米インディアナ州センタービルで先週、「愛を広めたい」という理由で全裸になっていた男が逮捕・起訴された。FOX系列のWXIN-TVによると、イライジャ・バーカー被告(42)は“スピリチュアルな目覚め”を体験したことから、人々に愛を広めようと決心。大通りに面した自宅の玄関前で全裸となり、通行人に愛想良く手をふっていたという。「裸の男がアパートの玄関にいる」との通報で駆けつけた警官にバーカー被告は「服を着た方がいいですか?」と質問。「着た方がいいだろうね」と忠告を受けたバーカー被告は、服を着た状態で逮捕された。彼の財布からはメタンフェタミンが発見され、覚醒剤所持および、公共の場ではないが意図的に露出した軽犯罪で起訴されたという。
2023年09月06日オーランド・ブルームが、湖で水遊びを楽しむ姿をインスタグラムにアップした。そこで、全裸写真も公開している。全裸のオーランドがカメラに背を向け、右手でサムズアップしているもので、対岸には複数の人が写っている。モデルのヘレナ・クリステンセンも「向こう岸のファミリーが…」と泣き笑いの絵文字とともに指摘しており、このコメントに対して「同じことを思った」「ヨーロッパならだれも気にしない、すごく自然なこと」とファンが返信を寄せている。写真のオーランドのお尻には桃のスタンプが押してあり、そのスタンプにはパートナーのケイティ・ペリーがタグ付けされているのもポイントだ。というのも、10日ほど前、オーランドがケイティとのイタリア旅行の写真を投稿した際、ケイティをタグ付けするのをうっかり忘れてしまい、ケイティから「私をタグ付けするのを忘れていますよ、パパ」とツッコまれたことがあったため。オーランドは2016年にケイティと訪れたビーチでも全裸になっており、自分の意思とは関係なくパパラッチ経由で全てがさらけ出された写真が何枚も流出した。5年経ったいまもこの“事件”は強烈な印象を残しており、ファンは「あぁ!またやっちゃった!」「裸になるのが好きなんでしょう?」「今回は自分から!」とコメントしている。(Hiromi Kaku)
2021年08月17日放送禁止のパイオニア、村西とおるの破天荒な生き様を描いたドラマ『全裸監督』。待望のシーズン2でも、物語の核を担う3人が作品作りについて語らいます。山田孝之×満島真之介×玉山鉄二。激情のアウトプット。アダルトビデオ業界で名を馳せた村西とおるを山田孝之さんが演じた『全裸監督』の続編が配信中。かつての相棒でヤクザとなったトシを満島真之介さん、村西と会社を立ち上げた川田を玉山鉄二さんが演じる。――‘19年のシーズン1の反響は?山田:「クオリティ高いね」とか「お金かかってるね」とか、今までのどの作品よりも、知り合いから届いたメッセージの数が多かったです。玉山:これまで日本というとアニメばかりでしたが、海外でドラマが評価されたのは嬉しかったですね。あと、みんなNetflixの現場に興味があって、シーンにかける時間や予算、役者のケアとか聞きたがるんですけど、まずお弁当が温かい。満島:温かいものが出るだけで、スタッフの表情も変わりますよね。「一日頑張ってきてよかった」って。山田:コロナ禍での対応も早かったですね。昨年3月に、1回目の緊急事態宣言が出る前に中断を決めて、6月に再開した時には、消毒や換気が専門の衛生部ができていました。――シーズン1で巻き起こった賛否両論はどう感じましたか?玉山:日本のコンテンツ作りは、“否”を恐れるあまりにセオリーから外れることを怖がり、純粋に物語を作れなかったと思うんですよ。でも、“否”が出ることと、作品を作る/作らないのジャッジメントは関係ないんじゃないかな。山田:どんなことでも必ず賛否両論あるのに、そもそも“否”を気にする理由がわからない。もちろん“否”を無視するわけじゃなくて、ちゃんと受け止めます。でも、否定されるのが怖いなら、作らなければいい。それが、モノを作る覚悟です。満島:企画段階で、この業界を描くことに業界の人も二の足を踏んでいたけど、僕はこの作品に魂を注がずして何に注ぐのって思いました。山田:真(満島)は、『全裸監督』もやって『おかあさんといっしょ』の映画版にも出てるでしょ。ポスター見て「この人、最高」と思った。――シーズン1から約2年。すぐに役の感覚は取り戻せましたか?山田:普段は完全に役を忘れる作業があるんですけど、この作品については最初からシーズン2をやることがわかっていたので、常にどこかに気持ちが残っていたんです。この2年、ずっと太ってましたしね(笑)。満島:僕、痩せている山田さんを見たことがなくて。今日やっと本来の山田さんに会えました!シーズン1とは太り方が違いますよね?山田:1は筋肉をつけながら太って、2の時はひたすら食べて脂肪だけで10kg増やしたんだけど、大量に食べたからお金がかかって大変だった。玉山:成り金感があってよかったよ。満島:シーズン1から2で昭和から平成に移り変わったことが、山田さんの体つきの変化で感じられました。玉山:そういえば、シーズン1で孝之がほとんど出ない回があったでしょ?通常のドラマじゃありえない。山田:それは、本を作る前から提案しました。「この人が主役」みたいな作り方じゃないほうがいいって。――シーズン2では、3人の人間模様がより深く描かれていきますね。満島:シーズン1は、突き進む村西、真面目にエロを欲する川田、周りと二人を繋ぐトシのトライアングルが絶妙なバランスで成立していたんですけど、シーズン2ではトシがヤクザの一員になることでトライアングルが崩れ、関係が歪み始めます。山田:村西監督の周りからフォローする人もサポートする人もいなくなって、どんどん孤独になっていく…。玉山:バブルでイケイケの時代に、村西は資本主義的になる一方で、川田はただ興奮したい、それだけ。究極のピュアで、村西が作った黒木香作品が忘れられず、ひとり部屋で観賞中、黒木本人に見られ、慌ててティッシュで拭くシーンもあります。山田:あそこは「鉄さん(玉山)、仕込んでるわ~」と思った(笑)。――シーズン2では、村西監督が「エロを空から降らせる」と衛星放送業界に進出します。みなさんには、そうした壮大な野望はありますか?山田:鉄さんにはないでしょ?玉山:ない。野望が原動力になる人もいるだろうけど、強すぎると邪念になって判断を間違えることもある。山田:周りや他のことが見えなくなることもありますよね。僕も野望はないけど、希望はあって。来世は水になりたい。大切なのに厄介者として扱われたり、山の奥で絶景の一部になったり、下水として流れたり…。満島:僕は、こうしてお二人を見ながら、髪を伸ばしたいと思いました。玉山:ちっちぇ野望だな(笑)。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』平成バブル期、村西は巨額の資金を衛星事業に費やし、右腕の川田らが離れていく。一方、ヤクザになったトシも精神的に追い詰められていた。他に森田望智、恒松祐里らが出演。Netflixにて全世界独占配信中。やまだ・たかゆき(一枚目写真・中央)1983年10月20日生まれ。鹿児島県出身。主演映画『はるヲうるひと』、長編映画初監督作品『ゾッキ』が公開中。シャツ¥59,400(Y’s/ワイズ プレスルーム TEL:03・5463・1540)その他はスタイリスト私物みつしま・しんのすけ(一枚目写真・左)1989年5月30日生まれ。沖縄県出身。NHK大河ドラマ『青天を衝け』、『テレビでハングル講座』(NHK Eテレ)に出演中。ジャケット¥52,800(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE TEL:03・5454・1705)シャツ¥49,500(UJOH/M Incorporated TEL:03・3498・6633)シューズ¥77,000(Paraboot/Paraboot AOYAMA TEL:03・5766・6688)その他はスタイリスト私物たまやま・てつじ(一枚目写真・右)1980年4月7日生まれ。京都府出身。Netflixオリジナルシリーズでは『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』などにも出演。※『anan』2021年7月14日号より。写真・森山将人(TRIVAL)スタイリスト・五月 桃(ROOSTER/山田さん)DAN(満島さん)袴田能生(juice&juicy/玉山さん)ヘア&メイク・灯(ROOSTER/山田さん)齋藤将志(満島さん)TAKE(3rd/玉山さん)取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年07月13日Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』の総監督を務める映画監督の武正晴氏が、4日に生配信されたABEMA『7.2新しい別の窓』(毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)に出演。同作の主演を務める山田孝之の魅力を語った。番組後半、“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣吾郎が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開するコーナー「インテリゴロウ」を実施。今回のゲストには、武監督が登場し、『全裸監督』シリーズの製作秘話や、作品へのこだわりを存分に語りつくす。主人公・村西とおる役を演じた山田がブリーフ姿でカメラを持ち、宇宙ヘルメットを被っているポスターについて、武監督は「このポスター撮影には映画『JOKER』のスタッフも入っていて、ヘルメットどこから持ってきたんですか? って聞いたら『NASAから持ってきた』って言うんですよ」と話し、稲垣を驚かせる。さらに、武監督は巨大な水槽が出てくるシーンについて、「水槽含めてかなり力を入れました。ヤクザは獰猛な生き物を飼っているって言う人が多いから。はじめサメって言ったんだけど、サメは却下されました(笑)」と説明。シーズン2では、大きなピラニアを中国から輸入したと言い、「こいつらが意外と臆病で、隅っこでジーっとしてるんですよ。全然暴れてくれない。助監督でピラニア担当がいて、ずっとピラニアの飼育をしていた。段々とピラニアの気持ちがわかるようになったみたいで、『30分時間ください、30分後行けますから』って言うんですよ。でも本当に目の前を泳ぎ始めて、あの助監督さんは素晴らしい仕事をしてくれた」と、こだわりのシーンを語った。また、主演の山田について、武監督は「山田さんのアドリブっていうのは、相手の感情を引き出す。彼のアドリブは演出に近くて、相手の気持ちを引き出すところがすごい」と絶賛。それを聞いた稲垣も「究極の演技ですよね」とうなずいていた。(C)AbemaTV,Inc.
