「木村さんと二宮さんの共演が5月上旬に発表されて話題の映画『検察側の罪人』で、発表されていなかった共演女優に吉高由里子さんが決まったんです。すでに7月中旬から撮影も始まっています」(映画関係者) 木村拓哉(44)と、嵐の二宮和也(34)が“初の共演”を果たす来年公開の映画『検察側の罪人』。 「人気ミステリー作家・雫井脩介さんの原作で、木村さんはベテラン検事を演じ、正義感の強い後輩の新人検事を二宮さんが演じます。ある殺人事件をきっかけに2人がすれ違っていくのですが、木村さんにとっては初の“汚れ役”です」 主演の木村と吉高由里子(28)も初共演になる。これは楽しみな組み合わせ!出演者たちの“初顔合わせ”は、6月30日、東京都内のスタジオで行われた。 「自己紹介と“台本読み合わせ”のため、木村さん、二宮さん、吉高さんはもちろん、脇を固める大倉孝二さんや八嶋智人さん、キムラ緑子さんら豪華出演陣が勢ぞろいしたんです。舞台出身の“芸達者たち”が揃い踏みといった雰囲気でしたね」(東宝関係者) それぞれが、これまで大作にも出演してきた役者ばかり。ホン読みから全員が静かな闘志をみなぎらせていたと言う。 「検事役ですから、セリフ量も多いし、とくに法廷の場面は明瞭に話さなければならないのですが、木村さんはあえて静かにセリフを口にしているように感じました。この映画にかける決意をひしひしと感じましたね」(前出・東宝関係者) 対照的に“熱い”演技を見せていたのが二宮だという。 「二宮さんが怒りをあらわにするシーンでは、大倉さんや八嶋さんといった演技派の先輩たちに真っ正面からぶつかっていく迫力を見せていました。ハリウッド映画で鍛えた“迫力”を、初日から見せていましたね」(前出・東宝関係者) 5月放送のラジオ番組で、木村は二宮との共演についてこう語っている。 「いっしょに昼メシを食いました」「後輩ではあるけど、彼もすごくたくさんの映画やドラマを経験しているので、“彼だったら安心できるな”っていう印象を持ちましたね」 だがこの日は初のホン読みということもあったのか、2人の間には次第に対立を深める役柄そのままの“緊張感”すら感じられたという。 「同じ事務所の先輩後輩だからこそできる、演技をぶつけ合う“無言の対決”には、吉高さんも言葉を失っているように見えました。この日は吉高さんも素晴らしい気合いを見せていました。ふだんのにこやかな彼女と違って、木村さんや二宮さんとも、あまり話していませんでしたよ」(前出・東宝関係者) 撮影はこれからが本番――。
2017年07月29日木村拓哉と二宮和也による映画『検察側の罪人』(2018年公開)の追加出演者が24日、明らかになった。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。今回、2人の正義をめぐる闘いの行方を左右するヒロインの検察事務官・橘沙穂を演じるのは女優の吉高由里子。原田監督について「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたらなと思います」と語り、「初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います」と意気込んだ。闇社会のブローカー・諏訪部役の松重豊は、白髪の役作りのため髪を染めずに挑んだところ「思ったより白くて、一気に老け込みました。不良にでもならないとやってられない気分です」とコメント。「木村君も二宮君も以前ガップリ組ませて頂いたことがあります」と振り返り、「今回はどちらも全く違った関係性なので、どんなことになるやら、乙女のようにワクワクしています」と茶目っ気たっぷりに気持ちを表した。8月に公開する映画『関ヶ原』に続き出演することになった平は最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役を演じる。また、沖野と共に検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島役に八嶋智人、凶悪な殺人事件の容疑者の一人である弓岡役に、大倉孝二が決定。他、矢島健一、音尾琢真(TEAM NACS)、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜ら実力派俳優陣が揃った。
2017年07月24日亀梨和也が主演を務め、「学園天国」「UFO」「あの鐘を鳴らすのはあなた」などのヒット曲の数々を手がけた、20世紀日本を代表する天才作詞家・阿久悠の栄光と苦悩の日々を描き出す「24時間テレビ40」ドラマスペシャル「時代をつくった男阿久悠物語」。すでに亀梨さんのほか、妻・雄子役を松下奈緒が演じることが発表されているが、このたび追加キャストとして、昨年の「24時間テレビ39」でメインパーソナリティーを務めた「NEWS」の加藤シゲアキをはじめ、田中圭、和田正人、八嶋智人ら実力派俳優の出演が明らかとなった。亀梨さん演じる作詞家・阿久悠は、オーディション番組「スター誕生!」を企画して自ら審査員を務め、森昌子、桜田淳子、山口百恵、岩崎宏美、「ピンク・レディー」ら、数多くのスターを生み出した昭和を代表する人物。アイドルソングや演歌、アニメソング、CMソングなどを幅広く手掛け、生涯、世に送り出した曲は約5,000曲。手掛けたシングルレコード・CDの総売上数は6,818万枚にものぼり、日本レコード大賞を5回受賞。稀代のヒットメーカーとして時代の頂点を極めた1人として知られる。「24時間テレビ」のテーマソングといえば、「サライ」(谷村新司×加山雄三)が有名だが、実は、1978年の第1回放送時のテーマソングは、阿久悠が作詞した「ピンク・レディー」の「2001愛の詩」だった。このドラマでは、今年で没後10年を迎える“主人公・阿久悠”(亀梨さん)がヒット曲を連発していた1970年代の絶頂期を、「スター誕生!」の舞台裏や名曲誕生秘話も交えて描写。80年代、バブル景気に日本中が浮かれる中、ヒット曲を生み出せず苦悩しながらも、最後のヒット曲「時代おくれ」を生み出すまでを描いていく。“テレビ界に革命を起こす”と意気込んでスタートさせた「スター誕生!」は、当初なかなか金の卵が出現せず苦心。合格者が出た後も、「歌手として売れさせなければ意味がない」と、阿久たちスタッフはテレビ番組の域を超えるほどの努力をした…。80年代に入ると、毎年のように出ていた阿久のヒット曲が減っていった。原因は、“時代の変化”。かつて歌はみんなで共有し時代を映す鏡だったが、ウォークマンの普及が進むなど、歌はより個人的なものになり、サウンド重視で歌詞の重要性は軽んじられた。「俺に問題があるのか、時代に問題があるのか」。阿久は人知れず苦悩する。70歳で亡くなるまで、作詞を続けた阿久悠。最後まで歌の力を信じ、歌を愛し、言葉を紡いだ。たった4分間の歌で世の中を動かせると信じて――。今回、加藤さんが演じるのは、阿久とともに「スター誕生!」の審査員を務め、70年代に2人でさまざまなヒット曲を連発、一時代を築き上げたヒットメーカーとして知られた名作曲家・都倉俊一。加藤さんは、昨年のドラマスペシャル「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」では主演を務めており、2年連続の24時間テレビドラマスペシャル出演となる。さらに、阿久が若いころに勤めていた広告代理店の同僚で、阿久をして「生まれて初めて出会った天才」と言わしめた、「昭和の絵師」と呼ばれた漫画家・上村一夫に田中さん。2人は生涯の友人であり、阿久が唯一仕事の苦悩や思いを話していた人物だったという。また、「スター誕生!」のディレクターで、番組立ち上げのときから先頭に立ってスタッフを牽引した熱血男・吉金章には和田さん。日本テレビのプロデューサーで、阿久に声をかけ、伝説のオーディション番組「スター誕生!」を立ち上げた池沢文男には、八嶋さんが決定している。加藤さんは、「阿久悠さんにとって都倉俊一さんがどういう存在で、どんな関係性の中で、一緒に曲をつくってきたのか。新しい時代をつくる中での喜びと不安。僕らは表に出る側なので、プロデューサー側というか、曲を作る裏側を演じさせていただくのは、一タレントとしても発見がすごく多かったです」と真摯にコメント。さらに、「このドラマは阿久悠さんのドラマでありますが、阿久悠さんと一緒に時代をつくり、たくさんの名曲、昭和の歌謡曲をつくってきた人たちのドラマでもあります」と語り、「皆様ご存知の昭和の名曲たちが、より深く感じていただけると嬉しいです」と思いを明かしている。加藤さんがヒットメーカー・コンビの都倉俊一を演じると聞いた、亀梨さんは「シゲの持っている雰囲気みたいなものが都倉俊一さんにピッタリはまる」とコメント。実際に共演し、「すごく自然な空気感の中で演技させていただきました」という。「阿久さんと都倉さんの関係性は、互いに尊敬する間柄でも、阿久さんには(都倉さんを)かわいがっている部分もあったのではないかと思っています。そういった芝居の距離感というのが、自分とシゲだからこそ、スムースに出せたのは良かったと思います」と明かしている。なお、阿久さんの未発表の歌詞が見つかっており、この詞に曲をつけて会場の武道館でお披露目するという企画も進行中という。亀梨さん、加藤さんで紡ぐ昭和歌謡史と、その陰にあった“歌謡界の巨人”の思いを見届けてみて。24時間テレビ40ドラマスペシャル「時代をつくった男阿久悠物語」は8月26日(土)21時ごろ放送。24時間テレビ40「告白~勇気を出して伝えよう~」は 8月26日(土)18時30分~8月27日(日)20時54分まで日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年07月24日木村拓哉と「嵐」二宮和也が初共演を果たす映画『検察側の罪人』。5月に公開が決定し話題となっている本作から、この度、さらに豪華なキャストたちが決定。本作のヒロインを女優・吉高由里子が務めるほか、松重豊、大倉孝二、山崎紘菜らの出演が明らかになった。若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)は東京地検刑事部に配属された。東京地検刑事部は百人近い検事が所属する 大組織で、捜査本部が立つような凶悪事件を担当する本部係には沖野が憧れる検事・最上毅(木村拓哉)がいた。管理職への昇進を間近にした最上は、有能で人望も厚いエリート検事。最上と同じ部署になったことを喜び、持ち前の正義感を熱く燃やして仕事に励む沖野だったが、ある日、金貸しの老人が刺殺される事件が発生。被害者は、複数の知人に金を貸し付けており、金庫に残された借用書リストには、ある男の名前があった。その男、松倉重生は、すでに時効が成立した女子中学生殺害事件において重要参考人と目された人物だった。 その女性の生前を知っており、遺族の無念を我がことのように引きずっていた最上は、今回の殺人事件の被疑者となった松倉重生に今度こそ法の裁きを受けさせようと捜査に尽力するが…。一つの殺人事件を前に、すれ違っていく2人それぞれの「正義」。敵同士となり、対峙することになった2人の正義が行きついた先とはいかに――。「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」の雫井脩介の小説を原作に描く本作は、東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり2人の検事が対していく物語。“時効”、“冤罪”そして“法律”というキーワードを軸に、「“正義”とは何か?」を問いかける深いテーマ性も携えている。監督・脚本は『駆込み女と駆出し男』『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』の原田眞人。検事の2人、エリート検事である最上役には木村さん、若き検事・沖野役は二宮さんが演じる。そして今回、新たなキャストが発表。最上と沖野の「正義」を巡る闘いの行方を左右する重要なヒロイン、検察事務官・橘沙穂役を演じるのは、連続テレビ小説「花子とアン」や「美丘-君がいた日々-」など話題作に出演し、「東京タラレバ娘」で独身の売れない脚本家役が記憶に新しく、また主演作『ユリゴコロ』の公開も控える実力派女優の吉高さん。