動脈硬化、心筋梗塞など、私たちが恐れる重大な疾患を引き起こす「内臓脂肪」。それを落とすには「食べ方が9割」。苦労せず続けられる画期的なメソッドがあった!「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。ではどうすれば内臓脂肪を減らせるのだろうか。そこで、自身もダイエットに成功した経験を持ち、独自のダイエット理論を持つ工藤内科の工藤孝文先生、あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長の青木厚先生に、無理なくできる「内臓脂肪の落とし方」を聞いた。「内臓脂肪を減らすには『ミートファースト』を提案します」というのは工藤孝文先生。「ミートファーストは、肉を食べることによって分泌されるインクレチンというホルモンが、血糖値を穏やかに上昇させます。肉は胃の中での停滞期間が長いので、腹持ちがいいし、赤身肉には脂肪を燃焼する働きのあるL-カルニチンが多く含まれています。こうしたさまざまな観点から、内臓脂肪を減らすのにミートファーストは最適なのです」この方法の唯一のルールは食べる順番を守るだけ。肉→野菜→炭水化物の順番で、肉を最初に食べることと、炭水化物を最後に食べるということさえ守れば、食べる量を変える必要はない。しかし、「ミートファースト」にすることで、自然と食べる量が減るという。さらに、ベジファーストよりミートファーストのほうが、ダイエット効果が高いという結果もある。「ミートファーストにすることで、高タンパク、低糖質で栄養が吸収されるようになり、その結果、脂肪が減少し、筋肉がしっかりつくようになったのです」ほかにも、タンパク質には血管年齢を若く保つ働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞の予防につながり、肌のハリを出してくれる若返り効果も期待できる。1日に摂取したいタンパク質の量は女性で1日50g。実際に50gが吸収されるためには、赤身肉を100〜150g程度食べること。目安としては1食の量が片手のたなごころくらいだ。食べる量を変えなくてもいいし、食べるものも気にしなくていい、食べない時間をつくる「12時間断食」を提案するのは青木厚先生。「1日3食が当たり前のように提唱されていますが、それでは食べすぎです。摂取カロリーが消費カロリーを上回っているから、肥満になるのですから」食べすぎは血糖値の乱高下を起こすだけでなく、内臓脂肪の蓄積にもなる。食べない時間をつくることで、内臓を休ませることができるうえ、脂肪燃焼もできるのだ。「空腹の時間は、肝臓や筋肉に蓄積されたグリコーゲンを分解することで体脂肪を燃焼させてエネルギーを作ります。だいたい食後12時間くらいで肝臓や筋肉に蓄えられていたグリコーゲンは枯渇して、その後、内臓脂肪をブドウ糖に変換します。この仕組みは『糖新生』と呼ばれる代謝状態で、私たちの体が“飢餓状態”に耐えられるように作動するものです。糖新生の時は、細胞の掃除も行われます。理想は16時間の断食ですが、まずは12時間から始めるとよいでしょう」(青木先生・以下同)糖新生が始まると、内臓脂肪が燃焼するだけでなく、細胞が活発に生まれ変わる、血糖値が下がる、免疫力が上がる、記憶力・認知力がアップするなど、私たちの体を若返らせてくれるさまざまなうれしい効果も期待できる。「12時間断食」の基本は、1日のうち連続した12時間を「食べない時間」として守ることだ。1日8時間の睡眠をとっているとすれば、睡眠の前後数時間を「食べない時間」に設定すればいい。一方、「食べてOK」の12時間は何をどれだけ食べてもかまわない。「こう考えると『食べてOK』の時間にドカ食いをすると思われるかもしれませんが、意外とそんなに食べられないものです。結果として、1日に食べる量が減ることになります。際限なくいつでも食べられる状態から『食べない時間』をつくることで内臓を休める時間を持つと、体のリセットにも」「空腹の時間」は、水、お茶、コーヒー(ブラック無糖)以外は口にしないこと。どうしてもおなかがすいたらナッツ類、無糖ヨーグルトなら食べてもいい。最初のうちは慣れるまでおなかがすくかもしれないが、数日で体が慣れてくるという。「ただし、糖尿病で投薬治療を受けている人は、低血糖のリスクがありますので、専門医の指示に従って行ってください」内臓脂肪を減らすためのダイエット法は、各先生によって異なるものの、共通しているのは「いかにして食べる量を減らすか」だ。それぞれ1〜2週間もすれば、体重が減少し始めたり、腰回りが細くなるなど何らかの結果が見えてくると、先生たちは声をそろえる。早速試してみよう!
