『料理の鉄人』(フジテレビ系)の“中華の鉄人”として一躍有名になり、その後も、NHK『きょうの料理』の講師のほか、四川料理の普及や後進の育成に務めていた陳建一さん(3月11日逝去、享年67歳)。日本人に合った麻婆豆腐を広めた存在でもあり、「本場四川の味そのままでは日本人には受け容れられないため、香辛料の使い方を変え、豆腐を新開発するなどの試行錯誤の末、他店では見られない、また中国本土のものとも一味違う独自の一品を世に送り出し、消費者から高い評価を得ている」と、2008年には厚生労働大臣が卓越した技能者を表彰する「現代の名工」となった。そんな陳さんが38歳の頃、『女性自身』1994年11月22日号、「『料理の鉄人』が明かすああ懐かしの修業時代」に登場。四川料理を日本に初めて紹介した父・建民さんからは「彼女に食べさせるつもりで作れ」と教えられたことなどを語っていた。「学生時代は、豪華で雰囲気のいいところばかり選んで飲食店のアルバイトをしていました。料理人になるつもりだったから、和洋問わず食べ歩きもしましたよ」「父の下で、朝7時から夜中1時まで働きどおし。厨房の清掃も私の仕事。冷蔵庫や台の上を手で触って少しでも汚れがつくと、掃除はやり直しでした。先輩たちへのコーヒーも、出すタイミングが悪いとまたやり直し」「7年目に初めて調理させてもらった。でも、味は盗むもので誰も教えてはくれない。だから、お客さんの残したものや、皿についた汁などを小指ですくって口で確かめるわけ。その味覚を忘れないようにメモしたり、料理の切り抜きを貼ったノートは、段ボール何箱分も残っています。それが僕の宝ですね」多くの常連客をうならせた“人を幸せにする四川料理”は、下積み時代の苦労なくしては生まれなかったのだ。
2023年12月21日グルメイベント「東アジア食彩フェスティバル」が、2023年10月28日(土)・29日(日)に静岡・グランシップにて開催される。中国四川や韓国グルメを楽しむ「東アジア食彩フェスティバル」「東アジア食彩フェスティバル」は、中国・韓国の食文化を堪能できるグルメイベント。四川料理の祭典「四川フェス」と、韓国の激辛料理専門家の金成姫とのコラボレーションにより、中国四川や韓国など本場の激辛料理が集結する。本場の激辛料理が集結会場には、東京、愛知、静岡など全国各地の四川料理店が一堂に集結。静岡に四川料理を広めた静岡の名店「静岡四川飯店」や、天秤棒を担いで売っていた味を再現した担々麺を提供する愛知の「担々麵や 天秤」、四川省濾州の味を堪能できるつくばの「麻婆十食」などが出店する。韓国料理では、ヤンニョムチキンやビビンバ、キムチなどを販売する店舗が揃う。東京の「李苑」や静岡の「ジヌ家」、「京昌園」などが提供する本格韓国グルメを味わうことができる。マカロンなどスイーツや静岡の地酒もまた、クリームたっぷりのマカロンなど韓国スイーツ、中華料理屋が本気で作る杏仁豆腐から生まれた杏仁豆腐味のクリームを使用したクロワッサンなど中国スイーツも販売。加えて、静岡の地酒も展開される。中国伝統芸能の変面など雑技のパフォーマンスさらに、中国伝統芸能の変面、京劇、壺回しといった雑技も無料で鑑賞可能。グランシップ中ホールにて「韓国文化の日」も同時開催されるため、テコンドーやK-POPといった韓国文化に触れることもできる。開催概要「東アジア食彩フェスティバル」開催期間:2023年10月28日(土)・29日(日)時間:10月28日(土) 11:00~19:00、10月29日(日) 10:00~16:00場所:グランシップ芝生広場住所:静岡県静岡市駿河区東静岡2-3-1入場料:無料※雨天決行、荒天中止。<出店店舗/メニュー例>・担担麺や天秤(愛知県)老担担麺 500円・マーボタカハシ(静岡県)麻婆豆腐 700円・四川料理・麻辣十食(茨城県)パンダマン 600円/2個、汁なし担担麺 800円・手巻き焼肉 韓国料理 アカリヤ(静岡県)新大久保の食べ歩き定番メニュー チーズ入りトッポギ 500円、大人気!特製チヂミ 小300円 大600円、韓国屋台グルメの定番‼話題のくねくねおでん 1本200円・韓国マカロン&スイーツ ルミエール(静岡県)クリームたっぷり 390円・ジヌ家(静岡県)※28日(土)のみヤンニョムチキン600円、キンパ600円、ホットク300円
2023年10月26日人形町の街角になじむモダンな中国料理店オーソドックスな逸品からモダンな皿まで色彩豊かに特別な日にふさわしい、洗練の空間人形町の街角になじむモダンな中国料理店人形町の街角でひと際目をひく、洗練された門構え【中国菜 ARATA】が佇むのは、東京メトロまたは都営浅草線 人形町駅から徒歩3分とアクセス便利な場所。モダンな外観に、料理への期待感が高まります。温かなおもてなしのなかで、五感に響くコース料理を満喫できます。間近にシェフのパフォーマンスを見られるカウンター席店内は、オープンキッチンを囲むようにコの字型のカウンターを構えた、上質な空間。提供されるコースは、昼も夜用意されているから、シーンや気分に合わせて選べます。秀逸なセレクトが光る日本ワインとのマリアージュもまた楽しみ。オーソドックスからモダンな皿まで色彩豊かにコースの要となる魚介類は、シェフ自らが毎朝豊洲市場に出向いて買い付けます調味料からできる限り自家製にこだわるなど、有名料理店から独立したシェフが振舞う料理はどれも逸品ぞろい。オーソドックスな四川料理が楽しめるランチと、四川料理の伝統を継承しつつも独自のアレンジが光る、高級食材と色彩豊かな盛り付けが魅力のディナー。どちらもコースも評判です。ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。『桜花』ランチコース『桜花』3300円(税込)。選べる〆がうれしい『桜花』は、前菜、スープ、点心、メイン料理に加え、担々麺もしくは麻婆豆腐とライスから選べる食事が付くランチコースです。食後のデザートと中国茶まで、お店の味を網羅できる内容が魅力です。『天府』基本のディナーコース『天府』。旬の食材がふんだんに使用されています『天府』は、四川料理の魅力を知るのにぴったりの、オーソドックスなディナーコースです。アミューズのお粥を皮切りに、新鮮な海鮮や野菜を使ったメニューが日替りで織り成す、充実のラインナップです。『アワビ入り海鮮おこげ』『アワビ入り海鮮おこげ』は、立ち上る匂いや音までおいしいひと品エビ、戻したスルメイカ、アワビと豪華なトッピングを、店で練って揚げた自家製のおこげと共に。酸っぱ辛い酸辣(サンラー)をベースにした海鮮餡は、旨みたっぷりで絶品です。特別な日にふさわしい、洗練の空間大人のくつろぎを演出するモダンな店内洗練された設えの店内には、カウンター12席に加えて、テーブル4席がスタンバイ。落ち着いた雰囲気のなかで、ゆったりと語らえます。記念日や誕生日など、特別な日にも最適。満足感の高い味わいが、きっと、忘れられない時間を紡いでくれるはずです。料理人プロフィール:中園健司 氏(ナカゾノケンジ)さん【中国料理 天外天】のシェフ中川優氏に師事し修業を積んだ後、同店の副料理長に就任。10年間の経験を経て、麻布十番の四川料理店【飄香(ピャオシャン)】に入店。副料理長を務める。2023年1月オープンの【中国菜ARATA】では、料理長としてその手腕を発揮。「多彩な調理法で多彩な味を表現できる四川料理は、どれだけ勉強を重ねても習得しきれない奥深さがあるところが魅力」だと語る。中国菜ARATA【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】人形町駅 徒歩3分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年06月23日四川料理の祭典「四川フェス2023 in なかのアンテナストリート」が、2023年5月13日(土)・14日(日)に中野セントラルパークにて開催される。日本最大の四川料理の祭典「四川フェス2023」「四川フェス」は、名店による本場の四川料理が楽しめる日本最大の四川料理のグルメイベント。会場には、初参加8店舗を含む16の人気店が集結する。麻婆豆腐をはじめ、現地感をたっぷり味わえる四川料理の数々を楽しめる。10種類以上の麻婆豆腐&麵料理中でも麻婆豆腐に注目。麻婆豆腐だけで10種類以上も用意し、麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐」による料理をはじめ、新派麻婆豆腐の代表格「陳家私菜の頂天麻婆豆腐」、ミシュラン一つ星中国菜エスサワダの澤田州平が手掛ける「サワダ飯店の麻婆豆腐」、四川省特級厨師がつくる2種類の「青山椒と青唐辛子の麻婆豆腐×成都麻婆豆腐」、“ガチ中華”として話題を集めた「味坊の羊肉麻婆豆腐」など、個性豊かな麻婆豆腐を食べ比べて楽しむことができる。担々麺や火鍋、本場の四川料理もまた、2023年は、「175°DENO担担麺」「金威」「神田 雲林」といった名店が手掛ける担々麺や、燃麺といった麺料理も豊富にラインナップ。加えて、世界最大の火鍋チェーン「海底撈火鍋」による火鍋をはじめ、麻辣燙、回鍋肉、辣子鶏など本場の四川料理を堪能することができる。なお今回は、お米ブースがないため、お米の持参がおすすめだ。青島ビールや中国酒、四川スパイスも四川料理だけでなく、青島ビールや中国酒、四川スパイス、各種四川調味料なども販売されるため、合わせてチェックしてみては。【詳細】「四川フェス2023 in なかのアンテナストリート」開催日時:・2023年5月13日(土) 11:00~17:00・2023年5月14日(日) 10:00~16:00※料理は売切れ次第終了。会場:中野セントラルパーク住所:東京都中野区中野4-10−2<出店店舗/メニュー例>・四川小吃 雲辣坊変態麻婆豆腐 800円、特製手工肉包子 500円、鴨血酸辣湯 700円・175°DENO担担麺成都式担担麺 900円、イービンラン麺 900円、パックごはん 250円・神田 雲林麻辣タンタン麺 900円、赤城黒毛和牛スジ肉入り崩し麻婆豆腐 1,100円・金威 ※初参加担担麺 900円、えび焼売 500円、担担麺・調味料(物販)・サワダ飯店 ※初参加麻婆豆腐 900円、辣子鶏 900円、胡麻団子 500円・中國菜 李白 ※初参加四川麻辣焼きそば 1,000円、四川草餅 600円・陳家私菜頂天麻婆豆腐 800円、皇帝よだれ鶏 800円・麻婆豆腐発祥の店 陳麻婆豆腐陳麻婆豆腐 800円、四川風油淋鶏 800円、胡麻団子 600円・華美×在日中国厨師精英協会青山椒と青唐辛子の麻婆豆腐×成都麻婆豆腐 800円、四川風焼きそば 800円、鶏肉の唐辛子炒め 800円・四川料理の本舗 香辣妹子麻婆豆腐 800円、麻辣燙 900円、鐘水餃 700円・味坊羊肉入り麻婆豆腐 1,000円、回鍋羊肉 1,000円、羊肉の串焼き 500円・刀削麺倶楽部 ※初参加麺(麻辣牛肉・麻姿豆腐)1,000円、羊肉串 500円(2串)、麻姿豆腐まん 500円・嘉恒貿易×四川印象 ※初参加青山椒白麻婆豆腐(四川金陽青山椒使用) 800円、四川藤椒麻婆豆腐 800円、四川回鍋腊肉 1,000円、酸菜魚 800円・四川料理・麻辣十食 ※初参加和牛麻婆ハンバーグ 1,000円、汁なし担担麺 800円、葉児粑 500円・孫ニ娘跷脚牛肉 ※初参加翘脚牛肉 1,000円、肉夹饃 500円、炸小串 500円・海底撈火鍋 ※初参加火鍋 800円、小酥肉(クリスピーチキン) 500円、炒飯+チキンセット 500円
