではありません。芸人さんレベルまで話術を磨くのもむずかしいとは思いますが、イケメンに生まれ変わるよりは希望があります。モテたい男性は芸人さんのテクをこっそり盗んでみてはいかがでしょうか?【参考リンク】・【アンケート結果(1位~12位)】女性に質問! “意外と”モテると思うお笑い芸人は? | 恋愛jp()(文/恋愛jp編集部・佐藤)
2016年02月11日沢尻エリカをはじめ、夏木マリ、木村佳乃、ともさかりえ、倉科カナら豪華女優陣が繰り広げる“女の戦い”が人気のドラマ「ファーストクラス」2ndシーズンにデザイナー助手役でレギュラー出演するなど、TVドラマや舞台で活躍する新星女優・那海。この度、彼女が主演を務める短編映画『蓮田の田んぼで踊りましょう』の上映会開催が決定。監督、出演者によるのトークショーも行われるという。農家の娘ミズキは、ダンス部に所属する明るくて元気な高校2年生。いつかダンスの本場ニューヨーク=大都会に行くのだと憧れを抱いているが、農家を手伝いたくないミズキは、「農家はダサいし、何もないこの街がきらい」と家の手伝いは全くせず、畑を手伝えと言う父とケンカし、それを母がとめる毎日を送っていた。写真部に所属する親友の琴葉とは幼馴染みで、亡くなった母との思い出が詰まった蓮田を大切に思う琴葉とは家族ぐるみで仲良くしていた。 しかし、ある事がきっかけで2人は喧嘩をしてしまった…。本作は、埼玉県蓮田市を舞台に、同市の魅力を伝えるため蓮田市映画製作実行委員会が制作した短編映画。昨年11月より蓮田市内でロケが敢行され、撮影日時も事前にはすだ観光協会のホームページ内で公開されるなど注目を集め、市の活性化に一役買っている。主演を務めるのは、テレビドラマや舞台で活躍し、沢田研二主演の音楽劇「お嬢さんお手上げた」では持ち前の歌唱力で沢田さんの相手役を務めるなど、着実にキャリアを積む注目の若手女優・那海さん。現在は、松たか子、瑛太、井上真央、阿部サダヲら豪華俳優陣を迎え、野田秀樹の作・演出で贈るNODA MAP第20回公演「逆鱗」に出演中。本作では、明るく真向きで元気な高校生・小林ミズキ役を熱演する。ミズキの親友・中野琴葉役には、講談社の動画配信「ボンボンTV」出演や、ドラマ、舞台、映画、そしてラジオパーソナリティとマルチに活動するタレント・加藤一華。ミズキの父親役には、「龍馬伝」「梅ちゃん先生」を始めテレビドラマ、舞台、映画と数々の出演作を持つ山口眞司。熱血で元気なダンス部顧問・佐藤志保役には、2014年キネマ旬報社が選定する「オールタイム・ベスト日本映画男優女優100」の上位にランクインし、2016年は主演映画の公開が控える期待の女優・桜木梨奈。写真部顧問・沼田一郎役には、中島裕翔主演『ピンクとグレー』にも出演した玉熊直人、とベテランからネクストブレイクまで勢揃い。メガホンを取るのは、CMディレクターの顔も持つ映画監督・福山功起。今年は田畑智子を主演に迎えた埼玉県川口市を舞台とした長編映画『鉄の子』が公開予定だ。短編映画『蓮田の田んぼで踊りましょう』は2月21日(日)にSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザにて上映。(当日先着300人)(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日三島由紀夫の最後の戯曲『ライ王のテラス』が鈴木亮平主演で蘇る! 1月28日、この製作発表会見が都内にて行われ、鈴木のほか、出演の倉科カナ、中村 中、吉沢亮、大野いと、神保悟志、鳳蘭、演出の宮本亜門らが登壇。大作へかける意気込みを語った。舞台『ライ王のテラス』 チケット情報カンボジア最強の王と呼ばれ、今もなお圧倒的な存在感を誇るアンコール・トム遺跡のバイヨン寺院を建設したジャヤ・ヴァルマン七世王を主人公にした、壮大なロマンの物語。今回は1969年と1974年に北大路欣也が主演して以来の、久々の上演となる。主役を務めるのは、鈴木亮平。開口一番「今回は本気です!…もちろん今までの作品も全部本気ですが、今回は一番本気です!!」と話す。