すっかり秋も深まり、“冷え”の対策が欠かせなくなってくる季節。そのためのいたってシンプルな方法は、いつもより3枚多く靴下を履くだけ。足元を見直して、今年の冬は冷え知らずで過ごそうーー。「今年に入り、多くの人が新型コロナウイルスの脅威におびえながら暮らしています。コロナに負けないためには、感染対策を徹底することと、免疫力と自己治癒力を上げること。それには、第一に“体を冷やさない”というシンプルなことがとても大切なんですよ」そう話すのは、冷えとりアドバイザーの進藤幸恵さんだ。進藤さんは、西洋医学を学んだ医師の進藤義晴さんの娘。義晴さんは患者に現れた症状に対峙して治療に専念していたが、西洋医学だけでは根本的な解決にはならないと、東洋医学を学び始める。約40年前に東洋医学をベースにした「冷えとり健康法」を提唱して以来、父娘二人三脚で多くの人たちの心身の悩みに関する相談に乗ってきた。現在、進藤さんは“冷えとりの伝道師”として、「冷えとり健康法」を普及するべく、活動している。東洋医学における「冷え」は「六淫六邪」(病気を起こす12の要因)のなかの「寒邪」を指し、万病のもととされている。そもそも人間の体は、生命維持に必要な臓器の多い上半身と、臓器の少ない下半身で体温差があるという。上半身は36度前後あるのに対し、下半身は31度前後しかない。このように上半身と下半身の体温差が開きすぎると、血の巡りが悪くなり、「冷え」が生じるのだ。「だからこそ、重点的に下半身を温め、上半身の体温に近づけると、血の巡りがスムーズになり、『冷え』が解消します。すると、臓器の機能もアップして、自律神経が整い、免疫力が高まるのです。血の巡りがよくなると、気の巡りもよくなるので、心もポジティブになりますよ」(進藤さん・以下同)下半身、特に足元を温めるには、「靴下の重ね履き」がとても有効だ。足の裏は内臓と直接つながっていて、もっとも汗腺が発達している器官。運動をしなくても1日コップ1杯の汗をかくといわれている。足元を温かくしていると、体全体の血液循環がよくなり、内臓の働きが活発になるため、内臓にたまっていた毒も外に押し出される。その毒出しのひとつが汗であり、水虫や湿疹、かゆみ、腫れなどの症状として現れる人もいる。靴下の重ね履きは、足元を保温することに加え、この毒出しの作用を高める。さらに足には全身と対応するツボがあるため、これらを刺激する効果も得られる。基本の重ね履きは、4枚の靴下を履く。最初に履くのは「絹の5本指靴下」だ。足の指も自由に動いて開けるうえに、すべての指に絹が密着し、皮膚からの毒を吸い取り、放出。湿気も吸着してくれる。次に履くのが「綿の5本指靴下(ウールでも可)」。東洋医学の「陰陽五行説」の考え方では、相反する天然素材を重ねることで毒出し効果がより高まるとされている。綿も湿気を吸着して毒を吸い出すが、放出するのが苦手であるため、2枚目に履く。化繊の靴下は毒を吸わずにたまってしまうため、肌から遠いところでないと×。3枚目は「絹の先丸(指なし)靴下」。2枚目の綿の5本指靴下が吸い出した毒と湿気を3枚目の絹の靴下が吸着し、スムーズに放出してくれる。そして4枚目は「綿の先丸(指なし)靴下(ウールでも可)」。バケツリレーのように、3枚目の絹の毒素をさらに吸い出してくれる。こうして、毒をどんどん肌から遠いところへ追いやり、24時間足先を保温すれば、免疫力をどんどん高めることができるのだ。「4枚重ねてもまだ冷えや不調を感じたら、靴下の枚数を増やしてみてください。体の反応が素直な人なら、2週間ほどで冷えの改善や体調の変化など効果を実感できると思います」早速、家でははだしで過ごしている本誌記者も「基本の4枚重ね履き」にチャレンジ!初めて5本指靴下を履いたため、最初は足の股がムズムズしたけれど、すぐに慣れるもの。次第に足先からポカポカ温まり、これからの寒くなる季節にいいかも!「女性自身」2020年11月10日号 掲載
2020年10月29日「冷え」によってもたらされる体の不調出典:byBirth冷えはただ体が冷やされるだけではありません。体に様々な不調をもたらします。慢性的なだるさや疲労感頭痛消化不良便秘イライラこれらは冷えによってもたらされると言われています。こういった症状でお悩みの方、冷えが原因かも…。「冷え」の原因冷えから体を守るための対策法をお伝えする前に、冷えの原因について触れておきましょう。過剰な冷房まず考えられるのが、ガンガンに効いた過剰な冷房です。冷房で体が冷え切ってしまうと、血管が収縮し血流が滞ってしまいます。すると全身に熱が行き届かなくなってしまい、冷えをもたらします。冷たい飲み物や食べ物夏場はどうしても冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますが、こうした冷たいものもやはり体を冷やしてしまいます。冷たいものを摂ると内臓が冷えてしまい、内臓機能が低下しやすくなります。その結果、食欲不振や消化不良、便秘などといった不調を引き起こすことになります。出典:byBirthいわゆる「夏冷え」と呼ばれるものは、冷房や冷たいものを摂ることで引き起こされる冷えのことを言います。自律神経の乱れ「自律神経」は交感神経と副交感神経から成り、体温調節や消化など生命維持のコントロールを行っています。自律神経が乱れると体温調節機能が低下し、冷えを起こしやすくなります。ストレスや不規則な生活習慣などが原因で自律神経の乱れが生じますが、激しい温度差も自律神経の乱れを引き起こすと言われます。筋肉量が少ない筋肉量が少ないと生み出すことができる熱の量が少なくなってしまうため、冷えやすくなります。男性に比べて女性に冷え性が多いのも、筋肉量が少ないためと言われています。実際に、体熱の40%は筋肉で作られていると言われています。「夏冷え」から体を守る3つの対策それでは、夏冷えから体を守るために行っておきたい対策を3つお伝えします。対策1:なるべく温かい飲み物や食べ物を摂る冷房の効いた室内では、なるべく温かい飲み物や食べ物を摂るように心がけてみましょう。例えばこれまで飲んでいた「アイスティー」を「ホットティー」に変えてみましょう。更にショウガを加えた「ホットジンジャーティー」を摂るようにすると、より効果が期待できてお勧めです。出典:byBirth体の内側から温めるだけでも、冷えから体を守ることができます!対策2:オフィスでは膝掛けやストールを活用する日頃から膝掛けやストール、カーディガンを携帯するようにしましょう。また、「お腹が冷えてしまう」という場合には、腹巻きを活用するのも手です。出典:byBirth対策3:筋トレを行うことで筋肉量を増やすそして最も重要なのが筋肉量を増やすことです。その理由は、先ほども触れた通り、体熱の40%が筋肉で作られているからです。ここでのポイントは、「下半身の筋トレ」を行うことです。というのは、全身の筋肉のうちの約70%を下半身が占めていると言われているからです。それでは筋肉量を増やし、冷えに効く筋トレ3つをご紹介しましょう。中には何度もご紹介しているエクササイズもありますが、それだけ重要なエクササイズということで、おさらいも兼ねて再度お伝えします。1. スクワット出典:byBirth肩幅もしくは肩幅よりもやや広めに足幅をとり、つま先はやや外側に向けます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、お尻を後ろに軽く突き出して、目線は正面に向けます。息を吐きながら、後ろに軽く突き出したお尻を膝のラインよりもやや下になるまでゆっくり下ろし(写真左)、息を吸いながら膝を伸ばし切らないところまで立ち上がる動作(写真右)を繰り返すことで、お尻と太ももの筋肉に効かせることができます。10回を1分間の休憩を入れながら5セット行いましょう。動作中は、耳、肩、股関節を結ぶラインがまっすぐになるようにし、膝がつま先よりも前に突き出たり内側に入ってしまったりしないように注意しましょう。2. バックランジ&ニーアップ出典:byBirth腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けて立ちます。片脚を後ろに引き、息を吸いながら前脚の太もものラインが床と平行になるまで上体を真下に下ろします(写真左)。息を吐きながら前足裏で床を押しけることで、後ろに引いた脚をそのまま前に振り上げ、ニーアップ動作を行います(写真右)。ニーアップ動作を行ったら、そのまま2.の動作へ。腕振り動作も同時に行うようにしましょう。太ももの筋肉に効かせることができる上、全身を使ったエクササイズになります。左右それぞれ10回を、3~5セット行います。スクワットと同様、膝がつま先よりも前に突き出てしまったり、内側に入ってしまったりしないようにしましょう。3. カーフレイズ出典:byBirth腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けて立ちます。壁に手をついてバランスをとり、息を吐きながらかかとをできるだけ高く上げ、上げ切ったところで1秒程度ストップし(写真左)、息を吸いながらゆっくりとかかとを下ろしていく動作(写真右)を繰り返すことでふくらはぎの筋肉に効かせることができます。かかとは床に下ろし切らないようにしましょう。15~20回を1分間の休憩を入れながら3セット行いましょう。筋肉量を高めるコツ筋肉量を増やす場合、10回程度反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行うようにします。中程度の強度で休憩を短めにとり、セット数を多めに設定することで筋肉中に乳酸が蓄積し「成長ホルモン」の分泌を促すことができるからです。自重で行う場合、下ろす動作を出来るだけゆっくりと行い、出来るだけ筋肉をストレッチさせたところから最大限に収縮させるようにしてみましょう。すると負荷をかけなくても筋肉に刺激を与えることができます。「3つの対策」を実践してみましょう!今回は、夏冷えから体を守るための3つの対策をお伝えしてきました。いずれも日頃から実践できるものですので、夏冷えでお悩みの方は是非お試しください!
2020年08月09日美容のために夏でもお風呂で温まろう!出典:byBirth暑くてジメジメと汗ばむ夏は、お風呂で温まるのを避けがちですよね。でも夏は、エアコンなどによって意外と体が冷えています。夏冷えは代謝が低下して痩せにくくなる原因になったり、肌のターンオーバーを乱す原因になったりするため避けたいところ。ダイエットや美肌などの美容効果を得るためには、夏でもお風呂で体を温めることが大切です。夏でもお風呂で温まるメリットでは、夏でもお風呂で温まることにはどのようなメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。夏バテ・夏疲労を予防夏は体が疲れやすく、夏バテにもなりやすいですよね。これは、睡眠不足や食欲の減退などが原因だと言われています。寝苦しい夜は安眠できず、体の疲労を十分に回復させることができません。そこで入浴すると、安眠効果を高めることができます。また、暑さによって食欲がなくなり、栄養不足になることも疲労を回復できない原因です。涼しい屋内と暑い屋外を行き来することで自律神経も乱れ、夏バテしやすくなってしまいます。入浴によって体が温まると、血行が促進されて疲労物質を排出しやすくなり、疲労を回復できます。痩せやすい体をつくる出典:byBirth夏冷えは代謝が低下し、痩せにくい体をつくる原因になります。痩せやすい体に変えるためには、お風呂で体を温めることが効果的。夏は汗をたくさんかきますが、発汗することで体を冷やす作用もあるため、知らないうちに体が冷たくなっていることも。夜はお風呂でゆったりと温まることで、日中の夏冷えを改善するとともに、痩せやすい体をつくることができます。美肌効果が高まる夏冷えは血行を悪くし、肌のターンオーバーが遅れがちになる場合があります。すると肌トラブルが改善しにくくなり、美肌から遠ざかってしまいます。また、紫外線ダメージによって肌が乾燥しやすくなるため、保湿効果のある入浴剤を活用するのもおすすめです。体臭を軽減する夏は汗をたくさんかくので、体臭が気になる人も多いはず。お風呂で汗をかくとさらに体臭が発生すると思いがちですが、しっかり汗をかくことで体臭を軽減できる効果があります。実は、あまり汗をかかない人のほうが体内に老廃物がたまりやすく、体臭が発生しやすいのです。1日1回、お風呂でしっかりと汗を出せば体臭を軽減できるでしょう。夏こそお風呂で汗をかくことがおすすめです。睡眠の質を高める出典:byBirth夏バテのところでもお伝えしましたが、お風呂は睡眠の質を高める効果があります。夜はぬるめのお風呂にゆったりと浸かり、副交感神経を優位にさせましょう。リラックス効果が高まることで安眠できます。逆に、熱めのお風呂に入ってしまうと交感神経が優位になり、安眠しにくくなるので気をつけてください。夏におすすめの入浴剤夏でもお風呂に入るメリットをご紹介しましたが、その効果をさらに高める「夏におすすめの入浴剤」をいくつかご紹介します。爽やかなメントール配合の入浴剤夏のお風呂上がりは、汗がダクダク出て止まらないという経験がある人も多いはず。そんな人にはメントール入り入浴剤がおすすめ。スーッとする爽やかなメントールが、入浴による暑さをやわらげてくれます。Kneipp(クナイプ) バスソルト「スーパーミントの香り」 この投稿をInstagramで見る クナイプジャパン(@kneipp_japan)がシェアした投稿 – 2020年 7月月17日午前2時04分PDT Kneipp(クナイプ)のバスソルト「スーパーミントの香り」は、夏限定のクールバス入浴剤。青色が目印です。天然ミントの成分とメントール配合により、お風呂上がりのさっぱり爽快感を実現してくれます。緑色のライムミントは、フレッシュなライムの香りを楽しめる入浴剤です。香りで癒されるアロマ入浴剤夏は、暑さによる疲れやストレスなどがたまりがち。そんな夏の疲労を回復させるには、香りで癒されるアロマ入浴剤がおすすめです。AYURA(アユーラ)「薄荷香草湯」 この投稿をInstagramで見る AYURA(アユーラ)(@ayura.official)がシェアした投稿 – 2020年 7月月9日午前12時32分PDT AYURA(アユーラ)「薄荷香草湯」は、夏の疲れを癒すのにおすすめの入浴剤。柑橘系のアロマの香りに癒されます。「ハッカ」と「レモン」の香りが爽やかで、疲れやストレスをリフレッシュしたいときにおすすめです。疲労回復に効果のある炭酸ガス入浴剤炭酸ガス入浴剤は、血流をアップすることで疲労物質を排出しやすくしてくれます。血行を促進することで保温効果もあるため、体の芯から温まり、夏冷えを改善してくれるでしょう。バスクリン「きき湯アロマリズム」 この投稿をInstagramで見る バスクリン公式(@bathclin_jp)がシェアした投稿 – 2020年 3月月17日午後6時00分PDT バスクリンの「きき湯アロマリズム」は、炭酸ガス入浴剤なのにアロマの香りにもこだわった商品。体の疲れを改善すると同時に、心まで癒してくれます。アロマの香りを楽しみながら、疲れを癒しましょう。夏冷え対策のための入浴のポイント夏冷えを改善する入浴では、汗をダラダラかくほど温まる必要はありません。顔からじんわりと汗をかく程度で十分です。では、どのようなポイントに気をつけて入浴すれば良いのか見ていきましょう。ぬるめの半身浴でリラックス夏の疲れやストレスを癒すには、副交感神経を優位にする入浴法が効果的。副交感神経を優位にするには、ぬるめの半身浴がおすすめです。熱いお風呂や長風呂は体力を奪われるので、リラックスできる入浴法を実践してみましょう。全身浴で素早く体を温める出典:byBirth免疫力のアップや、気分をリフレッシュしたいときは、ちょっと熱めの全身浴で素早く体を温めるのも良いでしょう。交感神経を優位にする働きがあるため、朝風呂におすすめの入浴法です。ただし、体調がすぐれないときは体に負担がかかるため、ぬるめのお風呂に入るようにしましょう。寝る1~2時間前に入浴する疲労回復や安眠効果を高めるためには、寝る1~2時間前に入浴するのが効果的です。入浴によって体の深部体温が上昇しますが、徐々に体が冷えていくときに眠気を感じます。このタイミングでベッドに入れば、スムーズに安眠することができますよ。夏の入浴では水分補給が大事夏は汗によって体内の水分量が減少しやすいため、小まめな水分補給が大切です。とくに入浴中は汗を大量にかきやすいので、入浴前後にしっかり水分補給をしておきましょう。水分が足りないと血液がドロドロになり、疲労を回復しにくくなります。入浴の前後にコップ一杯の水を飲むのがおすすめです。夏だからこそお風呂で体を温めるのが効果的!夏は意外と体が冷えているため、夏だからこそお風呂で温まるのが効果的です。夏におすすめの入浴剤や入浴法をご紹介したので、ぜひ取り入れてみてくださいね。疲労回復や夏バテ予防、美肌や代謝アップに効果的な入浴で、元気に夏を乗り切りましょう!
