依然として猛威をふるい続ける新型コロナウイルスに立ち向かうためには、ぬかりない予防対策だけでは不十分。万一感染してしまったときにウイルスに負けない“免疫力”を、いまからしっかり強化しておこう。まずは次の免疫力チェックを!□ おなかや手足が冷える。体温が低い□ 野菜や果物はあまり食べない□ 日常的に激しい運動をしている□ 妊娠している□ 慢性的に寝不足だ□ 座り仕事が多く、運動不足だ□ ダイエットで食事制限をしている□ 甘いものや脂っこいものをよく食べる□ 喫煙している□ いつも強いストレスを感じる□ 生活リズムが乱れがちだ□ 毎年のように風邪をひく□ 便秘気味である□ 口内炎や口唇ヘルペスがよくできる□ 笑う機会が少ない□ 口や目の渇きを感じる当てはまる項目が、0〜2=免疫バランス良好。引き続きストレスや生活習慣の乱れに注意して。3〜5=免疫バランスにやや不安あり。日々の「免疫意識」を高めましょう。6〜9=かなり免疫バランスの悪い状態。10以上=いつ病気になってもおかしくない状態。生活習慣全般を見直して!“免疫力”を向上させることは、ふだんの生活のなかでもできるそう。そこで“免疫力”を向上させる生活習慣を2択クイズ形式で出題!出題してくれたのは、純真学園大学客員教授で、『それでは実際、なにをやれば免疫力が上がるの?』(ワニブックス)の著者・飯沼一茂先生。【Q】昼下がり、つかの間の自分の時間は?大きな声でカラオケ or 静かに読書正解は大きな声でカラオケ。大声で笑うことが免疫細胞の一種であるNK細胞を活性化するというのはよく知られているが、楽しく歌うことも免疫の活性化に効果があるという。「大きな声で歌うことは、体温の上昇や、快感ホルモンの分泌を促進してくれるので、免疫力の向上も期待できます」(飯沼先生・以下同)【Q】趣味のクラシック鑑賞。聴くならどっち?ベートーベン or モーツァルト正解はモーツァルト。近年、免疫力向上に寄与する音楽があることが解明されている。「注目されているのは『f分の1ゆらぎ』という音の波動。モーツァルトやバッハ、ショパンといった特定のクラシック音楽以外に、美空ひばりさんの歌声にもこの波動があることがわかっています」【Q】小腹がすいたときのおやつは?新鮮な黄色いバナナ or 茶色い斑点の出たバナナ正解は茶色い斑点の出たバナナ。バナナには、タンパク質の代謝に不可欠なビタミンB6や善玉菌のエサになるオリゴ糖などが含まれる。「免疫力の向上には選び方がポイント。茶色い斑点が出た熟成バナナには、免疫力のもとである白血球を増やす効果が、若々しいバナナの約5倍という研究結果も」【Q】運動不足の解消に適切なエクササイズは?1時間のウオーキング or 30分のハードなエアロビクス正解は1時間のウオーキング。シンプルながら免疫力を上げてくれる運動がウオーキング。「有酸素運動は、血液中の免疫細胞である白血球やリンパ球の働きを高めてくれるのです。1日の目安は7,000〜8,000歩(=1時間程度)。ハードな運動はむしろ免疫力を下げてしまうのでご注意してください」免疫力UPのルーチンを身につけよう!「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年04月01日依然として猛威をふるい続ける新型コロナウイルスに立ち向かうためには、ぬかりない予防対策だけでは不十分。万一感染してしまったときにウイルスに負けない“免疫力”を、いまからしっかり強化しておこう。まずは次の免疫力チェックを!□ おなかや手足が冷える。体温が低い□ 野菜や果物はあまり食べない□ 日常的に激しい運動をしている□ 妊娠している□ 慢性的に寝不足だ□ 座り仕事が多く、運動不足だ□ ダイエットで食事制限をしている□ 甘いものや脂っこいものをよく食べる□ 喫煙している□ いつも強いストレスを感じる□ 生活リズムが乱れがちだ□ 毎年のように風邪をひく□ 便秘気味である□ 口内炎や口唇ヘルペスがよくできる□ 笑う機会が少ない□ 口や目の渇きを感じる当てはまる項目が、0〜2=免疫バランス良好。引き続きストレスや生活習慣の乱れに注意して。3〜5=免疫バランスにやや不安あり。日々の「免疫意識」を高めましょう。6〜9=かなり免疫バランスの悪い状態。10以上=いつ病気になってもおかしくない状態。生活習慣全般を見直して!“免疫力”を向上させることは、ふだんの生活のなかでもできるそう。そこで“免疫力”を向上させる生活習慣を2択クイズ形式で出題!出題してくれたのは、純真学園大学客員教授で、『それでは実際、なにをやれば免疫力が上がるの?』(ワニブックス)の著者・飯沼一茂先生。【Q】夕食づくり。野菜の皮はどうする?皮は残さずむく or 皮はなるべくむかない正解は皮はなるべくむかない。免疫力という観点からは、野菜はむしろ皮が重要。「重要なのは、皮と実の間に多く含まれるファイトケミカルという栄養素で、高い抗酸化作用が細菌やウイルスの侵入を防いでくれます。また、ある程度の泥はむしろ腸内細菌を活性化してくれます」【Q】夕食づくり。メインの食材=お肉はどうする?しっかり食べる or 極力控える正解はしっかり食べる。ダイエットなどで極端に脂肪分や肉を避けると、免疫力が低下するおそれも。「脂肪は、ビタミンAを肝臓に蓄える働きを持つ胆汁を作り出す栄養素で、これをきちんと取らないとカロテンやビタミンの吸収が悪くなり、免疫細胞の弱体化にもつながりかねません」【Q】夕食づくり。おすすめの献立は?麻婆豆腐 or 酢豚正解は麻婆豆腐。「トウガラシに含まれる辛み成分(=カプサイシン)は、新陳代謝を促すほか、中性脂肪を減らしてくれる効果も期待できるので、免疫力を向上させるにはもってこいの食材です」麻婆豆腐以外のメニューでも、一味唐辛子や鷹の爪を積極的に取り入れてみて。免疫力UPのルーチンを身につけよう!「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年04月01日「免疫力を高めるには夜ヨーグルトが効果的」「インフルエンザの予防には免疫力を高めるといい」などなど、健康にまつわる話題でよく耳にする“免疫”という言葉だが、その実態については、意外とよくわかっていない人も多いのでは?というわけで、免疫の基本的な役割について、純真学園大学客員教授の飯沼一茂先生に話を伺った。「免疫というのは、ひと言で言えば、私たちの体内に生じるさまざまな異物に反応し、それらを抑え込んでくれる機能のことです。たとえば、体内にがん細胞のような異常な細胞が生じたとしましょう。すると人間の体は、炎症を促進させる伝達物質を分泌し、それらの細胞を破壊するよう命令します。このように、がん細胞やウイルスに感染した細胞やウイルスに感染した細胞を破壊する防御機能を免疫と呼ぶのです」(飯沼先生・以下同)なるほど。ただし、免疫の役割について正しく理解するためには、これだけでは不十分だとも飯沼先生は言う。「意外に思われるかもしれませんが、免疫には異物を排除する『攻撃型』だけでなく、過剰な攻撃を抑える『ブレーキ型』も存在するのです。身近なところでいえば、花粉症を例にとるとわかりやすいでしょう。花粉症は『ブレーキ型免疫』が低下することで、体内に入った花粉への攻撃が過剰になり、その結果、目や鼻の粘膜が慢性的な炎症を起こしてしまうのです」あの苦しい涙や鼻水だけでも勘弁してほしいところだが、「ブレーキ型免疫」の低下による免疫バランスの崩壊は、がんや糖尿病、動脈硬化や自己免疫疾患、アルツハイマー病などの精神性疾患まで、実に多岐にわたる病気の原因になるのだ。健康に害を及ぼす異物はなるべく取り除きたいが、取り除きすぎてもよくない……って、どうすればいいの?「免疫を考えるうえで大切なのは、要はバランス。体内の異物を破壊する『攻撃型免疫』と、それが過剰になるのを抑える『ブレーキ型免疫』は車の両輪だと考えてください」たしかに左右のタイヤの大きさが違っていては、車はまっすぐ走れない。飯沼先生によれば、とくに現代人にとって問題なのは「ブレーキ型免疫」の低下なのだそう。「女性自身」2020年4月7日号 掲載
2020年03月30日腸内環境を整え、免疫力を高める効果が期待できると注目を浴びている発酵食品。その中でも熱い視線を注がれているのが、お米を発酵させた酒粕です。酒粕には美肌効果が期待できるビタミンB群をはじめ、食物繊維や必須アミノ酸も豊富な万能食品。今回ご紹介する「豆乳粕汁」は、酒粕と味噌のダブル発酵食品に、大豆イソフラボンが豊富な豆乳。そして、鶏もも肉から出る旨味と、根菜類の甘みを加えた栄養満点の一品です。今話題の発酵食品を存分に使った栄養満点の「豆乳粕汁」。腸内環境を整え、免疫力を高めるためにも、是非試してみてくださいね。■豆乳粕汁調理時間 20分 1人分 437kcal<材料 2人分>鶏もも肉(小) 1枚(200g)ジャガイモ 1個玉ネギ 1/4個ニンジン 1/4本エノキ 1/2袋水 200ml豆乳(成分無調整) 200ml酒粕 30gみそ 大さじ2塩 少々しょうゆ 適量セリ(刻み) 適量<作り方>1、鶏もも肉は食べやすい大きさに切る。ジャガイモは皮をむき、4つに切る。玉ネギは幅2cmのくし切りにする。ニンジンは皮をむき、厚さ5mmの半月切りにする。エノキは根元を切り落とし、長さを半分に切る。2、鍋に鶏もも肉、ジャガイモ、水を入れて強火にかけ、沸騰したらアクを取る。蓋をずらしてのせ、弱火で約5分煮る。3、酒粕とみそを(2)の煮汁で溶いてから(2)に加える。玉ネギ、ニンジン、エノキ、豆乳を加え、蓋をして弱火で7~8分程煮る。吹きこぼれないように注意します。4、塩としょうゆで味を調えて器によそい、セリを散らす。疲れた体にも染み渡る、優しい甘さで栄養満点の「豆乳粕汁」。優しい甘さの一杯は大人も子供も大満足。免疫力をUPするためにも是非作ってみてくださいね。
