日本滝100選に選ばれた「原不動滝」と紅葉迫力ある滝と紅葉今年は、11月3日(木・祝)の10:00~15:00に原不動滝・小滝公園もみじ祭りが小滝公園にて開催されます。2021年4月から開園した小滝公園。ヒラベの釜飯(数量限定・予約受付のみ)や、ヒラベ(川魚のアマゴ)の塩焼き、素揚げのほか、焼きおにぎり、一夜干しの提供があります。さらに、原観光りんご園のりんごも販売、地元野菜の販売もされます。また、駐車券をお持ちの方に無料で、豚汁の提供も行います。赤く色づくもみじに囲まれながら、秋まつりをお楽しみください。原不動滝・小滝公園もみじ祭り | しそうツーリズムガイド : Twitter投稿 : 原不動滝と紅葉の魅力原不動滝はブナやモミなどの原生林に囲まれた清流が3段状になって、落差88mの岩肌を滑り落ちる姿はとても美 しく荘厳で、遊歩道が整備されているので、滝を眺望できる場所まで安全に行けます。「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑です。秋には、滝の近くの木々が紅葉し、紅葉景色の原不動滝が楽しめます。様々な葉が色づくまた近くには、キャンプ 場・コテージ、観光りんご園などもあり、1年を通じて多くの観光客で賑わいます。りんご園キャンプ場コテージりんご狩り | 原観光りんご園:Hara Apple Garden | 宍粟市| りんご狩り、キャンプ、ログハウス、滝ウォッチング : instagram投稿 : 地図 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月18日原つむぎさん(24)は保育士と幼稚園教諭の資格を持つ癒し系グラビアアイドル。胸もお尻も規格外なプロポーションで注目を集めていて、イベントや撮影会が行われると参加整理券の完売が続出することから「令和の完売女王」というキャッチフレーズで呼ばれるように。先日は、半脱ぎの写真を投稿したところ注目を集めているようです。早速チェックしてみましょう!今にも脱げそうな半脱ぎスタイルにファン歓喜 この投稿をInstagramで見る 原つむぎ????(@haratsumugi)がシェアした投稿 優しい穏やかな笑顔が印象的なつむぎさん。肩下まで下りたトップスが今にも脱げそうでハラハラしますがフォロワーにはそれがたまらない様子。コメント欄には「笑顔も素敵♡セクシーで、めっちゃ美しいですね」「超絶綺麗です♡」「笑顔が素敵でつむぎさん可愛いね」とつむぎさんの優しい笑顔とセクシーファッションに胸キュンしたフォロワーからの書き込みが寄せられておりました。癒しオーラ満載でなおかつセクシーな写真を投稿するつむぎさん。次はどんな悩殺写真を投稿するのか楽しみですね!
2022年09月15日先行き不安な日々を送るなか、改めて自分の生き方を見直している人も多いと思いますが、そんなときだからこそオススメしたい1本は、人と人とのつながりを描いた注目作『のさりの島』です。今回は、主演を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。藤原季節さん【映画、ときどき私】 vol. 383映画『佐々木、イン、マイマイン』や『くれなずめ』、大河ドラマ『青天を衝け』など、話題作への出演が続き、大きな注目を集めている藤原さん。本作ではオレオレ詐欺の男がある老女と出会うことで、徐々に変化していく姿を繊細に演じています。そこで、舞台となった熊本・天草での思い出や自身が抱える葛藤について、語っていただきました。―まずは、この作品に出演したいと思った理由から教えてください。藤原さん撮影したのは2年ほど前ですが、実はその当時の僕は直接的な言葉があふれている世の中でいろいろな状況に圧迫されてしまい、窒息しそうな状態に陥っていたときでした。そんなときに、目に見えないものを映そうとしているこの作品に出たいと思ったんです。劇中で「人にはまやかしが必要なときあるんだよ」というセリフがあって、僕がすごく好きな言葉なんですが、事実だけでなく、まやかしや嘘のなかにも救いがある場合もありますからね。なので、この作品に助けられました。天草で撮影をするなかで少しずつ回復していきましたが、そんな僕のありのままの姿も映画には映っていると思います。―当時は、何が藤原さんをそこまで追い込んでいたのですか?藤原さんこれはきっとみなさんにもあることだと思いますし、僕もいまでもありますが、普通に生きているだけでも何かに追われて息が詰まりそうになることはありますよね。そういう苦しさは、物心ついたときからある気がしています。―今回、藤原さんが演じた男は居場所もなく孤独を感じさせる人物でしたが、ご自身と重なるような部分もありましたか?藤原さん最初に脚本を読んだときにいいなと思ったのは、主人公に名前がないところでした。そんなふうに、名前のなさというのは、僕自身もずっと感じていたことだったからです。代わりのきかない存在になりたくて東京に来たのに、誰にも影響を与えられず、居場所をずっと探し続けている感覚はずっとありました。実際、居場所を見つけるために、日本中を歩いて旅してみたことも。でも、それが今年に入ったころから変わってきたような気がしています。大事なのは、変わっていくことをどう見つめていくか―何か解放されるきっかけがあったということですか?藤原さん自分を必要としてくれる人が増えてきていることが、僕に居場所を与えてくれているのだと感じています。もしかしたら、それもまやかしかもしれないですけど、「感動しました」と言ってくれる瞬間の言葉は本物ですからね。―本作の撮影を終えてから2年ほどが経っているそうですが、この2年で環境も大きく変わったと思います。現在のブレイクを肌で感じることもあるのでは?藤原さんどこに行っても、誰と接していても、すべてが変わったような気がしています。でも、僕自身が自分を強く信じて、自分を保っていれば、どんなに周りが変化していても、魂が迷うことはないのかなと。ただ、自分が変わっていくことを否定するとおそらくそこに強烈な違和感が生まれて、また窒息状態に陥ってしまうこともあるので、大事なのは変わっていくことをどう見つめていくか、だと思います。と偉そうなことを言ってしまいましたけど、ブレイクしているなんて自分ではまったく思っていませんからね(笑)。