古道具のあるオンリーワンなインテリア特集古道具をお部屋にバランスよく取り入れたオンリーワンな空間づくりが目を引くお宅をご紹介。素朴で落着きのある古道具MIXインテリアは心地よい暮らしを演出してくれますよ。おしゃれでハイセンスなインスタグラマーさんのお部屋づくりをヒントに、自分らしさが光る素敵なインテリアを叶えてみませんか?個性が光るおしゃれな古道具MIXインテリアヘリンボーン壁がおしゃれなアクセントにinstagram(@su_a_sa_)木目を活かしたヘリンボーン壁を取り入れたリビングルームは、ナチュラルで心地よい雰囲気が魅力。アンティークのストーブもバランスよくマッチしていますね。窓辺の素敵なワークスペースinstagram(@su_a_sa_)素朴な風合いの木板テーブルに、アンティークチェアを組み合わせた窓辺のワークスペース。横に長いテーブルなので、ワインの木箱をプラスしてディスプレイ収納を楽しむのも素敵。リビング&ダイニングはガラスケースでゾーニングinstagram(@su_a_sa_)広いリビングダイニングは、中央にガラスケースを配置することでおしゃれなゾーニングが叶いますね。ダイニング、リビング、ワークスペースそれぞれが独立したレイアウト術はお見事です。吹き抜けが気持ちの良いダイニングinstagram(@su_a_sa_)ダイニングテーブルの上には小さなペンダントライトが2つ。アンティークキャビネットの上にも照明をプラスしたセンスの良いライティングが目を引きます。ウッドカウンターがおしゃれなキッチンinstagram(@su_a_sa_)古道具MIXのインテリアにも相性抜群なウッドカウンター。ガラスケースをカウンター上に並べれば、おしゃれなカフェ風インテリアが完成しますよ。居心地の良い古道具MIXインテリア自分だけの時間が過ごせるカウンターinstagram(@su_a_sa_)味のある木板壁で仕上げたキッチンカウンターは、自分だけのカフェタイムを楽しむスペースとしても活躍。家事の合間に椅子を持ってきて、ホッと一息つく時間は格別。おしゃれな吊るし収納が光るキッチンinstagram(@su_a_sa_)ハンガーバーやフックを使った、おしゃれな吊るし収納が目を引くキッチンインテリア。お気に入りのキッチンアイテムは、見せて収納することで気分が上がりますね。眠りに集中できるシンプルベッドルームinstagram(@su_a_sa_)ベッド周辺に使う照明アイテムは、小さなものを組み合わせて優しくあたたかみのある雰囲気を演出。ベッド横のテーブルやベッドサイドなど、それぞれの場所に分けて使えるところも嬉しいですね。すっきり整った洗面所インテリアinstagram(@su_a_sa_)洗面所のシンク周りは、必要最低限の物のみを置いてすっきり整った印象に。毎日のお掃除がしやすく、清潔に保つことができますよ。スキンケアアイテムはトレーにまとめてinstagram(@su_a_sa_)洗面所に配置したアイアンシェルフには、毎日使うスキンケアアイテムを収納。トレーやかごを使って、まとめることで見た目もおしゃれな収納が叶いますよ。センスの光る古道具MIXインテリアペレットストーブのある素敵なリビングinstagram(@manataro.500)ペレットストーブのあるリビングルームは、ゆったりと過ごせる落着きのある雰囲気が魅力的。印象的な柄のペルシャ絨毯が、お部屋のアクセントとしても一役買っています。心地よい窓辺のソファスペースinstagram(@manataro.500)ソファをいくつも組み合わせた、家族がゆったりくつろげるリビングルーム。窓辺に配置したレザーソファは陽当たりが良く居心地も抜群です。おしゃれな収納&ディスプレイコーナーinstagram(@manataro.500)リビングで使うアイテムはコンパクトなキャビネットやアンティークのバスケットを使って、インテリアに馴染む収納を。ドライフラワーやグリーンをプラスすることで、ナチュラルな表情が楽しめますね。家族団らんが楽しいダイニングスペースinstagram(@manataro.500)敢えて違うデザインの椅子をダイニングテーブルに組み合わせることで、表情豊かな空間づくりが叶いますね。ペンダントライトの優しい光に包まれ、家族団らんを楽しむことができますよ。見せる収納がおしゃれなキッチンインテリアinstagram(@manataro.500)窓の高い部分に設けたウォールシェルフやアイアンバーを使った見せる収納が、おしゃれで楽しいキッチンインテリア。キッチンアイテムのデザインが白いタイル壁に映えますね。オリジナリティ溢れる古道具MIXインテリア自分時間を満喫できるワークスペースinstagram(@manataro.500)キッチン横のパントリーにつながる小部屋は自分だけの時間が楽しめる特別な場所。上品なフラワー柄の壁紙とアンティーク家具のバランスが、とってもおしゃれですね。パレットベッドのおしゃれな寝室instagram(@manataro.500)木製パレットをベースにした、おしゃれなベッドは存在感抜群。