ベッド選びはサイズから!シングル?それともダブル?「ベッド」と一言で言っても、市場にはシングルサイズからキングサイズまであり、住環境や用途によって好みのベッドサイズを選ぶことができます。一般的にシングルサイズは「97×195cm」。ダブルサイズのベッドはシングルサイズの2倍の大きさだと、単純に思われている方も多いのですが、実際は「140×195cm」が一般的といわれています。とはいえ、ベッド寸法に明確な決まりはありません。「ダブルベッド」といっても寸法は様々なものがあり、メーカーや商品ごとで変わるので、購入する前に必ず寸法をチェックすることがマストです。また、人は一晩の間に約20回~30回の寝返りをうつといわれているのですが、狭すぎると安心して寝返りをうつことができません。寝返りをうっても落ちない、あるいは横に寝ているパートナーにぶつからない程度の広さは、最低限確保する必要があります。狭いと感じない広さの目安は肩幅プラス30cmといわれています。2人で寝る場合には、手が触れない程度に離れて寝た状態で計算すると良いでしょう。こんなにたくさんあるマットレスの種類睡眠の質を左右する重要アイテムであるマットレスは日々進化しており、コイルの中でもポケットコイルやボンネルコイルのもの、ノンコイルではウレタンやジェル、ラテックス、低反発、高反発のものまで、幅広いレパートリーがあります。マットレスには人それぞれ、体型、好み、性別、生活習慣などによって向き不向きがあるので、実際に店頭で寝比べてみて、自分にピッタリのマットレスを見つけることが大切です。人は横になると全体重がマットレスにかかり、一般にその体圧は「頭部」「胸部」「腹部」「脚部」の4部位に分布されます。頭部(まくら)にかかる圧は約8%といわれているので、残りの92%はマットレスが支えていることになるのです。つまり、マットレスは「体の枕」といっても過言ではないということ。しかし、「胸部」は33%、「腹部」は44%、「脚部」は15%と、かかる重さが大きく異なるので、体があまり沈み込み過ぎない硬さと、寝返りをうちやすく、体の凸凹に応じて対応する弾力性の両方を兼ね備えている必要があります。理想のマットレスとは?硬すぎるマットレスを使用した場合、毛細血管が圧迫されて、しびれたり、発汗が妨げられたり、寝返りがうちにくくなったりして睡眠の質が低下しますし、逆に柔らかすぎるマットレスを使用してしまうと体が不自然なW字型になって沈み込んだ部位に圧力がかかるため、腰痛や肩こりをひきおこしたり、眠りが浅くなったりしてしまいます。理想的な姿勢は立っているときと同じ姿勢が保たれている状態。オーダーメイドでカスタマイズするのも良いですが、コイルのマットレスも人気です。現在主流のスプリングベッドは体をしっかりと支えつつ、体圧を分散してくれるので体へのストレスがなく、朝までぐっすり快眠をサポートしてくれます。また、ポケットコイルやノンコイルの場合は隣の人に振動が伝わりにくいという特徴があるので、パートナーの寝相が悪かったり、ちょっとした動きが気になってしまったりする方にはおすすめですよ。姿勢の保持などの機能に加え、耐久性や吸湿・透湿・放湿性などの快適性と生活利便性、予算などトータルで考慮し、自分に合ったマットレスを見つけましょう。睡眠時の正しい姿勢は睡眠の質を最大限引き上げ、「より充実した明日」、「より健康な明日」を引き寄せてくれますよ!友野なおNao Tomono睡眠コンサルタントインナービューティーアドバイザー自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。第4回「スムーズな入眠を誘う方法ってあるの?」はこちら第6回「奥様の8割が旦那様のいびきに悩んでいる!?まずは、寝具から見直しを」はこちら