2020年08月07日夏本番、最近なんだか身体がダルい…なんて人はいませんか?暑いからと、親子ともども冷たいものを飲んだり食べたり、お風呂はシャワーですませちゃうという人も多いと思います。でも、実はそれが身体の不調を引き起こしているのかも…。暑い時期ならではの身体の不調!軽くするなら「腸の働き」が大切です。今回は、腸の専門家として活動する一般社団法人日本美腸協会認定講師の立場から、この時期の気をつけたい食生活やおすすめの運動ついてお話しします。「冷え腸」って知っていますか?日本美腸協会では、腸そのものが冷えていて疲れやすい状態のことを「冷え腸」とお伝えしています。「冷たいものを飲食することが多い」、「運動や入浴をしない」、「冷えやすい格好をする」、「お腹より手のほうが温かい」思い当たる人は…もしかしたらすでに「冷え腸」かもしれません。下記の項目に3つ以上チェックがつけば、冷え腸の可能性があります。【冷え腸チェックリスト】□おへそのまわりが冷えている(手で触れたとき手のほうが温かい)□腰やお尻の上が普段から冷たい□コーヒーやお茶を飲むことが多い□冷たいものが好き□薄着のことが多い□おなかの筋肉が少ない腸が冷えると、血管や内臓の働きに関係する自律神経の働きも乱れがち。自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経は車でいうアクセル、副交感神経はブレーキのイメージです。内臓の働きを活発にするのは副交感神経です。しかし、ストレスなどで交感神経が優位になり腸の働きが落ちると、便秘や下痢になったり、免疫細胞を生成する働きが低下する可能性が高くなります。食生活で気をつけたいこと■冷たいものをとりすぎない!冷たい飲料や生野菜をとる場合は、まず温かいものを飲むか食べた後にしましょう。私の長男は2歳の頃から氷好き。ダメよと止めても勝手に氷を食べ、お腹がユルくなっても隠れて氷を食べてしまうなど、なかなかやめられませんでした。そこで、禁止するのではなく、「白湯を飲んだ後ならOK」に変更。急激におなかを冷やすのではなく、ワンクッション置けるようにしました。そして勝手に氷を食べた時は、「抱っこの刑」。気温の高い日でも私が抱き抱え、温かい私の手でお腹を温めるルールとしました(笑)。そうするだけでもおなかが温まり、冷えを防ぎます。5年生の今では、氷を食べようと冷凍庫に近づく長男に視線を送ると、「あっ」と氷の前の白湯を思い出して飲んでいます。■アルコールやカフェインの摂取量を控えるビールのおいしい季節。つい手が伸びる人も多いのでは。アルコール摂取で体温が上がる感じもありますが、ビールは身体を冷やします。冷やさない!という意味では蒸留酒である焼酎がオススメ。といってもアルコールなので、飲みすぎは厳禁です!また、ホットコーヒーはよいのでは?と思う人もいると思います。でも、基本的に温かい地域、熱帯地域の食べ物は身体を冷やします。コーヒーもしかり。飲みすぎには気をつけましょう。■積極的にとりいれたいもの寒い地域や冬に旬を迎える食材は、体を温める効果があります。旬のお野菜が栄養価が高いのですが、冷えが気になる場合は夏でも身体を温めるような食材を意識してみてください。ショウガや唐辛子、根菜類は体を温めるのでおすすめ。冷えが気になるときは、私は炒めものやスープ、煮物などの毎日の料理に、根菜類のほかショウガを入れていました。生のショウガより、火を通したしたショウガのほうが身体を温めてくれます。お風呂上りに、温めた豆乳にショウガを入れたものを飲むことも試したりしましたが、ちょっと面倒に感じたので日常の料理にショウガを取り入れることで落ち着きました。インナーマッスルを鍛えようインナーマッスルとは、一般的に体の深いところにある筋肉、深層筋のことを言います。そこを鍛えるのは難しそう…と思うかもしれません。でも実は「深呼吸」でもインナーマッスルを使います。インナーマッスルを意識して深呼吸を繰り返すことで、いい運動になります。ぜひ試してみてください。■深呼吸でインナーマッスルを鍛えるには1.両足を肩幅くらいに広げ、下腹が薄くなるまで吐き切る。吸う息で両手を上げる。ゆっくりと5秒くらいかけて、コップを満たすようにお腹・胸の順に空気を入れる。2.吐く息で胸を丸くしながら10秒くらいかけて両腕を下ろす。胸・お腹の順に吐き出し、おへそを覗き込むように。吐き切ったら上体を起こし、鼻から吸い込みお腹・胸に新鮮な空気を流し込む。※1と2の動きを4-5回繰り返しましょう。日常生活にちょっと手を加えるだけ冷えを防ぐ対策は、日常生活にちょっと手を加えるだけでできるものばかり。腸が冷えると、腸の働きが妨げられ、虚弱体質のような状態になります。また、冷えて代謝が落ちると太りやすくもなりますし、デメリットが大きいです。冷えを手放しパッと明るい表情でいられるママを、お互いに目指していきましょう!<文・写真:ライターみち>
2020年08月01日立ちっぱなしや座りっぱなしが続くと足のむくみを感じる、夕方になると足がパンパンになる、いつもすっきり感がなく、重だるいと感じる、足先の冷えを感じるという方も多いのではないでしょうか?今回は自宅でできる足の冷え&むくみを予防するマッサージとストレッチ法を、エステティシャンである筆者がご紹介します。足の冷え、むくみがおきる原因とは?私たちの体の作りは骨の上に筋肉があり、運動や日常生活で筋肉を動かすことでポンプの役割となり、全身に血液やリンパが流れ代謝を高め、不要な老廃物は汗や尿、便となって循環と排出を繰り返しています。大人になると、子供の頃に比べて運動量が低下することで筋肉のポンプが鈍くなるため、血行不良によって心臓から遠い足先や手先の冷えを感じたり、リンパの流れが悪くなることでむくみや疲労感、重だるさを感じます。それらをどんどん繰り返すことで、脂肪を燃焼する力が低下し、脂肪がたまる、セルライトが蓄積することで、血行不良や老廃物の蓄積をエンドレスで繰り返し、結果として太ったと感じます。冷えやむくみ、サイズアップしないために、日頃から運動を取り入れたり、1日の終わりにマッサージやストレッチを取り入れて、老廃物を流すようにしましょう。足の冷え、むくみに効果的なマッサージ&ストレッチ(1)指の関節を使いながら、かかとから指の付け根に向かって足裏のつまりをほぐすように往復10回ほど流す。出典:byBirth(2)かかとや土踏まず、指の付け根や指の周りなど、足裏全体を押しながらもみほぐす。出典:byBirth足先の冷えを感じやすい人は、足裏のマッサージを重点的におこないましょう。(3)足首に手のひらを密着させ、少し圧をかけながら持ち上げるようにひざ裏に向かって10回流す。出典:byBirth(4)手をグーにし、ふくらはぎの内側と外側に手を置きます。指の関節を使いながら、足首からふくらはぎ全体を約1分もみほぐす。出典:byBirth(5)両手のひらを太ももに密着させ、少し圧をかけながら持ち上げるように太ももの付け根に向かって10回流す。出典:byBirth(6)手をグーにし、太ももの内側と外側に手を置きます。指の関節を使いながら、ひざ上から太もも全体を約1分もみほぐす。出典:byBirthふくらはぎのむくみや重だるさを感じやすい、太もものセルライトが気になる、お尻や腰が冷たい人はマッサージやストレッチ、入浴による温めによってしっかりほぐすことがポイントです。(7)椅子に浅く座り、背筋をまっすぐ伸ばし、足を肩幅に広げます。つま先をつけたまま、かかとを上下に20回動かす。出典:byBirth(8)背筋をまっすぐ伸ばしたまま、足をまっすぐ伸ばします。かかとをつけたまま、つま先を上下に20回動かす。出典:byBirth座りっぱなしの作業が続くときに、休憩のついでにふくらはぎを伸ばして足首を動かしましょう。足首を動かすことでふくらはぎの筋肉が動き血行促進、リンパ促進につながります。(9)椅子に右足をのせて、左足をまっすぐ伸ばします。背筋を伸ばし、体重を前にかけてストレッチが効いているところで15秒キープ×3回繰り返す。出典:byBirth(10)逆側も同じように、椅子に左足をのせて、右足をまっすぐ伸ばします。背筋を伸ばし、体重を前にかけてストレッチが効いているところで15秒キープ×3回繰り返す。出典:byBirth(11)仰向けに寝転び、左足をくの字にし、右ひざを曲げて太ももをお腹に引き寄せて15秒キープ×3回繰り返す。出典:byBirth(12)逆側も同じように、右足をくの字にし、左ひざを曲げて太ももをお腹に引き寄せて15秒キープ×3回繰り返す。出典:byBirth日頃運動する時間がないという方は、お尻から腰、太ももが硬くなりやすく、筋肉が衰えやすくなります。お風呂上がりなど体が温まっているうちにしっかりほぐすことで、太ももの付け根まわりにあるそけいリンパの流れもよくなるのでおすすめです。足の冷えやむくみを繰り返さないためには、日頃から入浴によって温めたり、運動によって筋肉を動かしましょう。運動する時間がない、運動するのは面倒という方は、マッサージやストレッチによって血液やリンパの流れを促進し、冷えやむくみを予防してみてくださいね。
2020年07月26日通気性よく夏でも快適ゲンナイ製薬株式会社は、オーガニックコットン衣料ブランド「プラスニド」から、「なつのうすふわレッグウォーマー」を2020年7月3日に発売した。同ブランドは、オーガニックコットンを使用したアイテムを展開する衣料ブランドだ。良質なオーガニックコットンを着用することで、体感温度を上げ、万病のもととされる冷えを季節に関わらず解消する。今回、オーガニックコットン糸をふんわり編み込み、通気性よく蒸れることなくエアコンの冷えから足元を守る夏用のレッグウォーマーを開発。やわらかいゴムを使用しており、軽くて夏でもサラッと快適な肌ざわりだ。また、少し長めで足元をクシュっと可愛く包み込むようなデザインを採用。ナチュラルなきなり色でおうち時間もおしゃれに過ごせる。ギフトにおすすめなパッケージデザイン糸は、無農薬オーガニックのものを使用。専門機関でのパッチテスト済みで、職人の手による安心の日本製だ。アナログな編み機ならではのぬくもりと風合いを感じることができる。さらに、パッケージのリボンは、黄と青の2色を用意。販売価格は、1足税込み3080円(送料込み)。同社オンラインショップで購入できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※ゲンナイ製薬株式会社ニュースリリース
2020年07月10日中医学や養生法に詳しい櫻井大典さんによる「Daily(デイリー)養生」。今回のテーマは「夏冷え」です。体の中心を温めて、夏の冷えを撃退。気温も湿度もさらに高くなるこれからの時期、一気に増えてくるのが「夏冷え」の悩みです。かつては夏の健康問題といえば暑さから来る「夏バテ」がメインでしたが、いまは一日を通して冷房が効いた空間で過ごす時間のほうが長い時代。加えてコンビニや自販機などで、冷たいものがいつでも手に入ります。外気温が高くても体は冷える一方なのが、いまの生活です。手足の冷えを自覚する人が多いようですが、実は内臓も相当冷えています。内臓の冷えは疲労をもたらすだけでなく、体の抵抗力を下げて夏風邪などを引き起こす「邪気」を呼び込む一因にも。本格的に冷房シーズンに突入する前の対策が肝心です。夏冷えを自覚している人は早めに養生を始めましょう。冷え冷えの室内では、お腹と腰にカイロを。まずはできるだけ体を冷気から守ることが必要ですが、なかでも大切なのがお腹を冷やさないこと。中医学で腹部は「血」が集まる「血府」のひとつであり、ここを温めることで体じゅうに温かな血を巡らせることができます。冷房の効いた部屋に一日いる必要があるときは、お腹にカイロを。このとき、熱の生産を司る「腎(じん)」がある腰にもカイロを貼るとさらに良いでしょう。体全体を効率的に温めることができます。一日の終わりには、短時間でいいので湯船で体を温めるのがおすすめ。冷気は、放置すると徐々に体に溜まっていきます。その日の冷えはその日のうちに取り除くのが養生のコツです。ナイトウェアも、お腹を冷やさないものを。腹巻きはお腹も腰も温められる、夏冷え予防にぴったりのアイテムです。ぜひ習慣にしてみてください。そのだるさや疲れは、冷たいものが原因かも?そして、冷えた飲み物などはやはり控えるのが賢明。胃腸を司る「脾」は体を守る気を作る工場でもあるのですが、冷たいものの摂りすぎはこの脾をてきめんに弱らせます。結果、最初にお伝えしたように、抵抗力が落ちて邪気が入りやすくなってしまうのです。人間の体は本来、自然界にある季節の食べ物を欲するようにできています。アイスクリームやキンキンに冷えたビールは、いわば人工物。つい手が伸びる時期ではありますが、毎日となると胃腸には大きな負担をかけてしまうことを、どうかお忘れなく…。さくらい・だいすけ漢方専門家、国際中医専門員。完全予約制の漢方相談処「成城漢方たまり」で相談を行う。『体をおいしくととのえる! 食べる漢方』(小社刊)ほか、監修書、著書多数。※『anan』2020年6月10日号より。イラスト・原田桃子文・新田草子(by anan編集部)
