出産する時、母親は命がけ。精根が尽き果てている場合がほとんどのため、母親が疲れるようなお見舞いは、避けることがマナーとされています。ですが、相手との関係などによって、母親の疲れ度合いも変わって来るものでしょう。『産後の友人!お見舞いマナー』中原るん(nkhrrun)さんの親友が、出産した時のこと。お見舞いが可能な時期だったため、やり取りの流れで、中原さんは病院まで行くことになりました。親友や赤ちゃんの負担とならないよう、るんさんはお見舞いのマナーを自身に叩き込んで行きました。そんな配慮ができる、るんさんだからこそ、親友はお見舞いに来てもらえて嬉しかったのでしょう。マナーはさておき、リラックスした状態で、赤ちゃんを挟んで2人で話したかったのです。親友の様子に、るんさんは「マナーとは」と一抹の複雑さを感じながらも、「世間一般の常識より、友人のほうがゆるいと助かる」と思ったのでした。もちろん、親友が相手でも、気を張ってしまうタイプの人もいるため、みんなが同じとは限りません。出産後のマナーを踏まえつつ、相手によって対応を変えられる、柔軟性が大切といえるでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年08月17日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、出産のときに時々あるちょっと困ったパパについて教えてくれました。例えば、立ち会い出産時に動画をずっと撮っているパパなどです。立ち会い出産の本当の目的は出産するママのサポートです。立ち会い分娩はどれくらいの夫婦がしてる?「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査(2013年・厚生労働科学研究)」によると、分娩室で立ち会いをした「夫」は53%。経膣分娩に限れば、立ち会いをした「夫」は59%で、2006年の調査の39%から大幅に増加しています。しかし、強制するものではありません。実際は、赤ちゃんが産まれてくる足元をみるものではなく、頭側にいてママをサポートするのですが、赤ちゃんに付着する出血などを見るのも苦手な男性には少なくありません。また、最近はコロナウイルス感染予防のために、夫の立ち会いを一時中止している施設も多いです。2人でよく話し合って、立ち会いをどうするか決めていくことが必要です。陣痛中は一緒にいて分娩時は外で待っててもらう、途中で気分が悪くなったり立ち会いが続けられない気持ちになったら外で待つなど臨機応変にするなどにしてもいいかと思います。立ち会いができ、それを望む場合に知っておいてほしいことをお伝えします。 立ち会い出産で何をすればいいの?立ち会い出産でパパの役割はたくさんあります。何をしたらいいかわからない場面も多いと思うので、助産師と相談しながら試してみましょう。ここでは陣痛中と分娩時のおすすめサポートを教えます。 【陣痛中】・腰などのマッサージ・腰やお腹を温める・お産が進まないときなど院内散歩の付き添い・お産が進んできて児頭が降りてくると辛いのでお尻(肛門部分)の圧迫・吐いてしまうこともあるのでその介助・陣痛の合間に飲み物や食べ物がとれるように介助・精神的なサポートなど 【分娩時】・出産時いきむ時の体制になるようサポート・陣痛の合間に水分がとれるように介助・汗を拭いたり、うちわであおぐ・声をかけたり精神的なサポートなど 動画撮影のタイミングはいつ?赤ちゃんが生まれてくる大事な瞬間を記録に残しておきたいという気持ちは、よくわかります。しかし、撮影は最低限にして、無事に出産できるように2人で頑張ってお産に集中することも大切です。陣痛のときに、撮影しているパパもいますが、痛みが強くなってくると余裕がなくなり撮影どころではなくなってくる場合が多いです。無痛分娩ではママに余裕があるため撮影をしているパパもいますが、お産が進んで分娩準備をするようになったら、動画撮影をしてもいいかと助産師に確認するようにしましょう。赤ちゃんが生まれた直後は写真撮影のみ許可という病院も多いです。出産後落ち着いてから、動画撮影ができる場合もあるのでそのタイミングも助産師に相談してみてください。立ち会い出産は、パパにも役割がたくさんあります。思い出の記録を残すことも大切ですが、無事に赤ちゃんが産まれてくるように2人で頑張ってほしいなと思います。動画撮影や写真撮影だけに集中しないようにして、家族の心の中に、新しい家族を迎えるいい思い出となるように、お産に取り組んでいただけると幸いです。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年08月13日出産時に便意を感じたと出産経験のある友人たちから聞き、実際うんちが出てしまうのでは?と心配になった私。幸い、1人目の出産時は立ち会い出産ではなかったので夫に見られてしまう心配はありませんでした。これは2人目に夫の立ち会い出産を希望した際に、私が夫にうんちを見られてしまうかも!と焦っていろいろ対策をした体験談です。※コロナ禍前の体験談です 出産時にうんちが出ちゃった!?先に出産した友人たちから、赤ちゃんを産むときはうんちが出そうな感覚だったと聞き、出産時にうんちが一緒に出てしまうのでは?と心配になった1人目妊娠中の私。しかし恥ずかしさから助産師さんに対処法を聞くことができず出産当日を迎えました。 陣痛が来ると便意を感じて何度もトイレに行きましたが、うんちは出ませんでした。そして出産後に便秘になった私は、出産時にうんちが出ていたことを助産師さんに聞かされたのです。自分の意識していないときにうんちが出ていたと知り、驚きと恥ずかしさでいっぱいでした。 立ち会い出産で心配なことは…それから数年後、2人目の出産時は夫の立ち会いを希望しました。心配だったことは、出産時にうんちが出てしまったら夫に見られてしまうのでは?ということ。前回の出産時にはいつ排便していたのか気づかなかったので、対策に困りました。 それからはネットで検索する日々。私の心に留まったのは「出産時の排便はしょうがないこと。助産師さんが素早く対処してくれるので気にしないのが一番」という力強い先輩ママの言葉でした。 出産当日、私なりの対策2人目の出産当日、私の対策は2つ。陣痛が来る前に排便しておくこと、もしも排便できなくても気にせず出産に臨もうということでした。陣痛誘発剤を使った出産だったので、事前に何度か排便を試みましたが出ず、そうこうしているうちに陣痛はみるみる進み分娩室へ。 結局、2日間便秘のまま出産することになったので、今回も出産時にうんちが出てしまったかもしれません。幸いなことに夫は写真撮影と私の手を握ることに必死で、カバーで覆われた下半身は見えなかったと言いました。 結果、私の出産時にうんちが出てそれを夫に見られてしまうかもという不安は、杞憂に終わりました。2度の出産を経て、排便は気にせずに赤ちゃんのことに意識を集中させればよいと気づきました。助産師さんたちはプロ。もしもうんちが出てしまっても素早い手つきで処理してくれると確信しました。 監修/助産師REIKO著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2022年08月04日第一子を妊娠し、初めての出産後に私が後悔したことがありました。その1つが、「断捨離」です。産前にしっかり身の回りの物を整理しておくべきだった……と、学んだ経験をお伝えします。 出産前、甘かった私の考え妊娠時、わが家は1LDKの賃貸マンションに住んでいて決して広いとはいえない間取りでした。産後すぐは子どもの部屋も必要ないし、経済的にもマイホームの購入はまだ早いと考えていました。 出産準備においても、ミニマリストへの憧れから買う物は必要最低限に抑え、どうしても必要なら買い足そうと思っていたのです。夫婦2人の物もさほど多くなく、リビングが子どもの部屋になるくらいだから大丈夫なはず、と想像しました。まさかこんな考えが覆されるとは知る由もなく……。 藁にもすがる思いで……いざ育児が始まってみると、初めての子育ては想像以上にてんやわんやとなりました。右も左もわからず、困ったことはネットに頼り情報収集。ママたちの体験談を見れば見るほど足りない物・欲しい物・あったら助かる物が湧いて出てきて、買い足してしまうのです。 出産前は必要ないと思っていた物も、子どもと私がお互いにラクになるならとついポチッ。さらに出産祝いもいただき、産後増えた物はおもちゃ、バウンサー、家電などなど数知れず。子育てがぐんと快適にはなったものの、部屋自体の収納スペースが少ないため収納ボックスを購入して応急処置をすることにしました。結果、部屋がとんでもなく狭くなってしまったのです。 引っ越さないと無理?!そんなわけでミニマリストとは程遠い生活となったわが家は、急きょ引っ越しを決意。3LDKで一部屋を子ども部屋と想定し、広めのリビングの家に決定しました。 大急ぎで引っ越し準備を進める中で、邪魔になっていた物に気づきました。それは妊娠前に着ていた洋服などです。子育てで自分の時間もろくに取れない環境でおしゃれを楽しむ余裕は私にはなくなっていたからです。 子どもが生まれた当時は初めてのことばかりでうまくいかないことも多く、余裕も自信もなくしてしまっていたと思います。私は便利なグッズに頼ることで時間も心もゆとりができることは確かだと感じたので、出産前に身の回りの物を整理をしておけばよかったと後悔しています。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:山崎 飛鳥3歳女の子のママ。芸術系大学に在学中の学生主婦。「芸大生で学生ママ」ならではのリアルな体験を執筆中。
