「下町ロケット」「ノーサイド・ゲーム」などもはや“池井戸ドラマ”というひとつのジャンルをドラマ界に築いたともいえる人気作家・池井戸潤の小説を原作にしたドラマ。「池井戸潤原作の作品ならば必ず見る」という方も多いのでは?この春からは、同時に2作の新たな池井戸ドラマが放送!1本は残念ながら新型コロナウイルスの影響で放送開始が延期となってしまいましたが、池井戸ドラマというジャンルの確立のきっかけ、いや、TBSの日曜劇場に新たな路線を作ったといっても過言ではない大ヒットドラマの7年ぶりの続編となる「半沢直樹」。そして、もう1本が「空飛ぶタイヤ」(2009年)、「下町ロケット」(2011年)など、実はTBSの「半沢直樹」(2013年)以前から池井戸作品を連続ドラマ化し、高い評価を集めてきたWOWOWによる「鉄の骨」(4月18日より放送)です。ここではこの2作品の特徴や違いに触れつつ、それぞれの作品の魅力について紹介していきます。巨悪に立ち向かい“倍返し”に期待「半沢直樹」多くの人々の心を掴んで離さない池井戸ドラマの共通点として挙げられるのが「勧善懲悪」、「下剋上」といったキーワード。小さな町工場や存続の危機に陥った実業団スポーツチームなど、“弱小”とも言える立場の人々が巨大な悪や強力なライバル、不条理とも言えるような危機的な状況に立ち向かう姿に視聴者は感動を覚え、最後にガツンと悪を成敗し、勝利をつかみ取るさまに爽快さを感じてきました。前作の「半沢直樹」も、大手銀行に勤める主人公・半沢(堺雅人)と仲間たちが「倍返し!」を決めゼリフに、焦げついた5億円もの融資の回収、経営の傾いたホテルの再建に奔走するというストーリーであり、最終話で半沢が“ラスボス”の大和田常務(香川照之)の不正を暴き、土下座を迫るシーンは大きな話題を呼びました。続編では、前作のラストで子会社「セントラル証券」への出向を命じられた半沢の新たな戦いが描かれます。IT企業による1500億円規模の敵対的買収、そして航空会社の再建が本作の題材となるようですが、やはり視聴者が待ち望んでいるのは絶体絶命に陥った半沢が巨悪に立ち向かい、「倍返し」をするさまでしょう。元祖にして王道の池井戸ドラマがもたらす爽快感に期待が高まります。「正義とは何か?」を問う「鉄の骨」一方で、そんな池井戸作品の「勧善懲悪」というセオリーから外れた異色の作品と言えるのが「鉄の骨」です。建設業界における「談合」――公共事業や新たな施設の建設の際に行われる入札の金額を参加企業が事前に話し合い、落札業者を調整するという不正行為をテーマに扱っていますが、大きな特徴は主人公が、この不正に手を染める側の人間であるということ。神木隆之介演じる主人公・平太は中堅建設会社に勤める誠実な若手社員。そんな彼が、公共事業の受注などを担当する業務部への異動を命じられ、そこで建設業界全体で当然のごとく行われている談合の実態を目の当たりにし、自らもそこに関わっていくことになります。通常の池井戸ドラマであれば、正義に燃える主人公は、そんな業界に怒りを覚え、不正を暴いて…という展開になりそうですが、そうはならないのが本作の魅力。違法であり、不正であることは間違いないが、その一方で談合は雇用、業界全体を守るための“必要悪”。そんな大人たちの論理を前に平太は葛藤し、見る者に「正義とは何か?」と問いかけます。とはいえ、そんな重いテーマを描きつつも、熱い人間ドラマと爽快感、そして最後にはアッと驚くどんでん返しも待っており、「半沢直樹」同様にしっかりと「これぞ池井戸ドラマ!」と言える魅力が詰め込まれています。骨太の物語を支える実力派キャスト集結キャスティングは、「半沢直樹」「鉄の骨」いずれもオールスターキャストといえる陣容。「半沢直樹」では半沢役の堺雅人をはじめ、妻・花役の上戸彩、同期の親友・渡真利役の及川光博に“オネエ検事”で話題をさらった黒崎役の片岡愛之助、頭取・中野渡役の北大路欣也らが続投。前作で半沢に屈辱の土下座を迫られ、失脚した大和田は、原作シリーズではそれ以降は登場しませんが、前作での香川照之の熱演が大きな話題を呼んだこともあってか、こちらも続投!一体、どんな顔芸を見せてくれるのか楽しみです。「鉄の骨」も池井戸ドラマ初参加となる神木隆之介さんをはじめ、平太を業務部に引っ張った人物でもあるやり手の常務・尾形に内野聖陽、平太の彼女で銀行員の萌に土屋太鳳、萌の上司で相談相手でもあり、平太の恋のライバルともなる園田に向井理、建設業界のフィクサー役に柴田恭兵などWOWOWならではの骨太の物語を支えるべく実力派キャスト陣が顔を揃えます。また談合を捜査する東京地検特捜部の検事を、「半沢直樹」で半沢に倍返しされる支店長を演じた石丸幹二が演じるほか、同じく支店で半沢を妨害する上司を演じた宮川一朗太が、「鉄の骨」では平太の上司の業務部長を演じるなど、池井戸ドラマファンにとっては嬉しいキャスティングも!家から出られずストレスの溜まりやすい状況ですが、異なるタイプの池井戸ドラマで爽快感と深みを味わってみては?「鉄の骨」はWOWOWにて4月18日(土)より放送開始。「半沢直樹」はTBS系にて放送(※日程調整中)。(text:Naoki Kurozu)
2020年04月21日主演・星野源と犬童一心監督で贈る傑作エンターテインメント時代劇『引っ越し大名!』。この度、Blu-ray&DVDの豪華版に収録される70分以上もの特典映像から、ダイジェストが特別公開された。本作は、土橋章宏の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」を映画化した前代未聞の引っ越しエンターテインメント。星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦、濱田岳、向井理ら豪華キャストが集結し、大ヒットを記録した。今回公開されたのは、Blu-ray&DVDの豪華版に収録される特典映像のダイジェスト。星野さんが「台本を見ただけで笑っちゃう」、高橋さんが「(共演者について)ピッタリもうこの人以外考えられない!っていう方たちでした」と語るメイキング映像から始まる。このほか、高畑さんが「(星野)源さんにおまんじゅうを投げるシーンがありまして、1回目投げたら右目にヒットしました」と撮影時の様子を語る完成披露試写会などのイベント映像集や、未公開シーン集も収められている。豪華版には特製スリーブケースが付属。また、本編ディスクは「バリアフリー日本語音声ガイド/バリアフリー日本語字幕」付きだ。『引っ越し大名!』Blu-ray&DVDは4月8日(水)リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2020年04月01日ファッションモデルの冨永愛(とみなが・あい)さんが、2020年3月29日に放送されたバラエティ番組『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演。ストイックすぎる普段の食生活を明かし、驚きの声が上がっています。冨永愛、「毎日ラーメン」と願望ポロリ9頭身の圧倒的スタイルで世界的なモデルとして活躍している冨永愛さん。なんと20代の頃から体型をキープし続けているといいます。 この投稿をInstagramで見る 冨永愛(@ai_tominaga_official)がシェアした投稿 - 2020年 3月月31日午前5時50分PDTそんな彼女の1日の食事を同番組が調べたところ、ストイックすぎるメニューが明らかに!まず、朝起きたら高濃度ビタミンCのサプリを摂取。その後、乳酸菌入りの青汁に甘酒を加えた特製ドリンクを飲み、豆乳ヨーグルトにフルーツなどを乗せたメニューを、ほぼ毎日食べているそうです。このヘルシーすぎる朝食に番組MCの上田晋也(うえだ・しんや)さんが「ぶっちゃけ、飽きないですか?」と質問。すると冨永愛さんは「飽きないですね」と即答し、1つ1つの食材を丁寧に説明していました。その後、冨永愛さんの昼食はサラダのみであることが判明。内容はアボカドや赤玉ねぎのピクルス、ビーツのピクルス、マッシュルームといったヘルシーな食材ばかりでした。そして夕食にはボリューム満点な豚の生姜焼きの写真が出現。これに上田晋也さんが「イメージしてたのこういうの!」と興奮を示すと、「実はこれ、息子のメニュー」と明かしています。私は昼間がサラダだったら、夜は豚の生姜焼き。これの半分くらいとキャベツの千切りを食べる。ご飯は足さない。おしゃれイズムーより引用さらに冨永愛さんは「お酒もたまにしか飲まない」と話し、「ストイックだね〜」と共演者を感心させていました。その後、プライベートで仲がいいという俳優の及川光博(おいかわ・みつひろ)さんから、冨永愛さんにVTRでメッセージが。及川光博さんから「ストイックじゃなくてもいいという1週間があったら、どんな自堕落な生活がしたいか」と質問されると、冨永愛さんは「多分、毎日ラーメン食べる」と回答。ラーメン大好きで昔、若い頃よく食べていたんですけど、今はめったに食べないんですよ。年に2回って決めてて…ラーメンは。おしゃれイズムーより引用この驚きの事実に目を丸くした上田晋也さんが「ラーメン以外なら何を食べる?」と尋ねると、少し考え込み「ケーキを食べる」と返答。続けて「シュークリームの中に生クリームしか入っていないやつ」と具体的に語り、「ドーナツもいい!」と妄想を膨らませていました。モデルとして最高の仕事をするために日々努力を重ねている冨永愛さん。常人では真似できないストイックさは尊敬のひと言です。冨永愛、現在の姿がスゴイデビュー時と比較してみると「え?」冨永愛がちょっと変わったドレス姿を披露し「着てません」と告白称賛された理由は?[文・構成/grape編集部]
