モテる女はやっぱ違う!男が沼るオンナの日々の習慣「普通の外見」だけれどもつねに人気のある人は存在しています。今回は「外見が普通だけど人気がある女性」が取り組んでいる日々の習慣について探ります。適切な睡眠ふと気がつくと、絶えずパートナーがいる女性たちには、共通して早寝早起きの習慣が見られるようです。朝、余裕をもってゆっくりとできると、身なりもきちんと整えることができ、心にもゆとりが生まれます。なんとなく、こうした状況が日々の魅力を高めているのかもしれません。朝に時間との戦いをしている人は、少しでも早起きに挑戦してみてはいかがでしょう。速やかなコミュニケーションコミュニケーションを重視することもまた、人気のある女性の特徴です。メッセージや返信を素早く行うという丁寧さが、人々に信頼できる印象を与え、誠実さを示します。その信頼感が、常にパートナーと一緒にいられる秘訣の一部を形成しているとみて間違いないでしょう。また、速やかな返信により、恋のチャンスを逃さず、素早くスムーズに恋愛の流れを進めることができるとも言えそうです。自分だけの時間を大切にする人気のある女性の多くは、自分だけの時間を大切にする傾向があります。趣味を持つことが大切です。恋愛以外でも楽しみを見つけられるからこそ、余裕を持って恋愛に臨むことができ、好きな人との関係が良好になると言っても過言ではありません。パートナーがほしいと考えている人は、まず恋愛以外で充実した時間をすごすといいでしょう。だらしなさを改善しましょうすべての人に、改善すべき部分は存在します。それが外見に関係しないとしても、だらしなさは魅力を半減させるする大きな要因となります。私たちが日々、改善しようと努めているときこそ、男性たちは惹きつけられるのかもしれません。常に人気がある女性たちの取り組みの教えを守り、実践していきましょう。(愛カツ編集部)
2023年12月29日二人の子どものママ、一人娘のシングルマザー、夫と二人暮らしの女性3人の日常「ご飯」。ささやかだけれど温かいおうちご飯の数々をお楽しみください! 第20話 味方がたくさんいて救われた…!まるで天むすを食べているみたい! 「天かすのおにぎり」レシピはこちら>> 「日々家族ご飯」一覧はこちら>> 脚本/イラスト・ 松田アヤト
2022年09月21日なにかを炒めたり煮込んだりしているとき、鍋の底をじっと見ている。あまりにじっと見るものだから「なにかいるの」とギョッとされることもあるけれど、ただ火にかけられた食材を見ているだけだ。場から離れてほかの作業をする、ということが私にはできない。複数の工程を同じ時間軸に存在させるのが苦手で、油断して洗い物でもはじめようものなら鍋を焦がしてしまう。だからそういうことはぜんぶあきらめて、菜箸を時折差し入れながら、ただ見守る。油を吸った茄子をとり出し、すこし固くなりかけているように見える豚肉もとり出し、残った野菜をまたじっと見る。見られている野菜もちょっといやかもしれないと気の毒になるくらい見る。むかし、賽の河原で石を積む人をひたすらに監視しつづけては頃合いを見てそれを崩し、また監視するという作業をループする鬼の話をなにかで読んだことがあるけれど、たぶん私にはああいう係は向いているだろうなと思う。ひとつの料理が完成したらその鍋を遠いところに置き、また別の鍋で同じような作業をくりかえす。同時にお湯を沸かしておけばよかったな、と一瞬だけ反省するけれど、工程が進んでゆくにつれ綺麗さっぱり忘れていく。ぜんぶ終わる頃には最初のほうに作った料理が冷めきってしまうので、おかずは多くても2、3品が限界。おおよそ毎日こんなふうにして、私の夕飯はできあがる。■「偽の土井先生」の声が頭から離れなかった時期のこと20代のはじめくらいまで、人にキッチンに入られるのがとにかくいやだった。隠れて機を織るツルのように「絶対に入ってこないで」と念押ししてドアを閉めきってからじゃないと、料理ができなかった。作業の一つひとつ、つまり煮たり焼いたり味つけをしたりがそこまで不得手というわけではなかったと思う。ただ当時からとにかくマルチタスクが苦手だったから、手際の悪さを友だちや家族に見られるのが苦痛だった。加えて、実家暮らしだったその頃は日常的に料理をしていなかったこともあって自分の作るものに自信がなく、人に料理を出すときは常に長ったらしい言い訳をしていた。ちょっと失敗したと感じるときは「レンジ使ってみたんだけどやっぱりちゃんと茹でないとだめだね……」などと一方的に反省点を口走り、まあいつもどおりの味だな、と感じているときでさえ「薄いとか濃いとかある……?」と神妙な顔で相手に聞いていた。ひと口目を食べるときに仏頂面じゃなかったことって、たぶんないんじゃないかと思う。結婚・離婚を経験し、昨年の春に人生初のひとり暮らしをはじめてからは、自炊をするにあたって料理家の土井善晴さんによる和食アプリのレシピを参考にするようになった。誰にも見られずにひとりで作ってひとりで食べる料理は思いのほか気楽で、ああ、私は思っていたより料理が嫌いじゃないのかもしれないな……と最初は思った。土井先生自らが料理のポイントを教えてくれるアプリの動画の穏やかな口調も、料理へのプレッシャーを軽減してくれるようでとても心地よかった。しかし、様子がおかしくなってきたのは夏だった。動画をくり返し見たおかげで、その頃には土井先生による料理のポイントがほとんど頭に入っていたのだけれど、材料を切ったり混ぜたりしているとき、「とうもろこしいいですねえ、この時期が旬やからねえ」といったいつものやさしい声に混じって、「あ~なんだかえらい小さめに切りはるなあ」とか「その豆腐もう水切りしてはる? ずいぶん長いことそこに置いてますけど」という幻の声が自分の頭のなかにだけ聞こえるようになってきていた。ど、土井先生……? と心がざわつく。でも、こわくなってアプリを確認すると、(本当の)土井先生はいつだってやさしい。むしろ「種なんかとりたい人だけとったらよろしいわ」とか、常にこちらがホッとするようなことを言ってくれているのだった。私はそれを確かめるたびに土井先生に一瞬抱いてしまった猜疑心を解き、なんでこんなこと考えちゃうんだ、と泣きそうな気持ちになった。けれど困ったことにこの「偽の土井先生」現象はしばらくつづき、私を困惑させた。■ずっと「母の料理」が家庭料理のゴールだと思っていたそのとき私に聞こえていたのが母の声──というより母の言葉だったのだと気づいたのは、ごく最近のことだ。母は料理が得意だ。実家で彼女が作ってくれていた料理は、魚をまるまる使ったアクアパッツァとか、自家製ソースの煮込みハンバーグとか、野菜を何種も盛り合わせた彩りのいいサラダだとか、いま振り返るとちょっと驚愕してしまうほど手の込んだものだった。昔から夕飯のたびに感激して「ほんとうにおいしいねえ」と伝えてきたし、母も母で「我ながらそうなのよねえ」と平然と答えていた。あれ、ありがたかったなあと思う気持ちはいまもまったく変わらない。ただ、母には私がする料理に口を出さずにはいられないところがあって、その言い方がけっこうきついのは、いつもしんどかった。「なんでそんな包丁の持ち方するの?」とか、「盛りつけるセンスないねえ」と言われるたび、もともとあまり強くない自尊心がジリジリと削られていくのを感じていた。大人になったいまは、自分にも他者にも厳しい母の性格をそういうものとして受け入れられるようになったし、心配の裏返しできついこと言っちゃう人なんだよな、というのもわかってきた。けれどやっぱり、母に自分の料理の仕方を否定され続ける経験はつらかったし、そのつらさから逃れようと、母が指南する「正しい料理の仕方」をインストールしなければいけないと強迫的になっていた側面が私にはあるのだと思う。