大河ドラマ「光る君へ」より、ファーストサマーウイカ、財前直見、益岡徹の君かたりが公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部を演じる本作。今回公開された映像では、ききょう(清少納言)役のファーストサマーウイカさんは、藤原定子(高畑充希)について、「『推し』の感覚にすごく近いんじゃないかな。娘でもなく、恋人でもなく、けど命を懸けてお守りしたいとか、最大の雇い主ではあるけれども」とし、“清少納言”という名について「すべてを背負った名前で宮中に入るっていうのがぐっとくるというか。『あなたの今までの人生を背負って学んだものとかをすべて持ってきて、宮中で私の力になってね』って言われたような気がして」と女房になるシーンをふり返っている。財前さんが演じているのは、兼家(段田安則)の妾である藤原寧子。和歌に長け、兼家との日々を「蜻蛉日記」として残した彼女。この「蜻蛉日記」は、まひろ(紫式部)も幼いころから読み込んでおり、そのことを知り、「まひろが歌を詠んでいく人になるきっかけみたいなことになるので、すごく重要な役割をいただいたなと思っていて」「先輩なんだけど、ちょっとお母さんの面影を見るみたいなシーンなのかな」とコメント。倫子(黒木華)の父・源雅信役の益岡さんは、雅信の最期について「婿殿(道長)に対して皮肉なことを言うんですけれども、あれも本当はそうしたかったけど、その出発点は娘かわいさの発想」「家族を大事に思った人間なんだなっていうのをすごく感じました」と語っている。第15回あらすじ道隆(井浦新)は、強引に定子(高畑充希)を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。2年後、一条天皇(塩野瑛久)は麗しく成長。道隆の独裁には拍車がかかっていた。伊周(三浦翔平)らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始める。道長(柄本佑)は兄のやり方に納得がいかない。一方のまひろ(吉高由里子)は、さわ(野村麻純)と近江の石山寺へと出かける。そこで思いもよらない人物との出会いが…。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月14日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、ききょう(清少納言)を演じるファーストサマーウイカの声を紹介する。――藤原定子の女房になるシーンこれは私個人の解釈なんですけど、ききょうはすごくハツラツとして、気も強ければ思ったことをスパッと言うタイプなので「いや、もう別れてるんですよ」とか、違うことは違いますってハッキリ言えるような性格っていうところのコントラスト。「ちょっと変わってんなぁ」っていう一面も見えつつ、ききょうとしては家を捨ててきたわけですよ。旦那さんと息子までおっつけてきちゃったけど、もらった名前が亡くなった父と旦那の少納言。旦那が少納言ではなかったんだけれども、そのすべてを背負った名前で宮中に入るっていうのがグッとくるというか。まったく新しい名前にしてすべての人生をそれこそ本当にゼロにしてリスタートしますじゃなくて「あなたの今までの人生を背負って学んだものとかをすべて持ってきて、宮中で私の力になってね」って言われたような気がして、「あぁ清少納言…いいっすね!」って。「なんで元夫のやつ入れなきゃいけないんだよ」とか「おやじの名前かよ」みたいなことじゃなくて、全部を認めてくれたような器みたいなものを名前から感じて、「いい名前だな」と思っていたんじゃないかなって。短いシーンで誰がそこに感じるかわからないですけど、私はそう思って受け入れたんじゃないかなと。欲を言えば息子の名前も入れてほしかったくらいの感じかもしれないですけど(笑)、というふうに感じましたね。――定子について清少納言にとってきっと定子様っていうのは、史実で読んでいても「推し」。神とか宗教的な心酔するというよりは「推し」の感覚にすごく近いんじゃないかな。「尊い」「一挙手一投足がいとおしい」「愛くるしい」。娘でもなく、恋人でもなく、けど命を懸けてお守りしたいとか、最大の雇い主ではあるけれども「推し」の感情に近いんだろうなというのは思いますね。
2024年04月14日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原寧子を演じる財前直見の声を紹介する。――藤原寧子について一人息子(道綱)に甘い親(笑)。ひとことで言えば、やっぱり自分の負い目としては妾でいるっていうことがあるので、やっぱり正妻さんの子とはまた違うので、バカにされちゃいけないなっていうのは心のどこかにあると思うんですけど、でもああいう歌を書く人ですから、そんなに重く感じてはいないと思うんですよ。逆になんていうの…利用しているじゃないけど、こういう環境の自分を表現するっていうプロデューサー的な目もあったんじゃないかなとは思います。――まひろが『蜻蛉日記』を読んでいたと知って幼い子にはやっぱり難しいんじゃないかなと思うんですけど、この『光る君へ』の中でいうと、これから先まひろが歌を詠んでいく人になるきっかけみたいなことになるので、すごく重要な役割をいただいたなと思っていて、しかも母親がいないじゃないですか。「娘がいたらきっとそう言ったでしょう」という言葉がちょっとお母さんっていうふうに先輩なんだけど、ちょっとお母さんの面影をみるみたいな、シーンなのかなっていうことが、すごく大事ないいシーンだなというふうに思っていました。――藤原兼家について基本的に亭主元気で留守がいいじゃないかな(笑)。息子を独り占めできたし、やっぱりある意味歌のために必要な人だったっていうこと。さっきプロデューサー目線って言ったことは、歌を書くことで兼家さんという存在が必要だった。嫌いじゃないし、来てくれたらとてもうれしいし、わりと近い存在で必ず膝を触っていたりとか肩をもんだりとかっていう、そういう普段兼家さんが見せないことをたぶん寧子の前ではしていたんだろうし、そういうちょっと安らげる場所が見ている人もちょっとフフってほほえましくなるっていうシーンになったらいいなと思って演じていました。
2024年04月14日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、源雅信を演じる益岡徹の声を紹介する。――源雅信を演じて源氏として平安中期から末期、ずいぶん貴族階級が没落したりとか武士階級が起こったり、藤原氏には大きく水をあけられたんだけれども、そのすぐあとに連想するのが、『平家物語』の祇園精舎の…っていうね。そういうのをすごく連想してね。しかもそれが現代の社会にも転換できるといいますかね。それがおもしろいなってつくづくやっぱり思いまして、役として少し出し抜かれる源氏のでも位は高いんですけど、その役をやっただけでそれを感じられたっていうのは、すごい収穫だったと思います。――雅信の最期最期、婿殿(道長)に対して見方によっては皮肉なことを言うんですけれども、あれも本当はそうしたかったけど、その出発点は娘かわいさの発想ですしね。そのことを思ったときに「俺はお前のことは反対だったんだ」っていうことをせめて伝えるっていうのが、かえって2人にとって結果よかったんじゃないかなっていうね。だからその辺の書かれ方も見事だなっていうね。多少錯乱しているっていうふうな解釈ももちろんできるんですけれども、家族を大事に思った人間なんだなっていうのをすごくい感じました。ですからその言葉と裏腹に最期、手をぐっと握れたっていうのがすごくよかったと思うし、いろいろそういう意味で勉強になりましたね。生き方の問題として、あの死に方はどう考えても幸せですしね。みんなに見てもらって。――雅信の家族について表の顔と家族でも顔っていう分け方をしたとしたら全然違う表れ方をしているっていうのがね、面白いですよね。奥さんを大事にして、娘に弱くてっていうね。それがとても現代的につながるものがあるんだなっていうふうに本当にやりがいのある家族の一員になれたという、なんというかな…、「こうあったらいいだろう」と、どんな時代でもこういうふうに夫婦関係と親子関係があればいいんじゃないかって。問題は起こるんだけど、それをなんとか解決していくみたいなそういうことはね、できることはすごくいいなと思いました。
2024年04月14日お笑い芸人のなかやまきんに君(45)が10日、都内で行われた『DMM英会話 新価格戦略発表会』に出席。2006年から4年半に及ぶ「アメリカ筋肉留学」の経緯を語った。「DMM 英会話」の新プラン提供とプラン価格刷新に合わせて、アンバサダーに就任したきんに君。その理由について、DMM英会話CMO・増田淳氏が「肉体の強化のみならず、英語力も大変ストイックに強化されていて。英会話についても筋トレ同様継続することが大切なので、そこを目指すDMM英会話の魅力を一緒に広めていってほしい」と説明した。きんに君は英語学習のきっかけとして、06年から4年半に及ぶ「アメリカ筋肉留学」を挙げ、留学に行った理由について説明。「1つは、ロスの西海岸で通称“マッスルビーチ”といわれている、野外にジムがあったり、バスケットコートがあったり、ボクシングのサンドバックがあったりするところがあるんです。僕はトレーニングを始めた17歳のころに『筋肉雑誌』で見て、その時に『こんな世界があるのか、住んでみたい』と思いました。もうひとつは、ハリウッドもあるので、テレビや映画のオーディションも受けに行くということでした。マッチョの人とコミュニケーションもとりたいし、オーディションも受けたいということで英語勉強のきっかけになりました」とその理由を明かした。憧れではあったものの、高校卒業後10年間英語から離れていたといい、「イチから勉強しないといけない状況だったんですが、まだ20代でしたし、いろんな経験をしたいな」と熱い気持ちを持って渡米。現地では、英語の勉強とともに、「自分で英語のみのコメディショーを開いたり、映画を作って上映したり、テレビ、映画、CMのオーディションを受けました」とさまざまなことに挑戦。「もちろん全部英語なので、自分のネタを全部英語にして覚えなおしたり、オーディション用の英語を勉強したりしていました。筋肉留学は学生ビザで5年間だったので、カレッジを卒業したタイミングだったんですけど、僕の中では、『まだ、アメリカへの挑戦は終わっていない』という感じですね」と、自身の挑戦がまだ続いていること語った。MCから「(ここまでの話を聞いて)あらためてすごい人なんだなと思いました」とコメントされると、「ありがとうございます。お笑いの方では褒められたことないんですけどね」と自虐的に返し、会場からも笑い声が起こった。
2024年04月10日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、まひろを演じる吉高由里子の声を紹介する。――まひろの成長まひろが大人に刃向かっていくとか、戦うとかいうよりも子どもに教えたりとか、自分がやるべき使命みたいなものをちゃんと見据えて動いているような感じがして、私も年齢的にも下の子が増えていったりとか話す機会が増えていったりとかして、教えるっていうことが増えたし、人に教えることによって自分も改めて学んでいるんだなっていう実感もあったりとかして、こういう気持ちでやっているのかなっていうふうな想像につながったりはします。――ききょうについてすごく刺激を受ける人だと思います。影響はどうかわからないですけど、彼女の存在がまひろにとっての刺激になって、自分では思いもしない発想に感化されたりとかもしたり、それが仕事を探すとかいう切り替えにもなっていくんだと思いますし、何か行動しなきゃとか、足踏みしている自分にやっと気づいたっていう感じで、またさわさんとは違う関係性で必要な方なんじゃないかなっていうふうに思います。――ききょうの生き方口が裂けても言えないような言葉をききょうさんは、サクッとサラッと言って、また猛進していく姿を後ろ姿を背中を見つめるしかできないまひろは歯がゆいというか、悔しいというか、ふがいないというかっていう気持ちが自分に湧き出てきたんじゃないかなというふうに思うんですけど、目標があるというか、目的があるというかっていう自分をちゃんと見つけられたききょうが、羨ましいんじゃないかなという感じもありましたし。