2020年03月25日いまこそ知りたい感染症対策。ウィルスに負けないためには、手洗い、うがい、人混みを避ける、などが挙げられますが、加えて体の免疫機能を正常に働かせることも肝。そこで、漢方薬剤師の大久保愛先生が防御機能を高める方法をご紹介します!文・大久保愛【カラダとメンタル整えます 愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 47免疫力をこれ以上下げたくない時期今多くの人が身に付けたい力といえば免疫力ですよね。マスクや手洗い、うがい、早寝など、外敵から防御するための行動は当然必要です。ただ、今の時期、予防に予防を重ねても心配が絶えない人も多いと思います。それと同時に耳にするのが、あまり外に出ないようにすることで、退屈だったりストレスがたまり、運動不足になったり、家の中で無駄食いなどをして不摂生をしてしまうことです。人の多いところに外出しないと身を守ることになりますが、引きこもって体力や筋力の低下などが起きてしまい、防御機能である免疫までが弱ってしまっては大変です。そうならないためにも、食事でできる対策をお伝えしたいと思います。今週は食事で防御機能を高める食薬習慣を紹介します。自然の変化が体調に影響している漢方医学で人は自然の一部であり、自然の変化は体調に影響を与えると考えられています。気温や湿度、気圧の変化だけではなく、太陽や月の動きまでもが体に影響を与えています。学生の頃、太陽暦や太陰暦を学んだことを覚えていませんか? 一か月の日数や季節などは太陽や月の動きから決められていたことはご存知のかたは多いと思います。月や太陽は、地球との位置により引力が変わり、地球では潮の満ち引きが起こります。地球の約七割が水分と言われていますが、同様に人の体も約七割が水分と言われています。そう考えると、人間も月や太陽の影響を受けることは想像しやすいことだと思います。中国最古の医学書である皇帝内経(こうていだいけい)にも、月が体調に影響を与えることは記されています。つまり、気温、湿度、気圧、太陽、月の変化とさまざまなものを指標にすることにより、より正確に体調管理をすることができます。この体調管理に食事内容を役立てることを『食薬』と呼びます。今週は、防御機能を高める食薬習慣まだまだ、体調管理に油断のできない日々が続きますね。早く落ち着くことを願うばかりです。そして、私たちにできることといえば、ウイルスに接する可能性のある機会を減らすこと、衛生管理をしっかり行うことだと思います。でも、それだけでは心配が残る人も多いと思います。さらなる対策となるとやはり、体の内側から防御機能を高めていくこと。特に粘膜からウイルスや細菌が侵入してきますが、喉や鼻などの粘膜には、繊毛という防御機能があります。しかし、粘膜が乾燥しているとその働きが弱ってしまいます。そのため、こまめな水分補給が防御機能を高めることに役立ちます。空気清浄機などで清潔に湿度を保つことも大切ですが、1日1.5L程度の水分をこまめに摂取していくことも大切です。暑い季節よりも水分補給が減りがちな季節のため、意識的な水分の補給が必要となります。漢方では、潤いをプラスすることを「補陰(ほいん)」、免疫力を強化することを「補気(ほき)」といいます。今週は、「補気」作用のある食材を使った飲み物をこまめに取ることで「補陰」する食薬習慣を紹介します。今週食べるとよい食材・メニューは、【生姜とスパイス&ハーブを使ったドリンク】です。今週食べるとよい食材・メニュー:生姜とスパイス&ハーブを使ったドリンク喉を潤しウイルスや細菌の侵入を防ぐためにこまめな水分補給は大切です。その潤す水分に細菌やウイルスに対抗するスパイス&ハーブを加えるのがおススメです。単純に水分をとるよりも、少しでも有効成分を含むものを常備しておきましょう。特に、スパイス&ハーブを整腸作用のあるオリゴ糖につけて常備しておくと腸内環境も整うためさらにgood!生姜生の生姜には「ジンゲロール」が含まれウイルスや菌に対して効果を発揮すると言われています。生姜をすりおろすか、ミキサーで細かくしてオリゴ糖に漬け込んだり、一回分ごとに分けて冷凍するのがおすすめです。普段飲んでいる紅茶やココアや白湯、お味噌汁やスープなど好きなものにちょい足ししてみましょう。外敵から身を守る「気」を補ってくれます。クローブ、カルダモン、シナモンスティックなどスパイス&ハーブ一般的にスパイスやハーブには抗菌作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用などが備わっています。 使い方がわかりにくいものが多い印象もありますが、生姜やレモンなどと一緒に好きなスパイスをオリゴ糖に漬け込んでしまえば、細菌、ウイルス対策のシロップになります。外出を控えて家の中で過ごすことが多くなると、運動不足に加え甘いものとコーヒーが増えてしまうなんて悩みも耳にします。いつも飲むドリンクにひと手間加えて体調管理に役立ててみてはいかかがでしょうか。information大久保 愛 先生アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。著書『1週間に一つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。©d3sign/Gettyimages©ArtMarie/Gettyimages©Ezra Bailey/Gettyimages
2020年02月26日β-グルカンは食物繊維の仲間で、きのこや酵母、大麦やオーツに多く含まれている成分です。最近では少しずつその効果が明らかにされてきており、免疫力を高め、病気からカラダを守ったり、ガン予防したりする効果があることがわかってきました。その他にも、私たちのカラダに様々な効果をもたらしてくれるとても魅力的な栄養成分です。β-グルカンの働き免疫力を高めるβ-グルカンは体内に入っても消化吸収されず、直接腸内の免疫細胞に働きかけます。そうして免疫力が高まると、カラダの中に侵入した細菌や異物を排除する能力が上がるため、風邪予防やアレルギー症状を予防・改善する効果が期待されています。抗ガン作用ガンの発症はタバコや食事などの要因が大きく関わっています。きのこ由来のβ-グルカンは、ガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞やマクロファージなどの免疫細胞を活性化させ、ガンを抑制する効果が認められています。コレステロール値の正常化大麦・オーツ由来のβ-グルカンは、消化されることなく腸へ届くため、コレステロールの排泄を促進させます。また、コレステロールの合成を抑制する働きがあるといわれています。整腸作用きのこ類に含まれるβ-グルカンは、不溶性食物繊維の一種。胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激してぜん動運動を活発にし、便通を促します。大麦に含まれるβ-グルカンは水溶性食物繊維で、善玉菌を増やして腸内環境を整え、腸の動きを良くしてくれます。β-グルカンを多く含む食品まいたけ・しいたけ・エリンギ・なめこ・ひらたけをはじめ、ほとんどのきのこに含まれています。他には、大麦やオーツ麦、パンの酵母にも含まれています。β-グルカン摂取のポイントβ-グルカンは、腸の内壁にある免疫細胞に働きかけるため、空腹時に摂るとより効果的。食事から摂れるβ-グルカンの量はわずかなので、毎日少しずつでも食事にとり入れることがポイントです。炒め物や煮物、みそ汁などにきのこを加えたり、大麦は茹でてサラダにトッピングしたり、麦ごはんで食べるのもおすすめですよ。
2019年11月03日私たちはどんな小さな病気であれ、免疫力(自然治癒力)がなければ健康でいることができません。カラダの機能を保ったり、早くキズを治してくれたり、病原菌や異物などを撃退したりするなど、免疫を高めることによって病気からカラダを守ってくれているのです。 免疫力を高める身近な食材免疫力を維持するためには、普段からバランスの良い食事を心がけることが大切です。そこで、身近な食材で免疫力を高める作用があるものをいくつかご紹介します。にんじん・ほうれん草・トマトなどの緑黄色野菜にんじんは、野菜の中でもトップクラスのβ-カロテン量。β-カロテンは強い抗酸化力があり、あらゆる病気のもととなる活性酸素を減らす効能があります。ブロッコリー・ピーマン・キウイ・いちご白血球の働きを強めて免疫力をアップさせるビタミンCが豊富。また、コラーゲンの生成を助け皮膚や粘膜を丈夫にする働きもあります。ビタミンCはストレスや喫煙により消費されやすいので積極的に摂りたいビタミンの一つです。かぼちゃ・アボカド・アーモンド抗酸化力の強いビタミンEが豊富。血中LDLコレステロールの酸化を抑制し、動脈硬化などを予防します。(※)ビタミンCと一緒にとると抗酸化作用が強化されます。ヨーグルト・納豆・キムチ・ぬか漬け・オクラ・山芋発酵食品には乳酸菌が豊富。善玉菌を増やし免疫力を高めます。また、ネバネバ食品にはムチンが豊富。胃の粘膜を保護し消化を促す働きや、疲労回復効果があります。にら・にんにく・ねぎ・玉ねぎ・大根 にんにくやねぎなどの刺激のある香り成分である「イオウ化合物」は、抗酸化作用や抗菌作用の他、疲労回復にも効果を発揮。大根は「大根おろし」にすると抗酸化力がさらにアップします。 このようなさまざまな食品をバランスよく取り入れることが大切です。さらに食事だけでなく睡眠を十分にとりいれて、ストレスをためないような生活をこころがけてくださいね。「笑顔」も免疫力を高めてくれますよ。毎日を楽しく、規則正しい食生活をおくり病気にかかりにくいカラダを目指しましょう。 【参考・参照】(※)日本生活習慣病予防協会20.動脈硬化になりやすい場合〈〉(最終閲覧日:2017/10/3) 【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
