BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝のオフィシャルグッズストアが1日、X(Twitter)を更新し、カレンダーのSNS無断転載に関して注意喚起した。○ファンも互いに呼びかけ「気をつけよう」「教えてあげよう」公式アカウントは「【重要なお知らせ】いつも三山凌輝を応援いただき誠にありがとうございます」の書き出しから、「カレンダーの表紙以外の中面を写真撮影等を行なって、許諾なくSNSやブログ等に公開する行為は著作権、肖像権等を侵害する恐れがございます。ルールを守って応援いただきますようご協力お願い申し上げます」と三山のグッズを購入するファンに向けて、カレンダーの中身の無断転載を控えるよう求めた。同ストアでは、2月から「A3壁掛けリングカレンダー(14枚綴り)」「2Way 卓上リングカレンダー(13枚綴り)」の予約を開始(すでに販売終了)。3月27日には、「昨日より順次発送を開始致しました」「三山凌輝 本人にも見本が届きご満悦」と報告し、ファンに向けて「良い新年度をお迎え下さい」とメッセージを送っていた。こうした投稿を受け、ファンからは、「カレンダー買った人、気をつけようね」「大好きなアーティストだからファンが守ってあげたいよね」「載せている方いたら、消して下さいね」「カレンダーだけでなく、画像、映像、雑誌とか他の媒体でも気をつけようね」「推しを全世界に見せたくなっちゃうかもだけど、カレンダーの中身を撮ってSNSにあげるのはNGだからね」「優しく注意喚起してくれてありがとうだよ」「アーティストもファンも幸せでありますように。ルールを守って楽しもうね」「SNS初心者の人は知らず知らずに載せてないかな?そんな時はそーっと教えてあげよう」「やっぱりルールを守って楽しむのが一番楽しいし、ファンならルールは守るべきだよね」など共感の声が寄せられている。
2024年04月05日今期の月9ドラマ『366日』(フジテレビ系)に出演する俳優・前田公輝。『天才テレビくんMAX』(NHK Eテレ)出身で、近年は『ちむどんどん』をはじめ多様なドラマ作品に連続出演している。様々な役柄を演じてきたが、一時期は悪役や犯罪者役での出演が続いたときがあり、「当初はそれが嫌でした」と振り返る。直近では山田裕貴のラジオにゲスト共演し、“陽キャすぎる”素の立ち居振る舞いが話題に。悪役が“ハマり役”と言われてきた過去、本来の自分とは正反対の役柄を演じた経験から得たものとは? 「素を見せることで、本物に近づく気がする」と、“俳優が素を見せること”を利点としてどうとらえるか話してくれた。◆7歳で人生最初の挫折、でも「勝ち負けだけじゃない世界を知れた」前田公輝がデビューしたのは6歳。受けたCMオーディションに合格し、芸能界デビューを果たす。芸能界入りのきっかけは「両親の情操教育の一環で、ピアノなどの習い事の延長線だった」と話す。「両親がともに明るくてにぎやかな家族で、2人だけで笑い合って子どもたちが置いてけぼりになるぐらいの両親なのですが(笑)、幼少期から大人のコミュニケーション能力を覚え、社会で生きるための基礎を学ばせようと考えたようです。僕自身はテレビは宇宙ぐらい離れている次元の世界だと思っていたので、アニメの世界に自分が入るといった感覚で芸能界入りしました」見事テレビCM出演をするが翌年のCMオーディションでは一次審査で落選。「あれが多分、僕の人生で最初の挫折だったと思います」と振り返る。「すごく負けず嫌いな子どもでした。だから最初のオーディションに受かって勝ち誇っちゃったんでしょうね。Adoさんの曲じゃないですが当時は自分が中心に世界が回っているような感覚で、上には上がいるという、自分は最強じゃないと思い知らされました。結果、見える景色が広がったように思います」その頃7歳。「負けることがあるんだ」ということを知った。でも物事は勝ち負けだけではない。それ以外の世界がある、表現とはそういうことじゃないという衝撃を受け、大人の階段を歩み始める。そして『天才てれびくんMAX』と出会う。◆ヒール役「当初は嫌だった」…だがその後、“悪”に対して気づいたこと「今の僕があるのは『天才てれびくんMAX』での経験のおかげ。MCで臨機応変さを学び、それはお芝居にも生きました。大人のゲストの方々ともお話をさせていただき、またテレビで使ってはいけない言葉、トレンドの言葉、丁寧な言葉づかい、芸能界にいる人間としてのすべての基礎をそこで学びました」だがその後、また壁にぶつかる。それは多くの子役が経験する、「子役と俳優のお芝居の違い」だ。「子役のお芝居って喜怒哀楽でそれぞれどれだけその感情を出すかのパーセンテージで演じるんです。ですが喜んだあとに怒るとか、人の感情は喜怒哀楽がシンプルではない。複雑な心理描写を演じなければならないとき、子役のときの感覚が抜けず、相当な苦労を味わいました」思い返せばそれまでは子役やタレントとしての意識が強かった。だが16歳の時、映画『ひぐらしの泣く頃に』で本格的に「俳優」という職業と出逢うことになった。自身の演じる軸を変えなければいけない。自身が感じる壁を一つずつ消して、何が得意で何ができないか自分を紐解いていくことを地道に続けていった。結果『ごくせん』『花ざかりの君たちへ』など、同世代俳優が多数出演する作品でも爪痕を残していく。ところが、だ。そうした俳優活動を続けるうちに、明るく、いつも笑顔かつまじめで学級委員長などを務めていた彼自身の個性とはまったく異なる「悪役」や「犯罪者役」が続くことになる。「当初は本当に嫌でした。一体どういうことだろうと疑問を抱きました。よく色々な役者さんが悪役はやっていて楽しいとおっしゃりますが、僕はまったくやりたいとは思わなかったんです。僕はどちらかといえば、犯人より警察のほうだろうと。ところがそこで、ハマり役だと評価をいただいた。ここで気づいたのが、苦手意識を持っていたものが自分の得意なこともあるんだということ。固定概念のおそろしさを知りました」「その後、あらゆる犯罪者役をやることになるんですけど…(笑)」と、悪役への向き合い方に違いが出てきたことを振り返る前田。「おそらく自分が真面目だからこそ気付いたことに、“そういえばテレビで報道される犯罪者も自分が犯罪を犯しているという自覚があったのかわからないことがある”、がありました。世の中のため、自分の正義を貫くために犯罪に手を染めてしまう人もいます。寧ろ、どんなに容認できないと感じる悪行でも、その人のなかでは善であると行動する人もいる。善悪二元論で“人間”は演じられないのだという結論にいたったんです」。◆「“素”を見せて同じ足並みで作品を作ったほうが本物に近くなる気がする」役とはいえど犯罪を犯したくなかったが、いつの間にかそうした善悪を含めた“人間”にハマっていく。またさらに新たな発見があり、『HiGH&LOW』では強い役ゆえに自分の弱さに気づいてしまう感覚を味わったり、一年間悪役が来ないと寧ろ不安になったりもした。「自分の芽が出るところはヒールだと思っていたので、誠実で明るい役をやればやるほど、悪役じゃないから自分の魅力がしっかり伝わっていないんじゃないかという不安や葛藤と向き合わざるを得ませんでした」犯罪者役が続いたからこそ、バラエティで見せる作品共演者との軽快な掛け合いや優しさが垣間見えるコメントには「前田公輝の素って、こんなに明るかったの?」と一般視聴者を引き込む要素となっている。なかでも、『山田裕貴のオールナイトニッポンX』にゲスト出演した際には、前田の素の魅力が爆発した名場面だと話題に。山田とカラオケデュエットしたほか、マスカラを振って盛り上げたり、合いの手を入れたり、楽しむ様子を隠さない両親ゆずりの陽キャな姿がユーザーに受け、ネットニュースや切り抜き動画がバズりにバズった。「一時期はプライベートやドラマの打ち上げではクールな自分を演じていました。役者の世界に、バラエティなどではミステリアスな空気を出したほうが本物っぽいと言われていた時代はあったと思います。ですが今は皆さん、YouTubeなどをされている。役者ってふた通りいると思うんですけど、ミステリアスなゼロ地点から“1”を作る人と、ある程度の素を見せて“2”から役では“5”にする人がいるように思うんです。そして今は、後者のほうが安全だし見やすい存在になっているような気がなんとなくしているんです。つまり“素”を見せた同じ足並みで作品を作ったほうが本物に近くなる気がするんです」昨今はラジオ、YouTubeをはじめとしたSNSで俳優たちが“素”の姿を見せる動きが加速度を増している。本来YouTubeやTikTokブームは、演者が芸能人ではないからこその親しみやすさがあったが、役柄のイメージも大切である俳優が自分のプライベートを明かす利点はあるのだろうか。「多分、選択肢が増えることが大きいと思います。YouTubeでも、お笑いでも、カップルの日常でも恋愛ドキュメントでも、自分の“好きなもの”を選べるし、自分が何が好きなのかわかる時代です。自分の“好き”を出せることで、それが親しみにつながることもある。また“素”を見せることで、役者“なのに”歌えます。役者“なのに”踊れますというのがフラットに受け入れられ始めている。なんでもできる“全能の役者”が求められる時代にきているのかもしれません」そんな彼の芝居には「息遣いや句点の打ち方に独自の感性がある」という反響も。画面を見ていなくとも、彼だとわかると間合いや緩急が感じられる。これを本人に直撃すると、「実はかなり考えています」とコメント。たとえ一言のセリフであっても、その言葉の背景や役としての解釈を4、5倍考えたうえで、圧縮して放っているからではないかと自己分析している。現在はオンラインサロン「前田公輝officialファンクラブ『fan-ily』」でもファンと交流を持っている。ファンと身近に接触することで「戦う力になっている」と語る前田。「自分自身がさまざまな活動をすることでさらに選択肢を増やしたい。一つのことに情熱を注ぐのも素敵なことですが、一つに縛られず、知らなかったことに向き合うことも楽しいもの。今の時代は特に、俳優でもいろんな色を自分が出すことで楽しめる世界があると僕は思っています」(取材・文/衣輪晋一)
2024年03月26日広瀬アリス主演の4月スタートの月9ドラマ「366日」に、ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する夏子が第2話から登場するキーパーソンを演じることが決定。また、中田青渚、中沢元紀、清乃あさ姫ら期待の俳優も月9に初出演し、前田公輝が月9初レギュラー出演を果たす。本作はHYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナル・ラブストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想い続ける壮大な愛の物語。◆ドラマ・映画・舞台と幅広く活躍する注目の俳優・夏子が物語のキーパーソンに夏子が演じるのは、城坂記念病院の看護師・宮辺紗衣(みやべ・さえ)。真面目で温厚。仕事熱心で、看護師の仕事に誇りを持っている。雪平明日香(広瀬アリス)や水野遥斗(眞栄田郷敦)の1つ年下でプライベートではイラストを描くのが趣味、という役どころ。夏子夏子さんは数多くの雑誌でモデルとして活躍し、「世にも奇妙な物語 秋の特別編」(2016年)で役者デビュー。「アイゾウ 警視庁・心理分析捜査班」(2022年)でオーディションを勝ち抜き、地上波ドラマ初主演を務め、昨年はドラマ「時をかけるな、恋人たち」にレギュラー出演した。女子刑務所が舞台の映画『女囚霊』では、長編映画初主演に抜擢。今年4月公演予定の舞台「デカローグ4ある父と娘に関する物語」への出演を控えるなど、俳優として大活躍中の夏子が今作の第2話から登場、物語のキーパーソンのうちの1人となる宮辺紗衣を演じる。◆映画で活躍、朝ドラデビューも果たした期待の俳優・中田青渚が月9初出演中田青渚が演じるのは、眞栄田さん演じる遥斗の妹・水野花音(みずの・かのん)。地元の大学を卒業後、ウェブデザイナーをしている。愛想がないように見えるが心優しい性格の持ち主。遥斗の幼なじみの下田莉子(長濱ねる)や明日香たちとも昔から仲が良い。中田青渚中田さんは、「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを獲得し、俳優活動をスタート。2021年に今泉力哉監督の『街の上で』『あの頃。』、ウエダアツシ監督『うみべの女の子』での演技が評価され「第43回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞」を受賞。2023年は「だが、情熱はある」など話題作に数々出演し、連続テレビ小説「らんまん」で朝ドラ初出演を飾るなど、いま注目の若手俳優の1人。◆「下剋上球児」で頭角を現した中沢元紀、キャリア2作目の超新星・清乃あさ姫が月9ドラマ初出演中沢元紀が演じるのは、中田さん演じる花音と交際中の彼氏・滝本竜也(たきもと・たつや)。遥斗が通っていた北海道の大学の後輩。就職で上京したことをきっかけに花音と交際を始める。しかしコロナ禍で会社が倒産し無職に。現在は単発のアルバイトで食いつなぎながら就職活動中。明るくてまっすぐ、面倒見がよく愛情深い性格。花音にベタ惚れで、いずれ結婚したいと考えている。中沢元紀中沢さんは2022年配信のWEB CMドラマ「メゾンハーゲンダッツ ~8つのしあわせストーリー~」で俳優デビュー。2023年、日曜劇場「下剋上球児」で半年に及ぶオーディションを勝ち抜き、高校球児役に抜てき。大地主の祖父から溺愛されている孫で名門クラブチームの元エースという役どころを演じ、頭角を現す。映画『沈黙の艦隊』などにも出演する中沢さんも第2話より登場し、今作で月9ドラマ初出演を果たす。清乃あさ姫が演じるのは、明日香が働く音楽教室の同僚・戸田彩乃(とだ・あやの)。ファッションと食べ歩きが大好きで、事務受付仲間の明日香を慕っている。清乃さんは、2022年にCM出演でデビュー後、大河ドラマ「どうする家康」でドラマ初出演したばかりの新人俳優。俳優キャリア2作目の出演作品が今作となり、フジテレビドラマ初出演のフレッシュな清乃さんに期待したい。清乃あさ姫◆子役時代から着実にキャリアを積み上げてきた前田公輝が月9初レギュラー出演前田公輝が演じるのは、明日香が働く音楽教室のピアノクラスの生徒でシステムエンジニアの静原吾朗(しずはら・ごろう)。人なつっこく気さくな性格。コミュニケーション力が高く、音楽教室の職員たちともすぐに仲良くなる。交際中の彼女のためにピアノを習い始めたという静原を明日香は応援、また静原も、明日香と遥斗の事情を知り、ことあるごとに明日香を励ますようになる。前田公輝前田さんといえば、6歳から子役として活躍。映画『ひぐらしのなく頃に』(2008年)で映画初主演を務めて以降、『HiGH&LOW』シリーズやドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」など話題作に出演。2024年は、遊川和彦がオリジナル脚本のドラマ「アイのない恋人たち」にレギュラー出演。様々な作品で着実にキャリアを積み上げてきた前田さんが初めて月9レギュラー出演を果たす。新キャストよりコメント到着◆夏子大切な役どころを任せてもらえたことに感謝と喜びでいっぱいです。何度も聴いた「366日」を改めて聴き、心が震えました。台本を読み進めるたび、偶然や運命に翻弄(ほんろう)されながらも懸命に生きて、想い合う登場人物たちに胸を打たれます。そんな運命に巻き込まれていくひとり、紗衣を丁寧に演じていきたいです。看護師を演じるのは初めてで、たくさんの人生に出会い、向き合う仕事なのだと、紗衣を通して教えてもらっています。たくさんの方に楽しんでいただけますように。◆中田青渚月9というとドラマの中でもまた特別さを感じる枠なので、お話をいただいた際はとても驚きましたが、うれしかったです。台本を読んで、私が演じる花音は落ち着いていて、テキパキしている印象を受けました。しっかり者の中にも家族や周りの人を思いやるあたたかさを忘れずに、大切に演じていきたいです。HYさんの「366日」のように、たくさんの方に愛される作品になってほしいと思っています。私も今から撮影が楽しみなので、みなさまも期待して待っていてくださるとうれしいです◆中沢元紀今回お話をいただいて、月曜9時は小さい頃からよく観ていた枠なのでとてもうれしく、今すごくワクワクしています!そして、聴きなじみのあるHYさんの楽曲「366日」がモチーフということで、僕も台本を読んでいる時に曲を思い返して、切ないながらもキュンキュンして、たくさん心を動かされながら読ませて頂きました。僕が演じさせて頂く滝本竜也は、明るい弟キャラなので、作品の中で竜也が出てきたらその場がパッと明るくなるような、どこか救いになるような存在になれればと思っています。たくさんの方に観ていただけたらうれしいです!◆清乃あさ姫今回、戸田彩乃という役をいただいて、豪華なキャストのみなさんのなか、私で大丈夫だろうかと少し不安もありましたが、月9という歴史ある枠に出演出来ることが何より光栄で、この作品を作り上げる一員として精一杯演じようと思いました。台本を読んで、綾乃の明るい雰囲気は自分と似ている部分があるなと感じました。実年齢よりは上の役になりますが、自分なりに、作り込みすぎず自然に演じられたらなと思います。人を想うことの温かさを改めて感じられる、繊細で心動く作品です。ぜひ多くの人に見ていただきたいです。◆前田公輝HYさんは幼少期から聞いていてCDでもMDでも、AirPodsで今でも聞いていたので、作品として携われることが出来てとてもうれしいです。広瀬アリスさんとのシーンが多く、本読みの段階でとても解像度の高い明日香がそこにいらっしゃったので、僕の演じる丁度いい距離感で、静原とどんな時間を過ごせるか楽しみです。“人を思う気持ちがもう1日なきゃ足らない”という思いで「366日」という曲名になったとプロデューサーさんが仰っておりました。観てくださる方の温かな1日がオンエアの度に重なっていきますように現場へ向かいたいと思います。「366日」は4月8日より毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月15日演歌歌手の藤あや子が6日に自身のアメブロを更新。俳優・前田耕陽からの差し入れを公開した。この日、藤は「餅パイ 前田耕陽さんからの差し入れ」と切り出し、前田からの差し入れを公開。「お餅とあずきが入ってるパイなんて初めて」と明かし「ゴマの香りもいい~サクッともちっとでめちゃくちゃ美味しい」と大満足の様子でコメントした。続けて「さすが美味しいものをよくご存知ですね」と前田を称賛し「パイなので意外と軽くいただきました ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「お餅とあずきが入ったパイは珍しいですね」「お疲れさまでした」などのコメントが寄せられている。