2019年11月06日動脈硬化、心筋梗塞など、私たちが恐れる重大な疾患を引き起こす「内臓脂肪」。それを落とすには「食べ方が9割」。苦労せず続けられる画期的なメソッドがあった!「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。ではどうすれば内臓脂肪を減らせるのだろうか。そこで池谷先生に無理なくできる「内臓脂肪の落とし方」を聞いた。「9割は食べ方で改善できます。内臓脂肪が原因で通院されている患者さんを見ていてもわかりますが、とにかくみなさん、食べすぎです。なのに、ほとんどの人は自分が食べすぎていることを自覚していません」特に女性の更年期世代は、エストロゲンの分泌が急激に減少する。エストロゲンには体重をコントロールしてくれる働きがあるので、若いころはちょっとダイエットをすれば痩せていたが、エストロゲンという“助け船”がなくなると、以前のような方法では痩せない。「中年期からは、ある意味、チャンスともいえます。痩せて内臓脂肪のないすっきりした体形になれば疲れにくくなりますし、スタイルを維持していれば、人目を気にすることもなく、いろいろなストレスから解放されます」そして提案するのは、「プチ糖質制限」。血糖値を上げる直接の原因となる炭水化物(ご飯、パン、麺類、いも類、フルーツ、スイーツ)を半分の量にするのだ。「糖質は体内に入ると内臓脂肪のもととなる中性脂肪に変わります。ですから、体内に糖分が残らないように糖質を半分にしていると、内臓脂肪が減っておなか回りがスッキリしてきます」ただ単純に食べる量を減らすとそれまで食べていた量が減るので、おなかがすぐに減って、かえって間食が増えかねない。そこで、おかずに野菜やきのこ類、蒸し大豆などを加えてたっぷり食べる。たとえば、焼きそばを2人分作るときは、麺1人前に野菜と肉を3人前加える。ボリュームがあって、おいしいが低糖質という1品になる。さらに池谷先生がオススメするのが大豆食品から食べる「ソイファースト」。大豆食品を最初に食べることで大豆タンパク質、食物繊維、ミネラルなどが効率よく吸収できる。大豆には、更年期以降の女性にうれしいイソフラボンの働きもある。最近は、スーパーにパックや缶入りの蒸し大豆が販売されている。納豆でもOK。食べるとおなかにたまりやすく、血糖値の上昇を抑える働きもある。早速試してみよう!
2019年11月06日「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。なかでも内臓脂肪は、糖の代謝の要であるインスリンの働きと密接に関係しており、インスリンと内臓脂肪の関係は負のスパイラルを増長させる関係なのだという。「糖質を摂取して血糖値が上昇すると、それを抑えようとすい臓からインスリンが分泌されます。ところが、インスリンには内臓脂肪をためる働きがあるので、血糖値を急上昇させるような生活習慣を続けると、内臓脂肪の蓄積が起こります。内臓脂肪が過剰にたまると、インスリンの働きを阻害する物質が分泌されて、血糖値が下がりにくい体質に変わってしまいます。その結果、インスリンは一層分泌されて働こうとしますが、出れば出るほど、内臓脂肪も蓄積されるのです」また、インスリンの過剰分泌は交感神経を刺激し、高血圧の原因ともなる。さらに、高血糖の状態が続くことで脳の記憶を司る海馬が萎縮し、認知症のリスクまで高まることが知られている。内臓脂肪には、がんのリスクを高める可能性まで指摘されている。内臓脂肪から体内に炎症物質が放出され、慢性炎症が起こる。その炎症が長期化することにより、がん化してゆくのだ。このように私たちの体にとってさまざまなデメリットをもたらす内臓脂肪だが、メタボ診断で使われる「腹囲が90cm以上ある女性」は要注意だ。ただ、細身でも内臓脂肪がついているケースもある。メタボの診断基準のB(〈1〉中性脂肪:≧150mg/dlかつ/またはHDL<40mg/dl、〈2〉血圧:収縮期血圧≧130mmHgかつ/または拡張期血圧≧85mmHg、〈3〉血糖:空腹時血糖>110mg/dl)が2つ以上当てはまる人は注意したほうがよい。また、肥満、脂質、血圧、血糖の基準値を超える項目が増えるほど、心筋梗塞の発症率が上がるということは、厚生労働省の研究からも明らかになっている。ただ、「内臓脂肪は皮下脂肪より落としやすい」(池谷先生)という希望もある。ダイエットを始めたら最初に痩せるのは内臓脂肪なのだ。
