子ども同士が幼稚園の時からのママ友、よしえは気が強く、その娘のあおいも母親の前だけでいい子ぶるようなところがありました。そのため子ども同士が同じクラスになってもまゆみは喜べずにいます。やがてまゆみの不安は的中。よしえの娘と同じクラスになったことで、まゆみたち親子はトラブルに巻き込まれることになるのでした。ママ友親子と同じクラス…喜べない理由4月から、ほのかはりんとあおいと同じクラスになりました。気の強いあおいと娘が同じクラスになったことを不安に思うまゆみ。その予感は的中します。時は過ぎ…同じクラスになったマサトとモテ香が仲良くしていることにあおいは嫉妬していました。嫉妬からモテ香をブリッ子、通称「ブリ」と陰で呼び、りん、そして新たに仲良くなったワキコを巻き込んでモテ香に対する敵対心を募らせていきます。そしてある日…いじめの現場を目撃! どうすればよかったの?クラスメイトのランドセルを傷つけたあおい・りん・ワキコ。まゆみの娘はその光景を目撃していました。しかし、親しい友人たちの悪事を暴くのをためらってしまいます。娘から事情を聞いてまゆみはあおいとりんの親であるママ友たちを思いやります。娘がクラスメイトの物を傷つけたと聞いてふたりがどんなに動揺するかと心配したまゆみはある行動に出ますが…。しかしこれが裏目に出て、親子ともに学校で孤立することになってしまうのです。よしえたち加害者の親は、自分たち側が被害者であると主張。主張の強いモンスターペアレントの勢いに学校側もたじたじになり…まゆみたち親子はどうなってしまうのか、そしてランドセル事件の行方は…。こちらは2022年10月16日よりウーマンエキサイトで公開された原黒ゆうこの漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。読者も見た! 身近に存在するモンスターよしえが絶対に自分や自分の子どもの非を認めず、強気な態度で周囲を威圧するため話はこじれにこじれます。似たようなモンスターペアレントを目撃したと語る読者も。・子ども同士の喧嘩に立ち入らない主義と言って、子どもの迷惑行為にわれかんせずな母親がいました。他の子どもは叩かれ、遊びに呼んだら家はめちゃめちゃにされ、次第に孤立したその子の子ども。・社交的なお母さんが嘘をついて子ども同士や親同士の関係をコントロールしてました。言ってないのに「あのお母さんがあなたの子どもと遊ばせたくないって」とか、子どもにも「あの子にもて遊ばれてるよ」とか吹き込みました。・良くわかります。被害にあわないとわかりません。世の中には一定数、学力や収入に関係なく、この記事のような人が必ずいます。・子どもが不登校になった時、ママ友に「転校すれば」と言われた。 意地悪してるのはそっちなのに… 子どもの行動を親は知るべき。また子ども同士のトラブルで、学校や保護者の対話の難しさを痛感した読者も。・似たり寄ったりの経験をしました。1人の暴力的な男の子、それに釣られる数人の男の子が、授業中に机の上を走り回ったり、クラスの子のかばんをひっくり返したり、注意した子を殴ったり蹴ったりするのですが、担任の先生は制御できずにいました。うちの娘が一番のターゲットになり、殴られるのが怖いため他の子は注意もしないし、娘が殴られても知らんぷりでした。懇談会を開いても、「暴力を振るう子と、振るわれる子の問題なのに、どうして関係のない自分達の子が巻き込まれて授業が進まないなんて迷惑をかけられるのか」「殴る子もいけないけど、殴られる子にも問題があるんじゃないの」「言っても聞かないんなら、叩いてでもやめさせればいい」などという意見が出て、まとまりませんでした。モンスターペアレントに振り回されて、一番の被害者になるのは子どもたち。読者から振り回された子どもへのメッセージが届いていました。・こんな辛い思いはしたくないけれど、何か悪いことをしたからこんな目にあうんじゃなくて、めぐり合わせが悪かっただけと思ってもらえたらなと思います。不運にも振り回されることになってしまった子どもたちに「あなたは悪くない」としっかり伝えてあげたいですね。▼漫画「ママ友がモンペだった話」
2024年01月26日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、イジメと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。そんなある日、あおいちゃんにイジメられて不登校になっていたゆうかちゃんが、勇気を出して登校することとなりました。教室の扉の前でやはり怖くなり、逃げ出したくなるゆうかちゃんでしたが、教室に入ると待っていたのはゆうかちゃんを迎えるクラスメイトの声と拍手の嵐。ゆうかちゃんは思わず涙がこぼれてしまいました。感動するゆうかちゃんとは対照的に、クラスの雰囲気をしらけた態度で聞き流すあおいちゃん。そんなクラスに先生は……?もう大丈夫、気にしなくてもいいんだよ! クラスに馴染んでいくゆうかちゃんに、あおいちゃんは悪態をついて攻撃しますが、ほのかや他のクラスメイトから支えられたゆうかちゃんはその後も元気に登校するようになりました。一方あおいちゃんはというと、次第にクラスから孤立、さらに中学校に進学すると、他の小学校から進学してきた気の強い子に打ち負かされ、不登校となってしまったのでした。 まゆみさんはいまだに、一連のいざこざへの親としての対応に悩むことがあるよう。しかしあの経験が学びにもなったと自覚し、正解があることでもないと心に置いて子どもたちの成長を見守っています。 あおいちゃんが最終的に不登校になってしまったことは残念なことではありますが、なによりもほのかやゆうかちゃんがこれ以上苦しまずに生活できるようになったことは、良かったといえるでしょう。現在は通信教育やフリースクールなど、学校に無理に通わなくても学びの場はあるため、子どもたちが必ずしも登校しなければならないという社会ではありません。しかしながら、子どもたちが心を病むことなく学校に通い続けられる環境が一番です。今回のお話から、私たちも子どもたちが倫理観を持って生活できる環境づくりをできていけたら良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年10月31日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、イジメと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。仲がこじれていたママ友・あきこちゃんに市役所で偶然遭遇したまゆみさん。あきこちゃんから聞くモンスターママ・よしえさんの話は自分の行動に対する言い訳のようでした。まゆみさんはあきこちゃんとの友情が薄れていくのを感じてしまいます。あきこちゃんは同調を求めるように、さらによしえさんの話を続けます。以前、教室でほのかがケンカに巻き込まれケガをした際、保護者会でよしえさんが強く学校側を責めてくれたことに対し、心強かったのにとまゆみさんが漏らすと、すかさずあきこちゃんから訂正が入りました。なにか理由が他にあったようで……?よしえさんらしいよね…。 実はよしえさんはあのとき、当時の担任への腹いせに学校側を強く責め立てていたのだと聞いたまゆみさん。「怖い人だね、よしえさんって。」「ねっ……。」となおも同調を求めるあきこちゃんに対し、よしえさんとあきこちゃんの関係もこじれていることを確信しましたが、もはやまゆみさんの中にはあきこちゃんに対する思いは無くなっており、友情の終わりを感じたのでした。そんなことがあってからある日のことです。ついにあおいちゃんにイジメられて不登校になっていたゆうかちゃんが、学校に行くことを決心したとゆうかちゃんのママから連絡が入ります。運命の登校日、やはり恐怖で足がすくんでしまうゆうかちゃんでしたが、教室に入るとゆうかちゃんを待っていたのは、みんなからの温かい声と拍手でした。 未だ問題は解決しきれていないクラスですが、ゆうかちゃんが不登校から脱出できて本当に良かったですね。