3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終え天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入。5歳の長女が寝る前にぽつりと漏らした「次女が生まれなくてもよかったのに」という言葉にとんがりめがねさんはショックを受けます。本気で思っているわけではなくても、その言葉はとげのように刺さって抜けません。そして事件は起こり、長女がこの日から簡単に自分の命を盾にするようになります……。 自分の命を盾にする娘に、思わず感情的に怒鳴ってしまい…長女の「次女が生まれなくてもよかったのに」という言葉が胸に刺さって離れない私をよそに、今日も5歳の長女と2歳の次女はケンカ。 しかしこの日はいつもと違い、長女が衝撃的な言葉を発するようになりました。 どこで覚えたのか、「死」 という言葉を持ち出した長女に、動揺してしまうとんがりめがねさん。5歳の子どもが発した言葉とはわかっていながらも、自分の命を盾にした言葉にとんがりめがねさんは思わず感情的に怒鳴り返してしまいます。 「だって怒るもん! 怒られたくないからしみたい(しににたい)!」 「長女はただストレートに怒られたくないという気持ちを「死」 という言葉を絡めて発しているだけ。言葉の奥には別の真意があるのだから」と、とんがりめがねさんは気持ちを落ち着け、そして長女の手をにぎり、いつものように語りかけました。 「姉ぇねがどんなにアカンことをしても、母ちゃんがどんなに怒っても、しんでほしいなんて思うことは絶対にない!」 とんがりめがねさんの言葉に、自分がいけないことをしているとわかったのか、長女は自分の頭を叩きだします。 とんがりめがねさんは、「大事な姉ぇねをいじめるのは許さん。それが姉ぇねでも、自分のことも大切にして」と自分の頭を叩く長女の手を取り語りかけると、長女はやっと怒るのをやめ、とんがりめがねさんも長女の気が済むまで抱っこしてあげました。 長女の自分の命に関する発言。本心で言っているわけではないとわかっていても、読んでいる私たちでさえつらい言葉ですよね。そのため親であるとんがりめがねさんの心にはより深く突き刺さるものだったと思います。 そんなときでも長女をそっと抱きしめて、落ち着いて言葉をかけてあげられるとんがりめがねさんの強さには尊敬してしまいます。命はゲームのようにリセットはできないもの、命の大切さは何にも代えられません。どんな状況や関係でも命を盾にする発言には、冷静に対応できる人間でありたいですよね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月16日こんにちは、マメ美です!毎日子育てお疲れ様です!!我が家は最近、反抗期6歳とイヤイヤ期2歳に囲まれて、それなりにヘロヘロになって毎日を過ごしております。そんな日々の中で、ふと思い出したことがあったんです。今回はその思い出したことを実践してみたら思った以上に良かったので、そのことを書きたいと思います!!■毎日ヘロヘロ!いやもうホントに毎晩こんな感じでヘロヘロになっております! 笑年明けから胃腸炎だの風邪だのを家族間でリレーをしたり、階段から落ちてお尻打撲したり…いろんな要素満載だったのもあるんですが…(^^;;そんな時ふと思い出したんです。とある人を。■突然思い出したあの人私がまだ小さい頃近くに住んでいた幼馴染のお母さんです!小さい頃なので記憶はうっすらとしかないんですが…なんか毎回遊びに行くと音楽が割と爆音でかかっていたんです。当時流行りの曲だったり古そうな曲だったりインストだったり…そんなことを突然思い出したので…せっかく思い出したんだしやってみました(笑)するといやこれ本当にオススメ!!!!!気分上がらない時やめんどくさい時にぜひやってみてほしい!テンション爆上がりで家事できます! 笑子どもたちも誘われて気がつくと子どもの好きな曲になりがちですが、それもまた良し!むしろ最近の曲とかは子どもたちから教えてもらってます!! (笑)思わぬところで出てきた記憶でしたが、とても大事な息抜きの一つになりました(^^)皆さんもぜひお試しあれ!!
2023年02月16日3歳から始まった長女のイヤイヤ期が終わりを迎え、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、ついに突入した中間反抗期。5歳の長女は人の気持ちも想像できるようになったのか、2歳の次女へのイジワルは悪意が感じられるものに変わりました。そのたびに真剣に向き合い、説教を重ねるとんがりめがねさん。ある夜、いつものように寝かしつけをしようとすると、長女がなんの前置きもなく「ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」とつぶやいたのを聞き、とんがりめがねさんはショックを受けます。 長女の言葉にショックを受けた母は…長女が漏らした言葉。それは私にはショックが大きすぎました。いつもならもっとしっかり話をしますが、この日はさすがに私もそれ以上言葉が出てこず……。 ある夜の寝かしつけで、長女が前置きもなく漏らした言葉が、胸に突き刺さったとんがりめがねさん。 「あーあ、ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」 とんがりめがねさんも長女が本気で思っているわけではないのはわかってはいますが、そういわせてしまうような状況を作ってしまっているのかと自己嫌悪は募るばかり。 次女との大切な1対1の時間も長女のために犠牲にして向き合っていたのに、長女に届かなかったのかと思うと何も考えることができず、とんがりめがねさんはただただ胸をえぐるような痛みを感じ、その日は寝付けませんでした。 とんがりめがねさんの心の傷をよそに、翌日も次女につっかかり事件を起こす、長女。この日もとんがりめがねさんはいつものように叱り、一度次女から離れるように長女に言いました。 すると、長女から出たのは「じゃあもうわたし、しんでもいいんやな!」という言葉。この日から、長女は簡単に自分の生死を口にするようになったのでした。 「あーあ、ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」というこの言葉も、長女はきっと本気で思っているわけではないし、死を理解して発言しているわけではないと思います。それでも、その言葉を受けたとんがりめがねさんの悲しみは計り知れませんよね。みなさんならこのような言葉をわが子からかけられたとき、どう返しますか?著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月15日4歳になった長男は、プチ反抗期を迎えました。2歳の頃のイヤイヤ期とはまた違う、「めんどくさい」「やりたくない」など不機嫌になる『思春期』のようなプチ反抗期。「4歳の壁」というものがあり、脳が著しく発達したことにより、今の自分だけでなく、過去や未来、自分以外の人へも意識がいき、身体も成長するものの、まだまだ自分の感情をコントロールする力が未熟だったりすることで起こる反抗期のようなものと聞いているのですが…、まさに! という感じで、我が家の長男にも当てはまるものでした。前回の連載でもプチ反抗期のことを書いたのですが、そのときは、ただただ「こうして」と伝えるだけでなく、「何故」こうしてと言われているのかを伝えることで理解してもらうというエピソードでした。4歳といっても、こちらの言うことやいろいろなルールを理解しているのだということを親も信頼し、子ども扱いして指示だけ出すのではなくきちんと理由を伝えることの大切さを書きました。が!!時間がないこともある…!朝のバタバタしているときや兄弟のお世話があるときなど、とにかく時間に追われているときの対策なのですが、我が家の場合はこれにつきます。この作戦は本当に有効的です。長男の性格は、好奇心旺盛だったり負けず嫌いだったりとアクティブな面が多いのですが、そんなお子さんには、より有効なのかなと感じます。よーいドン! 的な始まりに飽きてしまったときは、「よーし、今だったら勝てるかも~!」「よしよし、今のうちに息子くんよりも早くやっちゃお!」等々、抜け駆けで勝負を勝手に始めると乗ってきたりします。飽きさせずに楽しんで勝負をするのもポイントです。そしてこの勝負のときは、必ず惜しいところで負けてしまうようにしています。お片付けのときなどは、「あれ~? このおもちゃってどこにしまうんだっけな~?」などと、ついつい教えてあげたくなるようなことを言うと、教えてくれて、いつの間にかお片付けが進むということが多いです。何事にも創意工夫。方法は同じでも、入り口を工夫すれば飽きずに乗ってくれる我が家の子どもたちでした。
2023年02月15日3歳ごろから続いていたイヤイヤ期がやっと終わりを迎えた長女。ようやくイヤイヤ期を終え、天使期に入ったかと思ったのもつかの間、ついに突入した中間反抗期。5歳の長女が起こす5分に1回の事件に、とんがりめがねさんもイライラが募ります。寝る前は素直になれる長女に、「この平和な時間が永遠に続けばいいのに」と感じる、とんがりめがねさん。そして長女の中間反抗期が本格化してくると、2歳の次女へのイジワルは悪意のあるものに変わっていき……。 人の気持ちが想像できるようになったのは喜ばしい点だけど…?寝るときの素直で穏やかな長女はどこへやら。長女の行動には、次女の嫌がる気持ちがわかってやっているのがみえてきて……。 長女の中間反抗期が本格化し、次女へのイジワルは次女の嫌だと思う気持ちを読み取っているかのごとく、悪意のあるものに変化していきました。 そして、とんがりめがねさんの説教にもつい熱が入るように。 「その想像する力、良いほうに使って! 」 とんがりめがねさんの正論でぐうの根も出ない叱り方を受けて、何も言葉が出せずに目に涙を浮かべる長女。 一度でわかってくれればいいものの、長女もまだ5歳なので何度も同じようなイジワルをし、そのたびにとんがりめがねさんは長女と真剣に向き合いながら説教をしました。 そしてある夜、ついに長女は「ほーちゃん(妹)うまれなくてもよかったのに」とつぶやき……。 子どもは何度も注意をして「それがダメなことなんだ」と覚えていくものだとわかっていても、毎回真剣に向き合うのは骨が折れますよね。しかし、人の気持ちを想像して行動できることは、これからたくさんの人と接していく人生の中でとても大切な力。とんがりめがねさんの思いが長女へ伝わる日が来ることを願うばかりですね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年02月14日いつも読んで下さってありがとうございます、もりりんパパです。まだまだ寒い日が続きますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕の住んでいる九州でも昨年のクリスマスや1月に雪が積もり、かなり寒い日がありました。雪が積もると子どもたちは飛び跳ねて喜ぶんですけどね、僕は通勤が大変になるのでテンションだだ下がりです(笑)さて、今回のお話はプチ反抗期についてです。うちの次女さんも高学年が近づいているのでそろそろかなとは思っていたのですが…それではどうぞご覧下さい。長女もあったな プチ反抗期次女の場合は…反抗する気持ちがわかる!?なんか次女さん、凄かった…長女の時に反抗期を経験してはいたのですが、姉妹でここまで違うものなのか…と驚いてしまいました。そして、なんと自己主張の強く押しつけがましい反抗期でしょうか(笑)この先が全く想像つきませんね。…といった感じで今回のお話はおしまいです。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
2023年02月10日■前回のあらすじ最近、娘たちが冷たい気がする勇気。次女が発した「はやくいなくなって」という言葉がひっかかったものの、小学生が言うことだからとあまり気にしないことにしたのですが…。反抗期にしては様子がおかしい不穏な会話の内容が聞こえてきて…様子のおかしい娘たち、そして夫のいないところで引っ越しの相談をしているらしい妻。まさか、妻は離婚しようとしている…!?次回に続く 「見えない地獄〜僕は家族に裏切られた〜」(全69話)は22時更新!
