東京 アート アンティーク 実行委員会は、「東京 アート アンティーク 2022 ~日本橋・京橋美術まつり~(以下、東京 アート アンティーク)」を2022年4月28日(木)から4月30日(土)の3日間開催いたします。詳細が決定しましたのでご案内申し上げます。老舗の古美術店や画廊が多く点在する京橋地区の東仲通り(通称:骨董通り)「東京 アート アンティーク」は、「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年に始まり、年に1回から2回開催してまいりました。2010年に名称を「東京 アート アンティーク」と改めてから、今回で12回目を迎えることとなり、83軒の美術店・画廊の参加が決まりました(3月1日時点)。東京都中央区の日本橋・京橋エリアは、戦後から古美術・工芸・日本画・近代絵画・彫刻・版画など約150の専門店が多岐にわたり集積しています。これほど美術店が密集する地域は世界でも少なく、昭和の文豪や著名人が通い、芸術家との縁も深い歴史あるアート密集地です。再開発が進む日本橋・京橋エリアですが、地元企業も「アートと文化の街」として価値を見出し、芸術文化を中心とした取り組みが年々増え続けています。その例として、戸田建設や東京建物のイベントがあります。戸田建設は、アーティゾン美術館のあるミュージアムタワー京橋とともに「芸術文化の拠点形成」を目指す開発事業を進めており、京橋の歴史を芸術の観点から掘り起こす作業として「骨董通りマップ」の制作に取り組みました(参考資料1)。東京 アート アンティークとも美術店と企業を人ベースでつなげる橋渡しを担うことで新たな関係が生まれ、京橋の美術商が関わる新たなアーティスト支援プロジェクト「KYOBASHI ART WALL」(参考資料2)や京橋彩区が主催する「芸術文化講座」(参考資料3)への登壇者紹介などにも繋がることとなりました。戸田建設発行の「骨董通りマップ」東京建物は、東京スクエアガーデン等で行うフラワーイベント「Meet with Flowers」(2022年3月18日(金)~4月10日(日))の中で、花と緑のパブリックアートの展示や、「花」に因んだ地元の美術商の展覧会を紹介することで街全体への送客による活性化を目指しています(参考資料4)。このような取り組みに東京 アート アンティークでは、企業と美術店の間に繋がりをもたらし、オフィスワーカーがアートに触れる機会を作り出すArt in Tokyo YNKプロジェクトにもつながっています(参考資料5)。東京スクエアガーデン等で行うフラワーイベント「Meet with Flowers」(2022年3月18 日(金)~4月10日(日))また、地元ラジオ局「中央エフエム ラジオシティ」は、ギャラリーや作家の出演を通じて地元美術商ならではの生の声を届ける場を増枠して提供するなど、東京 アート アンティークは、地元企業やメディアと協力しながら、日本橋・京橋でより多くの方にアートに親しんでいただけるよう努めております。(参考資料6)日本橋・京橋がアーティストの新たな挑戦の場となり新しい風が吹き込まれることで、銀座とは異なった「アートと文化の街」として新旧が共存する活気ある街が生まれます。東京 アート アンティークはその原点として、日本橋・京橋の歴史とアートを気軽に楽しんでもらい、一級品に直に触れて自然と感性を磨くことができる機会となります。【開催概要】名称 : 東京 アート アンティーク 2022 ~日本橋・京橋美術まつり~開催日程 : 2022年4月28日(木)~30日(土) 各店舗の営業時間に準ずるエリア : 東京都中央区 京橋・日本橋を中心とした地域美術店・画廊 : 83軒(2022年3月1日現在)主催・運営 : 東京 アート アンティーク 実行委員会公式ウェブサイト: Facebook : Instagram : 協賛(五十音順):一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント京橋エドグラン管理組合中央エフエム ラジオシティ東京建物株式会社戸田建設株式会社*参加店舗は、消毒、換気を行い、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策につとめております。*来場者が混み合うことが予想される展覧会では、入場制限を設ける場合がございます。*新型コロナウイルスの感染拡大状況により緊急事態が発令され、国・都の要請により店舗を閉めざるを得ない状況となった場合はイベントを中止といたします。<参考資料>参考資料1:中央区観光協会特派員ブログ「これは便利!京橋・日本橋「骨董通りマップ」にて制作の裏話を読めます: )「骨董通りマップ」PDFダウンロード: 参考資料2:新進アーティストを支援する現代アート作品の公募企画「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」始動!: 参考資料3:芸術文化講座 | 京橋彩区: 参考資料4:花の無料配布で花き生産者支援、花に親しむきっかけを。「Meet with Flowers~咲かせよう、サステナブルライフ」開催のお知らせ: フライヤーPDF: 参考資料5:Art in Tokyo YNK 参考資料6:中央エフエム ラジオシティ出演日程:4月20日、22日、27日(Hello! Radio City 12:00~13:00) 視聴方法: 【主な展覧会】展覧会一覧: ■オンライン展覧会4月28日(木) - 5月31日(火)来店不要のオンライン展覧会を期間限定でウェブサイト上で開催します。より多くの方にアートを楽しんでいただき、人生を豊かに送る一助となるよう努めてまいります。オンライン展覧会■茶の美 茶道具展茶の美会場:ギャラリーくぼた4月27日(水) - 30日(土)「茶の美」は、茶道具商が運営する茶の湯情報サイト。サイトでは、茶道具のオンライン販売は勿論、茶の湯に関わる役立つ情報を発信しています。この度、ネットを飛び出して「茶の美」に参加するお店で合同展を開催することになりました。「茶の美」としては、オンライン展以外でのリアル開催は初の試みとなります。京橋にルーツがあるお店やご縁のあるお店もあり、この度「東京 アート アンティーク」に参加することになりました。各店が力を入れて蒐集してきた茶道具を一堂に集め展示いたします。 茶の美「茶道具展」■宋磁繭山龍泉堂4月28日(木) - 30日(土)「宋磁」は日本人にとって最も人気のある中国陶磁のジャンルです。単色の釉薬にシンプルかつ洗練された造形のものが多く、普遍性があるため、宋時代以降の明や清においても高く評価されてきました。また、磁州窯系の作品の中には、宋磁としては珍しい絵付けが施された作品もあり、モノクロームの世界に華を添えています。会期中、お越しいただくことができない方のために、「MAYUYAMA ONLINE GALLERY」で全ての展示作品を閲覧できるようにいたします。「宋磁」繭山龍泉堂■『これも「絵」です』展 ~フォンタナ、K・へリング...他~戸村美術/ギャラリー戸村4月28日(木) - 30日(土)近年、注目されている抽象画やポップアートを紹介します。フォンタナやエルスワース・ケリー、スーラージュ、キース・へリングを予定。『これも「絵」です』展 ~フォンタナ、K・へリング...他~ 戸村美術/ギャラリー戸村■コプト裂展II古美術 川崎4月27日(水) - 30日(日)コプトとはキリスト教徒化したエジプトの人々を表す言葉です。3世紀〜12世紀の間、中でもコプト裂と呼ばれる織物は人物や動植物など多岐に渡り、海外でも人気があります。4年前に好評頂きましたコプト裂展から新たに蒐集を続け、コプト裂を100点以上あつめました。額装された物から裂の残欠まで。残欠はその場で額装の提案もさせて頂きます。迫力のある物から可愛らしいものまで。「コプト裂展II」古美術 川崎■2人展 ~面と線の波動~ オガワミチとおくやまのりこ並樹画廊4月27日(水) - 5月2日(月)面と線は、私たちのお互いの個性を表しています。そんな、ふたりの作品の響きあいを『波動』という言葉に託しました。日々、気になったことや感じたこと、何気ない日常を、ひとつひとつ、油彩やドローイング、蜜蝋画などで描いています。今回は、波動をイメージする、青を使った作品を多く展示します。「2人展 ~面と線の波動~ オガワミチとおくやまのりこ」並樹画廊■青磁展4月28日(木) - 30日(土)大熊美術3周年記念展として青磁展を開催いたします。龍泉窯、耀州窯、鈞窯、越窯、高麗青磁などを展示即売し、龍泉窯の陶片も販売いたします。また汝窯の陶片なども展示いたします。「青磁展」大熊美術■魯山人と古美術魯卿あん(しぶや黒田陶苑 京橋店)4月18日(月) - 5月5日(木)没後60年以上経ちながら、未だ多くの人を魅了してやまない北大路魯山人。その芸術活動は、陶芸、漆芸、篆刻、書画、絵画と多彩であり、生涯残された作品は30万点とも言われています。しぶや黒田陶苑では、そうした膨大な魯山人先生の作品の中から、逸品を選び皆様にご紹介しております。京橋店である『魯卿あん』は、かつて魯山人が店主であった『大雅堂藝術店』、『美食倶楽部』の跡地でもあります。「魯山人と古美術」魯卿あん(しぶや黒田陶苑 京橋店)■樂のすべてが揃う即売会下井美術4月1日(金) - 6月30日(木)樂茶碗は桃山時代、千利休に指導された樂家初代長次郎によって作り始められました。歴代が手探りの技法を継承しつつも、独自の意匠、釉薬を研究開発し、当代の16代樂吉左衛門に至るまで、400年以上の長期にわたり私達を魅了し続けております。初代長次郎から歴代の黒・赤名碗と軸、棗、茶入等の茶道具が一堂に揃います。「樂のすべてが揃う即売会」下井美術■松本敏裕展~画家の目、コレクターの眼~ギャルリーフロレゾン4月25日(月) - 30日(土)松本敏裕は芸術家そしてコレクターです。油絵を描いています。中国明末清初の色絵磁器を集めています。色絵磁器をモチーフにした静物画と集めた色絵磁器を展示します。「松本敏裕展~画家の目、コレクターの眼~」ギャルリーフロレゾン■古美術のススメ Wonder of Antiques井上オリエンタルアート 日本橋4月28日(木) - 5月19日(木)「わかりやすくて、うつくしい」手頃な価格から名品まで。無邪気に美術と戯れよう!ご来場者さまには、展覧会図録を無料配布いたしております。ミニ年表(中国、日本、韓国)のオマケ付!「古美術のススメ Wonder of Antiques」井上オリエンタルアート 日本橋■花の乙女 Floraかわうそ画廊4月28日(木) - 30日(土)大伴家持の和歌「春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道に出で立つをとめ」をテーマに花と乙女の作品たちをご紹介いたします。