2023年05月10日四川料理の祭典「四川フェス2023 in なかのアンテナストリート」が、2023年5月13日(土)・14日(日)に中野セントラルパークにて開催される。日本最大の四川料理の祭典「四川フェス2023」「四川フェス」は、名店による本場の四川料理が楽しめる日本最大の四川料理のグルメイベント。会場には、初参加8店舗を含む16の人気店が集結する。麻婆豆腐をはじめ、現地感をたっぷり味わえる四川料理の数々を楽しめる。10種類以上の麻婆豆腐&麵料理中でも麻婆豆腐に注目。麻婆豆腐だけで10種類以上も用意し、麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐」による料理をはじめ、新派麻婆豆腐の代表格「陳家私菜の頂天麻婆豆腐」、ミシュラン一つ星中国菜エスサワダの澤田州平が手掛ける「サワダ飯店の麻婆豆腐」、四川省特級厨師がつくる2種類の「青山椒と青唐辛子の麻婆豆腐×成都麻婆豆腐」、“ガチ中華”として話題を集めた「味坊の羊肉麻婆豆腐」など、個性豊かな麻婆豆腐を食べ比べて楽しむことができる。担々麺や火鍋、本場の四川料理もまた、2023年は、「175°DENO担担麺」「金威」「神田 雲林」といった名店が手掛ける担々麺や、燃麺といった麺料理も豊富にラインナップ。加えて、世界最大の火鍋チェーン「海底撈火鍋」による火鍋をはじめ、麻辣燙、回鍋肉、辣子鶏など本場の四川料理を堪能することができる。なお今回は、お米ブースがないため、お米の持参がおすすめだ。青島ビールや中国酒、四川スパイスも四川料理だけでなく、青島ビールや中国酒、四川スパイス、各種四川調味料なども販売されるため、合わせてチェックしてみては。【詳細】「四川フェス2023 in なかのアンテナストリート」開催日時:・2023年5月13日(土) 11:00~17:00・2023年5月14日(日) 10:00~16:00※料理は売切れ次第終了。会場:中野セントラルパーク住所:東京都中野区中野4-10−2<出店店舗/メニュー例>・四川小吃 雲辣坊変態麻婆豆腐 800円、特製手工肉包子 500円、鴨血酸辣湯 700円・175°DENO担担麺成都式担担麺 900円、イービンラン麺 900円、パックごはん 250円・神田 雲林麻辣タンタン麺 900円、赤城黒毛和牛スジ肉入り崩し麻婆豆腐 1,100円・金威 ※初参加担担麺 900円、えび焼売 500円、担担麺・調味料(物販)・サワダ飯店 ※初参加麻婆豆腐 900円、辣子鶏 900円、胡麻団子 500円・中國菜 李白 ※初参加四川麻辣焼きそば 1,000円、四川草餅 600円・陳家私菜頂天麻婆豆腐 800円、皇帝よだれ鶏 800円・麻婆豆腐発祥の店 陳麻婆豆腐陳麻婆豆腐 800円、四川風油淋鶏 800円、胡麻団子 600円・華美×在日中国厨師精英協会青山椒と青唐辛子の麻婆豆腐×成都麻婆豆腐 800円、四川風焼きそば 800円、鶏肉の唐辛子炒め 800円・四川料理の本舗 香辣妹子麻婆豆腐 800円、麻辣燙 900円、鐘水餃 700円・味坊羊肉入り麻婆豆腐 1,000円、回鍋羊肉 1,000円、羊肉の串焼き 500円・刀削麺倶楽部 ※初参加麺(麻辣牛肉・麻姿豆腐)1,000円、羊肉串 500円(2串)、麻姿豆腐まん 500円・嘉恒貿易×四川印象 ※初参加青山椒白麻婆豆腐(四川金陽青山椒使用) 800円、四川藤椒麻婆豆腐 800円、四川回鍋腊肉 1,000円、酸菜魚 800円・四川料理・麻辣十食 ※初参加和牛麻婆ハンバーグ 1,000円、汁なし担担麺 800円、葉児粑 500円・孫ニ娘跷脚牛肉 ※初参加翘脚牛肉 1,000円、肉夹饃 500円、炸小串 500円・海底撈火鍋 ※初参加火鍋 800円、小酥肉(クリスピーチキン) 500円、炒飯+チキンセット 500円
2023年04月09日ルイ・ヴィトンは四川オペラ(川劇)にインスピレーションを得た新作ハイウォッチ「タンブール オペラ オートマタ」を発表しました。©Ulysse Frechelinルイ・ヴィトンは、「タンブール オペラ オートマタ」のデビューと共に、オートマタムーブメントを搭載したハイウォッチメイキングのエクスクルーシブな世界への旅を続けます。四川オペラ(川劇)の「変面」への敬意を表し、匠の技による精緻を極めた装飾が施されたこの特別なウォッチは、手元の操作によって命が吹き込まれ、瞬時に表情が変わる伝統的な面を表現しています。これはまさに、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が構想から開発、組立まですべてを手掛けた名作ムーブメントが生み出す芸術的パフォーマンスです。©Regis Goley2021年、「タンブール カルペ・ディエム」がジュネーブ時計グランプリ(GPHG)で見事に「オーダシティ賞」を受賞した後、ルイ・ヴィトンは、ヨーロッパ、そして表情豊かなヴァニタスの世界を離れ、「変面」の発祥地、中国において、新たな旅をスタートさせました。「タンブール オペラ オートマタ」では、四川オペラの最大の特徴であるこの「変面芸」がその大きなインスピレーション源となっています。プッシュボタンを押すことによって表情を変える「タンブール カルペ・ディエム」と同じように、「タンブール オペラ オートマタ」にもまた、驚異的な熟練の技を要する揺るぎない規律が体現されています。四川オペラでは、変面師は瞬く間に20種類もの面を次々と付け替え、さまざまな表情を見せていきます。絹のように薄い生地に描かれた顔を、素早い手の動きや優雅な扇の動きで出現させたり消したりする技法は秘伝とされ、21世紀になった今、古くから伝わる変面の技術を受け継ぐ変面師は数えるほどしか残っていません。©Ulysse Frechelinルイ・ヴィトンでは、この神秘的な表情の交錯をウォッチケースで表現するために、現代の最も優れた職人たちの協力を仰ぎました。メゾンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」のマスターウォッチメーカーである、ミシェル・ナバスとエンリコ・バルバシーニがこの並外れた時計のムーブメントを製作し、エナメル師のアニタ・ポルシェと彫金師のディック・スティーンマンが、このウォッチを素晴らしいデザインで飾りました。©Piotr Stoklosaミシェル・ナバスはこう説明しています。「『タンブール オペラ オートマタ』には、『変面』の印象的な美学と表現力豊かな動きを反映させたいと考えました。この非常に困難な伝統芸能は、代々門外不出の秘技とされています。これは、オートマタのメカニズムが、伝統的な時計製造技術の完璧な理解を要することに通ずるものがあります」。©Regis Goley元来ジャックマールとは、時を告げるために教会の鐘楼に設置されたオートマタ(機械式からくり人形)を指します。その後、各ウォッチメーカーがジャックマールを小型化してタイムピースに搭載する際に、その機能は主として装飾的なものとなりました。つまり、ジャックマールはダイアルにちょっとした遊び心をプラスするためのデザインとしての役割を果たすだけで、時刻は引き続き従来の針で表示されるようになったのです。©Piotr Stoklosa©Piotr Stoklosa前代未聞の表現2021年にヴァニタスに捧げる「タンブール カルペ・ディエム」のクリエーションと共にヨーロッパではじまったルイ・ヴィトンの大胆な旅。今、「タンブール オペラ オートマタ」と共にアジアで新たな章が幕を開けます。今回、四川オペラをテーマとして選択したことで、「ラ・ファブリク・デュ・タン・ルイ・ヴィトン」は、現代のウォッチメイキングにおけるその卓越した技術を、さらに上のレベルへと引き上げることになりました。実際、いくつかの特許の対象となっているこのタイムピースは、開発に2年を超える歳月を要しました。「タンブール カルペ・ディエム」と同じく、時刻はオートマタを作動させることでのみ――ジャンピングアワーとレトログラードミニッツ機構によって――ダイアル上に表示されます。合計426個の部品で構成されるこのキャリバーLV525は、実に100時間のパワーリザーブを有しています。©Regis Goleyオートマタ機構は、5つのアニメーションが、ジャンピングアワーとレトログラードミニッツを備えた類い稀なキャリバーによって駆動されることで、ユニークで忘れ得ぬ16秒間のウォッチメイキングスペクタクルを繰り広げます。プッシュボタンを押すと、精巧な彫刻が施されたピンクゴールドのドラゴンの頭が立ち上がり、クロワゾネエナメルの変面の額に刻まれたジャンピングアワーが姿を現し、一方ドラゴンの尾がレトログラードミニッツを表示。面の表情の変化は実にドラマティック――面が眉をひそめ、左目の瞼が下がり、右目にはモノグラム・スターフラワーが現れます。顎の動きで喜怒哀楽を表しながら、変面がさまざまな感情を表現していきます。ダイアルの美しさと、このミニチュアシアターの躍動感あるリズムは、見る者を魅了します。©Regis Goley卓越したクラフツマンシップルイ・ヴィトンでは、この「タンブール オペラ オートマタ」を21世紀に根付かせるため、キャンバスのパターンやモノグラム・フラワーをダイアルにエナメル加工で施すなど、中国の伝統的なシンボルとメゾンを象徴するデザインエレメントの融合を図りました。古代中国の皇帝に纏わる神話上の生き物であるインペリアルドラゴン(皇龍)は、力強さ、権力、そして高貴さを表し、至高の存在として君臨する存在です。そのすぐ傍に配された扇は、知恵と権威の証です。雲は幸運の象徴であり、ひょうたんは悪霊から人々を守ると信じられています。さらに、時刻表示においては、アジアで不吉な数とされている「4」に代えて4つの花弁を持つモノグラム・フラワーをあしらうことで、究極に洗練されたデザインを実現しました。ホワイトゴールドの細い金線で区切った白、赤、黒のクロワゾネエナメルで仕上げられたこの面は、エナメル細工の名匠アニタ・ポルシェの手による完璧な仕上がりに。扇には、金属の表面を削ってできた窪みに顔料を流し込んで焼成するシャンルベエナメル技法により、驚くべき深みが生れています。ダイアルとリューズのエナメル加工は、完成までに実に7日間を要しました。©Piotr Stoklosa貴金属に刻まれたディテールは、著名なスイス人彫金師ディック・スティーンマンが約2週間かけて完成させたもの。これにより、「タンブール オペラ オートマタ」に比類なきレベルのレリーフ効果が生れています。ピンクゴールドのドラゴンは、細かいディテール──ルビーの鋭い目、エングレービングとサンドブラストによる鱗などにいたるまで、その特徴が表情豊かに表現されています。それゆえに、変面師の面からドラゴンが文字通り飛び出し、口を開けて時刻を表示しているように見えるのです。ドラゴンの頭を模したオートマタのプッシュボタン、巻き上げリューズ、シャンルベエナメルの扇、いずれの装飾も、すべて手作業で作られています。最後に、洗練と技術を極限まで高めるために、ルイ・ヴィトンは、ムーブメントの裏側に変面の形状を再現し、ショットブラスト仕上げと完璧なミラーポリッシュを対比させ、わずかな欠点もなく仕上げました。ルイ・ヴィトンは、「タンブール オペラ オートマタ」を通して、オートマティックウォッチの技術的複雑性を、大胆で力強く、現代的な美学で体現しています。©LOUIS VUITTON「タンブール オペラ オートマタ」価格:問い合わせムーブメント■LV 525 キャリバー:「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」で開発され、組立てられた手巻き機械式ムーブメント■5つの仕掛けを持つオートマタ機構、ジャンピングアワー、レトログラードミニッツ、パワーリザーブインディケーター■部品数:426■パワーリザーブ:100時間■振動数:21.600回/時■石数:50ケース■18Kピンクゴールド製のケースとラグ■18Kピンクゴールド製の手彫りのリューズとプッシュボタン■プッシュボタンにはルビー2個、リューズにはルビー1個をセット■ケース径:46.8 mm■厚さ:14.4 mm■ドーム型の反射防止加工サファイアクリスタル■防水:30 mダイアル■アニタ・ポルシェによるエナメル加工とミニチュアペインティング(ダイアル、面、扇)■ディック・スティーンマンによるハンドエングレービング(ドラゴン、ひょうたん)■曲面ガラス製のひょうたん■ダイアルにカボションカットルビーをセットストラップ■ブラックアリゲーターストラップバックル■18Kピンクゴールド製のダブルフォールディングバックルカボションカットのルビー6個(~0.06カラット)【ルイ・ヴィトンについて】1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらもエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