2020年06月03日3月20日は春分の日。桜の開花宣言も出て、待ち遠しかった春の到来です。ですが、この時期特有の三寒四温により、真冬よりも冷えを感じていませんか? 加えて新型コロナウィルスによる不安も心身に悪影響を及ぼしていそう。そこで、漢方薬剤師の大久保愛先生が、自律神経の乱れを整え血の巡り良くし、冷えに強い体になる最強フードをご紹介します!文・大久保愛【カラダとメンタル整えます 愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 50体の冷えを感じる暑さ寒さも彼岸までといわれ、3月20日の春分の日を挟んだ前後3日間を足した、合計一週間をお彼岸と呼んでいます。春分の日には、お昼と夜の長さがほぼ同じ時間になり、これから徐々に日が長くなり本格的な春になります。桜の時期には、ポカポカの春の香りを感じる温かい日もあれば、花冷えを感じさせる冷たい風に花びらが舞い切なさを感じる日もあります。心と体が元気であれば、それぞれの風情を感じる気持ちの良いときです。しかし、朝晩の気温差があり、この寒さにダメージを受けてしまう人が存在するのも確かです。三寒四温の寒暖差により自律神経が乱れやすい時には、冷えも強く感じやすくなります。冷えに強い体をもっていれば、家にこもりがちなこの時期、桜を見に人込みを避けてお散歩に出かけると、新型コロナウイルスの不安も忘れるくらい気持ちも和らぐと思います。そこで、春分をむかえ本格的に春へと移りかわる今週には、冷えに強い体をつくる食薬習慣を紹介していきます。自然の変化が体調に影響している漢方医学で人は自然の一部であり、自然の変化は体調に影響を与えると考えられています。気温や湿度、気圧の変化だけではなく、太陽や月の動きまでもが体に影響を与えています。学生の頃、太陽暦や太陰暦を学んだことを覚えていませんか? 一か月の日数や季節などは太陽や月の動きから決められていたことはご存知のかたは多いと思います。月や太陽は、地球との位置により引力が変わり、地球では潮の満ち引きが起こります。地球の約七割が水分と言われていますが、同様に人の体も約七割が水分と言われています。そう考えると、人間も月や太陽の影響を受けることは想像しやすいことだと思います。中国最古の医学書である皇帝内経(こうていだいけい)にも、月が体調に影響を与えることは記されています。つまり、気温、湿度、気圧、太陽、月の変化とさまざまなものを指標にすることにより、より正確に体調管理をすることができます。この体調管理に食事内容を役立てることを『食薬』と呼びます。今週は、冷えに強い体をつくる食薬習慣暗くて寒くて長い冬がようやく終わろうとしています。今年の冬は暖冬でしたが、コロナウイルスの問題で、例年と違った緊張感を感じる季節でした。いつまで続くのかはわかりませんが、季節は今週春分の日を迎え春へとシフトしていきます。ただ、真冬と比べて厄介なのが、温かくなったと思ったら、急激に冷え込むことです。毎日寒ければ、体は慣れますが、温かくて心地よい日が続いた後に急に寒いとやはり体がついていくことは難しく、寒さを強く感じたり、自律神経を乱しストレスを感じやすくなったりしてしまうことがあります。これは、春の特徴ですが、漢方医学では「肝血虚(かんけっきょ)」と考えます。また、自律神経が乱れ、血流が悪くなり冷えを感じやすい状態を「オ血(おけつ)」と考えます。そこで、今週冷えを強く感じる人は、「肝血」を補い「血」の巡りをよくする食薬習慣を取り入れていきましょう。今週食べるとよい食材は、【タコ×玉ねぎ】です。今週食べるとよい食材:タコ×玉ねぎ新型コロナウイルスの影響で例年と違った毎日を過ごす人も多いかもしれませんが、体は温かく、心は穏やかに過ごすことができたら良いですよね。春の特徴である「肝血虚」、「オ血」を感じてしまうと季節に体調が翻弄されるだけではなく、日々の報道にも気持ちが疲れ、体調が翻弄されてしまうことがあります。何事にも動じない強い体を作るために、今週はタコと玉ねぎを食べてみましょう。タコタコは「肝血」の材料となる、たんぱく質、ビタミンB群、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。また、肝臓の働きを支えるタウリンも含んでいます。タコは、お刺身や茹でダコとして買ってきたまま、調理せずに食べることができるので非常に便利な食材です。玉ねぎ新玉ねぎが美味しい季節ですが、玉ねぎには、「血」の巡りを改善する働きがあります。玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分は、代謝に必要なビタミンB1の吸収を高めたり、血流の改善にも役立ちます。また、硫化アリルは、タコに含まれるタウリンの働きをより高めてくれます。タコとの組み合わせとして玉ねぎは抜群です。玉ねぎだけではなく、同じネギ類のニラやネギ、ニンニクなども相性がよい食材です。タコと玉ねぎとワカメの酢の物やタコと玉ねぎのカルパッチョなど、タコと玉ねぎを使った料理は和えるだけで完成します。冬よりもこの時期の冷えがつらい人、春への季節の変わり目はいつも体調を崩してしまいがちな人は、ぜひタコと玉ねぎをチョイスしてみてくださいね。information大久保 愛 先生アイカ製薬株式会社代表取締役・漢方薬剤師。昭和大学薬学部生薬学研究室で漢方を学び薬剤師免許を取得。その後、中国で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び資格を取得。漢方相談、調剤薬局、エステなどの経営を経て商品開発・ライティング・企業コンサルティングなどに携わる。著書『1週間に一つずつ 心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。©hoozone/Gettyimages©Artur Debat/Gettyimages©RossHelen/Gettyimages
2020年03月18日自分に合った冷え予防で毎日を気持ちよく過ごそう女性は筋肉の量が少ないため、冷えやすいと言われています。とはいえ、いきなり筋肉をつけるのは難しいもの。「Cosme Kitchen」には、冷気から守る機能性ソックス、身体の芯からあたたまる入浴剤や食品など、手軽に冷え取りできるアイテムが充実しています。まだまだ寒さの残る季節の変わり目に、日常に取り入れてみてはいかがでしょう? 1. SONNENTOR(ゾネントア)あたためるお茶オーストラリア北部で誕生、世界45ヶ国にファンを持つ有機ハーブティー。身体をあたためる作用があると言われるセージとタイムをメインにスパイスのガランガルを調合したすっきりとした味わい。ティーバッグはリサイクルペーパーで環境にもやさしい。18袋¥900 2. SHIGETA(シゲタ)リバーオブライフサイプレスやローズマリー、サンダルウッドなど、100%天然精油のサーキュレーションブレンドオイル。マッサージで血行を促し、手足の冷え、だるさ、むくみ、ホルモンバランスの乱れに効果を発揮。たらいに溜めたお湯に数滴たらして足湯にも。15ml ¥6,000 3. Pubicare(ピュビケア)かかとソックス冷え、生理痛をやわらげる効果が期待できるツボのある足首、かかとをすっぽりとカバーするソックス。光電子を折り込んだ遠赤外線温活繊維「スーパーファーベスト」を採用し、ウェットスーツのようなフカフカとした生地が心地よくフィットし、じんわりあたたまる。¥4,200 4. LOURDES BIO(ルルドビオ)ルルドビオ 3R温感効果を持つバニリルブチルを従来品の3倍配合し、塗った直後からやさしいあたたかさを感じるボディ用美容オイル。ショウズク種子油、ユーカリシトリオドラ油などのオーガニック精油をブレンドしたスパイシーな香りがやみつきに。ロールオンタイプ。7.5ml ¥3,200 5. WELEDA(ヴェレダ)アルニカ マッサージオイル老舗オーガニックコスメブランドのロングセラー、エッセンシャルオイルと植物エキスを配合したボディ用マッサージオイル。お風呂から上がった後などにマッサージすることで代謝機能を高め、血行を促す。リラクゼーション効果のあるハーブの香り。100ml ¥2,600 BATH SALT & MILK湯船に浸かるのが楽しみになる入浴剤を用意しよう左/amritara(アムリターラ)ヒマラヤ岩塩バスソルトエイジングケア効果の高い還元性を持つヒマラヤ岩塩に、ローズマリーをブレンド。お湯の温度が下がりにくくなるうえ、硫黄の香りで温泉気分も楽しめる。120g ¥500 中央/BARAKA(バラカ)ジョルダニアン デッドシー ソルト死海の深層部から採取した天然100%の最高級バスソルト。豊富なマグネシウムで冷え、むくみとサヨナラ。500g ¥4,200 右/WELEDA(ヴェレダ)アルニカ バスミルク150種類以上の有用成分を含むアルニカのエキスを配合。湿布浴や足湯にも最適。200ml ¥2,800 MASSAGE OIL & WATERセルフマッサージにプラス。効果を高めるオイル&ウォーター左/LOURDES BIO(ルルドビオ)ルルドビオ 3R ネロリーズ植物由来のバニリルブチルで、やさしくあたためながら心地良くケアするボディ用オイル。幸福感に包まれるネロリの香り。7.5ml ¥3,600 中央/LOURDES BIO(ルルドビオ)ルルドビオ フェイスオイル植物由来の優れた温感作用が強ばった肌をほぐす。洗顔後のマッサージにも。40ml ¥8,200 右/BARAKA(バラカ)ジョルダニアン デッドシー マッサージ ウォーター体内酵素の働きをサポートし、代謝を上げてくれるマグネシウムがたっぷり。とろみのあるテクスチャーで、肌にうるおいを与える。100ml ¥2,800 SOCKS冷え取りは足元から!高機能ソックスでポカポカに左・中央/w&fw(ダブルアンドエフダブル)おしゃれに冷え取りセットⅠ(ラメ シルバー)シルクの5本指ソックス→コットンの先丸ソックスの順で重ねてはくことで、汗をスピーディに吸収・発散。足の蒸れを防いでデオドラント効果も発揮する。キラキラのシルバーラメがコーディネートのアクセントに。¥3,800 右/eumi(イウミー)めぐりソックスダイエット美容家として活躍する本島彩帆里さんがプロデュース。自分の体温を利用して身体を保温する光電子繊維®と段階着圧設計で、心地よくあたためながらむくみをケア。¥2,800 SUPPLEMENT手軽にチャージできるサプリメントが便利左・中央/bijinkenkyujo(美人研究所)マクロビオティックビューティーペースト86種の野草、フルーツ、穀物などを発酵、熟成させてペースト状に。栄養価の高いアミノ酸、ミネラル、酢酸を同時にチャージ可能。自然な甘みを感じるペーストで、そのままでも飲み物やヨーグルトに混ぜても。5包 ¥1,700、30包 ¥8,800 右/Sunfood SUPERFOODS(サンフード スーパーフーズ)オーガニック ブラックマカ カプセルスーパーフードのひとつ、ブラックマカのパウダーをギュッと閉じ込めたサプリメント。冷えを招く要因になるという自律神経の乱れを整え、疲れにくい身体に。90粒 ¥4,000 CLOTH NAPKINじんわりあたたまる布ナプキンは下半身の冷えに効果的 左・右/MADE IN EARTH(メイド・イン・アース)布ナプキン すらら近年、ますます関心が高まっているデリケートゾーンのケア。純オーガニックコットンの専門ブランド〈メイド・イン・アース〉が手がける布ナプキンは、通気性がよくムレにくいから、冷え対策におすすめ。通常のショーツだけでなく、タンガやTバックショーツにも対応した新しいタイプのデザイン。特別デザインアドバイザーに準ミス・インターナショナル日本代表の経験を持つ村上麻衣さんを迎え、心地よさとデザイン性を兼ね備えた逸品。刺しゅうガーゼとプレーンガーゼの2種類。各¥1,800 TEA & TEINTURE-MÈREインナーケアでお腹のなかからあたためよう 左/Cosme Kitchen HERBORISTERIE(コスメキッチン エルボリステリア)タンチュメール Inner Warmth日本を代表する植物療法士・森田敦子さんが監修を務める、パリのハーブ薬局を日本版にアレンジしたハーブ専門ブランド。自律神経や女性ホルモンの乱れなどによる冷え、むくみをケアする植物成分をブレンドしたハーブ浸出液。30g ¥2,800(コスメキッチン限定発売) 右/SONNENTOR(ゾネントア)女性のためのお茶ネーミングの通り、女性をいきいきと輝かせるハーブティー。封を開けた瞬間にローズ、フェンネルのやさしい甘さが香る。カフェインレスなのでおやすみ前にも。18袋 ¥900 SHOP INFORMATIONコスメキッチンtel : 03-5774-5565kiitos. vol.14「Cosme Kitchenではじめる秋の冷え取り」よりphotograph : Masahiro Tamura [freaks]edit&text : Masako Kishidare-edit : Midori Seki
2020年03月10日梅干し・醤油・番茶などで作る「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」。冷え対策に最適なドリンクとして、とくに美と健康にこだわる女性に密かな人気を集めているのだとか!そこで今回は、梅醤番茶の効果や飲むタイミングをご紹介します。体を内側から温め、冷え知らずの体を手に入れましょう「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」とは?出典:byBirth「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」とは、梅干しをすりつぶした梅肉と醤油を練り合わせて熟成させた“梅醤”と、すりおろした生姜を番茶に溶かしたドリンクです。アンチエイジングや疲労回復に効果があるクエン酸を多く含む梅と、免疫力を高めるペクチンを含んだ醤油、体温を上昇させる生姜、血糖値を下げるポリサッカライドを含む番茶を組み合わせた梅醤番茶は、栄養価が高いうえに美容にも効果的だといわれています。そんな日本のスーパーフードを使った梅醤番茶は、エナジードリンクと表現されることもありますが、手軽に安く作れるうえにカロリーが低く、カフェインが少ない梅醤番茶はエナジードリンクよりも健康的です。ここからは、手軽に栄養を摂れる梅醤番茶がもたらす効果をご紹介します。梅醤番茶の効果7つ出典:byBirth体温を上げる梅醤番茶に使用される生姜を摂ると、体が内側からぽかぽかしてきますよね。その理由は生姜を加熱・乾燥することで、生姜の成分であるジンゲロールがより体を温める作用が強いショウガオールに変化するためです。また、梅干しに含まれるクエン酸には血液をサラサラにする作用があり、その血液が体中を巡ることで冷え性が改善されるといわれています。疲労回復梅干しに含まれるクエン酸は、体内に蓄積された乳酸を分解してエネルギーの元になる物質を作ってくれます。その結果、疲れがとれるだけでなく、エネルギーに満ち溢れた疲れにくい体になるのです。風邪予防日本が誇る発酵食品である醤油と、ジャパニーズスーパーフードと呼ばれるほど栄養価の高い梅干しでできた梅醤には、風邪を予防する働きがあるといわれています。また、番茶に含まれるカテキンには殺菌・抗菌効果があり、感染症の予防に役立つといわれていますよね。梅醤番茶が民間療法として広く知られているのは、風邪予防の効果が高いためだと考えられます。腸内環境を整える梅干しには腸内環境を整える効果があるので、便秘に悩んでいる方におすすめです。同じく、醤油に含まれている食物繊維のペクチンにも腸の調子を整える効果がありますし、生姜には消化を助けて胃腸の負担を軽減するジンジベインが含まれています。腸内環境が整って便秘が解消されれば、ダイエットがはかどったり、美肌を手に入れられたりと良いこと尽くめですね!二日酔い改善梅干しを食べると唾液が分泌されるとともに、胃液も分泌されます。これで胃粘膜が保護され、胃壁が修復されるといわれています。また、梅干しに含まれるピクリン酸には肝臓の機能を活性化させる働きがあるので、二日酔いの原因となっているアセトアルデヒドをしっかり代謝することができます。夏バテ改善暑い夏は冷えたビールや炭酸ジュースを飲みたくなりますが、飲みすぎは禁物です…。なぜなら、それが夏バテを引き起こす原因になってしまうから。そこでおすすめなのが梅醤番茶です。梅醤番茶には胃腸の働きを助ける梅が使われているうえに、酸っぱいクエン酸が食欲を増進します。免疫力を高める醤油に含まれるペクチンには、免疫力を高める働きがあります。また、生姜を加熱・乾燥することでジンゲロールがショウガオールに変化すると、より高い免疫力向上効果を得られます。梅醤番茶はいつ飲む?出典:byBirth一般的に、梅醤番茶は空腹時や食前に飲むものとされています。また、朝起きて1番に飲むドリンクとしても推奨されています。それ以外には、体調不良を起こした時や飲み会の前後、体の冷えや疲れを感じた時に飲むとよいでしょう。市販の梅醤を番茶に溶かして飲んでもよし、梅+醤油+すりおろし生姜を番茶に溶かして飲んでもよし。独特の酸味があるので好き嫌いは分かれると思いますが、冷え対策や風邪予防に試してみてはいかがでしょうか?