2020年04月01日3月29日(日)放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に世界的トップモデルで女優の冨永愛が登場。今回が番組初登場となる冨永さんが抜群のスタイルを維持する秘訣や撮影テクニックを紹介するほか、及川光博が「グランメゾン東京」撮影秘話も明かす。姉が読者モデルに応募したことがきっかけで雑誌「プチセブン」のモデルとして活動開始。17歳の時に雑誌「ヴォーグ」に制服姿の写真が掲載されたことを機に、海外のファッション関係者に注目され、2001年、ニューヨークコレクションで世界デビュー。ファッション界の最高峰、パリ・コレクションを始め、ニューヨークやミラノなど、世界中の名だたるショーに出演。世界の第一線でトップモデルとして活躍してきた冨永さん。結婚、出産を経て2017年に復帰すると、昨年放送されたTBS系日曜劇場「グランメゾン東京」で、そのスタイルと存在感を生かし、海外で活躍する美食家を演じたのは記憶に新しい。そんな冨永さんが本番組初登場、抜群のスタイルを維持する秘訣を紹介。スーパーモデルが実践する徹底した食事と日々のトレーニング、入浴法などは必見。さらに世界で活躍する冨永さんだからこそ知るニューヨークやパリコレの厳しい現実も語るほか、自宅のお気に入りコレクションも公開。さらにスタジオでは貴重な撮影テクニックを披露。MCの上田晋也もモデルに挑戦…果たして仕上がりは?また昨年ドラマで共演した及川さんが撮影秘話はもちろん、冨永さんの超意外な好物を明かす。冨永さんの美の秘密を一冊に凝縮した「冨永愛 美の法則」が現在発売中。番組で冨永さんの美容法、健康法に興味が沸いたら、この本でさらに詳しくその美の法則を追求してみては?「おしゃれイズム」は3月29日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月29日堺雅人が主人公の半沢直樹を演じる「半沢直樹」の特別総集編が4月5日(日)と12日(日)に2週連続で放送されることが決定した。4月には前作と同じく池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作にしたドラマが放送決定しており、堺さんをはじめ上戸彩、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之らの続投が発表されている。そんな中今回、この続編放送に先駆けて、前作の特別総集編をゴールデンタイムで、前後編の2週連続・地上波初放送する。「半沢直樹」特別総集編は前編:4月5日(日)21時~、後編:4月12日(日)21時~TBSにて放送。日曜劇場「半沢直樹」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年03月16日3月8日(日)今夜の日本テレビ系「おしゃれイズム」に、俳優、音楽アーティストと様々な顔を持つ及川光博がゲスト出演。“王子キャラ”で愛される及川さんが最近の交友関係や意外な私生活を明かす。96年に歌手デビュー、“王子キャラ”で人気となると俳優業に進出。大河ドラマ「利家とまつ」や『CASSHERN』「のだめカンタービレ」などの作品に立て続けに出演。09年からはテレビ朝日系の人気シリーズ「相棒」で2代目相棒・神戸尊として出演。レギュラー出演終了後も幾度となくゲスト出演している及川さん。最近では『祈りの幕が下りる時』『七つの会議』などの映画から社会現象ともなった「半沢直樹」をはじめ「A LIFE~愛しき人~」「グランメゾン東京」や連続テレビ小説「とと姉ちゃん」といったドラマまで、多数の作品に登場している。今回はライブの超豪華な衣装を公開するほか、ファンが歓喜する“甘い言葉”も紹介。なんとモテ期のピークが中学時代だったという青春時代についてトーク。また最近の交遊関係はもちろん、謎多き私生活にも迫る。さらに貴重なネタ帳をテレビ初公開。“実は王子キャラは封印していた”という衝撃告白も飛び出す。春からは7年ぶりの新シーズンとなる「半沢直樹」への出演を控える及川さんが、音楽アーティストとしてもニューアルバム「BE MY ONE」を3月18日(水)にリリース予定。書き下ろしの新曲8曲に加え、セルフカバー1曲を含む全9曲が収録された同作。初回盤にはリード曲「BE MY ONE」のミュージックビデオをはじめMVのメイキングやスペシャル映像も収録。A4小サイズのポートレイトカードも封入される。4月からはアルバムをひっさげたツアーも予定されている及川さん。俳優として、アーティストとしてますます輝きを増す彼の素顔に迫る「おしゃれイズム」は、3月8日(日)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月08日4月スタートのドラマ「半沢直樹」に、堺雅人と上戸彩に引き続き、及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之といった豪華キャスト陣の続投がまた明らかになった。池井戸潤の「半沢直樹」シリーズから、「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」をドラマ化する今回。主人公・半沢直樹役を堺さん、そんな夫・半沢を献身的に支える妻・花役を上戸さんが引き続き本作でも演じることが発表されたばかり。今回新たに続投が決定したのは、前作を彩った強烈なキャラクターたちを演じた4名。まず、及川さん演じる半沢の同期で頼りになる情報通、東京中央銀行融資部の渡真利忍。前作と同じく、半沢を的確にサポートする情報通として物語に関わる。また、大阪では大阪国税局統括官として、東京では金融庁検査局主任検査官として常に半沢の前に立ちはだかった、片岡さん演じる黒崎駿一も登場。さらに、北大路さん演じる前作で半沢に東京セントラル証券への出向を命じた東京中央銀行の頭取・中野渡謙、半沢に自らの不正を暴かれ、倍返しを食らった香川さん演じる常務・大和田暁と、前作で重要なキーマンとして登場した2人も再び出演する。<キャストコメント>及川光博半沢の親友、渡真利忍を再び演じることとなり、喜びを感じています。感覚を呼び起こすために前作を久しぶりに観ました! 大変面白かったです! ファンの皆様の期待値も高いことと存じます。軽妙かつ冷静に、平常心を大切にして演じたいと思います。何卒“とまりん”をよろしくお願いします☆片岡愛之助(続編の話を聞いた際は)いよいよ来たか! と思いながらも、本当に実感したのは共演する皆様と顔を合わせた時でした。黒崎駿一というキャラクターを演じられる喜びと、前作のファンの皆様の期待を上回れるだろうかとドキドキの半々でしたが、やはり堺雅人さんはじめ、お馴染みの出演者の皆様、新たな出演者の皆様、そしてスタッフの皆様と再び『半沢直樹』を一緒につくれるんだと、大変うれしく思いました。また出演できることをとても誇りに思います。そして、前回の『半沢直樹』によって私は全国の皆様に“オネェキャラ”として認識されました(笑)。この作品は社会に対して物凄い影響力を持っているんだと実感しましたし、今回も日本中に元気と活力を届けられるような作品にしたいと思います! 私は黒崎を全力で演じ、その歯車の一つになれましたら幸いです。皆様! いよいよ『半沢直樹』が帰ってきます! そしてうれしいことに黒崎駿一も帰って参ります! 高い高い期待に応えられるよう、堺さんをはじめキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨みますので、1話から最終話までお見逃しないよう、どうぞお楽しみください!北大路欣也この『半沢直樹』は、主人公・半沢直樹の切れ味鋭い生き様に魅了されます。続編の新たなる展開を楽しみにしております、しっかりと受け止めていきたい。そして、頭取・中野渡謙という人物を、私なりに、“らしさ”に集中していきたいと思っております。視聴者の皆様には、“真の正義”とは、という視点で思いっきり楽しんでいただきたいです。香川照之(続編の話を聞いた際は)嘘だと思いました。デマだと。どうやら本当にやるらしい、と聞いても、中々信じませんでした。実は、この瞬間も信じきっておりません(笑)。撮影に入った今も、これから3ヶ月間、長い長い夢を見るのだと(笑笑)。「倍返しだ!」はもちろん、顔芸だの、土下座だの机バンバンだの、数々の名文句を世間に放っていった前作の時のインパクトは忘れられない。あれは二度と見られない稀有な光景でした。私の演じた大和田常務は、前作で半沢に屈して失脚したあと、原作には登場しておらず、実はあの土下座のその後が描かれておりません。「封印された大和田」をいかに解放し、いかに命を吹き込むか、持てる精魂を懸命に尽くしたいと思っています。とはいえ今回私たちは、前作のように初陣の手探りから物作りを始めていないのです。『半沢直樹』の世界観を既に充分に知っているところから撮影を始められるのです。つまり、いきなりパワー全開でリスタート出来るのです。初回のファーストシーンで度肝を抜かれると思います(笑)。見るべき、だと思います。「半沢直樹」は4月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年03月05日「5カ月に及ぶ撮影でしたが、視聴率は初回から2桁をキープ。最終回は16.4%と、昨年放送の新作連ドラでは平均視聴率No.1作品となりました」(テレビ局関係者)木村拓哉(47)の主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の打ち上げが昨年12月下旬、都内のホテルで行われた。午後6時開始を前に、木村をはじめ、鈴木京香(51)、Kis-My-Ft2の玉森裕太(29)、及川光博(50)、尾上菊之助(42)など主要キャストが続々と会場入り。「今回の撮影現場で京香さんは笑顔を絶やさず、常に周囲を明るくしていました。この日の打ち上げでも、スタッフ一人一人を気遣っていました」(ドラマ関係者)打ち上げでは抽選会が行われ、木村は賞品を3つも出したという。「なかでも豪華だったのが『4泊6日のペアのパリ旅行』。ミシュラン三つ星を獲得し、ドラマにも登場した有名レストラン『ランブロワジー』の食事券付きで、総額50万円超という大盤振舞いでした」と語るのは、別のドラマ関係者。「2点目は木村さんの私物であるバイクのヘルメットとブーツ。劇中で小道具として使っていたものです。3点目がサイン入りの木村さんのソロアルバム。1月8日発売の前に用意してくださいました」さらに“祝勝会”ならではの“三つ星”サプライズゲストが!「主題歌を担当した山下達郎さん(66)が急遽会場に来られ、主題歌『RECIPE』と、17年前の木村さんの主演ドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系)の主題歌『RIDE ON TIME』の2曲を披露したんです。参加者はみんな総立ちで聴き入っていましたね。山下さんは歌い終わると帰られましたが、いつも落ち着いている京香さんもこのときばかりはうれしさのあまり絶叫して大はしゃぎしていました」(参加者)撮影時のNG集も流され、4時間半にわたる1次会はお開きに。2次会は、近くのカジュアルダイニングで行われた。「木村さんはジャニーズの後輩・玉森さんが翌日、紅白のリハーサルだったらしく、一緒にウオツカのショットを酌み交わしたりして、『思いっきり暴れてこいよ!』と初出場する彼を激励していました。店にはカラオケもありましたが、皆さん話が尽きない感じで、歌うよりもおしゃべりしっ放し。宴は深夜3時過ぎまで続いたそうです。ふだん2次会には姿を現さない京香さんも参加され、深夜0時ごろに一足先に帰られました」(前出・参加者)恋人・長谷川博己(42)との結婚が近いと報じられる鈴木。2020年は“三つ星”獲得となるかーー。「女性自身」2020年1月21日号 掲載