―そんななかで、支えになっているものといえば何ですか?藤原さんそれは、映画ですね。映画を観ている瞬間はすごく解放的で、世界の核心や真実に近づけているような高揚感がありますから。この感覚だけは昔から変わっていない部分ですね。―影響を受けている作品があれば、教えてください。藤原さん子どものころから好きなものでいうと『スタンド・バイ・ミー』が大好きです。最近観たものだと、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』も素晴らしかったですね。人は誰しもこの世で何かを表現したり、何かを残したりする役割があると思いますが、僕はいい作品を観ると、そういう気持ちを取り戻すことができるんです。そんなふうに自分の原点に立ち返ることができるような作品や俳優に出会うと、「自分もいつかこういう作品を必ずやるんだ」と強く思います。原さんと自分との時間はまだ終わっていない―本作では、名女優・原知佐子さんとのやりとりが非常に素敵でした。残念ながら原さんにとっては遺作となりましたが、原さんの印象について教えてください。藤原さん原さんは本当に美しい方でした。この映画を観ると元気な原さんと会うことができるので、僕のなかではまだ生き続けている感覚です。僕と原さんの時間はまだ全然終わっていないといいますか。―忘れられない原さんとのやりとりはありますか?藤原さんいま思うと、最後のお別れをしたときにただならぬ緊張感があったので、ひょっとしたら原さんにはこれが最後になるかもしれないという思いがあったのかもしれません。そのときはきちんと挨拶をして、ハグをしてお別れをしたんですが、実は東京に帰る前にもう一度会えるかもしれないというチャンスがあったんです。なので、会いに行こうとしたら、原さんから「あの挨拶をしたんだから、会わなくていいの」と。そこで、あの挨拶には大切な意味があったんだなということを知りました。ただ、僕はまた会えるだろうと簡単に考えていたので、それを思うと胸が苦しくなるところはあります。いまでも、天草に行ったら原さんと会えるような気がしています。―劇中のおふたりが食卓を囲む様子が本当にリアルで、好きなシーンのひとつです。何か意識されたこともありましたか?藤原さん印象的だったのは、リハーサルで玉子焼きを食べたとき。すごくおいしかったので、「誰が作ったんですか?」とスタッフさんに聞いたら、原さんが「違うわよ、これは私が作ったの」といたずらっぽい微笑みを浮かべておっしゃったんです。そのときに、原さんが物語を信じる力強さは圧倒的だなと。おかげで「これはばあちゃんが作ったご飯なんだ」と心から信じることができました。天草の魅力にとりつかれている―天草での撮影を振り返ってみて、いま思い出すことといえばどんなことですか?藤原さん本当にたくさんあるんですけど、とにかく食事がおいしかったです。お昼は地元の方が作ってくださった豪華な料理が現場に並んでいましたね。天草の味が忘れられなくて、いまでも僕の家では九州から送ってもらっている白みそ、白だし、しょうゆ、柚子胡椒などを使っていて、すべて九州の調味料でそろえています。あとは、天草酒造で作られている米焼酎がお気に入りで、現場で会う大好きな人たちに「飲んでください!」と言って配っているほど。勝手に天草観光大使をしているところです(笑)。―相当影響を受けていらっしゃるんですね。藤原さん天草の魅力にとりつかれています(笑)。ただ、撮影の後半は「このまま食べ続けると太ってしまう」と思って、断食したんですけど、本当に耐えるのが苦しかったです。いまでも、役作りで痩せないといけないときに、天草の料理が並んでいる夢を見ることがあります。おそらく、あのときに食べられなかったトラウマがいまでもずっと残っているんでしょうね。だから、早く天草に行って、あのときのリベンジをしたいです!―天草の料理、食べてみたいです。あと、天草の街の雰囲気も心が浄化されるような素敵なところだと感じました。藤原さん確かに、そういうところはありましたね。僕は商店街にある旅館に泊まっていたのですが、静かで不思議な場所でした。撮影がお休みの日は、15時間くらい寝て、おいしいご飯を食べて過ごしていましたが、そのおかげで自分が生き返っていくような感覚があったので、天草が僕を蘇生させてくれたんだと思います。すべて天からの授かりものだと考えるようになった―ただご出身は北海道なので、北と南でまったく違うのではないでしょうか?藤原さん天草に気持ちが傾いているところですが、北海道にもがんばってほしいです(笑)。―(笑)。とはいえ、北海道でも今回のようにがっつりと撮影したいのでは?藤原さんそれができたら最高ですね。僕の夢でもあります。ちなみに、僕は自分の夢のなかで札幌が舞台の『探偵はBARにいる』の4のシナリオを書いて、勝手に続編を作ってしまったことも。―ぜひ、観たいです。タイトルにある「のさり」とは、いいこともそうでないことも、自分のいまあるすべての境遇は、天からの授かりものとして否定せずに受け入れるというという意味だそうですが、藤原さんがこの言葉から学んだことはありましたか?藤原さん「のさり」という言葉を意識するようになると、いいことも悪いこともすべてが「のさり」につながっていることに気がつきました。自分に待ち受けている苦難や立ちはだかる壁も天からの授かりものなんだと捉えて受け入れるというのは、僕にとっては強い考え方になっているかもしれません。ある意味、コロナ禍のこの状況も「のさり」なのかなと思うこともあります。実際、僕自身はコロナがあったことによってこの作品に対する見方が変わりました。というのも、自宅で時間を過ごすなかで、生きている人たちや亡くなった人たちの目に見えない思いがいかに大事なのかということに気がついたからです。この映画では、そういった人々の思いや目に見えない大切なものをなんとか映し出そうとしている作品なので、こういう時期を経験したことで、作品をより深く感じられるようになったんだと思います。―確かに、この1年を経験したからこそ、劇中の「まやかし」というセリフも違う響きを持っているように思いました。藤原さんそうですね。言ってしまえば、映画自体も嘘ではありますが、僕はその嘘に助けられてきたんだなと。劇中で「魂がおろついた」という言葉が出てきますが、2年前の僕は魂がおろおろしていたので、本当にこの作品に出演できてよかったです。