2019年04月26日これからの時期は年末に向けて忙しくなり、イベントや忘年会など人との関わりが増えて、体調を崩しやすくなります。免疫力は寒暖差や心身の疲れ、ストレスなど日常のちょっとした事でも低下します。身体を冷やさい様にし、睡眠と栄養をしっかりとって心身の疲れを癒し、免疫力を高めましょう。1. 免疫力を高める為に体内の免疫は、まず喉や鼻などの内面をおおった粘膜と粘液という唾液や鼻水などによって行われます。粘液は外部からの病原菌の侵入を阻止したり、くしゃみや咳で病原体を包み込み、体外に排出する働きがあります。さらには粘膜に付着した病原体を殺菌する働きもあります。粘液は乾燥に弱く、特に冬は粘液の分泌量が低下するので、病原菌が侵入しやすくなります。粘液の一つである唾液の分泌は、緊張やストレスによって低下します。食事を抜いたり、よく噛まずに食べると唾液の分泌量が減ります。湿度管理をしっかり行って乾燥を防ぎ、こまめに水分補給をして粘膜を潤し、良く噛む事で唾液の分泌を促し免疫を高めましょう。緊張しやすい人は、姿勢を正して呼吸を深くし、身体から緩めるとストレスを軽減する事が出来ます。また運動や楽しい時間を過ごして気分転換し、ストレスを上手に解消しましょう。2. 身体を効率よく温めて免疫力を高める免疫力は、体温が1度下がると約30%低下する為、免疫力を高めるには身体を冷やさず、温める事が大切です。特にお腹、お尻、太ももを温めるとより効率よく免疫力を高めることができます。この3箇所の周りにはリンパ節や太い血管が集中しており、免疫細胞はリンパ節に多く存在するためこれらの部位を冷やさない様にし、温めると身体の隅々まで熱が届き体温が上昇し、免疫細胞が活性化します。免疫力が低下しがちな時は、この3個所をさすったり、マッサージをしてリンパの流れを良くしたり、カイロ、温湿布、湯たんぽなどを使ってお腹やお尻、太ももを重点的に温めまると良いでしょう。冷えを感じやすい方は、自律神経の通り道である首を防寒し、温める事を意識すると良いでしょう。毎日湯船につかることで心身の疲れを癒し、血行を良くし、身体を温め、免疫力を上げる事に繋がります。入浴中に首を温めると、副交感神経が高まり、リラックスし、睡眠の質を上げる効果も期待できます。3. 腸内環境を整えて免疫力を高める腸は全身の約60%もの免疫システムを担っていると言われています。腸内環境を整えて免疫システムを強化しましょう。腸内環境を食事で良くするには、食物繊維と乳酸菌を摂取する事を意識しましょう。腸の調子が良くなるとお肌の調子も良くなりアンチエイジングにつながります。●食物繊維が多い食材ごぼう、イモ類(特にさつま芋)、豆類●乳酸菌が多い食材ヨーグルト、乳製品、納豆、味噌、醤油、漬物ウォーキングやストレッチなどの適度な運動は、腸の蠕動を促すので、食事だけでなく身体を動かす事も意識すると効果的です。4. 免疫力を高める栄養素第7の栄養素フィトケミカルは、果物や野菜など植物達が自分達を守るために作り出す自己防衛成分です。植物の色素や香り成分、アクなどに含まれる化学成分です。免疫力を高める他、生活習慣病などを引き起こすといわれる「活性酸素」を除去する作用や白血球を活性化して花粉症などのアレルギーやアルツハイマーの予防にも期待されています。食物の色で分類すると黄、緑、赤、オレンジ、紫、白、黒と7種類あります。5. 免疫力を高める効果がある色の食材●赤の食材リコピン(トマト、金時人参、柿)、カプサイシン(唐辛子)●黄色の食材ケルセチン(玉ねぎ、ねぎ、ブロッコリー)●オレンジの食材β-カロチン(人参、かぼちゃ、みかんなどの柑橘類)脂溶性のものが多いので、野菜などは油と一緒に摂取すると効率良く取り入れる事が出来ます。旬の食材は、今の時期に必要な栄養をたっぷり含んでいるので、それらの食材と共に免疫力を高める食材を取り入れましょう。カラフルな食材は見た目が華やかで気分も上がりますね。口角を上げたり、笑う事でも免疫力が上がります。身体を温め、睡眠と栄養をしっかりとって、楽しく過ごして免疫力を高めましょう!監修・文章/宮本そのみ(管理栄養士)
2018年12月02日“免疫”がテーマの体験型アート展「君と免疫。展」が、2018年2月24日(土)・25日(日)の2日間、東京・表参道のSO-CAL LINK GALLERYにて開催される。君と、免疫を、アートでつなぐ人間が欠かすことのできない防衛機能・免疫を体験型アートに知っているようで実は知らない「免疫」のメカニズムを学ぶ、株式会社 明治によるプロジェクト「ドゥ―・ワンダーズ(Do Wonders)」の第1弾プログラムとして開催される本展のコンセプトは、「君と、免疫を、アートでつなぐ」。ウイルスや細菌から体を守ってくれる免疫を、体験型アートで表現するユニークな展覧会だ。イラスト・音楽・映像など異なるジャンルのアーティスト5人が参加人間が健康に暮すために欠かすことのできない防衛機能である免疫は、体内に侵入したウイルスや細菌を撃退するために、様々な細胞・組織・器官が複雑に連携して構成されている。本展では、そんな難しく感じられがちな免疫を、イラストレーター・石井正信、音楽作家・清川進也、バルーンアーティスト・DAISY BALLOON、映像作家・勅使河原一雅、建築家・吉田愛の5組が、五感で楽しむ体験型アートとして再構築。免疫の働きにインスパイアされた勅使河原一雅による体験型映像作品『混沌の王国』をはじめ、それぞれが独自の解釈・世界観で表現した免疫の世界が楽しめる。開催概要「君と免疫。展」開催期間:2018年2月24日(土)・2月25日(日)開催時間:24日(土)10:00〜19:00、25日(日)10:00〜17:00会場:SO-CAL LINK GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-9-8観覧料:無料
2018年02月11日親指を曲げて指先をピンと伸ばす両方の手のひらを顔の位置にあげ、親指だけを折り曲げます。親指以外の指は、ピンと伸ばして揃えた状態にしておきましょう。ストレッチ中は腹式呼吸を意識しながら、指が曲がらないように注意するのがポイントです。体の前で腕をクロスして肩のストレッチ親指を曲げたままの状態で、腕をクロスさせます。片方の腕を横に伸ばし、反対の腕で伸ばした腕を自分の胸に引き寄せましょう。くしゃみなどで凝り固まった、肩首まわりの筋肉をほぐすことができます。反対の腕も同様に行いましょう。腕を真横に伸ばして前後に回す両手を真横にピンと伸ばし、体全体で「T字」を作ります。親指を曲げて指を伸ばしたままの状態で、クルクルと小さく回しましょう。この時、腕を回すことに力を注ぐのではなく、肩周りの筋肉を使うことを意識してください。体の軸を意識しながら片腕を後ろに引く片方の腕を上に上げ、耳の後ろに向かって限界まで引きましょう。もう片方の腕はお腹の前に折りたたみ、全身の軸がブレないよう姿勢を保ちます。どちらの手のひらも、上側に向けておきましょう。鼻の通りを意識しながら行うのがポイント限界の位置まで腕を引き上げることで、詰まっている鼻が少し楽になります。ある一定のポイントまで達すると、上げている方の手と逆の鼻づまりが楽になってくるので、そのポイントを見逃さないようにしましょう。伸ばした腕を敬礼のように折り曲げて下ろす後ろにピンと伸ばした腕を、手のひらが上に向いたままの状態でゆっくりと下ろします。敬礼をイメージしながら行うと、動きが取りやすくなるでしょう。腕に痛みを感じたりする場合は、無理をせずすぐに中断してください。空手を意識して左腕を引きながら右腕を下ろすお腹の前で折りたたんだ左腕を、そのまま体に沿わせながらグッと奥に引きます。それと同時に右腕は刀を振り下ろすようなイメージで、体の中心まで下げましょう。腕を振り下ろす時は、しっかりと口から息を吐き出すようにしてください。軸がブレないように肩甲骨を動かす左腕の引きと右腕の振り下ろしが終われば、再度元の体勢に戻ります。上げ下ろしの運動を交互に行い、肩甲骨をしっかりと動かしましょう。軸を保ちながら行うことで、体温が上昇し、花粉症に負けない体作りを行うことができます。空手メソッドの花粉症対策ストレッチは、体の軸を崩さないことがポイントです。軸を保つようにすれば、肩甲骨まわりのストレッチにつながり、血流アップも期待できます。体温を上げて、花粉に負けない体を作りましょう。
2017年03月18日こんにちは! そんたんママです。風邪やインフルエンザが流行っていますね。我が家も数日前息子が熱を出しました。今回は踏みとどまりましたが、大体いつも息子、母、父の順にドミノのように倒れていくのがテンプレートです。子どもがうなされるのを見るのはつらいし、自分にうつるとさらにつらい…! 一緒に横になっていてくれればまだいいですが、ぐずったり、意外と元気で遊びを強要されたりするとこちらもぐったり。小児科の先生に言わせると、風邪のウイルスは100種類以上あるそうで子どもは100回くらい風邪をひくという説もあるのだとか。これがあと90何回あるのか~…と思うと気が遠くなります。でもそうやって免疫をつけていくんだものね。一緒に乗り越えねばね。子どもの免疫が目に見えてたまったら少しは前向きになれるのに。そうだ、ポイントカードをつくろう!そんな訳で今回はちょっと変わった工作、免疫ポイントカードをつくりたいと思います。STEP1 カードをつくろうつくり方はいたってシンプル。厚めの紙を用意して、100個マスを書けばいいだけです。四角でも丸でも書き方はご自由に。母子手帳と一緒に保存できたらいいなと思ったので、ここではきーちゃんの母子手帳と同じB6(広げるとB5)サイズにします。STEP2 スタンプを押そう病気になったらスタンプをひとつ押します。私は消しゴムでバイキンのはんこをつくりました。小さいはんこは100円均一でも手に入りますし、シールでもOK。治ってから子どもにシールを貼ってもらってもいいかも。ついでに日付や病気の内容をメモしておくと、いつどんな病気にかかったかの早見表になります。きーちゃんは2歳までに8個スタンプがたまりました。母の自己満足ではありますが、これ、スタンプがたまるとなぜか結構うれしい…。病気になるのは嫌だけど、いつかスタンプがたまったカードを見たら子どもも自分もがんばったな!と思える日がくるかもしれません。最後に病気にまつわるおまけ話をひとつ。うちの旦那は体が丈夫で、めったに風邪をひかないタイプ。病人の気持ちがわからないのか、息子と私が40度の熱を出してもちっとも看病してくれないので、以前に派手にけんかしたことがありました。子どもができてからは丈夫な旦那もバタバタ倒れるように…。子どものウイルス強し!病気も前向きにとらえたいですが、風邪をひかないに越したことはないですね。まだまだ寒いのでみなさんお体にお気をつけてお過ごしください。
