戸田恵梨香と大原櫻子がダブル主演を務める映画『あの日のオルガン』(2月22日公開)。脇を固めるキャストには、才能あふれる若手女優が多数出演している。同作は、戦時下の日本を舞台に、子どもたちを守るために保育園の疎開に挑んだ保母たちの真実の物語。疎開保育園で奮闘する保母役は、1,000人を超えるオーディションによって選出された。大原が演じる野々宮光枝(みっちゃん先生)の親友であり、お姉さん的存在の神田好子(よっちゃん先生)を演じるのは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』や結婚情報誌『ゼクシィ』10代目CMガールなどで注目を集める佐久間由衣。「映画でこんなにしっかりと関わらせていただくのは初めてで、分からないことばかりでしたが、監督をはじめ皆さんに支えられて勉強になりました」と振り返り、「1カ月間、本当にあっという間で、とにかく子どもに助けられた日々でしたが、本当に楽しかったです」と笑顔を見せる。「毎日とても大変でしたが、すごく気持ちの良い疲れ方でした。キャストもスタッフも一丸となってみんなで作っているという感覚がすごく味わえる素敵な現場でした。本当に楽しかったです」と語るのは、明るく元気いっぱいで諦めない心を持つ山岡正子(まさこ先生)役の三浦透子。近年では、映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18)などに出演したほか、CDデビューを果たしたことでも話題に。山戸結希監督の企画・プロデュースによるオムニバス映画『21世紀の女の子』(2月8日公開)では主演に起用された。みっちゃん先生の背中を後押しするしっかり者の堀之内初江(はっちゃん先生)役には、NHK連続テレビ小説『わろてんか』でヒロインの妹役を演じたことでも注目を集める堀田真由。『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系 毎週日曜22:30~)では、水泳部のキャプテン・熊沢花恋役に抜てきされ、第3話での熱演ぶりがネット上でも話題になったばかり。「クランクインしてからもずっと悩んでいたのですが、途中で自然体のままが一番はっちゃんらしいと気づき、最後はとても良いシーンになったと思います。本当に子供たちの笑顔にパワーをもらいました」と共演した子役への感謝の心も忘れない。初々しくも純粋でまっすぐな森静子(しずちゃん先生)役には、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(4月スタート)やスクリーンデビュー作となる主演映画『あまのがわ』(2月9日公開)など、今年注目作への出演を控える福地桃子。「戦時中、20 歳そこらの若い女性が力を合わせて、死ぬ気で生きるってこういうことなんだというのを肌で体感しました。自分にとってなかなかできない、良い経験をさせていただきましたし、すごく幸せな時間だったなと思います」と役者としての喜びを噛み締めている。
2019年01月27日第二次世界大戦末期、東京都品川区戸越の保育士たちが幼い園児たちと集団で疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を描く映画『あの日のオルガン』。この度、W主演を務める戸田恵梨香と大原櫻子の2人と共に力強い保育士たちを演じる追加キャストが発表された。3月上旬にクランクインし、現在撮影中の本作。保育士たちのリーダー・板倉楓役の戸田さん、天真爛漫で音楽が好きな保育士・野々宮光枝役の大原さんに加え、今回1,000人を超えるオーディションを経て“保育士”役に選ばれたのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵と、これからの活躍が期待される6名。■佐久間由衣『人狼ゲーム ビーストサイド』でスクリーンデビューし、「トランジットガールズ」「明日の約束」、連続テレビ小説「ひよっこ」に出演。また、「ゼクシィ」10代目CMガールに抜擢された佐久間さんは、今作では神田好子役で出演。「実話に基づいて監督が描かれた作品ということもあり、この作品の一員になれることに責任とそれ以上の喜びを感じています」と心境を明かし、「嘘なく心で演じきりたいと思います。