2024年03月07日2024年3月。株式会社アデッソ所属の俳優 寺岡万輝士とモデルの高宮美緒が、短編映画「THIS/ SME」(牛耒勇斗監督)にメインキャストとして出演決定!!寺岡万輝士は、映画・ドラマで活躍中の俳優。高宮美緒は、CM・スチールなどで活躍中のモデル。映画は、ぴあフィルムフェスティバルの受賞を達成する為、クラウドファンディングをスタート!菊池真人役/寺岡万輝士赤井まつり役/高宮美緒短編映画『THIS/SME』短編映画「THIS/SME」の舞台は近未来の東京。AI時代突入によってクリエイティブの分野にまでAIの手が及んでいた。イラストレーターの真人は時代の流れの速さによって自分の個性が時代の壁にぶつかっていることを痛感し「自分自身」と向き合い「人との関わり」によって学び、成長し新たな自己と生きがいを再確認していく物語。<あらすじ>一昔前までアナログな技法で注目を集めていたイラストレーターの真人はある日、クライアントからAI時代の突入により仕事の単価低下を告げられる。徐々に、生活が苦しくなり夜勤の仕事をするまでに……。ずっと支えてくれていた彼女・まつりにも当たってしまい、挙げ句の果てに、美大時代の友人・木内に飲みに誘われるもののAIを使いこなしている木内にも当たってしまう。生活困窮に追い込まれるにつれて心の余裕もなくなっている真人は、自暴自棄になってしまう。そんな中、昔の行きつけだった喫茶店に立ち寄ったことをきっかけに過去の自分を思い出し……。<牛耒勇斗監督>現在大学4年生。実写映像を含め3DCGや絵、様々なアートのインプットに励む。学外ではフリーランスとしてMVの監督や制作部として活動しながら監督として自主映画を制作している。<現在クラウドファンディング中!> 寺岡万輝士について寺岡万輝士<プロフィール>アデッソ所属、俳優。愛媛県出身。映画・ドラマなどで活躍中。<経歴>(映画)2023年「麒麟児」アベマサト役2021年「アポトシース」(橋本根大監督)2018年「キラキラ眼鏡」(犬堂一利監督)2018年「パンク侍〜斬られて、候〜」(石井岳龍監督)(ドラマ)2023年4月「ショジョ恋。」(FOD)2020年12月「ノースライト」(NHK)2018年4月「コンフィデンスマンJP」 (CX)2018年1月「海月姫」 (CX)【SNS・HP】instagram: HP: 高宮美緒について高宮美緒<プロフィール>アデッソ所属、モデル。兵庫県出身。CM・スチールなどで活躍中。<経歴>(ドラマ・映画)2021年「大豆田とわ子と三人の元夫」(EX)2018年「恋は雨上がりのように」(永井聡監督)(CM)2022年「ディアナチュラ」/「必要な栄養、足りてますか?鉄マルチな後輩」篇2021年「常陽銀行ポケットの中に銀行がある人」(Web)ワールドオンラインストア【SNS・HP】instagram: HP: 株式会社アデッソは、 現在、インフルエンサーマーケティングが可能なアプリ「ENTAMAエンタマ」をローンチ中。ENTAMA : ENTAMA : 「ENTAMAエンタマ」☆WEBアプリ ☆AppStoreダウンロード ☆AndroidAPKダウンロード 「ENTAMAMOVIESTUDIO」多目的レンタルスタジオ 所属事務所:株式会社アデッソHP: twitter: instagram: Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月06日今年の春も、心ときめくコスメが目白押し。2024年春夏「ananモテコスメ大賞」トレンド部門編では、俳優の前田公輝さんがトレンドの香りをチェック。前田公輝×ふわり春気分フレグランス香りは空間づくりにもなり気分を変えるスイッチにも。香りデビューは中高生の頃。当時流行の『グッチ』の「ラッシュ2」だったという前田公輝さん。現在は、もう10年近くも『イソップ』の「マラケッシュ」を愛用しているそう。「本当はいろんな香りを試してみたいけど、寄り道しても結局、このウッディかつスパイシーな香りに戻っちゃうんです。香水をつけているというより、まるでお香のように、日常に溶け込む香りが大好き」撮影現場やプライベートで、香りはマスト。愛用ポーチには常に「マラケッシュ」を忍ばせている様子。「体につけなくてもマスクにつけたり、香りだけ嗅いだり。香りって集中力を高めたりテンションを上げたり、逆にリラックス作用もある。それが空間づくりにもなれば、気分を変えるスイッチにもなるんです」凛と佇む樹木が放つ華々しさがクセになる 賞【THREE】エッセンシャルセンツ X02 SAKURA MIDTOWN桜を樹木と捉えた新感覚の“SAKURA”ラベンダーなどの甘さをピンクペッパーで引き締め、ベルガモットやゼラニウムで舞い散る花びらを表現。桜=樹木と捉え、ウッディフローラルという新感覚な香りを提案。「好みのウッディ×スパイシーで、頭がクリアになる感じ。撮影現場で休憩から戻る時に、香りだけ嗅いで気合を入れたい」。9ml ¥5,390 3/3限定発売(THREE TEL:0120・898・003)「僕の肌がもともと甘い香りなのと、基礎体温が高いので、短時間で香りが変化しやすくて。それも香水をまとう楽しみです」エネルギーをもたらしモチベUPできる 賞【MUCHA】ヘアオイル リリーふわりと髪から香るやる気みなぎるリリー。アボカド油など8種の植物由来のオイルを使用した、シリコンフリー処方。華やかで濃厚なユリを主役に、エキゾティックなイランイランと甘いバニラの香りをブレンド。髪、手、体をケアできる。「エネルギーを感じ、精神を安定させてくれる香り。筋トレや有酸素運動をする時に髪につけたい」。35ml ¥5,940 3/1発売(ミュシャ)「最初は甘さの中にほんのり酸味を感じ、体温によって甘さが増す感覚でした。僕はボディよりも髪につけるほうが好き」地球にも香りをまとう人のマインドにも優しい 賞【SHIRO】ゼロサボン オードパルファン悩みも優しく包み込むような清潔感ある香り。エシカルなモノづくりを続けている『シロ』。規制に伴うリニューアルで余った香料を使えるよう調節し、魅力をさらに引き出したサボンはジェンダーレスに。「家でリラックスしつつコンビニに行けるぐらいのワンマイルウェアに合わせたい。悩みを緩和させる優しさを感じます」。40ml ¥4,180 限定発売(シロ カスタマーサポート info@shiro-shiro.jp)「お風呂上がりのような清潔感ある香りなので、手首につけたい。携帯をいじった時にふわっと香るぐらいがいい」Gouki Maeda1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。放送中のドラマ『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)に郷雄馬役で出演。美容男子としても知られている。※『anan』2024年2月28日号より。写真・恩田はるみスタイリスト・大島有華取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年02月23日Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5が2月9日(金) より独占配信スタートする。本格ゾンビサバイバルがついにファイナルを迎える。ゴーレムと呼ばれるゾンビから逃れたとしても、そこにあるのは人間同士の争い。「ユートピア」と呼ばれた場所は人間の価値によって運命が決まる超高層タワー。名ばかりの理想郷を打ち壊すべく、立ち上がる者たちもいるが……。主人公となるのは、玉城ティナ演じる人を救うことを諦めない明日葉と、Season1からさまざまな困難を乗り越えてきた飯豊まりえ演じる佳奈恵だ。今回は、明日葉が信頼を寄せ、自身も明日葉を守ることが使命だと思っている加州宗一を演じる溝端淳平、佳奈恵と行動を共にする元詐欺師の下村海斗を演じる前田公輝に話を聞いた。Season4から5へそれぞれの役の変化のグラデーションは?――いよいよ、Season5です。どのような心境で今回の作品に挑まれたのでしょうか。溝端淳平(以下、溝端)Season4の後、わりとすぐSeason 5の撮影に入ったよね。前田公輝(以下、前田)そうですね。少し空いたけど、気持ちは多分連結できたと思います。溝端Season4から加州にとって唯一の生きる希望が明日葉の存在でした。Season5でその2人の話が色濃く描かれることは聞いていたので今まで積み重ねてきたものを回収することが自分の役としては目標でした。Season5の本読みをしたときはまだ最終話までの結末は決まっていませんでした。そこから監督やプロデューサーさんと打ち合わせをしていくなかで僕自身の考えも話しながら、擦り合わせていきました。前田Season4で唯一の家族だった兄貴が亡くなって、Season5では佳奈恵と一緒に行動することが増えます。そこで海斗は無意識化で自分を見つめ直す瞬間がいくつかあるんですよね。それが言葉だけではなくて、体も動いてしまう。Season4に関しては割とチームのブレーン的な要素もあったので、計算して、ここはあんまり感情出さずに、と演じていましたけど、今回はむしろ不可解なお芝居とか、自分があんまり理解をしないで挑むことが海斗の正解なのかも、と。普段は、表現として役を基本から理解して、いくつか手札を持っていくんですけど、今回はあえてそんなに持たずに行ってもいいんじゃないかな、と監督やプロデューサーさんとお話したときに葛藤があったんです。どう表現していくか、というところは、台本になぞってはいるんですけど、それが自分自身でわかっていない方が、なんとなくリアルなのかなと思ってちょっとしたチャレンジはしてみました。(C)HJホールディングスほのぼのとした時間が現場の癒しに――大変な現場だったと思うんですけど、どういったことが印象に残っていますか?溝端ちょっとネタバレになるのかもしれませんが、椅子にくくりつけられて拷問されるシーンですね。前田あれは辛そうだった……。溝端アクションはSeason4でもやってきましたけど、完全に縛り付けられていたので、本当に身動きが取れないという怖さはありましたね。フィジカル的な部分は大変でしたが共演者の方に恵まれていたので楽しかったですね。スタッフさんはもちろんですが、今回から参加された袴田さんがとっても明るくて、いつも現場を和ましてくださいました。前田そうですよね、助けて頂きました。溝端作品とは裏腹に、いつも明るくて楽しい現場でした。――前田さんはいかがですか?前田Season4での海斗は、実は身体的にはそんなに強くなくて、頭で乗り切っている人物でした。今回、佳奈恵と一緒のシーンでは、すごく軽快に、佳奈恵を引っ張るまではいかなくても、先導することもあります。そういうちょっとしたアクションでも、Season4の海斗とは少し違うんですよね。守るべき人だということを、心のどこかで何となく感じているからこそ出るエネルギーがあるのかな。ゴーレムがたくさんいる中で、ただただ乱雑に積まれているようなところで、ほぼパルクールみたいな動きをする瞬間があるんですよ。そのときは、海斗の身体能力がだいぶ上がっているけど、やっぱり守る力というのはそれだけすごいんだな、と思いましたね。やっぱり大切に思う人への気持ちや熱意が表現にも繋がっているし、その分エネルギーを使ったのかな、と思います。あと、今回は横溝菜帆ちゃん演じる結月が出てくるんですけど、菜帆ちゃんと僕とまりえさんの3人で待機しているときのことは印象に残っていますね。現場にあったラジコンを3人でやりながらボーッと海を眺めている瞬間は、きみセカのサバイバルから離れたほのぼのした温かい時間でした。あとはお2人がオセロをやってたんですよ。それを見ている時間がすごく心地よかったですね。あと3人で恋バナしたりとか。溝端いいね~!前田あと、菜帆ちゃんは今回初めて会ったんですよね。今まで作品で観ているだけだったので、「あ、結月だ!」とは思いました(笑)。わりとギリギリでチャレンジングなことも常に行われているのでそういった息抜きというか、深呼吸できる時間がすごく心地よかったですね。――おふたりは同年代かと思うんですかけど、現場でプライベートなお話をされたりしたんですか?前田役ではあまり話さないから、喋りたかったんですよね。溝端そうだったの?前田そもそも、いろんな作品で見ていたので、お話してみたかったなっていうのがありましたし、僕が本当にお話するのが好きなので、その中でお食事も行かせていただいたりとか。溝端僕のほうが少し先輩なので。あえてお芝居の話はしないようにしていましたね(笑)前田そうですよね。いや僕もできないな、後輩に。溝端そうでしょ?だから待ってたよ(笑)前田ハハハ!溝端次回一緒になるときにね。前田いや、本当ですね。(C)HJホールディングス役さながらにじれキュンしていた!?――ヒリヒリするような物語の中で、今回はじれったい恋愛シーンも見どころのひとつです。前田じれキュンね(笑)。もうじれキュンの代名詞ですもんね、加州と明日葉は。溝端Season4でずっとじれったくて、Season5で進展して……とは聞いていましたが、思っていたより、いい意味でプラトニックですごくじれったかったです。Season4でずっと一緒だった玉城さんと、1ヶ月ぐらい撮影でも会わなくて、現場で久々に会ったときはやっぱり加州のような気持ちになりましたね。ずっと明日葉のことを考えて芝居していたので、役さながらに自分もじらされていたというか。普通、連ドラで相手のことを思ったりしていても、何シーンかは会うシーンがあるじゃないですか。前田確かに現場でもすれ違ったりしますよね。溝端クランクアップする間隔ぐらい会ってなかったですね。――久々に会ったときに玉城さんと何かお話されましたか。溝端遠目から見るシーンだったんですけど、もう後光が差しているように感じられました。ああ、久々に会えた、ずっと思っていた人がそこにいる、みたいな。遠い存在に見えたっていうのはありましたね。――佳奈恵と海斗の関係も、観ている側としはもどかしいときめきがあります。前田海斗と佳奈恵はわりと会えている環境にも関わらず、すれ違って歯がゆい感じの2人の進め方です。だからこそ、普通にセリフを言うというよりは、セリフの前に何を考えていて、それを言わないようにしながらこのセリフを言っているんだろうな、ということは常に考えていましたね。海斗はもともと詐欺師なので、多分表現として心が動いたことを隠すのが海斗の中での人間味というか。だからそこはセリフのテンポは崩さないようにしながらも、実際に言っていることとは違うセリフを心の中で言って……という、ちょっとでもギクシャクする気持ちの悪い空気感みたいな、ところは出すように心がけていました。逆境はむしろチャンス――きみセカは本当に逆境に次ぐ逆境かと思うんですが、おふたりは逆境に直面したときはどのように乗り越えていらっしゃいますか。溝端逆境の方が燃えるタイプかもしれません。この仕事をしていると逆境だな、と思うことが多いんですよね。例えば体調が悪かったり、スケジュールがハードで大変な時期だったり。やる前まではしんどく感じることもあるんですけど(笑)、いざやり始めるとやっぱりアドレナリンが出て乗り切れたりするんです。でも逆境をどう捉えるかが大事ですよね。向かい風のときほど、学ぶことが多いので。失敗をたくさん重ねているからこそ、また同じような失敗をしそうになったときにすぐ改善できるんです。それが成長だと思うので、悪いことを指摘されることもむしろチャンスだと思っています。わりとダメ出しされたことは、全部気になってしまうんですけど、向き合って、乗り越えて、前を向けるようになると、コンプレックスが逆に強みになるんだと思います。――わりと気にされたり、落ち込んだりもされるんですね。溝端落ち込むし、気にして眠れないこともあります。でも慣れてくると、それが普通なんですよね。――そういう日もあるさ、みたいな。溝端悩んでいるときの方が逆に安心するかもしれませんね。苦しいことが当然だろうから。その苦しみが自分の中であるということは、逆に真剣に取り組めている証拠でもあるから、というところはありますね。――前田さんはいかがですか?前田ひとりカラオケ、有酸素運動、湯船です。これがあればある程度立ち向かえていけるかもしれないですね。それでも補えないときは家族ですね。家族に電話します。絶対的な味方ですし、基本的に背中押してくれるので、その4つです。「ネガティブなこともポジティブにするポジティブ変換機なんです」――おふたりとも明るくてポジティブなイメージがあるんですが、何か心がけていらっしゃることはありますか?溝端僕は割とネガティブなことを言ってしまうタイプですね。前田僕は逆ですね。絶対ネガティブなこと言わないです。