SNSやマッチングアプリに投稿する自分の写真は、ついつい加工してしまいがち。しかし意中の相手やパートナーに対しては、飾らない自分を見せたほうがうまくいきやすく長続きもしやすいという説も。その理由とは?恋愛・婚活塾のプロに伺いました。どうしても盛りたい……でも盛るほどマイナスに?SNSに投稿する自分の姿を写した写真は、加工したり盛ることが当たり前に。そのためリアルで会った際、「写真と違う」と思われないだろうか…などと、不安になったり罪悪感を感じることはありませんか?また本気の相手には、内心、「ありのままの飾らない自分を見せたい」という気持ちもあるものです。けれど、どうしても盛ってしまいたくなる…その葛藤はどうすれば?恋愛・婚活塾「総研アカデミー」を運営するハイスペ男子総合研究所 所長の吉沢詩乃さんは、特にマッチングアプリに登録する写真やプロフィールについては飾らず、あくまでもリアルな自分のベストコンディションのものにするのがポイントだと話します。そしてそれはマッチングアプリに限らず、気になる相手やこれから出会う理想の相手、現在のパートナーに対しても同様のことがいえるのだそう。今回は、恋愛や結婚で成功するためには飾らないほうがいい理由と共に、自分を魅力的に見せるコツを教えていただきました。出会いを求めるなら飾らないほうがいい理由ーー出会いを求めてマッチングアプリやSNSなどに写真やプロフィールを登録・投稿する際、飾りすぎたり盛りすぎないほうがいいのはなぜですか?吉沢さんアプリやSNSなどオンラインで新しいつながりが生まれることが増えましたが、あくまでも最初のきっかけにすぎません。親しくなり距離が近くなっていくと、リアルな人と人とのコミュニケーションに移っていきます。初めはつい盛りたくなってしまう気持ちもあるかと思いますが、盛りすぎると実際に会ったときに「過剰に盛る性格の人」「ちょっとした嘘をつく人」といったパーソナリティへの不信感につながる可能性も。キレイな自分、かわいい自分でいたいというせっかくの向上心が人間関係の構築にマイナスに働いてしまうともったいないですので、「コンディションがいいときの自分」くらいのさじ加減で登録・投稿するのがおすすめです。出会いのきっかけとしてアプリやSNSが台頭してきた現代では、「センスよく盛りすぎないバランス感覚」もコミュニケーションスキルのひとつだと考えています。飾らない自分で成功した例ーー飾らないことで、実際に恋愛や結婚で成功し、円満な関係を築くことができている人の例を教えてください。吉沢さん私は女性の婚活をサポートする事業を展開していますが、「盛らない」「無理しない」スタイルのほうが、婚活もその後のパートナーシップもうまくいくと感じます。とあるアラフォーの女性は筋金入りのアイドルオタクだったのですが、それを完全にオープンにして婚活を実施。本気のオタク活動についてのお話は男性にもウケて、さらに同じアイドルのファンだった男性と出会って意気投合し入籍。新婚生活でも、一緒にライブDVDを見るなど楽しい時間を共有できているようです。また料理や家事が苦手だという女性も、それを公言することでサポート上手な男性とスピード婚。夫は毎日笑顔で料理を美味しそうに食べてくれる妻のために、プロレベルの腕を身につける努力までしてくれているのだそうです。リラックスして素を出せる女性には、男性も心を開きやすいもの。よく思われようと無理をするよりも断然おすすめです。かわいく見せたい気持ちとどう折り合いをつければいい?ーー「飾らない」「盛らない」ことと、メイクをしてかわいくおしゃれに見せたい気持ちとはどのように折り合いをつければいいですか?吉沢さんおすすめなのは「あとから盛る戦略」よりも「ベース底上げ戦略」です。日頃からすっぴんの状態をキレイに整えておけば、お泊まりなどノーメイクのときもキレイな状態でいられますし、普段のメイクも楽になります。眉のアートメイクやまつ毛パーマをするだけでも、すっぴんのときの目元の印象が華やかで、仕上がった状態になりますよ。丁寧なスキンケアやレーザートーニングなどの美肌治療、歯のホワイトニングをすることでもお顔の印象が明るく上品になります。このように「盛ってよく見せたい気持ち」を「ベースを整えておくこと」に向けてみると、オンラインとオフラインのギャップや、メイク時とすっぴん時のギャップも少なくなるのでおすすめです。ーーつい盛りすぎてしまい、不安や罪悪感を抱えていた人は、少し気持ちが楽になったかもしれません。ありのままの自分を自信を持って見せられるように、ベースを整えることに力を注ぐことは有意義といえそうですね。Information<教えてくれた人>吉沢 詩乃(よしざわ・しの)さんハイスペ男子総合研究所 所長。「圧倒的にモテる」という目標を掲げて、ハイスペック男性やハイスペック男性にモテている女性に徹底的にリサーチした結果と人脈を生かし同研究所を設立。主催する婚活塾のセミナー・総研アカデミーの受講生は延べ350名以上。©Maridav/Adobe文・椎原茜
2024年02月06日■電子書籍3レーベル展「360°-フィクションとリアル-」渋谷ルデコにて電子書籍3レーベルの合同写真展「360°-フィクションとリアル-」が、2024年1月30日(火)より2月4日(日)まで、渋谷ルデコにて開催されています。<参加レーベル>・「CountSheep(カウントシープ)」・「#Escape(エスケープ)/#LadyMary(レディマリー)」・「とられち」女優総勢41名が写真展示され、日替わりで女優16名が在廊予定。新進気鋭のカメラマン3名による、女優の魅力を多角的な視点から引き出した写真を各フロアにて展示します。写真展タイトル、「360°-フィクションとリアル-」には、女優の魅力をいろんな角度から引き出した写真展、という意味が込められています。写真展示のほか、展示写真の販売、オリジナルグッズを含む物販や、写真展コラボの「fempass BeV」Tシャツ販売、トランプカード「ファントラ」第6弾の先行販売も行います。物販では在廊女優による購入特典も。■開催概要・催事名:「360° -フィクションとリアル-」(さんびゃくろくじゅうど)・日程:2024年1月30日(火)~2月4日(日)・営業時間:12:00〜21:30(最終日のみ、12:00〜17:00)※ 18歳未満の方は入場禁止です。・入場料:500円(税込)ポストカード付き・会場:ギャラリー・ルデコ・所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル 3F〜6F主催:羊肉るとん/manimanium/コハラタケル運営協力:株式会社LEAF協賛:fempass■お問い合わせ先↓ 以下、公式アカウント↓360°公式X:°公式Instagram:■展示についてギャラリー6Fギャラリー6F「CountSheep(カウントシープ)」カメラマンはコスプレ界隈で人気の「羊肉るとん」。「CountSheep」ではコスプレチックな衣装やウィッグを用いた撮影をしています。ランジェリーと体、なめらかな肌の質感の美しさを引き出せるように注力しています。年齢を問わず、どの世代の方にもごらんいただき、楽しんでいただければと思います。(羊肉るとん)羊肉るとんフリーランスの女性カメラマン。東京都在住。お酒と女体と深夜アニメ、タイツと百合が好き。コスプレイヤーを中心に「女性を撮る女性カメラマン」として注目を集めている。▼個人作品通販▼▼インスタグラム▼ギャラリー5Fギャラリー5F「#Escape(エスケープ) / #LadyMary(レディマリー)」カメラマンはSNSで話題の「manimanium」。気取らないけれどセクシー、リアルなのに幻想的――#Escapeとセカンドレーベルの#LadyMaryでは、これまでになかったアーティスティックな写真集に仕上げています。41名もの女優たちが集結するので、まさに圧巻です。それぞれの魅力を一つひとつていねいに引き出し、すべてに花を添えました。今回はTシャツにプリントするという新しい試みに挑んでおり、その独自の質感をぜひごらんいただきたいと思います。(manimanium)manimanium(マニマニウム)写真家。▼自己紹介note▼▼公式ホームページ▼ギャラリー4F「とられち / 君の温度」カメラマンは、昨年、ライカギャラリー東京・京都で展示も行った「コハラタケル」。「好きだった。」あの頃の気持ちを覚えていますか?もう会えない君と僕の感傷的写真集・とられち。「君の温度」はfempassにて連載中です。なんてことない街を散歩しながら女優さんのポートレートを撮影。作家の星野文月さんが文章を添えています。今回の写真展では「とられち」と同じエリアにて一緒に展示します。女優さんたちがメインなのですが、とられちのコンセプトも意識した空間にしています。過去に好きだった人のことを思い出しながら写真を見ていただけると嬉しいです。(コハラタケル)コハラタケルphotographer / tokyo▼インスタグラム▼ギャラリー3F:物販ギャラリー3Fではオリジナルグッズを含む物販が行われています。女優による特典対応もあるのだとか。詳細は写真展SNSや各レーベルのSNSにて確認してください。※↓公式SNS↓※CountSheep公式X:羊肉るとん:公式X:公式X::とられち公式X:コハラタケル:
2024年02月01日こんにちは! おにぎり2525です~子どもが小さいとき、よく思っていたこと…!■ぬいぐるみを枕にすやすや眠る息子うちの息子は敏感で、小さな音で起きるのでとても神経を使いました。可愛い姿の写真を何度諦めたことか…。そんな時に、カメラが目についていればいいなぁーと何度も思いました(笑)
2023年09月08日1996年から続くタワーレコードのキャンペーン〈NO MUSIC, NO LIFE.〉のビジュアルをはじめ、’90年代には写真集『MOTOR DRIVE』でセンセーションを巻き起こした写真家・平間至。躍動感溢れる彼の写真は、まるで音楽が聞こえてくるようだと評され、それまでにない独自の表現で一躍写真界の寵児となった。ミュージシャンを撮るんじゃない。写真そのもので音楽を鳴らしたい。『平間至展写真のうた ‐PHOTO SONGS』は“写真と音楽”をテーマに、彼の初期作品から、膨大なアーティストのポートレート群まで200点を超える作品を一堂に展示。本邦初公開のアザーカットやバックステージでのオフショット、ライフワークとして撮り続けているダンサー・田中泯の〈場踊り〉シリーズや、平間写真館TOKYOで撮影された家族の写真、大学時代に作成した制作課題など、彼の原点から現在までを5つのテーマで紹介しつつ、平間至の半生を大解剖したものだ。「今回の展覧会の会場となる渋谷は昔、水が流れて沼ができた地。今は人の欲望や文化的なものが流れ込んでできている街じゃないかな。タワーレコードがあったり、’90年代に渋谷系といわれた音楽の潮流が起こったり。僕も音楽と深く関わりながら’90年代から新しい活動をこの地で行ってきた。だから今回、僕が回顧展をする場所にぴったりだと思いました」と平間さん。彼は宮城県塩竈市にある、祖父の代から続く写真館の3代目として生まれた。クラシック音楽が流れる写真館は、地元では社交場といった風情で、そこで育った平間さんにとって、写真と音楽は常にセットで身近な存在だった。「祖父は呉服屋の息子で、明治時代に英語を習うような先進的な家で育ったようです。伯祖父(おおおじ)は眼科医で、ドイツ留学の際に現地でカメラを買ってきたことが、祖父が写真館を始めるきっかけに。父は大学時代にオーケストラでチェロを弾いていましたが、写真館を継ぎ、僕もその後継者となるはずだったんです。でも当時の僕はこんな古い写真はイヤだと家を出て上京しました。もともとは実家の写真館のためにメディアの写真を学んでいたはずだったんですが、あれ、うっかり帰り忘れているなと、つい最近気がつきました(笑)」上京後、彼がミュージシャンと縁深い仕事をするようになったのは音楽雑誌がきっかけだった。「僕の師匠・伊島薫が音楽雑誌の撮影をしていた当時から、あそこには音楽好きなアシスタントがいると思われていたみたい。1990年に独立したタイミングで音楽雑誌の仕事が始まり、4~5年続けた雑誌の仕事をまとめたのが写真集『MOTOR DRIVE』だったんです」一世を風靡したこの写真集で表現された躍動感溢れる作品は、28年経った今見ても、斬新かつ驚くほどエネルギッシュだ。この作風を彼はどうやって編み出したのだろう。「僕の師匠はネガフィルムを使って革新的なファッション写真を表現した人でした。だから僕もネガとかポジを使って新しい手法を試行錯誤したのですが、やればやるほど師匠の二番煎じっぽくなっていくことに気がついて。何度も実験を繰り返す中で、僕はフィルムの現像過程で手を加えるのではなく、現場で何かを起こす方が、自分らしい表現ができると気づいたんです」以来、彼は写真館への反抗と称して、被写体も自身もパワフルに動き回りながら魂を解放する、まるでバンドのセッションのような撮影手法をとるようになった。「そもそも僕はミュージシャンを撮るんじゃなくて、写真そのもので音楽を鳴らしたい、という想いが根底にあるんです。言い換えると、単にアーティストの姿を撮るのではなく、被写体と写真家のお互いが、セッションという名のエネルギー交換をした時に起こる化学反応を写真で表現したいということ。僕は脳内で考えた絵を写真で再現しても全然ワクワクしない。まず大事なのはお互いのエネルギーがぶつかり合うようなコミュニケーション。その結果が写真に表れると、予想を超える作品が生まれる。この化学反応がないと、写真で誰かを感動させることはできないと思うんです」そんな平間さんの写真家人生に大きな衝撃を与えたのが東日本大震災。故郷の被災地で目の当たりにした瓦礫の中から平間写真館で撮影された記念写真の数々を発見し、「改めて家族の記憶を紡ぐ場として写真は大きな役割を果たすものだ」と実感。それが2015年に東京・三宿で平間写真館TOKYOをオープンするきっかけとなった。ここではアーティストはもちろん、一般のファミリーも大音量のセッションで撮影。平間さん曰く「〈MOTOR DRIVE〉を家族写真でやっている感じ」と嬉しそう。さらに最近ではフットワークも軽く、地方に出張写真館として赴くことも。そこには彼が“エネルギーの交換”と呼ぶ、温かいコミュニケーションが待っているから。「いつも断崖絶壁で、気力が萎えている余裕すらなかった」と語る写真家の33年を、かつてない規模で振り返る本展。音楽と写真が好き、そこに写る人間はもっと好き。その感情を新しいクリエイションで表現したい。そんな声が聞こえてきそうな作品群を見れば、なぜ彼が長年にわたって、これほど多くのミュージシャンに愛されてきたのかがよくわかる。平間至《Yellow Magic Orchestra》「NO MUSIC, NO LIFE.」 2012年7月‐9月 ©Itaru Hirama平間至《あいみょん》「NO MUSIC, NO LIFE.」 2020年8月‐10月 ©Itaru Hirama平間至《CHAI》「NO MUSIC, NO LIFE.」2021年 5月‐6月 ©Itaru Hirama平間至《MOTOR DRIVE》 1992年 ©Itaru Hirama平間至《忌野清志郎》『月刊 風とロック』 2005年8月号 ©Itaru Hirama『平間至展写真のうた ‐PHOTO SONGS』ヒカリエホール ホールB東京都渋谷区渋谷2‐21‐1渋谷ヒカリエ9F開催中~8月23日(水)11時~20時(入場は19時30分まで)無休一般1300円ほか※オンラインによる事前予約が可能TEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)ひらま・いたる1963年生まれ、宮城県出身。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のキャンペーンポスターをはじめ、多くのミュージシャンの撮影を手がける。2015年に平間写真館TOKYOをオープン。©Itaru Hirama※『anan』2023年7月19日号より。取材、文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年07月18日子供の写真や旅行に行った時の写真などを、家でおしゃれに飾りたい人も多いのではないでしょうか。この記事では、ライフハックに沼ったしーばママ(shi_bamama)さんがInstagramで発信している方法を紹介します。マスキングテープだけを使って、おしゃれに写真を飾る画期的な方法です。賃貸で壁に穴を開けたくない人や写真をきれいに飾りたい人は、この記事で紹介する方法をぜひ参考にしてください。使うのはマスキングテープオシャレに写真を飾るのに使うのは、100円ショップや雑貨店などで販売されている、マスキングテープだけです。準備物としてハサミがあると、簡単に作ることができるので用意しておきましょう。マスキングテープを10cmほどにカットして、三角になるように貼り合わせます。この三角が、写真を飾る時の角になる部分です。この時、マスキングテープの中心部分で三角を作るようにしましょう。余ったマスキングテープの部分は、後ほど使用します。マスキングテープをひっくり返して、折るようにして重ねましょう。余ったマスキングテープ部分も三角になるようにハサミでカットして、重ねると完成です。慣れてくると1分もかからずに作れます。すごく簡単にできるので、この機会に試してみましょう。しっかり写真を固定したい人は、同じように4つ作り写真サイズに合わせて、壁に貼ります。普通にマスキングテープを貼るよりも、おしゃれになるでしょう。マスキングテープなので、壁紙が痛むほどの粘着力はありません。壁の材質にもよりますが、賃貸でもできる方法です。セロハンテープでも代用可能家にマスキングテープがない場合は、セロハンテープでも代用できます。しかし、マスキングテープと違い透明なのでおしゃれではありません。おしゃれさを優先したい場合は、マスキングテープがおすすめです。好きな柄に変えてオリジナリティーをオリジナリティーを出すために、柄や色にこだわってみましょう。