木目を生かしたナチュラルな風合いが、リラックスムード満点ですね。ショップを思わせるおしゃれなお洋服収納instagram(@manataro.500)ストライプ柄の壁やウッドフレーム、照明など、センスの良い組み合わせが光るお洋服の収納スペース。アンティークのキャビネットをバランスよく取り入れて、ショップ風の収納がおしゃれですね。見せる収納がおしゃれな洗面所instagram(@manataro.500)木製カウンターやオープンシェルフで仕上げた、ナチュラルで清潔感溢れる洗面所インテリア。スキンケア用品のボトル類は見せる収納で、おしゃれなインテリアを楽しんで。気分が上がる洗面所の収納スペースinstagram(@manataro.500)洗濯機周りに高さ調節可能なオープンシェルフを組み合わせた、洗面所のおしゃれな収納。レトロなかごや収納ボックスをバランスよく取り入れれば、使い勝手の良い整理収納が叶います。柄のクロスが上品なアクセントになっていますね。古道具のあるオンリーワンなインテリア特集古道具をインテリアにバランスよく取り入れた、オリジナリティ溢れる空間づくりをご紹介しました。素朴で落着きのある古道具をお部屋にミックスすることで、オンリーワンなインテリアが楽しめそうですね。ご紹介した素敵なインテリア術を参考に古道具MIXインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか?
2021年07月03日深い木目と古道具のような佇まいが貫禄を感じさせる「木製収納棚」。見た目の存在感はもちろん、収納力抜群で実用性もバッチリです。今回はこちらの「木製収納棚」の作り方を、ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに聞きました。本格的なつくりですが、材料は100均グッズだけで作れるそうですよ!■ 材料は100均グッズだけでOK!トレイやバスケットなど、身近な収納グッズを使って自由にカスタマイズできるのもポイント。使う用途や場所によって、様々な収納アレンジを楽しむことができます。材料として使ったのがこちら。桐まな板(30cm)×5枚木板(45×15cm)×4枚合板(45×30)×1枚以上のアイテムを使いました。桐まな板はキャンドゥで、その他のアイテムはセリアで購入しました。似たような木材はホームセンターでも購入できますが、100均アイテムを使うことで材料費をグンと抑えることができます。■ 誰でも簡単!ネジ止めだけのDIY!板剤を組み合わせてネジ止めするだけで簡単に作ることができます。ステップ1木板を接着する2枚の木板(45×15cm)を上下に並べ、接合面を接着します。これを2セット作ります。これが収納棚の「側面板」になります。ステップ2全ての板材を塗装する収納棚の側面板、まな板、合板全てを水性ステイン塗料でペイントします。今回は「オールドウッドステイン ウォーターベースコート(ウッドランドブラウン)」というステイン塗料を使い、古道具のような朽ちたウッドテイストを表現してみました。ステップ3収納棚の「側面」にまな板を固定する収納棚の側面板に、5枚のまな板を取り付けます。側面板にまな板を垂直に立て、各々接着剤で仮固定します。まな板の取り付け間隔はお好みでOKですが、両端のまな板2枚は側面板より数センチ内側に固定しましょう。仮固定したまな板の上に、もう1枚の側面板をかぶせるようにして接着します。これで収納棚の本体が仮組みできました。ステップ4背面板を取り付け全体をネジで固定する収納棚の背面と同じ大きさにカットした合板を、棚の背板部分に接着します。合板はカッターで数回なぞるようにするだけで、簡単にカットすることができます。全ての接着面をネジ止めし、全体をしっかりと固定すれば完成。100均の木材アイテムだけで、本格的な「木製収納棚」を作ることができました!■ 木製収納棚のレイアウトアレンジ古道具のような貫禄のある風合いがこなれ感を演出。深い木目が美しいシンプルなカラーとフォルムなので、どんなインテリアにも違和感なく馴染みます。一段低くなっている天板もデザインポイントのひとつ。デザイン性の高さはもちろん、上に乗せたものが横に落ちることなくレイアウトできます。奥行きがあるので、本や書類棚としても使えるたっぷり収納の4段ラックです。トレイやバスケットなどを組み合わせると、小物の引き出し収納も可能。トレイはそのまま引き出すことができるので、持ち運び収納にも便利です。組み合わせたトレイとバスケットがこちら。キッチンオーガナイザーLアンティークワイヤーバスケットどちらもセリアで揃えることができます。木製収納棚の内幅にぴったりと収まるサイズなので、すっきり整然と収納することができます。今回は100均アイテムを使って作る、本格的な木製収納棚をご紹介しました。板の組み合わせ方や使う塗料の選び方ひとつで、まるで本物の古道具のような佇まいを表現することができました。みなさんもぜひ作ってみてください!