僕にとっては、旅のような時間だったと思います。いろいろな感情と向き合いながら続けていきたい―28歳になって、30代やその先のことも考えるようになりましたか?藤原さんさすがに考えるようになりましたね。たとえば、これまで感じていた精神的な苦しさが30代になって楽になるのかなとか、逆に楽になっていいのかといった疑問を抱くようになりました。ただ、俳優という職業を続けるうえで、失ってはいけない苦しみや悲しみがあるんだろうなとも思うので、そう考えると少し不安な気持ちにもなりますが、いい映画を観て憧れを取り戻すことで突き進むことができたらいいなと。30代になっても、40代になっても、そういう気持ちを失わずに、さまざまな感情と向き合ってきたいですね。―そういう意味では、藤原さんにとって映画自体が「のさり」なのかもしれないですね。藤原さん本当にそうかもしれないです。映画と出会ったことで、いいことも悪いことも味わうことになりましたから。ただ、僕はどの職業を選んだとしても、きっと同じようなことを考えていたと思うので、たまたま出会ったのが映画だったというだけかもしれません。―藤原さんはキアヌ・リーブスに憧れていると聞いていますが、海外に挑戦してみたいお気持ちもありますか?今後、どのようなことをしていきたいのかを教えてください。藤原さんキアヌ・リーブスは大好きですね。実はアクションをやりたいんですが、残念ながら僕は運動の才能は授からなかったので、なかなか難しいんですが(笑)。『るろうに剣心』の佐藤健さんに憧れて部屋にポスターを貼っていたこともあるくらいです(笑)。ジャッキー・チェンにも憧れているので、諦めずにアクションにも挑戦していきたいと思っています。インタビューを終えてみて……。人柄が表れるような言葉の選び方とユーモアを交えつつ、興味深いお話をたくさん聞かせてくださった藤原さん。映画や役と真摯に向き合う姿に、俳優としての覚悟を垣間見た気がしました。今後もさまざまな作品で、どんな顔を見せてくれるのか楽しみです。“のさりの精神”に救われる人との絆が希薄になりがちな現代に生きる私たちに、忘れていた大切なものをそっと届けてくれる珠玉のストーリー。優しい嘘が生み出す優しい時間に包まれながら、心がじんわりと温かくなるのを感じられるはずです。写真・山本嵩(藤原季節)取材、文・志村昌美ストーリーオレオレ詐欺の旅を続ける若い男がたどり着いたのは、熊本・天草にある寂れた商店街。老女の艶子は、若い男をオレオレ詐欺の男とわかっているのかいないのか、なぜか孫の“将太”として男を招き入れる。男も優しい嘘に居場所を見つけ、いつの間にか“将太”として艶子との奇妙な共同生活を送ることに。そんななか、地元FM局のパーソナリティを務める女性・清らと一緒に商店街で行われる上映会の企画をすることになる。そこで、“将太”は艶子の持っていた古い家族アルバムにある写真を見つけるのだった……。心に染みる予告編はこちら!作品情報『のさりの島』5月29日(土)より、ユーロスペースほか全国順次公開製作/配給:北白川派©北白川派写真・山本嵩(藤原季節)
2021年05月28日熊本・天草の寂れた商店街に流れ着いたオレオレ詐欺の若者を藤原季節が演じる『のさりの島』から、予告編が解禁された。“のさり”とは、いいこともそうでないことも、自分のいまある全ての境遇は、天からの授かりものとして否定せずに受け入れるという、天草の優しさの原点ともいえる言葉。“のさり”の風が吹く天草で、オレオレ詐欺がきっかけで生まれた奇妙でやさしい時間。年老いた艶子(原知佐子)は、若い男を孫の“将太”(藤原季節)として家に招きいれる。あたたかいお風呂、孫が好きな美味しい料理をふるまう。若い男はいつの間にか、“将太”として艶子と奇妙な共同生活を送るようになり、やさしい“嘘”によって居場所を見つけていく様子が、予告編でも描かれている。ふと“嘘”の日常に溶け込んでしまう、さまよえる若者を藤原さんが好演。オレオレ詐欺の男を孫として迎え、奇妙な同居生活を送るつかみどころのないお茶目な老女役を、本作が遺作となった原知佐子が演じている。また、阪本順治監督や行定勲監督らから応援の絶賛コメントも到着。阪本監督は、「観始めてすぐ、ばあちゃんこと、原知佐子さんに心を持っていかれ、細やかなしぐさやことばの耳障り、それらすべてになにもかもを預けてみたい欲望にかられた」とコメント。「『のさり』の意味そのままに、こちらは身構えることもなく、受け入れてもらえるような安心感がそこはかとなく、まちがいなく。以前の穏やかな日常をわすれてしまいそうないま、この『のさりの島』という土地をたずねれば、わたしたちのあしたに繋がる風景がきっとみつかるはず!傑作!」との言葉を贈る。行定監督は、「天草の海はいつも懐かしく、風は固くなった心を溶かしてくれる。錆れゆく町に立ち止まって、ゆっくり人生を考えて、もう一度、ちゃんと生きてみようと小さな希望を感じさせてくれる映画でした」とコメントを寄せている。『のさりの島』は5月29日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:のさりの島 2021年5月29日よりユーロスペースほか全国にて順次公開©北白川派
2021年04月09日展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」が、群馬・渋川市の原美術館ARCにて、2021年4月24日(土)から2022年1月10日(月・祝)まで開催される。原美術館とハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」として集約40余年の歴史を歩んできた東京・品川の原美術館と別館のハラ ミュージアム アークが統合され、2021年4月、群馬県の地で「原美術館ARC」として再スタートを切る。豊かな自然の中にたつ「原美術館ARC」は、漆黒の建物それ自体が美術品のように美しく、館内には、書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」などが設けられている。設計は世界的建築家・磯崎新が手掛けた。