2020年01月06日水谷豊主演による人気シリーズ「相棒」。現在「season18」が放送中だが、その第11話「ブラックアウト」がテレビ朝日開局60周年記念の特別番組として1月1日(水・祝)元旦に放送される。本作は優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている杉下右京を水谷さんが演じ、右京と“相棒”がともに事件を解決していくという刑事ドラマ。単発ドラマとして放送が始まり2002年に連続ドラマ化され、現在放送中の「season18」まで長きにわたり放送が続いてきたほか、映画化もされいずれも大ヒットを記録している。これまで寺脇康文、及川光博、成宮寛貴が演じてきた“相棒”役を、「season14」より反町隆史が引き継ぎ、現在は反町さん演じる冠城亘が右京とともに活躍中だ。今回は昨秋からスタートした「season18」の第11話を、2時間15分にわたるスペシャル版としてお届け。右京と亘が山奥のゴルフコースで開かれる警視庁主催の親睦ゴルフコンペに“準備係”として駆り出される。コンペには副総監の衣笠(杉本哲太)をはじめとする警視庁上層部のほか、警察庁OBの蓮見恭一郎(長谷川初範)や、その息子で組織犯罪対策3課の係長・蓮見誠司(浅香航大)らが参加。コンペ終了後、参加者たちがそれぞれ帰路につこうとした矢先、ゴルフ場の地下駐車場で大爆発が発生。出入り口が完全に塞がり、居合わせた人間が地下空間に閉じ込められてしまう。さらに爆発に巻き込まれたと思われた“被害者”の一人が突如、持っていた拳銃を発砲。男は暴力団の構成員で、その場にいた人々を人質に「収監されている会長と7人の組員を釈放しろ!」という要求を突きつけてくる。人質になったのは右京と恭一郎のほか、恭一郎の秘書を務める雨宮紗耶香(瀧本美織)ら計8人。男はこの時点ですでに、指示に従わなかった人質の一人を射殺しており、状況は切迫。地上では亘をはじめ警視庁の面々が、人質救出に向けて動き始める。そんななか、地下に閉じ込められている人数と人質の人数が合わないという不可解な状況が判明。人質の中に犯人の仲間がいるのではないかという疑惑が浮上する。そして右京は今回の一件と、5年前に起きたある事故の符合に気づく…というストーリー。今回は「刑事ゼロ」「仮面同窓会」などの瀧本美織。「あなたの番です」『チア男子!!』などの浅香航大、「科捜研の女」「俺の話は長い」長谷川初範がゲストとして参加。スペシャルならではの豪華な布陣で物語を盛り上げる。「相棒 season18」第11話「ブラックアウト」は1月1日(水・祝)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2020年01月01日木村拓哉が東京で三ッ星を目指すフランス料理シェフを演じた「グランメゾン東京」の最終回となる11話が、12月29日放送。尾花とリンダの“勝負”で見せた木村さんと冨永愛の演技に心が震えた視聴者から絶賛の声が寄せられている。尾花夏樹はパリに自分の店を持ち二つ星を獲得するまでに至るも、日仏首脳会談でアレルギー食材混入事件を起こし転落。そんな尾花が天才的な舌を持つシェフ・早見倫子と出会い、東京で「グランメゾン東京」を立ち上げ、再び三ッ星を目指す…という本作。尾花を木村さんが演じるほか、「グランメゾン東京」のシェフ・早見倫子に鈴木京香。ギャルソンの京野に沢村一樹。「グランメゾン東京」に参加する相沢瓶人に及川光博。平古祥平に玉森裕太。「グランメゾン東京」のパティシエ・松井萌絵に吉谷彩子。バイトとして「グランメゾン東京」の立ち上げメンバーとなる芹田公一に寛 一 郎。ソムリエの久住栞奈に中村アン。祥平の恋人で萌絵に嫉妬する蛯名美優に朝倉あき。尾花のライバルで東京で「gaku」のシェフをしている丹後学に尾上菊之助。「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおる。尾花の元カノで「グランメゾン東京」の星取りを妨害するリンダ・真知子・リシャールに冨永さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。ミシュランの審査が近づくなか、フレンチ“禁断の食材”マグロで三ッ星を取れる料理を作ろうと試行錯誤する尾花だが、メニュー開発は一向に進まず、不安になった倫子はマグロに代わる魚料理を自分が作ると言い出す。そして完成した「ハタのロティ」を試食した尾花はいままでみせたことがない表情を見せるが、三ッ星はマグロ料理で行くといい、革新的な一皿を完成させる。そして来店した調査員に倫子はハタのロティを提供すると言い、尾花は店を辞めると言い出す。結果倫子は三ッ星を獲得、その様子を涙を浮かべ眺めていた尾花は「ハタのロティ、死ぬほど旨かった」と倫子を褒めたたえ、再び新たな挑戦をしようと言うのだった…というストーリーが展開した。グランメゾン東京に星を取らせまいとミシュランに裏工作するリンダに尾花が直談判。「いままでで最高!その感動を味わいたくてフーディーたちは世界中を旅する」も世界中の美食を味わい尽くしたリンダは「何を食べても心が動かなくなってる」と指摘し、首に手をまわし「もう1度経験したくないか。あの興奮を」と、ささやくように告げる。このシーンに「なんか洋画観てるみたいにカッコよかった」「首に手をかけながらウィスパーな尾花夏樹かっこよすぎ」などの声が相次ぐ。また木村さんの演技を「役柄にたくさんの記号を作ってる…話題やブームになりやすいよう自ら分かりやすく仕掛けてたのでは…!?って思って震えてる」と分析する声や「ハタのロティを食べた後、うっすら涙を浮かべて、わずかに微笑みを浮かべた後、感情を抑えて、素っ気ない対応をする木村拓哉の演技が素晴らしすぎた」と、繊細で微妙な表情を駆使した今作での演技を讃える声も。そして尾花の説得で再び来店したリンダに、グランメゾン東京のスタッフたちが総力を挙げて最高の料理を提供していく…リンダを演じた冨永さんにも「冨永さんだからこそ出せる凄み」「冨永愛さん、はまり役だな。セリフ言わなくっても顔だけでこの存在感 お見事」と絶賛の声が送られる。一方、伝説のジビエ猟師として尾花たちに食材を提供してきた峰岸(石丸幹二)の妻役でお笑いタレントの椿鬼奴が出演。トラックを運転しながら鬼奴さんがアニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」を歌っていたシーンにも、多くの視聴者が反応。「グランメゾン東京でも鬼滅の刃のop熱唱しちゃうくらいハマってるんだねw声出して笑っちゃったww」「グランメゾン東京観てたら、椿鬼奴が紅蓮華歌ってて笑ったwww鬼滅ほんと好きなのね」などの反応が集まっていた。(笠緒)
2019年12月30日『Diner ダイナー』などの藤原竜也と『フォルトゥナの瞳』などの有村架純が共演、2016年に劇場公開され大ヒットした映画『僕だけがいない街』が、12月29日(日)にTOKYO MXでオンエアされる。「このマンガがすごい!」や「マンガ大賞」で高く評価され、TVアニメ化や本作の公開後にはNetflixでドラマ化もされた、三部けいによる同名コミックの映画化作品。売れない漫画家の藤沼悟(藤原さん)は、アルバイトのピザ屋での配達中に“何度も同じ時間が巻き戻る”リバイバルという現象に遭う。周囲の違和感を察知した悟は、交差点に暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのはバイト仲間の愛梨(有村さん)。数日後、何者かに母親が殺され、愛梨も命を狙われることに。警察から容疑者と疑われた悟が逮捕される寸前、またしても“リバイバル”が起き、今度は、18年前に同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件の起こる直前に移動。29歳の意識のまま10歳の身体に“リバイバル”した悟は、雛月と母親を殺した犯人が同一人物だと確信。真犯人を追い詰めるために、現在と過去を行き来しながら事件の謎に迫っていく――というのが本作のあらすじ。主人公の悟を演じるのは、蜷川幸雄の舞台「身毒丸」主役オーディションでグランプリを獲得し俳優デビュー。今年もドラマ「新しい王様」に映画『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』でその演技派ぶりをみせつけた藤原さん。愛梨役には、大ベストセラーとなった書籍を映画化した『ビリギャル』などで注目され、松本潤と共演した『ナラタージュ』や、教え子と禁断の恋に落ちる女性教師役を熱演した「中学聖日記」も高く評価された有村さん。悟の母、佐知子役にはジャーナリスト役で福山雅治と共演した『マチネの終わりに』も話題を呼んだ石田ゆり子。そのほか『こどもしょくどう』や『最高の人生の見つけ方』などに出演する子役の鈴木梨央。「HiGH&LOW」シリーズや「おっさんずラブ」などの林遣都。放送中の「グランメゾン東京」も話題の及川光博。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」や「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」などの杉本哲太らも出演する。映画『僕だけがいない街』は12月29日(日)19時~TOKYO MXで放送。(笠緒)
2019年12月29日ゲストの食の話題から人生を掘り下げていく「人生最高レストラン」。その12月28日(土)今夜放送回にモデルの冨永愛がゲスト出演。フレンチをテーマにした「グランメゾン東京」もクライマックスを迎えるいま、冨永さんが語るトップモデルの“食”の世界とは!?この秋から庶民的な居酒屋として“新装開店”した本番組だが、今回より新オーナーとして加藤浩次を迎え、さらにパワーアップ。今回のゲストとなる冨永さんは、ティーン誌のモデルとして活動を開始し海外進出。モデル業のほか『デビルマン』や「オンナ♀ルール 幸せになるための50の掟」などで女優としても活躍している。今回は冨永さんが栄光を掴んだパリで出会った“モデル御用達”の焼き肉や、人生で最悪の時代を救った“最高の○○”。リアル「グランメゾン東京」の絶品フレンチなどトップモデルの知られざる食の世界に迫っていくほか、“原動力は、怒り” “絶対負けたくなかった”という想像を絶する厳しいモデル業界の裏側も激白。さらに「グランメゾン東京」で敏腕編集長に扮する彼女が目からウロコのテーブルマナーも伝授する。冨永さんが現在出演中の日曜劇場「グランメゾン東京」は、フレンチの世界を舞台にしたドラマで、木村拓哉がパリに自分の店を持ち二つ星を獲得するまでに至るが、首脳会談でアレルギー食材混入事件を起こし店も仲間も全て失ってしまう尾花夏樹を演じている。パリで落ちぶれていた尾花が出会う天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子に鈴木京香。かつて尾花とともに世界一を目指した京野陸太郎に沢村一樹。フランスで尾花の弟子として働いていた平古祥平に玉森裕太。日本でWEB料理研究家をしていたがグランメゾン東京で働くことになる相沢瓶人に及川光博。尾花のライバルで東京で「gaku」のシェフをしていた丹後学に尾上菊之助。「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおる。冨永さんは尾花の元交際相手でアレルギー食材混入事件の真犯人を潰そうとする「マリ・クレール ダイニング」の編集長、リンダ・真知子・リシャール役で出演している。ミシュランの審査が近づき、グランメゾン東京の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、フレンチにとって禁断の食材である“マグロ”の料理に挑んでる尾花(木村拓哉)を見て、倫子(鈴木京香)は不安になる。そして、2人は口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げる。突然の発言に倫子たちが動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案。一方、丹後(尾上菊之助)がいなくなった「gaku」では、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。そして、ある事件が起きる――というのが最終回のあらすじ。「グランメゾン東京」最終回は12月29日(日)21時~TBS系で30分拡大で放送。「人生最高レストラン」は12月28日(土)今夜23時30分~TBS系で放送。(笠緒)