2021年07月05日●黒木の苦しさを感じ涙が止まらずNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』で黒木香役を熱演し、大きな注目を集めた女優・森田望智。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』にも出演が決定するなど、まさにノリに乗っている彼女だが、「お芝居をする上では、うまさよりも人としての豊かさが必要なんだとわかった」など、“全裸監督の前と後”では心境にたくさんの変化があったという。転機となった本作のシーズン2までを演じきった今、大胆な濡れ場への覚悟を振り返るとともに、黒木香という女性に抱く思いまでを明かした。山田孝之が伝説のアダルトビデオ監督・村西とおるを演じ、彼の半生を虚実交えて描く同シリーズ。シーズン2では、バブルが崩壊する1990年台代を舞台に、アダルトビデオ界の頂点に立った村西の次なる冒険と転落を描き出す。シーズン1で村西と出会い、品行方正な女子大生から、性の開拓者へと変貌を遂げた女性、黒木。シーズン2では、村西との間に少しずつ溝が生まれ始め、黒木は孤独感を深めていく。続編の制作が始動すると聞き、森田は「シーズン2は、きっと前シーズンよりも大変になると思いました。私にそれをやり遂げる力があるのかな? 大丈夫かな? と思いました」と不安もよぎったという。「シーズン2での黒木は、村西とうまくいかなくなってしまったり、女優としてのお仕事ができなくなっていってしまったり、お酒に走ってしまったり……と、いろいろな葛藤を抱えていきます。苦しいことが続きますし、私自身、経験のしたことのないことばかり。私にできるのかな?と思いました。前シーズンでひとつ山を乗り越えたと思ったけれど、また大きな山が来たなという感じです」。シーズン2の脚本を読み、「やっぱり黒木は、村西のことがすごく好きなんだなと思った。村西とわかり合えなくて、苦しくても、ずっと村西のことを想い続けている」と黒木の愛の大きさを感じたという森田。「2話で、村西から『おやすみ』と声をかけられるシーンがあります。最初に村西との気持ちのズレを感じる、辛いシーンでした。『黒木は、本当に苦しかっただろうな……』と思うと、本番前に涙が止まらなくなってしまったんです」と告白。さらに「1話で、村西との幸せなベッドシーンがあるんですが、実はあそこは撮影の終盤に撮った場面なんです。苦しいシーンをたくさん撮ったあとだったので一層、あのシーンでの黒木の幸せを噛みしめていました」と演じた役柄に寄り添い、目を細める。●濡れ場に挑むまでの悩みと覚悟黒木といえば、テレビでも脇毛を披露し、お茶の間にも強烈なインパクトを残した女性だ。前作が配信されるや、森田の演じた黒木の話し方や雰囲気、微妙な仕草まで「本人とそっくり」と話題に。森田は「もちろん話し方や見た目も大事にしましたが、テレビに出演しているときの黒木さんは、本当の黒木さんではなく、仮面をかぶった姿であり、その内側こそ大切な部分」とキッパリ。研究する中で、森田が黒木に対して抱いた印象とは「私と同じように、実はごく普通の女性。そして頭がよくて、しっかりとした常識を持っていて、倫理観もある」というもの。「私自身、黒木という役を通して、性や愛に対していろいろな気づきがありました。例えば『女性が裸になることは、どうして恥ずかしいのか』と考えても、実際の黒木さんの話していることや資料を読んでいると、『周りがそう思っているから、という理由もあるのではないか。私には、その問題の本質がちゃんと見えているのだろうか?』と思わせられる。知的で、とても魅力的な女性だと思います」と語る。森田がたくさんの愛情を注いだ黒木という役は、彼女にとって数々のチャレンジをさせてくれた存在だ。とりわけ前シーズンでの美しくも大胆な濡れ場は、視聴者の度肝を抜いた。森田は“脱ぐこと”に対して、当初は「偏見を持ってしまっていた」と明かす。「シーズン1の時にスタッフと共に役作りのためストリップを観に行ったんですが、なぜこんなにきれいな方たちがストリップを……と悲観的に考えてしまったんです。でも彼女たちは、自分の仕事として、堂々とステージに立っている。また、またAV女優というお仕事が本当に好きで、誇りに思ってやっている方たちとご一緒して、これまでの自分の考えがいかに狭かったのかと、恥ずかしく思いました」と吐露。さらに「武(正晴)監督が、そのシーンのリハーサルを全力でやってくださって。武監督のものづくりにかける情熱を見たときに、“脱ぐ、脱がない”といった悩みはどうでもよくなった。『なぜ私は、ここで躊躇しているんだろう。なぜ恥ずかしがっているんだろう』『武監督の思いに応えたい!』と吹っ切ることができました」と清々しく語る。シーズン2でも、撮影現場の熱気をたっぷりと吸収した。森田は「シーズン2での黒木は、苦しい思いをたくさんします。でも武監督は『人って、悲しいときに、本当に悲しい顔をするのかな?』という問いかけをしてくださった。たしかに人間って、辛いところは見せなかったり、そんなときでも『大丈夫』と言ってみたり、むしろ笑顔を見せたりするもの。武監督は、感情の深いところまでを表現する大切さを教えてくれました」。また村西役の山田については、「ただでさえたくさんあるのに、山田さんは、ものすごい量のセリフを付け足していくんです」とにっこり。「本当にすごいです。村西の熱量が、山田さんご自身のお芝居に対する熱量と重なります。コロナ禍という状況で、『私は、なんてありがたい現場にいるんだろう』といつも幸せを感じていました」と喜びを噛み締める。●『全裸監督』出演後の大きな変化本シリーズは、森田にとってどんな作品になっただろうか。すると森田は「スタッフさんも役者さんも、ものすごくパワーがあって、熱い方ばかり。武監督と話していても、山田さんや他の共演者の方々を見ていても、人間としての豊かさを感じるんです」としみじみ。「そういったみなさんとご一緒することで、人の感情の複雑さを考えたり、内面もにじませるようなお芝居をするためには、まず人として豊かでなければいけないんだなと思いました。お芝居をする上では、うまさよりも人としての豊かさや、どうやって生きているかが大事なんだとわかりました」とまっすぐな瞳を見せる。また、『全裸監督』以降は「オーディションをせずにお仕事をいただけるようになりました」という。「これまでそんなことは、まったくありませんでした。だからこそ、それがいかに特別なことかがわかる。次々とお仕事がいただけるなんて……という思いが常にあるので、ひとつひとつのお仕事を大切に思い、しっかりと取り組んでいきたいです」と力強く宣言する。なんでも、「これまでは、オーディションの最終選考で落とされることが多かった」そう。「いつも『オーディションでセリフが飛んだらどうしよう、うまくできなかったらどうしよう』と不安でした。でもなんだか今は、『生きていられればいいや!』という心境で、なんでもできるような気がしていて(笑)。面接官の方々に対しても『怖いな』と思っていましたが、『この人たちも同じ人間だ』と思えるようになりました」と笑う。「オーディションに落ちると、ひねくれてしまっていたことも多かったですね。その作品が公開になっても、悔しくて観られない。でも今は、『自分になにが足りなかったのか、ちゃんと観てみよう』と思える。『全裸監督』の現場を経験させていただいて、『お芝居は、人としての生き方が大事なんだ』と知ってからは、ものすごく心持ちがすごく変わったと思います」と本シリーズが、彼女にもたらしたものは限りない。しっとりとした佇まいの中に、燃えるような情熱を秘めていた。■森田望智1996年9月13日生まれ、神奈川県出身。2011年にCMでデビュー。2019年にNetflix配信のオリジナルシリーズ『全裸監督』でヒロイン・恵美(黒木香)役を演じ、注目される。主な出演映画は『一週間フレンズ。』(2017)、『世界でいちばん長い写真』(2018)、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020)、『Bittersand』(2021)など。ドラマの近作は日本テレビ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』、NHK『一億円のさようなら』、TBS『恋する母たち』など。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』では、万能型の気象予報士・野坂碧役を演じる。
2021年06月26日飛躍著しい若手女優・恒松祐里がNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』のヒロイン・乃木真梨子を務めている。女優を目指し、アダルトビデオ業界に足を踏み入れ、山田孝之演じる村西の運命を変える役どころ。「本当に驚き、たくさん悩みました」とオファーを振り返る恒松の背中を押したのは、「この役を逃したくない」という強い思いだった。「考えすぎかもしれませんが、将来自分の子どもが生まれたとき、『全裸監督』に出演したことがどんな影響を与えるんだろうって…。もしも大切な人を傷つけてしまったらという“怖さ”はありました。ただ、一緒に暮らす両親に相談したら『いいチャンスだし、今までで一番大きなオファーだね』って言ってくれて」(恒松)加えて、覚悟を決めるきっかけとなったのが、コロナ禍での意識変化。『凪待ち』『スパイの妻劇場版』など話題作への出演が相次ぎ、今春のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で演じるヒロインの幼なじみ役も好評を博すが、本人は「今は何が起こるかわからない世界。明日この仕事ができなくなるかもしれない…」と考えるようになったという。「だからこそ、こういうチャンスをいただき、しかも自分自身が演じたいと強く思える役柄だったので、逃げたり、捨てたりしてしまうのはもったいないなと。(コロナ禍で)途中、撮影が中断することもありましたし、自分にとって半年間という長い時間、同じ作品に関わるのは初めての経験。やりきったことで、自信につながったと思います」(恒松)自身が演じた乃木真梨子という人物は「つかみどころがない女性」だといい、登場人物が強烈な個性を放つ『全裸監督』の世界では「めずらしく普通で、個性が出しにくいキャラクター」だとも。当初は「他の役に比べて、味付けが足りない気がして焦った」そうだが、「逆に真っ白な状態こそが、乃木真梨子の個性だと気づいてからは、余計なものをまとわず、演じればいいんだって。心の奥にある葛藤や悩みを表に出すことは、ほとんどありませんが、そこは見てくださる皆さんに委ねられれば」と振り返る。社会現象を巻き起こしたシーズン1が、主人公・村西とおるの立志伝だとすれば、シーズン2はさらなる栄華を極めようとモンスター化する村西が、バブル崩壊の日本とともに転落する姿が描かれていく。「今回は“谷”。村西もどん底に落ちていきます。シーズン1がうまくいきすぎでしたからね(笑)。やっぱり、そうはうまくいかないかって…。乃木真梨子の目線でいえば、ライバルである黒木(森田望智演じる黒木香)との戦いも見どころです。村西に対する感情は、愛といえるものなのかわかりませんけど。登場人物はみんな欲望のまま、気持ちのままに生きているので、それを見るのは、やはり爽快だと感じてもらえるはずです」(恒松)驚き、迷い、怖さ、そしてコロナ禍…。さまざまな思いが去来しながらも、最終的に『全裸監督 シーズン2』への出演は、女優・恒松祐里に大きな実りをもたらした。「チャンスだと思って飛び込んだ現場」だと振り返り、「私のことを知ってもらえる機会だと思いますし、これまで応援してくださった皆さんにも、今まで見せたことがない私を見ていただける。今後、いろんな縁にめぐり合えそうな作品です!」と未来への期待に、声を弾ませた。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』Netflixにて全世界独占配信中取材・文・写真:内田涼