2020年02月22日季節外れの暖かさに包まれているが、まだまだ朝晩は「冷え」の残る今日このごろ。女性なら誰しもが身に覚えのある「冷え症」は、じつは単なる“体質”ではなく、ひとつの立派な“病気”だって知っていましたか?「よく『冷えは万病のもと』といわれますが、それは決して抽象的な言葉ではありません。具体的な数字でいえば、日本人の死因の約9割近くは『低体温』が関係しているからです」そう話すのは、「冷え」に詳しい芝大門いまづクリニックの今津嘉宏院長。少し長くなるが、厚生労働省が発表している日本人の主な死因を見てみると、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患のおなじみ「三大死因」に続き、肺炎、老衰、不慮の事故、自殺、腎不全、肝疾患、糖尿病、慢性気管支炎、さらに肺気腫、交通事故、高血圧……と、どれをとっても読者世代には人ごとではないものばかり(『平成30年人口動態統計(概数)の概況より』。「そのうち、老衰と不慮の事故、自殺、交通事故、結核を除いた死因は、体温が高ければ防げるもので、その割合は、じつに全体の87.3%にのぼります」つまり、日本人の死因のほとんどが冷えと関係していることになる。その関係性について、今津院長はこう解説する。「病気の源流をたどっていくと、だいたい1つの原因に集約されていくものです。そして、その多くは高血圧や高血糖、高脂血症といった生活習慣病。たとえば、脳梗塞や心疾患、腎不全も、元をたどれば動脈硬化が進行した結果。そしてその動脈硬化の原因をさらにたどると、高血圧に行き着く、といえばわかりやすいでしょう。そこで、最近では『メタボリックシンドローム』ならぬ『メタボリックドミノ』と表現されることも増えています。これは動脈硬化のような大本の病気が、ドミノ倒しのように次々とほかの病気を引き起こすということ。しかし、冷えを改善し体温を上げることで、このドミノが倒れる前の『ついたて』の役割を果たしてくれるのです」「冷え」が私たちの健康にさまざまな影響を及ぼすことは明らか。しかし、「体温」は長いあいだ西洋医学の世界ではその存在が見落とされてきた。「明確な診断基準やガイドラインも存在しないため、冷えるのはその人の性質、つまり『冷え“性”』といわれていました。しかし、がんですら85%が治るような時代になり、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の薬も登場してきたことで、だんだんと『冷えも手当てするべき症状なのでは』と認識されるようになってきたのです。多くの病院でも漢方を取り入れるようになり、それに合わせるかのように『冷え“症”』という呼び方が広まってきました」その漢方の世界では、昔から「冷えは病気」とされてきたという。「漢方と聞くと中国の医学のようですが、実は江戸時代には日本独自の伝統医学として成立しており、中国の漢方においては古くから『冷え』は根本的な診断基準のひとつでした。それというのも、CTも血液検査もなかった時代は、いったいなんの病気なのかを、見た目や問診で判断する必要がありました。中医学ではその分野が300以上もありますが、日本の場合は『強いか弱いか』『寒いか熱いか』という、とてもシンプルな分類が主流でした。『寒』とはつまり『冷え』のことですので、『冷え』は古来、病気かどうかを診断する、基本的な指標だったといえます」つまりそれだけ、「冷え症」はあらゆる病気のもとなのだ。「それだけではなく、究極の『冷え』は死につながります。よく映画などでは、雪山で遭難した人が眠気に襲われ、やがて凍死してしまうという場面が描かれていますが、まさにこのとおりです。人間は体温が32度以下になると錯乱状態になり、やがて多臓器不全を起こします。そして、仮眠傾向といって眠くなり、寝てしまい、死に至る。『凍死』とは、低体温症による死を指すのです」まさに冷えは命を落としかねない、れっきとした病気。その原因は次のようにさまざまだが、一般的には筋肉量がカギとなる。【冷えの原因と考えられる諸要因】□物理的な気温の低下□飲食物による胃腸の冷え□加齢や筋力低下による冷え□生まれつきの虚弱体質□精神的ストレスの増大など「運動をすると汗をかくことからもわかるとおり、体温は主に筋肉でつくられます。いっぽうで安静にしていてもある程度の体温が保たれるのは、外からは見えない筋肉の存在があるからです。血管や膀胱、子宮、消化管などは平滑筋によって動いていますし、心臓は心筋という、いわば筋肉のかたまり。また呼吸には呼吸筋の働きが不可欠ですので、生きているだけで筋肉が働き、そこから体温が生まれているのです」とはいえ全体の筋肉量は加齢とともに減っていくので、年とともに冷えは実感しやすくなる。今津院長によれば「『冷え(寒)』と言っても、どこが冷えるのかは人それぞれ。原因も治療法も異なってきます」という。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月11日寒さの続く冬は、身体のむくみやコリ、冷えが特に気になります。身体の巡りが滞りがちな冬は、マッサージタイムで身体を温めながらリフレッシュしましょう。今回は、むくみの原因のほか、身体が優しくリラックスする、マッサージオイルをおすすめの使い方とともに3つ紹介します。寒さの続く冬。冬は、身体のむくみやコリ、冷えが特に気になりますよね。身体の巡りが滞りがちな冬は、お風呂上がりや就寝前のマッサージタイムで、身体を温めながらリフレッシュしましょう。今回は、むくみの原因について触れながら、身体が優しくリラックスする、マッサージオイルをおすすめの使い方とともに3つ紹介します。日常生活で気をつけたいむくみの原因むくみとは、血液中の水分が必要以上に血管の外に流れ出て、皮膚と皮下組織内に溜まってしまう状態のことを言います。立ち仕事をしていたり、長時間同じ姿勢でいると、血液の循環が悪くなり、血管から水分が多く流れ出てしまうほか、重力によって脚に水分が溜まってしまうため、むくみやすくなります。また、水分や塩分を多く摂りすぎることで、血管の中の水分が増え、外に流れ出やすくなるためにむくみが引き起こされます。反対に、水分が少なすぎることで、静脈の血行が悪くなり、動脈から血液中に流れ出た水分を静脈が吸収できなくなることがあります。そうなると、皮膚と皮下組織内に水が溜まり、むくみが発生します。その他、睡眠不足や運動不足、精神的なストレスによって自律神経が乱れたり、血液の巡りが悪くなったりすることで、むくみを引き起こされることもあります。冬は、寒さが影響してアクティブに活動できず家にこもりがちになったり、夏よりも水分を摂る機会が減ってしまったりすることで、血行が悪くなり、むくみやすくなります。身体の巡りが滞りがちな冬は、マッサージオイルを使って、巡りを整えていきましょう。おすすめのオイルを3つ紹介します。ニールズヤード レメディーズアロマティックマッサージオイル(100ml/税込2,750円)出典:byBirthこちらは、オーガニックのヒマワリ種子油やアーモンド油、ラベンダー油などの植物オイルが配合されたボディオイルです。ラベンダーやゼラニウムなどの上質な精油がブレンドされたハーバルフローラルの優美な香りによって、ゆったりとした癒しのボディケアタイムが叶います。お肌にスっとなじませると、潤いに満ちあふれた状態に整えられていきます。しっとりしなやかに潤い、透明感のあるお肌が叶います。出典:byBirthボディが温まったお風呂上がりに、1部位につき「500円玉大」を目安に手のひらに取り、両手の平で温めてから、優しくマッサージしながらなじませます。マッサージのポイントは「身体の先端から中心に向かってマッサージをすること」です。腕のマッサージは、手首側から脇の下に向かっておこないます。また、脚のマッサージは、足首側から膝の下を通って、脚の付け根に向かってしていきます。さらに、お腹のマッサージは、外側からおへそに向かって優しくほぐしていきます。特に乾燥が気になる部分は、ボディオイルを重ねづけすることで丁寧なケアができます。ヴェレダホワイトバーチ ボディオイル(100ml/税込4,180円)出典:byBirthこちらは、アンズ核油やホホバ種子油のほか、ヨーロッパシラカバ葉エキスなどが配合されたボディオイルです。ヴェレダのアイテムは、美容や健康のために活かすことのできる植物のパワーが配合されています。こちらのオイルに配合されているのは、「ホワイトバーチ(白樺)」です。ホワイトバーチは、地中から水分を吸い上げ樹全体に循環させたのち、葉から水分を蒸散させるという「巡り」の能力に長けていると言われています。また、爽やかなグレープフルーツの香りが気分をリフレッシュしてくれます。出典:byBirthお肌に優しくなじませると、気持ちよく潤い、いきいきとツヤめきます。ザラつきが気になる部分も、なめらかに整えられていきます。腰や太もも、ヒップなどの気になる部分に、手のひらで温めたボディオイルをなじませながらマッサージをしていくと、お肌をしなやかに潤わせながら、引き締めケアも叶えられます。「巡り」の能力に優れたホワイトバーチのボディオイルで、その日一日の疲れを優しくほぐすようにマッサージケアをするのがおすすめです。メルヴィータロルロゼ ブリリアント ボディオイル(100ml/税込5,500円)出典:byBirthこちらは、お肌をなめらかに整えながら、キュッと引き締まったハリを与えるピンクペッパーやブラックペッパー、美容成分がたっぷり配合されたローズヒップオイルやシーバックソーンオイルが配合されたボディオイルです。ボディの気になる部位や滞りがちな部分をしっかりケアしてお肌を引き締めるとともに、たっぷりの潤いとハリ感に満ちた、しなやかでツヤやかな女性らしいボディへと導いてくれます。使いやすいスプレータイプで、スパイシーシトラスのリフレッシュできる爽やかな香りです。出典:byBirthお腹やウエスト周りのマッサージには、オイルをなじませた後、指先を下向きにして両手のひらを優しく腹部にあて、おへそを中心に、時計周りにほぐしながらオイルを広げていくのがおすすめです。また、二の腕のマッサージには、オイルをなじませた後、肘から脇に向かい、手のひらで二の腕を絞りながらオイルを広げていくのがおすすめ。そして、ヒップのマッサージには、オイルをなじませた後、手のひらでお尻の丸みに沿わせながら内から外へオイルを広げていきます。マッサージオイルを使って身体を優しく温めて出典:byBirth身体がリラックスするマッサージオイルを、おすすめの使い方とともに紹介しました。ただなんとなくボディオイルをつけるよりも、実際に手で触れてマッサージをしていくことで、自然と身体がポカポカ温まり、ほぐされていく感覚を味わうことができます。毎日マッサージを続けることで、その日のお肌と身体のコンディションの細かい変化にも気付くようになり、より一層自分自身をいたわることができますね。
2020年02月08日冬の「足汗ケア」で冷え撃退!寒い季節、防寒対策をしていても足がやけに冷たい…。靴を脱いだときにつま先がヒヤっと冷たく感じた…。こんな経験はありませんか?冬の冷え足の意外な原因は、靴の中の足汗ということもあるんです。冷え性は女性に多く、冬の外出時は暖かい衣服を身につける一方、室内は暖房設備が普及し、冬でも汗をかきやすい環境にあります。しかも、働く女性など長時間靴を履き続ける人の場合、靴の中で汗がこもりやすく、結果として「汗冷え」によるつらい“冷え足”を招いている可能性が高いのです。今すぐできる冷たい・つらい“冷え足”対策冬のつらい“冷え足”解消には、温めることも大切ですが「足汗」と「靴のムレ」を抑えることでさらに予防効果がアップ。汗研究の第一人者である五味クリニック院長の五味医師は「効果的な足汗&“冷え足”対策のポイントは、①汗を抑える効果のある足用制汗剤を使う事 ②靴選びと履き方の工夫をする事です」とアドバイスをくれました。① 制汗剤で足汗対策制汗剤は古代から天然の消臭剤として人々に愛用されてきた『ミョウバン』由来のものがおすすめ『ミョウバン』にはニオイの元となる雑菌の繁殖を抑制する効果と、毛穴を引き締めて汗を抑える効果があります。制汗剤は、お出かけ前にしっかりと塗るようにしましょう。 ② 靴選び、履き方の工夫と靴ケアでムレ対策汗が余計に出やすくならないように通気性の良い天然素材の靴を選び、吸汗性のあるインソールを活用がおススメ。また、帰宅後は靴を乾燥させたりして、靴に湿気がこもらないようにすることが大切。ブーツやスニーカーだけでなくパンプスを脱いだ後も、専用の乾燥剤を使用し、気になるときにはドライヤーをかけるなど足だけでなく靴側の足汗対策も有効です。 寒い季節の冷え足予防に「焼ミョウバン」配合の足汗ケアアイテム「デオナチュレ」(足用)は、天然アルム石に着目した有効成分「焼ミョウバン」配合で汗とニオイを元から断つ直ヌリ制汗デオドラント。お出かけ前の乾いた足に、ムレやすい足指の間と足裏に塗るのがおすすめ。クリームタイプは「しっかり派」に、スティックタイプは「手軽派」に。“しっかり塗れる”シービックデオナチュレ 足指さらさらクリーム医薬部外品 30g希望小売価格:1,000円(税抜) “手軽に塗れる”シービックデオナチュレ ソフトストーン足指医薬部外品 7g希望小売価格:850円(税抜)