自分にとって「母の料理」はいつしか、目指すべき家庭料理のゴールのようになっていた。そう気づいたきっかけはふたつある。ひとつは、いまのパートナーがうちでときどき料理を作ってくれるようになったこと。彼が料理にはまった入り口は料理YouTuberの動画らしく、レシピ動画が更新されるたびに「カレーうどん食べたい人いる?」などと言いながらキッチンに立つ(私は食べたい人としておとなしく待っている)。料理の様子をたまにうしろから覗いてみると、時折スマホを確認しながらもおおむね自由に、鼻歌とか歌いながら材料を切っていて、ああいいなあと思う。そうやってのびのび料理したほうが絶対楽しいよな、私もそうなりたいなあと、彼を見ていたらごく自然に思うようになった。それからもうひとつは、ある料理家さんと仕事でご一緒したときのこと。話のなかで、「世間にはこんなにもたくさんの時短レシピや冷凍食品も溢れているのに、私たちは手間のかかっていない料理のことをどうしていまだに卑下しちゃうんですかね?」と自分自身の悩みが半分混じった質問をしたら、その方が「手間ひまをかけた料理は当然おいしいけど、そうじゃない料理にもまた別のシンプルなおいしさがあるってことを実感できていないんでしょうね。いま食べているものをおいしいと感じる力が足りないんだと思う」とさらりとおっしゃった。そのとき、ほんとうにそうだ、と正面から殴られたような気持ちになった。思い返してみれば、母が教えてくれたレストランみたいな料理を起点に、それを息苦しく感じて適当にアレンジして作るようになったパスタとか、バレンタインデーの前夜に半日かけて作ったザッハトルテとか、なにもかもが面倒になってわかめと塩だけで作ってみた雑炊とか、私は私なりにいろいろ料理を試してきたじゃないかという記憶が波のように押し寄せてくる。そのなかで、ちょっとこれは手間に見合わないから二度と作らないだろうなと感じる料理や、面倒だけどたまには作って食べたいなと感じる料理、人にはちょっと出しづらいけど私はまあ好きだなと感じる料理もあったことを思い巡らせ、その日のコンディションに応じて自由なルートを選べばいいんじゃないか、とはっと気づいた。結果、私はカルガモの親子が車道を横断するときのようなスピード感で夕飯を作るようになって今日に至る。こんなに時間かけないほうがいいのかなあとうっすら思いつつも、自分にとってちょうどいい味と量をこしらえようと思ったら私の料理はこのくらいかかるのだ、と徐々に開き直れるようにもなってきた。人がいるときは手伝ってもらうので、だいたい半分くらいの時間でできるということもわかってきた。ついこのあいだ、ワクチン接種の副反応で何日も起き上がれず困っていたら、母が車で10分ほどの実家から作った料理を持ってきてくれた。お礼を言って母を見送ったその日の夜、ありがたさと申し訳なさのなかでタッパーをあけると、生ハムやらシャインマスカットやらが美しく並び、ミントの葉が飾られたサラダが入っていた。こんなの自分で作れるわけないだろうさすがに、私はなんでこれをずっとゴールだと思ってたんだよ、と思わず笑ってしまう。同時に、私の卑屈さが勝手に生み出した土井善晴の幻を思い出し、土井先生ほんとうにごめんね、と謝りたくなる。母の料理は当然のようにとてもおいしくて、「すごいねえ」と何度もLINEをした。母からは「そうなのよ」と返事がくる。母の料理を食べさせてもらえることは私にとって変わらず幸せな体験だけれど、母のような料理を作りたいとはもう思わなくなった。この豪華なサラダを食べ終わったら自分でまた2時間くらいかけてなにか作らなきゃなのか、面倒だなあ……という思いが一瞬頭をよぎる。けれど、面倒であることは仕方ないとして、私は自分で作る味噌汁やら餡かけ野菜炒めやらの味がけっこう好きなのだ、いまは。そう思えるようになってから、料理をしているときに誰の声が聞こえてくることもなくなった。
2021年10月08日すこし前、ネットでギャルブランドのキャミソールを買った。パッド入りの、1枚でそのまま着られるやつだ。洋服は9割がた試着してから買うのだけれど、バーチャルモデルの女の子が派手なキャミにローライズのデニムを合わせている写真をインスタで見た深夜、かわいい! と興奮して即注文した。届いたキャミソールはピアノの鍵盤を覆う布みたいな深い赤で、身につけていたTシャツとブラジャーを脱ぎ捨ててそれを着てみると、思っていたよりも生地に厚みがあった。頼もしい。鏡の前に立って初めて、背骨の2/3が見えるくらいに背中がガバッと開いていることに気づく。しまった、といつもなら思うのだけれど、私はこの夏をグッドなバイブスで乗り切ろうと決めていて、グッドなバイブスの定義のなかには「遠慮せずに肌を露出する」というのも含まれているので、むしろ、いいぞいいぞ! と思った。■「エロいなって思ったら、どうすればいい?」大学生のころはショートパンツが好きで、ポケットの裏の生地が見えるくらい短いデニムショーパンをしょっちゅう履いていた。当時は短めのボトムスが流行っていたこともあってそこまで浮いたりはしなかったけれど、Tシャツにショートパンツでキャンパスを歩いていると、ときどき男子学生や男性の教職員から、「目のやり場に困るから……」と言われることがあった。もっとストレートに、「エロいね!」とか声をかけられる日もあった。そういう反応を受けてショートパンツをやめたかというと、馬鹿らしくてそんなこと当然しなかった。だって、ドレスコードが規定されているわけではない場において、男性はふつうにハーフパンツを履いたりタンクトップを着たりしているのに、女性だけが脚や腕を出すことに配慮しなきゃいけないというのはアンフェアだ(なかには男性に対して「ハーフパンツは生理的に苦手」みたいなことを言う女性もいるけれど、それは女性の露出に対する抑圧とまったく同じく無礼なことなので、即刻やめてほしいと思う)。だからそのまま脚や腕を出して大学を、街のなかを歩き続けた。露出が多いとそのぶん性被害に遭うリスクが高まるのでは、と言ってくる人もいたけれど、女性の多くがおそらく知っているとおり、たいがいの痴漢や露出狂は、相手の女性が肌をどれだけ露出しているかは二の次で、気が弱そうか否か、つまりとっさに通報できそうなタイプか否かでターゲットを選んでいる。個人的な経験で言えば、金髪や茶髪にショートパンツで電車に乗っているときよりも、黒髪で露出の少ない服装でいるときのほうが圧倒的に痴漢には遭った。そんな話を男性の知人にしたら、「性被害には遭わないとしても、肌を露出してる女性を見たら正直『エロいな』って思っちゃう。それはどうすればいい?」と聞かれたことがある。答えは当然、「思っても相手に伝えないでください」だ。女性だって、というかおそらくどのような性自認の人間だって、性欲がある限り、露出の有無に関係なく他者に欲情することはある。でも、それは当人が頭のなかで解決すべき問題であって、相手の気持ちを聞く前に自分の欲望を一方的にぶつける行為は、暴力にほかならない。ほんとうは2019年にもなって、こんな当たり前のことを言うのに文字数を割きたくないのだけど。■彼女が脚を出す理由もっと、これからのことについて話したい。最初に大学時代の話をしたけれど、私は25歳を過ぎてからの2年弱、ショートパンツやミニスカートをほぼ履かなかった。異性の目という問題はクリアしていても、それ以上に大きくシンプルな問題として、「自分の美意識(のようなもの)に自分の体が見合わない」という悩みがあった。私は脚が太いほうで、大学のころはギリギリ「肉感的」みたいな言葉で形容できた自分の両脚が、歳を重ねるにつれてむくむことが多くなり、あんまり露出をしたいと思えるパーツじゃなくなってきた。