自治医科大学は、50年以上にわたり、地域医療の担い手を育て地域医療のあり方を提案し続けてきました。このコンテストは、次世代を担う高校生と一緒に、身近な地域医療のあるべき姿を考えたいとの思いから始まりました。今年は、スピーチ動画に代わり、プレゼン動画を募集いたします。入賞者を地域医療プレ体験キャンプに招待します。【テーマ】調べてわかった、ここがスゴイ!この町の地域医療【募集内容】・小論文 :文字数1,200字以内の小論文。・プレゼン動画:プレゼン風景(90秒以内)を撮影した動画。*プレゼン動画に使うツール(紙・タブレット端末等)は自由です。ただし、動画は発表者が最初から最後まで画面に見えた状態で撮影してください。動画の結合は認めません。アプリやソフトを使用した編集(テロップ・図・効果音の挿入等)は不可とします。【募集締切】2024年5月16日(木)【応募資格】高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)・高等専門学校(3年生まで)に在籍している生徒【応募方法】自治医科大学ホームページ内の「高校生小論文・プレゼン動画コンテスト」ページの手順に従い応募。【賞】大賞(小論文部門・プレゼン動画部門 各1名):地域医療プレ体験キャンプ招待*,図書カード 10万円分優秀賞(若干名):地域医療プレ体験キャンプ招待*,図書カード 5万円分入賞(両部門総計20名):地域医療プレ体験キャンプ招待*,図書カード 千円分佳作(80名):図書カード 千円分*大賞・優秀賞は入賞者の中から選考し、表彰式にて発表します。【入賞者の発表】自治医科大学ホームページで入賞者を発表し、本人には郵送でお知らせします。(6月下旬~7月上旬予定)【表彰式・地域医療プレ体験キャンプ】 2024年7月29日(月)~30日(火)【審査員】審査委員長:永井 良三 学長特別審査員:武藤 真祐 氏(医療法人社団鉄祐会 理事長)本田 麻由美 氏(読売新聞東京本社 編集委員)町 亞聖 氏(フリーアナウンサー/元ヤングケアラー)審査員 :本学教員※全国の高校生、一般の皆さまにもお知らせしたく、報道についてご協力いただければ幸いです。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月15日NPO法人シェアハッピーエールは、地域の子どもたちにとっての「サードプレイス」として親しまれている駄菓子屋、「地域駄菓子屋しぇあはぴ」の持続的な運営を目指し、クラウドファンディングキャンペーンを開始いたします。本プロジェクトは、子どもたちの成長と地域社会の未来を育むため、女性スタッフの人件費確保を目標にしています。【クラウドファンディングURL】 クラウドファンディングメイン画像■プロジェクトの背景地域駄菓子屋しぇあはぴは、ただの駄菓子を販売する場所を超え、子どもたちの悩みに耳を傾け、親身にサポートすることで、彼らの自己肯定感を高める環境を提供しています。しかし、その重要な役割を果たし続けるためには、人件費の確保が切実な課題となっています。■クラウドファンディングの目標ファーストゴール:300,000円(女性スタッフの人件費確保)セカンドゴール :天使の羽根プロジェクト(子どもたちと創造性を育む)サードゴール :屋上夏まつりプロジェクト(地域社会の活性化)■プロジェクトの重要性<子どもたちの自己肯定感の向上>「ありのままの自分」を受け入れてもらえる大人とのつながりを通じて自己肯定感を高める。<地域コミュニティの強化>駄菓子屋しぇあはぴは、地域の人々のつながりを深める場として機能します。つながりワーカーワークショップ(中央共同募金会様助成事業)■支援者からのメッセージ<学生団体レインボー>しぇあはぴのプロジェクトを心から応援しています。子どもたちが夢と希望を育む環境を守り続けることが、私たち全員にとって重要です。<宮っこ支援センターSAKURa 代表 高橋 治>子どもたちの居場所づくりを全力で支援します。このクラウドファンディングが、子どもたちの笑顔のための大切な一歩となりますように。■スケジュールクラウドファンディング開始:2月18日クラウドファンディング終了:3月20日女性スタッフ配属 :4月1日返礼品配送開始 :6月1日■お願い私たちの地域駄菓子屋プロジェクトは、子どもたちにとっての「サードプレイス」を守り、彼らが安心して成長できる環境を提供するために立ち上がりました。この大切な場所を持続可能な形で運営し続けるためには、皆さまの温かい支援が必要です。クラウドファンディングのご支援が、子どもたちの笑顔を守り、未来に希望の光を灯します。子どもたちが自分らしく輝ける世界を創り上げられるよう、より多くの方からご支援いただけることを願っております。令和5年度第7回輝く“とちぎ”づくり表彰で最優秀賞をいただきました。(2) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月20日魚のすり身に味付けをして、油で揚げて作られるさつま揚げ。おでんや鍋物など、さまざまな料理で活用されます。今のような寒い時期には、特に食べたくなりますよね。そんなさつま揚げ、地域によって呼び名が異なることをご存じですか。練り物メーカーとしておなじみの紀文公式サイトより紹介します。練り製品の名前は地域によってさまざま大量にとれた魚を、無駄なく食べ切るために考案された練り製品。四方を海に囲まれた日本において、身近な食材として各地で親しまれてきました。全国各地でさまざまな文化を持っているからこそ、名称のバリエーションも豊富。地域によっては、「さつま揚げ」といっても伝わらない可能性があります。練り製品は、全国各地で作られていることから、様々な呼び名があります。例えば、さつま揚は、東北、関東ではさつま揚と呼ばれていますが、関西ではてんぷら、沖縄ではチキアギ、鹿児島ではつけ揚と、それぞれ呼び方が異なります。紀文ーより引用「今日の夕飯はてんぷらが食べたい」といった時、関東出身の人と関西出身の人とでは、思い浮かべるメニューに違いが生まれそうですね。「さつま揚げ」の「さつま」は薩摩藩(鹿児島県)のことかと思いきや、鹿児島県では「つけ揚」という呼び名が一般的なのは意外に感じるかもしれません。これは、関東地方に伝わった際に「薩摩のつけ揚」と認識されていたものが、時代の流れとともに徐々に短縮。最終的に、「さつま揚げ」にまで変化したといわれています。「はんぺん」にも地域差ありさつま揚げと同様に、一般家庭でも広く親しまれている練り製品といえば「はんぺん」です。紀文によると、実はこのはんぺんにも、地域ごとの差があるのだそう。関東地方ではんぺんといえば、気泡を含み、ふわっとした食感のもの。「白」をイメージする人も多いのではないでしょうか。一方、静岡名産の黒はんぺんは、イワシやサバといった赤身魚を材料に作られています。関東のはんぺんとは色合いが異なり、食感もざっくりとしています。また愛知県や岐阜県においては、さつま揚げのことをはんぺんと呼びます。地域差に注目してみるのも面白いですね。魚のすり身から作られているさつま揚げやはんぺんは、実はたんぱく質やカルシウムが豊富な食材でもあります。動物性の脂質が少なく柔らかいため、子供や高齢者にとっても口にしやすいでしょう。日々の食卓に、ぜひ積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日「地域のイベント・祭りの企画・運営」27.7%で最多。次いで「地域クリーンアップ活動」が19.1%、「多文化交流・多言語交流活動」が12.8%。SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は当社が運営・開発する社会デザインプラットフォームSurfvoteで、2023年6月18日から7月31日までの期間、「あなたが参加してみたい、支援したいと思う地域コミュニティ活動は?」というイシュー(課題)について、ユーザーの意見投票を行いましたので、その結果をお知らせいたします。このイシューは、一橋大学商学部データ・デザイン・プログラムの3・4年生向け講義「メディア&サービスデザイン」で活用しました。イシュー: 講義: 投票詳細イシュー(課題):あなたが参加してみたい、支援したいと思う地域コミュニティ活動は?実際のイシュー問題提起の背景:人口減少と人口構造の変化が進むなかで、どうすれば「ここ(このまち)に住みたい(住ませたい)」と思わせることができるのか?を考えることは重要です。「こんなまちにしたい」という大きな「デザイン」を描くために、まずはまちづくりに参加するみなさんが参加してみたい、あるいは支援したいと思う地域コミュニティ活動は何か?提起しました。調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス) 調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー投票期間:2023年6月18日〜2023年7月31日有効票数:47票投票結果投票結果各選択肢のコメント紹介(一部抜粋、コメントなしの選択肢は未掲載、原文ママ)地域クリーンアップ活動どれも重要だとは思うが、自分が引っ越しなどをするときに選ぶ町は、 まずは町自体が綺麗かどうかは大切だと思います。 他の活動は子供がいるいないなどでも変わってくるものも多いと思うが 町が綺麗か綺麗じゃないかは変わらないと思います。(賛同数15)地域のイベント・祭りの企画・運営活動自体が万人受けするものが良いと考えました。地域イベントや祭りであれば、誰かを誘いやすく、多くの人が参加しやすいため、新しい出会いを創出して地域への愛着を持ってもらったりするためにはこの方法が良いと考えました。(賛同数13)多文化交流・多言語交流活動私の考えるまちづくりは新しい出会いの機会を増やし、そのための新たな場を作ることです。できれば自分と異なる多くの人々とであい、かつさまざまな集いの場をつくるが、そこから離れることも自由という町が、結局は他人にも寛容で、多様な文化を育み、コミュニティの文化的厚み、魅力を醸成すると考えます。従って、できるだけ、コミュニティ外の人々と出会える活動を希望します。(賛同数34)地域の環境保護活動環境問題に興味があるからです。まずはそこからアプローチして、そこで得た経験や地域住民との人脈から他の選択肢にもあるような分野にも手を広げていきたいと思いました。(賛同数21)地域教育支援活動単なる労働力の提供ではなく、未来を作る協力になると感じるから。 地域住民であればコミュニティの一員として、それなりにどれも参加する必要があると思いますが、あえて選べるとしたらこれ。(賛同数24)その他(自由回答)国立市の取り組みは参考になります。 私はソーシャルビジネスの推進・支援活動に興味があります。 ソーシャルビジネスとは、社会的課題を解決することを目指し、その過程で利益を追求するビジネスモデルのことを指します。 単に利益を追求するだけではなく、社会的価値も同時に生み出すことを重視する新しいビジネスの形態です。 これらのビジネスを立ち上げたり、成長させたりするための様々な取り組みをすることで、地域社会の課題を解決する新たなアプローチを支え、同時に経済活動を活性化することにつながります。(賛同数11)このイシューを活用した一橋大学での講義の様子はこちらPolimillが一橋大学商学部にて講義をしました|Surfvote : Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。 Polimill株式会社Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月28日イッツ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:金井 美惠 以下、イッツコム)は、地域の社会インフラを担う企業として豊かな地域社会の実現を目指し、お子さまの“学び”をサポートする事業に取り組んでいます。その一環として、夏休みのお子さまを対象にした“学び”のイベント『イッツコムサマーミッション』を開催いたします。本イベントは、宇宙をテーマにした体験プログラムで、株式会社日本旅行(本社:東京都中央区 代表取締役社長:小谷野悦光)と連携し企画いたしました。宇宙飛行士の仕事やロケットの役割などについて学ぶ「宇宙教室」、宇宙で生き残るためには何が必要かをクイズ形式で学ぶ「月生存ゲーム」、ロケットが飛ぶ原理を学びながら工作する「フィルムケースロケット」などのプログラムを用意しています。なお、「フィルムケースロケット」や「月観察ワークシート」は持ち帰り可能ですので、夏休みの自由研究にも活用いただけます。イッツコムでは昨年度、“学び”をサポートする実施検証として、オンライン学習教材「デキタス」*とオンライン学習利用における通信環境に関する困りごとを解決する「快適メッシュWi-Fi」や「Webフィルタリング」などのイッツコムのサービスとを組み合わせた学習パックのモニター検証を行いました。今後も、様々なアプローチで地域社会における“学び”分野に貢献していきたいと考えています。*デキタス・・・城南進学研究社(本社:神奈川県川崎市 代表取締役社長:下村勝己)が開発した小中学生用オンライン学習教材。インターネットに接続されたPCやタブレットがあれば、専用機器は不要。学校で使用している教科書を選択することで、学校ごとに異なる学習内容に対応。学習記録などの管理機能も搭載。■ 【イベント概要】[イベント名] 宇宙を楽しく学ぶ イッツコムサマーミッション2023[日時] 8月7日(月) 1回目10:30~13:00、 2回目14:30~17:00[場所] PLAZA HALL by iTSCOM(横浜市青葉区美しが丘1-1-2 たまプラーザ テラス ゲートプラザ2階)[対象] 小学校1年生~4年生 ※1,2年生は保護者同伴推奨[定員] 1,2回目 各回 定員35名[参加料] 3,800円/人[内容]1.宇宙教室2.月生存ゲーム3.フィルムケースロケット4.