子育ての写真は「青の車柄」で旅行写真は「ピンクの飛行機柄」のように、思い出に合わせてマスキングテープを変えてみるのもおすすめです。いろいろとアレンジしながら、家の壁を思い出のギャラリーにしてみましょう。しーばママさんは、この方法以外にも家をおしゃれにする裏技を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。 この投稿をInstagramで見る しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年06月06日写真を撮るのが当たり前の現代。自分で撮る時は角度や光の当たり具合を調節できますが、人に撮られる「他撮り」は苦手な人も多いのでは。これはInstagramに育児漫画を投稿する、ぽぽママ(po_po_ch_an)さんが描いたエピソード。息子ぽぽちゃんの誕生日会を開催した際、記念の写真を残そうと夫に撮影をお願いしたのですが…。夫が撮影してくれた写真を見てみると、ぽぽママさんは呆然。お風呂上がりのドすっぴん、顔に塗った乳液やクリームのテリテリ状態で写ったからか、「誰やこれは」状態になってしまっていたのです。写し出された現実が信じられず、思わず3度見してしまったとか…。投稿のコメント欄には、多くの共感の声が寄せられていました。「いやもうこれ、めっちゃ分かります。旦那が撮ると毎回こう」「ある意味、旦那は妻をおブスに撮る天才よね」「ろうそくの灯りっていうところがまた…」「分かる!でも隣に写ってる息子は、いつも通りのかわいさなんだよね」「思わず笑った」夫の撮り方に不満を呈する人が多いなか「でも、不意にインカメラになった時の顔も…。つまりはそういうことなんだろうなと自覚し始めてる」という声も。写りは残念な結果となってしまったようですが、記念すべき子供の誕生日会の思い出を残せたのであれば大バンザイですね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月01日集合写真を撮るとき、いつもイヤだなと思うことがあります。皆さんはどうですか?■誰が決めたか身長順本人の意思関係なく前に出させられるの、なんなの。もちろん、ちゃんと顔が見える位置に立ってねって言う意味なのはわかるけど……好きな場所選ばせてくれよ……。2クラス分どっちも前に立たされるのしんどい。誰もわたしの姿なんて見てないとは思うけど、わたしがいやだよーー。
2023年04月15日自身の私生活を深く見つめる作風で、1960年代以降の日本の写真表現に独自のポジションを築いていった写真家・深瀬昌久。彼の作風は’70 年代には「私写真」と呼ばれ、後の写真家たちの主要な表現のひとつとして広まってゆく。「私写真」のパイオニア深瀬昌久の日本初、大回顧展。1934年、北海道の写真館の長男として生まれた深瀬。3代目になることを期待され、6歳の頃から暗室でプリントの水洗仕事を手伝わされるなど、幼少期から写真と縁深い生活を送る。日本大学藝術学部写真学科を卒業後は、日本デザインセンターや河出書房新社などの勤務と並行し、カメラ雑誌を中心に写真作品を多数発表。’68年に独立すると、妻や家族、飼い猫など、身近な存在にカメラを向け、自分の内面へと意識を向けてゆく。彼の作品は、被写体に対する愛ある眼差しと、ユーモラスな軽やかさが混在しているのが特徴。明るさの中にも、どこか不気味な雰囲気をたたえた作品は、不思議といつまでも見る人の記憶に残る。本展は、深瀬昌久の全貌を紹介する日本初の大回顧展。初期作品「遊戯」から、家族を撮影した「家族」、晩年に手がけた「私景」や「ブクブク」など、主要な作品を一堂に集め、活動の足跡を時系列に辿ってゆく。なかでも注目は妻・洋子を被写体に、約10年の歳月をかけて撮影されたシリーズ「洋子」だ。深瀬は、’60年代には二人が暮らした埼玉の草加松原団地を舞台に、’70年代には旅先の北海道や金沢、伊豆などで洋子を撮影。本展では《無題(窓から)》など15点を本邦初公開。そこには被写体への愛ばかりでなく、どこか過剰な演出も入り交じっている。深瀬がプライベートを晒しながら表現したかったものは何だったのか。彼は猫と過ごす日々を振り返り、「私はみめうるわしい可愛い猫でなく、猫の瞳に私を映しながら、その愛しさを撮りたかった。だからこの写真は、サスケとモモエに姿を借りた私の『自写像』といえるのかもしれない」と書き残している。’92年6月、深瀬は行きつけのバーの階段から転落。重度の後遺症を抱え、以降は特別養護老人ホームで介護を受けながら過ごし、二度とカメラのシャッターを切ることなくこの世を去った。本展は、彼の活動の全貌とともに、「不遇の作家」とも呼ばれた彼の生き様から、写真の原点についても考える機会になりそうだ。《無題(窓から)》〈洋子〉より1973年勤め先の画廊に出勤する洋子の姿を毎朝4階の自室から望遠レンズを使って撮り続け、「洋子」と題して1973年に誌上で発表。夫婦は’76年に離婚した。©深瀬昌久アーカイブス《無題》〈サスケ〉より1997‐1998年個人蔵’77年に友人の紹介で譲り受けた深瀬の猫・サスケ。©深瀬昌久アーカイブス《屠、芝浦》〈遊戯〉より1963年東京都写真美術館蔵解体される家畜と当時は恋人だった洋子。©深瀬昌久アーカイブス《91.11.10 November 10th 1991》〈ブクブク〉より1991年東京都写真美術館蔵’91年、深瀬は自宅の湯船に潜った自分の姿を約1か月間写し続けた。©深瀬昌久アーカイブス《昌久と父・助造》〈家族〉より1972年東京都写真美術館蔵’71年、帰省した際に撮影した父との写真。©深瀬昌久アーカイブス深瀬昌久 1961‐1991 レトロスペクティブ東京都写真美術館東京都目黒区三田1‐13‐3恵比寿ガーデンプレイス内開催中~6月4日(日)10時~18時(木・金曜は~20時。入館は閉館の30分前まで)月曜(5/1は開館)休一般700円ほかTEL:03・3280・0099※『anan』2023年3月15日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2023年03月13日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!我が家のフリッツ君はもうすぐ5歳。すくすくと育ってくれて嬉しいことですが、母親の私にはほんの小さな悩みがあります。そう、フリッツ君が産まれて来た日から撮り続け、ひたすらに増えていく写真データです……。初めのうちはスマホに保存するだけで済みましたが、私のスマホの保存容量はあっという間に満タンになってしまいました。そこで、定番の手段として、大容量USBを購入! まずはスマホからPCに移し、PCからUSBに移してそこに保存していました。わざわざPCとUSBを用意して、写真を見る……「わざわざ」と言うほどの手間ではないのかもしれませんが、私はどうにもそこまでのモチベーションが湧かず、結局USBは引き出しにしまわれっぱなしで、写真を見る機会がなくなってしまいました。もっと簡単に、片手間に写真を見返せる方法はないものでしょうか。そこで今度は、スマホに直接繋げられるUSBを購入。これならPCを用意しなくても、USBをスマホに挿すだけでその中に保存した写真データをスマホで見られるんです! これは便利!これは私が最強にモノグサすぎるのでしょうか。やっぱりこれも写真を中に保存したまま放置……。もっと「あ、そうだ!昔の写真を見よう」と思い出すことができて、かつすぐにぱっと見られる方法。それは……。こんなに便利でコンパクトな世の中にも関わらず……。私が選んだ方法はシンプルに「アルバムを作る」というアナログなものでした(笑)。もちろん、印刷して保存するとしたらデジタルデータで保存するのとは違い、撮影したすべての写真を……というわけにはいきません。連射写真を1枚に絞ったり、ぼけている写真や、子供がちゃんと写っていない写真などは除外したりしていきました。しかし、それでも! 我が子の写真……特に新生児期の写真は、母親の私にとってどれも可愛くて可愛くてたまらないんです。きっと人から見たら「寝てる姿ばっかりじゃん」なんて思われるのではないでしょうか。写真をかなり厳選したにも関わらず、なんと約2か月分でアルバムが1冊埋まってしまったのです。もちろん、これもあるあるだとは思うのですが、新生児期の写真は特に多く、その後は少しずつ写真を撮る頻度が減っているので、2冊目以降のアルバムは1冊目のアルバムのように2ヵ月分で埋まってしまう……なんてことはありませんでした。しかし、きっと合計でとんでもない量になるに違いないことには変わりないでしょう。アナログのアルバムなら、ふと本棚に置いてあるのが目に入って「そうだ、アルバムを見よう」と思いつけますし、本棚から取り出して見るだけ。フリッツ君も、自分が赤ちゃんの頃を見るのはとても興味深いらしく、楽しく見てくれています。「このときはこんなことがったんだよ」と思い出話もできて、親子のコミュニケーションにもなって、この方法で私は満足です! 少しだけ大変ですが、これからも作り続けます!
