中田裕二の2023年は、言葉を選ばずに言えば、騒々しかった。12作目のソロアルバム『MOONAGE』を4月にリリースし、全国ツアーへ。そしてそのツアーファイナルですでに解散した伝説的なバンド椿屋四重奏のデビュー20周年を記念した夏季限定の活動を発表。フェス、ツーマン、ワンマン、追加公演と各地ソールドアウトの盛り上がりとなった。この一連の活動を3枚のBlu-rayと2枚のCDにコンパイルした作品『花舞う宵に月仰ぎ見て-TOUR 23 “MOONAGE SYNDROME” FINAL IN TOKYO/椿屋四重奏二十周年記念公演 “真夏の宵の夢”-』を4月17日(水) にリリース。過去を振り返るだけではない、未来にまで一直線につながる2023年の活動について目下制作中というニューアルバムの情報なども交えて話を聞いた。その日いいライブができたので、いい気持ちで椿屋四重奏二十周年の活動につなげられるなって思いました――まずは全体の流れを振り返りたいと思うのですが、4月に12作目のオリジナルアルバム『MOONAGE』がリリースされ、そのツアー「MOONAGE SYNDROME」が行われました。Disc 1に収められているのがそのツアーのファイナルが行われたEX THEATER ROPPONGIでのライブなのですが、バンドでのツアーが4年ぶりだったんですね。コロナの影響が大きかったというのもあるんですけどね。なかなか環境的にフルバンドでツアーするというのが難しかったので、かなり久々の感覚でした。変則的に3人とか2人で、というのはやっていたんですけどね。――振り返ってみて「MOONAGE SYNDROME」ツアーはどのようなものになりましたか?ものすごく手応えのあるツアーになりました。素晴らしいミュージシャンの方々と一緒に演奏ができること、そしてそれを目の前のお客さんにきちんと届けること――この当たり前のことをやれているっていうのがシンプルにうれしかったですね。純粋に音楽を楽しんでいるっていう気持ちでやれたツアーでした。――心の内面を繊細に音で表現した、より中田さんらしいライブだなと、改めて映像を見て感じました。ありがとうございます。ソロになってからは、どっちかっていうと普段悩んでいたり、苦しみを抱えている大人の人に向けて歌っているところがあるので、自分もそれなりに年齢を重ねて、そういう表現がしっくりくるようになったというのはあるかもしれませんね。勢いだけではない音楽表現をライブでいかに見せていくかっていうのはテーマとしてあって、そういう意味でも「MOONAGE SYNDROME」は、よりそのあたりを深く表現できたのかなと思います。またそれをバンドとして形にできたことが大きかったですね。皆さんそれぞれがすごいミュージシャンではあるのですが、意識としてひとつになっていたという感覚がありました。――そしてこのEX THEATER ROPPONGIでのライブ終了後に「椿屋四重奏二十周年」の夏限定でのライブ活動がサプライズで発表されました。準備としては、アルバムとツアーと並行しながらということだったのでしょうか?そうですね。2022年の年末には決まっていました。――Disc 3の「椿屋四重奏二十周年 DOCUMENTARY : 06/24/2023 - 09/04/2023」のなかにもあったのですが、きっかけはスタッフの方の説得だったんですよね。周年だから執念で説得されました(笑)。――中田さん的には2023年が椿屋四重奏の二十周年というのは、すっかり抜けていた感じですか?もうまったく抜けてましたね(笑)。だし、最初はやる気もなかったんですよ。もちろん今はやってよかったなって思ってます。一度だけ、ソロの10周年のときに2曲だけ同窓会的にやるっていうのはあったんですけど、活動として短期間でもきちんとやるっていうのは今回が初めてでした。――椿屋四重奏は解散ツアーを行わなかったんですよね。はい。ただ、解散というのはもう決まっていながらのツアーだったりシングルのリリースだったりっていう感じではあったんですけどね。それを経ての12年ぶりの邂逅となりました(笑)。――ソロとして活動を続けていくなか、椿屋四重奏というバンドを振り返ることはありませんでしたか?なかったですね。とは言え、スタッフの方やお客さんから「椿屋四重奏、好きでした」って言われることも多かったので、それはそれでありがたいなって思っていました。逆に不思議な感じがしたというか、そんなに聴いてくれてたんだって。――スタッフの方に、2023年の椿屋四重奏二十周年で限定的に活動することを提案されたとき、最初気乗りしなかった理由はなんですか?自分のソロの活動がまだまだ自分のなかではやりきれていないというか、道のりの途中というイメージなので、そっちがもっと形になってからかなという感じでは思ってたんですけど、まあでも、それも自分だけの勝手なこだわりだったのかなって、なんか、だんだんそういうふうに思わせるように囲われていったっていう感じですね(笑)。――なるほど(笑)。で、メンバーと再会して話していくなかで、「裕二が本当にやりたいかどうかの気持ちを確認したい」って言われて。僕がそこに向かって気持ちをどう持っていくかっていうのに少し時間がかかりましたね。あとは単純に歌えるのかっていうのが心配でした。二十代の自分の曲を歌うのは結構パワーがいることではあるので。「MOONAGE」を制作するまでに自分の歌い方も研究して、少しずつ固まりつつあったので、これだったら(椿屋四重奏の曲をやっても)いけるかなっていう感覚はありましたけど、やっぱり準備は時間がかかりましたね。――今追求している音楽と二十歳の頃に作っていた椿屋四重奏の音楽はぜんぜん違うものですか?少し矛盾した言い方にはなってしまうんですけど、まったく違うけど一緒というか。基本的には同じ人間が作っているので根本は変わらないです。ただ、フォーマットが違うという感じですかね。どっちも俺だなっていうところまで今は捉えられるようになりました。ギターにしても、あんな歪んだギター弾けるかなって思ってたんですけど案外すらすら弾けて、ぜんぜん憶えてるな身体がって(笑)。というか当時より楽に弾けるんですよ。それはやっぱりソロになって12年くらい、一生懸命やってたことがちゃんと役に立ってるんだなっていうことがわかってうれしかったですね。――それにしても、サプライズで発表された会場はものすごい絶叫がこだましてましたね。袖で見てたんですけど、すごかったですね。まだあの時期って、声出しは解禁されたけど、みんなマスクもしてたし、そこまで声を出す感じでもなかったんですよね。それがどうだいっていう(笑)。――あの瞬間に感じたことはどういうことでしたか?それだけ喜んでくれるんだっていうことが驚きでしたし、うれしかったですね。椿屋四重奏というバンドがみんなのなかに根付いていたんだなって。その日のライブがすごい良くて、個人的には今までの集大成くらいの感じだったんですけど、椿屋四重奏二十周年のことが発表されたら全部吹き飛んだみたいになったので、半分悲しかったです(笑)。――(笑)。でも、いいライブがあっての、ということですから。そうそう。その日いいライブができたので、いい気持ちで椿屋四重奏二十周年の活動につなげられるなって思いましたね。ホッとしました。そこまで自分の過去と向き合わされるっていう経験はなかった――椿屋四重奏二十周年のメンバーは、中田さんと小寺良太さん(Ds)のオリジナルメンバーを中心に、奥野真哉さん(Key)、隅倉弘至さん(Ba)、カトウタロウさん(Gt)といった、ソロでの活動でもおなじみのメンバーが揃ったということもあって、単純にバンドの再結成というよりも、中田さんのソロ活動も含めた新しいものという感じがしました。まさにそうですね。あのメンバーだったからこそより楽しんでやれたのだと思いますね。――この5人で演奏する椿屋四重奏の曲からフィードバックされるものはありましたか?昔のままの演奏じゃないんですよね、やっぱり。しなやかさがそこにあったりとか。自分なりにも解釈をして、振り返りじゃないんですけど、いったいどういうところが武器でどういう個性があったのかなっていう部分を改めて自分で認識しながら、そこに今の何を加えてどういう形にしていくかっていうことを考えましたね。――椿屋四重奏の楽曲をご自身で分析するというのは初めてだったんですか?そうですね。客観的にそうやって向き合うのは初めてでしたね。自分の曲なので、ソロになってからも何曲かは歌っているんですけど、オリジナルメンバーもいたなかでっていうのはまたぜんぜん違いましたね。そもそもそこまで自分の過去と向き合わされるっていう経験はなかったですから。どっちかと言えば避けてきた部分でもあったので。自分の考え方的にも過去にあんまり執着してはいけない、とにかく今現在とその先に進むんだっていう意識の方が強い人間なので最初は戸惑いもありましたけど、意外にこれもいいものだなと。過去をヒントにまた閃くものがあるなと。――では、かなりポジティブだったんですね。やる直前までは不安だったんですけど、やっていくうちにどんどん身体が応じてくれるんですよね。むしろ自分の今の曲の方が歌いづらいんじゃないかっていうときがあったくらいでした(笑)。そういう意味でも、いろいろと得るもの、気づきがありましたね。――逆に言えば、ソロになってやってきたことが、その前の過去に今向き合うことで証明されたというところもあるのでしょうか?ああ、そうですね。だからあえて振り返らずにやっていたのも良かったのかなと思いました。バンドからソロになる場合って、結構バンドを引っ張ったりすることもあるじゃないですか。で、結局戻っていっちゃう人もいるので。僕的にはそれが一番嫌だったんですよね。――曲作りにおいて、椿屋四重奏とソロとでは決定的に違うところというのはあるんですか?昔は基本的にはギターとかベースとか、弦楽器しか弾けなかったので、引き出しは少なかったと思います。今はピアノも弾いたりするし、いろんなジャンルの音楽を学んできたので、そこの違いですかね。ただ作り方は同じだと思いますね。自分が今思っていることとか納得のいっていないこととかを歌にしているという点においては変わらないですね。――バンドの場合は、作った曲を演奏するのがバンドであるという点で、言ってしまえばそこが制約にもなるわけですよね。そうですね。その制約があるからこそ自由があるとも言えて、自分たちでしか演奏できないからこうしようとか、それだからこそ生まれるマジックはありますよね。そこを今回の5人でやるとどうなるのかというのが一番興味深かったですよね。あの編み込まれた曲たちをいかに楽にやるか(笑)。僕はもちろんですけど、メンバーにとってもそこは挑戦だったと思います。隅倉くんなんか「おい、なんでこんな難しい曲作ったんだよ」って言ってました(笑)。――当時の意識としてはどうでしたか?難しくしようと思っていたのでしょうか?はい。難しくしようと思ってました。若気の至りというやつですね(笑)。難しい方がかっこいいと思ってたので。でも結構ギリギリのところで止めてはいたなっていうのもあるんですよ。あんまり技術ばかりが聴こえてくる音楽だと聴き手の入り込む余地がなくなるじゃないですか、そこはうまくバランスをとってたんだなって今回やって発見しました。あ、難しいことやってるけど、意外といいところで抑えてるなって。――そしていざ椿屋四重奏二十周年の活動が始まると、最初はフェス、そしてツーマン、最後がワンマンと徐々に馴らしていくような感じでしたね。演奏もまさにそんな感じでしたね。――最初にフェス(北海道「JOIN ALIVE」)に出たときの反響はいかがでしたか?あの日悪天候だったんですよ。土砂降りで。運良く僕らのステージは屋内だったので助かったんですけど。結構盛り上がってくれてましたね。――Disc 4+5(CD)に収録されている大阪の追加公演で、初めて椿屋四重奏のライブに来たというオーディエンスの方がものすごく多くて驚かされました。当時中学生とか高校生くらいだった人たちが、自分のお金でライブを見に行けるようになったときには椿屋四重奏は解散してしまっていて、それで今回ようやく見れたという人たちとか、解散してから後追いで知ったっていう人も多かったですね。若いなと思って、お客さんが。特に大阪は。――仙台のTHE YOUTHとのツーマンライブとDisc 2に収録されている昭和女子大学 人見記念講堂でのワンマンライブのチケット申し込みがものすごい数だったために大阪での追加公演が実現したんですよね?そうなんですよ。それは僕から提案したんですけど、もともと関西では予定がなかったので、やった方がいいんじゃないかなということで。――ちょっと前後してしまうんですけど、人見記念講堂のアンコールでは、もう音楽活動から引退されたオリジナルメンバーの永田貴樹さん(Ba)が加わって、3人での椿屋四重奏が実現しました。あの頃のまんまでした(笑)。やっぱり当時の自分たちのことを思い出しましたしね。下北とかでやってた頃の。時代を見ながらも時代に乗らないっていう感覚を大切にしています――この映像作品にコンパイルされている2023年の一連の活動が、「MOONAGE SYNDROME」から始まっているというのが、ただ過去を振り返るだけのものではない現在進行形のものになっているのかなと思います。そうですね。ちゃんと過去、現在、未来がシームレスにつながっている感じがしますね。――そうなることを予期されていなかったわけですもんね、スタッフの方から提案をされるまでは。だから人生って何があるかわからない、偶然が重なって自分にとって大切なものになったりする場合があるから面白いですよね。今の問題だけに囚われて、「あー、もうダメだ……」ってなってしまいがちですけど、そういうときに自分の過去と対話してみたりするのもいいのかもしれないですよね。悩みの真っ只中にいるとなかなかそこから抜け出すヒントって見つけられないものですから。――特に椿屋四重奏二十周年の活動を通じて、これからのヒントはありましたか?ありましたね。歌への向き合い方とか歌唱法自体もいい形でソロへ還元できそうだなと感じています。普段動かしてなかった筋肉や神経を刺激してもらったのもあって、もうすぐ新しいアルバムができるんですけど、去年1年間やったことが全部生かされた作品になりそうですね。僕も去年のことを経験して思ったのは、ひたすら無心にやっていくっていうことが大事なんだなっていうことですね。もちろんこだわることは大切なんですけど。そこのバランスというかコントロールは、よりうまくできるようになるような気がしていますね。時間を重ねること、年齢を重ねることはすごくいいことなんだと思います。――中田さんが音楽を作る上で大切にしているのはどんなことですか?世間とか世の中にはあまり囚われないという感覚ですね。そのときに「いい」って言われているものがあっても時間が経てばその価値観は変わってくるものだし、だから何が最も普遍的で大切なものなのかっていうことを表現者というのは一番意識しなければいけないと思うんですよ。もちろん時代も見なければいけないんですけど、時代を見ながらも時代に乗らないっていう感覚を大切にしていますね。でもそれは椿屋四重奏をやっていた頃からそういう意識ではあったんですよ。そうだったからこそ、去年あんなふうにみんなが覚えていてくれたり、新しい若い人たちが見にきてくれたりしたのかなと思うんですよね。――新しいアルバムがもうすぐできるというお話をされていましたが、5月からのツアー「MASTER OF SHADOWS」が発表されていますけど、それと関わってくる作品ということですか?そうです。――どんなアルバムになるんですか?参加ミュージシャンが僕ひとりの作品です。全演奏を自分ひとりでやっています。――なぜその方向へ行こうと思ったのですか?昨年の活動を経てそっちに行こうと思ったんです。本質にグッと入っていこうと。以前からアイデアとしてはあったんですよ。でもまだちょっと技術的に無理かなとか、モチベーションがそこまでいかないかなっていう感じだったんですけど、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『暴動』とか、プリンスの初期のアルバムとか、そういうものをいつかは作ってみたいなと。