2015年09月30日入眠のコツは簡単エクササイズにあり!忙しい毎日で乱れがちな自律神経のバランスを整えることは、スムーズに眠りにつくために欠かせないことです。日中の活動モードである交感神経から、夜の休息モードである副交感神経にスイッチを切り替えるためには、就寝前の「筋弛緩運動」の実践がとても効果的。顔面、手、足など全身にギュッと力を入れ、5秒間そのままキープします。このとき、手は拳を握り、つま先は天井に向いている状態です。5秒間経過したら思いきり息を吐きながら全身の力を抜き、脱力します。これを5回程度繰り返すだけなので、とても簡単で、どこでも実施できる運動です。筋弛緩運動を行うと心身ともに緊張やコリがほぐれて熟睡感が高まると同時に、体内の熱が体の中心から移動して手足から逃げていくことで深部温度が下がり、入眠を助長できるというメリットが得られます。1分未満で行えて効果は抜群なので、おやすみ仕度のひとつとして取り入れない手はありません。ぬるめのお湯での入浴にも入眠効果がついついシャワーだけですませてしまう人が多いようですが、ゆったり湯船につかる入浴にも絶大な睡眠促進効果が期待できます。ポイントはお湯の温度と時間。就寝の1時間ほど前に38~40度のぬるめの湯に20分程度のんびりつかると、心身ともにリラックスモードに切り替わりやすくなるのでおすすめです。このとき、半身浴よりも浮力効果が得られる全身浴のほうが体を緊張から解きほぐすことができます。好きな入浴剤もプラスして、全身しっかり湯船につかりましょう。ぬるめのお湯が苦手という方は、就寝2~3時間前までに入るようにすれば、就寝時にはお休みモードの準備が整っている状態になります。それでもやっぱり眠れない……そんな人はどうすればいい?就寝前の空間づくりにおいて、もっとも大切なキーワードは「リラックス」です。夜は1日中働いた大脳が疲れきっていて思考もマイナスに傾きやすくなっており、人によっては頭の中でその日1日のことをいろいろと考えてしまい、数時間以上も眠れなくなってしまうというケースも。そんな時は、まず香りを用いてみましょう。最近では、精油の有効性が科学的にも証明されつつあります。香りはそれ自体が睡眠をもたらすものではありませんが、香りを吸い込むことで脳の視床下部に指令が伝わって副交感神経を優位にし、精神をリラックス状態へと導くといわれています。夜はラベンダーやネロリ、カモミール、イランイラン、サンダルウッドなど、入眠を促進する香りをプラスしましょう。そして、温かい飲み物を飲みながら、眺めているだけで落ち着ける本などを手にとれば、極上の眠り仕度の完了です。また、クラシックや普遍的な自然界の音色を聴くことも入眠をサポートする効果が期待できるので、ぜひ5感をフルに使って思いきりリラックスをしてください。睡眠の深化は成長ホルモンの分泌を促し、睡眠時間を美容と健康を育むための生産性の高い時間へと導いてくれます。忙しい人ほど睡眠時間を有効活用して、どんどん理想の自分に近づいていきましょう。友野なおNao Tomono睡眠コンサルタントインナービューティーアドバイザー自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。第3回「掛布団のおすすめは?知っておきたい布団の種類と選び方のコツ」はこちら第5回「ベッド選びにお悩みの方は、サイズとマットレスの2つに絞る!」はこちら
2015年09月24日掛け布団の種類は羽毛布団だけじゃない!人間は眠らずに生きていくことは出来ませんが、人生を80年とした場合、なんと約25年間分も眠っているといわれています。掛け布団も敷き布団も、季節や用途に合わせて選ばなければ、25年間分もの時間を快適に過ごせていないことになってしまうので大問題です。正しい「寝具選び」は、快眠のための基本であり重要な要素。体を包んでくれる掛け布団一つとっても羽毛から羊毛、綿、ポリエステル、絹(真綿)などさまざまな種類があり、特徴も取扱注意点も異なります。羊毛布団にポリエステル、木綿布団掛け布団は保温性が高く、吸湿・透湿・放湿性に優れていると同時に、適度に軽くて圧迫感なく体に馴染み、寝返りを邪魔しないものという条件があげられます。掛け布団の詰め物としての理想の素材は、お手入れも楽で、優れた温度調節機能や吸放湿性を持っている天然の水鳥からとれる素材、「羽毛」です。「羽毛は軽すぎてあまり好きになれない」という方もいらっしゃるかと思いますが、それ以外の素材だと、保温性の高い素材で知られている羊毛、ポリエステル、綿などになります。