溝端ネガティブなことを吐き出すことによってポジティブになるんですよ。前田最近、ほかにもそういう方はいらっしゃいました!あえてもっと落とすと、その反動で上がってこられるんですって。溝端そう。1回最悪なことを考えることによって、それより悪いことはない、ということで。前田試しに言ってみて、自分を誘導するってことなんですね。人それぞれかもしれないですけど、僕は逆に最悪のことを考えちゃうとその通りになってしまう人間なので、いいことしか考えていないです。ポジティブ変換機なんですよね。人の言葉も無理やり全部ポジティブに変えようとしてます。ネガティブなことをもうポジティブに変換できるような辞書が出来上がりそうです。――なるほど。自分自身のキーワードはありますか?前田僕は言葉の通りに人生運べるとか思っちゃう人なので、例えばやりたいことがあったら、「そうなった」イメージをするようにしています。「成功した」とか。それ以上に、全部自分のせいにしてるかもしれないですね。その方が楽なんですよ。溝端そうね、確かにね。前田結果的にあのとき誰かのせいで、って言ったら、毎回全部自分に返ってくる、ということは考えているかもしれないですね。実際に返ってくることが昔はありましたし。あと人の話を聞くのがすごく好きなんです。人の話を聞くのが好きだとなると、例えばネガティブな受け答えをすると、相手が「そうかもしれない」と思って話す気がなくなるじゃないですか。だから人の話を聞きたいときはポジティブに変換するんです。「確かにあの悩みは実はあのときのバネだったのかも」って思ったら話してくれるじゃないですか。だから余計にその辞書が出来上がったかもしれません。戦隊で言うとブルーとグリーン!?――今回、おふたりはヒーロー的なポジションだと思うんですが、お互いのヒーローっぽいな、と思うところを教えてください。前田淳平くんはめちゃめちゃヒーロー感ありますよ。溝端そんなことないよ(笑)。前田戦隊ものやってないですよね。溝端やったことないなー。前田ですよね。でも全然レッドの感じなんですよ。溝端レッドの感じってなんやねん!(笑)公輝は現場で撮影がみんな疲れてきたときや、新しく撮影に入る人がいたときに、場を明るく回してくれるんです。公輝がいるだけで調和が生まれるという意味では、ヒーローだと思う。前田でも多分そうなったのは淳平くんがいてくれたからなんですよ。まず僕の居場所を淳平くんといういわゆる先輩が作ってくれないと僕はお話する権利をまず得られないですよね。溝端そんなことないよ(笑)。前田殺伐としている中、誰が果敢にまず第一歩を踏み出すのか、みたいな。多分、僕はあそこだと思います、淳平くんといろいろお話させてもらったんですけど、その中でカメラ前で淳平くんが弓の練習をされていて、たまたまその目線に僕がいたんですよ。だから淳平くんが、カメラスタンバイまでまだ時間があるから、コミュニケーションとってくれたんだろうなと思って、僕もちょっとふざけて応じていたら、本当にお芝居の練習をされてて。シンプルに僕の恥ずかしい時間が長かっただけという。溝端ワンカットで長回しで撮るんで、イメージトレーニングをしていたんですよ。そうしたら、急に公輝が入ってきたんです。前田「うぇ~い!いえーい(笑)」溝端「違う、公輝。まじで違うんだ」前田「え、まじっすか。すみません!」溝端普段から僕のリアクションを全部拾ってくれるので嬉しいし、優しい後輩だなと思いつつも、ごめん、ちょっと今のは違うんだ、ちょっと集中させてくれみたいな、そういうやり取りがあったね(笑)。前田あれはきっかけとして大きかったですね。役者さんによってはすごく集中したい人がいて、真面目なトーンで「いや公輝、違うから」ってなる人も多分いると思うんですけど、それを淳平くんは、これどっちかなって思うぐらいのすごく中立なところでやってくれる。そこのバランスですよね。でもヒーローって多分バランスとってないのがヒーローだったりするんですよね。溝端そうだね。前田振り切ってるじゃないですか。だって孫悟空とか。溝端じゃあ、ブルーだね、俺たち。たまにレッド感があるかもしれないけど。前田ブルーとグリーンあたり。確かにあり得る。溝端調和を重んじるヒーローです(笑)。「正解をひとつに絞っていない」それが今の世の中を現している――最後に、改めてSeason5の見どころを教えてください。溝端自分が明日生きていけるかわからないという状況で、それでも聡明にいる2人、明日葉と佳奈恵にはやっぱりすごく勇気をもらえます。そんな世界の中でも愛があったり、希望が持てるというところが刺さるのかなと思います。途中で対立関係が生まれるんですけど、最終的に明日葉と佳奈恵の答えも真逆ですし、人それぞれの正義や愛があります。それが一つにまとまらないということが人間なのかなと思いました。いろんな視点があるということが、本当にこの世の中を表しているようで正解を一つに絞っていないというのもこの作品の見どころだと思います。前田僕らはSeason4から出ていますけど、響(竹内涼真)を筆頭に常に選択をして、「あのときこうしとけばよかったのかもしれない」という「たられば」が常にあって。今回、終結するところにゴーレムももちろん根底としてはあるんですけど、それ以上にこの作品がどんどんブラッシュアップされていく中で一番最後にふるいにかけられた人間たちが選択する意図が実はすごく実は繊細だった、というところが見応えがある部分なのかな、と思います。Season4もアクションがあり、あの人が亡くなったとか、悔しいとか、見た目としてすごくダイナミックな描かれ方がありましたし、今回ももちろんそういう描写はあります。でもそれ以上に体が前のめりになってしまう瞬間やちょっとした心の機微が感じられるところがこのシーズンが終結していっている、とすごく感じる話だったな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5Huluにて2月9日(金) より独占配信!(C)HJホールディングス
2024年02月08日「何をしていても楽しめる、それが僕の一番の長所」だと、川﨑皇輝は笑顔で語る。少年忍者のリーダーとしてのアイドル活動はもちろん、舞台やドラマ、バラエティ番組など、さまざまな作品に携わってきた彼のモチベーション、それが “楽しい”こと。そして今回、シアタークリエで上演される『町田くんの世界』でミュージカル初主演を果たす。ひとりの俳優・川﨑皇輝として、彼はこの作品をどう楽しもうとしているのだろうか。作品の世界観に忠実なミュージカルに漫画家・安藤ゆきが2015年~2018年に「別冊マーガレット」(集英社)で連載した『町田くんの世界』は、勉強も運動も苦手だけれど人間が好きで、周囲の人にも愛される高校生・町田一(まちだ・はじめ)の物語だ。単行本全7巻で描かれた優しく温かな世界は多くの人に愛され、2019年には実写映画化もされている。今回、ミュージカル化に挑むのは演出・ウォーリー木下、脚本・作詞にピンク地底人3号、音楽・作詞に和田俊輔をはじめとするスタッフ陣。そして、彼らは町田一役に川﨑を選んだ「シアタークリエは事務所に入所した時から毎年のようにライブで出演させていただいていて、少年忍者として初めての単独公演も行いました。たくさんのミュージカルを観させていただいた劇場でもありますし、思い出がすごく詰まっている。そんな劇場で、事務所の舞台ではない本格的なミュージカルに、しかも主演させていただけるなんて。お話をいただいた時はすごく嬉しかったけど、大丈夫かなっていう心配もあります。でも選んでいただいたからにはがんばろうと思って、準備を進めています」1月上旬の取材時は、準備稿の台本と冒頭の楽曲ができあがったという段階だった。既に原作を繰り返し読んでいるという川﨑は、どのように感じたのだろう。「漫画はとても心あたたまる作品で、すごくすてき。どういうふうにミュージカルにするのか、本当にミュージカルにできるのか、不思議に思った方は多いと思いますけど、僕も同じ感覚でした。でも届いた楽曲が、『町田くんの世界』をそのままミュージカルにしたらこうなるよね、という楽曲で、作品の世界観をとても忠実に表現している。それがすごく嬉しかったし、ある意味安心できたし、実際にこれをやるんだっていう実感がわいて楽しみにもなった。ここからしっかり創り込んでいこう、という気持ちになりました」先行して行われたビジュアル撮影が、実質的には初めて“町田くん” を演じた瞬間だった。町田くんのイメージに合うメガネを選び、髪も少し切り、制服を着てリュックを背負い、空を見上げる。撮影に参加したスタッフの「町田くんっぽいね」という声が、川﨑にとっての自信になったそうだ。「楽しみながら撮影させていただきました。町田くんってちょっと特殊で、天然で、誰よりも人間を愛していて、その愛もきょうだい的な愛というか、聖人みたいな面をすごく感じる。周りにクセの強いキャラクターが大勢いるけどその中でも“天然”で、でも間違いなく一番優しくていい人なのが町田くんで、その優しさによって周りの人たちも変わっていくんですよね。町田くんのそんなところを理解して近づいていけるように、今は台本と漫画を読み込んで、稽古が始まったらウォーリーさんにご相談しつつ共演する皆さんと一緒に演じていくうちに、お芝居も変わっていく。時間をかけて“ナチュラルボーン・人たらし” な町田くんになっていきたいですね」ミュージカル『町田くんの世界』メインビジュアル川﨑の話を聞いていると、町田くんを演じるための大きな課題は、その“ナチュラル”なところにあるようだ。舞台で演じるということ、特にミュージカルは、数多くの段取りから成り立っている。だがその作為的な部分を感じさせてしまったら、『町田くんの世界』は崩れてしまう。だからこそ、川﨑も誰かの頭を突然なでるような町田くんの行動がキザに見えてしまわないように、と表情を引き締めるのだ。「ミュージカルでもいける」と思ってもらえるようにここで、川﨑が漫画を読んで印象的だった場面を聞いてみた。すると、それは町田くんと同じ高校の生徒と別れ話をした、後輩の高嶋さくらを気遣った町田くんがうずくまっている彼女にそっとミルクティーの缶をあげるシーンだという。「町田くんは人の気持ちの弱っているところに気づいて、そこをフォローするのが得意なんですよね。でも、失恋して泣いている女の子の傍らにミルクティーを置いてくって、ちょっとやりすぎじゃないですか(笑)? しかも、何も言わずに去っていくなんてずるいですよね……(ため息)。他にも似たような場面はありますけど、その中でもミルクティーは、僕にとってはクリティカルヒットでした。町田くんとさくらのシーンは面白いし、その辺りからヒロインの猪原奈々も町田くんを意識して、自分の気持ちをどんどん出すようになっていく。いわば作品の変わり目になったシーンでめちゃくちゃ面白いし、大好きですね」こうした発言からも、キャラクターの心情や物語の構造といったところまで、川﨑は深く読み込んでいることがわかる。芝居に対する、彼のまっすぐな取り組み方が伝わってきた。「お芝居へのアプローチ法は、特に決まっていません。これまで一番多くやってきたことは、めちゃくちゃ時間がかかりますけど、ひたすら台本を読み続けること。繰り返し読んでいると、小説を読んでいて伏線回収をしているような感じで、どのセリフがどこから繋がっているものなのかがわかってくる。ひとつずつ解明しながら、ゆっくりたどり着いていくんです。でも、それもやりすぎると情報量が多くなりすぎてしまって、以前出演した舞台では台本を置いて芝居する時に頭が混乱してしまいました。だから最近では必要以上に考えすぎず、台本にも稽古の中で伝えられた指示などは書き込んでも自分の解釈は書かないようにしています。もしかしたら『町田くんの世界』では新しいやり方が見つかるかもしれないし、楽しい発見もできたらいいですね」では、これまでさまざまな作品に出演してきた川﨑にとって、演じることの楽しさや幸福感、手応えはどのような時に感じてきたのだろうか。「舞台だったら千穐楽を迎えて幕が下りた後や、家に帰った時に、やりきることができた嬉しさを感じるような気がします。千穐楽までの間にお客さんからのリアクションもすごくたくさん感じるし、その都度いろいろありますけど、やっぱり全部終わった時かな。ドラマだったら撮影がアップした時ではなく、オンエアが終わったところ。そこで、ひとつ務めきれたんじゃないかっていう気持ちになる。もちろん芝居している最中も、感覚がなじんでいくにつれて芝居自体もどんどん変わっていくのがすごく楽しい。それを踏まえて、全部終わった時にそれまでのことがフラッシュバックするような感じがして、一番印象に残ります」そうした達成感があるからこそ演じ続けられる、という部分もありそうだ。「達成感はどちらかというと副産物みたいなものですけど、それが大きいほど自分がどれぐらいがんばれたのか、しっかりできたのかを感じられることは確か。だから、それも大切ではありますね」『町田くんの世界』では、川﨑はどのような手ごたえを得るのだろう。千穐楽を迎えるまでに達成したい目標はあるだろうか。「町田くんに選んでいただいたということは、それだけ期待していただいているからじゃないですか。その期待を超えたい気持ちはあります。だから、川﨑は『意外とミュージカルもいける』じゃなくて『やっぱりミュージカルでもいける』と思ってもらえたら。それが次のミュージカル作品への出演に繋がればいいな、と思っています」その先に見据えているのは、例えば度々共演している堂本光一や、ずっと憧れているという櫻井翔といった、事務所の先輩たちの姿。既に帝国劇場で0番(舞台上センターの主演俳優の立ち位置)を経験している川﨑だが、これからも先輩たちのように舞台はもちろん、映像やバラエティ番組など、マルチに活躍していきたいと今後の希望を語る。とはいえ、先輩たちに追いつき、追い越すのは並大抵のことではない。「いつかは追い越さなきゃいけない、というのはあるんですけど、追い越すためにはいったん追いつかなきゃいけない。そこがやっぱり難しいところ。例えば櫻井さんは海外に行ってレポーターをやるなど僕がやりたいことをほとんどやってらっしゃるので。自分の世代だからこそのやり方で、後追いにならないように違いをみせていきたい」と意欲を燃やす。どの現場も「楽しい」と笑顔で向き合う川﨑は、そうした挑戦も軽やかに果たしていきそうだ。そして最後に、ミュージカル『町田くんの世界』を楽しみにしている皆さんへのメッセージを。「僕にとっては、ミュージカル初主演という記念すべき公演。でも、それを抜きにしても本当にすてきな作品ですし、ミュージカルとして純粋に楽しんでもらえる作品にしたいので精いっぱい努めます。ぜひ、楽しみにしていてください」シアタークリエが町田くんならではの世界観で満たされる公演は、3月29日(金)~4月14日(日)。その後、大阪公演あり。取材・文:金井まゆみ撮影:石阪大輔スタイリスト:柴田拡美(Creative GUILD)ヘアメイク:服部幸雄(メーキャップルームプラス)衣裳:ジャケット¥17,600 / soerte(株式会社アンティローザ TEL070-7645-3725)・ベスト¥4,180 / Lull(SPINNS TEL0120-011-984)・シャツ¥28,600 / CULLNI(CULLNI FLAGSHIP STORE TEL03-6416-1056)・眼鏡¥35,200 / 眼鏡(白山眼鏡WALLS TEL03-5468-0397)、その他スタイリスト私物<公演情報>ミュージカル『町田くんの世界』原作:安藤ゆき『町田くんの世界』(集英社マーガレットコミックスDIGITAL 刊)演出:ウォーリー木下脚本・作詞:ピンク地底人3号音楽・作詞・演奏:和田俊輔出演:川﨑皇輝長澤樹神里優希斎藤瑠希礒部花凜大月さゆ浜崎香帆岩橋大鶴岡政希湖月わたる吉野圭吾【東京公演】2024年3月29日(金)~4月14日(日)会場:シアタークリエ【大阪公演】2024年4月19日(金)~4月21日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報()公式サイト