2019年12月28日師走に入り、一段と寒さが増すこの季節――2019年を締めくくる秋ドラマが続々と終了を迎えています。今期は、人と人との“絆”を描く愛に溢れた物語が多かったような気がしますね。そこで今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」を発表!ランキング形式でご紹介していきましょう。第1位:“ワンチーム”で目指す三ツ星への道観る者の心を打つ極上の再起奮闘ドラマ「グランメゾン東京」木村拓哉さんが型破りなフランス料理シェフを演じたヒューマンドラマ「グランメゾン東京」。パリでアレルギー物質混入事故を起こしてしまった主人公・尾花(木村さん)が挫折を経て少しずつ変わっていく姿は、観る者の心に大きな勇気を与えてくれました。新たなパートナー・倫子(鈴木京香)との出会いで、人との関わり方を見直し始める尾花。言葉足らずですれ違ってしまっていたかつての同僚・京野(沢村一樹)や相沢(及川光博)との雪解けシーンも、実力派が揃う本作ならではの見どころと言えるでしょう。加えて今作では、話の鍵を握る尾花の弟子・祥平(玉森裕太)の踏ん張りが、「グランメゾン東京」を大きく支えてくれていた気がします。取り返しのつかないミスを犯してしまった後悔と葛藤、逃げ出したい気持ちと裏腹にある愛情。誰しも一度は経験したことがあるだろうもどかしい感情を一手に担い邁進していく祥平の背中に、思わず涙した視聴者も多いのでは?例えどんなに高い壁が立ちはだかろうとも、“ワンチーム”の絆があれば乗り越える方法に辿り着くことができる――ひと筋の光を見せてくれた力強いドラマです。最終回あらすじミシュランの審査が近づき、「グランメゾン東京」の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、新しい魚料理のため、フレンチにとって禁断の食材である“マグロ”に挑んでいる尾花を見て、倫子は不安になり、口を出してしまう。口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げるのだった…。突然の発言に動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。一方、丹後がいなくなった「gaku」は、新しいシェフ・結月の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。その矢先、ついにある事件が起きてしまう…。そして、いよいよ運命のミシュランの審査が始まる。果たして「グランメゾン東京」は、三つ星を獲得することはできるのか?第2位:理想と現実の狭間で揺れ動く心“恋のはじまり”を丁寧に描いた「G線上のあなたと私」恋愛漫画の名手・いくえみ綾さんが紡ぐ、世代を超えた友情…そして恋愛の物語「G線上のあなたと私」。誰に強要されたわけでもない大人のバイオリン教室という偶然の場を舞台に、婚約を破棄されたアラサー主人公・也映子(波留さん)×兄の元恋人への想いをこじらせた大学生・理人(中川大志)×夫の浮気を消化しきれない主婦・幸恵(松下由樹)――心にモヤッとした悩みを抱える三世代が集い、心を通わせ、各々の悩みに向き合うほんの少しの元気をもらう心温まるストーリーはまさに絶品! 年齢も境遇も関係ない愛に溢れた第三の絆があってもいいんだと、肩の荷を下ろしてくれるとっておきのドラマに仕上がりました。中でも、恋に臆病になってしまった也映子と理人の付かず離れずのやり取りが毎話たまらなく愛おしく、壁ドンやバックハグのような激しい感じではない、指先が少し触れるだけでドキドキ意識してしまうリアルな展開がとても良かったです。純粋に恋がしたいという理想と裏腹に、結婚という現実を障害に感じてしまうジレンマ…。等身大の恋模様を、非常に丁寧に描いてくれていましたね。悩める全ての人に観て欲しい、おすすめの一作です。第3位:妙にリアルで巧みな会話劇が癖になる!“家族の絆”が胸に沁み渡る一作「俺の話は長い」働くことに意義を求め、得意のヘリクツで武装しながらニート生活を続けるアラサー主人公・岸辺満(生田斗真)の3か月を描いた「俺の話は長い」。会話劇をメインに、かつ30分二本立てという斬新な構成に挑んだ本作――日常を逸脱した出来事はほとんど起こらず、生活に根づいた食事風景、季節のイベントなどを切り取っていくシンプルな形は、現代ホームドラマの在り方に大きな一石を投じたと言えるでしょう。口では憎まれ口を叩き、時に核心をつく嫌味を言い合いながらも、一度食卓を囲めば元通り。一方で、口に出さずとも、辛い時は察して優しく背中を撫でてくれる“家族の絆”の尊さを教えてもらいましたね。会社という舞台は一切出てこないのですが、朝・夕の食事シーンや商店街ですれ違う人々の姿を描くだけで、一人の青年が就職にもがき苦しむ葛藤を丁寧に表現。ストレートな言葉が胸を打ち、思いを言葉にして伝えることの大切さを身に染みて感じさせてくれた最終回。観た人が、あとほんの少しだけ素直になりたくなる…非常にほっこりとした最新鋭のドラマでした。2020年は、どんな作品が登場するのでしょうか。引き続き、ドラマニアをお楽しみくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2019年12月27日最初にハッとしたのは、及川光博ワンマンショーだった。我らがミッチー、煌びやかなスパンコールにマントを羽織り、ハイヒール厚底ブーツでキレッキレに踊り狂う。そして曲間のMCタイムに照明でめいっぱい明るくした客席を覗き込み、「みんな、今夜はおめかししてきたー!?」とファッションチェックを始めたのである。新譜のテーマに合わせて着飾ってきたベイベーたちが、「はーい!!」と元気に挙手をする。ところが私はその日、他のライブ、たとえばTHE BOOMや東京スカパラダイスオーケストラの現場に行くのと同じ機能性特化の戦闘服だった。汗だくになったらすぐ脱ぎ飛ばせる速乾性素材のトップスをスポーツブラに重ね、ヘドバンしても乱れないよう髪を括り、首にタオルを巻いている。野外フェスと違って帰りの着替えまでは用意していないが、明るい会場で硬直してしまった。みんな、おめかししている……!次にハッとしたのは、ミュージカルを観に行ったとき。平日の夜に職場から直行したので、度数を弱くしたデスクワーク用の眼鏡を掛けていた。化粧室で度の強い使い捨てコンタクトレンズを装着する。急にガツンと視力が向上して、準備万端。これなら推し俳優・石川禅の一挙手一投足をびたいち見逃すまい。と、洗面台の鏡に映った自分のセーターに毛玉がびっしり付いていることまで精細に見えてしまった。足元のスニーカーの泥汚れも気になる。朝からこんな部屋着みたいな格好で働いていたのか、私は。こちらが禅ちゃんをガン見するぶんにはよいが、もし禅ちゃんにガン見され返されたら、羞恥に耐えられるだろうか。その晩のチケットはファンクラブ経由で購入したため、周囲に座るのはだいたい「同担」の皆様である。さらに前方の席にいるのは、タカラヅカ出身の主演女優を推す皆様だろう。客電が落ち、オーケストラが奏でるオーバーチュアが流れる直前、ざっと見渡す。やっぱりだ、みんな、おめかししている……!念のために断っておくが、これはドレスコードの話ではない。宮中晩餐会か仮装舞踏会かLUNACYの黒服限定GIG(※)でもない限り、一般的な興行で来場客の服装に縛りが設けられることはそうそうない。東京日比谷の帝国劇場など、公式サイトにわざわざ「くつろげる装いでお気軽にお越しくださいませ」と明記して、客同士が他人の身なりにケチをつけることを牽制しているくらいである。同じ日の同じ劇場に、フォーマルな夜会服で訪れる人がいる一方、穴あきジーンズにサンダル履きでも追い返されない。ガチオタが揃いの法被やテーマカラーを身にまとうのは勝手だが、全員に購入や着用の義務があるわけでもない。それが平等というもので、だから客の自分がおめかしする「必要はない」、裸でないだけマシだろう……私も長らくそう考えていた。そもそも1年365日、ずっと普段着で過ごしていたから、ショップ店員が「ちょっとしたパーティーに最適ですよ!」と薦めてくるようなよそゆき服の存在意義がわからなかった。「よそゆき」って、どこ行きだ?ファッション雑誌をめくると、朝はオフィス仕様で出勤した女性が、夜になるとサッと小物を持ち替えてドレスアップする着回しコーディネートがどしどし出てくる。デートだか女子会だか知らないが、仕事着のまま行ってはダメなのか?いやいやそうじゃないんだよ、と教えてくれたのは、デート相手でも女子会に集う友達でもなく、満天に輝くポップスター、各界の我が推したちだった。コンサートや芝居、スポーツの試合、寄席に公開録音に大盤解説会。入れ上げた対象を節操なく追いかけ、広義のライブパフォーマンスに足を運ぶようになると、「場」に持ち込まれたあらゆる要素とその影響について、考える機会も増えた。拍手も笑いも歓声も、はたまた針の落ちる音が聞こえるほどの美しい静寂も、ステージと客席の一体感なしには生まれない。なんでもいいからキラキラしたスゴイものが観たい、この世のものとは思えぬ現実を体験したい、と思うなら、まず自分がボルテージをアゲアゲにアゲて「場」に臨むのが、極めて合理的で費用対効果も高いのだ。スケジュールを調整して膨大なコストを費やし、とくに頼まれてもいないのに何度でも飽きずに推しに会いに行く。オタクはそこまでで精魂尽き果てるから、おめかしする「必要はない」、というか元気と金がない。でも、他ならぬ自分自身の満足度を最大化させるために、思う存分おめかしをする「自由がある」とも言える。学生のとき熱心なサッカーファンの友達がいて、自宅のテレビで観戦するときさえも、いちいち推しチームの応援ユニフォームに着替えていた。家飲みに招かれた他の仲間は普段着で、「ここスタジアムじゃないのに」「あんた選手から見えてないよ?」と笑ったものだ。今なら彼の気持ちがわかる。たとえ誰にも見られていなくたって、自分なりの勝負服に袖を通すことから、参加型エンターテインメントが始まっている。ただ服を替えるだけ。酒やドラッグを注入するのと違って、健康を損ねたり他人に迷惑をかけたりしないのもよい。かくして私のワードローブは、いつの間にか「ちょっとしたパーティー」仕様の服だらけになった。大ぶりの花柄が全面にプリントされたTED BAKERのワンピース。デニム地を接ぎ合わせたmajeのロングスカートと、ドレープが美しいENFÖLDのフレアスカート。上海灘で誂えたシルクの立襟カクテルドレス。背中が全開のYohji Yamamotoのオールインワンと、samujiのマキシワンピース。