このことに対して思うことのありそうなあおいちゃんの姿もありましたが、クラスの大半はゆうかちゃんの味方といっても過言ではないでしょう。これを皮切りに、クラスの問題が着実に解決していけば良いですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年10月30日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、嫌がらせと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。市役所で偶然にもりんちゃんのママ・あきこちゃんに遭遇したまゆみさん。あきこちゃんからランドセルを傷つけた事件について言い訳ともとれる話を聞き、モヤモヤとした思いが浮かび上がるまゆみさん。思わずあきこちゃんに指摘しそうになりますが……。あきこちゃんへ指摘することで、また嫌な態度を取られたらと思うと怖くなるまゆみさん。あきこちゃんの態度に違和感はありましたが、、まゆみさんがごまかすように話を変えると……?頑張れあきこちゃん!諦めないで! あきこちゃんから聞くモンスターママ・よしえさんの話には、当時のあきこちゃんのよしえさんに対する恐怖もにじみ出ていました。よしえさんと周りの目が怖くて、正しい行為が何かを理解しているのに動けずにいるあきこちゃん。まゆみさんは、そんなあきこちゃんにエールを込めて言葉をかけますが、やはりあきこちゃんは決断することができません。次第にまゆみさんは、あきこちゃんに対する「気の合う友だち」という認識を改めようという気持ちにさえなってきたのでした。 よしえさんの恐怖を知っているまゆみさんからすれば、あきこちゃんの話も、そのときのあきこちゃんの恐怖も、自分のことのように感じてしまったことでしょう。だからこそまだ引き返せると助言をしたのですが、あきこちゃんには届かなかったようです。一度抱えてしまったトラウマは、なかなか消えないものです。しかしながら、まゆみさんとあきこちゃんが、どうにかよしえさんの恐怖から解放されれば良いですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年10月29日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、嫌がらせと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。あおいちゃんとりんちゃんが同級生のランドセルを傷つけた事件に関して、同じクラスの子どもたちの証言により犯人が誰か、その保護者は被害者家族へ謝ってもいないことが懇談会で判明。その後の係の集まりで、まゆみさんは同じ係になっているよしえさんと会いますが、恐怖心から気分が悪くなり途中退席します。平和が戻ったクラスでもあおちゃんは反省することなく、モテ香ちゃんへ陰で暴言を吐き、りんちゃんはあおいちゃんから逃げているようだとほのかから聞いたまゆみさんでした。数日後、まゆみさんは市役所で、事件から仲がこじれていたりんちゃんのママ・あきこちゃんと遭遇します。しかし、あきこちゃんの態度は……?それって自分に対する言い訳じゃない? あきこちゃんは、まゆみさんの顔を見ると謝り始めました。娘のしたことを信じたくなくて、モンスターママ・よしえさんに言われるがままに被害者家族に謝罪しなかったこと、その後の気まずさから弁償することにしたことなどを語るあきこちゃん。まゆみさんはあきこちゃんの話を聞けば聞くほど、あきこちゃんの態度と懇談会で涙ながらに謝っていたワキコちゃんのママの態度を比べてしまいます。 謝る相手が違うのではと、あきこちゃんに対してももやもやとした気持ちが沸いてしまうまゆみさんでした。 たしかに、あきこちゃんの話は言い訳ばかりで、親としての反省や誠意ある行動は見受けられませんね。ママ友としてきちんと指摘してあげるべきか、また嫌な態度をされたくないから言わないべきか、まゆみさんも迷っていることでしょう。皆さんなら、こんな状況であきこちゃんに指摘してあげますか?>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年10月28日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、嫌がらせと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。笑顔で終わった懇談会から数日後。まゆみさんは、あおいちゃんのママ・よしえさんに恐怖心を抱えながらも、学校で同じ係になっているため、集まりではどうしても顔を合わせなくてはならない状況に、気分は沈むばかりです。係の集まりの日、学校でよしえさんに会いたくないためか胃が痛くてしょうがないまゆみさん。係を決めるときに、よしえさんに勧められるがまま同じ係になってしまった自分を恨みます。子どもも親も、やっぱりそんな感じなのね! 痛む胃を抑えながらも、逃げちゃだめだと体と心を奮い立たせてまゆみさんは学校を訪れます。そこにはやはり鬼の形相をしたよしえさんが待ち受けていました。よしえさんはまゆみさんが来たことを知るや否や、大きな声で周りに「自分の娘は巻き込まれた被害者なのに、弁償までさせられた」と言いふらします。事件の真相を子どもたちから聞いて知っている保護者たちは、そんなよしえさんを遠目にひそひそと噂話。その状況にさらに気分が悪くなったまゆみさんは、思わず集まりを途中退席してしまうのでした。 一方、子どもたちのクラスでも、あおいちゃんがまったく反省せず被害者・モテ香ちゃんをののしる姿や、そんなあおいちゃんからりんちゃんも逃げるようになってしまったのです。 せめてほのかの傷がこれ以上深くならないようにと願う、まゆみさんの気持ちがひしひしと伝わってきますね。それにしても、よしえさんは他の保護者の態度で自分が追い込まれていることに気付かないのでしょうか。友だちにつられたにせよ、人のものを傷つけた事実は変わりません。周りの見えていないよしえさんとあおいちゃんには、早く自分たちのしていることは人として間違っていることだと気付いてもらいたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年10月27日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさんたちのグループにいましたが、ある時から仲間はずれに。その後のクラス替えで、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。しかし、非常識なさえさんに嫌悪感をいただいていたのは他のママも同じ。温厚だと思っていたあかねちゃんママを激怒させてしまい、さえさんは次第に孤立していきました。さえさんがあかねちゃんママに謝罪してきたのですが、あかねちゃんママはその場しのぎの謝罪に呆れてしまいました。 あかねちゃんママは周りにいたママたちに「もういい。帰ろ」と言うと、さえさんが「もう許してくれるってこと? 私も遊びの仲間に入れてくれるってこと?」と衝撃の発言をしてきたのです。図々しすぎる発言に、ママたちは絶句! 呆れてその場を去っていきました。 それから園ではある子どもの行動が目立つように……。子どもの迷惑行為がパワーアップ! ゆりさんの娘・ちいちゃんは、とてもワガママで自己中な子どもでした。しかしゆりさんは『叱らない育児』を実践しているため、どれだけ周りに迷惑をかけてもわが子を叱りません。 ちいちゃんはスコップを貸してくれないお友だちに砂をかけたり、スコップを投げたり、ブランコを横取りしたりと意地悪ばかり。さえさんの娘・あやちゃんと仲が良く、2人はルールを守らず周りのお友だちに迷惑ばかりかけていました。 そんな子どもを放置して、さえさんとゆりさんは立ち話に夢中!以前あやちゃんが、友達を押して大けがさせたのに……。すると、「あれだけ大変なことになったのに、まだ懲りてないんだね!」