2020年04月07日風化したような木の質感で、ゆったりとした雰囲気を演出してくれる古道具風木製ラック。やさしく素朴な温もりが伝わってきます。今回は古材のような質感が魅力の「木製ラック」の作り方を、ハンドメイド雑貨やインテリアに関する著書もあるpinkoさんに聞きました。古材の風合いはペイントだけで表現できるそうですよ。■ 材料は100均の「木板」だけでOK!材料として使うのは100均の「木板」です。長さはすべて45cmですが、幅の違う2種類の木板を使います。・木板(45cm×12cm)×7枚・木板(45cm×9cm)×1枚これら2種類の木板を組み合わせることによって、簡単に作ることができます。■ 古材の質感をペイントで!木製ラックの作り方リアルなアンティークウッドのような質感は、ペイントだけで表現できます。ペイント方法はもちろん、使う塗料や how to ポイントもあわせてご紹介します。ステップ1木板を古材風にペイントするすべての木板を「古材風」にペイントします。「オールドウッドワックス ウォーターベースコート(チーク)」というステイン塗料と、「ミルクペイント(クリームバニラ)」という水性塗料の2色を使います。まず最初にステイン塗料を全面に塗り、塗料が乾かないうちにウェスでサッと拭き取ります。こうすることで、古い木材のような「まだら染み」を付けることができます。次に白色の水性塗料をところどころに落とし、ウェスで押さえるようにして染みこませ、ペンキがはねたような「汚れ」を加えます。まるで本物のアンティークウッドのような質感を表現することができました。丁寧に塗り上げるのではなく、少しラフな感じに塗り進めるのがコツです。ステップ2木製ラックの背面と棚板を作る12cm幅の木板を4枚横に並べ、接着剤で固定します。これがラックの背面になります。12cm幅の木板を「背面」の下から1cmのところに、9cm幅の木板を真ん中より少し上のあたりに各々1枚ずつ直角に接着します。これがラックの棚板になります。背面も棚板も接着剤で固定しましたが、これは「仮止め」なので強度を気にしなくてOKです。ステップ3ラックの側面を作りネジ止めする残りの木板2枚を棚板の左右に接着し、ラックの側面を作ります。これですべての木板を接着固定することができました。接着したところがぐらつくことのないよう、裏側からしっかりとネジ止めすれば木製ラックの完成です。空間や飾るものともよく馴染み、和みのある古道具風の木製ラックができました!■ 木製ラックをインテリアアレンジしてみよう棚板の上段は、下段よりも奥行きが狭いので見た目もスッキリ。2色の塗料を塗り重ねることによって、長い年月を重ねたような味わいのある木の質感が表現できました。天地を返してレイアウトすればまた違った趣に。しっかりとした存在感がありながらも落ち着きのある佇まいで、空間に安らぎをもたらします。1cm浮かせて取り付けた棚板もビジュアルアップのポイント。棚板を少しずらして取り付けることで「段差」がうまれ、見た目のクオリティーがアップしました。今回は、古びた木の質感を「ペイント」で表現する方法をメインにご紹介しました。たった2色の塗料だけで、ここまでリアルな古材感を得ることができます。このペイント方法をマスターすれば、他にもいろいろなアンティーク雑貨を作れそうですね!みなさんもチャレンジしてみてください。※荷重や強度に気をつけて使いましょう
2019年12月19日引き戸にダイヤガラスの入った食器棚や昔懐かしいちゃぶ台など、大正から昭和にかけての家具と食器を扱っているアンティークショップ、〔古道具権ノ助〕(以下、権ノ助)に突撃取材!外国人観光客も頻繁に訪れるという、その人気の秘密に迫ります!日本のみならず世界各国から来店東京随一のディープタウン、高円寺のアンティークショップといえば、真っ先に名前が挙がるのは〔権ノ助〕。大正ロマン、昭和モダンな家具や食器を取り扱っており、日本のみならず海外からも熱心なお客さんが訪れるといいます。その人気の秘密を探るべく、実際に店舗に潜入してみました!戦前の《小引き出し》が風格バツグン店先に並ぶ古家具の中に、さっそく気になる《小引き出し》を見つけました。右上が昭和30年代、右下が昭和20年代、そして左が戦前のもの。5,000〜10,000円くらいしそうなところですが、なんと順に3,500円・3,500円・6,500円というから驚きです。左の《小引き出し》の上部には、組木細工のようなマークが入っています。本体はセンノキという木でできており、全体的に重厚感があって良いですね。これは、掘り出し物が見つかりそうな予感!振り子時計がタイムトラベルに誘う期待に胸を踊らせてお店の中に突撃です。