2023年03月24日フジテレビ系料理バラエティ番組『料理の鉄人』で“中華の鉄人”として活躍した四川飯店グループ会長の陳建一(本名:東建一)さんが11日、都内の病院で間質性肺炎のため亡くなった。享年67。陳建一さんは1956年、東京生まれ。日本に初めて四川料理を広め、四川料理の神様と呼ばれた故・陳建民さんの長男で、父親の経営する赤坂四川飯店で修業を開始。90年、父の後を継ぎ赤坂四川飯店社長へ就任し、93年から『料理の鉄人』に“中華の鉄人”として、『NHKきょうの料理』の講師として出演した。ほかにも、テレビや雑誌、料理学校の講師など幅広く活躍。15年から四川飯店グループ会長を務め、公益社団法人日本中国料理協会会長も務めた。故人の遺志により葬儀は近親者のみで執り行われ、後日、四川飯店グループ社葬をもって、お別れの会を執り行う予定。
2023年03月14日広尾【ケンゾーエステイトワイナリー広尾店】中目黒【リストランテシンティッラ】銀座【チーズ&ワインレストラン村瀬】原宿【ハンガリーワインダイニングAZFinom】六本木【重慶飯店麻布賓館】広尾【ケンゾーエステイトワイナリー広尾店】ワインと料理のマリアージュが楽しめるワイナリー直営店茨城県土浦市【久松農園】で採れた野菜を使った『久松農園野菜 バーニャカウダ』広尾駅から徒歩6分の場所にある【ケンゾーエステイトワイナリー広尾店】。ここは、実業家の辻本憲三氏が、アメリカのカリフォルニア州、ナパ・ヴァレーで立ち上げたワイナリー【ケンゾーエステイトワイナリー】の第1号直営店。それだけに、世界的評価の高いワインと上質な料理が味わえます。広々としたテーブル席のほかにカウンター席もワインの味わいを引き立てることをテーマに、素材にもこだわった料理を提供。色とりどりの野菜が味わえる『久松農園野菜 バーニャカウダ』など、露地栽培された有機野菜をはじめ、旬の食材を取り入れてシンプルな味付けで仕上げた料理はどれも、ワインとの相性抜群です。ケンゾーエステイトワイナリー広尾店【エリア】広尾【ジャンル】ワインバー【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】広尾駅 徒歩6分中目黒【リストランテシンティッラ】伝統と革新が調和した料理をワインとともに客の目の前でトリュフを削って仕上げる『香りを包み込んだラビオリ トルテリーニ』中目黒駅から徒歩7分。複合施設“the GARDEN”の地下にある【リストランテシンティッラ】。お店の雰囲気は、まさに隠れ家といったよう。名だたる名店で経験を積んだ武笠 裕一シェフが生み出す料理は、イタリア料理の伝統をベースに、独創的なアレンジや華やかな表現を取り入れたものばかりです。店内は、ブルーグレーで統一されたシックな空間使用する食材は、岩手県北上市で採れた野菜や、群馬県の赤城牛など武笠シェフ自らが味を運んで厳選した食材ばかり。季節の素材を取り入れた料理は、どれもワインとよく合います。ワインのストックも1000本を超えており、料理とのワインペアリングが楽しめます。リストランテシンティッラ【エリア】中目黒【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】14000円【アクセス】中目黒駅 徒歩7分銀座【チーズ&ワインレストラン村瀬】こだわりのチーズとワインが心ゆくまで楽しめる特注のラクレットオーブンを使用したパリパリ&トロ~リチーズが味わえる『ラクレット』銀座駅から徒歩3分という都会にありながらも、隠れ家的な落ち着いた雰囲気のお店【チーズ&ワインレストラン村瀬】。自慢のワインは、ニュージーランド、オーストラリアを中心に、現地へ足を運ぶなど選りすぐりの230種類前後をそろえており、中には他では味わえない貴重なワインも。落ち着いた雰囲気でくつろぎながら食事ができる人気の『ラクレット』や『チーズフォンデュ』をはじめ、チーズ料理が多数並んでおり、使用しているチーズも農家製チーズを中心に約30種をそろえています。そのほかにも、厳選素材を使用したワインに合う料理も取りそろえているので、おしゃれな空間でおもてなしが楽しめます。チーズ&ワインレストラン村瀬【エリア】銀座【ジャンル】ダイニングバー【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10000円【アクセス】銀座駅 徒歩3分原宿【ハンガリーワインダイニングAZFinom】ハンガリー料理とワインで上質な時間が過ごせるハンガリー産の新鮮なフォアグラを冷製で味わう『2種類の冷製フォアグラ胡桃とシナモンの自家製パン付』原宿駅から徒歩10分。賑やかな街並みを抜けたところにある【ハンガリーワインダイニングAZFinom】。美しい調度品が並び、優雅な雰囲気を醸し出す店内で味わえるのは、ハンガリー人シェフがつくりだすハンガリー料理。提供される食器もハンガリーで愛されているものを使用しています。ハンガリーから輸入した調度品などが飾られており、エレガントな雰囲気お店では、ハンガリーで食べられる国宝と言われる「マンガリッツァ豚」を使用した『マンガリッツァ豚のソテー』や、名産地として知られる「フォアグラ」を使ったものなど、料理はどれも本格的な味わい。直輸入ワインも50種程度を厳選してそろえており、ハンガリーの雰囲気を感じながらくつろぎのひとときが過ごせます。ハンガリーワインダイニングAZFinom【エリア】原宿/明治神宮前【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】9000円【アクセス】原宿駅 徒歩10分六本木【重慶飯店麻布賓館】フレンチスタイルの四川料理とワインとのマリアージュ150gと大きいサイズのフカヒレを使用する『干し貝柱入りフカヒレの姿煮』六本木駅から徒歩8分の場所にある【重慶飯店麻布賓館】は、“医食同源”をテーマにした四川料理をフレンチスタイルで堪能できるレストラン。香港の五ツ星レストランなどで腕を磨いた朱 衛雄シェフ独自のアレンジを加えた料理は、食材のおいしさを最大限に引き出していて、どれも絶品です。洗練された雰囲気の中で食事が堪能できるなかでも、『干し貝柱入りフカヒレの姿煮』は、刻んだ干し貝柱を入れてコクと甘味を引き出していて、滋味深い味わいで多くの人から愛される一品。フランスやカリフォルニアを中心に常時80銘柄程度のワインやシャンパンをそろえており、中華料理とのマリアージュが堪能できます。重慶飯店麻布賓館【エリア】西麻布【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】5000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩8分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年01月23日中国で若者を中心に、ハッシュタグ「#SISTER をどう評価するか」「#個人の価値は家族の価値より大切なのだろうか?」から感動と共感の声が広がり、社会現象となった『シスター 夏のわかれ道』。この度、主人公アン・ランが招かれた恋人の家の四川料理が食欲をそそる本編映像が解禁となった。先日の試写会では「ラストに号泣した」「揺れ動く葛藤と感情の演技に胸を打たれた」など、共感と感動の声が相次ぎ、文部科学省選定教育映画(成人向き)にも選定され、日本で早くも高い評価を得ている本作。解禁された本編映像は、アン・ラン(チャン・ツィフォン)が恋人宅に招かれ食卓を囲むシーン。唐辛子や生姜と炒めた湯気立つ四川料理が振る舞われ、歓迎されるなか、アン・ランの意思そっちのけで、恋人の家族は結婚や子育ての話を勝手に進め始める…。北京に行って医者になるという夢を叶えたいアン・ラン。終始ぎこちない笑顔を浮かべ、うつむきながら居心地の悪さを感じている様子が映し出されている。なお、四川省・成都を舞台にした本作の公開を記念し、姉弟の揺れる絆を描いた物語から着想を得て四川飯店とのコラボメニュー「四川家庭料理の絶品メニュー」の限定販売も決定。フジテレビ「料理の鉄人」で、“中華の鉄人”としてその名を轟かせ、NHK「きょうの料理」の講師など多数のメディアで活躍中の陳建一がプロデュースし、コラボメニューを発売。「四川省では誰もが知っている、家族揃って食卓を囲みながら食べる愛情あふれる家庭料理」と陳さん。豚肉のスパイシー炒め(魚香肉絲)、四川本場風ホイコーロー(蒜苗回鍋肉)、大根と人参のやわらか煮込(三下鍋)が、11月25日(金)~12月11日(日)の期間限定で、四川飯店日本橋店・四川飯店池袋店の2店舗で単品で発売。同期間、四川飯店赤坂本店とスーツァンレストラン陳 渋谷店では、上記メニューを含んだコース料理を発売する。『シスター 夏のわかれ道』は11月25日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シスター 夏のわかれ道 2022年11月25日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開© 2021 Shanghai Lian Ray Pictures Co.,Ltd. All Rights Reserved
