お笑いコンビ・Aマッソの加納愛子(34)が、中京テレビ4月期連続ドラマ『スナック女子にハイボールを』(4月4日スタート、毎週木曜深1:04)にて、初めて連続ドラマの脚本を担当することが13日、発表された。俳優の山口紗弥加と北香那がW主演を務める。今作の舞台は夜の社交場として、若者の間でもブームが再燃している「スナック」。スナック「マーガレット」で悩み多きOLにお酒とともに人生の酸いも甘いも、手解きするちょっと風変わりなママ役を山口が演じる。そんな破天荒なママと出会い、スナックでの常連客との交流から、その魅力に取りつかれるOL・さつきを北が演じる。2人を中心にスナックでおかしな常連客を巻き込んだシチュエーションコメディとなる。連続ドラマ単独脚本デビューを果たした加納は「コミュニケーションの可能性を、期待も込めて書かせていただきました。会話において『んなアホな』もあるけど、でもちょっとだけ現実でもあったらな~と本当に願ってたりして、知らんけど、知らんのかい、というのが今回の私とママとの距離です」とコメント。「山口紗弥加さん、北香那さんをはじめとするすばらしいキャストの方々や、頼もしいスタッフの皆さんによって、自分の脚本に魔法をかけてもらったような、今まで感じたことのない喜びを感じています。オンエアがとても楽しみです」と期待を寄せた。山口は「『いつか、スナックやりたいね』『あんたがママで、私がチーママ』下戸のくせ、女2人で酔っ払っては本気と戯言が半々の酒場の夢を語り合った時代がありました。年齢を重ね、コロナ禍を経て、お酒とも友人とも疎遠になり泡になったあの夢が、こんな形で叶うなんて。なりたかったチーママではないけれど、感慨を込めて『ママ』を演じる毎日です」と感激。「加納さんの脚本は“未知との遭遇”であり、“可能性”でしかなく、役者として、人間としての深さを測られているような恐ろしさを感じます(笑)。膨大なせりふ量に息切れしつつも、つむがれる言葉ひとつひとつが愛おしく、リズムは心地よく、現場に笑顔が絶えないのはこの脚本があってこそ。スナック『マーガレット』に集う人々の悲喜交々をぜひ、お酒とともにたのしんでいただけたら」と呼びかけた。北は「脚本がとにかく面白くて、芸人さんのすごみを感じました。コント、演劇の要素を多く含み、ドラマのイメージを覆す新鮮味あふれる作品になるのでは…!と、撮影を非常に楽しみにしておりました」と脚本を絶賛。「キャストの皆さんが会話のテンポを上手く作ってくださるので、そこに自然に乗っていける安心感があり、ものすごく自由な状態で役を演じさせてもらっています。ややアドリブ合戦になっていて、撮影のたびに笑いを堪えるのに必死です。そして、山口紗弥加さんのスナックのママが、とにかく妖艶で美しい!実際にスナックで楽しんでいるような気分で撮影をさせてもらっています」と見どころを語った。今作は、中京テレビ(放送エリア:愛知、岐阜、三重)で放送されるほか、TVerなどで配信される。
2024年03月13日お笑いコンビ・Aマッソの加納愛子(34)が、中京テレビ4月期連続ドラマ『スナック女子にハイボールを』(4月4日スタート、毎週木曜深1:04)にて、初めて脚本を担当する。このほど、都内で行われた囲み取材に参加した加納は、執筆中の思いを語った。今作は、俳優の山口紗弥加と北香那がW主演を務める。近年、女性の間で話題となっている“癒し”を求めてスナックに通う女子“スナック女子”に注目。社会で生きにくさを感じ、人間関係に疲弊したアラサー女子が、偶然入ったスナックで奇想天外な価値観を持つスナックのママからの教えや常連客との交流で、生きがいを面白おかしく見出していく、スナックを舞台にしたワンシチュエーションコメディドラマとなっている。取材時には、執筆途中だった加納は「オリジナルドラマの脚本は初めてなので、私に務まるのかという気持ちとコンビの2人しか動かしてこなかったところを、たくさんの出演者を動かすということで不安も大きかったのですが、コメディは本業ですので、良さも生かしながら書き進めてきました」と語り、「嫌ですね、終わらなくて。昨年末から書いていて、自分の遅筆にビビっています」と本音を吐露した。今回は、スナックでのワンシチュエーションドラマという設定が決まった上で、オファーを受けた。加納は「お酒は普段飲まないですが、会話劇なので、他業種の方との交流という部分では、自分の培ってきたものも乗せるという形になっているのかなと思います」と言い、「主演はスナックのママとスナック女子。コメディを書くとき、女性がリアクターとしての笑いの作り方が多いなと感じていたので、そこを自分のオリジナリティで打破できないかなという裏テーマとして考えていました」と語った。本業への影響については「(普段は)相方(むらきゃみ)が言いそうなことや私が言いそうなことをベースに書いているのですが、他の目線から台本を書くことによって、意外とこういう人もいるんだなと。投影させていただきます」とプラスに働いている様子。「バズリたいです。エゴサもしてないですが、しはじめようかなと思います」と願いを込めた。今作は、中京テレビ(放送エリア:愛知、岐阜、三重)で放送されるほか、TVerなどで配信される。
2024年03月13日お笑いコンビ・Aマッソの加納愛子(34)が、中京テレビ4月期連続ドラマ『スナック女子にハイボールを』(4月4日スタート、毎週木曜深1:04)にて、初めて脚本を担当する。このほど、都内で行われた囲み取材に参加した加納は、脚本家としても活躍するバカリズムへの思いを語った。今作は、俳優の山口紗弥加と北香那がW主演を務める。近年、女性の間で話題となっている“癒し”を求めてスナックに通う女子“スナック女子”に注目。社会で生きにくさを感じ、人間関係に疲弊したアラサー女子が、偶然入ったスナックで奇想天外な価値観を持つスナックのママからの教えや常連客との交流で、生きがいを面白おかしく見出していく、スナックを舞台にしたワンシチュエーションコメディドラマとなっている。日本テレビ系連続ドラマ『ブラッシュアップライフ』(2023年1月期)の脚本を務めるなど、多数の受賞歴があるバカリズムら、脚本家としても活躍する先輩への意識を問われると「完全にしてます」と即答し、「バカリズムさんのウィキペディアを見て、35歳で何してたのか、もう短編始めてるな、などはバリバリ意識してます」と告白。「バカリズムさんに関しては、作品のファンですので、楽しんで見て、『無理だ。伏線とか無理だ』と。自分の特技を見つけて、アイデンティティを探す上でも勉強になりました」と明かした。続けて「小説を書き始めて、まず初めに又吉(直樹)さんを意識して。いろんな書き仕事ができればうれしいなと思っておりました。雲の上の方ですね」と憧れを語り「じっくり背中を追っていきたいなというかたちです」と意気込んだ。今作は、中京テレビ(放送エリア:愛知、岐阜、三重)で放送されるほか、TVerなどで配信される。