“虹”をテーマに、多彩な作品を紹介する最初の展覧会「原美術館ARC」としての初めての展覧会は、多様性や共存、平和の象徴ともいえる“虹”をテーマとし、現代美術を集めた「原美術館コレクション」と、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」の中から、様々な国籍や文化を背景に持つアーティストたちの作品を紹介する。なお、本展は第1期と第2期に分かれており、各期で異なる作品に出会うことができる。約1,000点から構成される「原美術館コレクション」「原美術館コレクション」は、1950年代以降の世界各国の現代美術を、原美術館設立当初から収集し続けてきたものだ。理事長・原俊夫独自の視点で選ばれた絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど約1,000点で構成される。「虹をかける:原美術館コレクション」展では、2018年の「現代美術に魅せられて」展で出品されたものや、惜しくも中止となった原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群を中心に紹介する。草間彌生、蜷川実花、荒木経惟、安藤正子、ジム ランビー、クリスチャン ボルタンスキーらに加え、原美術館でも人気を博した奈良美智や宮島達男の作品もリニューアルし展示される。狩野探幽や円山応挙らの作品が揃う「原六郎コレクション」一方「原六郎コレクション」では、明治時代の実業家である原六郎が収集した古美術から、中国陶磁の真髄を伝える国宝「青磁下蕪花瓶」、浮世絵美人図の先駆けとなる重要文化財「縄暖簾図屏風」をはじめとする近世日本絵画や書、工芸を所蔵している。本展では、近世日本の住宅に特徴的な書院造をモチーフとした展示室で、狩野派の日本絵画や円山応挙の大作画巻「淀川両岸図巻」といった作品と現代美術の競演を楽しむことができる。【詳細】展覧会「虹をかける:原美術館コレクション」会期:第1期 2021年4月24日(土)~2021年9月5日(日)、第2期 2021年9月11日(土)~2022年1月10日(月・祝)会場:原美術館ARC住所:群馬県渋川市金井2855-1TEL:0279-24-6585休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日(土)入館料:一般 1,100円、大高生 700円、小中生 500円、70 歳以上 550円※原美術館メンバーシップ会員は無料、学期中の土曜日は群馬県内の小中学生の入館無料※ぐーちょきパスポートを提示、障がいのある人は特別料金規定あり※団体については問い合わせ※伊香保グリーン牧場とのセット券(一般 1,800円、大高生 1,500円、中学生 1,400円、小学生 800円)※カフェ、ミュージアムショップのみ利用の場合も原美術館ARC への入館料が必要。【出品作家(予定)】全期:アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」第1期(春夏季)現代美術:艾未未(アイ ウェイウェイ)、カレル アペル、アルマン、今井俊満、トム ウェッセルマン、アンディ ウォーホル、エロ、河原温、工藤哲巳、篠田桃紅、篠原有司男、ジャスパー ジョーンズ、杉本博司、須田悦弘、ジャン デュビュッフェ、ルイーズ ニーヴェルスン、ナム ジュン パイク、ルチオ フォンタナ、ジャクソン ポロック、クリスト、三木富雄、ロバート メイプルソープ、ロバート ラウシェンバーグ、ジム ランビー、李禹煥(リ ウファン)、ロイ リキテンシュタイン、ジェームス ローゼンクイスト、マーク ロスコなど古美術:狩野探幽「龍虎図」、円山応挙「淀川両岸図巻」など第2期(秋冬季)現代美術:荒木経惟、安藤正子、アドリアナ ヴァレジョン、フランチェスカ ウッドマン、加藤泉、加藤美佳、アンゼルム キーファー、ウィリアム ケントリッジ、マリック シディベ、周鉄海(シュウ テイハイ)、崔在銀(チェ ジェウン)、ジェイソン テラオカ、ミカリーン トーマス、蜷川実花、クリスチャン ボルタンスキー、ジョナサン ボロフスキー、増田佳江、やなぎ みわ、柳幸典、米田知子、横尾忠則、ピピロッティ リスト、ジャン=ピエール レイノーなど古美術:狩野派「雲龍図」、狩野派「層嶺瀑布図」など
2021年03月25日映画『his』や『佐々木、イン、マイマイン』、ドラマ「西荻窪 三ツ星洋酒堂」などで活躍する最旬俳優・藤原季節の主演映画『のさりの島』が5月29日(土)より公開決定。メインビジュアルが到着した。2020年公開予定から、新型コロナウイルスの影響により公開が延期となっていた本作。オレオレ詐欺の旅を続ける主人公に、『his』『佐々木、イン、マイマイン』で第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、大河ドラマ「青天を衝け」、4月29日(祝・木)公開映画『くれなずめ』など話題作への出演が続く藤原さん。オレオレ詐欺の男を孫として迎え、奇妙な同居生活を送るつかみどころのないお茶目な老女役に、本作が遺作となった原知佐子が扮し、『おくりびと』の小山薫堂をプロデューサーに、海外でも高い評価を得た『カミハテ商店』の山本起也監督がメガホンを取った。今回、評論家の上野昂志から映画応援コメントが到着。また、小山プロデューサーと山本監督からもコメントが到着している。上野昂志(評論家)一見、とらえどころがない作品に思えるが、そこには、作り手の周到な設計が施されている。緩やかな時間の流れ。それが、この映画をさりげなくも豊かに律しているのだ。小山薫堂(プロデューサー)新型コロナウィルスという脅威に人類が翻弄されている今。多様な価値観を認め合うことが必要とされる今。そんな時代に「のさり」という天草弁に出会うことで、人の心は少しだけ軽くなります。のさりとは、良いことも悪いことも天からの授かりもの、という考え方。それはあらゆる苦難を乗り越える力であり、自分とは違う考えを認める力であり、全てのものに愛を持って接する優しさの力です。『のさりの島』という作品が、コロナ禍における心のサプリメントになることを信じています。山本起也(監督)嘘、という言葉はあまり良い意味で使われませんが、嘘の中でこそ救われる、ということがあると思ったのです。