2021年06月26日本日6月24日(木)から全世界同時配信となるNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』から、サプライズ満載な超豪華カメオ出演者が一挙発表された。山田孝之を主演に迎え、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いた本作。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした。シーズン2では「空からエロを降らせる」べく、新たな野望である衛星事業に乗り出す村西の規格外の転落劇が描かれており話題となっている。シーズン1でも麿赤兒、西岡徳馬、矢部太郎、ジャッキーちゃん等、カメオ出演者が発表され話題になった本作だが、シーズン2でも既に予告で登場している永瀬正敏、スピードワゴンの他にも豪華な面々がカメオ出演している。今回発表されたのは、TVレポーターに扮した水川あさみが白いスーツと眼鏡を身にまとい、澄ました表情で相手を見つめているカットや売れっ子アイドルを演じた桜田通。大きなミラーボールを背に、ド派手な衣装で堂々たる笑みを浮かべるストリップダンスのコーチを演じた草刈民代や、カメラを担ぎ必死で何かを撮影しているスタッフを演じた村上虹郎の姿など、バラエティに富んだキャストとなっている。そして、全8話の本編内には、タレント、コメンテーター、MCなどマルチに活躍するラサール石井や、水道橋博士、ガダルカナル・タカ。お茶の間で見ない日は無い友近、カンニング竹山、木村祐一、ゆりやんレトリィバァ、小杉竜一、バッファロー吾郎Aなどの人気お笑い芸人も豪華参戦。また、ヒップホップシーンを牽引する伝説のラッパー般若の姿も。さらには、日本を代表するバイプレイヤー、木下ほうか、田中要次、近藤芳正。それぞれの気になる役どころは、ぜひ本編でチェックしてほしい。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)より全世界同時配信
2021年06月24日元AKB48で女優の増田有華が22日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』(6月24日Netflix全世界独占配信)のワールドプレミアに、主演の山田孝之らとともに出席した。“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおる(山田)と仲間たちの狂乱を描き、2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。シーズン2では「空からエロを降らせる」べく、新たな野望である衛星事業に乗り出す村西の規格外の転落劇が描かれる。村西が立ち上げた新会社・ダイヤモンド映像の女優・江戸川ローマ役でシーズン2から参加した増田は、「本読みの段階で入らせていただいて、ものすごく緊張しました。皆さんと馴染めるのかという部分で緊張していた」と告白。「ローマはたばこを吸う役だったので、喫煙所で無理やり皆さんとコミュニケーションを図るということを頑張っていたら(柄本)時生さんが仲良くしゃべってくれ、みなさん仲良く接してもらったので楽しかったです」と振り返った。また、江戸川ローマはもともと標準語の役だったが、最終オーディションで武正晴総監督から関西弁で演じてみるように言われたという。そして、1月に行われたそのオーディションで、武監督から「よいお年を」と言われたことを告白。「完全に落とされたと思い、泣きながら帰った思い出があったんですけど、決まったという話を聞いたあとに、関西出身の役に変更になったと聞いて、すごくうれしかったのを覚えています」と語った。武監督は「ずいぶん失礼なことを。『いい年が始まるよ』というつもりで言ったんですけど、もう1月になっていたことに気づいていなくて僕もどうかしていました。『決定』って言おうと思ったんですけど、まったく違う風に捉えられていて、反省しています」と申し訳なさそうに話した。イベントには、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、恒松祐里、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、西内まりや、國村隼、後藤孝太郎監督も登壇した。
2021年06月22日俳優の山田孝之が22日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』(6月24日全世界独占配信)のワールドプレミアに出席した。“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描き、2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。シーズン2では「空からエロを降らせる」べく、新たな野望である衛星事業に乗り出す村西の規格外の転落劇が描かれる。前作に続き、村西を演じた山田は、「企画の作り始めから考えると、何年も『全裸監督』に携わっていたので、ようやくフィナーレを迎えるということで、とてもうれしい気持ちです」と公開直前の心境を語った。また、「『全裸監督』の中の村西とおるは暴れまくって、いろんな人も離れて、転落のストーリーにはなっていますが、作品として楽しんでもらえるように派手に転げ落ちたので、楽しんで、反面教師として、こうはなってはいけないなと思って見ていただけたら」とアピール。さらに、「みんながいろんな傷を負いながらも小さな幸せを探していく。許すということで次に向かうところも描かれている素敵な作品だと思っています」と魅力を伝えた。イベントには、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、恒松祐里、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、西内まりや、増田有華、國村隼、武正晴総監督、後藤孝太郎監督も登壇した。
2021年06月22日モデルで女優の西内まりやが22日、都内で行われたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』(6月24日全世界独占配信)のワールドプレミアに、主演の山田孝之らとともに出席した。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。シーズン2では「空からエロを降らせる」べく、新たな野望である衛星事業に乗り出す村西とおるの規格外の転落劇が描かれる。高級クラブのホステス・サヤカ役でシーズン2から参加した西内は、「本読みのときは、皆さん出来上がった空気感と素晴らしいチームワークがあり、プレッシャーはたくさんありましたし、大好きな作品だからこそ私に何かできることがあるのであればということで参加しました」と撮影を回想。「私自身も4年ぶりの芝居でもあってちょっと緊張しつつも、國村(隼)さん率いる古谷軍団の一員として参加させていただいて、自分の人生を模索しながらも前に進んでいくサヤカに惹かれたので、少しでも人間臭さを感じていただけたらと思います」と語った。イベントには、満島真之介、玉山鉄二、森田望智、恒松祐里、柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、増田有華、國村隼、武正晴総監督、後藤孝太郎監督も登壇した。
2021年06月22日●葛藤するも「後悔したくない」と決断両親も賛成Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』シーズン2で、新たなヒロインに抜てきされた女優・恒松祐里。山田孝之演じる村西とおるの運命を変える女性として、見事な存在感を発揮している。出演中のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』とはまったく違う表情を披露する作品でもあり、「ラッキーナンバーは22」と微笑む22歳の彼女が今、大きな飛躍のときを迎えている。「脱ぐことに対して、抵抗はなかった」という恒松だが、アダルトな世界を描く物語に飛び込む上では「たくさん悩んだ」とも。一歩踏み出せた理由や、オーディションに落ち続けた過去。『全裸監督』の出演を機に起きた、変化までを明かした。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。シーズン2では、バブルが崩壊する1990年台代を舞台に、アダルトビデオ界の頂点に立った村西の次なる冒険と転落を描き出す。恒松が演じたのは、のちに村西と結婚した実在の女優、乃木真梨子役。オファーが舞い込み、恒松は「本当にびっくりしました!」と驚きを隠せなかったという。「シーズン1を拝見して、みなさんのお芝居の熱量に圧倒されました。またシーズン2の仮の台本もいただき、乃木真梨子というキャラクターは、とても愛に満ちた女性だと感じました。これは演じてみたいなと思った」と強烈に惹かれたと振り返る。しかし大胆なラブシーンも伴う役柄となり、不安も覚えた。恒松は、まず両親に相談をしたそう。「実はこれまでも、そういったシーンがある作品に出演するかもしれないという機会が何度かあって。そのたびに必ず両親に相談しています。私の両親はとても芸術に理解があって、いつも『いいと思う』と賛成してくれる。今回は『「全裸監督」だなんて、とても大きな作品だね。いいと思うよ』と言ってくれました」と背中を押してくれた両親に感謝しきり。さらに「あとは、自分の内面の悩み」と切り出しながら、「脱ぐことに関しては、抵抗がなかった」とキッパリ。「でも、もし今後の人生で私が誰かと結婚して、家族ができたとして。この作品に出たことで、子どもが何か言われないか……など、いろいろと考えてしまって。苦しくなったりもしました」と葛藤しつつ、「コロナ禍で、明日なにが起こるかもわからないという状況にあって、やはり自分の人生において後悔はしたくないと思った。すてきな作品をいただいて、やってみたいと思った役がそこにある。それだったら、挑戦してみよう! と決断をしました」と真っ直ぐな瞳を見せる。●山田孝之との共演が刺激に「大切な経験になった」「スタッフさんたちが集めてくださった、乃木さんの昔の映像や雑誌のインタビューを読んだり。また映像作品のインタビューシーンを見ながら、話す雰囲気、佇まいなどを吸収したりしました」と役作りを述懐する。シーズン2の見どころのひとつとなるのが、森田望智演じる黒木香と、乃木真梨子の関係性だ。どちらも村西にとってのミューズだが、村西と徐々にすれ違っていく黒木に対して、乃木は彼と距離を縮めていく。総監督の武正晴からは、新人女優の野望をつづった映画『イヴの総て』を「観てほしい」とのオーダーがあったという。「乃木真梨子が“悪い女”ということではなく、彼女の情熱や、女性の嫉妬心という点が重なりました。監督陣とは『今日はどれくらい“イヴの総て感”を出しますか?』と相談しながら、お芝居していました」とにっこり。「“大きな愛”を、言葉ではなく、立ち振る舞いなどで表現しなければいけない、とても複雑な役。挑戦的な役だったと思います」と語る。大きな刺激となったのが、村西役の山田孝之との共演。早口でまくし立てる、エネルギッシュな姿が視聴者を釘付けにしたが、恒松は「台本にはセリフがたくさん書いてあるんですが、山田さんは、そこにどんどんセリフをプラスして、より村西さんという人物像を深く掘り下げていくんです。すると台本を読んで想像していた、何百倍も熱量のあるシーンになるんです」と感嘆。「借金を抱えた村西さんが、みんなの前で開き直るシーンがあるんですが、そこでの山田さんのお芝居は本当にすごくて!私は村西さんにビンタをするんですが、対峙しているだけで、どんどん自分の思いが高まっていくのがわかりました。山田さんのお芝居を間近で見られたことは、本当に大切な経験になりました」。熱量の高い現場で、共演者たちにも恵まれた。女優陣がストリップを披露するシーンもあり、恒松によると「1か月くらい、練習をした」そう。「みんなでストレッチをしたりして、部活のよう(笑)。そこで仲が深まったように思います」と笑顔を弾けさせていた。●『全裸監督』演じ切り自信に「肝が据わったかな」NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で恒松は、清原果耶演じる主人公・百音の幼なじみ、明日美役として出演。はつらつとした魅力を発揮している。