広瀬すずをはじめ、野村周平、新田真剣佑ら豪華キャストが再集結し、新たに優希美青、佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人といった注目キャストが加わる『ちはやふる -結び-』。このたび、本作の主題歌を『ちはやふる -上の句・下の句-』に引き続き、「Perfume」が担当することが決定。原作者・末次由紀による「Perfume」の3人に主演の広瀬さんを交えたコラボイラストがお披露目された。“競技かるた”を題材にし、累計2100万部を超える国民的大ベストセラーとなった人気少女コミックを実写映画化。2016年に『ちはやふる -上の句・下の句-』の2部作として公開されると、200万人を超える観客動員数を記録。数々の映画賞に輝き、映画初主演を務めた広瀬さんをはじめ、出演した若手キャストを全国区に押し上げると同時に、大人も感動できる青春映画の金字塔として話題を呼んだ。■前2部作の主題歌「FLASH」以来のタッグ!そして今回、その続編でシリーズ3作目にして、完結編となる本作の主題歌が「Perfume」書き下ろしの新曲「無限未来」に決定、2年ぶりの豪華再タッグが実現した。「Perfume」が実写劇映画へ主題歌を提供するのは、前2部作の主題歌「FLASH」以来、2度目。「FLASH」もまた、『-上の句・下の句-』のために書き下ろされた1曲であり、日本の文化“百人一首”“競技かるた”といった和の世界をテンポの良い独特な音楽と、かるたを取る一瞬の様子を想像させる歌詞で表現し、映画を鮮やかに彩った。また、「Perfume」自身も「ライブでも欠かせないナンバー」と位置付けており、2016年の第67回NHK紅白歌合戦でも歌唱、日本アカデミー賞授賞式では、優秀主演女優賞を受賞した広瀬さんと優秀助演男優賞を受賞した新田さんのお祝いに会場に駆けつけるなど交流が続いていた。今年、結成17年目を迎え、テクノポップを主体とした新感覚の楽曲と洗練されたダンスで世界的にも人気を集める「Perfume」。米「ローリング・ストーン」誌が選ぶ「2016年べスト・ポップ・アルバム」のランキングが発表されると、レディー・ガガやアリアナ・グランデ、ブリトニー・スピアーズやブルーノ・マーズなどそうそうたるアーティストと並び、「FLASH」が収録されたアルバム「COSMIC EXPLORER」が16位にランクインする快挙を成し遂げるなど、国内外でますます活躍の幅を広げている。■「Perfume」も「いちファンとして楽しみに」自身たちも熱狂的な“ちはやファン”だと公言している「Perfume」。本作では、主人公・千早(広瀬さん)たちの高校最後の夏を描くことから、小泉徳宏監督から「同じ花は二度と咲かないように、二度と戻ってくることはない“この一瞬”を表現した音楽を作って欲しい」とのリクエストがあり、それに応える形で本楽曲「無限未来」が書き下ろされたという。卒業が迫る主人公たちの想いを連想させる歌詞や、競技かるたの動きを思わせるフレーズもあり、完結編となる本作に相応しい1曲に。合わせて、主題歌「無限未来」が彩る予告篇・特報2も公開されており、同楽曲は来春シングルとしてリリースされる予定。今回の再タッグに、「Perfume」のあ~ちゃんは、「いちファンとして楽しみにしていたので、『次回も主題歌を』と言っていただいたときには、大好きな作品なので、本当に嬉しかったです」と喜びをコメント。すでに3人は本作を観たそうで、「ただただ真っ直ぐな気持ちで一つのことを想い続ける人は強いな、と思いました。考えさせられるし、勇気も貰うことができて、色んな気持ちになりました」と語り、周防名人(賀来さん)のある台詞も「ジーンと来ました」と明かしている。また、のっちは「最高でした!とても感動したし、また千早ちゃんたちに会えた喜びが大きかったです。新(新田さん)が千早に想いを伝えるシーンを観ることができて、ドキッとしました」と気になるコメントを贈り、「完結編で“卒業”がテーマだけど、ただただ悲しいのではなくて、希望に溢れている感じが伝わって来て、観ていて心地よかったです」と、かしゆかも語ってくれた。■広瀬すず、完結編は「宝物」…一番苦しく、切なく、愛おしい1本に一方、主人公・綾瀬千早役の広瀬さんは、再タッグに「ほんと、嬉しすぎます。『Perfume』さんの色で『ちはやふる』が完成されたので、今回も、また鮮やかに染めて頂いて心から感謝感謝です」とコメント。「映画をみた後にエンディングで私も初めて聞いて、なんて、素敵なんだろうと、思いました。聞いた瞬間に一気に涙が出てきて、『ちはやふる』の色や繊細さが主題歌から感じられて、感無量でした。まさに、最終章というしっとりした音たちに急に心が寂しくなって、でも光ってる何か1本の糸のようなもので繋がっていて、切っても切っても切れることはないだろうなという太さというか。大好きな1曲になりました」とその感想を語り、作品についても「最高の青春映画を届けられると思います。3部作の中でも、一番苦しく、切なく、愛おしい1本になりました。宝物です」と、その思いを熱弁。さらに、原作者・末次先生からは、「映画の最後に流れてくる主題歌『無限未来』を聞いたときの調和!イントロのみずみずしさに涙が出そうになりました。本当に蒼い水の中から響いてくるような「Perfume」さんの声と調べ、それがそのまま『ちはやふる』の世界を満たしてくれています。早く皆さんと聞きたいです!」と絶賛のコメントが到着している。『ちはやふる -結び-』は2018年3月17日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月18日“競技かるた”を題材にした末次由紀の人気少女漫画を実写化した『ちはやふる 上の句/下の句』の続編『ちはやふる -結び-』。この度、公開日が2018年3月17日(土)に決定し、あわせて主演の広瀬すずが写る桜舞うポスタービジュアルと特報映像が到着した。“かるた”が繋いだ3人の幼なじみ、千早(広瀬さん)、太一(野村周平)、新(新田真剣佑)の高校3年の最後を描いていく本作。本編映像初解禁となる今回の特報では、千早をはじめ、お馴染みの瑞沢高校競技かるた部の面々や松岡茉優演じる若宮詩暢らの姿が。さらに今作から登場となる瑞沢高校競技かるた部の新入部員の菫(優希美青)や筑波(佐野勇斗)、映画オリジナルキャラクターとなる新の後輩で準クイーンの伊織(清原果耶)、史上最強の名人・周防(賀来賢人)が初お目見え。「俺、お前のためにかるたやってた」という太一のナレーションから始まる本映像だが、「もうこれ以上やれない」という太一の言葉で映像は締めくくられる。部長として支えてきた瑞沢高校競技かるた部を突如やめてしまった太一。全国大会を目前に、瑞沢高校はどうなってしまうのか――?シリーズ3作目にして完結編となる今作のテーマは「卒業」。公開されたポスタービジュアルでは、競技かるたの試合が始まる前に必ず詠まれる序歌「難波津に咲くやこの花冬ごもりいまを春べと咲くやこの花」(=冬の間に籠っていた花が春になったから咲いたよ)と同じように、桜が咲き乱れる中、青春全部をかけて真っすぐに前を見つめた千早が描かれている。なお、今回解禁された特報映像とポスターは、10月21日(土)から全国の映画館にて掲出展開される。『ちはやふる -結び-』は2018年3月17日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月20日8月も後半になり、各地で夏まつりが催されていますね。実は「まつり」には、「祀り」と「祭り」の2種類あります。「祀り」は、神々に感謝の祈りを捧げ、舞や神楽などを催す儀式のこと。一方「祭り」は、御霊を鎮めるための、いわば慰霊の儀式なんです。みなさんは、昔から祀られてきた日本の神々が、実は結構、波乱に満ちた恋愛をしているってご存知でしょうか?今日は、あまり知られてない神々の恋愛秘話をご紹介しちゃいます!◆日本で最初に離婚した夫婦神日本で最初に離婚した夫婦は誰でしょう。それは、伊邪那岐命(いざなきのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)です。この2柱(神様は1柱、2柱と数えます)が最初の夫婦神だと思われがちですが、実はその前に4組カップルが生まれていて、伊邪那岐命と伊邪那美命は5組目です。ただ、夫婦の契りを交わして子どもを成したという意味で最初の夫婦神といえます。◎離婚の理由は…伊邪那美命は、火の神を生んだことで大火傷を負います。それが原因で、命を落としてしまうんですね。夫である伊邪那岐命は嘆き哀しんで、黄泉の国まで行き、愛しい妻を取り戻そうとします。2柱は黄泉の国で再会を果たしますが、伊邪那美命はたいそう恐ろしい姿に変わっていました。伊邪那岐命はびっくりして、逃げ出してしまいます。その姿を見た伊邪那美命は、「恥をかかされた!」と怒り、黄泉の軍勢を率いて追いかけるのです。やがて黄泉の国とこの世をつなぐ黄泉比良坂(よもつひらさか)にさしかかり、伊邪那岐命は大きな岩を立てて道をふさいでしまいます。そして岩を挟んだ状態で、伊邪那美命に離婚を言い渡すのです。◎いざなぎ、いざなみの神社といえばそんなふうに残念な結果に終わった2柱ですが、結婚生活を送る中で本当にたくさんの子どもを成しました。そもそもわたしたちが住む日本列島、そして各地で祀られている神々の多くが、この夫婦神の子どもです。伊邪那岐命と伊邪那美命を祀る神社といえば、埼玉県秩父市三峰にある三峯神社でしょう。子宝に恵まれた2柱のようになりたい方は、ぜひ参拝されてはいかがでしょうか。毎月1日限定で白い「氣守」が頒布されます。貴重なお守りをゲットできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。◆妻を亡くした悲恋の神東京都文京区には妻恋神社が鎮座しています。御祭神は、倭建命(やまとたけるのみこと)とその后・弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)です。第12代景行天皇の皇子である倭建命は、父親に命じられて征討の旅に出ます。愛知県西部から神奈川県へと進んだところ、途中で地方の役人にだまし討ちに合って、火に囲まれる事態に陥りました。なんとか難を逃れて先に進み、東京湾に出たので船で海を渡ろうとします。しかし、今度は海の神様が邪魔をして、高い波のせいで海を渡ることができません。◎妻の犠牲で無事対岸へ困っていたら弟橘比売命が「あなたに代わって、私が海に入りましょう」と言って、さらに「さねさし相武(さがむ)の小野に燃ゆる火の火中に立ちて問ひし君はも」(相模の野原で燃える火の中に立ちながらも、私に呼びかけて案じてくださったあなた)と歌を詠みました。弟橘比売命の犠牲によって波は静まり、一行は無事対岸に着きます。そして7日後、波とともに弟橘比売命の櫛が打ち寄せられるのです…。◎今も続く夫婦の絆倭建命は旅を続けるものの、道中で三度ため息をつき、「吾妻はや(我が妻よ)」と亡き妻に呼びかけます。別れ別れになっても、2人の絆は強く結びついているんですね。そんな2柱にあやかりたい方は、ぜひ妻恋神社に訪れてみてください。◆まとめ日本の神々の恋愛秘話、どのように感じましたか?死別したパートナーとの再会を望むとか、二度と会えない寂しさにため息をつくなど、人間の恋心のようで共感しやすいですよね。最初にご紹介した三峰神社は、実は倭建命が創建したといわれています。山梨から群馬を経て、碓氷峠に向かう途中に三峰に立ち寄ったそうです。その清らかな美しさに心を動かされて社を建てたとのことですが、当時、彼の胸の内を占めていたのは弟橘比売命への想いだったのかもしれません。ライタープロフィール黒木蜜一般企業に勤めながら執筆した作品が日本文学館のオムニバス本に掲載され作家デビュー。古事記への造詣が深く、全国300ヶ所以上の神社紹介記事を執筆。現在、古事記の観点から紹介する神社コラム/恋愛コラムなども手がけている。