その鈴木はドラマ『天皇の料理番』で20キロ減量するなど、肉体改造をして役に挑む俳優として知られるが、「ジャヤ・ヴァルマン王は、三島さんが「完璧な肉体を持った王である」と書き、美しい、若い、爽やか…と色々な形容詞で肉体を褒めちぎっている。それに見合う肉体を作り上げなければいけない。そして精神と肉体が対立する話ですので、それに見合うよう精神を高めていかなければならない。様々なハードルをクリアしなければいけないので、今回は本気です」とのことなので、今回もぜひ注目を。さらに鈴木は、「肉体と精神を極限に高めて、世界遺産であるアンコール・トムのバイヨン遺跡を作り上げたこの王様の熱量に負けないだけの熱量で臨みたい。アンコール遺跡に負けない、千年残る舞台を作り上げたいと思っています」と意気込みを話していた。そして演出を手がけるのは、国内外で高い評価を得ている宮本亜門。「大学の頃からこの作品が好きで、誰か上演してくれないかな、できたら自分が演出をしたい…と思い続けてきたので、嬉しいです。今回は、日本人とカンボジア人両者による国際プロジェクトチームでの上演で、カンボジアに行ってオーディションもしてきた」と、興奮気味に話す。その言葉どおり、カンボジアの伝統舞踊・音楽が使用されるそうで、この日の会見には、来日メンバーによるカンボジア伝統舞踊のパフォーマンスも披露され、早くもかの地の風を日本に届けていた。なお鈴木は王を演じるのも初めてとのことで、シェイクスピア劇などでよく王を演じている吉田鋼太郎にその心構えを相談したところ「大きい声! あと、いつでも“お前、死刑”と言えるマインドを持っていること」と言われたそう。そのエピソードを聞いた宮本が「それ、全部忘れてください!」と慌て、共演者一同がいっせいに笑い声を上げる一幕も。公演は3月4日(金)から17日(木)まで、東京・赤坂ACTシアターにて。チケットは発売中。
2016年02月01日俳優・松山ケンイチの主演で漫☆画太郎氏のギャグ漫画を実写化する映画『珍遊記』(2月27日公開)の予告編とメインビジュアルが26日、公開された。原作は、漫☆画太郎氏が1990年より漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載し、シリーズ累計販売部数約400万部を記録した『珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~』。脚本は、お笑いトリオの鬼ヶ島のリーダー・おおかわら、はちゃめちゃなギャグセンスで話題を呼んでいるTVアニメ『おそ松さん』(放送中)などを手掛ける放送作家の松原秀氏が担当する。松山のほか、倉科カナ、ピエール瀧、温水洋一らも出演している。約1分間の予告編の冒頭では、主人公・山田太郎(松山)と共に天竺(てんじく)を目指すことになる僧・玄奘(倉科)が、太郎のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)に相談を持ちかけられる場面が映される。しかし、驚いたような表情をした玄奘の口から出てくる言葉は、男性器に関しての問いかけ。それに、ばばあはゆっくりと肯定する。豪雨と落雷によって、シリアスなムードが演出されているが、その実、語り合っているのは男性器についての話題という非常にシュールなシーンが幕開けを飾る。続いて、太郎、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、世界最強の武闘家・中村泰造(温水)、変身前の山田太郎(瀧)、こづれ紳士(板尾創路)、アキバ(今野浩喜)ら本作を彩る特徴的なキャラクターが、RIP SLYMEによるエンディング曲「Drop!」に乗って次々と登場。多くのキャラが披露されると、とある町の出入り口となっている橋を渡ろうとしている太郎が、町の子どもたちに全裸姿であると指摘されるインパクトの強い場面が続く。その後も、太郎は町の中や外で大暴れ。終盤では、「いくぜえぇ!」と気合を入れながら、敵に向かって強烈な放屁(ほうひ)をぶちかます。ナレーションは、特報映像と同様にTVアニメ『幽☆遊☆白書』(92~95年)の桑原和真役などで知られる声優の千葉繁が担当。中盤で太郎が大暴れしているシーンでは「こんな超頭悪そうな内容を、こんな超オールスターキャストで映画化するのは『珍遊記』だけ!」と高揚気味に宣言している。同時に公開されたメインビジュアルは、太郎を取り囲むように各キャラクターが配置されたデザイン。上部には、"漫☆画太郎節"を思わせるような「絶対に観ろ! バカヤローッ!!!」の言葉も躍り、不敵な笑みを浮かべる太郎の表情も相まって挑発的な仕上がりとなっている。(C)漫☆画太郎/集英社・「珍遊記」製作委員会