月観察ワークシート配布[応募方法] チケット販売サイト(peatix)よりお申し込みください [応募期間] 2023年7月4日(火)11:00~2023年8月3日(木)23:55[協力] 株式会社日本旅行_____________________________________◆イッツ・コミュニケーションズ株式会社について代表者: 代表取締役社長 金井 美惠所在地: 東京都世田谷区用賀4-10-1 世田谷ビジネススクエアタワー22F株主: 東急株式会社会社設立: 1983年3月2日 / 開局: 1987年10月2日資本金: 52億9千4百万円接続世帯数: 約99万世帯(2023年5月末現在)事業内容:放送法による一般放送事業(有線テレビジョン放送事業)電気通信事業法による電気通信事業 ほかサービスエリア:東京都 渋谷区・目黒区・世田谷区・大田区・町田市川崎市 高津区・中原区・宮前区横浜市 青葉区・都筑区・港北区・緑区サービスサイト : コーポレートサイト : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月04日近鉄は、八尾市と連携して、地域活性化の一環として、高安山地域の魅力創造に取り組みます。本取り組みでは、同地域の魅力を多くの方に体感していただくことを目的に、信貴線でのデコレーショントレインの運行や、高安山でのイベントを実施いたします。本年11月頃に運行開始予定のデコレーショントレインは、「高安山地域の生き物や風景」をモチーフにデザインする予定で、使用する写真やイラスト等を一般公募いたします。また高安山では、八尾市の名産である枝豆の即売会などをはじめとするマルシェイベント「高安山まつり夏の陣!! ~枝豆などなど八尾のええもん見てちょうだい~」や、「ナイトイベント in 高安山 ~夜の高安山に行かナイト~」を開催します。今後も近鉄は八尾市と協力し、多くの方に高安山地域へお出かけいただき、高安山地域の魅力を体験していただけるような取り組みを進めてまいります。詳細は、別紙のとおりです。(別 紙)■デコレーショントレインに使用する写真・イラスト等の募集について【主催:近畿日本鉄道】1.デコレーショントレイン 概要(1)コンセプト 「高安山地域の魅力を見て、乗って、感じて、学ぶ」(2)運行期間 2023年11月から当分の間(3)運行区間 信貴線(河内山本駅~信貴山口駅間)※一部、近鉄大阪線も運行します。(4)対象列車 2両1編成2.募集内容(1)高安山地域に関する写真・イラスト採用点数:50点程度(車両の外観・ヘッドマーク・内装・車内広告等に使用予定)様式:(データ)JPEG、6MBまで※郵送での応募の場合は特に制限はございません。(2)高安山地域に関するクイズ採用点数:100点程度(吊り革に使用予定)様式:質問と答えそれぞれ20文字程度例:Q.高安千塚って千基もあるの?A.約230基の古墳を確認しています。3.応募方法(1)データによる応募WEB フォームにて実施します。以下のURL を入力いただくか、もしくはQR コードを読み取ってご応募ください。URL: (2)郵送による応募写真やイラスト、クイズ内容を同封のうえ、下記宛先までご郵送ください。宛先:〒543ー8585 大阪市天王寺区上本町6丁目1ー55近畿日本鉄道株式会社 高安山地域魅力創造担当4.応募期間2023年6月20日(火)から7月31日(月)まで5.結 果採用された方には、9月頃に当社からご連絡いたします。■イベントの開催について【主催:近畿日本鉄道】1.「高安山まつり 夏の陣!! ~枝豆などなど八尾のええもん見てちょうだい~」(1)実施日時 2023年7 月29日(土) 10時30分~15時30分※荒天中止(2)実施場所 西信貴ケーブル 高安山駅周辺(3)実施内容 ・枝豆の即売会【担当:八尾市 観光・文化財課】・高安山の木材を活用した木育教室・キッチンカーや地元のお店などが集まったマルシェ・近鉄電車、近鉄バスのグッズ販売※イベント当日は、八尾市民の方500人を対象に抽選にて、西信貴ケーブル(信貴山口駅~高安山駅)に無料でご招待いたします。2.「ナイトイベント in 高安山 ~夜の高安山に行かナイト~」(1)実施日時 2023年8月20日(日) 18時00分~21 時00分※当日は、西信貴ケーブルを臨時運行します。※荒天中止(2)実施場所 西信貴ケーブル 高安山駅周辺(3)実施内容 ・廃油キャンドルの製作、展示【担当:八尾市 環境保全課】・星空の下での映画鑑賞会【担当:八尾市 観光・文化財課】(ご参考)近鉄では、「魅力あふれる沿線を創出し、選ばれ親しまれる近鉄」を掲げ、沿線の自治体や地域の皆様と連携し、沿線活性化に取り組んでいます。八尾市とは、近鉄八尾駅の壁面装飾による同市の歴史・ものづくり文化の魅力発信を実施しているほか、自然豊かで多くの歴史資産に囲まれた高安山地域の魅力を、市内外に広く発信するための取り組みも進めています。(以 上) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月19日老朽化した学校校舎の改築で、トイレを地域に開放することが検討されている。安全教育と地域教育のバランスをどう考える?SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするICTスタートアップのPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は新イシュー「学校のトイレを地域に開放すべきか?」について、当社が運営するSurfvoteで2023年6月14日、ユーザーの意見投票を開始しました。Surfvoteは誰でも投票に参加できるSNSです。 ■学校のトイレを地域開放するメリットとデメリット「開かれた学校」というコンセプトから、学校のトイレの地域開放を歓迎する声もあります。このテーマを提起した立正大学教授で社会学博士の小宮信夫氏は、地域開放により、学校と地域が一体となり、学校運営の適正化や子どもを見守る目を増やすことができると述べています。その一方で、性犯罪者や学校に恨みのある人が子どもに近づいたり、学校を荒らしたりすることが容易になることを懸念点として挙げています。学校トイレの地域開放は、安全教育と地域教育のバランスが非常に重要であり、様々な観点からの検討が求められます。■問題提起いただいたオーサー 小宮信夫氏 立正大学教授。社会学博士。日本人として初めてケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科を修了。国連アジア極東犯罪防止研修所、法務省などを経て現職。「地域安全マップ」の考案者。警察庁の安全・安心まちづくり調査研究会座長、東京都の非行防止・被害防止教育委員会座長などを歴任。代表的著作は、『写真でわかる世界の防犯 ――遺跡・デザイン・まちづくり』(小学館)。NHK「クローズアップ現代」、日本テレビ「世界一受けたい授業」などテレビへの出演、新聞の取材(これまでの記事は1700件以上)、全国各地での講演も多数。公式ホームページとYouTube チャンネルは「小宮信夫の犯罪学の部屋」。■Surfvoteとは?当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。各イシューで投票・コメントしていただいた1人1人の意見を大切に扱い、社会を前進させるために寄与したいと考えています。 ■Polimill 株式会社Polimill株式会社は目的特化型SNS【Surfvote】を運営・提供するITCスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題に特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年06月14日自治医科大学は、50年間にわたり、地域医療の担い手を育て地域医療のあり方を提案し続けてきました。このコンテストは、次世代を担う高校生と一緒に、身近な地域医療のあるべき姿を考えたいとの思いから始まりました。入賞者を地域医療プレキャンプに招待します。さらに、入賞者から選抜された方は、本学卒業生のもとで行う医療体験プログラムに参加できます。(日程・派遣先は別途調整。2022年度は八戸市立市民病院(青森県)・おおい町国民健康保険名田庄診療所(福井県)・隠岐島前病院(島根県)にて実施。)【テーマ】私のまちの地域医療【募集内容】・小論文 :文字数1,200字以内の小論文。・スピーチ動画:応募者のスピーチ風景(90秒以内)を撮影した動画。*白板やパソコンなどを使用せず、口頭のみで説明を行ってください。【募集締切】2023年5月18日(木)【応募資格】高等学校・中等教育学校に在籍している生徒【応募方法】自治医科大学ホームページ内の「高校生小論文・スピーチ動画コンテスト」ページの手順に従い応募。【賞】・大賞(小論文部門・スピーチ動画部門 各1名地域医療プレキャンプ招待*、図書カード 10万円分・優秀賞(若干名)地域医療プレキャンプ招待*、図書カード 5万円分・入賞(両部門総計20名)地域医療プレキャンプ招待*、図書カード 千円分・佳作(80名)図書カード 千円分*大賞・優秀賞は入賞者の中から選考し、表彰式にて発表します。【入賞者の発表】自治医科大学ホームページで入賞者を発表し、本人には郵送でお知らせします。(6月下旬~7月上旬予定)【表彰式・地域医療プレキャンプ in Jichi】2023年7月27日(木)~28日(金)【審査員】審査委員長:永井 良三 学長特別審査員:武藤 真祐 氏(医療法人社団鉄祐会 理事長)本田 麻由美 氏(読売新聞東京本社 編集委員)町 亞聖 氏(フリーアナウンサー/元ヤングケアラー) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月22日「政治家引退という言葉を使ったことが、誤解を招いているのかもしれません。政治に関わらない人間になって、ゆっくりするんだろうなと思われてしまったみたいですから。でも、私としてはまったくゆっくりするつもりはない。明石だけでなく、日本の政治を変える役割を果たしていきたいと思っています」そう語るのは、兵庫県・明石市の泉房穂市長(59)だ。今年10月、自身への問責決議案について市議会議員らに「賛成したら承知せえへんぞ」「問(次の選挙で)落としてしまうぞ」などと暴言を吐いたと報じられた泉市長。その責任を取る形で来年4月の任期満了にともない政治家引退を表明していたが、11月10日の会見で新たに地域政党を立ち上げるとの報道が浮上。波紋を呼んでいた。各紙の記事によると23年4月の明石市長選と市議選に向けて公募を行い、候補者を擁立する方針。会見では「将来的には当然、兵庫県知事選も選挙に入ってくると思います。加えて国政も当然、入ってきます」ともコメントしているとのこと。いっぽうで政治家引退の意向には変わりなく、今後は「心ある政治家をつくっていく」としているという。泉市長といえば2011年の市長就任以降、18才までの医療費無料、中学の給食無料、おむつ定期便など5つの無料化を打ち出し、子育て支援に尽力した。それが評価され、子育て世代が続々と明石に転居。市長就任2年後の2013年には市の人口が増加に転じ、10年連続で右肩上がりとなった。税収は増え、市の貯金ともいえる基金残高は就任当初は70億円だったのが120億円に。 市がここまで潤った原因は、子育て支援予算を倍にした結果だった。そんな泉市長が引退表明したかと思えば、一転して地域政党立ち上げるという。これからいったい、どこへ向かおうとしているのか。本誌は、地域政党設立の真意と今後の活動について話を聞いた。「まだ市長の任期が半年も残っていますからね。まずはその間、さらなる子ども施策の拡充に全力をつくす。その上で次の市長さんに“たすき”をつないでいく。たとえば市会議員の方も過半数をとって、市長を応援するかたちにしないといけません。そして候補者選び。私が市長になってから、他の街では『そんなことできない』と思いこまれていたことをやってきました。でも、それは“政策面では”です。今後やろうとしていることは民主主義の根幹である選挙においても、明石発の“新しい形の選挙”を実現していくことです。普通の心ある市民が手を挙げて立候補して、ちゃんと当選する。そんな市民の意見が直接反映されるような選挙です。次の来年4月の市長選と市議会選挙では、ここを変えていきたいんです」■赤ちゃんを抱えた普通のお母さんが当選する「新しい選挙」――つまり選挙改革、そのために政党が必要ということでしょうか?「私は政党なんて、ひとことも言っていません。勝手に “地域政党立ち上げ”とか言われているだけで……。たしかに政党立ち上げと言われてもかまいませんが、ポイントはそこじゃない。肝心なのは既存政党や宗教団体や労働団体や業界団体など、既存勢力や既得権益に依拠しなくても普通の市民が立候補して当選できるということを次の市政選挙で証明することなんです。12年前の私の選挙が、まさにそうでした。全部の政党、全部の労働団体、業界団体が敵でした。それでも市民だけに応援してもらうことで選挙戦を闘い、勝てたわけです。それから12年間、政党や業界団体らは私を落とすためにいろんなことをやってきました。けど市民の応援があったからこそ、今まで持ちこたえられたわけです。4月に行われる明石の選挙では市長だけでなく、市議会議員もそうするんだと。政党や業界団体、特定の宗教団体に頼らなくても、市民だけを頼りにすればちゃんと当選できるんだというストーリーを示すこと。これが、一番のポイントです。それができれば、これまでと同じように明石発の新しい選挙スタイルも全国に広がっていくと思います。実際に政策面で明石市は全国初の試みで成果をあげてきました。それは成功事例として、いろんな全国の自治体にも取り入れられつつありますからね。次は明石市発の新たな選挙の姿を示すんだと。そうすることで、全国の人が『明石でやれているのなら私だって当選するかも』と思ってもらえます。政策に続き次は選挙そのものについて、普通の市民が政党や団体に依拠することなく議員になれる道を切り開きたいんです」――今や“明石方式”ともいえる手厚い子育て支援施策を行う自治体が続々と増えてきていますが、それに続く第二の明石改革として「明石式選挙」に挑戦していくということでしょうか?「そうです、そうです。改革といえるかどうかは別にして、今はみんなの中で間違った思い込みがあると思うんです。選挙はお金がかかるし、政党や業界団体などのバックアップがないと当選できない。そういう思い込みを持ってしまっているから、立候補を諦めてしまうわけです。そうでなく、心ひとつで立候補して当選するというストーリーをつくる。私が応援します。たとえば、ちいさなお子さんを育てるお母さんが『こんな私でもよければ』と言ってくれたら、もう充分。