2017年08月26日末次由紀の累計発行部数2,000万部突破の大人気コミックを、広瀬すず主演で実写化する『ちはやふる -結び-』。現在撮影中という本作だが、この度、6月13日(火)に“かるたの聖地”近江神宮にてキャスト・監督の取材会を実施。また、取材前に映画の無事完成と大ヒットを祈ってお詣りを行ったという広瀬さんは、「10代はあと1年。(千早は)いましかできない役です。初主演をした自分の中で大きな役であり、大きなこの作品がみなさんのそばにずっと寄り添う映画になったらいいな、と。落ち込んだり行き詰まったりしたときに、そばにいてくれるような映画になったら」と願いを明かした。全国大会で繰り広げられた綾瀬千早と若宮詩暢の壮絶な戦いから2年。千早、太一、新は、名人・クイーン戦の会場にいた。クイーン・詩暢と戦うことが出来ない自分に悔しがる千早…。一方、史上最強の名人・周防久志と相対しているのは、千早たちの師匠・原田先生。周防名人に手も足も出ず、原田は負けてしまう。その瞬間、「名人を倒すのは俺や!」最強の名人に挑戦状を叩き付けたのは、なんと新だった!そして、新をキラキラした目で見つめる千早。そんな2人の姿をただただ、茫然と見ることしかできない太一…。3年生になった千早たちは、瑞沢かるた部は高校生最後の全国大会に向けて動き出す。恋愛体質の菫、慇懃無礼な筑波という個性的な新入生に四苦八苦する千早たち。一方新は、全国大会で千早達と戦うために、かるた部創部に奔走していた。そして、新が通う藤岡東高校には、準クイーンの我妻伊織もいた。そんな矢先、瑞沢かるた部に思いもよらないトラブルが――。昨年公開され大ヒットとなった『ちはやふる -上の句-/-下の句-』の続編にして完結編となる『ちはやふる -結び-』。5月7日(日)から撮影が始まり、5月29日(月)からは前作同様“かるたの聖地”と呼ばれる近江神宮(滋賀県大津市)で開始。近江神宮は、毎年競技かるたの頂上決戦である「かるた名人位・クイーン位決定戦」や「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」(通称“かるた甲子園”)が開催され、“かるたの殿堂”“かるたの聖地”と呼ばれている場所だ。本作では、名人・クイーン戦をはじめ、重要なシーンの撮影がここで行われているという。今回の取材会では、近江神宮の象徴である楼門前で写真撮影を行い、広瀬さんや野村周平ら前作からのお馴染みキャストはもちろん、新キャストとして今回から参加する賀来賢人、清原果耶らも参加した。前作『-下の句-』の初日舞台挨拶で、続編製作のサプライズ発表がされたときのことをふり返り、「あのときは、人生最大のうれし泣きでした」と語る広瀬さん。実際にかるたの練習が始まると、「畳のにおいがなつかしくて『帰ってきたんだな』と思い、足の甲をすりむいたりするとスイッチが入りました」と話し、「緊張して寝られないことなどないのに、クランクインの前日に、楽しみすぎて初めて寝られませんでした。瑞沢かるた部の部室のシーンを撮影して、やっぱり部室は自分たちの場所で、撮影が楽しくて終わってしまってさびしいなと思いました。そんな気持ち、初めてでした」と“ちはやふる愛”を感じさせるコメントを。真島太一役の野村さんは、久々の競技かるたに忘れてるかな?と思ったそうだが、忘れてなかったようでビックリしたと話し、「競技かるたはすごいスポーツで、2年前にできた足の甲やひざの傷ややけどがまたできました(笑)」と明かした。また、かるたが大好きだと言う綿谷新役の新田真剣佑は、「海外にもかるたを持って行って『パシフィック・リム』の劇中でも使ってしまいました。体型も新に戻したくて、11kg落としました」と肉体改造も行ったそう。さらに先日“真剣佑”から“新田真剣佑”へと改名したことについても言及。「『ちはやふる』は日本に来て芝居を志すきっかけになった自分の中で大きな作品なので、綿谷新からとった“新田(あらた)”という名字を使わせて頂きました」と話し、「末次先生にツイッターのダイレクトメッセージで『名字を探しているんですけど、新を使ってもよろしいですか』と聞いたら、先生から『新を使ってくださるんですか。ぜひぜひよろしくお願いします』と返事を頂きました。また“初心忘るべからず”ということも考えて“新田”にしました」と原作者とのやり取りもあったことを明かした。そして、今回からは新キャストも参加ということで、優希美青や「M!LK」佐野勇人について広瀬さんは、「明るくてノリもいいので、すぐ打ち解けました。瑞沢かるた部が一段と大きくなったようで、2人に助けられています」と話し、これまでも共演のある賀来さんについて野村さんは、「抜群の安定感があります。お芝居もプライベートも尊敬できる先輩で、周防名人が賀来さんで本当によかったと共演して思いました」と語っていた。『ちはやふる -結び-』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月14日女優の広瀬すずが13日、映画『ちはやふる –結び-』(2018年公開)の近江神宮撮影に登場し、映画の完成と大ヒット祈願を行った。取材には他、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人、小泉徳宏監督が登場した。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、コミック累計発行部数1,500万部(既刊30巻)を超える人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化した。2016年に公開された『ちはやふる -上の句- / -下の句-』同様、5月29日から”かるたの聖地”と呼ばれる近江神宮(滋賀県大津市)での撮影を開始。名人・クイーン戦をはじめ、重要なシーンの撮影が行われている。広瀬は「続編決定を聞いたあの時は、人生最大のうれし泣きでした」と振り返り、「緊張して寝られないことなどないのに、クランクインの前日に、楽しみすぎて初めて寝られませんでした」と心境を吐露した。「瑞沢かるた部の部室のシーンを撮影して、やっぱり部室は自分たちの場所で、撮影が楽しくて終わってしまってさびしいなと思いました。そんな気持ち、初めてでした」と感慨深げな様子だった。また広瀬は「10代はあと1年。(千早は)今しかできない役です。初主演をした、自分の中で大きな役であり、大きなこの作品が、みなさんのそばにずっと寄り添う映画になったらいいな、と」と、祈願の内容を明かす。「落ち込んだり行き詰まったりした時に、そばにいてくれるような映画になったらいいな、とお願いしました」と、作品に込める思いを語った。「2年前にできた足の甲やひざの傷ややけどがまたできました」と語る野村は「前作はテイストも若かったですが、今回はみんな大人になってしっかり仕事をしてると思いました。みんな、いろんな作品に出て、成長が見られて、レベルアップした『ちはやふる』が見られると思います」と自信を見せる。新キャストも増えたが、「(共演が多い)賀来(賢人)さんは抜群の安定感があります。お芝居もプライベートも尊敬できる先輩で、周防名人が賀来さんで本当によかったと共演して思いました」と信頼を寄せた。小泉監督は「気合いの入り方が尋常なく、絶対負けない感がにじみ出てて、これぞ『ちはやふる』だなと感じました」と出演者陣に太鼓判。「2年分の時間はありましたね。遊んでいるように見えるんですが、そこはかとない緊張感というか、モードが違う自分を残したまま遊んでいるようで、そこが前回と違うところですね」と成長を語った。
2017年06月14日俳優の新田真剣佑が13日、映画『ちはやふる –結び-』(2018年公開)の近江神宮撮影に登場し、改名の理由を明かした。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、コミック累計発行部数1,500万部(既刊30巻)を超える人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化した。アメリカ・サンタモニカ出身の新田は2014年から日本で活動を開始。「真剣佑」という芸名を使用していたが、5月に所属事務所をトップコートへ移籍したことを機に、芸名を「新田真剣佑(あらた まっけんゆう)」に変更していた。2016年公開の『ちはやふる -上の句- / -下の句-』では、かるたの天才・綿谷新を演じ、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した新田。改名後の名字は、この役名からとったという。新田は「『ちはやふる』は日本に来て芝居を志すきっかけになった自分の中で大きな作品なので、綿谷新からとった『新田』という名字を使わせて頂きました」と明かした。新田はさらに「(原作の)末次先生にツイッターのダイレクトメッセージで『名字を探しているんですけど、新を使ってもよろしいですか』と聞いたら、先生から『新を使ってくださるんですか。ぜひぜひよろしくお願いします』と返事を頂きました」とエピソードを披露。「また『初心忘るべからず』という事も考えて『新田』にしました」と名字に込めた意味を述べた。撮影に向けては「大好きなかるたがまたやれると思いました。海外にもかるたを持って行って『パシフィック・リム』の劇中でも使ってしまいました」というほど、かるたに惚れ込んだ新田。「体型も新に戻したくて、11kg落としました」と驚きの役作りについて語った。
