ハロー! プロジェクトOGで歌手の高橋愛・田中れいな・夏焼雅による楽曲「わさびじゃないのよ鰹は」のミュージックビデオ(ショートサイズ)が、YouTube番組『M-Line Music』内で初公開された。あす2日にはフルサイズで公開される。同曲が収録されるアルバム『ラフ・アンド・ピース』は27日に発売。2021年3月、コロナ禍も2年目に入るころ、ステイホームで気分も沈みがちな毎日に「クスッと笑える楽しい曲が詰まったアルバム」を届けようというコンセプトで制作され、ハロプロOGの3人が抜擢された。同年6月には「およげ! たいやきくん」のカバーを先行配信している。アルバムには全8曲が収録され、そのうち3曲は高橋の夫であるあべこうじが作詞を手掛けた。メンバーのコメント、収録曲は以下の通り。■高橋愛久しぶりにアルバムを発売させていただくことになりました! 感謝の気持ちでいっぱいです。改めて、歌っていいなと思いました♪ 素晴らしい機会をいただけて、本当に幸せです。また、今回は旦那さんである、あべこうじ作詞の曲が、3曲入っています! 全体を通して、クスッと笑えるアルバムになっておりますので、是非たくさんの方に聴いていただきたいです!■田中れいなこのアルバムは全曲違うキャラ・歌声にしたくて考えながら作ったので、ぜひそこも楽しんでもらいたいです! 聞けば聞くほど好きになる曲がたくさんあって、中でも「ケッコン! ~残りものには福がある~」は良い人ぶってない台詞がリアルでいいなと思ってます(笑)。あんな風に思いながら結婚式参加する人いるのかな? って思うと自分の結婚式に呼ぶ人悩んじゃったり(笑)。久しぶりに自分の歌声、MVが形になって、みなさんにお届け出来るのが何より嬉しいので、たくさんの方に手に取ってもらえたら嬉しいです!■夏焼雅アルバム『ラフ・ アンド ・ ピース』は、クスッと笑える楽曲ばかりが詰め込まれてますが、めちゃくちゃカッコつけてる曲もあったりして……特に「わさびじゃないのよ鰹は」が個人的にツボ! この曲は、昭和のヒット曲「飾りじゃないのよ涙は」をオマージュした楽曲で、ロック調な音楽ですごくカッコいい。でも、みんな音楽に騙されちゃダメ!(笑)歌詞をよ~く聞いてほしい! 振り付けの中にも、しっかりラフポイント(笑いポイント)があって、鰹ダンスで口をパクパクさせている様なダンスがあったりするので、MVやイベントの際にぜひ探してみてください! どの曲も本気で歌って本気でふざけてる私たちに、なによりも注目して下さいね〜!■収録曲1.「わさびじゃないのよ鰹は」 作詞:あべこうじ 作曲・編曲:柿澤秀吉2.「愛のドンデン返し」 作詞:もりちよこ 作曲:星部ショウ 編曲:小西貴雄3.「誤爆~ We Can’t Go Back 」 作詞・作曲:星部ショウ 編曲: AKIRA4.「ペーパーセーブ」 作詞:あべこうじ 作曲・編曲:柿澤秀吉5.「およげ! たいやきくん」 作詞:高田ひろお 作曲:佐瀬寿一 編曲:鈴木俊介6.「ケッコン! ~残りものには福がある~ 」 詞:もりちよこ・星部ショウ 作曲・編曲:星部ショウ7.「うどん! うどどん! うどどどどーん!」 作詞:桑原永江 作曲・編曲:渡部チェル8.「十人十色三者三様」 作詞:あべこうじ 作曲:星部ショウ 編曲:宮永治郎
2022年04月01日高橋愛、田中れいな、夏焼雅によるアルバム『ラフ・アンド・ピース』より収録楽曲「わさびじゃないのよ鰹は」のMusic Video(ショートサイズ)がYouTubeで公開された。『ラフ・アンド・ピース』は、ステイホームで気分も沈みがちな毎日に「くすっと笑える楽しい曲が詰まったアルバム」を届けようとのコンセプトで制作されたアルバムで、ハロプロOGで歌の実力も確かな高橋愛、田中れいな、夏焼雅の3人が抜擢。アルバムは4月27日にリリースされる。併せて、アルバム収録曲の詳細も発表。さらに、明日4月2日には「わさびじゃないのよ鰹は」のMVフルサイズがYouTubeで公開される。■高橋愛 コメント久しぶりにアルバムを発売させていただくことになりました! 感謝の気持ちでいっぱいです。改めて、歌っていいなと思いました♪素晴らしい機会をいただけて、本当に幸せです。また、今回は旦那さんである、あべこうじ作詞の曲が、3曲入っています!全体を通して、クスッと笑えるアルバムになっておりますので、是非たくさんの方に聴いていただきたいです!■田中れいな コメントこのアルバムは全曲違うキャラ・歌声にしたくて考えながら作ったので、ぜひそこも楽しんでもらいたいです!聞けば聞くほど好きになる曲がたくさんあって、中でも「ケッコン!~残りものには福がある~」は良い人ぶってない台詞がリアルでいいなと思ってます(笑)あんな風に思いながら結婚式参加する人いるのかな? って思うと自分の結婚式に呼ぶ人悩んじゃったり。(笑)久しぶりに自分の歌声、MVが形になって、みなさんにお届け出来るのが何より嬉しいので、たくさんの方に手に取ってもらえたら嬉しいです!■夏焼雅 コメントアルバム『ラフ・アンド・ピース』は、クスッと笑える楽曲ばかりが詰め込まれてますが、めちゃくちゃカッコつけてる曲もあったりして……特に「わさびじゃないのよ鰹は」が個人的にツボ!この曲は、昭和のヒット曲「飾りじゃないのよ涙は」をオマージュした楽曲で、ロック調な音楽ですごくカッコいい。でも、みんな音楽に騙されちゃダメ!(笑) 歌詞をよ~く聞いてほしい!振り付けの中にも、しっかりラフポイント(笑いポイント)があって、鰹ダンスで口をパクパクさせている様なダンスがあったりするので、MVやイベントの際にぜひ探してみてください!どの曲も本気で歌って本気でふざけてる私たちに、なによりも注目して下さいね〜!<リリース情報>『ラフ・アンド・ピース』2022年4月27日(水) リリース『ラフ・アンド・ピース』ジャケット●【CD+DVD】3,850円(税込)【CD収録】1. わさびじゃないのよ鰹は作詞:あべこうじ作曲・編曲:柿澤秀吉2. 愛のドンデン返し作詞:もりちよこ作曲:星部ショウ編曲:小西貴雄3. 誤爆~We Can’t Go Back~作詞・作曲:星部ショウ編曲:AKIRA4. ペーパーセーブ作詞:あべこうじ作曲・編曲:柿澤秀吉5. およげ!たいやきくん作詞:高田ひろお作曲:佐瀬寿一編曲:鈴木俊介6. ケッコン!~残りものには福がある~作詞:もりちよこ / 星部ショウ作曲・編曲:星部ショウ7. うどん!うどどん!うどどどどーん!作詞:桑原永江作曲・編曲:渡部チェル8. 十人十色三者三様作詞:あべこうじ作曲:星部ショウ編曲:宮永治郎【DVD収録】■Music Video1. わさびじゃないのよ鰹は2. 愛のドンデン返し3. 誤爆~We Can’t Go Back~4. およげ!たいやきくん5. うどん!うどどん!うどどどどーん!■メイキング映像※収録内容は変更になる場合があります。<イベント情報>高橋愛・田中れいな・夏焼雅『ラフ・アンド・ピース』アルバム発売記念ミニライブ&お見送り会イベント2022年4月27日(水) 19:00 横浜ランドマークホール詳細はこちら:<ライブ情報>『M-line Special 2021〜Make a Wish!〜』全国ライブ開催中※出演者は公演ごとに異なります。詳しくは日程表をご確認ください。詳細はこちら:■M-line Music YouTube
2022年04月01日新次元の美容液メイクを叶えるエッセンスカラー株式会社Nコーポレーションは、スキンケア発想のメイクカラー『雅の舞 オールマイティエッセンスカラー』を、4月1日に通信販売・インターネットにて発売することを発表した。同製品は、1本で8役の多機能アイテム。アイシャドー・リップ・チークとして使用できるほか、肌の保護・保湿・ハリ・ツヤ・エイジングケアとして活躍する。エイジングケアシリーズの「nPS」成分を配合しており、メイク中もエイジングケアができる。年齢サインが出やすい目元や唇を彩りながら、素肌から美しく、若々しく立て直す美容液メイクとなっている。目元も唇もブラシタイプで使いやすい同製品は、美容成分がたっぷりと溶け込んだエッセンスに色素で色を付けた商品。天然の色素だけを使用しているので、肌に優しく安心である。メイクカラーは、なじみが良いため、マスク対策にもオススメである。メイクを落とした後の肌には、美容液を塗ったようなしっとり、ふっくら感が出る。美発色は長持ちし、使う部分を選ばないので、メイクの幅が広がる。カラーは、コーラルレッド・ブラウンレッド・テラコッタ・ブロンズベージュ・アイスシルバーの5色展開。販売価格は、各1,980円(税込み)、3本セットは4,990円(税込み)で、いずれも4月キャンペーン価格となっている。1,500本の数量限定商品のため、ご購入はお早めに。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース株式会社Nコーポレーション※雅の舞シリーズ
2022年03月23日女優の相武紗季さん(36)は、かねてよりお付き合いしていた一般男性と2016年に結婚。お2人は共通の友人である俳優の金子ノブアキさんの紹介で知り合ったそう。そこで紗季さんに一目惚れした旦那様は猛アプローチ!見事、紗季さんのハートを射止めたようです。その後、2017年と2020年に出産し現在は2児のママとなった紗季さん。先日は、自身のインスタグラムにお子さんとの可愛い密着ショットを投稿し反響を呼んでいました。早速チェックしてみましょう!可愛い2人の密着ショットにくぎ付け この投稿をInstagramで見る Aibu Saki(@aibu_saki)がシェアした投稿 可愛いお子さんと向かい合って顔を密着させたモノクロの写真を自身のインスタグラムに投稿した紗季さん。ママになっても相変わらずの可愛さでフォロワーの視線をくぎ付けに。コメント欄には、「写真がとても尊いです」と可愛い密着ショットに反響を呼んでいて「紗季ちゃん今日の配信も聞いたよー!癒やされるー!」「早く聴きたくて仕方ないです!子育て中の同じママのお話が聞けると参考にもなるし、共感出来たり元気がでます」と紗季さんのPodcastを聞いているファンからの書き込みも多く見られました。子育てをしながら芸能活動もこなしている紗季さん。そのためSNSの更新ペースはゆっくりのようです。次はどんな写真が投稿されるのか楽しみですね!あわせて読みたい🌈橋本マナミさん、キャミソール姿で寝そべりショット披露「色っぽい」「美しさ変化無し」
2022年03月22日「安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション」が、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接の美術館「えき」KYOTOにて、2022年2月25日(金)から3月27日(日)まで開催される。画家・安野光雅が描く風景画や絵本を紹介安野光雅は、戦後、小学校の美術教師として勤めながら本の装丁などを手掛けた画家。終戦後、復員した後に20代前半で小学校の代用教員となった安野は、教科書が十分になかったため、教える内容や方法を自身で考えながら授業をしていた。上京後は小学校で図画工作を教えるかたわら、本の装丁や挿絵を手がけ、1961年に画家として独立。1968年には『ふしぎなえ』で絵本界にデビューし、好奇心と想像力、独創性にあふれた絵本作品や、淡い水彩で描いた風景画などを発表した。安野の代表作である『もりのえほん』や『天動説の絵本』などに見られる個性的な世界観は、幼少時代に里山で触れ親しんだ自然や、教員時代に試行錯誤した経験によって生み出されたものだ。安野の創作の豊かさは、芸術の世界だけでなく科学・数学・文学までにもおよび、多彩な著作を残している。会場では、文字や数字、風景に至るまで、安野流の楽しみ方が詰まった絵本作品や絵画を授業に見立てて紹介。「インタレスト!」を合言葉に、まるで“ふしぎな学校”に入学したかのような気分で安野光雅の世界観を堪能できる。【詳細】安野光雅 追悼展 安野先生のふしぎな学校 安野光雅美術館コレクション会期:2022年2月25日(金)~3月27日(日)会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅ビル内・ジェイアール京都伊勢丹7階)住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町開館時間:10:00~19:30(入館締切:閉館30分前)入館料:一般 900円(700円)、高・大学生 700円(500円)、小・中学生 500円(300円)※( )内は前売料金。「障害者手帳」を提示の本人と同伴者1名は当日料金より各200円割引。※家族セット券(一般1名、小・中学生1名が入場可能)は1,000円。会期中、チケット窓口にて申し出が必要。2名同時入館に限る。他の割引との併用不可。※前売販売期間は~2月24日(木)まで。美術館「えき」KYOTOチケット窓口(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-872)、ローソンチケット(Lコード51925)にて販売。※状況により、作品展示やイベント内容は変更、または中止になる場合あり。【問い合わせ先】ジェイアール京都伊勢丹TEL:075-352-1111(大代表)
2022年02月17日舞台『ピアフ』の製作発表が13日に都内で行われ、大竹しのぶ、梅沢昌代、中河内雅貴、竹内將人、山崎大輝が登場した。同作は仏歌手エディット・ピアフの人生を、パム・ジェムスが戯曲化し、2011年に栗山民也演出の元、大竹により日本で初演を迎えた。4年ぶりの5演目の上演で、初演以来ピアフの親友トワーヌを演じる梅沢に加え、ピアフを取り巻く男性に新キャストとして中河内、竹内、山崎が登場する。同作へついての思いを聞かれた大竹は「次があるとは思わないでいつもやっているので、毎日『今日1回だけ』と無我夢中でピアフの人生を3時間生きるということしかない」と心境を表す。「経験を積めば積んだだけ、愛の深さなどはわかるかなと思います」と言いつつも、「若い人との年の差が激しくなって『どうもすいません』という感じ。ねえ梅ちゃん、とても困るよね。少女なんですよ。誰も見えないですよね」と梅沢に話を振ると、梅沢は「初演(2011年)から見えてないから、10年なんてくそくらえ」と頼もしい言葉。ピアフを取り巻く俳優陣について、大竹は「うちの息子よりも若いんですよ。どうしよう。でもいいや、ピアフもそうだったから」と自分で納得していた。ピアフの恋人でボクサーのマルセル・セルダン役の中河内は「マルセルは妻子がいながらもピアフに心を寄せ愛していたという人物で、心の底からピアフを信頼して打ち解け合っていた。お互いがお互いを支え合い、やっとひとりぼっちじゃなくなるような瞬間が、2人の中にあたたかい愛としてあったんじゃないかな」と分析。ピアフが見出した歌手のイヴ・モンタン役の竹内は、ピアフについて「とても皮肉な人生だなと思います。もしピアフが本当に幸せに1人の男性を愛し切って、ここまでいろいろな苦しみがなかったとしたら、遥か遠く離れた国でミュージカル化されるくらい伝説的な歌手になっていたかな? と思いますし、苦しんだ分だけ感情がピアフの呼吸や唇に乗ってお客さんに届いたのかなと思う」と語る。「愛した男性達なしに伝説的なピアフはなかったのかな」と思いを馳せた。ピアフより20歳年下で生涯最後の恋人となるテオ・サラポ役の山崎は「愛の力は本当にすごいもので、僕が演じるテオがピアフと結婚したのが26歳の時。僕自身も26歳で、僕のこの時に、あれだけの病にもかかっている年上の方に……」と率直な感想で、キャスト陣も思わず笑ってしまう。「『僕が治す』といった言葉もあったそうで、その心意気に今からならなければいけないんだなということを、稽古に入る前から考えておりました。まとめますと、愛の力はすごい」と締めていた。そんな3人の言葉を聞いて、大竹は「役に対する思いを聞いていて『大丈夫だな』と思いました。舞台上で3時間接するわけですけど、本当の愛をお互いに感じ合わないとお芝居ができないと思うので。私も明かりとか当たってるから大丈夫だと思うし、思いっきり愛すので愛してほしいと思います」と語りかける。中河内は「いやもう、最上の愛で返しますよ。こうしてお芝居の中でも初めましてから始まり、深いところまでいくのが芝居の醍醐味でもありますし、いろいろな変化を楽しみながら感情を出し合うキャッチボールが大好きなので、大竹さんとしっかりと愛を結びたいと思います」と返し、「この期間だけは妻よりも愛していきます」と宣言。竹内も「今までのどの愛よりも強い愛で」、山崎も「(テオは)ピアフに憧れを持った状態で初めてお会いするわけなので、愛の度合いとしては僕がマックスの状態から愛を与えたいと。受け取ってもらえるように頑張ります」とそれぞれに誓った。なお、同作には俳優の前山剛久が出演する予定だったが、活動休止による降板が発表されていた。前山についてどう受け止めたか聞かれた大竹は「受け止めると言っても、お会いしたこともない方なので、わからないんです」と回答。また、故・神田沙也加さんについての思いを尋ねられると「むやみにコメントできるようなことではないので」と誠実に答えた。東京公演は日比谷シアタークリエにて2月24日〜3月18日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて3月25日〜28日、福岡公演は博多座にて4月1日〜10日。