2017年02月07日質問:母が自己免疫性肝炎を発症。一般的に遺伝はしないと聞きましたが、心配しています。母が自己免疫性肝炎を発症しました。肝疾患の中でも女性に多いと聞きました。一般的に遺伝はしないと聞きましたが、詳細原因が解明されていないだけに、もしかしていつか自分も……と心配しています。アルコール摂取量を制限するなどで発症を防ぐことはできるのでしょうか?また、甲状腺の病気も合併症として起こる場合があると聞きましたが、こちらも予防策はあるのでしょうか?兵庫県:yukariさん(28)回答:「自己免疫性肝炎」についてお答えします。――「自己免疫性肝炎」の遺伝自己免疫性肝炎に関するご相談ですね。おっしゃるように、自己免疫性肝炎は40代から50代で発症することが多く、1対7の割合で女性の患者が多いといわれています。欧米と比べて、日本には少ないとされていますが、まれに若い方や高齢者でも発症する方がいらっしゃいます。原因に関しては、はっきりしたことはまだ分かっておらず、免疫をつかさどるリンパ球という細胞が肝臓の細胞を異物と認識して、攻撃してしまうことが原因ではないかと考えられています。このような攻撃が起こるきっかけとして、何らかの薬物やウイルスの感染が疑われますが、それもまだ解明はされていません。ご心配の遺伝に関しては、すでにお聞き及びのように、いわゆる遺伝病ではない、と考えられています。しかし、遺伝の心配が全くないかというと、ほかの多くの病気同様そうではなく、病因と考えられている免疫を担う遺伝子の一部が両親から受け継がれることになるため、どちらかの親、または両親に自己免疫性肝炎の患者さんがいると、そうでない方に比べて発症率は多少高くなるといわれています。ただ、家族内発症はごく一部であり、あくまでパーセンテージの問題です。<「自己免疫性肝炎」の予防>自己免疫性肝炎の予防について、発症原因がいまだに明確でないことから、予防となるような対策もこれといったものがないのが現状です。自己免疫性肝炎とほかの肝炎が同時発症して、肝臓にさらにダメージを与えてしまうことのないよう、B型・C型肝炎といったウイルス性の肝炎にかからないよう気を付けて過ごす、脂肪肝を避けるために暴飲暴食を避ける(特にアルコールの肝臓への負担はかなり大きいものになります)、薬を服用するときは体調に留意し肝機能検査をこまめに受ける、といったことが挙げられるでしょう。また、自己免疫性肝炎に伴う甲状腺の病気に関しては、現在のところこれといった予防法はありません。自己免疫性肝炎は早期診断・治療ができれば、比較的進行も緩やかで副腎皮質ステロイドによってうまくコントロールできることが多いとされています。もし万一、ご相談者さまに倦怠感や食欲不振、皮膚が黄色くなるといった症状が見られた場合は、ぜひ早めに内科専門医を受診するようにしてください。どうぞお大事に。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日栄養豊富&免疫力アップが期待できるレシピを紹介!日に日に秋が深まり、冬支度が始まりました。風邪など引いていませんか?こんな季節の変わり目には免疫力がアップする野菜を食べましょう。今回は栄養豊富で免疫力を高めてくれる、甘いカボチャのサラダのレシピをご紹介します。 簡単たった3ステップ!ヨーグルトで作るカボチャサラダのレシピ♪<材料>●カボチャ…1/8個●さつまいも…100g●レーズン…適量●くるみ(食べやすいよう砕いておく)…適量●ヨーグルト(無糖)…75g●マヨネーズ…大さじ1~2●塩…少々①カボチャ、サツマイモを一口大にカットして蒸す。②蒸したカボチャとサツマイモを潰し、レーズン、くるみを混ぜ合わせる。③ヨーグルトとマヨネーズ、塩で味付けをする。 乳製品やナッツ類、ヨーグルトで健康的な体にカボチャとサツマイモを合わせた自然な甘さは、まるでスイーツのようでおやつの代わりにもなります。カボチャは代謝を上げて肌や髪をきれいに保ったりと、アンチエイジングにも効果的な野菜です。他に組み合わせた食材は、カボチャやサツマイモと相性の良いものをチョイスしました。乳製品とは免疫力アップが期待でき、ナッツ類の脂質には、カボチャやサツマイモに含まれるビタミンの吸収を助けてくれる働きがあるそうです。レーズンは、プルーンの2倍もの鉄分が入っていて女性には嬉しい食材♪食べるときに、ヨーグルトに蜂蜜を混ぜたものを掛けても、とっても美味しいです。腸内の環境を整えてくれるヨーグルトも味方につけて、寒い季節にも負けない体へ整えていきたいですね。 ブルーチーズを加えれば、ワインにも合う大人の味になります見た目もちょっとデリ風なこのサラダ。ブルーチーズを少し加えると大人の味になり、ワインにも合います。ワインとともにスイーツのような野菜のサラダなんて、これからの季節いかがでしょう♪「体に良くて美味しいもの」を取り込んで、ヘルシービューティーな毎日を送りましょう!
2016年11月21日寒さが増し、秋の深まりを感じるようになりました。紅葉が美しくなる季節ですが、木の葉が枯れていくように、人の身体もカサついていきます。肌が乾燥したり、のどがムズムズしたり、空咳がでたり、便秘などの症状が出やすい時期になります。適度の水分補給と保湿、食事や生活に配慮し、カサつきを防いで、美しく、健やかに過ごしましょう。粘膜と粘液を潤す!免疫力UP喉や鼻などの内面を覆っている粘膜は、付着した病原体を殺菌する働きがあり、唾液や鼻水などの粘液は、外部からの病原菌の侵入を阻止し、くしゃみや咳で病原体を包み込み体外に排出する働きがあります。粘液は乾燥に弱く、冬に分泌量が低下します。粘液が少ないと病原菌の侵入を防ぐことが出来ないので、免疫力が下がってしまいます。粘液の一つである唾液の分泌は、緊張によるストレスによって低下するので、ストレスを溜めないようにしましょう。また、食事を抜いたり、よく噛まずに食べると唾液の分泌量が減ってしまいますので、気を付けましょう。肌や粘膜を潤す4つの栄養素○ビタミンA美肌作りには欠かせないビタミン。身体の細胞の発達に深く関わり、皮膚や粘膜を丈夫にし、鼻、のど、器官などの粘膜をガードする粘液の分泌にも関与しているので、風邪のウイルスを水際で防ぐ事ができます。体内でビタミンAとして働くカロテン豊富な人参、さつま芋、ほうれん草、ニラ、レバー。うなぎ、あなごなどは、ビタミンAとしてそのまま吸収されるレチノールが豊富です。油脂と一緒に摂取したり、ビタミンEやタンパク質と摂取すると吸収率が高まります。○ビタミンC抗酸化作用が高く肌の老化を防ぐだけでなく、ストレスやウイルスへの抵抗力を高め、風邪や様々な病気を予防します果物、緑黄食野菜、イモ類に豊富に含まれています。酸化しやすく、水や熱に溶けやすいので、新鮮なものを手早く調理しましょう。水にさらす時は、カットする前にさらするとビタミンCの損失が少なくてすみます。○ビタミンE老化防止のビタミンと言われ、ビタミンAを酸化から守り、その働きを助け、血行をよくする事で体温調節にも間接的に関わっています。貧血予防やお肌の老化防止にも期待できます。種実類、アボカド、オリーブオイル、胚芽、たらこなどに含まれています。○タンパク質皮膚の組織となるタンパク質も肌には必要です。ウイルスやストレスを受けるとタンパク質の消耗が激しくなります。また、身体の芯から温める効果が高いので風邪予防にもつながります。卵、大豆類、鶏肉、鯵や鰯などの青背の魚が美肌の為にはおすすめです。乾燥が厳しくなるこれからの季節、積極的に肌や粘膜を潤す食材を取り入れて、美しく健やかに乗り切りましょう。
2016年11月11日京都大学iPS細胞研究所(京大CiRA)は2月9日、ヒトのiPS細胞から免疫細胞の一種であるiNKT細胞を作製することに成功したと発表した。同成果は京大CiRAの喜多山秀一 研究員、同 金子新 准教授、愛知県がんセンター研究所のRong Zhang 研究員(当時、現・国立がん研究センター)、同 植村靖史 主任研究員(当時、現・国立がん研究センター)らの研究グループによるもので、2月9日(現地時間)に米国科学誌「Stem Cell Reports」オンライン版に公開された。iKNT細胞は免疫反応を誘導し、がんへの免疫反応を高める上で重要な役割を果たしている。がん患者の多くでは体内のiNKT細胞の数や機能が低下していることが知られており、体内のiNKT細胞の数を増やすことで免疫機能を高め、がん治療につなげられると考えられている。今回の研究では、iNKT細胞からiPS細胞を作製し、再びiNKT細胞(re-iNKT細胞)へ分化させることを目指した。その結果、元のiNKT細胞よりも元気で他の免疫細胞の機能を高めてがん細胞への攻撃を促すre-iNKT細胞を作製することに成功。さらに、re-iNKT細胞自身もがん細胞を直接攻撃することが観察された。これにより、iPS細胞への初期化を介して機能が改善した大量のre-iNKT細胞を作製できることが示されたほか、iNKT細胞はがんだけではなく感染症や自己免疫疾患など幅広い疾患に関連する免疫応答を制御していると考えられており、今後細胞治療への応用が期待される。