羊毛は蒸れ感がなく爽やかに使えること、ポリエステルは埃が出来にくく衛生的であること、綿は吸湿性に優れているところがそれぞれ特徴として考えられています。しかし、昔ながらの木綿の布団は重量があり、血行を悪くしたり、睡眠中の血圧が高くしたり、重みが邪魔になり呼吸しづらく感じさせたりすることがあるので、あまりおすすめはできません。体の寝具の間の気候を「寝床内環境」といい、温度は33度、湿度は50%程度を保つことが快眠につながるといわれています。掛け布団が重くて体にフィットしていないと、肩口や足元に余分な隙間ができるので、寝返りのたびに冷気を呼び込み、寝床内環境を乱してしまうことにもなります。そのような不快感から夜中に覚醒する「中途覚醒」が引き起こされることもあり、睡眠の質は著しく低下してしまうのです。そもそも寝具の役割とは?快眠の大事なパートナーともいえる「寝具」とは、掛けふとん、敷きふとん、枕、毛布やカバーリング類など、睡眠に関するさまざまな用具の総称です。掛け布団には就寝中の体を温める役割、敷きふとんには就寝中の体を支える役割、枕には睡眠時の姿勢を自然に保ちつつ首を休める役割、毛布には保温効果を高める役割、カバーリングには寝具を守る役割など、各用具にはそれぞれの大切な役割があります。どの寝具にも共通する役割は、睡眠中の体の生理的変化に対応し、より良い眠りに導くことです。就寝中は自分で意識的にアクションを起こすことが出来ません。だからこそ、自分が「心から安心して体を預けられる」と主観的に思える寝具を取り揃えておくことが大切だということを忘れないようにしましょう。質の高い睡眠の実現は、質の高い健康、質の高いパフォーマンス、質の高い未来を創造する第一歩です。寝具環境を整えて、今夜から「ぐっすり」を手に入れてくださいね。友野なおNao Tomono睡眠コンサルタントインナービューティーアドバイザー自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。第2回「最適な睡眠時間は人によって異なる。その理由とは?」はこちら第4回「スムーズな入眠を誘う方法ってあるの?」はこちら
2015年09月23日最適な睡眠時間は人によって違う。その理由とは?理想の睡眠時間には、大原則として「個人差がある」という事実があり、その理由はまだはっきりとは解明されていません。それを踏まえた上で「理想の睡眠時間は?」と聞かれたら、成人の場合、答えは7~8時間です。アメリカのガン学会が30歳以上の成人100万人を対象に睡眠調査を行い、その後の6年間の死亡率を追跡調査した結果、睡眠時間が平均的な7~8時間の人の死亡率が最も低く、それより睡眠時間が長くなっても短くなっても死亡率が高くなることが分かりました。特に4時間以下の極端に短い人や、10時間以上という極端に長い人の死亡率は平均的な睡眠時間の人の1.5~2.8倍に達すると判明したのです。しかし、全体のわずか0.5%程度ですが、睡眠時間が5時間未満でも大丈夫な「ショートスリーパー」呼ばれる人も存在しており、彼らの場合には何らかの遺伝的要因があると考えられています。一方、9時間以上眠らないと調子が出ない「ロングスリーパー」と呼ばれる人も存在します。一流と言われている人ほど、たくさん寝ている忙しい人が削る時間として、まず睡眠時間があげられますが、「1時間睡眠を削ったら、1時間余計に仕事したり遊んだりできるか」と問われたら、答えはノーだと言われています。1時間睡眠を削ると、幸福度、生産性、健康レベル、思考能力、判断力、コミュニケーション能力などすべての能力が低下してしまうので、睡眠時間を削った分、日中の活動のパフォーマンスも落ちてしまい、本末転倒な結末につながってしまうのです。ベストな睡眠時間には個人差があるとはいえ、「毎日6時間睡眠」を14日間続けた場合、脳に負担がかかり、注意力は2日間徹夜したときと同等まで下がるという実験結果も出ているほど。