3月に画集「楽園の美女たち Paradise Garden」が出版され、人気作家の久下じゅんこ、樋口ひろ子、鈴木那奈に加えて新鋭・辻信之らの花々と乙女たちを絵画でお楽しみいただければ幸いです。約20点を展観いたします。「花の乙女」Flora かわうそ画廊■一般の方からのお問い合わせ先東京 アート アンティーク 実行委員会担当: 株式会社Studio Hart 小野瀬MAIL: info@tokyoartantiques.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月11日お笑いタレントの小島よしお(こじま・よしお)さんが、2020年9月30日にインスタグラムを更新。妻とともに石川県にある加賀温泉郷を旅行した時の写真を公開しています。小島よしおの夫婦ショットに「美男美女…」投稿で小島よしおさんは「夫婦旅行で加賀温泉郷に行ってきました」と報告。夫婦で寄り添い合う仲むつまじい写真を筆頭に、旅行の思い出を公開しています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 夫婦旅行で加賀温泉郷に行ってきました。 加賀温泉郷は 山代温泉 山中温泉 あわづ温泉 片山津温泉 の総称です。 宿をとったのは北大路魯山人が愛した山代温泉。 明治大正時代の 美食家料理人(美味しんぼの海原雄山のモデル) 篆刻家(印鑑とかに文字を刻む。書と彫刻の融合) 画家 書家でもある たくさんの顔を持つ芸術家で 33歳くらいの時にここ山代で半年間滞在し 陶芸に出会います。 波乱万丈だった人生において 最後まで心の故郷だった場所のようです (気の合う友達がいっぱいいた) それもこれもやはり温泉という 「裸の付き合い」があったからではないかと 思います(笑) わずか半年間の逗留で数々の作品を残し 住んでいた家は今では重要文化財として 見学できます。 シンボルの古総湯 飯は美味いし酒は美味い #加賀温泉 #山代温泉 小島よしお (@kojimayoshiopiya)がシェアした投稿 - 2020年 9月月30日午前7時37分PDT2人が宿泊したのは、芸術家・北大路魯山人が愛した『山代温泉』で、おいしい料理や温泉を満喫した様子。小島よしおさんの笑顔から、楽しんでいることが十分に伝わってきますね。この投稿を見たファンからは「いいな」とうらやましがる声や「奥さんがきれい!」といったコメントが殺到。貴重な夫婦ショットに癒される人が続出しています。・マジで奥さん、きれい!・旅行、すっごく楽しそうで行きたくなっちゃいました。・幸せそうな姿にほっこり。美男美女ですね。小島よしおさんは2016年に妻と結婚。インスタグラムでは夫婦仲がよいことがうかがえる写真がたびたび公開され、話題を呼んでいます。 この投稿をInstagramで見る モリモリバッコーン! 大きなエンジンからにょきっと突き出した パイプからぶすりぶすりと 煙を噴き出して進む小舟は僕と妻を乗せて 幅の狭い川を器用に進む ここは水上マーケット 行ってきたのは市街地から1hくらいのところにある 「ダムヌアン サドアック(水上)マーケット」 しばらく進むと川岸にお店が並びお土産やビールを売っている 更に進むと川は大渋滞 手漕ぎで進むおばちゃんたちが舟の上で 大きな鍋でバナナを揚げたり イカや肉を焼いている 花を売っている人もいる☺️ 時には手で相手の舟をどかしながら進む 東南アジアの「水の都」は生活感たっぷりで 圧倒されっぱなしの1時間でした。 言葉が少しでもわかると旅の面白さも倍増! タイ語ももちろん学べますし 今回旅行前にも先生から色々情報が聞けて旅が充実しました! タイ語意外にも 40か国語学べます!興味ある方は是非ホームページをご覧ください!(父が経営している小さな小さな語学学校です。絶賛生徒募集中!) ↓ #ダムヌアンサドアック水上マーケット #タイ 小島よしお (@kojimayoshiopiya)がシェアした投稿 - 2020年 1月月19日午後11時55分PST この投稿をInstagramで見る タイへ旅行に行ってきました 詳細はまた順次書こうと思います! 生後6ヶ月の子虎ちゃんと #タイ #シラチャータイガーズー 小島よしお (@kojimayoshiopiya)がシェアした投稿 - 2020年 1月月17日午前12時34分PST この投稿をInstagramで見る 先日妻に誕生日を祝ってもらいました。感謝です。 母からのメール。 「ハッピーバースデーこれからも、気を引き締めて、清く正しい活動を行って下さい。さすれば、きっと素晴らしい未来が待っています。アイちゃんとも常に仲良く、感謝の気持も忘れずに、日々を過ごして下さい」 肝に銘じて清く正しく頑張ります! #さすれば 小島よしお (@kojimayoshiopiya)がシェアした投稿 - 2018年11月月18日午後9時26分PST小島よしおさんにはこれからも夫婦仲よく幸せな家庭を築いてほしいですね。小島よしおは現在、意外なところで活躍?美人の嫁との馴れ初めに「全然、面白くない…」の声[文・構成/grape編集部]
2020年10月02日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太がこのほど、都内で行われたTBS系バラエティ特番『伝説の日本人を超えろ サムライチャレンジ』(29日18:30~21:48)の収録に参加し、スタジオゲストの貴乃花光司、中澤佑二、浜口京子、横浜流星とともに囲み取材に応じた。この番組は、聖徳太子や天草四郎、北大路魯山人など、歴史にその名を刻む日本人が残した偉大な“伝説”の数々に、現代を代表する“サムライ”たちが果敢に挑戦するという内容。歴史に名を刻む日本人の“伝説”を詳しく紹介するドラマパートと、その伝説に現代の“サムライ”たちが挑むチャレンジパートの2部構成で届ける。MCは、今年6月に女優の蒼井優と結婚し、ある意味“伝説”を達成した山里亮太。スタジオゲストには貴乃花光司(大相撲)、横浜流星(空手)、浜口京子(レスリング)、中澤佑二(サッカー)と、スポーツの世界で“伝説”を残したそうそうたる面々が集結した。TBSの大型特番のMCに起用された山里は「みなさんお気づきのように、結婚バブルですね」と笑いを誘い、「それはちゃんと自覚しております。ありがたいです」とコメント。「これから先の日本を支えるスーパースターが面白い形が出てくる。勉強しながらそういう新しいスターも知ることができる素晴らしい番組」と魅力をアピールした。山里は、聖徳太子役でドラマパートにも出演しており、「手応えを感じています」とにやり。聖徳太子は異なる10人の話を同時に聞き分けることができたと言われているが、山里は「聖徳太子みたいに聞き分けることができるかわからないですけど、貴乃花さんのささやくような心の声を聞く耳は持てた。本当に悔しいときに『流星くん…』って言うシーンがあるんですけど、細く悔しがる『流星くん…』を聞き分けた耳は聖徳太子にも勝ったんじゃないかなと思います」と語った。
2019年09月20日バカラ(Baccarat)のアイテムを展示販売する「バカラ展 2019」が、2019年5月16日(木)から5月21日(火)までの期間、東武百貨店 池袋本店8階催事場にて開催される。5年振りの開催となる今回のバカラ展では、ライティングやテーブルウェア、ビジュウに至るまで、バカラの高度な職人技術によるクリスタルの名品が一堂に集結。出品されるアイテムの中でまず注目は、バカラが日本のライフスタイルに合わせて作った人気の「グラス ジャパン」の新デザイン。美食家として有名な北大路魯山人の陶芸作品に描かれた「福」の字を刻み、バカラと魯山人のエスプリが見事に共鳴した仕上がりとなっている。また、自分自身へのお守りや、幸運を祈る気持ちを込めたギフトとしてもおすすめのビジュウコレクションの新作も。エレガントな曲線を描きボリューム感のある宝石が、存在感抜群のロングネックレスやリングとして登場する。さらに、バカラが250年の歴史の中で発表した傑作を復刻した「バカラ オート・クチュール コレクション」も見逃せないコンテンツ。世界50点限定となる、クリスタルにエナメルと金彩で描かれたチューリップや羽ばたく鳥のモチーフが美しい「セレッシャル ベース」は要注目の逸品だ。【詳細】バカラ展 2019開催期間:2019年5月16日(木)~5月21日(火)開催時間:10:00~20:00(最終入場は18:00)会場:東武百貨店 池袋本店 8階 催事場住所:東京都豊島区西池袋1-1-25出品価格例:グラス ジャパン 福 5客アソートセット(高さ11cm) 54,000円/2客アソートセット(高さ 11cm) 21,600円、クロワゼ ロングネックレス(クリア・レッド)各103,680円、クロワゼ リング(クリア・レッド)各38,880円、セレッシャル ベース(高さ30cm・限定ナンバー入り・世界限定50ピース)2,268,000円
2019年05月18日1月下旬に九段ハウスで開催された『森山大道展』のキュレーターを務めた宮津大輔さん。400点にのぼる現代アートのコレクターとしても知られる彼のコレクションと笠間日動美術館所蔵の作品を厳選し、ペアリングして展示するという、新たな視点の試みが、2019年3月23日より『シンクロ ニシティ‐宮津大輔コレクション×笠間日動美術館 響き合う近・現代美術 ‐』と題し、開催されます。アンリ・マティス《窓辺に座る女》1919-20 年Henri Matisse “Woman by the Window”向かい合う岸田劉生の《村娘図》(1919年)と奈良美智の《無題》(1998年)は、一見無邪気であるがゆえに、時に現れる少女の残酷性を見事に表しています。このほか草間弥生の《南瓜》(1981 年)とルネ・マグリットの《ビュー・ニューヨーク》(1946年)、アンリ・マティスの《窓辺にすわる女》(1919-20年頃)とオラファー・エリアソンの光を使ったインスタレーション《大輔のためのウィンドウ・プロジェクション》(2011年) など、35組の様々なペアリングを紹介。これら19世紀から21世紀に創作された多種多様な作品を見比べ、美術の持つ大いなる可能性とコレクションに込められた豊かな思いを堪能できます。さらに、宮津さんが昨年9月、オーストリアのリンツで行われたアートの祭典「アルス・エレクトロニカ2018」で注目した体験型インスタレーション『ComfortZONE』(MiND X)も今回日本で初めて、マックス・エルンストとのペアリングで展示されます。