2016年02月10日「ハンドパワー」って、あるんです。と言っても、手から何かが出るわけではありません。昔から「手当て」という言葉があります。やさしく頭をなでられたり、痛いところをさすってもらったり、お腹に手を当ててもらったり…。それがなんとなく心地よかったな、なんていう思い出もあるでしょう。「タッチング」と言ったりもしますが、それがいわゆるハンドパワーにあたります。なぜ免疫力アップにつながるの?自律神経と免疫は深く関わっています。それらは外部環境の変化に対して、内部環境を一定に保つ恒常性(ホメオスタシス)の働きによってバランスをとっています。しかし、そのバランスが崩れると心身に影響が出てくるのです。まずは原因となるストレスや疲労を解消し、リラックスをするようにして自律神経を整えます。それによって免疫力アップを目指していきましょう。タッチングとアロマテラピーでママも子もリラックスタッチングもアロマテラピーも、体の緊張をゆるめるほか、心もゆるめてくれます。その2つの相乗効果が、自律神経にも働きかけるはずです。タッチングは温めた手でタッチングのコツは3つ。手を温めること、しっかり密着させること、そして、ゆっくり動かすことです。<タッチングのやり方>・うでや足は付け根に向かって優しくさする・おなかはおへそを中心に時計まわりに・デコルテは左右にひらくように洋服の上からさすってあげても、お肌に直接触れても、どちらでも大丈夫です。<タッチングにおすすめの精油>一般的にはラベンダーや柑橘系の精油が挙げられますが、リラックスやリフレッシュにはお好きな精油をお使いください。免疫力アップにはユーカリ、ローズマリー、ティートリーなどもおすすめです。ティッシュに1滴たらすだけの芳香浴が手軽でおすすめですよ。ディフューザーなどを利用する場合は3滴以下にしましょう。手を当てているだけでも落ち着くのですから、何も難しいことはありません。子どもの体調のよい時に、ぜひママのハンドパワーで、親子ともども免疫力アップを目指してみては?(中山真澄)
2015年10月23日細胞を活性化NPO日本免疫美容協会は2015年5月27日、「免疫美容セミナー」を東京・TKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて開催した。同協会では自然治癒力を生かしてより健康的な肌を維持することを提唱しており、同セミナーでは今、注目されているランゲルハンス細胞の働きについて詳しく紹介し、ランゲルハンス細胞を活性化させることで肌トラブルを改善する方法についても講演が行われた。肌本来のチカラで同セミナーでは、肌は排泄器官であり、有効成分を肌に浸透させるというのは間違ったスキンケアであるとし、「肌本来のチカラでキレイになる」免疫美容の考え方について学ぶことができる。ランゲルハンス細胞は皮膚のセンサーの役割をしており、皮膚内部をチェックし、肌に侵入してくる外敵を見つけてくれることから、ランゲルハンス細胞が脳に肌トラブルの情報を届け、脳が指令を出すことで自己回復力が高まり、肌を元気に戻してくれる。また、ランゲルハンス細胞を活性化させるアミノ酸についても、その研究者である小山秀男氏本人が解説を行い、日本免疫美容協会は今後も「免疫美容セミナー」を全国で開催し、ランゲルハンス細胞と皮膚免疫についての啓発を行っていく予定である。次回は7月14日に横浜新都市ビル(そごう)にて開催されるということだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・NPO日本免疫美容協会免疫美容セミナー・NPO日本免疫美容協会のプレスリリース(Value Press)
2015年06月15日私達人間の体は、つねに病原体などの外敵からの攻撃を受けています。これらの外敵から体を守り病気になるのを防いだり、病気を治そうとする力が備わっています。これが免疫力です。免疫の働きには、「感染防衛」「健康維持」だけでなく、「老化予防」「うつ病などの心の病気」の予防もしています。免疫力は約70%が腸でつくられ、30%は心でつくられていると言われています。免疫力を高めるには、、、①腸内環境を整える・・・バランス良く食べ、便秘にならないようにしましょう②自律神経を整える・・・ストレスを溜めないようにしましょう③微生物と触れ合う・・・過剰に抗菌グッズを使うのをやめましょう《腸》・穀類、野菜類、豆類、果物等を摂りましょう・納豆、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品を摂りましょう・食物繊維、オリゴ糖、糖アルコール類を含む食品を摂りましょう・保存料などの食品添加物を控えましょう《心》・笑って楽しく過ごしましょう・ポジティブ思考を心がけましょう・公園や山登り、海など自然とふれあいリフレッシュしましょう・規則正しい生活をしましょう・適度な運動をしましょう・ストレスを溜めないことが大切食生活と笑顔が心も体も綺麗にしてくれますよ。
2015年04月08日季節の変わり目は、気候や気温の変化に体がついていけず、体に不調をきたす人が多い時期。ちょっとした不調でも、毎日続くとやっかいです。さらに、体調不良時は免疫力が下がるため、普段なら感染しない細菌やウイルスに感染することもあります。免疫力を十分に発揮し、体を守るためには、腸内環境をよくすることがポイントだといわれています。耳にしたことがある人も多いのでは? そこで、免疫力と腸内環境を整えるために知っておきたい、基本的なことをあらためてまとめました。■免疫とは? 免疫が下がるとどうなるの? 免疫とは、疫=病気を免れる(まぬがれる)こと。そのための力が「免疫力」、すなわちウイルスや細菌などの外敵から体を守る抵抗力のことです。免疫力が低下すると、インフルエンザや食中毒などのウイルスに感染しやすくなります。そのほか、免疫をつかさどっている免疫細胞のバランスが崩れ、免疫力が過剰に反応すると、花粉症に代表されるようなアレルギー症状が発生しやすくなります。そのため、免疫力は高すぎても低すぎてもNG。バランスを整えておくことが大切なのです。では、どうやって免疫力のバランスを整えたらよいのでしょうか。■腸内環境を整えよう ~免疫は腸でつくられる~免疫力のバランス調整に必要なのは、腸の健康管理です。なぜなら、免疫細胞のおよそ6割は腸内に存在しているからです。そのため、腸内環境を良く保つことが免疫力をつくることにつながります。腸内環境を見直すには、「善玉菌」を少しでも多く腸内に増やすことが重要です。■腸に善玉菌を作ろう ~日和見菌の話~腸内にいる腸内細菌には、よく耳にする「善玉菌」と「悪玉菌」のほか、「日和見(ひよりみ)菌」というのが存在します。その名からも推測できますが、「日和見菌」とは、その人の腸に存在する、善玉菌と悪玉菌のバランスを見て日和見する=より多いほうの菌に同化する、という特徴があります。日和見菌が善玉菌と悪玉菌、そのどちらかの数が多いほうに変わってしまうというのはやっかいです。なぜ善玉菌を少しでも多く増やしたほうがいいのかが、これでおわかりいただけたでしょう。となると次は、「いかに腸内に善玉菌を増やしていくか」という話になりますね。■腸内をキレイにするポイント ~乳酸菌と食物繊維~腸内で善玉菌を優勢にするには、以下の3つのポイントがあります。1.腸に善玉菌を生きたまま届ける乳酸菌(善玉菌)は「生きたまま」腸に届けられることが大切です。中には胃を経由した時点で、胃散にやられてしまう善玉菌もあります。胃酸にやられず、腸まで生きたまま届く善玉菌を摂取するようにしましょう。2.腸内の善玉菌を育てる善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす役割のある「食物繊維」を積極的に摂取しましょう。食物繊維を善玉菌が食べることで、善玉菌そのものの数が増えていきます。「腸には食物繊維がいい」といわれるのは、このためでもあるのです。3.腸内をクリーンに保つ食物繊維は、善玉菌のエサになるだけでなく、腸内に残った便や老廃物の排出も促します。きれいな腸内は善玉菌が生息しやすく、汚い腸内は悪玉菌が増殖しやすいといわれています。便秘の解消だけでなく、免疫力を整えるためにも食物繊維は一役買っているのですね。つまり、免疫力のバランスと腸内環境を整えるには、乳酸菌(善玉菌)と食物繊維を豊富に含んだ食事をとることが最初の一歩、というわけです。乳酸菌と食物繊維の量だけでなく質も意識しながら、食事に取り入れていきましょう。それが、腸内環境を整える=免疫力のバランスを整える=健康を保つ近道となるのです。