2022年11月10日表参道【琉球チャイニーズダイニング TAMA】上石神井【常緑】人形町/小伝馬町【天香美意(テンシャンビイ)】高島平【中国四川料理 剣閣】吉祥寺【チーナテリアハナヤ吉祥寺】表参道【琉球チャイニーズダイニング TAMA】中国料理と沖縄料理をベースにした唯一無二の一皿中国料理×沖縄料理の奥深い味を堪能『琉球麻婆豆腐』青山学院大学の裏手、名店が並ぶ通り沿いにある【琉球チャイニーズダイニング TAMA】。中国・上海出身の祖母と沖縄・黒島出身の母から受け継いだ家庭料理を原点にした、飾らずシンプルな料理が人気です。『琉球麻婆豆腐』はヤギの挽肉をベースに、島唐辛子と2種類の山椒で辛さと香りをプラス。沖縄風に島豆腐を使用し、独特の食感を生み出しています。一人でも入りやすい、気軽な雰囲気も魅力店内の壁には、およそ180種類のワインボトルがずらり。価格もリーズナブルで、グラスワインも楽しめます。カウンターキッチンで調理をするシェフと、料理やワインの話をしながらもよし。奥のテーブルで、一人静かにグラスを傾けてもよし。料理とワインのマリアージュを見つけながら、自分なりの時間を楽しめる空間です。琉球チャイニーズダイニングTAMA【エリア】渋谷東口/宮益坂【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】4500円【アクセス】表参道駅 徒歩10分上石神井【常緑】オリジナル鶏ガラスープでつくる居酒屋の麻婆豆腐さっぱりとした痺れが心地よい後味を生む『麻婆豆腐』上石神井駅から徒歩2分にある【常緑】は、オリジナル鶏ガラスープで煮付けるスタイルの中華料理が堪能できる居酒屋です。人気メニュー『麻婆豆腐』にも、こだわりの鶏ガラスープを使用。香り豊かな中国の花椒と国内産の山椒を合わせることで、痺れるような辛みとともに爽やかな香りが一気に押し寄せてきます。シックな色合いでまとめられた店内は居心地のよい空間につい長居してしまいそうな居心地のよさを感じさせてくれる、和風なつくりの店内。『麻婆豆腐』や『チンジャオロース』『トマト卵炒め』といった人気の中華料理をはじめ、和食や焼肉、一品料理なども豊富で、気分に合わせた楽しみ方ができるのも魅力です。気軽に訪れ、お気に入りの料理やお酒に酔いしれてみてはいかがでしょうか。常緑【エリア】上石神井【ジャンル】居酒屋【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】2500円【アクセス】上石神井駅 徒歩2分人形町/小伝馬町【天香美意(テンシャンビイ)】唐辛子を入れた自家製ラー油がポイント食欲をそそるピリッとした旨辛さが大人気の『四川本格麻婆豆腐』中国出身の料理人がつくる、本格的な中華料理が食べられると好評の【天香美意(テンシャンビイ)】。中でも、山椒の味と香りが食欲をそそる『四川本格麻婆豆腐』は、ピリッとした辛さがやみつきになると大好評です。ポイントは、唐辛子を入れた自家製ラー油。白飯にもお酒にも合うこと間違いなしです。明るい雰囲気で、ランチにも宴会にもピッタリシックな色調で統一された、落ち着いた雰囲気の店内。使い勝手のよいテーブル席は、デートや女子会から、家族の団欒、最大30名までの宴会まで、いろいろなニーズに対応可能です。中華料理と相性抜群の紹興酒も3年、5年、9年の3種類が用意されており、リーズナブルな値段で楽しめます。天香美意【エリア】人形町/小伝馬町【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】750円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】人形町駅 徒歩4分高島平【中国四川料理 剣閣】歴史とこだわりを感じる「職人渾身」の味を堪能食べるほどにくせになる名物メニュー『マーボ豆腐』【中国四川料理 剣閣】は、1977年に創業した歴史ある中国料理店。親子二代にわたり【四川飯店】で修業を重ねるとともに、現地四川省を直接訪問し、食材や調味料を買い付けるこだわりです。『マーボ豆腐』は、豆板醤と甜麺醤・トウチ・山椒の旨みが見事に重なり合い、麻辣(マーラー)の奥深い味わいを生み出しています。中国料理店らしい空間で、ゆったりとくつろげる雰囲気高級感あふれる雰囲気の店内には、フロア席、ソファー席、個室などさまざまなシーンに応じて利用できる空間が用意されています。食材も厳しく吟味し、現地四川省で買い付けた食材や調味料に加え、野菜などは国内の契約農家や青果店から新鮮なものを取り寄せています。四季の恵みと伝統の味が楽しめる、四川料理の数々をご堪能ください。中国四川料理 剣閣【エリア】高島平【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】1300円【ディナー平均予算】3600円【アクセス】新高島平駅 徒歩3分吉祥寺【チーナテリアハナヤ吉祥寺】紹興酒やワインと一緒にいただきたい味その名のとおり、旨さに痺れる『シビ辛四川麻婆豆腐』吉祥寺駅南口から徒歩ですぐの好立地にある【チーナテリアハナヤ吉祥寺】。本格中華をはじめ、イタリアンの技法を取り入れた創作中華やカレーも人気のお店です。『シビ辛四川麻婆豆腐』は、自家製ラー油と花椒の効いた、ご飯にもお酒にも合うイチオシメニュー。お皿からあふれそうなボリューム感も、食欲をそそってくれます。カジュアルな雰囲気で本格中華が楽しめる気取らずに本格中華が楽しめる、リラックスできる空間。店内電源&Wi-Fi完備なので、ゆっくり過ごすことができます。また、紹興酒やワイン、クラフトビールなど、中華によく合うお酒も多彩に用意。〆には、もう一つの名物メニュー『上海角煮カレー』もオススメです。チーナテリアハナヤ吉祥寺【エリア】吉祥寺【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1200円【ディナー平均予算】3000円【アクセス】吉祥寺駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2022年08月04日四川料理店「飄香(ピャオシャン)」本店が、東京・広尾に移転オープン。四川料理店「飄香」本店が広尾に移転「飄香」は、上海と成都で修業を重ね、四川料理の500以上のレシピを習得して帰国したオーナーシェフ井桁良樹が手がけるレストラン。2005年に1号店を代々木上原でオープンし、現在は銀座三越や六本木ヒルズにも店舗を構えている。代々木上原の本店は、2012年に麻布十番に移転。今回はその本店が、麻布十番から広尾にうつり、移転オープンとなる。厳選素材で“本場四川の味”を提供「飄香」のモットーは、「本場四川の味の伝承」。井桁良樹は、伝統四川料理の流れをくむ老舗「松雲澤(ソンユンゼア)」を中心とする「松雲門派(ソンユンモンハ)」に弟子入りし、「継承人」として認定を受けるなど、現地で学んだ“本場四川の味”に真摯に向き合ってきた。創業以来、「飄香」のいずれの店でも化学調味料は一切使用せず、本場の香辛料や自家製発酵調味料にこだわっている。メニューは“こだわり”のディナーコースのみメニューは、ディナータイムのお任せコースのみ。四川の漬物「泡菜(パオツァイ)」エキスでマリネした牡丹海老にハーブを飾り、中国の弦楽器・琵琶に見立てた前菜「琵琶(ビワ)」や、豚レバーとナマコを煮込んだ四川伝統料理「肝油海参」を進化させた「松雲(ソンユン)」、黒アワビと冬瓜をスープと共に食す「貴妃(グゥイフェイ)」、ラムの鞍下肉に、山椒や唐辛子を使った調味料・辛辣味を合わせた「花徑(ファージン)」など、見た目にも美しい品々を味わうことができる。ドリンクはワインが中心、ペアリングも食事と共に楽しむドリンクはワインが中心で、ペアリングも用意。中国茶をベースに、ハーブや炭酸を加えたアレンジドリンクが楽しめるノンアルコールペアリングも提案する。ライブ感のあるオープンキッチン提供する料理は、全てシェフ一人で作り上げるもの。ダイニングは井桁良樹が立つオープンキッチンをL字で囲むように配置されており、まるでシェフのプライベートキッチンに招かれたような気分を味わうことが可能だ。また、内装にもシェフのこだわりが詰まっており、中国の調度品を用いたインテリアに囲まれながら、四川の味を堪能することができる。【詳細】飄香(ピャオシャン)オープン日:2022年7月4日(月)住所:東京都渋谷区広尾5-19-1 HIROO VILLAGE 1F-2営業時間:ディナー営業のみ18:30より一斉スタート(18:00より入店可能)〜22:30 Close定休日:日・月曜日席数:16席メニュー:お任せコースのみ 24,200円ワインペアリング 15,000円、ノンアルコールペアリング8,000円※上記にサービス料10%を加算。<予約方法>完全予約制。予約は2営業日前まで。電話予約TEL:050-3145-6641(受付時間11:00~15:00)オンライン予約:テーブルチェックから3か月先までの予約が可能
2022年07月08日三国志の聖地、美食の都、中国を代表する観光地として知られる四川省は、水力、天然ガス、風力、太陽光などのエネルギー資源が豊富な地域で、水力による発電においては中国一の規模を誇っています。経済成長が著しい四川省の首都・成都市。大型商業施設や金融機関、ハイテク産業関連企業などが集まる近年、水力発電の能力が需要を上回り、非効率な利用が懸念されています。そのような状況下で、安価な水力発電を利用して水素を製造することはたいへん有意義な選択肢のひとつです。四川省、成都市は、ともに水素エネルギー産業発展計画を発表し、開発・製造および普及を強化する方針を示しており、国内外の企業が水素エネルギー関連産業に参入するのに非常に良い環境が整っています。四川省では、水素エネルギーを燃料とする燃料電池車や燃料電池などの開発・製造・普及事業が積極的に進められているGSEO(GREEN&SMART ENERGY ORGANIZATION)は、2021年5月に中国で開催され、日本の有力企業も多数参加した水素エネルギー会議に続き、“CH2Now”プラットフォームの構築を進めています。このプラットフォームでは、GSEOの幅広いネットワークを活用し、政府、大手エネルギー企業、水素エネルギー・燃料電池・自動車メーカー、投資銀行、研究機関などと協力して水素エネルギー事業に取り組んでいます。エネオスの前田 征児氏によるオンライン講演(『2021国際水素エネルギー産業協力大会』会場)そのひとつが、四川省の水力発電で製造したグリーン水素を、陸路で深センの大湾区(グレイターベイエリア)に、水路で日本に輸送するプロジェクトで、現在、計画・運用リソース形成の初期段階にあります。水素エネルギーの国際協力を推進する“CH2Now”プラットフォーム本プロジェクトを積極的に推進するため、GSEOでは協力や連携を目的として、以下の事業を行う日本のパートナー企業を募集しています。●水素製造・貯蔵・供給の設備・材料メーカーおよび開発機構●水素ステーションの部品・材料メーカー●燃料電池の部品・材料メーカー●水素自動車の主要部品メーカー●水素設備評価・測定・分析機器メーカー本プロジェクトおよびGSEO、“CH2Now”プラットフォームに関心をお持ちいただける日本企業の皆様からのお問い合わせをお待ちしています。【GSEOについて】「カーボンゼロの未来」の実現に向けて設立した非営利組織で、クリーンエネルギー分野の国際的なプラットフォームとしての役割を果たす【会社概要】会社名 : Green & Smart Energy Organization代表者 : オ(ウ)剣波所在地 : Vienna office:Kaerntner Ring 5-7, Vienna A-1010, Austria中国オフィス: 25F,企業天地2,化龍橋,渝中区 重慶市 中国設立 : 2020年9月事業内容 : スマートエネルギー技術推進およびプロジェクト協力のための金融・人材・情報サービスの提供会社URL : ※「烏邑」は特殊文字にあたるため代替文字として使用しております 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月31日フードライター・平野紗季子さんの「MY STANDARD GOURMET」。今回は『花重(かえ)』のえらべる二色火鍋コースです。四川料理の名店・新橋『趙楊』から娘の花重さん夫妻が独立し、今年2月、大塚にオープンした四川料理店『花重』。厨房に立つのは夫の田中宏茂さん。もともと音響効果の仕事をしていたが、絵が非常にお上手で(お店の油絵も宏茂さん作!)それを見た趙楊氏に「絵ができる人は料理ができる。やってみないか」と誘われ、まさかの料理の道へ。四川料理の生きる教科書の如し義父に基礎からみっちり学び、四川への買い出しにも同行。7年腕を磨き、満を持して開いた『花重』では、『趙楊』で提供を終えた幻の火鍋を伝統の味そのままに楽しめる。今回は「えらべる二色火鍋コース」から、麻辣湯と白湯をチョイス。赤の麻辣湯は20種類以上の香辛料が集結し痛辛そう、と一瞬ひるむが完全なる杞憂。スープをすすれば重層的な香り高さに驚くばかり。これが四川から独自で直輸入したスパイス調合のなせる業か……!鶏と高麗人参スープの白湯もまた、一口飲めばザバアッと全身で湯に浸かるような、奥ゆきあるふくよかな味わいに感服。それらに鹿児島黒豚や、味噌の詰まった赤海老、旬の野菜をくぐらせて頂けば至福。「火鍋は辛いだけではダメで、丁寧に仕込んだスープ、多様な香り、パワーのある食材、それらが調和して完成するんです」と宏茂さん。マイ火鍋史のぶっちぎりベストに躍り出たのも納得だ。えらべる二色火鍋コース(¥9,000)は、メインの火鍋+前菜と汁なし担々麺と氷粉(ビンフェン)が。いずれも絶品。医食同源な火鍋に花重さんの笑顔あふれるサービスで心まで超回復!火鍋なしのシェフのおまかせコースもあり。花重東京都豊島区南大塚3‐45‐7ザ・シティ大塚B1TEL:03・6682・582417:00~22:00(最終入店20:00)不定休ひらの・さきこ1991年生まれ。フードエッセイスト。著書にエッセイ集『生まれた時からアルデンテ』(平凡社)など。※『anan』2022年5月25日号より。写真・清水奈緒取材、文・平野紗季子(by anan編集部)