とあかねちゃんママがさえさんたちを注意しました。 その言葉にハッとした2人は子どもを注意しますが、まったく言うことを聞きません。ちいちゃんはお友だちを叩いて、泣かせてしまっても「ちぃ、ダメよ。お友だちには優しくでしょ」と毎回同じ言葉を繰り返すだけ。ちいちゃんにはまったく伝わっている様子はありません。 さえさんは娘のあやちゃんがお友だちを突き落としてしまった事件を忘れたのでしょうか……。同じことを繰り返してばかりで、何も学んでないさえさん親子には本当に呆れてしまいますね。ゆりさんの娘も周りに意地悪ばかり。乱暴な2人がまた事件を起こさないことを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月29日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさんたちのグループにいましたが、ある時から仲間はずれに。その後のクラス替えで、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。しかし、非常識なさえさんに嫌悪感をいただいていたのは他のママも同じ。温厚だと思っていたあかねちゃんママを激怒させてしまい、さえさんは次第に孤立していきました。頼りにしていたまさえさんからも見放され、完全にひとりぼっちになってしまったさえさん。ゆうこさんも彼女と今後一切関わらないことを決意しました。 ……が、そう決心した矢先、さえさんが衝撃の発言をしてきたのです。「ゆうこちゃんにしかこんなこと頼めない!」「あかねちゃんママに取りなしてもらえないかな……」 何も反省していないさえさんに呆れてしまったゆうこさん。それから数日後、さえさんがあかねちゃんママに謝罪をしてきて……?! 自己中ママの運命は? 「あかねちゃんママ、ごめんなさい……」 さえさんが突然謝ってきました。謝罪理由を問い詰めてみると、「いろいろ考えてみたんだけど、もしかして……発表会のDVDのことかな……?」と返答したさえさん。 あかねちゃんママは、その場しのぎにしか聞こえないさえさんの謝罪に苛立ち、「もういい。帰ろ」と周りのママ友に言いました。 すると、さえさんは「じゃあ、もう許してくれるってこと? 私も遊びの仲間に入れてくれるってこと?」あまりにも図々しい発言に、ママたちは絶句してしまいました。 さえさんが何も理解していないと察したあかねちゃんママたちは、その場を去っていきました。 自分で蒔いた種をいつも誰かに尻拭いしてもらっていたさえさん。完全に孤立してからようやく謝罪したものの後の祭りです。そして、呆れて突き放した「もういい」の言葉を「許してもらえた」「仲間に入れてもらえる」と勘違いするさえさんには、驚きです。現状をしっかり受け止めて、心を入れ替えてくれるといいですね!著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月28日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさんたちのグループにいましたが、ある時から仲間はずれに。その後のクラス替えで、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。しかし、非常識なさえさんに嫌悪感をいただいていたのは他のママも同じ。温厚だと思っていたあかねちゃんママを激怒させてしまい、さえさんは次第に孤立していきました。あかねちゃんママは、上の子が通っている小学校でまさえさんを見かけました。その姿は、借りてきた猫のように大人しく、幼稚園にいるときと大違い!そのことを本人に伝えると、彼女は顔色を変えだんまりしてしまいます……。 それを機にまさえさんは、さえさんに冷たい態度を取るようになりました。 ひとりぼっちになったママが衝撃の行動に?! トラブルに巻き込まれてしまったまさえさんは、さえさんと距離を置くようになり、彼女は完全にひとりぼっちになってしまいました。 その姿を見て、ゆうこさんは彼女に同情することもできず、今後も一切関わりたくないと思っていました。 そう決心した矢先、さえさんが突然ゆうこさんに声をかけてきたのです。「ゆうこちゃんお願い! 助けて! ゆうこちゃんにしかこんなこと頼めない!」「あかねちゃんママに取りなしてもらえないかな……」と、涙目になりながら厚かましいお願いをしてきたさえさん。 これまでさんざんゆうこさんに嫌がらせをしてきたにも関わらず、謝ることもなく話しかけて来るさえさんに、ゆうこさんは呆れてしまい、話を聞かずにその場を去っていきました。 散々ひどいことをしておきながら、周りに人が離れていった途端「ゆうこちゃんにしか頼めない」なんて都合良すぎる話。さえさんには、なぜ孤立してしまったのか、自分の行いを見つめ直して、まずは反省してほしいものです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月27日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさんたちのグループにいましたが、ある時から仲間はずれに。その後のクラス替えで、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。しかし、非常識なさえさんに嫌悪感をいただいていたのは他のママも同じ。温厚だと思っていたあかねちゃんママを激怒させてしまい、さえさんは次第に孤立していきました。まさえさんは、あかねちゃんママとゆうこさんを呼びだし、さえさんのことを「許してやって」と解決しようとしました。 さえさんを庇うまさえさんに「本当にやさしいんですね」「過保護すぎる」と皮肉発言を連発するあかねちゃんママに、まさえさんは激怒! 「穏便に済ませようと思ったけど、今回のこと大ごとにしてやろうか」と爆弾発言をしてきたのです……! ボスママを本気で怒らせてしまったあかねちゃんママ。それから園では不穏な空気が漂っており……。去り際に耳打ちされ表情が一変! 去り際に、まさえさんの耳元でボソボソと何かを伝えたあかねちゃんママ。それを聞いたまさえさんは、顔色を変えだんまりしてしまいました。 あかねちゃんママとまさえさんの上の子どもたちは、同じ学校に通っていることが判明! 小学校でのまさえさんは園での態度とは違い、借りてきた猫のように存在感がなくひとりぼっちだったそう。 同じ学校であることに気づいていないまさえさんに、あかねちゃんママは「来週の集計もお願いしますね」と伝え、まさえさんは驚いて黙ってしまったのです。 翌日、園では不穏な空気が漂っていました。するとあかねちゃんママが突然「どうしよう……私、まさえさんを怒らせて……」と泣き出したかと思いきや、演技をしていたあかねちゃんママ。「どうせ取り巻きたちに愚痴るしか無いんだから」と強気な発言をしていました。 裏事情を知られたまさえさんは、あかねちゃんママが許せないようですね。プライドが高く陰湿な嫌がらせをしてくるママなので、大ごとにならないことを願いたいです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月26日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさんたちのグループにいましたが、ある時から仲間はずれに。その後のクラス替えで、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。しかし、非常識なさえさんに嫌悪感をいただいていたのは他のママも同じ。温厚だと思っていたあかねちゃんママを激怒させてしまい、さえさんは次第に孤立していきました。ボスママ・まさえさんに呼び出されたゆうこさんとあかねちゃんママ。どうやら孤立したさえさんが、まさえさんに泣きつき助けを求めた様子。 「さえちゃん、また調子乗って気分を害すること言ったんだろうけど、私からもよく注意しとくからもう許してやって」 まさえさんの言葉に、あかねちゃんママは「私は何もしてないですよ。