2015年03月24日テラはこのほど、免疫、免疫力に関するニュースレターを発行した。免疫とは、病原菌やウイルスなど外敵の侵入を防いだり、体内にできた害をもたらす細胞を除去したりする自己防衛機能のことをいう。そして、その重要な働きを担っているのが体内に存在する免疫細胞となる。例えば、家族の中でも風邪をひきやすい人とひきにくい人がいるが、これは免疫細胞の働きが高いか低いかによって、全体の免疫力に差が生じるためだという。「免疫力を高めるためには、『免疫バランスを整えること』と『免疫力を上げること』の2通りの方法がある」と同社。具体的には、生活習慣を改善することが免疫バランスを整え、ヨーグルトなどの乳酸菌をとることが免疫力をあげるとのこと。そして免疫力は、がん免疫細胞療法など医療への活用も期待されているという。○"免疫力"の最新トピックスそして昨今の免疫力に関するトピックスとして、次の3つをあげている。まず、キリンと小岩井乳業の共同研究グループが免疫細胞の司令塔「pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)」に直接働きかける乳酸菌を発見したこと(2014年12月7日「日本ワクチン学会総会」にて発表)。pDCを直接活性化させる乳酸菌が発見されたのは世界初となり、風邪やインフルエンザの予防、ロタウイルス感染症状の緩和、アンチエイジング効果などが期待されているという。2つ目は、2014年9月、資生堂から「ランゲルハンス細胞」とよばれる肌(皮膚組織)の免疫細胞に働きかける成分を配合した美容液が登場したこと。免疫力向上機能のある美容化粧品は世界初だという。そして3つ目として、2014年11月1日、福島県立医科大学(福島県)が寄付講座「先端がん免疫治療学講座」を開設したことをあげている。同講座では、がん免疫細胞療法の臨床応用研究を行うとともに、がん治療医を育成していくという。なお、同社の子会社であるテラ少額短期保険は2月、国内初となるがん免疫細胞療法のためのがん保険「免疫保険」を発売する。治療費の負担が大きいがん免疫細胞療法の治療費を保障することで、患者が新しい治療を早期に受けられる環境づくりを推進していくとのこと。
2015年01月28日睡眠不足によって免疫力が低下し、年中風邪をひいている若者が多いようです。今回は、いまどきの風邪についてご説明します。冬は特に風邪をひきやすいので、しっかりと対策しましょう。現代人の風邪について現代人の風邪というものは、以前よりも長引き、症状が強い傾向にあるようです。それは、ライフスタイルの乱れからくるものと考えられます。特に20代に多いのが、年中風邪をひいていて、なかなか治らないというもの。それは睡眠不足などが続き、体が治る環境に置かれていないことが1つの原因だと考えられます。また病院へ行くのではなく、市販薬で済ませようとする若者が多いようです。しかし、長引く場合は、しっかりと病院へ行き、診察してもらいましょう。重病の可能性もゼロではありません。睡眠不足が続く中で麻痺する感覚睡眠不足が続くと、今自分が睡眠不足の状態であるかも麻痺していきます。通常睡眠時間が短い場合、それが自分にとっての最適な睡眠時間だと錯覚してしまうのです。しかし、そうではありません。睡眠不足が続いているから、風邪が治らないのです。頻繁に風邪をひくのは20代が多いようです。効き目の強そうな市販薬を使って、どんどん免疫力を低下させていっているため、自然治癒力が逆に低下し、風邪をひく頻度が増えていってしまっているのです。店頭でも、自己判断で薬を決めるのはなく、薬剤師さんに相談して薬を決めるようにしましょう。風邪予防のための3つの取り組み風邪をひかないために日頃から心がけていることはなんですか?風邪予防のための3つのポイントをご紹介します。(1)手洗い&うがい、そしてマスク手洗い&うがいは基本ですね。手に付いたウイルスや鼻や口から入ったウイルスを外に出してくれます。(2)睡眠睡眠不足の状態が一番ウイルスをもらいやすい状態といえます。しっかりと睡眠をとりましょう。(3)栄養補給しっかり食べること!冬は太りやすいとも言われていますが、ダイエットばかり気にかけていると、風邪をひいてしまいますよ。以上3つのポイントを頭に入れて、健康にこの冬を過ごしたいですね。Photo by Drew Herron
2015年01月16日「エキナセア」という花の名前を聞いたことがありますか? エキナセアは、和名を「ムラサキバレンギク」といい、夏から秋にかけて紫色の花を咲かせる、北米原産のキク科の植物です。エキナケア、またはエキネシアとも呼ばれます。ギリシャ語でハリネズミを意味する「echinos」が名前の由来。花の中央部分がトゲトゲしており、それをハリネズミに見立てたようです。咲き終わりには花びらが下がるので、中央のトゲトゲ部分が一層際立ちます。花といっても、お花屋さん等で目にすることはあまりなく、日本ではあまり馴染みがないかもしれません。そんなエキネセアですが、実は「世界三大ハーブ」や「世界三大免疫植物」の1つとして、欧米では大変著名な存在です。一体どのような効果があるのでしょうか?■免疫力を高める? エキネセアを摂取するメリットとは?アメリカではネイティヴアメリカンの時代から、エキネセアが風邪予防、感染症予防の薬草として使われており、現在も免疫性を高めるハーブとしてハーブティやサプリメントで利用されています。ドイツでは、ドイツ政府が「エキナセアは医薬品」と認めており、ハーブ薬品としてエキナセアの効能をのせた数多くの製品(クリームや歯磨き粉など)が流通しています。そうした流れが日本にも徐々に押し寄せ、風邪が流行する季節の変わり目や、冬のインフルエンザ対策として、エキナセアの有効成分が免疫力を高め、病気にかかりにくい体づくりに役立つと注目され始めています。■エキナセアの摂取方法と注意点エキナセアのおもな摂取方法は、前述の通りハーブティやサプリメントですが、その効果の強さから、飲み方にも注意が必要です。ビタミンやミネラルのように1年中続けて摂取していればいいということではなく、予防したい時期に2週間ほど、集中的に摂取するのが効果的だといわれています。逆に、長期利用をすると効果が薄れてしまうようで、ドイツコミッションE(ドイツで販売されるハーブの安全性と効能を審査するために科学者、 毒物学者、医師、薬剤師からなる委員会)でも、同様の理由からエキナセアを8週間以上連続摂取することを警告し、連続摂取による効果の衰えを指摘しています。また、エキナセアにはアレルギー症状を改善する効果もあるようですが、エキナセア自体がキク科の植物ですので、キクアレルギーを持っている人には向きません。■日本にもある、エキナセアの産地実は日本でも、エキナセアが栽培されている土地があります。埼玉県の寄居町では、桑畑を転用し、農薬も化学肥料も使っていない「寄居町エキナセア」を栽培しています。寄居町観光協会が、町を挙げてエキナセアを「健康ハーブ」として紹介しており、お茶だけでなくクッキーやこんにゃくなど、さまざまな商品に加工されています。寄居町に行くと「エキナセアうどん」が食べられる飲食店もあるようですので、観光がてら足を運ぶのもいいですね。冬場は特に、風邪や感染症が広まるシーズンです。エキナセアで免疫力を高め、寒い冬を元気に乗り切りましょう。
2015年01月08日インフルエンザと闘うには睡眠が必須よい睡眠は心身の疲労回復ができるだけでなく、インフルエンザと闘うための免疫力をつけられると考えられています。でも、どうして睡眠が必要なのでしょうか。それは、病気になったときに発熱する理由を考えると分かります。白血球やリンパ球は、感染症にかかったときに数を増やして病原菌やウィルスに対抗しようとします。これらは身体の免疫システムのひとつで、菌の増殖を食い止めるためです。一方、睡眠不足になると病気と闘う免疫システムそのものが低下します。そのため、インフルエンザと睡眠が関係しているのです。インフルエンザ予防に効果的なグッズ免疫がもっとも活発化するのはノンレム睡眠のタイミングで、インターロイキン1βなどの免疫物質が増えるからだと考えられています。では、インフルエンザを予防しながらぐっすり眠りたいとき、どんなものを使えばいいでしょうか。免疫力アップにおすすめの睡眠グッズはインスタントカイロ。実は、体温が1度下がると免疫力が30%下がるという説があります。夜寝る前の身体の冷えは、インフルエンザが侵入しやすい状況かもしれません。特に冷えやすい手足や首元を中心に身体を暖めれば、スムーズな眠りが期待できそうです。免疫力をアップさせる上にぐっすり眠れる一石二鳥のアイテムと言えるでしょう。睡眠の質を良くしてインフルエンザを予防しよう昔から、「風邪を引いたら温かくして寝ること」と言いますよね。実は、睡眠や身体を暖める行為には、医学的な根拠があったんです。インフルエンザになってしまうと身体の自由が利かなくなるし、外出も禁止されてしまいます。当然、職場や学校に出勤・登校するのもNG!大事な仕事やテストがあったとしても休まなければなりません。かかってしまう前に予防をするのが一番です。毎年、冬になると大流行するインフルエンザ。インスタントカイロでの予防対策なら、睡眠の質も良くなって相乗効果が期待できるはずです。手軽にできる方法なのでぜひとも試してみましょう!Photo by Eneas De Troya
2014年12月22日普段の生活で何気なく行っている呼吸ですが、今回ご紹介する呼吸法は、身体を内側から暖め、免疫力、代謝を高め、脂肪を燃焼してくれる「火の呼吸」と呼ばれている呼吸法です。カバラパティとも呼ばれているこの呼吸法は、お腹の腹筋やインナーマッスルを使いながら息を「フッ」と吐くときに強く丹田(おへそから指4本下の辺り)の辺りをお腹の内側に引き込む動きを繰り返して行きます。お腹の内側の筋肉を素早く動かす動きを繰り返す事で普段鍛えられない横隔膜や腹横筋(お腹の内部の筋肉、ベルトのように腹部の横に走っています)といった深層筋肉(インナーマッスル)を活性化し、身体の内部からエネルギーを作り出し、暖め、代謝をあげ、更には身体の免疫力もアップしてくれます。横隔膜は肺のすぐ下に位置し、息を吸うと下に下がり空気をお腹にたくさん取り込めるようになり、また息を吐くときには上へと上がります。横隔膜は、普段の浅い呼吸ではしっかりとこの上下に動かすという動きをしていない事が多いのです。深く大きな呼吸で横隔膜をしっかり動かし、また意識的に“お腹を引き込む”という動きを繰り返す事で腹横筋を鍛えましょう。この二つの筋肉、普段の浅い呼吸ではなかなか鍛える事ができません。また、横隔膜をしっかり動かす事は自律神経の働きを整えてくれる事にも役立っています。食べると下っ腹がポッコリでてしまう、または常にお腹周りがすっきりしない…なんていう方はこの腹横筋が弱っている証拠。鍛える事で、引き締まったお腹を実現出来ますよ。その他にも「火の呼吸」をする事で、こんなたくさんの良い効果が。