『Comfort ZONE』MiND X2018■ペアリングルネ・マグリット/草間弥生岸田劉生/奈良美智アンリ・マティス/オラファー・エリアソンヴィンセント・ファン・ゴッホ/ライアン・ガンダー ジョルジュ・ブラック/蔡国強北大路魯山人/フィリックス・ゴンザレス=トレズ/ ヤン・ヴォーアントワーヌ・ブールデル/アグス・スワゲ高橋由一/ジョージェ・オズボルトマックス・エルンスト/ MiND Xジョルジュ=ピエール・スーラ/エリザベス・ペイトン ラグーザ玉/森山大道シャイム・スーチン/オラファー・エリアソンオーギュスト・ルノワール/アピチャッポン・ウィーラセタクンパブロ・ピカソ/アリエル・シェルシンガーパブロ・ピカソ/ステファン・バルケンホール マルク・シャガール/リム・ソクチャンリナ ジョアン・ミロ/マリナ・ラインガンツ上記を含む35組70点を予定ポール・セザンヌ《聖アントニウスの誘惑》1874年Paul Cézannzannzannzanne "Temptation of St. Antony"■宮津大輔さんプロフィール1963年東京都出身。アートコレクター、横浜美術大学教授、京都造形芸術大学客員教授。1994年以来、企業に勤めながら収集したコレクションや、アーティストと共同で建設した自宅が国内外で広く紹介される。文化庁「現代美術の海外発信に関する検討会」委員、「Asian Art Award 2017」審査員等を歴任。著書に『現代アート経済学』(光文社新書)、『現代アートを買おう!』(集英社新書/中国・金城出版/台湾・Uni Books/韓国・Art Books)、『アート×テクノロジーの時代』(光文社新書)などがある。■展覧会概要展覧会名シンクロニシティ‐宮津大輔コレクション×笠間日動美術館 響き合う近・現代美術‐会期2019年3月23 日(土)- 5月19日(日)会場笠間日動美術館 企画展示館 茨城県笠間市笠間978-4開館時間午前9時30 分より午後5時(入館受付は午後4時30分まで) 休館日毎週月曜日 (但し4月29 日、5月6日は開館、5月7日は休館)入 館 料大人 1000 円、65歳以上 800円、大学・高校生 700円、中・小生 500円主催公益財団法人日動美術財団笠間日動美術館特別協賛野村ホールディングス株式会社株式会社DRESSお問合せ先:TEL:0296-72-2160*会期中に作品保存などの理由より、展示替えする場合があります。また、メディア・アートにつきましては、機材や記録媒体などの都合より鑑賞いただけない場合があります。■交通案内[J R 利 用]・常磐線友部駅北口(9:55/10:50/11:50発)より「かさま観光周遊バス」(100円)、または市内循環バスで約15分。「日動美術館入口」下車徒歩1分・水戸線笠間駅より徒歩約25分(日動美術館・春風萬里荘共、但し方向は逆)、「かさま観光周遊バス」またはレンタサイクルの利用が便利です。[自動車利用] ・常磐道友部JCT経由、北関東道友部ICより国道355号線経由約6キロ・東北道栃木都賀JCT経由、北関東道笠間西ICより国道50号線経由約8キロ
2019年02月13日展覧会「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」が、神奈川・川崎市岡本太郎美術館で2018年10月6日(土)から2019年1月14日(月祝)まで開催される。イサム・ノグチ&岡本太郎、越境者の視点日米の間で自己の国籍、アイデンティティに関する葛藤と向き合いながらも彫刻家として活躍を見せたイサム・ノグチと、青年期の10年間をパリで過ごした後に大戦の為に日本に戻った岡本太郎は、それぞれ欧米で活躍し、越境者として日本文化を客観的に見つめたアーティスト。日本美術に触発され2人がそれぞれ制作した作品は、いずれも新しく個性的な表現で、戦後の芸術界に大きな影響を与えた。「イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―」では、異なる個性を持った越境者であるイサム・ノグチと岡本太郎、2人の作品など合計約150点の資料を通じて、彼らが捉えた“日本”や“日本美”に迫る。2人を同時に紹介する展覧会は初の試みだ。縄文土器や土偶に着目1950年に出会ったイサム・ノグチと岡本太郎。海外の視点を持ち、日本へ深い関心を持った2人はすぐに打ち解けたという。1950年代当時、2人は異なる日本古来の文化に注目。岡本太郎は従来美的な対象とされていなかった縄文土器に、自身の「縄文土器論」において着目し、イサム・ノグチは古墳時代の埴輪、雪舟、茶道具、そして日本石器時代の土偶に関心を持った。各々の作品から見てとれる、「日本」観の相違を紹介する。芸術と生活両名とも、1950年代初めには芸術と人々の生活の関係について考え、作品を残している。イサム・ノグチは、岐阜提灯の造形に魅了されて奔放なフォルムが目に留まる《あかり》シリーズを生み出し、剣持勇との協働による《コーヒー・テーブル》《スツール》を制作。北大路魯山人の陶房では、様々な陶の作品も作っている。岡本太郎も陶による作品制作に着手し、《坐ることを拒否する椅子》や《ひもの椅子》、《光る彫刻》、《顔のグラス》などの作品を残した。1950年代中頃に発生した「伝統論争」を経て、1960年代には新たな表現形式の「日本美」を作り出していく。岡本太郎の《明日の神話》や、《愛》といった強烈な個性を放つ作品も、1960年代に作られたものだ。芸術の破壊と保存また、イサム・ノグチが建築家・谷口吉郎と協働で制作した慶應義塾大学構内のスペース萬來舎(ノグチ・ルーム)を、新校舎建設に伴い移設した事例と、岡本太郎による旧東京都庁《日の壁》の陶板壁画の取り壊しの事例を紹介。作り手や鑑賞者の意図に反し、作品が損なわれた事例を通して、芸術の保存と破壊について考察する。“芸術と人と場”空間の創出さらに、2人に共通して重要な創作上のテーマだったといえる、“芸術と人と場”にもフォーカス。イサム・ノグチは、彫刻と人間とを包み込む場としての庭、あるいはプレイグラウンドに興味を持ち、庭や空間の設計も行う。抽象芸術と身体の関係の重要性に気付いた岡本太郎は、作品の中に人が入っていく場として、《マミ会館》や《太陽の塔》などの総合的芸術空間を創出した。開催概要イサム・ノグチと岡本太郎 ―越境者たちの日本―会期:2018年10月6日(土)~2019年1月14日(月祝)会場:川崎市岡本太郎美術館住所:神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5時間:9:30~17:00(入館16:30まで)休館日:月曜日(10月8日、12月24日、1月14日を除く)、10月10日(水)、12月25日(火)、12月29日(土)~2019年1月3日(木)観覧料:一般 1,000(800)円、高校・大学生・65歳以上 800(640)円※中学生以下無料、()内は20名以上の団体料金
2018年09月03日東京オペラシティ アートギャラリーでは、イサム・ノグチ没後30年を記念した回顧展「イサム・ノグチ ─彫刻から身体・庭へ─」展を、7月14日から9月24日まで開催する。イサム・ノグチのポートレイト©The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] - JASPAR. Photo by Jack Mitchell.イサム・ノグチは、詩人・野口米次郎とアメリカ人の母親のもとに生まれ、世界文化を横断しながら生き、彫刻を始め舞台美術や家具、照明器具「あかり」のデザイン、陶芸、庭、ランドスケープ・デザインまで、幅広い巨人的な制作を行った。同展では、ノグチの作品と身体性への問いを軸に、海外・国内の80余点で活動の全容を紹介する。ノグチが抽象彫刻の分野にあっても常に「身体」を意識し続けたことや、そうした意識が、子供のための遊具デザインやランドスケープといった人間をとりまく環境へ向かい、ノグチ自身がいう「空間の彫刻」=庭園への情熱に拡大していったことに着目。ノグチの領域横断的な活動の拡がりにも様々な角度から光を当て、歴史や伝統と向き合い、生活や社会を含めたノグチの総合的ビジョンを明らかにする。イサム・ノグチ《北京ドローイング(横たわる男)》 1930年 インク、紙 イサム・ノグチ庭園美術館(ニューヨーク)蔵 ©The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] - JASPAR. Photo by Kevin Noble.構成は全4章。「第1章 身体との対話」では、身体性への問いかけがノグチの制作において重要であったことを、彫刻やドローイング、舞台美術など、主に初期の作品を通して紹介する。若き日に北京で描いた毛筆による身体ドローイング「北京ドローイング」は、国内初の試みとして8点の作品を一堂に展示する。ノグチは、戦後の1950年に来日して以降、日本の暮らしや伝統、歴史や社会と向き合いながら、建築家の谷口吉郎、陶芸家の北大路魯山人ら多くの芸術家たちと交流し、新たな制作に取り組んだ。そして彫刻のみならず、家具や照明のデザイン、建築インテリア、庭園などジャンルを超えた多彩な活動に結実。「第2章 日本との再会」では、ノグチが日本との再会を果たした1950年代の活動から、社会や生活の中に彫刻として機能する作品を生み出そうとしたノグチの総合的なビジョンを紹介する。イサム・ノグチ《あかり》デザイン 1953年〜 紙、竹、金属 香川県立ミュージアム蔵「第3章 空間の彫刻─庭へ」では、最晩年に至るまで長く手掛けられた庭や公園、ランドスケープなど、大地を素材とする「彫刻」作品を紹介。ノグチの地球環境的規模の作品の構想はごく早くから始まっていたが、1960年代以降、多くのプロジェクトを実現させた。ノグチの庭の仕事は「彫刻」を「大地」に結びつける試みであり、同時にそれは、重力によって大地に縛りつけられた人間の「身体」と向き合うことでもあった。日本庭園にみる静寂な佇まいに人々の憩う空間を創出した《チェイス・マンハッタン銀行プラザのための沈床園》など、大地と地形を読む、地球環境的規模で考えられた作品を模型、資料、撮り下ろし動画で立体的に紹介する。「第4章 自然との交感─石の彫刻」では、ノグチの後半生を代表する、大理石よりも硬い玄武岩、花崗岩などによる峻厳な石の彫刻を紹介。シンプルなフォルムを基本に、ときに自然のままの石の表情をたたえた作品群は、従来の彫刻の概念を超えている。石はノグチにとって、たんに自分の求める形を実現するための素材ではなく、地球の悠久の歴史や自然の摂理を語る根源的な物質だった。そこに、大地に刻まれた「時間」に人を誘う深い魅力を感じとり、石の彫刻は庭の仕事と両輪となって、人間の心と身体を改めて大地にしっかりと結びつけ、空間や時間へと広げて思索する、大らかで豊かな作品世界を実現させた。イサム・ノグチ《アーケイック》1981年 玄武岩 香川県立ミュージアム蔵©The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum, New York / Artist Rights Society [ARS] - JASPAR. Photo by Akira Takahashi.関連イベントとして、開催記念トーク「コラボレーターが語るノグチの制作の現場と“未来への贈り物”」を開催。石彫家の和泉正敏、建築家のショージ・サダオ、聞き手に同展監修者の新見隆を迎えて、7月14日の13時から新宿パークタワーホールにて行われる。事前申し込みはリビングデザインセンターOZONE ホームページ()受付フォームより、定員200名、一般参加費は1,000円。世界市民として生きたノグチの制作に焦点をあてる、国内12年振りとなる本格的な回顧展にぜひ足を運んでみては。【展覧会情報】イサム・ノグチ ─彫刻から身体・庭へ─会期:7月14日〜9月24日会場:東京オペラシティ アートギャラリー住所:東京都新宿区西新宿3-20-2時間:11:00〜19:00、金・土曜日11:00〜20:00(入場は閉館30分前まで)料金:一般1,400円(1,200円) 大学生・高校生1,000円(800円) 中学生以下無料 ※同時開催「収蔵品展063 うつろうかたちー寺田コレクションの抽象」、「project N 72 木村彩子」の入場料を含む。( )内は15名以上の団体料金、閉館の1時間前より半額、65歳以上半額、障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料、割引の併用および入場料の払い戻し不可休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月5日