被害妄想じゃないですかね?」と反論! 歯向かってきたあかんちゃんママに怒ったまさえさん。2人の口論はさらにヒートアップ!怖い!あのボスママを黙らせた?! あかねちゃんママは当事者であるさえさんに、「ね、さえちゃん。私が何したのか、話してみてよ」と要求しました。さえさんは、公園やランチに誘われなかったから、仲間はずれにされていると思った、と言います。 あかねちゃんママは、「誰と遊びに行こうが自由じゃないですか? それとも全員を誘わなきゃダメなんですか?」「わざわざ気の合わない人を誘わなくても良くないですか?」「お互い、いい大人だし、さすがに過保護すぎるかなって」と反論。 これに激怒したまさえさんは、「穏便に済ませてあげようと思ったけど、やっぱりやめた。今回のこともっと大ごとにしてやろうか?」と脅迫をしてきたのです……。 2人の皮肉たっぷりな口論はさらにエスカレート! あかねちゃんママは猛反撃し、あのまさえさんを黙らせてしまいました。あのボスママのまさえさんをだんまりさせたあかねちゃんママには驚きです。事情をちゃんと把握せずに口を挟んでしまうと、時に矛先が自分に向いてしまうことも……。ママ同士のトラブル、早く解決できるといいですね。次の話。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月25日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさんたちのグループにいましたが、ある時から仲間はずれに。その後のクラス替えで、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。しかし、非常識なさえさんに嫌悪感をいただいていたのは他のママも同じ。温厚だと思っていたあかねちゃんママを激怒させてしまい、さえさんは次第に孤立していきました。さえさんは、あかねちゃんママのことをまさえさんに相談しましたが、新しいクラスの付き合いで忙しいまさえさんは、何も言わずその場を去ってしまいます。いつも庇ってくれていたまさえさんに見捨てられ、肩を落とすさえさん。 しかし、何度も泣きつくさえさんのため、まさえさんはあかねちゃんママとゆうこさんを呼びだしました。 ボスママに歯向かうママ。予想外の展開が! ボスママのまさえさんに呼び出された、ゆうこさんとあかねちゃんママ。クラスでひとりぼっちになったさえさんが、何度もまさえさんに泣きついてきたため、まさえさんが間に入ってきたのです。 「さえちゃん、また調子乗って気分を害すること言ったんだろうけど、私からもよく注意しとくから、もう許してやって」 しかしあかねちゃんママは、「困ったなぁ。私は何もしてないですよ。被害妄想じゃないですか?」と反論!それからあかねちゃんママの毒舌が始まり、まさえさんはイライラし始めます。 まさえさんは、「表には出ないようにさりげなく底意地悪いことをする。一番タチの悪いタイプ!」と攻撃開始!ボスママ・まさえさんと、彼女に言い返すあかねちゃんママ……2人の言い争いを見ていたゆうこさんは、恐怖を感じてしまいました。 第三者が突然介入してきて「もう許してやって」の一言で片付けるのは、納得できませんよね。そもそも当事者であるさえさんの謝罪がないのもおかしな話。あかねちゃんママとまさえさんのバトルがこれ以上拡大しないことを願うばかりです。 >>次の話著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月24日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、イジメと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。そんな中迎えた久しぶりの懇談会。ランドセルを傷つける事件を起こしたワキコちゃんのママの謝罪から始まり、最後には被害者加害者の親同士が笑顔を見せて終わり……かと思いきや、次なる問題が浮かび上がります。ランドセルを傷つけたのはワキコちゃんだけではありません。ほか2人のその後とは……?これで終わりってどうなんでしょうか? 次に話題に上がったのは、ワキコちゃん以外のあおいちゃん、りんちゃんの話です。実は今回の事件、子どもたちから各保護者へ事件の経緯や犯人の話は伝わっており、ワキコちゃんだけが加害者でないことは周知の事実となっていました。残る2人はモテ香ちゃんへ謝りに来ないどころか、ランドセル代を弁償して終わりにしようとしており、今回の懇談会も参加しなかったようです。そんな話を聞いたまゆみさんには、よしえさんの今回の行動の意図に心当たりがあるようでした。 やはり子どもたちから今回の事件の真相は伝えられていた保護者たち。いくらクラスの雰囲気が悪く荒れているように見える子どもたちでも、それぞれにクラスで何が起こっているのかわかっており、きちんと話をしていたようです。よしえさんたちが今回の懇談会に参加していれば、この保護者たちの空気感で、自分たちが親として間違ったことをしていることに気づけたはずですが……。間違ったことをしたという事実から逃げ続けても、本質的な問題は解決しません。子どもに正しい行動を示すという意味でも、きちんとよしえさん、りんちゃんママには事件に向き合ってもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月23日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさんたちのグループにいましたが、ある時から仲間はずれに。その後のクラス替えで、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。しかし、非常識なさえさんに嫌悪感をいただいていたのは他のママも同じ。温厚だと思っていたあかねちゃんママを激怒させてしまい、さえさんは次第に孤立していきました。あるとき、ゆうこさんがいつものメンバーと喋っていると、さえさんが驚きの行動をしてきて……?! 数々の悪行を反省をしないママ友の運命は? さえさんは浮かない表情で、まさえさんに相談をしていましたが、まさえさんは特に何も言わずにその場を去っていきました。まさえさんにまで見捨てられて、肩を落とすさえさん……。 後日、あかねちゃんママがさえさんに聞こえるように、さえさんと仲の良いアイちゃんママにランチ会のことで話しかけます。すると、さえさんが気まずそうな表情を浮かべながら声をかけてきました。 「ランチ、私も行っていいでしょ?」 あかねちゃんママは嘲笑い浮かべ「何言ってんの?」と返答。さえさんは、入園してきたばかりのママたちに積極的に声をかけますが、全員に敬遠されひとりぼっちになってしまいました。 周りに迷惑をかけても、反省をしなかったさえさん。人が離れていくのは当然の報いかもしれません。これを機に、他人を思いやる気持ちを持ってくれると良いですね。さえさんが改心することを願っています。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月23日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害、イジメと、次々に問題が勃発します。及び腰の担任のもと、クラスが最悪の状態へと陥っていたとき、ついに教務主任をしていたオニザワ先生へと担任が変わり、クラスの雰囲気は上向きになっていきます。そんな中迎えた久しぶりの懇談会。よしえさんたちの姿はなく、少し安心しながらまゆみさんは参加します。緊張の走る懇談会は、モテ香ちゃんのランドセルを傷つける事件を起こしたワキコちゃんのママの謝罪から始まったのでした。涙ながらに今回の事件へ親子で向き合うと話したワキコちゃんのママ。その姿を見たオニザワ先生が声をかけます。親子で向き合うことが、何よりも大切なのよね ワキコちゃんのママとオニザワ先生の話を聞いた、被害者・モテ香ちゃんのママ。