2019年11月06日内臓脂肪が増えすぎると見た目に変化が現れるとともに、健康にも良くない影響を及ぼします。今回は、内臓脂肪の基準値や健康への影響、生活習慣で注意したいことから内臓脂肪の落とし方などを、管理栄養士でもある望月沙紀先生に詳しく教えていただきました。内臓脂肪とはどんなもの?内臓脂肪とは、腹腔内の腸のまわり(小腸や大腸を支える膜など)に蓄積する脂肪のことです。エネルギーの一時的な貯蔵の役割があり、内臓への衝撃を和らげるクッションの役割も果たしています。内臓脂肪が過剰に蓄積すると、下半身よりもウエストまわりが大きくなるため、「リンゴ型肥満」と呼ばれることも。また、過剰な内臓脂肪は血圧を上昇させ、血栓を溶けにくくするといった悪いホルモンを分泌します。内臓脂肪の基準値はどのくらい?内臓脂肪が蓄積し、高血糖、高血圧、脂質代謝異常が組み合わさることによって、メタボリックシンドローム(メタボ)に当てはまることになります。メタボリックシンドロームの診断基準では、CTスキャンによっておへその位置で体を輪切りにしたときの内臓脂肪面積が100平方cmを超えている場合、また簡便な目安として、ウエスト周囲径が男性85cm以上、女性90cm以上が設定されています。内臓脂肪が増えると健康にどう影響する?内臓脂肪が過剰に蓄積すると、内臓脂肪から脂質がたくさん放出されます。その結果、中性脂肪の増加や善玉のHDLコレステロールの減少を招き、心臓病や脳卒中などといった動脈硬化疾患にかかりやすくなってしまうのです。動脈硬化をすすめる危険因子として、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満などが挙げられます。これらの危険因子が重なると、さらに動脈硬化疾患の危険が高まる傾向に。以上のことから、内臓脂肪を減らすことによって、血圧や血糖、血中脂質の数値が改善されると言われています。参考文献:[21’>動脈硬化 | 血管・血液 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス内臓脂肪が増えたときに意識したい生活習慣よく噛んで食べる一口30回噛むことを意識してください。よく噛んで食べることによって、血糖値の急上昇を防ぐことができます。また、食事時間は1回20分間を目安にしましょう。満腹中枢が働き、食べ過ぎを防いでくれます。また、よく噛むことで脳の活性化にもつながります。質の良い睡眠をとる睡眠不足は食欲抑制ホルモンの減少、食欲増進ホルモンの増加を招くため、質の良い睡眠をとることで内臓脂肪の抑制が期待できます。理想的な睡眠時間は6〜8時間と言われています。快適な睡眠のために、夜寝る2時間前は食事を控え、寝る直前にはパソコンやスマホから離れて、ブルーライトに触れないようにしましょう。また、寝る前2時間前までに38度程度のぬるま湯に入浴することもおすすめ。朝目覚めたら日光を浴び、体内時計をリセットさせましょう。内臓脂肪の適切な落とし方摂取エネルギー<消費エネルギーにする内臓脂肪は、つきやすく落ちやすいという特徴があります。そして内臓脂肪の過剰は、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが上回っている場合がほとんどのため、普段の食事量を見直すことで改善が可能です。一食分の目安として、主食は拳1個分、主菜は指を含まない片手のひら1つ分、副菜は両手のひら1杯の量にすると、摂りすぎを防ぐことができます。運動量を増やす運動は、1日に30分の運動を1回行っても、10分の運動を3回行っても減量効果に差がないとされています。そのため、同じ運動であれば、総運動時間が効果と比例すると言えます。運動量は日常の工夫で増やすことが可能です。例えば、いつもエレベーターを使っているところを階段にする、車で移動するところを歩く、歩く速度をいつもより早くするといった日々の積み重ねが効果につながります。内臓脂肪を落とすときに気をつけること極端な食事制限をしないダイエットを目的とした極端な食事制限は長くは続かないもの。リバウンドの原因にもなります。まずは、適正量をよく噛んで食べるところから始めましょう。運動時はウォーミングアップ、クールダウンを行う運動の前後には必ず、ウォーミングアップやクールダウンのためのトレッチをしてケガを予防します。また、運動中に胸痛や動悸など、いつもと違う症状や疲れがある場合はすぐに運動を中止しましょう。喉が渇く前に水分補給をしていくことも大事です。内臓脂肪を落として健康的で美しい体に内臓脂肪はつきやすい脂肪ですが、同時に落としやすい脂肪でもあります。毎日の食生活や運動習慣などを工夫してセルフコントロールしながら、健康的で美しい体を目指していきましょう。望月沙紀ヨガインストラクター、管理栄養士、ファスティングカウンセラー
2019年10月30日黒酢の機能性を追求したドリンク株式会社えがおは、機能性表示食品「えがお健康黒酢」を2019年9月1日に発売する。黒酢に含まれる酢酸の「肥満気味の人の内臓脂肪を減らす機能」を追求した同社初ドリンクタイプの商品だ。機能性・品質ともにこだわり、自然豊かな鹿児島県霧島市福山町で「地下水」「国産玄米」「糀」の3つの原料のみを使いじっくりと発酵・熟成して作られている。1日に必要な酢酸量が手軽に摂れる同製品は、内臓脂肪を減らすために必要な酢酸量750㎎を無理なく摂取できる。同量の酢酸を含む食酢飲料を1日朝夕2回に分けて12週間摂取したところ、約3ヶ月後には内臓脂肪が減少したという結果がでている。鹿児島県福山町の国産黒酢を使用することで、大さじ1杯(15ml)でこの有効量750㎎が摂れる。また、大さじ1杯で様々なドリンクにアレンジできる。水または炭酸水120ml~200mlに混ぜて、はちみつを適量入れれば「黒酢はちみつドリンク」。牛乳120ml~200mlに混ぜて、はちみつ適量入れれば「黒酢牛乳」が完成する。手軽においしいドリンクが作れるので毎日続けやすい。販売価格は、500ml入りで3240円(税抜き)。同社通販サイトから購入可能だ。飲用する場合は、8倍以上に薄める。(画像はプレスリリースより)【参考】※えがおプレスリリース