子どもたちとのお芝居も楽しみです」と意気込みを語っている。■三浦透子「天才柳沢教授の生活」「鈴木先生」『桜ノ雨』などに出演し、近日出演作『素敵なダイナマイトスキャンダル』の公開が控える三浦さんは、山岡正子役で参加。三浦さんは、「疎開保育をやり遂げた若い保母さんたちの信念とそれを貫き実行する逞しさには、演じていながら惚れ惚れします。子どもたちの無垢な力に背中を押してもらいながら、仲間の保母さんとみんなで1か月の撮影を乗り越えられたらと思っています」とコメントしている。■堀田真由dTV・FOD配信のドラマ「&美少女 NEXT GIRL meets Tokyo」や、現在放送中の連続テレビ小説「わろてんか」に出演し、夏公開の『虹色デイズ』では、コスプレ好きな女子高生役で出演する堀田さんは、堀之内初江役で出演。台本を読み感動したという堀田さんは、「一表現者として私は、このお話を沢山の方に伝えたい、残さないといけないと強く思いました。撮影が始まったいまも何が正解かは分かりません。沢山悩みもがきながら、はっちゃんを懸命に演じきりたいと思います!」と力強く意気込んでいる。■福地桃子俳優・哀川翔の次女で『あまのがわ』主演に抜擢された福地さんは、森静子役。出演決定に、嬉しさの反面、作品のテーマの重みをとても感じたと話す福地さんは、「あの時代に、いまの自分が同じことを出来るのかと聞かれたら正直1ミリも自信がなく、とても怖い。けれどその中でがむしゃらに子どもたちと向き合う保母さんたちは、形は違うけれど真に持っているものはみんな同じで。そんな逞しく強い女性たちの姿に刺激を受けました。自分自身もこの時代から教わることが沢山あるなと思っています。不器用ですが、そんな彼女達のように私もこの作品に責任を持ってがむしゃらに向き合いたいと思います」と語っている。■白石糸「コウノドリ」で看護師役を演じ注目を集めた白石さんは、江川咲子役。「当時の苦労は計り知れないと思いますが、子どもを守ろうと自分のことは二の次で生き抜いて来た彼女たちを演じたい!と思いました。なので今回、参加出来ると聞いた時は本当に嬉しく、同時にとてもやりがいを感じました。胸を張って生き抜いた彼女たちの姿を見せられるよう最後まで、全身全霊で取り組みたいと思います」と出演決定時の心境を明かしている。■奥村佳恵そして、蜷川幸雄に見出され「音楽劇 ガラスの仮面」「マクベス」、大原さんも出演したミュージカル「わたしは真悟」など舞台中心に活躍中の奥村さんは、大沢とみ役で参加。「生きるってなんだろう。食べることだろうか、眠ることだろうか、笑うことだろうか、泣くことだろうか。自分には何ができるだろうか。『あの日のオルガン』に関わることができた自分に問いかけていることです。どうしたら子どもたちを守れるだろうか。おとみさんと共に考えています」と日々自身に問いながら演じているとコメントしている。さらに今回、追加キャスト発表とあわせて、撮影されたばかりのスチールも到着した。『あの日のオルガン』は2019年2月、新宿ピカデリーほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月15日京王電鉄はこのほど、相模原線堀之内変電所にて、今年度中に回生電力貯蔵装置を導入すると発表した。同社はこれまで、京王線・井の頭線全車両に回生ブレーキを装備し、車両がブレーキをかけた際に発生する回生電力を、近くにいる他の車両に架線を通して供給していた。回生電力貯蔵装置の導入により、今後は近くに電車がいないために利用されなかった電力を貯めておくことも可能になるという。貯蔵した電力は電車の走行用電力として供給されるため、電力のさらなる削減につながる。堀之内変電所に設置される電力貯蔵装置は、設備容量2,145kW、最大充放電電流 1,300A(定格電圧DC1,650V時)の日立製作所製リチウムイオン電池。京王電鉄は回生ブレーキに加え、電車の加速力や速度に応じて電圧・周波数を変化させながらモーターを効率良く動かすVVVFインバータ制御装置も全車両に装備している。これらの装置の導入により、電車1両が1km走行するのに必要な消費電力量を、導入前より約45%削減することに成功しているという。
2014年05月30日