2024年02月02日視聴率や見逃し配信再生数の数字には表れてこなくても、2023年、夢中になって観た心に残るドラマに出演していた“あの俳優”たち。クール連続で出演する俳優も少なくない中、特に印象的な活躍で話題を呼んだ小芝風花、生見愛瑠、前田公輝、萩原利久、當真あみ、水上恒司をピックアップした。小芝風花連ドラ出演は「大奥」で5作連続2024年1月よりフジテレビ新木曜劇場「大奥」に主演する小芝風花の、2023年の活躍ぶりは目を見張るものがあった。4月期は金曜ナイトドラマ「波よ聞いてくれ」(テレビ朝日系)で主演、原作漫画に合わせて金髪に変身し、がなり声のマシンガントークが持ち味のラジオパーソナリティ・鼓田ミナレを快演。毎回あり得ない事件に巻き込まれるミナレの豪快でテンポのよいしゃべり、原菜乃華との名コンビぶりや平野綾とのセリフ合戦なども相まって深夜ドラマで異彩を放った。続いて、「転職の魔王様」(カンテレ・フジテレビ系)では“転職の魔王様”の異名を持つ敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田凌)の相棒となる、大手広告代理店をパワハラで退職した未谷千晴役に。前作の“フリーダム”なキャラクターとは180度転換。来栖が求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣に一刀両断しながら働く自信と希望を取り戻させる様に、千晴自身も救われていった。10月期の「フェルマーの料理」(TBS系)には、レストラン「K」に縁を持つ唯一の女性シェフ・赤松蘭菜として出演し、包丁さばきも練習して料理に挑戦。「みをつくし料理帖」「銀二貫」高田郁の原作をドラマ化した「あきない世傳 金と銀」(NHK BS・NHK BSプレミアム4K)では時代劇初主演。“商いの戦国時代”を生き抜く呉服屋で働く女性を演じている。来たる木曜劇場「大奥」を含めると、連続ドラマ出演は5作連続。今度は、江戸中期を舞台に第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられる公家の五十宮倫子役に扮する。「どんな環境に置かれても、何度打ちのめされようと変わらない根のまっすぐさは、家治にとって希望になるのでは」と自ら語るように、小芝さん演じる倫子の素直さ、芯の強さがカギとなりそうだ。木曜劇場「大奥」(C) フジテレビさらに、石川・加賀温泉のピンチを“和風タップダンス”で乗り越えようとする女将を演じる映画『レディ加賀』が2024年2月2日(金)より石川県先行公開、2月9日(金)より全国公開され、また新たな姿を見せてくれるだろう。木曜劇場「大奥」は2024年1月18日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回75分スペシャル)。小芝風花2011年に「ガールズオーディション2011」でグランプリを獲得し、翌年俳優デビュー。初主演映画『魔女の宅急便』(14)で第57回ブルーリボン賞・新人賞、第24回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞。NHK連続テレビ小説「あさが来た」にヒロインの娘役で出演、「トクサツガガガ」や「妖怪シェアハウス」シリーズのコメディ演技で魅力を振りまき、韓ドラのリメイク「彼女はキレイだった」にも出演した。生見愛瑠自然体の演技に絶賛続出これまで、ドラマ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(21)のハチ子役や、『モエカレはオレンジ色』(22)のヒロインとして映画初出演を果たすなど演技経験はあったものの、今年相次ぐドラマ出演で熟練者たちに囲まれ、その才能を開花させて注目を集めているのが、“めるる”こと生見愛瑠。『湯道』では小日向文世と親子役2023年4月期の月9ドラマ「風間公親 ‐教場0‐」(フジテレビ系)第4話に大学生の妊婦役でゲスト出演し、モデル活動やバラエティでは見せることのないシリアスな演技を披露、「引き込まれた」という声が続出した。4月期「日曜の夜ぐらいは…」(ABCテレビ・テレビ朝日系)ではちくわぶ工場で働きながら陰湿ないじめを受け、その外見や母親の奔放さに苦悩や葛藤を抱えてきた“わぶちゃん”こと樋口若葉役を演じた。歯に衣着せぬ若葉のセリフにはスカッとした方も多いはず。共演には清野菜名、岸井ゆきの、祖母役で宮本信子、さらには岡山天音、和久井映見ら錚々たる顔ぶれの中でもブレない存在感を発揮した。そして、10月期は「セクシー田中さん」(日本テレビ系)だ。木南晴夏扮する田中さんの熱烈なファンとなり、友情を深めてベリーダンスを始めたり、新しい自分の可能性を見出したりと成長を続ける倉橋朱里を好演。特に朱里が田中さんにかけた「1つひとつは些細なことでも、集めれば生きる理由になる」という言葉には多くの共感が寄せられ、今年最高のエンパワーメント・ドラマの根幹を担っていた。また、川村壱馬演じる進吾、前田公輝演じる小西との恋の行方にも注目が集まった。「日経トレンディ」が選ぶ“2023年の今年の顔”にも選ばれた生見さん。今後の俳優活動も見逃せない。生見愛瑠2012年にモデルデビュー。「ニコ☆プチ」「Popteen」を経て現在は「CanCam」(小学館)の専属モデルを務める。バラエティ番組にもレギュラー出演しながら、俳優として映画『モエカレはオレンジ色』で第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。生田斗真主演映画『湯道』も2023年2月に公開された。前田公輝「セクシー田中さん」小西が“人生キャラクター”に「セクシー田中さん」で、俳優人生の代表作となるような“人生キャラクター”に巡り合ったのが前田公輝だ。芸歴26年に及ぶ彼は、「HiGH&LOW」シリーズの轟洋介役やNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の砂川智役などで広く注目を集めると今年、大躍進。「セクシー田中さん」では生見さん演じる朱里を本気で好きになり、真っ直ぐな思いを預けつつ、川村壱馬演じる進吾には“スペックだけでモテてきた”苦悩を打ち明けて意気投合。その感情の揺らぎを繊細に演じた。川村さんとは『HiGH&LOW THE WORST』シリーズでも共演しており、また、友人役で同シリーズの“盟友”小田島役の塩野瑛久がゲスト出演したことでもファンは歓喜。さらに、山田裕貴主演ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日君と」(4月期/TBS系)で演じたのは、正義感に溢れた消防士・白浜優斗(赤楚衛二)が慕う職場の先輩・高倉康太。優斗の必死さの原動力となった人物だった。7月期には2本のドラマに出演。「癒やしのお隣さんには秘密がある」(日本テレビ系)では主人公・蓬田藤子(田辺桃子)と同じ部署の皮肉屋な先輩、柏木隆役に。スピンオフとなる配信オリジナルのエピソード「ふたりの御曹司」では、同じ「天才てれびくん」出身者である小関裕太と2ショット共演した。また、小芝さんが出演していた「転職の魔王様」(カンテレ・フジテレビ系)では来栖(成田凌)を一方的にライバル視する転職エージェント会社「シェパードキャリア」の営業エース・横山潤也役を演じた。AmazonOriginal映画『ナックルガール』シャープな眼鏡やスーツ姿もハマる一方、AmazonOriginalによる日韓合作・本格アクション映画『ナックルガール』では、主人公・蘭(三吉彩花)の元恋人で、向こう見ずな彼女を心配しながらも盾となって協力するケンカに強い神谷役で存在感を見せた。加えてNHKドラマ10「大奥」Season2【医療編】や、ミュージカル「スリル・ミー」と幅広い活躍ぶりだった前田さん。次回作となる福士蒼汰主演×遊川和彦脚本「アイのない恋人たち」(ABCテレビ・テレビ朝日系)では、“見る目(eye)のない男”郷雄馬役を演じるというから楽しみだ。「アイのない恋人たち」は2024年1月21日より毎週日曜22時~ABCテレビ・テレビ朝日系にて放送。前田公輝6歳のとき、ホリプロ・インブルーブメント・アカデミーに1期生として入所し芸能界入り。「天才てれびくんMAX」のてれび戦士を2003年から06年まで務め、以降、ドラマ「ごくせん」や「アルジャーノンに花束を」など多数のドラマ・映画に出演。1月には自身初となる単独ライブ「前田公輝×桑山哲也 the BandスペシャルLive『DÉFI』」も決定している。當真あみ次世代ブレイク俳優の存在感2022年の「妻、小学生になる。」(TBS系)がドラマデビューながら、“新人らしからぬ”存在感で一目置かれているのが當真あみだろう。今年は1月期の日曜劇場「Get Ready!」(TBS系)に続いて、ZIP!朝ドラマ「パパとなっちゃんのお弁当」(日本テレビ系)でヒロインを務め、ドラマファンを唸らせたNHKドラマ10「大奥」【8代・徳川吉宗編】では後の老中・田沼意次(松下奈緒)の若き日である徳川家重の小姓・龍を演じ、登場シーンはそれほど多くないながらも印象を残した。さらに「どうする家康」(NHK)にて徳川家康(松本潤)と瀬名(有村架純)の長女・亀姫役にも抜擢され、大河ドラマ初出演。また、7月期「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)では鵜久森さん(芦田愛菜)に思いを寄せる東風谷葵役でも、落ち着いた演技を見せた。「カルピスウォーター」の14代目テレビCMキャラクターにして、過去に戸田恵梨香や小松菜奈、浜辺美波、八木莉可子などが務めてきた「京都きもの友禅」のイメージモデルも務め、まさに次世代俳優の代表格。また、田島列島原作の映画『水は海に向かって流れる』では第78回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞にノミネート。FOD× Prime Video「僕の手を売ります」ではオダギリジョーと尾野真千子演じる夫婦の娘・大桑丸子役で、新境地ともいえる“陽”の雰囲気を纏った高校生を演じた。『水は海に向かって流れる』2024年1月からは日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(TBS系)にて芦田さんと再共演、“晴見フィル”に入ることになる、クラシックにハマっていく谷崎天音役でどんな姿を見せてくれるのか期待が高まる。「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は2024年1月14日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(※初回25分拡大)。當真あみ地元・沖縄でスカウトされ、リクルートのCMに抜擢。金曜ドラマ「妻、小学生になる。」(22)でドラマ初出演にして中学生の天才小説家・出雲役を演じる。「オールドルーキー」「霊媒探偵・城塚翡翠」、アニメ映画『かがみの孤城』(主演声優)と相次いで出演。映画『忌怪島/きかいじま』でも謎めいた少女を演じた。萩原利久世間に“見つかった”躍進の年©寺中一桂子役から活躍してきた萩原利久は、2021年に放送された「美しい彼」(毎日放送)が大きな転機となった。同作で吃音症の孤独な高校生・平良一成役を演じた萩原さんが「WEIBO Account Festival 2022」優秀躍進俳優賞を、圧倒的カリスマ・清居奏を演じた八木勇征が同・優秀新人俳優賞、2人で話題俳優ペア賞を受賞するなど、日本のみならず海外にもファンが拡大。今年は、2人の愛の続きを描いたドラマシーズン2が放送、劇場版『美しい彼~eternal~』も公開されて話題を呼んだ。『劇場版美しい彼~eternal~』4月期のドラマでは、新感覚の禁断グルメラブストーリー「月読くんの禁断お夜食」(テレビ朝日系)に月読悠河役で主演。トリンドル玲奈演じるカリスマ・パーソナルトレーナーに振る舞う“禁断の夜食”やキッチンに立つ姿が週末の深夜を賑わせた。かと思えば、7月期には月9ドラマ「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)で、口下手でときに辛辣すぎるが恋愛を通して少しずつ変わっていく臨床研修医・佐々木修を好演。その不器用さや素直さを“応援したくなる”人が続出した。そして、10月期には恋愛ドラマの名手・浅野妙子が書き下ろす純愛物語「たとえあなたを忘れても」(ABCテレビ・テレビ朝日系)にて、同じく2023年「大奥」や「風間公親 ‐教場0‐」などで注目を集めた堀田真由と4度目の共演で恋人同士に。過去の経験から記憶障がいをもつ、キッチンカーを営む青年・青木空役で胸に迫る切ない演技を見せた。「今までトップクラスに難しかった」とふり返る役柄も、これからの大きな糧となったはず。また、菅田将暉主演の映画『ミステリと言う勿れ』に、広島・狩集家の遺産相続者のひとり、波々壁新音(ははかべ・ねお)役で出演。その言動とは裏腹に、どこか愛らしいところのあるキャラクターとなっていた。2024年は日本テレビ系ドラマ初主演を務める「めぐる未来」から幕開け。辻やもりによる同名コミックを実写ドラマ化するタイムリープサスペンスで、早見あかりと共演する。プラチナイト木曜ドラマ「めぐる未来」は2024年1月18日より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。映画『キングダム』シリーズでは橋本環奈と共演萩原利久2008年に子役としてデビューし、近年は「3年A組-今から皆さんは、人質です-」や映画『十二人の死にたい子どもたち』『帝一の國』などで頭角を現す。2023年は映画『おとななじみ』にも出演、『キングダム 運命の炎』に続き、2024年7月12日公開『キングダム 大将軍の帰還』でも秦の軍師見習い・蒙毅(もうき)を続投する。水上恒司月9から朝ドラまで精悍さが魅力に2022年9月1日より改めて本名で再スタートを切った水上恒司。現在、NHK大河ドラマ「青天を衝け」と同じ制作スタッフのもと、連続テレビ小説「ブギウギ」で趣里演じるヒロイン・スズ子の運命の人となる村山愛助役を演じて注目を集めている。水上さん演じる愛助は大阪の演芸会社・村山興業の御曹司。スズ子のモデルは戦前~戦後に活躍した歌手・笠置シヅ子だが、愛助のモデルとなったのは吉本興業の創業者の息子で、結核で早逝した吉本穎右とされている。さまざまな逆境を2人で乗り越え、共に歩もうとした日々がスズ子の人生に大きな影響を与えていく、という重要な役どころだ。ふり返れば、真夏の恋愛群像劇「真夏のシンデレラ」では、主人公のカップル・夏海(森七菜)&健人(間宮祥太朗)と愛梨(吉川愛)&修(萩原さん)とともに、シングルマザーの理沙(仁村紗和)と水上さん演じるライフセーバーで小児科医の早川宗佑との関係も注目の的に。そして現在ヒット中の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では、戦時中の日本にタイムスリップしてしまった高校生の百合(福原遥)を助ける特攻隊員・彰を熱演中。2024年2月2日公開の『熱のあとに』では、橋本愛演じる主人公・沙苗に“襲われる”ホスト・隼人役に。2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件にインスパイアされて生まれた作品で、これまでにない役柄に挑む。公式Instagramには短編映画『モノローグエレベーター』の一部映像も公開水上恒司2018年、有村架純主演「中学聖日記」で鮮烈なデビューを飾り、『望み』『弥生、三月-君を愛した30年-』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞(当時の芸名は岡田健史)。そのほか、ドラマ「いとしのニーナ」「MIU404」、映画『そして、バトンは渡された』『死刑にいたる病』(初主演)などに出演。品川ヒロシ監督・脚本『OUT』にも参加した。(上原礼子)
2023年12月29日女優の安達祐実が28日、インスタグラムを通じ、カメラマン・桑島智輝氏との離婚を発表した。○「私たちの写真は今後も続く」「我我は続きます」安達は、「私事ではありますが、この度、カメラマンの桑島智輝さんと離婚いたしました」と報告し、「10年という時間を共に過ごしてこられたことに、とても感謝していますし、私たちの写真は、変化を重ねながら今後も続いていきます」と吐露。そして、「これからも子供達との暮らしを楽しく大切に過ごしていけたらと思っております」と心境をつづり、「年の瀬にこのようなプライベートなご報告となり、失礼いたしました。今後も、母として、俳優として、これまで以上に精進して参ります」と決意を新たにした。一方の桑島氏は、自身のインスタグラムに「色々あったりなかったりしますが、家族も私も元気です」「今年も大変お世話になりました」「来年は馬車馬の様に働きますので、皆様何卒よろしくお願いいたします」と投稿。「あと、我我は続きますDANKE」と書き加えている。安達は、2005年9月にお笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤と結婚。2006年4月に第1子女児を出産し、2009年1月に離婚した。その後、2014年11月に桑島氏と再婚し、2016年7月に第2子となる男児を出産。2019年には、桑島氏が安達を毎日撮影した写真をまとめた『我我』を出版したことでも話題になった。