店内に響く振り子時計の「コチ、コチ……コチ、コチ……」という音により、時空が大正・昭和に巻き戻ったかのような感覚が呼び起こさせられます。折りたたみ式のちゃぶ台が12,500円そんな中、昔懐かしい《ちゃぶ台》を発見しました。直径は約87cm、高さは約27cm。本体の素材は一見してケヤキかと思いましたが、こちらも先程の小引き出し同様にセンノキです。食事はもちろんのこと、和裁なんかをする際にも風情が出ます。この《ちゃぶ台》、嬉しいことに脚が折りたたみ式なんです。戦後すぐの頃のアイテムということで、価格は確実に15,000円以上はするだろうと思いきや、なんと12,500円。もしかして、〔権ノ助〕の人気の秘密って、この安さにあるんじゃないでしょうか?ギミックが充実したダイヤガラスの食器棚続いて注目したいのが、ダイヤガラスの引き戸がたまらない《食器棚》です。昭和20年台のもので、価格は38,000円。上下に分割することもでき、収納スペースがとにかくたくさんあります。上部と下部の間の部分には、ベロ(引き出し式の天板)が付いているという、ギミックの面白さもポイントです。下のスペースにお鍋、上の引き出しにカトラリーなどを収納したいところですね♪素敵なソファや髪飾りも発見!さらにさらに、素敵なソファチェアを見つけちゃいました。こちらの《チーク材ソファ》、昭和40年台のものだといいますが、座り心地がバツグンです。ベージュの落ち着いた色合いもグッド。価格は8,800円と、やはり全体的にクオリティ以上の安さを感じますね。ちなみに、〔権ノ助〕では家具や食器のほかにも、様々な雑貨を取り扱っています。例えば、こちらのレトロかわいい《かみかざり》は1個200円です。昭和40年代のもので、種類も豊富ですよ。アンティークショップの敷居は決して高くない最後になりましたが、こんな素晴らしいお店を営んでいる店主さんって一体どんな人なんでしょう……ということで、店主の遠藤信彦さんにお話を伺いました。遠藤さんが〔権ノ助〕を開業したのは8年前の2010年。それまでは、富岡八幡宮の骨董市に7年間出店するなど、約23年間アンティーク関連の仕事をしてきたそうです。「自分のお店を出す」という夢を叶えた今、次なる夢は「支店を出す」こと。大好きなアンティークを通して、人との出会いを充実させていきたいのだといいます。〔権ノ助〕が気になった方は、まずはHPやインスタグラムをチェックしてみましょう!今回ご紹介しきれなかった素敵な商品が多数アップされています。そして次に、騙されたと思って是非とも店頭に足を運んでみてはいかがでしょうか。アンティークショップの敷居は決して高くありませんよ。【店舗情報】●店舗名小道具権ノ助●住所東京都杉並区高円寺北2-9-8●営業時間10:00-20:00●定休日不定休●TEL03-5373-8355〔小道具 権ノ助〕HP※本記事内の商品の価格は全て税込み表示です。※本記事内で紹介した商品の年代と素材については、あくまで店主・遠藤さんの見込みです。※本記事内で紹介した商品は一点ものなので、実際には売り切れてしまっている可能性があります。ただし、類似商品は随時取り扱っています。
2018年12月12日東京杉並区、西荻窪にあるアンティーク・古家具・古道具のカフェスタイル雑貨ショップ〔ひぐらし古具店〕。すてきな照明や家具を初め、DIYに役立つ小物も豊富に取りそろえているお店です。カフェなどの店舗を経営する人にもよく利用されています。独自のセンスが光る〔ひぐらし古具店〕数多くのアンティークショップが並び、現在注目を集めている中央線・西荻窪駅。〔ひぐらし古具店〕は、南口を出て徒歩3分ほどの場所にあります。デザイン事務所を経営しているオーナーさんがネットショップからスタートし、2014年頃に現在の店舗がオープン。独自のセンスでヴィンテージのランプや家具を仕入れ、販売しています。オシャレな照明を探すなら、真っ先に立ち寄ろう!さまざまなアイテムを取り扱っている〔ひぐらし古具店〕ですが、お店に入って真っ先に目に入ってくるのは様々な光を放つランプ類。照明関係はお店の中でも力を入れているジャンルの1つで、他では手に入らないような素敵な灯りが数多く取りそろえられています。ペンダント照明はソケットはもちろん、コードも豊富な種類がそろっていて、自分好みの物を選ぶことができます。コードの長さは基本が60cm。延長10cmにつき、標準色がプラス80円、特色がプラス100円とお値段もお手頃です。この大型の照明はなんとドイツの工場で使われていたものだそう。ワット数は日本用に変換されているので、そのまま使うことができます。DIYに最適な小道具がいっぱい!ノブやフック、蝶番まで、お部屋や家具をDIYでかっこよくカスタムしたい時に役立つ小物も、数多く取り扱っています。