ジムに通ったり履く靴を選んだりすることで悩みの一部は解決されたのだけど、もともとの骨格の問題もあるのか、自分の思う理想的な脚にはなかなか近づけない。仕方ないから脚を出さないファッションでいることが増えて、そうなると自然、クローゼットからは短い丈のスカートやパンツが減っていった。けれど最近、さまざまな体型の女性が脚の露出に対する自分の胸中を語る――というVOGUE JAPANの動画をたまたま見ていたら、そのなかのひとりの女性が「脚は人の歴史が見える素晴らしい部分」だと言っていて、わあ! と思った。たしかに、陸上部だった人の脚のかたちや、スポーツを一切してこなかった人(私だ)の脚のかたちはそれぞれにばらばらで、もしかすると体のなかでいちばん個性が光るパーツかもしれない。私はまだ自分の脚を「素晴らしい部分」だとは言いきれないけれど、それでもすこしだけ考えが上向いたのを感じて、その週末は久しぶりにロングじゃないスカートを履いて出かけた。写真とか撮るたびにちょっと恥ずかしかったけど、たぶん、だんだん慣れていくと思う。■グラデーションを受け入れる恥ずかしい思いをしてまで肌を露出する必要なんかある? そもそもなんで肌なんか出したいの? と思う人もいるかもしれない。知人の俳優は、あるときから脇の毛を剃らなくなった。その話を人にすると「どうして?」と絶対に聞かれるらしいのだけど、彼女自身の答えはシンプルで、「剃らないのが自然だなって思ったから」。「特に強い思想とか信念とかあってやってるわけじゃないんですけど、なんか生えてくる毛をそのままにしてたらすごい反社会的な人みたいに見られるんです」。彼女はそう言って笑いながらちょっと困った顔をしていた。ミックスバーで働いている友達は、お店に立つときは必ず女装をしている。胸元が大きく空いたセクシーなミニドレスをいつも着ていて、終電を逃しちゃって一緒に回転寿司を食べに行った朝も、彼女はそのドレスで街を歩いた。写真撮影を頼まれたりするたびにいいわよ、と胸を寄せてポーズをとる友達は、自分の理想とする女の子像を体現するためにそのファッションをしているという。もともとのバストが大きいのがチャームポイントだとあるとき気づいて、だんだんとそれを生かした服を着るようになったのだと教えてくれた。女装は「女の子として生きる手段」だと彼女は言う。たぶん、露出をする、ということにも彼女たちと同じようにスタンスや信念のグラデーションがある。なんとなく腕や脚を出すのを自然に感じるという人もいれば、社会へのカウンターとしてそうしている人もいるし、自分のなかのファッションの美学としてそうしている人もいる。というかなんなら、ひとりの人間のなかでさえその気分は毎日入れ替わる。私自身、「なんで今年の夏は肌出したいの?」と聞かれたら、「暑い日にラクそうだから」と答える日もあるし、「ゼロ年代のギャルになりたいから」とか答える日もあるだろう。キャミソールでも、ハーフパンツでもミニドレスでも、あるいは民族衣装とか着ぐるみとかであっても、全員ができるだけ肩肘を張らずに着られる社会であってほしい。だから、身近な人がもしいつもと違う雰囲気のファッションをしてきても、言葉はかけないままで「似合うね」って思っていたい。
2021年05月21日去年の末、還暦を過ぎた父ががんの手術を受けた。食道をぜんぶ切除した上で胃の一部を引っ張ってきて食道の代わりにする、という人体切断マジックのような大手術だったから、いま父の体には食道と胃の半分がない。退院後、見舞いにきてくれた父の知人は、15キロほど痩せた父の姿を見て一瞬明らかにぎょっとした顔をし、しばらく言葉を探したあとで「早く元気になってくださいね」と言った。父はかすれた声でなにか返そうとしたのだけど、「無理にしゃべらないで大丈夫ですから」というその人の声が重なり、黙ってしまった。無理にもなにも、手術で傷がついた声帯ではその音量がフルボリュームなんですよ、というのを私から言おうか迷ったが、そんなことを言ったら余計に「それはおつらいですね」みたいな顔をされてしまう気がした。父は黙り、私はその横で所在なくテレビの囲碁番組を見ていた。■なんでそっちが泣くんだよ退院したばかりのころ、父に「食道ないのってどんな感じ?」と聞いたとき、「食道がないのは自分ではよくわかんないんだけど、頭ないなって感じはする」と言われたのが妙に印象に残っている。あーわかる、と答えて「なんでわかるのよ」と母に笑われたのだけど、私も数年前、胸の手術を受けたときに同じようなことを感じたのだ。左胸に5センチほどの腫瘍があり、放っておくと悪性化する可能性があるので胸を切って腫瘍を取り除きます──と医師に告げられたとおりの説明をすると、当時付き合っていた恋人は、ファミレスの向かいの席で急に泣き出した。「胸を切るんだ?」と言われ、乳房ごと摘出するわけではないけれど傷とかはできると思う、と伝えると、「つらいな」と手を握られた。手術を終えた半年後、私の胸にはまた別のしこりができた。もともと医師には、何度か再発する可能性が高いこと、繰り返すうちに悪性化するケースが多いということを聞いていた。検診に行き、しばらく様子を見ましょうねという結論が出た帰り道にそれをLINEで恋人に伝えると、電話がかかってきた。彼は思いつめたような声で「またか……」と言い、「どうしてシホばっかりそんな目に遭うんだ、お願いだから早く健康になってくれよ」と泣いた。なんでそっちが泣くんだよ、というのが、そのときの率直な気持ちだった。父にとってはわからないが、私があの言葉に感じた内臓が浮くような居心地の悪さは、「頭ないなって感じ」にとても近かったんじゃないか、と思う。目の前の相手にとつぜん“健康”という見えない白線を引かれ、あなたはその外側にいますよ、轢かれる前に早くホームに戻ってください、と注意を受けたようなばつの悪い気分だった。■外に出たくないのだ、元気がないのだから話は変わるけれど、私は毎年、梅雨がくると決まって人の視線が怖くなる。10代のうちはそれを治さなくてはと思い悩んでいたのだけど、最近はもう、“そういうもの”と開き直るようになった。人と対面する仕事は梅雨に極力入れないようにするし、飲み会の誘いもほぼすべて「ちょっと忙しくて……」で断る。まったく忙しくなんかないのだが、1日12時間くらい眠らないと眠気が消えないので、基本的にずっと寝ている。そんな話をすると、決まって「えっ、早く病院行ったほうがいいよ」と言ってくれる人がいる。ありがたいなと思いつつ「いや、“そういうもの”なんだよ」と言うと、絶対に怪訝な顔をされる。もちろん、それで仕事や友人関係にあまりにも支障が出るようになったら病院に行くつもりだけれど、いまの私は特にそれで困っていないから(仕事をセーブしているので収入はかなり減るけれど、“そういうもの”なので)、まあいいや、となる。申し訳ないけれど、間違っても「外出たほうがいいよ」などと言わないでほしい、と思う。出たくないのだ、元気がないのだから。めちゃくちゃなことを言っていると思われたかもしれないが、私にとって “元気がない”のはそのくらい自然なことだし、もっと乱暴なことを言うと、“元気がない”くらいが自分にとってのちょうどいい健康なのだ、と思っているふしがある。もちろん、元気はないよりあったほうがいいよ、と言う人のことは否定したくないのだけれど、私の場合は、人に「元気になってね」と言われると、なんとなくソワソワする。ありがとう、でも、元気じゃなくても社会に存在させてくださいよ、私はこれでも健康なんですよ、と思ってしまう。■“病気”は絶対的な悪、なのか?すこし前、自分が漠然と抱えていたそんな気持ちに寄り添ってくれるような本に出会った。『やさしくなりたい』という、“ままならない身体”をテーマにした個人発行のZINEだ。