2024年03月13日お笑い芸人・福田麻貴(3時のヒロイン)、加納(Aマッソ)、サーヤ(ラランド)が出演する短編映画『蟹から生まれたピスコの恋』がイギリス最大級の国際映画祭「レインダンス映画祭」にノミネートされ、このたびキャストと監督がコメントを寄せた。○■福田麻貴、加納、サーヤが出演する短編映画『蟹から生まれたピスコの恋』テレビ朝日のバラエティ番組『トゲトゲTV』(毎週水曜 深夜24:15~)に出演中の3人が、佐藤寛太(劇団EXILE)、長久允監督と制作し、今年4月にTELASA(テラサ)で配信された今作。「差別」という重いテーマを、カニの父と人間の母の間に生まれた女子高生・石田ピスコ(加納)の恋物語と半生に乗せて真面目さと不真面目さが絶妙に交錯するブラックユーモアをもって鮮烈に描いた。そんな今作が、10月25日から英国ロンドンで開催される「第31回レインダンス映画祭」のフィクション短編部門にノミネートされた。今作はすでに、9月28日からカナダで開催される「第42回バンクーバー国際映画祭」の国際短編部門や、9月2日から英国で開催中の「Short Com International Comedy Film Festival」でもノミネートが決定している。レインダンス映画祭ノミネートを記念し、加納が映画の主人公・ピスコとして歌った主題歌「蟹から生まれたピスコの恋」が、Apple MusicやSpotifyなど各種音楽配信サービスでサブスク配信を開始。この楽曲は長久監督が作詞、アーティスト・春ねむりが作曲を担当。中盤のポエトリーリーディングともいえるエモーショナルな語り部分にも注目で「愛とかいう人間じゃなかってんけどなー」と、ポツリとつぶやくピスコのセリフに、加納の表現力の高さが凝縮されている。○■加納(Aマッソ)/石田ピスコ・役コメントレインダンス映画祭にノミネートされるなんて、すごいですよね! 海外の人は英語字幕で見るんですよね? 一体どんなふうに見られるのか楽しみです。上映時は我々がコメディアンであることや、バラエティ番組から端を発した映画ということは伏せて、「映画界の巨匠が鬼才アクター3人のスケジュールを何とか調整して撮った作品」という感じで打ち出していけたらいいなって思います(笑)。私が歌った主題歌がサブスク配信されることも、ありがたいです。すごくロック・テイストの曲なので、親がうっとうしい時なんかにぜひ聴いてほしいです。ただ、自転車に乗っている時や水回りの作業中は聴かないでください。……って、なんで聴かないでほしい時の話になるねん!? 意味わからへん(笑)。○■福田麻貴(3時のヒロイン)/ピスコの母(石田みつみ)・役コメントノミネートしていただいて、ありがとうございます。私たちからにじみ出る華もあったかと思いますが(笑)、すべては長久監督のおかげです。長久ファミリーになれて、とても光栄です。イギリスから見た日本の映画としては斬新なんじゃないかと思うので、何かしらの賞は取るだろうなと思ってます。○■サーヤ(ラランド)/くぼかよ・役コメント日本の少子化がなぜ進んでいるか……そのすべてが『蟹から生まれたピスコの恋』で描かれています。この作品を通して、イギリスの皆さんにも日本の社会問題を見ていただけたらなと思います。○■長久允監督コメント『蟹から生まれたピスコの恋』が、由緒あるクールなレインダンス映画祭にノミネートされたこと、心よりうれしいです! 最高です! 思わずダブルピースしちゃいます。加納さん、サーヤさん、福田さん、佐藤寛太さんの演技のおかげです! 爆音で上映されて映画館でラストにモッシュが起きたらいいなと思っています。この作品が、ヨーロッパを皮切りに、もっともっと世界中の必要な人に届くことを願っています! ちなみに英語タイトルは『Pisko the Crab Child is in Love』です。ご唱和ください!
2023年09月13日お笑いコンビ・Aマッソの加納が2日、さいたまスーパーアリーナで開催された「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER」に出演した。「ELLEgirl」のショーでランウェイを歩いた加納だったが、実はTGCへの出演を本番の約3時間半前に聞いたという。テレビ朝日のバラエティー番組『トゲトゲTV』の企画で、「テレ朝で目隠しとヘッドホンを装着され、連れて来られて目を開けたらTGCだった。(出るって)さっき聞いた。意味がわかっていない」と困惑のままランウェイを歩いたという。ランウェイの様子を見ていたEXITの兼近大樹とりんたろー。は「なにやっているの?」「まんざらでもない顔で」と女芸人の晴れ舞台にニヤニヤ。加納は「やめて!」と大照れで、「ランウェイ長いって! まだ着かないの? って…」と未知の体験にどぎまぎだった。モデルとしての加納の姿に、りんたろー。は「似合っている。悪くないからなにもイジれない」と笑いに昇華できず、さらに露出した加納のコーディネートに「見れない(笑)」と複雑な顔。兼近は「前のモデルさんにぶつかるくらいランウェイで詰まっていた。煽りはダメだって!」と注意して笑いを誘っていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは、無限を意味する「INFINITY」。常に新しいものを創造し続け、誰もが自由に夢を描ける無限の可能性の未来に向かって、INFINITYへの扉を開けるTGCの世界を届ける。撮影:蔦野裕
2023年09月02日6月から7月にかけて、岩井秀人主宰のハイバイが多田淳之介原案の『再生』を上演することを発表した。『再生』は多田率いる東京デスロックにて初演され、2015年にはKAATにて“快快×岩井秀人版”として上演。今回の公演では東京芸術劇場シアターイースト、三重県文化会館、山口情報芸術センターYCAMの3会場にて“ハイバイ版”として再上演する。キャストは、俳優、ダンサー、モデル、さまざまな分野から、20代から40代の唯一無二の肉体とパフォーマンスをもつ出演者がオーディションで集結した。<公演情報>ハイバイ『再生』演出:岩井秀人原案:多田淳之介(東京デスロック)出演:日下七海、小宮海里、田中音江、つぐみ、徳永伸光、南川泰規、乗松薫、八木光太郎、山本直寛(50音順)■東京公演6月1日(木)~6月11日(日) 東京芸術劇場 シアターイースト■三重公演7月1日(土)~7月2日(日) 三重県文化会館 小ホール■山口公演7月8日(土)~7月9日(日) 山口情報芸術センターYCAM Bスタジオチケット一般発売:4月15日(土) 予定