2023年12月28日2023年12月28日、俳優の安達祐実さんがInstagramを更新。夫でカメラマンの桑島智輝さんと、離婚したことを報告しました。安達祐実が離婚を発表安達さんは「私ごとではありますが、この度、カメラマンの桑島智輝さんと離婚いたしました」と報告し、自身の想いをこのようにつづっています。10年という時間を共に過ごしてこられたことに、とても感謝していますし、私たちの写真は、変化を重ねながら今後も続いていきます。そして、これからも子供達との暮らしを楽しく大切に過ごしていけたらと思っております。_yumi_adachiーより引用 この投稿をInstagramで見る 安達祐実(@_yumi_adachi)がシェアした投稿 また最後は「今後も、母として、俳優として、これまで以上に精進して参ります」と締めくくっていました。安達さんは、2005年にお笑いコンビ『スピードワゴン』の井戸田潤さんと結婚。翌年に第1子となる女児を出産し、2009年に離婚しました。そして、2014年に桑島さんと再婚。2016年に第2子となる男児を出産しています。安達さんが「私たちの写真は、変化を重ねながら今後も続いていきます」という通り、桑島さんとは、夫婦とはまた違う形で、関係を築いていくのでしょう。それぞれの道へ進む家族の今後を、見守りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年12月28日現在放送中のドラマ「セクシー田中さん」がクランクアップを迎え、主演の木南晴夏をはじめ、生見愛瑠、毎熊克哉、川村壱馬(THE RAMPAGE)、前田公輝、安田顕がその思いを語った。田中さん役の木南さん、朱里役の生見さん、笙野役の毎熊さん、進吾役の川村さん、小西役の前田さんは、同時クランクアップとなり、最後はとあるイベント会場でベリーダンススクールの一同がダンスを踊るシーンとなった。前田さんは、周囲からもらったという小西役への反響を交えながら、「ドラマと現実の間で、素敵な時間だったなと感じました」と思いを述べ、川村さんは「本当にいつも優しく温かい現場で、『こんな現場ないな』と撮影に来るたびに感じていました」と周囲に感謝した。また、「笙野というキャラクターを自分がやり切れるのかという不安があった」と言う毎熊さんだが、「皆さんのおかげで自分も最後まで楽しく演じることができました」と充実の表情を見せた。そして、強火田中担の演技が話題となった生見さんは「すごくあっという間で、すごく楽しかったです」と撮影をふり返り、「私自身、朱里という役にすごく助けられて、いっぱいいいセリフがあったんですが、『ひとつひとつは些細だけどたくさん集めると生きる理由になるじゃないですか』っていうセリフがすごく好きで。皆さん大変な中、毎日毎日撮影してきたからこそ、今日を迎えることができて、すごくハッピーな日になりました。めっちゃ大好きな作品です!初のストーカー役楽しかったです(笑)」と挨拶。GP帯初主演とベリーダンスという2つのプレッシャーを抱えながらも走り抜けた日々を回想し、思わず涙した木南さんは、「泣かないって決めてたのに!(笑)」と言いつつ、「ダンスとお芝居といろんなことに追われていたんですが、この間のクリスマスイベントのシーンが終わって、ようやく肩の力が抜けたというか……。そこからやっと楽しい!って思えるようになりました(笑)。そう思ってから『みんなとこうやってダンススタジオで踊っているシーンを撮るのは最後なんだ』とか『朱里ちゃんと田中さんとしてこうやって向き合うのは最後なんだ』と思うと、ワンシーン、ワンシーン宝物のように感じて、すごく楽しかったです。皆さんと過ごす一瞬、一瞬が本当に愛おしい時間になりました」とコメントした。一足早く、「Sabalan」のシーンでクランクアップを迎えた三好役の安田さんは、「撮影はまだまだ続くと思いますけれど、無事全うされますようお祈り申し上げます」と一同を気遣いつつ、感謝の気持ちを語った。最終話あらすじ三好(安田顕)のキスを受け入れることができず、自分の気持ちがわからなくなってしまった田中さん(木南晴夏)。ベリーダンスに真剣に向き合おうとひたすら練習するが、思うように踊れなくなってしまう。そんな中、愛子(未唯mie)が帰国し、「Sabalan」のクリスマスイベントを勝手に自分の生誕祭に変えてしまう。田中さんと朱里(生見愛瑠)は、愛子のスパルタ指導を受けることになる。一方、久しぶりに「Sabalan」を訪れた笙野(毎熊克哉)は、三好に自分の思いを吐露する。「無難な人生なんてない」と笙野を諭した三好は、クリスマスイベントには必ず来るように笙野に言い渡す。自分らしさを取り戻すことができず、Miki先生(高橋メアリージュン)からレッスンを禁止されてしまった田中さん。ふみか(朝倉あき)を連れて、悦子(市毛良枝)の見舞いに行く笙野。メイクと真剣に向き合う朱里と、そんな朱里との将来を考え始める小西(前田公輝)。それぞれが小さな一歩を踏み出すためにもがき続ける先に、待ち受ける未来とは…?「セクシー田中さん」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月23日木南晴夏が主演を務める「セクシー田中さん」の9話が12月17日に放送。小西の恋が急展開する朱里の返しに「過去イチ可愛い」や「特大照れしました」などの声が上がっている。「砂時計」や「Piece」など、数々の人気漫画を生み出している漫画家・芦原妃名子の同名漫画が原作の本作は、登場人物たちの出会いがポジティブな化学反応を起こしていく物語。ベリーダンサーとして活動する主人公・田中さんを木南晴夏、田中さんの同僚で彼女のファン・倉橋朱里を生見愛瑠、女性への偏見が強かったものの田中さんとの出会いで大きく変化した商社マン・笙野浩介を毎熊克哉、笙野の母親・悦子を市毛良枝、笙野のお見合い相手・ふみかを朝倉あき、笙野の同僚で朱里を好きな小西を前田公輝、田中さんの憧れの人でサバランの店主・三好を安田顕、ベリーダンススクールの講師・Miki先生を高橋メアリージュンが演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。母・悦子(市毛良枝)から勧められた女性・ふみか(朝倉あき)とお見合いすることになった笙野(毎熊克哉)。ふみかの体調への気遣いや母のことを思いやる姿、家庭への価値観に好感を持たれた笙野は、結婚を前提に付き合うことになる。その話を小西から聞いた田中さん(木南晴夏)は、動揺を隠せない。また、田中さんはクリスマスイベントで一緒にステージに立つ約束をしたにも関わらず顔を見せない笙野を待ちながら、ひたすら練習を続ける。そんな姿を見た三好(安田顕)は、「笙野くんの代わりに俺が出ちゃダメかな?」と田中さんを誘う。一方、朱里(生見愛瑠)は老人ホームのメイクボランティアに参加し、さらにメイクの仕事にやりがいを感じていた。徐々に距離を縮めていた小西(前田公輝)からはついに「付き合って」と告白され――というのが9話の展開。メイクボランティアの後、小西と飲んだ朱里は、少し早い誕生日プレゼントに大喜び。それは、朱里がずっと欲しがっていたメイクブラシのセットだった。喜ぶ朱里に、小西は「惚れ直したでしょ?」と冗談で聞くが、朱里は「うん」と返事。さらに満面の笑みを浮かべて「うん、大好き」と言うのだった。それを聞いた小西は、やや放心状態に。そんな朱里の「大好き」発言に、SNSでは「あかりちゃんの「大好き」はほんっっっと過去イチ可愛い。あの笑顔はすさまじい」や「あかりちゃんの「大好き」に撃ち抜かれてるコニシ好き」、「朱里ちゃんの「大好き」で特大照れしました」などの声が。また、田中さんが憧れの三好さんから距離を縮められるもキス直前に笙野のことを思い出して拒否したり、一方の笙野も婚約者との会話中に田中さんのことを思い出したりと、お互いに感情が迷走中。最終回直前ということもあり、「三好さんと笙野と田中さんはどうなるの…」や「明らかに笙野に気持ちが傾いている田中さん。いつの間にか心の近くに三好さんより笙野がいる。最終回なんて耐えられん」、「笙野の中にも、田中さんの中にも、お互いがいるんだね…もう次回最終回。どうなるの…もっと観ていたかったな」などの声が上がっており、最終回に期待が高まる。【第10話あらすじ】三好のキスを受け入れられず、自分の気持ちがわからなくなった田中さんは、ベリーダンスに真剣に向き合おうと練習に打ち込むも、思うように踊れなくなってしまう。そんな中、愛子(未唯mie)が帰国。いつもの自由さを発揮し、「Sabalan」のクリスマスイベントを勝手に自分の生誕祭に変えてしまう。そして、田中さんと朱里は、愛子のスパルタ指導を受けることに。一方、久しぶりに「Sabalan」を訪れた笙野は、三好に自分の思いを吐露。「無難な人生なんてない」と笙野を諭した三好は、クリスマスイベントには必ず来るよう言い渡す。自分らしさを取り戻せず、Miki先生(高橋メアリージュン)からレッスンを禁止されてしまった田中さん。ふみかを連れて、悦子の見舞いに行く笙野。メイクと真剣に向き合う朱里と、そんな朱里との将来を考え始める小西。そんな彼らを待ち受ける未来とは――。「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月18日木南晴夏、生見愛瑠、毎熊克哉、前田公輝らが出演するドラマ「セクシー田中さん」。この度、主題歌を担当する「LE SSERAFIM」のキム・チェウォン(KIM CHAEWON)とサクラ(SAKURA)が、撮影現場をサプライズ訪問した。この日は、情報番組の取材と聞いてスタンバイしていた、田中さん役の木南さんと朱里役の生見さん。そこにキム・チェウォンとサクラが花束を手に現れると、喜びのあまり悲鳴を上げ、抱き合って歓喜。木南さんと生見さんは、「LE SSERAFIM」の大ファンだそうで、「さっきたまたま(LE SSERAFIMが)スタジオに来てくれないかな~って冗談で話していたんです。だから本当にびっくり!」と木南さん。生見さんも「朱里で言ったら急に田中さんが目の前に現れた!みたいな感じ。すごく嬉しかったです!」と笑顔に。サクラは「キャストの方々にもぜひお会いしたいとずっと思っていたところ、実はお2人が今年の夏に行われた私たちの単独コンサートツアーを見に来てくださったんです!今日もこうしてサプライズでお話しできて嬉しいです」と話し、主題歌が流れる映像を実際に見た際のことをふり返ったキム・チェウォンは「ドラマの中で絶妙なタイミングで私たちの『ドレスコード (Prod. imase)』が流れて、本当にびっくりしました。嬉しかったです」とコメントしている。主題歌について木南さんと生見さんも「最初に聞いたときから、ドラマの世界観とぴったりだなと思いましたし、歌詞が田中さんと朱里ちゃん2人の状況にマッチしていて。皆さんの優しい歌声も心を震わせてくるというか、ドラマの盛り上がりと一緒に『ドレスコード (Prod. imase)』という曲がさらに背中を押してくれるような楽曲だなと思いました」(木南さん)、「テンポ感があって、ドラマがコメディーチックに終わるときも、いいセリフで終わるときも、ぴったり合うんですよね。歌詞の内容も田中さんと朱里の心情にすごくマッチしているので、感動しています」(生見さん)と感想を。今後のドラマの見どころについては、木南さんは「田中さんが、2人の男性(笙野と三好)に対してどうなっていくのか…田中さんが自分でもどういう気持ちなのか見えなくて悩みながらの第9話、そして最終話と発展していきます」と説明し、生見さんは「朱里は(小西と)結構ハッピーな雰囲気ですが、そこにまた新しい展開が待っています。ぜひ楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。第9話あらすじ母・悦子(市毛良枝)から勧められた女性、ふみか(朝倉あき)とお見合いすることになった笙野(毎熊克哉)。ふみかの体調や母のことを思いやる姿、家庭への価値観に好感を持たれ、結婚を前提にお付き合いすることに。その話を小西(前田公輝)から聞いた田中さん(木南晴夏)は動揺を隠せない。クリスマスイベントで一緒にステージに立つ約束をしたにも関わらず顔を見せない笙野を待って、ひたすら練習を続ける田中さん。そんな姿を見た三好(安田顕)から、「笙野くんの代わりに俺が出ちゃダメかな?」と誘われる。一方の朱里(生見愛瑠)は、老人ホームのメイクボランティアに参加し、さらにメイクの仕事にやりがいを感じていた。徐々に距離を縮めていた小西からは「付き合って」とついに告白され…。「セクシー田中さん」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月15日木南晴夏が主演を務める「セクシー田中さん」の7話が12月3日に放送。小西と進吾が居酒屋で本音を語る展開に「共感しかない」「メッセージ性がいい」などの声が上がっている。芦原妃名子の同名漫画が原作の本作は、登場人物たちの出会いがポジティブな化学反応を起こしていく物語。ベリーダンサーとして活動する主人公・田中さんを木南晴夏、田中さんの同僚で彼女を全力で推す倉橋朱里を生見愛瑠、女性への偏見が強かったものの田中さんとの出会いで大きく変化している商社マン・笙野浩介を毎熊克哉、笙野の同僚で朱里を好きな小西を前田公輝、田中さんの憧れの人でサバランの店主・三好を安田顕、ベリーダンススクールの講師・Miki先生を高橋メアリージュン、朱里の元友人でブラック企業に勤める進吾を川村壱馬が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小西(前田公輝)と手をつないでマンションに帰った夜、進吾(川村壱馬)と鉢合わせしてプチパニックになった朱里(生見愛瑠)は、自分の知らない間に進吾と小西が意気投合して飲みに行くことになったことを知り、動揺のあまり小西を傷つけるような発言をしてしまう。その後、予定通り進吾と飲んだ小西は、朱里とケンカしたことを告白。素で喧嘩した女性と仲直りした経験がないことやチャラさの影で昔から心にわだかまっていた悩みを告白するのだった。そんな小西に共感した進吾は、朱里へのある伝言を託す。また同じ頃、田中さん(木南晴夏)の家に押しかけた朱里も、小西へのモヤモヤした思いをぶちまけていた。そして小西に謝ることにした朱里は、無事、小西と仲直りする。一方、笙野(毎熊克哉)から「オリエンタルディナーショー」に誘われた田中さんは、朱里から「デートを楽しんで」と言われ、キャパオーバーに。また、笙野も同僚から田中さんとの関係を「羨ましい」と言われ意識しており――というのが7話の展開。進吾とお酒を飲んだ小西は、長いことモテた経験がなく好きになったタイプの女の子にはいつも振られていたこと、良い大学に入ってからは大学名だけで他校の女子にモテだし、商社に就職してからは女の子の方から連絡先を渡してくるようになったことを告白。そして、かつて振られた子と同窓会で再会し、名刺を渡したら彼氏がいるにも関わらずすぐに良い関係になり一気に想いが色褪せた過去を告白するのだった。それ以来若くて可愛い女の子との出会いを求めるようになった小西は、「でも俺、なにが欲しかったんだっけ」と胸の中を曝け出す。一方、小西の本音を聞いた進吾も、ブラック企業に勤めていたものの辞められずにいたことを告白。そして朱里のダンスに力をもらい、一歩前に踏み出したことを伝言として託すのだった。そんな登場人物たちの本音が見える展開にSNSでは「ひょうひょうとして本音のみえない小西の本音がわかりみすぎて共感しかないし、やっぱり本音は大事だし、も一度あかりちゃんに向かい合ってくれて嬉しい」や「男性側の生きづらさが垣間見える、いい回だった」、「小西、進吾にスポット当てて、男の学歴年収、女の若さ可愛さっていう根強くも残る部分に斬り込んでるの非常に良い。自分を助けられるのは自分だとか、尊重だとか、メッセージ性が良いね」などの声が。また、笙野とのデートを意識しすぎた田中さんは、整形メイクやツヤ感、デカ目メイクなど色々なメイクを取り入れて大変なことに。そんな田中さんを見た笙野は驚きのあまり悲鳴を上げるが、そのまま余計なことは何も言わずお店へと向かうのだった。そして飲みすぎた笙野は、帰り道田中さんに失礼な発言をしたサラリーマンに「確かに今日の田中さんのメイクはやばいけど、本当は綺麗なんだよ、この人は。誰よりも」「お前らにはわからないかもしれないけど、俺にはわかる。ほら謝れよ」と反撃。そんな笙野の変化に「とんでもない厚化粧の田中さんとデートを続ける笙野、最高でした」や「人目を気にせずそのままデート楽しむ笙野が人として最高にいい奴だった」、「笙野、田中さんのメイクがヤバくても田中さんのことを本当は綺麗だとか、デートを楽しかったって言えるの、田中さんのこと本当に尊敬してるし好きだよね」などの声が上がっている。【第8話あらすじ】田中さんに心無い言葉をかけた男たちから彼女を守ろうとした笙野は、うっかり転んで靭帯を損傷。また、田中さんが慣れないメイクで笙野とのデートに挑んでしまったことを知った朱里は、プチプラメイクで田中さんを変身させようとするが、得意のモテメイクは田中さんには通用しなかった。そこでリベンジを誓った朱里は、小西の協力も得て、田中さんに似合うメイクを研究することに。一方、四十肩の時助けてもらったお礼に、今度は笙野を助けようと手料理を持って家を訪れた田中さん。するとそこに、笙野の母・悦子(市毛良枝)が突然やって来て、田中さんを家政婦と勘違いする。しかし田中さんと意気投合した悦子は、一緒に歌舞伎を見に行く約束をしてウキウキ。一方で笙野に若い女性とのお見合いを勧める。そんな中、笙野は頑固な父・正晴(螢雪次朗)と悦子の間に、何かあったのではないかと心配する。また、メイクの楽しさを知った朱里に変身させてもらった田中さんは、悦子との待ち合わせ場所に向かい――。「セクシー田中さん」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年12月04日タレントの川崎皇輝(※崎はたつさき)が、ミュージカル『町田くんの世界』で主演を務めることが30日、明らかになった。同作は安藤ゆき氏による人気コミックの初ミュージカル化作。物静かで、頭が良さそうな外見とは裏腹に成績は中の下、アナログ人間で不器用なのに運動神経は見た目どおりの町田くん(川崎)が、周りのみんなを変え、みんなに愛されていく新感覚人間ドラマとなる。今回のミュージカル化では、町田くんの見えている世界を具現化し、町田くんや周りの人々の気持ちを共有し、“世界は美しい”という事を表現することが狙いだという。その肝となる演出を、デジタル技術とアナログな演劇技巧を融合させた演出で、東京2020パラリンピック開会式や、ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』、演劇『ハイキュー!!』等、実力と柔軟性を備えた注目の演出家・ウォーリー木下が手がける。音楽は、舞台『鬼滅の刃其ノ肆遊郭潜入』などの和田俊輔が担当し、脚本は『華指1832』等で数々の戯曲賞に輝く新進気鋭の劇作家・ピンク地底人3号が務める。主人公の「町田くん」には、本年2023年のテレビ朝日ドラマ『拝啓、奇妙なお隣さま』でも主演を果たした、川崎皇輝が決定し、ミュージカル初主演。ヒロインの猪原奈々役は、来年2024年春公開の映画『愛のゆくえ』の主演で注目を集める長澤樹が務める。町田くんの友人となる氷室雄役は舞台『キングダム』ほか、数多くの人気作に出演する神里優希が演じるほか、斎藤瑠希、礒部花凜らフレッシュな若手実力派も結集。元・宝塚歌劇団星組トップスターの湖月わたる、ミュージカルを中心に唯一無二の存在感を放つ吉野圭吾と、各界で活躍する豪華キャストが揃った。東京公演はシアタークリエにて2024年3月29日〜4月14日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて2024年4月19日〜4月21日。○■川崎皇輝 コメント初めてこの作品を読ませていただいた時、本当に心が温まる素敵な作品だと感じました。主人公の町田くんは、誰よりも大きな優しさを持ち、その上可愛らしい一面も持ち合わせた素敵な青年です。そんな町田くんを、心から精一杯演じますので、是非楽しみにしていただけると嬉しいです。○■長澤樹 コメント初めてのミュージカルでとてもドキドキしています!歌や踊りやお芝居で猪原奈々ちゃんを精一杯表現したいと思います。そして繊細な心の動きを丁寧に、全身を使って皆さんにお伝え出来るよう頑張ります!○■演出:ウォーリー木下 コメントこの作品には現実のことしか描かれていないようにも思えるし、まったくのファンタジーにも思える。それでも紛うことなき「今の日本」が描かれていると思うし、この社会の持つ「息苦しさ」を脱出する、酸素ボンベのような漫画に思えた。これをミュージカルにすることに「とても新しいもの」を感じて今ドキドキしている。【編集部MEMO】『町田くんの世界』は、安藤ゆき氏により2015年〜2018年に別冊マーガレット(集英社刊)にて、累連載された累計140万部の人気作。2019年には石井裕也監督により、細田佳央太×関水渚のタッグで映画化された。