2024年04月07日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原道隆を演じる井浦新の声を紹介する。――兼家の後継者に指名されて道隆は、兼家父上の息子たち娘の中で僕の勝手の解釈だと、一番父上に影響を受けている人物だろうなというふうに思っています。だから道兼とはまた違う父上の影響を受けていて、家督として温室の中で大事に大事に育てられてきたからこそ、本当に疑いもなく父上のやってきていることは本当にすべて学びながら参考にしながら、という意味で一番影響を受けてきている人物でもあると思うので、家督は道隆にするっていう言葉がきたときは、いよいよ自分の時代が訪れるんだっていうそういう思いに火が付く瞬間でしょうね、野心的な。それを野心という言葉一言で表現するのは僕は乱暴だなと思っているんですけど、自分の中で道隆は父上が大事に大事に実践してきた思想、自分の家の中で権力をつなげて回していくという、この思想を道隆なりにこれからやっていく、それの準備が入内させる定子、嫡男とそれを支えていく弟っていうすべてができているのでいよいよ自分なりの政を始められるんだっていう日がつけられるところ、狼煙が上がるところというか、だろうなとは思いました。――道兼が人殺しと知って知らなかったことに対して驚きはあったと思うんですが、僕の中では道隆もずるさとか弟が全部そういうところを背負っているのはもちろん知っていて、そこは見ないふりして全部任せていたっていうこともあっただろうなって。だから驚きとともにやっぱりそれが確信にも変わったりとかして、申し訳無さとか、そこはお前に任せたよっていう思いだったりとか、一つ二つの感情だけじゃないなとは思いました、あのシーンは。道兼に対しては。
2024年04月07日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、いとを演じる信川清順の声を紹介する。――いとを演じて台本を読んで、いとってちょっと空気が読めなかったり、家族じゃないから言っちゃったり、逆に言えなかったりっていうことがあると思うので、だからそういう部分は明るくするというよりはちょっと引っ掻き回すじゃないですけど、いいも悪いも家族にぐぐっと詰め寄ったり、見守ったりができたらいいなと思っております。――推規について高杉真宙さんがもうすでにかわいいんですけど、為時さんとまひろさんがやっぱりちょっと真面目な部分が多いじゃないですか、特にまひろちゃんってズバズバ意見も言うし、いろんな勉強もしたいところをちょっと2人の小難しいところをつつく役割をしていて、とってもかわいらしい性格とかわいらしいお顔でいとは溺愛しております。――いとまを申し出るシーン為時さんへのセリフでもあったんですけど、ここにしか本当に居場所がないだけじゃなく、本当にいとにとって大切な家族の人たちの場、でも自分は家族じゃないからって殿様にお伝えするっていうのですごい絶対出ていきたくない、本当は。絶対こんなこと言いたくないけど、本当に少しでも食いぶちを減らさなければ、私がいたら見るだけであつかろうみたいな感じだったと思うんですけど、それはすごくつらくて、しかも殿様のことめちゃめちゃ好きなので(笑)。殿の顔を見るなりね「言えん」とは思ったんですけど、気丈に振る舞っていとは伝えますけど、そのへんはやっぱりあの時代ならではというか、それがなんかもう生死、生き死にみたいな感じで関わっているのが、やっぱり平安時代すごいなっていう。いともやっぱりそういう乳母で入って、まひろも推規さんもみんな時代に振り回されているじゃないですけど、もっといろんな今だったら生き方もできるけど、そこに生きて、そこでしかない、でもそこのご家族が本当にいとにとって素晴らしい、かけがえのないものっていうところで殿様に引き止めてもらえてよかったです。ありがとう殿~!
2024年04月07日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原定子を演じる高畑充希の声を紹介する。――藤原定子についてお花っぽいイメージです、といってもヒマワリみたいな子。夏にパァっていう花というよりは、華やかなんだけど影も少しあるようなお花みたいなイメージの人です。今は楽しく明るく小さい一条くん(一条天皇)と一緒のシーンもまだ多いので、純粋に楽しんでやろうと思っているんですけど、ここからいろんなことが起こっていく人なので、その過程でどんどんいろんな影響を受けていったり、まぁでも芯はある人かなと思うから、影響を受けない部分もあったり。ちょっと探り探り演じていければなと思っています。――定子の入内について今とはたぶん全然感覚が違うだろうから、政治的に利用されているみたいなネガティブなイメージというよりは、まぁそういうものだっていう育ち方をしているのかなと思っているんですけど、彼女がすごくよかったなと思うのは、その相手を好きになれたっていうことかなって思っていて、だからこそどんどん悲劇に巻き込まれてはいくんですけど、ただ自分がヘマをすると父親の行き先というか、これからに関わるっていうのをわかっているようでわかっていなかったりしたのを、きょうちょっとたしなめられるシーンがあったりとかして、なので…そうですね。でも全部をやらされているっていう感覚で受け取らない人なのかなと想像しています、今は。――一条天皇との関係性なんか今やっていて感じるのは、ものすごくいい意味で一条くんが定子に懐いているというか、ちょっと依存している感じもあってだから「自分がこの人を守らなきゃ」みたいな気持ちもちょっとはあったのかなって、なんとなく感じていて「この人のよりどころになれるのは自分だな」って思っているうちに彼も成長して、自分のよりどころにもなっていったのかなっていう、そういう変化を数年のうちに遂げたのかなと思っています。
2024年04月01日松下奈緒主演『風の奏の君へ』に、西山潤、泉川実穂、「東京ホテイソン」たけるが出演することが分かった。また、公開日は6月7日(金)に決定した。お茶の名産地である岡山県美作地域を舞台に、この地を訪れたピアニストと、茶葉屋を営む兄弟をめぐる物語を描く本作。主人公のピアニスト・青江里香を演じる松下奈緒は、ピアニストでもある自身のキャリアを投じて、演奏シーンでは吹き替えなしでピアノの腕を披露している。この度、新たに追加キャストが発表され、主人公と運命的な出逢いを果たす渓哉(杉野遥亮)の親友・実紀役に、日曜劇場「ドラゴン桜」、「VIVANT」、大河ドラマ「どうする家康」等話題作への出演に加え、「好きやねんけどどうやろか」でもW主演を務めた注目の若手俳優・西山潤。同じく渓哉の親友で、美作市で旅館の女将を務める栄美役に、テレビドラマ・CMなどで幅広く活躍する泉川実穂、渓哉の兄・淳也(山村隆太/flumpool)の友人で医者の藤井役に、自身も岡山の出身で、芸人としての活動だけでなく『君は永遠にそいつらより若い』などで俳優としても活躍する「東京ホテイソン」のたける。またYouTuberグループ「Team48(フォーエイト)」のリーダーこたつも青年会議所のメンバーとしてカメオ出演しており、本作が長編映画デビューとなった。併せて場面写真も解禁。天空の茶畑とも呼ばれる美しい茶畑でのびやかな表情を見せる里香をそっと見つめる渓哉の姿や、里香をめぐる恋のトライアングルが表されたような渓哉と淳也の心情が見える写真となっている。『風の奏の君へ』は6月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:風の奏の君へ 2024年6月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2024 「風の奏の君へ」製作委員会
2024年03月26日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原公任を演じる町田啓太の声を紹介する。――父・頼忠に「頼んだぞ」と託されるシーン関白の息子であるとかすごく育ちがいいから、絶対に出世街道だっていうのは、ずっと言われているんですけれども、父とのシーンが1回もなかったので第12回まで(笑)。ここで初めて視聴者の方は「あ!親子だったんだ」っていう方もたくさんいるんじゃないかなと思うんですけど、でも公任にとってはすごく特別な存在といいますか、父は周りからいろいろ優しすぎるがゆえに何か言われたりすることがすごく多いと思うんですね。なんですけど公任はすごく尊敬しているというか、やっぱり仕事はすごく出来る人だし、とてもたぶん愛情深い人だと思うし、公任もその愛情を受けて育っていると思うので、人から父がどう見られているかなんて特に関係ないというか、そういうところはあったんだろうなって思うぐらいなんか自慢のというか尊敬している父だったんじゃないかなと思いますし、実際に橋爪さんと初めてシーンやらせてもらったんですけど、やっぱり持っている雰囲気が本当に美しいくらい優しいのでもう大好きですね。目が合うだけでなんかちょっとそらせないというか、なんていうんだろう自分のダメなところを全部見透かされている菩薩みたいなオーラがちょっとあるなぁなんて思ってしまって、やっぱりだからこそ橋爪さんが演じられているとくるものがすごくありますし、やっぱり出世出世っていう欲望まみれたところを描いていたりもするじゃないですか。だけど、やっぱり父はそういうところだけではなくて、出世だけが人生じゃないっていうのを公任に託してくれたのかなっていう感じはすごくして、僕もすごく大好きなシーンになりました。本当にご一緒させてもらえてうれしかったです。もっとやりたかったですね(笑)、欲を言うならば。
2024年03月24日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、藤原頼忠を演じる橋爪淳の声を紹介する。――藤原頼忠を演じてもう最初は、とにかく声が小さい人っていう大石先生からのオーダーだったので、普段の私を見て(笑)、おっしゃってくれたのかなとか、そのあたりから声が小さいというのはどういうことなのかなってことをちょっと考え始めて、それはおそらく自信がなかったり、それから人の前に出るというようなことがあまり好きではない、ちょっと内向的な性格なのかなと思って、どちらかといったら政治や政権っていうことよりも花鳥風月のほうに興味がある人間ではないかと、そういうふうに思いまして本当はそういうシーンはないんですけれども、歌を詠んだりとか、虫の音、鳥の音を聞いたり、今も一番最後のシーンで松か何かの大きな木を眺めているんですけれども、あれもやはり自分が育ったとき、あるいは公任が生まれたときから比べるとずいぶん大きく伸びたなと。そんな思い出あの木を見ていましたので、そういう意味では私の花鳥風月っていうことを意識していく中で、一番最後にその花鳥風月と対峙しているところから始めさせてくれた監督に非常に感謝しています。――息子・公任に「頼んだぞ」と託すシーン私が太政大臣をやめるということは自分の死というものもどこかで実感しているので、私が死んだあと、いつまでも私のことを頼りにしているようではダメだぞ、もうちょっと強くなりなさいっていうことをきょうちょっと言いたかった。おそらく彼も私の子どもなので今は若くていい男だし、道を上り詰めていこうとしているし、今まで来たんではあるんだけれども、これはね公任さんが言ったんだけど、今のおやじの姿を見て、また別の自分が歩む道があるんじゃないかって彼は言ったんですよ。それは今のシーンをやっていて、なんか気がついたって言うんですよ。(それは)すごいねって話になって。
2024年03月24日大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、さわを演じる野村麻純の声を紹介する。――さわについて喜怒哀楽が大きくて、結構誰に対してもグイグイいくのは、ほかの登場人物とはちょっと違うのかなと思って、そこは結構グイグイ前にいくようにはしています(笑)。いい意味でも、悪い意味でもさわは空気を読めないというのはあると思うんですけど、でも誰に対してもそういうふうに真正面からぶつかっていけるというのは、ある意味羨ましいなとも思うし、そんな人に対して甘えるっていうのも今の年齢だとなかなかないことなので、甘えたいと思える人に出会えたさわは羨ましいなって思います。――まひろについてまひろは人のために動ける人でさわはそれを憧れであったり、そうなりたいと思っている部分でいろいろ吸収したいと思っている部分もありつつ、まひろにとっての一番の味方でありたいと思いながら、さわ自身にとっても一番の味方でいてほしいんだなっていうのはすごく思います。だからこそちょっとやっかいなことを言い出してみたりとか友情だけど一種の恋の駆け引きみたいなそういう人を恋い慕う気持ちみたいなのは、ちょっと性別を超えた感じで出ているんじゃないかなと思います。――まひろが涙するシーンさわはそういったアンテナはすごく敏感なので恋愛だったりとか、今までまひろと2人でいろんな恋の話もしただろうし、そういうところはやっぱり見守りたいなと思いつつも口出しせずにはいられない(笑)「味方だよ」っていう思いも伝えたいですし、いろいろ知っているからこの場では…なんですかね。「安心していいよ」みたいな気持ちもあって、ちょっとだけお姉さんぶっているのかなっていう思いはあります。