2022年08月03日みなさんは義実家の方々とは上手く付き合えているでしょうか? 大なり小なり義実家トラブルは皆さん経験があるみたいです…。 今回は実際に募集した義実家トラブルエピソードをご紹介します!義父が立ち会い…!?長男の出産時の話です。夫と相談した結果里帰り出産はしないことにし、代わりに出産に合わせ姑に手伝いに来てもらうことにしていました。予定日が近づき、姑に来てもらうよう連絡したところ、事前に相談もなく義父もついてきました。そして、いきなり出産に立ち会おうとするのです…。実母も遠慮して立ち会わなかったというのに、絶対に嫌でした。出典:lamireしかし言い出したら聞かない義父なので「まだ産まれないと思うから、観光でもしていて」と夫が義両親を遠ざけた隙に必死で産みました。(女性/パート)そんな言い方しなくても…「子育ては妻に従った方がいいわよ」と姑に言われたことにモヤッとしています。平たく言うと、自分の考えがあっても表に出すな、ということですね。たしかに、揉めると良くないし、子どもにとってもいいことはないので、その発言の気持ちも分かります。とは言え、「従え」という発言は違うのではないかと思います。昭和は「男子厨房に入るべからず」的に父母での子育て、仕事が完全分業でしたが…令和の今にあっては、あらゆることを共生する時代ではないかと個人的に思っています。(男性/会社員)いかがでしたか?こんな義両親と付き合うとなると骨が折れそうですね。子どものためにも義実家とはいい関係でいたいものです…。以上、義実家トラブル体験談でした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年06月17日私は8歳と4歳の子のママです。長女を出産した8年前、分娩時から入院中に夫に対して怒りを覚えたことがありました。そしてその怒りは今でも忘れていません。今回はイラッとした夫の出産時の行動を3つ紹介したいと思います。 何ぐっすり寝て、たくさん食べて⋯長女の出産は時間がかかりました。陣痛が来て、入院となったのが20時ごろ。夫はその時点からずっと付き添ってくれていました。陣痛は来ているものの、子宮口が全然開いておらず、お産は次の日の朝になるだろうと助産師さんに言われました。すると夫は、「まだまだ時間かかるんだ。じゃあ明日に備えて寝るわ」と宣言して爆睡。一方私は、そんな夫を尻目に陣痛で寝られません。 私は一睡もすることなく、次の日を迎えました。次の日、既に疲れはピークに達していて、ゼリーぐらいしか食べられませんでした。夫はというと、助産師さんに「そろそろですかね。お昼すぎぐらいかな」と言われたとき、お昼ごはんに唐揚げ弁当を買いに行き、レンジで温めて食べ始めました。おなかがすくのはわかりますが……。 撮ってないでサポートして!夫にムカついたのは分娩前だけではありません。夫は写真を撮ることが大好き。出産の様子をたくさん撮るぞと張り切って、一眼レフカメラを病室に持ち込んでいました。私も分娩の様子や生まれたての赤ちゃんの様子は、写真で残していたいと思っていました。 しかし、陣痛がピークを迎えて今まで経験したことのないような痛みを感じている中、ずっと写真を撮っているのです。「もう撮らなくて良いから、水を飲ませたり、腰をさすったり、うちわであおいで」とキレてしまいました。 お金のことを言うお昼すぎに生まれるかなと言われていましたが、その後微弱陣痛になり、結局夕方に陣痛促進剤を打つことに。長女を出産した病院では、17時以降のお産になると「時間外料金」がかかります。陣痛促進剤を打ってからの陣痛は今まで以上に痛く、私は陣痛の痛みと初めてのお産に対する恐怖と闘っていました。 そんな中、夫は「そろそろ産まないとプラス2万円になるよ」と笑って言ってきたのです。私だって一刻も早く産んでラクになりたいよ!! 結局、長女が生まれたのは17時2分でした。 子どもが生まれるというのに、空気の読めなさ、部外者感はいったいなんなんでしょう。夫には、出産が命懸けということが理解できなかったのでしょうか。現在夫は良いパパとして育児も頑張ってくれていますが、このときムカついたことは8年経った今でも忘れていません。 監修/助産師 松田玲子作画/山口がたこ著者:小川恵子8歳と4歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
2022年03月24日私には4人の子どもがいますが、3人目と4人目の出生体重は約3,800gとビッグベビーでした。3人目を妊娠したのは前回の出産から5年後。出産予定日が近づいても生まれる気配はなく、ちょうど出産予定日当日に妊婦健診がありました。エコーで出た推定体重は3,480g。その時点で上の子たちの出生体重をはるかに超えていたので、ぞっとしたのを今でも覚えています。ですが、その日の夜中に陣痛がきて、順調にお産が進んでいきました。 想定外の状況にパニック! 頭が出たのに⋯5年というブランクはあったものの、お産の流れはそれなりに把握していた私。これまでの経験からいくと、赤ちゃんの頭が出てきたあとは少しいきむだけでするりと生まれるものだと思っていましたが、3人目は違ったのです。何度もいきんでやっと頭が出てきたと思ったら、体が出てこず私はパニック状態に。 私の呼吸も若干乱れてしまいましたが、助産師さんに「赤ちゃん苦しいからね~深呼吸だよ」と言われ、なんとか態勢を整え無事に出産することができました。出てきた赤ちゃんは3,750g。経産婦だからかお股に傷はなかったものの、当時はこんな体験もうしたくないと思っていました。 募る不安。4人目もビッグベビー4人目は健診のたびに「大きめです」と言われており、出産予定日を2日過ぎてしまった妊婦健診での推定体重は約3,500gありました。また3人目のときと同じようにつらいお産になるのかなと思った私は、前回のお産が大変だったので今回も不安だということを助産師さんに話しました。すると「大丈夫よ、頭が出てきてくれれば体は私たちがサポートするからね」と言ってくれたのです。 この言葉で私は、3人目のお産のときも助産師さんがサポートしてくれていたということに気が付きました。助産師さんのサポートがあることを知っているというだけで3人目で経験したビッグベビーの出産に対する恐怖心がぬぐえたような気がしたのです。 落ち着いて臨めた4人目のお産そして迎えた4人目のお産。出産予定日を5日超えた日のことでした。前回と違うところは、お産の流れをイメージトレーニングできたこと。頭が出てくれば、助産師さんのサポートがある! こう思えただけで、私は落ち着いてお産に臨むことができたのです。 しかし実際は、4人目のお産は3人目のときより大変でした。必死にいきみましたが陣痛の途中で頭が挟まってしまったり、助産師さんが「体を引っ張ってもなかなか出てこなくて焦った」と話したりするほどしぶとかったです。それでも時計を見られるほどの余裕があり、自然破水後11分で出産することができました。体重は3,800g。生まれてすぐにくしゃみやおしっこをする、まさに“大物”でした。 漠然とお産に臨むよりもお産の流れを事前にイメージしておいたほうがより冷静になれるんだな、ということがよくわかった2つのお産となりました。何よりお産のときには、助産師さんがサポートしてくれることがわかっていたため、とても心強かったです。4人目もビッグベビー出産になるとわかったあのときに、助産師さんに不安を打ち明けておいてよかったなと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:ほりたえりな10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。
2022年02月21日妊娠が判明してから、出産するのに必要な自分の体力や筋力に不安を感じました。そこで、毎日1時間の散歩を習慣にすることに。その習慣のおかげで、出産時や産後に助けられたことがありました。 妊娠判明後、体力・筋力が不安に…妊娠する前、ろくに運動をしてこず、出かける予定がないと外にも出ないほどインドア派だった私……。妊娠が判明して出産する瞬間を考えたとき、自分の体力や筋力が一気に不安になり、妊娠中でも継続しておこなうことができる運動を考えていました。 妊娠中は激しい運動もできないし、私はつわりがひどくただでさえ動くのがしんどいことが多く⋯⋯。ヨガやストレッチといった屋内でできる運動をしようかとも思いましたが、体が硬く断念。ハード過ぎずすぐに休憩できる運動を考え、毎日1時間以上散歩することに。1日の散歩にかける時間は、合計すると1時間から2時間ほどでした。 散歩を始めたことで生活習慣が整った今までは昼過ぎに起きてダラダラしてごはんを食べてまた寝て……といった生活をしていました。しかし、子どもが生まれてからのことを考えるとそんな生活も続けていられないなと思ったので、朝に散歩することに。毎朝太陽を浴びながら運動することで体もスッキリし、とても気持ちがいいことがわかって、最初は「赤ちゃんのため……」とおこなっていたことがだんだん楽しくなったのです。それからは進んで散歩に行くことができ、いつもと違う道を通ってみたりして、新しい趣味ができたように感じました。 出産にも役に立った…!?毎日の散歩を続け、いざ出産!となったとき、やっぱり出産は壮絶なものだと実感……。体力は想像していた何倍も必要としたので、毎日散歩をしていたけれど、全然足りない!と感じました。でも、きっと毎日散歩をしていなかったらそんなことを出産中に考える余裕もなかったのかなと、あとで思うように。また、子どもが外に出かけられるようになってからは、一緒に遊ぶのも毎日外に出かけるのもまったくおっくうではなくなっていたので、出産後もとても助かりました。 毎日の散歩で、体力・筋力をつけて生活習慣を見直すことはもちろん、今さらながら外に出る楽しさも知ることができました。これからも子どもと一緒にいろいろなところへ出かけられると思うと、楽しみが尽きません。 監修/助産師 松田玲子作画/加藤みちか著者:橋本 楓0歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年02月16日「子どもができたら夫が別人のようになった話」第10話。陣痛に苦しむなか分娩室に移動して、いよいよ出産の時。出産時の記録を立ち合いの夫にお願いしていましたが……!?子どもができたら夫が別人のようになった話 第10話 もともと陣痛室に入る前にハンディビデオを準備し、「これで撮影してね」と夫にお願いしていたさやこさん。しかし、夫が持ってきたのは、以前趣味で使いたいと購入し「立ち合いでは使わないでね」と念を押していたあの小型カメラでした。 新しい物を使いたい気持ちもわかりますが、ハンディビデオも用意していましたから黙っていないでせめて事前に相談してほしかったですよね!夫のわざとらしい受け答えも相まってモヤッと指数は増幅! 何の相談もない夫の行動にモヤッとはしたものの、ちゃんときれいに撮れていればいい……そう思っていたさやこさん。しかし、その撮影データでまた新たなモヤモヤが生まれ……。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター さやこ娘と夫の3人暮らし。自閉症スペクトラムの娘との日常を中心に色々と過去の出来事などエッセイ漫画を描いてます。