お茶の間に親しまれている朝ドラと、全世界190か国で配信されるNetflixドラマへの出演が、同時期にかなった形だ。まったく違う世界観を描く2作品とあって、恒松は「朝ドラで私を知っていただいた方には、衝撃が強いかも」と笑いながら、「私、ラッキーナンバーが22なんです。だからこそ、22歳までに大きなお仕事をしたいなと、ずっと思っていて。22歳の年に、2つの大きな作品に出演することができて、とてもうれしいです」と告白する。「『全裸監督』の撮影の終盤に、『おかえりモネ』のオーディションがあって。『この役は、絶対に受かりたい』と思って臨み、合格することができました。それからよくよく考えてみたら、『全裸監督』と『おかえりモネ』は、お披露目になる時期が重なっているなと思って(笑)。『おかえりモネ』を観ている方が、『全裸監督』をご覧になったら動揺するかもしれませんが、私はとてもポジティブに捉えています。いろいろな感性を持った方に、私という存在を知ってもらえる機会になるはず。それはきっと次につながるステップにもなるはずですし、大きなチャンスだと思っています」。女優業に対して情熱的な姿勢も、なんとも魅力的だ。「チャンスだと思ったら、思い切って飛び込んでいける性格」と自己分析。その強さが本作にも活かされたが、どうやってその思い切りの良さを身につけたのだろうか。すると恒松は「私は、子役からこのお仕事をさせていただいて。小さな頃は、オーディションに落ち続けていました。『飛び込みたい』と思っているのに、飛び込めない状況が多々あったんです。そういった経験があるからこそ、『飛び込めるときは、思い切って飛び込みたい』という精神が身についていったように思います」。不安を乗り越えて『全裸監督』で大役を演じきった今、「創造力豊かな方々とお仕事ができて、本当にすばらしい機会をいただけたなと、感謝しています。本当に私はラッキー」と充実感もたっぷり。「じっくり半年間をかけて撮影するドラマというのも、とても貴重な機会。そういった作品で重要な役を演じられたことは、自信にもつながりました。『肝が少し据わったかな?』と感じています」と大きな力をもらった様子で、「どんな反響をいただけるのか、ワクワクしています」と期待する恒松祐里。周囲も元気にしてしまうような清々しい笑顔の持ち主で、これからの活躍がますます楽しみになった。『全裸監督 シーズン2』は、6月24日Netflixで全世界独占配信。■恒松祐里1998年10月9日生まれ、東京都出身。2005年のテレビドラマ『瑠璃の島』(日本テレビ)で、7歳にして子役としてデビュー。2009年の『キラー・ヴァージンロード』で映画デビューを果たす。NHK大河ドラマ『真田丸』、NHK連続テレビ小説『まれ』をはじめ、数々の映画、ドラマに出演。2020年、『100文字アイデアをドラマにした!』(テレビ東京)で地上波ドラマ初主演を務めた。
2021年06月22日Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』が6月24日(木)に全世界同時配信される。この度“チーム村西”にフォーカスしたフィーチャレット映像が公開された。本作は1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれた村西とおるを中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースに映像化したドラマシリーズ。アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった村西とおる役を山田孝之が演じるほか、シリーズ1のメインキャストたちが引き続き出演。新たなヒロインを恒松祐里が演じる。今回公開となった映像は、山田が喜びを噛み締めるように「会えた時は、本当に嬉しいですよね」と仲間たちへの想いを語る姿からスタート。山田、満島真之介、玉山鉄二の3人がその後もシーズン2を振り返る。一気に喋り倒す村西の長台詞のシーンの最後で息が切れて素に戻ってしまい苦笑する山田の姿など、貴重な撮影の裏側にも注目だ。最後は黒木香を演じる森田望智が「人間らしさっていうのが、より濃く出ているのがシーズン2なんじゃないかな」、満島が「より深いところに入っていく、ちょっと衝撃的な感じになっています」、山田が「感情が忙しいですね、本当に」とコメント。また同時に公開となったメイキングカットは“ナイスですね!”Tシャツを着た山田と満島、玉山の3人が夕日の海をバックに笑顔でポーズを取った姿が切り取られている。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)Netflixにて全世界独占配信
2021年06月21日●「死にたくなったら下を見ろ、俺がいる」村西の名言に驚きあらゆる作品で圧倒的な演技力と存在感を放ち、日本を代表する俳優へと進化し続けてきた山田孝之。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』では、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおるをエネルギッシュに演じ、見る者を驚かせた。近年は監督やプロデュース業にも乗り出すなど、ますます活躍の場を広げている彼だが、すべての原動力の源は、日本の役者、スタッフに感じている“誇り”。『全裸監督』を通して「『日本のスタッフ、キャストのみんな、自信を持って大丈夫だよ。世界でも通用するみたいだよ』という再確認ができた」と明かす山田が、シーズン2の見どころをはじめ、未来への意欲までを熱く語った。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。シーズン2では、バブルが崩壊する1990年台代を舞台に、アダルトビデオ界の頂点に立った村西の次なる冒険と転落を描き出す。とんでもなくチャレンジングかつ、パワフルなドラマシリーズだ。山田は「シーズン1を撮っているときは、『これを観た97パーセントの人は、“ふざけるな”と言うかもしれない。でも3パーセントくらいの人が、熱狂的なファンになってくれるかもしれない」と思っていたそう。結果、多くの人々に興奮とともに受け止められ「みんな、こういったものも面白がってくれるんだ。それならばシーズン2もしっかりと面白いものを作らなければ」と奮起したという。今回の村西は、急激な時代のうねりとともに、どん底へと落ちていく。シーズン2の印象について、山田は「シーズン1のサクセスストーリーを面白いと言ってくれた人たちが、転落していくさまを楽しんでくれるのかな、という不安は少しありました」と吐露。「でも、それも落ち方次第。落ち方が面白ければ、観てくれると思った」と自信をのぞかせる。早口で一気にまくしたてる姿も強烈で、周囲の人々は村西のカリスマ性に惹かれていくが、「シーズン2おいて、彼の魅力を感じた瞬間はあるか?」と聞いてみると、山田は「『全裸監督』の村西は、“終わっているな”と思いますよ。ひどいですよ」と笑いつつ、「死にたくなったら下を見ろ、俺がいる」という村西の言葉が、強く心に残っていると話す。「きっと、どん底に落ちてしまった人に対して『どんな言葉をかけていいかわからない』という人がほとんどですよね。でもそこで、『死にたくなったら下を見ろ、俺がいる。俺ほど苦しくないだろう、まだ希望はあるから生きなさい』ということを村西は言っているわけです。これは、本当にすごい言葉。実はとても、愛がある人なのではと思ってしまう。こう思ってしまう僕も、村西に騙されているのかも」とにっこり。「この名言については、シーズン1をやる前から知っていました。シーズン2にはこの言葉が出てくるんですが、脚本をもらったときに『どういう言い方をしたらいいんだろう』と思った」とプレッシャーを感じながらも、「現場に行ったら、スッとあの感じが出てきましたね」と語る。また、これまでは村西に「共感するところはないと思っていた」という山田だが、今回ある共通点を見つけたとも。「もちろん僕は村西よりもっと冷静だとも思いますし、一人ではなにもできないと感じていますから、周りに相談したりもします。でも今回、村西が『生きていればいいよ』と言います。これは、僕も同じ考えです」○■リスキーな作品ではあるが「今やるべきだと感じた」観ているこちらにも、本シリーズにこもる熱がビシビシと伝わってくる。『全裸監督』の現場にある、特別な熱気とはどのようなものなのだろうか。山田は「村西はアンチヒーローだし、共感できる人ではありません。こんなひどい人を主人公にしたドラマを作るわけですから(笑)、これはもう全力でやるしかない。『この主人公はクソ野郎だけれど、面白い。ひどいけれど、観てしまう』『なんだかすごいものを観てしまった』というものにするしかない。そういった気持ち、熱量は、みんなが持っていたと思います」と述懐。地上波では放送できないようなセンセーショナルな内容となり、その中で“ひどい人”を演じるとなると、リスクを感じることもあったのでは……と想像するが、山田は「でも結局、なにをやっても批判をする人はいるわけで」と思いを巡らせる。「毎回、10パーセントの人に批判されるとします。そういった批判される確率が、今回は90パーセントになるかもしれない。もしそうだとしても、いいじゃないかと思ったんです。僕はこれを面白いと思っているし、今やるべきだと感じた。もしそれで『この人とは今後の仕事はできません!』というクライアントがいたとしても、それは仕方ないなと。でもみなさん、とても寛大で。『全裸監督』に出たから、もうお付き合いをやめます! という人は、今のところいないんですよ」と楽しそうに話す。●「日本の作品は世界でも通用する」と確認できたシーズン2まで走り切った山田。『全裸監督』が彼にもたらしたものとは、一体どのようなものなのか。そもそも初めに村西役のオファーを受けた最大の理由は、「Netflixオリジナルということで、190カ国で配信されるということ」だったという。「『日本の作品はクオリティが低い』と言われがちですよね。僕は『果たして本当にそうなのか?』と思っていて。日本の題材で、日本語で海外にも観られるような作品を世に出したら、クオリティについての確認ができると思った」シーズン1が放送されるや、海外にも熱狂的なファンを生み出した。配信後は、海外で「Netflix!」「シーズン2!」と呼び掛けられることが増えたそうで、山田は「海外の方々も『全裸監督』を楽しんで、期待してくれているんだなと、肌で感じることができた。『日本のスタッフ、キャストのみんな、自信を持って大丈夫だよ。世界でも通用するみたいだよ』と思えた」と当初の目的である、確認作業を見事に成し遂げた。すると山田は、「現場だけではなく、脚本づくりから資金調達もすべて、もっともっと全力で、どんどんやっていこうぜ!」とさらなる力がみなぎってきたという。役者として20年以上のキャリアを積み上げてきた山田だが、このように見渡している視野はものすごく広い。監督やプロデュース業にも乗り出しているが、そのすべての原動力の源になっているのが、日本の役者、スタッフに感じている“誇り”だと明かす。○■ハリウッド俳優に「日本の映画に出たい」と思ってほしい山田は「日本の俳優って、みんなすごいんですよ」と瞳を輝かせながら、「でも今の環境では、その力をすべて出しきることができない。僕は今、芝居が好きだとはっきりと言えます。でも過去には、そう言えないときもたくさんありました。今そういった状況にいる後輩は、絶対にいるはず。ボルトだって、グラウンドとスパイクがあって、しっかりと栄養と睡眠をとって、その上でいい記録が出せる。2時間睡眠で、砂利道を裸足で走っても、いい記録は出せないですよね。それと同じで、まずは現場の労働基準を守って、みんなにきちんと寝てもらって、仕事のパフォーマンスを上げて、作品の質を高める。そうすれば、日本国内でも映画館に足を運んでくれる人が、もっと増えるはず。結果、次の作品の資金も集めやすくなる。そのすべてを、同時にやっていくことが必要」と熱弁する。続けて「役者でも、現状では『日本はダメだ、英語を覚えてハリウッドに行くぞ』となりがちですよね。でも、そんなことはない。日本人が作るものを海外の人たちにも面白いと思ってもらいたいし、なんならハリウッドの俳優に『日本の映画に出たい』と思ってほしい。むしろ、『こっちがハリウッドだよ』みたいに」とニヤリ。「それって、単純にうれしいですよね。日本の役者やスタッフたちにも、自信を持って『死ぬまで日本でいい映画、いい作品をつくっていくぞ!』と思ってほしい」と真っ直ぐに未来を見つめていた。『全裸監督 シーズン2』は、6月24日Netflixで全世界独占配信。■山田孝之1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身。1999年、俳優デビュー。2003年に『WATER BOYS』(フジテレビ)でテレビドラマ初主演、2005年 には映画『電車男』で主演を務める。『クローズZERO』(2007)や『闇金ウシジマくん』(2012)などで強烈な存在感を放つ。『デイアンドナイト』(2019)で初めてプロデューサーに専念し、『ゾッキ』(2021)で長編監督デビューした。主演映画『はるヲうるひと』が公開中。ヘアメイク:灯(ROOSTER)/Toh(ROOSTER)スタイリスト:五月桃(ROOSTER)/KURUMI(ROOSTER)衣装クレジット:シャツ/Y’s(ワイズ プレスルーム) その他/スタイリスト私物