2018年07月11日展覧会「イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─」が、2018年7月14日(土)から9月24日(月)まで東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。イサム・ノグチ国内12年ぶりの回顧展20世紀を代表する芸術家のイサム・ノグチは、2018年で没後30年を迎える。詩人・野口米次郎とアメリカ人の母親の間に生まれ世界文化を横断しながら生き、彫刻をはじめ、舞台美術や家具、照明器具のデザイン、陶芸、庭、ランドスケープ・デザインまで、幅広い制作活動に取り組んだ。国内で12年ぶりの本格的な回顧展となる「イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─」では、国内外の80点超の作品を通して、イサム・ノグチ芸術の全容に迫る。特に、抽象彫刻の分野で制作を行う中で、ノグチが意識し続けた「身体」と、その意識から派生した「空間の彫刻」すなわち庭園への情熱に焦点を当て、作品を紹介する。身体性への問いノグチの制作活動において重視されていた「身体性」への問いかけは、彫刻、ドローイング、舞台美術など、初期の作品から既に表れている。20代前半の時に20世紀彫刻の開拓者であるコンスタンティン・ブランクーシに師事し、抽象的な造形を学んだノグチは、20代半ばで身体素描の大作《北京ドローイング》の数々を手掛ける。《北京ドローイング》では、毛筆と墨によって身体のボリュームやエネルギー、運動感覚をダイナミックに描き出し、力強く表現。制作の根本に身体性への問いかけを常に持つノグチ芸術の出発点ともいえる作品だ。「イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─」では、国内初の試みとして、8点の作品を一堂に展示する。日本との再会&日常の中の彫刻ノグチは、戦後1950年に来日すると、日本の暮らしや伝統、歴史、社会に向き合いながら、建築家の谷口吉郎、陶芸家の北大路魯山人ら多くの芸術家と交流。彫刻作品だけではなく、家具、照明デザイン、建築インテリア、庭園など社会や生活の中で機能する作品にも目を向け、より多彩な制作活動に取り組むようになる。来日早々、谷口吉郎と協力し手掛けたのが、慶應義塾大学の《萬來舎》。《萬來舎》は、建築、インテリア、工芸、彫刻、庭を含む総合的な造形空間であり、慶應義塾で長く教鞭を執った父・野口米次郎の記念室および、戦没学生のモニュメントとして機能した。また、岐阜県の伝統的な灯篭に着想を得た光の彫刻《あかり》もデザイン。現在も照明器具として愛される《あかり》からは、生活と芸術の繋がりを追求したノグチの普遍性を読み取ることができる。身体と大地ノグチは最晩年に至るまで、庭、公園、ランドスケープなど、“大地”を素材とする作品を制作。庭に関わる制作活動は、「彫刻」を「大地」に結びつける試みであり、同時に重力によって大地に縛り付けられた人間の「身体」と向き合うことでもあった。日本庭園から着想を得た《チェイス・マンハッタン銀行プラザのための沈床園》は、その静寂な佇まいによって人々が憩うことができる空間を創出した作品だ。また、ノグチの後半生を代表する、玄武岩や花崗岩を使った石の彫刻作品の数々にも注目したい。ノグチは、地球の歴史や自然の摂理を物語る物質として石と向き合い、石の彫刻作品を通して、人間の心・身体と大地の関係性を、空間や時間の視点から問いかけている。《アーケイック》や《空間のうねり#2》など、シンプルながらもエネルギッシュな表情の作品を残した。詳細イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─Isamu Noguchi: from sculpture to body and garden期間:2018年7月14日(土)~9月24日(月)会場:東京オペラシティ アートギャラリー(3Fギャラリー1, 2)住所:東京都新宿区西新宿3-20-2開館時間:11:00~19:00(金・土は11:00~20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(但し祝日の場合翌火曜日)、8月5日(日・全館休館日)入場料:一般 1,400(1,200)円、大学・高校生 1,000(800)円 ※中学生以下無料※同時開催「収蔵品展063 うつろうかたち ─ 寺田コレクションの抽象」、「project N 72 木村彩子」の入場料も含む。収蔵品展入場券200円(割引は無し)もあり。※()内は15名以上の団体料金、障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。※Arts友の会会員は無料(会員の提示必須)。※割引の併用および払い戻し不可。【問い合わせ先】ハローダイヤルTEL:03-5777-8600
2018年06月24日幕末時代から受け継がれた深い歴史東京・平河町にある「下関春帆楼 東京店」は、幕末から明治・大正時代に活躍した山口県出身の政治家・杉孫七郎の屋敷跡地に店を構えています。店内には、伊藤博文の手紙や後藤新平が所有していた有田焼の大皿など、歴史を感じる品々が並びます。また、廊下は山口県の城下町をイメージして造られており、全ての空間にこだわりを感じさせられます。上質で美しい空間の中でいただく絶品のふぐ料理は、大切な人との記念日や接待におすすめです。ふぐ解禁130年!伝統や巧みの味を守り続ける「下関春帆楼 東京店」のコンセプトは、明治・大正時代を彷彿とさせるクラシカルな雰囲気を残しつつ、モダンで洗練された東京の都会感を感じられること。下関本店の昭和天皇皇后両陛下御座所として使用された帝の間や、日清講和条約の締結会場を模したお部屋もご用意。歴史や情緒溢れる唯一無二の空間です。また屋号の名付け親である伊藤博文がふぐ料理を食した際にご禁制が解かれ、ふぐ料理公証第1号店となりました。見た目にも贅沢な最高級品「とらふぐうす造り大皿」ふぐの中でも最上級だと言われるとらふぐ。「下関春帆楼」では、契約している長崎県の漁協で徹底管理された良質なとらふぐを使用しています。ふぐ職人達が1匹ずつ丁寧に目利きし、旨味や歯ごたえなどの確認を必ず実施。ふぐの味を引き立てる為に、クセがなく芳醇な安岡ねぎを下関から直送するなど、脇役へのこだわりも素晴らしいものがあります。人気のメニューの「ふぐコース 静」(15,000円)、「ふぐ会席 初音」(10,000円)で提供されるふぐの薄造りは、芸術品のような繊細で美しい盛り付けも魅力です。多彩なふぐ料理は一期一会、温故知新のおもてなし「下関春帆楼 東京店」では昼食限定メニューがあり、お得にふぐ料理が頂けるので特におすすめです。かごに旬の料理を鮮やかに盛った「籠盛り膳」(3,500円)や、「ふぐご膳」(3,200円)、「お昼のふぐ会席 千草」(6,000円)と種類も豊富。その土地の料理には、その土地のお酒が良く合うと言いますが、山口県が誇る美味しいお酒も用意してあります。春帆楼のオリジナル純米酒や山口の日本酒を厳選。また「ふくの酒」「ひれ酒」「白子酒」「身酒」など、ほかでは味わえない珍しいふぐ酒も堪能できます。下関では福に通じると言われ「ふく」と呼ばれたふぐ「下関春帆楼 東京店」は、これからもふぐ料理の伝統と巧みの技を伝承し続けます。その昔、稀有な美食家と知られた北大路魯山人は、ふぐの代用になる美食はこの世にはないと言ったほど。まさに味覚の王者のふぐ。「下関春帆楼 東京店」のとらふぐは、南風泊市場に揚がる最上級のものだけを厳選しています。「下関春帆楼 東京店」へは、東京メトロ半蔵門線・有楽町線・南北線の永田町駅4番出口から徒分2分。そのほか、東京メトロ銀座線・丸の内線の赤坂見附駅7番出口からも徒歩7分程度と、アクセスも抜群。JA共済ビルの駐車場も利用できるので、お車での来店も可能です。ぜひ日本初のふぐ料理専門店で、伝統の料理を味わってみてください。スポット情報スポット名:下関春帆楼東京店住所:東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル電話番号:03-5211-2941