2022年01月13日加賀まりこ主演、塚地武雅と親子役で初共演を果たした映画『梅切らぬバカ』。公開初日から好調なスタートを切った本作は、公開当初は20都道府県、44館と限られた地域でのスタートだったが、あたたかな感動と共感の声が口コミで広がり、ついに全国47都道府県での上映が決定。これを記念して、加賀さん演じる主人公の人気占い師・珠子の占いシーンの本編映像が解禁された。47都道府県での上映は、加賀さんと息子役の塚地さんがかねてから切望していたことで、12月5日に行われた大ヒット御礼舞台挨拶での発言が後押しとなり実現した。その時点ではまだ秋田県と高知県の上映が決まっていなかったため、加賀さんは「ここまできたら、もう47都道府県全部で上映してもらいたいよね」と語り、塚地さんは高知県の観光特使を担当していることから「なぜ高知で…私の親族も住んでいますしぜひ上映してほしい!」と訴えかけていた。イベントでのこの発言がきっかけとなり、今週末12月10日(金)からTOHOシネマズ秋田、TOHOシネマズ高知での上映が決定。公開館数は123館となった。この知らせを受け、加賀さんは「バンザイ!」とうれしさを表現、塚地さんは「小さく丁寧な映画が反響を呼び、どんどん大きくなっていくのを肌で感じ、映画とは素晴らしいカルチャーだな、そして作品を大きくしてくれるのは観客の皆さんなんだなと改めて感じています」と作品に込めた思いが届いたことへの喜びをコメントした。そんな本作から解禁となったのが、加賀さん演じる珠子の占いシーン。珠子は忠男(塚地さん)と暮らす古民家で占い業を営んでおり、「率直なだけが取り柄」とお客にズバズバとモノを言うが、それが核心をついているからなのか、行列が絶えない。遠方からもはるばるお客がやってくる人気占い師、という設定。珠子が占い師であることについて、和島香太郎監督は「加賀さんの元には悩める女性が集まるイメージもありました。昔、僕が観ていた『恋のから騒ぎ』というテレビ番組で、若い女性たちにズバズバと指南していて、その姿が占い師のように見えていたんです」と語る。珠子が自身で言う「率直なだけが取り柄」というのも、実際に監督が加賀さんから言われた言葉だそう。職場が家と同じであることで、息子の面倒を近くで見ることができる職業でもあるため、加賀さん本人も「この設定はよく思いついた!」と感心したという。本編映像では、真魚演じるさなえが道ならぬ恋に悩み、珠子のもとを訪れている。「その人のどこが好きなの?」と尋ねると、さなえは父親への複雑な思いを告白。話を聞きながら、「そうは言っても好きだしやめられないし、ままならないねえ」と優しい言葉をかけて、涙をふくためのティッシュを差し出す。まるで人生相談のようである。その後、「(占いの)値段は言えないの、あなたが決めて」と託しながらも「これがあなたの気持ち?」と占い料金を吊り上げていくやり取りに思わず笑みがこぼれつつ、説得力のあるシーンとなっている。『梅切らぬバカ』はシネスイッチ銀座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:梅切らぬバカ 2021年11月12日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト
2021年12月11日劇場公開前から予告編の再生回数が異例の340万回を超え、上映館数も一気に拡大するなど、大きな注目を集めている話題作『梅切らぬバカ』。そこで、本作についてこちらの方にお話をうかがってきました。塚地武雅さん【映画、ときどき私】 vol. 429「演技が上手い芸人ランキング」には必ず名前が上がる塚地さん。今回は、母親と自閉症を抱える息子が懸命に生きていく姿を描いた本作で、「忠さん(ちゅうさん)」こと息子の忠男を演じています。役作りの過程で初めて知ったことや50代を目前にしたいまの心境、そして理想のお嫁さん像などについて語っていただきました。―今回は本当に難しい役どころだったと思いますが、脚本を読まれたときのお気持ちはいかがでしたか?塚地さん最初は、かなり不安でした。というのも、お笑い芸人である僕が登場したら、作品の邪魔になってしまうと思ったからです。いわゆる無名の役者さんのほうがより本物に見えるんじゃないかなとも感じたので、「僕が出たらマイナスになりませんか?」と監督に相談したこともありました。そしたら、監督から「そんなことはまったくないので、いままで通り、役に対する真面目な姿勢とこだわりを持って忠さんを膨らませてほしい」と。それなら全力でやろうと思って、受けることにしました。―思わず塚地さんであることを忘れてしまうほど、忠さんそのものだったと思います。塚地さん観てくださった方々が、僕を見ると「忠さん!」と呼んでくださるんですが、役柄の名前で呼ばれるのはうれしいですね。―今回は、役作りのために自閉症の方々やご家族とも面会されたそうですね。実際に会われてみて、いかがでしたか?塚地さんグループで住まわれているところを訪問させていただき、いろいろなお話を聞かせてもらいました。自分の周りに自閉症の方がいなかったこともあり、知識がまったくなかったので、行動を予測できないところが実はちょっと怖いと思っていたんです。でも、この映画を通じてさまざまなことを知っていくうちに、ただ喜怒哀楽の表現がストレートなだけなんだということに気づかされました。そんなふうに、自閉症の方の性格や行動パターンを理解すれば、見方は変わるものなんだなと。いままで自分が抱いていた印象は、あくまでもこちらの勝手な先入観で作り上げられているものだったと知ることができました。自閉症の方との関わりを通して、しっかりと役に臨めた―ということは、役へのアプローチもかなり変わったのでは?塚地さんそうですね。たとえば、自閉症の方の大半が忠さんと同じように、時間に正確だったり、ものすごい几帳面な性格だったりするというのは驚きました。そういったさまざまな特徴を知ったうえで、しっかり役作りに臨めたので、自閉症のみなさんと会う前と会ったあとでは、演じ方もかなり変わったと思います。―塚地さんは文字や数字に色がついて見えたりする「共感覚」の持ち主で、珍しい現象とされているそうですが、ご自身が演じる役を色で考えることもあるのでしょうか。塚地さん子どもの頃から、名前と人が合わさると色は見えますね。でも、ただ色が見えるだけ。この話をすると「私って何色ですか?」と尋ねられることも多くて、「その色はどういう意味ですか?」と聞かれちゃうんですが、僕も理由は何もわからないんですよ……。―オーラが見える人と間違えられているのでは?塚地さんそうなんですよ!「わからない」と伝えると、毎回がっかりされるので、それが嫌でだんだん僕も言わなくなってきてますね。―確かに、それはちょっとつらいですね。塚地さんイメージとしては、着ている服の色みたいに見えるだけなので、「あの人は赤いシャツを着てる人」くらいの感覚です。役に関しても色は見えますが、それを役作りに投影することはないです。―ちなみに、忠さんは何色ですか?塚地さん青ですね。だからといって、クールに演じようとか、そういうわけではないですよ。でも、見えることは見えるんです。―すごく興味深いです。意味はないということは、この機会にみなさんにもちゃんと知っておいてもらえるといいですね。塚地さん色を言ったあと、「ということは?」となるのが、本当に怖いです(笑)。ウケるためなら何でもできるが、役者の仕事は不安だらけ―塚地さんはご自分の出演作は毎回観たくないと思うそうですが、本作はすでにかなりの反響があるので、今回は自信を持ってお届けできるのでは?塚地さんいや、ないですね。それよりも、「イケメン俳優かアイドルでないと予告編の再生回数がこんなに行くことはないですよ」とか「予告編だけで泣けた」とか言われて、その方々が本編を観たときに「あれ?」となったらどうしようと逆に不安しかありません。―みなさんの期待値が上がりすぎてないか、いままで以上に心配になっている感じですか?塚地さんまさにその通りですね。とはいえ、いつも不安な気持ちはあります。撮影中も監督と役者さんはモニターでチェックをされていますが、僕はそれさえも見ることができません。「ああ、俺が邪魔してるわ」と思っちゃうので。だから、試写とか見てられないですね。ほかの方のシーンは「素晴らしいな」と楽しめるんですが、自分が映ると「登場するな!」と言いたくなりますから(笑)。―コントのときも、そうなりますか?それとも、役者のときは別の感覚なのでしょうか。塚地さんそう言われたら、コントのときはしっかりチェックしてますね。たとえば、「もっとこの表情をしたほうがウケるな」とか「この画角ならこっちの動きのほうがいいな」とか考えますから。ウケるためなら何でもできるので、欲深い人間ですね(笑)。―つまり、基準となっているのは、ウケるかどうかであると。塚地さん僕のなかで大きくは一緒ですが、分けているとすれば、映画やドラマはリアリティで、コントはどこかファンタジー。役者のほうはリアルな自分により近いから見ていられないのかもしれないですね。加賀まりこさんは、本当のお母さんのようだった―なるほど。リアルといえば、今回は加賀まりこさんとのかけあいは本当の親子のようでした。現場での様子はいかがでしたか?塚地さん段取り的なリハはしましたけど、本番はほぼアドリブ。僕は決められたルーティンをひたすらこなしているだけで、それを加賀さんがサポートするという流れでした。特別なことをしているわけではないのに、ちゃんと親子に見えるのは、加賀さんの懐の深さと慈愛に満ちた母性のおかげだと思います。加賀さんのお芝居は、本当にすごかったです。―撮影以外にも、印象に残っている加賀さんとのエピソードがあれば、教えてください。塚地さん役柄についてのアドバイスはもちろん、「一人で大丈夫?」「ちゃんと食べてる?」などプライベートの心配までしてくださって、お母さんのようでした。加賀さんの周りの方もこの作品を観てくださっていたようで、あるとき「私の友達が塚地くんのことを褒めていて、『素晴らしい役者さんと共演できてよかったね』と言ってたわよ」と教えてくださったことがありました。で、それを言ってくださったのが女優の浅丘ルリ子さん(笑)。そんなすごい方に言ってもらえる立場じゃないのに、と驚いたこともありました。―それはかなりすごいですね。塚地さんあとは、天海祐希さんも観てくださっていて、ドラマでご一緒したときに現場で「嘘がなくて、めちゃくちゃよかったよ。淡々としているけど、人生ってああいうものだから」と熱弁してくださったときもうれしかったです。でも、加賀さんがよかったという意味で、僕がよかったわけではない可能性もありますから……。まだ、認められませんね。―ただ、浅丘さんと天海さんは嘘をおっしゃるタイプではない気がします。塚地さん確かに、それはありますね。でも、公開されて観てくださったみなさんの声を聞くまでは、とにかく不安で仕方ないです。バカがつくほど好きなのは、15年追いかけているK-POP―忠さんといえば、几帳面で分刻みのルーティンをこなす性格。塚地さんにも毎日絶対に欠かせないルーティンはありますか?塚地さん朝は起きなくてはいけない時間の30分前に起きて、まずお風呂にお湯を溜めます。ボタンを押したら二度寝して、お風呂の準備ができたら半身浴を15分ほどするのが毎朝のルーティンです。家に帰ってきたら、まず玄関で「ただいま」と言います。もちろん、一人ですけどね(笑)。そのあと、ソファに座って大声で「よいしょー!」と必ず言うんですが、そこで自分のスイッチをオフにして一日を締めています。ただ、たまに間違えてマンションのエントランスで「よいしょー!」と言っちゃって焦ることもありますが……。―(笑)。では、スイッチをオフにしたあとの楽しみといえば?塚地さん韓流ドラマとか、韓国のオーディション番組を欠かさず見ています。―忠さんはバカがつくほど梅を大切にしていますが、塚地さんがバカになってしまうほど好きなものといえば?塚地さんやっぱりK-POPは大好きですね。15年くらい前に、周りから勧められて見た東方神起がきっかけでしたが、そこからはCSのチャンネルをいくつも契約して、K-POPも韓流ドラマも片っ端から見ています。最近、BTSが急に盛り上がっていますけど、僕はデビュー当時からずっと見続けていますからね(笑)。あとは地方ロケの前後に自分の時間を取って、ご当地名物を食べたり、街を散歩したりするのが、好きな時間の過ごし方です。50代も、僕の未来は明るいと感じている―劇中では、忠さんが「お嫁さんがほしい」とたびたび口にする姿がかわいらしかったです。塚地さんにとって理想のお嫁さん像とは?塚地さん笑っていてくれていたら、それだけでいいです。あとは、たとえ面白い話ではなかったとしても、「今日こんなことがあってね」みたいなことを一生懸命話してくれたら最高ですね。家に帰ったときに、「ただいま」と言って返事が返ってくる生活を夢見ています。―11月25日には、50歳の誕生日を迎えられます。お気持ちに変化はありますか?塚地さん実は、めちゃくちゃビビってます。でも、もう50歳になるのにまだ若手みたいな扱いで、お笑いの世界って何なんですかね(笑)。僕が若い頃に見ていた50代の芸人はベテランだと思ってたんですけど、僕なんてつい最近も学生服着て収録してましたから。何でいまだに、若手扱いなんだろうと驚いています。ただ、先日ドラマの現場で「僕、今年で50歳なんですよ」とメイクさんに言った瞬間、隣にいた小日向文世さんが「若っ!これからできることがいろいろあるね」とおっしゃったんです。僕が20歳の子にするみたいなリアクションでびっくりしましたが、そのときに「俺はまだまだ若いのか」と気がついて力になりました。僕が知っている諸先輩方はみなさん本当にパワフルなので、いまは僕の未来も明るいなと感じています。―それでは、50代をどんなふうに過ごしていきたいかを教えてください。塚地さんまずは、大切な伴侶を迎えて、東京に家を買い、さらに地方に別荘を持てたらいいですね。最近は地方の暮らしに憧れているので、ゆっくりと過ごしていけたらいいなと思っています。インタビューを終えてみて……。塚地さんの笑顔にこちらまで笑顔になり、笑いと癒しをたくさんいただいた取材となりました。あれほどの名演技を披露し、周囲から絶賛の声が届いているにもかかわらず、不安な思いを抱えていらっしゃるのは意外でしたが、謙虚な姿もまた塚地さんの魅力。俳優・塚地武雅さんの素晴らしい熱演は必見です!人生を豊かに育ててくれるのは、人との間に生まれる絆何気ないささやかな日常のなかにある幸せや親子の深い愛に、心の奥がじんわりと温かくなるのを感じられる本作。偏見にとらわれ、人間関係が希薄になりがちな現代で、他者と向き合うからこそ得られる喜びについても改めて考えさせてくれる珠玉の物語です。写真・山本嵩(塚地武雅)取材、文・志村昌美ストーリー都会の古民家で占い師として生計を立てている山田珠子は、自閉症の息子・忠男と二人暮らし。ささやかな毎日を送っていたが、息子が50回目の誕生日を迎えた日、母はこのままでは共倒れになるのではないかと気がつく。悩んだ末、珠子はグループホームに忠男の入居を決めるが、環境の変化に戸惑った忠男は、ホームを抜け出してしまう。近隣住民からの反発を受けるなか、珠子は大切に育ててきた庭の梅の木を切ることを決意するのだが……。目頭が熱くなる予告編はこちら!作品情報『梅切らぬバカ』11月12日(金)より、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー配給:ハピネットファントム・スタジオ©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト写真・山本嵩(塚地武雅)