2023年02月03日3歳ごろから続いていたイヤイヤ期がやっと終わりを迎えた長女。イヤイヤ期を終え天使期に入ったかと思ったのもつかの間、ついに中間反抗期(年長から小学校中学年ごろにくる反抗期)に突入してしまったよう。長女の怒りは主に次女。5分に1回は起こる事件に、とんがりめがねさんもついイライラしがちになりました。しかし、とんがりめがねさんはどんなに怒っても長女のことが好きだということ、長女のことが好きなのと同じくらい次女のことも好きだから意地悪するのはやめてほしいということを何度も伝えます。そのときはしおらしく収まる長女に、とんがりめがねさんの思いは伝わっていると思い込んでしまっていて……。 寝かしつけるときは穏やかで素直な長女。照れくさそうな笑顔もかわいくて…話せば親の気持ちは長女に伝わる、理解してもらえると思っていた私は、寝るときにも必ず長女にその日のケンカのフォローと大好きの気持ちを伝えていました。 長女と次女の寝かしつけは、それぞれ1対1でおこなうとんがりめがねさん家族。とんがりめがねさんと長女の二人きりの落ち着いた空間では、長女も少しだけ素直になってくれます。 他愛もないことを話し、その日のケンカのフォローをし、「次女と仲良くできないときもあると思うから、そのときは一回離れるという選択肢もあるんだよ」ということを伝えるとんがりめがねさん。実際にできるようになるのは先とわかっていますが、何度も言えばちょっとずつでも理解してくれると信じて話しました。 そして、3分で寝てしまう長女の寝かしつけ後は次女の寝かしつけ。次女にも同じように「長女が意地悪をしてしまうかもしれないけれど、好きがうまく伝えられないだけなんだよ」ととんがりめがねさんが伝えると、次女も「わかったよ」と返事をしてくれました。 子どもたちと心穏やかに過ごせる就寝前の時間。そんな平和な時間が永遠に続けばいいのにと思うとんがりめがねさんなのでした。 寝る前のひとときは、大人も子どもも少し素直になれる時間ですね。とんがりめがねさん親子も、幸せで穏やかな時間を過ごし、眠りにつきました。普段暴れん坊な子どもに対して、寝ている間は天使なのにと思うママパパも多いのではないでしょうか。ママパパも日々忙しくなかなか時間が取れないかもしれませんが、こんなふうに子どもと過ごすちょっとした時間を大切していきたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月31日3歳ごろから続いていたイヤイヤ期がやっと終わりを迎えた長女。次に訪れた、長女が天使のように穏やかな時間は、一瞬のことでした。やってきたのは中間反抗期。周りの大人や友だちまでもが次女をかわいがることに、長女は嫉妬心が徐々に積もって、爆発してしまい……。 長女の被害にあうのは次女ばかり。話せばわかると思い込んでしまい…?次女が「かわいい」と言われることに嫉妬する長女。長女に気持ち穏やかに過ごしてもらうためにも、家族だけでなく親戚や保育園まで巻き込んで「かわいい」という言葉を最重要取扱注意表現としました。しかし、言葉を規制するだけでは長女の気持ちには寄り添えていなかったことに、私たちは気づいていなかったのです。 長女が5歳になるころには、次女への嫌がらせが5分に1回は起きるようになりました。 あまりの頻度にとんがりめがねさんもイライラしてしまいます。とんがりめがねさんは怒鳴りながらも「どれだけ怒っても長女のことが好き」と伝えることは忘れません。そのまま親子で仲直りすると、「長女のことを好きな気持ちと同じくらい次女のことが好きだから、お互いに意地悪するのは許さないよ」ということを必ず伝えます。 これで気持ちは伝わっていると思っていたとんがりめがねさんは、この日も長女に話すように叱りました。 「先に相手が悪かったとしても、叩いた方が負けやねん。人を叩いていい理由なんかない」 冷静に平等に話せばわかるし、しっかりしている長女にはこの叱り方で伝わる。とんがりめがねさんは「子ども扱いしない」ということが、次第に「大人の理屈を押し付ける」ということに変わっていっていることに気づくことなく、長女に訪れた中間反抗期を悪化させてしまうのでした。 実際、大人でも「それはわかっているけど、それでも腹立たしいんだ! 」という出来事もありますよね。どんな形が子どもの気持ちに寄り添っていることになるのか、親子といえども相手の気持ちを推し量るのは難しいですよね。みなさんなら、弟妹に嫉妬してしまう子どもにどう寄り添いますか? 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月30日長女は3歳後半になり、イヤイヤ期がピークに。それでもとんがりめがねさんは、将来困らないようにと長女の未来を考え、粘り強く長女と向き合いました。そして、長女は幼稚園に入園したことをきっかけに、イヤイヤ期の終わりを迎えることができたのですが……。 家では姉妹平等にしているつもりだけど、ついに嫉妬が爆発して…?長女と私はお互い何度もぶつかり合いましたが、長女の幼稚園入園を皮切りに、イヤイヤ期は終わりました。その後ひとときの天使期を泣いて喜ぶ私でしたが、まさかの事態を迎えました。 長女にやっと訪れたイヤイヤ期の終わり。家ではやさしいお姉ちゃんであり、素直に謝ることもできるようになった長女は、天使期がやってきたように思えました。 しかし、長女の嫉妬の時限爆弾は突然はじけ飛びます。これまで赤ちゃん返りもなく、次女をかわいがってくれていた長女は4歳半ごろから次女がかわいがられることに嫉妬し、感情が爆発してしまったのです。 家の中では姉妹平等に接してきた、とんがりめがねさん家族ですが、ひとたび外に出ると祖父母、保育園の先生、長女のお友だちまでもが妹のことをかわいがるのです。 存在するだけで「かわいい」といわれる妹と、何かしなければ褒めてもらえない自分の気持ちの狭間でくすぶっていた感情が爆発してしまった長女。とんがりめがねさんは自分も長女であったからこそ、その気持ちがわかり、心を痛めます。 こうしてついに、とんがりめがねさん一家で「かわいい」という言葉を使うことに関してルールを設けることになり、親戚や保育園の先生にも協力してもらい、長女のために動くこととなったのでした。 兄弟姉妹のいる家庭あるあるかもしれない事件でしたね。大人にとっては何気ない一言のつもりでも、子どもにとってみたら大きな影響を与えられる一言なのかもしれません。みなさんも子どもに良かれと思ってやったことが裏目に出た経験はありませんか? 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月29日岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「反抗期」です。ロック少年のイメージといえば、反骨精神や若さゆえの衝動みたいなものがあるのではないかと思います。“大人はわかってくれない”的なことや“学校の窓ガラスを割る”的なことって、10代の心情を歌う曲ではひとつの常套句となっているのではと思うのですが……「僕の中にはないなぁ」っていつも思います。だって、学校の勉強も、先生も、大人のことも普通に好きだったので。10代のころ、世の中の仕組みに納得いかないことなんかひとつもなかったんです。全部、納得していた。そんなわけで、僕には非行に走るような反抗期がありませんでした。中学2年の時、全校集会で在校生が新入生に部活の紹介をした時のことを思い出します。卓球部の部長が部活紹介をしないといけない場面で突然、学校に対する不満を壇上でぶちまけたんです。たぶん、部長はそれをずっと言いたくて胸の内に溜めていたのでしょう。先生たちが慌ててステージにあがって彼を取り押さえていた。僕はそれをただ見ていました。まるで「金八」みたいな衝撃のシーンや、こんなことあるんや、と体育館で三角座りしたまま思いました。3年生たちは「そうだそうだ!」という感じで興奮していましたが、2年生の僕は一切そういうことを思っていなかったので、「この学校、いいと思うけどな……」と心の内で思っていた。それくらい環境に苛立ちや不満を持つことがなかったんです。どうしてそうだったのかと振り返ると、やはりおじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らしていたからではないかと思います。相当愛されているという自負があるのと、家族が多いとやはりそこに守られている、属しているという強い連帯の意識が芽生えます。強いロープで結ばれている安心感があると人は反抗しようなんて思わないのではないでしょうか。そういうマインドで育ったからこそ実家暮らしも長かったのだと思います。反抗してないですから現状維持でいいですし、実家に住んでいたら家賃もかからず経済的で合理的です。よく世の中では実家男子は独立心がなく結婚するにはちょっと……なんて言われますが、とんでもないと思います。家族に愛されてないと成立しないし、愛情をきちんと理解できる男性であることは間違いない。長い目で将来のことを考えるなら、反抗知らずで平和主義の実家男子こそ結婚向きなのではないでしょうか。おかざきたいいくキャリア最多公演数となるワンマンツアー「JAPAN TOUR」の追加公演が、1/29東京、2/11沖縄で開催される。岡崎体育ワンマンコンサート「BASIN TECHNO」@さいたまスーパーアリーナのライブ音源が配信中。『anan』2023年2月1日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND)文・梅原加奈(by anan編集部)