2021年06月21日Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』が6月24日(木)に全世界同時配信される。この度、本作の本編映像が公開。さらに『山田孝之のオールナイトニッポンGOLD』の放送も決定した。本作は、1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれた村西とおるを中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースに映像化したドラマシリーズ。アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった村西とおる役を山田孝之が演じるほか、シリーズ1のメインキャストたちが引き続き出演。新たなヒロインを恒松祐里が演じる。公開されたのは、村西(山田孝之)の新会社、ダイヤモンド映像のスタッフへ自らの新たなる野望を説明するシーン。赤坂銀行融資課の本田(吉田栄作)から衛星放送事業への進出を勧められた村西は、「空からエロを降らせる」という大きな夢の実現に向け、さらに資金をかき集めければならない。さらに三田村(柄本時生)や順子(伊藤沙莉)らダイヤモンド映像のメンバーで食卓を囲みながら、ピザを地球に、スプーンと定規で作った模型を衛星に見立てた村西が「宇宙空間にある通信衛星に、この地球局から“俺たちのスケベ”がドーンと飛んでく!これを衛星が受信して、ここからスケベが降り注ぐんだ!」と熱弁。粉チーズを電波に見立ててピザやカレーに振りかけながら「これを地上にあるアンテナがキャッチして、韓国にも行く、インドにも行く、アメリカも行く、全部これが降り注ぐんだ!こうやって“俺達のスケベ”が降り注ぐんだ!」と語ると、メンバーから感嘆の声が。「よし!食べろ!どうなんだ!エロの味は!」と村西が投げかけ、ラグビー(後藤剛範)が「うまいです!」と答えると、「うまいに決まってる!!」と自信満々なやり取りで締めくくられる。また本作の配信を記念してラジオ番組『山田孝之のオールナイトニッポンGOLD』の放送も決定。ここでしか聴けない撮影秘話や、豪華ゲストも登場予定だ。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)Netflixにて全世界独占配信■番組情報『山田孝之のオールナイトニッポンGOLD』6/28(月)22:00〜24:00、ニッポン放送でオンエア
2021年06月17日Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』が6月24日(木)より配信される。この度、村西(山田孝之)率いるダイヤモンド映像のスタッフと所属する女優が一堂に会したメイキング映像が公開された。本作は、1980年代のバブル時代に“AVの帝王”と呼ばれた村西とおるを中心に、そこに関わる人間を実際の出来事をベースに映像化したドラマシリーズ。アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった村西とおる役を山田孝之が演じるほか、シリーズ1のメインキャストたちが引き続き出演。新たなヒロインを恒松祐里が演じる。公開となったのは苦楽を共にしてきた川田(玉山鉄二)と袂を分ち、村西が立ち上げた新会社・ダイヤモンド映像のスタッフと所属する女優が集合写真撮影のため、一堂に会するシーンのメイキング映像。村西を中心に三田村(柄本時生)、順子(伊藤沙莉)、ラグビー(後藤剛範)といったお馴染み“村西軍団”をはじめ、付き人の小向(渡辺大知)や経理担当の大場(MEGUMI)など新たなスタッフたちも並んでいる。そして、前作で村西のピンチを救ったミューズである黒木香(森田望智)、新たなヒロインとなる乃木真梨子(恒松祐里)、そしてや奈緒子(冨手麻妙)、江戸川ローマ(増田有華)らダイヤモンド映像の専属女優たちが華やかに集結した。ダイヤモンド映像全員揃っての記念写真を撮影するというシーンで、村西がいつもの調子で「皆さん、これが初お披露目の大事な場ですよ硬いアソコと硬い結束力で結ばれた私達には、この名前が相応しいと思って名付けさせていただきました!“ダイヤモンド映像”です!」と、流れるように新会社の名前の由来を説明。そして、「私達が1億カラットの輝きを生み出すのです!最高の笑顔でいきますよ!よーい!アクション!!」という掛け声と共に撮影され、劇中でも何度となく登場する“ダイヤモンド映像お披露目記念写真”も同時に公開。まさに業界の頂点に登り詰め、怖いものなどないかのような村西だが、人生と経済のバブル終焉はもうすぐそこまできていた……。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)配信
2021年06月05日Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』が6月24日(木)に全世界同時配信となる。この度、本作の第2弾予告映像&グループアートが解禁となった。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。先日解禁された第一弾予告では「空からエロを降らせる」ことができる衛星事業に乗り出す村西と仲間たち、そして新たな人物が登場し、SNSでも「待ちきれない!」などの声が挙がるなど、益々注目が集まっている。解禁となった映像は、村西(山田孝之)の「全て衛星に投資します!」、「ファーンタスティック!」と勢いのある掛け声と共にテープカットを行う華やかなシーンからスタート。長年苦楽を共にしてきた川田(玉山鉄二)との衝突や、黒木(森田望智)を連れ選挙カーに乗り、「テレビでアダルトビデオを流すべきなんですよ!」と街頭演説するなど、批判や顰蹙にも動じずに己の信じる道を猛進していく様子が伺える。そして、村西が新ヒロインの乃木(恒松祐里)と運命的な出会いを果たした一方で、伝説となった「SMっぽいの好き」を超える作品を切望するも一向に果たされる事無くすれ違っていく黒木と村西の姿も映し出されている。そこに追い打ちをかけるように経理の大場(MEGUMI)から、「このままだと今月で衛星止まります」と巨額の投資で得た衛星放送事業に不穏な空気が……。現実を突き付けられるも“空からエロを降らせる”という野望を叶える為、衛星事業を取りまとめる海野(伊原剛志)や経済界の重鎮である高宮(宮沢りえ)、渡部(石橋蓮司)に頭を下げ、必死に駆けずり回る村西。因縁あるヤクザ・古谷(國村隼)に金を借り、会社の金を使い込む村西に三田村(柄本時生)ら仲間達も愛想を尽かし、乃木からは強烈なビンタも!落ちていく村西の姿を見た刑事の武井(リリー・フランキー)からは「終わったな」と言われる始末。一方、古谷組組員となったかつての相棒・トシ(満島真之介)は抗争の混乱に乗じて古谷の愛人であるサヤカ(西内まりや)と逃げ出す。逃亡先のホテルで偶然、天井から赤い縄でエビ反りで吊るし上げられた川田と再会。驚くトシをよそに慌てることなく「あ、トシじゃん。何やってんだよこんな所で」と問いかける川田と、「いやこっちのセリフだよ!」と思わずツッコミを入れるトシ。緊迫した空気の中、シーズン1と変わらぬトシと川田の会話に笑わずにはいられないシュールな一幕も。併せて解禁されたグループアートは、トレードマークのブリーフ一枚で宇宙服のヘルメットを抱える村西の背景に、宇宙と無数のブラウン管を彷彿とさせる背景で、“空からエロを降らせる”という挑戦が感じられる。また村西を取り巻く魅力的なキャラクター達のそれぞれ意味深な表情にも注目だ。時代がこの男のスピードに追い付けなかったのか?バブル崩壊という急激な時代のうねりと共に、“早すぎた野望”が巻き起こす規格外の転落劇とは。引き続き続報に期待しよう。『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)Netflixにて全世界同時配信
2021年05月26日6月24日(木)より全世界同時配信となるNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』の場面写真が一挙公開された。本作は、山田孝之を主演に迎え、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いたNetflixのオリジナルシリーズ。2019年8月にシーズン1が全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした。今回は村西にとって新たなヒロインとなる乃木真梨子を恒松祐里が演じることや、渡辺大知、MEGUMI、西内まりや、増田有華、室井滋、吉田栄作、伊原剛志、宮沢りえ、石橋蓮司ら豪華キャストが参戦することが決定し、益々注目が集まっている。今回一挙公開となった場面写真は、相変わらずカメラを担いで夢中で撮影をする村西(山田孝之)や、黒木香(森田望智)と共に選挙カーの上で演説をしている姿。また黒木、乃木(恒松祐里)ら多くの女優たちと並んだ堂々とした姿など、新シーズンでも村西の止まらぬ勢いが伺えるカットとなっている。また、川田(玉山鉄二)がスカウトした乃木の肩を村西が抱き、鏡越しに微笑みかけている意味深なカットや、シーズン1で決別したトシ(満島真之介)がサヤカ(西内まりや)と歓楽街を並んで歩くふたりの関係性が気になるカットも。さらに、険しい顔をして同じ方向を見つめる黒木、乃木、順子(伊藤沙莉)の3人や、村西の新たな野望である衛星事業を巡って対立する海野(伊原剛志)、何が起きたのか車椅子姿で舎弟を従え不敵な笑みを浮かべる古谷(國村隼)など、不穏な空気が映し出されている。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)より全世界同時配信