こうした手に入りにくい小物がさっと買えるのもうれしいですね。ヨーロッパ製の「ドア」やオリジナルの机も販売店舗の壁に立てかけてあるドア板。なんとこれもディスプレイではなく、イギリスやフランスから輸入している商品なんです。そのままドアとしても使えるほか、壁に穴を開けられない賃貸に住んでいる人が、壁に立てかけてクギやフックを取り付けるのにも役立つアイテムです。こちらのテーブルは店舗オリジナルのアイテム。インダストリアルな鉄骨とプライウッドで製作されていて、サイズも3種類がラインナップされています。カフェテーブルや作業用デスクとして購入していく人が多いそうです。木を使った家具類を数多く取り扱っているため、オリジナルのメンテナンスグッズも販売しています。木材の耐久性をアップさせ、ムク材のヒビ割れなどを防ぐ「蜜蝋ワックス」と「レモンオイル」はそれぞれ100mlで1296円。香りも爽やかで、天然素材を使っているため赤ちゃんのいるご家庭でも安心です。ネットショップも充実しているのでチェック!〔ひぐらし古具店〕の店舗はもともとギャラリーとして建築家が設計した建物。内装だけではなく外観からも素敵な雰囲気があふれています。照明などを筆頭に、実際にアンティーク調のカフェを経営するお店からの注文も多いとのこと。自宅をカフェ風にアレンジするなら、ぜひとも足を運びたいお店です。ウェブショップも充実しているので、そちらもチェックしてみましょう。【店舗情報】●店舗名ひぐらし古具店(西荻窪)●住所東京都杉並区松庵3-37-21YMSビル1階●営業時間12:30~19:00●定休日毎週月曜~水曜●TEL03-5941-3642〔ひぐらし古具店〕HP
2018年08月19日西荻窪の中でも長い歴史を持つアンティーク家具ショップ〔Northwest-antiques(ノースウエストアンティークス)〕。本格的な海外ヴィンテージ家具からDIYにも使える小物まで、幅広く買取・修理・販売をしているお店にお邪魔しました。アンティークの街・西荻窪にお店をかまえて30年以上現在では「アンティークの街」として話題に上がることも多い、東京都杉並区・西荻窪。〔Northwest-antiques(ノースウエストアンティークス)〕は名前の通り、西荻窪駅から北西方面へと進んだ先にあるアンティークショップです。元々は西荻窪の骨董・古道具屋の老舗である〔慈光〕というお店のアンティーク部門として始まり、現在は独立しています。独立前の時代も含めると、なんとお店の歴史は30年以上になります。イギリス・アメリカのヴィンテージテイストを大切にオーナーさんの好みであるイギリスのアンティークから始まり、70年代アメリカン・ヴィンテージなどの家具を取り扱っている〔Northwest-antiques〕。現在では和製家具なども幅広く買い取り・販売を行っています。インダストリアルな雰囲気のあるアメリカン・ヴィンテージ家具は、男性にも人気です。イギリスの教会で使われていた「チャーチチェア」実際にイギリスの古い教会で使われていた「チャーチチェア」。シンプルなデザインで使いやすく、背面には「バイブルケース(聖書入れ)」が付いています。12脚ほどまとめて入荷できたとのことで、バイブルケースをメニュー入れなどに利用して、飲食店などで使うのもオススメです。お値段は27,000円。USヴィンテージの「米軍家具」1970年代に作られたアメリカ製のチェスト。米軍放出品の中でもこの年代の物は数が少なくなってきているそうです。引き出しなどもスムーズに動き、長く愛用できる逸品です。お値段は41,040円。インダストリアルなメタル・キャビネット重厚な雰囲気を感じさせる工業用メタルキャビネット。5×11の計55個の引き出しが付いています。元々は部品や工具のパーツボックスとして使われていたそう。店舗什器にもオススメです。自宅に置くとしたら、どんな使い方をしようかワクワクしてしまいますね。お値段は399,600円。手頃なアンティーク・アイテムや古小物もいっぱい!本格的な家具のほか、小物も充実しています。「見ているだけで楽しい」とおしゃべりをしに来るお客さんもいるのだとか。「街の古道具屋さん」として、都心部のアンティークショップよりも敷居が低いのも魅力の一つ。ぜひ気軽に立ち寄ってみましょう。風合いが素敵なヴィンテージボックス。お値段も手頃で、キャスターなどを付けて家具にするなど、DIYの素材として購入していく人も多いそうです。お客さんはお店とセンスが合う人が多く、購入時にお客さんが現在使っている物をそのまま買い取り、新商品として仕入れるなど、仕入れと販売の素敵なサイクルが出来上がっているという〔Northwest-antiques〕。最近ではネットやSNS経由で購入や買取希望のお客さんが訪れることも多いそうです。リペア修理もお店で行っているので、品質も安心です。また購入した商品が傷んできたら、通常よりも安価で修理することもあるとのこと。アンティーク好きなら、ぜひとも足を運んでみましょう。【店舗情報】●店舗名Northwest-antiques(西荻窪)●住所東京都杉並区西荻北4-18-6●営業時間11:00~18:00●定休日水曜日●TEL03-3396-2040〔Northwest-antiques〕 HP