2023年03月07日岩井秀人が脚本・演出を手がける、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ ミュージカル『おとこたち』。すでに歌稽古を始めている岩井とキャストのユースケ・サンタマリアが、現在進行形の想いを語った。岩井が主宰するハイバイによって2014年に初演、2016年に再演された本作が、今回は前野健太による音楽でミュージカルとして立ち上がる。岩井と前野は『世界は一人』(2019年)でタッグを組み、オリジナル音楽劇を創作した経緯が記憶に新しい。劇中で描かれる“おとこたち”4人のおかしくも壮絶な人生は、初演時にNHK総合『クローズアップ現代』で取り上げられ、求められる理想像と現実のギャップに苦しむ男性の生きづらさや幸せについて議論されるきっかけになった。ミュージカル化の経緯を問われた岩井は「音楽があると、観客に届くドラマの感動や衝撃のMAX値や飛距離みたいなものが圧倒的に思えて」とコメント。さらに「これまで『ミス・サイゴン』や『レ・ミゼラブル』のように社会的なテーマのある作品でないとミュージカルは成立しないと思っていましたが、今回のキャストでもある吉原(光夫)さんや(大原)櫻子ちゃんが出演していた『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』(2018年)を観て、話のスケールが小さければ小さいほどミュージカルにする必然性があると感じたんです」と続く。2011年に岩井が作・演出を手がけた「その族の名は『家族』」に出演しているユースケは「岩井くんの演出方法や舞台に込める熱、作品内容……すべて好印象で、またあの感じを味わいたいと思ってオファーを受けました」と信頼を寄せる。そのユースケに岩井が託したのは、人生との距離感がうまく取れない「山田」。共演の藤井隆、吉原、橋本さとしの演じる山田の友人たちが起伏に富んだ人生を送るのに比べて、ドラマ要素の少ないキャラクターだ。「傍観者に徹するしかない山田って、実はいちばん哀しい存在。マエケン(前野の愛称)のつくる楽曲にもメロディが無くてさ」と心なしか淋しそうなユースケ。すると岩井が「山田を除く登場人物には、大きな葛藤を抱え裏切りにも遭うような人生のドラマが盛りだくさん。だからおのずと旋律も豊かになるんです。一方でユースケさん扮する山田の“漂うしかない切実さ”はラップに込めようと思っていて」と構想を語る。これを受け、ユースケは「もうこうなったら“ラップのようなもの”を新しく創作するつもりでやります。僕に求められているのは歌のうまさではなく、きっと“僕にしか歌えない歌”でしょうから」と意気込んでみせた。公演は2023年3月12日(日)~4月2日(日)、東京・PARCO劇場にて。その後、大阪や福岡にも巡演する。ぴあでは東京公演のチケット購入時に座席指定できる。取材・文:岡山朋代
2023年01月16日ハイバイ主宰・岩井秀人が脚本・演出を手がけ、音楽・前野健太と再タッグを組んだミュージカル『おとこたち』の新ビジュアル&劇中歌『愛される資格』が公開された。『おとこたち』は、岩井秀人が主宰するハイバイの劇団公演として2014年に初演され、NHKのクローズアップ現代「男はつらいよ2014」でも取り上げられるなど話題となった作品。2016年には再演、地方五都市にて上演された。2019年上演の『世界は一人』(東京芸術劇場プレイハウス)で岩井は、ミュージシャン・前野健太とタッグを組み、初のオリジナル音楽劇に挑戦したが、その成功を得て、音楽を使ってより作品世界の幅を広げる企み、試みをやっていきたいという強い希望が、今回のミュージカル『おとこたち』に繋がったという。本作は、4人の「おとこたち」の22歳から85歳になるまでの人生に起こるさまざまな出来事、誰にでも起こりそうな“愛、不倫、老い、病、死、暴力”といった問題が詰まった物語。ユースケ・サンタマリア、藤井隆、吉原光夫、大原櫻子、川上友里、橋本さとしら豪華キャストを迎え、散々だったけど笑ってしまうような壮絶な人生が描かれる。この度、本作の新ビジュアルが解禁された。それに合わせて劇中曲『愛される資格』が、前野のヴォーカルで、YouTube『PARCO STAGEチャンネル』にて公開。この楽曲は、劇中で出演者が披露する予定となっている。なお、本作の東京公演のチケットは、明日11月19日(土)より一般発売がスタートする。ミュージカル『おとこたち』劇中曲『愛される資格』(Vo:前野健太)<公演情報>PARCO劇場開場50周年記念シリーズミュージカル『おとこたち』脚本・演出:岩井秀人音楽:前野健太出演:ユースケ・サンタマリア / 藤井隆 / 吉原光夫 / 大原櫻子 / 川上友里 / 橋本さとし 他演奏:pf. 佐山こうた / b. 種石幸也公式サイト: 【東京公演】公演日程:2023年3月12日(日)~4月2日(日)会場:PARCO劇場料金:全席指定11,000円、全席指定平日早割10,500円、U-25チケット6,000円一般発売日:11月19日(土)問合せ:パルコステージ 03-3477-5858(時間短縮営業中)PARCO STAGE公式サイト 【大阪公演】公演日程:2023年4月8日(土)~4月9日(日)会場:森ノ宮ピロティホール料金:11,500円一般発売日:2023年2月26日(日)AM10:00より問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日11:00~18:00)※日・祝は休み【福岡公演】公演日程:2023年4月15日(土)~4月16日(日)会場:キャナルシティ劇場料金:S席11,000円、A席8,000円、B席5,000円一般発売日:2022年12月3日(土)AM10:00より問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~18:00)※現在平日12:00~15:00までに短縮営業中※料金は全席指定・税込※未就学児入場不可チケット情報はこちら:
2022年11月18日岩井秀人が脚本・演出を手がける、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ ミュージカル『おとこたち』。本作に出演する藤井隆が、稽古前の想いを語った。岩井が主宰するハイバイによって2014年に初演、2016年に再演された本作が、今回は前野健太による音楽でミュージカルとして立ち上がる。岩井と前野は『世界は一人』(2019年)でタッグを組み、オリジナル音楽劇を創作した経緯が記憶に新しい。劇中で描かれる“おとこたち”4人のおかしくも壮絶な人生は、初演時にNHK総合『クローズアップ現代』で取り上げられ、求められる理想像と現実のギャップに苦しむ男性の生きづらさや幸せについて議論されるきっかけになった。藤井が岩井と初顔合わせした『いきなり本読み!』は、集まったキャストが初めて渡された台本を“いきなり”読み合わせる企画。発案者の岩井が配役を入れ替えながら演出することで、演劇が生まれる様子や俳優の秘めた底力がステージ上に現れる人気イベントだ。2021年秋に参加した様子を振り返り、藤井は「ハプニングがよしとされる状況で“うまくやろう”と思うこと自体おこがましかった」とコメント。