続いて話を始めたときには、今回の事件へのどうしようもない怒りをにじませましたが、最後には「向き合ってくれているワキコちゃん親子をこれ以上責められない」と、笑顔を見せ、その謝罪に納得した様子で懇談会を終わることができました。 モテ香ちゃん親子へ、ワキコちゃん親子の心からの謝罪と後悔の気持ちが伝わって良かったですね。本来のあるべきクラスの姿へ進み始めたことが、懇談会の様子からも伝わってきます。懇談会を欠席していたよしえさんとりんちゃんママは、今回の事件について、どう子どもに対応しているのでしょうか……。ワキコちゃん親子の対応を通して、罪から逃げず、親子できちんと向き合うことの大切さを学ぶことができましたね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月22日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事を辞めるよう強要され、断ったことで仲間はずれに。その後、年中クラスの新学期がスタートしたのですが、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。あかねちゃんママの提案で、さえさん以外の園ママたちと公園でピクニックをしているときのこと。 そこには、さえさんと仲が良いアイちゃんママや、入園したばかりの新しいママさんたちが参加していました。あかねちゃんママは突然、さえさんの娘・あやちゃんが起こした「物隠し事件」のことを話し始め、新ママたちは不安な表情を浮かべてしまいます。 あかねちゃんママの陰湿な言動にモヤモヤしていると、あのママさんが声をかけてきました。迷惑親子にママたち、あ然! ゆうこさんに声をかけてきたのは、ゆりさんでした。ゆりさんもさえさん同様『叱らない子育て』をしているママで、娘・ちいちゃんのイジワルな言動にゆうこさんはヒヤヒヤしていました。 遊具の順番を抜かしたり、友だちの頭の上に葉っぱをバサーッとかけたり、とにかく自由奔放なちいちゃん。 エリちゃんがブランコに乗っているとちいちゃんが「早く代わってよ! あっち行って!」と言い、ドンッと背中を押したのです。エリちゃんはブランコから落ち、大泣きしてしまいました。 危険な行為をしたわが子に対して、ゆりさんはやはり叱ることなく、「乱暴はダメよ。お友だちには優しく、でしょ?」とやさしくなだめるだけ。ありえない現場を目撃したママたちは、ざわつくのでした。 家庭によって教育方針は違うもの。『叱らない育児』が悪いわけではありませんが、誰かに怪我を負わせたり、言葉で傷つけるなど、やってはいけないことをしたときは、保護者としてしっかりわが子を注意すべきです。 危険なことを理解していない子どもを野放しにしていたら、今後取り返しのつかない大惨事になる可能性もあります。ゆりさんには教育の仕方を考え直してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月22日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が勃発。教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。あおいちゃんたちにイジメの標的にされ、登校拒否をしていたほのかでしたが、まゆみさんと担任となったオニザワ先生の支えもあり、勇気を出して登校するようになりました。一方、イジメに加担していたワキコちゃんは罪悪感に堪えられず、ついにママへ真実を告げます。勇気を振り絞ったワキコちゃんは、ママへと重い口を開きます。ごめんなさい!私が言い出したの! ワキコちゃんの話を聞いたワキコちゃんのママ。娘に対する情けなさと怒りで涙が目ににじみます。 後日、ワキコちゃんのママから連絡が入ったのか、先生から叱られたあおいちゃんは不機嫌きわまりない様子。叱られるきっかけとなったワキコちゃんを懲らしめようとするも、オニザワ先生に見つかり止められてしまいました。オニザワ先生が担任になってから、クラスは落ち着きを見せ始めたのでした。 そんな中開かれたクラス懇談会。まゆみさんは、よしえさんたちへの恐怖を抱えていましたが、よしえさんたちは欠席だったため、ホッとした気持ちで参加。 そこで、ワキコちゃんママの懺悔を聞くことになりました。 オニザワ先生にはさすがのあおいちゃんも勝てなかったようで、ホッとひと安心です。 そして、叱られたことで、まるで被害者のような口ぶりのあおいちゃんですが、本当にそうでしょうか? クラスの落ち着きぶりから察すると、自分の思い通りになるよう周りをかき回していた張本人であることは明白でしょう。これを機に、あおいちゃんやりんちゃんも改心してくれれば良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月21日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事を辞めるよう強要され、断ったことで仲間はずれに。その後、年中クラスの新学期がスタートしたのですが、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。同じクラスになったあかねちゃんママたちと、さえさんのことを悪く言う『アンチさえ』の一員になってしまった、ゆうこさん。 あかねちゃんママは、園ママのメッセージグループを作りましたが、そこにさえさんの名前はありません。後日、あかねちゃんママが「みんなで公園でお弁当を食べよう」と誘ってきましたが、もちろんさえさんはグループに招待されていないので、この件を知りません。 ゆうこさんは「陰湿すぎる!ついていけない……」とあかねちゃんママに恐怖感を抱きます。 それからみんなで公園へ行き、お弁当を食べているとき、あかねちゃんママがあの事件を蒸し返してきたのです! 『アンチさえ』の一員になったことを後悔…… あかねちゃんママは、さえさんが最近仲良くしているアイちゃんママに、去年起きた物隠し事件の話をしました。 「名前はちゃんと書いておいたほうがいいよ。去年物が隠される事件あったし」「隠された子も一時期幼稚園に来れなくなちゃって……」と、さえさんの娘が起こした盗難事件の話を蒸し返し、新しいママたちを不安にさせる発言をするあかねちゃんママ。 彼女の言動にモヤッとしたゆうこさんは、「子どもを巻き込むのはやめにしない?」と注意しました。 するとあかねちゃんママはイラッとした表情を浮かべ「気の合う人たちと集まったり、親睦を深めたかっただけ。クラス全員を誘わなきゃいけないの?」と主張。 あかねちゃんママの陰湿さは、まさえさん以上かもしれない……! ゆうこさんはこれ以上関わりたくないと、距離を置くことを決めたのでした。 あかねちゃんママは親睦を深めることが目的だと言っていますが、さえさんの立場が悪くなるような過去の事件をわざわざ伝える必要はあったのでしょうか。ゆうこさんの言う通り、これは親同士の問題。子どもを巻き込まずにきちんと解決してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月21日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が勃発。教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。あおいちゃんたちとトラブルとなり、登校拒否をしていたほのかでしたが、まゆみさんと担任のオニザワ先生の支えもあり、勇気を出して登校するようになりました。そして、オニザワ先生の勧めでほのかはカウンセリングを受けることに。その帰り道、あおいちゃんが原因で同じく登校拒否になっていたゆうかちゃんに出会います。ほのかの姿を見て逃げ出そうとするゆうかちゃん。そんなゆうかちゃんへ「会いたかったよ」と声をかけ、引き留めたほのかです。ほのかたちの変化と共に、クラスも少しずつ動き出す…! ゆうかちゃんを誘って、学区外の新体操クラブへ見学に行くことにしたほのか。新体操クラブで、ほのかと共に笑うゆうかちゃんの姿に、ゆうかちゃんのママも涙します。