2022年05月19日グルメフェス「四川フェス2022@麻婆豆腐商店街」が、2022年5月14日(土)・15日(日)に中野セントラルパークにて開催される。「四川フェス2022」中野セントラルパークで開催多くの名店による本場の四川料理が楽しめるグルメイベント「四川フェス」。2年ぶりの開催となる今回は、最も日本人に親しみがあり、愛されている四川料理と言っても過言ではない「麻婆豆腐」を特集する。人気11店舗の麻婆豆腐が集結日本における四川料理の草分け「赤坂四川飯店」、進化系麻婆豆腐で若者の支持を集める「陳家私菜」、中国最高峰の特級厨師の味が楽しめる「在日中国厨師精英協会&華美」、新進気悦の実力派四川料理を提供する「四川小吃雲辣坊」など11店舗が集結。青島ビールや中国酒、四川スパイス、各種四川調味料なども販売される。花椒の香りと唐辛子の辛さが充満する、2日間だけの麻婆豆腐商店街。それぞれに個性豊かな麻婆豆腐の食べ比べを楽しんでみてはいかがだろう。開催概要「四川フェス2022@麻婆豆腐商店街」開催日時:・2022年5月14日(土) 11:00~17:00・2022年5月15日(日) 10:00~17:00※料理は売切れ次第終了。会場:中野セントラルパーク(東京都中野区中野4丁目10−2)<出店店舗>1.赤坂四川飯店(5/14のみ)2.四川小吃雲辣坊(5/15のみ)3.ファイヤーホール4.175°DENO担担麺5.陳麻婆豆腐6.陳家私菜7.香辣妹子8.在日中国厨師精英協会&華美9.品品香10.嘉恒貿易×麻婆老王11.味坊集団
2022年05月09日辛さ・香り・旨みが引き立て合うメニューをアラカルトでマニアックな品揃えの中国酒がグラスでも楽しめますワンオペならではのカジュアルさと個性が魅力です辛さ・香り・旨みが引き立て合うメニューをアラカルトで最寄りの江戸川橋駅から徒歩7、8分、早大通り沿いにある【中華 汀】。オフィスとマンションが入り混じり、地域密着型の飲食店が点在している落ち着いたエリアです。店内が見通せるガラス戸の外観からは、どんなジャンルの料理店かわからないかもしれません。けれども店内に一歩入れば、厨房から広がる香りに「これぞ中華!」と食欲をかき立てられるはず。元はカフェだった空間はほぼそのまま。カジュアルな雰囲気の店内はカウンターとテーブルからなる全13席カウンターとテーブルを合わせて全13席の空間を切り盛りするのは、神楽坂【芝蘭】で料理長を務めた江崎祐弥さん。四川料理の名店を経て、新たな魅力を持つ一軒を構えました。鮮烈な香りと軽やかな味わいがスターターにぴったり。『北海道産水タコ、青ネギ山椒ソース』770円まず嬉しいのは、カジュアルに楽しめるアラカルトメニュー。15品以上ある前菜は、軽くつまみたいひとりご飯にもぴったりなポーションです。『北海道産水タコ、青ネギ山椒ソース』は、食感よい水タコに爽やかなソースを添えて。Vむほどに広がる水タコの旨みを、万能ねぎ・生姜・山椒の香気が引き立てています。口当たりよく、具材とタレの好バランスが食欲を喚起する。『茹でワンタン』330円点心は、水餃子や焼売、春巻などがラインナップ。つるりといけるワンタンの具はあっさりとした鶏ミンチをベースにしています。自家製辣油を加えた甘辛いタレとの相性は抜群! 早くも胃袋を掴まれますが、メインディッシュはこれからです。鼻腔をくすぐる香りとともにテーブルに供される一品。『名物! 鶏手羽の燻製、山椒唐辛子炒め』1,320円中華鍋がダイナミックに振られると、香気が厨房からあふれ出す名物と掲げた一品は、真っ赤な唐辛子とともに登場する鶏手羽。塩漬けにして味を染み渡らせた鶏手羽はジャスミン茶で燻製にしています。それから油でさっと揚げて芳ばしさを出し、唐辛子2種類と花椒と炒め合わせることで香りを纏わせて。柔らかくほぐれる鶏肉の旨みに薫香というベクトルがぐっと深みを与えます。際立つ香りと旨みに、ご飯を追加オーダーしても手が止まらなくなる。『麻婆豆腐』1,100円四川料理ならば外せないのは麻婆豆腐。豚肉と豆鼓のコクと旨みを土台に、唐辛子と花椒の風味がしっかりと立っています。豆腐に餡がしっかりと絡んでいるけれど、とろみや油分の重たさがなく、さらりといただけるからあれこれと食べた後の〆にもおすすめです。辛みもあるけれど決してヒリヒリした刺激ではなく、旨みや香りと調和する味わいのメニューばかり。ランチには麻婆豆腐や週替わり主菜の定食、麺類を揃えてオール1,000円。昼でも夜でも、普段着のごはん処として通いたくなります。マニアックな品揃えの中国酒がグラスでも楽しめます旨辛メニューのおともに欲しくなるのは、やっぱりお酒です。独立にあたって江崎さんが充実させた中国酒は、特筆すべきラインナップ。通好みの『黄中皇』(ボトル4,070円、グラス660円)、牛乳の醸造酒『百吉納』(ボトル6,200円、グラス900円)など個性豊かな品揃え生産地方から熟成年数までさまざまな紹興酒・黄酒は、グラスでオーダーできるものがほとんど。一杯ずつ飲み比べたり、料理ごとに合わせたりができます。もちろんボトルで頼んでもOK。どんな味わいなのか好奇心をくすぐられる、個性豊かなボトルをテーブルに据えても楽しいもの。他にも、ビール各種、ハイボール、サワー、ワイン、日本酒も揃えているから、アルコールが堪能できるときには心ゆくまでどうぞ。ワンオペならではのカジュアルさと個性が魅力です料理とお酒、さらに江崎さんがつくりだした独自の色も【中華 汀】の魅力です。自店を構えるときに、念頭に置いたのは〝一人でも入りやすい〟こと。江崎さんが孤軍奮闘するオープンキッチンを目の当たりにするカウンターは全5席。ふらりと一人で訪れても気兼ねなく食事ができます。家族や気の置けない友人と利用できるテーブル席は4人掛けが2卓。多彩な料理を取り分けて楽しむ、中華ならではのディナーが楽しめます。ガラス戸から店内が見通せるオープンさ。一人でも臆せず訪れることができる食器には元々好きだったという和食器も使用。プレーンな白皿が中心の中華料理店とは趣が異なり、アンティークな染付やラーメンどんぶりが正統派メニューに新たな表情を与えています。どこか景徳鎮を思わせる絵皿もある和食器は、中華料理にも違和感なく馴染むオープン時のお礼の品としてお客さんに贈っていたという『食べる辣油』は好評を博して商品化に。ごぼうやしめじを加えてザクザクと芳ばしく仕上げた一品は、そのままおつまみにしても、ご飯や、さっと焼いただけの肉や魚にかけても美味しい!自宅でも【中華 汀】のエッセンスが楽しめる自家製調味料。『食べる辣油』800円中華の料理人として【峨眉山】【芝蘭】という王道を歩んできた江崎さん。聞けば、ご実家も四川料理店を営んでいたそう。それが腑に落ちるような安定感ある料理を供しつつも、気取りない空間で一人晩酌からしっかりディナーまで応えてくれる柔軟さ。「こんなお店があれば通いたい!」という願望に叶う新店です。気負うことなく自然体な江崎さんによって、肩ひじ張らずに食事を楽しめる空気が生まれているよう。中華汀【エリア】神楽坂【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】4000円【アクセス】江戸川橋駅 徒歩8分
2021年09月02日西麻布にオープン、自由で美しい中華料理を食べるための隠れ家六本木通りから一歩裏手に入れば、静穏な住宅地が続く西麻布界隈。その一角に、まるで隠れ家の如くひっそりと佇む一軒家のチャイニーズレストラン――、それが、ここ【Ji-cube(ジーキューブ)】。“食材に耳を傾ける”をコンセプトに、2021年6月、オープンした話題店だ。佐々友和シェフまるで友人宅を訪れたかのような気分に浸りながら、中に入れば、店内はシックな趣のオープンキッチン。カウンターのみの1階に対し、2階には意匠の異なる個室が大小合わせて3部屋用意されている。「この店では、お客様にリラックスして食事を楽しんでもらいたいと思っています。ですから、フレンドリーなサービスや店内の雰囲気はもちろん、価格も、コース一万円とやや抑え目にしています。」こう語るのは、佐々友和シェフ44歳だ。四川料理界の重鎮の一人、菰田欣也シェフの下でおよそ20年余りも研鑽を積んだ実力の持ち主と聞けば、食指が動くフーディーも多いことだろう。門扉から玄関へのアプローチの途中にある小庭がテラス席以前は、画家さんの持ち物だった日本家屋を改装したというだけに、うっかりしていると通りすぎてしまいそうなほど、門構えからして民家そのもの。玄関へと続くアプローチの途中には、小庭もあり、テラスとしても楽しむこともできるとか。ペットを連れての午餐には格好の場所といえそうだ。カウンターは10席。臨場感たっぷりのオープンキッチンながら、グッと落ち着いた大人の雰囲気「そろそろ独立を考えていた頃に、菰田シェフからここでやってみないか?と誘われたんです。菰田シェフが後ろ盾となって始めたお店ですが、ここでは、自分の色を出していこうと思っています。」とは佐々シェフ。その言葉通り、コースを彩る皿の数々は、いずれも佐々シェフならではの個性あふれるアレンジが楽しみ。伝統の四川料理をベースにしつつも、四川のみに固執せず、上海や広東などの要素も取りいれたモダンな味わいを目指しているそうだ。『黒トリュフのショウロンポウ0熱々をお楽しみください0』は通年メニュー。具は、粗挽きにした加藤ポークの腕肉と背脂。ジュワっと溢れ出るスープに妖艶なトリュフの風味が絡み、インパクトある味わい先付けからデザートまで全12品から成るコースを見れば、なるほどそれがよくわかる。例えば、四川料理ではおなじみの椒麻(山椒と青葱のソース)を用いたイカの塩味炒めがあるかと思えば、揚げた魚をタレに漬け込んだ上海の家庭的な魚料理の“燻魚”(シュンユイ)が登場するなどまさに変幻自在。伝統の味を打ち出しつつも、上海では川魚が定番のところを甘鯛のような日本的な食材を用いたり、イカの炒めものにはキャビアをあしらうなど、さりげなく今風にアレンジ。シャレた一皿に仕上げている。『イカの塩味炒め0葱山椒の香りで0』。ソースと共に炒め合わせず、翡翠色のソースと真っ白なイカを別々に盛り付けた彩りのバランスもオシャレな一皿。トッピングしたキャビアがアクセント一方、丸ごと一羽の鶏肉で仕上げる『豪快な香鶏のパリパリ焼き麻辣風味』も、広東料理の代表的な焼味である“脆皮鶏”を佐々流に一捻りしたスペシャリテ。鶏肉を捌いて一度湯に通した後、水飴と酢を塗って干し、皮を張らせる下拵えの手法は、広東料理のそれとそれほど大差ないが、下味に花山椒や四川唐辛子など四川特有の香辛料を加え、パンチのある個性的な味にしあげている。丸ごと一羽を客の前でデモンストレーションする豪快な『香鶏のパリパリ焼麻辣風味』。オーブンで焼いた後、仕上げに高温の油を回しかけながら、揚げた力作。料理は全て一万円のコースから(取材時6月のメニュー)食材に対するこだわりにも妥協はない。先の鶏肉にしても、数ある鶏を試した結果、中国伝来のバブコーチンと烏骨鶏の血統を引く香鶏を使用。筋繊維が細かくジューシーで焼くとパリパリになる香鶏は、脆皮鶏の料理にはぴったりだったとの由。その他、野菜は能登の高農園、豚肉はオレイン酸が豊富で脂にあまみある加藤ポークを用いるなど、限られた予算の中で最上の食材を選んでいる。コースの〆は、ご飯ものと麺を少しずつ提供するのが同店のスタイル。写真はその一つの『ハマグリそば』。上湯とはまぐりの旨味が一体化したスープは、あっさりしながらも滋味あふれる美味しさだまた、「一万円といえども、高級感のある料理を提供したい。」との思いから、イカ墨入りの皮でつくった小籠包には黒トリュフ、モクズ蟹入りのフカヒレスープにはフォアグラ入りの茶碗蒸しを合わせる等々、リュクスな皿もさりげなくお目見え。ハレの日に食べたいリッチな味を約束してくれる。ちなみに、旬の素材を取り入れたコースは月替わりとなっている。Ji-Cube【エリア】西麻布【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】5500円【ディナー平均予算】16000円【アクセス】六本木駅 徒歩8分