2023年01月28日長女も3歳後半になり、イヤイヤ期がピークに。次女も離乳食や抱っこの時間が増え、とんがりめがねさんはなかなか長女の思うように動いてあげられなくなっていました。そんな状況と自分自身の感情がうまく抑えられない長女のストレスは高まり、長女のイヤイヤ期はひどくなる一方で……。 こんな人間になってほしい! 母が考える子どもの将来像長女のイヤイヤ期のピークと、次女の世話が増える時期が重なってしまい、長女の感情をどうやってもうまく解消してあげられない日々が続いていました。 おむつ替えや離乳食などの「赤ちゃんを生かすための育児」から、「将来の人間性を考えながらの育児」をするようになってきた、とんがりめがねさん。その一環で、長女に「ごめんなさい」を言えるように教育します。 長女は悪いことをしているときにはきちんと自覚しているようですが、なかなか謝るまではできない性格のようで、こちらが感情的に怒るとますます頑固になり謝れない様子でした。ごめんなさいを強要したり、気の入っていない謝罪をすることだけはさせたくないというのが、とんがりめがねさんの教育方針。 罪悪感が顔に出ていたり、謝るきっかけを与えることで長女から謝罪を引き出し、謝れたときはほめちぎって「大好き」と伝えます。 そして、長女は幼稚園に行き始めるとストレスを園で発散できるようになり、精神的に落ち着きを見せ始めます。これまであれだけイヤイヤしていたのに、家では妹にやさしくし、お手伝いをしたり、怒られたときも泣きながらではありますが、謝れるようになったりと、成長しました。 これにてとんがりめがねさん宅のイヤイヤ期は終わりを迎え、素直でやさしい天使期が一瞬訪れた。と思いきや……? 無事訪れた長女の天使期にとんがりめがねさんは、涙を流して喜んでいましたね。あれだけ激しかったイヤイヤが嘘のように終わるとは、育児の難しさをひしひしと感じたことでしょう。ごめんなさいが言えるというのは大人でもなかなか難しいことですが、とんがりめがねさんは長女への教育の一つとして成功させたようです。家庭によって合うやり方は違いますが、謝ることを教える方法の成功例の1つとして参考にしたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月28日2歳半ごろからイヤイヤ期が始まった長女。とんがりめがねさんは、次女が生まれてからの長女が心配で赤ちゃんのいる暮らしについて、長女に伝えていました。そのおかげか、長女が赤ちゃん返りすることはなく、やさしいお姉ちゃんとして過ごしてくれるように。しかし、長女のイヤイヤ期はつづき、主に長女のイヤイヤ期はとんがりめがねさんの夫に向かってのものが多かったため、自然ととんがりめがねさんの夫が次女担当、とんがりめがねさんが長女担当になっていきました。そのためワンオペ時にも、とんがりめがねさんは、次女と1対1の時間はなかなか確保できない状態で……。 イヤイヤ期もいよいよピークに! 長女のイヤイヤスイッチが多くなり…?私はイヤイヤ期のはじまった長女のことが心配で、次女との大切な時間を犠牲にしながらも、長女と一緒に遊んだりイヤイヤに付き合ったりと長女を優先してきました。しかし、次女が成長するにつれ、世話をする時間が増え、それがイヤイヤ期のピークと重なってしまい……。 長女も3歳後半になり、イヤイヤ期もピークに。次女も離乳食や抱っこの時間が増え、とんがりめがねさんはなかなか長女の思うように動いてあげられなくなってしまいました。 長女は今まで優先してもらっていたのに待つ時間が増えたり、自分でできることは自分でしたかったりと、ストレスが溜まっていく一方。長女はイヤイヤスイッチが入ると、自分の気持ちと優先されないことへの不満で自分でも感情を抑えきれない様子で、大声で威嚇、怒りながら号泣する長女に対して、親が何をどうしてあげても制御がききません。 ある日、とんがりめがねさんは、長女が喜ぶだろうと思って、制服にアレンジを加えました。しかし、長女に見せた瞬間、長女はとんがりめがねさんの目の前でゴミ箱に放り投げました。この出来事にとんがりめがねさんは怒りすらこみ上げず、ただ悲しみが押し寄せ……。 子どもが成長していると思うとうれしい半面、対策が見つからず悲しくやるせない気持ちを抱えている親はきっととんがりめがねさんだけではないと思います。 子どものイヤイヤを少しでも回避するために、良かれと思ってした行動が裏目に出てしまうのがイヤイヤ期。親がどうしてあげても子どもがイヤイヤするというのは、理解できていても実際に好意を無下にされると傷つきますよね。 著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月27日■前回のあらすじ中学生になるとなぜかお父さんにイライラして仕方がなかった日々。自分でも理由がわからず苦しんだのですが、そんないら立ちも高校生になったころにはパッタリとなくなったのです。父とは中学生になってから三年以上口を聞いていなかのに、高校生になってからは急に距離が縮まりなんとふたりで映画を観に行くまでにもなっていました。この急変化に自分も父もそして他の家族も驚いていたけれど、誰もそれに触れることなく、何ごともなかったかのように、そして私はまたあの父への嫌悪感が戻ってこないことを願いながら過ごしていました。(多分父も)学校やバイトで家にいる時間が減り、あまり父の存在を過剰に感じなくなったからなのかイマイチ自分でもわかりません。父に対しての強めの反抗期は意味もからず始まり、そして終わったのでした。しかし反抗期が終わった10年以上も後に、父への壮大な反抗期の原因は「アレ」だったのではないかと思うことがありました。それはあるドキュメンタリー番組に出ていた女性のある言葉でした。彼女は、病院で医師に幼少時代から色々遡って話をしていくうちに自分では気づかなかった「兄弟への嫉妬や劣等感」を抱いていたことに気付きました。自分ではそこまで気にしているつもりがなかったととても驚いた様子を見て「そうなんだ」くらいの気持ちで眺めていたのですが…。そこでふと、父への反抗期を思い出した私。あの意味不明なほどの反抗期にもやはりなにか原因があったのではないか。時間が過ぎた後でも時々考えることがありました。テレビに出ていた女性が言っていた「自分ではそこまで気にしているつもりはなかった」という言葉が妙に胸に引っかかりむず痒くてそこをポリポリかくように記憶をたどりました。すると、もしかしたらという出来ごとを一つ思い出したのです。父に嫌なことをされたことがないのになぜこんな父のことが嫌なのか。ずっと悩んでいた私は、多分、いや絶対にそれだという出来ごとを思い出して静かに納得したのでした。妹の親友が夏休みに遠くへ引っ越してしまってから妹の元気がなかったのは当時子どもだった私の目から見てもわかるほどでした。引っ越した友だちに会わせたいという父の想いも理解できましたし、私の誕生日は2人が妹の友だちに会いに行く前に家族みんなで祝ってくれました。なにより、帰ってきた妹はとても嬉しそうで安心したのを覚えています。しかしながら当時まだ幼かった私は、やはり胸の奥深くで自分の誕生日に家族がいないことが悲しくて辛かったと傷ついていました。良い子になって納得し、モヤモヤした感情に蓋をしてそれが反抗期で爆発したのかもしれません。今となっては私が反抗期当時の父の気持ちを想うと申し訳ない気持ちと、長い期間見守ってくれたことに感謝しています。(父との仲が今良好なのも反抗期の時の父の寛容さあってこそだと思っています)今では自分自身も二児の母。これから沢山の選択をしながら二人にどう寄り添えばいいのか、なにを優先すべきなのかその都度見極めていく立場となった今、とても考えさせられる過去なのでした。