たくさんの人を巻き込んでの去年1年間だったので、今度は巻き込まないスタンスで(笑)。今ならできるぞっていうスイッチがようやく入ったんですよ。――新しいツアーも含めてアルバムも楽しみにしています。今日はありがとうございました。はい。ありがとうございました。Text:谷岡正浩Photo:石原敦志動画コメントぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン入り色紙を3名様にプレゼント【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>中田裕二「花舞う宵に月仰ぎ見て - TOUR 23 “MOONAGE SYNDROME” FINAL IN TOKYO / 椿屋四重奏二十周年記念公演 “真夏の宵の夢” -」2024年4月17日(水) 発売価格:22,000円(税込)【収録内容】DISC 1(Blu-ray)TOUR 23 “MOONAGE SYNDROME” FINAL IN TOKYO(2023/06/24 EX THEATER ROPPONGI)DISC 2(Blu-ray)椿屋四重奏二十周年記念公演 “真夏の宵の夢”(2023/08/27 昭和女子大学 人見記念講堂)DISC 3(Blu-ray)椿屋四重奏二十周年 DOCUMENTARY : 06/24/2023 - 09/04/2023(ドキュメンタリー映像)DISC 4&5(CD)椿屋四重奏二十周年記念公演 “続・真夏の宵の夢”(2023/09/04 GORILLA HALL OSAKA)※完全生産限定盤※5枚組 [3Blu-ray(映像)+2CD(音源)]※ブックレット / 三方背ケース予約リンク:ニューアルバム『ARCHAIC SMILE』2024年5月15日(水) 発売価格:3,300円(税込)詳しくは、中田裕二公式サイト( )まで<ライブ情報>中田裕二 TOUR 24 “MASTER OF SHADOWS”5月18日(土) 北海道・札幌 PENNY LANE 245月26日(日) 大阪・梅田クラブクアトロ6月1日(土) 神奈川・横浜ベイホール6月9日(日) 愛知・名古屋クラブクアトロ6月15日(土) 宮城・仙台 Rensa6月23日(日) 東京・品川インターシティホール6月28日(金) 福岡・DRUM Be-1メンバー:平泉光司(Gt) / 隅倉弘至(Ba) / 張替智広(Ds) / sugarbeans(Key)チケット情報:()公式サイト:
2024年04月17日演歌歌手の藤あや子が6日に自身のアメブロを更新。俳優・前田耕陽からの差し入れを公開した。この日、藤は「餅パイ 前田耕陽さんからの差し入れ」と切り出し、前田からの差し入れを公開。「お餅とあずきが入ってるパイなんて初めて」と明かし「ゴマの香りもいい~サクッともちっとでめちゃくちゃ美味しい」と大満足の様子でコメントした。続けて「さすが美味しいものをよくご存知ですね」と前田を称賛し「パイなので意外と軽くいただきました ごちそうさまでした」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「美味しそう」「お餅とあずきが入ったパイは珍しいですね」「お疲れさまでした」などのコメントが寄せられている。
2024年03月07日映画『ナックルガール』の撮影前から、アクションの稽古と並行して、自らの体づくりも行っていたという前田公輝さん。「日韓合作の映画で、アクション監修は韓国のチーム。アクション技術だけではなく基礎トレーニングから重視していました。初めて韓国式の基礎トレを1時間やった時は、そのあと2時間動けなくなったぐらいキツかったです(笑)」前田さんが演じたのは、三吉彩花さん演じる橘蘭に戦闘スタイルを教える、元恋人の神谷瞬。「体に厚みがないとキャラクター的に弱いと思って、上半身をメインに本気で鍛えました。最初はツラかったけど、そのうち体が変わっていくのが楽しくなって。よく聞く『筋肉は裏切らない』の意味もわかりました(笑)」普段から、役によって体の仕上がりを変えているそうで、そのトレーニング方法も様々だという。「神谷はお金がなくて、武骨で人間的な要素を持ち合わせているタイプの男なので、ジムには通わずにあえて家でソファなどを使って、自己流トレーニングを中心にしていました。スタイリッシュかつ、日本人らしい体格に見せたくて、プロテインは飲まずに、筋トレのみで作った体です。筋肉をつけたい時は筋トレを強化し、体力を維持したい時はとにかく走って有酸素運動をする。そうやって使い分けていました」クランクアップと同時に、そんな厳しいトレーニングからも解放されたと思いきや…。「続いてこのananの撮影のお話をいただき、トレーニングを継続中。昨晩からむくみ予防で水分摂取を減らして、より筋肉の凹凸を見せるために仕上げたつもりです。撮影が終わったら、いち早く大好きなグミを食べたい(笑)」今の体の仕上がりについては「自己評価は50点。でも写真や衣装などプロのみなさんのおかげで、80点ぐらいにはなったかな」と前田さん。「体を鍛えることはメンタルケアにもなる」のは、自ら実践したからわかったこと。「僕はめちゃめちゃポジティブ変換器なので、あまり落ち込まないタイプ。それに、そうなる前に体を動かすと、マインドを切り替えられて悩みも忘れられるので、すぐに走りにいきます。足を動かして走っているうちに、体づくりの過程が人生とリンクしているように思えてきて、前向きな気持ちになれるんですよね。足を前に出すことって大事!それにトレーニングをやり切ったり、目標を達成した時に見える景色は全然違うし、新たな喜びも知りました。多様化の時代であり、情報も溢れていると、選択肢が多いからこそ迷いや悩みも多くなるのかもしれません。そんな時、体が強いと自分を信じる強いマインドもキープできると思っています」一方で、鍛えている女性も素敵に映るそう。「うっすら筋の入った腹筋もヘルシーですが、鍛えることでくびれができたウエストは美しいと思います。いきなりハードなトレーニングは大変だけど、毎日1分ずつから始めても、続けていれば必ず体は変わっていくはず。筋肉は裏切りませんから(笑)」“護れるカラダ”への道のり+5kgで上半身に厚みを出すとバランスがいい。「セルフトレーニングで、腕立てを毎日やっていた時の腕は、自分史上最大で最高の出来だったので、記念に撮りました(笑)。僕は肩幅が広いので、身長に対しての理想体重だと痩せて見えてしまうんです。だから腕や胸筋を鍛えて理想体重より+5kgの、厚みのある上半身が、バランスがいい」強いマインドを作るため毎日お湯に浸かっています。「メンタルを整え、強いマインドをキープするためには運動ともうひとつ、お湯に毎日浸かって汗をかき、体内を循環させることも大事。入浴剤のBARTHは無色透明で香りも最小限。汗をたっぷり出してくれるので愛用しています。KITOWAのバスエッセンスは香りで癒されたい時に」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界入りし、俳優として活躍。代表作は、連続テレビ小説『ちむどんどん』ほか多数。放送中のドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演。トレンチコート、パンツ 共に参考商品(アン ドゥムルメステール/エム TEL:03・6721・0406)スニーカー¥83,600(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京 TEL:03・6712・6809)Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・清原愛花ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月29日2023年秋冬「ananモテコスメ大賞」トレンド部門。ここでは、俳優・前田公輝さんが“優秀プライマー”にトライ!前田公輝×優秀プライマーいくつもの機能を兼ね備えた優秀な下地が続々と登場している今、どのようにアイテムを選べばよいのかが悩みどころ。透明感ある白肌をキープしている前田公輝さんは、自分の肌に合わせた使い方をしたいそう。「僕は色が白いほうなので、女性用の下地を使う時でも、白に近いブルベに似合う感じの色を選んでいます。きれいな肌にしておきたいと思いつつ、どの世代の方にも良い印象を持ってもらえるような、違和感のないバランス感を探しています」肌悩みを解消してくれる、ポイント使いにもこだわりが。「僕は疲れが出るとほうれい線に赤みなどが出てきたりするので、そういう悩んでいる部分をカバーできるようなアイテムがいいな、と思っています。日常的に使うとなると、肌馴染みの良さも大切。自分の素材はなるべく消さず、塗ることによってポテンシャルを高められるようなポイント使いをしていきたいです!」1、ツヤ、トーンアップで褒められ肌完成 賞【MAQuiIIAGE】ドラマティックフォルミンググロウベースさらっと馴染む使い心地。顔立ちに合わせてツヤと立体感をコントロールしてくれる下地。過剰な皮脂や水分も吸収し、テカリやカサつきを防ぐ。「使っていて、みずみずしさ、なめらかさがありました。トーンアップもして、肌状態があまり良くない時に使ったんですが、それでも周りからの評判が良かったです」。¥3,300(マキアージュ/マキアージュお客さま窓口 TEL:0120・456・226)「肌の赤みをしっかり補正してくれました。美容液が入っていてもさらっとした使用感」2、自信をくれる、ゴールドパールの輝き 賞【&be】UVプライマー シャイニーグロウ驚きの保湿力とのび。ツヤ肌、日焼け止め、美容液と、3役叶えるアイテム。ベージュカラーをベースに、ゴールドパールが透明感を与えるとともに、肌悩みをカムフラージュしてくれる。また、高い紫外線カット効果を、ノンケミカル処方で実現。「保湿力が高くてのびも良いので、少量でもカバーできます」。¥2,750 限定発売(&be/&be TEL:0120・274・032)「めちゃめちゃ輝きが強くて、SPFも50+なのに、肌にのせた時のゴワつき感がない!」3、潤いとなめらかな白肌が同時に叶うで 賞【ALBION】リングライト エフェクター美しいツヤ感が持続。凹凸を補正して、肌を整えて明るさを与えてくれる。保湿成分を配合した潤い膜が密着し、ベースとしてだけではなくセミファンデーションとしても機能。「トーンアップしつつ、とにかく自然な仕上がりとツヤ感になったのが印象的です。やりすぎ感が出ないので、日常使いしやすそう」。¥3,850(アルビオン/アルビオン TEL:0120・114・225)「“塗っている”という感じになりすぎず、程よいパール感で、肌に馴染みます!」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。俳優。息もつかせぬ究極の100分間の心理劇、ミュージカル『スリル・ミー』に好評出演中。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小川久志(by anan編集部)
2023年09月23日9月12日(火)今夜最終回を迎えるドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」より、伊藤沙莉、中島健人、織田裕二がクランクアップした際のコメントが到着した。本作は、執行官をテーマに描くポップなお仕事ドラマ。約4か月におよぶ撮影を終え、迎えたクランクアップ。初めてのゴールデン帯連続ドラマで主演を務めた伊藤さんは、大きなプレッシャーも抱えていたようで、時おり涙を見せながら、「小さいですが地味な戦いを勝手に1人でやったりしながら、いろいろもがくこともありました」と撮影をふり返り、「本当に皆さんのお人柄と優しさにいつも支えられていました。現場に来るのが本当に楽しみでした。楽しかったです、ありがとうございました!」と挨拶。伊藤さんとは何度も共演経験があり、常に「幼なじみのような存在」と語っていた中島さんは、「“沙莉座長”のもとしっかり作品に参加できたことが、本当にうれしかったです」と笑顔。「すごく学べた日々でした。本当にレベルの高いチームで、日々制作のクオリティーが高く、テンポも良く、もっと頑張らないといけないなと思えた撮影期間でした。織田裕二さんをはじめとした“生きる伝説”たちとも一緒にお仕事ができてよかったです」とコメント。織田さんは「『もういい歳なんで、そろそろ老兵は…』なんて思っていたら、逆に楽しくて新しい道が見えてきたような気がして…また暴れたいと思います(笑)」と確かな手応えを語りつつ、今後にも大いなる期待を抱かせるコメントを寄せた。そして今回の最終話は、執行官の仕事の中で最も難しいと言われる事件、“子の引き渡し”に挑む。また、「いつか執行官になりたい」と決意表明をしたひかりがこの先歩む道も、最終回の大きな見どころのひとつ。もちろん、司法試験の予備試験に臨んでいた栗橋の合否結果、その先の進路にも注目だ。最終話あらすじ小原樹(織田裕二)たちの前で「いつか執行官になりたい」と、重大な決意を明かした吉野ひかり(伊藤沙莉)。室長の日野純二(勝村政信)らに現実的な厳しさを説かれる中、小原だけは自分の決断を喜んでくれるのでは、と思っていたひかりだったが、小原からも「勧める自信はない」と言われてしまう。そんな中、小原のもとに「子どもの連れ去り」という、執行官の仕事の中で最も難しいと言われる事件が舞い込む。娘の碧唯(小野井奈々)と愛犬を連れ、黙って家を出てしまった夫の興津大輔(福士誠治)に対し、「子どもの引き渡し」を求める仮処分の申し立てをしていた妻の凪咲(佐津川愛美)。家庭裁判所はすぐに引き渡しの判決を出したものの、大輔側がその決定に従わなかったため、子どもを直接強制、つまり「碧唯を執行」し、凪咲のもとに連れ戻す、という事件。凪咲本人と弁護士の串木田克子(堀内敬子)の希望もあり、自ら志願してこの事件に執行補助者として協力することになったひかり。子どもを執行するということに心を痛めていると、案の定小原から「そんなデリケートなハートで執行官なんかなれるか」と言われてしまう。そんな中、大輔が栗橋祐介(中島健人)の大学の先輩だということが判明。栗橋が大輔から聞いていた話と、凪咲が裁判所で話した内容にあまりにも違いがあったため、不安を抱えながら執行当日を迎える小原たちだったが、想定外の出来事が発生し、小原はショックを受けてしまう――。「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年09月12日昨年に引き続き中田裕二を迎えた『LIVE in the DARK tour w/中田裕二』の開催が決定しました。今年は11月1日(水)にプラネタリウム天空(東京)、11月11日(土)にバンドー神戸青少年科学館(神戸)の2会場を巡るプラネタリウムツアーとして開催します。東京・神戸を巡るプラネタリウムツアー『LIVE in the DARK tour w/中田裕二』開催決定!卓越したソングライティングと、オリジナル、カバー問わず巧みに自身の世界を表現するボーカルワークで、業界内外からも厚い支持を集める中田裕二を迎え、東京・神戸を巡る『LIVE in the DARK tour w/中田裕二』を開催します。昨年11月に開催した『LIVE in the DARK tour』のチケットは早々に完売し、プラネタリウムライブとの親和性を改めて示した中田裕二。さらにその東京公演の模様はニューアルバム「MOONAGE」のボーナスディスクとして音源化されリリースされるなど大きな話題を集めました。今年もプラネタリウムに合わせた特別なセットリストと共に、星々と中田裕二の音楽が共鳴する唯一無二の空間をお楽しみください。▼特設サイト 『LIVE in the DARK』とはプラネタリウムでしか体験できない、音楽と星空、そして暗闇が共鳴する全く新しい音楽エンターテインメント。星々がひしめく暗闇の中、耳を澄ませてみると、日常生活では感じることができなかった、微かな音の“表情”をしっかりと感じることができるはずです。