2018年06月04日知る人ぞ知る、純和風の隠れ家的な割烹料理店ビルの2階に、季節料理を提供する根本はあります。白の背景に黒い文字という、いかにも割烹料理店のような看板が目印です。白いのれんをくぐると、店内は上品で落ち着いた空間。季節料理と言うとかしこまった感じがしますが、中は隠れ家的な雰囲気で気軽に入れます。肩肘貼らずにくつろげるテーブル席、一人でも入りやすいカウンター席、家族連れに嬉しい座敷など座席の種類も豊富。接待や食事会に使える個室の座敷もあります。日本料理の名店で腕を奮った経歴を持つ生粋の料理人店主の根本氏は、北大路魯山人が主催する料亭「新宿星岡茶寮亅で腕を磨き、星岡茶寮ウィーン店の総料理長を務めました。2年任期を終えた平成5年に日本に帰国した後、独立して平成年8月に出店し現在に至ります。高級料亭で培った技術と、料理人としての長年の経験は、独自の割烹スタイルを築き上げました。和食離れする若者でも楽しめる、カジュアルな季節料理が自慢です。新鮮な刺身は外せない! 魚で味わう旬の味覚お店のおすすめは、旬の魚介を新鮮なうちに提供する「刺身盛り合わせ」。その季節でしか味わえない魚を贅沢に盛り込んだ一皿です。弾力ある歯ごたえと凝縮した旨みを堪能できる刺身は、単品のほかにコース料理でも楽しめます。また、その日に仕入れて仕込みをした季節のおすすめ料理を記した筆の手書きメニューもあるので、あわせてチェックしましょう。名物さばの味噌煮は、味・食感共に天下一品さばを骨ごと使いしっかりと12時間煮込んだ和食の定番「名物”さばの味噌煮”」。骨まで一緒に食べられるほどホロホロと柔らかく仕上がっています。こってり濃厚で甘口の味噌にさばの出汁が混ざり合い、ご飯もお酒も進む絶妙な味付け。骨を気にすることなく、全て食べられるので子どもやご年配の方にも安心です。必ず食べておきたい名物メニュー、さばの味噌煮。このひと品だけでも、根本の実力が分かるはずです。普段使いから特別な日まで幅広い用途に使える旬の野菜と魚介を中心にした日本料理店、根本。料理技術に定評があり、仕入れから仕込み調理まで丁寧に行う割烹スタイルのお店です。取引先との接待や、会社帰りの一杯、また平日のランチなどで女性よりも男性がやや多く訪れています。家族や友人との食事はもちろん、女子会やデート、記念日やお祝いの席にも利用できます。名店で鍛えた本物の味を、ぜひゆっくりと味わってください。根本へは、有楽町線麹町駅日本テレビ出口より歩いて4分、JR線市ヶ谷駅、中央出口から徒歩6分で到着します。入り口は日テレ通りから少し奥に入ったところのビルの2階にありますが、通りの看板を目印にすると分かりやすいでしょう。旬の食材を使った美味しい料理を食べに出かけませんか?スポット情報スポット名:季節料理 根本住所:東京都千代田区六番町1 三井ビル2F電話番号:03-3262-8974
2017年10月19日次から次へ、美しい器の中の料理に歓声「星野リゾート 界 加賀」の夕食、北陸の美味が並ぶ季節の会席料理は、九谷焼や山中漆器の美しい器に入って提供されます。かつて逗留していた美食家・北大路魯山人の「器は料理の着物」という想いを汲んだ美しい器がさらに料理を引き立てています。前菜の八寸は、色彩も鮮やかで繊細な九谷焼に盛られ、先付は山中漆器の二段重。盛り付けも器も、まるで芸術品のようで、それぞれの器の蓋を取るのが楽しみ。一品一品が凝っていてお酒の進みそうな山海の美味です。タグ付きの活蟹がしめ縄蒸しやスキ鍋に冬の特別会席にメインとして出されるのは、贅沢なタグ付きの活蟹のしめ縄蒸し。「星野リゾート 界 加賀」は、「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」の旅館部門で「4レッドパビリオン」(最上級の快適の中でも特に魅力的)と評価され、この名物料理も紹介されています。一度は味わってみたい冬の美味、蟹を生きたまま、海水に浸したしめ縄で巻き付けて蒸し上げるというダイナミックな一品。蟹のうまみがぎゅっと詰まっています。〆には蟹雑炊と蟹好きにはたまりません。文/小野アムスデン道子店舗情報店名:星野リゾート界 加賀TEL・予約:0570-073-011住所:〒922-0242 石川県加賀市山代温泉18-47
2016年12月04日魯山人の器や大胆な書がロビーで出迎え2015年3月に、北陸新幹線が開通してアクセスがよくなった金沢。「星野リゾート 界 加賀」のある山代温泉へは東京から列車を乗り継いで約3時間。飛行機で小松空港まで飛んで、レンタカーなら1時間半。「星野リゾート 界 加賀」は、伝統的な紅殻格子の美しい外観が目を引きます。入り口にかかった加賀前田藩の梅鉢紋の暖簾をくぐると、フロントには、“枠の内”と呼ばれる、大黒柱に太い丸太梁が組まれた高い天井から加賀水引のオブジェが垂れ下がっています。ロビーには、美食家としても名高い芸術家の北大路魯山人の器、そして壁面いっぱいの書に目を奪われます。大人の宿らしい美しい器のおもてなし前田藩の時代から茶の湯文化が息づく加賀。ウェルカムドリンクには、美しい九谷焼の器に入った干菓子が添えられています。食事の際も北陸の海の幸など美味を引き立てる器たち。赤、青、黄、緑、紺青の鮮やかな彩色の九谷焼や漆の光沢が美しい山中塗器。普段では、なかなか使うことのない上質な器が次々に登場して大人の宿のおもてなしを感じます。店舗情報店名:星野リゾート界 加賀TEL・予約:0570-073-011住所:〒922-0242 石川県加賀市山代温泉18-47
2016年12月02日世界で活躍する現代美術家、村上隆(1962~)が集めたコレクションの全貌を初公開!2016年1月30日から横浜美術館で『村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―』展がはじまります。天才アーティストって、どんな作品を集めるの?ちょっと気になりますよね。今回、お宝コレクションを披露してくれる村上隆は、東京藝術大学で日本画初の博士号を取得。現代美術と日本の伝統絵画、ハイカルチャーとポップカルチャー、東洋と西洋を交差させた作品で高く評価され、海外の名だたる美術館でも数多く個展を開いている人気アーティストです。そんな芸術家が集めたコレクションは、古美術から現代アート、ヨーロッパのアンティーク、家具や骨とう品など、実にさまざま。創作活動だけでなく、キュレーターやギャラリスト、プロデューサー、映画監督としても活躍している村上は、独自のセンスで国内外の美術品を収集し、一大コレクションを築きました。本展では、フリードリッヒ・クナスやアンゼルム・キーファーなどの現代アートや、曾我蕭白(そが しょうはく)、北大路魯山人の古美術など、多ジャンルの美術品を一挙に紹介。どれも美術館で見るような質の高い作品ばかりです。なかでもオススメは、村上と同じく日本を代表する現代美術家として知られる奈良美智の作品《ハートに火をつけて》。奈良作品でおなじみの、すねたような顔をした女の子の木彫で、独特のかわいさがあります。企業や財団が集めた美術コレクション展は時おり開催されていますが、芸術家が収集した美術品を見る機会はなかなかありません。本展では、展示作品とあわせてアーティスト・村上隆の壮大な芸術観をも楽しむことができます。人気アーティストの名品コレクションを見られるこのチャンス、どうぞお見逃しなく!イベントデータ:『村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―』会期:2016年1月30日(土)~ 4月3日(日)※休館日は木曜日※2016年2月11日(木・祝)は開館時間:10:00 ~ 18:00※入館は閉館の30分前まで会場:横浜美術館料金:一般 1,500円/大学生・高校生 900円/中学生 400円/小学生以下無料/65歳以上1,400円(要証明書)画像クレジット:村上隆とスーパーフラット・コレクション撮影:平尾健太郎※画像無断転載禁止
2015年12月16日村上隆の現代美術作品を中心としたコレクションを展示する大規模展覧会「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」が、16年1月30日から4月3日まで横浜美術館にて開催される。村上隆は、平面性や装飾性といった造形的な意味のみに限定されるものではなく、時代やジャンル、既存のヒエラルキーから解放された個々の作品の並列性、枠組みを越えた活動を示す「スーパーフラット」という理念のもとに芸術活動を行い、世界のアート界に新たな概念をもたらした現代美術家。また、アーティストとしての精力的な創作活動の一方で、キュレーター、ギャラリスト、プロデューサーなどの活動も展開している。同展では、村上が独自の価値観で厳選し、収集した5,000点を超える村上隆のコレクションの中から、約400作品を展示。地域や流派といった既存のカテゴリーに分けて作品を展示するのではなく、感覚的、または機械的に並列することで、「スーパーフラット・コレクション」の意味について考えていく。中でも「村上隆の脳内世界」のセクションでは、グラフィティー絵画からアンティーク家具、陶製のビールジョッキ、ペタンクの玉などがカオティックに展示され、まるで村上隆の脳内を覗いたような不思議な体験をすることが出来る。「彫刻の庭」セクションのグランドギャラリーでは、大型彫刻やインスタレーションを展示。アンゼルム・キーファーや、奈良美智の作品も登場する。日本を始めとした東洋陶磁や近代陶芸、江戸期の書画や資料類が陳列される「日本・用・美」セクションでは、北大路魯山人や、曾我蕭白らの作品から村上隆の美の根源を探索する眼差しをたどる。「1950-2015」セクションでは、村上隆のコレクションの中でも主要とされる1950年代から現在までの国内外のアート作品を披露。アンディ・ウォーホルや、荒木経惟、篠山紀信、ホルスト・ヤンセン、ダミアン・ハースト、フリードリッヒ・クナス、畠山直哉らの作品がほぼ制作年に沿って淡々と展示される。その他、「スタディルーム&ファクトリー」セクションの参加型作品や映像インスタレーション作品は、価値の創造や成立、労働と対価などについて考察することが出来る。【イベント情報】「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」会場:横浜美術館住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1会期:16年1月30日~4月3日時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)休館日:木曜日(※16年2月11日は開館)
2015年12月13日横浜美術館では、現代アーティスト・村上隆氏の現代美術を中心とするコレクションを大規模に紹介する初の展覧会「村上隆のスーパーフラット・コレクション―蕭白、魯山人からキーファーまで―」を開催する。会期は2016年1月30日~4月3日(木曜休館、ただし2016年2月11日は開館)。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。入場料は一般1,500円、大学・高校生900円、中学生400円、小学生以下無料(前売り券あり)。村上隆氏は、展覧会名にもある「スーパーフラット」という芸術活動/概念をかかげ、現代美術と日本の伝統絵画、ハイカルチャーとポップカルチャー、東洋と西洋を交差させた一連の作品で世界的に評価されている日本人現代アーティスト。アーティストとしての精力的な創作の一方で、キュレーター、ギャラリスト、プロデューサーなど多岐にわたる活動も展開している。同展では、村上氏が近年収集している国内外の美術品約5,000点以上からなる美術コレクションを展示。その内容は現代美術を中心に日本をはじめとするアジアの骨董やヨーロッパのアンティーク、現代陶芸や民俗資料にまで及ぶという。既存の基準やヒエラルキーを超えて、村上氏の美意識と価値観で選ばれた作品・オブジェ群の一部約400点を、地域や流派といった既存のカテゴリーをとりはらい、感覚的あるいは機械的に並列することで、「スーパーフラット・コレクション」の意味について考察する内容が予定されている。○予定されている展示内容■彫刻の庭美術館エントランスの大空間、グランドギャラリーでは、大型彫刻やインスタレーションが林立。