子育て真っ盛りのあなたこそが議員になって、その実際に子育てをやっているというリアリティーで政治をしていただく、議員をしていだだく。それこそが明石市民のためなんだと。もっといえば赤ちゃんを抱えたお母さんが選挙に立候補して、それを当選させるのが私の役割だと思っています。でも今、そんな議員さんほとんどいません。女性議員も多くが大きな組織に担がれて立候補される方。本当に普通の市民が自分の思いひとつだけで立候補して当選しているかというと、実際には難しいわけです。でも、そこが当選するようにならないと……。子育てなんてやってないようなおっさん議員ばかりが当選するから、給食の無料化にも『そんなもの、愛情弁当を作れ!』みたいなことを言って反対してくるわけです。『家事も手伝わずに何を言うか、お前こそ弁当作れ!』と言いたくなります(笑)」■「政党なんていらない。ビラをまくためのあくまで形だけのもの」――そういう新しい選挙をするために、今回新しく地域政党を立ち上げるということでしょうか?「いや、本当は政党なんていらないんです。迷惑なだけ。政治家が市民のほうを向かず自分の属する政党だけを見ているんだから、まともな政治なんてできるわけがない。政党なんてノーです。私は政党がいいと思ったこと、一度もないですから!政党ではなく、市民なんです!市民が母体で選挙に当選するストーリーを作りたいということ。私はこれしか言っていないのに、マスコミはすぐに『新たに地域政党を立ち上げる』とか言うんですよ。そう書かれるのは勝手だからいいんですけど、主旨はまったく違うんです。マスコミが書いているようなA党、B党、C党とあるなかで、新たに私がD党を作るみたいな話ではなんです。そういういわゆる政党をつくることではなくて、普通の市民が議員や首長になって政治を変えていく。それを実現することこそ、私の醍醐味なんですから」――しかしそういう泉市長のやりかたで当選された方々は、たとえば「泉新党」とか「泉会派」のようなグループや派閥になるのでは?「選挙する以上は、ビラに書く政治団体名が必要です。なので私が代表になって、団体の名前を作って、選挙管理委員会に政治団体登録をする。私が言ったのはそれだけのことなんです。母体がないとビラをまけませんから。政党をつくるというよりも、ビラをまくための政治団体登録というあくまで形だけものです」――“政治家引退”と先ほどの“新しい選挙の形を作って、政治家を誕生させていく”というのは矛盾しないのでしょうか?「まったく矛盾しないです。それもポイントで、政治は誰がやるものなのかという認識が大事。政治は選挙で当選した一部の政治家がやるものなのかというと、そうではない。政治というのは国民、市民がやるものなんです。当選した政治家が政治の主人公ではなくて、あくまでも市民や国民のはず。その認識が薄いから選挙のときだけ有権者に頭を下げて、当選したら好き勝手やる政治家ばかりになってしまう。だから、私の中ではぜんぜん矛盾していない。市長として立候補しなくても、一市民、国民としては当然、これまで以上に関わるわけです。自分が市長だと、たかが一人です。でも市長をやめて応援する側に回れば、5人、10人、100人の市長を作れるわけです。そのほうがいいでしょう。『あそこで市長選がある』となれば市民の声が聞ける人を探して、応援して当選させていく。私は一度も政治から離れると言ったことはないですよ。たったひとりで明石市をいろいろと変えてきた段階から、次のステージへということ。全国を飛び回って、他の街でも明石市のようなことをできるように応援していく。そういう意味では、国の政治も変えていかないといけません。今の国の政治はろくでもないですから」■引退表明後もゆっくりできず「カミさんからは何も言われていません」――プレーヤーとしては終わりで、次は監督ということですか?「そうですね。監督のイメージかな (笑)。プロ野球で試合に出ていた選手もある程度時期がたてば引退して、監督になってホームラン王や盗塁王を作ったりしますよね。自分ひとりでホームランを50本打つよりも、30本打つ若手を5人作ったほうがチームは強くなる。そんな感じです(笑)」――10月30日に配信されたデイリー新潮のインタビューでは、市長引退についての奥様からの反応を聞かれた際に「ゆっくり家族で旅行にも行けるねって、優しかったです」と答えていました。しかしゆっくりできると思っていたのに候補者の応援で全国を飛び回るかもしれないとなると、奥様から何か言われませんでしたか?「私は学生運動の委員長をしていましたし、結婚したときも弁護士として事務所の中に『市民活動ルーム』なるものを作って市民活動なんかも応援していました。その後は国会議員、社会福祉士、市長とやりましたが、いつも今の世の中を良くしようとしてきました。人生一貫してそうだったので、カミさんからは何も言われていませんよ」泉市長は選挙の形も変えることができるのか。全国から注目が集まりそうだ。
2022年11月26日「市長としてやれることはほぼやり切った。さらに市民のために何ができるかというと、国や県を変えることだ」11月10日、会見でこう語ったのは兵庫県・明石市の泉房穂市長(59)。10月、泉市長は自身への問責決議案を巡って市議会議員らに「問責決議に賛成したら承知せえへんぞ」「問責決議なんか出しやがって。(次の選挙で)落としてしまうぞ」などと暴言を吐いたことが報じられた。その責任を取る形で、来年4月の任期満了にともない政治家引退を表明している。ところが、冒頭の会見で新たに地域政党を立ち上げる意向を表明したのだ。、23年4月の明石市の市長選、市議選に向けて公募を行い、候補者を擁立する方針で、25年に行われる兵庫県の知事選も視野に入れているという。なお、政治家引退の意向に変わりはなく、「心ある政治家をつくっていくことに今後の人生をかけたい」とコメントしている。この急展開の背景に一体なにがあったのか――。そこで、長年にわたって泉市長をバックアップしてきた後援会長を務める柴田達三氏に話を聞いた。まず、地域政党のいきさつを尋ねると、意外な答えが。「もう寝耳に水。事前に何も知らされていなかったんです。ニュースを見て『えー!』って、びっくりました」2019年2月、泉市長は駅前の幹線道路の拡張工事で、立ち退き交渉がうまく進んでないことに激怒し、担当する職員に「(建物に)火つけて捕まってこい。燃やしてしまえ」と暴言を吐き辞職。その際、泉市長を励まし、出直し市長選に向かわせて見事、再選につなげた立役者か柴田氏だ。そんな恩人に事前の報告なしに地域政党を立ち上げた泉市長に怒っているのかと思いきや、柴田氏は「びっくりしましたけど、泉さんらしいです。そうなるのも私らにはよく理解できます」と理解を示す。「恐らくこのことに集中して他のことを考えられないぐらい、ずっと考えを巡らせていたんでしょう。それと私に連絡しなかったのは、自分だけの責任で最後までやるんだ、回りをまきこまずに最後は自分で責任を負うんだ、という覚悟の表れだと思います。いつでも自分は腹をきる覚悟で新党を立ち上げるということだと」政治家引退するきっかけとなった今回の暴言騒動が明るみになった際、19年のように励まそうと思っていたという柴田氏。しかし、泉市長と親しい後援会関係者から思わぬ提案を受けたという。「その人から『市長が辞任、引退を口にしても、前回のように引き止めないでほしい。すんなり、市長を辞めさせてあげてほしい。市長は今心身ともに限界。ここは一休みさせてあげたほうがいい』と言われたんです。それを聞いて『わからないこともないな』と私も思いましたので、『今回は一休みしてください』ということで、市長の言うとおりに賛成しました。というのも泉市長は今回、それまで公共投資に充てていた予算を、おむつを無料でくばるとか、子どもの医療費を無料にするとか、子育て支援の方に振り分けました。そのことで公共投資関連の仕事をされている関係者の方からは、厳しい声が市長に向けられたんです。市議会でも市長に反対する議員からも、最近は特に厳しい声があがっていました」さらに安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件があった7月以降は、こんなこともあったという。「泉市長に『死にたくなければ辞任しろ』といった暗殺予告メールが、何度も届くことに。普段は明るく振る舞っていますが、内心は恐怖心でいっぱいになって、平常心を保つこと自体、大変だったんだと思います」最後に、柴田氏は泉市長の今後の政治活動について「えーっ、まだやるんかいな!ですよ(笑)」と冗談めかしながらも、こうエールを送る。「やはり泉さんとしては、これまでのやってきた明石市政の流れをとめたらあかんと。それには自分と考えの近い市長と、市議会議員が必要だということでの新党だと思います。新党も応援しますよ。この明石のいい流れを止めたらいけません。泉市長のやられている政策でしか、日本の少子高齢化をとめる方法はないですから!」
2022年11月12日息子が通った地方の療育、どんな所だった?Upload By べっこうあめアマミ私は、知的障害を伴う自閉スペクトラム症がある現在7歳の息子と、きょうだい児の3歳の娘の母です。娘を出産するとき、私は里帰り出産のため、少し長めに5ヶ月ほど実家で過ごしました。その間、息子は療育のため、私の実家がある地方自治体の発達支援施設に、里帰り期間限定で通いました。私の実家があるのは比較的田舎で、交通の便はよくないけれど、車で少し走れば山や川があり、自然といっぱい触れ合える場所です。息子が通った施設も、敷地がとても広く、施設の中でも園庭でも、子どもたちが思いっきり走り回れるスペースがありました。周りはのどかな景観で、広い田んぼや畑、山などに囲まれています。そして、東京などの都市部ではなかなかありえないことですが、広い駐車場もありました。保護者も職員も、みんなが車で来ていても埋まらないほどの広さの駐車場には驚きました。5ヶ月の療育期間で息子に変化が!たくましく成長した息子Upload By べっこうあめアマミ息子が通っていたのは親子分離の療育だったので、主に私の母が実家から息子を送迎してくれました。こうして息子は、週4日から5日、朝から夕方くらいまでの時間を、発達支援施設で先生やお友だちと一緒に過ごしたのです。息子はもともと内向的な性格で、外に出るのもそれほど好きな子ではありませんでした。里帰りする前はなかなかベビーカー移動をやめられず、歩くこともよく嫌がりました。公園に行ってもどの遊具にもあまり興味を示さず、ただ座っているか、階段を上り下りするだけで帰ってくることがほとんどだったのです。それが、こちらの療育に通い出してからは変化が見られるようになりました。息子は毎日砂遊びをして、泥だらけ砂だらけで帰ってくるようになったのです。滑り台や大型の室内遊具も豊富にある施設だったので、そういったものを日常的に見慣れていくうちに、大型遊具にも取り組めるようになりました。里帰り中の夏の期間は、毎日プールの時間がありました。施設には2種類くらいのプールがあり、とても恵まれた環境でしたが、息子はしばらくの間、たらいにしか入れませんでした。息子はとても慎重な性格なので、海やプールに極端な苦手意識があるようです。しかし、そんな息子も毎日プールに誘われていくうちに、プールに入れるようになりました。このように、こちらの療育に通ってから、内向的でインドアな性格だった息子の世界が、大きく広がったように思います。良いことばかりではない、地方の発達支援の現実Upload By べっこうあめアマミ息子を大きく成長させてくれた里帰り先の発達支援施設は、施設の環境としては、非常に恵まれていたと思います。先生方も気さくで話しやすく、私も息子も母も、気持ちよく通うことができました。ただ、もともと東京で療育に通わせていた私は、地方の発達支援施設を利用してみたことで、都市部と地方の発達支援をとりまく状況の違いをまざまざと感じることにもなりました。その一つが、療育やリハビリに関する専門職スタッフの人数の、圧倒的な差です。息子が通っていた施設で働く先生方は、ほとんどが保育士の先生でした。看護師資格のある先生は常駐していましたが、リハビリの専門職の先生は、数ヶ月に一度訪問がある程度だと聞きました。そのためか、療育というよりは「手厚い保育園」という印象が強かったです。それでも、クラスの人数は少なく、先生も十分な配置でついて下さるので、安心して息子をお願いすることができました。必ずしも、専門的な療育スケジュールが組まれた施設が良い施設、とも言い切れないと思うので、この辺りは子どもによって適性が分かれるのかなと思います。ただ、東京の療育では、何人もの臨床心理士、作業療法士、理学療法士などの資格を持っている先生が常駐している発達支援施設も数多くあります。個別にリハビリや言語療法の指導を受けられる場合もあり、このような専門職の先生からの指導の受けやすさという意味では、地域差は大きいと感じました。また、都内に比べて療育を受けられる施設が圧倒的に少ないのも衝撃でした。もちろん地方でも施設が充実しているところもあり、その逆で都市部でも施設が少ない地域もあるとは思います。しかし私が過ごした地域では、市内に発達支援施設は1ヶ所しかなかったため、「選択肢が少ない」という地方の実情を知ることにもなりました。かけがえのない思い出をくれた先生たちに感謝、そして次の療育へUpload By べっこうあめアマミ息子が里帰り先の発達支援施設で過ごしたのは短い期間でしたが、私と息子にとってはかけがえのない大切な思い出となりました。東京ではなかなかできなかった経験をさせていただき、息子の発達過程において貴重な時間だったと思います。私たち家族の状況を理解し、限られた期間でも快く受け入れてくれた先生方にはとても感謝していますし、お別れの日にみんなで門の前まで来て見送ってくれたことも忘れません。そして、息子の成育歴をまとめるファイルを用意してくださったことにも感謝しています。入園した時に、「関わる支援者や施設が変わっても、情報を共有できるように」と、園長先生から手渡されたのです。Upload By べっこうあめアマミそのファイルには、息子が生まれてから、どのタイミングでどんな施設や病院に関わったかという記録、それぞれの施設での個別支援計画や、その後受けた発達検査や診断書などをまとめています。療育を受け始める際に、まずはそれまでの情報をファイルにまとめて息子の状況を共有しました。そしてそのファイルは、その後東京に戻ってからも、新たに利用することになった施設や幼稚園に持っていき、重宝されました。こうして、息子が積み上げていった一つひとつの経験は、次の場所に引き継がれていったのです。療育や発達支援をとりまく環境は、過ごす場所によって大きく異なるけれど、どの経験も息子にとって必要不可欠なものだったと思います。自分の言葉で思い出を語ることはできない息子ですが、きっと当時の先生たちとの思い出も、今の息子の心に残っていると信じています。執筆/べっこうあめアマミ(監修:井上先生より)都会と里帰り先の地方、両方の支援機関を利用された貴重な経験談だと思います。地方と言ってもかなり差があるとは思いますが、施設や事業所の選択肢の多さは都会の有利な点かもしれません。専門家の数は地方でも都会でも各々の施設の特性によって違います。べっこうあめさんが通われたような施設は、さまざまな障害のある子どもたちを保育し比較的長時間見て頂けるところだったのではないかと思います。選択肢があれば、療育に特化したところと、預かり重視のところと、その時々のニーズに応じて選べるとよいですね。