色や柄や形が派手で、華やかで愉快で珍妙で、「出オチ」という感じのアイテムが手元にどんどん増えていく。無難でつまらない普段着を10着揃えるくらいなら、攻めの姿勢で面白い服を1着買って、ずっとそれ着てテンションをブチ上げていたい。とはいえ我ながら、シラフで着るにはハードルが高く、リラックスというよりは緊張を強いられて、なかなか勇気が要るものばかりだ。うっかりすると着る機会を逃すので、あの夜の及川光博を思い出しては自分を奮い立たせている。よそゆきの服をおろすタイミングは、推しに会う日がふさわしい。最高のステージを観た、大きな賞のお祝いに行った、知人に紹介されて長年のファンですと告白したとき、それぞれの幸福な記憶が定着した服は、以後どんなときにも着るのをためらわなくなる。もともと好きで入手したものがオーラをたっぷり浴びて輝き、魔法を充填されて、なんだか「縁起がいい」とさえ感じられるようになる。先日セールで買ったのは、Henrik Vibskovのフィールドドレス。ケープ状の布をリボンで結んで留める、古代人が着ていた貫頭衣みたいな構造のラップワンピースだ。当然ワンサイズなので試着もせずネット通販した。「こんなもの誰が着るんだ!?」と思った次の瞬間、「私が着る!」とポチッていた。「いつどこで着るんだ!?」と呆れる自分を、「ま、人生は毎日がパーティーだからさ!」ともうひとりの自分がなだめて袖を通す。シワになりにくい素材なので、飛行機から新幹線から劇場の中でも座りっぱなしの観劇遠征にぴったりだろう。特別なよそゆきを買って着て外へ出かける、その行為自体が、自分で自分に宛てて「ちょっとしたパーティー」への招待状をしたためるようなもの。ドレスコードの話じゃない。身だしなみ、というだけでもない。誰からの招待状も待つことはない。我々には好き勝手におめかしをする自由がある。いつを晴れ舞台にして、どう着飾って、誰を今宵のダンスパートナーに選ぶか、自分で決めてよいのだ。「おめかししてきたー!?」に「はーい!!」と答えるコール&レスポンス、今度こそ私も加わりたい。※現名義はLUNA SEA。「黒服限定GIG」はインディーズ時代の1990年から続くドレスコードを設けたライブで、2010年には東京ドームで開催された。Title/めいめい(@meimay_yoshioka)
2019年12月26日最終話の放送を間近に控える木村拓哉主演「グランメゾン東京」が、感動のクランクアップを迎えたことが分かった。木村さんが型破りなフランス料理のシェフ尾花夏樹を演じ、周囲と衝突しながらも世界最高の三つ星レストランを作り上げようと奮闘する姿が描かれていく本作。夏にパリでクランクインした本作は、パリの三つ星レストラン「ランブロワジー」での撮影やフランス大使館の撮影協力など、料理への本格的な取り組みも注目された本作。初回放送は平均視聴率12.4%でスタートし、12月15日の放送では番組最高となる14.7%を記録。回を増すごとに盛り上がりを見せ、最終回への期待が高まっている。「これで撮影が終わってしまうということに少しがっかりしているし、まだ認めたくない。寂しく感じています」とクランクアップへの思いを語った主演の木村さんは、サプライズでクランクアップの現場に駆け付けた寛 一 郎に対して、「このシーンを撮り始める前に、現場の前をウロウロしているのを見てしまって、サプライズが台無しではあったのですが(笑)」と笑いつつ、「でもそんな気持ちが嬉しいですし、寛 一 郎だけではなく、キャストやスタッフの皆さんの“心遣いの詰まった現場”だったので、凄く感謝しています。本当に、ありがとうございました」と感謝の思いを述べた。早見倫子役の鈴木京香も「無事にクランクアップするのは嬉しいもので『終わりたくない』なんて思う事はなかなか無いのですが、今は少しそんな寂しい気持ちもあります」と正直な心境を明かし、「心から楽しく、本当に幸せでした。良い経験を積ませていただきました。宝物になりました!」と挨拶。「僕自身も大人の青春を味わわせていただきました」と語る、尾花の理解者であり腐れ縁の相沢瓶人役・及川光博は、「『Do my BEST!』。たっくん(木村さん)がプレゼントしてくれたスタッフジャンパーのここ(胸元のI’ll do my BEST!!のメッセージを指さしながら)を、メイクの直しをするときに毎回読んでいました。(木村さんに対して)それ、狙いだった(笑)? Do my BEST!ありがとうございました!」とコメントした。また、京野陸太郎役・沢村一樹は「この歳になってもこんなにいろんな刺激をもらえることがあるんだと驚きの毎日で、本当に素晴らしい現場だったと思います」と撮影をふり返り、「京香さんとも何度も共演して夫婦もやらせてもらったりしてリラックスした空気のなかだったし、木村くんと連ドラをやるのは初めてでしたがこんなに刺激を受けるのは初めてでした。一緒に仕事を出来て最高でした」と感無量の様子。一方、ほかメンバーと別シーンでのクランクアップとなった平古祥平役の玉森裕太は「平古祥平という役が自分のなかですごく挑戦で…、難しくて、苦しくて、そんな日々が続いていたのですが、とてもやりがいがあって充実した日々だったなと思います」と苦戦していた日々をふり返りつつ、「木村さんと今回初めてこうやって長い時間お仕事をさせていただいて、キャプテンの偉大さ、そして座長としての佇まいなども学ぶことができた場でした」と今後に生かしたいと述べる。そして、尾花の宿敵となるライバル店「gaku」のシェフ・丹後学役を演じた尾上菊之助は、グランメゾン東京メンバーとは別会場でのクランクアップに。「素晴らしいスタッフのみなさま、共演者のみなさまとかけがえのない時間を過ごさせていただきました」と挨拶し、「皆様にご心配をおかけしたこともありましたが、最後まで丹後学という役を無事に全うできたことを嬉しく思っています」と語った。ほかにも、「本当に楽しい現場でした。そしてなにより、僕が演じた芹田公一という役をみなさんがかわいがってくださって、愛してもらえたことにすごく感謝しています」(寛 一 郎/芹田公一役)、「今までやってきたどの役よりも難しくて…。ですが、そのなかで、スタッフのみなさん、キャストのみなさんとヒントを出し合いながら、答え合わせをしながら演じることができて、最後まで自信を持って演じられたと思っています」(吉谷彩子/松井萌絵役)、「素晴らしいキャストのみなさんとスタッフのみなさんと、そして久住栞奈という役がすごく大好きでした。本当に得るものがたくさんありました」(中村アン/久住栞奈)とそれぞれクランクアップした思いを明かしている。約5か月わたって料理と向き合い、撮影を重ねてきた出演者たち。クランクアップ最後の挨拶では涙を浮かべていたキャストも。寂しさありつつも、充実感にあふれた感動のクランクアップを迎えた。最終話あらすじミシュランの審査が近づき、グランメゾン東京の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、フレンチにとって禁断の食材である“マグロ”の料理に挑んでる尾花(木村拓哉)を見て、倫子(鈴木京香)は不安になる。そして、2人は口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げる。突然の発言に倫子たちが動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案。一方、丹後(尾上菊之助)がいなくなった「gaku」では、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。そして、ある事件が起きる――。「グランメゾン東京」最終話は12月29日(日)21時~TBSにて30分拡大で放送。(cinemacafe.net)
2019年12月26日木村拓哉主演、東京に三つ星レストランを作り出そうとする料理人たちを描く「グランメゾン東京」の10話が12月22日放送。玉森裕太演じる祥平がゴーストシェフとしてグランメゾン東京に参加。改めて玉森さん演じる祥平の姿に注目が集まった。主人公の尾花夏樹を木村さんが演じ、尾花とともにグランメゾン東京を立ち上げる早見倫子に鈴木京香。かつての尾花の盟友・京野に沢村一樹。パリで尾花と共に働いていた相沢瓶人に及川光博。“アレルギー食材混入事故”を起こした平古祥平に玉森さん。尾花のライバル・丹後学に尾上菊之助。丹後がシェフを務める「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおる。アレルギー食材混入事件の真犯人を執拗に追うリンダ・真知子・リシャールに冨永愛。グランメゾン東京で働く芹田公一に寛 一 郎。松井萌絵に吉谷彩子。久住栞奈に中村アン。「gaku」のスーシェフ・柿谷光に大貫勇輔。祥平の交際相手だった蛯名美優に朝倉あきといったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。10話のストーリーはリンダの告発によって「gaku」を去ることになった祥平を、尾花が「グランメゾン東京」に誘う。祥平は店に迷惑がかかるからと断るのだが、京野らの説得でゴーストシェフとして新メニュー作りを手伝うことに。一方、丹後はメニュー開発に行き詰まり、江藤は丹後をシェフから解任。結月(馬場徹)を新たなシェフとして迎える。そんななか祥平を執拗に探すリンダがグランメゾン東京に来店。尾花は祥平のアイデアを採用した新メニューを試食させるが、リンダは料理を認めない。そしてミシュランの調査が始まる…というもの。終盤ではリンダと“直接対決”を繰り広げるなど、祥平が改めてフォーカスされた今回、「いつも私たちが見ているたまちゃんとは別人で涙出ちゃった」「本当に平古祥平を玉森裕太に任せてもらえて良かった」など、玉森さんの演技を讃える声が多数。一方「gaku」を追われた丹後には「グランメゾン東京に丹後シェフ加わるよね?」「最終的にやはり丹後さんはgakuに戻って立て直すとか?」と「グランメゾン東京」に加わってほしい視聴者と、「gaku」に戻ってほしい視聴者の両方からその行方を心配する反応も寄せられている。(笠緒)