2020年01月24日体の芯は熱いのに、手足は冷たい。上半身は汗をかくのに、下半身は冷えているなど冬場は特につらい冷え症ですが、秋口から冷え症対策をしておけば冬場の冷えも和らげることができます。今回は身近なもので手軽にできる、昔ながらの冷え取り方法をご紹介をしていきます。冷え症になる原因冷え症になる原因は様々な原因が考えられますが、特に持病などを持っている方以外で考えられる原因は、大きく分けて2つあると考えます。それは、日常の運動不足と普段摂取する食事や飲み物です。この2つはどちらかが欠けても冷え症を誘発する大きな原因となりますので、運動習慣や食事に気をつけているけど冷えるという方が、根本から冷え症にを改善したい場合は、それぞれ食事や運動の見直しが必要になります。関連記事【冷え性を治す日常ケア】冷えてツライ時の対処法まとめ運動不足運動不足が原因で冷え症の症状を訴える方はとても多いです。筋肉は体内で熱を生み出してくれるため、筋肉量が少ないと物理的に体が温まることができず冷え症へまっしぐらということになります。その他にも、下半身の筋肉量が不足していると血液循環が滞り新鮮な温かい血液が供給されず、下半身の冷えへと繋がっていくでしょう。食事・飲み物食事や飲み物で体が冷えてしまっている方。これは普段から好んで口にする食べ物や飲み物に原因があります。体を冷やすと言われるコーヒーや緑茶、生野菜ばかりの偏った食事、お菓子などの糖質の多い食べ物を好む方は運動習慣があっても冷えに悩まされやすいです。自然療法とは?自然療法とは、言わばおばあちゃんの知恵袋のようなものです。薬や化学物質に頼らず、自然に存在するもので健康を維持しながら改善していきます。症状がなくても、病気や不調を未然に防ぎ、自らの持つ自然治癒力や免疫力を高めるためにも自然療法はおすすめです。自然療法的冷え取りの方法3選実際に身近にあるものでできる、自然療法的冷え取りの方法をご紹介していきます。家にあるもの、またはスーパーで簡単に手に入れることができますので是非実践してみてください。玄米カイロ天然素材を使用したエコなカイロです。じんわりと温かさが続くので、肩凝りや生理痛の時の腹部の温め、眼精疲労時の目の周りの温めに最適です。〈玄米カイロの作り方〉用意する物・ 玄米…適量・ 天然繊維の布30×30cmくらい・ 先程の布より一回り大きめのカバー用の布作り方① 布の片方を⅓程降り、反対側を先ほど追った布に重ねて折ります。(1枚の布の⅓幅の細長い筒状の形になっています)② 片方の筒の入口を細かく縫います。③ パンパンにならないように気をつけながら玄米を適量入れて、口を閉じるように細かく縫います。④ ③よりも大きめのカバーを作って完成です。※玄米カイロを使う際は電子レンジ600wで2〜3分様子を見ながら温めて、カバーに入れて使います。使用期限は冬の間の使用でおおよそ2年程度です。こんにゃく温湿布用意する物はこんにゃくのみ!繰り返し使えるこんにゃく湿布でエコに冷え症を改善しましょう。〈こんにゃく温湿布のやり方〉① こんにゃく2枚を鍋で5分程度茹でます。② 茹でたこんにゃくをあげて、タオルなどでくるみます。③ ②の温かいこんにゃくを冷えが気になる部分に置き5分ほど放置します。※特に仙骨、ふくらはぎ、肩甲骨周辺を温めると冷え症に効果的です。使い終わったこんにゃくは、水をはったタッパーなどに保存して小さくなるまで繰り返し使えます。入浴剤にみかんの皮普段捨ててしまうみかんの皮も、漢方では〝陳皮〟として処方され、血管を強くして血流をアップさせてくれる冷え症の強い味方なんです。干したみかんの皮を入浴剤代わりに入れて、エコに冷え取りを行いましょう。〈みかんの皮入浴剤の作り方〉① ワックスや農薬不使用のみかんの皮を用意します。② 適当な大きさに手でちぎり、ネットなどにに入れてベランダなどで数日干して完成です。※雨の日は室内にとりこみましょう。お風呂に入れる量は乾燥したみかんの皮一握り程度で充分です。自然療法的な冷え取りで温活を始めよう冷え症は根本的な原因を直すことも大切ですが、普段試せる、ちょっとした手間も大切です。自分のために使う、ちょっとした一手間が冷え症対策への意識を変えてくれます。身近にあるもので簡単にできるエコな冷え取りをぜひ試してみてはいかがでしょう。Hikaruヨガインストラクター
2020年01月17日日増しに気温が下がる季節になると、気になるのが「冷え」です。冷えはさまざまな体のトラブルの原因にもなるため、普段からお悩みの方にはつらい季節になってきます。そこで今回は冷えでお悩みの方のために、冷えに効くエクササイズをご紹介させていただきます。冷えに効くエクササイズとはズバリ冷えには「下半身の筋トレ」が有効です。ではなぜ下半身の筋トレなのか?その理由として3つ挙げることができます。関連記事辛い冷え症を改善する!温めるべきポイントを専門家が解説体温を高める効果が期待できる筋トレで筋肉量を増やすことで体温を高める効果が期待できます。筋肉には「力を発揮して運動を起こす」以外にも「体熱を作り出す」という働きがあり、実際、体熱の40%が筋肉で作られていると言われています。そのため筋肉量を増やすことは体温上昇に繋がり、冷えに有効と考えられるのです。筋肉のポンプ作用が改善される筋肉の働きにはリンパや血液を押し流す「ポンプ作用」があります。血液やリンパの流れが滞って老廃物や不要な水分が体内に溜まると、カラダは冷えやすくなると言われています。そこで筋トレを行うことで筋肉のポンプ作用が改善され、冷えの原因にもなる老廃物や不要な水分をスムーズに体外へ排泄させることが可能になるのです。筋肉の70%が下半身を占めている全身に存在する筋肉の70%が下半身を占めているので、冷えには下半身の筋トレが有効と言えます。次に冷えに効果的なエクササイズをご紹介していきます。つらい冷えに効くエクササイズ1:スプリットスクワット「スプリットスクワット」とは、脚を前後に開いた状態で行うスクワットです。片脚でスクワットを行う感覚に近いため、通常のスクワットに比べて脚の筋肉にかかる負荷が大きくなります。そのため、通常のスクワットでは物足りなくなってきた方には、ぜひ取り入れてほしいエクササイズです。スプリットスクワットのやり方1.脚を前後に開き、つま先と膝は正面に向けます。胸を張り股関節を軸に上体をやや前傾させるようにします。そうすることで股関節主導の動きが可能となり、お尻と太もも裏の筋肉に効かせることができます。2.息を吸いながら上体を後ろ脚の膝が床につく直前のところまで真下にできるだけゆっくり下ろし、息を吐きながら立ち上がります。左右それぞれ10回を3〜5セット行いましょう。つらい冷えに効くエクササイズ2:スタンディング・レッグカール「スタンディング・レッグカール」はその名の通り、立った状態で行うレッグカールです。ジムではうつ伏せになって行うレッグカールのマシンがありますが、立った状態で、尚且つ片脚で行うことで同等の効果が期待できます。スタンディング・レッグカールのやり方1.片脚立ちの体勢をとり、浮かせた脚は膝が股関節よりも後ろに位置するようにします。その状態で膝を曲げる動作を繰り返すことで、ターゲットとしている太もも裏の筋肉である「ハムストリングス」にしっかり効かせることができるからです。2.息を吐きながらなるべくかかとがお尻に付くところまで深く膝を曲げて、息を吸いながらゆっくりと膝が伸び切らないところまで伸ばしていきます。片脚立ちするとバランスがとりにくい場合は、壁に手をついて行ってももちろん構いません。左右それぞれ10回を3セット行いましょう。つらい冷えに効くエクササイズ3:カーフレイズふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋のエクササイズには「カーフレイズ」を行います。このエクササイズのポイントはできるだけかかとを最大限のところまで上げることです。そうすることで下腿三頭筋に十分効かせることができます。カーフレイズのやり方1.腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けます。かかとを軽く床から浮かせたところから息を吐きながらかかとを上げ、最大限まで上げたところで3秒程度止めます。2.息を吸いながらかかとを床に触れる手前までゆっくりと下ろしていきます。10〜15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。余裕のある方は、片脚で行う「シングルレッグ・カーフレイズ」にもトライしてみてください。エクササイズで冷え性対策をしよう今回は冷えに効く下半身の筋トレを3つご紹介しました。全身の筋肉のうちの70%を下半身が占めていて、筋トレを行うことで体温アップとポンプ作用の改善という効果が期待できるということから、冷えには下半身の筋トレが有効と言えます。今回ご紹介したエクササイズは、つらい冷えから脱却するためには週3回行うようにしましょう。例えば月曜日に行ったら中1日空けて、水曜日と金曜日に行うというスケジュールがおすすめです。どんなに効果のあるエクササイズでも続けなければ効果は期待できません。続けることこそが効果をもたらします。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年12月31日お腹とおしりの冷え対策株式会社ファンケルは、「ぬくもり福パンツ」を2019年12月17日(火)に発売する。数量限定で、同社通信販売にて購入できる。同製品は、日本独自のホールガーメント製法を採用。1本の糸で編み上げるため、伸縮性に優れ縫い目がないのが特長だ。おしりからお腹までしっかりカバーしながら、肌に縫い目が当たらず、かゆみなどを感じる不快感が少なくなる。また、立体的に編み上げることで動きやすさとフィット感を実現。柔らかなアクリルとウールの保温素材で気持ちいい着心地を追求した。さらに、切り替え部分には、リブ編みを採用。重ね履きに起こりやすいずれや食い込みを防ぎながら程よく伸び、長めの丈で、おしりからお腹までやさしくすっぽりと包み込む。新年にふさわしい「赤」と「金」色は、「赤」と「金」の全2色。どちらも祝いや喜びをイメージする新年を迎えるにふさわしい色だ。寒さが厳しくなるこれからの季節の冷え対策はもちろん、プレゼントとしてもおすすめだ。年末年始の贈り物にも使いやすい様、のしをイメージしたオリジナルの包装で届く。サイズは、各色「S~M」「L~LL」の2種類から選べる。販売価格は、2530円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※ファンケルニュースリリース
2019年12月17日秋も深まり、冷えを感じ始めている方も多いのではないでしょうか?特に女性は下半身の冷えや、冷えからくるむくみに悩まされがちです。解消するポイントは股関節周りにあります。今回は冷えを解消する股関節ほぐしについてご紹介していきます。股関節周りをほぐすと下半身が温まる下半身が冷えると、むくみやだるさを感じる人もいます。冷えは血液の循環も悪くさせてしまうので、むくみ太りや、いつも履いているはずの靴がパンパンになってしまったり、足先から脚全体が凍るように冷たくなってしまい全身が温まりません。そんな時、股関節周りを指などで押してみましょう。お風呂の湯船に使っている時に、脚の付け根の前も横も内側も後ろなど、全体を少しずつ指や関節で優しく押しながらマッサージしていきましょう。リンパの滞りも解消されやすくなり、下半身が温まりやすくなっていきます。関連記事お尻の冷えは下半身太りの原因に!血行を良くして冷えを撃退寝る前におすすめ!股関節周りをほぐすストレッチお風呂で股関節周りを軽くほぐした後、余裕がある時は股関節周りのストレッチも取り入れてみましょう。股関節周りが硬い場合、最初は痛いかもしれませんが、無理をせず気持ちがいいと感じる程度に調整しながら行います。step1床やベッドの上に四つ這いの姿勢になり、両肘を下ろします。step2両ひざを左右に広めに開きます。step3息を吸います。息を吐きながらお尻を後方へ引きながら、上体を床に沈めていきます。両脚が左右に開き、内腿から股関節周りが刺激されますので、無理のない範囲で調整しましょう。step4息を吸いながら体を前へと押し出し、可能であれば腰を床に近づけて、お腹を下ろします。無理のない範囲で大丈夫です。STEP5再び息を吐きながらお尻を後方へ引いていき、上体を沈めます。ゆっくりと呼吸に合わせながら繰り返しましょう。最後にSTEP4か5の気持ちが良いと感じた方の姿勢をとり、30秒ほどキープしていきます。終えたら楽な姿勢で休みましょう。※この姿勢は最初からは難しいので、できなくても大丈夫です。股関節周りをほぐしてポカポカ体質を目指そうストレッチを行っていて気持ちがいいと感じること、気持ちがリラックスしていくことに重点をおいて、マイペースに続けてみましょう。できれば毎日。難しければ3日に一回など定期的に取り入れることで、下半身の循環を促し、ポカポカの冷えない体を目指しましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年12月07日見逃されがちな体に現れるさまざまなサイン。食事や生活習慣を改めて振り返り、冷えと乾燥、どちらに傾いているかをチェック!