先天的な病気や心身の不調など、身体になんらかの不安を抱え込んでいる人たちの寄稿やインタビューを集めた1冊で、発行者の野地洋介さん自身も心臓発作で緊急入院するという経験をしている。この本に、医師・稲葉俊郎さんへのインタビューが収録されているのだけれど、インタビューの中にとても印象的な一節があった。“健康とは、100人いれば100通り異なる状態。絶対的な定義は不可能だとぼくは思っています。しかし医者も患者さんも、病気のないまっさらな状態を「健康」としてゴールに置き、物語を組み立てている。その裏には、病気とは絶対的な悪であり、もし見つかれば速やかに取り除かなければならないという前提があります。(中略)例えば、先天性下肢欠損症という生まれつき足のない疾患を例にします。この図式に当てはめると、子どもは一生悪いものとして自分のからだを背負って生きていくことになりますが、そんな認識のなかで生きていくことはかなり辛いものです。人生の価値や意味を外部の人が決めていいのでしょうか。”――『やさしくなりたい』編:野地洋介 より引用稲葉さんは、“その子にはその子だけの健康の形がある”と言う。このインタビューを読んで最初に頭をよぎったのは、10代のときに引きこもりになり、いまでもうつと付き合いながら仕事をしている同世代の友人のことだった。彼女は幸い、相性のいい医師に出会ってカウンセリングや服薬を続けているのだけれど、彼女のお母さんは通院を始める前の子どもの姿を見ているからなのか、“元気だったとき”を治療のゴールに捉えているふしがあるそうだ。「元気だった10代前半のときなんて自我もなにもなかったんだよ、カウンセリング受けるようになってからが私なんだけどなあ」と友人は言う。その気持ちはとてもよくわかるし、私にとっても、いまだにしこりのある胸や梅雨に元気がなくなる心、その他のいろいろなままならなさを抱えた身体こそが私なのだ、といまは思う。■自分だけのビート、と思いたい最後にもうひとつ、大好きな本の話をする。絲山秋子さんの『ダーティ・ワーク』という小説の中に、『worried about you』という短編がある。ギタリストをしている熊井という女性が主人公で、彼女はある日、嫌々受けた健康診断で心疾患の疑いがあると告げられる。死につながるような病気だったら、と不安を抱えながら再検査を受けた彼女は、医師に「これは異常っていうほどの異常じゃないですねえ」と言われ、心電図を見せられる。そして、“「これはね」医師は嬉しそうに言った。「異常じゃなくて、あなたの心臓に固有なリズムのようなものですよ」「固有なリズム……」「くだいて言うと、癖みたいなもの。あなたの心臓の癖なんです」”――『ダーティ・ワーク』絲山秋子,集英社 より引用そう告げられ、熊井はつい笑ってしまうのだ。物語は、“それは、悪い結果ではなかった。彼女は誰も知らない自分だけのビートを手に入れた。”というフレーズで終わる。原稿を書くために久しぶりにこの小説を読み返して、“自分だけのビート”という言葉に思わず私までうれしくなり、笑ってしまった。自分の身体のままならなさをこんなふうに捉えられたら、どれほどいいだろう、と思った。ちょっと格好よすぎて私にはまだ真似できないけれど。父にきのう「まだ頭ないなって感じる?」と聞くと、「もうこれはたぶんずっとないな」と返信がきた。父は最近、食道がないなりに上手に酒を飲むコツがわかってきたらしい。いいのかよ、とも思うけれど、それは私や家族が決めることではたぶんない。父なりに、彼の身体との付き合い方を、彼なりの“健康”を、探っていってくれたらいい。
2020年06月27日気づいたら重い女になってしまう・・・自分は絶対に重い女になりたくない!と思っていたのに、お付き合いをしていくうちに気づけば重い女になってしまっていたという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。相手のことを思うからこそドンドンと重くなってしまうのかもしれませんが、相手が重い女と感じてしまった時点で、交際関係に亀裂が入ってしまったり、喧嘩が増えてしまうということもあります。重い女にならないためにも、まず重い女の特徴を十分に理解しておく必要があるでしょう。そして重い女ではなく、忘れられないほど魅力のある女性になるにはどのようにしたらよいのかを解説していきます。重い女の特徴3選重いと言われて悲しい思いをした経験がある人も多いのではないでしょうか。重い女にならないためにはまず自分自身を自己分析したうえで、重い女の特徴に当てはまってないかを確認するのが効果的です。自分自身が重いと思っていなくても実は相手は重いと感じてしまっているかも・・・。一度自分自身に問いかけ見直してみましょう。こちらでは重い女の特徴を3つご紹介します。(1) 束縛が激しい大好きな彼のことを何でも知りたい。いつどこで何をしているのかを把握しておきたい。友達や会社の人と遊びに行ったり飲みに行く時はマメに連絡が欲しいと考える女性も多いのではないでしょうか。本気で好きだからこその行動かもしれませんが、一般的に見たら束縛が激しい女性とみられることが多いのかもしれません。そしてそれは同時に重い女性と感じる人もいることでしょう。(2) ネガティブで自分に自信がない常にマイナス思考でネガティブな女性は男性に重い女性と思われてしまうことも多いようです。ネガティブな発言をされてしまうと、ポジティブになるように持っていこうと周りが気を使わないといけなくなってしまい、重い女となってしまうことがあるでしょう。自分に自信のない人が陥るケースですが、自信がないなりにも明るく前向きにできるように努力が必要と言えるでしょう。(3) すぐに泣いたりかまってほしい雰囲気を出すどうしても相手の気持ちを自分に向けておきたくて、何かあるとすぐに泣いてしまったり、弱い自分を演じてしまうという人もいるのではないでしょうか。演じてるうちはいいかもしれませんが、男性からするとめんどくさいと思ってしまったり、構ってほしい雰囲気を読み取り、重い女だと思われてしまうこともあるでしょう。重い女になってしまうと相手は逃げたい気持ちになってしまうこともあるので注意してください。忘れられない女になる方法3選重い女は卒業して、忘れられない女=魅力のある女になれるように努力をしましょう。こちらでは、男性があなたを離したくないと思ってしまうような素敵な女性になる方法をご紹介します。(1) 一途に人を愛することのできる女性忘れられない女性の特徴としてまず挙げられるのが、一途に人を愛することのできる女性でしょう。一途に男性を好きになるというのは簡単に見えますが、一途に相手のことを考え、相手の幸せを願いつくすことのできる女性はなかなかいないのではないでしょうか。相手に重いと思われることのない、純粋な愛を注ぐことができるには、素敵なお相手に出会う必要があるかもしれませんね。(2) 無邪気でどんなことにも明るく笑ってくれる女性とにかく無邪気でどんな冗談でも笑い飛ばしてくれるような明るい女性は魅力的と言えるでしょう。仕事で疲れていても、明るく癒してくれる女性が味方だと考えるだけで頑張れる人もいることでしょう。男性は癒される女性であれば結婚したいと考える人も多いようです。明るい女性になるにはまず自分に自信を持って前向きに進んでいける人になる必要があるでしょう。(3) 気が利き話をよく聞きいつも見方をしてくれる女性気が利く女性や、自分の話ばかりするのではなく聞き役が出来る女性に男性は居心地の良さを感じます。また、いつも自分の味方をしてくれる女性は男性からすれば安らぎと感じます。男性が安らぐことのできる女性になることが忘れられない女になる秘訣ともいえるでしょう。重い女ではなく一途でまっすぐな女性でいよう!重い女になってしまうと相手だけではなく、自分自身も疲れてしまうことでしょう。せっかく素敵な相手に出会えて付き合えたのに一緒にいて疲れてしまう存在になると寂しいですよね。重い女ではなく、一途な女性を目指していくと良いでしょう。