全天周映像演出は数多くのライブ演出を手掛ける、ビジュアルデザインスタジオ“HERE.”が担当し、星空、音楽、そして映像がシンクロする、ここでしか体感できないプラネタリウムライブを実現します。良質な音楽、そしてプラネタリウムという非日常空間で、特別なひと時をぜひ。●チケット販売に関して●■中田裕二オフィシャルファンサイト「CLUB PATHOS」会員先行受付(抽選)期間:2023年8月19日(土)10時00分~8月27日(日)23時59分※「CLUB PATHOS」プレミアム会員/一般会員の方が対象となります (スマートフォン専用サイト)■一般販売(先着)期間:2023年9月9日(土)10時00分~※予定枚数に達し次第受付を終了します ※ticket board先行受付、一般販売いずれの場合も『LIVE in the DARK』特設サイトに記載されている注意事項を必ずご確認の上お申込みください。※ticket boardをご利用いただくために会員登録(無料)が必要です。※ticket boardに記載の応募規定(枚数/席種等)及び、申込に際しての注意事項をご確認の上ご応募下さい。●『LIVE in the DARK tour w/中田裕二』東京公演 概要●出演:中田裕二 / サポート:sugarbeans (Key.)、四家卯大(Vc.)日程:2023年11月1日(水)時間:1st Stage 18:30開演(18:00開場) / 2nd Stage 20:30開演(20:00開場)料金:一般シート:7,500円(税込) / 三日月シート:17,000円(税込) ※2名掛け/各公演3席限定会場:コニカミノルタプラネタリウム天空 in東京スカイツリータウン(R)●『LIVE in the DARK tour w/中田裕二』神戸公演 概要●出演:中田裕二 / サポート:sugarbeans (Key.)、四家卯大(Vc.)日程:2023年11月11日(土)時間:19:00開演(18:30開場)料金:一般シート:7,500円(税込) / リラックスシート:17,000円(税込) ※2名掛け/各公演4席限定会場:バンドー神戸青少年科学館ドームシアター(プラネタリウム)【イベントに関する注意事項】※本イベントはプラネタリウムという会場の特性上、様々な制限を設けさせていただいております。「特設サイト」に記載されている注意事項を必ずご確認の上、チケット購入/来場をして下さい※イベントの延期/中止を除き、感染症を含む個人的な体調不良や周辺環境等の理由による払い戻しは行いませんので、ご了承の 上チケットをお買い求め頂きますようお願い致します※本イベントはプラネタリウム施設で星空、映像、音楽をお楽しみいただくイベントです。演出の都合上又は、ドームの座席配置の関係でステージ(アーティスト)が見えにくい場合がございます※中央後方のお席はプラネタリウム機器の関係でステージが見えにくくなっておりますが、星空・ドーム演出は一番見やすいエリアとなっております※本イベントは時節に応じた感染症防止対策を行い実施いたします※イベントの性質上、小学生以下のお客様はご入場いただけません●中田裕二(なかだゆうじ) プロフィール●1981年生まれ、熊本県出身。2000年にロックバンド「椿屋四重奏」を結成、フロントマンおよびすべてのレパートリーのソングライターとして音楽キャリアをスタート。2011年のバンド解散直後からソロとしての活動を開始。コンスタントなオリジナル作品の発表&全国ツアーの開催、オリジナル/カヴァー不問の数多くのレパートリーの中からその場でセットリストを決めていく弾き語りライブツアー《中田裕二の謡うロマン街道》、カヴァーアルバム『SONG COMPOSITE』のリリース、さらには他アーティストへの楽曲提供やサウンドプロデュースなど、精力的に音楽活動を展開している。確かな歌唱力に裏打ちされた艶のある歌声、幼少時に強く影響を受けた70-80年代の歌謡曲/ニューミュージックのメロディセンスを核に、あらゆるジャンルを貪欲に吸収したバラエティに富むサウンドメイクと様々な情景描写や人生の機微をテーマとした詞作によるソングライティングが幅広い層に支持されている。この夏、椿屋四重奏デビュー20周年を祝した「椿屋四重奏二十周年」としての期間限定でのライブ活動も話題に。中田裕二 HP: ●株式会社HERE.(ヒア)●代表土井昌徳。プロジェクションマッピングやVR360°ドームパノラマ映像の制作に特化した少数精鋭のビジュアルデザインスタジオ。プロジェクションマッピングでは、百貨店の常設やホテル、アーティストのライブ等、大規模案件の実績も多数。時代を捉えた演出と高い技術に裏付けられた良質なコンテンツ提供に定評がある。また、次世代のVR ドームシアター向け素材販売サイト「Shout!360」も運営、動画制作に役立つTipsも連載中。【Shout!360詳細 www.shout360.xyz】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月18日是枝裕和監督×脚本・坂元裕二×音楽・坂本龍一による映画『怪物』の興行収入が20億円を突破したことが25日、明らかになった。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。6月2日より全国341館で公開した同作は、7月24日に興行収入20億を突破(動員:1,455,470人 興行収入:2,000,920,610円)。是枝裕和監督作品で興行収入20億を超えたのは、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』(13/福山雅治主演)、第71回カンヌ国際映画祭最高賞のパルムドール受賞し、第91回アカデミー賞外国語映画賞ノミネートも果たした『万引き家族』(18/リリー・フランキー、安藤サクラ主演)に続き3本目となる。公開後は40~50代の映画ファンや20代カップルを中心に幅広い層の観客が劇場を訪れ、映画レビューサイトでも高評価が続くなど好評を得ている。2度3度と鑑賞するリピーター客も多くみられ、鑑賞後に感想や見解について語り合いたい、確かめ合いたいという声も多く届き、各地で計12回実施しているティーチイン付き上映も、活況を呈しているという。すでに公開を迎えたアジア各国の成績も好調で、香港ではすでに『万引き家族』の最終成績を塗り替えるなど、世界的にも話題を呼んでいる。現地時間9月7日 ~ 9月17日の期間で開催される第48回トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門への出品も決定し、北米プレミアを迎える。是枝監督作品のトロント国際映画祭への出品は、2019年の『真実』、22年の『ベイビー・ブローカー』での同部門出品に続くものとなり、最高賞にあたる観客賞の選考対象となる。(C)2023「怪物」製作委員会
2023年07月25日無類の映画好きとしても知られる前田敦子さん。ヒーローものにはマーベルで開眼。前田さんならではの楽しみ方を聞きました。ヒーロー映画のトップランナーとして、ファン層を拡大し、魅了し続けているマーベル・シネマティック・ユニバース作品。「私がマーベルに興味を持ったのは、『アベンジャーズ』が公開されて、しばらく経った頃だと思います。周りがみんな面白いって言っていて、マーベルの最初の盛り上がりがきている時だったんです。それで私もシリーズ1作目の『アイアンマン』を観てみました」前田敦子さんとマーベルの出合いは、今から10年ほど前。前田さんが21歳くらいの頃のこと。「観たら、すっごい楽しかったんです。それまでヒーローものというと非現実的なイメージがありましたが、『アイアンマン』は全く違って、むしろ実在するようなリアリティ。大人もハマれる作品で『これ作った人すごい!』って尊敬しちゃいました(笑)」ヒーローといえど、主人公のトニー・スタークはそもそも人間。テロリストから地球の平和を守るため、自ら開発したアーマーを装着して「アイアンマン」になる。「それって現実的ですよね。でも、同時に夢もある。『アイアンマン』を観てからは、その当時出ていた『アベンジャーズ』までの6作品を一気に観て、あとはずっとリアルタイムで追いかけています」現在44作品あるMCUのなかでも大きな区切りとなるのが、ヒーローたちが大集合する『アベンジャーズ』シリーズ。これまで4作品が公開されている。「私はアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウといった初代アベンジャーズが大好きで、うちの猫にもメンバーたちの名前をつけるほど。アベンジャーズは、それぞれ個性的なところが魅力なんですよね。例えば、トニーは単体の映画で観ていると個人主義だけど、アベンジャーズになるとリーダーシップを発揮するんだな、とか。あと、ノリが軽い(笑)。一方、キャプテン・アメリカはマジメで紳士的。悲しい過去を背負っていて、だからこそ応援したくなる!そんな違うタイプのヒーローが集まって、わちゃわちゃするのが楽しいんです」1作目の『アベンジャーズ』ではそういう姿がよく見られるが、いったんの終幕に向かう『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、かなりシリアス。「世界を救うための集中モードに入っていくので、仕方ないんですよね。でも、私はやっぱり最初の頃の楽しい雰囲気が好きだし、何よりシビアな結末が辛かった。あのヒーローがいなくなってしまうなんて…。現実的といえばそうなんですけど、リアルタイムで追っていたぶん、感情移入も大きくて。『エンドゲーム』を観たあとは、ただただ泣いていました」シリーズを順番に観るなら「この衝撃を一度は体感してほしい」と言いつつ、前田さん自身はもう少し軽やかな楽しみ方が好み。「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『スパイダーマン:ホームカミング』『キャプテン・マーベル』は肩の力を抜いて観られるし、期待通りに面白い。例えば『キャプテン・マーベル』は、主人公のキャロル・ダンヴァースがアベンジャーズの誰より強いんじゃないかというほどスーパー強くて、彼女が自分の星にいてくれたら一生安心(笑)。マーベルにはこういう作品もあって、全てが悲惨にならないところがいいんです」それこそが、前田さんがマーベルに惹かれるところ。「誰かが犠牲になっても、ほかのヒーローが現れて、最悪の状況は食い止められる。そのギリギリの感じが、たまらないなと思います。マーベルには、そういう展開がいくつもあって、ひとたび世界に飛び込むと夢中になれる。だから私は、日常のモヤモヤからパッと離れたい時に観たくなるんです」これほど没入感ある映画体験ができるのは、物語の良さもさることながら、俳優陣の魅力や演技力によるところも大きいよう。「私は、この世界の中にいる俳優さんが全員好き。ヴィラン(敵)も含めて嫌いな人は一人もいないです。100%その役になっている。みんなピッタリって思えるなんて、本当にすごいですよね」『エンドゲーム』後はヒーローの世代交代など、それ以前のマーベルとはまた違った雰囲気になっているが、初代アベンジャーズファンの前田さんは、その変化をどのように受け止めているのだろう。「やっぱりちょっと寂しい気持ちもありますが…。でも、ディズニープラスのドラマシリーズから新ヒーローが続々と加わって、なかには気になるキャラクターも。例えば『ホークアイ』に登場した、ホークアイの跡を継ぐケイト。子どもの頃からホークアイに憧れていた彼女が、弓矢の腕を磨いて後継者になるなんて、夢がありますよね。あと新登場といえば『ムーンナイト』は、ヒーローの心の闇が描かれていて、これまでのマーベルにはなかったようなダークな世界観。今後、ほかの作品にどう影響するのか、楽しみです。ほかにもまだまだ新しい仲間が増えそうなので、これからも変わらず追っていきたいと思います」前田さんのMY BEST「マーベル」『アベンジャーズ』(2012)ヒーローたちのわちゃわちゃ賑やかな感じが好きなんです。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ソー、ハルク、ホークアイという、それまで個々に活動してきたヒーローたちが、初めて力を合わせて敵と戦う。「ヒーロー同士の関係性がいい。なかでも私は、芯が強くてブレないブラック・ウィドウが、一番好き」『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)アライグマに木のヒーロー…!見た目から引き込まれます。MCUの中でも独立した魅力を持つ作品。はみだし者のピーター・クイルが、ワケありの仲間とチームを組んで、銀河を救う旅に出る。「アライグマのロケットに、木のグルートと、見た目からしてみんな個性的で面白い。ガーディアンズは音楽も良くて、サントラを聴いていました」『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)ヒーローと同じ目線で楽しめて、どっぷりハマりました!普段は高校生。街にトラブルが起こるとスパイダーマンとして活動するピーター・パーカーが主人公。「これを観た時は、私もまだ20代だったので、ピーターのキラキラした姿を同じ目線で楽しんでいました。どっぷりハマっていた時期で、思い入れも深い作品です」『キャプテン・マーベル』(2019)彼女がいれば絶対に大丈夫と思える存在って本当に心強い。アベンジャーズ誕生前の世界線。過去の記憶を失ったキャロルは、その代償として強大な力を得るが…。「とにかく可愛くて、かっこよくて、めちゃくちゃ強い!ヒーローが負けてしまうのはある意味、現実的ですが、一方で彼女のように最強の人がいると安心して観られます」©2023 MARVEL掲載作品は、すべてディズニープラスで配信中(『スパイダーマン:ホームカミング』はソニー・ピクチャーズ配給)視聴には、月額990円、年額9900円の2プランがあり。まえだ・あつこ1991年7月10日生まれ、千葉県出身。俳優、歌手。7月20日から放送のドラマ『彼女たちの犯罪』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週木曜23時59分~)に出演。映画『Love Will Tear Us Apart』が8月19日公開。シャツ¥36,300(PAS MARQUE/パ マーク)シンプルフープ¥12,000おっぱいリング¥30,000KOIAI STUDIOS×クレーターリング¥42,000ハグリング¥24,000エヌリング¥24,000ころころバングル¥38,000チェーンブレスレット¥50,000(以上korocoro@koro__coro)ランニング、スカートはスタイリスト私物※『anan』2023年7月26日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・清水恵子ヘア&メイク・高橋里帆取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2023年07月20日中田裕二が、今夏限定で椿屋四重奏ライブを開催することをサプライズ発表した。椿屋四重奏は、中田が20歳の時に仙台で結成したロックバンド。2011年1月のバンド解散まで、歌謡曲のエッセンスを取り込んだオリジナリティを誇るロックサウンドで熱心なファンを多く獲得した。今回の期間限定活動は、ミニアルバム『椿屋四重奏』でデビューしてから20周年を記念して行われる。本公演は、「椿屋四重奏二十周年」という名の下、音楽活動を引退している永田貴樹(B)は不参加ながら、オリジナルメンバーの小寺良太(Ds)、2011年以降の中田のソロ活動を支えてきた奥野真哉(Key/ソウル・フラワー・ユニオン)、隅倉弘至(B/初恋の嵐)、カトウタロウ(G)という強力なラインナップでステージに臨む。同メンバーによるライブは、中田裕二としてすでに出演が発表されている北海道の音楽フェス『JOIN ALIVE 2023』を皮切りに、バンド結成の地・仙台で同期デビューのロックバンド「THE YOUTH」とのツーマン、そしてデビュー日に当たる8月27日(日) の東京・昭和女子大学人見記念講堂でのワンマンの計3本を予定している。<ライブ情報>『椿屋四重奏二十周年』『椿屋四重奏ニ十周年』ビジュアル7月15日(土) 『JOIN ALIVE 2023』北海道・いわみざわ公園8月11日(金) 『椿屋四重奏二十周年とTHE YOUTH “伊達男頂上決戦”』※同期デビューのロックバンド「THE YOUTH」とのツーマン宮城・SENDAI GIGS8月27日(日) 『椿屋四重奏二十周年記念公演 “真夏の宵の夢”』※デビュー記念日ワンマン東京・昭和女子大学 人見記念講堂■出演アーティスト中田裕二(Vo&G)小寺良太(Ds)奥野真哉(Key/ソウル・フラワー・ユニオン)隅倉弘至(B/初恋の嵐)カトウタロウ(G)中田裕二オフィシャルサイト:テイチクエンタテインメント:
2023年06月24日東京・早稲田大学で10日に行われた授業「マスターズ・オブ・シネマ」で映画『怪物』がテーマとなり、是枝裕和監督、坂元裕二、岡室美奈子教授(聞き手)が登壇した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。同作で第76回 カンヌ国際映画祭 脚本賞を受賞した坂元だが、「監督が書いたセリフがところどころにあって、それがオセロをひっくり返すように素晴らしい。それがなかったら全然違う印象を受けたんじゃないかというシーンがいくつかあって、中でもジャングルジムに登りながら宇宙が破裂する話をしていて、最後の締めに『じゃあ準備をしなきゃね』というのが後から足したセリフなんですよ。あるかないかで、映画の面白さ全然かわるんですよ」と絶賛。「僕がハッとして、『あのセリフめちゃくちゃすごいですね』という話をしたんですけど、どれだけ違うのか考えてもらえると」と映画の道を志す学生にアドバイスする。さらに坂元は、是枝監督が足したセリフについて「『神崎先生はいい先生でした』というところとか、ないと学校に対する見方も変わる。監督から『足したい』と書かれていて、なんでかなと考えたんだけど、上がってみたもの見ると、『このセリフ大事だったな』とはすごく思いましたね」と感心。是枝監督は「校長室にいる先生たちの中でも濃淡があった方がいいなと思ったんですよ。セリフを足すというよりは目配せだけでお芝居をしてて、神崎先生が褒められている、それを校長先生と教頭はお前だけ褒められやがって的な目で見て、褒められてるのに逆にいたたまれない感じは、台本ではなくて。あの空間の中で台本を触らずにやる演出で、そういうのが好きです」と明かした。坂元は「監督はそんなに注文出されなくて『ここがいいよね』とお手紙をくださるんですけど、意地悪な言い方をすると、手のひらの上に乗せられているというか、『ちょっとここのボタンを押すだけでお前の書いたものは変わるんだぞ』とマジックを見せられたような気分でやっていました。『ここもここも直せ』というのって、誰でもできるじゃない。でも『ちょっとここに塩を入れればいいんだよ』『あ、うまくなってる!』みたいな、そういうのが1番すごい」としみじみ。「是枝さんを語る時に『ドキュメンタリータッチ』とか『即興』ということが言われるんですけど、僕はこんなに日本一脚本がうまい映画監督はいないと思ってて、何冊も台本を読んだことがあるんですよ。ハリウッド脚本術みたいなセットアップがきっちりとあって、教科書的なものが全て網羅されていて、こんなにしっかりとした脚本はないんですよ。現場で作られてるにしても、前もって書いてあるにしてもこんなにも脚本がいい映画はない。それを何もかも現場でアドリブで作ってるドキュメンタリータッチだというのは、ご本人がやって誘導してるのか、世間の誤解なのか僕が思ってる実態とは違うなと思ってる」と主張する。是枝監督は「ありがとうございます」と照れつつ、「たぶん、映画で見て自然だと思われることほど、裏で不自然なことをやらないと自然に感じないんですよ。子供達が自然に見えるのはしっかり演じているから。『好きにしてね』と言って自然に見えるかというと、絶対にそんなことはない」と語った。
2023年06月10日東京・早稲田大学で10日に行われた授業「マスターズ・オブ・シネマ」で映画『怪物』がテーマとなり、是枝裕和監督、坂元裕二、岡室美奈子教授(聞き手)が登壇した。【※この記事は作品の結末についての記述を含みます】同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。これまでの脚本作などについて触れながら今作について話が及ぶと、坂元は「どうすれば自分が加害者になって、お客さんに加害者の主観になって体験してもらうことができるだろうか、そんなことをずっとぼんやりと十何年考えてたんです。どのように落とし込めば、お客さんに体験してもらうことができるるだろうか。その形として、自分が加害者としての主観を持ったものを作りたかったのが、このお話の構造なんです」と明かす。「三部構成がそうなんですが、初めはシングルマザーである安藤サクラさんの早織という役が『自分の息子がいじめられてるんじゃないか』と動き出すんですけど、瑛太くん扮する保利先生からはまた違ったように見えて、それぞれに自分が見えないままで誰かを傷つけていたという物語の構造ということですね」と説明した。「横断歩道で前のトラックが動かないからクラクションを鳴らしたら、実はトラックが車椅子の歩行を待っていた」という経験談も交えながら話す坂元。今作を描くにあたって「勇気がいったのでは」という岡室教授の質問には、「加害者の話も、彼らの話も僕は自分の経験をベースに作っているので、とにかく自分の中にあるものを『この人に届けたい』という1人の人を想定してその人に向かって届ける、それがすべて。自分の中では嘘はついていないし、子供の頃に感じた感情、いくつかの出来事、友達との関係、全て思い返しながら書いたので、勇気というよりは自分のことをいつものように書いていました」と語る。また、是枝監督は「最初にプロットを渡された時に、(坂元作品の)どの系譜に連なるものだろうかとは考えました。僕の中では『わたしたちの教科書』かもしれない。『世界を変えることはできますか』という問いが重要なものとして出てくるでしょう。この映画にはそのセリフは出てこないけど、多分そういう問いかけがあの2人を通してこちら側に投げかけられているんだろうなと考えたんですよ。台本の中にセリフにすることはないけれども、ページを開いたところに『世界が生まれ変われるか』という一文を咥えさせてもらったんです。その一言を、作り手である自分に常に問いかけよう、というのがスタンスの一歩目でした」と振り返った。同作の結末について「子供2人は死んでしまったのではないか」という説があることに対しては、坂元が「これは最終意見じゃなくていちスタッフの意見だけど、全然、一択。彼らはこのまま生きているとしか僕は思えなかったですし、映画を見た時に別の世界に行ったとは受け取らなかった。フジテレビの人からメールが来て『彼らは生きてますよね?』と言われた時に、何を言ってるんだろうと思ったくらい一択でした」と感想を述べる。是枝監督も「彼らが自分たちの生を肯定して終わろうとは、台本の段階から共通認識としてもっていました。多様な読みを否定するつもりはないし、そういう悲劇を見たいという人もいるだろうし、見ようとすると光に満ちてることがやや現実から離れて見えるのはわからなくはないので、目くじら立てるつもりはないんだけど」と同意。さらに是枝監督は「最後に光につつまれるものを、もう少しおさえましょうかみたいな意見はなくなかったんですよ。現実だと思われなくなるのではないかと。でも2人の心象風景だと思ったらあそこは嵐の中で光に満ちていた方がいいだろうと僕は考えました」と演出意図を明かす。「坂本龍一さんの『Aqua』という曲を使わせていただいて、火で始まって水で終わる話だと思ってたんですよ。あの曲は映画とは関係ないかもしれないけど、何かを寿いでいる歌で、子供達がもう一度自分たちとして生き始めることを祝福して終わる話だと思った。祝福されてる子供達の世界から、僕らは置いていかれるということだと思ったんです。嵐の中に残されてるけど、子供達は光に包まれたところに走り出したというものにしようかと思ったから、2人にはちゃんと伝えました。とにかく叫んでくれて構わない、喜びで叫んでくれ。でもなかなか叫べない。恥ずかしかったりもするから、『もっとやっていい』『もっと跳ねていい』と言って、結構撮り直していました」と振り返った。一方で、最後の子供達の姿が是枝監督&坂元に重なり「2人で次のステージに行く」姿に見えたという指摘も。2人は照れつつ、坂元は「妻にも言われました」と告白する。大人にも救いがあるかという問いには、坂元が「大人の希望というか、早織という母にも、保利という先生にもどこか罪があって、その罪について気付き考えていく時間がここから生まれるわけなので、それは見た方にも伝わるといいなと思ってるんですけどね」と語った。授業では学生からの質問も飛び出し、「社会的なメッセージのある映画をプロパガンダにしないためにはどうすればいいか」という質問には、是枝監督が「どんな映画も社会的なメッセージを持っていると思う」と回答。「まず作り手が考えて、僕もこの脚本をもらって一緒に考えてみる。この2人の幸せを阻害しているのはなんかのか、作品の世界ときちんと向き合ってみないと。作品の世界と登場人物と向き合う前に、作品が孕んでいるだろう社会的なメッセージを世界に向かって投げかけても、多分届かない。よくない態度かなと思います」と語り、坂元も「まあ社会派ではないんですが、メッセージを生み出していないとも思っていない。作品はメッセージをはらんでしまうんですよ」と頷いていた。
2023年06月10日6月7日発売のファッション誌『VERY』7月号より、俳優・前田敦子の子育てエッセイ「31歳、お母さん。ときどき女優」の連載がスタートする。■前田敦子さんショートヘアのきっかけは息子さんの「ママ、可愛い!」前田は2021年の初登場以来、たびたび『VERY』誌面に登場。VERY編集部では、以前より取材時のとてもフラットなムードや、披露されるエピソードから垣間見えるひたむきなお母さんとしての姿に魅了されてきた。本連載では、現在4歳になる男の子のお母さんとしての素の表情が垣間見える、日々の子育てエピソードや、感じたことを紹介していく。取材日に以前より短いヘアで現れた前田。ヘアのことを尋ねると、「息子と何かの映像を見ていたときに私の髪型が短くて。息子が『ママのショートヘア可愛い。こっちの方がいい』と言うから、この前、切ったばかりなんです。でも、いざ切ってみると『前の方が良かった!』と拗ねていました」と笑顔に。当日は話が盛りあがり、予定時間のインタビューを大幅に超えてしまうほど!一部、未公開のエピソードを紹介する。■前田敦子さん息子とチョコを溶かして夜の実験!「どんなに忙しくても、寝る前の1時間は一緒に過ごす、毎日一緒に寝ると息子と約束しています。寝る前の1時間は彼がやりたいことに付き合う時間。最近は、園でやっている“数字のなぞり書き”にハマったらしく、『数字を書いて!』と頼まれて。画用紙にエンピツで薄く1から100まで数字を書いてあげると、集中してなぞる、ということを3日連続でやりました。紙粘土で好きなキャラを一生懸命作るのにハマっていた時期もあったし、別の日には、イチゴをストローで刺す実験をしていたり、何かYouTubeの実験で見たらしく、『これを凍らせたら寝る!』と言って、何やらチョコを溶かして冷凍庫に。翌朝にポリポリ食べていました(笑)」■第1回目は、母子で“常連”だという行きつけ店のエピソードを紹介!7月号では、息子と一緒によく訪れるという、子どもたちが大好きなレストランでの様子を、前田敦子さん(&息子さん)撮影のプライベート写真とともに、紹介する。【PROFILE】前田敦子1991年生まれ。2005年にAKB48として活動を始める。2007年に女優としてもデビューし、2012年にAKB48を卒業後は、ドラマ、映画、舞台と俳優として幅広く活躍中。プライベートでは4歳になる男の子のママ。
2023年06月07日前田敦子、成海璃子、塩野瑛久共演「かしましめし」が5月29日の放送回でフィナーレを迎えた。前田さんの演技に「上手すぎるのよ敦子さん…」「女優やってる前田敦子どんどん観たくてたまらない」など、SNSには改めて絶賛の声が投稿されている。「サプリ」「&」のおかざき真里による同名コミックを映像化。美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサーの男女3人が、それぞれの人生に悩みながらも、みんなで集まっては賑やかな“おうちごはん”を囲み、一緒に暮らすようになる…という物語が展開してきた。蓮井に惹かれているデザイナー・千春を前田さんが演じ、同僚の田口と交際しているが心がすれ違っているナカムラを成海さんが。大学時代の同級生・瀬川にフラれた英治を塩野さんがそれぞれ演じた。また、千春の美大予備校時代の講師で画家をしており、今は千春をモデルに絵を描いている蓮井亮史には渡部篤郎。ナカムラの今の彼氏・田口祐也に倉悠貴。千春の中学時代の同級生・沙耶に工藤綾乃。英治と再会し親しくなる写真家・瀬川榮太郎に若林拓也。千春の母・紗栄子に渡辺真起子といったキャストも共演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。どんな日も寄り添って一緒にごはんを食べる千春、ナカムラ、英治のかしましい日常生活は、千春の母・紗栄子の突然の帰国によって岐路を迎える。共に帰国した友人と再びこの家に住むという紗栄子。急な話にナカムラと英治は考える間もないまま家探しを始める。そんななか英治の個展が開かれ、初日を終え一息ついていると、千春は2人に言えなかった本当の気持ちを打ち明ける。結局紗栄子たちが別の住むところを探す話になり、ナカムラと英治は同居を続けられそうになるのだが、千春は自分と一緒に暮らすことで2人が人生を足止めされているのでは?と考える。そんなことはないと否定する2人だったが、千春は「このまま一緒にいると2人に甘えちゃう」と、親友たちのためにも同居を解消したいと話す。そして蓮井に「好きです」と“告白”したうえで、この好きは“恋愛的”な好きではなく、ただ一緒に過ごして楽しかったり、落ち着いたりして、それでいいと今は思ってると話し、「また一緒にごはんを食べましょう」と告げる…という物語だった。視聴者からは千春を演じた前田さんに「あっちゃん素敵なドラマに出会わせてくれてありがとう!!」「女優やってる前田敦子どんどん観たくてたまらない」「上手すぎるのよ敦子さん…。自然過ぎるがゆえに千春ちゃんにめちゃくちゃ感情移入しちゃった」など、その演技を絶賛する声が送られる。また「もっと3人のご飯見てたかったなぁ…」「この3人だからこそできた作品だったなって改めて思った」など、共演した成海さんと塩野さんも含め、3人のメインキャストへの賛辞の言葉も。「優しい時間をありがとうございました。シーズン2お願いします」「温度感?空気感?めちゃくちゃ好きだなぁー!!!シーズン2やってください」と続編希望の投稿も多数SNSにアップされている。(笠緒)