資本主義と芸術の拮抗、欲望と芸術の関係が不確定なものに金銭を出すという行為について問いかける。<展示作家>アンゼルム・キーファー/マウリツィオ・カテラン/ウォルフガング・ライプ/奈良美智ほか。■日本・用・美日本を中心とする東洋陶磁や近代陶芸の優品、江戸期の絵画や史料類を整然と陳列。生活の中の日本美、その淵源のひとつとしてのヨーロッパの雑器まで、美の根源を探索する村上隆の眼差しをたどる。<展示作家>曾我蕭白/白隠慧鶴/仙厓義梵/北大路魯山人/川喜多半泥子/縄文土器/李朝陶磁器/スリップウェアほか。■村上隆の脳内世界グラフィティ絵画からアンティーク家具、陶製のビールジョッキやペタンクの玉まで、ありとあらゆるものが展示された「玉石混交」かつ「ノーロジック」な体験空間。<展示内容>アンティーク家具/雑貨/絵画/オブジェほか。■スタディルーム&ファクトリー美術教育、歴史、価値の創造(あるいは捏造)、価値の成立(メカニズム)、労働と対価について、参加型の作品や映像インスタレーション作品を通して考察。<展示作家>デイヴィッド・シュリグリー/ミカ・ロッテンバーグ。■1950-2015コレクションの主要な柱である1950年代から現在までの国内外のアート作品を、ほぼ制作年に沿って機械的に展示。戦後から今日にいたるこの時間枠は、1962年生まれの村上隆の生きてきた時間でもある。これらの作品を通じ、村上隆の幼少時代の原体験や若き日に受けた影響だけでなく、既存の美術の流れとは異なる村上独自の美術史の文脈を考察する。<展示作家>ヘンリー・ダーガー/アンディ・ウォーホル/荒木経惟/篠山紀信/ホルスト・ヤンセン/李禹煥/川俣正/ダグ&マイク・スターン/ホルト・ケンテル/大竹伸朗/スティーヴン・パリーノ/アンゼルム・ライル/ガブリエル・オロスコ/グレイソン・ペリー/マルティン・ホナート/マーク・グロッチャン/ダミアン・ハースト/フリードリッヒ・クナス/ヒュー・スコット=ダグラス/菊畑茂久馬/谷口真人/吉村大星/畠山直哉/竹内公太/ワリード・ベシュティ/ジャン=リュック・ムーレーヌ/フランク・ベンソン/ゾーイ&ベルベットほか(2015年12月8日現在。出品作家・作品は変更の可能性がある)
2015年12月08日伝統・継承・再生をテーマに、京都のおもてなしを古い蔵と中庭を望みながら味わえる京料理屋「居様/IZAMA」。8月からは、9種類の京のおばんざいが楽しめる新メニュー「九種のおばんざい御膳」が登場した。昨年3月にオープンした「居様/IZAMA」。空間デザインに建築家の永山祐子、家具製作に「ランドスケーププロダクツ」の中原慎一郎、プロデューサーにはカフェブームの立役者として数多くのブランドカフェを始め、「bills」や「堂島ホテル」など数々のホットスッポットを手掛けてきた中村貞裕、そして料理監修に日本料理の巨匠・神田川俊郎など6人のプロフェッショナルが参加。春夏秋冬と季節が変わるごとに表情を変える京の街とともに、医食同源の考えを元に、地元産のこだわりの食材を使った料理、京都ならではのおもてなしを表現した空間となっている。今回、新たに登場した「九種のおばんざい御膳」は、明治創業の老舗豆腐屋「平野屋」の豆腐を使った餡掛けなどが、和食器や小鉢に盛り付けられた見た目にも鮮やかなおばんざいが並ぶ。「平野屋」の豆腐は、北大路魯山人や白洲次郎も愛した豆腐で、防腐剤を一切使用せず、京都の地下水を使用して作られており、大豆の甘みを感じることができる独自の製法が特徴となっている。その他にも、夏の京地野菜に香り高い出汁を効かせたおばんざいやのど越し豊かなそばそうめんを楽しむことができる。【店舗情報】「居様/イザマ」住所:京都府京都市中京区新町通六角下六角町三六一番三井ガーデンホテル京都新町別邸イザマ時間:モーニング 6:30~10:00(L.O. 9:30):ランチ 11:30~14:00 (L.O.13:30):ディナー 17:30-22:00 (L.O.21:00)※定休日:なし
2015年08月12日7月10日は納豆の日です。7 (な) 10 (とお) と、語呂合わせで読めることなどから全国納豆協同組合連合会が定めた記念日。この日にちなんで、納豆のイメージアップ等に貢献した人に与えられる称号「納豆クイーン」や「ミス納豆」の発表がすでに行われており、ミス納豆には「納豆研修」なるものが実施されたようです。○北大路魯山人も納豆を愛していた美食家としても有名な北大路魯山人ですが、納豆を好物の一つにしていたことも有名です。醤油を入れるタイミングまで、自分なりの食べ方の流儀があったそう。納豆茶漬けなど、納豆の食べ方も研究していたようです。○納豆は自家製できる納豆の健康効果はよく知られていますが、納豆を簡単に自家製できることはあまり知られていません。市販の納豆菌 (インターネットなどでも購入できます) を購入したら、大豆を水洗いし、ゆでた大豆に混ぜるなど、その工程は意外と簡単。手作りの納豆を、魯山人風に食べてみてもオツかもしれません。ちなみに7月10日は納豆の日のほかに以下のような記念日にもなってます。・潤滑油の日・国土建設記念日など本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。
2015年07月10日食事や休憩、改まった席など、日本人の毎日に欠かせない日本茶とその器。番茶や煎茶など、普段から飲むお茶によって扱う器を変えている人も多いのではないでしょうか。私たちにすれば普通のことですが、コーヒーや紅茶が中心の外国人の方からすると目新しい部分も多いはず。そこで今回は、日本在住の外国人20名に「日本で飲まれている日本茶の茶器、デザインはどうですか?」と質問してみました。■わびさびのあるものが好き。(スペイン/30代後半/男性)■素朴で質がよさそう。(台湾/40代前半/男性)■とても和っぽくていいと思う。(イギリス/20代前半/女性)■和が大好きなので、デザインも大好きです。(スウェーデン/40代後半/女性)■渋い。(ドイツ/40代前半/女性)■渋くて伝統的でかっこいいです。(アメリカ/20代後半/男性)■落ち着いた色を使用しているので好きです。かっこいい。(フィリピン/40代前半/女性)■好きです。かっこいい。(イスラエル/30代後半/女性)■かっこいい。(オーストラリア/40代前半/男性)■かっこいい。(韓国/40代後半/男性)■かっこいいです。(マレーシア/30代前半/男性)高い評価が全体を占める結果に。中でも「わびさび」、「素朴」、「落ち着いた色」など日本の文化や個性を通しての感想が目立ちました。「日本茶」とは一般的に緑茶を指す言葉。「蒸して」熱を加えて酸化や発酵を止め、大体は揉んでから乾燥させるという日本独自の方法です。玉露や煎茶、番茶(ほうじ茶、玄米茶)、抹茶などがあり、器もその種類ごとに使い分けるのが一般的。例えば、高級な玉露は小さめの急須に湯呑み茶碗、日常向けの番茶は大きめの土瓶と手に熱さが伝わりにくい厚手の湯呑み茶碗など…。これは、玉露は低温の湯で入れ少量を味わうので緑の色を透けさせる薄造りの磁器、番茶は熱湯でサッと入れ香ばしさを楽しむため土の質感が残る陶器が向いているなど、そのお茶をおいしく飲む作法との関連性も大きいのです(渋い、落ち着いた色、素朴な印象はこちらでしょう)が多いです。ちなみに常滑焼の急須は酸化鉄を多く含んだ土で製造するため、お茶のタンニンと反応して苦みが取れ、味がまろやかになるという効果もあるそうですよ。■日本っぽくてよいと思う。(アルゼンチン/30代前半/男性)■伝統を感じさせるのでいいと思います。(ブラジル/20代後半/男性)■歴史があるのですごい。(ロシア/20代前半/女性)■繊細で上品です。(中国/20代後半/女性)■きれいだと思う。(チュニジア/40代後半/男性)和の伝統や「繊細で上品」などの印象は、前述したお茶と器の関係性で言えば玉露や煎茶向けの器を指していそうですね。また清水焼や九谷焼、美濃焼、常滑焼、萩焼などに国宝級の作品が存在する抹茶茶碗は、まさに日本の伝統や歴史を感じさせる器。料理人・美食家で有名な北大路魯山人は自ら器もつくったことで有名ですが、料理や茶を盛りつけてこそ成り立つデザインにしていたと言われています。■種類が豊富でかっこいいと思います。(ベトナム/30代前半/女性)■柄もたくさんあり、かわいいと思います。(トルコ/30代前半/女性)■とてもかわいいです。日本らしいデザインでリラックスできそう。(タイ/30代後半/女性)高級な茶器だけでなく、普段使いで楽しめる湯呑みや夫婦セット、ちょっと上品な蓋付きセットなど、さまざまなデザインが楽しめるのも茶器のよいところです。外国の方であれば、お寿司屋さんで「あがり(食後の緑茶)」をいただく時に出される、寿司ネタが書かれた湯呑みもおなじみかもしれません。また興味深い動きとして、上出長右衛門窯のように伝統的な久谷焼の技術とモチーフにスケートボードなど今風の要素を加えた絵付け作品を出す窯も出てきました。かわいらしさと伝統の融合が若者の興味を惹くデザインとなっています。日本文化を象徴するわびさびや繊細さを凝縮させた器。茶道の世界では、抹茶をいただいた後に器そのものを楽しむ所作を組み込む場合もあります。そこまで畏まらずとも、単純に自分のお気に入りの湯飲みや器で飲むお茶はおいしいものですよね。そんなデザインを辿ってみると、熱さを手や口に伝わりにくくしてあったり、まろやかさをより感じさせる形状になっていたり、使いやすい構造になっているから面白いもの。そんな日本人の日常と伝統がつくりだしたお茶の器のよさを、アンケート回答者の皆さんはよくご存じのようでした。
2015年06月10日「食べるアート展 製作委員会」はこのほど、東京都・日本橋のCOREDO室町1の日本橋三井ホールにて「食べるアート展 L’art de Rosanjin -魯山人と新・美食倶楽部-」を開始した。会期は3月24日まで。同展は書画、陶芸、料理などで妥協なく美を追求した美食家・北大路魯山人を「ナビゲーター」として展開するデジタルアート展。日本の若い世代や日本に住む海外の人々、訪日外国人旅行者など、国や世代を越えて日本の食文化を伝えることを目的としている。コンテンツ「新・美食倶楽部」では、桜の木のオブジェと春をイメージしたプロジェクションの演出の下で、和食店「銀座 久兵衛」「紀尾井町 福田家」のメニュー"美食の一品"が楽しめる(別料金)。「銀座 久兵衛」は3月24日までの毎日、「紀尾井町 福田家」は3月21・22日に出店。1日200食限定で提供する。「食のLABORATORY」では、フランスにおいて28歳で外国人最年少のミシュラン1つ星を獲得した松嶋啓介シェフの料理が楽しめる(別料金)。フランスで実際に起きた魯山人とカモ料理のエピソードから着想を得たというメニューは、1日600食限定で提供する。「季節の食卓プロジェクション」は、テーブルの上に魯山人の器と一流料亭の会席の映像をプロジェクションで投影する。江戸の伝統を引き継ぐ一流料亭の器の柄や料理が体験できる。「美食音響カウンター」は、一流天ぷら店のもてなしを映像と音で体験できるコンテンツ。カウンターに座ると、プロジェクションにより揚げたての天ぷら一品一品が、まるでその場にあるかのように目の前に現れる。幅2メートルの魯山人の「器」の巨大模型も登場する。日本有数の立体造形会社が「銀座 久兵衛」の銘品をモデルに再現。大きな「器」にしたことにより、ディテールがよく理解できるという。その他にも物販コーナーや、新発売のウイスキー「響 JAPANESE HARMONY」を、3月10日から提供する限定バーも登場する。同展の開催時間は11時~23時。入場料(税込)は一般1,000円、学生800円、小学生以下600円、3歳以下無料。