2019年09月10日内臓脂肪研究の第一人者・栗原毅医師監修8月23日、隠れ脂肪や内臓脂肪研究の第一人者の医師が勧める方法で、内臓脂肪を落とし、血圧や血糖値も下げようという新刊『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』が発売された。同書の監修は栗原クリニック東京・日本橋院長で、前慶應義塾大学特任教授、前東京女子医科大学教授の栗原毅氏であり、A4判で79ページ、宝島社から「TJ MOOK」として630円(税別)の価格で発売中である。内臓脂肪を落とすサバ缶・大豆缶の活用レシピも掲載栗原毅氏が院長を務めている栗原クリニック東京・日本橋では、様々なメタボリックシンドローム関連疾患の診断と治療を行い、予防医療にも力を入れている。新刊『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』では、1週間で3kgの体重を減らすことに成功した事例もあるという内臓脂肪を落とす方法を紹介。肉や卵を食べる、食事の前にカカオチョコを食べる、よく噛むことで糖質の吸収を抑えるなど、いずれもがんばらずにできる方法が紹介されている。また、朝夕5回のスロースクワットも紹介。サバ缶、大豆缶の活用レシピも掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2019年08月28日夏疲れしていませんか?ここでは、そんな自分の疲れの原因をチェックしてみましょう!暑い夏も終盤になり、お疲れ気味の人も、多いのでは。「疲労とは、カラダはもちろん、精神的な負荷により活動能力が低下すること。それは“これ以上運動や仕事を続けるとカラダに害が及ぶ”という心身に対するイエローカードのようなものです」(内科医・馬渕知子先生)疲労感に大きく関わるのが、私たちのカラダをコントロールする自律神経。ストレスが過剰にかかると自律神経が働きすぎ、バランスが崩れてしまう。さらに胃腸が調子を崩して消化・吸収に問題を起こし、回復に必要な栄養を十分に摂れず、栄養が不足気味に。一方、暑いからと家にこもっていると、運動不足で筋肉が衰えてしまう。すると血行が悪くなるため、冷えるし、全身に栄養が届きにくくなり、疲労回復しにくい…という悪循環に。また、寝不足、飲みすぎなどもストレスの一因となる。「特に夏は紫外線や、クーラーの効いた室内と高温多湿な外気との寒暖差など、環境的なストレスもたくさん。結果、過剰な活性酸素が発生し、全身の細胞がダメージを受けやすくなり、さらに回復も遅くなります」このままでは涼しくなっても疲れが溜まる一方。まずは自分の疲れの原因をチェックしてみましょう!Check!職場のクーラーが冷えすぎでキツい…A寝苦しくて睡眠不足気味だ…A腹持ちがよいタピオカティーは一食とカウントする…A夕方から元気になってくる…A外食やコンビニ弁当が続いている…Bビールがおいしくてつい飲みすぎる…Bコーヒーやラテばかりで水をあまり飲んでいない…B夏になってから、湯船に浸かっていない…B暑くて疲れそうだから歩くのを控えている…C座りっぱなしの仕事だ…Cランチはそばやそうめんなどの麺類が多い…Cこの夏は水着を着るために、食事制限を頑張った…CAが多いあなたは…“自律神経の不調”が原因!例えば通勤時の電車と外の温度差に合わせた体温調整だけでも自律神経は疲労するので、脳や自律神経を鎮めるケアを心がけたい。またストレスに対処するホルモンの分泌を司る副腎をいたわるケアもあわせて行いたいところ。Bが多いあなたは…“内臓冷え”が原因!冷たいものの摂りすぎで胃腸が冷えると消化・吸収能力も落ち、食欲不振、下痢など暑気あたりの症状が。また解毒したり不要なものを排出する腎臓や肝臓まで疲れが溜まることも。まずは口に入れるものを見直すことから始めて。Cが多いあなたは…“筋肉不足”が原因!暑くて運動不足になりがちな夏。筋肉量が減ると代謝が落ちて活力不足になり、不調を招きやすく。血の巡りが悪くなり冷えやむくみが生じ、栄養が全身に届かず、疲労回復が遅れる原因に。まずは大きな筋肉を鍛えることを目標にしよう。馬渕知子先生内科医。マブチメディカルクリニック院長。さまざまな科と提携を結び、内科学からアンチエイジングまで、幅広い分野に携わる。※『anan』2019年8月28日号より。マンガ・菜々子取材協力・馬渕知子(マブチメディカルクリニック)(by anan編集部)