2024年03月24日吉高由里子主演大河ドラマ「光る君へ」の公式サイトでは、ユースケ・サンタマリアと上地雄輔、2名の「君かたり」が公開されている。大河ドラマ第63作目として現在放送中の本作は、「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く物語。出演者の撮影現場からのコメントが聞けるこの「君かたり」。陰陽師・安倍晴明を演じているユースケ・サンタマリアさんは、これまで多くの作品に登場してきた安倍晴明とは、また異なると説明し、「ビジネスマン安倍晴明みたいなところを今回やりたいということで。要は生きていくために、世渡り上手にやっていくみたいな」「見ていて不思議な感じになると思います」と説明。関わりの多い藤原家については「内心は嫌いになれない」「ただ単にビジネスとして利用しようとしているってだけでもなく、ある種の感情っていうか、愛情に近い何かを持っていて」と語っている。また、才に恵まれず、兼家から軽く扱われている道長の異腹の兄・藤原道綱役の上地さんは、道綱について“天然素材”と表現。「見ている方がホッとするようなかわいらしさもあり、人間らしさもあり、視聴者目線であるような感情をしっかり道綱という役の中で、ぬくもりというか温度を出せたらいいな」とコメントしている。第11回「まどう心」兼家(段田安則)の計画により花山天皇(本郷奏多)が退位。為時(岸谷五朗)は再び官職を失うこととなった。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家(段田安則)の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは兼家に直訴する。一方、東三条殿では道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月17日恋愛関係において「女が冷めたら終わり」と聞いたことはありませんか?そういわれる理由とは何なのでしょうか。この記事では、「女が冷めたら終わり」といわれる理由と女性心理、関係修復の方法を紹介します。■「女が冷めたら終わり」といわれる理由恋愛において「女性の気持ちが冷めたら終わり」といわれる理由は、女性は完全に恋心が冷めるまで不満をため込んでしまう傾向があるからかもしれません。もちろん、全ての女性に当てはまるとは限らないでしょう。しかし、一般的に女性は結果よりもプロセスを重視することが多く、また男性よりも感受性が豊か。そのため、相手と過ごす中で少しずつ不満やわだかまりが積み重なってしまうようです。そして気持ちが冷めてしまった時には、もう取り返しがつかないくらいに不満がたまっていたり、決定的な価値観の相違を感じてしまっていたりするのです。だからこそ、女性の気持ちが一度冷めたら、なかなか思いが戻ることはないといわれるのかもしれません。■女性が冷める瞬間とその心理続いては、女性の気持ちが冷める瞬間とその時の心理を紹介します。◇(1)人間性に失望した共に過ごす時間が増えるにつれ、相手の悪い部分が見えてくることもあるでしょう。その中で、彼の人間性について失望するようなことがあった時、気持ちが冷めてしまうこともあるようです。例えば、以下のようなことなど。*・店員への態度が悪い・酒癖が悪い・お金にだらしない・文句や愚痴が多い*恋愛対象として以前に、人として尊敬できない部分が見えると冷めてしまうこともあるでしょう。◇(2)コミュニケーション不足だった2人のコミュニケーションが不足している場合も、女性の気持ちが冷めてしまう要因となるでしょう。仕事や日常生活の忙しさから会話が減ってしまったり、会える頻度が下がってしまったり。一時的であれば仕方ないと割り切れても、それが継続的となればだんだん気持ちは離れてしまうものです。そのうちに「彼とこの先も一緒にいられる自信がない」と考え、思いが冷めてしまうかもしれません。◇(3)決定的な価値観の違いを感じた将来のビジョンや大切にしている価値観などで相違があると、徐々に気持ちが冷めてしまうことも。元々は他人同士なので、合わない部分があるのは当たり前のことです。しかし、お互いにすり合わせようのない決定的な違いの場合は、どうしようもないこともあるのかもしれません。◇(4)思いやりを感じなくなった「一緒にいるのが当たり前」「やってもらって当たり前」など、相手の優しさに甘えて思いやりや感謝の気持ちが感じられなくなった時、女性の気持ちが冷めてしまうことはあります。もちろん、感謝されるためにやっていることばかりではないでしょう。しかし、相手からの思いやりを感じられなくなると「大切にされていない」と思い、気持ちは離れていってしまう可能性があります。■女性が冷めた時に見せる行動続いては、女性の気持ちが冷めた時に見せる行動例を紹介します。◇(1)距離を置こうとする女性が冷めた時、相手と一定の距離を置こうとするでしょう。例えば、スキンシップが減ったり、会う頻度や連絡の頻度が下がったり。笑顔が少なくなるのも、心理的な距離を置いているサインです。◇(2)無関心になる相手への好意が冷めると、無関心になることもあります。女性から会話を広げる素振りがなくなったり、あなたの話に対するリアクションが薄くなったりする場合は要注意。彼女の心が離れているサインかもしれません。◇(3)新しい出会いを求める女性は冷めると、割と早めに気持ちを切り替えようとする傾向があります。そのため、交際終了後は新しい出会いを求めにいくこともあるでしょう。または、新しい趣味を始めて恋愛以外の生活を充実させようとする場合も考えられます。■女性の冷めた気持ちを取り戻す方法「女が冷めたら終わり」といわれるものの、二度と気持ちを取り戻せないとは限りません。最後は、冷めた女性の気持ちを取り戻す方法について紹介します。◇(1)言動を改善するまずは、女性の気持ちが冷めてしまった原因を把握することが大切。そして、もし何かしらの言動が原因だったなら、改善しましょう。相手を傷つける発言をしていなかったか、不快にさせる行動をしていなかったか、思いやりをもって接していたか……。あなたが言動を見直し、彼女がその変化に気づけば、関係を修復できる可能性はあるはずです。◇(2)冷却期間をおく彼女の気持ちが冷めているなと感じたら、一定の冷却期間を設けることも大切です。一度距離を置くことで双方が感情を整理し、冷静な状態になることができます。ただし、冷却期間だからといって何もしないのはNG。自分の何が良くなかったのか見つめ直し、今後どのように変わっていくのかを考えておきましょう。◇(3)信頼を再構築する「信頼を積み上げるのは難しいが、失うのは一瞬」という言葉があるように、一度失った信頼を再構築するのは至難の技です。だからこそ言葉でなく行動で、徐々に信頼を回復させていくしかありません。彼女に対して何か不義理を行ってしまった場合は、改めて信頼してもらえる行動を取りましょう。□「女が冷めたら終わり」とも限らない女性が冷めたら終わりといわれるのは、日々の不満をため込んでしまいやすいから。気持ちが冷めた時には、もう限界に達していることも珍しくはありません。しかし、原因をしっかり見つめ言動を変えていくことで、2人の関係を修復できる可能性はあります。ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。(#Lily_magazin)※画像はイメージです
2024年03月14日大河ドラマ「光る君へ」より、出演者の撮影現場からのコメントが聞ける「君かたり」が公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部に扮する本作。今回公開された「君かたり」には、まひろ(紫式部)ののんびりとした弟・藤原惟規役の高杉真宙、まひろとは特別な絆がある藤原道長役の柄本佑、町辻で風刺劇を披露する散楽の一員である直秀役の毎熊克哉が登場。それぞれ、演じる役柄やまひろについてなどを語っている本映像。高杉さんは、「助けたくなる姉」「なくてはならない存在」と姉・まひろや乳母・いと(信川清順)について語る。柄本さんは、直秀について「同じにおいを感じる」「自由さみたいなものに対する、憧れみたいなのも意外に道長の中にはちょっとあるんじゃないかな」と考えを述べた。そんな直秀を演じた毎熊さんは、「若いときに失ったこととかが、むしろ何か得るタイミングだったりする気がしていて、それを忘れないでほしい」「若いときに味わった気持ちを汚さずにというか、やっぱり人生いつまで生きるかわからないですけど、大事なものっていうのはそんなに何個もないはずなので、そういうのを持っていてほしいなと思いますね」とまひろと道長への思いを明かしている。第10回あらすじ兼家(段田安則)は道長(柄本佑)たち一族を巻き込んで、秘密裏に花山天皇(本郷奏多)を退位させ、孫の懐仁親王(高木波瑠)を擁立する計画を進め始める。その頃まひろ(吉高由里子)は、家に帰ってこない為時(岸谷五朗)を案じ、妾の家を訪ねてみる。そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病をする為時の姿があった。帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届く。まひろは道長への文をしたため始めるが――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年03月04日赤城乳業の新作アイス「ソフト君伝説のプレミアムキャラメル」が、2024年2月13日(火)より全国で発売される。“ガリガリ君のいとこ”新作、“濃厚やわらか”キャラメルアイス「ソフト君伝説のプレミアムキャラメル」は、外はビターキャラメルアイス、中はミルクキャラメル氷の2種類の味を楽しめる濃厚なキャラメルアイスクリーム。北海道産乳製品にこだわり、生クリームとバター入りのキャラメルを使用しているのがポイントだ。中のミルクキャラメル氷は、細かな氷と濃厚なキャラメルアイスクリームを混ぜ合わせているため、「ガリガリ君リッチ」よりもさらに濃厚でソフトな食感を楽しむことができる。なおパッケージには、“ガリガリ君のいとこ”であるソフト君を描いている。【詳細】「ソフト君伝説のプレミアムキャラメル」発売日:2024年2月13日(火)発売エリア:全国希望小売価格:216円容量:95ml【問い合わせ先】赤城乳業株式会社 お客様相談室TEL:0120-571-591(9:00〜17:00 日曜日、年末年始を除く)