2023年05月30日映画『怪物』(6月2日公開)の第76回 カンヌ国際映画祭凱旋記者会見が29日に都内で行われ、是枝裕和監督、脚本家の坂元裕二が登場した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。親、教師、子供と3つの視点からなる構成となっている同作だが、この理由を聞かれた坂元は「私が以前経験したことなんですが、車を運転して赤信号で待っていた時、前にトラックが止まっていて。青になったんですが、そのトラックがなかなか動き出さない。しばらく待っても動かないものですから、前の車がちょっとお休みしてるのかなと思って、クラクションを鳴らしたんですね。それでもトラックが動かなかったので、何をしているんだろうと思っていると、ようやく動き出した後に、横断歩道に車椅子の方がいらっしゃるんです。そのトラックが車椅子の方々れるのを待っていたんですが、トラックの後ろにいた私はそれが見えなかったんです」と、自身の体験談を振り返り始める。坂元は「それ以来、自分がクラクションを鳴らしてしまったことを後悔し続けておりまして、このように世の中には普段生活していて見えないことがある。私自身、自分が被害者だと思うことにとても敏感ですが、自分が加害者だと気付くことはとても難しい。どうすれば、自分が被害者に対してしていることに気づくことができるだろうか。そのことを常にこの10年あまり考え続けてきて、その一つの描き方として、この方法を選びました」と説明した。そういった構成の関係上、宣伝時にはストーリーに踏み込まず、今回クィア・パルム賞を受賞したことで驚かれることともなった。是枝監督は「子供たちが抱えた葛藤を『ネタバレだから言わないでくれ』と言っていると囁かれたりしていると耳にしているんですけど、観た方の感想で『なるべく先入観なく観た方がいい』というのは間違いない。決して彼らが抱えた葛藤をネタとして扱ったつもりはありません」ときっぱり。「構成上、むしろ自分が当事者として子供達と向き合うためには、できるだけ脚本に振り回された方が、観終わった後にどこに着地するのかわからない方がいいのではないのかなと思っておりますので、そこは誤解のないようにと宣伝にも伝えております」と語る坂元は改めて「2010年に『Mother』、2011年に『それでも、生きてゆく』というドラマの脚本を書きました。その時からずっと抱えていた問題が自分の中にあって、加害者というものをどのように書けばいいのか、それが私にとってこの12年間の長い課題というか、考えていきたいテーマだったんです」と明かす。「加害者がどのようにすれば、被害者の存在に気付くことができるか? 被害に対して考えることはよくあるんですが、自分自身の加害という行為に関して考えること、気付くことは難しい。それをどうすればいいんだろうか、ということが長年のテーマだったんですが、加害者が被害者の存在に気づいていく道のりを、自分なりに現状書けるものがこれだったという。これで一つ、自分なりの道筋というものになってるといいなと思うんですが、答えが出るのかどうかわからないのですが、現状、これです」と表した。
2023年05月29日映画『怪物』(6月2日公開)の第76回 カンヌ国際映画祭凱旋記者会見が29日に都内で行われ、是枝裕和監督、脚本家の坂元裕二が登場した。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作で、この度、第76回 カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤サクラ)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。最後まで映画祭に参加し、2時間前に帰国したという是枝監督が、一足先に戻っていた坂元にトロフィーを渡す。是枝監督は「本当に素晴らしい評価をいただいたなと思っております。無事に坂元さんにお渡しすることができてほっとしています」と心境を表した。坂元は「実感は正直あまりありません。受賞を初めて聞いた時に寝ていたものですから、第一報を聞いた瞬間、まだ夢を見ているのかなと思いました。その後続いているようで、今も夢の中にいるような思いと、重み自体をこの作品の責任感だと感じますので、私自身手にも背中にも乗っかった大きな責任だと感じております」と胸の内を明かす。「最近映画の脚本を書くようになりましてほぼ2本目のようなものなんですが、まだ監督の力、プロデューサーの力を借りながらゆっくりと進んでいるものですから、今回含めて周りの方のお力によるものだと考えています」と感謝した。受賞の知らせについては着信に気づかず、「ニュースをご覧になった別の方からショートメールが来て音が鳴って気づいて見たところ、プロデューサーや監督から『受賞しました』というお話を聞きまして、あまり感情の起伏がないものですから『嬉しい』とか『やったあ』という気持ちよりはズシンという思いが訪れて、水を1杯飲みました。それが最初の行動でしたね」と振り返る。感情の起伏が少ないとはいうものの「周りの方から『おめでとう』と言われた時に、初めてうれしくなります」と明かし、さらに「1番うれしかったのはジョン・キャメロン・ミッチェル監督から昨日メッセージが届きまして、タクシーの中にいたんですが、涙が出ました」と語る。カンヌで賞をもらうことは「考えたこともありませんでした。カンヌに呼んでいただけたことが幸せだった」という坂元だが、「チームの1人として好きになれた作品でしたので、これが評価を受けるとうれしいな、それくらいの気持ちでした。自分のことはまったく考えてませんでした」という。どこが評価されたのかという質問には「出来上がった作品から脚本を評価していただいたんだと思うので、それはもちろん作品の素晴らしさで、脚本に関しては自分ではなかなか評価しづらいんですが、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督が『人の命を救う映画になっている』と言ってくださったので、もしそれが誰かの心にあるならうれしいことだなと思っています」と語った。
2023年05月29日“マエノリ”の愛称で親しまれている前田典子さん(57)は年齢を感じさせないエイジレスな女性と人気を集めています。先日、自身のインスタグラムに黒のワンピース水着姿を公開し反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう! 黒の大胆デザインのワンピース水着姿にファン興奮 この投稿をInstagramで見る マエノリ 前田典子 Noriko Maeda(@maenorichang)がシェアした投稿 「#春の沖縄#夏気分#紫外線はお肌の大敵だけど...まーえーかちょっとぐらいせっかくの沖縄やもん」とプールで寝そべりショットとプールで楽しそうにはしゃぐ動画を公開。大胆デザインの水着を着たマエノリさんの美ボディに注目が集まっていて、「今までで一番攻め込んだ水着とちゃいますか!」「凄いなぁ。同い年ボディとは思えない」「美しすぎます♡」とコメント欄に称賛のコメントが相次いで寄せられておりました。エイジレスな魅力で輝き続けるマエノリさんから目が離せないですね!あわせて読みたい🌈「セクシー」「グラビアでも女神」白ビキニで美ヒップ披露!小嶋陽菜さんのグラビア動画にファン悶絶
2023年05月11日中田裕二が、2019年から2021年にかけてリリースしたオリジナルアルバム4作品(『Sanctuary』『DOUBLE STANDARD』『PORTAS』『LITTLE CHANGES』)のボーナスディスクに収録されていたライブ音源4タイトルを配信リリースすることを発表した。配信されるのは、オリジナル曲はもちろん、往年の名曲のカヴァーや椿屋四重奏時代の楽曲のセルフカヴァーの弾き語り、そしてトリオ、4ピースバンドといった様々なスタイルでのライブ音源。また、ニューアルバムのリリースとツアー開催を記念して、ツイッター限定のキャンペーンも実施。ツイッター上で、椿屋四重奏時代の楽曲を含む「私の好きな中田裕二の歌詞」とその歌詞への思いや感想をツイートすると、中田本人がリツイート&コメントする企画となっている。さらにインスタグラムでは、ニューアルバム『MOONAGE』リリースを記念したInstagram上のストーリーズやリールで活用できるリード曲「ハグレモノ」のARエフェクトフィルターもリリースされた。<配信情報>「LINE LIVE 2018」※2019年リリース『Sanctuary』ボーナスディスク/弾き語りライブ音源「LINE LIVE 2018」配信ジャケット5月10日(水) 配信リリース【収録曲】1. マレダロ2. 正体3. ランナー4. 星屑のステージ5. 誘惑6. いばらのみち7. シンデレラ8. moonlight9. 終わらないこの旅を配信リンク:「中田裕二 trio saloon TOUR 19 “minimal dandyism 3” at Billboard Live TOKYO, September 19th, 2019」※2020年リリース『DOUBLE STANDARD』ボーナスディスク/トリオ編成ライブ音源「中田裕二 trio saloon TOUR 19 “minimal dandyism 3” at Billboard Live TOKYO, September 19th, 2019」配信ジャケット5月10日(水) 配信リリース【収録曲】01. リバースのカード02. Nobody Knows03. テンション04. ロータス05. PURPLE06. ただひとつの太陽07. ランナー08. サザン・ウィンド09. THE OPERATION10. STONEFLOWER11. 誘惑12. 海猫配信リンク:「“中田裕二の謡うロマン街道” at 高崎 少林山達磨寺大講堂, 2018年9月15日」※2020年リリース『PORTAS』ボーナスディスク/弾き語りライブ音源「“中田裕二の謡うロマン街道” at 高崎 少林山達磨寺大講堂, 2018年9月15日」配信ジャケット5月10日(水) 配信リリース【収録曲】01. ロータス02. 夏の終りのハーモニー03. はじまりはいつも雨04. 薄紅05. 正体06. ウナ・セラ・ディ東京07. 結詞08. おてもやん09. シルエット・ロマンス10. ただひとつの太陽11. Deeper12. 虹の階段13. 白日配信リンク:「YUJI NAKADA 10TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE vol.3 “中田裕二の椿屋探訪” August 28th, 2021」※2021年リリース『LITTLE CHANGES』ボーナスディスク/4ピースバンド編成ライブ音源「YUJI NAKADA 10TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE vol.3 “中田裕二の椿屋探訪” August 28th, 2021」配信ジャケット5月10日(水) 配信リリース【収録曲】01. トーキョー・イミテーション02. 手つかずの世界03. 硝子玉04. 共犯05. playroom06. ミス・アンダースタンド07. 螺旋階段08. 春雨よ09. 紫陽花10. LOVE 2 HATE11. アンブレラ12. マテリアル13. CRAZY ABOUT YOU14. 君無しじゃいられない15. 小春日和16. 恋わずらい17. 空中分解配信リンク:■「歌う文学:中田裕二の言葉を届けるキャンペーン」(ツイッター限定企画)〜あなたが好きな中田裕二の言葉(歌詞)を書くと、中田裕二からの言葉(リプライ)が届く〜ツイッター上で、「あなたが好きな中田裕二の歌詞」(椿屋四重奏、ソロ、提供曲いずれも可)とその歌詞への思いや感想をツイートしてください。ハッシュタグは「#中田裕二」「#椿屋四重奏」「#中田裕二の言葉」ツイートしてくださった方の中からランダムで中田裕二本人がリツイート&コメントします。本人からリツイート&コメントの対象期間は、2023年6月末までを予定。■ 「ハグレモノ」Instagramフィルターリンク:「ハグレモノ」「ハグレモノ long ver.」<ツアー情報>『TOUR 23 “MOONAGE SYNDROME”』<BAND SET>5月13日(土) 宮城・Rensa5月20日(土) 福岡・DRUM LOGOS5月27日(土) 神奈川・ランドマークホール6月4日(日) 北海道・cube garden6月10日(土) 大阪・BIGCAT6月11日(日) 愛知・ボトムライン6月24日(土) 東京・EX THEATER ROPPONGI『中田裕二の謡うロマン街道』<弾き語り>5月14日(日) 宮城・カフェモーツァルトアトリエ ※完売5月21日(日) 福岡・ROOMS ※完売6月3日(土) 北海道・musica hall café ※完売6月17日(土) 愛媛・日本キリスト教団 松山教会6月18日(日) 高知・あたご劇場中田裕二 オフィシャルサイト:
2023年05月09日伊藤沙莉が主演するドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」の放送が決定。中島健人(Sexy Zone)や織田裕二も迎え、ポップで痛快なお仕事コメディを展開させる。本作は、各地方裁判所に所属する裁判所の職員であり、裁判で出された結論が実現されない場合に、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする国家公務員・執行官を題材とした物語。個性豊かなキャラクターたちと軽妙なテンポのセリフの応酬により、明るく誰もが楽しめるドラマとなっている。脚本は、「カバチタレ!」や連続テレビ小説「あさが来た」、「未解決の女 警視庁文書捜査官」など、お仕事モノに定評のある大森美香が手掛ける。ゴールデン帯連続ドラマ初主演となる伊藤さんが演じるのは、ひょんなことから執行補助者となる吉野ひかり。大らかで明るく、親しみやすい性格のひかりは、それまで勤めていた信用組合を辞め、一念発起して上京。憧れだったペット関連の仕事に就くが、その会社はある日執行をうけ、倒産。しかし、その執行を行った執行官・小原樹からある能力“犬にものすごく好かれる”ことを買われ、執行補助者として新たな道を歩み始める。そして2人は、誰も想像し得なかった凸凹バディを結成することに。そんなひかりを執行補助者の道へと引きずり込む執行官・小原樹役には、テレビ朝日のドラマ初出演となる織田さん。小原たちが籍を置く執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介を、中島さんがセクシーを封印し、黒縁メガネにベスト、アームカバーというスタイルで演じ、執行官たちの業務をサポートする。<キャスト・脚本家コメント>・伊藤沙莉このドラマの企画書をいただいた時に、私は初めて“執行官”という職業を知りました。きっとそういう“初めて”という方はたくさんいらっしゃるのではないかと思うので、そこに焦点を当ててドラマを作るというのはとても新しいですし、“執行官”がどういうお仕事なのかということを知りつつ、そこにまつわるドラマが展開していくのはとても面白いと思いました。織田裕二さんは、私にとっては「テレビで見ていた方」だったので、《スター感》を抱いていて、お会いするまではすごい緊張していたんです。「怒られたらどうしよう…」なんて思っていましたが、本読みの日に初めてお会いして、全てが覆りました(笑)!こんなに気さくでライトに話してくださる方なんだ!って一気に緊張が解けて、現場に入るのが楽しみになりました。このドラマには犬がたくさん出てきますが、みんな本当にお芝居が上手。織田さんが演じる小原さんは「犬が怖い」という役ですが、そんな織田さんのお芝居とそれに対する犬たちの化学反応みたいなのも素晴らしいことになっていて、織田さんと犬が共鳴し合っている様子が面白いなと思いながらいつも見ているんです。“執行官”という聞きなじみのない職業で法律に関するドラマ、と聞くとちょっと堅く感じられる方も多いかもしれませんが、すごく楽しく描かれていますし、どの登場人物もキャラが濃い!見ていて全く飽きないドラマだと思いますので、ヒューマン的な部分、ラブの部分なども含めて楽しんでいただけたらと思います。・中島健人“執行官”と聞いた時は、まず「なんぞや」と思いました。“執行”という言葉に聞きなじみはありませんでしたが、切れ味があってかっこよさそうなので、そこに織田裕二さんのお名前がキャスティングされているのを見て、「どういう役かはわからないけど、きっと合うだろうな」と確信しました。と同時に、僕と(伊藤)沙莉はどういうポジションなんだろう、と悩みました(笑)。僕も織田さんと言えば、「青島刑事(『踊る大捜査線』)」のイメージでしたし、これまでに本当にたくさんの作品を拝見してきていたので、「え、その織田さんとこれから一緒にお芝居をするの…?」という不思議な気持ちでした。