2019年12月23日木村拓哉が三ッ星を目指すシェフを演じる「グランメゾン東京」の第9話が12月15日放送。アレルギー食材混入事件の真犯人であることが発覚し「gaku」を追われる祥平を演じた玉森裕太と、栞奈を演じる中村アンの演技に視聴者から大きな反応が集まっている。木村さんが3年前にアレルギー食材混入事件を起こし転落、東京で再起をかける尾花夏樹役で主演する本作。尾花とともに「グランメゾン東京」を立ち上げる女性シェフ・早見倫子に鈴木京香。2人とともに三つ星を目指す京野陸太郎に沢村一樹。かつて尾花と共に働き、再び「グランメゾン東京」に参加する相沢瓶人に及川光博。同じく尾花の弟子だったがライバル店「gaku」で働く平古祥平に玉森さん。尾花のライバルで「gaku」のシェフ・丹後学に尾上菊之助。丹後の店のオーナー・江藤不三男に手塚とおる。グランメゾン東京で働く芹田公一に寛一郎。パティシエの松井萌絵に吉谷彩子。フードライター・久住栞奈に中村アン。「マリ・クレール ダイニング」の編集長、リンダ・真知子・リシャールに冨永愛といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。栞奈がグランメゾン東京を辞めることに。改めて彼女の履歴書を見た尾花は何かに気づいた様子。一方ミシュランの審査開始時期まで1か月を控え、倫子はコース料理をリニューアルすることを決め、尾花は前菜に合うワインも変えたいと提案。栞奈に最後の仕事として試飲会を開くことを依頼する。その頃フランス大使館のフェルナン・文則・ベルナール(マイケル富岡)が「gaku」を訪ねてくる。文則は祥平に3年前のアレルギー事件について真犯人を見つけたと告げる。そして栞奈が選んだワインの試飲会で萌絵が突然体調を崩してしまう。萌絵はノロウイルスに感染していた。相沢は萌絵が倒れた際の栞奈の様子から彼女を疑う…というのが今回のストーリー。今回、リンダからのリークでアレルギー混入事件の真犯人であることが発覚、結局gakuを去る祥平。苦悩しながらも尾花たちに迷惑をかけまいと振る舞ったその姿に「玉森くんほんとすごい役をもらったんだなぁ…」「玉森いちばんかっこいい惚れた」「玉森くん秀逸。主役みたい。全部持ってってる。」など絶賛の声が相次ぐ。また栞奈を演じた中村さんにも「演技すごくてドラマに引き込まれる」「良い人柄が出ている良い演技」などの反応が寄せられている。(笠緒)
2019年12月15日木村拓哉主演「グランメゾン東京」の第8話が12月8日オンエア。今回は尾花の“師匠”潮卓が登場。潮のバイクを受け継ぐ尾花とそれを演じる木村さんの後ろ姿に「木村拓哉は世界で一番バイクが似合う」など絶賛の声が殺到している。パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するが首脳会談でアレルギー食材混入事件を起こした尾花夏樹は、天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子と出会い、東京で新たな店を立ち上げようとする。当初は尾花を憎んでいた京野陸太郎を味方につけ、WEB料理研究家をしていた相沢瓶人や、尾花の弟子として働いていた平古祥平らも仲間に加え、ライバルの丹後学を擁する江藤不三男の妨害もはねのけ「グランメゾン東京」をオープンする尾花。その後3年前の事件の“真実”が明かされ祥平は丹後の店「gaku」に移ってしまうが、「トップレストラン50」で「グランメゾン東京」は10位を獲得する…というのがこれまでのストーリー。尾花役にに木村さん。倫子に鈴木京香、京野に沢村一樹、相沢に及川光博、祥平に玉森裕太、丹後に尾上菊之助、江藤に手塚とおる、「マリ・クレール ダイニング」編集長・リンダに冨永愛といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。京野が倫子に告白した翌日、尾花が音信不通になってしまう。周りの心配をよそに戻ってきた尾花が連れてきたのは、彼の料理の師匠・潮卓(木場勝己)だった。潮は店の料理にほとんど手をつけず、帰り際に「一番の問題は京野にある」と言い残し怒って帰ってしまう。倫子たちが潮の店に行き、そこでお店定番のビーフシチューを食べると、その美味しさに衝撃を受ける。しかも潮は常連1人1人の好みや健康状態を把握し、アレンジした料理を提供していた。それを知った京野は自分のサービスが見失ったものに気づく。一方、グランメゾンに潜入していた久住栞奈(中村アン)は、祥平が3年前の事件の犯人だとリンダに報告。それを聞いたリンダはグランメゾンも祥平も業界にいられなくすると怒りをあらわにする…というのが今回の物語。ラストで潮が愛車のバイクを尾花に譲るのだが、バイクにまたがる木村さんの姿に「キムタク×バイクってほんといつの時代もかっこいいよね」「やっぱキムタクかっこいいなーバイク似合うわー」「キムタクドラマ恒例のバイクシーンきた」「木村拓哉は、世界で一番バイクが似合う」などの声が殺到。一方、「翔平グランメゾン東京に行くのかな?」「翔平は絶対グランメゾン来る」など、翔平がグランメゾン東京に戻るかどうか、その動向にも注目する声が多数上がっている。(笠緒)
2019年12月08日木村拓哉主演、鈴木京香、沢村一樹、及川光博らが出演する「グランメゾン東京」の第7話が12月1日オンエア。今回は相沢のもとに失踪した妻が現れるという展開。視聴者からは相沢への声援が送られるとともに京野の“衝撃告白”にも驚きの声が上がっている。パリで二つ星を獲得までに至るもアレルギー食材混入事故を起こしたことで全てを失った尾花夏樹を木村さんが演じる本作。鈴木さん演じる天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子と出会った尾花は、沢村さん演じる京野陸太郎や、及川さん演じる相沢瓶人らとともに「グランメゾン東京」を立ち上げ、再び三つ星を目指す…というのがこれまでのおはなし。尾花のライバルで東京で二つ星を獲得した「gaku」のシェフ・丹後学に尾上菊之助。元々尾花の弟子でいったんはグランメゾン東京に力を貸すが、いまは「gaku」で働く平古祥平に玉森裕太。尾花たちを妨害する「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおる。尾花の元カノで「マリ・クレール ダイニング」の編集長・リンダに冨永愛。また寛一郎、中村アン、吉谷彩子、朝倉あきらも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トップレストラン50発表の一週間前、グランメゾン東京に失踪していた妻・エリーゼ(太田緑ロランス)が突然現れ、娘のアメリー(マノン)をパリに連れ帰ろうとする。尾花や相沢らと口論の末、グランメゾン東京がトップレストラン50で10位を超えないとアメリーはエリーゼとともにパリに連れていかれてしまうことに…。トップレストラン50の発表セレモニーでグランメゾン東京は10位を獲得。日本のレストランでは不可能と言われた10位に沸く会場だが、10位を超えることがエリーゼの出した条件だったため、結局アメリーは相沢のもとを去ることになるというのが今回の展開。愛娘との別れに涙する相沢の姿に「相沢さんもエリーゼもアメリちゃんも幸せになって欲しい」「相沢さん、頑張って!!三ツ星取って、アメリちゃん迎えに行ってね」など声援の声が贈られる。さらにラストでは京野が倫子に「好きです」と衝撃告白。「京野さんの告白にビックリ」「あんな風にストレートに言われてみたい」など視聴者からも驚きの声が上がるとともに「倫子さんも夏樹も鈍感すぎない?!」といった感想も寄せられている。(笠緒)
2019年12月02日木村拓哉が東京で三つ星レストランを作り出そうとする「グランメゾン東京」の6話が11月24日放送。今回は寛一郎演じる芹田の成長を描くエピソードが展開。視聴者から寛一郎の演技に賞賛の声が集まっている。日仏首脳会談でアレルギー食材混入事故を起こし、日本で再起を賭ける尾花夏樹を木村さんが演じる本作。尾花がパリで出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子に鈴木京香。2人とともに「グランメゾン東京」の経営に参画する京野に沢村一樹。WEB料理研究家から再び尾花と共に働くようになる相沢瓶人に及川光博。“アレルギー食材混入事故”を起こした平古祥平に玉森裕太、尾花とは昔からのライバルで今は「gaku」のシェフ・丹後学に尾上菊之助。尾花たちの邪魔をする「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおる。「グランメゾン東京」でバイトしているが江藤とも通じている芹田公一に寛一郎さん。祥平と同じホテルブッフェから転身してきた松井萌絵に吉谷彩子。フードライター・久住栞奈に中村アンといったキャスト。マリ・クレール ダイニング」の編集長で尾花の元交際相手、リンダ・真知子・リシャールに冨永愛。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。祥平がgakuに入り、京野や相沢らがざわめくなか「トップレストラン50」の表彰式が東京で行われることに。ランク入りを果たすなら尾花は魚料理を作り直すべきだと言う。その頃丹後と祥平も魚料理の新メニューに取り組む。その陰で「グランメゾン東京」では芹田が、尾花に認めてもらえない焦りから勝手に鰆をさばき、それがきっかけとなって店を辞めてしまう。芹田は尾花のレシピをgakuにリークしgakuで働こうとするが、江藤たちは相手にする気はなかった。さらに「トップレストラン50」が近づくなかで、忙しくなる「グランメゾン東京」にスタッフとして栞奈が加わるのだが、彼女にも何か意図がありそうで――というのが今回のストーリー。京野が芹田を店に招き料理を振る舞い、自分の至らなさに気付いた芹田は謝罪、改めてスタッフとして迎えられるというラストに「芹田良かったね!の巻。だったね。本当良かったぁ!」「芹田君、よかったよね…いろんなことに気付けて」「京野さんの優しい愛情と、尾花さんの強く厳しい愛情がいい」などの声が相次ぐ。芹田役の寛一郎さんにも「このままキャリアを積んで年を重ねたら、いい感じの俳優になりそう」「自然な演技ですきだな」「存在感出てきた」などその演技を讃える感想が寄せられている。(笠緒)
2019年11月25日木村拓哉がフランス料理シェフを演じる「グランメゾン東京」の第6話が11月17日放送。尾花を演じる木村さんが発した「セロリ」というワードに反応する視聴者が続出。アレルギー食材混入事件の“真犯人”祥平を演じた玉森裕太の演技にも改めて反響が集まっている。木村さんがパリで二つ星を獲得するもアレルギー食材混入事件を起こし転落、東京で再起をかける尾花夏樹役で主演。共演には、尾花がパリで出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子に鈴木京香。事件で尾花を憎んでいたが再び共に三つ星を目指す京野陸太郎に沢村一樹。WEB料理研究家をしていたが尾花と共に働くことになる相沢瓶人に及川光博。尾花の弟子だったが今はホテルで働く平古祥平に玉森さん。尾花のライバル・丹後学に尾上菊之助。丹後の店のオーナーで尾花を妨害する江藤不三男に手塚とおる。グランメゾン東京のバイト募集に応募してきた芹田公一に寛一郎。祥平と同じホテルブッフェのパティシエだった松井萌絵に吉谷彩子。議員の娘で祥平の交際相手・蛯名美優に朝倉あきら。フードライター・久住栞奈に中村アン。「マリ・クレール ダイニング」の編集長、リンダ・真知子・リシャールに冨永愛といった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。リンダの記事でグランメゾン東京はオープン早々窮地に立たされる。そこで尾花はフードフェスでカレーを販売しようと言い出す。尾花を裏で支援していたことで美優の父から激怒され、ホテルを辞めることにした祥平も手伝ったことで、尾花たちのカレーは人気となり行列店となる…というのが今回のストーリー。フードフェスで提供するカレーの具材としてセロリを使おうとする尾花。尾花の口から「セロリ」というワードが発せられると、「キムタクさんがセロリなんて言うから山崎まさよしのアノ歌思い出しちまった」「セロリ!?確信犯だよね!」「木村くんがセロリと言っただけで嬉しくなる」など視聴者からの反応が続々。さらに今回は尾花に押された“烙印”、アレルギー食材混入事件の真相も明かされることに。丹後からの問いに尾花たちに迷惑がかからなくなったところで真実を公表するつもりだと、自らが“真犯人”だと明かす祥平。物語とキーとなる重要な存在である祥平を繊細な表情で演じた玉森さんにも「玉森くんの演技が繊細」「玉森本当に良い仕事してるよなぁ」と、改めて絶賛の声が上がっている。(笠緒)