2021年05月15日6月24日(木)に全世界同時配信となる『全裸監督 シーズン2』の第1弾予告映像とキーアートが公開された。村西とおると仲間たちの狂乱を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした。シーズン2では、山田孝之演じる村西にとって新たなヒロインとなる乃木真梨子を恒松祐里が演じることや、渡辺大知、MEGUMI、西内まりや、増田有華、室井滋、吉田栄作、伊原剛志、宮沢りえ、石橋蓮司ら豪華キャストが参戦する事を発表し、益々注目が集まっている。到着した第1弾予告では、村西独特の口調で「アダルトビデオはもはや生活の一部」と語りかけ、“あの村西”が帰って来た!とファンが歓喜すること間違いなしの映像からスタート。前作でアダルト業界のトップとなった村西はさらに加速を続け、遂に10億もの売り上げを誇るビックビジネスへと成長させている。そんな村西は、銀行員の本田(吉田栄作)から、衛星放送への投資話を持ち掛けられる。自分達の衛星チャンネルを持つ事で“宇宙(ソラ)からエロを降らせる”ことが出来ると考えた村西は、「空からエロが降ってくるんですよ、たまらんでしょ」と語り、新たな夢に向かって周りを巻き込みながら突き進んでいくのだ。 そして、前作で別々の道を歩むこととなった元相棒・トシ(満島真之介)や、何故か裸で吊るし上げにされている川田(玉山鉄二)、圧倒的な存在感を放つ村西のミューズ・黒木香(森田望智)も登場。黒木は、運命共同体である村西を「あの方の偉大なる才能はまさに裸のチャップリン」と称える。また、三田村(柄本時生)、順子(伊藤沙莉)、ラグビー(後藤剛範)の“村西軍団”、そして奈緒子(冨手麻妙)といったシーズン1からのメンバーだけでなく、村西の付き人の小向(渡辺大知)、江戸川ローマ(増田有華)と言った新たなメンバーも登場し、今後の展開も気になる所。そして、不気味なまでの迫力を醸し出すヤクザの古谷(國村隼)、相変わらず村西を追いかける刑事・武井(リリー・フランキー)、貫禄たっぷりのレンタルビデオショップ社長・和田(ピエール瀧)の言動も必見だ。さらにカメオ出演として、CMの現場で黒木を撮影するカメラマン役の永瀬正敏や、名言“ナイスですね”Tシャツを着た村西の横にはスピードワゴンの2人の姿も。最後は、川田から千葉ミユキ(恒松祐里)への「黒木香を超えられるかもしれない」という、新たなヒロイン・乃木真梨子誕生のきっかけとなる運命的なセリフで締められ、わずかな映像からでもシーズン2の怒涛の展開が伝わってくる映像となっている。さらに、併せて公開されたキーアートは、もはやお馴染みのブリーフ姿に宇宙服のヘルメットだけを被った姿で、まさに村西の”宇宙進出”への野望を思わせるビジュアルだ。村西の向かう先が遂に明らかとなった『全裸監督』は、今回のシーズン2でフィナーレを迎える。「全裸監督 シーズン2」第1弾予告映像Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督 シーズン2」6月24日(木)、Netflixにて全世界同時配信
2021年04月26日山田孝之を主演に迎え、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』が6月24日(木)に全世界同時配信されることが決定。そして、前シリーズ『全裸監督 シーズン1』にて、日本のみならず世界中で大きな話題をさらったあの“ホラ貝”が再び登場する特報映像と、スペシャルアートが公開となった。2019年8月に全世界独占配信されるや、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで、社会現象と言っても過言ではない一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。村西にとって新たなヒロインとなる乃木真梨子を恒松祐里が演じることや、渡辺大知、MEGUMI、西内まりや、笠松将、増田有華、室井滋、吉田栄作、伊原剛志、宮沢りえ、石橋蓮司ら豪華キャストが「全裸監督」に参戦する事を発表し、益々注目が集まる本作から、新たに超特報映像と共にスペシャルアートが公開となる。到着した映像では、シーズン1で村西を覚醒させたミューズ・黒木香(森田望智)が、そのキッカケともなった本作を語る上で、絶対に外す事の出来ない“ホラ貝”をゆっくりと手に取り吹く。そして、妖艶な笑みを浮かべながら「お待たせいたしました」と語りかける姿は、あの村西節ともいえる「お待たせしました、お待たせしすぎたかもしれません」を彷彿とさせる。さらに併せて公開となったスペシャルアートでは、シーズン1のキーアートで村西がカメラを担いで腰かけていたディレクターズチェアが空席となって再び登場。前作では、まさに“裸一貫”から業界の風雲児となった村西とおるの暴走爆走劇は、続編で一体どうなるのか。『全裸監督 シーズン2』特報映像Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』6月24日(木)より、Netflixにて全世界独占配信
2021年04月17日女優の恒松祐里が、Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』シーズン2(2021年配信)の新ヒロイン・乃木真梨子役に決定したことが12日、明らかになった。山田孝之を主演に迎え、“放送禁止のパイオニア”として時代の寵児となった村西とおると仲間たちの狂乱を描いた『全裸監督』。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、キャスト陣の渾身の熱演と痛快なストーリーで一大旋風を巻き起こした。シーズン1で黒木香という運命の女性と出会い、文字通り“全裸監督”として一世を風靡した村西とおるだったが、シーズン2では新たな運命の女性となる乃木真梨子が登場する。頂点に上り詰めたことで少しずつ関係が変化する村西と黒木の前に現れ、村西の新たな創作を刺激する新たなヒロイン・乃木真梨子を演じるのは、子役として様々な作品に出演し、近年では映画『凪待ち』(19)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『スパイの妻』(20)、そして2021年度前期放送の連続テレビ小説『おかえりモネ』など話題の作品への出演で注目されている恒松祐里に決定した。恒松は「オファーを頂いた時は本当に驚き、沢山悩みました。でも怖いとか逃げたいよりも、やりたい。逃したく無い。が勝ちました。山田さんとお芝居が出来て、素敵なスタッフさん達に撮ってもらえて、ナイスな二人の監督に『はい、オッケー!』と言ってもらえて。。本当に楽しかったです!」と本作へ参加するにあたっての葛藤と、それを超える女優としての決意を語っている。そして、そんな恒松の覚悟と演技について総監督の武正晴氏は「撮影当初、不安を抱えていただろう、当然だ。それが役にマッチしていた。時間が経つにつれ、自信と確信に変わっていく。是非とも観ていただきたい。恒松祐里の挑戦は『全裸監督』の真骨頂である」と太鼓判を押した。シーズン1ではまさに“裸一貫”から業界の風雲児となった村西とおると仲間たちが、続編では一体どんな衝撃を見せるのか。■恒松祐里(乃木真梨子役)コメント私が演じる乃木真梨子は美容部員から「全裸監督」の世界に飛び込む役どころです。実際、私も「全裸監督」に飛び込むことは大きな挑戦でした。オファーを頂いた時は本当に驚き、沢山悩みました。でも怖いとか逃げたいよりも、やりたい。逃したく無い。が勝ちました。私の役は「全裸監督」にしては珍しく普通で個性を出しにくいキャラクターです。最初はどんなに考えても、他の役より味付けが足りない気がして焦っていました。前作の人たちはみんなどこか飛び抜けていたし、私もそうなるべきだと思ったからです。でも違いました。何も無い真っ白な状態が今回の役の個性だったんです。それに気が付いてからは私は私なりに。余計なものは何も纏わず、演じればいいんだと思って挑みました。チャンスと思って飛び込んだ現場。山田さんとお芝居が出来て、素敵なスタッフさん達に撮ってもらえて、ナイスな二人の監督に「はい、オッケー!」と言ってもらえて。。本当に楽しかったです!今は何より「全裸監督」に関われたことを幸せに思っています。■武正晴 総監督コメント「私、やりますよ」と最初に会った時の彼女の言い方が素敵だった。言いきったなと。忘れない。期待しかなかった。撮影当初、不安を抱えていただろう、当然だ。それが役にマッチしていた。時間が経つにつれ、自信と確信に変わっていく。長い撮影期間を見事に彼女は乗り切った。是非とも観ていただきたい。恒松祐里の挑戦は「全裸監督」の真骨頂である。
2021年01月13日波瑠主演で、桜木紫乃の直木賞受賞作を「全裸監督」や『百円の恋』『アンダードッグ』の武正晴監督が映画化した映画『ホテルローヤル』。本作で、誰にも言えない秘密や孤独を抱えた客のひとり、“自称ホームレス女子高生”を演じた伊藤沙莉について、武監督がキャスティングの秘話を語った。両親に見捨てられ行き場をなくした“自称ホームレス女子高生”まりあという、物語において重要な役どころを演じた伊藤さん。彼女をキャスティングした理由を武監督は「はじめから沙莉しかいないと思っていた。原作を読んで、まりあが担任の高校教師を“せんせぇ”と呼ぶ声が、頭の中で沙莉の声になっていた。彼女の声で“せんせぇ”を聞きたいと思った」と、伊藤さんの特徴的な声が決め手になったと語る。伊藤さんのチャームポイントの1つでもあるハスキーボイス。以前はコンプレックスだったという伊藤さんだが、声優としてオファーをもらえるようになったことで自分の個性だと思えるようになったと語っており、公開中の『小さなバイキング ビッケ』では主人公のビッケ役を務めている。また、伊藤さんは監督の演出について、「監督はいつも私たち役者に少しだけ余白を残してくれます。撮影現場で“まりあは親が出て行って、誰もいない家に帰った時どんな気持ちだったんだろうな…”とまりあの気持ちを私の中で膨らませられるような言葉をそっと掛けてくれました。こういう気持ちだったんだ、と限定せずに、役者自身に役の内面を想像させてくれるんです」と語る。「全裸監督」から続く、武監督と伊藤さんのタッグ。本作においても、互いについて語る言葉から監督と役者、それぞれの立場から寄せる強い信頼と絆がうかがえる。『ホテルローヤル』は11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホテルローヤル 2020年11月13日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
2020年10月02日俳優の山田孝之が主演し、80年代を駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”村西とおると仲間たちの青春と熱狂を描いたNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の続編『全裸監督 シーズン2』の続投キャストが20日、発表された。あわせてティザーキーアートが公開された。2019年8月に全世界独占配信されるや否や、数々の俳優やタレントから絶賛の声が続々と寄せられ、さらにはハロウィンでは主人公である村西とおるのコスプレをする若者が現れるなど、一大旋風を巻き起こした『全裸監督』。同作はNetflix上で最も観られた作品TOP10において日本でナンバー1、台湾や香港などの各国でもTOP10入りを果たした。また、アジアをはじめとする海外で話題の同作は、海外での日本作品のクオリティの高さを証明し、早くも『全裸監督 シーズン2』への期待が高まっている。シーズン2には、アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった“放送禁止のパイオニア”村西とおるを演じる山田孝之はもちろんのこと、相棒であるトシ役の満島真之介、村西を崇拝する川田役の玉山鉄二、村西と出会ったことで自らの方法で“女性の自立”を体現する黒木香役の森田望智が続投。村西を支える力強いメンバーである柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範、そして、不穏な動きを見せる歌舞伎町のヤクザ・古谷役の國村隼、村西を執拗に追う刑事・武井役のリリー・フランキー、レンタルビデオ店店長・和田役のピエール瀧、黒木の厳格な母・加代役の小雪も引き続き出演する。そして総監督も武正晴監督が続投する。シーズン1ではまさに“裸一貫”から業界の風雲児として登り詰めた村西とおるが、続編では一体どんな衝撃を見せるのか。全世界待望の『全裸監督 シーズン2』は2021年配信予定。
2020年03月20日山田孝之を主演に迎え、1980年代を駆け抜けた“放送禁止のパイオニア”の青春と熱狂を描いたNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」の最新シーズン2が2021年に配信予定。この度、シーズン1から続投するキャストと共に超ティザーキーアートが解禁となった。2019年8月に全世界独占配信され、社会現象といっても過言ではない一大旋風を巻き起こした「全裸監督」。Netflix上で最も観られた作品TOP10において日本でナンバー1、台湾や香港などの各国でもTOP10入りを果たした。また、アジアをはじめとする海外でも話題となったオリジナル作品だ。シーズン2には、アダルトビデオ黎明期に度肝を抜くアイデアと行動力で時代の寵児となった“放送禁止のパイオニア”村西とおるを演じる山田さんはもちろんのこと、相棒であるトシ役の満島真之介、村西を崇拝する川田役の玉山鉄二、村西と出会ったことで人生が変わっていく黒木香役の森田望智。村西を支える力強いメンバーである柄本時生、伊藤沙莉、冨手麻妙、後藤剛範。そして、不穏な動きを見せる歌舞伎町のヤクザ・古谷役の國村隼、村西を執拗に追う刑事・武井役のリリー・フランキー、レンタルビデオ店店長・和田役のピエール瀧、黒木の厳格な母・加代役の小雪の出演が決定している。そして、総監督は引き続き武正晴監督が務める。シーズン1では、まさに“裸一貫”から業界の風雲児として登り詰めた村西とおるが、続編では一体どんな衝撃を見せてくれるのだろうか!?「全裸監督 シーズン2」は2021年よりNetflixにて全世界独占配信予定。(text:cinemacafe.net)