岩井について「闇雲にでも走ってみる、思い切ってジャンプする、そういった挑戦を大切にされる演出家さんだと感じました」と述べる。直近では『大地 Social Distancing Version』(2020年)に出演するなど、PARCO劇場との縁が深い藤井。奇しくもミュージカルデビュー作『ボーイズ・タイム〜つよく正しくたくましく!!』(1999年)も同劇場だった。その後も折々に音楽劇やミュージカルへ携わってきた藤井にストレートプレイとの違いについて尋ねると、「長いセリフより歌詞の方が覚えやすいんですよね」とひと言。「通常なら何度も稽古を重ねることで定まる登場人物の感情が、音楽劇だとメロディに乗るぶん没入しやすい。だから覚えやすいんじゃないかな」と役との向き合い方を明かした。芸人やタレントの顔を持ち合わせる藤井は、舞台の魅力をどこに感じているのだろう。そう問いかけると、自身のルーツである吉本新喜劇を掲げながら「客席をドカンと湧かせる先輩の姿を見て楽しさを知りました」「テレビ収録でも、お客さんが目の前にいてくださるのが好きですね」と笑う。そんな中で「まだまだ油断できない状況が来春には少しでも落ち着いて、お客さんと劇場で会えることを楽しみにしています」と語り、インタビューを結んだ。キャストは藤井のほかにユースケ・サンタマリア、吉原光夫、大原櫻子、川上友里、橋本さとしが名を連ねている。公演は2023年3月12日(日)~4月2日(日)、東京・PARCO劇場にて。その後、4月8日(土)・9日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホール、4月15日(土)・16日(日)に福岡・キャナルシティ劇場へ巡演する。東京公演の一般発売は、11月19日(土)10時にスタート。取材・文:岡山朋代
2022年11月11日岩井秀人(WARE)プロデュース『いきなり本読み! in 福岡』が、12月2日・3日に福岡・ももちパレスで上演されることが決定した。2020年にスタートした「いきなり本読み!」は、「出来上がった作品を見るより、稽古場の方が絶対おもしろい!」という岩井の発想から生まれた、“初見の台本読み合わせライブ”。上演する作品は当日まで明かされず、本番のステージ上で初めて台本を開いた俳優たちが岩井の進行のもと、さまざまな“役”を演じ、約束された役作りも演出もなく、普段は観客に見せることのない“素”の表情をさらす、まさに裸一貫で台本に挑む俳優の姿を垣間見ることができる。全国進出第2弾公演となる今回は安藤玉恵、山内圭哉の出演が決定しており、追加キャストは後日発表される。■岩井秀人 コメント「いきなり本読み!」初の大阪公演も大盛り上がりで終えることができました。こんなギャンブル性の高い企画に、「あぁ、、緊張する、、」と言いながらも、めっちゃ楽しんでくれる出演者の皆様にも大大大感謝でございます。つくづくこの「創作の横顔を見せる」という企画が、お客さんにとってもめちゃスリリングで楽しいんだなあと感じいっております。さて、そんな東京を飛び出した今企画、休む間もなく福岡、「ももちパレス」にて開催いたします!山内圭哉さん、僕は何度か一緒に作品を作らせていただいてますが、毎度毎度笑わされ、驚かされます。言ってみれば、「俳優って、役人物になんてなれないよね」という大人なアプローチだけど、キャラクターをしっかり感じさせてしまう技術なのかセンスなのか悪意なのか判別つかないような、まあもう「山内圭哉」さんです。よろしくたのんます!そして安藤玉恵さんが初登場!圭哉さんと打って変わっての憑依型?つい先日僕は共演させてもらったのですが、まあもう稽古場での存在の仕方からして面白くって、俳優としてもよくわからないレベルで色んなことできちゃうのです。ぜひ、こんな俳優さんたちが初めて台本を読み始めるところから、段々と物語に入り込んでいく様子を目撃しにきてください!正直、現段階ではこの二人のみが決まっています。でも、この二人がいれば、大抵のことはできてしまう気もします。笑毎度毎度、誰よりも僕が楽しみにしておりますが、今回もめちゃくちゃ楽しいものになるに違いありません。『想像と崖っぷち』の現場を、ぜひご覧くださいませ!!<公演情報>岩井秀人(WARE)プロデュース『いきなり本読み! in 福岡』会場:福岡・ももちパレス12月2日(金)開場18:30 / 開演19:0012月3日(土) 開場12:30 / 開演13:00進行・演出:岩井秀人出演:安藤玉恵、山内圭哉 ほか【チケット料金】全席指定:7,800円(税込)※未就学児童入場不可一般発売:11月12日(土) 10:00お問い合わせ:キョードー西日本TEL:0570-09-2424(11:00~17:00 日曜日 / 祝日休)公式サイト:
2022年10月25日来年50周年を迎えるPARCO劇場が、岩井秀人によるミュージカル『おとこたち』を2023年3月12日(日) から4月2日(日) にわたって上演することを発表した。『おとこたち』は、岩井が主宰するハイバイの劇団公演として2014年に初演され、NHK『クローズアップ現代「男はつらいよ 2014」』でも取り上げられるなど話題に。2016年には再演され、地方5都市で上演された。2019年上演のパルコ・プロデュース作品『世界は一人』(東京芸術劇場プレイハウス)では、ミュージシャン前野健太とタッグを組み、初のオリジナル音楽劇に挑戦した岩井。その経験から音楽を使って作品世界の幅を広げる試みをやっていきたいという強い希望が、今回の公演に繋がった。本作では、4人の「おとこたち」の22歳から85歳になるまでの人生に起こるさまざまな出来事、 愛、不倫、老い、病、死、暴力など、現代の男性になら誰にでも起こりうる重たい問題が描かれる。そんな4人の「おとこたち」の散々だが、笑ってしまうような壮絶な人生の物語を、前野健太と再びタッグを組み、豪華キャストでミュージカルとしてお届けする。岩井、前野をはじめ、出演するユースケ・サンタマリア、藤井隆、吉原光夫、大原櫻子、川上友里、橋本さとしからコメントが届いた。『おとこたち』出演者一覧■岩井秀人(脚本・演出)コメントみなさま~!見た~?キャスト!すごくなーい?あ、岩井です!このたび、ハイバイ並びに岩井の代表作『おとこたち 』をミュージカル版としてさらに爆発させる運びとなりました!ここ10年でいちばんくらいのビックリです!自分でも。それにしてもキャストがほんと期待しかできないですよね。ハイバイや岩井が気になってこれを読んでいる人は、もう観に来てくれると思いますが、キャストが気になってこれを読んでいるあなた!期待してください。作品はめちゃ保証します。そして音楽担当は、『世界は一人』でも大大大活躍してくれた前野健太さんです。準備は整いました。あの4人の男たちの悲喜劇全てを、マエケンサウンドでもって、壮大に天に召していこうと思います。あー楽しみだ。