一方、ランドセルを傷付けられたモテ香ちゃんは、ランドセルカバーをつけて登校するように。その姿に未だ悪態をつくあおいちゃんとは対照的に、事件に関わっていたワキコちゃんは自責の念に潰されそうになっています。ワキコちゃんは、お母さんに「ランドセル傷つけたのはワキコたちなの!」と打ち明けたのでした。 弱っている友だちも捨て置かず、声をかけるほのか。ほのか自身も、学校に行けない苦しい体験をしているので、ゆうかちゃんの気持ちが良くわかるのかもしれません。新体操クラブに通うことで、ゆうかちゃんとゆうかちゃんママの気持ちが少しでもラクになればいいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月20日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事を辞めるよう強要され、断ったことで仲間はずれに。その後、年中クラスの新学期がスタートしたのですが、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。『アンチさえ』のメンバーは、ゆうこさんとあかねちゃんママ、そしてさえさんの娘・あやちゃんからイジワルをされているミキちゃんママの3人。 いつものようにさえさんの悪口を言っていると、あかねちゃんママが「ほーんと迷惑な親子! あやちゃん転園しちゃえばいいのに」と、わざとさえさんに聞こえるように言ったのです。 さえさんは激怒し、あかねちゃんママとバトル開始!「なんでそんなこと言われなきゃならないの!私あなたに何かした?」と、他人を傷つけている自覚のないさえさんの発言に、あかねちゃんママはさらに怒ってしまいました。怒ったママの陰湿な作戦とは? さえさんは、年中クラスから入園してきたママや一学年下のママたちに近づいて、「私も古株の部類だから。何か分からないことや困ったことあったら聞いてね」と先輩風を吹かせていました。ゆうこさんはその様子を『アンチさえ』のメンバーと話していました。 その数日後、あかねちゃんママが園ママのグループメッセージを作り招待してきました。そこには、さえさんが最近仲良くしているアイちゃんママが入っており、さえさんの名前はありません。 その後、あかねちゃんママから「みんなで公園でお弁当を食べよう」と誘いの連絡が。グループメンバーに入っていないさえさんは、その予定を知らず仲間はずれに……。 娘・あやちゃんが「どうしてあやは行けないの? 行こうよ、ママ! お願い!」とさえさんに泣きつく姿を見て、ゆうこさんも以前同じ経験したことを思い出し、悲しい気持ちになってしまいました。 悪口を言っていると、その人への怒りがどんどん増してしまいます。あかねちゃんママは、さえさんのすべての言動が許せなくなり、あからさまに反撃を開始。しかしさえさんだけでなく、子どもにまで巻き込むのはいかがなものでしょうか。幼稚園という場所は親子どちらにとっても、安心して笑顔で過ごせる場所であってほしいと思います。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月20日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が勃発。教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。あおいちゃんたちのイジメの標的にされ、登校拒否をしていたほのかでしたが、まゆみさんと担任のオニザワ先生の支えもあり、勇気を出して登校するようになりました。まゆみさんからカウンセリングを受けてみないかと勧められたほのか。その答えは……?子どももママ友も恐ろしい…! カウンセリングのため、学校へほのかを迎えに行ったまゆみさん。教室にいたあおいちゃんから「ばーか!」と口パクでののしられ、その姿がよしえさんと重なり動悸がしてしまいました。苦しい胸の内をおさえて、まゆみさんはほのかと一緒にカウンセリングを受けに向かいます。 カウンセリングを担当してくれたのは穏やかな雰囲気の先生。カウンセリング後のほのかの表情は心なしか柔らかになっていました。そして帰り道、まゆみさんとほのかは、同じくあおいちゃんが原因で登校拒否をしているゆうかちゃんに遭遇したのでした。 あおいちゃんの姿によしえさんの姿を重ねてしまったまゆみさん。どうやら心に傷を負っているのは、ほのかだけではないようです。子どもの心の健康を守るように、大人の心にもケアが必要なのかもしれません。前向きに頑張ろうとしているほのかの姿が、まゆみさんの心の苦しさを和らげてくれると良いですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月19日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事を辞めるよう強要され、断ったことで仲間はずれに。その後、年中クラスの新学期がスタートしたのですが、ゆうこさんはさえさんとまた同じクラスになってしまいました。新学期早々、トラブル勃発! 普段話したことがない、あかねちゃんママに呼び出されたゆうこさん。 あかねちゃんママの旦那さんが撮影した、園の発表会の映像に対し、さえさんが「うちのあやが全然映ってないんですけど! 撮影ミスでしょ!」と難癖をつけてきたことに激怒。さえさんと仲がよかったゆうこさんに話してきたのです。 さらに、さえさんが言っていたゆうこさんたちの悪口を告げ口をしてきました。娘のことを悪く言われ、しかもウソを振りまかれていたことを知り、ゆうこさんは我慢の限界! その後、さえさんの悪口を言う、悪口仲間の一員になってしまいました。 迷惑親子にボソッと言った結果……!? ゆうこさんとあかねちゃんママに加え、ミキちゃんママも『アンチさえ』の一員に仲間入り。ミキちゃんはさえさんの娘・あやちゃんから意地悪されており、ミキちゃんママが何度注意しても子どもを野放しにしているさえさんにイライラが募っていたのです。 ある日、あかねちゃんママが思いもよらない行動をとってきました。「ほーんと迷惑な親子!あやちゃん転園しちゃえばいいのに」と、わざとさえさんに聞こえるように言ったのです。 さえさんは激怒し、バトル開始!「なんでそんなこと言われなきゃならないの! 私あなたに何かした?」 他人を傷つけている自覚のないさえさんの発言に、あかねちゃんママはさらに怒り心頭!「さえちゃんはやっぱりスゴイ。心の底に眠る憎悪を、ここまで浮上させるのだから」 「絶対に許せない! 謝るまで許さないから!」と、目を血走らせ、怒りに震えるのでした。 さえさんの「私何かした?」という発言は、傷つけられた側は相当イラッとしますよね。あかねちゃんママが怒ってしてしまうのも仕方がないかもしれません。『アンチさえ』メンバーで陰口を言っていただけでしたが、ついに直接さえさんを非難してしまい、新たなママ友トラブルの火蓋が切られてしまいました。負の感情はトラブルのもと。これ以上トラブルが悪化しないよう、深入りしないほうがよさそうです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月19日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が勃発。教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。クラスメイトのモテ香ちゃんのランドセルを、あおいちゃんとりんちゃん、ワキコちゃんが三角定規で傷付けているのを見てしまったほのか。話を聞いたまゆみさんがあおいちゃんたち本人に事件について確認してしまったことをきっかけに、ほのかはイジメの標的にされ登校拒否、まゆみさん自身もママ友から無視されるようになってしまい、まゆみさんは自分のせいだとショックを受けました。出口の見えないトンネルの中にいるようで、まゆみさんは絶望しています。そんな中、教務主任からの電話が。