2017年06月14日広瀬すずを主演に迎え、大人気コミックを実写化した映画『ちはやふる』の続編『ちはやふる -結び-』。この度、広瀬さんをはじめ豪華出演者陣が出演し、本作の撮影現場の様子をお届けする「広瀬すずチャンネル VOL.14 ちはやふるスペシャル」が「LINE LIVE」にて5月11日(木)に配信されることが分かった。全国大会で繰り広げられた、綾瀬千早と若宮詩暢の壮絶な戦いから2年。千早、太一、新は、名人・クイーン戦の会場にいた。クイーン・詩暢と戦うことが出来ない自分に悔しがる千早…。一方、史上最強の名人・周防久志と相対しているのは、千早たちの師匠・原田先生。周防名人に手も足も出ず、原田は負けてしまう。その瞬間、「名人を倒すのは俺や!」最強の名人に挑戦状を叩き付けたのは、なんと新だった!そして、新をキラキラした目で見つめる千早。そんな2人の姿をただただ、茫然と見ることしかできない太一…。3年生になった千早たちは、瑞沢かるた部は高校生最後の全国大会に向けて動き出す。恋愛体質の菫、慇懃無礼な筑波という個性的な新入生に四苦八苦する千早たち。一方新は、全国大会で千早たちと戦うために、かるた部創部に奔走していた。そして、新が通う藤岡東高校には、準クイーンの我妻伊織もいた。そんな矢先、瑞沢かるた部に思いもよらないトラブルが――。主演の広瀬さんや野村周平、真剣佑、上白石萌音らが続投し、優希美青、「M!LK」佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人ら新キャストの参加が発表された本作。前作から2年後、高校3年生になった主人公・綾瀬千早らの、“競技かるた=百人一首”にさらに熱い情熱を傾ける、瑞々しくも熱い青春模様が描かれる。今回「LINE LIVE」にて配信が決定したのは、現在撮影中の『ちはやふる -結び-』撮影現場から、昼の休憩中に行われる「LINE LIVE」史上初の試みとなっており、広瀬さんの案内で撮影現場の様子を配信する臨場感たっぷりの内容に。さらに、広瀬さん以外にも豪華出演者陣が登場予定だ。また同日朝より、本作の撮影現場からの様子を約12時間続けて定点カメラで配信する 「映画『ちはやふる -結び-』撮影現場を12時間連続観測」も、ちはやふる公式アカウントにて生中継される。「広瀬すずチャンネル VOL.14 ちはやふるスペシャル」は5月11日(木)12時頃より、「映画『ちはやふる -結び-』撮影現場を12時間連続観測 」は5月11日(木)午前中より、LINE LIVEにて配信。『ちはやふる -結び-』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年05月10日映画『ちはやふる』の続編『ちはやふる –結び-』が、2018年3月17日(土)に全国で公開される。原作は、“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋愛・成長を描く人気漫画。累計発行部数は既刊34巻で2000万部を超えており、2016年に2部作で公開された実写映画も、前後編合わせて興行収入28.5億円のヒットを記録した。ストーリーは前作『ちはやふる』より2年後前作から2年後を舞台にした『ちはやふる –結び-』では、3年生になった主人公・千早達を中心に、高校生最後の全国大会に向けて活動する瑞沢高校 競技かるた部のメンバーたち。“競技かるた=百人一首”にさらに熱い情熱を傾ける綾瀬千早を始めとする部員やクイーンらの成長が、瑞々しくも熱い青春模様として描かれる。綾瀬千早を広瀬すず主人公・綾瀬千早役はもちろん、前作『ちはやふる –上の句・下の句-』でも主演を務めた広瀬すず。「かるたの練習が始まると、畳のにおいがなつかしくて”帰ってきたんだな”と思い、足の甲をすりむいたりするとスイッチが入りました。」と話している。真島太一に野村周平野村周平も引き続き真島太一を演じる。彼は、前回との違いについて次のように話している。「当時は出演者それぞれのテイストも若かったですが、みんな大人になってしっかり仕事をしてると思いました。みんな、いろんな作品に出て、成長が見られて、レベルアップした『ちはやふる』が見られると思います。競技かるたはすごいスポーツで、2年前にできた足の甲やひざの傷ややけどがまたできました (笑)。」主要キャストが再集結前作に登場した新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優ら主要キャストも再集結する。そのほか、続編より新たに登場する、新キャスト4名も判明。太一(野村周平)に一目惚れをして競技かるた部に入部した、恋愛体質の新入生・花野菫役に、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」「マッサン」に出演した若手女優・優希美青。同じく瑞沢高校・競技かるた部に入部した新入生・筑波秋博役にはドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」で注目を集めた佐野勇斗。さらに原作において重要キャラクターである、史上最強の名人・周防久志役に、ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」での熱演が話題になった人気実力俳優・賀来賢人、映画オリジナルキャラクターであり、千早のライバルで現役準クイーン・我妻伊織役に、映画『3月のライオン』でヒロインを演じた清原果耶が決定している。主題歌はPerfume「無限未来」主題歌は、『ちはやふる-上の句・下の句-』に引き続き、Perfumeが担当する。楽曲は「無限未来」。卒業を間近に控える主人公達の想いを連想させる歌詞や、競技かるたの動きを思わせるフレーズなど、完結編を華やかに彩る楽曲となっている。『ちはやふる』とPerfumeの再タッグを記念して、原作者である末次由紀が、広瀬演じる主人公・綾瀬千早とPerfumeの顔を寄せ合うイラストを描き下ろし、豪華なコラボレーションを祝福した。『ちはやふる –結び-』あらすじいつも一緒に遊んでいた、幼なじみの千早・太一・新。家の事情で新が引っ越してしまい、離ればなれになってしまうが、高校生になった千早は、新にもう一度会いたい一心で、太一とともに仲間を集め、瑞沢高校かるた部を作った。「新に会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」創部一年目にして、全国大会に出場した瑞沢かるた部だったが、千早は個人戦で史上最強のクイーンに敗れ、さらに強くなることを部員たちと誓った。あれから二年―、かるたから離れていた新だったが、千早たちの情熱に触れ、自分も高校でかるた部を作って、全国大会で千早と戦うことを決意する。一方、新入部員が入り、高校三年最後の全国大会を目指す瑞沢かるた部だったが、予選を前に突然、部長の太一が辞めてしまう。動揺と悲しみを隠せない千早…。千早、太一、新は、再びかるたで繋がることができるのか? 今、一生忘れることのない最後の夏が始まる。作品情報映画『ちはやふる –結び-』公開時期:2018年3月17日(土)全国東宝系にてロードショーキャスト:綾瀬千早/広瀬すず、真島太一/野村周平、綿谷新/真剣佑、大江奏/上白石萌音、西田優征/矢本悠馬、駒野勉/森永悠希、須藤暁人/清水尋也、花野菫/優希美青、筑波秋博/佐野勇斗、我妻伊織/清原果耶、若宮詩暢/松岡茉優、周防久志/賀来賢人、宮内妙子/松田美由紀、原田秀雄/國村隼原作:『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)主題歌:「無限未来」唄 Perfume、作詞・作曲 中田ヤスタカ(CAPSULE) UNIVERSAL MUSIC ※来春シングルリリース予定。©2018 映画「ちはやふる」製作委員会 ©末次由紀/講談社
2017年04月29日広瀬すず映画初主演作として昨年公開された『ちはやふる』の続編のタイトルが、この度『ちはやふる -結び-』に決定し、来年公開されることが明らかに。また、新キャストとして優希美青、「M!LK」佐野勇斗、清原果耶、賀来賢人の参加が決定し、前作から2年後、“競技かるた=百人一首”にさらに熱い情熱を傾ける高校生たちの瑞々しくも熱い青春模様が描かれる。全国大会で繰り広げられた、綾瀬千早と若宮詩暢の壮絶な戦いから2年。千早、太一、新は、名人・クイーン戦の会場にいた。クイーン・詩暢と戦うことが出来ない自分に悔しがる千早…。一方、史上最強の名人・周防久志と相対しているのは、千早たちの師匠・原田先生。周防名人に手も足も出ず、原田は負けてしまう。その瞬間、「名人を倒すのは俺や!」最強の名人に挑戦状を叩き付けたのは、なんと新だった!そして、新をキラキラした目で見つめる千早。そんな2人の姿をただただ、茫然と見ることしかできない太一…。3年生になった千早たちは、瑞沢かるた部は高校生最後の全国大会に向けて動き出す。恋愛体質の菫、慇懃無礼な筑波という個性的な新入生に四苦八苦する千早たち。一方新は、全国大会で千早達と戦うために、かるた部創部に奔走していた。そして、新が通う藤岡東高校には、準クイーンの我妻伊織もいた。そんな矢先、瑞沢かるた部に思いもよらないトラブルが――。本作は、末次由紀による“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの青春模様を描いた、累計発行部数2,000万部超えの大人気コミックスの実写化。昨年に“上の句・下の句”と2部作で公開され、興行収入は28.5億円の大ヒットを記録し話題を集めた本作。続編製作決定が発表されるや否やファンからは歓喜が上がっていたが、今回ついに本格始動!主人公・綾瀬千早役は、前作に引き続き、広瀬さんが演じ、そのほか主要キャラクターを演じた野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優らも再集結。そして今回の続編より、新たに加わる新キャストが決定。野村さん演じる太一に一目惚れし、瑞沢高校・競技かるた部に入部した恋に恋する恋愛体質の新入生・花野菫役に、連続テレビ小説「あまちゃん」や「マッサン」などへの出演で注目を集める若手女優の優希さん。同じく瑞沢高校・競技かるた部に入部した新入生・筑波秋博役に、「砂の塔~知りすぎた隣人」の出演で注目を浴び、5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍中の佐野さん。映画オリジナルキャラクターであり、千早のライバルで現役準クイーン・我妻伊織役に、連続テレビ小説「あさが来た」や『3月のライオン』に出演し、雑誌「nicola」専属モデルとしても活躍する清原さん。さらに、原作において重要キャラクターである、史上最強の名人・周防久志役を、「スーパーサラリーマン左江内氏」や『森山中教習所』に出演し、また『斉木楠雄のΨ難』の公開も控える賀来さんが扮する。続編からの参加に不安を感じると話す優希さんだが、「早くキャストやスタッフのみなさんの輪の中に入り込めるよう、菫ちゃんらしく元気いっぱい作品に挑みます!」と意気込み、「競技かるたの魅力をいっぱい伝えられたら」とコメント。「全力で演じ切りたい」と熱く語る佐野さんは、「競技かるたを体験するのは今回が初めてなのですが、僕が想像していたより遥かに奥が深く、集中力、体力が必要なものなのだなと、とても驚きました。先生方のご指導のもと、とても楽しく練習させていただいています!」とすでに練習が始まっていると明かす。また、もともと原作ファンだと言う清原さんは、「出演させて頂く喜びを噛み締めつつ、キャストの皆さんの誰よりも、早く美しくかるたをとれるように稽古に励みたいです。『ちはやふる』に何か新しい風を感じさせることが出来れば嬉しいです」と述べ、賀来さんは、「かるたの天才、名人、個性的な人物で、いまから芝居するのが楽しみです。原作、映画ともに、とても熱量のある、信念を感じる作品に参加でき嬉しいです」と喜びを語った。そして、主演を務める広瀬さんは、「今回、新たなキャストの皆さんの大きな力と共に、より成長した千早を生きていきたいと思います。すでに監督からも大きな課題を頂きました。大事に大事に。監督、スタッフの皆さん、キャストの方々の思いを結んだとき、真っ赤なちはやふるになるはず。楽しみにしていて下さい。私も本当に楽しみです」とメッセージを寄せ、原作者の末次氏も「また夢のような時間が来るのだとワクワクが止まりません。