明治国際医療大学教授・伊藤和憲さんに話を聞きました。冷え?それとも乾燥?まずは今の状態を知る。あなたのタイプをチェック。冷えタイプ食事が不規則である睡眠不足であるお風呂に入らず、シャワーだけで済ませてしまう目や口が乾きやすい肩こりや腰痛が強い乾燥タイプ寝ても寝た気がしない朝、起きづらい花粉症などのアレルギー症状がある冷たいものを好んで飲む刺激物や辛いものが好きチェックが多くついたほうがあなたのタイプです。同数の場合は両方の症状を引き起こす可能性が。3つ以上あてはまる場合は、警告レベル。舌にも、冷えと乾燥のサインが出ます。東洋医学には“望診”という外見を目で見て判断する診断法があり、冷えや乾燥には舌の色が参考になる。「色の薄い淡白な舌や暗い紫色の舌は血液の循環が悪く、冷えている状態。紅い色の舌は乾燥しやすい状態。ただし熱が内側にこもって体が冷え、舌が紅くなる場合もあります」舌苔の状態もまた、冷えや乾燥の望診の参考になる。「苔は胃腸の中の水分度合いを見ています。白い苔は水分が溜まって凍っているというイメージでこちらは冷えの状態。黄色い苔は刺激物などを食べて消化しようと、胃に消化液が過剰に送られ、熱が生じている状態。こちらは乾燥の指標です」キーワードは自律神経のオンとオフ。冷えと乾燥から脱するヒント。まず、ストレスからくる冷え対策は頑張りすぎている脳をリラックスさせること。いい香りに包まれたり、心地いい音楽を聴いたり、好きなアイドルの姿を眺めるなど、五感を刺激して脳をゆるめる。「体を温めることも有効です。入浴時には必ずお湯につかる、下腹部や肩甲骨の間にカイロを貼るのもおすすめ。一日の終わりに副交感神経を刺激して脳と体のスイッチをオフにする習慣を」乾燥の対策はこの真逆、一日の始まりの朝に交感神経の働きをオンにする。朝一番にラジオ体操をする、熱いシャワーをさっと浴びる、冷水で顔を洗う。適度な運動や日光を浴びるなど体をしっかり目覚めさせる習慣を身につける。「とはいえ、冬の間、夏並みに暑い室内環境で過ごしている人は少なくありません。それによって自律神経の調節機能が低下している可能性があります。外は冬なのに体は夏の状態なので、熱がこもったり乾燥しやすくなります。この場合は外からは体を温めて、食事で中から体を冷やす。体の熱を抜くためにキュウリやトマトなどの夏野菜を取り入れるなどの工夫をすれば、上手に体調のバランスを調整できます」いとう・かずのり明治国際医療大学教授。鍼灸学部学部長。セルフケアの重要性を説き、女性が内側から美しくなるためのメソッドをセミナーなどで提供。鍼灸や痛み治療に関する著書も多数。※『anan』2019年12月11日号より。写真・Getty Images取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2019年12月04日女子の健康を脅かす冬のラスボス!「今、そこにある冷え、乾燥の危機2019」。明治国際医療大学教授・伊藤和憲さんに話を聞きました。冷えと乾燥。北極と砂漠。2つの関係は一見アンビバレントに見えて、実は密接な繋がりがある。冷えの症状が高じることで乾燥に繋がり、乾燥の症状が転じてまた冷えに繋がる、まさにいたちごっこのような関係性。まず最初に忍び寄るのはこの先さらに厳しくなる寒さによる冷え。「ひと口に冷えと言っても、その原因は年代によって異なります。20~30代の女性の場合、冷えの多くの原因はストレスにあります」と言うのは東洋医学のオーソリティ、伊藤和憲さん。「ストレスで冷えの症状が出て、それでも頑張りすぎると今度は代謝が落ちて乾燥の症状が現れます。冷えの行き着く先が乾燥といってもいいのです」ソッコー対策で危機を回避!若い女性の冷えの主な原因はストレス。放っておくと内臓も冷えていく?20~30代女性の冷えの主な原因はストレス。明治国際医療大学教授・伊藤和憲さんによると、そのメカニズムは以下の通り。「ストレスがかかると、自律神経のうちの交感神経が優位な状態になります。交感神経は血管を収縮させる働きがあるので、長期間この状態が続くと全身の血管や筋肉が収縮して血流が悪くなります。その結果、冷えの症状が現れるのです。とくに手足の血管は細く循環が悪いため、最初に冷えの症状が見られるのが手や足の末端です」ただ単純に冬の寒さで手足が冷えているのであれば、暖かい室内に入って30分ほどで元に戻る。いつまでも手足が冷たいままなら、それはストレスによる冷え。「また、ストレス冷えが半年、1年と続くと今度は内臓の血流も悪くなってきます。子宮や卵巣などの女性器と脚腰を支配しているのは同じ神経。だから腰や下腹部など体の中心に冷えの症状が現れます。これは本来40代くらいの女性に見られる冷えですが、若い女性でもストレスによって生理不順などが続くと、このような内臓冷えが見られることも」放っておくと婦人科系のトラブルに陥るリスクもあるとか。たかが冷え?されど冷え!ストレス冷えが高じると、やがて肌のカサつきや炎症に繋がる。冷えが交感神経の過剰反応だとしたら、乾燥の原因は副交感神経が優位になりすぎることにある。「今のストレス社会では7~8割くらいの人は交感神経が優位なタイプ。でも、ストレスがかかった状態で頑張りすぎると、気力が尽きてだるくなり朝起きられなくなります。これが副交感神経が優位になりすぎた状態です」副交感神経が優位になると、白血球のうちのリンパ球が血液中に増える。すると、自分の細胞を異物と誤って攻撃し、肌がカサついたり炎症が起こる。これが乾燥のメカニズム。「まず乾燥によって皮膚に粉がふいたりかゆみを感じます。それが進むと赤く腫れたり熱が発生して炎症が起こります。さらに進むとアトピー性皮膚炎のように黒い色素が肌に沈着することも」冬は気象条件的にも乾燥し、街の都市化でさらに乾燥状態に。そこにもってきて副交感神経の過剰反応が加わると、トリプル作用でますます乾燥は進む。「冷えが高じて乾燥や炎症が起こると、これを冷やそうと体に水分が溜まり、また冷えの症状に陥ってしまいます」世にも恐ろしい負のループに陥らないよう、今すぐに対策を。いとう・かずのり明治国際医療大学教授。鍼灸学部学部長。セルフケアの重要性を説き、女性が内側から美しくなるためのメソッドをセミナーなどで提供。鍼灸や痛み治療に関する著書も多数。※『anan』2019年12月11日号より。写真・Getty Images取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2019年12月04日冷え性で悩む女性必見!冬の冷え対策にもってこいの食材を4つご紹介します。ホットドリンクに入れたり、年末年始のイベントに多い鍋料理で摂ったり……。まずはからだの内側から温めて、からだの外だけでなく中からぽかぽかさせましょう!冬の冷え対策、始めていますか?出典:byBirth夏に冷たいものを摂り過ぎたり、1日中冷房をつけたりしていると、内臓から冷えが生じてしまいます。からだが冷えると免疫力が低下したり、腸の働きが悪くなって肌荒れしたりすることも……。また、腸の働きが悪くなった結果代謝が悪くなり、太りやすくなってしまうのです……。そこでおすすめなのが、冬が旬の食材を積極的に摂ることです。夏が旬の食材はからだを冷やすといわれているのに対して、冬が旬の食材は水分が少なく、血行を促進する働きをもつビタミンEが豊富に含まれているため、からだを温めてくれるといわれています。そのほか、土の中で育つ根菜類や芋類なども、からだを温める食材として知られています。からだを温める食材4選出典:byBirthからだを温める食材はホットドリンクに入れたり、鍋料理に入れたりすると、美味しいうえに効率よく摂れます。どの食材も身近にあるものなので、さっそく準備してからだの内側から温まりましょう!生姜出典:byBirth生姜には、辛み成分の「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分が入っています。ジンゲロールには免疫力を高める強力な作用があり、ショウガオールには血流を良くして体温を上昇させる効果があります。このショウガオールによって体温が上がると、脂肪や糖の燃焼が促進され、ダイエット効果まで得ることができるのです!生姜は生のまますりおろすもよし、乾燥させてパウダーにするもよし。生姜の効能を最大限に活かすには、加熱するのがおすすめです。にんにく出典:byBirthにんにくに含まれる「アリシン」には、血液をさらさらにする作用があります。また、糖を体内で燃やす作用もあり、体内で作られた熱がからだ中に巡ることで体温アップが期待できます。薬膳の観点からいえば、にんにくは生のままだと「熱性」になり、火を通すと「温性」になります。からだ全体を温めてくれるだけでなく、とくに胃を温める効能に優れているのですが、生のにんにくは刺激が強いので摂り方には注意が必要です。唐辛子出典:byBirth辛み成分である「カプサイシン」には血行を促進したり、体温を上昇させたりする作用があります。しかし、唐辛子はからだを冷やすともいわれていますよね。本当のところ、唐辛子はからだを温めるのでしょうか?それとも冷やすのでしょうか?唐辛子を食べるとアドレナリンが分泌されて、一時的にからだが温まります。その後、次第に汗で体温が奪われて涼しくなるため、からだを温めるという考え方も冷やすという考え方も間違いではないようです。ただし、例えば唐辛子が使われているキムチのように、生姜やにんにくなどからだを温める薬味が一緒に入っている食べ物であれば、唐辛子のからだを冷やす作用を打ち消してくれます。また、唐辛子はからだの内側からだけでなく、外側からも温めてくれるといわれています。刻んだ唐辛子をガーゼで包み、湯船に入れて入浴すると体温が上昇し、からだがぽかぽかしてきますよ!長ネギ出典:byBirth長ネギには、にんにくと同様に「アリシン」が含まれています。長ネギは冷え性や便秘に効果がある「キチン質」を多量に含むエビや、抗酸化作用をもつ「フラボノイド」が25種類以上も含まれる玉ねぎなどと一緒に摂ることで、さらなる冷え性改善効果が期待できます。また、緑色の葉の部分には「カロテン」や「ビタミンC」が含まれているので、美肌作りに最適な食材なのです!冷え知らずで冬を乗り切りましょう!出典:byBirth上着を何枚も重ねたり、靴下を2枚重ねて履いたり……。それでも治まらない冷えは、からだを温める食材を積極的に摂ることで解消できるかもしれません。ホットドリンクにパウダーの生姜を入れたり、唐辛子やにんにく、生姜が入ったキムチを食べたりして、美味しく冷え知らずのからだを手に入れましょう!
2019年11月30日カラダの芯から冷える寒い冬は、冷え性に悩む人にはつらい季節ですね。冷え対策には、専用のインナーや靴下なども有効ですが、秋冬野菜にもカラダを温めてくれる効果があります。そこで、冷え性改善に役立つ、コスパのよい野菜4つをご紹介します。 冷え性改善におすすめの野菜4つ1.ブロッコリー手足の冷えを和らげるには、血液をカラダの隅々まで行きわたらせることが必要です。全身に血液を運搬するのが鉄分とタンパク質が結合したヘモグロビン。ブロッコリーに豊富なビタミンCは、鉄分の吸収を助けることで、冷え改善に働きます。ブロッコリーは、年中手軽に購入でき栄養価の高い野菜です。お弁当のおかずなどにどんどん活用しましょう。2.ネギネギは、もともと安価ではありますが、旬の秋冬はもっとお買い得に。鍋料理の具材や薬味として活躍するネギには、アリシンという成分が含まれており、血行を良くしてカラダを温める効果があります。特に「冷え」が気になるときは、おろし生姜を入れたみそ汁に、みじん切りのネギをトッピングすると、よりカラダが温まります。3.小松菜小松菜の旬は冬。冬野菜にはカラダを温める効果があるといわれています。小松菜はほうれん草よりも鉄分が豊富であり、ビタミンCも含むので冷え対策に大活躍の野菜。アクが少ないため、ホットスムージーに入れて朝食にとり入れるのもおすすめです。4.かぼちゃ冷えの原因のひとつは血行不良。かぼちゃに豊富に含まれるビタミンEは、血管をしなやかにして血流をよくするので冷え改善に効果があります。丸のまま購入するとお得なうえ、小分けにして冷凍しておくと忙しいときに便利。スープ・サラダ・天ぷらなど使い勝手がよいのも魅力です。かぼちゃの収穫時期は夏ですが、一般的には2〜3ヶ月ほど寝かせて秋〜冬に食べると甘みが増しておいしくなるといわれています。保存の効くかぼちゃは、昔は冬の食材として重宝され、冬至かぼちゃとして行事食にもとり入れられています。 寒い冬が旬の冬野菜には、免疫力アップや乾燥からカラダを守る働きをする栄養素がたくさん含まれています。手頃で栄養価の高い冬野菜を積極的にとり入れていきたいですね。また、冷え体質を改善するには、食事のケアだけでなく、運動や入浴の習慣をつけることも大切。手軽に始められるストレッチなども一緒にとり入れていきましょう。