2019年06月05日2018年、油断していたら香水にハマった。アニメ好き・ジャニーズ好きの友人たちがよく「あの沼は、覗き込んだだけで足をとられるから……」とバナナフィッシュやセクゾやキンプリを前にして嘆くのを聞いていたので、「自分が絶対好きになっちゃうジャンル」には近づかないのが賢明だということはわかっていた。……のだけど、興味本位で水たまりみたいな浅い部分に足をポチャッとつけてみたら、気がついたときにはすでに隣でアンコウとかがユラーッと泳いでいた。不覚だった。辺りを見渡すと、思っていた10倍は自分が深いところにいるのに気づいて途方に暮れてしまった。早々に降参して、この連載で香水の話をしたい、しようと思った。でも、香水について調べ始めたら、知れば知るほど付け焼き刃でなにかを語っていいようなジャンルではないということがよくわかってきた(香水に限った話ではないけれど)。香料が生まれた由来や伝説的な調香師の話、個性豊かなメゾンの話など、私がほんの少しかじっただけでも興味を惹かれるような要素が香水にはたくさんあるのだけれど、その魅力を紹介するなら間違いなく、もっと適任者がいる。だから今回は、私が香水にハマったきっかけでもある“香水の紹介文”と、最近リピートしている香りとの個人的な出会いについて書く(読者各位、5分でいいのでこの話に付き合ってほしい)。■架空の「庭」たちとの出会い白状してしまうと、私はまだ香りについてはド素人なので、香水を選ぶときはボトルのデザインや出会ったタイミング、ひと吹きしてみた印象など、かなりの部分で直感に頼っている。なにより気になるのは調香師がその香水をどんなイメージで作り上げたかで、香水の紹介文(説明書き)が魅力的なブランドばかり気になってしまう。たとえば、定番中の定番だけれど、エルメスに「庭園シリーズ」という5つの“庭”をモチーフにしたフレグランスのシリーズがある。これは2016年までエルメスの専属調香師を務めていたジャン=クロード・エレナが手がけたもので、「ナイルの庭」「地中海の庭」といった香りは日本でも知名度が高い。この庭園シリーズの最後、5番目の香りとして2015年に発売されたのが、「李氏の庭」。この紹介文としてジャン=クロード・エレナが寄せた文章が、とにかくうっとりするほど美しい。以下、公式サイトより引用。池の匂い、ジャスミンの香り、湿った小石の匂い、スモモや金柑の木、巨大な竹林の香りを、記憶をたどって思い浮かべました。すべてがそこにありました。池の中でゆったりと百年の時を経てきた鯉までもが。花椒の茂みはバラのような棘を持ち、その葉はレモンのような香りを漂わせていました。私に残された仕事は、他のすべての要素も織り込んで、新しい庭をつくることだけでした。フレグランス《李氏の庭》より出典:恍惚としてしまう。この紹介文を初めて読んだとき、子どもの頃にどこかで嗅いだ、池に浮かぶ蓮の葉の湿った匂いを思い出した。いてもたってもいられなくなってそのままオンラインショップで注文し、届いた「李氏の庭」を手首につけてみると、果たして想像していた香りとそれはほぼ同じだった。なんだか感激してしまって、それからはときどき「李氏の庭」を枕に吹きかけて寝ている(真っ暗な森の中、池の上で眠っている気分になってたまにうなされるので、寝香水として使うのは個人的にはあんまりおすすめしない)。■ジッキー、忘れられない女性の香り前述した「庭園シリーズ」を始め、背景にあるストーリーがユニークだと、香りにまで惚れてしまうことが多い。私の母はゲランのアクアアレゴリアというシリーズの香水をよくつけていたので、子どもの頃、小学校から帰ってきてリビングに誰もいないと、その香りを頼りに母を探した。オーデトワレ(※)にしては香りの持ちがいいフレグランスで、少し前まで母がいたところには、常にその香水の香りがしていたように思う。※「オーデ=水の/トワレ=化粧」という意味。日常の中で軽い感覚でつけられるもの。香りの持続時間は2~5時間ほど母の影響か、私も大人になって最初に香水を買おうと足を伸ばしたお店はゲランだった。20歳の頃、それから2年後、また数年後、と何度かお店を訪れたけれど、これと言ってお気に入りの香りは見つけられなかった。ところが、去年の秋、ふらっと立ち寄った新宿の百貨店の中のゲランで、「JICKY(ジッキー)」の香りに出会った。1889年に発売されたいわゆる“名香”で、紹介するのもおこがましいくらい有名な香水だ。名前しか聞いたことのなかった私に、スタッフの男性が、「ジッキー」が生まれた由来を教えてくれた。公式サイトの紹介文を一部引用する。発表当時、その斬新な香りに女性たちは戸惑いましたが、男性たちの間ではすぐに評判になりました。そして現在、このフレッシュでいきいきとした香りは、ユニセックスなフレグランスとして、男女を問わず愛されています。エメ・ゲランがイギリス留学中に出会った、若く美しい女性ジッキーへの忘れ得ぬオマージュとして捧げられた香りです。Jicky - Guerlainより出典:「調香師が、留学中に出会った忘れられない女性に捧げた香水です」という言葉を売り場で聞いたとき、ぐっときすぎて間抜けな声を漏らしてしまった。手元にあったムエット(試香紙)にジッキーをもう一度吹きかけてみると、少しスパイシーな印象のハーブが、徐々に甘すぎないバニラの香りと混じっていって、もうその時点で大好きな香りだった。安い買い物ではないので、迷ったけれどその日はムエットだけ持って返った。けれど、いまでも街中でジッキーをつけている人とすれ違うと、すぐに気づいてはっとしてしまう。■燃える理髪店、ゴミの花、女性の名を持つ男性ユニークなネーミングやエピソードを持つ香水は尽きない。D.S. & DURGA(ディー.エス.&ダーガ)というニューヨークのブランドには「バーニングバーバーショップ(燃える理髪店)」という香水があって、実際にアメリカで起きた理髪店の火事の香りを再現しているという。最初にお店で嗅いだとき、たしかにシェービングクリームの焦げたような匂いがして、その再現性の高さに思わず笑ってしまった。けれど、インパクトのあるトップノートから時間が経つに連れライムやラベンダー、バニラの甘い香りが仄かに漂ってきて、個人的にすごく好みの香水だった。それから、ETAT LIBRE D’ORANGE(エタ リーブル ド オランジェ)というフランスのメゾンには、「アイアムトラッシュ(ゴミの花)」というものすごい名前の香水がある。直訳すると、「私はゴミ」。このメゾンを扱っている香水ショップで初めてその名前を聞いたときはギョッとしたけれど、聞けば、香料の残滓、つまり本来ならば捨ててしまう部分を使って作り上げられた香りだと知って素敵に思った。柑橘系の爽やかな印象の香りで、「ゴミ」なのに、人を選ばないいわゆる“いい香り”なのも面白い。私が日頃いちばん頻繁につけている香りは、サンタ・マリア・ノヴェッラというイタリアのブランドの「Eva(エバ)」。「アダムとイブ」のイブ(Eva)に由来しているというストーリーも、「女性の名を持つ男性用」というユニセックスなコンセプトも気に入っている。日常的につけている香水なので、たまに友人と一緒に歩いていて「あ、いまシホの匂いした」と言われることがあって、(図々しいとは思うけれど)それがとても嬉しい。サンタ・マリア・ノヴェッラの「Eva」■こんなステージまだあったのかよ、早く言ってよ最近そんな話ばかり人にしている。