2022年08月23日「地域猫」とは、野良猫に去勢手術をするなど一定の管理をしたうえで地域で見守っていこう、ゆくゆくは飼い主のいない猫を減らしていこうという取り組み。今回のお話では、主人公とトラブルメーカーの隣人との「地域猫」を巡ってのお話です。隣人がトラブルを起こしていたのはなぜなのか…? 読者からのコメントと一緒にご紹介します!野良猫が増えた原因はトラブルメーカーのお隣さん…保育園に通う娘葵がいる侑は、隣人であり同じ歳の子どもを持つ麻衣が苦手。実は…何かと理由を付けて怒鳴りこんでくる攻撃的な麻衣は、近所でも有名なトラブルメーカーなのです。そんなある日、優しそうだと評判だった麻衣の夫が急逝するという事故があり…。そして侑は、隣人の麻衣が野良猫にえさをあげているところを目撃してしまいます。困るけど、怖くて麻衣に注意に行く勇気は出ない…そんな時、葵の保育園のママ友、千尋に野良猫について相談すると。なんと千尋は猫の保護活動をしているボランティアクラブの会員だったのです…!渡りに船!!千尋の説明で、地域猫の取り組みには麻衣への説得が不可欠だとわかった侑でしたが、トラブルメーカー麻衣とは関わりたくない気持ちもあり、すぐには動き出す決心がつきませんでした。しかし、ある時病気の子猫を保護したのをきっかけに、ついに重い腰を上げます。意を決した侑は千尋と一緒に、野良猫の話をしようと隣に住む麻衣を訪問します。すると…■そこで明らかになった衝撃の真実!侑たちが尋ねると、最初から喧嘩口調の麻衣、どうやらすでに猫についての苦情が麻衣の家に寄せられているようでした。取り乱す麻衣に二人は根気よく話を続けました。猫を見殺しにしろと言いに来たわけではないこと、えさをあげることでかえって不幸な野良猫が増えてしまうこと、じつは麻衣も猫が増え始めて困っていたのではないか、と。そして、麻衣は猫にえさをあげるようになった経緯を話し始めました。増え続ける野良猫に麻衣自身も困っていたこともあり、千尋から地域猫の取り組みを聞いて猫たちのために協力したいと考え始めてくれました。でも、地域の人の協力が必要だと聞いて…猫のことを一生懸命一緒に考えてくれる優しい麻衣と、何かと近所に怒鳴り込むトラブルメーカー麻衣が別人のように感じた侑は、なぜ嫌われるようなことをしていたのか理由を尋ねます。そこで麻衣が話し始めたのは、驚きの真実とは…?こちらは投稿されたエピソードを元に5月4日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■地域猫の問題はご近所の人間関係の問題でもある、と読者も指摘地域猫の取り組みには猫の行動範囲でもあるご近所の説得・協力が不可欠です。読者のコメントも、近所で話し合って解決できてよかった、と安堵する声がある一方、地域猫に懐疑的な声もあり、ご近所全員の説得の難しさも感じられました。・猫ボランティアをしているものです。地域猫を取り上げてくださりありがとうございます。近所トラブルが大きくなる前に解決ができてよかったです。・ご近所で話し合って解決しようというのがいいよね。普通は一人が聞く耳持たずエサだけやって猫が増えまくる。・地域の理解が得られる事例がいったいどれくらいの割合なのか疑問。この記事を見ておかしなことを考えるご近所が出たらと思うとぞっとする。・猫の世話だけの問題だけではない地域猫活動。人間の理解を得る方が大変って本当なんですね。 この内容は、麻衣さんのお宅の問題から始まっていたのが、考えさせられました。地域猫活動は、人間関係の問題でもありますね。ご近所コミュニケーションが必要というご意見も。・猫に関してはよかったと思います。麻衣さんのご近所トラブルの原因が亡くなった夫のモラハラだったことはわかりましたが、夫が亡くならなかったらこの先もトラブルが続いたという事ですよね…。(中略)DV・モラハラに悩む全国の専業主婦も救われて欲しいです。近所に住んでいても、家庭内のことは分かりません…。外から見える表面的な部分のみで相手の判断はできないなと思ったエピソードでした。都会では特に近所付き合いが気薄になっていますが、問題があった際やトラブル時にお互い助け合えるようなご近所付き合いをしたいものです!▼漫画「ご近所猫トラブル」
2022年06月27日最近、特定の地域で使える「デジタル地域通貨」が増えてきました。以前は紙の地域通貨が主流で、使い忘れや紛失、おつりが出ないなど使い勝手のよくない面もありましたが、今は○○ペイなどに似た決済アプリになって使い勝手も向上し、期間限定のプレミアム特典などをつけやすくなりました。そんな「デジタル地域通貨」について、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれましたーー。■地元の活性化を狙い、地域でさまざまな取り組みが岐阜県高山市、飛驒市、白川村で使える「さるぼぼコイン」は、PayPayなどが浸透する前、’17年に利用が始まったデジタル地域通貨の草分け的存在です。アプリにお金をチャージすることがさるぼぼコインへの換金とみなされ、店頭のQRコードを読み取って支払います。ふだんはチャージ金額の1%を上乗せしてさるぼぼコインが発行されますので「現金より多少お得」ですが、7月6日~8月末は高山市プレミアム付き商品券「みんなで応援商品券」と連動。1万円で、1万5000円分のさるぼぼコインに1回換金できる、還元率50%ものプレミアム特典がつきます。東京都世田谷区の「せたがやPay」でも「地元でつかって5%キャンペーン」が実施中です。6月末まで、月曜から日曜までに使ったせたがやPayの5%が、翌週水曜にまとめて還元されます。また、神奈川県の「かながわPay」は7月19日から利用金額の最大20%がプレミアム特典として付与されます。特典は1人3万円相当までと、かなりお得です。 プレミアム特典をつけるキャンペーンは、新型コロナなどで疲弊した地域経済の立て直しが狙いです。大切なのは身近な地域でお金を使うこと。そうしないと、地域のお店が閉鎖に追い込まれ、自治体の税収が下がり、住民サービスの削減や劣化につながることも。デジタル地域通貨を活用して、身近な地域にお金が回る好循環を作りたいのでしょう。珍しいところでは、特定の地域ではなく“観光地”の活性化を目指す「ルーラコイン」。兵庫県の有馬温泉や静岡県の下田温泉・伊東温泉など全国の観光地で、おもに観光客が利用します。使い勝手のよさで加盟店の売り上げをアップしながら、利用金額の1%を観光地に寄付する仕組みもあります。ルーラコインも今は「プレミアムポイント山分けキャンペーン」を開催中。換金時に、チャージ金額の20%が上乗せされます。また、ルーラコインを利用できる観光地は’22年中に30カ所に広がる予定ですが、同じように、これからデジタル地域通貨を導入する地域もたくさんあります。7月22日から運用が始まるのは、福島県磐梯町の「ばんだいコイン」。東京都渋谷区や板橋区でも秋以降の導入を予定しています。デジタル地域通貨はお得で地域経済の活性化にも貢献できますが、「お金が出ていく」実感が薄いのが玉にキズです。お得だからと羽目を外さず、きちんと管理して、くれぐれも使いすぎにご注意を。【PROFILE】荻原博子身近な視点からお金について解説してくれる経済ジャーナリスト。著書に『「コツコツ投資」が貯金を食いつぶす』(大和書房)、『50代で決める!最強の「お金」戦略』(NHK出版)などがある
2022年06月24日50年間にわたり、地域医療の担い手を育て地域医療のあり方を提案し続けてきた学校法人自治医科大学は、次世代を担う高校生の皆さんと一緒に、身近な地域医療のあるべき姿を考えたいとの思いから「高校生小論文・スピーチ動画コンテスト」を開催し、入賞者を地域医療プレキャンプに招待します。さらに、入賞者から選抜された方は、本学卒業生のもとで行う医療体験プログラムに参加できます。(日程・派遣先は別途調整。2021年度は隠岐島前病院(島根県)・八戸市立市民病院(青森県)・おおい町国民健康保険名田庄診療所(福井県)とWebセミナーを実施。)【テーマ】世界に誇れる日本の地域医療のために、わたしがやりたいこと【募集内容】・小論文 :文字数1,200字以内の小論文。・スピーチ動画:応募者のスピーチ風景(90秒以内)を撮影した動画。*白板やパソコンなどを使用せず、口頭のみで説明を行ってください。【募集締切】2022年5月19日(木)【応募資格】高等学校に在籍している生徒(1~3年生)【応募方法】自治医科大学ホームページ内の「高校生小論文・スピーチ動画コンテスト」ページの手順に従い応募。 【賞】・大賞(小論文部門・スピーチ動画部門 各1名)地域医療プレキャンプ招待、図書カード 10万円分・優秀賞(若干名)地域医療プレキャンプ招待、図書カード 5万円分・入賞(両部門総計20名)地域医療プレキャンプ招待、図書カード 千円分・佳作(80名)図書カード 千円分*大賞・優秀賞は入賞者の中から選考し、表彰式にて発表します。【入賞者の発表】自治医科大学ホームページで入賞者を発表し、本人には郵送でお知らせします。(6月下旬~7月予定)【表彰式・地域医療プレキャンプ in Jichi】2022年7月28日(木)~29日(金)【審査員】審査委員長:永井 良三 学長特別審査員:武藤 真祐 氏(医療法人社団鉄祐会 理事長)本田 麻由美 氏(読売新聞東京本社 医療部次長)町 亞聖 氏(フリーアナウンサー(元日本テレビアナウンサー))審査員 :本学教員 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月30日子どもの学校の役員・地域のボランティアにと忙しいママ友。大変な役回りを率先して引き受けていて素敵な人だなと思っていた投稿者さんですが、「子どもは地域で育てるもの」と子どもの世話を押し付けられて……。■子どもを押し付けるママ友に困惑ママ友の美沙さんは、子どもの学校の役員・地域のボランティアにと忙しくしています。私の息子・智樹と美沙さんの息子・直哉くんは同級生。その下には4歳の悠里ちゃんがいます。大変な役回りを率先して引き受けている美沙さんを偉いなと思っていた私ですが、最近そうも言っていられない状況になってききて……。こちらの都合も聞かずに、次第に美沙さんは私の家を託児所のように扱うようになっていったのです。美沙さんが私の家を「子どもを預かってくれる場所」として利用する日々は続きました。そして、ある休日の早朝、我が家のインターホンを激しく鳴らし、ドアを何度も何度も叩く音が…!また自分の都合ばかり……。さすがに呆れてしまいました。「子どもは地域で育てるものよ!」あまりの勢いにお子さんを預かってしまいましたが、この一方的なやり方はあまりにもどうなの!?母親に置いていかれた子ども達の悲しそうな表情が忘れられません。それに、この日は家族でお出かけしようと思っていたのに……。息子にもふてくさられてしまいました。■このまま言いなりじゃいけない! 直談判へ夕方、子ども達を迎えに来た美沙さんはいつも通り笑顔で「ごめんね〜」と軽く言いながら現れました。私の話など聞いちゃいないのか、美沙さんは何事もなかったかのようにごまかし笑って帰っていきました。この人には何を言ってもダメだ……。それ以降、私は習い事を理由に美沙さんの子どもを預からないようにしたのですが…。■ママ友は、ほどほどな付き合いが大事美沙さんのような人とは適度な距離を保ったほうがいいようです。ただ、美沙さんの場合、こちらの都合はおかまいなしだから困ってしまうんですけどね……。こんな人には会わないようにし、携帯番号変え、引っ越したり、とにかく相手にしないことがいちばんだが、そうはいかないことが多いので困る。忙しいと言ってるくせに、いろいろな人に声をかける時間はあるみたい。不思議なこと。あるあるだと思いました。毅然とした態度を取るのがいちばんかと思いますが、なかなか難しい。しかし、そのような人はみんな言わないだけで見ていると思います。好きなことがしたい、仕事をしたいけど預け先が……と困っている方には、地域で育てるという言葉はうってつけだと思います。なんて素敵な言葉! 利用させてもらうわ♪ っていう心境なんだろうなと。「地域で子どもを育てる」をはき違えた美沙さんに、非難の声が多く集まりました。ボランティアや仕事など個人の都合と、助け合い・お互い様を混同してるママはどこにでもいます。専業主婦の身でいる人にもそれなりの理由があるんだから、外に仕事に出ていないイコール暇人、と捉えないでほしいですね。他人の子守をするために家にいるわけじゃない!理由はどうあれ子どもを預ける行為を平然とする人は私の周囲にもいます。少しずつ疎まれボッチ化しているようですが。この記事のママ友は自分では社会のために立派なことをしてる、という思いが強すぎて自分の生活をないがしろにして、さらに他人の立場や迷惑を考えもしないという最低さ。社会のためにまず自分の家庭でしょう。自分のことも満足にできないのに社会(ひと)のため、って自己陶酔も甚だしい!第三者に介入してもらったほうがいいのでは? という意見も。けっきょく智樹ママの思いは伝わりませんでしたね、残念でモヤモヤします。地域ボランティアをされているお仲間の中にまともな助言をしてくれる人はいなかったのでしょうか? 公園で遊ばせ、他の家庭を転々としても、いずれその家庭から締め出される日も近いのでは? この先、子どもが放置されていることに目を付けた不審者が子供を危険な目に遭わせないとも限りません。早く目を覚ましてほしいものです。地域ボランティアの一環で、放課後子どもみまもり隊という活動をされている地域もあるので、ボランティア仲間に相談すればいいのに。あちこちにいろんなタイプの迷惑ママがいると思います。振り回されると、時間的にも精神的にも消耗するだけです。わかっていても、子どもが仲良しだったりすると断りづらいときはあります。しかし限度はある。他の信頼できそうなママに話してみて、探ってみればいいかも。それができなければ、居心地悪い人とは、なんとかごまかしてフェードアウトするしかないですね。親族でもない限り、フェードアウトはできます!読者の中には、シングルマザーの友達の子どもを預かっているという方も。いろいろな人がいるなーと思いました! この子どもを預けたママも大変なのだと思いました。私の友達もシングルマザーなので、ほぼ週末子どもたちを預かってますが、海外暮らしということもあり家族が周りにいなく、お互い助け合いながらという感じで、毎週末私も給食のおばさんのようにご飯を大量に作り、世話をして、夜ご飯とお風呂を済ませて返してます。そんな友達の子どもの将来までも今は楽しみです。地域ぐるみでの子育ては、大人同士の信頼関係ができていることも重要なのかもしれないですね。ウーマンエキサイトには、ママ友付き合いや子育てにまつわる漫画が多数紹介されていますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。 ▼漫画「『地域で子どもを育てる』をはき違えたママ」