2019年11月17日お尻の冷えは、実は血行の悪さやお尻の凝りが原因。冷えている感覚がなくても、自分のお尻を触って冷たいと感じるなら要注意。今回はヨガインストラクターやボディセラピストとしても活躍するyuuka先生に、お尻の冷えを解決する方法について教えていただきました。お尻が冷たい原因お尻は、大きな筋肉であるにもかかわらず、肩や腰のようにマッサージをしてほぐす習慣がありませんよね。しかし、お尻はとっても凝っています。特に梨状筋というお尻の真ん中あたりになる筋肉は凝りやすく、座りっぱなしや、姿勢の悪さから、血行が悪くなりやすい部分です。座りっぱなしだったり、姿勢の悪さのせいで、歩く時や立ち姿勢の時にお尻の筋肉を使わない状態が定着すると、お尻周りの筋力が萎えます。同時に血行が悪くなって、お尻が凝って硬くなったりしてしまいます。それがお尻が冷える大きな原因となります。また大きな血管が走っている部分なので、お尻の筋肉が凝っていますと、血管が圧迫されて血流が悪くなり、お尻だけでなく下半身が冷えるという症状に悩まされやすくなります。お尻の冷えが体へ与える影響まず、血行が悪くなるのでお尻だけではなく下半身全体が冷えやすくなります。さらに老廃物もたまりやすく、下半身のむくみや、むくみからくる下半身太りの原因となります。また、お尻が凝ると、お尻が垂れたり、お尻が大きくなります。お尻の冷えを解決する方法歩く姿勢を変える立つ時に重心を土踏まずの後ろ側へ起き、後頭部と背中を揃えて立つようにしましょう。そのままお腹を引き延ばします。体の後ろ側に重心を残しながら歩くと、効果的にお尻を刺激しながら歩くことができます。お尻がほぐれて血行も良くなり、下半身のむくみもスッキリしやすくなります。道具を使ったマッサージテニスボールや細長いタオルを結んでコブ状にして、お尻の凝っている部分の下に置きます。そのまま仰向けに寝て、ボールを踏みながら揺らし、マッサージしていきましょう。1箇所15秒程度にして、場所を変えながら行いましょう。指で行うマッサージ股関節である脚の付け根、お尻の割れ目の骨の部分、お尻の下部分の坐骨、腰骨のキワなど、骨盤のキワとなる部分全体を、マッサージするように指でほぐします。血流が良くなり、お尻全体の冷えにも効果があります。お尻の冷え解消に効果的なグッズテニスボール、ゴルフボール、長方形のタオルを結んでコブ状にしたもの、麺棒などは便利です。お尻の凝っている部分の下に敷き、仰向けの状態か座った状態で踏むだけ。踏みながら、体をゆするようにマッサージするのがオススメです。冷えている方ほど最初は痛い可能性がありますので、その時は無理をせず、痛い箇所から少し場所をずらし、周辺をほぐすだけでも効果があります。血行を良くしてお尻の冷え解消姿勢の悪い人やデスクワークの人は特に凝ってしまいやすいお尻。歩き方を意識してみたり、マッサージをしたりして血行を良くすることで、お尻の凝りや冷えの改善に繋がります。ぜひ普段の生活に取り入れてみてください。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年11月17日これからの時期、体の冷えに悩む女性が多いですよね。体が冷えると、むくんでしまったり、肩こりや頭痛を引き起こしてしまうこともあります。そんな冷え対策にドライヤーを使用するのがオススメなんです。一体どんな使い方をするのか、ぜひ覚えて試してみてくださいね。そもそもむくみって?出典:byBirthむくみとは、血管からしみ出た水分が皮下に過剰に溜まってしまった状態のことを言います。むくみは、冷えが原因だと考えている人が多いですが、実は、冷えだけではありません。座りっぱなしや立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢でいることが血行不良の原因となって、むくみに繋がることもあります。実は冬より秋の方がむくみやすい一番体の冷える冬がむくみやすいと思っている方が多いですが、実は、冬よりも秋がむくみやすいんです。なぜ、秋なのでしょうか?原因は、夏のエアコンや、冷たい飲み物などの体を冷やしがちな生活習慣です。さらに、まだ冷えに対しての心構えができていない秋は、冬よりもむくみやすくなってしまうんです。また、朝晩で気温差が激しい秋は、体温の調節が難しく、自律神経が乱れてしまったり、肩こりがひどくなったりしてしまいます。簡単にできる冷え性診断自分が冷え性かわからないという方は、簡単にできる冷え性の診断方法があります。それは、自分の上腹部、下腹部、おしり、太もも、二の腕を触って、脇の温度と比較するという方法。一つでも冷たいところがあれば隠れ冷え性の可能性があります。実際に触ってみないと気づかないので、ぜひ試してみてくださいね。むくみを予防する方法出典:byBirth一般的に言われているむくみを予防する方法は、食事と運動です。食事面では、塩分を摂りすぎないようにすることが大切です。塩分を摂りすぎると水分が細胞の外に出にくくなり、むくんでしまいます。食事で予防するならカリウムを野菜や果物に含まれるカリウムは、余分な水分を体の外に排出する作用があります。塩分の摂取を抑え、カリウムを摂取することでむくみ改善が期待できるんです。特にオススメの食べ物は、バナナです。バナナは、カリウムだけでなく食物繊維も多いので、お通じもよくなります。むくみも解消できて、お腹の調子も整えてくれるので一石二鳥ですね。根本的に改善したいならスクワットがオススメむくみを根本的に改善したい!と考えている方は、スクワットをするのがオススメです。下半身を鍛えることで、むくみ改善が期待できます。なかなか難しいという方は、足首を回したり、足の指をこまめに動かすようにしましょう。ふくらはぎの筋肉は、ポンプの作用をしてくれるので、足を動かすことで水分のめぐりが良くなります。立って足を動かすことができるのであれば、かかと上げ下げ運動も効果的です。冷えやむくみに良いドライヤーお灸って?出典:byBirthみなさんは、ドライヤーお灸ってご存知ですか?ドライヤーお灸は、ツボに温風を当てるだけの簡単なお灸なんです。ツボと聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、ドライヤーは広範囲に熱が当たるので、気になるところに当てるだけ!とても簡単ですよね。ドライヤーお灸なら誰でも簡単に続けられるドライヤーお灸は、普通のお灸と違って広範囲に当てることができるので、失敗しないというメリットがあります。また、ドライヤーは髪を乾かす時に使うので、道具を揃える必要もなく、毎日髪を乾かすついでにすることができます。運動や、食事の管理が苦手で続かないという方でも挑戦しやすいですよね。それだけでなく、ドライヤーお灸を続けることで、冷えにくい体作りが出来てしまうんです!無料で簡単にできて冷えにくい体作りができるなら毎日続けたいですね。ポイント大きな筋肉のある、太ももの裏、おしり(ズボンを履いた時のポケットの部分)から温めると◎足先まで温まるように膝裏を温める(むくみが気になる人にオススメ)首の後ろ、手のひら、足の甲、土踏まずは、筋肉が少ないため、温まりやすく冷めやすいので最後にする寒い時期は、お風呂の後ではなく、お風呂の前にドライヤーお灸をするのも効果的です。冷えきった体のままお風呂に入るよりも、血流を良くしてから入る方が温まりやすくなります。時間がないという方でも、ドライヤーお灸をしてからお風呂に入ると、短時間でも温まることができますよ!朝にするとダイエットや美容効果もドライヤーお灸は、夜だけでなく、朝にするのもオススメ。体を温めることで、基礎代謝をUPすることができ、脂肪を燃焼しやすくなります。また、血流も良くなるので、肩こり改善にもつながります。ヘアセットのついでにドライヤーお灸をやってみてくださいね。女性の悩みにも効く!ドライヤーお灸は、他にも嬉しい効果があります。多くの女性が悩んでいる生理痛、更年期などの体の不調の改善、体力の回復など。生理痛には、くるぶしの内側にあるくぼみを温めると効果的です。指で数回押してからドライヤーを当てるとさらに効果UP!慣れてきたら、体のツボを調べて指で押しながらすると、良いかもしれません。今から冷え対策をして寒い時期を楽しく過ごそう出典:byBirthむくみ、冷えは、今の時期が一番体に影響を与えます。今からドライヤーお灸を始めて、元気に寒い時期を乗り越えましょう。また、体の調子がいいと、お休みの日も楽しく充実した日になりますよね。寒い時期が苦手な人も多いですが、今年の冬は、ぜひ体を温めながら楽しく過ごしてください。
2019年11月11日これからの季節、冷え性に悩む人も多いのではないでしょうか。ヘスペリジンという成分は、血流を良くして冷え対策にもおすすめの成分です。さらに、肌の保湿効果や、むくみ予防にも効果が!どのような食品に含まれているのか、ヘスペリジンについてご紹介します!ヘスペリジンとは?出典:byBirth温め成分、ヘスペリジン。初めて聞いた、という人も多いかもしれません。ヘスペリジンは、みかんの皮や袋、白い部分に多い成分です。血管を拡張させるはたらきがあり、その結果、血流が良くなります。血流が良くなると、体のすみずみまで血液が行きわたるため、冷え性対策には良いわけですね!ゆずをお風呂にいれると、体がポカポカしますよね。古くから、理にかなった冷え対策がなされてきたことが分かります。ビタミンPの一種。ビタミンPとは?ヘスペリジンは、ビタミンPの一種です。ビタミンPは、ビタミンではなく“ビタミン様物質”と呼ばれています。ビタミンではないけれど、ビタミンのようなはたらきをします。冷え性対策にヘスペリジン!肌への嬉しい効果も!?ヘスペリジンが、血流を良くすることはご紹介しましたが、実は他にも嬉しい効果があります。また、後に説明しますが、近年は、ヘスペリジンに糖を結合させた“糖化ヘスペリジン”というものがあります。それでは、冷え対策以外の効果をみていきましょう!肌への効果出典:byBirth肌の保湿に関わる成分であるコラーゲン。糖化ヘスペリジンを加えると、肌の水分量肌の弾力がアップするという報告があります。冬は冷え性だけでなく、肌の乾燥も気になるところ。ヘスペリジンで肌の保湿もできると嬉しいですよね!むくみへの効果長時間、座っていると気になる足のむくみ。糖化ヘスペリジンは、そのような状況にあるむくみを予防する効果があると報告されています。糖化ヘスペリジンを摂取することで、むくみによる足首やふくらはぎ、下腿の周囲長が増加しにくくなったとのこと。デスクワークが多い人や、同じ姿勢でいることが多い人は必見ですね。くま・くすみへの効果出典:byBirth目の周りの血流が悪くなることは、くまやくすみの原因となります。ヘスペリジンは、目の下のメラニンを減らし、肌を明るくするはたらきがあるといわれています。ヘスペリジンはこんな食品に豊富に含まれている!ヘスペリジンは、柑橘類から抽出される成分です。みかんに含まれるヘスペリジンの量出典:byBirthこれからの季節に食べることが多い、みかん。みかんのヘスペリジンの含有量は、以下の通りです。みかんの皮(外果皮)830mgみかんの皮(中果皮)3800mg砂じょう95mgじょうのう膜950mg皮に多いですが、みかんの袋にあたる部分にも多いので、摂取しやすいですね。朝に柑橘類はNG?朝にフルーツを摂取する人は多いですが、朝に食べると紫外線を吸収しやすくなるフルーツがあります。特に柑橘類は要注意といわれています。しみや美白、美肌対策には一年を通して対策したいですよね。夕食まで時間があきそうな時や、一日の仕事が終わった時などに食べるなど、工夫してみてくださいね。ヘスペリジンを利用した栄養補助食品やサプリメントもある出典:byBirthヘスペリジンは、水に溶けにくい性質があります。したがって、体に吸収されにくいといわれています。近年は、“糖化ヘスペリジン”という、ヘスペリジンに糖を結合させたものが登場しています。吸収率も良くなり、水に溶けやすくなるため、飲料にも使うことができるすぐれものです。糖化ヘスペリジンにはビタミンCを効率的に利用するはたらきもある?糖化ヘスペリジンには、体内のビタミンC濃度を維持するはたらきがあるといわれています。ビタミンCは、肌のコラーゲンの生成を促すなど、美肌作りには欠かせないビタミンです。しかし、水溶性であることから、できるだけ毎日摂取する必要があります。糖化ヘスペリジンは、“酸化型ビタミンC”を“還元型ビタミンC”の形に戻すことができるため、体内で効率よくリサイクルしていると考えられています。柑橘類の白い皮の部分を食べるのが苦手な人は?出典:byBirth皮の部分や、白いすじの部分を意識して食べるのは、なかなか難しいですよね。そんな時には、糖化ヘスペリジンを使った飲料や食品、サプリメントを利用すると良いでしょう。日常でヘスペリジンを食事から摂取しよう!みかんの皮を使った簡単レシピ!みかんの皮入り緑茶(材料)みかんの皮(乾燥させたものなら、より良い)緑茶(作り方)緑茶を入れ、お好みの量のみかんの皮を加える。みかんの皮のさっぱり感と、緑茶の苦味が合う飲み物に。急須にみかんの皮を加えてから、淹れても良さそうです。みかんの皮入りフレンチトースト(材料2人分)みかんの皮お好みの量牛乳100ml卵1個砂糖大さじ1食パン6枚切り1枚バター10g(作り方)みかんの皮は千切りにする牛乳、砂糖、卵と1のみかんの皮を混ぜ合わせる。食パンを浸すフライパンにバターを入れて加熱し、2の食パンを焦げ目がつくまで加熱するみかんの皮の香りがする、優しい味のフレンチトーストの出来上がり。違和感なく、みかんの皮を食べることができるので、おすすめです。出典:byBirthいかがでしたでしょうか。冬の寒さ対策だけでなく、夏の冷房対策にもおすすめです。ぜひ役立ててみてくださいね!