年末、仲のいい友人と向かい合って肉を食べながら香水の話をしていたら、「そんな楽しそうな顔久々に見た」と呆れたように言われた。ちょっと照れて笑ってしまったけれど、たしかに、すごく楽しそうな顔をしていたと自分でも思う。新しいものを好きになると、嬉しい。生活って、歳を重ねてゆくにつれてもうこれ以上フィールドを拡張できないRPGみたいに感じてしまうことがあるけれど、本当はそんなこと全然ない、と思う。「こんなステージまだあったのかよ、早く言ってよ」みたいな展開が急に訪れると、怖い半面、やっぱりワクワクする。香水は、稀に「いい匂いですね」って言ってもらえるけれど、人に気づかれないことのほうが圧倒的に多い。でもその分、自分のためだけにつけている、というえも言われぬ高揚感がある。こういう、自分のためだけの喜びみたいなものを少しずつかき集めては増やしながら、ままならないことも多い世間をどうにかこうにか渡ってゆきたい。じっと目を凝らすと、遠くのほうにお香とかヘッドスパとかエステみたいな(ヒーリング系の)沼が見える。自分が沼の中にいると、水中に差すすべての光が魅力的に見えてしまうのでかなりまずい。たまに他の沼を覗き見て、あっちはもっと深いぞ、と思いつつ、いい匂いのする洞窟の中で今日も眠る。illust/兎村彩野(@to2kaku)
2019年01月27日大人になった今も、ニキビに悩まされていませんか?思春期の頃とはまた違うニキビで、なかなか治らないのもやっかいな存在です。そんな大人ニキビはなぜできるのでしょうか?その原因と治し方をご紹介します。大人ニキビってなぜできる?出典:byBirthニキビと聞くと思春期の頃にできるイメージですが、実は大人になってからでもニキビはできてしまうのです。ある程度年齢を重ねたのに、なぜまたできるの?と思いますが、実は思春期の頃とはできるメカニズムが違います。そして一度できるとなかなか治らず悩みのタネとなることも。そんな大人ニキビはなぜできるのでしょうか?やっかいな存在の大人ニキビの原因と治し方をご紹介します。ストレス出典:byBirth大人ニキビはストレスによるものが多いかもしれません。ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れ、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまいます。そうすると皮脂の分泌も増えてしまうことで、ニキビが発生してしまうことに。肌もゴワつきやすく、毛穴のトラブルも引き起こしやすくなります。大人になると何かとストレスを感じやすいですが、肌荒れや体の不調を招いてしまう一番の原因とも言えるでしょう。神経質だったり完璧主義なタイプの人はよりストレスを感じて抱え込みやすいので、まずは自分がストレスをどれくらい抱えているのか、どんな時にストレスを感じてしまうのかを把握しておくことが重要です。便秘出典:byBirth便秘で悩む女性は多いもの。そんな便秘はお肌の不調として表れやすい部分でもあります。そもそも便は体にとっては不要なものであり、本来は毎日その排出物を出さなくてはいけません。人間としてごく当たり前の現象ですが、それができなくなると肌荒れとして悩まされることになってしまうのです。便秘の原因は食生活の乱れや冷え、ストレスなどからも引き起こされますが、同時に大人ニキビとして肌の調子まで悪くなります。便秘になりやすい人は意識して改善するようにしなくてはいけません。不規則な生活出典:byBirth毎日夜遅くまで起きていたり偏った食生活ばかりしていると、大人ニキビができてしまう原因に。自律神経が乱れたり肌のターンオーバーがうまく行われないことで、肌が荒れやすくなるのです。またインスタント食品やスナック菓子を好んで食べているのもNG。脂肪や糖質の取りすぎは皮脂が過剰に分泌されて、大人ニキビを発生しやすい状態にしてしまいます。仕事上不規則になりやすい人や、食生活が偏りがちな人は気を付けたいですね。ホルモンバランスの乱れ出典:byBirth大人になってから肌荒れを感じやすいのは生理前という方も多いのではないでしょうか?特に生理前は女性ホルモンのバランスが乱れやすく、それが大人ニキビにつながってしまいます。女性ホルモンのエストロゲンは、美肌には必須な存在。でも生理前にはそのエストロゲンが低下しやすいと言われています。そのことが生理が近付くと肌が荒れていると感じやすい原因なのです。また生理前以外にも、さまざまなことがきっかけでホルモンバランスが乱れると大人ニキビを作り出してしまいます。女性にとってホルモンバランスとは、非常にデリケートな関係性と言えますね。乾燥出典:byBirth思春期のニキビとは違うのが、乾燥によってニキビができている可能性があるということ。思春期の時は皮脂の分泌が多いことが原因。でも大人ニキビは肌に潤いが足りていないことが原因かもしれません。もう一つはフェイスラインなどのUゾーンにニキビができやすいのも特徴です。元々乾燥肌の人や、保湿をあまりしていない人は、肌が乾燥した状態になっているので皮脂の分泌が増えて、肌の表面を保護しようとします。そうすると毛穴詰まりを起こして大人ニキビになるのです。また、肌は脂っぽいのに内側は乾燥しているインナードライ肌の人も要注意。実際は乾燥しているのにテカっているからといって保湿をサボると、余計に肌トラブルを引き起こしてしまうことになります。何もしなくても肌が潤っていた若い頃とは違い、大人になった今は入念な保湿をすることを徹底して行うようにしましょう。大人ニキビの治し方って?良質な睡眠出典:byBirthあらゆることの不調を治すには、やっぱり睡眠をとることが一番です。ただ寝ればいいだけではなく、質の良い睡眠を目指しましょう。寝る前にスマホを見ることは避け、テレビをつけたままや電気を付けっ放しの状態ではきちんと休まることができません。体を休めることを五感で感じ取って眠りにつくことが望ましいですね。また肌が荒れている時は枕やシーツのリネン類も清潔にしておくようにしましょう。寝ている時に髪が触れてしまったりするのであれば、軽く結んでおくかヘアターバンなどで髪をまとめておくのもいいかもしれません。基本の洗顔やスキンケアの見直し出典:byBirth正しい洗顔やスキンケアをできているか、今一度チェックしてみることも大切です。まず洗顔はたっぷりの濃密な泡で洗うようにしましょう。クレンジングは乾燥肌の方ならオイルよりもクリームタイプの方がオススメです。洗い残しがないようにしっかりすすぎましょうね。スキンケアはやはり保湿が重要。ささっと済ませるのではなく、肌にしっかりなじませるように丁寧に行うようにしてください。必要であればクリームも使い、肌に潤いを閉じ込めるようなイメージでスキンケアを行うといいでしょう。また薬用や大人ニキビに効果のあるスキンケアや、低刺激のものを選ぶと治りやすくなったり予防をすることができます。ニキビ用だからといって思春期ニキビに効果のあるものだと、大人ニキビには効果を感じなかったり逆に肌荒れをしてしまうかもしれないので気を付けるようにしましょう。美肌の秘訣はいたってシンプル!出典:byBirthそのほかにも、食事から肌荒れ改善を促してあげることも必要です。便秘を解消する効果のある乳製品や発酵食品、肌荒れにはビタミンCなども効果的です。なんでもバランスよく食べ健康的な状態をキープすることがベスト。大人ニキビはとてもやっかいですが、基本のケアを徹底したり、バランスのとれた食生活や規則正しい生活を心掛けることが何よりの対策です。大人になった自分の肌を大切にしてあげながら、美しさを維持したいですね!