「ほのかちゃんは、とても思いやりのある優しい子です」という教務主任の言葉にまゆみさんは励まされるのでした。どうしよう!もう学校にいられない! 勇気を出して登校していったほのか。まゆみさんは不安がありつつも、ほのかの芯の強さを感じました。一方、登校したほのかは、やはりあおいちゃんたちのイジメに怯えながら過ごします。疲れながらも帰ってきたほのかに、ホッとするまゆみさん。 どうやらこれまでの担任・ヨワキ先生は病気で休職されたそう。教務主任のオニザワ先生が新しく担任になっていました。まゆみさんが、オニザワ先生から勧められたカウンセリングの話をほのかにすると、「受けてみようかな」と前向きな反応。この調子で少しずつ心の傷が癒えれば良いと、まゆみさんは願うのでした。 勇気をだして登校していったほのかの姿に、頑張れとエールを送りたくなる一幕でしたね。とはいえ、学校に行くとまだ心が苦しくなってしまうほのか。オニザワ先生が提案してくれたように、ほのかには学校や家庭以外に自分の不安を打ち明けられる場があると良いのかもしれません。カウンセリングを受けることで、ほのかの心の負担が少しでも軽くなることを願ってやみません。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月18日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事を辞めるよう強要され、断ったことで仲間はずれに。新学期のクラス替えでママ友関係をリセットできるかと思いきや、またもやさえさんと同じクラスになってしまったゆうこさん。 さらに、入園前に支援センターで知り合った、ゆりさんというママ友が入園し、同じクラスに。彼女はさえさん同様『叱らない子育て』と称して、粗暴なわが子を野放しにするため距離を置いていたのです。ゆうこさんは嫌な予感が……。 それから数日が経ったころ、あかねちゃんママから呼び止められたゆうこさん。そのママさんは、ある人に怒り狂っていました。新学期が始まって早々、暴走して嫌われたママ友 「あたし、さえちゃん嫌い!!」いきなり大声で告白してきたあかねちゃんママ。 理由を聞いてみると、旦那さんが撮影した発表会の映像に対して、「うちのあやが全然映ってないんですけど! どういうこと? 撮影ミスでしょ!」「園から謝礼もらってるんでしょ? それなら責任持って撮ってよ!」と、さえさんが難癖をつけてきたそう。 この発言に、あかねちゃんママは怒り狂っていました。普段穏やかで、陰で悪口を言うタイプではないと思っていたあかねちゃんママの豹変っぷりに驚き、「これ以上深入りしてはいけない」「普段仲良くない私に、どうしてそんな話するんだろう」とその場を去ろうとします。 しかし、あかねちゃんママは強引に引き止め、さえさんが言っていたことを告げ口してきたのです。始めはスルーしていたゆうこさんでしたが、「むーちゃんは独占欲がすごいから、あやちゃんが大変だって。あとワガママがひどいって」と、娘が悪く言われていたことを知り、イライラが頂点に達してしまいました。 自分のことだけならまだしも、子どものことを悪く言われてしまったら、親としては我慢できないのも当然です。ましてや、嘘の情報を流されてしまうのは許せないですよね。さえさんの暴走を止めてくれる人が現れることを願います。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月18日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。子どもが幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が勃発。教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。クラスメイトのモテ香ちゃんのランドセルを、あおいちゃんとりんちゃん、ワキコちゃんが三角定規で傷付けているのを見てしまったほのか。学校では言えなかったものの、まゆみさんにだけ打ち明けます。一方でまゆみさんは、ママたちに今回の事件を伝える前に、あおいちゃんたち本人へ事件について尋ねます。このことをきっかけにほのかはいじめにあい、登校拒否。まゆみさん自身もママ友から仲間外れにされてしまいました。よしえさんからの糾弾に、自分の行動が間違っていたのだと自責の念に駆られながら帰宅したまゆみさん。ほのかのために用意していた朝ごはんも手が付けられておらず、ますます気持ちは追い詰められます。ほのかに謝っても謝り切れない…! まゆみさんは非難の言葉と共にママ友のグループメッセージから退会させられました。さらに、部屋に閉じこもって出てこないほのかのことも考えると、まゆみさんはますますどうすればいいのかわからず、追い詰められていくばかりです。そんな中、不在にしていた教務主任の先生から、学校を休み続けているほのかの様子をうかがう電話が入ります。電話の中でほのかについて「芯が強い」「思いやりのあるやさしい子」だと先生から告げられ、まゆみさんはちゃんとほのかのことを見ていてくれる人がいると心強く思い、気持ちが浮上してきたのでした。 孤独な気持ちを抱える中、こうした心強い言葉をかけられると少し気持ちも落ち着きますよね。まゆみさんが先生の言葉に救われたように、ほのかの心にもこの言葉が届いてくれることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月17日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事を辞めるよう強要され、断ったことで仲間はずれに。代わりにリコちゃんママがグループに仲間入りしました。揉めごとやトラブル続きで、長く感じた年少クラスが終了。新年度のクラス替えを心待ちにしていたゆうこさん。しかし、待ち受けていたのは、受け入れたくない残酷な現実でした……。 最悪!あのママと同じクラスに!? 「また同じクラスじゃ〜ん! 一年間シクヨロ!」年中のクラス替えで、大嫌いなさえさんと同じクラスになってしまったゆうこさん。「一体何の試練ですか……!?」と、落胆します。 そのとき、入園前に支援センターで知り合った、ゆりさんというママが声をかけてきました。彼女はさえさんと同じように『叱らない子育て』をしていますが、子どもが食べ物を粗末にしてもゆりさんが叱らないことを指摘してしまい、気まずくなって疎遠になっていたのです。 するとそこに、さえさんが割って入ってきて、「何でも聞いて」と先輩風を吹かせます。まるでかつてのまさえさんのよう……! 似た者同士の2人を引き合わせてしまい、波瀾万丈な予感しかしません。 年少クラスを耐え凌いだゆうこさんに、第二の試練が訪れてしまいました。しかも今回はさえさんと似たタイプの苦手なママさんがもうひとり……苦しい展開になってしまいました。ボスママ・まさえさんと違うクラスになったことは一安心ですが、さえさんを注意する人がいないので、暴走しないか心配ですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月17日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。幼稚園のころからの仲であるあおいちゃん、りんちゃんは小学校で同じクラスです。しかしそのクラスでは、あおいちゃんを中心に学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が勃発。教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。クラスメイトのモテ香ちゃんのランドセルを、あおいちゃんとりんちゃん、ワキコちゃんが三角定規で傷付けているのを見てしまったほのか。学校では言えなかったものの、まゆみさんにだけ打ち明けます。一方でまゆみさんは、ママたちに今回の事件を伝える前に、あおいちゃんたち本人へ事件について尋ねます。