また、睡眠不足はほろ酔い状態と同じになるともいわれ、常に7時間半の睡眠をとっている人が5時間しか寝なかった場合、翌日の作業能力は15%ダウンし、1晩徹夜すると、翌日の作業能力は普段の60%下がってしまうともいわれています。「デキル人」ほどダラダラ仕事はせず、生産性の高いパフォーマンス力を発揮するので、夜はしっかりと睡眠時間を確保しているのです。睡眠時間によって太りやすくなる?睡眠時間は寿命やパフォーマンス力だけでなく、ダイエットにもダイレクトに影響を与えます。アメリカの名門コロンビア大学の32~59歳の男女8,000名以上を対象にしたフォローアップ研究では、平均睡眠時間が7時間のグループを基準にすると、6時間で23%、5時間で50%、4時間以下だと73%も肥満になる確率が高くなる、という結果が出ました。睡眠不足になると食欲の中枢やホルモンの分泌が乱れ、一説によると25%も食欲が増加し、1日あたり350~500kcalを余分に摂取してしまうということが推定されています。「寝るとブタになる」と思い込んでいる人が多いですが、実はまったく逆だったのです。しっかり眠ることは肥満の予防になり、さらに生活習慣病の罹患率の引き下げにも直接的な影響を与えます。健康増進の基本は睡眠にあり、ということをぜひ心得て、日々きちんとした睡眠時間を確保できるようなタイムスケジュールを組むよう、心掛けてくださいね。友野なおNao Tomono睡眠コンサルタントインナービューティーアドバイザー自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。第1回「体や季節にあったベッドシーツ選びで快適に!」はこちら第3回「掛布団のおすすめは?知っておきたい布団の種類と選び方のコツ」はこちら
2015年09月16日ベッドシーツ、デザインだけで選んでいませんか?「就寝中もファッショナブルに!」と睡眠空間をお洒落に仕上げるのはとても素晴らしいことですが、ベッドシーツを選ぶ際、インテリアコーディネイトの一部として、色やデザインだけで選んではいませんか?ベッドシーツの素材はニットやコットン、綿、リネンなど様々な種類があり、それぞれ肌触りから機能まで全く異なるのです。ベッドシーツの主な役割は就寝時の汗汚れや体動による摩擦から寝具を守ることにありますが、季節や気候に合わせて素材を変え、使い分けることで、より快適な眠りを得ることにつながります。また、シーツは直接体や肌に触れるものなので、触り心地や清潔感が眠りに与える影響は大きいのです。ファッション性だけでなく、快眠の側面からしっかりと選ぶことが重要になります。ベッドシーツを選ぶときのポイントは?高温多湿な夏は、1年の中で最も寝苦しい季節。通常睡眠中にかく汗の量はコップ1杯分ですが、夏の発汗量は通常よりも多くなるといわれています。これは、気温が高い環境下のために、体が水分を放出して体温を一定に維持しようとするためです。従って、夏のシーツには汗を素早く吸い取りつつ、サラサラとした肌触りを維持してくれる速乾性のあるもの、さらに洗濯のしやすさもポイントになってくるので、素材としては綿や麻などが人気。特に、麻素材は熱伝導に優れ、吸湿性や放湿性に富んでいるので、夏におすすめできる代表的な素材といえます。また、接触冷感素材も寝苦しい夏の夜を快適な時間に変える優秀なアイテムです。背中の不快な蒸れを取り除こうと、シーツの冷たい部分を求めてゴロンゴロンと寝返りを繰り返す方がいますが、これでは体が静止している時間が短すぎて、満足度の高い睡眠を得ることはできません。接触冷感素材のように背面をひんやり快適に保ってくれるシーツなどを用いることで就寝直後の不要な寝返りを防いで、深い眠りへと入っていくことが可能になります。冬の衣替えまでは、放湿・通気・吸水性に優れたベッドシーツを本格的な夏が終わってもまだまだ寝汗をかく日が続くので、「タオル織り」「コットン」「竹繊維を織り込んだもの」「リネン」などを使用すると、寝具にこもった熱が発散されて、朝までぐっすり眠りを保てます。逆に、冬は暖かいアクリルやウールなどが人気です。最近では保温性に優れたムートンやキャメルも注目されています。