あるいは、この映画の台詞を借りれば「まやかしでも、人には必要な時があっど(ある)」ということかもしれません。オレオレ詐欺の男と、電話を受けたおばあさん。二人がついた嘘が、寂れた街のシャッターの向こうで、いつしか本当になる。ふと訪れた天草でこの映画の話をしたところ、そこに居合わせた方がこう答えました。「監督、そん話、天草だとあるかもしれんばい」この映画は天草で撮らねばならない、そう心に決めた瞬間でした。『のさりの島』が5月29日(土)よりユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年03月16日井ノ原快彦が主演を務める、映画『461個のおべんとう』が11月6日より公開される。ヒップホップバンド・TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』(マガジンハウス刊)を映画化した同作は、長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原)が、息子・虹輝(道枝駿佑)と「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず学校へ行く」という約束をし、お弁当を作り続けた日々を描いた心温まる作品だ。井ノ原と、後輩である道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が親子役を務めたことでも注目を集めている同作。今回は井ノ原にインタビューし、作品の思い出や後輩の道枝についても話を聞いた。○■息子役・道枝駿佑17歳の叫びに感銘――原作者の渡辺俊美さんから、直接音楽やお弁当作りの指導をしてもらったり、息子さんのお話を聞いたりといったことはあったんですか?ギターの練習はスタジオで「一緒にやろう」という感じでした。全て俊美さんが作った曲なので、「ここはこうやって弾いた方がいいよ」といったアドバイスをいただき、そこからまた家で練習しました。お弁当作りに関しては、料理のアドバイスと言うよりも、俊美さんがどうやって作っていたのかというお話を聞きました。ちょうど僕がやっていた舞台を観に来てくださって、楽屋で話し込んだら長くなってしまって(笑)。でも、そこで息子さんとの関係についてのお話も聞けました。道枝くんと歌った「Lookin’4」という曲も、一緒にゲームをしていた時のことが元になってるんだ、とか(笑)。――息子役の道枝さんは18歳ですが、ご自身が同じくらいの時と比べたりすると、印象はいかがでしたか?会った時は17歳になったばかりだったんですが、とても礼儀正しかったです。KREVAくんとやついくんとバンド用のポスター撮影をしていたところに来てくれて、「東京に出てきたので……」と言って、「なにわ男子 道枝」と熨斗のついたお菓子をくれたんですよ。去年、舞台をやっていた時も、大阪公演に誘ったら熨斗をつけた差し入れを持ってきてくれて……お菓子屋さんに頼むのかな? ご両親もしっかりした方なんだなと思いました。僕は地元のゆるキャラのサブレしか持っていなかったから、恥ずかしくて(笑)。よく「最近の若いもんは……」と言うけど、いいことしか言えません!――井ノ原さんの青春時代は、けっこう破天荒だったんですか?バブル時代ですからね(笑)。周りに変わった方が多かったから、「そういうものなのかな」と思っていたら、だんだん時代が許さなくなってきて、今の若い子はそういうところで生まれた子たちなんだろうなと思うんです。道枝くんは東日本大震災も経験しているし、阪神大震災の話もずっと聞かされてるだろうし、それでコロナ禍もあり、色々と考えるだろうな、と。この作品についても、「当たり前の日常なのに、今では当たり前じゃないことばかりが詰まってる」と言ってて、本当によく考えてると思うし、その通りだと思います。――道枝さんとのセッションもすごく印象的でした。彼はハモったことがなかったみたいなんです。俊美さんにレコーディングについていただいたんですが、その前に何回か合わせたのに、なかなかうまくつかめなかったので、合間で一緒に練習しました。そうしたら飲み込みが早いから、僕がちょっと歌い出すだけで、彼のハモが途中から入ってくるようになって。ゲームみたいにチョコチョコと練習していました。――親子のシーンでは、どのようなところが心に残っていますか?一樹のいろいろな行動について、虹輝から「なんで?」と聞かれるシーンが多いんです。その度に一樹は「説明しなきゃダメ?」と返すんだけど、本人にとっては大きなことではなくて、単に「好きだから」とか、そういう理由。でもそれが虹輝にとってはすごく大きな問題で、そういう眼差しを受けた時に、一樹の気持ちで「あ、すいません」と思ってしまいました(笑)。「父さんがうまくいくのは、周りに甘えてるからだよ」と言われるシーンも、「ごもっともです」と思うし、息子の虹輝から強い眼差しを受けて、グッとくるところはたくさんありました。あとは、撮影が始まる時に「自分の中で大事にしてるシーンってどこなの?」と聞いたら、道枝くんが「浜辺で叫ぶシーン」と言っていたことが印象に残っています。初々しいのが、「あのシーンが大事だと思ってるんですよね」とかじゃなくて、「あのシーンが難しいと思ってる」「頑張りたいと思ってる」と言っていたところ。だから、「僕も見れたらいいな」と言っていたら、たまたま自分も撮影のあった日だったんです。道枝くんのそのシーンが見れて、「17歳の叫びって、すごいな」と思いました。そんな声はもう出ないと思ったし、感情の揺らぎもあって、彼の人間性が出るんだな、考えていることもいっぱいあるんだろうな……と思って。いいものを見せてもらったような気持ちになりました。最後のお弁当までの流れも、「人がものを食べている瞬間って泣けるな」と思ってグッときました。――KREVAさん、やついさんとは作中のバンド・Ten 4 The Sunsを演じられていましたが、ライブシーンもかっこよかったですし、結成20年という設定で、インタビューシーンなんかもすごくリアルでした。初対面だけど、2人とも最初からすごい話すから、ずっと会話していました。インタビューだと、テレビとまた違うところがあって、ちょっと素が出る感じ。でも20周年を迎えたバンドという設定だったので、ちゃんと話すことは話すという気遣いもあったり。