2019年08月21日テレビでも大人気の減量外来医師の新刊7月19日、食べ方の工夫で内臓脂肪を減らし、やせようという新刊『内臓脂肪を減らす食べ方』が発売された。著者は日本内科学会、日本糖尿病学会などに所属し、生活習慣病や減量外来を専門としている工藤孝文医師である。同書は四六判並製の176ページ、1,404円(税込)の価格で日本実業出版社から発売中となっている。「デブホルモン」増・「やせホルモン」減の内臓脂肪工藤孝文氏は福岡県みやま市の工藤内科で副院長を務め、工藤内科ではダイエット・コレステロール外来を担当し、減量外来ドクターとして「ガッテン! 」、「あさイチ」、「世界一受けたい授業」、「名医のTHE太鼓判!」、「ホンマでっか!? TV」などのテレビ番組出演でも人気である。この新刊はこれまで様々なダイエットに失敗した人や、お腹まわりが気になる人、難しいダイエットやハードなダイエットはしたくない人などにおすすめだとしている。同書では、内臓脂肪は「デブホルモン」を増やして「やせホルモン」を減らし、「デブ・スパイラル」を招くとしている。工藤氏自身、25kgのダイエットに成功し、のべ10万人の減量指導を行った経験があり、同書では運動を伴わず、我慢しなくても食べ方を変えるだけでやせられるという方法や、生活習慣のコツについて解説されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※内臓脂肪を減らす食べ方 - 日本実業出版社
2019年07月26日ぽっこりの最大の原因は内臓脂肪!5月23日、「ぽっこりお腹」の原因である内臓脂肪を落とす60のレシピが掲載された書籍『ぽっこりの最大の原因は内臓脂肪! 最速お腹やせレシピ』が発売された。著者は料理研究家の藤井恵氏で、内科医で医学博士の奥田昌子氏が監修を務めている。女性の方が1.4倍も多い「隠れメタボ」人間の体にためこまれる体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪がある。皮下脂肪は体表面のすぐ内側につく脂肪であるが、内臓脂肪は文字通り内臓を取り囲み、内臓の隙間を埋める形でためこまれることになる。太っているかどうかでは、一般的に腹囲が注目されるところではあるが腹囲が基準値内でも、内臓脂肪がためこまれている場合があり、「隠れメタボ」になってしまっている可能性がある。また、「隠れメタボ」は男性よりも女性の方が1.4倍も多いという。カロリー計算・過剰な食事制限・激しい筋トレ不要新刊『ぽっこりの最大の原因は内臓脂肪! 最速お腹やせレシピ』では、日本テレビ「キューピー3分クッキング」でも知られる藤井恵氏によるご飯と味噌汁のレシピを掲載。調理法と食材を工夫することで、無理なく内臓脂肪を落とせるとしている。このレシピによる内臓脂肪を落とす方法では、面倒なカロリー計算や過剰な食事制限、激しい筋トレなどの必要はない。食べごたえも充分だとされるレシピが掲載された同書は112ページ、1,404円(税込)の価格でマガジンハウスより発売中である。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ぽっこりの最大の原因は内臓脂肪! 最速お腹やせレシピ
2019年05月30日内臓脂肪がストンと落ちる食事術糖質制限食を初めて全国に紹介した医師による食事術により内臓脂肪を劇的に減らそうという新刊『内臓脂肪がストンと落ちる食事術』が発売された。四六判並製で216ページ、価格は1,500円でダイヤモンド社から刊行されている。著者は京都市にある一般財団法人高雄病院理事長で、一般社団法人日本糖質制限医療推進協会代表理事の江部康二(えべこうじ)氏となっている。カロリー制限なし・運動なし糖尿病や糖質制限食を研究する江部康二氏は、1999年に高雄病院で世界初となる糖質制限食を導入し、2002年に自身が糖尿病であることがわかり、糖尿病治療の研究に対しさらに注力。糖質制限食の体系を確立し、糖質制限のカリスマ医師の元祖として知られている。新刊『内臓脂肪がストンと落ちる食事術』では、カロリー制限をしない食事術によるダイエット法が解説されている。江部氏による医学的に正しい体重の落とし方、運動なしで体脂肪を落とす方法、1日2食の半日断食による1週間で約3kgの内臓脂肪を減らす方法などが紹介されている。また、同書のカバー裏側には食品の糖質量一覧を掲載。食品の糖質量を参考にすることで、内臓脂肪を落とすだけでなく、万病を防ぐ健康的な生活を送ることができるという。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※内臓脂肪がストンと落ちる食事術 - 江部康二 著 - 書籍 - ダイヤモンド社
2019年05月15日肥満治療医の土田隆氏の新刊1月25日、肥満治療を行っている医師・土田隆氏による新刊『たった2週間で内臓脂肪が落ちる高野豆腐ダイエット』が発売された。著者の土田氏はよこはま土田メディカルクリニック院長で、日本医師会認定産業医、日本体育協会公認スポーツドクターでもある。新刊は1,300円(税別)にて、アスコムより発売中である。筋肉をつくりリバウンドしにくい体に脳神経外科医だった土田隆氏は予防医学の必要性を感じ、肥満外来を開設。自身が院長を務めるクリニックでは肥満治療や高血圧、動脈硬化、糖尿病治療などを行っている。また『2週間で体重10%減! おかゆダイエット』などの著作もある。土田氏の新刊『たった2週間で内臓脂肪が落ちる高野豆腐ダイエット』では、凍り豆腐、凍み豆腐などとも呼ばれる高野豆腐によるダイエット法を解説。高野豆腐には木綿豆腐の約7倍のタンパク質が含まれており、この豊富なタンパク質が筋肉をつくり、リバウンドしにくい体をつくるという。