ちょうどドラマの撮影開始がSexy Zoneのドーム公演を控えていた時期で緊張していたんですけど、正直織田さんとの共演のほうがある意味、緊張しちゃったりしていて…(笑)。2つの緊張が隣り合わせだったあの時期は忘れられないです。現場では、役者としての大切なことだったり、お芝居に関してのアドバイスだったり、いろんなお話をしてくださって…撮影中ずっとドキドキしていました(笑)!これまでドラマ・映画などで取り扱ったことのない“執行官”というものを題材にした新しい作品です。法律的なこともそうですが、いろんな形の“愛”、人と人との繋がりを、執行官を通して知ることができますので、ぜひこの夏を楽しみにしていただけたらと思います。・織田裕二“執行官”って簡単に言ってしまうと、「裁判で判決が下っているのに、お金を払ってもらえない、退去してもらえない、など進行しない事柄に対して執行をする」、いわば司法の《最後の砦》なんですよね。なのに、国家公務員なのにも関わらず、出来高制なんです。「そんな国家公務員いるの!?」と正直驚きました。(伊藤)沙莉ちゃんとも中島(健人)くんとも今回が初共演でした。沙莉ちゃんはいろいろな作品に出ているのを見て上手だなあと思っていましたが、実際にお会いしたらとても可愛らしい方。中島くんはこれからますます楽しみな俳優さんだなと思いました。タイトルにもある通り、このドラマには犬がたくさん出てくるのですが、どの子たちもすごくいい子でちゃんとお芝居をしているんです。思わず切なくなってしまったようなシーンも多々ありました。ストーリーは毎話完結に近いですし、多彩なゲストもいらっしゃるので、皆さん、どうぞお見逃しなく!・大森美香(脚本)一昨年、幕末期からの日本を描く大河ドラマの脚本を書かせていただいた後、猛烈に今の日本を知りたくなり「次に描くなら令和の今を切り取れるような作品を!」と願ってプロデューサーさんたちと色んな職業を捜していた中で知ったのが“執行官”というお仕事です。裁判所職員でありながら常に現場に立ち、現状に行き詰まり動けなくなっている人々と向き合う“執行官”。その“執行官”という職業に法律や裁判所とは無縁だった犬好きの主人公・ひかりさんが出合います。戦争や紛争が続き、日常的にミサイルが飛んできたりと油断ならない昨今ですが、ご覧いただく皆さんに「明日も一歩踏み出そう」と思っていただけるパワーやワクワクを少しでもお届けできればと心から願っています。伊藤沙莉さん、中島健人さん、織田裕二さん(お三方ともご一緒するのは初めて!)をはじめとして、キャスト&スタッフ一丸となって制作しております。どうぞご期待ください!「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は7月、毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年04月28日東京都内にあるビルから、コートをはおりながら現れたのは織田裕二(55)。本誌が彼を目撃したのは4月上旬。このビル付近で、テレビ朝日の7月期連続ドラマのロケが行われていたのだ。「裁判所の職員である“執行官”の活躍を描く作品です。主演は、’24年度前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』でも主役を務めることで注目されている伊藤沙莉さん(28)。織田さんが、主演以外で連ドラに出演するのは、’93年に放送された『素晴らしきかな人生』(フジテレビ系)以来、30年ぶりのこと。業界関係者を驚かせています」(テレビ局関係者)30年間主役を張り続けてきただけに、織田のプライドの高さはよく知られていた。「いわゆる“俺様俳優”の代表格でした。有名なのは’93年に公開された映画『卒業旅行ニホンから来ました』で、監督に対して『脚本に興味がない』と言い放ったエピソードです。また『織田タイム』と呼ばれていましたが、監督の指示に納得がいかないと、控室にこもってしまったりもしていたそうです」(映画関係者)そんな彼がなぜ“降格”に甘んじて出演のオファーを受けたのだろうか。ドラマのスタッフによれば、「かつての織田さんを知る人たちには意外に思えるかもしれませんが、伊藤沙莉さんのことを評価しているそうで、『いまいちばん気になっている女優さんだから、共演してみたかった』と語っているそうです。性格も丸くなったということでしょうか。現場入りが少し遅れたときに、『ほら、織田さん、呼ばれているよ!早く行って!』と、後輩俳優にイジられたときにも笑っていたのです」だが本誌がロケを目撃した日には、こんな場面もあったのだ。「数人で横断歩道を渡るシーンのリハーサルで織田さんが急に手を上げて歩きだしたのです。台本や打ち合わせになかったので、共演者たちは一瞬戸惑っていましたが、織田さんに追随していました。その直後には主演の伊藤さんにも熱心に話しかけていましたが、アドリブについて解説していたようです。結局、撮影では伊藤さんもいっしょに手を上げて渡っていました」(別のドラマスタッフ)演技派として評価される朝ドラ主演女優の伊藤に “俺流の演技”を指導していたという織田。現場では終始、出演者やスタッフたちの中心におり、いまだに“俺様”ぶりは健在のようだ。
2023年04月14日前田敦子、成海璃子、塩野瑛久が共演する「かしましめし」が4月10日から放送開始。前田さんの演技に「リアル過ぎてきゅーってなった」など惹き込まれる視聴者からの声がSNSに続々上がるとともに、塩野さん演じる英治の関西弁も好評を博している。「FEEL YOUNG」好評連載中、「サプリ」「&」のおかざき真里による同名原作をドラマ化する本作は、美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサー男女3人が、それぞれの人生に悩みながら“おうちごはん”を囲むなかで、やがて一緒に暮らしていくようになる…という物語。上司からのパワハラで心が折れ退職。気分転換の“料理”に活路を見出したデザイナーの千春には前田さん。古風で堅い家庭で育ち“結婚はするもの”という意識が強いが、同じ部署の婚約者から突然婚約破棄されてしまうナカムラには成海さん。美大卒業後、広告代理店のデザイナーとして勤務していたが営業に回され、自分のやりたいことがわからなくなってしまう英治を塩野さん。元カノ、所属していたラグビー部の元マネージャー、元カレという自死した同級生とつながりのある3人をそれぞれ演じている。またナカムラのことを気にかけている田口祐也に倉悠貴。3人の同級生で写真家の瀬川榮太郎に若林拓也。自身が開くお絵描き教室の先生で千春に仕事の依頼をする沙耶に工藤綾乃。3人の美大予備校時代の講師で画家の蓮井亮史に渡部篤郎といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3人とも28歳で美大出身という千春、ナカムラ、英治は1年前、同級生の自死をきっかけに再会。それから“おうちごはん”を囲むようになる。心が折れて仕事を辞めた千春。バリキャリだが男でつまずくナカムラ。恋人との関係がうまくいかないゲイの英治。定期的に集まってご飯を食べるうちに一緒に住むようになる3人の愛おしくも“かしましい”日常生活が始まる…というのが1話の展開。放送後には「あっちゃんが映ると、映像が引き締まったり華やかになったりするの本当不思議」「繊細なお芝居あっちゃん流石だった。ゆったりとした口調の語りも大らかでマイペースながらも、他人思いの千春の優しいまっすぐな所が出てる」「千春がTV見て昔のトラウマみたいなのが蘇って動悸がしてるところとか、あっちゃんの演技リアル過ぎてきゅーってなった」など、前田さんの自然な演技に惹き込まれた視聴者からのコメントがSNSに続々投稿。また「塩野瑛久のほんわか関西弁が耳に心地よい」「英治くん可愛い過ぎ 関西弁に癒される」「関西弁が心地よいし笑顔や柔らかい雰囲気がとても素敵」など、塩野さんの関西弁も好評を博している。一方、2話の予告映像に被さる千春のモノローグには「来週の予告不穏」「2話の予告で、すでに終わりを匂わせないでくれぇ.....」など不安を感じる視聴者からの声も上がっている。【2話あらすじ】千春の家に引っ越してきたナカムラと英治。片付けがひと段落するとナカムラの卓上フライヤーで好きな具を串に刺して揚げる、名付けて“引っ越し揚げ”で引っ越し初日の食卓を囲むことに。ある日、千春の提案で花見に出かけた3人。その後一人になったナカムラの前に田口が現れる。田口の軽妙なやりとりに少し心を開くナカムラだったが…。「かしましめし」は毎週月曜23:06~テレビ東京にて放送中。(笠緒)
2023年04月11日『MOONAGE』ジャケット中田裕二が4月26日にリリースする自身12作目のニューアルバム『MOONAGE』(読み:ムーンエイジ)のジャケット写真と全収録楽曲のタイトルを公開した。ジャケットのデザインは、これまでも中田のジャケットを数多く手がけてきたコラージュアーティスト&グラフィックデザイナー・M!DOR!。全10曲の収録楽曲は、すべて中田の作詞・作曲・プロデュースによるもので、「太陽のような眩しい光ではなく、月のような柔らかな灯りが照らしてくれる世界」を様々な題材と角度から表現している。このアルバムリリースに先駆け、4月5日にはリード曲「ハグレモノ」が先行配信される。【リリース情報】■先行配信シングル「ハグレモノ」2023年4月5日(水)各音楽配信サービスにてリリース■ニューアルバム『MOONAGE』(読み:ムーンエイジ)2023年4月26日(水)発売01. ハグレモノ02. 尽きせぬ炎03. 罪人たち04. ビルディング05. ふしあな06. 真空07. 蒼ざめた光08. SEESAW09. 解けない謎10. 存在<全国流通盤(CD+DVD)>価格:5,500円(税抜価格:5,000円)DVD:「年忘れ公演 2022 "バシの大奏事”」(2022年12月26日 東京・日本橋三井ホールで開催)配信時の映像&サウンドをレストア&リミックスが施されたライブ映像を収録<レーベルオンライン盤(全国流通盤+特典CD)>価格:6,600円(税抜価格:6,000円)特典CD:2022年11月11日にコニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)で行われたプラネタリウムライブ「LIVE in the DARK 」ライブ音源を収録購入先URL: <オフィシャルファンサイト「CLUB PATHOS」限定盤(レーベルオンライン盤+直筆サイン入りポストカード)>販売期間:2023年3月10日(金)19:00〜4月30日(日)予定※新規入会でも購入可能。入会方法は、 をご覧ください。※オフィシャルファンサイトはスマートフォン専用のサービスです。<購入特典情報>■早期予約特典全国の対象CDショップまたはオンラインショップにて期間内にご予約いただいた方に、<ジャケットデザイン ミニステッカー(5cm×5cm)>をプレゼントいたします!※お受渡しは4月25日以降、商品の御購入・御受取り時となります。▽ご予約対象期間2023年3月10日(金)19:00 ~ 3月26日(日)23:59まで■先着購入特典対象店舗にてご購入いただいた方に先着で各種特典をプレゼントいたします!※特典は無くなり次第終了となりますので、お早めにご予約ください。▽購入特典対象店舗・タワーレコード(オンライン含む/一部店舗除く):特製アートカードタワーレコードver.・HMV(オンライン含む/一部店舗除く):特製アートカードHMV ver.・応援店(オンライン含む/一部店舗除く):特製アートカード応援店ver.※応援店に関しましては時事更新致します。詳細はテイチクHPを御覧ください。 ・楽天ブックス:マイクロファイバークロス(20cm×20cm)・セブンネット:スクエア型缶マグネット(37mm)【ライブ情報】※バンドセットツアー&弾き語りツアー同時開催!<TOUR 23 "MOONAGE SYNDROME"(バンドセット)>&<中田裕二の謡うロマン街道(弾き語り)>5月13日(土) 仙台 Rensa ※バンドセット5月14日(日) 仙台 カフェモーツァルトアトリエ ※弾き語り5月20日(土) 福岡 DRUM LOGOS ※バンドセット5月21日(日) 福岡 ROOMS ※弾き語り5月27日(土) 横浜 ランドマークホール ※バンドセット6月3日(土) 札幌 musica hall cafe ※弾き語り6月4日(日) 札幌 cube garden ※バンドセット6月10日(土) 大阪 BIGCAT ※バンドセット6月11日(日) 名古屋 ボトムライン ※バンドセット6月17日(土) 松山 日本キリスト教団 松山教会 ※弾き語り6月18日(日) 高知 あたご劇場 ※弾き語り6月24日(土) 東京 EX THEATER ROPPONGI ※バンドセットチケット一般発売:2023年4月15日(土)ツアーの詳細: 中田裕二 公式SNSTwitter投稿 : instagram投稿 : 中田裕二 / IMPERIAL RECORDS : Yuji NAKADA OFFICIAL WEBSITE : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月24日中田裕二”今の僕らには 陽の光よりも 月の光が ありがたい”中田裕二が自身12枚目となるニューアルバム『MOONAGE』(読み:ムーンエイジ)を4月26日にリリースする。前作『LITTLE CHANGES』からおよそ1年半ぶりのアルバムリリースとなり、「太陽のような眩しい光ではなく、月のような柔らかな灯りが照らしてくれる世界」を様々な題材と角度から表現した、中田の作詞・作曲による全10曲を収録。なお、4月26日のアルバムリリースに先駆け、4月5日にはリード曲「ハグレモノ」が先行配信される。2003年の椿屋四重奏でのデビューから今年で20年。2011年のソロ以降、オリジナルでは12作目となる本作で、自身と自身が作り出す音楽を”月の世代”(=MOONAGE)と称し、成熟期を迎えながらもさらなる挑戦を続ける中田の新たな音世界に期待が高まる。【リリース情報】■先行配信シングル「ハグレモノ」2023年4月5日(水)各音楽配信サービスにてリリース■ニューアルバム『MOONAGE』(読み:ムーンエイジ)2023年4月26日(水)発売<全国流通盤(CD+DVD)>価格:5,500円DVD:「年忘れ公演 2022 "バシの大奏事”」(2022年12月26日 東京・日本橋三井ホールで開催)配信時の映像&サウンドをレストア&リミックスが施されたライブ映像を収録<レーベルオンライン盤(全国流通盤+特典CD)>価格:6,600円(税抜価格:6,000円)特典CD:2022年11月11日にコニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)で行われたプラネタリウムライブ「LIVE in the DARK 」ライブ音源を収録購入先URL: <オフィシャルファンサイト「CLUB PATHOS」限定盤(レーベルオンライン盤+直筆サイン入りポストカード)>販売期間:2023年3月10日(金)19:00〜4月30日(日)予定※新規入会でも購入可能。入会方法は、 をご覧ください。※オフィシャルファンサイトはスマートフォン専用のサービスです。<購入特典情報>■早期予約特典全国の対象CDショップまたはオンラインショップにて期間内にご予約いただいた方に、<ジャケットデザイン ミニステッカー(5cm×5cm)>をプレゼントいたします!※お受渡しは4月25日以降、商品の御購入・御受取り時となります。▽ご予約対象期間2023年3月10日(金)19:00 ~ 3月26日(日)23:59まで■先着購入特典対象店舗にてご購入いただいた方に先着で各種特典をプレゼントいたします!※特典は無くなり次第終了となりますので、お早めにご予約ください。※デザインは後日発表いたします。▽購入特典対象店舗・タワーレコード(オンライン含む/一部店舗除く):特製アートカードタワーレコードver.・HMV(オンライン含む/一部店舗除く):特製アートカードHMVver.・応援店(オンライン含む/一部店舗除く):特製アートカード応援店ver.