2022年12月01日オンライン写真教室「エヌピクチャーズ」の運営者であり、SNSで万単位のバズを量産するフォトグラファー・中瀬 雄登(ナカセユート)が、SNSで写真を発信する人のための書籍『バズる!写真編集術』を2022年10月31日に出版しました。【思わず“いいね”を押したくなる!爆伸びの秘訣】著者が自身の豊富なバズらせ経験を深く分析することで見えた法則について、玄光社から10月31日に発売された『バズる!写真編集術』で詳しく解説されています。一見漠然としているバズ現象も、正体を明確に捉えることで攻略方法が見えてきます。本書で使用するのはAdobe社のLightroom Classicというパソコン用の写真編集ソフト。一眼レフ・ミラーレス一眼といったカメラを使用している人向けの内容となっていますが、考え方はスマホアプリ等でも応用できるため写真活動に興味のある全ての人に参考にしていただけます。写真の魅力を最大限に引き出すための編集術は4つのステップごとにビフォーアフター画像付きで紹介。明るさや色味の調整、部分補正など「なぜ、この箇所をこう編集するのか」という納得感のある解説と共に、写真の印象が魔法のように変化していく様子が明快で分かりやすく収められています。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年11月30日子供の頃から北の自然に憧れ、極北の大地アラスカで活動した写真家・星野道夫。取材中に事故で亡くなり、25年以上経った現在も、大自然や動物の心打つ写真と美しい文章で多くのファンを魅了し続けている。本展「星野道夫 悠久の時を旅する」は、20歳のときに初めて足を踏み入れたアラスカの村の記録から、亡くなる直前まで撮影していたロシアのカムチャツカ半島での写真まで、貴重な資料を交えながら、彼のライフワークを一望し、星野道夫の足跡を辿る内容となっている。19歳のある日、星野は神田の古書店でとある海外の写真集に出合い、そこに掲載されたエスキモーの村・シシュマレフの航空写真に強く魅せられる。住所も分からない村の村長宛てに手紙を書いた彼は、半年後に届いた返事をきっかけにアラスカに渡り、念願のシシュマレフ村でひと夏を過ごすことに。この村での経験が、後に彼が写真家として再びアラスカへ向かう大きなきっかけとなった。アラスカ大学に入学してからも1年の大半は旅に費やし、自然写真家として歩み始めた星野。彼は極北の動物を獲り、独自の文化を育んできたエスキモーや北米先住民、アラスカの自然を愛する多くの人々に出会い、次第に旅行者ではなく住民として、この地に関わってゆくことを決意。1990年にはフェアバンクスの森に家を建て、暮らし始める。「動物や自然だけではなく、人と自然の関わりが星野の一番大きなテーマでした。彼はいろんな被写体と向き合いながら、その先にある命と向き合っていた気がします。動物の写真でも、その奥にアラスカ全体があり、命のつながりがある。最終的には、私たちはどこから来て、どこへ行こうとしているのか、ということをずっと考えながら旅していたと思います」と語るのは星野道夫事務所代表・星野直子さん。生誕70年にあたる今年開催される本展では、未完の作品群も交え、星野の旅を紹介する。アラスカという過酷な自然の中で生きる動物、先住民族や開拓時代にやってきた白人たち。彼らの生き様を写真に収めてきた星野は、生と死が隣り合わせの彼らを見つめ、どんなことに人生の豊かさを見出したのか。本展を見ればその答えがきっとわかるはずだ。ドールシープはアラスカの山岳地帯や高地に生息する野生ヒツジ。雄は大きくカーブした角を生やす。ホッキョクジリスはほとんどアラスカ全域に生息。1年のうち8か月を眠って過ごす。多くの肉食動物の獲物に。エスキモーの伝説には多くの人格化されたホッキョクグマの話が出てくる。写真はカナダのハドソン湾にて撮影。森での狩猟で生計を立てていたウォルター。アルペングロウ(山頂光)に染まる夕暮れのデナリ(マッキンレー山)。北米の最高峰で、標高6190m。手前はワンダーレイク。撮影はデナリ国立公園にて。日没直前にドレスアップして来てくれたミシャの一家。ロシア領チュコト半島にて。ほしの・みちお1952年、千葉県生まれ。慶應義塾大学卒業後、動物写真家・田中光常の助手を経て’78年にアラスカ大学野生動物管理学部に入学。以後アラスカをテーマに作品を発表。’96年、取材中にヒグマに襲われて急逝。アニマ賞、木村伊兵衛写真賞受賞。「星野道夫 悠久の時を旅する」東京都写真美術館 地下1階展示室東京都目黒区三田1‐13‐3恵比寿ガーデンプレイス内開催中~2023年1月22日(日)10時~18時(木・金曜は20時まで。入館は閉館の30分前まで)月曜(祝休日の場合は開館、翌平日休館※1/3は開館)、12/29~1/1、1/4休一般1000円ほかTEL:03・3280・0099※『anan』2022年11月30日号より。取材、文・山田貴美子撮影・星野道夫©Naoko Hoshino(by anan編集部)
2022年11月28日昔はなかったツールのおかげで、娘たちの修学旅行の土産話を楽しく聞けました。■ 写真付きの話はわかりやすい修学旅行から無事行ってきましたー。娘たちの話が理解できる!!!前は土産話をきいても「〇〇くん…?誰?」みたいに脳内で「???」ってなりながらも「楽しかったんならいっか~」って気持ちで聞いていたけど、今回はタブレットで撮った写真を見ながら説明してもらったからよくわかった!「すんごく楽しかったんだろうな」ってのが、写真の枚数でも伝わったから良かったと思ったよ。たしかにわたしも何か説明するとき、大体スマホで撮った写真見せながら話すもんなぁ。これが普通になっているんだなって思ったよ。撮った写真たちは、卒業したらデータもらえるんだろうか……販売……?