(肉体面)・内臓を刺激して、消化器官の強化・全身の血行をよくします(精神面)・ストレス解消、精神的な安定・思考をクリアに、スッキリさせてくれる・ネガティブな感情を払拭してくれるそれでは、初心者でもできる優しい「火の呼吸」のやり方です。1)あぐら、または安楽座など、楽な姿勢で座る。2)片手を丹田の辺りにおき、もう片方の手を軽く膝の上にのせます。3)身体をリラックスさせて目を閉じます。4)口から息を吐き出しながら丹田をお腹の内側、背骨の方へと勢い良く引き込みへこませます。5)鼻から一気に深く息を吸い込み、お腹を膨らませます。6)今度は小刻みに5回に分けて息を吐いて行きます。1秒で1回息を吐いていくようなペース。いきを吐く毎にお腹を一回一回意識しながらへこませます。最後の息は全てお腹を内側に引き込みながら吐き切ります。7)徐々に吐く息を更に小刻みにして8回、10回と吐く回数を増やして行きます。始めは息を吐くと同時にお腹(丹田)を背骨の方に引き込むという動作が難しいかもしれません。なれないうちはゆっくりと吸って吐いてを繰り返し、お腹の動きと連動する事に集中して行きましょう。※「火の呼吸」をする上での注意点・必ず空腹時に行う事・お食事直後は避ける「火の呼吸」は短時間で意識的に腹圧をかけて腹部深層部(インナーマッスル)の腹横筋や腹筋を使いますので、胃の中に食べ物が無い状態で行いましょう。慣れて来たら回数を増やし、速度も早くして行きます。お腹の内側からじわ~っと熱くなるのを感じたら、きちんとインナーマッスルが使えている証拠です!いつでもどこでも簡単にできる「火の呼吸」をマスターして周りに気づかれずにダイエットを目指してみてはいかがですか?
2014年11月30日一気に寒くなり、周りでも風邪を引く人が続出していますね。風邪というのは、引きたいときに引かず、どうしても引いてはいけないときに引いちゃったりしますね。ちびまる子ちゃんも言っていたように『風邪貯金』があればいいのにと本当に思いますが、まぁとりあえず健康に勝るものはありません。人生なにごとも、免疫力アップです。そんなわけで、今日は免疫力アップといえばニンニク! のニンニクがガッツンと効いた絶品メニューのご紹介! <材料>(2人前)・じゃがいも 大1個・にんにく 4~6片・玉ねぎ(一口大に切る) 1/2個・塩、黒胡椒 各適量◎味噌 大さじ1◎酒 大さじ1◎きび砂糖 大さじ2/3◎みりん 小さじ1◎白すりごま 小さじ1・貝割れ大根 適量・白いりごま 適量<作り方>1.じゃがいも、にんにくはそれぞれ皮付きのままアルミホイルに包み250~300度のオーブンで30分ほど焼く。(オーブントースターでも焼けますが、トースターは時々温度が下がってしまうのでもっと時間がかかります。その場合は時々取り出して箸を刺してみて、柔らかくなったらOK)2.2を取り出し、じゃがいも一口大に切る。にんにくは皮を剥き、2等分に切る。※にんにくは柔らかいのでつぶさないように注意! 3.フライパンにごま油を熱し、玉ねぎを入れて炒める。塩、黒胡椒を少々して透き通ってくるまでしっかり炒める。4.そこに2を入れ、ざっと炒めたら、あらかじめよく混ぜ合わせておいた◎を入れて絡ませるようにして炒める。5.器に盛り、仕上げに貝割れを飾って白いりごまをふって完成! ほくほくのじゃがいもと、とろとろになったニンニクが効いた、なんともご飯がすすむ1品。ご飯のおかずに絶品ということは、もちろん酒のつまみにも最高です! にんにくとじゃがいもを焼くのに時間がかかるけど、手間はかからないのでここは必ずオーブンでやってください。レンジでラクしようとしてはいけません。味が全然違うからね。さあ、みなさんもたくさんニンニクを食べて、免疫力アップして風邪などひかぬよう頑張りましょう!
2014年11月05日ようやく秋風が心地よく感じられるようになってきましたが、お肌には夏の強い陽射しや紫外線のダメージがくっきり、なんて人はいませんか。「免疫美人」をめざす女性を応援していく 「免疫美人Labo」 が、20~40代女性600名に対し、肌に対する意識や、肌美容につながる「免疫力」をどうやってアップさせているか調査した結果を見てみましょう。「美人に共通する身体の美しいパーツはどこだと思いますか? 」という質問に対し、1位の回答が「肌」(83.8%)。2位は「目」(47.8%)で、倍近い差がついたことから女性の肌に対する意識の高さがうかがえますね。また、97.8%の女性が「肌の美しさは自信につながる」と回答したことから、肌が美しいことは単に美人の定義であるだけでなく、自分自身にとっても自信につながることがわかりました。思い当たる人も多いのでは?「美肌のための食べ物というと何を想像しますか?」と質問したところ、1位「野菜」、2位「発酵食品」、3位「フルーツ」、4位「アサイー」、5位「玄米」と、免疫力を高める食物が上位を独占。女性は知らず知らずのうちに、免疫力を高めるもの=美肌にいいと感じ取っているようですね。また、免疫力を上げるために心がけていることは「良質な睡眠」と「食事内容」がともに45%で1位に。 実際に睡眠不足はホルモン分泌に影響するため、睡眠時間が短いと、免疫力が下がってしまったり、太りやすくなってしまうというデータも。さらに、たとえばビタミンCには、ウイルスによる感染症を防いだり、傷の治りを早くしたり、強い抗酸化作用があるので、白血球などの細胞が元気に働くことを助け、体の抵抗力が高まります。食事で何を食べるかがカラダの源となるのですね。この調査の結果から、女性が肌の美しさを重視し、美しさを保つために免疫力を高めることを自然に意識していることがわかりました。では実際に、女性の肌と免疫力にはどういった関係があるのでしょうか。資生堂の研究員である佐倉徹さんに聞いてみました。佐倉さんによると、肌を若々しく・美しく保つためには、肌本来の力を引き出し、肌の生命力を高める恒常性(ホメオスタシス)を維持することが重要なのだそう。そのために、肌の免疫をつかさどるランゲルハンス細胞が重要な役割を担っているということが、近年の研究で明らかになっているとか。肌トラブルは、肌に対する刺激物質や紫外線などを受けて放出される悪玉因子により炎症が拡大することで起こりますが、ランゲルハンス細胞はこの悪玉因子を消去する働きがあるとのこと。このように、美肌と肌免疫力は密接な関係があるようなのです。女性が知らないうちに免疫力を高めるもの・高めることをライフスタイルに取り入れているのは、理にかなっているようですね。お肌に悩みやコンプレックスを感じている人は、免疫力アップを意識してみるのもいいかも。食事や睡眠のほかにも、免疫力をアップさせる方法は、いろいろあるから試してみては?・免疫美人Labo 公式サイト
2014年10月01日「免疫」という言葉を耳にしたことがある人は多いと思いますが、具体的にどんなことか分かりますか? 簡単に言うと、誰にでも備わっている、カラダの防衛システムのこと。つまり免疫力を高めることで、冷えや肥満、肌荒れ、風邪といったさまざまな不調が防げるのです。そんな「免疫」が、いま注目を集めているのです。新聞などの紙面にも「免疫力アップ」をキーワードとした記事は増加傾向にあり、検索サイトなどでも、「免疫力アップ」や、免疫に関連する「副交感神経」といったワードの検索が、2012年以降増加しているそう。免疫力UPのカギを握るのは、交感神経と副交感神経からなる自律神経。副交感神経が優位になると体はリラックスしてリンパ球を増やし、血流が良くなり、免疫力もUP。つまり副交感神経を高めることが、免疫力UPにつながると言えます。夏は、気温が高く気圧が低いので、内臓の働きを調節する副交感神経系が優位になり、リンパ球の働きが活発になります。リンパ球は3~6ヶ月、元気が持続するので、秋から冬にかけても免疫力が高まった状態を維持できることに。つまりいま、リンパ球を鍛えると、冬を元気に乗り切ることができるのです。女性が気になる美容関連メディアも、「免疫」に注目しているから見逃せません。近年、「美」と「免疫」が関連しているという特集が多く組まれ、「免疫」は健康だけでなく「美容」にも関連があるという考えが広がり始めているようです。「免疫」といえば真っ先に体の免疫システムを想像しがちですが、肌にも免疫システムがあるのです。肌の免疫は、加齢や紫外線、心的ストレスで低下してしまいます。肌の免疫が落ちるとターンオーバーの乱れや肌の細胞再生力の低下、コラーゲン繊維の破壊が起きて、シミやシワ、たるみなどの肌悩みをおこしたり、肌ダメージを受けやすくなるのです。では、具体的に免疫力をアップさせるアイテムにはどんなものがあるか見てみましょう。■良質な睡眠で免疫力UPできる?睡眠の質が低下すると「成長ホルモン」の分泌が十分に行われなくなるため、「免疫力」も低下すると言われています。最近、手軽に自分の睡眠の状態を確認できる、スマートフォンの睡眠管理アプリが人気なんだとか。寝る前にアプリを起動して枕元にセットすると、睡眠時の寝返りなどをキャッチ。眠りのデータを記録して、自分の睡眠状態が把握できるというもの。■ヴァージンココナッツオイルで免疫力UP!細菌の働きを抑えたり、免疫力を高めるという特別な働きがあるラウリン酸は、母乳に含まれており、胎児の免疫力をつける役割を果たしています。私たちの身近な食材の中では、ココナッツオイルににラウリン酸が多く含まれているとのこと。ココナッツオイルを体に取り入れて、免疫力をUPさせてみては。■科学の視点から「免疫」に着目! 外からも免疫は高められる!?20年以上にわたり皮膚免疫の研究を行っている資生堂は「美の底力が上がる。」という新発想のもと独自成分の開発に成功。それがこの秋発売された美容液「アルティミューン」。このようにさまざまな方法で免疫力をアップさせることができるのですね。今すぐ免疫力をアップさせて、健康でキレイな生活をめざしては?