2023年11月30日三吉彩花が主演、前田公輝、細田佳央太、伊藤英明らが共演するAmazon Original映画『ナックルガール』がPrime Videoにて世界独占配信中。三吉さん演じる、ナックル1つで命を懸けた戦いに果敢に挑む主人公・橘蘭が立ち向かっていく犯罪組織の中心人物、白石誠一郎を演じたのは窪塚洋介。実はこの白石役は原作には登場しないキャラクターで、窪塚さんに演じてほしいと製作陣からの強い思いがあり生まれた役だったという。本作で描かれるのは、失踪した妹を救うため、大切なグローブを外しナックルをはめて、たった1人で裏社会に挑んでいく蘭の壮絶な戦いの物語。韓国製作陣からの熱いオファーを受けた窪塚さんは、「プロデューサーから、原作にない役を用意するというお話を頂き、そんなことしてもらえるの?と驚きつつ、台本を頂いてから出演を決めようと思っていました。台本を読んでみたら、ストーリーは面白いし、日韓の合作という座組も面白いなと思ったので、ぜひ演じたいと思いオファーを受けました」と明かす。蘭が妹の行方を追う中で立ちはだかるのが、「JUNIN」グループという犯罪組織。この組織の幹部であり、人の痛みが分からない白石を演じた窪塚さんは、白石を演じる上での役作りをふり返り、「現場ではテストで演じてみて、それに対して監督が意見をくれます。白石は世間知らずな極悪人なので、余裕があって人を見下している人の立ち振る舞いを意識したり、白石が言いそうなセリフの言い回しを提案したり、小さなことを積み上げて白石像を創り上げていきました」と明かす。「例えば、白石には潔癖症という裏設定があって、これは監督の案なんですけど。少ない出番の中でも、そういった所作が多いキャラクターだと思います」と、台本には直接描かれないセリフや所作を積極的に取り入れるなど役作りへの熱量を見せた。これまでも幅広い役を数多く演じ切ってきた窪塚さんが挑む、本作での役どころに注目だ。『ナックルガール』はPrime Videoにて配信中。(シネマカフェ編集部)
2023年11月06日日本人キャストと韓国クリエイターによる日韓共同制作作品のAmazon Original映画として、世界独占配信される『ナックルガール』。3つのポイントとともに、その見どころを紹介します。【Point1】三吉彩花のリアルな格闘家っぷり。ボクサーの橘蘭を演じるために、ボクシングジムで本格的にトレーニングを積んだ三吉彩花さん。「クランクイン前から仕上がってはいたけど、撮影現場で毎日一緒にいるうちに体もどんどん蘭にリンクしていくのは、さすがでした」と前田公輝さん。実際にプロボクサーとして活躍している藤原茜さんにも、引けを取らないような動きで、パンチを交えながら展開される試合のシーンは必見。芝居とは思えない臨場感から目が離せない。【Point2】男女の関係を超えたアツきバディっぷり。ある日、唯一の家族である妹の柚希が失踪したとの連絡を受けた蘭。事件を調べるうちに、謎の犯罪組織の存在が明らかに…。妹を助け出すために、大切なグローブを外してナックルをはめ、次々に新たな戦いに挑むことになった蘭を支えているのが、前田公輝さん演じる元彼の神谷瞬。戦い方を教えたりケガの手当てをしながら、辛い時には必ずそばにいるなど、精神的にも支え続ける。恋愛を超えた、二人の関係性に注目。【Point3】ヒールの超絶ワルっぷり。妹の行方を探していた蘭が突き止めた、謎の犯罪組織「JUNIN」の幹部を務めているのが、窪塚洋介さん演じる白石誠一郎と、伊藤英明さん演じる二階堂陽輝。表向きは大企業だが、実は闇で国内外のアウトサイダーを戦わせて、莫大な収益を得ているこの組織。一体、妹の失踪にどのように関わっているのか…。殺し合いを見せ物にすることに、なんの躊躇もないヒール役の二人が、物語の恐怖とスリルをさらに煽る。Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月30日今回『ナックルガール』で初めて共演を果たした、三吉彩花さんと前田公輝さん。完成作を観た感想や、激しいアクション練習、撮影秘話などを語っていただきました。前田公輝:完成作は全然、客観的に観られなかった…。三吉彩花:わかる!(笑)前田:蘭が冒頭のボクシングの試合でリングに立った瞬間から泣きそうでした。やべーカッコいい!って。三吉さんの体づくりやアクション練習を近くでずっと見てきたから、そんな記憶がフラッシュバックしてグッときちゃったんです。「行ける!」「前行け!」って、セコンドみたいな気持ちで観ていました。三吉:この作品のアクションは、これまで経験したことがないような動きも多くて、とにかくスピード感がすごかったです。あと、最初は蘭一人のところから、前田さん演じる神谷瞬と、成瀬秀治(細田佳央太)が順番に加わって物語がどんどんパワーアップしていく。そんな展開の早さや、チーム感を増しながら進んでいく力強さは、かなり見応えがありました。前田:みんなとにかく生きようとしている姿も魅力的だったよね。三吉:そうそう。キャラクターのバックボーンや人間味がちゃんと描かれていたのもいいですよね。前田:僕が好きなのが、ハンバーガーを食べるシーン。蘭と神谷のやりとりにアドリブが採用されていて、二人の歴史とか関係性がしっかり見えた気がしたんだよね。三吉:私もめっちゃ好き!一緒にいる時の空気感とか、二人だからこそ出るクセみたいなものが感じられて、すごくいいシーン。前田:シンプルな物語の爽快アクション映画だから、きっとみなさんにも楽しんでいただけるはず。三吉:日韓合作で世界配信にワクワクするし、どんな反響があるか楽しみ!新しいエンタメ性を感じていただければ嬉しいですね。前田:それにしても、三吉さんのストイックな体づくりには感動したよ。アクションの稽古で初めて会った時、すでに背中が蘭で、すごく頼もしく感じたのを覚えてる。『ナックルガール』というタイトルや役柄に説得力を持たせるために、厳しく鍛えてきたんだろうなって。それを見て僕も感化されたし。でもそもそも韓国チームの基礎トレがすごいハードだったよね。三吉:キツかった…。でも前田さんの蹴りは美しいし、さすが場数を踏んでいるだけあってアクションの手捌きも本当にうまくて。練習の時からいろんな動きを一人だけ、すんなりクリアしていましたよね。前田:神谷は人前で戦うわけではないけど、つなぎの衣装を着こなすために鍛えておきたくて。僕はもともと肩幅があるので、ちょっと厚みをつけるだけでもだいぶ変わるんだよね。そこは、持って生まれた骨格に助けられた感じ。三吉:骨格こそ、私は今ちょうど見直しているところ。撮影期間中は、ボクシングジムに通いながらアクション練習などをしていたんですが、実は体が硬くてストレッチ大嫌い人間で。作品に入っている時は、韓国チームの方に3人がかりで開脚をさせられて、悲鳴を上げながらストレッチをしていたんです。そんな日々を経て、今度は骨格を見直して骨から姿勢の改善をしたいと思うようになり、骨格矯正に通い始めました。でもそこで「あなたギリギリね。骨格年齢は60代」って言われてびっくり。前田:ウソでしょ?三吉彩花の骨格なんて誰もが憧れるでしょ!三吉:いやいや…(笑)。でもこれからは骨から体を作り上げていきたいと思っています。みよし・あやか1996年6月18日生まれ、埼玉県出身。国内外のファッションショーで活躍するファッションモデルであり、俳優としても活躍。代表作は主演映画『ダンスウィズミー』『犬鳴村』『Daughters』ほか多数。タンクトップ¥90,200ショートパンツ¥70,400(共にディーゼル/ディーゼルジャパン TEL:0120・55・1978)8連リング¥58,300(イオッセリアーニ/アッシュ・ペー・フランス 本社)まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界入りし、俳優として活躍。代表作は、連続テレビ小説『ちむどんどん』ほか多数。放送中のドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演。デニムコート¥136,400デニムパンツ¥40,700(共にディーゼル/ディーゼル ジャパン)イヤカフ(SIL)¥16,280リング(SIL)¥13,200(共にノウハウ/ノウハウジュエリー TEL:03・6892・0178)ベルトはスタイリスト私物Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・清原愛花ヘア&メイク・牧野裕大(三吉さん)松橋亜紀(前田さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月29日映画『ナックルガール』の撮影前から、アクションの稽古と並行して、自らの体づくりも行っていたという前田公輝さん。「日韓合作の映画で、アクション監修は韓国のチーム。アクション技術だけではなく基礎トレーニングから重視していました。初めて韓国式の基礎トレを1時間やった時は、そのあと2時間動けなくなったぐらいキツかったです(笑)」前田さんが演じたのは、三吉彩花さん演じる橘蘭に戦闘スタイルを教える、元恋人の神谷瞬。「体に厚みがないとキャラクター的に弱いと思って、上半身をメインに本気で鍛えました。最初はツラかったけど、そのうち体が変わっていくのが楽しくなって。よく聞く『筋肉は裏切らない』の意味もわかりました(笑)」普段から、役によって体の仕上がりを変えているそうで、そのトレーニング方法も様々だという。「神谷はお金がなくて、武骨で人間的な要素を持ち合わせているタイプの男なので、ジムには通わずにあえて家でソファなどを使って、自己流トレーニングを中心にしていました。スタイリッシュかつ、日本人らしい体格に見せたくて、プロテインは飲まずに、筋トレのみで作った体です。筋肉をつけたい時は筋トレを強化し、体力を維持したい時はとにかく走って有酸素運動をする。そうやって使い分けていました」クランクアップと同時に、そんな厳しいトレーニングからも解放されたと思いきや…。「続いてこのananの撮影のお話をいただき、トレーニングを継続中。昨晩からむくみ予防で水分摂取を減らして、より筋肉の凹凸を見せるために仕上げたつもりです。撮影が終わったら、いち早く大好きなグミを食べたい(笑)」今の体の仕上がりについては「自己評価は50点。でも写真や衣装などプロのみなさんのおかげで、80点ぐらいにはなったかな」と前田さん。「体を鍛えることはメンタルケアにもなる」のは、自ら実践したからわかったこと。「僕はめちゃめちゃポジティブ変換器なので、あまり落ち込まないタイプ。それに、そうなる前に体を動かすと、マインドを切り替えられて悩みも忘れられるので、すぐに走りにいきます。足を動かして走っているうちに、体づくりの過程が人生とリンクしているように思えてきて、前向きな気持ちになれるんですよね。足を前に出すことって大事!それにトレーニングをやり切ったり、目標を達成した時に見える景色は全然違うし、新たな喜びも知りました。多様化の時代であり、情報も溢れていると、選択肢が多いからこそ迷いや悩みも多くなるのかもしれません。そんな時、体が強いと自分を信じる強いマインドもキープできると思っています」一方で、鍛えている女性も素敵に映るそう。「うっすら筋の入った腹筋もヘルシーですが、鍛えることでくびれができたウエストは美しいと思います。いきなりハードなトレーニングは大変だけど、毎日1分ずつから始めても、続けていれば必ず体は変わっていくはず。筋肉は裏切りませんから(笑)」“護れるカラダ”への道のり+5kgで上半身に厚みを出すとバランスがいい。「セルフトレーニングで、腕立てを毎日やっていた時の腕は、自分史上最大で最高の出来だったので、記念に撮りました(笑)。僕は肩幅が広いので、身長に対しての理想体重だと痩せて見えてしまうんです。だから腕や胸筋を鍛えて理想体重より+5kgの、厚みのある上半身が、バランスがいい」強いマインドを作るため毎日お湯に浸かっています。「メンタルを整え、強いマインドをキープするためには運動ともうひとつ、お湯に毎日浸かって汗をかき、体内を循環させることも大事。入浴剤のBARTHは無色透明で香りも最小限。汗をたっぷり出してくれるので愛用しています。KITOWAのバスエッセンスは香りで癒されたい時に」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界入りし、俳優として活躍。代表作は、連続テレビ小説『ちむどんどん』ほか多数。放送中のドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演。トレンチコート、パンツ 共に参考商品(アン ドゥムルメステール/エム TEL:03・6721・0406)スニーカー¥83,600(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京 TEL:03・6712・6809)Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・清原愛花ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月29日今年27年目となる長い芸歴を持ち、幼少期から映画やドラマ、舞台など数多くの話題作に出演してきた前田公輝さん。11月2日にPrime Videoでいよいよ世界独占配信される映画『ナックルガール』ではアクションシーンも盛りだくさんということで、本格的な肉体改造に初挑戦!「ちょうどこのananの撮影が『ナックルガール』のクランクアップ直後で、体を最も大きくしていた時期。例えばミュージカルに出演する時は、筋肉痛が出ると声の出が悪くなってしまうので、過度のトレーニングは控えて有酸素運動メインにするとか、役によってトレーニングの内容や体の大きさは意識してコントロールしています。理想は、ある程度の厚みを持たせた体。30代になると、特に胸筋をつけておかないとスーツを着た時の説得力が出ませんから」今回の撮影中、鏡を見た瞬間に噴き出しつつも「でも、悪くないな…(笑)」とまんざらでもない様子だったのが、素肌にレザーベルトをまとった衣装。前田さんの新たな顔を引き出したカット。「同じ事務所の鈴木亮平さんが演じた“変態仮面”に続く覚悟もしていましたが(笑)、着てみると思っていたよりパンクでカッコいいし、K‐POPのMVみたい。みなさんの見たいという欲求を可視化したり、自分に落とし込んで演じるのが役者の仕事でもあるので、この撮影でも、ある男の帰宅後の物語を想定して演じてみました。これまでサイコパスな人物やヒール役はたくさん演じてきましたが、見た目だけでは意外と本質はわかりにくいものなんですよね。だからこそ、作品として面白くなるとも思うし。日中はスーツ姿でも、家に帰ると隠していた姿を曝け出すような感覚は、一本の作品を撮っているかのようで、すごく楽しかったです」20代前半までは、オスカー像を待ち受け画面にしていた前田さん。「役者である以上、いつかアカデミー賞の授賞式が開かれるドルビー・シアターに行って賞を取ってやる!と今でも憧れを抱いています。でもプライベートで行きたいのは、フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート。日本のディズニーリゾートもそうですが、アトラクション一つとっても史実に基づきこだわり抜いて作られていたりするので、知れば知るほど感動するし、のめり込んでしまいます。フロリダには敷地内に動物園があると聞き、ディズニー作品には動物をモチーフにしたものも多いので、新しい楽しみ方ができそう。以前、友達3人で東京ディズニーランドに行った時、僕の熱量が高すぎて引かれてしまったので、今度は同じディズニー好きと行きたいですね」旅のマイルールやこだわりは、おしゃれをすること。「旅行となると、汚れてもいい服や動きやすい服を選びがち。でも服でモチベーションを上げたいし、写真もたくさん残したいから、ハイブランドをさりげなく組み合わせながら一軍の服で行きたい。普段僕は、マネージャーさんにも驚かれるほどバッグや荷物を持ち歩かないのですが、旅先でも手ぶらが理想。携帯と財布、カチューシャにもできるサングラスだけをポケットに入れて、フットワーク軽く旅を満喫したいです」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。ドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)に出演中。日韓共同制作のクライム・アクションエンターテインメント映画『ナックルガール』はPrime Videoで11/2より世界独占配信。ジャケット¥67,100シャツ¥25,300パンツ¥30,800ネクタイ¥6,600(以上ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)※『anan』2023年10月25日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・藤長祥平ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月25日「第36回東京国際映画祭」特別上映作品『ナックルガール』の舞台挨拶付きワールドプレミアが25日、都内で行われ、主演の三吉彩花、前田公輝、窪塚洋介、チャン監督が登壇した。Amazon Original映画『ナックルガール』(11月2日より世界独占配信)は、主人公の女性ボクサー・橘蘭が、ナックル一つで命を懸けた闘いに果敢に挑む物語。橘蘭を三吉彩花、蘭の元恋人・神谷瞬を前田公輝、犯罪組織のボス・白石誠一郎を窪塚洋介が演じた。美背中がざっくり開いたドレスで登場した三吉は、オファーを受けたときの心境を聞かれると「最初にチャン監督にお会いさせていただいたときに、橘蘭として私がどういう風にこの作品をかき回していろんな革命を起こしていけるのか不安と緊張とで、すごくぐちゃぐちゃな感情だったんですけど、率直にとてもうれしい気持ちでしたし、世界配信ということで全世界たくさんの方に見ていただける作品なので、緊張もありながらもすごく気合が入り、本当にとてもうれしかったです」と明かした。半年間かけてトレーニングを行い、撮影に臨んだ三吉。「今思い返してもよくあんなに半年間もみんなで力を合わせて過酷なトレーニングをやり切れたなと感無量な気持ちです」と述べ、「ボクシングも初めてこの作品で触れたので、ボクシングの基礎練習、そしてたくさんの人数でアクションするシーンがたくさんあるんですけど、前田くんをはじめほかのキャストの皆様と体育館で1日5~6時間ぐらい練習を毎日毎日重ねてやっていく中で、すごくチームワークもよくなっていきました」と振り返った。そして、「皆さんの力のおかげで、トレーニングも大変という気持ちだけではなく、『ナックルガール』が力強く届いてほしいという気持ちがみんなにあったからこそ乗り越えられたトレーニングだと思うので、やり切れてよかったなと思います」としみじみ。観客に向けて「努力が見えたらうれしいなと思います」と語った。