もうスタジオに入ってクリエーションは始まっておりまして、歌の力の凄まじさをひしひしと感じております!というわけで、来年もよろしくです!■前野健太(音楽)コメント岩井さんの「歌心」出演者の皆さんの「歌声」これが合わさってとんでもないことになりそうです。豊かで、ばかばかしくて、お茶目で、スウィートで、カッコよくて、ジーンときて、涙をふいてそんな曲たちを作れたらなと思います。あふれる歌声を、お楽しみください。■ユースケ・サンタマリア コメント前に演った岩井くん演出の舞台が、異常に記憶に残っているんですよ。初日から千穐楽まで客席の前の方で僕らの芝居を見ながら、メモとっているんです。ずっと。そして毎回、いろいろな注文を出してくるんです。ちょっと無茶めなやつを 笑 。あぁ、この人には終わりが無いんだなと思いました。 そこが狂っているし、信頼できる。マエケンの歌も楽しみ。 共演者の皆んな、大好きです!舞台『おとこたち』楽しみにしてほしいです。■藤井隆 コメント岩井さんに初めて呼んでいただいた 『 いきなり本読み! 』 が異 常に楽しくて興奮しました。この度また声をかけていただいてとても嬉しいので精一杯頑張ろうと思っています。パルコ劇場へ通えるのもとても嬉しいですし大阪と福岡の旅公演があるのもとても楽しみです。稽古を想像すると緊張しますが、皆さんと楽しく稽古を重ねて本番を迎えられたらいいなぁと思っています。どうぞよろしくお願いします。■吉原光夫 コメントある舞台を観劇してくださった岩井さんからお手紙を頂き、その作品や演技についての感想の的確さに頷き、そして岩井さんがお芝居の中での歌唱を(ミュージカルに対しても含め)疑問視してる事に同調して、すぐにオファーを受けました。その後、ひょんな事から作品作りみたいなのにも参加させて頂き、楽しい時間を過ごさせて頂きました。まだ始まってないのに、もうとっくに始まってる。きっと初日には凄い景色が広がってるのだろうと たぶん 笑確信してまーす。こんなに楽しみなのも久しぶりです。是非劇場にて、お待ちしてます!!■大原櫻子 コメント初演を観させていただきましたが、これがミュージカルになる……というのが、正直想像出来ません! どのような形に変化するのか、とてもとても楽しみです。オリジナルの『おとこたち』の脚本を改めて読ませていただき、人間の複雑な心境が明確に描かれすぎていて、笑えないエピソードもつい笑ってしまう自分がいました。この物語に出てくる「おとこたち」に、ちょっと……いや、とても大きく心に傷を負わせるような役になるのかなと思っています。じわじわと「おとこたち」を責めていきたいと思います(笑)■川上友里 コメント「おとこたち」のミュージカルとは。なんですか? どんな風ですか? 楽しみです。私は19歳から演劇をし続けておりますが、ミュージカルは初めてでございます。この作品に私を呼んで下さる岩井さんはギャンブラーですね、かっこいいと思います。とにかくお客様に楽しんでいただくべく皆さんと精一杯頑張ります。是非観に来てください!■橋本さとし コメントある舞台で二等兵の兵隊役で岩井秀人氏と出会い、「こんなに頼りなげな二等兵が似合う奴いない!」と横で生気の無い目をして立っている彼に役者として嫉妬し、シーンが終わり暗転になった途端に鳥目気味の僕の手を引き楽屋まで誘導してくれる彼に「お、頼りになる奴やん!」と心の中で感謝してました。そんな岩井氏の人間への優しい眼差しと飄々とした独自の演劇観に少し毒のあるスパイシーな世界観にいつか参加させてもらいたいと思っておりました。それが叶ったのが、『いきなり本読み』というムチャ振りな企画で恥部を曝け出されました。今回は稽古で思い切り曝け出し、本番では恥ずかしくないよう演じたいと思います。曲者の男たちが 集う芝居……楽しみです。<公演情報>パルコ・プロデュース 2023 ミュージカル『おとこたち』脚本・演出:岩井秀人音楽:前野健太出演:ユースケ・サンタマリア / 藤井隆 / 吉原光夫 / 大原櫻子 / 川上友里 / 橋本さとし演奏:p f. 佐山こうた / b. 種石幸也【東京公演】2023年3月12日(日)~4月2日(日) PARCO劇場全席指定・税込:11,000円 ※未就学児入場不可一般発売日:11月19日(土)問合せ:パルコステージ03-3477-5858(時間短縮営業中)月大阪、福岡公演あり公式サイト:
2022年09月02日構想から3年男女の無視できぬ性(さが)を描く大山劇団 加納和可子企画公演『結婚詐欺師の女』が2022年7月28日 (木) ~2022年7月31日 (日)に下北沢OFFOFFシアター(東京都世田谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 ★限定割引チケットあり公式ホームページ 構想から3年。2019年に行われた大山劇団スピンオフ公演にて「楽屋ー流れ去るものはやがてなつかしきー」(作・清水邦夫)演出・出演を務めた加納和可子と、同公演第二幕「Laugh me tender.」脚本・演出を務めた福井しゅんやが手を組んだタイアップ企画。ジェンダー平等が掲げられる現代、真っ向から男女の無視できぬ性(さが)を扱う。演出にはノアノオモチャバコ寺戸隆之氏をお迎えする。今も耐え忍ぶ誰かにとっての笑える逃げ場所を。▼あらすじ女の罪状は結婚詐欺。騙し取った金は合計3000万円。梅雨口刑事は取調室で不敵に笑う女・月子を前に狼狽していた。取り立てて器量も色気もない、というかよく言っても下の上くらいの女が、どのように男達から金を搾り取っていったのか。取り調べを続けるうちに、女の業が解き明かされていく。滑稽な男と女が織りなす、不気味なようで不気味じゃない前代未聞の人情劇。大山劇団とは本企画の母体。映画「いつくしみふかき」ドラマ「刑事7人」「警視庁・捜査一課長」の監督など、第一線の商業映画やドラマに携わりつつ、劇団チキンハートの作・演出として活動する大山晃一郎が立ち上げるプロジェクト。普段商業作品の中に身を置いているからこそ感じている「最近何か表現することって息苦しくないですか?」というため息に近い疑問に対し大山なりに「NO忖度」を引っ提げて立ち向かう。おもしろければ時代がついてくると本気で信じる大山と半信半疑のプロデューサー清弘樹、酔った勢いで盃を交わしてしまった女優片瀬直と加納和可子の四人が織りなす結束力は竹ひごクラス。これは劇団という枠を超えた一つの「ムーブメント」である。【大山劇団公式HP】 公演概要大山劇団加納和可子企画公演『結婚詐欺師の女』公演期間:2022年7月28日 (木) ~2022年7月31日 (日)会場:下北沢OFFOFFシアター(東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F)■出演者加納和可子(大山劇団) / 宮崎貴宜(劇団昴)■スタッフ音響:葵能人(ノアノオモチャバコ)照明:佐藤江未舞台監督:HiRoE美術協力:仁平祐也演出助手:西村愛菜撮影:吉田雅人スチール撮影:仙洞田志織制作:佐藤結、片瀬直(大山劇団)、岸さやか企画製作:加納和可子(大山劇団)■公演スケジュール7月28日(木) 19:307月29日(金) 19:307月30日(土) 14:00 / 18:007月31日(日) 14:00※開場は、開演の30分前■チケット料金一般:3,500円U25:3,000円(全席指定・税込)<カンフェティ限定>1, 000円割引!