さらに、高野豆腐には「βコングリシニン」という成分が含まれ、内臓脂肪が減少、やせるためのホルモンの分泌を促進するとしている。主食からスウィーツまで「即やせパウダー」同書では高野豆腐を粉状にし、唐辛子、干しシイタケ、かつおぶしを加えた「即やせパウダー」も紹介。高野豆腐の糖質量は白米の20分の1で、ブームとなったおからパウダーとの比較でも約3割少ない糖質量となっている。この「即やせパウダー」を活用することで、主食、おかず、スープ、スウィーツといった様々なメニューをつくることが可能で、中性脂肪の抑制、更年期障害の症状の緩和、認知症予防、整腸作用、骨粗しょう症予防などが期待できるという。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※たった2週間で内臓脂肪が落ちる高野豆腐ダイエット - 株式会社アスコム
2019年01月30日「こんなところにホクロがあったかな」と、ふと思ったことはありませんか?実はそのホクロやシミ、内臓疾患の初期兆候かも。そんな内臓不調を知らせる大切なサインの見方を伝授!「ふと、ひざ小僧を見たらホクロを発見。実はそれ、胃が弱っているサインなんです。消化不良で体調を崩さないように十分に注意してください」こう話すのは、望診カウンセラーの渡邉由さん。東洋医学では、体内を通っている気血の通り道を「経絡」という。経絡は全身に張り巡らされているが、望診とはそんな経絡上に現れる症状を見て、内臓や心の状態を読み解く方法。渡邉さんは、日本で望診の第一人者である山村慎一郎先生に師事。’09年に望診法指導マスターの資格を獲得し、これまで多くの相談者を通して臨床を重ねてきた。「東洋医学では、年齢を重ねるにつれてできたホクロやシミは、血液の汚れや血流の滞りによる『お血(「お」は、やまいだれに於)』が原因と考えられます。とくに内臓で異常が発生した場合は経絡上にホクロなどが現れる場合があり、これをいち早く発見することで大事に至らずに済むんです」(渡邉さん・以下同)渡邉さん自身、30代のとき、急に手の甲にホクロができ、下唇が荒れ始めたことがあった。「それと並行するように、おなかをこわす回数が増え、ついには夜も眠れない気管支ぜんそくに2カ月も悩まされました。当時、すでに望診を知り、ホクロの位置や下唇の荒れから『大腸』の不調のサインと気づいてはいたものの、ここまでわかりやすく体はサインを出すものかと実感しました」そこで渡邉さんが持つ大量の臨床データの中から、代表的な臓器の不調が、ホクロやシミ、肌荒れ、イボなどを通して皮膚に現れる経絡とゾーンを教えてもらった。【心のゾーン】両手のひらの小指の先から肩口まで伸ばした、手の内側のライン部。「心臓や横隔膜などの不調は手少陰心経という経絡上に現れます。東洋医学では『心』とは心臓の機能だけでなく精神や意識にも関係し、動悸、不眠、精神不安定といった症状が現れます」心のゾーンにホクロなどを見つけたら、とくに夏に、心筋梗塞などを起こす予兆のこともあるそうだ。【肺のゾーン】両手のひらの親指の先から肩口まで伸ばした、手の内側のライン部。「肺や呼吸器からのサインは手太陰肺経という経絡上に出ます。顔に出るサインは、両頬と右頬上、小鼻の脇。ここにホクロなどができたときは肺が弱っている証し」まず風邪をひきやすくなり、放置すると、肺炎や気管支ぜんそくなどの重篤な病気になることも。ふだんからマスクをするなどの自衛を心がけることが大切。「望診は病院での血液検査などで数値異常が出る前の予防医学。今回紹介したゾーンにホクロやシミがある場合、まずいつできたか思い出すことが肝心です。生まれつきの場合は生来、その内臓が弱い傾向があり、最近できたものの場合は、いま、その内臓からSOSが出ていると考えてください」ホクロやシミの色や大きさもメッセージ性があり、濃くて、大きなものほど、明確なサインであることが多いとか。あなたも、ぜひチェックしてみて!
2019年01月09日週末3日間でトライ!プチ断食 金曜、土曜、日曜の3日間を使う“週末プチ断食”の方法をご紹介! ■STEP 1 金曜日 断食といっても、急に食事を摂らなくなると体がびっくりしてしまうので、徐々に「準備」に入ることが大切。初日の昼食は、消化のよいうどんやおにぎりなどで軽めに。夜もスープなどで済ませると◎。スープは、たっぷりのお水に数種類の野菜(解毒作用の期待できる玉ねぎがおすすめ)と固形スープの素を入れて、30分ほどコトコトと煮込み、塩と胡椒で薄めに味を調えただけの簡単メニューでOK。 ■STEP 2 土曜日 2日目のこの日は、食事を摂らずに過ごそう。つらくてしょうがない…という人は、野菜ジュースで乗り切って。ジューサーがあれば、手作りジュースがおすすめ。 ■STEP 3 日曜日 2日目にイライラした人も、お腹のスッキリ感に驚くはず!最終日は「回復」を目的に、少しずつ食事を摂っていこう。準備の時と同じように徐々に元に戻すのがポイント。お米を少なめに使ったおかゆを朝食、昼食で摂ろう。いつもなら味気ない食事も、この日はとってもおいしく感じるはず。夕食は普通に摂ってOK。けれど、急に揚げ物などのヘビーな食事をすると体に負担がかかるので、さっぱり系の食事のほうが◎。