※応援店に関しましては時事更新致します。詳細はテイチクHPを御覧ください。 ・楽天ブックス:マイクロファイバークロス(20cm×20cm)・セブンネット:スクエア型缶マグネット(37mm)【ライブ情報】※リリースツアー&弾き語りツアー同時開催!<TOUR 23 "MOONAGE SYNDROME">&<中田裕二の謡うロマン街道>5月13日(土) 仙台 Rensa ※バンドセット5月14日(日) 仙台 カフェモーツァルトアトリエ ※弾き語り5月20日(土) 福岡 DRUM LOGOS ※バンドセット5月21日(日) 福岡 ROOMS ※弾き語り5月27日(土) 横浜 ランドマークホール ※バンドセット6月3日(土) 札幌 musica hall cafe ※弾き語り6月4日(日) 札幌 cube garden ※バンドセット6月10日(土) 大阪 BIGCAT ※バンドセット6月11日(日) 名古屋 ボトムライン ※バンドセット6月17日(土) 松山 日本キリスト教団 松山教会 ※弾き語り6月18日(日) 高知 あたご劇場 ※弾き語り6月24日(土) 東京 EX THEATER ROPPONGI ※バンドセットチケット一般発売:2023年4月15日(土)ツアーの詳細: Yuji NAKADA OFFICIAL WEBSITE : 中田裕二 / IMPERIAL RECORDS : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月10日中田裕二が、自身12枚目となるニューアルバム『MOONAGE』を4月26日(水) にリリースすることを発表した。本作は、前作『LITTLE CHANGES』からおよそ1年半ぶりのアルバムリリースとなり、「太陽のような眩しい光ではなく、月のような柔らかな灯りが照らしてくれる世界」を様々な題材と角度から表現した、中田の作詞・作曲による全10曲を収録する。また、アルバムリリースに先駆け、4月5日(水) にリード曲「ハグレモノ」が先行配信されることも決定した。<配信情報>先行配信シングル「ハグレモノ」2023年4月5日(水) 配信リリース<リリース情報>ニューアルバム『MOONAGE』2023年4月26日(水) リリース●全国流通盤【CD+DVD】5,500円(税込)DVD:「年忘れ公演2022&バシの大奏事”」(2022年12月26日 東京・日本橋三井ホールで開催)配信時の映像&サウンドをレストア&リミックスが施されたライブ映像を収録●レーベルオンライン盤【全国流通盤+特典CD】価格:6,600円(税込)特典CD:2022年11月11日にコニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウンで行われたプラネタリウムライブ『LIVE in the DARK』ライブ音源を収録購入リンク:●オフィシャルファンサイト「CLUB PATHOS」限定盤【レーベルオンライン盤+直筆サイン入りポストカード】販売期間:2023年3月10日(金) 19:00〜4月30日(日) 予定※新規入会でも購入可能。※オフィシャルファンサイトはスマートフォン専用のサービスです。詳細はこちら:【早期予約特典】全国の対象CDショップまたはオンラインショップにて期間内にご予約いただいた方に、ジャケットデザイン ミニステッカー(5cm×5cm)をプレゼントいたします。※お受渡しは4月25日以降、商品の御購入・御受取り時となります。■予約対象期間2023年3月10日(金)19:00~3月26日(日) 23:59まで【先着購入特典】・タワーレコード(オンライン含む / 一部店舗除く):特製アートカード タワーレコードver.・HMV(オンライン含む / 一部店舗除く):特製アートカード HMVver.・応援店(オンライン含む / 一部店舗除く):特製アートカード 応援店ver.※応援店に関しましては時事更新致します。詳細はテイチクHPを御覧ください。 ・楽天ブックス:マイクロファイバークロス(20cm×20cm)・セブンネット:スクエア型缶マグネット(37mm)※特典は無くなり次第終了となりますので、お早めにご予約ください。※デザインは後日発表いたします。<ライブ情報>TOUR 23 "MOONAGE SYNDROME"(バンド編成ワンマン)>&<中田裕二の謡うロマン街道(弾き語りワンマン)5月13日(土) 仙台 Rensa ※バンドセット5月14日(日) 仙台 カフェモーツァルトアトリエ ※弾き語り5月20日(土) 福岡 DRUM LOGOS ※バンドセット5月21日(日) 福岡 ROOMS ※弾き語り5月27日(土) 横浜 ランドマークホール ※バンドセット6月3日(土) 札幌 musica hall cafe ※弾き語り6月4日(日) 札幌 cube garden ※バンドセット6月10日(土) 大阪 BIGCAT ※バンドセット6月11日(日) 名古屋 ボトムライン ※バンドセット6月17日(土) 松山 日本キリスト教団 松山教会 ※弾き語り6月18日(日) 高知 あたご劇場 ※弾き語り6月24日(土) 東京 EX THEATER ROPPONGI ※バンドセットチケット一般発売:4月15日(土)ツアー詳細はこちら:中田裕二 オフィシャルサイト:
2023年03月10日昨年6月、歌手の箱崎幸子さんと再婚し、新婚生活を満喫する前田吟さん。2人の関係は、前田さんが幸子さんに猛アプローチをかけたことで始まったそうでーー。「彼女と出会った日から、2度目に再会するまで気持ちはもう決まっていて。息子たちに『俺は必ず結婚するから、君たちはそのつもりでいてくれ』と宣言したんです」こう語るのは、俳優の前田吟さん(79)。一昨年、前妻をすい臓がんで亡くし、寂しく暮らしていた前田さん。しかし、昨年6月、歌手の箱崎幸子さん(74)と電撃再婚した。2人の出会いはまさに偶然。昨年1月、前田さんが数十年ぶりに立ち寄ったスナックに来ていたのが幸子さんだった。その夜は少し言葉を交わしただけ。帰り際に幸子さんから手渡されたCDを聴くうちに、前田さんは歌声の主に引かれていったという。「『惜別』という楽曲が物悲しく、心に染みて。どんどん彼女のことが気になっていって、ネットで名前を入れて調べてみると彼女の人生が見えてきてね」幸子さんは22歳のときに演歌歌手の箱崎晋一郎さんと結婚するも、’88年に死別。その後は1男2女を育てながら、ラウンジを経営し、自身も演歌歌手として夫の歌をカバーして活動していた。前田さんは知り合いを通じ幸子さんの連絡先を聞き出そうと試行錯誤。やっと電話できたのは1カ月後だった。このときすでに幸子さんとの物語が脳内で膨らんでいた前田さんは、冒頭のとおり家族に「結婚宣言」をしたという。さらに、幸子さんにも「結婚を前提に付き合いたい」と告白。『渡る世間は鬼ばかり』さながらのドラマチックな展開だが、幸子さんはいたって冷静だった。「本当の話だろうか?と、半信半疑でした。『1年後に同じ気持ちでいてくださるなら、お会いしましょう』とお答えしたんです」■財産整理を済ませてあったことが後押しにそんな気のない返事を前にしながらも、前田さんは決して引き下がらなかった。前田さんの前妻と幸子さんはともにいわき市出身ということもあり、話題は尽きず、電話での対話を重ねた。幸子さんの楽曲をすべて聴きつくした前田さんから、「あなたの新曲を出そう」という提案とともに、こんなアドバイスもあった。幸子さんが振り返る。「『映像を見る限り、あなたは歌い手さんとしては歯並びがよくないので、治したほうがいいね』とまで言ってくださって」ここまで考えてくれる人はいないのでは、と幸子さんも前田さんに信頼を置くようになり、2カ月後に渋谷のハチ公前で再会。「初デートは渋谷駅から乗車して、山手線を1周したくらい。その後も彼女には『なんの心配もいらない』と説明しました」実は、前田さんは前妻が亡くなった折、すぐに形見分けや財産整理をしていたのだという。「息子たちの嫁さんや、必要な方々に譲ったほうがいいという気持ちもあり、寂しくはありながらも心を鬼にして遺品や財産を処分しました。でも、そのおかげで、子供たちに相続トラブルは起きないようになっていて、いつでも2人の生活をスタートできる状態になっていたんです」真剣な前田さんの思いを、幸子さんも次第に受け入れていった。前の配偶者との思い出やこれまでの人生を共有できることも安心材料だったと幸子さん。「奥様と暮らしていたご自宅にあがるのは、最初抵抗がありました。けれど、郷里が同じいわきだったこともあり『先輩、おじゃまします』と気持ちを切り替えられたんです。彼はご家族や体調のこと、すべてを話してくれて、一切噓がありませんでした。それで、私ももう一度、幸せをつかんでもいいのかなと思い、子供たちに話してみたら賛成してくれたんです」■幸子さんの心動かした3枚のハンカチ幸子さんが結婚を決意したのには、こんなエピソードも。「デートでふかひれラーメンを食べたら、当たったのか私が車中で戻してしまって。そのとき吟さんは嫌な顔ひとつせずにさっとハンカチを出してくださった。3枚も持っていたのね。介抱の仕方が慣れているなって。それで『この人なら』と安心できたのもあるかな」前田さんは15年にわたり前妻の介護をしてきた経験があり、介抱には「慣れっこ」なのだという。「前妻だけでなく、若いころは養父の病室の床にシートを敷いて介護した経験もあるので、僕は下の世話も全然平気なんです」年を重ねてからの恋の場合、事実婚という形もあるが、なぜわざわざ“結婚”をしたのか。「このご時世だからスマホで写真を撮られたりすることもあるだろうし、子供たちも『変な噂になってはだめだよ』って。誰に見られても堂々としていたかったから同居する前に入籍の届け出をしたかったんです。それに、愛というのは奇麗事だけでありません。夫婦間ではお金と健康の問題はいちばん大事なこと。僕が先に死んだなら彼女の老後のために保険金を受け取ってほしいし、彼女の生活の道筋をきちんとつけておきたかったんです」昨年の成人の日から1年で恋が愛に。夫婦円満のコツは“いたわり合い”だそう。「家事も無理せず、できるほうがやる。朝も先に起きたほうが作る、くらいで」と前田さんが言うと幸子さんがうなずく。「お互いにいたわり合いという感じです。私も彼に勧めていただいて歯を治しているところです」前田さんは、睡眠時無呼吸症候群の診断が下されているため、就寝時にはCPAP療法の呼吸器が必要なのだそう。「だから妻とは抱き合って眠ることはできないんです(笑)。あと心臓にはカテーテルが3本入っていて。彼女には最初にその状況を説明しましたし、彼女の健康も大切にして、お互いに体調を把握しておきたい。この年齢になると大事なことです」そんな2人を見事に表しているのが、3月22日発売の『幻恋歌/凪の風景』。箱崎幸子改め、サチコのソロと、夫婦のデュエットソングが収められている。春には前田さんの故郷の山口県で芸能生活60周年の感謝祭も予定している。そんな活動にも、結婚が彩りを添えるようだ。「老人ホームを訪ねたり、そこで幸子さんに歌ってもらってお披露目も、できたらいいな」前田さんから最後に、これから熟年婚を考える人にアドバイス。「われわれは早々と籍を入れたけれど、年齢を重ねたらいろんな愛の形があっていいと思います。茶飲み友達にもなれるだろうし、仲よく年を重ねていけるならそれでいいのではないでしょうか」
2023年03月04日「いままで見せたことのない前田拳太郎を、この写真集で表現したかったんです」――2月14日に発売されるファースト写真集『Awake』の見本を手に取りながら、前田拳太郎は微笑む。どこか照れくさそうな表情でもあるけれど、確かな自信もチラリとにじんでいる。特撮シリーズ『仮面ライダーリバイス』で主演を務め、2022年末には劇団EXILEに加入。現在は月9ドラマ「女神の教室〜リーガル青春白書〜」にも出演しており、まさに役者人生のリスタートとも言えるのかもしれない。写真集のタイトル『Awake』には、そんな意味も込められているという。家族全員一致で決まった表紙は「ナチュラルな自分」写真集の制作が決まったときは、どんな心境だったのか。前田は「とても嬉しかったです」と前置きし、かねてからの憧れについて語った。「僕は仮面ライダー出身なんですが、これまで特撮作品をやられてきた先輩方も、同じタイミングで写真集を出すことが多かったんです。そんな姿を見ながら『僕も出せたらいいなあ』って憧れていたので、実現して嬉しい。家族も楽しみにしてくれているので、早く完成した写真集を見せたいです」タイトルの『Awake』、そして表紙に使用した写真を決めるときも、家族に相談した。何十もの候補を出しながら決めかねていたところ、表紙は家族全員が「これがいい!」と意見が一致。彼いわく「いちばん自然体な自分」だという。「僕にとってのファースト写真集ということもあり、初めて見てくれる人が『前田はこういう人なんだ!』ってわかりやすい写真がいいな、と思っていて。中身には、奇抜なメイクをした写真、海で叫んでいる写真などたくさん収められていますが、この表紙の写真は肩の力が抜けていて、自然体なんです」ナチュラルな表紙を開くと、中にはいろいろな表情をした前田がいる。日常の風景、アーティスティックな景色、どの背景にいる彼も“本当の自分”なのだろう。ありのままの自分を含め「いろいろな自分を見てほしい」と語る前田。「これまで表に見せたことのない自分を、この写真集でどれだけさらけ出せるか。そこに重きを置きながら撮影しました。型にとらわれない自分を見てほしいです」と続けた。自分のなかのクリエイティブが目覚めた撮影今回の撮影で、もっとも刺激的だったのは? そう問いかけると、前田の夢がチラリと覗いた。かねてから「クリエイティブな人に憧れがあった」のだという。「普段はあまりしないような、派手で奇抜なメイクをした写真がお気に入りです。僕から『アーティスティックなメイクで撮りたい』と提案させてもらいました。僕、クリエイティブな人に強い憧れがあって。メイクさん、スタイリストさん、カメラマンさんなど、尊敬するクリエイターさんたちと協力しながら、いつもとは違う、モードな雰囲気の写真を撮りたかったんです。いまの自分が持っている引き出しを開けられたかな、と思います」特撮シリーズの主演を経て、月9の撮影にも忙しいさなか、役者としての感性を刺激される現場だったのでは。「良い意味で、前田拳太郎に対するイメージを崩したい」と語る彼の目には、少しのイタズラ心も感じられる。「音楽も好きで、オフの日にはよく邦バンドのライブにも行きます。元気をもらえるし、大変なことがあっても背中を押してもらえる。自宅でも音楽を流しっぱなしです。僕も、役者として、お芝居で人の感情を動かせたらいいな」クリエイティブな感性を開きたい、と臨んだ撮影は、都内にとどまらず、新潟県・佐渡島でも敢行された。綺麗な海、どこを切り取っても息を呑むような美しい景色を「どこも思い出に残っています。その場所に対する僕の思いも、写真に表れているんじゃないかな」と振り返る。「僕、アニメが大好きなんですけど、まさにアニメの世界に出てきそうなくらいに綺麗な風景ばかりで。とくに海での撮影は印象深いですね。言葉にもならない声で叫びながら、波に揉まれていました。結構、上半身が裸の写真も多いんですけど……気づいたら、服がなくなってましたね(笑)」美しい肉体美に、さぞ入念な準備をしたのだろうと想像してしまうが、本人いわく「体作りは、正直あまりできなくって。空手をやっていた学生時代の貯金です」とのこと。トレーニングは日々欠かさず行っており、ジムに行く、または自宅でダンベルや腕立て伏せをするのが日課なのだとか。僕の、いろんな部分を見てもらえる役者にタイトル『Awake』には、特撮シリーズの主演を務め上げた現在地点から、また新たな役者人生を積み重ねていく“目覚め”の意味も込められている。前田拳太郎が見据える未来には、どんな役者像があるのだろうか。「必死に、がむしゃらにやってきた過去の自分も、もちろん大切です。初心も忘れず、かつ新たな自分に切り替えてスタートし直したい。僕にとって初めての写真集のタイトルには、そんな思いを込めました。役者としてはもちろんのこと、ファンの方にはいろいろな僕をみてほしいし、応援してほしいと思っています。