2022年11月26日淡く、やわらかな光を帯びたワンシーンを切り取り、世界がかけがえのない一瞬の連なりであることを見せてくれる写真家・川内倫子さん。美術館では6年ぶりに開催される写真展『川内倫子:M/E球体の上 無限の連なり』は、この10年ほどの間に制作した作品シリーズから、新作を中心に編んだ構成になる。展覧会のタイトル「M/E」の元となった「Mother Earth」という言葉は、撮影のために訪れたアイスランドで、ある特別な体験の最中に浮かんだもの。「休火山の中に入るというツアーに参加したのですが、火口から100m以上ゴンドラで降りていき、底から上を見上げたら、火口が女性器の形のようだった。まるで地球の胎内に入ったような感覚で、そのとき『Mother Earth』という言葉が自然に浮かびました」文字に書き出してみると、もう一つ、気づきがあった。「頭文字をつなげたら、“ME”。小さな“個人”という意味になるんだなと」“Mother Earth”の中に小さな“ME”がある。そのとき、「大きなものに包まれて、その一部になったような」、火山の中で感じた思いとつながり、しっくりきたのと同時に、小さな“個”である自分を一層強く感じることができたという。今回の展示は、この体験を見る人とシェアしたいという川内さんの思いが一つの出発点となっている。〈M/E〉では、アイスランドの氷山や風景、厳寒期の北海道の冬景色、パンデミック下で過ごした自宅やその周辺で撮影した写真を1つのシリーズにまとめた。一見、関連のない被写体を並べて、連なりで見せる手法は、第一作『うたたね』以来、ずっと用いているものだ。〈M/E〉シリーズの中でも、壮大な景色の中に身を置いて撮影した写真と、身近なできごとを丁寧にすくいとった写真が隣り合う。フォーカスの異なる2つの視点は、川内さんの中でどのように同居しているのだろう?「極小のものから広大なものへつながっていく視点には、すごくダイナミックな宇宙観があると思います。自分がそういうものの間で生かされているのだと思うと、広大な宇宙の中にいるんだという実感がわいてくる。ミクロからマクロへの振り幅が大きければ大きいほど、この世の中の不思議というか、謎みたいなところに迫れる気がするんですよね」宇宙から俯瞰すれば、人間もアリ同様、小さな存在。そうした存在がお互いに影響し合って生きている。「作品を作ることを通して、自分がそれを実感したいんだと思います。自分が生かされていて、いろんなものとつながりがあるということを」こうした眼差しを持つ川内さんにとって、地球環境や社会情勢に対する不安は大きい。「今、自分なりに危機感を覚えているのかもしれません。ついこの間も豪雨でパキスタンに大きな洪水が起こったというニュースを見ました。温暖化やCO2問題は1つの国だけの問題ではないし、今もどこかの国の工場から排出されているものが影響し合っている。そういう『つながり』の意識がなおざりになると、戦争になってしまったりもする」そうした気持ちが、無意識のうちに大自然の中へと川内さんを向かわせたのかもしれない。アイスランドの大自然や、北海道のハードな寒さの中に身を置いて、圧倒的な景色の中で、自分の小ささをひしひしと感じながらシャッターを切る。ある種の極限状態の中で、体が反応するまま、反射神経で撮っていったものを1つの作品として並べたとき、初めて自分が無意識の部分で何を考え、何を求めているのかがわかるという。「結局、そこで何に反応したかということが、作品をまとめるときに見えてくるんです。答え合わせみたいに、ああやっぱりそうだったんだという最後のピースは、展示にしたときにわかるんだろうな」会場では発表のたびに映像を追加していくことをコンセプトとした映像作品〈Illuminance〉、2018年に出版した写真絵本『はじまりのひ』を朗読したサウンドが流れるなど、写真にとどまらない表現も。会場デザインは建築家の中山英之さんが手がけ、展示空間が1つのインスタレーションのように体験できる点も注目。白色の柔らかな布地で空間をつくり、川内さんがアイスランドの休火山の中で感じた「包み込まれるような感覚」の再現を試みている。私たちもきっと、この星とのつながりを、展示の連なりとともに体験できるはず。M/E本展のタイトルにもなった新作シリーズ。アイスランドと厳寒期の北海道で撮影した氷河や冬景色、パンデミック下に撮影された身の回りの日常風景をまとめている。「母なる大地(Mother Earth)」から小さな「私(Me)」へと行き来する、写真家の視点に注目を。《無題》2020(シリーズ〈M/E〉より)《無題》2019(シリーズ〈M/E〉より)4%日本初公開のシリーズ。アーティスト・イン・レジデンス(アーティストが現地に一定期間滞在し、創作活動等を行う制度)により、2011年にサンフランシスコ、’12年にロサンゼルスにて制作。球体や水平線など、地球・宇宙への広がりをイメージさせるモチーフが登場。《無題》2013(シリーズ〈4%〉より)《無題》2013(シリーズ〈4%〉より)かわうち・りんこ1972年、滋賀県生まれ。2002年、写真集『うたたね』『花火』(共にリトルモア)の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。近刊に『やまなみ』(信陽堂編集室)などがある。『川内倫子:M/E球体の上 無限の連なり』東京オペラシティ アートギャラリー東京都新宿区西新宿3‐20‐2‐3F開催中~12月18日(日)11時~19時(11/3~11/6は10時~。入場は18時半まで)月曜休一般1200円ほかTEL:050・5541・8600(ハローダイヤル)※『anan』2022年10月19日号より。写真・土佐麻理子取材、文・松本あかね(by anan編集部)
2022年10月16日小学1年生の息子の登校事情。しぶしぶながらもなんとか学校に行ってくれる日もあれば、どうにも玄関で尻に根を生やす日もある。母の顔が見れないからだなんて、かわいい理由と思ったら…ちょっと!いくらなんでも数時間の間に息子の顔忘れんから!水筒のパッキン付け忘れたり、弁当に箸入れ忘れたりしても、息子の顔は忘れんから!!失礼しちゃう。しょんぼりする息子。好きな人の写真持ち歩くとか昭和の乙女みたいなことを…。万が一落っことしたら母はだいぶ恥ずかしいので、ちょっと別の案を考えたい。あ。でも実はそんな母。推しのトレカをキラキラにデコった硬化ケースに入れて持ち歩いてるわ。スマン…同じことしてたわ。推しのデコ、本当は一緒に出先で食べたものとか飲んだものとハイチーズしたいんだけどさ、ちょっと照れがあってなかなか出せなくてさ。ひたすら持ち歩いてる、お守り。しかし、好きなものは身に着け持ち歩く、という発想。見事に私の遺伝子が息子に受け継がれているな…と思った出来事だった。
2022年08月07日アメリカ生まれの会員制ホールセールクラブ『コストコ・ホールセール(以下、コストコ)』。大容量の食料品や日用品、種類が豊富な総菜など、日本でも固定ファンが多い人気のお店です。コストコの会員証の写真が大変なことに!コストコの会員証には、メンバー本人であることを証明するための顔写真が載っています。アメリカのシカゴに住むドメニク・メレンダさんは、コストコの店舗で会員証用の写真を撮影しました。すると、カメラのシャッターが切られる瞬間に、ドメニクさんはくしゃみをしてしまったのです。しかし、店員さんは撮りなおすことなく、その写真で会員証を発行。こうして完成した、ドメニクさんの会員証がこちらです。ドメニクさんは「もしきみがくしゃみをしても、コストコは会員証の写真の撮りなおしは、してくれないらしい」と、自らの写真を海外の掲示板『Reddit』に投稿。すると、見た人たちの爆笑を誘いました。・2分間笑い続けて、涙が出たよ。ありがとう。・最高の写真!レジでこれを見せたら、店員は大笑いするだろうね。・「お顔が違うようですが、この顔をしていただけますか?」っていわれるかもよ。コメントによると、コストコでは撮影した写真が気に入らなければ、撮りなおしをしてくれる場合もあるそうです。それぞれの店舗や店員さんによって、対応が違うのかもしれません。よりによって、くしゃみをした瞬間の、絶妙なタイミングで写真を撮られてしまったドメニクさん。彼がコストコで会員証を提示するたびに、この写真は多くの人を笑顔にすることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月09日フォトグラファーのbox(@box_box_you)さんは、撮影した鳥居の写真をTwitterに投稿。国内のみならず海外からも多数の『いいね』が寄せられました。撮影場所は、滋賀県高島市にある『白鬚(しらひげ)神社』。琵琶湖に浮かぶ大鳥居は、国内屈指のパワースポットとしても有名です。見る人を圧倒する『絶景』を写した1枚が、こちら。境界 pic.twitter.com/VHEaKh5P7x — (@box_box_you) May 29, 2022 鳥居を中心に、水面が光と影に分かれていて、まるで、現世と来世を結ぶ境界があるかのよう…!吸い込まれそうなほど美しい光景に、少し怖さを感じてしまう人もいるのではないでしょうか。投稿を見た人たちからは、「めちゃくちゃかっこいい!神様の気配を感じた」「すごく印象に残りました」など称賛の声が上がりました。まさに『神秘的』という言葉がぴったりの1枚ですね。[文・構成/grape編集部]