2018年08月11日「第14回東京蚤の市」が、2018年11月10日(土)・11日(日)の2日間、調布・東京オーヴァル京王閣にて開催される。日本全国やフランスから選りすぐった古道具店、古書店、古着屋等が集結する「東京蚤の市」。開催14回目を迎える今回も、アンティークグッズの販売だけでなく、売り切れ必須の絶品フード、ものづくりが体験出来るワークショップ、大人も子供も楽しめるライブパフォーマンスなど、盛りだくさんの内容で実施される。また、色とりどりの豆皿が並ぶ「東京豆皿市&箸置き市」、洗練された北欧の品々が一堂に会する「東京北欧市」も、史上最大のラインナップで同時開催。そのほか、子供の好奇心を刺激する「キッズ・アーケード」、地元民に愛されるお土産を集めた「おみやげ屋さん通り」、DIY好きにはたまらない「暮らしのパーツセンター」など、様々なキーワードに着目した各エリアも合わせて注目してほしい。【詳細】「第14回東京蚤の市」開催日:2018年11月10日(土)・11日(日)※雨天決行開催時間:9:00〜17:00会場:東京オーヴァル京王閣(京王閣競輪場)住所:東京都調布市多摩川4-31-1入場料:500円(小学生以下無料)【問い合わせ先】手紙社TEL:042-444-5367
2018年04月15日レトロ&ノスタルジックな世界に触れたい。毎日を過ごす中で、ふと懐かしい気分に浸ってみたい。そんなときには、生活のアイテムに「古道具」を取り入れてみませんか?三鷹市にある〔小古道具店四歩〕は、昭和から平成初期にかけて生産されていたものや、古道具・古家具を扱うショップです。店内で販売するどのアイテムも、「和」の空気を感じるものばかりですよ。「よんほ」じゃなくて「しっぽ」と読みますJR三鷹駅南口から徒歩5分。アクセス抜群のこの場所に、不思議なレトロワールドが広がっています。〔小古道具店四歩(こふるどうぐてんしっぽ)〕は、その名の通り古道具を多く扱うセレクト雑貨店です。古道具や職人さんが作る道具に興味を持ったことがキッカケとなり、店主のキラリと光る目利きが特長的です。店内に入ると、入り口側が古道具スペース、奥がカフェスペースとなっています。昔ながらの物を取り扱ってはいますが、老若男女問わず、カフェでゆったりとした時間も過ごせるお店になっています。お店では、昭和初期や平成の初めに作られたちょっと懐かしさを感じさせるものから、全国各地の工芸品、職人さんが手作りで作っているものを中心に並べられています。古道具は、どこか懐かしさを感じさせてくれることと、温かみを持っているところが魅力とのこと。昔ながらの方法や、手作りで作られたものは、時間がたっていてもまだまだ使える物が多く、むしろ味を出してくるものが多いです。今では新しいものを簡単に手にいれられる時代ですが、人の手を渡り大切に使われてきた物にはまた違った魅力が潜んでいます。お客様の反響が一番多い、木製の急須カフェで実際に使用されている急須で、その珍しさから興味を持つお客様が多く、帰りに購入するお客様も結構いるそう。その特徴は、軽い木製である点と、鉄や陶器よりも熱くなりすぎないという点です。元は蕎麦湯用に作っていたところ、急須にも使うことはできないかと考案されたものだそうです。確かに珍しいですね。人気のジンジャーシロップ農薬や、化学肥料を一切使用せずに育てられた生姜。それを煮詰めて粗糖(精製していない砂糖)を加えただけの体にも優しいシロップ。そのままお湯で割って飲んでも、紅茶に入れてもおいしいとのこと。お料理に、スイーツに、役立つ機会はいろいろありそう。カフェでは、こちらのシロップを使用したメニューを頂くことも可能です。敷地内にはおしゃれなカフェも個性豊かな古道具たちを物色するのに少し疲れたら、店内のカフェで一休み。ドリンクだけでなく、ランチメニューやスイーツも充実しています。特に日替わりの定食が人気となっています。カフェ内にもレトロ感のある雑貨が多く展示されているので、古道具を使ったお部屋のコーディネートを考えながらティータイムを楽しむことができそうですよ。さいごに〔小古道具店四歩〕は、三鷹駅南口から徒歩5分。三鷹の森ジブリ美術館からも、徒歩15分程度です。晴れた日には、緑豊かな三鷹の町をゆっくり散歩してからお店を訪れるというのもいいですね。「これは!」という運命の古道具に出会えるかもしれません。【店舗情報】●店舗名:小古道具店四歩●住所:東京都三鷹市下連雀3-32-15CCC学生会館ビル1F●定休日:木曜日●営業時間:12:00~21:30●問い合わせ先:電話番号0422-26-7414●HP:
2018年01月26日日本の古道具を取扱う“可ナル舎”によるポップアップイベント「つなぐ ~使いながら受け継ぐモノ~」が、12月29日から17年1月22日まで表参道ヒルズ内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)にて開催される。可ナル舎は、代表的な和家具である明治期の和箪笥を中心に、江戸時代から戦前にかけて日本各地で作られた器や古道具などを取り扱うショップ。今回開催されるポップアップイベントでは、日本独自のデザインが世界的にも評価されている箪笥や蔵戸の他、古伊万里の猪口や明治の赤絵皿、レトロな印判皿などを展開する。さらに、会場では日本の古道具たちを次の時代につないでいけるようなアイディアも紹介。衣装箪笥や蔵戸は着脱可能な鉄製スタンドをあしらうことでローボードやダイニングテーブルに、古伊万里や赤絵の器は現代の食器との取合せを楽しむ華やかなテーブルウエアとして提案する。【イベント情報】可ナル舎「つなぐ ~使いながら受け継ぐモノ~」会場:パスザバトンギャラリー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館地下2階 パスザバトン表参道店内会期:12月29日~17年1月22日時間:11:00~21:00(日曜日・祝日は20:00まで)
2016年12月20日やんちゃ盛りなお子さんがいながらお気に入りのインテリアに囲まれ、心地よい暮らしを実現している読者の方に、その秘訣を伺うインテリア特集。4人の子育てをしながら“賃貸DIY” を実践、SNSでも人気のsayo.さんにお話を伺います。前回の 1)賃貸でもできるDIY に続いて今回は散らかりやすいおもちゃや、浮いてしまいがちな子ども用のアイテムのDIY整理術について伺いました。▼sayo.さん家 プロフィール・家族構成:夫(33歳)、妻sayo.さん(34歳)、中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学1年生の次女、1歳を迎えたばかりの次男、内装業を営むご主人との6人暮らし。・所在地:神奈川県横浜市・間取り:2LDK・住宅形態:賃貸団地・instagram: @xsayo.x ■生活感は「雰囲気のある古道具」でシャットアウト。sayo.さんのお宅のリビングには、リビングに散乱しがちな子どものおもちゃや日用品が見当たりません。「すぐ取りだしたい子どものオムツなどのお世話グッズは、アンティークショップで買ったバスケットに。留め具が子どもにはまだ開けられないので、勝手に触られることもなくぴったりなんです。大きい方にはストックをしまっています」建築用の長いボルト(長ネジ)を使ったオリジナルシェルフに、古道具の事務機器、シャッターケースを置いて日用品の整理を。DIYやリメイクのものと、リアルに時を重ねた古道具とを一緒に使うことで、より深みがうまれ、インテリアに奥行きが出るようです。上段左は木製の薬箱。これも昔ながらの古道具です。実際に家族の常備薬をまとめてここへ。古いタイプライターや懐かしい黒電話などのディスプレイが効いています。ボルトとナットを組み合わせた仕様。ナットを締める位置で、棚板の高さを自由に変えられるすぐれもの。 【Point-2】赤ちゃんのお世話グッズや子どものおもちゃは必要最低限にしながら、お気に入りにしまうことで日常のモチベーションもアップ。 そして、まだ1歳になったばかりの末っ子のおもちゃは、このテレビ風ボックスへ。りんご農家が運搬用に使う、りんご木箱にキャスターや蓋を取りつけ、リメイクしました。内側も補強し、スツールとしても使えます。気づくと無制限に増えるおもちゃは、ここに入るだけと決めているそうです。「正面に貼ったテレビ風のミラーは、フライングタイガーで。鏡もおもちゃ代わりになって、のぞいたりして楽しんでいるみたい」「おもちゃで遊ぶこと、意外と少ないんですよね。兄姉もいますし、おもちゃ以外の部屋にあるもので自由に遊んでいたり。使わなくなったら処分し、その時期で使うものを見極めながら揃えています」ちなみに、どんどん増える雑誌や雑貨、洋服……sayo.さんいわく、「あまり執着せず、自分のものは躊躇なくサヨナラできる」のだそう。