2023年01月27日イヤイヤ期と思春期の間で訪れると言われる中間反抗期。イヤイヤとやさしいお姉ちゃんの間で揺れる、5歳の長女に訪れた中間反抗期に、日々苦悩しながら向き合う家族のお話です。 中間反抗期があるなんて聞いてない! はじまりはイヤイヤ期からで…? 今年で育児5年目に入る私は、長女が3歳3カ月のとき、次女を出産。 長女のイヤイヤ期が重なることから、次女の出産前から赤ちゃんの話をしたり、出産後の生活のシュミレーションをしたりしていました。 事前に対応していたおかげか、長女の赤ちゃん返りは無事回避。しかし長女は普段はやさしいお姉ちゃんだけれど、些細なことがきっかけではじまるイヤイヤがあって……? 育児5年目に入るとんがりめがねさんは、長女に「妹が生まれなくてもよかったのに」と言わせるような状況をつくってしまい、何がいけなかったのだろうと苦悩していました。次女が生まれる前も、生まれてからも長女を優先し、なるべく長女と1対1の関係をつくってきたのにと悩みます。 長女のイヤイヤ期は2歳半ごろからはじまり、たたく、物を投げる、ツバを吐いて床に塗るなど、自分の思い通りにならないとイヤイヤしてしまいます。些細なことがきっかけで火がついたようにはじまる長女のイヤイヤは、3歳前半のときは漠然と「イヤ」という感情のものが多く、ほとんどが父に向けられました。そのため、次女の世話を父に任せ、とんがりめがねさんは長女担当に。 「長女を優先する」という思いで育児をしていたため、ワンオペ時には次女の世話をするときも、長女の相手をしながらやっていました。当然次女との1対1の時間はほぼありません。 そのような事情もあってか、とんがりめがねさんは、次第に次女との大事な時間を長女のために犠牲にしてきたという思いを抱くようになったのでした。 子どもがかわいい時期だけではないことはわかっているし、別の人間だからこそ考えていることがわからないという難しさが、子どものイヤイヤにはありますよね。次女との大切な時間を犠牲にしてまで向き合ったからこそ、親側の感情の整理は難しいものです。どうすれば子どもに伝わるのか、どうすれば子どもを理解できるのか、年代を問わず、育児中の永遠のテーマかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター とんがりめがね3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。
2023年01月26日私は4歳と2歳の男の子を育てています。生まれてからずっとパパが大好きで、パパにくっついてばかりいた長男が、3歳4カ月を過ぎたあたりから急にパパのことを拒否するようになりました。そして、何をするのにも「ママ! ママ! 」と私しか受けつけません。反抗期だからと思ってはいるものの、そんな長男の変化にパパはショックと苛立ちで怒り、私は長男とパパの対応に追われる日々。しかし、あるとき、私たち夫婦は長男の変化の理由に気がつきました……。反抗期の長男幼稚園に通うようになった長男は、ここ最近、特に親によく反抗するようになりました。反抗期と並行して、あんなに大好きでくっついてばかりいたパパを拒否するようになったのです。 パパが長男を抱っこしようとすると「やめて! 」と言い、パパが長男に注意すると「ママ! ママ! 」とパパの言うことを聞こうとしません。そして、長男はパパを拒否したあと、パパの表情や様子をジッと観察しているのです。 ショックで怒る夫今までとはまったく違う長男の反応に、長男のことが大好きな夫はショックで仕方がありません。私は夫に「時期が過ぎたらまた長男はあなたに寄ってくるから」と伝えていますが、夫は理解はしているものの寂しい気持ちが強くて受け入れられない様子。 そして、夫の言うことを聞かず「やめて、ママがいい」と言う長男に力ずくで叱ってしまう日々が増えていったのです。長男はさらにパパに対する拒否が強くなっていきました。 夫婦で気づいたことある日、私は夫に「長男はあなたを拒否したあと、あなたの反応を確認しているよ。甘えたいのかも。長男と一緒に遊んでみて」と伝えました。すると、夫は帰宅後、長男と一緒に積み木で遊び始めました。 長男はとてもうれしそうで、夫に「抱っこして」と両手を挙げて全身で夫に甘えています。私たち夫婦は「長男はパパと過ごす時間が少なくて、パパに甘えたいがためにパパを拒否して気を引いてたのかもしれない」と気づいたのでした。 パパを拒否してママばかり求める長男に夫は困惑して怒り、私は夫と長男の対応に追われて毎日のように疲労困憊でした。しかし、夫婦で長男が求めることに気づけたおかげで、今では長男の心の成長や変化にじょうずに対応できるようになりました。子どもの変化についていくことは簡単ではないですが、楽しみながら私たち夫婦も成長していけたらうれしいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 著者:岩見 エリ2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。
2023年01月18日4歳になると、イヤイヤ期も収まり親の言うことをよく聞いてくれるようになると聞いていました。「天使の4歳」とも言われますし、4歳ってそんなにおりこうさんになるんだなぁと待ち遠しく思う時期もありました。しかし実際に4歳になった長男は…確かに親の言うことをよくわかっており、いろんなことを理解しおりこうさんにはなっていましたが、それに加え、自己主張も強くなってきました。「こうしようね」と言われても、「自分は本当はこうしたいのに」という気持ちがあり、2歳の頃のイヤイヤ期の拒絶とは違い、飲み込みつつも「余計な一言」を言ってくるようになったのです。「めんどくさいなー」「うるさいなー」「やりたくないのにー」等々。まるで思春期のような言い草に笑ってしまいそうになることもあるのですが、グッと我慢しています。先日も、お風呂から出て服を着ずにおもちゃで遊んでいた息子に注意をすると、と言ってきた息子。邪魔してくる「いじわる」なママだと感じたようです。4歳になると自分のやりたいことも明確になってきて、口も達者になってくるので困り物です。いつも一生懸命言い聞かせようと何度も繰り返し伝えたりしているのですが、その日は「どうして服を着て欲しいのか」という理由を丁寧に説明してみることにしました。2歳のイヤイヤ期の頃は、大人の言うことを全て理解するのも難しいだろうと思い、なるべくご機嫌に、なるべく簡単に伝えることを意識していました。しかし4歳になり、「どうしてそうしなければならないのか」という理由を考え、「行動することでどうなるのか」を伝え、考えてもらうことにしたのです。すると、ママがいじわるで言ってるわけではないことが伝わり、いつもよりスムーズに服を着てくれました。私も「まだ4歳だし…」と勝手なステレオタイプで子供騙しのような対応になっていたこともあったかもしれない、と反省。大人が思っているよりも、子どもはいろんなことを理解しているのだなと感じた出来事でした。
2023年01月17日本格的(?)な反抗期の前にある【プチ反抗期】。さまざまな年齢の子ども達がいるわが家ですが、それぞれに【プチ反抗期】がありまして。態度でも言葉でも分かりやすく反抗する長男。そして…静かに反抗する長女。長男と同じく反抗するけれど、面と向かっては言えない次男(笑)そしてそして…たまに拗ねる三男に、暴君の素質をいかんなく発揮する四男(笑)5人それぞれに【プチ反抗期】があるのですが、一番最初の【反抗期】であった長男の時。私自身もどうするのがベストなのか分からず、長男の前でキレながら号泣するというカオスを展開したこともありました。(長男ドン引き 笑)正直なところ、今でもどうするのが正解なのか分からないのですが、子ども達それぞれの反抗期を経験してきて、行うようになったことがあります。それは…私自身は実母に反抗すらできないような環境で育ってきたため、子ども達が私に【反抗できる】という事は、信頼関係がある証でもあると思っていて。もちろん、ダメな事はダメだとしっかり伝えつつも、あまりしつこく言う事はやめて、ヒートアップしそうなときはあえて距離を置くようにしています。(別の部屋に行くとか、その場を離れて家事をするとか)本格的な反抗期はまだまだこれからだと思いますが、お互いの距離感を見極めつつ、やっていきたいと思います!