正義とは対極を成す、社会の必要役である闇社会のブローカー・諏訪部役には、「孤独のグルメ」シリーズや現在WOWOWで放送中の話題作「アキラとあきら」に出演する松重さん。最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役に大河ドラマ「篤姫」「真田丸」の平岳大。沖野と共に検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島役に、バラエティ番組の司会やドキュメンタリー番組のナレーション、そして「HERO」「早子先生、結婚するって本当ですか?」などで俳優とマルチに活躍する八嶋智人。凶悪な殺人事件の容疑者の一人である弓岡役に、ドラマ・映画・舞台で様々な作品に出演する大倉さん。人権派大物弁護士・白川雄馬役には、原田組常連の山崎努が扮する。原田監督作への出演は今回が初となる吉高さんは、「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたら」と意気込み、「私の今回演じる役柄は幼い頃のある出来事がきっかけで検察事務官になるというすごく信念のある強い女性像です。初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います」と役柄を語る。自身の役を“悪い老人”と言う松重さんは、「監督が白髪でやりたいということで、髪を染めずにいました。思ったより白くて、一気に老け込みました。不良にでもならないとやってられない気分です。思えば高校時代、福岡中洲の映画館に、新進気鋭の映画監督の作品『さらば映画の友よ、インディアンサマー』を観に行きました。まさか40年近く経って、その監督の作品に、出ることになるとは驚きです」とコメント。また木村さん、二宮さんとの共演が本当に楽しみと語る平さんは、「僕が演じる丹野という男は木村さんの演じる最上の学友です。2人の男が、それぞれ異なる生き方を選択した原点が、その学生時代にあったと感じとれるような関係性を作れたら、と思っています」と言い、山崎さんも「原田監督という傑出した才能のもとに木村くん、二宮くんとご一緒できるのが本当に楽しみです」と期待を込めた。そして八島さんと大倉さんは、「国選弁護士として夫婦で頑張る小田島は、この一件に関わり人生が一変するのでしょう。人生のターニングポイントを生きたいと思っています。原田監督は深く落とし込んだ台本なのに芝居の自由度は高い。そこがむしろ怖いのですが。アイディアを出し合いながら創る現場は幸せです」(八島さん)、「みっともなく見えるように、やれればと思います。原田組に声を掛けて頂けるとは、想像もしていませんでした。あまり気が大きい方ではありませんが、萎縮せずに出来ればと」(大倉さん)と話している。そのほか、矢島健一、「TEAM NACS」の音尾琢真、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜の出演も決定した。『検察側の罪人』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月24日「変に役作りしなくていいから、そのままで」――。それが映画『忍びの国』への主演にあたり、中村義洋監督から伝えられた言葉だった。言い換えれば、嵐の大野智の“そのまま”の姿を忍者アクションあり、ドラマありの時代劇の物語の中で楽しめるというわけであり、見る者にとっては贅沢極まりない楽しみであるが、演じる当の本人にとっては…?大野さんが演じたのは伊賀の里の忍びで、やる気はないが、実力はピカイチ! “開けられぬ門はない”ことから無門と呼ばれる男。彼を含む伊賀の国の忍びたちと、天下統一をもくろみ、伊賀に迫る織田軍の戦いを描き出す。さて、冒頭で紹介した中村監督のリクエストだが、やはりというべきか大野さんは「逆に難しかった」と苦笑交じりにふり返る。「ガッチリと自分とかけ離れた役ならやりやすいけど、『そのまま』の方が難しいですね。忍者の姿勢だったり、基礎的なものが僕の中に何もないまま、普段通りの猫背のままで…(笑)。無門と普段の自分が全く変わらないので、(撮影期間中に)家にいても無門といえば無門だし、撮影していても大野智でした(笑)。ただ、監督の演出はいつも明確だったので、そこに近づけるようにとやっていました。殺陣も久々で、いままでにないものができたし、ワイヤーアクションも久しぶりでしたが、こんなやり方もあるんだ?という発見もたくさんあって、面白かったです」。大野さん自身、無門と似ていると感じる部分は?「周りに合わせて同じ行動をとろうとしないところですかね?無門には周りに同じ人間がいないと怖いという感覚がないのですが、僕も学生の頃は、周りは集団になりがちだけど、そういうところに入りたくないというタイプでした。つまらないだろうなという思いもあったし。そういうところは似ているかもしれません」。改めて、無門という男の魅力について「ただ強いだけの男じゃない。孤独や寂しさもあっただろうし、それを忘れたいがために夢中になれるものを探したんだろうと思う。そうしている内に、里で一番強くなってしまったんじゃないか?単純な人間ではない魅力がある」と語る。一方で、そうした環境で育ったがゆえに、人の生死に対してさえも、淡々と飄々とし、笑顔で人を殺めてしまうような部分は、見ていて底知れぬ怖さや狂気をも感じさせる。「確かに演じていても『無門って怖いな』と感じることはありました。セリフを言いながら『こいつ、何を考えているんだろう?』と思ったり。映画の中で無門が鎧を脱ぎ捨てるシーンで『どう動くか俺もわかんねーぞ』と言うけれど、それはいままでずっと着けていたものを取るという楽しさなのか?『俺、どうなるんだろう?』という怖さを自分でも持っているのか…?客観的に見たときに怖い部分はありました」。そして、アクション面では、こちらもまさに“大野智そのまま”と言える華麗なダンスのような身のこなしに乗せて、これまでにない忍者アクションを披露している。「最初にアクションの資料映像を見せていただいたんですが、開脚の動きなどもあって、監督に『身体を柔らかくしておいた方がいいですか?』と聞いたら『そうだね』と言われて、当時は別のドラマの撮影中だったんですけど、脚を広げるための器具を買って、ずっとやっていたんですよ。撮影に入って、いつそんなアクションやるのかな?と思っていたら、気づいたら終わっていて…。ないじゃん!って(笑)」それは残念…。だが、開脚はなくとも、ワイヤーも含めた多彩なアクション、凄まじいバトルは、普段、アクション映画に慣れ親しんでいない女性ファンも含めて、エンターテインメントとして魅了されるはずだ。特にクライマックスの鈴木亮平演じる平兵衛とのバトルは、撮影に3日間を費やされた。「3日間、朝から晩までスタジオで撮っていました。10ブロックくらいに分かれていて、最初は無門も余裕だけど、だんだん真剣になっていくんですが、撮っても撮っても終わらない(笑)。集中力を切らすと相手に当たっちゃうし、撮影の合間でも、あんまり亮平くんとも会話できず…。」もうひとつ、ファンにとって楽しみなのが、織田軍の大将であり、信長の次男として派遣された知念侑李との共演。直接、対峙するシーンは決して多いとは言えないが、大野さんは後輩の活躍についてこう語る。「芝居するのは初めてでした。いままで見てきた侑李はいつもニコニコしているイメージでしたが、今回は敵対する役で、怒っている顔を初めて見てとても新鮮でした。僕とのシーンは少なかったけど、そこでも違う顔を見ることが出来たし、僕がいないシーンでも感情的になったり、泣き顔を見せたりと新鮮でした。信雄は強がっているだけでもない、いとおしくも見えてきて、僕自身、映画の中で好きなシーンでした」。映画主演は『怪物くん』以来、6年ぶり。時代劇は初めてだったが、その魅力を現場で体感したよう。「舞台ではよくやらせていただいていましたが、映画では初めて。馬が普通に現場にいて、セットもリアルで時代劇という感じがしましたね。下忍たちが『うぉー!』と一斉に声をあげるシーンはすごい迫力で現場にいて鳥肌が立ちました!」(text:Naoki Kurozu)■関連作品:忍びの国 2017年7月1日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画『忍びの国』製作委員会
2017年06月27日6月12日(日本時間)、WOWOWにて生中継で放送される「第71回トニー賞授賞式」。このほど、本番組のスペシャル・サポーターを務める井上芳雄とスペシャル・ゲストの「V6」坂本昌行が、オープニングパフォーマンスでデュエットを披露、映画『ラ・ラ・ランド』から2曲を披露することになった。アメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される、演劇、ミュージカルの世界における世界最高峰「トニー賞」授賞式。アメリカ演劇界で最も権威ある賞とされており、該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる、まさに1年を総括するアウォード。毎年、豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高いショーとなっている。今年はトニー賞、およびアカデミー賞受賞俳優のケヴィン・スペイシーが司会を務める。日本では、WOWOWが授賞式の模様を生中継。そのスタジオでも毎年、パフォーマンスが繰り広げられており、オープニングはスペシャル・サポーターの井上さんによるミュージカルソングの替歌やダンスでスタートしていた。そして今回は、なんと井上さんとスペシャル・ゲストの坂本さんによるデュエットが実現。日本でも大ヒットとなり、アカデミー賞ほか数々のアワードを賑わせた『ラ・ラ・ランド』から、アカデミー賞歌曲賞を受賞曲「City of Stars」とオープニング曲として知られる「Another Day of Sun」を2曲メドレーでお届けする。2人の華麗なパフォーマンスから始まる授賞式放送は期待大。なお、7月26日(水)より帝国劇場にて上演されるミュージカル「ビューティフル」から、キャロル・キング役をWキャストで演じる水樹奈々と平原綾香、映画『リトル・ダンサー』のミュージカル版を日本人キャストで初上演する「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」から、出演者による“トニー賞verスペシャルパフォーマンス”も番組内で初披露。案内役は宮本亜門と八嶋智人が務める。「生中継!第71回トニー賞授賞式」(2か国語・同時通訳) は6月12日(月)8時~、「第71回トニー賞授賞式」(字幕版)は6月17日(土)19時~、すべてWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月08日先のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で国民的ヒロインとなった芳根京子の主演作『わさび』、『家族はつらいよ2』の吉行和子と『武曲 MUKOKU』の村上虹郎と話題作が公開中の2人が共演した『春なれや』など、映画監督・外山文治による短編映画が、8月に劇場公開。その特報映像が到着した。「映画監督外山文治短編作品集」と題して上映される両作。撮影当時18歳の芳根さんの瑞々しい涙が印象的な短編映画『わさび』は、先月開催された「ロサンゼルス日本映画祭」で最優秀短編映画賞を受賞。また、『春なれや』は吉行さん、村上さんによる自転車の2人乗りのシーンが印象的に切り取られ、『恋人たち』の篠原篤らが出演する。さらに、老老介護の厳しい現実と夫婦愛を描き、世界各地で上映された『此の岸のこと』(’10)を含めた3作品が今回、劇場公開に。外山監督といえば、『此の岸のこと』が世界で高く評価され、シニア世代の婚活を描いた長編映画デビュー作『燦燦 -さんさん-』は「第38回モントリオール世界映画祭」フォーカス・オン・ワールドシネマ部門に正式招待作品となり、日本でもロングラン・ヒットとなった。