2021年10月15日「ちょこの出産体験談」第3話。Instagramで人気のちょこ(@_choo_co)さん、不妊症と診断されてから出産するまでの体験談をご紹介します。不妊治療の末、ようやく妊娠することができました。そしてついに出産の兆候が!ちょこさんが陣痛の痛みに耐えていると、突然「バシャ!」という音がして……? 「ちょこの出産体験談」第3話 破水って尿漏れみたいってレポしてる方が多かったのですが、私は完全に水風船が割れた音がしました。 破水後、さらに続く陣痛に苦しむちょこさんでしたが、「痛くて苦しいのは私だけじゃない、赤ちゃんも命がけで頑張っているんだ」ということに気づき、励まされます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ちょこ子育て世代から今大人気のインスタグラマー。女の子のママ。育児絵日記と産後のエピソードを描いています。
2021年09月15日この記事では、出産時に子宮口が開かない場合の対処法について助産師のREIKOさんが解説しています。状況によって陣痛促進剤を使用したり、帝王切開になることもありますが、ママ自身がおこなえる対処法を紹介します。 お産が進むと子宮口が徐々に開いていきますが、妊婦さんにより個人差があり、なかなか開かないことがあります。今回は、子宮口が開かない原因と開かないときの対処法、また妊娠中におこなっておきたい対策をお伝えします。 子宮口が開かない原因子宮口がスムーズに開かないと、分娩には至りません。初産婦さんで30時間以上、経産婦さんで15時間以上経過しても赤ちゃんが生まれない場合、「遷延分娩(せんえんぶんべん)」と判断され、母児ともに悪影響が及ぶことがあります。そのため遷延分娩と判断された場合、状況によって帝王切開になることもあります。 子宮口がスムーズに開かない要因はさまざまあります。●微弱陣痛●逆子・回旋異常●軟産道強靭など さらにこれらの要因もさまざまあり、複数の要因が関連して生じていることも多くあります。 子宮口がなかなか開かないときの対処法子宮口の開きがスムーズでない場合、その原因に合わせて対処していくことが必要です。状況によって、陣痛促進剤を使用したり、帝王切開になることもあります。ここではママ自身がおこなえる対処法について紹介します。 ●休息と食事長くつらい陣痛に向き合っていると、なかなか休めず食事もとれないということもあるかもしれません。ですが、疲労やエネルギー不足は微弱陣痛の原因にもなります。陣痛と陣痛の合間に休んだり、食べられる物を食べるなどして陣痛を乗り切りましょう。 ●じっとしているのもNG痛みがあるとあまり動きたくないと思ってしまいませんか? 可能であれば歩いたり、入浴したりすることでお産が進むことがあります。 ●体を温める体を温めることで血行もよくなり、リラックス効果も得られます。入浴、足湯、腰を温めるなど、体を温めるのもおすすめです。 ●リラックスお産するうえで、なかなかうまくできないのがリラックスです。お産が進むにつれ、体に力が入ってしまうかもしれません。ですが、子宮口が全開大するまでは、なるべくリラックスするようにしましょう。ラクな姿勢をとったり、呼吸法をおこなったり、好きな音楽を聴いたり、場合によってはアロマを活用しても。陣痛中の過ごし方については、産院によってNGの事柄もありますので、事前に確認しておくと安心ですね。 妊娠中におこなっておきたい対策法 ●体重管理妊娠中に体重が増えすぎたり、もともと肥満体型であったりすると、微弱陣痛などのさまざまな合併症を引き起こす危険性があります。妊娠中は脂っこい食べ物などを控える、無理のない範囲で体を動かすと同時に、不足しがちな鉄分やカルシウムを積極的に取り入れましょう。 ●適度な運動で体力アップ!妊娠中に激しい運動は禁物ですが、適度な運動は体力維持やストレス解消にも効果的だと言われています。臨月になったらウォーキングなどの有酸素運動に取り組みましょう。 ●イメージトレーニング特に初産婦さんの場合、分娩中に痛みや恐怖から、過緊張に陥ってしまう場合があります。妊娠中に分娩の進み方をよく理解しておき、日ごろからイメージトレーニングをおこないましょう。 また、緊張したときにはゆっくり息を吸って吐く、いわゆる呼吸法の練習もしておくといいでしょう。呼吸法にはさまざまな手法がありますが、陣痛のタイミングに合わせてしっかり息を吐くことを意識しましょう。 ママたちの体験談 出産予定日より5日遅れの出産でした。陣痛も器械では波が出てるのにまったく痛みを感じず微弱陣痛でした。妊娠して16kgも太ってしまって、怒られてるくせにろくに運動もしなかったのが微弱陣痛の原因だと思っています。微弱陣痛のデメリットは陣痛が長時間になるのと、子宮口が開くのが遅いということで、私も結局、丸一日陣痛に耐えました。後半の陣痛のしんどさのおかげで出産自体は意地でも早く終わらせてやる!!と意気込んで3回のいきみで産みました。やはり自分のためにも太らないようにするのと、妊婦だからといって大人しく1日過ごさないようにすることを学びました。(ほのかりんママ さん) 初産ということもあり、陣痛とともになかなか進まないのが子宮口の開きでした。朝の健診のときも2~3cmと言われていて、入院したときにもまだ3cm、徐々に痛みの間隔が狭まって内診にいっても5cm程度、分娩台にあがるときも6cmと、なかなか子宮口が開いてくれませんでした。陣痛と闘いながらの病室と内診室の往復がつらかったのを覚えています。なかなか進まない陣痛にしびれを切らしたのは夫で、お産を進める働きがある足首の三陰交というツボを押してくれていました。ツボを押されると陣痛は強まっていくような感覚がありました!(中略)それからはしばらくすると子宮口は全開大に。人工的に破水をし、30分ほどで長女が誕生しました。出産からからまもなく6年が経ちますが、突然の入院となかなか進まない陣痛、分娩間際の気の抜けちゃうようなエピソードはまだまだ鮮明な記憶です。(あきひめいちごさん) 出産予定日の2週間前、定期健診での診察後、「じゃあ、また来週来てね」とお医者様に言われました。この時点では、まだ生まれそうにないのかなと思いながら病院を出ました。程よく疲労し帰宅すると、妊娠中の寝不足も相まってそのまま昼寝。次に目覚めたのは夏だというのにとっぷり日も暮れた時間でした。そして、おなかに波のある痛み!? 夫が帰宅するころには10分間隔になり、産院に電話しました。初産だったため、「ゆっくりでいいですよ」と電話越しの助産師さん。しかし、陣痛は順調に短くなり、すぐに10分以内に。ここでようやく車で片道20分の産院へ向かったのでした。病院に着くと、すぐに陣痛室で内診。「今3cm、これはお産に進みます。平均で15時間くらいですね」と助産師さん。そのとき、おなかの中で「パァンッ!」とはじける感触。破水です。ここから急にお産が進み、耐えられない痛みに。「これが10時間以上?」と絶望とも言える感情を抱いた瞬間「はい、足開いて! はい、いきんで!」「え? え? え?」……結果、3時間程度のスピード出産でした。出産には糖分と体力が必要。何気なく食べたパフェに直前の昼寝は必然だったのかなと自分に感心したできごとでした。(半田あきらさん) 子宮口がなかなか開かないと焦ったり不安になったりしてしまうかもしれません。できるだけ落ち着いてリラックスして臨めるよう、妊娠中に出産の流れをイメージトレーニングしておくといいですね。また、妊娠中に適度な運動を取り入れて体力をつけておくことも大切です。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2021年09月14日出産時に便意を感じたと出産経験のある友人たちから聞き、実際うんちが出てしまうのでは?と心配になった私。幸い、1人目の出産時は立ち会い出産ではなかったので夫に見られてしまう心配はありませんでした。これは2人目に夫の立ち会い出産を希望した際に、私が夫にうんちを見られてしまうかも!と焦っていろいろ対策をした体験談です。※コロナ禍前の体験談です 出産時にうんちが出ちゃった!?先に出産した友人たちから、赤ちゃんを産むときはうんちが出そうな感覚だったと聞き、出産時にうんちが一緒に出てしまうのでは?と心配になった1人目妊娠中の私。しかし恥ずかしさから助産師さんに対処法を聞くことができず出産当日を迎えました。 陣痛が来ると便意を感じて何度もトイレに行きましたが、うんちは出ませんでした。そして出産後に便秘になった私は、出産時にうんちが出ていたことを助産師さんに聞かされたのです。自分の意識していないときにうんちが出ていたと知り、驚きと恥ずかしさでいっぱいでした。 立ち会い出産で心配なことは…それから数年後、2人目の出産時は夫の立ち会いを希望しました。心配だったことは、出産時にうんちが出てしまったら夫に見られてしまうのでは?ということ。前回の出産時にはいつ排便していたのか気づかなかったので、対策に困りました。 それからはネットで検索する日々。私の心に留まったのは「出産時の排便はしょうがないこと。助産師さんが素早く対処してくれるので気にしないのが一番」という力強い先輩ママの言葉でした。 出産当日、私なりの対策2人目の出産当日、私の対策は2つ。陣痛が来る前に排便しておくこと、もしも排便できなくても気にせず出産に臨もうということでした。陣痛誘発剤を使った出産だったので、事前に何度か排便を試みましたが出ず、そうこうしているうちに陣痛はみるみる進み分娩室へ。 結局、2日間便秘のまま出産することになったので、今回も出産時にうんちが出てしまったかもしれません。幸いなことに夫は写真撮影と私の手を握ることに必死で、カバーで覆われた下半身は見えなかったと言いました。 結果、私の出産時にうんちが出てそれを夫に見られてしまうかもという不安は、杞憂に終わりました。2度の出産を経て、排便は気にせずに赤ちゃんのことに意識を集中させればよいと気づきました。助産師さんたちはプロ。もしもうんちが出てしまっても素早い手つきで処理してくれると確信しました。 監修/助産師REIKO著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2021年08月31日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、出産のときに時々あるちょっと困ったパパについて教えてくれました。例えば、立ち会い出産時に動画をずっと撮っているパパなどです。立ち会い出産の本当の目的は出産するママのサポートです。立ち会い分娩はどれくらいの夫婦がしてる?「母親が望む安全で満足な妊娠出産に関する全国調査(2013年・厚生労働科学研究)」によると、分娩室で立ち会いをした「夫」は53%。経膣分娩に限れば、立ち会いをした「夫」は59%で、2006年の調査の39%から大幅に増加しています。しかし、強制するものではありません。実際は、赤ちゃんが産まれてくる足元をみるものではなく、頭側にいてママをサポートするのですが、赤ちゃんに付着する出血などを見るのも苦手な男性には少なくありません。