2022年05月31日2021年12月に男の子を出産した、ずたん(@mtakztan)さん。息子さんが誕生して100日を迎えたため、記念写真を撮ることにしました。部屋の壁を『100』という数字の風船などで、かわいらしく飾り付けた、ずたんさん夫婦。しかし、夫が撮影してくれた1枚は、ずたんさんが想像していたものとは異なるものでした。その写真がこちら!100日祝いでした旦那もうちょい映えな写真撮ってくれや pic.twitter.com/lqOLAg4a6r — ずたん3m (@mtakztan) March 30, 2022 写真に写っていたのは、我が子を抱えながら準備する、ずたんさんの背中!若干ぶれていることから、ずたんさんが素早く機敏に動いていることが感じられます。ずたんさんはこの写真に対し「もうちょっと、映えな写真を撮ってくれや」とひと言。しかし、写真を見た人々からは「かっこいい!」「素敵」と絶賛する声が寄せられました。・母親のたくましさが感じられて、すごくいい写真だわ!・リアルな撮影の裏側って感じ!めちゃくちゃかっこいいよ、お母さん。・ずたんさんのスタイルがよすぎる。産後でこの体型なのはうらやましい。・我が子を救うため、空から飛び降りてきたヒーローみたい!ずたんさんのたくましさが感じられる、100日記念の写真。息子さんは、かっこいいずたんさんに守られながら、これからすくすくと育っていくのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年04月01日大判カメラの「アオリ」と呼ばれる機構を駆使して、都市をジオラマのように撮影する写真家・本城直季さん。まるでミニチュアセットのように見える写真だが、実はすべて現実世界を撮影したもの。彼のマジックに魅了されたファンも多いだろう。まるでジオラマ?広がる不思議な風景。写真家・本城直季初の大規模個展。「大学の写真学部4年生の時、学校の備品だった大判カメラを自由に借用できるようになって。スタジオマンとして働いた経験などもなかったので、固定観念なく自由な撮影にトライできた。それがこの撮影法を習得したきっかけかもしれません」東京に生まれながらも高層ビルが乱立する都市に違和感を覚えていたという本城さん。この世界を知りたい、俯瞰したい。そんな想いが彼の創作の原動力となった。「実際にヘリコプターから空撮すると驚かされるのは人の痕跡。例えば、広大なサバンナにも車の轍は残っているし、東京のビルや人が密集する様には衝撃を受ける。地球上で人間がいない場所はないと感じるし、そこにあるのは美しさだけじゃなく、リアルな人の営みだと実感します」今回、彼が2年かけて準備をした初の大規模個展では、代表作「small planet」シリーズで日常の風景を俯瞰することから始まり、そこから「kenya」「tohoku 311」など、彼が注目するエリアへとフォーカスする展開に。注目は本展のため新たに撮り下ろした「東京」の風景。国立競技場や東京の摩天楼、長時間露光によって住宅街の路地裏を撮影した「LIGHT HOUSE」まで約200点の作品を展示し、その活動を振り返る。自分の住んでいる世界は、はたして理想的なのかをずっと問い続けてきたという本城さん。「かわいいと言われることが嬉しい半面、都市が抱え込んでいる陰の部分も表現されているのが僕の作品。そんな都市生活の奥深さを感じてもらえたら」small planet / Tokyo, Japan / 2005 © Naoki Honjosmall planet / Tokyo, Japan / 2002 © Naoki Honjoplay room / beach / 2005 © Naoki Honjokenya / giraffe / 2008 © Naoki Honjo本城直季(un)real utopia東京都写真美術館 地下1階展示室東京都目黒区三田1‐13‐3恵比寿ガーデンプレイス内3月19日(土)~5月15日(日)10時~18時(木・金曜は~20時。入場は閉館の30分前まで)月曜(3/21、5/2は開館)、3/22休一般1100円ほか(日時指定予約推奨)TEL:03・3280・0099ほんじょう・なおき1978年、東京都生まれ。2004年、東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。『small planet』(リトルモア)で第32回木村伊兵衛写真賞受賞。ANA機内誌『翼の王国』の連載も担当する。※『anan』2022年3月23日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・山田貴美子(by anan編集部)
2022年03月20日日常生活で鏡に映った自分の姿を見ていても、自分が写った写真を見るとこう思ってしまいます。「えっ…ウソ…本当にこれが自分…!?」残念なことに、ここでいう「本当にこれが自分…!?」は、ポジティブな意味合いよりも、ネガティブな意味合いの方が多いもの。写真だと静止画になってしまうためでしょうか。自分の想像していた姿とは異なる形相に、ショックを受けてしまいます。そういった理想と現実の悲しいギャップを描いたのは、まる(@shishishishimr)さん。自身の経験を元に描かれた1枚に、多くの人が涙を流しながら共感したようです…。友人が今日撮った写真を送ってくれました pic.twitter.com/RWuiGzrQJQ — まる (@shishishishimr) March 4, 2022 写っているのは、想像よりも5割増しで体格のいい自分の姿!『ゆったりした服』によってさらにスタイルがふくよかに見えてしまうほか、目元にもシワがあるなど、まさに「こんなはずでは…」という言葉が飛び出る光景です。体型に限らず、多くの人が一度は経験するであろう、写真による理想と現実の差。投稿に対し、涙を流しながら共感する声が多数寄せられています…。・あるあるで泣いた。だから写真は苦手なんだよねえ…。・この2コマ目の絵、細部まで完全にワシやないかーい!・めちゃくちゃ分かる…。それでも、お菓子を食べる手が止まらない。正面よりも、背中が写った写真で自分のふくよかな身体を認識させられた人も多いようです。中には「カメラは太って見えるって聞いたことがあるから、勝手にそれを信じています」という人も。もし写真に写った『現実』が受け入れがたい時は、そう思って現実逃避するのも手なのかもしれません…。[文・構成/grape編集部]
2022年03月07日アメリカに住む、写真家のライズ・マッキノンさん。美しい自然の風景や動物、車などの写真を得意とするライズさんは、Instagramで自分の作品を紹介しています。夕暮れとカモを撮影したつもりが?ある冬の日、ライズさんはマサチューセッツ州にある野生動物保護区で、カモの写真を撮りました。夕日に染まるオレンジ色の空をバックに、優雅に川を泳ぐ3羽のカモ。とても絵になる写真ですが、彼は家に帰ってからその写真を見て、あるものが写りこんでいたことに気付きます。一体、何が写っていたのでしょうか…。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Rhys(@rhysmckinnonphotography)がシェアした投稿 カモたちのすぐ後ろに、白鳥がいた!遠目で見ると、白鳥の姿は積もった雪と絶妙に同化しています。これはライズさんが気付けなかったのもうなずけますね。この写真には、偶然が生み出した奇跡の1枚を絶賛する声が上がっています。・なんて美しいサプライズだ!・信じられないくらい、素晴らしいショットだよ。・おめでとう。すごいボーナスだね。この写真を編集する瞬間まで、白鳥の存在に気付いていなかったというライズさん。でも「偶然に写りこんでいた」ことによって、この写真がより特別なものになった気がしませんか。写真を撮る時に、何かにフォーカスしていると、それ以外のものが見えていないということはありがちです。ライズさんも、カモだけを見ていたので、すぐ後ろにいた大きな白鳥に気付かなかったのでしょう。狙ってもなかなか撮れないであろう、『夕暮れとカモと白鳥』の奇跡のコラボショットは、多くの人を感動させてくれました。[文・構成/grape編集部]