寝床の中の熱は、掛け布団よりも敷き布団の方から多く逃げていくので、背中の温度を逃さないようにすることが冬の温かい睡眠のポイントです。市場では抗菌防臭機能や防ダニ機能、花粉対策機能などがプラスされている高機能シーツの開発がどんどん進んでいるので、季節だけでなく、自分の体質やおかれている環境なども照らし合わせながら、自分が「心地よい」「安らげる」と思えるものを選びましょう。快適な睡眠で、心と体をしっかりメンテナンスし、豊かな明日を手に入れましょう。手軽に変えられるベッドシーツを工夫することから、快眠習慣をスタートしてみてくださいね。友野なおNao Tomono睡眠コンサルタントインナービューティーアドバイザー自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。第2回「最適な睡眠時間は人によって異なる。その理由とは?」はこちら
2015年09月11日東京都・新宿の伊勢丹新宿店は、こだわりの“プロのおもてなし”を紹介する「イセタン百貨事店」を開催する。開催期間は9月9日~9月22日。営業時間は10:30~20:00。同催事は、日常生活に彩りを添え、お気に入りのモノをより愛せるようにというコンセプトで、婦人服、婦人雑貨、婦人靴、ベビー子供用品、リビング用品、食品など、生活に関わるさまざまな分野から合計50企画にわたる、こだわりの"プロのおもてなし"を紹介するもの。催事内では、「世界にひとつのウエルカムボードが欲しい」、「とっておきの卒業式がしたい」など、クリエイターに叶えてほしい夢と出資額を書いてDREAM BOXへ投函すると、期間中に応募された「夢」の中から、実現可能な夢を有料にてクリエイターが形にしてくれるプロジェクト「TOKYO DREAM CLOUD」が開催されている(本館2階TOKYOクローゼット/リ・スタイルTOKYO)。開催期間は9月9日~9月22日。参加クリエイターは、とんだ林蘭・hip BORN twin・KUTANI SEALほか。また、2006年「small planet」で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した世界的な写真家・本城直季による写真・ポートレート撮影の予約受付が行われる。申込者の自宅を対象に、本城氏によるミニチュアのように見える写真撮影と、申込者の家族のポートレート撮影を行う企画となっている。予約受付期間は9月9日~(本館5階IDSもしくは電話にて予約)。料金は108万円~。また、本城氏の写真展も開催される(本館5階センターパーク)。会期は9月9日~9月15日。さらに、横浜市・中区の光る茶室SHUHALLY「文彩庵」にて、裏千家茶道准教授で庵主の松村宗亮が現代のお茶の楽しみ方と心得を話す「変わる表現と変わらない心SHUHALLYで学ぶ日本のおもてなし」が開催される。開催日時は9月22日10:30~12:00と、13:30~15:00の2回。予約開始日時は9月9日10:30~(新宿店本館6階時の場もしくは電話にて予約)。参加費は6,480円、定員は各回8名となっている。また、レストランやカフェのプロデュースも手がけているモデルのノーマ氏による、ビーガン素材だけを使った茶菓子のワークショップも行われるということだ。そのほか、「パティスリー・サダハル・アオキ・パリの青木シェフによるお菓子教室」や「快眠コンサルタント友野なお氏の眠活体験@ウェスティンホテル東京」、4カ月間・計4回のカウンセリング型セミナーを通して心と身体と肌の関係を学ぶ「伊勢丹ホリスティックビューティ塾」、子供の描いた絵をデザイナーのトヨクラタケルがフェルトのアップリケにし、来場者がレッスンバッグに仕立てるワークショップなども開催される。また、そのほかの企画に関しては、同催事Webサイトにて9月29日まで見ることができるということだ。