2018年09月30日好きな人に対して、自分からは動かないでひたすら相手が動いてくれるのを“待つ女性”と、自分からガンガン捕まえにいく"追う女性”がいます。自分の恋愛パターンがいつもどちらかに偏っているという方は、ちょっと方向を変えて、基本は待つ女、ときには追う女、と使い分けてみませんか?基本は待つ女でOK待つ女、というのは自分から誘ったり、好きを匂わすようなことはしないで、相手からのアクションを待つタイプの女性。自信がない、勇気がない、ふられるのが怖い、という理由で、自分から行動を起こすことができずに「待つ女」になっている方は多いかもしれません。でも、待つ女は男性にとってありがたい存在のようです。ワガママで振り回されることもなく、いつでもそっとそばに寄り添ってくれる従順な存在。待つ女性を奥ゆかしいと感じる男性は少なくありません。でも待ちすぎはNG!待つ女は、奥手な男性からは「気がないのかな?」と思われて、どうにも発展しない可能性もあります。男性にとってありがたい存在ではあるものの、いいように扱われて「都合のいい女」に成り下がるパターンもあります。待つ=受け身でいるだけでは、状況を変えられないことも。ときには追う女の一面を見せることが大事になってきます。時には追う女へ男性は狩猟本能があるので追わせたほうがいい、とこれまで散々言われてきましたが、草食男子と呼ばれる男性が増え、恋人がいない男女の割合は年々増えています。時代とともに恋愛スタイルも、男性女性のあり方も変わっていきます。気になる男性へ追う女となって行動してみましょう。追う女となるのは簡単で、自分から相手への好意を匂わせるだけでいいのです。自分から連絡をしたり、飲みに誘ったり、二人きりになれる空間を作り、あなたの好意を言葉や視線、態度で伝えましょう。積極的になった後は、また待つ女になって彼からのアクションを待ってくださいね。“待つ”“追う”をうまく使い分けて恋愛を進めましょう。
2017年05月19日もう少し、充実した日々を送りたい。そんな風に思っているあなた、9月は新しいことを始めやすい時期と言われています。新学期や新たなスタートと同時に、もう少しだけ幸せな女性になる。そんな風に決めてみてはいかがでしょうか?今回は、幸せな女になるための、ちょっとした習慣術をお伝えします。■1.1日3回感謝する「ありがとう」の言葉には運気をあげる力がある。なんていわれることがあるくらい、感謝の言葉は私たちを幸せにしてくれるということをご存知でしょうか。感謝することで幸せになれるということは、実は科学的にも証明されています。ペンシルベニア州の大学では幸福感についての論文が発表され、人生のうちで、どれだけ感謝できたかが人の幸せを決めるということが明らかになりました。1日3回以上「ありがとう」という人は、特に幸福感が増すということがわかっています。ありがとう、と口にする習慣が増えれば、ありがたいという視点が次第に身に付き、今まで気づかなかった「ありがたさ」に気づくようになることができますよ。1日3回感謝して、幸せな女性になっていきましょう。■2.『こわれないもの』を買うこと幸せになる方法として、ものを買うのではなく、経験を買う方が幸せになれるということがわかっています。これは、アメリカの大学で明らかになったことですが、例えば、高価なブランド品を買ったとすると、その瞬間は一時的に幸せになれるものの、時間が経つとまた別の商品を欲しくなってしまう、ということが起こってしまいます。一方、知識や経験にお金を使った場合、物理的なものを買うよりも幸せになることがわかっており、さらに、その知識や経験で、より人生を豊かにすることができるのです。高価なバックを買うくらいなら、習い事や、旅行や新たな体験、経験を選んで、さらにすてきな人生を歩んでいきたいですね。■3.ハグすることハグが大切だということは、私の著書やTwitterなどでも、よく発信してきました。ハグすると幸せホルモンが分泌され、癒し効果もあるので、不安な心やいらだった気持ちも落ち着き、幸せな気持ちにしてくれるのです。そして最近の研究では、こんな興味深いものがあります。クレアモント・グラヂュエイト大学の研究によると、1日8回ハグすると、毎日幸せに暮らせるというものです。生物学的にいえば、人間は皮膚のふれあいを楽しめる体毛の薄い動物でもあり、身体がふれあうことで、人の温かみや、安心感を得られるのです。日本人は、なかなかハグする文化がありませんが、大切な人とはたくさんハグをするようにしてみてくださいね!■4.少しの運動をすること忙しい日々の中で、運動するというハードルは、なかなか高いもの。運動をせずに、どうやってダイエットできるのか、と考える女子が山ほどいるほど、運動は嫌われ者かもしれません。運動が健康やダイエットに良いとわかっていても、準備が大変だったり、時間がなかったり、ジムへ行くお金がなかったり・・・。でも、ほんの少しの運動をするだけで、気分が明るくなり、仕事の効率も上がることがわかっているのです。運動不足になると、ネガティブになりやすかったり、不満を感じやすかったり、怒りやすくなるということもわかっています。まずは、お風呂上がりのストレッチや、朝起きてから深呼吸をするなど、本当に軽いことからでも身体を動かす習慣を付けていきましょう!それが、よりご機嫌でデキる女になる一歩になります。■おわりにいかがでしたか?どれも、意識すれば簡単にできる自分磨きです。ぜひ試してみてください!(いい女bot/ライター)(長谷川万射/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年09月05日男性が交際相手を選ぶ際に決め手となる基準、それが「この女はやっかいかどうか」です。彼氏が出来にくいとお嘆きのあなた。知らず知らずのうちに「やっかいな女」に分類されていませんか。男性が「付き合うとやっかいだな」と思う女性の特徴です。■1.性格が悪い女性まずは男性から見て性格がよろしくない女性。やっかいだと思われる代表格です。「嘘をついたり、人の陰口をいったりする女性には近づきたくないです。万が一付き合ってしまうと厄介なことに巻き込まれそうだから」(26歳/男性/証券会社)「性格が悪い女は自分の性格が最悪なのに気づいてないことが多いと思います。そんな女性は友達も少ない上に、自分で自分を振り返ることもしないので、あらゆることがマイナス方向。やっかいそう」(27歳/男性/外資系コンサル)性格が悪い人の周りには不思議とトラブルが続発するものです。われわれ女性の側も性格の悪い男性とはお近づきになりたくないですものね。■2.一途すぎる女性好きになったら周りが見えなくなってカレまっしぐら。そんな女性はいませんか。自分ではカレに一生懸命尽くしているつもりでも、男性からは「厄介な女」と思われているかもしれません。「一途なのはいいんですが、度を過ぎるとやっかいだなと思います。一日に何十通もメールを送ってきたり、休みの予定をしつこく聞いてきたりすると面倒くさくなってしまいます」(27歳/男性/研究職)一途なのとストーカーは紙一重。気をつけたいものですね。同様の理由で、腕にためらい傷がある女性も嫌がられます。■3.嫉妬深い女性大好きなカレのことを独占したいあまり、必要以上に嫉妬深くなってはいけません。