東京・渋谷Bunkamura Galleryでは、2019年3月13日(水)から3月21日(木・祝)まで、展覧会「アングラ時代のポスター」を開催する。1960~70年代、高度成長期を迎えた日本を背景に活発化した“アンダーグラウンド文化”。当時、寺山修司の「天井桟敷」や唐十郎の「状況劇場」といったのアングラ実験演劇や、土方巽による暗黒舞踏など、これまでにない反逆的かつ前衛的な潮流の波が巻き起こっていた。またそのムーブメントの一躍を担っていたのが、“ポスター”の存在。単なる公演の告知のみならず、時代を象徴し、あらゆ表現領域の先導的役割を果たしていたといえる。「アングラ時代のポスター」では、そんなエネルギッシュなアングラ時代を反映したポスターを展示。宇野亜喜良や横尾忠則をはじめ、榎本了壱、金子國義、合田佐和といった著名作家が描く作品が集結する。蛍光色をあしらったサイケデリックなデザインや、今や閉館してしまった懐かしい劇場名入りのポスターなど、現代ではなかなか巡り合えない貴重なポスターを鑑賞することができる。なお会場では、演劇ポスターを中心に展示販売も行われる。草創期のアングラ演劇は数日のみの公演に作られたものが殆どだった為、自ずと刷られたポスター数も少なく、現代において希少性の高いものとなっている。【詳細】展覧会「アングラ時代のポスター」会期:2019年3月13日(水)~3月21日(木・祝)会場:Bunkamura Gallery住所:東京都 渋谷区道玄坂2丁目24-1時間:10:00〜19:30※最終日は17:00まで※会期中無休・入場無料
2019年03月10日crimは、漫画「El Shaddai ceta」の完結およびコミックス発売を記念し、竹安佐和記の原画展「エルシャダイ コミックアート展」を開催する。会期は8月27日~9月1日 12:00~19:00(水曜定休)。会場は東京都・中野のギャラリーpixiv Zingaro(中野ブロードウェイ2F)。入場無料。同展は、コミック総合サイト「pixivコミック」内の「月刊Gファンタジー」で連載されていた漫画「El Shaddai ceta」の完結、およびコミックス発売を記念して行われるもの。同作品の複製原画や各種制作資料、制作の裏側、等身大印刷のキャラクターなどの展示が予定されている。なお、同漫画は「ネット流行語大賞2010」を受賞した 「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ、 問題ない」の名セリフが話題となったゲーム「El Shaddai -エルシャダイ-」の世界観を、同ゲームのディレクションとキャラクターデザインを担当した竹安佐和記が自ら描き下ろしたコミック。ちなみに竹安佐和記は、同ゲームのほかに「零 ~月蝕の仮面~」や「無限航路」といったゲームのキャラクターデザイン、書籍「Gideon‐ギデオン」、「AMON」、「餓鬼三六鬼」などの企画監修を手がけるなど、幅広く活躍している。
2015年07月22日