2021年08月04日お店の味を、いつもの食卓で「美肌薬膳」と「旨味麻辣」で体もポカポカ最後の締めまでおいしく!素材の味がいきた、スペシャルな火鍋今回ご紹介するのは、南青山や麻布十番などで四川火鍋専門店を展開する【ファイヤーホール4000】の人気メニュー『スペシャル火鍋セット』のお取り寄せ。そもそも火鍋とは、中華の鍋料理のことを指しますが、薬膳を揃えるのが大変で、家ではなかなかハードルが高いと思った方もいるはず。そんな心配はご無用!こちらのセットでは、スープから具材まで全て揃った状態で届きます。内容はこちら!2人前ですが、かなりのボリューム感です。『スペシャル火鍋セット』2人前10,500円(税込)左上から順に・・・・黒毛和牛サーロイン・ヨシキリザメのフカヒレ・群馬県の加藤ポーク・大人気のふわふわ肉団子・きのこの盛り合わせ・新鮮野菜10種盛り合わせ黒毛和牛やフ、フ、フカヒレも入ってるんです!豪華なラインナップに心躍っちゃいました。左:美肌薬膳スープ右:旨辛麻辣スープそして、スープは2種類。それぞれ1リットルのペットボトルに入ってます。・生薬を配合した芯まで温まる体に優しい「美肌薬膳スープ」・手作りの豆板を使用した「旨辛麻辣スープ」スープごとに唐辛子やにんにく、山椒などの付け合わせがあり、それもまとめて鍋の中に入れます。見た目は刺激的ですが、旨味が詰まったふくよかな香りがしてきます。他の具材を入れ、ぐつぐつと火を入れ始めると、さらにおいしそうな香りが!ガスコンロでひと煮立ち「美肌薬膳スープ」箸で持ち上げているのは、プリンプリンのフカヒレです「美肌薬膳スープ」は、香りにスパイシーさはあるものの、薬膳独特の苦みや香りは全くなく、まろやかで体に染み込む優しい味わいです。また、具材の豚肉やきのこなどの旨味がスープと合わさることで、より一層おいしさを感じます。スープも具材のひとつのような感覚で飲むのがオススメです。「旨味麻辣スープ」豚肉は、体温でとろける「くちどけ加藤ポーク」を使用続いて、旨味麻辣スープ!こちらは、舌が痺れるようなピリッと感やヒリヒリとするような辛さがやみつきになる味。食べ進めると、どんどん体がポカポカとしていき、時々あたる山椒がさらに辛さを引き立たせます。想像以上にご飯がスープを吸うスピードが速いので、麺から入れるのをオススメします鍋といえば、締め料理は必須!「美肌薬膳スープ」はさっぱりと雑炊に、「旨味麻辣スープ」は麺で担々風に。スープが1滴も残らないほど、最後までおいしく楽しめました。今回の『スペシャル火鍋セット』では、きのこや野菜など、同じ食材でも2種類のスープで全く違う味わいを楽しむことができました。また、スープの量も多いため、レストランで味わうように追いスープもできちゃいます!あえて少し残しておいて、後日また楽しむなんてことも。おいしい食事で健康に。ぜひ、皆様もお取り寄せで楽しんでみてはいかがでしょうか。4000 Chinese Restaurant -南青山-【エリア】広尾【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】表参道駅 徒歩13分
2021年02月19日食材に優劣をつけずに敬意を払う趙楊さんからその大切さを学びました「学生時代、何気なく読んだ熊谷喜八さんの本に書いてあった“食を通して人を幸せにしたい”の一言が、ずっと頭の片隅にあったんです」。こう語るのは伊藤光恵さん。今や神楽坂の名店の一つに名を連ねる四川料理店【梅香】のオーナーシェフだ。住宅街の一角に佇む飾り気のない店構え。短大を卒業後、その言葉を胸に熊谷シェフの多国籍レストラン【キハチ】に就職する。そこで【キハチチャイナ】なら厨房にすぐ入れると聞き、中華に転身。調理場はどこも過酷だが、重い鍋と炎を操らなければならない中華は一段と厳しい。女性ならばなおさらだ。だが、伊藤さんは中華って面白いと思ったという。いわく「鍋一つで煮る、焼く、揚げる、蒸すなどほぼ全ての調理法ができるうえ、火の周りにほとんどの調味料があるので体を動かさずに料理ができる。効率の良い料理だと思った」そうだ。『蟹の淡雪炒め』2,490円。終始強火で炒めつつも、メレンゲ状の卵白は、その名の通り淡雪の如くホワホワでそれでいてどこかねっとりした旨味も兼ね備えている。火加減とタイミングがものをいう佳品。修業の傍、食べ歩きで舌を磨いていくなかで出合った【趙楊】の料理に深く感動した伊藤さん。3年間勤めた【キハチ】を辞め、即刻趙楊さんに弟子入りを果たす。「まず香りの高さが素晴らしい。加えて素材一つ一つの味が、調味料に負けることなくきちんと引きだされているのには驚きました。何もかもが衝撃的だったんです」。『牛肉山椒オイル掛け』1,950円。四川の代表的な料理の1つ『水煮牛肉』。伊藤さんが初めて【趙楊】で食べてその香りと辛さに感銘を受けた思い出の一皿。途中六本木のワインバーで腕を振るうも、再度【趙楊】に戻り、都合6年趙楊さんの薫陶を受け、32歳で独立。11年前のことだ。「趙楊さんは、きゅうりもフカヒレも同じ愛情を持って調理するんです。技術的なことはもちろん、“食材への敬意”を趙楊さんから教えられました」。梅香【エリア】神楽坂【ジャンル】四川料理【ランチ平均予算】1000円【ディナー平均予算】5000円【アクセス】牛込神楽坂駅 徒歩1分
2021年01月30日ミスタードーナツは、四川料理の名店「赤坂四川飯店」のオーナーを務める陳建一と共同開発した「misdo meets 陳建一THE四川スペシャル」を、2020年10月2日(金)より期間限定で発売する。「赤坂四川飯店」の人気メニューがミスドに!初の「パイ」シリーズも2020年4月に続き、陳建一と共同開発メニューを展開するミスタードーナツ。今回の「misdo meets 陳建一THE四川スペシャル」では、「赤坂四川飯店」の人気飲茶メニューを中心に、ミスタードーナツのために再現した全6種がラインナップ。その中には、陳建一史上初の監修となる「パイ」シリーズも展開される。飲茶メニューまずは毎度注目を集める飲茶メニューから紹介。同店の看板メニューを再現したのは、練りごま入りのこく深いスープに、ぴりりと辛い豚ミンチを合わせた「四川担々麺」と、とろみのある白湯スープに海老やキクラゲ、タケノコをトッピングした「海老野菜そば」。“お気に入りメニュー”を再現した「ジャージャー麺」また陳建一の“お気に入り”を再現したという「ジャージャー麺」は、甜麺醤(テンメンジャン)を使用した豚ミンチに、タケノコとシイタケを加えることで、食感をプラスしたこだわり仕様に。さらに隠し味として、滑らかな口当たりを叶える“とろろ芋”が使用されている。初登場の「パイ」シリーズ初登場となる「パイ」シリーズは、チャーシュー餡を生地で包んだ“チャーシューパオ”をイメージしたもの。ぷりっとしたエビと香味野菜をチリソースで包んだ「エビチリパイ」、角切りチャーシューを特製の甘辛ソースと絡めた「チャーシューパイ」、風味豊かなごまあんともっちり白玉をいれた「ごま団子風パイ」など、中華ならではの具材を、バランスよくパイと組み合わせたスペシャルな味わいに仕上げている。詳細「misdo meets 陳建一THE四川スペシャル」販売期間:2020年10月2日(金)~2021年3月下旬<飲茶>四川担々麺、ジャージャー麺(とろろ芋入り)、海老野菜そば 各530円+税取扱店舗:ミスタードーナツ飲茶取り扱いショップ<パイ>エビチリパイ、チャーシューパイ、ごま団子風パイ 各230円+税取扱店舗:ミスタードーナツ全店(一部ショップを除く)【問い合わせ先】ミスタードーナツお客さまセンターTEL:0120-112-020
2020年10月02日劇場に来たかのような、エンターテインメントなレストラン空間五反田と麻布十番にあるカジュアルな火鍋屋の【ファイヤーホール 4000】。その系列店である【4000 Chinese Restaurant】は、ハイエンドな中華レストラン。中国の伝統料理をベースにしながらも、菰田欣也シェフ流の火入れや素材にこだわった四川料理の数々が楽しめます。火鍋とはまた違う、菰田シェフがじっくりと料理に向き合った、繊細な味わいを感じることができます。豆腐の代わりに白子を用いた『麻婆豆腐』料理につかわれる食材は、“ハンガリーの国宝”に指定されている希少豚「マンガリッツァ豚」や、フカヒレ、車海老など、なかなかお目にかかれないような高級素材ばかり。「原価はかかってますが、それでいいんです! お客様を喜ばせるのがレストランなんで」と笑顔を見せるシェフ。この豪快さもまた、お店の良さのひとつです。この車海老が…こうなる合わせるドリンクは、希少なケンゾーエステイトのワインが豊富なほか、人気の紹興酒や、お酒を飲めない人も楽しめるよう、ロイヤルブルーティーも用意。会話に花を咲かせつつ、ゆっくりと料理を味わえる空間です。モダンかつ重厚感のある店内は、デートにもぴったり。夜はムーディーな空間に変化します四川料理でありながらも、日本の伝統・文化・食材を取り入れた料理の数々。前菜からデザートまで、刺激的は約13皿で、非日常的な体験を味わってみてはいかがでしょうか?4000 Chinese Restaurant -南青山-【エリア】広尾【ジャンル】中華料理【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】表参道駅 徒歩13分
2020年03月16日「四川フェス2020」が、新宿中央公園で2020年10月に開催される。「四川フェス」は、“四川料理のおいしさや中華料理の奥深さを広めたい”という想いのもと、2017年から2019年にかけて3度開催され、累計20万人以上が訪れた人気のフードフェス。今回は、「10万人がしびれる、愛がある四川フェス」 をテーマとし、五感を刺激するようなフェスを目指す。会場には、麻婆メニューをはじめ、火鍋、よだれどりなど、唐辛子や山椒の効いた“シビれる”ラインナップを約30ブースで展開予定だ。今回は、アプリ上で決済を済ませて、すぐにテイクアウトができる「ファストパス」制度も取り入れるという。なお、出展店舗は今後公開予定。食とともに楽しめるステージスケジュールも追って発表となる。【詳細】四川フェス2020開催時期:2020年10月場所:新宿中央公園住所:東京都新宿区西新宿2-11出店数:約30ブース