やついさんもKREVAさんも、”お芝居”にならずに普通に話すから、「この人たち、すごいな」と思いました。本業だからこそ、リアルだなと思うところはあるでしょうね。同年代だし、それぞれいろんな形で音楽に携わってきたから、そういう部分が出ていてよかったと思っています。――今までのお話を伺っていても、テレビなどで拝見していても、井ノ原さんの意見や考え方がすごくフラットだなと思うんですが、どう培われてきたんでしょうか?徐々にだと思いますが、グループ活動して来たのは大きいかもしれないです。あとは、俳優というお仕事でも、例えば僕は今回母親役の倍賞千恵子さんのことをすごくリスペクトしていますが、それが演技に表れてしまったら元も子もないので、フラットにならないといけない。演技が終わった時に、きちんと人として尊敬しているという気持ちが出ればいいと思います。僕らの事務所の先輩や、役者としての先輩たちも「カットがかかるまでは関係ないから」と言ってくださっていたから、それが1番良い方法だとわかっていたんでしょうね。そういった先輩方から教わったことが、自分にも生きているんだと思います。■井ノ原快彦1976年5月17日生まれ、東京都出身。1995年にV6としてCDデビュー。以降、グループでの活動の見ならず、ドラマ、映画、舞台で俳優として、TVではMCとしても活躍の幅を広げ、老若男女問わず愛されている。主なドラマ出演作は、カンテレ開局60周年特別ドラマ『僕が笑うと』(19年)や、前シリーズを含めると15年にわたって出演している『特捜9』シリーズ(18〜20年)など。主な映画出演作は『天国は待ってくれる』(07年)、『FLOWERS』(10年)。昨年話題となった劇場版アニメーション『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』ではナレーションを務めた。
2020年11月06日お笑いコンビ・ロザンの菅広文と宇治原史規が先月25日、YouTube公式チャンネル「ロザンの楽屋」で、夢を持つことについて自身の考えを語った。「【夢があるかないか】で人の優劣を決めてはいけない」と題した動画内で、「夢を追うことって、そんなに素晴らしいことなのか。普通に淡々と暮らしていければええやん」と疑問をぶつけた菅。そのきっかけは、コンビニでの出来事だったそうで、「音楽やってるような感じの子おるやんか。『ここは俺の居場所じゃねーんだ』みたいな接客するやつおれへん? あれは夢の影響やと思うねん」「すごいふてくされてやってる子おるやんか。それがすごい嫌で」というエピソードを語った。芸人はもちろん、ミュージシャンもコンビニの店員も、「お客さんを楽しませる仕事」だという菅は、「本質としては一緒。お客さんに不快な思いをさせない。不快な思いをさせてしまってる段階で、音楽で成功するか? って」という辛らつな意見も。「そこまでの行程をサボるなよ! って思う。置かれてる状況を無視するなよって思う。自分の置かれてる状況をナシにするやん」と強い口調で諭した。そんな菅の考え方に、宇治原も、「『俺は夢があるから、これは腰掛なんだ。こんなことしてる人間じゃないんだ』っていうのが、一番間違えてる」と共感した様子。夢を持っている人が称賛されがちな世間の風潮についても、「色んな夢があるけども、一般的に語りがちな夢を、いいね! って言い過ぎやってことでしょ? 夢を持とうが持つまいが、持ってる人と持ってない人の間に優劣の差なんてない」と苦言を呈していた。
2020年11月02日今泉力哉監督『his』で宮沢氷魚の恋人役を務め、注目を集めている藤原季節の初の単独主演長編映画『のさりの島』が今秋、公開されることが決定した。本作は、2019年に単館系の映画としては異例の大ヒットとなった、井浦新、大西礼芳ら出演の『嵐電』(監督・鈴木卓爾)に続く、京都造形芸術大学映画学科による劇場公開映画プロジェクト・北白川派が送る最新作。主役の“オレオレ詐欺”の旅を続ける若い男に、映画『his』をはじめ、ドラマ「すじぼり」「監察医 朝顔」など話題作への出演が続き、本作が長編映画単独初主演となる藤原季節。男と同居する老女・艶子には、TVから映画まで数多の作品で活躍した原知佐子。残念ながら映画の公開を前に1月に急逝し、本作が遺作となった。また、京都造形芸術大学映画学科俳優コースから、杉原亜実が本作でデビュー。さらに柄本明、吉澤健、外波山文明、野呂圭介、水上竜士らが、どこか不思議な世界の住人に扮する。プロデュースは、熊本県天草市出身で、映画『おくりびと』の脚本や「くまモン」の仕掛け人として知られる小山薫堂、脚本・監督は海外でも高い評価を得た『カミハテ商店』の山本起也。小山さんによれば、タイトルにもある「のさり」とは「この映画の舞台になる熊本県天草地方に古くからある言葉」であり、「自分の今ある全ての境遇は、天からの授かりものである、という考え方です。だから目の前にあるものは否定せずに受け入れる――天草の優しさの原点がそこにあります」とのこと。目まぐるしい日常を生きる人々に、そっと優しく香る「のさり」の風を届ける作品となりそうだ。『のさりの島』は7月、熊本県天草にて先行上映、秋、渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月02日女優の原知佐子さんが1月19日に、上顎がんのため逝去した。84歳だった。原さんといえば、55年に新東宝ニューフェイスとしてデビュー。映画や舞台など幅広く活躍した。1970年代にはドラマ『赤いシリーズ』(TBS系)で、ヒロイン・山口百恵のイビリ役として存在感を発揮した。「原さんは『赤いシリーズ』で、百恵さんのファンが激怒するほどの意地悪な役を熱演しました。ですが演技以外では多忙を極める百恵さんを気づかって、食事に誘うといった優しい面もあったようです」(テレビ局関係者)最近の活躍では、映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(’15)や『シン・ゴジラ』(’16)にも出演していた原さん。『シン・ゴジラ』では、背負われて避難する老婆役を演じていた。「原さんの登場シーンはほんの数秒でした。そのため、エンドロールで原さんを発見した観客も多かったようです。