2022年03月02日2010年のデビュー以来、作品制作と並行して、数々のクライアントワークに携わってきた写真家・映像監督の奥山由之さんが、12年間の仕事をまとめた『BEST BEFORE』を刊行。ポカリスエットをはじめとする広告写真、米津玄師や星野源などのアーティスト写真、エディトリアルワークなど、見た人の記憶に残る一枚が詰まっている。出来上がったばかりの写真集を手にした奥山さんは、「12年間のいろんな思い出が蘇ってきて…。まずはクライアントの方や媒体の方、スタッフの方、被写体の方、一緒に物作りをしてくださったみなさんに、感謝の気持ちでいっぱいです」と、感慨深げな表情を浮かべた。「ポスターや雑誌など、世の中に初めて出た時とは違った見え方にならないと本にする意味がないと思い、一度、一点ずつの写真に解体し、再構築しました。基本的には感覚で、時に言語的に組んだレイアウトもあるのですが、クライアントワークとして撮影した写真の、明確にある個性や目的を取り払う作業が難しかったです。でも、企画も撮影時期も被写体も異なるのに意味がリンクしている写真もあり、奇跡的に感じました。今、出来上がった一冊を見て、自分で言うのは恥ずかしいですが、素晴らしい仕上がりです。アートディレクターの平林(奈緒美)さんには、挑戦しているエッジーな様相はありつつも、アーカイブとして機能している整頓されたものにしたいと依頼しました。サイズ等含めて、重厚感とユーモアが共存したベストなものになりました」『BEST BEFORE』とは、「賞味期限」の意味。「クライアントワークは作品制作とは違い、広告なら商品、雑誌なら服やタレントさんと伝えるべきものが起点になり、それを伝えるための機能として写真が存在します。写真は見る時どきによって見え方が変わるものなので、そういう意味でクライアントワークには、最大限に機能を発揮するタイミングがあると思ってつけました。ただ、賞味期限は決して消費期限ではない。そうした意図の違いを伝えたかったんです」クライアントワークに取り組むうえで大切にしているのは、真摯に向き合い、期待に応えること。「“奥山に頼んでよかった”と思ってもらいたいんです。なぜ僕なのかということを理解したうえで、全力を尽くす。この一冊を見ていただくと、写真の手法やアプローチ、スタイルがバラバラなことがわかると思います。その理由は、オーダーメイドのような感覚で、一つ一つの仕事における最適な答えを導き出そうと、新しいトライをしているから。同じクライアントさんでも打ち出したい企画意図は毎回違うので。独りよがりに撮っているから作家性があり、それを一冊にまとめたと思う人がいるかもしれませんが、僕の場合は逆です。一人から出てくるものやアイデアは、そんなに種類がないと思っているし、自分が得意ではないことをやるべき時もあります。僕が撮った写真は、クライアント、スタッフ、被写体の方々と物作りを突き詰めていく過程で生まれた、コミュニケーションの痕跡だと思っています。真剣に考えているからこそ、『こうしたほうがいい』と議論もするけれど、コミュニケーションを交わしたことにより、たとえ結論が最初と変わらなかったとしても、出来上がったものの質量は違いますから」被写体となる人やモノとのコミュニケーションも大事だと奥山さん。「クライアントワークで撮られた写真は、見る人に伝える目的が明確であるがゆえに情報的になりすぎて、被写体が一面的に見える場合が多い印象があります。でも、世の中に存在している人やモノは、もっと多面的で表裏一体だったりする。僕は、そのことを写したい思いがあるんです。そのためには、まず、撮影前に被写体のインタビューを読んだり、作品を見聞きして相手のことを掘り下げる。そして、コミュニケーションや会話を交わし、信頼してもらい、相互理解を深めるようにしています。作家性があるといわれている方々は、実は、他者を理解する力に優れていると思うんです。これは写真や映像に限らず、例えば陶芸をやっている人であれば、土の気持ちを感じ取っているでしょうし。すごく大事なことだと思っています」POCARI SWEAT「踊る修学旅行」篇(2017)米津玄師 アーティスト写真(2020)『BEST BEFORE』クライアントワークに焦点を絞った今作の作品総数は400点以上、500ページを超える。アートディレクションは平林奈緒美さん。「寄稿文やクレジットも、見たことのないレイアウトに」(奥山さん)。青幻舎8800円おくやま・よしゆき写真家、映像監督。1991年1月23日生まれ、東京都出身。第34回写真新世紀優秀賞受賞。主な写真集に『BACON ICE CREAM』(PARCO出版)など。※『anan』2022年2月23日号より。写真・土佐麻理子(奥山さん)インタビュー、文・重信 綾(by anan編集部)
2022年02月19日赤、ピンク、白など豊富で鮮やかな色と、美しい姿で人気の高いベゴニア。主に鑑賞用として、さまざまな場所で栽培されています。はぎ(@hagi880)さんが、撮影した1枚の写真が「まるで絵画のようだ」と話題になりました。こちらの写真をご覧ください。夢のようなお花畑が三重にありました pic.twitter.com/Cxxt7UuTim — はぎ (@hagi880) February 8, 2022 ベゴニアを始め、一面さまざまな花に覆われた美しい光景。水面に反射する花や、浮かぶ花びらが、何とも幻想的ですね。まるで絵画の世界に足を踏み入れたような気持ちになります。この1枚は多くの人の心を打ち、19万件以上の『いいね』や、多くのコメントが寄せられています。・これが現実の光景だなんて...今1番行きたい場所になりました。・あまりの美しさに数秒固まりました。・ここに行ったらお姫様みたいな気分になれそう!写真が撮影された場所は、三重県桑名市の植物園『なばなの里』内にある『ベゴニアガーデン』。温室のため、美しい花々が年中楽しめるとのことです。はぎさんの写真のように、夢のような花畑を見たい人は訪れてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年02月09日妊娠中の姿を、プロのカメラマンに撮影してもらう『マタニティフォト』。赤ちゃんが生まれてくることを楽しみに、夫婦で撮影する人が多いようです。Koichi Sugimoto(@koichi2905)さんも、妊娠中の妻と一緒に『マタニティフォト』を撮影しました。その写真には、幸せそうな2人が写っているのですが…。思わず笑ってしまう、1枚の写真をご覧ください。ご報告ですが、妻が妊娠しており今月下旬に出産予定です✨赤ちゃん元気に産まれてきてね〜 pic.twitter.com/pMfB1GdnLw — Koichi Sugimoto / ザ法人営業 (@koichi2905) February 9, 2022 妊娠している妻よりも大きい、sugimotoさんのお腹…!妻も、sugimotoさんのお腹に手を添え、まるで夫が本当に妊娠しているかのようなポーズをしています。夫婦のお茶目っぷりだけでなく、2人の幸せが伝わってくる、素敵な写真ですね!この投稿には「どっちが妊娠しているんですか!?」といった声が寄せられました。・おめでとうございます!双子かな?・笑ったー!お2人とも、出産頑張ってくださいねー!・どっちが妊娠しているのかな?幸せそうな2人がかわいすぎる写真ですね!・最高すぎる写真!これ、真似したいなー!ちなみに、sugimotoさんによると、このお腹の中には、夢と欲望が詰まっているのだとか…。生まれてくる赤ちゃんが大きく育ち、この写真を見た時の反応が楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年02月09日衣類を始めとするファッションは、常に新たなトレンドが生まれ、進化し続けています。若い頃は、派手な洋服を着てみたり、最新の流行を追いかけてみたり、オシャレを追求していたものの、大人になればなるほど、クローゼットの中には無難なデザインばかりという人もいるのではないでしょうか。88歳の男性の願いを叶えた、1つのストーリーをご紹介します。派手な服を着てみたい国産ジーンズブランド『Rockwell Japan』の代表、ぎおん(@twelveO2twelve)さん。ぎおんさんの家の近所には、88歳の男性、三好さんが住んでいます。農家を営む三好さんは、よく野菜や果物などを差し入れてくれるため、ぎおんさんにとってすごくお世話になっている人なのだとか。三好さんは「自分も若い人のように赤や黄色などの派手な服が着てみたいけど、年を取ると似合わない」とよく話していたといいます。ぎおんさんは、そんな三好さんへ日頃の恩返しの意味も込めて、『めちゃくちゃかっこいい服と最高の写真』をプレゼントすることにしたのです。ぎおんさんはショップでさまざまなアイテムを買い集め、三好さんのもとへ。三好さんはどのように変身したのでしょうか…こちらをご覧ください!88歳のおじいちゃんが、歳とると派手な服が似合わんなる。とか言うからそんなわけないだろうと思って着てもらったら予想を超えてファンキーでカッコよくなったから見てくれぇーー!!!着てるうちにおじいちゃんもめちゃ元気になっててこれぞファッションの力って感じがした。 pic.twitter.com/WqEbyooJf9 — ぎおんRockwell Japan (@twelveO2twelve) January 23, 2022 かっこよすぎる…!ファンキーな服装から、アメリカンで渋いスタイルまで、『派手な服』を完璧に着こなす三好さん。傘、ステッキ、サングラスなどの小物が、個性的なファッションをより一層引き立てていますね!三好さんも最初は緊張していたようですが、「撮影が進むにつれてどんどん元気になっていった」とのこと。この投稿には、10万件を超える『いいね』と、驚きのコメントが多く寄せられていました。・最高の笑顔!似合いすぎです!・めっちゃいい!88歳だからこそのカッコよさです。・優しさに包まれた素晴らしい企画。また見たい!また、撮影に至る背景や、撮影の様子などはYouTubeにて公開されています。気になった人はぜひチェックしてみてください!服装には、その服を選んだ人の願望があらわれることがあるといいます。落ち込んだ時や、気分を変えたい時には、あえて明るい服を着てみたら、服から元気がもらえるかもしれません。ファッションの力を感じるストーリーに、多くの人の心が温まったようです。[文・構成/grape編集部]