今回解禁された映像は、特報としては長尺の2分22秒にわたる見応えのあるもの。美しい音楽に乗せ、各作品がダイジェストで流れていくスペシャル映像となっている。『わさび』『春なれや』の2作品の映像は、これが本邦初公開となる。また、新鋭・外山監督が描く映像世界には、韓国のキム・ギドク監督を引き合いに出した故・蜷川幸雄をはじめ、岩松了、八嶋智人、『花戦さ』の篠原哲雄監督、『百円の恋』の足立紳ら著名人からも賞賛の声が続々と寄せられている。■岩松了 (劇作家・俳優)外山監督は道に立ちすくむ人を見つめる。そこに流れている慈悲のような静寂の調べ■八嶋智人 (俳優)人への寄り添い方が優しく、強い。現代という閉塞感を受け止め、他人事にせず、でも希望を捨てない物語。■蜷川幸雄 (演出家)※『此の岸のこと』への寄稿まるで韓国の大監督キム・ギドクの初期の作品のように、深い悲しみをこめた画面は限りなく美しい。■篠原哲雄(映画監督)くそったれな流行には目もくれず、着実に人間の奥底に潜む、理不尽な運命に逆らう想いを、映画ならではの美しさで描いている。■足立紳(映画監督・脚本家)すべての登場人物たちにありったけの愛情が注がれていて、どの人物たちももっともっと観ていたいと思わせる。■小椋久美子(元バドミントン日本代表)絆を守りぬく人間の強さ。切なく優しい愛に涙が止まりませんでした。大切な人に会いたくなりました。「映画監督外山文治短編作品集」は8月26日(土)より渋谷・ユーロスペースにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月04日嵐の大野智(36)、Hey! Say! JUMPの知念侑李(23)らが31日、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで映画『忍びの国』(7月1日公開)のジャパンプレミア試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、『のぼうの城』などで知られる小説家・和田竜のヒット作『忍びの国』を、中村義洋監督が実写化。天下統一に向けて勢力を伸ばす織田信長は伊賀の忍び集団への手出しを禁じるも、信長の次男・織田信雄が攻め入ったことで「忍者と侍の戦い」へと発展していく。伊賀最強の忍び・無門を主演の大野が、信雄を知念が演じる。この日は大野と知念のほか、石原さとみ(30)、伊勢谷友介(41)、鈴木亮平(34)、立川談春(50)、マキタスポーツ(47)、満島真之介(28)、中村義洋監督(46)が出席。イベント開始がアナウンスされると会場は暗転し、9人のシルエットが浮かぶスクリーンの落下後、ステージ上には8人の姿が。9人目となるセンター位置には切り株があり、数秒後にステージ下から飛び上がるように大野が登場。忍びさながら、観客の目をあざむく舞台演出で会場を沸かせた。劇中では敵対する間柄だが、知念にとっての大野は憧れの先輩。「いやぁ……オープニングの大野くん、めちゃくちゃカッコよかったですね。後ろ姿だけでもカッコよくて」と褒めちぎり、「相変わらず僕は惚れてますね」と思いの大きさを再認識しながら、余韻に浸る。すると隣の伊勢谷は、ファンの盛り上がりから察したのか、「やっぱり有名な話なんだ」とすかさず反応。2人を見ながら「これがこれに惚れている」と面白がり、知念が「そうですね」と素直に認めると、大野はうれしそうにしながら「自分の話しなさいよ!」と優しくさとし、笑いを誘った。念願の大野との共演。「やっと僕の運動神経を買われて、忍者をやらせていただけるんだ」と思い込んでいたようだが、「まさかの映画で一番動かない殿様役」と自虐口調。驚きがあったことは打ち明けつつも、「成長もある、とても魅力的な役をやらせていただきました」と充実感をうかがわせた。そのほか知念は、「殿なので、やっぱり目立たないといけない。すごくデカい鎧兜をつけてたんですよ。それがめちゃくちゃ重くて、夏ですごく暑くて」「身長が縮んだんじゃないかというくらい」「足腰が鍛えられました」などのエピソードも。会場が和む中、石原は「私、信雄のシーンで初めて泣きました」と割って入り、「すごくいいシーンでした」と絶賛。知念は恐縮しつつ、「ありがとうございます」と笑顔を見せていた。
2017年05月31日「嵐」の大野智が5月31日(水)、都内で行われた主演作『忍びの国』ジャパンプレミアに出席。共演者から「現場でエキストラに紛れていた」とその“普通”ぶりを指摘されると、「忍んでいたんですよ(笑)」と役柄にからめて、臨機応変に対応していた。最強にして大軍の織田は小国・伊賀を攻略できなかったのか?そんな歴史のミステリーを描いた和田竜氏によるベストセラーを映画化した本作。戦国史上唯一、侍と忍びが直接対決したと言われる「天正伊賀の乱」を題材に、両者の息詰まる攻防戦と、鍵を握る夫婦愛が壮大なスケールと邦画の枠を超えた壮絶アクションで描かれる。ジャパンプレミアには主人公・無門を演じる大野さんをはじめ、石原さとみ(お国役)、伊勢谷友介(日置大膳役)、鈴木亮平(下山平兵衛役)、立川談春(百地三太夫役)、知念侑李(織田信雄役)、マキタスポーツ(長野左京亮役)、満島真之介(下山次郎兵衛役)、中村義洋監督が出席した。中村監督の『映画 怪物くん』以来6年ぶりの映画出演となった大野さん。「それこそ監督とは6年ぶりにお会いしましたが、変わらぬ空気感でいい現場を過ごさせてもらいました」と現場をふり返り、「監督からは『無門は大野くんっぽいから、そのまま』と言われたので、変に役作りはしなかった」と語った。一方、中村監督も「普段はリラックスしているけど、やるときはやる。そんな大野くんだから、あえて芝居はしなくていいと。大野くん本人は(無門のように)怠け者じゃないですよ」と全幅の信頼。「本当に面白い映画になりました」と手応えを示し、「カリブの海賊もいいですけど、日本人はやっぱり忍者」と同じ公開日に直接対決するハリウッド超大作に、対抗心を燃やしていた。「大野さんは『すごいですね』って言わせてくれないほど、すごい人。現場では『できて当たり前』であって、決して努力は見せないんです。常にフラットで、ご一緒して安心していられる」と語るのは、無門の妻を演じた紅一点の石原さん。「大変なアクションシーンをご一緒して、戦友になれました。本当にブレない“リーダー”」(鈴木さん)、「相変わらずホレますね」(知念さん)と共演者も、大野さんに対し、絶賛の嵐だった。ただ、マキタさんから「役に入り込み過ぎて、普通に現場でエキストラに紛れ込んでいた」と暴露されると、大野さんは「忍んでいたんですよ(笑)。監督からも『そのままで』と言われていたので」と“普通”を意識した結果だと説明していた。『忍びの国』は7月1日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:忍びの国 2017年7月1日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画『忍びの国』製作委員会
2017年05月31日9月28日(木)から東京芸術劇場プレイハウスほかにて上演される舞台、パルコとキューブの共同製作によるPARCO&CUBE 20th present「人間風車」のビジュアルがこのほど解禁。東京のほかにも大阪での公演が発表されていたが、この度、高知、福岡、新潟、長野、仙台でも上演されることが決定した。童話作家の平川は、その作品のひねくれへんてこ度のせいで1冊の本も出版出来ない。新聞配達をしながら、せっせと童話を書いている。毎週末に怪獣公園と呼ばれる近所の公園で、平川は子どもたちに自作のへんてこ童話を語って聞かせるのだった。友人の童話作家・国尾は作品を発表しろと忠告するが、平川はマイペースで、今日も公園で子どもたちに話を聞かせているのだった。そんなある日、子どもたちと一緒に童話を聞く青年が現れた。彼の名前はおさむ。自らをサムと名乗る彼、サムは平川の童話を聞くとすぐにその話を覚え、自分で工夫した衣装を身にまとい童話の登場人物になりきって現れる。見た目は大人だが、まだ幼い少年のような言動の不可思議な青年だった。またある日、どうしてもお金が足りなくなり、大学時代の友人でいまはテレビ局のディレクターをしている小杉にお金を借りようと局を訪れた平川。ひょんなことで、女優でレポーターのアキラと知り合い、恋心が芽生える。そして平川はアキラと知り合ってついに傑作童話を書きあげる。しかし、そのことが発端となって、平川は親友だと思っていた男に裏切られ、恋人からは誤解され、そして世間から見捨てられてしまう。理不尽な目に会い、転落した平川が取った行動とは…。舞台「人間風車」は、後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に1997年書き下し上演、その後2000年にパルコ劇場にてG2演出のもと、生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二、など錚々たるキャストが集結し上演。また、2003年にも永作博美、入江雅人、河原雅彦らで再演された伝説の人気作だ。そして今回14年の時を経て、全く新しい形で再演される。売れない童話作家の平川役には、高い身体能力と演技力で会話劇から大型ミュージカルまで幅広く出演し、先日公開された『美女と野獣』のプレミアム吹き替え版ではルミエールの声を担当した成河。ヒロイン・アキラ役は、ドラマや映画に出演し、舞台出演は今回が2度目となるミムラ。そして、物語のキーとなる少年のような言動の不思議な青年・サム役は、バラエティ番組でのブレイクを果たし、舞台「パタリロ」では主役・パタリロ役を演じ、原作との高いシンクロ率で話題となった加藤諒が演じる。また、2003年版でサム役を鬼気迫る迫力で演じた河原雅彦が、今回は演出を手掛ける。河原さんは、エンターテインメント性とカルトな世界観を両立させる独特な美学と高い演出力で、大劇場、小劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、様々な作品を担当し高い評価を得、いま演劇界を牽引する演出家の一人。そんな彼が新しい「人間風車」を創りあげる。成河さんは、「この作品の持ち味である、人間本来の持つ弱さと醜さ、矛盾と葛藤をきちんと表現出来るよう、全身全霊、役と自分と向き合っていきたいと思います」と意気込み。ミムラさんは「童話好きとして、その面白さと自由さ、そして時に怖さを感じておりましたので、これらをベースとした人間模様を演じるのが楽しみでなりません」と期待を語り、「“アキラ”として舞台を生き、皆様を物語の深淵へお連れできるようしっかり務めさせて頂きます」とコメント。そして、大きなプレッシャーと共にとてもワクワクしていると言う加藤さんは、「もがき苦しみながら、成河さん、ミムラさん、そして演出の河原雅彦さんに喰らい付いていけるように精一杯頑張らせて頂きます!!」と気合十分に語っている。また、3人のほかにも矢崎広、松田凌、今野浩喜、菊池明明、川村紗也、山本圭祐、小松利昌、佐藤真弓、堀部圭亮、良知真次らも出演。東京会場のチケットは、7月15日(土)より一般発売が開始となる。PARCO&CUBE 20th present「人間風車」は9月28日(木)~10月9日(月・祝)東京芸術劇場プレイハウスにて上演。※高知、福岡、大阪、長野ほかでも順次上演予定。(cinemacafe.net)