2016年01月26日主演に松山ケンイチを迎え、伝説的ギャグ漫画のまさかの実写映画化が実現した『珍遊記』。このほど、本作の待望の予告編映像と本ポスタービジュアルが解禁。本邦初公開の「RIP SLYME」が担当したエンディング曲「Drop!」とともに、松山さんはじめ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成や笹野高史、温水洋一、ピエール瀧ら、豪華キャストたちがどこまでも荒唐無稽な破天荒ぶりを披露、倉科さんにいたっては何度も“放送禁止用語”を連発していることが分かった。天竺を目指して旅を続けていた坊主・玄奘(倉科カナ)は、偶然立ち寄った家のじじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)で、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれ、宝珠の力で恐るべきその妖力を封印。しかし、嫌々ながら妖力の抜けた“変身後”の太郎(松山ケンイチ)を引き取ることになり、何の因果か共に旅をする羽目に…。果たして、彼らは無事に天竺まで辿り着くことができるのか!?唯一無二の画風と存在感を放つ漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」を、『地獄甲子園』『魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE』などで知られる山口雄大監督がもったいないほどの(?)豪華キャストで映画化した本作。今回解禁となった予告編は、坊主・玄奘に扮した倉科さんが、田山さんのじじい&笹野さんのばばあを前に、真顔で「ち○こ」について会話を繰り広げる、映画のファーストシーンからスタート。続いて、松山さんが演じる太郎と、太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)、世界最強の武闘家・中村泰造(温水洋一)、変身前の山田太郎(ピエール瀧)、こづれ紳士(板尾創路)、ザコ(矢部太郎)、アキバ(今野浩喜)、張明(おおかわら)、たけし(アイアム野田)といった個性的なキャラクターが次々と参上。お尻まる出し松山さんを、倉科さん演じる玄奘が前方から凝視する場面も登場する。ナレーションは本作の特報に引き続き、俳優・声優の千葉繁が担当。何とも説明しがたい衝撃のアクションシーンの数々や、各キャラクターの立ち位置すら読めない破天荒すぎる本作の魅力が凝縮された映像を、より一層ハイテンションに「何だか訳分からんが、すごい映画だ~~!!」と解説。そんな予告編でBGMとして使われているのは、これが本邦初公開となる「RIP SLYME」による書き下ろしのエンディング曲「Drop!」。まだまだ謎が多すぎる本作の、すごすぎる世界観をこちらから確かめてみて。『珍遊記』は2月27日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日女性は若ければ若いほど良いとも言われますが、男性においては年齢を重ねることがむしろ魅力を持たせることもあります。ダンディーなおじさまを好む『枯れ専』なんていう言葉があるほど。最近の、福山雅治さんや西島秀俊さんの結婚により肩を落とした女性も多いですよね。 しかし、芸能界には色気あふれる独身男性がまだまだたくさんいます!そこで、恋愛jpの女性読者のみなさまに「付き合いたい40代独身オジサマ芸能人は?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います。●「女性に質問! 付き合いたい40代独身オジサマ芸能人は?」