2021年09月24日無印良品を展開する株式会社良品計画は、頸城自動車株式会社が運営する直江津ショッピングセンター(新潟県上越市)に、2020年7月20日、「無印良品 直江津」をオープンすることをお知らせします。■地域の“くらしの真ん中”に今夏オープンする「無印良品 直江津」は、地域の“くらしの真ん中になる”ことをテーマに上越地域の良いものや楽しみ方を紹介し、魅力を伝えていくのはもちろんのこと、くらしに役立つ新しいコンテンツやサービスを盛り込んだ店舗です。日本海に面した新潟県の上越地域は、日本有数の米どころとして知られています。その稲作文化の背景には、江戸後期に、北前船の上り船の積荷として運ばれてきたニシンの存在がありました。ニシンは北海道などの漁場で食用の乾物と魚肥のニシン粕に加工され、寄港地である越後国今町湊、現在の直江津に運ばれてきました。ニシン粕は、肥料として田に施され、上越の稲作の地力を整えました。遠方から運ばれたニシンは、上越地域の土や水にまざり、米づくりに役立つことができたのです。無印良品直江津は、「田んぼとニシン」のように、まぜこまれ、耕され、やがて町のお役に立てるニシンのような存在になりたいと考え、この店舗のコンセプトビジュアルに取り入れています。■地域の魅力や食のおいしさ・楽しさを伝えるお客様のくらしに役立つ店舗を目指して広々とした約5,000平方メートル の店内には、くらしの基本となる無印良品の商品を充実したラインアップで展開するほか、無印良品の考えにご賛同いただいたパートナー企業による食関連店舗や、地元農産品や特産物を販売する「なおえつ良品市場」など、“食”のコンテンツを多く展開します。また、「みんなの顔を見て食べるからおいしい」をコンセプトにした「なおえつ良品食堂」では、カレーやラーメン、定食、スイーツなど、世代を問わず楽しんでいただけるラインアップをそろえます。■「無印良品 直江津」の新しい商品・サービスお買い物を楽しんでいただくだけではなく、あらゆる世代の方々が集い交流する場となることを目指し、以下の新たな商品・サービスを展開してまいります。【BOOKS & CAFÈ】様々な本との出会いを楽しみ、ゆったりとくつろいでいただける「BOOKS & CAFÈ」のコーナーは、無印良品の店内に初出店となるスターバックスとMUJI BOOKSで構成しています。MUJI BOOKSは、くらしのヒントとなる考えを「いろはにほへと」になぞらえて47のキーワードで編集します。特に強化するのは、「食」と「絵本」。レシピからエッセイまで、食にまつわる本を多数揃えるとともに、絵本をMUJI BOOKS最大級の品揃えで展開し、年齢別のおすすめ絵本の提案や、ご家族のコミュニケーションのきっかけとなる工作絵本や仕掛け絵本を幅広く取り扱います。また、本の内容の良し悪しに関わらず市場価値のみではじかれてしまった古本を、古紙として処理するのではなく本のまま次の読み手に渡すプロジェクト「古紙になるはずだった本」も展開します。古くからの港町である直江津から着想した海の渦と巻貝をモチーフとした渦巻形状の什器を設置し、本棚の回廊を歩くことで、さまざまなくらしのヒントに出会うしつらえとなっています。【“食”のパートナー企業との取り組み】2013年に創業し、ザ・ジャパニーズ・グルメストアをコンセプトとした全国のうまいものセレクトショップとして、全国各地の生産者の方々と一緒に開発した商品を販売する「久世福商店」、コーヒーと輸入食品のワンダーショップをコンセプトに、こだわりのオリジナルコーヒー豆30種をはじめ、見ているだけで楽しくなるような世界各国の珍しい食材や、お菓子、ワイン、チーズ、スパイスなどを展開する「カルディコーヒーファーム」が無印良品店内に出店します。「BOOKS &CAFÉ」で展開する「スターバックス」と合わせて、食の多彩さ、楽しさをお伝えしていきます。【地域の魅力を伝える「なおえつ良品市場」】農産物直売所「旬菜交流館 あるるん畑」と連携し、地域の農産物生産の拡大に向けて、地域産品を展開する「なおえつ良品市場」を設けます。上越産の旬の野菜をはじめ、上越市の伝承野菜や、不揃い・規格外の、「わけ」あって安い青果、米どころ上越を代表するお米やお酒、発酵食品や乾物、加工品まで品ぞろえします。【「MUJI INFILL+」および「無印良品の家 陽の家」ショールームの導入】専門販売員による収納相談、インテリアコーディネートに加え、お客様のくらしのニーズに応える空間を提供する「MUJI INFILL+」を導入します。あわせて、無印良品の店舗では全国初となる「無印良品の家 陽の家」のショールームを設置し、無印良品の家具や雑貨などを実際の住空間で体感できる展示をしていきます。【MUJI CAMP TOOLS】海、森林、冬山のウインタースポーツなど、アウトドアの楽しみが盛りだくさんな上越地域ならではの新しい取り組みとして「MUJI CAMP TOOLS」のコーナーを展開します。「シリコーン調理スプーン」や「吊るせるポーチ」、「頑丈ボックス」といった無印良品の定番商品のほか、シンプルかつ丈夫なつくりで直火にもかけられるシェラカップや、抜群の耐久性と保冷力で医療品の運搬などにも使われているクーラーボックスなど国内外のアウトドアブランドの商品を、屋外でも屋内でも機能を発揮する日用品として無印良品の視点で編集し、展開します。また、災害時に使い慣れた日用品で備える「いつものもしも※」の提案も、MUJI CAMP TOOLSとあわせて行っていきます。※無印良品:わたしの備え。いつものもしも。■学び・遊び・発見できるコミュニティスペース「Open MUJI」2020年1月に上越市および頸城自動車との三者で締結した「地域活性化に向けた包括連携に関する協定」に基づき、上越市後援のコミュニティスペースとして学び・遊び・発見できる場「Open MUJI」を店舗内に設けます。無料の休憩スペース兼自習スペースとして、どなたでもお気軽にご利用いただくことが可能です。また今後は、無印良品が主催するイベントや、上越市や直江津ショッピングセンターとの共同イベントの開催についても、状況を見て開催する予定です。■アートを通じた地域活性化無印良品が考えるアートを通じた地域活性化は、地域独自の生活や日常、自然や文化に向き合い、住民の方々とともに保存/継承/発展させていく活動です。今回の出店を機に、直江津の皆さんと「100 年後の街の風景を描く」という発想で街づくりに参加していきたいと考えています。様々なカテゴリーのアーティストと連動し、新たな視点から潜在的な地域の価値を見出すことで上越エリアの文化性を発展させながら、楽しくできる街づくり活動のきっかけを、アートを通じて作り上げていきます。今後の情報は、MUJI passportを通じてお知らせしていきます。■新しい無印良品のかたち「移動販売バス」包括協定のパートナーである頸城自動車株式会社と連携し、頸城自動車保有のバスを活用した移動販売を今秋より実施します。新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちの生活様式は一変しました。生活の在り方が変わっても、地域で変わらず“役に立つ”ために、何ができるのか。「上越市の“くらしの真ん中“になり、つながりを創出・醸成するための場」としてお客様をお迎えする店舗に加えて、自らお客様のもとへ出向く、新しい無印良品です。店舗まではなかなか足を運びづらい中山間地などにお住まいの方々のもとへ無印良品から出向き、会話し、くらしの安心と楽しさをお届けします。■店舗概要■プレオープンの開催についてオープン直後の混雑を可能な限り回避することで、お客様に安心してお買い物を楽しんでいただくため、グランドオープンに先駆け、プレオープンを実施いたします。7月16日~19日は、近隣にお住まいのMUJI passportメンバーのうち、「無印良品 直江津」を店舗フォローしてくださった方からご応募いただき、抽選でご招待します。詳細決定次第、MUJI passportを通じてお知らせします。なお、20日のグランドオープン以降は、新型コロナウイルス感染症の拡大予防を最優先に考え、店内の清掃・消毒や従業員の健康管理はもちろんのこと、状況に応じた入場制限などの感染防止対策を取り、お客様と従業員の安全と健康に配慮して営業してまいります。■アクセスMAP[電車をご利用の場合] えちごトキめき鉄道 直江津駅下車 徒歩約10分[バスをご利用の場合]直江津ショッピングセンター前下車すぐ[お車をご利用の場合]国道8号 石橋交差点より約2分、北陸動車道 上越I.Cより約10分企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月18日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「政党の広告戦略」です。SNSを使った政党の広告手法。気軽に流されないで。今年は選挙イヤー。春に統一地方選挙があり、夏には参議院議員通常選挙が予定されています。投票可能な年齢が20歳から18歳に下がり、いずれ行われるかもしれない国民投票も視野に入れながら、各政党は若年層をとりこもうと広告戦略に余念がありません。まず3月に共産党がTikTokに公式アカウントを開設したことがニュースになりました。自民党は令和が始まると同時に「#自民党2019」プロジェクトの特設サイトをオープン。安倍首相ら自民党の7人を描いた屋外広告を街中に展開。動画CMでは10代のアーティストらを登場させ、話題を呼びました。与党の自民党は予算があるため、クオリティの高い広告を大量に作っていますが、どの政党も様々な手法で宣伝しています。皆が話題にあげ、SNSで拡散されることを狙っているのです。ただ、イメージの良い政党=自分の希望する社会を作る政党、とは限りません。広告では具体的な政策は語られず、スローガンを謳うだけです。「現実的な政策を広告で述べたところで、国民は耳を傾けてはくれないだろう」というのが政党側の意見です。イデオロギーを人の心に植え付けるとき、声高にメッセージを掲げるのではなく、美しい、かっこいい、悲しいなど、感情に訴え、知らず知らずにそう思わせるのがプロパガンダ(大衆操作)です。戦時中、ナチスはワーグナーの音楽やかっこいい映像を使い、ドイツが特別な国家だと国民に思わせましたし、アメリカはディズニーのドナルドダックを反ナチス映画に使いました。政治家がアートやスポーツをプロパガンダに利用する歴史は連綿と続いています。ですから、「なんとなくいいな」と思ったときには、誰かがそう思うように感情に訴えたのかもしれないと肝に銘じてください。そして、「なぜ、自分はよいと思ったのだろう?」と冷静に自問することが大事です。10年後20年後、どんな社会であってほしいですか?自分はどうありたいですか?具体的なビジョンを描けなければ、政策の是非も判断できません。イメージで選んだ政治の、その先の民主主義は足元が脆いと思います。ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2019年7月10日号より。写真・中島慶子イラスト・五月女ケイ子文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2019年07月08日〔フェリシモ猫部〕では、地域猫活動応援チャリティーグッズのウェブ販売を2019年2月22日(金)に開始します。そこでは、販売価格の一部が地域猫を救う基金となるチャリティーグッズが発売されますよ。かわいいグッズを手に入れて、地域猫ちゃんを救うお手伝いをしてみませんか?猫と人がともにしあわせに暮らせる社会へ……!〔フェリシモ猫部〕という名前を、猫好きな人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。そんな〔フェリシモ猫部〕が2月22日の「猫の日」より、地域猫活動応援チャリティーグッズの販売を開始します。現在日本では、年間34,000匹以上の猫が行政により殺処分されているのだとか(※1)。そのほとんどが捨てられた猫による繁殖で生まれた野良猫の子猫です。猫の繁殖力は高く、1組の猫のカップルから3年後には2,000匹以上にもなる試算もあるのだそうです。不幸な殺処分を減らすためにも、野良猫に不妊去勢手術を施すことが大切です。※1環境省平成29年度統計資料「犬・猫の引き取り及び負傷動物の収容状況」不妊去勢手術を施された猫は、その印として耳先をV字にカットされます。手術済みの猫を、再び捕獲しないようにするための目印なのだそう。今回の「#地域猫チャリティー2019」では、耳先をV字でカットした「地域猫」をテーマにしたアートを制作。販売価格に一部が基金となる22種類のチャリティーTシャツとクリアファイルが商品化されました♪「地域猫活動応援チャリティーグッズ」を特設サイトでチェックしよう!人気クリエイター&人気キャラクターが大集合♪デザインは全部で22種類。人気クリエイターや、人気キャラクターたちが参加しています。《地域猫チャリティーTシャツ2019》の価格は1枚2,600円(税別)で、うち500円は「フェリシモの猫基金」として運用されます(基金部分は非課税)。《地域猫チャリティークリアファイル2019》は1セット650円(税別)で、うち100円は「フェリシモの猫基金」として運用されます(基金部分は非課税)。《地域猫チャリティーTシャツ2019》《地域猫チャリティークリアファイル2019》基金額が22円アップする予約コレクションもあります♪もっと「フェリシモの猫基金」に協力したい!という方は《地域猫チャリティークリアファイル20196回予約》を購入してみてはいかがでしょうか。お申し込み月分から6回(通常6ヶ月)、クリアファイルが1セットずつ届くようになります。1セット650円(税別)のうち、122円は「フェリシモの猫基金」として運用されます(基金部分は非課税)。6回の総お支払い額は3,900円(税別)となります。コースは全部で3つ。人気キャラクターも仲間入りした《Aコース》、個性豊かなにゃんこが勢ぞろいした《Bコース》、写真・漫画・イラストなどバラエティ豊かな《Cコース》から選ぶことができますよ♪《地域猫チャリティークリアファイル2019 6回予約》Aコース《地域猫チャリティークリアファイル2019 6回予約》Bコース《地域猫チャリティークリアファイル2019 6回予約》Cコースかわいいグッズを手に入れて猫にも人にもしあわせを……今回は〔フェリシモ猫部〕の「#地域猫チャリティー2019」から発売されるチャリティーグッズをご紹介いたしました!かわいいグッズを購入するだけで、地域猫ちゃんたちを救うお手伝いができるのはステキですよね。どうかこの機会に地域猫ちゃんたちの現状を知り、「地域猫活動」に参加してみてはいかがでしょうか。〔フェリシモ猫部〕