2023年01月11日ケチ&なんちゃってイクメンな夫・ソシャ男。妻・S子さんに内緒で子どものためのお金を使い込み、87万円もソシャゲに課金していたことが判明。その後もこっそりとソシャゲを続け、ソシャゲ内で知り合ったぽよよ姫と対面。しかし、内緒で借りているレンタルボックスに保管している、大量の美容家電を見られ「俺は潔白だ! 何も悪いことはしていない!!」と必死に言い訳を続けます。ソシャ男が夜になっても自宅に帰ってこないことに気付いたS子さんは、「あんなのほっとくわ、もう」と心配すらしません。一方ソシャ男は、ぽよよ姫とカラオケで熱唱し、お店をハシゴ。そして翌朝、ソシャ男の隣には、ぐっすりと眠るぽよよ姫がいて……。 昨夜の記憶がないソシャ男は… 「何がどうなってる!? とにかく逃げねば!!」 ソシャ男はぽよよ姫を放置し、逃走。 しかし、ぽよよ姫はそれを気にする様子もなく、「昨日は楽しかったなぁ〜♡動画もたくさん撮ったし。それにおみやげもあるしなぁ」と携帯を手にしながら不敵に笑います。 ようやく自宅に帰ってきたソシャ男。妻のS子さんと長女に酒&たばこのにおいを指摘され、「仕方ないだろ! 俺は大事な商談をしてきたんだよ!」とキレ始めます。 そして、新しい服を着ている長女に向かい、「その服はなんだ!? なんで新しい服があるんだ!?」とドケチぶりを発動。すると長女は……。 「何言ってるの? これはママが買ってくれたんだよ!」「パパが約束を破ってどこかに行っている間に!!」「今更お酒のにおいをぷんぷんさせて帰ってきて何!?」「それでよく服の文句なんて言えたね!?」 長女が自分に怒っていることにソシャ男はたじろぎます。 さらに長女は「もうあなたのことなんて知らない。ママと離婚したら? 私たちは2人ともママについて行くから」と言い、その場を去ってしまい……。 「なんだあれ、反抗期か!?」 娘にここまで言われても、ソシャ男はことの重大さを理解できません。すると……。 「反抗期? あなたが自分のことしか考えていないからでしょ?」「私たちが今後、あなたに何かを期待することは一切ないから」 自分のことしか考えていないソシャ男の言動で、妻だけでなく娘からも突き放されてしまったソシャ男。自分がそこまで家族に嫌な思いをさせていると思っていないところも信じられませんよね。家族の信用を取り戻すために、頑張ってほしいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター あこ三国一のテキトーで面倒くさがり。絵が苦手なのになぜか絵を描いています。将来の夢は旅人。▶あこさんの連載マンガをまとめて読む!
2023年01月06日みなさんは、自分が反抗期だった頃のことを覚えているでしょうか。「あの頃は、親に反抗ばかりしていたな」という人もいるかもしれません。一方で、わが子のこととなると、「こんなに素直だけれど、本当に反抗期なんて来るのかしら……」と思っていませんか?今回は、「思春期と反抗期の違い」や「反抗期がある子とない子の違い」について、詳しく解説していきます。思春期は人生に一度誰にでも訪れる!反抗期は……?まずは、混同されがちな「思春期」と「反抗期」について考えてみましょう。■【思春期】人生に一度 “誰にでも” 必ず訪れる京都市こころの健康増進センターが作成した資料によると、思春期とは「子どもからおとなへと心身ともに大きく成長する時期」とのこと。どうやら、思春期は「心」と「身体」がどちらも急速に変化する時期のようです。同資料では、身体の変化のひとつ「第二次性徴」について以下のように説明されています。思春期におけるからだの成長スピードはとても速く、学童期まで慣れ親しんだ自分像は、あっという間に過去のものになってしまうほどです。新たなからだのイメージを自分のものとして受け入れられるようになるまで、不安や戸惑いを感じる子どもも少なくありません。(引用元:京都市こころの健康増進センター|思春期のこころをはぐくむためのガイド)みなさんにも、第二次性徴はあったはず。そう、思春期は人生に一度、誰にでも必ず訪れるのです。そして同資料では、「親に対してよそよそしくなる」「批判的な態度を示す」といった、思春期のあいだに訪れる心の変化を「一般的に反抗期と呼ぶ」と書かれています。■【反抗期】人生に2回訪れる(※個人差あり)和洋女子大学こども発達学科教授の大神優子氏は、反抗期は2回訪れると述べています。1回めは2歳前後のいわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる「第一次反抗期」。この第一次反抗期は、親に反抗するというよりも、心と体が未発達なのに「何でも自分でやりたい」という気持ちだけが強くなり、「やりたいのにできない」ことが引き金になっているとのこと。そして2回めは、中学生・高校生時期にピークを迎える「第二次反抗期」です。大人の言うことを素直に聞かなくなる、いつもイライラしていて「ウザい」「ダルい」と言ってばかり、親とあまり話さなくなるなど。大神氏によると、このような反抗的な態度は、早い子で小学校中学年くらいから始まり、高校生頃までには落ち着く傾向があるようです。ただし、「第二次反抗期」は、必ずしも全員に訪れるわけではありません。みなさんのまわりにも、「反抗期がなかった」という人がいませんか?次項では、「反抗期がないまま大人になった人」について考えてみます。反抗期がない子どももいる!?精神科医の菊池秀明氏によると、親離れや反抗期は「子どもが社会の中で親に頼らず同世代の仲間とともに自分の力を信じてやっていく、大人になっていくという過程の一部」なのだそう。そのうえで菊池氏は、親に反抗しない・できない子どもについて次のように危惧しています。むしろ、思春期になっても親に甘え続けてしまう。自分では何も決められない。親を恐れて全く反発できない。親や仲間に気を遣い過ぎて何も言えない。親や仲間の言いなりになってしまう。家や学校で良い子を演じてしまう。そのような子どものほうが、不登校や摂食障害などの問題を引き起こしてしまうことがあります。(引用元:公立学校共済組合 関東中央病院|反抗期について)しかし、昨今の親子関係に着目すると、反抗期がないことは一概に悪くないという見方もあるようです。京都女子大学教授で臨床心理学が専門の正木大貴氏は、「反抗期がない子どもが増えている」とし、その理由をふたつ挙げています。ひとつは、上記同様「反抗したくても、親のコントロールや押さえつける力が強い」から。この場合、正木氏が「大人になったときにどこかで爆発してしまう可能性がある」と注意を促すように、社会に出てから人間関係で苦労するケースもあるようです。ふたつめは、「子どもが親に対して反抗する必要がない」から。この場合、子どもに対して理解のある親が増えてきたという時代背景が関係しているようです。正木氏によると、最近では多様な趣味や生き方が広く知れ渡り、「いろんな価値観があっていいよね」と、子どもの意見を尊重する親御さんが増えているとのこと。その結果、「うちの親は比較的自由にやらせてくれる」「何を言っても否定せずに聞いてくれる」と、反抗する理由がなくなるというわけです。アンガーマネジメントの専門家である本田恵子氏もまた、「うちの子、反抗期がないけど大丈夫?」と心配になる親に向けて、「穏やかに育って反抗期がないという子どもも存在します。それは、子どもの欲求を上手に親が受け止めていた場合です」と話します。もちろん子どものわがままをすべて聞き入れて、子どもの言いなりになるという意味ではありません。大事なのは、わが子の話に耳を傾け、共感して受け止めてあげること。教育評論家の親野智可等氏も、思春期の子どもの話に共感することの大切さについて見解を述べています。まず、一番よくないのが「反抗期の子どもを “子ども扱い” する」ことなのだそう。いつまでも小さい子ども扱いして小言ばかり言ったり、正論を押しつけたり、すぐに励ましやアドバイスをしたりするのもNGです。親野氏によると、「まずは共感すること。『そうなの?それは嫌だよね』と共感してあげると話しやすくなり、親への信頼も高まる」のだそう。そして何より、親を信頼し、親の愛情を実感できている子は、自分を大切にするようになると言います。たとえ悪い誘惑があったときも、「大切にしてくれる親に心配かけたくない」という意識がはたらき、ブレーキがかかるようになるのです。子どもはしだいに、親の目が届かない世界に足を踏み入れていきます。だからこそ、親子の信頼関係をしっかり築き上げることで、安心して外の世界に送り出してあげることができるのではないでしょうか。「男の子の反抗期」と「女の子の反抗期」の違い最後に、「男の子の反抗期」と「女の子の反抗期」の違いについて解説していきます。「男の子は言動が荒々しくなる」「女の子はイライラして不機嫌になる」など、反抗期特有の言動は男女によって変わるケースもあるので、ぜひ参考にしてください。■【男の子の反抗期】ありがちな言動と解決法1. 口が悪くなる口を開けば「うっせー」「うぜー」「ムカつく」など、反抗的な言葉ばかり。うんざりしそうになりますが、心理カウンセラーで医学博士の芳川玲子氏によると、「ホルモンが不安定で、感情がコントロールできない」ことも一因なのだそう。「そういう時期なんだ」と割りきって、一歩離れて見守ってあげましょう。2. 部屋にこもりがち前はよくリビングで家族団らんの時間を過ごしていたのに、気づけば自分の部屋にこもってばかり……。