脚本も『ちはやふる』の面白い部分が凝縮した新構成で、とても新鮮で嫉妬するほどです。メンバーの強くなっていく姿をまた見守れると思うと、楽しみでたまりません」と期待を寄せている。なお、本作の撮影は5月上旬より開始予定。監督・脚本は小泉徳宏が続投する。『ちはやふる -結び-』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月26日女優・広瀬すず主演で2016年に2部作として公開された映画『ちはやふる』シリーズの続編タイトルが、『ちはやふる –結び-』に決定したことが26日、わかった。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、コミック累計発行部数1,500万部(既刊30巻)を超える人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化した。続編では広瀬、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也、松岡茉優といった主要キャストが再集結。前作から2年後のかるた部を描く。公開は2018年を予定している。広瀬は「サプライズ発表から約1年。そして、今回、新たなキャストの皆さんの大きな力と共に、より成長した千早を生きていきたいと思います」と意気込み。「既に監督からも大きな課題を頂きました。大事に大事に」と明かし、「監督、スタッフの皆さん、キャストの方々の思いを結んだとき、真っ赤なちはやふるになるはず」と語った。さらに、続編から登場する新キャスト4名も決定した。太一に一目惚れした恋愛体質の新入生・花野菫は、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』『マッサン』などで注目を集める若手女優・優希美青が演じる。優希は「早くキャストやスタッフのみなさんの輪の中に入り込めるよう菫ちゃんらしく元気いっぱい作品に挑みます!」と気持ちを表した。また、新入生・筑波秋博を演じるのは、5人組ボーカルダンスユニット『M!LK』のメンバーとしても活躍中の佐野勇斗。原作のイメージよりもイケメン風だが、「ちはやふるファンの皆様が思い描く『筑波秋博』の世界観を壊さないよう、僕なりに精一杯、全力で演じ切りたいと思います!」と熱意を見せた。映画オリジナルキャラクターであり、千早のライバルとして登場する現役準クイーン・我妻伊織役を清原果耶が演じる。そして、原作の重要キャラクターである、史上最強の名人・周防久志役には賀来賢人が決定した。小泉徳宏監督も「『青春恋愛スポ根映画、ここに極まる』と言われるよう、俳優・スタッフ一同、青春全部懸けます」と気合い十分。原作者・末次も「脚本も『ちはやふる』の面白い部分が凝縮した新構成で、とても新鮮で嫉妬するほどです」とすでに称賛している。
2017年04月26日女優の広瀬すずが、「2017年第41回エランドール賞」の新人賞に決まり、2日、都内ホテルで行われた授賞式に登場。お祝いに駆けつけた映画『ちはやふる』の小泉徳宏監督から、間もなく撮影が始まる続編に向けて、現状のショートヘアを心配された。この賞は、日本映画テレビプロデューサー協会が1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマなどを表彰するもので、広瀬は『ちはやふる』のほか、『四月は君の嘘』『怒り』といった映画、『怪盗 山猫』などのドラマへの出演を受けて受賞。舞台に現れた広瀬は「想像以上に人がいて、すごく『ワーッ』ってなってます」と驚きを表現した。ここに、お祝いのゲストとして小泉監督が登場し、花束を贈呈。小泉監督は「広瀬さんをキャスティングした時は、まだ『海街diary』(2015年)も公開されておらず、本当にこれからという具合で、われわれにとってもかなりギャンブル性の高いキャスティングだったんですけど、本当に見事に期待に応えてくださいました」と感謝した。その上で、「まだ新人賞という位置づけですけど、これから間違いなく大女優になっていく人だと思ってるので、その道を突っ走ってもらえたら」とエールを送ると、広瀬は恐縮の表情を見せた。しかし、小泉監督は「もうすぐ続編の撮影があるんですが、さしあたっての僕の心配は、(広瀬演じる)千早って確かロングヘアだったよな…」と、広瀬のショートカットにチクリ。「髪の毛(の長さ)が間に合うのか…とドキドキしていますが、きっと何とかしてくれると信じています」とけん制した。これを受け、授賞式後に取材に応じた広瀬は、映画『先生!』(今秋公開)の役づくりでショートカットにしたと釈明しながら、「結構伸びてきた方なんですけど、ポニーテールが今できないので、あらためて監督に言われて、ちょっと心に刺さりました」と心境を吐露。ただ、前回の『ちはやふる』撮影前もボブより短かったため、当時の髪を伸ばす方法として「毎日10カ所くらい(髪を)しばって寝てたんです」と紹介し、「刺激を与えると伸びるって言われるので、『もう今からやらなくては!』って思いました」と、焦る気持ちを語っていた。そんな広瀬は、この春で学生生活が終了。女優一本で活動できるようになり、「もっといろんな役や作品に出会って、もっともっと大きくなれたら」と抱負を述べた。一方で、「趣味が全く無いので、プライベートでも自分が好きなことを探したいなと思います」と目標を話していた。○「2017年第41回エランドール賞」受賞者●新人賞:坂口健太郎、高畑充希、ディーン・フジオカ、波瑠、星野源、広瀬すず●特別賞:『逃げるは恥だが役に立つ』制作チーム(TBS)●映画 プロデューサー賞:『シン・ゴジラ』山内章弘氏(東宝)●映画 プロデューサー奨励賞:『君の名は。』川口典孝氏(コミックス・ウェーブ・フィルム)●テレビ プロデューサー賞:『真田丸』屋敷陽太郎氏(NHK)、吉川邦夫氏(同)●テレビ プロデューサー奨励賞:『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』小田玲奈氏(日本テレビ)●アクターズセミナー受賞者:池田純矢、加茂井彩音、永瀬匡、野村麻純、永田隼人
2017年02月02日上の句・下の句合わせて30億円に迫る大ヒットを記録し、早くも続編製作が決定している広瀬すず映画初主演作『ちはやふる』。この度、本作のDVD&Blu-rayが上の句・下の句2か月連続でリリースされることが決定した。“競技かるた”でいつも遊んでいた幼なじみの千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)の3人。高校生になった千早は、再開した太一と共に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指していた。「全国大会に行けば、新たに会えるかもしれない!」。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員になる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の眩しいほどにまっすぐな想いと情熱が交差する、熱い夏が来る――。原作は、「第2回マンガ大賞」受賞、2010年「このマンガがすごい! オンナ編」第1位獲得、「第35回講談社漫画賞」少女部門受賞、そしてコミックス累計発行部数1,700万部突破した同名大人気コミック。ダイナミックな“競技かるた”の魅力、等身大の高校生たちの熱き青春群像を描き、少女コミックスの枠を超え男子からも人気を博す、青春マンガの大本命だ。主人公の綾瀬千早役には、10代を代表する若手人気女優、広瀬さんが映画初主演。そして、真島太一役の野村周平。綿谷新役の真剣佑。千早の永遠のライバル、若宮詩暢役に松岡茉優。そのほか、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也と次世代を担う若手俳優陣が勢揃いしている。また、メガホンをとるのは『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』など等身大の若者達をいきいきと描き、青春映画に定評のある小泉徳宏監督。“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生達の友情・恋・成長が、泣けるほどに熱い青春模様として鮮やかに描かれる。さらに、主題歌は「Perfume」による本作のために書き下ろされた新曲「FLASH」。メンバー自身が元々原作「ちはやふる」の大ファンという、運命的なコラボレーションが実現している。このほど発表された本作のDVD&Blu-rayは、通常版も豪華版も本編ディスクはBlu-ray/DVDセットの2枚組。豪華版は、上の句・下の句それぞれ、キャストによるコメンタリー“瑞沢高校競技かるた部編”(広瀬さん、野村さん、上白石さん、矢本さん、森永さん、MC:「キャイーン」天野ひろゆき)、“新編”(真剣佑さん)を収録。さらに、上白石さんが“競技かるた”のいろはを解説する新撮映像も収録。イベント映像集や未公開シーンなど貴重映像が収められている。封入特典には、作品プロデューサーの撮影日記、場面写真やオフショットなどで映画をふり返るブックレット。さらに、上の句の豪華版は、初回生産限定で上の句・下の句豪華版を収納できる特製アウターケース仕様となっている。『ちはやふる -上の句-』Blu-ray&DVDは9月28日(水)発売、レンタルは9月21日(水)より開始。『ちはやふる -下の句-』 Blu-ray&DVDは10月19日(水)発売、レンタルは10月12日(水) より開始。(cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年07月13日「ぴあ」調査による2016年4月29日、5月30日のぴあ映画初日満足度ランキングは、末次由紀の人気漫画を2部作で映画化した後編『ちはやふる -下の句-』がトップに輝いた。2位に漫画家・赤塚不二夫の人生に迫ったドキュメンタリー『マンガをはみだした男~赤塚不二夫』、3位にマーベルを代表するヒーローの禁断の戦いを描いたアクション・エンターテインメント『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が入った。その他の写真1位の『ちはやふる -下の句-』は幼い頃から“かるた”で遊んでいた千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)を中心に繰り広げられる青春群像劇。高校生になり“競技かるた部”を作った千早が、全国大会での勝利を目指し仲間たちとともに奮闘する様を描く。観客は個人戦ではなくチームで挑む姿感動したようで「ひとつのことに皆で力を発揮するのが新鮮だった」「ヒロインはもちろんほかの4人のキャラクターもはっきりしていてチームワークがよかった」「自分だけじゃない。ほかの人と繋がっている。苦しいことがあっても仲間がいることを感じた」などの感想を寄せた。“かるた”は誰もが1度はやったことがある遊びだが、本作の“競技かるた”はまるでスポーツのような迫力で描かれており、観客は「「ハイスピード撮影によりカルタが飛んでくる演出などとてもスリリング」「試合シーンは緊迫感があった」「恋愛、友情もアツいし、カルタ戦も緊迫感があった」とコメント。特に最強のクイーンと呼ばれるライバル・若宮詩暢(松岡茉優)を意識して試合に臨む千早の姿には、「全ての音を聞こうと気持ちを切り替えて集中するシーンがよかった」との声があがった。“仲間”“夢”“恋愛”など青春を彩るすべてが詰まった本作は、続編の製作も発表されており、観客は「ドキドキを感じさせる終わり方で続編がとても楽しみ」「続編が決まって嬉しい」「次も絶対観ます」と期待の声を寄せた。(本ランキングは、4/29(金)、5/30(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)『ちはやふる -下の句-』公開中