2023年10月25日三吉彩花主演で韓国発の大人気Webコミックを映画化した『ナックルガール』に伊藤英明、窪塚洋介、前田公輝、細田佳央太らが出演。さらに、犯罪組織との闘いに挑む“戦闘モード全開”の本予告と追加ビジュアルが解禁された。本作は、日本の豪華俳優陣と新進気鋭の韓国人クリエイターによる日本のAmazonスタジオ初製作の日韓共同作品。ナックル1つで命を懸けた闘いに果敢に挑むボクサー、橘蘭を演じる三吉さんに続く豪華キャスト陣が明らかに。蘭の最大の敵で、目的のためには手段を選ばない二階堂陽輝を演じるのは、これまでも多くの作品で存在感を発揮してきた伊藤英明。二階堂のボス・白石誠一郎を、数々の映像作品で主演からバイプレーヤーまで幅広い役柄で存在感を放ってきた窪塚洋介。向こう見ずな蘭を心配しながらも協力する元恋人の神谷役に、『HiGH&LOW』シリーズやNHK連続ドラマ小説「ちむどんどん」で印象的なキャラクターを演じた前田公輝。父の復讐を誓う頭脳明晰なハッカー・成瀬役を、TBS日曜劇場「ドラゴン桜」やNHK大河ドラマ 「どうする家康」での好演が話題を呼んだ細田佳央太。さらに、蘭の唯一の家族である妹・柚希を演じるのは、女優だけでなくモデルとしても活躍が目覚ましい南琴奈、事件に携わる刑事の大石義行をバイプレーヤーとして数々の作品に華を添える神保悟志、大石の部下となる刑事の半田夏菜子に松田るか、正義感の強い刑事の鈴木正人に三浦誠己。二階堂の右腕である東賢太郎に栄信、蘭と闘う鬼頭雄大に現役プロレスラーの納谷幸男、蘭の叔母に有森也実、蘭の叔父に八十田勇一、蘭が通うボクシングジムの会長・田端秀俊に近藤芳正が加わる。解禁となった予告編では、三吉さん演じる蘭が壮絶な闘いに挑む壮大な物語の一部が映し出される。将来有望視されるボクサーの橘蘭は、ある日突然、大切な妹が失踪し、自殺したと警察からの知 らせを受ける。蘭は、警察の検視結果を信じることができず、独自の調査を開始。ある日、手に入れた監視カメラの映像から妹がまだ生きていることを確信する。やがて辿り着いたのは、容赦なく人を痛めつける二階堂やそのボスである白石が取り仕切る、巨大な犯罪組織とルール無用のコロッセオ、GARAGE(ガレージ)と呼ばれる無法地帯。人を死に至らしめるほどの暴力が横行する犯罪組織に、「何が何でも絶対闘う」と決意した蘭は、元恋人の神谷、天才ハッカー・成瀬と協力しながら、大切なグローブを外しナックルで妹を救うべく命をかけた闘いに挑んでいく。キャスト陣からコメント到着前田公輝/神谷瞬役オファーは嬉しかったですし、『ナックルガール』というタイトルにもある通りナックルを使ったアクションを描く作品なので、僕自身もアクションが好きですし、すごく楽しみだと思いました。蘭がどんどん法も秩序もない闇に立ち向かっていく『ナックルガール』を観てくださった方が、夢に立ち向かっていくための勇気が出るような作品になることを祈っています。細田佳央太/成瀬秀治役配信で世界の人に見られることを考えた時に、自分の芝居は通用するのかという不安がありました。でもこの年齢で、少しでも海外の方の考え方や撮影方法を学ぶ機会がもらえたと思うと、凄く恵まれているなと思いました。僕が演じた成瀬は、この物語で、蘭の妹を救い出す作戦を進めるにあたって、欠かせない存在になっています。一番の見どころはアクションですが、個人的にはしっかりと悪者たちの野望も描かれていることが面白いと思います。窪塚洋介/白石誠一郎役台本を読んでみたら、ストーリーは面白いし、日韓の共同作品という座組も面白いなと思いました。蘭を演じる三吉さんのビジュアルを見て、原作の主人公にそっくりでした。三吉さんはどんどん注目を浴びるようになっているところだと思いますが、そんな彼女を中心に据えて贈る作品は凄く楽しみな作品です。伊藤英明/二階堂陽輝役このお話を頂いた時に凄く可能性を感じて嬉しかったです。チャン監督は凄く熱い人で、初顔合わせの時に、「私は伊藤さんにこの作品に出て欲しい!と念を送っていました」と、言われました。そんな風にオファーをいただき、凄く嬉しかったです。洗練された世界やそのクオリティが知られている韓国作品ですが、本作はそこに日本の丁寧さを上手く融合させていて素晴らしいと思いました。Amazon Original映画『ナックルガール』は11月2日(木)よりPrime Videoにて世界独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年10月12日女優の三吉彩花が主演を務めるAmazon Original映画『ナックルガール』(11月2日よりプライム会員向けに世界独占配信)に、伊藤英明、窪塚洋介、前田公輝、細田佳央太らが出演していることが12日、発表された。本作は、『梨泰院クラス」(『六本木クラス』)等の原作で知られる韓国の企業Kakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』が原作の、日本のAmazonスタジオと韓国の映画制作会社クロスピクチャーズ(Kross Pictures)による日韓共同制作作品。ナックル一つで命を懸けた闘いに果敢に挑む主人公の女性ボクサー・橘蘭を演じる三吉彩花の発表に続き、このたび、前田公輝、細田佳央太、窪塚洋介、伊藤英明をはじめとするキャストが発表された。蘭の最大の敵で目的のためには手段を選ばない二階堂を演じるのは伊藤英明。そして、二階堂のボス・白石役を窪塚洋介、向こう見ずな蘭を心配しながらも協力する元恋人の神谷役を前田公輝、父の復讐を誓う頭脳明晰なハッカー・成瀬役を細田佳央太が演じる。さらに、蘭の唯一の家族である妹・柚希役に南琴奈、事件に携わる刑事の大石義行役に神保悟志、大石の部下となる刑事の半田夏菜子役に松田るか、正義感の強い刑事の鈴木正人役に三浦誠己、二階堂の右腕である東賢太郎役に栄信、巨体を振りかざして蘭と闘う鬼頭雄大役に現役プロレスラーの納谷幸男、蘭の叔母役に有森也実、蘭の叔父役に八十田勇一、蘭が通うボクシングジムの会長田端秀俊役に近藤芳正氏が加わった。また、主人公・橘蘭が、妹を救うため犯罪組織との闘いに挑む壮大な本予告と、その犯罪組織の中心人物である伊藤演じる二階堂陽輝、窪塚演じる白石誠一郎が描かれた新たなビジュアルが公開された。予告では、三吉演じる橘蘭が壮絶な闘いに挑む壮大な物語の一部が映し出されている。将来有望志される女性ボクサーの蘭は、ある日突然、大切な妹が失踪し、自殺したと警察からの知らせを受ける。蘭は、警察の検視結果を信じることができず、独自の調査を開始―、ある日手に入れた監視カメラの映像から妹がまだ生きていることを確信する。やがて辿り着いたのは、容赦なく人を痛めつける二階堂やそのボスである白石が取り仕切る、巨大な犯罪組織とルール無用のコロッセオ、GARAGE(ガレージ)と呼ばれる無法地帯。人を死に至らしめるほどの暴力が横行する犯罪組織に、「何が何でも絶対闘う」と決意。元恋人の神谷、頭脳明晰な天才ハッカー・成瀬と協力しながら、大切なグローブを外しナックル一つで妹を救うべく命をかけた闘いに挑む。前田、細田、窪塚、伊藤がコメントを寄せた。○■前田公輝オファーはうれしかったですし、『ナックルガール』というタイトルにもある通りナックルを使ったアクションを描く作品なので、僕自身もアクションが好きですし、すごく楽しみだと思いました。蘭がどんどん法も秩序もない闇に立ち向かっていく『ナックルガール』を観てくださった方が、夢に立ち向かっていくための勇気が出るような作品になることを祈っています。○■細田佳央太配信で世界の人に見られることを考えた時に、自分の芝居は通用するのかという不安がありました。でもこの年齢で、少しでも海外の方の考え方や撮影方法を学ぶ機会がもらえたと思うと、凄く恵まれているなと思いました。僕が演じた成瀬は、この物語で、蘭の妹を救い出す作戦を進めるにあたって、欠かせない存在になっています。一番の見どころはアクションですが、個人的にはしっかりと悪者たちの野望も描かれていることが面白いと思います。○■窪塚洋介台本を読んでみたら、ストーリーは面白いし、日韓の共同作品という座組も面白いなと思いました。蘭を演じる三吉さんのビジュアルを見て、原作の主人公にそっくりでした。三吉さんはどんどん注目を浴びるようになっているところだと思いますが、そんな彼女を中心に据えて贈る作品は凄く楽しみな作品です。○■伊藤英明このお話を頂いた時に凄く可能性を感じてうれしかったです。チャン監督は凄く熱い人で、初顔合わせの時に、「私は伊藤さんにこの作品に出て欲しい! と念を送っていました」と、言われました。そんな風にオファーをいただき、凄くうれしかったです。洗練された世界やそのクオリティが知られている韓国作品ですが、本作はそこに日本の丁寧さを上手く融合させていて素晴らしいと思いました。(C)2023 Amazon Content Services LLC or its Affiliates
2023年10月12日10月22日(日)より放送が開始される「セクシー田中さん」より新たに出演キャストが発表され、毎熊克哉、川村壱馬(THE RAMPAGE)、前田公輝、安田顕の出演が決定した。芦原妃名子の大人気マンガ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)をドラマ化した本作は、普段は地味な経理部だが、実は超セクシーベリーダンサーという“裏の顔”持つ主人公・田中さん(木南晴夏)と、彼女の“裏の顔”を知った派遣OL・朱里(生見愛瑠)が、新しい自分を見出していくラブコメディー。この度出演が決定した毎熊克哉は、女性に対する偏見まみれの昭和脳を持ち、田中さん(木南晴夏)を「おばさん」呼ばわりする商社マン・笙野浩介を演じ、「THE RAMPAGE」のメンバー・川村壱馬は、朱里(生見愛瑠)と一度寝た過去があるワケありの友人・仲原進吾を演じる。前田公輝は、合コンで出会った朱里を口説き中のチャラリーマンで笙野の友人・小西一紀を演じ、安田顕は、田中さんの憧れであり、既婚者ながら全ての女性を愛するレストラン「Sabalan」のマスター・三好圭人を演じる。日本テレビコンテンツ制作局プロデューサーの大井章生は、「男たちのクセが強い! 田中さんのことを「おばさん」呼ばわりする笙野を筆頭に、田中さん、朱里を取り巻く4タイプのクセモノ男たちがこの作品の魅力の1つだと思っています。不器用な彼らが田中さんを中心に変わっていく様をみなさんと一緒に紡げたらと思います」と語る。毎熊克哉 コメント原作マンガを楽しく読ませていただき、僕が20代の頃にダンススタジオで出会ったマッツンさんを思い出しました。彼は風貌も性格も非常に真面目な会社員で、僕よりかなり年上の普通の“オジサン”。マッツンさんと同じステージで踊る機会があり、本番中に僕は後ろから彼のソロパートを見ていて感動しました。完全に自分を解放して踊っているその姿は、とてもセクシーだった。本作で僕が演じる笙野という男はまだその価値観を知りません。早く教えてあげたい!原作からさらにブラッシュアップされた相沢友子さんの脚本を手に、これから現場に行く日々が楽しみです。川村壱馬(THE RAMPAGE)コメント原作はキャラクターそれぞれがとても魅力的で、田中さんを軸としながら、周りのキャラクターもそれぞれ“誰かしら”から影響を受け、考え方や行動が変わったり、そしてその内容、方向性が読んでいる側がとても勇気づけられるというか、前向きにさせられるような、素敵な漫画です。仲原進吾は、素直なのか、そうでないのか絶妙なキャラクターで、テキトーなのかと思えばしっかりしているところもあり、一見演じるのが難しそうなキャラクターではありますが、その絶妙なところをどれだけナチュラルに的確に演じられるかワクワクしています。そして何より漫画原作のため、よっぽど何か都合がない限り、漫画からそのまま飛び出してきたつもりで、一挙手一投足、そのまま演じたいと思います。容認できない行為も過去描写でありましたが、その後、チャラチャラ遊んでいるのかと思えばそうでもないのが個人的には好印象なキャラクターです。主演の木南さんはまだお会いできておらず、一方的に存じ上げているだけでどんなお方かまではわからないのですが、これからお芝居をご一緒させて頂くのが楽しみです。生見さんは、以前共演させて頂いたことがあるのですが、すこぶるお芝居がお上手だなという印象です。オンエアでも驚きました。とても貴重な環境だと思いますし、皆さんから日々吸収、勉強させて頂こうと思います。前田公輝 コメント原作を読ませていただき、とにかく面白くて気が付いた時には一気読みしていました。登場人物も魅力的で、田中さん自身が光を浴びて輝きだすことによって、その周りもどんどん人間味が溢れてきて、周りも輝いていくというのが本当に素敵ですし、ギャグセンスも高いので、声を出して笑っていました。小西は朱里ちゃんと出会った事で、電撃が走ったと思うんです。笙野への想いなど色々と抱えているものがあると思うのですが、一見してチャラリーマンなので、今回、僕自身はテンション高めで、今まで様々なチャラい役をやらせて頂いたその経験を総動員して、まずは現場で笑っていただけるように努めます。安田顕 コメントペルシャ料理店のマスター、ブレないチャラ男の『三好』という役です。セクシー田中さんが密かに憧れる男性という、これまであまり演じることのなかったキャラクターを与えていただきました。木南晴夏さんとのベリーダンスでのセッション、楽しみです。新日曜ドラマ「セクシー田中さん」は10月22日(日)より毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月25日2023年秋冬「ananモテコスメ大賞」トレンド部門。ここでは、俳優・前田公輝さんが“優秀プライマー”にトライ!前田公輝×優秀プライマーいくつもの機能を兼ね備えた優秀な下地が続々と登場している今、どのようにアイテムを選べばよいのかが悩みどころ。透明感ある白肌をキープしている前田公輝さんは、自分の肌に合わせた使い方をしたいそう。「僕は色が白いほうなので、女性用の下地を使う時でも、白に近いブルベに似合う感じの色を選んでいます。きれいな肌にしておきたいと思いつつ、どの世代の方にも良い印象を持ってもらえるような、違和感のないバランス感を探しています」肌悩みを解消してくれる、ポイント使いにもこだわりが。「僕は疲れが出るとほうれい線に赤みなどが出てきたりするので、そういう悩んでいる部分をカバーできるようなアイテムがいいな、と思っています。日常的に使うとなると、肌馴染みの良さも大切。自分の素材はなるべく消さず、塗ることによってポテンシャルを高められるようなポイント使いをしていきたいです!」1、ツヤ、トーンアップで褒められ肌完成 賞【MAQuiIIAGE】ドラマティックフォルミンググロウベースさらっと馴染む使い心地。顔立ちに合わせてツヤと立体感をコントロールしてくれる下地。過剰な皮脂や水分も吸収し、テカリやカサつきを防ぐ。「使っていて、みずみずしさ、なめらかさがありました。トーンアップもして、肌状態があまり良くない時に使ったんですが、それでも周りからの評判が良かったです」。¥3,300(マキアージュ/マキアージュお客さま窓口 TEL:0120・456・226)「肌の赤みをしっかり補正してくれました。美容液が入っていてもさらっとした使用感」2、自信をくれる、ゴールドパールの輝き 賞【&be】UVプライマー シャイニーグロウ驚きの保湿力とのび。ツヤ肌、日焼け止め、美容液と、3役叶えるアイテム。ベージュカラーをベースに、ゴールドパールが透明感を与えるとともに、肌悩みをカムフラージュしてくれる。また、高い紫外線カット効果を、ノンケミカル処方で実現。「保湿力が高くてのびも良いので、少量でもカバーできます」。¥2,750 限定発売(&be/&be TEL:0120・274・032)「めちゃめちゃ輝きが強くて、SPFも50+なのに、肌にのせた時のゴワつき感がない!」3、潤いとなめらかな白肌が同時に叶うで 賞【ALBION】リングライト エフェクター美しいツヤ感が持続。凹凸を補正して、肌を整えて明るさを与えてくれる。保湿成分を配合した潤い膜が密着し、ベースとしてだけではなくセミファンデーションとしても機能。「トーンアップしつつ、とにかく自然な仕上がりとツヤ感になったのが印象的です。やりすぎ感が出ないので、日常使いしやすそう」。¥3,850(アルビオン/アルビオン TEL:0120・114・225)「“塗っている”という感じになりすぎず、程よいパール感で、肌に馴染みます!」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。俳優。息もつかせぬ究極の100分間の心理劇、ミュージカル『スリル・ミー』に好評出演中。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小川久志(by anan編集部)