心理学者の諸富祥彦氏は、「これまで過干渉気味だったのでは?」と指摘し、思春期に入った男の子は「部屋や自分の殻にこもり、コミュニケーションをしないことで親の干渉を遮断して、『自分』という新しい存在を一生懸命形成しようとしている」のだと言います。親子関係が新しいステージに入ったという自覚をもち、それまでとは違う距離感で関わっていきましょう。3. 出かけるときに行き先を教えてくれない「10歳くらいから、男の子は自分の力を試したい気持ちが強くなります」と芳川氏が言うように、この時期は親の手を離れて友だちどうしで遠出することが増えてきます。行き先や帰る時間を聞いてもはぐらかされたり、うっとうしそうにされたりすると、親として心配になりますよね。認知科学者の松井智子氏は、「まずは起こりうる危険を具体的に話して聞かせましょう。そのうえで、一度親御さん自身もその場所へ足を運び、お子さんと同じ風景を見て共感することも大事です」とアドバイスしています。■【女の子の反抗期】ありがちな言動と解決法1. 自分の容姿を人と比べるようになる産婦人科医の高橋幸子氏によると、反抗期の子どもは「周囲からどのように思われているのだろう」と他人からの評価にとても敏感になるため、容姿や体型などの外見的特徴を必要以上に気にするようです。「特に女の子によく見られますが、それは自我の順調な育ちです」とのことなので、スキンケアや脱毛、おしゃれのことなどは常識の範囲内で親が協力してあげると、子どもの安心感にもつながります。2. 注意するとふてくされるいままでは注意すると「ごめんなさい」と素直に答えてくれたのに、ふてくされたり、にらんできたり、かわいげのない態度をとるようになった……。諸富氏は、「学校や友だち関係で思い通りにならないことがあって、イライラしているのかも。心を許しているからこそ、親に甘えている」とし、過剰に反応せずに「あらあら」と流してOKとのこと。諸富氏によると、思春期の女の子の人間関係は毎日目まぐるしく変化し、感情のアップダウンが激しくなりがちなのだそう。わが子の機嫌に振り回されるのではなく、親として大きく構えておいたほうがよさそうです。3. だらしなくなる以前は元気で活発だったのに、いつの間にか「めんどくさい」「疲れてるからやらない」とダラダラ過ごす時間が増えてきた気がする……。親としては見過ごせませんが、芳川氏によると「第二次性徴が始まると、成長にエネルギーがもっていかれるので、どうしても疲れやすくなる」のだそう。「外では気を張ってちゃんとしているからこそ、家のなかではリラックスしているんだな」と解釈して、あまり口うるさく注意しないようにしましょう。***「反抗期なんてまだ先」と思っていても、気づけば思春期に差しかかり、お子さんの体も心もあっという間に成長してしいきます。嬉しくもあり、ちょっと淋しいお子さまの成長に寄り添えるように、充実した親子関係を築いていきたいですね。(参考)たまひよ|似ているようで違う、イヤイヤ期の反抗と、思春期の反抗京都市こころの健康増進センター|思春期のこころをはぐくむためのガイド公立学校共済組合 関東中央病院|反抗期についてYAHOO!JAPAN ニュース|「反抗期ない」若者増加か 専門家「親の考え方のゴリ押しが減少」SNSで発散する『隠れ反抗期』に注意STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!東洋経済オンライン|反抗期の子を絶望させる「親たちの最悪な対応」AERA with Kids 特別編集(2020),『自己肯定感を高める本』, 朝日新聞出版.諸富祥彦(2016),『反抗期乗り切りマニュアル』, 主婦の友社.
2022年12月19日最近の次女は荒っぽいときが多いのですが、とくに寝起きがひどいです特に中2の次男に対してのあたりがひどい!(仲がいいときはいいんだけど…)大好きなお姉ちゃん(大学生・成人済み)にも当たってしまう!ちょっとでも自分の思い通りにならないことがあると、こうなるみたい…寝起き時がとくにひどいのですが、たとえば「ゲームしていい?」と次女が言ってきたときに、「宿題終わってからね」と返すと、もう態度が悪くなるんですよねえ。いったん態度が悪くなると、本人が持ち直すまで時間がかかるようです…。ほうっておけば落ち着くんだけど、まわりに当たり散らかすとなると注意することに。そうすると怒られたことで、ますます態度が悪くなるという悪循環。これはもう年齢的なもの、ある意味反抗期だと思うのですが、毎日となるとちょっと大変ですねえ…
2022年12月17日ウーマンエキサイトをご覧のみなさんこんにちは! はなうさです。今回は誰しもが通る反抗期のお話。小学一年生になった長男は最近プチ反抗期。というか、口が立つようになったので「ああ言えばこう言う」という一種の成長を遂げているわけですが、まだリアクションだったり声だったりが可愛いので全然見ていられるレベル。これが成長していくにつれて体も態度もデカくなると思うと母は色々気が滅入ってきたりもします。私自身、女姉妹で育ったこともあり、男の子反抗期は未知の世界。逆に男兄弟で育った旦那にお義兄さんや旦那の反抗期はどんな感じだったかと聞くと…旦那もお義兄さんも口ごたえや喧嘩はしたけど暴言を吐くなどはなかったそう。ただ、喧嘩をしてお義父さんにキッチンで背負い投げされたことがあるらしく男子らしいというか、一体なにで喧嘩したら背負いなげされるのか。(覚えてないらしい)かく言う私も反抗期がありました。私の反抗期は完全に父にだけ向けられていて、その間約3年以上もの月日を、私は父と一言も口を交わすことなく過ごしました。今回はそんな自分の反抗期を振り返っていきたいと思います。
2022年11月28日わが家には小学3年生の長女と、もうすぐ1歳になる次女がいます。長女はひとりっ子生活が長かったこともあり、次女を妊娠したことをなかなか受け入れることができませんでした。そんな長女の姿を心配していた私と、長女の心の成長をご紹介します。 待望の第2子、妊娠判明長女が小学2年生のとき、待望の妊娠が判明しました。うれしいのはもちろんですが、ひとりっ子生活の長かった長女がどんな反応をするのかが何よりも気になりました。夫にその話をすると、「そりゃうれしいんちゃう」と、のんきな言葉が返ってきました。一方私は、精神年齢が高くプチ反抗期な長女のことが心配でした。 そして私のつわりが始まったこともあり、妊娠2カ月のときに長女へ妊娠の話をすることに。すると、「ふ~ん」と気のない返事のあとにしくしく泣いたかと思うと、その声がだんだん大きくなり、「いやー!!ずっとママとパパと3人がいい!!」と泣きわめいてしまいました。想像以上に妊娠を嫌がる長女の姿に、私は先が思いやられました。 長女の受け入れ体制が整った日妊娠を長女に伝えてから、こちらからは妊娠や赤ちゃんを匂わせる話はしないよう気を付けました。長女は私の少し大きくなったおなかを見ても、「食べ過ぎやね」と言ってくるので、「そうやね」と返すこともありました。いつもなら私がつらそうにしていると「大丈夫?」と声をかけてくれますが、私がつわりでつらそうにしていても長女は気付かないふりをしていました。 しかし、妊娠7カ月を過ぎたころ。長女が「○○ちゃん(クラスメイト)って4人きょうだいなんやって~。私もきょうだいおるか聞かれたから、一応おるって言っといた」と少し照れたように言ったのです。もう私は大声で叫びたいくらいうれしかったのですが、冷静を装いながら「そうなんや~」と答えました。長女の心のなかでいろいろな気持ちを消化し、赤ちゃんを受け入れられるようになったんだな~と思った瞬間でした。 ついに出産!長女の反応は……?その後は長女から赤ちゃんの話をしてくるようになりました。おなかの赤ちゃんが妹だとわかり、「私の服を貸してあげる」「一緒にままごとをしてあげる」と言ってくれるなど。さらには名前を考え、おなかに話しかけてくれることもあり、次女が生まれてくるのをとても楽しみにしている様子でした。また、私の体がつらいときは、料理、洗濯、おつかいなどお手伝いをたくさんしてくれたので、大変助かりました。 そして無事に出産し、退院後初めて長女が次女と顔を合わせたとき。接し方がわからないのか、長女は次女に近づこうとしませんでした。ひとりっ子生活が長かった分無理もありません。こちらも自然に長女から動き出すのを待ちました。2時間ほど経ったとき、長女が何も言わずお気に入りのブランケットを次女にかけてあげていました。夫と顔を見合わせ、静かに喜びました。 今では長女が次女のお世話をよくしてくれるので、とても助けられています。これは歳の差育児ならではだと思います。ただ、歳の差があると、心のケアがとても重要だと感じました。わが家の場合は、長女を見守ることで、長女が自ら次女を受け入れられるようになってくれました。この1年で、長女の心は大きく成長したと感じました。 作画/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:石井ゆうき8歳と0歳の女の子のママ。長女の反抗期に悩まされながらも、姉妹の戯れに日々癒され中。秘書として働いており、現在は育休中。1人目出産直後に夫が転職に失敗し、夫が転職に失敗したことを機に、お金にまつわることに興味を持ち、FP2級の資格を取得。家計管理・資産運用に生かしている。