また、最近はコロナウイルス感染予防のために、夫の立ち会いを一時中止している施設も多いです。2人でよく話し合って、立ち会いをどうするか決めていくことが必要です。陣痛中は一緒にいて分娩時は外で待っててもらう、途中で気分が悪くなったり立ち会いが続けられない気持ちになったら外で待つなど臨機応変にするなどにしてもいいかと思います。立ち会いができ、それを望む場合に知っておいてほしいことをお伝えします。 立ち会い出産で何をすればいいの?立ち会い出産でパパの役割はたくさんあります。何をしたらいいかわからない場面も多いと思うので、助産師と相談しながら試してみましょう。ここでは陣痛中と分娩時のおすすめサポートを教えます。 【陣痛中】・腰などのマッサージ・腰やお腹を温める・お産が進まないときなど院内散歩の付き添い・お産が進んできて児頭が降りてくると辛いのでお尻(肛門部分)の圧迫・吐いてしまうこともあるのでその介助・陣痛の合間に飲み物や食べ物がとれるように介助・精神的なサポートなど 【分娩時】・出産時いきむ時の体制になるようサポート・陣痛の合間に水分がとれるように介助・汗を拭いたり、うちわであおぐ・声をかけたり精神的なサポートなど 動画撮影のタイミングはいつ?赤ちゃんが生まれてくる大事な瞬間を記録に残しておきたいという気持ちは、よくわかります。しかし、撮影は最低限にして、無事に出産できるように2人で頑張ってお産に集中することも大切です。陣痛のときに、撮影しているパパもいますが、痛みが強くなってくると余裕がなくなり撮影どころではなくなってくる場合が多いです。無痛分娩ではママに余裕があるため撮影をしているパパもいますが、お産が進んで分娩準備をするようになったら、動画撮影をしてもいいかと助産師に確認するようにしましょう。赤ちゃんが生まれた直後は写真撮影のみ許可という病院も多いです。出産後落ち着いてから、動画撮影ができる場合もあるのでそのタイミングも助産師に相談してみてください。立ち会い出産は、パパにも役割がたくさんあります。思い出の記録を残すことも大切ですが、無事に赤ちゃんが産まれてくるように2人で頑張ってほしいなと思います。動画撮影や写真撮影だけに集中しないようにして、家族の心の中に、新しい家族を迎えるいい思い出となるように、お産に取り組んでいただけると幸いです。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年08月26日健康妊婦だったにもかかわらず、出産時突然「子癇発作(しかんほっさ)」を起こして意識不明になった私。母子共に奇跡的に無事だったものの、最終的には子どもと離れ、ひとりMFICU(母体胎児集中治療室)に運び込まれることになってしまった私の慌ただしい出産体験を、反省と共にお話しします。 ※子癇発作(しかんほっさ):子癇とは主に妊娠20週以降に初めて起きるけいれん発作のことで、てんかんや二次けいれんではないものを言います。初産婦さんや若い妊婦、妊娠高血圧症候群の人に多いと言われています。 順調なお産と思っていたのに!?出産予定日を1週間超過し、この日に出産兆候がなければ陣痛促進剤を打つと言われていた「最後の健診日」の直前、尿漏れか迷うくらいのわずかな破水から出産がスタートした私。即入院となり、陣痛は徐々に強まるものの、なかなか子宮口が開かずいきめない状態が続きました。 深夜を過ぎても赤ちゃんは頭すら出てこず、結局陣痛促進剤を使用することになったのですが、分娩台に移動し点滴を打たれた瞬間、次に目覚めたのはなんとストレッチャーの上でした。 まるで医療ドラマ!まさかのMFICUへ「名前言えますか?」「今何月何日ですか?」と聞かれ、半分寝ながら答えていると、なぜか号泣している夫を発見。どうもただ事ではない何かが起きたようだと、そのとき気づきました。 そして助産師さんから「生まれたよ」と赤ちゃんを見せてもらって、初めて出産中だったことを思い出したのでした。その後、産院からはるか50km離れた大学病院でMRIを受け、MFICUに入りましたが、自分がMFICUにいると気づいたのは入院して3日経ってからでした。 お祝い膳もなし…予期せぬ入院生活立ち会い出産をしていた夫から、分娩台でけいれんを起こし泡を吹いて倒れたこと、緊急帝王切開で子どもは無事だったことなどを聞かされた私。実は、健診では正常値だった血圧が出産当日だけ正常値をやや超えていたのですが、それとは別に陣痛促進剤を投与される直前、頭痛とチカッとした光を感じていました。 すべて子癇発作の前触れだった可能性があると、あとから知ってびっくり。予定していたお祝い膳やマッサージはもちろんなくなり、わが子に会えずに搾乳した母乳を運んでもらう入院生活となりました。 最後まで何が起こるかわからないのがお産。甘く見ずにもう少し自分で情報を得ておくことが大切だったと反省しました。特に妊娠高血圧症候群でもなかったので病院での指導などはなかったものの、事前知識があれば倒れる前に相談し、何か対処できたかもしれません。自分の体のことは自分にしかわからないので、陣痛中は我慢をせずに、ささいなことでも看護師さんや助産師さんに相談してみればよかったと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:大瀬木あさみ炭水化物と漫画があれば生きていける1男1女の母。1人目妊娠でうっかり退職してしまい、産後は職を転々としていたが、現在はライターとして漫画・アニメや子育て、グルメなど興味がある分野を中心に執筆中。
2021年08月26日第一子の出産時にトラブルがあり、満身創痍の産後を過ごしていた私。出産は命がけということを痛感して、赤ちゃんが生まれた喜びと同時に次の妊娠が怖いと言う気持ちすら芽生えてしまうほど……。しかし疲れ切った私を待ち受けていたのは、義母からの予想もしない言葉でした。 産前から予兆はあった私の夫は2人兄弟の長男。義母は女の子を育てたことがなく、かわいらしいお洋服を着せたり一緒にお出かけしたりすることへの強い憧れがあったようです。 結婚後、息子が生まれる前は一緒に買い物をしたりお茶したり、料理を作るなど楽しい時間を過ごすことができていたので、私自身は義母との関係は良好だと思っていました。今考えると、私のことを娘のように扱ってくれたのかな?と感じます。 孫は3人でも4人でも結婚して間もないうちから、義両親には孫を望まれていました。私と夫が自宅を新築することになったとき、子ども部屋の数を決めるにあたって義両親は「子どもは3人だって4人だっていい」と口にして夫から諌められていたのを覚えています。 息子を妊娠したとき、性別が男の子だと報告した際も「女の子となかなか巡り会えないねえ」と言っていたので、次は女の子を望まれるんだろうなというのは当時から察していました。妊娠、出産が現実のものとなったことで、義両親、特に義母から女の子を産むことを望まれているというプレッシャーが強くなっていたのかもしれません。 孫フィーバーからの女の子リクエスト息子を出産後は義母にとって初孫である息子を非常にかわいがってくれていて、その点は感謝しています。でも、私は息子を妊娠していたときに妊娠高血圧症候群を発症し、さらに出産の際大量の出血でとても苦しい思いをしたので、第二子の妊娠が怖くなってしまっていました。 しかし、出産直後に容赦なく「次は女の子だといいね」の言葉が。私にとっては、「女の子の孫が欲しいからもう一度頑張ってね」というメッセージに感じられたのです。 嫁は妊娠・出産の機械じゃない私と夫は結婚当初から子どもは2人欲しいねと話し合っていたのですが、息子の出産を経て夫は「君に何かあってはいけないから、子どもは1人でもいいね」と考えが変わりました。私自身は「もう1人欲しいけれど母体死亡は怖い」という気持ち。 それぞれの思いは義母に伝えていましたが、「産んだらなんとかなるから」「大丈夫かもしれないじゃない」と言うばかり。結局孫をかわいがりたい気持ちが一番で、出産によって嫁がどうなろうと気にならないのかなと感じられる態度でした。 義母は息子にとってはいいおばあちゃんでいてくれるので、絶縁や距離を取ることは考えていません。しかし、2人目が欲しいけれど自分が死んでしまうかもしれない、それが怖いという気持ちはどうしてもわかってもらえなかった失望感から、自分の本音を話せる間柄ではなくなってしまいました。今後は付かず離れずのちょうどいい距離感で付き合っていこうと思います。 著者:木下りん0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。
2021年08月14日こんにちは、あり子です。■前回のあらすじ出産の立ち会いにギリギリ間に合った夫今回は産後入院中のお話です。入院時に大部屋にするか、個室にするか迷った方もいらっしゃるのではないでしょうか?個室は料金が高いのがネックですよね…私は迷った末、長女出産時は「少しでもゆっくりできるように」と思い個室を選びました。いざ、産後入院中の様子です。母子別室だったのですが、意外とやることが多いそして部屋にいるときは産後でヘロヘロなので、体力回復のためにずっと横になっていたのですが…私の個室は新生児室が近かったので、赤ちゃんの泣き声に体が反応して夜中も気になって眠れない!部屋が新生児室に近かったのはレアケースだと思いますが、ゆっくり過ごしたくて個室をえらんだのにあまりゆっくり過ごせませんでした…「産後は意外とやることが多い」「部屋にいても横になっているだけ」「新生児の声が聞こえてソワソワする(レアケースだと思いますが)」ということで「高い個室料を払わず、大部屋にすればよかったかな…」とこの時、思いました。それをふまえて、次女出産時は大部屋にしました。その際に持っていったものは耳栓です。長女出産時に「母子別室の個室だから」と思い、耳栓を持っていかなかったことを後悔しました…耳栓を持っていけば長女出産時も新生児室から聞こえる泣き声が気にならなかったかもしれないです。こうして次女出産時は大部屋で過ごしましたが、幸い同室の方はみなさん静かだったこともあり大部屋でも音は気になりませんでした。カーテンも閉めているのでプライバシーも守られていました!そして耳栓と併用して快適だったアイテムがあります。それは…蒸気がでるホットアイマスク!!温かくて良い香りがするのでリラックスできます。これと耳栓があれば大部屋でもぐっすりでした。最後にもう1つ入院中に持っていってよかった思ったものを紹介させてください。それは会社に提出する出産関係の書類です。産休を取得される方は、おそらく会社から出産時に提出する書類を産休前に渡されるかと思います。それら一式を事前に入院バッグに入れておきました。退院したら赤ちゃんのお世話でドタバタだったので、入院中に書類を記入しておくと少し楽でした!