注意深く探さないとわからないほどだったので、原さんを見つけようと再び観劇する人もいたようです」(映画関係者)そんな原さんといえば、『ウルトラマン』シリーズを手がけた故・実相寺昭雄さん(享年69)がご主人だ。実相寺さんは円谷プロ制作の『ウルトラマン』や『怪奇大作戦』といった怪獣・特撮番組の監督として有名で、多くの映像作家たちに影響を与えた。原さん自身も特撮番組に数多く出演し、実相寺さんが携わった特撮ドラマ『ウルトラマンティガ』(’96)や『ウルトラQ dark fantasy』(’04)などにも出演した。「原さんは実相寺さんの作品に出演するいっぽうで、互いを詮索しない自由な夫婦関係でした。とはいえ、原さんはお墓参りには必ず行っていたそうです。実相寺さんは先祖を大切にする原さんに感謝していました」(前出・映画関係者)しかし、’06年11月29日に実相寺さんは胃がんのため逝去した。「当時、原さんは愛知県で舞台に出演していました。その間に実相寺さんの容体が悪化したようです。実相寺さんが永眠したことを確認すると、原さんは直ぐ舞台に戻ったと聞きました。原さんはその時のことについて、『舞台があったから気丈でいられた』と振り返っていました」(舞台関係者)生涯にわたって女優魂を貫いた原さんに、追悼の声があふれている。《マザラス星人やマノン星人役の…実相寺監督の奥様、原知佐子さん亡くなったのですか…ショックご冥福をお祈りします。》《原知佐子さん。凛とした女性でした。実相寺監督が亡くなった後にもウルトラシリーズに出演されたりして嬉しかったです。「シン・ゴジラ」にも出演。ご冥福をお祈りします》《原知佐子さん 実相寺昭雄さんの奥さまであり、『シン・ゴジラ』やウルトラシリーズにも出演なさってた『ウルトラマンオーブ』最終回前編でも、「太平風土記」に纏わる大事な役を演じられておりましたね お疲れ様でございました》
2020年01月20日GENERATIONS from EXILE TRIBEが、ニューシングル『Brand New Story』をリリース。メンバーの数原龍友さんが、今回の曲で表現したもの、そして、今後挑戦していきたいことについて語りました。30歳の時、圧倒的な輝きを放っていたい。新曲のデモテープを聴いた瞬間、探し求めていた曲と出合えた手応えがありました。ビートがあり今っぽいけど、温かみもあり、それがEXILEらしい。今作のように歌が前に出る楽曲は表現遊びが楽しいのですが、特に“歌は楽しいな、いいな”とあらためて強く感じられた作品です。今は、次のツアーで昨年の完成度を超えていくには何をすべきかと考えている時間が、すごく楽しい。想像を超えないと熱狂には繋がらないから、誰も観たことのないものを作りたいです。ファンの皆さんは、思わぬところで僕たちを包んでくれることもあれば、逆に、こちらの気持ちがうまく伝わらないことだってある。でも、その経験を生かし、次の僕たちの形として提示していくわけだから、今のGENERATIONSは、ファンの皆さんが構築しているところが大きいと思います。そう、今年27歳になるのですが、30歳になった時に圧倒的な輝きを放っていたいんです。やるべきことをやりながら余裕のある、窮屈じゃない男。後輩に“数原さんは働いているけど遊んでいるし、いつ寝てるんだろう。あんなふうに自由に生きていきたいな”と思ってもらえれば嬉しいです。かずはら・りゅうと1992年12月28日生まれ。兵庫県出身。ボーカリスト。今はマリンスポーツに夢中。サーフィンと、湖でレイクサーフィンをやることにハマっている。シャツ 参考価格¥150,000中に着たカットソー 参考価格¥40,000(共にヴァレンティノ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)その他はスタイリスト私物ジェネレーションズ フロム エグザイル トライブ2012年にデビューした7人組ダンス&ボーカルグループ。アニメ映画『きみと、波にのれたら』の主題歌「Brand New Story」を収録したニューシングルが発売中。今年は5大ドームツアーを予定。※『anan』2019年7月24日号より。写真・酒井貴生(aosora)スタイリスト・吉田ケイスケヘア&メイク・寺本 剛(JYUNESU)取材、文・菅野綾子保手濱奈美重信 綾撮影協力・アワビーズ(by anan編集部)
2019年07月21日東京・品川にある原美術館では、創業者であり館長の原俊夫が自ら選定した「現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展(My Favorites: Toshio Hara Selects from the Permanent Collection)」を、前期と後期に分けて2018年1月6日より開催する。草間彌生「自己消滅」1980 年 ミクストメディア サイズ可変©Yayoi Kusama一つひとつ丹念に収集した1950年代以降の絵画、立体、写真、映像、インスタレーションなど所蔵作品約1,000点の「原美術館コレクション」から、館長の原俊夫が初めて自ら選びキュレーションするコレクションが揃う。1970年代後半より1980年代前半までの初期収蔵作品を主とする前期を2018年1月6日から3月11日まで、企画展の開催などをきっかけに収蔵された作品を主とする後期を3月21日から6月3日まで行い、約40年に渡る原美術館の活動の一端を紹介する。ナム ジュン パイク「キャンドルテレビ」1980 年 テレビ、ろうそく 33x41x24 cm©Nam June Paik前期は、アメリカの作家で戦後絵画に大きな影響を与えた抽象表現主義のジャクソン・ポロックやマーク・ロスコ、その後続世代を代表するロバート・ラウシェンバーグやジャスパー・ジョーンズ、世界を席巻したポップアートの代表者であるアンディ・ウォーホルやロイ・リキテンシュタインなどの作品を展示。前衛的、実験的精神に溢れたヨーロッパの作家たちとして、絵画のジャン・デュビュッフェやカレル・アペル、彫刻のアルマンやセザール、ジャン・ティンゲリー。日本の作家からは、戦後日本美術を牽引した今井俊満、河原温、工藤哲巳、宮脇愛子などの作品が集結する。また、今も現役で活躍する草間彌生、篠原有司男、杉本博司、李禹煥、さらに世界に影響を与えたアジアの作家として、ナム・ジュン・パイクや艾未未(アイ・ウェイウェイ)などの作品が一堂に会する。