雑誌は、あまり読まなくなったものは袋にまとめておき、そこがいっぱいになれば回収へ。「反面、子どものものは難しくて。もちろん、勝手に捨てることはできないので、それぞれ、子どもたち自身で判断してもらっています」限られた団地というスペースで、6人家族が暮らしていくにはルールも必要。「しまうスペースを決めて、そこに入るぶんだけ」という基本的なことをきちんと意識し守ることで、快適な暮らしの空間を保っているようです。次回は、3つめのポイントとして、キッチンDIY術とDIYライフを楽しむ秘訣を伺います。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年06月29日国内外の古道具や民芸、現代作家の道具を扱う「toripie(トリピエ)」。大阪の下町、九条にあるお店は、古いインドの布や韓国のスッカラ(真鍮製の匙)、江戸時代の酒瓶や現代作家の器やアクセサリーなど国や時代を越えた道具が並びます。江戸時代の酒瓶には花を活けて、アフリカの古い祭具はオブジェとして、今の暮らしになじむ古道具スタイルを提案しています。好きが高じて古道具を扱うようになったトリピエの店主・鳥越智子さんに古道具の魅力、その楽しみ方、暮らしへの取り入れ方について教えていただきました。使っていた人の暮らしを想像する楽しさ人々が生活で使っていた道具には、人の手を介したあたたかみといつかはその人から離れていく物寂しさやせつなさがある。そのあたたかさとせつなさは、道具を道具以上の存在にかえる、だから鳥越さんは古道具に惹かれると言います。この腕輪はどんな女性が身につけていたのか、このポットでどんなティータイムを過ごしたのか、用途だけではなく使っていた人の暮らしを想像する楽しさは、古道具の魅力のひとつなのです。鳥越さんは、興味があっても古道具を買うことに慣れていない人には自分の好きなジャンルの物をひとつ買ってみることおすすめしています。ファッション好きならばアクセサリーや布、料理や器に興味があるなら皿やグラス、部屋を飾るアイテムが好きならばオブジェに使える道具など、使うシーンが多いことで道具への愛着がわいてくるとか。鳥越さん自身もアクセサリー、そして布や器、オブジェなど、と興味を広げていったそうです。自由に見立てて暮らしに取り入れたい古い徳利や器を花器にしたり、古い瓦をトレイにしたり、韓国の飯椀を小物入れにしたりと、本来の使い方ではなく自由に遊べる面白さも古道具の魅力。古道具を暮らしに取り入れるトリピエ流の見立てを提案していただきました。幕末から明治期に瀬戸で作られていた徳利は花器使いに。シャビーシックな風合いでデコラティブなお花がよく似合います。また花器のトレイにしているのは、東北地方で使われてきた古い瓦。薄い瓦なので菓子盆などによく使うそうです。幕末や明治初期に使われていた陶器製の炬燵。火鉢を置いていた部分に飾り物を置いてオブジェとして使用。キャンドルを入れて火を灯してもいい雰囲気。道具の性質上、耐火性があるのがうれしい。熱燗がすすみそうな酒杯は、仏製の陶器でつくられたエスカルゴカップ。茶卓使いや小皿使いも楽しめる江戸時代の襖の引き金具にのせて。モロッコで買い付けたピューターのポットと中園晋作のカップ&ソーサーで寛ぎのティータイムを。インドでお布施時に使っていた道具をティートレイに。アフリカの祭事で使われていた木製の祭具は、棚や壁にオブジェとして飾りたい。素朴なかわいさやプリミティブな力強さは、空間の和洋問わずなじむとか。古道具のなかでも、きちんとお手入れしてから使いたい器や酒杯などの食器類。陶器の皿や酒杯は、中性洗剤で洗ってよく乾燥させてから使用を。漂白剤は、色や風合いが大きくかわったりする恐れがあるので、使わないほうがよいとか。また壊れやすいので保管時は、布を巻くなどしてカバーをすること。真鍮製の器や匙は、水あとが残りやすいので洗浄後は布でふいて、定期的に磨き粉で磨いてあげると長持ちするそうです。蚤の市では気になる店をじっくり攻めるいろんなタイプのお店を楽しめるのが、各所で開催している蚤の市。蚤の市では、道具や雰囲気が気になるお店を数店舗に絞ってじっくりと見て欲しいと鳥越さん。店主といろいろと話しをすることで掘り出し物が出てくる可能性が高いとか!古道具は、一点ものが多いので一期一会、気に入ったら買うべし。だからこそ道具の背景、使い方、お手入れ方法など、どんなことでも遠慮なく店主に聞いて欲しいそうです。センスひとつで新たな道具になる、それが古道具です。取材協力/toripie(トリピエ)大阪市西区九条2-9-14TEL: 090-9991-7802営業時間: 13:00~19:00(木~土)
2015年03月18日