2019年11月09日そろそろ冷え対策を考える季節。足元をふわっと温かく守ってくれるアイテムが欲しいですよね!そこで今回は、おしゃれで機能性もバッチリなルームシューズをご紹介します。素材やサイズ感をポイントにしてこだわりの一足を選んでみてください♪ふんわりムートンがおしゃれボリュームたっぷりのムートンと甲の内側のボアであったかなルームシューズ♪S〜LLサイズと大きさを選べるのもうれしいポイントです。ブラウン、ベージュ、ブラックなど深みのある6色から選べますよ。お部屋にしっくりなじむヘリンボーン柄こちらは、ホワイトやグレーなど、飽きのこないベーシックカラーが魅力的!裏面には、滑りにくく水にも強いソールが使用されています。ほっこりするヘリンボーン柄と内側の赤いタグがワンポイントで、お部屋に置いてあるだけで華やかな印象になりそう!はき心地はまるでマシュマロ?まるでマシュマロに包まれているようなやわらかルームシューズもご紹介!モチモチとしたマシュマロのような素材でゆったりとした履き心地が特徴的です。ネイビーやベージュ、ブラウンなど、冬にぴったりな4色から選べます♪足首までしっかりあたたかい♪ふわふわの生地が足元をすっぽりと包み込む♪足首までしっかり長さがあるルームシューズも冷えを防いでくれるのでおすすめです。カラーは、ナチュラルな色合いでほっこり気分を演出してくれるツイードベージュとグレーの2色。裏面にはすべり止めが付いているため、フローリングでも歩きやすくなっています。冬らしい柄で季節感を取り入れようこちらは、チェックグレー、オルテガブラウンなど、寒い冬をほっこりとしてくれる11種類のカラー展開が魅力的。底材には、軽くて丈夫なうえにしなやかさもある素材が使われているので、歩きやすいのがポイントです。冬にぴったりなアイテムで寒さ対策をしっかりしましょうね!足元の冷えをあったかルームシューズで防ごう!今回は、寒い季節におすすめのルームシューズをご紹介しました。冷えからおしゃれに足元を守るために、インテリア性のあるこだわりアイテムを選んでみてはいかがででしょうか。〔楽天〕には、今回ピックアップした物の他にも、さまざまな柄や素材のルームシューズがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください♪▼ルームシューズをもっとチェックしてみる▼
2019年11月02日夏でも冷房が効いている室内にいると足先の冷えに悩む方も多いです。また、晩秋から冬にかけ冷えで眠りが浅くなるという方もいます。足先の冷えはどのように改善すればいいのでしょう。今回は、足先の冷えを改善する食べ物や温活のツボについて詳しくご紹介します。足先が冷える理由とは人の身体は心臓から近い血管は太く、心臓から遠くになるにつれて血管が細くなります。足先は心臓から遠く血管が細いので特に、デスクワークなどの座りっぱなしの仕事を長時間行っていると血流が悪化しやすく、冷えやすいです。また、血液は上から下へ流れる性質があるので、足先から心臓へと逆の方向に血液を流す必要があります。ふくらはぎは、第2の心臓とも呼ばれ、筋肉のポンプ作用で心臓の方向へ血液を循環させる働きがあります。ところが、デスクワーク等で脚の筋力をほとんど使わない生活を送っていると重力に逆らえなくなり、古い血液がふくらはぎや足先に滞りやすくなり熱も発生しなくなるため、足先が冷えやすくなるのです。関連記事夏でも寒がりさん必見!真夏の冷えを克服する温活ツボ・マッサージ足先の冷えを改善する食べ物味噌や納豆などの発酵食品発酵食品は善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます。腸内環境が整うことで消化活動が活発になり、熱エネルギーを発生させ冷えを改善へと導けます。ショウガやねぎなどの温め食材ショウガに含まれるショウガオールには、温め作用や発汗作用があります。チューブタイプのショウガは手軽にとりいれられるのでおすすめです。みそ汁や鍋料理にショウガをプラスすると、体が温まりやすくなります。ねぎに含まれるアリシンも、血行を促進し身体を温め作用が期待できます。ショウガ同様みそ汁や鍋料理にしたりなど簡単にとりいれやすいです。大根やニンジンなどの根菜類根菜類には、血行を促進するビタミンEや鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。煮物などの温かい料理を食べることで、足先の冷えも改善しやすいでしょう。足先の冷えを改善する温活のツボ3選三陰交(さんいんこう)のツボ三陰交は、足の内くるぶしから指4本上にあるツボです。ツボの押し方は、お昼の休憩時間などに指先を温めてから、手の親指の腹で円を描くように1分間軽く押しましょう。足首や足先の血行が促進し足の先から温まります。,太衝(たいしょう)のツボ太衝は足の甲側で、足の親指と人差し指の間にあるツボです。ツボの押し方は、湯船に浸かりながら太衝のツボを、手の人差し指の腹で1分間心地よい強さでもみほぐしましょう。血流が改善し、足先がポカポカに温まりやすくなります。湧泉(ゆうせん)のツボ湧泉は足裏にあり、土踏まずの少し上の中央で指先を曲げると凹むところにあるツボです。ツボの押し方は、入浴後のリラックスしているときに、手の親指の腹で押したり離したりを1分間くり返しましょう。足先の疲れが解消し血行が促進しやすくなります。ツボ押しを中止するとき体調不良の時や、発熱時、飲酒後すぐにツボ押しするのはやめましょう。理由は、血流が変化することで体調が悪化することが考えられるからです。足先の冷えは温活のツボで改善しよう足先の冷えは、寝つきの妨げになるほど深刻なものです。温め食材を積極的にとりいれながら、就寝前のリラックスタイムに温活のツボ押しすることが大切になります。足先の冷えをしっかりと改善しながら温活美人になりましょう。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年10月26日座り仕事が多い人は鼠蹊部の詰まりに要注意。下半身の冷えや浮腫みは、実は鼠蹊部をほぐしてあげることで改善に繋がるかもしれません。今回はヨガインストレクターのHikaru先生に、鼠蹊部のストレッチのやり方を教えていただきました。鼠蹊部とは鼠蹊部(そけいぶ)は脚の付け根の部位を指し、体の正面から見るとちょうど脚の付け根のVラインの部分です。鼠蹊部には下半身に繋がる太い血管、神経、リンパ管、インナーマッスルと言われる深部の筋肉などがありますが、デスクワークや座りっぱなしの多い現代人は鼠蹊部が圧迫された姿勢が多く下半身の浮腫みや冷えなどといった症状を訴える方が多いです。鼠蹊部をほぐすと得られる効果鼠蹊部をストレッチなどでほぐすことにより、下半身の血流が上がり足先の冷えの改善、下腹部の冷えの改善の他、老廃物がスムーズに流れやすくなり全身の浮腫み解消効果が期待できます。また、インナーマッスルにもストレッチがかかるので骨盤が安定し生理痛の改善、便秘解消効果も期待できます。立って行う鼠蹊部のストレッチ<やり方>STEP1:脚を揃えて立ち、片脚を後ろに大きく1歩引きます。骨盤は横に開かないように、正面を向けたままです。STEP2:前の脚の膝上に手を添えて、前の脚の膝を90度まで曲げます。後ろ足はつま先だけ付いている状態です。STEP3:前傾している状態を起こし、両手を天井方向に伸ばします。この時、肩の力を抜いて胸を開くようにすると呼吸が楽になります。STEP4:後ろに伸ばした脚の付け根(鼠蹊部)にしっかりストレッチがかかっているのを確認したら、深い呼吸を数回行います。STEP5:余裕があれば更に骨盤を起こし、伸ばしている両手をやや後ろに引き、顔は天井に向けます。これはストレッチの効いたボトムスなら仕事の休憩中などにも行えますので、浮腫みやすい方や座りっぱなしの方は仕事の合間に是非行ってみてください。腰を落として行う鼠蹊部のストレッチ<やり方>STEP1:脚を肩幅より広くして立ちます。つま先は外側を向けておきます。STEP2:膝が90度の位置まで腰を落とし、肘下を太ももの内側に置きます。STEP3:肘で太ももを外側に押して開きながら、左右に重心を移動させながら体を左右に揺らします。STEP4:お尻が下がりすぎたり上がりすぎたりしないように、お尻はやや膝より下がる程度の位置になるように注意しましょう。肘で脚を開くことと、左右に体を揺らし股関節をゆるめることで効果的に鼠蹊部にストレッチがかかります。ストレッチを行う際の注意点鼠蹊部のストレッチを行う際は、しっかりと鼠蹊部の位置を把握して鼠蹊部にアプローチがかけられているか探りながら行うと良いです。鼠蹊部の詰まりがある時、浮腫みが特にひどい日はいつもより鼠蹊部のストレッチがかかりにくいと感じると思いますが、そんな日はストレッチを少しゆるめ、代わりにキープ時間を少し長くする事で凝っている鼠蹊部がじんわりほぐされますので焦らずじっくり行いましょう。鼠蹊部をほぐして浮腫み改善太い血管やリンパ管などが密集している鼠蹊部は、きちんとほぐしてあげることで冷えや浮腫みの改善に繋がります。今回ご紹介したストレッチを、仕事の合間やお風呂上がりに行う習慣をつけてみてください。続けることで鼠蹊部の詰まりが解消されやすくなりますよ。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月26日低下した血流を改善し、体温を保つ株式会社ファンケルは、機能性表示食品「冷えケア」を2019年11月20日(水)に通信販売と直営店舗、一般流通で発売する。機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」配合で、寒さによって低下した血流を改善し、体温を保つ。いつも指先が冷たい、冬の寒さや冷房が苦手、血流が気になるという人におすすめのサプリメントだ。摂取目安量は1日1粒で続けやすい同製品に含まれる機能性関与成分のヒハツは、インドや中国では古くから乾燥させて料理に使ったり、冷え対策にも活用されている。20才から65才までの冷えを感じる女性を対象にした臨床試験では、冷水につけた後、2分で末端の血流が改善され、10分後には皮膚表面温度の回復機能が確認された。日本初の機能性表示食品だ。1日の摂取目安量は1粒で手軽に飲むことができ、続けやすい。ジップ付きのパウチ包装になっているので、持ち運びにも便利だ。販売価格は、30日分30粒入りで1500円(税込み)。2019年10月2日(水)より全国のドラッグストアと一部量販店で、20日分サイズが先行発売中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ファンケルニュースリリース
2019年10月23日健康に食生活が大事なことはわかっている。でも徹底するのが大変なのも、また食事…。そこで試してみてほしいのが、“食療”。漢方の考えに基づいた体にいい簡単料理です。これならがんばらなくても続けられる!例えば貧血や便秘、肌のしみ・くすみ…。そんな女性ならではの不調や悩みも、解決!漢方専門店『ミドリ薬品 漢方堂』店主の櫻井大典さん。自称“ゆるゆる漢方家”の櫻井さんにレシピを教えて頂きました。“末端の冷え”には「玉ねぎ黒こしょうスープ」で気と血を巡らせる。指先などの末端が冷えるのは、エネルギーや栄養となる気血の巡りが悪く、熱を体の隅々まで運ぶことができていないため。脂っこいものや甘いもの、味の濃いものを多く食べていたり、ストレスが溜まると起こることが多い。気血を巡らせ、体を温める作用があるのは、玉ねぎ。スライスした玉ねぎを炒め、水を加えて3~4分煮て、塩と多めの黒こしょうで味を調えた「玉ねぎ黒こしょうスープ」で、お腹からじんわり温めよう。“貧血になりがち”な人は血を作る「素焼きアーモンド」を。貧血は酸素を全身へ運ぶヘモグロビンが不足している状態。女性の場合は、月経時の出血、妊娠や授乳によっても起こりやすくなる症状の一つ。血虚の体質に多いけれど、血液量を増やすというよりは「しっかり働ける血」を作ることが肝心となる。アーモンドは栄養価が高く、さまざまな健康効果があるうえ、胃腸を整えて血を作る働きを持っているのが特徴。コンビニでも簡単に手に入るので、おやつ代わりに食べてもよし。「きゅうりのしょうが炒め」で“便秘”がスッキリ。便秘は熱、冷え、気の流れの悪さ、血の不足などで、体の潤い不足と脾や胃腸の働きが低下して起こるものと考えられる。原因はストレス、食べすぎや偏った食生活などさまざま。便秘に効果的なのは、体にこもった余分な熱をおさめる働きを持つ、きゅうり。水分も多く含むので潤いも補える。熱を追い出す発散作用のあるしょうがと一緒にさっと炒め、塩こしょうで味付けすれば、温かい「きゅうりのしょうが炒め」の出来上がり。血行障害でできる“しみ・くすみ”は「ネバネバ納豆」で予防を。しみ・くすみの主な原因は、睡眠不足や冷え、暴飲暴食、運動不足などからくる血行障害と腎の衰え。きれいな肌を作るには、血の流れを良くしてドロドロ血を取り除き、腎を補うことが必要に。発酵食品の納豆には、血液をサラサラにして体内にこもった熱をおさめ、内臓を潤す働きがある。よくかき混ぜて、糸がたくさん引いてから食べよう。気の巡りを良くして老廃物を排出する力もあるので、便秘に悩んでいる人にもおすすめ。“肌の乾燥・ハリ不足”は「たっぷりのごま」で美肌をキープ。漢方において、肌を管轄するのは肺。なぜなら、肺は呼吸だけを行うのではなく、皮膚の調整、発汗、体温調節などにも関わっているから。数ある食材の中でも、肺を丈夫にして潤す働きが高いのが白ごま。余分な熱を冷まし、肌の乾燥を改善する効果がある。一方、黒ごまには栄養を補って体を元気にしてくれる働きが。どちらも、ご飯、サラダ、おひたし、煮物など何にでも合うので、毎日の食事に積極的に取り入れたい。櫻井大典さん北海道北見市の漢方専門店『ミドリ薬品 漢方堂』3代目。Twitter(@PandaKanpo)にて、毎日ゆるゆる健康情報を発信中。著書に『体をおいしくととのえる! 食べる漢方』(小社刊)などがある。※『anan』2019年10月16日号より。イラスト・小野寺光子取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2019年10月12日だるさや食欲不振などの夏バテや寝不足、クーラーによる冷え…夏の間に積もり積もったものが、どっと出やすいこの時期。そんな体をケアするのが「薬膳」の知恵による食養生です。旬の食材を摂ることで心身を整えましょう。日本の夏は気温も湿度も高いのが特徴。「消化器官はもともと湿度に弱いのですが、特に夏は冷たいものや水分を多く摂るので胃腸の機能が低下しがちです」と国際中医薬膳師の山田奈美さん。消化機能の低下と余分な水分が体内に滞ることで、さまざまな不調が現れるのがこの季節。食欲不振や消化不良が起こると、エネルギーが作れなくなり、疲れはその人の体の弱い部分に症状として現れると言います。そこで、症状別に食材と養生レシピを提案してくれました。「夏野菜は、きゅうりや冬瓜、ゴーヤなど体を冷やしながら水分補給できるものや、汗とともに失いがちなミネラルを補えるものがほとんど。冷たいジュースや水よりも、こうした夏野菜から水分を摂りましょう。また消化器官を助ける雑穀類や甘味のあるかぼちゃ、体を冷やしすぎないよう、しょうがやしそ、梅干しなどの薬味を添えるのも、晩夏を乗り切る薬膳の知恵です」“熱がこもってぼーっとする”なら…摂りすぎた水分や熱を発散。近年、エアコンや冷え体質のために暑いのに汗をうまくかけない人が増えている。これは熱や水分を体外に発散しにくい状態。湿度も高いので体内に水分がたまりがちに。「体内にこもった熱は発熱を、水分は頭痛を起こす原因になります。水分や熱を発散させる食材を薬味に上手に取り入れて予防を。ストレス発散にもなります」これで乗り切る:ねぎ、しそ、にんにく、しょうが発汗・発散作用があり、血行を促す作用も。(ねぎは白い部分)薬味だれ材料/作りやすい量しそ…5枚、ねぎ…5cm長さ程度、しょうが…1/2かけ、にんにく…ひとかけ、A:粗挽き韓国唐辛子…小さじ1、醤油…大さじ3、酢…大さじ2、ごま油…小さじ2作り方(1)しそ、ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにする。(2)(1)にAを加えてよく混ぜ合わせる。*風邪気味のときは、消化に負担のないよう、白粥やそうめん、豆腐にかけて。そのほか蒸し鶏や豚しゃぶなどにもよく合う。“寝つけない、眠りが浅い”なら…心臓の負担を抑え、心を穏やかに。夏の体は汗をかこうと、汗のもととなる血液を毛細血管に送ることに一生懸命。そのため心臓に負担がかかります。「中医学では、心臓は、精神を司るため“眠り”にも関係する器官と捉えます。そのため心臓が働きすぎて興奮状態にあると、寝つきの悪さや不眠の原因に。興奮した心臓や精神を静めてくれるゴーヤがおすすめです」これで乗り切る:ゴーヤオーバーヒート気味な心臓の熱を冷まし、神経の興奮を鎮める。ゴーヤの梅ごま和え材料/2人分ゴーヤ…1/2本(約180g)、塩…少々、梅干し(大)…1/2個、すりごま(白)…大さじ1、みりん(煮切っておく)…小さじ2、しょうゆ…小さじ1作り方(1)ゴーヤは縦半分に切って種を取る。薄切りにして(わたはそのまま)塩をふってよくもむ。梅干しは種を取ってたたいておく。(2)ゴーヤを熱湯で1分ほどゆでてざるにあげる。(3)梅干しにすりごま、みりん、しょうゆを加えて味をととのえ、(2)を和える。山田奈美さん国際中医薬膳師。食べごと研究所代表。神奈川県葉山町「古家1681」を拠点に、和食薬膳や発酵食等の教室を主宰。日本の食文化を継承する活動を行う。※『anan』2019年8月28日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・花沢理恵取材、文・天田 泉器協力・ギャラリー帝 TEL:03・3235・3222(by anan編集部)
2019年08月25日