2016年05月02日末次由紀による人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇『ちはやふる-下の句-』が4月29日に封切り。同日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた初日舞台あいさつにて、本作の続編製作がサプライズ発表された。『ちはやふる』舞台挨拶その他の写真この日は主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉徳宏監督が勢ぞろい。続編製作の決定は、広瀬らキャスト陣にも“極秘”だったといい、スクリーンに「ちはやふる続編製作決定」の文字が映し出された瞬間、客席以上に壇上が驚きと喜びで大盛り上がりとなった。競技かるたに情熱を注ぐ高校生たちの恋と友情、成長を描く本作。主人公の千早を演じた広瀬は、「ファンの皆さんにとって、すでに(イメージが)出来あがった女の子ですし、2部作という特別な時間をいただき、こんなに『怖いな』と思ったことはなかった」としみじみ。「ここにいる皆さんのおかげで、千早を演じることができた」と共演者に感謝を伝えていただけ、その直後に明かされた続編決定に、「えっ、ごめんなさい。よくわからない。もう無理」と状況が飲みこめない様子だった。それでも、「夢じゃないですよね?うれしい」とようやく喜びを実感。主演女優として「原作の世界観は広いし、深いし、無限大なので、もっともっと(作品の魅力を)届けていきたい。上の句、下の句を超えるものを、ここにいるみんなと作りたいです。頑張ります」と誓いを新たにしていた。関係者によると、現時点ではクランクインや公開の時期は未定だという。『ちはやふる -下の句-』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年04月30日女優の広瀬すずが29日、都内で行われた映画『ちはやふる-下の句-』の初日舞台あいさつに、松岡茉優、野村周平、上白石萌音らとともに登壇した。主人公の綾瀬千早を演じた広瀬は「綾瀬千早は、原作ファンの方の中でも完璧に出来上がっている女の子で、(演じるのが)正直こんなに怖いなと思ったことはなかった」と吐露し、「でもその中で、それを変に意識せずに現場に行ける雰囲気を作ってくださったみんなと、同じ体温で同じものを吸収して、出し合ったその空間が、自分の中で不思議な感覚で、こんなにエネルギッシュに感じるものは最初で最後なんだろうなと思いました」と感慨深げに語った。また、同作を通じて得たものを聞かれると、キャストの面々は「友ですね。このキャスティングでできたのは素晴らしいし」(野村)、「一番大きいのは仲間ですね。みんなといる時間が楽しくて、一緒に畳の上で汗を流す時間が楽しくて、できることならまた戻りたいな」(上白石)と語るなど、別れを惜しむ雰囲気に広瀬は早くも涙ぐんだ。そんな中、原作者の末次由紀氏から出演者へサプライズで手紙が届けられると、広瀬は「一番ダメなやつだよ…」とつぶやき、「広瀬さんの両目が横長のスクリーンに大映しにされた瞬間、千早は広瀬さんにしか演じられないと強く思いました。(中略)。どんな場面の頑張ってくださって、本当に、本当にありがとうございます」とメッセージが送られると、大粒の涙を流した広瀬は、「ここにいるみんながいてくれたから千早ができて、この日を迎えることができました。本当にありがとうございます」と感謝した。さらに、MCが「広瀬さん、実はこのお手紙にはあと2行残っております」と明かすと、広瀬は「読み方がズルいですよ」と戸惑い、「皆さんが演じる新しいちはやふるが、もう1度見られることを心の底から喜んでいます。次回作もよろしくお願いします」と読み上げられると、広瀬は「待って、分からない、どういうこと?」と動揺し腰砕けに。その後、フォトセッションを終えて、締めのコメントを求められた広瀬は、「分からないけど、最後じゃないんだね。それがすごくうれしいし…分からない」と状況を飲み込めず、「私、たぶん千早できないかも」と吐露。これに野村から「お姉ちゃん(広瀬アリス)がいる」と代役を提案された広瀬は「ヤダ! やる!」と決意し、「公開された上の句と下の句を超えるものを、もう一度、ここにいるみんなと作りたいと思いました」と意気込みを語った。同作は、"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描き、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1,500万部(既刊30巻)を超える人気コミックス『ちはやふる』(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化したものの後編。このほか、同舞台あいさつには真剣佑、矢本悠馬、森永悠希、松岡茉優、小泉徳宏監督も登壇した。
2016年04月30日競技カルタに情熱を注ぐ高校生の青春を2部作で映画化した『ちはやふる-下の句-』が4月29日(金・祝)に全国公開。同日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた初日舞台挨拶で、本作の“続編”製作がサプライズ発表された。舞台挨拶には主演を務める広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉徳宏監督が登壇。この日、原作者・末次由紀氏からの手紙で、続編製作がキャスト&ファンにサプライズ発表されると、劇場内は興奮のるつぼと化した。広瀬さんらキャスト陣は続編決定について、事前に何も聞かされておらず、スクリーンに「ちはやふる続編製作決定」の文字が投影されると、抱き合って大喜び!その直前からすでに涙目だった広瀬さんは「ごめんなさい、よく分からない…」と完全にパニック状態で、「もう無理~!」と歓喜の声をあげた。それでも冷静さを取り戻すと、「今日が最後じゃないってことですよね?」と念押し。「原作の世界観は広く深く無限大。もっともっと(魅力を)届けたいし、上の句、下の句を超えるものをここにいるみんなで作っていきたい。頑張ります!」と力強く誓っていた。ちなみにサプライズ発表の前には、「千早というファンの皆さんにとって、完璧に出来あがった女の子を演じる。しかも2部作という特別な時間だったので、いままでこんなに『怖い』と思ったことはなかった」と心境を語っていた広瀬さん。それだけに続編製作の決定には、思いがあふれ出し、「これ、夢じゃないよね?」と自分の頬をパシっと叩く一幕もあった。関係者によると、キャスト陣は続投するものの、現時点でクランクインの時期や公開時期は未定。「お知らせできるのは、続編製作が決定したことだけ」だといい、今後解禁される続報に注目が集まりそうだ。『ちはやふる -下の句-』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年04月29日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月22日、小惑星探査機「はやぶさ2」のイオンエンジン連続運転を同日午後10時55分頃から開始すると発表した。小惑星「リュウグウ」を目指しているはやぶさ2は3月22日14時0分(日本時間)現在、30.01km/s(対太陽)の速度で航行しており、地球からの距離は2836万km。今回の連続運転は3月22から5月3日頃まで、800時間程度を予定しており、搭載されているイオンエンジン4台のうち3台を利用する。2014年12月3日に打ち上げられたはやぶさ2は2015年12月3日に地球スイングバイを実施。2018年6~7月のリュウグウ到着、2020年11~12月の地球帰還を予定している。
2016年03月22日公開初日を迎えた映画『ちはやふる 上の句』の舞台あいさつが19日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、広瀬すず、野村周平、真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、小泉徳宏監督が出席した。『上の句』の公開初日となったこの日の舞台あいさつには、主演の広瀬すずをはじめとするキャスト陣が勢揃い。役衣装姿で登場した広瀬は「長いような早いような、すごく不思議な感覚です」と初日を迎えた感想を述べながら、「役柄でも瑞沢高校という中でどんどん深まっていく絆をそのまま自然と作り上げてくれたみんながいました。お芝居をしていると嘘になってしまうことが多く、いつも反省することがあるんですけど、今回は仲良くさせてもらった皆さんに助けてもらった部分が多かったです」と共演者に感謝の言葉。その広瀬について小泉監督は「初めて会った時は声が小さくて主演を見誤ったかな? と思いましたが、慣れていくうちによく喋って、千早のように弾けるお芝居をして本物の女優が来たなという感じで安心しました。今の瞬間も1年前とは見違える気がします」と絶賛した。これを受けて広瀬は「そう思っていただけることはすごくうれしいです。ありがとうございます」と満面の笑顔を浮かべた。また、初めての主演作となった同映画の撮影で得たものについて「ここにいるみんなとの出会いは大人になってからも大きいと思います。笑顔でお芝居するのは私の中で難しいと思っているんですが、今回は本当にリアルに演じることができたんです。こんな感覚初めてでした」と自信。さらに「私が言うのもあれですが、若さってすごいなって思いました(笑)。みんなのエネルギーがすごすぎて、負けてられないと思い、千早で一番はしゃいでやろうと思いましたが、矢本くんや周平くんには叶いませんでした。次に会う時は追いつけるように頑張ります!」と負けん気な一面ものぞかせていた。2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミック累計発行部数1500万部(既刊30巻)を超える大人気コミックスを実写映画化した本作。"競技かるた=百人一首"に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を、瑞々しくも熱い青春模様として描いている。