2021年11月11日映画「梅切らぬバカ」のストーリー11月12日に全国ロードショー公開される映画「梅切らぬバカ」。自閉スペクトラム症の50歳の男性とシングルマザーの母子2人の日常を描いた作品。親子の愛情や絆といったテーマに加えて、障害のある人が地域の中で暮らすということについても考えさせられる映画です。閑静な住宅地、大きな梅の木がある古い一軒家に暮らす、山田珠子(加賀まりこ)と50歳の息子、山田忠男こと忠(ちゅう)さん(塚地武雅)。珠子は占い師として生計を立てるシングルマザー、忠さんは自閉スペクトラム症、几帳面で馬が好き。毎日決まった時刻に起き、朝食をとり、作業所に通う忠さんと母の穏やかな暮らしに、変化が訪れる。隣家に越してきた里村家は、思い付きで行動しがちな父・茂(渡辺いっけい)、明るい母・英子(森口瑤子)、小学生の草太(斎藤汰鷹)の3人家族。あるとき、忠さんがぎっくり腰になったことを機に「親なきあと」を考えた珠子は、忠さんをグループホームに入居させることを考え始める。ところが、そのグループホームには、近隣からの反対運動が起こっていた――。タイトルは「桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿」ということわざから。木によって剪定のしかたが違うように、それぞれの人の特性によって向き合い方があるという意味。映画「梅切らぬバカ」オフィシャルサイト障害者の側と、その近隣の人々、両方の視点を同時に描くUpload By 発達ナビ編集部映画「梅切らぬバカ」監督・脚本の和島香太郎さんと、息子役の「忠(ちゅう)さん」を好演した塚地武雅さんに、LITALICO発達ナビ編集長・牟田が、この映画への思いを伺いました。LITALICO発達ナビ牟田暁子編集長(以下――) はじめに、この映画を撮ろうと思われたきっかけから、教えてください。和島香太郎監督(以下、和島):数年前、障害のある男性の一人暮らしを描いたドキュメンタリー映画に、編集として携わっていたことがこの映画を撮るきっかけになっています。そのドキュメンタリー映画では、主人公の男性は広汎性発達障害(※)と診断されていて、親御さんが残された家に一人暮らしを続けていました。福祉のサービスや親族の助けを借りて、どうにかギリギリ自立生活をされている、その様子を記録したドキュメンタリーでした。編集をするということは、すべての撮影してきた素材映像を確認することになります。その男性と近隣住民との関係がよくなかったために、画面上に近隣住民が映らないように編集する作業もありました。最初はあまり気にしていなかったんですが、こうせざるをえない状況があるんだな…と思うようになっていきました。そのドキュメンタリーの完成後、主人公の彼がおかれた状況を知ってもらうために、近隣の人たちに見ていただく機会があり、そのあとに長い手紙をもらいました。内容をまとめると、「障害者を肯定的に描きすぎているんじゃないか、近所に住む者としては彼の言動によって不安な思いもしている、憤りもある」というようなことが書かれていたのです。私たちが撮影を通じて見ていた彼は、とてもユーモアのある、やさしいおじさんでした。でも、近隣の人にはまた別の視点がある。そこまで全部ひっくるめて描くことができたら、と思ったんです。ただ、ドキュメンタリーでは近隣の人たちにカメラを向けることができない。フィクションであればできるかもしれないと、脚本を書いたのです。※編集部注:診断当時の名称。現在は自閉スペクトラム症と称される――ハッピーエンドになりすぎない、救いのない感じでもないという絶妙なストーリーですが、そこも意識して脚本を書かれたのでしょうか。和島:取材する中で、自閉症のある方のお母さんにもたくさんお会いして、いろいろなお話を伺いました。こういう題材を扱った映画において、奇跡が起きたり、ハッピーエンドだったりすることに違和感を持たれている方も少なくありませんでした。問題の解決を描くことは映画を観に来た人に気持ちよく帰ってもらうためなのかもしれません。けれど、現実ではギリギリのところで心の折り合いをつけながら、暮らしている方々がいます。その姿を映画のために歪めないことを意識して、悩みながら、着地した脚本になります。最初から最後までフラットに忠さんとして演じたUpload By 発達ナビ編集部――塚地さんは、監督のそうした思いをどのように感じられていましたか?塚地武雅さん(以下、塚地):完成した台本を見せていただいたときに、監督が言わんとしていることが詰まった内容だと感じました。大きく奇跡が起こるということではなく、日常を切り取った話だけれど、「あ、私も考えなきゃな」と思えるような脚本でしたね。僕自身は、身近に障害のある方がいるわけではありません。子どものころには、たとえば、同じバスに自閉症の方が乗ってきたときに、ちょっとこわいと身構えたこともありました。だから、映画で描かれている近隣の人たちの気持ちもわかるんです。実際のグループホームを見学したり、監督からいただいた多くの資料映像で家族の方々の姿を見たりするうちに、「こわい」存在ではないとわかってきます。でも踏み込まないとわからないとも感じています。――忠さんを演じてみて、どんな感じでしたか?塚地:ほんとに最初から最後まで変わらずに「忠さん」として、演じていたんですよね。通常の映画やドラマでは、クライマックスに向けて気合を入れて演じる場面があるというか、「ここで感動してもらおう!」というスイッチを入れるところがあるんです。でも今回、そうしたことは一切なく、フラットにただ忠さんとして演じられたのは、脚本に深みがあったからだと思っています。――たしかに自然でした。がんこな忠さんの心が少しずつ落ち着いていく様子が見られますが、そのあたりも自然でリアルだなと思いました。障害者を見る大人の視点が子どもたちに与える影響も気になるUpload By 発達ナビ編集部――監督は、この作品を撮るにあたって、新たに意識した社会課題などはありますか?和島:作品の中でも少し触れているんですが、大人が子どもたちに与える影響について考えますね。新たに施設をつくるときの反対運動で、反対派の人たちは「子どもたちの安全を守らなくてはならない」と主張します。そのときに、じゃあ当の子どもはどう思っているのか、ということは見えてこないんですね。もちろん、大人たちは本気で、子どもを守るという切実な思いをもっているでしょう。でも、子どもたちからすると、自分たちの存在が差別行動といわれてもおかしくないことの口実に使われている、と感じることもあるんじゃないかと思うときがあります。偉そうなことはいえないけれども、こうした行動が、子どもに与える影響について考えてしまうんです。子どもは意外と冷静に大人たちのことを見ています。映画で描いた草太みたいにフラットな視線の子もいる一方、そうではなく偏見を強める子も出てくるかもしれない、そこが気になっています。――私の娘は重度の障害がありますが、保育園時代の友だちは、娘のことを友だちとして自然に受け入れていました。ですが周りの大人から「あの子と一緒にいると危ない」と言われていたら、「あの子は危ない子だ」とインプットされてしまうかもしれませんね。愛される存在として描かれた「忠さん」Upload By 発達ナビ編集部――ところで、撮影した中で、塚地さんにとって印象的だったシーンは?塚地:乗馬クラブでの馬とのシーンですね。なにしろ、馬ですからねぇ(笑)、なかなか思った通りに動いてくれなくて。びっくりして逃げてほしいところで逃げなかったり、違うところでびっくりして興奮がおさまるのを待ったり、一筋縄ではいかなかった!しかも、雨の夜で、肌寒い時期に僕はパジャマ姿だったし…、このシーンの撮影は朝までかかるかもしれないと思っていました。――(忠さんになり切って演じていたとおっしゃっていましたが)馬に「想定通りに動いて!」と思ったりする瞬間も、忠さんとして見ていましたか?塚地:撮影中はもう考えないようにして、忠さんとしては楽しい状況なんだから、忠さんとして楽しもうとしていましたね。自分の撮影ではないときに、馬に「(走り出すのは)そっちじゃない!」と言いたくなったりはしましたけど(笑)。――自分とは世界のとらえ方が異なる、自閉症のある人を演じるむずかしさは、どんなところにありましたか?塚地:感情の表現です。忠さんの表情って、赤ちゃんのような喜怒哀楽なんです。うまくいかないこととか、責め立てられたことに対して怒りや憤りの感情が自分に向かうことが自閉症の方には多いと伺いました。そこはリアルに演じないとならないから、自分で自分を叩き自傷するシーンでは本気で叩きました。でもね、映画ですから何カットも撮り直しするわけでね…痛いんですよ(笑)。だけど忠さんになっていると、手が抜けないから本気で叩く。監督が納得できる絵になるまで叩き続けたのは大変だったなぁ。――演じることのプレッシャーはなかったですか?塚地:めちゃくちゃありました。実際に自閉症のある子どもがいらっしゃる親御さんから見たら、全然わかってないと言われる可能性は大きいし。今も、公開されてからどう思われるか不安ですよ。僕自身がお笑い芸人で、素性も知られているじゃないですか。もしかしたら、まったく知られていない新人の俳優さんが演じたほうが、リアルに感じられるかもしれない。そういう意味で、僕でいいのだろうかという不安はありました。でも、監督からぜひと言われた熱意や、こうした作品を撮りたいという気持ちを聞かせていただいて、本気で、全力で僕のできる限りで演じ尽くした、というところです。――監督、どうしても塚地さんに演じてほしかったのは、どういうところからですか?和島:取材をしていた中で、ダウン症のあるお子さんを育てるお母さんの話を聞いたときがあったんですね。その方は、「息子にはこの町の有名人になりなさい、と言い聞かせて育てた」とおっしゃっていました。それは、この町の中で生きていくために、この町の人たちに存在を認められて愛される人になりなさいということ。それを聞いて、忠さんは愛される存在であってほしいと思い、風貌や表情のイメージから、パッと塚地さんが浮かんだんです。塚地さん、愛される方ですよね。――愛される存在、ほんとにそうですね。私が自宅でオンライン試写を見ていた時に、隣にいた(障害のある)娘が興味津々で忠さんのことを見ていましたよ。娘が通っている特別支援学校には自閉症のあるお友達もいるので、「あれ、友だちかな?」と思っていたのかもしれません。いつもはドラマなんかには興味がないようで全然みないんですが、この映画は集中してよくみていましたね。塚地:そうなんですか!それはほんとに、よかった。ホッとしました(笑)。異なる立場の人たちの目線が少し変わって、歩み寄るきっかけになればUpload By 発達ナビ編集部――最後に、LITALICO発達ナビの読者へ、メッセージをお願いします。塚地:自閉症のお子さんをもつ方々に見ていただいた時に、少しでも肩の荷を下ろしてもらえるようなところがあるとうれしいです。ストーリーは架空だけど、嘘を描いているわけではないと思っています。また、障害のある方が身近にいらっしゃらない方には、こういう実情があるということを知ることで、少しでも目線が変わればいいなぁと思います。この映画は、映画の中だけのストーリーというより、むしろ見終わって劇場を出たときに広がっている日常の世界にある身近な話。私自身も、独身の中年男性という状況は忠さんと同じです。「およめさん、もらいます」と言っている忠さんの気持ちもわかるので(笑)。映画を見たことが、誰かにやさしくなれるきっかけになってほしいと思います。和島:私自身、てんかんの持病があって、「ぽつラジオ」というインターネットのラジオ番組をつくっています。その中で話題になるのが、病気の開示。偏見を怖れて伏せがちなてんかんという病気を、周囲の人、学校の友達、勤務先、近所の人に対してどう開示していくか。てんかんがある人の中には車の運転が制限される方もいるので、地方に住んでいる場合は、どうしてもお隣さんの力を借りなくてはならないということもあります。病を開示したうえで、どう周りとかかわるかが課題なんです。「梅切らぬバカ」の中では、病や障害を通して、身近な人とうまくいかないこともあるけれど、少しずつ少しずつ歩みよっていくプロセスみたいなものを、自分なりにこだわって描きました。特にお隣さんとの関係に注目してしていただきたいです。冒頭とラストで登場人物に小さな変化が起きています。――私も自分の子どもには、地域の中で生きてほしいと願っています。親子や、先生と子どもという縦の関係、あるいは子ども達同士という横の関係だけでなく、地域の中に、さまざまな立場の人との「斜めの関係」が欲しいと思っています。そうした思いにも通じる映画だなと感じました。またこの映画は、塚地さん、そして加賀まりこさんという誰もが知る俳優の方が演じる映画ですので、身近に障害がある人がいない方にも興味を持っていただける機会となるのではないかと思います。お話を聞かせていただきありがとうございました。『梅切らぬバカ』上映情報Upload By 発達ナビ編集部11月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国ロードショー都会の古民家で暮らす自閉症の息子と母。息子が50歳を迎えるのを前に、母は「このまま共倒れになっちゃうのかね?」とつぶやきます。障害のある人に不寛容な社会の中であっても、寄り添いながら暮らす母子の姿を温かく誠実に描いています。一人ひとりと誠実に向き合う中で、小さいけれど確かな未来への希望が生まれていく様も感じさせてくれる作品です。監督・脚本:和島香太郎出演:加賀まりこ、塚地武雅渡辺いっけい、森口瑤子、齋藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子配給:ハピネットファントム・スタジオインタビュー:関川香織(K2U)撮影/古谷利幸(F-REXon)