2022年11月24日Instagramでフォロワー2万人超えののぶえ(@sanmanobue)さん。2016年生まれの男の子・ミリオくんと、2020年生まれの女の子・チョスちゃんのママです。今回はのぶえさんとパパの子どもの反抗期の捉え方ついてご紹介します! パパの反抗期の受け止め方(心の準備編)子どもの幼稚園の参観日。母は反抗期の女の子を目にして……。 幼稚園の参観日で反抗期の女の子を見かけて、「いつかうちの子も……」と怯える私。 家に帰り、夫に相談すると、 夫のまだ見ぬ愛娘の反抗期へのポジティブ・シンキングがすごかった……! 娘さんのこれから来る反抗期に対してポジティブ解釈ができるパパ。いつか来るお子さんの反抗期に備えて、準備万全ですね! 著者:マンガ家・イラストレーター のぶえ4歳差兄妹の母です。2016年生まれの息子ミリオと、2020年生まれの娘チョスの育児絵日記をインスタグラムで更新中です。
2022年11月20日前にも こどもたちの反抗期の話 を描いたのですが、今回は反抗期を過ぎて大人になった娘たちのエピソードです。口達者だった次女の反抗期と現在まずは次女のエピソードです。周りの空気を読むのは得意。でも、逆に周りの空気を読みすぎて自分がおざなりになってしまうタイプの次女でしたが…。いつの間にか「自分の機嫌は自分で取る」つまり「自分の心も大切にする」ができるようになっていました!(大人になってもこれができない人いますもんね…。)成長したなぁ…を実感して嬉しくなりました。不登校だった長女は反抗期も激しく…次は長女のエピソードです。今までたくさん悩みを抱えてきた長女(そして私も一緒に悩み、もがきました)から、こんな風に客観的なアドバイスをもらう日がくるなんて…感動すら覚えました。が…せっかく感動的な雰囲気になっても、それをおちゃらけて台無しにするのも長女です…そういうの嫌いじゃないよ(笑)現在、こどもが反抗期真っ最中でしんどい思いをされてる方もいらっしゃると思います。すぐに解決! という性質の話ではないので、根気が試される…親も試練の時ですが、通り過ぎた先にはこういった嬉しいこともあったよ! をお伝えしたくて描きました。ほんの少しでも希望になれば…嬉しいです。
2022年11月11日山本舞香&瀧本美織W主演「Sister」。その第4話が11月10日放送。沙帆が6年前、陽佑の子どもを身ごもっていた!?衝撃の過去に「そもそも妊娠してなかったのでは?」など、視聴者から疑念の声が相次いで上がっている。再会した初恋の人が姉の婚約者になっていた。さらに妹想いと思っていた姉には“裏の顔”が…“秘密”と“裏切り”の連鎖が続くジェットコースター・ノンストップ・ラブサスペンスが展開する本作。初恋の人・麻倉陽佑が姉・沙帆と婚約、さらに沙帆が10年前から自分のことを憎んでいたことを知ってしまう三好凪沙に山本さん。凪沙の姉で記憶障害を装って凪沙に陽佑と3人で暮らすことを提案する三好沙帆に瀧本さん。沙帆に想いを伝えた麻倉陽佑に溝端淳平。陽佑の同僚で凪沙に好意を寄せているように振る舞うが、実は沙帆と繋がっていた羽瀬昊汰役に佐藤大樹(EXILE/ FANTASTICS from EXILE TRIBE)。凪沙の会社のデザイン部部長・丸山保役にアキラ100%。社内の噂話や恋愛話が大好きなデザイン部社員・兎谷真由子役に小山莉奈。小学校低学年の姉と保育園児の妹の育児に追われる亀井裕太役にカジワラタクトといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。陽佑は沙帆に婚約解消を伝え、凪沙に「もう何があっても離さない」と自分の思いを伝えるが、沙帆は陽佑と別れることを拒否する。翌日、凪沙と陽佑が出勤すると社員たちと談笑する沙帆の姿があった。沙帆は“陽佑の婚約者”として挨拶をしていた。さらにプレゼン直前の凪沙に陽佑からメッセージが届く。開くとそこにはベッドに拘束された陽佑の画像が。すぐ折り返し電話をかける凪沙だが、電話に出たのは沙帆で、彼女は凪沙に聞こえるように、陽佑に対し「天国に行った私たちの子ども、もう1度取り戻しましょう」と口にする…。実は6年前、沙帆は陽佑の子を妊娠。自分のお腹に触れてもらおうと陽佑の手を取る沙帆だったが、触れようとしない陽佑に激昂した沙帆は、彼の頬をはたくとそのまま駆け出し階段から転落。子どもを亡くしていた。そのことを知ってショックを受けた凪沙は実家に帰省するが、母から沙帆とは異母きょうだいであることを明かされる…というのが今回の展開。だが視聴者からは「妊娠したというの実は、嘘だったとか」「そもそも妊娠してなかったのでは?」など、沙帆の“妊娠”に疑念を抱く視聴者からのコメントが殺到。また沙帆に「いつまでもお利口な犬だと思うなよ」と迫る昊汰には「仮面男の昊汰が今後どんな行動をするのか5話も楽しみ」「所々で反抗期を迎えてるんだけどすぐその反抗期が終わっちゃう昊汰くんかわいい」といった声が上がる一方で、「陽佑より昊汰の方が絶対に尽くしてくれるし大事にしてもらえる」と、沙帆に陽佑ではなく昊汰を“推す”コメントも送られている。【第5話あらすじ】沙帆の連絡が途絶えてから3か月。同棲する凪沙と陽佑は幸せな時間を過ごしていた。そんななか昊汰が二人の部屋へやってきて陽佑に「結婚とか考えてるわけ?」と質問。陽佑は、「……考えてるよ」と答える。そして凪沙と陽佑、昊汰が楽しく過ごしていると突然、インターホンが鳴り、沙帆が現れ「陽佑の子を身ごもったわ」と妊娠12週目であることを報告する…。「Sister」は毎週木曜23:59~読売テレビ・日本テレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月11日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!不平等な上司以前、マニュアル違反の濡れ衣で上司に注意されたことがありました。当時の上司は注意しやすそう、反抗しなさそうな人を選んで注意するタイプで、同じことでも人によって注意されたりされなかったりと、一貫性がありませんでした。入社以来、何度もそのような場面に出くわし、これまでずっとモヤモヤしていましたが、濡れ衣で注意されたことで私は我慢の糸が切れてしまいました。これまでその上司が重大違反を注意しなかった人たちの名前を挙げ、その理由を逆に問い詰めることに。上司は大慌てで「過去のことだから…」と言い訳してきましたが「いつでも注意できるタイミングはあったはず。結局その社員が退職するまで、なにも注意しなかったのに、私たちの違反疑いを重く注意するのはなぜか」と聞きました。「ゴニョゴニョ…」と小さな声しか出さない上司の姿は、本当に情けなかったです。出典:lamire部長にもこの件を報告したところ、上司は部長からお叱りを受けていました。部下たちは上司の一貫性のなさに気づいていて、次第に上司は孤立するようになっていったので、少しスカッとしています。(女性/パート)あなたの周りでもこんなこと、ありませんか?人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月02日銀行の口座開設や、各種書類を記入する時などに使うハンコ。サービスの進歩により、ハンコが必要ない機会も増加しています。しかし場合によっては、何人もの印鑑や、複数個所に押す必要が今もあるものです。久松剛(@makaibito)さんは『カプセルトイ』で、そんな作業が効率よくできるかもしれないハンコを目にしました。業務効率化が期待できそうなハンコがこちらです。クリックすると画像を拡大しますDX!業務効率化! pic.twitter.com/DUaF4O4bpZ — 久松剛/流しのEM、IT怪談師 (@makaibito) October 8, 2022 渡辺、渡邊、渡部など、あらゆる『わたなべ』の漢字を一度に押せるハンコのほか、佐藤、鈴木、高橋…といった、よくある名字をいっぺんに押せるものなど…。久松さんが見つけたカプセルトイは、ユーモアあふれるハンコだったのです!中には、ハンコかと思いきや迷路となっているデザインがあるのも、クスッとしますね。商品名の『ハンコの反抗期』から、「簡単には押させないぞ!」というハンコの意地を感じることでしょう!【ネットの声】・『10変化印鑑』は、私も使えそう!・会社で使ったらどうなるのかを試してみたくなった…!・対象年齢が15歳以上なのも、じわじわくる!・「違う、そうじゃない」とツッコミを入れてもいいですか?情報通信技術が進んでも、本人確認を求められることがある現代。『ハンコの反抗期』のように、ハンコを一度にたくさん押すような方法があればどんなに効率が上がるでしょうか…![文・構成/grape編集部]