2020年03月20日草彅剛主演、映画『ミッドナイトスワン』が、2020年9月25日(金)に公開。Netflix作品「全裸監督」の内田英治監督によるオリジナル作品となる。切なき疑似母子のラブストーリー映画『ミッドナイトスワン』は、新宿を舞台に生きる、トランスジェンダーの凪沙(なぎさ)が主人公。今夜もメイクを施して、孤独な仲間たちとともにステージに立つ凪沙。そんな彼女のもとに、ひょんなことから育児放棄にあった親戚の娘・一果(いちか)が一緒に暮らし始める。理解しあえるはずもない2人だったが、いつしか一果は凪沙の孤独をとかしてくれる存在に。そしてこれまでにない“母性”という感情が凪沙の心に芽生えたとき、“命をかけて一果を守る”と決意するのだった──。登場人物(キャスト)物語を彩る登場人物を紹介。『台風家族』に続き主演を演じる草彅剛をはじめ、厳しいオーディションをくぐりぬけた実力派俳優の顔ぶれにも注目だ。凪沙(なぎさ)役/草彅剛トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿を舞台に生きる。一果との出会いで母性が芽生え、生活が困窮するも、バレリーナになるという一果の夢を応援する。トランスジェンダーという難しい役どころを演じる草彅は、“今までにない大挑戦”と意気込みをみせると同時に、「この作品は“人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別を超える力があり、皆さんに楽しんでいただけると思います。難しい役ですが“変えられない運命”“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものは人が誰しも抱えていると思うので、それを作品のなかで表現できたら」と、本作についての意気込みを語っている。一果(いちか)役/服部樹咲母親からネグレクトを受け、遠い親戚である凪沙の元にやってきた少女。バレエダンサーを夢見ている。講師・実花役/真飛聖家庭環境に恵まれないもののバレエに憧れる一果の類い希な才能を見いだし、愛情をもって育てようとするバレエ講師。早織役/水川あさみまた、若くして一果を産み、水商売で生計を立てながらも日々酒に飲まれ育児放棄とネグレクトに走ってしまった母。洋子ママ役/田口トモロヲ凪沙が日々働くショーパブ「スイートピー」のママ。性の偏見も多かった昭和の時代から力強くトランスジェンダーとして生きてきた心優しい女性。脇を固めるキャストそのほか、凪沙と共に「スイートピー」で働く面々には、田中俊介や吉村界人といった若手俳優が抜擢。また一果の同級生であり同じ教室のライバルでもあるりん役に上野鈴華、そしてりんをバレエのプロダンサーとして育てる事に必死な母親を佐藤江梨子、父親を平山祐介、さらにトランジェンダーとして生きる凪沙を素直に受け止める事が出来ない凪沙の母を根岸季衣が演じる。監督に内田英治監督を務めるのは、「全裸監督」で2019年一躍注目を集めた内田英治。草彅の配役については、「内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草彅さんが演じていただけるということで本当にうれしく思います」とコメント。さらに本作について、“人間ドラマ”であると同時に普遍的なエンターテイメント作品であると語りながら、「多様化の時代における一つの愛の形として受け止めていただければ」と述べている。小説『ミッドナイトスワン』も発売9月の劇場公開に先立ち、7月8日(水)には内田英治監督による同名小説も発売。劇場版だけでは知ることのできない、登場人物たちの知られざるバックグラウンドや新エピソードが描かれているため、より作品の理解を深めることができる。【詳細】映画『ミッドナイトスワン』公開日:2020年9月25日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー出演:草彅剛、服部樹咲、田中俊介、吉村界人、真田怜臣、上野鈴華、佐藤江梨子、平山祐介、根岸季衣、水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖監督:内田英治配給:キノフィルムズ<ストーリー>故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立ち、ひたむきに生きるトランスジェンダー凪 沙。ある日、養育費を目当てに、育児放棄にあっていた少女・一果を預かることに。常に片隅に追いやられ てきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。理解しあえるはずもない二人が出会った時、かつてなかった 感情が芽生え始める。
2019年11月03日俳優の草なぎ剛と、Netflix『全裸監督』やテレビ東京『Iターン』の内田英治監督によるタッグが実演し、映画『ミッドナイトスワン』の製作が決定。草なぎは、トランスジェンダー役の主人公を演じる。本作は、『全裸監督』が世界190カ国で同時配信されるなり日本だけでなくアメリカ、アジア各国からも大反響を呼んでいるほか、『下衆の愛』(2016)などで各国の国際映画祭で高い評価を受けてきた内田監督による完全オリジナル脚本作品。草なぎ演じるトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)を主人公に、一人生きてきた少女との出会い、自らの“性”の葛藤、実感したことのなかった“母性”の自覚を描く軌跡の物語だ。故郷の広島を離れ東京・新宿を舞台に生きている凪沙は、あるきっかけで育児放棄にあっていた親戚の娘・一果と暮らすことに。母から愛を注がれずに生きてきた一果の苦悩を正面から受け止めることにより、凪沙の中に今まで感じたことのなかった感情が生まれる。そして、一果への母性を純化させるために凪沙は尊い決断を下す。トランスジェンダー役を演じる草なぎは、「今までで一番大挑戦」と意気込みを見せると同時に「この作品は“人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別を超える力があり、皆さんに楽しんでいただけると思います。難しい役ですが“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものは人が誰しも抱えていると思うので、それを作品のなかで表現できたら」とこの作品にかける思いを力強く語った。内田監督も「この難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。すでに撮影では草なぎさんの素晴らしい演技に心をうたれています」と草なぎの快諾を喜び、今回の作品は人間ドラマであると同時に普遍的なエンターテイメント作品であると語り、「多様化の時代における一つの愛の形として受け止めていただければ」と話している。なお、撮影は10月下旬より都内、関東近郊を中心に始まっている。■草なぎ剛コメント全文(台本を読んでの感想)この脚本が人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います。台本を読んだ時、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら。今までで一番大挑戦の役なので、ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います。(役への取り組み方について)難しい役なのですが、凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの、作品として訴えかける力があっていいなと思います。“変えられない運命”、“逃れられない運命“の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品のなかで表現できたらと思いました。いろいろなキャラクターが登場する中、凪沙が作品をひっぱっていくキャラクターになるんじゃないかな。深刻な問題ではあるけれどそこにリアルに生きている人たちの悩みを見せられたらいいなと思います。想像もつかない作品になるんじゃないかと思います。監督を信頼してみんなで頑張ります。■内田英治監督コメント全文(企画意図から映画制作決定までの経緯、草なぎ剛起用理由)5年ぐらい前に少女とトランスジェンダーの疑似親子の物語をつくりたいと思いオリジナル脚本として書きましたが、題材の難しさもあり、この5年間なかなか表に出せなかった。内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草なぎさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。草なぎさん演じる凪沙と一人の疎外された少女。多様化が進む現代社会の中で必死に愛を求める人たちを描いた物語です。(作品への思い)人間は愛のためにどこまで自己を犠牲にすることが出来るのか? 多様化が進むなか、普遍的な一つの愛の形としてトランスジェンダーと少女の関係を描いています。普通に存在する者たちの物語で、普通の娯楽映画として大いに楽しんでいただけたらと思います。
2019年10月31日「パンツ一丁で80年代AV界の帝王・村西とおる監督役を怪演した山田さんの主演ドラマ『全裸監督』出演料は、国内ドラマで最高額となったそうです」(映像関係者)動画配信サービス・Netflixが、全8話で全世界に配信しているドラマ『全裸監督』。本作で山田孝之(36)は「ナイスですね~」などの決めゼリフで“伝説のAV監督”と呼ばれながら前科7犯、借金50億円を抱えた村西とおる氏(71)の型破りな半生を体当たりで熱演。大きな話題を呼んだ。長澤まさみ(32)、有吉弘行(45)、鈴木亮平(36)ら芸能人もSNSで興奮気味に賛辞を送っていた。「山田さんは撮影前に村西さんと実際に会い、村西さんの話し方や物腰をじっくり観察し、自分なりの役作りをしていったといいます。AVの舞台裏がメインとなるため、過激なシーンも多い現場でしたが、山田さんは『人生でいちばん楽しかった現場』と公言しています」(前出・映像関係者)80年代の新宿・歌舞伎町の街並みを一大セットで作り上げ、さらにハワイロケも敢行。制作費は1億円以上というドラマとは思えぬスケールの大きさだ。「米国に本社を置くNetflixは潤沢な資金を武器に、18年には約9千億円を自社制作のドラマや映画に投じています」(制作関係者)ただ、日本ではまだなじみが薄いため、地上波では流せない過激な題材をあえてドラマにして話題性を狙ったという。「主演には“どんな役にもなりきれる知名度の高い演技派”ということで、山田さんに白羽の矢が立ちました」(前出・制作関係者)破格なのは制作費だけでなく、彼のドラマ出演料も“国内最高額”が提示されたという。「現在、民放ドラマ1話の出演料が最高なのは『ドクターX』(テレビ朝日系)の米倉涼子さん(44)で、550万円といわれています。これは異例ともいえる額で、同局の『相棒』水谷豊さん(67)でさえも、その額には及びません。山田さんの従来の連ドラギャラは1話150万~200万円。それが、今作だけは『ドクターX』とほぼ同じ額といわれています。ただ、山田さん本人は、出演料の額ではなく、『この作品に出ることで演技の幅を広げたい!』という役者魂から決めました。山田さんは数多くのCMに出演しており、『全裸監督』の主演で企業側から敬遠されるリスクもありました。それでも快諾してくれた山田さんを、Netflixサイドは意気に感じて出演料も奮発したそうです」(前出・制作関係者)山田の熱演もあり『全裸監督』はアジア全体で大ヒット。「あまりの人気ぶりに続編も決定。これだけ話題になった経済効果を考えたら、破格の出演料も安いものです」(前出・制作関係者)“全裸演技”も辞さない、山田のナイスな挑戦は続く――。