2016年03月19日いよいよ二部作の前編『上の句』の公開を控える、広瀬すず主演『ちはやふる』。公開される今月19日(土)同日、後編『下の句』の劇場版前売り券が発売されることが決定。購入者特典として、数量限定でオフショット満載のクリアファイルが配布されることが分かった。“競技かるた”でいつも遊んでいた幼なじみの千早、太一、新の3人。高校生になった千早は、再開した太一と共に“競技かるた部”を作り、全国大会を目指していた。「全国大会に行けば、新たに会えるかもしれない!」。千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員になる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の眩しいほどにまっすぐな想いと情熱が交差する、熱い夏が来る――。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数は1,600万部を超える大人気を博している末次由紀の同名コミックス。映画化にあたり監督を務めたのは、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で等身大の若者たちを活き活きと描き、青春映画に定評のある小泉徳宏。キャストには、主人公・綾瀬千早を演じる広瀬さんをはじめ、真島太一役に野村周平、綿谷新役に真剣佑、そのほか上白石萌音、松岡茉優などいま旬のキャストが勢揃いし、大きな注目を集めている。完成披露試写会が「LINE LIVE」で配信されるなどその注目度増す一方、ついに本作の前編である『上の句』の公開が来週末より公開される。これに併せて4月に公開される『下の句』のポスター、チラシ、予告編が掲出・上映されるのだが、同日、『下の句』の劇場前売券も発売開始となる。購入者特典として「瑞沢高校かるた部」通称「チームちはやふる」のメンバー自身が撮影したオフショットが満載の映画館限定「チームちはやふる思い出クリアファイル」がプレゼントされる(数量限定)。また、原作の掲載誌である女性向けコミック誌「BE・LOVE」(講談社)の表紙を「ちはやふる」がジャックすることが決定。3月15日(火)発売予定の「BE・LOVE」7号の表紙には、千早(広瀬さん)、太一(野村さん)、新(真剣佑さん)の3人のはかま姿が、裏表紙には、末次氏描き下ろしの、同じ柄のはかま姿の千早、太一、新が登場するという。『ちはやふる -上の句-』は3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は4月29日(金・祝)より全国にて二部作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる-上の句- 2016年3月19日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる-下の句- 2016年4月29日より全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2016年03月10日女優の広瀬すずが2月24日に、都内で行われた主演作『ちはやふる』の完成披露試写会に出席。自身にとって初の主演映画で、「すべてをかけた作品。いいのか悪いのか、先頭に立たなくちゃという責任とか、まったく意識しなかった。共演の皆さんに引っ張っていただき、同世代のパワーをこんなにもらえるんだと感じることが、私にとって財産になりました」と感無量の面持ちだった。その他の写真末次由紀による大人気コミックを2部作で実写映画化した青春群像劇。『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏が監督・脚本を務め、「競技かるた=百人一首」に情熱を注ぐ高校生たちの友情や恋愛、成長を描く。完成披露試写会には広瀬(綾瀬千早役)をはじめ、野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、清水尋也(須藤暁人役)、松岡茉優(若宮詩暢役)、小泉監督が勢ぞろいした。小泉監督は「将来有望な、若い才能が集まった作品。将来のスターの目撃者になってもらえれば」とアピール。主演の広瀬については、「お芝居が上手なのはもちろん、ここぞと追いつめられた瞬間、素晴らしい演技をバシッと決めてくれる。これがスターなんだと実感した」とベタ褒めした。また、迫力ある競技シーンのため、1秒に1000コマ撮影できるスーパースローカメラを使用しており、「松岡さんは1コマたりとも、変顔がなかった」と告白。この発言に、野村は「こっちも一生懸命、やっているのに」と食ってかかった。この日は本作を象徴する歌「千早ぶる 神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」にちなみ、キャスト陣が紅(くれない)カーペットを練り歩き、天井からは紅葉が舞い降り、会場を真っ赤に染め上げていた。『ちはやふる-上の句-/ちはやふる-下の句-』≪上の句≫3月19日(土)≪下の句≫4月29日(金・祝)2部作連続公開取材・文・写真:内田 涼
2016年02月24日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月26日、小惑星探査機「はやぶさ」で培った電力制御技術を活用した「デマンドコントローラ(デマコン)」のデモンストレーションを公開した。「はやぶさ」では宇宙機として初めて電力のピークカット技術が導入されていた。JAXAは同技術をエネルギーマネジメントシステム(EMS)に活用する取り組みを進めており、今回の技術開発はその流れを汲むものとなる。デマコンとは、同時に使用されている機器の消費電力を監視し、設定された規制値を超過しないように警告や自動警告を行う装置のこと。従来のデマコンは、基本的に事業所向けで、あらかじめ決められた優先度に従って、電気の遮断・停止、削減を行う機能に限定されている。優先度を収集して、デマンド削減の指令を与えるためには双方向の通信が必要なためシステムが複雑化するほか、機器によってはインバーター化されていない場合があり、きめ細かい調整能力を得ることができない。これに対し、今回の技術は、変動する個々の機器での優先度に対しても、サーバーを要さずにきめ細かい電力の割り付けを可能とするもので、事業所だけでなく家庭でも高機能なデマコンの導入を可能とし、電気料金の低減・エコなどのメリットがある。○一方向の通信のみで機器を制御JAXAは今回、家庭向けと事業所向けソリューションのデモを実施した。家庭向けソリューションは、全体の電力消費量を監視するセンシングモジュール、その情報を各機器に展開するメディアコンバーター、メディアコンバーターから情報を受け取るスマートブレーカーという構成になっている。仕組みとしては、設定した規制電力を超過したときに、センシングモジュールがどれくらい超過しているのかという情報をメディアコンバーター経由で各機器が接続されているスマートブレーカーに送信する。各スマートブレーカーは送られてきた情報をもとに並列処理を開始し、その時点で一番電力を消費しているコンセントが切れる。例えば、電圧が100Vの住戸で使用可能電力が10Aに設定されている時に、800Wを消費するIHクッカーと600Wを消費するドライヤーを同時に使用した場合、合計消費電力は1400W(14A)となり上限値を超過してしまう。そうすると、各スマートタップが並列処理を開始し、より電力を消費しているIHクッカーが自動的に切れるというわけだ。このソリューションでは、機器を切るべきかどうかは各スマートブレーカーが判断するため双方向の通信が必要ない。また、スマートブレーカーを付け替えるだけで電力制御の対象とする機器を変更することができるほか、既存のコンセントと混在していても運用が可能なため、各家庭ごとの家電製品の使用状況に柔軟に対応することができる。一方、事業所向けソリューションはエアコンの電力制御にフォーカス。仕組みとしては家庭向けと基本的には同じで、センシングモジュール、メディアコンバーター、レシーバーモジュールを用いる。デモでは、業務用エアコンにレシーバーモジュールを取り付けることで、消費電力が設定値を超えた時にエアコンが自動で電力削減モードへ切り替わるようになっていた。同ソリューションは電力制御機能のほか、既存の機器をほとんど改造すること無く導入可能であるため、導入経費が低く済むこともメリットであり、販売に向けてJAXAは家庭用は6-8年、事業所用では数年で元が取れるような末端価格を目指したいとしている。
2016年01月28日女優・広瀬すずが、ファッションショー「第22回東京ガールズコレクション 2016 SPRING/SUMMER」に初めて参加し、主演映画『ちはやふる』(「上の句」3月19日/「下の句」4月29日公開)の劇中衣装である袴姿で登場することが26日、明らかになった。TGCは、2005年8月から年2回開催している最大級のファッションフェスタ。約100名の人気モデルが登場し、ファッションショーをはじめ、アーティストによるライブや、注目のアイテムに触れられるブースなど、さまざまなコンテンツが展開され、毎回話題を呼んでいる。第22回となる今回は、映画「上の句」の公開初日と同日(3月19日)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される。そんな初のTGCを前に、「ドキドキしてますが、あのキラッキラなステージに立てることが楽しみで仕方ない」と心待ちにしている様子の広瀬。劇中衣装の袴を着て初TGCランウェイを披露する予定で、会場に集まる約3万人の大観衆を思い浮かべながら、「たくさんの女の子のパワーに負けないように頑張ります!」と力強くアピールしている。漫画家の末次由紀氏が手がけた映画原作コミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,500万部(2016年1月現在。既刊30巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。広瀬のほか、真島太一役として野村周平、綿谷新役として真剣佑も出演。2人は、広瀬とともにTGCに登場する。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2016年01月26日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月24日、小惑星探査機「はやぶさ2」が同月3日に実施した地球スイングバイについて、結果の詳細を報告した。すでに、地球スイングバイが成功だったことは14日のプレスリリースで公表されていたが、今回、誤差300mという高い精度で軌道誘導できていたことなどが明らかになった。地球スイングバイは、地球の重力と公転を利用して、探査機を加速/減速させる技術である。燃料を使わずに加速/減速できるというメリットがあるが、目的の軌道に乗せるためには、極めて正確に探査機を誘導して、正しいルートを飛ばす必要がある。進入時の誤差が大きいと、軌道の誤差が大きくなり、修正のための燃料消費量が増えてしまう。はやぶさ2は、化学エンジン(RCS)を使った軌道修正を2回実施した。1回目(TCM1)は11月3日で、噴射時間は合計3.95秒。これで軌道の誤差を400kmから11kmへと縮小させた。さらに、11月26日の2回目(TCM2)で0.80秒の噴射を行い、この結果、誤差は11kmから3kmまで小さくなった。