・1位:竹之内豊……20%(44人)・2位:大沢たかお……19%(42人)・3位:佐々木蔵之介……14%(30人)・4位:北村一輝……10%(22人)・5位:GACKT……9%(20人)・6位:加瀬亮……8%(18人)・7位:渡部篤郎……6%(13人)・8位:中村俊介……5%(11人)・9位:平山浩行……5%(10人)・10位:西川貴教……3%(6人)・11位:浅野忠信……2%(5人)※有効回答者数:221人/集計期間:2015年1月11日~2015年1月13日(恋愛jp調べ)●第1位:竹之内豊最も多くの票を獲得したのは「竹之内豊」さんで、20%(44人)でした。『年をとっても変わらずカッコいい。父親より年上だけど普通に付き合いたい』(20代女性/販売員)『ドラマのビーチボーイズを見てから大ファンになりました。当時は友達と“反町派”か“竹野内派”かでよくもめてましたね(笑)』(30代女性/事務職)『見つめられながら、あの低くてセクシーな声で話しかけられることを想像するとヤバい。ヒゲもたまりません』(30代女性/営業)2014年に女優の倉科カナさんとの熱愛が報じられた竹野内豊さんが堂々の1位という結果に。結婚が近いのではないかという噂もありますが、その人気に陰りはないようです。ドラマや映画で活躍する姿は見るものの、バラエティ番組などに出演することは少なく、プライベートや私生活が謎に包まれている という部分も魅力なのかもしれませんね。●第2位:大沢たかおわずか2票差という僅差で2位にランクインしたのは「大沢たかお」さんで、19%(42人)でした。『最近バラエティ番組に出ているところを見て好きになりました。優しそうで、仕事に対してはとことん真面目って、もう最高でしょ』(40代女性/事務職)『顔も好きなんだけど、なんといってもあの声!しゃべっているところを見るとつい聞き入っちゃうし、ラジオも好きで聞いてる』(30代女性/専業主婦)『もうすぐ50歳なんて信じられないですよね。ドラマのJINを見てたけど、あんなお医者さんに看病されてみたいな』(20代女性/受付)竹野内さんと同様、モデルとしての活動でデビューした大沢たかおさん。パリコレへの出演経験 もあり、俳優としても映画から舞台まで幅広く活動されています。ドキュメンタリー番組のナレーターとしても活躍するなど、落ち着いた雰囲気と声がたまらないという女性が多いようです。また、全ての役を常に全力で演じてきたと言い切るほどのストイックさを持つ彼。その反面、真面目な顔で語られる天然エピソードも母性本能をくすぐるようで、男らしさとかわいらしさのギャップ に虜になる女性が多いようです。●第3位:佐々木蔵之介3位にランクインしたのは「佐々木蔵之介」さんで、14%(30人)でした。『ものすごいイケメンっていうわけじゃないんだけど、ずっと見てるとカッコ良く見えてくるんですよね。味があるっていうか』(30代女性/アパレル)『友達に好きっていう話をすると驚かれるんですけど、とにかく大好き。一人で旅行に行くのが好きらしくて、それに一緒についていくという妄想をよくしています』(20代女性/学生)次々と結婚していくおじさま芸能人のなかで、独身男性“最後の砦”とも言われる佐々木蔵之介さん。実家は、佐々木酒蔵という京都で有名な酒蔵であることをご存知の方も多いのではないでしょうか。主役から脇役までどんな役でもこなし、シリアスなものからコミカルな演技まで幅広く演じ分ける演技力にも定評があります。トーク番組で見せる関西弁も魅力的で、大学卒業後にサラリーマンとして働いていたという経歴から、地に足がついた雰囲気 を感じられるというのも人気の秘密かもしれません。----------いかがでしたか?そうそうたる男性陣が並び、「あの人も独身なんだ!」と思った人も多いはず。若いイケメン俳優にはない、渋さや大人の色気に溢れていて、年上好きという人でなくても付き合ってみたいと思うのではないでしょうか。「40代で独身って、なにか問題があるのでは…… 」と勘ぐってしまう人もいそうですが、これほどカッコいい人であれば、もうそれだけでいいのかもしれませんね!【参考リンク】・【アンケート結果(1位~11位)】女性に質問! 付き合いたい40代独身オジサマ芸能人は? | 恋愛jp()
2016年01月21日