2021年06月28日出産時や産後の入院時にあると便利だなと思うグッズについて、助産師の目線からご紹介していきたいと思います。 栄養補給・水分補給のために陣痛は子宮の収縮によって起こります。子宮の筋肉は疲労やカロリー不足になると収縮が弱くなり、陣痛が弱くなってしまうこともあります。長期戦の陣痛のためには、栄養が必要です。また、陣痛の間は汗をかき、陣痛を逃すための呼吸法は口が乾くので、水分補給も必要です。 おすすめの食べ物&飲み物・栄養補給ゼリー(陣痛の合間に栄養が簡単に取れます)・グミやチョコレート(陣痛の合間や夜間の糖分補給に効果的です)・フルーツ(水分補給と一緒に糖分もとれます)・ペットボトル入りの飲み物(院内ではお茶や水などが人気で夜間などは飲みたいものが売り切れていることもあります)・ペットボトルに装着できるストロー(横になっているときは、ストローがないと飲みづらいです) 陣痛の痛みを緩和するために陣痛の間は、痛みをできるだけ和らげてあげることが大切です。痛みは、温めると緩和されます。また、赤ちゃんが降りてくると、おしりを内側から押されているような強い圧迫感が出てきます。 おすすめの痛みを緩和するグッズ・貼るタイプのカイロ(腰や下腹部に貼って温めます)・靴下・レッグウォーマー(足元の冷えは陣痛を弱めることもあり、足首にあるお産のツボ「三陰交」を温めると有効な陣痛がくることがあります)・テニスボール(赤ちゃんが降りてくるとおしりが圧迫されて痛みでつらくなります。ゲンコツやテニスボールで肛門を圧迫して、児頭を上に持ち上げる感じにして肛門への圧迫を逃します) 汗や疲れを緩和するために陣痛中は汗をかきやすく、不快になることもあります。出産が長い状況になると、疲労や睡眠不足は体力を低下させることになり、気持ちも後ろ向きになってしまうことで分娩に時間がかかるようになってしまうこともあります。できるだけ、不快を和らげて気分を前向きになるようにしていくことが大切です。 おすすめの疲れを緩和するグッズ・汗拭きシート(汗をかいたときに使うと、さっぱりして気分転換にもなります)・リップクリーム(陣痛中の呼吸法を続けていると、唇が乾いてきます)・ハンカチタオル・ハンドタオル(汗を拭くタオルはあまり大きくないほうが使いやすいと思います)・うちわ(陣痛中に汗をかいたり、暑いときに仰いでもらいます)・音楽(自分の好きな曲をかけると、気分も落ち着きます。携帯に入れておいたり、CDをかけてもらったりしても良いかと思います) その他、入院中にあると便利なもの出産時だけではなく、産後の入院中にあると便利なものをご紹介します。 入院中にあると便利なグッズ・カーディガンなど薄手の羽織るもの(季節によってはパジャマだけでは肌寒いことがあります)・メモ用紙・ペン(分娩時の様子を書き留めておいたり、助産師からのアドバイスなどをメモしておけます)・携帯電話やスマホの充電器(出産の報告など携帯電話を使う場面も多く、いざという時に充電が切れているというトラブルを防げます)・カメラ・ビデオ(スマホで撮っている方も多いですが、やはりきちんと残したい場合などに)・S字フック(ベット柵など手の届くところに小さめなカバンやゴミ袋をかけておくと、陣痛中や授乳や抱っこなど動けないときに便利です)・ハンガー(濡れたタオルなど一時的に乾かしておけます)・ヘアゴム(髪の長い方は、出産時や産後の授乳や育児時には髪をまとめておくと邪魔になりません)・乳頭の保護クリーム(ラノリンや馬油。乳首に傷ができたときや痛みが出てきたときに早めに塗っておくと悪化しづらいです) うちわ、テニスボールなどは病院にあるところもあります。院内に売店がある場合も、品切れや営業時間外に必要になる場合もあるので用意しておくと安心です。病院にあるものについて、妊婦健診時などで看護師や助産師に確認しておくのも良いかと思います。その他、必要な持ち物は病院によって異なるので、早めに確認しておきましょう。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年06月26日子育てが始まったことで、食の大切さについて改めて考え始めた人は多いかもしれません。安心・安全を考えながら、家族の心と体を支えたい。けれど、子育ては想像以上に時間との戦いでもあります。できれば手軽に、手間をかけずに、そう思うのは自然なことです。今回お話を伺ったのは、長女の誕生をきっかけに安心・安全な食材宅配「生活クラブ」を始めたという山形ゆりかさんです。山形ゆりかさん 長女(9歳)、次女(8歳)、三女(生後3ヶ月)と夫、4匹の猫と暮らす。子どものためのものづくりブランド「サリークシー」としてぬいぐるみや服飾小物などを手がける作家活動も。 インスタグラム: @sariikusii 山形さんの長女が10歳を迎える今年は、生活クラブ歴もちょうど10年。子育ての歩みとともにある生活クラブが、今や家族にとって欠かせない存在となっています。子育てに二人三脚で寄り添ってきた生活クラブの魅力をたっぷり教えていただきました。初めての妊娠と東日本大震災が、生活クラブへの第一歩山形さんが生活クラブと出会ったのは、長女の誕生と東日本大震災がきっかけでした。「震災当時、長女は生後一か月と産まれてまだ間もない頃。私たちに大きな被害はありませんでしたが、それでも食材の安全性についてあちこちで意見が交わされていた時期です。それに出産後、子どもと接することで “体って食べ物でできているんだ” と感じるようになりました。やっぱり信頼できる食材を家族に食べてもらいたいと、生活クラブの加入を決めました」(山形さん)いくつかの食材宅配を比較して選んだのが生活クラブ。最初のころは、ほかの生協と同時利用していたそうですが、次第に生活クラブ一本に絞ることに。決め手となったのはこだわりの消費材(※)、そして細やかな放射能検査と添加物や遺伝子組み換えなどへの配慮でした。※生活クラブでは、取り扱う品物を「商品」ではなく、使う人の立場にたった材であるという思いを込めて「消費材」と呼んでいます調味料のほとんどは生活クラブで。「調味料のおいしさは、生活クラブを続けている理由のひとつ。手頃な値段なのに素材はもちろん、製法にもこだわってつくられているので安心です」「生活クラブの消費材は、豚肉や調味料をはじめ『ここでしか買えない』というものが多いですよね。当時、小さな子どもを育てるうえで敏感になっていた放射能検査も、きちんと数字で見える検査結果があるおかげで、やみくもに買い控えたり必要以上に怖がったりすることなく、正しく知ることができました」(山形さん)放射能や遺伝子組み換え問題、トレーサビリティの考え。山形さんの口からは、食への関心の高さがうかがえるキーワードが次々に飛び出します。とても詳しいことに驚いていたら、こんな言葉がかえってきました。「とんでもない! もともと夫婦2人暮らしのころは、安さや手軽さばかりを重視していました。遺伝子組み換えの問題や、牛や豚の餌にまでさかのぼって意識するなんて、考えたこともなかったんです。すべて、生活クラブのカタログや会報などのおかげ。『そこまで考えるべきだったのか!』と知ることも多く、生活クラブに教え、育ててもらったようなものです」(山形さん)三女の妊娠とコロナ禍の一年昨年12月、山形家には3人目の女の子が仲間入りしました。しかし、その妊娠・出産は、まさにコロナ禍との共存でもあったといいます。「買い物に行くのも怖かったので、自宅にいながら子どもや妊婦も安心して食べられる食材を届けてもらえることが、とてもありがたかったです」(山形さん) 「それに、3人目だからと動き回っていたら、妊娠中に絶対安静を言い渡されてしまい…、自宅で完全に寝たきりの時期もありましたが、上の子どもたちが自分でレンジにかけて食べられるレトルト品などにもたくさんお世話になりました。生活クラブの消費材ならおいしいうえに安心して食べてもらえます。栄養面でも、罪悪感を覚えずに済んだという意味でも、ほんとうに救われました」(山形さん)ローリングストックしている缶詰類。「コロナ禍で品薄が続いていた時期も、生活クラブは変わらず配達を続けてもらえました」 お湯を注ぐだけで完成する「ノンカップ麺」。「子どもたちが大好きなしょうゆ味をよく購入します。化学調味料不使用、国産ねぎ利用。『手抜きかな?』という罪悪感の少ないラーメンです」 コロナ禍で一層増えた手洗いの機会。「子どもたちは肌が弱く、ハンドソープもしみることがあったのですが、生活クラブのハンドソープは肌にあうようです」 忙しい日々を支える、半調理と作り置き「食は、家族の体をつくるものだから」と話す山形さんですが、そうはいっても3人の子育て真っ最中。食事だけに時間をかけられるわけではありません。そこで活躍しているのが、消費材を使った半調理や作り置きです。「食事で一番大切にしたいのは、家族みんなで揃って食べること。みんなで食べれば、少しくらい手抜きだって大丈夫。イライラしながら手をかけて作ったごはんより、みんなでニコニコ食べるお惣菜やレトルトのほうがいいですよね。消費材の冷凍食品や半調理品は、罪悪感なくおいしく食べられるものが揃っているので、とても助かっています」(山形さん)そんな山形さんの定番アイデアと、家族のお気に入りを教えていただきました。▼一晩つけるだけ、手軽に極上の「水だし」が完成「煮干しと昆布を入れて冷蔵庫で一晩。火を使わずに手軽においしいだしがとれます。生活クラブの煮干しは大きくて立派なので、濃くうまみたっぷりのだしに。常にストックしています」▼時短なのにおいしい「スクリューマカロニ」「茹で時間が4分と短いうえに、うっかり茹で過ぎてしまっても食べ応えがしっかりとしていておいしいです。写真は、みじん切りをしたミニトマト、マッシュルームやズッキーニなどの好みの野菜を炒め合わせ、茹でたスクリューマカロニと和えた簡単パスタ。先にトマトに塩をふり少し置き、出てきた水分でしっとりと炒めるのがポイントで、最後に塩で味を整えます。デポー(※東京、神奈川、埼玉、千葉で展開する生活クラブの店舗)もときどき利用していて、そこで試食して教えてもらったレシピです」▼信州こんにゃくと平田牧場のひき肉で作る「そぼろ」「こんにゃくはフードプロセッサーで粗びきにし、豚ひき肉と炒め合わせて、酒、みりん、自家製醤油麹で味つけ。ケチャップやカレーなど味つけに変化を加えることも。こんにゃくはあく抜き不要。食感がプリプリしていてとてもおいしいんです」▼レトルトや簡便食も生活クラブだから罪悪感なしご飯をつくる元気がないときも、無理せずレトルトやインスタント麺を活用。お湯を注いで3分で完成する「ノンカップ麺 しょうゆ味」に、野菜やゆで卵、作り置きしておいたローストポークなどを添えれば、目にもお腹にも大満足の一品に。「平田牧場の豚バラブロックは、煮豚やローストポークにしておけば、そのまま食べるだけでなくサンドイッチにしたり、チャーハンに使ったりと活用もしやすくて便利。なによりもおいしい! 初めて食べたときは、脂がおいしいってこういうことかと感動しました」(山形さん)▼素朴でおいしいおやつ「国産六穀クラッカー」「子どもたちがお気に入りのおやつは、どれも素材がシンプル。国産六穀クラッカーは小さい頃からよく食べていたお気に入り。香ばしくて大人も大好きな味です。お友だちと遊ぶ日は違ったものを持たせることもありますし、絶対にこれと決めているわけではありませんが、今も変わらずおいしいと食べているのを見ると、小さい頃からの味覚は大きくなってもつながっているのだなと実感します」(山形さん)食べることは、命をつくること。10年続いている、その理由毎日の暮らしのなかに生活クラブが自然と溶け込み、日常の一部となっている山形さん。振り返って10年。ずっと変わらず続けている一番の理由はなんでしょうか。「“食べることは、命をつくること” だと思うからです。