2024年02月11日Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5が2月9日(金) より独占配信スタートする。本格ゾンビサバイバルがついにファイナルを迎える。ゴーレムと呼ばれるゾンビから逃れたとしても、そこにあるのは人間同士の争い。「ユートピア」と呼ばれた場所は人間の価値によって運命が決まる超高層タワー。名ばかりの理想郷を打ち壊すべく、立ち上がる者たちもいるが……。主人公となるのは、玉城ティナ演じる人を救うことを諦めない明日葉と、Season1からさまざまな困難を乗り越えてきた飯豊まりえ演じる佳奈恵だ。今回は、明日葉が信頼を寄せ、自身も明日葉を守ることが使命だと思っている加州宗一を演じる溝端淳平、佳奈恵と行動を共にする元詐欺師の下村海斗を演じる前田公輝に話を聞いた。Season4から5へそれぞれの役の変化のグラデーションは?――いよいよ、Season5です。どのような心境で今回の作品に挑まれたのでしょうか。溝端淳平(以下、溝端)Season4の後、わりとすぐSeason 5の撮影に入ったよね。前田公輝(以下、前田)そうですね。少し空いたけど、気持ちは多分連結できたと思います。溝端Season4から加州にとって唯一の生きる希望が明日葉の存在でした。Season5でその2人の話が色濃く描かれることは聞いていたので今まで積み重ねてきたものを回収することが自分の役としては目標でした。Season5の本読みをしたときはまだ最終話までの結末は決まっていませんでした。そこから監督やプロデューサーさんと打ち合わせをしていくなかで僕自身の考えも話しながら、擦り合わせていきました。前田Season4で唯一の家族だった兄貴が亡くなって、Season5では佳奈恵と一緒に行動することが増えます。そこで海斗は無意識化で自分を見つめ直す瞬間がいくつかあるんですよね。それが言葉だけではなくて、体も動いてしまう。Season4に関しては割とチームのブレーン的な要素もあったので、計算して、ここはあんまり感情出さずに、と演じていましたけど、今回はむしろ不可解なお芝居とか、自分があんまり理解をしないで挑むことが海斗の正解なのかも、と。普段は、表現として役を基本から理解して、いくつか手札を持っていくんですけど、今回はあえてそんなに持たずに行ってもいいんじゃないかな、と監督やプロデューサーさんとお話したときに葛藤があったんです。どう表現していくか、というところは、台本になぞってはいるんですけど、それが自分自身でわかっていない方が、なんとなくリアルなのかなと思ってちょっとしたチャレンジはしてみました。(C)HJホールディングスほのぼのとした時間が現場の癒しに――大変な現場だったと思うんですけど、どういったことが印象に残っていますか?溝端ちょっとネタバレになるのかもしれませんが、椅子にくくりつけられて拷問されるシーンですね。前田あれは辛そうだった……。溝端アクションはSeason4でもやってきましたけど、完全に縛り付けられていたので、本当に身動きが取れないという怖さはありましたね。フィジカル的な部分は大変でしたが共演者の方に恵まれていたので楽しかったですね。スタッフさんはもちろんですが、今回から参加された袴田さんがとっても明るくて、いつも現場を和ましてくださいました。前田そうですよね、助けて頂きました。溝端作品とは裏腹に、いつも明るくて楽しい現場でした。――前田さんはいかがですか?前田Season4での海斗は、実は身体的にはそんなに強くなくて、頭で乗り切っている人物でした。今回、佳奈恵と一緒のシーンでは、すごく軽快に、佳奈恵を引っ張るまではいかなくても、先導することもあります。そういうちょっとしたアクションでも、Season4の海斗とは少し違うんですよね。守るべき人だということを、心のどこかで何となく感じているからこそ出るエネルギーがあるのかな。ゴーレムがたくさんいる中で、ただただ乱雑に積まれているようなところで、ほぼパルクールみたいな動きをする瞬間があるんですよ。そのときは、海斗の身体能力がだいぶ上がっているけど、やっぱり守る力というのはそれだけすごいんだな、と思いましたね。やっぱり大切に思う人への気持ちや熱意が表現にも繋がっているし、その分エネルギーを使ったのかな、と思います。あと、今回は横溝菜帆ちゃん演じる結月が出てくるんですけど、菜帆ちゃんと僕とまりえさんの3人で待機しているときのことは印象に残っていますね。現場にあったラジコンを3人でやりながらボーッと海を眺めている瞬間は、きみセカのサバイバルから離れたほのぼのした温かい時間でした。あとはお2人がオセロをやってたんですよ。それを見ている時間がすごく心地よかったですね。あと3人で恋バナしたりとか。溝端いいね~!前田あと、菜帆ちゃんは今回初めて会ったんですよね。今まで作品で観ているだけだったので、「あ、結月だ!」とは思いました(笑)。わりとギリギリでチャレンジングなことも常に行われているのでそういった息抜きというか、深呼吸できる時間がすごく心地よかったですね。――おふたりは同年代かと思うんですかけど、現場でプライベートなお話をされたりしたんですか?前田役ではあまり話さないから、喋りたかったんですよね。溝端そうだったの?前田そもそも、いろんな作品で見ていたので、お話してみたかったなっていうのがありましたし、僕が本当にお話するのが好きなので、その中でお食事も行かせていただいたりとか。溝端僕のほうが少し先輩なので。あえてお芝居の話はしないようにしていましたね(笑)前田そうですよね。いや僕もできないな、後輩に。溝端そうでしょ?だから待ってたよ(笑)前田ハハハ!溝端次回一緒になるときにね。前田いや、本当ですね。(C)HJホールディングス役さながらにじれキュンしていた!?――ヒリヒリするような物語の中で、今回はじれったい恋愛シーンも見どころのひとつです。前田じれキュンね(笑)。もうじれキュンの代名詞ですもんね、加州と明日葉は。溝端Season4でずっとじれったくて、Season5で進展して……とは聞いていましたが、思っていたより、いい意味でプラトニックですごくじれったかったです。Season4でずっと一緒だった玉城さんと、1ヶ月ぐらい撮影でも会わなくて、現場で久々に会ったときはやっぱり加州のような気持ちになりましたね。ずっと明日葉のことを考えて芝居していたので、役さながらに自分もじらされていたというか。普通、連ドラで相手のことを思ったりしていても、何シーンかは会うシーンがあるじゃないですか。前田確かに現場でもすれ違ったりしますよね。溝端クランクアップする間隔ぐらい会ってなかったですね。――久々に会ったときに玉城さんと何かお話されましたか。溝端遠目から見るシーンだったんですけど、もう後光が差しているように感じられました。ああ、久々に会えた、ずっと思っていた人がそこにいる、みたいな。遠い存在に見えたっていうのはありましたね。――佳奈恵と海斗の関係も、観ている側としはもどかしいときめきがあります。前田海斗と佳奈恵はわりと会えている環境にも関わらず、すれ違って歯がゆい感じの2人の進め方です。だからこそ、普通にセリフを言うというよりは、セリフの前に何を考えていて、それを言わないようにしながらこのセリフを言っているんだろうな、ということは常に考えていましたね。海斗はもともと詐欺師なので、多分表現として心が動いたことを隠すのが海斗の中での人間味というか。だからそこはセリフのテンポは崩さないようにしながらも、実際に言っていることとは違うセリフを心の中で言って……という、ちょっとでもギクシャクする気持ちの悪い空気感みたいな、ところは出すように心がけていました。逆境はむしろチャンス――きみセカは本当に逆境に次ぐ逆境かと思うんですが、おふたりは逆境に直面したときはどのように乗り越えていらっしゃいますか。溝端逆境の方が燃えるタイプかもしれません。この仕事をしていると逆境だな、と思うことが多いんですよね。例えば体調が悪かったり、スケジュールがハードで大変な時期だったり。やる前まではしんどく感じることもあるんですけど(笑)、いざやり始めるとやっぱりアドレナリンが出て乗り切れたりするんです。でも逆境をどう捉えるかが大事ですよね。向かい風のときほど、学ぶことが多いので。失敗をたくさん重ねているからこそ、また同じような失敗をしそうになったときにすぐ改善できるんです。それが成長だと思うので、悪いことを指摘されることもむしろチャンスだと思っています。わりとダメ出しされたことは、全部気になってしまうんですけど、向き合って、乗り越えて、前を向けるようになると、コンプレックスが逆に強みになるんだと思います。――わりと気にされたり、落ち込んだりもされるんですね。溝端落ち込むし、気にして眠れないこともあります。でも慣れてくると、それが普通なんですよね。――そういう日もあるさ、みたいな。溝端悩んでいるときの方が逆に安心するかもしれませんね。苦しいことが当然だろうから。その苦しみが自分の中であるということは、逆に真剣に取り組めている証拠でもあるから、というところはありますね。――前田さんはいかがですか?前田ひとりカラオケ、有酸素運動、湯船です。これがあればある程度立ち向かえていけるかもしれないですね。それでも補えないときは家族ですね。家族に電話します。絶対的な味方ですし、基本的に背中押してくれるので、その4つです。「ネガティブなこともポジティブにするポジティブ変換機なんです」――おふたりとも明るくてポジティブなイメージがあるんですが、何か心がけていらっしゃることはありますか?溝端僕は割とネガティブなことを言ってしまうタイプですね。前田僕は逆ですね。絶対ネガティブなこと言わないです。溝端ネガティブなことを吐き出すことによってポジティブになるんですよ。前田最近、ほかにもそういう方はいらっしゃいました!あえてもっと落とすと、その反動で上がってこられるんですって。溝端そう。1回最悪なことを考えることによって、それより悪いことはない、ということで。前田試しに言ってみて、自分を誘導するってことなんですね。人それぞれかもしれないですけど、僕は逆に最悪のことを考えちゃうとその通りになってしまう人間なので、いいことしか考えていないです。ポジティブ変換機なんですよね。人の言葉も無理やり全部ポジティブに変えようとしてます。ネガティブなことをもうポジティブに変換できるような辞書が出来上がりそうです。――なるほど。自分自身のキーワードはありますか?前田僕は言葉の通りに人生運べるとか思っちゃう人なので、例えばやりたいことがあったら、「そうなった」イメージをするようにしています。「成功した」とか。それ以上に、全部自分のせいにしてるかもしれないですね。その方が楽なんですよ。溝端そうね、確かにね。前田結果的にあのとき誰かのせいで、って言ったら、毎回全部自分に返ってくる、ということは考えているかもしれないですね。実際に返ってくることが昔はありましたし。あと人の話を聞くのがすごく好きなんです。人の話を聞くのが好きだとなると、例えばネガティブな受け答えをすると、相手が「そうかもしれない」と思って話す気がなくなるじゃないですか。だから人の話を聞きたいときはポジティブに変換するんです。「確かにあの悩みは実はあのときのバネだったのかも」って思ったら話してくれるじゃないですか。だから余計にその辞書が出来上がったかもしれません。戦隊で言うとブルーとグリーン!?――今回、おふたりはヒーロー的なポジションだと思うんですが、お互いのヒーローっぽいな、と思うところを教えてください。前田淳平くんはめちゃめちゃヒーロー感ありますよ。溝端そんなことないよ(笑)。前田戦隊ものやってないですよね。溝端やったことないなー。前田ですよね。でも全然レッドの感じなんですよ。溝端レッドの感じってなんやねん!(笑)公輝は現場で撮影がみんな疲れてきたときや、新しく撮影に入る人がいたときに、場を明るく回してくれるんです。公輝がいるだけで調和が生まれるという意味では、ヒーローだと思う。前田でも多分そうなったのは淳平くんがいてくれたからなんですよ。まず僕の居場所を淳平くんといういわゆる先輩が作ってくれないと僕はお話する権利をまず得られないですよね。溝端そんなことないよ(笑)。前田殺伐としている中、誰が果敢にまず第一歩を踏み出すのか、みたいな。多分、僕はあそこだと思います、淳平くんといろいろお話させてもらったんですけど、その中でカメラ前で淳平くんが弓の練習をされていて、たまたまその目線に僕がいたんですよ。だから淳平くんが、カメラスタンバイまでまだ時間があるから、コミュニケーションとってくれたんだろうなと思って、僕もちょっとふざけて応じていたら、本当にお芝居の練習をされてて。シンプルに僕の恥ずかしい時間が長かっただけという。溝端ワンカットで長回しで撮るんで、イメージトレーニングをしていたんですよ。そうしたら、急に公輝が入ってきたんです。前田「うぇ~い!いえーい(笑)」溝端「違う、公輝。まじで違うんだ」前田「え、まじっすか。すみません!」溝端普段から僕のリアクションを全部拾ってくれるので嬉しいし、優しい後輩だなと思いつつも、ごめん、ちょっと今のは違うんだ、ちょっと集中させてくれみたいな、そういうやり取りがあったね(笑)。前田あれはきっかけとして大きかったですね。役者さんによってはすごく集中したい人がいて、真面目なトーンで「いや公輝、違うから」ってなる人も多分いると思うんですけど、それを淳平くんは、これどっちかなって思うぐらいのすごく中立なところでやってくれる。そこのバランスですよね。でもヒーローって多分バランスとってないのがヒーローだったりするんですよね。溝端そうだね。前田振り切ってるじゃないですか。だって孫悟空とか。溝端じゃあ、ブルーだね、俺たち。たまにレッド感があるかもしれないけど。前田ブルーとグリーンあたり。確かにあり得る。溝端調和を重んじるヒーローです(笑)。