2021年11月05日はみだした梅の枝を剪定する?不寛容な社会の中で、不器用でも誠実に生きる自閉症の息子と母の暮らしUpload By 発達ナビ編集部この作品では、冒頭から大きな梅の木が登場します。主人公の家の庭から伸びた太い枝は、道に大きくはみ出し、隣に越してきた家族はぶつかりそうになって「切ってもらわなきゃ」といまいましげにつぶやきます。映画のタイトル「梅切らぬバカ」とは、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがもとになっています。桜は幹や枝を切ると腐食しやすく、梅は余計な枝を切らないとよい花実がつきません。樹木の選定にはそれぞれ木の特性に従って対処する必要がある、転じて、人との関わりにおいても相手の性格や特徴を理解しようと向き合うことが大事だということを意味しています。それに加え、「路上まではみ出す梅の木があってもいいじゃないか。不寛容な世の中であっても、一人ひとりかけがえがなく、少しばかりまわりと違うからといって切り捨てていいわけじゃない」。この作品の作り手は、タイトルにそうした想いを込めているのではないでしょうか。50歳を迎えて、親なきあとの暮らしは。グループホームへの誘いUpload By 発達ナビ編集部毎朝決まった時間に起き、身支度を整え、律儀にゴミを分別し、牧場の馬を眺めてから、作業所に向かう。50歳を迎える自閉症の息子・ちゅうさんの変わらない毎日に、あるとき変化が訪れます。作業所の所長さんから「グループホームに入りませんか」という誘いがあったのです。老いゆく母は息子の自立を決意します。ちゅうさんと選んだカーテンや家具。2人住まいの古民家と対照的な、きれいな洋室に少しばかり心浮かれる母でしたが、そこで目にしたのは、近隣住民による反対運動でした。障害者は地域に住み続けられないのか。親なきあと、住み慣れた地域を離れて隔離された施設に入居しなくてはいけないのか。「地価が下がる」「地域の子どもに危害が加えられる」大きなシュプレヒコールにパニックを起こす入居者の姿に、不寛容な現実を突きつけられます。思いがけないトラブルが親子を襲ったけれどUpload By 発達ナビ編集部ちゅうさんと初めて離れて暮らすようになり、心にぽっかりと穴が開いたように感じる母。でも息子のためにできることを考え、地域住民との話し合いや役所に赴く施設長にも同行。関わる人たちに、まっすぐに語りかけます。そんな奮闘の毎日の中、ある出来事が起こります。そして、小さいけれど確かな、未来に向けた変化が生まれます。ちゅうさんの表情はやわらかくなり、続いていた爪かみもいつのまにかなくなって…。小さな希望の灯が、親子と隣人の間に灯ってUpload By 発達ナビ編集部作品は、「梅切らぬバカでいさせてよ」と語りかけます。必要以上に関わりを持とうとしなかった隣家の父親が、母子の住む家のドアをノックします。律儀で少しの変化もゆるせなかったちゅうさんの毎朝のルーティンにも、あるかすかな変化が生まれます。すぐには、全部は難しいかもしれないけれど、逃げずに誠実に向き合えば、きっと少しずつ社会は変わっていく。まずは半径50メートルからでいい。私からだけでもいい。そんな小さな希望の灯が灯るラストシーン。ぜひ皆さんにも味わっていただけたらと思います。『梅切らぬバカ』は、シネスイッチ銀座他で2021年11月12日(金)より公開都会の古民家で暮らす自閉症の息子と母。息子が50歳を迎えるのを前に、母は「このまま共倒れになっちゃうのかね?」とつぶやきます。障害のある人に不寛容な社会の中であっても、寄り添いながら暮らす母子の姿を温かく誠実に描いています。一人ひとりと誠実に向き合う中で、小さいけれど確かな未来への希望が生まれていく様も感じさせてくれる作品です。監督・脚本:和島香太郎出演:加賀まりこ、塚地武雅渡辺いっけい、森口瑤子、齋藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子
2021年11月01日星野リゾートは、「星野リゾートアルツ磐梯」に造られたオーダーメイドパーク「Miyabi Park」と、そこで練習する鬼塚 雅選手(おにつか みやび、以下鬼塚選手)の姿を収めたドキュメンタリー作品「Get Over-鬼塚雅×星野リゾート-」を2021年9月17日から公開します。全3話のシリーズとして、順次星野リゾートの公式HP内の鬼塚雅選手特設ページで公開してまいります。2020-21シーズンは、新型コロナウイルスの影響で、海外遠征や大会が相次いで中止になりました。そのような中でも十分な練習ができるように、アルツ磐梯の中で、世界レベルのオーダーメイドパークを造成しました。本ドキュメンタリーでは、世界レベルのオーダーメイドパークの造成に奮闘する星野リゾートのスタッフと、鬼塚選手が仲間と共に切磋琢磨する姿を収めています。アルツ磐梯を拠点に練習する鬼塚選手星野リゾートは、鬼塚選手が幼少期から、アルツ磐梯を利用していたことをきっかけに、2017年7月から所属契約を締結。これまで、平昌五輪の直前にオーダーメイドパークをアルツ磐梯で造成するなど、練習環境のサポートを行ってきました。2020-21シーズンは、新型コロナウイルスの影響で海外遠征や大会が相次いで中止になりました。そこで、国内でも世界レベルのパークで練習できるよう、かつてない規模でのオーダーメイドパークの造成に踏み切りました。Miyabi Parkプロジェクトの半年間を収めたドキュメンタリー作品本作品は、全3話で構成されるドキュメンタリー作品です。オーダーメイドパーク設計についての会議や、世界レベルのパーク造成を目指すスタッフの苦悩、仲間と共に切磋琢磨しながら世界に向けて練習に励む鬼塚選手の姿など、Miyabi Parkプロジェクトの半年間のストーリーが収められています。Miyabi Park完成までの軌跡の他にも、鬼塚選手と星野リゾートの出会いや、鬼塚選手の世界にかける思いなどが、各関係者の目線から描かれます。「Get Over-鬼塚雅×星野リゾート-」概要監督:中根 篤史(なかね あつし/INDRES FORMATION FILM)公開予定日:第1話2021年9月17日、第2話2021年10月1日、第3話2021年10月13日公開先:星野リゾート公式HP内 鬼塚雅選手特設ページ[ ]{ }鬼塚 雅選手プロフィール1998年10月12日生まれ。熊本県出身。5歳のときに福岡市内の室内練習場でスノーボードを始め、小学校1年のときにアルツ磐梯で開催されたインディーパークジャムで初優勝を果たす。2015年には16歳でスノーボード世界選手権女子スロープスタイルにて大会史上最年少で優勝。2017年、2021年の世界選手権でも表彰台に上がり、3大会連続の入賞は日本人初の快挙。2017年 FISスノーボード世界選手権 女子スロープスタイル3位2017年 FISスノーボードワールドカップ 北京大会女子ビッグエア2位2017年 FISスノーボードワールドカップ メンヘングラッドバッハ大会女子ビッグエア2位2018年平昌オリンピック冬季競技会 スノーボード女子 ビッグエア8位入賞2017-18シーズン FISスノーボードワールドカップ女子フリースタイル パーク&パイプ総合優勝2018年 FISスノーボードワールドカップ 張家口大会女子スロープスタイル1位2019年 FISスノーボードワールドカップクライシュベルク大会女子スロープスタイル1位2019年 Burton U·S·Open 女子スロープスタイル3位2018-19シーズン FISスノーボードワールドカップ女子フリースタイル パーク&パイプ総合優勝2019年 AIR+STYLE 北京 FISスノーボードワールドカップ女子ビッグエア1位2020年 X Games Aspenスノーボード女子 ビッグエア1位2020年 Burton U·S·Openスノーボード女子 スロープスタイル3位2021年 X Games Aspenスノーボード女子 ビッグエア2位2021年 FISスノーボード世界選手権 女子ビッグエア3位 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月28日加賀まりこ主演、塚地武雅と親子役で初共演を果たした映画『梅切らぬバカ』が11月12日(金)に公開される。母親と自閉症を抱える息子が社会の中で生きていく様を温かく、誠実に描いた本作のように、何気ない毎日を通して描かれる“揺るぎない親子の絆”はいつの世も感動を呼ぶもの。今回は、そんな親子の映画をご紹介。『梅切らぬバカ』一緒に笑って、怒って涙して。ありふれた毎日が宝物今作は、母親と自閉症を抱える息子が、日々と向き合いながら生きていく姿を通して、親子の絆だけにとどまらず、不寛容な世の中で、お互いに共に生きていくために本当に大切なことは何かを教えてくれる心温まる物語。予告にもおさめられている「忠さんがいてくれて、母さんは幸せだよ」と母心を見せる珠子(加賀まりこ)のセリフは、多くの人の心に響くひと言。『梅切らぬバカ』は11月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。『湯を沸かすほどの熱い愛』生きる力がほとばしる家族の愛の物語2016年に公開された『湯を沸かすほどの熱い愛』は、『梅切らぬバカ』の和島香太郎監督同様、中野量太監督の商業映画デビュー作。第40回日本アカデミー賞に多数ノミネートされ、宮沢りえが最優秀主演女優賞、杉咲花が最優秀助演女優賞を受賞。ある日、突然余命宣告を受けた母(宮沢りえ)が残される家族のため、絶対にやるべきことを決め実行していくが、そこには最初から当たり前にあるのではなく、母の行動を通して新たに築かれ、またラストで描かれる真実を知ることでより強くなる“親子の絆”や“家族の愛”を観ることができる。『マイ・ダディ』愛する娘を救うため、“本当の父親”探しに奔走する公開中の『マイ・ダディ』は、「TSUTAYA CREATOR’S PROGRAM」で2016年準グランプリを受賞した金井純一監督作。本作が初主演作となるムロツヨシが、“白血病”と診断され自分の実の子ではなかったことが判明した娘を救うため、“本当の父親”探しに奔走する物語。血のつながりを超えて、それまでの2人の生活を通してつくられていた “親子の絆”が胸に迫る作品であり、『湯を沸かすほどの熱い愛』と同じく、子どものためにできることを考え行動する親の姿は、『梅切らぬバカ』で忠男の将来を案じる珠子や、日々を大切に生きる親子の姿にも通じるはず。『そして、バトンは渡された』2つの家族が交差するクライマックス…10月29日(金)公開、永野芽郁&田中圭&石原さとみが共演する『そして、バトンは渡された』に登場するのは2つの家族。主人公・優子は、わけあって料理上手な義理の父親・森宮さんとふたりで暮らしている。将来のこと、恋のこと、友達のこと――。優子の悩みは尽きず、うまくいかないことばかり。一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる梨花は、血の繋がらない娘のみぃたんに精一杯愛情を注いでいた。しかし、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。血の繋がらない“父と娘”と“母と娘”の幸せな日常が描かれるが、やがて2つの家族には命を懸けた嘘と秘密があることが明かされる。2つの家族の物語が交差するクライマックスに注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:湯を沸かすほどの熱い愛 2016年10月29日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会マイ・ダディ 2021年9月23日より全国にて公開(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会そして、バトンは渡された 2021年10月29日より全国にて公開©2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会梅切らぬバカ 2021年11月12日よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト
2021年09月26日原田知世さん主演のテレビドラマ『スナック キズツキ』(テレビ東京系)の追加キャストが、2021年9月17日に発表されました。『スナック キズツキ』キャストに個性派俳優が勢ぞろい原作は、漫画『僕の姉ちゃん』で知られる、益田ミリさんの同名漫画。傷付いた人がたどり着く、一風変わった架空の店『スナックキズツキ』を舞台にした、オムニバスストーリーです。今回発表された追加キャストは、俳優の成海璃子さんやお笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さん、さらにはミュージシャンや俳優としても活躍する浜野謙太さんをはじめとした、個性豊かな5名。第1話で『スナックキズツキ』を訪れるのは成海璃子さん、そして、その周囲の人物として平岩紙さん、塚地武雅さん、小関裕太さんが登場します。どんな関係性なのかも気になるところですが、話が進むと、彼らもまた『スナックキズツキ』に客として訪れるため、見逃せません。成海璃子 コメント:コールセンターのオペレーター・中田優美役特別ドラマティックな展開はないのですが、とても共感できる内容で、想像力を掻き立てられる本だな、と思いました。私が演じた中田という役は気を遣って自分の気持ちをなかなか言えないところがある役で、そういう思いを抱えている方は現代にも多いと思うので、共感していただけるよう、細やかに表現できればなと思いました。トウコさんは必要以上にお客さんを気にかけたりしない、あの距離感がとても素敵です。私自身とても気にしやすい性格なので、日々いろんなことを感じてしまうのですが、言葉にしなくても一緒にモヤモヤを発散できる、あのスナックに行ってみたいですね。特別なことではなく、日々の生活の中 にあるちょっとした心の傷を癒してくれるドラマです。毎話いろんなキャラクターもでてきますので、きっと幅広い世代の方に共感していただけると思います。是非楽しみにしていてください。平岩紙コメント:総菜屋の店員・安達よしみ役最近、ご縁を頂いております益田ミリさんの原作、そして15年ぶりになる筧監督とご一緒させて頂ける事、とっても嬉しかったです。スナック キズツキは夢の中にあるお店かのようです。もう一度行こうとしたら、辿り着けないような、偶然行き着くと、ホッと、あたためてくれるような、心に絆創膏が必要な人が出会えるお店。原田さんが演じられる店主トウコさんに出会える日をドキドキしながら心待ちにしております。私の演じる安達さんは、ごくごく普通の、一生懸命働いて、自立している女性です。 仕事場では頼まれ事も断れない、いい人。だけど悶々と溜まるストレスもあり、見えない相手に、ついついあたって自己嫌悪に陥ってしまう、素直に生きたいものだと何度も反省している人。深呼吸が必要です。脚本自体が、とても面白くて、バトンパスのように毎話毎話、少し心が疲れている登場人物が現れます。キズツキを後にする時は、ぽわんと、たんぽぽが咲いたような、あたたかさがあります。全話カラーが違うので、私も、拝見するのを楽しみにしています。皆様も是非です。