安さだけを求めれば、ほかでもいいかもしれませんし、食費ももっと抑えられます。でも、うちでは安心・安全な食事はなによりも大切なこと。それを無理なく続けられる形でサポートしてくれるのが、生活クラブだと思います」(山形さん) 食も暮らしもがんばりすぎず、肩の力を抜いて。そう考える山形家では、家事も分担しています。食器洗いと猫のトイレ掃除がお姉さん2人の役割。「そのかわり、失敗があっても怒らないと決めています」「生鮮食品だけでなく加工食品も、作っている人たちの存在を感じられるところも好きな理由です。自宅に宅配してもらいながら、生産者さんたちと“つながっている”と感じられるのはうれしいことです。作る人と食べる人、両方があって成り立っているんですね」(山形さん) 子どもが寝静まったあとの夜時間が、大切な自分のためのひととき。心を込めて針を進めながら、ぬいぐるみを完成させていきます。食は大切ですが、でもそればかりを考えて暮らすわけにはいきません。自分たちにとって無理なく、続けられること。それは家庭における、食のサステナブルの小さな一歩かもしれません。家事も子育ても、そして毎日のごはん作りも。頑張りすぎず、でも愛情はたっぷりとかけながら。なにより大切なのは、心と体の健やかさ。「これからも生活クラブに、たくさん支えてもらうつもりです」と話してくれました。※ここで紹介した品物は地域によって取り扱いのない場合があります。生活クラブの消費材を無料で試せる!プレゼントキャンペーン実施中 生活クラブをきっかけに食への安心感を得て、暮らしも心もさらに豊かになった山形さん。みなさんもぜひ、実際に食べてそのおいしさ・良さを感じてみませんか? いまなら、資料請求で人気消費材を無料体験できるキャンペーンを実施中です。数量限定なので、この機会をお見逃しなく。 無料で「生活クラブ」のおいしいサンプルが試せる!キャンペーンの詳細はコチラ(2021/8/31まで) ※地域・時期によってキャンペーン内容が変わります。※生活クラブの配送を行なっていない地域のご住所にはお届けできません。※プレゼントの試供品お届けの際に生活クラブの説明をさせていただきます。▼生活クラブでは、安心・安全を追求した独自基準により「食の安全性」を保っています。 詳しくはこちら >> 取材/文:藤沢あかり撮影:山形ゆりか[PR]生活クラブ
2021年04月26日こんにちは! harumamaです。現在、関西人の夫と専業主婦のわたし、息子はる君の3人家族。出不精ひきこもり体質ですが、気ままに育児を楽しんでいます。今回は、2018年に誕生したはる君の「出産のキロク」を紹介します。運動嫌いなので、臨月入っても家の周囲を軽く散歩とスクワットくらいしかしていない、ゴロゴロしている妊婦でした…。次回に続く本記事はあくまで筆者の体験談で、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2021年03月12日私には4人の子どもがいますが、3人目と4人目の出生体重は約3,800gとビッグベビーでした。3人目を妊娠したのは前回の出産から5年後。出産予定日が近づいても生まれる気配はなく、ちょうど出産予定日当日に妊婦健診がありました。エコーで出た推定体重は3,480g。その時点で上の子たちの出生体重をはるかに超えていたので、ぞっとしたのを今でも覚えています。ですが、その日の夜中に陣痛がきて、順調にお産が進んでいきました。 想定外の状況にパニック! 頭が出たのに⋯5年というブランクはあったものの、お産の流れはそれなりに把握していた私。これまでの経験からいくと、赤ちゃんの頭が出てきたあとは少しいきむだけでするりと生まれるものだと思っていましたが、3人目は違ったのです。何度もいきんでやっと頭が出てきたと思ったら、体が出てこず私はパニック状態に。 私の呼吸も若干乱れてしまいましたが、助産師さんに「赤ちゃん苦しいからね~深呼吸だよ」と言われ、なんとか態勢を整え無事に出産することができました。出てきた赤ちゃんは3,750g。経産婦だからかお股に傷はなかったものの、当時はこんな体験もうしたくないと思っていました。 募る不安。4人目もビッグベビー4人目は健診のたびに「大きめです」と言われており、出産予定日を2日過ぎてしまった妊婦健診での推定体重は約3,500gありました。また3人目のときと同じようにつらいお産になるのかなと思った私は、前回のお産が大変だったので今回も不安だということを助産師さんに話しました。すると「大丈夫よ、頭が出てきてくれれば体は私たちがサポートするからね」と言ってくれたのです。 この言葉で私は、3人目のお産のときも助産師さんがサポートしてくれていたということに気が付きました。助産師さんのサポートがあることを知っているというだけで3人目で経験したビッグベビーの出産に対する恐怖心がぬぐえたような気がしたのです。 落ち着いて臨めた4人目のお産そして迎えた4人目のお産。出産予定日を5日超えた日のことでした。前回と違うところは、お産の流れをイメージトレーニングできたこと。頭が出てくれば、助産師さんのサポートがある! こう思えただけで、私は落ち着いてお産に臨むことができたのです。 しかし実際は、4人目のお産は3人目のときより大変でした。必死にいきみましたが陣痛の途中で頭が挟まってしまったり、助産師さんが「体を引っ張ってもなかなか出てこなくて焦った」と話したりするほどしぶとかったです。それでも時計を見られるほどの余裕があり、自然破水後11分で出産することができました。体重は3,800g。生まれてすぐにくしゃみやおしっこをする、まさに“大物”でした。 漠然とお産に臨むよりもお産の流れを事前にイメージしておいたほうがより冷静になれるんだな、ということがよくわかった2つのお産となりました。何よりお産のときには、助産師さんがサポートしてくれることがわかっていたため、とても心強かったです。4人目もビッグベビー出産になるとわかったあのときに、助産師さんに不安を打ち明けておいてよかったなと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:ほりたえりな10歳、8歳、3歳、0歳の男女4人の母。ステップファミリー。元コンビニ店員だが、第4子出産を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。自身の子育て体験談や商品レビューなどを執筆中。
2021年02月18日妊娠が判明してから、出産するのに必要な自分の体力や筋力に不安を感じました。そこで、毎日1時間の散歩を習慣にすることに。その習慣のおかげで、出産時や産後に助けられたことがありました。 妊娠判明後、体力・筋力が不安に…妊娠する前、ろくに運動をしてこず、出かける予定がないと外にも出ないほどインドアだった私……。妊娠が判明して出産する瞬間を考えたとき、自分の体力や筋力が一気に不安になり、妊娠中でも継続しておこなうことができる運動を考えていました。 妊娠中は激しい運動もできないし、私はつわりがひどくただでさえ動くのがしんどいことが多く⋯⋯。ヨガやストレッチといった屋内でできる運動をしようかとも思いましたが、体が硬く断念。ハード過ぎずすぐに休憩できる運動を考え、毎日1時間以上散歩することに。1日の散歩にかける時間は、合計すると1時間から2時間ほどでした。 散歩を始めたことで生活習慣が整った今までは、昼過ぎに起きてダラダラしてごはんを食べてまた寝て……といった生活をしていました。しかし、子どもが生まれてからのことを考えるとそんな生活も続けていられないなと思ったので、朝に散歩することに。毎朝太陽を浴びながら運動することで体もスッキリし、とても気持ちがいいことがわかり、最初は「赤ちゃんのため……」とおこなっていたことがだんだん楽しくなったのです。それからは進んで散歩に行くことができ、いつもと違う道を通ってみたりして、新しい趣味ができたように感じました。 出産にも役に立った…!?毎日の散歩を続け、いざ出産!となったとき、やっぱり出産は壮絶なものだと実感……。体力は想像していた何倍も必要としたので、毎日散歩をしていたけれど、全然足りない!と感じました。でも、きっと毎日散歩をしていなかったらそんなことを出産中に考える余裕もなかったのかなと、あとで思うように。また、子どもが外に出かけられるようになってからは、一緒に遊ぶのも毎日外に出かけるのもまったくおっくうではなくなっていたので、出産後もとても助かりました。 毎日の散歩で、体力・筋力をつけて生活習慣を見直すことはもちろん、今さらながら外に出る楽しさも知ることができました。これからも子どもと一緒にいろいろなところへ出かけられると思うと、楽しみが尽きません。 監修/助産師REIKO著者:橋本 楓0歳女児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年02月06日出産が近づくにつれて不安が増し、緊張気味だった私。そのなかでも「お産時にうんちが出るとは聞いているけど、出たらどうするんだろう……。インターネットで調べても必ず出るとは限らないみたいだし、そんななか出てしまったら恥ずかしい!」ということを特に気にしていました。実際はそんな不安を吹っ飛ばすかのような、何でもない一時のできごとでした。そんな私のうんち体験談をお伝えします。 うんちが出たらどうしよう…臨月に入り、不安の1つだったのが出産時のうんち。助産師さんの前でうんちが出たら、臭いし、汚いし、恥ずかしい! 友だちの助産師さんに相談すると、「出るもんは出したほうがお産が進むからいいんだよ。我慢してるとうんちが邪魔して赤ちゃんもスムーズに下がってこれないから」と言ってくれました。 でも実際、夫も立ち会うし、大人になって人前でうんちだなんて絶対嫌だな~という不安しかありませんでした。 うんちどころではない! 痛い!そんな不安を抱えたまま陣痛が始まりました。お産が進み、分娩台に上って子宮口が全開になるまでの間、夫とひたすら陣痛に耐えていました。 赤ちゃんが猛烈に下がってくると同時に、腰が割れそうな痛みと強烈ないきみ感があり、「もう、どーでもいいから早くこの苦しみから解放されたい」の一心でいきみ倒していた私。うんちが出るとか、会陰が裂けるとか考える余裕なんてまったくなし! 意外と冷静だった、出たあとの対応それでも陣痛と陣痛の間の数秒は我に返り、「さっきうんちが出たかも……」という感覚もありました。我に返ると、今度は「赤ちゃんが今出たら、うんちまみれになる!」と心配になり、夫に「今うんち出たかも。助産師さん呼んできて」と冷静にお願いしていたのです。 そのあと、助産師さんが来て当たり前のようにさっと処理してくれて、「進んでるよー! この調子この調子!」と安心させてくれました。そして、うんちが出たことを考える暇もなく、次の陣痛の波が来て必死に耐えていました。 出産前はうんちが出たら汚いし恥ずかしいと不安だった私。実際はそれどころではなく、「赤ちゃん、お願いだから早く出てきて~!」と必死でいきんでいました。また、助産師さんの素晴らしい対応でお産に集中でき、うんちが出たことよりも元気いっぱいの赤ちゃんに会えたことが何よりもうれしかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ1男の母。看護師歴12年、現在はフランスで出産し子育て中。
2021年01月11日■ 前回 のあらすじ陣痛が来ているのに力を抜く。そんな無理難題のさなか、先生たちが何やらこねこねと…? そして再び私のM心が燃えあ上がるのだった…ついに…!!病院について2時間のスピード安産でした!こはさんの時は子宮口全開の時絶叫していましたが、今回はわりと落ち着いて出産できました!2人目というのもあると思いますが、助産師さんと先生の手厚いサポートがあったからだと思います!(あ、旦那も!)次に、出産直後のことをもう少し描きたいと思います!次回へ続く 【同じテーマの連載はこちら】 湯本もゆのオドオド手探り育児 この連載の全話を見る >> 産後の話 この連載の全話を見る >>