2015年09月07日2014年9月7日(日)に、睡眠健康推進機構(公益財団法人 精神・神経科学振興財団)主催、「秋のすいみんの日」市民公開講座2014が東京都千代田区のベルサール九段にて催されました。「すいみんの日」は、睡眠に関する正しい知識の普及・啓発を目的とする睡眠健康推進機構(公益財団法人 精神・神経科学振興財団)によって、2011年に制定されました。3月18日を「春のすいみんの日」、9月3日を「秋のすいみんの日」と定め、その日の前後に毎年全国5~6ヶ所の都市で市民公開講座を開催しています。「秋のすいみんの日」市民公開講座2014「睡眠は健康のパートナー睡眠障害の予防と治療」9月3日の「秋のすいみんの日」にちなんで、「睡眠は健康のパートナー睡眠障害の予防と治療」のテーマのもとに市民公開講座が開催されました。講座は、睡眠コンサルタントの友野なおさんの司会によって進行され、次のような講演がありました。13:00開会挨拶髙橋 清久 (公益財団法人 精神・神経科学振興財団 理事長)「睡眠は、健康な人生に欠かせないものです。本日の講演をぜひ役立ててください」13:10総論なぜ眠りは必要なのか?大川 匡子 (公益財団法人 精神・神経科学振興財団 理事)「人は睡眠によって脳を休息させ、細胞を修復し、免疫力を活性化させています。良い眠りは健康に必要なのです」13:30睡眠衛生についてストレスと上手につきあって質のよい眠りを手にいれましょう!尾﨑 章子 (東邦大学看護学部看護学科 教授)「寝室は暗くして、騒音を遮断し、リラックスできる環境で就寝することが大切です」14:00睡眠障害の早期発見睡眠検査を受けてみませんか?川名 ふさ江 (一般社団法人 日本睡眠総合検診協会 代表理事)「睡眠の専門医を受診すると、入院しなくても自宅で睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査ができる簡易型終夜睡眠ポリグラフィー検査を受けることができます」14:20休憩14:35認知行動療法睡眠力を高める実践法岡島 義 (東京医科大学睡眠学講座 客員教授)「認知行動療法には、睡眠薬の服用と同等の効果があります。手のひらをギュッと握って5秒後にパッと離してリラックスする。足の筋肉や顔の筋肉を同じように緊張させてからパッと緩和させる。この行動だけでも寝つきが良くなります」15:05薬物療法について-安心・安全・効果的に利用するコツ-三島和夫(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 部長)「睡眠薬の歴史を紹介します。現在、処方されている睡眠薬はより安全なものに進化しています。薬物療法は抜け出せないものではなく、睡眠が改善されれば睡眠薬は必要なくなります」15:35休憩15:45質疑応答回答者:講演者一同16:05閉会挨拶髙橋 清久 (公益財団法人 精神・神経科学振興財団 理事長)「現代の日本は、なかなか睡眠がとりにくい状況にありますが、睡眠は大切です。本日の講演を参考にして、良い睡眠を心がけてください」受講した皆さんは、熱心に講演に耳を傾け、ときにうなずいて聞き入っていました。それだけ、睡眠の問題に関心を寄せる人が多いのかもしれません。またこの市民公開講座を通して、自分の睡眠スタイルを改善するヒントをつかんだのかも知れません。「秋のすいみんの日」市民公開講座2014は、こうして盛況のうちに幕を閉じました。市民公開講座の今後の予定は、次の通りです。2015年3月13日茨城3月14日富山3月15日東京3月15日鹿児島3月28日宮崎
2014年10月01日アラフォー女性に関するファッション、コスメなど14カテゴリーエキサイトは、美容やライフスタイルの向上に関心の高いアラフォー女性のための情報サイト「キレイスタイル」において、“心・体・姿がキレイになる”をテーマにした情報を届ける「キレイコラム」を、2014年3月12日(水)から開始した。カテゴリーは、アラフォー女性に関するファッション、コスメ、ヘアメイク、スキンケア、ダイエット、ボディメイク、フード、家事・育児、マネー、キャリア、恋愛・結婚、リフレッシュ、旅・車、エンタメの14カテゴリー。キレイになるために役立つ、各界の専門家によるコラム現在掲載されているコラムは、美容関係では、<ボディメイク>:「日光浴不足は太る?! サンシャイン・ビタミンで美ボディ(石塚久美子)」、「快眠美人のキーワード「副交感神経」を優位にする3つの方法【友野なお 実践!