2023年09月23日2011年の日本初演に始まり、今回で8度目の上演となるミュージカル『スリル・ミー』が東京芸術劇場シアターウエストにて開幕した。1924年にアメリカ・シカゴ郊外で起きた青年ふたりによる少年誘拐殺人事件を下敷きとした本作は、事件の当事者である“私”と“彼”、その独白と対話のみで構成し、二人の関係性と心理に究極的に迫った異色ミュージカルだ。栗山民也演出のもと、2023年バージョンは3組のペアによる舞台が只今絶賛公演中。前回に引き続き、Review2では木村達成(“私”役)×前田公輝(“彼”役)の本作初挑戦ペアのゲネプロ(最終リハーサル)観劇での雑感を、稽古に入る前、彼らが取材で語った意気込み等を振り返りながら記していく。取材当日が初対面だった二人は、対話のたびに波長の合う感覚を喜び、急速に親密になっていく様子が見てとれた。「いい意味で、作品をぶっ壊す」といった過激な言葉で自らに発破をかけていた木村に、前田が「作品が整理されているからこそ、壊せると思う」と冷静に頷く。頼もしくも穏やかならぬ気合に、はたしてこの二人はどんな『スリル・ミー』を作り上げるのか!? と期待を募らせた。いざ迎えたゲネプロで目にしたのは、予想を嬉しく裏切る劇世界だった。何の企ても計算もない、作品の本質を真っ直ぐに見据えて直球を投げ込む、純粋でシンプルゆえに深い悔恨を観る側にも共鳴させる、そんな100分間だ。冒頭に現れる50代の“私”、木村はその諦観を陰影濃く表出させたかと思えば、次の瞬間には“彼”をひたむきに追い、すがる少年の“私”に変化した。汗を滴らせ、顔をクシャクシャに歪めて感情を爆発させる木村の、素直に“私”として息づく姿に、情を移さずにはいられない。前田“彼”の、怖いもの知らずの不敵な笑みも、傷心に凍りついた横顔も強い印象を残す。窃盗のスリルを幼児のようにはしゃいで喜ぶ様子はおぞましくもあって、感情の揺らぎをストレートに見せて来る“彼”だ。不遜にふるまいながらも“彼”も“私”を特別な存在だと認めている、そうした安堵すら漂わせて、初顔合わせの木村と前田が、“私”と“彼”が重ねて来た日々、二人の確かな結びつきをしっかり作り上げて来たことに驚いた。ミュージカルというよりもストレートプレイの感覚で作品を伝えたい、そう語っていた二人の思い通り、台詞から歌に移行する際の感情の流れによどみはなく、澄んだハーモニーにも引き込まれた。ラストの暗転間際、“私”の消えゆく表情に、「ハッピーエンドにしますよ!」と宣言していた木村の声が蘇り、その意味をさまざまに思い巡らす。頷けるようで、あまりにも余韻が痛い。公演を重ねる今、その余韻からどんな答えが汲み取れるのか、気になるところだ。取材・文:上野紀子撮影:田中亜紀★木村達成さん×前田公輝さんの稽古前インタビューは こちら()<公演情報>ミュージカル『スリル・ミー』【東京公演】2023年9月7日(木)~2023年10月3日(火)会場:東京芸術劇場シアターウエスト【大阪公演】2023年10月7日(土)~2023年10月9日(月・祝)会場:サンケイホールブリーゼ【福岡公演】2023年10月11日(水)・12日(木)会場:キャナルシティ劇場【名古屋公演】2023年10月14日(土)・15日(日)会場:ウインクあいち大ホール【群馬公演】2023年10月21日(土)・22日(日)会場:高崎芸術劇場スタジオシアターチケット情報公式サイト
2023年09月19日これまで鈴木杏や玉置玲央、村雨辰剛、松下奈緒、仲間由紀恵らの出演が発表されてきたドラマ10「大奥Season2」の医療編。この度、追加キャストが発表された。男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いた、よしながふみの「大奥」をドラマ化する本作。新たな舞台は、8代将軍・徳川吉宗の死よりおよそ20年後。彼女の遺志を引き継いだ若き医師たちは、理不尽な権力・悪にも抗いながら謎の疫病「赤面疱瘡」撲滅の道を地道に切り拓いていく。その結果、男子の数は増え始め、ついには150年ぶりに男将軍が誕生するまでの世へと紡がれていった。しかし、世の舵を男が取るようになってから、世は再び乱れ始め、女将軍が復活していく。そして開国、攘夷、大政奉還、江戸城無血開城…と時代は大きく突き進んでいき、徳川という時代の幕引き、ついには“大奥”の終焉を迎えていくことに。その医療編において、仲間が風熱にかかった際、青沼(村雨辰剛)が身分の分け隔てなく治療する姿を見て感銘を受け、青沼の講義を受けるようになる大奥の御半下(おはした)・僖助を新名基浩が演じる。僖助は、赤面疱瘡を撲滅すべく、青沼や黒木(玉置玲央)、伊兵衛(岡本圭人)らとともに尽力する。新名基浩また、9代将軍・家重の長女であり、母の跡を継ぎ、10代将軍に就任する徳川家治には高田夏帆。聡明だが、政は田沼意次(松下奈緒)に任せている。高田夏帆そんな家治(高田夏帆)の御台所・五十宮には趙珉和。夫婦仲はよく、五十宮は青沼の講義に熱心に通う。趙珉和そして、お中臈のひとり、松方を演じるのは前田公輝。青沼ら講義メンバーを快く思わず、彼らを目の敵にする、という役どころ。前田公輝男性の将軍、12代将軍・家斉(中村蒼)の側室・お志賀の方には佐津川愛美。総姫をもうける。佐津川愛美幼き頃の家斉の養育を担当する武女には、佐藤江梨子。長年、一橋治済(仲間由紀恵)に仕えている役柄を演じる。佐藤江梨子「大奥」Season2は10月3日より毎週火曜日22時~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2023年09月15日出演者2人+ピアノ1台で繰り広げられ、上演されるたびにチケット争奪戦になるミュージカル『スリル・ミー』。2011年から様々な組み合わせで届けられ、2023年は”私”尾上松也&”彼”廣瀬友祐、”私”木村達成&”彼”前田公輝、”私”松岡広大&”彼”山崎大輝により2023年9月7日~10月3日に東京・東京芸術劇場シアターウエスト、10月7日〜10月9日に大阪・サンケイホールブリーゼ、10月11日〜12日に福岡・キャナルシティ劇場、10月14日〜15日に名古屋・ウインクあいち大ホール、10月21日〜22日に群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアターにて上演される。1920年代に実際に起こった、凶悪な伝説的犯罪を土台とし全世界で上演されている同作。「私」と「彼」という明晰な頭脳を持った2人の青年が、完全犯罪が可能であることを証明するために幼い子供を誘拐して殺害する。陰惨な物語でありながら人を惹きつける心理劇でもある同作について、今回初めて“彼”役に挑戦する前田公輝にインタビュー。「犯罪が嫌い」だからこそ演じられるのではないかという同作への思いについて、話を聞いた。○■木村達成との初タッグにも「縁を感じます」――今回前田さんが『スリル・ミー』に出演されるということで、周囲からも驚かれたんじゃないかなと思います。出演したいという思いはあったんですか?ミュージカルという表現の仕方にはとても興味がありました。『ロミオ&ジュリエット』で初めてミュージカルに出演させていただき、終わってからも「もっと携わりたい」という気持ちがあって。本当にたまたま、ロミジュリキャストの方が「『スリル・ミー』をやったら良さそうだよね」と言ってくださったこともあったので、言霊や巡り合わせを感じています。今回“私”を演じる木村さんも、僕の前に『ロミジュリ』で同じ役(ベンヴォーリオ)だったので、縁を感じます。10年以上の歴史がある作品で、数々の方が色々な表現をされてきた舞台だったので、そこへの興味もありました。自分がどういう新しい“彼”になれるかの挑戦もありますし、このように重い作品をミュージカルとして織りなす理由みたいなところも追求できたらと思います。――今回、木村さんと前田さんのペアが1番、どちらがどちらを演じるのかわからない雰囲気があるように思いました。僕もいろんな方に「どちらも演じられそうだね」と言われましたし、僕自身もそう思うところはありました。何より、木村さんの“私”の想像がつかないんですよ! 僕が取材で間接的に木村さんに「周りからどういう存在と言われますか?」という質問をしたら、「王様」と答えてて、「いや、もう“彼”じゃん!」「どこに“私”の要素があるの!?」と思って。自分で「王様」と言うなんて、すごい方です。僕がもしその質問を投げかけられたとして、たとえ周りに「王様」と言われていたとしても、そのまま回答はできないし(笑)でもベンヴォーリオの時の達成さんにはキュートな部分もあって、そこも魅力だったので、キュートさも垣間見えるような“私”になるのかなと勝手なイメージを抱いていました。僕自身はけっこうルールに縛られるような人間なので、稽古場でもいただけるものは吸収したいなと思います。――2021年の公演では、田代万里生さん&新納慎也さんが耳まで舐めていて話題にもなっていました。えっ!? ……いや、ありですね。驚きましたけど、ああ、そうか〜!! そのアクションひとつで伝わって来るものがあるし、足し算かと思いきや引き算的にも表現できるのかもしれない。面白いです。本当にそういう、「みんな違う」ところが魅力ですよね。僕らも新たなペアになれたらいいなと思うんですけど、新しさにばかり気を取られたら大切な部分を見失いそうなので、作品や栗山(民也)さん、木村さんと向き合って、結果的に新たな『スリル・ミー』が生まれていたらいいなと思います。○■“彼”と、『HiGH&LOW』轟との比較も――前田さんご自身は「ルールに縛られるような人間」とのことですが、例えば俳優の風間俊介さんが、役としては「前科●犯ある」と言われているように、実は罪を犯す役も多いですよね。今、例として風間さんが出てきたのが嬉しいです(笑)。僕、ディズニーが好きで風間さんを追いかけているので、役者としても似てると言われるなんて! 自分ではわからないですが、ヒール役の時の方が、SNSのトレンドに上がっていたり、同業の方から嬉しいお言葉をいただいたりする機会は多いです。それに、そういう役者さんをたくさん見ている制作の方々から、少しでも僕のことを面白いと感じていただけているなら、強みになっているようで嬉しいです。ただ、僕は本当に小学校では学級委員などをやっていた人間なので、犯罪はめちゃめちゃ嫌いなんですよ! でも、大嫌いだからよく考えてしまうんだなと思います。セミもすごく嫌いなんですけど、避けるためにセミの構造をけっこう調べてしまって、よく知ってるんです! 好きと嫌いは表裏一体だからこそ、そういう役がハマるのかもしれません。――まさかのセミ話まで。そこまで犯罪が嫌な前田さんが“彼”を演じられるんですね。僕の、そういう部分が活きるんじゃないかと思います。でも今までの役の中では、実は1番弱者かもしれない。“彼”は19歳ですし、今までやってきた様々なヒール役から考えると、まだ過程にいるような気がします。だから僕の役者としての経験は活きるけど、振り切れすぎていないという点では、活きない。“彼”に関しては、犯罪としての意識すらも薄いというか「自分の行為が犯罪かどうかを考える時間があったら、もっと先のことを考えたい」とか、“私”が示す愛についても「くだらない」とか、自分を過信しているおごりみたいなところがあるのではないかと思っています。若気のいたりというのもあると思うんですけど、今回については本人の気持ちが大きくなって、尖ったところが膨らんで事件になってしまう。普通に生きている僕らにも、そういう気持ちがないと言ったら嘘になるし、「ダメだ」ということを気づけるタイミングが成長の過程であると思うんですが、“彼”は間違ったまま、行き過ぎてしまった。そういう部分が表現できたらと考えています。――ちなみに、前田さんが『HiGH&LOW』で演じられていた轟(洋介)にもちょっと通ずるところがありますか?それは、あると思います。ただ轟はちゃんとしたゴールが明確にあって、葛藤として表れている。“彼”は罪を犯しながらも、自分の未来として世直しを模索したりしているんです。自分の行為の先がちゃんと見えていないから、足を踏み外しちゃう。それが轟と圧倒的な違いだと思います。轟は村山と出会うことによって、先が見えるようになるし、轟の方がピュアです。“彼”みたいに、ああ言えばこう言うような人じゃないです!(笑) 轟って、本当はいい子なので。“彼”は元々がおごりの塊というか、「俺は特別」というところに生きていて、ニーチェと出会って「やっぱり俺は超人だったんだ」というところから始まる。でも、“彼”にも弱いところはあって……轟と“彼”の比較は止まらないかもしれないです!(笑)■前田公輝1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳より子役として活躍し、『天才てれびくんMAX』(03~06年)に出演。『ひぐらしのなく頃に』(08年)にて映画初主演。近年の主な出演作にドラマ&映画『HiGH&LOW』シリーズ(16年〜)、『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』(21年)、連続テレビ小説『ちむどんどん』(22年)、『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』『癒やしのお隣さんには秘密がある』『転職の魔王様』(23年)、映画『カイジ ファイナルゲーム』(20年)、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(21年)など。
2023年09月02日2023年8月25日より、日本を含む3国で開催されている、バスケットボールの世界大会『FIBA バスケットボール ワールドカップ 2023』。日本代表は、初戦のドイツ代表との試合には敗れたものの、2試合目のフィンランド代表との戦いに見事勝利しました。日本が世界大会で勝利するのは、なんと17年ぶり。歴史的快挙に多くのファンが湧き、同月29日に行われるオーストラリア代表との試合にも注目が集まっています。バスケW杯・河村勇輝選手の所作に、称賛の声!フィンランド代表との試合で、ひと際目を引いたのは、25得点でチームの勝利に貢献した、河村勇輝選手。そんな河村選手のスポーツマンシップを感じられる『所作』が、SNSで反響を呼んでいます。河村選手は、試合に入る直前、必ず深い一礼をしてから、コートに入るのだとか。日本のプロバスケットボールリーグ『B.LEAGUE』のSNSアカウントでは、「その時、何を考えている?」と、一礼の理由を聞かれた際の河村選手の言葉が公開されています。河村勇輝がコートイン時に深い一礼をする理由。 @KawamuraYuki @b_corsairs #FIBAWC #AkatsukiJapan #日本一丸 #Bリーグ pic.twitter.com/5MuIFV0vxI — B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) August 28, 2023 やっぱりコートに立ちたくても、立てない選手だったり。今、自分がこうやってコートに立っていることは、当たり前じゃないんだというところを、試合に入る前に、コートに入る前に、再認識するために、コートに入る前は一礼して、全力で戦うということを誓って入っています。@B_LEAGUEーより引用河村選手は同年現在22歳で、18歳の時に、Bリーグのトップカテゴリーに当たる『B1リーグ』に史上最年少でプロデビュー。2022~2023年のレギュラーシーズンでは、MVPを含む個人タイトル六冠を達成するなど、目覚ましい活躍を見せています。そんな選手が見せる、真摯な姿には多くの人が心を打たれた模様。河村選手を称賛する声が、多数上がっていました。・見習いたい、素晴らしい姿勢です。感動。・すごいなぁ。こういう選手がいるから、チームが強くなるんだろう。・「人生何回目だろう」と思うくらい素晴らしい。22歳の時の自分に見せてやりたい!・心から尊敬しています。プレーだけでなく、ハートも最高!河村選手をはじめとする、日本代表の選手は、今後もきっと最後まであきらめない姿勢で、素晴らしいプレーを見せてくれることでしょう。心からのエールを送りたいですね![文・構成/grape編集部]
2023年08月29日