2014年09月08日免疫力は健康のためだけでなく、美容意識の高い人の間でも重要視されていると知っていますか? それは免疫力が上がると美人になれるから。お肌はツヤツヤになり、ボディはむくみもなく、表情はイキイキとし、心はポジティブに。現代では、美しい人ほど免疫力が高く、ストレスにも病気にも負けない心と体を持っていると言えるのだそう。そんな今注目の免疫に関して様々な情報を集めた 「免疫美人Labo」 が既婚女性400名を対象に、結婚に関する意識調査を行いました。「免疫美人」とは、自分がもともと持っているものを上手に使って生きていくしなやかな女性です。今回の調査結果からも、「免疫美人」が増えていることが明らかになったとか。調査では、まず「婚約指輪をもらったか」について、結婚年数別に質問。その中で、「もらっていない」との回答は結婚2年目以下の「53.7%」に対して、結婚20年目以上は「13.1%」に。女性の憧れとも言われる婚約指輪ですが、今はもらっていない人も増えているのですね。次に、「婚約指輪の購入価格帯」について、結婚年数別に質問。回答がもっとも多かった価格帯は、結婚2年目以下は「5万円~20万円未満」(34.1%)、結婚20年目以上は「50万以上~100万未満」(28.3%)に。婚約指輪の購入価格が20年前においては月給(20万円として算定)の3ヶ月分(50万円以上~100万未満)だったものが、現在は月給の1ヶ月分(5万円以上~20万円未満)となるなど減少の傾向が。月給の3ヶ月分と言われた時代は、もうすっかり過去のもののよう。また、婚約指輪をもらった人の中で、「指輪の金額への不満の有無」について質問。「全く不満がない」との回答割合は結婚2年目以下の「79.5%」に対して、結婚20年目以上は「64.2%」に。金額が低下しているにも関わらず、全く不満がない人が増加していることから、見栄のための消費をしない免疫美人の特徴が浮き彫りになっていると言えそうです。さらに、「結婚式・披露宴の実施有無」についても、結婚年数別に質問。結婚式・披露宴を両方とも実施していないとの回答割合が、結婚20年目以上の「6.6%」に対して、結婚2年目以下は「46.3%」となり、結婚式・披露宴を両方とも実施しない人は20年前と比較し、約7倍に増加していることがわかりました。結婚式・披露宴を挙げた人も、もっとも心がけたこととして、「本当に大切な人だけをもてなしたり、感謝の伝達に重きをおいた」との回答割合が、結婚2年目以下の「38.6%」に対して、結婚16年~20年目は「8.3%」となり、ここからも、自分にとって大切なものが分かっており、それで満足できる免疫美人の特徴が見受けられます。そして、「結婚相手に求めたこと」について質問したところ、結婚2年目以下の回答者における上位項目は「無理をせず自然な自分で居られる」(68.4%)、「性格が一致している」(64.2%)、「自分を大切にしてくれる」(62.1%)となりました。逆に、下位項目は「学歴」(4.2%)、出身地(4.2%)、家柄(6.3%)に。この結果から、現代の女性は、社会的な観点(学歴・家柄など)よりも、内面的な観点(自然な自分で居られること・性格の一致など)で結婚相手を選んでいると言え、不必要な背伸びをすることなく、今の自分を大切にしている免疫美人の姿が浮かび上がってきます。女性にとってとても大切な結婚。その大きな節目にも、免疫美人ならではの価値観が強く反映していることがよくわかる結果になりました。現代の多くの女性が免疫美人らしく、しなやかに強く生きているのですね。・免疫美人Labo 公式サイト
2014年06月27日時代の変化とともに、その時代を生きている女性像というのも変わってくるもの。「草食男子」や「肉食女子」という言葉の生みの親でもある、コラムニストの深澤真紀さんは、「これからは“免疫美人”の時代」と語っています。免疫とは、『広辞苑』によると「生体が疾病、特に感染症に対して抵抗力を獲得する現象」とのこと。深澤さんの言う「免疫美人」とは、どんな女性なのでしょうか。深澤さんは、「免疫美人」として、「生命力のある女」「空気になれる女」「切り分ける女」「ミュートする女」「ありもので生きる女」という例を挙げています。具体的に見ていきましょう。「生命力のある女」とは、文字どおり抵抗力がある女のこと。そして、女性芸人のように自分を笑い飛ばすことができ、何か言われても上手に受け流し、ちょっとしたことではへこんだりしないと、深澤さんは言います。そして「空気になれる女」とは、空気を読む・読まないと悩むのではなく、空気そのものになることなのだとか。つまり、何か言われても聞き流し、対抗して言い負かしたりしないけれども、弱くて流されるわけではないそう。「飄々としている」というのが、深澤さんの表現。また、「切り分ける女」なら、休みをきちんととって仕事と休みを切り分けたり、上手にリセットをしたり、不運や悪い予感から上手に逃げられるのだとか。そうやって「機嫌よく生きる女」が「免疫美人」だそう。「ミュートする女」というのは聞き慣れない言葉ですが、SNSにありがちな、知りたくもない情報をミュート(無音に)している、最近多い若い女性のこと。そんな風に情報を上手に取捨選択できることが大切なのかも。例えば、諦めていいことは諦める、無駄に犯人捜しをしない、いない自分を探して自分探しを続けるよりも、自分がどんな人間かを把握して自分の取説を作ることなどを、深澤さんはすすめています。最後に「ありもので生きる」というのは、流行などに踊らされず、見栄恋愛や見栄消費もせず、シンプルに大事なものがわかっている女性なのだそう。そうすれば「自分をメンテナンスできる」と深澤さんは言います。このように、「免疫=自分の持っている力=ありものを上手に使っている女性が“免疫美人”である」というのが深澤さんの考え。メークを必要以上に濃くしたり、おしゃれを無理に頑張るわけでもなく、たくさんの情報を集めて流行に乗るわけでもなく、肩に力を入れて仕事にしがみつくわけでもない。本当に軽やかに心地よく生きる女性が目に浮かぶようです。「免疫」という本来自分が持っているものを上手に使うことで、新しい「免疫美人」としての自分が見えてくるかも。そんな「免疫」の力は化粧品の分野にも及び、「免疫」の力を信じて生まれた美容液、「資生堂 アルティミューン パワライジング コンセントレート」が開発されたそう。秋に新発売されるこの美容液は、自ら美しくなろうとする力=免疫力を活かしきる美容液。新成分アルティミューン コンプレックスを配合し、紫外線や乾燥などの外的要因によるさまざまなダメージに負けない強い美しさをめざすそう。肌の美しさをつかさどる鍵である「免疫」に着目した、これまでにない化粧品と言えるかも。「資生堂 アルティミューン パワライジング コンセントレート」を使って、自らの肌が持つ免疫力で肌を美しく導きながら、深澤さんが言う「免疫美人」を目指してみては?・資生堂 公式サイト
2014年04月09日(画像はイメージです)資生堂が「肌の免疫力を高める」研究結果を発表昨今のスキンケア製品は肌本来の力を高めるものがブームとなっています。今回、資生堂は肌の免疫に深く関わっている「ランゲルハンス細胞」の機能を回復させる成分を開発しました。3つの成分を複合した新成分を開発肌内部で発生した肌トラブルを引き起こす因子から肌を守り、肌の老化を抑えて健やかな肌を維持するための「肌の免疫力」の一つである「ランゲルハンス細胞」の機能は年齢とともに低下します。今回、資生堂はこの機能が低下した「ランゲルハンス細胞」に直接働きかけ、自己防御機能を回復させる3成分を効果的に組み合わせた複合成分の開発に成功し、特許を出願しました。さらに、複合成分を配合した美容液を試作し、その美容液を使用した結果、低下した自己防御機能が回復し、肌の免疫力が向上することを世界で初めて実証しました。これからさらに研究・開発が進められるとのこと。近い将来、次世代の「肌免疫向上系スキンケア商品」を私たちが使用できる日が来るかもしれません。【参考リンク】▼資生堂 プレスリリース(PDF)
2014年03月23日