「正解をひとつに絞っていない」それが今の世の中を現している――最後に、改めてSeason5の見どころを教えてください。溝端自分が明日生きていけるかわからないという状況で、それでも聡明にいる2人、明日葉と佳奈恵にはやっぱりすごく勇気をもらえます。そんな世界の中でも愛があったり、希望が持てるというところが刺さるのかなと思います。途中で対立関係が生まれるんですけど、最終的に明日葉と佳奈恵の答えも真逆ですし、人それぞれの正義や愛があります。それが一つにまとまらないということが人間なのかなと思いました。いろんな視点があるということが、本当にこの世の中を表しているようで正解を一つに絞っていないというのもこの作品の見どころだと思います。前田僕らはSeason4から出ていますけど、響(竹内涼真)を筆頭に常に選択をして、「あのときこうしとけばよかったのかもしれない」という「たられば」が常にあって。今回、終結するところにゴーレムももちろん根底としてはあるんですけど、それ以上にこの作品がどんどんブラッシュアップされていく中で一番最後にふるいにかけられた人間たちが選択する意図が実はすごく実は繊細だった、というところが見応えがある部分なのかな、と思います。Season4もアクションがあり、あの人が亡くなったとか、悔しいとか、見た目としてすごくダイナミックな描かれ方がありましたし、今回ももちろんそういう描写はあります。でもそれ以上に体が前のめりになってしまう瞬間やちょっとした心の機微が感じられるところがこのシーズンが終結していっている、とすごく感じる話だったな、と思います。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントおふたりのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>Huluオリジナル「君と世界が終わる日に」Season5Huluにて2月9日(金) より独占配信!(C)HJホールディングス
2024年02月08日現在公開されている『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』。2021年より日本テレビとHuluの共同製作ドラマとして日本テレビ系でSeason1が放送され、その後はSeason2~4まで動画配信サービスHuluで独占配信された。ゴーレムウィルスという、噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描き、Hulu内でも2年連続で年間視聴者数ランキング1位を獲得(※2021年、2022年)している。シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響(竹内涼真)の最後にして最大の戦いを描いた映画版で、響がたどり着く人類最後の希望の都市・ユートピアのタワーにある地下街の住人をまとめている悪党のリーダー・加地裕也を演じるのが、俳優の黒羽麻璃央だ。舞台を中心に活躍し、2022年からはほぼ毎クールドラマ出演し続けるなど引く手あまたの黒羽だが、フィールドが広がる中で、より「力が抜けてきた」と語る。○『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』で悪党のリーダー・加地裕也を演じる――今作のオファーを受けた時の感想はいかがでしたか?長く続くシリーズの作品で、劇場版を作るということに対する驚きもありましたし、ファイナルという集大成のような作品にお声がけいただいて非常に嬉しく思いました。――4年間続いた作品の集大成で、レッドカーペットイベントにも参加されて。レッドカーペットは人生初でした。「いつかレッドカーペットを歩きたい」と思っていたし、お客様もいっぱいいて、演出もすごく豪華で、これまでニュースで見ていたような中に自分もいるんだな、と。――主演の竹内さんのすごさを感じたとのことですが、具体的にどのようなところがすごかったですか?現場での気配りや配慮、コミュニケーション、そしてお芝居で引っ張っていく姿が、もうトータルとして魅力しかないというか。ついて行きたくなるし、ガンガン引っ張ってくれるし、頼もしすぎました。背負っているものも大きいと思いますけども、すごく大きな背中を見させていただきました。同い年だけど、器の広さ、人間としての大きさを持っている方なんです。すべてに説得力があるし、お芝居を作る時も、段取りが終わった後の「もっとこうした方がやりやすいかな」と話し合う時間に、誰よりも周りのことを見ていることがわかって。――ご自分が真ん中に立つことも多かったと思うんですけど、竹内さんのすごさを感じられたんですか?僕なんかもう、へなちょこなんで(笑)。涼真くんの安心感が、根が深いところまで生えているようなところが、“大木”という感じです。――他に共演者の方で印象に残ってる方は?板垣李光人くんは、すごくおしゃれで印象に残っています。ミッキーマウスが履くくらいの大きなクロックスを履いていて、「どこで売ってるんだろう」と気になりました。たぶん李光人くんだから似合っているのであって、僕が履いたらあまり似合わないかもしれません(笑)――アクションシーンも多かったですね。大変でしたけど、すごく丁寧に作り込まれていて、アクション部の方も自分たちも怪我がないようにみんなで確認しながら臨んでいました。ワイヤーアクションにも挑戦したんですが、次の日は体が痛くて。 1回くらいの僕でもあれだけ痛くなるんだから、もっと飛んでいた人たちは大変だっただろうなと思いました。――それを乗り越えられたのは、どのような要素が大きかったですか?それはもう、チームワークです。特に涼真くんとの戦いでは、アクションが始まる前もまるで試合前のように「お願いします!」と言うところから始まって、体育会系のような雰囲気だったので、決して一人で作ってる場面ではなく、相手がいて一緒に 作っているという感覚がありました。○『きみセカ』『エリザベート』『LUPIN』とワイルドな役が続き…――今回かなりワイルドな役ですが、ミュージカル『エリザベート』や『LUPIN』など、髭を生やす役が続いているような印象もあります。求められればなんでも、というところですが、たしかにそういう役をいただけることは増えました。いつ「髭を生やしてほしい」と言われるのかわからないので、脱毛もできません(笑)。でもそういう役が増えると、今度は「いい人を演じたいな」という気持ちも芽生えてきて、今はピュアで弱気な役を募集中です。戦うというよりも、怯えて逃げるような……ぜひ事務所の方にお問い合わせください(笑)――30代になっての変化なのかとも思いましたが、ご自身では心境などに変化はありますか?あんまりないんです。もしかして今後悩むかもしれないですけど、どんどん仕事が楽しくなっている感覚で。より力が抜けてきたというか。昔は全力投球しかできなかったものが、徐々に良い意味で心に余裕が出てきて、楽しく感じ始めているのかなと思います。物事を重く考えすぎないようになりました。――フィールドも広がってきていると思います。「売れたな」みたいな実感ってあったりしますか?難しい言葉ですよね。僕らも「売れたね〜」とか言うことありますけど、「売れる」とは? その基準って何なんだろう? もちろん20代の頃は、もっとざっくりとした「売れたい」みたいな気持ちはありましたけど、今となっては「良くないな」と思うかもしれません。闘争心、エネルギーは持っていた方がいいと思うけど、自分の中では“そこじゃない”という感覚になったような気がします。素晴らしい人と出会い、素晴らしい作品に出会い、勉強し楽しみながら、作品に関わってくれた方、観に来てくれた方の心が動いてもらうことの方が大事な気がして。「面白い」と思ってもらえる作品に携わることの方が楽しいというか。だから自分のことはどうでもよくて、「作品が良かった」「役が良かった」と言っていただけることが喜びです。――それでは、最後に作品を楽しみにしている方へのメッセージをいただけたら。1番感じて欲しいのは、やっぱり響の愛です。いろんな登場人物がいて、いろんな愛がありますが、響という男の物語だから、愛の深さや人を愛する気持ちの美しさ、かっこよさを通して、自分を見つめ直すきっかけになるんじゃないかと思います。人を愛したくなるような作品になっているので、1人で観てもいいし、大切な人と観てもいいし、ぜひ他人を愛する気持ちを再確認してほしいです。■黒羽麻璃央1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2010年「第23回JUNON SUPERBOY CONTEST」で準グランプリを受賞。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』シリーズ、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』、ミュージカル『エリザベート』、ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』『ウソ婚』『トリリオンゲーム」(23年)、映画『貞子 DX』(22年)、『最後まで行く』(23年)など。
2024年02月05日竹内涼真主演『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』よりメイキングショットが解禁された。2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした本作。地上波ゴールデン帯連続ドラマでは初となる“本格ゾンビ作品”として注目が集まった。劇場版では、シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響(竹内涼真)の最後にして最大の戦いが描かれる。この度解禁されたのは、響(竹内さん)と来美(中条あやみ)のカップルショット、そして今作で新たに登場した大和(高橋文哉)と葵(堀田真由)の幼なじみショットをはじめとした、親子愛・恋人愛・家族愛など、様々な愛の物語を描く“きみセカ”ならではのメイキングショット。実は、ゴーレムが蔓延る終末世界になる以前の幸せな時代に偶然にも出会っていた響と来美、大和と葵の4人。今回茅ケ崎の海で撮影された爽やかな4人の“ダブルカップル”のメイキングショットも到着。無精ひげに白髪が生えた壮絶な世界を生き抜いてきた姿と打って変わって、金髪に自動車整備工姿の響と、襟足を金髪に染めたとび職の扮装をした大和の姿も新鮮だ。ゴーレムウィルスに侵される前の時代とあって、キラキラと眩い4人の笑顔に思わずほっこりとさせられる。さらに、劇中では終末世界でサバイバルを繰り広げる地下街組と呼ばれるキャスト陣が見せる撮影合間のメイキングショットも解禁。竹内さんをはじめとする高橋さん・板垣李光人・窪塚愛流・黒羽麻璃央の地下街組キャストが、“まるで部活のようだった”と口々に語る撮影合間の時間を切り取っている。竹内さんを中心として皆がよいものを作り出そうと語り合う姿、インタビューで一番アクションが大変だったと語るシーンで、竹内さんと高橋さんが監督を交えて何度も真剣に相談する姿も。高橋さんと板垣さんが地べたに座りながら談笑する写真もあり、終始雰囲気の良い撮影現場であったことが伝わってくる。さらに、Season3で一躍話題となった首藤の息子演じる須賀健太と、その横には劇中で“最大の敵”として凄みを魅せた吉田鋼太郎が、柔和な笑顔でピースサインをする2ショット写真や初日舞台挨拶で「響を追う謎の女性」と名乗る吉柳咲良の笑顔零れるクランクアップ姿などが収められている。『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 君と世界が終わる日に FINAL 2024年1月26日より全国にて公開ⓒ2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