2019年02月22日「防火地域」「準防火地域」というワードを聞いたことがありますか?これらは、火災が起きてしまったときにできる限り延焼しないようにという目的で、法律で定めたエリアのことです。家づくりの際に初めて専門家から説明を受けたという方も少なくないかと思いますが、この決まりによって、建てられる家の階数が変わってくることをご存じでしょうか。今回は、防火に関する規制と建てられる住宅への影響について解説いたします。■ 「防火地域」「準防火地域」は都市計画法によって定められている!ABC / PIXTA(ピクスタ)この決まりは、“防火地域または準防火地域は、市街地における火災の危険を防除するため定める地域とする。”(都市計画法第9条20項)として、都市計画法によって定められた法律からによるものです。簡単にいえば、建物が密集する地域で火災が起きたときに、できるだけ周辺に延焼しないようにしましょう、という法律といえます。そのため、指定された地域に建物を建てる際には、建築基準法に基づいて、構造や材料、階数について制限を受けることになります。■ 「防火地域」とはどのエリア?「防火地域」は、役所やオフィスビルなど都市の機能が集中している地域で定められることの多い、防火において一番厳しい地域制限です。まちゃー / PIXTA(ピクスタ)例えば、東京都中央区、千代田区といった国の重要機関が多く建つエリアは、そのほとんどが防火地域に設定されています。Ryuji / PIXTA(ピクスタ)それだけでなく、商業施設や大きな道路の近隣では、住宅地でも防火地域に設定されていることがあります。その土地が防火地域の場合、“3階建て以上、もしくは延べ面積が100平米以上”の建物を建てる際には、建物の用途にかかわらず“耐火構造物”(鉄骨造や鉄筋コンクリート造)にする必要があります。木造の建築物は従来では不可でしたが、近年では、“国土交通大臣の認定を受けた一定以上の耐火性能を認められた木造建築物”は建設可能になりました。■ 「準防火地域」とはどのエリア?「準防火地域」は、防火地域よりも緩やかな制限で、防火地域の外側周辺に定められている地域制限です。“4階建て以上、または延べ面積が1,500平米を超える建物”は耐火建築物にする必要がありますが、延べ床面積が500平米以下であれば、木造2階建てが可能です。ただし、木造2階建ての場合は、外壁や軒裏に防火のための構造を組み込み、火災時の延焼を防ぐ作りにすることが必要となります。ABC / PIXTA(ピクスタ)また、木造3階建ての場合は、外壁の開口部の構造と面積、主な構造の防火措置について、一定の基準を満たした建築物としなければなりません。■ 「防火地域」と「準防火地域」がまたいでいる場合は制約の厳しい方を採用「防火地域」も「準防火地域」も境界線があるため、どこかの土地の上でまたいだ状態になることがあります。例えば土地面積のうち3割が防火地域、残り7割が準防火地域の場合、制約の厳しい方、つまり防火地域が敷地全面に適用されているとして建物の建設を考えます。また、準防火地域とそうでない地域がまたいでいる場合も、制約の厳しい方として、準防火地域が全面に適用されていると考えます。ただし、耐火構造で自立できる壁である“防火壁”を設けた場合、そこで延焼を止められるものとして、制限を分割することができます。minack / PIXTA(ピクスタ)■ 防火についての仕組みを知っておこうmimi / PIXTA(ピクスタ)いかがでしたか?火災に対する備えはまちづくりのレベルで考えられており、まず家を建てるときからスタートします。厳しい決まりもありますが、現在ではそれをクリアできる技術もたくさんありますので、専門家の方と相談しながら、火災から守られた安心の家づくりを進めたいですね。
2019年02月08日平成30年4月から、新たな用途地域として「田園住居地域」が創設され、従来の12種類から13種類になります。「田園住居地域ってどういう地域?」「何のために創設されるの?」と疑問に思う人も多いと思います。そこで今回は、まず用途地域の解説から田園住居地域とは何か、田園住居地域創設の背景などを、わかりやすくご説明します。用途地域とは?用途地域とは、都市計画法によって定められた12の地域(平成30年3月現在)のことをいいます。都市計画法は都市の健全な発展と秩序ある整備を図り、国土の均衡ある発展と公共の福祉の増進に寄与することを目的として定められているものです。わかりやすくいうと、住宅専用地域に深夜営業の店舗や施設はできてほしくないものです。また、騒音や匂いを発する工場などが建てられても困ります。このようなことのないように、都市計画法では用途地域を区分して、用途地域内で建築可能な建物や規模などを規制しています。用途地域は、以下のように7つの住居系地域、2つの商業系地域、3つの工業系地域に分けられています。【住居系】・第一種低層住宅専用地域・第二種低層住宅専用地域・第一種中高層住宅専用地域・第二種中高層住宅専用地域・第一種住居地域・第二種住居地域・準住居地域【商業系】・商業地域・近隣商業地域【工業系】・準工業地域・工業地域・工業専用地域それぞれの用途地域内では建築物や工作物の用途が制限されています。例えば第一種低層住宅専用地域は、用途地域の中で最も厳しく規制されていて、低層住宅や低層の共同住宅・幼稚園・小中学校・高校・公衆浴場・診療所・図書館・寺社・老人ホーム・巡査派出所やその他公共上必要な建築物に限り建築可能となっています。新たに創設される田園住居地域とは?農業の利用の増進を図り、農地と調和した低層住宅に係る良好な住居環境の保護を目的として田園住居地域が創設されました。農地を都市の構成要素として本格的に位置づけられた制度で、これまで7つであった住宅系地域が8つになります(全体では13になる)。都市農地の保全と活用のため、生産農地法・都市計画法・建築基準法において以下のように改正されています。・生産緑地地区の一律500㎡の面積要件を300㎡に引き下げ。・低層住宅専用地域をベースに農業用施設(直売所や農家レストランなど)の設置を限定的に許容。・田園住居地域の創設により、地域の特性に応じて建築規制・農地の開発規制を行い、従来の生産緑地買取り申出(都市計画決定後30年経過により所有者は市町村に買取り申出が可能になる)を10年先送りする特定生産緑地指定制度(所有者の意向を得て)を創設。10年経過後も改めて所有者の同意を得て、繰り返し10年延長できる。田園住居地域創設の背景田園住居地域創設の背景には、2022年問題があります。2022年問題とは、生産緑地として指定されている全体の8割の農地が2022年に、30年間の営農義務から解かれることになり、自治体に買取りを申請できるようになります。自治体が買取りをした場合は公園等に整備されますが、現在の自治体の財政状況では買取りが困難なため、税制の優遇がなくなった生産緑地は、固定資産税が払えない、農業の後継者がいないなどの理由により、多くの農地が宅地として市場に放出されることになるでしょう。そうなれば都市周辺の環境が激変し、緑がなくなってしまうことになります。また、土地が供給過多になり地価が下落するとともに、既にさまざまな対策が必要とされている住宅ストック問題や空き家問題が一層深刻化する可能性につながります。田園住居地域は、都市周辺の生産緑地を残すための具体策のひとつとして創設され、田園住居地域に指定されたものについての農地課税は、現行制度と同様の措置を講ずるとされています。国は高度成長期、都市部の宅地不足を補うために、農地を宅地化することを推進してきましたが、現在は逆に農地保存のための施策がとられています。とはいえ、2022年はもう目の前。農作物の生産だけでなく、都市の住環境の維持や災害時の避難場所としての役割を担う都市周辺の農地は、今後どのように変化していくか注視したいですね。
2018年03月13日「全国の書店さんとのつながりを生かし、各地域で特に売れている本を集計してみると、その地域性が色濃く出るユニークな結果になったんです」 そう話すのは、日本最大級の本の通販サイト「e-hon」(トーハンプラットフォーム事業部)で、地域別の人気本ランキング『ニッ本ベスト』を手掛けた田中秀和さん。’13年11月から月1度更新されるランキングは、全国的なベストセラーやガイドブック本を除いて、各地域で人気の書籍を取り上げたもの。同じ担当者の上村奈緒子さんが、ランキングの特徴について解説してくれた。 「広島東洋カープに代表されるご当地スポーツの本が多いのですが、なぜかサッカーより野球本が人気です。また、その地域出身や在住の作家の作品、坂本龍馬、西郷隆盛など、その地域ゆかりの偉人についての本も根強い人気です。ほかに地域への愛情の裏返しともいえる“自虐本”、ディープな雑学本と、そのエリアごとに、地域で愛されているものが見えてきます」 今回、本誌がセレクトのご当地人気本と地域の傾向について、“本の達人”田中さんと上村さんが、解説してくれた。 ■近畿『大阪の秘密』(編・博学こだわり倶楽部/河出書房新社KAWADE夢文庫) 食や名所、大阪弁の謎まで、人情に熱い大阪をめっちゃディープに紹介。 「大阪の街の魅力を深堀りする雑学本が多く出ています。京都では、『祇園祭のひみつ』(白川書院)などお祭り本や、町歩き本が人気。また阪神、近鉄、南海と私鉄も多いことから、『阪急電鉄スゴすぎ謎学』(小佐野カゲトシ著・河出書房新社)など鉄道本も多彩。阪神タイガース関連本はもちろん、’13年からスタートした、大阪の書店と問屋が選ぶ『大阪ほんま本大賞』から毎年ベストセラーが出るのも特徴です。第一回受賞作の人情もの『銀二貫』(高田郁著・幻冬舎)もロングセラーになっています」■中国『うえむらちかのカープごはん。』(著・うえむらちか/ザメディアジョン) 3世代にわたる生粋のカープ女子の著者が、カープファンに愛されるグルメを紹介。 「中国地方では先日、37年ぶりのリーグ連覇を果たした広島東洋カープをおいて語れません。特に強さを増した2年前から、関連本はベストセラーランキングを独占しています。ほかには、’13年に60年ぶりの大遷宮が行われた出雲大社の関連本も、多く出版されました。神話の世界の『写真集出雲国風土記紀行』(島根県古代文化センター編・山陰中央新報社)は今でも人気です。もう一つ人気を博したのが、山奥の地酒から世界的ブランドになった獺祭に関する本。多くの人に読まれています」 ■四国『ごめんなさい』(著・サトシン/イラスト・羽尻利門/ポプラ社) 徳島在住の羽尻利門と絵本作家サトシンが徳島の読み聞かせ会で出会い誕生した、家族の温かさを感じられる絵本。 「地元徳島から、感動の輪が広がり、全国へと広まりつつある珠玉の絵本。作家と書店さんが『四国発で売っていこう』と力を入れています。テレビアニメにもなった篠丸のどかの漫画『うどんの国の金色毛鞠』(新潮社)などのうどん本や、坂本龍馬がこれまではポピュラーでした。今年は、4月に亡くなった歌手ペギー葉山さんの代表作『南国土佐を後にして』の誕生秘話をつづった『奇跡の歌』(門田隆将著・小学館)など、感動ものが多く誕生しています」 ■九州『よか人生って、なんじゃろな』(著・山本英照/ディスカヴァー・トゥエンティワン) 福岡のお寺の和尚が紡ぐ名物法話。厳しくも温かい言葉に5万人が感動したという。 「九州ご当地本の特徴は、暮らしに密着していること。和尚さんの法話も、檀家さんとの交流で生まれたものです。しいたけに特化した『大分県のしいたけ料理の本』(神谷禎恵、小坂章子著・西日本新聞社)も話題。熊本地震を経験し、人の温かさ、ごはんのあったかさを描いた『ひさいめし~熊本より~』(ウオズミアミ著・マッグガーデン)、温泉を舞台にした、別府在住の作家澤西祐典の小説『別府フロマラソン』(書肆侃侃房)も人気。来年の大河ドラマの主人公、西郷隆盛の本も売れています」 ■沖縄『あなたのなかのやんちゃな神さまとつきあう法』(著・金城幸政/サンマーク出版) 沖縄の「人生を変えるスピリチュアル講師」が教える、悩みを解決する方法を紹介した本。 「スピリチュアル本が人気の沖縄で、昨年からランクインしているロングベストセラーです。もう一冊、沖縄のロングセラーは、’91年、’92年と沖縄水産高校を夏の甲子園2年連続準優勝に導いた名将、栽弘義監督のノンフィクション『沖縄を変えた男』(松永多佳倫著・集英社文庫)。これは昨年、沖縄出身のタレント、ゴリ主演で映画化もされたヒット作です。琉球の文化を掘り下げた本や、基地問題の関連本もランクインすることが多いですね」 秋の夜長に、旅するように読書できる一冊に出合ってね!