2019年11月17日木村拓哉主演の日曜劇場「グランメゾン東京」の第4話が11月10日にオンエア。ついにプレオープンを迎えたグランメゾン東京。冨永愛演じるリンダはその味を認めるのか?デザートをめぐる“バトル”と、江藤からの刺客…怒涛の展開に視聴者の反応は!?パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するも、首脳会談でアレルギー食材混入事件に加え暴行事件まで起こしたことでその座を追われ、仲間たちからも憎まれてしまった尾花夏樹を木村さんが演じる本作。尾花と「グランメゾン東京」を立ち上げる女性シェフ・早見倫子に鈴木京香。京野陸太郎を沢村一樹。相沢瓶人に及川光博。平古祥平に玉森裕太。祥平の働くブッフェのパティシエ・松井萌絵に吉谷彩子。グランメゾン東京にバイトとして応募してきた芹田公一に寛一郎。尾花のライバル・丹後学に尾上菊之助。丹後の店のオーナーで尾花の妨害をする江藤不三男に手塚とおる。フリーのフードライター・久住栞奈に中村アン。尾花の元交際相手で「マリ・クレール ダイニング」の編集長、リンダ・真知子・リシャールに冨永愛といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。グランメゾン東京のプレオープンにリンダが来ることになり、リンダを納得させるデザートを作り直すことに。早速尾花たちは祥平のいるホテルへ向かう。祥平をスカウトするのかと思いきや尾花は萌絵に声をかける。そして萌絵と尾花はそれぞれ栗を使ったデザートを作りどちらがおいしいか対決することに。その話を聞いた祥平は、萌絵のデザート作りを手伝う…というのが今回のストーリー。祥平が裏で萌絵を手助けしたことで、実質尾花対祥平の“デザートバトル”が繰り広げられた今回。これまでにない真剣な表情をみせた祥平に「優しさがあって負けず嫌いで努力家で男らしい平古祥平がただただかっこいい」、祥平を演じた玉森さんにも「本心を心に秘めて抑えて我慢するような演技が本当に上手い」といった声が相次ぐ。また江藤からの“刺客”として柿谷光が登場。料理人としてグランメゾン東京にもぐりこみ、調理を途中で放棄してプレオープンを妨害するという役どころだが、演じているのは「ルパンの娘」も記憶に新しい大貫勇輔。得意のダンスを封印してスパイ役を演じた大貫さんに「厨房で踊っていてほしかったのに」「柿谷さんこのポジションで終わらないよね?」などの反応も多数寄せられている。柿谷の妨害工作が失敗した江藤は芹田を買収、リンダは「グランメゾン東京」に尾花がいることを記事にしてしまう。新たな危機がせまる尾花と「グランメゾン東京」の今後に注目だ。(笠緒)
2019年11月10日木村拓哉主演、鈴木京香、沢村一樹、及川光博、玉森裕太、尾上菊之助らの共演でおくる「グランメゾン東京」の第3話が11月3日オンエア。尾花と丹後がジビエ料理コンテストで直接対決することに…今回は尾花の内面の変化に多くの視聴者が感動の声を上げている。パリで二つ星を獲得するも、首脳会談でアレルギー食材混入事故を起こしたことで店も仲間も全て失ってしまい、東京で再起を賭ける主人公・尾花夏樹を木村さんが演じる。パリで尾花が出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子を鈴木さんが、尾花を憎んでいたが再び共に店をはじめる京野陸太郎を沢村さんが、パリでは尾花の元で働いていたがいまは日本でWEB料理研究家をしている相沢瓶人を及川さんが、尾花の弟子だったが事故の件で彼を憎むようになった平古祥平を玉森さんが、尾花のライバルで東京で二つ星を獲得した丹後学を尾上さんが、尾花たちの店のオープンを妨害する江藤不三男に手塚とおる。そのほか寛一郎、中村アン、冨永愛、吉谷彩子、朝倉あきらが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回はメインディッシュ作りに試行錯誤する「グランメゾン東京」が、鹿肉を使ったジビエ料理のコンクールにエントリー。このコンクールには「gaku」も参加することになっており、江藤は上質な鹿のロースを買占め尾花たちを妨害する。一方、尾花は伝説のジビエ猟師・峰岸(石丸幹二)に食材の提供を頼み込むが門前払い。京野が入手した鹿のモモ肉を使い、倫子のアイデアを発展させた料理で勝負を挑む「グランメゾン東京」だが、コンクール当日に尾花が姿を消す。その頃尾花は峰岸に自分達の考えたメニューを提供しようとしていた…というストーリー。倫子にコンクールを任せ、自らのジビエが世界一と豪語する峰岸との対決に挑む尾花。そんな尾花の姿に「尾花さん倫子さんを皆を信頼してる」「尾花さんは倫子さんを信頼したんだなーー。いい関係」「京香さんを信頼してるキムタクいいなあ」など、尾花の変化を感じた視聴者から喜びの声が上がる。一方、玉森さん演じる祥平と、吉谷さん演じる松井萌絵、朝倉さん演じる祥平のフィアンセ、蛯名美優との関係にも新展開が。祥平と萌絵の仲睦まじい姿を陰で見つめる美優。その後萌絵がロッカーを開けようとすると取っ手に画びょうが…。萌絵に対する嫌がらせ(?)には「が、画びょう!!やり口が昭和!!」などのツッコミが続々と寄せられている。(笠緒)
2019年11月03日「12年前、同じく日曜劇場のドラマ『華麗なる一族』で共演した2人ですが、敵対する役柄だったため撮影中は意識してほとんど会話をしなかったそうです。そのため今回、木村さんと鈴木さんの再共演には当初、現場に緊張感が漂っていました」(TBS関係者)主演ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)が始まった木村拓哉(46)。令和初の連ドラ主演は自身初のシェフ役で、鈴木京香(51)扮する女性シェフと二人三脚で“三つ星”を目指すストーリーだ。「8月のフランスロケでは木村さんは当初、フランス語のセリフに苦戦していましたが、ロケ後半には、アドリブや冗談も飛び出すほどフランス語が上達し、周囲を驚かせていました」(制作関係者)かつて共演した話題作『華麗なる一族』では、木村演じる主人公が憎む“父の愛人”役を熱演したのが鈴木だった。「当時、鈴木さんはどんな表情や言い回しをすれば主人公を怒らせることができるのか毎回考えて演技していたそうです。本番ではお互い感情がむき出しになる一幕も。現場は常に張りつめていました。撮影後、木村さんが『本当に殴りかかりそうになる……』と漏らすほどでした」(前出・TBS関係者)実際、木村はラジオ番組でも《『華麗なる一族』でのお互いの立ち位置は非常に近寄りがたく、現場で明るく『おはようございます!』と挨拶しづらい役柄だった》と明かしている。今作の現場には当時を知るスタッフもいたため、12年前の緊迫場面が再び思い出されたというのだ。「今回は敵対関係とは真逆の“同じ夢を追う同士”ということで、木村さんは顔合わせのとき『今回はゆっくり話せますね』と自ら鈴木さんに歩み寄ったそうです。鈴木さんも『今回は、近寄りがたい感じじゃなくてよかった~』とお互い笑い合っていましたね。そんな2人の様子を見て現場も安堵して一気に和やかになりました。フランスロケでは2人はスタッフらと夕食をともにし、12年前の思い出話や今作の演技プランを出し合ったりしたそうです。空き時間には2人とも“愛犬家”という同じ趣味から、ワンちゃん談議に花を咲かせているようです」(前出・制作関係者)さらに、2人はドラマで料理監修を担う都内の三つ星レストランをお忍び訪問したそう。「木村さんが音頭を取って鈴木さん、共演の沢村一樹さん、及川光博さんの4人で訪れたといいます。木村さんは鈴木さんを今や“きよか姉さん”と呼んで慕っています。夏の野外ロケで蚊が多かったときは『きよか姉さんのために虫よけスプレーを!』とスタッフにお願いしたりと、座長として、京香さんに対して常に気遣いをしています」(現場スタッフ)木村と鈴木の12年越しの“氷解”で、ドラマのチームワークも“三つ星”のようだ。
2019年10月30日木村拓哉が東京に世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘するシェフを演じる「グランメゾン東京」の2話が10月27日放送。今回は相沢を演じる及川光博の“シングルファザー姿”に「素敵」「可愛い」の声が寄せられている。日仏首脳会談でアレルギー食材混入事故を起こしてしまい店も仲間も全て失った尾花夏樹は、たまたま出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子とともに東京で新たな店を開こうとする。尾花と倫子は、かつて尾花と共に働いていたが事件以降は尾花に怒りを憎しみを抱くようになった京野陸太郎を味方につける――。天才シェフ・尾花役で木村さんが主演。倫子には鈴木京香、京野に沢村一樹。WEB料理研究家をしている相沢瓶人に及川さん、以前は尾花の弟子として働いていた平古祥平に玉森裕太、尾花とは昔からのライバルだった丹後学に尾上菊之助、相沢の店の出資者・江藤不三男に手塚とおるといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「グランメゾン東京」のオープン準備を進める尾花たちだが、開店には5,000万の資金が必要で、京野は銀行から融資を断られ続けていた。資金調達には名前で客を呼べるシェフが必要で、日本で人気の相沢に協力を求めに行くがシングルファザーで娘を育てていることもあり、オファーを断られてしまう。京野は「gaku」の時に懇意にしていた城西信用金庫の融資担当・汐瀬(春風亭昇太)に相談することを決意するが、汐瀬からは原価率の高さを理由に計画書の改善を求められる。一方相沢との料理対決に敗北した尾花は、日本人の舌に合う味を研究しようと相沢の家に泊まり込むことに――。日本人の口に合う料理を模索し作り上げたソースを、相沢を通じて祥平に託そうとする尾花。再会した相沢と祥平の姿に「織田信長(及川光博)とケン(玉森)じゃん!!!(笑)」「ミッチーと玉森君が出てる!半分、信長のシェフ」と、以前2人が共演した「信長のシェフ」を思い出した視聴者も。そんな相沢は3年前の事件後、娘を残して妻が去り、今では娘の保育園の送り迎えをするシングルファザーとして生活している。そんな相沢の“パパ姿”に「パパ役だかかしら?料理動画の貴公子さま私服はカジュアル」「及川光博の茶目っ気のある服装が素敵」「ミッチーのパーカーも新鮮すぎる!前髪も可愛い」などといった声も続々と集まっている。(笠緒)