2022年01月26日漫画家の、かっぴー(@nora_ito)さんがTwitterに投稿したエピソード作品『親父の背中』をご紹介します。かっぴーさんの実家は写真館。祖父の代から、近所に住む人たちの家族写真や七五三の写真などを撮影していたそうです。かっぴーさんは、父親との間に起きた、10年前の出来事を描きました。『親父の背中』美術大学の課題をこなすべく、実家のスタジオを借りたかっぴーさん。すると、父親が撮影を買って出たのです。スタジオ横に改築された自室で、かっぴーさんは漫画を手に取り、父親との過去のやり取りを思い出していました。かっぴーさんは当時、漫画家に憧れを抱くも、「祖父の代から続く写真館を継がなければ…」と思っていたのでしょう。「よっぽど好きじゃなきゃ続かねえよ、仕事なんて」隣のスタジオから何度も聞こえてくるカメラのシャッター音に、そんな父親の言葉が脳裏をよぎり、思いを巡らせていました。「父親の背中が光って見えた」 #親父の背中 4/4 pic.twitter.com/eoJI1H5m9I — かっぴー/左ききのエレン/15分の少女たち (@nora_ito) January 4, 2022 …感情がついていかないッ!!かっぴーさんは、心の目…ではなく、肉眼で父親の背中が光って見えていたのです。ライトの光を背中で受け止める父親にツッコミを入れるかっぴーさん。相手が客ではなかったことに、安堵したことでしょう。斜め上な結末に、読者からはさまざまなコメントが寄せられました。・色も香りも具材もぜんぶカレーなのに、食べたらハヤシライスだったみたいなこの感じはなんだろう…!・感動がこみ上げていたのに、ラストで吹いて鼻水出た。最高!・こんなオチが素晴らしい作品、久しぶりに見ました。ただのいい話で終わらせないところが好き!予想外なオチではありますが、かっぴーさんの心が動いたことは確かなはず。少々天然な父親が営む写真館は、今も昔も近所の人達の笑顔が絶えない、かけがえのない場所になっていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年01月26日雄大な山々や、美しい街並みは、『絶景』と呼ばれ、写真や絵画など多くの芸術作品の対象にされてきました。それらは、自然が作り出すシチュエーションにより、さらに何倍も美しくなることがあります。写真家のイナガキヤスト(@inagakiyasuto)さんが撮影した1枚は、まさに自然が作り出した奇跡のような作品でした。こちらをご覧ください。月夜に重なった富山の奇跡。 pic.twitter.com/oAzVnDDjcZ — イナガキヤスト (@inagakiyasuto) January 17, 2022 イナガキさんが住む、富山県を撮影したこの1枚。街にかかった濃い霧が、街灯や建物の明かりでカラフルに彩られています。奥には、月に照らされた立山連峰がそびえ立ち、その足元で輝くのは都市部の明かり…。あまりの絶景に言葉を失いますね。Twitterに投稿された『富山の奇跡』には8万件を超える『いいね』と、感嘆のコメントが多数寄せられました。・もう、言葉がないです。素晴らしい!・やはり立山連峰の存在感が抜群です!・なんとも幻想的な景色…まさに奇跡ですね。いくつもの条件が重ならないと見ることができない、大迫力の冬景色に多くの人が心を奪われました。[文・構成/grape編集部]
2022年01月19日日本を象徴する山である『富士山』。日本の最高峰であり、その見た目の美しさから、数多くの芸術作品の題材とされています。単体でも十分に魅力的といえる富士山ですが、フォトグラファーのbox(@box_box_you)さんが撮影し、Twitterで公開した1枚は、より一層美しいものでした。こちらの写真をご覧ください。一瞬の絶景 pic.twitter.com/KVeYlTb46c — Box (@box_box_you) January 5, 2022 やや赤みがかった美しい富士山とともに写るのは、ハクチョウの1種、コブハクチョウ。富士山の周辺にある5つの湖、『富士五湖』の1つである山中湖にて、撮影されたものです。なんとも幻想的なこちらの写真には、13万件以上の『いいね』と、多くのコメントが集まりました。・こんな写真を撮影してみたい!最高です!・この瞬間のために、どれだけの時間をかけたのだろう…。すごいなぁ。・背景やトーン、ハクチョウの躍動感に、湖面の波紋など一目見てしびれました。本来、群れやつがいで行動しているコブハクチョウが、1羽だけ、雲一つない富士山の正面で湖面から羽ばたくという、いくつもの奇跡が重なっているこちらの写真。同じ瞬間は二度とないであろう、まさに一瞬の絶景をとらえた1枚でした。[文・構成/grape編集部]
2022年01月07日撮影の仕方で、さまざまな表情を見せる写真。時には現実離れしたような景色を、写すことがあります。写真家の、まり(@mariii_a73)さんが撮影した1枚に、多くの人が目を疑いました。どこまでも続いているような、圧倒される階段がこちら。京都には心が折れそうなほど長い階段がある pic.twitter.com/0HpSxCoAbv — まり (@mariii_a73) December 7, 2021 「京都には心が折れそうなほど長い階段がある」撮影場所は、京都府京都市伏見区桃山町にある『明治天皇 伏見桃山陵』。1人で立っている女性の姿が、階段の長さを強調します。多くの人が参拝し、階段を昇り降りしながら「ちょっと休もうよ」「うわ、高すぎ」「まだ続くのか」といった会話をしていたことでしょう。写真を見た人たちから、たくさんの感想が寄せられました。・昇るのも降りるのもつらそう、ムリムリムリ!・これはすごい!果てしなく長い。・いい写真ですね、昇ってみたくなりました!普段、何気なく見ている景色であっても、カメラという『目』を通せば、違った世界を写します。もしかしたら気付けていないだけで、身近にも素敵なことが、いっぱい隠れているのかもしれません。新しい視点で見渡してみたら、たくさんの発見と出会えることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年12月17日犬や猫など、かわいらしい動物の姿に心癒される人も多いのではないでしょうか。中でもパンダは、愛らしい見た目とゆったりした動作で人気が高い動物です。そんなパンダのある部分にフォーカスした、癒しの写真集をご紹介しましょう。『動物のおしり』ブーム、次の注目株はパンダ!近年SNSでは、動物のおしりの写真を投稿することが、一部でブームとなっているそうです。例えば、月曜日の『月』と動物の『ケツ』をかけた『#ケツ曜日』のハッシュタグで検索すると、モフモフのおしり写真をたくさん見られます。そんな『動物のおしりブーム』に乗って、株式会社主婦の友社からパンダのおしりを集めた写真集『パンけつ』が発売されました。『パンけつ』でパンダのおしりマニアに!?パンダのおしりをじっくり眺める機会はあまりないかもしれません『パンけつ』では、日本の動物園で飼育されているパンダたちのおしりに着目。パンダらしい白と黒のふわふわボディに、思わず夢中になってしまうでしょう。パンダのおしりにも個性あり!『パンけつ』は、赤ちゃんパンダのほか、親子パンダ、おとなパンダの3パートに分けておしり写真を掲載。ふわりとした赤ちゃんのおしりと比べて、おとなのおしりはどっしりと貫禄があり、それぞれ毛並みや形の違いがよく分かります。また、ただ写真を載せるだけでなく、クイズ形式で紹介しているところが面白いポイントです。何度も見返すうちに、「この『パンけつ』は?」と聞かれたら即答できるようになるかもしれませんね。1冊で日本各地の『パンダのおしり』と出会える!『パンけつ』には、東京都恩賜上野動物園のほか、アドベンチャーワールド、神戸市立王子動物園の人気パンダたちが大集合。2021年6月に上野動物園で生まれた双子のパンダ、シャオシャオとレイレイも登場しています。パンダが好きな人のほか、「コロナ禍でなかなか動物園に行けない」という人にもおすすめしたい写真集です。[文・構成/grape編集部]
2021年12月16日さまざまな地域の写真をTwitterに投稿している、フォトグラファーのRiki(@riki_s7_)さん。圧巻の釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)を撮影し、Twitterで公開しました。その写真がコチラです。福岡にある堂々と眠る大仏の存在感が凄い。 pic.twitter.com/V6oIquKqnx — Riki (@riki_s7_) December 9, 2021 圧倒的な迫力で、悟りを開いた穏やかな表情を浮かべる釈迦涅槃像。これは、福岡県糟屋郡にある南蔵院の釈迦涅槃像です。全長41m、高さ11m、重さ約300tで、ブロンズ製の涅槃像では、世界で一番の大きさだといわれています。完成後、住職が宝くじを買うと…?南蔵院は、長年にわたり、ミャンマーやネパールなど東南アジアの子供たちに医薬品や文房具などを送っていたのだとか。その返礼として、1988年にミャンマー国仏教会議により、お釈迦様、阿難様、目連様の三尊仏舎利(さんそんぶっしゃり)の贈呈を受け、それらを安置するために釈迦涅槃像が建立されたのです。面白いのが、釈迦涅槃像が建立された後のエピソード。1995年5月に、釈迦涅槃像が完成すると…。1995年5月に完成。同年6月、南蔵院林住職がジャンボ宝くじで1等前後賞1億3千万円に当選。釈迦涅槃像のご利益と話題になりました。南蔵院ーより引用釈迦涅槃像のご利益か、建立して1か月後に南蔵院の住職が宝くじに当選したのです。このエピソードを知る人々の間では、「金運アップのご利益があるのでは」とささやかれています。ただし、あくまで南蔵院は祈りをささげる場所。訪れる際には、静かに、敬意を払ってお参りしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月10日