蜷川実花「PLANT A TREE」2011 年 C プリント 48.5x72.8 cm©mika ninagawa Courtesy of Tomio Koyama Gallery後期は、安藤正子、荒木経惟、ヤン・ファーブル、加藤泉、ウィリアム・ケントリッジ、森村泰昌、奈良美智、名和晃平、蜷川実花、野口里佳、マリック・シディベ、杉本博司、束芋、ミカリーン・トーマス、アドリアナ・ヴァレジョン、やなぎみわの作品展示を予定。詳細は後日、ウェブサイト()にて発表する。原美術館の歴史を物語る作品が集結する貴重な機会、現代美術の魅力を存分に感じてみては。【イベント情報】現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展会期:2018年1月6日〜6月3日(前期1月6日~3月11日/後期3月21日〜6月3日)会場:原美術館住所:東京都品川区北品川 4-7-25時間:11:00〜17:00(祝日を除く水曜は20:00まで)休館日:月曜(祝日は開館)、1月9日、5月1日(展示替え休館3月12日~20日)
2017年12月21日東京・品川の「原美術館」にて、2014 年秋の「開館35周年記念 原美術館コレクション展」以来となる全館を使ったコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」が、8月21日(日)まで開催中だ。「原美術館」は、もともと個人邸宅として 1938年に建てられたもので、西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的。居間や寝室であったスペースは企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに変わった一方、浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、アーティストに依頼してユニークな常設展示作品に生まれ変わっているほか、建物の中以外の、敷地内の庭にも、野外の常設作品が点在している。大規模な美術館とは一風異なり、作品と同時に、美術を鑑賞体験する“場”そのものも味わえる場所だ。1979年の創立以来収集してきたコレクションは、国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など、現在約1,000点にのぼる。その中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示。今回は、中国を代表するアーティストであると同時に、積極的な社会活動でも知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本から帰化してブラジル美術界の巨匠となり、昨年惜しくも亡くなったトミエオオタケ(大竹富江)の絵画も展示される予定だ。原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも随時開催されており、会期中には、8月13日(土)、14(日)に「トヨダ ヒトシ 映像日記・スライドショー」が行われる。また、日曜日と祝日には、同館学芸員による展示解説も行われる。展示解説は、14:30から約30分間で予約は不要。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日「サザンオールスターズ」の“原坊”こと原由子が来年公開のアニメーション映画『ももへの手紙』で自身5年ぶりの映画主題歌を担当することが明らかになった。原さんが作詞作曲を手掛けた主題歌には夫の桑田佳祐もコーラスで参加。瀬戸内の島を舞台に綴られる家族の愛の物語に夫婦で彩りを加える!監督デビュー作『人狼 JIN-ROH』がベルリン国際映画祭に出品された俊英・沖浦啓之の7年ぶりの新作となる本作。作画監督を『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』の安藤雅司が務めるほか『AKIRA』の井上俊之に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の本田雄、『サマーウォーズ』の青山浩行、さらに美術監督に『魔女の宅急便』の大野広司と、日本の長編アニメーションを支えてきた才能が集結。仲たがいしたまま死別した父への思いを抱える少女・ももが、母と移住した瀬戸内の島で成長していく姿を通して家族の愛が描き出される。原さんは本作のために主題歌「ウルワシマホロバ〜美しき場所〜」を書き下ろした。“マホロバ”とは「美しい場所、住みやすい場所」を意味する古語で、アコースティック中心のアレンジと原さんの透き通るような歌声が映画の舞台となる瀬戸内の美しい自然を思い起こさせる。原さんにとって映画の主題歌は『リトル・レッドレシピ泥棒は誰だ!?』の際の楽曲「大好き!ハッピーエンド」以来5年ぶり。その間にサザンの活動休止に夫・桑田佳祐の食道がんによる休養と復帰などもあり、自身は昨年6月にソロ楽曲やサザンの楽曲などあらゆる曲からセレクトしたベストアルバム「ハラッド」をリリース。翌7月には19年ぶりとなるワンマンライヴを鎌倉で行ったが、今回、1年ぶりに“原坊”が本格的に活動を開始する。原さんは「小さい頃からアニメが大好きですので、『ももへの手紙』に音楽で参加させて頂けたことはとっても嬉しく光栄です。この映画への熱い想いを語って下さった監督にも感動しましたし、監督のお気持ちに寄り添えるよう心がけたつもりです。お父さんを想うももちゃんの気持ちに、私自身の大切な人、そして美しい故郷への想いをプラスして、心を込めて歌いました。とても素敵な映画ですので、どうぞお楽しみに」とコメント。ギターの斎藤誠にベースの角田俊介、ドラムの鎌田清など長年活動を共にしてきた面々はもちろん、桑田佳祐もコーラスとして参戦!夫婦で優しい想いを歌い上げる。『ももへの手紙』は2012年GW、全国にて公開。■関連作品:ももへの手紙 2012年G.W、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011『ももへの手紙』製作委員会
2011年07月11日