2017年05月26日「嵐」の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人が司会を務め、多彩なゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の5月20日(土)放送回に、俳優の満島真之介が出演する。満島さんは番組の人気企画「隠れ家ARASHI」のゲストとして登場。この企画は毎回嵐のメンバーが交代で店主を務める選ばれた人間だけ入店できるバーで、ゲストとトークや企画を行なうというもので、最後にゲストが書く“今日の一言”のサインも注目ポイントだ。今回は超ハイテンション男である満島さんが人見知りの大野さんに「すぐに仲良くなれる方法」を伝授するというのだが…果たして2人のトークはどんな展開を見せるのか!?またお笑いコンビ「さまぁ~ず」が番組初出演。大竹一樹が恐妻家伝説を告白するほか、さらに話題の牛カツ、鶏の半身揚げ、ジューシー油揚げ、人気揚げピザ、洋食メンチカツ、サクサク天丼など人気行列店が続々登場する「絶品揚げ物デスマッチ」も行なわれる。そして相葉さんが世界一に輝いた男子チアチームに入門する企画も。今夜も様々な企画目白押しでお送りする「嵐にしやがれ」をお楽しみに。今回「隠れ家ARASHI」のゲストで登場した満島さんだが、「嵐にしやがれ」に続いてオンエアされるドラマ「ボク、運命の人です。」に出演中。亀梨和也と山下智久が「野ブタ。をプロデュース」以来12年ぶりに共演、「亀と山P」として主題歌「背中越しのチャンス」も歌っている同作。亀梨さんが恋愛に運がない主人公・正木誠を、木村文乃が誠の“運命の人”であるヒロイン・湖月晴子を、山下さんが“神様”である「謎の男」役を演じ、満島さんは晴子の同級生で商社マンの定岡光圀役で出演。今夜放送の第6話では、謎の男が誠に晴子を自宅に呼ぶことを提案。女性を引っ張る男らしさが誠には足りないと主張する謎の男は、亭主関白の夫が「メシ、フロ」と要求をするように晴子との会話を4文字以内でこなすことを命じる。一方、誠の部屋を訪れた関原(大倉孝二)の仕業で誠が同棲しているのではという疑惑が生まれ、傷つく晴子だが騒動の最後の最後に、まだ見ぬ運命の軌跡が二人を待ち受けていた…というストーリーが展開。満島さんがゲストの「嵐にしやがれ」は5月20日(土)今夜21時~、「ボク、運命の人です。」は22時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年05月20日「嵐」の大野智が『殿、利息でござる!』『予告犯』の中村義洋監督のもと、“伊賀最強”の忍びとして超絶アクションを披露する『忍びの国』。その主題歌が「嵐」の「つなぐ」に決定し、第3弾となる特報映像が公開された。時は戦国。諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた父・織田信長が、ただ一国だけ手出しすることを禁じた、伊賀・忍び軍団――。彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ、人でなし。虎狼(ころう)の族(やから)と呼ばれていた。だが、信長の次男・織田信雄は父の命に背き、伊賀に攻め込む決意をする…。実写映画化もされた「のぼうの城」の作家・和田竜による同名小説を映画化した本作。史実である織田軍と伊賀忍びとの合戦「天正伊賀の乱」を題材に、和田さん自ら脚本を手がける本作で、主人公の伊賀の忍び・無門を演じるのは、時代劇映画初主演となる大野さん。普段は“金の亡者”で“無類の怠け者”だが、“伊賀最強”という忍びを、時に軽快かつコミカルに演じ、高い身体能力を生かした本格的なアクションにも初挑戦している。また、大野さんとは映画初共演となる石原さとみが、無門が頭の上がらない妻・お国を演じるほか、伊勢谷友介、鈴木亮平、「Hey!Say!JUMP」の知念侑李など豪華俳優陣がこの戦国エンターテインメント超大作に集結している。そんな本作の主題歌が、「嵐」52枚目のシングル「つなぐ」に決定。「嵐」が映画の主題歌を担当するのは、二宮和也主演の『プラチナデータ』(’13)以来、約4年ぶり。戦国の世の如く、ギターと三味線のバトルが始まり、そこに次々と絡んでいく「嵐」の力強いボーカル。疾走感を伴う小気味よい音に時代の流れを感じさせるとともに、激動の時代をつないできた一途な“愛”をうたいあげる「つなぐ」が、映画のラストを飾る。さらに、その主題歌「つなぐ」に乗せた第3弾特報映像も公開。今回、エアトリックマットを使い、大野さんの身体能力が存分に発揮されたアクロバットシーンが初解禁。多数の槍を華麗によけまくる大野さんの姿は必見だ。そして、入念な事前練習の後、丸3日をかけて撮影されたという、大野さんと鈴木さんのクライマックスの対決アクションも迫力の映像に仕上がっている。『忍びの国』は7月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:忍びの国 2017年7月1日より全国東宝系にて公開(C) 2017 映画『忍びの国』製作委員会
2017年05月15日映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞に並ぶ、演劇、ミュージカルの世界における世界最高峰のトニー賞。この度、「V6」の坂本昌行が、WOWOWにて放送される「第71回トニー賞授賞式」のスペシャルゲストとして出演することが明らかになった。6月11日(現地時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催される「第71回トニー賞授賞式」。アメリカ演劇界で最も権威のある賞とされており、該当期間中にニューヨークのブロード ウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に贈られる賞で、まさに1年のブロードウェイを総括するアウォード。今回、スペシャル・ゲストの坂本さんはNYを訪れ、ブロードウェイにて今年のトニー賞を賑わす最新のミュージカルを観劇しレポート。その模様は、トニー賞授賞式の事前番組「トニー賞がやってくる!#2」「坂本昌行 ブロードウェイ・リポート トニー賞直前SP in NY」にて無料放送。また、12日(日本時間)授賞式当日は、日本のスタジオに生出演し、番組での歌唱も予定されている。なお、案内役は宮本亜門と八嶋智人、スペシャル・サポーターは井上芳雄が務める。「毎年、この時期になるとそわそわします」といつもトニー賞授賞式はテレビで見ていたと話す坂本さん。「今年はなんとその番組にゲストとして初参加させていただきます。出演者のお三方とともに楽しみたいと思います」と心待ちにしていると語っている。「トニー賞がやってくる!#2」(無料放送)は5月27日(土)9時50分~「坂本昌行 ブロードウェイ・リポート トニー賞直前SP in NY」(無料放送)は6月3日(土)19時~「生中継!第71回トニー賞授賞式」(2か国語・同時通訳) は6月12日(月)8時~「第71回トニー賞授賞式」(字幕版)は6月17日(土)19時~※すべてWOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2017年05月12日WOWOWは、演劇とミュージカルの世界最高峰、第71回トニー賞授賞式の模様を今年も独占生中継。スタジオでは、今年も案内役に宮本亜門と八嶋智人、さらにスペシャル・サポーターに井上芳雄を迎えて授賞式の模様をお届けする。トニー賞といえば、映画界のアカデミー賞、音楽界のグラミー賞のように、アメリカ演劇界で最も権威のある賞。該当期間中にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇、ミュージカル作品を対象に毎年贈られる。今回の第71回トニー賞授賞式は、6月11日(現地時間)にアメリカ・ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催され、俳優のケヴィン・スペイシーが初の司会を務めることになった。スペイシーは、1991年にニール・サイモン演出の「ロスト・イン・ヨンカーズ」でトニー賞演劇助演男優賞を受賞しており、その後、アカデミー賞においても『ユージュアル・サスペクツ』で助演男優賞、『アメリカン・ビューティー』で主演男優賞を受賞している。歌にダンス、抜群の演技力で俳優として幅広く活躍するほか、映画製作も行い、近年はドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の主演・プロデューサーとしてもおなじみ。日本のスタジオからは、今年も案内役に宮本さん、八嶋さんを迎え、スペシャル・サポーターの“ミュージカル界の貴公子”井上さんが授賞式の楽しみ方を紹介していく。昨年は、トニー賞受賞者でコメディアン&俳優のジェームズ・コーデンが司会で、『モアナと伝説の海』の音楽を手がけたリン=マヌエル・ミランダが主演・脚本・音楽を務めた「ハミルトン」が最多11部門を受賞し話題を呼んだ。豪華スターの競演による圧巻のパフォーマンスが展開され、授賞式自体がクオリティーの高い1つの“ショー”になっているトニー賞授賞式に、今年も注目だ。<以下、コメント>■宮本亜門現在の激動のアメリカで、人種を超えて色々な人に感動を与えてきたブロードウェイが、あらたに作品を選ぶということにすごく意味があると思います。今年のトニー賞は、次のアメリカを象徴するものになるのではないか、いつも以上に興奮に満ちたトニー賞授賞式になるでしょう。■八嶋智人毎年、案内役はしておりますが、最前線で知ることができる観客として楽しみにしております。今年も多くのいい作品を、出演者の皆さまと楽しくお伝えできたらいいなと思っております。■井上芳雄今年もトニー賞授賞式の季節がやってきます!3月には東京で、初のトニー賞公認コンサートもやらせていただき、僕自身もブロードウェイの風を確かに感じました。僕たちも追い付け追い越せの気持ちを持ちつつ、素晴らしい新作を楽しみ、賞の行方を見守りたいと思います。また歌っちゃったりもするかも!?「生中継!第71回トニー賞授賞式」は [同時通訳] 6月12日(月)8時~/[字幕版] 6月17日(土)21時~、WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日黄色い声援をあびる二枚目俳優とくらべ、地味な存在として見られることもある“三枚目”な俳優たち。しかし、作品のよしあしを左右する重要な存在であり、なくてはならない人たちであることは間違いありません。見た目に関わらず年を重ねるごとに魅力が増していく三枚目俳優は、 息の長い役者でもありますよね。そこで、パピマミ読者のみなさまに「あなたの好きな三枚目俳優は?」 というアンケートを実施しましたので、その結果をランキング形式で発表したいと思います!●あなたの好きな三枚目俳優は?・1位:大泉洋……25%(79人)・2位:ムロツヨシ……24%(77人)・3位:濱田岳……16%(50人)・4位:阿部サダヲ……12%(39人)・5位:生瀬勝久……7%(23人)・6位:小日向文世……6%(19人)・7位:八嶋智人……3%(11人)・8位:古田新太……3%(10人)・9位:六角精児……2%(6人)・10位:荒川良々……2%(5人)※有効回答者数:319人/集計期間:2017年3月31日〜2017年4月3日(パピマミ調べ)●第1位:大泉洋最も多くの票を獲得したのは『大泉洋』さんで、25%(79人)でした。『この人が出ていると、とりあえず見てみようと思う。役者としてもそうだけど、どんな場所にいても何かやってくれそうな気がしますね』(30代女性/主婦)『二枚目じゃないけど、よく見るとスタイルが良くてカッコよく見えませんか?誰からも嫌われないキャラクターはすごい才能だと思います』(40代女性/パート)北海道を拠点としながら、ドラマや映画、舞台などで幅広い活躍を見せる大泉洋さん。北海道で生まれた人気番組『水曜どうでしょう』でブレイクを果たし、全国的な人気を得るようになります。役者としての仕事だけでなく、バラエティ番組でもそのトーク力が発揮されることがあり、バラエティタレントと思っている人もいるのではないでしょうか。その天性のお笑いセンスは芸人さんたちからも広く認められており、賛辞を贈る大物タレントも少なくありません。小さなころから、周囲の人を笑わせるのが好きだったという大泉さん。とはいえ、日本アカデミー賞で優秀主演男優賞を2度受賞したこともある など、役者としての実力も折り紙付きです。スゴいのにスゴいと感じさせないのが、大泉さんの最大の魅力かもしれませんね。●第2位:ムロツヨシ2位にランクインしたのは『ムロツヨシ』さんで、24%(77人)でした。『一度見たら忘れられない強烈な顔(笑)。