男性はやきもち焼きの女性も厄介だと感じるようです。「元カノが異常なくらい嫉妬深い女性でした。女の友達はもちろん、男の友達と会うのもイヤがられて私生活がずたずたに。それが原因で結局別れましたが、嫉妬深い女はもうこりごりです」(24歳/男性/大学院生)愛情=独占と思っている女性は要注意ですよ。男性は縛れば縛るほどするりと抜けていくものです。あなたの嫉妬深さは異常ではありませんか。■4.セフレな女性かといって、軽すぎる女性もやっかいだと思われています。男の人の本音はどうなのでしょう。「重すぎる女も厄介ですが、セフレがたくさんいそうな軽い女もどうかと思います。身近な友達と兄弟なのが発覚したりするとめんどくさい」(26歳/男性/飲料メーカー)「仕事がら、セフレがたくさんいると豪語している女性をたまにみかけますが、プライベートで付き合うとなるとなんか病気もらいそうでコワい」(24歳/男性/バー経営)セックスに奔放なことを言い過ぎても、男性にはやっかいな女だと思われてしまうようですね。■5.ルーズな女性関係が進むにつれて、LINEの返事をしなかったりデートに遅刻したり。つい不誠実な態度をとってしまっていませんか?「LINEの返信は遅いのが当たり前、デートの約束は待ち合わせ1時間前にドタキャン。貸したものはなかなか返ってこない。そんなことが続けば、人間性を疑うばかりで恋愛感情なんて枯れ果てます」(29歳/男性/アパレル)付き合うとは、お互いの関係が対等であるということ。自分に甘く、相手を尊重できないでいると彼の心はどんどん離れてしまいます。■おわりに男性が女性に求める姿は重すぎず軽すぎずが理想。男性心理のこの辺がやっかいなところです。ファーストインプレッションで大事な出会いを逃すことがないようにしたいものですね。(沖合はるか/ハウコレ)
2014年04月07日西洋占星術では「海王星(ネプチューン)」は“同情”や“自己犠牲”の星とされています。さらに恋における海王星は、“幻想”を見せてあとで“幻滅”させるというやっかいな星・・・!恋するたびに相手にダマされたり、利用されたり、尽くしすぎてしまう女性は、恋にこの「海王星」のパワーを使いすぎる傾向があるのです。いっぽう、快楽の星「金星」を上手に使って恋をする女性は、自分に贅沢をさせてくれたり、気持ちよくさせてくれる相手を選ぶ傾向が。もしかするとあなたは、海王星で恋をする、「ネプ女(ねぷじょ)=海王星女」ではありませんか?以下の項目に思い当たる人は、要注意です!!■1.ミュージシャンやDJにめっぽう弱い海王星は音楽の星。妙にミュージシャンやDJやダンサーに憧れたり、つき合うことが多いあなた、もしや『ネプ女』では?夢を語ってばかりのダメミュージシャンに貢いで浮気されまくる人生や、貧乏時代のアーティストに貢ぎまくり、成功したら捨てられる“糟糠の妻(そうこうのつま)”のパターンにハマるのも『ネプ女』の典型です。■2.お酒のある場所で恋が始まることが多い海王星は“お酒”や“薬物”とも関わりの深い星。酒場やバーやライブハウスで、酔った状態で恋がスタートすることが多いのは『ネプ女』の最大の特徴です。酒場のスタッフやバーテンダーに思わずポーッとなり、お持ち帰りされてしまうのも典型的な『ネプ女』パターン。ダメ男にホテル代を払わされるのも『ネプ女』の証です。■3.男の「自分語り」を聞いてしまう海王星は「自己憐憫」の星でもあります。「オレはさぁ・・・」とくどくどと自分語りをする男の話を優しく聞いてしまうあなた、『ネプ女』になりかけてますよ!SNSで「風邪引いた~」などと“弱音”をいちいち投稿する男にも要注意。ついコメントして慰めてあげるあなた、“たかり”や“依存”のターゲットにされますよ!!■4.「かわいそう」で深入りしやすい「好き」よりも「かわいそう」が恋のキッカケになるのが、『ネプ女』の最大の特徴。本来は「楽しい、気持ちいい」という「金星」を使って恋をするほうが幸せ感はずっと高いのに、なぜか『ネプ女』は聖母のような慈悲の心で相手に尽くしてしまうのです。「私がいないと、この人は・・・」というその発想、『ネプ女』の典型ですから!!■まとめいかがでしたか?同じ恋でも、快楽の「金星」ではなく、同情と犠牲精神の「海王星」にスイッチが入ってしまうと、自分のためにならない恋が多くなるのです。とくに「海王星」は遠い星だけに、自分ではコントロールしにくいもの。危ないと思ったらすぐに引き返す賢さを持っていきましょう♪☆(マダム・プーパ/ハウコレ)
2014年02月25日いい女を目指して日々頑張っている皆さん。男性は、意外といじわるです。自称いい女の気分でいる女性は気を引き締めてください。男性から笑われているかもしれません。そうならないためにも、男性から笑われている自称いい女の特徴をご紹介したいと思います。■1.浮気心を理解している男性は調子に乗っている自称いい女が嫌いです。「男性が浮気しちゃうのも分かる、けど最後に私の元に帰って来てくれたらいいかな」など、男性心理を理解した上での発言をしたがります。大きな器と母性を兼ね備えたフリをして、最上の愛を持っていい女を演じようとする姿はなんとも滑稽に見えます。■2.自分磨きの習い事自分磨きに必死になって、習い事を始める自称いい女はたくさんいます。男性からして、習い事をしていることがいい女につながることはありません。お料理教室も、ファッション感覚で通うフリだけしてなかなか続いていないこともお見通しです。ブログで充実した自分を報告したいがために、通っているだけのパターンも男性は分かっています。男性は、そういう女性心理に気づいていながらも知らないフリして過ごしているのです。■3.鼻につく気の利き具合何かと色々なことに気がついて手伝ってくれる女性は素敵です。しかし、「やっぱりあたしって気が利く女でしょ?」と、褒められたがっている自称いい女は鼻につきます。サラダを取り分ける、グラスが空いたらメニューを取ってくれる。その後に自然と「褒めて感」がつきまとう女性は気をつけましょう。自然と男性が離れて行きます。■4.ユーモアもある風Twitterで自分を卑下するオモシロツイートをしている女性は、モテません。女性はボケなくていいです。自称いい女は自分にはユーモアがあり、ボケもこなせますということをアピールしてきます。自虐ネタを言ったり、「~な私イタイわーwww」とユーモアを披露している女性は気をつけましょう。■5.「女だからって甘えない」アピール自称いい女は仕事はちょっとできます。しかし、そこまで頑張っていないのに「男の子だったらもっと見られ方違ったのかなあ」とポロっと口にしていると、おやおやと思います。さらに「でも、ダメダメ。女だからって甘えていられない!ヨッシャ」と勝手にやる気を出してくれるので、触れてももらえません。■6.都合の良いSっ気「私SかMかで言うとSだけど、でも好きなひとによって変わるかも」と、自称いい女は変幻自在に自分の性質をコントロールできます。男性が「おれMっぽいんだよね」と言った瞬間から、女王様キャラがやんわりと始まります。SかMかはそんな簡単な話ではありません。あさはかで安直な思考回路です。■おわりにいかがでしたでしょうか?自称いい女は今日で卒業しましょう。本当にいい女だったら、男性が放っておきません。過剰アピールは損するだけですよ!(白武ときお/ハウコレ)
2013年06月29日