目標は……どんな役にもハマる、まさにカメレオン俳優になることです」2021年夏には事務所をLDH JAPANに所属、2022年末には劇団EXILEに加入。「先輩方にはまだ写真集を見てもらえていないんですが、早く感想を聞きたいです。FANTASTICS from EXILE TRIBEの中島颯太くんも、同じタイミングで写真集を出すので、『交換し合おうね!』って言ってます」と笑顔を覗かせる。そんな前田は、さっそくドラマの撮影に忙しくしている日々のよう。「『女神の教室〜リーガル青春白書〜』で僕が演じている水沢くんは、アルバイトをしながらロースクールに通っている苦学生。北川景子さん演じる柊先生はもちろん、高橋文哉くん演じる真中、南沙良さん演じる照井など、仲間たちの影響を受けて成長していきます。そんな変化にも注目して見てもらえたら嬉しいです」前田拳太郎の、誰にも見せていない一面モードな表情、日常の一コマ、アーティスティックな姿など、さまざまな前田拳太郎の顔が見られる写真集『Awake』。クールなイメージを持つ彼は、普段どんなプライベートを過ごしているのだろう。「人見知りなので、初対面だと大人しいです。仲良しの友達とは、よく喋るんですけどね」と語る前田が、意外な一面を見せてくれた。「もともと空手をやっていたので、学生時代は割とアクティブだったかも。でも、いまは完璧なインドアで、お仕事のない日はずっと家にいるかな。アニメが好きなので、ずっと見ています。僕の部屋には、壁一面にポスターが貼ってあったり、ガラスケースにフィギュアが飾ってあったりするので、初めて僕の部屋を見た人はびっくりしちゃうんじゃないかな」前田がアニメの魅力を知ったのは、中学生の頃。学校のクラスメイトが、アニメ『境界の彼方』(TOKYO MXほか)のクリアファイルを手にしているのを見て、興味を持った。「実際に見てみたら、とても面白くって! すぐにハマっちゃいました。いまでは立派なアニメオタクです」と語る前田は、いつかアニメキャラのコスプレをやるのも夢だという。そんな前田に、『Awake』(目覚める)にちなんで、モーニングルーティンについて聞いてみる。「朝が弱くて、なかなか起きられないんです……」という彼は、なんと15個もアラームをかけているのだとか。「家を出なきゃいけない時間帯から逆算して、3分ごとに鳴るように。毎朝5度寝くらいはしちゃうので、それを見越してかけるようになりました。家を出る瞬間までアラームが鳴りっぱなしです(笑)。そのおかげで、これまでお仕事に遅刻したことはありません!」空手をやっていた学生時代は、早起きの朝も多かったことだろう。「中学生のころは、友達が5人くらい、毎朝起こしに来てくれていました。いつの間にか僕の部屋で、みんなゲームをやっていて、ボタンのカチカチ音で起きるっていう。当時の同級生には、感謝しかありません」インドアでアニメが好き、朝に弱いなど、前田の意外なパーソナリティが顔を覗かせた。しかし、ひとたび写真集の表紙に目を向けると、真摯な眼差しにドキリとさせられる。発売は2月14日のバレンタインデー。このギャップに心とらわれる日になりそうだ。取材・文:北村有撮影:友野雄前田拳太郎1st写真集「Awake」詳細はこちら:ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント前田さんのサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年02月10日元AKB48で女優・前田敦子さんは、2019年に第1子を出産。現在はシングルマザーで、元夫の俳優・勝地涼さんと協力しながらお子さんを育てています。現在公開中の映画『そして僕は途方に暮れる』に出演するなど精力的に芸能活動をしていて、先日は、セクシーなワンピースでイベントに参加したようです!かわいくてセクシーなワンピ姿 この投稿をInstagramで見る 前田敦子 Atsuko Maeda(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 インスタで前田さんは、「YSL BEAUTY LIBRE POPUP EVENTNON-STOP 4 DAYS“I AM LIBRE” リブレの香りは勿論全ての香りに包まれたい yslbeautyですね。」とイヴ・サンローランのイベントへ参加したことを報告。黒のミニワンピにロングブーツ姿を披露しました。注目ポイントは背中。なんとハート型にくり抜いてあって、背中がチラ見え!オトナっぽさとかわいさを兼ね備えたワンピースで、前田さんにお似合いですね。また、最後のリップを塗っている瞬間も女性らしさがあふれる1枚となっています。この投稿に、「背中まで綺麗なんて、、、ほんと憧れの女性」「美脚! 美しい背中!」「背中のハートにドキってなっちゃいました」「美しすぎて眩しい」「笑顔天使過ぎます!」など称賛の声が相次いでいます。ママになって、ますます魅力的な女性になっていく前田さん。次の投稿も楽しみです!あわせて読みたい🌈「美人過ぎ」「美しい横顔」飯島直子さんがついにインスタ降臨!榮倉奈々さんと2ショットも披露
2023年02月10日安藤サクラ、永山瑛太らが是枝裕和監督、坂元裕二脚本による映画『怪物』に出演していることが発表され、第1弾ポスター&特報映像が解禁。『万引き家族』の是枝裕和監督と『花束みたいな恋をした』の脚本家・坂元裕二のコラボレーションで話題の本作は、『ラストエンペラー』で日本人初となるアカデミー賞作曲賞を受賞し、『レヴェナント:蘇えりし者』をはじめ国内外を問わず第一線で活躍する坂本龍一による音楽で構成されている。さらに今回発表された安藤サクラ、永山瑛太ほか、「世にも奇妙な物語‘21秋の特別編『スキップ』」に出演した黒川想矢、「最愛」「ミステリと言う勿れ」や連続ドラマ小説「カムカムエヴリバディ」に出演し、「PICU 小児集中治療室」では心臓病で苦しむ少年を好演した柊木陽太が参加。坂元氏の脚本作品「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の高畑充希、「大豆田とわ子と三人の元夫」の角田晃広、さらに中村獅童、田中裕子ら実力派豪華キャストたちの演技のケミストリーにも期待がかかる。解禁された第1弾ポスターは、森の中に佇む2人の子どもを不穏な空気が渦のように取り込んでいくようなビジュアルとなり、どのような物語が繰り広げられるのか、興味をそそるものとなった。また特報映像では、坂本氏が本作のために書き下ろした楽曲と共に、子どもたちの「怪物だーーれだ」という声が何度もこだまする中、是枝監督、坂元氏、そして坂本氏という錚々たるクリエイターたちの名前が浮かび上がり、さらに今回初めて顔ぶれが明かされるキャスト陣の印象深い表情が続いている。そして、学校の上履きのそばに滴り落ちる血。この意味深なカットには『怪物』のタイトルが続いている。『怪物』は6月2日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会
2023年01月05日女優の前田敦子が15日、都内で行われた「日本中小企業大賞 2022」に出席した。「日本中小企業大賞 2022」は、参画企業と共に日本経済活性化に向けて活動する「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」において実施。“中小企業ならでは”の機動力、発想力、決断力、行動力といったメリットを活かし、自社や業界全体の推進力を高めて結果を残した企業を5部門(ベストプランニング賞、新規チャレンジ賞、スゴイ社員賞、働き方改革賞、SDGs賞)で表彰した。授賞式には、受賞者や審査員に加え、同プロジェクトのアンバサダーを務める市原隼人、紗栄子、滝川クリステル、田村淳、永作博美、藤原紀香、前田敦子、溝端淳平も出席。前田は大きなリボンが華やかなドレスで登壇し、「受賞された皆様おめでとうございます」と祝福。「こんなにたくさんの先輩たちとご一緒して、参加企業の皆さんもどんどん増えていると聞いて、毎年どんどん大きくみんなで進み続けているところに参加させていただけていることがうれしいなと思います」と語った。そして、今年を振り返って「私自身はちょっと目まぐるしかったな~、あんまり覚えてないな~と……」と述べると、「来年は一つ一つ自分の中にちゃんと刻めるように確認しながら毎日を生活していきたいと思っています」と笑顔で話した。
2022年12月15日是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二が初タッグを組むオリジナル映画 『怪物』(2023年6月2日)が公開されることが18日、明らかになった。同作は是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二によるオリジナル作。今回、森の中を走る2人の子供たちのイノセントな写真と、作品タイトルが『怪物』であることが明らかになった。監督を務める是枝裕和は『そして父になる』(13年)でカンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞、さらに『万引き家族』(18年)ではカンヌ最高賞であるパルムドールを受賞するという栄誉に輝き、今年公開の『ベイビー・ブローカー』(22年)ではカンヌ国際映画祭にてエキュメニカル審査員賞を受賞。主演のソン・ガンホは韓国人俳優として初となる最優秀男優賞を受賞し話題となった。『真実』(19年)ではフランス、『ベイビー・ブローカー』では韓国と、世界中の映画人とタッグを組んできた是枝監督が、久々に日本での映画制作を行う。また本作の脚本を務めるのは、映画『花束みたいな恋をした』の脚本家・坂元裕二。是枝監督が今最もリスペクトするという坂元はこれまでドラマ『Mother』(10年)、『最高の離婚』(13年)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(16年)、『カルテット』(17年)、『大豆田とわ子と三人の元夫』(21年)、『初恋の悪魔』(22年)など、視聴者の心を捉えて離さない数多くの連続ドラマの脚本を手掛けている。また数々の受賞歴を誇り、『最高の離婚』では日本民間放送連盟賞最優秀賞、『Mother』では第19回橋田賞、『Woman』では日本民間放送連盟賞最優秀賞、『カルテット』では芸術選奨文部科学大臣賞、『anone』ではMIPCOM BUYERS’ AWARD、『大豆田とわ子と三人の元夫』では文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞している。是枝はかねてより坂元の手腕に羨望と畏敬の念を抱いておりファンだったことを明かし、協業についてはどこか諦めていたが、夢が叶ったのだという。一方で坂元は、是枝作品の脚本を監督以外の人が書くことについて、無理に決まってると考えていたこと、是枝は憧れの存在のような人であり、嫉妬めいた思いの対象だったが気持ちが少しずつ変化し、今回の映画作りに至ったことについて触れている。互いにリスペクトしあいながらも、実現不可能と思ってきた夢のコラボレーションが結実した新作で、撮影は2022年の春と夏に終え、現在ポストプロダクション中となっている。○是枝裕和監督 コメント基本的には自分の映画は自分で脚本を書いて来ましたが、誰か脚本家と組むなら誰が?という質問には必ず「坂元裕二!」と即答してきました。それは、そんなことは自分のキャリアには起こらないだろうとどこかで諦めていたからです、きっと。夢が叶ってしまいました。こんなことを言うと坂元裕二ファンには怒られるかも知れませんが、加害者遺族、赤ちゃんポスト、子供達の冒険旅行、疑似家族と、同じモチーフに関心を持たれている方だなと親近感を抱いておりました。もちろん作品になるタイミングは前後していますし、扱い方は全く違うのですが、それでも彼と自分は同じ時代を生き同じ空気を吸って吐いているんだと感じていました。そして、何より、その題材をとてつもなく面白いものに着地させる手腕には、羨望と畏敬の念と両方を抱いておりました。今回は、縁あって共同作業が実現してしまいました。監督としてこの素晴らしい脚本とちゃんと勝負しなくてはいけないと、ファンであることは隠したつもりだったのですが、恥ずかしながら、バレバレだったと思います。まだタイトル以外は明かせませんが、誰よりもこの作品の完成が待ち遠しいです。○坂元裕二氏 コメント是枝作品の脚本を是枝さん以外の者が書くと聞くと、観客の方はどのように思われるのでしょう。わたしは、「え、そんなことはありえるの? 無理に決まってるでしょ」派です。是枝監督は世界一の脚本家でもありますから。しかも撮影現場で俳優やスタッフと対話しながら脚本を作っていくタイプの監督です。そんな仕事を引き受けた脚本家がいたら、身の程知らずだなと苦笑いするはずです。まったくもって愚か者ですね。是枝さんは学年もクラスも違っていて話したこともないけど、時々廊下で目が合ったり、持ってるものを見て真似して手に入れたくなる、憧れの存在のような人でした。あんな人になりたかったな、なれなかったな。いいな、羨ましいな。そんな嫉妬めいた思いの対象だった是枝さんが、『海よりもまだ深く』という映画の作中やインタビューで「こんな自分になりたいわけじゃなかった」と語られていて、驚きました。是枝さんの秘密をちょっと知ったような気になりました。誰だって多かれ少なかれ自分に納得いかなくて、こんなつもりじゃなかったと思いながら生きていて、どこかで折り合いをつけようとするけど、良いこともあれば悪いこともある。自分のことがあまり好きじゃなかったりする。廊下の向こうにいる是枝さんのことを見かけるたびに、「僕もそうなんだよね」と心の中で勝手に話しかけてみたりする、そんな存在に変わって、この映画もそんな風にして作っていきました。自分を好きになれない誰かへのエールになるといいなと思っています。(C)2023「怪物」製作委員会 (C)藤井保
2022年11月18日是枝裕和監督と脚本家・坂元裕二の初タッグで贈るオリジナル映画『怪物』の公開が決定した。是枝監督といえば、『万引き家族』でカンヌ最高賞・パルムドールを受賞するという栄誉に輝いたことが記憶に新しく、近年では『真実』『ベイビー・ブローカー』と世界中の映画人とタッグを組んだ作品も続いたが、今回日本で映画製作を行った。また、坂元さんは、「Mother」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「カルテット」『花束みたいな恋をした』などを手掛ける脚本家。かねてより坂元さんの手腕に羨望と畏敬の念を抱いており、ファンだったという是枝監督は、「夢が叶ってしまいました。こんなことを言うと坂元裕二ファンには怒られるかも知れませんが、加害者遺族、赤ちゃんポスト、子供達の冒険旅行、疑似家族と、同じモチーフに関心を持たれている方だなと親近感を抱いておりました。もちろん作品になるタイミングは前後していますし、扱い方は全く違うのですが、それでも彼と自分は同じ時代を生き同じ空気を吸って吐いているんだと感じていました」と明かし、「まだタイトル以外は明かせませんが、誰よりもこの作品の完成が待ち遠しいです」とコメント。一方、坂元さんは「学年もクラスも違っていて話したこともないけど、時々廊下で目が合ったり、持ってるものを見て真似して手に入れたくなる、憧れの存在のような人」と是枝監督について話し、「自分を好きになれない誰かへのエールになるといいなと思っています」と語っている。そんな互いにリスペクトし合いながらも、実現不可能と思ってきた夢のコラボレーションが結実した本作。詳しい内容は明らかになっていないが、森の中を走る2人の子どもたちが映る映像と写真が公開されている。なお、撮影は春と夏に終えており、現在ポストプロダクション中だという。『怪物』は2023年6月2日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:怪物 2023年6月2日より全国にて公開©2023「怪物」製作委員会
2022年11月18日