でも毎回違う人に見えるから、実力のある役者さんなんだろうなと思います』(30代男性/営業)『いじりやすいキャラがみんなに愛される秘訣なのかなと思います。演技力もスゴいと思う!』(20代女性/大学生)さまざまな作品で見かけることが多くなった、個性派俳優のムロツヨシさん。映画やバラエティ番組に引っ張りだこのムロツヨシさんですが、芸能界での交友関係が広い ことでも有名です。“ムロ組”と呼ばれる集まりには多くのイケメン俳優たちが集まり、誕生日会にアップされた写真も話題となりましたね。舞台出身ということもあり、その変幻自在な演技力 にも定評があります。今後、どんな役柄を演じてくれるのか楽しみにな役者さんと言えるでしょう。●第3位:濱田岳3位にランクインしたのは『濱田岳』さんで、16%(50人)でした。『金八先生に出てたときから気になる俳優さんだなと思ってました。彼が出ている作品は面白いと感じることが多いですね』(30代女性/主婦)『かわいくて愛嬌があるところが好きです。ちょっとやんちゃな感じも素敵だと思います』(40代女性/自営業)子役としてデビューし、幼いころから活躍を続けている濱田岳さん。2011年にはモデルの小泉深雪さんと、9歳差、19cm差という凸凹婚で世間を驚かせました。人気ドラマ『3年B組金八先生』で主要な役を演じ、ここから本格的に役者としての道を歩んでいくことになります。国民的なドラマ『釣りバカ日誌』で主人公のハマちゃんを演じるなど、幅広い世代に受け入れられる役者 であることが伺えます。脇役ながら見る人の記憶に残る演技をすることで評価を高めてきており、次の出演作にも注目が集まります。----------いかがでしたか?確かな演技力と、幅広い世代に評価される魅力的な役者さんばかりでしたね。カッコいいイケメン俳優ももちろんステキですが、大人の渋さや豊富な人生経験を感じられる人たちも魅力的です。三枚目俳優に注目して作品を見て見ると、また違った面白さを感じることができるようになるかもしれませんね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜10位)】好きな三枚目俳優は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/香南、TOYO
2017年04月04日アイドルグループ・嵐の大野智と二宮和也が28日、都内で行われた”地元の誇りをおいしさに変えて”47都道府県の一番搾り新CM発表会に登場した。発表会では、4月4日から全国で放送される新CM「一番搾り 全国47都道府県の誇りをおいしさに変えて」編を披露。「キリン 一番搾り」CMキャラクターを務める嵐の5人が、それぞれに都道府県を選んでビールの味を楽しむ様子が描かれる。昨年から発売された「47都道府県の一番搾り」だが、大野は「47種類の一番搾りを作ると聞いて、正直びっくりしましたけど、最初は」と振り返る。二宮は「それぞれの地方ごとに味わいがあると思いますし、出張先のビールを楽しめるのも、”ならでは”だなと思いますよね」と良さをまとめた。発表会では、大野がCM中に二宮が飲んでいた47都道府県の一番搾り「京都に乾杯」、二宮はCM中に大野が飲んでいた47都道府県の一番搾り「鹿児島に乾杯」を試飲することに。京都の味を試した大野は「ああ~、はんなり!」と絞り出すような声をあげ、二宮は「いや、渋いですね」と笑顔で見守った。大野が「(声が)出ちゃう」と弁解すると、二宮は「”はんなり”出ちゃいました? 言わないと思ってたのに?」と軽妙な掛け合いを見せる。二宮が「京都、だって住んでましたから、大野さんは」と明かすと、大野は「住んでたことがあるので、懐かしさもあり。上品さを感じますね非常に」と感想を述べ、二宮は「もう大野さんに伝わるということは、ほぼ日本全国に伝わりますから」と安心していた。また、鹿児島の一番搾りを飲んだ二宮は「……豪快!」と一言。「わかります。すごく、豪快という意味がわかると思うんですけど、土地に合うというよりも、鹿児島の人に合うようなビールなのかもしれませんね」と味を楽しんだ。大野も「やっぱり(声が)出てしまいますね」と頷いていた。会の最後には、キリンビール 代表取締役社長 布施孝之氏を交えて3人で乾杯を行った。真ん中に入ることとなった大野は「俺、社長みたいになっちゃうけど大丈夫?」と心配そうな様子を見せたが、二宮が「せっかくですから、ねえ? こういう時しか立てないんだから」と促し、「地元に乾杯!」とビールを飲み干した。
2017年03月28日アイドルグループ・嵐の大野智主演の映画『忍びの国』(7月1日公開)の予告と場面写真が18日、公開された。同作は『のぼうの城』『村上海賊の娘』などの著作で知られる小説家・和田竜のヒット作『忍びの国』を実写化。天下統一に向けて勢力を伸ばす織田信長が手出しを禁じた伊賀の忍び集団に、信長の次男・織田信雄が攻め入り、忍者と侍の戦いに発展していく。大野は伊賀最強の忍び・無門を演じる。今回公式サイトにて公開された予告映像では、大野による本格的なアクションシーンを初披露。高い身体能力によるワイヤーアクションや、Hey! Say! JUMP・知念侑李演じる織田信雄が率いる、織田軍との戦シーンが繰り広げられる。ラストには無門による「後先考えて無茶できるか!」という力強いセリフも。スタイリッシュでありながらコミカルなところもある映像で、新しい時代劇を目指した。また場面写真では、無門の女房・お国を演じる石原さとみの清楚な姿、伊勢谷友介、鈴木亮平などの劇中の姿が明らかになった。(C)2017 映画『忍びの国』製作委員会
2017年03月18日「のぼうの城」「村上海賊の娘」の和田竜の小説を原作に、「嵐」の大野智主演で映画化する『忍びの国』。この度、大野さんの本格的なアクションシーンが見られる予告編が、公式サイトにて公開。併せて本作の場面写真も到着した。時は戦国――。織田信長は諸国を次々と滅ぼし、天下統一に向けひた走っていた。しかし、ただ一国だけ手出しすることを禁じた国があった。あの魔王・信長が最も恐れた族ども。伊賀・忍び軍団。彼らは己の超人的能力を駆使し、戦場では金のためだけに人を殺める戦闘兵器。人を人とも思わぬ人でなし。虎狼の族と呼ばれていた。そんな忍びの一人、無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを詰め寄られる日々を過ごしていた。天正七年9月、信長の次男・織田信雄は、父の命に背き伊賀に攻め込む決意を。かつての主君を裏切り信雄の家臣になった日置大膳、無門に弟を殺され伊賀への復讐を誓う忍びの下山平兵衛。対する伊賀十二評定の重鎮・百地三太夫と下山甲斐、そして忍びたち…。様々な人間たちの思惑が入り乱れ、知略謀略が張り巡らされた末、織田軍と伊賀忍び軍団は、壮絶な大合戦に突き進んでいく…。『予告犯』『殿、利息でござる!』など次々とヒットを飛ばし続ける中村義洋監督と、「嵐」のメンバーでありながらドラマや映画、アートなど多岐にわたる活躍を見せる大野さんがタッグを組んだ本作。大野さんが演じるのは、普段は“金の亡者”で“無類の怠け者”だけれども“伊賀最強”の忍び・無門。また、大野さんとは映画初共演となる石原さとみが、無門の頭の上がらない妻・お国を演じ、そのほか伊勢谷友介、鈴木亮平、知念侑李(「Hey! Say! JUMP」)ら豪華キャストが顔を揃えている。今回新たに公開したのは、本格的なアクションシーンに初挑戦した大野さんの姿が確認できる予告編。ワイヤーを使った軽妙な格闘シーンや、天下統一を目前にした織田軍との決死の戦シーンは鳥肌ものだ。また、ラストの「後先考えて無茶できるか!」という力強いセリフや目力がまた印象的な映像となっている。なお、本映像は本日3月18日(土)より全国の劇場でも流れ始める。『忍びの国』は7月1日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月18日波瑠と岡田将生のW主演で、性格も仕事のやり方も正反対の“最強”弁護士2人の出会いと法廷バトル、そしてラブストーリーを描く金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」が3月17日(金)今夜21時~日本テレビ系にて放送となる。冷徹で容赦のない“北風”のような弁護士を波瑠さん、温かく癒し系で相手の心をほどいていく“太陽”のような弁護士を岡田さんが演じる本作。櫻川風香(波瑠さん)は、離婚裁判のエキスパートで、冷徹に容赦なく相手を打ちのめす敏腕弁護士。傍聴マニアの母・笙子(キムラ緑子)と2人で暮らし、アパートの1階に法律事務所を構える弁護士の六郎(市村正親)に幼い頃から面倒を見てもらっていた。ある日、法廷でいつものように情け容赦ない弁舌を披露し、被告を追い詰めた風香は、裁判後、ニッカーボッカー姿の変な男に声を掛けられる。その男・麹谷陽太(岡田将生)は風香の仕事ぶりを褒め称え、いきなり彼女にハグ。しかも、自分は弁護士だと名乗り…というストーリー。キャストには波瑠さん、岡田さんのほか、キムラ緑子、市村正親、八嶋智人、大谷亮平、川島海荷、山本裕典、温水洋一など多彩な俳優陣が顔を揃えた。また石田純一と東尾理子、椿鬼奴と大(「グランジ」)、アニマル浜口と初枝の3組の夫婦がカメオ出演。実際には“仲良し”夫婦として知られる3組がドラマでは“離婚危機”にある夫婦として登場するのも見どころ。また、セクシー過ぎるジャズ・ピアニストとして知られる高木里代子をはじめ、シドニー五輪銅メダリストの元水泳選手でスポーツコメンテーターの田中雅美のほか、「TKO」木本武宏、おのののか、「ココリコ」遠藤章造といった豪華ゲストが、法廷での証人や裁判の重要な鍵を握る役柄で出演。なお本作で描かれるより少し前、風香と陽太が出会う以前のストーリーが現在Huluで配信中。「北風の法廷」前編が配信中で、後編が3月17日(金)本日より配信。「太陽の法廷」前編が3月24日(金)~、後編は3月31日(金)~配信開始となる。正反対の性格の2人の弁護士をイソップ物語の「北風と太陽」になぞらえ、「無敗」と「無冠」の2人の弁護士が繰り広げる新感覚の法廷ラブコメディ、そして心温まる家族の物語でもある金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」は3月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月17日『筒香の水平打ち』 「侍の4番」といえば、相当な重圧がかかるポジションだが、筒香嘉智は、その重圧をむしろ楽しんでいる。1次ラウンドを終えて、打率3割6分4厘、2本塁打、5打点。MVPに輝いたことがそれを物語っている。リラックスにひと役買っているのが中田翔だ。 「筒香は代表入りを喜んでいたが、プレー以上に楽しみにしていたのが中田との再会。中田は筒香を弟のように可愛がっている。中田が『腹痛くて下痢が止まらねえんだよ』と言えば、『やめてくださいよ、練習中に』と、まるで掛け合い漫才のようです」(担当記者A) 筒香が飛躍したひとつの要因として挙げられるのが、「聞く耳を持っている」こと。 豪州戦で本塁打を放つ前にこんなことがあった。守備についた筒香に青木宣親が、「差し込まれている。始動を早く」とアドバイス。すると、次の打席に入る前にものすごい素振りを見せ、「アドバイスはこれやなあ」と納得顔。直後に豪快な一発を放った。 「あれだけの成績を残していても素直に聞くし、青木を質問攻めにするなど探究心旺盛。また、長距離砲という共通点がある中田や山田哲人とのバッティング談義を日課にしている」(同前) そんな筒香の最近の口癖といえば、「メジャーに行きてぇ~!!」。 「彼のメジャー志向はかなり強い。メジャー帰りの記者を見つけると、『聞き魔』になって盛り上がる。2015年オフにドミニカのウインターリーグに参加したが、メジャーの動くボールを意識しての挑戦だった。 近しい人に『将来的には絶対行きたい』と語っているが、まずは横浜を優勝させることと、条件を設定している」(スポーツ紙デスク) そんな筒香選手の打撃フォームを、スポーツ選手の3次元動作を分析する「フェアプレイ・データ」に解析してもらった。 「いちばんのポイントは、ボールを上から叩くのではなく、地面に対して水平にスイングしていること。この最大のメリットは、メジャーの投手が多投するムービングファストボールに対応できることです。 メジャーでは、縦に落ちるフォークやスプリットを投げる投手が少なく、直球系で少し変化する球を投げる投手が多い。多少横に変化しても、バットを水平にスイングすれば対応できるわけです。 また、彼は重心を左足に置いたまま腰の回転でスイングするので、ミートポイントが後ろになる。前でさばく打者よりも、ボールを長く見ることができます。これはメジャー仕様の打法です。メジャーに移籍しても活躍が期待できます」 (週刊FLASH 2017年3月28日、4月4日号)