一般:3,500円 → カンフェティ席2,500円! 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月09日BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEの日髙竜太、加納嘉将、深堀未来、砂田将宏が、LDHのコンテンツサービス「CL(読み:シーエル)」内の企画「KEY MUSIC」にて、名曲カバーを4週連続で配信することを発表した。「KEY MUSIC」は、LDH所属のヴォーカリストによる本気の歌唱をファンにお届けするスペシャルコンテンツ。これまでにEXILE ATSUSHIとTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのRIKU、川村壱馬、吉野北人のコラボレーションやCrystal KayとEXILE SHOKICHIのコラボレーションなどが配信されている。今回の「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE」では、5月25日に発売される5th Single『ラストダンスに BYE BYE』のリリースを記念して、ヴォーカルメンバーが中心となってこれまでに見せてこなかったソロやグループ内デュエットでの特別歌唱をお届けする。左から砂田将宏・深堀未来5月9日20時より配信が開始される第一週目には、深堀未来が清水翔太の「花束の代わりにメロディーを」、砂田将宏が平井大の「ここにあるもの」をそれぞれソロ歌唱。5月16日20時の第二週は、深堀未来と砂田将宏がデュエットで清水翔太とTaka(ONE OK ROCK)のコラボレーション楽曲「Curtain Call feat. TAKA」を披露する。続いて第三週の5月24日20時からは、日髙竜太が秦 基博の「鱗」、加納嘉将がMhiroの「愛の言葉〜True Story〜」を、そして第四週5月31日20時からは、日髙竜太と加納嘉将がデュエットで久保田利伸とEXILE ATSUSHIのコラボレーション楽曲「Golden Smile」を披露する。■日髙竜太 コメントソロではEXPG STUDIO生だった頃に歌っていた楽曲をやりたいなと思い、「鱗」を改めて聞いたら今の自分にもハマりそうだと直感で感じたので選びました。自分の歌だけで表現ができるのは歌い手としてありがたい経験だったのでBALLISTIK BOYZのヴォーカル全員にとって、これからの活動に活きてくると思いました。(加納嘉将との)コラボは感慨深かったです。僕ら2人って同じVOCAL BATTLE AUDITIONで出会っていて、合宿審査の時は同じ部屋だったこともあって。その時から同じグループで歌えたらいいなと思っていたので、こういった企画で一緒に歌うことになったのは、当時から応援してくださっているファンの皆さんは特に喜んでくださるんじゃないかなと思います。■加納嘉将 コメントソロでは元々Mhiroさんが好きでよく聞いていて、VOCAL BATTLE AUDITIONの三次審査でも歌った楽曲を選びました。ソロはごまかしがきかないですし、自分が折れてしまったらこの楽曲自体が折れてしまうので、そういう気持ちすらも楽しんでやりました。(コラボレーション相手の)竜太くんはオーディションの前から知っていて、自分にとっては歌もダンスもできて憧れていたのですがVOCAL BATTLE AUDITIONで同じグループになって、知っている曲や好きな曲が一緒で。そのひとつに「Golden Smile」があったので、今回はそれを歌えて嬉しいですし、やりたいことができました。左から加納嘉将・日髙竜太■深堀未来 コメント14歳から3年間留学したニューヨークで歌を始めましたが、帰国してから日本語の曲を本格的に練習し始めました。最初は苦戦しましたが、今回ソロで選んだ楽曲はタイトルにもある「花束のかわりにメロディーを」や「抱きしめるかわりにこの声を」という詞がすごく響いていて、この曲を歌えてよかったです。今後もBALLISTIK BOYZとしてはもちろんですが、一人でもしっかりとした歌を聞かせるような歌手になりたいです。(砂田)将宏とコラボレーションで歌うことになったのは小学校の頃からずっと一緒に居て、ニューヨークで歌を始めて、好きな曲も近いので、自然な流れでした。家族よりも時間を共にしているので、お互いをよく理解している相手だと思っています。■砂田将宏 コメントソロで選んだのは、コロナ禍に色んな事を考えながら聞いていた楽曲です。色んな環境が当たり前ではなくなったときに、この曲を聞いて自分が大切にしたい軸を貫き通すんだと改めて覚悟を決められました。タイトルの通り、今の自分にあるものの中で何が大切なんだろうとか存在意義を考えましたし、この楽曲に勇気づけられて、まだまだ頑張らないと、と思いました。コラボレーションで選んだ楽曲は2人でカラオケに行くと、毎回必ず歌っています。(深堀未来とは)声質が真逆なので、一緒に歌うと自分一人では出せない音色が出るのがいいなと思います。夢を追いかけている人の背中を押せるような楽曲なので、お互いの背中や聞いてくださる人の背中を押せたらいいなと歌いました。左から深堀未来・砂田将宏<配信情報>■第一弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『花束の代わりにメロディーを』『ここにあるもの』」配信日時:2022年5月9日(月) 20時~出演者:深堀未来 / 砂田将宏※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。配信URL:■第二弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『Curtain Call feat. TAKA』」配信日時:2022年5月16日(月) 20時~出演者:深堀未来 / 砂田将宏※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。■第三弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『鱗』『愛の言葉〜True Story〜』」配信日時:2022年5月24日(火) 20時~出演者:日髙竜太 / 加納嘉将※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。■第四弾「KEY MUSIC 〜BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE『Golden Smile』」配信日時:2022年5月31日(火) 20時~出演者:日髙竜太 / 加納嘉将※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。CLトップページ:
2022年05月09日作・演出家で俳優の岩井秀人が、初見の台本を俳優たちに読ませ、それをお客さんに披露してしまうという驚きの企画『いきなり本読み!』。過去5度の開催はいずれも好評で、ついに1500席を有する東京国際フォーラム・ホールCでの上演が決定した。そこで今回も進行と演出を務める岩井に話を聞いた。第1弾の上演時は、「演劇界から怒られると思ったんですよ」と笑う岩井。しかし公演を重ねるごとに、その不安は手応えへと変わっていったと言う。「何か月もかけて磨き上げた類の演劇ではないですが、台本と俳優が初めて出会うドキュメント性みたいなことで言うと、ものすごく貴重だと思うんです。配役も途中でどんどん変えていきますが、他の人がやることによって、そのキャラクターの説得力が増えていく、みたいなことが起きて。それはすごく演劇的な面白さのひとつだと思います」俳優陣の絶妙なチョイスも本企画の大きな魅力。松たか子と大倉孝二は、今回が初参加となる。「松さんは俳優としてのスイッチのオンオフの差が激しくて、ケタケタ笑いながらおやつを食べていた8秒後ぐらいに、とんでもなく業の深い人物になって号泣してるみたいな人(笑)。ただそのオンオフをあまり見せたくない人だと思っていたので、今回OKをいただけたのは意外でしたね。大倉さんは本当にすごい俳優さんで、初見だろうが何だろうが、とにかく今この役を成立させるんだってことに特化している生き物(笑)。僕の作品にも出て欲しいとずっと思っていたので、すごく嬉しいです」さらに神木隆之介と後藤剛範は、第1弾以来2度目の出演となる。「神木くんは、共同プロデューサーです。『キレイ』では兄弟役だったんですが、その時からこの企画についていろいろアイデアを出してくれて。僕と神木くんのやりたいことって、重なっている部分が結構あるんですよね。後藤さんは、これ読んでどうしてそうなるんだよ!?みたいなところから、結果的に2時間ぐらいかけてやたらうまくなる人(笑)。この企画に特化した才能の持ち主ですね」出演者は、台本を渡されるのも舞台上。つまり舞台に出た瞬間は、どんな名優であっても、岩井の言葉を借りれば「まだ俳優の仕事をしていない」状態だ。「それが1回目に読んだ時と2回目に読んだ時ではもう明確に深度が変わっていて、やがては役人物だけになっていってしまう。その過程を2時間で観られるっていうのは、『いきなり本読み!』以外にはないと思います!」取材・文:野上瑠美子
2020年11月10日思春期に引きこもっていた自らの経験を題材にした『ヒッキー・カンクーントルネード』で演劇界にデビュー。いまや岩井秀人さん率いるハイバイの劇団公演は、当日券に長蛇の列ができるほどの人気だ。今回、処女作のその後を描いた『ヒッキー・ソトニデテミターノ』を6年ぶりに再演。独特の風貌と存在感でドラマに映画にと活躍中の古舘寛治さんが、初演に引き続き出演する。岩井:古舘さんと初めてお会いしたのは約10年前ですが、当時から醸し出す雰囲気は面白いし、技術もある方という印象でした。人間が陥る感情や意識を、既視感のある芝居ではなく、自分や周りの人の実体験から素早く持ってこられるのがすごくて。古舘:僕が常に求めているのは、面白くてリアルな作品なんですよ。リアルってどういうことかといえば、セリフにオリジナリティがあるってこと。下手な作家は、皆に合わせようとステレオタイプなセリフを書いて、どこにもない世界にしちゃいがちなんです。でも本来、一人として同じ人間はいないわけで、その会話はオリジナルであってしかるべきですよね。その点、岩井くんの書くものは、オリジナリティがあってリアルで面白いんです。岩井:僕の場合、自分の個人的な問題をこれでもかと突き詰めたものが演劇になっていますから、オリジナリティっていう意味では確かにそうですね。古舘さんの稽古を見てると、僕が書いた役のことを最初っから僕以上に知っていたんじゃないかと思うことがあるんですよ。俳優ってそういうものなんだろうとは思うけれど、なかなかいませんよね。古舘:そう思ってくれてるとしたら、それは台本にそう書かれているからです。僕は俳優の仕事って、役の瞬間瞬間を自分のものにしていくことだと思っています。それってつまり、僕がこの状況に置かれたならこういうリアクションになりますっていうものを、積み上げていくこと。それを観た人が何か感じたり考えたりするとしたら、それは台本がそうなっているからなんですよ。この作品の初演の時、僕、本番中に袖で「幸せだなぁ」って言ったのを今でも覚えているんです。自分が本心から面白いと思える作品で、いい仕事ができていると思えるのって、そんなに頻繁にあることじゃないから。ただ今回は、再演といいながら演出が全然違うものになっているんで、期待と同時に、いまは大丈夫かなとビクビクしていたりもして。岩井:じつはこの数年、ものすごく丁寧に“飽きさせない芝居”を作っていたんです。でもそれって、お客さんの考える隙間をなくしちゃっているんじゃないかと思うようになって。いまは、一方通行の芝居じゃなく、観客の個々の実感や体験を使って考えたり、自分なりの選択をしたりするような、観ている人に意味のあるものにしたいという気持ちが強いんです。演出を変えることで、台本とお客さんの間にあるものも変わってくると思うんです。一緒に考えながら観ていただければ。ふるたち・かんじ1968年生まれ。アメリカで演技を学んだ後、青年団に入団。近年はテレビや映画でも活躍。一昨年には初の舞台演出も。来年の大河ドラマ『いだてん』への出演も決定。いわい・ひでと1974年生まれ。’03 年にハイバイを結成。作・演出を手掛ける傍ら、俳優としてドラマや映画でも活躍。’12 年に向田邦子賞、’13 年に岸田國士戯曲賞を相次いで受賞。元引きこもりの登美男(岩井)は、自分と同じ境遇の人たちを社会的に支援する仕事を手伝っている。その現場で、まるでタイプの違うふたりの引きこもり(古舘、田村)と出会う。2月9日(金)~22日(木)池袋・東京芸術劇場 シアターイースト作・演出/岩井秀人出演/岩井秀人、平原テツ、田村健太郎、チャン・リーメイ、古舘寛治ほか2月12日までは前半割3500円、以降4000円(当日券は+500円、共に税込み)新潟、三重、兵庫、パリ公演あり。※『anan』2018年2月14日号より。写真・中島慶子取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年02月13日ルネサス エレクトロニクスは7月1日、同日付でCTO(最高技術責任者)を設置し、生え抜きである日高秀人氏が就任したことを発表した。