2020年01月30日博多駅からバスで15分くらい。時間があれば、(それにこれから食べるんだから)徒歩でも行ける距離にある四川料理のお店「巴蜀」。長崎の友人から勧められて、ランチに伺いました。予約をする方が安心と思い、電話をすると、普通のメニューは予約は受け付けていないということで、コースメニューをお願いすることにしました。 この時の予約の電話にでた女性がとても親切で、コースの相談をした時に、「10,000円のコースがおすすめです。私もシェフに勧められて、食べたのですが、量と内容のバランスも、このコースがいいと思います。」とアドバイスをしてくださって、折角なので、このコースを選んで、予約をしました。 四川料理は辛い、は違う お店は、四川料理、中華料理、ということで、赤をイメージしていたのですが、カフェのような、青い扉が目印です。ドアを開けて、予約していることを告げると、厨房に近いテーブル席に案内されました。店内はテーブルとカウンターがあるスッキリしたつくりです。サービスを担当している女性の白いユニフォームと帽子がとても可愛くて、動きを見ていると笑顔になります。さて、コースが始まります。まずは、前菜10品、お野菜が中心です。この前菜で、”四川料理は辛いもの”という固定概念が崩れました。正方形に並べてみたので、ここには9品ですが、もう1皿ありまして。。。 もう1皿は、「よだれ鶏」です。ラー油を使ったタレは、辛い、です。でも、癖になる辛さです。 コースの始まり まず、「車エビの米炒め」。お米を乾燥させて、それから揚げて、ネギやニンニク、車エビと炒めているものなのですが、このお米が忘れられない美味しさで、この後に続くお料理を気にしなくてもいいのなら、ずっと、おつまみに食べ続けそうな「病みつきになる」一品です。 そして、「カサゴの煮込み」。豚骨のスープに金華ハムとキャベツが入ったスープですが、さっぱりしていて、とても優しい味がします。身の厚いカサゴがつるんと食べられて、中国の家庭に呼ばれて食べているような感覚です。 そして、フカヒレの姿煮。お野菜は、青梗菜の花。甘く、トロッとしたソースは、魚と鶏の出汁で作られていて、醤油味の台湾風の調理方法ということです。そして、またまた、残らないさっぱりした食感です。ふた皿目といえ、前菜の10品から食べ進んでも、いつも感じる中華の「うっ」というお腹に残る感じがしないのです。 「アヒルの揚げもの」。アヒルのお腹に豆豉など6種類の詰め物をして焼き、中身を出して揚げています。中身はソース使われていて、豆豉の印象が強くて(私は大好き)、ソース最高!ソース、綺麗でしょ?皮は北京ダックみたいにカリッとしています。 そして、麺の登場です。「アワビ和えそば」。長崎のアワビと生湯葉を和えたおそばです。酸味と辛味が絶妙で、常温のおそばなので、辛さが際立つこともなく、とても美味しいです。アワビは柔らかく、さらに柔らかな湯葉に、しっかりした麺の口当たりが忘れられない味わいです。 そして、「はまぐりとスペアリブのスープ」。はまぐりがプリプリして大きい!そして、スペアリブはほろほろに柔らかい!澄んだ鶏のスープは塩味をしっかり感じて、みた感じよりも濃い味わいがあります。お肉と貝の組み合わせって、あまり食べたことないのですが、台湾ではポピュラーなお料理ということでした。 デザート。こちらは、「ピーナツ餡の白玉餅」。ピーナツ餡が程よく甘く、白玉の甘さ、アーモンドの甘さが重なっても甘すぎず、いい塩梅、です。 そして、「マンゴとタピオカ」のデザート。マンゴとココナッツミルクでピューレにし、タピオカと宮崎産のマンゴと清見です。やはり、宮崎のマンゴは美味しいですね。 お腹にもたれない中華 シェフ 荻野さんは、お料理を運んでくださる時に、お料理を紹介してくれます。コースのお料理の数だけ、お話を聞くことができます。そこで、とてもお腹いっぱいになっているのに、いつも中華を食べて感じる「重さ」がない不思議さを聞いてみました。 「油が大切です。なたね油を使っていて、あと、塩味です。」 中華料理は、中国では毎日食べるお料理だから、脂っこいものばかりだったり、味付けの強いものばかりだと、やはり、身体に堪えるので、家庭ではそんなに濃いものばかりを食べているわけではないそうです。日本でも、毎日でも食べられる中華料理を食べてもらいたいという想いが伝わるお料理でした。さりげなく着ているTシャツ「NO MORE FOOD LOSS」も、荻野さんの想いがのっているなと感じました。荻野さんと同じように、Tシャツとジーンズで働いている女性が奥様で、厨房とダイニングを忙しそうに行ったり来たりしていました。ぴったり息があったサービスの流れも料理と同じように、お店の柔らかな雰囲気につながっているようです。 私たちが「ここにしかない」と感じる巴蜀のお料理は、荻野さんが、中国で普通に食べられている食事を研究されて生みだされたお料理なのです。ごちそうさまでした! 巴蜀住所:福岡県福岡市博多区美野島2丁目3-14TEL: 092-482-7474
2019年05月31日中国四川省の料理が集結する「四川フェス2019」が新宿中央公園にて、2019年4月20日(土)・21日(日)の期間で開催される。「四川フェス」は過去2回の開催で累計来場者数10万人を記録している人気フードフェス。今回は、過去最大29店舗が会場に集結する。赤坂四川飯店の陳建太郎シェフ、ファイヤーホール 4000 の菰田欣也シェフ、中國菜 老四川 飄香の井桁良樹シェフ、神田 雲林の成毛幸雄シェフをはじめ、 日本を代表する料理人が参戦。日本若手料理人から四川省、重慶の特級厨師の名店や、現地中国人の知る人ぞ知る店舗が登場。中国全土に“藤椒油”の名を轟かせた企業「幺麻子(ヤオマーズ)」も本国から駆け付ける。本国で人気の麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐」も参加予定だ。また、四川中華料理店だけでなく、“しびれ鍋”を提供する「酒菜庵 ちゃぼうず」「創作料理 維新」、自然派ワインを広めた飯田橋のフレンチレストラン「メリメロ」も出店。四川料理だけでなく、旨辛麻辣ポップコーン、山椒イチゴ大福、よだれ雪見だいふくなど、オリジナルスイーツもラインナップする【詳細】四川フェス 2019開催日:2019年4月20日(土)・21日(日)開催時間:4月20日(土)10:30~17:00、21日(日)11:00~17:00会場:新宿中央公園住所:東京都新宿区西新宿2-11<参加店舗>赤坂四川飯店、中國菜 老四川 飄香、銀座 CHUFANG、ファイヤーホール4000、関羽の胃袋 ヴィルゴビール、神田 雲林、三明物産、175 DENO担担麺、SABOTEN×貴州料理、萬的中華~笑龍、メリメロ、上海香火鍋 新天地、酒菜庵 ちゃぼうず、創作料理 維新、陳家私菜、陳麻婆豆腐、四川料理 天府舫、香辣妹子、在日中国厨師精英協会、本格熊猫、四川料理 華美、川香苑、品品香、幺麻子・藤椒油、成都美食文化促進会ほか※入場無料、雨天決行。
2019年03月25日吉祥寺で味わう小皿中華。ワンコインで大満足仕事終わり、お腹が空いた夜。今日は外でご飯を済ませたい、そんな日には女性の粋なひとり飲みにピッタリのお店へ。吉祥寺・ハモニカ横丁内の「ハモニカキッチン」は、カウンターで老若男女と肩を並べてほっこりできる場所。気取らず立ち寄れて、おなかと心を満たしてくれます。フードは中華メニューが中心まずは定番メニューの「骨付き鳥の四川炒め(500円)」をオーダー。カウンター越しに料理人の手元をながめられる2階席なら本場中国さながらの雰囲気を楽しむことができます。店内には胡椒の香りが漂い、料理が出来上がるまでちょっぴりワクワク気分。いただくと、香辛料が香る甘辛いお肉がやわらか! シンプルな味付けなので、「ビール(540円)」の相棒には絶妙。思わず笑顔がこぼれちゃいます。他にも、ちゅるんとなめらかな麺が秀逸な「四川風碗子そば(担担麺)(500円)」や、店内一の最速メニュー「棒棒鶏(500円)」などが人気。ちょっぴり小さいお皿でワンコイン価格なので、あれこれたくさんの種類を楽しみたい人にも嬉しいサイズ感です。焼き鳥など軽く食べたい時に助かるフードもずらり。おじさまの駆けつけ一杯から、ファミリー、吉祥寺のおしゃれカップルまで、常に賑わいを見せる横丁のプチトリップ空間。気づいたら、常連さんになっているかもしれません。初心者向け★★★ワイガヤ度★★☆エンタメ度★★☆スポット情報スポット名:ハモニカキッチン住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-2ハモニカ横丁内電話番号:0422-20-5950
2018年08月20日小披露宴や貸切対応も可能なおしゃれでモダンな店内モダンな中華料理店であることが伺える、おしゃれな店構えの「麻布長江香福筳(あざぶちょうこうこうふくえん)」では、個室対応や用途に合わせた空間作りが可能。落ち着いた色調のインテリアと照明で、個室の使用料は無料。小規模な結婚披露宴は着席26名、立食で30名まで対応でき、歓送迎会での利用や、50名以下までの貸切もできる空間です。オリジナル四川は自家製調味料が味の決め手!旬の食材で四季を感じてほしいという願いから、お店で扱うのは国産の厳選された食材のみ。料理長の田村亮介氏が生み出すナチュラルな味付けの四川料理は、自家製調味料「酒醸(チューニャン)」で素材の旨みを引き出しています。酒醸とはもち米と麹の天然素材のみを発酵させて作る中国の伝統的な調味料で、化学調味料を使わなくても美味しい中華に仕上がります。絶品「富士幻豚のスペアリブ 色々唐辛子 花椒 香草炒め」幻とも称されるブランド豚・富士幻豚(ふじげんとん)は、世界的に見ても希少品種となる中ヨークシャー種のしっとりと柔らかい肉質が特長の豚肉。「富士幻豚のスペアリブ 色々唐辛子 花椒 香草炒め」(2,600円)は、富士幻豚のスペアリブを煮込み、カリッと揚げた後に数種類の唐辛子や花椒、香草で炒め上げました。麻布長江香福筳のスペシャリテとも言える、ダイナミックで美しく、おいしい一品です。目でも耳でも楽しめる「色々食材のおこげ」パリパリに揚がった自家製おこげに、海鮮や野菜などの具材がたっぷり入ったあんをかける瞬間の音が楽しい「色々食材のおこげ」(2,800円)。高温のあんがジュワジュワーッとおこげに絡まっていく様子も見ものです。味付けは醤油味のあん(什錦鍋巴)、酸味と辛味の効いたあん(酸辣鍋巴)の2種類からお好みで選べます。本場四川の唐辛子と国産厳選食材、自家製調味料「麻布長江香福筳」の味は、天然素材を使用した手作り調味料、旬の国産食材、そして本場中国で仕入れてくる香り高い唐辛子や中国花椒、香料に集約されています。高品質な素材本来の持つ旨みを最大限に引き出し、こだわりの調味料で味付けた、シンプルかつダイナミックな四川料理は、唯一無二と言っても過言ではないかもしれません。東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5番出口より徒歩6分。東京メトロ日比谷線または都営地下鉄大江戸線「六本木駅」 2番出口からは徒歩8分の場所にあります。素材の味を活かした四川料理を提供する、「麻布長江香福筳」は、宴会やパーティーでの利用もおすすめです。ぜひ本場の味を確かめに訪れてみてください。スポット情報スポット名:麻布長江香福筳住所:東京都港区西麻布1-13-14電話番号:03-3796-7835