2017年03月14日波瑠と岡田将生が正反対の“最強”弁護士を演じる金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」。このほど、本ドラマを彩るさらなるスペシャルゲストが判明。さらに、ドラマの地上波放送前に、波瑠さんと岡田さんをそれぞれ主人公にしたオリジナルストーリー「北風の法廷・太陽の法廷」がHuluより配信されることになった。冷徹で、容赦なく相手を叩きのめす、イソップ童話「北風と太陽」の“北風”のような無敗の冷徹弁護士・櫻川風香を波瑠さん、温かく、癒し系で相手の心をほどいていく、“太陽”のような無冠の仲裁弁護士・麹谷陽太を岡田さんが演じる本作。何もかも正反対の2人の弁護士が戦うのは、離婚裁判。“絶対別れたい夫”と“絶対別れたくない妻”、双方の代理人となって対決する。2人を取り巻く主な登場人物には、市村正親、キムラ緑子、八嶋智人、大谷亮平、川島海荷、山本裕典、温水洋一など、注目の個性派俳優たちが集結。先日は、石田純一&東野理子をはじめ“リアル夫婦”のゲスト出演も明らかになったばかりだが、さらに緊迫の法廷シーンの証人や裁判の重要な鍵を握る人物として、各界から豪華ゲストが続々と登場することになった。まずは、セクシー過ぎるジャズ・ピアニストとして知られる高木里代子が、なんと離婚裁判の法廷シーンに登場。とある男性と不倫関係にあるピアノ講師役として証言台へ。「私には、奥さんと別居中で、もうすぐ別れるって」と、裁判官の情に訴えかける高木さん。果たして、彼女の告白は真実かうそか!?また、2人目に登場するのは、シドニー五輪銅メダリストの元水泳選手、スポーツコメンテーターの田中雅美。離婚裁判の証言台に立ち、「一緒になろうって言ったじゃない!うそつき!」というド迫力の罵声が、法廷にこだまする。元アスリートならではの迫力に不倫相手の男性もタジタジ。彼女の証言により裁判が大きく進展するのか?3人目はお笑い芸人「TKO」の木本武宏。“絶対別れたくない妻”原響子(川島さん)がバイトしているガソリンスタンドの従業員。弁護士の陽太(岡田さん)に響子の日常について聞かれると、夫婦仲について貴重な発言を。響子から、しょっちゅう送られてきたという画像とは…!4人目は、“絶対別れたい夫”原正治(山本さん)と密会を重ねていたミステリアスな女性として、おのののかが登場。彼女は不倫相手か、それとも誰かの差し金か?彼女の存在によって、裁判は大きく揺れ動くことに!?そして5人目、今回の離婚裁判が大きく動く第一の重要人物として「ココリコ」の遠藤章造が登場。風香(波瑠さん)側から、彼と響子のツーショット写真が提出され、“絶対別れたくない妻”響子に、まさかの不倫疑惑が浮上。それにより裁判は思わぬ方向に…。さらに今回、法廷でバトルを繰り広げる2人の弁護士、風香と陽太が出会う、ほんの少し前の物語が「北風の法廷」「太陽の法廷」としてHuluで配信されることが決定。“傍聴マニア”の間では超有名、「鉄仮面」の異名を持つ櫻川風香と、円満解決の天才ゆえに、滅多に法廷には立たない幻の弁護士・麹谷陽太。それぞれの日常や素顔、法廷でのドラマチックな“戦法”を通して、2人の対照的なキャラクターをより鮮明に描き出す、前後編のオリジナルストーリー。法廷をつぶさに観察する“傍聴マニア”の3人組、温水洋一、迫田孝也、島丈明が語り部となる。波瑠さん主演「北風の法廷鉄仮面弁護士・櫻川風香」では、妻と離婚したいIT企業社長(平山浩行)から依頼を受けた風香。しかし妻は断固として離婚に応じないという。風香はどのような手を使って戦うのか!?一方、岡田さん主演の「太陽の法廷不戦弁護士・麹谷陽太」は、ある理由から妻から離婚を切り出されるも、「絶対別れたくない」という夫(眞島秀和)の代理人になった陽太。その“ある理由”とは、夫の女装趣味で…。地上波のスペシャルドラマがより楽しめる2人のキャラクターの違いに、期待していて。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」は3月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。「北風の法廷」前編は3月10日(金)~、後編は3月17日(金)~、「太陽の法廷」前編は3月24日(金)~、後編は3月31日(金)~Huluにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月10日東京・浅草の新劇場「浅草九劇」のこけら落とし公演 ベッド&メイキングス第5回公演『あたらしいエクスプロージョン』が3月3日(金)に開幕。その初日公演を取材した。ベッド&メイキングス第5回公演『あたらしいエクスプロージョン』チケット情報本作は、レプロエンターテイメント創立25周年プロジェクトとして生まれた、劇場とホテルと飲食店の複合施設「浅草九倶楽部(アサクサココノクラブ)」内の劇場「浅草九劇」の?落とし公演第1弾。俳優・富岡晃一郎と脚本家・演出家の福原充則とによる劇団「ベッド&メイキングス」の第5回公演として、客演に八嶋智人、川島海荷、町田マリー、大鶴佐助、山本亨を迎え、邦画界初のキスシーンにまつわる物語(フィクション)をコミカルに描く。物語の舞台は終戦直後の日本。焼け野原から立ち上がろうと歯を食いしばる市井の人々の中に、新しい映画を撮るために奔走する映画屋がいた。彼が撮ろうとしているのは“邦画初”のキスシーン。当時は秘め事、芸者遊びの枠の中で語られてきた「口づけ」の時代。それを恋人たちの愛の証「キス」として浸透させ、この国により多くの「愛」のきっかけを作ったのは映画だったのだ。そんな映画を撮るにあたり、“邦画初”の肩書きを狙う映画屋たち、キスによってアメリカ文化を浸透させようとしたGHQ、市井の人々の思惑が絡み合っていく――。一般席数95席という小劇場ならではのギュッと詰まった空間で繰り広げられるパワフルな6人芝居。中でも舞台は2作目という川島は今までにない大胆な役で、新しい顔を見せる。また、ふたつの物語が並行して進む本作はキャストが複数役を演じているが、同じ人とは一瞬気付かないほどの鮮やかな演じ分けが楽しい。舞台上で衣裳を着たり脱いだりしながら役をスイッチする芝居は舞台ならではのもの。演出面でも、客席との距離が数十センチの小さな花道を活用したり、空間のサイズ感を利用して懐中電灯を照明にしたり、雨のシーンで八嶋が不自然な動きで客席に水を飛ばしたり…新たな劇場の魅力が伝わる場面もたっぷり。テンポよく進むストーリーは笑いも満載ながら、多くの人が亡くなった戦争の直後で「映画を撮りたい」と突き進んだ登場人物たちの想いや決意が、今まさに演劇を楽しんでいる自分たちの心に真っ直ぐに届く。新たに劇場が誕生することの幸せをかみしめる作品だと感じた。また、この日は川島の23歳の誕生日&八嶋の結婚記念日。カーテンコールでキャストや観客に祝福され、川島は「この舞台から23歳が始まります。ぶっ飛んだことをやらせてもらってありがたいです(笑)。23歳の川島はパワフルでいきます!」と挨拶。劇場初の公演は和やかに幕を閉じた。公演は3月21日(火)まで、東京・浅草九劇にて上演中。取材・文:中川實穗
2017年03月07日俳優の成河、ミムラ、加藤諒が出演する舞台『人間風車』の追加出演者が3日、明らかになった。同作は1997年に後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろした。2000年には、G2演出のもと、パルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二といった豪華キャストが集結。2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らにより再演され、今回は14年ぶりの上演となる。一人の童話作家・平川が傑作童話を書いたことから話が展開し、"童話ホラー"と呼ばれた。今回明らかになったのは、矢崎広、松田凌、今野浩喜、菊池明明、川村紗也、山本圭祐、小松利昌、佐藤真弓、堀部圭亮、良知真次の10人。今話題の若手俳優から、ベテラン陣まで様々なバックグラウンドを持つ出演者が集まった。後藤は「『人間風車』と言えば往年の名レスラー、ビル・ロビンソンではないのか? ええ。その通りです。この作品にはプロレスに関するお話が沢山隠れています」とコメント。「それでもこの作品はコメディであり、ホラーであり、ファンタジーであり、私が書いた脚本の中では最大の悲劇です」と説明し、「今回いくつもの部分を書き直す事にしました」と明かした。そして「きっとこれまでとはずいぶん違う『人間風車』をお見せする事になるのでしょう」と期待をもたせた。東京公演は9月28日~10月9日、東京芸術劇場プレイハウスで行われる。また大阪公演が10月下旬に森ノ宮ピロティホールで行われる他、各地での公演も予定されている。
2017年03月03日波瑠と岡田将生が、イソップ物語の「北風と太陽」のように正反対の最強弁護士を演じる金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」。このほど、石田純一&東尾理子、椿鬼奴&大(グランジ)、アニマル浜口&初枝という実際の“仲良し”(?)夫婦3組が、“離婚危機”にある夫婦役でカメオ出演することが分かった。櫻川風香(波瑠)は、離婚裁判のエキスパートで、冷徹に容赦なく相手を打ちのめす敏腕弁護士。傍聴マニアの母・笙子(キムラ緑子)と2人で暮らし、アパートの1階に法律事務所を構える弁護士の六郎(市村正親)に幼い頃から面倒を見てもらっていた。ある日、法廷でいつものように情け容赦ない弁舌を披露し、被告を追い詰めた風香は、裁判後、ニッカーボッカー姿の変な男に声を掛けられる。その男・麹谷陽太(岡田将生)は風香の仕事ぶりを褒め称え、いきなり彼女にハグ。しかも、自分は弁護士だと名乗り…。冷徹で容赦のない“北風”のような弁護士を波瑠さん、温かく癒し系で相手の心をほどいていく“太陽”のような弁護士を岡田さんが演じることで注目の本作。この正反対の2人の弁護士が戦うのは、離婚裁判。「絶対に別れたい夫」と「絶対に別れたくない妻」、双方の代理人となって対決する。はたして、こじれた夫婦を幸せにできるのは、どちらの弁護士なのか?2人を取り巻く登場人物には、市村正親、キムラ緑子、八嶋智人、大谷亮平、川島海荷、山本裕典、温水洋一など、個性派俳優たちが顔を揃えている。スカッとする法廷シーンはもちろん、ちょっぴり笑える正反対の2人のちぐはぐな関係、そして、ラストにはグッとくる感動のシーンも用意されるという本作で、なんと実際の夫婦3組が、それぞれの理由から“離婚危機”を迎えた夫婦役として登場する。まずは、あの石田さんが、かつてのトレンディドラマを彷彿とさせるような別れのシーンに登場!夜の都会を舞台に、理子さんとこじれた夫婦役を演じている。理子「純一さん、別れて欲しいの」純一「ゴメンな理子。やっぱり俺には自由が合っている」理子「大丈夫?」純一「大丈夫」別れ際、そんな石田さんを優しく真剣に見つめる理子さんの眼差し。お互いのことをよく知るからこその別れのシーンは、しっかりと見つめ合う2人のリアルな演技に注目。そして、2組目は芸人同士の鬼奴さんと大(グランジ)夫妻。離婚協議がまとまらず、調停中のこじれた夫婦を演じる。大は、調停員から「奥さんは、『慰謝料300万円以下はあり得ない!』とおっしゃってます」と、告げられると「え~、そんな! 30万が限界です!」と金額の開きに悲壮な表情を浮かべ、ダメ夫ぶりを発揮。