2024年02月02日俳優の竹内涼真が主演を務める、『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(1月26日公開)のメイキングカットが2日、公開された。○■2月2日は“カップルの日”『きみセカ』ダブルカップルのメイキングカット今回、2月2日が“カップルの日”ということにちなみ、響(竹内)と来美(中条あやみ)のカップルショット、今作で新たに登場した大和(高橋文哉)と葵(堀田真由)の幼馴染の姿を捉えた1枚、そして茅ケ崎の海で撮影された爽やかな4人の“ダブルカップル”のメイキングカットが公開された。実は、ゴーレムが蔓延る終末世界になる以前に偶然にも出会っていた4人。壮絶な世界を生き抜いてきた、無精ひげに白髪が生えた姿と打って変わって、金髪に自動車整備工姿の響と、襟足を金髪に染めたとび職の扮装をした大和の姿が新鮮に映し出されている。さらに、劇中では終末世界でサバイバルを繰り広げる地下街組と呼ばれるキャスト陣が見せる撮影合間のメイキングショットも解禁。竹内をはじめとする高橋・李光人・窪塚愛流・黒羽麻璃央の地下街組キャストが、よいものを作り出そうと語り合う姿や、竹内と高橋が監督を交えて何度も真剣に相談する姿も。そのほか、Season3で一躍話題となった首藤の息子演じる須賀健太と、劇中“最大の敵”吉田鋼太郎が笑顔でピースサインをする2ショット写真や、「響を追う謎の女性」を演じた吉柳咲良の笑顔零れるクランクアップ姿なども公開となった。(C)2024「君と世界が終わる日に」製作委員会【編集部MEMO】『君と世界が終わる日に』は、2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタート。ゴーレムウィルスという噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描いている。動画配信サービスHuluで独占配信されたSeason2~4に続く、劇場版が2024年1月26日に公開。ドラマ版から引き続き竹内涼真が主演を務め、新キャストとして高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、窪塚愛流。橘優輝、黒羽麻璃央、吉田鋼太郎、須賀健太が出演する。
2024年02月02日玉城ティナと飯豊まりえがW主演する「君と世界が終わる日に」Season5がHuluにて2月9日(金)より独占配信されることが決定。終焉を予感させるメインビジュアルと特報映像が解禁された。ゴーレムと呼ばれるゾンビが蔓延る終末世界を舞台に、竹内涼真演じる間宮響が恋人と仲間を守るため命懸けの闘いに身を投じる、極限のゾンビサバイバル・ドラマ「君と世界が終わる日に」。2021年の地上波放送からスタートし、本格ゾンビアクションと濃厚な人間ドラマ、衝撃の展開の数々で人気を博し、Season4まで続く大ヒットドラマに成長。先週1月26日には、シリーズを牽引してきた主人公・響の最後の闘いを描く『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』が公開され大ヒット中だ。Season5は映画と同時間軸を描く。玉城ティナ&飯豊まりえをW主演に迎え、前田公輝、佐野ひなこ、柿澤勇人、溝端淳平が続投、さらに新キャストとして尾美としのり、袴田吉彦らが出演し、「きみセカ」の集大成&完結編となるシリーズ・ファイナルを描いていく。数々の仲間の死、響との離別を経て、人類最後の希望の都市・ユートピアの内部に辿り着いた明日葉(玉城ティナ)と佳奈恵(飯豊まりえ)、加州(溝端淳平)、海斗(前田公輝)、ゆら(佐野ひなこ)ら生存者たち。ユートピアの2本ある塔のうちの一つ「研究タワー」は、劇場版で響と子どものミライ、そしてワクチンを巡る闘いが描かれた。一方、Season5の舞台となるもう一つのタワーでは、政治家らが集結し、法の整備や秩序を作りながら、かつての文明を取り戻そうと奮闘。そんなタワーに辿り着いた明日葉と佳奈恵らを待ち受けていたのは、ユートピア現代表の息子で明日葉の元婚約者の冬馬(柿澤勇人)。冬馬の案内で、明日葉とゆらは上層階の「タワー」へ、そのほかの者は地下の「アンダー」へと導かれる。そこで生存者たちが目にしたのは、人間の価値によって二分されるという、絶対的な上下世界。理想郷とはかけ離れた世界で「タワー」と「アンダー」に引き裂かれた明日葉と佳奈恵たちは、ユートピアを巡る最終決戦に巻き込まれ、やがて敵として再会を果たすことになる。今回公開されたメインビジュアルでは、生存者たちがタワーとアンダーに引き裂かれ、光と闇に包まれている姿が捉えられている。さらに特報映像では、ユートピアで起こる地獄のような惨劇の様子が映し出され「この狂った世界が、俺たちの全てじゃないか」というセリフとともに、厳しい視線を送る佳奈恵、そして、誰かに銃を向ける明日葉が映し出されている。明日葉を演じる玉城さんはSeason5の撮影について、「序盤から『本当に全く別の新しい章が始まったな』という気持ちで撮影をしています」と最終章開幕に向けて新たな気持ちを語り、「Season5ではますます人間同士の芯の部分、良い部分も悪い部分もむき出しになって出てくると思います。明日葉はより成長したキャラクターにできたらいいなと思っていて、彼女の持ってる雰囲気や女性像が変わっていく様子を、シーンごとに出せたらなと思っています」と意気込みを語った。同じくW主演を務める飯豊さんはSeason5について「初期のメンバーが誰もいなくなってしまったのは寂しい」「現場も本当にサバイバルだったのでこんなに長く生き残ってるのに、どんどん大変になっていくのは、どうしたらいいんだろうと感じていました(笑)」と笑顔を見せながら、「最後にどんな選択をしたとしても、私は佳奈恵の一番の理解者として寄り添いたいと思っています」とコメント。自分の命を助けてくれた佳奈恵に特別な感情を抱くようになる元詐欺師の海斗を演じた前田さんは、「海斗の生きがいが佳奈恵の存在になっていくのですが、体と心がリンクしてない状態になり、僕自身も海斗と同じく葛藤しながら撮影に挑んでいます。新しいキャラクターも出てくるので『きみセカ』にこんな道があったのか!というところを見せられるように頑張りたいと思います!」と語っている。現ユートピア代表の息子で明日葉の元婚約者という高い地位にいる重要人物・冬馬を演じた柿澤さんは、「これからゆっくりとアクセルを踏んでいくような役なので、その点も含めて楽しんでいければと思います。長く続く、多くの方々がご覧になっている人気シリーズ作品なので、少しでもこのドラマに貢献できるように頑張ります!」と述べた。明日葉に想いを寄せ命懸けで守ろうとする新山財団幹部の加州を演じた溝端さんは、「展開が非常に面白くなっていますし、さらにスケールアップした世界観がどうなっていくのか楽しみです。明日葉と加州、2人の想いはどんな結末を迎えるのか?ぜひ皆さん、ご覧ください!」とコメントしている。さらに、2月9日(金)にはSeason5配信記念イベントも開催決定。同日には、毎年恒例のウォッチパーティも実施される。「君と世界が終わる日に」Season5は2月9日(金)よりHuluにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年01月30日『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』が1月26日(金) より公開される。連ドラの放送から3年。Season4まで歴史を積み上げた長編シリーズがついに堂々のフィナーレを迎える。舞台となるのは、人類最後の希望の都市と呼ばれるユートピア。その中心にそびえ立つ研究タワーでは、ゴーレム(=ゾンビ)に対抗するワクチンの開発を進められていた。研究タワーに幽閉されている娘・ミライを救うため、ユートピアへ乗り込む主人公・間宮響(竹内涼真)。その響と行動を共にする男の一人が、板垣李光人演じる天城ジンだ。生き別れの兄を探すジンは、旅の果てに何を見つけるのか。今、響の最後の戦いの幕が上がる。文哉とは趣味がことごとく合わないんですよ――肉体的にも精神的にもハードな現場だったと思います。大変でした。ただ、僕がいちばん動いていなくて。むしろいちばんアクションシーンが多くて、しかも全部ご自分でやられていた涼真さんが僕たちの前で疲れている素振りを一切見せず、現場を明るく盛り上げてくださったおかげで、こうして振り返ってみると、大変は大変でしたけど、そこまでキツかったという記憶がないんですよね。――竹内さんは約4年間、『きみセカ』に関わり続けてきました。やはりファイナルならではの覚悟みたいなものは感じられましたか。ありましたね。それは涼真さんに限らず、スタッフのみなさんもそうで。ファイナルだからこそ、やりたいことを全部やり切って終わろうという気概を感じました。――となると、今回から新キャストとして参加する身としては、どういう気持ちで現場に臨んだのでしょうか。本読みの段階では不安もあったんですけど、現場に行ってみると、逆に長くやっているチームだからこそのグルーヴ感みたいなもののほうが大きくて。骨組みはできている分、あとはそこに自分たちがどんな新しいスパイスを入れていけるかを考えるだけ。それに集中できる環境を用意してくださったのは、やっぱり涼真さんだったり、スタッフのみなさんだったなと実感しています。――大和役の高橋文哉さんとはドラマ『フェルマーの料理』でも共演されていましたが、撮影としてはこちらが先なんですね。そうですね。『仮面ライダージオウ』、『仮面ライダーゼロワン』と1年違いではあるんですけど、僕は劇場版には出ていなかったので、今回が本当に初めましてで。「あ、『ジオウ』の……」「あ、『ゼロワン』の……」というところからのスタートでした。――高橋さんとは何トークをされるんですか。何トークだろう……。文哉とは趣味がことごとく合わないんですよ。お金をかけるポイントも僕は服だけど、文哉は全然違って。全然合わないからこそ、お互いのことを知るために「これは?」「これは?」ってひたすら掘り続けていました。――どこか共通点は見つかりましたか。食の好みは一緒なんですよ。ご飯に行くってなったときに、僕も文哉もまず除外されるのが焼肉なんです。そこっていちばん大事じゃないですか。でも、それ以外は自分では考えられないようなことを考えてたり、してたりするので、そのたびに「え?どういうこと?」みたいな話を延々と繰り返してました。――じゃあ、そんな高橋さんの人柄を板垣さんの言葉で説明するとしたら?文哉は3歳児です。――それはいい意味でですか(笑)。いい意味です(笑)。3歳児らしい無邪気さや純粋さがあって、作品や芝居に対してはすごくまっすぐ。嫌なことははっきり嫌だって言うし、そういうまっすぐさが少年っぽいなと。オンとオフもはっきりしていて、オフのときのはしゃぎ方も3歳児みたいですし。――じゃあ板垣さんのほうが年下ですが、一緒にいるときはお兄さんみたいな感覚なんですか。だと自分では思っています(笑)。――ちなみに板垣さんは何歳くらい?僕は15歳ぐらい。あくまで自分の中では、ですけど(笑)。ゴーレムに襲われたら、僕は援護射撃をします(笑)――迫力のゾンビメイクが圧巻でしたが、近くで見ると「ゴーレム、気持ち悪!」みたいになりましたか。なりましたなりました(笑)。今って十何人か本物を用意しておけば、あとはCGで増やすこともできると思うんですけど、『きみセカ』は何十人ものゴーレムを用意してくださって。それだけの人数だから、撮影は夕方からでも、朝から特殊メイクの方が入って、ずっと準備をしてくださってるんです。その本気度に感動しましたし、芝居のやりやすさも全然違う。人が演じるからこそ出せる恐怖感はあったんじゃないかなと思います。――ゴーレムのメイク、間近まで見に行ったりしました?行きました(笑)。目の溶け落ちてるところとか、どうなってるのか気になっていたので、「ちょっと失礼します」って見させてもらいました(笑)。――今回、響は大和、ジン、藤丸(窪塚愛流)、松山(橘優輝)、加地(黒羽麻璃央)の5人と行動を共にします。もし板垣さんがゴーレムだらけの街に放り込まれたら、誰と一緒に行動したいですか。やっぱり強そうな人がいいので、響か加地、あとは大和の誰かがいいですね。――その人と一緒に行動するとして、板垣さんは何をするんですか。僕は援護射撃を(笑)。あとは、何をしようかな。――逃げ足は早いほうですか。たぶん逃げ足は早いんじゃないですか。――コケて足手まといになったりとかは。それは大丈夫かな。そうはならない気がします。――じゃあ、ゴーレムに襲われるときに誰かを身代わりにしたりとか。それはちょっとわからないですね(笑)。やっぱり人間ですから、何をするかはそのときになってみないとわからないですし。まあでもあれかな。ちょっとギスギスしたときに空気を柔らかくする癒し担当とかになってそうです。“あの方”の芝居に、文哉と一緒に感動していました――あとは何と言っても、まだここでは言えないシークレットキャストとの共演シーンが大きな見どころです。