2021年01月11日私は夫と付き合ってすぐ妊娠したため、結婚から出産までのスピードがとても早く、出産時期には“恋愛真っ最中”の間柄でした。出産時に便が出てしまう人もいるということを知って、当時はそんな醜態を見せるなんて恥ずかしくて恥ずかしくて、とても集中できなさそう……と思っていました。立ち会いたいという夫の気持ちを考慮しても、羞恥心にはどうしても勝てず。悩んだ末に私は立ち会い出産をしないことにしたのです。 浣腸はしないんです実は私、姉が出産時に前期破水で入院したため、様子を見に病院へ頻繁に通っていました。なので「出産時のうんち事情」についてはほんの少し知っていたのです。それまでは、陣痛がまだ弱いうちに浣腸をして、出産時に便が出てしまわないようにするんだとばかり思っていました。 しかし、最近は違うようで、出産時に便が出ることはよくあるらしいのですが、出産前に浣腸すると便も液状になるため衛生上悪く、固形物のほうが処理しやすいのだと、姉が助産師さんから説明を受けたとのこと。それをあとから聞いた私も衝撃を受け、「えー!?」と叫んだほど。人前でうんちするなんて、いくら助産師さんは慣れっことはいえ、なかなかハードルが高いなとは思います。 出産当日の便事情は……姉は、結局出産前日に食べ過ぎたことが原因で当日下痢をし、「全部出た」とのこと。しかし、病室で陣痛を我慢している間には、やはり少し下着に便がついたそうで、旦那さんにわからないように、汚れた下着を母が回収してくれたそうです。 私はというと、自分なりの対策として陣痛が来てからまだ動けるうちにLDR備え付けのトイレにこまめに行き、なるべく自然に便が出るようにしました。本格的に痛くなってからは、出たかどうかもわからないくらい苦しみましたが、ちょっとだけ出てしまったようです。 そもそもなんでうんちが出るの?陣痛の感じ方は人それぞれだと思いますが、私の場合では、陣痛がピークに達したときには、おなかの中から膨らんでくるような強い痛みが襲ってきたのです。このとき、体に強い力が入ってしまいました。 しかし、体に力を入れることにより、赤ちゃんに酸素が行かなくなってしまうので、深く息を吐いて力を入れないようにと助産師さんから聞き、必死にいきみ逃しをするように。ですが、いきみ逃しも長くは続けることができずに陣痛が来るたびに“うんちを踏ん張る”ような状態になってしまいました。 私は、恥ずかしいという気持ちから「赤ちゃんの産声を聞きたい」という夫の気持ちを押し退けてまで、立ち会い出産をしませんでした。しかし、出産後の今も立ち会い出産をしなかったことに後悔はありません。出産時にうんちが出てしまう可能性があるなら、いくら夫婦だからといっても、立ち入られたくはないと感じているからです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:中村ちはる一女の母。37歳での妊娠、出産を機に医薬品関連商社を退職。現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2020年12月06日出産のときは全身の力を振り絞っていきみます。そのときに「一緒にうんちが出てしまったりしないのだろうか?」と私は出産前にとても心配になりました。夫の立ち会い出産を希望していたので、なおのこと不安でした。仕方のないことかもしれないけど、やっぱり恥ずかしかったからです。ここではそんな私の出産体験談をお話ししたいと思います。陣痛はおなかを下した痛みに似ていた私は妊娠40週2日の夜中に陣痛が来ました。それは腸が収縮するような感じの痛みで、おなかを下したかな?と思って何度かトイレに行きました。けれども何も出ず、定期的に下腹が痛むのでようやく陣痛だと気がついたのです。陣痛の痛みはおなかを下したときの痛みに似ていると思いました。そして、これでは分娩室に入ったときに本当に便意があったとしても、その感覚がどちらかよくわからないだろうなと感じたのを覚えています。 入院してすぐに浣腸をしたかかりつけの病院では、産前の処置として浣腸することが決まっていたため、私も入院してまずその処置をしてもらいました。これなら出産時に排便してしまわないだろうと安心したのもつかの間、浣腸後にも便意をもよおし、我慢することが本当に苦痛でした。そして約15分くらい、陣痛の波と腸がぎゅるぎゅると動く痛みで脂汗が止まらなくなりました。トイレに行こうとしても、痛みでなかなか進めず、すぐそこにあるトイレがとても遠く感じました。 出産時にうんちがでることはよくあることところが私は出産までに時間がかかってしまい、気づけば浣腸をした日から2日が経っていました。助産師さんに不安に思っていることを話すと、「出産時にうんちが出てしまうことはよくあることだから、心配しないで。気づかないくらいにさっと処理します」と言ってくれました。その後、出産時にうんちは出ませんでしたが、もし出ても陣痛の痛みや子どもが生まれた喜びや興奮で、まったく気にならなかったかもしれないなと思ったのを覚えています。 助産師さんからは「よくあること!」と言われましたが、それでもかなり抵抗がありました。浣腸は大変でしたが、出産前にしたことで私はかなり安心できました。また、もし出てしまってもスムーズに対処してもらえるということを事前に教えてもらったことも、安心につながったと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 原案/山下 ひいこ作画/やましたともこ
2020年11月04日「ちょこの出産体験談」第3話。Instagramで人気のちょこ(@_choo_co)さん、不妊症と診断されてから出産するまでの体験談をご紹介します。不妊治療の末、ようやく妊娠することができました。そしてついに出産の兆候が!ちょこさんが陣痛の痛みに耐えていると、突然「バシャ!」という音がして……? 「ちょこの出産体験談」第3話 破水って尿漏れみたいってレポしてる方が多かったのですが、私は完全に水風船が割れた音がしました。 破水後、さらに続く陣痛に苦しむちょこさんでしたが、「痛くて苦しいのは私だけじゃない、赤ちゃんも命がけで頑張っているんだ」ということに気づき、励まされます。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ちょこ子育て世代から今大人気のインスタグラマー。女の子のママ。育児絵日記と産後のエピソードを描いています。
2020年10月27日どんな時でもおめでたい出産の報告。だからこそ、出産祝いは相手に喜んでもらえるものを選びたいですね。今回は、女の子が生まれたらついプレゼントしたくなる!かつ今のトレンドも押さえた可愛いアイテムたちを集めました。少し先を見据えてのプレゼントまずご紹介するのは「ロディ」。知ってる!という方も多い、定番的アイテムです。可愛いだけでなく遊ぶだけで体幹が鍛えられるという、お子様の成長にも繋がる優れもの。もちろん、小さなお子様が乗っても安全なように設計されています。すぐに乗ることはできないけれど、乗れる日が来るまでパパもママも待ち遠しい。そんな気持ちにさせてくれるアイテムです。こちらのシリーズはインテリアにもマッチするニュアンスカラー。リビングに置いておくだけで心が躍りそう。 【ご紹介したアイテム】イタリアのバランスボールメーカーが作ったロディは、子供が遊びながら体感を鍛えられる乗用玩具。出産ギフトやお誕生日のプレゼントにも最適です。⇒ 【公式 アンジェ限定 2020年限定カラー】 ロディ 乗用ロディ イタリア生まれの乗用玩具 Rody 毎日の生活を支えるプレゼント1日何枚も洗い替えるスタイ。何枚あっても助かるものなので、実用的なアイテムは喜ばれますね。こちらのスタイは、赤ちゃんの肌の負担にならないガーゼ素材の日本製。使えば使うだけ、柔らかく育つのも嬉しいポイントです。毎日使うものだからこそ、シンプルで飽きのこないデザインを。大きめサイズなので、しっかり拭けて安心です。実用的で嬉しいプレゼントですよ。 【ご紹介したアイテム】赤ちゃんでも安心して使えるエコテックス認証のダブルガーゼを3枚重ねにして作ったガーゼスタイ。吸水性・速乾性抜群で、通気性も優れています。⇒ kukkajapuu日本製ガーゼスタイ3枚セット 睡眠を支えるあったかプレゼント寒くなる季節にぴったりのプレゼントは、フリーススリーパー。寝ているうちに、布団から出てしまう…そんなママの悩みをサポートしてくれるプレゼントです。見た目は薄いのに保温力は高く、朝までぐっすり眠れます。股下のスナップボタンをとめれば、よちよち歩きの子でも安心。横開きタイプだから、新生児でも着せやすく、2歳半ぐらいまで使うことができます。これからの季節にぴったりのプレゼントになりますよ。 【ご紹介したアイテム】ベビーやキッズの寝冷え防止に◎、ママも眠れるスリーパーの着せやすい横開きタイプ。軽くて柔らかで保温性抜群のマイクロファイバーフリース素材を使用。⇒ フリーススリーパー横開きタイプ/kukkajapuu 食事のお供をプレゼント離乳食が始まる頃を見据えたプレゼントも喜ばれます。このお食事エプロンは嬉しい機能が盛り沢山。・汚れにくい・食洗機で洗える・大きなポケット付きシリコン製なので持ち歩きも簡単で、外でも丸洗いが可能です。色も可愛い4カラー。今流行のくすみカラーで、食べている姿をより愛らしくしてくれるアイテムですよ。 【ご紹介したアイテム】丈夫で洗いやすいシリコン素材のビブ。汚れがつきにくく落ちやすいので、洗っていつも清潔に使えます。シンプルデザインに、大人可愛いくすみカラーも◎⇒ kukkajapuuシリコンビブ持ち歩き出来るお食事エプロン あったか離乳食のお供をプレゼント離乳食やご飯を食べるときに必要なのが温める作業。作り置きなどを活用する離乳食は、電子レンジを使うことが多いですよね。そんなときにおすすめなのがこちらのトレイ。このトレイは電子レンジで温めても熱くならない優れもの。だからこそ、取り出す時も安心です。ちょっとぐらい傾けても滑らないので、慌ただしい食事の準備には大助かり。もちろん子供だけでなく、大人の食事にも使えます。 【ご紹介したアイテム】電子レンジで温めても熱くなりにくいトレイです。滑りにくいので、お料理の移動も安心。テーブルに映えるオリジナルの別注洗練カラーが揃いました。⇒ 電子レンジで熱くならないトレイ 簡単ドレスアップができちゃうプレゼント赤ちゃんを連れてお出かけをする。そんなときに、気軽にドレスアップができちゃうスタイをご紹介。フリルやシフォン素材が使われており、女の子にぴったり。特別感があるのでお呼ばれにも◎せっかくプレゼントするなら可愛らしいものが良い。そんな方にぴったりのプレゼントです。 【ご紹介したアイテム】女の子はドレスのようにふんわりフェミニンに、男の子にはネクタイでビシッとフォーマルに。ベビーのおめかしが洋服いらずできる、niva(ニヴァ)ドレスアップビブ。素材も縫製も日本製で、さらに付けやすさにも配慮が行き届いているので、出産や誕生日のお祝いにもピッタリのアイテムです。⇒ niva(ニヴァ)ドレスアップビブ/スタイDRESS-UPBIB いかがでしたか?相手に喜んでもらいたい出産祝い。だからこそ、こだわり抜いたアイテムをプレゼントしましょう。 ■ギフトのはなし ■こどもと暮らす M.Yuki可愛いものと甘いものが大好き。皆さんの暮らしが豊かになるようなお手伝いをします。