塚地武雅コメント:広告代理店社員・佐藤悟志役不思議だけど雰囲気のあるお店ってあるじゃないですか?「スナック キズツキ」は、その究極版だなと。感傷的になることも多い暮らしの中で、家族や友人に支えてもらうこともあるし、誰にも構われなくない時もある。その中間のような雰囲気のお店と店主。トウコは何者なの?とも思える素敵なお話だなと思いました。僕自身も癒されたいなと。本を読ませて頂いて、佐藤悟志=僕。じゃないですか?と。これはもう当て書きですよ。僕が僕のこと書いたっけ?と思うような私生活に近すぎる内容。共感しまくりです。なので佐藤はトウコに僕は原田知世さんに癒やしてもらいます。笑今回は演じずありのままの僕自身をお見せできるかと。なのである意味迫真の演技となることでしょう。笑ただキズツいたことの発散方法がなかなか大変な役ですので、そこにも注目していただければ。 全力で発散しています!人は誰でも傷ついて生きてる気がします。 太ってるなー。おっさんだな。オタクだな。一生独身だよ。とか言われることありませんか?…あっ、全部自分のこと!スナックキズツキを見て皆さんも疲れや傷を癒やして明日の活力にしていただければ。トウコ…魅力的です!小関裕太コメント:佐藤の部下・瀧井潤役この原作を読んだときに、ホッとひと息休まるような温かい物語だったので、一人の読者として自分も肩の力を抜いてもらいました。僕はこの作品に出てくる傷ついた人のひとりを演じます。何気ない日常の中での「少しの我慢」「少しの気遣い」って、小さな針が風船に刺さったように、心をしぼめていきますよね。しかも気づかないうちに。そんな傷を癒してくれるスナックキズツキに、皆様も出逢ってみてはいかがでしょうか。浜野謙太コメント:酒の宅配業者・こぐま屋役原作にはいないキャラクターということなんですが、この豪華キャストの中に、そして!原田知世さんと共演させてもらえる幸せを思うと、本当にねじ込んでもらえてありがとうございますと思います。エンターテイメントさえ合理的にマーケティング的に作られる昨今で、生きづらさ、ぼんやりとしたツラさをしっかりと描くことは本当に大切なことだとおもいます。脚本は、人物たちが少しづつ繋がっているというのも面白くてダーっと読めてしまいました。なるべく日常の風景、なんでもないけど愛おしい、街の一部、あたかも街の活気の一部として原田さんをほっこりさせられればいいなと思います。原田さんのことだけ考えようと思います。出演者が皆さん素敵で実力派の方々なので1話1話が味わい深いものになるんじゃないかなとおもいます。深夜に力を抜いてみんなで原田知世さんに癒されましょう!『スナック キズツキ』主題歌は清 竜人また、同作の主題歌には、地上波連続ドラマ、初タイアップとなる清 竜人さんが務めます。『人はみな、傷つきながら、傷つけながら生きてる』という同作のテーマを重視して書き下ろした曲『コンサートホール』がオープニングテーマに決定しました。清 竜人コメント愛されず愛さずに、傷付けられず傷付けずに、生きていけたらと考える夜には、知らない誰かが作ったあの歌を歌いたい。知らない誰かが作ったギターを奏でたい。知らない誰かが作った酒を飲んでいたい。知らない誰かが作った煙草を吸っていたい。知らない誰かが作った月を眺めていたい。私と世界の関係は、そのくらいが丁度良いのだと、結い上げた髪を解いて、乱れた心を誤魔化すのさ。Good night, Today. See you tomorrow.キャスト、主題歌と個性派がそろったテレビ東京の新ドラマ『スナックキズツキ』は、2021年10月8日の金曜日、深夜0時12分からスタートです。[文・構成/grape編集部]
2021年09月17日dTVで日本独占配信中の超・大型オーディション番組『LOUD』(全15話を予定、毎週土曜0:00〜更新)。そのスペシャル番組『「LOUD」~今からでも間に合う! 見どころ大放出SP〜第2弾』が31日(23:00〜)、ABEMAにて配信される。『LOUD』は、JYPエンターテインメントの代表であるパク・ジニョン(J.Y.Park)とP NATIONの代表であるPSYの2人がプロデュースを務め、次世代ボーイズグループを誕生させるオーディション番組。オーディションに参加するのは「2000年1月1日以降に生まれた男性」という応募条件のもと、6名の日本人を含む各国から集まった総勢73名。国籍も背景も異なる個性的な挑戦者たちが、「実力」と「魅力」という2つの審査基準で、さまざまなステージに挑戦する。そして両プロデューサー2人の合格を勝ち取り、最終ステージまで進んだ挑戦者の中から、JYPエンターテインメントのグループ1組とP NATIONのグループ1組、計2組のボーイズグループとしてデビューするまでの軌跡を描く。今回配信されるスペシャル番組では第1弾に引き続き、K-POP好きで知られる、ドランクドラゴンの塚地武雅と朝日奈央がMCとして、モデルの鶴嶋乃愛、ボーイズポップスグループ・プラチナボーイズの小池成をコメンテーターに迎え、JYPとPSYがそれぞれプロデュースを手掛けた第3ラウンドと第4ラウンドを中心に『LOUD』の見どころを語る。塚地は「名場面だらけでどれから言ったらいいんやろ……」と前置きしつつ、第2ラウンドで脱落の危機に瀕した日本人参加者・ケイジュの第3ラウンドでの変貌ぶりについて言及。「顔立ちも背丈も変わって、体も周りに追いつくくらい成長!」と短期間での変化に驚いたことを明かした。鶴嶋は13歳の日本人参加者・コウキ率いる「ヤングマウンテン」チームに注目。「一番年下なのに年上のチームメイトに慣れない韓国語を通訳しながら……という健気な姿が素晴らしい! こんな弟欲しかった(笑)」と姉目線で熱弁を繰り広げた。また、日本人参加者で元JYP練習生のエース候補・アマル率いる「血が違うネーション」チームが登場した第4ラウンドについて、朝日は「練習風景から仲の良さが伝わって、裏側の映像も見ると頑張って欲しいなと思いますね」と抜群のチームワークも見どころだと語る。そして、参加者が作詞作曲を手掛け、振付やコンセプトまで自作する音楽創作チームのバトルで、個性派の実力者揃いの「ベテラン」チームに注目した小池は「一人ひとり輝いている印象があった4人がどんな化学反応を起こしてくれるのかと思って観てたんですけど、最高でしたね!」と、唯一無二の才能を持つもの同士のコラボレーションを絶賛した。『LOUD』はdTVで日本独占配信中、1話はdTVと『LOUD』公式YouTubeにて無料配信中、毎週土曜午前0時よりdTVにて1話ずつ配信。
2021年08月27日●転機となった『新しい波8』オーディション秘話「お笑いは一番好きな仕事で楽しいけど、天職だと思っていない。そんな才能もあると思えないですしね」。そう笑って話すのは、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅、49歳。芸人としても、俳優としても、タレントとしても、間違いなく“売れっ子”である塚地だが「この仕事を天職だと思う?」と聞くと、冒頭の答えが返ってきた。ドランクドラゴンは1996年に結成され、今年で25周年。これまでの軌跡、転機となった出来事、そして50歳を前に叶えたい野望について話を聞いた。塚地は大学卒業後に仏壇メーカーに就職するも、お笑いの道を諦めきれず会社を半年で辞め、人力舎のお笑い養成所に入学。そこで相方の鈴木拓と出会い、コンビを結成する。「サラリーマンを続けていれば、お給料いただけるし、仕事はちゃんとある。人生としては問題なかった。でも、もし高校を卒業していきなりお笑いの養成所に入っていたら『お笑い以外の道もあったのでは?』と思ってしまっていたので結果的によかった」と振り返る。「お笑いの道で生きていこう」と固く決意したのは養成所内でのできごと。「養成所入って1年後に残れるかどうかを決めるオーディションがあって、ステージでネタを披露して受かったら事務所に所属できるっていう。で、そのオーディションで残れた。そのとき『コレや!』って思ったんです。最悪売れなくていいと思えたくらい、舞台に立ってウケた感じが心地よくて、それが自分の人生でほしいものだとわかった。そう僕はこれがしたかったんだと心の底から思えた」。芸人としての目標は『夢で逢えたら』のようなコント番組に出演すること。『夢で逢えたら』は1980年代後半から90年代前半にフジテレビ系で放送された伝説のお笑い番組で、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、清水ミチコ、野沢直子らそうそうたるメンバーがお茶の間の爆笑をさらっていった。「『なんてかっこいいんだ!』と思ったんです。力強さとパワーがあって、こういう番組に出るのが目標の1つだった。この番組にはほんまに衝撃を受けましたね」。そんな塚地にチャンスが巡ってくる。お笑い界には“8年周期説”というものがある。ビートたけしの8つ下が明石家さんま。さんまの8つ下がダウンタウン、ダウンタウンの8つ下がナインティナイン…と8年ごとにスターが誕生していることを基にしているのだが、その8年周期説をベースにナイナイの次のビッグスターを発掘しようと1992年に始まったのがフジテレビ系のオーディション番組『新しい波』シリーズ。塚地は2000年放送の第2弾『新しい波8』に参加することになるのだが……。「そのオーディション、最初は参加させてもらえなかった。僕は年齢いってからこの業界に入っていて、ナイナイさんやよゐこさんと同い年。8年後のスターを探すコンセプトの番組やから、同い年の僕はオーディションに行かせてもらえなかった。事務所の人がオーディションを断っちゃって」。落胆する中、浅草の寄席・木馬亭でライブを開催。来場したお客はわずか3人だったが、「お客さんの一人が番組(新しい波8)のディレクターだった」。そのディレクターがドランクドラゴンのネタを気に入り、『新しい波8』に呼ぶ。そして無事に参加できたドランクドラゴンは、『新しい波8』から選抜されたキングコング、ロバート、北陽、インパルスとともに『はねるのトびら』をスタートさせた。ドランクドラゴンの名は『はねるのトびら』で一気に上昇。ブレイクを果たす。当時について「深夜にユニットもののお笑い番組をやらせてもらって、ほんまについている。『新しい波8』のオーディションが転機になったオーディションですね。それがなかったら今、この場にはいないです」としみじみだ。●俳優としても活躍「お笑いがお芝居を呼んできている」映画『間宮兄弟』で佐々木蔵之介とともにダブル主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞のほか、各映画賞の新人賞を総なめ。ドラマ『裸の大将』が復活した際には故・芦屋雁之助さんが演じていた山下清役を引き継いだ。近年の朝ドラ、大河ドラマの活躍も言わずもがなだ。ただ、どんな俳優として栄光を浴びようとも芸人というスタンスは変わらない。「よく『芸人を辞めて俳優さんに転向しても大丈夫』と言ってもらえるのですが、そういうことじゃない。お笑いやっているからコメディ的な役が自分に回ってくる。お笑いをとるポジションとか、ダメな男の役とか、犯人役とか……。お笑いがベースにあって、そこから派生して呼んでもらっているだけなので、芸人と俳優は別物じゃない。つながっているんですよ。お笑いがお芝居を呼んできているだけ」と自身の立ち位置を冷静に語る。塚地は特撮ヒーロー作品やK-POPの大ファン。芸人・俳優以外にも、こうした趣味が高じた仕事も多い。最近では、dTVで日本独占配信されている韓国の大型オーディション番組『LOUD』(毎週土曜0:00~更新)の見どころを紹介する特別番組「『LOUD』~今からでも間に合う!見どころ大放出SP~」でMCを務めており、16年におよぶK-POP愛が抜てきを手繰り寄せた。このナビゲート番組では、朝日奈央らとともに『LOUD』の魅力を紹介。塚地は「朝日奈央ちゃんたちと楽しさを共有しているのに過ぎない。堅苦しくもなく座談会みたいな感覚がただただ楽しくって。…MCとしてはどうなのかな?」と立場を忘れて夢中になるほどK-POPに夢中だ。アイドルになりたくてオーディション番組に参加する若人の姿に、かつての自分を重ねる。「オーディションって社会の縮図みたいなところがありますからね。この子は自分っぽいなって自分を投影させて、まだまだ自分も頑張らないとなって奮い立たせられるんですよ」。ピンの仕事も絶えない塚地だが、気になるのはドランクドラゴンとしての今後だ。「数年前に、ひとつのネタ番組で60本くらいのネタを披露させてもらって。それに加えてほかの仕事もあってネタに関していうと少し疲れてしまっていた時期があった」と低迷期があったことを明かす。それでも「コンビ的な活動においては、多くの人が知らないこともまだまだある。まだ手の内を全部見せている気はしていないので、ドランクドラゴンの単独ライブはいずれやりたい」と力強く答えた。芸歴25年。「この仕事は天職だと思う?」という質問には「いやぁ思っていないかな。お笑いは一番好きな仕事で楽しいけど、天職だと思っていない。そんな才能もあると思えないですしね。僕の場合『好きこそものの上手なれ』。好きだからこそ長く続けられているだけ。だから芸人を辞めようと思ったことも一度もない。会社員は半年で辞めましたけどね」と笑い飛ばした。最後に、今年11月で50歳となる塚地に野望を聞くと「こんな体型ではあるのですが、太った体を利用してアクションを撮りたいんですよ」と声を弾ませる。「もともと中学時代から特撮ヒーローが大好き。アクションスターになりたいという夢もあったんです。今もジムに行ったり、ボクシングをしたりと体を鍛え続けている。体力がなくなりギリギリのこのタイミングでアクションヒーローになるのも、逆にいいんじゃないか。アクションヒーローになって、コンビでライブして、それから死にたいですね。興味ある関係者の方がいたら名乗りを上げてください(笑)」。■塚地武雅1971年11月25日生まれ、大阪府出身。大学卒業後、仏壇メーカーに就職するも夢を諦められずお笑い養成所の門を叩く。1996年に鈴木拓とお笑いコンビ・ドランクドラゴンを結成。2001年~2012年に放送された『はねるのトびら』(フジテレビ系)でブレイクする。映画『間宮兄弟』(2006年)でダブル主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞のほか数々の新人賞を受賞。ドラマ『裸の大将』で山下清役に抜擢され、NHKの大河ドラマ『平清盛』(2012年)、『西郷どん』(2018年)、朝の連続テレビ小説『まれ』(2015年)、『おちょやん』(2020年)に出演するなど俳優としての活躍も目覚ましい。