ご飯やパンなどの炭水化物は控えめにし、体脂肪になりにくく筋肉の材料となるたんぱく質(卵や赤身のお肉、魚、大豆類など)をしっかりと摂ること。 プチ断食の注意事項 ちょっとつらいけれど、ダイエット効果やデトックス効果が得られる、プチ断食。お腹が空っぽの状態を感じることで、普段の過食気味の食事に気づくことも大切なのかもしれない。ここで2つ、押さえておきたい注意点が。■断食中は水分をたくさん摂ること断食中は、固形物の食べ物やコーヒー、アルコール、タバコなどの刺激物を口にしないことがルール。私たちの体は、日々1.5~2Lほどの水分を必要としている。断食中は、通常時と比べて食事で水分を摂らないため、水分不足に陥りがち。脱水症状にならないよう、水分は小まめにとることが必須。■断食が終わってから食べる「復食」最初は必ず、胃にやさしいおかゆをゆっくり食べて、徐々に普通の食事に戻していこう。■妊娠中や持病を持っている人は行わないように妊娠中や授乳中の人、持病を持っている人、薬を服用中や治療を受けている人は、断食は控えること。 本格的な断食には医師の管理が必要 自己流は危険なだけでなく、後で怖いリバウンドが待っている。期間は3日以内、または朝食を抜く半日断食か、週に1度の1日断食が良いだろう。 くれぐれも無理は禁物。ストレスのないプチ断食で、すっきり美腸を目指そう! wellfyより
2018年03月06日質問:「内臓脂肪型肥満」と言われました。このままではいつか病気になってしまうのではと不安です。夫は元々太っていたのですが、先日「内臓脂肪型肥満」と言われました。内臓脂肪は皮下脂肪に比べて落ちにくいと聞きますが、このままではいつか病気になってしまうのではと不安です。子どももまだ小さいですし、もっと自分の健康にも気を配ってほしいのですが、なかなか生活習慣を改善しません。運動するにも身体が重くて億劫らしく、あまり動かず悪循環です。何か良い方法はないでしょうか?山形県:うさぎからすさん(39)回答:「内臓脂肪型肥満」についてお答えします。――内臓脂肪型肥満は運動で!ご主人の肥満、内臓脂肪型肥満を指摘されたことに関するご相談ですね。確かに内臓脂肪型肥満は男性に多く、女性に多い皮下脂肪型肥満に比べて、より糖尿病や高血圧、脂質代謝異常症といった生活習慣病との関連が大きいといわれています。また、内臓脂肪は、すぐ身体につきやすい一方で、比較的落ちやすい脂肪であるともいわれています。とはいうものの、すでに肥満があると、おっしゃるように身体も重く、運動をするといってもなかなか続きませんよね。そのような方に、おすすめできるのが「水泳」です。水の浮力の関係で、ひざや腰にも負担がかかりにくいですし、全身運動という点からもおすすめできます。カロリー消費量も比較的多く、肥満がすでにある方のダイエット用のスポーツとしてはぴったりなのではないでしょうか。改めてスポーツクラブに入会するというのはちょっと気が引ける、という場合は、毎朝一駅分余分に歩く、エレベーターをできるだけ使わず階段を使う、週末のたびにお子さんを公園に連れていく、といった小さなことでも継続することで、長期的には活動性の上昇、ひいては減量につながります。<食生活の改善>また、脂肪を落とす上で運動と並んで大切なのは、やはり食事です。特に仕事をしている方の場合は、日中は忙しいので時間ができた時に外でカロリーを気にせず食事、夜も付き合いや接待のために脂っこいものを食べながら飲み会、といった方も少なくありません。そのような食生活だとどうしても痩せにくいのですが、職場の環境によっては参加しないと仕事がしにくい、という側面もあるかもしれません。そういった場合、夜に飲み会のある日は、せめてお昼は野菜を中心としたお弁当を自宅から持参するなど、可能であれば一日、難しければ一週間のなかで調整するようにしましょう。飲み会の翌朝の朝食をノンオイルドレッシングの野菜サラダや、根菜を多く入れた雑炊などにして調整しても良いかもしれません。こういったダイエットはすぐに結果が見えるものではありませんが、年単位で見れば確実に違ってきますので、生活習慣病を避けるためにも、少しずつ、できるところから地道にやっていくしかないのではないでしょうか。どうぞお大事に。Doctors Me(ドクターズミー)が保証している医師が回答しています
2016年12月18日前屈や、後屈など前後の動きは日常生活でもありがちだと思います。体側を伸ばすことを忘れていませんか?今日は骨盤、背骨周辺、体側を伸ばすポーズをご紹介します。Parighasana(パリガアサナ)パリガとはサンスクリット語でかんぬきのこと。ポーズがかんぬきに似ていることからこの名前がついています。方法まず、両足首をつけて膝立ちになります。左足を横に伸ばし、左足、上体、右膝が一直線になるようにします。息を吸いながら両手を横に伸ばし、 息を吐きながら伸ばした左足の方に体を倒し、右の体側を伸ばします。この時左手は左のすねあたりにおきます。顔は天井をみて、しばらくこの体勢で呼吸をします。戻る時は、息を吸いながら上体と手を元の位置にもどします。反対側も同様に行います。ポイント足、上体、膝が同じラインになるように意識します。また体をねじらず、横に曲げるようにしましょう。