2019年10月25日Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」が、第24回釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケットで、今年新設された「アジアコンテンツアワード」にて山田孝之が最優秀男優賞、森田望智が最優秀新人賞を受賞した。釜山国際映画祭に併設されたアジアンフィルムマーケットの「アジアコンテンツアワード」は、アジア10か国で過去5年間に制作された作品の中から優れた作品や俳優に贈られる賞。今年記念すべき第1回授賞式にて、アダルト業界で自身の道を切り拓いた若者たちを熱く描いた本作で主人公・村西とおるを演じた山田さんが最優秀男優賞、そして村西の運命の女性・恵美を演じた森田さんが最優秀新人賞に選ばれた。日本で制作されたNetflixオリジナルシリーズとしてアジアを中心に驚異の視聴者数を記録している本作は、配信から2か月間で2部門の受賞を果たした。10月7日(日)に行われた同賞の授賞式に出席した森田さんは、会場からの大きな拍手と歓声に感激しつつ、「嬉しさと同時にびっくりしています。この作品は挑戦と覚悟を込めて向き合ってきました。みんなで愛情を込めた作品を釜山という地まで届けられたことを感謝しています。すべての方にありがとうございました!」と喜びいっぱいに語っていた。Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」はNetflixにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年10月08日近年、『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』など実在の人物をモデルにした映画が連続してヒットを記録している。日本でも山田孝之が実在の人物に扮したNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が大ヒット。幅広い層を魅了する実話ものは、映画・ドラマの中でも“間違いなく面白い”ジャンルで、来年以降も新作が続々と待機している。古くから実話や実在の人物を描いた作品は数多くつくられてきた。たとえば近年のアカデミー賞を眺めるだけでも『グリーンブック』『スポットライト 世紀のスクープ』『それでも夜は明ける』『アルゴ』など、実話を基にした映画が次々に作品賞を受賞。映画の作り手たちも実話の中から“語りたい物語”を探している状況だ。もちろん、作家が作り出したフィクションにも傑作は多い。しかし、実話ベースの映画の多くが作家が思いつかないような設定や人物造形を備えていたり、観る者の興味をかきたてる物語を描いている。“事実は小説より奇なり”というが、作家や脚本家がフィクションとして描くと観客から“これは出来過ぎていてあり得ない”と思える出来事も現実の世界では起こっていたりする。大使館に閉じ込められた人々の救出劇を描いた『アルゴ』などがいい例だろう。ちなみにこの作品はCIA史上最も“ありえない”作戦を描いており、多くの観客はその意外性に魅了された。『全裸監督』も冴えないセールス員の男が時代の寵児になっていく様は“負けられない勝負”の連続。どう見ても無謀。驚きの連続。でもそれは実際にあったことなのだ。また、世界的に唯一無二の存在を正面きって描けるのも実話映画の魅力だ。孤独や苦難に立ち向かって世界的なスーパースターになったフレディ・マーキュリーを主人公にした『ボヘミアン・ラプソディ』、愛を得られないまま大人になってしまった男がポップ界のレジェンドになっていく『ロケットマン』などもこの系譜。ちなみにこれらの作品はオスカー受賞作『英国王のスピーチ』がいい例だが、主人公が特別な人物であっても、観客が共感し、感動できるドラマを備えている。特別な人物の輝きに触れ、特別な人物の心に寄り添える喜びがそこにはある。今後もマット・デイモン&クリスチャン・ベール主演の『フォードvsフェラーリ』や、レニー・ゼルウィガーが往年の大女優を演じる『ジュディ(原題)』など実話を基にした新作が続々と待機中。この流れはまだまだ止まりそうにない。なお、日本でも映画『HOKUSAI』が来年初夏に公開予定だ。本作は、世界的に有名な浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描く作品で、平均寿命が40歳だった江戸時代に90歳まで生き、93回も転居し、この世を去るまで“描く”ことにすべてを注いだ男の奇跡的な物語が描かれるという。本作はまだ完成しておらず、柳楽優弥と田中泯が北斎を演じ、阿部寛、瑛太、玉木宏らが出演することが発表された段階だが、これまでの大ヒット実話映画の必須要素“フィクションでは描けない意外過ぎるドラマ”と“世界的な人気キャラクター”の両方を兼ね備えている。もしかしたら来年、世界を魅了する“実話映画”がここ日本から誕生するかもしれない。『ロケットマン』公開中『全裸監督』Netflixにて全世界独占配信中『HOKUSAI』2020年初夏公開
2019年09月12日“放送禁止のパイオニア”村西とおるを山田孝之が熱演するNetflixオリジナルシリーズ「全裸監督」。この度、ハワイでセスナやヘリを飛ばした空撮のメイキング映像が解禁。また、早くもシーズン2の制作が決定した。リアルにこだわったハワイロケ!遥か上空での雄叫びが世界中に轟く!昭和のバブル時代を令和に蘇らせた忠実なセットや衣装、その徹底したリアルへのこだわりが見どころのひとつとなっている「全裸監督」。今回解禁となったのは、物語の大きなターニングポイントとなるハワイでロケを敢行した際の貴重なメイキング映像。村西とおるを演じた山田さんは飛行機に乗り込み、遥か上空へ。窓の外を覗くと、ハワイの街並みがどんどん小さくなっていく。さらに高度を上げたところでスタッフによりセスナの扉が開かれ、機内には上空の冷たい空気が激しい勢いで入り込む。セスナの隣には撮影本隊が乗るヘリコプターが編隊飛行。空撮の準備が整い、いざ本番。山田さんがセスナの扉から身を乗り出して雄叫びをあげる!撮影を終えた山田さんは「とんでもない映像が撮れてるだろうし、ものすごい景色が見れて幸せです!」と、手応えを噛み締めながら興奮気味に語る。果たして、どんなシーンの撮影だったのか?ハワイの澄み切った空いっぱいに大きな期待が膨らむ。また、世界的にも注目を集める中、シーズン2の制作が決定。常識を覆し日本のみならず、全世界にセンセーショナルを巻き起こした彼らの新たな扉が開かれる。「全裸監督」はNetflixにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2019年08月16日Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が全世界での配信をスタートした。本作は、1980年代にアダルトビデオの世界で数々の作品を発表し、日本中をわかせた村西とおると仲間たちのドラマを描いた作品で、全8話のエピソードの中に個性的なキャラクターが次々に登場する。総監督を務めた武正晴と主演の山田孝之は、“人との出会いが村西をつくった”という。ふたりに話を聞いた。北海道で英会話の教材のセールスをするも冴えない日々をおくっていた村西は、会社が倒産し、妻に浮気され、どん底の状態の中で偶然に“エロ”の世界に足を踏み入れ、仲間たちと業界に殴り込みをかける。そこで村西は新たな仲間に出会い、商売敵の妨害に遭い、助けられ、裏切られながら、日本中に旋風を巻き起こしていく。本作は本橋信宏の著書『全裸監督 村西とおる伝』が原作で、山田は「原作の帯の文を読んだ時点で出演を決めました」と笑顔を見せる。ちなみにそこに書かれているのは“人生死んでしまいたいときには下を見ろ! おれがいる。”の文字。「こんなに面白い人はなかなかいないですから、全力で向き合って演じることができたら、絶対に面白くなると思いました」しかし膨大なエピソードと登場人物が絡み合う村西の物語を8話のエピソードに落とし込むのは「紆余曲折あった」と武監督は振り返る。「シナリオをつくる段階でまず“このシリーズはどこから始めるの?”という議論があって、あらゆるパターンが考えられました。どのパターンもすごく面白くて、さらに“どこで終わるの?”っていうのも、いろんなパターンがあって……最終的には一番オーソドックスに時系列に描くことに落ち着いたんですけど、そこにいたるまでは紆余曲折がありましたね」当初は村西がアダルトビデオの世界で強烈なキャラクターを発揮している段階から物語を始める案もあったという。しかし、武監督とスタッフは「村西とおるは“怪物”ではないというスタンスで作り始めた」と語る。「だから、村西が教材のセールスマンだったところから物語を始めて、“あれ? 意外と普通の人じゃん”って思っていると知らない間にすごく変わってる……でも、それって普通の人もそうじゃないですか? 立場に変化があると、その人も変わりますから」山田も「誰もがその場で求められているスイッチを押している部分はあると思う」という。「村西さんご本人にお会いすると“村西とおるになるスイッチ”を入れてから喋る人だなって感じたので、結果的にカメラ前に立つとスイッチが入るし、それは英会話の教材を売る時にこれまでとは違った話し方をするスイッチを入れてみたら楽しくなって、人からも認められてやめられなくなって……それが“教材を売る”から“エロをつくる”に変わったんだと。そこは意識しました。でも、みんなそうなんじゃないですかね。トランプ大統領とかもそうだと思うんですけど、きっと“その場に求められているスイッチ”を押しているだけで。だからオン/オフがはっきりと見えた方が人間らしいし“この人もいろんな想いをしながらも、がんばってやってたんだな”って思ってもらえるんだと思います」ふたりが語る通り、本作では主人公・村西が観客の想像を上回る状況やピンチに立たされたり、時に周囲を絶句させるような状況を自ら作り出して、その度に村西自身が変化していく。「この物語は“人と人が出会う”話ですよね。だから、感染することもあるし、世知辛い部分や別れもあるんです」(武監督)だからこそ製作陣は村西のドラマを描くだけでなく、彼が出会う人々のドラマを丁寧に描き、キャスティングすることにこだわった。「村西さんが面白いのは、彼が出会った人たちの面白さでもあるので、彼が出会う人を誰にしたらいいんだろう?っていうのが重要でしたね。仲間にせよ敵役にせよ、彼が出会った人たちを吸収して“村西とおる”が出来ていく。だから、キャスティングにはとにかくこだわって、スタッフに“1回しか出ない役なのにこの人にオファーするんですか?”って怒られても、とにかくダメ元でもいいから聞いてみてくれって」(武監督)その結果、本作は8つのエピソードに強烈な個性をもつ俳優陣が集結した。山田は「何回観ても“キャスティングすげーな”って思うし、“出てくるタイミングも最高だなぁ”って毎回思う」と笑う。「なかなかこのメンバーが揃わないですよね。でも、この人たちが村西さんをつくっていくわけだし、8話をトータルで観た時に残るものをつくっていくんですよね」(武監督)本作は、過激な世界を描いた作品でもなければ、怪物的な個性の主人公を描いた作品でもない。すべてを失い、孤独で、さみしさを抱えている男が似たような状況にいる仲間に出会い、それまでの人生では考えられなかったような相手と対峙し、運命の女優との遭遇する中で“村西とおるになるスイッチ”を育て、時に制御できなくなるほど振り回される様を描いている。「出てくる登場人物が面白いので観てもらいたいですよね。1980年代だったのでアダルトビデオの世界が出てきますけど、要は何かを“生業(なりわい)”にしているヤツらが、その世界にもっと入っていこうとする話なので……そういう意味ではすごく面白いものになったと思います」(武監督)『全裸監督』Netflixにて全世界独占配信中
2019年08月15日