美人睡眠道】(友野なお)。<スキンケア>:「春のゆらぎ肌をホリスティックに克服!植物のパワーで、揺るがないエイジングケアを(SACHIHO)」、「炭酸パワーでクリアな美肌へ!【上田祥子の狙い撃ちビューティ!】(上田祥子)」、「今夜からやめるべき!老化を促す就寝前3つのNG行為【友野なお 実践!美人睡眠道 】(友野なお)」、「オーガニックバーム」を使いこなす【吉川千明 のエレガント・オーガニックライフ】(吉川千明)」など。キレイになるために役立つ、専門家によるコラムが多数掲載されている。【参考リンク】▼エキサイトニュースリリース▼エキサイト「キレイスタイル/キレイコラム」
2014年03月16日※写真左より友野氏、古賀先生、オムロンヘルスケア商品事業企画部西口恵さん。9月25日、杏林大学医学部/精神神経科教授の古賀良彦先生を中心とする『睡眠改善委員会』による「かくれ不眠×スリープマネジメントセミナー」が開催されました。「かくれ不眠」とは、睡眠改善委員会が命名した呼称で、専門治療までは必要としないものの、一時的な不眠症状など何らかの睡眠の悩みを抱えている人のことを指します。委員会の調査では、20~40代の8割が「かくれ不眠」に該当することがわかっています。セミナーでは、古賀先生や睡眠コンサルタントの友野なお氏による「かくれ不眠」の正しい知識や解消法についてのアドバイスがあり、心身の健康には「質の良い眠り」が不可欠であることを思い知らされました。睡眠トラブルで仕事や人間関係に支障が…「全般的に仕事への意欲が下がっている」「ごろごろすることが多くなった」「人と話すのがわずらわしいと感じる」そんな症状があるという人はもしかすると「かくれ不眠」かもしれません。睡眠の質の低下はストレスを強め、日常生活や健康にも悪影響を及ぼします。では、「質の良い眠り」を得るためにはどうしたらいいのでしょうか。ご自身も「かくれ不眠」だったという睡眠コンサルタント/インナービューティアドバイザーの友野なお氏が提唱する「眠活(みんかつ)=スリープマネジメント」こそが「健美」の入り口のようです。眠る前は我慢!テレビ・パソコン・スマホは美容の大敵今でこそスレンダーボディに美肌の持ち主の友野氏ですが、数年前までは虚弱でアトピー体質、その上ダイエットしても痩せないぽっちゃり体型に悩んでいたというのです。ところが、睡眠を改善したことで体質も改善され、今の「美と健康」を手に入れたとか。「質の良い眠り」を得るには、就寝前の1時間、就寝中の7.5時間、起床後の30分、計9時間の過ごし方にこだわること!だそうです。睡眠時間は長すぎても短くてもダメ。理想は7.5時間で、就寝前には暖色系の暗めの照明に切り替え、アロマ・ストレッチ・音楽・読書などで充分にリラックスした状態で眠りに入る事が大切。ベッドの中までスマホが手放せない…という人、今日からは明日のキレイのために、我慢しましょうね。そして起床後は、太陽の光をしっかり身体に浴びて起きること。明るい光を目に入れることで脳が刺激され、日中のパフォーマンス力がぐんと上がるそうです。「自分の睡眠が見える」優れものの健康機器を活用しよう!目覚めが悪い時には「本当にぐっすり眠れているのかな…」と不安になりますよね。そんな時、強い味方になってくれるのが、自分の眠りの状態や睡眠時間を測定してくれる健康機器。オムロンヘルスケア株式会社からは、ベッドサイドに置くだけで眠っている間の眠りを測定し、眠りの質をチェックしてくれる『睡眠計』や『ねむり時間計』がリリースされ注目されています。どちらもパソコンやスマホなどで簡単に管理でき、アドバイスまでくれる優れもの。自分自身で睡眠管理しながら「眠りの質=人生の質」とまで言われる「睡眠」をもっと大事にして、美しく健康な身体づくりを目指しましょう。【参考】◆睡眠改善委員会 ホームページ◆オムロン 睡眠計 HSL-101◆オムロン ねむり時間計 HSL-002C◆オムロンヘルスケアお客様サービスセンターフリーダイヤル 0120-30-6606
2013年09月27日