2022年10月09日中学からの在籍クラスの決定。現在、小学6年生の広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)のある娘は、小学2年生から特別支援学級に在籍しています。来年は中学生。中学からの在籍は、私たちの思いと本人の希望が一致し、特別支援学級を選択することにしました。特別支援学級の在籍を申請するため、発達テストを受け、病院で診断書ももらい…学校に提出。後日、教育委員会の先生との面談がありました。私たちの希望がはっきりしていて、診断書もあったため、面談は確認程度の軽いもので終わりました。最終的な決定はまだ先ですが、とりあえず中学からのことは決まり、ホッと一安心。反抗期にお手上げ状態の中に、夫から提案。実は、私たち夫婦は、娘の中学進学に向けて、小学4年生ぐらいから取り組んでいることがありました。遡ること、2年前…。私は当時、突如始まった、娘の特殊な反抗期に頭を抱えていました。・できないことが多いのに、何かと偉そう。・失敗をするとすぐパニックを起こし、「できない!」とくり返す。娘の発達の遅れが分かり、療育を開始し、長く娘の苦手に付き合ってきました。何が苦手か、どうすればスムーズになるか、母としては十分理解していますが、反抗期から、療育グッズも声かけもサポートも嫌がるようになった娘。Upload By SAKURA私は、もうお手上げ状態。毎日のように夫に愚痴を聞いてもらっていると、夫が…Upload By SAKURA「そろそろさ、あーさんに生活力を身につけてもらわない?」と言いました。生活力を上げる?Upload By SAKURAUpload By SAKURA現状をなんとかするため、娘の将来のため、私のため、家族のため、家事を教えて、娘の自立力を上げることで、きっといろんな効果が出ると予想した夫。そこから、娘の生活力向上訓練が始まりました。まずは洗濯から!Upload By SAKURA夫は、ゆっくり丁寧に、洗濯物の干し方を教えてくれました。私は、長いこと家事を一人でこなしてきたため、最初、娘にお願いするということがどうしてもできず、ついつい自分でやってしまうことがありましたが…Upload By SAKURA私がついつい教えるのがめんどくさくて自分でやろうとしてしまうときも、夫は「あーさんのためにならない!」と言って注意してくれました。時間はかかったけど・・・「洗濯物を干す」一般的に考えれば、すぐにできるようになりそうなものですが、娘には難易度が高く…Upload By SAKURAなかなかうまくできず、泣き出したり…それを見て、私の方が諦めそうになったり…娘のやる気がなく、適当にやってしまったり…本当にスムーズにいかない日々でした。しかし、2年経った今、娘は…Upload By SAKURA洗濯機を回す、洗濯物を干す、畳む、片付けるを、完璧に一人でできるようになりました。特に洗濯物の干し方は、夫よりも丁寧で、シワなく干してくれます。Upload By SAKURA娘には、時間をかけて教えることが必要だった。私は子どものころ、手伝いを率先してやった方ではありませんでしたが、小学生のころ、気がついたら洗濯はできたし、料理も自力でなんとかしていました。夫も両親が共働きだったため、一人でなんとかしていたタイプ。Upload By SAKURAそのため、私は子どもたちに「家事をさせる」「覚えさせる」という考えがなく、娘も、そのうちに身につくだろうと思っていました。しかし、夫の提案で、私たちと同じやり方では駄目だと気づかされました。家のことを娘にやらせるようになってから、自立力はかなり上がり、加えて、娘は私に何かをやってもらうとき、「お願いします」と自分から言うようになりました。家事を実際にやることで、大変さが分かったのか、何もしないで反抗するということもなくなりました。Upload By SAKURA何より私は家事が楽になり、心穏やかになりました。娘の場合、「勝手に」「要領よく」何かを身につけるのが難しいことが多く、なんでも時間がかかってしまいますが、時間をかけて教えることで、確実に身につき、自信にもなり、自立力も上がる。今回のことで、やはり娘には、時間をかけて教えることが大切だと分かりました。次は掃除と、料理。今は掃除に取り組み中。手始めに、掃除機から教えています。まだ部屋の真ん中だけかけてしまい、四隅のほこりが溜まったままになっていますが、洗濯も2年かけて、完璧になったので、気長に教えようと思っています。執筆/SAKURA(監修:井上先生より)あーさんが取り組まれたように小学校の後半から生活スキルの練習をされたのは素晴らしいことだと思います。コラムで書かれているように、生活スキルは簡単そうに見えても意外に難しいです。洗濯にしても、洗濯ものによって干し方を変えたり、天気によって干す場所を変えたり、畳み方もしまう場所も衣服によって異なります。身辺自立と違って、できなくてもいいやと思いがちになりますが、自立のためにはとても大事なことです。やりきるためにはご夫婦での協力なども大切になるんでしょうね。あと、重要な生活スキルとして「金銭管理」があります。お小遣いなど少額を扱ううちに身につけておくと良いかと思います。その他、「衣服や靴を購入する」というスキルも店員さんにサイズを出してもらったりというコミュニケーションの経験が重要になります。同様なパターンとして「美容院でカットしてもらう」や「病院で症状を伝える」などもあります。
2022年10月05日中高時代、反抗期がなかった私多くの若者が反抗期を経験する中高時代、私には反抗期が訪れませんでした。今思えばそれは、親との関係性が緊迫していて、安心して反抗できるような安定と信頼感のあるものでなかったことによると感じます。当時、父と母の関係は良くありませんでした。共働きだったわが家では、母は都内でのフルタイムの仕事から帰ってくると仕事着のまま腕まくりして夕食を作ります。このときの母の機嫌はたいてい悪く、皆が母の機嫌を伺ってビクビクしている状態でした。父は家族に対して冷淡で拒絶的。母はそれに対して常に愛情や絆の確認を求めている感じで、このやり場のない母の愚痴は娘の私に向かいました。私は母の感情のはけ口のようにされていたわけですが、当時母に抱き込まれすぎていた私にはその自覚がありませんでした。「弱々しくてかわいそうなお母さんを私が守ってあげなければ!」と、母のための小さなナースやナイト(騎士)のようになっていたのです。中学生の頃、庭先で母の首を締めようとする悪夢を見ましたが、何かとんでもないものを見てしまったと恐怖した私は、この夢のことを必死に忘れようとしました。私はなんて血も涙もないひどい子なんだと…。親が、成長途中の子どもが安心して反抗できるだけの自立した強さを持っていない。このような状況で、私に反抗期が来るはずがありませんでした。ルーズソックスに茶髪が全盛期だった当時、私はルーズソックスを履くことも髪を脱色することも、母を「クソババア」と罵ることもなく、極めてまじめな優等生として中高生活を終えました。私が「悪い子」になったりしたら母がどれだけ動揺するかと思うと、怖くて何もできなかったのです。大学入学後、世界が広がって… 親への激しい拒絶大学入学後、私は校則の厳しい中高一貫の女子校の環境から解放されて自由な環境に身を置くようになり、一挙に生きる世界が広がりました。恋人もできたりして、ようやく親と学校の勉強以外の世界に居場所を感じるようになると同時に、母の私への執着や束縛を生理的に受け入れられないほど気持ち悪く感じるようになりました。母は、私が大学をさぼった日などは、私をつかまえて半日でも話につきあわせ、陶然とした顔で「ああ、こんな時間がいつまでも続けばいいのに。このまま一生一緒に暮らそうよ」と言うのです… そう言われた瞬間には背中にぞわーっと悪寒が走り、吐き気を覚えました。これからの新しい人生を控えた若い女の子をつかまえて、どれほど異常なことを言っているのか自覚がないんだろうか…。母はだんだん私に対する家庭内ストーカーのようになり、出かけていると今どこにいて誰と何をしているのか、いつ帰るのかと、何十回と電話をかけてくるように。帰ってきたら帰ってきたで家の中で私を追い回して、夜中の2時3時でも話しかけてきます。私は母から逃れたい一心で家出をし、一時期、母からの電話を着信拒否して、当時つきあっていた人の下宿に転がり込んでいたほどでした。「安心して反抗できる関係性」は大事今となっては、私は母に「安心して反抗できる相手」でいてほしかったなあと思います。反抗というのは、「この人はちょっとぐらい攻撃しても崩れないぐらい強い」という信頼、「この人になら甘えを攻撃という形で出していい」という安心がなければ成り立たないものだと私は自らの経験からも思います。反抗期は親にとってはちょっと怖いものでしょうし、程度にもよるとは思うのですが、反抗期が来たらむしろ「私は子どもから信頼され甘えられている、子どもは健全に順調に育っているし、親子の関係性も健全だ」と思って安心してもいいのかもしれません。文/宇樹義子(監修・鈴木先生より)神経発達症の二次障害である反抗挑発症は周囲の無理解や保護者の過干渉からくることが多くみられる傾向がありますが、今回のケースは大学に入学後に母親の過干渉が起因となり、家出までした反抗につながってしまったのでしょう。小学生で少し早い反抗期と心配される親ごさんがいますが、適切な手段を講じないと反抗挑発症という二次障害に陥っている場合が少なくありません。それを放置するとさらに素行症という二次障害へ進展していきます。父親にASD傾向があり家族に対して冷淡、母親にADHD傾向があり父親からDVを受けたり子育てを一切任されたりされている、といったケースをみることがあります。そういう場合、母親がカサンドラ症候群となってうつ状態になっている場合が少なくありません。宇樹さんが、弱弱しく見えたお母さまの気持ちをカウンセリングのように傾聴し、ナイトのように救ってあげたことでお母さまのうつ病への進行を防いだのだと思います。
2022年10月01日