2015年03月09日3月6日(金)~3月24日(火)まで、日本橋COREDO室町1にある「日本橋三井ホール」にて、美食家として有名な北大路魯山人をナビゲーターに食とその背景にある美意識を紹介する「食べるアート展 L’art de Rosanjin―魯山人と新・美食倶楽部―」が開催となる。本展は、2014年7月から9月にかけてパリ・ギメ東洋美術館で開催された「魯山人の美―日本料理の天才」のエスプリとスタイルを受け継ぎ、新たなコンテンツを加えて展開されるもので、3月6日(金)~4月12日(日)まで日本橋地域で開催される「日本橋 桜フェスティバル」と連携して開催される。パリ開催時には、魯山人の数々の名品展示のほか、「銀座 久兵衛」のカウンターを舞台に魯山人の器を使った食事を疑似体験できる映像インスタレーションなどが話題を呼んだ。今回も、ただ眺めるだけでなく、「銀座 久兵衛」、「紀尾井町 福田家」、外国人最年少ミシュラン一つ星を獲得した松島啓介率いる「KEISUKE MATSUSHIMA」らの協力により、「美食の一品」(1日限定200食。入場料とは別途各食1,800円。)や「食のLABORATORY」(1日限定600食。入場料とは別途1,300円。)が楽しめるコンテンツやデジタル技術を駆使したユニークな企画を展開する。食卓に座ると魯山人の器と一流料亭の会席がプロジェクションによって投影される「季節の食卓のプロジェクション」や、「日本橋てん茂」の協力を得て、一流天ぷら店のおもてなしを映像と音で体験できる「美食音響カウンター」、魯山人の器の巨大模型のほか、日本のセレクトブランド「hacozen」がショップをプロデュースする物販コーナー、そして3月10日新発売の「響 JAPANESE HARMONY」を提供するスペシャルバーなども設置される。(「響 JAPANESE HARMONY」の提供は3月10日以降となる)開催時間は、平日・祝日とも11時~23時。入場料は大人1,000円、学生800円、小学生以下600円。(text:Miwa Ogata)
2015年03月06日食べるアート展製作委員会は、日本の美と食を「見て」、「食べて」、「体験する」デジタルアート展「食べるアート展 L’art de Rosanjin -魯山人と新・美食倶楽部-」を開催する。会場は日本橋 COREDO 室町1の5階にある日本橋三井ホール。会期は3月6日~3月24日 11:00~23:00(最終入場は22:30)。入場料は大人1,000円、学生800円、小学生以下600円(3歳以下無料)。同展は、日本の若い世代や在日外国人、 訪日外国人旅行者など国や世代を越えて日本の食文化を伝える事を目的として、画家や陶芸家、書道家など多彩な顔を持ちつつ、美食家としても名を馳せた北大路魯山人の文脈を紐解き、日本の美食をテーマに和食の世界を体験型アートで表現するイベント。主なコンテンツとして、食卓に魯山人の器と一流料亭による旬の盛りつけの数々がプロジェクションによって投影される「季節の食卓プロジェクション」や、日本橋の老舗「てん茂」のおもてなしを映像と音でバーチャル体験できる「美食音響カウンター」、幅2メートルの魯山人の「器」の巨大模型を展示する「巨大魯山人器」、会場の入り口に取り付けられた幅4.5メートル、高さ2メートル「巨大暖簾」など、さまざまなデジタル技術によって日本の美を体験できる内容となっている。さらに、フランスにおいて28歳で外国人として最年少でミシュラン一つ星を獲得した松嶋啓介シェフの料理を、1日600食限定(11時~23時)で提供する「食の LABORATORY」(入場料とは別に各食1,300円)や、花見空間を演出する桜の木のオブジェと春をイメージしたプロジェクションの演出の下、「銀座 久兵衛」(毎日 18:00~21:00予定)や「紀尾井町 福田家」(21日と22日の2日間、昼の時間帯予定) といった一流店の「美食の一品」を、1日200食限定(各食1,800円)で提供する"食べて楽しむ"コンテンツも用意されている。このほか、日本の食文化を象徴する「箱膳」を日本各地からセレクトしたものや、イベントオリジナル商品などを販売する物販コーナーも設置されのに加えて、3月10日以降は日本の匠の技を結集させたウイスキー「響 JAPANESE HARMONY」の限定バーも出店するとのことだ。
2015年03月05日昨年に引き続き、今年も「日本橋 桜フェスティバル ―ビューティフル日本橋―」が開催される。期間は3月6日から4月12日まで。期間中はコレド室町に面した仲通りに、イベントでも初の試みとなる「花見舞台」が登場する。これは、桜の咲き誇る姿をLED照明とオーナメントで表現したもの。提灯や行燈とともに、アーティスティックな桜街道が出現する。それに合わせて、三井本館やコレド室町では、桜をモチーフとした建物のライトアップが実施される予定だ。また、3月28日、29日の2日間には「夜桜オープンバル」を開催。日本橋料飲組合「日本橋三四四会」の加盟店を中心に、コレド室町のレストランなどが屋台を出店する。その翌日の3月30日から4月5日までの1週間は「ニホンバシ桜バル2015」が開催され、3枚つづりのチケット(当日3,300円/前売り2,900円)を購入すると、1枚ごとに食事や買い物が可能。チケットはコレド室町や周辺エリアにある約50店舗で利用出来、中にはビストロ石川亭のような人気店も参加する予定だ。期間中には日本橋周辺で、様々な連携イベントが計画されている。日本橋三井ホールの「食べるアート展」では3月6日から24日まで、美食をテーマに北大路魯山人の世界を表現した体験型アートイベントを開催。中でも、注目なのがプロジェクションマッピングを用いた作品で、何もない皿の上へと、一流料亭による旬の盛り付けが次々と投影されていく。更に、日本料理の神髄を実際に味わうことも出来、生前に魯山人が愛した「銀座 久兵衛」「紀尾井町 福田家」といった名店が限定メニューを提供。和食のおもてなしが体験出来るバーチャルカウンターも用意される。その他、コレド室町では桜をテーマとした和菓子やグッズを扱う「コレド桜WEEKS」を開催。飴細工職人による展示、桜の和菓子作りや芸者遊びなどが楽しめる「OMOTENASHI Experience」、着物の着付けレッスンなどの催しも行われる。更に、期間中には日本橋周辺を春らしいラッピングが施された「日本橋桜バス」や「日本橋桜タクシー」が運行。「日本橋 桜スタンプラリー」では、毎日先着1,000人にオリジナルの手拭いがプレゼントされる。
2015年02月13日パリのギメ美術館(Musee Guimet)にて、『美味しんぼ』の海原雄山のモデルとなった芸術家・北大路魯山人の展覧会「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」が来月9日まで開催されている。京都・東京の国立近代美術館や世田谷美術館など日本全国から集められた魯山人の磁器、陶器、漆、屏風などが並ぶ。91点の作品群は、日本の「間」を意識して連続で展示される。展示空間に対し斜めの導線を採用し、フレームが連続することにより日本の柱と梁が続く空間を生み出した。空間コンセプトを手掛けたのは南木隆助。魯山人の代表作の一つ『日月椀』を中心とした約25mの曲面には、写真家の上田義彦が東尋坊の時間経過を捉えた連作写真『エムシー(M-sea)』が並べられ、視覚と歩く感覚の両方で「時間の変化」を訴えることを企図。また、魯山人の美食家・料理人としての一面を伝えるために、「京都菊の井」「銀座久兵衛」など日本の著名店と協力して映像を制作。カウンターやテーブルを設けたオーガンジー製の「光の家」の中に店の卓上の様子を再現した体験型インスタレーションを設けた。最終日の18時半からは、菊の井主人・村田吉弘とピエール・ガニェールによるトークセッション「料理における美と感動」を予定。ギメ博物館内の書店やフランス国立美術館連合の書店では、日経ナショナルジオグラフィックによる特別カタログ(フランス語版)も販売される。【イベント情報】「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」会場:フランス国立ギメ美術館特別展示室住所:パリ16区イエナ広場6会期:9月9日まで時間:10:00から18:00休館日:火曜日入場料:8ユーロ
2013年08月11日総合リゾート運営会社である星野リゾートは、創業380年の石川県加賀市山代温泉の老舗旅館「白銀屋」を「界」ブランドに迎えて、2012年10月1日より、「界加賀」としてスタートさせた。星野リゾートが2011年10月に立ち上げた「界」ブランドは、予約から滞在まで快適な旅を過ごせる従来にはないサービス、上質感のある滞在、旅の醍醐味(だいごみ)でもある地域文化の再発見を提供する。1施設50室以下の高級温泉旅館を主として、35歳以上の旅慣れた宿泊者を想定しており、宿泊料金は1泊2食付きで3万円以上という料金設定だ。今後、数年をかけて日本有数の温泉地に30カ所展開することをめざしており、すでに展開している松本、伊東、出雲、津軽、阿蘇、熱海に続く7軒目となるのが「界加賀」だ。「界加賀」として新たにオープンした「白銀屋」は、寛永元年(1624年)創業。かつて、陶芸家であり美食家でもある北大路魯山人の定宿として知られ、山代温泉において唯一昔日の面影を残す佇(たたず)まいが特徴の老舗温泉旅館だ。客室には加賀友禅、九谷焼、加賀金箔や加賀水引などの伝統工芸をインテリアデザインに取入れている。「器は料理の着物」という魯山人の料理哲学に習い、食事は「料理と加賀の器のマリアージュ」を提供。器は若手の作陶家の手によるもの。この器に盛られるのは、その魯山人の料理哲学を生かした料理。春はのど黒、夏はアワビ、秋は海老、そして冬は蟹。加賀地方の良質な食材を最大限に生かした料理が提供される。このほかにも、加賀名産の金箔を使ったスパや、湯上り所、美顔器やヘッドマッサージをセットした温活セットなど温泉旅館の本質にこだわったサービスも体験できる。なお、オープン記念して、特別プランを2013年3月31日まで実施する。詳細は星野リゾート公式サイトで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日あの美食家が絶賛する高級寿司店へ!