2019年10月28日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務めゲストの願望・疑問・悩みを解決・実現していく「櫻井・有吉THE夜会」。その10月24日今夜放送回に、日曜劇場「グランメゾン東京」から木村拓哉と沢村一樹がゲスト出演。またミス・ジャパングランプリに輝いた土屋炎伽も登場する。「4週連続夜会フェス」第3夜目となる今回は先週に引き続き、「A LIFE~愛しき人~」で天才外科医、「BG~身辺警護人~」では非武装で要人警護にあたるボディガード、『無限の住人』では“死ねない”用心棒を、『検察側の罪人』では検事に、『マスカレード・ホテル』ではホテルマンに変装した刑事と、さらにバリエーションに富んだ役柄に意欲的に取り組み続け、俳優として成長し続ける木村さんがゲスト出演。また木村さんと「グランメゾン東京」で共演中の、モデルから俳優業に進出。バラエティでもそのトーク力を発揮し、2時間サスペンス「浅見光彦シリーズ」をはじめ、「ショムニ」シリーズに「働きマン」『十三人の刺客』など数多くの作品に出演。近年では「レンタル救世主」「ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!」「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」「刑事ゼロ」など民放各局でドラマに主演しているほか、大河ドラマ「西郷どん」にも出演するなど多彩に活躍する沢村さんも登場。今回木村さんはMCに初挑戦。関係者への取材で判明した沢村さんへのタレコミを監修、紹介していく。さらに元女子バレーボール日本代表の木村沙織が登場。女優・土屋太鳳の姉で「2019ミス・ジャパン」の土屋炎伽も出演する。木村さん主演でおくる「グランメゾン東京」は、パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するまでに至るも、アレルギー食材をVIPに提供してしまったことで店も仲間も全て失ったシェフの再起を描くストーリー。天才シェフ・尾花夏樹を木村さんが演じ、パリで尾花が出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子に鈴木京香。尾花と共に世界一を目指し、その後尾花を憎むようになるが、再び共に店を立ち上げる京野陸太郎に沢村さんというキャスト。そのほか玉森裕太、及川光博、尾上菊之助らも共演する。「グランメゾン東京」は毎週日曜21時~TBS系で好評放送中。「櫻井・有吉THE夜会」は10月24日(木)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年10月24日木村拓哉が再起を賭けたフランス料理シェフを演じ、鈴木京香、玉森裕太、沢村一樹、尾上菊之助らと共演する「グランメゾン東京」の第1話が10月20日から放送開始。木村さん演じる尾花の料理シーンに「手際がいい」「料理してる木村くん最高」と視聴者の声が寄せられている。パリに自分の店を持ち二つ星を獲得するまでに至るが、ある事件がきっかけで店も仲間も全て失ってしまう尾花夏樹を木村さんが演じ、尾花が出会った天才的な舌を持つ女性シェフ・早見倫子に鈴木さん。フランスで尾花の弟子として働いていた平古祥平に玉森さん、尾花と共に世界一を目指したが今は尾花を憎む京野陸太郎に沢村一樹、尾花とは昔からのライバルで今は東京に店を出す丹後学に尾上さん。尾花と共に働いていたがいまは日本でWEB料理研究家をしている相沢瓶人に及川光博。京野、丹後らが働いているレストラン「gaku」のオーナー・江藤不三男に手塚とおるといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第1話では3年前のナッツ混入事件で落ちぶれた尾花が、三つ星レストランの面接に来ていた倫子と出会い、倫子に「一緒に店をつくらないか」と提案。帰国後、京野や相沢らに声をかけるがことごとく拒否されてしまう。さらに尾花が東京で店を開くことに危機感を感じた丹後は倫子を引き抜こうと画策。尾花に対し丹後の店に行くと告げる倫子だが、京野が背負った借金を肩代わりして逆に引き抜く。一方丹後の店も2つ星を獲得する…というストーリー展開。1話を見ていた視聴者からは「やっぱり木村さんは手際がいい」「料理してる木村くんたんまり観れて最高」「調理シーンがとても丁寧」「木村くんの料理の手際が良いのでずっと見てて飽きない!!」など尾花を演じた木村さんの料理シーンでの腕前を讃える声が多数。また「天才的なアウトローというTheキムタクは健在」「ちょっとやさぐれた木村拓哉って、好物かも」「彼の存在感と彼が放つインパクトは他の誰にも出せない」など、天才シェフという新しい役柄に挑んだ木村さんの演技を讃える声まで、様々な声がSNS上に寄せられている。(笠緒)
2019年10月21日もしかして今、日本でいちばんお殿様が似合う俳優は、この人じゃないだろうか。8月30日(金)より公開の映画『引っ越し大名!』の及川光博を観て、そう思った。及川が演じるのは、生涯に7回もの国替えをさせられた“引っ越し大名”こと松平直矩。原作・脚本の土橋章宏が「直矩の気品、色っぽさは及川さんしかいない!と最初から思って書いていました」と熱弁するのも頷ける麗しきお殿様姿を銀幕で披露している。「お殿様になった自分を見て、嫌いじゃないなと思いました(笑)。他の出演者のみなさまより衣装も派手でゴージャス。正直、とてもいい気分で撮影に参加しました(笑)」しかもこの直矩という男、ただ幕府に翻弄される可哀相なお殿様、というわけではない。夜は家臣の美少年と何やら妖しい雰囲気になったり、ひとクセもふたクセもあるキャラクターなのだ。そんなところも実に及川らしい。「撮影中、直矩の喘ぎ声を録ってもらったんですよ。それも男らしい「あん」とかちょっと女の子っぽい感じの「あん?」とかいろんなバリエーションを録ったんですけど、完成版を観たらどこにも喘ぎ声が使われていなかったんです!演技がトゥーマッチだったのかな……とひとり反省しています(笑)」そんなセクシーな喘ぎ声はあえなく幻となったが、他にも及川演じる直矩の見せ場は盛りだくさん。終盤に訪れる浜辺のアクションシーンでは、見事な殺陣を披露する他の出演者とは対照的に、駕籠(かご)の中でひとりアタフタするコミカルな演技で観客を和ませてくれる。「あの場面は監督がどの台詞のあとにどのカットを入れたいのか、撮影に入る前からきっちりイメージをされていらっしゃったんですね。なので、僕は監督の指示に従いながら、驚いたり怯えたりひっくり返ったりしていました。ただ、駕籠の中だけに大きな動きはできなくて、顔だけで表現するのはなかなか大変でした」予算のない中、移動距離600kmという大がかりな国替えを成功させようと、主人公の片桐春之介(星野源)ら藩士は奮闘する。次々と襲いかかるピンチをどう春之介が切り抜けるかが大きな見どころだが、及川自身は日々発生する予測不能なピンチを、どのように対処しているのだろうか。「僕はピンチなことが起きると燃えちゃうタイプなんですよ。この間も、今からライブが始まるぞというときに、奥歯につめていたセラミックがとれちゃって。このままステージに出たら、最前列の子に見えちゃうかもしれないぞ、と。で、どうやって乗り越えたと思います?堂々とMCでセラミックがとれた話をしました(笑)」こんな鮮やかな機転こそが、及川光博が20年以上にわたって多くの人に愛され続けている理由のひとつだろう。取材中も、少しでも相手を楽しませようと端々にジョークを盛り込むところに、エンターテイナーシップが感じられた。「こんな軽いピンチもあれば、時には簡単に笑い話にできないような重いピンチに見舞われることもある。そんなとき、僕の対処法はとにかく全力を尽くすこと。そして、あとは諦める。全力を尽くしたら、あとはなるようにしかならないと思うタイプなんですね。あのときああしていればよかったって、たらればを言いはじめるときって、きっと全力を尽くせなかったときだと思うんです。だから、僕はやれることを全部やったら、あとは流れに身を任せるようにしています」そうやって涼やかに微笑む横顔が、気品あふれる松平直矩と重なった。映画『引っ越し大名!』は8月30日(金)より全国公開される。撮影/高橋那月、取材・文/横川良明
2019年09月02日映画『引越し大名!』(8月30日公開)の公開初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。美脚がまぶしい膝上スカートで登場した高畑。主演の星野がInstagramを開設したことから、「源さんのInstagramに載りたいです」と希望する。撮影では初めて乗馬シーンに挑戦したというが、「見てる分には軽々乗ってるように見えるんですけど、馬のテンションが上がると想像できない感じでスピードが出ちゃう」と苦笑。「怖すぎて顔が固まってたんですけど、それが映画で意志が強いように映っていたので、安心しました」と振り返った。
2019年08月30日映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)の公開初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。犬童監督は、星野・高橋・濱田について「撮影中に3人が集まってずっと話してるんですよ。何がそんなに楽しいのかなと思って遠くから見てました。こんなに男同士3人で笑顔で」と疑問を提示。及川が「わちゃわちゃしてるんですよ。女子が好きなワードなんですよ」と畳み掛けると、星野は「話の中身はあんまり人前で言わない方がいいやつです」と苦笑した。実際はスピーカーの話やゲームの話で盛り上がっていたというが、「人の悪口」(星野)、「特に岳ちゃんの」(高橋)、「岳ちゃんの悪口目の前で言うという」(星野)とジョークを飛ばすと、濱田は憮然とした表情を見せた。イベントでは、タイトルに合わせて「〇〇大名」と表すことに。及川は星野について「気配り大名。人をやな気分にさせない方だなと初対面の時から思ってました。穏やかなコミュニケーションを取る方だなって」と表現。星野ら3人が"わちゃわちゃ"している時に及川が1人の姿を見て、話しかけに来てくれたという。また高橋は濱田に「難癖大名。難癖ばっかりつけてきて。とにかく萎縮して萎縮して……」と落とし込むと、濱田は「そう来たか」と一触即発の雰囲気に。しかし星野が「これで仲良いのがすごいですよね」としみじみすると、2人は笑顔を見せ、濱田は「今、源さんいなかったら僕ら炎上してましたよね」と、高橋と笑い合っていた。高畑から及川は「扇風機大名」、濱田から星野は「クソ優しい大名」、犬童監督から高橋は「腕組み大名」とそれぞれ命名される中、星野は高畑について「肉大王」と言ってしまい、「なぜ俺は大王と……」と崩れ落ちる。焼肉を食べている時の威勢のいい高畑の様子を紹介すると、高畑も「野生が止まらないです」と認めていた。この日は公開初日を祝って鏡開きが行われたが、中に入っていたのは「引っ越しそば」。箸でそばを持ち上げた星野は「僕はなんか割と普段よくやってるCMの感じがするんですが……」と苦笑し、客席からも「どん兵衛だ!」と声が上がっていた。
2019年08月30日