このことをきっかけに、ほのかはイジメの標的となり、まゆみさん自身もママ友からそっけなくされるようになってしまったのでした。「お母さんのせいで学校に行けない」とほのかに泣きながら登校拒否を告げられたまゆみさん。まゆみさんはほのかの言葉にショックを受け、一睡もすることができませんでした。私の対応が間違っていたのかもしれない… ほのかの連絡帳を届けに学校へ向かったまゆみさん。入れ違いで出会ったよしえさんから、まゆみさんがあおいちゃんたちを事件の犯人だと決めつけて問い詰めたせいで、いろんな人が悲しんでいると糾弾されます。よしえさんの話から、ママ友・あきこちゃんがなぜそっけなくなったのかを理解したまゆみさん。誤解だと主張しようにも、よしえさんの迫力に負けて声が出せません。 気持ちや話が正しく伝えられない悔しさや悲しさ、つらさで涙がこみ上げてくるまゆみさんでした。 まゆみさんは、今回の件がすべて自分の行動のせいだと思うようになってしまいました。しかし、本当に今回の事件はまゆみさんのせいなのでしょうか。 渦中の親や子どもたちが客観的にそれぞれの見たものを説明することは、どうしてもむずかしいものでしょう。 それでも、それぞれが見たものを突き合わせ、すり合わせて事実を明確にすることはできるのではないでしょうか。まゆみさんを責めるよしえさんには感情的にならず、事実を見極める姿勢をとってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月16日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんは習い事を辞めるよう強要。娘の意思を尊重し辞めさせなかったことが原因で仲間はずれにされ、代わりにリコちゃんママがグループに仲間入り。しかし、間も無くしてさえさんの娘・あやちゃんがリコちゃんに怪我を負わせる事件が起こり、さえさんはグループ内はもちろん園にも居づらくなってしまいました。ある日、園の駐車場でさえさんと遭遇。すぐにその場を立ち去ろうとするも、無理やり引き止められてしまいました。 また何か企んでる?!クラス替えが不安で…… 胡散臭い笑顔を浮かべながら、近づいてきたさえさん。手に持っていた封筒を見せ、「この手紙はねぇ、年中で同じクラスになりたい人が書いてあるの」と言い、まさえさんの娘と、ゆうこさんの娘の名前を書いたと明かしてきました。これだけ嫌がらせをしておいて、また同じクラスになりたいなんて……ゆうこさんはあ然としてしまいます。 その後、年少クラスが終了!ゆうこさんが娘と公園へ行くと、お花見をしているまさえさんたちと遭遇。しかし、さえさんの姿が見当たりません。 まさえさんは、園ではさえさんと仲が良いふりをして、外では仲間はずれにしていたのです。そのことを知ったゆうこさんは、改めてこのグループを抜けて良かったと思うのでした。 初めてできたママ友の間で様々な事件が起こりましたが、簡単に友人を仲間外れにするような人たちと関係を断ってよかったのではないでしょうか。ゆうこさんには、新たに信頼できるママ友が見つかることを祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月16日まゆみさんは小学5年生の長女・ほのかと小学2年生の次女・まいを育てるママ。よしえさんと娘のあおいちゃん親子とは、子どもが幼稚園のころからの仲です。しかし、よしえさん親子からとき折感じる他人を見下す態度に、最近は距離を置きたいと思い始めていました。そんな中、ほのかとあおいちゃんのクラスでは、学級崩壊や不登校、傷害と、次々に問題が起こり、教員増員の措置がとられたものの、クラス内ではなおも事件が続きます。クラスメイトのモテ香のことが気に入らないあおいちゃんは、同じくクラスメイト・りんちゃん、ワキコちゃんと共に、モテ香ちゃんのランドセルを傷付けてしまいました。現場を目撃したほのかは、「友だちでしょ」と口止めされ、真実を言えないことに苦しみながらも、まゆみさんにだけ今回のことを打ち明けます。偶然出会ったりんちゃんとあおいちゃんに事件のことを尋ね、その態度から2人の犯行だと確信したまゆみさん。ショックを受けながらも、子どもたちのママにどう伝えるかと悩みます。どうしよう!もう学校にいられない! まゆみさんがあおいちゃんたちに事件のことを聞いてしまったことが原因で、学校で「チクリ魔」と呼ばれ無視されるようになってしまったほのか。一方で、まゆみさんはりんちゃんのママ・あきこちゃんにそっけない態度をされてしまうようになってしまいました。帰宅後、ほのかから「お母さんのせいでもう学校行けない」と泣きながら告げられたまゆみさん。自分の行動が間違いだったと気づき、まゆみさんはショックでその場に立ち尽くすことしかできなかったのでした。 まさか学校でイジメや派閥争いが起きているとは知らないまゆみさん。子どもたち全体の人間関係の構造を把握していなかったばかりに、あおいちゃんたちに尋ねた言葉やあきこちゃんへの電話の対応の結果、まゆみさんにとっては最悪の事態を迎えてしまいました。 それぞれの子どもがほかの子どもとの兼ね合いを考えて行動したり発言したりと、子どもたちのコミュニティ内は大人が思っているよりも微妙なバランスで成り立っているもの。 どこまでどう介入すべきか、どこに訴えれば正解なのか、答えの見えない問いばかりですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月15日ゆうこさんは娘のむつきちゃんが通う幼稚園で、さえさんというママ友に出会いました。しかし、彼女の自己中心的な言動に嫌気が差していました。自己中なさえさん、教育熱心なボスママ・まさえさん、人の粗探しばかりするとし子さんのいるママ友グループにいましたが、習い事反対派のまさえさんの言うことを聞かなかったことでゆうこさんは仲間はずれに。代わりにリコちゃんママがグループに仲間入り。しかし、さえさんの娘がリコちゃんに怪我を負わせる事件を起こし、さえさんはグループ内はもちろん園にも居づらくなってしまいました。まさえさんがクラスの保護者の前でさえさんを庇ったおかげで、彼女は完全復活しましたが、反省の色がまったくありません。 業務連絡のみに使用している保護者のグループメッセージに、「実は新築のお家に引っ越しが決まりました〜♪どなたか以下のものを譲ってください。美品希望です」と、深夜1時に私的な内容を送ってきたのです。 この非常識な行動にまさえさんは激怒し、さえさんを注意しました。そんなまさえさんを周りの保護者は「かわいそう、大変だね」と同情するように。 その後ゆうこさんが図書館で本を探していると、同じクラスのママたちがゆうこさんに声をかけてきました。 もう、うんざり!好奇心で近づいてくるママたち 仲間はずれにされてからひとり行動が多かったゆうこさんは、発表会の衣装のことや子どものことなど、日常会話をするのが久しぶりで楽しんでいました。 ……が!あるママがまさえさんたちのことを話題に挙げてきたため、彼女たちも他のママさん同様、好奇心で近づいてきたのだと察したゆうこさん。 「さえちゃんが色々言ってたけど、本当はどうだったの?」「むーちゃんママ、なんかもっと酷いことあったでしょう?」と心配している素振りを見せつつも、内情を引き出そうとするママたちに呆れてしまいます。 すると、あるママが「悪口って結局、言っている間は、その人のこと考えてるってことじゃん。バカバカしくない?」と話しを遮ります。彼女の的を得た意見に他のママたちはだんまり。「心配するふりして聞き出そうとする人のほうがイヤだな……」と、人付き合いの難しさを痛感したゆうこさんでした。 久しぶりに何気ない会話を楽しんでいたら、突如聞かれた「まさえさんたちとのトラブル」。結局ママたちは好奇心で声をかけて来たんだと思うと、心を開くことができないのは無理もありません。新学期になったら日常会話が楽しめる素敵なママ友と出会えるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター 原黒ゆうこ
2023年09月15日