2017年10月09日「全国の書店さんとのつながりを生かし、各地域で特に売れている本を集計してみると、その地域性が色濃く出るユニークな結果になったんです」 こう語るのは、日本最大級の本の通販サイト「e-hon」(トーハンプラットフォーム事業部)で、地域別の人気本ランキング『ニッ本ベスト』を手掛けた田中秀和さん。’13年11月から月1度更新されるランキングは、全国的なベストセラーやガイドブック本を除いて、各地域で人気の書籍を取り上げたもの。同じ担当者の上村奈緒子さんが、ランキングの特徴について解説してくれた。 「広島東洋カープに代表されるご当地スポーツの本が多いのですが、なぜかサッカーより野球本が人気です。また、その地域出身や在住の作家の作品、坂本龍馬、西郷隆盛など、その地域ゆかりの偉人についての本も根強い人気です。ほかに地域への愛情の裏返しともいえる“自虐本”、ディープな雑学本と、そのエリアごとに、地域で愛されているものが見えてきます」 今回、本誌がセレクトのご当地人気本と地域の傾向について、“本の達人”田中さんと上村さんが、解説してくれた。 ■北海道『札幌乙女ごはん。コミック版2』(著・松本あやか/編集・エアーダイブ/Dybooks) 恋も仕事も「食」も前向きに頑張る、北海道の女性たちのリアルを描く人気コミック続編。 「ヒロインが好きな人や友人と出かけるお店の料理が、詳しく紹介されています。ほかに根強い人気なのは、日本ハムファイターズやコンサドーレ札幌のご当地スポーツもの。昨年、日ハムを日本一に導いた大谷翔平選手の本がその代表です。“雪の妖精”といわれる、北海道に暮らす小鳥シマエナガを撮影した『シマエナガちゃん』(小原玲著・講談社)の写真集も売れていて、見ているだけで癒されます。北海道在住の作家・桜木紫乃さんの小説も常に反響がりますね」 ■東北『命のまもりびと秋田の自殺を半減させた男』(著・中村智志/新潮文庫) 自殺率ワーストの秋田。助けを求め、駆け込んできた人に笑顔と心のこもった言葉で灯をともし、自殺者を半減させた佐藤久男氏による「生きる支援」のドキュメント。 「東日本大震災の作品が多く、復興への思いや、このルポルタージュのように命の大切さをつづった本がよく売れる東北。NHK『あまちゃん』本のように、ドラマや映画から派生した本も読まれています。今年の直木賞候補、佐藤巌太郎の『会津執権の栄誉』(文藝春秋)をはじめ、会津藩士や、蝦夷の指導者アテルイの歴史小説も話題です。クマの危険をあつかった『クマ問題を考える』(田口洋美著・山と渓谷社)も東北ならでは」 ■関東『できる大人は、男も女も断わり上手』(著・伊藤由美/ワニブックスPLUS新書) 東京銀座の「クラブ由美」のママ・伊藤由美がそっと教える“カドの立たない”お断り作法などを考える一冊。 「関東はビジネス本の多さが断トツ。この本は、大人の社交場・銀座という東京の地域性に加えて、マナーを学び、ビジネスに生かせると人気です。柳家花緑師匠の『花緑の幸せ入門』(竹書房)をはじめ江戸の芸能や文化に関するものも豊富。また関東で際立つテーマが“格差”。路線、不動産などの格差をテーマにした本が多いです。ブログ発の『「東京Deep案内」が選ぶ首都圏住みたくない街』(駒草出版)は504ページで2376円と高価ですが売れています」 ■中部『日本の異界名古屋』(著・清水義範/ベスト新書) 主要8都市で「もっとも魅力に欠ける都市」に選ばれた名古屋。名誉市民の作家・清水義範氏がその文化を“自虐愛”に満ちた筆致でつづる。 「近年、『どれだけうちが変わっているか!』を主張するかのように、自虐愛や異色感を出した本が人気です。その王道が名古屋ですね。いっぽう、金沢の文化を伝える本も豊富。『金沢検定予想問題集』(北國新聞社)はその代表例で話題になっています。金沢出身の漫画家・ちさこの、石川・富山・福井のご当地あるある&学園コメディ『北陸とらいあんぐる』(KADOKAWA)シリーズも大人気です」 全国で話題のベストセラーとは、ひと味違う。土地の特徴や、暮らしぶりが色濃く出ている本で、その地域の“いま”を感じ取ろう。
2017年10月09日ダウンタウンの松本人志(53)が7月9日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。7月2日に投開票された東京都議会議員選挙について言及した。 今回の選挙では、小池百合子東京都知事(64)率いる地域政党「都民ファーストの会」が大躍進。一方、与党・自民党は議席を大幅に減らし、歴史的敗北を喫したことが番組内で紹介された。 この結果に松本は、「不謹慎かもわからないけれど、自分が一国民であるというのは置いといて俯瞰してみると、面白い。“面白い”と言っていたらダメなんですけれど。やっぱり、日本が良い方向に行かないとダメなんですけれども」と、配慮しながらコメント。司会の東野幸治(49)が「都議選にこんなに注目が集まるとは(珍しい)」と、フォローした。 また、この日はゲストとしてタレントのエド・はるみ(53)が登場。エドは現在、小池都知事が主催する政治塾「希望の塾」に1期生として所属しており、今回の都議選へ出馬するのかどうか、動向が注目されていた。 エドは司会の東野から、出馬を目的とした入塾だったのか尋ねられるも、「違います。一切ない」と否定。「選挙というのは、私利私欲を一切捨てて、公僕に徹すると覚悟ができたときに出るもの」と話し、入塾の目的は「(2016年から通っている)慶応義塾大学での勉強のため」と強調した。 松本は、「『都議選に出ておけばよかった』という思いがあるのかと思っていたけれど、それはないんだ」と、意外そうな反応。それでも今回の「都民ファーストの会」の大躍進を踏まえ、「エドさんが出ていたら、たぶん行けた(当選した)よ」と松本が問いかけると、エドは「そうですかね……」と苦笑し、お茶を濁していた。 また、塾の内容についてエドは、「小池さんのお話で感動したところはたくさんある」と絶賛。その中の一つとして“スピードとタイミング”という教えを紹介し、「豊洲市場移転問題でも、都議選直後に『都民ファーストの会』の代表を退かれるのも、小池さんの中で“ベストなタイミング”というのがおありだったんじゃないか」と、解説した。
2017年07月09日●Software Defined化が加速2015年、Dellのアジア太平洋・日本地域におけるエンタープライズ事業の売り上げは対前年比で2桁の成長率を見込んでいる。そんな好調な事業環境の中、エンタープライズ事業の2015年の総括や2016年に向けた課題・注力分野、EMC買収による同地域への影響などを中心に、米Dell アジア太平洋・日本地域エンタープライズ・ソリューションズ事業部バイスプレジデントのPeter Marrs氏とデル 執行役員エンタープライズ・ソリューションズ事業本部長の町田栄作氏に話を伺った。そのインタビューの模様をお届けする。―アジア太平洋・日本地域全体のエンタープライズ事業の環境と業績は?Marrs氏:2015年の売り上げは対前年比で2桁の成長率であり、エンタープライズ領域では最も伸長が著しかったベンダーがわれわれだと自負している。アジア太平洋地域でサーバの出荷台数はNo.1となっており、ストレージの出荷容量も外付、内蔵含め同様だ。これからSoftware Defined(ソフトウェア定義型)の時代が到来するということで、ストレージからネットワーク、データセンターまでSoftware Defined化が進んでおり、主役となるのがサーバの部分となる。このような中で、サーバでNo.1のポジションを獲得しているということは非常に大きなアドバンテージだろう。また、テクノロジーの面でも他社にひけをとらないと自負しているうえ経験・実績も豊富なため、今後のSoftware Defined化の流れの中では良いポジションに立っていると考えている。近年はフラッシュのコストも下がっていることから、サーバにフラッシュストレージを搭載したソリューションは安価に導入可能になってきているため、敷居も下がっており、Software Defined化の流れにも対応した環境が容易に構築することが可能となってきている。今後もこの流れは加速していくだろう。2015年は全体として好調な1年だった。―2015年で最も好調な地域は?Marrs氏:アジア太平洋・日本地域ではインドが最も成長が著しく、好調だった。インドはEコマースに対する投資としてITインフラ整備の需要があり、われわれとしても成長が著しい市場であり、アジア太平洋地域だけでなく、グローバルにおいても伸びが著しい国に挙げられる。モディ政権の誕生で投資が加速しているため追い風が吹いている状況であり、業績だけでなく、市場を上回る勢いで伸びている。日本でもシェアを増やしたいが、シェアの伸びから見ればインドが勝っている。また、中国や東南アジアといった国・地域でも2桁の成長率となっている。―2015年の日本における事業環境と業績は?またどのよう製品が好調だったのか?町田氏:為替のチャレンジはあるが、日本の中でのビジネス全体の収入は増加しており、サーバ、そして特に飛躍的に伸ばしているのがストレージだ。国内におけるストレージの総出荷量が伸びてきており、成長のスピードと国としての市場の成長という観点では、他のアジア地域の国が勝っているが、市場に対してはシェアを伸ばしている。―EMCとの統合について。仮にEMCを買収した場合、エンタープライズ事業が強化されるがアジア太平洋・日本地域における影響は?Marrs氏:買収はあくまで仮定だが、両社において前向きな話であり、もし実現すれば成長の加速が見込まれ、今まで困難だったことができるようになるのではないか。現状においてもわれわれはデスクトップからサーバ、ストレージ、クラウド、仮想化技術、ハイブリッドクラウドまで幅広くワールドクラスのソリューションを展開しているが、それに加えてEMCが有する顧客層は違うため、融合すれば相乗効果が期待できる。顧客のインフラを改革していく上で良い位置に立てるのではないかと考えており、右肩上がりで成長できるチャンスとなる。私自身は何の懸念もなく、むしろさまざまなチャンスが出てくるだろう。―クラウドをはじめとした第3のプラットフォームの台頭により、ハードウェア製品は減少していくのか?Marrs氏:クラウド化が進むことにより、ハードウェアが減少するという懸念はあるが、実際はすべてのシステムがクラウド化されることはないだろう。クリティカルでないものはパブリッククラウド、クリティカルなものはプライベートクラウドで使い分ける。今後もその流れは加速していくため、従来のプライベートクラウドや仮想化の分野で十分にハードウェアを提供できると考えている。われわれがハードウェアを提供する顧客は大きく分けて2つあり、まずはパブリッククラウドを運用しているクラウドベンダー、もう1つはプライベートクラウドとパブリッククラウドを活用するグローバル企業に対してだ。プライベートクラウドとパブリッククラウドのデータ連携が大きな課題になるが、われわれが買収したBoomiのソフトウェアにより可能だ。また、従来はプライベートクラウドを中心に稼働していても、ワークロードをクラウドにバーストする需要もあるため、そのような場合には「Dell Cloud Manager」が有効であり、クラウド化の促進による懸念はない。町田氏:デバイスやデータはますます増加していくことが見込まれており、そこに対して標準化、オープン化、自動化を進めていけば、全体的にはITを使う要求は増えていくだろう。日本はいまだにプロプライエタリな部分があり、もっとオープンにしていくことで日本市場のオポチュニティは大きくなる。また、日本企業のシステムはユニークな環境も多く、レガシーシステムをリプレースしていく需要が多いのではないか。●2016年の課題・注力分野、そしてDellの強みとは?―2016年の課題は?Marrs氏:課題としては、まずは為替ついてだが日本をはじめ東南アジア、オーストラリアは影響を受けており、来年には改善する見通しとなっているものの不透明な状況のため注視する必要がある。また、中国経済の減速も懸念している。―注力分野は?Marrs氏:1つ目としてSoftware Definedの中でもデータセンターが伸びてくると想定している。われわれは時代の流れに即したサーバを有し、テクノロジーを備えていることに加え、パートナーソリューションを販売するモデルがある。例えば、NutanixのSDS(Software Defined Storage:ソフトウェア定義型ストレージ)やVMware、マイクロソフトなどと製品を共同開発し、販売している。日本においても先進的な顧客からSoftware Defined関連のソリューションの引き合いが多数ある。2つ目はクラウドで、日本や中国をはじめアジア全域を問わずクラウドが浸透していくため、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウドを顧客に適した形で提案することが重要になっていくだろう。例えば、われわれはマイクロソフトと提携し、PowerEdgeにAzureを搭載したサーバの「Cloud Platform System(CPS)」は事前に検証した上で提供しており、自前で柔軟にハイブリッドクラウドが構築できるソリューションだ。また、VMwareのソリューションなどもあり、いずれにしても顧客は最適なものを選択できる。3つ目はビッグデータの分析だ。HadoopやSAPのHANAを搭載したアプライアンスを提供しており、これらについても十分に事前検証し、認定・認証を受けているソリューションだ。顧客には引き合いの多い分野に対してアプライアンスやソリューションを備えている。実際にビッグデータ分析のアプライアンスやソリューションを導入していない企業でも、自社の膨大なデータをどのように利用するのか、どのように価値を引き出していくのかといったことに関心が高く、われわれはアプライアンスやソリューションを提供していくことでビジネス上の意思決定の質を高めるとともに、迅速に行うことをサポートする。4つ目は「Dell Blueprint」だ。大半の顧客はシステムを個別の要素で組み立てて構築することは煩雑となるため、時間を要したくないと考えている。Blueprintは、デスクトップ仮想化やサーバ仮想化、ビッグデータ、データベース高速化、プライベートクラウド化、ハイブリッド化などのテーマがあり、それぞれのワークロードに適した形で事前に作り込んだパッケージ製品だ。リファレンス・アーキテクチャとアプライアンスという形で提供しており、例えば、アプライアンスだとサーバ、ストレージ、ネットワーキング、管理コンソールまでを含めてパッケージ化し、迅速に導入ができる。