2021年08月20日●「“K-POPという現象”に夢中に」 オーディション番組もチェック自他ともに認める筋金入りのK-POP好きである、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの塚地武雅。とあるきっかけでK-POPグループを知り、底なしの沼にハマって16年以上。その魅力に今も取り憑かれ続けている。塚地といえば、ももいろクローバーZの大ファンであることでも知られているが、そこから見えてくるそれぞれの良さは何か。また、アイドルたちが気づかせてくれた大切なこととは。dTVで日本独占配信されている韓国の大型オーディション番組『LOUD』(毎週土曜0:00~更新)の見どころを紹介する特別番組「『LOUD』~今からでも間に合う!見どころ大放出SP~」でMCを務めるなど、アイドル好きが仕事にもつながっている塚地にインタビューした。――塚地さんがK-POPにハマったきっかけを教えて下さい。もう16年くらい前かな。現場のメイクさんと趣味の話になって、その人が「東方神起にハマっている」って教えてくれました。次の日、別の現場の衣装さんも「東方神起が好き」と話していて、2日連続で東方神起の名前を聞いたんです。それで気になって動画を見てみたら「東方神起ってすごい!」となって。そこから色んな音楽番組を見ていくと、たくさんのグループがいることを知りました。当時だとWonder Girlsや少女時代、BIGBANGとか。『なんだこれは!』と驚いているうちに気づいたらCS放送で韓国の音楽番組を4局くらい契約していました(笑)。――芋づる式にグループや番組を知っていったのですね。音楽祭があってもグループとグループ楽曲を入れ替えて披露したり、別グループがコラボしたステージだったり、ショーマンシップのようなところも魅せられたうちの一つ。きっかけは東方神起さんでしたが、固定のグループを好きになるのではなく“K-POPという現象”に夢中になりました。――塚地さんはK-POP好きが高じてK-POPや韓国アイドルにまつわるお仕事も増えていますよね。最近ですと、「JYPエンターテインメント」の代表パク・ジニョン(J.Y.Park)さんと、「P NATION」の代表であるPSYさんの2人がプロデュースを務め、次世代ボーイズグループを誕生させる韓国のオーディション番組『LOUD(ラウド)』の見どころを紹介する特別番組でMCを務めています。『LOUD』の魅力はどんなところですか。『LOUD』では「JYPエンターテインメント」と「P NATION」から一組ずつグループを作って、デビューさせる。いきなり異なる事務所から2組を同時に作る番組は他では見たことないですね。そもそもプロデューサー2人にも魅力があるから、見ていて面白いし、2人が現役アーティストという点も斬新ですね。あと、J.Y.ParkさんとPSYさんは外見だけでなく中身も重視して参加者を審査してくれるから、個人的に信頼度は厚い。もちろん、アイドルグループなので外見も重要な要素なのですが、2人はちゃんと内なるスター性を見抜く。そこもほかのプロデューサーとは違う目線な気がして、その部分は見ていて感心します。――塚地さんの目から見て、原石はいましたか?練習生の子たちの中にも、一般の参加者の中にも、気になる原石がたくさんいるので、今後どうなっていくか楽しみです。――グループだけではなく、韓国のオーディション番組のチェックも欠かさないとか。最近では、NiziUがデビューするきっかけとなった「Nizi Project」のオーディションの様子が放送されて日本で話題になりましたね。『LOUD』などオーディション番組のどんなところに面白さを感じていますか。やはりデビュー前からグループや推しの子を知れるという点が大きいですね。それでデビューした後、世間が「この子いいな」という評価を受けると「自分は前から知っているんだ」という喜びになる。TWICEがそうでしたね。初期から知っているとどんどん感情移入するし、どんどん推しの子が洗練されていく様は見られるのがいい。その子が頑張っていると「自分も頑張ろう」と返ってくるのもうれしい。僕は内気な子とか、はしゃぐけどそんなに強気じゃない子とか、「自分っぽい子」を見つけて自己投影して見る傾向にあるかな。●K-POPとももクロ「両方追っていてめちゃくちゃ楽しい」――塚地さんはモノノフ(ももクロファンの愛称)でもありますよね。ももクロに惹かれた理由はなんでしょうか。昔、ダウンタウンさんが司会をされていた音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』でK-POP担当として出演させてもらっていて、AFTERSCHOOLやINFINITEというグループを紹介していました。その番組である時、日本のアイドルを特集する日があって、そこでももクロと出会いました。比べるのは違うと思いますが、韓国のアイドルはスキルが高い。そこにももクロが僕の目の前に現れ、リーダーの百田夏菜子ちゃんがアメフトみたいなごっつい衣装を着て立っていたんですよ。全力で、不思議で、なんか卓越していて……。K-POPが洗練されたメジャーリーグだとすると、ももクロは泥臭い高校野球のように感じ、K-POPにはないアプローチに見えたんです。「なんだ、このアイドルは!?」とビックリしました。――確かに、ももクロは異色だったかもしれません。満面の笑みで「ちーまーなーこ(血眼)」と歌うアイドルはいなかったですしね(笑)ですよね(笑)。ももクロを見たときに「異性を意識していない、異性からモテようとしていない」と思ったんです。僕がもっと若かったらアイドルを見て「かわいい、付き合いたい」という気持ちになるかもしれないけど、結構年齢を重ねているので、「子供たちが頑張っている」「青春を思い出す」という感情になる。だからその無邪気さに魅了された感じです。でも、ももクロは、ガニ股もするし、変顔も躊躇しないでやるし、それを本人たちが楽しんでやっていて、「異性からモテようとしてない」って。それが魅力でした。――なるほど。ももクロとK-POPは全然重ならないから、両方追っていてめちゃくちゃ楽しいですよ!――アイドルを応援していく中で、アイドルから影響を受けたことはありますか?大きく変わったのは「ファンの方への対応」です。僕がお笑いを始めたとき、まぁ尖っていました(笑)。あいさつも「うっす…」みたいな。面白かったらいいと思っていた時代だったので、当時はファンへのサービス精神はほぼなかった。かつて放送されていたNHKのお笑い番組『爆笑オンエアバトル』は、お客さんが面白いと思った芸人にボールを投票して、上位の芸人のネタが放送されるという仕組みで、投票の後にボールの計量があるのですが、オンエアが決まった瞬間も「うっす…」みたいな感じでした(笑)。クールで引いているほうがかっこいいと勘違いしていたんですよね。3年くらい前、地方で営業しているときにドランクドラゴンの追っかけをしてくれていた人が「実は昔のライブ見に行っていました」と一緒に撮った写真を見せてくれたんですが、僕まったく笑っていなくて。振り返っても、言葉が少なくて塩対応だったなって……。そのファンの方は気にしてなかったとは言ってくれましたが(笑)――今の塚地さんからは想像できないです。当時は笑顔なかったですよ。でも、アイドル好きになってファン心理を理解できました。アイドルが笑顔でいることにファンとしてこんなにうれしいことはないと。斜に構えて笑顔を隠すよりも、笑顔で対応したほうが何倍もファンの方はうれしいんだ、僕もそうしようという感覚に変わっていきましたね。誰がステージに出てぶっきらぼうな奴を見てうれしいねんって(笑)。今は「どうも~! ありがとうございます! 見てくださってありがとうございます!」って満面の笑みでステージに上がっています。自分の笑顔が、どれだけ周囲の人に連鎖するのかって。それがアイドルから学んだことです。■塚地武雅1971年11月25日生まれ、大阪府出身。大学卒業後、仏壇メーカーに就職するも夢を諦められずお笑い養成所の門を叩く。1996年に鈴木拓とお笑いコンビ・ドランクドラゴンを結成。2001年~2012年に放送された『はねるのトびら』(フジテレビ系)でブレイクする。映画『間宮兄弟』(2006年)でダブル主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞のほか数々の新人賞を受賞。ドラマ『裸の大将』で山下清役に抜擢され、NHKの大河ドラマ『平清盛』(2012年)、『西郷どん』(2018年)、朝の連続テレビ小説『まれ』(2015年)、『おちょやん』(2020年)に出演するなど俳優としての活躍も目覚ましい。
2021年08月18日加賀まりこ主演、塚地武雅と親子役で初共演を果たした映画『梅切らぬバカ』の公開日が11月12日(金)に決定。ポスタービジュアルと場面写真も解禁された。母親と自閉症スペクトラムの息子が社会の中で生きていく様を温かく誠実に描く本作。愛情と包容力にあふれる母親・珠子を演じるのは、54年ぶりに主演を務める加賀まりこ。軽口を叩きながら、小柄な身体で大きな息子の世話をする姿はとてもチャーミング。だからこそ、やがて訪れる“息子が1人で生きる未来”を案ずる横顔が、より一層切なく観る者の胸に迫る。息子・忠男役には『間宮兄弟』で日本アカデミー賞新人賞を受賞し、NHK連続テレビ小説「おちょやん」など俳優としても活躍中の「ドランクドラゴン」の塚地武雅。実際に自閉症スペクトラムの方々や家族と面会し、そこで得た学びを役に注ぎ込み、周囲に支えられながら生きる“ちゅうさん”を真摯に演じた。さらに、珠子たちの家の隣に引っ越してきた里村夫婦を、渡辺いっけいと森口瑤子が演じ、珠子と交流を深めていく里村家の息子・草太をドラマ「浦安鉄筋家族」の小鉄役が記憶に新しい斎藤汰鷹。地域コミュニティとの不和や偏見といった問題を取り入れながらも、揺るぎない親子の絆と、他者との触れ合いを描いていく。今回解禁となるポスタービジュアルでは、大きな梅の木がある庭で加賀さん演じる珠子が息子の髪を切る何気ない日常が切り取られている。珠子の優しい笑顔と、息子へのあたたかくストレートなメッセージでもある「あなたがいてくれて、母さんは幸せだよ」というキャッチコピーが梅の木の下にいる2人を優しく包み込む。都会の隅で暮らす親子の、慎ましくもかけがえのない日々を想起させる仕上がりとなった。また、珠子が息子の爪を切っている場面写真では、珠子は眼鏡をかけ丁寧に爪を切ろうとしているが、切られる忠男は上を向いてどこ吹く風。隣に越してきた里村家とともに囲む食卓のシーンでは、ビールをすすめられた忠男が愛用のマグカップを差し出し、珠子も優しく微笑みかけており賑やかな様子。一方、珠子が梅の木を見上げ思いにふけるひと幕も。自閉症スペクトラムを抱える息子が、1人で生きていく自分なき未来を案じている心情が伺える。そんな珠子が忠男の胸に頭を寄せ、親子の絆を感じさせる場面も切り取られている。梅の木の下でそっと寄り添い一緒に過ごす親子の何気ない日々を丁寧に紡いだ心あたたまる物語を感じさせる。タイトルの由来であることわざ「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」とは、樹木の剪定には、それぞれの木の特性に従って対処する必要があることを指す。桜は幹や枝を切ると腐敗しやすく、梅は余計な枝を切らないとよい花実がつかなくなるためだが、路上にはみ出す梅の枝があってもいい。不寛容な世の中で、手探りで、それぞれが自分のペースで歩みを進めていく母と息子の物語を描く。『梅切らぬバカ』は11月12日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年08月12日dTVで日本独占配信中の超・大型オーディション番組『LOUD』(全15話を予定、毎週土曜0:00〜更新)。そのスペシャル番組『今からでも間に合う! オーディション番組『LOUD』見所大放出スペシャル』が8月3日(23:00〜)、ABEMAにて配信される。『LOUD』は、JYPエンターテインメントの代表であるパク・ジニョン(J.Y.Park)とP NATIONの代表であるPSYの2人がプロデュースを務め、次世代ボーイズグループを誕生させるオーディション番組。オーディションに参加するのは「2000年1月1日以降に生まれた男性」という応募条件のもと、6名の日本人を含む各国から集まった総勢73名。国籍も背景も異なる個性的な挑戦者たちが、「実力」と「魅力」という2つの審査基準で、さまざまなステージに挑戦する。そして両プロデューサー2人の合格を勝ち取り、最終ステージまで進んだ挑戦者の中から、JYPエンターテインメントのグループ1組とP NATIONのグループ1組、計2組のボーイズグループとしてデビューするまでの軌跡を描く。今回配信されるスペシャル番組では、K-POP好きで知られる、ドランクドラゴンの塚地武雅と朝日奈央がMCとして、モデルの鶴嶋乃愛、ボーイズポップスグループ・プラチナボーイズの小池成をコメンテーターに迎え、『LOUD』第5話までの見所と魅力を徹底紹介する。番組の収録を終えた塚地は「単純に『LOUD』ファンの熱量で番組をやってしまったなと(笑)。一戦一戦、一人ずつ振り返ってもいいくらいの温度やったと思います」と収録を回顧。また、それほどまでに引き込まれる魅力について「参加者の子も自分から攻めていけるということが、なかなか他のオーディション番組では見られないです。映像制作とか音楽制作みたいなクリエイティブな能力のある子が、内側にあるセンスを見せてくれるのが新しいです!」と、全く新しいオーディション番組であることをアピールする。10代からK-POPが生きる活力だという朝日は、第2話のあるシーンで「号泣してしまった」と明かしつつ「(プロデューサーのJ.Y.ParkとPSYの)お二人がアーティストとして現役だからこそアドバイスがすごく的確ですし、一つひとつの言葉に重みがある。そのアドバイスしているところも聞かせてもらえる特別感みたいな、オーディション番組だからこそ味わえる“参加者の方の人生が変わる瞬間”を見ることができるっていうのも嬉しいですね」と見どころを語った。『LOUD』はdTVで日本独占配信中、1話は『LOUD』公式YouTubeにて無料配信中、毎週土曜午前0時よりdTVにて1話ずつ配信。なお、今回のスペシャル番組は、ABEMAでの配信終了後、『LOUD』公式YouTube&dTVでも無料公開される。
2021年07月30日貸し切りで1組のみ過ごせる、茶室のような空間日本を代表するトップシェフ監修の『酒の肴』大切な人に「フラワーボックス」で真心を贈る貸し切りで1組のみ過ごせる、茶室のような空間白壁にナチュラルな暖簾がひとつのミニマムな外観六本木駅徒歩4分、龍土町美術館通りにひっそりと佇む白壁の店【長谷川栄雅六本木】。暖簾の向こうには、美術館のような販売スペース。さらにその奥では1日5組限定で、極上の日本酒と日本を代表するトップシェフが監修する四季折々の『酒の肴』を楽しめます。茶室を彷彿とさせる和の佇まい店内は1組のみが約40分貸し切りで過ごせる座敷がひとつ設置さています。10畳ほどの畳敷きの和室の奥には季節の草花が生けられ、まさに茶室のような落ち着く空間。日本の伝統美に浸りながら、五感で日本酒の世界が楽しめます。1組4名までで、前日20時までの予約が必要です。日本を代表するトップシェフ監修の『酒の肴』5種類の日本酒に合わせた、四季折々の『酒の肴』を監修するのは日本を代表するトップシェフたち。シェフは数ヶ月ごとに入れ替わり、お酒へのアプローチがそれぞれ異なるため、贅沢な競演が繰り広げられます。ここからは料理とお酒の一例をご紹介します。季節ごとのマリアージュを楽しめる『酒の肴』日本を代表するトップシェフが監修する、5種類の『長谷川栄雅』に合わせたアテ=『酒の肴』の5品。それぞれの季節ごとに異なる極上のマリアージュが楽しめます。芳醇な香りと澄み渡る味わい『栄雅純米大吟醸』華やかさとなめらかさを併せ持つ味わいを目指し、無垢な旨さだけが取り出される「袋搾り」で抽出された『長谷川栄雅』を代表する一品。口に含めば芳醇な香りと澄み渡る味わいで、まさに至福のひととき。果実を思わせる気品ある香り『長谷川純米大吟醸三割五分』果実を思わせる気品ある香りが特長。旨みと甘味が調和し、柔らかく優美な味わいは食中酒としても最適です。米の存在感もしっかりと感じられ、『長谷川栄雅』の個性を体現した一品。大切な人に「フラワーボックス」で真心を贈る中村俊月氏から、その季節折々のお花をお届け華道家・中村俊月氏による、日本庭園を小箱に詰めたような「フラワーボックス」を大切な人にプレゼントできます(10日前までの要予約)。写真の2種類のプリザーブドフラワーはそれぞれ35,200円、生花なら17,600円からオーダー可能です。日本の美とその思いを込めた贈り物をぜひ。長谷川栄雅六本木【エリア】六本木【ジャンル】軽食・その他グルメ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5500円【アクセス】六本木駅 徒歩4分