さらに、2人が再会する場面では鬼奴さんの強烈な技がさく裂!もしかして実際の夫婦生活でもこんなコトが…!?と思わず想像してしまう名シーンとなっている。そして、3組目はこじれにこじれ、離婚裁判にまでもつれこんでしまった夫婦を演じるアニマル浜口・初枝夫妻。“リアル”娘の京子さんが傍聴席で見守る中、裁判は進んでいく。しかし、“太陽”の弁護士・岡田さん演じる陽太が背中を押すことで、アニマルさんが奥さんに、離婚危機の原因となった“あること”を「今後一切やめる!」と宣言するのだが…。3組3様の離婚危機は、どんな形で決着を迎えるのか。実際の夫婦だからこそ醸し出される“リアルさ”に注目だ。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」は3月17日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年03月02日アイドルグループ・嵐の大野智が出演する、久光製薬「アレグラFX」の新TVCM「アレグラポーズ大流行」編と、「アレグラポーズ大旋風」編が13日より全国で放送される。大野がアレグラ人のリーダー・サトシーラに扮し、花粉に苦しむ地球人を救うという同シリーズ。「アレグラポーズ大流行」編では、アレグラ人たちが超人的な聴力で、遠くのくしゃみを聞きつけると全国どこへでも瞬時に現れ、花粉に苦しむ人々と一緒にアレグラポーズをとる。また、「アレグラポーズ大旋風」編では、女性の新キャラクター・サトコが登場する。白いワンピースに薄紫のカーディガン姿の女性が振り向くと、実はサトシーラにそっくりなサトコ(大野)だったという展開。大野は一人二役、そして女装に挑戦することになる。撮影スタジオでも、大野の女装姿は大好評。スタッフからの「サトコさんが入られまーす!」という声とともに、"きれいなお姉さん"姿になった大野が現れると、女性スタッフから「うわー! かわいいー!」と声が上がり、大野はかわいく流し目を送るサービスで応えた。また、監督から「似合いますよ!」と声をかけられると、大野は「いやだもう~」とまんざらでもない様子で、髪をかきあげたり、はにかんでみたり、念入りに役作りを行った。本番に入ると、大野が「後ろを振り返り、口元にそっと指を当ててウィンクする」というシーンで、監督も「超絶かわいい!」とノリノリに。「大野さん! さらに”かわいさ満点”でいけますか?」とリクエストされると、「はい!」と満面の笑みで答えた大野だが、アレグラポーズのシーンではキレキレの様子を見せた。撮影が終了すると、大野は「おつかれさまでした!」とスタッフに挨拶し、ロングヘアをかき分けて女性らしく手を振りながらスタジオを後にした。
2017年02月10日日本テレビでは、3月に「金曜ロードSHOW!」枠にてスペシャルドラマ「北風と太陽の法廷」を放送することを決定。キャストには波瑠と岡田将生をW主演に迎え、離婚裁判を担当する正反対の最強弁護士を演じる。北風こと櫻川風香(波瑠)は、法廷で見事な弁舌を繰り広げた後、家庭裁判所の廊下で変な男に声をかけられる。フレンドリーに話しかけてきたかと思うと、いきなり風香をハグ!風香は思わずカバンで男を殴ってしまう。「強制わいせつで訴えますよ!あなた何者!?」 「あ、オレ?弁護士っす」 ニッコリ笑ったこの男こそ、太陽こと麹谷陽太(岡田将生)だった。数日後、風香は事務所のボスである五十畑(大谷亮平)に呼ばれ、クライアントである大病院の院長夫人・原久子(高橋ひとみ)を紹介される。久子の依頼は、一人息子の正治(山本裕典)を離婚させてほしいというもの。正治は5年前に元ヤンの響子(川島海荷)とできちゃった結婚。しかし、大病院の跡継ぎにもかかわらず、医学部の受験に失敗し続けており、当然父親の康三(中原丈雄)は結婚に猛反対。実家とも疎遠になっていたが、妻の暴力などを理由に離婚を申し立てた。いよいよ裁判するしかないという状況で、妻の方にも代理人がついたと知らされる風香。その代理人の名前は「手塚法律事務所・麹谷陽太」。手塚法律事務所(つまり、風香の自宅の1階)へ駆け込んできた風香は、所長の六郎 (市村正親)に問いただす。と、そこに現れたのは先日の変態(?)、陽太だった。どうやら、風香に一目ぼれして手塚法律事務所に移籍してきたという。全面的に陽太を拒絶し、弁護士としての敵対関係を強調する風香と、全く意に介さず明るく風香にちょっかいを出す陽太。2人を別れさせるべく万全を期す風香。一方、正治が離婚したい理由が見つからない陽太は、風香の母・笙子(キムラ緑子)の紹介で助手となった柴山(八嶋智人)とともに、周辺調査を始める。正治が離婚したい本当の理由とは!?そして、2人の恋(?)の行方は――。イソップ物語でも有名な「北風と太陽」は、旅人の帽子やコートを脱がせるため、北風と太陽が対決する寓話。北風は容赦なく寒風を吹き付け、太陽はさんさんと旅人を照らす。本作の2人の主人公も、「北風と太陽」のように正反対の方法でこじれた夫婦に向き合う。女は北風のような「無敗」の冷徹弁護士。男は太陽のような「無冠」の仲裁弁護士。 そんな 2人が出会い、法廷で対決。これは、敏腕弁護士が活躍する法廷ドラマであり、ラブコメディでもあり、心温まる家族の物語。そんな冷徹で容赦なく相手を叩きのめす“北風”のような弁護士・櫻川風香役を波瑠さん、温かく癒し系で相手の心をほどいていく“太陽”のような弁護士・麹谷陽太役を岡田さんが演じ、離婚裁判で戦う。今回、弁護士役は初めてだと言う波瑠さん。「私自身は弁護士には向いてないと思います」と話し、続けて「弁護士って、証言ひとつひとつを疑って、検証する目線が必要だと思いますが、私は新しく聞く話を『あ、そうなんだ!』って、素直に聞いてしまったりするところがあるので(笑)」とバッサリ。作品については、「見終わった後、すごく前向きな気持ちになる作品ですので、たくさんの方に見ていただけたら嬉しいです!」とアピールした。また、自身の役柄をかなり変わった弁護士だと説明する岡田さんは、「天真爛漫といいますか、人助けもするし、損得を考えない人。そこが 本当に素敵で、僕もこういう生き方ができたらいいなと思います」と見習いたいとも話している。さらに波瑠さん同様、「自分に精一杯で、人助けなんてめっそうもない(笑)」と自分は弁護士にはなれないなと演じていて思ったと語っている。そのほか、2人を取り巻く主な登場人物に山本裕典、川島海荷、大谷亮平、内田理央、八嶋智人、キムラ緑子、市村正親ら豪華個性派俳優も登場。スカッとできる法廷シーンはもちろん、ちょっと笑える2人のちぐはぐな関係、そしてラストではグッとくる感動のシーンも描かれるという。金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画「北風と太陽の法廷」は3月、日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年02月03日俳優の成河、ミムラ、加藤諒が舞台『人間風車』に出演することが31日、わかった。同作は1997年に後藤ひろひとが劇団「遊気舎」に書き下ろした。2000年には、G2演出のもと、パルコ劇場で生瀬勝久、斉藤由貴、阿部サダヲ、八嶋智人、大倉孝二といった豪華キャストが集結。2003年には永作博美、入江雅人、河原雅彦らにより再演され、今回は14年ぶりの上演となる。一人の童話作家・平川が傑作童話を書いたことから話が展開し、”童話ホラー”と呼ばれた。主役の平川を演じる成河は、26日にミュージカル『わたしは真悟』を終え、3月からは『髑髏城の七人 Season花』を控えるなど、2017年も引っ張りだこ。成河は「この作品の持ち味である、人間本来の持つ弱さと醜さ、矛盾と葛藤をきちんと表現出来るよう、全身全霊、役と自分と向き合っていきたいと思います」と意気込みを語った。 ヒロイン・アキラを演じるミムラは「童話好きとして、その面白さと自由さ、そして時に怖さを感じておりましたので、これらをベースとした人間模様を演じるのが楽しみでなりません」と作品への意欲を示す。サム役の加藤諒は、「2000年と2003年に上演され、観劇された方々に笑いと恐怖と感動を与えた偉大な作品に出演させていただく事になりまして、大きなプレッシャーと共にとてもワクワクしております‼」とコメント。バラエティでもブレイク中だが、実力派キャストとの共演に「喰らい付いていけるように精一杯頑張らせて頂きます!!」と気合いを入れた。 東京公演は9月28日~10月9日、東京芸術劇場プレイハウスで行われる。また大阪他、各地での公演も予定されている。■演出・河原雅彦コメント 僕もかつて出演させてもらったファンタジーホラーの傑作『人間風車』を演出させてもらう日がくるとはなんとも感慨深いわけで、この作品が持つ行き場のない悲哀と苛立ちと恐怖を僕なりのタッチで増幅してみようと、後藤さんの想いも合わさって、ちょっとした変更を試みるわけで、ま、観た人の心に嫌というほどまとわりつくような爪痕を残せるよう、いっちょやってみます。
2017年01月31日アイドルグループ・嵐の大野智が、J-オイルミルズ「AJINOMOTO オリーブオイルエクストラバージン(以下、オリーブオイルEV)」イメージキャラクターに決定したことが28日、わかった。新TVCM「ひとかけでgood(洋食)」編、「ひとかけでgood(和食)」編は2月1日より全国で放送される。CMでは、大野が洋食・和食といった様々なメニューにオリーブオイルEVを"ひとかけ"する。仕上げの調味料としてオイルを使用し、いつもの料理の味や香りが引き立つことを新発見する内容となっている。和食編では焼き鮭、納豆、みそ汁など意外な食品にもオイルをかけていった。撮影では、スタジオ内にテーブルやグリーンを配置し、キッチンとダイニングをイメージした美術セットを設置した。料理家の先生とともに現れた大野は、白シャツ+黒パンツ+茶色のエプロンというナチュラルなスタイルだが、シャツの襟と袖にはワンポイントとして"オリーブオイルカラー"をイメージしたグリーンのラインで爽やかな印象にまとめた。大野はリラックスした様子で撮影を進行。撮影の合間には、大野自身も家でオリーブオイルを使って「アヒージョ」を作っているといった意外な話が飛び出すなど、和気あいあいとした雰囲気だった。
2017年01月28日山田孝之が演じる、アウトローの金融屋「カウカウファイナンス」の社長・ウシジマを主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落人生をハードかつコミカルなタッチで描く『闇金ウシジマくん』。シリーズの完結編として昨年公開され、大ヒットを記録した映画『闇金ウシジマくん Part3』と『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』が、ついにブルーレイ&DVDで同時リリースされることが決定した。『Part3』では、派遣の仕事で食いつなぐ真司(本郷奏多)と、タレントのりな(白石麻衣)が登場。「誰でも稼げる」という塾を主宰するネット長者・天生翔(浜野謙太)の広告を見て半信半疑でセミナーに出席した真司は、人生の一発逆転を狙って億単位のマネーゲームに巻き込まれていく。一方、サラリーマンの加茂(藤森慎吾)は妻がいながらキャバクラに通う日々。加茂にとってのマネーゲームは、美人キャバ嬢・花蓮(筧美和子)を落とすことだった。ひとつ間違えばゲームオーバー。「それでも手に入れたいものがあるんだ!」と、すべてを賭けて危ない橋を渡るヤツら。 彼らの行く手に、トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸すアウトローの金融屋・丑島馨が立ちはだかる。そして『ザ・ファイナル』では、トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸し、返せない客をシビアに追い詰める丑島の前に、竹本(永山絢斗)という同級生がカネを借りるために現れる。