一方、リファレンス・アーキテクチャは構成が大、中、小に分かれており、顧客に最適なものを用意している。5つ目は中規模の企業への対応だ。これまで中規模の企業には汎用サーバに特殊なニーズを盛り込み、提供している。そこでわれわれは中規模の企業を対象とした部署としてData Center Scalable Solution(DSS)を立ち上げ、基本的に汎用サーバを使用し、顧客の特殊なニーズを取り込み、パフォーマンスの最適化やTCOの削減などを行っている。6つ目はセキュリティだが、われわれはセキュリティの脅威に対してワールドクラスのセキュリティ・ソリューションをエンドツーエンドで備えている。端末についてはデバイスやハードディスクドライブを暗号化する技術を提供しているほか、データセンターに関してはセキュリティソリューション、マネージドセキュリティとして「Dell Secure Works」を有している。―日本については?町田氏:基本的にはMarrs氏の方針と同じだが、顧客の業種・業態を問わずモビリティやセキュリティ、ビッグデータ、クラウドの4つはITが抱える共通の課題となっており、Bulueprintが重要になるのではないか。ITに対する要求度合いは日本、アメリカなどのほうが高いため、Bulueprintの価値をパートナーなどと共同でセミナーやバリテーション、ユーザーへの提案を行うことに取り組まなければならないと考えている。―デルの強みは?Marrs氏:顧客を第1に考え、顧客視点を貫いてきたことが強みだ。Michael Dell氏が創業したきっかけは、創業前のパソコンは非常に高価なものだったため一部の人の手にしか届かない存在だったが、より幅広い人が利用できるようにパソコンの大衆化を図りたいという思いからだ。結果として、パソコンの流通モデルや歴史を変えたが、エンタープライズ領域でも同様の取り組みを行っている。特にWeb関連の顧客を中心にサーバのあり方を従来とは一変させており、TCOを飛躍的に下げ、顧客のITインフラの最適化を後押しするアプライアンスの提供などを行い、以前パソコンで成し得たことをサーバの領域でも実施した。Dell氏は先見の明があり、コンピュート中心の世界が到来するということでSoftware-Definedについても早い時期から見越していた。そして、デル全体の強みとしてはプロプライエタリなソリューションは一切持たないことで顧客を独自技術で抱え込まないほか、拡張性に優れていること、導入が容易だということ、TCOを下げること、管理性を改善していくことなどのアプローチが顧客から評価を得ている。
2015年12月17日ミニストップはこのほど、全国5つのエリアで、それぞれの地域に合った素材や調味料を使用した「地域限定弁当」を発売した。同社は、地域特性や地域文化に根付いた食べ物を商品化することに力を入れている。今回発売した弁当は、6月に発売した「地域限定おにぎり」に続く第2弾となる。東北地区(青森県・岩手県・宮城県・福島県)では、「牛タン弁当」(税込498円)を発売。宮城県・仙台の名物「牛タン」を麦飯の上に5枚乗せ、仙台名物の青唐辛子と厚焼き玉子を一緒に添えた。好みで使用できるよう、七味唐辛子も付けた。東海地区(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の一部)では、名古屋めしで知られる「ロース味噌かつ弁当」(税込498円)を発売。別添の味噌だれには、地元の八丁味噌を使用している。さっぱりと食べられるようにご飯は、青菜ご飯にしたとのこと。近畿地区(大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・福井県)では、「かやくご飯とだし巻玉子弁当」(税込498円)を販売。メインは関西風のかやくご飯とだし巻玉子で、ご飯の上に錦糸玉子と刻み海苔をあしらい、和風の仕上がりにした。付け合わせには小松菜のおひたしと、嵯峨野(さがの)のしば漬を使用している。四国地区(香川県・徳島県・愛媛県)は、愛媛県名産の鯛めしを詰めた「瀬戸内鯛めしうまいもの弁当」(税込530円)を発売。他には、愛媛のじゃこ天、香川の骨付き鶏風焼鳥、たけのこの煮物の天ぷら、郷土料理の醤油豆など、四国のおかずにこだわった幕の内弁当に仕上げた。九州地区(福岡県・佐賀県・大分県)では、「ジャンボチキン南蛮弁当」(税込430円)を発売。具材は宮崎名物のチキン南蛮で、たっぷりとタルタルソースをトッピングした。同商品は4週間の期間限定発売。8月には続編を予定しているという。
2015年07月09日豊田合成は、国内第3の自動車生産地域として今後成長が見込まれる東北地域に顧客のニーズと地域産業振興への貢献を狙い、オートモティブシーリング製品のうちウェザストリップを、セーフティシステム製品のうち、エアバッグを生産する新工場を建設する。また、TG東日本株式会社は2015年4月に社名を「豊田合成東日本株式会社」へ変更し、豊田合成株式会社岩手工場を統合することで、東北地域の事業強化を進めていく。
2014年05月09日ところ変われば風習も変わる旅行先で気が付くと周囲の視線が自分に集中。指摘されて始めて気が付く地域の常識。そんな経験ありませんか。そのような変わった風習のある地域をマイナビ会員の女性514人にアンケートをしてみました。ほかの都道府県民にとって変わった風習と思われているものは?>>男性編も見るQ.地域の変わった風習で知っているものを教えてください(複数回答)1位大阪ではエスカレーターは左側追い越し37.5%2位北海道は結婚式が会費制28.4%3位名古屋ではうなぎを蒸さずに焼く8.8%4位静岡では結婚式に菓子をまく6.4%4位長崎ではお盆の時、お墓で花火をする6.4%6位山形の節分は落花生3.7%■大阪ではエスカレーターは左側追い越し・「関西に行った時に、少し戸惑いました」(23歳/建設・土木/事務系専門職)・「大阪行ったときに邪魔そうにまわりに見られてびっくりした」(27歳/生保・損保/営業職)・「大学で関東に行ってびっくりした。違和感があった」(33歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)■北海道は結婚式が会費制・「効率的ですごいいい!と思った」(29歳/金融・証券/事務系専門職)・「ご祝儀の額に悩まなくていいのはうらやましい」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「参加する側は楽で良いと思う」(27歳/ソフトウェア/技術職)■名古屋ではうなぎを蒸さずに焼く・「これが通常だと思っていて、関東で蒸したウナギのかば焼きを食べてびっくりしたから」(28歳/自動車関連/技術職)・「地元だから知っている。でも普通だと思っていた」(24歳/学生/その他)・「愛知県にいたのでー。変わってるとは思わなかった」(37歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)■静岡では結婚式に菓子をまく・「静岡で友達の結婚式に出席したときにそうだった」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)・「菓子まき用のお菓子セットが販売されていると聞いて驚きました」(27歳/自動車関連/事務系専門職)・「餅まきのようだった」(26歳/機械・精密機器/技術職)■長崎ではお盆の時、お墓で花火をする・「長崎在住なので、こちらの風習はよく知っています」(34歳/小売店/販売職・サービス系)・「長崎出身なので、これが他県の方からは変わっている習慣だと知ったのは大学生になってからでした」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「なんかすてきだと思うから」(25歳/自動車関連/事務系専門職)■山形の節分は落花生・「落花生は落ちても皮をむけば食べられる」(26歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・「痛そう」(27歳/電気/販売職・サービス系)■番外編:インパクトある風習も・鹿児島県では、披露宴の最後に会場のみんなで万歳三唱を行う「びっくりした」(25歳/その他/その他)・千葉県民は菜の花体操を踊れる「菜の花体操は学校でならっていた」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・宮城では元旦の「初詣」のことを「元朝参り(がんちょうまいり)」「どこでもそのように言うと思っていました・・・」(24歳/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)総評1位は「大阪ではエスカレーターは左側追い越し」という結果でした。東京、大阪ともに大都市であるため、ビジネスや観光で人の往来が多々あることにより、訪れた人が違和感を持つケースが多いという結果となりました。2位は「北海道は結婚式が会費制」です。圧倒的に多かったコメントは「合理的」、「御祝儀で悩まずに済むので良い」、「ご祝儀より安上がりでいいと思う」などポジティブに受け止めている人が多いようです。3位は「名古屋ではうなぎを蒸さずに焼く」。地元の方からの回答が多く、他県の認知度はあまり高くない風習です。「当たり前ですが」、「地元だから知っている。でも普通だと思っていた」など、蒸したうなぎの方が変わった風習と錯覚してしまうコメントが多数寄せられています。4位は同率で「静岡では結婚式に菓子をまく」と、「長崎ではお盆の時、お墓で花火をする」となりました。総じて、結婚式や七五三、お盆など人が集まるイベントに関して風習の違いが多いという結果となりました。6位は「山形の節分は落花生」です。豆まきの後でも殻をむけば食べられ、豆が大きいので拾いやすいなど、これもポジティブな回答が多く寄せられました。ただ、大きいだけに、当たったら痛そうではありますね。日本は山や海峡に阻まれ、歴史的に村から外に出るには一苦労であった時期が長く、さらに関所などで出入りを制限されていたことから、地域独自の風習が成り立ちやすい環境でした。結婚式一つを例に挙げても地域により風習の違いが数多くあり、地元の人は「それが当然」と自らの地域の風習を信じ、愛している様子がアンケートを通して感じ取ることができました。(文・OFFICE-SANGA秋田茂人)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】恋人と出身県が違うことで起こった問題ランキング【女性編】食べてみたい地域限定お菓子ランキング【女性編】食べてみたい永谷園の地域限定お茶づけランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月29日吉祥寺ねこ祭り実行委員会は1日より31日まで、東京・吉祥寺にて、地域密着型イベント「吉祥寺ねこ祭り2012」を開催している。同イベントは、「むさしの地域猫の会」へのチャリティーとして行われるもので、本年で3回目の開催となる。また”猫”をキーワードとして、地域の活性化や人と猫が共生する街づくりの一助になることも目的とする。期間中は、吉祥寺のカフェや猫グッズの店、レストラン、ギャラリーなどで各店さまざまな催しが企画されている。また各店舗にて、「むさしの地域猫の会」への募金箱の設置やパンフレットの配布を実施。募金は、里親探しなど地域猫のための活動の資金に充てられる。参加店舗やイベントの詳細情報は、「吉祥寺ねこ祭り2012」のホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日ライトオンは地域の特性、体質、県民性などに合わせた情報発信や販促活動を行う地域密着型のポータルサイト「Right-on TOWN」(ライトオンタウン)を立ち上げ、公開した。同サイトでは、全国を7つのエリアに分けて各エリアのページを用意し、そのエリア内にある店舗イベント情報や、ブログ、スタッフスナップを紹介するなどの情報発信を行う。開催エリアは、「北海道・東北」「甲信越北陸」「関東」「東海」「関西」「中国・四国」「九州・沖縄」の7エリア。メインコンテンツとして「店舗ブログ」「スタッフスナップ」「店舗のセール情報」を軸に、他にも地域情報誌との取り組みをウェブサイトと連動して公開していく。また、地域ポータルのもうひとつのメインコンテンツは「投稿機能」。テーマに合わせてお気に入りを投稿したり、投稿されているものの中からお気に入りをチェックしたりすることもできる。投稿は、ライトオンのメルマガを登録している人が参加できるほか、twitterやfacebookのアカウントからも参加可能。投稿キャンペーンは地域のおすすめスポット投稿や、ファッションスナップなど随時実施を計画しており、投稿を通じて利用者と地元ライトオン、利用者がつながるコミュニケーションを図っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日マドンナが、フランスの極右政党から訴えられることになりそうだ。マドンナは14日(現地時間)にパリで開催されたライブ時に、国民戦線(以下、FN)の党首マリーヌ・ル・ペン氏の額にナチスのシンボルである鍵十字を写し、その直後にヒトラーに似た人物の映像をインサートした画像を利用したことを受け、同党は15日(現地時間)マドンナを提訴する方針を示した。今回、「ノーバディ・ノウズ・ミー」の演奏中に使用されたル・ペン党首の映像は、すでにパリ公演以前の80日間に渡るMDNAワールドツアーでも利用されており、先月にもル・ペン党首側から「もしフランスで同じことをしたら承知しない」と警告を受けていた。今回の件を受け、フロリアン・フィリッポFN副代表は、今週中にも“侮辱罪”でマドンナを正式に起訴する方針だ。フィリッポ副代表は「今回の件は、マドンナのワールドツアーの単なる話題作りのための挑発でしょう。ただ、我々としては全てを受け入れることはできません。特に今回の侮辱は受け入れられません。マリーヌ・ル・ペンは、自身の尊厳だけでなく、党員や支持者、何百万という国民戦線への投票者たちの尊厳をも守ろうとしているのです」とコメントを残した。マドンナは今後、MDNAツアーで8月21日(現地時間)にフランスで2度目のライブを開催するほか、今月17日(現地時間)にロンドンのハイドパークでのライブを皮切りにイギリスで計3回の公演を行う予定だ。■関連作品:W.E. (原題) 2012年秋、全国にて公開© 2011 W.E. Commissioning Company Limited. All Rights Reserved.
2012年07月17日