その方との撮影は1日だけで。メイクをした状態で「初めまして」って言って、メイクをしたまま「お疲れ様でした」となったので、実は僕、素顔ではお会いしていないんですよ。それがちょっと心残りでした(笑)。――あの方のお芝居って、第一声を発するだけで場の空気感が変わりますよね。そういう芝居の圧を肌で感じてみていかがでしたか。撮影では、ガラスを1枚隔てての対面だったんですけど、それでもゾクっとするような圧を感じて、すごいなと思いました。僕からすると、涼真さんもそうですけど、一つ上の世代のトップランナー。一緒にお芝居ができるだけで光栄でした。詳細は言えないんですが、とあるシーンで普通はこういくだろうなって思うところを、そっちにいくんだっていう意外なことを難なくこなしていらして、それが僕の中ですごいインパクトが大きくて。文哉と一緒にめちゃくちゃ感動していました。――また、ジンはあるシーンで響から「生きろ」と声をかけられます。すごく強い台詞ですが、ジンとしてあの言葉はどう響きましたか。あのときのジンは生きる目的を失った直後。ずっと自分の生きる意味としてしがみついていたものが目の前で一瞬にして消え去ってしまった。何も整理がついていない状態で、だから正直響の言葉もあまり聞こえていないというか、吸収するだけのスペースがなかったんです。そういう僕を気遣ってくださって、本番ではジンは座ったままなんですけど、ドライ(リハーサル)で涼真さんがジンを立ち上がらせてから「生きろ」という芝居をつけてくださったり。いろんなやり方を試しつつ、どういうふうにあの言葉を受けるのがいいのか模索しながらつくっていった感じで。それくらいもう空っぽの状態でした。――そんな試行錯誤を経て、あの言葉はジンにとってどんな意味をもたらすものになったと思いますか。あのあと、ジンはある行動に出ます。あれはきっと響の「生きろ」という言葉があったからだと思うんですね。あの「生きろ」という言葉をもらって、ジンは響こそがこの中の誰よりも生きなきゃいけない人だと思った。だから、ああいう行動をとったんだと思う。そういう意味でも、ジンの人生を変える言葉になったんじゃないかなという気がします。40歳までには余裕と知性のある大人になっていたい――劇中では、「たった一人の命と、全人類の命。どちらが大切か」という重い問いかけがなされます。板垣さん自身は、この問いになんと答えますか。難しいですね……。その救われる相手がどうしたいかだと思うんですよ。たとえたった一人生き残ったとしても、他の人たちがみんな死んでしまっていたらどうしようもないし。それも踏まえた上で、その人が生きたいと願うなら、なんとかその命を救える方向に持っていきたいけど、もし殺してほしいと願うなら、そうしてあげるんじゃないかな。結局、その先に幸せがあるかどうかなんですよね。あらゆる犠牲を払って生き延びたとしても、それが本当に幸せと言えるのか。そこがいちばん重要なんだと思います。――では最後にもうひとつだけ。劇中、「10年後の未来」に関する話が出てきます。板垣さんは10年後、何をしていると思いますか。芝居をしてたらいいなと思いますけど。10年後なんて何をやってるかわからないですからね。芝居は求められてる限りは全力でやらせて頂きますけど、その他のことは全然わからない。何してるんだろう……(と、本気で考え込む)。――10年後ですから、31歳になっています。30代かあ。30代ってちょっとよくわからないですよね。40歳、50歳というのはもうちょっと見えるんです。それまでには余裕と知性のある大人になっていたいなという願望はあるんですけど、30代はまだその途中ですからね。今のところ20代はなんでも吸収する時期だと思っていて。だから、30代は20代で培ったものを整理する時期なのかな。で、その先にカッコいい40歳、50歳になっていたらうれしいですね。取材・文:横川良明撮影:奥田耕平ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントサイン入りポラを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<作品情報>『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』1月26日(金) より公開公式サイト:「君と世界が終わる日に」製作委員会
2024年01月26日明日1月26日(金)公開予定の『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の公式SNSが、高橋文哉と堀田真由のオフショットを公開した。「君と世界が終わる日に」シリーズは、ゴーレムウィルスという嚙まれたら化け物になってしまう謎の感染症によって突然、日常を奪われた、竹内涼真演じる主人公・間宮響ら人々の過酷なサバイバルと人間ドラマ。明日から公開が始まる劇場版は、ユートピア編を描く完結作だ。特権階級が区分けされた2棟の高層タワー、一方は上層階級の人々が住み、もう一方の研究タワー最上階では、ゴーレムウィルスに対するワクチン開発が行われ、そこには娘・ミライが捕らえられている。響と共に闘いながら、その研究タワーを登っていくとび職人・柴崎大和を高橋さん。大和の幼なじみで心優しくも芯の強い看護師・羽鳥葵を堀田さんが演じている。今回公開されたのは、そんな2人の笑顔のオフショット。SNSにでは、「ふ…ふたりともか…かわいい」、「2人のラブストーリー期待して見に行きます!」、「いい!!すごくいい!!」、「2人とも笑顔すてき」、「映画絶対見に行きます」、「早く見に行きたーい」などと公開を待つファンからのコメントが見られる。『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』は1月26日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 君と世界が終わる日に FINAL 2024年1月26日より全国にて公開ⓒ2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
2024年01月25日もしあなたが、恋人と別れたいと思ったら終わりなのでしょうか。すぐに関係を終わりにするべきか、気持ちが変わるかもしれないと様子を見るべきか、迷ったことがある方もいるのでは?そのような葛藤の中で大切なのは、「なぜ、あなたが別れたいと思っているのか」です。この記事では、「別れたいと思ったら終わりなのか」というテーマで、その理由と別れを考えながら交際を続けるデメリット、別れる前にしたいことを紹介します。■別れたいと思ったら終わり?恋人との別れがよぎった時、その恋はもう終わりなのでしょうか?その答えは、「必ずしも終わりとは限らない」といえます。別れたいと思ったきっかけは何でしょう。「恋人の言動に傷ついた」「価値観が合わないと感じた」「マンネリを感じている」「他に好きな人ができた」など、理由はさまざまでしょう。だからこそ、一概に「終わり」とはいえないのです。別れたいと思った感情は一時的なものなのか・ずっと感じていることなのか、その原因は話し合いで改善できそうにないことなのかなど、冷静に考える必要があるでしょう。もし一時的な感情で別れを切り出してしまった場合、後悔することにもなりかねません。別れたいと思った時は、その原因をはっきりさせることが大切です。■別れを考えながら付き合うデメリット別れたいと思いながら、なかなか踏ん切りをつけられず交際を続けている場合もあるでしょう。具体的な改善策を講じないまま、別れを考えながら付き合うデメリットを考えてみましょう。◇(1)相手を大切にできない別れることを考えながら付き合っていると、相手のことを心から大切に思えない可能性があります。投げやりな態度になってしまったり、相手に思いやりを持って接することができなかったりするかもしれません。そうすると、自分自身で関係修復の可能性を奪ってしまうことにも。何より、恋人の気持ちを傷つけてしまう可能性があるでしょう。◇(2)罪悪感を抱く可能性があるどこかで別れを考えながら交際を続けることで、あなた自身が罪悪感を抱く可能性があります。無理をして表面上だけ取り繕っても、心の中では相手に対して申し訳なさを感じてしまうかもしれません。相手が純粋にあなたとの時間を楽しんでいるようであればなおさら、その罪悪感は大きくなるでしょう。◇(3)ネガティブな点ばかり目につく恋人との別れを考えながら交際していると、相手の悪いところばかりが目についてしまう可能性もあります。心のどこかで、別れる理由探しをしてしまっているのです。「やっぱり、こういうところが気に食わない」「だから嫌なんだ」とネガティブ感情にとらわれてしまい、不満が一定ラインを超えた時、一方的に別れを切り出してしまうかもしれません。2人がやり直せる可能性を、あなた自身で奪ってしまうことになるのです。■別れたいと思った時にすべきこともし恋人と別れたいと思っても、一方的に別れを告げて関係を絶とうとするのは避けましょう。たとえあなたは別れたいと思っていても、相手の気持ちを考える必要があります。なぜ別れたいと思っているのか、相手はそのことに対してどう思いか、両者で話し合うことが大切です。まずは、なぜ別れたいと思うのか原因を探り、その問題は改善不可能なことなのかを冷静に整理してみてください。□「別れたいと思ったら終わり」とも限らない「別れたいと思ったら終わり」とは必ずしも言い切れません。もし相手に対して気になる点があったとしても、その理由によっては2人の仲がさらに深まるきっかけとなる可能性もあるのです。そして、もし最終的に別れることになるとしても、お互いに納得できる形で終われることがベストでしょう。「別れたいと思ったら終わり」と決めつけず、今後の2人の関係性について冷静に検討してみてくださいね。(#Lily_magazin)※画像はイメージです
2024年01月24日赤城乳業は12月12日、 「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」を全国発売します。■ぜひ一度食べて、「これはソフト君だ!」と体感してみて!「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」は、北海道産生クリームやアッサム茶葉を使用した、アイスクリームグレードで濃厚なミルクティーの風味が楽しめる商品。「ガリガリ君リッチロイヤルミルクティー」発売(2009年)から14年ぶりに、ミルクティー味のガリガリ君シリーズが新商品で誕生します。内側のミルクティーアイスは、細かな氷と濃厚なミルクティーアイスクリームを混合し、ソフトな食感にこだわっています。同社では、「ぜひ一度食べて、ガリガリ君との違いを感じ、『これはソフト君だ!』と言っていただきたいと思います」とコメントしています。■商品概要「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」希望小売価格:216円種類別:アイスクリーム容量:95mlエネルギー:204kcal発売日:2023年12月12日発売エリア:全国(エボル)
2023年12月12日赤城乳業「ガリガリ君」シリーズの新作アイスキャンディー「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」が、2023年12月12日(火)より全国で発売される。ガリガリ君から“ソフト食感”の濃厚ミルクティーアイス「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」は、北海道産生クリームやアッサム茶葉を使った濃厚ミルクティー風味の新作アイスキャンディー。なおミルクティー味のガリガリ君シリーズは、2009年の「ガリガリ君リッチロイヤルミルクティー」以来14年ぶりの発売となる。文字通り「ソフト君」なだけあり、内側に配したミルクティーアイスは細かな氷とミルクティーアイスクリームを組み合わせてソフトな食感に仕上げている。【詳細】「ソフト君伝説のロイヤルミルクティー」発売日:2023年12月12日(火)価格:216円発売エリア:全国【問い合わせ先】赤城乳業株式会社 お客様相談室TEL:0120-571-591(9:00〜17:00 日曜日、年末年始を除く)