TCM1に先立ち、9月1日~2日には、イオンエンジンを使った軌道修正(IES-TCM)も実施していた。ここでイオンエンジンを使ったのは、RCSの燃料消費を少しでも抑えるためだ。RCSは小惑星に到着後、タッチダウンなどで使用する。未踏の小惑星では、何が起こるか分からない。燃料さえあれば自由度は増すので、少しでも節約しておきたいのだ。JAXAは当初、12月1日に3回目(TCM3)を実施する予定であったが、11月30日に軌道を推定したところ、TCM2までで十分な精度を達成できたことが分かり、TCM3はキャンセル。津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネージャによれば、「30km以内なら成功と見ていた」とのことで、3kmの誤差であれば、イオンエンジンの燃料消費もほとんど増えない。TCM3をキャンセルしたことで、JAXAは誘導目標点を変更、当初の的の中心から、3km離れたTCM2後の予測点を新ターゲットに設定した。スイングバイ後に軌道を正確に解析したところ、実際にはやぶさ2が通過したのは、そこから300mほど離れた地点だった。これにより、JAXAは「最終的な軌道誘導精度は300mだった」と結論付けた。「当初の目標地点から3km離れているんだから、軌道誘導の精度は3kmでは?」と思うかもしれないが、もし12月1日にTCM3を実施していたら、ほぼ同程度の精度で、的の中心近くを通過することが可能だったと見られている。上記の「精度は300m」には、そういう意味があるのだ。本来は30kmの精度でも良かったので、地球スイングバイだけを考えれば、そこまで高い精度を狙う必要は無かった。しかし地球帰還時、大切な小惑星のサンプルが入ったカプセルを分離するときには、やはり高い精度の軌道誘導が必要になる。今回は、そのリハーサルとしても考えられており、十分な能力があることを実証できた形だ。また、地球スイングバイの前後には、はやぶさ2に搭載された観測機器による試験撮影なども行われた。宇宙空間を航行中は、何を撮影しても点にしかならないのだが、地球や月を近くから撮影すれば、機器の健全性を確認できる。地球スイングバイは、小惑星到着前にそれができる、唯一の貴重な機会でもある。はやぶさ2は基本的に、太陽電池パドルを太陽に向けた「巡航姿勢」で飛行している。一方、観測機器の多くは底面側に配置されているため、地球を観測するためには底面側を地球に向けた「観測姿勢」にする必要がある。スイングバイ前は、両者の差が大きく、かなり姿勢を振らないといけなかったが、日々姿勢を切り替えることで対応した。この姿勢制御には、リアクションホイールとRCSを併用した。RCSでは偶力噴射を行うことで、軌道は変えずに姿勢だけを変えるようにするが、スラスタにバラツキがあるため、どうしても横方向の微小な推力が発生してしまう。これが軌道の誤差の原因になるため、軌道への影響を評価しながら慎重に運用を行ったという。スイングバイ後は、巡航姿勢との差が小さくなるため、観測姿勢を維持しながら、観測に注力。そして12月22日に巡航姿勢に戻し、一連のスイングバイ運用を完了した。この結果、4つ全ての観測機器に対し、問題無いことが確認できた。今後は、いよいよ小惑星リュウグウへ向け、イオンエンジンの本格的な運転が開始されることになる。今までの稼働時間は累計600時間程度だが、これからは約7,000時間(約292日分)も動かさないと、リュウグウに到着することができない。津田プロマネは「緊張を強いられる運用になる」と、今から気を引き締めた。初号機では、イオンエンジンやリアクションホイールに不具合が出てしまったが、今のところ、はやぶさ2の機器は全て順調だ。イオンエンジンの運転は2016年3月~4月から開始する予定で、津田プロマネは「我々には初号機の経験があるものの、はやぶさ2もまだ挑戦。日々起きることをハラハラドキドキしながら見守って欲しい」と呼びかけた。
2015年12月25日真剣になるほど“自分との戦い”になる競技の世界『ちはやふる』(末次由紀/講談社 BE LOVE KC)既刊29巻30歳になる頃、テニスにめちゃくちゃハマりました。中学の頃からやってはいたけど、なかなか上手になる機会がなくて、社会人になってスクールに通い始めたら止まらなくなりました。レッスンを毎日のように受け、試合は自分の欠点を知るため、レッスンは欠点を直すためと、身体と頭をフル回転させて取り組みました。生活を傾けるほどのハマりようだったけど、そこで学んだことはとても多かった。真剣に取り組めば、試合は他人とではなく自分との戦いになること。負けて悔しいのは、自分の身体が思い通りに動かなかったから。ちゃらちゃらと遊びながら試合に出ていた頃にはわからなかったことです。さて、『ちはやふる』は、競技かるたに夢中になり、青春(もしくは人生?)をかける人たちにスポットを当てた作品です。“競技かるた”という、それほど知名度の高くない種目をテーマにしたことも興味深いですが、なにより、構成や説教要素がものすごくいいんです。人生かけられるものが見つかるって、幸せなことです。そこに偶然才能があったら最高。でも、自分になんの才能があるかなんて誰にもわからないから、子どもの才能を見つけて伸ばしてやるのが親の勤めじゃないかと思っています。私が子どもの頃は、「漫画を読むと馬鹿になる」なんて言われて、めちゃくちゃ否定されてました。だけど結局、今こうやってマンガでご飯食べてるわけです。10年後、20年後にどんな職業が生まれて、今あるどんな職業が落ちぶれてしまうかなんて、誰にもわかりません。子を持つ親には、子どもがやりたがることを否定しないで、温かく見守る寛容さが欲しいですね。コンプレックスをどう活かすかが人生を左右する(c)PROmrhayata主人公の千早(ちはや)には美人の姉がいて、家族は姉のモデル業のサポートで手一杯です。でも、千早がかるたと出会ったおかげで、「千早がかるたをやっている限り大丈夫」と、親は千早とかるたを信じてくれます。きょうだいに対するコンプレックスって、きょうだいがいる限り宿命のように思います。でも、そのコンプレックスをどう活かすかが人生を左右すると思うんです。子どもの頃の自己否定は、何かに邁進する活力に変えなければいけません。千早はその最適な対象と出会ったのだと思います。私は、競技かるたはわかりませんが、勝負に対する真摯な気持ちは理解できます。真面目に練習に取り組んで試合に出るからこそ、負けて悔しいし、自分に言い訳ができないから成長するのだと思います。人生傾けるほど練習せずに、試合に負けて悔しいのとは、意味が違う。そんなことも、『ちはやふる』ではちゃんと教えてくれるんです。珍しい競技を取り上げたからでも、絵がかわいいからでも、太一がかっこいいからでもない。人として学ぶべきこと、幸せの形、そういうものが競技かるたというテーマにすべて集約されています。『ちはやふる』は作品全体のクオリティがとっても高いと思います。夏休みの指定図書なんかにしてもいいんじゃないかと思うくらい。声を上げるようなことはないけど、読んでいる最中ずーっとじわじわきて涙が止まりません。ところで、競技かるたを取り上げたマンガって、他にもいくつかあるみたい。どれも同時期に作品になっているので、もしかしたら協会が宣伝活動に励んでいたのかもしれないですね。そんな大人の事情もちょっぴり気になります。Text/和久井香菜子
2015年12月24日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月14日、2015年12月3日の夕方から夜にかけて実施した地球スイングバイの後の小惑星探査機「はやぶさ2」の軌道の計測と計算を行った結果、軌道は約80°曲がり、速度も約1.6km/s上がり、約31.9km/s(太陽に対する速度)となり、目標としていた数値を達成したことを確認したと発表した。またはやぶさ2は、スイングバイ後に搭載している光学航法カメラを用いて、地球中心から約34万kmの距離で地球をカラー撮影することにも成功したという。今回のスイングバイの実施を受け、津田プロジェクトマネージャは、「すべての関係者の皆様、運用を見守っていただいた皆様に、感謝申し上げます。「はやぶさ2」に携わるメンバー全員力を合わせ、挑戦の航行を続けます。小惑星探査機「はやぶさ2」はスイングバイにより軌道エネルギーを獲得し、これより地球を離れます。進路「Ryugu(リュウグウ)」。それでは地球の皆さん、行って参ります」とコメントしている。なお、12月14日0時(日本時間)時点のはやぶさ2は、地球から約415万km、太陽から約1億4485万km、巡航速度は秒速約32.31km(太陽に対する速度)となっており、スイングバイ後、太陽の重力の影響で加速している状態にあるという。
2015年12月14日テクノポップユニット・Perfumeが、女優・広瀬すずの初主演2部劇場作『ちはやふる』(「上の句」2016年3月19日/「下の句」4月29日公開)の主題歌として新曲「FLASH」を提供することが3日、発表された。Perfumeが実写映画の主題歌に楽曲を提供するのは、今回が初。漫画家の末次由紀氏が手がけた原作コミック『ちはやふる』は、2010年に「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、累計発行部数は1,400万部(2015年10月現在。既刊29巻)を超えるヒットを記録。"畳の上の格闘技"とも呼ばれる「競技かるた」に懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長を描いている。主題歌への起用は、北島直明プロデューサーからのオファーがきっかけ。「主題歌は、和歌に込められているきらびやかで、鮮やかな世界観や、登場人物たちのキラキラした青春群像を表現したい」と考えて声をかけたところ、3人のメンバーも原作の大ファンであることが判明したという。さらに末次氏もまた、Perfumeのファンということもあり"相思相愛"。かるたを取る一瞬の様子を想像させる歌詞になっており、「ちはやぶる」というフレーズが幾度も登場する。メンバーのあ~ちゃんこと西脇綾香は「主題歌のお話をいただいた時はほんっとうにうれしかったです! 前のめりで受けさせていただきます! と伝えたのですが、それだけでは体の中の熱い熱い興奮が収まりきらず、会議室でライブさながらの喜びのジャンプを披露してしまったくらい」に大感激。音楽プロデューサーでCAPSULEのコンポーザー・中田ヤスタカによって書き下ろされた楽曲には、「歌っていても何だかドキドキして止まらなくて、私(広瀬)すずちゃんじゃないのにもう試合をしている気分で、その緊張から気づいたらものすごい強い握りこぶしを握って歌っていました」と思わず笑みも浮かべながら語るように、強い刺激を受けたようだ。かしゆかこと樫野有香も、「息をすることを忘れるような張り詰めた空気と共にすごく温かい気持ちになるこの作品に携われて本当に光栄」と口をそろえる。のっちこと大本彩乃は、「漫画でもアニメでも大好きで、かしゆかから長年借りパクしてたこともある」と漏らした。映画も「わ~、主演広瀬すずちゃんなんだ! 絶対に見に行こ!! と普通に楽しみにしていた」ほどだったが、主題歌を担当するとは思っていなかったようで、西脇同様に「飛び上がりました(笑)」と大喜び。「はあ~(本作主人公の)千早ちゃんたちにも聞いてもらいたいな~」とウキウキが止まらない様子だ。そんな綾瀬千早演じる広瀬は、「本当に偶然、撮影現場で瑞沢かるた部のみんなとPerfumeさんの曲でよく歌ったり踊ったりしていた」と告白。続けて、「『ちはやふる』という映画は、こういう映画なんだと主題歌を聴いた時に思いました。1人1人の繊細で熱い気持ちがすごく切なくなりました。すてきすぎました」と感慨を述べた。さらに、原作の末次氏も「和の雰囲気の中にもエレクトリカルなPerfumeさんらしい音のたたみかけがあり、踊りだしたくなります。そして踊っているPerfumeさんたちの姿を想像してしまいます」と絶賛しており、「元気で明るく疾走感もあるのに雅(みやび)で、とても『ちはやふる』に合った楽曲でうれしいです。ありがとうございます」と感謝を口にした。(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