2021年05月26日デビュー11年目に突入した[Alexandros]が、新メンバーとしてドラムにリアド偉武が加入することを発表した。[Alexandros]は昨年デビュー10周年を迎え、今年3月にアニバーサリーライブ『[Alexandros] 10th ANNIVERSARY LIVE at 国立代々木競技場 第一体育館 "Where’s My Yoyogi?"』を幕張メッセ国際展示場にて開催し、初のベストアルバム『Where’s My History?』をリリース。リアド偉武は2019年よりサポートドラムとして2年間活動していた。また、新アーティスト写真も併せて公開。[Alexandros]は今後、5月5日に映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主題歌になっている新曲「閃光」をリリース、6月17日から仙台GIGSを皮切りにライブハウスツアーを開催する予定だ。■[Alexandros] コメントこの度[Alexandros]はリアド偉武を新たなドラマーとして迎え入れる運びとなりました。最強の仲間が加わってくれました。これからのアレキサンドロスを楽しみにしておいてください。今後ともよろしくお願いします。[Alexandros]一同■リアド偉武(Dr)コメント[Alexandros]のメンバーのひとりとしてドラムを叩く事になりました。このバンドで叩き始めてから感じた様々な事、それを言葉にするのは簡単ではありません。その中で一つ確かに言えるのは、洋平、ヒロ君、まーくんと一緒にどこまでも進んで行きたいという事です。それが今自分の中にある素直な気持ちです。ライブや、レコーディング、リハーサル、その一つ一つの瞬間に気持ちを込めてきました。途方もない刺激を受けました。そしてそれが何よりも楽しかった。自分の中のすべての情熱を燃やして[Alexandros]のドラマーとして生きていきたいと思います。よろしくお願いします。リアド偉武[Alexandros]オフィシャルHP:<リリース情報>シングル「閃光」2021年5月5日(水)発売映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』主題歌公式サイト: 【完全生産限定盤】(CD+「HG 1/144 RX-78-2 GUNDAM Ver. [Alexandros]」オリジナル・ガンプラ):税込5,500円仕様:外箱、中箱(ガンプラ)、2面4Pブックレット【初回限定盤】(CD+DVD):税込3,080円仕様:2面4Pブックレット+天地開きスリーブケース【初回限定盤】(CD+Blu-ray):税込3,520円仕様:2面4Pブックレット+天地開きスリーブケース【通常盤】(CD):税込1,100円仕様:2面4Pブックレット■収録曲01. 閃光02. 閃光(English ver.)03. 閃光(Instrumental)■初回限定盤特典Secret Session Live at 下北沢SHELTER・Adam’s Apple Pie・Revolution, My Friend・My Blueberry Morning・Stimulator・閃光・For Freedom<ツアー情報>『2021年ライブハウスツアー』6月17日(木) 仙台GIGS OPEN 18:00 / START 19:006月18日(金) 仙台GIGS OPEN 18:00 / START 19:006月24日(木) Zepp Haneda OPEN 18:00 / START 19:006月25日(金) Zepp Haneda OPEN 18:00 / START 19:006月30日(水) Zepp Nagoya OPEN 18:00 / START 19:007月1日(木) Zepp Nagoya OPEN 18:00 / START 19:007月8日(木) Zepp Fukuoka OPEN 18:00 / START 19:007月9日(金) Zepp Fukuoka OPEN 18:00 / START 19:007月15日(木) KT Zepp Yokohama OPEN 18:00 / START 19:007月16日(金) KT Zepp Yokohama OPEN 18:00 / START 19:007月23日(金・祝) Zepp Sapporo OPEN17:00 / START18:007月24日(土) Zepp Sapporo OPEN 17:00 / START 18:007月30日(金) Zepp Osaka Bayside OPEN 18:00 / START 19:007月31日(土) Zepp Osaka Bayside OPEN 17:00 / START 18:00前売:7,700円(D代別)年齢制限:小学生以上チケット必要 / 未就学児入場不可枚数制限:2枚まで■チケット先行[Alexandros] CREW先行(2次)4月5日(月)12:00〜4月11日(日)23:59[Alexandros] MOBILE先行 4月12日(月)12:00〜4月18日(日)23:5910月12日(火) 横浜アリーナ10月13日(水) 横浜アリーナ10月26日(火) 日本武道館10月27日(水) 日本武道館詳細は後日
2021年04月10日明日3月24日(水)夜のNHK総合では、内村光良の半生をモチーフにしたフィクションドラマ、「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」完結編全3話を一挙放送する。“朝ドラ風”オムニバスコメディードラマと題した本作は、甘酸っぱい初恋の思い出とお笑いへの目覚めを描く第1話のうっちゃんの少年時代からスタートし、若き「うっちゃんなっちゃん」を中川大志と山田裕貴が演じ、初冠番組での奮闘を描く若手時代の第2話。そして、2017年大みそかの国民的歌謡番組の司会を初めて務めることとなったうっちゃんのその舞台裏が描かれる第3話と、全3話で構成。第3話では、ベテラン芸人となったうっちゃんこと内原てるおを内村さん本人が、うっちゃんを翻弄する国民的歌謡番組のプロデューサーとディレクター役を塚地武雅と田中直樹、うっちゃんを温かく見守る妻を池谷のぶえ、うっちゃんのマネージャーを中川さんが演じる。司会だけでなく、大物ミュージシャンとの生コントも披露することになったうっちゃん。しかし、大物ミュージシャンはうっちゃんのコントキャラを知らない上に、リハーサルをする時間もなく…。「LIFE!」メンバーの活躍にも注目だ。“朝ドラ風”オムニバスコメディードラマ「LIFE!プレゼンツ 夜の連続テレビ小説 うっちゃん」完結編は3月24日(水)22時~NHK総合にて放送。(cinemacafe.net)
2021年03月23日2021年3月18日現在、東京五輪・パラ五輪の開閉会式でクリエイティブディレクターを務める、佐々木宏氏の発言が週刊誌で報じられ、問題になっています。内容は、タレントの渡辺直美さんにブタをモチーフとした衣装を着せ、『オリンピッグ』というキャラクターとして出演させるアイディアを、演出メンバーにLINEで送ったというもの。関係者から批判が相次ぎ、謝罪後に撤回をしたそうですが、「容姿を侮辱する発言」と物議をかもしています。ドランク塚地「それはそれでおかしいでしょ!」同日、お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さんがTwitterを更新。『オリンピッグ』という言葉に関し、Twitter上で「塚地だったら問題がない」「蔑視にならなかっただろう」というツイートをちらほら見かけたといいます。それに対し、塚地さんは次のような思いを明かしました。オリンピッグ。塚地やったら問題なかったとか、蔑視にならなかっただろうというツイートをチラホラ見つけます…。それはそれでおかしいでしょ!笑— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) March 18, 2021 世間の心ないツイートに、塚地さんは「それはそれでおかしいでしょ!」とツッコミを入れたのです。また、今回の『オリンピッグ』の件で思い出したのか、映画『ハンサム')スーツ』に出演した際の出来事をつづっています。僕はブサイクとよくイジられますが言うてもそこまでじゃないと思ってたんです。でもハンサム⭐︎スーツという映画に出た時、映画館でその予告が流れ僕の顔のアップで「この男ブサイク!」というナレーションで会場大爆笑!国民的ブサイクでした…。ただウケて嬉しかったです!— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) March 18, 2021 当時、映画館で流れていた『ハンサム')スーツ』の予告映像で、「この男ブサイク!」というナレーションの直後、会場がどっと沸いたことを思い出した塚地さん。「国民的ブサイクでした…」と悲しみをにじませつつ、人々が笑ってくれたことには満足している様子でした。しかし、お笑いタレントである以前に、1人の人間。他人から容姿を侮辱され、1ミリも傷付かない人はいないでしょう。投稿には、ファンからさまざまな声が寄せられました。・自分のことを蔑まないでください。怒る時は怒ってもいいのですよ。・塚地さんをブサイクだとは思わない。そもそも、ブサイクな人なんてこの世にいないと思っています。一人ひとり『味のある顔』です。・そもそも『オリンピッグ』は滑っているし、失礼。・芸能やお笑い業界も、『ブサイクいじり』をやめる方向へ行けたらいいですね。影響力のある人がこういう事柄を肯定してしまうと、容姿を理由とするいじめも発生しやすくなるので。数十年前まで根付いていた、容姿をいじるという風習。しかし、世の中の空気は少しずつ変わり、同日現在、容姿をいじる発言は人々から敬遠されつつあります。コミュニケーション時はもちろん、SNSなどに何かを書き込む時も、他人を蔑むことがないよう心がけたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月18日人間と動物という違いはあれど、ペットは飼い主にとって大切な家族の一員。深い愛ゆえ、人によってはペット扱いをする言葉を避ける人もいます。ドランクドラゴン塚地武雅と愛犬家のやり取りに反響2021年2月20日、お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅(つかじ・むが)さんがTwitterに最近のエピソードを投稿。ある日ロケをしていると、ペットの犬を散歩している人と会話を交わすことがあったといいます。塚地さんは散歩中の犬を見て「かわいい犬!」と声を発したところ、『犬』という呼び方を注意されてしまい…。ロケの合間に犬を散歩させてる人がいて「塚地さ〜ん!」「あっ、どうも〜。わぁ可愛い犬!」「犬って言わないで~。家族なので~。」「あっ、そっか。すいません。これからどこ行かれるんですかー?」「この子のエサを買いに。」「…あっ、エサとは言うんですね。」— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) February 20, 2021 「『犬』はダメなのに『エサ』はいいんだ…」動物の飼い主の中には、『エサ』といういい方を避ける人も珍しくありません。家族の一員として、人間と同じく『ご飯』と呼ぶのです。しかし、塚地さんが会った飼い主は、『犬』呼びは拒否するものの、『エサ』呼びは気にならない様子!ボケ担当にもかかわらず、思わず口から飛び出したであろう塚地さんのツッコミ。2人のコントのようなやり取りに、多くの人が笑ってしまったようです。・さすがお笑いの人。センスのよさに吹き出しました。・いや、もしかすると家族の食事も『エサ』と呼んでいる可能性が…!?・ツボった。「すみません」ってすぐさま謝る塚地さん、なんていい人なんだ…。投稿は拡散され、7万件以上の『いいね』が寄せられています。日常の何気ない出来事でも多くの人を笑顔にさせられるだなんて、さすがは笑いのプロですね![文・構成/grape編集部]
2021年02月21日赤堀雅秋が1年ぶりに手がける新作のテーマは、「8050問題」。母親の死後から引きこもりになった弟とその兄、老齢の父親、さらにNPO法人の相談員たちが紡ぎ出す、濃密な人間ドラマだ。そこで作、演出、出演の3役を兼ねる赤堀と、長男役の三宅弘城に話を聞いた。M&Oplaysプロデュース「白昼夢」の公演・チケット情報20年来のつき合いながら、赤堀作品に三宅が参加するのは今回が初。三宅は「念願の赤堀作品」と切り出し、「赤堀さんの書く世界と、演出する空気感がものすごく好きで。正直、赤堀さんの作品ならなんでもいいくらい(笑)。俳優としてはナイロン(100℃)で共演したことがあるんですが、すごく真面目ですし、赤堀さんが出て来ると途端に場が生々しくなる。そういうのを体験して、ますます一緒にやりたいと思うようになりました」と、全幅の信頼を寄せる。赤堀に三宅の俳優としての魅力を聞くと、「ご本人を前に恥ずかしいな」と照れつつも、「常に前向きで、少しでも面白くするために常に何かを打破しようとしている。すごく尊敬している俳優さんです」と、こちらも信頼の強さを伺わせた。キャストは5人のみ。長男を三宅、次男を荒川良々、父親を風間杜夫、NPO法人のスタッフを赤堀と吉岡里帆が演じる。この顔ぶれを見て赤堀は、「いいキャストだと思いますよ」としみじみ。「ちゃんと舞台の上で反応し合える人たちだと思うので、その化学変化みたいなものが楽しめるのではないかと思います」と、期待を膨らませる。三宅も「皆さん一緒になって作っていってくれる、チーム感のあるカンパニーになりそうですよね。こちらも気を抜いていられないなと思います」と、背筋を伸ばす。赤堀作品に関して、風間、荒川はすでに経験済みだが、異色なのは吉岡。ドラマ『あさが来た』で共演経験のある三宅は、「『私、小手先で出来ないんです』って言うくらい、すごく体当たりで熱い子」と当時を振り返ると、赤堀は「じゃなきゃ出ないですよね、このメンツで」とニヤリ。さらに「ほんわかしたイメージがありますけど、せっかくならグロテスクな部分も引き出せたら面白いかも」と、気になる言葉も飛び出した。現段階での物語の設定は前出の通りだが、実際どうなるかは赤堀のみぞ知るところ。当の本人は「僕が一番知りたいですけどね」と笑うも、最後にこう語る。「変な手触りの芝居になればいいなと思います。抽象的な言い方ではありますけど、この5人で、等分で、混沌とすればいいんじゃないかなと思いますね」。取材・文:野上瑠美子撮影:源賀津己