2023年12月10日菅田将暉が新曲「谺する」を発表。映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の主題歌となる。菅田将暉の新曲「谺する」新曲の「谺する」は、2024年1月26日(金)公開の映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の主題歌として、バンドメンバーのタイヘイ(Dr.)と共に書き下ろした楽曲だ。菅田は2021年に地上波で放送された「君と世界が終わる日に」Season1で主題歌「星を仰ぐ」を担当。3年の月日を経て、劇場版で再び主題歌を担当することとなる。映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』主題歌に“これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい”という製作陣からの依頼を受けた菅田は、その想いをダイナミックなギターサウンドがメインのアップテンポな楽曲として表現した。主題歌・菅田将暉 コメントどうしようもない悲しみが降り注ぎ、涙、鼻水、血液、乾く暇もなく何度も地面に叩きつけられては、それでも生きていくしかない主人公“間宮響"。そのバイタリティの根源にある"果てしない愛情"に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。作品情報菅田将暉 新曲「谺する」※『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』主題歌リリース日:未定作詞・作曲:菅田将暉、タイヘイ編曲:タイヘイ
2023年12月08日歌手・俳優の菅田将暉が、劇場版『君と世界が終わる日に FINAL』(2024年1月26日公開)の主題歌を担当することが5日、わかった。今回、菅田は2021年に地上波で放送された竹内涼真主演のドラマ『君と世界が終わる日に』 Season1以来、約3年ぶりに同シリーズの主題歌を担当。3年の時を経て竹内と再タッグを組む。主題歌「谺(こだま)する」は、「これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい」という製作陣からの依頼を受け、楽曲作成へと勤しんだ菅田が「製作スタッフの思いをそのまま表現したい」という気持ちで書き下ろした。Season1の主題歌「星を仰ぐ」は、世界が一変したとき大切な人に向ける思いを歌い上げたバラード曲だったが、「谺する」はダイナミックなギター音がメインのアップテンポな楽曲に。力強いメロディーの中に響く低音のサウンドが、愛する恋人・来美(中条あやみ)を失い絶望の淵をさまよい続けるも、最後の希望・娘のミライを探し荒々しく強く突き進む響(竹内)の生き様を表すかのような主題歌に仕上がっている。また、あわせて主題歌「谺する」を使用した最新予告映像も公開。「10年後、家族ができたりして……」と冗談交じりに話す響と来美が、幸せそうに将来のことを語り合うごく当たり前の日常から一変、ウィルスによる世界崩壊で人類は滅亡の一途をたどることに。大切な仲間も最も愛する人も失い、さらにはワクチンの研究材料として最愛の娘・ミライも奪われてしまった響は、最後の戦いへ挑む決意をし、“人類の未来”か“娘の命”か究極の選択を強いられながらも、シリーズ史上最大の敵に立ち向かう。そして、「生きろ」という力強い響の言葉に重なるように「谺する」が流れ出し、それぞれの“愛”を守ろうとする姿が映し出されていく。コメントは以下の通り。○■菅田将暉どうしようもない悲しみが降り注ぎ、涙、鼻水、血液、乾く暇もなく何度も地面に叩きつけられては、それでも生きていくしかない主人公“間宮響”。そのバイタリティの根源にある“果てしない愛情”に対し、その思いが世界中に谺(こだま)してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。○■竹内涼真劇場版『君と世界が終わる日に』クランクイン前、約4年続けてきた間宮響という役が一つ終わりを迎える事でいろいろ考える事がたくさんありました。孤独、喜び、期待、不安など、挙げきれないほどの感情が湧き上がって、そんな中、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が、纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この「谺する」という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これから、この「谺する」という曲が映画とどうシンクロしていくのか楽しみで仕方がありません。どうか沢山の方に届きますように。○■鈴木亜希乃プロデューサーSeason1から劇場版まで、響には本当に辛い出来事を課してきました。この過酷な世界で生きていくとはどういうことなのか、響という存在を通して皆さんに問いかけたかったからです。しかしシーズンを増すごとに、より辛いことが重なり……劇場版の大枠のストーリーができ上がった後、菅原監督と共に、「無性に響に“おつかれさま”って言いたいね」という話をしました。響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方はSeason1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。『きみセカ』の世界を深く理解し、それを音楽に落とし込んでくれる方。“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です。是非、劇場でお聴きいただければ幸いです。【編集部MEMO】『君と世界が終わる日に』は、2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタート。ゴーレムウィルスという噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描いている。動画配信サービスHuluで独占配信されたSeason2~4に続く、劇場版が2024年1月26日に公開。ドラマ版から引き続き竹内涼真が主演を務め、新キャストとして高橋文哉、堀田真由、板垣李光人、窪塚愛流。橘優輝、黒羽麻璃央、吉田鋼太郎、須賀健太が出演する。(C)2024「君と世界が終わる日に」製作委員会
2023年12月05日2024年1月26日(金) より公開される映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の主題歌が、菅田将暉の「谺(こだま)する」に決定した。2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタートした『君と世界が終わる日に』。ゴーレムウィルスという嚙まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと人間ドラマを描き、地上波ゴールデン帯連続ドラマでは初となる“本格ゾンビ作品”として話題に。その後、シリーズはSeason4まで制作された。劇場版では、シリーズを通して命懸けで闘ってきた主人公の間宮響役に引き続き竹内涼真。新キャストとして、真っすぐで男気溢れる熱い男・柴崎大和を高橋文哉が、大和の幼馴染で心優しくも芯の強い看護師・羽鳥葵を堀田真由、さらに主人公・響と共にユートピアの地下街から研究タワーの最上階を目指す仲間(通称:地下街組)として板垣李光人、窪塚愛流、橘優輝、黒羽麻璃央、そして響の前に立ちはだかる最大の敵として、吉田鋼太郎、須賀健太が出演する。主題歌「谺する」は今作のために書き下ろされた楽曲。菅田は、『君と世界が終わる日に』Season1の主題歌「星を仰ぐ」も担当しており、今回の劇場版で再タッグとなる。エンドロールで流れる主題歌は、「これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい」との製作陣からの依頼を受け制作。菅田は「製作スタッフの想いをそのまま表現したい」という気持ちで書き下ろした。楽曲のプロデュースにも関わった菅田は、「(響の)"果てしない愛情"に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ」と熱いメッセージを残した。楽曲を聞いた竹内は「菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この『谺する』という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントしている。併せて、「谺する」が流れる最新予告映像も公開。響と来美(中条あやみ)が、幸せそうに将来のことを語り合うごく当たり前の日常を描いたワンシーンから一変、二人の幸せが奪われていく……。「生きろ」という響の力強い言葉に重ねるように、主題歌「谺する」が流れ出し、それぞれの“愛”を守ろうとする姿を映し出す。さらに、映画の公開を記念して『君と世界が終わる日に』Season1からSeason4の響の物語をイッキ見できる、年末の地上波ダイジェスト放送が決定した。Season2からSeason4を含め連続4日間にわたり地上波放送されるのは今回が初めてとなる。■主題歌・菅田将暉 コメントどうしようもない悲しみが降り注ぎ、涙、鼻水、血液、乾く暇もなく何度も地面に叩きつけられては、それでも生きていくしかない主人公“間宮響"。そのバイタリティの根源にある"果てしない愛情"に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。■間宮響 役/竹内涼真 コメント劇場版 『君と世界が終わる日に』クランクイン前、約4年続けてきた間宮響という役が一つ終わりを迎える事でいろいろ考える事がたくさんありました。孤独、喜び、期待、不安など、挙げきれないほどの感情が湧き上がって、そんな中、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が、纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この『谺する』という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 これから、この『谺する』という曲が映画とどうシンクロしていくのか楽しみで仕方がありません。どうか沢山の方に届きますように。■鈴木亜希乃プロデューサー コメントSeason1から劇場版まで、響には本当に辛い出来事を課してきました。この過酷な世界で生きていくとはどういうことなのか、響という存在を通して皆さんに問いかけたかったからです。しかしシーズンを増すごとに、より辛いことが重なり……劇場版の大枠のストーリーが出来上がった後、菅原監督と共に、「無性に響に“おつかれさま”って言いたいね」という話をしました。響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方はSeason1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。きみセカの世界を深く理解し、それを音楽に落とし込んでくれる方。“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です。是非、劇場でお聴きいただければ幸いです。『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』本予告『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』特報2<番組情報>映画公開記念4夜連続ドラマ『君と世界が終わる日に』一挙放送第1夜(Season1)12月23日(土) 25:25~26:25第2夜(Season2)12月24日(日) 26:15~27:15第3夜(Season3)12月25日(月) 26:29~27:29第4夜(Season4&映画情報)12月26日(火) 25:59~26:59※関東ローカル※放送日時・内容は予告なく変更になる場合がございます。<リリース情報>菅田将暉「谺する」発売日未定作詞・作曲:菅田将暉タイヘイ編曲:タイヘイ<作品情報>『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』2024年1月26日(金) 公開映画公式サイト:「君と世界が終わる日に」製作委員会
2023年12月05日