2015年12月04日既報のように、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日19時8分、地球スイングバイを実施した。現時点で探査機の状態が健全であることは確認できており、JAXAは今後1週間程度かけて、計画通りの軌道に入れたかどうか確認するという。「地球スイングバイが成功したかどうか」に注目が集まるだろうが、今回は惑星周回軌道への投入などと違い、エンジンを噴射するイベントではないので、地球に接近する飛行経路さえ正しければ、探査機に何があっても物理法則通りに飛行する。そういう意味では、11月3日と26日に行った2回の軌道制御(TCM1/2)ですでに勝負は決まっている。おそらく注目すべきポイントとしては、今回、はやぶさ2が初めて日光が当たらない日陰に入るということだろう。はやぶさ2にとって電力は生命線。太陽電池パネルに日光が当たらないと発電できなくなってしまうため、はやぶさ2はリスクを避け、小惑星近傍でも日陰に入るような運用は行わない予定だ。はやぶさ2にとって発電できなくなるということは"異常事態"のため、通常、このようなときはセーフモードに入るような仕組みになっている。そのままだと地球スイングバイ中にこれが機能してしまうため、事前にそうした安全機能を無効化する必要があるという。いつもと違う設定で飛行する日陰を無事に乗り切れるか、懸念するとすればそこだ。地球スイングバイ後、記者会見に応じた吉川真・はやぶさ2ミッションマネージャによれば、はやぶさ2からの電波は、19時25分ころにNASAのキャンベラ局で受信。その後、探査機の姿勢、電源の状態、各部の温度などをチェックしていき、19時29分ころ、主要な装置に全て異常が無いことが確認できたとのこと。地球スイングバイで計画通りの軌道に入ったかどうかについては、前述のように今後1週間程度かけて確認する予定だが、物理法則通りに飛行するだけなので、「大外れすることは無いだろう」(吉川氏)と見られる。また今回、地球に接近するチャンスを利用して、はやぶさ2を観測するキャンペーンが行われたが、同日21時の段階で20件もの観測例が報告されている。吉川氏は「はやぶさ2はこれからリュウグウに向かう。多くの人が出発を見届けてくれたのは本当に嬉しい」と感謝を述べた。なお地球スイングバイ後に、津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネージャが寄せたコメントは以下の通り。「はやぶさ2は、計画通り、地球最近点を通過しました。地球スイングバイ後のはやぶさ2は元気そのものです。これで1つの山場を越えましたが、はやぶさ2にとっては、小さな山に過ぎません。これから一路リュウグウを目指して、挑戦の航法を進めてまいります。引き続き、太陽系の船旅を、皆様と苦楽を分かち合いながら、乗り越えて行ければと思っています」はやぶさ2関連記事・【速報】小惑星探査機「はやぶさ2」が地球に最接近・【レポート】「はやぶさ2」は12月3日19時7分に地球に最接近 - 日本からは観測のチャンスも・【レポート】小惑星探査機「はやぶさ2」の各部をチェック! - 初号機からはこう変わった・【レポート】「はやぶさ2」は浦島太郎? - 目指す小惑星の名前は「リュウグウ」・【レポート】はやぶさ2打ち上げ - 青空の中を飛び立った「はやぶさ2」、打ち上げを写真と動画で振り返る
2015年12月03日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月3日、小惑星探査機「はやぶさ2」が同日の夕方から夜にかけて地球スイングバイを実施し、19時08分に地球に最接近し、ハワイ諸島付近の太平洋上空約3090kmを通過したと発表した。発表によれば、アメリカ航空宇宙局(NASA)深宇宙ネットワーク局の支援を受けた探査機運用により、最接近後の探査機の状態は正常であることを確認したという。現在、はやぶさ2プロジェクトチームは地球スイングバイ後の「はやぶさ2」の軌道の計測と計算を行っており、同探査機が目標とする軌道に入れたかどうかの確認には1週間程度かかる見込みだという。
2015年12月03日宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が12月3日、地球スイングバイを実施した。地球への最接近は同日19時8分ころ。この地球スイングバイにより、計画通りの軌道に入れたかどうかは、今後の詳細な解析を待つ必要があるものの、今のところ機体の状態は健全で、特に問題は確認されていないようだ。はやぶさ2は地球スイングバイの前後20分程度、打ち上げてから初めての日陰に入る。19時18分ころ日陰を出て、それからNASAのキャンベラ局と通信を開始するため、無事に日陰を通過できたかどうかは、それ以降に分かることになる。ただ、この時点で分かるのは機体の状態だけで、軌道の確認には1週間程度かかる見込みだ。はやぶさ2はちょうど1年前の2014年12月3日に打ち上げられた。天体の引力と公転を利用して軌道を変えるスイングバイ航法により、速度を30.3km/sから31.9km/sへと1.6km/s増やし、目的地である小惑星リュウグウに向かう計画。そのため、これまでの1年間は、地球に近い軌道を飛行していた。はやぶさ2関連記事・【レポート】「はやぶさ2」は12月3日19時7分に地球に最接近 - 日本からは観測のチャンスも・【レポート】小惑星探査機「はやぶさ2」の各部をチェック! - 初号機からはこう変わった・小惑星探査機「はやぶさ2」の機体が完成 - JAXAが機体を公開(写真104枚)・【レポート】「はやぶさ2」は浦島太郎? - 目指す小惑星の名前は「リュウグウ」・【レポート】はやぶさ2打ち上げ - 青空の中を飛び立った「はやぶさ2」、打ち上げを写真と動画で振り返る
2015年12月03日コミックス累計発行部数1,400万部を超える大ヒット漫画を広瀬すず、野村周平、真剣佑ら最旬若手俳優たちで実写化する映画『ちはやふる』。この度、本作の主題歌を、今年結成15周年を迎える大人気テクノポップユニット「Perfume」が務めることが決定。本作のために描き下ろしの新曲「FLASH」を提供することが分かった。原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得、さらに2011年第35回講談社漫画賞少女部門受賞する大人気コミック。幼なじみの千早・太一・新の3人は“競技かるた”でいつも遊んでいた友だち。千早は「かるたを教えてくれた新に“強くなったな”って言われたい」と純粋な想いで競技かるたを続け、高校生になった千早は、再会した太一と主に“競技かるた部”を作り全国大会を目指す。「全国大会に行けば、新に会えるかもしれない!」千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部の一員となる太一。千早、太一、新、そして瑞沢高校競技かるた部の、まぶしいほどに真っ直ぐな想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る――。この度、本作の主題歌に「Perfume」の新曲「FLASH」が決定。北島直明プロデューサーは「『ちはやふる』は、“競技かるた=百人一首”を題材とした作品であり、主題歌は、和歌に込められている煌びやかで、鮮やかな世界観や、登場人物たちのキラキラした青春群像を表現したい」と明かし、その世界観を表現できるアーティストとして彼女たちにオファー。元々「Perfume」メンバーが原作の大ファンであり、さらには原作者・末次先生も「Perfume」ファンということで、作品と主題歌が相思相愛という運命的な豪華コラボが実現した。「Perfume」のあ~ちゃんは今回のオファーを受けて「ほんっとうに嬉しかったです!!前のめりで受けさせていただきます!と伝えたのですが、それだけではからだの中の熱い熱い興奮が収まりきらず、会議室でライブさながらの喜びのジャンプを披露してしまったくらい(笑)」と喜びを表現。また、楽曲については「中田さんが書き下ろしてくださった楽曲は、本当にうたをよんでいるような歌詞と音楽で、サビではカルタの試合をしているような勢いと気迫が伝わってきました。うたっていてもなんだかドキドキして止まらなくて、私すずちゃんじゃないのにもう試合をしている気分で、その緊張から気付いたらものすごい強い握りこぶしを握ってうたっていました。笑」と、仕上がりに自信を覗かせた。また、メンバーのかしゆかもオファーを大喜びしたそうで「夢にも思いませんでした!息をすることを忘れるような張り詰めた空気とともにすごく温かい気持ちになるこの作品に携われて本当に光栄です」とコメント。のっちも元々原作の大ファンだと言い、「映画版のキャストが公開になって、わ~、主演広瀬すずちゃんなんだ!絶対観に行こ!!!と普通に楽しみにしていたので、主題歌のお話を聞いて飛び上がりました(笑)」と話し、「FLASH」について「静かに燃やす情熱とその解放、をイメージして、 演者の皆様の表情や所作、作中の『千早振る』の解釈を頭に浮かべながら一生懸命歌いました」と収録をふり返った。主人公・綾瀬千早役を演じる広瀬さんは「本当に偶然、撮影現場で瑞沢かるた部のみんなと『Perfume』さんの曲でよく歌ったり踊ったりしていたんです。だからびっくりしました!それ以上にうれしかったです!ありがとうございます。『ちはやふる』という映画は、こういう映画なんだと主題歌を聴いたときに思いました。1人1人の繊細で熱い気持ちが凄く切なくなりました。素敵すぎました」と楽曲への感想を寄せた。『ちはやふる -上の句-』は2016年3月19日(土)、『ちはやふる -下の句-』は2016年4月29日(金・祝)より、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ちはやふる上の句 2016年3月、全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社ちはやふる下の句 2016年4月、全国にて公開(C) 2016 映画「ちはやふる」製作委員会(C) 末次由紀/講談社
2015年12月03日