2020年10月23日私は、1人目を産むときには出産時のうんち事情についてよく知らず、恥ずかしい思いをしました。出産時は気にする間もありませんでしたが、あとになって事前に気にしておけばよかったと後悔の嵐でした。私の1人目の出産時の経験と、それをふまえて2人目の出産時に対策したこと、その結果について紹介したいと思います。 1人目を出産した際の大失態陣痛が10分間隔になったのは夕方のことでした。産院にかけつけると入院に向けて簡単な検査が始まり、そのなかで「うんちは出た?」と聞かれたので、朝のうちに少し出たことを伝えると、「それなら大丈夫ね」と助産師さんに言われ、安心して出産に臨むことに。 陣痛の間隔が短くなると同時に便意がやってきましたが、私は「これがいきみたくなるということだ」と思いました。さらに実際陣痛がつらくてトイレへ行くことができず、結局ベッドの上で……。 幸い助産師さんが近くにおり、すぐに立ち会いの夫を外へ出してシーツ交換してくださったので夫はよくわからなかったようですが、今思い返してもしバレていたらと思うと恥ずかしくてたまりません。 2人目出産のとき、事前に準備したこと1人目の出産を終えてから、妊娠中は便秘気味な私の場合は出産前に浣腸して出してもらうべきだったということがわかりました。入院中に浣腸を経験し、浣腸が思ったよりも恥ずかしくないということも。 2人目の出産は別の産院だったのですが、「バースプラン」に出産時の希望を書いて産院に伝えておくシステムだったので、そのなかに「便秘なので出産の前に便を出しておきたい」と書いておきました。 2人目のときはこうなった出産時のうんちについてバースプランに記載したうえで臨んだ2人目の出産。助産師さんも事前情報から準備してくれていたため、産院についてすぐ浣腸をしてもらい、すっきりした状態で出産に向かうことができました。 陣痛とのかなりきつい戦いのなか、いきみたくなるのが生まれそうなのか、うんちが出そうなのか……なんていう変な心配もいらず出産に集中できたので、恥ずかしがらずに伝えておいてよかったです。 1人目の出産を経験するまでは考えもしなかったし、誰も教えてくれなかったうんちについて。1人目のときは恥ずかしい経験となりましたが、おかげで2人目のときには対策を講じることができました。出産直前に浣腸してもらえば安心なこと、浣腸希望を事前に産院に伝えておくこと、この2点は3人目の出産時にも忘れず実践したいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 監修/助産師REIKO著者:仲田みいま2人の男の子を育てつつ、作業療法士として働くワーキングマザー。生活関連の情報をまとめたブログも運営。子育て、ラク家事に関する内容を中心にライターとしても活動中。
2020年10月18日2020年9月21日に、俳優の大竹しのぶさんがInstagramを更新。同月19日に、娘でありモデルのIMALUさんが31歳の誕生日を迎えたことを明かしました。大竹しのぶが、IMALUを出産した時の家族写真を公開大竹さんは、IMALUさんを出産した際の家族写真を公開。そこには元夫であり、IMALUさんの父親である明石家さんまさんが嬉しそうに寄り添う姿が写っていました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 大竹しのぶ(@shinobu717_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月20日午前9時08分PDT19日は娘の31歳の誕生日でした。家族ぐるみでお付き合いしているお寿司屋さんでお祝いしました。あれから31年経ったなんて。さんまさんがまた例のキャンドルを持って来てくれたけど、私達が最初ほど、リアクションしなかったので、なんなぁやあ!と言っていた子供達に、自分の若い頃の話を面白おかしくする彼、その一つ一つに驚く私、お前、これ言うたやろ❣️と言われても、本当に覚えてなかった。まさか、彼がす、す、相撲部だったなんて。shinobu717_officialーより引用「あれから31年経ったなんて」と感慨深く思い出を振り返る大竹さん。IMALUさんの誕生日を、家族みんなで祝ったことを明かしています。投稿に対し、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられました。・家族の絆を感じる、素敵な写真!さんまさんの表情がやわらかい。・IMALUさん、誕生日おめでとうございます。子供の成長は胸にジーンときますよね。・読んで温かい気持ちになりました。さんまさんは、いつも人を楽しませようとしてくれる人だと思います。大竹さんは、明石家さんの誕生日にも、家族で集まってお祝いしたことを告白していました。家族間の仲のよさがうかがえますね。大竹しのぶの息子がプレゼントを渡すと?明石家さんまの『粋な反応』に、グッとくるいつもは離れていても、何かのきっかけで集まれたり、ふとした時に連絡したりできる家族の存在は、時に人を強くさせるものです。どんな形であれ、そこに愛情と確かな信頼関係があれば、絆は続いていくのだと気付かされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月21日この記事では、出産時に子宮口が開かない場合の対処法について助産師のREIKOさんが解説しています。状況によって陣痛促進剤を使用したり、帝王切開になることもありますが、ママ自身がおこなえる対処法を紹介します。 お産が進むと子宮口が徐々に開いていきますが、妊婦さんにより個人差があり、なかなか開かないことがあります。今回は、子宮口が開かない原因と開かないときの対処法、また妊娠中におこなっておきたい対策をお伝えします。 子宮口が開かない原因子宮口がスムーズに開かないと、分娩には至りません。初産婦さんで30時間以上、経産婦さんで15時間以上経過しても赤ちゃんが生まれない場合、「遷延分娩(せんえんぶんべん)」と判断され、母児ともに悪影響が及ぶことがあります。そのため遷延分娩と判断された場合、状況によって帝王切開になることもあります。 子宮口がスムーズに開かない要因はさまざまあります。●微弱陣痛●逆子・回旋異常●軟産道強靭など さらにこれらの要因もさまざまあり、複数の要因が関連して生じていることも多くあります。 子宮口がなかなか開かないときの対処法子宮口の開きがスムーズでない場合、その原因に合わせて対処していくことが必要です。状況によって、陣痛促進剤を使用したり、帝王切開になることもあります。ここではママ自身がおこなえる対処法について紹介します。 ●休息と食事長くつらい陣痛に向き合っていると、なかなか休めず食事もとれないということもあるかもしれません。ですが、疲労やエネルギー不足は微弱陣痛の原因にもなります。陣痛と陣痛の合間に休んだり、食べられる物を食べるなどして陣痛を乗り切りましょう。 ●じっとしているのもNG痛みがあるとあまり動きたくないと思ってしまいませんか? 可能であれば歩いたり、入浴したりすることでお産が進むことがあります。 ●体を温める体を温めることで血行もよくなり、リラックス効果も得られます。入浴、足湯、腰を温めるなど、体を温めるのもおすすめです。 ●リラックスお産するうえで、なかなかうまくできないのがリラックスです。お産が進むにつれ、体に力が入ってしまうかもしれません。ですが、子宮口が全開大するまでは、なるべくリラックスするようにしましょう。ラクな姿勢をとったり、呼吸法をおこなったり、好きな音楽を聴いたり、場合によってはアロマを活用しても。陣痛中の過ごし方については、産院によってNGの事柄もありますので、事前に確認しておくと安心ですね。 妊娠中におこなっておきたい対策法 ●体重管理妊娠中に体重が増えすぎたり、もともと肥満体型であったりすると、微弱陣痛などのさまざまな合併症を引き起こす危険性があります。妊娠中は脂っこい食べ物などを控える、無理のない範囲で体を動かすと同時に、不足しがちな鉄分やカルシウムを積極的に取り入れましょう。 ●適度な運動で体力アップ!妊娠中に激しい運動は禁物ですが、適度な運動は体力維持やストレス解消にも効果的だと言われています。臨月になったらウォーキングなどの有酸素運動に取り組みましょう。 ●イメージトレーニング特に初産婦さんの場合、分娩中に痛みや恐怖から、過緊張に陥ってしまう場合があります。妊娠中に分娩の進み方をよく理解しておき、日ごろからイメージトレーニングをおこないましょう。 また、緊張したときにはゆっくり息を吸って吐く、いわゆる呼吸法の練習もしておくといいでしょう。呼吸法にはさまざまな手法がありますが、陣痛のタイミングに合わせてしっかり息を吐くことを意識しましょう。 ママたちの体験談 出産予定日より5日遅れの出産でした。陣痛も器械では波が出てるのにまったく痛みを感じず微弱陣痛でした。妊娠して16kgも太ってしまって、怒られてるくせにろくに運動もしなかったのが微弱陣痛の原因だと思っています。微弱陣痛のデメリットは陣痛が長時間になるのと、子宮口が開くのが遅いということで、私も結局、丸一日陣痛に耐えました。後半の陣痛のしんどさのおかげで出産自体は意地でも早く終わらせてやる!!と意気込んで3回のいきみで産みました。やはり自分のためにも太らないようにするのと、妊婦だからといって大人しく1日過ごさないようにすることを学びました。(ほのかりんママ さん) 初産ということもあり、陣痛とともになかなか進まないのが子宮口の開きでした。朝の健診のときも2~3cmと言われていて、入院したときにもまだ3cm、徐々に痛みの間隔が狭まって内診にいっても5cm程度、分娩台にあがるときも6cmと、なかなか子宮口が開いてくれませんでした。陣痛と闘いながらの病室と内診室の往復がつらかったのを覚えています。なかなか進まない陣痛にしびれを切らしたのは夫で、お産を進める働きがある足首の三陰交というツボを押してくれていました。ツボを押されると陣痛は強まっていくような感覚がありました!(中略)それからはしばらくすると子宮口は全開大に。人工的に破水をし、30分ほどで長女が誕生しました。出産からからまもなく6年が経ちますが、突然の入院となかなか進まない陣痛、分娩間際の気の抜けちゃうようなエピソードはまだまだ鮮明な記憶です。(あきひめいちごさん) 出産予定日の2週間前、定期健診での診察後、「じゃあ、また来週来てね」とお医者様に言われました。この時点では、まだ生まれそうにないのかなと思いながら病院を出ました。程よく疲労し帰宅すると、妊娠中の寝不足も相まってそのまま昼寝。次に目覚めたのは夏だというのにとっぷり日も暮れた時間でした。そして、おなかに波のある痛み!? 夫が帰宅するころには10分間隔になり、産院に電話しました。初産だったため、「ゆっくりでいいですよ」と電話越しの助産師さん。しかし、陣痛は順調に短くなり、すぐに10分以内に。ここでようやく車で片道20分の産院へ向かったのでした。病院に着くと、すぐに陣痛室で内診。「今3cm、これはお産に進みます。平均で15時間くらいですね」と助産師さん。そのとき、おなかの中で「パァンッ!」とはじける感触。破水です。ここから急にお産が進み、耐えられない痛みに。「これが10時間以上?」と絶望とも言える感情を抱いた瞬間「はい、足開いて! はい、いきんで!」「え? え? え?」……結果、3時間程度のスピード出産でした。出産には糖分と体力が必要。何気なく食べたパフェに直前の昼寝は必然だったのかなと自分に感心したできごとでした。(半田あきらさん) 子宮口がなかなか開かないと焦ったり不安になったりしてしまうかもしれません。できるだけ落ち着いてリラックスして臨めるよう、妊娠中に出産の流れをイメージトレーニングしておくといいですね。また、妊娠中に適度な運動を取り入れて体力をつけておくことも大切です。 監修者・著者:助産師 REIKO医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2020年09月09日