優雅な美食が紹介されることが多い『美味しんぼ』、親しみやすい庶民派グルメが登場する『孤独のグルメ』。どちらも人気のグルメマンガですが、これらの作品では実在するお店が紹介されることもあります。そこで今回は『美味しんぼ』VS『孤独のグルメ』と題して、女性398名に「マンガの中の気になる実在のお店」を聞いてみました。>>男性編も見るQ. 『美味しんぼ』VS『孤独のグルメ』の中の気になる実在のお店は?(複数回答)1位銀座「銀座 久兵衛」:『美味しんぼ』32.7%2位浅草「並木藪蕎麦」:『美味しんぼ』11.1%2位赤坂「赤坂 四川飯店」:『美味しんぼ』11.1%4位秋葉原「肉の万世 秋葉原本店」:『孤独のグルメ』10.6%5位池袋「かるかや」:『孤独のグルメ』10.1%■番外編:このお店が気になる・大山「ランチハウス 洋包丁」(洋食)『孤独のグルメ』:「店名にインパクトがある」(24歳/医薬品・化粧品/技術職)・目黒「アルカション」(フランス料理)『美味しんぼ』:「フレンチといえば、このお店をイメージする」(28歳/金融・証券/事務系専門職)・広尾「分とく山」(懐石・会席料理)『美味しんぼ』:「小学生のころ『美味しんぼ』でこの店を知って以来、1度は行ってみたいと思っている」(30歳/商社・卸/事務系専門職)・信濃町「ティアスサナ」(スポーツカフェ・ペルー料理)『孤独のグルメ』:「食べたことのないジャンルの料理だから」(28歳/自動車関連/技術職)■「銀座 久兵衛」(寿司)が気になる・「一生に1度だけでいいので、久兵衛でマグロのにぎりを食べてみたい」(28歳/その他/その他)・「グルメマンガ以外のテレビ番組などでも見たことがある有名店だから」(29歳/医薬品・化粧品/営業職)・「敷居が高いからこそ気になる」(26歳/金融・証券/事務系専門職)・「あこがれ!!」(24歳/情報・IT/営業職)・「芸能人もよく利用していそうだから」(31歳/学校・教育関連/事務系専門職)■「並木藪蕎麦」(そば)が気になる・「あまり気を張らなくても気軽に行けそう」(20歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「老舗っぽくっておいしそう」(28歳/医療・福祉/専門職)・「歴史を感じられる藪そばを食べてみたい!」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「あこがれのそば店だから」(25歳/商社・卸/事務系専門職)■「赤坂 四川飯店」(中華)が気になる・「赤坂という場所に高級感があるので」(29歳/生保・損保/事務系専門職)・「どのくらい高級なのか体験してみたい」(24歳/運輸・倉庫/営業職)・「友達からも『おいしいお店』としてよく聞くから」(32歳/情報・IT/クリエイティブ職)・「店名からして高級そうでおいしそう」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)■「肉の万世 秋葉原本店」(洋食・肉料理)が気になる・「幼いころに行ったきりなので、また行きたい」(26歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「やっぱり、お肉が大好き!」(27歳/小売店/営業職)・「よく近くを通るので気になっている」(23歳/金融・証券/事務系専門職)■「かるかや」(うどん)が気になる・「手の届く価格帯のお店なので、実際に行ってみようと思います」(27歳/情報・IT/営業職)・「本場で讃岐うどんを食べてきたので、こちらのお店ではどうなのか気になる。」(24歳/ソフトウェア/技術職)■総評男性編と同じく、1位は高級寿司店の「銀座 久兵衛」でした。久兵衛といえば芸術家にして美食家の北大路魯山人が愛した店として有名ですが、魯山人を目標にしている『美味しんぼ』の海原雄山も同様にこの高級店をひいきにしています。2位は1913年創業の「並木藪蕎麦」。『美味しんぼ』に登場する雷門藪そばは、この店がモデルになっています。同率2位の「赤坂 四川飯店」は、日本の四川料理の祖と呼ばれる陳建民さんが創業しました。麻婆豆腐やエビのチリソースが代表的なメニューです。男性編では2位だった「肉の万世 秋葉原本店」は4位。『孤独のグルメ』の井之頭五郎が食べた万世橋カツサンドならぬ、万かつサンドを売店で買って持ち帰るのもオススメ。5位には同じく『孤独のグルメ』に登場する「かるかや」がランクイン。デパート屋上にあるお店ながらも、本格的な讃岐うどんが食べられる店として人気です。休日に、グルメマンガのお店めぐりをするのも楽しいかもしれませんね。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年6月8日~6月11日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性398名(その他の回答を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】食べてみたい、ジブリ映画(宮崎駿監督作品に限る)に登場する食べ物【ランキング女性編】マンガの中に登場する「リアルにあったらいいな」と思うお店【ランキング女性編】アニメに出てきた食べ物で食べてみたいもの完全版(画像などあり)を見る
2012年08月10日地球は、表面の3分の2が水で覆われた「水の星」だ。そのうち97%は塩分を含んだ海水で、水蒸気や南極の氷を含めても淡水は3%しかない。実際に使える飲み水、生活水はたったの0.0001%に過ぎず、不条理なまでに水不足な星である。島国でありながら清潔で豊富な淡水に恵まれた日本ではイメージしがたいが、深刻な水不足に悩まされる国が少なくないのもそのためだ。もしも海が淡水だったらどうなるのだろうか?砂漠の緑地化や時間と労力のかかる水くみから解放されるなど期待に胸が膨らむが、浮力の問題、塩による殺菌作用が影響し、決して今よりも住みやすいとは言いがたい。どのような世界になるのか考察してみよう。■タンカーの沈没事故が多発液中では物体に浮力が発生する。液体が物体を押し出そうとしている、と考えると分かりやすいだろう。浮力のもっとも簡単な調べ方は、水をいっぱいに入れた容器に物体を浮かべ、あふれた水を量る方法だ。100ccあふれれば100g分、1,000ccの場合は1kg分の浮力が発生し、物体は「見かけ上」軽くなって浮かぶのだ。水は1ccあたり1gだか、海水には約3%の塩分が含まれているため、約1.02gとわずかながら重くなる。浮力は液体の重さに比例するので、海水の方が1.02倍の浮力を得られる計算となる。塩分濃度が30%にも及ぶ死海では、浮輪なしでも人間が浮くのは1ccあたりの海水が重いからである。もしも海水が淡水になったら、浮力は減少し船の沈没事故につながる。現時点で世界最大のタンカーであるノック・ネヴィスを例にとると、最大積載時は船体と貨物(原油)を合わせて約82万トンに及ぶ。海上で沈まずないのは、同じく82万トン余りの浮力を受けているからである。これが淡水になると、浮力は80.4万トンに減少する。わずか3%の塩分が1.6万トンの違いに発展するのだ。沈没させないためには1.6万トン分の荷物を減らすか、船体を軽くするしかないが、どちらもコストアップは免れない。世界経済の混乱は必至だろう。■海水浴も命がけ?海産物の生食は一般的だが、淡水魚をあまり生食しないのはなぜか?答えは寄生虫だ。もちろん海水魚にも寄生虫は存在する。特にサケやマスのような川に遡上(そじょう)する魚は、生食用は冷凍し寄生虫処理がおこなわれるほどだ。殺菌作用のない淡水ではさらに多く、人体に直接影響するほか、卵の状態で経口感染する場合もある。美食家として知られる北大路魯山人はタニシの生食が原因で、肝臓ジストマで他界したと言われている。専門知識や適切な処置を施さない限り、生食は避けるべきだ。菌やバクテリアのような微生物も問題だ。塩分のある海水であっても大腸菌やコレラなど、人体に有害な菌は存在する。東京湾には、江戸時代に発生したコレラ菌が眠っていて、温度が上がると活動を再開するのでは、という説もある。おまけに、護岸工事や砕石のために作られた海底のくぼ地が、嫌気性細菌の温床となり、青潮の原因となっていることも判明している。今でも安全とは呼べない海水に、淡水でしか生きられなかった微生物が加わったらどうなるか?映画の題名のような名前だが、殺人アメーバと呼ばれる単細胞生物が存在する。正式名称はネグレリア・フォーレリで、河川や湖沼に生息し、傷口や鼻から侵入して脳を溶かしながら増殖する性質を持っている。発症から10日余りで致死率は95~98%に及ぶというから、すさまじい破壊力を持ったアメーバだ。日本でも発症例があるというから他人事ではない。25~35℃と温かい水を好むので、夏には日本中の海で出会える計算になる。こうなっては海水浴など自殺行為に等しい。■結論浮力の少ない淡水の海では、少ない荷物しか積めず、長距離航海はできない。加えて危険なバクテリアやアメーバにおびえる生活では船員も集まらず、海運は発達しなかっただろう。大航海時代などは夢に過ぎず、いまだにアメリカ大陸は発見されていないかも知れない。サラリーはラテン語で塩を意味する。人間にとって塩が重要なことを顕著にあらわした言葉だ。岩塩に乏しい日本ではなおさらのこと、しょっぱい海水に感謝すべきであろう。(関口寿/ガリレオワークス)
2012年08月05日石川県の山代温泉に位置し、北大路魯山人と前田藩にゆかりのある温泉旅館「白銀屋」。創業380余年という老舗の宿では、北陸の旬を集めた「厳選蟹懐石」が堪能できる。お品書きは先寸の"香箱蟹蒸しもの"から始まって、焼き蟹、お造りの活蟹、蓋ものの蟹の養老蒸し、蟹の絹糸揚げから活蟹すき鍋と、まさに旬の蟹づくし。食材も地元で水揚げされた新鮮な活蟹、石川県沖で水揚げされるズワイガニは「加能ガニ」として希少なブランド蟹という贅沢さだ。オリジナルの調理法で蟹の旨みを引き出す「しめ縄蒸し」は、身肉もふっくらと柔らかく仕上がり、実に風味豊かな一品。縄を海水に浸し、それを蟹に巻きつけ蒸しあげるという。ご当地食材も見逃せない。加賀蓮根、春菊といった加賀野菜、八寸のフォラグラ干し柿、焼き椎茸おひたし、お造りの寒ブリ、焼きものとして供される能登牛陶板焼きと、北陸の山海をふんだんに盛り込んだ贅沢な懐石となっている。石川県は、藩政時代から美術工芸や茶の湯が盛んだったところ。稀代の芸術家といわれた北大路魯山人も幾度となくこの地を訪れ、旅館に逗留したという。美食家でもあった彼の料理哲学にならった「新加賀懐石」。1300年という歴史を持つ山代温泉・源泉かけ流しの湯と共にたっぷりと味わいたい。お問い合わせ:白銀屋 tel.0761-77-0025 期間:2011年11月7日~2012年3月上旬まで(予定)料金:2名1室 ひとり¥41,000~取材/栗丘とまこ
2012年01月01日