2021年02月16日映画『樹海村』(2月5日公開)の公開初日舞台挨拶が5日に都内で行われ、山田杏奈、山口まゆ、神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、大谷凜香、塚地武雅、安達祐実、清水崇監督が登場した。同作は2020年に公開し、異例の興収14億円超えという大ヒットを果たした清水崇監督作品『犬鳴村』に続く「恐怖の村」作品の第2弾。絶対に行ってはいけない”“入ったら生きては出られない”と噂される富士の樹海を舞台に、ある“箱”を見つけた日から、少女たちの周りで不可解なことが起き始め、その恐怖はまわりの人々をも巻き込んでいく。山田は「この作品は去年の夏ごろに撮影をしていて、私にとっては自粛明け初の作品だったので、すごく思い入れのある作品です。こうしてまたみんなで集まることができ、無事に公開を迎えられてすごく嬉しい気持ちでいっぱいです」と初日の気持ちを明かす。山口は自身が10歳の時、清水監督の作品にエキストラとして参加していたそうで「20歳になった今、こうして清水監督の作品で主演を務めさせていただき、公開をむかえる感慨深い気持ちです」と笑顔を見せた。本編に本物の幽霊が写り込んでいることが話題を呼んでいることにちなみ、撮影後に起きた心霊体験についてのトークに。神尾は撮影中に“金縛りにあう”という恐怖体験をしたそうで、「本編に写っている名もなきキャストが家に来ちゃったんでしょうね(笑)」と明るく話し、キャスト陣の笑いを誘った。倉は「実はずっと前から、朝起きたときに人がいるというのが続いているんです」と語りキャスト陣を驚かせたが、本人はあまり気にしていない様子。劇中では何かが見えるという役柄を演じた山田だが、私生活では全く霊感がないそうで、「逆にどこかにいるんじゃないかと思って、急に振り返ったりしてみて、探してみたんですが、全然見えませんでした」と残念がっていた。ホラーが苦手という工藤は「冒頭に出てくる東映のロゴも怖い仕様になっていて、いきなり席を去りそうになりました(笑)。私と同じようにホラーが苦手な方は心の準備をしていただいた方が良いと思います!」と来場者にアドバイス。『犬鳴村』に続いて、本作にも出演している大谷は「去年の今頃、同じようにご挨拶をさせていただいたんですが、そこから1年間で企画から撮影して、こうして公開を迎えているのが不思議な気持ちです」とコメント。今回、若いキャスト陣が多く出演したホラー作品だが、現場は和気あいあいとした雰囲気だったようで、塚地が「控室でも本当にみんな仲が良くて、気を遣わずにしっかりと休んでいました! 僕も若いエキスを吸わせていただきました(笑)」と撮影を振り返った。工藤と同じくホラーが苦手という安達は、「台本を読んでいるはずなのに、何が起こるかわからなくて、現場でビクビクしていました。今回も撮影後は、お風呂に少し塩を入れて、頭まで浸かるってことはしました」と幽霊対策をしっかりとして撮影に臨んだようだ。そして清水監督からは、リモートでのオーディション中に起きたという不思議な出来事についても語られた。自粛期間中に脚本が執筆され、リモートでのオーディションを経て主演に抜擢された山口だが、そのオーディション中、「脚本の保坂さんだけが小鳥の声が聞こえると急に言い出したんですが、僕らは何も聞こえなかったんです。そのままオーディションを続けていたんですが、休憩に入った時、女性のプロデューサーも『私も小鳥の声が聞こえてきた』と言い出して、その謎は今も未解決のままなんです」とエピソードが披露されると、これにはキャスト陣も驚きを隠せない様子だった。フォトセッションでは、撮影に協力した静岡県裾野市より、富士山とギョーザをイメージしたマスコットキャラクター「すそのん」が、全身に苔がついた“樹海村バージョン”で駆けつけると、塚地が写真撮影の場所までエスコートする紳士な一面も。最後に、山田は「この物語がたくさんの方に届いて、それぞれどんな感想や感情になるのかとても楽しみです。こうした状況ですので、しっかりと感染予防をして、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです」とアピール。山口も「皆さんにはこの映画をたくさんの方に広めていただけると嬉しいです。今後ともこの作品をよろしくお願いします」とコメントし、初日舞台挨拶の幕は閉じた。
2021年02月05日俳優の木村拓哉が、マクドナルドの新CMでスーツ姿のビジネスマンとして登場。12日よりカフェラテ「木村氏、どなたかと」篇(30秒)、19日よりヤッキー「木村氏、後輩と」篇(30秒)が全国で放送される(一部地域を除く)。マクドナルドは、2020年に引き続き今年も木村を起用し、マクドナルドのバリューを再発見する喜びの瞬間を伝える、「マック、みっっけ。」をテーマとしたキャンペーンやテレビCMを発信していく。今年は、スーツを身に着けたビジネスマンの木村が、マクドナルドを見つけ、楽しむ姿が見られる。カフェラテ「木村氏、どなたかと」篇では、ビルのエントランスに立つスーツ姿の木村が、見覚えのないビジネスマン(塚地武雅)から「木村さんですか?」と声をかけられ、「リモート会議では何度かお見かけしたんですけど、直接は初めましてですよね」と言われて面識があることを思い出す。そして、話が続かず気まずい空気が流れるなか、マクドナルドの看板が目に入った木村は「コーヒー飲みます?」と誘い、2人は「カフェラテ」を飲みながら会話を続ける。ヤッキー「木村氏、後輩と」篇では、会社の後輩(仲野太賀)が「明日でよくないすか?」「今から無理でしょ」と無理な仕事のスケジュールを先延ばしにしようとし、木村が「今日中にって話だったろ」「諦めんなって、急いで資料作れば」と説得するも、仲野は「時代錯誤だと思います」などと意見する。その後、突然仲野は「マックありますよ」と食事に誘い、木村が「わかった。マック行ってからやろう」と言うと、「やるかどうかも行ってから決めません?」と仲野。木村は限定復活の「ヤッキー」(しょうが焼きバーガー)を2人分注文し、2人でヤッキーをほおばる。カフェラテ「木村氏、どなたかと」篇の撮影では、寒空の下での演技が続く中、本番でカメラが止まるトラブルが発生。木村が心配してカメラを覗き込むと、デジタル記録メディアの容量不足が原因と判明。すかさず木村が「(演技の)間を取りすぎたオレのせいです!」とフォロー。それを受けて塚地も「オレのせいです!」と続くと、木村は「あ、コイツのせいです」と返し、塚地の「え!?」と驚く表情で現場に笑いが起こった。最後に監督が「確認しないでスタートしたオレのせいです」と話すと、木村が「そうだね(笑)」と締めて、撮影チームの団結力が高まったことで、その後の撮影もスムーズに進んだ。ヤッキー「木村氏、後輩と」篇の食事シーンの撮影では、仲野は「しょうが焼きの香りですね~」と話しながらも、木村の手元が気になるのか、チラチラと横目で確認。木村は“ダブチ”のCMでも話題になった独特のバーガーの持ち方“キムタク持ち”を今回も披露している。
2021年01月12日12月22日(火)放送の「LIFE!~人生に捧げるコント~」は、大ヒット中の「鬼滅の刃」の登場人物を思わせるキャラクターが登場するコントを放送する。内村光良率いるコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」。今回は、スーパーのそうざい売り場を舞台にした人気コント「スーパースター」の最新作を放送。タイムセールの時間になると、割引のパフォーマンスをしにスーパースターが現れる。今回は、「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎風の男「割治郎」。そうざいの割引シールを食べてしまった鬼を退治することができるのか――という内容。内村さんが割治郎を演じるほか、悲しき過去を持った鬼を塚地武雅、鬼舞辻無惨にそっくりの男を中川大志、そして、シソンヌじろうが…と、「LIFE!」メンバーたちが「鬼滅の刃」の登場人物を思わせるキャラクターに扮する。ほかにも、パフォーマンスに熱狂する主婦役で西田尚美、その相方として江口のりこが出演。このコントを制作するにあたり、スタッフが漫画、アニメ、映画を見て徹底的に研究、全集中リスペクトの呼吸で収録に臨んだ。子どもと映画を観に行ったという内村さんは、あるシーンでは熱演のあまり声を張り「ひさしぶりに100の力で声を出ました!」と話すほど。なおこの日は、、内村さんの半生をモチーフに描いた朝ドラ風フィクションドラマ「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」の第1話も放送される。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は12月22日(火)22時~総合にて放送。(cinemacafe.net)
2020年12月21日11月20日に開業した「心斎橋 PARCO」のオープンを記念して、ミニシアター「心斎橋シネクイント」を開場、名作映画を上映することが決定した。今回、心斎橋 PARCO14階のSPACE14(旧大丸心斎橋劇場)を、12月24日(木)より6日間限定でミニシアター「心斎橋シネクイント」として開場。SPACE 14は、主にコンサートなどで使用されるこだわりの音響を備えた劇場。ここで当時、渋谷シネクイントでミニシアターブームを担った名作『メメント』、『キサラギ』を上映、格別の映画体験を味わうことができる。『キサラギ』は、2007年に公開された佐藤祐市監督による、1年前に焼身自殺を遂げたアイドル“如月ミキ”の自殺の真相をめぐって、一つの部屋に集まった5人の熱烈ファンたちがぶつかり合うコメディ・サスペンス。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が担当し、小栗旬、香川照之、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅らが出演している。『メメント』は、最新作『TENET テネット』も話題となったクリストファー・ノーラン監督の作品。ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス、ジョー・パントリアーノ、マーク・ブーン・Jrら豪華俳優が出演し、強盗に押し入られ、妻をレイプされたあげく殺害されたレナードは10分しか記憶を保てない前向性健忘という記憶障害に見舞われ、手がかりを忘れないようポラロイドにメモを書き、体にタトゥーを刻みながら最愛の妻を殺した犯人を追う異色サスペンスを描く。そんな期間限定の心斎橋シネクイントへ無料招待する企画が、心斎橋 PARCOのInstagramにて実施される。(cinemacafe.net)■関連作品:キサラギ 2007年6月16日よりシネクイント、シネリーブル池袋ほか全国にて公開©『キサラギ』フィルムパートナーズ
2020年12月09日作家・中山七里が唯一映像化を望まなかった(!?)小説「作家刑事毒島」がテレビ東京系にてドラマ化が決定。テレビ東京で初主演を務める佐々木蔵之介が、作家刑事に扮する。出版プロデューサーを名乗っていた百目鬼二郎(コトブキツカサ)という男が刺殺体で発見された。警視庁捜査一課の警部・麻生と犬養隼人と共に現場に来た新入り刑事・高千穂明日香は初めての事件現場に気合が入る。被害者の元勤め先の出版社で聞き込みをすると、新人賞の審査を巡り、百目鬼に「殺してやる」などと書かれた脅迫状が送られていたことが明らかに。そこで犬養が高千穂を向かわせたのは“出版業界にめっぽう強い”というある男のところ。それが売れっ子作家・毒島真理。実は元捜査一課の優秀な刑事だったという。高千穂は毒島の毒舌やこだわりに戸惑いながらも、事件の捜査を共に進めることに…。佐々木蔵之介が演じる主人公・毒島真理は、現役のベストセラー作家でありながら元捜査一課の刑事。その経歴を生かし、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書を持つ男だ。刑事時代はえげつないほど饒舌に容疑者を追い込んでいき、落ちなかった犯人は一人もいないとの伝説を持っているとか。毒島は、新川優愛演じる新入り刑事の高千穂明日香と事実上バディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件の捜査に乗り出ていく。ほかにも、女流作家・羽衣サヤ役の遊井亮子、長年作家を目指す“ワナビ”只野英郎役に塚地武雅、高千穂の先輩刑事・犬養隼人役の徳重聡、そして高千穂・犬養の上司・麻生警部役の吹越満と実力派が脇を固める。<原作者・中山七里に一問一答>Q:作家刑事毒島シリーズがドラマ化されるにあたっての思いをお聞かせください。A:この原作だけは映像化されたくなかった(横溝正史か)。Q:毒島というキャラクターを佐々木蔵之介さんが演じることについての印象はいかがですか?A:虫も殺さないような善人面という設定なので、原作者として文句の付け所がありません。Q:作家業界の独特な世界が描かれていますが、リアルな部分もあるのでしょうか?A:殺人事件以外はほぼリアル、というか、かなり希釈しています。Q:ファンや視聴者へメッセージをお願いいたします。A:歪んだ性格の犯罪者と更に歪んだ性格の刑事の対決をお楽しみください。月曜プレミア8「作家刑事 毒島真理」は11月30日(月)20時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年10月26日2020年10月22日、結婚を発表したお笑いコンビ『ナインティナイン』の岡村隆史さん。芸能界をはじめ、日本中が祝福のムードに包まれています。岡村さんは、これまで結婚に踏み切れない『独身キャラクター』をネタにしており、今田耕司さんや明石家さんまさんが所属するお笑いタレントの集まり『アローン会』の部長としても活動していました。岡村隆史の結婚に、驚きの声岡村さんの突然の結婚報道は、ほかの独身のお笑いタレントたちにも大きな驚きをもたらしたようです。お笑いコンビ『ドランクドラゴン』の塚地武雅さんはTwitter上で「これは独身芸人にとっては大きな希望!おめでとうございます!お幸せに!」とコメント。「僕もいつの日か…」と未来に想いを馳せていました。岡村さんが結婚!岡村さんは結婚しないのかもと思っていたので驚きました!でもこれは独身芸人にとっては大きな希望!おめでとうございます!お幸せに!そして僕もいつの日か…— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) October 23, 2020 お笑いコンビ『アンガールズ』の田中卓志さんは、Instagram上で「朝起きたら、岡村さん結婚!?えっ」と驚きの反応を示しつつも、「結婚おめでとうございます!!」と祝福しています。しかし、田中さんはよほどこのニュースが衝撃だったようで、投稿された写真を見ると…。 この投稿をInstagramで見る アンガールズ田中卓志(@ungirls_tanaka)がシェアした投稿 - 2020年10月月22日午後5時58分PDT庭で育てているミントの花がしょぼしょぼになっていました!ungirls_tanakaーより引用心の動揺が伝わったのか、育てている庭のミントが枯れるという珍事が発生…!投稿を見た人たちからは、ツッコミや慰めのコメントが多数寄せられています。・心を映している…。田中さんにもどうか素敵なご縁がありますように。・岡村さん、おめでたいですね。田中さんのためにも、また花を咲いてくれますように!・思わず笑ってしまいました。ミントもびっくりしたのかな。田中さんのちょっと複雑な心境を表したかのような1枚に、思わずクスッとさせられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年10月23日