丑嶋の盟友の情報屋・戌亥(綾野剛)や、カウカウの社員で丑嶋の右腕・柄崎(やべきょうすけ)と高田(崎本大海)、心優しい受付嬢・モネ(最上もが)、最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟(安藤政信、YOUNG DAIS、間宮祥太朗)に加え、女闇金・犀原茜(高橋メアリージュン、玉城ティナ)と部下の村井(マキタスポーツ)も参戦。そこに丑嶋を破滅させようとする腕利き弁護士・都陰(八嶋智人)とその部下・あむ(真野恵里菜)、美容界のカリスマ・万里子(真飛聖)も絡んで息をつかせないドラマが幕をあける。丑嶋は本当に血も涙もない人間なのか。12年の歳月を超えた因縁の最終決戦の果てにあるのは和解か、決裂か?絶望か、希望か?真鍋昌平の国民的ベストセラーコミックスを、「なにわ金融道」や『カイジ 人生逆転ゲーム』などで知られる山口雅俊監督が主演に山田さんを迎えて描いた本作は、深夜ドラマ「シーズン1」からおよそ6年にわたり支持され、映画版も大ヒット。冷静沈着、冷酷非道なカリスマ社長・ウシジマは山田さんのハマリ役となった。今回、豪華版のブルーレイ&DVD BOXには特典が満載で、のべ40シーンにおよぶ未公開映像集を収録。『Part3』でのりな(白石さん)の過去にまつわるエピソードや、『ザ・ファイナル』の丑嶋(山田さん)とモネ(最上さん)によるカウカウファイナンスの何気ない朝の日常など、ウシジマくんの世界をより深く知りたいファンは必見だ。そのほか、予告編やメイキング映像はもちろん、「完成披露舞台挨拶」や「直前イベント@赤坂サカス」、そしてウシジマくんには欠かせない「やべーゼ!TV」など、映画公開前に実施した数々のイベントの模様も含まれる。さらに、キャスト・山口監督による座談会オーディオコメンタリーを緊急収録。『Part3』では山田さんに本郷さん、白石さん、やべさん、『ザ・ファイナル』では山田さんに最上さん、高橋さん、崎本さん、やべさんが集結し、山口監督とともに貴重な撮影秘話や裏話を披露。「泣く泣くカットした」という未公開映像集にまつわる監督の解説付きの豪華ブックレットも付属する。『闇金ウシジマくん Part3』は2月24日(金)より、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は3月10日(金)よりブルーレイ&DVDレンタル開始、『Part3&ザ・ファイナル』は3月24日(金)よりセル同時リリース。(text:cinemacafe.net)
2017年01月22日●カトパンから「いつも勉強」報道キャスターから12年ぶりにバラエティ界に復帰したフリーアナウンサーの古舘伊知郎に「有望だね、大注目だね」と言わしめた弱冠5年目の女子アナがいる。フジテレビの宮澤智アナウンサーだ。入社以来スポーツ番組を担当していたが、昨年からバラエティや情報番組にも本格進出。11月に始まった秋改編の目玉番組『フルタチさん』のロケで、大先輩の古舘に対して「本当におしゃべりが好きなんですね」とツッコミを入れたことが、前述の"大注目"評価につながった。しかし意外にも、元々しゃべることが苦手で、それを克服するためにアナウンサーの道に進むことになったという。そんな彼女の素顔に迫った――。――長い間『すぽると!』で深夜のスポーツニュースを担当され、10月から早朝の『めざましテレビ アクア』のキャスター(木・金曜担当)になりました。生活サイクルが大きく変わったのではないでしょうか?中学生の頃からずっと夜型人間で、勉強するのも夜中まで起きてやるタイプだったので、なかなか朝型生活ができてなくて、苦労しています(笑)――『めざましテレビ アクア』の日は、何時に出社されるんですか?2時半前には会社に来ています。本当は前の日の夜8時くらいに寝るのが理想なんですが、なかなか寝られなくて、担当前日の水曜日は休みなので、昼間に寝て夕方に起きて、少し仮眠してから出社してOAをやって、他の仕事が終わってからお昼以降に寝るというスタイルをとっています。――これまでずっと担当されていたスポーツ番組から、今回新たに挑戦されている情報番組で、違いを感じる部分はどんなところですか?スポーツ番組では、なかなか自分の話をすることはなかったのですが、情報番組だと私の日常を紹介するコーナーがあったり、スポーツ新聞の記事を紹介するコーナーでも、わりと意見をふんだんに盛り込んだりできて、自分の意思を話すことが多くなりましたね。――『すぽると!』のときは、進行の役割が大きかったんですね。そうですね。番組の尺がタイトで、一つ一つのコーナーをコンパクトに放送していましたので。――スポーツニュースは引き続き『スポーツLIFE HERO’S』を担当され、今年の夏はリオオリンピックを現地で取材されていましたよね。リオ五輪に行くというのは、入社してからの1つの目標だったので、貴重な経験をさせていただきました。感動した場面は本当にメダルの数以上にあるのですが、特に印象に残っているのは、体操男子団体の金メダルです。体操界の唯一無二の絶対王者の内村航平選手が、ずっとずっとほしかった団体の金メダル。仲間がいないと手に入れることができなかったメダルを手にして、表彰台の一番上で誰よりも大きく口を開けて、少年のように君が代を歌う内村選手の姿が忘れられません。――会場でインタビューもされて、どんな言葉が印象的でしたか?内村選手の「仲間に助けられた。5人で戦ってきて良かった」という言葉です。メンバー全員が内村選手の悲願のために思いを一つにして戦ってきた姿を、取材を通して見てきていたので、仲間と戦うことの素晴らしさを改めて感じましたし、念願のリオ五輪の取材でこんなシーンに立ち会えて、最高の夏になりました!――『スポーツLIFE HERO’S』では、アナウンサーの先輩である加藤綾子さんと共演されていますが、スポーツニュースでは後輩になりますよね。なにかアドバイスなどされているんですか?いやいやいや…(笑)。こちらの方がいつも勉強させていただいています。加藤さんは、初対面の方でも大御所の方に対しても、スッと懐に入り込むのが本当に上手だなと思います。インタビューではアスリートの方とグッと心の距離を縮めて安心させ、いい表情や深いお話を自然と引き出されるんです。私にはまだまだできないことで、その場の空気の作り方や進行面などは、すごいなと思うことばかりです。●古舘さんの懐の深さで、つい本音が…――情報番組に加え、10月からは『その原因、Xにあり!』で、バラエティのアシスタントを初めて本格的に担当されていますね。バラエティはバラエティでまた雰囲気が全然違います。芸人さんがいたり女優さんがいたり、そういった中で番組を作っていくというのは、スポーツや情報番組ではあまり経験できないことなので、とても新鮮です。――「声帯のたるみ」など、アナウンサー業にも役立ちそうなテーマが取り上げられています。日常の些細な行動で改善できることがとてもたくさんあるんだということに、毎回スタジオにいるみんなが驚いています。いつも家族みたいなアットホームな雰囲気で収録していますね。――番組の記者会見では、二日酔いが長く続くという悩みを明かしていましたが、お酒はよく飲まれるのですか?そうですね…学生の頃はよく飲んでいたなと思いますけど、今は仕事のことを考えてほどほどに。好きなのは、ビールと日本酒です(笑)――バラエティでは、『フルタチさん』で古舘伊知郎さんとロケに行ってますよね。初回放送でYahoo!ニュースのオフィスに行かれたときのことを、古舘さんがラジオで「宮澤ってアナウンサーに『古舘さんって本当におしゃべりが好きなんですね』って言われたんだよ。有望だね、大注目だね」とおっしゃっていました。その時は、古舘さんが最初に話していた話題から発展して、さらに発展して余談に行って、そこから本題に戻ってきて…という感じで、本当に話がどんどん展開されて、結構長い時間お話されていたので、もちろんお話は面白く勉強になることばかりだったのですが、ふと「これはいつまで話されるのかな…」と思って、ついその言葉を言ってしまったんです。――表情といい、タイミングといい、的確で見事なツッコミでした(笑)いやいや、そんなことはないです(笑)。古舘さんがアナウンサーの大先輩として偉大な方だということはもちろん知らないわけではないのですが、初めてお会いして打ち合わせをしたときや収録の合間など、いろいろお話させていただくうちに、素の自分でリラックスしても大丈夫というような安心感を与えてくださったんです。そういう古舘さんの人間力や懐の深さで、つい本音がポロッと出て、あの発言につながったんだと思います。――あと、「パソコンのマウスを両手で使う人、初めて見ました」ともツッコんでいましたよね(笑)あれは本当に衝撃的でした! ずっとメディアの第一線で活躍されていて、何でもできそうな古舘さんが、まさか両手でマウスを動かすとは思わなかったので、これもつい本音が出てしまいました。――先日はジャパネットたかたの本社にも一緒に行かれましたよね。前社長の高田明さんも出られたんですが、こちらもよくしゃべる方なので、2人のお話は白熱して本当にすごかったです。高田さんはしきりに「僕と古館さんはよく似ている気がするんだ」と話されていました。両方とも、話にいつ割って入ろうかと狙っている姿が印象的でした!――古舘さんがテレビショッピングに挑戦されていましたが、意外と緊張されていたのが印象的でした。本当にやりたくて、ものすごい準備をしてきたそうで、そのロケの間に古舘さんがポロッと「1つの仕事をやるのに、8割が準備、2割が本番」とおっしゃっていたんです。自分に置き換えて、それだけ準備ができているのかと自問自答しましたし、あれが2割だったらどんな準備をしてきたのか、それを全部出したらどんな世界が広がるのかというのを、ぜひ知りたいと思いましたね。●マツコ・デラックスにダメ出しされたい!?――そんな大先輩のアナウンサーから「有望、大注目」と期待をかけられています。古舘さんから「お行儀よくしているだけじゃダメなんだよ」とアドバイスをいただいたんです。ロケに同行させていただき、古舘さんが完璧な人に見えて実はちょっと機械が苦手でかわいい面があることをお伝えできたこと、そして視聴者の方と同じ気持ちになって「本当におしゃべりがお好きなんですね」と言えたことが、"お行儀よくしているだけじゃない"ということなのかなと思っています。――アナウンサーを目指すきっかけはなんだったのですか?もともとしゃべるのが苦手で、それを克服したくて、大学の放送研究会のアナウンス部に入ったんです。人前でも堂々としゃべれる人間になりたいと思って一生懸命やってきたので、就活の時期になって、これを仕事につなげていこうと思ってアナウンサーの試験を受けました。だから、毎日今でも葛藤しながらやっています。――尊敬するアナウンサーの方はどなたですか?先輩の青嶋達也アナウンサーです。青嶋さんって、その番組のシーンや求められることによって七色に声やキャラクターを変えられるので、映画『アラジン』に出てくる「ジーニー」みたいなんですよ! アナウンサーや人間としての心構えも教えてくださる方で、ある日アナウンス室でテレビを見ていたら、分からない地名があって、「なんて読むんだろう」と言ったら、ものすごく怒られたんです。「もし急に地震や事件・事故があったときに、そんなことでおまえは対応できるのか? アナウンサーなら分からなくて笑っている場合じゃない。今すぐ調べなさい」と。そのときは落ち込みましたけど、全くその通りのことを指摘いただいて、本当にありがたいです。――恵まれた環境を感じているんですね。今後一緒にお仕事をしたい人はいますか?マツコ・デラックスさんですね。すごく好きで、マツコさんの番組は結構見ています。お会いしたら「あんた、つまんないのよ」ってダメ出しされそうで怖いですけど(笑)、率直な意見を言ってほしいです。フジテレビでリオパラリンピックの番組もやられていたので、東京五輪に向けてスポーツ関係でもいいですし、一緒にお仕事させていただいて、学べる機会があったらいいなと思います。●宮澤 智(みやざわ・とも)1990年3月1日生まれ。埼玉県入間市出身。早稲田大学文化構想学部卒業後、2012年にフジテレビジョン入社。1年目からスポーツニュース番組『すぽると!』のキャスターを担当し、現在は『めざましテレビ アクア』(木・金曜)、『スポーツLIFE HERO’S』、『その原因、Xにあり!』を担当。
2017年01月03日