2018年08月14日地元で愛され続けてきた、老舗の中国家庭料理店東京・十条の「楊(やん) 十条店」は、本場・四川の中国家庭料理を堪能できる老舗中華料理店です。壁に中国酒がずらりと並ぶ店内には、カウンターとテーブル席が17席。肩肘張らずに過ごせるお店は、一人でも気軽に入れるカジュアルでアットホームな雰囲気です。ランチは850円から、ディナーは800円~2,000円とリーズナブルな価格帯で、普段使いに最適。友人との集まりや家族での食事に、気軽に利用できます。創業者の楊氏直伝! 旨辛四川中華料理が絶品店名にある「楊」は、創業者の名前。楊氏が十条・富士見銀座にオープンした5席ほどの小さなお店を、移転オープンしたのが「楊 十条店」です。のちに池袋に2号店と3号店、別館をオープンし、根強い人気を保っています。創業から20年以上にもなる十条店は、ファンの多い人気店。楊氏の元で手ほどきを受けた店主が、腕を振るいます。外せない人気メニュー! 自慢の「汁なし担々麺」辛さの選べるお店の人気メニュー「汁なし担々麺」は、こだわりの香辛料で本場の味を再現した逸品。四川山椒「花椒」のしびれる刺激と辛み、濃厚な旨みが合わさった癖になる味わいです。もちもちと弾力のあるストレート太麺に、そぼろと砕いたナッツ、青菜をトッピング。食べる前に麺をソースによく絡めて頂きますしょう。「普通」でも辛めなので、初めて食べる人は辛さ控え目から挑戦してみてはいかがでしょうか。「麻婆豆腐・水餃子・紹興酒」絶品自家製中華も美味「汁なし担々麺」に次いで人気があるのが、旨辛な味わいが癖になる「麻婆豆腐」や、プリプリの食感がたまらない「水餃子」。どのメニューもお店のこだわりが詰まった、四川の本格的な家庭料理です。四川料理にもぴったりな味わい深い「紹興酒」もあります。贅沢な食材を使った中華料理ではなく、素朴でおいしい中国の家庭料理を再現しているそう。おいしく旨辛い中華料理を味わいに、また訪れたくなる名店です。女性も入りやすい、おいしくスマートな中華料理店女性でも入りやすいシンプルでアットホームな内装、癖になる旨辛中華にリピーターや地元ファンの多い人気店です。コスパ抜群のランチタイムに、リーズナブルに本格中華を堪能する夜の食事に、ぜひ利用してみてください。JR埼京線「十条駅」から徒歩3分ほどの位置にお店はあります。駅北口から出て、左手にロータリーを見ながら線路に沿って進み、突き当たりの踏切を右に曲がってすぐの左角がお店です。中華料理や何か辛いものを食べたくなったら、このお店で決まりです。スポット情報スポット名:楊 十条店住所:東京都北区中十条2-22-4電話番号:070-6968-0212
2018年07月27日こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。梅雨はどこに行ったのかな?というくらいに暑い日が続きますね。こんな暑い日に美味しいのが「ビール」。はい、夏に飲むキンキンに冷えたビール、最高ですよね。今回は、そんなビールに最高に合うおつまみ「四川風ワンタン」を紹介します。■ビールが進む四川風ワンタン材料(作りやすい量)ワンタンの皮30枚A豚ひき肉250g生姜(すりおろし)1かけ塩コショウ少々片栗粉小さじ1ごま油適量B白ネギ10cm分にんにく(すりおろし)適量水小さじ2醤油小さじ2酢小さじ1砂糖小さじ1ラー油大さじ1と1/2花椒(粉)お好みで作り方1、「A」を粘り気が出るまで混ぜ合わせ、ワンタンの皮で包む。2、沸騰したお湯で1を茹でたら、ザルにあげる。3、ミキサーで「B」を攪拌(かくはん)させる。4、器に「2」を盛り「3」をかける。お好みで青梗菜など添える。ちゅるんとした皮にピリ辛なタレがあと引きます!これが本当に冷えたビールに合うんです......!私はうっかり飲みすぎてしまいました(笑)。口当たりが滑らかなので、夏バテ中にもぴったりなレシピです!辛さが苦手な方はラー油の量を減らしてくださいね。ワンタンって面倒そうなイメージですが、三角に包むだけなら餃子よりも簡単に作ることができますよ。作りすぎた際は、バットなどに重ならないように置いて冷凍→密封袋で冷凍保存すればOK。食べる際は、そのままお湯で茹でたり、スープの具材にするのもオススメです。夏の食卓の一品にぜひ作ってみてくださいね!
2018年06月28日本場の四川料理をシックでおしゃれな空間で東京・永田町にある「赤坂四川飯店」の店内は、重厚感あるインテリアが配置され、落ち着いた空間が広がります。気軽に利用できるテーブル席の他に、宴会場や個室なども備えているので様々なシーンで利用できます。平日は場所柄、接待利用をはじめビジネスマンで賑わいを見せていますが、週末になると子ども連れでの来店も多く本場の四川料理を囲んだ家族団らんの場となっています。四川料理の第一人者、陳健民から受け継がれた名店赤坂四川飯店は、四川料理の第一人者である陳健民が創業したことにより、その歴史が始まります。創業当初は、彼を陰で支えた妻・洋子の存在がとても大きく、時には通訳、時にはマネージャーとして寄り添い、二人三脚で現在のお店の礎を築きました。彼の息子・健一、孫・健太郎へと父子三代にわたり、受け継がれてきたものを大切に継承していくとともに、新しい四川料理のかたちも提案し続けています。四川料理の代表格! 「陳麻婆豆腐」をぜひご堪能あれ!「辛さの四川」といわれるように、四川料理は山椒の刺激や、酸味、香味など様々な香辛料で深みのある味わいが特徴です。その特徴を存分に味わえるのが、お店の看板メニューでもある「陳麻婆豆腐」。花山椒の痺れる辛さと様々な具材によって引き出されている旨みが、ご飯をどんどん進ませます。いわば伝家の宝刀と言うべきこの「陳麻婆豆腐」を、ぜひ注文してみてください。辛さとまろやかさが混ざり合うオリジナルのえびチリ!みんな大好き「えびのチリソース」もお店の大人気メニュー。海老と卵を使った「赤坂四川飯店」オリジナルのえびチリです。ぷりっぷりの海老が卵でとじられていて、四川料理の辛さの中にもまろやかさも味わえる、絶妙な一品です。他にも「回鍋肉」や「担々麺」など、創始者・陳健民が日本人に親しみやすくアレンジして広まった数々の名料理がメニューに並び、選ぶお客さんを大いに悩ませます。たくさんの人に四川料理を知って欲しい!お店の料理人たちは、辛い料理が好きな人にも苦手な人にも四川料理を食べてもらい、四川料理を知って欲しいという強い思いのもと、日々料理を作っています。お客さんの「おいしい! 」という言葉が料理人たちの励みで、その言葉のために日々努力しています。「料理は人間を育むもの」として、それを提供していくことを使命とする「赤坂四川飯店」の精神は、初代陳健民から受け継がれたものです。東京メトロ有楽町線、南北線、半蔵門線の永田町駅から4、5番出口を出て徒歩2分ほどのところにある「赤坂四川飯店」。家族団らんの場を過ごしたり接待で利用したり、無性に中華が食べたくなった時など様々なシーンで利用できるお店です。本場の四川料理で楽しいくつろぎの時間をお過ごしください。スポット情報スポット名:赤坂四川飯店住所:東京都千代田区平河町2-5-5 全国旅館会館ビル5F・6F電話番号:050-5868-2308
2018年05月29日こぢんまり&カジュアル、居心地よい隠れ家的レストラン中目黒にある「中国酒家 辰春」は、本格四川料理が味わえる中国料理店です。店内には、キッチンが眺められるカウンターと、テーブル席が合わせて18席あります。気軽に立ち寄れるカジュアルさを出しながら、間接照明などで落ち着いた雰囲気を演出。大人の隠れ家を思わせるお店づくりです。また、全ての方が食事を楽しめるようにと、店内は全面禁煙になっています。店舗外の灰皿でのみ喫煙が可能です。キッチンの上にある黒板には、写真つきで自慢のおすすめメニューの紹介がされています。試行錯誤を重ね、リピートされるお店に2009年のオープン当初は、今とは全く違った雰囲気だった「中国酒家 辰春」。オープンから3年くらいは、厳しい時期であったとシェフは語っています。オーナーシェフは、ホテルや都内の中国料理店で料理長を務めた実力者。お店をカジュアルな雰囲気にしたり、メニューをリーズナブルな価格帯にしたりするなど試行錯誤を重ねて、お客さんにリピートされる現在の姿になりました。深みのある辛さやコクが特徴! 自慢のおすすめ料理「中国酒家 辰春」自慢の一品である「麻婆豆腐」。中国の唐辛子、山椒、豆鼓、豆板醤を使用しています。ひき肉には牛と豚の両方を使うことで、複雑で深みのあるコクを表現しており、旨味がありながらスッキリとした上品な辛みと味わいが魅力の逸品です。また「黒酢の酢豚」も店主おすすめの一品。国産の豚肩ロースを使用し、生からじっくりと時間をかけて揚げています。タレには、中国の黒酢「鎮江香錯」と穀物酢をブレンド。コクがあり、香り高い風味を感じます。濃厚な味わいなので、お酒がすすむ一品です。店主のこだわりがつまった四川の定番料理四川料理の代表的料理である「水煮牛肉(国産牛ロースと野菜の唐辛子煮)」。他店とは違い、本場のレシピにならって豆板醤を使わないというこだわりを見せる、店主おすすめのメニューです。口に入れると直接的な辛さではなく、うま味の後から辛さがじわじわとやってきます。見た目は激辛料理のようですが意外とスッキリした辛みで、多くの人に受け入れられています。リピート率が高く、やみつきになる逸品ですお客さんのニーズに柔軟に対応し、食事を楽しんでもらう「中国酒家 辰春」では、旬の食材に本場から取り寄せた香辛料を使用し、素材の良さを引き出した中国料理を提供しています。また、料理にあうビールや紹興酒、ワインも揃え、ドリンクメニューの種類が豊富です。シェフは、食材・味付け・量などお客さんの要望にはできる限り対応していくそう。また、便利なネット予約を受け付けているので、公式ホームページもチェックしてみてください。東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」を出て、山手通りを五反田方面に直進して徒歩約7分のところにあります。店主のこだわりがつまった料理が提供される「中国酒家 辰春」。落ち着いたおしゃれな空間なので、接待やデートに気軽に利用できそうです。中目黒で見つけた隠れ家的レストランで、辛さがやみつきになる料理を味わってみませんか?スポット情報スポット名:中国酒家 辰春住所:東京都目黒区中目黒2-10-11 101電話番号:03-3791-7230
2018年05月07日「四川フェス2018」が、2018年4月7日(土)・8日(日)の2日間、東京・新宿中央公園で開催される。2017年に初開催を迎えた同イベントは、本場の四川料理が楽しめるグルメイベント。第2回目となる今回は、来場者2万人を数えた前回から場所を新宿に移し、2日間の開催と規模を拡大して開催される。会場には、“四川料理の父”と呼ばれる陳建民創業「赤坂四川飯店」の麻婆カレーをはじめ、2017年1月に惜しまれつつ閉店した国分寺「“深”中国的酒場 孔明の罠」の揚げよだれ鶏、都内中心地に7店舗を構える「陳家私菜」の石焼麻婆豆腐、大分の旬野菜を使った四川料理が評判の「仙ノ孫」の火鍋など、本場四川の味が堪能出来る人気店のメニューの数々が集結。辛い食べ物に目がないグルメファンは、この2日間で痺れる辛さで病みつきの四川料理を食べつくしてみては。【開催概要】「四川フェス2018」開催日:2018年4月7日(土)・8日(日)会場:新宿中央公園入場料:無料 ※フード・物販は有料。<出店店舗>■4月7日(土)中國菜 老四川 飄香/銀座 やまの辺 江戸中華/陳家私菜 渋谷/“深”中国的酒場 孔明の罠/華美/虞妃/陳麻婆豆腐/四川料理 品品香/天府舫/成都文旅・四川省料理人/四川省オールスター×三明物産/ヴィルゴビール■4月8日(日)中國菜 老四川 飄香/銀座 やまの辺 江戸中華/陳家私菜 渋谷/“深”中国的酒場 孔明の罠/赤坂四川飯店/ファイヤーホール4000/麻布長江/仙の孫/希須林/天府舫/成都文旅・四川省料理人/四川省オールスター×三明物産/ヴィルゴビール
2018年04月02日