できる方は、伸ばしている足と反対の手も一緒に伸びている足に置くとさらに背骨、骨盤の柔軟性が高まります。効果お腹周りの筋肉のバランスがとれ、腹部内臓の調子が整います。また普段あまりない左右に動かす背骨の動きのため、背骨の柔軟性に働きかけます。ぜひ試してみてください!Grapps専属ライター、ヨガインストラクターとして活躍中のMiyuさん。そんなMiyuさんと一緒に、yogaしませんか?原宿にある「deus ex machina harajuku」で、毎週水曜日の午前中にMiyuさんのレッスンを受けられます!おしゃれな空間でリラックスしながらの至福の美容time、大人女子にはマストですよね♡1 Lesson ¥2,500- (ドリンク付き)Wednesday 水曜日 9AM-10AM Miyu Fukada (Hatha Yoga)ご予約・ご質問はfukadamiyu@gmail.comまでPhoto:towayoga.com撮影協力:deus ex machina harajuku
2016年09月08日肝臓や腎臓の機能が下がってしまう主な原因に、「冷え」が大きく関わっています。冷たい飲み物、ショートパンツに生脚サンダル…。夏は一年で一番、内臓を冷やしてしまう季節。意識して温めて、お肌やホルモンバランスの調子を整えましょう。鍼灸指圧師として活躍する橋爪佐和子さんは、施術を通して、“お腹が冷えている女性が多い”と実感しているという。「特に春から夏にかけて、薄着や冷房、シャワーだけの入浴、冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎで、体を冷やす人が多いようです。改善されないと熱やエネルギーを運ぶ血の巡りが悪くなるので、内臓も冷えてしまいます」腎臓や肝臓は、冷えると機能が低下。疲れやむくみなどの不調となって表れる。「東洋医学では、白目が濁っている、左頬がカサカサしていると肝機能が衰えている証。下あごの肌が荒れていたり、ニキビができていたりすると、腎機能がダメージを受けている証拠と捉えます。そういった症状がある人は、要注意。夏でも意識して内臓を温めて、美と健康を取り戻しましょう」橋爪さんが一番にプッシュする“こんにゃくお灸”で効果的に肝臓と腎臓を温める方法とそのコツを伝授します。■こんにゃくお灸で温める!「こんにゃくを温めると、蒸気を含んだ湿熱を放ち、体を芯から温めます。火を使わない、冷めにくい、繰り返し使えることも、こんにゃくお灸の長所です」温める時間は、お好みで。熱は1回約25分間持続し、8回ほど使ったら捨てるのが目安。■作り方1.袋から取り出したこんにゃくのぬめりを流水で流し、4分の1にカットする。2.耐熱ポリ袋にこんにゃくと大さじ1程度の水を入れる。袋の口を閉じ、500Wの電子レンジで2分加熱する。3.加熱した耐熱ポリ袋からトングなどを使ってこんにゃくを取り出し、たたんで2枚重ねにした手ぬぐいの上にこんにゃくを並べる。■巻き方1.手ぬぐいの右端を、こんにゃくに重ねる。2.そのまま手ぬぐいを左に巻き込む。3.はみ出た手ぬぐいの左端をこんにゃくの上に。4.こんにゃくと手ぬぐいを、手前から立てる。5.そのままパタンと、手ぬぐいの上に倒す。6.もう一回転させてくるめば、出来上がり。◇内臓温めの先生・橋爪佐和子さん。鍼灸あん摩マッサージ指圧師。鍼灸指圧をベースにさまざまな民間療法、自然療法を取り入れた『四次元堂』を開業。著書に、『ツボがわからなくてもOK!こんにゃくお灸』(かんき出版)がある。※『anan』2015年7月15日号より。写真・中島慶子文・風間裕美子
2015年07月13日精麦加工の最大手であるはくばくは、大麦(もち大麦)の持つ食物繊維が女性の内臓脂肪を低下させることなどを試験により明らかにした。その試験結果を踏まえ、9月10日にエビデンスページをオープンしている。1日2食、「もち大麦」を30%配合した麦ごはんを摂取する成人女性5名(「もち大麦」30%配合群)と、「もち大麦」を50%配合した麦ごはんを同じ頻度で摂取する、BMI25以上成人男女各5名(「もち大麦」50%配合群)の2グループを対象に、12週間試験を行った。試験結果として、「もち大麦」を50%配合した米飯を摂取することで、BMIおよび腹囲周囲径が有意に減少。「もち大麦」の配合量については、50%配合群だけではなく、30%配合群においても有意差はなかった。女性50%群では、体重の減少効果も大きいことを確認。「もち大麦」配合の米飯を摂取する前に比べ、2.0kg体重の減少が見られた。以上を踏まえ、男性・女性ともに「もち大麦」の摂取がダイエットに有効であることが確認できた。「大麦の機能性の一つとして、皮下脂肪面積よりも内臓脂肪面積の減少に対してより効果的であることが概報として報告されており、大麦(もち大麦)の食物繊維は、ダイエット効果はもちろんのこと、メタボリックシンドローム対策にも有効である」と、同社は考察している。なお、本試験結果は、8月29日から8月31日に開催された「第59回日本食品科学工学会」で発表されたとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日