今回の役職は、技術という側面から、5年先、10年先のグローバルな市場動向やカスタマニーズなどを見据え、戦略を立て着実に実行する役割として、横断的に全社の技術戦略の方向性や技術開発を統括することを目的に設置されたもの。執行役員としての役割もあるため、経営的な側面からも自社の技術の強化を図るほか、開発リソースの効率的な運用を図り、コアなテクノロジへの集中、強化を進めていく予定としている。なお日高氏は、1983年に三菱電機のLSI研究所に入所して以降、2003年に日立製作所と三菱電機の半導体部門を合併させたルネサス テクノロジにおいて第一事業本部 マイコン事業部FlashMCU開発部 FlashMCU第五グループマネージャを務め、以降、フラッシュメモリ搭載マイコンの開発責任者としてマイコンの技術開発を担当してきたほか、NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジとの合併によって誕生したルネサス エレクトロニクスにおいても、技師長を務めてきた。また、半導体回路に関する国際学会であるIEEEや電子情報通信学会の委員を歴任してきたほか、国際固体素子回路会議(ISSCC)の議長も務めるなど、先端の半導体技術のけん引役も担ってきており、同社では、今後の成長、特に技術革新にこうした経験が活用されることを期待するとコメントしている。
2015年07月01日毎回公演の度に注目を集める劇団・ハイバイの岩井秀人。自身の引きこもり体験を描いた『ヒッキー・カンクーントルネード』は彼の代表作であり原点だ。この作品のその後を描いた新作『ヒッキー・ソトニデテミターノ』で岩井が初めて東京・PARCO劇場に登場する。稽古場でキャストの吹越満、古舘寛治、チャン・リーメイに話を訊いた。『ヒッキー・カンクーン~』のラストで家の外に出てみようと決意した主人公が、今作では引きこもり支援団体のメンバーとして、様々な人に対峙していく。吹越は自身の演じる役について「僕って意外と、今までこんなに華奢で弱々しい役をやったことがないんです。岩井さんに僕の存在感のなさが見抜かれているってことですね」と語ると古舘、チャンともに「吹越さんが存在感ないわけないじゃないですか!」と反論。それに対し吹越は「いや、居酒屋で声が通らない」と笑わせた。この作品を「終わりに向かっていく感じがシックで、10月にぴったり」と独特の表現で評した吹越。古舘が「扱っている題材は決して軽くないのに、セリフのやり取りにユーモアがある。これぞ岩井節だなあと感じた」と言葉を継ぐと、チャンが「前作が問題提起だとしたら、今作でその問題をより深く掘って行くのかと思いきや、意外とお祭りみたいに楽しめてしまう」と語り、吹越が「秋まつりだね」とまとめた。稽古場に岩井が登場するや、声をかけずとも控えテーブルに自然と集まるキャスト。すでに何度も繰り返しているはずの吹越の登場シーンでスタッフの間からクスクスと笑い声が聞こえる。引きこもり支援団体の吹越とチャンが、引きこもり20年選手である古舘と掛け合うシーンでは、特に何度も繰り返しセリフの言い方やテンポを確認する岩井。古舘に対する「もっと強く」という指示に、キャストやスタッフから「シェイクスピア劇!」と声がかかる。古舘がわざとらしいまでに朗々とした声でやってみると、稽古場は爆笑。笑いながらも岩井の細やかな指示を役者たちが即座に反映し、繊細なニュアンスを構築していく。吹越はこの作品について「芝居と呼ぶと何かがこぼれてしまう。何の役にも立たない、けれどとても好きで大切な置物やぬいぐるみ。そんなものが1か月PARCO劇場に存在すると思ってください」と語った。そんな新たな言葉で表現される舞台を、楽しみに待ちたい。PARCO劇場にて10月4日(木)から14日(日)まで上演。チケット発売中。取材・文:釣木文恵
2012年09月28日劇団ハイバイの主宰にして、今春には初のテレビドラマ脚本で向田邦子賞を受賞した気鋭の作・演出家、岩井秀人。いま、もっとも注目されている演劇人のひとり岩井が、ついに新作『ヒッキー・ソトニデテミターノ』でパルコ劇場へ初進出を果たす。主演を務めるのは、『フキコシ・ソロ・アクト・ライブ』でかつてないソロパフォーマンスの世界を切り開き、映画『冷たい熱帯魚』(2010年公開・園子温監督作品)での怪演も話題を呼んだ吹越満。初の顔合わせとなるふたりに、公演にかける思いを訊いた。『ヒッキー・ソトニデテミターノ』チケット情報自らの引きこもり体験をもとに作られた、岩井の処女作にして代表作『ヒッキー・カンクーントルネード』(2003年初演)。当初は本作を上演する予定だったが、吹越の「やっぱり初演には初演にしかないものがある。だから例えば続編にするとか」という言葉が岩井を止まらせた。初演では岩井が主人公の登美男を演じており、吹越は「そのことへの恐ろしさから(出演に)二の足を踏む部分もあった」と語る。だがそれが逆に岩井を駆り立て、「僕の中でどんぴしゃなのが来ちゃった(笑)」と、引きこもりだった登美男が外に出てからの物語『~ソトニデテミターノ』が誕生するに至った。吹越を登美男役にと思った理由を、「あれ、結構長いこと引きこもってたよねっていう、吹越さんの空気感がおもしろいなと思って」と明かす岩井。加えて吹越の「自分のことを自分で見立てているようなコントロールの引き具合」にも惹かれると言う。吹越は「役者としてキャリアが何十年あっても、初めてもらった脚本に対しては素人だと僕は思うんです。だからその脚本の慣れてなさ加減と、引きこもりってことがうまく噛み合えば、僕ぐらいのキャスティングがちょうどいいんじゃないかと思う」と笑った。吹越に岩井作品の魅力を訊くと、「すべてですよね」と即答。さらに「いいところというより、イヤなところが何もない」と続ける。すると岩井は「僕の場合、まさにそう思いながら作品を作っているところがあって。僕、演劇というものの95パーセントくらいはすごく嫌いなんですね。だから消去法で、それはちょっとやらないでくれよっていうのを避けて、ずっとやり続けている感じ」と語る。つまり演劇における残りの5パーセントが、岩井独自の世界観を形作っているのである。と同時に、「自分の母や、母の友達にも伝わるものじゃないと作っちゃダメだと思う」とも。5パーセントの意外性と、普通の生活を送る人にも通じる日常性。その不思議な融合を、新作でも見せてくれることだろう。公演は10月4日(木)から14日(日)まで東京・パルコ劇場にて上演。チケットは8月25日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあではインターネット先行・いち早プレリザーブを8月6日(月)11時まで、インターネット先行・プレリザーブを8月9日(木)11時まで受付中。取材・文:野上瑠美子
2012年08月03日